【BLOOD+】 リクきゅん萌え・追悼スレ 第三塩基
_ .. - ‐- ._
,. ´ ヽ'⌒ヽ.
/ / ,:' j ` 、
/ / :/ ,' ,. ハ : ',
,' ;' / / / /l j ヽ ::.. l
! i il l-!‐j リ/ //ー-ヽ ::. :. !
', .i:. |レ'rfヾ '" r=-、 !.:::. :. !
ヾヽ! じ' じノ '. lj:;:.::. / <みんなそんなに僕を愛してくれるの?
{`i i:. ノ j.|/ じゃあもう一度だけ……
丶! ′ ' /
ヽ ー一 ,、ノ
\ /
`i 、 _. -‐!´
,rJ |ァ:.、
/!.:{ /:./:ト、
_. -‐ ´ |:.:i.:.ヽ /:.:/:.:! `丶、
,. '´ |:.:.!.:/`!。´\/:.:.:| `丶、
/ レ'´ | \:.j \
ttp://akm.cx/2d2/src/1155702370726.jpg
>>611 (:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
ティッシュ箱空んなった
>>611 お兄さんと一緒にお風呂入ろっかぁぁぁぁぁぁぁ!!!
>611
アウアウアウアウアウアウアウ!!!!!
スレ住民の姿が変わっていく!?
だれかコープス呼んで来い!
>>611 俺の股間が真っ赤に燃える!
リクきゅんでオナれと轟き叫ぶ!!
>>611 こっっこっっっっっっこっっk
この絶景をビッチが独り占めした挙げ句筆おろしまでしたのかと思うと
おれはおれはおおおおおれはっっh
>>611 (*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
>>612-620 おk暴走するのではない。
(確かに萌えるな・・・・・・・)
ビッチに一言
この野郎!!!ゆるせねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
我魂絶百万回生まれ変わっても 怨みはらすからなあっ!!!!!
(なんの台詞かは、忘れた。)
(;´Д`) ヤメロ、ヤメルんだ!
_(ヽηノ_ ボクのリクきゅんは大股開きなんてはしたない真似はしないんだ!
ヽ ヽ うつくしい思い出を汚すな!ハァハァ
>>621 魂魄でしょ>∀ガンダムのハリー
魂絶てw
624 :
611:2006/08/16(水) 23:00:25 ID:UA1o5Aus
みなさんに喜んでもらえて何より。
ゲドのアレンはメチャクチャに犯して腐女子板のスレに放り込んできたけど、さすがに
リクきゅんではこれが限界、おなぬーすら描けませんでした。
無垢な姿のまま
チクショー、また最期の顔を思い出した。・゚・(ノД`)・゚・。
>>611 ついムラムラして、角煮の血+スレに投下した。
今も反省していない。
どうせラスカルなんだろ
今日、バイト中にリクって名前の男の子見たよ
6、7歳くらいでお母さんと10歳くらいのお兄ちゃんと一緒だった
「リクー。早くしろよー」って兄君が言っててさ。まぁ、よくある名前だけどちょっとビックリしたね
うちのイトコは陸海空だ
海陸が男で空が女
陸が兄で海は弟だけどな
ああ、半角二次元か。
>>624 ペド戦記書いたのはあんただったのかー。
心オナニーGJですう。
>>611 GJ!!!!!!!
この勢いで今度は海パンなしでよろ
>>611 次はシュヴァリエ服のリクきゅんでおながいします!!!!
木漏れ日の下でうたた寝してる感じのピュアなワンシーンを!
>>621 読めない人に。
われこんぱつひゃくまんかいうまれかわっても うらみはらすからなぁ!!!!!
↑(ぜつだった気もする)
元ネタはどうだったかは知らんが、恐らく迷惑タバコ撲滅組合のM2の逆襲題8話じゃないか?
にしても、萌え絵と言う意味をその身をもって味わいました。
ここでなんか嫌な言葉
「ボウヤ、この新しいオモチャで遊んであげよう」
>>634 だからコンパツでもコンゼツでもなくて「魂魄(konpaku)」だって。
>>635 私が知っているサイトの字誤りでした。
すみません。
Mステ見たけど、これはリクも死ぬわ。
俺がNHKに入会しそうになってるのも全部Blood+のせいだ
>631
kwsk>ペド戦記
自己解決シマスタ 801板ね(変態の巣だった・・・)
何日ブリだろう
入院してました、精神的ストレスと過労で・・・7月以来だと思う
まだリクきゅんが復活していないと思うと・・・・
また入院しそうだ・・・
皆も頑張ってくれ
どんどん死んでいくな。
「もう誰も泣かせねえ」ってあんた、
リクが生きていれば
ルルゥと良い友達になれただろうに…
終盤の展開はあふれんばかりの喪失感に満ちている。
ビッチが執拗にカイを欲しがってるのがリクきゅんへの複線だと信じたい
………しかし、カルマンとモーゼスうらやましいなぁ。何あの優遇っぷり
なんでだろうか、
リクが本命なのにモーゼスとカルマン逝った場面ですんげー泣いた。
スタッフは何考えてるんだろうか(´;ω;`)
32話といい、来週といい一体誰がサブタイ考えてんだ
もうどうでも良くなってきた
百合アニメの方が人の死を誠実に描いている件
こいつらまじきめぇーw
リクは最後まで残ってほしかったよー!
ぼくはリク。カイ兄ちゃんの弟なの!
DVD9巻のジャケット小夜なんだな
もうここまで来ると本当にスタッフはリクが嫌いなんじゃないかと思えてくる
9巻今日尼から届いててジャケ見ていらっとしたけど
地図の描き下ろし見てブワッときた
地図はいい子!
地図ってだれ?
>>657 DVD初回特典の箸井地図の描き下ろしイラストが今回は例のプリクラだったんですよ
りっくん超カワイイやらセツナイやら・・・
>>660 d。地図はいい奴だな
それに比べて他の連中は俺達の神経を逆なでしてるようにしか思えんよ
地図は本名千鶴でオンニャノコかな?
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/23(水) 04:49:00 ID:FFTZAPxy
>>655 今それ書き込もうとしたらもう先がいた!
あのイラストいいよなぁ。特典の地図絵では9巻のあれが一番好きだ。
もう二度と見る事のできない三人…・゚・(ノД`)・゚・。
睡眠薬も少量だとあまり効かなくなってまいりました
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 12:27:32 ID:Pt0KS+gf
PCを…
ごめんPC許可したよー
ちょっと画像が小さいかもわからんね
リクきゅんを失った悲しさが今も変わりません
おかげで体重減りました
うう、ディーバに犯されてるリクきゅんの絵が見たい
脳内で妄想するだけじゃもう我慢できないぜ
きっ…貴様あああああ!
リクきゅんは純粋だから好きなんだけどな…
純粋だった存在が、めちゃめちゃに汚されて最後を迎えるってのがいいんじゃないか
しかもオフィシャルで
今回のコミケではそんなの無かったのか?
報告聞かないけど。
無いんじゃね
同じ女主役のバトルもの(一応)でも、BLOOD+の同人なんて、
深夜枠のウィッチブレイドやブラクラより少ないくらいだし
だからこそ、絵師様の存在は貴重なんだな
ていうか二次創作で
>>672な状態になるんなら別にかまわんだろうが
本編でそんなことになったら同人屋でも大抵の人は引くよ
とらで見かけた本でも、小夜が教えてあげる系とか兄弟3人でのラブいものしか無かった
>>660の絵うpしてる個人サイトみつけた。
もまえらに教えてやりたいけど、個人サイト晒すのはまずいよな
>>677 そのうpされてた絵だけをうpすればいいんじゃない?
画像をダウンしてうpしなおすってこと?
画像自体に、サイト名が入ってるんだよ。
サイト名のとこだけ切るとかして加工すればいいんだろうけど、
どうしたらいいのかよくわからん…
本編に関するレスねーから、今回はリクきゅん関連話は無しか〜
と思ってふたば行ってみたら、子供産まれてるし、カイもプリクラ取り出して眺めてるじゃねぇか!
まぁ、これで子供ごとディーバ斬るってのは完全に無くなったが、どう終わらすつもりだろう
小夜はどんな結末を迎えても救いのある展開になるんだろうからいいけど
リクに関しては、このままだとただ悲しいままで終了じゃないか。
>>679 あらら、そうかー
困らせてすまない、気持ちだけいただくお
>>680 子供いつの間にか生まれてたのか…
それって結構重要な事だよなあ…
買い物じゃなくてそっちやれよって思ってしまう…
あっさり生まれててポカーンなわけだが…
なんか塊だったし
カイが夢の中でよくリクに叱られているらしいが
どうやらリクの魂は今カイの心の中にいるんだね
リクきゅんに夢の中で叱られてみたい。
拗ねたり泣いたりしているリクきゅんが見たい。
仲直りしてぎゅってしてやりたい。
そんなセリフあったっけ?
実況しながら見てたからなぁ。kwsk教えてくれ
>>685 時々カイの夢枕にリクが立って
「兄ちゃん何やってんだよ。」
て叱るそうな
ウラヤマシイ!
>>686 dクス
でも、それって考えようによっちゃ切ないな
毎夜、夢の中で会えても、起きたらリクの居ない現実に引き戻されるんだもんな
リクの夢を見た後は、決まってパンツに白いものが…
アッー!
カイ「最低だ、俺って……………」
>>791 >
>>779 > いや、地上波でしかも夕方の六時枠でセクロス描写とかやってるアニメだってあるんだぜ?
ゝ、<:::::::::::::`ヽ、
/:` =ヽ:::::::::::::::::\
/::::::/:;::イ::/ ̄ヽ::::::::ヽ
/イ::::i|/-‐''´ 、 }==|
iri/=、 r \ノィ:::::::::L
八| =ミ、ノ:::/::::ゝ
i::::ハ. ,、'__ 彡イ::::: そんなアニメねーよ
i:::::::ヘ {__ノ /¨´::::::::! バッカじゃないの?
i:::::::::::::>、__ イ:::::::::::::::::::!
,.....i,,____ノ L_:::::::;;;;;;;;;i_
ノ ,: // {\_ 77 ヽ
/ |: | |、 `‐、  ̄`ヽ'/. / !
/ .|:// r―!_{ ! h∨ ハ
/ j.!.| `¨ヽ、二´_∧ ハ
/ . / L二ニ 、.:, ニ」ハ /∧ ,. -‐ !
{ : : :ヽ{ ,;`¨ ´ }: V/ V : : / ノ
\: : :ハ: : : : . ;;;;; . . . . |: :i' 丶: :K
ノ: イ: ハ: : : : : i: : : : : : :` ‐、- ヽ〉!
ゝ/: ハ::>:、: /: {: : :_, -―‐i、: : : . /:ハ
ノ : :i::/ ` 二水二 "´ ̄|::\_/::::::ハ
i : :i/ : /:::i!::ヽ: : : : : : :ハ:::::::::::::::::::ハ
,i : / /fフl!::::j|: : : : : : : ハ::::::::::::::::::::i
i / `77fT´: : : : ハ::::::::::::::::::i
いや、たくさんあるだろ
古いところでベルばら、J9
新しいところで癌種
マジレスマンがあらわれた!
コマンド?
もう、まいっちんぐだよカイ兄ちゃん。
夢を 夢で 終わらせない
力 確かめたくて
毎週ここは見逃しません絶対
俺はリクきゅんやシフ一同の映るところは正視できなくなってしまった。
でもあのリクきゅんはほんといい笑顔してるよな。
同意だが良すぎて悲しい
あの絵の数時間後には…だからさ
本気であばばあばば赤ちゃん人間になりそう
ガラ艦でもショタが………
もう悲しすぎてやってられん。なんなんだ最近のショタ冷遇は
俺はもうこの世が嫌になってきた
もうこうなったら日本をぶっ壊して
おちんちんランドを建国するしかないな
いきなり思い出した
毎年恒例のお盆前後の水難事故ニュースで
今年は ○○陸くん(6)(死亡)ってのがあって(ry
701 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/30(水) 19:32:25 ID:VBX25EW0
>>698 あれ? ラルフ君の中の人は同じなのか?
>>698 知らないってことは
こっち写らないんだよな…
詳しくお願いしたい
>>701 違う。ラルフきゅんは釘宮
まぁ、あっちは4クール想定して作ってたのが、DVDのCMとは裏腹にまったくアレだったので
2クールに変更ってことでキャラにしわ寄せが行ってる感じ
血も終わるのか?って言われてるくらいやらなきゃいけない事が沢山あるけど
ガラ艦の方はそれの非じゃない。本気で「クレオの勇気が世界を救うと信じて………」ENDの可能性がある
ともかく、ベッティーにはあの基地外女の首をはねてもらわなきゃならん
で、ベッティが逝く時「ベッティ様、お迎えにあがりました」ってラルフきゅんが出てきてくれたら、もうそれだけで泣くぞ俺は
まぁ、なんだ長々とスレ違いスマンな……………本気で精神的にやられちまってるわ俺
ガラ艦、1話見てつまらんから切ったけど
4クールのはずが2クールになったの?
そんなことってやっぱあるんか…。
>>702 ガラスの艦隊ってテレ朝でやってるアニメ
財前やMUSASHIとはベクトルが違うが、完全ネタアニメ認定されてる。かなりとんでもな内容
で、
>>698についての説明ね。
主役3人の内の1人、ベッティってガチホモ皇帝がいるんだが
そのガチホモ皇帝の愛人のラルフきゅんってショタが
ベッティの政略結婚した女に嫉妬に駆られて、刺されちまったんだ………
最後のセリフも「やっと一緒になれると思ったのに………」ってかなり切なかった。
ああ、書いてるだけで鬱になる。ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/30(水) 23:27:07 ID:sCFEHRpv
>>670 当時はそういう絵をウプする人がいた
漏れのHDDに入っているが、ウプする勇気なし
>>707 サンクス
なんかどこかで似たような話を聞いたな…
ちょw自分にお礼言ってるwww
だがガラ艦では、胸を完全に貫かれて生きてる奴が居るのも事実
俺は「そんなことないよGONZO面白いよ」派だったが、初めてGONZOの超脚本って奴を目の当たりにしたよ
>>705 ちょっとまってその回まだこっちでやってな…
ラルフもかいな(´;ω;`)
いつまでたってもテンション上がらんわ
まだ買ってないんだが、このスレ的には小説二巻ってどうよ?
リクきゅんが死去した際私は、「このアニメ、ヘルシング以上のホラーアニメだな」
と思った
>>714 挿絵だけ見てきた
リクきゅんのカットは2点
しかも一つは後ろ向きだった
リクは天国に居ますよ香里さん
正直香里が居なければリクが留守番ポジだったんじゃないかと思ったこともありました
次回からのラスト3話、俺達にとっても決戦だな
挿絵は
エリザベータから頬にキスをされて目を丸くしているカイを見て
笑っている小夜、リク、無表情のハジ
カイの血を吸って「カイ兄ちゃんって暖かいね」といってるリクとカイ
リクは背中を向けている。
あとでうpするわ
リクの赤面シーン
リーザはいたずらっぽく笑い、リクの肩に手をまわしてエレベータに入った。
「リクくん、お姉さんと一緒にお風呂に入ろうか?」
「ぼっ、ぼぼぼくひとりで入れます子供じゃありません!」
成績優秀なリクが、句読点の使い方を忘れてしまったようだ。
首まで赤くなって、反論した。
彼のあわてように、小夜とリーザは今度は声を出して笑った。
「あら、ふられちゃった」
「顔、真っ赤だよ」
只今生死は問わず、謎の残る人(翼手)&気になる人(翼手)
リク(復活は絶望的)
ネイサン(後3話だからD場→ネイサン→ラスボスか?)
ムイ(恐らく出番無し。だが気になる)
ルルゥ(後3話しかないのにこいつの話があるのか?)
722 :
173:2006/09/04(月) 12:22:07 ID:Lm1OmtLj
とりあえず、1〜3全部実行したまま8月乗り切ったぜ
あと39話ごろから新たに、1日2食・更に必ず何かを残す、って訳わからん事始めたんだが
親がダイエットしてると思い込んで食事量自体が減らされてしまった
今では茶碗では無く、小鉢にご飯が盛られてくる………
腹減りすぎてヤバいわ。でも俺は続けてやる。もうこうなったら意地だぜ
>>698-711 ガラ艦、関東では最終回未放映みたいだね………
しっかし、ラルフの事どうすんだろ。次回まったく触れずに終了したら、事情知らん視聴者完全置いてけぼりじゃないか
かしまし他とは違ってシリアスな話なんだから、こういうのは絶対アカンで
724 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 00:55:25 ID:CSlb2XLG
>>722 ええっ!?マジで続けとったんかー!?
さらに親御さんに勘違いされてるってw
お前はやるぜお前はやるぜ!
けど無理はすんなよ〜
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 03:25:35 ID:gUeQwzND
思ったんだけどシュヴァリエって
小夜にしろディーヴァにしろ犯っちゃったら死んじゃうんじゃない?
小夜もディーヴァも傷再生するってことは
処女じゃなくても破瓜に毎回なるわけでしょ?
だったら尿道から血が入ってジ・エンドかと・・・
そう思ったのは俺だけかな・・・?
↑マルチウザス
最終回ED明けで
ジョージ「・・・というお話だったとさ★」
カイ「なげーーよ!」
サヤ・リク「Zzzz・・・]
だったらいいのに
むしろ、結末は劇場で だと思う
マジな話、最近CMし始めたPSPの「最後のかけら」とかいうやつで結末だったら本当に萎える
まぁ無いと思ってるが
一番ありそうなのは
デビッドの声で
「結末はネットで」
で、1クールが有料でネット配信
それはない
734 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 14:23:12 ID:AF92xqsg
ところで、おまいらはPSPのゲーム買うのか?
32話最後の小夜VSディーヴァのシーンが語られるらしいが、その直前のリクの悲劇シーンをゲームで再び観ることになると考えると((((;゚Д゚))))アワワ…!!
コミック3巻買ったんだが、出刃が盾襲撃の所で終わってて(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
リクきゅん死にませんように…
じゃあ4巻の報告次第でコミクス買うかどうか決めようっと
>>736 牢屋に入れられて(´・ω・`)ショボーンなリクきゅん
シャール(レッツダンス)を飴の銃弾から身を挺して庇うリクきゅん
死にそうなのにシャール(レッツダンス)を気遣うリクきゅん
小夜とチッスしてシュバリエになったリクきゅん(眠ってる)
4巻まで待てるのか?
コープスがシャールベースなのでそこらへんで何か展開あるかもね
自分は全部終了してから買うかどうか決めるよ。アニメとまったく同じ展開だったら買わない
タイプカールなのか?
本当ならカール追悼スレに投下します
でもカールとシャールは別物だよ
見た目からしてまったく違う
741 :
736:2006/09/07(木) 10:56:12 ID:buy+C9yQ
>>737 待てるとも
その後にあるかもしれない悲劇を見たくないからな・・・
違うかぁ・・・dクス
でもアニメのままのカールがリクと友達になるってのもビジュアル的に奇妙すぎるから
シャールはあの姿で良かったよ
【2006/9/4付 オリコンランキング DVD 週間総合トップ100】
(アニメのみ抽出)
順位/週間売上数/累積売上数/タイトル
*1 87,631 87,631 機動戦士ZガンダムV −星の鼓動は愛−
*3 34,054 34,054 涼宮ハルヒの憂鬱 2 限定版
*4 33,680 33,680 機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションU それぞれの剣
*9 13,236 13,236 機動戦士ガンダム MSイグルー −黙示録0079− 3 雷鳴に魂は還る
13 12,304 12,304 銀魂 2【完全生産限定版】
15 *9,424 *9,424 Kanon prelude
20 *7,865 *7,865 舞-乙HiME 8
21 *7,625 *7,625 ARIA The NATURAL Navigation.2
22 *7,503 *7,503 灼眼のシャナ VIII
24 *7,262 *7,262 超劇場版ケロロ軍曹 デラックスパック【初回限定生産版】
25 *6,655 *6,655 NANA−ナナ− 2
26 *6,583 *6,583 トップをねらえ2! 6
31 *5,556 *5,556 ああっ女神さまっ それぞれの翼 2
32 *5,545 *5,545 BLEACH バウント篇4
33 *5,510 *5,510 HELLSING II〈初回限定版〉
34 *5,195 *5,195 スポンジ・ボブ スクエアパンツ ザ・ムービー スペシャル・コレクターズ・エディション
35 *5,057 *5,057 桜蘭高校ホスト部 Vol.2
37 *4,764 *4,764 獣王星 VOL.2<初回限定生産版>
38 *4,558 *4,558 超劇場版ケロロ軍曹 通常版
41 *3,989 *3,989 ブラザー・ベア2
42 *3,958 *3,958 xxx HOLiC 第二巻
43 *3,919 24,630 ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ!スペシャルエディション
45 *3,881 *3,881 ケロロ軍曹 2ndシーズン 12
46 *3,861 *3,861 うたわれるもの DVD−BOX 章之一 [戻れぬ道、トゥスクル国建国]
48 *3,823 *3,823 BLOOD+ H
唐突だがDVDの売り上げめちゃくちゃ落ちてないか?
8巻まではホスト部の上に居たような記憶があるんだが………やっぱ32話の件で9巻は買わねー奴っているのかな
予告を見て一言
今までリクに擬態してたのって何だったの?ラストへの複線じゃ無かったの?
今週のコスプレをリクきゅんがしてたら可愛かっただろうな…
>745
ディーヴァ(リク姿)の歌で人が翼手化してるんじゃないかと疑われても
元の姿に戻ってしまえば分からなくなるからかと
>>747 でもさ、わざわざ香里出してリクの事言わすんだから何かあるとは思うんだけど
次回はカイが現場に到着するだろうから、そこでの展開に期待するしかないな
リクきゅんの為のオナ禁生活13日目突入
朝起きた時のちんこが角度がヤバい
49話でリクきゅんの意識出なかったら
骨送りつけるどころか俺自身が骨になりかねないぜ
752 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/11(月) 22:35:17 ID:JNwyW6VD
怯えながらも勃起して写生しちゃうなんて可愛い
リクに何にもなしであの最終話のタイトルってのもなぁ………
755 :
長州小リク:2006/09/12(火) 17:31:19 ID:PMpkWuvf
切れてないよ?
ここの住人、ファイナルピースやってないの?
リク贔屓なエンディングが見れるぞ
リク生存ならまだしもリク贔屓というあたりに疑心暗鬼になっちまう俺
……裏切られることになれちまったよ
深夜の方でも好きなキャラが幼児退行するしorz
>>756 kwsk
スレ覗いてもそんな事書いてなかったでな
ネタバレ含むから改行。↓
贔屓っていうか。リクだけ死亡エンドがないんだよ。
(メインキャラはゲームオーバーとかバッドエンドでやられる場合がある)
ハッピーエンドは、リ ク 生 存 で沖縄だよ。
別バージョンもあるけど。
ゲームのシナリオは微妙だが、そこだけは良かった。
>>759 マ ジ か
PSP持ってないけどこの際買っちまうかな。ファイナルピースと合わせると中古でも2万超えるか………
でもこの散財は嬉しい散財になりそうだ
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/14(木) 09:39:42 ID:3zLj1qLe
PSPほしいんだがDSのほうがいいゲームあるんだよな
PSPあまりいいゲームないようなきがするし
BLOODのためだけに2万強の出費はつらい
>>761 逆に考えるんだ
Bloodの為ではなく、リクきゅんの為に2万出すと考えるんだ
>>762 それも高い
リクきゅんに触れられるなら5万でも出すが
リクの声で次のセリフを再生しろ
「無理しないでよ そんな高いのいいよ
ぼくだけならいいけど、他にいろんなもの買わないといけないし だめだよ ムダ使いはよくないよ」
「いいの?でも高いんだよ? ホントにいいの?」
「…ありがとう!ボク頑張るから!あんまり出番ないけど頑張るから!」
あとな、ソフトと攻略本だけ買っておいてキープってのもありじゃないかと
>>764 これがプロのソニー工作員ああぁぁっ!
なんて破壊力ぅぅぅぅなのぉぉぉぉ!
貯金おろひちゃううぅぅぅぅ!
>>764 やべ…脳から変なアドレナリンがきてる…
バレ見ると最後はどうなるか容易に想像つくけど
なぜカイがそんな気持ちになるのかが肝だな。リクの意識が絡んでくることを切に願う
昨日出た公式本キャラ紹介のリクの衣装かわええ
買ってよかった(;´Д`)ハァハァ
あああぅああ〜
いま「ホームアローン3」でリクきゅんの声が・・・
全くの別人なのに泣けてきた
ついにディーバが死んだ!!!!!処女じゃないと血の力がなくなるってwwwwwww
まさにリクきゅんをヤった報いだなwwwwwww
ざまあみろ(゚听)
粉々になれば良かったのに
リクきゅんの意識復活無しかよ!
擬態してた意味まるっきりねーじゃねーか!!
てか小夜出刃死んで泣いてんだよ。リクがどんな目に合わされたと思ってんだコノヤロ
まったく無意味だったな。
リクの姿むやみに写して、いったい何がしたかったのか。ディーバもスタッフも。
リクきゅんの不幸は糞アニメのキャラとして生まれたことだ
俺達に精神的ダメージを与えただけだったよな。ホントに何の意味があったんだ
あんな惨いことされて、死んだ後も意味もなく陵辱され続けて………こんな可哀想なキャラは見たことないよ
子供をレイプして殺したものの最後としてはぬるいな
まぁあれから見てなかったけどみんなの書き込み
で分かった。ほんとこんなむかつく脚本は
はじめてだわ
つか、最後の戦いがアレではリクも浮かばれまい
ハジの活躍を草葉の陰で喜んでるかも試練が
の無理やりな終わらせ方には納得いかない
あんなんじゃ全然リクきゅんが報われない
リクきゅんがかわいそうでかわいそうで
もうこんなアニメやだ
最悪の展開はあやかしの次がSEED
次回カイがどんな気持ちで子供引き取るつもりになるのかワカラン
リクがレイプされて出来た子供なんだぞ?最期の悲しげな表情とか思い出さないのか?
ただ子供に罪は無いから〜じゃ全く納得できん
いや、むしろ引き取らなきゃまずいんじゃないか?
子供に罪が無いからで納得できない方がわからない…
殺したほうがいいのか?
それとも誰か知らない相手に無責任にも引き渡すのか?
翼手の女王なのに…
赤い盾に委ねる選択肢もあるだろうが自分が引き取って育てるのがカイらしいと思う…
俺はリクの意識出現→子供についてカイに何かしら語る→カイが引き取ることを決意する
って流れがベストだったと思うのよ
リクがあんなことされてんのに「子供に罪は無えっ!」ってーのは何か白々しくてダメだわ
実際、レイプされて生まれた子供に対する被害者家族の心情はかなーり複雑なものだろうし
被害者が産まされてから殺されてるとなれば更に、ね
崩れ逝く出っ歯の目の前で餓鬼ども斬殺すればよかったのに。やっぱあの鬼畜は絶望しながら死んでほしかった。
784 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 00:59:12 ID:GIO1TBQK
けっきょく最期までリクの姿でいたのは、
ただのお遊びで、ディーヴァに深い意図はなかったわけですかハハハw
で、そーやって死体で遊ぶ挑発に丸っきり反応しないカイとサヤwww
いやーある意味この二人が恐いんすけどw
なんやねんこのクズアニメwww
涙でてきた。
あ〜どういう思考回路したらこんなくだらないシナリオ書けるんだろ。
しかしこう斜め下の展開ばかりだと「子供に罪はない」なセリフも出てこない可能性もあるぞ
もしかしたら「こいつらはリクの子だ………」とか、あたかもリクが望んで出来た子供のような言い回しになるかも
あーもう何もかもありえねぇ
リクに出会えた血+に感謝。どうもありがとう
そしてさようなら。みんな氏ね
産まれた子供には罪はないと思うけど愛せるかどうかは疑問
ディーバのやった事は悪魔の所業
スタッフは反省しろ
最終回Bパートで数年後〜十数年後が描かれるとしてリクの扱いはどうなるんだろう
なんか時が経ったので、カイの中では良い思い出ばっかりに変換されたとか嫌だよ
そんなの描写力不足のスタッフの怠慢でしかないよ。ナンクルやるならそこんとこしっかりやれ
霊体出して一言。たった一言、言わせてくれるだけでいいんだ
「姉妹仲良く暮らすんだよ。それと………お父さん(カイ)を大切にね……………」とかさぁ。お願いだよ
こんなこと言うと八つ裂きにされるかもしれんが
リクもディーヴァ好きだった俺にはざまあ見ろ大会になってるのが辛い・・・
でも自分にも今回の事は当然の報いって感情があるってのは否定できない
ああああ!!なんだこの葛藤は!!
790 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 20:13:25 ID:oJgN8spC
>789
で、二人の子供には幸せになってもらいたいのだが......
792 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 20:15:46 ID:GIO1TBQK
矢島晶子の演技は巣晴らしい
それだけが収穫でした
毎日アニメとIGと竹田は名前見ただけで避けることにします
最終回までの溜まっていたうっぷんを晴らそう。
せめてBLOOD+の漫画版アニメ化なら良かったのに。
ジャリ共が見るウルトラマンの次にやるのは許せない。深夜が良かった。
種死スタッフもビックリの無理矢理ラスト。
絵がHellsingでキャラも基地外ばっかりだったら許せる。
いっそリクを最強のキャラにしてほしかった。
アニメ最終回でいろいろ残りそうなので、PSP買えは酷い。最後らへんは宣伝じゃないか。
ネイサンの無理矢理死亡。
ネイサンは死んでないらしいよ
20年後に目覚めた鞘と
母様のカタキ! で鞘とカイを殺す青目
やめてーー(涙 で翼種撲滅開始する赤目
そして歴史は繰り返す。
ふふふ、なーんてね
歴史が繰り返すというなら
また、リクのようなショタが犠牲に…
矢島晶子でyahoo検索したら関連検索ワードの最初にディーバが出たのには切れた。
最終回でリクの扱いどうなんのかわからんので、本編とはちょっと違うことになるかも知れんけど
放映終了したらちょいとSS投下するよ
まともに長い文章書いたことなんて殆ど無いんで、文の繋がりがおかしなことになってる所もあるかもだけど、気が向いたら読んでやってくれ
期待してるぞ
っつうか、ここ腐の巣ですよね?
>>800 腐の巣で、こんな平和的なスレ進行が実現出来る訳ないだろ。
ヒント・ぼくのぴこ
誰か、あのショタイベントでステレオタイプのキモオタだとか小林薫の劣化コピーだとかの
コピペ知らない?
どこかで見た覚えがあるんだけど。
>>800 俺男だけど比率半々くらいか?
あとショタ好きは腐女子じゃねぇよな?
男ですが何か
テレビに出てきてた昆虫好きの男の子の名前がリク・゚・(ノД`)・゚・。
>>806 イッテQか
リク君勝ったからええじゃないか
私 女ですの
>800
つーか、リクは割りと男向けショタだと思ってたんだが
俺も男
810 :
806:2006/09/19(火) 20:15:09 ID:p9G9t+Rj
うん、勝って良かった。
ちょっと切なくなった気持ちを叫びたかったんだ…(´・ω・`)
あーPSPとファイナルピース買うと今月の出費が物凄いことになる
アニメやらマンガやらゲームやら関係だけで10万近くに達しそうだ。でも買っちゃうんだろな
>800
わたし男だけどリクは可愛いと思ってるよ!
男だって弁解してるとこがなおさら怪しい。
800、真っ赤だお〜
男じゃないとリクきゅんと突き合えないじゃないか
突くのはOKだが突かれるのは御免こうむる
リクきゅん……………
817 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/20(水) 23:59:50 ID:SApebpYw
彼の遺伝子が残るかどうかはあと3日.....
カイが赤ん坊殺し阻止しそうな希ガス
「やめろ! それはリクの…」
みたいな。
リクの心情がまったく出ずに、そんな台詞言われても白けるだけだわ
だってレ(ryされて出来た子供だろ。現実の性被害者への配慮とか無いもんなのかね
リクの幽霊でも出せってか?
ま、それで
「あの子供らは僕がレイプされて生まれた呪われた子なんだ!今すぐ殺すべきだ!」
とか言ったら笑うけども
どんな最終回でも納得できないだろうな、俺は。
むしろ小夜かカイが倫理をも覆し820な事言い出したら
いっそすがすがしい。
ちょっとだけこのアニメ見直そうじゃないかw
心の狭いファンだな…リク、ごめん。
リクが心も体も穢された証であるあの子たちの幸せをどうしても願えないよ。ごめん。
そして流れ蒸し返してないかオレ。ごめん。
823 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 00:39:42 ID:53qYbSDv
母親の業を背負って生きていくとか…
ついに明日か
みんな
ボクは大丈夫だよ。もう怖くもないし、痛くもないよ。
だから…サヤ姉ちゃんもカイ兄ちゃんもスタッフも許してあげて…お願いだよ。
今日ですべてがおわるから。
だから、みんな元気でね。
最終回の前に妄想
双子の片方(目が青くない方)をカイが引き取り、リクと名付ける。
そして、自分の事を「カイ兄ちゃん」と呼ばせろ。髪型もショートヘア。
カイにとっちゃ実の姪っ子だからなあ…
しかし次に鞘姉ちゃんが目覚めたら
世界が翼手だらけになってました。
という可能性もあるんだよな…
翼手だらけの世界って
「青空の涙」のPVのラストシーンみたいなもんか。ちょっと怖い
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 18:25:37 ID:7UC42g9N
カイ(´・ω・`)だめぽ
なんだあの見事なスルーッぷり
今までの経緯はどう説明したんだよ!!みんな一人足りねぇこと指摘しろ
なんなの視聴者が幸せになれないアニメって
ああ、目が霞んで来た・・・
ひどすぎ。なんだこのスルーは
レイプされて出来た子どもだったてのに一切の葛藤もなしなんてキチガイが作ってるとしか思えないよ
もうIGには一切金落とさないことに決めた
もう最近はあきれてまともに見てなかったんだけども、
結局リクキュンの事は最後までフォロー無しかよ
もうスタッフ最低としか言いようが無い
832 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 18:40:56 ID:9kzgDKNr
あの双子なに?誰の子?サヤ死んじゃったの…?
俺がみちのくの人間じゃなかったら
国分寺襲撃してやるのに
見事にスルーだったね ひどいよ…
リクで初めて弟萌えというのを体験したよ
家族がテーマだったんだから最後の墓のシーンで
リクやジョージの事も思い出させるべきったのに
自分もその会社には一銭も金を落とさん
なぜだ・・・・なぜなんだ!
ネイサンが生きてリクきゅんが復活しないとは!
双子顔映ってなかったけどやっぱリクーヴァ顔なのかな?
840 :
837:2006/09/23(土) 19:02:29 ID:ZNPOsXKZ
アンカー忘れた
>>830宛てな
しかし宮城兄弟不幸すぎ
兄はあの若さであの子達を育てないといけないのか
リクきゅんがレイプされたのって32話の何分くらい?
youtubeで見たいんだけど
サヤのことは「おばさん」って言ってるのに
自分をお父さんと呼ばせようとするのはカイ兄ちゃんちょっと酷いよ…
命がけで子供作ったのはリクなんだけどな
843 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 19:13:28 ID:GX+jjYPM
脚本やプロデューサーが
心底家庭環境に恵まれておらず
そういった憤りがジョージやリクの扱いに繋がるかと思うと
涙がでてきそうですね
844 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 19:13:44 ID:kV4kpqOU
>>842 ほんとだよ、あれちょっと引いた
カイおじさんだよな
>>843 いや、逆に恵まれているからああなるんだと思うよ。
地図のサイトが全員集合絵になってるな。
最終回のスルーっぷりには泣けたが、こっちで癒された…
地図だけだよあの会社の良心は
カイ兄ちゃんの涙には俺も涙を流しましたが
あれでゴマかせたと思ったら大間違い
カイが自分の事を「お父さん」って呼ばせたいのは
双子に家族を作ってあげたいからじゃないのかな?
漫画版は生存ENDにしてくれよ。たのむよ
宮城家でリクだけ死亡なんて悲しすぎるから
最後にはリクきゅんが生き返ると信じてた俺ガイル・・・
ムウ・フラガ「心配すんなって、1年後に実は生きていたって新作が作られるから安心してな子猫ちゃんたち!」
漫画でも死ぬんじゃなかったっけ
地図のサイトってどこ?
854 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 00:31:32 ID:iTIbZZAf
>839
成長したら両親と同じ声だったりして.....
マンガでは、今月号でソロモンに気絶させられて出刃のところへ連れて行かれるところ。
これからセックルでしょう
ストーリー上それは避けられんか
まずは交換日記からだよなw
アニメは用が済んだらあぼんて最悪の結果だったから
せめてデートとかして恋愛感情を持ってくれたら・・・
漫画のディーヴァはアニメと違って無邪気さがあるから
いきなりセクロスで殺すなんてことはないと思うが・・・
嫌 ないことを願う
初対面いきなりキスはありそうだがな
>>860 もうエースの早売り来てるの?
この画像は気絶させられただけみたいだから、まだ生死はわからんが………
エースのBLOODスレが見当たらんので、入手したやつ詳細教えてくれ
それ早売りじゃないよ。先月号。
マンガ版ではディーバとのHシーン、露骨にありそう
__
,. ..:'´.: .:..:. :`:.丶、
/..:/. : .: ..:..:..:..:..:..:..\
/.::.: ´..: .: ..:..:..:./..:..:..:..:..:..ヽ
;':;;/.:.::': ..:.:.ノ:.:ノ.:/. .: ..:./..:..:..:.',
j:;;/.:/::;:_::;;:;;::.:.:/.:/: .:./.: ..:..i..:.,l
};;':;/::::/ i };;::i:::;'.:/.: ノ:.:;;:..:..:!.:..i:!
_.ノ:;:;'::j:人 r' {:.l::':/l:../l|:.:;;::.:..:|:.,:..i|
,r'ニ、___´\´ l ヾ リr‐ァレ!;:;:.ノ:j.:!./
/  ̄`ヽ、 '´ ノノ;:ノj://ノ
/ \ { '" '' ′ <カイ兄ちゃん、何で僕の事スルーしたの………ヒドイよ………
/ \-─'´ ヽr‐─-、
, ' `ヽ、 ヽヽj ',
/ ´}- ._/ |
/ __ / `ー |、
/ _ 二 ニ ,- ._ / |ノ
/  ̄ / ` 丶 、/ ノ
865 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 22:51:49 ID:sLVvX+Hn
>864
君の娘がかわいいからじゃね?
ラストは結局何だったんだ。あのバラは誰のなんだ。ハジか? サッパリワケワカメ。
しかも双子は矢島声じゃないし。
もう知らね。
バラはハジからだろう。
シャツついてたリボン結んであるし
あああああああもうマジで
涙の数だけ強くなれるさ
>>866 双子の片方は矢島声だったよ
でも呼び方はカイじゃなくて、カイ兄ちゃんにして欲しかったな
870 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 21:53:06 ID:t9hg91bk
>869
一人だけでも、ある意味両親と子供で「同じ中の人」なのが凄い
それはそれでカイが苦しむ気がするが
∧||∧
( ⌒ ヽ もうどうでもええのんじゃ………
∪ ノ
∪∪
873 :
sage:2006/09/26(火) 01:48:52 ID:fF3bUjX7
はやまっちゃイカンよ
はやまったのは自分だった・・・
エース漫画バレはまだこないのか
発売日今日だよな?
単行本派なんだが、
エースでもあんな事(
>>860)になってんのか…(860、遅れ馳せながら乙です)
どうしてリクばかりこんな目に…
今月号…頼むよマジで…
今月はソロモンに担がれてるリクが一コマだけ
あとはコープスコーズがモーゼスじゃなくてシャールの量産(;´Д`)
シャールかよッ!!!!!
>>877 お姫様抱っこじゃなくて荷物同様に運ばれてるのか。
気の毒に。
血+の中で一番酷い扱いだな‥リク(´;ω;`)
SODから「ぼくのリク」って出さないかな。
884 :
798:2006/09/28(木) 01:09:12 ID:poJMr8/t
何か無駄に長くなりそうな気配だけど、何とか形になってきたよ
明日(日付的には今日)の夜には最初らへん投下するわ
BLAD+ アナザストーリ〜ボクの夏休み〜
出してくれるなら、ゲームボーイキューブ定価で買う。
いや、セガサターンでも買う。
15歳の夏休みを沖縄でBBQ・花火・昆虫採集・キャッチボールをお父さんとカイ兄ちゃんサヤ姉ちゃんハジで楽しくする。
たまにやって来るサヤ姉ちゃんの妹とその友達はちょっと変すぎて怖いけど、
一緒に遊ぶといろいろ面白いことをいっぱいしってるんだよ。
886 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 05:36:02 ID:I/RE1HKG
>880
結局種馬扱いか…
887 :
798:2006/09/28(木) 20:56:59 ID:poJMr8/t
一応、32話の3ヵ月後って設定ね。主役はカイ
稚拙な文章だけど、良ければ読んでくれ
888 :
リクSS・1:2006/09/28(木) 20:58:03 ID:poJMr8/t
「………また、これだけしか食わなかったのか」
「…………………………………………」
カイはルイスの問いかけにも無言のまま答えず、ベッドに横たわっていた。
傍らには不恰好な形にちぎれたトーストと、全く手がつけられていないベーコンエッグ、フルーツサラダが置かれている。
ルイスは小さくため息をつくと、既に冷め切っているベーコンを一つ口に入れ、それらをキッチンに運んでいった。
水道から水が流れる音がカイの部屋からも微かに聞こえる。カチャカチャと食器を洗う音が響く。
もう9時半を回っているというのに、辺りからは車のエンジン音も人々のざわめきも、騒がしい音楽も聞こえてこない。
聞こえてくるものと言えば、動物達の元気な鳴き声くらい。生活音だけが彼らの周りを取り巻いている。
窓からは朝日が入り込み、そこから見える大きな木の枝にはつがいの小鳥達が何組も集まっていた。
その周辺には見渡す限りの緑が広がっており、動物達がその周りを走り回っている。
片や民家などはポツポツとあちこちに点在するくらいで、住宅街と呼べるような代物は存在していない。
東に10kmも行けば人口50万の大都市があるとは思えないほど、のどかな風景で彩られている場所。
ここはイギリスの片田舎の小さな街。
カイ達はその片隅にある小さなアパートに居を移していた。
889 :
リクSS・2:2006/09/28(木) 20:58:55 ID:poJMr8/t
ルイスが片付けの為に部屋を出てから30分以上経っても、カイはまだベッドの中にいた。
もう完全に目は覚めているが、カイは起き上がろうとしない。
昨日も一日中ベッドの中にいた。一昨日も一昨昨日も。
あの船上での出来事以来、カイは毎日自室に篭り何をするでもなく
こうやってただ沈鬱な日々を送っていた。
既にあの日から3ヶ月が過ぎたが、カイの深く傷ついた心が癒えることは無かった。
むしろ、日が進むにつれ、幼い頃からずっと一緒だった存在がもう居ないのだということを
痛感させられ、更に沈鬱な気持ちが増していった。
「リク……………………………」
ペンダントにしている弟の欠片を天井に掲げ、ボーッとそれを見る。
西日が反射してキラキラと光る。とても綺麗だ。
赤い小さな石。リクの結晶。
いつも無邪気に笑っていた弟は、こんな小さな石ころになってしまった。
誰よりも大切だった。誰よりも愛しかった。誰よりも自分のことを想ってくれていた。
そんなリクがなぜ、あんな事にならなければなかったのか。
今でも目を瞑ると、あの瞬間が思い出される。
寂しそうな最期の表情が瞼の上に浮かんでくる。
目の前で命を失おうとしているリクの側に居てやることも、声をかけてやることも出来なかった。
せめて、最期の瞬間を看取ってやりたかった。なぜ1人で逝かせてしまったんだ。
怖かったろう。悲しかったろう。辛かったろう。苦しかったろう。
許せなかった。無力な自分がどうしようもなく情けなかった。
悔やんでも悔やみきれない。もっと………もっと生きて欲しかったのに。
「俺が守ってやらなきゃいけなかったのに…………………!」
砕け散った幼い命。幸せだった沖縄での日々。もう絶対に戻ることは無い。
深い悲しみと共に押し寄せる後悔の念にカイは苛まれていた。
890 :
リクSS・3:2006/09/28(木) 20:59:44 ID:poJMr8/t
「入るぞー」
洗い物と食器の片付けを終えたルイスがノックもせぬまま、カイの部屋に再び入ってきた。
「…………………ッ………」
即座にカイはリクの結晶をシャツの中にしまい、ドアの反対側に寝返りを打つ。
ルイスは一旦ドアにもたれかかった後、椅子をベッドの脇まで移動させ、ドカリと座った。
「なぁ……………カイ………」
「………………………………」
しばしの静寂が続いた後、ルイスが発した。
が、またもカイは呼びかけに答えない。
サングラスをかけている為、表情はうかがい知れないが
ルイスはやれやれといった感じで肩をすくめ、椅子に深く腰掛ける。
「カイ、メシくらいちゃんと食えよ。このまんまだとお前までどうにかなっちまうぞ」
「うるせぇ………」
こちらと反対側を向いたままであったが、ようやく返事が帰ってきた。
そういえば、ここ3日間カイの声を聞いていなかったな、とルイスは思った。
「昨日だってサンドイッチ2つしか食ってなかったろ?体持たないぞ?」
「……………」
「酷い時は水分さえロクに取ってないじゃないか」
「……………」
「お前、最近痩せてきてないか?元々華奢なんだから、もっと食わないと………」
「……………」
続けざま、ルイスは言うがカイからの返答は無い。
また静寂が訪れ、時計の秒針のチッチッチッという機械音だけが部屋中にこだまする。
ルイスがふいにその時計を見やると、短針は11の文字を指していた。
朝食を持ってきた時には、ベッドの後方までしか達していなかった陽光がテーブルの中央まで伸びてきていた。
891 :
リクSS・4:2006/09/28(木) 21:00:37 ID:poJMr8/t
「外に出て気分転換なんかしてみたらどうだ?少しは気分が晴れるぞ。
隣の爺さんと世間話でもしてさ。1人暮らしは寂しいだろうから相手してやれよ。
そう言えばお孫さんがお前と同じくらいの年だってな。ケンブリッジで学生やってるとか。
こんな田舎からあんな名門校へ行けるなんて、相当優秀なんだろうな。
実は俺も小さい頃は、町一番の秀才だと言われててよ。数学オリンピックのジュニア代表候補にも……………」
軽妙なトーンで語りかけるルイス。
こういう時は変に深刻にならず、いつも通りフランクに接したほうがいいと
彼はこれまでの経験から知っていた。
しかし、今のカイにはそんなルイスの気遣いも無意味だった。
くだらない。そんなことどうでもいい。
どうして、毎日部屋にやってきてこんな意味の無い話なんかするんだ。
俺にかまわないでくれ。1人にしてくれ。
今は何も聞きたくない。何も喋りたくない。何もしたくない。
カイは枕の綿を毟りながら、そう思っていた。
「………そろそろ正午か。昼飯の用意してくるな」
ふうっ、と一息ついてルイスが部屋から立ち去る。
バタンッ、とドアの閉まる音がしてからカイは仰向けになり、再びリクの欠片を見つめた。
美しい。ずっと見つめていると吸い込まれてしまいそうなほどだ。
892 :
リクSS・5:2006/09/28(木) 21:01:46 ID:poJMr8/t
(…………………ん?)
石の中に小さな黒い斑点が見える。なんだろう、これは。
不思議に思ったカイは結晶を太陽にかざしてみた。
(人の…………………影?)
小さな人影のようだ。
昨日まではこんなもの無かったはずなのに、一体どういうことだろう。
カイがそんな事を思っているうちに、次第にその斑点は大きくなり
多少、目から離しても人だとわかるほどに変化していった。
もっとよく観察しようと、カイはベッドから起き上がろうとする。が
「………あ……………あれ……………?」
何故か身体が動かない。
手も足も何か強力な力で押さえつけられているかのように重くなっている。
「……………な………ん……………………」
段々、頭までボーッとしてきた。
周りの景色が霞んで見える。
ついさっき起きたばかりだというのに、とても………眠い……………。
「カイ、メシだぞ」
手に大きな皿を2つ抱えて、またルイスが部屋に入ってきた。
「ここ、置くからな」
言って、テーブルに皿を置くが、やはりカイからの返事は無い。
しかし、先程とはどうも様子が違う。ピクリとも動かない。
先程も返事などは無かったが、毛布をかけ直したり枕の位置を変えたりするなど、小さく動いてはいた。
「…………………カイ?」
不審に思ったルイスがカイの顔をひょいと覗き込む。
カイは静かな寝息を立て、リクの結晶をしっかり握り締めて眠っていた。
「…………………寝ちまったのか」
ルイスは呟くと、物音を立てないようにそっと部屋から出て行く。
キッチンに向かいながら、手に持った2人分のボンゴレを眺める。
「まあ、太るのも仕事のうちだしな」
そう言えば、昨日も朝昼晩2人分食ったんだったな、と思い出してルイスは苦笑した。
893 :
798:2006/09/28(木) 21:04:48 ID:poJMr8/t
とりあえず今日はここまで。捏造設定満載だけど、まぁ気にしないでくれ
しっかし、やってみて初めて感じたが、たったこれだけ書くのも結構根気いるね
物書き職業にしてる人、マジ尊敬するわ
おっ!職人さん乙
終わっちゃったけどこれから活性化しないかなー
絵とかいろんな分野の職人さんが来てくれて
リクorz
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 00:50:21 ID:0+LGBux/
お兄ちゃんでさえ、彼で無く無理やり作らされた双子の娘をかわいがってるし…
しかし母親父親娘2人のうち3役が矢島さんて凄いな…
いっそ全員矢島さんじゃないのが不思議なくらいだ
899 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 19:04:18 ID:ac9tT4T+
,.-、 ,..-‐−- 、、
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,.-", /......:::::i::l /:::::::::::::::;;;;;;;;iii彡" ::ヤi、
,.i .| :キ:::::::::::|::V::::::::::::;:"~ ̄ ::i||li
/ 、 | ,;:::::l:::::::::::マ,.-‐-、j'_,.ィ^' ‐、 _,,. .:::iii》
i、 ヘ :\:::::::キ;:::::::(:::j::):...) `‐-‐"^{" `リ"
ヤ、 \:::::\,::::\:;;;:iゞ:-:;ィ ,.,li`~~i
.,;iiλ\.,,ィ^-‐'`ー",::::|:;X'::7、 ・=-_、, .:/
";ii::i`ゝ、::;;;:、-‐-;;;;i‐''''| 〉'.ヘ '' .:/
.;ill;;:\::::::::::::::::;ノノl} ,.ィ|、/ー-`=‐-、、ノ
iilllllli;;:::`:‐-‐'":;ノ'i'::i.(♀)マ=‐-、.,,_`l, ,.へ
llllllllllllii;;,,___;;;iill|||'::|i,. 王 ,ノ\ー=、7^ヾ'‐-、、
|||||||||||||||||||||||j'::::|::`:‐‐"、::::::\..::/ \ `ヽ
この構図に見覚えはないかね?
うん、ぼく入れるよ。みんなも入れてやって。
リクきゅんに入れる・・・
ハ━━━━(*´Д`*)━━━━ン
色んな人に入れられて、リクきゅんも大変だな
SSありがとう
「リクの死を引き摺ってるカイ」が嬉しい自分は酷い奴かな
906 :
798:2006/09/30(土) 22:11:25 ID:ckw6rsfW
続き投下
907 :
リクSS・6:2006/09/30(土) 22:12:27 ID:ckw6rsfW
辺り一面に深い霧が立ち込め、視界を遮っている。
それはまるで手に掴めそうなほど濃く、数メートル先を見通すことさえ困難だった。
霧以外には何も無い。東西南北どちらを見渡しても生物はおろか、無機物さえその存在を確認できない。
また、誰も居ないのだから当然の如く、何も聞こえてこない。
耳に入るものといえば自身の足音と心臓の鼓動音くらい。
何とも奇妙で美しい空間。気づいた時、カイが居たのはそんな場所だった。
「なんなんだよ……………ここは………」
いくら歩いても同じような景色しか見えてこない。
どこまで行ってもカラカラと乾いた地面と身体にまとわりつく霧があるばかり。
あまりに代わり映えしない景色に、同じ場所をぐるぐる回っているのではないかと錯覚するほどだ。
果てなど存在していないかのような、悠々とした時間が流れている。
お伽話に出てくるような幻想的な風景が、目の前に果てしなく広がっていた。
「………ったく、気味悪ぃな」
歩き続けて既に1時間が経過。
流石にこれほど長い間、まったく変化の無い場所にいると精神的にキツイものがある。
ホラー映画など人工的な恐怖には割と耐性のあるカイだったが
こういった奇異な状況に遭遇するのは、勿論初めてなので多少の不安感は拭えない。
ただ、不思議なことにいくら歩いても疲れなどは感じられなかった。
むしろ身体が軽い。何だがフワフワする。
高く飛び上がったら数秒は浮いていられるのではないかと感じるぐらいに軽やかだ。
「まったく、どうなってんだ……………」
カイがポツリと呟いた、その時。
908 :
リクSS・7:2006/09/30(土) 22:13:46 ID:ckw6rsfW
「…………………っ………」
北の方角から何か物音がした。
これまでずっと無音状態だったこの空間で、初めて自分以外から放たれた音だ。
「なんだ……………?」
不審に思ったカイはゆっくりとそちらに近づいていき
そっと息を潜め、耳を澄ます。
「………ぁ……………」
人の声だ。微かにしか聞こえなかったが間違いない。
誰か他に人が居る。この空間に自分以外の人間がいたのだ。
もしかしたらこの声の主が、ここから抜け出す方法を知っているかもしれない。
そう考えると、今すぐにでも声のする方へ向かうべきだろう。
しかし、カイは歩を進めるのを一旦、躊躇した。
(怪しい………一体何者だ……………?)
確かに怪しい。こんな奇妙な場所に普通の人間など居るのだろうか。
だが、ずっとこんな場所を彷徨っていても仕方がないのも事実。
「…………………い……………」
また聞こえた。今度ははっきりと人の声だと認識できる。
優しく透き通った声。何故だろう、ひどく懐かしい。
この声を聞いた途端、先程感じていた警戒心など微塵も無くなってしまった。
「俺を……………呼んでるのか……………?」
カイは引き寄せられるように、声のする方向へ走った。
909 :
リクSS・8:2006/09/30(土) 22:14:36 ID:ckw6rsfW
(確かこの辺りだと思ったんだが……………)
声の主を探し、キョロキョロと辺りを見回すカイ。
隠れる場所など何処にも無いのだから、すぐにでも見つかると思っていたが
人はおろか、石コロさえ見当たらない。
あの声は幻聴だったのか。いや、そんなはずはない。
間違いなく聞こえた。必ず誰か居るはずだ。
カイはそう信じて、何者ともわからぬ声の主を探し続けた。
霧を掻き分け、ただやみくもに四方を往来する。
探すと言ってもこう何も無い空間で出来るのはこれくらいの事だけだった。
「………はぁ……………」
探し始めて30分は経っただろうか。
どれだけ探してもやはり人の姿など見当たらない。どこまでも厚い霧が広がっているだけ。
カイは小さく息を吐くと、ぼーっと周囲を見渡した。
「……………ん………?」
霧が先程より薄らいできているような………。
カイがそう感じた、その刹那。
「な、なんだぁ………!?」
突然霧が晴れた。この空間全てを覆っていた霧が瞬く間に消えていった。
それと同時に、とてつもない烈風が周囲を駆け抜ける。
立ったままではやり過ごせないほど猛烈な風だ。空気を切るけたたましい音が耳元で木霊する。
カイは必死に身を丸くして風が止むのを待った。
910 :
リクSS・9:2006/09/30(土) 22:15:51 ID:ckw6rsfW
「やっと収まったか………」
風は5、6分激しく吹き荒んだ後、静かに収束した。
埃など付きようもないのだが、条件反射だろうか。
カイは上着をパンパンッと叩きながらすっくと立ち上がり、辺りを見回した。
30メートルほど離れた場所で、何かが薄っすらと光っている。
それは赤くなったり、黄色くなったり、時には蒼く瞬き、様々な光彩を放って
虹のような極彩色を創造していた。
「これは……………」
カイがその美しい閃きに見入っているうちに、光の中からぼんやりと小さな人影が現れてきた。
キラキラとした光の粒子を天に舞い上がらせ、カイの元に近寄っていく。
粒子はある程度まで達すると、人間の目では捉えられないほど小さな粒となり空気中に霧散する。
とても神秘的な光景にカイは息を呑んだ。
やがて人影はカイの目の前でピタッと止まると、纏っていた光を消し去り
両手足の指先からはっきりとした輪郭を形成していった。
周りの空気が僅かに振動し、微弱な音色を奏で出す。
ぼやけてしか見えなかった存在が、ゆっくり、ゆっくりとその形を鮮明にしていく。
その姿を瞳に捉えた途端、カイの顔が驚きと混乱で大きく歪んだ。
「……………リ………ク…………………?」
穏やかな瞳を湛えた栗毛の幼い少年が眼前にひっそりと佇んでいた。
911 :
798:2006/10/01(日) 21:13:02 ID:tC56jqz0
>>901の投票でリクが2位だ。何か嬉しいな
とか言いつつ続き貼り
「!…………………リク!!」
あの日、自分の前から消えてしまったはずのリクが目の前に居る。
どういうことなんだ。この不思議な場所は天国だとでも言うのか。
ならば何故、自分はここに来れたのか………?
様々な疑問が噴出するが、今のカイにはそんなことはどうでも良かった。
リクと再び会えたことが嬉しい。それだけでカイの頭はいっぱいだった。
「久しぶりだね。カイ兄ちゃん」
はにかみながらリクが言った。
暖かな声。まだ声変わりもしていなかった幼い声。
3ヶ月振りに聞く優しい響きが全身を包み込む。
カイはもう堪え切れなかった。
「リク……………リク…………………!!」
「苦しいよ………カイ兄ちゃん……………」
リクの小さな身体をギュッと抱きしめる。
きつく、きつく、何度も抱きしめる。
久しぶりに感じるリクの温もり。鼻腔をくすぐる甘い香り。
この3ヶ月の間、片時も忘れたことなど無かった。
すべてが懐かしい。何もかもが愛しい。
「ずっと………ずっと会いたかった…………!」
カイの瞳から一筋の涙が流れ、頬を伝い落ちた。
たぎるような熱いものが込み上げ、胸を締め付ける。
心臓の慟哭が鳴り止まない。頭の中で様々な感情が暴走し、心を掻き乱す。
「僕も……………会いたかったよ」
背中をしっかりと掴みながら、リクがカイの胸元で囁く。
リクを抱きしめる腕に力強さが一層増した。
「驚いたでしょ、兄ちゃん。突然こんなとこに来ちゃって」
互いの身体から一旦離れた後、カイの目を見つめながらリクが発した。
温柔とした、それでいてとても落ち着いた声だ。
対して、カイはまだポロポロと涙を零し、盛大に鼻をすする音を撒き散らしている。
弟に涙を見せる事などほとんど無かったカイが、何とも情けない姿を晒していた。
その姿にリクはクスッと笑みを漏らす。
以前と変わらぬ愛らしい笑顔にカイの涙腺はますます刺激され、またも大粒の涙を流した。
「どこだってんだよ………ここは………」
ぐしぐしっ、と上着の袖で目元を拭い、嗚咽を漏らしながらも声を絞り出す。
目、鼻はおろか、耳たぶの裏まで真っ赤に染まり、瞳の奥で涙を押し留めている。
まるで親に叱られた子供のような仕草をカイは見せていた。
「僕の欠片の中だよ」
リクは静かにそう言うと、カイの胸元を指差した。
カイは驚く間も無く、反射的に差された箇所に目を移す。
見ると、首からぶら下げているリクの結晶が鋭く輝き、自身の胸の上で浮遊していた。
「僕が呼んだんだ。カイ兄ちゃんがあんまり元気なさそうだったから」
「リク………が…………………?」
見つめてカイはハッとする。
先程、聞こえたあの声はリクのものだったのか。
遡っては、結晶に映し出された人影も、異常なほどの眠気も、すべてリクが作り出した事だと……………。
「信じられないかも知れないけど本当だよ。例えば、ほら」
言って、リクは右手の人差し指を空中に掲げ、小さな円を作る。
すると突然、その円の中心から、ポンッ、という微弱な炸裂音と共に花瓶が出現した。
「ね?ここだと、こんな事も出来ちゃうんだ」
それは重力に逆らうようにゆらゆらと空中で漂い、リクの手に収まった。
バチカンのサンピエトロ大聖堂が繊細に描かれた、銀色に光る美しい花瓶。
カイはその図柄とフォルムに見覚えがあった。
「これ………俺の部屋にある……………」
自室の窓脇に飾っているものと似ている。いや、まったく同じだと言ってもいいかもしれない。
側面についた傷も、取っ手の塗りが剥げた場所も寸分違わず一緒だ。
「一体どうなって………?」
カイは呆けた顔でリクを見つめる。
「………いつもはこんな事出来ないんだけど、今日はちょっと特別でね。
僕の結晶から半径20メートル以内にいる人や物なら、何でも呼び出す事が出来るんだ。
だからカイ兄ちゃんもここに呼べたし、カイ兄ちゃんの部屋にあるものも………ほら、こんな風に」
リクが右手を振ると、次々に見知った物品が現われる。
時計、鏡、携帯電話、バッグ、椅子、カーペット、更にはテーブルまでもが宙に浮いては消えていった。
こんな奇妙な光景を見せられてはカイもリクの言葉を信じるしか無かった。
「僕、いつもここから兄ちゃんの事見てたんだよ」
「ずっと………俺を……………」
リクは照れくさそうに笑ってコクリと頷いた。
上げ
916 :
798:2006/10/02(月) 21:32:54 ID:gv2DPvM2
続きいくよー
「ねっ、元気出してよ兄ちゃん。僕とっても心配だよ」
両手を背に廻して結び、やや前傾姿勢を取って上目にカイを見つめるリク。
「僕はいつも元気で前向きなカイ兄ちゃんが好きだよ。今みたいにしょんぼりしてるのは兄ちゃんらしくないよ」
まるで諭すような口振りで優しく、穏やかに語りかける。
カイはその瞳を凝視できず、終始うつむき加減でリクの話を聞いていた。
「俺はお前に何もしてやれなかった……………」
カイは腹の底から搾り出すように言葉を発した。
「お前が怖い思いしてるってのに、マヌケに気絶したまんまで……………」
肩を上下に小さく震わせながら、拳をギュッと握り、唇を噛む。
歯牙で唇を切ってしまいそうなほど強く、強く噛み締める。
「うん………とっても怖かったよ。
血を飲まされてから、だんだん身体が動かなくなってくのが凄く怖かった………」
カイの表情が険しく崩れる。
血が、内臓が沸騰しているかのように身体の奥から熱いものが込み上げる。
一旦、瞳の奥におさまったはずの涙が再び溢れ出し、カイの頬を伝った。
「でも………でもね。意識が無くなる瞬間、お父さんが迎えにきてくれたんだ」
リクは指先でカイの涙を拭いながら優しく言った。
「親父………が……………」
「うん。お父さんね、さっきのカイ兄ちゃんみたいに僕のこと抱きしめてくれたんだよ
とってもあったかくて、懐かしい匂いがして…………………僕、すっごく嬉しかった」
カイが呟くように言うと、リクは心からの笑顔で返した。
「だから………僕のことばっかり気に病まないで、いつものカイ兄ちゃんに戻ってよ」
確かに最初の頃は、悲しみに暮れるカイを見て
こんなに自分の事を想ってくれるなんて……………と愛慕的な嬉しさを感じてはいた。
だが、それが何ヶ月も続くとなれば話は別だ。
ろくに食べもせず、人と触れ合わず、何も考えようとしない。
自分の殻に閉じこもって、思い出の中にしか存在しない弟の幻影を求め続けるばかり。
そんな憔悴し切ったカイを見続けるのはリクにはとても耐えられなかった。
自分の知っている兄の姿に戻って欲しい。リクはただそれだけを望んでいた。
「…………………兄ちゃん?」
未だ下を向いたまま、一向に返答する気配を見せないカイに再び呼びかける。
数秒の沈黙が流れ、リクがその顔を覗き込もうと身体を仰け反らせた、その時。
「……………ダメ………なんだ………」
ゆっくりと顔を上げながら、小さく、か細い声でカイが途切れ途切れに漏らす。
「俺はお前が居ないと駄目なんだ……………!!」
真っ赤に腫れた両の目元。
くしゃくしゃに崩れた悲痛な表情。
覇気など微塵も感じられない弱々しい声。
しかし、それでもカイの瞳はしっかりとリクを見据え、その姿を眼睛に捉えていた。
「俺には………俺にはお前がッ……………」
「カイ兄ちゃん」
言いかけたカイの言葉をリクが遮り、静かにその口を開く。
「僕はいつでもカイ兄ちゃんと一緒だよ」
リクはニッコリ微笑みながら、カイの胸にある自身の一部に触れた。
緩やかな光を放つそれを愛おしむように眺め、掌の上で遊ばせる。
「今までも………これからもずっと一緒だよ……………」
「リク…………………」
ポツリと言うと、カイは静かにリクの結晶に手を伸ばし、リクの両手ごと力強くギュッと握り締めた。
結晶が一瞬だけ熱を帯びたように変じ、互いの手に伝わる。2人は更に強く手を握り合った。
すると突然、2人の重なり合った指の隙間から眩いばかりの光が溢れ出し、辺りに拡散した。
まるで逆流する滝のように、天地四方へ止め処ない勢いで流れ出す。
驚いたカイは意味もわからず、手をしっかと抑えて
光が飛び出すのを止めようとするが、その濁流の如き流れを遮ることは出来ず
やがて1分と経たぬうちに、空間全体が光の衣を纏ったように金色に染まりあがった。
「リ………リク………これもお前が……………?」
言い終わってカイはすぐに自分の考えが間違いであると悟った。
リクの指先が周囲の光に同化し始めている。
カイの前に現れた時のような粒子状への変化では無く、完全に周りの景色に溶け込んでいる風だ。
「………リ………ク……………?」
カイは恐る恐る消えかかっているリクの指先に手を伸ばした。
ダメだ。どうやってもさわれない。
何度触れようとしても、ただ通り抜けるだけ。
つい先程までこの手にあった熱も感触も、もう感じられなかった。
「ごめんね。もうそろそろお別れみたい……………」
リクが次第に消えていく自身の身体を寂しげに見つめて言った。
一陣の風が吹きさらし、舞い上がった光がリクの顔を掠める。
前髪の一部が金色に色づき、サラサラと涼風になびいて融解を起こす。
光の軌跡は静かに、だが確実に小さな身体を飲み込んでいった。
「嫌だ………いかないでくれ……………!」
言ってカイは、もはや触れることさえ叶わないリクの身体をはっしと抱きしめた。
フワフワとした重みの無い感触だけが腕に伝わり、溢れんばかりの光彩が2人の周囲で踊る。
「僕だってもっとカイ兄ちゃんと一緒に居たいよ。でも、もう……………」
光の浸食は既にリクの四肢を奪い、その輝きは胸部にまで到達していた。
「まだ沢山話したい事があるんだ!もっと………もっとお前と一緒に………!!」
自分の目の前からリクが消えていく。その恐怖に声は掠れ、身体は震える。
カイは縋るような瞳で、光に覆われたリクの顔を見つめていた。
「言ったでしょ?僕はカイ兄ちゃんとずっと一緒だって。
それに………兄ちゃんが会いたいって強く想ってくれれば、きっと………また会えるよ……………」
穏やかな、優しい眼差しがカイを包み込む。
燦爛と輝く光がリクの顔を溶かし、虚空で雲散霧消する。
「リク………!俺は…………………!!」
とうに輝きを失った結晶が一瞬、ほんの一瞬だけ、リクの意志が働いたように小さく跳ねた。
「大好きだよ、カイ兄ちゃん」
リクはたおやかな笑みを浮かべながら、光の中へ消えていった。
921 :
798:2006/10/02(月) 21:43:13 ID:gv2DPvM2
やたら長ったらしくなっちゃったけど、一応次で終わりの予定
922 :
798:2006/10/03(火) 21:32:05 ID:eltCfmiE
ラスト投下ー
「ワオーーーーーーンッ、オーーーーーーーーーーンッ」
大きな犬の遠吠えに、カイはハッと目を覚ました。
激しい運動をした訳でも無いのに、何だか酷く息苦しい。
ハァハァと荒い息が漏れ、胸が締め付けられるように痛む。心臓が激しい音を立てて鼓動している。
息が整うまでそんな状態が10分は続いた。
カイは動悸が収まった後も、しばらく放心したような表情でボーッと天井を見ていたが
やがて右手の違和感に気付き、それを天に掲げた。
リクの結晶だ。眠っている間にいつのまにか握っていたのだろうか。
目を凝らして縦に、横に、斜めに様々な角度からそれをじっと眺め見る。
がしかし、もちろん人影など何処にも見当たらないし、当たり前のように光ってもいない。
花瓶も、他の家財道具も以前と同じ。何も変わらないまま。
「夢………か……………そりゃそうだよな………」
気だるそうにベッドから起き上がりながらカイは自虐気味に笑った。
乾いた風がカーテンを揺らして部屋に入り込み、汗ばんだ首筋に冷たく吹きつける。
「でも、妙に現実味が……………」
言ってもう1度、リクの結晶をその瞳に映す。
が、やはり何処にも変わったところなど無く、カイはふうっ、と小さなため息をついた。
太陽が民家や木々を赤く燃やし、ゆっくりと地平線に沈んでいく。
カイはその様子をぼんやりと眺めながら、夢の中のリクの言葉を思い出していた。
自分の事を憂い、励ましてくれた優しい言葉を。
「…………………腹………減ったな……………」
緋色から漆黒に移ろいゆく空に向かって呟くと、カイは足早にキッチンへと向かった。
部屋の電気をつけ、水を一杯グイッと飲み干してから、カイは食器棚の隣にある大きな冷蔵庫の扉を開けた。
ひんやりとした冷気を額に感じながら、様々な食材が種類別、期限別に整理された冷蔵庫内をぐるりと見渡す。
扉を開けっ放しにしたまま、しばらく何やら考えていると、チーズ類の脇に懐かしい物が置かれているのを見つけた。
カイはそれを手に取って、普段は見もしない製造情報や成分表までまじまじと眺める。
本当に久しぶりだ。こんな物を見るのは沖縄に居た頃以来だろうか。
「カレーでも作るか」
言ってカイは、チルド室から豚バラ肉を、野菜室からジャガイモと人参、玉葱を。
それとルイスがジャパニーズショップで買ったのだろう
表面に日本語が書かれているカレールーを取り出し、テーブルの上に置いた。
ステンレス製の大きな鍋に湯を沸かし、慣れた手つきで野菜をザクザクとぶつ切りにする。
フライパンにオリーブオイルを薄く引いて、切り終わった物から順に炒めていく。
ある程度、ジャガイモや人参に火が通ったら、グツグツと沸騰している鍋の中に落とし、じっくりと煮込む。
切る、炒める、煮る、と一連の作業を終え、後はカレールーを入れるだけとなった頃
のっそりと大きな身体を揺らしてルイスがキッチンに入ってきた。
「………カイ?………何してんだ?」
「見りゃわかるだろ。メシ作ってんだよ」
カイはルーをパキパキと割って、鍋の中に落としながら答えた。
ポチャン、と小さな音がして、煮立った液体が茶色に変化していく。
「朝あれだけしか食ってねぇから、腹減っちゃってさ」
はっきりとした明瞭な言葉でカイは再び言った。
「そうか………」
朝方の消耗した姿とは、明らかに違うカイの様子。
だがルイスは何も問いかけようとはせず、チラリと時計を見やると、どっかりと椅子に腰掛けた。
「もう夕飯時だし、俺も一緒に食っていいよな?」
「……………ああ」
いつの間にか食欲をそそる香ばしい匂いが部屋中に漂っていた。
「おー、カレーか。懐かしいな」
カイの物より一回り大きな皿に、自身の分を盛り付けながらルイスが言った。
4杯、5杯、とお玉が鍋と皿を何度も行き来し、大きな皿になみなみとカレーが注がれていく。
いつもの事ながら大した食欲だな、とカイは巨大な後ろ姿を見ながら思っていた。
「沖縄に居た頃はホントよく食ってたなぁ」
ルイスは零さないようにゆっくりと皿をテーブルに置いてから椅子に座ると
おもむろにカレーを口に運んだ。
「うん、美味い!ジョージと同じ味だな。父伝来の料理ってやつか?」
「ん?ああ、そうだな。確か最初に教わったのは……………」
まだ小学6年生になったばかりだっただろうか。
カイは小夜がまだ家に来ていない頃、親子3人でキャンプに行った時の事を思い出した。
『どうだ、リク?美味く出来てるか?』
『うん、とってもおいしいよ。こういうところで食べるといつもよりおいしく感じるね』
『……………(よしっ!!)…………………』
『でも、何だかにんじんとかじゃがいもの形がバラバラだね』
『……………!!悪かったな!始めてなんだからお父さんみたいに上手く出来るわけないだろっ!!』
『えっ、これカイにいちゃんが作ったの!?』
『まぁ………ちょっと(かなり)はお父さんに手伝ってもらったけど………』
『すごいよすごいよ!カイにいちゃんって料理もできちゃうんだ!!』
『ま………まぁな!俺にかかれば料理なんてちょちょいのちょいだぜ!』
『やっぱりにいちゃんはすごいなぁ……………』
『……………感動してるとこ悪いが、リク。その除けてる物は何だ?』
『あ………これは……………』
『好き嫌いせずに何でも食う!でないと大きくなれ無ぇぞ!』
『………で………でも〜……………』
『まーったく人参が食えないなんてリクはやっぱ子供だな!』
『カイ、おめーもだぞ。セロリなんて分り易いモン嫌いになりやがって』
『ぐぅ……………』
『エヘヘ、カイにいちゃんもまだまだこどもだね』
『……………!……………!!…………………』
「あいつ、カレーが大好きだったんだ」
スプーンをカチャリと皿の端に置いて、ポツリとカイが言った。
その声に反応したルイスもまた、右手の動きを止め、カイの方を見やる。
「たまに俺が作ってやると、本当に喜んで食ってさ」
喋っている声が、次第に涙声に変化していくのが自分でもわかる。
背中は小刻みに震え、幾度も幾度も嗚咽が漏れる。目は真っ赤に腫れている。
その瞳から大粒の涙が零れ出し、テーブルの上にポタポタを音を立てて垂れ落ちた。
「でも人参だけは、どんなに小さくして入れても目ざとく見つけてさ………」
顔は笑顔の形になっているのに、涙が止まらない。
どんなに堪えようとしても熱いものが止め処なく溢れてくる。
『にーちゃん。にーちゃん。カイにいちゃん』
「ううっ………うっ………うあっ……………!」
カイは泣きながら食べた。ルイスは何も言わなかった。
スプーンが奏でる金属音とカイのむせび泣く声だけが部屋中に響いていた。
「カイ兄ちゃん、ずっと一緒だよ……………」
胸に光る赤い石が微かに揺れた。
<了>
928 :
798:2006/10/03(火) 21:45:32 ID:eltCfmiE
32話〜33話の間にこんな事あったらいいな、という妄想を書いてみたが、本気でしんどかった………
とにかくこんなヘボ文、読んでくれた人ありがとう
乙乙乙!
オレの中で32.5話という事で補完させて頂きたいがよろしいか?
乙〜(゚∀゚)b
とても良い話ですた。アニメも急に1年後に飛ばないで、こういう心理描写を丁寧にやってくれたら良かったのにな。
次スレはいらないかな?・・
いらないわ
必要だ
934 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 00:50:50 ID:O9acfFZ3
>>798氏乙。堪能させて頂きました
俺も32.5話として脳内補完させてもらうよ
SS 乙
自分も補完されたよ
良い話だったな〜。
最後の一文について
リクの魂はカイと共にあるって解釈でおk?>SS
もうシュバリエも翼手も無いんだよ・・
カイ兄ちゃん、僕といっしょに地獄へ落ちよう・・・。
ええい、神が現れたというのにこの過疎っぷりはなんだ
神のおかげで納得出来た
やっぱり、アニメ本編でも悲しみから立ち直るカイが見たかったな
立ち直る過程がないと、視聴者の方も立ち直れないまま…
>>940 うむ。というかリクの死を乗り越える描写は必要だったね
42話であんだけ狼狽して、ディーバの姿にリクを重ね見てしまったのに
その後、何のイベントも無く「リクは俺の中で生きてる」って急に納得されてもな
ageとく
テレ朝のアニメベスト100の視聴者投票、血が他の土6はおろか
エウレカにさえ大差つけられてるのに吹いた
みんなどこに行ったんだ
いるけど書くことが無い
ココにもいるよ〜!が、やはり書くことがry
でもなんとなく覗いてしまうなあココは。習慣病かリク病。
戦うよ。優しい思い出を胸に。
948 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 16:30:21 ID:K9x2Utc+
リクもディーヴァも矢島さんという反則技キャスティングでなかったら、
もっとディーヴァを憎めたのだろうか。ああ矢島ヴォイスの虜な自分です。
10年後、金持ちになった俺がIGの株を50%超買占め
藤咲を追放し、血+のリメイク(シナリオ大幅改訂、リクきゅん生存END)を作る
という夢を昨日見た
夢を現実にしようぜ
>>949 2006年10月11日、アニメーション界に激震が走った
プロダクションIG乗っ取り事件のちょうど10年前であった
むしろ藤咲より追放すべきなのは、
今クールのアニメにも現在進行形で関わって個性を発揮しまくっているあの……。
よし、ならば毒電波で竹Pすら子供のように恐れだすあの御方を投入だ。
つ富野
955 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 18:06:02 ID:5BUGs8h1
次スレはどうするんですか?
立てるか立てないかって意味じゃね?
俺、
>>970を踏んだら次スレを立てようと思うんだ
カイスレの流れに泣いた
>>959 リクきゅん強いな
やっぱ血wikiは他キャラの多重投票多かったんだな
これだけ人気有るんだから来月のアニメージュとNTにランクイン間違いなしだね♪
BLOOD+って糞だったけど
OP・EDの曲はすごく良かったよな
今EDを通して聞いていたら
なぜかリクのことを思い出して涙が出てきた
BLOOD+に第4期OPなんてありませんよ。
ファンタジーやメルヘンじゃあるまいし。
くそっ何て時代だ
エースの展開が心配で夜も眠れん
まだ無事なんだよな?次の号が山場か
リクスキーにとって「ここが正念場」ってのが3ヶ月くらい続いてる気が
970
次スレはもうちょい埋まってから立てるわ
すっかり過疎ったな
リクが死んでからもう5ヶ月か…落ちてないだけで充分さ
リクのせいでショタにめざめてしまった件について
罪深い奴だ・・・
血+の唯一の癒し系だったからなぁ…
3大かわいそうショタ
リク
のり夫
兄様(姉様)
977 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 00:58:51 ID:zK9mmdB7
>976
しかし子供が残せたのが…
一番報われてるのは兄様&姉様かな
おまけ漫画での扱い破格だし、作者が愛情を注いでるのがよくわかるよ
ゲストキャラなのに特別EDも作ってもらえたしね(これは鋼のニーナも同じだが)
ブラクラは双子が出てる巻だけ買うつもり
っと、埋まってきたんでそろそろスレ立ててくるよ
981 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 12:02:19 ID:kqj7D8Yn
埋め
982 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 18:13:25 ID:TgCoW8jN
うめ
生め
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
いきなり二人とは贅沢だ