Rozen Maiden ローゼンメイデン SS総合 5

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842名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 20:42:24 ID:UuF6uVEC
>ドゥブッハァ!
まで読んだ
843名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 20:52:44 ID:LWgZ8mtO
スレ容量が470KB超えてそろそろ次スレの時期なんだが
テンプレにスレ立ての時期は追加したほうがいいよね?

次スレは950を過ぎたら、またはスレ容量が500KBに近づいたら立てましょう。

こんな感じでOK?
844名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 20:54:56 ID:/FgQjYSd
いい感じにスレとSSの質が急降下してきましたね(^^)
845名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 21:36:21 ID:SY3Be+/y
で批評はどうするよ?
正確には批評そのものじゃ無くて、
批評マンセーのムダ長文とか批評の批評する奴がウザイんだけど。
846名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 22:00:08 ID:tbnXFCKI
春休みが終われば解決。
847名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 22:02:38 ID:LWgZ8mtO
845の意見も入れて追加するテンプレ考えてみた。ちょっと長いかな。


作品の評価が欲しい職人は、そう明記しましょう。
但し、厳しい批評をもらっても挫けない、へこたれない。
批評を書く時は簡潔に解りやすくしましょう。ムダに長いマンセーレスは嫌われます。
批評に対する批評は避けましょう。批評するなら作品に対してだけに。ここは議論スレではありません。
基本的に批判は自由ですが、お手柔らかに。職人あってのSSスレです。
848名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 22:09:37 ID:SY3Be+/y
>>847
いいね。
849名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 23:02:46 ID:4wDo/uo3
次スレ立てていい?
850名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 23:07:52 ID:tbnXFCKI
批判と言うかレス欲しくない人が明記したほうがいい。感想と批判の境目わからないし、どうせまた「つまらん厨」沸くよ。
851デュード ◆Postal2.YE :2006/03/21(火) 23:23:39 ID:Ir4+vzre
次スレ立てるのかい?
今回は力作ができたぜ。
852名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 23:30:45 ID:4wDo/uo3
作品の評価が欲しくない職人は、そう明記しましょう。
厳しい批評をもらっても挫けない、へこたれない。
批評を書く時は簡潔に解りやすくしましょう。ムダに長いマンセーレスは嫌われます。
批評に対する批評は避けましょう。批評するなら作品に対してだけに。ここは議論スレではありません。
基本的に批判は自由ですが、お手柔らかに。職人あってのSSスレです。

これでいいカナリア?
853名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 23:36:15 ID:k/y5HaAw
>>846
春休み終わるの待ち遠しいね
854名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 23:40:01 ID:1E7Mj2M2
せっかくの日曜なのに翠星石が朝から騒いでる
WBCで日本優勝の喜びが吹っ飛ぶくらいだ

蒼星石は素直でいい子なのに翠星石はうるさくてしょうがない
ですぅですぅでしかも命令口調
こっちを巻いてしまった俺は本当に貧乏くじだ

俺は子供のころよく人形をぶち壊して遊んでいた
そのことで親にしかられてからはずっと我慢してきた
しかし今俺の周りを今うるさい人形がちょろちょろしている


これはこいつをぶち壊せっていう神様のお告げだよな?

さてどうやってぶち壊してやろう
今までの人形と違うのは
こいつが意思を持っていてしかも女の子の形をしてるってことだ

考えてる間も足元にまとわり付いてくる
生意気言うくせにかまってもらえないと
不安になる性格らしい

俺のいらいらもマックスだ
翠星石は午後の紅茶に不服そうだ
しかしそんな顔をしてられるのも今のうちだ
855名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/21(火) 23:54:13 ID:Qe4TuvAa
実際問題として、次の日曜日まで日本WBC優勝の喜びを持続できるの?
だとすれば、よっぽどつまらない生活をしてるとしか思えない。
856名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 00:06:34 ID:rllHkUKp
>>855
言われて気付いた(´・ω・`)
857名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 00:10:00 ID:mYmIAnzM
>>854
虐待物なら関連のスレなかったか?
そこでやれ
858梅岡先生:2006/03/22(水) 00:17:07 ID:Dl3zXfz7
>>731
亀ですが、暫くスレを離れていたので勘弁して下さい。
ケットシー様、お返事ありがとうございました。
他職人様のご意見が聞けて大変嬉しく思います。
コテハン同士の過度の馴れ合いは良くないと考えておりますので、その一言だけお伝えしたいと思います。
859デュード ◆Postal2.YE :2006/03/22(水) 00:26:59 ID:lVFfpqNg
批判しようがどうしようが俺は作品を晒すのに丁度いい場所があったから晒すだけだ。
そしてその場所の基準も俺が決める。それだけよ。

町から人里離れた山村に、トレーラーハウスを居住施設にして生活する男、ポスタル・デュード。
昼も過ぎ、太陽が眩しいくらいに照り輝いているというのに、彼はまだ眠っていた。
完全に閉め切ってあるブラインド。
その隙間から入り込む太陽の光は、枯れきって成長の見込みがない植物が植えられた鉢を照らす。
それはまるで彼の心を表しているようだった。
しかし彼の心に光が差し込んだところで自らの罪深さを反省することはできるのであろうか。
「希望?そんなものは必要ない。やりたいようにやるだけさ!」
デュードは目を覚ました。
「あぁ〜良く寝たぜ〜」
そしてベッドの隣の棚の上にある時計を見いやった。円形状のアナログ時計の針はコチコチと動き、まもなく三時になろうとしていた。
「なんだ。まだ三時かよ。五時間も早起きしちまったぜ。まあこのまま、また寝るより起きて何かしたほうがいいか」
デュードはベッドから起き上がり、青と白の縞色のパジャマを脱ぎ捨て、その格好のまま洗面所へと入った。
彼は着る服を取ろうと、寝る前に予約を入れておいた洗濯機の蓋を開けた。
「うげ!なんだよこりゃ。洗濯機壊れやがったな!これじゃあ乾燥機能が意味ねえよ」
洗濯機は、大量の水で溢れ、洗濯物は底に沈んでいた。
「他に着るものはねえし、参ったなあ。この格好でクリーニング屋行くのもアレだしな」
文字通り彼はパンツ一枚だ。確かにこの格好で外を歩くのはまずい。
「仕方がねえ。今日は一日このままでいるか」
蓋を閉め部屋を出ようとしたその時だった。
『ふふ、おばかさんねぇ』
洗面所に声が響いた。
「なんだ?そこか!」
デュードは先程の壊れた洗濯機の蓋を開けた。
するといきなり、何かが飛び出してきた。
「うぉ!何だよ!」
その物体は黒い羽と服を纏った人形、水銀橙だった。
「お久しぶりねぇ、デュード。今日はいつも以上にだらしないわねぇ」
「生憎取り込み中でなあ。ジャンク人形に構ってる暇はねえんだよ」
『ジャンク』という言葉に水銀橙が過敏に反応した。彼女は形相を変えてデュードを睨みつける。
「やっぱりあなたは殺しておかなければいけないようねぇ。どこまでも私を侮辱して!」
怒りの形相の水銀橙は翼を広げると幾つもの羽がデュードに向けて射られた。
「うふふ、ここじゃ避けきれないでしょう?」
「だから馬鹿なんだよ。お前のその羽攻撃は命中率ゼロだからな!」
デュードは余裕だった。そしてその言葉通りこれだけの羽が飛んできているのに一発も当たっていない。
「っく!ここでは不利な戦いを強いられそうね。私のフィールドで決着を着けさせてもらうわ!」
水銀橙がそう言い残し、光り輝く洗濯機の水の中に消えていった。
それと同時にデュードも周りが光に包まれその中に飲み込まれていった。
860名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 00:32:59 ID:26wSA0Vr
>>850
それって、どっちにしろ意味なくない?
「批判いらない」なんて堂々と言える職人なんていないよ。
そうなると、誰も明記しなくなって、批評が欲しい職人だけが明記するようになる。
今まで批評自由だったけど、頼まれもしないのに批評をせっせと書く人は皆無だったでしょ。
「つまらん厨」はどっちでも湧くのなら、スマートで職人の負担の少ない847のままの方がマシだって。
861デュード ◆Postal2.YE :2006/03/22(水) 00:35:21 ID:lVFfpqNg
>>859
「いってぇ〜!乱暴なクソアマだぜ。ブロンドじゃねえから余計にタチがわりぃ」
光に包まれたかと思うと、いきなり真っ暗な闇に包まれたゴーストタウンに突き落とされた。
「何だよここは?趣味悪ぃ所だぜ。さっさと退散したほうが良さそうだ」
パンツ一枚という姿のデュードにとってこれほど居心地の悪いところはない。
冷たい風が彼の体に吹き付ける。
「おぉう、寒ぃ!早く出口探さないと」
デュードは文句を垂れながら、当てもなく歩き始めた。
しばらくして−1時間ほど歩いただろうか。
デュードは急にへばり、膝に手をついた。
「はぁはぁ、体が動かねぇ。パイプもねえし、クソ!狂っちまいそうだ!」
歯を食いしばり、頭を抱え込むデュード。
そんな彼の後ろには水銀橙が立っていた。
「ふふ、本当にクズな男ね。あなたが欲しいのはこれでしょ?」
水銀橙の手にはパイプが握られていた。それを見た瞬間デュードは
「おい!そいつをよこせ!マジでどうにかなっちまいそうだぜ!」
と、狂ったような目で水銀橙の持つそれを睨みつけた。
「さぁて、これをどうしちゃおうかしら」
パイプをくるくると回す水銀橙。
「おい!早くしろ!ヤバい!」
デュードの額は汗でびっしょりだ。さらに段々青ざめてきている。
そんな彼を見て楽しむ水銀橙。
「こんなもの・・・こうしてあげるわぁ」
水銀橙は手からパイプを落とした。
見る見るうちに落下していくパイプは、地面に落ちた瞬間砕け散った。
デュードは愕然として立ち尽くした。
あまりの出来事に先程苦しみも忘れ、声も出ない。
「な、な、あ、あ・・・うげぇええぇぇぇ!!!」
そしてその衝撃が収まった瞬間、彼の喉には溜まきったものをすべて放出したいという衝動に駆られ、跪いて嘔吐するのだった。
「あらあら、汚ぁい。本当に下劣ねぇ」
そんな彼を見て薄く微笑む水銀橙。
「うげぇ!っげえ!っげほ!水銀橙よぉ。ここまで俺をキレさせておいてタダじゃ済まさねえぜ・・・」
デュードからは怒りのオーラが溢れて出ていた。水銀橙もそれを感じ取ったのか、少したじろいだ。
「な、なんだっていうの?」
ゆっくりと起き上がるデュード。
「どうやら俺はお前を殺したいという圧倒的衝動を抑えきれなくなっちまったようだ。地獄に送ってやるぜ!」
「地獄に送られるのは、そっちよ!」
水銀橙は剣を出現させ、それをデュードの腹に突き刺した。
だが彼は大声で笑い、大量の血が出ているのまったく痛みを感じていないようだった。
「嘘・・・」
「嘘じゃねえよ。そっちが近づいてくれたおかげでようやくチャンスが出来たぜ!」
最初から計画済みの彼の策略にまんまと引っ掛かる水銀橙。
四方八方の瓦礫から細いワイヤーのようなものが飛び出し、水銀橙の手足を一本づつ縛った。
「う、っく、これは・・・!」
どんなに力を入れて引き千切ろうとしても取れない。
「こいつは切れ味抜群のワイヤーでよぉ。下手に動けばお前の細い腕くらいスパっといっちまうぜ?」
「フン!冗談でしょぉ?こんなもので私を倒そうだなんて、本当におばかさぁん。すぐに引き千切ってやる!」
そう言って水銀橙は右手を思いっきり振り上げた。
すると
「え?わ、私のう、腕が!?」
「言ったとおりだろ?たまには人を信じてみるもんだぜ?」
彼女の腕は綺麗な断面図を描き、引き千切れた。
「こ、これは?どうして?私の、私の腕がぁぁああああ!」
ショックで暴れる彼女をさらに悲劇が襲う。
衝撃で今度は右足の太ももい巻きつけられていたワイヤーを引っ張ってしまい、足が切断され、水銀橙はバランスが取れず崩れる。
「わ、私の足・・・」
「オラ!どうせてめえみたいなジャンクに勝てるわけねえって言っただろうが!」
デュードは水銀橙の頭を踏みつける。
862デュード ◆Postal2.YE :2006/03/22(水) 00:39:53 ID:lVFfpqNg
「う、ぐぅ!」
そして腹に突き刺さった剣を抜き取り、今にも水銀橙に突き刺さんと構えた。
「い、いや、やめて!」
見苦しく助けを請う水銀橙。不完全な体でのその行動はあまりにも滑稽だった。
もちろん、デュードはそんなものに乗るはずもなく「謝るタイミングを間違えてるぜ?お馬鹿さんよ」
剣を振り下ろし、水銀橙の首に突き刺した。
「あ、がぁ、カハァ、っぶ、ぐへぇ」
言葉にならない声を上げている水銀橙。
「実に見苦しいぜぇ水銀橙ぉ。こんな体じゃ羽もいらねえよなぁ」
そう言ってデュードは水銀橙の背中に乗っかった。
「な、なにを・・・するの!?」
「害鳥駆除だよ!」
デュードは水銀橙の翼を掴んだ。
「オラいくぜ!」
「いや、ちょっと、や、やめて、やめてよ!やめてぇぇぇえええ!!!」
水銀橙の悲鳴がフィールド中に響き渡る。
「こいつは楽しいぜ」
デュードの手には二枚の翼があった。
水銀橙は倒れこんだまま涙を流している。
「か、体が・・・お父様から頂いた体がぁ」
「メソメソとうるせえんだよスクラップ!」
苛立った−というより楽しんでいるデュードは水銀橙の首に突き刺さった剣を捻じ切るように回した。
「あがぁあ!うぐぇ!の、の・・・どが」
そしてバキッ、という音と共に彼女の首は千切れた。
「自分から戦いを挑んでおいてこのザマとは情けねぇぜ水銀橙よぉ。まあ最後に笑うのは俺だけどな。へっへっへ」
ガラクタとなった水銀橙を見てゲラゲラと笑うデュード。だがその背後には
863名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 00:41:58 ID:7ALRPaf+
デュード書くの止めろ。
スレ容量が埋まる。
864もっさり ◆x3BPXU4g5U :2006/03/22(水) 00:42:12 ID:4KpbhlC6
「第一回・ひないちごがきらなんとかに喰われちまったけど、
 トモウェをどうやってごまかそう会議」
==============================
真紅は100円ショップで買ってきたミニ黒板に、速筆でそう書きます。
いえ、正確には字があまりにも汚いので速筆に見えただけですけど。

「さあ、みんなでアイデアと持ち寄るのよ」
出席者は、翠星石、金糸雀、真紅、水銀燈、
そして遠路はるばる南米はアマゾンよりやってきてくださった
薔薇水晶さんの5人です。
あ、あと、雛苺も足だけあります。

討議は実に50時間に及びました。途中に3度殴り合いに
発展するほどの騒ぎになりました。
ちなみに殴ったのは、雛苺の足、殴られたのは金糸雀です。

そして3日目の夜、とうとう結論は出たのです。
『薔薇乙女の誰かがコスプレして、とりつくろって騙す、最後にドッキリカメラ』
机の上には栄養ドリンクと、ココアシガレットの山。
全員が全員疲労困憊でしたが、これ以上ないすばらしい案が出たのです。
あとは、だれがこの役を引き受けるかですけど。

「ここにある割り箸には皆の名前が書いてあるですぅ。ほれ、真紅、ひけです」
6本の割り箸にはそれぞれ名前が書いてあります。
真紅の右腕にここにいる全員の視線が集中します、どうか自分にだけは、
自分にだけはという気持ちが痛いくらいに腕に突き刺さってくるのです。
「これにするわ!」
真紅は思い切り割り箸を引き抜きます!



『チンコーン』
柏葉家のインターホンがなります。お金持ちだけあって、ちょっと高級そうな
インターホンの音です。
「はい、ただいま・・・」
ガラス戸には人影が映っています。
そのシルエットから、雛苺だと容易に想像がつきました。

「と、トモウェ、ただいま、な、なの。」
雛苺(仮)は苦笑いですけど、にっこりほほえみました。

「さ、桜田君、どうしたのその格好!」
865もっさり ◆x3BPXU4g5U :2006/03/22(水) 00:45:35 ID:4KpbhlC6
雛苺に扮したジュンは、何一つ言いません。
なんで僕がこんな格好を、という考えばかりが頭をよぎります。
でも仕方ないんです。割り箸には何故か(確信犯的に)ジュンの名前が書かれていたのですから。
あとは、もう時の流れに身を任せ、雛苺の色に染められ。
各々の人工精霊がどこから探してくるのか、ジュンサイズの雛苺衣装を持ってきて、
高速で着付けを済ませて行ったのです。あの時、ジュンになすすべはありませんでした。

「ねえ、桜田君、一体どういうつもりなの」
ジュンは何も言いません、言えないのです。
ことの顛末を巴に話すと人工精霊のホーリエが机の2段目から狙撃する予定になっているのです。

(きっと、雛苺や真紅ちゃんたちのいたずらね、それなら・・・)
でもなんだか巴は自己解決してしまったようです、頬をにわかに緩ませながら、
お台所から小さな包みを持って着ました。

「ほら、ひないちご、うにゅうよ。たべたいでしょう?」
ジュンの表情が固まります!やばい、やばいのです。真紅達から言い渡された
極秘ミッションが始まってしまったのです。
つまり、「雛苺らしい行動を求められたらかならずすること!しなかったらホーリエで狙撃」なのです。
仕方がありません。正直雛苺の口調でしゃべるのさえ嫌ですが、狙撃されるよりましなのです。

「うにゅう、たべたい、のー」
まさに棒読み口調。心のこの字も入っていません、

「こら。いつもみたいに、上目遣いで可愛くおねがいしなくちゃだめでしょ」
確信犯です。巴確信犯。でも雛苺が普段そうしているというならば、
そうしなければ狙撃です。仕方ありません。
「トモウェ、おねがい。ひな、うにゅうがたべたいの」
軽くぶりっ子ポーズで目にちょっぴり涙を浮かべます。
死にたい、正直死にたい。ジュンの頭にはそんな言葉ばかりがぐるぐる回ります。
でも、そんな姿に巴は光悦な表情を浮かべていました。
今にもよだれをたらしそうなくらいの勢いです。
「はいはい、ごほうび、ごほうび」
そういってジュンの頭をなでなでします。



「ほらほら、ひないちごだっこしてあげるからおいで」
今度はだっこです!本物の雛苺のサイズならまだしも、
ジュンでは完全にサイズオーバー!一体この女はなにを考えているのでしょうか!?
「わーい、トモウェー!」
ジュンはある意味吹っ切れていました。もう半分どうでもよくなっていたのです、
命さえあれば、いつか、きっとなんとかなります。
巴の膝にジュンはちょこんと座ります。やっぱり完全にサイズオーバーの模様です。
866デュード ◆Postal2.YE :2006/03/22(水) 00:46:11 ID:lVFfpqNg
>>863
ならスレを立てりゃいいことだ。
容量?そんなこと俺が気にしてどうする。
俺は描くだけだぜ?批評なんてどうでもいいからよ。
867名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 00:46:52 ID:7ALRPaf+
400kb
だから落ちるから書くなって・・・
868もっさり ◆x3BPXU4g5U :2006/03/22(水) 00:47:29 ID:4KpbhlC6

むにゅう。
ジュンの背中になんだかやわらかい感触が当たります。
「ト、トモウェ」
「なぁに?」
「あの・・・その・・・・背中に胸が・・・・」
ジュンの心臓がもう光の速さで高鳴ります。ひきこもりの思春期にはあまりにも刺激が強すぎるのです。
雛苺口調も忘れて、すっかり素に戻っています。
「ウフフ。どうしたの・・・雛苺?」
どうやらわざとあててる模様です!
頬をうっすらと桃色にして巴はジュンに微笑みかけます。

何かが壊れる音がして、ジュンのリミッターが吹き飛びました。
あふれ出る思春期&ヒキコモリのエロパワー。大変です、きっと収拾なんかつきません。

理性という光を失った瞳が巴を見つめます。

「柏葉・・・僕は・・・僕は・・・」

(この続きは製品版でおたのしみください)
869名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 01:05:36 ID:QLX9f/c5
もう次スレ立てねぇ?
テンプレなんて今のままでいいじゃん。
870名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 01:08:54 ID:s9lnBFGg
>デュード
乙。
今回は結構面白かった。
871名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 01:10:03 ID:TNenBkT8
>>868
発 売 日 は い つ だ ! ?
872名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 01:15:37 ID:DqD76Bg4
>>869同意。>>1が全て。変なのはスルー。それだけ。
職人がSS投下して、それが読まれて、読まれたと言う反応あれば十分でしょ。>>1読め。
873デュード ◆Postal2.YE :2006/03/22(水) 01:21:49 ID:lVFfpqNg
俺は描く方だからあんまり言わないけどよ、読むとか描くとかなんてことは個人の自由だぜ?
それが自由なのに批評の仕方にだけケチつけるってのはおかしい話だぜ
ルール?そんなもの長年ネットやってる人間なら言わなくても体で憶えるはずだ
874名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 01:36:44 ID:7ALRPaf+
>>872

Rozen Maiden ローゼンメイデン SS総合 6
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1142958794/
875名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 01:42:55 ID:7ALRPaf+
アンカーは消し忘れだ。
忘れてくれ。
876名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 01:47:18 ID:DqD76Bg4
テンプレ追加はいいけど勝手に>1の文章削除すんなよ。
877名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 02:00:23 ID:26wSA0Vr
>>874
でも>>1の部分を忘れてる

>>873
デュードの意見は正しいが、それではSSスレはなかなか機能しないのが現実。
作品を書く職人は労力が必要だから潰されやすい。
何も書かずに文句を言うだけなら簡単だからな。
デュードはタフそうだから気にならないのかもしれないが…。
八割方の職人は、粘着叩きが一人でもついたら消える。
個人の主観だけで叩く厨が良作家を潰す事なんてざらにある。
だから、他のSSスレでは職人に優しいルールなんだよ。
職人に優しいスレでも、スレ違いや問題外の作品は袋叩きだけどな。
878名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 02:12:44 ID:QLX9f/c5
デュード、関係ねえとか言いながら今回がんばったんじゃない?
なかなか面白かったぞ。
879名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 03:14:17 ID:Dl3zXfz7
>>864
もっさり氏の新作に大期待してたけど、一行で読むのやめたw
コミックス派のこと、時々でいいから思い出してあげて下さい(´・ω・`)
読みたいけど読めないこのディレンマorz
880名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 08:58:06 ID:BfJYPqBa
批評はどうでもいいが
自分と作風のカブる書き手や作品のレベルがウザい書き手が出てきた時
批評連発で潰しを入れられれるだけの「保険」が欲しい

批評希望と明記れてるSSのみ批評可じゃ意味が無い
881名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 14:12:54 ID:QLX9f/c5
馬鹿?
882名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 18:12:09 ID:T8GmHOaW
馬鹿
883名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 20:11:50 ID:8HzKfsDJ
作品のバリエーションがどんどん豊富になるのは
読む側を飽きさせない環境創り、職人様同士の切磋琢磨による質の向上で
非常に有益なんでしょうが

こうも死ぬ 殺す 暴行 虐待 卑劣な作品ばかりが続くと
読む側としては見てて辛いです。
そりゃ、職人様方が作品を書くのは自由ですが
不特定多数の方が見る掲示板に作品を投稿する以上
"見てもらいたい"と言う意の元で投稿してるんじゃないんでしょうか?
それならば、読む側の気持ちも少しは考えてもらいたいです。
それでもなければ
ただチラシの裏に小説を描いて
ニヤニヤしながら自己満足で済ませた方がいいんじゃないでしょうか?
884名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 20:29:32 ID:DqD76Bg4
もう真面目にレスするのもアレだな・・・
885蟲師(1):2006/03/22(水) 21:09:08 ID:NUMo/ehU
「おお、来たかギンコ。何か面白い物が手に入ったらしいな」

化野先生はもう外に出て待ち構えていた。

「ああ、これは面白い品だ」

挨拶もそこそこに二人は家の中へと入った。

「で、なんだ?」
「まあまあ、慌てなさんな」

ギンコはタバコを取り出し、火を点けた。

「先生、水銀燈ってのを知ってるかい?」
「水銀燈?確か、舶来の呪い人形の…」

ニヤリと笑うと、ギンコは箱から白い陶器のような塊を取り出した。

「なんだ?瀬戸物…とも違うな」

化野先生は不思議そうにそれを眺めた。

「こいつは水銀燈の腹だよ、先生」
「腹?確かあの人形には腹は無いと聞いた事があるが…」

タバコを深く一服した後、もったいぶるようにギンコは話し出した。

「西洋の人形師ローゼンが作った呪い人形の一つ、水銀燈。そいつはローザミスティカというもので人形に魂を入れ、まるで生きているかのように動き、言葉も話したそうだ」
「なんだか式神とかそういう類の話だな」

軽くうなずき、ギンコは話を続けた。

「そのローザミスティカだが、どうやら蟲を使って作り上げるものだったらしい」
「ほう、蟲に作らせるのか。面白いな。どうやって?」

化野先生は身を乗り出し、話に乗ってきた。ギンコはわずかにうつむき、思わずにやけた口元を噛み殺した。
886蟲師(2):2006/03/22(水) 21:10:08 ID:NUMo/ehU
タバコを一つ吹かして、ギンコは続けた。

「人の魂を少しずつ喰らい結晶化させる蟲を使って作った魂の結晶…」
「魂の結晶か。凄いな。そんな蟲がいるのか」
「ああ、ここにいる」

そう言ってギンコは水銀燈の腹を指差した。

「この腹に…いるのか?」
「住み着いちまったらしい」
「なんでこんなところに」
「練りこんだ土に蟲が混じってたんだろう。その事に気が付かなかったローゼンはそのまま腹を作った」
「そして他の蟲を寄せたわけだな」
「まあ、そんなところだろう」

はっと気が付いて化野先生は腹から顔を離した。

「この蟲、危なくないのか?」
「魂を喰らうといっても、ほんのわずかだ。普通の人間なら磨り減りもしないさ」
「そ、そうか」

再び顔を近づけて、マジマジと眺めた。

「で、どうして腹に組み込まなかったんだ?」
「この蟲は結晶を体の内部に溜め込むんだが、蟲の中では結晶の力を発揮できないらしいんだ」
「なるほど、結晶を入れても蟲が取り込んでしまって力を封じてしまうわけか」
「使いたくても使えなかった。水銀燈が腹無しなのは作るのを途中で止めた訳じゃなかったのさ」

唸る化野先生のメガネがキラリと光った。

「幾らだ?」
「安くはないですよ、化野先生」

ギンコはニヤリと笑った。


おしまい
887名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 23:35:48 ID:Z6zFHN3I
シケ
888名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/23(木) 13:31:08 ID:QMyLuuph
批判しないで下さい。
マンセーレスだけ下さい。


職人の誰かが言ってたが、随分都合いい話だなこれって。
889ケットシー:2006/03/23(木) 17:57:09 ID:6Fp6SkpW
書いた物を公の場に出す以上、批判は受け付けますよ。
ただ、暴言に近い批判は勘弁してくほしいなと言ったのです。
「つまらん」の一言だけとか吐き捨てられると、けっこうきついです。
どこがどう「つまらん」のか言ってくれたら、暴言には聞こえませんし、私の勉強にもなりますので嬉しいです。
ですが、ここは匿名性の高い掲示板です。
軽い気持ちで職人が傷付く言葉を書き込む人は後を絶えません。
真意の見えない書き込みは、けっこう職人を追い詰めるんですよ。
だから、あんな都合のいい話になったんです。
以上、言い訳終わり。
890名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/23(木) 18:26:35 ID:af9zEOgR
厨のクソレスをスルーすればいいだけの話だろ?見たいのはSSで外野の雑談じゃない。
891名無しさん@お腹いっぱい。
いやーでも自分が投下した後ってやっぱ気になるよね、周りの反応って
普段気にも止めない煽りがみょーにギクッと来たりして