型月×リリカルなのはクロススレ37

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1名無しさん@お腹いっぱい。
ここは、『TYPE−MOON関連作品』と『リリカルなのはシリーズ関連作品』の、
キャラクター同士の交流等を想像したり、SSを書いたりするスレです。

【前スレ】
型月×リリカルなのはクロススレ35
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1256875530/

【まとめ】
型月×リリカルなのはクロスまとめwiki
http://www9.atwiki.jp/tmnanoha/pages/1.html


 規制時の連絡・代理投下依頼etc.はこちらに

  型月×リリカルなのはクロススレ緊急避難所
  http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/tmnanoha/2/

 外部のサイトで掲載されている作品についてはこちらで

  型月×リリなのSSについて語るスレ
  http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/tmnanoha/4/


【注意】
 ・作品を投下される方はトリップの着用をお願いします。
  (名前・タイトルの最後に『#■■■■』。■は任意の文字列)
 ・キャラの強弱、戦う両者の戦闘内容等の議論は荒れる原因にもなるので自重しましょう。
 ・次スレは>>980が、反応が無い
2名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/18(木) 16:07:31 ID:FoAxZRhq
>>1
3名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/18(木) 18:03:21 ID:qjRAkMBG
>>1
乙です〜。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/18(木) 21:26:25 ID:FgtIdt40
>>1
乙です。
蛇足ですが、途切れているんで補完します。


・反応が無い場合は>>990が立てること。
重複を避けるため、必ず宣言をお願いします。
5名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 00:57:56 ID:1A2/+/vy
後より出でて>>1に乙者
6名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 01:20:15 ID:1eVTdatT
過疎

やっぱ戦闘力考察とかしてる方が伸びるんかな
比較だと荒れそうだが
7名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 16:05:14 ID:1A2/+/vy
じゃあ、戦闘力の考察でもするか
アルフやリンディあたりが強いか
フェイト絡みがリリカル最強かな
型月だとセラ、羽ピン、ビネガー自重あたりが強者?
8名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 16:15:20 ID:IVi/yNXa
八神家は大中小と取り揃えてあらゆる状況に対応できるな
9名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 16:40:13 ID:U/UK0F39
百ハサンとかどーだ
あと、戦闘力は一定以上なら質も考えるべき

>>8
熟女好きはどうする
テスタロッサがさいきょー
10名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 17:12:08 ID:slh1IZ3J
>>9
ヒヨコの雌雄判別とかスイカ一気食いとか髭ダンスとか特殊過ぎる状況にすら対応出来るからな
強過ぎる
11名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 18:24:19 ID:HHIYrQce
還暦まじかであの若さとプロポーションのプレシアはもうレジェンドでいいと思う。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 19:55:35 ID:1A2/+/vy
型月で婆さんキャラはいないよな?
13名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 20:24:06 ID:g0wM4Imf
とらハ好きとしてはティオレさんが一押し。
あんな悪戯好きなばあ様キャラはそうはいない。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 20:44:57 ID:xB/BmJk3
>>12
つノーマルエンド桜
15名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 21:30:41 ID:U/UK0F39
きっと魔術の力で遠坂先輩はぴちぴちのままなんだぜ
16名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 23:54:18 ID:Qumu0m5t
Zeroの老夫婦しか思いつかなかった
爺はけっこうでるのに婆さんは意外といないんだな
17名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 11:51:58 ID:2PNgxoKJ
>>10
豊臣秀吉の物真似が得意なやつもいたな
18名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 14:17:19 ID:IqKE3t1I
型月の年寄りキャラはみんな人間じゃないからな
ただでさえ人外や人外交じりが多いのに

百ハサンは強すぎるよな
没プロットのちびハサンとか俺的にすごくツボだった
Tシャツ一枚で体育座りしてる青髪青眼の褐色幼女とか
19名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 14:28:51 ID:ooZBXNFL
百の顔のハサン。
正しく使えれば間違いなく最高の暗殺者だったのに、周りのサーヴァントが規格外すぎた事とマスターの戦略のせいで最期は捨て駒……惜しい。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 15:32:25 ID:RCMt/1cw
百ハサンはセイバーやイスカンダルを超えるサーヴァントと言っても過言ではないんだけどなぁ(役立たず人格を除く)
ちびアサシン(対拷問用の薄幸ロリで、記憶なし、会話欠如の和みキャラ)を没にしたのは、マジカル拳法やイリヤ関係を凌ぐゼロ最大の過ち
百ハサンを切り伏せるとレアドロップするらしいので、ぜひとも使っていただきたい
むしろ令呪で「黙れ」と言えば……?
21名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 18:41:46 ID:jNumHK+O
フェイト「今宵のバルディッシュは百ハサンの血に飢えている……」

つーか、保護してみてほしい
22名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 19:14:23 ID:nuOA5fSs
>>21
雷(マテリアル)の方だったりして
23名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 19:51:26 ID:RCMt/1cw
雷刃「ムッ、僕も子分が欲しい!」
24名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 23:08:43 ID:jNumHK+O
ネコカオス「ニヤー・・・・・・呼んだかね、フロイライン?」
25名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 23:15:23 ID:8WB2WNEq
グレートキャッツビレッジの支配者になる闇統べる王とか想像してしまったんだぜ。
路地裏同盟と対立する闇統べる王たち。
タタリの残滓vs闇の書の闇の欠片…と書くと、なんかかっこいいのだが。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 23:23:11 ID:RCMt/1cw
>>24
雷刃「出たなポケモン!ゲットだぜ!」
27名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 23:28:17 ID:vicWVdvR
無双シリーズ最新作『リリカル無双』!
キャッチコピーは「百のハサンをなのはさんになって砲撃しまくろう!」かな?
28名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 00:00:01 ID:S8/zPrUj
>>25
おもしろそうだな

>>27
ハサンはダメだろw
ちょっと油断したらあっさり殺されてしまうww
建物の中とかならまず無双なんかできねぇ
ここは残骸にしとこうぜ
29名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 00:09:46 ID:j0iAQ4wS
ジャーンジャーン

慎二「げぇ! 桜!」
志貴「げぇ! 秋葉!」
ゲンヤ「げぇ! クイント!」
30名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 00:10:51 ID:i+SPWHXQ
集団戦闘には強くないが個人にとっちゃ気配遮断はなかなか厄介
気がつくと増えてたりとまるで台所の悪魔のようだ
だが、ゲーム的にはちょうどいいかも
無双なら王の軍勢
一応は空にも投擲してくるだろうし、ボスを倒さない限りどんどん補充されてくる
残骸はボーナスステージ過ぎる
31名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 00:19:18 ID:a7wbQjEc
>28
最終決戦で凛や桜が戦えた事を考えると、残骸は「人類に対する絶対的殺害権」を失っているんだろうか。ならそれも可能か?

……士郎とゲンヤさんが「家の中が女だらけで男の肩身が狭い」と酒を飲んでいる光景が浮かんだ。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 00:44:11 ID:i+SPWHXQ
既に家主w長男w状態だからなぁ
ゲンヤさんは頑張ってると思うよ
人形フェチの眼鏡ストーカーは巧いことやったな
VPのレザードとは大違いだ
33名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 10:05:59 ID:JITDGqGO
無双するなら、何かの道具で増殖したワカメが適任
34名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 11:38:49 ID:JJL43+j9
慎二「僕は間桐慎二、魔術師さ」
パイロット慎二「僕がいちばんガジェットをうまく使えるんだっ!」
吸血鬼慎二「僕は人間をやめるぞなのは―っ!」
戦闘機人慎二「地獄で会おうぜベイビィ」
レリックウェポン慎二「なのは、なにもかも懐かしい・・・」
この世全ての慎二「なのはよ なにゆえもがきくるしむのか」
この生全ての慎二「なのは、ありがとう」






慎二Oh「ボクはぁ、改心なんてしませぇん☆」
35名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 13:26:19 ID:j0iAQ4wS
WAKAME「レロレロレロレロレロレ(ry」
36名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 19:19:29 ID:i+SPWHXQ
せっかくだから、俺は隠しキャラのフェレットを使うぜ
37名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 21:44:46 ID:JJL43+j9
なのは「増援にきたよバスターッ!」
慎二「「「「「ぎゃー」」」」」
ユーノ「あ、光が……」

こういうゲームになる
38名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 22:04:57 ID:bB/RLe54
トラぶる道中記では持ち金が少ない代わりにコンテニュー回数が99回とふざけている慎二。
つまり……ヤツはSLBを99回まで耐えられる!
39名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 22:32:45 ID:CbgxiD6j
SLBとか何回もぶっ放せないのに、慎二SUGEEEEE
と思ったけど、慎二なら別にディバインシューターでも殺せそうな気はする。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 22:40:33 ID:RLoaD4//
セイバーが出てきたらなのは涙目だな
41名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 00:35:08 ID:vum+i/SV
>>39
ディバインシューターでもビルに穴開けるくらいはできるからなw
42名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 00:44:29 ID:PVtCmzPf
魔法少女達が嗜む水切りならぬ水面爆破の威力はどんなもんだろね
鉄砲撃ってもあんなことにはならないが
43名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 00:57:05 ID:aN6iQj/+
どんなもんってどう考えろと
むしろ感じろ
44名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 11:48:03 ID:b6Nzr08P
ルーテシアにはびびった
キャスター→葛木メディアというかアイリスフィール→アイリというか平行世界の遠坂さんというか
リア充はすごいね
45名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 14:40:17 ID:aN6iQj/+
エリオ爆発しろ
ランサー自害せよ
46名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 00:01:21 ID:Cl+G+gEp
ここに投下するにあたって、一度のレスでの文字数の目安ってどれぐらいなんですかね?
47名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 00:21:43 ID:Cv7eN0z9
>>46
久々の新人さんか!?
読み専なので質問には答えられない。役に立てなくてスマン

wktkして待ってるぜ
48名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 19:59:38 ID:+a5jzkpA
たのしみにしてるぜ!

さて、男性キャラクターの背筋について語ろうか
49名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 20:27:30 ID:HZzD7JTJ
>>48
言峰の背中が一番だ。
HFルートでのシャンとした背筋に憧れる。

こーとみねいちばーん、こーとみねいちばーん
こーとみねいちばーん、ことみ、ね、いち、ばーん
50名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 23:20:01 ID:Cl+G+gEp
>>47-48
ありがとう。
でも本当にくだらない一発ネタだから、あんまり期待しない方が良いかも……

とりあえず、今日か明日の内に投下してみます。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 00:29:50 ID:KXTL/29/
今日の私はSSに餓えている――
52名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 09:23:13 ID:kwFpcGRT
七夜の技は四足獣なら習得できるらしい
つまり、
ザフィーラ「極彩と散れ!」
アルフ「ぺティグリーチャムに限るでござる」
白純理緒「おれ、カメラマンになる」

>>49
ヤマザキ自重
53名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 13:16:14 ID:YXkd9Ilb
ユーノもいけるねw
54名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 14:47:05 ID:KXTL/29/
地雷王もいけるんだろか

インゼクトin無限の残骸
55名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 21:29:16 ID:kwFpcGRT
蟲爺in無限の欲望
56名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 22:42:02 ID:sGcyN8Be
流れを切って申し訳ないのですが、一発ネタを投下しちゃっても大丈夫ですか?
57名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 22:47:48 ID:KXTL/29/
許可なんていらん
さぁ! HURRY!!HURRY!!HURRY!!
58名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 22:53:08 ID:sGcyN8Be
ありがとうございます。
では、投下します。

注意
・今更のバレンタインネタです。
・キャラの性格が一部変わっています。
・あくまでネタとして楽しんでいただければ幸いです

 二月十三日。

 太陽がすっかりと西へと沈みかけた夕暮れ時。
 寒さに急かされるように、人々が家路を急ぐ頃。
 トントントンと、包丁がまな板を叩く小気味よい音が衛宮邸の居間に響き渡る。 
 包丁を振るうのは、この屋敷の主である衛宮士郎。
 幼少の頃より自炊をしているだけあって、その手際は鮮やかだ。
 次々に出来上がっていく料理はどれも鼻腔をくすぐり、食欲を沸き立たせてくれる。

「よしっ」

 士郎は完成された料理を見て、その出来栄えに満足するように頷く。
 最近の衛宮家ではしばらく洋食が続いていたのだが、今日は久々の和食だ。 
 和食といえば衛宮士郎の得意分野であり、衛宮家の料理当番の掌握を目論む連中にだって負けない自信があった。
 今晩の和食も会心の出来だ。
59 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 22:57:40 ID:sGcyN8Be
すいません。酉付け忘れてました。

 これなら当分は料理当番の座を奪われることもないだろうという安心感を持ちながら、居間でくつろぐ衛宮邸の住人に声をかける。

「おーい、セイバー。飯が出来たから、テーブルに運ぶのを手伝ってくれ。スバルはキャロやエリオ達を呼んで来てくれないか?」
「判りました、シロウ。おお、今日は久し振りの和食ですか。楽しみです」
「はいっ! 了解です!」

 食に関しては並々ならぬ関心を寄せる二人は、傍から見ても気持ちのよい返事をする。
 そして、迅速に行動に移ろうとする様は、よく鍛えられた軍人を思わせる。
 
「あとティアナは……。あれ? まだ来ていないのか」

 士郎はいつもの調子でティアナにも声をかけようとしたところで、彼女がまだ居間にいないことに気がついた。
 普段ならば、夕飯の時間になるとこちらから呼ばずとも居間に来て、率先して手伝いをしてくれるティアナがこの時間になっても居間にいないというのは珍しい。
 何かあったのだろうかと、士郎が首を傾げていると、凜が居間にやって来た。

「あら、士郎。こんなところで突っ立ってどうしたのよ?」
「遠坂か。いや、この時間になってもティアナが居間にいないなんて珍しいから、何かあったのかと……」
「ティアナ? 部屋が静かだったから、もう居間に来ているのかと思ったんだけど……。呼んできましょうか?」

 ティアナの部屋は凜と同様に離れの洋室にあるのだ。
 だというのに凜がティアナがまだ部屋に残っていることに気付けなかったのは、それだけ彼女の部屋が静かだったということが窺える。

「二度手間になっちまうけど、頼めるか?」
60 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:00:25 ID:sGcyN8Be


「別に構わないわよこれぐらい」

 凜は本当に何でもないといわんばかりに、手をひらひらと振りながら居間を出て行った。



「ティアナ。もう晩御飯の時間よ」

 凜は軽くドアをノックしながら、部屋にいるであろうティアナに呼び掛ける。

「…………」

 しかし、返事はない。

「おかしいわね……」

 こうして注意を払ってみると、確かに部屋には人のいる気配があることが判る。
 だというのに、一向に凜の呼び掛けに返事がくることはない。
 よほど何らかの作業に没頭しているのか、それとも寝てしまったのか。凜はいくつかの可能性を考える。

「まあ、ここで色々と考えても仕方ないわよね」

 結局、そう結論付けた凜は、ドアノブへと手を掛けた。
61 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:02:29 ID:sGcyN8Be

「ティアナ。入るわよ」

 凜が部屋に入ると、椅子に腰掛け背中を向けたティアナがいた。
 どうやら本を読んでいるようで、そのため凜の呼び掛けにも気付かなかったようだ。
 今もこうして凜がティアナの部屋に入ったというのに、彼女はそれにさえ気付く素振りも見せない。
 よほど読書に集中しているのだろう。

 凜はティアナの真後ろまで移動し、彼女に声をかけることにした。
 ここまで近づかれても、気付かないティアナを少し驚かしてやろうという思惑もあった。

「ティアナ、一体何を読んでいるの?」
「り、凜さん!? い、いえ、これは何でもないんですよ!?」

 凜の狙い通り、すぐ背後から突然声を掛けられたティアナは面白い反応を見せてくれた。
 ティアナはまるで飛び上がるような勢いで振り返り、凜の存在を確認すると物凄い勢いでうろたえ始めた。
 そして、先程まで読んでいた本を慌てて書くそうとするが、全く隠せていなかった。
 むしろ本が閉じられたことにより、でかでかと書かれた本のタイトルが否が応でも見えてしまう。

『おいしいバレンタインチョコレートの作り方〜これで彼のハートもキャッチ〜』

 どことなく昭和の香りが漂うキャッチコピーだ。
 だが凜にとっては、そんなことなどどうでもよいことであった。
 彼女がとにかく気にしなくてはならないことは、他にあるのだから。
62 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:04:15 ID:sGcyN8Be

「こ、これは……!?」

 凜の困惑した声。
 そして、凜が困惑の声を上げた理由に気付いたティアナは、必死の弁解を試みようとする。

「ち、違うんですよ!? これは日頃みんながお世話になっているシロウさんにそのお返しをしようと思っていて! それをたまたまキャスターさんに相談してみたら、この本を渡されて……」
 
 しかし、ティアナは話せば話すほど声が小さくなっていき、うなだれていく様はまるで小動物のようだ。
 ティアナの言動からは程度は判らないとはいえ、衛宮士郎に好意を寄せていることがひしひしと伝わってきた。
 自ら士郎の名前を出してしまうあたりが特に。
 だというのに当の本人は、その気持ちを必死に否定しようとしている。

 なんという不器用な好意なのだろう。

「――――っ!」

 この時、確かに遠坂凜の脳裏に戦慄がはしった。
 原因は彼女の前で気恥ずかしさからか、すっかりうなだれてしまっている小動物。
 凜は、まさかの新たなヒロインの出現に恐れ慄いていたのだ。

 戦慄の理由はそれだけではない。
63 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:06:43 ID:sGcyN8Be

 不器用な好意。
 それは遠坂凜の特権であり、アイデンティティだった筈である。
 彼女の魅力を大きく引き立てる重要なファクター。
 それさえも今は眼前の少女に奪われているのだ。

 新ヒロインの出現に、己がアイデンティティの剥奪。
 これが戦慄せずにはいられるだろうか。いや、いられない。

 ただでさえ最近の凜は、マジカルなステッキのせいでイロモノキャラになりつつあるのだ。
 そんな時に現れた自分と同じ属性を持つ新ヒロインの登場。
 まさかの現ヒロインの降格だってあり得るのではないだろうか。

 故に、今の遠坂凜には目の前にいる少女が、何か恐ろしい怪物のように感じられた。
 
 ――なんとかしなくては。

 そんな言葉が凜の胸中を過ぎる。
64 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:09:15 ID:sGcyN8Be


「たっだいまー!」

 居間に響き渡る元気な声。いや、咆哮。
 それは衛宮士郎の姉代わりである藤村大河の帰還を意味する。

「ただいま戻りましたー」

 それに続いて、部活帰りの桜も居間にやってくる。

「わあ、今日は久し振りの和食ね。うんうん、この味噌汁の香り! 洋食もいいけど、和食も捨てがたいわよねー!」
「むむ、さすが先輩ですね。和食に関しては、まだまだかないそうにないです」
「藤ねえ、まだ食べるなよ。全員がきちんと揃うまではおあずけだ」
「あれー? そういえば遠坂さんとティアナちゃんがいないわね。どうかしたの?」

 士郎の言葉を聞いたところで大河は、凜とティアナの二人が未だに食卓へついていないことに気付き、首を傾げた。

「それが、さっき遠坂にティアナを呼んでくるように頼んだ筈なんだけど、それっきりなんだよな……」

 士郎が遠坂にティアナを呼んでくるように頼んでから、それなりの時間が経った。
 だというのに、いつまでも食卓にやってこない二人。
65 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:11:56 ID:sGcyN8Be

「藤ねえと桜も帰ってきたことだし、そろそろ呼ばないとな


「それでしたら、私が呼んできますよ。丁度カバンとかも置

きたかったですし」
「悪いけど、頼めるか?」
「はい、任せてください!」

 桜は胸を張って、居間を後にしていく。



 カバンを自室に置き、そのままティアナの部屋へと向かっ

た桜がまず目にしたのは、半開きのドアから覗く凍りついた

ように固まった姉の背中と、うなだれていて顔の見えないテ

ィアナの姿だった。
 この異様な光景に思わず後ずさりしてしまいそうになる桜

だったが、大事な使命を託されたことを思い出し踏みとどま

る。 
 そして、意を決して部屋へと踏み込む。

「ど、どうかしたんですか? 姉さん、ティアナさん……」

 地雷原を歩くような慎重さで、異様な空気を発する二人へ

声をかける。

「さ、桜さん!?」
  
 今まで俯いていたティアナが新たな人物の登場に驚くよう

に、ばっと顔を上げた。
66 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:14:09 ID:sGcyN8Be
>>65をミスってしまったので、もう一度。

「藤ねえと桜も帰ってきたことだし、そろそろ呼ばないとな」
「それでしたら、私が呼んできますよ。丁度カバンとかも置きたかったですし」
「悪いけど、頼めるか?」
「はい、任せてください!」

 桜は胸を張って、居間を後にしていく。



 カバンを自室に置き、そのままティアナの部屋へと向かった桜がまず目にしたのは、半開きのドアから覗く凍りついたように固まった姉の背中と、うなだれていて顔の見えないティアナの姿だった。
 この異様な光景に思わず後ずさりしてしまいそうになる桜だったが、大事な使命を託されたことを思い出し踏みとどまる。 
 そして、意を決して部屋へと踏み込む。

「ど、どうかしたんですか? 姉さん、ティアナさん……」

 地雷原を歩くような慎重さで、異様な空気を発する二人へ声をかける。

「さ、桜さん!?」
  
 今まで俯いていたティアナが新たな人物の登場に驚くように、ばっと顔を上げた。
67 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:17:08 ID:sGcyN8Be

「桜、丁度いいところに来たわね。これを見てみなさい」

 一方の凜はいたって冷静で、桜に一冊の本の表紙を見せた。

「え? 何ですか、それ?」
「だ、だから、それは何でもないんですってば!」

 ティアナは慌てて本を桜の視線から隠そうとするも、時既に遅し。

「こ、これは!?」

 桜は例の昭和の香りが漂うキャッチコピーが書かれた本を目にする。
 そして、同時に困惑の声が上がる。
 
「こ、これは、日頃お世話になっているシロウさんへのお返しならば、手作りが良いってキャスターさんに言われたからで……」

 どんどん声が小さくなっていくティアナの姿は、可愛らしい愛玩動物を想起させる。 
 この場に男性がいればその加護欲が、大いに刺激されたことだろう。

「――――っ!」
68 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:19:46 ID:sGcyN8Be
 この時、確かに間桐桜の脳裏に戦慄がはしった。
 原因は目の前でうなだれている愛玩動物。
 桜は、まさかの新たなヒロインの登場に恐れ慄いていたのだ。

 戦慄の理由はそれだけではない。

 男性の加護欲を刺激する。
 それは間桐桜の特権であり、アイデンティティの筈である。
 彼女の魅力を大きく引き立てる重要なファクター。
 それさえも今は眼前の少女に奪われているのだ。

 新ヒロインの出現に、己がアイデンティティの剥奪。
 これが戦慄せずにはいられるだろうか。いや、いられまい。

 ただでさえ桜の人気は、他の二人のメインヒロインの人気よりも劣っているのだ。
 桜がすっかりネタキャラとして定着しつつある頃に現れた新たなヒロイン。
 まさかの現ヒロインの降格だってあり得るのではないだろうか。

 故に、今の間桐桜には目の前にいる少女が、何か恐ろしい怪物のように感じられた。
 
 ――なんとかしなくては。

 そんな言葉が桜の胸中を過ぎる。
69 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:22:39 ID:sGcyN8Be

 そして、桜は自分に投げかけられた視線の存在に気がつく。
 視線の主は、桜に迫る危機を教えてくれた彼女の姉だ。

 ――これで、今私達が置かれている現状は理解したわね?

 ――はい。

 それは如何なる奇跡か。
 言葉は勿論、魔術や魔法すら用いることなく二人は意思疎通を可能にしたのだ。
 流石は姉妹というべきか、それとも崖っぷちヒロイン同士というべきか悩むところだが。

 ――じゃあ、今私達がやらねばならないことも判っているわね?

 ――勿論! 私と姉さんによる共同戦線を張り、妨害工作を行うんですね?

 ――物分りが良くて助かるわ。

 ――ええ。なんたって私は姉さんの妹ですから。

 ――ふふ。そうだったわね。じゃあ、いくわよ!

 ――はい!
――

 奇跡のアイコンタクトにより、出来上がった共同戦線。
 今、二人のヒロインは、新たなヒロインに立ち向かわんとしていた。
70 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:24:41 ID:sGcyN8Be
 


「今度は桜まで来ないなんてな……」

 どうしたんだろうかと、士郎は首を傾げた。
 カバンを置きにいくついでに、桜が二人を呼びにいってからしばらくの時間が経った。
 しかし、桜達は一向に居間へとやってくる気配はない。

「桜ちゃん達、遅いわねー」
「全くです。リンもいながら何をやっているのやら」
「ティアったら、一体何をしてんだろう……?」

 大河、セイバー、スバルがそれぞれ言葉を漏らす。
 セイバーにいたっては、今にも武装をしてしまいそうなほど、殺気立っている。

「シロウさん。僕が見てきましょうか?」
「それだったら、私もいきます」

 終いにはエリオやキャロまでもが、いつまでも帰ってこない三人の心配をし始めた。
71 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:27:18 ID:sGcyN8Be

「いや、今度は俺が行くから、二人はそこで待っていてくれ」

 先程から人任せにしているからいけないのではないか。
 そう思い至った士郎は、今度は自ら三人の元へ赴くことにした。

「でも……」

 悪いですよと、続けようとしたエリオの言葉は、頭の上に置かれた士郎の手によって遮られる。

「大丈夫だよ。どうせすぐ戻ってくるからさ」

 そう言って、士郎は未だ三人がいるであろうティアナの部屋へと向かうことにした。



 二人の作戦は静かに始動した。

「でも、バレンタインに手作りのチョコレートを送るなんて、ティアナも大胆よねー」
「そうですよねー。ティアナさんは先輩のどこに惹かれたんですか?」
「で、ですから、アタシがシロウさんにチョコを送るのは、日頃の感謝の印であって……」

「えー? それって義理チョコってこと?」
72 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:30:21 ID:sGcyN8Be
「そうですよ! それ以外の他意はありません!」
「でも、それっておかしくありませんかー? 姉さんもそう思いません?」
「ええ。私もそう思うわよ、桜」

「え? 何がおかしいんですか?」
「だって義理チョコに手作りチョコレートですよ? そんなの、スライムにマダンテを使うようなもんですよ?」
「そうそう。草野球の試合の代打にイチローを出すみたいな?」

「えーと。例えが判りにくいんですが……」
「つまり、たかが義理チョコに手作りチョコを渡す必要はないって言ってるんですよ」
「義理チョコなんてアレよ。チロルチョコで十分だわ!」

「ち、チロルチョコって……。それはさすがに失礼なんじゃ……」
「えー? 別にそんなことないですよー。所詮義理なんですからー」
「そうよねー。でも、そんなことを気にするなんて、ティアナはやっぱり衛宮君のことが……」

「だ、だから、違いますって! あたしはシロウさんのことなんて別に……」
「またまたー。恥ずかしがらなくてもいいのよ?」
「そうですよー。素直に義理チョコじゃなくて、本命ですって言っちゃえばいいんですよー。ひゅーひゅー」

「あたし、シロウさんなんて、ちっとも好きじゃないですからっ!」

 この瞬間、二人は確かな勝利を確信した。
73 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:34:18 ID:sGcyN8Be
 一見、思春期の男子小学生が同級生の女子をからかうような今までの一連の行動は、全て二人の作戦だったのだ。

 ティアナを極限まで冷やかし、彼女に士郎のことを意識させることで、逆にチョコレートを渡しにくくしてしまおうという、なんとも情けない……もとい、恐ろしい作戦だ。
 とにかく、二人の作戦は見事功を奏し、ティアナに士郎を意識させることに成功した。
 もう立派に働いているとはいえ、所詮はまだ十代半ばの少女といったところか。
 ティアナは二月十四日という日を、悶々と過ごすことになるだろう。

 あとはこのまま畳み掛けるだけ――!

「またまたー。そんなこと言ってー。ひゅーひゅー」
「照れないでいいんですよー。ひゅーひゅー」

 でも、やっぱりちょっと情けない。



 もう既に晩飯の時間だというのに、いつまでも居間にやってこない三人を呼びにきた士郎は、ティアナの部屋の前で立ち止まった。
 
「話し声が聞こえるってことは、やっぱり三人ともここにいるのか」

 話しの内容までは聞こえてこないものの、確かに聞こえる人の話し声。
 大方、女の子同士ですっかり話しこんでしまい、時間を忘れてしまっているんだろう。
 
74 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:38:10 ID:sGcyN8Be
「全く、仕方ないな……」

 士郎はため息を吐きながら、扉を開いた。

「だから、あたしにとってシロウさんは男じゃないですから!」

 扉を開いた士郎の耳に飛び込んできた言葉は、まずそれだった。
 
「は?」

 士郎は思わず我が耳を疑った。   
 男としてのプライドを大いに傷付けられるような言葉を放ったのは、ティアナだ。
 ティアナにそんなことを言われる覚えもない士郎は、ただただ困惑した。
 
 そして、士郎がそこにいることすら気付いていないティアナは、なおも言葉を紡いでいく。

「シロウさんの作る料理はとっても美味しいし、それだけじゃなくて掃除、洗濯も完璧にこなすし、面倒見がよくて、優しくて……。そんな男の人なんて、いるはずがありません! シロウさんは女です!」

 ざくり、
 ざくり、
 ざくり、
 まるで刃物が人体を貫くように。
75 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:40:42 ID:sGcyN8Be
 ティアナの一言一言が、衛宮士郎の心を容赦なく抉っていく。
 憤怒の声も抗議の声も上げることなく、士郎はただ呆然と立ち尽くす。

 そんな衛宮士郎の存在にまず気付いたのは、凜と桜だった。
 朽木のように立ち尽くす士郎を見て、二人は悟る。

 ――今のティアナの言葉を聞いてしまったのだと。

「え、衛宮君……」
「せ、先輩……」

 そんな二人の声聞いたところで、ようやくティアナは士郎の存在に気付いた。

「し、シロウさん……」

 ティアナが目にしたそれは、果たして人と呼べるのか。
 その瞳には生気すら感じさせない。
 男としての尊厳を存分に穿たれ、もう立っていることさえ辛いはずなのに。
 未だに崩れ落ちていないことが、不思議なくらいだ。
 それでも衛宮士郎は立っていた。

「……お」
76 ◆7mWR1hQljo :2010/02/24(水) 23:43:34 ID:sGcyN8Be
 そして、必死に声を搾り出す。
 己が存在を示すために、
 男としての矜持を守るために、
 衛宮士郎が衛宮士郎であるために。

「俺は男だああああああ!!」


 二月十三日。
 この日衛宮邸に一人の男の慟哭が響き渡った。

  
※このあとなんだかんだでティアナは誤解を解き、次の日には感謝の気持ちを籠めたチョコレートを渡せたとか。


以上です。

不器用な好意を抱くティアナが書きたかったのに、気付いたらこうなってた。
反省はしてるけど、後悔はしていない。
やっつけ感が漂うのは仕様です。特にオチ。
 
77名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 00:05:45 ID:AzZFF2Mz
GJ!
ティアナは凛と被るとこあるね
桜ははやてでセイバーはスバル
78名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 00:06:45 ID:rckEW4l7
てすと
79名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 00:10:02 ID:rckEW4l7
うし、書き込める。

GJ!ごめん士郎、君は絶対女の子から

「衛宮くんって、いいお嫁さんになるよね〜」

「そのときはアタシが嫁にもらってやろうか?」

と言われるタイプだと思っているわ。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 01:54:50 ID:rckEW4l7
今昔裡々刈夜行

白ひ悪魔
『空にありて砲撃放つこと世に知ること也。
 危険な所行する時「少し頭冷やすべし」と指を光らすこと悪魔の如し。
 おそろしおそろし』

ふぇいと
『疾きこと雷の如し。衣を脱ぎて宙を舞うといふ』

ちび狸
『ですくにありて動かざる妖怪也。女人の胸部を触れること、いと怪しき』

すばる
『食堂にあり。その姿人の如し。麺を食ふこと底なしの如く』

ざふいら
『ざふいらは隊舎にすむ犬也。人に化けるといふが、その姿を見た者はなし』


元ネタは某アンソロジー集から。メガネスキーのアノ人がなのはを描いたらオタクなシャーリーが主役だろうなあ。
81名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 02:07:27 ID:F1/8Ju3d
公式クロスage

ttp://blog.livedoor.jp/humanity6/archives/51475837.html


>武内崇×都築真紀が贈る、なのは&Fateの豪華コラボ企画が満載!

>夢の競演!! 表紙は武内崇描き下ろし なのは&Fateのコラボイラストが目印!!

>都築真紀 原案・脚本 なのは&Fateコラボ漫画
>漫画を手がけるのはこの二人! 藤真拓哉 ひろやまひろし
82名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 08:41:18 ID:ARrl9ZMY
セイバーにフェイトのコスプレさせて喜んでいる武内御大しか創造できねえ

>>76
フフ、いきなりのジャブにしてイイ切れを魅せてくれるじゃねえかGJ!
短編として起承転結がちゃんとついてて面白い
次回作に期待

>>80
眼鏡ならしかたない
83名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 13:52:40 ID:/RO/dZWu
GJ
士郎がかわいそうだなw
そして、遠坂姉妹の作戦がwww
84名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 13:13:52 ID:4MNeeGJi
よくあるコト↓

はやて「まーた道端の人間を拾ってきたで」 なのは「やめましょう」
フェイト「なでポされちゃいました」 なのは「私が砲撃ポしちゃうの」
ランサー「俺のゲイボルクをかわしただと!?」 なのは「運命なの」
アーチャー「私の説教は108式まであるぞ」 なのは「言葉で言えないものがあるから……」
ユーノ「うわあああ、風呂に連れて行かれる〜」 なのは「…………」
85名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 20:07:51 ID:KkjdwPyj
Fateエクストラが正史扱いとはネタか誠か
86名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 00:54:29 ID:PConfKSw
2030年代が舞台で、その頃の遠坂家の事情とかも出るらしい。
楽しみな反面、正史がどのルートとか確定するのかとか思うと、ちと複雑。
FateとUBWのどっちかが正史ならいいんだが、HFが正史なら……。
別に嫌いなルートというんじゃないんだ。士郎たちの選んだ道の一つとしてはアリだとは思うんだ。
だけど、正史にされると、なんかこー、ちょっとなあ、みたいな。上手くいえんが。

>>81
公式クロスか……なんというか、ファン層かぶってんのかね、やっぱり?
87名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 01:31:32 ID:iT2MEqza
Fateはらきすたとか他にもいくつかコラボ企画やってるしファン層とかはあんま関係ない気がする

HFは何と言うか、Fateという作品の終わりとしては一番相応しい感じ。個人的には
女のためなら理想捨てれんのかよーとも思ったけど、最後に人間に戻れたというのは大きな意味があったというか

SNからエクストラに繋げるならUBWグッドが丁度よさそう
88名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 01:55:56 ID:Qh5bZau6
>Fateはらきすたとか他にもいくつかコラボ企画

してたっけ?
89名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 08:59:30 ID:wUwzVvTs
>>88
コスプレじゃね?
ねんどろいどとか
90名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 17:00:15 ID:Ls8aqXjN
>>88
らきすたのPS2でFateのコスプレするこなた・かがみとかが居たな。

>>86
Exrta用に第4のルートとか用意されてそうな気もするが。
どうだろうか。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 18:51:53 ID:oQOJicWf
>>90コスプレと言うか劇中劇だね

ホロウはどこと無くセイバールートっぽい気がする(キャスターの回想とか)けど
案外アンコの士郎ルート見たいに全体はセイバールートなんだけど士郎とアーチャーのどつきあいはあったルート、
もしくはアーチャーの過去が正史だったりして
92名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 19:32:52 ID:PConfKSw
>>80
>メガネスキーのアノ人
遅いレスだけど、アノ人は、なのはは無印時代から好きだったけど、なかなか主要なメガネっ子キャラがでないので冷めていったらしい。
93名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:10:23 ID:oQOJicWf
とことんメガネだなあの男

EX『There is it must be. 』03の準備が出来たので投下する
94ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:20:06 ID:oQOJicWf
それでは開始

#1

カーン! と甲高い音が邸宅の庭に響き渡る
設置された特設リング上、ぶつかり合う力と技

「さぁ始まりました、実況は私、時空管理局執務官補佐シャリオ・フィニーノ、
解説は魔術協会ノーリッジ学生寮受付オクタヴィア・レイランドさんでお送りいたします」

ノリノリな先輩を横目で見ながら現実逃避していたティアナ・ランスターは、
空を見上げてため息をつきながら思った

―――なんでこんなことになったんだっけ?

ロストロギア捜索をしてたはずよねぇ―――などと現実逃避していたら、
目の前のテーブルにティーセットが用意されていた

ありがたくいただきながらその原因に視線を戻す
あいつもあいつでノリノリなのよねぇ……と、リング上の友人の様子に再度ため息を付く


事の始まりは数日前に遡る

地球で発見された虚数空間に消えたはずのロストロギア『ジュエルシード』
その回収任務で現地に降り立ってから数日、
其れらしい反応に、ティアナはとある邸宅を訪れた

知らずに持っているならまだましだが、危険な思想を持って実用しようとしている場合、
果たして実力行使に出ていいものか
現状自衛はともかく現地人への実力行使は認められていない、
そんなことにならないに越したことは無いが、
今回は相手が極めて利己的な思想を持っている可能性がある為、
穏便に済まないことは十二分に考えられるのである

「確かに其れらしい物を先日購入いたしましたわ」

当主だと言うティアナと同年代と思しき少女は幸い物分りが良い人物だったらしく、
交渉そのものはさほど難航することは無く、
やや肩透かしを喰らったような感じを受けたティアナだったが問題はその後に起きた

「金銭の問題ではありませんわ―――えぇ、ありませんとも」

そう言って、言い値で買い取るというティアナの申し出を断った彼女が出した条件
それは―――
95名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:22:11 ID:PConfKSw
しえん
96ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:23:42 ID:oQOJicWf

#2

「うわぁ、こっちの文字はミッドっぽいなぁ」

「スバル、キョロキョロしない!
まったく、どこの田舎者よ」

は〜い、なんて元気良く返事しているが到底分かっているとは思いがたい

ロストロギア『ジュエルシード』の取引において先方が要求したのは金銭ではなく、
なんと当人いわく異文化交流―――ミッドチルダの格闘家との真剣勝負であった

この一件に対し、ティアナは魔術協会側の担当者へ相談し、
しかる後、偶然休暇で手の空いていた友人を呼び出したのであった

ちなみに、協会側の担当者の返答はと言うと

「良いからやっちゃって、
そっちが良いなら息の根止めて良いから」

と言うものであった
仮にも公的機関である管理局員を捕まえて殺人教唆と言うのもどうかと思うが、
魔術師的にはOKらしい
曰く、「魔術師同士の戦いとは命のかかった真剣勝負で当然」だそうだが、
単に場のノリで言ってるようにしか聞こえなかったのは彼女の気のせいではあるまい

97名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:24:45 ID:PConfKSw
支援
98ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:27:30 ID:oQOJicWf

―――で、

屋敷について程なく、執事に連れられて庭へ向かった彼女たちが見たのは、
どこからどう見ても見間違えようの無いプロレスのリングであった

「ようこそエーデルフェルト邸へ、
手袋を受け取る準備はお済かしら?」

パラソルの下にテーブルとティーセット辺りを思い浮かべそうな庭に、
威風堂々と鎮座するプロレスリング、
そしてそのコーナーで丸椅子に腕を組んで座っているドレス姿のお嬢様こと、
エーデルフェルト家当主ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト

―――シュールを通り越して笑うしかない光景である
しかも、どうやらそのままやるつもりでいるらしい
ますます持って正気を疑う有様である

「あ〜……スバル、いける?」

「うん、OK」

相手と反対のコーナーに立ち、調子を確かめるように靴でマットを叩く相方に問う、
こちらは流石にそれなりに動きやすい格好である

「前置きは必要ありませんわね、
それでははじめましょうか」

そう言うと、やおら袖に手をかけ力任せに引き千切る
一瞬面食らったティアナだったが、
袖の肩口にマジックテープが施されているのを見せられては呆れるしかなかった

莫迦だこの人―――

しかも袖は外すのにスカートは脱がないらしい、
そっちの方が動きの邪魔になるのではなかろうか?

本人的には淑女としてそのようなはしたない行為は出来ないからなのだそうだが
ティアナからすればこう言わざるを得ない

つまり―――淑女って、何?

全員のヴォルテージが上がっていく中、
唯一人空気を読み違えた常識人は立ち尽くす以外の術を持たないのだった

99ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:33:20 ID:oQOJicWf

#3

「―――それで、件の物は回収できた訳?」

「はい……」

その夜、セーフハウスを訪れた遠坂凛に尋ねられ、ティアナは頷いた

バックドロップを倒立で破る、正面からのストレートを飛びつき十字で捕まえる

背負い投げをローリングクラッチホールドで返されたときはどうしようかと思ったが、
リング中央で大の字を書いて横たわるスバルに対し、
わざわざコーナーポストによじ登ってパフォーマンスを決めてから
フライングボディープレスに行く辺り徹底している

スバルの方もスバルの方で途中あたりから

「コツが分かってきた」

などと言い出し大振りで派手な技を多用したりと“プロレス”に乗っていたようで
(フライングボディープレスを受けたときも態々リング中央で大の字になるように
互いに組み合いながら無言で申し合わせていたらしい)
日ごろ見られないながらも実にらしいオーバーリアクションで相手していた

「なかなか良い“文化交流”になりましたわ」

と別れ際、実に清々しい笑顔で語るルヴィアにどう言う返事を返せばいいか全くもって
ティアナが困ったことを追記しておく

100名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:35:51 ID:PConfKSw
重ねて支援。
――是、二重(ふたえ)の支援。
101ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:37:14 ID:oQOJicWf

「まぁ確かに良い“文化交流”になったのかもね」

仕事の都合があるので帰るというスバルを見送って、
ティアナの話にふむ、と凛は頷いた

「アレのどの辺が“文化交流”だったのか私には分かりかねますが……」

「プロレスについてはあのトンデモの趣味だから忘れていいわ、
私が言ってるのはさっきの子―――躯、普通じゃなかったでしょ?」

顔を引きつらせたティアナを手で制して話を続ける凛

「見るものが見ればこのぐらいは気づくのよ、
人造生命の鋳造なんてこっちでだって昔からある訳だし」

戦闘機人と人間の区別は一見して付きにくい、
その存在を知っていて眼球の機械じみた動きに気づいて漸く、と言った所である

物の数分、会話らしい会話も無く外見だけで見抜けるものなのだろうか?
それとも、それが出来るから一流ということか

そこへ、戸口をノックする音がした
外出していたシャーリーが戻ってきたのだろう

「はい、開いてますよ―――
って、フェイトさん」

「うん、お待たせティアナ」

迎えに出ると、シャーリーと一緒に金髪の女性が立っていた
ティアナとシャーリーの直属の上司、
フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官である

102名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:39:11 ID:PConfKSw
支援
103名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:39:28 ID:QvVBD4Ij
支援
104ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:40:55 ID:oQOJicWf

「それで『ジュエルシード』の出所は分かった?」

「物の回収は進んでますが、そっちの方はあんまり……」

「そうか、仕方ないね」

個人的な事情があるためか、ティアナの返答にあからさまに落胆の色を示す、
心なしか、ティアナの目から見てあせっているように見えなくも無い

「お土産兼、なのはからの差し入れがあるから、
お茶にしながら今後の打ち合わせをしようか」

「差し入れ―――翠屋のケーキですか、
いいですね、丁度魔術協会の担当者の方も此方に来られていますし」

さっきまでスバルも居ましたけどと、言いながら凛にフェイトを引き合わせる、
その凛はというと、ソファーに座ってフェイトを観察し、
ふむふむと頷いた

「―――フェイト・テスタロッサ・ハラオウン……ねぇ、
名前をつけた人間が酔狂だったとしか思えないわね」

「そう言う事は陰口でもあんまり言われたこと無いですね」

「そりゃそうよ、
大体本人が聞いてたら陰口にならないじゃない」

打ち合わせと言うより唯のティータイムといった感じで
フェイトの反応にやや呆れた様にそう返す
ちなみに凛が素なのはここ数日のうちにシャーリーに素顔を見抜かれたのと、
ルヴィアの件を相談した際、うっかり地を出してしまい、以後開き直ったからである

「テスタロッサと言えば―――
地球に親戚が居たりする、貴女?」

「いえ、養母と義兄の家族は居ますけど
実母の親戚は―――」

凛の何気ない問いかけに、声を震わせながら答える

105ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:47:34 ID:oQOJicWf

「そう、
私が通ってる日本の学校によく似た生徒が居るんだけど、
苗字も同じだし―――偶然にしては出来すぎ……」

「その生徒の名前は!?」

凛の話を皆まで聞かず、掴みかからんばかりの勢いでフェイトは彼女に問いかけた、
思わぬところから、フェイトの求めていたものが転がり出た瞬間だった

「なんて言ったかしらね―――
……アリス―――じゃなくてラテン語の方の確か―――」

「アリシア―――
アリシア・テスタロッサ」

「そうそう」

頷く凛の目が少し鋭くなる、ふん、鼻を鳴らした凛はつまりそう言う事かと呟いた

「シャーリー、日本行きの手続きをとって、
それと―――」

「はい、分かっています」

皆まで聞かずともと空間モニターを開き何かを始めるシャーリー、
その手がふと、新たな情報の前に止まった

106名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:49:00 ID:ixF8ngxE
支援。
……さすがの異文化交流に目が点になりました。
107名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:55:12 ID:PConfKSw
乙でした。
異文化交流w
フィストオアツイスト! きっとエーデルフェルト家にとっては避けられないことなんだろうと思った。

次回更新お待ちしてます。
108ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:55:17 ID:oQOJicWf

「フェイトさん、
―――以前から調査対象だった研究機関のスタッフが、
この世界へ渡航した後消息を絶っているそうです」

「何時から?」

フェイトの本業は違法な生命操作研究の調査である
この時期に容疑のかかった研究機関がこの世界に来た上、消息を立った……

「その子、何か過去にあった?」

あること事態は確信しつつ凛が問う

「アリシア自身は何も、ただ―――」

「親が違法研究―――いえ、死者蘇生を試みた、
その過程で生み出されたのが貴女だってところかしら」

凛の見立てにフェイト達に戦慄が走った
フェイトと凛が出会ってからまだそれほど時間がたった訳でも、
何かフェイトに異常な部位があったわけでもない
にも拘らず、フェイトを人造生命だと看破して見せた手腕はもはや驚愕では済まない

「外から“魔力を視る”とやっぱり人とヒトガタの間には顕著な差があるのよ、
私が見た限りでその誤差を感じられたのが貴女の方だった、それだけよ」

それで生まれの貴賎につながるモノでも無いけどね、と言いながら立ち上がる

「自分の庭で騒がれるのは気分のいいものじゃないわね、
乗りかかった船だし、知り合いにその子を確保させておくわ」

「でも、相手が魔導師だとしたその人が危険なんじゃ」

今回のようなスポーツ格闘の類ならともかく、
一般人であるなら魔導師が実力行使に出た場合危険である
それとも、その人物も魔術師なのだろうか?

「一般人じゃないわよもちろん、
まぁ、魔術師としてはへっぽこもいいところだけど」

反応に困る人物評である、本当に大丈夫だろうか

「仮に何かあっても大丈夫でしょ、あいつなら
なにせ―――」

正義の味方だから、と彼女は大真面目にそんな言葉を口にした

109ko-j ◆98.80uUOME :2010/02/27(土) 21:56:28 ID:oQOJicWf
今回は以上です
110名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 21:58:39 ID:PConfKSw
と、見誤ったw

恥ずかしいんだぜorz


改めて投下乙でした。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 03:16:08 ID:q7jPd8WO
a
112名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 09:38:05 ID:5vmQxJV7
>>109
GJ!
ここからあの謎の少女Aへと物語が続くのか
エーデルフェルトがプロレスラー?淑女だからしかたない
本編も待ってます
113名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/03(水) 21:15:53 ID:T0650/ra
やっと復活したなあ。
とりあえずいろんな作品の続き待ってます。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/03(水) 21:59:36 ID:k4PvNP1P
人形作りや、魂転生、魂移し、ホムンクルスとか倫理が薄い分、型月のほうがはるかに上だよなぁ……
115名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/03(水) 22:08:05 ID:HxCVlMAH
>>92
どれ、一つ喧嘩を売ってみるか。

眼鏡の何処が良いんだ?あんなの顔に余計なパーツを加えただけだろ。
116名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/03(水) 22:24:10 ID:nb0s6PhQ
返事が無い。ただの>115のシカバネのようだ。
117名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/03(水) 22:36:32 ID:fTTaGGdJ
眼鏡は現代社会に馴染んだ重要な顔パーツだぜ
志貴なんて眼鏡がなければただの鬼畜ですよ?

>>114
魔法レベルのトップクラス連中で一般論を語ってはいかんぞコクトー
それに、ホムンクルスや魂の転写も欠陥は除かれていない
118名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 03:05:08 ID:KQIRVqDE
>>114
そこらへんは似たようなことは全部なのはでもやってないか?
一部遺失技術だが
119名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 05:32:18 ID:QBjhsleZ
>>117
鬼畜メガネと申したか
120名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 09:51:39 ID:jhYk1lrj
ユーノには鬼畜が足りない
デバイスと相性が悪いとは、スクライアの先祖が本当にフェレットではないかと考えたくなるなぁ
121名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 10:16:47 ID:uCqhnR5R
志貴、コクトー、ユーノ、グリフィスの働く眼鏡執事喫茶があったらそこで破産できる自信がある
122名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 10:24:33 ID:CRq5owZq
ノイタミナで眼鏡着用義務のあるレストランのアニメがあったな。あれのリリカル+型月版か……
123名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 12:37:08 ID:jhYk1lrj
そういえばリリカル世界だと眼鏡→非戦闘員だな
手術で視力回復しないとも思えないし、全てが情報デバイスでもない
まさか、一種のステータス?
124名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 13:05:31 ID:zr/MvPoP
>>123
戦闘に参加しなくてもいい奴がファッションとしてつけてるんじゃね
125名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 13:06:34 ID:pPM9EmmG
レーシック手術でも副作用があるみたいだし、
実用と安全性を考えると眼鏡で十分て考えなのかもよ
126名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 14:25:39 ID:vRMVMDtM
某バーローのメガネみたいに機能するのかもしれんぞ
127名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 14:32:25 ID:zr/MvPoP
空間モニターのある世界でその機能は役にたつのか?
128名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 14:38:23 ID:jhYk1lrj
睡眠偽装機能、パンチラ録画機能(オート)、発光機能、自爆機能
夢の機能がいっぱい
129名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 16:16:58 ID:Jgi5SVz6
ああ、そうするとユーノがめがねなのは、無限書庫で飛行している女性職員を見上げる時のためなのか…。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 17:27:06 ID:GMLMbGDf
ユーノくんはそんなことしないよ!
そんなものじゃ我慢できないよ!

過去視の偽志貴さんも眼鏡キャラといっていいのだろうか
あの人いまどうしているんだろう
131名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 22:12:23 ID:XzudEB9P
>>130
事後処理を任されたシエル先輩の計らいで、塀の中で日々の作業に明け暮れながら、規則正しい生活を送るのでしたとさ。

めでたしめでたし。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/05(金) 09:31:59 ID:4vWq7SFh
寝る前に刀語見たせいで、ちぇりおーと言いながら砲撃を放つなのはさんが夢に出た……
133名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/05(金) 09:40:13 ID:/bhki7Wi
※ただし魔法は尻から出る
134名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/05(金) 10:02:40 ID:6e6RxqDx
新装備が気になる
FORCE1巻表紙だけどおそらく右手に持ってるよね
135名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/05(金) 14:48:34 ID:/bhki7Wi
どんな感じのデザイン?
136名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/05(金) 17:12:36 ID:6e6RxqDx
形状は載ってなかったので不明
FORCE1巻のラフイラストから、右腋の下にある何かに手を添えて握ってるように見える

ヴェイロンもそうだったし、二刀流がスタンダードになる日もそう遠くないかもしれない
137名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/05(金) 22:58:48 ID:8ilM6CDb
まほうつかいの箱でライダー待ち受けかと思ったら征服王だったでござるの巻

背中カコイイと思ったが、イスカンダルはノーパンであることを思い出した
みなさんはノーパンについてどう思いますか?
138名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/05(金) 23:56:54 ID:LGRLr0Ss
特に思うところはない……。
ただ、時代的に第五次のライダーも多分、ノーパンだと思われる。

あと、小説版リリカルなのはを見たら、なのははパンチラしてた。ピンク色だった。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/06(土) 00:03:36 ID:mjZqp1MC
穿いてないないシスターは至高ではないでしょうか
140名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/06(土) 00:28:04 ID:OqwBb70b
とくに興味はないかな
強いて言うなら、観測の有無は下着の着用に関して決定的な役割を果たすことがないのは、シュレディンガーの猫箱の言を引用するまでもなく明らか
つまり、「はいてない」キャラと「はいてないかもしれない」キャラの差は想像以上に大きい
よって分類の必要があるわけだが、ここで注目すべきはバリヤジャケットのデザインであることが賢明なる諸兄には理解できるはず
フェイト女史のそれを一見する限り、あれに下着を重ねることは不可解である
ゆえに彼女の属すべきカテゴリは「はいてない」となる
また、彼女の使い魔のアルフが生まれもった肉体を魅せつけることに躊躇いがないことは、一筆の価値があるだろう

ってランスロットが言ってた
141名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/06(土) 07:46:19 ID:v45+BPh0
そういえばバーサーカーも、はいてないよな
142名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/06(土) 09:26:18 ID:AB/L3F37
ええ、それはもうこってりとハイテナイよ
143名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/06(土) 10:16:09 ID:FxXwZPe1
というか、アーチャーと小次郎以外は、はいてないだろ。時代背景的に考えて。
144名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/06(土) 10:40:05 ID:OqwBb70b
いや、超古代ウルク文明的に考えて穿いてるだろう
鬼のパンツは我のオムツが原典とか言い出すぞ
セイバーはドロワーズだったかな
145名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 05:47:42 ID:3amFMl48
>>143
やはり小次郎はフンドシなのだろうか。
146名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 06:50:49 ID:BvQG4Pz1
フンドシも江戸時代とかはあんまりされてなくて、必要なときのためだけの「貸しフンドシ」があったという風に聞いているが…。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 08:57:32 ID:YjtNFA3j
小次郎「締めるか?」
はやて「うんっ!」



褌から始まるラヴ・ストーリー
148名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 13:18:41 ID:BMoDTmO9
はやてやトーマが手に入れたのが闇の書や銀十字の書ではなく、
螺湮城教本だったらどんな事になるかな?
149名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 13:52:07 ID:+d6gh8Or
火事の際に女性が下着を穿いてなくて窓から飛び降りれずに焼け死ぬ、なんて出来事があったらしいな。
それがきっかけで日本でパンツが一般に穿かれるようになったそうな。
150名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 14:09:16 ID:YjtNFA3j
そんな事件が歴史を作ったのか

>>148
精神判定に成功したなら……はやては文学少女(黒)になったかも
そのうち、なんちゃって黒魔術と魔力に反応して半自律召喚を始めるか
151名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 15:24:23 ID:QALNZ/LL
闇の書の方が凶悪なはずなのに、事件の被害は増えそう
152名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 16:54:05 ID:BMoDTmO9
トーマとヴェイロンって人が戦う時に、トーマがインスマス面で夥しい数の海魔召喚したら、
ヴェイロンはどうするかとか気になるんだよねw

はやてが、螺湮城教本を手にしたら死ぬ人の数は闇の所に比べて少ないが、
事件の残虐さが増す感じかな?いっそ、闇の書と螺湮城教本を一緒に所有したら、
海魔軍団とヴォルケンで一軍になれるね。
153名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 21:38:04 ID:YjtNFA3j
はやて←→ジルドレの精神転移が見てみたい
154名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 21:58:34 ID:ZOlcr7Dv
キャスターの青髭は最期に、セイバーの聖剣の光を見てかつての思いを取り戻していました。
……つまりはやては、なのはのSLBで正気に戻るのですね?
155名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/07(日) 23:29:08 ID:Mr5ssgfO
L.O.B 2010/03/01更新
156名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 00:07:58 ID:XCajF+Uf
報告ご苦労だし、個人的には有難いが、そういうのは>>1のWiki掲示板な

アッシュの続き読みてえ(ボソ
157名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 00:53:16 ID:DkwuaPf8
ashの人は個人サイトに移して続けてると聞いた
ググっても見つからんかったので真偽のほどは不明だけど

>>154
猟奇的ストーカーはやては嫌です
158名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 02:11:54 ID:6EjWbtAm
メイド・オブ・バビロン!

ごめん、言ってみたかっただけ。
159名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 02:58:19 ID:Eck/f0Ms
>>157
あれ? ashの人がL.O.Bの人じゃなかったっけ?
L.O.Bのサイトに英霊ナノハashがあったような……。
最近行ってないんで間違ってたらごめん。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 04:41:59 ID:ywRurt6G
>>159
合ってるよ。それで。
多分>156の人は、L.O.Bの更新にあわせてそういったんじゃないかな。同じサイトにあるから。

しかし改めて、ここのまとめのSSはよそのクロスに比べても良作率高いんだよね。
続き読みたいのが多い。
いや、本当。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 10:06:13 ID:pnuUHull
はやては両作品でもトップクラスの厨キャラなのにネタにされないね
あまり魔改造がないのも寂しい
なにが悪いんや!あほ―!
162名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 11:07:42 ID:ywRurt6G
守護騎士つきの大魔力持ちの指揮官…そして幼い時は薄幸の美少女…。
この時点で「パーフェクトだ! ウォルター!」とかいってしまいそうなキャラをどう弄くれとw
SSでは基本、無能化の弄りがデフォに近いにのは、元々から高スペックだからというのはあると思うな。
163名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 11:31:31 ID:XCajF+Uf
はやて乙と言ってしまっても構わんのだろう?
164名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 12:21:13 ID:NuPD/srL
三期で変態キャラと腹黒キャラも身に付けたはやてちゃんに隙は無かった
165名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 13:04:00 ID:H8Tl0nMd
作戦立案能力や指揮能力が無能でもいいじゃないw
変わりに、面倒やから皆が行く前に先に私が敵を吹き飛ばすなぁって、
敵部隊や敵拠点に大規模破壊魔法を数発叩き込んで戦力を潰してくれそう。
166名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 14:16:00 ID:ywRurt6G
ほとんどMAP兵器の扱いだなw
そういえば「歩くロストロギア」とか「便利アイテム扱い」といってたなー。

こんなキャラが近接戦闘もありとかになったら手がつけられん。
ゲームではなのはにも勝ってたけど。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 15:23:03 ID:XCajF+Uf
はやては近接系より藤乃あたりのピンポイント速射と組み合わせた方が強みが出せる気がする
168名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 23:27:34 ID:FVlZT/dI
はやてを魔法系キャラから一転、近接戦闘型にしてみる

魔法はベルカ式メイン
シュベルトクロイツを槍型デバイスに
莫大な魔力を肉体強化、及び空戦能力に廻す

でも運がないからゲイボルグの一撃で沈みそう…
169名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 23:47:03 ID:l79RgY89
20年後には時計塔ないって・・・
凛ちゃんさんますます生きてるうちに宝石剣完成しそうにないな
170名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 23:51:58 ID:GJM504Wz
171名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/09(火) 00:03:59 ID:pnuUHull
エクストラは発売してから話した方がいい
公式っぽくてもね

>>168
幸運判定なんて両作品あわせてゲイボルクだけだから気にスンナ
なんでもかんでも対策しようとして防御特化にするのはよくない(活躍的に)
172名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/09(火) 00:12:06 ID:DYTXfw1X
>>161
>魔改造がないのも寂しい

いるじゃないか
つ闇統
173名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/09(火) 00:15:13 ID:98+KnC1G
>>171
来週発売ってなってたよ

前は
174名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/09(火) 00:39:41 ID:VHjv2A38
きのこは仕事しなさすぎだが都築は仕事しすぎ
また何かやるみたいね
175名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/09(火) 01:06:12 ID:7CWBFg31
というか、発売遅れたのはきのこがぶっちぎりの修正作業しているかららしいよ<エクストラ
なんかどんどん設定関係とかチェック入れているとか。
まほよのシナリオも完成はしているらしい。
ゲームのシナリオは真っ先に完成していないとダメだけど、発売までには色々な工程があるから仕事してないみたいに感じるんだよね…。
176名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/09(火) 03:18:54 ID:apyPT8mE
実際月姫琥珀ルートは1週間で完成させたそうだし決して筆が遅いわけでもないんだよね
さすがにゲームばっかりやってるのは半分ネタだろうし

>>169
竹箒日記によると1980年あたりから分岐したパラレルルートらしいぞ
マナが枯渇した2030年が舞台だとマナ=魔力素の設定にするとリリカル勢とクロスするのは
無理っぽいか?
177名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/09(火) 11:34:26 ID:98+KnC1G
>>176
戦闘数回分なら溜めた分とカートリッジで戦えるかもね
魔導師は型月ワールドから見ると化け物レベルの内蔵オドで戦ってるようなもんだし
それ以上は魔導炉に頼るか、別世界に移動して充電とかになるが
178名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/10(水) 09:54:13 ID:DN+6CDEb
>>172
それ黒歴史やから!

氷室の天地を読んだんだが、おもしれえな
金魚掬いの魔闘技『サンダーバキューム(お椀ごと掬う)』、『スノーミラージュ(ポイの裏を指で押さえる)』
さすが冬木の黒豹だぜ(諸葛凛に負けたが)
179名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/10(水) 17:46:09 ID:8OKD8/Zd
四期は新装備出まくりっぽいな
メカデザイナーが〜ってのが何ともなのはらしいw
180名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/10(水) 21:23:47 ID:eQNC+73c
fakeって、fateから10年後になるんだっけ?アメリカ政府が魔術に関わっているから、魔術兵器が出来てそうだな。
アーノルド・メカヒスイとか
181名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/10(水) 22:29:28 ID:VC6VLb1C
そういえば、今年もやるのだろうか?
4月のアレ。
182名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/11(木) 10:22:49 ID:H7vt4Vg0
こんなのもありかも知れない

SLB:ホントは元気玉にしたかった。
真ソニック:頑張って速く走る。暑いから脱ぐ
闇の書:数百年分の日記帳。見せられないよ!
約束された勝利の剣:トドメ専用。
歪曲の魔眼:疲れ目、かすみ目。

>>180
メイド知事と申したか

>>181
エイプリルフールのせいで新作が遅れるのかと思うよなアレ
183名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/11(木) 19:29:43 ID:HwIpK8vy
4/1は毎回素敵だからねえ。
勿論今年も期待。
都築さんもあの手のネタやってくれないかなあ、とも思うが無理か。
184名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/11(木) 19:33:57 ID:xX9W3YuM
せめてTVオフィシャルサイトの方でやってくれないカナとは思う
185名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/11(木) 20:56:41 ID:8e4gejdT
今度やるコラボの御大が書いたなのはやフェイトがあったけど
これも新鮮でいいな
186名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/12(金) 02:44:17 ID:fd7PBwm8
個人的にはエイプリルフールにはfakeの続編を出してほしいな
187名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/12(金) 11:32:11 ID:7wHpZJ6I
はやてがエイプリルフールを六課やサーヴァントに説明したらどうなるのっと
188名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/12(金) 12:16:29 ID:b4oW+gtp
189名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/12(金) 20:34:02 ID:c3dHgI+Z
それは数年前のメガマガか何かの対談の時に書かれた奴でなかったか?
190名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/12(金) 23:44:48 ID:RoATzKBL
赤セイバーとかと一緒になのはやフェイトが描かれてるやつだな
最新のは
191名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/13(土) 00:34:33 ID:HPAXHYHt
うん、勘違いだった。ハズイw
192名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/13(土) 01:00:56 ID:VGaqFCCP
気にスンナ
193名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/13(土) 13:25:05 ID:k2XL+8UL
>>187
マジな話をすると、はやての話なんて地球がヤバくなっても信じない
194名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/14(日) 04:52:49 ID:DkMY+mSz
>>193
君は何をいってるんだ?

エイプリルフールは毎度凝ってるけど……。
戦車男とリリカルなのはのクロスとかどうだろうとか思った。
いや、なんとなく。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/14(日) 16:00:06 ID:/jw2+EzB
>>194
本編で出番の少なかった連中ばかり活躍しそうだな
196名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/14(日) 16:27:31 ID:DkMY+mSz
いやまあ、エルキドゥちゃんが見たいだけなんだが…。
197名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/15(月) 01:32:46 ID:LLp/yQx6
今日は3月15日ということで


「誕生日おめでとう」
「みんなありがとう」

「料理は俺達が」
「凄く美味しいよ」

「■■■■■■■■―――!」
「これはどうもご丁寧に」

「凛の魅力に溺死しろ―」
「ありがとうございます」

「さあ―――好きなだけ懺悔するがいい」
「また日を改めて」

「ん? やらんぞ」
「まだ何も言ってません」

「今なら安くしておく」
「住居なら間に合ってます」


特にオチも無いが
198名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/15(月) 10:48:53 ID:MQwDUXSm
なのちゃんの誕生日だったのか、初めて知った。おめでとうございます。

スレ的には
 ・主夫二名によるパーティ用料理
 ・ランサーから花束
 ・虎による晩婚仲間認定
とか?
199名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/15(月) 12:02:03 ID:zh3ISmV7
>>197
>魅力に溺死
1st写真集かよww
200名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/15(月) 22:42:42 ID:C9qNFL4P
このスレだと割かしなのは×ランサーなのか?
201名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/15(月) 23:39:59 ID:G4CcLvJb
なのはのタイプはさっぱりわからないけど、ランサーのタイプではあるんじゃないか?
芯の通ったまっすぐさ、無茶を通そうとする女戦士、女性的(あえて付け加える)、師匠属性、約束大切、なにより友達想い
頑固さも、黙ってフォローするランサーと相性悪くない
なのは側からは……うーん、絵になるか否かの一人?
個人的には、この青タイツがなのはのサーヴァントしてても全く違和感ない
202名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 01:13:38 ID:CHC0i9rq
本編で振り向かせてやるぜな男がいないから、それを実行しそうなランサーが一番あってるように見える。
ギルガメッシュはヴィヴィオと二人、王様コンビで街へ突撃しているのが似合いそう。
203名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 05:26:20 ID:lYZSEXgP
>201
なんかランサー×ユーノも合うんじゃないかという気がしてきた
基本なのはの属性≒ユーノの属性だし
204名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 06:58:02 ID:4Fk9L9rZ
>>203
いや、それは…。
意外と合う様な気はするけど、コンビ的なものであって恋人的ってのはないだろw

205名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 08:39:51 ID:sSCvceqn
その×はカプ的な意味で使ったわけじゃ無いんじゃないか
…だよね?

なのはとユーノの属性って殆ど被ってないような
ユーノ≒凛 ならわかるが
206名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 15:45:41 ID:wdnX+eG9
いやいや、ユーノ≒コクトーじゃね?
って、ちょっと違うよなあ

なのは以外、たとえばフェイトやはやてだと、どんな型月男性が相性いいんだろう?
207名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 16:52:28 ID:4Fk9L9rZ
というか、型月にでてくる男たちは、良くも悪くもアクが強すぎるw

自分的にはフェイトと相性がいいのはコクトーかな。普通だから。なんだかんだとリードしてくれそう。
はやてと相性がいいのはコクトーかな。普通だから。なんだかんだと世話してくれそう。
うん。
コクトー一択。
つか、他にろくなやついないよw
208名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 18:32:47 ID:bJEtpwNv
Fateの一成は堅物ですが悪く無さそうですよ?
209名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 20:17:36 ID:oM4y+htc
人格的にはアサシンだよな。
無論、髑髏。
210名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 20:20:05 ID:t83f4R+e
型月の男達は少なくとも悪い奴ではないな。かと言って善人と言うには疑問符がつくが。
211名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 21:18:42 ID:UdhZ6nFf
型月で善悪をはかるのは相当難しいだろうな
どれほどいいやつでも一般的な基準だとだいたい悪よりになってしまう
独“善”的なヤツならそこそこ思い浮かぶんだが……
212名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 21:21:31 ID:KmvAdmMy
冬木男性市民にアンケート。
なのは、フェイト、はやての3人で恋人にするなら誰?

なのは
「意志が強く真っ直ぐなところは素直に尊敬できる」(学生S.Eさん)

フェイト
「どこぞの赤い悪魔と違って毒の無い真の大和撫子」(学生I.Rさん)

はやて
「消去法。1人はそりが合わずイライラするしもう一人は怖い。肉体的な意味で」(学生S.Mさん)

フェイト
「女性は大人しく控えめな人に限る」(学生M.Mさん)

なのは
「気が強く素直なところが最高」(フリーターRさん)

なのは
「剣士でないのがまことに残念な女傑」(無職Aさん)

フェイト
「金髪萌え」(自称王様Gさん)

回答拒否
「ノーコメント」(家政婦Aさん)
213名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 22:27:38 ID:cf1aYddR
>>212
>学生M.Mさん

一瞬「?」と思った。
美綴実典のことかw
214名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 22:29:09 ID:YLMFqmxN
まあランサーの場合、いい男すぎて大抵の女性陣といい感じになれちゃうんだよな。
前世からの運の悪ささえなければ……。
>>211
そんなもんだよね。
平和な世界なら悪が浮き彫りになるから対立する善ってのもわかりやすいけど、
混沌とした世界になってくると悪なのか善なのかわからなくなるという。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 22:45:13 ID:wdnX+eG9
ランサーは男臭いのが苦手な女性はダメだろうと思う

>>207
コクトーはストーカー人形フェチだぞ
ヤツは自然に無限転生しててもおかしくない怖さがある
普通なら有彦とか

>>212
>無職Aさん
非童貞ブリテン王自重
216名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 22:57:15 ID:UdhZ6nFf
>>215
K・Sといえば解るか?
217名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/16(火) 23:50:48 ID:wdnX+eG9
ああ!地蔵だったか!
本気で思いだせなかった
218名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 00:36:36 ID:4P7WLv24
Lancerじゃなかったっけ?
219名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 03:37:01 ID:14hYk1l6
>>214
まあ生前でも十分に出会いはあるんだよな>兄貴
本人のいうように縁はないが
220名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 22:47:10 ID:sWU45HMo
それで、ちょっと過疎ってるから、小ネタみたいに予告編投下をしてみる。
小ネタとはいっても書く気はあるけど。とりあえずプロット構成ついでに予告編を作ったので。
誰もいなければ50分から投下するよ。
221名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 22:51:18 ID:sWU45HMo
「えーと、未知のエネルギー反応があったのは……」 
 

それは些細な変化――。


「と、この石? 何かしら、これ」


ある日、庭に落ちていた輝く石を拾った、月村忍――。


「あ、はい、解りました。明日にも伺います」

 受話器を下ろし、遠坂凛は呟く。

「魔力の塊のような宝石ねえ……」


海鳴へと呼ばれた魔術師、遠坂凛――。 


『上手くいけば聖杯戦争の足しになるかもですか? そんなタナボタ、あるんですかねー?』
「うっさいわね。あんたは黙ってなさい」


未知の宝石を求めて訪れた街で――。


「その石を、渡してください」


彼女は、運命に出会う――!


「――しまった」

「あぶなぁぁぁぁぁぁい!」
「駄目だ! 間に合わない!」

「え? 何、これ、は――」

 目前に迫る流れ魔法に対して、若くして一流の魔術師であるはずの凛はなんの反応もできなかった。
 あり得ざる事態に彼女の体は硬直して動けないままだった。
 そして、彼女の人生は聖杯戦争の始まる前に――。
222名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 22:53:05 ID:sWU45HMo
『終わりませんよ♪』


「コンパクトフルオープン! 鏡界回廊最大展開!
 Der Spiegelform wird fertig zum transport―――!」


――そして、


「開けシュバインオーグ!我は我の望む場所へ、我は我の望む法を!
 せーの、Sesam, offne dich!」


――少女たちも、


「お待たせ! 魔法少女カレイドルビー、ここに誕生!」


――なんかへんなのに出会った!

223編魔法少女カレイドルビー ZERO 予告編:2010/03/17(水) 22:54:11 ID:sWU45HMo
「つまり、貴女も魔法使いなんですか?」

 高町なのは。――幼い魔導師。


「違うわよ」
『魔法少女ですよね♪』
「違うわよ!」

 遠坂凛。――宝石の魔術師。


「ベルカ式にも由来しない、まったく未知の魔法体系……いえ、魔術でしたっけ。そんなのがあるなんて」

 ユーノ・スクライア。――ミッドの魔導師。


「そうですか。貴女も私たちの邪魔をするんですか」

 フェイト・テスタロッサ。――謎の少女。


「使い魔でなしにその耳、というか耳っぽい飾り、さすがに恥ずかしくない?」

 アルフ。――使い魔。
224魔法少女カレイドルビー ZERO 予告編:2010/03/17(水) 22:54:57 ID:sWU45HMo
 ――彼女たちは、出会い、そして戦っていく――。


「管理局? また胡散臭いわね」
「そういう言葉には慣れてる。だけど、時空管理局は胡散臭い組織ではない」

 クロノ・ハラオウン。――管理局執務官。


「面白い子たちだったわね。うん。まあ、ちょっと抜けているところもあるけど、それが若いってことでしょ」

 リンディ・ハラオウン。――管理局提督。


 ――事態は時空と世界を超え、さまざまな人たちが関わっていく――。


「最近、なのは付き合い悪いと思わない?」
「うん」

 アリサ・バニングス。月村すずか。――なのはの親友たち。


「魔術師か。世界の裏、さらにその先の闇……まさか、最初に関わることになるのがなのはだなんてな」
「大丈夫ですよ。きっと。あの子なら。あの子たちなら」

 高町士郎。高町桃子。――なのはの両親。


「まだ、これだけ? これだけ時間がかかってまだこれだけしか集まっていないというの?」

 プレシア・テスタロッサ。――悲劇の大魔導師。

225魔法少女カレイドルビー ZERO 予告編:2010/03/17(水) 22:56:06 ID:sWU45HMo
――全ては運命に導かれるままに――。


「ねえ! お願い! お話聞いて――!」

「君はまだ、私の邪魔をするつもりなのか」

「なのは、上だ!」

「フェイトの邪魔をすんな――!」

「プリズムメイクが、はじまるわよ♪」


――戦いは激化していく――


「速い――ルビー! 防御2、身体強化8!」
『リンさん、速度に付き合うのは駄目ですよー。機動力を生かした空中戦は、あの子のステージなんですって』
「うっさい! そんなの解ってる!」

「ディバインシューター!」
「なのは、その数は……」
《No problem!》
「シューーーート!」

「――君たちに、本当の、本物の戦闘魔導師の戦い方ってのを見せてあげるよ」

「墜ちろ――ッ!」

226魔法少女カレイドルビー ZERO 予告編:2010/03/17(水) 22:57:04 ID:sWU45HMo
――その中で触れ合う魂――


「成り行きってのもあるけど、こうなるとあの子は弟子みたいなもんだし。いや、弟子っていうか妹分というか……いやいや、私には妹がいるんだけど。ああ、もう何言ってんだか私っ」
「妹?」
「――いっとくけど、なのはは別に私の妹には似てないから。むしろ、あんたの方がちょっと似ているかしらね。何処かうつむき加減でさびしそうな目が、なんとなく……」

「わたし、それは間違ってると思う!」
「なのは……?」
「そんな殺し合いとか、裏の世界だとかそういうの、当たり前に受け入れるのは絶対間違ってる!」
「――――――」

「母さん……」
「――ここにはくるなと言ったでしょ!」
「だけど……」

 二人の前には、ものいわぬ少女を収めたカプセル。


――ありえざる因縁――


「貴女、『魔法使い』……ああ、そう。そういうこと。
 ――初めましてね、トオサカリン」

「あんた、何を……」
227魔法少女カレイドルビー ZERO 予告編:2010/03/17(水) 22:58:03 ID:sWU45HMo
――そして、運命は少女を絡めとる――


「これは……!?」
『おそらく世界≠ェ動いてるんですよ。
 魔術師風にいうのなら抑止力、もっと文学的にいうのなら【運命の選択】とかそういう感じのですよ』
「選択?」
『本来見えないはずですが、見えているのはリンさんがその渦中にあるからでして――
 渦の本体は、あの子です!』

 倒れている少女。
 倒れてから、立ち上がろうとする少女。
 絶対の強敵を前にして、倒されてなお立ち上がろうとする少女。

「なのは……!」
228魔法少女カレイドルビー ZERO 予告編:2010/03/17(水) 23:00:31 ID:sWU45HMo
――それは、■■の誕生――


「立ち上がる前に、少し考えた方がいいわよ」

 片膝を立てたなのはに、かけられた声は静かだった。
 諦観していたのかもしれない。
 凛は俯く。

「そのまま立ち上がって戦うということは、あなたは人間の領域を超えた存在になるということを意味するわ。
 それはそのまま、人間でなくなるということ。
 あなたの、今、魂の底から湧き上がる力は、世界≠ゥらの祝い(呪い)を受けた証よ。
 あなたは世界≠フ一部として、これから戦い続けるということが宿命となるのよ」

 もしかしたら、と凛は思う。
 ■■が誕生する現場に立ち会ったという古えの賢者たち、例えば聖剣を前にしたアーサー王を見守っていた魔術師マーリンも、こんなことを言ったのではないだろうか。

 高町なのはは、微笑みを浮かべて首を振った。

「――みんなに、笑ってほしいから。笑っててほしいから。それができるのなら、わたしは……」
「なのは!」
「ありがとう、凛さん」
229魔法少女カレイドルビー ZERO 予告編:2010/03/17(水) 23:01:56 ID:sWU45HMo
「またなの! また世界は私の邪魔をするというの!」

「そうだ。プレシア・テスタロッサ。
 そんなことは解っていたことだろう。
 いつだってそうなのだと。
 いつだって運命は僕たちの前にたちはだかる。
 いつだって世界はこんなはずじゃなかったって。
 解っていたことだろう」

「スターライト………

「解ったわ。なのは、あなたが選んだ道、そして掴んだ力、目指すべき場所を。
 助けてあげるわよ。
 導くなんてガラじゃあないけど。
 やってあげるわよ。
 大船に乗った気でいなさい。
 私は、」

 ―――――ブレイカーーーーーー!」

「愛と正義の執行者! カレイドルビー!」



   Fate/stay night × 魔法少女リリカルなのは 長編SS
 
   魔法少女カレイドルビー ZERO

   もしかしたら、5月くらいに始まる、かも。
230魔法少女カレイドルビー ZERO 予告編:2010/03/17(水) 23:09:44 ID:sWU45HMo
てなわけで投下終了。
まあ今の連載とかそういうのもろもろ終わらせたら、速ければ5月…遅ければ、まあ、年内にはなんとか。
両方の劇場版とか原作者がクロス的にお遊びとか、このスレ的に盛り上げないといけないなあとか思い、とりあえず構想中の作品の嘘予告を投下してみました。
乞うご期待! ――といえるようなものになるかはちと不明です。
ただでさえクロスオーバーなんてキワモノな上に、さらにわりとありそうでなかった、聖杯戦争以前の凛がカレイドルビーとしてなのはたちと関わるっつーもんですしな。
別に教え導くとかそういう役回りじゃなくて、お姉さん的な役回りで。
むしろなのはさんたちの漢(おとこ)っぷりに振り回されるような感じで。

そしてこの後におまけとして投下するのは、この世界での聖杯戦争のワンシーン
まとめには一緒にしていただくようお願いします。
自分でするのが一番いいのかもしれんけど。
231名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 23:12:33 ID:sWU45HMo
「バーサーカー!?」

 吹き飛ばされ、墓地の中で二転、三転した巨人は、イリヤの声に反応したように、直ちに体勢を整えて立ち上がる。
 その体は、まったくの無傷。
 しかし、この場にいる誰もが気づいている。
 運命の如く立ちはだかる死の壁にも似た、そのバーサーカーという異形が、たった一人の少女に対して意識を集中しているということを。
 その眼中にはもはや俺や遠坂はおろか、セイバーとアーチャーですら入っていない。
 それを屈辱と思うことも、二人はなかっただろう。
 二人の英霊も、あの少女を見ているからだ。
 遠坂に襲い掛かるバーサーカーを、突然現れて桜色の魔力の光で弾き飛ばした、まだ幼いとすらいえる容貌の白い服の少女を。

「……なにしにきたのよ、いや――解ってる。もう! ……ありがとう」

 何か文句を言いたそうに口を開けてから、それが言うべきじゃないと解ったように、遠坂は顔をそらして感謝の言葉を出した。
 なんだか、すごく意外だ。

 少女は太陽のような笑顔を浮かべてから、やがてイリヤの方を見る。
 イリヤもまた不敵な笑顔を見せて、少女を見つめた。

「そう。あなた、遠坂の眷属なの? 凄いわね。私のパーサーカーを、魔力だけで吹き飛ばすだなんて。生憎と無傷だけど。
 だけど、そうね。やっぱり、それだけのことを生身でしでかすなんてことができるんなら、やっぱり褒めてあげるわ。
 うん――名前も聞いてあげる。
 あなた、何者?」

 恐らく、この場で遠坂以外の誰もが知りたがっていたことを、イリヤは聞いた。

 少女は手に持っていた長い杖のようなものをバトンみたいにくるりと振り回し、見得を切るかのように構えなおす。


「――魔術使い、高町なのは」


 Lyrical / Melty Night (仮題) 同時進行……はさすがにしません。
232名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 23:15:28 ID:sWU45HMo
そして投下後に気づいた。
>>228
「ありがとう、凛さん」
のあとに、


――そして、最終決戦――


と入るのが。
なんでかきえてた。ううむ。

では、お粗末。

233名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 00:40:22 ID:BnOE7245
おぉ!楽しみです。
234名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 00:54:06 ID:TtmPBruw
はは、ネコアルクを超えたギャグキャラのルビーちゃんをシリアスに絡めようなんてな……お前がナンバーワンだ
なのははマジカルルビー装備できるんだろうか
235名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 07:20:47 ID:Lsl5RRHp
おお何か来てるwGJ!
クロスでは小ネタ程度の扱いだったルビーを、、まぁ、、、こんなに大胆に扱って大丈夫なのかしら

なのは無印のシリアスな雰囲気を良い意味でブチ壊してくれることを期待します

>今の連載
特定しまs
236名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 14:55:55 ID:oGmRxTbz
GJ!

やっぱり、少女といえない方々も
(強制)変身とかするのかな?
237名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 20:43:24 ID:OkpkZMVI
そもそもルビーは乙女心がないと起動しないそうですから漢女ななのはさんじゃあ…
238名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 21:29:44 ID:Lsl5RRHp
【乙女心】少女の純情で感じやすい心。
【純情】純真で邪心の無い心。また、その心を持っているさま。

ということらしいので、なのはさんも持っていたにちがいない。
239名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 21:39:34 ID:Dt87yTtB
なあに二次補正で漢女に見えるけど実は本人でも気付いてない心の奥底に乙女ハートを秘めていることにすれば万事OKさ
別になのはが恋したってやりすぎなきゃキャラ崩壊にはならんだろうし
240名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 22:02:12 ID:TtmPBruw
実力の割にアクが弱いクロノなんかプリズムメイクしたら良さそう
なにか黒歴史となった天才君が出てくるかもしれないけど

>>238
人に歴史ありとはいったもんだ
高町なのは(9)……なにもかも懐かしい
241名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 22:14:33 ID:tmFO2Tsz
>230
待った。それはクロノが魔法少女のコスプレをしながらアクションを?
……ルビーに半ば洗脳されるか、プライドをドブに捨てる覚悟か、普通に騙されるかしないと無理っぽいな。
242名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 23:47:22 ID:BnOE7245
ここはリンディが変身だろ。
243名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/19(金) 00:01:04 ID:59NdrNOd
>>242
最終決戦はトップ同士がプリズムメイクして
白黒つけるんですね。
244名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/19(金) 09:44:07 ID:VfU7Rzur
>>241
>>ルビーに半ば洗脳されるか、プライドをドブに捨てる覚悟か、普通に騙されるかしないと無理っぽいな
ルビーに洗脳され、プライドをドブに捨て、普通に騙された結果の間違いじゃないのか?
245名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/19(金) 20:59:40 ID:1M1qUScw
そろそろ連載陣に続きお願いしたいところですわ。
小ネタでもいいから誰か書かないものですかね。

246名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/19(金) 22:53:01 ID:uKP5Jbxy
今のシーズンだとどんな季節ネタが使いやすいのかね
卒業式、入学式はあれだし

>>240
おいやめろ、イデアシードとか洒落にならん
なのちゃんは許すが
247名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/19(金) 23:32:52 ID:1M1qUScw
ちと早いけど花見とかじゃないかな。
きっとミッドには桜があるよ。ナカジマ家みたいなのもいるし。
あるいはナカジマ家に古くから伝わる「はなみ」をしたいと思ったスバルがみんなに誘いを掛けて地球に。
そこで場所取りでなんか色々とある、みたいな?
248名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/20(土) 09:57:32 ID:GQwSCC4L
桜は態々STSのラストでなのは達があぁいう使い方した位だし、
ナカジマ家に文化情報が残ってるかは分からん
和食文化はミッドにあるようだが

カレイドスコープ十九話『群体』更新準備完了
十時以降に投下開始します
249ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 10:07:02 ID:GQwSCC4L
では投下開始します



#1

ミッドチルダ、クラナガン近郊廃棄地区地下水道

「なによ……これ……」

それは、芸術家の個展会場か雑貨店を思わせる有様だった
家具、楽器、食器、その他用途の分からぬオブジェの様な物まである
テーマとなる素材が“解体した人体”でなければ、
その有り余る才能は高い集客率を上げただろう

「胸糞悪いなんて話じゃねぇな……」

周囲を見渡しながらのヴィータの声は必要以上に平坦だ
ティアナやギンガにしても、
我ながら良くこのおぞましさに吐かないで居られると自分で感心するほどである

彼女たちは知らない
コレそのものはただ魔術師が知人の技巧を戯れに再現したに過ぎない事を
かつて、大儀式に関わりながら其れを一顧だにせず、
享楽のままに惨劇を繰り返した殺人鬼が居たことを

唯分かるのは、これが自分達が後手にまわった結果だと言うことだ

「生き残りは……」

「今回は居らん様だな……
まぁ居たとしても殺してやった方が情けってもんだろうが」

今回はと言うことは以前乗り込んだ時には居たのだろうか?
ギンガの問いに答える大男にそう思いながら視線をめぐらせる

「……人員を動員して現場の確保と調査、それと身元確認をします」

「良いのか?
いっそ焼き払ってやった方がこやつらのためだろうて」

確かにそうかもしれない、だがこれもまた仕事である
とにかく報告をしようと空間モニターをティアナが展開したのと同時、
剣呑な目でヴィータがデバイスを構えた
250ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 10:13:26 ID:GQwSCC4L

「……なんか居る」

ザワザワとした空気の中、血なまぐささに混じって何かが居るのを感じる、
キャスターの呼び出した怪物だろうかと思ったが、其れとは違うと直感が告げていた

「……」

視線を左右に振っていたギンガの目が碧から金に変化する、
シューターによる明かりでは心もとないので機人モードで視界を確保するつもりのようだ

「―――っ」

短い呼気と共にゆっくりと一つのオブジェにギンガが向き直ったと同時に
その影から何かが飛び出した

「おりゃぁぁ!!」

ギンガの動きを追って振り返ったヴィータが間髪入れずにそれにアイゼンを叩き込む、
叩き落とされて転がったのは黒衣に髑髏面の男だった

「アサシン!」

「はん! 出やがったな」

一匹居たら何とやらだな、と視線を巡らす、
いつの間にか頭上に髑髏面が複数ぶら下がっている
それが全員手に短剣を構えたのを見て取って誰かが叫んだ

「全員防御!」

真上に向けてバリヤー系魔法を各々に展開した直後、ガツンと轟音と閃光が上がり
瞬間全員が耳と目を抑えた

一体何が?

混乱する中、襟首を掴まれてティアナは何かに放り込まれた、
ついで人の気配と規則的な揺れを感じ、
彼女は自分が戦車に乗せられていることを理解した
251ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 10:22:10 ID:GQwSCC4L

「さっさと退散するぞ、
連中の相手をするにはここはちと拙い」

目を開けた先、手綱を握ってそう言う大男の言葉にティアナは半ば反射的に頷いた
明かりが少なく遮蔽物の多いここは音も無く忍び寄る暗殺者の相手には向いていない
そして大技で周辺一体を薙ぎ払うと言う選択肢も彼女の立場上選べない

―――少なくても、ここより明るくて広い場所に出なければ

「先行します!」

ブリッツキャリバーのタイヤを唸らせてギンガが戦車の前に出る、
殿をヴィータが務め、来る時よりも物々しい陣形で引き返す

その途中、高速で飛び回る何かに気づき、
こちらに向けて飛んでくるソレに向けてギンガは拳を繰り出した

相手の移動手段は単純な跳躍によるモノである、空中に居る今かわす術は無い
―――それ故に、拳が空を切った時点でギンガの思考は一瞬漂白された

「―――え?」

目と鼻の先に髑髏面
状況を把握できずに硬直したギンガの拳の上にソレは立っていた

リィンフォースUやアギトと言ったユニゾンデバイスの様な、
妖精めいた可愛らしさとは真逆の意味で“小さい”ヒトガタ
音も無く腕の上を歩いてくるそのヒトガタに対し、振り落とすと言う思考が働くより先に
呆然としたギンガの顔に向けそれが腕を伸ばす

「―――っ!」

その腕が彼女の顔に触れる刹那、ヒトガタが口を開くより先に、
横合いから飛来したオレンジ色の魔力弾がソレを叩き落した

「ギンガさん!」

「ありがとうティアナ」

すれ違いざまの戦車からの援護射撃に礼を口にしながら、加速して再び戦車の前に出る
背中を嫌な汗が流れる
あれが触れていたら自分は間違いなく死んでいた

252ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 10:34:04 ID:GQwSCC4L

「ギギ……」

ガンッという音に後ろに目をやると、ヴィータが新たなアサシンとぶつかっていた

「おうりゃぁぁぁぁ!!」

衝突中にハンマーフォルムからラケーテンフォルムに移行し、
そのまま噴射の勢いに任せて振り回し跳ね飛ばす
飛ばされたアサシンも不安定な体勢ながら手にした短剣を投げつけて反撃に出る
その最中、そのアサシンの手元で三角形の魔方陣が閃いた

―――今のは?

見知ったそれに違和感を感じるより先に、
二つ三つと周囲から飛来した白い光球をかわすヴィータ

「ヴィータさん、今の……」

「あぁ、射撃魔法はともかくナイフを投げるときに展開してたのはベルカ式だ、
間違いねぇ」

明らかに今までは確認されなかったタイプである
と言うよりも、サーヴァントの理屈からは考えられない

「つまり、増えておると言うわけだな?」

「あれが変身魔法で化けてるので無ければ」

こちらの混乱を煽るのならその可能性もある、だが、サーヴァントはサーヴァントを知る
ライダーの見立てによるとあれは本物と見ていいらしい

「まぁとりあえず、
その辺は外に出てから考えるとしようではないか」

口調は気安く、
しかしその顔に軍略家らしい思慮深さを覗かせつつ言うライダーに同意する

あれこれ考えるにしろ何にしろひとまず外の空気を吸いたい、
でも中の危険度考えたら少なくてももう一度行かなきゃなんないんだろうな
などと思いながらティアナはデバイスのカートリッジを取り替えた



253ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 10:39:47 ID:GQwSCC4L

#2

ティアナたちが去った後

「ギギ……」

暗闇の中、彼女らによって蹴散らされ、倒れていたアサシン達が身を起こす

“彼ら”こそ『百の貌』、個にして群なるものと評されたハサン・サッバーハである
―――まだ多重人格と言うものが病理であると定義されていなかったその昔
一つの躯に幾つもの“同居人”を持つことは一つの能力であった

英霊の宝具とは、生前成し遂げた伝説の拡大解釈に他ならない
『妄想幻像』と言う名で呼び著されたその異能は、
霊としての格を細分化することによって個を群に変える宝具であった
無論、細分化される数が増えれば増えるほど個体の質は落ちる
サーヴァントとして最低限の実力は保有しているとは言え、
A以上のランクを持つ魔導師であれば太刀打ちは十分可能である

「それで、あれらは使い物になりそうか?」

総勢で八十にも及ぶ人格全てを正確に把握している個体は存在しない
加えて異界の俗世に触れているうちに内より新たな人格が表出しはじめており、
もはや細分化されすぎた存在は人の知性さえ持たぬものまで居る始末である

「如何とも、む―――?」

今回魔導師たちと事を構えたのもそうした“頭の悪い”個体の一人である
さてどうしたものか―――思案しようとしたものの目の前で、
影から這い出した腕に一人が貫かれていた

「魔術師の工房に長居しすぎたか―――いや……」

“自分”を貫いたのが他ならぬ“自分”たちの一人であることを見て取って、
彼らはまた新たな同胞が生まれたことを理解した

254ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 10:47:58 ID:GQwSCC4L

「ギギ……」

その“新たな自分”は、貫いた“自分”から心臓を引き抜くと其れを一飲みに飲み下し、
ついで首を巡らして別の固体へと目をつけた

「『妄想……心…音』」

ぎこちなく振り上げられた右腕―――細長く節くれだった体躯の中でも異常に長い
―――を伸ばし、狙い済ませた一体から心臓を引き抜き、またしても飲み下す
再び首を巡らして得物を物色し始めるそれにハサンらの何人かが身構え、
内一人、現界時点から存在する古株も手にダークを構えようとしたところで、
影から誰かが声をかけた

「喰われるモノは捨て置け、間引きにはちょうど良い」

そう言ったのはギンガを襲った小柄なハサンであった、
言う間に数人を捕食したそれは人心地が付いたのか大きく息を吐いた

「いやすまぬ、見苦しいところを見せた」

「かまわぬよ、有象無象ばかりよりは個が強い者が居たほうがよい」

ひとしきり“共食い”を終えたことで人の知性を得たのか、流暢に話す“新入り”と
とかく御主は自己改造に余念がなさそうだな、とほくそ笑む小柄な“自分”に対し、
古株の一人は恐怖にも似た何かを感じた

―――これらは“自分たち”とは違う異物ではないか?

現にこれらの個体は“かつて存在した”山の翁の奥儀をその身に宿して―――否、
“彼ら”以前にその役に任ぜられた歴代のハサンそのものである

恐ろしさに冷や汗を流しながら思い出す
その昔、“彼ら”がまだ人であった頃、
狂信の果てに過去に存在した十八の長の奇跡を、全てその身に宿した者が居た

今“自分達”の身に起きているのはそれ以上の異端ではなかろうか

宝具とは伝承の拡大解釈であり
古来より、多重人格とは憑依の類と同一視されてきたモノである
その内より“ハサン・サッバーハ”を多数作り上げてきた結果が
古の“ハサン・サッバーハ”そのものを形作りあげたと言うことだろうが、
いずれにせよ彼らには知る由も無い

255ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 10:50:25 ID:GQwSCC4L

「そろそろ引き揚げるか、
長居すればキャスターなり管理局なりが戻ってくるやもしれん」

状況から言っても長居するメリットは少ない、
鉢合わせて消耗するのなら、向こうが勝手にやっていればいい話である
頷くと、髑髏面たちは相次いで闇の中に消えていった

256名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/20(土) 10:57:31 ID:5i/eBkXO
支援
257ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 10:58:05 ID:GQwSCC4L

#3

聖王教会・騎士カリム執務室

「成る程―――確かにあのセイバーもまた、
私と考えて間違いないでしょうね」

通信をつないでの臨時オンライン会議で、見せられた映像にアルトリアは頷いた

『しかし何だな―――その女物の衣装はともかく、
開き直った結果があの金ぴかの猿真似というのは余としてもどうかと思うぞ?』

「征服王、その物言いは甚だ遺憾だ、
いかにまかり間違おうと私があの英雄王の模倣などありえない」

ライダーの物言いを否定する、あまりその金ぴかに良い印象が無いのか
アルトリアの顔は露骨な不快感を露にしていた

『ふん、つまりあれか、
結局お前さんの王道はどこまで行っても“理想”に他ならん訳か』

鼻を鳴らして返すライダー、
いろいろと言いたいことはあるが一先ず置いておくといった感じだ

「話はそれ位にして、それでカリム、予言のほうはどうなん?」

全員の視線がカリムに集まる、
こと予言、卜占等に対する関心はこちらより強いのか、
心なしかアルトリア達の表情も硬い

「それが……詩篇そのものはあるんだけど、
まだ解読らしい解読は出来てないの」

カリムの予言とは、『プロフェーティン・シュリフテン』と呼ばれる希少技能で、
最短で半年、最長で数年先の未来を詩文形式で書き出すと言う形をとるものである
ただし、ミッド上空の二つの月の波長が合わないと使えない為、
出来るのは一年に一度だけ、
しかも自動筆記で詩文の内容は本人の意思とは無関係なうえに書式は古代ベルカ語、
つまり書きあがったものを四苦八苦しながら訳すほか無い上に、
その内容が期待できるものとは限らないのである

258ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 11:04:18 ID:GQwSCC4L

それでも予言される出来事自体は本物ということもあり、
時空管理局でも内容の解読を行い、その内容を関係各所に公開している
ただし、古代ベルカ語自体の解釈は千差万別であり、
誤訳を含め、その信憑性は“割りとよく当たる占い”の域を出ない為、
本格的に解読、翻訳が行われるようになったのは三年前のJS事件以降なのが実情だった

とりあえずミッド語に仮翻訳したものを見せてもらう事にする
事件の内容が内容だけに、ライダー等の方が何か気づくことが有るかもしれない

「えっと、何々―――」

―――体は剣で出来ている

血潮は鉄で、心は硝子

幾たびの戦場を越えて不敗

ただの一度も敗走は無く、ただの一度も理解されない

かの者は常に独り、剣の丘で勝利に酔う

故にその生涯に意味は無く

その体は、きっと剣で出来ていた―――

なんやこれ? とはやてが首を傾げる、
詩文の内容はどうにも予言ではない別の何かを書いている気がする
解釈が進まないのもその違和感が原因だろうか

259ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 11:10:57 ID:GQwSCC4L

「あぁ―――なるほどな」

一通り、詩文に目を通してランサーが鼻を鳴らし、
なにやら思い当たる節があるらしく、アルトリアも眉間に皺を寄せる

「マザーカリム、恐らくこの詩文をどう解釈したところで意味はありません、
これは―――予言とは別のものです」

「心当たりがあるの?」

「まぁな、
今まで確認されたサーヴァントの中にアーチャーは居たか?」

居ただろうか?
アルトリアとランサーの言葉に首を傾げる、
呼び出した資料にも弓兵とされるサーヴァントの表示は無い

『おったぞ、但し―――』

「第四次聖杯戦争のアーチャーが、という訳だな征服王?」

アルトリアの問いに頷くライダー、
教会が騒動になっている間に遭遇したらしい

『オッサンが言ってるのはこいつのことか?』

モニターの向こうでヴィータが何かを操作し、
ややあって画面に一人の少年が表示される

「ギンガの報告にあったランサーさんの宝具と同じ槍を持っていたって言う少年だね」

なのはがキーを操作すると、
“記録:ギンガ・ナカジマ”と言う表示と共に黄色い短槍と
少年に関するいくつかの情報が追加で表示される
とはいえ弓兵かと問われれば首を傾げるデータばかりであるが

「随分縮みやがって、相変わらず何でもありだなあの野郎」

憮然と言いながら、こいつは脇に置いてだなと、モニターの画像を払いのけるランサー
今は関係無いと言う訳だろう

260ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 11:16:52 ID:GQwSCC4L

「しかし―――予言でこんなものが出てくるとなると
あまりありがたくはねぇな」

「確かに、彼が“本来の役割”に従って現界することは絶対に避けなくては」

顔を見合わせてアルトリアとランサーが頷く
どうやら彼らが言う方のアーチャーの“本来の役割”と言うのは忌避すべきもののようだ

『おい騎士王、その弓兵ひょっとして守護者なのか?』

だとすれば“本来の役割”で現れるのはごめんこうむりたいわなぁ
と、二人のやり取りから事情を察したのか一人で勝手に納得するライダー

『何だよその守護者って?
名前聞いた感じだとマズイもんには聞こえねーけど』

ヴィータの疑問はもっともである、
守護者―――護る者が現れるのを避けるとはどういうことか

「確かにそうですが、守護者と言っても人の為の守護者ではないのです」

『“人という種の守護者”ではあるがな』

「それは同じではないのですか?」

「違うな、騎士カリム、
“人類を護る”と言うだけなら個人の都合など関係あるまい」

黙って話を聞いていたユスティーツアがカリムの疑問を否定する

「外科手術にでも例えれば分かりやすいか―――
あれは治療と言うが実のところ患部を切り捨てているだけだろう、つまり」

人類全体を護るために“滅びの原因となるモノ”をその周囲のものごと滅ぼす
其れが守護者と言う存在

261ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 11:24:26 ID:GQwSCC4L

「そう言う訳だ、
―――ここまで“世界”ってものの認識が広がっちまった形だと、
星の一つや二つ滅びるかもな」

ある程度次元世界に関する知識を持っているのかランサーが言う、
仮に守護者が現界するとなれば、それは“次元世界”全体を滅びから救うためになる
全体の滅びを回避するために個々の世界が滅ぼされる危険性は十分ある

「一気に話の規模がでかなってしもたな、これは……」

「ロストロギアの暴走が星のひとつくらい吹き飛ばすのは今に始まった事じゃないよ
そういう意味では、やっといつも通りになったって事かな」

引きつった顔を浮かべるはやてにわざとらしく不敵な発言で応じるなのは
武官の心得を分かっておるなぁと、
征服王のなのはを見る目が変わったことに気づき、ヴィータが隣で眉を顰めた

「いずれにせよ、解決は早いほうがよさそうですね、
―――そう言えば、聖杯そのものは確認されているのですか?」

「そう言えばそんな報告は聞いてないね、
まだ本格的に稼動していないのかな?」

サーヴァント事件そのものはロストロギア『カレイドスコープ』による上、
個々のサーヴァント自体の魔力反応は別々である為、
関連付けられるような魔力反応の特定は難しい状態である

262ko-j ◆98.80uUOME :2010/03/20(土) 11:34:03 ID:GQwSCC4L

『すいません、発言いいですか』

追加されたモニターに映った青年が、手を上げる
アルバート・グランセニック、『カレイドスコープ』に関わってこの時代に飛ばされた
平たく言えば未来人である

『俺らの時代で『カレイドスコープ』の本体があった無人世界―――
アレを調べてみるのは?』

アルバートの意見に頷く、
現状起きているのは『カレイドスコープ』の端末による事件だ、
ならば『本体』を調べるのが早いと言うのは一つの真理だろう

「それは此方でやっておこう、
それよりも―――大本の聖杯とやらを探した方がいいのではないか?」

大掛かりな調査となれば人手が居るし、本局に次元艦の手配をするには手間がかかる
本人に含むところはあるがユスティーツアの申し出を断る理由は特に無い
そうなれば―――

「大本の聖杯か、地球のどの辺りにあるのかな?」

空間モニターに地球儀が表示される、
何度か聖杯戦争のシステムについては聞いたが、そもそもの開催地は聞いていない
儀式の系統からして欧州だとは思うが

「そうですね―――」

表示をまわしながら問うなのはに答えアルトリアが口を開く
直後、口にした街の名に何人かが目を丸くした


263名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/20(土) 11:36:51 ID:GQwSCC4L
今回は以上です
264名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/20(土) 12:10:06 ID:TIll+jj8
投下乙でした!

そして今回、あの呪文が出てきた時、ゾクッときた。
ここどこうくるかーと。
次回も楽しみにしてまーす。
265名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/20(土) 12:46:28 ID:BQWhay3T
GJ!!です。
アサシンがやばいですね。
ハサン争奪戦に参加できる能力がある歴代ハサンがどんどん生まれるって。
そして、予言がw
266名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/20(土) 16:08:15 ID:LPtPupDV
GJ!と言いたいが……ちびアサシンが出ると思ってかまわんのだろうな?話はそれからだ
さて、反撃前の段階かと思っていたが、アサシンの暴走や予言により混迷の空気
地形の制約もあって怪人たちは厄介
いかに空戦の舞台を作り上げるのか……
267名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/21(日) 03:07:42 ID:uEiVSOxV
まさかのエミヤ参戦か
それにしてもハサンズ、えらいことになってるな
268名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 16:14:18 ID:/hYsPx5D
なあなあ
サーバントの宝具って他人に譲渡できないの?
弱キャラが特殊アイテムで頑張る姿を見たいんだけど
フェイクっていうのだと魔術師が偽造宝具つかうらしいじゃん
269名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 16:49:52 ID:1+gylBwu
一時的に貸すのはできるんじゃない?
持ち主じゃないから真命開放は無理だが。
エミヤが某国のようにコピー宝具を量産して渡すって手段も。
貸した奴が裏切ったら、ブロークンファンタズムで爆殺w
270名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 17:13:55 ID:L0SioTtt
>>268
譲渡されて渡されたとしてもただの頑丈な武器だしな・・・
271名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 17:28:31 ID:9ggkWjfp
>>268
ゲイ・ボウやジャルグみたいな宝具なら貸しても効果はあるだろうけど弱キャラでは持ってる意味がないしな。
まず当てれないし切り札たりえない。
272名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 17:28:43 ID:akTGbY0A
>>268
振るうだけなら出来るけど、真名開放は無理
Fakeの偽造宝具は、サーヴァントの能力(宝具?)だし
273名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 17:42:42 ID:9G80ylE0
ゲイボルグ持って、始めよう…最初で最後の本気の勝負! はちとエグイか
274名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 17:45:00 ID:GFViSfXg
例えば破山剣の様に「振るっただけで一度だけ山ですら切り裂く」伝承のある武器なら、真名解放の必要もなく敵を真っ二つに出来てしまうんでしょうかね?
275名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 19:31:57 ID:k4R7uGN8
Fateでの破山剣の扱いがないからなんとも
そもそもFateで伝承通りの宝具ってのがまずないので下手に触らないほうがベター
276名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 19:41:06 ID:vvsmofal
>>273
そういうのは大好物です
日本の浅間山荘事件ですら死者が出てしまうというのにリリカルは・・・
型月は「命の価値? なにそれ美味しいの?」という姿勢が好き
とくに主人公が40回くらい無残に死ぬのはもう
277名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 20:54:59 ID:9G80ylE0
>>276
人死にが好きならFFTか幻水1でもやってなさい
278名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 22:17:09 ID:aPJU5yog
リリカルの非殺傷設定は、ヴァイスの妹さんの様に場合によっては肉体的に大きな痛手を与えてしまう。
……なのはとフェイトの海上決戦におけるバインドからのSLBで、エイミィがフェイトが死んでいないか心配したのも無理は無い。
とはいえ死人や重傷者が出にくいから法の側の人間も全力で戦えるというのは、精神的にありがたい事なのでは無いかと。
279名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 22:39:46 ID:67lzH4NT
まあ、「非殺傷設定があるから」「殺す覚悟がない」とかは、なのはSSではあっちこっちで聞く言説ではあるな。
正直、食傷気味だけど。
280名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 22:58:42 ID:tlrjP8z8
「これだけやってもまだ死なない!」みたいな心持ちはありうるけどな
特になのはは非殺傷設定の恩恵を100%受けられる純粋魔力砲撃が主なんだし
フェイトみたいな近接スタイルならともかくなのはの戦闘スタイルで殺す覚悟がそこまで戦闘力に反映されるとは思いにくい
281名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 23:29:42 ID:6yytidBz
クアットロの時みたいに障害物を挟んだ相手を撃つ時とかは殺傷設定にしなきゃならないらしいから
いつでも万能に使える訳では無いみたいだけどね。
282名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 23:33:38 ID:aPJU5yog
型月の魔術師が非殺傷設定を覚えても、本来のあり方は研究ですし、戦闘に用いるとしてもむしろ拷問っぽく運用されそうで怖い。
こう……死んだ方がマシ、いっそ死にたいと叫んでも死ねない攻撃を延々と、とか。
283名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 00:33:40 ID:b/bCnLXi
>>282
非殺傷といわれて、マーボー教会の地下思い出した。
284名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 00:47:49 ID:ZKGi+myY
いつも思うんだが、そもそもなのはの強さの源泉は殺す覚悟ではないだろ
なのはの強さは、「悪魔でいいよ。悪魔らしいやり方で〜」のような、“止め、正し、救うためには恨みも買うことも辞さない”という形の覚悟に裏打ちされたもの

だからこそ、殺す覚悟があるから強いぜ! な型月勢からすれば奇異に映る存在であり、このスレでもよく話題に上がるのだろうと思ってるんだが

殺す覚悟がないから弱い、とかってのは全く見当違いに思えてならない



「殺しも知らねぇとは、便利な道具だな。武器じゃねぇ――そいつは道具だ」

「テメェみたいなアマッタレが、この槍の英霊に相対しようなんざ――不愉快で仕方がねぇ!」

では、
何故倒せない――?
何故倒れない――?
何故こうも一撃が重い―――?

“戦い”としておそらく成り立っているこの状況――これはなんだというのか―――



みたいなシーンはね、アリだと思うんですよ
285名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 01:29:33 ID:z/wwLwt9
カレイドスコープ19話wikiに登録しました。

一箇所「魔方陣」を「魔法陣」に修正しました。
286名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 02:11:23 ID:C0hulUEl
>殺す覚悟があるから強いぜ! な型月勢からすれば

そうだっけ?
287名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 05:33:16 ID:NRHKMe7W
型月とクロスした途端に価値基準が型月に染まってしまうからそうなるんだろ
288名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 05:46:24 ID:wuz45u2G
>>282
上級魔術師は人間の首を切っても、その状態のまま
痛覚ありで生かしておけられる程度の技術は持って
いるから普通の魔術師向けに普及するのだろうか
拷問に最適というのは、一理あると思う
どう考えても拷問や便利な鎮圧のために生まれた
技術としか思えないんだよな
289名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 06:42:07 ID:whls0XHE
>>286
さあ、俺には覚えがない。
290名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 12:16:02 ID:52fS8MjH
>>287
染まってしまうって
そりゃ単なる個々での捉え方の違いなだけだろ
291名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 14:03:22 ID:whls0XHE
>>290
なんか型月×なのはのクロスに粘着しているのがいるみたいだから、その手合いでないかね。
リリブラに某所の感想スレでは随分と色々と。
なのはが型月解釈されるのがイヤらしい。
まあ型月もクロスの場合に、その別作品の側の解釈とかされると嫌がる人がいるし。
厨というのはいずれもかわんないなあという話で。
292名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 14:03:58 ID:9FMPCX8D
殺す覚悟を持つ者と、殺さない覚悟を持つ者。
第三者からすれば前者は効率優先で非人道的に見えるし、後者は非効率で甘ったるく見える、かもしれない。しかし当人からすればこれ以上なく『重い』覚悟なんじゃないだろうか。
例えば古代ローマの拳闘士奴隷と現代のスポーツボクシング、そのどちらでも戦う者が全てを賭けた真剣勝負であることに変わりは無いですし、リリカルと型月の覚悟を論議してもケースバイケースなのでは?
293:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 14:54:05 ID:KJeQFIy/
不毛だなw
294名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 15:13:45 ID:whls0XHE
まあ読んでる側からすれば、面白ければどうでもいいってことだなw
295名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 15:24:48 ID:GbUVErlL
つか両作品で殺す覚悟やら殺さない覚悟やら云々なんてあったっけ?
296名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 15:33:53 ID:whls0XHE
人を殺したら後戻りできませんよ的なことをシエル先輩とか言ってたかな。
らっきょでも他人殺したら自分を殺せなくなるとかは言ってたが。
Fateでも魔術師が云々はいってたような気はする。

けど殺す覚悟だのなんだのは正直、るろ剣あたりじゃねえかと。まあるろ剣では、殺さずに殺されずに生きていくのが一番しんどいみたいになってたけど。
それでなのはSSでは、上でも書いたけどそこらで批判対象とされてたのは何度か見た。
軍人系のオリキャラとか出して三人娘を甘ちゃんみたいに描くタイプので。
遡ればStSの感想で「非殺傷設定があると緊張感がなくて今ひとつ盛り上がらない」みたいなことを言ってる人はいた。
297名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 16:00:27 ID:GbUVErlL
つまり勝手な押しつけということだな>覚悟云々
298名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 16:11:18 ID:whls0XHE
まあSSで書く分にはどうとでも。
ジャンルにもよるが、二次創作は基本的にキャラさえ抑えとけば設定関係はわりと適当でもすませられる傾向があるように見える。
299名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 16:37:31 ID:KYmILABs
HFの凛は桜を殺す殺す言ってたし実際殺すこともあったが、最後の最後だけは殺せなかったな(そしてそれが正解だった)
やはり愛が最強か

式も殺す殺す言ってたが、むしろ……

>>272
キャスターの魔術、ランサーのルーン、ギルの所有権などの理屈をこねれば疑似開放してもいいと思う
キングクリムゾンな魔術的儀式の描写でもいい
300名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 16:47:01 ID:TEv8bWr0
>>299
その面子ならギル以外は厳しいと思う
特にキャスターはセイバーに使えないって言われて、認めてるし
301名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 18:50:15 ID:ykndg+7W
test
302名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 19:31:31 ID:De6JlZwD
>>292
殺す覚悟・殺さない覚悟だけだと非人道的だけとか甘いとか受け取り方が色々あるからね。
『例え恋人であっても殺す覚悟』
『身内を殺されていても殺さない覚悟』
みたいに言葉を付け足せば、それだけでどっちも重く感じるけど。
303名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 21:33:52 ID:wuz45u2G
覚悟や漆黒の意志うんぬんが話題になっているけれど、私は某ゲームをやってか
らリリカル関係の博士以外と桜,士郎,キリちゃんなんかが嫌いになってきた
ちなみにこういう掲示板では関係作品以外の名前はぼかすのが一般的なのでしょ
うか?
304名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 22:42:40 ID:COxKhRBv
何でこのスレにいるの?って言いたくなるぐらい、嫌いなキャラ多いな
305名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 22:43:12 ID:ykndg+7W
なんだか延々と続きそうなのでここらでブッタ切るぜっ!

EXTRAキャスターが可愛すぎてしょうがないのだが。ケモノっ娘かわいいケモノっ娘。
やったねザフィーラ!これで出番が増えるよ!きっと
306名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 23:00:56 ID:wuz45u2G
>>304
リリカルには英雄はなく、悪党はスカ博士だけ
型月は英雄はパンツはいてない関連、悪党はマーボウ神父くらい
キャラが半端物ばかりなんだもの
ありさちゃんや虎といったモブはのぞいてね
307名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 23:04:05 ID:DmDCjQz8
>>306
>>304は「黙れば?」っていいたかったんじゃね?
308名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 23:25:58 ID:SSi46hxP
そうはっきりいってやるなよ
せっかく>>304がオブラートに包んでくれたんだから
309名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 23:28:24 ID:wuz45u2G
オブラートなんかいらない
こちらははっきり言ってもらわないとわからない
京都の言葉の文化を高尚だということをどうしても理解できない
人間ですから
310名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 23:32:43 ID:whls0XHE
なんだ、ただの煽りか…。
そうでなければ空気がよめてない人だな。
どっちにしてもスルー推奨、と。

EXTRAはネタ的に愉しみではあるんだけど、まだでないからなあ。
311名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 01:46:59 ID:XYzDKuU9
エクストラは確かにキャスターが楽しみで仕方がない!
セイバーもFateと違って巨乳に見えるから楽しみだけど、やっぱ胸を強調してるキャスターの方がいい!
胸なんて飾りですとか言うけど、人間飾り一つで化けるぞ
殺す覚悟がどうというより、キャラとして大事なのはおっぱいの有無だ!
312名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 02:02:44 ID:0jA7UcIy
そういえばエルキドゥにはおっぱいはあるのだろうか…。
気になる。
313名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 15:14:23 ID:FDk+y+U+
六課を戦闘力順に並べるとどういう順番になるんだろう

>>311
つ ビネガー自重
314名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 17:00:19 ID:cHAHTEnO
>>311
豊かな者、貧しい者との間で「話し合い」になりそうだ
315名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 18:36:13 ID:0jA7UcIy
美乳、微乳、巨乳、……等しく価値があると思うがな。
316名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 18:43:53 ID:7/6bpqKO
おっぱいに貴賎無しって六課の人が言っても説得力無いよな
317名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 19:25:22 ID:9AitE+DK
9歳児と合法ロリ(約云百年)と生後5年x2を除けば結構なダンゴ状態だと思う…と思う。
318名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 22:26:19 ID:gOYdtPKx
コンプエースのクロスはもう二度とやってはいけないレベルだった
319名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 22:51:55 ID:cjo/N/Ik
そんなマズイ内容だったのか>対談
武内が金髪萌えーフェイト萌えーで暴走したとか?

26日までネタバレはやめてね
320名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 23:08:03 ID:gOYdtPKx
>>319
一言で言うなら君らが書いたほうが遥かに良いって言わざるを得ないほどのもの。
321名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 07:06:59 ID:JoHFsiZ+
サーヴァントがなのはさん(笑)にお話でも聞かされたんかい?
322名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 07:36:49 ID:DjXNXhjM
プリズマとはいえイリヤの魔法少女力が1万あったのが驚き

最初から分かっておったろう、お祭り企画だし武内だけ得するというのは
323名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 12:54:45 ID:tRVYe5K6
魔法少女力ってなんぞ?
増えたり減ったりするのか?
324名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 17:01:54 ID:PPQRytnz
まあ、超人強度とかと一緒で、唐突に出てきていつしか定着してしまう謎数値だろう。
325名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 17:45:03 ID:Kl32PuEX
魔法少女力は一定の年齢に達すると減少し、変わりに魔法熟女力が増加してリンディ女史のように不老エネルギーへと変換される物らしい。
おや、東の空に桃色の光が集まっていく……ジュッ
326名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 21:30:27 ID:lbbKMQiO
Q 魔法少女力とはなんですか?

A 何歳になっても恥じらいを持たないことです。by ルビー
327名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 21:45:19 ID:GfW9hEZ8
だったらなのはさんの魔法少女力は53万くらいあるだろ
328名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 21:50:23 ID:IJIUilbI
なのは「私はあと二回変身を残している」
329名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 23:09:57 ID:PPQRytnz
>>328
まんまじゃねーかw
330名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 23:28:32 ID:tRVYe5K6
ヘラクレスも魔法少女適正持ちじゃなかったっけ
なのは・イリヤ・ヘラクレスを繋ぐ要素ってなんぞ?
331名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 00:05:02 ID:HzirxYm/
>>330
基本がパワー重視の力ずくかな?
なのは:おはなしのための長距離砲撃
ヘラクレス:狂化
イリヤ(プリズマ):散弾・砲撃・エクスカリバー
332名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 13:51:30 ID:IoSeRpWk
魔法少女…。
333:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 14:50:00 ID:+sIZ8Wov
魔法老女・・・。
334名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 20:18:44 ID:3cdsutfh
>>333
屋上
335名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 20:54:33 ID:t0FDAjtZ
奥さまは魔法少女だとキスしたら引退でしたっけ。
リリカルだとStSまでは魔法少女だったから、20歳が基準になるとか?
336名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 21:22:08 ID:0/B7L/69
つまりなのはさんは19歳から25歳にキスを経験したと
337名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 21:42:34 ID:t0FDAjtZ
この場合、同性(フェイトやはやて辺り?)はカウントされるんだろうか。
もし異性のみがカウントだとすると、最有力候補はユーノ(ファンが暴動を起こす)かクロノ(原作派の心情は兎も角リリカルだと浮気)か?
338名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 21:43:21 ID:otORluOT
相手が気になる
フェイト辺りか?
寝ぼけたヴィヴィオと偶然とか?
339名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/26(金) 21:48:28 ID:ev2CWsUV
そもそも魔法少女を自称してないだろw
君達は何故いつもそう真面目に考察を始める

つーかネトゲで高校生演じてるアラフォー凛さんはもっとや婆いのでは
340名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 00:35:40 ID:aGsuo+VG
なのはさん清純派としては、(ヴィヴィオの)母親になったときに魔法少女でなくなったと考えてる

>>339
あの人は時臣が海外でやらかした子孫で別人
ただしスペック・性格は赤い悪魔と同じ
レジスタンスでもある
本編の歴史だと生まれないんじゃないかと思う
341名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 02:29:40 ID:Co6Uoa1x
ちょいと一発ネタが書き上がったので投下します。
342 ◆RS6e28dFvI :2010/03/27(土) 02:35:26 ID:Co6Uoa1x
題名は最後に明かします。それでは投下開始。
343 ◆RS6e28dFvI :2010/03/27(土) 02:36:15 ID:Co6Uoa1x
くっ、こいつは厳しいな」

 一般局員が持つ官給デバイスでもう十体目になるガジェットドローンを狙撃しながらヴァイスは呟いた。
部隊長の八神二佐から警戒するよう通達されていたものの、
まさか本当に公開意見陳述会の日にスカリエッティ一派が襲撃をかけると思ってもみなかった。

「ま、だからこそなんだろうけど、よっと!」

 また廊下の奥からやって来たガジェットを即座に狙撃し、沈黙させる。狙撃は久し振りだが腕は鈍っていなかった。問題は・・・

「数が多すぎるんだよな・・・」

そう、敵は今まで片付けたガジェットだけではない。六課隊舎前では今も多数のガジェット達を交代部隊達が相手しているだろう。
だがこうして屋内に避難した自分のところまで襲撃されているということは、遠からず交代部隊は全滅するだろう。
そして交代部隊が沈黙すればなんとか持ち堪えている自分達も・・・。

「くそ、また来やがった!」

 今度は一度に五体。今使っているデバイスにスコープはついてないから目視で相手に標準を合わせるしかないが、
当然ながらかなり接近を許すこととなる。ガジェット達の移動速度も考えると、この数は少し厳しい。

「それでもやるしかねえ」

 覚悟を決め、一体目に標準を合わせた。

「AAAALaLaLaLaLaie!!」

 その時、鼓膜を揺さぶる様な掛け声と共に、轟音と衝撃が目の前で駆け巡った。
まるで近くで落雷が起こった様な・・・正に文字通りの地を奔る稲妻にガジェット達は粉砕された。

「イスカンダルの旦那!」
「おう、ヴァイスか。良い夜だ・・・と気取った挨拶をしている場合ではないわな」

 目の前に現れたのは、一か月前に次元漂流者として保護されたイスカンダルだった。
普段はTシャツにジーンズと簡素な服装だが、
今はまるで古代の剣闘士の様な鎧の上に豪奢なマントを羽織った格好で、
牡牛に轢かせた古代の戦車に乗っているという奇妙な出で立ちだった。
344 ◆RS6e28dFvI :2010/03/27(土) 02:38:15 ID:Co6Uoa1x
「その格好・・・旦那は魔導師だったんですかい?」
「ふむ?余は魔術師などではないが・・・まあ良い、よくぞ余が来るまで持ちこたえた。
 後は余に任せてうぬ等は傷を癒すが良い」
「任せろって・・・いくらイスカンダルの旦那が強くても限度があるでしょうが」
 
 この男、イスカンダルの強さは恐らくSランク魔導師以上のものであることは見て分かった。
だが今回の相手は無尽蔵と思える数のガジェット達だ。それに加え、戦闘機人も二人出てきている。
流石に多勢に無勢ではないだろうか?

「フフフ、まあ見ておれ」
「いや見ておれって旦那・・・ん?なんすかソレ?」

 不適に笑いながら、イスカンダルが懐から取り出したものを見てヴァイスは怪訝そうに眉をひそめた。
何せイスカンダルが取り出したものはここミットチルダの首都クラナガンでは滅多に御目にかかれないものだ。それは・・・

「ひょっとして、角笛?」
「すうぅぅぅぅぅ・・・」

 ヴァイスの疑問に答えず、イスカンダルは大きく息を吸い、

ブオオオオオォォォォォーン!!

 一息に角笛を吹いた!

「うわわわわ!う、うるせえ!?」

 近くにいたヴァイスは堪らず耳を押える。だが、それでもなお鼓膜を振動する大音量。まるで世界中に響けと言わんばかりだ。
 ・・・そう、それは確かに世界中に響いていた。それどころか世界の壁を超え、次元の彼方まで。
かつてイスカンダルと盟約を交わした勇猛な益荒男達。彼等の耳にしっかりと、王の号令は聞こえていた!

「・・・うむ!」
「ぬっ!」
「おう!」
「むぅ!」

 そして彼等は集う・・・王の下へ!
345 ◆RS6e28dFvI :2010/03/27(土) 02:39:08 ID:Co6Uoa1x
「イスカンダルが呼んでいる!私は行かねばっ!」
「い、いきなりどうしたんですか中将!第一、行くといっても本部ビルの隔壁が・・・」
「フンッ!!」
「な、隔壁を素手で!?」

ある者は壁を破り、

「小さき騎士よ、すまんが我が王のためにそこをどいてもらう」
「ハイそうですか、とこっちが退くとでも思ってんのか?」
「ウオオオォォォッ!!」
「な、なんだ!?」
[ヴィータちゃん、気をつけて!相手の魔力値が急激に上昇中!S+、SS、SS+・・・そ、測定不可能ですぅ!?]
[旦那、一体どこにこれだけの力が・・・]
「WRYYYYYYY!!」
「う、うわあああぁぁぁっ!?」

ある者は自身の障害を蹴散らし、

「へっ、大将のお呼びとあっちゃあ仕方ねえな。カルタス、あとの指揮は任せたぜ!」
「ちょっ、こんな時にどこへ行くんですかナカジマ三佐!三佐?三佐ーーー!!」

ある者は制止の声を振り払い、

「私も行かねばなるまい、いざイスカンダル君の所へ!」
「そうは言っても父様、闇の書事件以来、父様の魔力には封印が・・・」
「ぬうううぅぅぅん!!」
「う、嘘!リミッターを気合いで破るなんて!?」

ある者は枷を千切り、世界の壁を超える。

 彼等の心はただ一つ、我等が王にして盟友イスカンダルに下へ集うこと。王の下へ・・・王の下へ!!

 
 所変わって機動六課司令室。ここでは部隊長補佐のグリフィスを始め、
ロングアーチスタッフ達が次々と襲ってくるガジェットドローンの対処に追われていた。
だが前衛に出していた交代部隊はほぼ壊滅、不在の隊長達に代わって出撃したシャマルとザフィーラもかなり消耗している。
誰もが頭の中に「敗北」の二文字がよぎったその時、異変が起こった。
346 ◆RS6e28dFvI :2010/03/27(土) 02:39:49 ID:Co6Uoa1x

「これは!?」
「シャーリー、どうした!?」
「六課の近くに次元転移反応・・・それに加えて市街地から多数の魔力反応を確認!」
「増援か!?こんな時に・・・!」

 臨時の指揮をとっていたグリフィスは思わず唇を噛んだ。
唯でさえ壊滅寸前で持ち堪えているというのに、増援となるともうどうにもならない。

「待ってグリフィス君、今モニターで確認・・・え?」
「どうしたシャーリー?」

 何故かモニターの前で固まってしまった同僚にグリフィスは不審に思った。まさか新手の勢力が予想を上回るほどなのか?

「こ、これはその、なんと言ったらいいか・・・」
「もったいぶらずに報告してくれ、時間がないんだ」

「・・・おじさんだわ」
「・・・なに?」

 はて、このオペレーターが言ったオジサンとは何だろうか?新型のガジェットの名前だろうか?
それとも混乱のあまりに自分の耳がおかしくなったのか?

「中年のおじさん達が六課に向かって突撃して来てる!」
「・・・・・・はあ!?」


ドドドドドドド・・・。

「この地響きは一体、って何だありゃ!?」

 ヴァイスは思わず我が目を疑った。遠く、市街地と六課を結ぶ橋から道路を埋め尽くすくらいの・・・

「今こそ盟約を果たす時ぃぃぃぃ!!」
「イスカンダル殿、加勢に来たぞぉぉぉぉ!!」
「オラオラオラァッ!!鉄屑風情が俺達のジャマをするんじゃねぇぇぇぇっ!!」
「むううううううん!!」
「ぬっふううううん!!」

おっさんの軍勢が進路上のガジェットを文字通り蹴散らし、一直線にこちらへと向かっている!

「来たか戦友達よ!今こそ我が覇道を示そうぞ!!」

 言うが否や、イスカンダルは軍勢の先陣に舞い降り、そして号令を発した。

「蹂躙せよ!」

 このとき侵入していた戦闘機人、オットーとディードはこのとき聖王の器を忘れた。勝利を、命令を忘れ、己を見失った。

『AAAALaLaLaLaLaie!!』

そして、為すすべなくムサい体臭の中へと呑まれていった・・・。
347 ◆RS6e28dFvI :2010/03/27(土) 02:41:41 ID:Co6Uoa1x
『・・・・・・・・・』

 一部始終をモニターを通して見ていた地上本部の会議室では沈黙が訪れていた。
と言うより、なんと言えばいいのか分らないと誰もが思っていた。
結果からすればスカリエッティの思惑通りにならなかったわけだが、
それを為したのがムサいおっさんの集団というのは、その、コメントに困る。
というか魔導師でない者も混ざっているし、モニターを見る限り全員素手でガジェット達を破壊しているんじゃないだろうか?

「・・・預言は実行されませんでしたね」

 六課に群がっていたガジェット達を全滅させたイスカンダルを筆頭としたおっさん集団は、
今はクラナガン市街地のガジェット達を殲滅している様子を見ながら、カリムがポツリと呟いた。

「なあ、私達って何だったん?何の為にいたんや?」
「・・・・・・」

 一人、空しそうに呟くはやての隣にいたシグナムは返す言葉がなかった。
348おっさんよび ◆RS6e28dFvI :2010/03/27(土) 02:51:23 ID:Co6Uoa1x
はい、投下終了です。出オチになるかなと思って題名を明かさなかったですが、
この短編の題名は『おっさんよび』です。元ネタは分かる人には分かりますよねw
型月もなのはも関係ない某カードゲームのとどめの一撃のアレです。
一度目にしたときからイスカでやれないかなと思った次第です。後悔はしないw

それではここらで失礼します。最後に・・・両作品のおっさんキャラに殺血悪霊!
349名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 17:48:39 ID:aGsuo+VG
くそっ、笑ってしまった
グレアム叔父さんは卑怯だろ
350名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 18:10:52 ID:rPgQ88aW
投下乙でした。
おっさんたち……。
351名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 18:35:30 ID:bVmu/nCf

グレアムさん次元転移しちゃったよ・・・
352名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 19:52:16 ID:ThQDxy3d
クソワロタ
乙です
353名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 20:08:07 ID:745qIQV0
乙でした
おっさんたちに笑った
中年のおっさん達には底知れぬエネルギーを感じてしまうww

354名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 21:17:19 ID:aGsuo+VG
しかしながら、どうして書いたしって感じだw
ぬふううううう
355名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 23:27:19 ID:lc/H6msd
いやでも、書いてくれてありがとうだ。
リリカルにおっさん分少ないから、ここにきての投下で爆笑したわwww
356名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/27(土) 23:40:05 ID:rPgQ88aW
そして、ようやく今月のコンプエースを読んできた。
なかなか、アホっぽい企画で思ったよりよかった。

お祭り企画だから整合性とかはどうでもいいけど、魔法少女二人召喚とか、凛にとって有利すぎるw
あと、イリヤの方は改めて、凛とルヴィアが揃うとなんでもありなんだなと思ったw

しかし公式であそこまでやられると、なんだかなあって感じもw
357名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 01:37:28 ID:7+UtrBBJ
ふと思った
スベ子さんの正体ははやての皮をかぶったアンリではなかろうか
358名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 03:49:21 ID:FQCChr80
投下乙です。クソワロタ。ミッドチルダのおっさんすげえなwww
中年オヤジに蹂躙される美少女二人…
359名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 07:49:38 ID:iGvsJEPY
誰か、エア持ってこいw
360名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 11:45:56 ID:uZXwynet
>>357
……過去・知識とかの面を除くとアンリは皮の反転でしかないよ
つまり、闇王(笑)さんは、はやてちゃんの秘められた一面だというのか
361名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 13:36:42 ID:HkkixQ6f
>>360
そうするとフェイトの秘められた一面がアホの子になるのかな
362名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 13:51:49 ID:e9gBTdI8
心を病んだプレシアの娘だからフェイトの性格が本編の物になったわけで、もしも普通に育てられたならアホの子になっていた可能性があると?
363名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 13:52:04 ID:NJ0T/Fhl
その伝でいうと、星光さんのような慇懃でバトル好きの側面をなのはさんはもっていると……。
364名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/28(日) 13:57:40 ID:NJ0T/Fhl
>>362
アリシアが僕っ娘のアホの子になってた可能性か…胸が熱くなるな。
365名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/29(月) 12:12:17 ID:SjOH3fJv
アリシアがアホなわけないわ!
アホの子はフェイトよ1111!!!!


六課に農業体験させてみたい
監督・佐々木小次郎で
366名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/29(月) 14:50:29 ID:DOE0G3rB
リリカルでホロウみたいな『カオス的日常』をやったとしたら、シグナムが『ジャン、ケン、死ねぇ!』をやってくれるはず。
で、アヴェンジャーがアホの子だろうか。
367名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/29(月) 16:32:01 ID:aZ6bh7Sr
そういうギャグ風なSSというのはすでにあるよね。
ホロウ仕立てでみんな混じってるというのなら、リリブラの外伝みたいなのが。

えーと、リリカルなのはの設定でホロウというと、闇の書の中での夢として見せられたはやての世界とかかな。
そういう感じのSSも型月とのクロスでないでもない。

そうか。終わりのない半年間を続けているはやてを救うために、カレンが干渉するとかありか。
面白いシチュではある。
368名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/30(火) 11:36:43 ID:h55USDB+
闇の書の闇にアンリマユが取り込まれてフェイトをはやてのところまで案内?するとか
不思議の国のアリスみたいに
もちろんクイーンは、はやて
369名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/30(火) 21:51:28 ID:we7I3KHL
http://image.blog.livedoor.jp/michaelsan/imgs/9/6/964559cd.jpg

なんだこれwww
見つけた瞬間吹いちまったじゃねえかwwwww


CW-AEC02X
「Strike Cannon」

本機は管理局ミッドチルダ地上本部および本局遺失物管理部からの依頼を受け、ヴァイゼンを拠点とする魔導端末
メーカー「カレドヴルフ・テクニクス」によって陸/空量対応の中距離砲戦端末として設計・製作されている。
現在は本局航空戦技教導隊5番隊・高町班によってチェックと実機運用テストが行われており、テストの責任者は
5番隊・高町班の班長である「高町なのは一等空尉(25)」が務めている。
そのため、当該一号機はカレドヴルフ社の厚意で、高町なのは一等空尉のパーソナルカラーである「ストラストブルー/
シャインホワイト」で塗装されている。

(なお、同二号機も同じく、高町班の副班長であるヴィータ二尉のパーソナルカラー「マグマレッド/ブラックサファイア」に
塗装された状態で納品されて)

通常、魔導端末は術者の魔力をダイレクトに「弾丸」や「障壁」として出力するが、本機をはじめとするCWシリーズの
武装端末は、術者の魔力を端末内部で瞬間編成し、衝撃や硬体破壊砲、防性障壁などに変換して出力する機能を
中核としている。これは「AMF」や「ゼロエフェクト」など「魔力エネルギーの無効化」の性質をもつ敵性存在に対抗する
ための武装であり、「個人装備サイズで実用的な高速魔力変換運用技術」の試験機でもある。
ただ、実際の試験運用にあたっている教導隊メンバーからはいまだ強度や反応速度の不足が課題としてあげられて
いる。このため、近く「実地での試験運用」に回される予定の高町なのは一等空尉用の一号機のみ、本局技術部の
技術官であり、デバイスマイスターでもあるマリエル・アテンザ技術主任が機体の一部に手を加え、高町なのは専用機
としてのチューニングを行っている。
データの多くは公開されていないが、長大な砲身は展開(オープン)状態では砲弾の加速レールとして機能するほか、
綴束(クローズ)状態では「突撃槍」「重剣」としても仕様可能。

レイジングハート・エクセリオン(単独飛行形態)

ストライクカノンの使用によって、両手がふさがってしまう高町なのは一等空尉(25)をサポートするため、レイジングハートが
自ら申請した形態である。
この形態のまま、高町なのは一等空尉(25)の「杖」として振る舞い、高町なのは一等空尉(25)の魔力をその身から撃ち出す
ことが可能となっているほか、機体保護と安定翼を兼ねるブレードエッジは「切断武器」としての特性も持つ。

レイジングハート・エクセリオン(単独飛行形態)

ストライクカノンの使用によって、両手がふさがってしまう高町なのは一等空尉(25)をサポートするため、レイジングハートが
自ら申請した形態である。
この形態のまま、高町なのは一等空尉(25)の「杖」として振る舞い、高町なのは一等空尉(25)の魔力をその身から撃ち出す
ことが可能となっているほか、機体保護と安定翼を兼ねるブレードエッジは「切断武器」としての特性も持つ。



370名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/31(水) 12:40:00 ID:XWjjYvXM
精密兵器で切った張ったやめてええええ
ありがたい聖獣のツノや外典をパイルバンカーにしないでえええ

これが人の業というものか
371名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/31(水) 13:26:10 ID:K+gpkkCD
某モビルスーツのタクティカルアームズにしか見えない
いよいよ今日か
372名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/31(水) 14:05:18 ID:HHt2lO4l
レイハさんがこんな進化を……スバルのキャリバーやヴィータのハンマーが勇者王っぽく進化している事を期待してしまう。
373名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/31(水) 17:22:05 ID:wyW8zj+U
>>369
ガ○ダ〜〜〜〜ム!


もうどうにでもな〜れ!
374名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/31(水) 22:04:54 ID:5R6VADOu
>>369
え? ネタですよね
375名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/31(水) 23:59:38 ID:gUswwDAB
>>369
年齢を繰り返すのヤメテ
376名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 07:28:28 ID:oK4sF1PW
ここじゃサーヴァント≧人間みたいだが、変容、英霊化とかさせないでも
>>369みたいな管理局開発の対サーヴァント兵器みたいなの出せば普通に英霊倒せね?
377名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 08:07:32 ID:cEvZu9rO
サーヴァントの基本設定として人間には絶対に勝てないというのがあるから何を持ってきても無駄だろ
378名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 08:17:21 ID:oK4sF1PW
そんな基本設定、初耳だわw
作品内で普通に勝ってるじゃん
379名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 10:01:58 ID:dj70KbKU
その設定は犬やアンリのやつじゃないのか
微妙に違った気がするが
380名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 10:33:03 ID:nsc0ob4F
サーヴァントは対魔力やスキルがなければ魔術でハメ殺し可能
だから、仮に誰も知らないような対サーヴァント兵器があればあっさりやられる展開も書ける
ただ、そんな話をしたって面白くないと思う
本編でサーヴァントの立場が繰り返して語られるのも、いかに強大な敵であるかや物語の基本構造を教えてるんだから

まぁ、ストライカーやサーヴァントは対策や罠にかけてなお食い破るしぶとさを描ければ、強さが実感しやすい
事前に対策が実用的であることを示す描写があればなお
381名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 10:40:54 ID:9V7n+jNU
いくら慢心していたとはいえUBWで士郎が、HFで桜がギルガメッシュを倒せたのだからサーヴァントは決して『倒せない相手』では無いだろう。
プリズマ設定だと対魔力があっても、魔術ではなく純粋な魔力をぶつければ倒す事は可能だといっているし、魔力にダメージを与える事を主眼に置いたリリカルの魔法なら対抗が可能、っぽく設定すれば良いのでは?
382名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 10:44:08 ID:q7Ja2KOw
未知の敵サーヴァントの奇襲により絶体絶命のなのは達
しかしなんとかその状況を打開し帰還
そして対策を取り再び彼等とあいまみえる〜


ってこれまんまA'sか
383名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 12:05:08 ID:nsc0ob4F
流れを見るに皆の厨魂が復活したのか、それとも公式クロスでなんか発出してきたのか
だから、両方にバトルを絡めるなと都築ェ、武内ェ…


型月のエイプリルフールはツイッター、リリなの関係はなさそうかな
シオンの分割脳内はカオスだった
偽宝具は試しに(半角英字でないが)いれてみたら

「高町なのは」は『石のようにかたいそんな 壊れたアクション』(ライダー専用)
「フェイト・T・ハラオウン」で『破戒すべき 妄想剣製』(発動は自動)
「八神はやて」で『限りなく透明に近い 無限の金属バット』(発動は自動)

なにか、おかしい
384名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 13:21:07 ID:dj70KbKU
エイプリルフールネタワロタ
まさか携帯サイトの魔法使いの箱まで手を加えるとは
385名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 15:10:57 ID:SEPwkXdC
てか対魔力は魔術(この場合当然のことだが魔術基盤を使うもの)と根本的に異なるものは防げないっつってなかったっけ?
5つの魔法を指しての発言だが、根本的に異なるって点は燃料からから発生プロセスまでまるで違う魔導技術も思い切り当てはまる
気がする
宝石魔術は効かないけど、略奪は効く、みたいな感じで対魔力の想定外の攻撃になるような気がする
まあ対魔力が特に高いのはセイバーくらいだけど
386名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 16:50:40 ID:nsc0ob4F
冬木教会は平和だなぁ

C:\Users\Hachikou\Desktop\萌え聖水のページ.htm
C:\Users\Hachikou\Desktop\結局モジャラーは手に入らなかったけど、こ?___ on Twitpic.htm
387名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 17:06:15 ID:lJVrKyMD
シグナム 『約束された 射殺す結界』。発動は[任意]
ヴィータ 『自己封印 眩暈の原罪』。発動は[リリカルな呪文]
シャマル 『無毀なる 必滅の16連射』。発動は[迷子の子犬を保護]
ザフィーラ 『約束された 勝利のBLUSE』。発動は[対魔術自動]

スバル・ナカジマ 『他者封印 青春の結界』。発動は[自動]
ティアナ・ランスター 『他者封印 黄金の鉄槌』。発動は[任意]
エリオ・モンディアル 『破戒すべき 射殺す心音』。発動は[自動]
キャロ・ル・ルシエ 『刺し穿つ 開闢の幻想』。発動は[カッコいいポーズ]

フェイト・テスタロッサ 『後より出て先に断つ キビシスの穴』。発動は[任意]

ヴィータに違和感は、ない…?
388名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 17:50:44 ID:mrChABki
きゃっほー!琥珀さんに返事もらったぜー!
389名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 18:12:00 ID:oCEZjJfY
>>381
プリズマは作者がこの設定は公式設定ではないって言ってる

>>385
略奪の方はサーヴァントにはあんまり効かないと思うけどね
それを言い出すと神秘の仕組みが違うからサーヴァントにはそもそも効かないとかなりかねないし
390名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 18:52:13 ID:ciMOs2Wh
まあ結局、SS書くときは書きたい設定使えばいいって話だな
391名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 18:58:24 ID:SEPwkXdC
>>389
神秘はコンクリートにも宿るから大丈夫さ
コンクリートにすらあって魔法少女にないとかなったら泣けるし

>>390
はまったく同感
392名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 19:11:17 ID:abK4saKG
コンクリ自体に神秘があるわけじゃねーだろ
>>390は正しいけど
393名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 19:23:58 ID:WTge0653
まあ設定は物語のためにあり、物語は設定のためにあるわけではないってことだよね。
作中におかしなところがあるからこの物語はクソッ!とか言い出してたら民話だの神話伝説は読めないw
394名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 20:15:00 ID:Tq2ryW49
コンクリに神秘はないよ
たまに勘違いしてる人がいるけどw
395名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 22:11:03 ID:nsc0ob4F
でも、愛には神秘があるよ
宇宙の法則だし
具体的には英雄王に勝てるし、ぼろぼろになっても遠距離投影できたりする
いつのまにか魔力や体力が戻ってることがあったなら、それは愛の仕業かもしれません

しっかし、フラガラックはチートやでー
じゃんけんの相手は真っ二つ、こいつのお陰で菌糸類は後付け設定しほうだいや
エイプリルフールとはいえ自重しろキノコラックw
396名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 22:21:45 ID:oK4sF1PW
まったく奴はくだらん事考えさせたら宇宙一だな……

何でセイバーがツイッターやってんだよw
397名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 23:00:50 ID:idbx7FMU
まさかの黒豹に驚いた。
一般人のはずなのに…
398名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/01(木) 23:33:57 ID:nsc0ob4F
アンリが全部もってきやがった……俺の負けだぜ、きのこ
399名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/02(金) 07:57:35 ID:RrfWFQSk
>>397
磨伸センセの名が出て噴いたんだぜ
400名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/03(土) 18:02:29 ID:tqVh6dt8
磨伸先生ネタとのクロスは無理かなあとか思ったりはする。
具体的にこれこれこうしたいというのはないけど、あの世界になのはたちがいても別に不思議はなさそうなw
401名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/05(月) 21:27:09 ID:B+B0EuyK
特に理由はないのだが、若返りの薬を飲んだはずなのに容姿がほとんどかわらないリンディさん、という電波を受信した。
402名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/06(火) 19:53:04 ID:cYeNk7+u
また規制喰らった……
403名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/06(火) 19:54:08 ID:cYeNk7+u
と思ったら届いた。
そろそろ投下時かなぁ、と思わせぶりな発言を残しておくぜ
404名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/06(火) 20:29:08 ID:P9YislpG
あーあずっと規制くらってりゃいいのに……
405名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/06(火) 21:05:59 ID:3yWt7aV6
とりあえず投下楽しみにしています。
406名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/06(火) 21:23:30 ID:nQXWJb1q
待ってます
407名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/06(火) 21:38:22 ID:2QTS9IIY
>>401
若返りというとギルのアレがあるな。
性格まで戻るみたいだから、是非中将あたりに飲んでもらいたいがw
408名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/07(水) 03:37:04 ID:R/dJOcMq
若返ると昔に戻る…というのは、以前にも書いたが、なのはさんたちが九歳になってのStSとか見たいなあ。
それだけでネタになるので、別にクロスにする必要はないけど。
409名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/07(水) 23:50:41 ID:8mHLz7BZ
飢え・・・っ!
圧倒的・・・飢え・・・っ!
この渇きを満たすもの・・・
それは・・・投下・・・・・・っ!

つーことで楽しみにしとります
410名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/08(木) 02:43:00 ID:Hrt++RBW
くどいよ
411名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 00:01:50 ID:E5DzL3ih
規制うぜえええええええええええええ
412名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 13:10:21 ID:8yRcstGt
なのはさんじゅうきゅうさい
413名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 13:16:45 ID:8yRcstGt
おお、書き込めた
バビロニアの神よ感謝します
 
さて、エイプリルフールネタを見逃した人はいるかな?
414名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 13:44:45 ID:OWUDwewA
>>413
蒔寺のアレしか見て無い
415名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 14:11:53 ID:8yRcstGt
「例のブログ」でググるとトップに出てくる季節なブログにまとめへのジャンプがあったよ
メルブラスカイステージとかもここから見れる
あとはニコ動に画像つきまとめがあった
やや見づらいが他は詳しく知らないのでかしこ
 
携帯サイトは男祭り(性転換有)
七夜とかで釣ったホスト風人気投票があった
ただし、実際に選べるのはバーサーカーやアルバ、ロア助など
416名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 14:17:21 ID:pi40p9p8
『黄金王のとれたて!萌え聖水 塩味(炭酸) ¥100』とか保存したけど、うpとかよくわからない俺は貧弱一般人
417名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 17:18:32 ID:GioGoG+/
ハイセンス
418名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 17:46:47 ID:8yRcstGt
ハイセンス

ごーるでん冬木くんってレジアスに似てね?
一日署長のノリで並ばせてみたい
419名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 22:22:43 ID:IMYKNBAQ
>>414
美綴のあれを見てないと申すか
420名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/09(金) 22:42:42 ID:8yRcstGt
美綴にバルディッシュを渡すとああなるのか
421名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/10(土) 17:18:12 ID:kgjYUzng

鮮花>|禁忌の壁|>秋葉>火鉈>|良識の壁|>
ティアナ>式(織)>美由希>大河>イリヤ>セイバー>巻奈
>フェイト>朋里>なのは>秋葉(四季)>桜>
一成>綾子>一子>式(要)


暇だからやった
少し後悔してる
兄弟は大切にしよう。
422名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/10(土) 18:37:27 ID:x41d0ZqQ
クロノ「そういうのはよくないぞ」
423名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/11(日) 02:12:20 ID:f6fdLDuF
そういえば最近式の兄貴の名前が要ってことを知った
昔は式におにいちゃん、識に兄貴って呼ばれていたそうな
そして現在式にはニートと呼ばれている
424名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/11(日) 11:29:32 ID:N7EeV6YZ
それを考えれば、

ヴィヴィオ「おふくろ(なのは)」「ババア(フェイト)」

こんな時代がくるのか
胸が熱くなるな
425名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/11(日) 13:24:55 ID:ipTK25Vd
ヴィヴィオはそんなこといわない
426名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/11(日) 16:30:26 ID:Y6wB/sZ9
StSラストに出てきた聖王ヴィヴィオは見てきたものを模倣する、FFで言う所のラーニングのような技術を持っていた。
つまり、魔王なのはの姿すら、いつか模倣しきるという事……!
427名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/11(日) 17:24:16 ID:XGP4ZPHP
ハハハ、お嬢さん
イロモノ扱いはお好きですかな
428名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/11(日) 23:45:43 ID:N7EeV6YZ
どうせなら裸王を見習ってほしいものです
429名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/11(日) 23:52:00 ID:8sIuoXKC
おすすめ作品教えて下さい
430名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月) 15:33:37 ID:zrAHqRIX
431名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月) 17:01:47 ID:RpOGOwIK
>>429
商業だけど

『異次元騎士カズマ』シリーズ
『されど罪人は竜と踊る』シリーズ
『吸血鬼のおしごと』シリーズ
『グインサーガ』シリーズ
『宇宙英雄ローダン』シリーズ
『炎の戦士クーフーリン』
「ギルガメッシュ叙事詩」

特にローダンは是非とも完読してきて欲しい
432名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月) 18:07:22 ID:Impnjwrv
なんという外道…
特に前半
433名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月) 19:24:17 ID:LgyvGW0m
>>431
四つ目が酷い
434名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火) 09:18:16 ID:gHvb34Nn
あいおーん
435名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火) 12:11:35 ID:MIsO2Crw
なんで型月のキャラは狂化すると歯がギザギザになるの
436名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火) 15:54:28 ID:tLktB4Pi
古来から受け継がれる伝統的(?)な手法なんでしょう
437名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火) 16:22:13 ID:M32OpEAs
そんなん型月だけじゃないじゃん
438名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火) 18:20:17 ID:jg8/TUuD
そういやヘラクレスの肘の突起はバーサーカーになったせいらしいよ


さて、三馬鹿サーヴァントが全裸で召喚inミッド、軋間さんちの坊ちゃんが魔法の杖を見つけました、BUKKYOUに染まったクワットロ、etc……
いろいろネタを練ってるんだが、難しいなあ
素人芸はオチがつかない
439名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/15(木) 19:20:33 ID:co2aytMk
ドキッ☆半裸だらけの聖杯戦争

セイバー:フェイト・T・ハラオウン
アーチャー:ギルガメッシュ
ランサー:ヘラクレス
ライダー:メデューサ
アサシン:ハサン・サッバーハ
バーサーカー:クー・フーリン
アヴェンジャー:アンリ・マユ


フェイト「私が――――、最優のサーヴァントだ!」
440名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金) 07:29:19 ID:DWn4s6wt
いい加減規制とけて欲しい
441名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金) 07:31:41 ID:DWn4s6wt
お。規制解除されてた。
よかった。
これで連載陣が帰ってくれてたらなおよいんだぜ。

>>439
脱ぐほどに強くなるのがフェイトそんとギルガメッシュ…はっ。
この二人は髪と瞳の色が同じだ。
まさか――
442名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金) 09:11:21 ID:CcqGs7/7
大したやつだ……やはり変態…
443名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金) 09:12:32 ID:CcqGs7/7
うお、まさかのau解除かよ
444名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金) 22:10:05 ID:QE7EAoKN
>>441


間違いない
伝説のスーパーウルク人だ
445名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/17(土) 00:37:38 ID:a51ykUW8
「なるほど。こういう商売があったんか」
「グリフィスくん。シャマル、ザフィーラ、リインと協力してこんな感じのやつ作っといて」
「……六課もサイドビジネスやっとかんとな!」
「ガッポガッポや」











『とれたて!エースの萌え聖水(いちごミルク)』\5000
『とれたて!雷神の萌え聖水(炭酸レモン)』\5000
446名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/17(土) 01:58:33 ID:DxGZwFof
「フ、こちらも負けていられないな、凛?」
447名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/17(土) 09:39:42 ID:t5PuyHZC
『とりたて!紅い背中の燃え飛沫(鉄味)』¥100→¥10
「ライダーったらしっかり値切ってくれちゃって・・・。でもまぁ、値がついただけよしとするか。」

その日、某所の桜の樹に背中から血を垂れ流す男が吊るされているのが発見された
紅い液体を瓶詰めして販売していた少女との関連性は不明
448名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/17(土) 11:06:45 ID:a51ykUW8
取り立てwww
自重せいやw
449名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/17(土) 16:54:07 ID:X+gWyUm1
……秋葉とライダーと忍が集まって血液の品評会をしている、という光景が浮かぶ流れだな。
450名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/17(土) 17:10:59 ID:a51ykUW8
アルクはともかく、なぜさっちんの名前がでない!?

白純「男なら」
ネロ「まるかじり」
451名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/17(土) 17:19:06 ID:5YRSSIIe
硬くて食えたもんじゃねえ胸肉があるから……
逆にフェイトさんの肉は柔らかそうでお勧めですよっと
まぁ、強くなりたきゃニボシを喰いな


どなたか(もしくは本人)、まとめwikiに「おっさんよび」さんの小ネタ作品いれたげたってほしい
自分ちょっとわからなかった
452名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/18(日) 06:08:19 ID:eZCXusqg
支援絵でくらい輝きがないとな
453名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/18(日) 17:55:28 ID:SnXHdKBb
デバイス単品で英霊召喚とかできないかなぁ
454名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/18(日) 21:36:57 ID:kO2ZmxSb
ヴィヴィオが聖王を召喚
だが、大英雄をこの世にとどめるには彼女の魔力では全く足りなかった
そこで聖王オリヴィエはヴィヴィオとの融合を図る
不死身の肉体と偉大な力、そして誰にも言えない秘密を抱えたヴィヴィオは、なのは達の目を盗んでストリートへと飛び出すのであった
―――――そのころ、ミッドチルダでは謎の怪人集団の噂話が広まっていた
暗黒騎士、全裸コート、包帯男、チョコレート工場長、大熊猫、青タイツ、鼠の大群、髑髏男、女装ジャンキー、我
立ちはだかる難事件をバッタバッタと解決する新感覚軍事系魔法少女の闘いが、始まる
455名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/18(日) 22:20:42 ID:SnXHdKBb
魔改造レイハさんならあるいはって思ってるんだ>英霊召喚


>>454
ザフィーラ「まったく。手のかかるお姫様だ」

こんな感じのタキシード狼仮面がいるんですね
456名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月) 18:56:22 ID:C3ptKpmE
>>454
チョコレート工場長ってだれ?
そんなキャラクター両作品の世界にいたっけ
457名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月) 19:19:57 ID:BwDdKPDK
赤い人だろ
見た目で似てる
458名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月) 21:18:43 ID:4izTfP32
このスレで、ヴィータを撃破するという偉業をなした方だな。
459名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月) 23:29:30 ID:C3ptKpmE
>>456
キミ、長生きしたかったら、あれこれ人の事を詮索しちゃダメだぜ?


いつのまにか漫画月姫が最終巻なのな
カバーに有彦が出るとは思わなかった
佐々木少年にこそクロスを書いてみてほしかった
460名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/20(火) 00:03:48 ID:y6rwmkJk
レイハで召喚っていうとどっかの教師思いだしてしまう


月姫どころかガールズワークスさえ、漫画版月姫終わる前に出なかったか
まぁ、わかっちゃいたといえばわかっちゃいたことだが・・・
461名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/20(火) 00:55:57 ID:4kCLlhDP
メガテン…
462名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/20(火) 23:05:13 ID:zgffILnk
先輩はいつもそう!姉さんやセイバーさんといちゃいちゃしたり、クロス先でヒロインを美味しくいただいたり! 
回想だってイリヤさんのことで、私はとっくに死んでて!!
高町さんって誰?フェイトって、はやてって誰ですか?!  (挨拶)


担い手がいないようなので、僭越ながらまとめwikiに◆RS6e28dFvI氏の『おっさんよび』を登録しておきました
なにぶん初めての編集なので何かミスがあったらよろしくお願いします
463名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水) 18:36:34 ID:wGPcB48a
両作品世界で死者蘇生や疑似的なそれの方法っていくつある?
464名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水) 21:58:45 ID:P3nJp3ON
死者蘇生は型月だと第三魔法がそれっぽいが。
サーヴァントの召喚も限定的だけど死者の蘇生に近いわな。
英雄を生前の人格と一緒に実体化させているわけだから。
なのはではレリックウエポンにしたりとかは、あれは擬似的な死者蘇生になるのかよくわからんが。
小説版なのはによると、

「生命蘇生」は魔法における最大の不可侵領域である。
 不可能領域と言い換えても良い。
 魔法は、自然摂理や物理法則をプログラム化し、それを任意に書き換え、書き加え消去したりすることで作用に変える技法である。
 生命を稼動中のプログラムとするなら、死はそれを完全に消去してしまう作業である。
 数行壊した程度ならば修正も可能だが、莫大なソースをすべて完全に消してしまった状態から、同じ状態で復帰させることはできようはずもない。
 そしてプログラムが消えた瞬間に、プログラムを走らせていた容れ物も壊れる。
 壊れた容れ物には、どんなプログラムを入力しても動くことは決してない。
 動かすことは不可能ではないが、それは糸をくくりつけたり機械を入れたりして動かすのとそう大差ない行為であり、元の姿を取り戻すのからはほど遠い。
 それが、魔法という技法から見た「死」の概念である。


とのことで、プレシアは新たな器に記憶を転写できたらいけるんじゃないかと考えたみたいな。
そういうのは哲学的に生き返ったと考えていいものかどうかの疑問は出るんだけどね。
この時点ですでに彼女は狂っていたのかもしれない。
なお、死者蘇生の魔法では「少年魔法士」ってのでは、物質とか霊の構成要素であるエーテルをこねくり回せる能力者が、全ての記憶とかを読み込める悪魔の力を借りたら完全に生前の記憶を持つ当人を復活させることができるということに触れている。
奈須きのこが影響を受けたなんて説もある漫画だけど、全ての記録とかがある根源だの「 」から特定個人の記憶を読み込んで与えることができたら、それは死者蘇生といえるかもと。
いやまあ、それはほぼ英霊の召喚と同じ理屈なんだけど。
もしも型月系で死者蘇生の魔法が今後でてくるとしたら、だいたいこういう理屈かなあとは思う。
465名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 01:36:48 ID:ZkvO9gjV
Hollowでダメットさんが死者の蘇生には「無の否定」「平行世界の運営」「時間旅行」がかかわってくるって
言ってたな
第三魔法でも可能なような気もするが、型月世界だと外気に触れた魂は劣化を免れないって設定があったし、
物質化させるには生前に儀式を行うか、英霊のように魂がある程度原形をとどめている必要があるのかもな

あとレリックウエポンにされて蘇生した人間は秋葉が志貴に使っている式神行使みたいに人間を素体にした
使い魔のような状態になっているのかも
もっともリリカル世界だと人間は使い魔の素体にはできないってことになっているんだが
466名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 15:16:59 ID:6pC9+lEd
>>465
つかダメットさん第三の内容知らなかった可能性もあるんじゃない?
凛曰く第三魔法は魔術協会の中でも秘匿されまくってた禁忌中の禁忌だったらしい
467名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 18:19:52 ID:AL+ohqXm
英霊みたいに魂が保管されてるんなら第三が使えるから、ある意味蘇生と言えるけど
ただ死んだだけの普通の人間には無理じゃないかな
肉体から離れるとすぐに霧散しちゃうって話だったような

時間旅行は分かりやすいけど、無の否定と並行世界の運営で蘇生ってなんだろうな
468名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 18:43:34 ID:dZ8wn0QQ
魔法って意外と知られてないみたいなのにバゼットさんやるな
田舎巫女のくせに

今日はじめて知ったんだけど陸上三人娘のなかではマキジが一番美人なんだってね
ということは、リリカル三人娘で一番は八神はやてちゃんかなぁ
469名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 22:21:11 ID:ToPQq5EL
英霊って、そもそも英雄の魂が昇華して精霊に近付いたもんでしょ?
それを召喚しても既に別者になってると思うのはオレだけか
伝説の内容によっては本当に別人になりそうだし(作中だとその設定が生きてるかは微妙だけどさ)

>>468
マキジが一番ならはやてが一番の理屈はわからなかったが、はやてが一番には賛成だw
470名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 22:47:37 ID:sMY528MP
3人とも外見のベクトル違くね?

なのは:クラスのアイドル的な守ってあげたくなる可愛い女の子タイプ(だたし中身は熱血な漢前)
フェイト:女子高とかで同性にモテまくるお姉さまタイプ(ただし中身はヘタレな乙女)
はやて:地味な儚げ文学少女タイプ(ただし中身は腹黒なタヌキ)

……外見通りのやつが1人もいねぇ
471名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 23:00:11 ID:Vr7VX9C4
マキジと同じ扱いは勘弁やでー
472名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 23:05:49 ID:Vr7VX9C4
!また規制解除か

フェイトさんは男を駄目にする毒婦タイプ、はやてはスレ違いから熟年離婚するタイプと見た
なのは?幻想種でしょう彼女は
我々とは生態が異なる
473名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 23:05:57 ID:8DdC7FVp
ちょ待て。
少なくとも9歳はやては腹黒じゃないと声を大にして言いたい。

19歳? 知らん。
474名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 23:15:41 ID:ToPQq5EL
はやて(19)と琥珀のコンビが六課を引っ掻き回す
平時ならそんな組み合わせもアリかなと思ってしまった

出動がかかったときのコンビは・・・誰ならいけるだろう?
475名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 23:25:48 ID:sMY528MP
まぁなのはキャラ含めてホロウとか歌月やったら、はやてはアンバーやトラ方面にぶっ壊れるタイプだろうな。

あ、なのはさんはセイバーとイチャコラしててくれれば俺はそれで幸せです。
476名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 00:41:58 ID:wzQuFAG8
ところでwikiでリリカルブラッドがえらい勢いで再編集されてるが、あれって作者さんがやってるのか?
477名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 03:25:34 ID:/B1F1MvK
多分、リリブラの人が直接やってると思うよ。
内容のチェックは膨大かつ読んだのが以前すぎて変更はどうしているのか不明だけど、副題が変更されてるのは確か。
そして現存しているそれの全ての編集が終わったら、リリブラの続きが来るんだと信じている。
478名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 10:56:23 ID:DRP+gsPz
>>469
エミヤあたりは別物になった典型なきがするけど、
あの世界では曲解されて広まったと言う解釈になるのではないか?

>>467
無の否定と並行世界の運営で蘇生〜
魂が無いという状態を否定してあった事にするとか、死んでない並行世界からコピペとか、
そんな感じじゃね?

アレキサンダー大王がオッドアイだったという伝承はわりと有名な気がするのだが、
穿いてない褐色の人はオッドアイになってなかったよな?
誰も武内に突っ込まなかったんだろうか?
479名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 11:00:18 ID:11esMIS/
クロス的にはリインに一番ドキドキする正義の味方がいそう>比較


はやての戦闘力(胸囲)には満足できない光の御子
真ソニックの真似をする褌サムライ
駐車場に佇むバーサーカー
夜な夜なすすり泣く騎士甲冑
カリムをスカートめくりする征服王
朝起きたら、なのはとフェイトの間で寝てた英雄王
480名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 11:35:55 ID:sZCB0YGu
はやて「わたし、もうゲイボルクじゃスターライトブレイカーできないねん」
はやて「ゴッドハンドでナインライブズしてくるザフィーラにギガントシュラークで真ソニック…もうラグナロクや……」
481名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 17:03:11 ID:xjvE2m5B
>>480

      ィ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙t,
     彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
     イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r''ソ~ヾ:;;;;;;゙i,
     t;;;;;;;リ~`゙ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    i,;;;;;;!
     ゙i,;;;;t    ヾ-‐''"~´_,,.ィ"゙  ヾ;;f^!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ト.;;;;;》  =ニー-彡ニ''"~´,,...,,.  レ')l. < おまえは何を言ってるんだ
     t゙ヾ;l   __,, .. ,,_   ,.テ:ro=r''"゙ !.f'l.   \____________
      ヽ.ヽ ー=rtσフ= ;  ('"^'=''′  リノ
    ,,.. -‐ゝ.>、 `゙゙゙゙´ ,'  ヽ   . : :! /
 ~´ : : : : : `ヽ:.    ,rf :. . :.: j 、 . : : ト、.、
 : : : : : : : : : : ヽ、  /. .゙ー:、_,.r'゙: :ヽ. : :/ ヽ\、
  :f: r: : : : : : : : !丶  r-、=一=''チ^  ,/   !:: : :`丶、_
  : /: : : : : : : : :! ヽ、  ゙ ''' ''¨´  /   ,i: : : l!: : : : :`ヽ、
 〃: :j: : : : : : : ゙i   `ヽ、..,,__,, :ィ"::   ,ノ:: : : : : : : : : : : :\
 ノ: : : : : : : : : : :丶   : : ::::::::: : : :   /: : : : : : : : : : : : : : : :\

482名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金) 22:49:31 ID:11esMIS/
>>480
俺のはやてちゃんになんてことを!
483名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/24(土) 13:37:13 ID:8ph/5coB
ザフイラ「フレッシュ☆凌辱」
484名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/24(土) 14:37:55 ID:wIKkzSri
はやては犠牲となったのだ……
485名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/25(日) 01:12:45 ID:/A36gWip
シモネタゲイボルグはGなスポットに竿が必ず当たるという技能か。
ゴットハンドは11回までなら果てても自動回復。
486名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/25(日) 18:28:49 ID:gaXjJP0q
スターライトブレイカ―!!!

具体的な話はNGですよ奥さん
ほら、小さい子が興味津津で聞いちゃってるじゃないですか
487名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/26(月) 06:51:26 ID:tQ1tRrUI
ヴィヴィオ、レン、都古『………………』
488名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火) 00:11:56 ID:NAiGpOcz
>>487
そのレンは黒い方か白い方か?できれば白い方にゴミを見る目で蔑んでほしい。
489名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/28(水) 00:16:29 ID:tjJIP2WG
>>488
・・・フィッシュ
まったく、街のゴミ掃除も楽じゃありませんね
あとはあの駄犬にやらせましょうか
490名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/28(水) 16:57:15 ID:lFO0ngPl
……生憎だったなカレン。この程度でくたばれるんならよ、オレは英雄なんぞなってねぇ

>>488
ガキが。そいつはテメエなんかが触れていい女じゃねぇ
だが、男としちゃあ悪くない。ガキのうちはな、馬鹿みたいに愚鈍で構わねえんだよ。つまんねえ知恵つけて、捻くれるの(SM趣味)はその後だ
ああ、手ぇ抜いてやる。アイツには土下座して、おまえに謝ってもらわなくちゃいけねえからな
勘違いするな。貴様に肩入れしているわけじゃねぇ。 俺は俺の信条に肩入れしているだけなんだからよ
さあ、さっさとルーテシアの所で、いっしょに覗き風呂と洒落込もうぜ!
491名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/28(水) 21:08:33 ID:r3SSynnH
>>490
ランサーさん乙です
492名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/29(木) 10:39:12 ID:K0fSGe1s
prrprr――――こちらメデューサ、ルーテシア邸に潜入した。
フェイトほか多数の女性を確認。
ランサー、指示を下さい。
493名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/29(木) 20:39:30 ID:+NqhzlJ5
>>492
今日発売だな
494名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/30(金) 12:10:25 ID:sJr9KBTd
こちらランサー
すでに、風呂場にアルスター流棒高跳びで侵入済みだ

クソがっ、ガキばっかりでオンナがいねぇ!!
ここは仕切り直させてもらうz
495名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/30(金) 12:32:14 ID:BO7jlCyp
>>493
ネコアルクにホイホイついて行って
モンスター山(どう見てもアルザス)で巨竜狩りですねわかります
496名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/30(金) 17:32:23 ID:sJr9KBTd
スネーク!スネエエエエエエエエク!
497名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/01(土) 16:09:37 ID:x7zcNhXI
???「ランサー、風呂場にダンボール箱じゃだめっ…バレたッ!」
???「ライダー!そっちは男の子用のトイレ! エリオが入ってるから!」

???「これは……直接わたしが行くしかないみたいや…」

――――Vividの出番からハブられて悲しいとかの理由やない
――――全てはヴィヴィオのためや
――――なのはちゃん、フェイトちゃん二人の母性がちゃんと成長してるか
――――それをパイオツで確かめたいだけなんや


「八神はやて、行きますっ!!!」
498名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/01(土) 17:58:59 ID:NogB0w7t
この温泉、なんでかようわからんけど湯気で真っ白やな。
景色楽しめんのはアカンような気もするけど、こっちにとっては好都合やでー。

お。あの背丈はヴィヴィオやろか。
よし、こっそり近づいて。
こっそり……、こっそり……。

「って……駄目や、我慢できるかーっ!」

派手に水が弾けるが無視や無視!
お胸さまがすぐに届く距離にあるのに、こそこそなんてしとられへんわ!
後ろから抱きつき! そして揉む!揉む!揉む!



おお、これはゴツゴツと筋肉質で……。
ん?
おかしーなー全然成長しとらへんなー。
ひょっとして筋トレのしすぎちゃうやろか?

「や、八神隊長……?」

……なんで私、エリオの胸を揉んどんのや?
ひょっとして男湯やったとかいうベタなオチか?!
た、退散や退散!

「あらら、ごめんなエリオ。どうやら間違え――――」

間違えしもうたわ、と笑って。
そのまま退散しようとして。






けれど――――その時、ひゅっと強い風が吹き抜けたんや。






湯気が風にさらわれて露わになったのは。
ギリシャの大英雄の、飾らなくも雄々しいその姿――――



後で聞いた話によると。
まっぱでぶっ倒れた私をどう介抱したものかと慌てるエリオを尻目に、
ヘラクレスさんがタオルをかけて外まで運び出してくれたそうなんや。
もちろん、当分の間その件でからかわれることになったのは、言うまでもないやろ……。
499名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/02(日) 13:37:57 ID:NGPCkCmr
わたし達は
ようやく
のぼりはじめた
ばかりやからな

この
はてしなく遠い
覗き坂をよ…

         ―未完―
500名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/02(日) 22:10:34 ID:Lf5PmWuq
バサカさん紳士すぎるwwwww
GJ!
501名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/04(火) 21:37:36 ID:XAYPUJmE
↑の流れを小ネタに載せたいと思うんだが、どっから始めにすればキリがいいかな?

あと、長編『リリカルブラッド』は携帯から見れない話が多々あるんだけど、これって容量の問題……?
502名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/05(水) 01:14:57 ID:1fj+ISJu
>>501
・機種ごとにキャッシュの容量が違うためメモリオーバーになり見られない場合がある
 ちなみにファイルシークのPCサイト閲覧プロキシ(上限2MB。2MB超えると尻が切れる)などを介して
 ページをぶつ切りにする事で回避が可能 


・HTMLタグが閉じられていない場合「このページは表示できません(未対応)」となる
 これはページいじってタグをちゃんとせん限りどうしようも無い
503名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/05(水) 14:26:44 ID:H4Ifx1mX
自分は未対応だったな
その前はブツ切れだったけど
504名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/07(金) 17:52:45 ID:2AvJjqyP
>>502
おお、PCサイトとして見たら携帯からでも読めたthx

久しぶりにリリブラ読んだら、なのはさんタフすぎて驚いたw
ひーこら言ってるようでいて普通に一番戦ってる
ホントはなのはさんの方がサーヴァントなんじゃね?
あとチンク姉が不憫
505名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/07(金) 19:00:49 ID:G4OrblEm
馬鹿魔力なので長期戦が可能。
高い防御力でプロレス的演出がやり易い。
不屈メンタルで諦め知らず。
作中トップクラスの特大砲撃持ちなので自然に必殺技のぶつけ合いができる。
いざとなればブラスターで型月お約束の限界越えバトルもこなせる。

なのはさんの使いやすさは異常。
506名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/07(金) 22:27:49 ID:2AvJjqyP
そして、はやてちゃんの使いにくさは委譲
507名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/08(土) 00:20:29 ID:ZvjPPA6s
うんと離れたところで爆弾投下。チキン戦法特化型。
強力なガードもいるしリアルでやるとこの上なく強キャラなんだけど……
508名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/08(土) 19:00:04 ID:gCiuUNW5
ぶっちゃけリリブラは改変前のやつのほうが面白かった
509:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/08(土) 20:02:37 ID:80TKxMII
>>507
ギル様がガチになったときほうがヤバイような・・・・
510名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/08(土) 20:45:37 ID:0WehSnd+
野球投手たちの話をしているときに戦車砲もってくるようなことは感心しませんな
それにギルの最強性を突き詰めると「ぼくのかんがえたかっこいい戦法」を使いまくる装置になってしまう・・・・・・

はやては高機動が加わったら単品でも突出するだろうなー
そういうことだとサーヴァントの中ではライダー達が相性いい
511名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/08(土) 21:28:03 ID:zO8A6qCi
はやてはサーヴァントと戦う場合どうするんだろうか
単独じゃキツそう
512名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/08(土) 21:39:24 ID:Y+rx0N0G
キツイっていうかガチンコだと六課時代の竜無しキャロにも負けかねないらしいよ
513名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/09(日) 18:59:12 ID:+fsXR9Ta
あの便利結界張って冬木ごと絨毯爆撃か核爆撃すればいいんじゃよ
水平線のはるか向こうっかわから砲撃してなかったっけ?

っていうかそもそもはやての近接無能はブラフ臭がするんだよな
特にユニゾン状態だと
514名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/09(日) 19:06:38 ID:BMdIeqvh
ほんとに無能かもしれんよ?
おなかプニプニかもかも
515名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/09(日) 21:02:14 ID:ndbS85JW
初代リインフォースとのユニゾンならともかくあのちび助とのユニゾンで近接が強くなるとは思えんな
もとの運動能力もさほど高くないだろうし
竜無しキャロ以下は冗談だとしても下から数えた方がはやいのは間違いないんでないか?
516名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/09(日) 21:37:33 ID:I3kGp1DQ
ユニゾンしてのゆりかご突入時とか普通に無双じゃなかった?
近接がどの程度近接なのか知らないけど
517名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/09(日) 22:04:49 ID:H/Z9rr5P
近接ってようは、ベルカの騎士と切り結べるかじゃなかろうか
518名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/09(日) 23:21:09 ID:BMdIeqvh
ベルカの騎士って称号はそんなに安くはないのでは?
サーヴァントの中でも三騎士が特別なように、ベルカの騎士=近接無双の騎士じゃなかったか
519名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 00:46:45 ID:mNKqiNoA
鯖側で残ってるのはバサカ・アサ次郎・キャス子
なのは側はヴォルケンズ(シグナム除)・はやて・新人ズ

はやてルートはチーム戦みたいなノリになるんだろうか
鯖側はバサカが勝手に暴れて大変だろうな
520名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 01:26:12 ID:DYz3ez7A
>>516
単独ではやてがゆりかごで戦うシーンなんてあったっけか
521名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 06:59:22 ID:rT0Rrv06
ユニゾン状態でガジェットの群れに特攻してるシーンなら
戦闘描写自体はなかったがその後普通にヴィータ拾ったりなのはと合流してるから突破はできたんだろう
522名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 16:48:33 ID:fXj//Vzm
>>519
六課の新人はまだ内部に突入してないんじゃなかったっけか?

リリカルブラッドは、サーヴァントが研究目的みたいだけれど、
青子・白レンのほかにアルクやワラキアまで来てたような話が出てたと思う
もしかしたら荒耶なんかも出てきたりして


はやてと言えば、八神家には某アテナ吃驚拳みたいな合体技がないねェ
三人娘にはトリップるブレイカ―、士郎セイバーにはラブラブ・カリバーン、士郎ライダーにはアイアス×ベルレフォーンとあるのに
523名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 17:41:14 ID:EvNkexbA
ヴォルケンリッターには合体技は無さそうですが、連携技はありそうですね。
敵の攻撃をザフィーラが食い止め、動きが止まった所にヴィータがアイゼンで押し返し、敵の体制が崩れた所にシャマルが旅の扉でリンカーコアに蒐集をかけ、苦しんでいる所に烈火の将が介錯するとか。
524名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 18:17:03 ID:7itp8TDf
働け
525名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 20:57:49 ID:fXj//Vzm
>>523
それシグナムの存在意義ないぞw
526名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 21:13:50 ID:47/NfExY
いや、シグナムがレヴァンティンで敵の頬をピタピタと叩きながら、はやてが慈悲をかけて手下に組み込むという手段も……
527名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 22:16:53 ID:SZ0Q+gxW
シグナム:近接足止め(この時点で大半乙る)
シャマル:捕縛
ヴィータ:トドメ
ザフィーラ:各メンバー守護


これでいいだろう
528名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/10(月) 23:57:28 ID:fXj//Vzm
ザッフィーの仕事多くねw

セイバー:突撃
士郎:突貫
凛:派手
アーチャー:はい、スタッフサービスです。

ランサー:斥候
言峰:説教
金ぴか:遊興
529名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/11(火) 21:44:11 ID:dkrfDA3M
はやては投げキャラなんてどうだろうか
これなら近接強化でも差別化が図れる
ランサー、ギル、バーサーカー、一成に混じって相撲の授業ビギンしてみようぜ
530名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/11(火) 22:32:59 ID:aMc/U7X5
>>527
ザッフィーは子守りでしょう、やっぱり
531名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/12(水) 20:04:29 ID:mL0SxHtH
キリトゥグ「ちょっとニトロ+に出張してくるから、うちの娘を頼めるかな」
アイリ「帰ってくるまでにいろいろ教えておいてね!」
532名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/13(木) 18:25:33 ID:Wsg3MKNj
・ザフィーラ1「任せとけ。クランの猛犬の異名にかけて立派な女にしといてやるぜ!」
⇒ザフィーラ2「留守番は得意だよ。ドッグフードもたくさん用意したしねぇ」
・ザフィーラ3「あー、だりぃ腹へった殺してェ――――。……お嬢さんをボクに下さい」
533なのるぎ:2010/05/13(木) 22:56:57 ID:jVYdWcYa
なのぎる異伝の続き、十一時から投下します。
よろしくお願いします。
534なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/13(木) 23:01:43 ID:jVYdWcYa
 ◆ ◆ ◆


「ほう」

 ギルガメッシュの声に、紛れもなく喜色が混じった。
 とるに足らぬと思っていた駄菓子の詰め合わせの袋の中に手を伸ばし、掴んでみたのがことの他、面白い味であった――そんな風な、声だった。美味というには足りぬ。珍味というには珍しくはない。だが、面白い。

「紆余はあれど、早々とそこに至ったのは、褒めてやってもよい――」

「……はい」

 士郎は二刀を下げた姿勢のままで対峙し、突然、ギルガメッシュの前に出現した。
 二人の御神の剣士をして捉え損ねた、神速を超えた神速。
 それをたやすくこの高町士郎は行ってのけた。
 まるで別人だった。

 彼が別人となった理由。それは、極限まで鍛えられた戦闘意志の制御法に他ならない。
 遥かな昔。侍達は刀を抜いた時点で、殺し殺される事を当然のように受け入れたという。それは武士としての心構えからではない。刀の柄を握った瞬間に、彼らは覚醒するのだ。
 殺し合う為だけの肉体、生き残る為だけの頭脳に。
 試合の前に気を引き締める、などというレベルの話ではない。彼らは刀を抜く事で脳の機能を切り替える。肉体を戦闘用に切り替えるのではない。脳が、肉体を戦闘用に作り変えるのだ。
 かくして筋肉は生物が使用するべき方法ではない方法で活動し、血脈は血液の循環ルートを変えて呼吸さえさせなくなる。

 これは、かつて御神の剣士たちも当たり前のように行っていたことだった。
 刀を持ち、構えた時には彼らは他の剣豪たちと同様にまったく別の生物となっていたのだ。
 本来、神速とはこの段階においてなお感覚を速めるために練り上げられた技法であった。
 後代の御神流の者たちがこの制御法を失ったのは、時代が平和になったということ以上の理由はない。戦国の時代では当たり前のように死地を踏み越えねばならず、結果として精神は日常的に練磨され、時に魔性に接して打倒せねばならなかった。
 まさに常在戦場という言葉どおりの戦慄の日々の中で培われた感覚が、平和な時代に残せるはずもない。
 護りの剣である御神だけではなく、暗殺の剣流たる不破にして同然の有様だった。
 もっというのなら、恐らく御神と祖を同じくする永禅不動八門の現存する使い手たちも、今となっては誰一人としてできないだろう。
 二千余流にも達した剣術の達人とその命脈を繋ぐ者たちにしても、江戸期においては数瞬だけならまだしも完全にこの領域に至れた者はほとんどいなかったのに違いなく、現代ともなれば幾つかの流派にその形骸が残るのみである。
 当たり前であったがゆえに技法と認識されることはなく失われたこれとは別に、意識して作られたより高度な神速が現存しているのは皮肉なことであるのかもしれない。

 
535なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/13(木) 23:03:14 ID:jVYdWcYa
高町士郎は夜を疾り、刃を走らせる。

 殺すために人間である心を捨てるのではなく、家族への愛を原動力に剣を振り、未来への希望を糧に必死となれた。
 殺意や敵意は負の感情ではなかった。
 愛情や信頼は正の感情ではなかった。
 心の生み出す、一つの様相に過ぎない。
 殺すために愛を捨てる意味がなく、愛するために殺意を捨てる意味もない。

 愛で人を殺せるのなら。
 憎しみで人を救えるだろう。

 愛も憎しみも哀切も何もかもが肉体を制御するために必要だった。

 その全てを賭ける意志、決定をこそ「覚悟」というのだ。

  
 今の高町士郎は、まさに一個の怪物なのだ。


 音をおいていく程の速さで距離を詰めて突きこんだ八景の切っ先が空を貫くのと同時に旋回して。
 上段から打ち込まれる二つの神剣の刀身を叩いて逸らしてなお踏み込んで下段の蹴りを、
 
 鼻先を掠めて、真上から剣が落ちた。

 脚を振りぬけば、自らの勢いで切断していたのではないか、という位置への落下だった。
 すでに何処かに隠していたというのではなく、虚空から武器、兵器を取り出すのを目撃していた士郎であったが、このタイミングでこの距離でのそれは完全に意想外だったらしく、消えたかの如き速度で回り込み。

 腹部に、爆発的な衝撃を受けた。

 それが、剣から手を離したギルガメッシュの左拳であったと認識したのは、吹き飛ばされたその百分の一秒の後だ。その二秒後に着地して膝をついたが、痛みに屈したというのではなく、短距離走のクラウチングスタートに似た姿勢だった。
 続けての攻撃のために顔を上げて。

「――誇れ」

 英雄王は、無手だった。
 何も持たず、何もせず。
 ただ突っ立ったままで。

 笑っていた。

「遊びとはいえ、我が手ずから拳を振った相手は、神世の頃を含めて五人とおらんぞ。加減はしたが、我の拳であるのに違いない。お前が、そのことを誇ることを許す。未来永劫、世の終わり、輪廻の果てまで誇るがよい」

 空気が――変わった。

 ギルガメッシュの背後に波紋が浮かぶ。現実にはあり得ぬ現象であり、それを波紋と呼んでいいものかも解らなかったが、そのように見える何かだった。それらはすぐに姿を現したが、美由希は一瞥してそのまま座り込み、恭也をして呆然とさせた。
536なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/13(木) 23:04:08 ID:jVYdWcYa

 剣が。
 刀が。
 槍が。
 矛が。
 槌が。
 鏃が。
 
 ありとあらゆる、武器の形をしたナニカが現れた。
 高町家の人間に武器の真贋をはかる知識、骨董への興味はほとんどない。ないが、それらが全て本物であるということは知れた。本物の、何かだ。

 剣を超えた剣であり。
 刀を超えた刀であり。
 槍を超えた槍であり。
 矛を超えた矛であり。
 槌を超えた槌であり。
 鏃を超えた鏃であり――

 先ほどまで彼の手にあった神剣と同等か、あるいはそれ以上の存在。 
 そしてそれらの全てを所有し、従える存在こそが。

 英雄王。
 ギルガメッシュ。

「お前のいるそこはな、古くは戦士と呼ばれる者ならば当たり前に至れた場所だ。
 自分自身のために自分自身とそれ以上のものを背負える、人間以上へと進む道の途上よ。
 神世の昔は、誰もが何かのために己の全てを賭けていた。
 当世ではまるで見かけんが、その中ではお前は見所がある方だ。
 だがな、勘違いするな。
 それらの戦士の悉くを、足元に寄る雲霞の如く蹴散らかしていたのが、我だ。
 自分自身を背負えることが最低限の戦士の条件だが、それの上に立つ英雄とは、自身のみならず目に映る全てのモノを背負う」

 ならば。
 透徹した眼差しで、世界の果てまでをも見通すこの男は――
 

 ――この世の全てを、背負っている。
537なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/13(木) 23:05:09 ID:jVYdWcYa
背負い込めたものの量が力になると、この男は言っていた。
 それはつまり、世界の全てを背負うこの男以上の力を持つ者はいないということではないのか。

 目を細めて自分を見る士郎へと、ギルガメッシュはまた笑いかけた。嘲笑に似ていた。

「言うまでもない」

「…………………」

「――さて、そろそろ、遊びは終わりだ。階(きざはし)の一段目とはいえ、人間以上の者へと踏み出したのならば、雑種なれども、確かに戦士には違いない。戦士ならば、我に挑むのも遊びとはすません。
 全力を出すにはまったく値せぬが、この腐れた当世ではそこに至れただけで上出来というものか。
 我の拳で打たれたことを誉れとせよ。
 そして、死ね」


 裁定は下った。


 英雄王は、遊びをやめると告げた。
 それはすでに、高町士郎は死んだということだった。
 
「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」

 本来、これは闘いなどと到底呼べぬものだったのだ。
 射出される宝剣、神剣、魔剣、妖刀、――ありとあらゆるそれらのモノは、その一つ一つが死の具現だ。当たれば死に、掠っても死に、かわしても次に打ち出されたモノにあたって死ぬ。
 それを士郎は神速を超えた神速で回避し続けた。
 戦場を幾度か巡った彼をしても、これほどのものは経験がなかった。たった一秒の生存が百年の生涯と等価の意味を持つ殺戮の領域。
 さらに驚くべきは高町士郎か。一秒を二秒、二秒を三秒。三秒を四秒、……考えられる限りの言葉を尽くしても、そこに生き続けられているという事実を表現する術は多くない。

「しぶとい」

 業を煮やした、というのではなく。
 ただ鬱陶しくなったというような声をギルガメッシュは発した。
 刹那だが、射出された剣の勢いが弱まった――と思えて。

 士郎は踏み込んだ。

 神速を超えた神速を、さらに超えた、命を削った踏み込みだ。
 一身を刃と変えた、そのような打ち込みだ。

 ――と。

 落ちた。
 剣が。
 先ほど、眼前に落ちたのと同じものであるということを認識できたのは、その煌く意匠の色合いを覚えていたからだろうか。あるいは鈍い輝きを宿す刀身を目に焼き付けていたからか。
 あと数歩で必殺の間合いへと至った、まさにその時に、それは先ほどよりも、さらにそれに数十倍する勢いで砂浜に落ちたのだ。


「父さん!」


 叫ぶ息子の声を、士郎は頭上に聞いた。
 吹き飛ばされ、彼は宙に舞っていたのだ。
 

 ◆ ◆ ◆
538なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/13(木) 23:06:09 ID:jVYdWcYa
気が付けば、士郎は暗黒の世界にいた。

 いや、つい数瞬前に背中に感じた衝撃を「熱い」と感じたことをかろうじて覚えている。全身を動かそうとしてはたせぬまとわりつく冷たい液体の正体にも気づいている。鼻から入り込んで味覚を侵す味を「辛い」と思ったのも忘れていない。

(海に落とされた)

 上も下も解らない。
 ただ、それだけが理解できた。
 意識の断絶があったのは百分の一秒以下のことであったのだろうが、それだけの時間で彼は暗黒の中で何もかもを見失った。
 どちらに向かって手を動かせばいいのか、脚を動かせばいいのか。
 体力は冷たい水の中で失われ続けていた。

(早く戻らないと)

 戻らないと。
 恭也や美由希は、あの二人は自分が吹き飛ばされた瞬間にも戦いを挑んでいるのかもしれない。
 いや、挑んでいるに違いない。
 高町恭也と美由希の戦闘能力、資質はおよそ人の身に達せる極限に近いところにあり、特に美由希の資質は自分以上と思ってもいる。だが、それを知っていてなお、二人がかりであったとしても、士郎には二人がギルガメッシュに勝てるとは思えなかった。
 人の領域を超えた今の自分をしてすら、このざまなのだ。
 三人がかりであったとしても、勝機を拾うのは広大な砂浜の中に一粒の砂金を見出すのよりも難行だろう。
 戻ったからといってどうすることもできるはずがない。
 だが、それを知っていてなおも士郎は戻らなければならないと思っていた。

 何故なら彼は、家族を背負っているから。

 今の状況が彼の無謀の結果であるということは、重々と承知をしていることだが。
 あの大英雄に勝つ術などまったくないのだが。
 それでも、諦められない。
 諦められるはずがなかったのだ。

(戻らないと)

 腕を動かし続けて足掻いても、どうにもならない。士郎は自然と動きを止めていた。
 まずはどちらが上かを確かめなくてはならない。
 全てが暗黒で上も下も解らないこの状況は、まるで宇宙空間にも似ていた。
 似ている――ということは、同じではないということであり。
 違うということである。
 
 浮力がある。  

 潮の流れもある。

 浮力に任せて上に行けばいいはずだ、ということに気づくのに二秒かかった。
 そのままだと潮の流れにもまれて遠い場所にもっていかれるのではないかということに考えが及ぶまで、もう一秒。

(駄目か)

 諦めてはいない。
 諦めたりなんかしない。
 諦めることなどありはしないが。

 状況は最悪だった。
539なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/13(木) 23:07:41 ID:jVYdWcYa
夜の海の水は一秒ごとに彼の体力と熱を奪っていく。
 ここから脱出するために必要な力も、搾り出せるのか解らない。
 そのためにどっちに向いていけばいいのか、それすらも解らない。

(駄目なのか)

 そして、果たしてここから脱せたとして、この海から這いでることができたとして。
 ギルガメッシュとどう戦えばいいのか――

 五体を武器として。
 五情を力と変えた。

 それでも及ばない。
 それでもなお届かない。

 おそらく、自分があと百人いて、百人がともに挑んだとして。

 あの男は、一振りでことごとくを塵芥の如く蹴散らかすことができるのだろう。

 それだけの力の差を感じた。
「戦士」の領域に達せたがために、改めて、本当の力の差というが実感できる。

 あれには勝てない。

 絶望も諦観もなく、そう思う。

 あれは人間とか戦士とか、そういうのを超越した怪物だ。
 怪物を倒す怪物なのだ。
 
 そもそも、なんでそんなものに挑もうとしたのか?

 それは――

『お父さん』

 声がした。

(なのは)

 幻聴だ。
 現実であるはずがない。
 決して聞こえるはずがない声だ。
 だが、決して忘れてはならない声だ。
 
 そうとも。
 自分は家族を背負っている。
 家族のために戦っている。
 それは自分自身の選択と決断があってのものだ。

 そのことを悔いたりなんかしない。
 自分は家族を守るために修羅になると。
 とっくに、そんなことは「覚悟」していたではないか――
540なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/13(木) 23:08:44 ID:jVYdWcYa
と。

 ――修羅では勝てぬ

(?)

 誰かの声が聞こえた、ような気がした。さっきのなのはの声よりも、ずっとはっきりしない声だったが。確かに聞こえたように思えた。刹那にも満たない時間だが、疑念が湧いた。
 
(――何故戦わなければならないのか――)

 目的のためにするべきことは、まだ他にもあったはずではなかったのか。
 ――それも、すぐに消え去ったが。 

『お父さん』

 なのはの声が聞こえる
 
『お父さん』

 大丈夫だ。

『お父さん』

 まだ、イケる……戦える。

『お父さん』

 御神の剣士は、立てる力があるのなら。

『お父さん』

 まだ刀を握ることができるのなら。

『お父さん』

(それは、戦えるということだ)

 神速をかける/感覚を広げる。
 神速ヲかけル/心臓を早める。
 神速をカケる/脳に血を集め。
 神速をかケル/全ての感覚を。
 神速ヲカける/周りの時間を。
 神速ヲカけル/とめてしまえ。
 
 御神流の歩法の奥義である神速は、しかし本来は歩法とは関係がない技法である。
 自分の感覚を早めるための精神集中法、というのが本来の姿だ。
 脳の処理速度を上げることによって感覚は加速し、周辺の時間は遅延しているように感じる。
 その感覚に合わせて、あるいは引きずられて肉体が加速する――というのが現在における御神流の神速の大まかな概要だ。
 これは本来の、過去の侍たちの戦闘法に比して、肉体そのものはノーマルのままであり、ゆえに引き出せる速度というものも限界が低い。

 感覚を広げ、加速させ、周辺の情報をより多くとりこみ、より優位なポジショニングを得るための技法なのだ。
 
 脳の計算処理の上限は、身体のそれよりも遥かに高い。
 ギルガメッシュとの戦いにおいて、最初はそちらを高めることによって限界を搾り出していた。
 今は、
 鼻血が出た。
 限界の限界の限界の限界の限界の限界の、
 ギリギリなどではない。
 命の危険などもうどうでもいい。
541なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/13(木) 23:09:36 ID:jVYdWcYa
 ――――突っ走る。

 自分の位置を確認するために広げられた感覚は冷たい海流の流れを掴み取っていく内に浮力の働きが微かに服を持ち上げようとしているのを察知したのでそちらにむかって体を動かして手を、

 延ばした、時。

 イツしかセカイは一変していた。
 自分が何か黒い渦のような中にいるのだと士郎は気づいた。
 竜巻のようなナニの中心に立っているのだと士郎は気づいた。
 グルグルと回っているものは光る何かだったと士郎は気づいた。

 それらは上の方から零れ落ちていくようにして、

 伸ばした手の先に、ある。
 ソレは、在る。
 ナニかガ有る。

 赤も青も白も。
 そこからは全ての色が生まれて流れていく場所だった。
 生まれた色たちは混ざり合って、下に流れるほどに黒くなってしまっていた。
 
 それなのに、色たちが生まれてくるそこに在る/有るものは、白――いや、無色――虚無。

 ナイものがアル

 士郎の左/右手はソレへと伸びて、

 思う。


(ココは、全てが生まれた場所だ――)


542名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/13(木) 23:35:31 ID:r8Uln3ca
支援いたそう!
543なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/14(金) 02:42:36 ID:CTKTL1B6
おさるさんになっていてすいません。
残りは避難所に掲載させていただきましたので、よろしくお願いします。
544名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:08:25 ID:xVsLFpmw
支援
ということで代理投下てすと
545名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:09:36 ID:xVsLFpmw
◆ ◆ ◆


 海上へと腕が出た。そのずっと真上に、丸い丸い、月がある。
 

 ◆ ◆ ◆


 高町恭也は父が爆風に吹き飛ばされた、そう思ったまさにその瞬間に駆け出していた。
 向かう先にいるのはギルガメッシュ――英雄王。
 勝算などは欠片もなかった。
 だが、そんなことは今の彼にとってはなんの問題にもならないことだ。肉体を動かすのは精神であり、精神を駆動させるのは魂だった。
 その魂が彼に命じたのだ。

 挑め――そして打ち砕けと。

 神速に神速の重ねがけ、感覚を加速させる。周囲の時間は一気に遅延し始めた。
 見える。
 こちらに気づいたギルガメッシュは、ゆっくりと唇を動かしていた。
 止まれ、と言ったのた。
 おろか、と言ったのか。
 そのどちらであったのかを判別する余裕はない。
 視界に突然飛び込んだのは七つの剣。
 いつ飛ばしたのか、それすらも解らずに体を捻り、

 吹き飛んだ。

 自分を囲むように剣は打ち込まれたのだと知ったのは、吹き飛ばされてからの受身をとって身を起こした時だ。

「恭ちゃん!」
「来るな」

 駆け寄ってくる美由希を見もせずにそう鋭く投げかける恭也であったが、その視線の果てに一人立つギルガメッシュが、自分たちを見ていないことに気づいていた。
 やつは――海を見ている。

(父さん……?)

 恭也も美由希も、ギルガメッシュに倣うようにそちらへと眼を向けてしまう。
 やがて、数分の時が経過する。
 いつしか、風はやんでいた。
 静寂とも言える夜だ。
 月下の海の砂浜に、寄せ返す波。
 黒い――海は黒く、闇の領域に見えた。
 古代の人々は、海は異界へと繋がる場所なのだと信じていたという。
 その果てにはある国では地平から暗黒へと流れ落ちる滝があると考えられ、またある国では神と魂の生まれては去り往く常世へがあると思われていた。
 特にこの国では、多くのモノは海の彼方から訪れてきたものだった。
 神々も。
 文化も。
 災いも。
 何もかもが海の彼方より訪れるモノだったのだ。
 恭也も美由希にも、理性と常識がある。あるのだが、それゆえにこそ古来より連綿と伝えられてきた想念を無視できなかったのかもしれない。
 ――広く昏い海に対する畏怖を
 そして二人はまた知識として知っている。
 原初の刻(とき)においては、生命すらも海より生じたのだと。
 遥かなる異界への路であり、全ての母でもある海――

 
 そこから、高町士郎は這い上がってきた。
546名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:12:20 ID:xVsLFpmw
 いや。

「なん……だ?」
 
 恭也は、思わず、呻くように呟いていた。

「……誰?」

 美由希もまた、疑念を声にだしてしまっていた。

 二人は、「それ」が士郎であるのかどうか、一瞬だが自信がもてなかったのだ。
 ずぶ濡れになって海からあがる「それ」の姿は、間違いなく彼らのよくしるはずの高町士郎のものだ。
 だが、違うのだ。
 全てを飲み込む暗黒の深淵であるかの如き夜の海――その一部が人の形となって生まれ出でたかのような。
「それ」はそのような、人とはまったく違う怪物に見えたのだ。

「解せんな」

 と、「それ」を見て、やはり怪物というべき男は呟いた。
 眼を細めて、「それ」を見極めようとしている――ように、美由希には思えた。
 いや。

「直結したようだが、そのような類の器とは思えん。まだ、そこの娘の方が近いだろうが……さりとて、我の見立てが誤っているはずもない――」

 ギルガメッシュは、「それ」を知っていたのだ。
 無言のままに指を差し向けたのは、試すためか見極め損ねたモノの排除のためか、三本の魔剣が虚空より現れて魔弾と化して「それ」に向けて射出された。
 美由希も恭也にも叫ぶ暇すらない。

 だが。

 世にも美しい音を立て、光が夜を裂いた。

 その光こそは「王の財宝」より撃ち出された魔剣であり、夜空に舞ったのは的であるはずの「それ」が手に持つ小太刀で弾き飛ばしたからであった。
 ありえざる事態を二人の御神の剣士が把握するのに――いや、二人に解ったのは魔弾の射出と天に掲げられた黒い小太刀、そして夜空に舞った光から、「それ」がいかなる技をもってしてか、魔弾の投擲を逸らしたのだということだけである。
 恐らくは音よりも速く撃ち出された魔弾を、回避するのならばまだしも人の手によって逸らすなどということはありえない。
 いや、ありえないことなどはこの夜に何度となく起きている。
 その中でも、これは最上の不可能なのだ。
 
 だが、現に目の前でそれは起きたのだ。

 恭也は驚く機能すら麻痺してしまった脳みそで考える。
(打ち込まれた剣のベクトルを、最高の角度とタイミングで逸らした――)
 武術において、「機」だの「拍子」だのとと言われる概念がある。
 ごく大雑把に言うとそれはタイミングと集中力をあわせた言葉であるが、通常の物理学の範囲内でおいてさえ、人は神秘とも言える現象を可能にできる。
 中国武術の高手は自分の倍の体格の大男を打撃で吹き飛ばす。
 合気道の名人は真正面からのストライカーの打撃を撥ね返すこともできる。
 それらは単純な運動力学だけではなく、相手との位置関係、打ち込みにあわせて百分の一秒単位のタイミングを掴み取れて初めて可能な神技の領域だ。
 全てはタイミングと角度の問題に集約される。
 時に枝についた木の葉が銃弾を弾き飛ばすという事象があるというが――
 条件次第で、それは可能になるのだ。


 高町士郎がたった今為し得たのは、それらの神技や偶然を超えた、奇跡の領域の技だった。
547名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:14:25 ID:xVsLFpmw
 
 虚空より世にあるまじき宝剣を投擲するのは絶世の英雄王だ。
 その射線を捉えることだけでもすでに人間には不可能の領域の技であり、身に迫る魔弾を打つなどは人生をどれほどに積み重ねようとも常人にはなし得ぬ大難事であろう。
 ましてその刃に機を合わせて逸らすなどは、太古に活躍した半神の英雄ですらも果たしてできたかどうか。
 夜空を切り裂いた光は遠く暗黒の彼方に消え、高町士郎は掲げた剣をぶら下げるようにおろした。
 そして。
 進んだ。
 一歩。
 二歩。


「いいだろう……」


 その声は、恐ろしかった。
 そうとしか言えなかった。

 一切の形容を許さない、人間の想像を絶した何か。

 その時、まさにこの瞬間に。

 高町美由希と高町恭也は、真実の英雄王とであったのだ。
 金色の王気をその身より発し、天地の全てをひれ伏さんとする絶対の覇者に。
 
「王の財宝」

 声と共に、再び魔弾の射出が始まった。先ほどまでのそれの倍する数の刃が、同じく閃光の速度を以って高町士郎へと襲い掛かる。
 そして。
 それを士郎は回避した。
 どう回避していたのかなど誰にも解らない。
 ゆらりと揺れるだけで、ふわりと動くだけで、魔弾は通り過ぎていくのだ。

「父さん……」

 美由希の声は、掠れていた。
 彼女は自分の義父がいかなる領域に達したのか、ようやく悟ったのだった。


 ◆ ◆ ◆
548名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:17:36 ID:xVsLFpmw
◆ ◆ ◆


(見える)
 
 高町士郎は喜ぶでもなく焦るでもなく、ただ事実であることを簡潔に思う。
 先ほどまでの、戦士の領域にある時でさえも光の線が走ってくるだけとしか認識できなかった英雄王の魔弾をはっきりと認知できる。
 それは神速による時間感覚の遅延とは似て非なるものだった。
 いや、あるいは異なるようでいてその延長にあるものだったのかもしれない。

 士郎の視界には様々なものが見えていた。

 それを「見えている」と視覚としての言葉で語っていいものかどうか。砂粒より細かい匂いの微粒子の動き、流れが「観え」る。砂浜をぬらす海によって冷えた温度の様相が「観え」る。
 この世界を構築する、ありとあらゆる存在の流れとその様相が「観え」るのだ。

 神速の神速の神速の神速の――その果てにあるところが、ここだった。

 ギルガメッシュは見る場所が違うと言っていた。まず敵を見るよりも先に自分自身を見なければならないと言った。そして観た。自分自身のありようを知った。

 だが、その先は?

 自身を見た後に、敵を見た。あまりにも強大で強烈な存在だった。勝てないと解った。自分自身をどれだけ弄ろうとも到底至らない。

 だが、その先は?
 
 ……暗黒の海の中で、高町士郎は多分、世界を見た。
 あれは世界だったのだと、士郎は思う。世界ではなかったかもしれないが、あるいはその全てに繋がる何かだということは確信できた。
 勿論、彼は知らない。
 あれが根源≠ニも言われる全てが生まれ出て、還り往く場所なのだと。
 あそこに生きながら至ることをこそ、世の求道者たちは望んでいるのだと。

 そこに至った時、高町士郎は知った。

 己とは世界の一部であり。
 世界とは己の一部なのだ。 
 
 個は全、全は個――言葉にすればありきたりのものでしかなかったが、真実とはそのようなものだった。

 それを知識としてではなく、感覚として認知したこの瞬間に、高町士郎はこの境地にいた。
 過去の剣聖と呼ばれた者たちをして、ようやく至れた場所に、高町士郎はいた。  
 
 今の高町士郎は世界の一部であった。
549名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:18:53 ID:xVsLFpmw

 大地をどれほどに穿とうとも地球を割ることなどできはしない。
 海の水をどれほどに汲み上げようとも大海が尽きることなどありえない。

 どれほどの戦士だろうとも、あるいは覇者であろうとも、世界という単位の前にしては小さな個でしかなかった。
 それはギルガメッシュだろうと同じだ。
 今の士郎の目から見たら、確かに美由希や恭也に比してその圧倒的な存在感は強大ではあるが、それだけだった。

 生も死も超克した、世界そのものと一つになった今の高町士郎にしてみれば、何を恐れることがあろうか。
 今の彼には、どうすればギルガメッシュを殺せるのかが解る。
 いや、より正しくには彼がギルガメッシュを殺そうとした意志が、その世界の法則となって結果を導くのだ。
 押し寄せる魔弾などどれほどのこともない。
 現に最初に弾き飛ばしたそれ以外は、彼のいた位置を通り過ぎて虚空の果てへと消え去っていた。
 回避するだけでは英雄王へと近づくことすらできないが、それはまだその時ではないというだけのこと。
 
 その時がくれば――


 突然、士郎の背後で黒い魔物が現れた。
550名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:21:53 ID:xVsLFpmw
「――――!?」
「――――!?」


 美由希と恭也は声もなくそれを見た。
 
 魔物と見えたのは、波濤だ。
 それはまるで暗黒の怪物が立ち上がったかのようであった。
 突如として生じたそれが、最初の魔剣が海に落ちた時の衝撃によるものであるということに、遂に二人は気づかなかった。
 いや、二人だけでなくギルガメッシュですらもそのタイミングで波が現れるなどということは察知しえなかったのである。
 
「―――――!」

 万分の一、億分の一あるか否かの、集中力の途切れというにはあまりにも儚い微かな刹那の刻。
 本来、虚を突かれるなどということのない僅かな瞬間。
 奇跡の如き――いや、それこそがまさに奇跡なのだろう。

 高町士郎は波に押されるようにして――跳んだ。

 ギルガメッシュの射撃も、それを弾き飛ばす拍子も、落ちた魔弾によって生じる波濤も。
 それが、このタイミングで起きることも。

 全てが士郎の認知の範囲内での、今の目的を果たすために起きるべくして起きたことだった。

 世界の一部である士郎にとって、相手を殺すということは容易いことだ。
 あるべき時に動き、あるべき場所に刃を打ち込めばいいだけのことだ。
 
 全ての存在は、生まれた時より滅ぶことが宿命づけられている。
根源≠ノ直結した彼が望めば、全ての存在が滅ぶべき時間、死すべき急所を把握することができるのだ。

 機会を計って相手の隙を突く、急所を突く、――言葉にすればそれだけのことであり、その究極ともいうべき技。
 歴代の御神の剣士がかつて望み、微かにその糸口に辿り着くことしかできなかった領域。

 斬、貫、徹、の先にある、ただ倒す相手を見定め、その刃を疾らせるだけで必ず命を奪う境地。


 ―――閃―――


 暗黒の波濤の後押しを得ての夜空への跳躍のさなか、士郎は確かに英雄王の体に走る死の線ともいうべきモノを観た。
 そこをなぞれば、ギルガメッシュは死ぬ。そして、それは今や避けえぬ運命となった!

 振り下ろされる八景の軌跡を阻むものなど最早ありえず、あらかじめそこに刃が入り込むのが決まっていたかのように、吸い込まれるかのように刃は閃く。
 それが、森羅万象を貫く大原理であるかの如く――!


551名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:22:47 ID:xVsLFpmw

 だが、知るがいい、剣の聖者よ。
 道理(ルール)は無理に蹴っ飛ばされる。

 この世にはかつて、世界に挑み無理を押し通そうとした者たちがいたことを。
 宿命に抗い、己を貫こうとした者たちがいたことを。
 
 世界に対して我が侭を貫いた者たちがいたことを。

 彼らこそ英雄(ヒーロー)。
 ただ一つの個にして、巨大なる世界に対峙する魂の持ち主たち。


 その頂点たる英雄王が、やわか世界の端末如きに、容易く遅れをとることなどありえないのだと――。
552名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:26:12 ID:xVsLFpmw
「――――――!?」


 刃が届くまであと二メートルという場所で、士郎はありえざることに空中に固定された。
 いつの間にか全身を縛り付けている――それは、鎖だ。
 何処からか伸びて、絡み付いていた。

 ――天の鎖(エルキドゥ)――

 彼はそれの名前を知らなかった。
 かつて世界より生み出された抑止の使者にして、英雄王のただ一人の朋友。
 定められた宿命に抗い、己の望みのままにギルガメッシュを助け、共に戦った――紛れもない英雄の名を。
 その名を冠せられた宝具の銘を。

 仮に道具であれど、エルキドゥの名を与えられたそれが、例え世界そのものが相手だろうと朋友の敵を見逃そうはずがない。

 やがて。
 
 ギルガメッシュは顔を上げた。
 夜の中でなお鮮やかなその真紅の目は、黄昏よりも昏く、血の流れよりも赤い――。
 口元は邪悪にも見える歪み――笑みが浮かんでいた。

 そして。

 その手にあるのは。
 いつの間にかいつものライダースーツではなく、下半身を黄金の戦装束に、上半身を裸となっていた英雄王のその手にあるものは。


(――――――!?)


 今の高町士郎は世界の一部だ。生も死も超克した存在のはずだ。
 それなのに、その背筋が震えた。
 あるはずのない戦慄が駆け抜けた。

 大地をどれほどに穿とうとも地球を割ることなどできはしない。
 海の水をどれほどに汲み上げようとも大海が尽きることなどありえない。

 だが。

 その手にあって、赤黒く捩れた剣のようなソレは――


 それこそは、始まりにあって終末を作り出せしモノ。
 天も次元も突破する、世界を切り裂く螺旋の力――


 ――乖離剣エア


 英雄王はそれを脇構えにも似た態勢から。
 本来ありうるべくことではない、ただ一人の人間に向けて。


 振りぬいた。
553名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 11:27:23 ID:xVsLFpmw


 ◆ ◆ ◆

 
 散り散りになった鎖が、雨のように砂浜に散らばった。  


 ◆ ◆ ◆
554名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 12:07:04 ID:xVsLFpmw
 ざくり、という足音が耳に届き、士郎の意識が戻った。
 
(……どうなった?)

 背中に感じる乾いた砂の感触。赤い何かが視界に生じたかと思った瞬間に、全身を襲う衝撃を感じたのを覚えている。足は、動かない。両手にあるのは、それでも離さなかった愛刀・八景。
 
 ざくり、という足音が近づいてくる。士郎は顔を上げようとしたが、それもできなかった。全身の筋肉がズタズタになっているような気がした。内部に意識を集中しようとしても、それすらできない。

 ざくり、という足音が止まった。視界の昏さがやや濃くなった。自分を前にして立ち止まった英雄王がいるのだと理解できている。手にあるのは、多分、あの剣のようなナニカだ。

(結局、あの一撃で全てが終わったのか)

 赤黒く捻れたそれが、果たして剣と呼ぶべきものであったのか、士郎にも解らない。
 ただ、その真価は発揮されずして彼如きを相手にするには充分に過ぎたのは確かだ。
 そう。
 士郎には解っていた。
 あの時の、あの、自分に向けられた魔風の衝撃などは、本来のアレの全力の威力からはほど遠いということを。
 たかだか二メートルの距離を置いて固定されている相手へ本来のアレを向けたのならば、こんな程度のダメージではすまなかったはずだ。
 こんな程度――恐らく筋肉のほとんどが傷み、骨という骨に亀裂が入っているが。
 恐らくは本当のアレの全力であったのならば、自分などは塵芥と化して原型など留めず消滅していたに違いない。
 
 手加減、というよりも。
 ただ軽く撫でたというのが正解だろう。
 あれは自分などのようなただの人間に向けて使うものではない。
 ただ、世界の一部となった自分に対して使うのはアレしかなかった――のだろう。そう思う。
 
 アレは世界を壊せるモノなのだ。

 少なくともその概念によって、自分を動かしていたあの感覚は打ち崩された。しかし、不本意だったに違いあるまい。かの英雄王の矜持からしてみれば、人間如きを相手に対してのあれは、牛刀で鶏首を刎ねるよりもなお過剰な行為であったろう。
 しかし。
 あえてそれを行ったということは。
 ただ粉砕するだけならば他の手段もあったろうに、こうして原型を留めたように打ち倒したのはどうしてか。
555名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 12:09:42 ID:xVsLFpmw

「……我を殺すと言ったな」

「はい」

 かろうじて、声が出せた。全身は動かせず、くびから上だけはなんとか動く。これが意図した結果だとすれば絶妙の力加減だと思った。

「即答を許す。――いかなる理由を以って我に挑んだ?」

 そう。
 今のギルガメッシュは、それを聞くためだけに高町士郎を生かしていたのだった。

 ただの愚昧ならば捨て置いただろう。
 ただの戦士ならば、やはり殺しただろう。
 
 生かそうと決めたのは、士郎が直結したからだ。
 ――直結、とギルガメッシュは呼んでいたが、つまりは世界との強固な接続によって世界の一部と化したことをさしている。
 世界の一部であるということは、世界の全てを生み出している ≠ノも繋がるということである。
 ただの数秒、数分の間だけそこに至るということは実は人類の歴史からすればそう珍しいことではない。
 名人とも達人とも言われている者たちならば、日常的にそこに至れることも可能だ。
 ただ、その感覚をあそこまで強烈に持ち、保持し続けることは聖人や仙人などのそれこそ選ばれた器を用意して生まれた者たちのみに可能なことなのである。
 高町士郎は達人の領域にあれど、それほどの戦士とか人間とかを遥かに超越したところにまで至るような器ではない。

 だが、常に例外がある。

 時にあるのだ。
 平凡な少女が大国の軍勢を打ち破る将となるような。
 足手まといでしかなかった小物が戦場で鬼神の如き働きを見せるかのような。
 
 歴史――世界そのものが、何かの意志を以っているかのように無名の人物を突き動かすのである。

 先ほどまでの士郎がそうであったのは、まず間違いない。
 ならば理由はあるはずだ。
 
 世界が後押しして、この英雄王に立ち向かわせるほどの「理由」が――。

 士郎はしばし逡巡したが、気力体力ともに尽きかけたこの状態でギルガメッシュの問いに抗えるはずもない。
 一言。


「なのはの、ために」


 と言った。
 
556名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/14(金) 12:12:22 ID:xVsLFpmw
代理投下完了!
1レス内の文章量・改行量の多さから書き込みできないレスは、勝手かつ適当に分割してしまいました
初め以外がすべて該当していたので、けっこう作者氏の意図から外れた切り方が多くなってしまったかも……
GJ投下乙!
557なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/14(金) 13:44:03 ID:1wLDHkRn
やった!
規制解除!
昨日は時間がなくてさるさんくらってから避難所にいれてすぐ帰ってしまいました。
つか一日待ってたらいけたのかよ! なんてこったいorz
そして代理乙でした。

えーと、続きは近い内に。
というか今の規制されてないうちに書いちまおうと。あとちょっとだし。
がんばだ自分。
558名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/15(土) 06:29:50 ID:DAGu63dq
GJです!
士郎さんかっこよすぎだろ……。
これは見入る。
559名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/15(土) 14:32:24 ID:/K5YTwcX
GJ!!
これは世界にとってナノハの父が重要ということ?
560名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/15(土) 19:44:14 ID:+b/vaAF+
なのはが重要なんじゃね?
561なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 09:41:18 ID:9pm8XoCY
それではだいたい書けたので、続きをエピローグまで投稿します。
投下予定は、十時十五分です。
562なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:15:42 ID:9pm8XoCY
 高町士郎は、自分の愛娘である高町なのはの将来について一つの危惧を抱いている。
 
 なのはの器量――容姿としての意味ではない。無論のこと、容姿としても美人になって引く手数多だろうという確信はあるが、そういう 意味ではない。
 人間としての器の大きさ、秘められた潜在的な力が並外れているのだ。
 小学生になったばかりの少女に対して何を大袈裟なと思うかも知れないが、世界を経巡った士郎には上手く言葉にはできないが解るのだ。
 なのはという娘はやがてとてつもなく力を持って――それを使ってものすごいことをなし得るのだと。
 それは例えば、歴史の中に偉人として名を残すことであるような、あるいは伝説に謳われる英雄のようになるのではないかと。
 親ばかでなしに、そう思う。
 高町なのはは、将来とんでもない何かになるのだと。
 だが、それを親として手放しに喜べたりも、士郎にはできなかった。

 御神の剣士として生まれた。
 息子も、そして娘も御神の剣士だった。
 
 並外れた剣士としての資質を備えて生まれ、御神の剣流を受け継いでくれている自分の子供たちは、――しかし、不憫だとも士郎は思っている。
 かつての士郎は御神の剣士として生まれ、生きて、死ぬのは当たり前のことだと思っていた。自分がその家に生まれ、その生き方を選んだのだから、嘆くことなどないのだと思っていた。
 その思い自体は今も変わらない。
 変わらないが、剣士としての一線を離れ、パティシエの桃子と共に平々凡々として暮らしていると思う。この二人にも、自分にも、もっと別の生き方はありえたのではないかと。
 勿論、今から剣を捨てろと恭也や美由希に言うようなことはない。二人のアイディンティティには御神の剣士であるということが重要な要素としてあるのは明白だし、積み重ねられた今までの修行の成果をなかったことにしろとは口が裂けてもいえない。
 それに二人は、自ら選択してここにいるのだ。
 親として師として、それらをなかったことになどできはしない。
 そんなだからこそ、末の娘であるなのはには、なのはだけには、せめて平凡で幸せな人生を送って欲しいと士郎は思うのだった。
 どれほどに人々から賛辞を浴びようとも、偉人や英雄になどにはなって欲しくはないのである。

 士郎はボディガードとして様々な人物に出会ってきた。その中には戦場で英雄と言われた者もいたし、高名な政治家もいた。彼らは確かに傍目には輝かしい日々に生きているように見えた。賞賛と尊敬の的になっているように思えた。
 だが、少し内側に入れば解る。
 彼にには常人より遥かに深刻な苦悩があり、賞賛と尊敬と同じかそれ以上の罵倒と畏怖の的でもあった。
 士郎には、なのはがそのように生きるなどとは想像もしたくなかった。したくないのに、そうなるのだということが明確に想像できた。
 
 それでも、まだ幼い。

 士郎は今のうちなら取り返しがつくと考えていた。
 なのははもしかしたら、将来に多くの人を救うかもしれない。もしかしたら世界の救世主になるかもしれない。
 ――だけど。
 ならなくていい。
 平凡に幸せになってくれるのが一番だと。彼は思う。
 だから、仮になのはの資質を奪うようなことになってもいいと、御神の剣も教えることもなく、本当に平凡な娘として育てた。
 
 そんな中で、この男が現れたのである。
563なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:18:53 ID:9pm8XoCY


 英雄王。
 ギルガメッシュ。


 見ただけで魂が震えるほどの存在。
 恐怖し、畏怖し、感服した。
 恐らくはこの世でもっとも強大なその人を最初に見た時、士郎は「この人がいれば大丈夫か」と思った。
 この人がいる世界でなら、他に英雄やら偉人などは必要ないと。
 なのはの器量とても、このギルガメッシュと比したのならば将来性を加味しても、それでも到底及ばないのだと士郎には思えた。それは願望であったか希望であったのか。
 だが。
 ある日、気づいた。
 たまに彼が訪れる日々の中で、士郎はなのはがこの人に懐き、そして感化されていくように思え出した。
 感化という言葉は適当ではなかったのかもしれない。
 強烈な魂に触れることによって、なのはの精神と魂が磨かれ、本来より早くなのはの資質が露わになっていっているだけなのかもしれない。
 士郎はギルガメッシュの素性を調べたが、それは彼を安心させるような成果に結びつかず、結果としてより彼の焦燥を煽った。
 そして、今日。
 
「お友達ができました」

 なのはが、ギルガメッシュに告げたのを見た時、思った。
 
(この人を殺そう)

 その魂の在り方、生き方がこの人に引きずられ、取り返しのつかないところに行ってしまう前に。
 高町士郎は、そう決めたのだった。
564なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:22:25 ID:9pm8XoCY


 ◆ ◆ ◆


「父さん……」
「……………」

 二人の御神の剣士は、士郎の独白を聞いて黙り込んだ。
 なのはのために――ということは聞いていた。
 そのために命をかけるというのは、あることだろう。
 それでも。

(そのために、人を始末しようと考えるだなんて……)

 美由希は倒れる父を見て、その傍らに立つギルガメッシュを見た。
 なのはの魂が、この人に引きずられていくことは――あり得ることだと、美由希は思った。それは、この戦いを経過したならば思えることではあったが。

「つくづく、愚かな」

 とギルガメッシュは言った。

「技倆は当世では並外れてはいるが、器量の程度は凡夫のそれだな」
「………………」

 そして、笑う。嘲笑に似ていたが、何処か賞賛が含まれていたように感じられるそれだった。 
 無論のこと、それは知ろうに向けられたものではなかった。


「あの娘は、なのはは飛ぶぞ」


「あれの魂は、そういう類のものだ。誰に会うとか学ぶなどということは関係ない」

「どのような形かまでは知らぬが、いずれ飛び立ち、我が侭に飛び続けるぞ」

「そのために世界を変えることすら厭わぬ魂だ」

「落ちるまで飛び続け、落ちてなお歩き続け、倒れてなお這いずって前へと進む魂なのだ」

 それ、は――

「そんな、ことは……」

 解っていた。
 士郎は目を閉じた。
 ギルガメッシュを排除しようとしまいと、関係ないのだと。
 心の奥底では、魂では解っていたはずのことだったのだ。

 それなのに。
565なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:25:45 ID:9pm8XoCY

(それなのに……俺は、馬鹿だ……)

 愚か過ぎて、涙も出ない。
 美由希は何かを言おうと口を開きかけたが、恭也が止めた。今ここで自分たちが何を言おうと意味はないのだと解っていた。

 しかし、なお残酷に言葉を重ねるのがギルガメッシュだった。
 英雄は空気を読まない。
 
「魔≠ェ差したな」

 笑っていたはずなのに、その時のギルガメッシュの声は、何処か重々しかった。
 
「…………?」

 訝る顔をした士郎に向けて、英雄王は静かに告げた。

「時に抑止の力は、道理に反したことに人を衝き動かす。神の去った時代での託宣などは大方がその類だ。直接は知らぬが、そんな抑止の導きのままに踊らされ、救国の乙女と謳われながらも魔女として処刑された娘もいた」

「父さんも、そうだというの?」

 思わず美由希が口を挟んだのは、その娘とやらに心当たりがあったからだった。
 ギルガメッシュは顔を動かして彼女を一瞥すると。

「そうだ」

 と言った。

「現在のこの世界において、この我に立ち向かうこと以上に道理に反したことなどあり得ぬ」

 あまりにも倣岸極まりない言葉であったが、こんな戦いを見せられては文句のつけようがない。
 もしも、仮に歴代の御神の剣士の全てがこの場にいたとして、この男ならばただの一振りでそれらを吹き飛ばせるのではないか――そう思わせるほどの絶対的な存在。
 この男を前にして御神の剣士であるということなど、大した意味などはない。
 美由希をしてそう思わせた。
 さらに続けて。
566なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:28:50 ID:9pm8XoCY
「哀れなオルレアンの乙女のように歴史を動かすほどのことでないにしても、その行動、行為がもたらすことが伏線となってその後の人類に影響を与えることもあろう。
 例えば通り魔の凶行で親を失った子が世の理不尽に怒り、正義の執行者となったのならば、その者の始まりは親を失ったことからであり、通り魔がいなければその者はただの一人の凡夫として人生を終えていた。
 あるいは通りがかりの盗人によって財産を失い、それによって生活の糧のため、必要にかられて世のためになる発明をした男がいれば、やはり男は財産を失うということが契機であった。
 そして往々にして、通り魔やら盗人はこういうのだ。
魔が差した=\―とな。
 そのほとんどは言い訳でしかないのだろうが、その中に抑止の干渉がなかったとは言い切れぬ」

 英雄王は改めて士郎を見下ろした。

「貴様は我を排除したいと願っていたこともあるが、抑止が後押しをしなければ直接に刃を向けることなどなかったろう。その程度には分別があるはずだ。自分で勝てぬと解っていながらも挑むなどということはしなかったはずだ」

「それ、は――」

 違う、という言葉を士郎は出さなかった。ただ、心の中でだけで思う。仮に抑止やら世界だかが自分に干渉した結果だとしても、それを選択したのは自分なのだ。自分の魂が彼に挑むということを決定したのだと。
 剣士として、男として、責任を別の何かのせいにすることなどは決してできない。

「しかし、解せぬ」

 ギルガメッシュは高町士郎の内心などには興味が無いように、そう言った。士郎の理由を聞いても、疑問が晴れぬようだった。

「貴様に世界が助力したということは、我を殺すことを世界が望んだということになるが……我がこの時代にいるということがすでに天意によるものだろうに。世界は何を望んでいる? 何を望んでこやつを唆した?」

 あるいは返り討ちさせて、父の死を糧にさせるつもりだったのか――とまで言ってから、「違うか」と呟き、その手に最初の剣を、天之叢雲剣を持つ。

「まあ、よい。
 大方のことは知れたのだ。あとはことの始末だ」

「………はい」

 士郎は目を閉じた。
 こうなることは、覚悟の上だった。
 殺そうとして、殺されることを考えぬ者は剣士ではない。
 恭也や美由希はどうなるだろうか、どうするのだろうかと思わなくはなかったが、ここまでの圧倒的な実力の差を見せられたのだ。いい加減に心も折れて逃げ出す算段をとるだろう。桃子となのはを連れて逃げてくれるかもしれない。

 ……心にもないことを考えるのは苦痛だった。
567なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:31:31 ID:9pm8XoCY
 この二人が父の勝てなかった相手だろうと、それで戦うことを諦めるはずもない。
 だから。

「一つだけ、願いが」
「ふむ。――いってみろ」
「罪と責任は、私が全て担うので、家族は貴方に挑まぬ限りは捨ておいてはいただけませんか?」

 それでこの英雄王が情けをかけるとも思えなかった。時代を超えて現れたこの王ならば、罪科の報いを一族全員にとらせようとするくらいは平然としそうだった。
 それでも。
 万が一の気まぐれでこの場だけでも見逃してくれたのならば。
 美由希と恭也は仇をとろうと付け狙うかも知れないが、まず生き延びるのが剣士だとは教えている。
 命を狙ってもギルガメッシュを倒す機会はないかもしれない。いや、きっとない。それならばそれは、二人の命が続くことにも繋がる。
 士郎は自分の希望が儚いものだということを自覚していた。
 だが、どうしても言わざるを得なかったのだ。
 
 ギルガメッシュはその言葉を聴いて、「ふん」と鼻で笑った。

「まあ、よかろう。
 貴様は一時でも我を愉しませた。その程度の褒美はくれてやってもよい」

 剣を振り上げる。
 美由希と恭也は動けなかった。
 二人は士郎が何を思ってそう言ったのかを察していた。ここでこの男に挑むということは士郎の意志を蔑ろにするということであり、自分の命を無駄にするということだった。
 御神の剣士ならば――命を無駄に捨てるのは許されない。
 命とは、目的を果たすための道具でしかないが。
 だからこそ。

 三人の御神の剣士がそれぞれに覚悟を決めていたが、英雄王は振り上げてからさらに言う。

「しかし、なのはについては、別だ」
「――――――――!?」
 
「仮初にも我のいる時代において、我をおいて英雄たるべき魂を持つというのは不快だ。
 世界が何ゆえにあの娘をこの時代に生み出したのかは知らぬがな、父である貴様をここまで後押しするほどに重要な存在であるというのならば、いずれ何かの役目を担っているのだろうが――所詮、この時代で英雄となったとしてもたかが知れているというもの」

 英雄の格は、乗り越えた試練の大きさに比する。

 人の祈りの結露ともいうべき勇者とも戦った。
 地の実りの守護ともいうべき怪物を打倒した。
 天の怒りの化身ともいうべき雄牛をも屠った。
 
 世界を経巡り全てを見た。

「その我に比する英雄などは決して現れぬ。それらに匹敵する試練などはありえぬからだ。
 そんな時代に生まれた魂こそは哀れであろう……どの程度のものになるかはまだ解らぬが、あと十年もすればその役割も知れるであろう。見定めた上で、どう処分するかはその時に考える。下らぬ使命ならば、その時は我が命を断ってやるのが慈悲だ」
568なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:35:15 ID:9pm8XoCY

 その言葉を、どう受け止めたらいいのか――。
 士郎の顔に苦悩が浮かんだ。
 覚悟を決めたのに。
 決めたはずなのに。
 
(せめて、一矢でも報いれれば……)

 神速をかけ――ようとして、全身に激痛が走った。
 筋肉という筋肉が悲鳴を上げた。
 脳に鑢をかけられたかのような痛みが頭蓋に響いた。

「この期に及んで、まだ諦めきれぬか。いっそ見事だ。
 しかし諦めよ。
 貴様の娘は、この腐れた世に何かの目的持って生まれたのだ。その宿命に抗えるか否かは、貴様が決められることではない。 
 なのは当人が――いや、世界の支配者たる我の決めることだ。
 そうだな、もしも――……」

 その時になって、ギルガメッシュは言葉を濁した。
 痛みも忘れて、士郎は英雄王を凝視する。
 恭也も美由希も、どう言っていいのか解らない顔をして父と同じく目を向けている。

 あらゆる存在の本質を見抜き、明確に答えを見出せるこの男が、言いよどむことなど――

「そうか」

 振り上げていた手をゆっくりと降ろし、ギルガメッシュは言った。


「こんな世界でも、間引きをすれば多少は見やすくなるな」


 三人の御神の剣士は、この男の言っている言葉の意味が解らなかった。いや、解っているはずだが、脳が理解を拒んだ。それは決して彼らにとって許容できないことであった。
 さらに英雄王は続けた。
569なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:39:06 ID:9pm8XoCY

「倒すべき悪はなく、超えるべき試練もなければ、どれほどに魂を磨こうともいけるところはたかが知れている。
 そうだな、なのはは我の臣下であったな。ならば王たる我が、あらかじめ臣下のために世界を浄化しておくというのも役目の一つか。 
 ふん。――その結論を我に抱かせるために用意した茶番か?
 まあ、よい」

 そして、剣を無造作に放り捨てた。
 天之叢雲剣は砂浜に落ちる前に消失した。

「気が変わった」

「……………?」

「喜べ。使い道のなかったモノの使い道を、今思いついた」

 それはどういう意味であるのか。
 士郎にも解らなかったし、美由希にも恭也にも当然解らない。 
 
 ただ、解る。

「それを使えば、この時代のこの世界も、幾分かはマシになるであろう。英雄も何も生まれる余地もなくなる。――貴様の娘も、望みどおりの平凡な人生を送れる」

 その顔に浮かぶ笑みの、なんたる美しく邪悪なことか。 

「褒美だ。その命、見逃してやろう」

 英雄王は何処からか取り出したものを美由希に放り投げた。狙い過たずその手に収まったそれは、コルクのようなもので栓がしてある小さな瓶だった。中身に入っているのは青色をした液体だ。

「治療の霊薬だ。それをこやつに飲ませよ。一晩もせず回復する」

 エリクサー……という言葉を美由希は飲み込んだ。
 
 ざくり、と足音をたててギルガメッシュは背中を向けた。
 月光の下で、静寂の中で、その姿はあまりにも無防備に見えたが、倒れたままの士郎はもとより、二人も立ち尽くしたままで見送るほかはなかった。
  
 やがて、その黄金の王の姿は夜の闇の向こう側に消えていった。

 三人の御神の剣士は、いつまでもその夜を見ていた。



  
570なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:46:04 ID:9pm8XoCY
 エピローグ



 
 あれから何年か過ぎた。

 あれというのは英雄王ギルガメッシュと高町家の御神の剣士が夜の浜辺で戦ったことであり、しかし霊薬を飲んだ士郎は一晩と立たないうちに完全回復していた。砂浜には戦いの痕跡は残っておらず、あれが本当にあったことのかとさえ思う時がある。
 夢のような出来事だった。
 それでも、神剣と打ち合わせられて刃こぼれした八景や魔弾の射出に切り裂かれた服は手元に残っていた。
 夢ではない――だが、やはり、現実離れしすぎていることには違いなく、士郎は美由希とも恭也ともあの夜の戦いのことにはずっと触れないままだった。
 だから、という訳でもないだろうが、あのギルガメッシュが最後にきてから少しの後で、なのはが魔法使いになった時もそれほど驚かずにすんだ。
 ギルさん――やはり、こう呼んだ方がしっくりくる――が「飛ぶぞ」と言っていたが、文字通りになったことを知って、笑いさえした。
 きっと、ギルさんにしてもこんな形でなのはの資質が開花していくだなどとは思っていなかったに違いあるまい。そう思うと妙におかしく感じる。
 なのはが時空管理局に入って武装局員になると決めた時は、さすがに反対しようと思ったが、その深く強い決意の篭った目を見ては何もいえなかった。
 きっと、なのはに課せられた役目というのはこのことなのだろうと思う。
 なのははそれから様々な事件を解決し、倒れ、立ち上がり、今もまた何処かの世界で飛んでいる。
 いつしか魔法も次元世界も、高町家にとって日常の一部分となっていった。
 そんな中では、家族もギルさんのことを思い出すこともなくなる日も多くなっていたが、少なくとも彼だけは八景を手に取るたび、稽古をするたびにあの夜のあの感覚を思い出し、同時にそれをして及ばなかったギルさんのことを脳裏に浮かべていた。
 あの世界と同一の存在となれていたという感覚には、あの夜から稽古と死線を幾つかくぐりぬけたが完全に至ることはもうない。一瞬だけ、数秒だけだがいける時があって、その時には敵の何処を打てば勝てるのかが容易に解る。
(これが『閃』だ)
 御神流の最終奥儀の領域に至れたということは誇らしいことではあったが、それでもなお勝てぬギルさんのことを考えると素直に喜べなかった。
(いつかまた、ギルさんと戦うことがあるのなら……)
 もう世界の後押しはない、と士郎は直観していた。
 あれは、あくまであの夜だけの一時の奇跡なのだろうと思う。
 一体、世界は何を望んで自分にあんな力を貸したのかと考えるが、未だに見当もつかない。あるいはギルさんの言っていたとおりに、彼にその結論に至らせるための茶番であったのだろうか。そのギルさんの至った結論がどのようなものかさえ、彼には解らないのだが。
(しかし、あれから十年か……)
571なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 10:49:55 ID:9pm8XoCY
 果たして、ギルさんはどうしているのだろうかと思う。
 使い道ができたものとは何だったのか、彼はそれで何をするつもりだったのか。考えても決して答えがでることはない。
 そして、もしもギルさんが今のなのはに出会ったらどう思うのだろうかと。
 管理局員の仕事をしていることを、くだらないと思うかもしれない。
 それともあるいは、立派だと褒めるだろうか――それは、ありえないとは思うのだが。
 ……そんなことを皿を磨きながら考えていた士郎であったが、カウンターの向こう側から彼の妻である高町桃子が話しかけてきた。
「ねえ、なのは達はまだかしら」
「ああ。多分、みんなで合流してからくるつもりなんだろう」
「そうなのかしらね。いつもなら、今頃帰ってきているのにね」
 連絡があったのは、昨日だった。
 最近は休暇でも実家に帰ることはめっきりと少なくなっていたが、なのはは帰る時はだいたい十時くらいには戻っていて、翠屋の手伝いをしているものだった。今は十一時。遅れるという連絡もないし、桃子は少し心配しているようだった。。
「あのなのはに、滅多なことはないだろう」
 士郎が心底から言うと、
「それはまあ、そうなんでしょうけどね」
 桃子は壁にかかった時計を見る。
「たまに帰ってくるんだから、もっと早く戻ってほしいのよ。あんまり久しぶりで、私昨日あまり寝られなかったんだから」
「それはまあ、解るが」
 士郎は自分の妻を眺めているが、きっとなのはのことよりも、ヴィヴィオを一刻でも早く可愛がりたいのだと悟っていた。なのはが最近とった養女であるヴィヴィオについては、親であるなのはよりも、桃子の方がずっと溺愛していた。
(まあ、血のつながりは無いが、孫だからな)
 最初の孫が一番可愛いというが。
 士郎もヴィヴィオは可愛いと思っているので、桃子に対してどうこういうつもりはない。ただ、あんまり甘やかすとなのはが怒るのでほどほどにしようと思っていた。
 一番結婚とは縁遠いと思っていた末の娘であったが、子供達の中で一番早く子供を持ってしまった。世の中、解らないなと士郎は思う。
(恭也も美由希も……がんばれ)
 さしあたっては、彼女のいる恭也よりも、今も特定の恋人のいない美由希の方が心配であるが――
 
 その時、翠屋の扉が開いた。

 珍しく客の入りがない日であった。
 だからという訳でもないのだが、士郎も桃子も、なのはが帰ってきたのだと思った。違うというのはすぐに解ったのだが。
「―――――――」
 桃子が、珍しく言葉を失っていたのは、彼女もまた、覚えていたからだろう。
 士郎と違い、彼女はきっと、懐かしい人がきたのだと驚いてるのだろうけど。
 士郎はあの夜のことを思い出し、脳裏に浮かぶ色あせぬその姿のままの彼へと、言葉を向けた。

「いらっしゃいませ」

「うむ」

 ギルさん――英雄王ギルガメッシュが、十年ぶりに訪れたのだった。

572名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/16(日) 10:57:00 ID:jZeL0IFc
支援
573なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:01:25 ID:9pm8XoCY
 ◆ ◆ ◆


「ふむ……これは、見事だ……」
 とかテーブルについてシュークリームを口にして唸り声をあげる白髪ガングロの男がいる。
 その相席で紅茶を口にして青いアロハシャツの男がいたが、「ふーん」と面白そうに自分と翠屋の店内を眺めている。
(何者なんだ)
 士郎は思うが、見当もつかない。
 解るのは、二人が並々ならぬ使い手であるということ。
 多分、単純な身体能力だけでいうのならば、カウンター席で目の前にいるギルさんよりも上だろうと思えた。それは直観だが、恐らく間違ってはない。
 ただ、その存在の格というべきか――
 魂の激しさ、勁さは、やはりギルさんが勝っているのは確かだった。
(やはり、ギルさんの部下か何かだろうか。叙事詩にはエルキドゥという朋友がいたというが……)
 二人はギルさんの部下というには、あまり敬意を払っているようには見えなかった。だからといって、かのエルキドゥであるとも思えない。だいたい二人というので違うと解る。しかし、ギルさんはそれを捨て置いてる。正直、どういう関係なのかまったく解らなかった。
 さすがの高町士郎にも、一人が抑止の守護者の顕現した姿であり、もう一人がアルスターの大英雄たるクーフーリンであるなどは解るはずも無い。
 ただ、自分では勝てない存在とだけ知覚している。
(この二人を連れて、この人は何をしに来たんだ……?)
 それが気になった。
 カウンター席で紅茶を口に含んでいたギルさんを見ると、十年前のようにジャンプを広げていた。時間が巻戻ったのではないかと、士郎は思った。恭也と美由希が高校生で、なのははまだ小学生で、魔法などは自分たちの身の周りにはなかったあの頃に戻った気がした。
 娘が何処かで戦って傷ついてないのかを心配することなどなかった、あの穏やかな日々に。
 士郎はしばらく目を閉じていたが。
「お久しぶりです」
「うむ」
 ギルさんは開いていたジャンプを閉じ、カップを置いた。
「あれから十年がたった」
「はい」
 と士郎は答えてから。
「貴方は、使い道が決まったものをどうなされました?」
 と聞いた。
 よもや雑種が自分に問うなどということを想定していなかったのか、ギルさんは不機嫌に顔をしかめたが、激怒するでもなくそのままに「あれは壊れた」と吐き捨てた。
「騎士王の一撃でな。次の顕現を持つのも面倒だ。我の定めたることを打ち曲げるとは、つくづくあの女は度し難い」
「……………」
 騎士王というのが誰なのかもやはり解らなかったが、その人が女性であるのだということは解った。そして、度し難いと言いながらもその口元の歪みは笑みのそれとなっていた。まるで、自分に逆らったということを愉快だと思っているかのような。
 士郎は詳細を聞こうともせず、ギルガさんもそれ以上のことを語るつもりはないようだった。
 やがて。
574なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:03:41 ID:9pm8XoCY

「貴様の娘は――なのはどうなった?」
 
 と聞いた。
 さして興味のあることではないが、ついでに聞いたという風であったが。
 士郎は顔を上げて。
 ずっと以前から、ギルさんに再会したのなら。
 なのはのことを聞かれたのなら。
 こう答えよう――そう思っていた言葉を口にしていた。

「飛んでいます」

「何処かの世界の空を」

「きっと飛び続け、いつまでも進み続けるでしょう」

 そうだ。
 あの頃と違っていることは。
 なのはが自分の元から飛び立ったということ。
 
 それはあるいは、魔法とか英雄の資質とか、そんなことは関係なくて。
 親ならば、当たり前に遭遇する出来事の一つであったのかもしれない。

 今は、そう思う。

 きっと、何処の親もそうなのだ。
 きっと、何処の子もそうなのだ。

 親の心配など気にせず、子は飛び続けるのだ。

 なのはもその一人にしか過ぎないのだと、士郎は思う。ただ、その飛べる高さが、ゆける距離が並外れているというだけで。
 誰もが望めば飛び続けていられるのだろう。
 魂の輝く限り。
  
「そうか」

 とギルさんは、言った。静かな声だった。
 それだけを聞いて用は無くなったとばかりに、彼は立ち上がって連れてきた二人に「出るぞ」と声をかけた。
 桃子が待ってくださいと慌てて厨房からケーキを詰め合わせた紙袋を持ってくる。
「久々のお越しなのですから」
「うむ」
 まったく遠慮することなく、鷹揚な態度でそれを受け取ったギルさんは、その紙袋を先に出ようとした白髪の男に押し付けた。少し迷惑そうな顔をしたが、その男は「よかろう」と言って受け取って出て行った。
 ギルさんも続いて進んだが、ふし足を止めて、振り向いた。
575なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:08:43 ID:9pm8XoCY

「それで、貴様は、なのはを、自分の娘をどう思っているのだ?」

 士郎は目を見開いた。
 今まで何度も、何十回もギルさんがどういうことを聞いてくるのかを考えていた。
 様々な問いかけを想定していた。
 その、どれにもこの問いはなかった。
 
 だから。

「自慢の娘です」

 と、素直に口にしていた。
 ギルさんは「そうか」とだけ言って、そのまま扉をくぐった。
 その姿がなくなり、恐らくは彼らがここまで乗ってきただろう車が走り去っているのを見た時、士郎は自分の妻が何かに驚いたような、何処か遠くを見ている眼をしているのに気づく。
「どうしたんだ?」
 心配して声をかけると、桃子は我に返ったように「なんでもないわ」と答える。
「そうか? なんだか真っ赤になってるが……その、奥で休んだ方が……」
「大丈夫よ」
 弾んだ声で答えられ、士郎は「そうなのか」とだけ言って黙り込んだ。


 桃子は、立ち尽くして自分が見たものを思い返していた。
 多分、自分しか見ていなかったのだろうと彼女は思う。
 あの時、ギルさんは、彼女の夫に聞いて、その答えを得た時。
 前へと向き直った時。
 確かにその顔に、見たこともないような笑みが浮かんでいたのだ。
 それはきっと、この笑みを見たいがために、遠く古代のウルクの人々はこの人のために尽くしたのだと思わせる、その笑みを浮かばせたことが生涯の誉れとなるような、そんな微笑みだった。
 桃子は思う。
 あんな微笑をこの時代、この場所で見れることは奇跡にも似たことなのだと。いや、奇跡そのものなのだと。
 そして、それを浮かばせたのは彼女の夫であり、彼女の娘であったのだと。
 それは何よりも誇らしいことなのだと。
 桃子は思う。
 奇跡を起こして笑顔を呼ぶ者を――人は英雄と呼ぶのだと。
 だから。
 桃子は歩き出した。
 向かう先には、彼女の夫がいる。

 彼女にとっての、英雄が。
576なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:10:14 ID:9pm8XoCY


 


「ただいま」
 
 
 そして、もう一人の英雄が扉を開けた。



 

 空は青く、雲ひとつ無い。
 今日の海鳴市は、いい天気だ。 






 なのぎる外伝 おしまい。 





577なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:25:14 ID:9pm8XoCY
というわけで、なのぎる完結のこと。
しかし推敲が甘くて、誤字とかいっぱい残ってる…あとで修正しときます。


それでこの作品について、ちょっと蛇足ですが解説を。
本来、この外伝の部分は、なのぎる本編で描く予定の部分でした。
結局、長くなりそうだとかバランス崩れそうだとかあって、あと面倒だとか。
そういうこともあって、本編ではばっさり省きました。
本編で士郎たちがいなくなっていたことが書かれていますが、それはこの外伝のための伏線です。
いずれバトルシーンの連続であるという予定ではあったので、テンションあげて一気に書き上げようと思ってました。
思ってたのですが………。
気づいたらもう五月も半ば。どうしてこうなった。

いや、理由は明白なんですけどね。
せっかくだからと思いついた描写を全部いれてみたせいだって。
結果として、この時点で外伝だけで100kbとか……なのぎる本編は60kbしかないのに。
本編より量のある外伝とか、高飛びレイクや記憶鮮明じゃあるまいに。
まあとにかく、色々とバランスの悪い作品ではありますが、なんとか完結まで持ち込めたので感慨もひとしおです。
それもこれも、このスレで支援やしていただいたり感想をくださった皆様のおかげです。
おかげで挫けることもなく、なんとか書けました。
同時連載している幾つかのSSもかんとかこの調子で書き上げたいです……。
幾つかはこのなのぎると世界を共通させるつもりでしたが――いやあ、まあ、書いちゃいました。
すでにどの作品であるのかは解ってる人も多いと思いますが、そっちの方もぼちぼと仕上げますので。
お待ちください。

それでは、皆様ありがとうございました。
次の連載をお待ちください。


追伸。
蛇足ですが、蛇足ついでにもうちょっとだけ投下します。
別の世界の話ですが。

30分から。
578なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:31:47 ID:9pm8XoCY
 if 


 それはありえなかった、あるいは何処かの世界でありえたかもしれない物語。





「ふん……」
 黄金の鎧に身を包んだ英雄王は、そう鼻を鳴らし、目の前で倒れる者たちを眺めてた。
 聖杯戦争が終ってから幾度か魔術師やら吸血鬼やら代行者が彼を襲ってきたが、彼はその悉くを返り討ちにしていた。当然のことだった。
 原初の英雄王たる彼にしてみれば、今の時代の魔術師たちなど大した脅威たりえない。死徒たちも二十七祖の上位以外では、ほとんどが彼の前で抵抗といえるほどの抵抗はできなかった。
 あとは抑止の守護者が来るくらいか――と思っていたところに現れたのが、彼女たちだった。
 時空管理局の魔導師と名乗った彼女らは、名前を聞き、このようなことをした理由を聞き、彼を捕縛しようとした。
 彼は名乗らなかった。胡乱な雑種に語る名前などはなかった。
 彼は語らなかった。異世界の者に語る理由ではなかった。
 彼は――

 彼を捕縛できる者など、この世には存在しなかった。

 久方ぶりに、戦いらしい戦いをしたと英雄王は思う。
 すでに協会も教会も、その戦力のほとんどを失っていた。ほとんどの国家がその機能を失っていた。彼に対抗できるとすれば、聖杯戦争に招かれた英霊たちだろうが――その全ては戦いに散り、あるいは彼に敗れ抑止の輪に還っていた。
 だから、今になって出現した魔導師たちには多少の期待はしていた。
 まったくの異世界の存在の持つ異能、魔法がどの程度のものなのか、試してみた。
 結果としては当たり前のように彼の勝利であったが、なるほど、世界を超えてきただけはある。一人一人はサーヴァントには劣ってはいても、この世界の人間の限界を遥に凌駕していた。
 たった十人かそこらに、半時間近い手間をかけてしまった。
「まあ、愉しめた」
 それは紛れも無い労いの言葉だった。
 そして止めもささずに踵を返す。
 その時。

「待ってください」

 声がかかった。
 立ち上がった者がいた。
 英雄王は訝る顔をして振り向く。
「貴様は……」
 最初に吹き飛ばした娘だった。
 司令塔は別にいたが、戦力の要であると彼は一瞥で見抜いていた。別にそうしなければ勝てなかったということではない。ただ、効率を優先しただけのことだったが。
 殺してはいなかったが、当分は立てない程度のダメージは与えていた。遠目であったが、それは間違いない。彼が誤るはずはない。 
 その娘は、白い戦衣を魔力で展開させていた。
 そして、引きずる足で後衛からなんとか彼の目の前にまで歩み寄ってくる。
「私は――」
 巨大な鉄槌が、横合いから彼女を殴りつけられた。展開されたプロテクションが儚く砕け、彼女の身体が宙に舞い、落ちる。地面を二転、三転と転がって、うつ伏せになって止まった。
 英雄王はしばらく眺めていたが、やがてまた踵を返そうとして。
 止まった。
 
 娘は、両手を伸ばして身体を支えていた。

 立ち上がろうとしていた。
579なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:36:11 ID:9pm8XoCY
「貴様……!」
 射出されたのは魔弾と化した宝剣だ。七つ、八つ――総計十五本の魔剣、神剣が娘にめがけて殺到する。
 娘は魔力でその場から跳躍し、瞬間的に二十二の魔力の弾丸を作り出して魔弾に叩きつけた。
 撃墜に成功したのはその中でたった五つ。
 だが、残りの十本の射線からは逃れることはできた。
 それでも大地を穿つ衝撃に身をさらし、吹き飛ばされながら魔導師の杖を握る手で自分の身体を支えて踏みとどまった。
 その姿は、もう決して倒れない――そう決意したかのようであった。
 ギルガメッシュが、英雄王が怒りとも困惑ともとれる形相をとったのは、明らかにその娘にはもう戦えるだけの体力も魔力も残らないほどのダメージを与えたにも関わらず、それでもなお立ち上がったことについてだった。
 それは彼の確信を上回る能力をこの娘が秘めていることの証明となるからだった。
 自分に――英雄王の目を以ってして見極められる存在とは何か。
「何者だ」
 問う。
「私は……時空管理局、武装局教導隊所属……」
 そこまで言ってから、娘はこの人はそんなことを聞いてるのではないと気づいた。
 では、どう答えればいいのかは解らなかったが――

「私は、この世界で生まれた魔導師の、高町なのはです」

 娘――高町なのはは、ふらつく体でなお毅然とした態度と声でそう言った。
 その時にギルガメッシュが眉をひそめたのはどうしてだったのか、彼女にはよく解らなかった。ただ、何処かであったことがあるようなに気がした。錯覚だと思った。
 自分が知ってる人で、こんなひどいことをするような人なんか、いない。

「聞かせてください。なんで、こんなひどいことをするんですか?」

 そうだ。
 この人は突然、この世界で多くの人を殺した。
 何処からか湧き出した黒い何か――それによって、たった一晩で、この世界の人口の五分の三が失われた。
 それがこの世全ての悪ともいうべき何かであるということは、解ってる。事情を知っていた魔術師と接触して、管理局はことの次第を知ったのだが、管理外世界であることやまったくの未知の存在に対しての対応は遅れた。
 協会や教会の存在なども管理局を躊躇わせる理由だった。
 彼らが戦闘力を失った頃になってようやく先遣の魔導師たちを送れたという体たらくだ。
 こうして派遣された、それでも管理局でも最高戦力といえる教導隊の最精鋭に夜天の王と叢雲の騎士、そして執務官を加えた管理局でもこれ以上はないという布陣であったが――。
 高町なのはだけが、今こうしてやうやく立っていられている。
 
 ギルガメッシュはしばし沈黙したが。
 やがて。
580なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:40:47 ID:9pm8XoCY
「そうか」

 と言った。
 何かに得心したかのような声と言葉だった。
「―――――?」
 なのはには意味が解らない。
 自分から問いながら、こちらの問いには答えずに勝手になんの説明もなく納得されてしまっては、さすがの彼女とて苛着かずにはいられない。
 いや。
 英雄王は言葉を続けていた。

「貴様が最後の英雄か」

「何、を――」

「ふん。世界が用意した最後の英雄のために、この我がいるのか」

 今、ギルガメッシュは自分が何故この世界にて肉体を得ることとなったのか。
 どうして自分がこんな形でこの娘と対峙しているのか。
 あの時に、世界があの男に力を貸したのか。
 その全てが解った。


 英雄の格は、乗り越えた試練の大きさに比する。

 ならば、最強の英雄を生み出すために、最強の試練をあてがえばいい。


 人の祈りの結露ともいうべき勇者とも戦った。
 地の実りの守護ともいうべき怪物を打倒した。
 天の怒りの化身ともいうべき雄牛をも屠った。
 
 世界を経巡り全てを見た。

 それこそは英雄王。
 ギルガメッシュ。

 最後にして最強の英雄の試練に相応しい、最初にして最強の英雄。

581なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 11:45:32 ID:9pm8XoCY

(そうか。我が竜か)

 くっくっ、と笑みが零れた。
 物語にある怪物――竜とは、古えよりの叡智と力を持つ存在である。
 時に自然の比喩でもあり、力の象徴でもある。
 そして、英雄によって打倒される存在でもあった。
 
 彼が――ギルガメッシュが竜だとしたら、それを打ち倒せた者はまさに最強の英雄となるだろう。

 思い返すと、聖杯戦争の時にいた贋作者、そして騎士王。
 彼らもそうだったのだ。

 世界が仕掛けた壮大で迂遠な罠の中に、自分たちはいるのだと、彼は悟っていた。

「よかろう」

 蔵より、捻れた剣を取り出す。
 乖離剣。

「だが世界よ、今度もな、貴様の負けだ」

 そうとも。

 この世にはかつて、世界に挑み無理を押し通そうとした者たちがいた。
 宿命に抗い、己を貫こうとした者たちがいた。
 
 世界に対して我が侭を貫いた者たちがいた。

 彼らこそ英雄(ヒーロー)。
 ただ一つの個にして、巨大なる世界に対峙する魂の持ち主たち。


 その頂点たる英雄王は、だから今度も立ち向かう。  

 運命を捻じ伏せるために。
 
 己の我が侭を貫くがために。


 
582名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/16(日) 11:57:11 ID:V4fqzVtO
支援
583なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 12:01:59 ID:9pm8XoCY
 ◆ ◆ ◆



「―――――――――――」

 なのはは、静かに息を吸い、吐いた。
 目の前の人は、結局、何も話してはくれなかった。
 意味のよく解らないことを口にしていたが、それだけだった。
 しかし。
(なのは……)
(フェイトちゃん?)

(なのはちゃん)
(はやてちゃん)
(なのは)
(高町)
(なのはちゃん)
(高町)

 声が聞こえる。
 それは意念による通信であったが、なのははそれらに対して「ありがとう」と声に出して応えた。
 どうして戦うことになったのか、どういう理由であの人はこんなことをしているのか。
 そんなことは解らない。
 聞いてみたい。
 聞かせてもらいたい。
 自分の全てをぶつけて、あの人の話を聞いてみたい。
 彼女の全てとは、今彼女の名前を呼んだ、彼女の友達であり。

『ママ……』

 遠い次元世界から、彼女を心配していながらも留守番をしているはずのヴィヴィオだった。
 

 彼女は、高町なのはは、色んなものを背負っていた。


 だから、負けない。
 負けられない。

 負けてなんか、いられない。
584なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 12:04:38 ID:9pm8XoCY

 英雄とは、自身のみならず目に映る全てのものを背負うモノ――

 彼女は、自分と自分の友達と自分の娘と、そして目の前に剣らしきものをふりかぶる男を見ている。


 全ての命を――それは、敵のそれさえも背負うということ。


 ゆえに、最後にして最強の英雄。
 魔導師、高町なのは。

「ブラスターモード!」

 彼女の身を包む衣装が変化して――

 杖の先に、星の光が集うかのように光の玉が現れた。
 それは様々な色をしていた。
 桜色でもあり。
 赤色でもあり。
 青色でもあり――

 全ての色を合わせてなお輝く、虹の色だった。

「スターライト………」


「天地乖離す(エヌマ)――――


 ………ブレイカー!」


 ――――開闢の星(エリシュ)!」


 
 ……ここに、星の創世の光にして終末の風が同時に生まれた。

 最初の英雄と。
 最後の英雄と。
 二人の対決がどのような結末に至ったのか、それは決して語られることはない。



 それはありえなかった、あるいは何処かの世界でありえたかもしれない物語。
 
 約束の再会を経過しなかった、二人の英雄の再会と戦いと命の物語だ。
 
585なのぎる ◆AN26.8FkH6 :2010/05/16(日) 12:07:17 ID:9pm8XoCY
お粗末。

それではー。
586名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/16(日) 12:21:23 ID:V4fqzVtO
い、いろいろありすぎてうまく言葉にできないんだぜ…………
とりあえず言えること、それはGJ!

しかし、現役引退したはずの士郎さんがここまでインフレ、あげく主人公らしくなるとは………とても予想GUY
一応、とらハ3の主人公って恭ちゃんだよね?


それと、さりげなーくエアの描写が某ドリルが主体の漢のロボットアニメと被ったのは俺だけか?w
587名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/16(日) 16:45:16 ID:jZeL0IFc
GJ!!
これで、なのぎる氏は完結物が2つかな
戦士がいて、竜がいて、英雄がいたという話
これがなのぎる外伝・・・・・・
熱かれ!じゃなくてお疲れ!

同時連載はサンデー派ヴィヴィオのいる某所のあれかな?
588名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月) 16:46:02 ID:J2aCKsqU
規制のせいか、最近投下少ないなあ。
連載陣の続きを待ってる。
589名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月) 18:32:05 ID:/v8SU/U9
GJです!
誰も彼もかっこよすぎるだろw
590名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/18(火) 02:52:57 ID:G2+asIoD
ヴィヴィオはサンデー派。
そしてはやてはチャンピオン派。多分。

英霊・八神はやてはやはりキャスターなんだろうか…。
591名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/18(火) 23:11:06 ID:bDYU8f/c
マスター;クラス    :はやての状態

桜   ;アヴェンジャー:封印されし闇の書の主ここに降臨
遠坂  ;ライダー   :封印されし黒歴史、車椅子の悲劇
士郎  ;セイバー   :剣十字を武器にがんばれ
592名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/19(水) 11:36:44 ID:tIfOgQnU
セイバーのはやては、なんか最弱っぺーなw
593名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/19(水) 11:43:43 ID:GZwNc6LF
剣十字のはやて、と言う事はA’s以降で闇の書事件を円満に解決できた後ですね?
下手をすると宝具扱いでヴォルケンリッター召喚とかユニゾンが出来るようになるのかも。
594名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/19(水) 11:49:08 ID:tIfOgQnU
士郎とユニゾン…とか思ったが、別にはやてはユニゾンデバイスではなかった。
いや、ポータブルでなんか反則っぽいことやってたけど。
595名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/19(水) 18:55:29 ID:nMCvr9i1
>>593
謎の貴公子(黒子)「もちろん、そんな宝具があったとしてもクラスのせいでオミットだろうな」



個人的には、As後のはやてだと夜天の書やアインス、ヴォルケンズ召喚なんかは宝具じゃないと思う
はやてが闇の書の主と公表されてないからね
むしろ、六課時代だと英霊になれないかもな影の薄さが心配……
596名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/19(水) 20:44:20 ID:L0p/zbzX
真名:八神はやて
クラス:キャスター、アヴェンジャーに適正。
宝具:夜天の魔道書。ただしアヴェンジャーで召喚された場合は闇の書となる。
スキル:ヴォルケンリッター召喚。英霊による英霊の召喚であり、第四次のライダーの宝具に酷似。

生前の情報の多くに情報封鎖がかけられており、謎の多い幼少期を過ごしたとされる。後年は友人および私兵と目されるヴォルケンリッターとともに辣腕を振るったと言う。また、政治的手腕に優れ『豆タヌキ』『腹黒』『情報の鬼』『おっぱいマイスター』との異名を残した。
597名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/20(木) 16:15:03 ID:mdSMyi00
>>596
アヴェの場合は暴走リィンが当てはまりそう。
598名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/20(木) 16:52:32 ID:KAackROX
真名:ユーノ・スクライア
クラス:キャスター
宝具:無し
スキル:気配遮断

英雄を英雄足らしめる象徴を宝具とするなら、彼の宝具はミッドチルダ式魔法である。
司書であり学者でもある彼の本当の武器は知識と、そこから生み出される知恵であると言える。
また変身魔法に高い適正があり、誰もが彼を動物であると信じて疑わなかったため、能力の隠蔽には定評がある。影の薄さとあいまって、アサシン以上の気配遮断能力を保有する。
599名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/20(木) 18:48:21 ID:3Lma+33n
残念ながら魔術スキルAのないフェレットにはキャスタークラスは――――変身と検索の魔法があったな
ヴィータはランサーとバーサーカーだろうか?
とりあえず記憶にあるクラス適正条件を思い出してみるがあってる?

セイバー:だいたいB以上の基本ステ、剣の武装
ランサー:だいたいC以上の基本ステに高い敏捷、長柄の武装
アーチャー:射撃兵装ならなんでもあり
ライダー:騎乗物の兵装、騎乗槍(?)
キャスター:魔術A
バーサーカー:なし、狂乱の逸話があった方が適正は高い
アサシン:気配遮断、本来は山の翁
アヴェンジャー:復讐者のサーヴァント、不明
サーヴァント:従者のサーヴァント、奴隷?
イスカンダルが予定していたエキストラクラス
盾のサーヴァント



ところで、リリブラのフェイト中編M・Nが中身消えてるんだがこれ
600名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/21(金) 04:15:36 ID:dUARtk02
ほれ

>セイバー
>"魔力"以外のすべての能力値が最高ランクの者のみ該当する。

>アーチャー
>能力値が低い者でも、射撃武装に関する特殊能力を持っていれば該当する。

>ランサー
>セイバーに次ぐ"該当条件"の多いクラスで、すべての能力値にセカンドランクを求められる。
>その中でも"敏捷"が特に高いものが該当に値する。

>ライダー
>なんらかの乗り物に搭乗し、騎兵槍を使いこなせる者のみが、このクラスに該当する。

>バーサーカー
>とある条件さえ満たしていれば、すべての能力値がランクE(最低ランク)の者でも該当する。

>キャスター
>"魔術"の能力値がランクAに達していることが該当条件。

>アサシン
>アサシンとして選ばれるために必要な該当条件は、"気配遮断"のスキルを持つことのみ。
601名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/21(金) 22:53:36 ID:/4EEtlJl
thx
602名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/22(土) 14:06:30 ID:MRAaUGVV
はやてにタタリがとり憑いたらIF

・スレイプニルが白い翼になる
・髪がロングのポニテに
・もちろんフェイトを超えた超美形に
・リインが人間大になって、なんか悲観的に
・なのは&フェイト&ヴォルケン顔が汚れて力が出ないよー』
・近接戦闘?見える、わたしにも敵が見えるぞ!
・グッとガッツポーズしただけでコンサートライブ開催
・すごいなーあこがれちゃうなー
・オリジナル必殺技スター・ライト・ブレイカ―
・騎士甲冑はウェディングドレス
603名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/22(土) 16:02:40 ID:zUv8+R1S
タタリなはやて?
……海鳴市に広がった『魔法少女』の噂が交じり合った結果、完全体のセルのような厨二病じみたリリカルでマジカルでキルゼムオールな魔法少女が出現するのかも。
604名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/22(土) 16:17:45 ID:Lr1sCc9C
>>603
肉体言語を使うはやてか・・・
605名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/23(日) 16:43:54 ID:RVwmYvtm
触手はやてか……
606名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/23(日) 22:27:04 ID:a0YvAeHt
お、天秤来てる
607名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/24(月) 00:01:42 ID:76iFeRTD
報告乙なの
感想はwikiの掲示板へ!
ふんがふんが
608名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/24(月) 19:43:34 ID:Wd0AFS68
>>606
他掲示板の報告は目欄で
609名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/24(月) 23:46:53 ID:76iFeRTD
タタリが人間に取り憑くとどうなるんだっけ?
相性とかあるの?
610名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/25(火) 08:28:31 ID:nv0bGU+8
>>609
琥珀さんみたいになったりワルクみたいになったりする
波長が合う人間にとりつくことがあるって感じだった気がする
611名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/26(水) 00:09:15 ID:YuFBZq64
たしか、都古が感染者じゃなかったか
その人物の想像や都合に合わせた環境が形成されるという話があったような
突然ヒーローの力に目覚めたり、急に出番が増えたりしたら、それはタタリの仕業かもしれません
612名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/26(水) 16:59:01 ID:YuFBZq64
ここで質問。
六課メンバーがサーヴァントに召喚されたら、一番に固有スキルが多いのは誰でしょう?
ただし、専用デバイス(多形態含む)と基本魔法式(ミッド式など)はそれぞれ1つ分、魔力変換は含まないように数えて。
613名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/26(水) 17:51:45 ID:iL5xmBb2
固有スキル?
なんか解りにくい話だけど、単純にやれることが多いというのなら、やっぱりはやてじゃね?
ミッド式も古代ベルカ式も使いこなせるという意味で。
ティアナの幻術はミッド式で別枠と捉えたらいいのか…よくわかんないな。
614名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/26(水) 20:51:12 ID:YuFBZq64
はやては
・ベルカ式
・蒐集
・ミッド式
・融合騎(他デバイスは特徴なしでウェポン行き)
くらいに纏めると、戦闘スキル分で意外と少なくなるかも。
615名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/26(水) 21:43:43 ID:3D/rzeE3
使える魔法の幅広さでは、

はやて>>>>>フェイト>なのは>>>>>ヴォルケンズ

だと思う。
使い勝手を考えずにだけど。
616名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/26(水) 22:06:33 ID:iL5xmBb2
蒐集行使が、
今からでも蒐集して魔法を使う能力なのか。
かつて蒐集されている魔法を使う能力なのか。

そこらだけでも大分異なるように思えるが。
実際どうなんだろ。
StSでのはやての能力については、漫画で一部触れていた程度でよく解らない。
ポータブルで模擬戦でなのはに勝ったりしているのも考慮したら、実は接近戦弱いよというのはブラフ……ということにしてもいいような気がする。
まあ原作でどうなるかを待つしかないが。
617名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/26(水) 22:55:11 ID:oLhFvkPW
やれることの多さなら六課ではないけどロッサとユーノが地味に凄いとおも
コクトーや琥珀さん並のチート便利屋
618名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/26(水) 23:10:35 ID:YorsnVdj
>>616
もうはやては蒐集できなくなった
すでに蒐集されたものをリインの贈り物として今も使ってるみたいな設定だったと思う
619名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/27(木) 18:42:03 ID:t5y6oTXv
とりあえずシグナムに勇猛、チンクに投剣、スカ博士に蔵知の書、プレシアに精神汚染、なのはさんに肉体改造つけときますね
620名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/27(木) 21:12:20 ID:BHTpKyKN
なのはさんには戦闘続行も付いてるんじゃないかな
621名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/27(木) 23:46:23 ID:t5y6oTXv
なのはさんは戦闘続行より勇猛じゃないかな
肉体ダメージを無視してるわけでないし
往生際というか諦めの悪さは相当だけどw
三期の戦闘中は透化(明鏡止水)の精神防御してる?
あとは千里眼(動体視力・空間把握)とか
622名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/28(金) 18:35:40 ID:zX8gzKf3
なのはに肉体改造スキルなんてあったっけか?
623名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/29(土) 14:45:32 ID:qPsjpV/A
NANOHAズ・ブート・キャンプ:――――相手は死ぬ




つまり、他者の肉体を改造するスキルだったんだよ!
ミッドは滅亡する!!!
624名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/30(日) 00:26:56 ID:jnkJ/GFs
夜天の王「なん…やて………!?」
正義の味方「いや、ゴルゴンの仕業だ!」
閃光の雷神「おのれスカリエッティ!」
625名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/30(日) 11:50:45 ID:L5In+V78
脱衣:A 脱げば脱ぐほど速度が増し、最終形態マッパは何者にも追いつけない。

誰のスキルかはあえて言うまい・・・。
626名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/30(日) 11:50:58 ID:8hz4d/xj
>>624
士郎達が敵対しているのは、ライダーがボスか何かなのかw<ゴルゴンの仕業
627名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/31(月) 23:02:03 ID:iK2kcOJR
意表をつく展開っていいよな?




レジアス「士郎、私がお前の父親だ」
オーリス「お姉ちゃんですよ」
628名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/01(火) 18:51:06 ID:BN5f21hS
けっこう似た者おや、こ?
629名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/01(火) 19:17:02 ID:rXpJnmvU
士郎とオーリスが腹違いの姉弟ということになるんだろうか?
髪の色的に。

しかしそうすると、

ギルガメッシュ「我がお前の父だ!」
フェイト「――――!」

とかあるんだろうか。
髪と目の色的に。
630名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/01(火) 23:00:16 ID:o8L7l4gi
アルクェイド「そして私が母親ね!?」
コルネリウス・アルバ「いや、あの金髪は私のものだ!」
セイバー「貴様、モードレッドか!」
白純里緒「イイ染髪剤あるよ」
ルヴィア「あの子の戦闘服は実に淑女的ね」
プレシア「この流れなら言える―――アリシアは連れ子」
ケイネス「私も結婚したかった!!!」
631名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/02(水) 02:02:43 ID:pj94If+e
フェイトそん大人気w
632名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/02(水) 16:09:26 ID:pj94If+e
うーん。
本当に最近投下が少ないなあ。

まっている連載いっぱいあるんだけどなー。
みんな帰ってきてよ。
本当に。
633名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/02(水) 20:58:46 ID:9a6esn8f
かなり過疎ってるせいで連載陣もモチベーションが下がってしまったんだろか
映画効果で人増えると思ってた当時が懐かしい
それでも期待して待ってるけどね!けどね!

ぼくのかんがえたテーマ曲
なのは DーtecnoLife
フェイト just Melody
士郎 Colors of the Heart
セイバー ゼロの答
634名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/02(水) 21:36:22 ID:Hbx3yDyP
わたしがかんがえたテーマ曲

なのは:友達百人出来るかな
士郎:犬のおまわりさん
セイバー:大地讃頌
フェイト:翼をください
桜:どんぐり殺殺
はやて:歩けうたえ
英雄王:宇宙戦艦ヤマト
635名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/02(水) 23:18:20 ID:pj94If+e
話に乗りたいが、歌とかわかんねえw


なのぎるでも思ったんだが、十年間うろついていたギルガメッシュって話に絡めやすいよな。
敵となるか味方になるかはおいといて、もっといろいろと話が作れると思うンだが。
636名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 10:43:07 ID:su1GNHSo
六課の新人としてやたら偉そうに入ってきたり
「ミッド式?を我に教えよ?」
「なぜ購買にガリガリさんが売ってないのだ」
「定食が麻婆だった……」
「我の頭上を飛ぶのはよせ!」
「ファイトだティアナ!頑張って我を助けよ!」
「我も空戦したい」
「ふははは、我・出・陣!トウッ!
―――――む、デバイスを忘れた。グッバイ我」
「AMF?なんだそれは。詳しく教え、ガ―――――!!!???」
「“おはなし”はもう飽きた。おうち(ウルク)に帰りたい」
637名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 14:48:01 ID:nvqSDKbA
何その統べ子w
638名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 16:07:45 ID:ldzw0Jjv
確かにギルっていうより統べ子っぺーなw
639名無しさん@お腹いっぱい。::2010/06/03(木) 17:32:46 ID:b/2CkTpQ
ギル様、空戦したいならヴィマーナがあるじゃないですか。
640名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 19:50:30 ID:g7tHgd3n
そういやカナンって話題になったことあったっけ?
641名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 19:56:06 ID:su1GNHSo
ないね
カナンがどんな話かも分からん
642名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 22:52:26 ID:ldzw0Jjv
マンガ版ならちらっと見ているけど、確か女殺し屋だかなんだかちょう強い女の子が日本人の娘と百合っぽくきゃっきゃうふふする話だっけ?
643名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/04(金) 09:30:40 ID:P4/Wosxd
カナンをこのスレで取り扱うのはちょっと難しい気がする
別に話してもいいけど
644名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/04(金) 10:54:15 ID:qHFXNAmM
共感覚で殺意を読み、相手の先をとる少女とか、結構クロスさせがいがあるとは思うな。
どうにか魔法防御を突破する手段があれば、なのはたちにとっても脅威にはなるかもだ。
645名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/04(金) 15:03:11 ID:wH1e1ayP
HF凛「士郎の父親の遺産?拳銃なら士郎の身体の代金に横流したけど」


橙子「時計塔の知り合いが、面白い魔術礼装があるとなどと言うので買ってもらった。
――――誰でも使えるようにしておこう」

黒桐「すまないけど、この拳銃を依頼料の一部として受けとってほしい」
黒桐「なんでも魔法使いを殺すための魔法の銃だとか」
646名無しさん@お腹いっぱい。::2010/06/04(金) 15:06:26 ID:pstLkIv6
スレ違いになるのを承知で聞くが、魔法とか出てくる奴でごちゃまぜクロス物をやるとしたらどんなのが思いつく。
とりあえず、俺は以前、スーパー魔法大戦とか思いついた。
参戦作品はリリカル、fate、月姫、戦女神VERITA、怒りの日、デモンベイン。カオスなんてレベルじゃないことに気づいてやめたが。
不愉快だったら無視してくれ。
647名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/04(金) 15:58:45 ID:wH1e1ayP
遊戯王で勝負したらちょうどバランスとれるよきっと
648名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/04(金) 18:07:56 ID:PysvdKlv
ファイトだティアナ!頑張って我を助けよ!がいいなw
あと、衝撃の新事実、フェイトが心の中で傲慢で駄目な人認定をしていたギルガメッシュは実は親父だったとw

>>644
突発戦じゃなくて、準備されたら相当なのはたちは不味い事になりそう。
暗闇とか砂嵐などの視界が効かない場所でも、共感覚で一方的に分かるし。
649名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/04(金) 19:34:08 ID:wH1e1ayP
魔法探知があるから、もう一捻りする必要があるな
650名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/04(金) 22:34:39 ID:qHFXNAmM
>>646
スレちだが、ラブひなと月姫とFateと燃えよ鉄人とシンシアザミッションとNOIRと、あとなんかのクロスしたの考えてたことあるよ。
ただしネギまは含めてない。
世の中には、まあ色んなクロスがあるからやって無茶ってのはないと思うよ。
まあ完全にスレちなのでここまでにしとくけど。

>>648
きっとプレシアさんを悪く言われてフェイトさんが切れるという展開があると思うw

>>649
駄目押しにAMFと組み合わせるとか、あるいはクローンタイプの戦闘機人がJSに作られててとかでISと組み合わせるとかしたらもう強敵なんてもんじゃないかもだ。
かなりそういうキャラを出すのは勇気いるけどね。
651名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/04(金) 23:50:47 ID:Lwb7ZTDu
ゆりかごって幾つもの世界相手に戦争吹っかけて勝ちまくってた位強いんだよな?


652名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 01:08:49 ID:JaYZxRvF
どうだったかな。
次元世界に覇を唱えた聖王の居城だったわけだから、相当な性能があったのは確かだろうけど。
653名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 01:14:40 ID:cDAuqz6y
当時よりだいぶ性能・機能が落ちてるだろうし、肝心の乗員である騎士がいないからねぇ
パーフェクト状態なら一隻で一国と成す拠点にはなるんじゃないか?
654名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 05:04:09 ID:JaYZxRvF
約束された勝利の剣とか喰らっても平然と飛び続けるくらいのスペックは欲しい。
起死回生の一手が通じなかった時の絶望感とか想像するとゾクゾクするw

けど多分、天地乖離す開闢の星とか通じる。多分。墜ちないけど。
きっと英雄王の一撃でゆりかごの防護フィールドが剥ぎ取られてその隙に六課突入とかするんだよ。
あとゆりかごからの攻撃を防御するという英霊たちという役割の分担で。
内部に突入したら超高密度のAMFのせいで英霊は霊体を維持しづらくなるとかどーとか。
誰かが書いたら燃える、と思う。
655名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 08:34:42 ID:pvzGuSkI
英霊の体はマナで構築されているからAMF下で実体化が維持しづらい、最悪解除されるのは分かりますが霊体を維持しづらくなるのはまた違うのではないかと。
英霊を敵に回した場合、その詳細が知られている第四次・第五次・ホロウの中で一番盛り上がるのは誰を相手にしたときだろう。
ヴィヴィオが攫われてぶつくさ言いながらも、ガジェット相手に『特性』を発揮できずにボロボロになりながら戦うアンリとか。
656名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 12:20:00 ID:2HddahS7
サーヴァントは魔力で体を維持してるけど、マナで構成されてるわけじゃないよ
657名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 12:31:46 ID:cDAuqz6y
エーテルとかいう謎物質じゃなかったか>サーヴァントボディ
魔力がないと力が出ないからいいのか?
鮮血神殿の魔力特化バージョンみたいな
対魔力で微妙にレジストできそう
 

>>654
エアの特性的にバリヤ系は意味がないんじゃね
魔力砲の集中で相殺とかならありえるが
658名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 14:40:24 ID:4IDu24sE
サーヴァントは人間に近いほどに自然から独立している(むしろ、直接的にマナを使えない)。
ただし、霊格や対魔力・武装により干渉を弾く効果と、霊属性・高霊格のこの世ならざる者の弱点が入り交じって適当に考えてね感がたっぷり。
好きにできる余地がいっぱい。
659名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 16:32:13 ID:XYjCGCxI
サーヴァントは人間を遥かに超える性能を持つ一方で、その存在は魔力に頼る部分が有る。例え非殺傷設定でも魔力ダメージが強力なリリカルの魔法なら、ランクによる対魔力の壁を突破できるかな?
……単純に肉体の強度で防ぐバーサーカーの十二の試練、クラススキルで魔術を遮断するセイバーについては判断は難しいでしょうけれど。
660名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 17:24:54 ID:4IDu24sE
サーヴァントだと、非殺傷でも透過せず、体の表面から削りそげていくような事になるかも。
対魔力・霊格・耐久ほかで露出する面積と深さは変わると。
顔面に魔法くらったら、目玉が白くなって肉が見えるゾンビっぽい状態に……。
で、魔力で回復しつつ、グルンとこっち向くんだぜきっと。




肉体ダメージと魂ダメージは分けて考える必要があるかもしれない。
黒鍵に貫かれてもノーダメな真アサシンのように。
あっさり下半身を吹っ飛ばしたら、にゅるるんと生えてきたりして。
661名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 20:25:34 ID:cDAuqz6y
逆に超特効にしてみる
魔導師の色に染まった魔力がサーヴァントの魔力を混濁&汚染し、魔力運用と判断力を低下
回復しても汚染は残留し、最終的に発狂する……
662:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 20:31:42 ID:vk3teRfd
バサカには効かないなw
663名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/05(土) 20:42:39 ID:4ZDnWh4W
>>659
対魔力って魔術を無効化するんじゃないっけ?効果の範疇にあるなら魔力ダメージも無効じゃないか?

>>661
それが成立するなら、似たように魔力で構成されているリリカルの使い魔やヴォルケンは
魔導師と戦わせられないんじゃ?
664名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 00:26:53 ID:bEuPP9Lf
ギルガメッシュ「この星の魔力は肌にあわん
665名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 01:49:54 ID:QGRMRULq
対魔力は純粋な魔力なら通る、ってプリヤで書いてあったけど………

サーヴァントとは、エーテルと呼ばれる架空要素で編まれた存在。
その現界の維持にマスターから魔力を飯として貰ってるから……
魔力ダメージなら、やっぱり現界に阻害が出る、って感じかね。
666名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 06:35:16 ID:ZZyKCayx
そこらはまあ、各自が上手いこと弄れば…。
けどまあ、魔力ダメージが致命的な効果というのはありだよな。
667名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 07:37:46 ID:tIPX/weC
>>665
それはプリズマ世界固有の設定だよ

Forceのゼロエフェクト対策が施された新武装はどう扱うべきか
魔力ダメージでも物理ダメージでもなさそうなあれは何なんだろう
668名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 08:51:04 ID:ywWicExi
>>665
なんか食らうとスタミナがごっそり削られる感じか
スタミナキルと言うか減気弾と言うか
669名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 09:01:27 ID:6A4khUpE
プリズマ特有の設定だとしても、魔術という形になって居ない純粋な魔力でダメージが通る、というのはリリカルとクロスさせるには有効な設定ではないかと思うのですが。
670名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 09:38:39 ID:bEuPP9Lf
はは、ルーン無しゲイボルクがゴッドハンドを突破し、強化凛が数合もセイバーと打ち合い、投影カリバーが打ち勝つプリズマに何を言ってるんですか
本編見ればわかるが、純粋魔力なんかより愛が最強ですよ
つまり、>>669さんにはこう言うしかない
「おい、デュエルしろよ(その設定でSSを書いて下さいお願いします)」
671名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 11:13:29 ID:ltSkLWzm
いけるか?
672名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 11:20:35 ID:ltSkLWzm
よし、規制が取れた
対魔力はAは一定以下の神秘の無効だけど
B以下は型月における一定以下の現代魔術の無効化だから純粋魔力を直にぶつけるなら対象外の可能性は有る
実際キャス子の高速神言はB以下の対魔力の判定外とマテに書いてあるし

ところで、フォースでシグナム姐さんが死にそうなんだが
673名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 11:39:35 ID:ZZyKCayx
新キャラのかませになるんじゃないかってのは散々言われてたわな…<姐さん
まあ、最初はやや負け気味、何度かの戦いの後に最後に逆転とかはある意味で王道なので、そこら心配してないw

対魔力を神秘の無効化と考えるとややこしくなると思うけどな。
神秘は格があっても威力と結びつけて考えると面倒なことになりそうな…まあ、上手くいえんけど。
674名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 11:43:04 ID:R4UP2Y/X
純粋な魔力って、アルバが黒桐にやった奴みたいな感じか?
生半可な奴だと霊格とかの問題でかえって効かないと思う。
普通の魔術師ですら弾けて当たり前っていう認識みたいだし。
高速神言みたいに、現代の魔術式に当てはまらないから完全には無効化できない、でいいと思うんだけど。

やっぱりプリズマと本来の設定は分けて考えないとダメだと思うよ。
純粋な魔力だけであんなふうに威力を出すってのがそもそも不可能っぽいし。
あれが成立するんならキャスターが本編でやってるだろ。
675名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 11:43:12 ID:bEuPP9Lf
キャス子の神言は無効化に引っかからないだけで普通に軽減されるよ
あと、魔術になってない魔力は神秘ほとんどない(とされてる)
魔力を放つ存在がたいてい幻想種(神秘的に魔法使いや祖クラスの死徒より上)だったりするから、ペーパーナイフ理論が通じるだけ
人間の身体なら簡単に流されるけど、サーヴァントの魂には非常に効率悪い
もちろん、リリカル魔法は別物として考える必要ありだが
 
 
>>672
まじで!?
まとめ掲示板でkwsk頼む
姐さんが死ぬってどういう状況だよ?
都築の中二的暗黒面がアニメから解放されたか
676名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 11:59:44 ID:tAYU/nvB
>>675
歩く超(が10個くらい付きそうな)高密度AMFみたいな能力持った敵にフルボッコされおった。
純粋な戦闘ではユニゾン無しでも姐さんが押してたから、パワーインフレはしてないんだけどな。
677名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 12:08:29 ID:bsbEbJip
まあ魔力無効化のみならず物理防御力も異常に高いうえに
再生能力も異常な相手だしな
某焔の大佐が再生回数無限で錬金術無効を持つ強欲のアンちゃんと戦ったようなものだ
678名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 12:12:28 ID:ltSkLWzm
>>675
今回のエクリプス(ゼロエフェクト)とやらの噛ませにされました
フォース自体がお気楽面をヴィヴィドに割り振った分黒いからな
前回の時点で姐さんが相手の腕を切り落としたりと殺し合い前提だったし

STSと違って今回は六課全員がある意味ベテランになってるのもあってなのはが対策装備の調整真っ最中とか、
装備が間に合わないとかいう話になってるな
ところで、スバルの新装備って何処かで話題になってた?
今月の解説で「なのは、スバルに続いてトーマの新形態」とかかれてたけど
見た覚えが無い
679名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 12:36:13 ID:bEuPP9Lf
宝具食らいまくるセイバーみたいなものか
ちょっと安心した
漫画的に四肢の欠損は
・腕→生存フラグ、捕獲フラグ、もしくは腕一本くれてやる
・脚→遺言を言って死亡、もしくは引退
だからな
680名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 16:08:11 ID:w81AI8B4
これであっさり死亡、そして葬式中に復活するオチャメなシグナムさんだったりして
681名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 16:16:15 ID:bqhL9o1g
リリカル世界における治療の限界ってどの辺なのだろうか。
ヴァイスの妹は失明しているし、なのはは本来立つことさえままならないと言われていたし。

……Fateだと凛が秘蔵の宝石を使ったとはいえ、ランサーに心臓を貫かれた士郎が死ぬよりも先に心臓を再生するという離れ業をやってのけてますが。
682名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 16:56:41 ID:bEuPP9Lf
三脳+Fの遺産がミッド技術のベストじゃね
死者蘇生のロストロギアはないらしいが、瞬間冷凍封印&再生治療とかはできる場所もあるだろう
死んでなければなんとかなりそうだが、現場に救急アイテムなぞないという
回復魔法があっても用意した方がいいよね

>>681
あれ、ゲイボルクで心臓停止してなけりゃアヴァロン働いてそうだと思った……が普通なら失血がヤバいか
強運だな主人公

型月はアヴァロンが目立つが、直死の魔眼も猛毒・難病の多くに特効で究極の医者になれる
秋葉、四季の命の共融も強力
シエルさんは自分や志貴など魂消えかけてる人間を独力で生き返らす超トンデモ
なのにカレー
683名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 17:16:57 ID:HUj2p93U
forceは単行本で作者が魔法=怖いものと定義するっていってるからな。
半ば惰性で読んでたんだがややマイルドとはいえ腕が飛んだりブッた切られたりしたのを見た時はちょっちビビッったw

今のところエクリプスの効果は
・魔法キャンセル
・肉体超強化&超再生

完全にアンチ魔法の能力だなこりゃ。魔術師に対して銃火器ぶっぱする切嗣パパのような。
684名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 17:39:45 ID:ZZyKCayx
forceの考察は半ばスレちだが、予告編で銀十字の書がベルカ戦乱時代の頃の関係というのは確定しているから、
対魔導師・騎士に作られた特殊兵器みたいなもんなんだろうね。
今まで出ているベルカ関係で例えると、闇の書みたいな人格を備えた補助デバイスがついた、マリアージュみたく使用者を別の生物に変えてしまうようなシステム…というところか。
最新号はまだ見てないけど、エクリプス感染者の集まりだろうフッケバインが関わった事案には必ず死者が出ているらしい証言、登場したキャラクターの言動・行動から推察して、能力付与だけではなく人格改造もしてしまう類のものだなー。
マリアージュみたいに半自律のゴーレムみたいなものではなく、感染者に戦闘者に相応しい能力と体質と人格を与えるとか…作った連中はよほど根性が悪いと思われ。
685名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 18:20:05 ID:bqhL9o1g
使うことで人ならざるものへと変質していく兵器……型月でも結構ありそうだな。
それはさておき、やはり人間を兵器として作り出す以上「兵器としての自分に耐えられない人間」が出てくる可能性は大きい。なので好戦的な人格にして精神の保全を図った可能性は高いのではないかと。
686名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 18:40:20 ID:ZZyKCayx
推測に推測を重ねるのもあれだけど、もしかしたらエクリプスには冥王や夜天の王のようなリーダーになるユニットが昔存在していたけど、今は失われて制御が効かない…あるいはフッケバインの首領であるカレンがその「王」なのかもな。
フッケバインは凶鳥という程度の意味で、エクリプスは日食とか月食の意か。
太陽を隠す凶兆の鳥≠ンたいな意味合いの組織名かもしれない。
それで翼の王≠ニか。
あるいは銀十字は夜天の書にもあるから、同陣営の開発したもので、夜天の書は魔法を解析するためのデータ収集の試作品だったとか。
そのデータを元に対魔法のシステムが作られたとかで、夜天の書の後継、あるいは本来の姿とかで、「闇夜の王」とかはやてと対を成す王が出てくるとかいう可能性も……。

とまでいったら妄想力全開すぎ。


レヴァンティンとか通じないわ魔法を無効化するわで、英霊達にしてもやりにくそうな相手ではあるか。
ただ、まだストーリーが進んでないので取り入れたクロスを作るのはちょっと無理だなー。
687名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 20:01:47 ID:w81AI8B4
火力系宝具はもし魔力放出無効化なら余波の熱波・衝撃波や慣性でなんとかするとして、概念系で槍に魔力が働くゲイボルクや石化の魔眼とかどうなるんだろう。
あと天馬さん神牛とかどうなるんだろう。
シグナムくらいには効くのかな。
あの子ら、高次元の生命だけど何でできてるかよくわかんないよ。ダゴンも。
688名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 22:16:46 ID:bEuPP9Lf
くそっ、誰か未来視もちはいないか!
689名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 22:27:05 ID:XFg64GIz
>>683
エクリはAMF(魔力結合解除)の強化版だと思ってたから魔術師・鯖にはあんまり効果ないかと思ってたけど違うのか
690名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/07(月) 19:12:01 ID:XHgrvE0C
今月号の娘タイプ見てきた。
エクリプスがまるでセイバーの如き対魔法能力とバーサーカーみたいな体表面の硬さによる防御能力を持ってて噴いた。
そしてシグナムのやられっぷりに至るまでの思考が冷静すぎw
剣の刺さった場所が腹だし、あれは復活するなー。
(心臓に刺さってたら完全アウト…だと思う)

旧六課面子は対エクリプス用武装を開発中だったりするし、ヴィータとかなのはとかが初戦闘時にフッケバインを撃退するフラグは立ってるなと思った。

しかし、こんなフッケバインの連中、クロスだとどう扱えばいいのか…。
上でも書いたけど、まだしばらく続き待ちだな。
これは。

ところでまとめ見て思ったが、リリブラの人とかもう三ヶ月とか四ヶ月近く続きが着てないのか。
こういうSSスレって過疎り出すと一気に投稿なくなるからなー。
みんな続きを投下して欲しいもんなんだぜ。
691名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/07(月) 21:26:38 ID:FEC3gV5O
新武装の存在が判明してるのが現状四名
なのは…ストライクカノン完成、フォートレス調整中
ヴィータ…型番03完成、ストライクカノン二号機(?)
スバル…ソードブレイカー完成
シグナム…名称?未完成

エクリプスは魔法を完全キャンセルするのかな
ある程度の阻害であれば力押しで破れそうな人がいるし、それじゃ三期と変わらん
続報待ちかー
692名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/07(月) 21:44:54 ID:XHgrvE0C
なのはの新武装の解説が上の方に載ってたけど、圧縮と効果付与によって何とかなるかもって感じだなー。
多分、AMFより拡散効果が強いってことなんだろうな。だけどAMFみたいなフィールド全体に干渉する地形効果ではなくて、個人のバリアみたいな感じで。
693名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/08(火) 01:58:59 ID:B0m/cT3G
ストライクカノンの説明を読んでると、フッケの方々には質量兵器でもやれそうな気がしないでもない。
ただ、対物クラスから持ってこないといかんが。切継パパに暗殺を依頼したら、結構素晴らしいやり方で、
戦ってくれそう。
694名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/08(火) 08:13:34 ID:mt15axVo
>693
>切嗣パパに暗殺を依頼
個人で携行できるレベルの防具では防げない、魔術で防ぐしかない大型火器。ただし魔術で防ぐと『切る・嗣ぐ』によって魔術回路をショートさせて魔力の暴走で自滅させる切嗣の起源弾。
特殊な使い方をしているとはいえ、フッケバインも魔力を扱っているはず。リンカーコアの正体は明言されてませんが、肉体なり精神なりと繋がってはいるはず。なのでリリカルでも魔力暴走で自滅させる事は可能なんじゃないかと思うんですけど、その辺どうなんですかね。
695名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/08(火) 15:21:20 ID:rXo90Oap
まあ、リンカーコアを抜かれるとかしたら倒れているので、なンらかの関係というかリンカーコアがどうにかなッたらキツいと思う。
とりあえず切嗣さンならば、フッケバインもどうにかしてくれるよーッ!
正義の味方は、手段を選ばず悪を倒すもンなんだからッ!

具体的には街ごとミサイルでぶッとばすくらいはする。
696名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/08(火) 18:01:38 ID:LHTLNMW7
レジアス中将と切嗣パパがタッグを組みました。
ミッドチルダの悪、終了のお知らせ。
697名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/08(火) 22:31:30 ID:5cmcvx3X
>>694
こんな感じにキリツグ大活躍↓




『―――― なのはちゃん へ。
 
 君がこれを読んでいるとき、僕は君のそばにいないだろう。

 ・・・どんなに堅い敵も再起不能にする特殊カートリッジの作製を、シャーリーに頼んである。

 手加減はできないから、相手をよく選んで使うように。

 世界の平和を、君に頼む。お嬢さんを大切にしなさい。         

 ―――――いつでも君の力になりたかった 衛宮切嗣 より』
698名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/08(火) 23:25:56 ID:4myQR0Yz
>>697
死亡フラグすぎるwwwww
699名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/08(火) 23:55:43 ID:NPgnpdyG
>>698
死亡フラグじゃない

すでに死んでるんだ
700名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 07:42:29 ID:dH2Yeip0
もしもFateとリリカル世界が同じだった場合、職業柄、高町士郎と衛宮切嗣が知人であってもおかしくは無い。
……例の切嗣の死の直前の独白を、士郎だけでなくなのはも聞いていたならどうなっていただろう。
だめだ、なのはが正義の味方を目指していて、原作以上に容赦なく敵を倒そうとする光景しか思いつかない。具体的には海上決戦→バインド→SLB→フェイト落下→「なのは「ハスタ・ラ・ビスタ、ベイベ」ドキューン……とか。
701名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 12:21:22 ID:lUumvQc8
なのはさんは、アレは影響云々をおいといて純正の正義の味方だから、士郎っぽくなるってのはないんじゃないかな。
むしろその場でいたのなら、たまに士郎の家に遊びに来て、
「だから、もうちょっと自分のことを考えようよ!」
と説教するくち。
だけど自分は無茶をする。
そして凛に説教をされる。
凛は凛でなんか色々と無茶をする。
そしてアーチャーに説教をさ(ry
702名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 12:26:53 ID:INgH7gDZ
アーチャーのサーヴァント・英霊エミヤ。
キャスターのサーヴァント・英霊ナノハ。
……互いに『その性格は死んでも直らない』となじりあうのだろうか。
703名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 17:42:52 ID:LtzqZTQI
Fate/EXTRAの世界ならクラス重複も有りだからそうゆう詰り合いも見られるかも
704名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 19:37:51 ID:3tMJLJbL
つうかそれだと生き様を後悔した男と後悔しなかった女みたいになりそ
705名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 19:52:33 ID:lUumvQc8
昔見たweb漫画で、第六次聖杯戦争に召喚されたアーチャー・エミヤが、うっかりと大量虐殺してしまった凛が守護者になったセイバーと再会するんだけど
それで自分と違って守護者としてちっとも磨耗してない凛に、
「キミは神経がずぶとすぎる」
といって怒らせる……というのがあったが。
エミヤが同じく守護者になって生前と変わらないなのはを見たら、やっぱりそういうこといいそうな気がしたw
つか、なのはさんはきっと磨耗とかしないタイプw
706名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 20:09:10 ID:LtzqZTQI
しかし両者ともに『弓兵』として戦場で出会い
『エミヤ』のマスターがなのはで『ナノハ』のマスターが士郎という状況を想像した

戦いそっちのけで口喧嘩が始まり、サーヴァントがやれやれと見ている姿が浮かぶ
>>702の場合は同クラスではなかったが同クラスで出会った状況を見てみたいものだ

自分の未来の姿、自身の完成形との戦いを六課新人版でやったらどうなるかな
ティアナの幻術と収束砲が何処まで進歩するか気になる

いっそ英霊化したティアナをStsに放り込んで過去の自分を鍛えさせたい
模擬戦で撃墜されてもシグナムに鉄拳喰らう前に立ち直良指せる有効な慰め方を思いつけるだろうし

消える前になのはと全開の戦いをやって
『自分はここまで辿り着けます、この時代の【私】をよろしく』といって消えてくとか
707名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 20:11:13 ID:LtzqZTQI
>>705
借金返すためにカービィっぽい魔物と戦って核施設かにかを吹っ飛ばす内容のだっけ
708名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 20:47:27 ID:3tMJLJbL
>>706
ミニ白い悪魔を見てトラウマぶり返すさまが幻視されてならない
まあこれはネタな妄想だけど
709名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 22:13:24 ID:IC8TH9M0
>>職業柄、高町士郎と衛宮切嗣が知人であってもおかしくは無い。
え? 「世間」一般に金で汚いことを手段を選ばずにやる人と知り合い?
まあ、大臣の知人がテロリストと親交があるくらいだから不思議ではないか
710名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 22:51:50 ID:T7e98Yli
vividでなのはさんとティアナのチーム戦でのお互いの評価。

ティアナ(なのはさんに大きいのを撃たれたら一瞬で全滅の危険がある)
なのは(ティアナの徹甲狙撃弾は私のよりも早いし固い。撃たせたら味方も私も危ない)

なのはさんは相変わらずだが、ティアナガチで強くなったな。
711名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 23:58:37 ID:ieiIpCdt
>709
例えば『殺し合いをした仲』というカテゴリーの知人だとか。
712名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/10(木) 00:21:57 ID:ZqRm20iw
なのは率いるパワーとスタミナ偏向の突撃指向旦那チーム
フェイト率いるポジションが特徴的なバランス型頭脳派嫁チーム

デバイスも構えず仁王立ちで戦闘してるなのはさんに誰かさんを思い出して吹く
713名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/10(木) 10:44:01 ID:Vih23iMp
漫画読んでいなくて聞いただけなんだけど、何でシグナムは融合解除してしまったんだろう?
それで負けても、全力じゃなかった的な感じでリベンジで普通に勝たれたら、凄い萎える。
士郎なんか、常に全力全開だぜw
714名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/10(木) 13:07:51 ID:aslAGvHb
同じく。単行本派なので連載の方は見てません。
シグナムが融合解除……ゆりかごの時の様にユニゾンを強制的に外部から解除されたとか、体力・魔力・精神力・時間などの理由で融合を維持できなかったとか、シグナム自身がもう解除して大丈夫と思ったとか、その辺なのでは?
715名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/10(木) 15:52:56 ID:o/9KQ+Xm
シグナムの融合解除?
地上にいるトーマの様子がおかしくなったため、アギトにフォローさせるように融合解除してた。
それにシグナムは明らかに相手の戦力に対して自分が不足しているのを前もってしってて、それを確認していくかのようなモノローグがついてたな。
いずれ現行の装備では全力であったとしても勝てなかったと思うよ。有効打がまったくない。
魔法が通じないわ、レヴァンティンが折れるわ、バーサーカーに士郎が木刀と強化の魔法だけで立ち向かうようなもん。
716名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/10(木) 15:54:12 ID:plsbo5Nr
一応、地上でトーマが暴走を始めててアギトをその保護に向かわせる必要があったという事情は説明されてたぞ
717名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/10(木) 19:53:37 ID:ZqRm20iw
・魔力によって構成された弾丸や、保護された物質の効果を完全に無力化する
・強度の病化
この二つはリアクト時の共通性能であるらしく、シグナムもそれを知ってた

しかし、シグナムの「そこまでは知っている。だが、こいつの体は――」というセリフと、
サイファー曰く「感染者の肉体は多様な病化を起こす」ということから、感染者ごとに固有の能力を有するっぽい
シグナムは身を挺してそれを確かめてたのかも
ユニゾンしてても絶対勝てない戦いだし、アギトを逃がす意図があったとも思える
718名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/11(金) 18:44:55 ID:X9EhVvTO
ゲイジャルグを人肌に塗り込めた感じか
719名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/12(土) 00:19:44 ID:6QEDASnG
ゲイボルク×レイハさん
720名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/12(土) 00:25:13 ID:6QEDASnG
おお、復活!
 
エクリプスは周りの被害を気にせずに間接的な破壊をしたら駄目なのかね
あとは槍投げとか
型月だと藤乃をエクリプス状態にしてみたい
人気投票で出た飛び道具落としの屈折や、歪曲バリヤとか使い始めそう
おぷばっ
721名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/13(日) 00:34:17 ID:gm7ID4RA
シグナムの肉体魔力強化は打ち消されてないのか?
やっぱりデバイスもAMF内だと強度落ちるのかなー
722名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/13(日) 00:38:00 ID:0YwKuqiv
型月側にエクリプスという展開は考えてなかったなあ。
けど真面目にありだな。
一般人が感染したほうがよりヤバげだ。


しかし設定がわからんから、まだ造れないな。
723名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/13(日) 15:03:14 ID:BFZ4ohrq
エクリプスは適性がないと死ぬ
適性があるとそのうち死ぬ
724名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/13(日) 20:18:04 ID:0YwKuqiv
慎二とか綾子とかがエクリプスになったら、色々と凄惨なことが起こりそうだなあ。
魔術も通じなくて性格が凶暴化して体が頑丈になるとか、文字通りのチートだろ。

ほのぼのと後日談エンドな冬木で突如起こるエクリプスの恐怖。
事情を知って動き出す正義の味方――英霊エミヤ。
止めようとする士郎。
戦いの匂いに高揚するランサー。
主人を護るために魔力を集めようと考えるキャスター。
月を愛でるアサシン。
我関せずとちびっ子オーナーの子ギル。

そして、最初の犠牲者は、三枝と、助けようとした葛木――、

幸いにも命を取り留めた葛木だが、キャスターは暴走して魔力を町から集めだし、町は新たなる戦争に飲み込まれた!
……みたいなところまでイメージできた。
けどやはり、設定がわかんないと書きようがないな。
725名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/13(日) 21:30:58 ID:xhq9PO+B
>>723
なにそのカイザ
726名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/13(日) 22:01:42 ID:LEPlxqZe
>>722
いいなそれ。
型月の一般人感染で、主人公達が積極的に関わる+管理局が来る
まだ完結してないから、今の時点だと見切り発車になるけど。
>>709
SSならなんでもありだぜヒャッハー! と言ってみる。
727名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/13(日) 23:16:32 ID:gm7ID4RA
>>723
そこでハルオですよ
彼はなかなかのバイオハザード適性を誇る
血が武器なのもおいしい

>>724
皆で物理攻撃、とみせかけてルルブレ無双かもよ
魔法的要素が少しでもあれば……
728名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/13(日) 23:35:49 ID:s9U3ycue
エクリプスを型月世界に照らし合わせるなら、やはり『守護者』の出現を招きますかね?
あと相性が悪そうな宝具と言えば……魔術的な契約を破棄するルールブレイカー、カウンターとして発動して確実に敵を殺害するフラガラック、自然治癒以外を阻害する屈曲延命の概念をもつハルペーあたりかな?
729名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 00:00:14 ID:YcjnBGO3
宝具も魔力がこもった存在つーことで逆にブレイカーされちゃいそうな気も
730名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 01:18:15 ID:R9nUbOId
エミヤはともかく、士郎の投影物は数合でパキャァァン、と予想。
731名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 06:06:27 ID:ZiuESY7v
>>728
型月勢が壊滅、管理局が為す術も無く撤退とかいう状況下ぐらいじゃないと守護者なんて出てこないと思う。
732名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 07:41:55 ID:uvqbcWqG
>731
協会や管理局が全く関知していなくとも唐突に現れ、周囲に何が有ろうとも原因を排除し、唐突に去っていく、まさに天災の様な存在こそが守護者なのでは?
733名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 11:47:00 ID:ZiuESY7v
感知してなくても出てはくるだろうけど、
未知の脅威に対して完全に無関心というのはありえない気がする

守護者フラグたってるって仮定した場合だと
その前に間違いなく抑止力は働いてるはずで、
やはり何らかの介入はあるんじゃないの?って思うんだけど
734名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 12:23:49 ID:r4orNPbY
協会や管理局がそれと気づく事無く抑止力に導かれるケースは確かにありそうですね。
ただ、管理局や協会が戦っている真っ最中だとしても『手遅れ』になってしまった時点で守護者が召喚される可能性も……守護者は人間の姿なので、もし守護者のことを知らない管理局側に生き残りや観測者が居た場合、それはそれで問題になるような気もしますが。
735名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 16:20:15 ID:F23R92LV
守護者が召喚される場合と、守護者はこなくても抑止力が働いて人間が集まって事態を解決している場合とがあるんでしょ
この場合、偶然とかいろいろな圧力を使って、対抗できる人間を呼び寄せていくんじゃないかな。
なのはが休暇中、なんとなくどこか遠出したいなあという気分になって冬木にくるとか。

>>734
守護者は感知できない存在なのかもしれないけどね。
斬殺されるというようなことを橙子さんはいうてたけど、結果からそう推測しているだけかも。
736名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 18:13:41 ID:F23R92LV
あ、なんとなく。


セイバーかバーサーカーと接触したフェイトとかが、
攻撃しても効かないとか魔法を無効化したとかで、
サーヴァントたちをエクリプスと勘違いするとか、
そういう展開が脳裏に浮かんだ。
737名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 21:27:58 ID:xTh7yZOG
そういうのならセイバーやバーサーカーよりライダーのほうが向いてる気がするな
738名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/14(月) 21:34:12 ID:BWuY2UZ/
>737
英霊と反英霊、人間と怪物。その狭間で苦悩し続けるのがライダーですからね。
739名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/17(木) 18:10:59 ID:a5FhMUMf
魔導師ってレーザーをひょいひょい避けるけど、あれってスキル的解説したらどのあたりにあてはめるのがいんだろ?
直感とか心眼とかそのあたり?
それならサーヴァントとかでもできそうだし
まさか限定的未来視やってたり、リリカルマジカルに「ピカッと光ったのが見えたらズギャッと避けろなの!」なんてこたない、と俺は思うけど
740名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/17(木) 20:03:43 ID:2PYdfogp
>>739
それはレーザーと違う
ホーミングされて打たれたなら、レーザーは絶対に避けられない
レーザーは真空中は光速で進行するから、打たれてから避けられるのは
レーザーのわけない
741名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/17(木) 20:15:56 ID:JTEzEmeJ
ホーミングって何さ
いやこの場合発射口が対象を追尾してってことだろうと思うが
いっそ発射後ホーミングするレーザー作る技術なんてあるならレーザー避ける技術くらいありそうだな
742名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/17(木) 20:23:41 ID:JTEzEmeJ
ていうかミッド式って物理法則書き換えるとかいってなかったっけ?
なら見てから発射を感知してから避けるってのも案外と絶対無いとも言い切れないか?
あれだけ文明が進んでたら質量兵器とやらにレーザー兵器がないとも思えないし
743名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/17(木) 22:35:20 ID:2PYdfogp
ホーミングでなく照準でした
>>742
見るというのは光が目に届いておこなわれる動作だから、全うに考えたら
ありえない
光もレーザーも約300,000km/sだぞ
わかりやすく言うと一秒で地球を七周半
744名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/18(金) 02:31:27 ID:RpPZCIl2
>>743
そういうのは魔法がある時点で真っ当じゃなくね?
最近の説では転移(ワープ)の実現には今現在宇宙に存在する全エネルギーの100億倍が必要とする、というのがあるそうだ
そういうのをスポイルできる位だからまあ何でもありでもおかしくない気も
宇宙単位で考えたら一秒もかけてたった地球7週半分ですよ
一部光速?で動くらしい連中もいるし
745名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/18(金) 02:54:09 ID:RpPZCIl2
って、議論スレでもないのに長々と悪かった
いくらやったって結論の出そうにもない話だしここまでにしとこう
746名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/18(金) 23:39:01 ID:4Oc5SJNy
あれはレーザーじゃなくて、粒子系のビームじゃね?
それにレーザーだとプロテクションで防げるのか?核が駄目なのに?
747名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 00:34:40 ID:gkjVIEfJ
リリなののレーザーは「レーザーの特性を持たないレーザーっぽい魔法的な何か」という落とし所に落ち着いていたはずだが。
748名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 07:52:03 ID:07Ju62y/
そういうのは例によって頭悪い月厨が暴れただけじゃない?
「魔力を使用しない内部電源による熱光線」(原文)をレーザーじゃないとするのはちと苦しい
光線じゃなく熱光線て何やねんて逃げ道もないではないが・・・それはそれで正直いつもの何がなんでも〜が勝つ理論と言われてもしょうがない

このスレのローカルではそういうことにしてるとかそういうのは俺は知らんが
749名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 08:30:34 ID:vCdCTZmN
例えば、雷が空気中の電気抵抗の小さな空間を選択して落ちるように、レーザー発信器を備えた避雷針があるように、魔力で『道』をつくってそれをなぞる様に魔力弾などが運動する、と言う可能性はどうだろう。
750名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 08:49:02 ID:+w6yM9EL
>>748
>熱光線
こう書くと悪魔の力(ビーム)に見える
きっと人の願いが詰まってるんだろう
751名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 11:05:04 ID:dujNgdLs
熱光線なら熱量の移動があるから、避けれる気がする。
752名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 14:10:08 ID:NRP0KJYM
>>748
熱光線は一応赤外線の別名でもあった、と思う
実在のレーザー兵器も飛ばしてるのは赤外線が主流みたいだしレーザーで合ってるんでないかな
753名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 15:05:40 ID:3LOdxzyB
理系多すぎわろた
キン肉マン的解釈でいいんでね
754名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 15:13:55 ID:IxrKN/be
画面に見えてるのがプラズマ化した大気だとして、その時点で始めてダメージ判定があるなら、光を感知してから回避する余裕はあるな
まぁ、レーザーっぽい魔力的なナニカが大正解だべさ

レバ剣の変形やシグナム自体が高濃度AMFでも解けなかったなら、結構エクリプスも対策ねりやすい気がする
一番いいのは質量兵器や、スカサハ師匠の投石ゲイボルク風味だろうけどw
755名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 15:16:14 ID:IxrKN/be
って書き込めてる・・・
ずいぶん短い規制だな
ケータイも解除してほしいが
756名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 15:17:26 ID:fMDQXsTn
>753
つまり高町なのはは「悪魔魔導師」なんですね。
757名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 15:56:41 ID:+w6yM9EL
>>756
イギリスじーん!
(しばらくお待ちください)


みたいになるのか
758名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 16:54:10 ID:fMDQXsTn
電気系の魔力変換資質を持つフェイトとエリオは『完璧魔導師』になるかもしれない。グルグル回ると時間移動できるんだろうか。
759名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 18:14:26 ID:NRP0KJYM
聞いてて思ったが、魔力変換で純粋炎熱攻撃とかできそうなのにしなかったし
スターダストフォールやサンダーフォールでいいじゃんともならずに武装作ってる辺り

関係ない作品の話だが、幻想殺しVS超電磁砲の例みたいに
時間を遡ってなかったことにするような現象でも起こしそうだなエクリプス
多分実際はそこまでのものじゃないと思うけど
760名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/19(土) 23:44:27 ID:IxrKN/be
変換資質は、セイバーの鎧が魔力放出なのか武装なのかわからないように、魔力と物質のなんやかんやなんだよ
スターダストフォールは使ってる暇なかったか、近距離まで魔力誘導しなきゃ当たらないからとか
761名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/20(日) 08:47:38 ID:ARdnedO7
>>759
感染者は熱にめっぽう強いみたいよ
はっきりとした数値は不明だが、金属が沸騰する温度でも余裕
だからカリバービームで間接的に焼き殺しなんてのも無理ぽ

魔力系の武装で感染者殺そうと思ったら一発で殴り殺せるか否かが肝なのかな?
無理ならレヴァンティンみたいにあぼんされたり再生されたり
762名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/20(日) 11:57:12 ID:qz+ShV5E
Foece読んでないけどエクリプスってそんなにやばいのか
ってかカリバーで死なないとか核でも死なないことにならないか?
763名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/20(日) 12:06:24 ID:D2dz7DaW
単行本派なんで最近の話は分からないんですが、第一話でエクリプス感染者は「人間が生きているはずが無い高熱」に晒されても生き延びる事が判明してますね。
あと人一人背負い続けても疲れない程度の体力の強化とか。
764名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/20(日) 16:29:03 ID:XKgTwdaq
>>762
カリバー本体のレーザーではなく、ペガサスや海魔を焼き払った余波熱の話
神秘面を除けば、間接的な物理攻撃になるから有効じゃないのかといった議論ね
魔法で石を弾いてぶつけるみたいな感じ
高温環境に耐えるのとはエネルギー量が別物なんだが、よほど近くにかすらなけりゃ平気ってことになる
本体は、まぁ要議論
魔力放出に分類され云々、光に変換されてるから云々、AMF干渉場を一瞬で通過するから云々、発動距離云々、宝具だから云々、サーヴァントが云々、すり合わせ云々
エクリプスは連載終了してからじゃないと話せない部分があるな
765名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/20(日) 16:40:02 ID:k2BWLkk0
なのはさんたちが対エクリプス用の新兵器(しかしやはり魔法を使う)を準備しているという話がチラホラ。
とすると、エクリプスを相手にしても一定以上の効果が望めるだろう魔法も想定されているという事。
エクスカリバーの余波ならまだしも、本体部分なら十分エクリプスの能力を突破できると思うんですが。
766名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 00:22:30 ID:d9+uSP/d
 銀[沸点:2162℃][融点:961.78℃]
 銅[沸点:2567℃][融点:1084.4℃]
 鉄[沸点:2750℃][融点:1535℃]
 金[沸点:2856℃][融点:1064.2℃]
白金[沸点:3825℃][融点:1768℃]
ついでに炭素[沸点:4800℃][融点は3550℃]

こんな感じなので、最低でも2000℃は耐えられるってことらしい。3000℃なら普通に耐えられそうか。
ただこれエクリプスがスゲーって話なだけで、前後の流れで問題点を一つ作っちゃってるんだよね。

「いかなる防御をしようと人間が生存することなど――――」
――――ハッ
『生きている』
「あれが完成したのなら! 金属が沸騰する温度の中でも活動しうるッ!!
 そういうものを! 我々は! 造り出そうとしていた!!」

とのことなので、BJでは金属が沸騰する温度を防げないという可能性が。
つまり、工業用のアセチレンバーナーでBJを抜ける(あくまで)可能性が出てきてしまったことに……。
767名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 00:44:56 ID:9XOu6ss0
>>766
なんと……


どっかに熱逃がせないか?
768名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 06:34:15 ID:uGCQ5Rnd
温度だけでいうならフェイトそんがポンポン撃ってる雷なんて余裕で2万度超えるぜよ
前にも室内温度高いとこで長時間活動するときは環境に合わせてBJ再構成した方がいい旨言われてたし、
ノーマルだと周囲の温度に対する対策はそれほどしてないのかな
まあだからといってナパームや焼夷弾で殺せるとも思えないが、遮断くらいできるだろうし
769名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 15:33:14 ID:A1RYRL+u
いろいろ設定とか見てると、結局は型月の魔術師たちと同じだと思うのよね
狙撃とか爆弾とかで意識の外から攻撃されると普通に倒されるんじゃね
そういうのも防げるのが一流の魔導師と
770名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 17:12:34 ID:YPyg1MnZ
そこでインテリジェントデバイスですよ
771名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 17:22:09 ID:MCcE2cSk
結局インテリって割合どれくらいなんだよ
インテリじゃないことの利益が作中じゃ全く表現できてないし
それに常に起動してるわけじゃなかったり警戒の方向が違ってたりすることもあるんじゃねーの?

って書くとよくない方向にいっちゃうかな…
772名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 18:42:39 ID:3Qfau1IH
とりあえず雑種
これでも見て、もちつくがよい

      ,.. ------ 、/|
     /         ヽ
   /          ヽ
   |  l/‐| /|A/-ヽ _ |
   | /━   ━ | /rヽ!
   レl′  l     レ'_ン`
     ヽ  t::ュ   ノN`
     >,..__,..r;;'´l`
      lfr;Vゝイ;;;ヾ;`l
      |ll|;;|| l ||;;;;;|;ll;|

ttp://uproda11.2ch-library.com/248704F3V/11248704.jpg
773名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 19:56:39 ID:d9+uSP/d
魔法使いの夜は9月30日かー。
割と近くに思えて、まだまだ遠い……。はやくやりてー!
>>768
あれってあくまで雷の性質をもった魔法だからBJで防げても矛盾しないな。
ただ純粋に雷なサンダーフォールをBJだけで受けたら、黒コゲあるいは一瞬でレアということになるけど。
774名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 21:11:00 ID:IfUXCEgM
>>772

こっ……コレは!?
ディ・モールト・ベネ!!

ギル様………ふつくしい。
775名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 21:19:46 ID:YPyg1MnZ
>>771
>>インテリじゃないことの利益が作中じゃ全く表現できてないし
演算速度が速い。詳しくはnanohawikiへ

>>常に起動してるわけじゃなかったり
戦闘における破損による機能停止状態を除いた、機能停止状態の描写は作中に存在しない(無印のレイハは例外)
充電のような概念も存在しない

A's1話を見るに警戒の方向はデバイス魔導士共々多方位カバーできてる
つーかデバイスは単一方向しか認識できないというその発想はなかった
776名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 23:12:07 ID:404UiQSF
デバイスしかり、BJしかり
何でもできるトンでも兵器になっている気がする
Fateとかだと撃たれれば胴体がおさらばするし、怪力から身を守るのには
製造年数数年と原価数百万の宝石がいるというように「ある意味」現実
的でいいのだが・・・
BJがとんでもは、二次創作設定だよね!?
777名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/21(月) 23:54:06 ID:izuzmvd2
BJの性能については画面に映るのが一流以上だからであって、一般職員のバリアジャケットは高性能な防護服程度の物じゃないかと推測。
778名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/22(火) 00:28:00 ID:ZwcEwDCr
サーヴァントは強い
第五次サーヴァントは超強い

とかってのと同様かと
779名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/22(火) 06:37:00 ID:RSe4hwvK
むしろ二次創作だと性能かなり控えめだろう
特に型月とかとのクロスだったりすると
780名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/22(火) 09:56:48 ID:r3E1LERn
まあ二次の二次みたいのが氾濫してるせいでそういう印象薄いけど
設定の額面どおりなら鯖と比べたって十分化け物なスペックだわな
781名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/22(火) 10:38:48 ID:nlo/0vME
設定上、サーヴァントの強さは化物級。ただし相応の弱点があるので、そこを突けば妥当は可能。
主人公がボロボロになるタイプの作品なら、その果てに妥当するというエピソードを作れるかもしれない。
しかしリリカルとクロスさせると、サーヴァントに対する正しい知識が得られるまでに大きな被害が出る可能性が高いかと。
782名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/22(火) 17:58:22 ID:r6ngAVKB
>>775
>>771が言ってるのは、設定の話じゃなくて作中で表現されてないって話でしょ
実際作中の扱いも含めてどう考えてもインテリ>>>>ストレージだし
別にそれが悪いと言ってるわけではないのであしからず
783名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/22(火) 18:06:04 ID:r3E1LERn
かと。って言われても、ただの想像じゃまいか
マジで考えろと言われても比較しきれるほどのデータがないから困るけどさ
まあ、でも、なのはさん9歳ならとりあえず初戦だけは負けそうな気もry
784名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/22(火) 18:08:04 ID:iyRXEaMS
あくまでイメージですが。
インテリジェント:高度なAIを搭載し、マスターを補助する事に長けており、初心者から上級者まで満遍なく扱える。ただし相性問題あり。
ストレージ:サポート機能は最低限らしいが処理速度が高く、自身の能力の高い魔導師向け。玄人用?
アームド:簡易的なAIが組み込まれているが、他のデバイスに比べて武器としての側面が高い。
ユニゾン:古代ベルカの技術の結晶、ただし再現は可能。戦闘能力を高める事が可能だが相性の問題、事故の可能性が高い。
デバイスについても解釈が増えてきていますからね……こんなところでしょうか。
785名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/22(火) 18:56:58 ID:2gTF9/TQ
ユーノとかザフィーラ・アルフなんてデバイス無しでやってるもんな。
作中でデバイス持ちこみ禁止とかあったし、あれも技能の一つになりそう。
>>782
メインキャラがインテリ持ちばかりな状態だとインテリ>>ストレージになっちゃうよね。
クロノのS2Uとか、りりちゃではステキだったんだがなあ……。
786名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/23(水) 12:36:13 ID:Vhs5qKeW
原作の設定を引用して語るのが正しいのか、それともそれを知らずして自身の想像でものを語るのが正しいのか。さてはて
787名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/23(水) 18:23:31 ID:tAPI0mJl
だんだんデバイスの影が薄くなっていってしま



タタリでデバイス擬人化させようぜ
あとサーヴァントは女体化で、六課はムキムキな
788名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/23(水) 18:58:41 ID:qSwyWE/x
何らかの噂を核に発動するタタリ……AMFで魔法が使えなくなる状況があったため、いつの間にか冗談めかした噂が一人歩きし、やがて『魔法は使えるが、デバイスが機能不全に陥る謎の現象』が発生するとか。
普段デバイスのサポートを受けて戦っていたからこそ、素のままの自分の実力が試されるとので、ユーノやザフィーラ、アルフにリーゼ姉妹が活躍できそうだな。
789名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/23(水) 19:57:45 ID:9GvUlagf
>>786
原作の設定を踏まえつつ、自分で好きにってのがSSだけどね。
>>788
意外なキャラが活躍とか、最終的にデバイスが戻って大逆転とか、いろいろいけそうでいいネタかも。
でもタタリである必要もないんだよね;
790名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/25(金) 09:51:18 ID:QeH40Iuh
色々見た後にほろーのサッカー見ると某王様の生前のぼっちぶりが偲ばれてならん
791名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/25(金) 10:07:55 ID://VVF/kR
アニメのブリーチのオリジナルエピソードにあった、斬魄刀が持ち主と敵対するエピソード。
あんな感じで擬人化しないまでも、デバイスが叛乱を起こすというのはどうだろう。最低でもストライキ、要求は……『もっと出番をよこせ』とか。
792名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/25(金) 12:42:05 ID:Pvco+SMf
レイハ「セリフが少ないです」

793名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/25(金) 13:43:53 ID:QeH40Iuh
エクスカリバーの精「貧相な体をした惨めな少女よ。比類なく高貴かつ偉大な私を呼んだかね?」
794名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/25(金) 17:53:40 ID:ntB2wuwC
レイハさんの台詞を確認すると、なのはに攻撃を促す物が案外多い。
もし高度な自立稼動を行えるようになったら、ヘルシングの少佐の様に「諸君、私は砲撃が好きだ〜」とか言い出さないか不安だ。
795名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/25(金) 19:54:17 ID:4aPGaIAP
>>793
宝具がデバイスかするのは会話文的に楽しそうだけど、よりによってソイツかwww
796名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/25(金) 20:39:47 ID:o+QlmsrN
ゲイボルグの精「惚れた女を得る代償に、親友と息子を殺すことになる、幸か不幸かよく分からない人生を過ごすでウィリス」
797名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/26(土) 00:40:25 ID:E84qpzlN
グラーフアイゼン「お前…本当にあれでよかったのかよ!」

レヴァンティン「……仕方なかったのさ…咬ませ犬をやれば、出番をくれる…そういう約束だった…」

レヴァンティン「俺達はあいつらとは違う。…お前だって、出番はほしいだろ?」

グラーフアイゼン「…! てめぇ!!」
ガタッ!


変な電波がががが

798名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/27(日) 16:26:20 ID:NpZLJTwr
ゲイボルク「挫けるな、噛ませだって、そのうち活躍させてくれるさ(人気があれば、だが……)」
干将・莫耶「強さが自慢でも、さらなる力には敵いません」「砕かれても砕かれても、諦めなければきっと」



ななこ「活躍もなにも主人次第なんですよねコレ」
アロンダイト「どんなスペックでも、シーンにならなければ。はああああああ」
799名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/28(月) 02:19:13 ID:OfU0+bu4
アロンダイトさんはチート級の宝具だと思うけど扱いが酷いよね。
誰かうまく使ってくれないかなぁ。
800名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/28(月) 21:43:38 ID:MQp1WIGi
ヴィータの新武装厳つすぎわろた
スターズマジパねぇ
801名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/29(火) 17:33:22 ID:EP5T/aIh
>>799
昔のファンタCMから

ランスロット「アロンダイト!俺が悪かった!」

アロンダイト「今さら何よ!ナイトオブオーナーと女(武器)をとっかえひっかえしてるくせに!」

ランスロット「あいつとは手を切った!お前を使う為にあいつは封印したんだ!」

アロンダイト「そんな問題じゃない!・・・バカ、淋しかったんだから」

フォー・サムワンズグロウリー「この泥棒猫」

アロンダイト「お義母さま・・・!」
802名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/29(火) 21:38:17 ID:u9I+sp/V
リミットがついてるだろうけど、発勁(物理力)でバインドごとエクセリオンバスター潰されたのは納得行かない>Vivid

ところで、Fateのキャラコンプが発売されたね
兄貴、実は狭い地下聖堂で半日以上もギルガメッシュを足止めして,ダメージ食わせてたらしいよ
スカサハ師匠は超クーデレ?のデレなしだそうな
ゲイボルクは「幸運が高い」と「まれ」に外れるらしい(ただし、公式で当たらない必中扱い)
アーチャーは確実に死ぬので、「必死に下がる下がる」だそうな
あと、親父がフラガラック上位互換の遠距離因果逆転宝具(エターナルフォースブリザード)持ちらしい
若言峰の妄念と多量令呪は、シエルとの圧倒的実力差を埋める展開もありえるだと
小次郎は剣技最強の一人で、生前に燕返しマスターして、すとんと無名のまま死亡らしい
遠坂パパは魔術特許もち
イリヤ「バーサーカー!フュージョンするわよ!」
803名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/29(火) 22:35:09 ID:tGAnuGwT
いろいろ分かりづらいぞ

ったく、ていうか発売日明日だろ!?
何でそんなにみんな持ってるんだよ・・・
804名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/29(火) 23:06:24 ID:JJMqBUNy
早漏な俺はバレ覗いてるだけだけどね

>>802
エクセリオンバスター発射前に殴ってるように見えるけど
バインドとシールドを潰したのには驚いたがただの物理力ではないだろう
バリアブレイクの亜種じゃね
805名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/30(水) 00:40:11 ID:N1huA+0m
俺も普通に船橋の本屋で帰りに買えた

ランサーはセイバールートの退場時に、あの場所でギルを半日以上も足止めして、それなりのダメージを与えたようだ
(武内:ゲームやった人はそんなに強いと思ってないと思う)
また、ゲイボルクは幸運が高くても、まれに外れる程度なんだと
ついでに敏捷EXでも発動すれば必中
つまり、エクストラで何回死んでも文句は言えない
ゲイボルク「チート?原作再現ですよ。必中必殺って言ってたでしょ」

セイバー「人気の秘密はビームです。金髪ビーム」

キャスター「ねんがんの 核兵器(セイバー)をてにいれたぞ!」

ライダー「ヘラクレス?知ってましたよ、あの無理ゲー」

アーチャー「いずれは超えねばならん壁だ」「げぇっ、ゲイボルク!後ろに全速前進!」

ギル「昔は必ず生き延びる宝具だった」

バーサーカー「昔は、11回分の必勝宝具だった」

アサシン「燕返しをできただけの人生」

真アサシン「弱そうなデザインで作った・・・だと・・・」
806名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/30(水) 01:04:37 ID:HxuJpRvR
見た感じフツーに腕力と体術で破ったっぽいねアンチェインパンチ(だっけ
あとなのはに不意打ちが効いたあたり、インテリ持ちに暗殺の類は絶対効かないことはなさそうだね
807名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/30(水) 02:15:52 ID:oS5wVLD/
でもあいたーと言いつつきっちり斜めの角度で弾いてたぞw
タグのHPはなんかスポーツ的有効打かどうかとかの判定みたいだし
808名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/30(水) 12:56:00 ID:H1yJZZRs
[email protected]

Force NEXT
ヴィータ × CW-AEC03X War Hammer

CW社製のAEC武装、試作3号機。
「戦槌」の名のとおり、強力な装甲をもつ対象や、大型兵器などの破砕を主要な目的として設計・製造されている。
機体後部には大型の加速推進ブースターが据え付けられ、最大加速時には極超音速の領域にも達する貫通打撃を行うほか、機体に供給された
エネルギーをビット中央部からプラズマジェットとして噴射することで、より強力な貫通破砕を行なうことができる。
試験使用者である戦技教導隊の教導官・ヴィータ二尉が小柄であるため、かなりのオーバーサイズウェポンにも見えるが、
量産に向けて成人男女が無理なく取り回すことが可能となる事を想定し、現状のサイズとスタイルが決定されているほか、
ヴィータ二尉は「自分にとってはこれがちょうど適正サイズ」であるとも語っている。



次回は戦艦フッケバインになのはさんとヴィータがカチコミ
809名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/30(水) 12:57:40 ID:H1yJZZRs
810名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/30(水) 13:35:26 ID:lyOIdc8s
魔法少女リリカルなのは。
……『少女』と『リリカル』は何処に行った。タイトル変更だけで済むレベルじゃないぞ。
811名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/30(水) 14:05:50 ID:ThvNPZYH
>>808
発売日で嬉しい気持ちは分かるけど、わざわざコピペしなくていいよ。クロススレとは関係ないしね。
812名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/30(水) 19:00:24 ID:oS5wVLD/
推進方法が微妙にローテクなせいか魔導士のアタックとしちゃけっこうとろいな、対物だからそれで十分て仕様か?
フッケは高速機動型いないんだろうか
いたら技術でカバーか、仲間に任せるのか
813名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/02(金) 00:19:57 ID:ZAlt89BT
極超音速なら十分じゃね
TUBAME以外ならドラゴンでも大丈夫だろ

コンマテ2を買ってきたぞー!
各キャラクターで伝えたかったこととか載ってた
キャラデザインの裏話、旧Fateの情報が沢山あるので、1と違ってちゃんとした売り物になってる
ランサーに新情報が多かった
戦神ルー?の能力は、遠距離からフラガラックの上位版で因果逆転させて「相手は死ぬ」

カレンママはおれのものということでよろしく
814名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/02(金) 11:12:04 ID:HYEHy3ja
そういえば真アサシンことハサン・サッバーハってアサシン教団の長に送られる名前だよな。ということは、ハサンにも教団を指導するだけのカリスマや集団心理に長けたスキルがあるんじゃないか?
いつもゾウゲンのホームヘルパーをしてるけど。
815名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/02(金) 16:57:20 ID:SC1noVlk
ハサンに宗教を語らせた場合、マスターである言峰(基督教)との兼ね合いが難しかったからでは?
肉体改造の際、オリジナルの影響を受ける真アサシン……キリスト教とイスラム教の……危険すぎる。
816名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/03(土) 01:32:13 ID:hgV30XVQ
神仏習合ですね、わかります
817名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/03(土) 20:32:26 ID:dC7oVOJ+
もしもし
問題なければ、10分後に小ネタを投下したいんだけどOK?
ちょっと、特定の人物が活躍しすぎのシロモノを
818『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 20:46:31 ID:dC7oVOJ+
では、投下します


 第1話「参加者、高町なのは」



『第97管理外世界』、その一地方都市に、いかなる願いも叶える温泉があるという。
1週間〜60年の定期的な間隔を挟み顕現する、大いなる奇跡。
膨大な魔力を噴出する其の温泉の名前は『ヴァルハラ温泉』、冬木市に眠る神秘の湯である。
古来より、世界の命運を左右してきた温泉をめぐる争いは苛烈を窮めた。
その名を『聖杯戦争』。
最小にして最大の戦争である。

願いを叶える資格を持つ者は、一番湯に浴さなければならない。
聖杯戦争を管理する『聖堂教会』の監督者『言峰綺礼』はこう言った。

「奇跡を欲するならば、汝。最強を証明せよ」

こうして、此度の聖杯戦争の幕が上がった。


+ + + + + + + + + + + +
819『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 20:49:23 ID:dC7oVOJ+

「ここが……。言峰神父の居る冬木教会」

明るい色の髪をサイドテールで一つに括った少女が、丘の上の教会を眺めていた。
近づいていき、目の前で一拍の呼吸を置いて、見上げるほど大きな扉を押し開く。

「すいませーん」

「ようこそ。冬木教会へ」
「悩み事の相談―――という訳ではなさそうだな」

「はい」

「その決意の滲んだ面持ち。私の認識する『参加者』で間違いないな?」

「はい」
「…………」

少女は迷える子羊ではなく、勝利という獲物を求めてきた狼であった。
この場合の獲物とは、すなわち奇跡そのものであり、ゆえに彼女は聖杯戦争の参加者に他ならない。
その少女に対面する大男、黒一色の神父こそ、戦争管理者の言峰神父である。
神父は儀式に必要な手続きと、脱落者の保護の役割を担う。
沈黙を破り、神父が口を開いた。

「登録名を決定し、そこに記せ。偽名でも本名でも構わん」
「それだけで正式な参加者の権利と義務を得る」

「これに書けばいいんですね?―――――――っつ、熱い」

『高町なのは』と記した瞬間、胸の中央が燃え上がるように熱くなった。

「温泉との契約は完了した。身体のどこかに刻まれた令呪がその証だ」
「令呪は敗北の記録を抹消する権利だ」
「本来は3画だが、お前のような飛び入りには1画しか与えられん」
「聖杯に敗北者として記憶された瞬間、願いを叶える権利は失われる。せいぜい気をつけるがいい」

神父は定形の説明を行うと、あらためて、なのはに質問を行った。

「ふむ。参加の理由は?」

「参加理由は秘密です」

「己の最強を信じているか?」

「私は最強じゃありません――――でも、負けません」

「なるほど、では率直に訊こう。サーヴァントを連れずに聖杯戦争に勝てるとでも思っているのか?」

「『サーヴァント』?」
820『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 20:50:58 ID:dC7oVOJ+

「知らぬか。サーヴァントは冬木の霊脈、龍脈とも呼べるほどのソレを利用した使い魔だ。参加者はマスターとしてサーヴァントを隷属させて戦う」
「もっとも、自らの力に十分な自信があるのならば必要のない存在ではある」

「…………」

「参加者は、みな傲慢と強欲の塊だ。しかし、一人で戦えるという傲慢を持ったものは貴様を含めて二人しか知らん」
「正午を以て聖杯戦争の参加者を締め切る。おそらく、お前が最後の参加者となるだろう」
「聖杯たる温泉は、戦争の進行によって現れる。勝者の栄光と、敗者の失望が必要となるのだ」
「お前が勝ち続けることができれば、おのずと聖杯への道が示されるだろう」

「勝ち続ける。……うん。大丈夫。負けないよレイジングハート」

「?」

少女が事前に行った魔力スキャンによれば、郊外にある山の頂上付近が、聖杯の出現場所として最も疑わしい。
この情報をもとに、随時スキャンを重ねていけば、聖杯を見逃すことはないだろう。
…………その行動は山の魔女、あるいは他の参加者達に目をつけられる原因となる。
この時、なのははそれに気付いていなかった。

「何か質問はあるか?」

「――――願い事は何でも叶うんですよね?」

「無論だ。それだけの魔力と術式、何より歴史があの温泉にはある」
「もう質問はないな?では―――――」
「奇跡を欲するならば、汝。最強を証明せよ!」


+ + + + + + + + + + + +
821『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 20:52:46 ID:dC7oVOJ+

「失礼しました」

高町なのはは教会を出ると、太陽がちょうど真上に差しかかろうとしていた。
早めに昼食を摂るのもいいだろうと、少女は坂を下りながら考える。
「腹が減っては戦は出来ず」、魔道師は身体が資本なのだ。

「じゃあレイジングハート。怪しい反応には気をつけておいてね」
《はい、分かりましたマスター》

警戒もバッチリだ。
相棒であるデバイスに任せておけば、パフェの食べ過ぎに注意することもないだろう。
女は甘味が資本なのだ。自分で計算していると、せっかくのデザートが台無しである。
きっちり食べて、しっかり燃やす。これが翠屋の末娘 健康の秘訣。
激しい戦いの前には、激甘スイーツ燃料の注入が必須。まさに、天地の理(ことわり)。



+ + + + + + + + + + + +

「ちょーっと待ったー!!!キミ、聖杯戦争のマスターだね!?ボクと戦ってもらおうか!」

昼過ぎ、できるだけ人の多いところで周囲を魔法探索しておこうと、街の中心街を歩いていた高町なのはに、いきなり少年が立ちふさがった。
すると結界が張られ、人影は少年と、なのはの二人しか存在しなくなる。
間違いなく、聖杯戦争の参加者であった。

「襲撃?!レイジングハート?」
《すみませんマスター。しかし、彼からは魔力を検知できません!》

822『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 20:55:05 ID:dC7oVOJ+

一見したところ、彼は普通の学生、高校生にしか見えない。
魔力も感じないし、彼女の“勘”も警戒すべき相手とは思えない。
むしろ、参加者だとしたら、手頃な練習相手になるだろう。
本能的に楽観を浮べてしまうが、理性では警戒を続行。
マルチタスクで感想・警戒・観測を行いながらバリヤジャケットを展開し、相手の出方に備えておく。

「へえ。変身するなんてなかなかイイ趣味してるじゃないか!」

「……………………」

相手の言葉に注意しつつも、周囲を警戒し、伏兵を睨んだ態勢をとる。
控えめに評価しても、目の前の彼は最高の囮であるに違いない。

「しかし、ボク以外にサーヴァントを連れていない、一匹狼の参加者がいるなんてね」
「その度胸は買おう。―――でも、負けるぜキミ?」

どうやら相手も『サーヴァント』を連れてはいない、しかも一人らしい。
本当だとしたら好都合だが、だとしたら、あの過剰な自信はなんなのだろうか。
どこから見ても突出したものは感じられず、強いていうなら独特の髪型が、ある海草を思い出させるくらいだ。

「いいかよく聴け!」
「ボクこそ前回チャンピオン!聖杯戦争の覇者!無敵の魔術師!最強のヒーロー!」
「間桐慎二!!!!!」
823『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 20:56:33 ID:dC7oVOJ+

「!」

まさか、いきなり前回の勝者と戦うことになるとは――――驚愕と戦慄を隠せない少女。

「(しかも、こんな参加者がチャンピオンになるなんて。)」
「(さすが聖杯戦争、奥が深い)」

ますます警戒を表す魔道師に満足したのか、男が言葉を続けた。

「ふぅん。お前、ツイてるな。このボクと勝負できるなんて聖杯戦争さまさまだろう?」
「最初の先行は譲ってあげるよ。さあ、好きなようにプレイするといい」

いきなり、カードを配り始める慎二。

「(どういうこと?レイジングハート?)」
《いっさい不明です》

「先行(おや)が有利なのは知ってるだろ?まぁ、ボクが勝つから心配しなくていいよ」

カードは7枚ずつ配られ、同様の枚数が二人の間に敷き詰められた。
残った札は山札として、その脇に置いておく。
これが示す勝負(ゲーム)、それは……

「ねえ、それって、もしかして、花札?」

「見ればわかるじゃん。近視?」

「なにそれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」


少女の悲鳴は、山まで届いた。


824『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 20:57:53 ID:dC7oVOJ+

+ + + + + + + + + + + +

『第97管理外世界』、その一地方都市に、いかなる願いも叶える温泉があるという。
1週間〜60年の定期的な間隔を挟み顕現する、大いなる奇跡。
膨大な魔力を噴出する其の温泉の名前は『ヴァルハラ温泉』、冬木市に眠る神秘の湯である。
古来より、世界の命運を左右してきた温泉をめぐる争いは苛烈を窮めた。
その名を『聖杯戦争』。
最小にして最大の戦争である。

命の駆け引きをもって行われる苛烈すぎる戦い。
自分で設定したにも関わらず、温泉を司る星神はドン引きしていた。
そして言った。

「君たち、花札で勝負するでちゅ」

これが冬木名物『聖杯戦争』、通称『花札戦争』の始まりである。



+ + + + + + + + + + + +

「ってワケ。ボクがこんなことを知っているのも、名門マキリの血筋ゆえさ」
「11年前にあった前々回は、ボクのオジサンが強力なサーヴァントを使って、遠坂の父親を下し、あと一歩のところまでいったらしい」
「けど、決勝でそのサーヴァントが、生前の主だった敵サーヴァントに頭が上がらず敗れた」
「ついでに、帰り道で遠坂のオヤジに復讐されて、マキリの一族は単色表示(モノクロ)の呪いをかけられたんだ」
「だから、前回のボクはサーヴァントを使わず優勝して、呪いを解いたのさ」

なのはの大声に気圧されのか、それとも別の理由か、慎二はあっさりと花札戦争の説明を行った。
神様がドン引きしたというが、むしろ、なのはがドン引きである。
あと、モノクロの呪いってなんだろう?

「ま、説明はこれくらいでいいだろう」
「どうせ、初心者が生き残れるほど甘い戦いじゃないしね」

「むっ」

挑発を度々はさんでくる慎二にはイライラするが、説明はありがたい。
彼と最初に会わなければ、なのはは参加者たちを、のきなみ魔砲の餌食にしていたかもしれないのだ。
心優しい彼女には、いくらなんでも酷であっただろうに違いない。

「じゃ、さっさと始めよう。キミの手番だ」
「手札は基本的に見せ合うのが、容赦なしの冬木ルールだから、そこも忘れないように」
825『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 21:00:15 ID:dC7oVOJ+

「えっと、それっ!」

なのはの手札には『コウ』札こそないが、赤地に黒く文字の入った『赤短』が3枚とも入っており、自力で役を作れる可能性が高い。
初戦とはいえ、花札について経験者であるなのはは、様子見に留まらずに積極策で攻めることにした。
12文を先取した者が勝つルールは先手必勝。
もたもたしていると、あっという間にやられてしまうのだ。


+ + + + + + + + + + + +

「また、アガリはなしかぁ」
《落ち着いてください。勝利は目前です》

一回目は運悪くアガリを逃して先制されたが、その後は手堅く戦い、持ち点を10対1にまで伸ばした。
不思議なことに、慎二は最初から3文しか持ち点がなく、カス11枚のアガリで2文とった時点で、大勢が決してしまった。
慎二はときどき不自然に柳の札を取りに行くほかは特に目立ったプレイもなく、あと1文のところまで追い詰められていた。
今回は引き分けで、慎二に親が回るが、このままいけば快勝できるだろう。


「くっ」

「(どうやら勝てそうだね、レイジングハート。この調子なら聖杯も夢じゃないかも)」
《気をつけてください、マスター!彼は何か仕掛けるつもりです!》
「(大丈夫、私はフェイトちゃんほど優しくないから)」

826『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 21:02:10 ID:dC7oVOJ+

「くっ、ククク。クックックククハハハハハハハハ!やるじゃないか!高町!」
「嗚呼!まさか、これほど早く切札を切ることになるなんて!」

「切札?なんなのかな?」

「ボクの『宝具』は諸刃の刃だ。下手を打つとコチラがピンチになる上級者向けの代物」
「だけど、今なら気兼ねすることなく使える!」
「エクスタシーを感じながら逝け!高町!」

―――若葉色の(ワカメ)―――――遊楽園(パラダイス)―――

突如として、慎二を中心にヌメった魔力が迸り、周囲の空間を侵食した。
瞬きする間もなく彼女たちは海底風景の中に閉じ込められ、奇怪なBGM(おんがく)が流れてくる!

「きゃああああああ!リンカーコアぁがぁ!気持ち悪いいい!」
《この感覚は!?ユーノさんに掴まれていたときと全く同じ!》

「フフ、どうやら君の命運はここまでのようだねえ」

「きゃああああああああああ!!」
《助けて!マスター!助けて!!》

「この状態ではランダムで、どちらか一方、もしくは両方のプレイヤーのライフは1文となる」
「今回は、両方に効いている」
「つまり、」

「きゃああああああああああ!きゃあああ!」
《 1=0 @!@ 2^10=27 タスケテ!タスケテ!》

「―――つまり!ボクが上がるだけで試合終了なんだよ!!」

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
《01010101110100002001000101001000100@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@》
827『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/03(土) 21:04:21 ID:dC7oVOJ+

+ + + + + + + + + + + +

あれから、海草くさい魔力で弱ったなのはは、慎二に『五光』をとられて敗北した。
慎二は悠々とMOXコーヒーを自販機で買って、どこかへ去っていった。


「……ごめんね、レイジングハート」

《@@……大丈夫@す》

「大丈夫?!」

《―――復旧しました》

「本当に?一度ミッドかどこかの施設にいった方がいいと思うの」

《いけません!》
《私は、貴女に勝利をもたらすために存在します》
《まだ1回チャンスが残っている》
《私は復旧しました》

「うん――――わかったよ。一緒に、勝とう」
「でも、どうしよう。あんなことが出来る人たちがいたら、花札で勝つなんて無理だよ」

《―――『宝具』、というものを調べねばなりません》
《一度、冬木教会に戻り、監督者に質問しましょう》

「うん。もっと情報がいる……」

少女と相棒は、初戦に敗北し、スタートラインに戻っていった。
しかし、少女たちは諦めてはいない。
その不屈の心に反応し、なのはの背中の令呪が赤く燃え上がった。



第2話『宝具、レイジング・ハート』につづく
828名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/03(土) 23:18:21 ID:cQC8zZwI
この土地………さては虎が潜んでいるなッ!!
829名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/03(土) 23:40:42 ID:WFLgeayf
そうきたかw乙!
流石はシンジだぜ。早速後が無い負けられない
ユーノは平行世界のWAKAMEだとでも?
次回に期待
830名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/04(日) 00:45:30 ID:yX2/G07C
ぐっじょぉっぉぉぉぉぉっぶぅぅぅ!!!
しかも続くだとか、これはもう楽しみすぎる。
831名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/04(日) 07:15:18 ID:fR5iU/jm
GJ!
これもいわゆる触手プレイ?
でも、このなのはさんの年齢が気になるかも
832名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/05(月) 22:01:00 ID:vUbycVWu
GJ!なのはさん花札しってるんだ。花札こなす魔法少女ってシュールだな
RH、そんなにユーノが嫌いかwww
833名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/07(水) 00:44:07 ID:tp8pZ/Wp
えーと、花札の中の人です
とりあえず、第二話分を書き終わったので、明日か明後日に投下します
自分の中では一応、連載陣の方々や自信がなくて投下に踏み切れない人達を励ますためとかいう名目があったんですが、そんなことより一言いいたい

「妄想おもすれー!!」

いやー、この妄想を吐ききる前に次の妄想を生むのは大変なんですが、やっぱり面白い
だから、少しでも妄想を抱いてる人は10行SSでもなんでも、どんどん投下してほしいですね


Q.ユーノはWAKAME?
A.違います。人違いです。

Q.なのはさんは何歳?
A.第二話にも書きますが、じゅうきゅうさいです

Q.レイハさん、ユーノ嫌いなの?
A.感謝しています
  あれは、ただの弱者アレルギーです
834名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/07(水) 08:17:34 ID:LWu52LWF
よっしゃ期待
ユーノは一応レイハにゲスト扱いで認められてたのにな
835名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/07(水) 23:28:49 ID:+vVE1Zb/
>>833
そうだよね。ホロウの花札に出るなら皆18歳以上だよね。
836名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/07(水) 23:31:11 ID:+vVE1Zb/
すまないsage忘れた。しばらく反省の為滝に打たれてくる。
837 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 18:09:54 ID:s0BYO92r
今の時期の沐浴なら、第34無人世界マウクランがおオススメ
森の妖精として、人生の兄貴分として、ヴィヴィオ達に挨拶をしておきましょう


花札の続きを、今夜20時〜21時くらいに投下したいと思います
838『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:20:16 ID:s0BYO92r
では、いきます
839名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/08(木) 20:20:49 ID:LFe1F1Wo
了解
仕事上がったらゆっくり読ませてもらいまさぁ
840『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:21:29 ID:s0BYO92r


第2話『宝具、レイジングハート』



太陽系第三惑星『地球』、その極東地域に、あらゆる願いを成就する温泉があるという。
7日〜3000年の周期的な月日を経て出現する、妙(たえ)なるアーティファクト。
極大の魔力を噴き上げる此の温泉の名を『ヴァルハラ温泉』、霊地冬木に隠されし伝説の湯である。
神代から、星の道先を定めてきた霊泉をめぐる争いは、苛烈を窮めた。
其の呼び名を『聖杯戦争』。
最小にして最大の戦争である。

魂の干戈をもって行われる激しすぎる戦い。
自ら裁可したくせに、温泉管理神はドン引きしていた。
そして言った。

「花札で決めたら?」

これが第97管理外世界の名物『花札戦争』、通称『聖杯戦争』の起源である。
そして、星神の巫女『言峰綺礼』はこう言った。

「奇跡を欲するならば、汝。最強を証明せよ」

願いを叶える者は、その道に立ち塞がる敵対者を排除し、一番湯に浴さなければならない。
こうして、今回も聖杯戦争の幕が上がった。

飛び入り参加者『高町なのは』は、前回の勝者『間桐慎二』の魔の手により敗北した。
魔砲の通じない勝負、そして彼の『宝具』に翻弄された『なのは』。
これより一度の敗走も許されなくなった少女に、勝機はあるのか。
少なくとも彼女、そして彼女の相棒は、勝利を信じていたのである。

+ + + + + + + + + + + +

841『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:22:35 ID:s0BYO92r


舞台は逆戻りし、少女達は丘の上に戻ることになった。

《マスター、何か水分を摂ったほうがよろしいかと》

坂道を登る少女の手首に巻きついた、赤く輝くペンダントが声を発した。
実に自然におさまっていて、腕飾りといった方が正しいようにも見えるだろう。
といっても、それは単なる装飾品ではない。
地球の最先端科学を遥かに凌駕する精密機械にして『魔法の杖』である『レイジングハート』の待機形態であり、主の体調のチェックを欠かさない、頼れるヤツなのだ。
今は季節柄、薄着でカジュアルな格好をしている少女(なのはさんじゅうきゅうさい@冬木)に合わせて、このような位置にある。
明るく赤い結晶は、天然の宝石とも、イミテーションとも見えない不思議な輝きを放ち、少女の魅力を引き出すのに一役買っていた。

「暑いね。やっぱり関西圏だから夏が早いのかな?」

《マスター、少し休憩を入れましょう》

「ダメだよ。昼食を食べたばかりでしょ」
「今日の昼は、いつもより、ゆっくりしていたくらい」
842『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:24:23 ID:s0BYO92r

そう。いつもなら、あんな豪華パフェをゆっくり食べられない。
ウェイターのお兄さんが「アンタみたいな美人には、サクランボがよく似合う」なんて気を利かせて、チェリーを一つサービスしてくれた。
そう。お昼はよかった。《マスター》
そう。私は十分に休んだし、今からでもしっかり戦える。
そう。これから冬木教会に戻って情報を集めないと。《マスター》

《マスター!!》

レイジングハートが人目もはばからずに―――と言っても周りは無人なのだが―――、大声を上げた。

《マスター。木陰に入って休みながら、情報を整理しましょう》
《監督役に行う質問の内容についても、です》

「そ、だね。確かに」

確かに。情報は整理しなくてはならない。
なのはは、少し先の位置にあった木陰のベンチに腰を降ろした。

+ + + + + + + + + + + +

843『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:26:48 ID:s0BYO92r

「まずは宝具。アレがなければ私の勝ちだった」
「次にサーヴァント。よく考えたら、ただの花札勝負に使い魔が必要なワケなんて、ない」
「そして、シンジさんの文数。なんで3文なん…………別にいいかな?」

《……………………》

ブツブツとつぶやきながら情報をまとめる主を、彼女のデバイスはジッと黙って見守っていた。
もちろん、情報戦は大事だ。
今のような状況では一刻を争うといっていいかもしれない。
しかし、そんなことよりもレイジングハートは、なのはの体調が心配だった。
先の対戦相手であるマトウシンジの魔力。
あれの効果は強烈だった。
レイジングハートが覚えている、―――記録している限りにおいて、なのはは、空戦で叩き落とされても、あれほど取り乱しはしていない。
まだ主が未熟で、彼女を使いこなしきれていなかった時でも、あんな醜態は見せなかった。
現状、なのはの身体機能、およびリンカーコアについては正常値にあることは確認した。
だが、数字では測れない心、魂の疲労についてはどうしようもないのだ。
もっとも、レイジングハートは独自の方程式により、なのはの心の疲労を感知する術(すべ)を心得ていた。
計算、計算、計算、ちょっとの飛躍。
レイジングハートが見る限り、そろそろ主は回復したようだ。
なんかヌメっとしてヤな感じに下がっていた目尻が、いつもの凛々しく美しいソレに戻っている。
…………あのワカメはいつか潰す。

「よし。行こう!」

なのはとレイジングハートの戦いが、いま、再スタートを切った。


+ + + + + + + + + + + +

844『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:29:24 ID:s0BYO92r

「ふう。やっと着いた」

教会参拝者の忍耐を試すかのように無駄に曲がりくねった坂道を登ると、今朝と変わらない冬木教会の姿があった。
冬木の街には不釣合いなほど立派な建物で、地上部分を跡形もなく吹き飛ばすならディバイン バスター1発では足りないかもしれない。
少女のなんの気なしの感想に、前庭の花々が震え上がった。
ぱっと見は、おとなしげな なのはさんだが、たまに台風より怖いことある。

「あれ?扉が開いてくる……」

なのはが建物に辿り着く前に、扉が勝手に押し広げられた。
中から出てくるのは、金髪の眩しい赤眼の少年だ。

「(ヴィヴィオに……似てる?似てない?)」

少年の風体は、上にTシャツと白いパーカー、下は活動的なクオーターという“普通”の恰好だ。
燦々と照りつける太陽の下でパーカーを羽織っているのは不思議だが、本人は汗一つかいておらず、涼しげな様子である。
ごく自然すぎて、不自然さが感じられない。
少年は近づいてくると、なのはを真っ直ぐに見つめて、挨拶した。

「おかえりなさい。『高町なのは』さんですね?」
「初戦の結果は残念でしたね」

「…………。言峰神父のお子さんですか?」

845『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:32:41 ID:s0BYO92r

なのはの事を知っている、ということは、どうやら少年は聖杯戦争の関係者らしい。
歳や外見からは聖杯戦争と関係があるようには見えない。
かといって、言峰神父の血縁にも見えないのだが、遺伝子の不思議というものを彼女はよく知っていた。
もちろん、関係者として一番先に連想するものは『参加者』だが、まさかこんなに小さい子供の参加者が存在するとも思えない。
敵意も感じられないことから、とりあえず会話をしてみることにする。

「はああ……。違います」
「一滴たりとも、あの男の血はボクには流れていませんよ。……むしろ、逆かも」

「え、と。教会関係の人か、な?」

どうやら、いきなり話の掴みに失敗してしまったようだ。
ニコニコとしていた顔が、渋面となってしまった。
基本的に、子供に好かれやすいなのはとしては、ちょっとションボリしてしまうが、ここは話を進めることで挽回を計る。
どうやら、この少年は地球人らしからぬ(ミッドでも、たまにしか見られぬ程の)おませさんだと直感した。
846『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:35:49 ID:s0BYO92r

「その通りです。流石に話の通りが早い」
「ボクは聖杯戦争の運営を補佐している『ギル』といいます」

「そう。偉いね」
《…………………》

ある意味では予想通りに、少年は何らかの役割をもって活動していた。
―――その少年が積極的に参加者に話しかけてきたのなら、何らかの思惑があると考えたほうがいいだろう。

「そうでもありません」
「現に、ナノハ。貴方は飛び入りという立場を超えて、不利な状況に陥った」
「それはボクのせいでもあります」

「……むぅ。どういうこと?」

「コトミネは嘘をつかない男です。これは間違いない。しかし、必要ないと思ったことを話す男でもありません」
「貴方が『サーヴァント』や『宝具』といった重要な情報、それどころか、聖杯戦争の根幹を成すルールについても無知であることを感じながら、それらについての情報を十分に与えなかった」
「こういうことは、ボクがカバーすることが通例なんです」
「今朝、ナノハが説明を受けているときに、ボクも裏にいたんですけど、ホンのさっきまで、ちょっと身動きがとれない事態が発生しまして。それで、フォローできなかったんですよ」

「………………」
《………………》

847『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:39:09 ID:s0BYO92r

どうやら、なのはの聖杯戦争のケチの付き始めは、慎二に出会う前からあったようだ。
もし、彼の言う通りならば、監督役を担うはずの聖職者が、参加者に対する職務を十全に果たしていないことになる。
とすれば、彼女は相棒たるデバイスに感謝しなければならない。
レイジングハートのアドバイスを聞かずに教会へ直行した場合、ギル君に会わずに言峰神父に情報を求めていた可能性が高い。
なのはは、改めて感謝と信頼の気持ちを込めて、腕飾りに扮したデバイスの表面を撫でた。
さて、神父が信用できないというならば、是非とも、この少年に、なのはを陥れた理由を訊いておきたい。
あの大男が陰険という感覚(フィーリング)はあるが、それだけで納得してはいけない。

「その、言峰神父が私に意地悪したって言うけれど、そんなことして監督役に利益があるのかな」
「誰か、願い事を叶えさせてあげたい人がいるとか?」

その質問にギル少年は、またも眉をしかめて答えた。

「貴方が気に入らなかったからです」

「え?」

「コトミネにとって、ナノハが気に入らない人間だったからでしょう」
「大抵の参加者は、契約時にコトミネとの長い長い問答に辟易して冬木教会を出る」
「しかし、ナノハは違った。サーヴァントを連れないという例外(イレギュラー)でありながら、あんなにアッサリした問答でコトミネが放した」
「その理由は、“貴方のことが嫌い”というより、反りが合わないと感じたんでしょうね」
「こうして直接逢えば、わかる。高町なのはと言峰綺礼は違うニンゲンだ」


「………………つまり、ほんとに意地悪?」

「はい。意地悪です」

「…………………………」
《…………………………》

まいった。
これでは天下のエースといえど、お手上げだ。
まるで自分の為にあつらえたかのような逆境。
空を飛ぶにも空気がない、空間がない、仲間がいない。そんな感じ。
もうスターライトブレイカーを撃って、ミッドに帰ろうかなーと思ってしまう。思って、しまいたい。
848『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 20:41:01 ID:s0BYO92r

「そんなに気落ちしないでください。そのためにボクがいます」
「日差しが眩しいですし、どこか涼しい場所に行って話をしましょう」

なのはは、ギル少年が天使に見えた。
フェイトちゃんが天から降りてきたかのように思えた。

そんなこんなで、なんだか精神ゲージが上向いてきたので、なのはは、さっそく教会に入って話を聞こうとする。
が、それはギルに止められた。

「――っと、教会はよくない。今はコトミネが留守ですが、よくない女(マスター)が居ます」
「携帯でタクシーを呼びました。少し、ここを離れて街にいきます」

「タクシー代は払うよ」
《………………》

「いえいえ。今回はコチラの手落ちなので、経費から出しておきますよ」

849『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:03:22 ID:s0BYO92r

+ + + + + + + + + + + +

+ + + + + + + + + + + +


「つまり、『サーヴァント』が『宝具』を使ってイカサマするのが、本来の聖杯戦争の戦い方?」
《…………》

「はい。身も蓋もない言い方ですが、それが正解です」

あれから、オシャレなカフェテラスに連れられて、なのはは『サーヴァント』と『宝具』についての詳しい説明を受けていた。
なんでも、聖杯戦争の準備期間に冬木にいる魔導師なら、その実力を問わずに『英霊』を1体召喚することができるらしい。
召喚された英霊はサーヴァントと呼称され、主(マスター)となった参加者と共に願いを叶えるべく、一緒に戦うんだそうだ。
そして、サーヴァントが使う『宝具』と呼ばれる『概念武装』は、星神が用意した花札のルールに介入できるマジックアイテム(ロストロギア)らしい。
ギルが説明を続けた。

「サーヴァントは、ほぼ例外なく『宝具』を所持しています」
「所持数は個体によって異なるけれど、どれも固有の効果があり、勝負の趨勢を左右するものばかりだ」
「宝具本来の効果が、花札の勝負でどのように変化するか。それは星神に依存しているため、サーヴァントと宝具の正体を見破ったとしても、なんの意味もないと言っていい」
「また、サーヴァントには『幸運』という、運命を捩じ曲げるための能力値が存在します」
「なのはさんは、花札の経験者のようですが、高ランクの幸運を持つサーヴァント相手では、宝具を使用されずとも勝利することは厳しい」
「単純に“頭のいい”サーヴァントも存在しますが、彼らについては……感情面から攻めるのがベターでしょう」

聞けば聞くほどに不利としか言いようのない情報に、なのはは頭を抱えたくなった。
イカサマだの、運命だのを使うような相手に、真正面から挑んでも勝てる気がしない。
850『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:09:03 ID:s0BYO92r

「あっ!今からサーヴァントを召喚するのは、どう?」

「―――無理ですね。コトミネは、それを睨んで正午に準備期間を打ち切りました」
「戦争が正式に開幕した以上、サーヴァントを呼ぶような真似は星神が許しません」

「うう〜、レイジングハ〜ト〜」
《……問題ありません、戦いましょう…………》

起死回生の案を潰され、なのはのテンションもペシャンコになった。
思わず、レイジングハートにすがってしまう。
すると、ギルが目線を、なのはの腕首に合わせて、尋ねてきた。

「……ナノハ、その腕飾りはなんですか?」

「レイジングハート、えっと私が使う魔法の杖があるんだけど、その待機形態(スタンバイモード)。」
《…………どうも》

「これは……。ちょっと待ってください」

少年は突然、虚空に目線を移し、なにか一言をささやいた。
その瞬間、魔力が薄く拡散して、周囲を覆った。

「さっきから、周りの人間の注意をそらす道具を使っていましたが、それの効力を強化しました」
「その杖を起動させてみてくれますか」

周りの様子を伺うと、ギルの言う通りの効果が発揮されているようだ。
とりあえず、ギルの言うことに従ってみることにする。
851『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:09:58 ID:s0BYO92r

《………………》

「ほう。杖というより槍に見えますね。突くことは?」

「できるよ。本気のときは魔力刃を発生させて、―――こう!」
《………………》

軽く動作を交えて使用方法を解説する。
ギルは目を光らせて、レイジングハートを観察していた。
人外の感覚を保持するデバイスでもなければ聴こえないほどの小声で、自らの考えを確認するかのように呟いている。

「持ち主の精神そのものが力となる杖の系譜……」
「名前は『不屈の心』……それが、『魔導師の杖』?」
「しかも……」

《………………そろそろいいのでは?》

「――――間違いない……!」

《…………………………》

「ん?ああ、もういいですよ。ナノハ」

ギルの注文が済んだので、なのははレイジングハートを宝石状態に戻した。
目の前では、ギルが落ち着きを取り戻して、ミルクを口に含ませている。
しばらくして、彼は言った。

「ナノハ、レイジングハートは『デバイス』ですね?」

「うん。知ってたの?」
852『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:14:35 ID:s0BYO92r

「実は、数十年も前のことになるけれど、ギル・グレアムという男が、聖杯戦争の勝者になったことがある」
「彼は、この島国の軍人や、ヨーロッパの魔術集団を蹴散らして、ヴァルハラ温泉の一番湯に浸かった」
「彼は、二匹の猫を飼っていたんだ。そして、温泉の力でそれらを“ヒトガタに変えて”故郷に帰っていった」
「そこで魔導師の存在とデバイスの技術が、先代の戦争監督者『言峰璃正』に渡った」
「当然のように魔導師の存在は秘匿された。デバイスは、『ルビースタッフ』という変身専用の魔術品として魔術師の間に出回っています」
「今現在のグレアムは、リセイと“ゴモリーちゃん”“セガールちゃん”と呼び合う仲なんだとか」

「(……………………………………ゴモリーちゃんって……)」
《………………………………》

なんだか、とんでもない黒歴史を聞いた気がするが、続きがあるようなので、耳を傾けることにする。

「レイジングハートは、そんな贋作の玩具とは全く違う」
「デバイスでありながら固有の神秘を持ち、それは『概念武装』としての資格を十二分に持つほどだ」
「加えて、ボクの眼には、レイジングハートの魂の存在がはっきりと感じられた」
「つまり、レイジングハートは、しかるべき者が使い、語るべき者が語り継げば、英霊となることもできる」
853『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:20:00 ID:s0BYO92r

「え―と」

なんだか凄いことになっている気がする。
でも、オカルト色が強くて、理系人間の高町さんにはさっぱりだ。

「これで、『宝具』の問題は解決しました」

「なるほど」

「あれ、……嬉しくないんですか、ナノハ?」

「―――――わーい、うれしいな?」

どういう理屈かまったくもって分かりません。
つまり、どういうことなのだろうか。

「……分り易く言い直します」
「『レイジングハート』を『宝具』として、認可します」

「おー!なるほど!」
《マスター、こういう時は黙っている方が賢明かと》
「…………………………」

「聖杯戦争では、サーヴァントの宝具の他にも、強力なスキルや概念武装が『宝具』扱いとなって、花札に影響を与えます」
「宝具そのものではないので、効果を発揮するには、実力か来歴を温泉(聖杯)に認められる必要があるのですが―――」
「―――――――そこは、ボクが裏技でクリアします」
854『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:24:05 ID:s0BYO92r

――――フ、と手の感覚に狂いが生まれる。
手首にあったレイジングハートが一瞬だけ消えて、―――次の瞬間には戻ってきた。

「これで、レイジングハートが宝具として機能します」
「よかったですね」

「……ありがとう、ギル君」
《礼を言います》

なんだか、レイジングハートをつけた手首がポカポカしてくるような気分を感じて、なのはは思わず笑みを浮かべた。
そのまま、両手で少年の手をとり、感謝の言葉を送った。

「いえ、なんてことはありません」
「こちらこそ珍しいものを見せてもらいましたから」
「『宝具』の効果については、集中すれば自然とわかりますよ。試してみてください」

言われて、レイジングハートの効果を調べる少女。
なのはは、目をつむって、自らのデバイスを思い浮かべた。


+ + + + + + + + + + + +

全力全開!粉砕!玉砕!大喝采!チーム
高町なのは MP:5/20

『魔導師の杖・昂翼』(レイジングハート・エクセリオン)
消費MP:5 開始1ターン目のみ使用可能。
使用した勝負でアガると、ダメージが+1〜2文強化される。
こいこいする毎に、強化の最大値が+1文上昇する。

+ + + + + + + + + + + +

855『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:30:24 ID:s0BYO92r

「おおお」
《Oh》

なのはの脳裏に、自陣営の情報が映し出された。
少し、ムラッ気があることは気になるが、12文を削り合う勝負では相当に強そうな印象がある。
――――これなら、いける。

「見えたようですね」
「他にも、敵が使用した宝具の効果を知ることもできますよ」

「……」
《……》


+ + + + + + + + + + + +

僕のワカメ〜死んでもいい2010〜チーム
間桐慎二 WP:0/555

若葉色の遊楽園(ワカメ・パラダイス)
消費WP:5 自ターン開始時に使用可能 条件・残り文数が5文以下
真剣に海を愛し、心の底から海と向き合えるものだけが辿り着くことができる幻海世界。
・術者が未熟なために抑えきれない力が見境無く降りかかる諸刃の術。
・維持できずに結界が解けていますと、なぜか結界発動前の状態に戻る。
・他に2つの宝具があるが封印されており現在使用不可。

+ + + + + + + + + + + +

856『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:35:18 ID:s0BYO92r

「これは………………」
《………………》

慎二の宝具のデタラメすぎる効果に、少女と相棒は冷や汗を流さざるを得なかった。
本当にデタラメすぎる。
というか――――

「なんで、間桐慎二さんは宝具を使えるんですか?」

「………え?シンジが宝具を?」

「あ、うん。そう」

ギルが深刻そうに悩みだし、ちょっと重い雰囲気になってしまった。

「…………まぁ、前回優勝したということで、星神に認められたのかもしれませんね。案外、温泉で叶えた能力かもしれない」
「少なくとも、前回の戦争では、宝具を使ってはいませんでしたよ」

「え、じゃあ、どうやって、3文しかないのに勝ったんですか?」

「3文?なんのことですかソレ」

オウム返しをされた なのはは、慎二のことについて説明した。
3文しか持っていないことを含めた、勝負の詳細を伝えると、ギルはどこか冷たい目をして切り出した。

「ナノハ、君は騙されているよ」

「―――――」
《本当ですか!?》

―――――あんなに親切だったワカメさんが、私を騙していたなんて。
動揺する少女に、ギルは加えて言った。
857『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:36:21 ID:s0BYO92r

「互いの手札を見せ合うなんてローカルルールは、存在しない」
「それに、3文なのもおかしい。なにか、聖杯戦争の秩序を乱す反則行為を行っている可能性が高い」
「ボク達が“視た”のは、貴方が負けるところだったから、気がつかなかった」

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
《(やはり、あんなモノにマスターを近寄らせるべきでは、なかった!)》

負けながらも感謝していた相手が、とんでもない詐欺師であったという可能性を聞き、二人の心は憤怒の雷で満たされた。
それを数値換算するならば、ジュエルシード4個分というところであろう。
そんな二人の前にいるギルは、目を細めて何か呟き、席を立った。

「周りに使った“アレ”を解除しました」
「ボクは、これから彼を確保するために動きます」
「勘定はここに置いておきますから、では――――」

そう言って、教会に向かって歩き出すギルに、なのはは声をかけようとしたが、

「そんな、悪い――」



「ナノハ!これから頑張って!」

あまりにも早い少年の去り際に、なのは は一言返すのが精一杯だった。

「―――――ありがとう!頑張る!」


テーブルの上には、金貨が1枚、残されていたのだった。

858『なのはの聖杯戦争EX』 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 21:43:55 ID:s0BYO92r

+ + + + + + + + + + + +

+ + + + + + + + + + + +


「やれやれ、どうしたものか」

「―――喝。どうしたもこうしたもない」
「我々の目標がカフェに入ったそうだ。出たところを叩くぞ」

「やれ、やれだ。仕える者は ままならぬ」

二人組がオフィス街を歩く。
静かに、目立たぬように。
侍と坊主見習いが、エースを狙って動き出していた。



第3話『秘剣、燕返し』につづく
859 ◆Zf9cWLh63. :2010/07/08(木) 22:14:57 ID:s0BYO92r

――以上です
また、次回分が書けたら連絡したいと思います
そのころには、いわゆる夏休み期間に突入していると思われるのでコンゴトモヨロシク


※補足事項
・金髪君が幸運値とか言ってますが、温泉補正で極端な差は出ません
・慎二が宝具を使える理由についても何か言ってますが、ギャグ補正です
 虐げられし者たちのチカラですね
 序盤の説明役とかの話は、真実半分くらいに聞いておきましょう
・なのはのMPは、セイバーを指標に考え、比較的たまりやすい範疇に収めました
 初期MP5は、ストライカー補正です
 慎二の最大WPには、特に意味はありません
・最後の金貨は伏線でもなんでもなく、金髪君の冗談です
 なのは(とレイジングハート)を気に入ったから、記念に渡しただけなんです
860名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/09(金) 00:24:13 ID:jHbudqMi
乙!
なんともシンプルかつ強力なレイハですな
子ギルが天使に見えた…これは間違いなくよくないフラグ
不正王慎二に天☆罰が降るのはいつの日か
葛木センセとアサ次郎の活躍に期待

しかしあれだな、他のssを見てても思うが
なのはさんは士郎やセイバーよりランサーやギルとの絡みのがイメージしやすいのは何故なんだ
861名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 15:08:03 ID:hzX3GBFK
>>859
GJ
さて、燕返しはタネと猪鹿蝶の無効化だが……RHの錆になってしまうのか
ところで、八神はやてさんに代表されるようなリリカルキャラ達も登場する可能性ありますか?

>>860
ヒーロー側のおはなしというかなんというか
ヒロイン属性持ちの士郎とセイバー相手だと、恋愛に話が進んじゃう違いますか



いきなりリリブラさんの話なんだけど、ランサーが生前にドラゴン殺ししてないって言ってるやん
確か、魔法で呼び出された翼で空飛び火を吹く大きな竜がいて、そいつの心臓を引っこ抜いて殺してたように思うんけど
862名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 19:13:12 ID:U/A0dq9t
リリブラさんの作品は、面白いし勢いで流しちゃうけど冷静に見直すと結構突っ込みどころもあったり
863名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 20:34:51 ID:POEQUAlU
それはここで言うことではないわな
864名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 20:35:26 ID:7JJS9LDr
投下乙!
続き待ってます

>>860
精神年齢?と思ったが、セイバー達の精神年齢バラバラすぎた
肉体年齢はギル>>>>セイバー>ランサー>なのはさん>士郎だけど……

>>862
あれだけの情報量を投下すれば、しかたない仕方ない
逆に完璧よりも安心できるよ

865名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/11(日) 23:37:43 ID:7JJS9LDr
ところでEXTRAにアルクェイドが登場するみたいだね
ムーンセルの設定は聖杯より便利なんじゃないかな?
人類史、というより地球の全情報が刻まれているわけだから、一度でも地球に存在するなら、
無名の凡人でも、少し地球に立ち寄っただけのミッド人(クロノ、etc)でも出せるんじゃね?
それこそ神霊や動物霊もね
866名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/12(月) 07:16:48 ID:QCNX2UbK
>>863
ここで語らずにどこで語るんだ
867名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/12(月) 07:57:22 ID:F0Wrxj2d
まあまあ
とういうか、ランサーが竜殺しだなんて公式の情報からは分かんないし
上でも言ってるように、あれだけ書くなら避けられない部分ではあるよ

エクストラは、キャスターすら最初は殴り合いしなきゃならないみたいだな
6/6を全部的中させてボーナスで更に2回攻撃しても、最弱雑魚すら倒せないとか
868名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/12(月) 17:57:54 ID:gG4KWx4b
>>866
SS感想スレ有るだろ
869名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/12(月) 18:27:16 ID:F0Wrxj2d
SS感想スレは外部作品の感想用だよ
スレ内部の作品については、普通にここで語ることになる
870名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/12(月) 20:02:54 ID:gG4KWx4b
>>869
そうだったのか>>866ごめんね
871名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/14(水) 13:14:41 ID:COD6nlMp
つながらねぇ
872名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/14(水) 13:22:44 ID:COD6nlMp
と思ったら繋がった、
ところで、まとめwikiに繋がらないんだけど何かあった?
873名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/14(水) 15:33:12 ID:POg5/hTz
携帯からだが繋がるよ
相変わらずリリブラさんの修正パネェ
874名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/14(水) 17:59:36 ID:s4Gb2NV9
修正ってなんか内容いじくってるの?


>>870はワシが育てた
素直な子にはディバインバスターをやろう
875872:2010/07/14(水) 18:05:01 ID:COD6nlMp
>>873
今ためしたら繋がったよ
なんだったんだろう

876名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/14(水) 23:49:12 ID:OprsgfXO
>>874
確認しようにも量が膨大すぎて読むのが躊躇われる…
877名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/15(木) 02:31:56 ID:XZvaO0vk
全体的に圧縮されてる
展開はほとんど変わらない
878小ネタ ◆s2g0OyWwD. :2010/07/15(木) 17:07:33 ID:dLKt7Cm/
『とある少女とユーノ・スクライア、最後の会話』より



「………………ユーノ。ユーノは、何故」


「愛玩動物(ふぇれっと)に、なっちゃったの」


「────?」


「……罵迦だな、私は。ああなったユーノに問いかけて、答えなんて────」


「────────────────────────────────────────
 ─────────────────────────────それはね、フェイト。答えを見たからだよ」


「え────」


「答えを見たんだ、フェイト。僕は答えを見た。そして誰かも、いつかはその果てに辿り着くだろう」


「まともな頭脳を持つ男性会員ならば、いつか辿りつける。僕たちは魔法使いたちのような出し惜しみはしない。
 ちゃんと相手(なのは)の全てを知り、きちんと計算をすれば誰だってたどり着けるよ。その、変えようのない終わりというものに。
 TFC(タカマチ・ファン・クラブ)は男性局員の穴蔵なんだ。未来に避けられない滅びがあると知り、あらゆる手段をもって対抗策(デートプラン)を作る。
 けれど対抗策を作れば作るほど、滅びはおぞましさを増して僕達を打ちのめした。何をしようと救いなどない。
 僕達は、ナノハと結ばれる世界をもたらす為、未来を読んでファンクラブを運営しようとした。
 なのに、まず初めに出てきたのは滅び(しつれん)なんだ。
 考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。考えた。
 考えた、考えた、考えた、考えた考えた、考えた考えた考えた……!!そう、あらゆる方法をシミュレートした!
 なのに手を尽くせば手を尽くすほど、僕たちは余計ひどくてメチャクチャでグロテスクな失恋を経験するだけだったんだ!
 狂った。滅びの未来に至った仲間達はみな狂った。狂ったようにナノハに挑んだ。そして本当に気が触れた。
 ───ああ、君もファンクラブ会員の名を冠したのなら、いずれあの穴蔵に落ちるだろう。
 歴代の会長達、狂いながら新しい滅びを計算する恋愛脳を押し込めたあの地獄に!
 僕は───それに挑んだんだ。どんな危険なロストロギアも発掘するのがスクライアの誇りだ
 結論として知性のない動物種となり自身の立場を逆行させ、ペットへと至る事だった」


「……ユーノ、貴方は……」


「キ……キキ、キキキキキキキ!タベロタベロタベロタベロ、缶ノ隅マデ食イ尽クセ!
 救いナンテありはシナイ結婚なんてアリハしない、ツマらないツマラナイ、恋愛ナンテツマラナイ!
 ツマラナイクダラナイ、シャベイアイアイシアイ!ソウシテ失恋シロ失恋シロ、ツマラナイナラ離婚シロ!
 キ、キキ、キキキ、キキキキキキキキキキキキキ───キキ、キ、キ。ひ。ひひひ、あははははははは!
 ソウダ、ボク、ボくハ、そウ───ただ、嫁の立場こそガ、欲しかった────」


「うん――――――――ゴメン。それは譲れない」
879名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/15(木) 17:43:41 ID:HGnFcIju
だが忘れるな。
高町なのはの鈍さが失われぬ限り、いつか第二第三のユーノ・スクライアがいつか現れるだろう。
880872:2010/07/15(木) 17:54:08 ID:5cQFtK55
ダメ人間だー!(多分ほめ言葉)

なんて言うか、ユーノ以上にそこで断言しちゃうフェイトさんが
881名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/16(金) 00:35:18 ID:UZlX+xRh
面白いけど型月関係ねぇw
882名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/16(金) 08:19:06 ID:9nU9dNnB
いや、これ元ネタが型月だよ
無印メルティブラッドのストーリーモードにあったワラキアとシオンの会話だ
ちなみにワラキア(ユーノ)シオン(フェイト)ね
883名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/16(金) 12:34:53 ID:UZlX+xRh
そうだったのか
そういやメルブラやったことなかったわ
884名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/16(金) 20:13:41 ID:lSdGeH0z
ワラキア→ユーノ
シオン→フェイト
吸血鬼→フェレット
滅びの救済→なのはの嫁    かな

ある意味、魔術師として王道の姿なんだよなあ>ワラキー
根源と永遠を求める求道者、その終点の狂気という
メルブラの原点はいい話だから是非プレイして欲しいが、初期ストーリーを今の製品でできるのか?
まあ、中古品を手に入れてもG秋葉を倒さなきゃ真エンド解禁しないんで、旧志貴の超性能でも面倒だが
動画サイトにあるかな?
885名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/17(土) 17:25:59 ID:UPGOs1RU
上の花札シリーズと小ネタをまとめwikiに登録したいんだけど、とくに問題がなかったら勝手にやっとくよー?



赤セイバーは対魔力Cなんだが、なんとスキルが「頭痛持ち(B)」って呪いな罠
ちなみに大剣の名前は「韻鉄の鞴(ふいご)『原初の火(アエストゥス・エストゥス)』」
意外と素直で、なのは辺りのサーヴァントにぴったり?
886名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/17(土) 21:57:40 ID:EpLVdMgl
発売日前は自重してください
887名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/18(日) 15:10:05 ID:YEvbgd7Y
まあ、楽しみではあるなー<エクストラ
クロスするにしても色々と設定とかキャラが増えるのはありがたいし。
888名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/18(日) 16:29:26 ID:uMm7LDAY
ガチ死亡するっぽい以外は使いやすい設定みたいだからねー
889名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/18(日) 17:16:44 ID:xlVJys3m
>>885の情報って雑誌とかで出たのか?

しかし漫画BOXはやっぱり値段が高いからみんな買わないのかな
宙の外でなんかしんみりしてしまった
ニートの話なのに…
890名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/18(日) 18:07:14 ID:YEvbgd7Y
>>889
アエストゥス・エストゥスとかでぐぐると出典とかに行き着くよ。
すでに雑誌とかで出ている情報。

エクストラのシステムとかはよくわからんが、とにかく色んな英霊が出てくるらしいのが待ち遠しい。
SS作る時にオリ鯖を作るのにも限度があるんでな。
891名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/19(月) 22:46:09 ID:hm0anjFH
ヴィータって子供産める?



ってネロアさんが言ってた
892名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/19(月) 23:53:07 ID:OGdtpd3l
ヴォルケンリッターは夜天の魔道書に記述されていた主を護る為のプログラムですが、怪我をすれば血を流すし、普通に食事をとったりもします。
つまりプログラムが実体化したとはいえ『ある程度』は人間に近い構造をしているのではないでしょうか。
……まあどれだけ人間に近い構造をしていても、可能性として子孫を残せるほどだとしても、ヴィータは外見からして『まだお赤飯じゃない』だと思うんですが。
893名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/20(火) 08:52:10 ID:2FFMBtDa
――その無理を通してこその英雄。
894名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/20(火) 09:25:45 ID:rRCabH6k
あらゆる回避、あやゆる防壁を突破する情熱の槍
高熱と轟風、あと、なんかイロイロ不純物を撒き散らしながらヴィータに迫る!
895名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/20(火) 11:59:22 ID:V9A1cd3N
       ヘンタイ
――人、それを 英雄 という
896名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/20(火) 23:30:08 ID:rRCabH6k
「僕はね、幼妻趣味なんだ」
897名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/20(火) 23:45:23 ID:Hf1D0+P2
今更ながらリリブラ氏の外伝に咲ネタが仕込まれていることに気付いた
そーいや声優いっしょだったなぁ…
898名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/21(水) 19:23:50 ID:cB6gO5Hm
オイオイ、俺に解説してくれよ
外伝の何が咲だって?!


あと、マスター・ジョージ
金髪ツインテをいっぱい頼む
899名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/21(水) 21:38:59 ID:jdK0keAC
>>898
麻雀アニメ「咲 -Saki-」の主人公「宮永咲(CV植田佳奈)」を彷彿とさせる行動をリリブラ外伝ではやてがしていたのさー
具体的に言うと「毎回プラマイゼロで上がる」「異常にヒキが良い」「麻雀って楽しいよねっ!」など
900名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/22(木) 08:46:30 ID:nIY7HAmv
単に声優ネタ(植田佳奈は自宅に雀卓を置いていたことがあるほど麻雀好き)かと思ったが、そう言えば咲もだっけ
901名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/22(木) 15:59:37 ID:0Ea3v2bv
エクストラのネタバレ注意↓






聖☆お兄さんが出るらしい
胸が熱くなるな
902名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/22(木) 20:32:22 ID:ofHEBgz7
EXや+のオンパレード、というかA+++が出るのか!

これだけ「ぶっこわす」と、オリ・半オリのサーヴァント作成のタガが外れるね
ある意味、よりセンスが現れる
903名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/22(木) 21:09:16 ID:kM99mNxB
楽しみな反面不安
カナンみたいにならなきゃいいが
904名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 03:40:45 ID:N8LktDij
シナリオは結構評判いいみたいよ
色々あってきのこがテキスト全部書く羽目になったのが功を奏したか
905名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 13:02:51 ID:7/WWPMWT
戦闘はガチで戦略必要みたいだな
あと、Gガンダムのノリで理由なく、フェイト以外のキャラがたまに出てくる
バーサーカーアルク(の一部)の本来のクラスがファニーヴァンプだったり、セイバーならぬセイヴァーだったり
つまり、クラスアニマルとしてユーノやハヤテが出てもおかしくない
906名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 18:05:33 ID:9CmO0yiS

アルフ、ザフィーラ「………………………………」
907名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 20:34:11 ID:7/WWPMWT
ユーノ「英霊っていうのは偉人のことを云うんだよ?」
はやて「ごめんね?強くってさぁ!なんちて」
908名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 22:25:28 ID:dPszbuU3
某文系アニメでは偉人軍団とかいうのが出てきてな…
ファーブルが脱皮したりベートーベンが殺人音楽を弾けたり三蔵法師が念仏で海割ったり平賀源内が超電磁砲だったりしたんだぜ
鯖もびっくりの魔改造ぶりさ
909名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/23(金) 23:15:42 ID:mQzXVq3l
三蔵法師の場合は北斗神拳の伝承者でも驚かないな
妖怪変化抜きでも天竺に行くって大冒険だろうし
910名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 04:23:51 ID:VZWE4U+v
>>909
口から火を吐いたり筋斗雲で空飛んだり監視衛生を目視で捕捉した挙げ句如意棒で撃墜したり銃弾を叩き落として「仏法を極めた我にその手は通じぬ」って威張り散らしたりしてたぞw
911名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 09:00:41 ID:HTqQqPB1
なにこの英雄史大戦
912名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 11:01:46 ID:lKpqKWk1
黒幕は一休さんで、三蔵法師を錫杖の投擲で始末していたぞw
そしてマタハリを愛人にしてた!


と、そうか。
エクストラのノリは何かに似ていると思ったら、英雄史大戦だったかw
913名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 14:06:33 ID:LA4QFl7g
英霊アームストロングが登場したから、英霊リンディも出せるな
宝具は「茶は砂糖にて死す」
相手に振り掛けると、過血糖の状態異常を起こす概念武装で
914名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 15:09:50 ID:X207G8a5
アーチャーの話に泣けた
ほんといいキャラがたくさんいるな
915名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 22:19:26 ID:y8LprpS2
1,2回戦のキャラはかなりよかった
あとラニルートのバーサーカーの死に様カッコいい
真名からのイメージがだいぶ変わった

そして兄貴は弱体化
十分強いけどステの増加は微妙だしスキルに至っては……
やっぱ凛は凛でも別人だし魔術師としての実力も違うんだろうな、と思った
916名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 01:00:34 ID:EZYAubHw
>>913
つまり暗闇(視力低下による失明)、毒(感染症にかかりやすくなる)、麻痺(手足のしびれ)、即死(心筋梗塞、脳梗塞)などの状態異常が発生するのか
恐ろしいな
917名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 01:15:10 ID:KnIytqPY
>>916
相手にとって燃料にしかならない場合がありそうな……
918名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 14:17:18 ID:zbll7biQ
耐性があるのは、アルトリアと桜にバーサーカー適性持ちくらいか
エミヤなんて「服がベトベトで力が出ないー」状態に……
ハサンとかは即死しそう
919名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 17:57:26 ID:FxyPdEsW
EXTRAは電子の世界だし、どうにかしてなのは達を割り込めないものか・・・
参加するならやっぱりマスター(主人公があれだし)で、サーヴァントはエミヤかアルトリア、EXTRAのセイバーとかもおもしろそうだなぁ。
てか、EKTRAいいキャラいすぎだよ!!

ちょい、ゲーム終わったら書いてみる
920名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 19:10:07 ID:PPdeq/bZ
でも中に入るとデバイス持ち込めないよな
921名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 19:12:02 ID:JodTUryM
逆に考えるんだ
レイハさん達が擬人化して戦えばいいと考えるんだ
922名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 19:35:14 ID:+szSmTSt
擬人化レイハさんは昔読んだ同人のイメージが強くてなぁ
バルディッシュが「俺が遅い? 俺がスロウリィ?」とか言ってたりしたけど
923名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 21:55:28 ID:wgzTy5zN
アルクがサーヴァントになってるくらいだし、なのは達をサーヴァントとしても放り込んでもいいかもね
ステータスも強化があるから結構テキトーに出来るし
924名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 22:57:25 ID:LHqV1oBp
そして流言飛語の影響を受けまくった英霊となるなのはさんであった
925名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 14:30:43 ID:+wX4fy0H
>>916
それ糖尿病の合併症じゃねーかw
926名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 14:32:41 ID:MXWCsGCu
なのは達が鯖になったとしてもFate鯖と渡り合えるとは思えんわ
スペックが違い過ぎる
927名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 16:06:41 ID:xJGuToCL
まあ、エクストラにリリなの勢が行ったとしてsts後だとなのはさんが二回戦やばそう
食らったりしたらリンカーコアがかなり大変なことになる気がする
祈りの弓は体に不調が在ったりするキャラは不味すぎる

あと五回戦、誰か魔導師勢で勝てそうなやついる?

928名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 19:12:17 ID:ZKxT8RvG
鯖に対して魔導師の利点って飛行能力だろ?
なら、二回戦はともかく五回戦は開始の瞬間に上空に逃げれば接近戦は逃れれるだろ?
今回は準備・試験期間(アリーナで鍵探し)→決戦の順だから両者ある程度情報が手に入ってる。

と、まぁ色々言ってみたけど勝敗や勝ち方、散り際は描き手次第でいくらでも応用はきくっしょ
ゲームでは分かりにく位闘技場の地形とかを作って利用したり、闘技場ではサーヴァント戦が主でマスターを狙うのは厳禁とかルールを追加するとか←ルールの追加は邪法だと思うけど・・・
929名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 21:59:58 ID:MXWCsGCu
なのは勢はせめて音速がデフォになってから出直して来いって感じだなぁ
それ以外の面でも大概鯖の方が優れてるけどね
930名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 22:23:02 ID:UsFhL4nV

鯖とか言わずにサーヴァントって言った方が、真面目な子に見えて、良いアングラーになれるよ?



とりあえずエクストラは、本来では技術も能力もハッキリ劣る刀持ち式に無双されるような、ナイフ持った両義さんちの式ちゃんが隠しボスになってたりするのでなんでもありっぽい
ムーンセルのシステム上、何かを代償に「筋肉少女!?ガチムチ☆なのは」も作れるみたいだからね

あと、サーヴァントというか英雄さん方はテンションの高低で相当な戦力幅が出るヒトたちです
ストライカーにも言えるが、その本領は身体スペックなんかじゃないよ
ガウェインの3倍ステータスを耐え凌ぐランスロットや、天の鎖を引き千切るヘラクレス、よくわからん理論で生き残るエミヤ、圧倒的火力の英雄王を半日以上足止めして傷を負わせるクー・フーリン
不屈にして不死身のエースに、素晴らしく可愛い八神はやてちゃん
931名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 22:23:29 ID:9LACBMw3
まーた出たよ
どっちも大概いい加減なんだから音速だろうと光速だろうといいよ
932名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 22:47:18 ID:3C9uUXuS
そもそも生者と死者をそのまま比べてもなぁ
933名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 22:53:14 ID:MXWCsGCu
実際鯖が全く抵抗しない棒立ちでもなけりゃなのは達に勝ち目は無いだろ
なのは達は空飛べるって言っても対空攻撃持ちの鯖もいるからなぁ
934名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 23:07:00 ID:9LACBMw3
じゃあ凡人の言葉を信じるなら腕力じゃ解けない上に、空間から突如出現するレストリストロックとかどうするの?
対魔力とか適用されんの?

とかそういう不毛な話がしたいなら設定議論へどーぞ
935名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 23:16:45 ID:+rYOBvfU
こいつ最近SSスレに出没してる狂信者じゃないの?
936名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 23:17:24 ID:OmCrqAEx
リリカル勢、その気になればプレシアさんみたいに別の次元からピンポイント攻撃だって出来るし
ロストロギア有りなら地球ごと吹っ飛ばしたりも出来るし
ねぇ…?
937名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 23:30:17 ID:9LACBMw3
プレシアとかロストロギアとかはネイキッドなギルガメッシュとかU1とか出すようなもんだから別に触れんでも
ていうか煽るなし!

でもプレシアの話で思い出したが、彼女あれで実は本来はフェイトと同じ高速機動型なんだっけ?
なのに研究してたら、高速機動型が苦手なはずの放出、射出の分野の極致とも言える次元跳躍攻撃できるようになりましたってガチの天才すぎる
938名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/26(月) 23:53:05 ID:c/wcIXaM
NGID:MXWCsGCu
939名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 00:16:04 ID:kFg964d7
>>934
適用されるだろね
キャスターの空間ごと固める魔術も破ってるし

>>936
次元跳躍魔法はそれなりの準備が必要
ロストロギアもジュエルシードは鎮める事自体は結構簡単にやってるし、闇の書もカリバーくらいの火力があれば普通にいけそう
まあ普通にやるだけじゃ転生機能はどうにもならんけど、勝負自体には勝ってるね
ギルなら転生批判の宝具も持ってるだろうけど
940名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 00:23:59 ID:3UmP5e5N



>>930
はやてちゃんマジ天使すなぁ


941名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 00:31:42 ID:3UmP5e5N
ところで、そろそろ次スレの季節なんだが(キリッ
テンプレの

・次スレは>>980が、反応が無い

を直したほうがいいと思うんだ
あと、↓は某スレのコピペだが、なにかしら半角sageについての注意入れた方がいいんじゃないかな?

 ____      ________               _______
 |書き込む| 名前:|            | E-mail(省略可): |sage       |
  ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
942名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 00:42:33 ID:3TQ8no94
一応ジュエルシードは正規の封印魔法じゃないと攻撃は逆効果
むき出しの聖杯みたいなもんだ
943名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 00:48:43 ID:kFg964d7
>>942
数が揃わなきゃそれ程でもなかったが
944名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 00:57:54 ID:3TQ8no94
>>943
別にそういうことはないぞ、1個の万分の1ほどの威力でも次元震は起こるとかなってたし
原作者のコメによると、劇中での現象は放射性物質から放射線が漏れてる程度とのこと
945名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:01:04 ID:kFg964d7
まあジュエルシードを武器として使うキャラでも出てこん限り意味無い話だな
946名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:03:57 ID:3TQ8no94
実はジュエルシードで強くなる設定、あるんだよなあ
特に使わなかったけど
無印最終戦のなのはvsフェイトで戦闘前にジュエルシード抜いてたのはチート抜きでやろうねってことだったのか?
947名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:07:18 ID:kFg964d7
>>946
それ没設定だろ
948名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:11:09 ID:3TQ8no94
>>947
公式HPに没設定載せてどうすんのさ
まあ没設定みたいなもんだけどw
949名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:22:51 ID:kFg964d7
まあ結局描写・設定で見ればこと戦闘面でなのはキャラが鯖を上回るって事は無いだろね
950名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:26:05 ID:3TQ8no94
>>949
俺のいうことじゃないし
もう言われてるけどね
ここはそういうとこじゃないからね
他所へ行こうね

そこで光速とかありえねーしwとかお決まりの展開でも繰り返してろや
951名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:38:37 ID:kFg964d7
>>950
変になのは達を強化するSSはどうかと思うんだよ
こういうのもある意味「原作らしさ」を損なってると言えるんかな
952名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:41:53 ID:3TQ8no94
なのはに限っては大幅に弱体化してるケースの方が多いわ俺の印象だと
まあ原作が強さに関して曖昧な部分を多く残してるせいだろうけど
953名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:51:33 ID:kFg964d7
>>952
なのは達がポンポン音速で動けるとは思えんし、大技も鯖のに比べると見劣りするけどな
954名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 01:56:45 ID:3TQ8no94
>>953
だから作品の話ならいいけど、比較がしたいなら他所行けって
SSでディバインバスターがエクスカリバー封殺しようが、天地魔闘でセイバーべこべこにしようが、
原作で実際にやるわけなんてないんだから実際にどうなるかなんてそんなの一切わからんだろ
955名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:03:21 ID:kFg964d7
>>954
だからそんな魔改造なのはで勝ったって虚しいだけだろ…
全長4km、大地に消えない断層を刻むカリバーにディバインバスターが勝るなんてあり得んし
そもそもセイバーには対魔力Aがあるからな
956名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:12:37 ID:3TQ8no94
>>955
そういうのは逆に別に魔改造ってほどでもないとも言えるだろ?
配慮しないと余波だけで都市とか滅ぶそうだし

だからそういうのは他所行けって
現代の魔術師との比較の範囲とか、コラボんときの社長のテキトー発言とかを論じたいわけ?
957名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:14:14 ID:NA65c7BC
そもそも鯖も死後に神(英霊)となって魔改造された連中じゃないかw
比較以前になのはたちとは同じ土俵の存在じゃない
958名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:25:56 ID:kFg964d7
>>956
ディバインバスターがカリバーを封殺するというのが魔改造でなくて何なんだよw

>>957
魔改造の意味合いが全然違うだろ…
二次作者が原作の描写や設定を無視して特定のキャラを強化するのと一緒にするな
959名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:30:08 ID:3TQ8no94
>>958
両方の運動エネルギーやらそういうはっきりとした比較ができない限り
それは君のただの想像またはイメージであろう
実際どっちもだいぶ派手な技だし
960名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:33:37 ID:kFg964d7
>>959
描写を比べればはっきりしてるが
大体このスレで何で鯖>なのは勢にそこまで反論するんだ?
大抵のSSではそう描かれているだろ
961名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:39:18 ID:3TQ8no94
>>960
君のは描写を見ての君の感想だろうそりゃ
真面目に話すなら結論は出ないしっていうか泥沼だし、
ここでやることじゃないつってんのよ
>>1くらい読んでよほんと
まあ俺の言うことじゃないが
962名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:49:58 ID:kFg964d7
ディバインバスター→建物を壊す程度
エクスカリバー→大地に消えない断層を刻む
        海魔&河の水を蒸発させた所を見るにエネルギーは核並みかそれ以上
963名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 02:57:31 ID:3TQ8no94
>>962
で、建物とやらの強度は?
ゆりかごの内壁の強度なんてよく分からんし(4番が死なないように調整してた節もあるし)、
空港ぶちぬいてたときも人が豆粒に見えるような穴空けただけで空にすっ飛んでっただけだ

比較ってのはさ
同じ条件で振るわれるか比較できる数値がないとできんぞ?
ゆりかごに撃ったとか
空港に撃ったとか
大地に物理破壊で撃ったとか
海魔&河の水に撃ったとか
964名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 03:08:07 ID:kFg964d7
>>963
自分で言ってて変だと思わないか?
スターライトブレイカーなら譲歩して検討の余地もあるかもしれないけど
ディバインバスターがカリバー以上とか無いわ

つか身体能力や反応速度が違うから戦闘開始後瞬殺されるかもね>なのは勢
965名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 03:14:17 ID:3TQ8no94
>>964
そこはディバインバスターがファントムブレイザーでもフレスベルグでも変わらんよ
フレスベルグなら被爆範囲は勝ってるかもしれんが、それでエクスカリバーより威力が優れてるとは限らない

なのはたちはサーヴァントと比べてどっちがどうとは分からんがそれなりに怪力と思われる描写はいくらもある
反応速度の話なんてしだしたら、お馴染みの光速問題ででまたもめるぞ
966名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 03:16:45 ID:kFg964d7
>>965
光速なんて他の場面との整合性が取れて無さ過ぎだから論外だろ
黒セイバーの光速の斬撃と同じ
967名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 03:24:42 ID:3TQ8no94
>>966
オルタのは公式設定で何がしか言われない限り『一瞬の』とか『刹那の』とか『光の速度で』
とかみたいな文面上の脚色みたいなもんでいいと俺も思うが
設定上レーザーだったり、光速やら雷速やらみたいな設定記述があるのは、ある以上まったく考慮せんわけにもいかんだろう
銃弾斬り落としみたいな場面もあるし
もちろん即結論に結びつくもんじゃあないけど
968名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 03:35:02 ID:kFg964d7
>>967
光速だとシグナムの必殺技なんて止まって見えるね
969名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 03:40:21 ID:3TQ8no94
>>968
剣でソニックムーブに対応できてるんだからシグナムはまだいいよ
(ちょくちょく見失ってた気もするが・・・)

そういやごん太ビームみたいになってたこともあったけどファルケンて撃ち分けでもできるんだろうか?
どっちにしろシグナム自身からしてフェイトには当たんねーって感じっぽいけど
970名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 07:28:42 ID:9iOkx+Sz
よし
仲の良い2人は寝たんだね
971名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 08:37:14 ID:+Mhmd5IX
強さ議論はスレが活発になっていいなぁ
972名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 08:42:37 ID:mkO9k9Qk
ああ、そういや夏だったな・・・
973名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 08:44:04 ID:JK0wwusz
今四回戦入るとこなんだけど
ラニのサーヴァントはあれかね見た目そのまんまな奴なのかな?
974名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 09:55:48 ID:3UmP5e5N
うん
ラニと凛は、庇ってない方の相手と6回戦で戦うことになる
ラニを庇うルートは既製作品のキャラが4・6回戦、凛を庇うルートは新キャラが4・6回戦らしい

sageではなく、sageと半角ね
これもテンプレに入れた方がいいかな
って誰かテンプレ議論に返事してくれ
975名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/27(火) 23:33:46 ID:JK0wwusz
ごめんなさい
976名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/28(水) 08:52:13 ID:MBoZy6rL
キャス狐で三週目プレイちう、百合百合するの楽しいです

イケメン魂もちで漢な女主はなのはさんと気が合いそうな気がする
男主? ザッフィー辺りと気が合うんじゃないですかねぇ……
977名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/28(水) 12:39:13 ID:d0qiaUcc
Extaraの世界観で鯖と和気藹々できるかのう
絶対的ルール
相手を殺さないと自分は死ぬ
相手を殺さなくても死ぬ
それを七回繰り返せ
士郎君は一週間もだえ苦しむに違いない
まあそもそも参加するかどうかも考え物だけど
978名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/28(水) 13:54:53 ID:79kXuaPo
ラニか凛のどっちかが死ぬでOK?
979名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/28(水) 17:56:03 ID:TOhpwLjx
『殺す』か『殺される』かの二択。
その大前提をひっくり返すシナリオを用意していてくれるのか、否か。それが気になりますね。
980名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/29(木) 02:02:25 ID:NUvX/Uaf
エクストラならRHとかリインあたりなら潜入できない?彼らは電子機器なんだし
そういうクロス書いてほしいな
981名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/29(木) 09:02:52 ID:KxwLLOfV
>>980

こちらレイジングハート
ムーンセルに潜入しました
指示を下さいマスター

こんなんしか想像できんw
982名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/29(木) 20:01:15 ID:NUvX/Uaf
リインと赤セイバーなら上手くやれる気がする
ムーンセルだとマスターはバックアップオンリーだからなのはよりむいてると思うし
983名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/29(木) 22:56:45 ID:3vOpx3k9
>>982
遠坂さんや少年王とか普通に攻撃してますやん
援護的な感じだけど

なのはさんの援護とか凄まじそうだよね
984名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 00:20:09 ID:ZmSefbZn
所詮は援護
985名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 00:24:21 ID:pYHbeU0Q
序盤はサーヴァントの見せ場でなのははサポート
魔力が満ちた終盤なのはの見せ場SLBでトドメ
と考えると物語を作りやすそうではある
986名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 03:06:53 ID:ZmSefbZn
>>985
まあ防御の薄い鯖ならクリティカルヒットすればいけるかもね
タイマンだと無理な芸当だけど
987名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 14:16:36 ID:YXd4Okos
彼女の場合、砲撃は無論としても決めに至るまでの戦術論理のが恐ろしい
一応本来の属性は砲撃なのに
988名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 14:59:55 ID:wq1lroO2
「奥義は牽制で崩して決めに至るまでの一連のコンビネーション・・・
 でもどいつもこいつも牽制打でくたばっちまうの」
なんて浮かんだが
そんななのはさんは嫌だ!

「〜の」「〜なの」とか本人はほとんで言ってないのに
語尾につけるとなのはさんっぽくなる不思議
989名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 15:52:06 ID:pYHbeU0Q
語尾に「〜の」っていうと某薔薇乙女の六番目を連想する人もそこらへんにいる

なのはさんは脳筋キャラのイメージを持たれてることが多いのがふしぎ
パワーキャラの宿命だろうか
990名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 20:11:51 ID:21eYC/xV
>>989
>パワーキャラの宿命だろうか

よくあることよ
バーサーカーだってそうだし。
戦闘技術は失われてるけど、聖剣は危ないって進言してるし
自分にダメージを与えうる攻撃は防御したりかわしたりするのに、何故か無抵抗で受けることを前提にする人が多い
991名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 23:46:10 ID:ciudyj2k
つうかEX呂布の方天画戟がアームドデバイスになってるのはどういうことよw
992名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 00:55:13 ID:hiJUrh0t
5形態に変化する超兵器で超軍師陳宮の生み出した人口宝具”ゴッドフォース”
エクストラ本編だとバーサーカー化してるから砲と矛のフォースしか出来ないみたいだが

そして当の呂布はランサーと戦っているとき観戦しているアーチャーに
アレは対軍仕様の生きる城砦。心臓穿ちの朱槍も半身半機には通じまい。とか言われている

どうやら呂布は戦闘機人なようです
993名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 02:11:51 ID:RakeoZrs
なんだランサーさんまた貧乏くじか
いつもどおりの安定感やな
994名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 02:20:09 ID:jPnmrPNB
原典からして貧乏くじ人生の英雄ですからな
995名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 08:49:30 ID:QUZDrCpa
>>991
方天画戟じゃなくてホーテンガゲッキなんだろう
996名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 14:25:52 ID:gGgTPdjl
誰も次スレ立てないから立ててきたよ

型月×リリカルなのはクロススレ38
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1280553888/
997名無しさん@お腹いっぱい。
規制解けたので、こっちでも乙


今回は>>980から誰も次スレに触れないわ、いきなりタイミング悪く規制だわ、避難所の代理依頼が果たされてないわ……
もう少し、減速についてなど、テンプレを練ってみるべきか?