【柊】ナイトウィザードクロスSSスレ【NW!】Vol.30

アニメでも大活躍し、過去リプレイ作品で異世界慣れした我らが“下がる男”柊蓮司……
そんな彼や他の登場人物達がもしも○○の世界に飛ばされたらor○○キャラが第八世界にやって来たら…？
そんなナイトウィザードのifストーリーを語るスレです。

■　注意事項　■
・不要な荒れを防ぐ為に、sage進行で御願い致します。
・冥魔（荒らし）に反応するあなたも冥魔です、スルーしましょう。
・次スレは>>975を踏んだ方、若しくは475ｋbyteを超えたのを確認した方に御願い致します。
　また、重複防止の為に次スレを立てる人は立てる前に宣言を御願い致します。
・荒らし、カッコ悪い。
・Q.ナイトウィザードって○○のパクリ？
　A.とりあえずほぼ全て何かのパクりです。初版が2002年3月発売なのでそこから判断してください。

■　SSを投下する方へのお願い　■
・NWキャラをクロスさせたい作品世界に送り込むも良し、
　逆にクロスさせたい作品のキャラをファー・ジ・アースを中心とした
　きくたけワールドに招いてNWキャラ達と掛け合い活躍させるも良し、
　SS創作者（ＧＭ）の想像の赴く儘に楽しめる物語を書き込んで下さいませ。
　但し、NW関連スレと云う事で片方は「ナイトウィザード」で御願い致します。
・801等、特殊なものは好まない人も居るので投下する場合は投下前にその旨を伝えましょう。
・各作品の初投下時は、クロスする作品名を最初に御願い致します。
　そうすれば読者も読み易いでしょう。
・SSの内容が18禁の場合は地下スレ（検索ワードは「卓上ゲーム」）へ。
・NW側からのホストキャラはNW公式作品に登場しているキャラを主軸として、
　SS創作者オリジナルのキャラをストーリーに絡める場合はあくまで脇役としての
　立場で参加させて下さいませ。
・御互いの作品を尊重しましょう。一方的なクロスは荒れる原因ですよ。

■前スレ
【柊】ナイトウィザードクロスSSスレ【NW!】Vol.29
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1284646213/

■関連スレ
ナイトウィザード-NightWizard!-セッション45
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1261397730/l50

【S=F】菊池たけし総合 112【NW】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1304518150/

■関連リンク
http://www.fear.co.jp/nw/（原作ナイトウィザード公式）
http://www.nightwizard.jp/（ＴＶアニメ公式）
http://www42.atwiki.jp/nightwizard/（アニメ版まとめWiki）
http://www32.atwiki.jp/nwxss/（過去SS保管庫）

■非クロス作品の場合は、卓上ゲーム板の専用スレへの投下も検討してください。

卓上ゲーム板作品スレその5
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1248526786/l50

■投稿規制時の代理投下、クロススレに投下するには微妙なネタや、荒らし等の緊急時は避難所へ。

ナイトウィザードクロスSS避難スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12795/1244722087/

記念に2ゲット

下がる男

上がらずとも遠からず…

忍者は不便でつなあ

なかなかレベルが生えん

いかん、このままではまた落ちてしまう。

お題で…
柊蓮司inアリアンロッドでどうか！
アザゼルさんとベル様は気が合うと思うんだ。

アンゼ「というわけで今日は皆さんにアヴェルシアの殺意ダンジョンに挑んでいただきます」
柊「いや、最近のS=Fリプ、シーフ系のキャラがいないんだが」
アンゼ「柊さん。頑張ってくださいね」
柊「やっぱり俺かよ？！」

ティナ様「漢探知などという舐めきった真似が私のダンジョンに通用するなどと…
　　　　　その程度の認識で挑んでくるとは死にたいようですね」

ダンジョンを外から爆砕するようなキャラはいないしなぁ。

柊がvaultからの男と間違われるようです

ここはクロスワールドを導入してサクラと共に戦艦でダンジョンに突入すればいいと思うんだ。戦艦でもボコボコにする殺意ダンジョン半端ないってなるぜ！

まず最初の坂を転げ落ちるのか。たまんねェな。

オレはようやく転がりはじめたばかりだからな的な

あかとき！とのクロスを考えたのだが、違和感無さ過ぎてヤバかった
ついでに市民の皆様にフルボッコにされているククリク様とベルの姿が容易に想像できた

>>182
似合うと思うんだがな
相方に「メイドの武器はハウスキープに使うもの全部です」とか言いそうな人据えてｗ

すまん、盛大に誤爆したorz

いや、ある意味誤爆ってない……んじゃないのか？
つーか懐かしいなその台詞ｗ

>>14
ゴキジェットで追い払われる魔王を幻視した

>>17
主人公から「後姿がゴキブリ似」と、原作のラノベで言われた某神官を思い出してしまったw

>>18
「それは秘密です」か

どこかの魔王とは致命的に相性が悪いな…。
仮にも魔王なんだから魔神官なんか雑魚なのかもしれんけど。

NWならあの神官より弱い魔王っていっぱいいるだろうな。
というか魔王を名乗れるよな、NWならあの神官。

魔王を名乗ったら色々と面倒そうじゃないですか

ナイトウィザードのキャラデザ好きだわ
十年近くたった？今でもベル様の良さは色あせない

そうか、来年で十周年か。
企画自体は前年の夏から動いてたって話だけど。

アルシャードに帰ったピコレットがまともになってしまった…！

トイレの芳香剤は言語機能が壊れてモンティパイソンになってただけだから

まさか萌えポイントを無くすとは思っていなかったぜ。

エンダースさんって
冥界最強と裏界最強に並ぶ力つけたんだね
知らなかったよ
どっちも滅んだり、復活途中だから
今現在だとエンダースこそが最強なのか？

今期アニメは
　TIGER & BUNNY
　セイクリッドセブン
　BLOOD-C
　怪盗天使ツインエンジェル
　トワノクオン
とクロスし甲斐の有る作品が多いなぁ。

けど、過去作品でもTRIGUNとかハートキャッチプリキュアとかとのクロスも投下はしたいんだよなぁ。
けど、未だ自身で良しと思える処までは書き進めてられてないし、
自分ではまとめWikiに編集出来んしなぁ……orz

ススダドアカ１２神とかの神々がいたり、世界を渡るキャラがけっこういたりＳＤガンダムは相性よさそうだな。

止まってる…反応があるか分からんがネタを振るなら今のうち…

なぁ、遊戯王で他作品のキャラ用のデッキを作るってのがあるじゃない？
NWでそれやるとしたら、どんな感じになるかねぇ？
とりあえず思いつくのとしてはアンゼでインティ＆クイラとかエリスで宝玉獣あたりだけど

アンゼが遊戯王のデッキを持つとしたら、って感じ？
カード内容は遊戯王限定なのかしら。

とりあえず軽く柊デッキでも組んでみるテスト

・モンスター×20
切り込み隊長×３、ならずもの傭兵部隊×２、コマンド・ナイト×２
ＸＸ−セイバー フラムナイト×３、不死武士×２、マジックストライカー×２
ソード・マスター、ターレット・ウォリアー
無敗将軍 フリード、サイレントソードマンＬＶ５、サイレントソードマンＬＶ７
ギルフォード・ザ・ライトニング

・魔法×15
増援、戦士の生還×３、連合軍、一族の結束
神剣−フェニックスブレード×２、融合武器ムラサメブレード×３
ライトニング・ボルテックス、地砕き、ハリケーン、死者蘇生

・罠×５
死力のダッグチェンジ×２、スピリット・フォース
リビングデッドの呼び声、聖なるバリア−ミラーフォース−

エキストラ
ギガンティック・ファイター、Ｘ−セイバー ウルベルム、Ｘ−セイバー ウェイン

＼ｱｯｶﾘｰﾝ!!／
　　　　　　　　　　　　　　　　＼ｶﾞﾝﾅｰｽﾞﾌﾞﾙｰﾑ／

そういや気づいたが、この学園世界って『とある』の科学サイドの黒幕に
とってはすごいやりやすい世界だろうな。
魔術サイドとの協定が無いどころか、学園世界の敵と戦うという名目で
魔術の情報集め放題だし。

越境留学が普通にできるから、素質がなくても魔法が使える系の世界の学校に通えば
情報収集ってほどでもないよーな。

その代わり荒廃の魔王とかはいよる宇宙人とか個人レベルで凶悪なのが結構いるけどな。

アゼル「セーラー服、着れない」
ベル「いやブレザーだし、というかアンタ魔王でしょーが」

>>35
「合法的にやればうまくいく」ことに気付けば研究もはかどりそうだな。

逆に非合法にやろうとすると執行委員やら何やらに完膚なきまでに叩き潰されそうだ

ナイトウィザードは魔法と科学が融合した世界だもんな
ある意味研究が目指す先の理想そのものだ

ガンナーズブルーム提供しているアンブラや絶滅社の子会社に科学サイドが関わっててもいいな
強化人間やアンドロイドなんて研究成果そのものだし

よその知識取り入れたら元の体系から外れすぎて別物になったでござるの巻き。

遺伝子研究してたはずがいつの間にやらどうすれば動物と人間の遺伝子を合成した怪人が作れるようになるかに走ったり、
究極の医学は神への祈りを極めることだよ、となったりｗ

逆に、ライフワークみたいに研究してた人が、「結果」がもう存在してることを知らされて
目標を見失う、ってこともありそう。
ゼロ魔のコルベール先生が内燃機関の本読んで、研究課題が無くなったり。

>>42
　いや、逆にその「結果」を下敷きにして新しい技術を生み出すという展開も
　アリだと思う。
　ゼロ戦見て飛空挺作るような人だし。

同じ、秋葉原が舞台と言うことで、シュタゲとのクロスを考えたが･･･
ナイトウィザードだとなんでもアリ過ぎて、シュタゲの物理法則乗り越えちゃうのが厳しいな

あと、柊とオカリンが同い年（１９歳）だという事実に気付いて愕然とした

エリスとフェイリスが隣人というネタが

>>44
とりあえず全ての原因はベル様に押し付けておけばいい

バイト冥王「ちょっと時間止めてくる」

ブリーチの月島さんのやってることが実にＮＷの魔王チックだな。

ブリーチ

ライフパス「剣がのびーる」追加
なんの役に立つかは判りませんがあなたの剣が伸びます
最長１３ｋｍです

もっと卓ゲらしく[2d6+1]kmと表記しようぜ

これは無駄に１３ｋｍ伸びるのがネタなんだよ

パンッ！「今の５００倍や」も外せないぜ。

妹が[2d6+1]人いたりするのもナイトウィザードなら普通ですよね。
+1ってことはアニメ版か。

アンゼロット「いつからレベルが上がっていると錯覚していた?」
柊「なん…だと…?」

Dies iraeとのクロスはまだこないのか

チャド「一体どうちまったんだ柊！お前が卒業出来だのだって、月島さんのおかげだろうが！」

月島さん「助けに来たよ、エンダースさん」

月島颯爽と登場！

下がる男「月島だと・・・・月？・・・真昼の月・・・アンゼロットのしわざかぁあああ！！」

いっそ[d6×d6人]でいいんじゃね？

月島「好きな人が、できました。」

お久しぶり。あるいは、初めまして。

以前、とある世界の騒動日程を投稿させて頂いたものです。

トラブルデイズの続編の序章と第一章が書きあがりました。

よろしければ、20:50から投稿させていただきたいと思います。

やっほー期待

だがｽﾏﾝ、もう飯食わないとやばい････ｗ

序　章　　　異界の日々


　「でさ、ハリー。こっからどうすればいいかわかる？」

　いとも気楽に、ロンがそう言った。
　彼の目前には、チカチカランプを点滅させている箱のようなものが、でんと鎮座ましましている。
　その箱は『ピグマリオン』と言い、非魔法族（マグル）たちの道具、『パソコン』の魔法版である。
　極上生徒会から、学園世界の各各校に一つずつ貸し出されているもので、学園世界内の情報格差を埋める役に立っているらしい。
　よくわからないが。
　兎に角、ハリー・ポッターの目の前にはピグマリオンが在って、その間には親友たるロン・ウィーズリーが、思案顔でこれまた座っていた。

　―――僕にわかるわけないだろ！

　思わず叫びそうになるのを、ぐっと堪える。
　確かにハリーは、マグルの伯父家族の元で生活していて、父親がマグルマニアとはいえ純魔法族なロンよりは、マグルの文化や道具に詳しい。

　しかし。だ、私物は常に従兄弟（ダドリー）のお下がりだったあの境遇で、パソコンなどというハイテク機器に触れる機会が、僕に在ったとでも思うのかこの親友は。

　忌々しい記憶を押し殺して、画面をにらみ付ける。
　ざっと見たところ、『網を埋葬する探索者（インターネットエクスプローラー）』とか何とか言うのが動いているのはわかる。
　確かこれは、天気とか色々な情報を教えてくれるものではなかったか。
　しかし、だから如何しろというのか、『七つ目の窓（ウィンドウズセブン）』とかいうのが入っているらしい事は聞いているが、それが一体なんだというのだろう？

「うーん……」
「………やっぱりハリーにも分んない？」
「―――そうだね。
　こういうのはシェーマスや、何よりハーマイオニーに聞くのが一番じゃない？」

　己と同じく、マグル出身の同級生の名を挙げてみるが、

「………やれたらとっくにやってるよ。
　今日は休日だからね。シェーマスは雷門ジュニアハイスクールの『サッカー』だっけ？　ボールをひたすら蹴り回してるやつ。
　ともかくソレ見に行ってるし、我らが友人ハーマイオニーは、いつも通り―――」
「いつも通り、麻帆良アカデミックシティのライブラリィアイランドで本の虫やってるんだね？」

　そーゆーこと。と、ロンは首を幾度も縦に振った。

　そういえばこの間、件のハーマイオニーが、友達が出来たとか言っていたなと、ハリーは思い出した。
　紹介されたその女の子は、人畜無害に見えて実は人の心を覗けてしまう、割とスゴイ人だった。

　などと、関係のない思考に、脳の容量を傾けていても意味がない。記憶を検索し、二人は頼りになりそうな人物を検索する。

「あ、コリンとか如何？」
「コリン。って、コリン・クリービー？」

　一つ下の後輩の顔を思い出す。確かに、彼もマグル出身だったはずだ。そしておそらく、ハリーよりもまともな生活環境だった事だろう。でも、

「コリンもいないでしょ？　確か報道部のカメラマンやってるんじゃなかった？」

　極上生徒会の会報、所謂『ごくつう』の写真が、日刊預言者新聞ばりに動きまわっているのは、たしか彼が技術提供したからだとか何とか。
　その縁で、カメラマンをやっていると、何かの折に聞いたことが在った。
　この学園世界では事件など日常茶飯事なので、報道部は選抜委員や執行委員と同じく、基本、休日返上である。
　
「あ。そうだ、『交換留学生』連れて来るってのはどうかな？」
「本気かい。ハリー、あの人たち呼ぶの？」
「だってピグマリオン（コレ）って、もともと彼ら（ナイトウィザード）の道具でしょ？
　ローマの事は、ローマ人に聞け。だよ」

　学園世界を襲う危機は山ほどあり、それに対抗すべく組織されたホグワーツの選抜委員は、『闇の魔術に対する防衛術』の実践経歴で選定されている。
　故に、ハリー本人を含め、勢い『ダンブルドア軍団』のメンバーが殆どを占めている。
　しかし、一番に頻度が高い危険が、侵魔、冥魔関係の、第八世界関連の事件であり、しかし、侵魔に対する正確な知識や戦闘経験など、DAメンバーは持ち合わせてはいない。
　そういうわけで、そのあたりを補佐するため、交換留学の名目で、何人かのウィザードが輝明学園からやってきている。
　休日といっても、ハリーとロン同様ホグワーツに残っているウィザードは、この広い城（校舎）をくまなく探せば、一人か二人は居るだろう。

「でもさぁ、それってスリザリンの馬鹿と変わらなくない？」

　少し前の出来事だが、侵魔関係の事件の処理にあたっていたウィザードが、無礼なスリザリン生にプッツンきて、問答無用の一撃をぶち込む事件が在った。
　勿論、件のスリザリン生はあいつだ。白髪オールバックのドラコ・マルフォイだ。
　空から隕石が降ってくる光景（スター・フォール・ダウン）は、見ていても心臓に悪いので、彼らを怒らせないよう注意しようと、全生徒に共通認識が生まれた事件だった。

お久しぶりー。支援

お久しぶりです。支援

「やっぱりさ、折角違う世界に来てるんだから、これくらい自分で使いこなせるようになりたいじゃん」
「その心は？」
「元の世界に戻ったら、パパに自慢してやる」
「そーゆーことか………、やけに熱心だなと思えば―――。
　でも、それもそうだね。けれど、実際問題どうするの？　っていうか結局ロンは何がしたいのさ？」
「へ？　言ってなかったっけ？」
「うん。聞いてない」

　あー、そうだっけ？　と、ロン・ウィーズリーはトレードマークたる赤毛を掻いて、

「棋譜が欲しいんだよ。ほら、こないだのチェス大会の時の……」
「―――嗚呼。ゴクセーが主催してたやつね。確か、君はベスト８までいったんだっけ？」

　ハリーは、記憶を探る。
　たしか、先週ぐらいに開催された、極上生徒会が定期的に開催する各学校の親睦イベント『スポーツ大会』。
　その知的スポーツ部門チェスの部で、我らがロン・ウィーズリーはホグワーツからただ一人出場し、並み居る強豪をバッタバッタとなぎ倒し、準々決勝まで進んだそうだ。

　ついでに、なぜ伝聞かと問われれば、当日ハリーは同じく極上生徒会主催の肉体スポーツ部門クィディッチの部に出場していたからだ。
　因みにスコアは準優勝。
　なぜなら、ファイアボルトを駆るハリー以外、ホグワーツの選手は軒並み、相手チームの機械箒（ブルーム）に、手も足も出なかったからだ。

「いやー、実はもうちょっといけると思ってたんだけどねー。
　対戦相手だった、Index-Librorum-Prohibitorumって女の子がさー……」
「ああ、その娘に負けたんだったよね」
「オグゥハッ！！
　い、いきなり傷口抉ってくれるね親友（ハリー）。
　君だって、サクラ・ヴァンスタインとか言う十歳の女の子にボロ負けしてたくせに―――！」
「グフゥウ！！！
　あ、あれはシュベルトライテなんていう無茶苦茶な箒のせいでッ！
　クィディッチの技術的にはこっちの方が断然上だったんだからね！」

　お互いの精神に大ダメージを叩き出して睨み合う。
　十分ほどで不毛さに気づいて、視（死）線をひっこめあった。

「で？　その禁書目録とかいう女の子がどうしたのさ？」

私怨

「なんかさ……、すっげー変だった。
　こう、うまく言葉にできないんだけどさ、人間とチェスやってるようには思えなくて―――」
「ふーん………？
　そんなに上手かったの？　その娘」
「実力者（うまい）って感じじゃあないんだよ。ただ強い。どうしようもなく、『強い』」

　ロン・ウィーズリーの特技は何かと問われれば、まず十中八九『チェス』と答えるだろう。
　賢者の石の事件の時に見せた巨大チェス戦は、ダンブルドアをして手放しで褒め讃えさせたものだった。

「あの娘には、恐ろしいぐらいに隙がなかった。
　何をやっても届かない。どう攻めたところで対応されるッて感じで、ホントに人間相手にしてるようには思えなかった。今思い出しても寒気がする」

　ソレはひどい屈辱だっただろう。
　肩をすくめたロンの、引きつった表情がありありと語っていた。
　そして、ハリーは、

「判る。すっごく良くわかる」

『七つ目の窓（ウィンドウズセブン）』『網を埋葬する探索者（インターネットエクスプローラー）』
邪気眼チックな名前になって素敵ｗ

　親友の貌には、覚えが在った。機械箒について語る時の自分と同じ貌である。

　クアッフル回し（チェイサー）や、ブラッジャーの扱い（ビーター）に関しては、間違いなく自分たちに一日の長が在る。
　しかし、ことスニッチの捕獲（シーカー）となれば、レドームや人工知能でチューニングされた箒の支援を受けられる彼らの独壇場だ。
　己の五感のみで胡桃大の動きまわるボールを探し出さねばならないこちらとでは、忌々しい事に最初から勝負にならないのだ。
　故に、彼ら（ナイトウィザード）の戦術はただ一つ、自らのシーカーが金のスニッチをとる前に、如何にして一五〇点未満に失点を抑えるかだけだ。
　相手キーパーに真理の箒（エルメスブルーム）を持ち出された日には、ハリーは目の前が真っ暗になるかと思った。

　けれど、

「で、何とか対抗策たてようと思って、彼女の棋譜が欲しいんだけどさ」

　まぁ。互いに負けっぱなしは性に合わないという事で、

「それは良い心がけですウィーズリー。
　しかし、時間は有限ですので即座にネットサーフィンはお辞めなさい。レギュラー抜きでは作戦会議がままなりません。
　ポッター。貴方もです」

　響いた声にピシャンと背筋を伸ばす負け犬二人。

（は、ハリー。如何いう事さ）
（ど、如何いう事も何も、僕は君を呼びに来たわけで）
（何でそれを早く言わないのさ！）
（一切聞く耳持たなかったのはどこの誰だ！）

「ポッター。ウィーズリー」
『サー！　イエッサー！！』

　弾かれるように振り向き、思わず敬礼してみれば、そこには泣く子も黙る鬼の副校長の姿が。

「いいえ、今の私（わたくし）は副校長ではなくクィデイッチホグワーツ代表チームの監督です。
　そして、ポッターとウィーズリー。監督命令です即座に着替えてクィディッチ場においでなさい」

　静かな口調が非常に恐ろしい。

『サー！　イエッサー！』

　踵を揃えて胸を張って、返答を張り上げたところで、

　耳を劈く、不愉快な音が部屋中、否、城中に響き渡った。

「侵魔警報！？」
「こんなときに襲撃！？」

　学園世界にホグワーツ魔法魔術学校が転移してきてからの風物詩。学園世界の敵の侵攻、「モンスターの学園侵入」であった。

　声を上げる生徒たち。しかし、マクゴナガル副校長は平然と、

「しかたがありませんね。ポッター、ウィーズリー。選抜委員としての責務を果たしなさい。
　避難誘導は我々が行います。くれぐれも、粗相なくホグワーツの品位を落とす事の無いように、何よりも無事に帰っておいでなさい」
『はい。先生！』

　二人はローブからワンドを取り出して、駆け出す。
　ホグワーツ魔法魔術学校選抜委員『DA（ダンブルドア軍団）』所属ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリーは、自らの学校、否、家を守るために戦いの場に赴いた。

第一章　　　皮膚の下の頭蓋骨　　_trouble_under_the_days_


　１

　夢じゃないかしらん。あるいはたちの悪い魔術にでもかかっているのか。

　午後七時二八分。上条当麻は、目前の光景に呆気にとられていた。
　今日のこの日、上条は同居人達にせがまれて、彼女らとともに学園都市の外。Ａ区画の『極上生徒会管理棟』に程近い『学生食堂』に足を運んでいた。

　言うまでもなく学園世界は学園の集まりである。学園都市のような、在る程度とはいえ食料を自給できる学園は極めて少ない。
　そのため、極上生徒会直轄で、某農大や学園都市などの、食料を生産できる学園が作ったものを基本無料で提供する施設が存在する。
　正式名称は別にあるのだが、学園世界の住人からは基本『学生食堂』と呼ばれていた。

　さて、その『学生食堂』に二人の居候に引っ張られるようにやってきた上条当麻だが、

「へっへぇ〜ん。どう？　とうま。私だってやる時はやるんだよ？」

もしかして出場したのは商品目当てとかそういう話デスカこの腹ペコシスターさん支援

　などと言うセリフに、目を丸くしたのだった。

　テーブルには色とりどりの料理が載った皿が沢山。全て基本無料な基本セット以外の贅沢品ばかり。
　共和学院高等部の『食卓の電撃作戦』ですら満足するであろう料理の山を挟んで、胸を張るのは居候一号。
　その名をインデックス。
　Index-Librorum-Prohibitorumと言う一〇万三千冊の魔道書を記憶した魔道図書館であり、さまざまな魔術師に狙われている修道女なのだ。
　なのだが、上条にとっては彼女が覚えている魔道書の内容よりも、彼女（ハラペコシスター）の食費の方が、余程重要であったりする。主にエンゲル係数面で。
　そして、

「あ、あの。インデックス？　椅子の上に立ったら危ないよ？」

　おろおろと、椅子の上に立って胸を張るインデックスを支えようと、挙動不審なのは居候二号。その名をアゼル・イヴリス。
　荒廃の魔王の名を持つ、世界のすべてを食いつくす魔王であり、あらゆるウィザードに狙われている存在である。
　しかし、上条にとっては彼女の出自よりも、学校で常に一緒に行動することによる嫉妬の視線の方が余程深刻であった。主に生命の危機的な意味で。

「…………」

　そして、テーブルに並んだ料理を見て、インデックスの得意げな顔をみて、上条当麻は天を仰いだ。
　蛍光灯の明りが目にしみる。

「なぁに、とうま。何か文句でもあるの？
　とうまの言う通り、自分の食費ぐらい自分で稼いだんだよ！！」
「い、インデックス。危ないから……っ」

　居候二人に視線を戻す。騒ぐ姿がぼやける。

「とうま？」
「上条君？」

　刹那。上条当麻は食卓に右手をのばした。

　２
　
　数日前の事だ。
　とある事情で、アゼルの身柄を預かる事になった上条は、目下、新たな悩みを抱えていた。

「ん〜？　どうかしたのかにゃー、カミやん。難しい顔したってカミやんじゃ貫禄不足だぜい？」

　昼休み、教室の隅の自分の机に陣取って、如何しようかと首をかしげ、眉間に皺を寄せる上条は、横からかけられた失礼なセリフに、ぐりんと頭を巡らせた。

「土御門。てめぇよりによって第一声がそれかよ！！」
「にゃー。残念だがカミやん。土御門さんはクラス全体の意思を代弁しただけなんだにゃー」
「？」
　
　意味不明な事を言い出す土御門元春に、傾げていた首を逆に傾けて、

「お前、いったい何を訳の分らん事を………」
「君の辛気臭い顔を。一方的に見せつけられるこっちの身にもなってみろ。このやろー」
「うぉう！？」

　ぼそりと呟かれた台詞にあわてて振り向くと、

「あ。わたし。声に出してた？」
「って、姫神！　何時からそこに！？」

　黒髪ロングのクラスメイトは、何処か遠い目をして一言。

「……。結構前から。
　ふ。君にとって私は。もう視界にも入らない旧キャラなのね。
　やっぱり。私って報われない」
「おーい、姫神ぃー。姫神秋沙ぁー。戻ってこーい。なんか真昼間なのにお前の周りだけ夜になってんぞー？」
「誰の所為だと思ってるんだかなにゃー、この男は。
　で？　カミやん。その、何とも表現のしようのなくお近づきになりたくない異様に辛気臭い顔をこれ以上見せられるのは勘弁してほしいので、単刀直入に聞くぜい？」

　何という言い草！　と憤る上条を無視して、

「今度は一体―――」
「美少女二人と同棲しとる癖にその辛気臭い顔はなんじゃーっ！！！！」

　次の瞬間、土御門のセリフを遮って、ハンマーの様に固められた拳が上条の頭骨に叩きつけられた。
　ごめすぐうぇい！　と、後頭部に食らった強烈な一撃に、瞼の奥に火花が散って、鼻孔を火薬のような匂いが満たした。
　頭蓋骨がスライドしそうな一撃に悶絶する上条を他所に、その一撃を喰らわせた張本人は、まくしたてるように喋り出した。

「今度という今度はマジで切れたでカミやん！！
　謎の転校生な銀髪巨乳美少女（きょにゅーぱつぎん）と同棲する事を涙ながらに承認したと思ったら！　実は銀髪貧乳美少女（ひんにゅーぱつぎん）と既に暮らしてましたぁっ！？
　なんやねんそれ！　両手に花のウハウハハーレムか！　上条当麻は銀髪フェチかっ！？！」

　衝撃に掻き混ぜられた頭が、絶叫に揺らされて感情を逆撫でる。

「あ、青髪ピアス………。てめぇ、人さまの頭どついといて、最初に言うのがそれかよ………」
「はんっ！　裏切り者が何いうても知らん！！　こんの一級旗（フラグ）建築士っ、立てた旗（フラグ）に埋もれてしまえっ！！　ボクかてそんな羨ましい死に方したいわ！！」
「わっけわっかんねぇ事言ってんじゃねぇ！！　てめぇ、今一瞬お花畑が見えたぞ！　
　死ぬほどの痛みってのを死ねないままに味わうってぇのが一体どういうなの事か教えてやろうか！！　ああッ！？！」

「君は。それぐらいされても仕方ないと思う」
「ひ、姫神さんっ！　何と慈悲の無いお言葉を！！　ってか、お前から見た俺ってそんな目に遭わされるのが、当り前な最低男なのか！！？」
「貴様は何を当然のことを言ってるのよ」
「って、吹寄！？　つーか何で悩んでただけなのに、上条さんは優しい言葉一つ貰えないばかりかそこまで言われなくちゃならないわけ！？」

　不幸だぁ！！
　叫ぶ上条にベアナックルを一発。騒音を止ませて、吹寄制理は、ふん。とばかりに腕を組む。

「………。まぁ、クラスの男子（オトコドモ）の九割方は羨ましがってんだろうけどにゃー」
「女子は？　後ついでに残り一割（つちみかど）は？」
「まぁ、女子にも別の意味で『羨ましがってる』のは居ると思うんだぜい？　もしかしたら中にはオトコドモと同じ対象に嫉妬の視線向けてるのが居るかもしれないけどにゃー。
　あと、インデックスもアゼルちゃんも、土御門さんも守備範囲からは、外れてるんだにゃー」
「……。流石、ロリコン且つシスコンは言う事がちゃうな………」
「そんなほめても何にも出ないんだぜぃ――――って、誰がシスコンだッ！！？」
「お前だお前。アゼルは耳良いからな、時々お前の部屋から出てくる舞夏みて真っ赤になってんだよ。
　何してんだ一体」

「んなっ！？」　
「ちょっと、つちみー？　なんでそこで固まるんよ」
「ナ、ナニモシテナイゼイ。義理ノ妹ハまなー違反ナンダゼイ」
『何でソコでカタコトになるんだ土御門元春！！』
「貴様ら煩い」
　
　声をそろえた上条と青髪ピアス。そして土御門は、吹寄の鉄拳の洗礼を受けた。


「で？　上条。貴様何を悩んでたのよ？」

　無意味な雑談を断ち切って一言。吹寄制理は上条に尋ねる。
　吹寄の、「なんでボクだけ何にもないんや。誰か、誰か愛をプリーズ」と、呻く青髪をふっ飛ばした鉄拳に上条は怯えながら、

「ひぃ！？　言いますからベアナックルは勘弁！
　只今上条家は金欠なのです！　財政がピンチなのです！！　質素倹約、綱紀粛正の嵐が吹き荒れていても来月まで保つかどうかが怪しいのです！！！」
「……貴様。奨学金はどうしたのよ。
　学園世界（コッチ）に来てからだって、毎月しっかり出てるでしょ？」

　奨学金と銘打ってはいるが、学園都市の学生は基本、同意の上で超能力開発の人体実験を行っているようなものであり、つまりその事に対する報酬なのである。

「であるので吹寄さん！　俺の、無能力者（レベル０）の奨学金ごときで、高校生男子とハラペコシスターと荒廃の魔王の生活費全部まかなえる訳ねぇのです」
「………。甲斐性無し」
「うぐぉはっ！？　ひ、姫神。ストレートな意見は、時に人をとんでもなく傷つけるってことご存知でせうか？」
「………。待ちなさいよ、確かアゼルさんにも奨学金は出ていたはずでしょう？
　何で、貴様一人で一家を養うマイホームパパみたくなってるのよ？」

　異世界の魔王の奨学金（人体実験報酬）ならば、そこまで赤貧にあえぐ事もあるまいに。
　関係無いが、マイホームパパから何を妄想したのか、青髪ピアスが復活して騒ぎ、吹寄の鉄拳制裁が、三度振り下ろされる。
　上条は、まるで先ほどの姫神が乗り移ったかのような太陽の恵みを失った貌で、

「いや、なんか書類に問題が在ったからとかで、再来月からになるらしくて………」

　思わず、声を失う面々。
　そもそも戸籍も何も存在しない異世界の魔王が転校してくるという事態自体が異常なのであって、書類作る人もきっと大変な思いをしているのだろう。

支援

『ま、がんばれ』
「………アリガトナ」

　ようやく貰えた温かい目線と優しい言葉に囲まれて、上条当麻は涙を堪えきれなかった。

　３

　という経緯が在って、帰宅した後、のんびりスフィンクス（飼い猫）と遊んでいたインデックスと売り言葉と買い言葉になった。
　恐縮するアゼルに仲裁されて、それでも『自分の食い扶持ぐらい自分で稼いでみろ！！』といった事を言って、冷戦状態になって

「で、この状況だよとうま！　どう！　見直した！
　私だってのんべんだらりととうまに寄生してるだけじゃないんだからね！！」

　未だ椅子の上でふんぞり返るインデックスを、ぼやけた目で見つめる上条は

「その幻想をぶち殺す！！」

　アツアツの麻婆豆腐に右手を突っ込んだ！

「か、上条君？」

　―――かに見えた瞬間、横から伸びて来たアゼルにつかまれて、皿の淵ギリギリで停止していた。

「………あの、火傷、しちゃうよ？」

　唐突な奇行に目を瞬かせて、問うてみれば、

「放せアゼル！　こんなの幻だ！！　存在しない光景だ！！　インデックスに金を稼ぐなんて生産的な事が出来るわけねぇ！！！　
　ぅおおおおお！！！　呻れ幻想殺し（イマジンブレイカー）！！！　俺はこの幻想をぶち壊すんだぁああああっ！！！！！」

「え、えっと、如何しようインデック……す？」

　混乱しながら自分よりも上条と付き合いの長い少女に振ってみれば、白いシスターはすでに椅子の上でプルプルと震えており、

「…………まの………」
「え？　ちょっと、インデックス？　何で笑ってるの？　え？」

　目元を前髪に隠し、横に裂けた口元から歯をのぞかせる白い修道女。
　因みに、笑顔は動物が威嚇し牙を剥いた姿にとてもよく似ているそうだ。

「とうまのっ、ばかあああああああああああ！！！！」

　ザ・人間砲弾インデックス。
　涙ぐみながら、口を大きく開いてテーブル越しに飛びかかり、狙い過たず、上条当麻の頭（もくひょう）を捕え――

「……えっと、テーブル乗り越えるのは良くないよ？」

　―――る寸前に、アゼルの反対の手が伸びて空中に吊り下げられる。

「はなすんだよアゼルっ！！　きょうこそ、きょうこそとうまのバカに思い知らせてやらなくちゃいけないんだからぁ！！！」

　服を掴まれたまま、手足をじたばたさせる白い少女。

「何をっ！！　だれが馬鹿だこんにゃろう！！」

　右手を掴まれたまま、声を上げるツンツン頭の少年。

「え、えっとー……。あの、二人とも、落ち着いて？　ね？」

支援ー

　両手で二人の人間を捕まえたまま、困った顔をするセーラー服の魔王。
　ののしり合うインデックスと上条に、周囲に助けを求めるように見まわすアゼル。
　当然、視線が合う傍から目をそらされて、「ふぇ。」その目じりに涙が浮かんだ。しかし、善良な一般市民は、誰も好き好んでこんな奇景に関わろうとは思わない。

　暫くの後、ビジネスとして百パーセントの義務感で、『学生食堂』の店員が声をかけるまで、この状態は続いたのだった。


　禁書目録（Index-Librorum-Prohibitorum）。通称インデックスはいら立っていた。この学園世界に来てからと言うもの、神経を逆撫でされることが多すぎる。
　特に今日のは酷かった。
　上条自身から「食い扶持ぐらい自分で稼いで来い」とか、言っておきながら、いざ『学生食堂半年分無料パス』をとってきたら、たちの悪い魔術扱いである。
　一生懸命勉強して、並み居る強豪を打ち破ってきた熱戦は、偏に上条に喜んで貰いたかったからなのだが、この結果は納得できない。
　なので

「やけぐいなんだよ！！！」
「わぁーっ！！　待ちやがれこのハラペコシスター！！　って、なんかすごい勢いで口に入れてらっしゃる！！」
「とうまの分なんかのこさないんだよ！！」
「畜生！！　結局こんな展開かっ！！！」

　残像が残るほどに機敏に動くインデックスのフォークと負けじとテーブルを駆け巡る上条の箸。

「二人ともちょっと待った」

　ピシッ。と蝿を捕える武蔵の様に、アゼルの両手の箸が二人の食器を掴んで止める。

「あ、アゼル？」
「何。上条君？」

　上条は恐る恐る。

「両手箸は、行儀悪いぞ？」

　ギヌロッ！！

「すいませんっしたぁ！！」

　内気だろうがヒロイン体質だろうが魔王は魔王。睨まれると恐ろしく怖い。

「二人とも、ご飯を食べるのは仲直りしてからだよ」

　言われてひるむ二人に続ける。

「あのね。いくらなんでも、さっきのは上条君が失礼だと思う」
「申し訳ありません」

　条件反射で謝り倒す上条にさらに溜息一つ。

この人(だいまおう)、身体スペックの無駄遣いにもほどがあると思いませんか？

…いや、料理と食材を無駄にする方がよろしくないですね思いません本日の夕食もご馳走様でした支援

「ほら、上条君もこうして謝ってるんだから。許してあげよう？」
「ううぅうううううう」
「済まなかった！　インデックスっ！」
「ね？」
「うぅうううぅうううう」
「今まで悪かったインデックス。お前はやればできる子なんだな。もう二度とごく潰しのエセシスターだの、パサライト聖職者だの言わないから」
「…………」
「流石はインデックスさん！　いや、様！！　俺の幻想とともに赤貧の現実まで打ち砕いてしまわれた！！貴方様こそ救いの―――」
「とうまの頭骨をカミクダクッ！！！！」
「ってぎゃぁああああああああああああ！！！！　なんでだぁあああああ！！」
「なんで、そこで余計なこと言っちゃうのかなぁ？」

　もうどうしようもなく、とても深い溜息を吐き出すアゼルであった。

　４

　夜の街を行く。
　学園都市第七学区に戻ってきても、上条とインデックスは未だ言い合っており、やいのやいのと騒ぎながら、アゼル・イヴリスは、そんな二人を眺めていた。

「羨ましい」

　ポツリと呟く言葉に、夜の静寂を蹴り飛ばしている上条とインデックスが気付くはずもなく。アゼルは一人、星を仰いだ。
　結局、上条とインデックスは仲が良いのだ。あんな無茶苦茶な罵り合いをやっても、自分たちの関係が崩れるなどとは欠片も思っていない。
　それは、アゼルが二人に出会う前から育んでいた絆で、そこにはアゼルの思いつかないろいろな過去が、ぎっしりと織り込まれているのだろう。
　どことなく、居心地が悪い。

「アゼル、ちょっと何とか言ってくれ！！」／「アゼル！！　とうまってば酷いんだよ！！」

　そんな複雑な魔王の内心を知らず、二人して同時に話を振ってくる。はぁ。と、溜息をついてアゼルは二人に近付いて。

　瞬間。
　空気が変わった。

「魔力が動いた！！　けど、変だよ！　わたしの知らない動き方してる！！」

　瞬く星の輝きを押しつぶして、紅の月が空に昇る。

「『月匣』！？　ってことは」

　紅の世界が、三人を覆い、

「………来た」

　黒山のように、無数の悪魔が零れ堕ちた。

「……っ！」

　弾けるように駆けだす上条。彼の右手、非常識を否定する『幻想殺し（イマジンブレイカー）』であれば、力の弱い侵魔ごとき一撃で倒す事が出来る。
　それは、以前パール・クールが差し向けた下級侵魔どもを相手取った時に証明済み。

「待って」

　しかし、果たして上条の前に、アゼルが立った。

「アゼル？」
「あたしに、やらせて？」

　言って、アゼル―――荒廃の魔王『アゼル・イヴリス』は、わだかまる暗闇の様な悪魔たちを睥睨した。

「ひきなさい」

　一言であって十分な、最後通牒。下級侵魔ごとき、仮にも名の在る魔王に連なるアゼルとは、文字どおり格が違う。
　自らの生存を第一とするなら、ここで逃げだすのが常であるが、

　悪魔たちは、牙をむき出し爪を掲げた。

　無言のまま、アゼルは羽を広げる。
　三対六枚の純白の羽。『グランサスエルウェシー』と名付けられた、本来制御不能なはずの『荒廃の力』の制御装置。

　無音の暴虐が吹き荒れる。

　対象を絞られた滅びの力は、寸暇の間もなく、上条とインデックスを傷つけることなく、侵魔の群れを喰い尽した。

「これで終わりかな？」

　呟くとともに、赤い月が消える。
　学園世界の風物詩。学園世界の敵の侵攻、「モンスターの学園侵入」をやり過ごして、アゼルは羽を閉じた。

　瞬間。だった。

　胸の中心を熱い塊が撃ち抜いて、鮮血が穴のあいた制服を汚す。

「アゼル！？」

　―――近付いちゃダメ！

　駆け寄る上条とインデックスへの警告も、喀血に邪魔される。
　ふと、聴覚が不吉な音を拾った。
　金属が固いもので跳ね返るような音。

―――まさか。

　音に振りかえる瞬間、強烈な衝撃が頭を襲った。
　寸前、双丘の間を打ち抜いた弾丸が、兆弾しアゼルのこめかみを抉る。

　三度、兆弾を繰り返した弾丸が迫りくる。
　己に駆け寄る上条の背後から。

―――ダメッ！

　とっさに上条を突き飛ばす。
　たたらを踏み、倒れる上条の、

　ぐしゃっ。

　しかし、腹を食い破って、弾丸はアゼルの首を抉る。

「とうまぁあああああああああ！！！」

　急激に力が失われていく中で、アゼルには、インデックスの絶叫を聞くことしか出来なかった。

以上です。
支援どうもありがとうございましたm（_　_）m。

久しぶりの投稿ですが、以前だと六十行ぐらい一気に投稿できたのが、なんだか二十行ぐらいしかできなくなっててびっくりしました。

さて、今回の作品は、少々ミステリー風味に挑戦しようと思います。
もしかしたら、トラブルデイズ以上に完結に時間がかかるかもしれませんが、宜しければお付き合いください。

では、ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。

GJです

あ、あぜるううううう！？ｗ
コレはアレですか。<<死神13>>の演出？とスターダストレインのコンボかなぁ？

【後者はゲームが違う】

閑話休題。
今回も話が大きくなりそうで何より。続きも待ってますｗ

････っつか、意外と余裕あるなホグワーツ組ｗ

おお！久方ぶりのSS!GJ!

捕手。

SSがあるのは喜ばしいことだ

とりあえずGJ!

まさかのホグワーツに、まさかのDA公式団体化。そして妥当っちゃ妥当なクイディッチでホグワーツが輝明学園に敗れるという。
ところで、マグゴナガルが副校長ってことは、DA発足した５巻と校長が生きてる６巻以前の話？

つか、ホグワーツって、NWと比べて王道過ぎて逆に使いづらいと思ってたから、これは嬉しい。

校長先生がジジイ連盟に名を連ねてるからその辺の時系列だねぇ。

遊戯王キャラのデュエルじゃなくてモンスター実体化で共闘な話を読んでみたいのですがGXとかTFとか知っている方っていますか。
(デュエルアカデミアは学校だからOKですよね？)

フィール＝プラーナという設定にするとか精霊＝魔物使いの魔物or侵魔召喚師の契約してる侵魔
って設定をこじつけるなりすれば十分イケるのではないかとは思うな

かってに桃天使の幻の３の予告にあった桃天学園が来る話を考えた事があったな。

天の川学園高校とかが学園世界に来たら、ちょっと面白そうだな

弦太朗が「俺の夢は、この世界の連中全員と友達になることだ」とか言い出したりねｗ

>>113
つ　「いいだしっぺの法則」

『暴れん坊将軍』の女大学も来ているから、学園世界で唯一徳田新之助を知っているわけだ。

後、宇宙つながりでヂオン体育大学や沖女と絡むと面白いかも。
ノリコたちならフォーゼに変身できそうだし。

>>113
弦太郎「ここから月面基地に行けるんだぜ！」
柊「月かぁ……宝玉取りに行ったなぁ」
くれは「……そこから元の世界に戻れるんじゃないかな」
賢吾「元の世界の月に帰れても、そこから地上に戻れません」

フォーゼのラビットハッチって、錬金秘密基地だよな。

がちゃ ＼ﾛｹｯﾄ／
がちゃ ＼ﾗﾝﾁｬｰ／
がちゃ ＼ﾄﾞﾘﾙ／
がちゃ ＼掃除ﾕﾆｯﾄ／

「最後おかしくね？」
「気にするなと言っただろう」

なんか静かになった?

スーパー戦隊の大いなる力みたいな力が、各学校ごと、ないし有名人ごとにあるんじゃねーかと、唐突に言ってみる。
九州要塞の「ガンパレード」
学園都市の「科学」
ホグワーツの「魔法」
陣代高校の「突然のパニックに怯まない」

宗介の「戦場のスペシャリスト」
ハヤテの「逆境」
当麻の「説教」
なのはの「全力全開」
そして柊の「下がる力」

柊蓮司の大いなる力か。

マーベラス「おい、ドン・ドッゴイヤー。調べられるか？」
アイム「ドン・ドッゴイヤーさん。わたくしに何かお手伝いできることはありませんか？」
鎧「いやあ、さすがですドン・ドッゴイヤーさん！」

インサーン「ふん……ゴーカイジャーとドン・ドッゴイヤーめ…」

>>120
　常にフルネームで呼ばれる。

　それが、柊蓮司の大い（ｒｙ

緋室灯の大いなる力……これだけで世界が取れるな

>>122
マズイものを食っても大丈夫系な能力者が反存在としているだろう。

大グレン学園のシモンとか

>>123
あれは平気なのではなく、そういうのが好みの味音痴ではなかったか?
正直自信はないが

鎧すら喰うスペクトラルタワー2のウェイブなら食べてくれる！

ヴァラノワールとクロスさせてIF世界と混ぜるんですね分かります

だいたい今期アニメは出揃ったのかな。
何か組み合わせると美味しそうなものはあった？

ファイ・ブレインで出てきた迷路を男感知のノリで突破するのは台無しだよなぁ

ベン・トー

ファイブレインってダンジョンものだったのか…

>>128
まぁ、本来頭を使わないと行けないようなダンジョンに対して、漢探知するというのは無粋だわな
例えばダンジョンとは微妙に違うがハリーポッターの賢者の石のダンジョンを柊が挑戦すると
・ハグリッドのフラッフィーを音楽使わずに叩きのめし
・スプラウトのアックマの罠を下がった（落ちた）勢いで突破し
・マダムフーチの鍵鳥をなぎ払いor三千世界の剣で叩き落としてから全部試し
・マグゴナガルのチェスをチェスのルール無視して突っ込み
・スネイプの薬を片っ端から飲み干して
・ダンブルドアのみぞの鏡から卒業証書を手に入れる・・・・あれ？

漢探知といえば
戦国乙女でイエヤスがハンゾウを使って
安土城の仕掛けを片っ端から発動させてたな

>>132
あれは漢感知じゃない。外道感知だ。

柊は性格が前向き過ぎて、ちょっと悲劇系には向かないな
例えば、未来日記の世界に柊を放り込むと微妙に台無し

いっそ
ＡＤとして登場（アイドルマスター）とか
だいだら．に武器の修理を依頼に来る（ペルソナ４）とか

NW自体が悲劇をひっくり返して勝利！って話だからなぁ
バッドエンドを回避させたいタイプの悲劇系なら効果的というか…

脇役に置くと美味しい熱血系主人公？

ｅｘｔｒａの方の聖杯戦争ならナイトウィザード向けな気がする

アレキサンダー大王がALGバージョンになるのは確定的

英霊召喚にはその英霊に関した何かを触媒にしなくてはいけない
聖杯戦争が近づくと有名な英雄の転生者が拉致されるという

魔術師A「アーサー王の転生者捕まえたぜ、セイバーは俺の嫁！」
魔術師B「俺なんかアーサー王の転生者10人押えてるし」

>>139
逃げてー勇士郎逃げてー

つか、転生者ってオリジナル遺産の所持者の転生体ってことでいいのかなｗ
(わかりにくいと思うので言い直すけど、要は
　エクスカリバー持ってる＝アーサー王の転生体
　白羽扇持ってる＝諸葛孔明の転生体
　ヘレナの聖釘持ってる＝アンデルセン神父の転生体

　ってことでいいのか、ってこと)

アーサー王はエクスカリバーの所持者だが、他にエクスカリバーの所持者がいないとは言っていない！
でFAじゃね？
エクスカリバーがやたら強かった、NW1stの頃はエクスカリバー使いが氾濫してたし。
勇士郎にしても、アトランティスの記憶しか語ってないし。

きっと６本腕でエンキドゥ連れたギルガメッシュの転生体とか、インパルスガンダムの転生体とか
熱気バサラの転生体とか混ざってるんだよ。

遺産＝転生前の持ち物であるという基本設定はあるが、
ぶっちゃけPLの設定次第でそこらへんいくらでも変更可能でもあるしな

うちの卓の例だが、ラース=フェリアから来た元勇者って設定のくせに遺産がエクスカリバーだったり
逆に織田信長の転生体って設定なのに遺産がカニアーマーだったりとか割とざら

Fate/ZeroをNWで再現できないかと想像してみたけど、型月キャラがNWの世界観に全く合わねー…。

まあでも、NWにも遺産の継承で兄妹で殺しあう一族やら、定期的に生贄を出す一族やらいるから、実はそんなにありえなくもないのかね？

ＮＷだと設定の温度差が激しいからな…

>>143
世界観ってFateっぽい狭界です。狭界なのでFtEというか表界とは物理法則も違うし世界結界もありません
でいいんじゃないの？

夜ねこさんが書いてたなそんなの
名無しの神官ちゃんが実によかったがｗ

FateをNWで再現する上で問題なのって、法則より、むしろキャラそのものじゃないかと。

型月の魔術師って、目的の為には手段を選ばないけど、エミュレイターなんていう共通の外敵がいるNWの世界観でそれはないんじゃないかと思う。
型月にも二十七祖とかいるけど、あれは別に世界を滅ぼそうとしてるわけじゃないし。ORTとかちょい微妙だけど。

まあ、その辺は無視してメインキャラをNWで再現する事に絞れば良いかもしれないけど、メインキャラにもNWの魔王より性質の悪そうなのがいたりするからな。

青髭雨竜コンビの出番だな。

〜召喚〜

「…聞かせてくれ、俺を呼んだのはお前か？」
「貴様は柊蓮司」


〜あるマスターの会話〜

「まさか、そんなみすみすサーヴァントの真の名を知られるようなマネを」
「いや柊蓮司だろ」

なんだかんだ言いつつ、Fateでクロスは難しいんだよな。設定を考えるのは無性に楽しいけど、いざキャラクターを動かすとなるとエミヤのような、一見まともに見える歪んだ人間を表現するのがとても難しい…EMIYAはそういう意味では本当に楽なキャラクターなんだと痛感する

NWで絡めるなら、やっぱりエミヤと対照的に日常を大切にしつつ、それでも世界も救った、ナイトウォッチや竜之介みたいなのがいいのかもな…柊はもう、学校を卒業した時点で日常から遠くなったイメージが大きいし

流鏑馬弟とえみやんのお料理対決なネタがポップしてきたのはお前のせいかｗ

Fate/school lifeとでもコラボしてればいいよ

>152
氷室の婚約者が実は柊、というのは考えた事が。

緋室の婚約者の声が柊と同じ、なら聞いたことがある

レッドムーンのウィザード関連の話読んでミスト・レックスが思い浮かんだのは俺だけでないはず。
ミストさん「こんな表界に守る価値はあるのか？」
　　　　　　「こんなにウィザードととイノセントで意識の差があるとは思わなかった…！」

まぁ言いたい事は分からんでもない。
…卓ゲ本スレでもう散々語った内容だけど、ぶっちゃけ今までやってきた事を茶番扱いとか…

ブレイブ(5D's)とパーティー組んで、頂戴クエストとかネタは浮かぶんだけど文章がかけねぇ・・・otz
文章を上手く書くコツってありますでしょうか？

>155

ウィザードはただでさえ超人の上に、公式キャラに限定すれば総ヒーロー・ヒロイン気質と言ってもいい感じだしな。英雄と凡人では溝ができるのも仕方がないかも。
それに基本、イノセントではウィザードの戦いを直接認識できないみたいだし。

NWでミストさんというと、どうしても思い出すものがある…

gdgd妖精sとのクロス

●メンタルとタイムのルームで妖精sに魔法で召喚されて遊び相手させられる柊蓮司
●アフレ湖に映されて妖精sに好き勝手に台詞充てられる柊蓮司
●NW!ネタ元のパロディ嘘予告。ピクらぎ蓮司、シルろ灯、志コロエリス

>>160
あ、アフレ湖に映されるのはベル様のぽんこつ日常シーンでも良いかも知れないｗ

っつか、マユリの中の人とコロコロの中の人が同じ明坂聡美と今気付いた。

コロコロの中の人…

ベル様（１０歳）「今日はポケモンバトルで勝負よ、柊蓮司」
ちびらぎ「いや、俺、電源ゲー苦手なんだけど」

翌日
ベル様（１０歳）「今日はベイブレードで勝負よ、柊蓮司」
ちびらぎ「ああ、リバイバル発売してんのか」

さらに次の日
ベル様「今日はミニ四駆で勝負よ、柊蓮司」
ちびらぎ「ふ、俺のプロトエンペラーに勝てると思ってんのかよ！」

アゼル「ベル、最近遊びに来てくれないと思ったら（ギリギリ）」

なにそれ、和むｗ

パール 「ボンボン派は けっしてあきらめないんだからっ」

メイオルティス「ふっ、時代は今やケロケロＡよｗ　『月門（ゲート）オープン、開っ放ぉー！』」

スパロボKとクロスしたらカガリがKガリになったように、くれはがKれはになって超有能になるな。

セブンスドラゴン2020は組み合わせやすそうだなー

>>167
ドラゴン達に飛ばれても自力飛行出来るウィザード達マジ便利。
箒乗ってるなら尚更にドラゴン達の背後取って短期決戦で即殺＆バステ回避余裕ｗ

元々の地形や風景を元に、ダンジョンとして自由に作り替えてしまうってのは
NWのダンジョン設計の参考にはなるな

そういやNWの月匣ってウィザードの間でコンテストが開かれるてるんだよな
ナイトメアが黄金の東京タワーとかカラオケで１００点出さないと出られないトラップとか作ってたけど

あれはなあ…ｗ

あの設定自体はそう悪くはないとは思うんだけど、作品自体が黒歴史扱いされてるからなぁ
…公式で月匣作成ルールが来るかと一時期思ってたのは内緒

>>172
それ、ずばりダンジョン作成だよね
ただ、月匣がどこまで作れるのかってのは気になる
シャナの封絶みたいな空間なのか、はてまた型月の固有結界レベルなのか
後者は三千世界の剣やらで再現すべきなんだろうが

月匣って型月の世界で使ったら固有結界扱いになるんだろうか

忘れがちだけど、物理法則などを自由に操れるのが月匣だっけ

物理法則自体を操れるかどうかは分からんが、物理法則が適用されないルールを持った空間を作れるのは確か

この月匣の中では1+1は200になります。10倍です10倍！とか

>>月匣

「ナイトウィザード The ANIMATION 超☆Wiki」によると、世界結界を中和して一種の異世界を作り上げる能力、およびその空間、だそうだ。

内部の風景や構造は月匣を展開した本人次第で、極端な話、月匣の主がそう望めば「1+1」が「3」になる世界を作り上げることも可能だそうだから、封絶より固有結界の方が近そう。
というか、たしかプラーナを集めて世界全体を自分の月匣に取り込むのがエミュレイターの目的、という設定があったと思うんだが、これって成功したら、Dies iraeの流出に近いんじゃないか？

＞「1+1」が「3」になる世界を作り上げることも可能

あー、それ書いたの俺だわｗ
あくまで極論なんで、それでセッションやSSのまとまりが付くかどうかは知らん（´・ω・`）

つまり、入った女性の胸のサイズを強制的に上げる世界を創り上げることも可能ということか

ファンブックのドラマCD「最果ての数式」では100分割された100%を2個ずつかけ合わせて
281474976710656%にするという暴挙がまかり通っていたので何も問題はない

最果ての数式でのちゃん様は本当に輝いてた

輝いてたね…

榊一郎氏の新作「その男、魔法使い"A"」みたいな展開が大好きなんだが、ナイトウィザードじゃ無理だな…世界結界が盛大に崩壊してしまう。

世界結界は崩壊する事を強いられているんだ！

決壊か…

天下の化政学園ステージが凄いというか酷いというか。
普通にサイボーグはいるは天下シリーズのキャラがほぼ残らず出せるわミスカトニック大と姉妹校だわ……

夜ねこさんは東方コラボ動画つくってたのかー

今期アニメだと、戦姫絶唱シンフォニアやBRAVE10とのクロスが良い感じ。

それじゃテイルズだ
中の人的には知らん

そういえばやる夫スレであかりんが出てくるのを見た
あれは広義でクロスってことになるのかね？

なるんじゃない？
やる夫シリーズは設定もバラバラだから、ものによっては微妙なこともありそうだけど。

そーいや、やらない夫か誰かのAAで、元が柊の奴を見たことがあるな。

>>192
まあ、そうだな
あかりんが変身してﾓｯｺｽになったりかなりフリーダムだったし

柊蓮司×ベル様のSSは「恋人は魔王様」で検索すれば一つ出てくると某所に書いてあったんだが
どこのことか分からない･･････orz
だれか教えてくだされ

そもそも魔王と恋愛する話自体が別ジャンルでもゴロゴロしてるんだから
そのキーワードだけじゃまず見つからないという事は確定的に明らかだろｊｋ
「ナイトウィザード」なり「ベル」なり「柊連司」なりを追加して再検索

>>195
ふむ。答えは出ないがありがたい。サンクス

>>192
やる夫スレは作品毎にバラバラだからな
俺が柊をやる夫スレで見たのは
・やる夫が死んで、時代が狂ったようです
・鼠と猫と白饅頭と
くらいだな。
あと遊戯王系のスレとGPOの青森編で出てるらしいが

あとはアニメ版をやる夫で再現した「やる夫が七徳の宝玉を捜すようです」にアンゼロットとベルが本人役で出てるな

柊ならくれはともどもルージュスレで超重要ポジやってたぞ
あとベル様も無双してた

ベル様スレ落ちた？

>>199
っぽい
立てようとしたけどダメだったから出来れば頼む

ふむ。スレタイどうしましょ

レスは800くらいあったし、次は22スレでいいんじゃない？

立てないの？

待ってるよ

>>201さんでは無いのですが立ててきました。
【ナイトウィザード】大魔王ベル様のキャッチ☆22大☆作☆戦
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1329300178/

輪廻のラグランジェを見ていて思ったんだけど、ＮＷ的には宇宙人ってどういう扱いなんだろ？

第八世界（ファージアース）の人間、じゃない？
概念的には地球を含む宇宙系（次元）全体が第八世界なんだから

吸血鬼と人狼と天使と仙人とロボその他がウィザード扱いなんだから
きっと宇宙人もウィザードの一種に含まれると予想
(※ただしインベーダー系はきっとエミュ扱い)

「星空のラストリゾート」に獣人が住んでる忘却世界が出てきたけど、忘却世界の中には宇宙人もいるんじゃなかろうか。
現在の地球の常識では非常識なんだし。

>>208
確かマサトが異世界生まれのライフパスでM78星雲出身とかいうネタがあったな
まぁ、実際には違うんだが

一応、一般人の常識外の存在がウィザードないしウィザードのものだから、確実に常識外の存在の宇宙人はウィザードだな
確かウルトラマンになれる魔道具があった筈だし

初めまして。初投下させていただきます
小説のぶたぶたさんとのクロスです
よろしくお願いします

「はわー」
　赤羽くれはの吐いた息が白く濁る。暦の上では春はもうすぐだ。それなのにまだまだ寒さは厳しい。公園のベンチに座りなおす。手袋を外して両手をこすり合わせてから、またはめる。
雲も少なく太陽が出ているから、雨や雪の心配はなさそうだ。
でも、雪が降るのは嫌ではない。ちょっと懐かしい気持ちになれるから。子どもの頃のクリスマスの思い出。うちが神社だからクリスマスをしたこと無い。
そう幼馴染の男の子に呟いた。そうしたら、どこからかケーキを持ってきてくれた。あれは嬉しかった。
「……」
　でも、その男の子は今、傍にいない。ちょっと大変な仕事で遠くに行ってしまっている。そのうちひょっこり帰ってくるだろうし、心配はしていない。
くれは自身だって山のような仕事を抱えて忙しい。でもだからこそ、今日みたいな突然のオフにはちょっと感傷的になったりもする。
部下の人たちの気遣いなので当然、ありがたい気持ちの方が大きいけど。疲れているのも事実だし。

「え？」
　今、おかしなものが見えた気がする。バレーボールくらいの桜色の物体が、ケーキ屋に入っていったように見えた。疲れているのは間違いない。
多分、見間違いだとも思う。紅い月もでてないし。でも、腰を上げて公園の外へと歩き出す。万が一ということもある。職業病ってやつだろうか。
「はわ！」
　ありえない。ガラス越しに覗き込むとピンク色のブタのぬいぐるみが動いていた。鼻をもくもくと動かして店員さんと何事か会話をしている。
短い手でケーキをいくつか指し示す。さらに恐ろしいことに店内のだれもそれが異常だと認識していないようだ。むしろ挨拶している人までいる。
　笑顔で店員がケーキを箱に詰める。ブタのぬいぐるみが背負っていたリュックから財布を取り出す。
「モノが掴めるんだ……」
　驚きのあまり独り言を呟いてしまう。何が起こっているのか

というか世界結界仕事しろ！　

店内全員ウィザードとでも言うのだろうか。それともエミュレーター？　でもそんなに邪悪な感じはしない。邪悪の権化たる魔王と女子会しているくれはがいうのもアレだけど。
ふつうにかわいいぬいぐるみにしか見えない。

　そんなことを考えているうちに会計を終えたのだろう。
ブタのぬいぐるみが大きな(相対的にそう見えるだけで普通の)ケーキの箱を抱えて店から出てくる。
「あの」
「はい？　どうかしましたか」
　声をかけてみる。するとブタのぬいぐるみが振り向く。鼻をもぐもぐ動かして返事をしてくれる。意外と声が渋い。中年くらいのおじさんの声だ。
「ええと……。こ、ここのケーキ好きなんですか」
　話しかけてみたものの何と言っていいのかわからず、そんな事を聞いてしまう。
さすがにお前はエミュレーターか！　なんていきなり聞けない。いや、普段なら言えるけどここまで日常風景に溶け込まれると、困る。
「ええ。それに昔、一緒の喫茶店で働いてた友人の店でして良くよるんですよ」
　喫茶店で働いてた！　働けるのか、この体で！　それに友人って。その友人も人間なのだろうか。まさかぬいぐるみとか。
「美味しいんですか」
　はわーー！　何聞いてるんだろうか。そうじゃないのに。もっと聞くべき事はあるのにぃ。

「はい、とっても。僕の奥さんや娘も好きなんですよ」
　家族もいるのか。もうどこに驚いていいのかわからない。たしかに声だけ聞いてればおかしくないけど。
でもぶたのぬいぐるみだ。さぼるな世界結界め！
「そうなんですか」
「ええ、家族の喜ぶ顔が楽しみで」
「喜ぶ顔ですか」
　誰かの喜ぶ顔が見たい。やっぱりあの時のあいつは、そうだったのだろうと思う。
　今、戦っているのもその延長戦にすぎないのかもしれない。多分。
「ええ。あ、ここのケーキはショートケーキが特におすすめです。クリームの口どけも良いし、イチゴも甘いのを使ってますよ」
　やっぱりここの店に入ろうか迷っているのとでも思われたのだろう。
話しかけるキッカケが欲しかっただけなのに。親切な説明に少しだけ罪悪感。

「あ、ありがとうございます」
「じゃ、僕はこれで」
「はい、どうも」
　ブタのぬいぐるみが頭を下げるので、慌ててくれはも会釈する。
頭を上げた後、ブタのぬいぐるみは布製の手を振ってから歩いて行ってしまう。
「はわ！　ど、どうしよう」
　ウィザードなのか、エミュレーターなのか。結局確認できなかった。
　でも何故かイノセントな気がしている。普通はありえないけど。なんとなく。
「はわぁ、ケーキ買っていこうかな……」
　せっかく教えてもらったのだ。母や弟、使用人の方々のお土産にしよう。
みんな喜ぶだろう。その様子を想像するとくれはまで不思議と嬉しくなる。
「うん、そうしよっか」
　美味しかったらまた買おう。……あいつが帰ってきた時にでも。

了

以上です

お目汚し失礼しました。
ぶたぶたシリーズの積読とファンブック最新刊を同じ日に読破して
テンション上がってつい書いてしまいました

くれはさん動揺しすぎだｗ

ＧＪ！ひさしぶりに投下キターーー！

乙でした
世界結界の常識とはなんだったのかｗ

秋葉原ならコスプレして歩いてる人がいてもおかしくないよね〜

Diesとのクロスの場合、メルクリウスの扱いはどうなるんだろ
外宇宙から飛来してくる神って扱いだろうか

むしろ、神座や流出の扱いの方が気になる。

ベル様って形成さんとか好きそう

Diesはクロスには向いていないと思うなあ。
NWは大概の作品とはどこかで設定が被るから、クロス自体は可能だろうけど、色々と濃すぎてバランスが取れない。

水銀のウザさとへっぽこ魔王のかわいさが融合したら無敵だよね

ナイトウィザードって、どの程度までインフレOKなんだろ。
他所でオリキャラとメイオルティスの戦いで宇宙崩壊、という展開を見たが。

>227
あれだな、きくたけにダイレクトアタックまで行くとやりすぎだろう。

>>227
SSや身内のセッションだったら柊やくれはが主八界の主神になったとしても許されるレベル

とりあえず惑星破壊級までは普通にOKだと星継ぐとアニメで認識してるな
あとS=Fで魔王が普通に世界破壊やってる事を考えると、NWの魔王もそれに準拠するんじゃないかと

＞きくたけにダイレクトアタック

ある意味ありなんじゃね？アルシャード・リプレイの『本当のRPG』みたいな。
問題点は、実在の人物を勝手に登場させる事だけだろう。

>231
いや、そんな可愛いレベルじゃない。

部長のALGのキャラが“スタイリッシュ千葉”で、名乗る度に隣の卓でガンメタのGMしていた千葉先生にダメージを与えていたように、
《ヴォーティカル・ショット》できくたけの脳を削ってベル様の存在を抹消したら……

惑星破壊というとドラゴンボールとのクロスだな
フリーザ様とか

あれだ、「たけしー、御飯よー」とかーちゃんが下から呼んだせいでセッションが終了して
物語が虚無るという最強の攻撃が

>>228
デッドプールさんの出番か！

>>227
水道管破裂の影響で家が腐るという〈社会〉アタックだな

なんかプリズマイリヤがアニメ化するらしいんだが、あれって型月では一番NWっぽいよね。

というか、元ネタに近いところが多いしな
(某魔砲少女のオマージュが両作品とも非常に多い)

他の型月作品は魔術が重い存在になってるし

タイトルだけなら、魔法使いの夜か…

今更気づいたが夜ねこさんのところがいつもの王子SS上げてるなｗ
世界観がいつもながら独自路線突っ走ってるが、面白かったｗ

ハッピー「キラキラ輝く未来の光！ キュアハッピー！」

サニー「太陽サンサン 熱血パワー！ キュアサニー！」

ピース「ピカピカぴかりん じゃんけんポン♪」（←チョキ）
ベル（←グー）

キュアピースは原子分解した。

なぜ！？

シェローティアにじゃんけんに負けると原子分解というネタがあったのだ

あの原子分解じゃんけん、本物のベルにも使えるのかな？

今回のシェローティアには大いに笑わさせてもらったな。
過去作品の真実込みでｗ

>>244
炎砦のときのベルを宝珠が再現した存在だから炎砦のときのベルは使えたんだろう
まあそのものずばりな能力無くてもベルが《小さな奇跡》とっててGMが許可すればルール上は問題ないよね

＞《小さな奇跡》

そりゃそうだな。
ルール上はジャンケンも抜きにいきなり原子分解もできるんだろう。たぶんＧＭが許可しないだろうけど。
公式でも御都合展開を意図的に起こすための道具っぽく使われてるし。

＞過去作品の真実

砦シリーズの黒幕はメイオだったと言えなくもないｗベルが黒幕だった炎砦以外には全部関わってるし。

しかし、エルオースの神玉から冥魔七王が誕生した時の台詞というか呪文を見て思ったんだけども。
冥魔七王ってエルオースの分身じゃなくて、神玉を器に顕現してる冥魔王なのか？
少なくとも、それで誕生した内の二人はエルオースとは明らかに別人だったわけだけど。

>>247
> 冥魔七王ってエルオースの分身じゃなくて、神玉を器に顕現してる冥魔王なのか？
空砦３巻でそう言ってる
本来の肉体はまだ冥界にあるんだと

>>248

あ、そうなんだ。エンダースさん悪堕ち（元々冥魔だけど）であまりよく見てないんだよね。
エルオースって結局復活してなかったのか。

「守護者になりそこねたエルオース」の体を利用して、冥魔王を復活させる計画（表向き）
実際はメオルティスとシンゴさえ復活すれば後はどうでも良かった。
つまり、幻砦以降のラース大ピンチはどうでもいい余波の影響。

NWに似てるとごく一部で言われることもあった「灼眼のシャナ」。
去年、原作が完結し、先月アニメも終わった。

NWにもいつかあんな感じの大団円がありえるのか。というか、未だかつて完結したTRPGってあるのか。

そもそもTRPGは完結しちゃいかんジャンルなような気がするわけだが

そりゃそうなんだけどさ。
でも、セブン＝フォートレスの砦シリーズは空砦で終わりだし、アルシャードももうすぐ「創世！真ラグナロク!!」が出るわけで、それっぽい話が出てもおかしくはないと思うんだ。

まあ、アルシャードもセブン＝フォートレスもこれで終わりってことはないだろうけど。

>251
つまり、TORGやトリヴィの話か。

みんな！今までNWを応援してくれてありがとう！NWは今回で最後だ！

…そして来月からは！NWZが始まるぞ！みんな、期待しててくれ！

ある意味、アニメがそうだったな。NW1stの世界を終わらせた。いつか3rdにチェンジする日が来るんだろうか？

シャナのラストをNW的に言うと、狭界に表界を丸ごと複製した世界を創造して裏界を完全に封じ込める、といったところか。
しかも、単に封じるだけではなく、裏界側にはプラーナに溢れる新天地を提供するという。
実現できたら本当にNWが終わってしまうな。

>>256
そのプラーナ溢れる新天地を求めて異世界から侵攻が始まり裏界の封印を解くため複製世界が狙われるわけだ

ニャル子さん見てて、やっぱこの作品はクトゥルフ神話RPGじゃなくてナイトウィザードっぽいなぁと思い知ったｗ
エミュレイター扱いな邪神sとウィザード陣との認識相違が見たいなｗ

まあ萌え魔王のガワがソロモンからクトゥルフになっただけだよなアレｗ

理想郷の「見滝原在住のＭＫさんが二代目魔王を襲名するそうです」が中の人ネタを使ったクロスオーバーですね。

MiKisayakaさんと聞いて

そういえば、聖闘士星矢Ωで聖闘士の学校のパライストラが出てきたな。
プラーナとコスモか。

ナイトウィザードには、「シルバースター」「ブロンズスター」「スチールスター」などがあってだな……

なんか、アルシャードがすごいことになってるな。「スルトの剣」でNWの雑魚魔王に蹂躙された世界とは思えん。

というか、マジで終わりなのか…

「創世！真ラグナロク！！」を見たが、終わりだったがある意味終わらなかった。

あの様子なら、ナイトウィザードが終わる心配はしなくて良さそうだ。

しかし、茉莉は１年で１００レベルまであがって留年の危機も回避したんだな
一方、柊は３年かかってやっと１０レベルか

んー、だけど茉莉はアインへリアルになって以降は不老化して普通の時間の流れから外れてたらしいから、一年とは限らないんじゃね？

それにしても、メインキャラが全員神格化されてるというのはすごいな。
しかし、他は全員彼氏彼女持ちなのに、茉莉だけ彼氏なし…最後のシーンでも話したのは恵だし。

恵 「えっ、成長……？」

【何かを揉みしだくような手つきで】

月衣を纏う者は魔法が常識の世界では無敵状態になる、という設定はまだ生きてるのかね。

生きてるも何も初耳なわけだが

第１世界でもミッドガルドでもそんな描写は無かったわけだが

そんな設定があったら境界や裏界にいるウィザード勢が侵魔も冥魔も滅ぼしてるわ

スルトの剣の柊の魔剣でのみ撃破可能の奴を勘違いしてんじゃね？

>>269
イノセントが使う通常兵器からのダメージが10分の1じゃなかったっけ？

「スルトの剣」にしか出てこないし、「フレイスの炎砦」等の内容を考えると明らかにおかしいんだが、確かにそういう設定があったんだ。
最終決戦では奈落の力を取り込んでたから他のキャラでも攻撃可能になってたが、それまでウィザードの攻撃しかダメージが通らない上に「柊の魔剣でしか止めをさせない」という運命持ちだったんで、ウィザードの七瀬晶にも封じることしかできなかった。

>>275
それは、その魔王なりシナリオなりの特殊な設定であって、一般化はされねーだろう。
特定の武器/人物でしか倒すことが出来ず、その力が何故かPCに備わってるってのはNWではよくある話。

>>275
それはシナリオギミックってやつで設定とはいわん

「下がる男」柊もそうだが、茉莉も最初は「シャードが錆びてる」というネタキャラっぽい存在だったんだよな。
柊と違って、割と早くまともな理由が明かされたわけだけど。

しかし、キャラ紹介の内容がすごい。ああいうのを見るとワクワクするね。NWでもああいうのないかな。

茉莉たちがブルースフィアからミッドガルドへ向かう途中に通った小世界で、銀河戦争を止めたりアイドル伝説作ったりしてたけど、実はNWの狭界でした、という設定でクロスするのってどうなんだろ。

アトリーム出身自称記憶喪失の男ミスト・レックスがNWリプレイに介入！

むしろヴィオレットが柊弄りたいがゆえにわざと航路弄くってファー・ジ・アース来たのはいいけどニアミスしたとか。
そのままウィザード勢とともにメイオルティス＋四天王あたりとどんぱちすると燃えないだろうか？

茉莉「この世界のイデアをアスガルドに持っていけば幻夢神が目覚めて世界が滅びても次の世界で再生されるよ」
柊「俺が守りたいのはいまのこの世界なんだ！」

新生するのはユグドラシル宇宙だから主八界が再生されるのかどうか……
それはそれとしてレベリングしないと柊実に無理ゲー。
ここは柊力の出番か、それとも茉莉にすらフラグを立てに行くのか。

ユグドラシル宇宙そのものを柊力で下げよう！

そういえば、柊って『星を継がないもの』で茉莉にフラグを立ててたな。

つまりこうか。
奈落がファー・ジ・アースに侵攻
↓
茉莉たちが最低限の世界は守ろうとファー・ジ・アースのイデアを探索。柊たちは今ある世界を守るために奈落と戦う
↓
イデアを巡ってPvP。どっちが勝とうが
茉莉「この世界のイデアをアスガルドに持っていけば幻夢神が目覚めて世界が滅びても次の世界で再生されるよ」
柊「俺が守りたいのは今この世界なんだ！」
と口説き落される（何
↓
最終的に協力して奈落と決戦。
真ラグナロクへ続く

みたいな

個別のスレ落ちた？

ゾフィー隊長「安心しろ、ユグドラシル宇宙と主八界は私が助けた」

すごいな、このスレ、まだ、残ってたんだ……（懐かしいものを見る眼差しで）
すまん、ちょっと、勝手なんだけど、懐かしすぎて泣きそうで……

1年で300レスというところにお察しではある

ガンダムＡＧＥのエイナス艦長にはわわ巫女臭を感じる。

というか、何かの理由で茉莉たちがファー･ジ･アースに来たとして、そのまま入ってこられるのかね？
キャラ紹介の内容からしても、全員神格化されてるし。写し身じゃないと入れなかったりして。

上がったレベルは下げればいい、自由とはそういうものだ。

>>293
記憶を無くした街のネゴシエイター乙

>>292
こまけえこたぁ（ry
まあ真面目な話をするとレベル∞のアンゼロットが難無く出入りしているし、裏界からくるわけでもないから良いんじゃない？
ただ世界結界の制限はどうしても受けるだろうけど。

というわけでアインヘリアルの皆さんは大いなる者を習得してくださいね

茉莉「いいですよー。じゃあ、アタッカー３０Lv.　勇者３０Lv.　大いなる者３０Lv.　魔剣使い１０Lv.で」　

それもうただのウィザードではｗ

柊さん、出番ですよ

新作ごとに1からスタートなアドル・クリスティン方式でいこう。

>>300
柊「おい待てやめろ」

下がるのとリセットとどっちがダメージ大きいんだろうなｗ

怠けてレベル1なランスシリーズ方式もある。

ランス方式は、既に公式で言及されてるじゃないですかー

アルシャードのレベルをそのままナイトウィザードのシステムに変換は出来ないだろうけど、レベル100であの描写なら、レベル∞のアンゼロットの本気ってどんな？
魔王の本体とか、ルール上倒せない相手はレベル∞という扱いなんだっけ？

デコピンすると∞ダメージが飛んでくる＜本気アンゼ
達成値もすべて２D6＋∞

本気魔王が出てくるシナリオはあるけど、そこまで無茶じゃない。
一応倒せるレベル。

そもそも、どういう理屈でアンゼロットはレベル∞なんだっけ？
超女王時代には確かに限界があったはずだが。

特に理屈がないんだよね。
パワーのセーブが要らないはずの第３世界に帰るとかえって弱体化してるし。

世界結界の管理者として、なんかチートしてたんじゃね？
結界の中限定で無敵、ただし干渉禁止とか。
ネトゲの管理者側NPCな感じで。

ゲイザーの無敵状態と同じということか。
そういえば、TISもレベル∞じゃなかったかね。やっぱり、幻夢神の権限によるチートじゃないか？

「世界結界の簡単な応用だ」

世界結界とは別物のような気がする。こう、"世界のルール” くらいのレベルで。

皆様お久しぶりです。
大変時間がかかりましたが、新作第二話書きあがりました。


九時過ぎあたりから投稿したいと思います。

幕間　一

　学園世界D-41区画、『ホグワーツ魔法魔術学校』にて。

　赤と緑が、青を背負って乱舞していた。
　六人のチェイサーが、赤いボール『クアッフル』を奪いあい、四人のビーターが黒い『ブラッジャー』を棍棒（クラブ）で打って仲間（チームメイト）を援護する。
　そして、二人のシーカーが金色をした『スニッチ』を探し出す。
　それが、魔法界１の人気スポーツ。
　それが、『クィディッチ』。
　そしてそのスポーツが、ホグワーツの空に繰り広げられていた。

　舞う赤色は、黄金の獅子をシンボルに掲げるグリフィンドール。同じく緑は、銀の蛇を象徴とするスリザリン寮のシンボルカラー。
　赤と緑の二つの寮は、創立者ゴドリック及びサラザールの頃から、約1000年ばかり恒例となっているドツキアイ（コドモノケンカ）をかましていた。
　あくまで、英国紳士道（スポーツマンシップ）に則って。

　そして、学校に付設されているクィディッチ場（フィールド）の、楕円の芝生を囲んだ階段状の応援席では、観衆にまぎれて二人の少女が主に一人の選手に声援を送っていた。

「ハリーッ！！　後ろ！　後ろ！！」
「後方、十メートル！！　急いで反転して！！」

　赤毛と黒髪の美少女二人。ハリー・ポッターを応援する二人は、互いに相手の声に貌をしかめると、非友好的な視線で火花を散らした。

「あらあら。これはこれはレイヴンクロー寮のチョウ・チャンさん。
　ハリーの応援は、グリフィンドールの私に任せて、そこらへんの草でも抜いてなさいな」

　赤い、クィディッチユニフォームをまとった少女が、口角を引き上げれば、

「随分と面白い事を言うんですね、ジニー・ウィーズリー。
　貴方こそ、ハリーに熱をあげる前に、『恋人』のマイケル・ターナーのところに行けばよろしいでしょう？」

　青いユニフォームの黒髪な方も、目が笑わぬ笑顔をつくる。
　
　二つのコロス笑みに、空気が凍った。
　ジネブラ・モリー・ウィーズリー。愛称ジニーと、チョウ・チャンは、表面上笑顔で睨みあう。
　
「………。言ってくれるじゃない。この根性無しの裏切り者」
「っ！　私は裏切ってなんかいないわ！！
　それにッ――――自信過剰の足手まといよりはましよっ！！」

　最早、互いの視（死）線は物理的な火花を散らし、観客が悲鳴をあげて逃げ出した。
　引き潮の中心の二人は、憎々しげにお互い（コイガタキ）を睨みつけ、

「ステュー　―――」
「エクスパ　―――」

「エクスペリアームス！！　武器よ去れ！！」

　同時に引き抜いた杖（ワンド）で呪いをかけようとした瞬間に、紅の閃光が奔る。
　二人の手を離れ、宙を舞った杖はたっぷりした栗毛の少女の手に収まる。

「二人とも、何を、やっているの？」

　独特の、聞き慣れなければイヤミにも聞こえるイントネーション。そんな喋り方をする人間は、二人とも一人しか知らない。

「ハーマイオニー！？」／「グレンジャー！？」

　サラウンドに名と姓を分けて名を叫ばれた少女は、これ見よがしに嘆息して見せた。

「お互い、言いたいことは山ほどあるんでしょうけれど。
　他の人が迷惑なの。おわかり？　喧嘩するなら他所でやってね？　魔法無しで」

　「迷惑だから」と重ね、没収した二人の杖を、自分の杖と一緒にポケットにしまい、ハーマイオニー・グレンジャーは友人へと視線を向けた。

「ごめんね、ノドカ、ユエ。何だか騒がしくて」

　話を振られた、ホグワーツのものではない制服を着た、これまた二人の少女は、何処か遠い目をしながら、気にしていないと告げる。
　こめかみに汗を滲ませて、「なんだか、他人事じゃないよね……」「まったくです」と小さくつぶやく学外の友人に疑問符をうかべ、ハーマイオニーは空を仰いだ。

「で、これがクィディッチ。どう？　見ごたえあるでしょ？」

　その台詞に促されるように、ノドカとユエの二人も、上空で繰り広げられる重力を突破した球技を見上げた。
　乱舞する赤と緑は、目で追う事も困難な高速の世界でめまぐるしく、三つのボールを追いかけている。
　目にも鮮やかな色の氾濫に、二人からは、ただ感嘆のため息しか生まれなかった。

「―――これは、想像以上の迫力です」
「すごいねぇ……。目が回りそう」

　呆然とした友人二人に、ハーマイオニーは満足げに解説を続ける。

「クィディッチは、とても歴史あるゲームでね、11世紀ごろクィアディッチ湿原で始まった遊戯が原型だと言われているの。
　その後1398年に、ザカリアス・マンプスがしっかりとしたルールを定め、1473年、初めてクィディッチ・ワールドカップが開催されたわ。
　1674年にはイギリスでクィディッチ・リーグが設立され、1750年に「魔法ゲーム及びスポーツ局」が設立して、クィディッチの公式ルールが誕生したのよ―――」

　立て板に水の如く垂れ流される蘊蓄に、ノドカとユエは、声をあげて頷きを繰り返す。

「―――スニッチは元々、スニジェットと言う丸くて羽のついた魔法生物が使われていたんだけど、乱獲で数が減ってしまってね。だからその姿を模したスニッチをつくったのよ。
　で、クィディッチのピッチは、縦500フィート（約150m）、横80フィート（約24m）の楕円形と定められているわ。
　そしてピッチの両端に得点エリアがあって、ほら、あの金の柱が3本ずつ立っているところよ。あの柱は16ｍあって、先端に付いている輪がゴールなの。
　また、ほら、見えるかしら？　ピッチの中央に直径2フィート（約60cm）の円があるでしょ？　そこは4つのボールのリリースポイントとして審判が使うの。
　ホグワーツでは飛行術のロランダ・フーチ先生が審判をされるわ。――ええ、ユエ。あそこで箒に跨ってらっしゃる女性よ。
　――説明に戻るわね。ピッチの地面は芝生であることが多いけれど、ルールでは定められていないので、砂や氷、水でできていることもあるわ。
　でも、ホグワーツのピッチには、芝生が使われているのよ―――」
「あの……、ハーマイオニー？」
「それは―――って、何？　ノドカ」
　
　少女は、遠慮がちにクィディッチ場（フィールド）を指差す。

「あの、黒い線はなんなの？　ペナルティライン？」

　指差した先には、青々と茂る芝生の上に、焼け焦げたような黒い線が走っていた。

「ああ、あれは――」
「こないだの襲撃のときについてたんですよねー」

　突如の声に、驚いて三人が振り向くと、

「あ、びっくりさせちゃいました？　どうも！　清純派の――――」

　青みがかった髪をポニーテールにまとめ、ビールサーバーを背負ったアルバイターがいた。

「ミス、マカベ！？」

　そんな、東京ドームにでもいそうな格好をした年長者は、

「いえいえ、勿論学生ですからノンアルコールビールですよ？」
「……誰に向かって言ってるんです？」
「いやいや、こっちの話、こっちの話。
　おや、こちらのお二人はホグワーツの人じゃありませんね？」
「あ、はいです。私たちは―――」
「すとーっぷ！」

　口を開いた少女を制し、ビール売りは続けた。

「私の推理によると………お二人は麻帆良学園の生徒さんですね！」

　びしっ！　と、効果音付きで宣言するビール売りに、ユエとノドカの二人は困った顔をする。

「ええ。私たちは確かに麻帆良の生徒ですけれど―――」

　二人の服装は、チェックのスカートに赤いブレザーである。紛れもなく麻帆良学園中等部女子の制服。
　一目瞭然な事実にドヤ顔で胸（巨）をはる、アルバイターに言葉もない二人だった。
　
「はい。これ、お近づきの印です」

　で、呆けている間にビール売りは三人の手になみなみと注がれたグラスを握らせていた。
　戸惑い視線を売り子とグラスの間でさまよわせる。けれど、にっこにこな売り子の視線に負けて、三人は口をつけた。

『―――あ。』

　思わずため息が漏らす、ノドカとユエとハーマイオニー。麻帆良の二人は純粋にその美味に、ホグワーツの一人は、味そのものに驚いていた。

「これ、ホグズミードの……」
「そ、バタービールだよ」

　イギリスはブリテン島。魔法で守られたホグワーツ魔法魔術学校の最寄りの村。ホグズミードのパブ『三本の箒』。
　そこの人気商品『バタービール』と、売り子に渡されたノンアルコールビールは、まったく同じような味だった。
　寒くなる頃には恋しくなる飲み物（バタービール）は、しかしホグズミードが学園世界には存在しないため、暫くは味わえない味と思っていたのだが、

「うん。何を隠そう某農大の教授がね、いろんな世界のお酒とか発酵食品の話を聞いて、挑戦してみようかってことで作った試作品第一号！
　その反応を見るに、結果は上々みたいだね！」

　見回せば、観客席のあちこちで、バタービールに驚いているホグワーツ生の姿。
　ハーマイオニーも、懐かしい味に思わず貌を綻ばせた。
　それに満更でもない貌をしていたビール売りは、向こうの方で上がった客の声に、踵を返して向かってゆく。
　他所の学校の制服を着た長い黒髪の女生徒相手に、何やら驚愕の声をあげているが、動きがコミカルで微笑ましい。
　隕石落としをかますような人だが、銀髪の前任者よりはよっぽどとっつきやすいと、僅かな恐怖とともに思い直していると、麻帆良の友人二人の訝しげな視線と目があった。
　どうやら、手にしたバタービールの事を聞きたいらしい。

　僅かに苦笑して、ハーマイオニー・グレンジャーは、蘊蓄を語り出した。

第二章　　Rの刻印　_the_sign_from_the_mind_

１


　そう言って、柊蓮司は手にした紙束を放り投げた。
　放物線を描いた紙束は、空中に在るうちに、緑と黒を彼女に伝える。
　学園世界A区画、『極上生徒会管理棟内・東棟』にある通称『執行部室』にて、その紙束――L版印刷のスナップ写真の束を受け取ったノーチェは、「ありがとうであります」と頭を下げた。
　
「助かったであります」
「気にすんな。つーか、俺の方が気になる。その写真、いったい何なんだ？」

　柊は訝しげに首をひねり、

「襲撃（日常茶飯事）の現場写真なんて、わざわざ手に入れてどうすんだよ」

　徹夜明けの一仕事終わって、疲労と弛緩が漂う部室でノーチェは目尻を掻く。
　少々引っかかる事が在ったため、暇そうにしていた柊を使って手に入れたものの、今の段階では仮説ですらない、云わば蟲の知らせだ。
　困ったような笑みを浮かべ、言った。

「ちょっとまだ話せるような段階ではないのでありますよ。
　ただ……、もしかしたら、少し厄介な事になるかもしれないであります」

その言葉に、柊は露骨に嫌な顔をして、

「呑気の権化みたいなお前が言うと、嫌なセリフだなそれ」
「し、失礼な！」

　一体何が起こるんだよ。と、米神を揉み解す姿に、頬を膨らませたノーチェは喰ってかかる。

「私これでも傭兵（プロの戦争屋）でありますよ？　『備えあれば嬉しいな』と、弁えているであります！」
「……。『備えあれば憂いなし』―――な」
「………」
「…………」
「まだ、日本語には慣れていないのであります」
「いや、月衣が翻訳してくれんだろ？」
「………」
「…………」
「くぁあーーーッ！！
　全ウィザード馬鹿代表の蓮司に突っ込まれるなんて何という屈辱！！」
「だれが全ウィザード馬鹿代表だコノヤロウ！！」
「全執行部馬鹿代表でも可！！」
「問題は範囲（そこ）じゃねぇッ！！」

「何大騒ぎしてやがるっ！！！」

　スパァン！　と扉を開いて怒鳴ったのは植木耕助だった。
　火野国中学所属の髪をツンツン逆立てた少年だが、今日は服装が少し違っていた。
　ジャケットとズボンが一体化した、所謂、作業着（ツナギ）を、服の上から着ているのだ。
　ツナギの色はおそらくライトグレー。おそらくと付いているのは、見る影もなく汚れているからである。血の赤で。

「廊下まで聞こえてたぞ！　しかもそんな手垢がつくまで使い古されたネタで―――！！」
「あの、コースケ―――」
「なぁ、植木―――」
「んだよ！？」

　恐る恐るノーチェは言った。

「その格好は、非常に心臓に悪いであります」

　物理的に、植木の額にタコマークが浮かんだ。

「誰の所為だと思ってるッ！！　人が徹夜明けの眠いところを堪えて掃除してるってのに！！」

　かける言葉はソレか！？　と、珍しくも絶叫する。
　因みに、掃除とはもちろんこの極上生徒会管理棟・東棟の掃除である。基本的にここは執行委員しか使わないので、当然掃除も執行委員の役目だ。
　昨日一日で起こり続けた襲撃の対処に追われたほとんどの執行委員がぶっ倒れている中で、今動けるのは植木だけであった。
　モップに？（ガチ）を与える力を持つ自分より他人な男ではあるが、酷い汚れには内心げんなりもする。
　ソレなのに、

「洗面所のシンクをあんなに汚したのノーチェだろう！！？」

　苦労をかけさせている張本人が、下らない口喧嘩をして遊んでいれば、気分良くいられようはずもない。

「いやー。申し訳ないであります。おとといの深酒が祟りましてな。
　気付けの心算で喉をついたら、ドバーっと………」

　ノーチェのセリフに、それはもう聞いた。と、諦観の様子で呟く。
　一頻り叫んだ植木浩介は、静かにしてろよ。と、言い残して掃除に戻って行った。

「………」
「…………」

　で、残された二人はと言えば、

「…………」
「……………」

　いまさら口喧嘩を蒸し返す気にもなれず、柊はソファに体を横たえ、ノーチェは手元の写真の束を確認し始めた。
　そして、

「―――蓮司」
「あぁ――？」
「これ、昨夜の分が無いであります」
「え？　そうなのか？」
「はいであります。よりによって一番欲しいのが無いとは―――――」
　不自然に、ノーチェは言葉を切った。
「……テメェ。何が言いたい」
「いえ。無駄な喧嘩を繰り返すこともないなと。
　さぁて、コンピューターで調べるとするであります」

　わざとらしく行動を宣言した後、眉の間に川の字を刻む柊を尻目に、ノーチェは画面に向かい学園都市のサーバーにアクセスする。
　そして一頻り情報を漁った後、彼女は唐突に立ち上がった。

「ちょっと行ってくるであります」

　部屋を出たその足で、階段に向かい外を目指す。

「で？　どこ行くんだよオマエは」
「蓮司？　いえ、トイレでありますが、なんです？　蓮司は女性が用をたすの見て興奮する性質でありますか？」
「人に勝手な性癖つけんな。
　どこ行くんだよ、送ってってやる」
「……。いや、ですから」
「身体、まだ治ってねぇんだろ。
　洗面台に、血反吐吐くぐらいにはよ」
「…………」
「大体ウソが下手なんだよ。なんだよ飲みすぎって、そんなタマか」
　ウワバミが。

　呆れる柊に、彼女は沈黙で答えた。

　ノーチェ。
　マーセナリー・オブ・イタリアンヴァンパイア。
　学生ばかりが集まるこの学園世界において、異彩を放つ『絶滅社の傭兵』。
　先日の騒動（トラブル）の傷痕は、未だに根深くその身を苛んでいた。

　溜息一つ。柊は箒を取り出す。

「まだ飛べねぇんだろうが。
　どこ行くんだよ、付き合ってやるから」

　タンデムシートに軽い衝撃とともに、衣服の背中が掴まれる。
　
「蓮司。お礼は言っときますが、私にフラグを立てようなどと言う事は考えてはだめでありますよ」「フラグってなんだよ！！」
「いやー、何だかこう、ナルキッソスと言うかなんというか、非常に危険なにおいがするであります」
「だから何を言ってるんだコノヤロウッ！！」

　騒がしく、二人の異端は空を舞った。
　目指す先は学園都市。目撃者立ち合いで、先夜の検証が行われる場所であり、上条当麻とアゼル・イヴリスが撃たれた現場である。

２

　ポタ。ポタ。と、抗生剤の薬液が、チューブを通って血管に流れ込んでゆく。

「腹膜炎だね」

　病室のガラスに写る医者のカエル顔が、言う。

「食事のあとだったのが、不運だったね。
　弾丸が大腸を破って内容物が腹腔内にあふれ出たときに、雑菌に感染したんだね。
　で、お腹を開いて溢れた内容物を吸引して、大腸を縫い合わせてお腹と背中の銃創（あな）を塞いで、滅菌のために抗生剤を点滴投与してるんだね」

　解説してくれるのはありがたいが、その、全ての語尾が疑問形なのはどうにかならないのだろうか？
　いや、幻想御手やミサカシリーズ（過去のあれやこれや）の事で優秀な医者だと言う事はわかってはいるが。
　御坂美琴は眉を顰めながら、振り返って医者を見た。

「で、アイツ、いつ起きるの？」

　病室のベッドの上で、昏々と眠り続ける上条当麻を指差す。

「暫くは、絶対安静だね。
　いや、彼にしては常識的な怪我だから、治る期間も常識的だね」
「常識的？　銃で撃たれるのが？」
「右手を二の腕から切り落とされたり、ダンプに跳ねられたのでも無いのに全身打撲に陥ったりするのに比べればね。
　おっと、これは個人情報だった。僕が喋った事はオフレコでお願いするよ」

　そそくさと医者はその場を離れた。

「つまり、今はコイツを動かすなってことね………」

　どうせ本人に言っても聞かないから、周囲の人間に抑えさせるつもりか。
　医者の背中を見送って、紙袋を二つ提げた美琴は、ドアを開けた。
　窓が大きく開かれ、圧迫感を感じさせない造りの病室に、医療機器に囲まれたベッドが一つ。そして、上条当麻が横たわるベッドの傍らに、人間大のティーカップがあった。

「………。寝てないの？」

　かけられた美琴の声に反応して、高級ティーカップの様な白い塊が動き出す。

「あ、短髪」
「御坂美琴だって言ってんでしょうが。
　それより、隈。酷いわよ」

　慌てて鏡を覗き込むインデクッスとかいう少女。美琴はとりあえずの見舞いの品（黒蜜堂のプリン）を、サイドテーブルに置いた。

「あっ！　それすごくおいしいプリンだよねっ！　まえにもってきてくれたの短髪だったんだ！」
「だから御坂美琴だって……って、アンタいきなり開けてんじゃないわよ！！」

　鏡に向うも束の間、早速、スプーンを咥える食いしん坊の所業に目を剥く。包装紙？　とっくにびりびりに破られて床の上である。

「？」
「いや、首かしげてないでっていうか、ってソレもしかして二個目？　結構するんだからもっと味わって食べなさいよ！！」

　黒蜜堂のプリン。一個７００円である。買ってきたのは四個入りなので合計２８００円。
　すべてハラペコシスターの胃袋に収まりました。

「………信っじらんない。
　フツー全部自分一人で食べる？　なんで他人（ひと）が四つ入り買ってきたのか、意味考えろってのよ」
「えー。だってこれちっちゃいから四つぐらいかんたんに食べられるよ？」
「食べられるよじゃねぇよ！！　いや、私だってそれぐらい食べられると言うか、甘いものは別バラだけどね！？
　だからってフツーは独り占めしないでしょうが！？」
「でも、一箱だったよ？」
「それがどうしたのよ！！　だから四つ入りだったでしょうが！　
　アンタと！　アゼルと！　私と！　コイツの分よ！」

　ビシッ！　と、ベッドの上の上条を指差す。指先を追ってインデックスも上条を見る。
　美琴もインデックスも口を閉じれば、酸素マスクの音と心電図の音だけが、部屋を満たす。
　
―――上条当麻は、昏々と眠り続けていた。

「起きないね、とうま……」
「………。暫くは絶対安静だってさ」
「でも、とうまだから。
　私たちが騒いでたら、文句言ってくると思ったのに」
「『うぉいっ！　上条さんは大怪我してるんだから、静かにしやがれっていうかして下さい！！』
　って感じ？」
「うんうん。そんな感じそんな感じ。
　………そんな感じで、起きると―――思ったんだけどな」

　医療機器の音が、嫌に、耳を衝いた。

「起きるわよ、コイツだもん」
「……そうだよね。とうまだもんね」

　二人は、ベッドサイドのスツールに腰を下ろし、

「ありがとね。短髪」
「……いきなり、ありがとうなんて言われてもワケ判んないわよ。
　それにお礼言うんなら、人の名前ぐらいちゃんと呼びなさい」
「うん。昨日の夜から、ずっとありがとう。
　短髪が来てくれなかったら、私どうしようもなかった」

　―――あの後、上条が腹を撃ち抜かれ、そしてアゼルも凶弾に倒れ、インデクッスはただ一人、血の臭いが咽返る夜の中に取り残された。
　彼女の頭の中にある一〇万三〇〇〇冊の中には、傷を癒す魔術もある。しかし、彼女にそれを扱う事は出来ない。
　Index-Librorum-Prohibitorum即ち魔道図書館。図書館の役割は、知識を貯め込み、また必要に応じて吐き出す事であって、それを利用する事ではない。
　それ以前に、幻想殺し（イマジンブレイカー）を持つ上条当麻と、異世界の魔王であり、猛毒を打ちこまれたアゼルを、彼女にどうにか出来る筈も無く。

　無力で。

　結局、柊蓮司や御坂美琴、執行委員が駆け付けるまで、インデックスは血の海の中で、上条とアゼルに呼び掛け続ける事しか出来ずにいた。

「とうまとアゼルを、びょういんに運んでくれて、ありがとう」
「別に、改まってお礼言われるようなことじゃないわ。無関係（ひとごと）じゃないんだし――」

　それより。と、美琴はインデックスの顔を覗き込んで、

「アンタ、ホントに一睡もしてないんじゃないの？　ちょっと横になんなさい」
「でも―――」

　見舞客が泊まり込めるよう設置された簡易ベッドを指差す美琴に、インデックスは言いよどむ。

「とうまが、いつ起きるか分かんないし」
「だったら尚更でしょうが！」
「えっ！？　ちょっと？　短髪！？」

　美琴は強引にインデックスを抱えあげて泊まり込み用のベッドに放り込み、有無を言わせず毛布をひっ被せる。
　毛布の下から、顔だけもがき出したインデックスの鼻先に、人差し指を突き付けて、

「アンタだって女の子なんだから、男に見せる顔ぐらいちゃんとしなさい。
　そんな、徹夜明けで隈の出てるみっともない貌見せたいの？」
「………。でも、」
「デモは警備員（アンチスキル）が鎮圧したわ。
　それに、あんたにはこれから付き合ってもらわなきゃいけないんだから、ちゃんと体を休めとく事！！」
「………。付き合ってもらう事って？」
「事件当夜の情報提供。コイツをこんな目に遭わせた犯人をふん捕まえるために、協力しろって言ってんの」

　絶対長くなるから、今のうちの寝ときなさい。
　キッパリと言われ、インデックスは納得がいっていないような顔を見せながらも、

「……わかった」

　そう言って横になる。と、やはり疲労が在ったのだろう。すぐに呼吸が規則正しく、ゆっくりになっていく。
　それを見て、美琴は病室を出ていこうとするが、

「っと、そうだ――」

　忘れてた。と、ばかりに振り返り、インデックスに問いかける。

「アゼルはどこに居るのよ？」
「…………えっと、くれはっての……と、せいってのが―――連れてった。
　治療、だって―――」

　ついに寝息を立て始めたインデックスに、美琴は微笑んで、

「ありがとね。お休み」
　
　紙袋を一つ手に、静かに病室を出て行った。


　朝焼けの光が差し込む部屋（びょうしつ）に、二つ、寝息が木霊する。

３

　体調は、すこぶる良くなった。

　保険として噛まされた首輪には、破壊しようとすれば、即座に猛毒を流し込む機能が在る。銃弾によって傷つけられ、その安全装置は正常に作動した。
　己の反存在とも言える桜間流のプラーナを注入され、彼女は、完全に行動不能となった。

　しかし、猛毒の影響は、今は、完全に消え去っていた。

　『小さな奇跡』によって、彼女との関係はなかった事にされたとしても、少女のプラーナは、非常になじむ。
　魔石になるまでプラーナを放出し、昏倒した紅樹星を思い、アゼル・イヴリスは複雑な溜息をついた。
　
「ごめんね。星」

　自分自身（魔王という災厄）から解放された筈なのに、こうして巻き込んでしまっている事が非常に心苦しい。
　赤羽くれはが言うには、赤樹星が、自分で納得してプラーナを分けてくれたと言うが、それが救いになるわけでもない。
　くれはが退席し、簡易ベッドで休む星と二人きりで残されて、アゼルのため息は深くなる。

　体調は、回復した。
　しかし、精神は未だ復調しない。

　猛毒を流し込まれ、指一本動かせず―――血の海に伏せる上条と、泣き叫ぶように名前を呼び続けるインデックスを見ていることしかできなかった。
　それも、これも

「入るわ―――」

　聞いた事の在る声に驚き、思考が中断する。慌てて振り向けば、そこには病室のドアを閉める少女の姿があった。

　４

「―――よ。………って―――」

　病室に入った途端、目を丸くされると、リアクションに困る。
　美琴は、ぺたぺたと自分の顔を撫でまわした。

「なに？　顔に何か付いてる？」

　指先には、ニキビひとつない自慢の肌の感触しかないが。

「ご、ごめんなさい。てっきり赤羽くれはが戻ってきたのかと」

　何故にそこで、さっきすれ違った輝明学園の代表者の名前が出てくるのか、首をかしげる美琴だったが―――。

「あー……。声か」
「ごめんなさい………」

　いろいろと似ている――主に惚れた男の性質とか――所があるが、自分でも驚くぐらいに美琴とくれはの声は似ていた。
　顔見知りが入ってくると思ったら、顔を知らない別人が現れたのだから、そりゃ驚くだろう。

「そんな謝んなくていいわよ。似てるのは自分でも自覚してるしね」
「あぅ……ごめんなさい」
「だから謝んなって。気楽にいきましょ気楽に」

　言って、御坂美琴はスツールを、ベッドの脇に持ってくる。

「とりあえず、初めまして。
　私は、御坂美琴。一応、執行部員ってことになってるわ」
「……えっと、あたしはアゼル・イヴリスで―――」
「知ってる。あいつの所で世話になってる魔王でしょ？」
「……アイツって、上条君？」
「そ、ソイツ。
　で、単刀直入にいうけど、昨日の晩の事件について証言取りたいから、協力してほしいのよ」
「証言？」
「事件が起きた時の詳しい状況とかね。
　ほんとなら、アイツが起きてからの方が良いんだろうけど、ちょっと時間かかるみたいだし、風紀委員（ジャッジメント）や警備員（アンチスキル）も暇じゃないし……。
　と、言うわけで、アンタとちっこいのだけでやろうってこと」
「あたしと……インデックス？」

　そうよ。と返して、美琴はアゼルを見据えた。

「協力。してくれる？」

　二つ返事で頷いたアゼルに、美琴の行動は早かった。

「じゃ、さっそく準備しましょうか」
　
　言って、手にしていた袋の中身をぶちまける。

「……なにこれ？」
「何って、服よ」
「……いま、着てるけど」

　薄緑色の、バスローブの様な、布切れ一枚（びょうにんふく）をつまんで、アゼルは言った。
　何言ってんだコイツ？　美琴の瞳が口ほどに働く。対象は、衣服の違いも理解できない異世界の魔王。

「いや、外出する服じゃないでしょ、それ」
「……そうなの？」
「そ、う、な、の！」

　ホントに何言ってるんだコイツ。再び口の仕事を瞳で代行して、美琴は見繕ってきた女物の服を突き出す。
　それでも、相手は首を傾げ、

「……あたし、制服持ってるよ？」
「あんたの制服、血まみれになっちゃんたんだから、着れる訳ないでしょうが」
「………洗えば落ちるんじゃないかな？」
「何時、どこで洗うのよ」

　寝ぼけているのか、常識に疎いのか、ピントのずれた発言の主に、美琴は頭を抱える。
　しかし、仕方がない。もともと、アゼル・イヴリスは己の異能によって、魔殺の帯と言う長い包帯の様なものを全身に巻き付けた姿でしか居られなかったのだから。
　そもそも、荒野に引きこもっていた上に、汚れる事も傷つく事もなかった。
　そのせいで、体を守る必要も、社会的立場を主張する事もなかったアゼルにとって、病衣と外出着の違いなど、人間にすればイヤリングとピアス程度の違いしかない。
　なので、

「おりゃっ」
「！？　美琴ちゃん！？」

　らちが明かないと、実力行使。

「ああっもうっ！　暴れんじゃないわよ！！」
「待って、脱げる。自分で脱げるから！」
「トロいっつってんの！　こちとら早く情報が欲しいんだから！！　とっとと動けるようになりなさいよ！！」
　
　美少女魔王の病人服に手をかけて、果物の皮のように剥こうとする、女子中学生。第八世界の住人が見たら、目を疑うような光景だ。
　魔王としても、撥ね退けるにしても少女を傷つけるわけにもいかず、自然と劣勢へ追い込まれていく。
　
「わかった！　わかったから！！　美琴ちゃんなんか怖いっ！！」
「怖いって何事よ！　失礼な事言ってんじゃないわよ！！」

　襲う少女と、襲われる魔王（しょうじょ）。美少女二人がベッドの上でくんずほぐれつ暴れまわる。
　非常に背徳的な光景だが、それに突っ込みを入れる第三者（あかぎ　せい）は、昏倒中。
　そしてついに、アゼルの両腕を掻い潜り、美琴が服の合わせ目を開く。

「とったぁ！！」

　たゆん。

「！！！」

　病人服の前を肌蹴た瞬間。視覚に飛び込んだその情報が、赤い色で熱をイメージするように、脳内に擬音を再生する。共感覚は、今日もちゃんと働いている。

「………。美琴ちゃん？」

　石像のように固まった美琴に、撥ね退けるチャンスであるにも関わらず、ある種の異様な雰囲気を感じ取り、アゼルはただ、声だけをかけていた。
　反応して、美琴が視線をあげる。

「………っ！」

かもされたー

支援。

　思わず、悲鳴を上げかけた。
　表情が抜け落ちた、美琴の貌。それは無意識に、目に飛び込んできた、アゼル・イヴリスの肢体（からだ）の一部と、自身のソレを比べた結果。
　その貌が、アゼルの記憶野を刺激する。

　そう、あれは、オーディン・スフィアの事件のあと、ベルと一緒に温泉に入った時、蝿の女王が荒廃の魔王と、秘密公爵の胸部に向けた視線と同じ。
　ベルによって、そこはかとない恐怖を植え付けられた、持たざる者が持ち得るものに向ける、SIT（嫉妬）の視線である。

「………あの、美琴ちゃん？」
「………」

　無言のまま、美琴は手にするスカートとブラウスをアゼルに押しつける。

「あの………」

　無言を貫きベッドを下りる、美琴に声をかけるが無反応。
　くるりと、背を向けた美琴が、ようやく言う。

「早く着なさい」
「えっと……」
「良いから早く」

　口調が平板なのがさらに怖い。
　アゼルはいそいそと袖に腕を通しはじめた。そして、思う。

（ベルと美琴ちゃんも、仲良くなれそう………）

　根拠はないが、赤羽くれはと同様に。

　………。
　……。

ぅぉぅ、お久しぶりっすしえーん

久しぶりにスレを見たら久しぶりの投下とは
乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられないな
まぁ、俺蠍座なんだが

５

　『魔法の弾丸』
　1963年11月29日金曜日。アメリカ合衆国はテキサス州ダラス。現地時間12：30。第35代大統領、ジョン・F・ケネディがパレードに集まった公衆の面前で暗殺された。
　その際、狙撃犯の持つ「カルカノM1938」ライフルより発射された弾丸のうち一発が、二人の人間の体に7つの穴を空けたと言う。
　後世、『証拠物件399』の正式名称を持つ弾丸は、不可能な事態の揶揄的表現として『魔法の弾丸』と名付けられる。

　そして昨夜―――。学園世界、C-４４区画『学園都市』に、約半世紀の時を超え『魔法の弾丸』は黄泉還った。


　「―――って事なんですけど、どうしましょう？」

　如何したもこうしたもない事を聞いて来る後輩風紀委員をねめつけて、白井黒子は吐き捨てた。

「人に聞く前にまず自分の頭でお考えなさいな」
　肩から上は、帽子の台ではあるまいに。

　調査の報告を終えた後輩をあしらって、視線を虚空にさまよわせる。

　正直、黒子としてもこんな事件に、頭を悩ませたくはない。
　勿論、学園都市の生徒（じゅうにん）が、ライフル狙撃されたと言うのなら大事だし、何とかしなければならない。
　―――が、被害者は異世界の魔王。しかも軽傷で、さらに今ではピンピンとして捜査協力を行っている。
　もう一人撃たれた被害者（の）が要るが、御坂美琴（愛しのお姉さま）に近付く類人猿（だんしこうこうせい）の怪我など、どうでもよろしい。幸い命に別条はないようだし。

　つまるところ、昨夜の襲撃事件は、黒子的に言って、非常に勤労意欲（モチベーション）が上がらない一件なのだ。
　だと言うのに、『魔法の弾丸』などと言うふざけた代物まで登場すれば、低空飛行していたやる気ごとき、トンネルを掘ってもぐってしまっても仕方がないと、黒子は思う。
　
　白い少女、確かインデックスとかいったはず。
　彼女の記憶が正しければ―――、絶対記憶能力を持つそうだから間違ってなどいないのだろうが、件の弾丸は三度跳弾し、二人の人間に三つの穴を空けたようだ。
　アゼルの銃創の位置と角度から導かれた弾道はその軌道を示しているし、中継点と思しき地点では、跳弾の痕跡らしき痕から、鉛らしき金属粉が検出されている。
　なんとも笑えない事に、科学的捜査から導かれた情報が、紛れもなく、昨夜この場に『魔法の弾丸』が存在した事を説明してしまっている。
　いら立ち混じりに、黒子は太腿のホルスターに触れて―――

「ぎゃぁっ！！」

　十一次元上で位置情報を動かし、三次元空間内の位置情報に干渉する大能力「瞬間移動（テレポート）」。
　一切の誤差なく作動させた能力は、狙い通りにホルスターのダーツを的に突き立て、奇妙な悲鳴を上げさせた。

「てｍ「遅いですわよ。さっさと来なさいな」ぇって、開口一番それかよ！！」

　メモを覗き込んでいたところに、いきなりダーツを突き立てられた的（おとこ）は、大股でまっすぐに、黒子との距離を詰めて来た。
怒鳴る的（ひいらぎれんじ）の言葉を聞き流し、黒子は続ける。

「何を油売っていますの。これはナイトウィザード（そちら）の領分でしょう？」
「………やけに断言しやがるな―――」

　的（柊蓮司）の渋面に半眼を向ける。自分の相方が忙しくしているだろうに何をしているのか、断言も何もそれ以外に何が在ると言うのだ。
　頭が悪いのだろうか。声に出してやると

「喧しい！！　どうせ俺は、知能労働は苦手だ（ちりょくひくい）よ！！」
「胸を張る事ですか。
　兎も角、イヴリスさんは貴方がたの『敵』なのでしょう？」

　アゼル・イヴリスの命を狙うものなど、第八世界の関係者（ナイトウィザード）以外、いるものか。彼女は学園都市にとって、一応、恩人（？）に当たるのだから、

「―――だから、能力（スキル）による犯行は、否定できますわ」

　学園都市の闇が深いと言っても、狙撃用ライフルなど、生徒（コドモ）が楽に入手できるものでは無い。
　そんなものをわざわざ用意して犯行に及び、『魔法の弾丸』の真似事をするほどの動機が在るものなど、この街にはいない。

「―――学園都市以外の住人ですが、これもナイトウィザードを除いてシロですわ」

　別の世界に飛ばされたとはいえ、もともと周囲からは厳重に隔離されていた実験都市だ。出入りする人間については、こちらに来てからもしっかりとチェックしている。
　昨日、学園都市に訪れた外来者は五六七名。その中で、完全下校時刻を過ぎた午後7時まで残っていた者は一三名。
　当然だ。
　学園世界の住人は、その殆んどが『学生寮』と呼ばれる極上生徒会が用意した宿舎で寝泊りをしている。
　例外は寄宿機能を持つ学校の生徒だが、それこそ門限はしっかりとしている。敷地内の空白地に『学生寮』を作ろうとか言う計画が在るらしいが、あくまで噂であるし。
　だからこそ、徒歩以外の交通手段が無くなる完全下校時刻前には、他校の生徒はほぼ姿を消す。
　特に遊ぶところ（アミューズメント施設）も泊まるところ（観光ホテル）も存在しないのだから、午後六時以降に学園都市に残ろうと思えば、ここに住む生徒の家に泊まるしかないのだ。
　勿論、昨夜に残っていた一三名の所在は確認済みである。

「例外は一つ」
「―――エミュレイター退治の為に選抜委員に合流してる輝明学園からの『交換留学生』（ナイトウィザード）ってことか」

　件の時間には、学園世界の風物詩『モンスターの学園侵入』が起こっていた事だし、一番の容疑者である事に違いない。

「こちら（学園都市）はそちら（ナイトウィザード）の事は判らないも同然ですから、とっとと証拠を集めてくださいな」
「……言いたい事はわかるけどな」

　顔をひきつらせた柊から目をそらす。

「その言い方、何とかなんねぇのかよ！！」
「類人猿相手にしては、丁寧に対応しているつもりですけれど？」

　勿論、後ろめたいのでは無く、興味が無いからだ。丁度、携帯が呼び出しを始めた事だし。
　騒ぐ類人猿（柊蓮司）に、再びダーツを突き刺して黙らせ、電話に出る。
　別のチームが弾道計算から割り出した狙撃地点に向かったところ、何やら凶器のライフルと共に奇妙な記号が書かれていたとの事だ。
　黒子は、柊に話を振った。

「ねぇ、あなた『dxc4』って意味、わかります？」
「……。いや、わかんねぇ」

　あれだけの態度をとった黒子に、しかし渋面を作りながらも律儀に答える柊は、やはり人が良いのだろう。役には立っていないが。
　口に出してやると、流石に米神が引きつっていたが、無視して言葉を続ける。

「しかし、貴方の相方には心あたりが在るようですわよ」
「ノーチェに？」

　首を傾げる柊を放置して、スピーカーの向こうからはインデックスと何やら話している吸血鬼の声が流れていた。

以上になります。

いや、リアルに社会人になるとマジで時間なくなりますね。一年ぐらいかかってますよ。
この板が過疎なのもそうなのかな？　よるねこさんとかみつやんさんとか戻ってきてくれないかな？

とりあえず、完結まで頑張ろうと思いますので、気が向いたら見てやってください。

では。失礼します。

乙でした
dxc4････アレかな。白なのか黒なのか････ｗ

いい感じに謎が増えていきますなー。続き待ってますｗ
さて、黒幕は何者なのか････

でもそれよりアレだ
みこっちゃんがアゼルを襲ってる(違)場面に黒子かベルが突入してほしかったな････ｗ

最近、エタったと思ってたSSの更新が多くて実に嬉しい。

投下乙でした〜


まさか某農大まで学園世界入りしてたとはw

これだけカオスな学園世界ならいつの間にか
秀真学園や穢土学園や月乃澤学園が混ざっていても違和感あるまい

未知だらけで嬉々として絡んできそうだなあ、水銀とかｗ
波旬？　パシリさん中心に徒党を組めばこのメンツならどうにでもなりそうな気がする。

おおっと、投下来てたのか。気付いてなかったぜ。超亀だけど乙

>>338
そういえば柊力って波旬にとって天敵だよな、無限のレベルを下げられるし、
本人が単純に力が強ければ特殊な能力要らないってやつだから逆転できないだろうし。

また柊さんの柊力が絞りとられるのかｗ

そうだった、無限を下げて有限にした実績があったんだ柊力。
NW最強は完全体のルー＝サイファーらしいけど、個人的には柊を始め、どんな魔王も退けてきたウィザード達を夢見るだけで生み出してきた幻夢神が最強だと思ってる。

ところで、ソードアートオンラインがアニメ化したが、NWにVR物が出来る設定はあったっけ。

公式には無かったと思うけどプレイしたことはある。
今なら忘却世界もありかなあ。

無量大数すら通常桁数に下げてしまう柊力マジパネェ。

SAOだが実は境界の一つにアクセスしてましたとか面白そうじゃないだろうか。
かやばんが夢見ていたのはそこだっていうのも夢があって良いと思うの。

ここは柊力を扱うクラスが欲しいな。

ダブルクロスだったと思うが、過去のリプレイキャラ等に準じたデータが追加されたらしいね。
やるとしたらそんな感じになるのかな。ルール的には汎用EX月衣で。

シナリオギミックで登場した特殊なウィザードの能力を再現するデータか

条件は名字が柊。

居るかは分からんが旧姓：柊の人は該当？

天乃（旧姓：柊）杏は下がらなかったな

>>342
小説版に出てきた月匣の設定はVRっぽかった気がする

>>345
下がる力の亜種か、魔剣使いが柊のせいで学年が下げられる事が多々ありそう
つーか、ウチの鳥取がそうだった

天下繚乱の柳生みたいな方向性もありかもしれない

>>352
それ単なるエープリルフール企画や

それでもきくたけさんなら････
きくたけさんなら実際にそれをやらかしてくれる････！ｗ

実績があるからなぁ、アレｗ

この辺がそれぞれデータ化されるのか…
http://www42.atwiki.jp/nightwizard/pages/199.html

>355
つまりは橋爪功が……！

アンゼロット「今日から柊さんには柊力使いになっていただきます」

元力使い〈柊〉 みたいな言い方はやえるんだ

柊力使いが嫌なら柊でなくなればいい
つまり、くれはの婿になれという事だ

それは理屈だっ！

【だが、正しい物の見方】

べ、別にゼファーを名乗ってもいいんだからね！

>>359
「今日から夫婦別姓です」

これがアンゼロットの罠か……

面白いと思うものはたくさんあるんだが、全部買うほど金にもスペースにも余裕がないのでネタが被るものはできるだけ買わないことにしている。

そしたら、ナイトウィザードを知って以降ほとんど買ってない。だって、大概のは何かしら被るし。

>361
リューマオー　ベール＝ゼファー

>>365
覇王大系ｗｗｗ

>>344
無限に強度をあげるのができなくなるだけで
存在自体は無量大数のままじゃね
そもそも無量大数って無限じゃないし

夜ねこさんサイト閉鎖するのか…

引き続きpixivに投稿するそうだけど、正直なところ、pixivって見づらいんだよな…

do

休みの日を利用して、学園世界のコネクション投下。

需要？　知らん

「宇宙キターーーーーーーー！！」

如月弦太朗

第一属性：地　第二属性：火
価格：30,000v

クラス：仮面ライダー　レベル：-
性別：男　年齢：18
髪の色：黒　瞳の色：黒　肌の色：黄

私立天ノ川学園高校に通う高校三年。一昔前の不良のようなスタイルをしている。
日頃から「この世界の連中全員と友達になる」と豪語し、実際に交流も多い。
そして彼のもう一つの顔が仮面ライダーフォーゼ。だが本人は正体を隠す気がないのか、誰かの危機に駆けつけて、積極的に変身する。
ウィザードとの共闘にも、特に抵抗感はないようで、積極的に協力する。その関係で、特に橘輪之助や柊蓮司と親しい。
ただ、彼が「いつか魔王ともダチになる」と公言するのは危険だと周囲に度々警告されているが、本人は絶対にできると信じて疑わない。
一部のウィザードは、彼を危険視する意見もあるが、今日も彼は新しい「友達」を作り続ける。

「お前の運命は、俺が決める」

朔田流星

第一属性：風　第二属性：虚
価格：28,000v

クラス：仮面ライダー　レベル：-
性別：男　年齢：18
髪の色：茶　瞳の色：黒　肌の色：黄

如月弦太朗と同じく学園世界に巻き込まれた高校生。そして仮面ライダーメテオの正体でもある。
元は昴星高校の特別編入生であると同時に反ゾディアーツ同盟の一員であったが、紆余曲折を経て、弦太朗と友達になる。
今回はたまたま天高に遊びに来た時に巻き込まれた。
しかしメテオへの変身に必要な人工衛星M-BUSの変身認証が可能な点から、元の世界に帰る方法があることを確信している。
弦太朗のようにウィザードを信用するのは懐疑的で、時々その点で弦太郎とも衝突するが、なんだかんだで協力するときはする。
しかし、内面ではよく隠し事をする点から秘密侯爵リオン＝グンタを不倶戴天の敵とみなしている。

「宇宙に夢を、星に願いを……」

冥秤王（めいしょうおう）マスターリブラ/速水公平

第一属性：冥　第二属性：冥
価格：1,2000,000v

クラス：不明　レベル：不明
性別：男　年齢：30代（外見：人間体）
髪の色：濃い茶　瞳の色：黒　肌の色：黄

かつて天ノ川学園高校の校長を務めていた男であり、理事長我望光明の野望に加担していたホロスコープス・リブラゾディアーツ。
幻術で自分や相手の姿を変えることができ、錫杖“ディケ”による戦闘力も低くない。
だが、狭量な人物で、自分より優れた人物を認められず、それが原因で足をすくわれたことも少なくなかった。
フォーゼたちとの戦いの最終局面でサジタリウスゾディアーツこと我望をかばい、ダークネビュラの彼方に消えたが、その身体をある冥魔に拾われ、冥魔化。
現在は学園世界で暗躍し、失われたホロスコープススイッチの可能性を持つ生徒にゾディアーツスイッチを配布している。その真意は不明。

今のところはこんなところで堪忍してください

なにしろほぼ思いつき同然で作ったものなんで……

おつ！
げんちゃんキタ―――！
そして安定のダディ…じゃなくて校長ｗ

他の学校関係ヒーローというと…

デジ研の顧問になってるメガレッドとか、コスモアカデミア講師のイエローライオンとか、
先生世代ばかりが頭に浮かぶな…
あ、後、医学部の学生のボウケンレッドが。

何よりもまずリブラ校長にふいたｗｗｗ 愛されてるなｗｗｗ

さて、連休ついでにまたしょうもない妄想コネクションにひとつお付き合い

まあ、フォーゼ関係ですがw

「弦太朗、このスイッチを使え！」

歌星賢吾

第一属性：水　第二属性：虚
価格：25,000v

クラス：-　レベル：-
性別：男　年齢：18
髪の色：黒　瞳の色：黒　肌の色：黄

天ノ川学園高校の生徒であり、如月弦太朗の親友。そして仮面ライダー部のスイッチ調整担当。
元は保健室の常連と言われる程に身体が弱かったが、現在はある理由から克服している。
弦太朗がフォーゼとして戦う時は的確な戦闘指示でサポートしている。
現在、彼と一部のウィザードとの間である計画が持ち上がりつつある。
彼らの所持するアストロスイッチをウィザードの箒に互換性を持たせたいらしい。
しかし問題点も多く、かつ賢吾自身はウィザードを警戒しているため、計画は難航している状態。

まさかライダー部全員来るのか！？ だとしたら大杉先生期待。
ところでKENGOは、大いなる者/錬金術師あたりなんじゃないだろうか。

「美羽、俺と付き合ってくれー！」

大文字隼

第一属性：地　第二属性：冥
価格：32,000v

クラス：-　レベル：-
性別：男　年齢：19
髪の色：濃い茶　瞳の色：黒　肌の色：黄

天ノ川学園高校卒業生であり、仮面ライダー部OB。
かつては天高のキングと呼ばれ、横柄で傲慢な態度が目立ったが、弦太朗たちの交流で嘘のように改心。
仮面ライダー部の一員となってからは、パワービークル・パワーダイザーのパイロットとなり、体を張って生徒や学園の危機を幾度も救った。
今回はもう一人のOG、風城美羽共々天高の融合に巻き込まれた形で学園世界に迷い込んだ。
最初こそ嘆いていたが、弦太朗や美羽の叱咤激励で立ち直り、再び仮面ライダー部として活動をはじめる。
ちゃっかり美羽に対するアプローチも忘れていないが、当の美羽には相手にされてない。

「ぼくのなまえははっやぶさくん♪」

城島ユウキ

第一属性：地　第二属性：冥
価格：15,000v

クラス：-　レベル：-
性別：女　年齢：18
髪の色：黒　瞳の色：黒　肌の色：黄

天ノ川学園高校生徒。弦太朗の幼馴染にして、仮面ライダー部部長。
下校後はJAXAに通いつめるほどの宇宙フリークであり、学園でも度々それに伴った残念な行動が目立った。
一度、ホロスコープスとして彼女の闇が分離し、危うく消滅の危機に陥ったが、弦太朗たちによって救われる。
学園世界では宇宙を知らないファンタジー系の生徒に、ひたすら宇宙のすばらしさを熱弁する姿が見られる。
同時に赤羽くれはと親密になり、ウィザードのアストロスイッチ共有計画の橋渡し的存在になる。

「俺のことはJKって呼んで」

JK

第一属性：風　第二属性：天
価格：15,000v

クラス：-　レベル：-
性別：男　年齢：17
髪の色：茶　瞳の色：黒　肌の色：黄

天ノ川学園高校二年で、仮面ライダー部部員。弦太朗たちの後輩に当たる。本名神宮海蔵。
学園一の情報通を名乗る程に情報収集に長けており、それで弦太朗たちの助けとなる。
しかしかつては友情を打算的に考えていた男で、それが原因で窮地に陥り、弦太朗に救われたことで改心。調子のいい性格はそのままだが、性格はかなり改善された。
今度は学園世界一の情報通を名乗るようになり、実際に交流も広く、幅広い情報が彼に集まるため、ライダー部のみならず、ウィザードたちにも重宝されている。
同時に学園世界から元の世界に戻る方法を独自に探っているが、なかなかに難航しているのが現状。

「私のことが知りたいの？　教えてもいいけど……ヒクよ？」

野座間友子

第一属性：冥　第二属性：虚
価格：18,000v

クラス：-　レベル：-
性別：女　年齢：17
髪の色：黒　瞳の色：黒　肌の色：黄

天ノ川学園高校二年で、仮面ライダー部部員のオカルト少女。
それゆえに孤立していたが、弦太朗たちと触れ合い、今のままの自分を受け入れてくれた仮面ライダー部に入部した。
JKとは違った方向での情報収集で、ライダー部を助けとなった。
学園世界では、持ち前の霊感の強さゆえに時折侵魔の襲撃にも勘が働き、フォーゼやウィザードの戦いに貢献している。
時折、朔田流星に気がある素振りを見せ、流星もまんざらでもない様子である。

友子はファンタジー世界と相性よさそう

「絶対に死ぬんじゃないぞ、死ぬのは校則違反だ」

大杉忠太

第一属性：虚　第二属性：虚
価格：8,000v

クラス：-　レベル：-
性別：男　年齢：30代
髪の色：黒　瞳の色：黒　肌の色：黄

天ノ川学園高校教師で地学担当。残念な容姿と性格の持ち主。
弦太朗たちを当初は問題児として目の敵にしていたが、とあるきっかけで仮面ライダー部を知り、顧問を自称する。
弦太朗とユウキ以外には歓迎されていないが、生徒を守るのが教師の使命という信念を持っており、実際に体を張ってライダー部を守ろうと行動することもあった。
学園世界ではやっぱりその外見から敬遠されているものの、校長及び理事長不在である天高の代表として、学園の治安を支える。
時折、かつての思い人園田紗理奈そっくりの女性に粉をかけたりしているのはご愛嬌。

8000v……（´・ω・`）

「我望様の仇……仮面ライダー部！」

冥獅王　マスターレオ/立神吼

第一属性：虚　第二属性：虚
価格：18,000,000v

クラス：-　レベル：-
性別：男　年齢：30代
髪の色：黒　瞳の色：黒　肌の色：黄

天ノ川学園高校理事長我望光明の秘書兼ボディーガード、そしてホロスコープス・レオゾディアーツでもあった男。
我望に心酔し、自らの命すら捧げるとすら言い放っている。
ゾディアーツとしてもかなり強力な部類に入るが、さらに特異体質を利用して、ほかのホロスコープススイッチも使うことができる反則的な強さを持っており、それによって幾度となくフォーゼたちを苦しめた。
我望との最終決戦でも最後まで生き残り、メテオとの死闘の末に敗北、スイッチによって酷使した肉体は、限界を迎えて消滅。
しかし冥界に堕ちた魂を何者かが拾い、冥魔として復活。学園世界で独自に破壊活動を行いつつ、ゾディアーツスイッチの配布を行っている。そして敬愛する我望を倒した仮面ライダー部を激しく憎悪する。
速水とはホロスコープスの時代から度々対立していたが、互の主が別なのか、対立はさらに深まり、共闘はまず有り得なくなった。

これで吐き出すだけ吐き出せました……

美羽は……すいません、隼とほぼ被るんで勘弁してください
てゆーか、超ネタバレ入ってるんだけど、大丈夫かなあ、これ……

乙！ ｼｮｰﾀｲﾑだ！

さて、三度目のフォーゼネタはアストロスイッチのデータを投稿します。

あらかじめ言っておきますが、実プレイでは一切テストしていませんので、使うときは各自で調整してください。

01 ロケットスイッチ
重量：1　タイプ：-
スロット：1　価格：購入不可
特殊能力

《スイッチカテゴリ：サークル》
タイミング：常時
この特殊能力を持っているオプションとは同時に装備できない。

《ロケットモジュール》
タイミング：イニシアチブプロセス
あなたは即座に飛行状態になり、全力移動を行う。この時【敏捷】ジャッジに+5する。1シーンに1回まで使用できる。

《ロケットストライク》
タイミング：オートアクション
物理攻撃のダメージロールのジャッジに+【敏捷】する。1シナリオに3回まで使用できる。

解説：ウィザードにも使用できるよう調整されたアストロスイッチ。仮面ライダーフォーゼの使う仕様とは若干変化が生じている。



02 ランチャースイッチ
重量：1　タイプ：射撃
スロット：1　価格：購入不可
特殊能力

《スイッチカテゴリ：クロス》
タイミング：常時
この特殊能力を持っているオプションとは同時に装備できない。

《ランチャーモジュール》
タイミング：イニシアチブ
搭載した箒の「命中修正」に-4、「攻撃修正」に+8する。この効果はラウンド中持続する。1シーンに1回まで使用できる。

《ロックオンシュート》
タイミング：メジャーアクション
あなたは物理攻撃を2回行う。この時、対象を範囲（1）に変更する。《ランチャーモジュール》の効果中使用でき、1シナリオに1回まで使用できる。

解説：ランチャースイッチは射撃タイプの箒に特化させた。広範囲に攻撃できるが、箒全体のバランスが変化するため、命中にやや難がある。

03 ドリルスイッチ
重量：1　タイプ：白兵
スロット：1　価格：購入不可
特殊能力

《スイッチカテゴリ：トライアングル》
タイミング：常時
この特殊能力を持っているオプションとは同時に装備できない。

《ドリルモジュール》
タイミング：イニシアチブプロセス
搭載した箒の「命中修正」に-3、「攻撃修正」に+7する。この効果はラウンド中持続する。1シーンに1回まで使用できる。

《ロケットドリルストライク》
タイミング：メジャーアクション
ロケットスイッチを装備中かつ《ドリルモジュール》の効果中使用できる。対象に物理攻撃を行う。そのダメージロールの達成値に+20する。1シナリオに1回まで使用できる。

解説：ドリルスイッチは白兵用の箒に特化させた。フォーゼ同様ロケットスイッチと組み合わせて、大威力が期待できる。



04 レーダースイッチ
重量：1　タイプ：射撃/魔法
スロット：1　価格：購入不可
特殊能力

《スイッチカテゴリ：スクウェア》
タイミング：常時
この特殊能力を持っているオプションとは同時に装備できない。

《レーダーモジュール》
タイミング：イニシアチブプロセス
搭載した箒の「命中修正」に+3する。この効果はラウンド中持続する。1シーンに1回まで使用できる。

《ロックオン》
タイミング：オートアクション　代償：2カウント
《レーダーモジュール》の効果中使用できる。あなたの命中ジャッジの直前に使用する。その攻撃を[絶対命中]に変更する。1シナリオに1回まで使用できる。

解説：レーダースイッチは通信機能を活用し、エネミーの動きをよりスピーディに行えるように調整されている。

05 マジックハンドスイッチ
重量：1　タイプ：白兵
スロット：1　価格：購入不可
特殊能力

《スイッチカテゴリ：サークル》
タイミング：常時
この特殊能力を持っているオプションとは同時に装備できない。

《マジックハンドモジュール》
タイミング：イニシアチブプロセス
搭載した箒の射程に+1Sqする。この効果はラウンド終了まで持続する。1シーンに１回まで使用できる。

《キャプチャーハンド》
タイミング：マイナーアクション　
《マジックハンドモジュール》の効果中使用できる。そのメインプロセスのリアクションに-3し、さらに対象の武器もしくは魔装を[捕縛]する。1シナリオに1回使用までできる。

解説：マジックハンドモジュールは白兵用箒に特化し、対象の行動を阻害するに適するように調整を加えられた。



06 カメラスイッチ
重量：1　タイプ：機動
スロット：1　価格：購入不可
特殊能力

《スイッチカテゴリ：スクウェア》
タイミング：常時
この特殊能力を持っているオプションとは同時に装備できない。

《トラップファインダー》
タイミング：マイナーアクション
あなたはトラップ探知を行う。その達成値に+3する。1シーンに1回まで使用できる。

《アナライザー》
タイミング：セットアッププロセス
あなたはエネミー識別を行う。その達成値に+3する。１シーンに１回まで使用できる。

解説：カメラスイッチは機動タイプの箒に特化させ、その解析能力を十二分に引き出せるように調整されている。

07 パラシュートスイッチ
重量：1　タイプ：機動
スロット：1　価格：購入不可
特殊能力

《スイッチカテゴリ：スクウェア》
タイミング：常時
この特殊能力を持っているオプションとは同時に装備できない。

《パリィアクシデント》
タイミング：オートアクション
全力移動ジャッジでF値を出したときに使用する。そのダイスを振りなおす。1シナリオに1回まで使用できる。

《パリィハザード》
タイミング：オートアクション
【防御】【魔防】ジャッジでF値を出したときに使用する。そのダイスを振りなおす。1シナリオに1回まで使用できる。

解説：パラシュートスイッチは紆余曲折の末、機動タイプの箒に搭載し、緊急時の危機回避用に調整された。

08 チェーンソースイッチ
重量：1　タイプ：白兵
スロット：1　価格：購入不可
特殊能力

《スイッチカテゴリ：クロス》
タイミング：常時
この特殊能力を持っているオプションとは同時に装備できない。

《チェーンソーモジュール》
搭載した箒タイミング：イニシアチブプロセス
搭載した箒の「命中修正」に-2、[攻撃修正]に+6する。この効果はラウンド中持続する。1シーンに1回まで使用できる。

《ガードブレイク》
タイミング：メジャーアクション
物理攻撃を行う。ダメージロールの達成値に+5し、1点でもダメージを与えた場合、さらに対象の【防御】を-5する。この効果は累積する。

解説：白兵用にチューンナップされたチェーンソースイッチ。攻撃と同時に敵の装甲を削る能力を付随させた。

今回はこんなもんですいません。

一応、需要があるなら39までは追加していければ……

まあ他にふさわしいっぽいスレないもんな

劇場版の特別スイッチまで行っちゃっていいんだぜ。

どうかんがえてもフォーゼな錬金武装があったよな
まぁ、リンカイザー方式ならライダー関係は魔物使いの方が適当っぽいけど

そうか、ラビットハッチも錬金兵装なのか。

>>401
描写的にも効果的にも、モロに錬金秘密基地だからな、あれ
ただ、弦ちゃん本人が錬金術師と言われると困るが

所有者は別の人だろｗ

『理想のヒモ生活』で呼び出されたのが柊や流鏑馬だったら……どうしようもせず送り返すだけか。

「ヒモ水着にしてみました」
「吸収能力の抑制効果がっ！？」

>>404
「小説家になろう」繋がりで「勇者互助組合 交流型掲示板」に愚痴を書き込む柊とかを想像してしまったw

>406
名前が『勇者しちゃってる下がる男』なのか。

フリーターさんやトレジャーハンターさんと仲良くなり、賢者様に見守られ、学生にからかわれ、女帝さんになぐさめられる、までは見えた

で、馴染んだ頃に、檻が降って来たりUFOキャッチャーに捕まったりするのか。

仮面ライダーウィザードとのコラボＳＳ来るかなと思ったが存外にないな
やはり題材が近いと逆にやりにくいのか

>>410
ヒント：言い出しっぺの法則

>406-407
勇士郎が、
「メイド喫茶しちゃってる勇者（第八世界ファー・ジ・アース）」
と、表示される。

>>410
正直いつものナイトウィザードにしかならないと思うｗ＞仮面ライダーウィザード

スレ違いかもしれんが柊十周年おめ

ナギーじゃない方の中の人の誕生日だっけ？

とりあえず突貫で嘘予告作ってみた。せっかくの日だしな。携帯打ちだからいろいろ勘弁。

　柊蓮司が落下するのは、自然の摂理である。
　大仰というなかれ、事実彼がどこかへ向かう時は大方落下から始まる。
　運命などという大層なものではなく、宿命などという大袈裟なものでもなく、落下という現象が起きるのは最早摂理なわけである。
　書く側の都合とかそういうわけでは断じてない。絶対ない。まったくない。ないったらない。

　……閑話休題。
　というわけなので、今回もまた例にもれず落下したわけだったのだが。

　落ちた直後、事態を把握するよりも早く回し蹴りがとんできて。
　それを危ういところでかわしたらついで拳。
　肘でブロックしながら態勢を整えようとするところにさらに容赦のない連撃。
　なんとか頭を低くして避けてのけたら鼻面に肘打ちが迫っていた。

　とっさにプラーナを開放、全力で後ろへ跳ぶ。
　ほぼ一呼吸の間の攻防にどっと背を汗が流れた。
　いうなれば、凄腕の竜使いの間合いに入ってしまっていたような。
　あまりに躊躇いのない連撃は、運が味方していなければその間合いが得意なわけではない柊がしのぐのは難しかっただろう。
　ち、と舌打ちする相手に向けて柊は叫ぶ。

「いきなり何しやがるっ、ここじゃ落ちてきた奴に声かけるよりも先に殴りかかるのが礼儀なのかよ！？」
「何寝ボケたこと言ってやがんだ。どうせ俺を狙ってきたヤツらの仲間かなんかなんだろ。
　生憎だが奇襲にゃ慣れてんだよ、面倒なストーカーがいるもんでな」

　やけに好戦的な笑みを浮かべている目の前の男。
　年頃はだいたい同じくらい、東洋人で、ありがたいことに言葉は通じる。
　それだけ判断すると柊は両手を前に出して叫ぶ。

「待てって、本っ当に話が読めねぇ！ 俺はこのへんのこと何も知らないし、狙うも何もアンタのことのまるで知らねぇっての！」
「空から降ってきた不審者の言うことが信じられるかよ」
「空から降ってくる奴がみんな刺客なわけねぇだろうが！？ アンタどれだけ狙われてんだよ！」
「……ざっと辺り見回してみやがれ、間抜け」

　そう呆れたように男は告げる。表情からは好戦的な色が消え、さめたような目線で周囲の木陰を目で示した。
　警戒が解かれたと判断。ようやく現状を把握できるようになった柊は周囲へと意識を集中させ、男をにらんだ。

「……さっきも言ったが、アンタどれだけ狙われてんだよ」
「先に手ぇ出してきたのは向こうだ。知らねえ内に拉致られてるわ、色々いじくり回されてるわだぜ。
　そりゃ、落とし前の一つもつけさせる必要があるだろ」
「具体的に何やったんだよ」
「奴らの研究所いくつか灰にしてやった」
「納得だ」

　現在地は林道のような場所なのだが、道の横に広がる林という林に人の気配を感じる。
　視線や気配や呼吸、身じろぎの音だけではなく小さな機械の駆動音までするあたり、相手が男に対してどれだけの戦力で挑もうとしているのかなんとなく察せる。
　また面倒なところに来たな、と嘆息しながら柊は言った。

「仕方ねぇ。こういうのは俺にも覚えがあるし、助太刀といくか」
「あ？ 何言ってんだお前」
「俺はああいうのとは無関係だってのは信じてもらえたんだろ？」
「お前みたいな間抜けはいないと信じたいな。
　つか、間抜けの上にお人よしかよ……さっさと逃げりゃいいだろうに」
「個人的に大人数に追っかけまわされるってのが嫌いなんだよ。されるのも、見てるのもな」
「そうかい。んじゃ、遠慮なく利用させてもらうぜその助太刀」

　ため息混じりに口元に笑みを佩いて。

「―――お前、名前は」
「柊蓮司。アンタは」
「草薙京だ。人の事情に勝手に首突っ込んだんだ、しっかり働けよ！」

　身を隠すのをやめた多くの部隊へと、彼は躍りこんでいく―――。

　＊＊＊

　超常の科学力を持つ組織・NESTSと、組織に追われる青年・草薙京と出会った柊蓮司。
　またも異世界に来てしまった彼には役目があった。
　この世界へと偶然にもやってきてしまった侵魔を狩る、その為の戦力として派遣されたのである。

　第八世界側の連絡員・ノーチェと連携して情報を収集しながら京と旅をするうちに、侵魔とNESTSの一基地が組んでいるということが判明する。
　クローン計画・改造人間計画・衛星軌道ビーム砲計画の中に紛れ込んだ痕跡を、点在する基地を破壊しながら探す二人。
　彼らの旅路の先にあるものは―――。

　＊＊＊

「ずいぶんとナメた真似してくれんじゃねえか。
　『神殺しの力を道具に転用する為のデータ取得』が目的だ？ 俺の炎も安く見られたもんだ」
「どうせ再現できやしなかっただろうが、一応ここで潰しとくぜ。
　こいつの炎なんて持ちこまれたら世界結界どうなるかわかったもんじゃねぇし」

『そういうわけだ』

「跡形もなく焼き尽くしてやるから覚悟しやがれ！」
「後腐れなく叩き斬ってやるから無に還れ！」



　Nightwizard!×The King of Fighters
　　　　　『炎と刃と神殺し』

　公開予定無し！

なんとなく似てるなーこいつらーくらいのノリで書いてみた。

ageちゃってすまん。久しぶりで勝手忘れてる上にPC規制されてて焦ったのぜ。乱文失礼。

乙でした
久しぶりの投下なんでうれしいです

乙です！

乙！
なんとなくアガートラムの人を思い出した。気のせいかもしれない

モーブで操作するという、『街滑り』だっけ？
あれと組み合わせた特別執行委員異聞のイメージが浮かんだが、現物を知らんのでなんとも。

ショッピングカートで坂道を逃げる、ただそれだけ。

>>419
亀だが乙。
kofと草薙さん好きだから嬉しいぜ

そうえいば格闘界の留年王草薙さんは卒業できたのか？

>>426
まだ
もう学ランは着たくないと言ってたけど
最新作の家庭用でめでたく学生服姿で登場した。

留年十年してる溝口さんにはかないませんよー

……サザエさん時空のせいで年齢変わらず留年から抜け出せないってのも残酷な話だよな

どっこい京は留年１３年！

草薙先輩は作中でしっかり時間経過してるからな。
そのわりにみんな年取ってないけど。

新作出るごとに1年進むKOFの残酷さよ。

アヴェンジャーズやダークナイトライジングでアメコミ盛り上がったし、
ファージアースがマーベルユニバースとDCユニバースと融合だな。

アメコミとは相性よくないと思うがねぇ

魔法使いだの神だのが普通に世の中をうろついて忍者やナチと戦ってるからな。

アメコミ必殺のなかった事にするに不可能はないぜ。
アマルガム方式ってのもあるぜ。

ダークサイド様がアメコミゴリラ軍団を率いて攻めてきたでいいじゃない。

超イノセントなバットマンさんはイエローリング装備バージョンにでもなってもらうか。

バットマン＝サンはニンジャの修行をしていますよ？

その修業をした場所は北朝鮮だが大丈夫のかｗ

>439
一番良いプルガサリを頼む。

クライシスオンイフィニットファージアーシズの開始だな。

毎度のベル様のコスが居た。
おっぱいマウスパッドにチーカマが挟まれてた。

ごばっく

あけおめ

あけおめとよころ

>445
豊頃？

お気に入りのサイトが消えていた…

アメコミかあ
ナイトウィザードゾンビーズとか
ナイトウィザード　シビルウォーとか
ナイトウィザード　ハウスオブベルとか……

ナイトウィザード　ヒットマンでイロモノヒーローに違和感無く混ざってるとか

やっつけ
http://twitpic.com/c3235o/full

>>447
おつかれさん……

東方projectの二次も見てるんだけど、ナイトウィザードでは妖怪ってどういう扱い？
キャラクタークラスに吸血鬼と人狼と天使と神はいるけど。

亀レスもいいところだけど、ちょっと考えてみた。
ただし東方は殆ど分からない。


手っ取り早いのはエミュレイターかなあ。
実際、そういう奴等がルルブに居るし。

人狼や吸血鬼のように、知られていないだけで地球に住んでたというパターンもある。
深海や深い森に住んでて見つかっていないのか、上手く人間に化けて暮らしているのか、
月匣で社会から隠蔽しているのか、あるいは狭界という異世界に引っ越してしまったのか……。

他には、何らかの理由により強大なプラーナを得た、あるいは生まれながらに持っていた動物が、
妖怪になったというのもあるんじゃないかな。
動物のウィザード（仙人）と捉えるなら、こちらは公式にも居たような記憶がある。

もとから地球にいて人間に好意的ならウィザードもしくは境界の住人
人間と敵対しているならエネミー
異世界から来て住み着いているならエミュレーター

妖怪というのが何を指しているかによると思いますが
使徒、人造人間、大いなる者はストレートにそのまま使えるのではないでしょうか

後は、納得出来る程度に、こじつけてやればいいのでは
中国は龍使い、にとりは錬金術師、とか

一般特技あたりで人外の血を引いてるってやつがなかったっけ？

川上作品でクロスしたら、外道か変態どもにウィザード勢が食い荒らされそうな気がするw

いやNWキャラも結構変だし…

じゃあ、薄い連中から順々にw

変態キャラはけっこう濃いけどツッコミ形は基本的にキャラ薄めだよな
柊は下がるネタでキャラ確立したけどｗｗ

突っ込むキャラっていうとサクラ・ヴァンスタインとかか

>>456
不思議な隣人を取れば、どんな奴でもお手軽に人外になれます

だが果たして、ウチの鳥取にいる不思議な隣人『妖怪首おいてけ』はいかがなものかと

tes

げー、書き込めちゃった。

せっかくなので、ネタを。

>>461
UCAT職員「よっしゃ幼女のパンチラゲットー！！」

せっかくなので

浅間・智　VS　くれは

オパーイ　　〇浅間　×くれは
穢れ度　　　〇浅間　×くれは
外道度　　　〇浅間　×くれは
社会的価値　×浅間　〇くれは
戦闘力　　　？浅間　？くれは

あれ？　勝てたのひとつだけだよ？

おい負けたほうがいいのがいくつか紛れてるぞｗｗ

ボンボン版ナイトウィザード

>>467
デビチルみたいな子供向けコンテンツか

コロコロになれない微妙な立ち位置

武蔵梅組対ウィザード十番勝負


防御力
アデーレ　VS　リンカイザー

経済力
シロジロ　VS　流鏑馬魔魅

政治力
正純　VS　くれは

演奏力
喜美・ミト・浅間　VS　デューク

信仰心
ウッキー　VS　グィード

飛行力
ナルゼ＆マルゴット　VS　ファイアフライ

変態度
全裸　VS　ナイトメア

ぞんざい度
点蔵　VS　柊

料理
ホライゾン　VS　灯

イタさ
ネシンバラ　VS　にゃふぅ

さて、どうなる？

ウィザードや魔王を“終わりのクロニクル”の主舞台Low-Gに移住してみたらどうなるだろうか？

魔王も一緒だとヤバくねって？

問　題　な　い

だってあと3回は滅んでは復興することが確定しているんだから

FateCCCにあかりんと組ませてみたいキャラが出た。

・・・命とザビ夫の胃袋がマジピンチになるがｗ

誰か友達いない静先生に隣人部を紹介してあげてw

柊今度はアルディオンだってよ。久しぶりにレベル下がるのかな

周りのメンバーをみるとむしろ１００レベルぐらいになってもおかしくないような

エンターブレイン側が
アルシャード・リプレイ・ドリーム（？）
　ＰＣ１　ピアニィ　大竹みゆ　（アリアンロッド）
　ＰＣ２　リニア・シャフト　大畑顕　（メタリックガーディアン）
　ＰＣ３　葬名煉　上村大　（サイッキックハーツＲＰＧ）
　ＰＣ４　薬王寺結希　藤井忍　（ダブルクロス）

富士見書房側が
アリアンロッド・リプレイ・ナイトメア（？）
　ＰＣ１　レヴィアたん　井上純一　（ビーストバインド）
　ＰＣ２　柊蓮司　矢野俊策　（ナイトウィザード）
　ＰＣ３　カーロス・マウリシオ・ダ・シルバ　田中信二　（トーキョーＮ◎ＶＡ）
　ＰＣ４　蒼のシェルリィ　田中天　（アルシャード）

ナイトメア側がＰＬ的な意味でマジでナイトメアな件についてｗ

声優枠が無いんだな

あれっと思って見なおしてみたが、ドリームのPC1もナイトメアのPC4もゲーマーだったので何の問題もなかった

個人的にはかわたなはダブルクロス枠で見たかった
ただ、N◎VAでPL名公表してるキャストってあとはえんどーちんのカズマ」とゆーらさんのイシュタルくらいしか思い浮かばんのがなぁ

山本剛の弾王は？　あと、ぴよぷーがラッキー・ホラーショー

アルシャードで田中天ならモモがよかったなあ

かわたなのダブクロ枠ってーと……アライブの薫か！

SuperSonicSuperStarは

今更だが>>474のソースはどこっすか
柊マジでアルディオンに行くのか？ｗ

>485
社長と副社長がそんな会話を何処で聞かせてくれるって言うのだ。

まあなんだ、上様はよく知らん(PBWのイベントでサインを貰った程度)のだがどっちもPC2が被害担当か。
アルシャード枠に宮沢一家とかハムスターでも良かったとは思いますがね。

>>485
FEARのHPを隅から隅まで楽しんで見給え。
きっと君の耳にも届くはずだ。

届いたよ、ありがとう
今からわくわくが止まらねえ！　ヒャア！

溢れるリビドーのままに嘘予告。
クロス先がアレなせいでいろいろアレだが、ご勘弁。

人は退屈を厭う。停滞を忌む。未知を恐れると同時に切望する。
当然だ。知っている事ほどつまらない事はない。
それを体験したとしても新鮮味など何も感じることはない。
ああ退屈だ。ああつまらない。だから求める、新鮮さ―――そう、未知を。
人生とは未知を既知へと変える作業だ。知らぬことを知り、己の糧として生を営む。
そこには驚きがある。喜びがある。悲しみがあり、後悔がある。
すべからく未知だ。そうして積み重なる己自身こそが生の喜び、生きる上での活力となる。

だが―――

仮にだ。仮に、総てが既知と思えぬ者がいたとすると―――どうだろうか。
これも知っている。あれも知っている。
使ったことのない道具も、学んでいない知識も、嗅いだことのない匂いも、聞いたことのない声も、すれ違った者も、総て。
皆、見て聞いて感じた途端に悟るのだ。ああ、これは知っていると。
だからそんな生では新鮮味がない。驚きもなければ喜びも、悲しみもなければ後悔もない。
総て知っているからこそ何も感じない不感症。それは擦り切れていくだけのただの死人だ。
だからこそ求めている。新鮮味を、未知を。自分が生きているという実感を。
海の魚が淡水を求めている。
この意味が分かるかな。




「―――世界が死にたがっている証拠なのだよ」




さあ、今宵の恐怖劇（グランギニョル）を始めよう。

―――第八世界、ファー・ジ・アース。
世界結界に覆われた、地球とも呼ばれるこの世界は人外の化外に狙われている。
名をエミュレイター。
空想上の怪物といえば分かりやすいだろうか。鬼や悪魔、吸血鬼にドラゴンなどとまあそういった類の生物が世界を狙っているのだ。
彼らは常識外の生き物。ゆえに常識の中で生きている人は成す術もなく彼らに狩られていくのみだ。
常識の外にあるものに、常識の中にあるものは届かない。
子供でも分かる当然の理屈だ。この理屈は何がどうあがこうとも覆らない。
だからこそ、人を守るためには常識外の力を振るう必要がある。
それこそが魔法。
魔を討ち、人を守護する夜闇の力。それを振るう者こそが夜闇の魔法使い―――ナイトウィザードなのだ。
彼らは大規模な組織をいくつか形成してエミュレイターの侵攻に対抗している。
そしてここはその中の組織のひとつ。
現勢力の中でも最大規模の組織、世界魔術教会の本拠地―――アンゼロット宮殿である。
異空間の中に存在するそこは言葉では言い表せない不可思議な空間だ。
宮殿の目の前には守護するべき世界が見えるというのに、だが実際にそこにあるわけではない。
当然のように異空間を隔てた先が見えているというだけのことだ。
そんな世界を眺めながら―――世界魔術教会のトップ、真昼の月アンゼロットは今日も優雅に紅茶を嗜んでいた。

「ふう」

カチン、と音を立てて口を付けたティーカップが下ろされた。
味わいと共に吹き抜ける香りが鼻をくすぐる。
仕事の後の一杯、というものは何時であろうと特別だ。
疲れた心と身体を癒す至福の一時。訳もなく心が弾むのは仕事という束縛から解き放たれた開放感からだろう。

「これであとは、柊さんでも居てくれれば言うことなしなのですけど」

柊、とは柊蓮司と呼ばれるウィザードのことである。
彼は魔剣と呼ばれる曰く付の剣を己の相棒として戦場を駆ける魔剣使いだ。
ウィザードとして覚醒してから既に数年。彼の挙げた戦績は客観的に見たとしても異常の一言に尽きるだろう。
もはや両手では足りなくなりそうな世界の救済回数。
彼一人が居ないだけで八度は世界が滅んだかもしれないというのだから恐ろしいものである。
そんな彼を畏怖し、あるいは尊敬してこう呼ぶ者も居る。
曰く、最強の魔剣使いと。

そんな世界の誇る大英雄。彼が居ればなお良かったと言うアンゼロットの動機は―――いわゆる憧れとかそういうものとは無縁の類だった。

「最近柊さんを弄ってないせいでストレスが溜まりやすいですね。
　柊さんの分際で私のストレスを助長させるなど生意気に過ぎます。やはりロンギヌスに入ってもらって私の雑用―――もとい、世話役にでも任じましょうか」

これである。
アンゼロットははっきり言って美人だ。
目麗しい容姿に腰まで届く長い銀髪。整った佇まいは気品さを持っており、十人が見れば十人が絶世の美少女だと称えることは間違いないだろう。
が、そんな彼女であるが巷では疫病神とも呼ばれて憚らない。
目を付けられたが最後。権力や立場に物を言わせてこき使われ、ぼろ雑巾のようにくたびれるという噂は後を立たない。
実際、彼女に絡まれたウィザードは碌な目に遭っておらず、忌避の感情を覚えられるのが常だった。
加えてサドっ気まである。彼女に絶対の忠誠を誓っている直属部隊ならともかく、噂を知る者があまり積極的に関わりたくないのも頷ける。
そして、彼女が特に気に入っている人物こそが柊蓮司だ。
何故気に入っているか、という点については不鮮明なものの、とにかくお気に入りであることは間違いない。
事ある毎に呼び出しては柊を弄っている姿が、ここ数年では良く見られる。アンゼロット宮殿の中では密かに名物になっているほどだ。

「次は何をネタにして弄ってあげましょうか。やはり手堅く、学園への入学を勧めてみましょうか」

俺はもう卒業したんだよ！？　という声がどこからともなく聞こえたような気がして、思わず顔がほころぶ。
そのままさてどうしようかと思いを馳せて―――

「アンゼロット様！　緊急事態です！」

唐突に、ティータイムは飛び入ってきたロンギヌスによって中断された。
入ってきたロンギヌス隊員は息を切らせており、よほどの事があったのだと一目で分かった。
だからこそ、彼女は常の姿勢を崩さない。
飛び入ってきたロンギヌスを安心させる意味も含めて、慇懃無礼に続きを促す。

「何事ですか騒々しい。また魔王でも出現したのですか」
「はっ！　それが―――」

続く言葉。
次の瞬間に来るであろう、世界の危機を予感して。

「観測中のグラズヘイムが、平行世界への進入を開始しました！！」

訪れた危機は果たして、彼女の予測を超えるものだった。

そして始まる、世界崩壊の物語。

「つまり、何だ。あんたは別の世界からやって来たんだと」
「まあ、信じられねえのは分かるさ。だからともかく戦力が増えたと思ってくれればいい。
　俺の目的も、あいつらをぶっ倒すことだからな」

邂逅する物語の主演。

「お姉さん、あまり見ない顔だね。名前、聞いてもいいかな」
「……緋室灯」

それはまるで歯車のようで。

「わ、巫女服を実際にこの目で見ることになるとは……」
「はわ、慣れてはいるけど、そこまでじっと見られると恥ずかしいかな」

それは何者かに誘われるかのようで。

「ハロー、久しぶりね。元気にしてた？」
「ああ、あんたか。久しぶりだな」

役者は段上へと上がる。

「あらいい男。思わず食べたくなっちゃう」
「遠慮しておこう。俺も妻と子を持つ身だ……そうやすやすとこの命をくれてやる訳にはいかんな。どりぃ〜む」

シャンバラと呼ばれるこの街で。

「久しいな、黄金の獣よ」
「ああ、久しいな金色の魔王よ」

グラズヘイムと呼ばれるこの地獄で。

「やあ、どうしたね。危険を犯し、傷ついた身体を押して、わざわざこんな所にまでやって来るとは」
「とぼけないで。貴方はいったい、何をしようとしているの」

黄昏と呼ばれるこの舞台袖で。

踊る踊る。
遍く万象。女神を主演とした舞台装置。
脚本に舞う演者として、美々しく、雄々しく、怒りの日を奏でるがいい。
その輝きで。
その絶叫で。
いざ始めようこの舞台を。
演目は恐怖劇。女子供の夢物語の混じらぬ新生のための破壊章。
いざ駆け抜けろ円環を。
いざ破壊しろ牢獄を。
既知を超越し、新世界へと語り継ぐ物語を始めよう。
喜劇は終わり。Acta est fabla。
共に死のう。永遠に死のう。
皆諸共に退場し、その後に広がる新世界のための礎となろう。
ゆえ、ここに誓ってくれぬかな。必ず我らを打倒すると。

「ああ、いいぜ。
　けどな、それはおまえの思い通りに動くってことじゃない。
　俺は、いいや俺たちは、必ず世界を救ってみせる！　今までそうしてきたように、今回だってな！
　だから首を洗って待っていろ。おまえは絶対にぶっ倒す」

これこそが新世界へと始まる物語。
既知を踏破し、未知を超え、真に勝ち取るべき結末がそこにあるのだと信じているから。

「俺たちは永遠になれない刹那だ」
「永遠になれないから、幻想になれないからこそ人なんだ」
「いつも届かなくて泣いて叫んで」
「それでも、諦めたくないから前を向く」
「大切な人がそこに居るから」
「護りたい愛しいものがそこに在るから」
「そのために立ち上がれるのが人間だ！　その魂を、輝きを、奪う権利なんて誰にだってあってたまるか！！」

ああ、卿らに愛を。
よくぞここまで成りおおせた。
一度言ってみたかったのだよ。相手にとって不足はない。
この輝きを、向かってくる御敵を、愛し抜きたいと心から思う。
この身はは終わらぬ闘争を望む者。
ゆえ、愛してやろう。我が愛を真実、受け止めてくれるのだと確信して。

「来い」

人と、魔王と、神と。
総てが入り混じる最終戦争。
あらゆる世界の命運を賭けて今―――夜闇の魔法使いが立ち上がる。




ナイトウィザード　×　Dies Irae

「暇潰しに作ってみた。公開？　あると思うかね、そんなもの。
　私が出張るものなどそも退屈にしかならぬというのに」

てわけで誰もやりそうになかった怒りの日とのクロス
いちおー設定はちょっとだけ考えた。けどあまり変わってないよね、展開

くれはと香純が会えばあれだよ、どっかの誰かのように「わんわんお」だと思うの
製作一時間程度の乱文失礼しましたー

>>495
おつ。久しぶりの投下嬉しかったよ
楽しみだね、20周年記念

お久しぶりです
過去ログみたら三年半ぶりくらいだとか（白目）
当時みたいに投下しようとするとテキストファイルの加工が一苦労なので
2話のオープニングに後半追加してblogに上げたものだけ置いておきますね……
(´・ω・)っ【ttp://rgi7.blog.fc2.com/blog-entry-7.html】

数年来の体調不良がようやく治りそうなそうでもないような

>>497
乙でした。お久しぶりです〜
ネギま、完結してたのか････(そこかい

>>497
お久しぶり、乙です
ご自愛くださいませ

さて、そんじゃ久しぶりに秋アニメハンドアウトでもぶん投げてみますかねっと

シナリオ名『ツンツンデレツンデレツンツン』


PC１用ハンドアウト
推奨クラス　アタッカー／竜使い　コネクション：七海アオ

君は三軒茶屋の西の西、急行列車は止まらない町の町長だ。
今日も今日とて住人たちの要望を聞き、より良い町にしていく為励んでいる。
そんな君がいつものように行きつけの生活相談所に行った所、所員のアオがあわてて飛びついてきた。
なんでも所長がなんだかよくわからないものにさらわれたらしい。これは何としてでも取り返さねば。


PC２用ハンドアウト
推奨クラス　ディフェンダー／大いなるもの　コネクション：士夏彦八重

君はPC1の秘書をやっている古き血を継ぐ由緒正しいまつろわぬもの、鬼だ。
奔放なPC１を何かと苦労しつつフォローをいれる役を高校卒業から続けている。
そんな君が今日も今日とて学校帰りのPC１を迎えにいく途中、土地神の士夏彦八重が現れた。
幼馴染がよくわからない集団にさらわれたという話を聞いて君は嘆息した。まったく世話の焼ける奴だ。


PC３用ハンドアウト
推奨クラス　キャスター／ 錬金術師　コネクション：比泉秋名

君はある町の生活相談所の所員だ。
いつもの通りに仕事をしていたら、珍しく来客のあった相談所に異形の集団が現れた。
自分の能力をフルに使いアオを守りつつ戦っていたのだが、狙いは所長の比泉秋名だったらしく彼が浚われてしまう。
目の前でそんなことを起こされたのだ。必ず借りを返し、所長を取り返さねば。君は気合を入れなおす。



PC４用ハンドアウト
クラス　アタッカー／魔剣使い　推奨キャラクター：柊蓮司

君は珍しくファー・ジ・アースで日々を過ごしつつ秋葉原に戻る為に東京までなんとか帰ってきた。
守護者やロンギヌスに脅かされることなくなんとか東京まで来たのだが、なんとなく予感がして普通電車を降りる。
君の降り立ったそこは桜新町と呼ばれる特殊な町だった。
駅を降りた瞬間に怪しい人間によって連れ去られる少年を見た君は、当然のごとく厄介ごとに巻き込まれた。


現在絶賛アニメ放映中の『夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜』よりハンドアウト。
想定としては
PC1：槍桜ヒメ
PC2：岸恭助
PC3：五十音ことは
PC4：なんか下がる男

秋名のヒロイン力は異常。

柊コラボリプ出演記念。それでは、また。

今度の柊蓮司はレベル1だそうな？

また下がったか
今回はずいぶんともったな

いや、蒼のシェルリィの方が下がってるし。
レベル制じゃないカルロスも経験点ベースだとめっちゃ下がってるし。

柊のレベルが貴重なのは、一切ゲタはかせてないのに下がるからだ

今のところ、1つのエピソードの最中に何かが下がったことって、そんなに無いよね？

一回でもあるほうがおかしいんだがなｗｗｗ

CD&Dとかだと、レベルドレインされるのって普通だよね？

殺意様ですら豪快に下がったわけでな

あれ、てっきりスレが落ちたと思ってたのに

今回、大勢のレベルが下がるわけで。

スイマセン　柊連司が英霊になってるスレってどこか教えてください

お願いします

はっはっは。GMやってりゃ、前回自分がてきとーに話した設定のせいで次にメチャクチャ苦労するなんて日常茶飯事さ！ｗ

うお、すまん誤爆したorz

更新無いなあ･･･

原作の方で艦これが出来るようになったらしいし、今ならクロスしても問題なく行けるはず…