D.C.SEEDDESTINY (バトル編)

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180シンと女湯と心の扉の巻き
―――で、数分後。
ことり(シン君。偉いぞ)
眞子(こちらが散々、お膳立てしてきた温泉銭湯ネタが通用しない!?個人の家のお風呂だと効果が薄れるの?)
美春(『いっしょに入ろ』って誘ったのにぃ)
音夢(まぁ美春じゃムリか。白河さんが味方なら、こんなことには)
ディアッカ(しかし、おかしい。普通なら、とっくに理性がPSダウンしていても、おかしくないハズなのに。現にオレは立ち上がれない)
イザーク(いったいオレ達は何を見落としているんだ)
シン「…あのですね…だいたいオレ、覗きなんてしたら暦に追い出されますよ」
純一「そうだよな。女湯覗いたら、暦先生、なんて言うんだろうなぁ」
他一同(しまった―!シンは白河家に居候の身だー。しかも現在の境遇を天秤に掛けてまで覗きをするほどバカなヤツじゃない!!)
杉並「なるほど。そういう策があったか」

イザーク「……シン。き さ ま は、ことりの裸が見たくないのか!!」
ディアッカ「イザーク、お前が興奮するなよ。でシン、実際の問題、ことりの生まれたままの姿みたくないのか」
シン「…え?それは…ってソレをコレとは関係ないですよ。倫理観とかマナーとかの問題です」
眞子(うわぁー。はてしなく良い子だなぁ。)
シン「大体、なんで、ことりのことばっかり言うんです。他にもいるじゃないですか」
純一「………シンは他の女の子に興味あるのか?」
シン「いや…ああ…えっと、その…」
ディアッカ「前から気になってたんだけど。お前、ことりのこと、どう思ってるんだ」
杉並「とりあえず、感じることを言えばいい」

シン「…ことりは…その…日向のような暖かさっていうか、なんだろ。“おはよう”とか“ただいま”って言うときの気持ちになれる
   っていうか…。なんか、こう分からないけど、今までのオレに無かったものがあるような気がするんです」
   
眞子「あれ?これって異性としてみているっていうよりは…」
音夢「“家族”として意識してる?」
ことり(シン君、そうなんだ。でも、どうして…自分にはないって…ひょっとして、シン君は…)

ディアッカ「………そういうことかよ、しょうがねぇな。イザーク」
イザーク「仕方あるまい。シン、女湯を偵察しろ。隊長命令だ」
純一「そりゃ反則だろ」

注)この世界では、シンは脱走後、ピンクの悪魔の計ryゲフンゲフン厚意と手回しにより、偽造書類上、初音島にジュール隊として左遷
  されたということになっている。しかも降格されてフェイスでは無い。

杉並(職権乱用か。しかし、同じネタは二度、通じないものだ。どうする気だ)
イザーク「責任は、隊長のオレが取る」
―――はぁ?