喪黒福造「今日のお客様はあの作品のキャラです」

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38名無しさん@お腹いっぱい。
ソラン・イブラヒム―のちの刹那・F・セイエイは、恩師の仇討ちに燃えていた。
仇、といっても別に恩師は死んでいないのだが。
かなり痛い目に遭い、現在静養中である。

そう、その痛い目というのが問題なのである。
軽い気分で購入した物品でえらいことになったのだ。
恩師が名前と容貌をぽつぽつと呟いていたのをしっかりと耳に焼き付け、彼に遭遇したというバーに向かう。
「フクゾウ・モグロ!アラーに仇なすシャイターンめ!」
戦うため、聖戦のために恩師から与えられた銃を野球のバット等を入れるケースから取り出し、
目の前にいる黒づくめのセールスマンに向け、撃つ。
まずは腹を撃ち、頭が粉々になり脳漿が飛び散る。

恩師とソランが言うところのシャイターンが完全に死んだのを確認し、銃をケースに戻すとすぐにバーから駆け出した。
バーから一歩出れば、ソランは小さき聖戦の士からどこにでもいる野球少年に早変わりする。
誰も咎めはしない。そう、これでもう誰も悲しまず、アラーもお喜びになるのだ……

ちなみに、恩師は翌日には完全に回復していた。