D.C.SEEDDESTINY (バトル編) その2
GJ!シンの最初で最後のMS戦。本編と比べるのがアホらしい位燃える展開だな。
最終回でついに番宣や3期OPでやってたあのバトルが見れるのだろうか?
気が付けば20話…
そして次回は最終回!
早いものですね……
GJも後2回しか言えないだなんて……
デスティニーinシンの発進シーンではつい保管庫にあるEDを思い出してしまい軽く鳥肌が……
最終回も期待してます!
G J !!
GJ( ゚∀゚)ノよぅ!
なんだけど、…でも…でもぉ!どうしても一言言いたい。
ストフリなんだよね。レジェンドのドラグーンが使えるのに
何でストフリのドラグーンの出番がないんだァー!?
それが、ひたすら違和感あった…。
>接近戦に入り一撃で潰すのが最も最速の攻略法で
>あったふぁ、
揚げ足をとるつもりじゃないが
緊迫したシーンでなんだか和んでしまったw
>>192 最後の切り札用にとってあるんだと思っていたがこの期に及んで
使う気配が無いのを見ると可能性としては・・・
1.キラの場合ビット使うよりMSの操作に専念した方が強い。
2.地上で使えるわけ無いじゃん。不可能を可能にしたメイリン凄い。
3.「やっぱあのデザインダサいよ…。」とラクスに相談した結果
外装と武器をフリーダムのに変えてもらった。
今頃ドラグーン使っても片っ端からシンに撃ち落されそうな感じだな。
そんなにことりの焼いたクッキーが食べたいのか・・・。
それはそれで燃える。
>>194を見て思った。レジェンドのドラグーンが使えているのを見て、
地上でドラグーンが使えると判断したキラがストフリのそれを射出。
しかし、飛ばずにドラグーン落下・・・キラ「えぇ?何で?」
でも、いい気がした
197 :
あの人:2006/05/14(日) 01:03:23 ID:qjDe7k0D
>>194 メイリン「ドラグーンは重力下では落下してしまう……
なら、上昇した状態で展開して、落ちてきたところを回収、
これの繰り返しをすれば問題ない!
平行方向の加速度は垂直方向の加速度に関係ないわ!」
とか考えてみたり。空気抵抗とかもありますが……。
コントロールは難しそうですが、それをできるのがメイリンだ!
というわけで、自分は2を。
>>193 誤字ハケーン・・・・('A`)
あったふぁではなく、あったが、って書きたかったんですね・・・・はい
見直しもしてないので探せばまだまだ見つかることでしょうねw
>>194 近いのは2、ですね。ウィキで調べてみたらやっぱドラグーンは大気圏内じゃ
使えないのが分かりましたので、じゃあ今後は使わない方針でということで・・・w
1寄りも少しありますね。やっぱ飛び道具を使っているうちはまだまだ半人前です
さすがキラきゅん、実力だけは一流ですね。
本音を言ってしまえば、「あーそういえばストフリにもドラグーンあったなぁー」、
さっき思い出しました。どんだけいい加減な設定だよw
>>197 もうメイリン凄すぎやんw
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/15(月) 23:46:45 ID:pG/XNzJi
>>197 すごい速さでレジェンドの手足を動かしてキャッチ&ホールド
を繰り返しながら戦闘してたのか!?
>>199 キャッチもホールドも同じ意味じゃないか
デスティニー、フォーチューンと来て、まだ運命って意味の単語は残ってる訳だが
ちょっと考えてみようかな
・ZGMF-X99Sドゥームガンダム
議長がフォーチューンと一緒にこっそり作っていた自己再生・自己修復・自己進化
の三大理論を元にしたMS。一部同時期に開発していたデスティニーと共通パーツを使用。
誘拐した魔法少女を生体コアに使うことであらゆるものを取り込んで無限に巨大化するらしい。
…で、最後はデスティニーが両手からry
アニメキャラの話題のうち、単体キャラ/カップリング/グループ/キャラ対決など
特定のキャラ限定の話題を扱います
シンとことりとキラと音夢とルナマリアとメイリンに萌えるスレだしいいんでね?
多分。
屁理屈乙
ここはもともとシン・アスカと白河ことりが交流するスレから派生した姉妹スレで
スレ名はこうだけど根本はシン・アスカと白河ことりが交流するスレだからOKだと思う
最終回いきます
文の量も最終回だからやはり多いですねぇw
島の遥か先の方で、閃光が見えた。一筋の光が真っ直ぐ伸びていくと、その途上に
いくつもの赤い爆発が起きて、まるで花火のように消えていった。
嫌な光だと、ことりは思った。あの光の中で、また何人かの人が亡くなってしまったのかと
思うと、それが信じられなかった。
世界各地で紛争というものは毎日行われている。平和な日本に住んでいることりには
そんな人が人を殺すなんていう悲しい現実を知らずに、暢気に生きてきた。
けど、そんなことりにも分かった。これは、戦争なんかじゃない。ただの殺し合いである
ということが。戦争ならばいいというわけではないけれど、それでもあの渦中の中に
シンやルナマリア、メイリンといったことりの大切な人たちが巻き込まれてしまっていると考えるだけd、
不安でたまらなくなる。
こんな事態にまで発展させた原因。キラ・ヤマトを、やはりことりは許せなかった。
「・・・・返して」
ぽつりと小さく呟く。この戦いで本当に昔に、あの昨日までの争いのなかった日々に
戻れるのだろうか。みんな、そのために戦っていた。それなのに、自分はこんなところでたた
昔に戻って欲しいと祈っているだけで、何もできなかった。そんな自分が、ことりは嫌だった。
「心配か、白河さん?」
アスランが隣に来てことりの様子を見に来た。少し不安げな様子を見せてしまって、
アスランは苦笑した。
「無理もないか。けど、シンたちは負けないさ。アイツらは、白河さんが思っている以上に強い」
「・・・・・・」
「俺としては、複雑なところだがな」
アスランが何とも言えない表情で戦闘が行われているであろうと思われる場所を見つめた。
親友と憎み、争うことになってしまったアスラン。今、どんな気持ちで見つめているのだろうか。
ことりには皆目見当がつかなかった。
「あ、アスラーン!!セイバーの発進準備、できたわよー」
「ああ」
ミーアの甲高い声が響いてくる。
セイバーという機体がまだ残っていたらしく、先ほどからその発進準備を進めていた。
アスラン曰く、アレ弱いから嫌なんだよな、らしかった。ただないよりはましでやむを得ず
それで出撃をするのを決めたみたいである。
「・・・・・あ、あの!!」
ことりに背を向けてセイバーの方に向かおうとするアスランを、ほぼ無意識的に呼び止めていた。
アスランが不思議そうな顔をして振り向いた。
「どうした?」
「あ、あの・・・・・」
少し躊躇してから、ことりははっきりと伝えた。
「わ、私も連れて行ってください!!」
そう言ってから、自分でも何を言っているんだろうと思った。
けど、じっとなんか待っていられなかった。何もできないだろうけど、それでも何かをしたいのだ。
アスランがじっとことりのことを見つめてくるが、やがて小さく溜め息をつく。
「分かった。いいよ、乗って」
「え・・・・・い、いいんですか・・・・?」
こうもあっさりと了承が出るとはことりも思っていなかったので、その答えが意外だった。
「俺も、危険だったら君を連れていったりなんかしないさ。けど、俺たちがあっちに着く頃には、
恐らくはもう戦闘は終わるだろうから、許したんだ。
そう言ってからアスランがからかうように微笑んだ。
「それに、早く君も彼氏に会いたいことだろうしな」
「えっ!?い、いえ、決してそんなことではー!!」
ことりが顔を赤くさせて首を振った。
「・・・・アスラン、意地が悪いわよ」
ミーアが呆れた感じでアスランのことを見つめていた。
夜が、明けそうだった。朝陽とともに、この悪夢も光とともに明けて欲しいと、ただ願うこと
しかできなかった。
退却。キラは、はっきりとそう言った。その決断にシンもしばし唖然としてしまった。
ここまで無茶苦茶にしておきながら、不利になったら逃げ出そうとするふてぶてしさ。
実にふざけた人間だと、シンは思った。
しかし、ここまで追い詰めた末に勝ち目がないことを冷静に悟り退却するという策を取った。
その迅速かつ極まりない決断には、感服させられるところもあった。相手の力量を知り
無謀な突出は控え自ら身を引くその潔さ。エースの名は伊達ではないということなのだろう。
しかし、考えが甘かった。シンは、逃がすつもりなどなかった。ここで止めを刺さなければ、
この男はまた同じことを繰り返してくることは眼に見えて分かっていた。二度と立ち上がれないように、
確実に仕留めなければ。
キラが更に指示を出して、ようやくといった感じでムラサメ隊が退却を始めた。
「逃がすもの・・・・・って、え?」
すぐさま追撃をしようとした矢先、デスティニーの真横に強い風が通り過ぎていく。
シンよりも速く、ジャスティスが先にフリーダムへと猛攻撃を仕掛けた。
キラもすぐに反応をして、ジャスティスのアロンダイトをビームサーベルで受け止める。
更にもう一撃、振りかざす。激しい打ち合いとなり、互いの刃と刃の間に火花が飛び散りあった。
ほぼ互角に渡り合う二機を、シンはしばし呆然と傍観していた。そこにレジェンドが
デスティニーとなりに来て、メイリンが慌てた感じでシンに向かって呼びかけてくる。
「な、何ぼーっとしてるの、シンったら!!早くお姉ちゃんを助けないと」
「い、いやだけど・・・・相手はフリーダムだぞ!!危険だ、お前たちは」
下がっていろ、そう言おうとするが。するとメイリンが怒った感じで睨んでくる。
「そ、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!急がないと、フリーダムが逃げちゃうよ!!」
そう言い放ち、メイリンは飛び出すかのようにルナマリアの加勢へと向かった。
メイリンはあんなに積極的な人間だったろうかと、シンは不思議に思った。
その間にもジャスティスに続きレジェンドも加わり、打ち合いは更に激しさを増した。
ルナマリアもさながら、メイリンのその動きも素人とは思えぬほど相当に速い。
あのフリーダムの動きに付いていけているのだから。右から、左から同時に斬撃がフリーダムへと
降り注ぐ
しかし、そのフリーダムも確かに圧されてはいるものの、二人を同時に相手にしても
未だ踏み止まっている。キラはやはり、想像を遥かに超えた強さだった。
「な、何で!?何でこれで落ちないの!!!」
「ぐっ・・・・ま、まだまだ!!!!」
「な、何て速さをしてるんだ、この二人は!!」
ジャスティスとレジェンドは、更に速さを高めていく。さすがのキラも、その鋭い攻勢に
苦渋の顔を浮かべていた。
あと一撃加われば、崩れる。シンがそう確信した時には、駆けていた。ビームサーベルを抜き放つ。
キラははっと気づき、一瞬でもう一つのサーベルも取り出してシンの一撃を受け止めた。
「なっ!?」
シンは驚いた。今の一撃が受け止められるなんて、思っていなかった。
しかしその間に、フリーダムの真横からジャスティスが、正面からはレジェンドが一斉に
集中攻撃をかけた。シンもすかさずビームサーベルを振るった。三機同時の一斉攻撃。
キラもこれにはさすがにたまらず、何とか凌ぎきると急ぎ距離を取って離れてしまう。
「ぐぅ、やっぱ逃げ足だけは速いわね・・・・!!」
ルナマリアが面白くなさそうに呟いた。決して逃げ足だけではない。キラは三機を同時に相手に
しているのだ。その強さは常人の領域を超えていた。けれど、三機ならば押し切れるということだ。
どんなに鬼人の如き強さを持ち合わせていようと、所詮は人間。囲めば、絶対に倒せる。
すぐに後を追おうとしたが、ふと何かが迫ってくるのを感じてシールドを構えた。
予感通り、真横にビームが被弾した。既に退却したと思っていたムラサメ隊が、引き返してきたのだ。
「な、何で戻ってきたんだ!?これ以上は、僕ももたないんだぞ!!」
キラが驚いた表情をして、激しく怒鳴り散らした。あの慌てようから、相当追い詰められている
という事実が分かる。
「我々が囮となりますので、キラ殿は脱出を!!」
そう言ったのは、ムラサメ隊の部隊長と思われる人物だった。
「なっ!?何を!!」
「キラ殿はオーブにとって必要な人。ですから、ここは我々が引き受けますので、どうか
生き延びてください」
続いて他の兵士たちも同調した。
「だ・・・・だけど!!」
「ふーん、感動的なシーンね・・・・・」
ルナマリアのジャスティスが前に出て彼らの言葉を笑殺する。
「けどね・・・・悪人に加担したところで、邪魔するなら・・・・・私は何の迷いもなく斬るわよ?」
斬艦刀を振りかざして威圧するジャスティス。それだけで、ムラサメ隊は怯み動揺が走った。
「う、うろたえるな、相手はたったの三機なんだぞ!!数で押し切れ、四方から包囲をしろ!!」
隊長機のその言葉をきっかけに、ムラサメ隊が動き出した。
「ま、待つんだ!!」
「今のうちに、どうか脱出を」
既に、部隊が動き出していた。これはもはや止められないと判断したのか、諦めを悟り
キラは渋々頷いた。
「・・・・皆さん・・・・分かりました、後をお願いします・・・・」
フリーダムが背を向け本格的に退却を開始し始めた。
「あー!!シ、シン、キラさん行っちゃうよ!!早く追いかけないと!!」
「わ、分かってる!!!」
メイリンの声を掻き消すほどの大声で怒鳴った。フリーダムの後をデスティニーを含めた
三機が全速力で追撃を開始した。
しかし、バーニア全開にさせても、フリーダムの速度には追いつかずにみるみると
距離を離されていく。更に左方前方からはムラサメ隊による激しいビームライフルの嵐が
降り注いでくる。
「シ、シン、さすがにこの状況はマズイわよ」
「どんどん離されていくよ!!」
「分かってるって!!何度も言わすな!!」
フリーダムを、ここで逃がすわけにはいかない。かといって、ただこのまま後ろを追いかけて
いってもフリーダムには追いつけず、ムラサメ隊により蜂の巣にされてしまう。
シンは頭を必死になって働かせて考える。そして最速の決断を思い浮かび、叫び二人に指示をする。
「ルナ、挟み撃ちだ!!!」
「は?」
「俺が右から、このままフリーダムを追う、お前とメイは左から攻めろ!!」
「左・・・・って!!ムラサメ隊がいるじゃない!!」
何を言ってるんだといった具合にルナマリアが激怒するが、更に説明を続ける。
「俺が何とかして、フリーダムをあの部隊の後方まで追い詰める。お前たちは単機で
あの部隊の中央から攻めて掻き乱せ。部隊を撹乱させ動けなくさせたら、そのまま部隊の
後方まで駆け抜け、出てきたところをフリーダムに強襲する形を取る。できるか?」
とにかく、これ以上ムラサメ隊に邪魔をされては追撃不可能となってしまう。中央から
ぶつかり部隊の進行を防いでいてくれれば、シンでもフリーダムを誘導するぐらいの自信はあった。
部隊の後方から飛び出してきたジャスティスとレジェンドによる強襲でそのまま落ちてくれれば
一番だったが、さすがにキラもそこまで甘くはないだろうと睨んでいた。
最低限、フリーダムの足を止めてくれればそれで充分だった。
ルナマリアは一瞬唖然としていたが、やがてその顔は笑顔に変わり余裕の表情を見せた。
「私を誰だと思ってるの?任せときなさい、シン♪行くわよ、メイリン」
「え?え?ど、どういうこと、お姉ちゃん!?」
「いいから!!早く来なさい」
未だ釈然としないメイリンを連れて、ジャスティスとレジェンドが離れていった。
これで布石は整った。あと成功するかどうかは、運頼みでしかない。
朝陽が、差し掛かってきた。海面が陽の光に反射してきらきらと輝き放ち、デスティニーと
フリーダムを照らしていた。これで、フリーダムはもはや闇に乗じて姿を眩ますことも
不可能となった。運気は、確実にこちらに傾いているという気がした。
キラは、確かに強い。これほど強いパイロットは、後はアスランぐらいしか知らなかった。
しかし、どんなに強くたって、所詮はただの人間なのだ。どんなに最強と褒め称えられようと、
神なんかではない。一人の人間の力なんてものには限度がある。
己の力を慢心しすぎた。敢えて敗因を挙げるなら、それが一番の要因であっただろう。
しかし、そんな馬鹿げた蒙昧な夢想のせいで、どれだけの人間を苦しめてきたことか。
ふと、ことりの泣き顔を思い出してしまった。
あんなにことりを悲しませたキラを、絶対に許すわけにはいかない。
先ほどから、全速力で追いかけているというのに、一向に追いつかずむしろ距離を離されて
いくように思われた。本来ならもっと速度が出てもおかしくないはずなのに、デスティニーの
出力がどうしても上がらないのだ。
現在のデスティニーは本来の七割の性能しか出せないとミーアが言っていたが。
たかが三割と鷹を括っていたつけの分が、ようやく親身に感じるようになってきた。
もっと速く、追いつけ。シンはそうデスティニーへと祈った。
左方を見ると、ルナマリアが正面からムラサメ部隊へとぶつかっていくところが見えた。
アロンダイトを振りかざすだけで、一瞬にして二、三機のムラサメが沈んでいく。
ジャスティスが駆けていくところに、道ができていく。
いつもなんかとは比べ物にならないほど、今日のルナマリアは冴えていた。その実力には
シンもつい感心してしまうほどであった。
「お、落ち着け!!陣形を整え、包囲をして迎撃の態勢を取れ!!!」
隊長機らしき機体から声が響くが、周りはルナマリアの勢いに圧倒されていて上手く
統制が取れないでいた。レジェンドもルナマリアの後方から続き、ジャスティスが討ちもらした
敵機を確実に仕留めていっている。
やがてジャスティスが隊長機を発見すると、真っ直ぐにその場所まで駆けていく。
隊長機は焦りながらジャスティスに向けてビームライフルを乱射するが、全てアロンダイトに
弾き飛ばされてしまう。あっという間に隊長機の眼前まで迫った。そう思った時には、
既に隊長機は悲鳴を挙げる暇も与えられず真っ二つに討ち取られていた。
隊長機を失った部隊は統率が取れなくなり、散を乱して潰走状態となる。
大抵は、大将が討ち取られるとその部隊は崩れやすくなるが、オーブ軍がいかに統率が
整っていないかが一目瞭然で分かる。
キラが忌々しそうにジャスティスを睨んでいた。
ジャスティスとレジェンドは反転するとそのままムラサメ隊の中を潜り抜け出口を目指して駆け出した。
速すぎた。このままでは、タイミングが合わずにフリーダムを誘い込む前に出てきてしまう。
「ルナ!!!もうちょっと人に合わせるということができないのか!!」
シンが怒るように怒鳴ると、負けじとルナマリアの方も声を張り上げた。
「遅いのよ!!これ以上速度を落としたら、挟み撃ちをする前にキラに逃げられるわ」
ルナマリアの言うことは最もだったが、現に未だフリーダムを誘い込めないでいた。
無理な作戦だとは思わない。デスティニーが、思ってた以上に動かないのだ。
シンは唇を噛み締めた。
「・・・・さ、誘い込めないのなら、無理やり誘い込むまでだ!!!」
シンは速度を保ったまま脇に装備されていた高エネルギー長射程ビーム砲に手を伸ばそうとする。
風圧で、思うように動かない。
「なっ、正気か!?この速度で、撃てるものか!!!」
焦った感じで、キラが叫んできた。そんな言葉、耳に入らない。
「今撃てなきゃ、お前を討つことができないだろうがぁぁあああ!!!」
無我夢中で、引き抜くようにビーム砲を前方へと向けた。圧力が重くデスティニーに圧し掛かってくる。
不意に、肩に激痛が走った。キラに撃たれた場所だ。
こんな傷、痛くないと思った。引き金は決して離さない。最大出力で撃ち放った。
「いけぇぇえええ!!!」
巨大な粒子の塊が、一直線に差し掛かった。止めないで、放ち続けた。ビーム砲が悲鳴を
あげるように軋む。
壊れてもいい。最後に一撃、攻撃できる余力さえ残っていればいい。
粒子の塊がじりじりとフリーダムの方へと向かっていく。避けるために、左へと傾く。
同時に、フリーダムの速度が落ちた。一気に距離を縮める。
「逃がすかぁぁああああ!!」
右方から攻め、サーベルを構えて振り上げる。フリーダムはかわしたが、なおも執拗に
追いかけるデスティニー。
キラはデスティニーとの交戦をさけるために、止むを得ず更に左へと後退していく。
ムラサメ隊の後方へと近づいていく。
ルナマリアとメイリンはどうした。誘き寄せるのは成功したが、まだジャスティスの姿がなかった。
しかし次の瞬間には、眼の前にいたムラサメが爆発した。爆風とともに飛び出してくる機体、
ジャスティスが待ち構えていた。
「はぁぁぁあああ!!」
アロンダイトの重い斬激が舞った。フリーダムはシールドを構えてそれを防ごうとしたが、
斬艦刀はシールドごと破壊してしまう。よろめくフリーダム。
「メイ!!!」
ルナマリアが叫んだ。爆風の中から更に遅れて出てきたレジェンドがシャベリンを振りかざす。
フリーダムがレジェンドへとサーベルを突き出してきた。サーベルはそのままレジェンドの肩へと
突き刺さった。しかし、フリーダムの突き出した腕を掴み、捉える。メイリンの勢いは衰えない。
「そこ!!!!」
捨て身のレジェンドの一撃にフリーダムの右腕ごと吹き飛ばされてしまう。態勢が更に乱れる。
「くそっ!!!」
背を向けてその場から脱出しようとするフリーダム。しかし、もう遅い。捉えた。
キラはすぐに後ろから接近してくる機体に気づき、急ぎ反転させた。
デスティニーが、フリーダムのすぐ眼の前まで迫る。全砲門を開く。フルバースト。避け切れなかった。
「シン!!!」
誰かの声がした。その瞬間、頭の中が真っ白になって、何かが弾けた。
「うぉぉおおおお!!!」
デスティニーの背面のフィンが展開して、光の翼が現れる。爆発的な速度でフリーダムの
フルバーストをかわした。
「な、何だと!?」
更に無秩序にビームを乱射させるが、絶対に当たらない。たかがフリーダムの攻撃、
当たるはずがないと思っただけだった。
「な、何で当たらないんだ!!!」
キラが動揺している間にフリーダムの背後に回りこみ、振り返ろうとした頭部をデスティニーの
腕が鷲掴みして捉える。
「なっ・・・・!?」
キラは、言葉を失って絶句した。
「・・・・捕えた」
シンが苦しげな表情をしながらも、にやりと笑みを溢した。
デスティニーは容赦なく掌に隠されていたパルマフィオキーナ、光り輝く手でフリーダムの
頭部に撃ちかました。たちまち頭部は吹っ飛び、フリーダムのシステムが急激に低下した。
「く、くそ!!!メインカメラが!!!」
慌てた表情で操縦桿を動かしているが、フリーダムは完全に停止したままで、一向に
動く気配はなかった。
シンは冷たく静かに言い放った。
「・・・・・キラ、アンタは強かったよ・・・・・だけど、アンタは神でも何でもない・・・・・
一人では、ただの人間と何ら変わらないんだ!!!」
「よ、よせ!!!!」
キラの制止の声にも耳を傾けず、そのままフリーダムを海面へと投げつけた。
フリーダムは動くこともできずに、ただ重力に引かれて落ちていく。脇にあるビーム砲を
フリーダムへと差し向けた。
これで、最後だと思った。
「地獄に落ちろ!!!キラァァァアアア!!!!!」
最大出力で撃ち放つ。ビーム砲が耐え切れずに、爆発を起こした。デスティニーも
それに巻き込まれて、とうとう腕が吹き飛んでしまった。
「ぐぁぁああああ!!!!」
キラの恐怖に駆られた断末魔と同時に、巨大な粒子が海面へとぶつかり大きな爆風が辺りを
包み込んだ。衝撃が、デスティニーの機体にまで伝わってくる。
振動が収まると、先ほどまでとはうってかわって静寂が辺りに訪れる。
まだ、煙で海面が見えない。
「・・・・・お、終わった・・・・・の?」
メイリンがおずおずと尋ねてくる。シンもルナマリアも答えずに、黙ったままただ海面の方を
見つめていた。
「・・・・・・」
「・・・・・いや・・・・」
シンが小さく呟く。煙が晴れてきた。
「・・・・・敗けだな、俺たちの」
そう言ったシンだったが、なぜか悔しさは沸いてこなかった。
海面にはフリーダムの姿は消えていて、どこにもいなかった───
陽は、すっかり昇りきっていた。
既にムラサメ隊の残存兵力の姿も消えていた。
ようやく肩の力を抜くと、肩だけでなく何だか全身が非常に痛い気がしてきた。
機体だけでなく、体のほうももうぼろぼろの状態だった。
「・・・・あー・・・・眠っ・・・・」
「もうダメー・・・・これ以上動けないよー・・・・」
二人もようやく今まで張りっぱなしだった気を緩めて落ち着くことがえきたらしい。
メイリンなんかはだらしなく操縦席に突っ伏してしまう。
「ほらメイリン、しゃきっとしなさい」
「だってぇー・・・・もうくたくたなんだもんー」
そんな他愛もない会話を交わしながらシンのことはほったらかして二人でとぼとぼと島の
方へと引き上げようとする。
「ってちょっと待てーーー!!」
シンは我慢できなくなり声を張り上げて二人を呼び止めた。気だるそうにルナマリアが振り向いた。
「ん?なーにシン?」
「なーに、じゃなくて!!もうデスティニーはぼろぼろで全然動かないんだよ!!
こういう場合、島まで引っ張ってってくれるもんだろうが」
「えー・・・・だって、私たちもぼろぼろだしー」
「気合で何とかしなさい」
無茶苦茶なことを言いまくる二人。一体どうやれば気合なんかで半壊した機体を
動かすことができるというのだろうか。
「・・・・せ、せっかく心配したから急いで助けに駆けつけたっていうのに・・・・友達がいのないやつらめ」
ぶつぶつと一人で愚痴を言い始めるシン。そんなシンの姿がおかしくなったのか、二人が笑った。
そんな時、通信機からおーいという呼び声が聞こえてきた。セイバーがこちらへと向かって
きていた。
「あ、役立たずの上司のお出ましだ」
「だ、誰が役立たずだ!!」
ルナマリアの発言に怒りを露にするアスラン。
「シン君!!大丈夫!?」
するとアスランの隣から突然ことりが乗り出してきたので、シンは驚いてしまった。
「うえっ!?こ、ことり・・・・?どうしてここに・・・・ア、アスラン、アンタはことりを戦場なんかに
連れてきて!!!」
「お、落ち着けシン!!そこの所も計算済みだ。俺たちが到着する頃には、もう戦闘は
終了しているだろうって」
そんなことを言うアスランだが、しかし未だ戦闘が継続中だったらどう責任を取るつもりだったの
だろうか。
「ごめんなさい・・・・私・・・・・その、心配で・・・・」
「い、いや、ことりは悪くないって。悪いのは全部この凸のせいだから」
「・・・・なんだと?」
睨んでくるアスランをとりあえず無視して、その隣で悲しげな表情をしていることりをシンは
慌てて取り繕った。アスランが咳を一つすると、真剣な表情になって尋ねてくる。
「それで・・・・キラは?」
「上手く逃げることができたよ。良かったな」
皮肉のつもりでシンは言ったのだが、それでもアスランはそうかと呟いてどこか安心した
感じだった。
後一歩というところまで追い詰めた。しかし、逃げられた。ほとんど全壊に近いところまで
叩きのめしたのだが、まだ生きているのだ。しばらくは恐らく再起不能ではあるだろうが、
いつまた襲ってくることがあるやもしれない。やはり、討ち逃したのは失敗だと思ったが、
今更どうしようもなかった。
そしてそれ以上に、シンも今は一度休みたかった。もう精神的にも限界が近い。
「とにかくお疲れ様、みんな。一度島の方まで帰島してくれ」
アスランがそう言うとそれぞれが気だるそうに返事をして、シンを置いて島へと引き上げようとする。
「だ、だから、動けないんだってば!!」
港まで引っ張っていってもらい、デスティニーを降りたらまず最初にことりが思いっきり
抱きかかってきた。恥ずかしくなって顔を赤くさせるシンのことをからかうアスランとルナマリア。
けど、決して嫌ではなかった。こんなふざけたやりとりであろうとも、今となってはそれが
楽しくて、嬉しかった。
「みなさん、ぜひこれからうちにいらしてください。私は何もできませんでしたが、せめて
みなさんにごちそうをしたいと思いますので」
ことり提案に皆が喜んで賛成する。
「すまないな、白河さん」
「焼肉パーティーしましょー♪」
「あ、朝からそんなボリュームあるの食べるの・・・・お姉ちゃん」
「あー・・・・私も行ってもいいのよねー?」
「勿論ですよミーアさん♪ほらシン君、おうちに帰ろう。アイシアちゃんもお姉ちゃんも、みんな
待ってるよ」
ことりが笑顔で手を差し伸べてくる。しばらく呆然としてから、シンも笑ってことりの手を
ぎゅっと握り返した。
家の前までくると、いつから待っていたのだろうか。アイシアと音夢、それと暦が玄関の
前で待っていた。シンとことりの姿を見つけるとアイシアが一目散に駆け出してきて
飛びついてきた。シンとことりが互いに顔を見合わせて苦笑した。音夢と暦も笑顔で出迎えた。
それからはもう夕方近くまで白河家にて大騒ぎして、そのまますぐ部屋に戻ると死んだように
深い眠りについた。起きた時にはすでにアスラン、メイリン、ミーアの姿はなく、ルナマリアだけが
また島に残った。デスティニーも軍に引き上げられて、島から戦いの形跡は全て消えていた。
次の日からまたいつも通りに学校があり、いつものように登校する。シンは疲れてるから
さぼりたいなどと駄々をこねたが、ことりとアイシアが無理やり引っ張って止む無しに
登校を強いられた。
教室に入ると、キラのいた机には今は誰もいなくて、その後すぐにその机も撤去された。
しばらく教室では突然島に現れた巨大な人型兵器の話で終始盛り上がりを見せていたが、
その話題も二、三日もすると話す内容も尽きてしまい、みんな興味をなくしたかのように
誰も口にしなくなった。
シンたちがこの島を救ったという事実も、誰にも知られることなくこの事件は終焉を迎えた。
まるで、この事件自体が夢であったかのように、また平凡な日々が続いた。
「・・・・今更そんな話をされてもなぁ」
一週間後、学校の屋上でシンとことりはルナマリアの話を聞いていた。
キラはやはり、裏でオーブのバックアップがあり、この学園に転入してきたらしい。
オーブ政府側としてはキラ・ヤマトと一部の者たちによる独断の犯行によるものだと
否認しているらしい。現在もザフト側はキラ・ヤマトの行方を追っているが、依然行方知らず
ということらしい。
しかし、シンにとっては今更どうでも話であった。手すりに肘を抱えて興味なさげに聞いている
シンに気がつくと、ルナマリアもどうでもいい話ね、と言って肯定した。
「ま、とりあえずキラのことは軍の方に任しといて。もうこんなことがおきないように
キラに対しては厳重に注意するから。あなたたちの安全はちゃんと保障するわよ」
「まぁ、それはいいんだが。それよりも、俺はルナマリアがいつまでここにいるのかが
気になるんだが」
「あら、私がいちゃいけないのかしら?」
顔は笑っているが何だか少し怒っている感じのルナマリアだったが、シンは遠慮なく頷く。
「・・・・あ、あんたねぇ・・・・ちょっとは」
「ま、まぁまぁ・・・・・」
ことりが苦笑しながら仲裁に入ると、ルナマリアも仕方ないといった感じで小さく溜め息をついた。
「何だか学園生活にすっかりハマっちゃってねー♪」
「・・・・・あっそ」
「さて、もうお昼だし。私は学食でAランチででも食べてこようかなー。あれ美味しいのよねー♪
ではお二人さんはごゆっくりー」
意味ありげな台詞を残して、扉を閉めていくルナマリア。
屋上にはシンとことりの二人だけになった。シンはぼんやりと校庭を眺めていた。
「・・・・どうしたの、シン君?」
ことりがそう尋ねてきて、シンもはっとするようにことりの方を見上げた。
どこか、いつの間にか空元気であったのだろうか。ことりにそんな心配をせてしまうとは。
ことりは何でも自分のことが分かるんだな、とシンは改めて思った。
「・・・・あの男の人のことを、まだ心配しているの?」
「・・・・いや」
ことりが少し悲しげな表情を見せるが、キラなんて再び襲い掛かってこようと、また叩き
のめせばいいだけだった。ただ軍の警戒も強くなり、キラが初音島に来ることはたぶんない
ような気がした。それよりも。
「・・・・なぁことり」
シンがぽつりとことりの名前を呼んだ。ことりは笑顔で応えてきた。
「何ですか?」
「・・・・俺は、この島を・・・・・この場所を守ることができた・・・・・んだよな?」
「うん、そうだね・・・・・」
けど、どうしてだろう。あまり守ったという実感が湧かないのは。
あの時、デスティニーから初音島を見下ろした時には、確かに自分の幸せの形というものが
はっきりと見えていた。
しかし、キラを倒して平穏な日常を再び取り戻しても、あまり感動というものはなかった。
この日常があって当たり前の物、そんな風に感じてしまった時、感動なんてものも一瞬の内に
儚く消えてしまった。苦労して手に入れたものが、自分のも想像していた物と違っていた。
今の気持ちは、そんな喪失感に似ていた。
「・・・・何だか、本当に守りきれたのかどうか、不安で・・・・」
もしかしたら、気づかぬうちに何か大切な物を失ってしまったのではないだろうか。
気づかないぐらいだから別に大したものではないのだろうけど、けれどそれが原因で
こんなに気落ちしてしまっているのではないかと思えてくる。
シンがそのまま塞ぎこんでしまう。ことりは何も言わずに隣にいた。
「・・・・」
「・・・・ねえシン君」
口を開いたのはことりの方だった。
「今幸せ?」
唐突に、そんな質問をされて、シンはなぜか言葉に詰まった。
「じゃあ、幸せじゃない?」
「それは・・・・・・」
更に続けてそう尋ねられた。さすがにそれはないと思い、首を振った。
ことりもアイシアも、みんな無事なのだから、何の不満もないはずだった。
首を振ったシンを見てことりは弾けるように笑った。
「じゃあ、シン君は幸せなんだよ、きっと。何にも不満がないってことは、裏を返せば幸せだって
ことでしょ。本当に幸せなんていうものは、きっと自分じゃ当たり前すぎるものだから
そんな気づかないものなんじゃないかな?」
「・・・・・そういうものなのかなぁ・・・・」
ことりの言うことは正しい気がする。キラにその当たり前の日常を壊されそうになったのが
眼に見えていたから、あの時ははっきりと自覚できたもので、本来幸せなんていうものは
普段気づかないものなのかもしれなかった。
けれど、頭で納得できても未だ釈然とせずぼんやりとしていた。
「・・・・・」
「・・・・・シン君、シン君♪」
「んー・・・・?って!?ッッッ!!!!」
振り返ろうとしたら、ことりの顔が真横にあった。
正確には、意図的にそこにいたとしか思えず、頬に暖かい感触が広がった。
ことりはえへへと子悪魔っぽく可愛らしい笑顔を見せる。
「でも、私は忘れないよ。シン君が私のことを助けに来てくれたこと・・・・・カッコ良かったなぁー・・・・
あの時のシン君」
ことりの言葉も、頭に入らず顔を真っ赤にさせてカクカク震えているシン。
「あ、あれ・・・ど、どうしたの?」
「ここここことり、い、今何した?」
「え?助けてくれた王子様にご褒美のキス♪やっぱ。こういうのは定番っすよ〜」
「や、やっぱり・・・・ぐは・・・・」
「あぁ!!ちょ、ちょっとシン君!!・・・・・はぁ、ダメダコリャ・・・・」
ことりの呆れた感じの溜め息が聞こえた。
相変わらず今日も平和で、やはりこんなものかと何となく納得する。
真上を見ると、空は青空で澄み切っていた。
ようやく終わりました。長かったw
実は昨日まで風邪引いてまして、それで投稿が遅れてしまいました('A`)<ゲホゲホ
本当はキラ殺したかったんですが、さすがに反感が強いかと思いますので、生かしときましたw
無事終われてよかったです。読んでくださった皆様には本当にありがとうございます
本スレもまだ続くのであれば今度は絵に集中しようかなぁー
それでは失礼します
誤字
エピローグ11/16→エピローグ1/6
228 :
あの人:2006/05/20(土) 23:20:23 ID:YJSop+N4
長期連載、お疲れさまでした。
セイバー直してたんだ……
フリーダムに組みかかって自爆、とか、四肢がバラバラに、とか、
コクピットの横を貫かれて海に落下して爆散、とか、
なってしまうのかとハラハラしましたが、ならなくてよかったです。
……アスランと一緒のMSには乗りたくないですねw
シンとことりには、このまま幸せになってもらいたいですね。
でもそこに現れる逆襲のr(ry
とにかく、お疲れさまでした。病み上がりは気をつけてくださいね。
本スレでまたお会いできることを楽しみにしています。
それでは、最後に……GJ!!
GJ( ゚∀゚)ノよぅ!
凸!セイバーは決して弱くな〜い。活躍しなかっただけだぁ。
それも、お前のせいで。
風邪は気をつけてください。直ったと思っても次の次の日またって
パターンもあるし。
GJ!運命の長距離ビーム砲がここまでカッコよく使われたのは始めて見たw
エピローグの様子だとちゃんとキスできるようになるまであと何年もかかりそう
だけど二人の関係はこれくらいが丁度いいのかな。
今まで本当にありがとう。最高に楽しかったです!
どうでもいいけど
デスティニーのビームサーベルはフラッシュエッジと解釈すればいいのか
また考えてないと言われるような……
>>226 ホント面白かったよ!グッジョブ!
個人的にはキラは始末して欲しかった・・・w
>>226 この後のルナマリアの学園生活やレイジングハートを装備したさくらの現状も
ちょっと気になるがキラ倒しちゃったしことりとシン関連のイベントはこれで
終了かな。長い間お疲れ様でしたー。最後まで読めて良かった。
ひとつの戦いはおわった……
だが………
それが始まりだった………
D.C.SEED DESTINY〜サクラノキヲク〜
『また戦争を起こすって言うのか!?アンタたちは!!』
近日公開
すまん……勢いで書いた
これ以上は無理だ
本スレでも書いたが、動画が出来そうだったらそっち頑張る
デスティニーがストライクフリーダムに完全勝利。
バンダイの人達も草葉の陰で喜んでる事でしょう。
>フリーダムはシールドを構えてそれを防ごうとしたが、
>斬艦刀はシールドごと破壊してしまう。よろめくフリーダム。
・・・あれ?確かストフリってビームシールド・・・ま、いっか。
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/24(水) 17:36:52 ID:p4OmE0Vu
シンが、笑った。軍にいた頃は、少なくともアスランの前でこんないい笑顔を見せたことは
殆どなかった。今なら、シンは変わったとアスランにははっきりと思えた。どこが変わったのかと
問われても、あまり上手く説明できそうに無かったが。それでも、シンからは昔の粗暴な頃とは
違う、何か力強いものを感じる。
何が、シンをそこまで駆り立てているのか。そこで、例の彼女のことが浮かび上がってくる。
白河ことり。シンを変えた一番の要因は、彼女しかなかった。人の心をここまで豊かに
することができる。それが白河ことりという人間の強さで、そして優しさなのだろうか。
「アスラン、アンタじゃ俺を止められないぜ。俺は行くんだ」
それだけ言って、再び背を向けて行こうとするシン。今度は、振り返らない。
自分で決めた、固い決意だった。アスランは説得するのを諦めて溜め息をついた。
「おい、シン」
「ん?・・・・・って、おわっ!?」
アスランは手に持っていたライフルを投げ渡した。シンは落としそうになるが、何とか
上手くキャッチをする。
「・・・・・アスラン?」
「どうした、行くんだろう?人手は、多いに越したことは無い」
狐に騙されたかのように唖然としていたシンだったが、やがてはっと何かに気がついた
表情をした。
「・・・・試してたな、俺のこと」
「何のことだ?もしお前がキラを殺しに行く、なんてことを答えていれば、俺は容赦なく撃ってたぞ。
感情に囚われた人間を連れて行ったところで、本来助けられる人質にも要らぬ危険が
及ぶだけだからな」
「・・・・・うわぁ・・・・性格悪ッ・・・・」
そんな風に邪険に呟くルナマリアだが、口元はにやついていた。シンもしてやられたといった顔をしていた。
「け、けど、俺がことりを助けに行く理由だって、感情的だぞ?」
「動機が違うだろ。憎しみと誰かを助けたいという気持ちには、雲泥の差がある」
「・・・・ア、アンタの命令なんかに従うつもりなんt」
「別に従わなくてもいいさ」
とりあえず、番外編書きさん待ちか( -∀-)ノよぅ
ANOtherシリーズの新作を密かに楽しみにしている俺ガイル。