※奈緒に抵抗のある方はスルーで。スペースの都合で2部に分けました
なつき×静留×奈緒SS「静留お姉さまのなつき奴隷化計画」
第一夜前編
「静留!今すぐ会いにいくからな!」
駆け足で静留の屋敷へ向かうなつき
なつきは補習を受け、無事に進級が決まるとすぐ、
春休みを利用して一人愛車のドカティで2週間ほど旅に出ていた。
旅先で考えるのは静留のことばかり
自分の事を愛してくれた彼女にどう接するべきか・・・
その答えがようやく見つかった。
なつき「性別なんて無問題! 百合姉妹にガールズラブ、そしてエェェ”恋姉妹”!! あぁ・・・なんて高尚なヒ・ビ・キ(*´д`*)ハアハア」
颯爽と屋敷の前に現れたなつき。
日はすでに暮れているにも関わらず
無用心にも門は開いていたが、
気持ちを抑えきれないなつきは
躊躇することなく門をくぐり中へと入っていった。
なつき「待っていろ静留っ! 今すぐお前の胸の中に飛び込んでやるからな!!」
広い日本庭園を抜け、中庭にたどり着いたなつき。
ゆっくりと庭に面した居間に進もうとしたが
その部屋の中から女の子の笑い声が聞こえてきた
一人は静留だが、他に誰かいるようだ。
障子はわずかに開いていた。
恐る恐る近付き中を覗いてみると
そこには仲良くじゃれ合う
静留と奈緒の姿があった。
なつき「(・・・なんで奈緒が?)」
信じられない光景になつきは目を疑った。
静留「奈緒はホンマに可愛えーなあ。昔のなつきそっくりや」
奈緒「静留お姉さまは、なつきが好きだったってホント?」
静留「ホンマやけど、うちはもうフラレよったさかいなあ〜」
静留の思いもよらない言葉に呆然とするなつき
なつき「(゚Д゚)ハァ!?(いや・・確かにそういうニュアンスの事は言ったような気もするが・・・ってお姉さま〜〜???)」
第一夜後編に続く