アニメキャラ・バトルロワイアル3rd part17

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682平沢唯のバトル・ロワイアル記(最終話)

「ふはははははッ!!!!平沢唯!!!よくぞやってくれた!!!」

ルルーシュは10人ほどの参加者を従え、荒耶を倒した唯のもとに現れた。

「ありがとう、そして死ね!!!行く、我が駒たちよ!!!」

その声を皮切りに目を疑いたくなるマーダーの群れが唯へと襲いかかる。

織田信長、その右手にはエクスカリバー。
他にも、ライダー、藤乃など豪華すぎる面子だ。
もはや唯に勝ち目などない。

「小娘が灰塵に帰してくれようぞ――――
 ―――約束された勝利の剣!!!!!!!!!!!」

そして星が創りあげた聖剣はすべてを飲み込む。
―――はずだった。

「君を見てると―――」

唯は愛機をかき鳴らし、天使の声色にも思える歌声を響かせた。
そしてその後ろには放課後ティータイムの面々がいた。

「なん・・・・・・だと・・・・・・」

ルルーシュは思わず叫んだ。
最強の男に最強の武器。
負ける道理などないはずなのに…。

否。否。否。―――断じて、否ッ!!!!!!!!

人々の生活に常に関わってきた――音楽。
幾重もの思いと歴史を重ねて積み上げられてきた文化の結晶。
それ自体が宝具をも超えた歴史と想いを有している。
ちっぽけな設定だけで最強と定義された剣ごときでは壊せないほどの―――

「嗚呼―――神様お願い」

それは福音にも似た至福の音。
会場内に響く少女たちの声と演奏は人々に安らぎと感動を与えた。

―完―




〜エピローグ〜


「オレも真面目に働くか…」

少女たちの歌を聞いて、これからもう少し頑張ってみよう。
カイジはそう思って、ハローワークへと訪れた。

「すみません・・・・・・ん?」

そこには見知った少女がいた。
他でもない。天性のニート気質を持った平沢唯その人であった。