あの作品のキャラがルイズに召喚されました part283
最後の最後でさるさんくらいました。
「知ってる? この辺で生徒が行方不明になったんだって」
「うちのクラスでも……」
「嘘ー」
「えー、プチ脱走じゃないの?」
「真面目な子だったんだよー」
ルイズが行方不明になってから数日後、噂話に興じる少女達を気にも留めず「Doll Shop」のショーウィンドーを覗いているタバサの姿があった。
「……可愛い……」
「ありがとうございます。この娘(こ)はカスタムが終わったばかりなんですよ」
人形の可憐さに、タバサの表情にかすかな羨望が宿る。
「……私も……こんな風になりたかった……」
「その望み、少しだけ叶えてあげましょうか?」
そんな2人の視線の先にいる人形は、美しい桃髪と豊かな胸を持ち魔法学院の制服を纏っていた……。
――願いを叶えるドール・ショップ 次々と増えるドール達
店に訪れた少女達の 行き先を知る者はいない
甘く誘う魅惑の言葉 頷いたならもう逃げられない
もしも私の店に来た時は 「貴女もドールにしてあげましょう」――
以上投下終了です。
wikiには作者さんが投下済みとの事です。