魔法で動く巨大ロボで中世風バトルを行う聖刻の出番ですね。
権力が聖刻を扱える人間に一極集中した構造だの
神様の気まぐれで過去の歴史が上書きされるだのメタ的にも相性がいい「かも」しれない。
魔法で動くロボ物だったらリューナイト、ワタル、グランゾートなんかもいいかも。
>>388 >『アメコミの世界』のスパイダーマン
オリジンなのかアルティメイトなのかワンモアデイなのか
シビルウォーあたりのスパイディならついでにアベンジャーズとかFFも参戦したり?
完全に魔力だけで動くロボならありそうだな
コロナのゴーレムクリエイトなんてまさに魔力で動く巨人って感じだし
あんな感じで完全魔法制御、ビームみたいな兵装も全部魔法で出来てるなら容認されそう
だったら魔装機神やオーラバトラーも質量兵器扱いされずに済むのかな?
いやあれは実弾も使ってるから微妙か。
生成したゴーレムが肉弾攻撃(殴打や蹴り)を行った場合、
それは質量兵器と見なされるか否か。
ヴォルテールやフリードのような巨大生物の攻撃が許容されてるから
否定はされないと思うけど。
巨大生物でウィツアルネミテアを思い出した
マジもんの神だけど
ハクオロ召喚したら現場指揮から始まって成りあがって行く話になりそうだな
召喚されたハクオロと里を追放されたキャロが新たな里を作る建国記とか
シルフェニアのネギまクロスが隔週更新止まった…
404 :
タバ:2011/04/23(土) 21:18:11.51 ID:qi5j65/L
白天王を喚ぶルーテシアが何か言いたそうにしてるぞとしあき・・・
そういやSTSとか無印とのクロスばっかだけどヴィヴィットの方とのクロスって無いな
やはり少女格闘ものだとクロスは難しいのか
一番の問題は、クロスさせて面白そうなイベントがない事だと思う。
まだ完結してないからじゃね
Vividはバキとのクロスがちょうどよい。
基本的にスポーツの世界にルール無用の戦いを挑む死刑囚、
コント劇場と化すストライクアーツ大会、
砂龍を素手で倒せるかどうかが人間と超人の境である現実、
公園だとやたらと強いカルタス、
スカリエッティは獄中でわりと好き勝手やってetc。
Vividは好きだし、クロスも考えてはいるけどアレたまに新設定出て来たりするから、やっぱり完結するまでは手を着けずにいようと俺は思ってる
Vividの格闘ものなノリなら「ストリートファイター」系(CAPCOM)もクロスはしやすそうではある
でもベガ様が出てきたらStrikerSな展開になりそうよ(シャドルー的な意味で)
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/26(火) 15:25:10.49 ID:RKTQHA8g
関係ないんだけどさ…
自分の考えてたネタと他人の考えたネタが被るとすげぇ複雑な気分になるな…
>>410 ぶっちゃっけDSAAのルールが不明すぎる。
>411
サイキョーアーツの開祖がアップを始めましたって?
>>412 ネタ被り位で盗作扱いする心無い人はいないと思う。
同じネタを元にしてても人による解釈の違いで
全然違う物になるわけだし。
416 :
一尉:2011/04/26(火) 20:41:30.85 ID:2NNFfuEC
支援
>>411 (ナンバーズの中にしれっと混ざるキャミィとユーリ、ユーニ)
(ユーリとユーニと名前が似ているという理由だけでシャドルー親衛隊にされるユーノ)
(もちろんみんな全身タイツです)
そしてミッドでシャドルーが新貨幣ベガドルを発行するわけか。
よし!
MU●ENだッッ!!
>>409 試合場に入場する直前の選手が何者かに襲われて
代わりに出て来たのが巨大フェレットで、
アインハルトが主催者から「やってみんか? フェレ退治」とか言われて
のぞむ所とばかりに挑戦するけど攻撃が全然通じなくて
ヴィヴィオに「そんな攻撃じゃユーノ君を昼寝から目覚めさせる事も出来ないよ」
とか言われちゃう光景を連想した
予約が無いようですので、投下させて頂きます
魔法。
それは、どんな夢でも叶えてくれる力。
そこに物理法則など存在しない。固定概念に縛られる必要もない。
ただ望めばいい。欲しいもの、叶えたい夢、何だっていい。
望めば、魔法はどんな願い事であろうと叶えてくれる。
誰だって一度くらいは、そんな力を夢見た事があると思う。
例えば、果てし無く遠く、しかし叶えたい夢を持って居たり。
例えば、どうしても救いたい人がいても、物理的にそれが不可能だったり。
自分の為、人の為。何の為にだって、その力を使う事が出来る。
ただし、魔法の力を使って願いを叶える事が出来るのはたった一度だけ。
そして、望みを叶えた者は、ちょっとした代償を払わなければならない。
その時は、代償の事なんて考えなかった。
ただ、大切な人が傷つくのを、これ以上見ていたくなかったから。
守られるだけの私じゃ駄目だ。守れる私にならなくちゃいけない。
その為にも、こんな結果は認めない。こんな未来は認めない。
例え全てを失ったとしても、大切な人が居てくれる未来を生きたいから。
そうでなければ、私の願いの意味が無くなってしまうから。
大丈夫。どんなに暗い夜だって、朝を迎えれば太陽が昇るから。
何度繰り返されたか解らない、果てしない後悔の連鎖だけど。
いつかはきっと、この血塗られた後悔の連鎖を断ち切ってみせる。
これはその為に手に入れた力。それを成すまでは、何度だって。
「暁美ほむらです。よろしくお願いします」
腰まで伸びたストレートヘアの黒髪を靡かせて、ほむらは自己紹介をした。
三十余名の生徒達の視線が、一点にほむらを見据えるが、そんな事は意にも介さない。
紫色の双眸はまるで目の前の生徒達など見ていない様で、どこか冷たい印象だった。
良く言えばクールでかっこいい少女。悪く言えば愛想の悪い、人間不信の少女。
或いは、転校してきたばかりで、感情を上手く表現出来ない子だと思われているのかも知れない。
まあ、何だっていい。どんな印象を持たれようが構う事はない。思いたいように思ってくれればいいのだ。
それが皆の目に移る自分なのだろうし、別にそれを訂正する必要性も感じられない。
嗚呼、これは何度目の世界だったかな。
この教室の生徒達と一緒に過ごした時間を総計すると、一年以上になるだろうか。
しかし残念な事に、この世界の、正確にはこの時代の生徒達は暁美ほむらの事など露程も知らない。
それも当然だ。「この世界の暁美ほむら」はたった今、この教室で自己紹介をしたばかりなのだから。
彼らがほむらの事を覚えていない様に、ほむら自身も数人を除いては名前くらいしか覚えていない。
否、下手をしたら、名前を―もっと言えば顔すらも―きちんと覚えているか危うい生徒も居る。
無理もない。ほむらにとって大切なのは、この教室に居る「たった一人の少女だけ」だからだ。
そしてその少女は今、目の前に居る。取り留めのない事を考えるのは一旦止めだ。
「鹿目まどかさん。貴女がこのクラスの保健委員よね」
「えっ?」
「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、ちょっと、気分が。保健室に連れて行って貰えるかしら」
「あ、あの、えっと……」
桃色の髪の毛を二つに結った少女―鹿目まどか―が、上ずった声で答えた。
何度時間を繰り返してでも守りたいと誓った少女は、この時間―この世界―でも、変わらない。
転校生から突然話しかけられたとあっては、驚くのも無理はない。慌てた様子で右往左往する姿も、何度も見慣れた光景だ。
彼女が保健委員である事を知っている理由なんて、後から先生に聞いたとでも言えばいい。
どの道本当の理由を説明した所で、この世界の住人は誰も信じはしないだろう。
まずは彼女を連れ出して、最初の警告をする。ここまでは今までにも繰り返した事のある行動だった。
今回も何処をどういう風に立ち回れば良いか、という目処も一応は立てている。
「あの、このクラスの保健委員は私だけど」
「え」
綿密な計画の上に成り立ったほむらの行動を掣肘したのは、一人の少女の声だった。
鹿目まどかの斜め後ろに座って居た少女が、おずおずといった感じで片手を上げている。
まどかとよく似た、優しい雰囲気の瞳。まどかと同じくらいの長さの髪の毛を、二つに結った少女。
髪の毛の色はまどかと違って栗色で、真面目で優しそうな雰囲気の女の子だった。
だが、可笑しい。そんな訳はないのだ。こんな時間―世界―は、見た事が無い。
「そんな筈っ……何故っ!?」
「あ、あの……大丈夫? えっと、ほむらちゃん、でいいのかな?」
「え、ええ、それで構わないけど……それよりも、貴女は誰なの?」
「私の名前は高町なのは。えっと、確かに去年まではまどかちゃんが保健委員だったけど……」
そんな筈はない。高町なのはなんて人間は居ない。というより居なかった筈だ。
少なくとも今まで幾度となく繰り返して来た時間の中で、高町なのはなんて生徒を確認した覚えはない。
否、もしかすると居たのかもしれないが、それにしたってまどかではなく、高町なのはが保健委員である時間など存在しなかった。
ほむらが知る限り、ずっとまどかだけが保健委員だったし、時間を繰り返した所で自分が介入する前の時間は不動である筈だ。
にも関わらず、この時間軸には最初から高町なのはなる人物が当然の様に存在して、当然の様にまどかの居場所に居る。
瞬時に幾つかのパターンの仮説を立てるが、それこそ考えた所で埒など明くまい。
「……ごめんなさい、聞いていた話と違っていたから、少しだけ取り乱してしまったわ」
「そっか、じゃあ保健室に行こっか? 私が連れて行くよ」
高町なのはは、満面の微笑みを浮かべてそう言った。
珍しい転校生だからとか、そういう野次馬根性は感じられない。
本当に優しい、慈愛すら込められた声で、ほむらに手を差し伸べる。
目に見えて戸惑いを浮かべるほむらを救ったのは、もう一人の声だった。
「あ、あのっ!」
傍らで静観していたまどかだった。
ほむらにはそれが、緊張に強張った声である事が、すぐに様に解った。
なのはとほむらの視線を一点に集めて、まどかはおずおずと片手を上げて告げる。
「えっと、暁美さんは元々私の知り合いで……その、だから保健室には私が連れて行きたいんだけど」
「そうだったんだ? それならほむらちゃんもまどかちゃんに連れて行って貰った方が良さそうだね」
「……ええ」
嘘だ。この時点でのまどかとほむらには接点など無い。
しかし、まどかは優しい。ほむらの只ならぬ雰囲気に、何かを感じたのだろう。
微笑みそうになってしまう口元をきゅっと引き締めて、ほむらはまどかへと手を差し出した。
「お願いしていいかしら、まどか」
暁美ほむらにとって、高町なのはの存在は完全なるイレギュラーであった。
あの少女は一体何だ。何故この時間軸に存在する。何故他の生徒達は受け入れている。
幾つもの疑問が浮かんでは消えてを繰り返し、無意識のうちにほむらも無口になる。
保健室へ向かう廊下を歩きながら、まどかが一生懸命何事かを話しているが、今はそれもあまり頭には入って来ない。
最低限の相槌を打つか、それにも値しない軽い言葉などはそのまま受け流すか、だ。
「あ、あの……ごめんね、暁美さん。あんな嘘ついちゃって」
「ほむらでいいわ」
「ほむら……ちゃん?」
「ええ、何かしら」
「えっと……もしかして、怒ってるのかなって……なのはちゃんと一緒の方が良かったかなって、思っちゃって……」
「いいえ、そんな事はないわ。私はまどかと一緒に保健室にいくつもりだった」
「つもりだった、って……あの、ほむらちゃんは、一年も前に私が保健委員をやってたって、どうして知ってたの?」
かつりと音を立てて、歩を止める。
その問いには、答えようがなかった。
時間を巻き戻して来ただなんて言うだけ無意味だし、そもそもまどかは現在保健委員ではない。
自分の情報が誤っていた時点で、これ以上下手な事を口走るのは得策ではないと判断したのだ。
今はまず、情報を集める。この世界が今までの世界とどう違うのか。他に変化はないのか。
また、高町なのはなる人物は一体どういった役割でこの世界に存在しているのか。
存在しない筈の生徒が突然出て来た以上、警戒は必要だ。
下手をすると、彼女もインキュベーターの手の者かもしれないのだから。
「鹿目まどか」
「えっ、な、何?」
「貴女は自分の人生が、貴いと思う? 家族や友達を、大切にしてる?」
「え、えっと……大切、だよ。家族も、友達の皆も。大好きで、とっても大事な人達だよ」
「本当に?」
「本当だよ。嘘なわけないよ」
「そう。もし、それが本当なら、今と違う自分になろうだなんて、絶対に思わない事ね」
「え……?」
ほむらは、繰り返した時間の中で何度も見て来たのだ。
まどかが、他の皆が、何もかもを失って、最後には誰も居なくなるのを。
まどか自身も、まどかの友達も、先輩も、みんなみんな、死んでいくのを。
人間、死んでしまえば全てがお終いだ。故に綺麗な生き方はあっても、綺麗な死に方などは存在しない。
そう自分に言い聞かせようとしても。それにしたって彼女たちの死に方はどれも、常軌を逸していた。
そして魔法少女が一人死ぬたびに、優しいまどかは悲しみ、涙を流す。
もうこれ以上、そんな光景を見たくはない。まどかの悲しい涙を、見たくないのだ。
だからほむらは戦う。まどかにだけは、笑顔で居て欲しいから。
「さもなければ、全てを失う事になるわ」
冷たい印象すら与える双眸をきっ、と強める。
今のまどかには、自分はどう映っているのだろう。
最初の世界のまどかは、ほむらをかっこいいと言ってくれた。
だけど、この時間軸のまどかは、どうだろう。自分は彼女に、不安しか与えていないのではないか。
それは申し訳ないと思うし、心の中では何度だって謝罪はする。だけど、これがまどかにとっては必要な事なのだ。
こうする事で、まどかが死への階段を上って行く事を止める事が出来るのなら、嫌われ者にもなろう。
ほむら一人が嫌われ者になる事でまどかを救う事が出来るのなら、それで構わない。
寧ろ、それがまどかを救う為の代償とすら思えるのだった。
高町なのはは、普通の人とは少しだけ違う。
数年前、ひょんな事から魔法の力を手に入れたなのはは、こことは異なる別の世界の存在を知った。
生まれつき魔法の力に恵まれていたなのはは、様々な事件に関わって行くうちに、類稀なる才能を開花させて行った。
その魔力量、魔法を用いた戦闘技術、魔法戦に於ける状況把握能力から空間認識能力まで、全てが異能。
当然、そんな事実はこの世界の誰もが知らない出来事だし、なのは自身も必要以上に人に話すすもりはないのだが。
少なくとも、友達の前では極々一般的な人間を装っている。普通な友達も居れば、普通な暮らしもあるのだ。
傾き始めた太陽を背に、なのははそんな普通の友達達と共に帰路に着いていた。
「っていうかまどか、あの子ほんとに知り合いなの? 思いっきりガン飛ばされてたけど」
後頭部で手を組んだ青髪の少女が、不満そうに問うた。
彼女の名は美木さやかだ。今日転校して来た少女―暁美ほむら―には色々と思う所があるらしい。
なのはの少し後ろを歩いていたまどかが、気まずそうに笑った。
「えっと、ごめんね? 本当は嘘なんだ、あれ」
「なんでそんな嘘を……はっ! さては美人な転校生といち早く仲良くなって恋愛事を有利に進めようと!?」
「なーに言ってんの、そんな事考えるのはアンタだけよ」
一人で盛り上がるさやかを制したのは、ブロンドの髪の少女。
小学生時代からなのはの親友であるアリサ・バニングスだった。
アリサやすずかとは小学生時代からの友達で、まどかやさやか達は中学に入ってからの友達だ。
最近では小学生以来の親友グループと、中学以降のまどかを中心とするグループは、一緒に過ごす事が多い。
学校内でのみならず、休みの日には一緒に遊んだりと、年相応の友達関係であった。
そんな二人のやり取りを見ていたなのはも、クスリと微笑んで続ける。
「もう、まどかちゃんはそんな不純な事考えないよ」
「不純って言われた! 年頃の女の子ならそれくらい普通だろー!?」
「だーかーら、アンタと一緒にしないでってば」
「ちくしょー! アリサがいじめるー!」
「ふふ、お二人は本当に仲がよろしいのですね」
ウェーブ掛かった緑色の髪の少女がくすくすと笑う。
彼女の名前は志筑仁美。まどかやさやかと同じく、中学で友達になった少女だ。
アリサやすずかと同じお嬢様らしいが、彼女に至っては言動までも本物のお嬢様。
品行方正、常に上品なオーラを纏った、筋金入りのお嬢様であった。
「それで、暁美さんはまどかさんに御用があったように見受けられましたけど」
「えっと、それなんだけど……」
「アンタ、もしかしてアイツになんか嫌な事でも言われたの?」
「えっ!? そ、そういう訳じゃないんだよ? ただ、ちょっと……」
「ちょっと……何よ?」
アリサの問いは、まるで尋問の様だった。
半眼でアリサに睨まれれば、まどかも応えざるを得ないのだろう。
おずおずといった雰囲気で口を開いた。
「えっと、よく分かんないんだけど……今と違う自分になろうだなんて思っちゃいけない、って」
「はぁ? 何それ、意味わかんないんだけど」
「変わろうとするのが、いけない事だって?」
「うん、どうしてかまでは教えてくれなかったけど」
複雑な心境だった。
なのはは、魔法の力を手に入れて大きく変わることが出来た。
その生き方も、在り方も、あらゆる面で今の自分があるのは魔法のお陰だと言える。
本質の部分では何も変わってはいないが、それでも人は変わって行く生き物だと、なのはは思う。
本当に曲げられない自分の芯さえ通って居るなら、いくらでも変わって行けばいい。
自分のままで、人は変われる。それがなのはの信じる人間だ。
「それってどうなのかな。変わる事は悪い事ばかりじゃないと思うけど」
「なのはちゃん……」
「人は変わって行くよ。だって世界はこんなに広いんだから」
「そうそう! 女ってのは、成長と共にモテる女に変わって行くもんなんだよ!」
なのはの言葉に、さやかが続ける。
確かに間違いではないと思うが……やはり少し違う気がする。
かといって突っ込む気にもなれなかったなのはは、僅かに微笑むだけに留めた。
こうして日々は流れて行く。他愛もない友達と、他愛もない話を交わして、他愛もない時間を過ごす。
いつかはこんな日常を懐かしいと思える日が来るのだ。だから、なのはは友達との日常を大切にしたいと思う。
なのはが魔法を手にし、人生の転機を得たように、この日常にもいつかは変化が訪れるのだから。
アリサと仁美とは途中で別れた。
二人とも、習い事があるとの事で、このまま帰りにそちらに寄って行くとの事。
品行方正なお嬢様らしく、やはり親に習い事には通う様にと教育されているらしい。
そんな二人と別れ、なのははまどかとさやかの二人と共に帰り道を歩く。
ビルが立ち並ぶこの街並みを抜ければ、そこで二人ともお別れだ。
また明日。そんな言葉を告げて、なのはは自分の家へと帰って行く。
本当なら、この日もそんないつも通りの日常を送る筈だった。
変化が訪れるのは、いつだって突然だ。
なのはがある日突然魔法の力を手に入れた様に。
誰がいつ何時、人生の転機に遭遇するかは、誰にも解らない。
だけど少なくともなのはは、この日常が終わりを告げるのはまだ先だと思っていた。
今日も明日も、同じ様に他愛のない日常を送って、人生と言う名の階段を昇って行く。
誰も気付かなかった。
彼女達が昇り始めている階段は、或いは絶望への階段である事など。
既になのはが、何度も何度も繰り返された時間の輪廻の中に放り込まれてしまっている事も。
なのはの肌が、この空間の異質さを本能的に感じ取った時には既に、物語は加速を始めていた。
もう抜け出せはしない。この物語が終わりを告げるまでは。
或いは、仮にこの物語が終わりを告げたとしても。
以上です。
お目汚し失礼しました。
なのはの髪型はサイドポニーではなく幼女時代のツインテールとさせて頂きました。
次以降の構想はありますが今後投下を続けて行くかどうかは未定です
乙です
是非続きを
>>428 ありがとうございます、前向きに頑張ろうとは思います
また、新スレを立てようと試みたのですが、Lvが足りないと表示され不可能でした。
何方か新スレの作成をお願いします。
>>428 ここもついにまどかキターーーーー!
乙です!続編待ってます!!
コテ取り忘れた・・・・・・orz
>>427さんへ
まどかは大好きな作品なので続編待ってます!頑張ってください!
>>427 乙です
ほむら主役っぽい!これは魔法少女ほむら☆マギカ来たかw
この世界にとってなのははイレギュラーか。ほむらにとっては予期せぬ事態で、先が気になります
二話も楽しみにしてます
>>427 投下乙
ほむらは原作よりループ回数多いっぽいな。今後の行動に期待。
あと俺も新スレ無理だた。誰かよろしく頼む。
そんでもってちょいと話題を投下
ここのクロス作品のキャラでバトロワをやるってパロロワ企画があって、それが最近ついに完結したんだ
で、なのはクロスロワ1stの成功による熱が冷めやらぬ内に、なのはクロスロワ2ndをやろうって声がちらほら上がってる
1st完結の実績がある訳だから、景気付けに2ndも書き手募って企画してみたらまた盛り上がると思うんだ
そこで、まずは皆の意見を聞いて2nd開始するならまずは参加書き手の受付期間、参加キャラの選出などから議論したいと思うんだが、どうだろう
2ndか
面白そうかもしれないけど、ある程度充電期間もあった方が良いと思う。
書き手の人も、まだ完結の余韻に浸りたいかもしれないし
何よりも下手に急いだら、企画そのものが頓挫する可能性だってあるし
2ndね……自分は今の所は反対かな。
1st成功って簡単に言うけど1回リスタートしているし、その期間の間に本スレ撤退したSS書き手も数多くいてそのSSからの参戦キャラが割といたからなぁ。
それにクロスって言われてもそのキャラを生かしたキャラクターなんて殆ど生かされていない気もしたからなぁ、だったらクロスキャラでやる意味もない。
そもそも、あっちのSSで活躍したキャラってはやてやかがみだけど、はやての本スレでのSSって4話程度で止まっているし、なのすたに至っては2話で中断中(しかも書き手はクウガやマスカレード書いている関係上、再開の可能性は当面はない。)。
さらに、アンデッドも活躍していたけど、マスカレードも現在絶賛改訂されている事考えると本スレSSのキャラを使うべきじゃないと思う。
それ以前にやりたいやりたいなんて言われても、本スレではその話題基本的に出していなかっただろうから実際にはそこまでやる事を望む人はいないんじゃないのかなぁ。
読む側が単純に人殺しSS読んでヒャッハーしたいだけとしか思えない。その為だけの為にそういう企画をやるのはマズイんじゃないのかなぁ。
大体、主催のプレシアのキャラからしてなんか個人的におかしいもの(幾らアリシア生き返らせたいからって何の罪もない人を平然と殺すのは何処か違和感が)
新スレ立ててきます
スレ立て無理でした……
実際問題、書き手から話が持ち上がらない事には始まりようないからな>2nd
今回も短いですが、投下させて頂きます。
恐らくこれが埋め投下になるかと思います。
暁美ほむらは魔法少女である。
魔法少女になった者は、どんな願いであろうと一つだけ叶える事が出来る。
例えどんな無理難題であっても、例え物理的に不可能な事象であったとしても、だ。
そして魔法少女の願いの強さによって、弱くも強くも成り得る力……それが魔法の力。
容易に叶うような祈りを願った者の魔力は、その願いに比例して矮小なものとなる。
夢物語とも思える程の壮大な祈りを願った者の魔力は、それに応じる壮大なものとなる。
暁美ほむらの願いは、大切な友達と共に過ごせる明日。
守って貰うしか出来なかった無力な自分が嫌いだった。
何も出来ずに、ただ目の前で友が死んでいくのを見るのが嫌だった。
だから今度は、自分が守れる立場にありたいと願った。
大切な者を、この手で、この力で守り抜くと誓った。
だから、暁美ほむらは力を手に入れた。
最愛の友との出会いから、全てをやり直す為の力を。
この世の理を捻じ曲げて、自分一人が時の流れに逆らう力を。
例え何度繰り返したとしても、たった一人の友達を救う為の力を。
こうして手に入れた力で、幾度となく時間を繰り返した。
気が遠くなる程の、全てを記憶に留めておくのも苦痛になる程の、長い長い時間を、何度も何度も繰り返した。
そして何度目かのループでほむらは知った。他人に頼っていては、自分の願いを叶える事など不可能であると。
叶えたい夢があるのならば、何としてでも自分の手でそれを掴み取らねばならないのだと。
足手まといは不要だ。誰かに事実を話す事で不必要な血と涙が流れるのならば、尚更。
例え運命に逆らってでも守ると誓った少女は、結局自分一人の手で守り抜くしかないのだ。
それきり暁美ほむらは孤独になった。
また時間を繰り返して一から始めても、ほむらは人と慣れ合わなくなった。
例え優しさを向けられても、冷徹にそれを振り払い、自分一人で戦うと誓った。
そうすれば繰り返す度、例え少しずつでも、目的に近付いている実感を得られる様になった。
もしもあそこでああすれば、きっと上手く行った筈だ……なんて思える世界が、いくつもあった。
その度にヒントを得て、例え新しい時間を繰り返しても、同じミスは繰り返さない様に努力した。
そして、何度目かになるか。
数えるのも馬鹿馬鹿しくなる程の時間と逆行を経て、再び戻ってきたこの世界。
手にした武器は、膨大なまでの情報。魔法の力から人間関係に至るまで、それは絶対的なヒントとなる。
これだけの情報を得て、もう一度繰り返すのだ。今回こそは、絶対にまどかを救う事が出来る。
……そう思っていたのに、辿りついたのは今までとは少しだけ「ズレた」世界。
何かが違う。何処かが違う。今までの情報ではあり得なかった者が居る。
詰まるところ、ほむらは完全なるイレギュラーを突き付けられたのだ。
「ここへ来て完全なイレギュラーを突き付けられてしまった訳だけど」
「僕にとっては君の方がよっぽどイレギュラーだよ、暁美ほむら」
ほむらの瞳は、揺らぐ事なく目の前の生物を捉えていた。
外見的特徴を述べるなら、白く長い耳と尻尾を持った、赤い瞳の可愛らしい小動物。
既存の生物に例えるならば、うさぎ。それをもっとメルヘンチックに可愛くしたような、そんな印象だ。
しかし、そんな生物は少なくともこの地球上には存在しない。故に動くぬいぐるみ、と言った方が的確かもしれない。
ほむらに睨まれても表情一つ変える事無く、白いぬいぐるみ生物は言葉を発した。
「単刀直入に訊くよ、暁美ほむら。君は一体何処で魔法の力を手に入れたんだい?」
「私の魔法の出所がそんなに気になるかしら。世の中には貴方も知らない事があるという事ね」
「僕らだって悠久無辺という訳じゃないさ。でも、僕らとの契約無しで魔法を行使する人間なんて、過去に前例がないよ」
「そう。ならこれで、私という前例が一つ出来たわね」
「今は答える気は無いという事だね」
風に吹かれて靡く黒髪を押さえながら、ほむらは遠い空を見遣る。
現在位置は、この街の一際高い鉄塔。その頂上付近の、足場としては非常に心許ない鉄骨の上。
本来ならば人が来る事はあり得ない場所だ。ここから見れば、この街も随分と小さく見える。
視野の片隅に何処までも拡がるビルディングの街並みを映しながら、ほむらは淡々と告げる。
「貴方が私の質問に答えるなら、話は別よ」
「何だい? 僕に答えられる範囲なら、答えるよ」
「あの高町なのはという女は何者なのかしら」
「ああ、どうやら彼女も魔法少女になる為の素質はあるようだね」
ぴょこんと、白い生物がほむらの肩に飛び乗った。
中学二年生の華奢な肩に小動物サイズの生き物を乗せても、あまり体重は感じない。
この世界に質量として存在しているのかどうかすら怪しいそいつに、ほむらは不快感を覚える。
どうせこいつは殺しても無意味。何度潰しても、何事も無かったように現れるのが解り切って居るのだから気味が悪い。
「その口ぶりだと、どうやら貴方もそれ以上の情報は知らないらしいわね」
「君にとっては高町なのはの情報を知っているという事が、そんなに特異な事なのかい?」
「そうね。私にとって彼女は紛れも無いイレギュラーだから」
「解らないな。何の変哲もない一人の少女が、どうしてイレギュラーに成り得るんだい?」
「貴方に話しても意味の無い事よ」
それだけ告げると、ほむらはキッ、と視線を尖らせた。
横目に白い生物を睨み付けると、白い生物は軽い足取りでほむらの肩から飛び降りた。
可愛らしく尻尾を振りながら、小首を傾げてほむらを見上げるその愛らしい姿が、目障りだ。
本来ならば可愛らしいと形容される筈のこいつの外見も、ほむらにとっては殺意を掻き立てるだけ。
今の会話でこいつが高町なのはの情報を知らない事はほぼ確定した以上、これ以上付き合ってやる義理もない。
ついでに高町なのはがこいつらの手先でない事も連鎖的に判明したのだから、今回は上出来だ。
「もういいわ。私の目の前から消えなさい。これ以上話す事もないわ」
「どうやら僕は相当嫌われているようだね……仕方ない、今日はこのまま退散するとするよ。僕にはやるべき事もあるしね」
瞬間、ほむらの表情が歪んだ。
こいつら―インキュベーター―の使命とは、人間の願いを叶え、魔法少女にする事。
どんな奇跡だって起こしてみせる。そんな甘い言葉で、何も知らない人間を誘惑して。
そして魔法少女になった人間は、過酷過ぎる運命を背負わされ、最後には人でなくなる。
こいつにこれ以上魔法少女を増やされる―人の命を弄ばれる―のは、堪らなく不愉快だった。
故に。
「やっぱり、気に入らないわ」
白い生物が最後に振り返ると同時に、その頭が吹き飛んだ。
懐から取り出した拳銃で、目の前のインキュベーターの頭を撃ち抜いたのだ。
炸裂した弾丸によって、インキュベーターだったものは、ただの白と赤の肉塊に変わった。
空間は歪んで居た。
ぐにゃりと歪曲したビルディングは、縦横無尽に聳え立つ。
かつては通路だったものは、物理法則を無視して、真横だの真上だのに向かって伸びている。
言うなれば、オブジェ。何処かの国の芸術家が、凡人には到底出来ない才能で以て生み出されたアート。
所々にぽつりぽつりと花開いた数輪の薔薇が、余計にこの空間の異質さを物語る。
そんな奇怪な風景が、目に見える限り何処までも続いているのだった。
「ねえ、あたしらやっぱり変なとこに迷い込んでない?」
「この辺りから来たと思ったんだけど……やっぱりここ、変だよ」
後方で不安げに呟く二人を、高町なのははちらと見遣る。
共に下校していた美木さやかと鹿目まどかは、二人とも全くの一般人だ。
魔力の源―リンカーコア―を持たなければ、魔法や次元世界に関する知識も皆無。
状況が見えない今、下手になのはが魔法を見せれば余計に二人を混乱させる事になりかねない。
本当の危機が迫った時には全力で対処するつもりだが、なのは自身もその時までは手の内は明かさない算段だった。
(レイジングハート、この空間は一体どうなってるか、解る?)
『不明ですが、この空間に魔力干渉が行われた形跡はありません』
(だろうね。ミッド式でもベルカ式でも、こんな魔法は見た事無いよ)
胸元に提げた赤の宝石―愛機レイジングハート―と、心の声で会話をする。
高町なのはは、ミッドチルダにおける魔法の力を用いる人種、所謂「魔道師」だ。
魔力を持った人間ならば、念話で人に悟られずに言葉を交わす事など、造作も無い。
そこで、念話で愛機たるレイジングハートに、この明らかに異質な空間についての分析を命じたのだ。
しかしながら、残念な事に得られた結果は「解らず終い」。余りにも情報が少なすぎるのだ。
当のなのは自身も、ある種ホラーとも言えるこの光景に当たりなど付けられよう訳もない。
だが、信頼のおける愛機がミッドでもベルカでも無いと判断した時点で、事実、そうなのだろう。
今なのは達三人を取り巻くこの空間は、なのはの知る限りの魔法の力ではないという事だけは理解出来た。
(でも、拙いよ。多分、このまま歩いてもここからは抜け出せない)
『魔力ダメージで空間ごと破壊するのはどうでしょう。恐らく不可能では無いかと』
(うーん、それは最後の手段だね。本当にどうにも出来なくなった時はそうするかも)
『状況は四面楚歌と言っても過言ではありません。遅きに失する前に行動に移した方が良いかと思いますが』
レイジングハートは至って冷静であった。
気付いた時には謎の空間に閉じ込められていた以上、敵―居るとすればの話だが―の手の内は不明。
だが、気配すら悟らせずに、なのはをこの空間に閉じ込める事が出来た以上、それ以上があると考えておいて間違いは無い。
いつ何時、この空間の主が次の一手を打つかは解らないのだから、そうなる前に空間ごと破壊する、というのは合理的な判断だった。
しかしながら、躊躇いもある。第一に、敵が空間自体に何らかの罠を仕掛けているかもしれないという可能性。
ここでなのはが強硬手段に転じれば、敵も「目には目を」の精神で対抗しようとする可能性もある。
もしもその一手によってチェックメイト、なんて事になろうものなら、目も当てられない。
出来る事なら、どうにか敵の出方を窺ってから、平和的に解決したいと思うのであった。
『平和的な解決を望む相手が、このような手段を講じるとは思えませんが』
確かに愛機の言う通りだった。
返す言葉を失ったなのはは、小さく唸ってみせる。
どうあれ、現状では情報が少なすぎるのだ。手の打ちようが無い。
一般人の二人はなのはよりも消耗が早いだろうし、出来る事なら迅速に解決したいとは思うのだが。
「ねえなのは、アンタさっきから何で黙りこくってんの? 不安になるからやめてよ」
「えっ、あっ……ご、ごめんさやかちゃん。どうすれば抜けられるのか、ちょっと考えてたんだ」
「おお、さっすがなのは! やっぱ成績優秀の美少女は既にあたしらとは違う何かに目を付けていたか!」
瞳を輝かせてなのはの腕を取る。
ごめんさやかちゃん、まだ何も対抗策は思い付いてないんだ……。
そんな本音を言うのも何処か気まずく、にゃはは、と苦笑いで返すしか無かった。
さやかの態度はいつも通りの軽妙さに見えるが、実際の所はそうではないのだろう。
こうして元気ぶっていないと、自分を保てなくなる。だから空元気でも前を向こうとする。
さやかはそういう人間だと言う事を、なのはは知って居た。
「助けてっ!!」
そんな折だった。助けを求める悲鳴が、この空間に響き渡ったのは。
力一杯叫ばれたのであろう悲鳴は、この異質な空間に反響して木霊する。
悲鳴が幾重にもなって三人の耳朶を打った次の瞬間だった。
なのはの目の前に、一匹の小動物が飛び出したのだ。
うさぎにも似た動物は、全身に擦り傷を負っていた。
苦しそうに悶えるそれに駆けより、抱き上げたなのはは、誰何する。
「あなたは誰? 誰にこんな目に合わされたの?」
「僕はキュゥべえ。追われてるんだ……お願い、助けてなのは!」
「どうして私の名前をっ……、ううん。今はそれよりも」
キュゥべえと名乗った小動物は、今にも泣き出しそうな声色でなのはの胸元に縋り付いた。
間近で見れば、良くわかる。全身がボロボロだ。恐らくは追い立てられて、怖い思いをしたのだろう。
思い出すのは、あの日、初めて魔法と出会った日の出来事。傷ついたフェレットを救ったあの日から、急変した運命。
あの時はただ、目の前で傷つくフェレットを救いたい、と思った。
目の前で、誰にも泣いていて欲しくないから。
誰にも悲しんでいて欲しくないから。
「なのはちゃん、その子は何!?」
「っていうか喋ったぞ、その生き物!?」
まどかとさやかの二人が、慌てて駆け寄って来る。
傷ついたキュゥべえを見るや、驚愕と同時に、憐れみの表情を浮かべていた。
こんなに傷ついて……可哀相に、誰がこんな酷い事を。概ね、考えているのはそんな所だろう。
なのはだって同じだ。なのはの魔法は、悲しみや憎しみを撃ち抜く為の魔法。皆に笑顔で居て貰う為に手にした力。
こんな小さな命を弄んで、一方的に嬲ろうとする奴が居るのなら、自分が相手をしてやる、と。
なのはの信じる自分自身の正義感が、理不尽な暴力への怒りが、ここに炎と燃え上る。
そんななのはの前に現れたのは、黒髪の少女だった。
「まさかこんな所で会う事になるとはね、高町なのは」
「ほむらちゃんっ! まさか、ほむらちゃんがこんな酷い事をしたの!?」
そこに居るのは、転校生―暁美ほむら―。
黒の長髪に、黒のカチューシャ。学校の制服とは明らかに違う、不思議な雰囲気の黒装束。
まるで何処か他校のセーラー服を少し弄った様な、可愛らしいイメージすら抱く衣装だった。
しかし、なのはにはそれがただの衣装で無い事など一目の元に理解出来た。
ほむらが纏っているのは、身を守る為の防護服―バリアジャケット―。
状況から判断するに、暁美ほむらは……十中八九、魔道師だ。
ここまでです。短くてすみません。多分これで埋まるかと思います。
こんな短い尺でアレですが、今回から本格的に「魔法少女なのは☆マギカ」始動です。
ロワ2ndについては、詳しい話は解りませんが、やるのであれば自分も参加したいと思います。