【それは】カノン・メンフィスハァハァスレ【命令か?】

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622名無しさん@お腹いっぱい。
>>621
勿論カノンの過去話も含まれるんですね?
なら、良し。
ラブ米『蒼穹のふぁいやーLove songs』。
一騎をめぐって真矢とカノンの静かなバトル…
そこへ総士が還ってきてドロドロの四角関係に発展…
フェストゥムは恋愛を通して人類の愛憎の深さを知る。
623名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/11(火) 22:23:29 ID:VoMISFCK
『蒼穹のふぁいやー』  第三話 「〜〜」

────竜宮中学校/昼休み
一騎「しまった!お弁当忘れてきた!」
総士「もう健忘症か?」
一騎「ちがう!フェストゥムには人間の摂食行為の重要性が理解できないのか?」
総士「そこまで言うのか一騎・・・」
カノン「仕方ないな、私のを半分分けてやろう」
一騎「いいのか?カノンが足りなくなるんじゃないか?」
カノン「問題ない。一食が多少足りなくても次の食事が確保されている場合は、
我慢できるように訓練されている」
一騎「ありがとう。うん、このハッシュドポテトおいしいよ。さすがカノンだな」
カノン「(顔を赤らめて)それほどでもない」
真矢「私のも食べていいよ。結構自信あるんだ、この茄子炒め」
一騎「ありがとう。う・・・」
真矢「ねえ、どう?どう?おいしい?」
一騎「うん・・・お、おいしい・・・?」
真矢「何で疑問形なのよぉ・・・フェストゥムも食べてみてよ」
総士「フェストゥムと呼ぶな!・・・ど、同化したセロリみたいにおいしいぞ」
真矢「それってほめてるの」
総士「もちろんそうだ」
624名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/11(火) 22:38:46 ID:VoMISFCK
題名思いつかないので誰か考えて、と書こうと思ったらエンター押してしまったw

────堤防/同日放課後
真矢「今日のことだけど。勝ったと思わないでね」
カノン「何のことだ・・・?」
真矢「お昼休みのお弁当のこと。私だって一騎君に手料理食べてもらいたいん
だから!」
カノン「食べさせてたじゃないか。何が不満なんだ?」
真矢「一騎君はカノンには渡さない!」
カノン「な、何を言っているんだ」
真矢「分かってるのよ。カノンも一騎君が好きってこと」
カノン「真矢!私をからかっているのか!」
真矢「怒っても無駄なんだから。顔が赤いし心臓もドキドキ言ってるでしょ」
カノン「一騎は大切な仲間だ。もちろん真矢も」
真矢「とにかく正々堂々やろ。それじゃ」
カノン「ま、待て・・・まだ話は終わって・・・」
「私が一騎を好き・・・??」
625名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/11(火) 22:46:21 ID:VoMISFCK
────夜/羽佐間宅
カノン「母さん、私は一騎を好きなのか?」
容子「あはははっ、いやだわカノン変なこと言って」
カノン「本当に分からないんだ。人を好きになるということが」
容子「カノン、前にも言ったわよね? 自分で決めなさいって」
カノン「本当に高度なミッションだな・・・」
容子「ヒントをあげる。カノンが一騎君のことを話すとき、本当に楽しそう。それって
好きってことじゃないかしら?」
カノン「そうなのか・・・」
容子「とにかく自分の気持ちに素直になることが大事。がんばってね。それじゃあ
お風呂に入ってきなさい」
カノン「了解」