シン・アスカと白河ことりが交流するスレ2

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375運命の再開 キラ&シン ◆SHINjYXjHw
初音島海岸で一人たたずむ少年がいた。
彼のは名はキラ・ヤマト。
シン・アスカから主役の座を奪い去っていった憎き男である。
その彼が何故ここにいるかというと・・・
キラ「アスラン・・・決着はまだ付いてないよ」
そうアスラン・ザラが彼との勝負に嫌気がさし何処かへ去ってしまったからだ。
しかし、アスランは現在中国を南下中なのだが

キラ「アスラン。君がこの島に向かってるのは知っているよ。君の部屋にはこの島の地図があったからね」
それ以外の手がかりは無かったのでキラは街の探索へと向かった。

キラ「すみません」
通りかかったおかっぱ頭の学生に声を掛けるキラ
イザーク「何のようだ」
キラ「この辺で7:3分けの凸野郎を見ませんでした?」
イザーク(アスランの事か・・・?しかしヤツはここにはいないが・・・・)
キラ「知ってるんですか?」
イザーク「そんなヤツなど知らん」
キラを尻目に喫茶アイシャに向かっていくイザークであった。

キラ「アスラン・・・」

そして、数日が経った。 
376名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 13:38:59 ID:BwoWKA1L
イザークにアスランって通じてるよwww
377運命の再開 キラ&シン ◆SHINjYXjHw :2005/11/06(日) 13:57:29 ID:FVFLJowL
シン「・・・変なヤツが7:3分けの凸野郎のことを聞き回っている?」
イザーク「そうだ。そんなヤツはアスランしかいない。シン・アスカ、おまえも注意しろ」
数日の間にキラのことは話題になっていた。
アスランの事を聞き回っているうちに逆ナンされたりと騒ぎを起こしていた。
一部では熱狂的信者がいるという噂だ。
シン「どうしてこの島でアスランを・・・・」
ディアッカ「もしかしたら俺達の事がばれてるのかもな・・・」
シン「ええ!?」
驚くシン
イザーク「馬鹿者!デスティニーを競売に掛けようとしたヤツが何を言うか!」
ディアッカ「ありゃ結構な騒動になったしな・・・」
シンは反論できないでいた。
イザーク「とにかくだ、目立った行動は慎めよ、いいな!」
シン「はい・・・」

ことり「どうしたの、シン君?」
シン「いや、うん。ちょっと、最近噂のさ・・・」
ことり「あぁ、あの凸の人を探してる人のことね」
シン「その凸の人が俺の知り合いかも知れないんだ・・・」
ことり「えぇー。じゃあ、あの人に教えてあげたら?」
ことりの提案を受け入れたいシンだが
シン「でもその人はこの島にはいないんだ」

アスラン「ストライクフリーダムが日本に向かった?くっ気づかれたか・・・」
中国にてターミナルから情報を得るアスラン。

ことり「それならさ、せめてこの島にはいないってことだけでも教えてあげたら?」
シン「・・・そうだな」
ことり「じゃ、早速探してた人を探さなきゃね♪」
二人はキラを捜し始めた。

キラ「枯れない桜があるって聞いてたけど・・・」
既にアスラン探し半ば諦めたキラは観光をしていた。
始めに噂の枯れない桜を見に来たのだったが桜は枯れていた。

シン「流石にこんな所にはいないよな・・・」
時を同じくしてシンも枯れない桜があった場所を訪れた。
378名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 13:59:51 ID:gfDGMs9N
さっきTVのニュースで『シン容疑者』って表記されていたw
379名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 14:15:45 ID:UvvfdmdB
>>378
エ━━━(゚Д゚;)━━━!
380運命の再開 キラ&シン ◆SHINjYXjHw :2005/11/06(日) 14:27:40 ID:FVFLJowL
キラ&シン「あ・・・」
そこには互いに見知った顔があった。オーブで一度あったあの人だった。
運命とも言うべきか二人は再開した。
キラ「君はあのときの・・・?」
シン「もしかして、あんたがアスランを探してるっていう・・・?」
「アスラン」
ある意味で二人を繋いでいる人物。
キラ「アスランを知っているの?」
シン「一応・・・」
キラ「僕の名前はキラ・ヤマト。君は?」
シン「あんたがキラ・・・」
思わず言葉が口に出た。
キラ、ミネルバにいた頃アスランが良く口にしていた。
そして議長はキラを「当代彼にかなう者はいない」と評価していた。
シン「・・・シン、シン・アスカ」
名乗るシンだが動揺していた。
キラ、フリーダムのパイロット、アスランの友人、自分の家族を、マユを、ステラを殺し、出番と主役を奪っていた憎き男。

一方のキラも
キラ(シンって、あのインパルスの・・・)
シン・アスカ、インパルス、そしてデスティニーのパイロット。
目指したものは同じだが議長やレイに踊らされ結果的に戦うことになった相手。
シン「あんたが・・フリーダムのパイロットか?」
震える声でシンがたずねた。
キラ「・・・うん」
シン「じゃあ、覚えているよな・・?あの時、オーブに地球軍が攻めてきた時、あんたが・・あんたが俺の家族を殺した!」
キラ「えっ!?」
シン「忘れたとは言わせないぞ!俺の家族連合のMSとフリーダムの戦闘巻き込まれて死んだんだ!」

ことり「えっ・・・」
一度二手に分かれて探していたもののキラが見つからないのでことりはシンが向かったこの場所に来ていた。
そして思いも掛けない自体に遭遇した・・・・
381 ◆SHINjYXjHw :2005/11/06(日) 14:28:40 ID:FVFLJowL
はい、こんなお話です。
とりあえずここまで続きはまた後で
382名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 15:51:56 ID:oNrxtM3j
乙です( ゚∀゚)ノよぅ!

なんか、本編でこそ見たかった展開だ・゚・(ノД`)ノ・゚・よぅ!
383名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 16:00:24 ID:CTdgm90C
このスレって季節はいつの設定なんだい?
384名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 16:50:05 ID:VXPWE6rJ
>>382
逆になぜこのような大事なシーンがなかったのかと小一時間(ry
385名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 16:53:51 ID:pjabCxcn
>>384
坊やだからさ
386名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 17:14:01 ID:sNOLIk4f
>>385嫁だから、の間違いだろう
387名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 19:03:05 ID:zMpE8n2Y
しかし負債のおかげでキラの評判が最悪だな。もう少しシンを立ててやる気はなかったのか
388名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 19:04:07 ID:BwoWKA1L
>>386縄もじゃないか?
389運命の再開 キラ&シン ◆SHINjYXjHw :2005/11/06(日) 19:33:59 ID:FVFLJowL
キラは思い出した。あの時の。フレイの父親を守りきれなかった時に、フレイに言われた一言を。
いや、違う。正確にはあの言葉を聞いたときの胸を抉るような、そんな思いを・・・・

キラ「そんな・・・まさか・・・」
シン「あんたさえいなければ・・・あんたが・・・!」
シンは半ば泣き崩れるような形でキラの胸ぐらを掴んだ。
こんな事をしても何も戻りはしない。過去にとらわれ戦い続けた結果、シンはそれを理解した。
それでも、頭では分かっていても、抑えられなかった。
キラ「・・・・」
キラはただ黙っていた。何も言えなかった。
自分の行いがこの少年の運命を変えてしまい、そして彼は力を求め軍へ入った。
キラ「でも、それでもあの時はオーブを、あの国を守りたかった」
シンは呆然としていて、シンもキラかアスランと同じものを感じていた。
何か、大切な者を失った、そんなものを・・・・
シン「じゃあ、一つ聞かせてくれ」
キラ「え・・?」
意外な返事だった。キラはこの少年に殴られることを予想していた。それで彼の気が済むのならそれでも良いと思えた。
シン「どうしてあんたはまだ戦ってるんだ?」
キラ「・・・守りたいものがあるから」
単純な答えだった。守りたいもの。かつての自分には無かったもの。
戦争を無くしたい。ただそれだけのために戦っていた自分には分からなかったもの。
そして、それ故に、アスラン、そしてキラに負けたのだと悟った。
シン「・・・守れたのか?」
キラ「分からない・・・でも、失ってはいない」
キラの目は澄んでいた。そこには迷いは無かった。
シン「そうか・・・」

シンは顔を拭った。そしてキラに行った。
シン「・・・アスランを探してるようだけどこの島にはいない」
キラ「えっ?」
シン「それと・・・」

390運命の再開 キラ&シン ◆SHINjYXjHw :2005/11/06(日) 19:47:39 ID:FVFLJowL
シン「次は俺が勝つからな、必ずあんたを負かしてみせる!」
キラ「・・うん」
キラは一言とそう言うと場を後にした。
そしてシンの中にあったかつての憎悪は消え去っていた。
今の自分には彼らと同じ守りたいものがある。これからはそれを守るために、そのために戦おう。
シンはそう誓った。

ことり「シン君・・・」
シン「ことり・・?」
ことりが木陰から出てきた。
シンは状況が分からずただ困惑した。
ことり「ごめんなさい・・・全部聞いちゃった・・・」
不安そうなことりを見つめシンは口を開いた
シン「大丈夫だよ・・・やっと分かったから・・・」
シン「俺にも、守りたいものが、あるから・・・」
ことり「え?」
思わず聞き返すことり、瞬間をシンは顔を赤らめて走り出した。
シン「は、恥ずかしいこと何回も言わせるなよ」
そんなシンを見てことりの不安は全て吹き飛んだ
ことり「待ってよ〜シンく〜ん、もう一度聞かせて〜♪」
シンを追いかけことりも走り出した。
シンが再び戦場に戻ることは無いかも知れない。
それでもシンは大切なことを理解した。戦士として、そして人としての・・・・
                         
                        運命の再開 キラ&シン Fin
391 ◆SHINjYXjHw :2005/11/06(日) 19:51:01 ID:FVFLJowL
本編でなかったシンの精神的成長というの描きたくてそのためにキラを出してみましたがどうでしょうか?
シンはもっと精神的に成長すれば強いと思います。
守りたいものを得たときにきっと彼は素晴らしいヒーローとして帰ってきてくれ・・・かな?
392名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 20:02:14 ID:K5cQa1F5
GJ!シンの精神が成長か……嫁が一年かけて出来なかったことを…あんたは神様ですね?これからもシンとことりの心温まるストーリーをお願いします!
393名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 20:02:54 ID:5L7tiJCZ
うん、これならキラも叩かれることはなかったなぁと視聴者の勝手な意見を言ってみる
キラが更生(?)していい意味でシンに影響を与えてほしい
394名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 20:15:26 ID:xrLY2XB2
コレを映像で見たかった
_| ̄|○⇒_|\○_⇒_/\○_⇒____○_
395名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 20:22:20 ID:LQYjZbFz
やっべ、俺の中でキラの評価が上がりかけた
396名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 20:26:04 ID:A6UQw+5n
ホント種って料理のし方次第なんだな
397名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 20:41:22 ID:74IPMsmm
やっぱり脚本は大切だと再確認
398名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 21:11:15 ID:oNrxtM3j
良かった・゚・(ノД`)よぅ・゚・GJです( ゚∀゚)ノよぅ!
最終回まで、とっときたいような話だ・゚・(ノД`)ノ・゚・よぅ…
399名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 21:30:06 ID:VXPWE6rJ
キラがいい人に感じてしまった俺ガイル
素で感動しましたよ(ノД`)
あなたのような人が脚本を書いてたら、あるいは…。
400名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 21:45:58 ID:lRiEi3K+
ちょっと泣くね

        .。::+。゚:゜゚。・::。.        .。::・。゚:゜゚。*::。.
      .。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。   。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
ウワ━.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚━━━━゚(ノД`)゚━━━━゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.━ン!!
  。+゜:*゜:・゜。:+゜                   ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::*                        *::+:・゜。+::*:.

実は「これが本当の種最終回だったんだな(´・ω・`)」と脳内保管完了
401名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 22:31:43 ID:+mbry/Nx
いいなあ、_| ̄|====○ ベラボー にいいじゃねえかシン
GJだぜ旦那

女性だったらすまん
402名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 22:34:04 ID:uRqMFG7I
激闘編の作者だが、アストラナガン出した方が、というか出しちゃっ
て良いのか?

オレはシンとアスランの話をこの先でやるかな。
403名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 22:44:03 ID:BwoWKA1L
◆SHINjYXjHwが負債だったら良かったのに・・・・
すげえいい話だヽ(´ー`)ノ
404番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/06(日) 23:35:18 ID:M3ZduWLj
音夢の中の人・野川さくらと種にもDCにも全く無関係のバンド・Dir en greyという
ありえないライブ回しをしてきた俺がきましたよ ノシ

だんだんこのスレ自体がバトル編の様相を呈してきましたね(´・ω・`)
皆余程種死のあの最終回が気に食わなかったんでしょうねぇ・・・ことり影薄いよことり
さくらの番外編投下したいけどそんな空気じゃ無いっぽいですね、◆.gF4K.iblYさんのお話も完結してないし
405名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/06(日) 23:49:12 ID:uRqMFG7I
>>404
ラストがまともだったらこのスレは存在してない訳だが(笑)
気にせず番外編投下してくれ。
406名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 00:04:01 ID:Vj85WLeo
種は噂でしか内容を知らないしDCには予備知識なしだがこのスレオモロ
407名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 00:18:08 ID:0h1NADfy
ぶっちゃけ、おもしろければ正義だろ
クロスオーバーの時点で敷居だって軽いだろうし

おもしろければシンがクラスメイトから
「コーディってフランケンシュタインみたいなもんだろ」
とか
「優秀な軍人ってそれだけ人を殺したって事でしょ」
とか言われて人間としても学生としても居場所が見つかんねー
って感じの鬱屈としたもん書いてもええべな

訂正
おもしろくてシンとことりが出てればだね
408名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 00:31:52 ID:JrudSLk4
>>407
確かに。
フルメタみたいに、コメディありシリアスありにできるものな
温泉旅行にいって、覗きをするためだけに種割れするシンとか見てみたい
409名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 00:38:45 ID:Nb5qvHoR
>>408
>温泉旅行にいって、覗きをするためだけに種割れするシンとか見てみたい
それいい感じじゃね?杉並とかにけしかけられてGO!みたいな

410名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 00:59:17 ID:l8EecDYb
激闘編続き

その頃シンはデスティニーの元にたどり着いていた。

シン「杉並は元の場所に隠しておいたって言ってたけど・・・」

そこにはフリーダムとジャスティスとの戦闘でボロボロになったデスティニーがあった。

シン「ウソだろ〜!!!なんでこんなにボロボロになってるんだよ!!杉並〜!!!」

頭を抱えるシン

シン「クソッ!でもここまで帰ってきたって事は一応動くはずだ、頼む!動いてくれ!!」

コクピットを開け、中に乗り込み電源を入れる。

シン「よし!なんとか動くぞ!エネルギーは残りわずかか・・・でもやるしかない!!」
シン(俺の命に懸けてこの島を・・・ことりを・・・このデスティニーで守り抜く!!)

デスティニーは翼を広げ大空へと飛び立っていった。

美春「これだけは使いたく無かったんですが・・・仕方ありません!最終兵器、チョコバナナ
   ミサイルを使います!!」
純一「またバナナかよ・・・で、今度は大丈夫なのか?」
美春「たとえPSだかPHSだか装甲でも衝撃までは防げないはずです!!・・・まあ、すこ〜し
   島の形が変わっちゃうかもしれませんが、仕方がありません」
純一「ちょ!ちょっとまて!早まるな美春!!」
美春「チョコバナナ発射よ〜い!!」

再び地下から上昇してくるチョコバナナ

レイ「目障りだ!消えろ!!」

研究所にドラグーンのビームが一斉に放たれる。

ビームがバナナを打ち抜き、轟音と共に空に巨大な火柱が立ち上った。

411名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 01:30:36 ID:l8EecDYb
美春「あああ〜っ!!美春のおうちが無くなっちゃいましたよ〜っ!!あんまりです〜っ!!」
純一「ある意味自業自得だろ、それより他に打つ手は無いのか!?お約束だとまだロボット
   とかあるんじゃないのか!?」
美春「うえ〜ん!!スーパーバナナロボMK-2はまだ開発途中なんですよ〜っ!!」
純一「本当に作ってたのか・・・」

美春「ぐすっ!・・・こうなったら地球防衛研究所連盟の方々に強力を要請するしか無いです」
音夢「だったらすぐに頼んで美春!!ちゃんと頼りになるんでしょうね!?」
美春「○子力研究所や科学○塞研究所や早○女研究所、○原コネクションには強力なスーパー
   ロボットがあるという話なのできっと大丈夫です!」
杉並「しかしそれらの研究所はみんな関東地方にある、初音島(四国あたりにあるという設定らしい)
   まではだいぶ距離がある、救援が来る頃には手遅れだな」
音夢「そんな!じゃあどうすれば良いの・・・」
杉並「まだ希望はある!シンの奴がきっとなんとかしてくれるだろう」
純一「シンが!?」

 「ピピピッ!」

レイ「この反応はデスティニー!シンか!!」
シン「レイ!もうお前の好きにはさせない!!」

レイ「そんなボロボロのデスティニーでオレのレジェンドに勝てると思っているのか?」
シン「うるさい!オレはお前を倒して見せる!!そして守ってみせる!!」

次回に続く
412名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 07:35:40 ID:l8EecDYb

その頃ことりは委員会を終え、帰宅途中に戦闘を目撃していた。

ことり「なんなのアレ・・・信じられない・・・夢じゃないよね・・・」

シン「うおおぉぉ!!!」

「ズザァァン!!!」「ザアァン!!!」 空中で激しくぶつかり合う2機。

ことり「あの声!もしかしてシン君!?」

シン「はあぁぁっ!!」 対艦刀で切りかかるシン。
レイ「くっ!」    サーベルでそれを受け止めるレイ。

「ガギャアァァン!!」 そしてデスティ二ーのボディに蹴りを入れ吹き飛ばす。

シン「うわあぁぁっ!!」
レイ「やはり一筋縄にはいかないかっ!!」  「ピキィィン!!」
レイ「!?誰だ!オレのシンタンに熱い視線を送っている奴は!!」

モニターでことりの姿を確認するレイ

レイ「あれはいつもシンに付きまとっている帽子女!!」
レイ「お前さえ!お前さえ居なくなれば!!シンはオレの元に返って来る!」

ことり「!!」

ことりに向かって行くレジェンド

シン「何をするつもりだ!?レイ!!・・・あれは!?」

レジェンドの進行方向に人の姿を確認するシン 「あれはことり!!まさか!?」

シン「やめろおおおぉぉぉっっ!!!」 「パリィィィン!!」

猛スピードで残像を残しながらレジェンドに迫るデスティ二ー、しかし

「ビシュウゥゥッ!!」  無常にもビームがことりに向かって放たれる!!

「ズシャアアァァァ!!!」  レイ「ぐあああぁぁぁっ!!」

すれ違いざまにレジェンドのコクピットを切り裂くデスティ二ー、だが間に合わない!

シン「ことりイイィィィ!!!」  ことり(シン君!!)  目をつむり、死を覚悟する。

その時だった!!
413名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 08:09:17 ID:MpWrHd5r
そこで
俺ってやっぱ不可能を可能に………
なのか!?
414名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 08:39:45 ID:l8EecDYb

「ボシュウゥゥゥ!!!」 上空から高速で降下してくる物体。

「バシュウゥゥッ!!!」 シールドを展開し、ビームを完全に受け止める。

レジェンドの攻撃を受け止めた者、それは∞ジャスティスだった。 (ヴェステージが流れる)

シン「あ、あれはジャスティス!!なんでこんな所に!!」  

アスラン「大丈夫か!君!?」
ことり「あ・・・は、はいっ!」

遅れてやって来るインパルス

シン「インパルス、ルナマリアか!?」
ルナマリア「はぁい!ひさしぶりねシン、だいぶやられてるじゃない」
シン「いや、これはオレがやられたんじゃないんだけど・・・」

アスラン「ルナマリア、彼女を安全な場所に避難させてくれ!」
ルナマリア「わかりました、隊長」

着陸するインパルス

ルナ「そこのあなた、早くインパルスの手の上に乗って、安全な場所まで連れ
   ていってあげるから」
ことり「はい、ありがとうございます」
ルナ「ちょっと怖いかもしれないけど我慢してね」
ことり「はい、大丈夫です」
ルナ「じゃ行くわよ、しっかり?まっててね」

飛び立って行くインパルス

アスラン「・・・久しぶりだな、シン」
シン「いったい何しにきたんだ!あんたは!」
アスラン「オレはレイを連れ戻しに来ただけだ」
シン「くっ!!」

対峙したまま動かない両機

アスラン・ザラ、シンの元上官 一度はシンに破れ死亡したと思われたが、∞ジャスティス
に乗って復活。レクイエムでの戦闘でシンの乗るデスティ二ーを倒した男だ。

レイ「ぐッっまた私の邪魔をするのですか!・・・アスラン!!」
アスラン「レイ、いったいどういうつもりだ!答えろ!!」
レイ「邪魔者を排除しようとしただけですよ、アスラン」
アスラン「なんだと!貴様!!」

415名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 08:43:24 ID:GxxgGWlr
…アスランに主役採られちゃうんじゃないか( -∀-)ノよぅ
416名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 09:09:22 ID:DbtqG6Ys
前スレで他キャラなるべく出すなと言って初代SS職人氏追い出しといてこの流れなのかと小一時間
最近のSS、明らかに他キャラが出張る割合が職人氏より多いんだが前スレで文句たれてた連中はおとなしいな。
やっぱただの荒らしだったと。職人氏消えた意味ないね。続き読みたかったのに。
417名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 09:14:19 ID:Ek7ovfD9
アスランが貴様呼ばわりした試しなんて一度もなかったな〜( ̄ー ̄)
418名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 09:27:36 ID:l8EecDYb
アスランが主役になる事は無いのでご安心を、とりあえず↑のキラみたいに
ある程度和解させてきっぱりザフトとのつながり(連れ戻される危険性)
を無くすのが目的だから。
419番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/07(月) 10:47:31 ID:3NiLdTAA
シンがザフトに連れ戻されたり戦場に復帰する可能性が無くなったら
それこそこのスレを残していく必要無いと思うんですが(´・ω・`)
なんかこのスレ自体を終わらせようとしてる奴がいるみたいな

やっぱDCより種のほうが圧倒的に人気あって、なんだかんだいってキラもアスランも人気あるから
結局バトル展開になってシン・ことりの影が薄くなってしまうんだろうな
誰が書いても種デスの最終的な主役はキラになってしまうわけだ、負債のやり方は露骨過ぎるけど

スレの空気がバトル編になってきたんで、漏れが姉妹スレで書いてたバトル編はこっちで続けたほうがいいでしょうか
さくらの番外編はこのままお蔵入りにしたほうが良い希ガス
420名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 11:14:40 ID:KRR3pg0l
>>416
同意。
俺も初代スレではおもしろければなんでもいいじゃないかと言ってたが、
ことりスキー的にはバトルになると、ことり出番ないよことりorz
初代職人氏復活キボンヌ
421名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 11:27:59 ID:7fWDDVeM
脱線しすぎだよほんと
いい加減スレタイ100回ぐらい見直そうぜ
キラとかアスランとか純一とか音夢とかそもそも出す必要すらないだろ
極論言えば
422名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 12:09:09 ID:MpWrHd5r
学校の休み時間に図書館で過ごすシンとことり
423名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 14:18:37 ID:F7yIqELy
>>421
それはいささか極論すぎないだろうか。
キ ラ と ア ス ラ ン は と も か く、
初音島が舞台の交流って事なら朝倉兄妹は必須だと俺は思います。

あと、書いてる人たちはやっぱりアマチュアだし、
キャラを出張らせすぎたり話が脱線したりが多いのがちょっと残念。

めんどくさがってたけどまとめサイト考えてみようかな・・・
424名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 14:32:59 ID:KO6UFUNk
>>423
君、職人にケンカ売ってるだろ?
アマチュアって確かにそうだが、その言い方は別の表現で言えばヘタだって言ってるのも同じだぞ
ここの連中はみんな怒りをあおって職人を追い出そうとしてるが、何がしたいん?
もうこのスレ終わらせたら?
425 ◆.gF4K.iblY :2005/11/07(月) 14:37:57 ID:dBCZHqlA
シンとことりってキャラ的に良くも悪くも普通なんだよな、アクが強くないというか
だからこの二人だけで話を書こうとすると難しい、だから他のキャラを使っていかないと書けないと思ったんだ
で、DCとシンだけだと男キャラが足りないんですよ、それで二大脇役の遺作と痔を投入すべく今の話を書いていたんだが…
不評であれば止めましょうか?他にも『シンとことり等キャンプに行く』とかの話のストックがございますが

ちなみに今書いてるやつも最後はシンとことりが交流する予定
426名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 14:51:38 ID:KRR3pg0l
荒れてきたんで、今の職人さんのフォローを含めてこれまでの流れを俺の見解で簡単にまとめてみた。

元々このスレって、本編で不遇な扱いを受けたキャラのファン同士が
傷を舐めあう感じでスタートして、突如現れた初代職人さんが二人を絡めたSSを書いて良スレになった。

で、それに影響を受けたほかの職人さんが番外編を出したことで、ここまで発展することになった。

しかし、初代さんのアンチが増えた事で、初代さんは引退。
本筋である初代さんが消えたため、このスレのSSは番外編のみで構成されることとなった。

ここから個人的な意見なんだけど、SSといっても物語である以上他のキャラを絡めないと
ストーリーなんて続かないとおもわれ。

しかし、あくまでここはことりとシンがメインのスレなんだから、二人の出番が少なくなったら
本編と同じになってしまうのではないかと。

結局初代さんが帰ってきてくれたら他の職人さんもやりやすいと思うけど、もう無理なのかな。
427名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 15:21:18 ID:F7yIqELy
>>424
鬱陶しいからいちいちキレないでくれ('A`)

書き方に穏便さがなかったのは認めるけど、
ケンカを売るなんていう意図は微塵もないぞ。
単純な話、欠点があるのに指摘もせずに
甘やかしたまま続けてもいいモノなんかできないってだけ。
428名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 15:29:18 ID:I5BTThCi
作品が多く貼られるのは素直に嬉しいが
流れとしてシンとことりがないがしろにされるのは
スレの成り立ち経緯からして、見過ごせないだろ

種デスとDCのクロスが楽しくて
色々アイディアが浮かぶのはわかるけど
やっぱり、趣旨から外れるのは駄目だと思う


いや、駄目って言うより悲しくなる
やっと二人に未来が見えてきた所なのに(つД`)
429名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 15:35:19 ID:MPHf7coX
同意、これじゃただの追悼スレだw
430番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/07(月) 16:41:52 ID:rrF5OMfz
とりあえず対策として、種キャラとDCキャラがクロスするスレを別に作って、
バトル編やシン・ことりの出番が薄い物語等はそこでやるというのはどうだろう
(現在あるバトル編スレは削除、どうせまだ大した事書かれてないし)

前スレが名スレ過ぎたせいで厨とか来るのはしょうがないし
とにかく何書いても叩かれそうな今の状態は嫌だよ(´・ω・`)
431番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/07(月) 17:04:26 ID:rrF5OMfz
新スレ「D.C.SEED DESTINY 〜ダ・カーポ シードデスティニー〜」用テンプレを考えてみたよ


「機動戦士ガンダムSEED DESTINY(以下種デス)」と「D.C.S.S 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜(以下DC)」が
クロスオーバーして新たな作品を作っていくという世にも奇妙なスレです

このスレの決まり
・基本的には種デス・DCがメインだが、両作品もしくはいずれかの作品のキャラが主役ならば
 他作品のキャラ等を使っても良い事とする
・個別スレのキャラのお話は個別スレでやる
・荒らしはやめよう、荒れる原因を作るのもやめよう、空気嫁

関連スレ

シン・アスカと白河ことりが交流するスレ(現行スレ) http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1129994856/
このスレが生まれるきっかけとなったスレです。
基本的に原作で不遇な扱いを受けた両者が心を通わせる内容。マターリ・ほのぼの系です。
前スレ http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1128870105/

キラ・ヤマトと朝倉音夢が暗躍するスレ http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1129452495/
上記スレに対抗する形で派生。途中出場で主人公・メインヒロインの座を奪っていった二人が
その腹黒さをアピールするスレです。キラもしくは音夢メインのお話はこちらで。
432名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 17:24:54 ID:zbHStg8q
スレ分割は過疎の元。
多少荒れてもスレは一つで行ったほうがいい

…と思う人も居る。
433名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 17:29:47 ID:nCybzKAv
多少他のキャラが出てきたり目立ったりも別にいいと思う
最低限シンとことりが目立っていればだけどね。これは譲れない
434名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 17:50:58 ID:MpWrHd5r
荒れてるなかであれですが…SEEDもダカーポの設定を持ち込んだからこうなったのでは??シン・アスカと白河ことりという登場人物が出てくる全くべつの作品と考えてみては如何でしょうか?そのなかで両作品の人物や名称がでてくるのはいいだろうし……
435名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 20:39:07 ID:l6g9mDx/
あのさ…MSでバトルせんかったら良いだけの話じゃなかろうか と思う( ゚∀゚)ノよぅ!

打ち上げ花火たくさん持って、ふりーだむってTシャツ着たキラがフルバーストやるく
らい問題ないだろうし…そんなことないか( -∀-)ノ?
436 ◆SHINjYXjHw :2005/11/07(月) 21:04:41 ID:1SjClfHM
>>435が良いこと言った。
シンが掌に打ち上げ系の花火持ってパルマフィオキーナとかか
もちろん失敗してやけどは必須

とにかく初代氏復帰щ(゚Д゚щ)カモンカモン
437名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 21:34:22 ID:oojIDdfr
自分としてはバトル編の方で書いてたシリアスな番外編の続きも気になるんだ
けどな・・・。
438名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 21:49:54 ID:8Pah8qwU
ここまでスレが荒れたのはキラ・ヤマトと朝倉音夢が暗躍しているからだよ!
439名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 22:08:10 ID:dBCZHqlA
な、なんだってー!?
440名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 22:39:49 ID:l8EecDYb
激闘編の作者として言わせてくれ

正直MS出しすぎた所為でちょ〜っとギャグ方面に軌道修正できなくなっちゃったんで
反省している。
でも中途半端なまま打ち切るのも嫌なんでこの続きはバトルスレでやります。

>>419
オレとしてはシンがDCの世界の住人になって死種と違って平和なDC世界
でことりと幸せになるスレだと思ってる。
だから死種キャラは本編のままのキャラ(シリアス)でなくてこのスレOP
の凶悪な面のキラ・ラクスや西川みたいなネタキャラとして使おうと思って
あえてシリアスな種世界から切り離そうと思っただけなんだ・・・

最後にオレはあくまでシンとことりの物語を書こうと思ってます。
ことりの出番少ないけどね・・・
441番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/07(月) 23:07:49 ID:VeiVO8su
スレを荒らす気は無い事を最初に書いとくけど

このスレはあくまでシンとことりが主役であるハズなのに、
「話の一部でシンとことりを絡ませれば問題無い」というのを免罪符にしてキラその他を主役で書くのは違うと思う
バトルスレでやるならまだしも、このスレでそういうのをやろうとしてる人って福田負債とあんまり変わらないと思う

でもこういう流れにしたのってもしかしたら俺のせいかもしれないんですよね(´・ω・`)
杉並SEED DESTINYなんて話書いてしまったから、他の人が書く話もそれに追随する形になり
ついにはシン・ことりの降格、世界観の破壊なんて事態を招いてしまったのかと思う

俺もこのスレで話書くのはもうやめようかと・・・バトル編に集中します
結局お蔵入りになってしまったさくら番外編もあっちの番外編として書くかもしれません
442名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 23:33:49 ID:dT93JWD7
ちょっとログ見てみたけど、他の職人の番外編でも面白いって思ってるんだったら、
別に初代にこだわる必要ないんじゃない?↑でおもろいって書きまくってあるし
443名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 23:44:02 ID:KRR3pg0l
問題なのはシンとことりを絡めた話がほとんどなくなってしまった事にあるのではないかと。
二人メインの話も頻繁に書かれていれば、他キャラの番外編があっても問題ないと思われ。

で、>>441さん。
きつい言い方して失礼だと思いますが、あなたがいなくなってもなんの問題の解決にもならないと思います。
というより、このスレで暗躍してる椰子の思うつぼのような気が・・・。
さくら番外編も見てみたいですし、
>「話の一部でシンとことりを絡ませれば問題無い」というのを免罪符にしてキラその他を主役で書くのは違うと思う

このことを理解してるあなただからこそ、これからもここで書き続けて欲しいのですがどうでしょう。
444名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 23:44:11 ID:l8EecDYb
訂正。 ことりの出番(今まで)少なかったけど・・・の間違いです。

今日はスレの雰囲気が悪いので明日からまったりとした話書いていきます。

でもあんまりシン・ことりに拘らなくても良いと思う。
元々 「途中から現れた奴に全てを奪われたカワイソスな2人について語れ」
というまったりとしたスレだったはずだし、杉デスみたいな笑える短い番外
くらい良いと思う。
ただ、シンがことり以外、ことりがシン以外とラブラブになったり、長編
で全く2人とも出番が無いとか、この2人以外出しちゃ行けないってのは
どうかと思う。

ともかくシンとことりが幸せになって良かった、とか腹黒キラワロスみたい
な感じで

キッズステーションで 22時から死種、XはさんでDCSSというのはこの
スレの為にあるような神編成だな。
445名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 23:47:52 ID:dT93JWD7
>シンとことりを絡めた話がほとんどなくなってしまった事
んじゃあ、誰か別の人がそれを書けばいいだけの話じゃんか
なんなら初代のでも使って話続ければいいだけのことだし
446名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 23:50:50 ID:R2HMXwHc
ことりと純一が幸せな未来を築くくらいはやっていいと思うが。前スレの職人さんの一人は2人は付き合っていないとも言っていたし
職人によって世界観が違うんだし。
447名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/07(月) 23:53:30 ID:dT93JWD7
じゃあもう世界観も全部、いっそ最初から全部白紙に戻してやり直せばいいだけだろうが!
448名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:09:13 ID:ge7Bt0lP
独立並列その場完結 パラレル・ザ・ワールド降臨…そりゃ置いといて
ドレも楽しく読んでいる( ゚∀゚)ノよぅ!職人さん、みんな好き( ゚∀゚)ノよぅ!

が、いきなり妙なレス>>415入れた者としていうと
>>440
激闘編のノリは大好き( ゚∀゚)ノよぅ!
た〜だ、その日の文章の終わり ひとまずの区切りとなる部分にアスランなシーンが
 ドん と来ちゃうと、シン主役勝手に降板トラウマ持ちとしては不安になる人もいる 
というのを心の片隅に入れといてください( -∀-)ノよぅ!
449名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:09:41 ID:HHiMM0XI
ことり「こんちはっす♪」
シン「こ、こんにちは・・・(うわ・・・・・めっちゃカワイイ・・・俺にはステラがいるのに・・・・くそっ」
ことり「ところでシン君」
シン「あ、はい?」
ことり「シン君って、主役から降格されたんですよね」
シン「・・・・うん・・・・・そうなんだ・・・(´・ω・`)ショボーン・・・」
ことり「そっか・・・・・実は、私もそうなんだよ・・・・(´・ω・`)ショボーン・・・・」
シン「・・・・俺たち、似てますね・・・・」
ことり「・・・・・うん・・・・かなり・・・・」

からやり直すのか…?
450名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:12:14 ID:alygaTAn
懐かしい・・・
451名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:13:01 ID:0tDHQ7vB
世界観とか職人さんの自由なんだから

何をこだわっているのか分からないな
452名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:35:24 ID:B4qyBjYp
こう話してて思ったけど、職人さん方はもうこれ以上話さずとも分かってくれてるんじゃないか
今まで通りに続けていけばいいと思う
453名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:36:59 ID:8gWBMtdq
しかしスレ立てた人間としてはまさかここまで伸びるとは思わなかったw
454名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:39:30 ID:nLnDKEcw
>>448
すまん、その続きを書くべきだったんだが、力尽きてしまった・・・最近ここでの
活動に力入れすぎで日常生活に支障が・・・(特に食生活)
工藤編でもそうだったが、オレの中では完全にシン・ことりのつもりで書いて
たんで読者への配慮が足りなかったな。

激闘編の段階で既にほぼギャグばかりの海水浴話を思いついてたんでそれを明日
から書く事にする、ただDCSSの海水浴の回に出てきたメンバー+女工藤+
いままで出てきた種キャラほぼ総登場みたいな内容(前半だけは)
だが、あくまで主役はシン、メインヒロインはことりである事を此処に宣言する。

今回はちゃんとことり視点からも書くんでゆるしてくれ・・・
455名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:43:49 ID:gKrIqyCZ
>>453
スレ立てた人ですか、ふーん
456名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:50:10 ID:7h8v9WTT
例えば、こんな休日。

ある晴れた休日、シンとことりはゲームセンターに来ていた。
夕飯の買出しに行っていたのだが、時間があまっていたので、暇つぶしに寄ったのであった。

そこで、シンが目にしたものは・・・

シン「何コレ?」

ガンシューティングゲームを見て、シンはつぶやいた。

ちなみにことりは、偶然に出会った「みっくん」と「ともちゃん」と、プリクラを撮りに行ってしまった。
もちろん、シンも誘われたのだが、女性三人の中で、男一人というのが、恥ずかしいので断ってしまった。

ことり「シン君と撮りたかったな。でもシン君もまだ、ウブだね。」

そう言い残し、ことりはプリクラコーナーへ連行されてしまった。

話を戻そう、シンの見ているガンシューは何処にでもある普通のゲーム。
シンが気になったのは、それの得点ランキングである。

シン「なんで、ルナが一位なんだよ!」

得点に本名を入力するなという、つっこみ以前の問題に・・・

シン「射撃の成績がダントツに低い、ルナが一位なんて・・・」

視聴者の皆さんならご存知だと思うが、ルナマリアの射撃能力は低い。
ザクに乗ってた時の撃墜数なんて、指で数えれるのではないかという程・・・
その、ルナマリアが一位なのが問題なのである。

シン「まぁ、ことりが戻るまでやってみよう。」

そう言いながら、シンはコインを入れる。
ルナマリアが、一位を取れるくらいなら、簡単なゲームあろうと判断した為であった。

シン「この銃軽いな・・・」

実銃ではないので当然である。
シンの得意科目はナイフなどにより、接近タイプであったが、銃の成績も悪くは無い。
もちろん、ルナマリアよりは、断然いいのである。
序盤に出てくる敵に関しては問題なくクリア。
そして、一度もダメージを貰うことなく、全5面中、3面までやってきた。
しかし、ここら辺で難易度が上がり、少なからずダメージを貰うようになってきた。

457名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:52:53 ID:7h8v9WTT
ことり「シン君、ガンシューしてたんだ。」

プリクラを撮り終ったらしく、ことりが戻ってきた。
そして、シンのライフ量は確認し、コインを投入。

ことり「シン君のピンチに、私は黙っていらないっす。」

シン「ありがとう。なんか、最初は簡単だったけど途中から難しいね。」

ことり「このゲームね、3面からいきなり難しくなるんだって。杉並君が言ってた。」

シン「なるほど、道理で・・・」

会話を交わしながら、二人は敵を倒していく。
ちなみに、後からことりから聞いた話に寄ると、ガンシューも杉並から教えて貰ったらしい。

ことり「えっ?」

ことりの加勢で、3面はクリアしたが、4面も中盤に差し掛かるとまたしても、ダメージを貰うようになってきた。
しかし何故か、シンではなく、ことりばっかりダメージを貰ってしまう。

シン「ことり、大丈夫?」

ことり「まだ大丈夫だよ。シン君。」

そう言いながらも、またしてもダメージを貰ってしまった。
458名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:55:01 ID:7h8v9WTT
シン「・・・」
ことり「シン君?」
シン「・・・・・・」
ことり「?」
シン「・・・・・・・・・・」
ことり「あっ!」

ことりがまたしても、ダメージを貰ってしまった。
これにより、次のダメージでことりはゲームオーバーである。

シン「・・・」

ことり「シン君?今、シン君から何かが弾けた音が聞こえたのだけど・・・?」

シン「ことり!」
ことり「はいっ!!?」
シン「君は僕が守るから!!」
シン「君を死なせたりしない!」
ことり「シン君・・・」
ことり「私も、シン君を守るからね!」

SEEDが発動したシンと、気力が300まで上昇したことり。こうなってしまっては、誰も止めることはできない。
二人は一度もダメージ貰うことなく、クリアしたのだった。そして、得点はルナマリアを抜いて、一位の座に座ることになった。

シン「う〜ん、なんて名前にしようか?」

ランキングに入ったので、名前を入力しなければならない。

ことり「あっそうだ。シン君、私に名前付けさせて。」
シン「えっ?いいよ。」

こうして、ことりが名前を登録した。

ことり「シン君?顔が赤いよ?」
シン「いや、さすがに恥ずかしいって!」
ことり「シン君も、やっぱりまだまだウブだね」
シン「・・・」(←恥ずかしくて、何も言えない)
ことり「さぁ、帰ろうか。お姉ちゃんが心配する前に。」
シン「えっ?もう、こんな時間かよ。怒られてしまう。」
ことり「ねぇ怒られたら、守ってくれるんでしょ?」
シン「・・・」
シン「もちろん!ことりは俺が守るから!!」
ことり「私も、シン君のこと守るよ。」

こうして、二人は穏やかな足取りで家路に着いた・・・

3位 スギナミ&アサクラ

2位 ルナマリア・ホーク


1位 コトリ・アスカ
459名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:56:59 ID:7h8v9WTT
あんまり、小説とかは向いていないのだが、ネタが思いついたので投稿してみる。
ちょっと、読みづらいと思うのだが、そこら辺は素人なので簡便してほしい。
後、長くてごめんなさい。

スレについて、
俺は、シンやことり以外のキャラは登場しても問題ないと思う。
交流する=中心になる。見たいな感じでいいのでないのだろうか。
まぁ、面白ければそれでいい!という考えも俺にはあるけどね。
460名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 00:59:14 ID:fN2K5amu
イイヨ(・∀・)イイヨ
461名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 01:00:30 ID:gKrIqyCZ
コトリ・アスカって、何だか恥ずかしくなるSSだなぁ(ノ∀`)こそばゆいという意味で
GJ
462名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 01:01:22 ID:cUHxFXMo
( ゚∀゚)ノ萌ぇ。GJ( ゚∀゚)ノよぅ!

>>454
メチャメチャ許してます( ゚∀゚)ノよぅ!

頑張ってくださ………っと、日常生活に支障がって…あなた…( -∀-)ノ。
体の方を優先して良いですから( ゚∀゚)ノよぅ…マジで。
463種死のキャラの性格わからん・・・orz:2005/11/08(火) 01:28:11 ID:n3hjh7G2
初音島に来て数ヶ月がたつ。
なんだかんだいってここでの生活にすっかり馴染んでしまった。
俺を連れ戻そうとしたレイとアスランも今ではまんざらでもないようだ。
初音島の人たちは親切だし、友達もたくさんできた。その中でも俺と最初に友達になってくれたことりには本当に感謝している。彼女のおかげで純一たちとも交流できるようになったんだから。本当に…ことりには……。
そして今日………なぜかはわからないが温泉旅行にレイやアスランと一緒に付き合わされることになった。どうやらさらに親睦を深めるために純一たちが計画してくれたらしい。彼らは本当にいい人たちだ。旅行の話を聞いたとき、改めてそう思った。
そして今…俺は温泉でくつろいでいた。

「ふう…」
アスラン「どうした、シン」

アスランが俺の右隣に来て声をかけてきた。

「いや…こんな旅行に誘ってもらえて嬉しいって思っただけさ」
アスラン「そうだな…」

アスランも感慨深げにそう呟く。その様はついこの前に俺を連れ戻そうとしたアスランじゃない。

アスラン「この島は落ち着くな。心が洗われるようだ」

アスランの言うことはよくわかる。現に俺が経験した心境だしな。

レイ「シン」

今度はレイが俺の左隣に来た。…正直俺はレイが苦手だ。なかなか危ない発言をして微妙に俺の評判が悪くなる。特にことりにどう思われるかたまったもんじゃない。レイ自体は意外と女性陣からは人気があるようだ。

「本当にありがとう。純一」
純一「よせよ。そこまで感謝されることはしてないって。それに俺たちもこの旅行を楽しんでるし」

純一はそう言うが、こいつの人柄も俺は把握している。今だって照れくさいだけであんなこと言ってる。そんな純一は好意にあた…もとい、いい奴だと思う。ん?誰か一人、いないような…。

464種死のキャラの性格わからん・・・orz2:2005/11/08(火) 01:30:19 ID:n3hjh7G2
杉並「おまえたちぃぃぃ!!!」
「うわっ!!」

そうだ…こいつがいたな。

杉並「なにをそんなマッタリとしている!!!」
純一「なんだよ杉並…せっかくのんびりしてたのに」
杉並「おまえたちは温泉というものをまるでわかっていない!!!」

なにがわかるもくそも…温泉は温泉だろう?と心の中で思っていると杉並はそんな俺の心のうちを見透かしたように言葉を続けた。

杉並「温泉では必ずやらねばならないことがあるだろう!!!」
アスラン「なんだ?そのやらなきゃいけないことって」
杉並「ふっふっふ…それはな…」

そう言って急に小声になる杉並。なんか嫌な予感がするぞ。

465種死のキャラの性格わからん・・・orz3:2005/11/08(火) 01:32:03 ID:n3hjh7G2
杉並「覗きだ」
純一「やっぱりな…」

純一がためいきをついて呟いた。あの二人は長年の付き合いだし、こういうときに相手が何を考えているかはわかるんだろう。

「そんなことするわけないだろう」
アスラン「何を考えていると思えば…」

アスランも呆れているようだ。というか覗きなんてやったら人として終わりだろう。ったく…。

杉並「女体を拝めるんだぞ?」

うっ!…ダメだ、ダメだぞ!そんな安易に乗せられてはいけない!平常心平常心…。

美春「温泉一番乗りなのです〜〜〜!!!」
音夢「こら!美春!!」
「!!!」

く、くそ…!!なんてタイミングのいい登場の仕方だ!平常心平常心…。

眞子「うわ〜広いね〜」
萌「え〜〜これなら泳いでも大丈夫なくらいですね〜」

うう…へ、平常心平常心…。

ことり「アハハ…本当ですね」
「!!!!」

こ、ことり!!うわ…顔が赤くなってる気がする…。悟られないようにしないと…。

杉並「シンよ…こんなチャンスはめったにないぞ…!」
「う…杉並!なんで俺にだけ聞くんだ!」
杉並「いや、お前が一番覗きをしたい、と言っているからな」

こいつはエスパーか!なんで人の心が読めるんだ!…ってアスラン!俺を軽蔑した目で見ないでくれ!
466種死のキャラの性格わからん・・・orz4:2005/11/08(火) 01:36:28 ID:n3hjh7G2
レイ「なんだ、シン。行きたいなら行けばいいじゃないか」
アスラン「レイ!!何を言っている!覗きなんて犯罪だ!」

うう…アスランの言ってることは正しいけど何かが間違ってる気がする…。

杉並「シン!絶好のチャンスだぞ!ここで見に行かなければ漢じゃないぞ!…白河ことり嬢の体は綺麗だぞ…!!」
「!!そうか…そうだよな…ここでやらなきゃ漢じゃないよな!」

もう何も考えられない!今は目標に向かって突き進むのみ!

アスラン「ダメだ!シン!ほら、レイも止めろ!」

く…アスランめ…!あくまで俺の邪魔をしようというのか!

レイ「別にシンがそうしたいならそうすればいい」
アスラン「シンがお前のものでなくなるぞ!!」

ん?なんかものすごいことをアスランが言ったような気がするぞ!

「…ってレイ!お前もか!」
レイ「シンは俺のものだ…!」
アスラン「悪いことは言わん!考え直せ!シン!」

…そういえばそれもそうだ。ここで覗きなんてやったら絶対ことりたちに嫌われる。それにレイとアスランに邪魔されたら無理だろう。何気にこいつら強いしな…。
467種死のキャラの性格わからん・・・orz5:2005/11/08(火) 01:39:19 ID:n3hjh7G2
美春「白河先輩、胸大きいです…うらやましいです〜…」
ことり「え?そ、そんなことないよ…」
眞子「ん〜?どれどれ?…ま、負けた……」
音夢「白河さんの胸って綺麗な形してる…」
萌「そうですよ〜うらやましいですね〜」
ことり「そ、そんな…そんなことないよう」

も…もう我慢できない!!

「うおおおおおおおおおお!!!!!!」

―――そのとき
―――俺の中で何かがはじけたような気がした。

「俺は、俺は行くんだああああ!!!!!」
アスラン「な、シン!!こんなところで…!!」
レイ「……!!!!」

俺は二人を振り切り男風呂と女風呂を分ける塀に向かった。高さはそんなでもなく、ちょっと背伸びすれば向こうが見れる。今の俺なら何でもできるような気がする!!!何でもできる!!!そして目の前には桃源郷のような世界が…!!!!

「…………………」
あれ?

音夢「…………」
美春「…………」
眞子「…………」
萌「あれあれ〜」

な、なんでみんな…。

ことり「…………」
こ、ことり………。

音夢「シン君。ずいぶん大声で何か叫んでいたような気がするのですが…」
「あ………」
しまった………。

―――その日
―――俺の漢としての名声は地に落ちた………。
468種死のキャラの性格わからん・・・orz4:2005/11/08(火) 01:46:03 ID:n3hjh7G2
シンの一人称でやってみました。
名前欄の通り、シンやアスラン、レイの性格などがわからないため私の想像でやってみました。
・・・こういうのはダメですか?あまりシンとことりが絡みませんが・・・。
ダメだったら遠慮なくダメと言っていいです。
それとこれは>>408のネタをもとに、作りました。
>>408さん。勝手にアイディアを拝借してすいませんorz
469名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 01:50:00 ID:gKrIqyCZ
ええ感じどすえ
470名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 04:32:16 ID:JfpBJv9d
ダ・カーポ や 種 見てない職人様で未だに各キャラの性格がつかめない方は、
下記サイトを参照のこと。
気休め程度には分かると思います。

種 ↓
ttp://www.gundam-seed-d.net/04cool/character/
↑公式ページの設定です。

ダ・カーポ ↓
ttp://www.getchu.com/soft.phtml?id=12104
↑ゲームと各キャラクターの紹介

何かのお役に立てれば幸いです。
(´-`).。oO(サクラの番外編と海水浴編、バトル編等の続き等々、
このスレに存在する全ての職人様の作品を毎日楽しみにしている俺ガイル)

みんな、ファイト!

471名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 05:14:22 ID:5Lphs4Bw
作品投下ー! 
おれもこのスレは大事にしているから、もっとネタを提供するぜ!

*↓はいつもどおりに2分割しますので注意を*

ランナウェイ

 閃光の濁流に見知らぬ人々の顔が流されていく。おれの意識が捕らえる街の風景や人々が閃光に飲み込まれやがて薄れて消えていく。
 おれの意識は閃光の濁流に逆らっているようだった。川を泳ぐ魚のようにおれは光の中を泳いでいた。
 真っ白な光がパァ! と強く輝いている。まるで太陽のフレアのように光はおれの意識を直撃していた。強烈な光は網膜を焼きつかせ、おれを暗闇の底へと叩き落す。 
 なんだ、どうなってるんだ? 暗闇の中を手探りで何かを掴もうとしていた。
 あの子の声が聞こえる。
シン……守るって言ってくれた
 落下していく意識は過去を思い出す。
約束
 そうだよ。おれはきみを護ると誓った。
 けれど――それは果たせなかったんだ。
 ごめんよ、ごめんよ、おれは許しを請うように何度も謝り続けた。
 
「クソお!」
 夢、なのか……。
 汗がびっしょりと背中を濡らしていた。
 忘れていた記憶が浮上しておれをさいなめる。決して忘れないとあの子と誓ったはずなのに、今の今までおれは忘れていた。
 おれは首をめぐらしてベッドの横に置いてあった時計を見やる。
 時刻は深夜二時。もうみんな寝静まっている時間だ。おれは手で顔を拭う。気分が悪かった。
 すると、部屋に明かりが灯った。突然の眩しさに眼が眩む。おれは明かりのスイッチを押していない。
 誰が点けたんだ?
「大丈夫? シン君」
「ことりさん、どうして……?」
「その、あの、寝言が――そう寝言が聞こえたので心配になって来てみたの」
 ことりさんはおれの部屋に入るとベッドに腰を下ろした。それからそっとおれの頭に手を置いた。
「疲れた顔してる。なにか飲み物でも持ってこようか?」
「いらない……!」
 おれはことりさんの顔を直視できなかった。
 おれが今まで生きてきて中でこれほどの安寧した日々はなかった。だからこそあの子を忘れてしまった。
 それがとても恥ずかしく思えたから。
「どうして、とても辛そうだよ」
「やめろよ! ほっといてくれ!」
「ほっとけない。今のシン君は普段のシン君とは違うよ。どうして、そんなことを言うの?」
472471の続きー:2005/11/08(火) 05:17:47 ID:5Lphs4Bw
「……普段のおれがおれのすべてじゃない。ことりさんの知らないおれだっているんだ」
「えっ?」
 おれはことりさんの手を払って、頭を振る。
「ことりさんに解るもんか! 力がないのが悔しくて、何も出来ない自分がいることを!」
「解るよ!」
「解るもんか! あんたはエスパーか!?」
 ただの八つ当たりだ。ことりさんの困惑した表情をおれは睨んでいる。解っているんだ。今おれが男として最低の行為をしているってこと。
 ――護りたかった、誰かを護れる力を持っていたはずなのに、今こうして此処にいることに納得のいかないときもある。『絶対な力』を手放したおれにいったい何が残る!?
 わだかまりを捨てられなかった。
「シン君……心を閉ざしちゃだめ。人との間に壁を作れば不幸になるよ」
「ことりさんに何が!」
「解るよ! だって――シン君は優しい子だもん。わたしみたいに誰かを不幸にする子じゃない!」
「そんなこと言ったって! おれは優しくなんかない! 誰も救えなかったんだからな!」
「嫌いだよ! そんな言い訳をしてるシン君は!」
 ことりさんに言われて、おれは言葉に詰まった。何も言い返すことができなかった。ことりさんの言うとおりだとおれは思う。自分自身に言い訳していたんだ。
「シン君は強くなんてない。とても弱い子だよ。だから他人を傷つけられない」
「おれが……弱い?」
 誰にも弱いなんて言われなかった。
「うん。シン君はね、自分は凄く強いんだぞ! と思い込んでいるだけだと思うの。それって気負いすぎじゃないかな」
 そう言ってからことりさんはおれの両手を握ってくれた。胸の前で互いの手を組ませる。
「ムリしなくてもいいんだよ。だから、わたしのことを頼ってもいいんじゃないかな」
「ことりさんを頼る? そんな普段から世話になっているのに」
「ううん。そうじゃないの。わたしにシン君の辛さを分けてくれないかな? 一人で背負うよりも二人で背負ったほうが軽くなるから」
 ことりさんの放った言葉はおれには実感のない事だった。
「そうすれば、もっと素直になれるよ」
 ことりさんは笑ってくれた。純粋なその笑顔におれの心が痛んだ。
「男の子として情けないと思うときがあるよ。女の子が心配してくれているのにおれって奴はまったく気づかないんだな」
 おれはことりさんに大事にされているって事を改めて認識した。
「ことりさん、想いが力になるって信じる?」とおれは言った。
「うん」とことりさんは言った。
「此処にいれば、そういう力を掴める。そんな気がする……」
 おれは、ただ戦うって意味を勘違いしていただけなんだよ。
「モビルスーツそのものが力じゃないんだ。本当に人を救える力って想いなんだよな」
 そう、ことりさんが教えてくれた。
「素敵だよ、今のシン君」とことりさんは言ってから、おれのベッドから立ち上がった。
「うん! もう大丈夫だよね。お姉ちゃんが部屋に戻っても寝れるね?」
「弟扱いはやめてくれって言ったじゃないか」
 おれは表情をぶすっとさせながら言った。
「手のかかる弟は好きっす」
 と、ことりさんはおれのおでこをデコピンしてから部屋を出ていった。
「おやすみ、ことりさん」
「おやすみ、シン君」
 部屋の明かりが消される。おれはまた暗闇の中へ落ちていったけど、傍にことりさんがいるような気がしていた。
 でも、おれがことりさんを護っているように見えて、実際はおれが護られている。
 と、考えてしまっておれは笑いを噛み殺した。
473名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 06:48:53 ID:B4qyBjYp
スレを見ていて絵を描きたくなる→シャーペン描き携帯撮影でPCに画像を送る→
汚さに驚き、せめてもうちょっとまともにと思う→慣れないペンを持ち出す→
('A` )
474名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 08:38:42 ID:Z/lEIzs8
ペンが常に下向きになるように紙を回転させながら描くんだ!
475名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 08:48:07 ID:nLnDKEcw
海水浴編スタートです。

眞子「ねえ!今度の休みにみんなで海行かない?」
ことり「海に?」
眞子「そう!前に行った時楽しかったからさ、またみんなでどうかな〜って」
シン「前にって?」
純一「お前がここに来る前行ったんだよ、オレと音夢でみんなへのお礼の意味
   を込めて温泉一泊付きの海水浴に招待したんだ」
シン「お礼?」
純一「2年前に音夢の奴が島の外の看護学校に行っててさ、その間みんなに色々
   世話になったんでそのお礼さ」
シン「ふ〜ん」

眞子「で、どうかな?さすがに前みたいに旅行とはいかないけど」
純一「いいんじゃないか?シンも行くだろ?」
シン「海かぁ・・・ああ行くよ、ことりももちろん行くだろ?」
ことり「え?あ・・・うん!」
アイシア「はいはいは〜い!私も海に行きたいです!」
杉並「では決まりだな」
純一「それじゃ残りのメンバーにも声をかけてきますか」

???「みんなで海か・・・良い事思いついたぜ、グウレィト!!」

その日の帰り道

ことり「ねえシン君、せっかく海に行くなら水着買いに行かない?」
シン「あっ・・・そういやオレ、水着なんか持って来てなかったな」
ことり「じゃあ決まり、今から買いにいこう!!」
シン「ああ」

水着売り場

シン「ことり、もう決まった?」

シンは既に購入する水着を選びことりが選び終わるのを待っていた、しかし周囲
にあるのは色とりどりの女性用水着ばかり、正直シンは落ち着かなかった。

ことり「う〜んどれにしようかなあ〜そうだ、シン君に選んでもらおうかな?」
シン「えっオレ?そんな事急に言われてもどんなのが良いか全然わからないよ」
ことり「大丈夫、私が選んだ中からシン君が良いな〜と思ったのを選んでくれれ
    ば良いから、ね?それなら簡単でしょ?」
シン「まあ・・・それなら良いかな」


476名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 09:28:24 ID:nLnDKEcw

ことり「それじゃあこれなんかどおかな〜」
シン「えっ!!」

ことりが手にした水着はほとんど紐だけと言って良いかなりきわどい水着だった、
こんなものではたして隠れるのだろうか・・・

シン「だっ!だめだよそんなの!過激すぎるよ!!そっそんなの!!絶対だめだって!!」

顔を真っ赤にして慌てているシン

ことり「ふふふっ シン君顔真っ赤だよ(笑)でも・・・これはちょっとはずかしい
    かな・・・」

ことりも顔を赤らめながら水着を棚に戻す、その後無事水着も選び終わり、2人
は帰路についた。

シン達はマイクロバスに乗って海に向かっていた、運転手役はアリスの執事の
瀬場さんがしている。

純一「1人も欠員無しと、みんな来られて良かったな」
ことり「今回は叶ちゃんも来られて良かったね」
工藤「うん、この間の時も本当は行きたかったけど、あの頃はまだ女の子だっ
   て事隠していたから・・・」
シン「でもこれからはそんな事気にしなくて良くなったんだし、この間の分
   まで楽しめば良いさ」
工藤「そうだね」

みんなで雑談に花を咲かしている内に海へと着いた。

杉並「シン、女性陣の水着姿、楽しみだろう?」

シンの肩に手を回しながらそんな事を聞いてくる杉並。

シン「ばっばか!そんな訳無いだろう!!」
杉並「隠すな隠すな!特に愛しの白河嬢の水着姿を拝めるんだぞ?」
シン「なっ!別にことりはそんなのじゃ無いって!!」

そうこうしている内にバスで着替えてきた女性陣がやってきた。

477名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 12:12:53 ID:nLnDKEcw

杉並「どうやら着替え終わったようだな」
シン「あ・・・」

ことり「シン君、この水着似合ってるかなぁ?」

ことりは白のビキニに青いパレオ付きの水着を着けていた。

シン「うん!凄い似合ってるよ!良い!」
ことり「ありがとう」

そんな2人を見ながらニヤニヤしている杉並。

シン「何だよ・・・」
杉並「いんや別に」

美春「風が気持ち良いですね〜」
眞子「時間がもったいないから早く海に入って泳ごうよ!」
ことり「行こうシン君!」
シン「ああ!」

シン「水が冷たくて気持ち良いなあ・・・」
ことり「えいっ!」  「パシャッ!」
シン「うわっ!なにするんだよことり!」
美春「水かけっこですか?美春もやります!」
アイシア「シン、覚悟してください!」
美春「アリス、シンさんに集中攻撃です!」
アリス「はい!」
シン「ちょっと待て!なんでオレだけが集中攻撃されるんだよ!」

美春「それ〜!!」
ことり「えいっ!」

  「バシャバシャバシャ!!!」

シン「おい!こら!ちきしょお〜いい加減にしろ〜!!」
美春「シンさんが怒った〜!」
ことり「冷た〜い!」

水を大きく掻き上げ、全員に反撃するシン。
478名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 12:51:21 ID:rAjxk3Xm
>>473
ペンに慣れる迄は水性ボールペンが御薦め、ゼブラのは滑らか。
479名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 12:53:41 ID:FRnk/uXd
このスレの保管庫ってないの?
480名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 12:54:26 ID:nLnDKEcw
純一「大変だな、シンの奴・・・ぶばっ!」
音夢「兄さんもですよ!」
環「朝倉さま覚悟!」
工藤「えいっ!」
萌「そ〜れ〜っ」

純一「こらっ!おまえらやめろ!卑怯だぞ!杉並助けろ!!」

眞子「ちょっと!何で当たらないのよ!」
杉並「踏み込みが甘いぞ!当たらなければどうという事は無い!」

眞子「このこのこの〜!!」  「バシャバシャバシャ!!」
杉並「見える!私にも敵が見えるぞ!ハッハッハア〜ッ!!」

ことり「ねえ?ちょっと疲れたから上で休まない?」
眞子「賛成〜っあたしのど乾いちゃった」
シン「じゃあオレ飲み物取ってくるよ」

海から上がってバスに向かう途中声をかけられた。

???「よう、こんな所で会うなんて奇遇だねぇ」
シン「えっ?アンタ達は!?」

そこには水着を着た色黒の金髪とおかっぱの銀髪男が立っていた。

シン「なんでアンタ達がここに居るんだよ!」

ディアッカ「つれないねえ・・・俺たちもたまたま海水浴に着ただけさ」
アンディ「やれやれ、海にいきなり連れて行けと言われて来てみれば・・・」
イザーク「全く、なんでこのオレがのんきに海水浴なんぞに来なければならんのだ!!」
ディアッカ「良いじゃないの、かわいい女の子達の水着姿が拝めるんだし」
イザーク「貴様と一緒にするな!くだらん!」

アイシア「あっマスタ〜!なんでこんな所にいるんですかぁ〜っ?」
アンディ「よっアイシア」
481名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 18:23:10 ID:nLnDKEcw

音夢「シン君のお知り合いですか?」
ディアッカ「自己紹介するぜ、俺の名前はディアッカ・エルスマン、で、こっちが
      イザークだ、ヨロシク」
イザーク「・・・」  
ディアッカ「おいおい、もっと愛想良くしろよ?そんなんじゃモテないぜ?」
イザーク「知るか!」

シン「で、何か用ですか?」
ディアッカ「ここで会ったのも何かの縁だ、一緒にまぜてもらえねぇかなあ?」
シン「はあ?」
ディアッカ「せっかく海に来たってのに男3人てのもわびしくてさ、な、良いだろ?」
音夢「どうします兄さん?」
純一「別に良いんじゃないか?こういう事は人数が多いほうが楽しいしな」
ことり「私も良いと思いますよ、シン君のお知り合いですし」

シン「ええ〜っ!」

ディアッカ「あんた話が解るね!じゃOKって事で」
シン「はあ・・・なんでこうなるんだよ」

こうしてディアッカ、イザーク、アンデイ(虎)が加わる事となった。

イザーク「ん?」 何気なく周りを見渡したイザークが波打ち際を歩く2人組みを見つける。

ルナマリア「こうやってたまには外出するのも良いものだと思いません?」
アスラン「ああ、そうだな」
ルナマリア「海水浴か・・・あたしも水着着てくれば良かったな〜」
アスラン「あのなぁ・・・」

二人に向かって海水浴に来た集団の1人がツカツカ歩いて来た。

イザーク「アスラン!なぜ貴様がこんな所に居る!!」
アスラン「イザーク!お前こそなんでこんな所にいるんだ!?」
イザーク「オレはディアッカの奴に無理やり連れて来られただけだ!」
アスラン「オレはルナマリアにちょっと外出に付き合わされただけなんだが・・・」
イザーク「本当だろうな」
アスラン「いや、本当にそれだけなんだが・・・」


482名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 19:07:50 ID:J5HGN5NB
ひょっとしてリアルタイムで書きながら貼ってる?
ワードかメモ帳にまとめて書いてから貼り始めて
開始と中断もしくは終了の宣言した方がいいよ
483名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 19:24:52 ID:nLnDKEcw

ディアッカ「あそこにいるのはアスランじゃないか!?なんでアイツがこんな所に居るんだよ」
シン「アスランだって!?本当だ、ルナマリアまで居る・・・」

ルナ「あらシンじゃない、海水浴に来てたのはあんた達だったんだ」
シン「なんでアスランやルナマリアがここに居るんだよ」
ルナ「あたし達はちょっと散歩にね」
ことり「シン君お知り合い?」

ルナ「あなたは・・・この間は災難だったわね、ごめんなさいね、うちのバカが迷惑かけちゃって」
ことり「もしかしてこの間のロボットに乗ってた人ですか?」
ルナ「そう、あたしの名前はルナマリア・ホーク、よろしくね」
ことり「あっ私は白河ことりです」
ルナ「そういえば今シンの奴あなたの家にお世話になってるって聞いたけどちゃんと
   大人しくしてる?変な事とかされてない?」
ことり「大丈夫ですよ、シン君とっても良い子ですから(笑)」
ルナ「解からないわよ〜男はみんな狼なんだから」
シン「ルナマリア!ことりに何変な事吹き込んでんだよ!」
ルナ「悪かったわね、冗談よ」

 *激闘編の後という事になってます。

美春「なんだかにぎやかになって来ましたね〜」
音夢「そろそろお昼ですけどどうします兄さん?」
純一「うーん、海の家か何かで焼きそばでも買ってくれば良いんじゃないかなあ」
ディアッカ「そこでオレから一つ提案があるんだが、良いかい?」

ディアッカ「お〜い、みんなちょっと集まってくれ!アスランとそこのネエちゃんも来いよ!」

ルナ「なんだか面白そう、行きましょう、アスラン」
アスラン「いや、オレは良いから」
ルナ「そんな事言わずに行きましょうよ」
アスラン「おい!ちょっとまて、引っ張るな!」
イザーク「またロクでも無い事をするつもりだな・・・」

ことり「なんだろうね?」
シン「さあ?とりあえず行ってみるか・・・」
484名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 19:28:48 ID:nLnDKEcw
>>482
リアルタイムで書いてた、スマン
という事で今日はここまでにします、まだキャラ増えますが、ちゃんと
シン・ことりの話にするんでご容赦を、でわ。
485名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 20:03:46 ID:9MuxS+Xf
>484
どうみても良作です。本当にありがとうございました。
486名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 20:11:22 ID:bEZHojL4
種と種死は全部見たけど、ダ・カーポは前期アニメしか知らない。
おまけに2chに書き込むのはこれが初めて。
そんな俺が思いつきで書いたSS投下してもOKですか?
487名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 20:37:10 ID:ov5lVYf2
>>486
もちおk
自信持って投下してくれ
バッチコーイ(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
488408:2005/11/08(火) 21:21:03 ID:bZtgOnuA
>>468
408だった者ですが、ネタにしていただいてありがとうございます。
大変おもしろかったです。
ちなみに“温泉で覗くために種割れ”っていうのは、
フルメタの短篇にあった、種のパロディからパクッたものです。
489或る朝の出来事1/2:2005/11/08(火) 21:37:10 ID:bEZHojL4
>>487
ありがとう。自信は持てそうにないけど、頑張って投げてみます。

 非常警報ではなく、朝の陽射しで目を覚ます。そんな生活にも、いつの間にか慣れてしま
っていた。
 軍にいた頃からすれば、本当に考えも及ばない日々。平和で、穏やかで、優しい世界。
 まるで――家族と暮らしていた、あの時間に戻ったかのようだ。
 いや、あんなことにさえならなければ、俺はずっとこの世界に居続ける事ができたのだろ
う。あんなことにさえ、ならなければ。
 枕元に置いておいた、桜色の携帯電話を握り締める。
 ――大空を舞う、蒼い翼。自由の名を冠した、伝説の機体。
 英雄は、俺が守りたかったものを全て奪っていった。父さん、母さん、マユ、そして――
ステラ。
 だから俺は、奴を討った。この両の手で。
 それが正しいとか正しくないとか、そんなことは関係なかった。議長の命令だったし、何
よりも、俺は俺自身の想いを守りたかった。
 大切なものを守るために、俺は力を求めたのだから――

「シン君、起きてますか? そろそろ起きないと、遅刻しちゃうよ?」

 軽快なノックに続いて響く、澄んだソプラノ。
 手の中の携帯に視線をおろすと、デジタル時計は○七○○……じゃなかった、丁度午前七
時を示していた。早く起きたと思っていたが、物思いに耽っているうちに、こんな時間にな
っていたようだ。
 ここで、ちょっとした悪戯心が俺の中に芽生えた。もう一度、布団を被りなおして目を閉
じる。

「シンくーん?」

 扉の開く音。案の定、ことりは部屋の中に侵入してきたようだ。
 そろりそろりと近付く気配。本人は忍者にでもなったつもりなんだろうが、残念だけど俺
にそんなものは通用しない。横に来たら、脅かしてやろう。いつもの仕返しだ――と、全身
に力を込めようとした時だった。
 気配が、俺の顔の真横、というかほとんど隣という至近距離で止まった。目を開けられな
いから断言できないが……ことりは、そこに腰を下ろしてしまったらしい。
 思わぬ事態に、俺は寝返りをうつフリをして、彼女とは反対側に顔を向けた。やばい、顔
が紅潮していくのが自分でも分かる。しかも、動くに動けなくなってしまった。
 ことりは無言でその場に留まり、俺は寝たフリ。沈黙が、部屋を支配した。
 どれくらいの時が経っただろう。高鳴る心臓をどうにかしたい俺にとっては、永遠にも近
い時間に感じられた。実際には数分も経っていないだろうが。
 
 不意に、頭がやわらかな感触に包まれた。温かく、優しい。
 ことりが、俺の頭を撫でているのか。
490或る朝の出来事2/2:2005/11/08(火) 21:39:04 ID:bEZHojL4
「もう少し、肩の力を抜いてもいいんじゃないかな」

 その声は、春の暖かな陽射しのような心地良さを伴って、俺の中へと溶け込んでいく。

「この世の中は、残酷なところもあるんだよ。欲しいと思ったものが、必ず手に入るわけじゃない。
 手に入れたものが、ずっと自分の手の内にあるわけでもない。
 けれど、それでも私たちは求めてしまう……」

 その言葉が、ことり自身にも言い聞かせているように聞こえたのは、俺の気のせいだろう
か。

「神様って、すごく意地悪なの。その人が欲しがるものは、絶対にタダじゃくれない。
 欲しければ、もっと努力しろーって。努力して、強く、強く願えば、いつか必ず手に入る。
 ――みんな、そうやって頑張ってるのに、ホントに欲しいものを手に入れられるのは少しの人だけ。
 こんな意地悪、聞いたことないよね」

 あくまで優しく、そして穏やかに、ことりは言葉を紡いだ。

「それでも私は、信じていたいんだ。誰かと一緒に歩ける、幸せなユメを。
 その人が一番大切にしている、ダイヤモンドみたいに輝く想いは、必ず実を結ぶってことを」

 頭を撫でる手が離れ、ことりの気配もまた遠のく。
 再び扉が開く音。何も言えない俺に向かって、彼女は去り際に言った。

「狸寝入りはやめて、そろそろ起きてね? ホントに遅刻しちゃうぞ」

 ……完っ全にバレてたのか。
 ということは、ことりは俺が起きてるのを知っててあんなことをしたのか?
 そして俺は、それを拒絶することもせずに……

「ああ、クソ!」

 してやるつもりが、見事にしてやられてしまった。
 だけど、どこか悪い気はしない。
 一度は失ったと思っていた、こんなに平和で、優しい世界。
 そして、誰よりも守りたい人。
 マユやステラを忘れることはできない。
 けど、俺がことりを守りたいと思うこの想いは本物だ。
 今の俺には、それができるような気がする。
 もう絶対に、失いたくない。
 この想いを。
 そして、大切な人を。

 了
491名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 21:56:04 ID:qsMz2/1C
>>1-490
馬鹿かこいつは。
492名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 21:59:31 ID:ZFVEhH48
朝倉乙
493473:2005/11/08(火) 22:14:54 ID:B4qyBjYp
まさかこのスレで絵の指導を貰えるとは思わなかった。いや、悪い意味じゃなくて
とりあえずもうちょっとマシなもの描けるようになってから出なおすことにします
494 ◆SHINjYXjHw :2005/11/08(火) 22:57:37 ID:iHts3eyq
>>493
頑張ってくれ
あんたの絵があれば書き手としても嬉しいし
495名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 23:05:14 ID:m6YaFj6T
>>484
乙〜続き待ってるよ。
ひとつだけツッコミするとシンのルナマリアへの呼び方はルナだよ
496名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/08(火) 23:22:51 ID:HgU/FiL2
>>489,490
乙GJ
すごく心温まる話だったよ
497名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 00:55:19 ID:oAFbrObL
>>495
そこはわざとシンとルナの距離を開ける為にそう呼ばせたんよ。
498名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 01:50:59 ID:s2nDmjEV
ことりが風邪ひいたシンを看病する話と絵をかいてくれる人求む
自分でやるには技量が足りなくて・・・
499名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 01:55:00 ID:s2nDmjEV
と、思ったけどコーディなシンは抵抗力強いから風邪とかひかないのかな
ごめん聞かなかったことにして
500名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 02:09:39 ID:LnNL0D1M
>>498-499
なら逆にすればいいじゃないか!
501名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 02:19:03 ID:s2nDmjEV
そういえば丁度「いつもことりが優位に立ってるから時には弱いことりも書いてほしい」とか思ってた
この際どちらでもいいので書いてくれる人がいたら嬉しいです
502名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 07:50:49 ID:XB2GGKMF
海水浴編続き

ディアッカ「よ〜し、みんな集まったな」
アスラン「いったい何を始めるつもりなんだ?」
ディアッカ「これからチーム事に分かれてビーチバレーのトーナメント戦を行う」
ディアッカ「だが、ただビーチバレーをするってだけじゃ面白くない、そこでだ、昼飯代
      を賭けて戦うってのはどうだ?」
眞子「なんか面白そうね」
ディアッカ「さらに負けたチームの女子は勝ったチームの男にキスをする」

一同「ええ〜っ!!!」

音夢「ちょっと何を考えてるんですか!!」
ディアッカ「だってその方が面白いじゃん」
音夢「不公平です!なんで女子だけキスしなくちゃいけないんですか!!」
ディアッカ「だったら男は女子にキスすりゃ良いんだろ?」
音夢「そんなものいりません!!」
ディアッカ「だいたい減るもんじゃないし、口にって訳じゃないんだぜ?海外じゃあいさつ
      もんなんだし、そうケチケチしなさんな」
イザーク「やっぱりロクでも無い事を考えていたな・・・」

美春「でもなんだか面白そうです、さんせ〜い!」
アイシア「私も〜!」
音夢「ちょっと美春!アイシアどういう意味か解かってるの!?」
ことり「おもしろそうだね」
シン「えっ!?でも負けたらその・・・キスとかしなきゃいけないんだよ!?」
ことり「う〜ん、そうだけど、勝てばしなくて済むし・・・」
シン「まあそうだけど・・・解かった!だったらオレは絶対にことりと同じチームに
   なってそんな事させないから!!」
ことり「う、うんありがとう」(そんなにムキにならなくても良いのに…笑)

反対する者もいたが、結局多数決で昼食とキスを賭けたビーチバレー大会が開催される
事となった。
503名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 08:07:03 ID:8eu/XZM4

「トリィ」   「バッサバッサ・・・」

美春「あれ?鳥が飛んできましたよ?」
環「でも普通の鳥とはなんだか違うみたいですけど・・・」
アスラン「あれは・・・トリィ!」

砂浜の奥から歩いて来た男の下にその鳥は飛んで行った。

キラ「アスラン!どうして君がここに?」
ラクス「あら?皆さん集まってなんだか楽しそうですわね」
カガリ「アスラン!?それにシンも・・・こんな所で何をしてるんだ?」

シン「それはこっちの台詞だ!なんでお前までここに居る!!」
カガリ「居て悪いか!お前には関係ないだろ!?」
シン「オーブの代表がこんな所で油を売ってて良いのかよ!」
カガリ「私はスカンジナビア王国に行った帰りにちょっと息抜きがてら寄っただけだ!」
アスラン「いや、スカンジナビアからここはだいぶ遠いだろ・・・」

ルナ「あれはラクス様!!なんでここに!?」
イザーク「ラクス・クラインだと!?」
ディアッカ「それにあいつは確かキラ・・・だったな、フリーダムのパイロットの」
イザーク「何!?フリーダムのパイロットだと!?」

イザーク「フッフッフッ・・・良い機会だ、この際どちらの実力が上か決着を付けてやる!!
     良いなアスラン!!それとそこのフリーダムのパイロット!!貴様も参加しろ!!」
504名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 08:54:47 ID:5fwl7WrY
次回に続きます。
505名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 10:11:14 ID:6n213hq1
中々いいけど、ちょっと違和感ありまつ。
本編ではシンはカガリを「あんた」と呼んでました。
ディアッカは無印で普通にキラを呼んでたので、うろ覚えではないはず。
2年間会ってなかったら話は別でつが。種は全話観たので間違いないっす。

リクエストスマソ。今度話を書かれる方へ、伽羅の追加を。
D.C.から美咲たん、種からミリアリアをキボンヌ。
506名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 22:57:37 ID:FHFuw+ku
そういうリクエストは勘弁
507名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 23:04:26 ID:sNfbA7/n
海水浴編続き

キラ「えっ何?」
イザーク「貴様もビーチバレーに参加しろと言っている!良いな!!」
ラクス「あら、ビーチバレーですか?楽しそうですわね」
カガリ「面白そうだな、私も参加するぞ!」

イザーク「くだらない企画だと思っていたが、アスランとフリーダムのパイロットが
     居るなら話は別だ!キスだの昼飯だのはどうでも良い!!絶対に叩き潰して
     やる!良いなディアッカ!!」
ディアッカ「あらあら熱くなっちゃって・・・でもこれで女の子のキスを貰える確率が上がる
      ってもんだぜ、グレィト!!」

純一「チーム分けはどうするんだ?くじ引きか何かで決めるか?」
イザーク「オレは絶対にアスランやフリーダムのパイロットと別のチームにしろ!!」
純一「そんな無茶な・・・」

という訳でチーム分けはこうなりました

DC無印チーム     純一・音夢・シン・ことり・眞子
オーブチーム      キラ・アスラン・ラクス・カガリ
SSチーム       杉並・環・美春・アリス・アイシア・工藤
デスティニーチーム   イザーク・ディアッカ・ルナマリア

ことり「あの〜そちらのチームに何人か行ったほうが良くないですか?」
イザーク「必要無い!俺たちは軍人だ!お前達とは鍛え方が違う、それに素人が
     入ってきても足手まといになるだけだ!!」
アスラン「こっちも問題無い」
キラ「うん、僕とアスランが居れば大丈夫だと思う」

508名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 23:06:59 ID:7SqPRELE
激しく種割れの予感がするな
509名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 23:19:17 ID:sNfbA7/n

アンディ「僕は遠慮させて貰うよ、なんせ歳だからね」
ななこ「私はなんだか試合が激しくなりそうだし、メガネが壊れると困るので・・・
    あっ!お金は(SSチームが負けたら)払いますから!」
萌「わたしはどうして仲間はずれなんですか〜ぁ?」
眞子「お姉ちゃんが居ると周りに迷惑かけそうだから(ていうか勝てない)そこで
   解説でもしてて!」
萌「わたしは解説ですか〜がんばります〜」

ルナ「ちょっと3人で大丈夫なの?」
イザーク「素人相手にはこれくらいでちょうど良い!」
???「ならオレが手を貸そうか?」
イザーク「誰だ!?」

木の陰から姿を現す男

西川「特務隊フェイス所属西川だ、一時期はミネルバに乗っていた事もある」
イザーク「フェイスだと!?フン!良いだろう、貴様も参加させてやる、ただし
     このチームの隊長はあくまでこのオレだ”良いな!!」
西川「ああ、構わないぜ」

こうしてデスティニーチームに西川を加え、4チームによるトーナメント戦が始まった。

次回に続く。

実家に明日は帰るので続きは金曜になると思います、でわ。
510名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 23:51:25 ID:zxPogcfq
いいねいいね〜
続きが楽しみだ
511名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/09(水) 23:55:57 ID:D/XaEnQk
オーブチーム…全員種割れできるwwww
512名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 00:03:27 ID:8SnxDY/d
ハイネキタ━(゚∀゚)━━!!!!
513名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 00:06:38 ID:roHqgFPu
>>498-501で言っていた立場逆転(?)の二人を書いてみました。
ご期待に添えられるかどうかは怪しいですけどorz


 ある晩の事だった。
 俺とことり、二人で囲む食卓。暦の姿はない。出張で、帰って来るのは三日後
だそうだ。
 このままずっと帰って来なくてもいい――なんて冗談を発ち際に口走ったら、
ボコボコにされたのは言うまでもない。
 目の前に並ぶことりの手料理は、どれもこれも五つ星レストランのシェフにも
劣らない味だった。俺がミネルバの食堂の味に慣れてしまっていたってのもある
し、それに、ことりが作ったってことで多少の補正はかかっているにしても――
やっぱり美味いものは美味かった。
 しかし、がっつく俺に対し向かいに座ることりは、全くと言っていいほど箸が
進んでいなかった。
「ことり、どうしたんだよ? 全然食べてないじゃないか」
「え? あ……ちょっと、食欲がなくて」
「ダイエット中とか?」
「女の子に、そういうこと聞いちゃダメっすよ」
 冗談も、軽く流される。
 結局ことりの分まで俺が食べることになってしまい、彼女はほとんど何も口に
しなかった。


 ことりが片付けをしている後ろで、俺はのんびりとテレビを見ていた。手伝い
たいのは山々だけど、俺に家事は向かないことが判明して以来、暦から禁止され
てしまった。コーディネイターとて万能ではない。
 テレビの中では、映画の主人公が「グゥレイト! 数だけは多いぜ!」とか言
いながら銃を乱射していた。
「きゃっ」
 その時、可愛らしいことりの悲鳴と、ガシャン、という陶磁器の割れる音。
 思わず駆け寄る。
「だ、大丈夫か!?」
「ごめんなさい、ちょっとぼんやりしちゃって……」
「危ないから触らないで。いいよ、俺が片付けておくから」
「でも……」
「これくらいなら俺でもできるよ。それに、ことりが怪我したらそれこそ俺が暦
に殺されるって」
「それじゃ、お言葉に甘えて。私は残りの洗い物を片付けちゃいますね」
 そう言って、ことりは再び流し台に向かった。
 ここまでは、いつも通りの光景だった。
514513の続き:2005/11/10(木) 00:10:41 ID:roHqgFPu

 翌朝。異常が露呈した。
 俺が起きて来て、そこにことりの姿が無かったときは、珍しいこともあるな、
程度にしか思わなかった。
 けれど、どれだけ待ってもことりが起きて来る気配が無い。
 いくらなんでも遅過ぎる。そう思った俺は、ことりの部屋へと向かった。
「ことり?」
 呼び掛け、ノックしても反応は無い。それどころか、扉の向こうで人が動く気
配すら無い。ドアに耳を当ててまで確かめたのだから、間違いないだろう。
「ことり、入るよ?」
 ノブに手を掛ける。
 これは、艦長室に入るより緊張するな……
 そんなことを思いつつ、意を決してそれを捻った。
「ことり……?」
「シン……君?」
 初めて聞く、弱々しい声。俺は、ベッドに駆け寄った。
「ことり!? どうしたんだよ!」
「あはは……昨夜から、なーんか調子悪いなぁと思ってたら……どうも、風邪ひいちゃったみたいっす」
「カゼ……?」
 その病気の名は、知識として知っていた。確か、くしゃみや鼻水鼻詰まりや、多少の発熱などの諸症状の総称
だ。けど、ただでさえ免疫力の高いコーディネイターが暮らすプラントでは、滅多に聞かない病名でもある。か
く言う俺も、そんな病気にかかったことはない。
 そんな俺でも、今ことりが苦しんでいるのは理解できた。
「調子悪いなら、どうして言ってくれなかったんだよ!」
 思わず俺は、声を荒げてしまった。
「それは、シン君に心配かけたくなかったし……」
「そんな思いやり、嬉しくもなんともない! こうなる前に言ってくれれば、俺も何かできたかもしれないのに
……!」
「シン君……」
「そんなに俺は頼りないのかよ……!」
「なら、一つだけ。お願いしてもいいかな?」
 ことりは、ちょっと頬を染めながら、しかしはっきりと言った。
「……そばに、居てください」
515514の続き:2005/11/10(木) 00:12:13 ID:roHqgFPu

 その日、俺も学校を休んだ。
 もちろん、ことりを看病するためだ。
 ……とは言ったものの、聞いたことしかない病気の看病法なんか知っているはずもない。
 仕方なく、病人であるはずのことりの指示を仰ぐしかなかった。
「……ごめんね、シン君」
 不意に、ことりが呟いた。
「謝ることはないよ。それに、いつも俺が世話になりっぱなしだからさ。こういう時くらい世話焼かせてくれた
っていいだろ。もっと頼りにしてくれって」
「ふふ、そうだね。それじゃお姉ちゃんも、思いっきり甘えちゃおうかなぁ」
 一瞬、微笑むことりの顔が、マユのそれと被って見えた。
 そういえばあいつも、昔はよく俺に甘えてきたんだっけ……
 蘇る思い出。しかし、それを見る俺の感情は、今までのものとは少し違っていた。
 いつから俺は、こんな穏やかな気持ちで思い出せるようになったのだろう?
「シン君、どうしたの?」
「あ、いや、なんでもない」
 過去を振り返るのはいつでもできる。今はとにかく、目の前のことに集中しよう。
 ことりの額に乗せた濡れタオルを交換しながら、雑念を振り払う。
 俺の看病の甲斐あってかどうかはわからないけれど、ことりの様子は朝よりもずっと落ち着いているように思
えた。
「少し、眠ったほうがいいんじゃないか? 寝るときは寝て、食うときは食う。これが病気に一番効くと思う」
 あれ? これは怪我の治し方だったか?
「男の子らしい考え方だね。でも、そうだね、少し寝させてもらうっす」
「じゃあその間に、俺は飯の準備でもしようかな。何かリクエストは?」
「んー、シン君が作ってくれるものなら何でもいいよ」
「またそんなこと言って……」
「もう、少しは本気にしてくれないと寂しいです。
 ……正直に言えば、お粥とか作ってくれるとありがたいかなぁ。作り方は、分かる?」
「……ごめん」
「仕方ない。お姉ちゃんが秘伝のレシピを伝授してあげましょう」
 これだけ軽口を叩けるなら、もう大丈夫じゃないのか? そんな思いが頭をよぎる。
 けれど、実は少し、この状態に満足感を覚えてもいた。
 大切な誰かのために、何かをできるということ。
 ほんの些細なことかもしれないけれど、俺にはそれがとても嬉しく感じられた。
「……よし。このメモ通りに作れば、そんな大惨事にはならないはずだよ」
「ごめん。なんか、俺のほうが世話焼かせてるみたいで……」
「そんなこと気にしないの。むしろ、そういうところがあるからシン君はシン君なんだよ」
「そういうものなのか?」
「そういうものです」
 ことりはクスリと笑った。思わず俺もそれにつられてしまう。
「じゃあ俺は行くよ。次起きたときには、飛び切り美味いお粥食べさせてやるからな」
「あ……」
 立ち上がり、俺はことりに背を向ける。
 ドアノブに手をかけた瞬間だった。
「ま、待って!」
 突然、呼び止められた。
「どうしたんだよ? 何か、して欲しいことでもあるのか?」
 上半身を起こしたことりは、布団で口元を隠し、ちょっとだけ頬を上気させながらとんでもないことを仰って
くれた。
「その……私が眠るまで、手を握っててくれないかな?」
 これには俺も、赤面せざるを得なかった。
516515の続き:2005/11/10(木) 00:13:49 ID:roHqgFPu

 多大な損害を出したものの、どうにかお粥作成という任務を遂行した俺は、熱々の土鍋を掴んでことりの待つ
部屋へと向かっていた。
 この中には、俺の苦闘の結果が詰まっている。あえてその過程は言及しないが。というかしたくない。
 ……あの台所の惨状、どうするか。
「ことりー、入るよー?」
 土鍋を片手に持ち替え、扉をノックする。
 返事はない。まぁ、あれだけぐっすり眠ってたんだ。そう簡単には起きないだろう。
 静かに扉を開け、俺はその内部へと侵入した。
 寝てるなら、起きるまで待つか……
 鍋を置き、ことりの顔を覗き込んだ俺は、我が目を疑った。
「ことり!? おい、大丈夫かよ!」
 彼女が病人だということも忘れ、その細い肩を揺さぶる。
「あ……シン…君?」
 焦点の合っていない瞳、荒い息、そして――
「すごい熱……!」
「大丈夫、これくらい……寝てれば、治るから……」
「馬鹿か、あんたは! 今すぐ医者を……!」
 駆け出そうとした俺を制する、ことりの手。
「待って……行かないで……私の、そばに――」
 俺の手を掴む彼女の白い指は、とても女の子のものとは思えないほどの力強さで、俺を留める。
「畜生……!」
 この手を裏切ることはできない。
 俺の中で、何かが弾けた。


 ことりを背負い、ひたすらに駆ける。
 人を一人背負っているはずなのに、足は驚くほど軽い。
 人目も気にせず――いや、気にならず、病院目指して田舎道を駆け抜ける。
 ことり、ことり……!
 背中の彼女の息は、荒い。
 俺の、せいなのだろうか。俺が迷惑かけたばかりに……
「くそぉぉぉぉぉぉ!」
 桜並木を縫い、壁を飛び越え、車道も無視して横断する。
 考え付く限りの最短距離を、俺は彼女のために走った。
517これでラスト:2005/11/10(木) 00:15:19 ID:roHqgFPu

 ――三日後。
 桜並木の下を、俺とことりは歩いていた。
 あの後、ことりは入院することになってしまい――昨日、無事退院したというのが事の顛末。
 正直、二日間学校と病院を往復する生活を送っていた俺は疲れ果てていた。
 けれど――
「シン君、私の顔に何かついてる?」
「い、いや。なんでもない」
 微笑む彼女を見ると、なぜか心が満たされたような気持ちになる。
 俺は、今度こそ大切なものを守れたのだろうか。
「……ごめん、ことり」
 ふと、謝罪の言葉が漏れた。
「どうしたの? いきなり謝ったりして。シン君が何かした?」
「俺、ことりに迷惑かけてばかりで。体調崩してるのに、ことりに無理させちゃって……それで、もっとことり
は苦しんで……」
「お馬鹿さん」
「え?」
 驚きに顔を上げた俺の額に、ことりは一発のデコピンをかました。結構痛い。
「な、何を……!」
「シン君は頑張った。頑張ってくれたから、私は元気になった。迷惑をかけちゃったのは私の方。謝って、あり
がとうって言わなきゃいけないのは私です」
「でも……」
「優しいね、シン君は。
 優しくて、頑張ってるシン君は……すごく格好いいと思うよ」
「!」
 驚く俺を他所に、ことりは俺に背を向けて駆けていく。
「ほら! 早くしないと遅刻っすよー!」
 彼女が浮かべる、満面の笑み。
 それだけで、俺の全ての疲れが吹き飛んだ。
 なんて単純なんだろう。
 でも、誰かのために何かをした報酬としては、それは十分すぎるものだった。

 了


以上です。長文失礼いたしました。
518名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 00:18:12 ID:pw2idbbO
GJ!
ほんわかしてて良いね
ことりが活き活きしてるのも良い
そして俺の初のリアルタイムに乾杯
519名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 00:18:54 ID:8SnxDY/d
>>517
GJ
520名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 00:32:23 ID:9Gt8GqPe
うおお
何かもうね d(・∀・)GJ!
521名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 01:29:24 ID:JT5Gaovm
何かを守るために種割れをするシンテラカッコヨス

GJです!
522名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 01:29:51 ID:G8jWWYJt
全米がシュチエーションに萌えた
523名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 01:57:47 ID:wvARyUGN
こーゆーのを待ってた!GJ!!
524498とか:2005/11/10(木) 02:12:13 ID:ApEd+Z6T
GJっす!
自分のリクエストを文にしてくれて、感謝の気持ちで一杯です

リア高生で学校生活がうまくいってない自分には最近シンが眩しく見えてきたよ・・・
525名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 09:23:46 ID:sFE0GJNJ
>>507
シンがDC無印チームに入っている件について
526番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/10(木) 10:01:54 ID:v6x1IjsI
>>525
      _, ,_
     (`Д´ ∩ <ヤダヤダー、ことりと一緒じゃないとヤダー!! 
     ⊂   (
       ヽ∩ つ  ジタバタ
         〃〃
527名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 10:08:38 ID:sFE0GJNJ
ありゃ、ゴメソ( -∀-)ノ
528名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 15:01:53 ID:t3rPB+lE
某アニメ雑誌描き下ろしのことりさんが、シンと遊園地デート
しているとしか思えない私は重症…。
529名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 19:46:56 ID:65QK6TDx
シン「ところでことり、俺のエクスかリバーをどう思う?」
ことり「すごく・・・大きいです・・・」
530名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 20:41:03 ID:t3rPB+lE
>>529
何だか、いきなり2人が進展し過ぎていて赤面モノですなw
531名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 21:38:33 ID:G8jWWYJt
デス種本作のシンXルナは不自然だった
532 ◆SHINjYXjHw :2005/11/10(木) 21:39:29 ID:oiiKkNSn
なんかここまで来ると保管庫なんてあれば便利って思えてくるな
誰か作ってくれないかな?
とか言ってたら一つ話が浮かんだので土日ぐらいに投下します
533名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 21:44:29 ID:G8jWWYJt
俺からも保管庫お願いしますノ
534名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 22:56:28 ID:MFmRdOTT
>529
やりすぎw
せめてアロンダイトに(ry
535名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/10(木) 23:03:48 ID:zq2vELxb
>>531
あれは恋愛感情じゃない、と公式発表されてたし。
536名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 00:14:36 ID:TVlE1xPB
なんかすごいスレ発見っ!!ここの職人さん達はレベル高かいなぁ。他も高
いけどね。ネタが好き!ほんわかしてるのいい!参考になるねぇ、うん。
僕も投下したいけど、まだまだ技量不足さ。
537名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 02:08:33 ID:gyWG6QZ0
>>536
堅くならず心の儘に、2人の幸せな姿が思い浮かんで気が向いたら、
作品を投下してみてね。大丈夫、このスレの人達はどんな作品でも
絶対に見捨てない、見習いの私にも優しい。だから、大丈夫。
私も待っているよ。
538名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 06:43:04 ID:LmuONtgO
ことり「いいこと思いついた。シン君、私のお尻の中でおしっこしてみて」
シン「えぇー!?お尻の中へですかぁ?」
ことり「男は度胸!何でも試してみるものよ。きっといい気持ちだよ。ほら、遠慮しないで」
シン「…それじゃ…やります…は…入りました…」
ことり「ええ…次はおしっこね…」
シン「出します…」
ことり「いいよ、お腹の中にどんどんはいってくるのが分かるよ…」
シン「くうっ!気持ちいい…!」
ことり「このぶんだと相当我慢してたみたいだね…お腹の中がパンパン…」
539名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 08:08:43 ID:slzH+1D9
アブノーマルは……
540名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 08:44:23 ID:BFQrlwMh
ここってエロはOKなの?
541名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 08:57:57 ID:gyWG6QZ0
>>538
…読むか読むまいか真剣に悩んだよ、いきなりアブノーマルで
難易度のレベルが高いプレイじゃ。
542名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 08:59:15 ID:/VWrWvQE
ちょwwwww阿部さん
543489と513の人:2005/11/11(金) 09:08:26 ID:qOME3tWv
>>518-524
こんなに反応してもらえるとは思わなかった……普通にうれしいです。ありがとう。

>>536
俺も投下するまでは自信持てなかったし、
投下した今でも自信持っているかと問われれば正直微妙なところです。
アマチュアなんだから技量不足は当然のこと。でも、技量を上げるには書かなきゃならないのも事実。
とりあえず、書いて投下してみましょう。
よほどのことがない限り、このスレの人たちは温かく迎えてくれるはずです。
544名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 09:38:26 ID:BFQrlwMh
他のスレでやってくれ

ところでリクなのだが、夏祭りの話を作ってはくれないだろうか?
545番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/11(金) 12:26:49 ID:9WmAD1yv
>>540
エロはPINKちゃんねるのエロパロあたりでやってください(´・ω・`)
何ならスレ立てるぞ、「シン・アスカと白河ことりが交尾するスレ」ってタイトルで
546名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 12:34:55 ID:Lg9M1n0q
夏祭り投下したいが携帯なんでかなり細切れになるが……よいですか???かなりよみにくいと以前このスレの前半で指摘を受けたものですが……
547名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 14:07:03 ID:aKmf+KIL
>>538
いくらDCが元々18禁PCゲームだからってこのスレでエロは勘弁。

>>546
近くのネットカフェか自宅に帰ってから投下すれば良いんじゃないか?
548ネギトロ総帥:2005/11/11(金) 14:19:48 ID:hZ1aB8zl
>>547
まあ腐女子の方達もいるからなぁ・・・・・俺はエロOK派なんだが・・・・・。
549名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 14:23:53 ID:IKk7u0JL
分家するほどのジャンルでもない気がするから
テキストに書いてアップローダーにでも上げて貼ったら?



つーか、あの二人にエロはまだ早い
550名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 16:23:07 ID:aTbErsxA
いまさらなんだけど
538って一期はやった時くそみそテクニックっていう
ホモ漫画のネタだろ
そこまでシビアな反応しなくていいんじゃね?
551名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 16:26:11 ID:aTbErsxA
一時期はやった・・・ね
まあ、褒めるときは大声で
貶す時はもっと大声といいますし
釘を刺すのも重要かもしれませんが
程ほどにね




って↓の人が言ってました
552名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 17:03:07 ID:1Xu4r2KL
   ,,v‐v-/l_  (⌒)
  _「/ ̄  く   /
  lYノノ/_ノl_ヽ))
  <イ( l l )l>  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 <|)'|l、"(フノ|l  < えっちなのはいけないと思います!
  ,(ヨリ<>o<>リ']  \______________
  |ト‐!]-ム- i']l
  ヽ_ノv__l/ /
.  ノ[//‐─‐/_/、
 ( /E|,   (フlヨ \
 ,-| El___lヨ /
└-\`^^^^^^´/
     ̄ ̄ ̄
553名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 17:13:53 ID:iSYV7mTc
>535
それはキラ×ラクスもさ
554名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 17:15:58 ID:LmuONtgO
正直、すまんかった。
555名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 17:31:30 ID:aKmf+KIL
海水浴編続き

大戦カードは

デスティニーチームvsSSチーム   オーブ連合チームvsDC無印チーム

となりました。

イザーク「こんな試合とっとと終わらせて奴らとの勝負をつける!女ばかりだから
     といって手を抜くなよディアッカ!!」
ディアッカ「相手はかわいい女の子なんだからあんまりいじめたらかわいそうだぜ?」
イザーク「戦場で男も女も関係あるか!」
ディアッカ「まったくムキになっちゃって・・・泣かしちゃってもオレは知らないからな」

アンディ「では、ゲームスタート!」

イザーク「サーブはお前らから打たせてやる」
杉並「ではオレが打とう」

アンディ「さあ、死種(長いので略)チーム対SSチームの試合が始まりましたが、
     軍人である彼ら相手ではSSチームはかなりの苦戦が予想されますが、
     どう観られますか?解説のななこさん」
ななこ「そうですね、普通に考えれば圧倒的に不利ですが、彼女達ならやってくれ
    ると信じています、奇跡は起きます、起こしてくれます!!」
萌「みなさん〜がんばってくださいね〜っ」

杉並「ザフトの軍人の実力見せてもらおう!はっ!」 「バンッ!」
イザーク「喰らえ!!」  「バシッ!」
美春「はうっ!」  「ズサーッ・・・」

イザーク「フンッ!所詮オレの敵ではないな(笑)」
美春「すみませ〜ん・・・」
アリス「気にしないで美春」
工藤「まだ試合は始まったばかりなんだから」
環「来ます!」

ディアッカ「そらよ!」 「バシッ!」
杉並「よっと!」  「トンッ!」
アイシア「アリス!」

アイシアと美春が互いに手を組み、それを踏み台にして空中高く飛び上がるアリス

「バシッ!」  「ボスッ!」 コートの隅に落下するボール。

イザーク「なにぃ!」
ディアッカ「ウソだろ!?」
556名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 17:59:47 ID:aKmf+KIL

美春「やりました〜!」
環「アリスさんお見事!」
ルナ「すごいわね〜あんなに高く飛べるなんていったい何者?」
アイシア「アリスは昔サーカスの一員だったんですよ〜っ」

イザーク「フッ!少しは出来るようじゃないか、そうこなくては面白くない!」

しかしその後・・・

アイシア・アリス「X攻撃〜っ!!」
環「杉並さん!」
杉並「秘技!重力稲妻落とし!!」

「ボスッ!!」

イザーク「何をボサッとしているディアッカ!!真面目にやれ!」
ディアッカ「仕方がないだろ!?」
ルナ「ちょっとアンタ達いい加減にしなさいよ!」
イザーク「ウルサイ!お前はだまってろ!!」
ルナ「なんですって〜!!」
西川「ハア・・・ダメだなこりゃ・・・」

アンディ「いけませんね、予想以上のSSチームの猛攻に死種チームのチーム
     ワークはバラバラです」
ななこ「ええ、個々の能力の高さを全く活かせていません・・・ああっ!あのサーブ
    は幻の!メモメモ〜!!」
萌「みなさん〜がんばってくださいね〜っ」

結果はSSチームの圧勝に終わった。

イザーク「クソッ!クソッ!クッソ〜!!」
地面の砂に当り散らすイザーク
ディアッカ「オレのキスがみんなパアだぜ・・・」

アイシア「やったね!アリス!」
アリス「うん!」
杉並「ふっ、オレの計算道理だったな」

イザーク「ディアッカ・・・オレは金などびた一文払う気は無いからな!!」
ディアッカ「おいおい!何を言い出すんだよイザーク!」
イザーク「元はと言えば貴様が勝手に言い出した事だ!お前が払え!!」
ディアッカ「おい!勝手な事言い出すなよ!!」
ルナ「そうよね〜ここは言いだした人が責任取るべきよね〜っ」
西川「そういう事だな」
ディアッカ「マジかよ!?そりゃあんまりだぜ!緑に降格になって給料だってそんなに
      もらってねえっつうのに!この世には神も仏も無いのかよ〜っ!!」

美春「なんだかかわいそうですね・・・」
杉並「死して屍拾う者無しだな」

続く。
557名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 18:07:20 ID:lJysqczC
ディアッカ、口は災いのもとって言葉を君はシードの時に学んだんじゃなかったのか。
可愛そうに
558名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/11(金) 18:17:14 ID:0JmYKdFB
>555-556
乙。意外と強いよSSチームw
ちなみに重力稲妻落としって某戦隊ロボの必殺技じゃなかった?
559名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 08:28:33 ID:Vk2oSb9t
海水浴編続き

アンディ「続いて第2試合はオーブ連合チームvsDC無印チームの戦いです」
アンディ「やはりこの戦いの鍵はヤキン戦の英雄であるキラ、アスラン相手に
     ミネルバの元エースのシンアスカとその他のメンバーがいかにして
     戦うかだと思われますがどうでしょう?解説のななこさん」
ななこ「情報によりますとシン君はあの2人と何やら浅からぬ因縁があるそう
    ですが、気になりますね〜」
萌「みなさ〜んがんばってくださいね〜っ」

ラクス「キラ、あなたに全てを託します!・・・私はあなたのジャマにならないよ
    うに下がっていますわね(笑)」
キラ「ラクス?」
ハロ「ミトメタクナイ!ミトメタクナイ!」
キラ「解かったよラクス、ここは僕に任せて!」

アスラン「ラクスの奴始めからやる気無かったな・・・」
カガリ「相変わらず腹黒い奴だ・・・」

アンディ「ではゲームスタート!」

ことり「がんばろうねシン君」
シン「ああ!絶対に勝ってみせるよ!」

キラ「君はたしか『前半の主人公』だったシン・アスカ君だね、よろしく」
シン「悪かったな!!『前半の主人公』で!!(怒)」
カガリ「まあ観ようによってはアスランが前半の主人公だった気もするがな」
シン「うるさい!!」
アスラン「・・・・」

シン「お前にだけは絶対負けないからな!」 「バシッ」
キラ「君は何の為に戦うの?」 「バシッ」
シン「はあ?何言ってるんだお前!昼飯(あとキスも)賭けて戦ってるんだろ!」 「バシッ」
キラ「もうやめにしないか・・・こんな無意味な事!」 「バシッ」
シン「だから!何で無意味なんだよ!」 「バシッ!」

キラ「やめてよね!3番目の君が僕(主役)に勝てる訳ないだろ!!」 「バシッ!」
シン「ふざけるな!大体お前はオレに負けたくせに!!」 「バシッ!」
キラ「あれはAAに気を取られただけだ!それにその気(殺る気)だったら君の出番
   は無くなっていたんだぞ!?それなのに・・・!!」 「バシッ!」
560名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 08:59:37 ID:3fih2JUu
シンXキラ面白いw
キラの偽善っぷりを思い出した

それよりシンの二人称って「あんた」ですよね?
561名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 09:17:06 ID:Vk2oSb9t

シン「やかましいぃぃっ!!」  「パリイィィン!」
キラ「どうして君はぁ!!」   「パリイィィン!」

シン「本当は強くなんか無いくせにぃっ!!」 「バシィィィッ!!」
キラ「君だってアスランに瞬殺されたくせにいぃぃ!!」 「バスウゥゥッ!!」
シン「うるさい!大体お前らが強かったのは脚本(嫁)補正のおかげだろうがあぁぁっ!!」
「ドシュゥゥッ!!」
キラ「降ろされた(主役を)のは脚本(嫁)に気に入られなかった君の所為だろぉぉ!!」
「ドゴオォォッ!!」
シン「そんな事知るかあぁぁぁっ!!」 「バゴオォォッ!!」
キラ「脚本(嫁)に付き合わされる辛さが君に解かるのかあぁぁっ!!」

アスラン「お前らいい加減にしろ!!そういう話は余所でやれ!!」
純一「え〜っと・・・コレチーム戦だよな?」
眞子「あたし達完全に無視されちゃってるわね・・・」
ことり「えっと・・・シン君、色々と大変だったんだね〜っ(汗)」

キラ「あくまでもジャマをするというのなら僕はあぁぁぁっ!!」 「ズドオォォォッ!!!」
シン「お前になんかにキスさせてたまるかあぁぁぁっ!!」  「ドゴオォォォッ!!!」

杉並「おーい、そこのバカ2人はほっといて飯行くぞ〜」
ことり「えっ!でも・・・」
シン「こいつはオレが必ず倒す!!だからことりは先に行っててくれ!!」
キラ「アスラン!!ここは僕が食い止める!ラクスとカガリを頼む!!」
アスラン「あ・・・あぁ・・・お前らも程ほどにしろよ・・・」

杉並「なんでもディアッカの奴が全ておごってくれるらしい」
眞子「本当!?やったあ!」
純一「悪いなあ」
ディアッカ「ちょっと待て!女の子だけならまだしもいつの間にそんな話になってんだよ!!」
562名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 09:44:42 ID:Vk2oSb9t

萌「お昼にと思いまして〜海鮮鍋を用意しましたあ〜っよろしかったらいか
  がですかあ〜」
ラクス「あら?おいしそうですわね、いただきますわ」
イザーク「オレも貰おう、この間鍋という物を食べさせてもらったが、なかなか
     美味だったからな」

ことり「本当に2人ともほっといて良いのかな?・・・シンく〜ん、本当に先に行っ
    ちゃうよ〜」
西川「割り切れよ、でないとし・・・」  「ズドウゥゥ!!!」
西川「がああっ!!」

その時コートから外れたビーチボールが西川の背骨を打ち砕いた。

アスラン「西川!しっかりしろ西川!!」
ことり「西川さん!!」
西川「お・・・お前ら・・・いい夢見ろよ! ガクッ・・・」
アスラン「西川あぁぁ〜っ!!!」

杉並「さーてきれいにオチがついた所で飯に行くか」

結局昼代は(シン・キラ除く)全てディアッカ持ちとなった。

シン「マユ・・・ステラ・・・今・・・逝くよ・・・」
キラ「どうしてぼくたちは・・・こんな所に来てしまったんだろう・・・」

砂浜に倒れこみ、真っ白になっている2人。

ことり「たいへん!!しっかりして!シン君!!」
アスラン「この炎天下アレだけ動いていれば倒れるのは当たり前だ・・・アホかあいつら・・・」

アスラン「それじゃ俺たちはそろそろ戻る」
シン「あ、ああ」 (復活した)
ルナ「じゃあまたねシン、たのしかったわ」
アスラン「シンの友達にもよろしく言っておいてくれ」

ラクス「私達もそろそろ失礼いたしますわ」
カガリ「私も帰る、キサカがそろそろ迎えに来る頃だからな、楽しかったぞ!!」
ラクス「お鍋とってもおいしかったですわ」
萌「また食べにいらしてくださいね〜」
ラクス「それではみなさんごきげんよう、あっ私のCD買ってくださいね〜っ」
キラ「またねアスラン」

ことり「さようなら」
杉並「機会があればまた会う事もあるだろう、さらばだ!」
シン「やっと静かになったか・・・なんなんだよ全く・・・」
ことり「なんだか大変だったね、シン君(笑)」
シン「ああ・・・所であんた達は帰らないのか?」
ディアッカ「そりゃないぜ!せめてもう少し女の子達と楽しませてくれよ!!金だけ
      払ってさよならじゃ悲しすぎるぜ!!」

続く。

563名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 20:57:17 ID:Rxqaq12R
(゚∀゚ )ノ へぃ!GJです( ゚∀゚)ノよぅ!
笑わしてもらいました、楽屋ネタをやるとは( ゚∀゚)ノよぅ!
564名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/12(土) 21:46:00 ID:H7z4Etcj
誰か一人くらいハイネって呼んでやれよw
565番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/12(土) 22:03:11 ID:zwtYwOXy
>>564
初音島にハイネなんて人はいませんよ(・ω・)

ああそうか、ビジュアルバンドやってて、バンドネームがハイネという事ですかそうですか
566 ◆SHINjYXjHw :2005/11/13(日) 00:08:32 ID:ZtZZnVS/
保管庫が出来ればイイナー
    _, ,_
    (`Д´ ∩ <ヤダヤダー、保管庫がなきゃヤダー!! 
     ⊂   (
       ヽ∩ つ  ジタバタ
         〃〃>>526

そろそろ自分も投下しますね。日曜中には・・・
567 ◆.gF4K.iblY :2005/11/13(日) 00:11:39 ID:4c/bYzH6
俺も投下しないとな・・・待ってる人いないかもしれないけどね!!
納得がいけるものが書けないんだよなあ・・・
568名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 00:25:26 ID:3Om4Cdnc
>>567
気にせず書いてみたらどうですか?
なんらかのアドバイスも貰えるでしょうし。




バッチコ〜イ!!
569 ◆.gF4K.iblY :2005/11/13(日) 00:47:23 ID:4c/bYzH6
では出来てる分を投下しますね、シンとことりが交流してないけど・・・
>>361からの続きです、なんかもう色々ごめんなさいとしか言えません。
570 ◆.gF4K.iblY :2005/11/13(日) 00:48:24 ID:4c/bYzH6

                     いつも不安だった。
            この島での生活は楽しくて、だから不安だった。
             きっといつか来る終わり、それが恐ろしかった。


「ザフトに戻れば、処罰はあるだろうが今までどおりの生活が送れるだろう」
――戻った先に、この島は無い
「この島に残るのであれば、デスティニーは回収させてもらう。お前の行動にも制限がつく」
――軍が俺をまともに解放するとも思えない
「どうする、シン・アスカ。残るか、それとも戻るか?」
恐れていた終わりが、今俺のそばにやってきていた。


「・・・質問をしてもよろしいでしょうか?」
シンの不安は的中してしまった、しかし彼が予想していたものと違っている部分も多かった。
逃げ切れるとは最初から思っていない、この身一つならまだしも、デスティニーがある
だが発信機は壊してある、目立つ行動さえしなければ時間は稼げたはずだが
「何故俺がここにいることが分かったんですか?」
「・・・それは本気で言っているのか?」
あきれた声を出すイザーク、彼はここに来た経緯を話し始めた
571 ◆.gF4K.iblY :2005/11/13(日) 00:49:45 ID:4c/bYzH6
「事の発端はデスティニーの単機での行動が発見されたことだ」
「単機行動・・・?俺はこの島に来てから一度もデスティニーを動かしていませんが」
「だが事実だ、未確認ではあるがストライクフリーダムを襲撃したという情報もある」
「・・・・・・」
杉並だ。
おもいっきり杉並だ。
何で忘れていたんだろう、そういえばあいつが話していたじゃないか
『使わないのならデスティニーを貰っていいか?』
と。
その時に気付くべきだったんだろう、危機感が足らなかった。
だが遅かれ早かれ俺がここにいることはきっとばれていただろう、彼を責めることは出来ない。ていうか責めても意味ないし
「他に質問はないか?」
「では・・・」
シンは質問を続けることにした

イザークとディアッカがこの初音島に来たのは任務である、そしてその任務はシンとのコンタクトすること
またその時に彼の思惑を問いただすこと。
これがシンの聞いた内容の要約である。
何故転校生としてやってきたのか、またどうやって転校してきたのかは答えてもらえなかった。
「どうやら終わりのようだな、さあ、どちらにするか選ぶがいい」
「・・・少し、時間は貰えないんですか?」
「不可能だ、プラントへの報告は今日中にしなければいけない」
「・・・」
「もういいじゃねえか、充分休暇は取れただろ?戻ってこいよ、皆待ってるぜ」
「お前は優秀なパイロットだ、デュランダル議長からも期待されている、戻れば―」
「いやです」

「・・・俺が軍に入ったのは、戦争を止めるためでした。戦争で家族を失って辛かったから、だから俺みたいな人を新しく作らないようにって軍に入ったんです。
でも軍に入って、MSに乗っても結局は何もできませんでした。戦争はひどくなるばかりだし、自分の国すらに銃を向けて、大切な人ひとり守れなくて・・・無力な自分に絶望したんです
だから逃げました、もう傷つけるのも傷つけられるのも嫌になって、ここに来ました。この島の人たちはとても暖かくて・・・俺はここにいたいって思うようになりました。この島にいると、幸せだなって感じるんです」
家族を失い戦場に身を置くようになってから失ったもの、それがこの島にはあった。
平和な朝、暖かい昼時、静かな夕暮れ――そして家族。
シンにとって初音島は第二の故郷と言っても過言ではなかった。
だから――

「――だから、この島に残るのが怖いんです」

シンの独白は続いた。
572ごめんね短くて ◆.gF4K.iblY :2005/11/13(日) 00:53:13 ID:4c/bYzH6
よーし、続き書いてきます
573名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 01:12:38 ID:0N2/pVZd
やっとGyaOでDCが観れた、画像が出るまでに3分くらいかかる
のはどうにかならないのか・・・
574名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 08:36:31 ID:0N2/pVZd
シンとことりを比べるとある意味ことりの方が不幸かも知れないと思った。

ゲームでは・・・

・幼少の頃、両親は事故だったかで他界、暦先生の居る白河家に養子として引き取られる
・PS2移植の際に純一と音夢が近づきすぎる事で音夢が魔法の影響で病気に、それを回
 避する為にことりと付き合うED追加。
 (この段階ではことりは人の心が読めるので純一の気持ちも当然知ってる)
・PCの時はルートに入らないと恋愛感情抱かなかったのに、始めから気があったかのよ
 うな描写が眞子ルートラストに入れられる。

アニメ

・第1期アニメの時に始めてのメインの回にて出番の半分を何故か音夢に奪われる。
・1期の終盤にて純一に告白するも撃沈、家で泣きはらす為姉公認の元早退。
・前作ですっぱり思いを断ち切った筈なのにSSで半ば恋人状態でメインヒロインの
 ように登場。
 しかし、音夢登場後一気に背景化、しかも純一への恋愛感情が蘇るもどうする事も出来ず。
 14話の海の回にて水着を買うも、純一が音夢に選んだ水着と同じ物だった為に忘れた事に、
 15話でアイシアにだまされて純一にご飯を作らされるも作ったメニューが音夢が作り置き
 した物とまたもや同じ物、その後の夏祭りで純一に今までのお礼のプレゼントをされるが、
 壊れていた。

その他

・TBSの深夜番組にて2次元キャラに恋するオタクの特集があり、そのオタクが好きなキャラ
 が白河ことりだった、言動、行動全てがキモいオタク共々さらし者に。
・最近ガキの使いに出てきたオタクが着ていたTシャツがことりだったとの報告有り。

シンも種の続編やスパロボ等での扱いによって今より不幸になる可能性があるがな・・・
575名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 09:54:32 ID:FIQUXw9t
えっと・・・・皆さん前からおっしゃっていた保管庫なんですが・・・・
まだ作っている方居ないのなら、水曜か木曜までにアップしますが・・・・

もし、現在進行形の方がいらっしゃいましたら、そちらを優先というコトで。
576名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 10:49:34 ID:B3qD3E5L
>>574
その他追加で、ことりが初音島放送局のDJの座を音夢に奪われる。も。
577名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 11:54:44 ID:n5OTnTBt
彼女が不幸になる理由は周りの影響が大きすぎるな
都合よく振り回された挙句の不幸街道まっしぐら
・・・どうかこのスレでだけでも幸せになりますように
578名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 12:11:02 ID:+F/r87g4
一番不幸なのは、元々そんな薄幸キャラじゃないのに
そんなイメージつけられてしまったことだな。
579名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 13:34:17 ID:qPZIaU43
そういえばクマのぬいぐるみを着ていた女の子って誰だったけ?・・・
580名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 13:38:24 ID:S3TevP+r
紫 和泉子
D.C.からD.C.S.S.まで『本当の意味で背景』としてずっと出てきた人
581名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 14:52:38 ID:l+qoKlfA
その和泉子についてD.C.やってない俺が質問
調べたら、クマに見える純一以外には本当の姿とも別の姿に見えてるらしいと
実際のところどういう格好をしているの
それと、本当の姿が見えるようになった後は他の人にはどう見えてるの
582名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 15:08:12 ID:bExjgzsz
和泉子の正体は宇宙人であの着ぐるみは宇宙服。
ステルス機能で純一以外の人には違う姿に見えている。
ちなみに中の人は幼女。
583名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 15:22:00 ID:l+qoKlfA
トン
後、中の幼女が出てきた後はやっぱり他の人にも幼女に見えるんだよね
その時はどうしたの
584名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 15:50:55 ID:bExjgzsz
パソコンへ移植されてエロゲー化したときは論理的にヤバかった。
585名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 15:54:12 ID:VoDxvgMP
はじめまして
まだ書いてる途中ですが
そのうち投下しようと思ってます
どうでしょうか?
586名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 16:44:41 ID:3Hf3k/l6
OK( ゚∀゚)ノよぅ!

ここいるとオレもなんか投下すっか という気分になる( ゚∀゚)ノよぅ!
で、D.C.とD.C.S.Sを見たことないからのDVD買っちまった( ゚∀゚)ノよぅ!
放送外地域はツライ( -∀-)ノよぅ!…特にサイフが…
しっかし、このスレ見てから視る6話にはスゲェものがあった( -∀-)ノorz
587名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 21:16:54 ID:kdf9+LJZ
>>586
その「( ゚∀゚)ノよぅ!」やめろ
ウザすぎる
588名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 21:26:43 ID:Dvj06d1N
そりゃスマン。ドーも某スレの癖が出てなぁ。
次から控えるよ。
589名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 22:11:42 ID:PZ361XF1
そうか?コテハンのようで微笑ましかったが。
590名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 22:29:15 ID:uKwvoM1S
また電車男かよ・・・ちくしょう!!
591名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 22:32:21 ID:Dvj06d1N
>>589
そもそも「( ゚∀゚)ノよぅ!」は、本来のスレでも一行レスが基本だからなぁ。
連発されりゃ ウザイと思うのは道理 と思っている。
592名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 22:34:25 ID:l+qoKlfA
ここを見てD.C.に興味を持ったのに、家族と一緒に住んでて部屋にはテレビが無いから
アニメ見れない全年齢版できない。18歳未満だからPCのもできない
ってのは俺だけじゃないはずだ
593名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 22:42:07 ID:9PIxne/n
アマゾン使えば18未満でもエロゲ買える。
とか言っちゃってもいいですか?
594名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 23:13:38 ID:DhhNuRnt
>>592
PCが自分の好きなように使えるなら、TVチューナー購入、DVD買う/レンタル、
ネット配信系(ギャオとか、やってたっけ?)があるね。
ほかにもwi(ryやbitto(ryとか>>593みたいなのも出来るにはできそうだけど、
やめておけ。

エロゲは18、酒と煙草は20になってから
595名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 23:32:26 ID:tmGniRjv
煙草は生涯で一本たりとも吸ってないけど
酒は二十歳になったらやめようって2年前から
言ってる俺が思うに
エロゲは高校卒業してからしたほうがいいよ
596名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/13(日) 23:56:18 ID:0N2/pVZd
>>586
DVDわざわざ買ったのか、凄いな・・・後はPS2ベスト版のDC買っとけば大体
OKだと思うぞ。

和泉子の説明に補足しとく

通常和泉子はステルス機能によって周りの人間からは黒髪の普通の女の子に見えて
いたのだが、さくら帰還によって桜の魔力が上昇、純一の魔力も上がりステルス機
能を破る事が出来るようになった。

一応地球の大気が体に悪影響を与える可能性があるので常に装着している、ちなみに
スーツは3種類あり、クマ型・洋服型(顔が出せるが活動限界が近いのであまり使えない)
とグロテスクなエイリアン型(ビジュアルなし)がある。
クマスーツは水に濡れると壊れる、また秘密がばれた際には目が光って対象者の直前の記憶
を消す事が出来る(もっとも本人が勝手に秘密を漏らしてたが・・・)

外見は幼女だが、地球人の年齢に換算するとすでに成人してるらしい。
597名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 00:13:17 ID:nVOdJwoj
SS書くんなら、せめてアニメだけでも見ておいたほうがいいよなぁと思って
丁度やってたD.C.S.Sを視聴してきましたが……

ことりが本当に健気で可哀想だ。゚(つД`゚)゚。

シンとくっつけられるかどうかは分からないけど、
全力でもってことりを幸せにしてやりたいと思った俺はもう手遅れ?
598名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 00:14:33 ID:Cqwpw9vu
個人的にはシンとくっつけなくてもいいから幸せにしてやって欲しい
599名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 00:47:22 ID:oA2TQcgH
海水浴編続き

昼食後は各自まったりと過ごしていた。

イザークと杉並はアンディの淹れたコーヒーを飲み、ディアッカはD.C.の女の子
達と軽くボール遊びをしていた。

純一「よっことり、となり良いか?」
ことり「朝倉君・・・どうぞ(笑)」
純一「いや〜今日は海に来た甲斐があったよ」
ことり「何か良い事でもあったんですか?」
純一「ことりの水着姿が見れた、この間はことりが水着を忘れちゃって見れなかった
   からな〜っ」
ことり「ふふふっ良いんですか?そんな事言って、音夢さんが聞いたら怒っちゃいま
    すよ?」

キョロキョロと辺りを見回す純一。

純一「ふ〜っ危ない危ない、どうやら近くに音夢は居ないみたいだな・・・」
ことり「ふふっ朝倉くんったら・・・」

音夢「にいさ〜ん!」
美春「朝倉せんぱ〜い、一緒に向こうまで探検に行きましょうよ〜」
純一「お〜っ今行く〜っ!ことりも一緒に来ないか?」
ことり「ごめんなさい、シン君を待ってるから・・・」
純一「そうか、じゃあオレ行くな」
ことり「うん」

音夢達の元へと走っていく純一。

シン「ことりお待たせ!かき氷買って来たよ」
ことり「・・・」
シン「ことり?」
ことり「あっ・・・うん、ありがとう」
シン「どうかしたの?」
ことり「ううん、なんでもないよ?」
シン「そう?なら良いんだけど・・・」

アイシア「ことり?・・・」

やがて日も傾き、帰る時間が近づいていた。

ことりは1人海辺に来ていた。
600名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 00:59:16 ID:r5OPXMnN
それD.C.S.S.14話まんまじゃん
601名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 01:06:12 ID:oA2TQcgH

ことり「そういえばみんなと海に来た時もこんな夕焼けだったなあ・・・」
ことり(朝倉君の事はもうなんとも無い・・・そう思っていたけど、やっぱり2人で居る
    所を見ると今でも少し心が痛む・・・やっぱりあの時と同じ場所に来た所為かなぁ
    ・・・ダメだね、私)

アイシア「ことり」
ことり「アイシアちゃん・・・」
アイシア「こんな所にいたんですか、もうすぐ帰る時間ですよ」
ことり「うん・・・帰る前にもう一度海が見たくなって・・・」

アイシア「ことりは・・・今でも純一の事が好きなんですか?」
ことり「えっ?」

アイシア「・・・」
ことり「・・・」

ことり「うん、好きだよ、大切な友達としてね」
アイシア「そうですか・・・じゃあ今はシンの事が好きなんですか?」
ことり「ええっ!?」
アイシア「最近のことりはシンと一緒に居る時とっても幸せそうに見えます」
ことり「そ、そうかな?」
アイシア「はい、そうです!あっちょっと待っててくださいね」
ことり「アイシアちゃん?」

走り去って行くアイシア
602名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 01:09:40 ID:zxvN0xs2
俺も丁度今日から見始めたけど・・・
こりゃあシン厳しいぞ。弟分から卒業できないかもだ

ところでシンはD.C.キャラの恋愛関係どの程度知ってるんだっけ
603名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 01:37:50 ID:oA2TQcgH

シン「ことり、どこ行っちゃったんだろ?もうすぐ帰る時間だってのに・・・」

アイシア「シ〜ン!」

シン「どうしたアイシア?」
アイシア「シン、ことりなら向こうに居ますよ、だから行ってあげてください!」
シン「そうか、教えてくれてありがとうアイシア、行って来るよ!」
アイシア「がんばってくださいね、シン!」

バスに向かって走って行くアイシア

シン「あ、ああ・・・どうしたんだ?アイシアの奴・・・まっ良いか」

ことりの元へと走っていくシン。

シン「お〜い、ことり!」
ことり「シン君・・・」
シン「こんな所に居たんだ、何してたの?もう帰る時間だよ」
ことり「帰る前にもう一度海が見たくなっちゃって」
シン「そうなんだ・・・」
ことり「今日は色々あって楽しかったね」
シン「ああ」

シン「あのさ・・・何かあった?」
ことり「えっ?」
シン「何か悩み事とかあるなら言ってくれよな!オレ絶対ことりの力になるから!」

ことり「シン君・・・ありがとう、もう何でもないから」
シン「でも・・・」

ことり「本当に何でもないの、さっみんなが待ってるから早く行かなきゃ(笑)」

シンの手を取って走り出すことり

シン「あっ!ちょっと待ってよことり!」
ことり「ほらほら早く早く!」

ことり(もう大丈夫、今の私には側にいてくれる大切な人が居るから!)


海水浴編 おわり
604名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 01:54:49 ID:oA2TQcgH
>>600
その通り、あえて同じ状況にする事で14話の頃とはことりの心境が変わったと
いう事を書きたかった。
うまく伝わってないかも知れんが・・・

>>602
このスレではことりが純一の事を好きだったという事をシンが知るよう事は
全く無かったと思う。
せいぜい音夢と純一が付き合ってる事を知ってるくらいだろ。

次回作は思いつきの番外編です。
605名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 01:57:10 ID:P9leg7pH
ことり…ええ子やなぁ
606名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 02:03:51 ID:P4Q/ah91
個人的で勝手な考えではあるが
シンはしばらく弟分のままのほうがいいなぁ
シンとことりにはすぐにくっつかないで少しずつ少しずつ近づいていってほしい
607名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 02:03:55 ID:yAig3Xx1
ことり報われないな(´・ω・`)
608名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 02:04:52 ID:WsRvrtJG
一瞬トラウマが蘇ったがとりあえずGJ!!

しかしことり、純一はあきらめるのかorz
609名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 02:07:50 ID:N0nh17MH
みっくんとともちゃんがことりの背中を押すような形キボン
いや、今回(オレ千葉組)みっくんとともちゃんアイキャッチだったしみっくんいいこといってたし


俺がみっくん好きなだけですがorz
610名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 02:10:39 ID:r5OPXMnN
>>604
俺の早とちりだった、スマソ
611名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 02:37:17 ID:zxvN0xs2
俺も投稿してみようかな
って言うとできなかった時の事が怖いから黙っておく
612名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 03:02:38 ID:P9leg7pH
今の腹が立つズン一にガツンと一発言うSS激しくお願いします
613名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 03:11:13 ID:VV+2njav
なんというかスレのタイトル通りだから
これやってあれやって等は少し落ち着いてから書き込もうな
いいスレだから興奮するのはわかるけどさ
614名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 04:32:39 ID:MV7u/czr
シンだけがメインの友情ネタの話作りたいが…話がなかなか纏まらない俺ディスティニー
615名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 04:40:45 ID:boGrSLU5
それはさすがにスレ違い
616名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 04:42:40 ID:zxvN0xs2
ディズニーに見えた俺ウォルトさんのところの三木マウス
617名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 06:39:05 ID:Sec1gXdA
ここをあくまで『交流』するスレだから ことり×純一 シン×???
でも問題ないんじゃない?ここが『交際』するスレなら ことり×シン だろうけど
618名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 08:50:39 ID:Uttb36/A
>>606
同意、一応俺の中では「友達以上弟風味の恋人未満」という位置のつもり。

>>617
ことりと純一、シンと例えばルナマリアのエピソードならともかく、そのカップリングで
付き合う話というのはスレ違いだろ?
一応「交流」とはなってるが、シンとことりが最終的には付き合うような方向の話を書く
スレ(ただの交流話でも問題ないが)だと思うんだが。


619名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 08:54:52 ID:Uttb36/A
>>617
「ことり×純一」が付き合うという意味でなく、エピソードという意味だったら
スマン。
620名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 14:32:15 ID:uLHP9YNc
まあことりスキーにとってことり×純一(原作仕様)は悲願だからな。
アニメでは散々振られキャラやらされてるわけだし。

まあ俺も無理にシンとくっつけたりせずに今まで通りでいいと思うけど。
621名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 16:23:36 ID:phl1jBpI
最終的なゴールとしてシン×ことりになるのは悪くないとは思うけどまだしばらくは今の雰囲気を味わっていたい
622番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/14(月) 16:37:20 ID:5KQkaVV3
某所で「そろそろ企画倒れになりそう」言われてましたよ(´・ω・`)
623名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 17:29:50 ID:t+c84Jva
某所がどこか知らんが、そもそもこのスレが始まったときは
どこへ向かおうとしてたんだ?
624名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 17:42:00 ID:o4BqY+Lz
タイトルそのままの意味
他のキャラなど想定してないしカップリングはもっと
625名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 17:44:50 ID:THzjHyy8
元々不憫な扱いを受けたキャラのファン同士が傷を舐めあうスレだったのよorz
626名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 18:14:17 ID:lmbBenYs
単に笑えるネタスレ だったなぁ。

カップリングつっても、永遠の弟属性を持つシンでは、ことりと
くっつくのに何年かかることやらって感じがするなぁ。
627名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 18:22:53 ID:Uttb36/A
ある日のゲーセンでの出来事編

シン、ことり、杉並、純一、音夢、工藤らは放課後ゲーセンに連合vsザフトで対戦
する為に来ていた。

純一「大戦は久しぶりだな、俺は当然アストラナガンを・・・ってないじゃないか!仕
   方が無い、量産νで我慢・・・ってそれも無いのかよ!?」
杉並「朝倉、それは『対戦』違いだぞ」

シン「それじゃ俺はソードインパルスを使うか、なんせコレで一番活躍したしな」
  (相手はフリーダムか・・・相手には悪いが絶対やっつけてやる!!)
???「君では僕に勝てないよ」
シン「何っ!?お前は!」
キラ「僕の力を見せてあげるよ(笑)」 

      ゲームスタート!

シン「くそっ!フリーダムなんかに負けてたまるかっ!ってなんでフリーダムにドラグーン
   が付いてるんだよ!?おい!それストライクフリーダムじゃないか!連・ザにはまだ
   入ってないはずだぞ!?何だよその強さ!反則だろ!?くそっ!負けた〜っ!!」
キラ(フフッ・・・作業員に扮して密かにプログラムを書き換えて追加した甲斐があったよ、
   ちなみに出し方は僕しか知らない)
シン「クソッ!卑怯だぞ!!」
キラ「負け惜しみかい?」
シン「今度はお前もインパルスを使え!!それならどっちの腕が上かはっきりする!!」
キラ「えっ!?でも僕は・・・せめてストライクで・・・(コレも改造済み)」
シン「うるさい!お前もインパルスだ!!」

その横ではアスランとイザークがジャスティスvsデュエルで対戦していた。

イザーク「クソッ!やるなアスラン!」
アスラン「お前もな」

しかし、徐々に押されていくデュエル。
628名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 18:37:33 ID:Uttb36/A

イザーク「くっそおぉぉっ!!俺は・・・俺は死ぬのか!?」

       「ピチョーン!!」

イザーク「見えた!!水の一滴!!」

      突如金色に輝きだすデュエル。

イザーク「俺のこの手が真っ赤に燃えるぅぅっ!お前を倒せと轟き叫ぶぅ!ばあぁぁくねぇつうぅぅ!
     ごおっどお!ふぃんがあぁぁぁっ!!!」
アスラン「ちょっと待て!!デュエルにそんな技は無いだろ!?」
ラクス「アスランもがんばれば何か出来ますわ」
アスラン「・・・俺はATフィールドとか使ったりしないからな・・・」

シン「ことりはやらないのか?」
ことり「私は今回ネタにからめませんから(笑)」
シン「?」

続いてラクスの使うブリッツvs工藤の使うイージスの戦いとなった。

ラクス「私このようなゲームをするのは初めてですわ」
純一「軽く相手してやれよ工藤」
工藤「うん」

       ゲームスタート!

ラクス「なかなかむずかしいですわね・・・あら?あら?」

     HPが減って行くブリッツ。

ラクス「・・・・・」    「パリイィィン!!」

シン「あれ?急にステージが暗いヨーロッパ風の廃墟に変わった・・・こんなステージあったっけ?」

   地面にはMSの残骸がいくつも転がっている。
629名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 18:53:40 ID:Uttb36/A

ラクス「あなたもあの子達みたいにジャンクにしてあげる!」

ブリッツに何故か黒い羽が生え、そこから無数の羽が矢の様にイージスに向かって行く。

工藤「くっ!」

今度はなぜか大量の赤いバラの花びらが盾となり、それを防御する。

工藤「忘れたの?ラクス」
ラクス「!?」

今度はブリッツの周りを無数の花びらが取り囲み、それが針へと姿を変え一斉に襲い掛かる。

ラクス「くうっ!」
工藤「あなたに出来ることは私にも出来るという事を!」

その攻撃を羽で全身を覆い防御する。

ラクス「くうどおぉぉっ!!」

音夢「うにゅ〜っ!工藤がんばるなの〜っ!!」
純一「音夢?」
音夢「どうぞお気になさらないで下さい、ほほほほっ」

クマ「いけっ!そこですぅ!ラクスなんかやっつけるです工藤!」

一同「誰?」

クマ「あやや・・・なんでもないです・・・」  「ぽてぽてぽて・・・」

       走り去ってくクマ

純一「何なんだあのピンクのクマは?・・・というかこの元ネタ何?」
アスラン「さあ・・・」

    こうしてゲーセンでの時間は過ぎていった。

*以上声優ネタでした。   ゲーセンでの出来事編 完。

思いつきでやった、だが後悔はしていない・・・・・たまにはこんなのも良いよね?
630名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 19:06:53 ID:t+c84Jva
なんだこの薔薇乙女は!!
なんか工藤が戦ってると二コルを思い出すなぁ。
>>626
思うに、もっとことりがシンに対して積極的になればいいんじゃないだろうか?
とりあえず
ことり「純一?誰それ?」
になるぐらいシンにハマったあと、お姉ちゃん属性を発揮して
ことり「シン君シン君シン君し−んーくーん(頬擦り頬擦り)。」
とかやり始めて・・・・。
631名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 19:10:55 ID:THzjHyy8
某スレで悲惨な扱いを受けて一気に落ち込んでることりスキーですorz
俺はとりあえず出番が多ければ何でもいいです。
せめてこのスレだけは活き活きしたことりが見たい。・゚・(ノД`)・゚・。
632名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 19:27:11 ID:t+c84Jva
>>631
もしや姉妹スレの・・・。
633名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 19:33:30 ID:THzjHyy8
そう・・・S.S.以上のトラウマになったよorz
634名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 19:56:04 ID:Uttb36/A
>>631
元気だせ、あそこにはもう近づくなよ・・・っていうか生きてたのね、あのスレ。
635名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 19:57:02 ID:5EjPNvik
まあ、なんだ、モーターサイクルでも見たと思って、
お気に入りからアドレス削除しとけ。
向こうはキラと音夢が暗躍するスレなんだし。
みなかったことにしようや。















ちょっと泣きそうになってる俺がいうのもなんだとは思うが。
636名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 20:09:29 ID:t+c84Jva
まあ、あそこはブラクラみたいなもんだし、
気を取り直して正式な姉妹スレのバトル編の方でも見に行ってやってくれ。
神職人さんはいても人が全然こねーよ・・・。
637名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 20:10:45 ID:THzjHyy8
>>634-635
ありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。
たまたま見に行っただけなんだけど、まさかあんな話が投下されてるとはorz
もう見に行くつもりはないけど、個人的にはスレごと抹消して欲しいよ・・・orz
638名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 20:18:18 ID:THzjHyy8
>>636
ありがとう、逝ってくる。
あのスレのことは忘れるよ。
639風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2005/11/14(月) 20:21:44 ID:Sec1gXdA
今からあのスレに行こうとしている人に一言

西川「割り切れよ・・・・じゃないと次は、お前が氏ぬぜ。」
640名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 20:34:00 ID:WcWeImiy
つーかここだってアンチ的な話出てるわけだし
割り切るしかねーな
641名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 20:46:24 ID:t+c84Jva
まーここのアンチの言い分の大半は
ことりとシンのラブコメはどうした!?
に集約されるわけだが。
642名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 20:48:42 ID:Sec1gXdA
コテを変更し忘れた俺がネタを思いついたんだ。
正直の所究極のご都合主義だが・・・・・・

桜の樹の力でマユとステラを復活させてみたらどうだろう?
643名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 20:54:52 ID:WcWeImiy
そんな力無いから
むしろ死人出してる物騒なものですから
644名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 21:02:35 ID:Uttb36/A
桜の木の力なんぞ借りなくてもギャグにしちまえば誰だって生き返る。

初音島で変な歌歌いながら豚マン食ってるステラとか、最高評議会議長
解雇させられて職安通ってるザラパパとかな(笑)
645名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 21:11:32 ID:VV+2njav
初期は明稜帝梧桐勢十郎の主人公とヒロインみたいな
ノリだった気がする、あれでもバトルを定期的にやってたし
まあ、金払ってる訳でもないんだし黙って見守ろうじゃないか
惚れた女の隣に自分以外の男が立つってのは結構きっついがね
646名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 21:13:02 ID:8omsgsvd
原因はわからないけど一時的に再び咲く桜の木の力に困惑するシンとか

…どう考えてもシリアス突入シナリオだ
647名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 21:35:04 ID:t+c84Jva
じゃあバトル編の方で種キャラとDCキャラが桜能力を
身に付けて超能力バトルする話でも書くか?
648名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 21:49:48 ID:Sec1gXdA
>>647
ドモン・眞子・カッシュ誕生の瞬間ですねw 眞子「私の拳が真っ赤に燃える〜〜!」

MS対超能力も超能力VS超能力も面白そうだw
649名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 21:52:20 ID:uTRYz+IB
>>639
たった今、割り切らずに行って、見事に逝きました…
興味本位で行くところじゃないんだなorz
650名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 22:09:42 ID:THzjHyy8
バトルスレから帰ってきますた
>>636ありがとう、だいぶ落ち着きますた。

>>649
      ○ 
      ノ|)
 _| ̄|○ <し
651名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 22:27:59 ID:sGI3/DI1
>>647
ただの思いつきとかじゃなくて
本当にそれを必然性がある設定として
面白く書けるネタがあるというのなら
是非書いてくれ
652名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 22:39:38 ID:uhOr4zSy
みんな、荒れるのを覚悟で聞く。ずっと聞きたかったことなんだ
気に入らなければスルーしてくれ

そして、これが原因で荒れてしまっても許してください


ことりの脳内ボイスはアニメ準拠?それともPC版?


俺はPCで再生してるんだが
653番外編書き ◆wkuavtoX6Q :2005/11/14(月) 22:41:47 ID:c8scUSwh
>>652
俺は堀江ヲタなのでアニメ準拠

というかことりが負け犬状態だったりアイシアとかいる時点でPC準拠ではないような希ガス
まぁどっちのボイスで読むかどうかはあなたの脳次第
654名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 22:47:33 ID:YtTbb7V8
今更だけど、>>544でリクがあった夏祭りの話が完成しました。
気合のせいかネタを混ぜたせいか、
いつの間にか原稿用紙換算20枚を軽く超える長さとなってしまいましたorz
ついでに>>546さんも書いてるみたいですし。
題目が被るのまずかったり、長杉とかいうようでしたら投下自粛しますが……

>>652
アニメしか知らない俺は当然アニメ準拠。
655名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 22:51:38 ID:THzjHyy8
>>653
俺はPC準拠ノ
原作ことりからのことりスキーなので
アニメ版は性格変わっちゃってちょっと・・・
あ、堀江はスキですよ
656名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 22:52:25 ID:THzjHyy8
>>652でしたorz
657名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 23:14:41 ID:W9BmyCUV
>>652
アニメから入った俺にはPC版は萌の声に聴こえた。
よって堀江
658名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 23:17:06 ID:W9BmyCUV
>>657
「朝倉君」て呼ぶ時が、ね。
ど〜してもこれだけは受付ない
659名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 23:29:10 ID:Sec1gXdA
さっきあのスレに逝っての感想・・・・・

西川「俺は、割り切ってたんだがな・・・・・」
アスラン「西川〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

・・・・・・ってかんじorz
660名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/14(月) 23:50:39 ID:Uttb36/A
>>652
俺も堀江だな、もっともPC版の頃のことりの声を忘れてるってのもあるが・・・
でもアニメ化の時堀江と聞いた時は違和感があったな、俺の中のイメージは
あゆやマルチで固まってたんで堀江でなくても良いだろ?って思った。

キッズはステラが湖に沈められ、アイシアが純一と音夢をストーキングですよ。
661名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 00:08:46 ID:Yc7Mzp4B
つまり皆の意見を纏めると


堀江声でPC版やりたいってことだな
662名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 00:28:05 ID:XWfDgQTW
>>654に投下してほしいと思ってる俺ガイル
663654:2005/11/15(火) 00:47:40 ID:1YvwyPtg
では、夏祭り編試しに投下。
全部いけるかな……


 季節は夏。
 学園も夏休みに入り、やっとうるさい先輩や同級生から解放される――そんな
期待を抱く俺は激甘だった。
 やれ海だ、それ山だ、今度は温泉だ……ことりが行くなら、ということで俺も
ついていったけれど、すでに精神的疲労が限界だった。まぁ、それなりに楽しか
ったのは認める。
 そんなこんなで、今日は何の予定もないし一日寝過ごしてやる! と自分に宣
言し、その通りに惰眠を貪っていた夕方のこと。
「シンくーん、起きてくださーい」
「ん……?」
 いつ聞いても心地よさを感じる、ことりの澄んだ声。
「何だよ……もうちょっと寝かせて――」
 言いかけて、俺は視界に入ったそれに目を奪われた。
 そこには見慣れない――けれど、目茶苦茶綺麗な衣装を纏い、それに合わせてか
髪を結い上げたことりがいた。
 その衣装がこの国の民族衣装、「浴衣」だと知ったのはもう少し後の事である。
「その格好……どうしたんだよ?」
「あ、どうですか? 似合ってます?」
 くるり、と一回転することり。うなじがすごく綺麗だったりとか、ちらりと覗く
白い足とか……何と言うか、俺の眠気も宇宙の彼方に吹き飛んでしまった。
「……どこか、変ですか?」
「い、いや、すごく似合ってる。ただ……」
「ただ?」
「どうしてそんな格好してるんだよ?」
 俺のその不用意な言葉に、ことりは眉をしかめてしまった。
「忘れちゃったんですか? 今日は夏祭りだって。昨日、一緒に行ってくれるって
 約束したじゃないですか。すごく楽しみにしてたのに……」
 あからさまに不機嫌な顔になることり。でも、そんな顔されたって覚えてないも
んは覚えてな――
「……あ」
 もしかして、あれのことだったのだろうか。
 昨晩、あまりの眠気にベッドに伏していた時のことだ。誰かが、というかことり
しかいないが、ドアの向こうから何かを問いかけ、俺はそれに適当に頷いて……
 だとしたら、悪いのは俺なのか?
「覚えてないならいいです。私一人で行ってきますから」
「こ、ことり! 待っ……!」
 そっぽを向いて去ろうとすることりを追いかけんとして。
 俺は派手にベッドから転げ落ちた。
 これがザフト赤服の成れの果てかと、自分が情けなくなった。
664夏祭り編・その2:2005/11/15(火) 00:50:52 ID:1YvwyPtg
 こんな賑やかな場所に来るのは久し振りだった。
 いや、確かに俺たちが通う学園も賑やかといえば賑やかだし、ここに来る前にいたミネルバの艦内も、
人の集まるところは活気があった。
 でも、それはこの祭りの雰囲気とは違う。
 隣で幸せそうに綿飴を頬張ることりを見て、ここが本当に平和な世界なのだと、俺は実感した。
「あ、シン君も食べますか?」
 差し出される綿飴。そして、笑顔のことり。
「じゃあ、一口」
 独特の食感の後、砂糖そのままの甘さが口の中に広がる。
 とりあえず、ことりの機嫌が良いことに俺は安堵していた。というよりむしろ、
俺がからかわれていただけかもしれない。
 本当に一人で行ってしまったと思った俺が、馬鹿みたいに大慌てで玄関の扉を開けたとき。
 そこでことりは、満面の笑みを浮かべていた。彼女曰く、「あまりに気持ち良さ
そうに寝てたから……起こすのためらってて、あんな時間になっちゃいました」と
のこと。自分にも非がある、と頭まで下げてくれた。
 それとも、馬鹿丸出しだった俺に同情でもしてくれたのだろうか。
 とにかく言えるのは、前者であろうと後者であろうと――軍にいた頃には考えられない生活だということだ。
「どうしたんですか? 浮かない顔しちゃって。楽しく……ないかな?」
「え? いや、そんなことないって。ただ、こういうことは久しぶりだからさ」
「そうなんだ。だったら、なおさら楽しまないとね」
 そうだ。人は変わっていくもの。あの頃の、力だけを求めていた頃の俺とは違う。
 今の俺は――何か、大切なものを掴もうとしている。
「ヘイ、そこのお二人さん! ちょいと見てってくれよ!」
 その時、ちょうど通り過ぎようとした出店の主が声を掛けてきた。
 金髪に小麦色の肌、どこか緑色の服が似合いそうな店主は、明らかに似合って
いないサングラスをちょいと押し上げた。
「射的だね。私、あまりやったことないんだよなぁ……シン君は?」
「一応、射撃ならそれなりに得意だけど」
 嘘じゃない。これでも赤服だ。アカデミーでもトップクラスの成績だったし。
 だけど……一つ気になることが。
「あの、「グゥレイト!」って的は何だよ?」
 そう、棚に並べられた菓子やら玩具やら絶対に落とせそうにないゲーム機に混
じり、一つど真ん中に置かれたその的。ただティッシュ箱大の薄い木片に、「グゥレイト!」と書かれた
白い紙を張り付けただけという、謎過ぎる代物だ。
「へぇ、良い眼してるじゃない。あれは特等って奴さ。当てて見事倒せばグゥレ
イトな賞品をプレゼントだぜ!」
「グゥレイトな賞品って……」
「面白そうですね。シン君、お任せしました!」
「ああ、任せとけ……って俺かよ!」
「だって、私は初心者だけどでシン君は得意なんでしょ? だったらお手本見せてくださいよ」
 もしかしてこれは、俺の株を上げるチャンスって奴だろうか?
 使用するのが玩具のコルク銃とはいえ、この至近距離だ。散々やった射撃訓練の方がずっと難易度が高い。
 要するに、俺にとってこんな的当ては朝飯前ってことだ。
 そして、そんな簡単な作業の完遂をことりは俺に期待している。
 ならやるしかないじゃないか!
「お兄さん、一回」
「グゥレイト! 頑張れよ!」
 代金を渡し、銃弾を受け取る。
 弾を込めて、狙いを定め――もちろんターゲットは特賞だ――精神を集中。
 弾丸の通る道筋をイメージし、どこに当てれば確実に目標の戦力を殺ぐことができるか考え……
 引き金を引いた。
 コルクの弾丸は「グゥレイト!」の文字に向かってまっすぐ飛び、見事直撃。
 だが――
「くそ、何で倒れないんだよ!」
 直撃したはずのコルクの弾丸は、目標に大した振動を与えることもなく、無残にはじかれてしまった。
「ドンマイっすよ。まだ弾は残ってるし、次頑張って!」
「ああ、何としてでも倒してみせる……!」
 俺の意地とプライドにかけて。
665夏祭り編・その3 改行制限に泣く:2005/11/15(火) 00:58:14 ID:1YvwyPtg

 俺の意地とプライドはあっさりと敗北した。
 受け取った5発の弾丸は、全て的に命中したはずなのに、そのどれさえも奴を倒すことはできなかったのだ。
「ちくしょう、一体どうなってるんだよ!」
「こいつらはフェイズシフトの装甲を持つんだ。展開されたらこのコルク銃など通用しない」
 いつの間にか隣にいた、これまたサングラスの人物が解説するように言った。
 どうでもいいけど、この人おでこ広いな……
「お、キラ・ヤマトフィギュア大当たりだ! おめでとさん」
「こんなこと得意でも仕方がないさ……」
 その人物は賞品を受け取ると、何事もなかったかのように去っていった。
 どこかで聞いたことあるような声だったが、このときは思い出せなかった。
 それよりも腹が立ったのは……そいつが景品を手に入れていたことだ。
「もう一回、やらせてくれ」
「お、まだやる気? 懲りないねぇ」
「うるさい! さっさと寄越せ!」
「シン君、そんなムキにならなくても……」
 ことりの声も、最早俺には届かない。
 ――俺の中で、何かが弾ける。
 力がないのが悔しかった。だから俺は、このコルク銃で全てを撃ち落す!
「あんたは一体なんなんだぁ!」
 なぜか一番気合の入る言葉を叫んで、俺は銃を乱射した。
666夏祭り編・その4 本当ならこれも3だった:2005/11/15(火) 00:59:49 ID:1YvwyPtg

 もう、落ち込むことしかできなかった。
 「グゥレイト!」に当てた弾の数、計75発。
 それでも敵は未だ健在である。
 ある意味――あの時のフリーダムよりも強敵だった。
「じゃあ、次は私がやってみますね」
 俺の沈み具合を知ってか知るまいか、ことりも銃を構える。
「えいっ!」
 彼女の放った弾丸も、見事にあの的を捕らえる。でも、やっぱりびくともしないのは同じだった。
「やった、当たった!」
「当たっただけで喜んでもしょうがないだろ。倒さなきゃ景品はもらえないんだ」
「そんなこと言って、次に私が当てたら倒れちゃったりしたらどうするんですか?」
「ないない。これはもう絶対に倒れないように何か仕掛けてあるって……」
 そんな間にも、ことりは再び銃口を的に向け――撃った。
 コルクの弾は的に向かって見事な直線を描き、またも直撃。
 そして、的は力なく後方へと倒れた。
「なっ……!」
「あ……」
 撃ったことりも、予想外だったのだろう。
 俺たちは共に、言葉を失った。
「グゥレイト! お嬢さん、大当たりだぜ!」
「は、はぁ……」
「ちょっと待て! どうしてだよ!? こんなの納得できるか!」
 思わず店主に向かって叫んでしまう。
 そして店主の胸倉を掴もうと手を伸ばしたとき、またもやいつの間にか隣にいたサングラスの人物――今度のはもっと大人っぽい、
どちらかというとおっさんみたいで、なんとなくコーヒーが好きそうな気がする――が、銃を構えながらさりげなく言った。
「通常弾頭でも、76発でフェイズシフトはその効力を失う……そういうことだ、少年。よっ、と」
 その人の弾も、景品に弾かれる。
「ま、今のは単に当て所を間違えただけだがな」
 最後にこの言葉を残し、男は去っていった。
 なんだったんだ……?
「とりあえず、ほらよ。グゥレイトな景品だ。持ってけよ」
「あ、ああ……って、何だよ、これ」
 どさっ、と渡されたデカイ紙袋。
 中に入っていたのは――
「プラモデル……ですかね?」
 その通り。MSをそのままプラモデル化したもの――通称、「ガンプラ」の箱がいくつか詰められていた。
 オーブにいた頃、結構プラモデルは作っていた記憶がある。けど、このシリーズに手をつけたことはない。
というか、あの頃はまだMS自体があまり普及していなかった。
 まぁ、それはいいとして。問題はその内容だった。
「『1/144バスターガンダム』、『HG 1/144 バスターガンダム』、『1/60 バスターガンダム』……」
 全部、バスター?
「……もう、突っ込む気もおきないよ」
「元気出せよ。ほら、このTシャツもつけるからさ」
「す、すいません。ほら、シン君もちゃんとお礼言わないと」
「……どうも、ありがとうございます」
 どうして俺が、こんなもののために頭下げなきゃいけないんだ。
 胸元に大きく「ぐぅれいと!」と書かれたシャツを手に、俺はこの不満をどこにぶつけるか悩んでいた。
667夏祭り編・その5:2005/11/15(火) 01:03:01 ID:1YvwyPtg

「そんなに落ち込まないでよ。ね?」
「……ああ。分かってる。分かってるけどさ」
 世の中、どうしても納得できない事もあるのだということを俺は学んだ。
 学んだところで、この理不尽さはどうしようもなかったが。
「もう、しょうがないなぁ……」
 出来の悪い弟を見るように、ことりは苦笑する。
 いいさ、射撃で女の子に負ける軍人なんて、出来損ない以外の何物でもない。
 それくらい自暴自棄に成る程、俺のプライドはズタズタだった。
「ほら、もっと楽しみましょうよ!」
「そうだな……ごめん、なんか迷惑かけてばっかで」
「気にしない気にしない。お姉ちゃんは、弟の世話を焼くためにいるんですから」
「なんか引っかかる言い方だな……」
 そうこう言いながら、出店と人ごみの間を歩く。
 しかし、こうやって歩いてみると、俺の隣にいる少女がどれだけ目立っているのかが改めてよく分かった。
 周囲から向けられる視線を俺と二分している存在。もっとも、俺に向けられるものだってことりと一緒にいる男に対する興味や憎悪がほとんどだが。
 だけど、まるでことりを独り占めしているかのようなこの状況。
 悪い気はしなかった。いや、むしろいい気分ですらあった。
「なぁ、何か出し物とかはないのか? なんだっけ、その……ミコシ、とかさ」
「そういう、伝統芸能みたいなものはないんですよ。大きな出し物といったら……カラオケ大会と、締めの花火ぐらいかな」
「カラオケ大会、か。ことりは出ないのか? それ」
 俺は実際に聞いた事ないけれど、白河ことりのそれは比喩表現でなく天使の歌声だ、と杉並に聞かされた記憶がある。
 それなら、一度は聴いてみたいと思うのが人間の性って奴だ。
「私は、ああいうところで歌うのはちょっと……」
「ふーん、残念だな。聴いてみたかったんだけど、ことりの歌」
 本人がそういうのなら、無理強いはしたくない。
 それに、あくまで俺の推測だけど、ことりは決して目立ちたがり屋ではないはずだ。大衆の前に立つのは慣れているけれど、
好き好んで登っているわけではない。そう思う。
 歩いているうちに、そのステージが近付いてきたらしい。明らかに素人のものと思われる歌声が俺の耳に届いた。
「……ただ純粋に、私の歌を聴いてくれますか?」
「え?」
 消え入りそうなことりの呟きを、俺は奇跡的に拾い上げた。
「私だって、できることなら歌いたい。でも、純粋に私の歌だけを聴いてくれる人は、ほとんどいなかったから……」
 本当に、ただ彼女の歌声にのみ興味があった俺に、その言葉の意味を理解することはできなかった。
「だから、まだ大勢の前で歌うのは、ちょっと怖くて……でも、聴いてくれる人がいるなら、私は歌いたいの」
「……言ったろ。俺は、ことりの歌が聴きたいって」
 俺は、どこか複雑な感情を浮かべた彼女の瞳を真っ直ぐに見つめ、言った。
「けど、怖いとかそういう気持ちがあるんなら無理しなくても――」
「ううん。その言葉が聞ければ十分です」
 その言葉と同時に、ことりの顔から憂いが消えた。その代わりに浮かんだのは、俺がいつも見ている笑顔。
 ことりはその顔のまま、俺に背を向けて駆け出した。
「おい! どこ行くんだよ!」
「受付です! 早く行かないと、終わっちゃいますから!」
 ……全く、元気なもんだ。
668夏祭り編・その6:2005/11/15(火) 01:05:10 ID:1YvwyPtg

 杉並の言葉に、嘘偽りはなかった。
 たった一曲分の、ほんの数分だけれども。
 俺は、歌というものが持つ力の偉大さを、この体で感じた。
『♪―――……』
 歌が終わる。それと同時に、会場は拍手の嵐に飲み込まれた。
 けれど、俺は立ち上がることすらできずにいた。
 人間は、本当に感動すると何の反応もできなくなる生き物らしい。
 舞台の上のことりは、気恥ずかしげに困惑した笑みを浮かべている。
 しかし――今の彼女は、確実に輝いていた。
『白河ことりさん、ありがとうございました! いやー、実に素晴らしい歌声。
 ピンクの髪のお姫様の独走かと思われていた今大会に、思わぬ優勝候補が出現! 会場の雰囲気は最高潮だ!』
 何故か司会をやっているのはあの杉並だったが、俺はそのことに関して無視を
決め込んでいた。
 というか、あいつの行動を一々気にしてたら、いくらコーディネイターの俺で
も身が保たない。保つわけない。
 その間にことりは、惜しみない声援を一身に受けながら、舞台袖へと消えた。
そしてそれと入れ替わりに、次の人が出てくる。
『さて次は……おっと、バンドでの出場だ! ハイネ・ヴェステンフルス率いる
 学園最高峰のビジュアルバンドと見せかけて実はメンバーは一人、T.M.Revolutionで"Vestige-ヴェスティージ-"――』


「私の歌、どうでした?」
 俺の顔を覗き込んで、ことりが尋ねてくる。
「凄かったよ。まさか、あそこまで上手いとは思わなかった。なんて言うか、そ
の……感動したよ」
「あはは、お世辞でも嬉しいっす」
「いや、一応本気で言ってるんだけど……」
「分かってます。だから、もっと嬉しいの」
 そう言って微笑むことりは、本当に綺麗だった。
 その姿に、しばし見とれてしまうほどに。
 祭りの喧騒の中を歩きながら、俺たちは実に他愛もないことで笑いあった。
 型抜きに本気になる俺を子供扱いしておきながら、ことり自身もかなり真剣になっていたり、
名誉を挽回すべく挑んだ金魚すくいでも、やはり惨敗した俺を優しく励ましてくれたり、迷子らしい子供と一緒に親を探してあげたり――
 それは少なくとも俺にとっては幸せな時間で――月並みな言葉だけど、この時間が永遠に続いて欲しいとすら思っていた。
 しかし、明確な終わりの見えない戦争とは違い、祭りには必ず終宴がある。
 しかも、それは唐突に俺の元へとやってきた。
「なぁ、花火ってのはいつ上がるんだ?」
「もうすぐじゃないかな。あ、だったらそろそろ移動したほうがいいね」
「移動? どこに?」
「花火がすごくよく見えるってことでみんな集まる場所があるんですよ。本当によく見えるんだけど、始まる直前に移動したんじゃ混んじゃうんです。
だから、早めに場所取りしておかないと」
「ああ、なら急いだほうがいいな」
 ことりの案内に従い、その名所とやらに向かう。人の流れもだんだんとそちらに傾きつつある。やっぱり、考えることはみんな同じってことか。
 でも、こうやって改めて観察してみると、同性の友達同士もさることながら……男女の組って奴がかなり多く見受けられた。簡単に言えば、恋人らしき人々ってことだ。
 傍から見れば、俺たちもそんなふうに映っているのだろうか?
 そうだったとしても、実際のところは姉弟のような関係なのだけれども。
 と、その時。見覚えのある顔が視界に入った。
669名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 01:08:26 ID:qE9WTizI
前スレでフリゲ作るとか言ってた奴はどうなったんだろう
670名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 01:08:33 ID:i1sNDrJJ
ドキドキワクワク
671夏祭り編・7:2005/11/15(火) 01:09:04 ID:1YvwyPtg

「純一と音夢じゃないか。あいつらも来てたんだな」
 二人は寄り添い――俺から見ても分かるくらい、楽しく、幸せそうに歩いていた。
「ホント、あの二人って仲いいよな……あれ、ことり? どうかしたのか?」
 俺の真横を歩いていたはずのことりの姿はいつの間にか消え、後方で立ち止まってしまっていた。
 その目は見開かれ、口は何かを言いたげに開かれているが、何の言葉も発せずにいる。
 明らかに、様子がおかしかった。
「おい、こと――」
「あ……!」
 伸ばした俺の手は虚しく空を切った。
 俺に背を向けて、ことりは駆け出していた。
 一体なんだ? 何が起こったんだ?
 しかし、考える前に俺の脚は動いていた。
 人の流れに逆らい、ことりを追う。
 こういった場所での移動に関しては、小柄なことりのほうが有利だった。どうしても俺は、道行く人に動きを阻まれてしまう。
いくらことりが走りにくい格好をしているとはいえ、このハンデは大きすぎた。
「――とり、ことり!」
 見失うまいと、絶対に離すまいと、俺は声を張り上げる。
 と、赤い髪は会場に隣接した林の中へと入っていった。
 俺も人の波から脱し、彼女を追って木の中を駆ける。もちろん、ここに人気などあるはずがない。
 障害物がなくなれば、身体能力で圧倒的に上回る俺がことりに追いつくことなど造作もなかった。
 そして、ほんの少しの追いかけっこの後。
「ことり!」
「っ!」
 林を抜けた先の崖の上。俺はそこで、ことりの手首を掴んだ。
 そして、言葉を失った。
 ことりの頬を伝う、透明の液体。
「離して、ください……」
「……嫌だ。ことりが泣き止むまで、絶対に離さない」
「え? あ、あれ。私、いつの間に泣いてたんだろ?」
「なぁ、どうしたんだよ? どうして、そんないきなり……」
「――なんでもない、って言っても信じてくれませんか?」
「ふざけないでくれよ。俺は、ことりのことが心配で言ってるんだ」
 真っ直ぐに、ことりの目を見つめて言う。
 そして、彼女はその目をそらした。
 ……俺は、掴んだ手を離した。
672夏祭り編・8 字数制限に泣く:2005/11/15(火) 01:13:32 ID:1YvwyPtg

「諦めたはずなのに、まだ、辛いんです」
「え……?」
 そらした目を拒絶と取っていた俺は、その呟きに似た声に顔を上げざるをえなかった。
「私の入り込む隙はない、私は永遠に片思いなんだって。分かりきっているのに、割り切れないんです。
 あの二人は、二人でいるから幸せ。私が入り込めば、二人の幸せは壊れてしまう。だから、私は身を引いたはずなのに――
 それなのに、私があの場所に居たかった。あの人と、笑い合っていたかった。そう思ってしまう私がいるんです。二人を見ていると、どうしてもそんな私が出てきてしまって……
 けれど、私はそんな私が許せないんです。
 だから、私は逃げ出した。二人のそばに居ないことが、最大公約数的な幸せだから――って、私、なに言ってるんでしょうね」
 涙を流しながら微笑むことりにかける言葉を、俺は見つけることができなかった。
 あの二人、というのは純一と音夢のことだろうか。三人の間にどんな過去があったのかは知らないけれど、ことりの辛さははっきりと伝わってきた。
 大切なものを失う、それは、自分自身を深く傷つけることと同じだから。
 もう二度と戻らないと思っていた平和な生活を、俺はこの島で手に入れようとしていた。マユやステラは二度と戻らない。けれど、その想いを背負って、俺は平和の中で生きていこうとしている。
 しかし、ことりは? 目の前にあるのは、自分が手に入れるはずだった幸せ。でも、絶対に手に入れることはできない幸せ。そして本人も、それを頭で理解したつもりでいながら、それを目前にするたびに傷ついている。
 そんなことりに、俺はなにができる? なにも、できないじゃないか。
 大切なものを守るだなんて大口を叩いておきながら、実際はこの様だ。
 これでは、今までと何も変わらない。待っているのは、喪失だけ。
 でも、果たしてそれでいいのか――?
「こうなる運命だったんですよ。朝倉君と音夢さんはああなって、私はこうなるしかない――運命には、逆らえませんから」
「――ざけるなよ」
「え?」
「ふざけるなよ! 全部こうなる運命だったって? そんな運命、認めちまうからそうなったんだよ!」
 マユやステラがああなってしまったのが運命だとしたら。
 人の不幸が、全て運命付けられているのだとしたら。
「運命なんてものは、他人に決めてもらったり、決め付けられたりるものじゃない。ましてや神様が、俺たちの生まれる前に決めるものでもない。自分の運命くらい、自分の手で掴んでやる!」
 そんな俺の愛機の名が『運命(デスティニー)』だというのは、なんという皮肉だろうか。いや――それとも、俺の運命を切り開くのにこいつが必要となるのだろうか。
 今は分からない。
 けれど、ことりが不幸になる――そんな運命だけは、俺が薙ぎ払ってやる。
 俺の言えることは全て言った。そして、ことりは何も言わなかった。
 遠くに聞こえる祭りの喧騒と、風に揺れる木の葉の音色。
 先に口を開いたのは、ことりだった。
「……シン君」
「なに?」
「ちょっとだけ、泣いてもいいかな……?」
「ああ」
 泣き顔を見られるのもあまりいい気がしないだろうと思って、俺はあっち向いてるから、と言おうと思った瞬間。
 ことりが、俺に懐に飛び込んできた。
673夏祭り編・8 字数制限に泣く:2005/11/15(火) 01:15:48 ID:1YvwyPtg

「う、あぁぁあぁぁああぁ!」
 一瞬にしてに頭は大混乱に陥り、俺は為すすべを失う。
 こういうときは、そっと抱き寄せてやればいいのだろうか。でも、そんなことをする勇気を生憎俺は持ち合わせていない。
 結果、俺は行き場を失った両手を挙動不審にさせることしかできなかった。
 そんな、俺にとっては非常に気まずい時間が数分。
 やっと落ち着いたらしいことりが、俺から離れた。
「ふぅ……思いっきり泣いたら、なんかすっきりしちゃいました。ありがとう、シン君」
「いや、どうってことないさ。はは……」
 ホントは、どうってことないわけないのだが。
 その時、体の芯まで響く轟音が、俺の鼓膜を震わせた。
 その音の元へと顔を向けると、まるでタイミングを見計らったかのように、真っ黒な夜空に大輪が花開いていた。
 休むまもなく次々と打ち上げられる花火。
 咲いては消え、咲いては消え。
 儚い、それ故に美しかった。
「綺麗だね……」
「ああ……」
 もっと気の利いたことでも言えればいいのに、残念ながら俺もこの芸術に心を奪われてしまっていた。
 いや、正直に言うと、その半分はことりの横顔だった。
 俺は思う。
 例え、その横顔がこちらを向いてくれなくとも。
 俺は俺の全てをもって、ことりの幸せを願う。
 それが、俺の選んだ運命だから。
「来年も、また一緒に見れるよね?」
 俺はその問いに、笑顔で答えた。


  了

以上です。長文失礼しました。てか疲れた……
シンに俺補正がかかってるのは内緒です。
あと、ネタを無断使用させていただいた方々にここで謝罪させていただきます。すいません。
674夏祭りの人:2005/11/15(火) 01:17:16 ID:1YvwyPtg
うわ、名前間違えた……
>>673は「夏祭り編・ラスト」ですので。
675名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 01:21:32 ID:qE9WTizI
GJっす!
もうなんかこれしか言えない自分の表現力の乏しさが悔しい

きっと二人が偶然いた場所は
誰も知らない花火見物の穴場なんだろうな、と妄想してます
676プログラマ:2005/11/15(火) 03:47:22 ID:0Q/DivhB
>>669
前スレでこのスレのフリーゲームを作ると言っていた者です。
さてさて、作業は現在進んでおりますが、諸々の問題が。

@私は初代さんにしか許可は取っていない。
(現存の様々な職人様の内の一人でも断られると不可能)
Aまだストーリーが完結していない
(本スレも姉妹スレも。 私は書けまてん(。・Д・。))

そんで、どうしようかなと、現在停滞中。
ま、俺が作って俺だけで楽しむ分には問題ないのだが。
677名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 07:38:56 ID:eUxhcqjk
一応、結末っぽい話は2つくらい書かれてはいるが・・・。
夢オチでシンが戦場へ戻る奴とさくらエンド(?)。
そろそろシンとことりのグッドエンディングらしい話も必要かもな。

678名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 08:41:21 ID:zr2Pe/bs
>>676
工藤編等の作者だが、当方は問題なし、というか「俺の話を勝手に使うなゴルァ!」
というような奴はいないと思うけどね。
679名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 09:24:08 ID:yF9N4e4t
>>677

ことりスキーとしてはなくていいッス
最後まで一定距離は保ってて欲しいな。
680名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 10:17:33 ID:eV8GV7YJ
>>676
初代の人から伝言
やっぱ俺のは使わないで欲しいだって
未完の作品を掲載されたくないとのこと。本人はもう続き書くつもりはないだって
681名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 11:03:23 ID:RMJ1+lB8
>>663
GJ!!
デス種本編でもシンが信頼する議長に反抗すれば良かったと思った
682プログラマ:2005/11/15(火) 12:37:30 ID:0Q/DivhB
>>680
そうですか。。。
初代の、Ts.Xmc2N6sさんの作品は好きだっただけに、大変残念に思います。
もし宜しければ、捨てアド公開致しますので、オフラインで
ルナマリアが転校してきた辺りからでもアスランが登場した辺りからでも
続きを書いてみませんか? と、お伝え下さい。
一応、  hroktmk@yahoo.co.jp です。

>>678
ありがたいお言葉、ありがとうございます。
工藤編は私も、シンの成長を知る上で必須イベントかと思っております。
683名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 18:10:15 ID:+3HS0GRo
夏祭りの日の翌日。話があるといって、シンは純一を公園に呼んでいた。
「なんの用だ、シン。」
「純一、あんたはことりのことをどう思ってるんだ。」
「ああ、ことりか…。あんな可愛い学園のアイドルが二年間も俺の家に居たなんて夢みたいだったな。
 最近はあんまり声もかけてくれなくなったけど、まあ、俺には高嶺の
「アンタって人はぁぁー!!」
シンは純一を全力で殴り飛ばした。
「ぐわっ!な…なにす…。」
「ことりは…アンタの事が好きだったんだ!」
「…!!」
「ことりはアンタが思ってるような強い娘じゃないんだ!!アンタの半端な優しさが
 どれだけことりを傷つけたか解ってんのか!!」
「シン…。」
「二度と…ことりには近づくな。」
そして、振り向いたシンはどこかへ駆けていった。
しばらくして、買い物へ出かけていた音夢が公園に通りかかった。
「兄さん!どうしたんです!怪我してる…。」
「いや…階段で転んだんだ。」
「こんなとこに階段なんか無いじゃないですか!誰に襲われたの!?警察に…」
「階段で!転んだんだ!!」
「…!?兄さん?」
「・・・ことり・・・。」

シンは走っていた。どこへ向かっているのか自分でも判らない。ただ、そうしなければ
どうしようも無い悲しさに押し潰されそうだった。
(くそ…あんなこと言って…俺なんかに何ができるんだ。ことりと付き合う…?
 何も守れない俺にそんな資格なんか…)
走り疲れて一歩も動けなくなった彼は、海辺の砂浜で仰向けになって倒れた。
何時間たっただろう。そんな彼に、上から声をかけてくる人が居た。
「こんなとこで寝たら風邪引いちゃうよ〜。」
「…ことり?」

684名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 18:30:26 ID:+3HS0GRo
そしてそのまま、二人で砂浜で夕日を眺めていた。
長い沈黙の後、ことりが声をかけた。
「ねーシン君、初めて会った時の事、覚えてる?」
「…ああ。」

『こんちはっす♪』
『こ、こんにちは・・・(うわ・・・・・めっちゃカワイイ・・・俺にはステラがいるのに・・・・くそっ』
『ところでシン君』
『あ、はい?』
『シン君って、主役から降格されたんですよね』
『・・・・うん・・・・・そうなんだ・・・』
『そっか・・・・・実は、私もそうなんだよ・・・・』
『・・・・俺たち、似てますね・・・・』
『・・・・・うん・・・・かなり・・・・』

「あれからもうずいぶん経つんだ。」
「あの時に直感たんだよ。この人は私と同じだって。」
「ことり…俺…。」
「これからも、一緒に乗り越えていこうよ。過酷な運命を二人で、ね。」
あの言葉を言うべきなのだろうか・・・シンは迷っていた。
俺はことりとどうしたいのか・・・。
「・・・ねぇ、キスする?」
「え?えぇぇ!!」
685名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 18:31:59 ID:qE9WTizI
まだシンがあんまり絡んでないキャラって誰だろう
ことり、アイシア、音夢、純一はクリアでいい
美春はロボが出てきたし、水越姉妹は鍋を囲んだこともあったと思う
工藤は工藤編があったし、杉並はデスティニーに乗った。環は巫女部の話で絡んだような
和泉子、美咲、霧羽姉妹は無理そうだ
となるとアリス、ななこ、さくら、みっくん、ともちゃんかな

あくまでシンとことりが交流するスレだからいいんだけど
686名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 18:54:30 ID:RMJ1+lB8
>>683
以前「ズン一にガツンと言うSS」を希望した者ですが、
実現していただきありがd
687名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 21:51:02 ID:zr2Pe/bs

とりあえず、ななこのマンガ製作にシンとことりが協力する話を書こうとか思ってる。
しかし一番難しいのは霧羽姉妹かな、ゲーセン編のクマ以上に絡ませる事が不可能っ
ぽい・・・かと思ったが、純一の役割をシンにさせれば良いだけか。
688名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/15(火) 23:13:00 ID:NByCKJOz
きもだめしで香澄にあうとかとかにすれば
無理はないと思うのだが
689シン:2005/11/15(火) 23:24:51 ID:9O/rDHP+
へへ…へへへ……

へへへ……

敵を討ったよ……

ステラ……へへ…
690名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 00:10:59 ID:brc2xyQt
>>688
で、マユやステラも出てくる、と。
691名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 01:23:17 ID:YM1+axTk
投稿したいならしなければ
どんどん書こうと思ったいた事を書かれたり克服されたりしてしまう
だけどまだ投稿した事無い自分には、それをどうこう言う事はできないんだな、これが

今書きかけの奴だけでも早く書き上げたいけど・・・
692プログラマ:2005/11/16(水) 03:31:14 ID:tcIR9kHc
とりあえず、華麗に断られましたので、初代さんの話を抜いたバージョンで製作中。
先頭の結果によるマルチエンディング形式で、
今月の終わりまでには投下できそうです。

絵とかFLASHとかゲーム中に入れられるような物を作ってくれると助かります。
ま、あくまで希望なのでなくてもOKですが。
693名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 07:50:43 ID:lWFl7N7A
う〜む。思ったより反応が少ないな。
「・・・ねぇ、キスする?」
のオチどうすりゃいいんだ…_| ̄|○
本当にやっちゃってかまわないのだろうか?
694名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 08:03:21 ID:BbFowKan
>>693
人の意見など気にするな、自分が書きたい内容を書けば良い、ガンガレ!

>>692
EDには特に大きな山(桜暴走、シン戦線復帰)とかなくて2人が積み重ねた時間
が実ってやがて付き合うみたいなEDも追加希望。
695名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 08:15:50 ID:GeMvmGf1
>>2人が積み重ねた時間が実ってやがて付き合うみたいなED

俺が書きたかったのはまさにそれだ!
でも、それを書いちゃったらもう夏祭りみたいな日常が書けなくなりそうな予感……orz
696名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 08:25:10 ID:eaNgzzk3
きっと、何事もなかったようにまたキラに虐げられるSSが投下されるから心配すんな
697名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 08:40:15 ID:BbFowKan
それにD.C.ってのは「始めからまた繰り返す」という意味だし、SWよろし
くエピソード2・3とかにすれば問題ない、自由にやってくれ。

バトルスレにて激闘編完結しました、一応報告。
698名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 08:53:21 ID:GeMvmGf1
>>696
…………orz

>>697
了解。それでは全力で二人を幸せにしてきます。
699名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 09:28:08 ID:PCJ9N3wY
うげっ!流れが一気に交際モードになってる・・・orz
>>693
ちょっと待って、俺はキスNG orz
700名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 09:42:42 ID:UOH7Z6JW
純一とバカップルがみたいなら何もここに来なくてもいくらでもSSあるじゃん
701名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 10:09:59 ID:DugT2i6a
シンとことりがくっつこうと、シンとことりが協力しあってお互い別の誰かとくっつこうとも
スレタイさえ守ってくれればなんでもいいよ。キャラらしさがなくなるのはどうかと思うけど

>>698
期待してるよ
702名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 10:15:28 ID:BbFowKan
純一とことりの話だったら「白河ことりに萌えすぎて死にそうだ」スレなり
行けば良い話だからな・・・

仕事から帰ったらレイが白河家を訪問する短編投下します。
703名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 13:18:43 ID:5QqyembW
口同士でのキスはこの二人にはまだ早いだろう。
ことりにとってシンは大切な人位にはなってるだろうが、そういう相手としての認識は薄そう
704名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 16:05:49 ID:faCxAgmv
スレが荒れてしまったら本当に申し訳ないのですが、
あえてここはシンとことりの交流スレということですから、1ことりスキーの切実な意見として聞いていただけないでしょうか。

正直なところ、今の話の流れ(失恋で深い傷を負ったことりをシンが慰め→くっつく)展開をことりスキー目線で見ると

ことり=canvas2のエリス
シン=橋爪君

に見えて仕方が無いのです。
このままだとS.S.の"都合のいい女ことり"のまま他の男とくっついたようで、激しく切ないのです。
別にシンとことりがくっつくSSがあってもいいとは思いますが、このまま尾張ってのは正直つらいですorz
例えば二人の気持ちに純一の気持ちに変化が訪れ三角関係に発展するなどの展開になるとまだ癒されるのですが。
705 ◆SHINjYXjHw :2005/11/16(水) 16:53:50 ID:nBvBShIQ
キラ話の中の人です。
私は別におっけーですよ、と。
初代さんはもう書かないのか・・・
あの人の話は好きなのにな
706名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 19:43:29 ID:iyv8EuuV
>>704
自分は今以上に仲良くなっても
明確に交際していることにはしてほしくないな
自分的には長い時間をかけて近づいていって
大人と呼べるようになったシンがことりに指輪を渡すみたいなほうがいい

…個人的妄想語ってごめん
707名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 20:12:44 ID:xzzdQfK4
脳内磯野時空のオレがいうとアレだけど、くっ付き方の違うEDが
いくつあってもOKなんだけどなぁ。
708名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 20:56:45 ID:1JA2wDQ4
>>704
夏祭りとかの中の人です。
俺の中では、二人がぎりぎり恋人とはならないような、そんなラインを狙って書いてるつもりです。
言葉が悪くなって申し訳ないですが、ぶっちゃけ二人は互いを利用しあっているような感じで。
シンはマユやステラの代わりにことりを守ろうとしていて
ことりは純一を取られた辛さから逃げるための手段としてシンを使っている。
良く言えば相互依存って奴ですけど。
こんな二人だから、互いに無くてはならない存在になることはできても、
恋人となることはできないと思う。
原作を考えると、シンの過去への縛られ具合や、ことりの純一に対する想いは相当重いですし。
やっぱり、二人をくっつけると互いのキャラ像が崩れてしまうような気がするんで……

……ダメだ、上手くまとまらない。戯言として流してくださいorz
709名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 21:13:58 ID:57OvpmAV
俺は最終的には結ばれてほしいけど急展開すぎるのもどうかとは思う。
当分は友達以上恋人未満を続けてほしい。
そのほうがワクワクできるし。
いつか二人とも呪縛(?)から解き放たれてほしいとは思う。まだ過去に縛られてるような気はするし
710名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 21:20:18 ID:w3XuVNb4
とりあえず>>701も言ってたように俺もスレタイさえ守ればいいと思う
後は作者の自由裁量で
711名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 21:53:22 ID:YM1+axTk
俺も少なくとも暫くは現状維持を希望
なんか結ばれたらそこでこのスレの終わりの時が来るんじゃないかって思うし

そういえば今更気付いたけど
ゲームじゃ下の名前変えられるから皆「朝倉」って呼ぶんだな
って事はこれまた今更だけど「アスカ」って呼ぶのが自然なんじゃ

いっぺんにいくつも悪いが、シンって学年は純一とかと同じなのか?
712 ◆SHINjYXjHw :2005/11/16(水) 22:04:56 ID:nBvBShIQ
>>711

イザーク19歳
アスラン18歳
シン16歳

参考までにSEED DESINY時の年齢。
キラとアスラン
ディアッカとイザークは同い年
713名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 22:36:34 ID:ibBSI35w
まあ話をまとめると、まずことりに出会ったシンが大人に成長するところを書いてほしい
もちろんことり&シンがの組み合わせの話だけじゃなくシンが皆の悩みとかを解決したり、絡んだりする話も必要
SEEDの話を混ぜると話がややこしくなるからイザークやディアッカなどは暦先生や杉並みたいなキャラな感じがいい
ことりとシンが急に仲良くなるような急展開は控えて、シンがことりのことをよく理解して徐々にことりに魅かれていくような展開がよい
そしてことりも徐々にシンに魅かれて、純一とシンの思いで悩んでいくストーリーがいい
キラや音夢を悪役みたいな感じに書かないでアニメどおりの性格でおkだと思う
あとこのスレではキラが自分の家族を殺したってシンが知ってるけど。
実際は直接顔を会わせていないからキラ本人の顔を見てもわからないはずだけど?
自分的にはこんな感じのストーリーがいいと思います。
714名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 23:01:49 ID:BbFowKan
>>711
死種だとアスランもルナもレイもみ〜んな「シン」って呼んでたから良いんじゃないか?
オレの記憶では誰一人「アスカ」で呼んでる奴いないし。
某ゲームなどでもアムロ・レイの事を誰一人「レイ」とは言わないしな・・・

オレは最短でもキッズステーションのSSが終わるまではくっ付けるつもりは無い。
715名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 23:07:07 ID:SiTisqQR
まぁオレ達は、弟の初恋を見守る兄(姉)のような気分で、その不器用ながらも一生懸命な姿を
身悶えしながら優しく眺める感じ なんかな。

確かに現状トラウマの塊のようなシンが、そのままで、ことりと付き合うってのは
こんな↓小ネタが思いついてしまうくらいにムリだと思う人いるだろうなぁ。

――フレッツ――
シン「いってきまーす」
暦「シン、電話だぞ。デュランダル議長という人からだ」
…電話を受け取るシン
議長「シン。こんな朝早くからなんだが」
シン「何でしょうか」
議長「君が白河ことり嬢と付き合うのは10年早いと思うのだが」
シン「( ゚Д゚)!」

説明しよ(ry

シン「なんで議長までチェックしてるんだ――――!!」

もしリアルタイムで種死見てない人がいたらスマン。
716名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 23:11:35 ID:b5WhHVzP
議長の情報網凄杉w
717名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 23:19:15 ID:hlGWGusU
>>715
それはそれで面白いぞw
そういう小ネタもいいような気がする
718名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 23:26:34 ID:xQPqBo17
俺はシリアス路線にするよりまったりネタ系が増えたほうがいいような気もする
シリアスだとキャラに思い入れのある人には違和感を感じることもありそうだからな
シリアスはシリアスであっていいと思うけど
719名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 23:42:06 ID:0HlZQ2Io
シンが求めている人とはかわいい恋人ではなく、自分の弱さをさらけ出すことができて、
尚且つその弱さを優しく包み込んでくれる人かなと勝手に妄想しています。
ここではその人がことりというみたいな。
720名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 23:52:44 ID:0HlZQ2Io
もしシンことに恋愛感情があるとしたら、それは10代にありがちな燃え上がるような
恋ではなく、まったりとした穏やかな愛みたいなものかなと思いながら
読ませてもらっています。

まあ俺としては急接近とかはしないで、家族愛見ないな感じでまったり進んでいく感じ
が好きです。
721名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/16(水) 23:59:41 ID:ED65kJbU
同立場で共感し相性の良い2キャラ

偶然にもほどがあるww
722名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 00:15:41 ID:kuxkz6ph
>>715
GJwww
個人的には
シリアス:ネタ=2:8
くらいがいいな

結局職人様の御心のままになわけだが
723名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 00:30:20 ID:pzgJRQz2
>>684
の続きです。

「・・・ねぇ、キスする?」
「え?えぇぇ!!」
「ふふっ。冗談っすよ♪」
「あ・・・ああ・・・。」
少し期待してしまった俺が馬鹿だったんだろうか。でも、コレで良かったような気がする。
そう、マユもステラも守れなかった俺には無理なのかもしれない。でも、今この場所にいる
俺がことりにしたいことはただ一つ。
「俺は…ことりを守る。」
「…うん。期待してるね。」
日が落ちて周りが暗くなっていた。
「家へ帰ろ。シン君。」
「うん。」
「ところでシン君、あの海に浮かんでるのって何かな?」
「え?」

チュッ

頬に、軽く柔らかいものが当たった。

「!!///」
「ふふふっ。」

「私も、シン君を守ってあげるからね。」
「あ・・・は、はは・・・。」

724名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 00:30:50 ID:pzgJRQz2
三日後。首にギブスを巻いている純一を街で見かけたことりは久しぶりに彼に
話しかけることにした。
「どうしたの、それ?」
「いや、ちょっと蜂に刺されてな…。」
「顔が腫れてる理由はそれでわかるとして。」
「…まあ、自業自得だったんだがな。」
「?」
(…スマンことり。今まで気づいてなかった俺は最高の馬鹿野郎だ。今更謝っても仕方ないだろうけど
これだけは言っておかなきゃ。)
「ことり、すまな
「あ、メール。シン君からだ。ごめんね純一君、もう行かなきゃ。」
「あ・・・。」
「またね、純一君。」

「・・・二度と近づくな、か・・・。置いて行かれたのは俺の方なんだな。」
俺はことりが好きだったんだろうか?
その答えはもう永遠に出なくなってしまったような気がした。

「シン君、お待たせっ!!」





725名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 01:00:44 ID:SfNVUVX7
帰ってきた男編

シン「ただいま〜」
レイ「遅かったな、シン」

そこにはリビングのソファーにことりと向かい合って座り、紅茶を飲んで
いるレイがいた。

シン「!!!何でお前生きてんだよ!?それに何故この家のリビングでく
   つろいでるんだ!!」
レイ「何を興奮している、相変わらず騒がしい奴だ・・・」

 「ドゴッ!!」  レイ「ぐほっ!?」 「ゴロゴロドガシャーン!!」

顔面にとび蹴りを喰らい、転がって行くレイ。

レイ「痛いじゃないか、シン・・・」 

だくだくと鼻血を流しながら笑って答えるレイ。

暦「騒々しいぞ、何やってるんだ?せっかくお前の事を友達が訪ねて来てくれた
  というのに酷い奴だな・・・」
レイ「きっと照れてるんですよ、シンはそういう奴です」
シン「黙れ!良いからとっとと帰れ!!」
暦「あ〜うるさい!ちょっと落ち着け!」
シン「でもコイツは!!」
ことり「シン君、レイさんはこの間の事を謝りに来たんだよ」
レイ「えっ!?」

*激闘編でレイはことりをレジェンドでヌッころそうとしてました。

レイ「そうだ、正直あの時の記憶が定かじゃないが、悪い事をしたと思ってな・・・
   どうやらオレが普段服用している『ビタミン剤』に何かヤバイ薬がいつの
   間にか混入していたらしい・・・」
シン「本当かよ・・・」
レイ「そうだ、話し込んでいて忘れていた」
シン「?」
レイ「お土産を持ってきた、遺伝子組み換え100%小麦使用のプラント名物宇宙
   くじらクッキーだ、なかなか美味だぞ」
シン「何かそれビミョーに嬉しくないな・・・」
726名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 01:24:21 ID:SfNVUVX7

暦「しかしシンの友達が訪ねて来るとはな・・・色々と興味深い話も聞けたしな・・・
  どうやら私はお前への認識を改めなくてはいないようだな・・・」
暦「ジーッ・・・」
シン(なんだ?オレの事をまるで汚い物でも見るかのような視線は・・・)
暦「おい!ことりにあんまり近づくな!シッシッ!!」
ことり「お姉ちゃん!そんなことしたらシン君がちょっとかわいそうだよ」

シン「おいレイ!お前何か余計な事を話したな!?」
レイ「別に、昔のお前のちょっとした面白エピソードを話しただけだが?」
シン「どうせろくでもないホラ話でもしてたんだろ!何を話した!?答えろ!!」
レイ「おっと、もうこんな時間か、それでは私はこれで失礼します」

暦「また近くに寄ったら訪ねて来るといい」
レイ「ハイ」
シン「二度と来るな!!」
レイ「失礼します」

こうしてレイは帰って行った。

シン「ことり、アイツいったい何を話したんだ?」
ことり「え〜っと・・・シン君が妹さんに色々と口では言えない様な事をして家を追い出された
    とか・・・立ち寄った町で出会った女の子を人気のない洞窟に連れ込んだとか・・・かな?」
シン「レイの奴・・・今度あったらコロス・・・!!」
ことり「私はそんな話全然信じなかったからね?落ち着いてシン君(苦笑)」

その後ことりが暦にレイの話はウソだと説明してくれたが、しばらくの間オレを見る目
が冷たかった・・・どうやらオレが穏やかな日常を手に入れるのは当分先になりそうだ・・・

帰ってきた男編   完
727名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 01:40:44 ID:pzgJRQz2
って、直後にそれかい!!
思わず爆笑しちゃったよ!!

728名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 04:40:44 ID:0vhvrZS8
2年前中3って事は、今年高2で17になる。ことりは調べたら6月20日誕生日だからもう17
シンは調べたら16歳だけど、誕生日が9月1日だから夏休み明けには17で・・・おぉ、同い年

って都合よく解釈したらこうなったけど、これでいいの?
729名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 05:00:35 ID:Mu5sYXME
種死終了時なら、多分同級生。
種死開始時なら、一学年下かな?まあ、確定じゃないけど多分、この解釈であってる。

時系列的に言うと、種死の一話は、一話の放送日と一緒で10月らしいから。この時点で誕生日は過ぎてて、16歳になってる。
その後、本編中で明らかに半年は過ぎてると思われるため、同級生と思う。
730絵描き見習い:2005/11/17(木) 15:32:17 ID:CwZwDnWO
ttp://h.pic.to/3epk8

(・∀・)ノシ
皆さん、御久です。偉い久々に新作描きました。クリスマス物です。
めっきり寒くなりましたが、職人さんも住人さんも御体を大事に。
731名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 15:43:11 ID:Ps4GYYFa
732名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 16:52:21 ID:oCKouEwx
乙です。良かった、もう新作が見れないのかと思ってました。
これからもがんばってくださいね。
>>727
ことり「私も、シン君を守ってあげるからね。」
シン「あ・・・は、はは・・・。」

帰宅
レイ「遅かったな、シン」
シン「レイ!?」
みたいな流れを想像してしまった…。
で、翌日議長から
>>715
の電話がかかってきた、と。
どうやらまだまだ過酷な運命を乗り越えねばならないらしいな。


733名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 17:00:16 ID:oCKouEwx
夏祭りの話を読んで、まだやり残してる事があるだろうと思ったので
コーディネーターの全力パンチで頚椎を損傷させてズンイチにも
失恋の気分を味わってもらうついでに、ほっとといたら何時まで経っても
進展しそうに無い二人に起爆剤でも投下するつもりで書いてみました。
ことりを押し倒す展開も考えてましたが18禁ゾーンへ突入してしまうので
ほっぺたで済ませましたがアレならOK?
しかしネタバトル書いてた頃はあんなん書く日が来るとは夢にも思わなかった。
734名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 18:07:43 ID:UL7s4qHW
>>730
すげえカップルw
GJ!
735名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 18:27:26 ID:dSCfE2C7
>>732
真ん中の作者だが、3つ並べると絶妙だな(笑)シンにはまだ当分運命と戦って
貰う事にしよう。
736名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 20:02:12 ID:dSCfE2C7
所でココの作家さん達はどうやって作品作ってる?
オレは始めに「遺伝子組み換えクッキー」とか「ローゼンメイデン声優ネタ」
とか思いついた後にそれを盛り込める話を作って行くんだが。
737名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/17(木) 20:23:27 ID:jZqy33wA
夏祭りとかの中の人です。

>>733
俺も粗筋の段階では最後にちょいとイチャイチャもありかなぁ……とか思ってたけど、
やっぱり二人にはまだそういうの早いかと思ってあれで終わらせてしまいました。
物足りないと感じさせてしまったのなら申し訳ない。補完乙&GJです。

>>736
風邪の話と夏祭りの話はリクエストに応えた奴なんでなんとも言えませんが。
とりあえずそのテーマに沿うような話を考えて、後はシンになったつもりでつらつらと。
ネタを盛り込むのは書き始めてからですね。あ、ここであいつのこの台詞が使えるなwとか。
リクじゃない場合は、まず書きたいシーンを思い浮かべて、それから書き始めて休憩の合間とかに話を練っていく感じ。
738名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 01:06:52 ID:OkBPe5SP
体育祭とか文化祭、修学旅行とかはどうですか?
739名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 01:07:33 ID:GCJc8a5L
>>728
だったら萌先輩は卒業してないで本校にまだいる。
一期では本校に上がって終わりだからそれから二年。
740名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 01:12:52 ID:5SyznEXC
このスレ的にはオリジナルキャラや俺設定ってのはOK?
他意はないんだ、元々クロスオーバーだし
ただ、なんとなく皆がどう思ってるか知りたいだけだ
741名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 01:26:08 ID:V2P8EEF5
俺設定はともかく、オリキャラは問題外だと思うよ。
この手のSS系ネタスレが末期を迎える時というのは、オリキャラが
跋扈するようになるときというのが定番だし。
742名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 01:31:12 ID:qs3OpO/U
俺は耐性有るし、結構作りやすくなるからいいと思うが、
他の奴はどうだ?
743名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 01:52:43 ID:z82rnX5z
できればオリキャラは勘弁してほしい…
744名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 01:55:03 ID:ag0x/Js+
結論

オリキャラで許せるのは西川君まで
745名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 02:25:56 ID:SSg5b66b
>>739
あぁ、やっぱり微妙に違うのね
だって「あれから2年」だったり「2年前の出来事」だったり
音夢がいない間が「空白の2年間」だったり、いつからなのかよく分からなくて
まぁ種デス開始時の年齢が16だから少し時間も経ってるだろうし
年齢がよく分からないアイシアも同学年だし別にいいよね
746名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 06:18:06 ID:FvKE8XtT
>>744
厳密に言えば「西川」も名前が違うだけでちゃんとした死種キャラだがな(笑)
種とDC合わせれば30人以上キャラ居るんだからオリジナルなど必要無いだろ?

アストレイのキャラはどうなんだろこのスレ的に(オレはアストレイ全く知らないけどな)
747名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 09:23:41 ID:P+s8Pan9
また脱線してるよいい加減にして欲しい
748名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 09:36:42 ID:e+4Sy8/O
オリキャラは否定派だな。

キャラは十分すぎるほど居るし必要性が感じられない。

749名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 10:15:46 ID:P+s8Pan9
むしろ削れと言いたいぐらいだね。
そもそもアストレイなんてアニメじゃないだろうが…
この板の板名見直して来い
750名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 12:37:46 ID:qs3OpO/U
板だけみたらシンとことりしかいないよ。
アストレイは有りじゃないかな?
いたら面白そうだし
それにアニメ化されているとか、いないとかそこまで重視する点じゃ無いんじゃない?
アストレイはアナザーではあるけどイフではないし。
751名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 16:18:40 ID:HyNnKq9/
デスティニーアストレイのジャ−ナリストさんぐらいなら絡めそうだけどな。
枯れない桜を取材しに来たとかで。一応、シンに助けてもらったこともあるし。
問題は結構マイナーなキャラなので顔知ってる人が少なそうな点か。
知らないキャラってオリキャラとあんま変わらんし。
752名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 16:49:43 ID:Sch1zK6H
・・・まあ皆が知らなさそうなキャラや影が薄いキャラは問題外
てかアストレイの話いれたら更に話がややこしくなりそうだからせ自分的には必要ないと思う
この板はシン=デスティニー、ことり=ダ・カーポなんだからこれ以上キャラは必要ないと思う
あと、あくまで「シン・アスカと白河ことりが交流するスレ2」なんだから本来の趣旨を変えないでほしい
751>>の言うとおりせめてジャ−ナリストさん一人ぐらいなら許されるが、これ以上キャラを増やすのは勘弁してほしい

753バトル物って難しいね:2005/11/18(金) 18:50:44 ID:rUoqroCO
〜ギャグまっさかり〜
ことり「シン君、一つ聞いていいかな?」
シン「『いいよ』。ハイ質問終わり!質問は一つだろ?」
ことり「・・・・・・怒るよ・・・・・・」
シン「じょ、冗談だよことり。なんでも聞いていいからそんなに怒らないでくれ!」
ことり「ハァ、じゃあ聞くよ?」
シン「ああ、何でも聞いてくれ」
ことり「シン君は、 洋 菓 子 を 手 か ら 出 せ る ?」
シン「ハァ?洋菓子を手から!?そんな事出来る訳無いだろ!」
ことり「何だ・・・出来ないんだ・・・ガッカリ・・・シン君じゃやっぱり無理か・・あ、朝倉君ちょっといい?」
純一「なんだ、ことり?」
ことり「和菓子頂戴♪」
純一「あ、ああ、分かった。それぐらいなら・・・(シンがいる前で言うなよ!けどことりには恩があるし・・)」
ことり「ありがとう!・・・・シン君。これがシン君がキラ・ヤマトさんに勝てなかった理由だよ・・」
シン「・・・そ・・そうか、俺はお菓子を手から出せなかったから負けたのか!
   ありがとうことり、純一!あいつに勝つ方法を教えてくれて!!」
純一「あ、ああ。どういたしまして・・・(今日は二人ともどうしたんだ?)」
ことり「頑張ってねシン君♪」
シン「待ってろキラ・ヤマト!俺は必ず手から洋菓子を出せるようになってお前を倒す!!」

そして春が来て桜の樹が咲きシンの『洋菓子を手から出す力が欲しい!』真摯な願いを聞き入れ
さらに一週間後の決闘で見事キラ・ヤマトを打ち倒しましたとさ

・・・・・・・・何故洋菓子が勝利に繋がったのはことり以外は誰も知らない・・・・

ことり「クスッ♪」
754バトル物って難しいね:2005/11/18(金) 18:53:14 ID:rUoqroCO
バトルスレの方で『超能力者シリアスバトル』と言うあまりに無謀な設定
でSSを書いている俺が心機一転してギャグに挑戦してみました。

今までのSSとは全然関係ないんで安心してください
755名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 19:21:28 ID:SSg5b66b
ユーゼス「そうだ。シン=アスカという男を初音島へ送り込んだのはこの私だ。無論、本人はそのことに気付いていないが」
純一「!」

深い意味は無い
756名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 20:23:27 ID:HVrgoBb4
昭島教諭と夢の親子演出!!
無限光の中へ消えろ変態!!!

アイン・ソフ・オウルだッ!!!WRYYYYY
757名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 22:39:32 ID:IwrnruOr
アニメの種・死種とDCのアニメ、ゲームからだけという事で良いんじゃないか?

>>755
そこはユーゼスが「それも私だ」って言わないと

晩飯食ったら新作花火編投下します。
758名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 22:48:05 ID:SSg5b66b
>>757
後のセリフに適当な代えが浮かばなかったんだよ
759名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 23:06:05 ID:SSg5b66b
???「遠くー離れーてーるー程にー 近くーにー感じてるー♪」
シン「・・・環さん?」
環「いや、あの・・・何故か歌わなければならない気がして。どうしたんでしょう私」
純一「何かが乗り移ったんじゃないのか」
760 ◆SHINjYXjHw :2005/11/18(金) 23:14:58 ID:YGCP4UFo
じゃ、何か流れ?にのって・・・
761 ◆SHINjYXjHw :2005/11/18(金) 23:16:45 ID:YGCP4UFo
またミスったorz
何やってんだろorz
-----フレッツネタ-----
暦「シン、先週の私の授業はちゃんと覚えてるな?」
シン「寝過ごしました!」
暦「シン、今すぐ補習を受けなさい!」

シン「どうして誰も(補習があることを)教えてくれなかったんだー!」

・・・・・(¬_¬)
762名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 23:30:28 ID:EHs/EtHR
>755
ユーゼスって「スーパーヒーロー作戦」だっけ?
763名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 23:36:40 ID:514GK6+y
花火編

学校の帰り道、シンとことりは夕食の買出しの為、商店街に来ていた。

ことり「ごめんねシン君、荷物全部持ってもらっちゃって・・・少し持とうか?」
シン「良いってこれくらい、それに全然重くなんか無いし」
ことり「さっすが男の子だね」

シン「あのさ、さっき買い物した時、なんか紙みたいの貰ってたけどアレって何?」
ことり「ああ、あれは福引券だよ」
シン「福引券?」
ことり「そう、この福引券一枚で一回福引ができるの、当たれば豪華賞品が貰えるんだって、
    知らなかった?」
シン「向こうじゃそういうの無かったから」
ことり「そうなんだ・・・じゃ帰りにやってみる?」
シン「そうだな、せっかく福引券があるんだしやってみるか」

シン「参加賞じゃなかったけど・・・」

福引会場でガラガラを回したシンが当てたのは5等の豪華花火セットだった。

シン「花火か・・・もうそんなので遊ぶ歳でも無いしなぁ〜これならまだポケットティッシュ
   の方が使い道があったかもな」
ことり「・・・そうだ、今夜2人でやらない?海に行って」
シン「2人で?」
ことり「そう、だめかなぁ?」
シン「ううん!全然そんな事無いよ!行く行く!」

こうして2人は夕食後花火をしに海に行く事になった。
764名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 23:38:08 ID:0AiWXy8E
>>753
意味解らんかったが、バトル編の方で純一がキラ倒してるの
見て納得したw。
765名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 23:50:48 ID:514GK6+y

暦「こんな時間にどこに行くんだことり?」
ことり「あ、お姉ちゃん、これからシン君と海に行って花火してくるね」
暦「花火?どうしたんだそんな物」
ことり「商店街の福引で花火セットが当たったの、それで2人で行こうって話になって」
暦「庭じゃ出来ないのか?」
ことり「打ち上げ花火とかもけっこうあるから・・・」
暦「心配だな・・・」

シン「そんなに心配しなくても大丈夫だよ、オレが付いてるし」
暦「だ・か・ら心配なんだ」
シン(まだレイの話を真に受けてるのか・・・)
暦「ま、私もヒマだし、たまには妹と花火をするのも良いかもな」
シン「あんたも来るのかよ・・・」
暦「何か文句でもあるのか?嫌なら外出は許可しないぞ」
シン「いえ、なんでも無いです」 (せっかくことりと2人きりだったのに・・・)


次回に続く。

>>755
そう、あとスーパーロボット対戦α ちなみにスパヒロとαの世界は繋がってる。
αのラストでイングラムがリュウセイに「あの時の(スパヒロ)の記憶は無いのか・・・」
みたいな台詞がある。
766名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/18(金) 23:53:30 ID:514GK6+y
>>762の間違いだった・・・スマン。
767今、酔っている( ゚∀゚)ノよぅ!:2005/11/19(土) 00:22:18 ID:KpuIIQ2a
やべぇオレが、うかうかしているすきに花火ネタが来たか。まじぃ。
まぁ気にせずバトルの方へ投下するけど…。
一応>>713>>722を足したような内容の話を全5話で
挑戦した話をバトルの方へ投下予定( ゚∀゚)ノよぅ!
たまたま>>713の内容と近いことを考えていたんで

まぁ一回も話自体を投下したことないオレが言うべきではないかもだが( ゚∀゚)ノよぅ!
酒飲んでなければ18日に、仕上げる予定だったんんだがな…
やべぇナイアガラリバースしそう、素直に寝たほうhがいいいかも。
768名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 00:35:49 ID:d95CRC3j
ナイアガラリバースしてからの方がすっきり寝れるという話もある。
769名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 03:14:32 ID:W4w8tw+L
一応種死からのネタ

日曜日の午後、商店街の秋のイベントとして行われていたダーツ大会は
福引のような感覚でダーツをしてもらうというものだった。
シン:ダーツかぁ、何があたるんだろう
暦に押し付けられた買い物を済ませた帰り道、シンは会場を通り過ぎた。目の前には真剣な表情の杉並
杉並:これで、決めねばな!
と、杉並の放った矢は中心をわずかにそれ、米俵一俵、というもらっても困る代物に当たってしまった
悔しかったのか大げさに振り向く杉並、もちろんシンを見逃すはずもなく
杉並:おおシン、貴様もやはりあれが狙いか。だが、そうはさせん!ガラパゴスツアー招待券は
    いくらお前でも渡せんな!
などとほざき始めた。もちろんシンにはどうでもよく。ああそうと適当に相槌を打った。だが、賞品を追っていた
シンの目がある一点で止まる。 『さくらパーク ペアフリーパス』 そう、言わずと知れた初音島の遊園地、最近
リニューアルしたばかりのさくらパークである。
杉並:ほほぅ、シン、貴様はそっち狙いか。ならば邪魔はせんぞ。白川嬢とて喜ぶだろうしな
シンの手元には一枚のレシート、矢一本と引き換えられるだけしかないがシンの気持ちは決まっていた。
シン:…(得意分野じゃないか、俺はZAFTの赤なんだ。射撃は得意だったし、レイに次いでだけど…)やるか!
列に並び順番を待つ、この緊張感は久しぶりのものだ。
いよいよシンの番、髪の一本一本まで神経が通っているかのような感覚、意識を空にし腕、手首、指の動きだけに
集中する。ダーツの矢はきれいな放物線を描き、『ペアチケット』と書かれた部分に刺さった。


夕食後、シンは暦のいない隙をついてことりの部屋に出向いた。
シン:ことり!、あ、あのさあ、今度の日曜日なんだけど。その、商店街でチケットが当たっちゃて、
   で、その、まあなんていうか、デートってほどのこともないけど、行ってみないか?
ことり:うぅ〜ん、ごめんなさい。今度の日曜日なんだけどね、ほら聖歌隊の練習があって
シン:そっか、あ!そうだよな、うん!クリスマスの演奏会まであと一ヶ月しかないんだもんな!悪い!
ことり:ほんとにごめんね、だから誰か別の人と行ってきたら?
シン:いや、ことりと行きたいわけだし…、その…、あ!いや、ははは!そうだ、誰かにあげちゃおう!
ことり:シン君、顔真っ赤だよ?

次の瞬間扉が開き、なんとも暖かい空気は一変した。
暦:シン!お前!お前!
ことり:お姉ちゃん!盗み聴きなんて趣味悪いよ!
シン:いや、その、えと、これは運がよかっただけで
暦:わかるけど、お前の言うこともわかるけど
  けど私は今、むかついてるんだ。大事な妹がフォモ野郎に取られるのがいやで今むかついてるんだ!
  なのにお前は、その私が買わせた商品のレシートでチケットを手に入れて、
  ことりを誘うというのか!なら、私はお前を打つ!
            ―パキーン―
シン:ちくしょぉぉ! ―パキーン―
暦:シィィィン!
シン: こぉぉよぉみぃぃ!
 
君のす〜がたは〜♪僕に〜似〜ている〜♪ 
770名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 03:47:44 ID:hQ9DN/n2
( ゚Д゚)ポカーン
771767:2005/11/19(土) 04:27:33 ID:o4IQNHUG
18日に仕上げるといっても…第一話がってコトね。
まだ一話目完成しない…正直SS、舐めてたっすorz
772名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 09:46:15 ID:9Doh+DoW
花火編 続き

暦「ことりと花火なんて何年ぶりかね〜」
ことり「お姉ちゃん・・・シン君に荷物全部持たせちゃって良いのかな〜?」
暦「良いの良いの、男ってのはこういう事の為に居るんだから、なっシン」
シン「そうですね・・・」

花火にバケツ、飲み物や菓子などを全て持たされているシン

杉並「おや?これは暦先生に白河嬢、こんな時間にお出かけですか?」
暦「お前こそこんな時間に何してるんだ?ん?天枷も一緒か」
美春「ハイ!白河センパイこんばんわ、あっシンさんもこんばんわ〜」
シン「めずらしい組み合わせだな」
杉並「少々このわんこの研究所に用があってな」
美春「実はですね〜この間改修したロボットの残骸をですね・・・モゴモゴッ!!」
杉並「ええい!余計な事を言うでない!この愚か者が!」
美春「ふいまふぇえん・・・」
シン(アレを改修して何をする気だコイツら・・・)

暦「そうだ、お前達ヒマならこれから海で花火でもせんか?少々3人でするには
  量が多かったのでな」
美春「花火ですか!?美春もやります〜っ!」
杉並「ではオレも付き合う事にしよう」

シン「あ〜どうしてこうなるかな〜っせっかくことりと・・・ぶつぶつ・・・」
ことり「ぼやかないの、さっ早く行こう(笑)」

こうして杉並と美春を加え、一行は海に到着した。


美春「きれいですね〜白河センパイ」
ことり「そうだね〜」
暦「たまにはこういうのも良い物だな」

女性陣は手持ち花火をしている。

シン「オレ達は打ち上げ花火やろうぜ!」
杉並「そうだな」

花火をセッティングしていると砂浜の向こうから人影が近づいて来た。

続く。
773名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 10:06:32 ID:ZvSvRIM7
>>771
テーマを決める。

キーボードを打つ。

話を考える。

行き詰まったら一日放置。

みたいな書き方をしていた俺って一体・・・。
774名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 12:30:21 ID:wwrHZYZX
ことり「もうやめなよ、音夢。朝倉君が嫌がってるようにしか見えないよ」
―中略―
音夢「このっ!」
ガシッ!
ことり「やめてよね。本気で料理したら音夢が私に勝てるはずないじゃない」
ドサッ
音夢「うっ…わあぁぁぁ!!」
7759Doh+DoWさんとは別の人:2005/11/19(土) 17:48:35 ID:FiTeUKwO
六月二十日    学校にて
純一「ことり、これ貰ってくれるか?」
ことり「え、いいですけど・・・どうしてです?」
純一「ことりには世話になったからな、そのお礼と・・・今日はことりの誕生日だろ?」
ことり「え・・・覚えててくれたんですか・・」
純一「おいおい、俺はそこまで薄情じゃないぞ」
シン「何やってんだ?」
純一「
776名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 18:08:44 ID:mbOnHdXz
シンが来た頃ってもうことりの誕生日過ぎてるんじゃないか
7779Doh+DoWさんとは別の人:2005/11/19(土) 18:21:54 ID:FiTeUKwO
間違えた〜〜〜〜〜〜〜〜orz
六月二十日     
学校にて会話中
純一「ことり、これ貰ってくれるか?」
ことり「え、いいですけど・・・どうしてです?」
純一「ことりには世話になってたからな、そのお礼と・・・今日はことりの誕生日だろ?」
ことり「え・・・覚えててくれたんですか・・・・」
純一「おいおい、俺はそこまで薄情じゃないぞ」
シン「何やってんだ?」
純一「ああ、ちょっとな・・・」
シン「ふ〜ん、まぁいいや。ことり、今日買出しだろ?行こうぜ」
ことり「あ、うんすぐ行く・・・・・ゴメンね朝倉君最近料理作ってあげられなくて・・・」
純一「気にするなって、シン。俺が言えた義理じゃないけどことりに迷惑かけるなよ。」
シン「分かってるって。俺はちゃんと居候分の仕事はするさ。」
純一「そっか、じゃあまたな二人とも。」
ことり「またね朝倉君♪」
シン「ああ、またな」
商店街にて買い物中
シン「ことりって朝倉にご飯作ってやってたって聞いたけど・・」
ことり「うん、ちょっと理由があって」
シン「ふ〜んまあいいや。後は肉だけか(ことりの奴・・ひょっとして朝倉のことを)」
ことり「じゃあ行こっか」
ことりの家にて晩御飯中
シン「そういえば朝倉から何貰ったんだ?」
ことり「うん、開けてみるね・・・」
そこに入ってたのは小さなオルゴールだった
シン「なんだこれ?ってことり!?」
ことりは泣いていた・・・
ことり「あ・・・朝・倉君・・お・・覚え・・てて・くれた・んだ・・・」
それは思い出のオルゴール・・・暦の結婚式にことりが歌った曲だった・・・
シン「・・・・・ことり、朝倉のことが・・・・好きなのか?」
ことり「うん・・・けど、朝倉君には好きな人がいるから・・・だから、伝えてないけど・・・」
シン「ッ好きな人がいるなんて関係ない!ことりが朝倉のこと好きなんだろ!?だったら
   言わなきゃ駄目だ!自分が変わろうとしなければ何も変わらないんだ!俺は変わろうとしなかった!
   変わったつもりになってた!だから俺は全てを失った!!ことりには俺と同じになって欲しくないんだ!!」
ことり「シン君・・・分かった・・・行ってくる!」
ことりが家を出た後
シン「これでいいんだ・・・これで、そうだろ?ステラ、マユ・・・」
純一の家
純一「はぁ、一人で食べる飯がこれほど不味いとはなぁ・・・ことりがいなくなって
   初めて俺の中のことりの大きさが分かったよ・・・」
ピンポ〜ン
純一「はい、どちらさまで・・・」
ことり「朝倉君!」
純一「ことり!?いったいどうしたんだ?」
ことり「朝倉君・・・・・言いたいことがあるの・・・・」

         ―そして止まった運命が回り始める―
         ―それはダ・カーポのような物語―
  ―昨日と同じ朝を迎え、昨日と違う夜を迎える―――永遠に続く物語―
7789Doh+DoWさんとは別の人:2005/11/19(土) 18:24:10 ID:FiTeUKwO
シンが四月頃来てたらどうなるかを考えてみました(音夢は帰ってきてません)
まぁIFなんで気にしないでください
779名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 18:37:24 ID:cAuEhs2r
そういえば、S.S.で音夢がおとなしくお亡くなりになっていて、
純一とことりが幸せになっていたらこのスレ自体存在してないんだよな・・・。
780名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 18:54:16 ID:mbOnHdXz
書いてた文がちょっとした手違いで消えてしまった・・・
781名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 19:11:59 ID:X+v44MeA
>>779
それが一番幸せだったんだよ
782名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 19:19:27 ID:FiTeUKwO
>>779
その上で種死もシン・ギュランダル完全勝利だったら
このスレは『シン・アスカと白河ことりが幸せを分かち合うスレ』
あのスレは『キラ・ヤマトと朝倉音夢が交流するスレ』
に変わってたんじゃない
783名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 19:29:42 ID:RCmHmEnQ
>>779
そうしたらもっと荒れてた気がするがな
ゲームのメインヒロインをいきなり抹殺なんて
784名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 19:57:06 ID:BU89Rx9R
種死って種ファンですら侮辱してるように思えた。
無印のキラはよかったのに・・・
そしてシンもあの仕打ち・・・やはりキャラ人気に走っちゃいけないってコトなのかね
>>774
warota
785なんとなく:2005/11/19(土) 20:24:51 ID:mbOnHdXz
後ろから近づいてくる元気のいい声が聞こえる

美春「・・・せんぱ〜い!」
シン「純一、お前の事呼んでるんじゃないのか」
純一「え?」

振り向いて立ち止まる二人

美春「先輩探したんですよ〜」
純一「どうしたんだ美春?」
美春「あ、いえ探していたのは朝倉先輩じゃなくて・・・」

美春はシンの方を見る

シン「あれ、でもさっき『朝倉せんぱ〜い』って」
美春「やだな〜先輩。あれは『アスカせんぱ〜い』って言ったんですよ」
純一「アスカに朝倉か・・・確かになんかややこしい・・・のか?」
シン「『シン』でいいよ。みんなそう呼んでくれてるしさ」
美春「そうですかぁ。じゃあこれからは『シン先輩』ですね!」
786名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 20:28:55 ID:mbOnHdXz
ごめん。全然スレタイに合わない内容だった
美春がシンのことなんて呼ぶんだろうなって気になって思い浮かんで
小ネタのつもりで書いたんだけど意外に長いし・・・
787名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 20:40:48 ID:cAuEhs2r
>>783
その割に放送初期は誰も彼女のことを
心配してなかったような・・・。
788名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 22:13:20 ID:J2spLE54
元々音夢にはアンチが多かったから。
789名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 22:28:10 ID:fXpXt801
>>787
死ぬはずないと大半が思ってたし
790名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 22:42:22 ID:YPq/BhFm
>>789
そして生きてる音夢があそこまでウザいとは
想像だにしていなかった・・・。
791名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 22:43:32 ID:At4XHzPl
種見てない俺が質問ノ
キラもアンチ多いの?
792名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 22:48:43 ID:YPq/BhFm
キラ本人はそんなに嫌われてないと思うけど
あそこまでえこひいきされてると気持ち悪い。
明らかに死んでるはずなのに無傷だったり
悪いことしたのになかったことにされたり・・・。
793名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 22:55:16 ID:bL3r62jB
東鳩やこみぱみたいに前作のアニメ無視してことりメインヒロインでアイシア
の魔法話を主軸に新規でアニメ作れば良かっただけなんだがな。

>>787
心配してないというより禁句みたいな感じだったがな、そこで音夢の身に何が
あったんだ?と思わせぶりな展開の真相が

看護学校行ってる途中で兄さんに会ったりすると挫けそうだから2年間放置し
ました、しかも帰還は予告無しのドッキリで

だもんな・・・しかも音夢にはゲーム裏設定でアメリカから純一宛に送られたさくらの
手紙を破り捨ててたというのがあるし、病弱だったのも純一の気を引く為、最後に
死に掛けたのもドラマの悲劇の主人公に無意識に自分を重ねてた所為だったからな。

腹黒と一部で嫌われるのも解かる、まあアックマン光線喰らっても死ななそうな純粋
なその他のヒロインと比べると音夢は現実の人間に近いってだけなんだがな・・・
794名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 22:59:25 ID:At4XHzPl
>>792
聞いてるだけで脚本に問題ありそうでつね(´・ω・`)
795名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 23:08:53 ID:YPq/BhFm
>>793
でもそのことを他の人が作品中に指摘しないんだよな。
フレイ様みたいな使い方すれば魅力的になったのかもしれないが。
みんなは嫌ってるが俺だけは味方だぜみたいな感じで。
あと、アクマイト光線な。
796名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 23:37:20 ID:yJKok/5G
種死脚本の腐り具合は知ってたけど、
D.C.S.Sも本当にダメっぽそうですね……>>793を読む限り。

そしてここで流行の(?)フレッツネタ投下


純一「どうしてみんなでもっと話し合おうとしないんだ?」
ことり「あら、語り合ってますよ♪」
シン「ことりの家でね(嘲笑)」
純一「えっ……?(ことりの家!?)」

解説s(ry)

ことり「私の家、知らなかったんですか?」
純一「馬鹿にす……ちくしょおぉぉぉぉ・゚・(゚つд`゚)・゚・」


D.Cの設定が良く分からないのでこんなオチになってしまいました。
797名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/19(土) 23:45:32 ID:YPq/BhFm
このスレの純一はハブられキャラなのか?
そういえばまださくらが帰ってくるイベント書かれてないよな。
番外編書きさんは行方不明だし・・・。
798名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 00:34:24 ID:RIUqcDGu
>>797
ハブられキャラなSSもあれば(例>>724)シンが助言した純一×ことりなSS(例>>777)もあるよ
・・・・・まぁ前者が圧倒的に多いと思うけど

このスレ内には、
・D.C.も種死も見たことある人
・D.C.だけ見た人
・種死だけ見た人
はそれぞれどれぐらいの比率でいるんだ? 
俺は両方見たけど・・・・
799 ◆.gF4K.iblY :2005/11/20(日) 01:03:48 ID:ZVlOx0Bs
お久しぶりです。個人的な理由で今書いてるのを続けるのがちとしんどくなってきました
そこでお聞きしたいのが、俺のやつの続きが気になる人が存在するのかどうかです。
もし1人でもいた場合続行しようとは思っていますが。いないのであればこのまま打ち切ろうかと思っとります。
正直な意見をお待ちしています。
800名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 01:12:37 ID:W25LH0+B
585に書いたものです
まだ途中ですができたので
投下します

今俺はミネルバにいる
なぜここにいるのかというと
杉並が壊したディスティニーを
修理しにきたのだ。
またこの間みたいに
レイが襲撃(?)してこないとも
限らない
またあんなことになったら
このボロボロの機体では
初音島を守ることができるか
どうかわからない

最初は壊した本人が
修理したらどうだと言ってきた
確かにこのままだとまずい
これではいざというに動かせない
このときには
3つ不安があった

1つはミネルバがどこにいるか

2つ目はミネルバにいけるだけの
容量がバッテリーに残ってるか

最後の1つは受け入れてくれるだろうか?

1番の難関は3つ目だった

もちろんエネルギー不足も深刻だ
もし足りなかったら
地球の引力で引き寄せられ
そのまま落下し
いくらディスティニーと
いえどあの高さから落下したら
ひとたまりもない

しかしおれは今ミネルバにいる
艦長がレイの暴走のお詫びとして
受け入れてくれた

しかし

ここにきてもひとつ問題があった
ことりがいることだ
最初はダメとなんども言ったんだが
結局ついてきてしまった
まぁ楽しいからいいんだけど

いまはミネルバのなかを案内している

久々のミネルバ
ことりにしてみたら初めてくるミネルバ
801& ◆h9Bn.Lr5Ro :2005/11/20(日) 01:13:57 ID:W25LH0+B
ことり 「なにもないんですね〜」
シン  「軍艦の部屋だからね」
ことり 「ここで暮らしてるときは暇じゃなかったんですか?」
シン  「う〜ん そうでもないかな」
ルナ  「あ!シン!おかえり〜 帰ってきてるってほんとだったんだ〜♪」
シン  「ディスティニーを修理してもらおうとおもってさ」
ことり 「こんにちは」
ルナ  「え?ことりさんも一緒だったの?」
ことり 「はい♪勝手についてきてしまいました♪」
アスラン「シン」
シン  「なんの用だよ」
ことり 「まぁまぁ 怒っちゃだめだよ なんかされたわけじゃないんだし そういうこと言うと
     お姉ちゃん、怒っちゃうぞ」
シン  「こ、ことり!」
ルナ  「アハハハハハ シンってほんと子供扱いなんだね〜」
シン  「……で、何の用だよ」
アスラン「いや、レイのこと謝ろうとおもってさ」
シン  「いいよ、別に あんたがやったわけじゃないんだし」
??? 「シンた〜ん!」
ボコ!
レイ  「う……」
ドサ
なにが起こったのか、一瞬わからなかった
アスラン「つくづくこりないやつだな」
ことり 「ア、ハハハハハ」
もろつくり笑いだった
アスラン「ふぅ これじゃあ謝ろうとした意味がないな」
ルナ  「確かに……」
その時、ブリッジへ出頭命令がでた
タリア 「シン・アスカ 白河ことり 直ちにブリッジへ出頭しなさい」
ルナ  「じゃ、また後でね」
シン  「ああ」
アスラン「じゃあな」
レイ  「僕もいくよ〜シンた……」
ボス!
アスラン「お前はこっちだ レイ」
レイ  「しんた〜ん!僕のシンた〜ん!」
ことり 「レイさんってシン君が初音島来る前からあんなんだったんですか?」
シン  「もっと落ち着いたやつだった」
ことり 「どうしてあんな風になったのかなぁ?」
シン  「多分おれがミネルバからいなくなったからじゃないのかな」
ことり 「不思議な人ですね……」
シン  「まぁいいや はやくブリッジ行こう」
ことり 「そうだね もどってきたら案内の続きですよ?」
シン  「え?あ!う、うん(案内してるの忘れてた……)」


                           つづく
802名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 01:15:18 ID:gBx+YGSP
花火編 続き

???「君達は・・・」
杉並「あれはフリーダムのパイロット、キラ・ヤマトではないか」
シン「なんだって!?」

そこには「自由」と大きくプリントされたTシャツを着たキラが居た。

ことり「こんばんわ、えっと・・・確かキラ君、だったよね?」
キラ「うん、こんばんわ、みんなで花火かい」
ことり「そうなの、キラ君は?」
キラ「ちょっと海の風に当たりたくなって・・・」

暦「知り合いか?」
ことり「うん」
キラ「こんばんわ」
暦「もし良かったら君も一緒にやらないか?」
キラ「えっ?でも、みんなで楽しんでる所悪いですから」
暦「気にしなくても良い、まあ、君にも都合があるだろうし、無理にとは言
  わないが・・・」
美春「せっかくですし一緒にやりましょうよ〜」
ことり「シン君、良いよね?」
シン「えっ!?別に良いけど・・・」
キラ「それじゃお言葉に甘えさせてもらいます」

シン(なんであいつまで・・・)  内心面白くないシンだった。

杉並「観よ!このオレの華麗なる炎の舞を!!」

数本の手持ち花火を振り回す杉並。

シン「うわっ!コラ杉並!こっち来んな!!危ないだろ!」

暦「まったく・・・あいつらもまだまだガキだね〜」
ことり「ふふふっでも楽しそうだね〜」
美春「そういえばキラさんの姿が見えませんねぇ?」

シンの前方には両肩に打ち上げ花火、腰の両側にロケット花火、そして手持ち式
の打ち上げ花火を持ったキラが居た。
803名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 01:16:23 ID:W25LH0+B
どうでしょうか
2つ目の名前がおかしいですけど
SS書くのは初めてです
故に自信ないです
804名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 01:42:46 ID:2usZPc4h

シン「!?」
キラ「ハイマットフルバアァァァストォォォ!!!!」

「ボンッ!ヒュウゥゥ〜ッ!シュボッ!」  「パパパアァァン!!」

シン「うあっちいぃぃぃっ!!」
キラ「ごめん、大丈夫だった?」
シン「大丈夫だった?じゃないだろお前!!いきなり何するんだ!!」
キラ「フッ・・・」

口の端を吊り上げてほくそ笑むキラ。

シン「このやろおぉぉっ!!お返しだ!!」

ねずみ花火を2つ取るとすぐさま火を付け、ブーメランの様にキラに投げつける。

「シュウゥゥッ!!」 「パシパシッ!!」

それを手持ち花火の筒で叩き落すキラ。

「これならどおだぁぁっ!!」

今度は火柱が上がるタイプの花火を剣の様に振り回すシン。

キラ「あつっ!!やめてよ!何するんだ!?」
シン「お前が先にやったんだろうが〜っ!!」

キラを追い掛け回すシン。

シン「これで止めだ!!パルマフィオキーナ!!」

爆竹を持った手をキラの顔面に押し付ける。

「バババババアァァン!!!」

シン・キラ「うわああっちいぃぃ〜っ!!!」


ことり「もう!花火でふざけちゃダメじゃない!こんなに火傷しちゃって・・・」
シン「ごめん、つい熱くなっちゃって・・・」

ことりはミネラルウォーターで湿らせたハンカチを火傷したシンの手に巻いた。


続く。
805名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 01:51:27 ID:2usZPc4h
明日の競馬マイルチャンピオンシップに議長が出走しますよ(笑)

>>798
〜編の作者だが、アニメは種・死種全て観た。DCのアニメは23話まで
(地方に引っ越して観れなくなった)SSは現在キッズステーションで視聴中。
806名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 02:07:33 ID:1HHZoc5g
皆さん面白いと思いますよ。
俺は種、種死、D.C.、SS全て見た(いる)。
ちなみにガンダムシリーズは∀と外伝(0083とか)以外は見た。
種は叩かれてるけど俺は好きだ。
キャラならイザークとかが好きかな。あとトール、ニコル。退場しちまったけどな。キラだって別に偽善とは種のときは感じなかった。
それだけに種死は許せなかった。特に三十五〜六話以降。キャラもひどい改悪だし。種死のAAなんざただのテロリストじゃん。キラは好きだけど別に最強伝説が見たかったわけじゃない。シンだって悪い点あるけど好きだった。シンがあまりに不憫で仕方がなくてさ…
すまん、俺の勝手な意見ばかりで…だから職人さんや住人には本当に感謝してるよ。
807名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 02:10:46 ID:1s/sCamC
D.C.はS.S.まで見てるけどガンダムは初代〜逆シャアまでしか・・・
俺少数派なんだろうな(´・ω・`)
808名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 02:44:52 ID:utF9m9Ms
先に謝っとく。
ごめ―――ん
気にせずバトルスレに投下するとは言ったけど…花火、やっぱりモロ被っているっす。
フルバースト、被っちゃった。しかも手のひらビーム→爆竹も。ごっつマズぅ。

すま――ん( -∀-)ノよ―――ぅ!もっと練るべきだったorz
それはそれとして、打ち上げ花火で打ち合い と 必殺技名叫ぶ はデフォだよな

とりあえず報告。
オレの方はバトルスレに、すでに、一話まるまる投下済み。ただ改行無い(ワザとじゃないけどスマン)せいで、
読みづらさ抜群の内容になっている。今から読む人居たら、ホント、ごめん つか読めんかもしれん。
しかも長ぇし…
で、酔っているとき(>>767)に書いた通り、シリアス:ネタ=2:8な内容で行くシリーズの第一話。本当の所、ラス
トの帰り道以外は、ネタと思っているから1:9くらいの割合なんだが。

>>798
種、ほぼ全部、地球にいる時の何話かが抜けている。種死、実は最終話まだ見てない。D.C.無印及びS.S.は
DVDが出ている分しか見てない。つまりS.S.は6話まで。
その条件で、SS挑戦しちゃった( ゚∀゚)ノあっはっは。
笑い事じゃないかorz
809名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 02:46:00 ID:XieI9jAj
もともと種死だけだったけどここ見てるうちにDCに本格的に興味持って
それからアニメを両方見た。

SS見て衝撃的だったのが、工藤が以外に男前だったこと。
本当は女じゃなければ普通に男の好きなキャラに入りそうだ
810名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 02:47:27 ID:RIUqcDGu
>>802
バトルスレのほうのキラと比べて見ると2倍ワロスw

全部見たって言ったけど・・・やっぱり死種とD.C.S.S.も脚本が全てを台無しにしてるなぁ。
811名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 02:50:03 ID:RIUqcDGu
連投になるが工藤はほんとは女です・・・いやマジでw
812名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 02:55:27 ID:RIUqcDGu
俺は・・・・誤爆したなorz
813809:2005/11/20(日) 02:56:19 ID:XieI9jAj
>>811
俺に言ってるの?
文が分かりづらかったなら謝るが、それは分かってるよ
色々調べたし、第一このスレで正体明かされたじゃないか


シンとことりとななこで螺旋ネタやりたいなぁ
814名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 03:10:06 ID:W6xfUyOl
>>799
そういえばアレまだ途中でしたな。『シンとことり等キャンプに行く』
の方も気になりますが・・・。
815名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 04:44:02 ID:ajmOdmR2
>>799
続き希望ですわ。
816その言葉が励みになります ◆.gF4K.iblY :2005/11/20(日) 04:56:19 ID:ZVlOx0Bs
シンの独白は続いた。

「俺がこの島にいると、いずれどんな形にせよ戦争は容赦なくやってきます。今回あなた方が来たことで楽観視できなくなりました。
 そしたらもうこの島にはいられません、戦争とは無縁の島です、きっと俺がいられる居場所はないでしょう。」

ひとごろし。戦争だから、なんて言い訳にはならない。これは事実なのだから

「皆に言ってないんです、戦争やってたこととか。全部言ったら多分受け入れてもらえないだろうし。・・・何時かはバレるのに。
 そしたらきっと俺。そうなったら耐えられないから、だったら先に・・・」

胸に思い浮かぶのは少女の影、その顔は怯えていて―――

「だから俺、・・・やっぱりこの島から出たほうがいいと思うんです。この島にいると皆に迷惑かけることになりますから」

夢想する、やってくる軍隊、怯える島人、非難、侮蔑、怒り、恐怖――また、失う。
それに耐えられるハズもなく

「いえ、俺はきっといちゃいけないんですよ、この島に。」


シンにとって初音島は最早かけがえのないものになっていた、失くした温かさ再び手に入れる事が出来た。
そう、彼にとっての楽園、それを自ら手放そうとしているのだ
思い悩み、苦悩した上での決断だったのだろう。
それを、
「・・・ハッ、笑わせるぜ」
「まったくだ」
二人は一笑に下した。
817その言葉が励みになります ◆.gF4K.iblY :2005/11/20(日) 04:58:15 ID:ZVlOx0Bs
「なっ・・・何がおかしいんですか!」
激昂するシン、彼にとっては真剣そのものだったのだ、怒るのも無理はないだろう
「いや、すまない。茶化したりすることではないな」
「気ぃ使うことなんてないぜイザーク、所詮こいつはお子ちゃまなんだよ」
そして反対の行動をする二人、片方は謝罪、そしてもう片方は挑発
気が立ってしまったシンにこの挑発を流すことは出来なかった。

「お、俺は子どもじゃない!」
                                               イライラする
「そういうこと言うってのが子どもの証拠なんだよ、お子ちゃま」
                                               どれだけ苦しんだと
「――・・ッ!あんた何かに俺の何が分かるっていうんだよ!」
                                               何も知らないくせに
「ハア!?何言ってる訳?お前のことなんて分かるわけないだろ?」
                                               だったら!
「あ・・・あんたって人はーッ!!」

拳を振り上げる
ただ気に入らなかった、分かったような口を利くことも、分かってないと平然と言い放つことも
だから、思わずシンは行動を起こしていた。そう、この拳をそのまま――

「そうやってすぐキレるのも問題だな、現代っ子かねぇ」

――この嘲笑の顔に打ち下ろす!


「あ・・・れ?」
「良くないぞシン君、喫茶店は暴れるところじゃない、まあコーヒーでも飲みたまえ」

いつの間にか、世界が反転していた

「バルドフェルド・・・さん?」
「よっ・・・と、痛みはないかね?」
そしてまたいつの間にか世界は元に戻った、目の前にはコーヒー好きの、男
「なんで・・・?」
「それはここが僕の店で、騒がしいから見に来たら君が喧嘩をしそうだった。だから投げた」
「ヒュウ♪流石は砂漠の虎、グレイトだぜ」
「君は客に喧嘩を売ったから減給」
「(´・ω・`)」
――毒気を抜かれた。場の空気が一瞬にしてなごむ。
バルトフェルドはシンが落ち着いたのを確認してから、彼に言った。

「シン君、事情はつかめないがこれだけは言わせてくれ。ディアッカは正しい」
「なっ・・・!貴方まで!」
再び激発しようとするシン。そんな彼に対し虎であった人物は、落ち着いて、と優しく語り掛ける。
「残念だが、君がどう思っているのか僕には分からない。それは誰にも分からないことなんだ、心が見える訳じゃないからね
 だから君が自分の心、気持ちを自ら出さない限り、君の事を分かってやれることはできない、誰もな
 君は言ったな『この島にいると迷惑をかけることになる、だから出るべきだ』と、そこに自分の気持ちはあるのかい?」
一度言葉を区切る、シンはその問いに答えられなかった。
「だろう?だから君のことを分かるのは難しい。君は本当はどうしたいんだ?」
真摯な問いかけ、そこには戦士としてではなく、一人の男としての心があった
「・・・俺は、ここにいたいです」
「ではデスティニーから降りるかね?」
「それは、いやです。ザフトにデスティニーを返したら、きっとまた戦争でこいつは人を殺します。それに・・・」
「それに?」
「この島に危害が及んだ時、俺が守りたいんです。デスティニーで」
818その言葉が励みになります ◆.gF4K.iblY :2005/11/20(日) 04:59:38 ID:ZVlOx0Bs
シンは分かっていた、これはただの傲慢だと
自分が災いを呼ぶ存在であるのに、それを守るだなんて、何を言っているんだ、と
それでも、
「俺は初音島で、ここで生きていきたいです。」
この気持ちだけは
「――皆と、一緒にいたいです。」


「・・・ったく、じゃあそれでいいじゃねえか」
答えたのは、金髪の男だった。
「お前はここにいたいんだろ?だったらそれだけ言ってろよ、ややこしいんだよ」
そして、銀髪の男も続いた。
「我々は『お前の思惑』を聞きに来たんだ、貴様の懸念なんぞ知ったことか」
「だいたいお前がいると迷惑だなんて誰が決めたんだよ?あのお嬢ちゃんか?」
「え・・・いや」
「だろ?お前が迷惑だなんて誰も言ってないじゃないか、思い過ごしなんだよ。ったく」
「お前は自分の意見をきちんと持っていたはずだ、いやだと言っていただろう。そこで止めておけば良いものを・・・この、」
「軟弱者が!」
「人の台詞を取るな!!」
「・・・・・・」


二人は言った、『それでいい』と。
「・・・二人は、俺を連れ戻しに来たんじゃないんですか?」
「あ?誰がそんなこと言った?俺たちはお前の意思を確かめに来ただけだぜ?」
「誰も強制はしない、お前のしたいようにすればいいだけの事だ」

「でも、迷惑じゃないですか?俺がここにいて、みんなにとって・・・」
「それは、俺たちが決めることじゃないだろ?」
「あ・・・」

――そうだ、俺がここにいてもいいかなんて、この場所じゃ決められない。

「そう、それは僕たちが決めることじゃない。もっとふさわしい人物がいるはずさ、君にはね」
「分からない時こそ、試してみるといい。と誰かが言っていた、そういうことだ」
「まあつまり、1人でここでうじうじしててもしょうがねえって訳。」

ここにいたい、そうシンに思わせたのは、誰だったか

「イザーク先輩、返事は今日中でしたよね」
「ああ、今日中だ。・・・別に今すぐという訳じゃない」
「では、申し訳ありませんがまた後ほど、急用が出来てしまいましたので」
シンはそう言うと一礼し彼らに背を向けた、その先は店内へと続くドアである。そのままドアノブに手をかけ
「――ありがとうございます、先輩」
部屋から退出した。
819 ◆.gF4K.iblY :2005/11/20(日) 05:00:25 ID:ZVlOx0Bs
俺が店内に戻ったとき、心配そうな目をしていることりがいた。
失敗したなあ、と思う。何しろもう少しで荒事になっていたのだから、あんなことしなけりゃ良かった。
「遅くなってごめんことり、ちょっと話し込んじゃってさ」
つとめて明るい表情を出してみる。さて、このまま流れてくれればいいが
「ううん・・・いいけど、どうしたの?さっき――」
ダメだった。ことりは何だか言い辛そうな顔をしている
「ああ、大丈夫だようん、ただ俺がちょっと暴走しちゃっただけで、あとは何にも」
「そう?・・・じゃあ、うん、良いんだけど」
一応納得してくれたようだ。・・・よし、このまま
「それでさ、ちょっとことりに話しがあるんだ」
「あたしに?」

「うん、――ことりには、知っていてほしい。・・・俺の、ことなんだけど」
「シン君の?」
「ああ、見せたいものが、あるんだ。――ついてきてほしい」
そして俺はことりの手をとり店を出た、思えばこの時かなり緊張していたようで
ことりの返事も聞いてなかったし、勘定も済ませてなかったし、荷物も置きっぱなしだった
それでも俺は気にせずに、歩き続けた。東の森へ
デスティニーガンダムの眠る、俺のここでの始まりの地へ。
820名無し:2005/11/20(日) 05:10:53 ID:rSi/cHYQ
そろそろ、次スレを作ったほうが良いんじゃないですか
821名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 05:15:12 ID:XieI9jAj
続き待ってました!
ところで結局二人は残ってカフェ・アイシャでバイトするんですか?
822 ◆.gF4K.iblY :2005/11/20(日) 05:42:26 ID:ZVlOx0Bs

出来てる分を投下してみました、いかがでしょうか?
キャンプネタも投下したいとは思いますが、ほら、キャンプと言ったら花火なわけで
考えをなおさないとなあ・・・・

>>813
こんな感じ?

こ「そんな・・・あたしがやったんじゃありません」
先生「嘘をおっしゃい!この状況全てが貴女が犯人だと言っているんですよ!」
 シン、間に入る
シ「あー待て待て、そう決め付けるのは早いぞ」
先生「なんですか貴方は!部外者は黙っていなさい!」
シ「いいか?まずこのガラスだが、ブローバック現象というものがあってだな
        〜(中略)〜
  だから、これはことりがやったとは言い切れないんだ」
先生「ッですが!それだけでは白河さんの無実は証明できないでしょう!」
こ「シン君・・・」
な「ご安心下さいことりさん!この程度の事件なんて名探偵のシンさんにかかればお茶の子さいさいです!あっと言う間に真犯人を見つけてさしあげます!」
シ「お、おい!勝手なことを言うな!俺は探偵なんかじゃ・・・」
こ「シン君・・・!」
な「腹をくくりましょう!そしてあのイヤミな先生を、授業の時私ばっかり難しい問題を当てるあの先生をギャフンと言わせましょう!」
シ「あんた、そっちが本音か!・・・まあいいや、見てろよ先生。ことりが犯人じゃないって証明してやるさ」
先生「フン、貴方にそれが出来るものですか!」
シ「出来るさ、――論理の旋律は、必ず真実を奏でるんだ」
823 ◆.gF4K.iblY :2005/11/20(日) 05:44:50 ID:ZVlOx0Bs
>>821
どうもありがとうございます、それについてもこの先で触れますが。ぶっちゃけバイトは続行です
824名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 05:52:36 ID:XieI9jAj
彩珠ななこの、お役立ち情報ー!
どんどこぱふぱふぴーひゃらぴー!
いったいどーなっちゃってるんでしょう?
一回目からいきなり波乱が波乱を呼ぶこの展開!
あなたはもうこのスレから目が離せないっ!
次回のみどころはシン君の鮮やかな包丁さばきと
白河さんの「突撃!現場レポート!〜犯人はだれだっ!」です。
なーんちゃってー、うっそでーす!だって内容は企業秘密だもーん。
次回「D.C.SEED DESTINY」第2話『死の音夢料理』見てくださいね。
以上、ななこ劇場でしたー!

元ネタ
ttp://www.sonymusic.co.jp/Animation/spiral/basic-data/story/
825名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 08:13:58 ID:6OKTgIsH
>>808
気にしないでくれ、元々>>435>>436見て思いついたネタだっただけだから
むしろオレの方がパクリだし。

>>824
そういやななこの中の人と一緒だったな・・・っていうかそれにシンとことりと
アスランもマリューも出てるジャン(他にも居るかもしれんが)
826名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 10:40:21 ID:rJ/jNbyG
ディアッカと眞子のSSを投下しても良いか?
やっぱまずい?
827名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 11:43:28 ID:RIUqcDGu
スパイラルは
純一=男子生徒
だった気がするな

・・・・・・・もう面白ければ正義だと思った俺がいる・・・・・・
828名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 13:16:17 ID:Nc0xgWRD
>>820
たしかにそうだけど、そのときはブラクラ姉妹スレのほうは
リンクしない方がいいと思うよ。
829名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 13:53:39 ID:uIQQfQ6W
>799
続き読みたいです。
御多忙ならマイペースでも良いので続けて欲しいです。
830名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 14:23:59 ID:+J/Yan2v
>>826
バッチコーイ!
831名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 14:48:29 ID:ryMbLQP2
>>826
コォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
832名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 15:39:16 ID:/Zly4lsr
>>826
カモォォォォォォォォщ(゚Д゚щ)ォォォォォォォォン!!!!
833名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 17:25:11 ID:yR50qyZ/
コイヤァー―――Щ(゜Д゜)Щ――――!!!!
834 ◆SHINjYXjHw :2005/11/20(日) 17:29:45 ID:aZfq4PsY
>>826
ヨコセ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━!(ぉぃ
835名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 22:59:44 ID:XieI9jAj
誰が誰をなんて呼ぶのか纏めて表にしてみようと思ったんだけど
さくらが萌のことを予告で萌先輩、本編で萌ちん、サイドストーリーで水越さんと
本編のが正しいものなのかもしれないけど、本人に向かって言ってるんじゃ無いんだよね・・・
836名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 23:08:56 ID:6OKTgIsH
>>826 ではありませんが、花火編続き投下します。

ことり「痛くない?」
シン「ちょっとヒリヒリする」
ことり「じゃあ、痛くなくなるおまじないしてあげる・・・痛いの痛いの飛んでけ〜」

シン「・・・なんだか凄い子供扱いされてる気がする」
ことり「花火でふざけて火傷する様な人はまだまだ子供ですよ〜」
シン(ううっ言い返せない・・・)

暦「おほんっ!・・・どうでも良いがいつまでそうやって手を握りあってるつもりだ?」
ことり「えっ?」
シン「おわっ!?」

あわてて手を離す二人。

美春「ヒューヒュー見せ付けてくれますねぇ〜」
シン「べ、べつにそんなのじゃっ!」
杉並「まだまだだな・・・」

最後にみんなで線香花火をする事になった。

ことり「知ってる?願い事をして線香花火が最後まで落ちずに燃え尽きた人はその
    願い事が叶うんだって」
シン「へーそうなんだ・・・」
美春「早速みんなでやりましょう!負けませんよ〜」

全員で一斉に線香花火に火を付ける。

キラ(僕がここでも主役になれます様に・・・)

「ポトッ・・・」   キラ「!?」

キラの花火は真っ先に落ちた。

美春「あ〜っ!落ちちゃいました〜」
暦「私もダメだ」
杉並「くっ!オレもだ」

最後にシンとことりが残った。

837名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 23:12:40 ID:RIUqcDGu
キラテラワロスw
838名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 23:14:27 ID:apMaPk1n
キラ…
839名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 23:34:28 ID:6OKTgIsH

シン(落ちるな、落ちるな落ちるな!)

シン「あっ!!」  「ポトッ」   シンの願いもむなしく花火は落ちてしまった。

ことり「・・・あっ」   だが、ことりの花火は最後まで落ちる事無く燃え尽きた。

美春「すごいです!白河センパイ!これで願い事が叶いますね〜」
シン「良かったなことり!」
ことり「うん!」
シン「所でみんなは何をお願いしたんだ?」

美春「美春は『部屋いっぱいのバナナが食べられますように』ってお願いしました〜」
シン「そんなに大量のバナナどうするんだよ?」
美春「だから食べるんですよ〜!」
杉並「オレは・・・」
シン「どうせ世界征服とかなんとかだったりするんだろ?」
杉並「何故解かった!?」
シン「・・・」
暦「私は『いつまでもことりが元気で幸せになれますように』だな」
ことり「お姉ちゃん・・・」

杉並「そういうシンはどうなんだ?」
シン「オレは・・・『いつまでもこんな平和な時間が続きますように』かな?」
暦「それじゃ七夕で『世界が平和になりますように』って書くのと変わり無い
  じゃないか(笑)」
シン「そうかな?」(それもあるけど、本当はことりとずっと一緒にいられるようにって
          お願いしたんだけどな・・・)

シン「で、ことりは何をお願いしたの?」
ことり「それは・・・」
シン「それは?」
ことり「秘密です(笑)」

シン「へっ?何だよ秘密って・・・教えてくれたって良いじゃないかー」
美春「そうですよ〜」
ことり「ダ〜メ!秘密で〜す!」

走り去ることり。

シン「逃げるなんて卑怯だぞことり〜!!」

追いかけるシン。


こうして楽しい時間と共に夜は更けて行くのだった。

花火編  完。


840名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 23:40:30 ID:i4S0c6k0
流れをエクスカリバー・アンビデクストラして申し訳ないが

秘密です(笑)

をみて
アスランが「いぢわるっ」
とか言うのを思い出してしまった。あの頃のアニメは燃えが溢れてたな〜
841名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/20(日) 23:57:54 ID:XieI9jAj
・・・ことりと純一ってクラス違ったんだな

シンはどっちなんだ。ことりと同じでいいかもしれないが
それだと他のDCキャラと仲良くなる機会なんて無い筈だし
842名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 00:24:21 ID:nRvjQZi0
そこは俺たちが補正すれば…
843名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 00:56:13 ID:vaQLezTX
正確に言えば杉並の行動は世界平和の為らしいから世界征服はありえないけどキラでうけたからGJ
844名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 01:11:47 ID:wzE4WRJ2
>>843
世界平和の為の征服行動という事で。

というかアイツが普通の平和維持行動するとは思えん・・・まあキラ・ラクスの
テロ的自分勝手平和維持行動に比べればマシだとは思うが。
845名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 03:09:37 ID:+ms6H+2B
なんだかアニメの世界なんだけど
この2キャラ…運命の出会いですねw

ちょうどシンのMSは「運命」だし…
スゴスギ
846名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 04:30:51 ID:187DPMAy
よく考えたら、このスレでさくらを出すって意外に大変なことなんじゃないか
これまでを考えると流石にまださくらは帰ってきて無いだろうから、これから帰ってくる訳で
という事はつまり「シンのいる初音島でD.C.S.S.の物語はっきりとが動く」ってことだ
これが今まで意外と無かったと思うんだけど
847名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 09:08:33 ID:gTo37GjX
>>846
出したくなった人が前もってここの人たちに出していいか聞いて
半数以上がOKだったら出してNOだったらまだださないでいいんじゃない?
848名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 09:17:35 ID:lgLgs2pA
>>846
SSが終わらないとさくらやアイシアを出しにくいというのはある、まあこのスレ
でアイシアの魔法関連の話をする必要は無いし、死種と同じく放送終了後の話とし
てオレは話作ってるんだけどな〜

もっともSSの流れなんか無視してさくら出せば良いだけだが。
849名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 12:19:51 ID:3CtKG8Fb
>>823
GJ。
あの二人最高だ。

>>848
バトルスレのあの状況を見る限りでは、さくら出す程度では別に
スレの空気は変わらないと思う俺ガイル。
850名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 12:50:05 ID:i+cDs6xY
826ですが、遅くなりましたがディアッカ×眞子です

「平和だねぇ」
そう呟くと俺は晴れた土曜日の空を見上げた。すかさず背後からとがった声が突き刺さってきた。
イザーク「馬鹿なことを言っている場合か!今日はバイトもないのだし、早く帰って課題でもやっておけ!」
声の主はそう言いながら顔をしかめている、別に機嫌が悪いわけじゃない、こいつはいつもこうなんだ。
「けどよイザーク、パイロットは休むのも仕事って言うしよ、今日はぶらぶらするさ」
校門まで来ると、イザークは好きにしろ、と言って帰っていった。イザークだって土曜の午後を満喫するだろう。
俺はイザークとは反対の方向に歩き出した。向かう先はあの枯れた桜のある公園だ。この島で初めてあれを見たとき、
俺は昔日舞の師匠が語った言葉を思い出した。わびしさ、そうそれこそあの桜にぴったりな言葉だ。そしてその
翌日から、土曜日の午後は桜の下で扇子を手に舞っている。ZAFTに入隊してからほとんどやっていなかっただけに
最初はひどい舞だったが最近はなんとか形になりつつあった。桜公園に着くと、いつもの様に桜の下に向かった。
枯れない桜に近付いて行くとフルートの音が聴こえた。もちろん空耳じゃない。桜の下に普通より短いフルートを
目を閉じて演奏している少女がいた。その音色は澄んだ水を思わせた。俺は何も考えられず、その音色に
捕えられてしまった。少しして演奏は終り、俺は拍手をしながら桜の下に近付いていった。
「いい演奏だったぜ。まさか先客がいるとはよ」
少女はびくっ!と驚いていたが俺を見てほっとした微笑みを浮かべた。よく見ると制服は風見学園のものだった。
眞子「あなたは確か2年のディアッカ先輩ですよね。驚いたぁ、でもありがとうございます」
「なんで知ってんの?俺って有名なのか」
眞子「シンから聞いたんですよ、ていうか先輩とジュール先輩は有名人ですよ。ディアッカ先輩は、
    赤の狡猾緑の残念ってシンがよく言ってますけど」
「はぁ、あのやろう…。てこたぁ、君はシンと同級生か」
眞子「はい、水越っていいます。水越眞子です」
「へぇ、道理でいい演奏なわけだ。お前こそ有名人だろ、こんなところで吹いてていいのかよ」
眞子「自主練です。ところで、先輩はこんな所でなにしてるんですか」
「俺はちょっと日舞の練習を…」
そう言って自分のミスに気付いた。すぐに驚愕の眼差しがでかい叫び声と共に俺に向けられる。
眞子「ええぇぇぇッ!日舞って日本舞踊ですか!えーッ!」
俺は舌打ちして、視線をはずした。
「柄じゃないのは自分でもよくわかってるけどよ」
そういうと水越はすぐに表情を変えた。なんだか、もっといやな予感がした。
851名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 12:52:19 ID:i+cDs6xY
眞子「そうは思いませんけど…。あの、もし良かったらですけど観ててもいいですか」
上目づかいにそう言われたら駄目とは言えなかった。いいけどつまんねぇよと言い放ち、鞄から出した扇子を広げた。
そのままゆっくりと舞い始めた。水越の視線を意識からはずし舞に集中する、
数分間、風と俺の衣ずれの音だけが桜の木の下を支配した。舞が終ると水越がほぅ、と溜め息をついたのがわかった。
それから数週間、俺たちは土曜の午後はここで過ごした。俺にとっては何年かぶりに人に見せるための舞だった。
その緊張感は思った以上に練習になる、何のためかはわからないが上達していくことがただうれしかった。
しかし、わからないのは水越だった。俺なんかと練習していていいのかそう聞いてみるとこんな答えが返ってきた。
―面と向かって誰かにむけて演奏するのは緊張する、それが特訓なんです
それだけ聞けば十分だった。そうして一月がたったある土曜日、その日の水越は珍しく不安そうだった。
「どうしたんだよ、お前、なんか心配事でもあんの」
眞子「いや、その今度の金曜日がコンテストなんです、去年は金賞をもらったから。次も、とか考えちゃって」
「はは!そうか、まあお前なら簡単じゃねぇの。俺はそう思うけど。お前の演奏聴いてりゃよ」
眞子「でも、不安は不安、まあやるしかないんですけどね」
俺は初めてみた眞子の不安そうな表情にただ、気休めの言葉をかけることしか出来なかった。その日、
夕方からバイトだった俺は少し早めに練習を切り上げると、店に水越を連れて行くことにした。イザークの反応が
気にはなったが不安そうなまま帰すのも後味が悪かった。
「ほらよ、早く飲んで帰れよ」
眞子は一口飲んで、おいしい、と微笑んだ。
「誰が言ったか知らねぇけど、たいていの問題はコーヒー一杯飲んでいる間に解決するもんなんだとよ」
眞子「ふうん、うまいこと言いますね。先輩」
「俺じゃねぇってぇの」
イザーク「おい、早くこのカップを洗ってしまえ!さっきから手が動いてないぞ!仕事をしろ!」
「だとさ、じゃあ眞子、それ飲んで帰れよ」
結局、その後眞子と話すことはほとんどなかった。
852名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 12:55:08 ID:i+cDs6xY
そのまま眞子と会わずに一週間が過ぎ、次の土曜日、俺はいつもの通り枯れない桜に行くことにした。
だが公園に入ると、何かおかしかった。フルートの音色が聞こえないのだ。不審に思いながら桜の木に
向かうと、そこには木に寄りかかっている眞子がいた。いつものような瞳のかがやきは無く、
疲れきってもう動けなくなってしまったようにそこに座っていた。
俺はどうしたらいいのかわからず近寄って声をかけた。
「よぅ、どうした、コンテストで疲れてんのか、そりゃこっちも同じだっての、バイトバイトだけどよ。
 それともまさか結果が悪くて落ち込んでる、とかぁ?」
その一言が余計だとあとで後悔した。眞子がこっちを向ききっとにらんだ。
眞子「いくら先輩でも、言って良い事と悪い事くらいわかんないんですか!」
にらんだ目尻から涙がこぼれ始めた。水越は震えた声で続けた。
眞子「あんなに練習して、完璧だったはずなのに、なんで本番でベストが尽くせないんだろう」
「おい、お前まさか」
眞子「銅賞だって、まあ最後尾集団ですよね」
自嘲気味に泣き笑いしながらさらに続けた。
眞子「才能、ないのかなぁ。まぐれだったのかなぁ」
「なあ、おい!」
眞子「うるさい!どうせ先輩にはわからないでしょ!シンと同じコーディネーターだから、勉強もスポーツも
    なんだって出来て!人よりうまくて!なんだって器用にこなせて!普通にやってればなんでも出来るから!
    そんな人に私の気持ちなんか!努力したのに!真剣だったのに!あれだけやったのに、通用しなかったって…」
それだけ言うと、黙って立ち上がって公園の出口に向かって歩いていった。俺はただこう呟くしかなかった
「そんなんじゃねぇよ…、俺は…」
853名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 12:58:41 ID:i+cDs6xY
アパートに帰るとイザークが食事の準備をしていた、俺のチャーハンは食い飽きたらしい。俺は
飯はいらない、とだけ言うとテーブルのいすに座り込んで天井を仰ぎ見た。もう外は暗くなり始めている
「チッ、ビンゴだったとはな」
こんな台詞、前にも吐いた気がする。あの時は暗い戦艦の独房の中だったっけか…。
イザーク「なんだその腑抜けたツラは!せっかくの土曜日だというのに!」
「あぁ、俺はやっぱ成長してねえってわかっただけだって」
イザーク「何が言いたい!具体的に言え!」
「口は災いの元だってことだよ」
それだけ言うとまた黙った。もう何も言う気はしなかった。
イザーク「ふん!またそんなことか!」
イザークは下らなさそうにはき捨て、さらに続けた。
イザーク「だから貴様は成長せんのだ!ミスをしてそのまま放っておく気か!なぜ挽回しようとしない!
      そのままに放置した結果がどうなるのか、貴様だとてわかるだろう!」
そんな言い方でもこいつの言いたいことはわかる。俺を励まそうとしているのだろう。
イザーク「お前はまた諦めて、そのままにする気か!結果がわかっていながら!なら本当に愚か者だな!」
そうだった。今ならまだ謝って許してもらうが出来るはずだ、まだ間に合うはずだ。
「そうだよな、少しは努力してみるか」
イザーク「なら!ここでじっとしている場合か!することがあるだろう!
傷つけた相手に謝ってこい!」
「あぁ、そうさせてもらうさ。イザーク、ありがとうよ」
イザーク「ふん!いい加減、貴様のお守りから解放されたいものだな」
イザークの言葉が背中に当たる。俺は制服を着替えるとアパートを飛び出した。
とりあえずシンに電話して水越の家を聞き出しやっては来たものの、その予想以上の大きさに驚かされた。
呼び鈴を鳴らすことすらためらわれる。どうするか、数分迷った末に出した結論は、塀を越える、というものだった。
「まっ、セキリュティなんざないも同然ってか」
これでも赤服だったわけで、民間に普及しているタイプならば無力化は簡単だった。塀を飛び越し、内側に沿って
窓のひとつひとつを確認しながら足音を殺し進んでいく、まさかこんなことに自分の技術を使う日がこようとは…。
7個目の窓に探していたシルエットを見つけた。足元から小石を数個拾い上げ、窓を叩くように投げと、3個目で
窓が開いた。庭の茂みに俺を見つけて状況をつかめないらしく、口が開いたままだった。
854名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 13:02:37 ID:i+cDs6xY
「よぅ」
それだけ言うのがやっとだった。どうしていいかわからず返事を待った。
眞子「…なんですか、先輩。ていうかどうやって入ったんですか?軽犯罪はれっきとした」
「お前に、謝りたくてよ。なんていうかその」
眞子「さ、さっきのことなら気にしてませんから。むしろ、謝らなきゃいけないのは私で、練習に付き合ってくれた
    先輩にあんなこといって。だからもう気にしないでください」
「俺はよくねえよ、だから、門の横にいるから」
眞子「・・・すぐ、行きます」
それだけ言うと窓がぴしゃりと閉じられた。
門からそのまま無言で桜公園まで歩いた。公園のベンチに腰を下ろすと俺は上を見ながら語り始めた自分のことを
「お前さ、俺に言ったよなあ。何でも出来るって、俺は本当はそんなんじゃねぇ」
眞子は低い声で申し訳なさそうに返してきた。
眞子「すみませんでした、本当に。でも本当にもう気にしないでください。言葉の綾です。ごめんなさい」
「そういうことじゃないってぇの、気にしたってぇより情けなくなった。俺はなんにもできないことばかりだったから
 日舞、お前は褒めてくれたけど。ガキのころから師匠に褒められたことなんか無かったんだ。周りは才能あるやつら
 ばかりで、そんな中で自分の才能の無さを思い知ったさ。それでさ、結局やめちまった。
 自分が特別じゃないって知ったのはそれが最初だ。ZAFTに入ったのだって、他の皆とは違うただ特別な仕事が
 したかったからだ。でも、士官学校でも俺は特別じゃなかった。赤服に袖を通してみて初めて、自分が認めらた
 気がした。でも戦場で、ゲームみたいに人殺して、いつしか自分は誰よりも強いと勘違いした」
眞子「…」
855名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 13:11:02 ID:i+cDs6xY
「けど、仲間が死んで。それで頭に血が上って、次の戦闘で自分が墜とされてよ。捕虜になったときに知ったんだ
 ある女の子に、何で恋人は死んだのに俺が生きてるんだって言われて、俺は知ったんだ。俺が自分の幼稚な
 考えに溺れていた時、何人もの人を犠牲にした、殺したんだって。結局、戦争が終わっても
そいつと一緒にはいられなかった。あたりまえだよな、どのツラ下げて俺なんかがそこにいられるってぇの?」
眞子「…」
「お前、似てるんだよ、そいつに。何でもがんばって、自分を追い込んでさ」
眞子「先輩」
「そいうの見てると、もうほっとけねぇんだよ。苦しんでたそいつを思い出しちまう。でもよ、俺はやさしい
 言葉なんかうまく言えねぇし、いつも傷つけてばっかで」
眞子「…」
「ま、あんまし無理すんな。俺が言いたいのはそんだけだ」
眞子は何も言わずに前を向いているだけだった。そのまま数分が過ぎた。
眞子「…本当は、ベストだったなんて嘘で、賞のことばかり考えて。勝手に不安になって。
    だって、前できたことだからって思うでしょ。でもそんなこと考えてたら、まともな演奏なんか出来なくって」
「…」
眞子「でも先輩は、ディアッカは何にも考えず、ただ舞ってた。昔、本当にフルートが好きで好きで無心に吹いてた
    自分を見てるみたいで、でももうそのころに戻ることなんかできなくなってて」
「おまえはさぁ、まだチャンスがあるんじゃねぇのか?俺はもう二度と治せない傷を与えちまったけどよ
 おまえはまだ吹けるんだぜ」
俺がそう言い終わると、水越はふっと力を抜いて俺に寄りかかってきた。他の子なら方に手を回すんだろうけど、
今それはフェアじゃない気がして、そのまま水越が泣き止むまで少し待った。
しばらくして、眞子はいつもどおりの元気な笑顔を向けた。
眞子「はは!ごめんね、なんかグチったりして。って敬語も忘れてました」
「べつにぃ、ただ俺が昔の話をしただけだろ?俺こそ暗〜い話しちまった」
そういって立ち上がると、帰るぞ、とつぶやく。俺たちはくだらない会話をしながら、来た道を帰った。
―ディアッカって呼んでいいぜ、とか
―眞子の姉は歩きながら寝る、とか
―なんで赤の狡猾なのか、とか
そんな風に会話していると、水越の家までなんてすぐだった。門の前で立ち止まると、眞子は向き直った。
眞子「ディアッカ、本当にありがと、もう心配無用!今から元に戻ります」
「いいよ、俺こそ、口の利き方に気をつけるさ」
眞子「また、一緒に練習できます?」
「当たり前だろ。こっちこそまだしばらくは観客がいてほしいしよ」
眞子「じゃあまた。
それから!いつか、似てるからじゃなくて、私だからって言わせて見せるから!」
そういうと、眞子はさっと距離を縮めて俺の頬に軽くキスした。
「はぁぁ、お前さぁ」
眞子「じゃあね!おやすみなさい!」
眞子は逃げるように門をくぐった。俺は回れ右をしてアパートに向かった。


無印種を観てなかった方にはよくわからないかも。筆者ガノタですので。
856名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 13:29:29 ID:E5ypHr/o
純一その他は風見学園3年だからディアッカとは同学年の筈
まぁ、年上には違いないけど
857名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 13:37:11 ID:7pmRPozE
激しくGJ!!
ディアッカ好きの俺は激しく感動シマスタ
858名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 14:54:27 ID:gTo37GjX
…あれ?
ディアッカってこんなにカッコ良かったっけ?
とりあえずGJ!
859名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 16:15:34 ID:lgLgs2pA
>>826
GJ!相変わらず迂闊なディアッカ・・・しかしこの流れだと眞子とディアッカ付き合いそう
だな、本編より輝いてたよ。
で、イザークとディアッカは同居してたのか(笑)
860名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 17:50:56 ID:WRej8TYk
ディアッカの趣味が日舞は公式設定、ちなみにイザークは民俗学が趣味。
どうみても無駄設定です。
本当にありがとうごさいます。
861名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 18:04:18 ID:SdT+ZFDf
>>826
GJ!
ディアッカ良いなチキショウ
862名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 18:04:46 ID:qlj68MZS
やっぱり日舞が趣味は公式設定だったか……どこかで見た記憶はあったんですけど。
こんなディアッカだったら、痔なんて呼ばれることはなかったろうに。
とりあえず、ディアッカ特製チャーハンで噴きましたw GJ!
863名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 18:31:14 ID:F90qPOvZ
>>826
いやもうホントグゥレイトォ!
864名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 18:48:19 ID:rdTHFHn6
グゥレイト!イカスぜディアッカ!
>>849
よく見たらバトルスレの全部の作品にさくらが出とる・・・。
865名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 19:25:31 ID:BroZbJrA
バトル=力=魔法=魔法の樹=さくら

・・・・・・・・見事な方程式だ
866名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 19:31:13 ID:lgLgs2pA
シン・アスカと白河ことりが交流するスレ3
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1132568812/l50

次スレ立てました、ついに怒涛のサードシーズン突入!集え職人!
867名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 20:13:52 ID:FK53cwSp
>>866
早すぎやしないか?まあいいか。
某ブラクラのリンクは貼らないようにな。
868名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/11/21(月) 22:03:06 ID:BroZbJrA
ここにSEED‐DのOPにサクライロのキセツ(D.C.S.S.のOP曲)を使ったMADがあったw
ttp://www.geocities.jp/syura707/
869名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 22:19:25 ID:187DPMAy
純一あたりにディアッカのこと尋ねられて「振っちゃった」て言う眞子が浮かんだ
ごめんディアッカ、でも吹いた
870名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/21(月) 23:09:38 ID:IlfQPt7e
で、このスレのED動画マダー??
871名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/22(火) 08:58:46 ID:XJ+h+jlV
>826
GJ!
今度はイザークと萌あたりの絡みを見てみたいかも。
872名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/22(火) 13:17:54 ID:kBL7gBrC
憧れの先輩は初音島で美女に囲まれてるのに
一人置いてけぼりなシホカワイソス
873名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/22(火) 17:12:53 ID:QEj6gAXe
よく考えたらアストレイ系で一番話に絡めそうなのは
ジャーナリストさんじゃなくて彼女か。
二人を連れ戻しにシホが初音島へやって来るイベントもありかな。
874名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/22(火) 22:02:41 ID:oi430poX
早売りHJより。
年末スペシャル 機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS 『選ばれた未来』
総集編+最終話のアフターストーリー
「戦いに敗れたシン、苦しき戦いに勝利したキラとアスラン達が歩みはじめた未来とは?」
放送日は12月25日の深夜だってさ。
875名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/22(火) 23:12:23 ID:KZp5s4gf
今DCを最終回まで見てた。頼子さんとミハルの話でちょっと来た
EDもまぁ。音夢とくっつくのはメインヒロインだからしょうがないし

・・・あれ、SSって蛇足?

>>874
タイトル長いな
このスレ的に問題のあるその後が描かれなきゃいいんだが
876名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 00:57:52 ID:sjxGwrC4

ななこ「恋人同士かぁ・・・」

  机の上の漫画の原稿に向かって考え込むななこ

ななこ「私が誰かと付き合った事とかあればイメージしやすいんだけど、想像じゃ
    リアリティが出ないし・・・」
ななこ「そうだ!純一君と音夢さんにモデルになってもらおう!・・・ってずっと2人
    がデートしてるのを影から見てるというのもなんか・・・ね〜・・・」
ななこ「それに最近の2人を見てると恋人同士というより長年連れ添った夫婦みたい
    で私の求める『付き合い始めたばかりの恋人』のイメージと違うんだよね〜」
ななこ「他に誰か居ないかな〜うーん・・・」 「!?」

ななこ「いた!あの2人ならイメージピッタリかも〜っ!早速明日お願いしなきゃ!」


DCSD  さくらパーク編

ななこ「シン君!」
シン「ん?ななこ?何かオレに用?」
ななこ「ちょっと話があるんだけど良いかな?」
シン「別に良いけど・・・」

廊下でななこに声を掛けられたシンは階段の踊り場まで連れて来られた。

シン「で、話って何?」
ななこ「あ・・・あの・・・シン君にお願いがあるの・・・」

  顔を少し赤らめながら話すななこ

シン「お願い?」
ななこ「うん・・・突然こんな事、迷惑かも知れないけど・・・」
シン「あ・・・ああ・・・」

ななこ「でっ・・・デートして欲しいの!!!」
シン「へぇ〜デートか・・・ええっ!?でぇとおぉ!?」

 顔を真っ赤にして硬直しているシン

シン(デートってオレと!?それってつまりななこはオレの事を・・・でもどうすれば良い!?
   オレは・・・オレは・・・!!)
877名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 01:26:50 ID:sjxGwrC4

シン「えっと・・・そんな急に言われてもオレ・・・」
ななこ「そうだよね・・・急に言われても予定とかあるよね〜・・・?」
ななこ「シン君どうしたの?顔が真っ赤だよ?」
シン「えっ!?だって女の子にいきなりデートに誘われるなんてオレ初めてだし!・・・
   どうすればいいのか・・・」
ななこ「?・・・・!?」

ななこ「ちっ!ちっ!ちがうの!私とじゃないの〜っ!!!」
シン「へっ!?」

  今度はななこが顔を真っ赤にして慌てふためいた。

ななこ「ちょっと今考えてるお話があるんだけどキャラのイメージが掴めなくて
    誰かモデルになってくれないかな〜なんて考えてたらちょうどシン君がイ
    メージピッタリだったからモデルになってもらおうって思っただけで別に
    私とデートして欲しいって意味じゃないの!そう!違うの!あ〜私何言っ
    てんだろ!?本当にごめんなさい!ごめんなさい!!」

  と、一気にまくし立てるななこ

シン「そ、そうなんだ?あっ別にオレ気にしてないし!でもいきなり『デートしてください』
   って言われてびっくりしたけど・・・」
ななこ「本当にごめんなさい!」

  しばらくななこが落ち着くまで待つシン。

シン「で、オレがななこが考えてる話の登場人物のモデルになって誰かとデート
   すれば良いんだ?」
ななこ「そうなの!」
シン「でもデートの相手って誰がやるのさ?」
ななこ「それももう考えてあるの!白河さんにお願いしようと思って」
シン「ことりに!?」
ななこ「私のイメージするキャラクターのモデルに2人ならぴったりかな〜って」
ななこ「それでこれから白河さんにお願いに行くんだけど、シン君も一緒に来てくれる?」
シン「あ、ああ・・・」

こうしてななこはシンと共にことりの元に向かった。


続く。
878名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 01:55:57 ID:qSzABIlE
>>695からずっと考えてた俺の中での最終回(っぽい)ものを途中まで書きました。
けどそれがいつの間にか、MSバトルが待ち構えている展開にorz
そういう時ってバトル板に投下したほうがいいですかね?
途中まではいつも通りシンとことりの交流なんですが。
879名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 02:29:48 ID:xssfyjaP
多少なら構わないんじゃないか
あんまり戦闘ばっかりになるようならスレ違いだが、そうじゃないみたいだし
880名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 02:52:52 ID:xssfyjaP
純一「もうすぐ期末テストか・・・」
眞子「ちょっと朝倉、嫌な事思い出させないでよ・・・」
ことり「そういえばもうそんな時期なんですね」
純一「シンはどうなんだ。やっぱり高校ぐらいの問題は簡単に解けたりするのか?」
シン「え・・・ま、まぁな!でも高校3年ともなると勉強も難しくなるし、
   ちょっと出来なかったりしてもしょうがないんじゃないかな。うん、そうだ」
ことり「シンく〜ん、帰ったらみっちり勉強だね」
シン「・・・(´・ω・`)」

勉強してたのは大分前でずっと戦争してたし、勉強の方はコーディの中でそこまで優秀でもなさそうだし
油断してたらこんなこともありそうだ
881878:2005/11/23(水) 10:06:12 ID:qSzABIlE
では、とりあえずMS戦前まで投下。多少設定がずれてますが、それは誤差ってことで勘弁。


 底抜けに平和な場所、初音島。
 その島に暮らす、争いとは縁遠い人々。
 そこへ迷い込んだ俺。
 その俺を、優しく迎え入れてくれた彼女。
 ――それは、夢のような日々。

 〜夢の終わり〜

「シン君、放課後暇ですか?」
 シン・アスカの隣人である白河ことりが、彼の顔を覗き込みながら言った。。
 時はHR終了後、教室は喧騒の中にあった。
「ああ、別に予定はないけど。ていうか、知ってて言ってるだろ」
「そんなことないよ。シン君にもそろそろ親しいお友達ができたりしたかなーと思いまして」
「……どういう意味だよ、それ」
「別に深い意味はないです。でもほら、シン君がこの島に来て、もう結構経つでしょう?」
「そうだな……」
 言われてみれば、とシンは思う。彼は確かに、それなりの時間をこの島で過ごしていた。
 そしていつの間にか、ここでの生活に違和感を覚えることもなくなっていたことも。
「……で、友達のいない俺に何か用?」
「そうひねくれないの。ちょっとお買い物に付き合って欲しいんです」
「どうせまた荷物持ちだろ」
「あはは、残念。今日は違いますよ。純粋に一緒に見て歩きたいだけです」
 ことりが笑顔で放った言葉を、シンは衝撃をもって受け止めた。
 純粋に一緒に見て歩きたい、それはつまり俗に言うデート……?
 彼に断る理由はなかった。それも、他ならぬ白河ことりからの誘いなのだ。断っては男が廃る、とまで思っていたのも事実である。
「ああ、それなら――」
「シン・アスカ」
「ん?」
 肯定の返事をしようとしたところで、名前を呼ばれた。
「杉並じゃないか。どうしたんだよ。何か用か?」
「少々話がある。というわけで白河嬢、ちょっとこれを借りていくぞ」
「え? 杉並君、でも……」
「なに、すぐ返す。だからそんな心配しないでくれたまえ」
「ちょっと待て、俺は今からことりと――」
「ではいくぞ、シン」
「こら、引っ張るな! ことり、すぐ戻るから待ってくれぇぇぇぇ……」
 ドップラー効果を残しつつ小さくなるシンの声を聞きながら、ことりは妙な胸騒ぎに襲われていた。
 それがどんなことの予兆なのか、このときはまだ知る由もなかった。
882878:2005/11/23(水) 10:09:40 ID:qSzABIlE
「なんだよ、いきなりこんなところに拉致してきやがって」
「…………」
 放課後の屋上。鍋を食う姉妹の姿もなく、今はただ冷たい風が吹き抜けるだけである。
 フェンスに寄りかかり沈黙を保つ杉並を、シンは睨み続けていた。
「話があるとかいっときながら無言かよ。だったら俺は戻るぞ。ことりが待ってるから」
「――シン・アスカ。C.E57、オーブ連合首長国生まれ。父、母、妹の四人家族」
「っ!?」
「C.E71年6月、大西洋連邦によるオーブ侵攻の際に戦渦に巻き込まれ父と母、そして妹が死亡。その後、オーブ軍のとある将校の手立てでプラントへ渡る――」
 突如、杉並の口から語られたシンの過去。
 けれどこれは、この島の人間は誰も知るはずのない事実。
「ZAFT軍のアカデミーを優秀な成績で卒業後、赤服のエリートとして入隊。MS運用艦『ミネルバ』にセカンドシリーズの一機、インパルスのパイロットとして配属される」
「……めろ」
「連合とプラントの開戦後は、ミネルバのエースパイロットとして活躍、前大戦の英雄フリーダムをを討つ。その後最新MS『デスティニー』を受領、最高評議会議長直々に特務隊員『FAITH』に任命される。が、現在はその機体と共に行方不明――」
「やめろ!」
 シンは、杉並に掴みかかった。
 思い出したくなかった。できることなら、記憶の底に封じておきたかった。
 そうでなければ、こんな平和な島で暮らしていくことなどできなかった。
 自分が知らなければ、他人が知ることなどないはずだから。
「そんなこと、どこで……!」
「ふ、非公式新聞部の情報網を甘く見るな。それよりも……目は覚めたか?」
「……どういうことだよ」
「お前の居場所はここではない。血に染まったお前は、この平和を享受するに値するのか?」
「俺が……俺がここにいて何が悪いんだよ!?」
「別に悪くはない。ただ、お前はオレたちとは違うのだ」
 ――その言葉は、シンにぐさりと突き刺さる。
「自然のままに生まれた者と、人工的な遺伝子操作で生まれた者。オレはそんなこと大した差ではないと思っているが……聞けば、お前たちの戦争の一因はこれらしいではないか」
 ナチュラルと、コーディネイター。
 少し前まで、敵だったもの。
 けれど今の俺にそんなものは……!
「お前がコーディネイターもナチュラルもなしに考えているのは分かっている。だが、お前がコーディネイターだと理解しながら、お前と共にいるものはこの島に何人いる?」
 杉並の言葉は、どこまでもシンを追い詰める。
 学園に来て、自分はコーディネイターだと自己紹介したかもしれない。
 しかし、どれだけの人がそれを真実と捕らえたのか。
 そもそも、コーディネイターとナチュラルという概念すらこの島には存在しないのだ。
 そして、シンの一番大切な人――
「その様子では、白川嬢にも話していないようだな。互いに過去には触れず、ということか。傷の舐め合いもいいところだな」
「あんたって人は……!」
 シンは思わず、杉並に殴りかかった。
 だが、その拳はいともあっさり受け止められてしまう。
「オレとて、お前を追い出したくてこんなことを言っているわけではない。ただ、今のままではお前も白川嬢も、傷つくだけだ。そう、先ほどのような甘ったるいだけの関係ではな」
「そんな、こと……」
「認められんならそれでもいい。ただ、夢には必ず終わりが来る。これだけは覚えておけ」
 言うべきことは言った、とばかりに杉並は颯爽と去っていった。
 シンは金網に拳を叩きつけた。
 やり場のない苛立ちをぶつけるかのように。
883878:2005/11/23(水) 10:12:51 ID:qSzABIlE
 校門に寄りかかり、シンを待つことりの元に一人の男子学生が近付いていった。
「ことり、なにやってるんだ?」
「あ、朝倉君……」
 その登場に、ことりは少々困惑気味の笑みを浮かべる。
 なんだかんだあったが、まだ彼女の中で完全に気持ちの整理がついたわけではなかった。
「朝倉君こそ、どうしたんですか?」
「俺は音夢待ち。すぐ終わるから待っててくれ、なんて言ってもさ。絶対すぐ来ないからな、あいつは」
「そう、なんですか」
 文句を言いながらも、純一の口許は緩んでいた。
 その様子に、ことりはさらに自分の胸が締め付けられるような感じがした。
「ことりは……分かった、シン待ちだろ。最近仲いいからなぁ、あいつとことり」
「そ、そんなことないですよ」
 ……どうして私は、ここで否定してしまうのだろう。ことりはちょっとした後悔に襲われた。
 自分はまだ、目の前の男性が好きなのだろうか。
 この想いは彼にとって足枷でしかないのに、だから諦めたはずなのに、断ち切れずにいるのだろうか。
 でも、シンという少年が、その辛さを和らげてくれているのも事実――
「……こんなこと言うのもなんだけどさ」
 ことりの隣に立ち、純一が口を開いた。
「俺、時々シンのことが怖くなるんだ」
 桜の葉が、風に揺れている。
「そりゃ、ことりとかと一緒にいるときは俺たちと同じ、ごく普通の奴なんだけどさ……その、なんていうか。
 俺、この前の体育であいつと剣道の試合したんだ。半分お遊びみたいなもんだったけど、一瞬、あいつと目が合ったんだ」
 ことりは何も言わずに、純一の話に耳を傾けていた。
 いや、それも実は半分。聞きながら、彼女自身も考えていた。
 この島に彼が来たばかりの頃。あなたと私は似ている――その理由だけで、彼をこの生活に引き込んだ頃。
「……俺、殺されるかと思った。目だけは本気だったんだ、あいつ。それだけじゃない。誰も気付いてないかもしれないけど、
 時々あいつ、雰囲気が変わるんだ。ほんの一瞬だけ。まるで、人殺しになったみたいな――」
「朝倉君!」
 その叫びは、彼女自身の考えを吹き飛ばすためのものだったのかもしれない。
 彼女もまた、彼と全く同じことを考えていたのだから。
「あ……悪い。ことり相手だからって、ちょっと喋りすぎちまった」
「……ううん、私のほうこそごめんなさい。いきなり大声出したりして。でも……」
 それでも、白河ことりは。
「シン君は、そんなに怖い子じゃありませんよ。とっても素直な、いい子です」
 シン・アスカを大切に思っている。
 朝倉純一に対する想いを断ち切れないのと同様に。
「そうだよ、シン君はシン君だよ……」
 その呟きは、自分に言い聞かせているかのようだった。


884878:2005/11/23(水) 10:14:21 ID:qSzABIlE
吸いません、毎度長いのは仕様ですorz


 二人の間に流れる空気は、重かった。
 楽しいはずの時間もどこかぎこちない。
 互いに無理に笑顔を浮かべても、すぐに元の沈黙へと戻ってしまっていた。
 杉並からの、シンへの忠告。
 朝倉純一より告げられた、素直な感情。
 この生活を失いたくない不安から、お互いに気付かぬフリをしてきたこと。それを他人の口から聞かされてしまった。
 即ち、逃げることは許されない――
「シン君、ちょっとコーヒーでも飲んでいきましょうか」
「あ、ああ。いいよ」
 丁度二人は、行きつけの喫茶店の前まで来ていた。扉を開けると、からん、という小気味良い鈴の音が二人の鼓膜を震わせた。
「いらっしゃい……ああ、君たちか」
「どうも、こんちはっす」
「ちわ、バルトフェルドさん」
 このマスター――アンドリュー・バルトフェルドもまたコーディネイターであり、
『砂漠の虎』と恐れられた人物であることを、二人は知らない。
 知っていれば、二人の悩みも和らいだのかもしれないが――
 道路に面した、窓際の席に向かい合って座るシンとことり。
 一瞬目が合うも、どちらからというわけでもなく視線はそらされてしまう。
「はいよ、コーヒーお待ち」
「あ、ありがとうございます」
「どうぞごゆっくり……と言いたいところだけど、どうもゆっくりできそうな様子じゃないねぇ。喧嘩でもしたのかい?」
「……違いますよ。ちょっと、考え事があるだけです」
「私も。青春の悩みってやつっす。だから気にしないでください」
「そうか。ま、僕でよければいつでも話くらい聞いてあげるよ。話すだけで気が楽になることもあるんだ、
 遠慮することはないぞ。特に、シン君」
「え?」
「あまり一人で背負い込むんじゃないぞ。君はどうもそういった気があるからな」
「……はぁ」
 曖昧な返事をし、シンはコーヒーを口に運んだ。


 その後二人は、やはりどこか沈んだ雰囲気のまま店を出た。
 そして、客のいなくなった店内。
 バルトフェルドは、完全に趣味で作った、試作ブレンドのコーヒーをすすった。
「戦いが染み付いた者の元には、戦いが向こうからやってくる。どうする、少年?」
885878:2005/11/23(水) 10:17:29 ID:qSzABIlE
 暗い部屋の中、シンは明かりもつけずにベッドに寝転がっていた。
 もちろん頭に浮かぶのは、杉並の言葉。
『傷の舐め合いもいいところだな』
「――くそっ!」
 悪態を吐き、枕を殴りつける。
 だったら、俺は何をすればいいんだ。
 ただ、ことりと一緒にいたい。ことりを守りたい。そう願っているだけなのに。
 しかし、今がどうであろうと過去を消すことはできない。
 マユを失った過去、ステラを失った過去。
 敵を討って――人を殺すことで、自分が偉くなったと勘違いしていた過去。
 こんなこと、ことりに言えるわけないじゃないか……!
 でも、と少々冷静になった頭が問いかける。
 どうして言えないんだ?
 ――コーディネイターは、怖いから。
 ――人殺しは、許されないことだから。
 ――この生活が、終わってしまうから。
 それを考えると、とてもじゃないが真実を打ち明ける気にはなれなかった。
 それに、自分は変わったのだ。この島に来て、皆と暮らして。
 杉並の語った過去のシン・アスカは、別人。今の俺は、どこにでも居るような学生のはずだ。
「いいじゃないか、今まで通りで……」
 そう呟いて、シンは眠りについた。


 ことりもまた、考えていた。
 シン・アスカという少年は一体何者なのか。
「怖い人、じゃないよね……」
 ベッドの上で膝を抱え、言葉を漏らす。 
 だが、ことりが純一同様の感情を抱いたことがあったのは、否定できない事実だった。
 何か自分には言えない秘密があるのは確かなのだろう。
 けれど、それは私も一緒だ。シンに話していない秘密など、それこそ星の数ほどある。
 悲しいことだが、それが他人なのだ。
 確かにシンを大切には思う。でも、この距離をこれ以上縮めることは難しい。
 そして私は、この現状に満足してるのではないのか?
 自問して――答えは、イエスだった。
「なら、今まで通りでいいじゃない……」
 その言葉は暗闇に吸い込まれ、ことりもまた、目を閉じた。
886878:2005/11/23(水) 10:19:14 ID:qSzABIlE
 翌朝から二人は、それまでの関係に戻った。
 他愛もないことで笑い合い、平和な世界を平和に生きる。 
 それは互いに居心地のいい、ぬるま湯のような生活。
「シン・アスカ」
 学園の校門まで来たときだった。一人の男が、シンを呼び止める。
 その姿を確認すると同時に、シンは鋭い目でそれをにらみつけた。
「杉並……」
「杉並君、おはようっす」
「ことり、悪いけど先に行っててくれないか? ちょっとこいつに話がある」
「え? うん、いいけど……遅刻しないようにね」
「ああ、分かった。ごめん」
 ことりの背中が小さくなったのを確認して、シンは杉並のほうへと向き直った。
「……それがお前の選択か、シン・アスカ」
「ああ、悪いか。言っとくけど、今の俺はあんたが言った俺とは違うんだ。俺は変わったんだよ、この島に来て。だから――」
「確かに変わったかもな、お前は……まぁいい。お前と周りの人間が後悔しないのならな。だが、これを見ておいて損はないだろう」
 そう言って杉並が懐から取り出したのは、数枚の写真だった。
 そこに写っているのは、空を舞う二つの人影と、海上に浮かぶ巨大な建造物。
「インパルス、レジェンド……それに、ミネルバ!?」
「成る程な、やはりそれが件のミネルバとやらか。それは一昨日、初音島の南百キロの地点で撮影されたものだ。そしてこれが、あの艦に送られた命令書のコピーだ」
 今度は数枚の紙を取り出す。
 それを受け取ったシンは、一瞬呼吸をも忘れた。
『本日をもってシン・アスカを脱走兵および第一級犯罪者と認定。ミネルバはこれを捜索、捕獲せよ。また、犯人の持ち出したMS“デスティニー”も回収。
 犯人が抵抗した場合は殺害も認める。尚、これらに関わったと思われる全ての人物、建造物は機密保持のため破壊せよ』
「こんな、嘘だ……!」
「事実だ。非公式新聞部の情報網をなめるな。デマをつかまされるような真似はせん。それに、お前を騙してオレに何の得がある」
 それは、シンも同意できることだった。
 杉並が持っている情報はその全てが事実。皮肉にも、これまでの生活で学んだことだった。
「それに、それほど滅茶苦茶な内容でもあるまい。お前が持ってきた“デスティニー”とやらは危険すぎる代物だ。それにここはザフトの勢力圏外、おまけに敵であるユーラシアのお隣さんときた。
 なら、一片の情報も残さずにすべて抹消するという案も出るだろう。あんなものを敵に渡されるよりは遥かにマシだろうからな、島一つで済むなら」
「そんな……!」
「おまけに、ミネルバの動きに合わせてユーラシアの艦隊まで動いている。つまり、お前のお陰でオレたちは一気に全員命の危機ってわけだな。さぁ、夢の終わりだ。それでもお前は飯事を続けるのか?」
 シンは、何も言えなかった。
 自分のせいで、大切なものが壊されようとしている。そのショックは、果てしなく大きい。
「確かにお前は変わった。それは認めよう。だがお前は、変わってしまったことを恐れてるんじゃないのか? 変わったことで、自分の力の大きさに気付いた。
 一歩間違えれば、自分が大切なものを傷つけるとでも思ったのだろう。しかし、力無き者から見ればそんなものは傲慢だ」
 杉並は自分の掌を見つめる。一回、二回と握った。何かを確かめるかのように。
「あのモビルスーツとかいう兵器、悪いが勝手に使わせてもらった」
「な!?」
「確かにすばらしい力だ。貰えるのなら貰っておきたいほどにな。だが、オレはもうあれには乗れない。体がもたないのだ。
 あの加速度に耐えられるナチュラルはいるまいな。オレも次に乗れば……命の保障はないだろう」
「…………」
「変われることを、力を恐れるな。シン・アスカ」


 主のいない隣の席を見て、ことりは溜め息を吐いた。
 とうに授業は始まっている。しかし、シンが姿を見せる気配はなかった。
 すぐに来ると言ったのに。どうして来ないのだろう。
 しかし、この不安の原因はそれだけでないような気がした。
 今朝……正確には昨日、杉並がシンを呼び止めたときから。
 必死に保とうとしていた平穏が、崩れてしまいそうな予感。
 ――窓の外では、葉桜がざわめいていた。
887878:2005/11/23(水) 10:22:27 ID:qSzABIlE
 考えるよりも前に、体は動いていた。
 ――何が今まで通りでいい、だ。そんな平和に、何の意味があるんだよ。最後にはこんな結果を呼んでしまった。
 けれど、最悪の結果にだけは絶対にさせない。俺に、この力がある限り。
 デスティニーを安置している場所へ走りながら、シンは腹を括った。
 俺はコーディネイターで、人殺しの軍人で。そのことを他人からどう思われようとも。
 絶対に守ってみせる。
 そしてその前に、全てを打ち明けることくらいは許されるだろう。喉の奥に刺さった小骨のような突っかかりくらい、せめて取らせて欲しい。
 例え彼女に拒絶されてしまったとしても、死なせてしまうよりはずっとマシだ。
 少なくとも、俺は心置きなく行ける。
 ――そして息を切らす彼の目の前に、鋼鉄の巨人が姿を現した。


「ちょっと、何あれ!?」
 クラスメイトの叫びに近い声で、教室中の視線が窓の外へと向けられた。
 例に漏れず、ことりもそちらへと視線を移す。
 森の奥から、学園に向かって何かが飛んでくる。
 鳥かな? と思うも、すぐに否定する。何よりも大きいし、白い火みたいなものが後ろから出ている。
 そして、校庭に舞い降りたそれの姿に、誰もが言葉を失った。
「ロボット……」
 やっとの思いで出た、消え入りそうな呟き。
 ZAFT軍最新鋭モビルスーツ、ZGMF−X42S“デスティニー”。
 この平和な学園には相応しくない、禍々しき兵器がそこに立っていた。
 もちろん、そこに乗っているのは――
「ことり! いるなら出てきてくれ!」
「シン、君……?」
 コクピットハッチの奥から現れたのは、白河ことりが良く知る少年。
 思わずことりは、窓へと歩み寄った。
 それを発見したシンは、デスティニーの手をその窓へと差し伸べる。
「乗って。ことりに、見せたいものと話したいことがあるんだ」
 呆然とするクラスメイトを横目に、ことりは熱に浮かされたかのようにその手へと乗り移った。
 そして寄せられた手から、コクピットの中へと乗り込む。
 そこにはやはり、間違いなくシン・アスカの姿があった。
「危ないから、ちゃんと捕まってて」
「う、うん……」
 デスティニーは大地を蹴り、大空へと舞い上がった。そしてぐんぐん高度を上げていく。
 座席の端に掴まりながら、ことりはデスティニーを操縦するシンの横顔を見ていた。
 こんな得体の知れないものを、難なく動かしているシン。でも、その顔はいつも見ているものと変わらない。
 純一が指摘したような、怖い顔でもない。ただ穏やかに、けれど何か決意を秘めたような顔つきで前を見ている。
 ことりがその横顔に手を伸ばそうとしたとき、デスティニーの飛翔が止まった。
 シンは手元のパネルを操作し、デスティニーの操縦を機械に任せる。ここに、留まっているように。
 そしてハッチを開放し、シンは身を乗り出した。
「足元危ないから、気をつけて」
 ことりへと手を伸ばし、自分のほうへと誘導する。その顔には、穏やかな微笑。
 その手をとり、恐る恐るコクピットの外へ出たことりの目に飛び込んできたのは――
「うわぁ……!」
「ここからなら、初音島が一望できるんだ。俺がこの島に来たとき、この景色見てさ。すごく感動したんだ」
 緑色に包まれた、三日月状の初音島。
 彼らが暮らす、平和な町。
「すごい……こんなの、初めて見ました」
「これを見せたかったんだ。いきなりこんなことして悪かったとは思ってる。けど、今じゃなきゃダメだったんだ。
 やっぱり、ことりには全部話しておかないといけない」
 シンは、ことりの目を真っ直ぐに覗き込んだ。
「俺を嫌いになったって構わない。だから、聞いてくれないか?」
888878:2005/11/23(水) 10:25:00 ID:qSzABIlE
「……うん。聞かせて、くれるかな」
 そして、シンは初音島の上で全てを語り始めた。
 自分がコーディネイターという遺伝子を操作して生まれた存在であること、マユのこと、ZAFTに入ったこと、ステラのこと。
そして、戦争と言う大義名分の下に人を殺していたこと――
「――俺は、こういう人間なんだ。だからこんなものを動かしたりもできる。けれど、ここでの生活を大切だと思ってるのも本当だから。だから……」
「――ありがとう。話してくれて。辛かったですよね」
 ことりは、握りっぱなしだったシンの手を、さらに両手で強く握りしめた。
「ホントは、私もシン君のことが怖かったんです。時々、すごく怖い顔してたから。
 でも、そういう理由があるってことをシン君は自分の口で教えてくれた。だから、もうシン君は私にとって普通の男の子です」
「ことり……」
 シンは、目の前の少女を今すぐ抱きしめたい衝動に駆られた。
 恋愛感情とか、そんなものではない。大切なものだから、守らなくてはいけないものだから。
 しかし、それはできなかった。ここでこれ以上ことりとの距離を縮めれば、決意が揺らいでしまうかもしれなかったから。
「さ、帰りましょう。きっとみんな心配してますよ」
「ああ、そうだな」
 内部に戻り、ハッチを閉める。
 狭いコクピットの中、自然と二人の距離は近くなる。二人は顔を見合わせ――笑った。
 ことりは、これからもこんなふうに二人で笑っていけると信じて。
 シンは、こんなふうにことりに笑い続けて欲しいと願って。
 ――レーダーに機影が映っていることを、シンは隠し続けていた。


 離陸した学園の校庭に戻ると、見知った顔が二人を出迎えた。
「シン、どうやら決心したようだな」
「ああ。あんたには迷惑かけたな、杉並」
「ふ、礼など要らんさ。気持ち悪いだけだ」
 杉並だけではない。朝倉純一、音夢、天枷美春、水越眞子とディアッカや、水越萌とイザークの姿まである。
 そして、その真実を知っていた者以外は、目の前の非常識に驚きを隠せずにいた。
 しかし、幾ばくもしないうちにその呪縛は解かれ、彼らは文字通り天から降りてきた白河ことりを取り囲んだ。
 その様子を見て、シンは一瞬表情を緩ませた。しかしまたいつもの、どこか厳しい表情に戻ってしまう。
「――それじゃ、俺は行くよ。純一、ことりのこと頼む」
「え? ちょっとシン、お前それどういう――」
「シン君?」
「シン!?」
 各々彼の名を呼ぶ友人たちに背を向け、シンは再びデスティニーへと歩を進めた。
 全てはこの島を、大切なものを守るために。
「シン君、待って!」
 ことりの懇願するような叫びにも、シンは振り向かない。
 ここで立ち止まっている時間はない。それに、一度止まれば再び歩き出すことは難しいだろうから。
 しかし、その想いはことりも同じだった。
 ここで止めなければ、再び会えることがなくなる気がするから。
 それでもシンの行軍は止まらなかった。
 最後、コクピットに乗る直前。
 シンの口が動いた。
 なんと言ったのか、ことりの耳には届いていない。けれど、なんとなく分かる。
 その言葉を、ことりは胸に深く刻み込んだ。
 そしてデスティニーが、赤き翼を広げて大空へと飛び立つ。
 シンが後ろを振り返ることは、なかった。


とりあえずここまでが日常。この先シン君は初音島のために単機でミネルバとユーラシア艦隊に挑みます。
ホント、長くなってしまい申し訳ない。
889名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 10:36:44 ID:Ue2j527v
>>878
GJ( ゚∀゚)ノよぅ!

実はオレもバトルスレ投下ように最終話ED今、書いてる。案外オチは似たようなこと考えてるかもしれん。
もっとも、オレのはラクスの設定が根本的に覆っているような話だから、同じにはならんと思うんだけど。

いっそ、一緒にバトルへ投下してみるか。それとも本スレ版、バトル版で分けてみる?
もっともオレのは上手く書けばMSバトル書かずに済むなぁ。オレの方が本スレ投下すべきかな。

890名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 10:39:48 ID:Ue2j527v
追記
よく考えたら、オレ、家族EDだから被らねぇや。ただMSバトル挟むとアレ(内緒)が被る可能性あるんだろうなぁ。
まぁいっか。皆、似たようなこと考えているってのも、それはそれで良いよな。
891名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 13:41:32 ID:+XghMuvK
>>878
GJ!
シンが軍を抜けて初音島に来たという設定である以上、こういうザフトとのケジメを着ける
話はいつかやるべきだと思ってたんで大歓迎。
個人的にMS戦もこれに限ってはこっちでも有りだと思う
892 ◆.gF4K.iblY :2005/11/23(水) 13:57:09 ID:TkOgSaS9
皆書くの早いし上手いなあ…見習わないとなあ…

バトル書きたいなあ…
893 ◆.gF4K.iblY :2005/11/23(水) 14:11:43 ID:TkOgSaS9
>>878
おっと!肝心なことを言い忘れていた
GJ!続きが気になるよ
894名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 15:10:55 ID:DMW9z9Po
このスレではことり×純一とステラ×シンのほのぼのストーリーってのはスレ違いなのかな?

・・・・・・・・・・と初めてこのスレに来た俺が言ってみる
895名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 15:20:24 ID:UbfhHr0u
>>894
>>700辺りでそんな話してるよ
896名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 16:37:58 ID:GsTzv12h
二人がメインならスレ違いではないと思う
ネタがあるなら投下するべし
897名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 17:17:39 ID:v9L+G9Ni
826ですが

痔視点でEDに至る、痔・エッジ書いて良い?
898名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 17:32:42 ID:v9L+G9Ni
言葉足らずだった
888のEDに至る話です。
899名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 19:21:03 ID:SWv12EGQ
ふと思ったが、よく考えたら種デスの理想的なラストの展開って
シン・ギュランダル完全勝利じゃないよなー。
ちょっと思いついたので今からSS投下してよろしいか?
900名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 19:22:03 ID:SWv12EGQ
〜初音島の休日・前編〜

新学期が始まって最初の日曜日。シンとことりは街へ出かけていた。
シン(しかし、買い出しとはいえこれってデート…。)
ことり「シンく〜ん。顔が赤いぞ〜。何考えてるのかな〜♪」
シン「あ、いや!別に!・・・あ?」
そのとき、前から知ってる顔の人物が歩いてきた。キラ・ヤマトだ。
キラ「やあ、花火の日以来、かな。」
シン「・・・。そうだな。」
二人の間に微妙な空気が流れる。和解したとはいえ、シンにとってキラは今だ家族とステラを
殺した男であるという事実に変わりは無い。
キラ「・・・一緒にコーヒーでも飲もうか?」
ことり「どうする、シン君?」
シン「ああ、いいぜ。」


同じ頃、ディアッカとイザークは二人で公園の散歩道を歩いていた。
ディアッカ「なあイザーク。俺らがここへ来てどのくらい経つ?」
イザーク「三、四ヶ月ってとこだな。」
ディアッカ「・・・何しに来たんだったっけ?」
イザーク「心配するな、忘れているということは、たいした用事じゃなかったという事だ。」
ディアッカ「そんなもんか。…ん?あれは?」
折り返し地点まで来た二人がそこで目撃したものは。
イザーク「赤い・・・モビルスーツ?」


901名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 19:22:44 ID:SWv12EGQ

シン達三人はキラのおごりでカフェ・アイシャへコーヒーを飲みに行っていた。
シン「なあ、アスランを探してたんだろ、なんでまだこの島に居るんだ。」
アスランは既にミネルバへ帰ってしまっている。デスティニーを回収して。
キラ「まあ、落ち着いて考えたらそんなに急ぐ用事でもなかったからね。たまには一人で休みたいんだ。」
シン「ふん。何でもデスティニープランの導入を阻止するためにアークエンジェルで世界中を
   説得し回ってたんだってな。成果はあったのかよ?」
ことり「シン君!」
キラ「・・・あまり芳しくないかな。この国は大丈夫みたいだけど。」
シン「俺もあんまし情勢とか詳しくねぇけど、まさかまた力づくでやってんじゃないだろうな。」
キラ「僕も、戦いたくは無い。」
シン「口ではなんとでも言えるけど、あんたらがレクイエムを攻撃した時だって犠牲者は沢山出たんだ。」
キラ「・・・。」
黙ってしまうキラ。だがここまで喋って、シンは自分も人のことは言えないなと気づいた。
守りたいものを攻撃する相手と戦うとき、果たして相手のことを気遣ったりなどするだろうか?
アイシア「エスプレッソがお二つとキャラメル・ラテがお一つのお客様〜。」
シン「この辺で話は終わりにしようぜ。」
キラ「そうだね・・・。」
ことり(ホッ…。ありがとね、アイシアちゃん。)


イザーク「ザフトの機体のようだが見たことも無い形状だ。新型か?」
ディアッカ「どうする、シンと杉並に連絡するか?」
イザーク「できれば戦闘は避けたいのだがな…一体誰が乗って…。」
???「やあ、奇遇だね、二人とも。」
ディアッカ「…あ!あんたは。」
イザーク「・・・デュランダル議長ぉ!?」
そこには、なぜかポロシャツ姿の議長がいた。
イザーク「何してるんですか、こんなところで?」
議長「なに、戦後処理も一区切りついたところなのでお忍びで日本の観光をしてるところさ。それにしても、
   この島は一年中桜が咲き誇っていると聞いたが、どうも枯れている様だね。時期が悪かったかな。」
ディアッカ「で、そのモビルスーツは?」
議長「この機体はZGMF−X55S、フォーチューン。前大戦の名パイロットのデータを元にした新型のAIにより、
   ほぼ座っているだけで誰もがエースパイロット級の動きができるという画期的な機体でね。
   どうもしばらく使う機会が無さそうなのでちょっと拝借させてもらったのだよ。」
ディアッカ(お忍びで最新鋭機使うなよ・・・。)
小声の突っ込みは聞こえなかったのか、議長はフォーチューンのコックピットに乗り込んだ。
議長「私はこれから温泉旅館の方へ行くが、君達もどうかね?」
イザーク「い、いえ…気持ちは有り難く受け取りますが。」
ディアッカ「自分達はこれからキラと会う約束がありますので。」
議長「キラ?彼もこの島に?」
ピクッ
『キラ・・・ヤマト・・・?』
ヴゥゥゥン
議長「ん?なんだ、ハッチが開かない?」
OSの画面の中にフォーチューンに搭載されたAIの名前が書いてある。「ラウ・R・クルーゼ」。
キラの名前を聞いたAIは機体を全自動戦闘モードへ移行していく。
イザーク「どうしたんです議長!?」
議長「助けてくれ!コントロールが利かん!」
そして議長を乗せたフォーチューンは市街地の方へ飛んでいった。

ディアッカ「・・・どうするよ隊長。」
イザーク「・・・やるしか、ないだろうな。」

<続く>



902名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 19:27:06 ID:B/f60OsG
くそう、878禿げしくGJ
903名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 20:38:02 ID:xssfyjaP
>>900
とりあえず一つだけ突っ込みたい
>三、四ヶ月ってとこだな
ここ。あんまり時期に関して深く突っ込むと作品の幅を制限するし
色々ややこしい事になるからしない方がいいんだけど
これだと少なくとも夏から3,4ヶ月、もうすっかり冬になる。流石に修正した方がいい
未来の話だとしても、その時期虎の休暇は終わってるぞ
904878:2005/11/23(水) 21:07:00 ID:qSzABIlE
>>889
どうしましょうかね……とりあえずMS戦のパートを書き上げましたが、
日常と同じくらいの長さになっちゃいましたし。
やっぱり俺の方はバトル編に投下すべきですかね?
まぁ、俺のエンディングは家族EDでも恋人EDでもないんで。とりあえず大団円って感じで。

>>897
それって、俺の話の続きで痔視点の別ルートってことですか?
まぁ、そういうのは余裕でOKですが。


で、1スレの容量限界って500kでしたっけ?
そしたらどの道ここにはエンディングまで投下できないんだよなぁ……
905( ゚∀゚)ノなんだけどさ:2005/11/23(水) 21:43:32 ID:DB8owQpo
>>904
気にせず、投下して良さ気な雰囲気だから、いいんじゃない?かと思ったけど容量か…ちなみにバトルス
レは今、過疎ってるよ。

ちなみに、オレの話、試しにMS戦闘外したら、見事に本スレネタになっちゃったヨ。まさに、バトルスレの
風呂ネタの二の舞。なんで、こーなんだろな。多分、本スレに投下するわ。
しかも、実は家族EDっても、実は語弊あるし。正確には、本スレ突入前段階ED。

とりあえず、そちらが投下し終えるまで投下しない予定。
906878:2005/11/23(水) 21:54:44 ID:qSzABIlE
>>905
なら、本スレその3に行きますかね……
でも立てたばっかのところにいきなり最終回話ってのもどうだ? って思ったり。

そういえば、言い忘れてましたけど。
俺の話だとキラが普通に良い奴になってるんだよなぁ……
それってやっぱり問題ありと思う人もいますかね?
おまけに俺のエンディングも取り様によっては本スレ突入前段階……
普通に繋げるように書いたのが仇になりました。まぁいいか。
907名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 22:06:15 ID:DB8owQpo
>>906
スレ最初にラストくらい、まったく気にすることなしと思うけど。話が変に途切れる方が書き手も読み手もツライしね。
職人さんごとに世界観が違うのは了承ずみ…のはず。だからキラが良い人でも問題ないでしょ。オレのも似たような
モノだし。って被りまくり?まぁいいや。こんなこともあるよな。

スレのみんなの心は一つだったくらいに、思っとけば良いよな…多分。
908名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 22:21:56 ID:L9LD1hnk
>>903
そういえば虎の喫茶店て3ヶ月限定営業だったな・・・。
まだ一、二ヶ月しか経ってないか。
後半ができるころにはスレが3の方へ移動してるだろうので、
そのとき前半の修正版も張りましょうか。
909878:2005/11/23(水) 22:21:58 ID:qSzABIlE
>>907
作家って人種はかなり頻繁に同じ電波を受信します。
だからネタが被るのは必然で、先に書いたもん勝ち……みたいな文をどこかで読んだような気が。
いや、被ったのなら申し訳ない。誰かのSSをパクったりとか、そういうつもりはないんですけど……
とりあえず、新スレ逝ってきます。
910名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/23(水) 22:57:03 ID:ED021S3k
>>878
なんというかGJとしかいいようがない・・・
>>900
フォーチューン、運命ってコトか。ウマいね
911( ゚∀゚)ノなんだけどさ
>>909
気にする必要ないって。謝られることじゃないし。いってらっしゃい。