2
参加者リスト
6/6【咲-Saki-】
○竹井久/○天江衣/○福路美穂子/○池田華菜/○加治木ゆみ/○東横桃子
6/6【新機動戦記ガンダムW】
○ヒイロ・ユイ/○デュオ・マックスウェル/○張五飛/○ゼクス・マーキス/○トレーズ・クシュリナーダ/○リリーナ・ドーリアン
6/6【Fate/stay night】
○衛宮士郎/○セイバー/○アーチャー/○バーサーカー/○ライダー/○キャスター
5/5【けいおん!】
○平沢唯/○秋山澪/○田井中律/○琴吹紬/○平沢憂
5/5【戦国BASARA】
○伊達政宗/○真田幸村/○織田信長/○明智光秀/○本多忠勝
4/4【空の境界】
○両儀式/○黒桐幹也/○浅上藤乃/○荒耶宗蓮
4/4【ガン×ソード】
○ヴァン/○レイ・ラングレン/○カギ爪の男/○ファサリナ
4/4【とある魔術の禁書目録】
○上条当麻/○御坂美琴/○白井黒子/○一方通行
4/4【化物語】
○阿良々木暦/○戦場ヶ原ひたぎ/○八九寺真宵/○神原駿河
3/3【機動戦士ガンダム00】
○刹那・F・セイエイ/○グラハム・エーカー/○アリー・アル・サーシェス
3/3【コードギアス 反逆のルルーシュR2】
○ルルーシュ・ランペルージ/○枢木スザク/○C.C.
2/2【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○伊藤開司/○利根川幸雄
+書き手枠12 (書き手枠はまだ決定していません)
64/64
※作品上限に達している【咲-Saki-】【新機動戦記ガンダムW】【Fate/stay night】からは、書き手枠での参戦はできません。
【原則】
64名の参加者が残り一名になるまで殺し合う。
【スタート時の持ち物】
各人に支給されたデイパックの中身は以下の通り。
地図、名簿、食料、水、メモ帳、筆記用具、ルールブック、デバイス、腕時計、懐中電灯、
応急処置セット(絆創膏、ガーゼ、テープ、ピンセット、包帯、消毒液が詰められた救急箱)、ランダム支給品(各人1〜3個)。
【名簿について】
64名中、52名の参加者の名前が記載されている。
未掲載の12名については、第一回放送の際に発表。
龍門渕透華の名前は最初から掲載されていなかった。
【ルールブックについて】
ルールが書かれた小冊子。開会式中でインデックスが語った内容とほぼ同一。優勝特典についても記されている。
【デバイスについて】
現在自分がいるエリアがデジタル表記で表示される機械(【A-1】といった具合に)。方位磁石としての機能も兼ね揃えている。
【禁止エリアについて】
六時間に一回の頻度で行われる放送ごとに、三つずつ増えていく。
参加者が禁止エリアに踏み込んだ際、首輪が起爆する(爆破までに時間差や警告があるかどうかは不明)。
【優勝者への特権について】
優勝者には賞金として10億ペリカ、そしてその賞金で買い物をする権利が与えられる。
ペリカの使い道は以下の通り(これはルールブックにも記載されている)。
・元の世界への生還――1億ペリカ
・死者の復活―――――4億ペリカ
・現金への換金――――9億ペリカ
・その他の願い―――――要相談
※1ペリカ=10円。10億ペリカ=100億円。
【作中での時間表記】
【深夜:0:00〜1:59】
【黎明:2:00〜3:59】
【早朝:4:00〜5;59】
【朝:6:00〜7:59】
【午前:8:00〜9:59】
【昼:10:00〜11:59】
【日中:12:00〜13;59】
【午後:14:00〜15:59】
【夕方:16:00〜17:59】
【夜:18:00〜19:59】
【夜中:20:00〜21:59】
【真夜中:22:00〜23:59】
【企画に興味を持ったら】
当企画への参加に資格は必要ありません。どなたでもどんどんどうぞ。
但し、企画の円滑な進行のため、守るべきルールは存在します。
特にSS書き手として参加される方は事前に以下の「書き手用ルール」のページをお読みください。
企画への参加は「SSを書く」、以外にも「絵を投稿する」「MADを投稿する」「感想を書いてスレを盛り上げる」
等様々な形があります。そういった形での参加も大歓迎。みんなの技術を持ちよって企画を楽しみましょう。
予約開始は26日0:00(25日24:00)です。
あと3時間弱です。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 21:16:43 ID:OyLUt/p9
スレ立ち&テンプレ貼りつけ乙です
スレ立て&テンプレ乙です!
テンプレ乙です
ところで、したらばの予約スレもここの住人で立てるの?
それとも、したらば管理人の方がなさるのでしょうか
したらば管理人が時間前に来てくれると信じたいけど・・・
無理そうなら別の人が立てるということで
まさか今さらOPルールコラボでもめるとは思わなかった
やっぱアニロワじゃkskのようなOPコラボは無理か
ま、自明の理だな。アニロワだし
煽りはカエレ
書き手じゃなくて読み手が「コラボしろ!俺が投票したOPの要素を使わないのは許さない!」って声高に叫んでる時点で……
まあアニロワらしいといえばアニロワらしいよな
前スレで質問したけど、1000行ったんでもう一度。
名簿に載ってる名前ってテンプレにある参加者リストと同じ?
たとえば、ルルーシュが皇帝の時期から参戦してるからランペルージじゃなくてヴィ・ブリタニアで載ってるとか
カギ爪が本名で名簿に載ってるってのは、ありなんだろうか?
>>14 そこら辺は決めようがないってのが正直なトコ
事前に決めるのもなんだかなーって感じだし…
まぁ描写に矛盾がでた場合にのみ擦り合わせるって事で、今は好き勝手に書いちゃっていいんじゃないかな
>>13 OPのコラボの話題だったのか?
話の中でペリカ出したり、使い道を作ったりすることに関してではなく
>>14 最初に言及したもの勝ちじゃね?
ペリカを話の展開で使うのはおk
特殊ルールとかの話は書き手次第かな?
OPルールコラボはどうかと思う。「優勝者には賞金として10億ペリカ、そしてその賞金で買い物をする権利が与えられる」って書いてあるんだから、優勝時にしか金は配られないと解釈するのが普通だろう
>>14 前スレ999だけど改めて、ありだと思う
あの名簿はあくまでキャラ投票時に混乱しないようwiki表記名でってことで出来たものだし
作品内で名前が変化していくようなキャラは、参戦時期が限定されてしまうからね
>>18 どこがどう普通なのか分からんし、さっきからコラボだ何だと言ってるが、
リレーの中で書き手が新たな要素を追加していくのは当たり前のことだろうに
>>18 賛成
そう書かれている以上、ペリカでの買い物は優勝者の特権だと思う
22 :
14:2009/10/25(日) 22:01:37 ID:pDqzcjSi
書いた者勝ちってことでいいみたいだね。ありがとう
ま、推進派はゲーム中にペリカ登場する話を一話書きゃ終いだしな
>>23 そんなことすりゃ総叩きにあって破棄に追い込まれることは分かりきってる
アニロワ読み手をあまり甘く見ないほうがいい
さすがに話の展開でも出すなとか読み手が書き手を脅迫するなよな
展開潰しだぞ
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/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄
/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
>>1乙
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
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/ >x:::.、 \::::::::::::::::::::{'/////////\
とりあえずペリカを出したい人は覚悟が必要っぽいな
>>20 「優勝者には賞金として10億ペリカ、そしてその賞金で買い物をする権利が与えられる」って書いてあるんだぜ?
なら、「優勝者には特権として、賞金10億ペリカが配られて、買い物出来るんだな」って解釈は至極当然だと思うが?
ペリカである必要もないけどな
首輪やら支給品やらと引き換えに何かを得る施設ってのはよく見るし
>>24 そういう場合、先に書かれた話の内容が優先されるものでは
こうして書き手の自由度がどんどん狭まって行くのでした
自由度を広げるという意味でも
>>14はありだと思うな
>>28 覚悟がいるとかレスしてる時点で脅迫だろうが
>>29 書いてあるな。ペリカが利用価値があると強調してる
だからそれがゲーム内で出たりしないと書いてないだろ
>>28 >>25のおかけで否定するのは荒らし宣言してる読み手乙
が確定したから逆に出しやすくなったんじゃね?
>>29 そうだね、会場にはペリカが存在しないなんてことは、まったく書かれてないね
自由と他の書き手の事を考えない行為は全く違うんだよ
名簿という根底のルールを壊すなんてありえない
好き放題やりたいなら自作ロワでもやってろ
ペリカが存在するのが確定した以上それをロワ内で出すのは自然
買い物システムも新しいから読むのが楽しみだし
新しい風となる要素を否定する奴は頭おかしいとしか
いつまでもぐだぐだ言ってんなよ
何、総叩きだろうとどうせ議論スレに持ち込んで論陣張れる読み手様は存在しないから問題ない
○○出たから□□出すのは当然とか
そんなことないと思うけどな
>>29 とりあえず話の前提として、自分はOPで書かれたルールに何か追加しろとか言っているわけではない、と再確認
>なら、「優勝者には特権として、賞金10億ペリカが配られて、買い物出来るんだな」って解釈は至極当然だと思うが?
書いてあることの、それ以上でもそれ以下でもない
ロワ内での買い物とか、展開を書きたい書き手は、話の中でそういう展開を書けばいい
書きたい書き手がいないなら関係ないんだから、それをわざわざ事前に禁止しようとか言うのはおかしい、というだけのこと
>>36 矛盾がある場合は前に書かれた話に合わせる、というのは基本ルールだと思うけど
うまく使えてるなら採用。無理が出そうなら却下でいいだろ。
どうなるかもわからないのに可能性を縛る必要はないと思うけど
まあ、どちらにせよそろそろ議論スレか毒吐きに行けよ
……なんかこいつらさっきから場違いなこと話してないかと呟いてみる
決まってたルールを今更捻曲げられても困る
>>14 カギ爪さんの本名ってアニメ内で出てたっけ?
名前自体は息子さんが言ってた記憶があるが、そこら辺の関係含めての初出は別媒体だったような
というか、そもそもカギ爪さん本名だと同作品キャラに理解されないんじゃw
>>44 追加したい書き手がいるならそういう話が書かれて、いないならそういう話はかかれない
単純なことだと思うんだけどな
まあ変なルールを追加すれば読み手には叩かれるし、賛同しない書き手には潰されるしとろくなことはない
無難に普通の話を書くのが一番賢い
叩くとか潰すとか言ってるやつに賢いとか言われた所で、って感じだな
そして本当に賢い奴は毒はきか議論スレに行った
Fateキャラのズガン、新ルール追加あたりで荒れに荒れて波乱のスタートになるのが目に浮かぶようだ
ってかカギ爪の男に関しては、もし名簿にそう書かれてたら本人が「はぁ?」って感じでは…
そもそも「カギ爪の男」名義でも確証は持てないんだよなww
名簿にあだ名で記載されてるより悲惨だ
予約スレ、もう立てれる人が立てたら?
つーかイーモバ規制されっぱなしで書き込みできねえんだが。
投票はあきらめたが予約もできないってどういうことなの。
したらば管理人さん返答プリーズ
ちと立てるのチャレンジしてくる
予約は携帯でもおkだったはずだけど?
管理人はどうしたんだ?
スレ立て乙です
あとは管理人氏が来るまで雑談でいいかな
スレ立て乙です
建て乙です
しかし管理人氏のレスポンスが遅いのが気になるな…
忙しい人なのであれば、他の人に管理権を譲渡するとか出来ないのかな?
スレ立て乙です。
さあ、後1時間20分だ
スレ立て乙〜
開催までかなり期間あいちゃったし、予約即投下の人もそこそこいると予想
さーて記念すべき第1話は誰の話になるのやら…ワクワクしてきた
スレ立て乙
予約は10前後ぐらいだろうな
正直、自分の予約予定のキャラが人気ありそうでちょっとどきどきしてる
予約合戦前のこの感じはいいよな。なんかこう……血が冷たくなるっていうかさ
俺は大好きな嫁キャラがズガンや1話死亡枠な気がしてならないからビビッてるw
世間的な人気は微妙なんだよなぁ…どうなる事やら
自分の知らない作品のキャラがどう動くか気になる
それで興味持つかもしれないし
予約即投下か……
なかなかハイリスクだけど面白そうだなw
今半分ぐらい書けてるし頑張って即投下目指してみようかなw
……かぶらなければ!
被ると怖いのでまだ本文には着手してないなw
プロットは一応出来てるんだけど
かぶるのが怖くて、まだ執筆作業に手がつけられない
てす
書き手枠を使いたいから組み合わせ的にマズいから気に入ってるキャラを諦めるか、ズガンされないように気に入ってるキャラを書くか。それが問題だ。
恐らく1秒単位の争いになるからな
PCの時刻合せは十分か
表事情裏事情もろもろ合わせてこれほど楽しみなのも久しぶりだw
逆に考えるんだ。ズガンされちゃってもいいや、と考えるんだ。
そうすれば死者スレで大活躍さ!
もう7割書いた、これで被ったら没行きだー
とりあえず、施設使わないときは現在地に注意な
たまに一箇所に固まりまくることかあるから
ああ、そう言えば没投下スレとかあってもいいよな。 (縁起でもない)
没とーかは本とーかの後にするのがマナーですわ
83 :
80:2009/10/25(日) 23:00:25 ID:y0lzFfTe
施設使わないときは→施設使わないときも
ね。
実際みんなどんぐらい作品把握してんだろ
予約スレで既に壮絶な素振り合戦がw
7/12ぐらいかな。自分は。
後々把握していくつもりだけど
さて、一時間を切ったか…
>>84 原作も含めていいなら八作品
残りも現在進行形で把握中
ガンダムが長くて正直だれそうw
>>61 状況がここまできちゃえばもう管理人氏の手を煩わせる事もあまりなくなるだろ
9/12ってところかな
ガンダム二つが未把握なのが痛いが
素振りしている人結構多いな…ライバル多し…
早速死者スレに全自動卓が設置されてたのには噴いたw
参加者リスト
6/6【咲-Saki-】
○竹井久/○天江衣/○福路美穂子/○池田華菜/○加治木ゆみ/○東横桃子
6/6【新機動戦記ガンダムW】
○ヒイロ・ユイ/○デュオ・マックスウェル/○張五飛/○ゼクス・マーキス/○トレーズ・クシュリナーダ/○リリーナ・ドーリアン
6/6【Fate/stay night】
○衛宮士郎/○セイバー/○アーチャー/○バーサーカー/○ライダー/○キャスター
5/5【けいおん!】
○平沢唯/○秋山澪/○田井中律/○琴吹紬/○平沢憂
5/5【戦国BASARA】
○伊達政宗/○真田幸村/○織田信長/○明智光秀/○本多忠勝
4/4【空の境界】
○両儀式/○黒桐幹也/○浅上藤乃/○荒耶宗蓮
4/4【ガン×ソード】
○ヴァン/○レイ・ラングレン/○カギ爪の男/○ファサリナ
4/4【とある魔術の禁書目録】
○上条当麻/○御坂美琴/○白井黒子/○一方通行
4/4【化物語】
○阿良々木暦/○戦場ヶ原ひたぎ/○八九寺真宵/○神原駿河
3/3【機動戦士ガンダム00】
○刹那・F・セイエイ/○グラハム・エーカー/○アリー・アル・サーシェス
3/3【コードギアス 反逆のルルーシュR2】
○ルルーシュ・ランペルージ/○枢木スザク/○C.C.
2/2【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○伊藤開司/○利根川幸雄
誰が最後まで売れ残るかな
レイ兄さん辺りが危うい気がする
うんたん「ゴロゴロし〜た〜い〜♪」
ガンダム「歌が……聞こえる……」
鳥はこれでよかったかな・・・と
鳥バレしてるやつだから変更・・・と。これで心置きなく予約できる。
俺は予約合戦パスだ
書きたい話はあるが、私用で今週は執筆作業できないっぽいし
かぶらなかった場合でいいや
正直、予約10個とか言ってる奴は予約合戦なめてるのかしらと思わざるを得ないぜ……
これだけ人がいたらそんなもんじゃ済まないだろJK
漁夫の利狙い
予約かぶりに予約かぶりが重なり、空いた人気キャラを掻っ攫う手法
あまりに博打すぎてまず成功しない
数多いと再予約しようにも誰空いてるのかなかなか把握できないからなあw
あと30分、緊張してきた
>>102 本当にジャスト30分だな
ジャストすぎるw
いや0.1秒単位が分からんから不安
やはりこの緊張感は心地いい。
さっきまで議論百出だったのにこの静けさはなんぞや
あっと。
予約スレなど後のスレは他の人にお任せしますね。というかスレ立ては基本自由で。
問題なスレが立った時とかの件については後に要望スレ立てておきますんで。
たまに時が逆流して早い書き込みの方が後になってるんだよな
あれってどうやったら防げるんだ?
>>110 分からない
防ぐ手立てがあれば俺も教えてほしい
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 23:40:49 ID:MyF2gyjg
前スレでも言ったが電車はどういう形にする?
線路は地上線なのか地下鉄なのか高架なのか
車体は電車なのかモノレールなのかリニアなのか
細かい事でスマン
予約合戦か。そうだな。それくらいは、どんなロワだってあるさ。
俺だってそういう経験はあるしね。
でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。重要な事じゃない。
>>114 そういう事こそ書き手任せでいいんじゃ?
描写が食い違ったら早い方にあわせる
>>114 そんなもん描写したもん勝ちでいいっしょ
もし万が一被って矛盾が出たら…まぁそん時はそん時だ
>>114 トンネルがある以上、地下鉄でないことは確かだと思うんだ。
>>114 一番シンプルなのは普通の地上を走る電車だな。
特にこういうわけでこれがいいっていうのが無いなら地上の電車でいいんじゃない?
線路に誰か転がしてひき殺すみたいな事もやりやすいし。
>>119 地上どころか空中を走る地下鉄もあってな
さあ@5分で予約合戦開始ですよっと。
高架だと電車使わなくても安全に移動できそうだな
後五分を切った
ドキドキしてきたよー
和ませようと思った俺涙目w
しかしとりあえず書き手枠で誰が来るか楽しみだ。
こっちやしたらばの別スレに誤爆するなよ〜
さて…どうなるかね
ここに予約レス書き込む人いるかもな
後数十秒
頼むっ……来てくれっ……!
もう頼みの綱は書き手枠しかっ……!
ぎゃああああああああーーーーーーー!!
死んだーーーーーーーーーーーーーー!!!
ホンダム人気すぎるわぁ!!!まさか被るとは思わんかったわぁ!!
モモかぶりすぎw
チクショウステルスモモが被りすぎだろ!w
書き溜めしてなくってよかった
しゃああああああっ!!!
どれが生き予約なのかまるで分らんww
バーサーカーもかぶりまくりだな
てか俺も被っちまった一人だがorz
予約多すぎグランドワロリンガwwwwwwwwwwwww
あれ。最初のやつ同じ時間でかぶってるけどあくまで上優先なのかな。
安藤っ……!
まさかモモがこんな人気だとは思わなかった
>>114 けいおんに出てきた叡山電鉄の車両を走らすのはどうだ
あまりにも当然
ねーよwww書き手何人いるんだよwwwww
ちくせう、こうなったら余りキャラに期待だwww
はい被ったwww
待て。何が余ってるんだよw
書き手枠も余りキャラもほとんどないな
はっはっは。
……負けたよ、ボロボロに負けた。
プロット組んでた予備のも思いっきりとられた。
ていうか今誰が余ってるんだろうか?
どんだけ予約はいるんだよwwwwww
俺の好きなキャラが被ってくれてちょっと嬉しいw
まって、今どの予約が有効なのwwwww
モモ人気ありすぎ
何このロワこわいwwwww
予約多すぎwwwwwwwwwwwwwwww
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 00:04:52 ID:umtBW0Sc
時間の歪みがあるな
したらばはコンマ以下が表示出来るようにはならないのか?
時空の歪みこええwww
時空の歪みはレス順が早いほうが優先かな?
書き手衆いったん落ち着いて、どの予約が有効かを確認する作業に移るんだ
多すぎだろ、予約…
被ったから予約破棄してきたよ
ところで既に使い物にならないss自体は書きあげてここにあるわけだが、ボツネタ投下スレを作ってきてもいいかな?
表示順だね >時空の歪み
お前らステルス好きすぎだろw
余り物でたった今思いついたプロットだけど予約するか迷う…
誰かまとめてる人いる?
>>157 被った予約分が投下されてしばらく経つまで待つんだ
俺も被ったんだよ…
壮絶なあまりもの合戦が・・・
よーし、まとめてくるわwwww
書き手枠はこれだけな
船井譲次@カイジ
中野梓@けいおん
ラッキー・ザ・ルーレット@ガンソード
玄霧皐月@空の境界
片倉小十郎@BASARA
安藤守@カイジ
プリシラ@ガンソード
パトリック・コーラサワー@ガンダムOO
月詠小萌@禁書目録
海原光貴@禁書目録
>>157 作っていいと思うが、投下するのは予約されたSSが投下されて少し経ってから、って注意書きをしとくのがいいと思う
投下されたSSと没SSを比較する人が出てくるとまずいから
誰だよ、予約は多くても10前後だろうとか言ってた奴はwww
倍以上じゃねーか!www
安藤もコーラも予約されたか
意外にもギアスはまだいないのか
待て、被って破棄になった書き手枠は無効では?
>>165 けいおん、BASARA、ガンソ、禁書は終了かな
いきなりホンダムVSバーサーカーかよw
>>165に兵頭和尊もいたんだけど、これは書き手枠でいいのか黒幕なのか分からん。
なぜだろう。先日の選挙結果を彷彿とさせる……。
なんという圧倒的物量。
>>171 いやまて。意外と後々まで続く名コンビフラグかも知れんぞ……
おい、どれが通ったんだww
俺の方が時間は早いぞww
◆MAKO.0z9p.:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:rkbSaPPQ
【平沢唯】と【東横桃子】 書き手枠で【船井譲次@カイジ】の3人を予約します。
◆rfP3FMl5Rc:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:DYGIX3JY
本多忠勝、バーサーカー予約します
◆tILxARueaU:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:BaO6PliE
伊藤開司、八九寺真宵予約します。
◆SDn0xX3QT2:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:2RW1cPxM
枢木スザク@コードギアス、真田幸村@戦国BASARAを予約します。
◆40jGqg6Boc:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:u9a7/MAU
天江衣、グラハム・エーカーを予約します。
◆lcMqFBPaWA:2009/10/26(月) 00:00:15 ID:Bh8Xj6a.
セイバー、C.C. で予約します。
◆3zI4WkFMLc:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:XP.iIfbE
リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)@新機動戦記ガンダムW
衛宮士郎@Fate/stay night
◆10fcvoEbko:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:Cd/yejx2
明智光秀、両義式で予約します。
◆PAWA58Ribc:2009/10/26(月) 00:00:01 ID:yx8ZHG52
織田信長で予約します
◆lDZfmmdTWM:2009/10/26(月) 00:00:02 ID:IuRIlDZg
アリー・アル・サーシェス、書き手枠で片倉小十郎@戦国BASARA予約します。
◆WWhm8QVzK6:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:PfGI8C5Y
御坂美琴、荒耶、アーチャー予約します
◆Kn1oA8GRiE:2009/10/26(月) 00:00:02 ID:HuDnkwNw
【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反逆のルルーシュR2】
【キャスター@Fate/stay night】
◆ApriVFJs6M:2009/10/26(月) 00:00:02 ID:ShY32392
秋山澪、白井黒子を予約します
◆BXnAdYmV9c:2009/10/26(月) 00:00:01 ID:IxjP8gO.
アーニャ・アールストレイム@コードギアス 反逆のルルーシュR2予約します
◆7jHdbxmvfI:2009/10/26(月) 00:01:16 ID:ENbuK7F6
被った
福路美穂子と戦場ヶ原ひたぎで予約します
現時点でこれだけ。(追加あり)
間違ってないか確認よろ
書き手枠は書き手枠と明記してないと予約無効なの?
なら兵頭は無効なのかな?
>>174 対主催ORマーダーおわたw>ホンダムとバサカが組んだら
士郎とリリーナって興味深い組み合わせだw
余り物を狙いに来たが引き返せざるおえない
なんだこの書き手数はwww
◆rfP3FMl5Rc 本多忠勝、バーサーカー
◆tILxARueaU 伊藤開司、八九寺真宵
◆7jHdbxmvfI キャスター、東横桃子、書き手枠で中野梓@けいおん
◆SDn0xX3QT2 枢木スザク@コードギアス、真田幸村@戦国BASARA
◆40jGqg6Boc 天江衣、グラハム・エーカー
◆qWledVrzo. 平沢唯(けいおん!)玄霧 皐月(空の境界@書き手枠)
◆3zI4WkFMLc リリーナ・ドーリアン@新機動戦記ガンダムW,衛宮士郎@Fate/stay night
◆10fcvoEbko 明智光秀、両義式
◆PAWA58Ribc 織田信長
◆lDZfmmdTWM アリー・アル・サーシェス、書き手枠で片倉小十郎@戦国BASARA
◆WWhm8QVzK6 御坂美琴、荒耶、アーチャー
◆ApriVFJs6M 秋山澪、白井黒子
◆mist32RAEs セイバー、デュオ・マックスウェル、書き手枠でプリシラ@ガン×ソード
◆BXnAdYmV9c アーニャ・アールストレイム@コードギアス 反逆のルルーシュR2
◆7jHdbxmvfI 福路美穂子と戦場ヶ原ひたぎ
◆qWledVrzo. 律(けいおん!)玄霧 皐月(空の境界@書き手枠)
◆K9VOez7plg 書き手枠で海原光貴(偽)
◆eodXldT6W6 兵藤和尊
ここまでやったけどもうダメだw
正確かどうかもちょっと自信ないし、だれかに任せるw
千石撫子で書き手枠はストップかな。兵藤がいまいち立場分からないんだけど・・・
アーニャの予約は書き手枠って明記してないがどうなるんだ?
書き手枠ってのは使い勝手の良い強マーダーの確保の意味合いが強いと思ってたが、みんなあんまり気にしてないっぽいな
>>180 まてw諦めるなw 俺はさっき見つけて予約したぜw
<残り>
6/6【咲-Saki-】
○池田華菜/
6/6【新機動戦記ガンダムW】
○ヒイロ・ユイ/○張五飛/○ゼクス・マーキス/○トレーズ・クシュリナーダ/
6/6【Fate/stay night】
○ライダー
5/5【戦国BASARA】
○伊達政宗/
4/4【空の境界】
○黒桐幹也/○浅上藤乃/
4/4【ガン×ソード】
○レイ・ラングレン/○ファサリナ
4/4【とある魔術の禁書目録】
○上条当麻/○一方通行
4/4【化物語】
○阿良々木暦/○神原駿河
3/3【機動戦士ガンダム00】
○刹那・F・セイエイ/○アリー・アル・サーシェス
3/3【コードギアス 反逆のルルーシュR2】
○C.C.
2/2【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○利根川幸雄
<書き手枠 残り 0>
船井譲次@カイジ、中野梓@けいおん!
リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)@新機動戦記ガンダムW
プリシラ@ガン×ソード、アーニャ・アールストレイム@コードギアス 反逆のルルーシュR2
玄霧 皐月p空の境界、海原光貴(偽)、兵藤和尊、月詠 小萌、千石撫子、安藤守@カイジ
ユーフェミア・リ・ブリタニア
多分こんな結果。相違があったら教えてくれ
>>165 一緒に予約した八九寺スザクで予約被りだから、コーラサワーの予約も自動的に無効かと
池田ァァァァ!!!wwwww
◆8d93ztlX9Qの予約は無効なのか?
<残り>
6/6【咲-Saki-】
○池田華菜/
6/6【新機動戦記ガンダムW】
○ヒイロ・ユイ/○張五飛/○ゼクス・マーキス/○トレーズ・クシュリナーダ/
6/6【Fate/stay night】
○ライダー
5/5【戦国BASARA】
○伊達政宗/
4/4【空の境界】
○黒桐幹也/○浅上藤乃/
4/4【ガン×ソード】
○レイ・ラングレン/○ファサリナ
4/4【とある魔術の禁書目録】
○上条当麻/○一方通行
4/4【化物語】
○阿良々木暦/○神原駿河
3/3【機動戦士ガンダム00】
○刹那・F・セイエイ/
3/3【コードギアス 反逆のルルーシュR2】
○C.C.
2/2【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○利根川幸雄
<書き手枠 残り 0>
船井譲次@カイジ、中野梓@けいおん!
プリシラ@ガン×ソード、アーニャ・アールストレイム@コードギアス 反逆のルルーシュR2
玄霧 皐月p空の境界、海原光貴(偽)、兵藤和尊、月詠 小萌、千石撫子、安藤守@カイジ
ユーフェミア・リ・ブリタニア、片倉小十郎
これが正しいっぽい。リリーナ書き手枠にいれちゃったwwwww
あ、池田余ってるなら書こうかなー
……と思ったが上条さんあたりと組ませるとなぜか上条さんが早期退場する予感がぷんぷんする……
海原が名簿に(偽)ってあったら…w
書き手枠で良かったな!
同じく残り物があったらとか思ってたらw
誰だよ、予約が10程度っていったのはwww
池田予約されたよ!余らなくてよかったな池田ァ!!!
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 00:19:30 ID:X44xaxSP
兵藤とアーニャ、あらためて書き手枠で予約入ったけど、あれは有効なの?
刹那主人公なのにハブられてやんのwww
それ以上にWがひどいけどなww
池田ァ!
書き手枠暫定
船井譲次@カイジ
中野梓@けいおん
ラッキー・ザ・ルーレット@ガンソード
玄霧皐月@空の境界
片倉小十郎@BASARA
安藤守@カイジ
プリシラ@ガンソード
月詠小萌@禁書目録
海原光貴@禁書目録
兵藤和尊@カイジ(参加者かどうか不明)
アーニャ・アールストレイム@ギアス
千石撫子@化物語
ユーフェミア・リ・ブリタニア@ギアス
◆MAKO.0z9p. 平沢唯、東横桃子、船井譲次
◆rfP3FMl5Rc 本多忠勝、バーサーカー
◆tILxARueaU 伊藤開司、八九寺真宵
◆SDn0xX3QT2 枢木スザク@コードギアス、真田幸村
◆DXXMkAYDjo 竹井久、中野梓
◆40jGqg6Boc 天江衣、グラハム・エーカー
◆3zI4WkFMLc リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)、衛宮士郎
◆10fcvoEbko 明智光秀、両義式
◆PAWA58Ribc 織田信長
◆lDZfmmdTWM アリー・アル・サーシェス、片倉小十郎
◆WWhm8QVzK6 御坂美琴、荒耶、アーチャー
◆Kn1oA8GRiE ルルーシュ・ランペルージ、キャスター
◆ApriVFJs6M 秋山澪、白井黒子
◆mist32RAEs セイバー、デュオ・マックスウェル、プリシラ
◆BXnAdYmV9c アーニャ・アールストレイム
◆7jHdbxmvfI 福路美穂子、戦場ヶ原ひたぎ
◆qWledVrzo. 律、玄霧 皐月
◆K9VOez7plg 海原光貴(偽)
◆eodXldT6W6 兵藤和尊
◆4etfPW5xU6 月詠 小萌
◆wKs3a28q6Q 加治木ゆみ
◆Cc4rQsEIrc 平沢紬、書き手枠で千石撫子
◆qh.kxdFkfM カギ爪の男、書き手枠で安藤守
◆tu4bghlMIw ヴァン、書き手枠でユーフェミア・リ・ブリタニア
◆eNIM4lH5t. 浅上藤乃
何でだろ
身体能力には差が無いのに池田に死臭が………
あと咲は竹井久残ってない?
予約被ってるから無効じゃない?
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 00:21:03 ID:umtBW0Sc
書き手枠意外とバランス取れてるな
>>200 ムギが平沢家の養子になってますぜ!!
しかしあっという間に書き手枠が決まったおかげで名簿を配っても問題ないという……
リストが出たことでさらに予約は加速した
一応被ってない予約だけまとめてみた
書き手枠は考慮してないし、間違いがあるかも分からない
……どーも残らなさそうな気配がして嫌だぜ
ちょっと焦って予約するか?
うわ、コーラ落ちてたのかw
余りで話を考えてたらすでに予約されてたでござる
>>199 ラッキー様の予約は既に破棄されてるよ
てか俺だけどなw
8 : ◆2HHKFjJyPc:2009/10/25(日) 23:59:59 ID:53BuF10I
セイバー、東横桃子で予約します。
9 : ◆8d93ztlX9Q:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:/5.uj4Ec
セイバー、東横桃子 予約します
まさか内容まで被っていたのだろうか…?
◆56WIlY28/s氏の久無効じゃねぇ?
書き手枠確定
船井譲次@カイジ
中野梓@けいおん
ラッキー・ザ・ルーレット@ガンソード
玄霧皐月@空の境界
片倉小十郎@BASARA
安藤守@カイジ
プリシラ@ガンソード
月詠小萌@禁書目録
海原光貴@禁書目録
兵藤和尊@カイジ
アーニャ・アールストレイム@ギアス
千石撫子@化物語
兵藤が参加者でいいのか果てしなく疑問w
被っちまったか……まぁしょうがないか
書き手枠が面白すぎるwwww
支給品とか施設とかが被って破棄になった場合、書き手枠は空きがでる可能性もあるのか
確定名簿、かな?
6/6【咲-Saki-】
○竹井久/○天江衣/○福路美穂子/○池田華菜/○加治木ゆみ/○東横桃子
6/6【新機動戦記ガンダムW】
○ヒイロ・ユイ/○デュオ・マックスウェル/○張五飛/○ゼクス・マーキス/○トレーズ・クシュリナーダ/○リリーナ・ドーリアン
6/6【Fate/stay night】
○衛宮士郎/○セイバー/○アーチャー/○バーサーカー/○ライダー/○キャスター
6/6【けいおん!】
○平沢唯/○秋山澪/○田井中律/○琴吹紬/○平沢憂/○中野梓
6/6【戦国BASARA】
○伊達政宗/○真田幸村/○織田信長/○明智光秀/○本多忠勝/○片倉小十郎
6/6【ガン×ソード】
○ヴァン/○レイ・ラングレン/○カギ爪の男/○ファサリナ/○ラッキー・ザ・ルーレット/○プリシラ
6/6【とある魔術の禁書目録】
○上条当麻/○御坂美琴/○白井黒子/○一方通行/○月詠小萌/○海原光貴
5/5【空の境界】
○両儀式/○黒桐幹也/○浅上藤乃/○荒耶宗蓮/○玄霧皐月
5/5【化物語】
○阿良々木暦/○戦場ヶ原ひたぎ/○八九寺真宵/○神原駿河/○千石撫子
5/5【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○伊藤開司/○利根川幸雄 /○船井譲次/○安藤守/○兵藤和尊
4/4【コードギアス 反逆のルルーシュR2】
○ルルーシュ・ランペルージ/○枢木スザク/○C.C./○アーニャ・アールストレイム/
3/3【機動戦士ガンダム00】
○刹那・F・セイエイ/○グラハム・エーカー/○アリー・アル・サーシェス
いや本当、マジ売り切れるぜこれは
なんだこの快挙
ゴトーワードでるんならヘタ錬も出して妄想実現コンビとか作りたかったぜ
けいおん部全滅確認!
参加者リスト暫定版
6/6【咲-Saki-】
○竹井久/○天江衣/○福路美穂子/○池田華菜/○加治木ゆみ/○東横桃子
6/6【新機動戦記ガンダムW】
○ヒイロ・ユイ/○デュオ・マックスウェル/○張五飛/○ゼクス・マーキス/○トレーズ・クシュリナーダ/○リリーナ・ドーリアン
6/6【Fate/stay night】
○衛宮士郎/○セイバー/○アーチャー/○バーサーカー/○ライダー/○キャスター
6/6【けいおん!】
○平沢唯/○秋山澪/○田井中律/○琴吹紬/○平沢憂/○中野梓
6/6【戦国BASARA】
○伊達政宗/○真田幸村/○織田信長/○明智光秀/○本多忠勝/○片倉小十郎
5/5【空の境界】
○両儀式/○黒桐幹也/○浅上藤乃/○荒耶宗蓮/○玄霧皐月
6/6【ガン×ソード】
○ヴァン/○レイ・ラングレン/○カギ爪の男/○ファサリナ/○ラッキー・ザ・ルーレット/○プリシラ
6/6【とある魔術の禁書目録】
○上条当麻/○御坂美琴/○白井黒子/○一方通行/○月詠小萌/○海原光貴
5/5【化物語】
○阿良々木暦/○戦場ヶ原ひたぎ/○八九寺真宵/○神原駿河/○千石撫子
3/3【機動戦士ガンダム00】
○刹那・F・セイエイ/○グラハム・エーカー/○アリー・アル・サーシェス
5/5【コードギアス 反逆のルルーシュR2】
○ルルーシュ・ランペルージ/○枢木スザク/○C.C. /○アーニャ・アールストレイム/○ユーフェミア・リ・ブリタニア
5/5【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○伊藤開司/○利根川幸雄/○船井譲次/○安藤守 兵藤和尊?
64/64
>>200の続き
◆fQ6k/Rwmu. 上条当麻
◆C7F4BI2F4w ライダー、C.C.
◆Nfn0xgOvQ2 張五飛
◆8d93ztlX9Q 刹那、トレーズ
◆kALKGDcAIk 黒桐幹也
◆70O/VwYdqM レイ・ラングレン
◆.ZMq6lbsjI ゼクス・マーキス、一方通行
<残り>
6/6【新機動戦記ガンダムW】
○ヒイロ・ユイ
5/5【戦国BASARA】
○伊達政宗/
4/4【ガン×ソード】
○ファサリナ
4/4【化物語】
○阿良々木暦/○神原駿河
2/2【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○利根川幸雄
りゃりゃりゃぎさん残ってますよ
ようやく収まったか?
すげえ勢いで笑ったw
ラッキー破棄されてる?
ちょっと待って、
>>211で自己申告があるけど
19 : ◆9kuF45dxA2:2009/10/26(月) 00:00:00 ID:oCUFRclY
バーサーカー、上条当麻、書き手枠を使ってガン×ソードのラッキー・ザ・ルーレットで予約
49 : ◆9kuF45dxA2:2009/10/26(月) 00:00:50 ID:oCUFRclY
バーサーカー、上条当麻、ラッキー・ザ・ルーレットで予約
どちらもバーサーカー被りで消えてるから、ラッキー・ザ・ルーレットは通ってない。
>>222 あれ?俺ラッキー様の予約破棄するって言わなかったっけ
ラッキーの予約はバーサーカーが被って破棄されたか?
ありゃりゃぎさんは一人で予約はいってね?
修羅々木さん投票トップだったといのにww
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 00:30:23 ID:umtBW0Sc
で、いつから話投下していいの?
じゃあ、書き手枠誰かが繰り上がるの?
>>224 結構人気どころと目されていた連中が残ってるな
ありゃりゃ木さん残った……と思ったら単独予約があった
ちょ、埋まったぞおい
まあ俺も予約してるんですけどね
クララ木さん予約したつもりだったけどなんでみんな認識してくれないんだろう
……はっ、これがステルスモードってやつか!
あ、せせらぎさんは予約されてるな
ステルス木さんか
開始30分で終了とは……。
どんだけいるんだ書き手
これはすごいことにwww
30分足らずで全キャラに予約入るとか……
あ り え ん (笑)
確か2ndでもなかったぞ、こんなことw
ところでこんな一気に予約来たんだから、場所かぶりもいくつか出そうだぞw
場所の予約もしたほうがよくねw
さて、これであとは投下を待つだけか
1番手は誰かな?
マジキチwww
結局ラッキーが無効だから書き手枠が1つ余っちゃったのか?
逆に純粋読み手がいるのか心配になってきたw
実はみんな書き手だったんだよ・・・!とか
今から書き出す人もいれば、既に書き上げてる人もいるだろなーw
>>233 早々に書き手枠埋まった、という流れになった関係で
途中から書き手枠は誰も出してない。
アーニャ@ギアス、兵頭@カイジは書き手枠入れ忘れでの再予約なので除くと
最後に書き手枠の文字の見えるジェレミア@ギアスの予約はシロウが被ってるから無効になってる
つまり、まだ書き手枠1つ開いてるのではないかと
書き手枠が余ってたからtu4氏の予約が通るのかな?
お前ら皆ばっかじゃねーのwwwwwwwwwwwwww
どんだけアニロワ好きなんだよwwwwwwwwwww
正直(偽)が来るなんて思っても(ry
そしてついに小萌先生の時代がww
>>251 禁書の書き手枠には吹かざるを得ないwwwww
落ち着いたっぽいな…
しかし兵藤が非参加者だった場合、書き手枠はどうなるんだ?
新たにひとつ空きが出るとかになるならそのあたりは早めに決めておかないと
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 00:38:11 ID:umtBW0Sc
オレンジ漏れたか
それは残念
そういや、アニメでは一方さんと海原(偽)は面識ないんだよな、ちともったいない
>>249 ってごめんtu4氏のユフィが適用で書き手枠は結局埋まるのか
>>199に名前があったから省いてたんだが、よく数えたらこのレス13人いるなw
というわけでやっぱり書き手枠は埋まってましたとさ
しかし余りもんの人に全部かっさらわれたなあ、オチまでw
ヴァンとファサリナさんだけでもとんでもなのにユフィやキャス子てw
オレンジ期待してるんだが
>>253 兵藤は書き手枠だな
予約にも書いてある
余り物書くかなーとか余裕こいてた俺は不貞寝するしかない
いや本当、予約合戦に参加しなかったことをここまで悔やむ日がくるとは
>>253 帝愛グループのトップなのに参加者ってどうよw
考えられるとしたらマネーゲームに負けて誰かに帝愛乗っ取られたとかw
オレンジは落ちた、だがまだギアスキャンセラーには出番があるはず!
兵頭はもう決まり?
こいつも参加者かw
ギアス勢が斜め上過ぎるw
>>261 利根川「……」
兵藤「……」
カイジ「……」
な に こ れ
267 :
確定名簿:2009/10/26(月) 00:43:41 ID:X44xaxSP
6/6【咲-Saki-】
○竹井久/○天江衣/○福路美穂子/○池田華菜/○加治木ゆみ/○東横桃子
6/6【新機動戦記ガンダムW】
○ヒイロ・ユイ/○デュオ・マックスウェル/○張五飛/○ゼクス・マーキス/○トレーズ・クシュリナーダ/○リリーナ・ドーリアン
6/6【Fate/stay night】
○衛宮士郎/○セイバー/○アーチャー/○バーサーカー/○ライダー/○キャスター
6/6【けいおん!】
○平沢唯/○秋山澪/○田井中律/○琴吹紬/○平沢憂/○中野梓
6/6【戦国BASARA】
○伊達政宗/○真田幸村/○織田信長/○明智光秀/○本多忠勝/○片倉小十郎
6/6【とある魔術の禁書目録】
○上条当麻/○御坂美琴/○白井黒子/○一方通行/○月詠小萌/○海原光貴
5/5【空の境界】
○両儀式/○黒桐幹也/○浅上藤乃/○荒耶宗蓮/○玄霧皐月
5/5【ガン×ソード】
○ヴァン/○レイ・ラングレン/○カギ爪の男/○ファサリナ/○プリシラ
5/5【化物語】
○阿良々木暦/○戦場ヶ原ひたぎ/○八九寺真宵/○神原駿河/○千石撫子
5/5【コードギアス 反逆のルルーシュR2】
○ルルーシュ・ランペルージ/○枢木スザク/○C.C. /○アーニャ・アールストレイム/○ユーフェミア・リ・ブリタニア
5/5【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○伊藤開司/○利根川幸雄/○船井譲次/○安藤守/○兵藤和尊
3/3【機動戦士ガンダム00】
○刹那・F・セイエイ/○グラハム・エーカー/○アリー・アル・サーシェス
64/64
223 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2
>>259 マジか…
兵藤が参加者とか、新しすぎるw
どう戦うんだあのジジイ…
>>265 >>222はよく見ると65人居るw
だからラッキー様抜いてちょうど64/64 になるみたいです
>>268 なるほどw
しかし勢い凄いなw
名簿も確定したしそろそろ投下タイム来るかな?
それにしても予約が30以上とはwww
物凄い勢いだな
え・・・?
「金で魔法を買った」帝愛が・・・乗っ取られた・・・?
なにそれw
>>264 そういえば結局R2からのキャラはアーニャのみなのかw
ロロとか入ってなかったしなww
まさかの書き手枠で手直しタイム中と予想してみるw
カイジやら利根川やらはもはや書き直しレベルじゃねーかな?www
「金で魔法を買った帝愛」を「金」で買ったんだよ……!
俺の渾身のプロットが露に消えたー…
○○は○○と組ませるという浪漫を追求したかったというのにー…
あぁぁぁぁぁ…畜生、変に余裕なんかもたずに0:00;00になったら即効送信おしてりゃぁ!!
わざわざ日本標準時を開いてた結果がこれだよ!!
キャラ投票のころに涙を呑んだ安藤が当選しただけで感無量です。
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 00:49:49 ID:umtBW0Sc
結局場所は早いもの勝ちって事でおk?
しかし予約スレの時空圧縮はひどいなw
HAHAHA、0:00に送ったのに送信エラー出やがって出遅れた自分の方がもっと可哀想さ!
不幸自慢でもしなきゃやってられねー。
予約だけでもう34話まで埋まってる件について
なんてこったなんてこった
そしてここで衝撃の事実
……多分、登場2話目でももっかい予約合戦する必要があるんじゃないかなって
いきおいが1000超えたらそら時空も歪むわw
名簿は最初から決定?
書き手枠も投下前に決まったし
第一回放送まで何日でいくんだろ……
書き手枠が破棄されない限り、名簿はこれで確定だね
>>282 よう、俺!
あのエラーさえなければ取れてた……自信はあったっ……!
>>282 書き手枠で他の人が出さなかったお気に入りを出そうと思って様子見してたらそんな余裕一_もなかったでござるの巻。
まさかまさかあそこまで来るとは思わなかった…
一応、OPに書いてあるルールでは書き手枠の12人は放送まで白紙だからすぐに会長が参加してのは気がつかないかw
名簿はOPでこう書かれちゃってるのよ
>名簿にはバトルロワイアルの参加者である65名……から13名を引いた、52名の人名が記されています。
>>286 俺らの視点では名簿は早くも確定したけど
OPでの説明が優先されるはずなので、名簿に書き手枠の12人は載らない・・・はず。
>>293 64名中、52名の参加者の名前が記載されている。
未掲載の12名については、第一回放送の際に発表。
龍門渕透華の名前は最初から掲載されていなかった。
じゃね?
被ると思ってたキャラは大丈夫だったけど
安牌だと思ったキャラが被ったでござるの巻き
ユーフェミアも最初は白紙か
ルルとスザク見たらどうなるかw
今夜中に何本か投下されるのかな
落ち着いてきたし投下が来てもいい頃合いだけど
おい、没投下w
盛況ロワの予約が殺到するのは仕方ないのかな
他ロワだとニコβも70人が1時間かからずに埋まったし
書いていいのかわからんが、書き手枠所見
別に不満がるわけじゃないので気に障ったらすまん
けいおん! まあ、順当
BASARA 順当。けいじは……
禁書 まさかの小萌先生、そしてそれ以上にまさかの(偽)
らっきょ 個人的には来るとは思わなかった
ガンソ 順当。うぎゃーは仕方がない
化物語 順当。翼は不幸
ギアス R2キャラはアーニャのみという意外性
カイジ 兵藤wwww
ダブルオー コーラサワー……
さあ予約合戦に敗れた俺としては、次の興味はお目当てキャラの登場話生存ハードル突破なわけだが!
参戦時期によって面白くなりそうだなw
一番の注目はやはりバサカとホンダムがどうなるかだろうか
そういえば、投下はこのスレだよな?
兵藤が参加者だったら誰かが言ってたのが現実になるかもしれんな。
ペリカに利根川の顔印刷して涙目にしようぜ…って。いじくらなければ普通に兵藤だもんなwww
とりあえずはってみる。
書き手氏の敬称は略させていただきました。
◆MAKO.0z9p【平沢唯】と【東横桃子】 書き手枠で【船井譲次@カイジ】
◆rfP3FMl5Rc本多忠勝、バーサーカー
◆tILxARueaU伊藤開司、八九寺真宵
◆SDn0xX3QT2枢木スザク@コードギアス、真田幸村@戦国BASARA
◆DXXMkAYDjo竹井久と書き手枠で中野梓@けいおん
◆40jGqg6Boc天江衣、グラハム・エーカー
◆qWledVrzo.平沢唯(けいおん!)玄霧 皐月(空の境界@書き手枠)
◆3zI4WkFMLcリリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)@新機動戦記ガンダムW衛宮士郎@Fate/stay night
◆10fcvoEbko明智光秀、両義式
◆PAWA58Ribc織田信長
◆lDZfmmdTWMアリー・アル・サーシェス、書き手枠で片倉小十郎@戦国BASARA
◆WWhm8QVzK6御坂美琴、荒耶、アーチャー
◆ApriVFJs6M秋山澪、白井黒子
◆BXnAdYmV9cアーニャ・アールストレイム>書き手枠
◆7jHdbxmvfI福路美穂子と戦場ヶ原ひたぎ
◆K9VOez7plg書き手枠で海原光貴(偽)
◆eodXldT6W6兵藤和尊>書き手枠
◆4etfPW5xU6書き手枠で月詠 小萌
◆Kn1oA8GRiEルルーシュ
◆wKs3a28q6Q加治木ゆみ
◆mist32RAEsセイバー、デュオ・マックスウェル、書き手枠でプリシラ@ガン×ソード
◆YLoNiOIZ66平沢憂・池田華菜
◆1aw4LHSuEI阿良々木暦
◆Cc4rQsEIrc書き手枠で千石撫子、紬
◆qh.kxdFkfMカギ爪の男、書き手枠で安藤守@カイジ
◆tu4bghlMIwヴァン、書き手枠でユーフェミア・リ・ブリタニア、ファサリナ、ヒイロ・ユイ、キャスター
◆eNIM4lH5t浅上藤乃
◆fQ6k/Rwmu上条当麻
◆C7F4BI2F4wライダー、C.C.
◆Nfn0xgOvQ2張五飛
◆8d93ztlX9Q刹那、トレーズ
◆kALKGDcAIk黒桐幹也
◆70O/VwYdqMレイ・ラングレン
◆.ZMq6lbsjIゼクス・マーキス、一方通行
◆CH3yUfFZ32伊達政宗、神原駿河
◆55555IZOcs利根川幸雄
書き手枠:船井、中野梓、玄霧皐月、片倉小十郎、アーニャ、海原、兵藤、小萌、プリシラ、千石撫子、安藤、ユーフェミア、
予約は35件なり!
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 01:07:02 ID:zLqRbHUk
そろそろ誰か投下こないのか?それとも先に書いてた人は予約とれなかったのか?
3日後には35話進んでいるってことか・・・
しかし即投下がない件
後半はプロット無しで焦って予約したとしても、前半の予約は来てもよさそうだが……
やはり手直しタイムか?
今日が月曜日ってことを忘れないでねw
>>308 この感じじゃ厳しそうだな
予定通りに予約できた人なんていないんじゃないか?w
しかし一時的にとは言え、35人も書き手がいるってすげぇな…
流石アニロワと言うべきか。荒れまくりのマイナスイメージが強かったけど、底力を見せつけられた感じ
書き手枠で?がりのあるキャラが入ってきて手直ししたりとかはありそう。
しかしガンダム00の書き手枠が0とは以外
戦国BASARAも前田慶次かお市かと思ってたな
かなり短いけど投稿していいですか?
市や慶次はアニメじゃあんま活躍できなかったりおいしい部分出せなかったからなー、妥当じゃね?
どうぞどうぞ
あんたが一番乗りだぜ
エリアA-5に一人の老人が佇んでいた。
「壊れてる・・・・・・!
壊れてる・・・・・・!
なぜするかの・・・・・・・・・・?
破滅 死滅 自滅覚悟の愚行・・・・・・・・・・!
ギャンブルを・・・・・・・・・・!」
と帝愛の会長であった彼ならばこんなゲームなど参加すらしないであろう。
実はこの男、兵頭和尊はもう帝愛グループの総帥では無い。
何者かに帝愛の全権を奪われたのだ!
そして帝愛の現総帥こそが今回のバトルロワイアルの主催者
兵頭和尊は謎の人物にギャンブルで敗れ失脚しバトルロワイアルの会場に連れてこられたのだった!
帝愛では金を持ってる者が偉く金の無い者はゴミである。
その事は帝愛の王であった兵頭自身が一番わかっている。
今の兵頭は間違いなくゴミ…!圧倒的なゴミ…!
まさに皇帝から奴隷に落ちてしまったような物だった
だが皇帝から奴隷に落ちようとも持ち前の「強運」だけは落ちていなかった。
「ククク… わしはまだ諦めておらぬぞ…
強運はまだ王であるわしを見捨ておらぬようだ…」
兵頭はティーバックの中に入っていた「サブマシンガン」を手にいかにも悪の組織みたいなアジトに入っていった。
兵頭はこれからの事について考える
「まずは帝愛の会長に戻るために何としても優勝し黒幕と決着をつけねばならん…!!!
そして今度こそ優勝した賞金10億ペリカを掛け主催者にギャンブルを挑み勝つ…!!
優勝しても意味はない…!
帝愛の王として復活を遂げるには優勝賞金10億ペリカすべてを掛け黒幕とギャンブルをするしかない…
そしてわしが勝利したならば…!ククク…!今度こそ帝愛主催のバトルロワイアルを決行してやろう…!」
【思考】
基本:利用出来る者は利用し最後に殺す。使えない者は即殺す。
1.優勝し帝愛グループの黒幕をギャンブルで倒し制裁、再び帝愛の総帥に戻る。
支援要らないかな?
まあ一番乗り、どぞー
し え ん
よし支援
SS書くの初めてなんで読みにくくてすいません
クソすぎたら没にしてください
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 01:12:30 ID:umtBW0Sc
>>307 ちょっと待て
◆Kn1oA8GRiEはルルーシュとキャスターじゃなかったか?
しえん
総帥転落wwww
乙です!
流石会長!!堂々の一番乗り!!
兵頭www
頑張れジジイwww
投下乙wwww
やっぱ奪われたのかwwww
兵藤www
こういう展開かw
>>326 被ったから破棄してルルーシュ単独で再予約してる
実際は被ってなかったんだけど
>>325 そんなこと言うもんじゃないぜ
書き手として自信持てよ
おwwwwwwやwwwwwwwwじwwwwwwwwwww
まさか主催と思われてた奴が登場一番乗りとはwwwwww
乙! あんま自分を悪く言わないほうがいいぜ!
やっぱ奪われたのかよwww元総帥乙wwwww
しかし一番手が兵頭とはw
>>325 乙!その行動の早さと会長の立ち位置を決めた決断力は見事!
だけどwikiにある書き手ルールから状態表だけ手直ししてNE!
投下乙
総帥奪われたのかよwww
ここの住人やさしいな
これからクオリティあげるために頑張ります
乙です、やっぱり転落してたwwwww
ちと指摘ですが
参加者の状態については下記のテンプレでお願いしたいです
【状態表について】
SSの最後には下記の状態表をつけてください(服装と備考の欄は、必要なければ省略してください)
【エリア/場所/経過日数/時間】
【キャラクター名@作品名】
[状態]:
[服装]:
[装備]:
[道具]:
[思考]
基本:
1:
2:
3:
[備考]
◆MAKO.0z9p【平沢唯】と【東横桃子】 書き手枠で【船井譲次@カイジ】
◆qWledVrzo.平沢唯(けいおん!)玄霧 皐月(空の境界@書き手枠)
ほんとだな。どうするべきか。
投下乙
兵藤アワレwwwww
内容は問題ないと思うけど状態表が不完全なのが気になる
>>338 頑張ってください
自分を卑下するもんじゃないです
兵藤www哀れ過ぎるwwwwww
あと、SSタイトルがあるなら教えてくれ
これで兵頭は予約が空いたわけか
>>340 いや、唯と皐月は破棄されて、律と皐月になってるぞ
投下乙!
やwwwwwっwwwぱwwwwりwwwwwwかwwww
>>340 ◆qWledVrzo.氏は唯を破棄して律に鞍替えしてるよー。
>>316 これか?どっちも先頭集団の
>◆MAKO.0z9p【平沢唯】と【東横桃子】 書き手枠で【船井譲次@カイジ】
>◆qWledVrzo.平沢唯(けいおん!)玄霧 皐月(空の境界@書き手枠)
>>344 他の投下が収まるまで様子を見た方がいいぜ
失礼しました。
◆qWledVrzo.氏の結は律に変更です。
>>349 ひ、人のせいにするなよwww
まあ、勘違いスマンorz
しかしコレ本当、登場話が一巡するまで気が抜けないわ…w
このように誤解フラグは膨らむのでぃすね☆
ティーバックってお茶会でもするつもりかw
放課後ティータイムですね、わかります
「放課後Tバック」…なんか90年代のAVみたいだなw
359 :
携帯 ◆eodXldT6W6 :2009/10/26(月) 01:24:32 ID:E2CI3QXu
タイトル
闇に舞い降りた奴隷
状態は明日修正致します
闇に舞い降りた奴隷wwwwwwwwwwwwwwww
奴隷wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>359 タイトルwwwwww
あなたのセンス大好きすぎるwwwwwww
奴隷wwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>359 帝王から奴隷ww
都落ちってレベルじゃねーぞ!
都落ちにもほどがあるwwwwwwwwwwwww
真面目にいいなあ、そのタイトルw
珍しい間違いパターンだなw
アカギのサブタイとEカードの奴隷かw
昨日の総帥、今日の奴隷
この転落Eカードっぽいw
どwwwwwれwwwwwいwwwww
アンタ最高だwwwww
OPで利根川が・・・
1話で兵頭が・・・
都落ちw
二番手、短いですが織田信長を投下します
月が照り輝く空の下、火口の傍らに一人の男が腕を組み仁王立ちしていた。
鍛えられた肉体を覆う鈍い銀の鎧、鬼の角を連想させる額当て、悪魔の羽根のような背中から出る六本の飾り、血で染まったかのような真紅の外套。
鎧と額当てと羽根の銀は、光を輝き放つ鮮やかな銀ではなく光を闇へと吸い込むような無骨な銀。
その瞳は怒りで満ち溢れ、その眉間は気難しそうに縮められ、その口元は堅く引き締められている。
物騒極まりない服装と『機嫌が悪い』なんて言葉では表せないほどに激昂した表情が合わさることで、地獄の閻魔かと見違えるほどだ。
男の名は織田上総介信長、第六天魔王を称する何物をも恐れる戦国一の暴君。
天下布武の旗を掲げ、戦国の世を恐怖に陥らせた張本人だ。
その信長が怒りに燃えていた。
平和に和やかに暮らしていたただの民ならば、目を合わせた瞬間に足腰が立たなくなるほど、目に見えて怒りを溢れさせていた。
信長の怒りが伝わったのか火口はピクリとも反応を示さない。
そして、今まで何をするでもなくじっと前方だけを眺めていた信長がようやく言葉を口にする。
「下らぬ……!」
まるで口に入った砂を吐き捨てる様に、眉をしかめたまま信長は呟く。
何故、第六天魔王なる信長がこのような茶番に付き合わねばならぬのか。
疑問が尽きなければ、怒りも尽きない。
これもまた、臣下にありながら信長に弓を引いた愚物・明智光秀の策略なのだろうか。
本能寺を襲う風を装いながら、得体の知れないの者と手を結びこの織田信長を出し抜いたつもりでいるのか。
そう、あの服装からして明らかに異様なうつけと餓鬼の属する帝愛グループなる組織と手を組んで。
そして、自らの手でこの信長の最後を見るために自ら参加者に、と言ったところか
だが、今は光秀如き愚物は問題ではない。
今、問題なのはうつけと餓鬼のこと。
うつけは名と顔立ちから察するに日の本の国が民だろう、餓鬼は完全に異国の者。
顔つきからして違っていた、恐らく海を越えてもさらに遠く遠くに存在する異国の者であろう。
あのうつけはその異国に取り入った、と言ったところか。
そして、使用される全てはうつけが魔法と呼んだ見も聞きもしたことのない謎の法。
与えられた奇妙な袋とデバイスなる珍妙な道具、それに今はB-2と表示されている。
地図を合わせるに場所は分かった。
冷静に、怒りを抱いたままではあるが現状を把握し終えると信長は思った。
明智光秀であろうと甲斐の虎であろうと越後の軍神であろうと奥州の独眼竜であろうと戦国最強の武将であろうと敵対する者に容赦はしない。
魔法を扱うと言う外法者も帝愛グループなる愚民の集まりも、それは同じだ。
信長の道を阻むのならば、たとえ敵を同じくしようとも信長にとって必要とせぬ者、それが増えただけだ。
そこまで考え、信長はその胸に抱いた納まりきらない怒りを露わに再び呟いた。
「分を弁えぬ狼藉、死して報いよ……!」
その全てが信長には自身に対する狼藉に見えて仕方なく、中でもあの言葉が気に食わなかった。
金は絶対―――――そう、この言葉が何よりも気に食わない。
この世で絶対と断じれるものは金に非ず。
絶対の物とは金でも権力でも愛でも平和でも、ましてや力でもない。
絶対の物とは、たった一人の魔王を指す言葉。
そう、絶対とはこの第六天魔王・織田上総介信長の存在を置いて外ならない。
さらにあの愚民共は何を勘違いしたのか、この信長に命じたのだ。
殺し合え、と。まるで信長を下男か何かのように命じたのだ。
これの目的がより強い兵士を作るための蟲毒や、誰かの余興と言うのならば許しえない。
いや、何であろうと織田信長に『何か』を命じたという行為、それは断じて許せる物ではない。
教えてやらねばならない、この世で最も強く恐ろしく、全ての上位に位置する存在が誰であるかを。
たとえそれを教える相手が地を埋め尽くす悪鬼の大群であろうと、正面から叩き潰すのみ。
だからこそ一度はあの愚物共の掌で踊ってやったのだ、全てはこの児戯を潰すため。
最後に立つは織田信長ただ一人で良い、そこにはうつけも餓鬼も光秀も居はしない。
そして、あらゆる人間へと開戦を告げるために信長はその左手に持つアサルトライフルを天空へと掲げる。
引き金に指をかけガッと勢いよく振り絞り、驚くほどの反動の少なさと共に三発の銃弾が天へと向かい放たれる。
信長がその左手に持つはオモチャの兵隊、トイソルジャーと呼ばれるアサルトライフル。
中と外とでは20年から30年の科学技術の差があると言われる学園都市が生み出した銃器の一つ。
銃弾を打ち出した際に及ぶ反動は、【卵の殻すら割れない】とまで言われるほどあまりにも小さなもの。
さらに電子制御による弾道調整機能も着き、まさに玩具を扱う年頃の子供にも扱え得る銃器。
時間を超えた最先端技術の生み出した武器が第六天魔王の左手に握られている。
対して、信長が右手に持つのは勝利すべき黄金の剣の名を持つ西洋剣、エクスカリバー。
ブリテンが誇る最大の英雄、名高き騎士王アーサーが宝剣であり、湖の精霊が鍛えた聖なる剣。
その穢されてはならぬ最高の剣が第六天魔王の右手に握られた。
その明らかにオーバースペック武器が、刀と銃の二丁を操る戦法をとる魔王に渡ってしまった
人が科学で生みだした銃器と、精霊が魔術で鍛えた聖剣。
並ぶことなど本来ありえぬ、しかし間違いなく最強の剣と最優の白兵銃。
その二つを持ち、真っ赤に染まった外套を翻しながら、急ぎもせねば怯えもせず、ゆっくりと一歩踏み出し、信長は低く呟く。
「余の前に人はなく、余の後にも人はなし……!」
【B-2/火口付近/一日/深夜】
【織田信長@戦国BASARA】
[状態]:健康
[服装]:鎧
[装備]:エクスカリバー@Fate/stay night、オモチャの兵隊(27/30)@とある魔術の禁書目録
[道具]:基本支給品一式、予備マガジン99本(合計100本×各30発)
[思考]
基本:皆殺し
1:目につく人間を殺す。
2:信長に弓を引いた光秀も殺す。
[備考]
※光秀が本能寺で謀反を起こしたor起こそうとしていることを知っている時期からの参戦。
【エクスカリバー@Fate/stay night】
第四次、第五次聖杯戦争においてセイバーのクラスとして召喚されたアーサー・ペントラゴンの宝具の一つ。
使用者の魔力を“光”に変換し究極の斬撃として放つ。
形状は青を基調とし金の装飾の施されたドレスソード。
【オモチャの兵隊(トイソルジャー)@とある魔術の禁書目録】
銃器としての正式名称はF2000R、アニメ本編では御坂妹が使用した。
名称と形状からFN F2000の改良型と思われる。
材質は積層プラスチック、形状にも戦闘機に見られるような機能美が備わっているため、まるでオモチャの鉄砲にも見える。
赤外線により標的を補足し、電子制御で『最も効率良く弾丸を当てるように』リアルタイムで弾道を調整する機能を持つ。
銃身を覆う衝撃吸収用の特殊ゴムと炭酸ガスにより、射撃の反動は極限まで軽減されている。
その軽反動は『卵の殻すら割らない』、弾丸は5.6ミリ。
投下終了です
えっと、とりあえず投下乙
すげー信長がエクスカリバー持ってるよw
案外似合いそうで怖いwww
乙
魔王はやっぱこうなるかw
武器も素晴らしいし、キルスコアをガンガン稼ぐのを期待したいぜ!
投下乙なのです!
ちょww
信長怖すぎるwww
エクスカリバーだけでも怖いのにトイソルジャーとか凶悪すぎるだろw
信長さんパネェwwwww
強力な武器も持ってるしこれは良マーダーとしての活躍が期待できそうだな
しかし注意せよ、不用意に特定キャラを優遇することは死亡フラグであると・・・!
いや、マジでサクっとやられるからさ・・・
投下乙
装備が凄いことにw
なんかゲーム版の黒いエクスカリバーになりそうな勢いだなぁ
やっぱり第六天魔王はこうでなくっちゃ!
本能寺も関が原も焼け野原にしてくれるぜ!
投下乙です
やっぱり怖いわw
そしてエクスカリバーとトイソルジャーとか凶悪すぎだw
そうか、死亡前から来たのか
投下乙です
やべえ、すげえ装備だwwww
強マーダーとして活躍してくれそうで期待大ですGJ!
投下乙です
最新科学の銃と魔術宝具の剣仕様の信長とはw
かなり手強そうだぜ
皆投下乙!
・兵頭
どwれwいwwwwwなんというセンスww
最初から腹を抱えさせていただきました
・信長
やっぱこの魔王はかっこいいなー
マーダー路線まっしぐら、だがそれがいい
投下乙
開始早々とんでもない無差別マーダーが誕生しとるw
でも、エクスカリバーの二つ名は『約束された勝利の剣』じゃなかったっけ?
投下乙
気が早いかも知れんが
次スレから投下スレと感想スレを分ける必要がありそうだなw
失礼しました
×対して、信長が右手に持つのは勝利すべき黄金の剣の名を持つ西洋剣、エクスカリバー。
○対して、信長が右手に持つのは約束された勝利の剣の名を持つ西洋剣、エクスカリバー。
です、カリバーンとごっちゃになってました、指摘感謝です
あ、確かに
「勝利すべき黄金の剣」はカリバーンのほうだ
そういやそうだったな
勝利すべき黄金の剣じゃカリバーンだぜ?
一緒でいいと思うよ
投下乙!
信長かっけえええええ!
そしてぱねええw
三番手、やはりさくっと短く阿良々木暦を投下します
ありゃりゃぎさんも来たか
支援
別に、人が死んだのを見たのは初めてってわけじゃない。
今年の春休みに僕は一人の男の死体を見ている。
それも、安らかに天寿を全うして孫に看取られながらひだまりの中眠るように死んでいったお爺ちゃんなんかではなく。
僕にとってはけして味方とは云えなかったけれど、言葉を交えて拳を交えて―――
そして“鬼”にどうしようもないほどに殺されて、食い散らされてしまった人間だった。
僕自身だって死に掛けたのは一度や二度じゃない。血は、人間もどきである僕にとって見慣れたものだと言ったっていい。
だけど。
自分の家族を守ろうとした女の子が容赦なく首を吹き飛ばされて死んだのを見たのは、初めてだった。
いや、例えそれをいくら見たからって慣れていいものでも許していいものでもない。決して。
「畜生……」
女の子が死ぬのを目の当たりにして何も出来なかったことに悔やみ、憤っている男子高校生がそこにはいた。
ていうか僕だった。
木々の間から空を見上げると満月に少し足りない欠けた月が、妖しく光っていた。
夜だ。初めてのデートのときのように空を見上げてみたのだけれど、月の光が明るすぎて星の光は余り見えない。
僕は顔をおろしてひとまず落ち着くために適当な木に背中を預けて座ることにした。
さて。しかしいつまでもこんなところでうだうだしているわけにもいかない。
今いるこの場所は殺し合いの場なのだ。あの女の子の死に方が嫌でもそれを認識させる。
誰もが誰も殺し合いに乗っているなんて事を考えたくはないけれど、警戒するに越したことはないだろう。
その上で現状の認識と装備の確認は必要だ。心は焦るが、落ち着かないと。
とりあえず封筒を破って開く。出来れば知り合いの名前なんて見たくないけれど、名簿なんてものがわざわざ配られている意味を考えれば……
「戦場ヶ原、八九寺、神原。……くそっ、やっぱりか」
そう、知り合いが参加させられているのだろうなんてことぐらいは予想がつく。
希望を残したつもりなのかそれとも絶望を与えるつもりなのかは知らないが、悪趣味なことだった。
名前の書かれていない参加者もいるらしいから他にも知り合いがいるのかもしれないけれど……。
そう考えて思いつくのは、忍野、羽川、千石、忍。……後は家族ぐらいか。少ないな。
人間強度を低くしておいて良かった、なんて思えない。みんな、もう僕の大切な存在なんだ。
確かに忍野や忍がいてくれればずいぶんと助かる気もするけど、いて欲しくない。殺し合いなんかに巻き込ませてたまるか。
もちろん戦場ヶ原や八九寺、神原だってそうだ。誰にも殺させやしないし、誰も殺させない。
特に戦場ヶ原……僕の彼女は時折ものすごい攻撃性を発揮するのでいろんな意味で危ない。出来れば速めに保護したいと思う。
……まあ、それに、僕はあいつのことが好きなんだ。ちゃんと守ってやらないと。
次に黒い鞄――デイパックの中身を探る。
まず出てきたのは説明にもあったとおりの腕時計や懐中電灯、デバイスに食料に水、応急処置セット。
地図とデバイスを使って確認してみると、どうやらここはC−6らしい。
近くには死者の眠る場所があるらしいけど……。とりあえずパスだな。知り合いがいる気がしない。ていうかなんだろうその名前は。
墓か何かだろうか? まあ、とりあえずは団地とか公園とか駅あたりの人が行きそうな施設を目指すべきだろう。
ついでにランダム支給品を確認する。誰も殺す気がないとはいえ、身を守るためにも使える道具が欲しいところだけど―――
支援
支援
――そして出てきたのはギターだった。
「…………え?」
どこをどう見てもギター以外の何者でもなかった。これでどう殺し合いをしろというんだ……?
一昔前のロッカーのようにこれで殴れとでも言うのか。
あ、説明書が着いてる。
【ギブソン・レスポール・スタンダード(ギー太)】
2008年に仕様が大きく変更された。例としてゴトーのクルーソン・コピーだったチューナーがグローバー製に変更され、裏のパネルがシースルー化され、内部構造が見える
ようになった。ボディに空洞が設けられ、テールピースはロッキング・トーンに変更された。これにより従来のモデルよりも軽くなり、またテールピースが弦交換の際に落ち
るのを防げるようになった。ストラップ・ピンにはダンロップ製のロックピンに変更され、ジャックにはノイトリックを採用。これによりシールド抜けを防止。さらにディー
プ・ジョイントを採用し、サステイン向上を図っている。
(以上、Wikipediaより)
平沢唯の所有物。普段から服を着せたり添い寝したりと可愛がられている。
……Wikipedia転載とか突っ込みたいところは色々あるのだけれど。それよりなにより言いたいことは
「こいつギターの分際で女の子と添い寝とかしてるのかよ!」
こんなギターは武器にでもして使ってしまいたいとけど……名簿には確か平沢唯の名があった。
色々と思うところがないでもないけれど……まあ、可愛がられているみたいだしちゃんと返してあげよう。
さて、次の支給品は……っと。
――ペンギンのぬいぐるみ。
――何て、無様。
いや待て。主催者は、本当に殺し合いをさせる気があるんだろうか?
オープニングのあれとか実はドッキリなんじゃなかろうか。一瞬そんなことが頭をよぎるが即座に否定する。
いや、ここまで手間をかけてドッキリする理由なんてどこにもないし、それにあのお嬢様口調の女の子は真剣に家族の身を案じていた。
こんな僕にだって家族は大切だ。だから分かる。あれが、嘘だったなんてことはない。
なんとかシリアスに空気を戻しながら僕はペンギンの説明書を読む。
【エトペン】
「エトピリカになりたかったペンギン」という絵本の主人公。
原村和の所有物。原村和はこれを抱いていないと眠れない。
なお、エトピリカ(花魁鳥)Fratercula cirrhata は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。鮮やかな飾り羽とくちばしが特徴の海鳥である(Wikipediaより)
潜水もし、色合いも似ているためペンギンに混同されることがあったために、それを題材にして描かれた絵本だと思われる。
……お前はなんでも知ってるなぁ
Wikipedia「なんでもは知らないわよ。知ってることだけ」
「羽川の声でしゃべるな!」
脳内のイメージにおもいっきり突っ込みを入れる。ていうかこいつも女の子と寝てやがる!返せ!僕のシリアスを返せ!
……はあ、はあ、いや落ち着こう。ほら支給品は確か最大3つまであるとか言ってたじゃないか。
もしかしたら、もう一つ入ってて、それが凄く使えるものかもしれないじゃないか!
……いやなフラグが立ってる? 何、気のせいだって!
お、何かあるぞ。……さあ、おいでませ最後の支給品―――!
支援
支援
【ゲコ太のストラップ】
御坂美琴がお気に入りのマスコットがついたストラップ
「…………不幸だ――――っ!!」
突然呼ばれた殺し合いの中、何の躊躇もなく他人の台詞をぱくって大声で叫ぶ男子高校生がそこにはいた。
ていうかそれも僕だった。
【C−6/森の中/1日目/深夜】
【阿良々木暦@化物語】
[状態]:健康
[服装]:制服
[装備]:なし
[道具]:デイパック、支給品一式、ギー太、エトペン、ゲコ太のストラップ
[思考] 誰も殺させないし殺さないでゲームから脱出
基本:知り合いと合流、保護する
1:不幸だ……。
2:とにかく人がいそうなところに行こう。
3:戦場ヶ原、八九寺、神原と合流したい。他にも知り合いがいるならそれも探す。
4:……死んだあの子の言っていた「家族」も出来れば助けてあげたい
5:支給品をそれぞれ持ち主(もしくはその関係者)に会えれば渡す
[備考]
*アニメ最終回(12話)終了後よりの参戦です
しえん
以上です。支援感謝。
投下乙です
ネタ支給品すぎるwww精々ギターで殴れる程度じゃないかwwwww
投下乙!
> 「こいつギターの分際で女の子と添い寝とかしてるのかよ!」
お 前 は 何 を 言 っ て る ん だ
このむらら木さんめ、ガハラさんに刺されてしまえwww
投下乙
なんという支給品の連打w
一つ前の投下の支給品と比べてネタ過ぎるww
ていうか女の子と寝すぎだろ支給品www
投下乙です
阿良々木さんツイテネエエエ
>……お前はなんでも知ってるなぁ
>Wikipedia「なんでもは知らないわよ。知ってることだけ」
このやりとり吹いたwww
投下乙です
確かにこれは不幸だwww
このロワでは不幸なのは当麻だけではなかったんだなwww
投下乙です
まず言わせてくれ、アンタも最高だwww
支給品のネタ具合にWikipediaからの転載とか…いいぞもっとやれ
そしてギー太は無事唯の元に帰るのだろうか…
元◆Cc4rQsEIrcです。
よにんめは わたしよ!
そろそろ ばててきたんじゃない?
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 02:19:29 ID:umtBW0Sc
ぬいぐるみはともかくギターと寝るって、唯って奴は痛い子か
四人目北
支援
しえん
琴吹紬――という人物について語るにあたるとしても、そんなに話すことは多くないように思える。
その率直な言い訳というのが、まず自分のことを自分で語ることはそんなに簡単なことではないということ。
確かに他の人と、若干(と言うと律ちゃんはツッコミを入れると思う)違う生い立ち他諸々があるにせよ、波乱万丈とはかすりもしてない人生が通り道だったからだ。
だから、自分語りについて余り詳しくは語らない。琴吹家の娘であり、桜々丘高校軽音楽部のキーボード担当。ティーセット持ち込み犯。言えることといえばそのくらい。
このように並べるとつまらない人間に聞こえるけど、しかしあんまり誤解しないで欲しいと思う矛盾に限りなく似た何かも生じたりするのは御愛嬌。
というか更に詳しく語ろうとすると、夏休みの日記のようになってしまう気がする。
なにはともあれ。
私は平穏で和やかな日常を平和な世界の下で、特に不自由も無く謳歌して来ていた。
過去形。つまり現在はそうではないということ。
私の、ふつうの日常はある圧倒的な存在によって激変した。
「まるで、映画のセットね」
そんなことを呟きながら、一人の女子高生が夜の学校を探索していた。
というか、それが私だった。
人の首が飛ぶという、進んででも目の当たりにしたくない光景が目に呪われるように呆然とするのに数十分。
冷えて来た頭で混乱した頭を整え、状況を整理して――また絶望しそうになったことにより、カムバックしてきた呆然のおかげで更に十数分。
殺し合い。帝愛グループ。ペリカ。
どれも聞き慣れないというか、それを通り越して現実味が無かった。
ただただ理由も分からず取り返しのつかない命の争奪戦に放り込まれてしまったという事実だけは、私でなくとも否応が無しに理解せざるを得ない。
いや、それしか理解出来ない。理解出来ないことが遥かに多すぎる。
……何で殺し合いなどという、アンダーグラウンドを突き抜けマントルの彼方へ突き進んでしまうような――ひたすらに、悪夢という言葉が的確すぎる非現実を齎されたか、とか。
考えても、少なくとも現時点では答えは出ない。だから私の脳はそれを思考の棚から放り捨てた。
代わりに思索の内に入れてることは、いつ何時とこの身体がひねり潰されるか分からないという恐怖。
荷物の中にあった名簿に会った、四人の友人たち。……これも分からないことだけど、更に名の知れぬ13人がこの島にはいるという。
もう一人の部員である梓ちゃん……彼女がその内に入っている可能性は十二分すぎるくらいに考慮出来た。
そのくらい、そのくらいしか考えられない。だから私はどうしていいか分からない。
何をする? 隠れる? 仲間を探す? どうやって?
……考えが纏まらない。思考の混線が余りに酷いので、こう言うのも何だけど私は気晴らしに探索をしていたのだ。
こんな風に表すといかにも私は冷静です、という感じだけど……現実は厳しかったの。うん、全然冷静じゃない。
むしろ無駄っぽい思考で恐怖を紛らわしているというか……でも、仕方ないでしょう。そうでしょう。
そんな脳内言い訳をして、びくびくしながら徘徊している自分。客観的に見たらネズミみたいかな、と思った。
☆
投下乙です
何というはずれ連打wwwこれはまさしく不幸wwww
そしてwikipediaのセリフにつぼったwwww
廊下を照らすのは空に煌めく月と星のみ。その夜空は窓から見えるけれど、目を向ける余裕が無いのは言わずもがな。
こうしてうろうろと城内をうろついているのはその余裕を取り戻すまで……と思っていても戻ってくる気配はちっとも無い。
不安げに、肩を縮みこませてきょろきょろしながら学校の廊下で革靴の音を鳴らしているのが私だった。夜の学校の不気味さ、なんてものは尋常じゃないからこれも仕方ないの。
途中に教室があれば、気休めに声をかけて中を適当にみつくろう。知らない学校だから勝手が分からず、結構迷い気味。
色んな教室を見て来たけれど、結局怖くなって適当に見まわしただけで終わる。探索の意味、殆ど皆無。
さあ次はこの部屋ね。職員室らしいけど、最早そんなことは結構関係無い。
「お邪魔、します」
震える声と扉の開く音が職員室を木霊した。それだけ、だと思っていた。だから不意を打たれた。
「……!!」
恐らくは椅子が倒れたと思わしき、派手な音。それから書類だろうか、紙がバサバサと落ちる音もそれに続いた。
声の無い悲鳴はこういうものなのかしら、なんて最早現実逃避のようなことを考えながら私は腰を抜かしてしまった。
気が早い走馬灯が脳内を強引に駆け巡って目を回していた。
人がいる。
先客がそこにいた。
私はただ、それだけの事実を認識するだけで腰砕けであうあう口を震わすだけの――
「お、お姉ちゃん」
か細い女の子の声に不意打ちVer.2を決め込まれた。
え? なんていう間の抜けた言葉を漏らしながら、現実に引き戻されたように冴えていく視線は教員用の机の影から覗くものを捉える。
女の子……みたい。制服が違うから私たちの学校の生徒というわけではないのは確かで、つまり分かる情報はそれだけだった。
「……学校の怪談って、アニメもあったの……知ってた……?」
第二波はそれだった。
……何故、この時に、私たちぐらいの世代では知名度が高めとも言える怪談映画のメディアミックスの話題なのだろう。
とか、ごく当たり前の疑問に思索を巡らす、のはやめた。たぶん答えが出そうにないから。
代わりに不意打ちによってどういうわけか、開き直ったのかもしれないが冷静になっていく頭で急いで現状確認をしようとする。
私が声をかけ、扉を開いたこと。それは、個人差はあれど――あの子のかけてきた声のように、あの子にとってもまた不意打ちになるのではないだろうか?
常識的な面で考えれば。あの子は私と同様におびえ、ここに隠れて。そして突然の闖入者に驚いて……
「あのね、撫子は天の邪鬼が戦闘力53万だったってことしか覚えてないんだけど」
……で、何でこうなるのか……は…………
……分からないのは仕方ない、ですよね?
流されるのも仕方ない、ですよね……?
「……律ちゃ……私の友達から聞いたことがあるわ。確か口裂け女のお話に、抗議が入ったとか……」
「あ……思いだした。主人公の弟がハム太郎だったことも思いだした」
殺し合いという異常状況で、夜の学校という不気味空間で、見ず知らずの少女と懐かしアニメ談義に華を咲かせている女子高生がいた。
……というか、それも私だった。
【B-2/火口付近/一日/深夜】
【琴吹紬@けいおん!】
[状態]:健康 、混乱と恐怖(落ち着き気味)
[服装]:制服
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品(未確認)
[思考]
1:……あれ、私どうしてこんな会話を……
2:友人達が心配。非常識な状況下で不安。
【千石撫子@化物語】
[状態]:健康
[服装]:制服
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品(未確認)
[思考]
1:人が来たのにはびっくりしたけど、一先ず他愛の無い会話で気持ちを落ち着かせる
2:暦お兄ちゃん……
しえん
投下終了。わあい、ららら木さん登場話と一部描写が被ったー。
あと【E-2/学校・職員室/一日/深夜】 でした。サーセン。
投下乙です
何だこのほのぼの空間wwwwwwww
リロ忘れスマン
そして投下乙です
なぜ、懐かしアニメ談義にwwww
投下乙です
二人ともほのぼのしてて落ちつくなwww
でもほのぼのしすぎだwww
>>422 仲良しー
投下乙です
ほのぼの話は和むけど……
逃げてー!超逃げてー!その近くには第六天魔王がいらっしゃるのよー!
感想追いつかねえwwwww
信長、ヤバそうと思いつつも何でか吹いてしまう
何でだろ……w
らららぎさんはwikipediaが意外過ぎて吹いた
お前らどっからそういう発想捻りだしてんのwwwww
そして学校の怪談が懐かしすぎて吹いた
あの頃くらいがゴールデンにパンチラが堂々許された最後くらいの時代なのかなあ
……って、状態表ミスってるだけか。
怖かったー
投下乙です
おーすげーほのぼのとした空気が
描写も細かくてなかなか…
>>414 安心しろ、唯はただの天然だから
投下乙ー
バトロワで何してんだよお前らwww
ああ、しかし学校の怪談は面白いアニメだったw
>>426 魔王がどうした、撫子は原作でラスボスフラグの片鱗を見せているんだぜww
今の所、分散してるね
キャラの位置ってバラけ過ぎたり固まり過ぎたら後が書きにくくなるけど大丈夫か?
まだ四作目だしなあ……
心配には気が早くないか?
とりあえず一巡してだろうね、支給品被りや現在地被りで予約破棄があるかもしれないし
目を離してたら大量の投下が…みなさん乙です!
原作把握がハンパな作品からのキャラばかりなんだけど、どれも面白いね
>闇に舞い降りた奴隷
タイトル一本釣りwww 兵頭頑張ってww
新人にしてこのセンスは逸材といわざるを得ない、今後も期待してます
>征天魔王
BASRAは一部メインしか知らないんで外見イメージが歴史教科書とかにあるあの織田信長なんだけど
それでも普通にエクスカリバーの帯刀はすごく絵になる気がしてならない
登場時点で威圧感十分の強マーダー、大暴れに期待できそう
>阿良々木暦の憂鬱〜つむぎマウス
投下順的にも、非常にいい感じの描写のシンクロニシティ
その前の信長がめちゃくちゃ危なっかしかったのもあって、2組のほのぼのスタートは和む
そういやssとは関係ないんだけど、ガンダムOOを把握と面白そうなのがあって一巻借りたんだけど、
「俺がガンダムだ」ってセリフテンション低く呟く感じだったんだな。
てっきり中二病なノリで調子に乗った感じで「俺がっ!!!ガンダムだぁっ!!!」って叫ぶと思ってた
ss読む前に刹那の性格わかってちょっと良かった。
勇者王の声で脳内再生された>「俺がっ!!!ガンダムだぁっ!!!」
>>mhyOuwRLkg氏
今気付いたんだが、紬の通ってる高校の名前間違ってるよー
桜々丘高校じゃなくて桜が丘高校だから
投下乙w
なんだ、この化物語り空間はw
駄目だ、ありゃりゃぎさん、腹いてええw
ネタ支給品もさることながら、それへのつっこみやウィキペディア、羽川に吹いたw
撫子らも何やってんだw
お前ら学校だからって第一声がそれかよw
一期の最終回のグラ公との一騎打ちで
「俺が、俺たちがガンダムだ!!」
って叫んでたような>刹那
>>435 刹那はどっちかというと感情を表に出さない性格してるからな。
マリナとかに対しても終始ローテンションだった気がする。
一応主人公とヒロインだと思われていたのにあの2人ちっとも盛り上がらないんだw
根っからのガンダム馬鹿だから>>刹那 自爆、ポイ捨ては当たり前のヒイロとは大違いw
よし、透過するぜ
いろいろと冒険してるので仮投下スレに投下
あれはOKなのかどうか、判断お願いします
この状況は、また絶対能力(レベル6)への進化実験か何かなのだろうか。
モニターで熱を上げて語る男を眺めそんなことをぼんやりと考えていたら、どこかで見たことのあるようなガキが出てきてルールとやらの説明を始めた。
そのほとんどを興味なさげに聞き流していた一方通行と呼ばれる少年は、ふと左手の鏡に目を向けた。
首輪。チョーカーの上から巻かれた無骨な機械の首輪だ。
(犬扱いかよ……気に入らねェな)
引き千切ってやるか、と考えた手は、引っかけた指がチョーカーに触れたところで静止した。
一方通行は自らの能力に絶対の自信を持っている。持っているが、今の一方通行はそれを限定的にしか扱えない状態だ。
『あのガキ』と関わった際のゴタゴタで脳に損傷を受け、言語・演算機能に障害をきたした自分。
それを自身が虐殺してきた者――シスターズのネットワークによって、どうにか補っている状態だ。
だが、いくら弱体化したとはいえこんな物を付ける隙を見せた覚えはない。
そもそもにしてこんなところにこうして押し込められていること自体、腐っても学園都市最強の一方通行にはあり得ないことなのだ。
であれば、考えられるのはシスターズを征圧された、あるいは奴ら自体がこの寸劇の舞台装置の一環に組み込まれているのか。
どちらにせよ、『あのガキ』――打ち止め(ラストオーダー)が押さえられたことに変わりはない。
(メンドくせェな……人助けなンてガラじゃねェんだっつの)
モニターは粛々とルール説明を消化していく。
金をくれると言われても、一方通行は今現在金に困ってはいないし金で買えるようなもの自体に興味は薄い。
だが、その視線が一点で固定される。
『死者の復活―――――4億ペリカ 』
学園都市の技術でも――あの冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)とまで言われるカエル顔の医師を持ってしても、未だ成し遂げられたことのない偉業。
死者――この手で殺めた、一万余名のシスターズ。
彼女たちを生き返らせることができるとしたら、一方通行は――
しえん
(……ハッ、バカバカしい。生き返らせるために殺すなンざ矛盾もいいとこじゃねェか)
かなりその方向に傾きかけていた一方通行を引き止めていたのは、そのシスターズの最後の一人が思い浮かんだからだ。
別に襲ってきた奴なら殺そうが殺すまいがどうでもいいが、何の関係もない奴を殺せと言われてはいそうですかとはもう言えない。
少し前の自分ならどうしたかと自問した一方通行の目が、先程から意識の外にあったモニターの前で止まる。
映されていたのは自分と同じ年ごろの少女。
その少女が、少ないやり取りの末に物言わぬ肉塊へと変化した。
それを見、進行役の男は感極まったとばかりにボルテージを上げ語る。
一方通行の目にあの少女と面識はない。
だが、重なってしまったのだ。
ゴミのように殺された少女が、かつて一方通行がゴミのように殺した少女たちと。
胸中で言い知れぬほどの熱い何かが産声を上げる。
かつての自分と、あの男との違い。
だがもし、殺された少女の立場にあの生意気なガキが立っていたなら――
そう考えた時、背筋に氷柱が突き込まれたように熱は去った。
『……みなさん、どうぞ奮戦を』
どうやら、説明とやらは終わったようだった。
動かねばならない。一方通行はデイパックを手に取ったが、立ち上がれはしなかった。
どうするかは決まってはいない。
乗るのか、乗らないのか。
自分の命の心配はしていない。一度敗れたとはいえ、二度目はない。
問題は『打ち止め』。
名簿を確認してみると、そこに名前はない。一瞬安堵の溜息をつくが、すぐに思い直す。
ここに名前があるのは52人。残り13人の名前はない。
一方通行の弱みとして『打ち止め』を捕えているとしたら、その13人の中に含まれていることは十分にあり得る。
とりあえずは『打ち止め』を探してみるかと、ようよう腰を上げた時にはすでに説明が終了して五分、経過していた。
ドアノブに手をかけたところで視界が暗転。空中に放り出されるような感覚。
「……ン、なッ!?」
実際に放り出された。一瞬にして周囲の景色が変わる。
狭い一畳ほどの部屋から、強風吹きすさぶ屋外へと。
暗い、夜か――そう思った瞬間落下が始まる。
(ッ、着地――)
能力を使わなければ身体能力は高いとは言えない一方通行だが、何とかして足を下側に向け着地の体勢を取った。
黒い地面が迫ってくる。
逆にこちらから蹴りつけるように足を叩きつけ、すかさず横に転がろうとして――
「……!?」
足はたしかに固い感触を蹴った。
だがその感触は身体を持ちあげるほどの反動を返しては来ず、むしろ逆……一方通行の足を、引きずり込むように呑み込んで。
ばっしゃーん。
間抜けな音を立てて水面に墜落した。
(……ヤバいヤバいヤバいヤバいッ!)
上も下もわからない水中で、必死に手足をばたつかせる一方通行。
夜半、しかも水中とあっては視界など0と言っても過言ではない。
何よりも一方通行は、
(くそっ、能力さえ使えばこんな無様な……ッ!?)
泳げないのだ。
ベクトル反射の能力がるときは泳ぐ必要などなかった。水流を操作すれば身体は勝手に進んだからだ。
自力で泳ぐ必要など、今までの人生の中で一度もなかった。その上筋力や体力は人並み以下の一方通行だ。
初めて体験する暗く冷たい、しかも重い水の感触に思考はガリガリと削り取られていった。
(能力を使う……ンな訳にいくか! どういう仕掛けをされてるかもわかンねえってのに……!)
一方通行の能力は弱体化したと言えど他のレベル5ですら寄せ付けるものではない。
シスターズを掌握している者たちが、何も手を加えていないという事はあり得ないだろう。
効果時間が減少している程度ならいいが、効果『回数』を定められているとしたら致命的だ。
ここで助かるために能力を使い、その後襲われて死ぬ。最高に間抜けな死に方だ。
なんとかして自力で脱出すべく足掻く。
だが無情にも、濡れた服が肌に張り付きその動きを阻害、一方通行の身を海中深くへと沈殿させていく。
焦って口元を開き、なけなしの酸素が解放を求めて水面へと昇っていく。
強引に口腔へ侵入を果たしてきた塩水が舌を刺激し、肺を満たす。
脳への酸素が遮断される。
一瞬にして気が遠くなり、身体が鉛のように重くなっていく。
(ち……くしょ……)
かすかに、『打ち止め』の憎たらしい顔が見えた気がした。
もはや力の入らない腕を伸ばし、その頭をぐしゃぐしゃと強引に撫で回し――
しえん
■
ゼクス・マーキス。通称ライトニングカウント。かつてOZに属し、今はコロニー革命闘士ホワイトファングの首領たるモビルスーツパイロット。
彼は長い金髪と切れ長の双眸を仮面に隠し、ひたすらに人を求めて走っていた。
確認した名簿に記された名前。知っている者は三人。
ヒイロ・ユイ。決着を付けるべき因縁のガンダムパイロット。
トレーズ・クシュリナーダ。OZ総帥にして、ゼクスの個人的な友人。
そして、リリーナ・ドーリアン。祖国を亡くしたゼクスに取り、ただ一人の家族である血を分けた妹だ。
自分やヒイロ、トレーズとはそもそも住む世界が違う。剣持つ戦士ではなく、平和な世界に生きていなければならないはずの。
状況の把握は後回しにし、ゼクスは一も二もなく部屋を飛び出し妹の捜索を始めた。
ヒイロは探す必要などないだろう。そもそも慣れ合う関係ではないし、出会えば戦う事すらもあり得る。
トレーズもまた優先順位は低い。何度か生身で剣を交えた事があるが、涼しい顔をして苛烈な技を繰り出す男なのだ。
モビルスーツが無くとも、二人とも十分な強者。危険は少ないとみていい。
だがリリーナはそうではない。
あの頑固な妹は武力が無いのはもちろんだが、それ以上に性根が据わり過ぎている。
もし目の前で誰かが殺し合いを始めたとすれば、あの妹は躊躇いもなく制止に入るはずだ。もちろん武器など持たず、その命を危険に晒して。
行為自体は美しいと言えるかもしれない。だが結果として命を落とすのであればそれは愚行だ。
できれば信頼できる誰かに出会っていてほしい――そう願いひた走るゼクスの耳に、盛大な水音が飛び込んできた。
デイパックに明らかに質量を無視して納められていた槍を構えつつ、ゼクスは周囲を警戒し身構えた。
だが、誰の姿もない。聞こえるのは、、バチャバチャと水が跳ねる音だけだ。
その方向へと慎重に足を進める。
砂浜、水辺より少し先でその音の主は自己主張している。
(私を、いや通りがかった誰かをここへ引き寄せる罠か……??)
そう思って槍を構えつつしばし観察していると、雲からその姿を覗かせた月が一瞬だけ辺りを照らした。
一瞬、人の手……のようなものが、見えた気がした。
「…………」
しえん
ゼクスは一瞬呆気に取られたように目を瞬かせた。
手が見えたのは一瞬の事。すでに月は再びその身を隠し、静寂が戻ってくる。
もう水音は、聞こえない。
「……やれやれ」
呟き、槍を砂地に突き刺し上着を脱いで水面へと飛び込んだ。
数分後、砂浜にはぴくりとも動かぬ少年に人工呼吸をするライトニングカウントの姿があった。
少年の年の頃はまだ15、6程度だろう。ヒイロ・ユイより少し上といったところか。
首にチョーカーを巻いた、やや病弱そうな外見の少年。
手当の甲斐あってか水を吐き出し始めた少年をよそに、ゼクスは少年のデイパックを回収しに再び水辺へ。
戻ったときには少年は意識を取り戻していた。
「気がついたか。私の名はゼクス・マーキス。君は?」
こんなことをしている場合ではないと思わないでもないが、半病人の少年一人残していくのも気が引ける。
そう思って問いかけたゼクスに返ってきたのは、無言の半眼だ。
こちらを警戒しているのか。そう思い、ゼクスは両手を掲げ戦意が無いことをアピールした。
「私は殺し合いに乗る気はない。名乗りたくなければそれでも構わんが、答えてほしい。
リリーナ・ドーリアンという少女を知らないか?」
「…………」
返答はやはり無言。
予想はしていたし、開始から短時間で会っているはずはないと最初からわかっていて投げた問いだ。
だがこれで、ゼクスとリリーナの名は少年に強く印象付けられたことだろう。
「その少女は私の妹だ。君がこの先出会う事があれば、ゼクス・マーキスが探していたと伝えてほしい」
少年のデイパックを少年へと放る。
殺し合いに乗るような者がまさか開始早々に溺れはしないだろう。
それに若い。ガンダムパイロットのような者はごく少数の例外だろう。普通に考えれば、パイロットでもないただの学生のはずだ。
この少年が信用に足る者かどうかは未知数だが、これを恩に感じてくれるなら儲けものだ。
とにかく気がついたのならこれ以上ゼクスが付き添う必要もない。
ゼクスは立ち上がり、地図を広げて言う。
「もし君がリリーナに会ったなら、そうだな。宇宙開発局のタワーに来るように言ってほしい。
君に探し人はいないか? 教えてくれるなら探しておくが」
と問うが、無言。
これ以上は時間の無駄か、と踵を返したゼクスの後ろで、何かが倒れる音がする。
振り返れば少年は砂浜に突っ伏していた。また、気絶したらしい。
どうやら少々足が遅くなりそうだと、ゼクスは少年を抱え上げようと腰を下ろす。
ふと、足元を見降ろすと砂地に線が――文字が書かれていた。
『一方通行』と、書いてある。
そして少年の右手の親指が折れ曲がり、自らを指していた。
「一方通行……変わった名前だな」
完全に眠りに落ちたらしい少年を背負い、ゼクスは薄く笑う。
とりあえず、一人ではなくなった。
しえん
【B-7/水辺/一日/深夜】
【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW】
[状態]:健康 服が濡れている
[服装]:軍服
[装備]:真田幸村の槍×2
[道具]:基本支給品一式
[思考]
1:リリーナを探す
2:少年を介抱する
【一方通行@とある魔術の禁書目録】
[状態]:気絶 服が濡れている
[服装]:私服
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品(未確認)
[思考]
1:???
しえん
投下終了
支援どうもー
投下乙です
扉抜けたら海って、嫌がらせとしか思えんwwww
そして人工呼吸ww
GJでした
投下乙
一方さん参戦時期はそこか……そして人工呼吸されたのかよw
これはアニ3でもアッーになってしまうのか?w
タイミング被ってたんで一応
いろいろと冒険してるので仮投下スレに投下
あれはOKなのかどうか、判断お願いします
開始早々に人工呼吸だと……許せる!
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 04:40:34 ID:umtBW0Sc
全然おkだと思いますが、マリアンヌを出すことに引っかかりがあるんですかね?
投下乙です。 一方さんは上条さんと違った意味で不幸だなw あと、ゼクスの参戦時期がホワイトファング代表就任以降なら五飛とは接触済みなので名簿の確認時に無反応なのはどうだろう
投下乙です!
一方さんは鈴科 百合子説を未だに信じている俺にはこれはヘビーな登場話だぜ……!w
つーか濃いコンビだなおいwwwww
>>459 自分はおkだと思いますよー
予約待機してたら寝オチしてたでござる
出てほしいキャラが出れなくなりそうだったので予約したら通ったので未だに寝ずに執筆してるでござる
てかこれは大丈夫なのかい?
確かアニメそもそもミサカネットワークの一方通行まで行ってないからやめといた方がいいって話だったような
修正完了したので投下致します。
エリアA-5に一人の老人が佇んでいた。
「壊れてる・・・・・・!
壊れてる・・・・・・!
なぜするかの・・・・・・・・・・?
破滅 死滅 自滅覚悟の愚行・・・・・・・・・・!
ギャンブルを・・・・・・・・・・!」
と帝愛の会長であった彼ならばこんなゲームなど参加すらしないであろう。
実はこの男、兵頭和尊はもう帝愛グループの総帥では無い。
何者かに帝愛の全権を奪われたのだ!
そして帝愛の現総帥こそが今回のバトルロワイアルの主催者
兵頭和尊は謎の人物にギャンブルで敗れ失脚しバトルロワイアルの会場に連れてこられたのだった!
帝愛では金を持ってる者が偉く金の無い者はゴミである。
その事は帝愛の王であった兵頭自身が一番わかっている。
今の兵頭は間違いなくゴミ…!圧倒的なゴミ…!
まさに皇帝から奴隷に落ちてしまったような物だった
だが皇帝から奴隷に落ちようとも持ち前の「強運」だけは落ちていなかった。
「ククク… わしはまだ諦めておらぬぞ…
強運はまだ王であるわしを見捨ておらぬようだ…」
兵頭はディパックの中に入っていた「サブマシンガン」を手にいかにも悪の組織みたいなアジトに入っていった。
兵頭はこれからの事について考える
「まずは帝愛の会長に戻るために何としても優勝し黒幕と決着をつけねばならん…!!!
そして今度こそ優勝した賞金10億ペリカを掛け主催者にギャンブルを挑み勝つ…!!
優勝しても意味はない…!
帝愛の王として復活を遂げるには優勝賞金10億ペリカすべてを掛け黒幕とギャンブルをするしかない…
そしてわしが勝利したならば…!ククク…!今度こそ帝愛主催のバトルロワイアルを決行してやろう…!」
帝愛主催で兵頭も気づいた事があった。
帝愛は上辺だけの説明でギャンブルの本質に気づいた者が有利なギャンブルをよく開催している。
このバトルロワイアルも開催時の説明に無い「裏ルール」があるのではないかと!
「主催者はペリカで魔法を買ったと言っておったな…!
もしかすると参加者もペリカで魔法を買えるのか?」
しかし参加者には1ペリカも配られていない。
「殺し合いか…
なるほどわしの読みだと1人殺すごとに100万ペリカ程度支給されるのだろう。
ペリカの受け取り方法は放送終了後、エリア事に1人居る黒服から受け取るのが妥当か…
このルールなら、殺し合いにも拍車が掛かるし殺し合いに乗った者程有利になる!
ククク…まさに主催者の思う壷であるな…!」
兵頭は魔法や超能力などを買えば、力の無い者でも人外な力を持つ者とも戦えると考えた。
「ククク…バトルロワイアルの裏ルールに気づいた者も何人か居るかのう…
カイジ君や利根川辺りは気づいてるんじゃないのか…クククククク…」
ざわ…ざわ……ざわ…ざわ……ざわ…ざわ……
闇に兵頭の不気味な笑い声が木霊した。
【A-5/敵のアジト/一日/深夜】
【兵頭和尊@カイジ】
[状態]:健康
[服装]:和服
[装備]:サブマシンガン
[道具]:支給品一式
[思考]
基本:優勝し帝愛グループの黒幕をギャンブルで倒し制裁、再び帝愛の総帥に戻る。
1:ペリカで魔法が買えるのではないか?殺し合いよりペリカ集めを重視。
2:ペリカ集めの為弱い人間から殺す。
3:
[備考]
裏ルールについては兵頭の推測にすぎません。
次の放送で説明がある場合のみ適応されます。
ん、終了してるのかい?
とりあえず支援
はい。
短くて読みにくいですが終了です。
お二方投下乙です
>つむぎマウス ◆mhyOuwRLkg
殺伐としたロワ中でなんともほのぼのしているな、一服の清涼剤だ
そして学校の怪談って何かと思ったらあれか、なんちゅう懐かしいものをw
>海からの呼び声、強いられた結合 ◆.ZMq6lbsjI
ある意味お約束な「転送された先が水場でずぶぬれ」展開ktkr
まさか一方さんがしてくれるとは思わなかったぜw
それとミサカネットワークは説明があればO.K.だが説明はこれで大丈夫なのか?
今手元に原作なくて基本アニメ知識だけだから今一つ分からんが。
別に他の人が説明してくれても構わないかもしれないが。
と、議論スレ行った方がよかったか
修正乙
しかしこれは主催に「んなもんねえ!」って言われて会長が涙目になるフラグかw
後ひとつ、会長の名字は兵頭ではなく兵藤だっ…
それだけ修正すればいいと思うよ
>>471 修正乙です
>「ククク… わしはまだ諦めておらぬぞ…
>強運はまだ王であるわしを見捨ておらぬようだ…」
>兵頭はディパックの中に入っていた「サブマシンガン」を手にいかにも悪の組織みたいなアジトに入っていった。
それで出てきたの唯一のランダム支給品がサブマシンガン一挺・・・
確かに兵頭目線だと当たりかもしれないが、メタ視線で見たら頼りなく見える不思議・・・
裏ルールか、ホントにあるのか?取らぬ狸の皮算用になったら悲惨だなw
エリアA-5に一人の老人が佇んでいた。
「壊れてる・・・・・・!
壊れてる・・・・・・!
なぜするかの・・・・・・・・・・?
破滅 死滅 自滅覚悟の愚行・・・・・・・・・・!
ギャンブルを・・・・・・・・・・!」
と帝愛の会長であった彼ならばこんなゲームなど参加すらしないであろう。
実はこの男、兵藤和尊はもう帝愛グループの総帥では無い。
何者かに帝愛の全権を奪われたのだ!
そして帝愛の現総帥こそが今回のバトルロワイアルの主催者
兵藤和尊は謎の人物にギャンブルで敗れ失脚しバトルロワイアルの会場に連れてこられたのだった!
帝愛では金を持ってる者が偉く金の無い者はゴミである。
その事は帝愛の王であった兵藤自身が一番わかっている。
今の兵藤は間違いなくゴミ…!圧倒的なゴミ…!
まさに皇帝から奴隷に落ちてしまったような物だった
だが皇帝から奴隷に落ちようとも持ち前の「強運」だけは落ちていなかった。
「ククク… わしはまだ諦めておらぬぞ…
強運はまだ王であるわしを見捨ておらぬようだ…」
兵藤はディパックの中に入っていた「サブマシンガン」を手にいかにも悪の組織みたいなアジトに入っていった。
兵藤はこれからの事について考える
「まずは帝愛の会長に戻るために何としても優勝し黒幕と決着をつけねばならん…!!!
そして今度こそ優勝した賞金10億ペリカを掛け主催者にギャンブルを挑み勝つ…!!
優勝しても意味はない…!
帝愛の王として復活を遂げるには優勝賞金10億ペリカすべてを掛け黒幕とギャンブルをするしかない…
そしてわしが勝利したならば…!ククク…!今度こそ帝愛主催のバトルロワイアルを決行してやろう…!」
帝愛主催で兵藤も気づいた事があった。
帝愛は上辺だけの説明でギャンブルの本質に気づいた者が有利なギャンブルをよく開催している。
このバトルロワイアルも開催時の説明に無い「裏ルール」があるのではないかと!
「主催者はペリカで魔法を買ったと言っておったな…!
もしかすると参加者もペリカで魔法を買えるのか?」
しかし参加者には1ペリカも配られていない。
「殺し合いか…
なるほどわしの読みだと1人殺すごとに100万ペリカ程度支給されるのだろう。
ペリカの受け取り方法は放送終了後、エリア事に1人居る黒服から受け取るのが妥当か…
このルールなら、殺し合いにも拍車が掛かるし殺し合いに乗った者程有利になる!
ククク…まさに主催者の思う壷であるな…!」
兵藤は魔法や超能力などを買えば、力の無い者でも人外な力を持つ者とも戦えると考えた。
「ククク…バトルロワイアルの裏ルールに気づいた者も何人か居るかのう…
カイジ君や利根川辺りは気づいてるんじゃないのか…クククククク…」
ざわ…ざわ……ざわ…ざわ……ざわ…ざわ……
闇に兵藤の不気味な笑い声が木霊した。
【A-5/敵のアジト/一日/深夜】
【兵藤和尊@カイジ】
[状態]:健康
[服装]:和服
[装備]:サブマシンガン
[道具]:支給品一式
[思考]
基本:優勝し帝愛グループの黒幕をギャンブルで倒し制裁、再び帝愛の総帥に戻る。
1:ペリカで魔法が買えるのではないか?殺し合いよりペリカ集めを重視。
2:ペリカ集めの為弱い人間から殺す。
3:
[備考]
裏ルールについては兵藤の推測にすぎません。
次の放送で説明がある場合のみ適応されます。
>>466 アニメ最終話のEDで歩き回ってたからぶっちゃけ矛盾はしてないんだな、これが。
誤字の指摘ありがとうございました。
修正致しました。
兵藤はバトルロワイアルでも金の亡者
金集めこそ兵藤
再度修正乙
次回作も楽しみにしてるよ
>>477 でもこれだとちゃんと把握するには原作での把握が必須になるぜ
アニロワでそういう事は無くしたいってのは昔から言われてきた事じゃないのか?
別に矛盾してないなら構わんでしょ
ただし次の書き手がいきなり原作無視した展開にしても全く構わんってことで
ところで投下した自作はwiki収録後も内容に変更ない範囲でならいじってもいいかな?
時間経って見てみたら誤字・脱字とか細かい描写とかもうちょっと添削したくなったんだけど……
>>482 一応、書き手さんの許可はとらないとダメだろう
そういった細かな誤字とかを修正するスレをしたらばに作ってもいいかもしれん
直したら報告すりゃいいと思う
でも本人は細かい描写だと思っても他の人はどう捉えるか不明だから最小限でな
実際は誤字脱字の修正に留めておくのが無難
後で見て直したくなるのは分かるが、経験上どんだけ直してもキリ無いぞ
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 10:17:25 ID:umtBW0Sc
――――別に、自分で修正してしまっても構わんのだろう?
やっと出来た……片倉小十郎、アリー・アル・サーシェス投下いたします。
「クソッ……!!」
近未来的な建造物が立ち並ぶ、会場の最南に位置する宇宙開発センター
最新鋭の科学技術が集中しているであろうその真っ只中で、一人の男がその拳を怒りに震わせていた。
ここで仮に十人に聞けばその十人全員が、その日本の戦国時代を生きた男―――片倉小十郎は、
この場にあまりにも似つかわしくないと答えるだろう。
「ふざけた真似をしやがって……外道がっ!!」
小十郎は、そのやり場のない怒りを声に込めて叫び上げた。
当然その矛先は、殺し合いを仕組んだ首謀者たる『帝愛グループ』なる者達である。
彼等は自分達を初めとする、実に65人もの者達を拉致して殺し合いを強要させた。
その殺し合いを誰よりも早く止めようとした勇敢な少女を、嘲笑い爆殺した。
小十郎がその光景を見て抱いた感情は、かつて対峙した松永久秀や、
この殺し合いに呼ばれる直前まで一騎打ちに講じていた明智光秀に対して抱いた物と同じ。
もしくはそれ以上の怒り……この悪魔の所業に対する、純粋な怒りであった。
「覚悟は出来てるんだろうな、帝愛とやら……俺は出来てるぜ……!!」
故に彼は宣戦布告をする。
この殺し合いを潰す覚悟が、己にはあると……
竜の右目、片倉小十郎のその言葉に一切の揺るぎは無かった。
◇ ◇ ◇
「……殺し合いか……ハッ。
どういう事かは分からねぇが、こいつはありがてぇ話だな」
モビルスーツのパイロットスーツを着込んだその男は、己が置かれた状況を喜んでいた。
唐突に拉致をされ、殺し合いをしろと言われた時には確かに困惑の気持ちを覚えた。
しかし、間も無く男に訪れた感情……それは『歓喜』だった。
戦争を何よりも好む、戦争屋と言っても差し支えないこの男―――アリー・アル・サーシェスにとって、
この殺し合いは正に大好物の戦争そのものなのだから。
(おまけに、優勝すれば相談次第で願いを叶えるときやがった。
帝愛グループか……どんな組織かは知らねぇが、ひょっとすりゃとんだ当たりクジかもな)
更にサーシェスにとって喜ばしい事が、帝愛から提示された優勝賞品だった。
相談次第で願いを叶える……ならばここで「俺を雇え」と言えばどうなるか。
これだけの人数を、それも誰にも気付かれぬうちに集めるこの組織力。
『金』が全てと言い切った、ある種の狂気をも感じさせるその組織体制。
確実に、この組織は大きな戦争を起こす火種となる……なんとも魅力的ではないか。
ここでイノベイターと手を切り、新たに手を組むのも悪くは無い……サーシェスの唇が狂気に歪む。
彼は今、このバトルロワイアルという名の戦争に乗った。
「面白ぇ……やろうじゃねぇか」
そうと決まれば、早速武器を手にしておきたい。
足元に支給されたデイパックの中へと手を伸ばし、中身を確認しようとした……
「おい、そこにいる野郎!!」
「ん……!?」
その、瞬間だった。
◇ ◇ ◇
「おい、そこにいる野郎!!」
殺し合いを潰すと決めた小十郎がまず最初にとった行動は、周囲の警戒だった。
支給された物品の確認は大切だが、その瞬間をもしも狙われてしまえばまずい事になる。
辺りに敵がいるかいないか、それを確かめるのが先決と考えた結果の行動であり……それは功を奏した。
戦国支援
小十郎のいる位置から、およそ20メートル程離れた格納庫の影。
そこに片膝をついていたサーシェスの姿を、発見する事が出来たのだ。
もしも相手が先にこちらへと気付き、しかも殺し合いに乗っていたならば、確実に狙われていただろう。
だからこそ先手を打ち、小十郎は牽制の意味合いを込めて強く声をかけた。
「……はいはい、何の用だよ?」
サーシェスは小十郎の声に僅かな驚きを見せるも、すぐに冷静さを取り戻し、笑いながら返答する。
笑うのも当然、小十郎にとって今のタイミングはサーシェスを仕留めるチャンスとなりえたからだ。
声をかけずに鉛球を打ち込めば、それだけでお陀仏という好機……しかし彼は、それをせずに声をかけてきた。
ならば考えられる事は二つ。
殺し合いに乗っていないか、乗っていたとしてもこの距離ではこちらを仕留められないか。
どちらにせよ、サーシェスにとっては実に好都合であった。
「その声……松永久秀……!?」
その一方、返ってきた言葉に小十郎は思わず己が耳を疑ってしまった。
相手の声色が、かつてその手で仕留めた武将―――松永久秀に瓜二つだったのだから、無理はない。
しかしよく見れば、その風貌は当然ながら松永久秀とは大違いである。
それにその声の調子も、比べてみればどこか荒々しい粗野な感じがするが……それにしても似すぎている。
「おいおい……一体、俺を誰と勘違いしてやがんだよ?」
サーシェスは、彼自身予想していなかった小十郎の反応に苦笑する。
相手の驚き様からして、余程自分はその知り合いに似ていたのだろう。
それも、あまり好ましい相手ではないらしい。
「で……結局、あんたは俺に何の用があるんだ?」
「……お前の名前と、このふざけた殺し合いに乗っているのかどうかを教えろ」
小十郎は一呼吸置いた後、サーシェスへ殺し合いに乗るか乗らないかを尋ねた。
味方につけられる様ならば行動を共にする。
殺し合いに乗っているのであらば、ここで打ち倒す必要が出てくる。
「教えてやってもいいが、その前にあんたの名前を教えちゃもらえないか?」
「片倉小十郎だ……さあ、答えろ」
「ああ、俺の名はアリー・アル・サーシェス……」
小十郎の問いに対し、サーシェスはその名を聞いた上で答える。
その顔に狂気の笑みを浮かべると共に、
「戦争屋さ……戦争が好きで好きでたまらないなぁ!!」
デイパックから引き抜いた、ガトリングガンの銃撃で……!!
「ッ!?」
凄まじい轟音を響き渡らせながら、大量の鉛球がばら撒かれた。
しかし小十郎も、警戒心を張り巡らせていたのが功を奏して反応が間に合った。
すぐさま横へと跳び、傍らに立つタワーの裏側へと隠れる。
先程まで彼が立っていた地点は、既に無数の弾痕と硝煙によって支配されていた。
もしもこれ等が人体に命中していれば、確実に物言わぬ肉片とされていただろう。
「テメェ……!!」
「殺し合いに乗っているか、だぁ?
こんな美味しい話に乗らねぇ方が馬鹿だろうが!!」
身を隠す小十郎に対し、サーシェスは嘲笑と罵倒を浴びせる。
彼からすれば、殺し合いを止めようとしている者達は気に喰わぬ存在以外の何者でもない。
目の前に美味しい話が転がっているのに、それに食いつかない阿呆がどこにいると言うのか。
人間の最もプリミティブな衝動に準じて生きる事の何が悪いと言うのか。
「戦争屋が戦争に乗って何が悪い、言ってみろよ!!」
「……ざけんじゃねぇ……!!」
そんなサーシェスの言葉が、小十郎の逆鱗に触れた。
彼とて、サーシェス同様に多くの戦へとこれまでに臨んできた。
しかしそれは天下泰平の為であり、事実、無抵抗な領民達を殺すようなマネは間違ってもしていない。
挑んできた敵にもまた、それぞれの大義があった。
真田幸村や武田信玄の様に、同じ天下泰平という目的の下に争い、そして手を取り合った者達だっていた。
だからこそ……許せなかった。
松永久秀ww
確かに中の人が同じだw
―――本能と欲望のままに生きることこそが世の正しい姿である。
かつて、この様にサーシェスと全く同じ生き方を示した一人の武将がいた。
小十郎にとっては因縁の相手……他ならぬ、あの松永久秀である。
声色のみならず、その思想までも似ている。
まるで、あの男の生まれ変わりが目の前に立っているかのようだ……だからこそ。
「ふざけてんじゃねぇっ!!」
「ッ!?」
私利私欲に生き、あたかもそれを当然の様に言い振舞うサーシェスが、小十郎には心底許せなかったのだ。
「アリー・アル・サーシェス……テメェには地獄の門の開け方を教えてやる!!」
かつて、松永久秀に浴びせたのと全く同じ言葉を小十郎は口にする。
それは必ずサーシェスを倒すという、強い意志表示。
その怒涛の剣幕には、流石のサーシェスですら驚かされていた。
「……よく吼えるじゃねぇか、上等だ。
だがよ、そんなところで縮こまってて何が出来るってんだ、アァッ!?」
しかしそれでも、戦況は俄然としてサーシェスに有利がある。
丸腰の小十郎では、ガトリングガンに対抗する手段が無いのだ。
それは小十郎本人も重々承知しており、どうにか打開しなければならない。
(チッ……こうなりゃ、こいつに賭けるしかねぇか!!)
あのガトリングガンを無力化するには狭い屋内へと誘い込むのが一番なのだろうが、生憎ながらそれは使えない。
タワーの内部へ入ろうにも、入り口があるのは正反対の表側であり、他の建物へと逃げ込むのには距離がやや遠い。
無理に走ったところで、一瞬で蜂の巣にされるのがオチだ。
ならば、正面突破以外に道は無い……それが可能な支給品がある事に、一か八か賭けるしかない。
小十郎は一縷の望みをかけてデイパックを開き、出てきたのは……
「……ありがてぇな……最高の武器だ……!!」
◇ ◇ ◇
(支給品を探ってるって所か……場合によっちゃ、ちょいとまずいな)
サーシェスは小十郎が隠れるタワーへと、ガトリングの銃口を向けながら考える。
小十郎は間違いなく、この状況を打開出来る何かをしようとしてくる……長年戦場で培ってきた勘が、サーシェスにそう告げていた。
そして現状最も厄介でかつありえそうなのが、相手の支給品にも銃火器の類があるというパターン。
このガトリングガンは見た目通り凄まじい威力があるが、その分弱点もある。
その巨大さ故に小回りが効かず、また引き金を引いてから弾丸が発射されるまでのタイムラグがやや大きい事だ。
ここでもし、小十郎がライフルやサブマシンガンを片手に出てきたならば、どちらが先に銃撃を打ち込まれるかは明白。
ならば、出方を警戒して今のうちに距離を離しておくのが理工か。
サーシェスは小十郎に動きを悟られぬよう、ゆっくりと後方に下がろうとしたが……その瞬間だった。
「アリー・アル・サーシェスゥッ!!」
小十郎が、タワーの影から勢い良く飛び出してきた。
先手を打たれたかと、サーシェスはとっさに身構えるも……直後に、思わず笑ってしまった。
「……ハハハハハッ!!
こいつはお笑いだぜ……とんだ大馬鹿野郎だ!!」
小十郎の得物は、想像していた銃火器の類とは対極に位置するもの。
一振りの日本刀のみだったのだ。
まさか、そんなもので銃火器を相手に真正面から挑むなんて、気が狂っているとしか言い様が無い。
サーシェスは小十郎を愚かに思いつつ、ガトリングガンの引き金を引こうとした……その刹那。
「歯ぁ食いしばれッ!!」
小十郎は、力を込めて刀を真っ直ぐに突き出すと同時に……その剣先から、蒼白い雷撃が迸った。
「何ぃっ!?」
放たれた雷撃は、一目散にサーシェス目掛けて走る。
驚いたなんてレベルではない。
刀から電流を流して攻撃をしてくるなんて、誰が予想できようか。
サーシェスは攻撃を中断、とっさにその場へとしゃがみ込んで間一髪その一撃を避ける。
だが直後に彼へと待ち受けていたのは、間合いを詰めてきた小十郎の一振り……!!
「くたばれっ!!」
「ちぃっ!!」
この至近距離では、ガトリングガンもただの重石にしかならない。
サーシェスは迷う事無く両手から離し、代わりにデイパックから事前に取り出しておいたナイフを片手に持った。
こんなところで死んでなるものか。
そう言わんがばかりに力を込め、サーシェスは小十郎の一撃を受け止める……!!
「テメェ……何なんだよ、その刀……!!」
激突して火花を散らせあった二つの刃が、拮抗状態に入り。
サーシェスは小十郎の手に持つ刀が何なのかを尋ねた。
剣先から雷撃を出すなんて、そんな珍しすぎる武器には生まれてこの方お目にかかった事が無い。
故に沸いてきた―――実際はこの刀にそんな効果は無く、小十郎自身の力なのだが―――純粋な好奇心からの質問。
「俺の命を預けるに相応しい魂だ!!」
それに対して小十郎は、迷う事無く答えた。
この刀は彼にとって、非常に心強い武器。
敬愛する主君の魂ともいえる刃。
奥州筆頭、独眼流伊達政宗が得物―――『六爪』……!!
「光栄に思いな……政宗様の刀をテメェなんかに使うのには、勿体ねぇぐらいだ!!」
「ヘッ……そいつはありがたくて、涙が出てきそうだぜ!!」
サーシェスは皮肉を返しながらナイフを握っていないもう片方の拳を握りしめ、小十郎の腹部へと叩き込む。
鳩尾に丁度入ったのか、表情が苦悶に歪んだ。
「グゥッ……!?
この……ヤロオォッ!!」
しかし小十郎も、すぐさま同じくサーシェスの腹部へと前蹴りを叩き込み仕返しに出る。
サーシェスの体が若干ながら宙に浮き、後方へと距離を開かされる。
「やりやがったな……テメエエェェェッ!!」
怒りの声を上げ、腹部を走る痛みも無視し、サーシェスはすぐに間合いを詰めた。
小十郎の取る行動もまた同様。
両者は再び至近距離へと入り、そのまま格闘戦へと突入する。
「オラアァッ!!」
「甘ぇんだよッ!!」
切りつけてきたサーシェスのナイフを、小十郎の刀が受け止める。
しかし、間髪入れずにサーシェスは次の行動へと入っていた。
「ところがギッチョン!!」
元々、ナイフでの一撃は小十郎の刀を封じる為の囮。
本命は先程同様の肉弾戦法。
しかし、繰り出されたのは拳でも脚でもなく……!!
―――ガチィンッ!!
全力での頭突き……!!
襲ってきた強烈な衝撃に、小十郎はたまらず眩暈を覚えそうになる。
拳や蹴りならばまだ対応は出来たのだが、流石に頭が来るとは予想していなかった。
それもその筈。
「ガッ……!?」
「ハハッ、どうだ気分はよぉ!?」
「気分か……ああ、すぐに味わせてやるさ……!!」
まさか、そんな攻撃をしてくる人間が『自分以外』にもいるとは思わなかったから……!!
―――ガチィンッ!!
「グェッ!?」
頭突き返し……!!
小十郎は、サーシェスが頭を引いたその瞬間に頭を叩きつけ返したのだ。
一瞬の油断を突いたその強烈な一撃が、サーシェスの額を割って血を流させる。
この隙を逃さず、小十郎は刀を逆袈裟へと振り上げた。
しかしサーシェスも、このままやられてなるものかと身を大きく反らし、刃がパイロットスーツを僅かに掠める程度で回避。
そのまますぐに地面を蹴り、後ろへと下がる。
(チッ……こりゃまずいな……!!)
小十郎は予想以上に手ごわい。
肉弾戦では殆ど互角だが、得物にはナイフと刀という大きな差がある。
このまま続ければ、いつかは力で押し切られるだろう。
加えて、先ほど見せたあの雷撃……客観的に見て不利なのがどちらかは、もはや言うまでも無い。
「ったく……随分嫌われたもんだなぁ、俺も」
「テメェの様な、人の命を何とも思っちゃいねぇ外道を生かしておく程、俺はお人よしじゃねぇんだよ……
決めさせてもらうぜ、アリー・アル・サーシェス!!」
小十郎が握る六爪の刀身が、蒼白い光を帯び始める。
電流をまとっての斬撃……あれを受ければ、ただではすまないだろう。
こんなナイフでは、受け止めたところで叩き折られるのがオチだ。
「ウオオオォォォォッ!!」
勢いよく、小十郎が突っ込んでくる。
現状、これを防ぐ手立ては無い。
ならばここは悔しいが、死んではそれこそ元も子もない。
この状況から逃れるべく、サーシェスは決断をした。
規制っぽいかな?
支援
「ヘッ……甘ぇんだよ!!」
向かってくる小十郎に対して、サーシェスはナイフを放り投げた。
武器を手放すのは惜しいが、現状ではこれが最善の策。
顔面目掛けて真っ直ぐに、それなりのスピードで飛んでくる刃物。
避けるか防ぐかしなければ、命中して死ぬ。
「ちぃっ!!」
小十郎は僅かに首を傾げてナイフを避ける。
しかし、その一瞬―――小十郎の意識が己からナイフへと移る瞬間こそが、サーシェスの狙いだった。
「馬鹿がッ!!」
小十郎が攻撃の対処をしている間、サーシェスは完全にその狙いから外れる。
その隙を突けば、回収が出来る。
先ほど手放した強力な破壊兵器ガトリングガンを……!!
「くたばりなッ!!」
「テメェ……クソッ!!」
素早く跳躍して地面に落ちたガトリングガンを拾うと同時に、サーシェスは引き金を引いて弾丸を一斉にぶっ放す。
それに対し、小十郎はやむを得ずに刀を地へと叩きつけ……瞬間、爆ぜた。
刀身に纏わせていた電流が弾け、地を吹き飛ばしたのだ。
粉塵が立ち込めると共にアスファルトが捲り上がり、弾丸の嵐から小十郎の身を守る盾の役割を果す。
どうにかこれで、攻撃自体は防ぐ事は出来た……が。
「……何ッ!?」
粉塵が収まり視界がようやく晴れてきた時。
その場に、サーシェスの姿は無かった。
とっさに小十郎は周囲を見渡すと……数十メートル先に、その姿はあった。
サーシェスは、小十郎を殺し損ねたのを確認するや否や……その場から、逃げていたのだ。
「テメェ、逃げる気か!?」
「ああ、悪いがあんたは厄介だからな。
もうちょい良い武器見つけてきて、改めて相手してやっよ!!」
ガトリングガンによる奇襲が通じなかった時点で、既にサーシェスは勝ち目がない事を悟っていた。
ナイフを投げ捨てた以上、あの場でもし接近戦に持ち込まれていれば確実に死んでいた。
ならば、ここは体勢を立て直す為に逃げるのが一番だ。
戦争は好きだが、どう足掻いても勝てぬ戦争に挑むほど愚かではない。
下準備を整えて、改めて臨む……それが最善である。
「あばよ、片倉小十郎。
縁があったらまた会おうや!!」
「待ちやがれ、アリー・アル・サーシェスッ!!」
小十郎は逃げてゆくサーシェスに対して怒りの声を上げ追いかけようとするも、やはり距離が離れている。
その姿は、すぐに視界から消えてしまう……完全に逃げられてしまった。
勝敗こそ決まらなかったものの、この戦い……どちらが上なのかは、もはや言うまでも無いだろう。
「……アリー・アル・サーシェス……
テメェだけは、許しちゃおけねぇ……!!」
欲望のままに生き、その為には他者の命をどうとも思わぬ卑劣漢。
あの男は確実にこの殺し合いにおいて、嵐を巻き起こす……倒さねばならない。
竜の右目の名にかけて……!!
【G-5/宇宙開発局 タワー周辺/一日/深夜】
【片倉小十郎@戦国BASARA】
[状態]:中度の疲労、頭部と腹部に打撲の痣。
[服装]:戦支度
[装備]:六爪@戦国BASARA
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2個(未確認)
[思考]
1:アリー・アル・サーシェスを必ず倒す
2:殺し合いを開いている帝愛とやらをぶっ潰す
3:帝愛打倒の為の仲間を探す。
[補足]
※まだ名簿を確認していません。
※第11話、明智光秀との一騎打ちに臨んだ直後からの参戦です。
【六爪@戦国BASARA】
奥州筆頭伊達政宗が使う六本の刀。
その名が示すとおり、六本で一セットの名刀。
「ヘヘッ……本当に面白いじゃねぇか……!!」
小十郎の追撃が無いのを確認し、ようやくサーシェスの表情に笑みが浮かんだ。
それは、単に彼から逃げ切れた事への安堵からだけではない。
この戦争には、小十郎が使っていたあの刀の様な、まだまだ自分が知らぬ未知の武器がありそうだ。
それを手にする事が出来たなら、更に殺し合いは楽しくなるだろう……そう考えると、笑いが止まらないのだ。
かつて、ソレスタルビーイングのガンダムを手にした時と同じ感覚だ。
興奮で全身がゾクゾクしている。
「最高だぜ、この殺し合いは……!!」
戦争屋、アリー・アル・サーシェス。
彼の心にある思いは一つ……この殺し合いを、心の底から楽しむ。
そして、勝ち上がってゆく事である。
【H-4/南東/一日/深夜】
【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダムOO】
[状態]:中度の疲労、腹部に打撲の痣、額より軽い出血。
[服装]:パイロットスーツ
[装備]:ガトリングガン@戦国BASARA
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜1個(未確認)
[思考]
1:この戦争を勝ち上がり、帝愛を雇い主にする。
2:殺し合いをより楽しむ為に強力な武器を手に入れる。
3:片倉小十郎との決着をいずれつける
※第九話、刹那達との交戦後からの参戦です
※G-5にナイフ@空の境界が落ちています
【ガトリングガン@戦国BASARA】
魔王の嫁こと濃姫が持つ、強力なガトリングガン。
どう見ても隠す場所が無いにも関わらず、何処からともなく濃姫はこれを取り出しているが、その詳細は不明。
【ナイフ@空の境界】
両儀式が愛用しているナイフ。
特に変わったところは無い、普通のナイフである
投下終了。
あまりにもサーシェスと松永久秀が似ていた為、やらせていただきました。
題名の元ネタは、そのまんまBASARAで小十郎が松永久秀と対決した時のものです。
投下乙
序盤から熱いバトルでした!
確かに声も性格も松永に似てるわ
お互い、因縁が出来た所で引きでよかったです
投下乙
小十郎死ぬかと思ったが生き残ったか
たしかに久秀にいろいろ似ているなwww
乙です。
久秀とサーシェスの発想は無かった……
確かに、似てるなんてもんじゃねぇww
小十郎にとっては、まさに因縁の相手になったな。
そしてバトルが熱い。
刃物で斬りあって、拳に蹴りにパチキって、完全にヤクザの抗争じゃないかww
サーシェスもいい具合にゲームに乗ったし、これは今後が楽しみだ。
代理投下をしてくれた人と支援・感想をしてくださった方々、ありがとございます。
サーシェスのガトリングガンの弾数を書き損ねていたので、ちょっと状態表を修正をいたします。
【H-4/南東/一日/深夜】
【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダムOO】
[状態]:中度の疲労、腹部に打撲の痣、額より軽い出血。
[服装]:パイロットスーツ
[装備]:ガトリングガン(400/600)@戦国BASARA
[道具]:基本支給品一式、ガトリングガンの弾(4000発分)、ランダム支給品0〜1個(未確認)
[思考]
1:この戦争を勝ち上がり、帝愛を雇い主にする。
2:殺し合いをより楽しむ為に強力な武器を手に入れる。
3:片倉小十郎との決着をいずれつける
※第九話、刹那達との交戦後からの参戦です
※G-5にナイフ@空の境界が落ちています
【ガトリングガン@戦国BASARA】
魔王の嫁こと濃姫が持つ、強力なガトリングガン。
どう見ても隠す場所が無いにも関わらず、何処からともなく濃姫はこれを取り出しているが、その詳細は不明。
【ナイフ@空の境界】
両儀式が愛用しているナイフ。
特に変わったところは無い、普通のナイフである
ちと疑問なんだが、支給品にナイトメアフレーム出したらマズイのかね。
無頼とかサザーラントが4メートルと少しだから下手するとホンダムのがデカいくらいなんだが。
それは議論スレの方で言ってみたら?
それにしても深夜の予約合戦凄いなw
>>512 ロボ(ガンダム、KMF等)の支給、ヨロイの呼び出しは禁止します。
こうあるから少なくとも支給品には入れちゃ駄目なんじゃね?
後々隠されてました、ならあってもいいと思うが、初めからロボットはなあ……
生身でロボットなホンダムと違って、支給品の力であまりにチートになりすぎるのもどうかと思うし。
え、ロボって最初から壊れた状態で支給してロードローラーだッ!するためのアイテムじゃないの?
投下乙です
ひろしが凄いひろしだwwwww
支給品も良いしこいつは期待したいw
>>512 ホンダムは3メートルちょいって聞いたけど……
第1回のキングゲイナーってどういう経緯で出てきたんだっけか
ちょっと質問
カイジってどの辺りで「帝愛グループ」の名前知っていた?
だいたいの時さえ分かれば見直すから
船で利根川が宣言した時か橋で会長に会った時?
細かい部分は覚えてないな
でもカイジは橋の後かEゲームで利根川や会長に敵意を覚えた時期が好ましいがな
参戦時期が悪くてズガンとかあるし
いやちょっと待て
「帝愛グループ」って秘密組織か何かだっけ?
普通に消費者金融も運営してなかったか?
カイジ世界の一般人は全員知ってるものだと思ってたんだが
秘密組織ではない
最初は普通に消費者金融だったが利根川や会長の金至高主義ややってることが普通ではない
だから幾らでも応用が利く
>>513-
>>517 ありがとうございます。
聞いてよかった。
>>518 主催が集めていた並行世界の物品の一つとして最終話直前に登場した
帝愛グループの名を知っていても利根川や兵藤がそこに属していると知っているかというと・・・
もしかしてカイジの世界だと帝愛グループの兵藤会長はそれなりに有名人なのか?
>血風大伽藍!小十郎vsサーシェス ◆lDZfmmdTWM
投下乙です
サーシェスはこういう場所だとやっぱり生き生きしているな
そういや久永と声優一緒なのか
何気にBASARAの世界にガトリングガンがあると今知った、なんと恐ろしい戦国時代w
>>527 会長は表舞台には出たがる性格じゃないけど沼の時のようなパターンがあるからわからない
帝愛グループそのものは有名かもしれないが
529 :
◆fQ6k/Rwmu. :2009/10/26(月) 18:19:50 ID:KUVV9nmt
上条当麻、投下開始します
「インデックス! インデックス!!」
上条当麻は開会式の映像が切れた後、まだ部屋の中でモニターに向けて叫び続けていた。
画面を叩き、その怒りをぶつける。
「おい遠藤! 帝愛! インデックスに何をしやがった! おい!
繋げろ! 今すぐ繋げろ!!」
だがモニターは光を宿さず、ただ沈黙を守るばかりだった。
上条は悟る。もうこのモニターは繋がらないのだと。
「畜生!!」
どこにぶつけたらいいかわからない怒りと悔しさを、目の前の壁にぶつけるしかなかった。
両腕で壁を叩く。
わずかな痛み。けれど何も起こらない。
インデックスが帰って来もしない。
遠藤たちを倒せもしない。
帰ることもできない。
上条は顔を下に向けて歯を軋らせた。
もう怒りと悔しさを発散するにはそれしかなかった。
ただ、自らの無力を痛感する。
イマジンブレイカー
「何が『幻 想 殺 し』だ。
神様だって殺せるくせに…………何もできやしないじゃねえか!!」
上条当麻には能力がある。
彼の世界では『学園都市』という大都市が存在し、そこでは生徒たちを超常的な能力に目覚めさせそれを開発する授業、カリキュラムが行われている。
エレクトリックマスター テ レポート
能力の例を上げるなら、電気を自ら発電し操る『電 撃 使 い』、物や人を一瞬で離れた場所に移動させる『空間移動』など。
レベル 1 レベル 2 レベル 3 レベル 4 レベル 5
能力者はその能力の強さ等で類別され、低能力、異能力、強能力、大能力、超能力、と呼ばれる。中でもレベル5は学園都市でも7人しかいない存在で、かなりの実力者
だ。なおこの会場には少なくともレベル4が1人、レベル5が2人、それも第3位と第1位が存在していることを補足しておこう。
話を戻そう。
では上条当麻はどの類別に当たるのか。
レベル 0
答えはどれでもない。測定により能力が無い、あるいはあまりにも弱いと判断された場合は無能力と類別される。上条はまさにこの類別に当たる。
では上条の能力は存在しない、あるいは弱いのかと言えばとんでもない。
測定しても能力が判断できなかったのは当たり前だ。なぜなら上条の能力はそう言った『異能』を打ち消してしまうのだから。
イマジンブレイカー
右手で触れた『異能』をどんなものでも無効にする。あるいは破壊する。それが上条当麻の能力『幻 想 殺 し』だ。
『異能』という定義に関しては省略するが、少なくとも学園都市で科学的に開発された『能力』もそれとは関係なく存在する『魔術』も等しく消せることから
『能力』『魔術』の区別は無く、ただ『異能』――普通ではできないこと、とでも言っておこうか――を打ち消せる。
炎の剣すら打ち消し、レベル5の『超電磁砲』すら無効化し、同じくレベル5の『反射』の壁も突破する。
『異能』に対しては強力な矛であり強力な盾でもある存在。それが彼の能力だ。
それなのに。
そんなものが――役に立たない。
(いや、待てよ)
上条は気が付く。
インデックスは明らかに洗脳されていた。
それが魔術か科学的なものはかわからない。
だがもし『異能』によるものだとしたら――
(インデックスの所に行けさえすれば!)
自らの能力で彼女を解放できるかもしれない。
前に上条自身も洗脳のような魔術に掛かった事があるのだが、その時は頭に触れる事でその洗脳を解除できた。
つまり可能性はある。
(だが――――どうやって行く?)
インデックスがどこにいるか。
遠藤たちと共にどこにいるか、全くわからない。
そもそも奴らの所に楽に行けるわけがないと上条は考えた。
殺し合いをさせると言うのだから、自分達がそんな連中が楽に行けるところにいるわけが無い。
なら行く方法は
優勝。
「ふざけんじゃねえ!!」
一瞬脳裏によぎった考えを否定する。
幻想ですらないカスのような考えだ。
支援
「あいつを助ける為に63人を殺せってのか? 冗談じゃねえぞ遠藤勇次!何が『人質』だ!
あの女の子は最期まで反対し続けたんだ。家族の為に!誰だかはわからないけど、それでも。
あの子の気持ちを無駄にして、あの子の思いを土足で踏みつけてインデックスの為に優勝?
できやしねえよ!
絶対、絶対何か方法があるはずだ!だから見つけてやる。
遠藤勇次、帝愛グループ!」
上条は顔を上げる。
その顔に新たに宿るは、決意。
怒りも悔しさも仕舞いこむ。
「もしてめえらが『人質』とか言って、俺に殺し合いをさせようとか
ここにいる連中に殺し合いをさせようとか
あの子の家族をこれ以上苦しめようとか
インデックスにその片棒を担がせるとか
そんな幻想を俺達に押し付けてくるってんなら!」
そして彼は見据える。
目の前のモニターを。
奴の面影が僅かにも残るモニターを。
「まずはその
『その部屋は5分後に『爆破』される』
「え?」
*****
『その部屋は5分後に『爆破』される。
何しろそこには『モニター』という私達に繋がりかねない手がかりがあるからね。
僅かな手がかりだが、消しておくに越した事はない。
君以外の部屋も当然モニターを処理する処置はある。ただし他は爆破ではなく、もっと音の立たない穏便なやり方だがね。
ではなぜそこだけ『爆破』なのか?
答えは簡単……!
『刺激』……!スパイスとでもいうべきか……!
その『爆破』によってきみたちがどう動くか……それを見たい!
ああ、あと弁解はしておくが決してこれは君を狙ったわけじゃない。
どの部屋にするかは厳正な抽選を行った。
その結果『君』に当たってしまったのだよ。
よりにもよって……!『飛ばせない』君に!
他の参加者なら……いざしらず! 『飛んだ』後に爆破するから問題ないのに!
まあ流石にそれは可哀相だということで、猶予を与える事にした。
5分。5分以内にその部屋を出るんだ。
そうすれば爆破は1時間後まで延期する。ああ、言っておくがその間にモニターを調査するとかは考えない方がいい。1回出た後は入れない。詳しくは隠すがそういう
処置をしておくからね。
1時間の間にできるだけ離れれば爆破から逃れられるだろう。爆破でやってくる奴らと遭う可能性も低くなる。
5分以内に出なかった場合は、30秒。30秒後に爆破する。
そうなれば君は危険だ。
爆破の音と炎は他の参加者を呼ぶ餌だ!しかも『場所』が『場所』なだけに厄介!
まあそれはありえないと思っているがね。
これを見て5分以内にここを出る。あまりに簡単だ。
それこそ『モニターが消えてからこれが表示されている間に目線を外してしまい』、『その間考え事でもしすぎたり』しなければ!
そんなよほどの『不幸』が無い限りは。
では、遭えたらまた会おう』
*****
「…………あ、アホか……!」
モニターのメッセージを見終えた上条の素直な呟きはこれだった。
「爆破? この部屋爆破? ふ、ふざけんなよ……」
『飛ばせない』という意味はわかる。
上条の『幻想殺し』に志向性はない。つまり上条の意志でなく強制的に働いてしまう。
そのせいで彼は『瞬間移動』で危険地帯から脱出するのを断った事がある。なにしろ『瞬間移動』だって右腕は範囲に入るのだ。おそらく打ち消してしまうだろうと上条
は思った。彼らの『飛ばす』が魔術にしてもそれと同じだとしたら、『飛ばせない』というのは納得が行く。
だからといって
「抽選ってなんだよ抽選って! 何で変なところアバウトなんだこいつ!」
よりにもよってそれが自分に当たってしまう。まあそれについては『心当たり』があるのだが。
「って! 突っ込んでる場合じゃねえだろ!?
早く出なきゃ上条さん木っ端微塵ですよ!?
ま、まあ。でもあれだ。いくら考え事してたっつっても、5分は経ってないだろ5分は。
それに扉なんてあんなに近いんだ。5秒、いや3秒あれば出られる。
なぁんだ。別に焦ることないじゃないか。1時間あれば遠くにだっていけるんだし。
じゃあまずはここを急いで出て――」
上条はデイパックを担ぎ、モニターを見る。
その右上に、なんか数字があった。
なんか、時間っぽかった。
ってか、時間だった。
『部屋退出時間まで残り1秒』
一瞬頭が真っ白になった上条の脳裏に『死ぬほど痛いぞ』と言うランニングを着た少年の声が幻聴として聞こえたと同時に、『ピーーーーーーーーーーー』という音が鳴り
響いた。
******
ドゴオオオオオオオオオオオオオン!!!
爆音と爆炎。どちらが先だったかはわからない。
市街地内にある空き地。そこにポツンとおかれたプレハブ小屋。
それが内部からの爆発で完全に破壊された。
壁は膨れ上がるように吹き飛び、屋根は天空へと舞い上がった。
ガラスが周辺に飛び散り、モニターを構成していた部品は判別不可能なまでに焼け焦げ融解している。
もしあそこで上条が気絶でもしたままだったなら、史実で始めての爆死者と同じ末路を辿っていただろう。
まあそんな光景を上条が確認している余裕は無かったのだが。
「ちくしょう、ちくしょーーーーーー!
ふざけんなよあいつ! やっぱり俺を確実に殺そうとしてる! 間違いなくそうだ!そうに決まってるーーー!」
すぐさま脱出して猛ダッシュ、なんとか空き地近くのブロック塀に隠れて爆破から逃れた上条は休む間もなく走り出した。
あんな爆発があっては『おいでませ皆さん』と言っているようなものだ。
もし危険人物いたらもう論外。たとえ敵意が無くても、爆発した建物に佇む男が果たして信用されるだろうか。
つまりどっちにしろここは離れるのが正解。だが上条には更に急ぐ理由があった。
「『場所』が『場所』ってこういうことかよ!」
私怨
その理由は彼の手元のデバイスにあった。
そこに表示された現在位置は【G-7】。島の最も東南にあたるエリアだ。
そう最も東南。しかもそこの地形は細く突き出てしまっている。
もっと内陸だったならよかった。なにしろ上条には9方向の逃げ道がある。
だが、ここは海に阻まれて3方向しか逃げ場がない。しかも西方向は少しで海なので、もう2方向しか残らない。
そこに他の参加者がいる可能性がどれだけ高いか。爆破によって来る参加者と鉢合わせする可能性がどれだけ高いか。
ここまで来ると誰もが思うだろう。
『たまたま考えにふけり過ぎてメッセージを見逃す』。
『抽選でたまたま『爆破』が当たる』。
『場所がたまたま端っこで逃げ場が少ない』。
あまりに『不幸』が過ぎると。
そう、上条当麻は『不幸』なのだ。
そしてその原因は他ならぬ『幻想殺し』。
これはインデックスの説になるが、『幸運』とは神の加護であると言う。神が危険からそれとなく守ってくれるというところか。
ところが幻想殺しはそれすらも無慈悲に打ち消してしまう。結果、危険への抵抗力が無くなり彼は『不幸』となる。不幸に見舞われトラブルに巻き込まれやすくなる。
ここでもそれは働いてしまうようで。
「くっそーー! 例えどこかで同じセリフを誰か叫んでいようが、知ってる奴がそれっぽい目に遭ってようが、ああそうだよ結局そうですよ!
これは上条さんが本家本元ですよ!てか俺何喋ってるかもうわかんねええええええ!」
インデックスの安否とか、インデックスを助ける方法とか、他の参加者とか、支給品とか、ペリカとか、もう全ては後回し。
今はここから離れる事に全力を注がなければならない。
それでも、男には叫ばずにいられない時がある。
「不幸だーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
【G-7/市街地/1日目/深夜】
【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
[状態]:健康、疲労(小)
[服装]:学校の制服
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品(1〜3)
[思考]
基本:インデックスを助け出す。殺し合いには乗らない。
1:爆破地から北or北西方向に離れる。
2:インデックスの所へ行く方法を考える。
3:壇上の子の『家族』を助けたい 。
[備考]
※参戦時期は、アニメ本編終了後。正体不明編終了後です。
※名簿及び支給品は確認していません。
※出発部屋に関しては1度出た部屋には入れない措置あり。具体的な方法は不明。
モニターには処分がなされますが、具体的な方法は任せます。
※深夜、G-7市街地、空き地にてプレハブ出発部屋が爆破されました。
G-7及び周辺3エリア(F-6、F-7、G-6)に爆音が響きました。爆炎の確認はG-7エリア内のみ可能とする。
投下終了です。
うわぁ文字ズレまくってるOTZ
後でしたらばに調整稿を投下しておきます
投下乙です
当麻、おまwww
確かにこれは不幸だwww
しかし出発部屋とかモニターとか貴重な手がかりっぽいような
でもそれが生かせる前に生き残れるのか?
投下乙です。
これはいい元祖本元wwww
なかなか面白くなりそうなフラグも立ったことだしこれからに期待だけど……
まあ、その前に生き残ろうか!
投下乙!
さすがカミジョーさん!他の参加者には真似出来ない不幸ぶりを平然とやってのけるッ!そこに(ry
そして史実初の爆死者ってもしやこっちも松永かwww
投下乙です
やはり本家本元の不幸具合は健在だったか
がんばれwちょうがんばれw
そういや一方通行の説明は結局どうなるんだ
誰か知っている人が説明書きしたらいいと思うんだけど
というか一方通行の状態は詳細書くの必須だと思うんだが
一応アニメロワだから、アニメで分からない制限を出すなら詳細書かないと
後続が勝手な解釈で書けば絶対に荒れるから制限は明記しないと不味い
いや作者が詳細を書かなかったということは後続が勝手に書けという意思表示だろ
そういうつもりがないなら修正すべき
仮投下スレに修正落としたよ
戦闘書く人に丸投げするようで悪いんだけど
なんかいっぱい投下されててビックリだ
ともかく、投下した皆さん乙でした!
以下、感想や指摘など
>闇に舞い降りた奴隷
すまん、カイジ未把握だ!今度映画見に行くから勘弁してくれ!
>征天魔王
果たして強マーダーとなるのか、それとも……
>阿良々木暦の憂鬱&つむぎマウス
化のあのフレーズ好きな人、多いんだな
>阿良々木暦の憂鬱
ちょっとごめんよ、C−6で森の中って、どこ?
>海からの呼び声、強いられた結合
そこは能力使うところだろー!死んだら元も子もないぞー
>血風大伽藍!小十郎vsサーシェス
中の人繋がりもあって、2ndのラッドを彷彿とさせるな
あと、H-4なんて場所は無いぞー
>死ぬほど痛いぞ
上条さん、とにかく頑張れ!
>>549 修正乙。
あと補足するとバッテリーは冥土返しが作成した特殊なものだから通常の方法じゃ充電は不可。
充電が切れると演算・言語機能が完全に失われるため、戦闘はおろか日常生活すら不可能な状態になる、ってところか
ところで代理に投下されたアーニャのSSとか問題無いのなら投下していいの?
書き手が代理投下してとは言ってないから書き手が投下するまで放置でもいいけど
>>550 え? C−6の薄緑の部分って森じゃないの……? 草原とかだった?
修正したほうがいいかな?
森じゃないかも
修正しておいた方がいいかも
MAPの色ってよくわからないんだけどどこかに記載されてるの?
地図製作者の◆puNptVrUKoも明言してないし、
確かめたほうがいいね。
ついでにほかの緑系も確かめといたほうがいいかも。
(高度関係も)
問題ないようなので、作品を投下します
支援
「さて、どうしようかしらね」
油の臭いが混じった潮風を身に受けながら、桃色髪の少女はそう呟いた。
巨大な倉庫が立ち並ぶ区画の一角。
他者からはちょうど死角になるその場所に、支給された荷物の確認を行っている少女の姿があった。
少女の名前はアーニャ・アールストレイム。
神聖ブリタニア帝国皇帝直属のナイトオブラウンズのナンバー6である。
しかし、彼女をよく知る者――例えば同じくラウンズである枢木スザクなどが見れば、
今の少女の雰囲気に違和感を感じるに違いない。
「C.C. とも連絡が取れないし、簡単には合流できそうにもないわね」
今現在、少女の肉体を掌握し、困惑の声をあげているのは彼女の心のうちに潜んでいた者。
その名はマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア。
神聖ブリタニア帝国の皇妃のうちの一人であり、
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとナナリー・ヴィ・ブリタニアの実の母である。
公式記録では8年前に死亡したはずであった彼女は、
死に瀕した際に発現した「他者の心を渡るギアス」により少女の精神の奥底で生きながらえていたのだった。
(Cの世界を通しての交信は何かに阻害されているみたいね……それに)
支給された武器を確認しながら、少女は片手で頭を押さえる。
そこには耐えられないほどでは無いものの、継続的に続く鈍痛が走っていた。
(これは交信の阻害に関する副作用? それとも私に対するハンデといった所なのかしら?)
ともかく、こうまでも頭痛が続くと肉体より先に精神的に疲弊してしまうだろう。
そう判断し、マリアンヌはその意識を海より深き精神の果てに――
目を開くと見知らぬ場所だった。
「私、また……」
そう呟きながらアーニャは懐から自らの携帯を取り出し、震える両手で握り締める。
(確か誰かに監禁されてて、映像の中で人の首が飛んで……殺し合い)
そして背後にあるドアから出るように促された直後からの記憶が、アーニャの脳裏からは失われていた。
出しっぱなしになっていたデバイスと地図を確認。
さらに、すでに開けられている封筒から名簿を取り出す。
そこには自分の名はなかったが、そのかわり見知った名前が二つほどあった。
一人は自らと同じナイトオブラウンズである枢木スザク。
もう一人はスザクの友人であるルルーシュ・ランペルージ。
更に、自分のように名簿に記載されてない知人がいる可能性がある。
(主催に反抗するにしても一人では無理。まずは仲間が必要)
すでにデイバッグから出されていた銃――ひどく骨董品的な代物だったが――を手に少女は行動を開始した。
「まずはスザクを捜す」
支援
【F-3/倉庫群/一日/深夜】
【アーニャ・アールストレイム@コードギアス 反逆のルルーシュR2】
[状態]:健康、記憶が途切れることへの不安
[服装]:ラウンズの正装
[装備]:ベレッタM92(15/15)、アーニャの携帯@コードギアス 反逆のルルーシュR2
[道具]:基本支給品一式、ベレッタの予備マガジン(4/4)
[思考]
基本:主催者に反抗する
1:まずはスザクを捜す
※マリアンヌの思考
基本:C.C.と合流したい
[備考]
※少なくとも21話より以前からの参戦です
※マリアンヌはCの世界を通じての交信はできません
またマリアンヌの意識が表層に出ている間中、軽い頭痛が発生しているようです
※マリアンヌのギアスに対する制限は後の書き手にお任せします
【アーニャの携帯@コードギアス 反逆のルルーシュR2】
アーニャが所持している携帯。
アーニャの記憶ともいえる沢山の写真データが入っている。
投下完了しました
支援ありがとうございます
投下乙です
……コードギアス把握していないから何とも言いがたい
はやく把握進めよう、うん
あ、それと仮投下スレに「阿良々木暦の憂鬱」の修正を落としました
確認していただけたら幸いです
>>554 別に森でもいいと思うけどね
SS内で森と描写された時点で薄緑の一帯は森になったわけだし
>>564 修正乙
投下乙です
ルルやスザクの参戦時期次第でどう転ぶかわからないな
ややこしい状況だがどうなることやら
投下乙です
アーニャはマリアンヌ入った状態か
それにしてもその携帯、もしかして学祭の時のシャーリーのアレな写真データもあるんだろうか
>>564 修正乙です
地図が決まった時点で確認しておいた方がよかったかもな>分布
>>549 修正乙です
今気付いたがもしかしたらどこかにシスターズがいるかもしれないのか
しかし本当に大丈夫なのか?
性格違うぞ
打ち止めに関わったおかげて一方もイロイロ変わったんだぞ
その辺しっかり書き切ってくれるなら何も言わないけどさ
>>569 打ち止め編見ればある程度分かる気がする
書き手もこれで大丈夫と考えてこの時期にしたんだから
田井中律、玄霧皐月
投下します
支援
支援
―――何がなんだか分からないって。だってこんなの、聞いてないし。
至極普通の女子高生、田井中律は、デイパックから取り出した日本刀に、その小さな身体を震わせながら縋り泣く。
闇に沈んだ深奥の森は、全てをその草木の喉に飲み込むかの如く不気味に構え、
ただでさえ混乱と不安に支配された律の心を、より一層濃厚な黒で深く塗り潰して止まなかった。
「嫌だ……こんなの……聞いてないって……嫌だよ……!」
止めどなく溢れる大粒の涙で日本刀の鞘を濡らす律は、ただ徒に嘆く術しか持ち合わせていなかった。
幾重にも詰まれた木の葉の雲の僅かな隙間から、三日月が無言のまま律を見下ろす。
率先してバンドを導くムードメーカー、気丈で明るい律の姿はそこには存在していなかった。
「澪……っ! 何処に居るんだよッ!」
腹の底から唸る様に、律は苦々しく親友の名を零した。
しかし、その声は空しく森の木々に吸い込まれ、遠く広がる闇の腹に収まるだけだ。
親友の元は愚か、何処にも、誰にも届かない。
律は頭を木に凭れ掛け、歯を軋ませた。よく分からない内に、人の首が飛んで、挙句森に飛ばされて、訳が分からない。
私は、文化祭の演奏のアンコールに答えてただけなのに。何で、何でこんな事に……ッ!!
「嫌だ、こんなの……澪っ……皆……!」
実は、自分が弱い人間なんだって事くらい、知ってる。嫉妬とかして、私が悪いのに喧嘩とかして。
こんな時くらい、部長なんだから早く皆と合流して、励まさなくちゃいけないって事も、知ってる。
律は肩を震わせ、漫画の中でしか見た事のない本物の日本刀の柄を、ぎゅうと強く抱き寄せた。
しかし、律の胸には冷ややかな現実しか染み入らない。
暖かさや優しさの類はそこには一切なく、ただ無機質な冷たさだけが、残酷に律の胸を浸食してゆく。
縋れるものすらもが、殺し合いの道具。その絶望的事実が、律の身体の芯を酷く締め付けた。
不意に嫌に生温い旋風が、森を吹き抜ける。
泣き腫らしていた律は、膝丈ほどもある葦の揺れに、その小動物の様に小さな身体を跳ねた。
ねっとりとした空気の質感に、律は思わず涙と唾を飲み込んだ。
喉の奥が間抜けな音を上げる。そこから理解した、己の余りの頼りなさに、律は思わず顔を顰めた。
顔をゆっくりと上げる。嫌な予感は、何時だって当たるものだ。
潤み、滲んだ律の瞳の先には……一人の男が、その酷く寂しそうな双眸でこちらを見下ろしていた。
「ひ……ッ!」
律は声を裏返し、粗暴に刀の柄に手を掛けた。
乱暴過ぎるノック音が、身体の内側から律を叩いた。速度は8、いや、16。
どっと全身の毛穴から汗が滲む。脂汗がじわりと掌に纏わりつき、うまく刀の柄が握れない。
酸素を求める魚の様に、律は口をぱくぱくと開閉させる。
視界の草が揺れる。近付く足音、広がる瞳、渇く口内。
男がこちらへと近付くのが、分かる。
「早く……早く……!!」
律は想像以上に重い日本刀を、震える右手で乱暴に鞘から引き抜く。
月光をぎらりと反射する刀身は、息を飲む程に妖艶であり、非現実的で、
この舞台が如何に現実から乖離しているのかを、律に嫌らしく見せ付ける。
律は荒ぐ息を飲み込み、急いで刀から視線を放した。
「こ、来ないでよ……来ないでッ……!」
ぺたん、と両膝を地に着き、律は泣き叫び、同時に強く自己嫌悪した。
自分でも、それは余りにも哀れな声に聞こえたからだ。
だが、律は体裁に構わず叫んだ。
死にたくなかったからだ。死ぬのは嫌だった。死ぬのは嫌。
あんな風に頭を吹き飛ばされたくない。私は、まだ死にたくない!
支援
刀の重みに身体を遊ばれながらも、律は座ったまま必死に刃を男に向けた。
しかし得体の知れぬスーツ姿の男は、律に近付く行為を一向に止めようとはしない。
「い、嫌……嫌だ……ッ! 来ないでよ……!」
日本刀の切っ先まで残り3メートル、やがて2メートル。そして……1メートル。
【あなた」「は」「落とす】
男の意味不明な言葉を聞いた瞬間。
その時、男の切っ先までの距離、数値にして優に50センチ。
その距離は、律の手の筋肉に力を入れるには、日本刀で男を薙払うには、充分過ぎた。
拒絶と混乱の色に声を染め、律は艶やかに煌めく日本刀を、遮二無二振り回……“そうとした”。
「落ち着いて下さい。私は、貴女の味方ですから」
顔を涙と鼻水でくしゃくしゃに汚した律は、何故か落としてしまった日本刀に目もくれず、
男がこちらへと伸ばしている掌を、口を中途半端に開いたまま凝視した。
続けて、ゆっくりと、下から恐る恐る視線を上げる。
「……先ずは、名前を聞いてもいいかな?」
男は朗らかに微笑むと、穏やかな声でそう言い、続けた。
「ああ、自己紹介がまだでしたね。私は玄霧皐月。礼園女学院の教師をしています」
眼鏡の奥の丸い瞳は、その柔和な表情は、律には優しさに満ち溢れているかのように見えた。
故に律は、はっとした様に急いで袖で汚れた顔を拭き、赤く腫れた目を男から逸らしたまま、差し出された手に応じる。
「田井中……律……」
清冽な夜風に身を任せ、木の葉が虚空に舞い上がる。
俯く女と笑う男を、朧月夜は黙して見つめ、記録されし新たな記憶、今宵も一つ。
最も死に近き男と、最も士から遠き女の奇妙な出会い、此所に有り。
支援
【C4/森/一日/深夜】
【田井中律@けいおん!】
[状態]:健康 動揺
[服装]:制服
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式 九字兼定@空の境界 その他不明
[思考]
基本:死にたくない。皆と会いたい。特に澪と会いたい。
1:この人なら信用しても大丈夫かもしれないので、取り敢えず一緒にいる。
※二年生の文化祭演奏・アンコール途中から参戦
【九字兼定@空の境界】
五百年以上前に打たれた名刀。銘はない。
兼定という刀匠の作だとされる、なかご(=握り部分の刀)に九字(=臨兵闘者皆陣烈在前)を刻んだ刀。
抜き身にするだけで結界を切り裂く業物。
【玄霧皐月@空の境界】
[状態]:健康 律が住む世界(未来)の記憶への驚き
[服装]:スーツ
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式 その他不明
[思考]
基本:永遠を探しがてら、記憶を探ったりで暇つぶし。死者復活が永遠に繋がると考え、出来れば主催陣に会いたいが、殺し合いを勝ち抜ける気もしないので、漁父の利を狙う。
1:律の世界について聞いた後、彼女を利用して行動する。死なれたら面倒なので、素質があれば魔術を教えるかも知れない。
2:死んだはずの荒耶が気になる。会って、永遠を手に入れたのか聞きたい。
※式と対峙し、勝負する直前からの参加
【皐月の能力制限】
1:誰かの命や禁止エリア、首輪に関する催眠は一切出来ない。
2:対象者に触れなければ、記憶の引きだしと奪取は出来ない。
3:能力発動には、対象者が皐月を視認し、また催眠の言葉を聞く必要がある。
4:対象者が催眠状態で皐月から一定マス以上離れた場合、催眠が解除される。
その他諸々(そもそもこの制限も主観&曖昧なので)、今後リレーして下さる書き手氏、議論スレなどに任せます。
支援
アーニャ乙
ルルーシュ並みの悪知恵が冴える閃光のマリアンヌは曲者だよなぁw
でもマリアンヌはみんな死んでもどうせひとつになるから関係ねぇ!って思考だよね
CC(というかコード)保護のために動くんだろうか
投下終了。支援ありがとうございました。
投下乙です
まあ、彼の能力ならこうなるよな
とりあえずすぐ殺されないだけマシかw
投下乙です
…りっちゃん、ドンマイ
生きてりゃ、いいことあるって
いつ殺されてもおかしくはないが
投下乙です
玄霧さん、なんかミステリアスな感じがした
そして催眠術師なのか、やりようによってはかなりできるな
律の怯え方が実に普通の人ぽかった
投下乙です
玄霧はやっぱいやばいな
とりあえず、りっちゃんがんばれw
投下乙ですー
>>569 まだ全把握している人が少ない時期でもあるから(俺も一方通行は未把握)、
その説明じゃ何がどうヤバいのか伝わらないぞ。
修正の必要ありと感じるなら、きちんと修正要求して議論スレに誘導した方がいい。
ゴドーワードVSキャスターとか楽しみだな
投下乙
ゴドーワードが不気味すぎて怖い
一般人が一般人してるw不思議と新鮮なのが不思議だぜw
ギアスvsゴドーワードとかあるかな
>>589 ギアスVSラダムみたいだな。
どっちも消えちゃったけどさw
>>586 うまくは言えんが、一方は、打ち止めを守るとは決めたはいいがその方法や、そもそも今更そういう生き方を選べるのかとか、人との関わり方について考えてた時期があって、その時期の一方やけに丸くなってんだよ
見た感じ多分その辺だから、アニメだけだとわからない部分も多いんじゃない?って事
まぁはっきり言ってどの時期の一通さんだろうが、原作把握せずに書くのは難しいと思うぞ
今日はもう来ないのだろうな
次のラッシュは明日かあさってだろうな
ぶっちゃけ海原の方がキツいんじゃないのか?>原作把握せずに書く
投下作品見ないと何とも言えんが
それいったらゴドーワードだって原作把握せずに一人称視点で描くと確実に矛盾するぜ?
まあ、何が言いたいかと言うと、十二巻だろあの一方。インデックスの事も知ってたし。
せめてアニメに出て来た時期からの参戦にしとけよと言いたい。
笛もそうだけど、仮にもアニメロワなのにアニメ以外の媒体での把握を前提とするのって馬鹿じゃね?と思う
キャラの魅力だかなんだか知らないが、アニメ出展って事を理解した上で投票したんだろ?
>>597 無理w
それは既に1st、2ndで通った道だ諦めろw
まあ1stは「アニメ化された作品でバトロワ」なので厳密には違うけど
繰り言になるからその辺で止めとけ
俺も他にも参戦させるのに良作なアニメあるのにと無念に思ってるけどな
>>596 あ、ホントだ
>モニターで熱を上げて語る男を眺めそんなことをぼんやりと考えていたら、どこかで見たことのあるようなガキが出てきてルールとやらの説明を始めた。
確かアニメじゃインデックスと面識なかったはずだよな
ルルーシュ・ランペルージ投下します
でも基本はアニメ
支援
ブリタニアの少年ルルーシュは、2つの力を持っていた。
ひとつはギアス、魔女との契約によって得た絶対遵守の力。
もうひとつは黒の騎士団、神聖ブリタニア帝国という超国家を転覆させるために、彼が作り上げた軍隊。
今は黒の騎士団という手駒を持たぬ彼が会場に着いて真っ先に行ったこと、それは――
(ナナリー、ナナリー、ナナリー……よし、とりあえずはこの悪趣味なゲームの中にナナリーがいないことは確認できた)
名簿の確認である。もっとも、未だ名前を明かされていない十三人の中にナナリーが含まれている可能性も捨てきれないのではあるが、主催者がよほど自分に恨みを持っているのでなければ足の不自由なナナリーをこんなゲームに参加させる意味はないとルルーシュは結論付けた。
しかしそれと同時にルルーシュは、ある違和感に気付く。
「C.C.…だと!?」
C.C.は不死身の魔女である。しかしこのゲームがまともに成立するためには、参加者たるC.C.が不死身であってはならない。
この矛盾から考えられる可能性の一つ、それは
(主催者はコード、エデンバイタルの力すらも超越したというのか?いや、この会場には『不死者すらも殺せる者』がいるのかもしれないが)
それどころか、名簿には織田信長や伊達政宗といったイレブン、いや、日本の歴史上の人物すら含まれている。
過去から連れてきたのか死者を何らかの方法で蘇らせたのかはわからないが、どちらにしてもそのような者を集め殺し合いをさせている主催者は、ブリタニアですら相手にならない『魔法』の使い手ということ。死者の復活というのも、強ち嘘ではないらしい。
ここでルルーシュは先の壇上の男のことを思い返す。
ごく普通の中年に見えた彼もまた、魔法を行使できるのだろうか?
どちらにしてもそれだけの力を持つ存在が、最後の勝者になった者の望みを叶えてやる理由は全く存在しないし保証もない。
したがって、さしあたってやるべきことは三つ。
1、首輪の解除
2、主催者を打倒できるだけの戦力の確保
3、会場からの脱出と主催者の打倒
(まずは優秀な手駒が必要だな。もっともC.C.のことも考えると、俺のギアスに制限がかかっている可能性もあるがどの道ギアスは一人に一回。
敵が殺意むき出しでもなければ出合頭にかける理由もあるまい。いずれは制限を確かめる必要はありそうだが)
必要なのは情報。遠藤という男の独り言からいって、主催者と面識のある面々がこの会場にいてもおかしくはない。
まずはゲームに乗っていない者との接触が必要であると結論付けたルルーシュは、支給品の確認のした後に、自らのあまり自慢できるものではない体力温存しつつも目的地へと歩を進めることを選択したのだった。
「必ず生きて帰るぞ、ナナリー」
思い出すのは元の世界で最後に聞いた言葉。
ギアスという強大な力を手にしたとき、ルルーシュはナナリーのためを思って世界を壊し、世界を作ることを決めた。
しかし、ナナリーの望みはただ一つ、最愛の兄、ルルーシュと共に暮らすことだったのである。
妹不幸な兄は真実を知り、今度こそその願いをかなえるために、どんな手段も辞さないことを決意したのだった。
その先に待ち受ける結末は、如何なるものであろうか、ルルーシュはまだ知らない。
>>596 病院の中でたまたま見かけたとかの可能性もあると思うけど。どっかで見たことがあるようなって程度だし。
気のせいって事もあるだろう。あの程度ならそこまで目くじら立てなくてもいいと思うけどな。
まずは支給品を確認しなければ今後の具体的な方針も定まらない、そう考えたルルーシュはまずひとつ取り出してみる。
(これは…何だ?)
それはごく小さな白い機械の一部のような物。
説明書には「学園都市最強の能力者、一方通行のチョーカーのバッテリーです」とある。
これはバッテリー切れを起こせば日常生活にすら支障をきたす一方通行への配慮。長期戦になった場合、仮に彼がその反則に近い能力を全く行使しなくてもバッテリーが切れる可能性が考えられる。
だからこそ、参加者のいずれかにこのような物が支給され、会場内で彼が手にする可能性がわずかながらも存在しているのである。
(学園都市とやらが何だかはわからないが、一方通行という名前は名簿にあった。よほどの能力者であると考えた場合、これは取引の材料にできるかもしれないな。今は何の役にも立たないが。あとは銃器の類さえあれば…)
そして取り出したふたつ目の支給品は、「純白の布でできた何か」であった。
(これは…ナナリーに着せたい!むしろ今すぐこれをナナリーにプレゼントしたい!!)
出てきたのは一着のウェディングドレス。ちなみに、持ち主の旦那さんは不死身の異名を持つつわものだが、だからと言ってこのドレスに不可思議な能力があるわけではない。
「一応野宿するとき上に掛けるくらいはできるか。それに、ゲームに乗ってない人間と接触するならできるだけショックが小さい方がいい。
返り血を浴びるようなことがあれば、最悪これを着ることになるかもしれない、ということか」
(結局今の俺は丸腰というわけか。不幸だな……
だが、まあいい。俺にはギアスが、そして何より大国ブリタニアと戦い抜いた知略と経験がある。焦ってもしょうがないな)
ルルーシュはまだ知らない。この会場には彼よりも年下で、しかし彼よりもずっと不幸な目に遭っている一人の少年のことなど。
【E6/公園/一日/深夜】
【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス反逆のルルーシュR2】
[状態]:健康
[服装]:皇帝ルルーシュの衣装
[道具]:基本支給品一式、一方通行のバッテリー@とある魔術の禁書目録、ウェディングドレス@機動戦士ガンダム00、ランダム支給品0〜1個
[装備]:なし
[思考]:ナナリーのいるところへ帰る
1:危険そうでない参加者と接触。少なくともC.C.は危険性がないと考えている
2:できればマーダーや主催者に対抗できる程度の参加者を配下に加えたい
3:遠藤とインデックスの知り合いと接触し、情報を得たい
4:首輪の解除法の調査
5:スザクとは接触したいが、過去のスザクである場合の危険性を考え迷っている
[備考]
※R2の25話、スザクに刺されて台から落ちてきてナナリーと言葉を交わした直後からの参戦ですが、特に身体に問題はありません。
※自分のギアスとC.C.の不死身の制限の可能性に気付きました。
※絶対遵守のギアスの制限については、後の書き手様にお任せします。詳しくはウィキ参照。
※主催者の「魔法」は少なくとも不死者を殺したり死者をよみがえらせたり時間を超えたりできる可能性があると考察しています。
※ルルーシュがウェディングドレスを着ると、とてもいい感じになるでしょう。詳しくは1期DVD7巻のピクチャードラマ参照。
【一方通行のバッテリー@とある魔術の禁書目録】
一方通行が能力を使うための電力を供給するバッテリーです。詳細はウィキの一方通行のページや議論を参照。
一方通行が首輪のほかにチョーカーをつけているのか、首輪にチョーカーの機能も内蔵されているのかは不明です。
【ウェディングドレス@機動戦士ガンダム00】
最終回のエンディングで、カティ・マネキン大佐改め准将が着ていたのと同じ型のものです。
なぜかルルーシュにぴったりのサイズです。ちなみに、銃弾を防いだりする特殊な機能はありません。
以上で投下終了ですが、もう夜おそいので寝ます。
修正はあす以降に行うので、ご意見はどしどしどうぞ。
投下乙です
この時期のルルーシュは丸くなってるからこれは自然かな?
いや、この程度で不幸とか言ってたら彼が可哀想ですよ
この時期から参戦にしては冷静すぎるような気もするしスザクに対してもクールかな
歴史うんぬんは魔法とか言ってたし考察出来てもいいような気がしますが
なんかルルが冷静すぎないか……?
丸くなってるのは判るが、一度自分は死んで会場に連れて来られたのに何の反応もないのはおかしくない?
あとスザクにはナナリーを任せてるんだから、スザクがいるってことに対しての焦りとか困惑とかありそうなものだけど。
あの結末を迎えたルルが、自分の状態を不思議にも思わんのか……
確かに、参戦時期とルルの態度がちぐはぐな印象かな
蘇生に失敗して脳が壊れたと考えれば問題ない
主催者万能論を崩す貴重な一手になりうる
平沢憂、池田華菜を投下します
支援
投下乙
2ndのルルは気絶ばかりのモヤシ野郎だったので今回は頭脳派として頑張ってほしい
1日目投下作品のまとめを置いとく。位置確認などにどうぞ
001.◆eodXldT6W6『闇に舞い降りた奴隷』 【A-5/敵のアジト】 【兵藤和尊@カイジ《書き手枠》】
002.◆PAWA58Ribc『征天魔王』 【B-2/火口付近】 【織田信長@BASARA】
003.◆1aw4LHSuEI『阿良々木暦の憂鬱』 【C-6/森の中】 【阿良々木暦@化物語】
004.◆mhyOuwRLkg『つむぎマウス 』 【E-2/学校・職員室】 【琴吹紬@けいおん!】【千石撫子@化物語】書き手枠
005.◆.ZMq6lbsjI『海からの呼び声、強いられた結合』【B-7/水辺】 【ゼクス・マーキス@ガンダムW】 【一方通行@禁書目録】
006.◆lDZfmmdTWM『血風大伽藍!小十郎vsサーシェス』【H-4/南東】 【アリー・アル・サーシェス@ガンダムOO】
【G-5/宇宙開発局タワー周辺】【片倉小十郎@BASARA《書き手枠》】【六爪@BASARA】
007.◆fQ6k/Rwmu.『死ぬほど痛いぞ』 【G-7/市街地】 【上条当麻@禁書目録】
008.◆BXnAdYmV9c『意識の狭間にて』 【F-3/倉庫群】 【アーニャ@ギアスR2《書き手枠》】
009.◆qWledVrzo.『未来憶ネクロシス』 【C-4/森】 【田井中律@けいおん!】【玄霧皐月@空の境界《書き手枠》】
010.◆Kn1oA8GRiE『』 【E-6/公園】 【ルルーシュ@ギアスR2】
リロってなかったorz
タイミング悪くてスマン
仮投下いったほうがいい?
投下乙です
上でも言われていますが、やはり蘇生したにはルルの反応が淡泊過ぎる気がします
あとスザクへの反応がないことも違和感が・・・
>>619 たぶん大丈夫かな
時間開けた方がいいかもしれんが
落ち着いたかね?
んじゃあ改めて投下
ここでもいいだろ?
最終回後だとナナリーのところに帰りたいとは思わないんじゃないかな
ナナリーが一人でやっていけると思ったからこそああいう最期を迎えたわけだし
それにエデンバイタルって単語はナナナだけじゃなかったっけか
投下乙
上でも言われてる通りですが、参戦時期と作中の行動に違和感が
少なくとも自分の状態に関する反応とスザクに対する反応が欲しいです
>>622 どうぞ
○月×日 00:24
怖いユメを見た。
大好きな人が─んだユメ。
わるい人に吹き飛ばされた大好きな人の頭が、わたしの足もとにごろごろと転がってきた。
釘づけになってたら、目が合った。
あわてて目をそらそうとしたら、その人はわたしに言ったんだ。
◇
「──」
意識が現実に引き戻されたわたしは状況が掴めず、横たわったままの体勢で数秒間夜空を眺めた。
藍色に満ちた空のあちこちでは星たちが煌々と自身の魅力を主張している。すごくきれい。
こんな景色、先輩と二人で見たかったな。でも多分もう無理──ん?あれ?なんで?どうして無理なんだ?
「…………………にぎゃぁぁぁぁあぁあ!」
奇声を発しながら飛び起きる。さきほどの出来事を思い出したからだ。
そして直後に脳裏に過ぎる先輩、わたしが敬愛する福路美穂子先輩の顔。
突発的にわたしの手はデイパックから顔を覗かせる名簿へと伸びた。
開いた名簿に並ぶ名前は50前後。その中からわたしは、先輩の名前を見つけてしまった。
「そんな…!」
あってほしくなかった、あってはならなかった名前。
いつも一緒に居てほしかった、この場所に居てはならない人。
支援
「まも、らなきゃ」
守らなきゃ。
先輩はきっと、殺し合いには乗らない。
自分のことより他人を優先する先輩に、誰かを殺すなんてできっこない。
そういう人だとわたしは知っている。
でも、先輩には死んでほしくない。先輩は、先輩だけは死んじゃダメだ。
決めなくちゃ、今。いつも助けてくれた先輩を、わたしが守る決意を。
先輩のために、何かを犠牲にする決心を。
わたしが、やるんだ。
「正直怖いケド…でも先輩のために。先輩を守るために、わたしがやらなくちゃ!ぜっっっったい、やってやるし!」
そうと決まれば早速、支給品を拝見!
パックの中から武器として支給されたと思しきアイテムを取り出すのだが。
「マント、ヨーヨー、スクール水着? にゃにー!?」
これじゃあ先輩を守れないっつの!
究極のピィーンチッ!まじありえないし!
「どうしよう、先輩を守ることができるのはわたししか居ないのに」
そうわたしが嘆いたとき。
「──っ!!」
草木をかき分けながら、一人の女の子がわたしの前に姿を現した。
◇
しえん
支援
「それで、お姉ちゃんがごろごろしながらアイス〜って言って」
すごく可愛いんです〜(ハート)、などと言うこのシスコンは平沢憂というらしい。
森の中で鉢合わせたときは殺されると思ったケド、殺し合いには乗ってないとか。
だからとりあえず今はこの子に話を合わせて、近くの民家の中にあった椅子に腰をかけて休息を取っているワケだけど…。
良かった。本当に良かった!こいつが殺し合いに乗ってなくて良かったぁぁ!
先輩のために何もできずに殺されるだけとかまじ最悪だし。
きっと運が良かったんだな、ウン。
「あのーさっきから黙ってますけど、どうかしたんですか?もしかして具合が悪いとか?」
「! や、何でもないし!考えごとしてただけだし!」
「そうですか?」
はー、まともな武器さえあったらこんなシスコン話に付き合わされずに済んだのに。そして先輩な貢献できたのに。
って、そうだ!武器が無いなら奪えばいいんじゃん。
なんでこんな簡単なことに気付かなかったんだ、わたし?
「やっぱり怖いからさー、いろいろ考えちゃうじゃん?先輩のことも不安だし。
みんながみんなうちらみたいな考えとは思えないじゃん。
そういうやつらが襲ってきたとき、ちゃんと先輩やうちらは逃げられるかな?って。
……あ!武器って確認した?わたしはまだなんだけど、もしかしたら護身用の武器があるかも」
支援
池田ァ!
こういう風に自然な流れを作れば、こいつの武器を手に入れられるチャンスが…!
「そういえばわたしもまだ見てませんでした」
「じゃあ今確認しておこう」
椅子から降りてデイパックを開く。相手も武器を確認しだした。
わたしはあくまでも自然に相手に身を寄せて、デイパックの中身を取り出していく。
「使えそうなのは、銃とナイフぐらいかな。華菜さんは?」
「わたしは…ハズレだったみたいだ」
さっき初対面を遂げたゴミ三点を見せると、相手は反応に困ったみたいだった。
そして何かを考えるような仕草をした後、銃をわたしに差し出してきた。
「え?」
「華菜さんはこれを持ってて、わたしは何かあったときはこっちを使うから」
ラッキー。どうやら相当のお人好しのようだ。…ちょっとだけ、先輩に似てるかも。
………うわぁぁ!ダメだ、そんなこと考えたら殺しにくくなるし!
だいたい先輩のほうが可愛いし、プロポーションだって…!
「ありがとう」
とにかくくれるっつってんだから、受け取らなきゃ損損。
ありがたく銃を受け取って、相手はナイフをポケットにしまった。
安心した。これで先輩を守れる。
まずは最初にこいつを殺して…っと、一応、こいつのナイフが届かない距離まで移動しとくか。
「今、外のほうで物音がしなかった?」
「何も聞こえませんでしたけど…ちょっと見てきますね」
しめしめ。あっさりと背中を向けてくれた。
わたしは相手の後頭部に銃口を照らし合わせる。なかなか難しいもんだな。
しえん
池田ァ!
い、池田?!
池田ァ!
支援
嫌な予感・・・
マジでヤルのか!?
「誰か居るの?」
何歩か先のドアにたどり着いた相手が、扉の奥に向かって声をかける。
─……よし、狙いは定まったぞ。
当然返事はない。困惑した相手が恐る恐る扉を開いた。
─今だ!
「「!!」」
パァン、と鼓膜が破れそうなくらい大きな音が部屋に響いて、思わず目をつむる。
反動に耐えられなかった身体は、情けなくも床に落ちた。いたたた。
「ふぅ、先輩のためなんだ。恨むんじゃ──…!?」
上体を起こして瞼を持ち上げる。
すると、視界の最大限を、今しがた殺したはずの平沢憂の顔が埋め尽くしていた。
え?なんで?まさかミスった?だったら早く殺さなきゃ!ゼロ距離で撃てばミスらないはず。
わたしは弾かれるように一歩後ろに退くと、相手の額に銃口を押し当ててもう一度引き金を引いた。
でも、結果は──
「…で、なんで!? どうして死なないんだよ!?」
死なない。どうして?いったいなんでこいつは!!
そう思ったとき、わたしは気付いた。
いたい。
イタい。
痛い。
お腹が、痛い。
「お、まっ…! がふっ!」
お腹には、平沢憂が持っていたナイフが深々と刺さっていて。
わたしは初めて、血液が真っ赤ではなく、赤黒いんだと知った。
◇
池田ァ!
池田ァ!
池田ァ!
池田ァ!池田ァ!
池田ァァァァァァ!
池田ァ!?
池田ァ!
暗闇に溶け込む民家の中。必要最低限のものしか揃っていない質素な一室。
まるで、取り残されたように中央にポツリと存在するテーブルで、一人の少女が懸命にノートに文字を羅列している。
◇
『どうして私を助けてくれなかったの、憂』
そこまで記すと、足もとに開いたままの名簿に記載されたお姉ちゃんの名前を一瞥し、ペンを置いて支給品のひとつである日記を閉じた。
わたしはここで、起こった出来事、起こした出来事をひとつひとつをこの日記に綴っていこうと思う。
きっと誰かに見られたら、なんでそんな無駄なことを、って笑われるだろう。
でも、これはわたしにとってとても重大なこと。
わたしがわたしの幸せを守り抜くために。
わたしに、逃げ道を与えないために。
◇
「それで、お姉ちゃんが─」
あれからわたしは、外から聞こえてきた猫の鳴き声のような奇声に誘われて、この人池田華菜さんに出逢った。
「すごく可愛いんです〜」
本当はすぐにでも殺そうと思った。殺せるとも思ってた。
だけどできなかった。やっぱり人殺しなんて、そんな簡単にできることじゃない。
結局わたしは決意から、逃げた。
逃げて、華菜さんを民家に連れてきてしまった。だめだ、わたし。
…お姉ちゃん。
池田ァ!
まさか!!
池田ァ!!!!!
池田ァ!
しえん
池田人気すぎwww
支援
池田ァ!
おまえら。どんだけ池田が好きなんだよw
「あのーさっきから黙ってますけど、どうかしたんですか?もしかして具合が悪いとか?」
「! や、何でもないし!考えごとしてただけだし!」
「そうですか?」
多分、さっき話してた福路美穂子さんという人のことが心配なんだろうな。
わかるよ、その気持ち。痛いくらいわかる。
「やっぱり怖いからさー、いろいろ考えちゃうじゃん?先輩のことも不安だし。
みんながみんなうちらみたいな考えとは思えないじゃん。
そういうやつらが襲ってきたとき、ちゃんと先輩やうちらは逃げられるかな?って。
……あ!武器って確認した?わたしはまだなんだけど、もしかしたら護身用の武器があるかも」
「そういえばわたしもまだ見てませんでした」
「じゃあ今確認しておこう」
ここで、わたしは華菜さんを試すことにした。わたしのデイパックに入っていたモデルガンを使って。
もしもこの人がゲームに乗っていないと確信できれば、今は華菜さんを殺さないでおこう。
いつか、福路さんとの再会を果たせたときに。そのときに、きっと。
「使えそうなのは、銃とナイフぐらいかな。華菜さんは?」
荷物を探りながら華菜さんの反応をうかがう。
「わたしは…ハズレだったみたいだ」
罰の悪そうな華菜さんの表情に、苦笑いがこぼれる。
わたしは思案顔を浮かべて見せてから、モデルガンを相手に差し出した。
──華菜さんは受け取って、それから。
わたしを、コロそうとした。
◇
リーチだし!
池田ァ!
銃を撃たずにはいられないな!
「お、まっ…! がふっ!」
表情に苦痛を刻み込んだ華菜さんは、口から粘り気のある血反吐を吐き散らした。
「華菜さん」
地を這いつくばるような、低い声。
少しだけ、震えてる。
「華菜さんは本当に先輩のためにわたしを殺そうとしたんですか? 違いますよね。大事な人の名前を、殺しの理由に使っちゃだめだよ」
冷め切った目で、見下すように、見おろす。
「華菜さんは自分のために、自分の願いを叶えるためにわたしを殺そうとして─」
──殺されたんだ。
【池田華菜@咲-Saki-死亡】
◇
そろそろ混ぜろよ(死者スレに)
667 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 00:16:10 ID:qGziV/5x
池田ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
先に行ってるし!
華菜ちゃんずーすーしいから復活するし!支援
池田ァ!
逝ったァ!!!
華菜ちゃんまさかの死者一号だし!
しえん
コーチ「池田ァァ!死ぬなぁ!」
祭りかw
コーチ「死顔か……」
池田ァ!
コーチ「池田ァ!お前前回も1話退場だったよなァ!」支援
○月×日 01:06
死んだ。
殺した。
わたしが殺した。
わたしがこの手で殺した。
カナさんはミホコさんのためにわたしを殺そうとしたらしい。
でもそれはチガうよね。大事な人を理由にするなんて間違ってる。
そんなことをしてもお姉ちゃんは喜ばないし、お姉ちゃん、キズつくよ。
カナさんはカナさんのために、わたしはわたしのために、私利私欲で、ヒトを殺すことにしたんだよ。
そこまで記すと、ペンを置いて支給品のひとつである日記を閉じた。
わたしはここで、起こった出来事、起こした出来事をひとつひとつをこの日記に綴っていこうと思う。
きっと誰かに見られたら、なんでそんな無駄なことを、って笑われるだろう。
でも、これはわたしにとってとても重大なこと。
わたしがわたしの幸せを守り抜くために。
わたしに、逃げ道を与えないために。
なぜならもう、引き返せないのだから。
【C−6 森の中の民家 一日目深夜】
【平沢憂@けいおん!】
[状態]:健康
[服装]:制服
[装備]:トラウィスカルパンテクウトリの槍@とある魔術の禁書目録
[道具]:基本支給品一式 日記(羽ペン付き)@現実
[思考]
基本:自分の幸せ(唯)を維持するためにみんなを殺す。
1:日記を書いて逃げ道を消す。
※憂が華菜のデイパック、支給品(モデルガン@現実、スクール水着@化物語、ギミックヨーヨー@ガン×ソード、ゼロのマント@コードギアス 反逆のルルーシュR2)を回収したかどうかは後続書き手に任せます。
さるったか?
コーチ「池田ァ!テメエさっきのミスはなんだぁ!」
なんか良く分からんが池田ァ!
終了。
たくさんの支援wありがとうございました。
コーチ「顔を上げろ、池田ァ」
>>683 投下乙です
池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!
池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!
池田ァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!
投下乙
池田ァ!
投下乙です!
コーチ「池田ァァ!お前は良くやった!」
投下乙!
池田ァ!オワタ
>>683 投下乙
池田ァァァァァァァァァアア!!!!!!!
池田ァ!・・・・・・(´;ω;`)
投下乙!!!
池田ァァァァァァァァァwww
続けて海原光貴、投下します。よろしいですか?
投下乙!
池田おわたァ!
投下乙です!
まさかの池田華菜の一話退場に驚愕しました
そしてそれ以上に、日記を書く憂にガクブル
今後どこまで落ちてくれるのか激しく期待です。
あ、後
退場話なのに支援で爆笑したのは初めてだ
>>683 投下乙です
優の悲壮な決意とかが伝わってきて、とても楽しく読めました
でもお前ら池田ァ支援がwww雰囲気ぶち壊しすぎるわwwww
【レス抽出】
対象スレ:アニメキャラ・バトルロワイアル3rd part7
キーワード:池田ァ
抽出レス数:32
投下GJです
初の死者は池田か!
なんだか途中から死のにおいがしてはいたがwwwww
そしてやっぱり憂は奉仕マーダーになったか
投下乙です
これは池田が乗らなければ起こらなかった悲劇だな
ああ、久々にロワらしい展開でよかったぞ
あっさり死んだのは少しもったいなかったがいい見せ場でしたw
投下乙です
『池田ァ!』と叫ばずにはいられないなw
憂怖い、でも先に撃った華菜の自業自得とも言えるな…
超反応との比較はしちゃ駄目よ
いいとおもう
なんか初回で池田の要素全部使い切ったような感じだな
乙でしたー
投下乙!
シリアスな本編だったのに池田ァ!支援で吹いてしまったどうしてくれる!www
しかし志望者第一号が池田とは……まあ長生きはできなそうだと思ったが。
死者スレでとーかと麻雀でもしてなさい。きっと実力的にいい勝負だ。
憂こええ、こええよ……日記つけたりしてんのがまた怖い……
ヤンでレ妹に愛されて夜も眠れない唯ですね、分かりまry
乙!
憂ちゃんが予想以上にで可愛すぎるぜ!
支援
>>698 同意
途中から「あ、池田これは死んだな」と思った
モニターの映像が途絶える。そしてそれと共に荷物を持って動き出した男。
海原光貴はドアから外に出ると、とりあえず腰を落ち着ける場所を見つけるべく歩き出した。
何故ならばそこは見晴らしの良い吊り橋の目の前だったのだから。こんな場所にいたら誰かに発見される危険性があるし、下手したらスナイパーに狙撃される可能性だってある。
とりあえず吊り橋からは少し離れ、物陰に入る。
「全く妙なことに巻き込まれてしまったものですね」
誰に言うでもなく独り言を呟く。
「帝愛グループ・・・聞いたこともない。それにあの少女は10万3000冊の・・・」
考えながらも荷物を漁り、名簿とやらを引きずり出す。そして複数の名前を確認すると同時に目を見開いた。
(彼女が・・・ここにいる!?それに同室の空間移動能力者や幻想殺しの彼までも)
自らの想い人の名を見つけ、彼女の周りの世界にいる人達まで巻き込まれていることを知る。
「しかもこの名簿には僕の名前は記載されていない・・・6時間後に発表される12人の中に含まれているということですか」
自分の名前が載っていなかったことは果たしてよかったのか悪かったのか。しかし・・・
(一体どっちの名前で呼ばれるのでしょうね・・・?)
海原光貴には実はもう1つの名前がある。いや、むしろこの海原という名前の方こそがもう1つの名前といった方がいいだろう。
自分の本名はここに存在する誰も知らないはずだ。
仮に本名で呼ばれた場合、この護符はの効果は解いた方がいいかもしれない。もしくはここの参加者から護符を作・・・
支援
支援
海原ァ!
池田ァ
「いやはや自分でも何を考えてるんだか。まあ、それはなるようにしかなりませんか」
溜息1つと共にそう結論付ける。
それと同時に支給品の確認を始めることにした。
支給品はこの場では命綱のような物。誰が襲ってくるかも分からない状況では確認もせずに動き回ることなど出来はしない。
(あの黒曜石のナイフがあれば『トラウィスカルパンテクウトリの槍』の術式は使えるんですが・・・そんな都合よく入ってるわけはないですよね)
苦笑しながらデイパックを漁るとまず出てきたものは・・・。
「コイン・・・ですか。2、4・・・20束も。皮肉なものですね」
レベル5
自分の知る限りこれを一番有効に使えるのは(それが本来の用途からかけ離れているとしても)常盤台中学の超能力者、最強の電撃姫である彼女だ。
よりによって一番彼女に会い辛いであろう自分にこれが支給されるだなんて、運命も残酷な事をしてくれる。
これは誰か出会った人物に託すとしよう。彼女へ渡してくれることを頼むに値する人物に。
そして2つ目。
「これはまた大きい・・・」
出てきたものは大型のトランクケース。人でも入りそうな大きさである。
明らかにデイパックの内容量を超える大きさだ。デイパックには妙な仕掛けが施してあるのだろう。
今まではデイパックの大きさ的に精々銃器はショットガン程度が限界だと思っていたが、これなら多少大型の武器の可能性も考えた方がいいかもしれない。
「気が重くなります。これを振り回して相手を殴り殺せとでも言いたいんですかね。まあ、この大きさならやれそうではありますが」
トランクケースには鍵が付属していた。ダイヤル式の一般的な鍵だ。中身を奪われたくなければ掛けておけという意図が見え隠れする。
まあ何にせよ中身を確認しなくては話しにならない。早速トランクケースを開けると目に飛び込んできたものは大量の紙だった。
「これは、札束ですか」
コインやらお札やら通貨ばかり出てくるのはどうなんだろう。自分の運が悪いだけなのだろうが疑問に思わざるを得ない。
額面を見てみると1枚1万ペリカ。しかも肖像にはいやらしい笑みを浮かべた爺の顔が印刷してあるとは悪趣味にも程がある。
気は進まないが一応数えてみることにする。
「・・・1束100万。それが30で3千万。今これ何かに使えるんでしょうかね」
とりあえずは焚き火や狼煙などの種火に使う程度しか思いつかない。
こんな場所に自分たちを放り込んだ奴等の作った紙幣だ。この場にあるのに優勝の時に使えるかなんて分からないし、そもそも優勝するつもりもない。さぞかし気持ちよく燃やせるだろう。
最後に3つ目。
「拳銃ですか。しかもリボルバー。」
これならば礼装のない今の自分でも多少戦うことは出来る。ひとまずはホッとする。
弾は既に装填済みで装弾数は7発。リボルバーで7発というのは割と珍しいのではないだろうか。
リボルバー式なのでマガジンはなく、弾は小袋にまとめて入っていた。弾数はそこまで多くはなさそうなのでなるべく使わないことを心がける。
投下乙!
池田ァ!!!
しかしなかなか人が死ななくてあれ?と思っていましたが安心しました。
うむ、これぞバトルロワイアルだ。
/:::/::::::::;: --- 、:::::::::|::::::::ヽ
|::::|:::::::├――┤:::::::l::::::::::|
|:::」.ィ ┴――┴‐- L::::::::|
|´ : | , -‐ 、 ‐- 、| `T ト、 あちゃー池田ァ!の奴とうとう死んじゃったか
l: : : |{ じ じ }: : :V::::::}
〃!: : | ー ー | i: : }_/
/ |:i ; | u ' jイ : ハ
l:ト、:ト . ^TTIト .イ/: /: :ヽ
| ヾ ィ>イl川´}∨∠ェー ´
_.. ヘ ヽ 川||/ ハー- ._
, ィ''´ } ンrtく { /ヽ
/ l 、\ {_/ |o| \_} / ,
{、 l >--\ |o| 、 ,′ 、
ハ_} / _二ヽ \ Ll V/ ヽ
{ / -- 、ン‐ヘ {i __}
に7 ‐ァ-一'’_¨二\二二¨ `Y⌒ヾ_-―‐ノ
// /ヽ、<´ ミ=三ゝ=ミ `>ノ ノ `ヽ |
池田ァ
池田ァ乙!
つづいて海原ァ!
支援だ海原ァ!
海原ァ!
お前ら、投下中に池田コールは止めろよ
海原ァッ――――――!?
支援
海原ァ!
しえん
海原ァ!
池から海へと広がる世界ですね
支援
お前ら、コイツの本名はエうわなにをするやm
ここで、海原が幸か不幸か気づかなかった事実がある。銃が学園都市製のようなオーバーテクノロジーの塊ではない、ごく普通の銃なので気づかなかった。銃弾だけは学園都市で作られた、衝槍弾頭と呼ばれる特殊弾頭であることを。
不用意に撃てば普段なら命に関わりの無い箇所であろうとも1発で相手を致命傷に至らしめる事もある危険な弾丸であることを。例え、殺すつもりがなかったとしても・・・。
この事がどう転がるかはまだ誰にも分からない。未来が見える者などこの場にいないのだから。
そんなことも露知らず海原は荷物を仕舞い込む。そして拳銃はブレザーの内へと。
(これから何をするべきか考えなければ。彼女は絶対に死なせない。死なせたくない!偽者であっても、彼女の前に姿を現す資格がなくとも、やれることはあるはずだ!)
その為には情報が必要だ。帝愛グループ、禁書目録、殺し合いに乗っている人物の有無、この首輪を何とか外す方法、この殺し合いの場から脱出する方法。調べることは沢山ある。
そしていざという時の為にいつでも魔術を使えるようにしておくべきだ。その為に今からするべき事は・・・!
考えを数瞬でまとめ上げ、即座に行動を開始する。
「さて、まずは近場のショッピングセンターに行ってみましょうか。とりあえずカッターナイフでもいいからちょっとした刃物が欲しいところですね。後はロープでもあれば御の字でしょうか」
そうだ、例え自分が偽者であろうとも彼女への気持ちは変わらない。
海原光貴は決意と共に動き出す。
彼女の事はひとまずあの幻想殺しの少年に任せよう。あの約束を守ってくれることを信じて。
だから僕は裏から動く。情報をまとめ、殺し合いに乗っている危険人物は排除する。
そうだ、どんな形でもいい。
絶対にこの殺し合いを止めてみせる。
御坂美琴と彼女の周りの世界を守る為に。
【E-1/吊り橋近く/一日/深夜】
【海原光貴@とある魔術の禁書目録】
[状態]:健康
[服装]:ブレザーの制服
[装備]:S&W M686 7ショット(7/7)in衝槍弾頭
[道具]:支給品一式、コイン20束(1束50枚)、大型トランクケースIN3千万ペリカ、衝槍弾頭予備弾薬35発
[思考]
基本:御坂美琴と彼女の周りの世界を守る
1:ショッピングセンターで出来れば必要な物を調達
2:人と出会い情報を集める
3: 殺し合いに乗った危険人物の排除
[備考]
この海原光貴は偽者でその正体はアステカのとある魔術師である。
今現在使える魔術は他人から皮膚を15センチほど剥ぎ取って護符を作る事。使えばその人物そっくりに化けることが出来る。
海原光貴の姿も本人の皮膚から作った護符で化けている。
衝槍弾頭について・・・読み方はショックランサー。弾丸に特殊な溝を刻む事で、弾丸の空気抵抗を操作して『衝撃波の槍』を作る学園都市特注の特殊弾頭。『槍』は弾丸の通った後を追う形で標的を襲う。
殺傷能力は通常の弾丸の5倍から10倍。ただし空気抵抗を利用しているため弾速は通常よりも遅く、『槍』も弾丸より遅れて軌道をなぞるように襲ってくる為に弾丸と『槍』の間には0.4秒にも満たない程だが誤差がある。
偽ェ!
アステカマンいきなり金持ちだな
海原ァ!
以上です。短く稚拙で申し訳ない。ちと文章書きのリハビリ必要かな。
投下乙!
こいつの魔術を持ってすれば華菜ちゃんの再登場も夢じゃないし!
ペリカ三千万とは帝愛も太っ腹だな
守銭奴がトップから蹴り落とされて方針転換したか
投下乙です
堅実に考え、冷静に行動するさまはカッコいいですね
そしてペリカ投入、はてさて、何に使えるやら
投下乙!
ペリカは投入か
偽も落ち着いてるしどうなることかのー
投下乙!
マーダーキラーとは海原ァらしい
こいつには頑張ってほしいところだ
乙海原ァ
今んとこマーダーキラーだけど、どうなるかな……
能力面白いし期待
ペリカは狙われそうだなぁw
池田ァの方にも改めて感想
初死亡にもかかわらず、住人の心を掴んだな池田w
まあ自分から仕掛けたんだから、しゃーないっちゃしゃーないのか
死者スレ1号乙
投下乙です
おお、かっこいいな海原(偽)!
そしてやっぱり出てきたペリカが三千万も
GJでした
乙です
本人と違って偽札じゃなくて良かったな、ぺリカァ!
投下乙です
偽は冷静だな、それも上条を信じているからこそか
確かに最後まで札束維持できるか分からないよな
あと支援中の「海原ァ!」でちょっとワロタ
投下乙です
偽物だけど守りたい思いは本物か。でも奉仕マーダーになる可能性もあるから不安だ
そしてペリカが出たが今後どうなるかどきどきしてきたぞ
ペリカはやっぱり会長の顔付きかよw
投下お疲れさまです
それでは秋山澪、白井黒子を投下しますが規制中なので仮投下スレに投下します
さりげなく会長の首がさらに絞まったww
死亡者名鑑もどきを作ってみた
\::|, '´ /´ / .l∧ \ /
.../ //´_ \ l.\ (;>△<) / , −:::''''':::−::、
/ /./rO(_)ヘ 〃ー- ._l:: \ / /ヾ-^ヾ::::::::::: V..\
/ / {:::O:::/ r(__):、 l: / l\ . / /\ヽ/ ^~''∨ヾ\:::\
/, イ{ `ー {::O0::} l: / l \∧∧∧∧/ /;;/;; / _ノ ヽ、_ \:i::ヽ
{/ レ >、 L _‐- 、 `U ´ .l: / l < 池 ス> //:イ::::::o゚⌒ ⌒゚o:::::::;i::i;;ヾ
/`丶、_ ¨ _ .ィ:/ < 予 田 |> /;;;;/ ii (__人__) |:::i::i:
/ Y ヽ | / ̄/', /レ|::/ヽ/ < 感 タ パ> { ::/ケ\ ` ⌒´ /ダ;;;ゞ
──────────────< !!! イ | >──────────────
.l//´/レ / / / / i i!< ム > /:.:.:/.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/ヽ、:.:.`ヽ
l/ //ノ( .l / / /川ソ:、i < の > /:.:./:.:.:.:.:/:.:.:./// ヽ::::::::',.
l .// :⌒ l,/ ヽ} { ll:: :: :ヾ l ∨∨∨∨ /:.:./:.:.:.:./≧/ /' ヾ:::::::i'.
| l l {rヾ、 ヽ }} ヾl{L-==i | | /:.:./:.:.:.:./:.:./=_ } }:::l
ll| l l ヽ }ヾ 丶リ /' :: :: ::: ::l ./ | _/::://::::f7:::::/ `丶- -‐' /::::l
/l l l :: :: ::: ::/ ./ |__r{ ri `\/::::::レ::::/ /:::::::l.
l l l l ァ ミ−-/ / |{ヾ ', し´ ̄ ̄ l:::/  ̄`ヾ ≠C /:::::::l
..l l l.l 、 ゞノj / l;/ |/`` ` l:/\ 丶 /::l:::::::l
.l l {\ヽ /l / | ', .l:l \ ---- .ィ j::l:::::::l
l l `ヽ j´ ./ l , ' | , l:l / ヽ、__. < / \:::リ
【名前】池田華菜
【作品】咲-Saki-
【登場話数】1
【死亡要因】腹部刺傷(ナイフ)
【スタンス】マーダー(奉仕)
『あの子のために、わたしのために』にて初登場。
島に放り込まれて最初の行動が奇声という、池田ァ!な行為によって平沢憂に捕捉される。
名簿をみて敬愛する福路美穂子を名前を見つけ、彼女を守るために殺し合いに乗ることを決意。
その場に現れた平沢憂を民家に連れ込み、支給武器を奪おうと画策する。
モデルガンとも気付かずに憂から拳銃を受け取り、後から射殺しようとするがモデルガンなので当然失敗。
あろうことか一射目でモデルガンであることにすら気づかず、罠にかかったことさえ知らずに憂に刺し殺された。南無。
余談ではあるが、彼女の死亡SS投下時には多数の池田ァ!支援レスが投下された。
彼女の死亡SSを、そしてこの項目を読んでくれた人にもこう叫ぶことをお願いしたい。
「池田ァ! 」
はえーよw
池田ァ!www
wiki収録する際は本文だけと支援入りと二つあれば面白いんじゃないかなw
ちょ、仕事早過ぎだろwww
752 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 00:56:06 ID:AWoIBaXW
代理スレに投下されたので代理投下します
打ち捨てられ寂れた廃村。
空には冷たく輝く青白い月。
月は無慈悲な夜の女王とはよくいったもので、
煌々と煌く月光に照らされた無人の集落は生の存在を一切許さない、
荒涼とした月の平原のような死に覆われた世界の様相を醸し出していた。
そんな死と静寂に支配された廃村をを一人の少女がとぼとぼと歩いている。
漆黒のブレザーにすらりとした長身を包み、
腰まで伸ばした長く美しい黒髪を眉毛の辺りで切り揃え、切れ長の瞳を持つ少女――秋山澪だった。
だが彼女はその凛とした佇まいが醸し出す意志の強そうな外見に反し、
人見知りが激しくかつ極度の恥かしがり屋という臆病な面があるのだった。
「あはははは……こんなの夢だ……そうじゃなかったらドッキリか何かだ。そうだそうに決まってる……」
桜が丘高校二年一組軽音部所属。担当楽器はベース。
ついついお茶会に勤しんで本業である軽音部であることを忘れ、後輩の中野梓に怒られることもあったが、
それでも友達と楽しく穏やかな日常を謳歌しているはずだった。
テレビのニュースで殺人事件をあったり、どこか遠い国で戦争があったとしても、
それは自分の日常と全く関わらないことで起きた非日常であり、自分の平和な日常が侵されることなんてあるはずもなかった。
だけどそんな自分が謳歌している日常なんて結局薄氷一枚の上に乗っかっているだけに過ぎなかった。
帝愛グループなどという見たことの聞いたことも組織に拉致されて、白い奇妙なシスターの口から告げられた言葉。
《バトルロワイアル》《ゲーム》《殺し合い》
呼称は様々でであるがその本質は命の取り合い。
おおよそ現代日本では考えられない催しだった。
お二方、投下乙です
池田ァの方
憂、引き返せない道にはいっちゃったかあ…(´・ω・`)
あとおまいら、ちったあ自重しなさいw
こちら携帯だから見づらいったらありゃしないwww
海原ァの方
出てきたか、ペリカ…
さて、どう使われることやら
支援
――信じられない。
誰もがそう思っただろう。何を馬鹿なことだと。
ああ、これはドッキリだそうに決まっている。
だがそんな甘い考えは一人の少女の死によって脆くも崩れ落ちた。
得体の知れないヤクザ風の男に詰め寄った少女の頭が、澪達の目の前で弾け飛んだ。
ボンっとまるで自転車のタイヤがパンクするような間抜けな音を発して、視界に朱が現れる。
血とも脳漿ともつかぬグロテスクな液体が床に降り注ぐ。
赤い血に混じった薄いピンク色のモノの欠片がべちゃっと潰れたトマトのように落ちて、
青い色が混じったピンポン玉ぐらいの大きさの二つの白いモノがどこかに飛んで行って、
綺麗な金色の髪がこびりついた板の欠片のようなモノが辺りに撒き散らされて、
どさっと音を立てて首から上が無くなった胴体が、床に撒き散らされた汚いモノの上に倒れこんだ。
「うっ…うぇぇ……」
脳裏にフラッシュバックする光景に思わず吐き気がこみ上げ口を両手で押さえる澪。
喉からせり上がる酸っぱい物を必死に堪える。
喉が胃液でヒリヒリして痛かった。
あれは映画のセットでもドッキリでもない。
あれは間違いなくリアルの出来事で、自らが置かれている状況は紛れもなく殺し合いの場――
半ば喪失していた現実感が、あの凄惨な死を思い出してしまったせいで再び鎌首をもたげ澪に絡みつく。
恐怖で身体の震えが止まらない。
どこから襲撃者が現れるか分からないのだから。
しえん
支援
支援
「律……怖いよ寂しいよ助けてよ……律ぅ……」
この場にいない親友の名をすがるように呟く。
だけど親友の返事はなく、代わりに一際冷たい風が吹くだけだった。
「ひぐっ……うぐっ……」
涙が溢れて感情が爆発しそうになるが必死で堪える。
ここで声を出して泣いてしまったら誰かに自分の居場所を教えるようなもの。
それが気弱な澪にできる精一杯のこと――
「もし――? そこの貴女」
「――!?」
突然の声にびくんと身体を仰け反らす澪。
女の声、少女にも老婆にも聞こえる不思議な声。
それは頭上から、正確には通りに植えられた木の上からした。
上を見ちゃだめだ。
上を見ちゃだめだ。
上を見ちゃだめだ。
ホラー映画のように、もし上を見てしまったらどうなるかわからない。
だけど澪は見たくないと心で思っていても身体が、無意識がゆっくりと顔を動かす。
少女が木の枝の上に立っていた。
どこかの学校の制服に身を包んだ少女、澪に比べるとずっと小柄でまだ幼さを残す少女だった。
上を見上げる澪の視界に少女のスカートの中が映りこむ。
支援
――年の割りに妙に露出度が高く、扇情的なデザインの下着を身に着けていた。
「少しでも高いところから見渡せばお姉様を見つけられると思いましたのけど…………おっと、高いところから失礼遊ばせ」
澪の視界から突然少女の姿が消えた。
まるで闇に溶け込むかのように。
その刹那、澪の背後から声がした。
先ほどと同じ、独特の口調の少女の声が。
「わたくしと同じ制服を着た、御坂美琴というお方をご存知ありませんこと?」
「ひ……ぃ……」
澪は総毛立つ、まるで少女は瞬間移動をしたかのように背後に現れたのだから。
ここにいてはいけない……!
恐怖という名の本能が澪の身体を突き動かす。
とにかくどこかに逃げなければ……!
澪は脱兎のごとく逃げ出す。
「ちょっと! 人の顔を見ていきなり逃げ出すとは失礼ではありませんの!?」
が、恐怖のあまり足がもつれ地面に派手に転んでしまう。
持っていたデイバックの中身を派手にぶち撒けてしまう澪。
「あら、可愛らしい縞々の下着ですこと」
「いやぁ……来ないで……来ないでよぉ……」
支援
何か何か武器はないか。
何でもいい、自らの身を守るための武器を――
澪の手が何かを掴む。
転んだ拍子にデイバックの中から零れ落ちた白刃の柄に手が触れた。
それはシンプルながらも美しい装飾がなされた西洋剣。
中世の騎士が儀礼用に扱うような剣にも見えた。
だがそれは紛れもなく人を斬る為に鍛えられたされた正真正銘の武器であった。
澪は抜けた腰で剣を少女に突きつける。
誰が見てもへっぴり腰で威嚇にもならない構え。
でもそれが澪にできる限界だった。
そんな澪の様子を見た少女ははぁっと溜息をついて、
「いけませんこと、お姉様には及ばないものの貴女のような美しい淑女がそのような無粋な物を持つだなんて……」
ふっと少女の姿が掻き消えて、手の重たい感触が消失する。
「へ――?」
「ごめん遊ばせ、無粋な物はわたくしが預からせてもらいましたわ」
時間にしてコンマ数秒、再び澪の視界に現れた少女の手にはいつの間にかに西洋剣が握り締められていた。
全く理解できない事象に澪の頭は混乱する。
脳の処理能力を完全に超えてしまった澪は――
「きゅう……」
支援
ふっと全身の力が弛緩し地面に倒れこむ。
寸でのところで少女に身体を支えられるも澪をそのまま気を失うこととなってしまった。
「しょうがありませんわ……お姉様の捜索はひとまず置いといて彼女の介抱が先決ですの」
少女――白井黒子は結局美琴より澪の介抱を優先することにした。
もっとも、彼女が敬愛する『お姉様』こと御坂美琴は学園都市が誇るレベル5の能力者『超電磁砲<<レールガン>>』
その辺の暴漢如きに遅れを取ることなんてあるはずない。
だから黒子は市民の安全と平和を守る<<ジャッジメント>>の本分を優先することにした。
しかし、黒子に一抹の不安がよぎる。
名簿にあった『一方通行<<アクセラレータ>>』の名。
学園都市に七人しかいないレベル5の能力者達の一位に君臨する最強の能力者。
同じレベル5の美琴とて歯が立たなかった存在なのだから――
支援
支援
【B-6/廃村/一日/深夜】
【秋山澪@けいおん!】
[状態]: 気絶中
[服装]: 桜が丘高校制服
[装備]: なし
[道具]: 基本支給品一式
[思考]
基本: 死にたくない
1: ???
[備考]
※本編9話『新入部員!』以降の参加です
【白井黒子@とある魔術の禁書目録】
[状態]: 健康
[服装]: 常盤台中学校制服
[装備]: カリバーン@Fate/stay night
[道具]: 基本支給品一式、不明支給品(1〜3)
[思考]
基本: 殺し合いに乗らず美琴を捜索
1: 澪の介抱を優先
2:一方通行を警戒
[備考]
※本編14話『最強VS最弱』以降の参加です
※空間転移の制限の詳細は次の書き手氏にお任せします
しえん
◆ApriVFJs6M:2009/10/27(火) 00:54:52 ID:px7W5Bg2
投下終了しました。
お手数ですが本スレへの代理投下お願いします
代理投下終了です
やっぱり澪はびびると思ったが気絶までするとはw
でもお○らししなかっただけマシかw
投下乙!
澪はやはり縞パンか
そのうち脱がされるのを切に願う
投下乙
澪はそりゃ失神するよなw黒子は中学生とは思えない声……ゴホゴホ、風格を持ってるから安心だじぇw
>女の声、少女にも老婆にも聞こえる不思議な声。
つーかこれでくそ吹いたwwwwww
投下乙です
あー、澪はやっぱこうなるよな
なんかこのまま起きるたびに気絶する事になりそうだ
まだまだもっとヤバイモノはたくさん...
黒子はとにかく
>少女にも老婆にも聞こえる不思議な声
になっとくしちまったよw
黒子の知ってる一方さんと送り込まれた一方さんの状態はかなりのギャップがあるのう
代理投下ありがとうございました
北東が凄いことになってきたな。
一方通行と黒子、澪と憂がそれぞれ隣のエリアにいやがる。
遭遇とは限らんが……さてどうなるか。一方通行と一緒にいるゼクスどうする。
あとついでに憂と同エリアにいるあらら木さん
投下乙です
澪はやっぱり失神しますよね
というか少女にも老婆にも聞こえるってwwwww
けいおんキャラ埋まるのはえーな
投下乙
二人とも実にらしく動いていると思う
戦闘やキャラ強化もいいけど、登場話ってのはこういうのが好きだわ
投下及び代理投下乙です
うほっ、いい縞パン…じゃなくて
ミオはまあ予想通りのビビりか、お○らししなかったのは書き手氏の良心なんだろうな、きっと
さて短いですがこちらも...
レイ・ラングレン投下します
支援
彼は言った。
復讐のためなら、人間なんて不自由なだけだ、と……。
◆ ◆ ◆
微かな星明かりは一つの影を世界に生み出し、背景の闇をより一層際立たせる。
風の音も、波の音も、全ての音が遮断されるその闇は、さながら人外共が住まう異界のような空間を呈していた。
バトルロワイアル?殺し合い?
そんなものは関係ない。
その一つの影がそこに存在するという事実だけでその異界は確かに成立しているのだ。
何物にも左右されず、目的を邪魔する者を無感情に排除し、ただ復讐のみを考える男、レイ・ラングレン。
白を基調とした武士のような民族衣装が闇夜に映え、背景はまるでレイの登場を待っていたかのように静まり返る。
それを感じ取ったのか、レイはゆっくりと口角を吊り上げ、星を見上げて笑みを零した。
その姿を闇は無言で包み込み、世界は無言の拍手を持ってレイを迎え入れた。
たった一人の最愛の妻を殺された瞬間から彼は変わった。
元は無口だが心優しかった青年がただの復讐鬼へとその身を転じたのだ。
どれだけ愛しても妻はいない。二度とこの手に抱くこともできない。
彼を襲ったのは絶望にも近い虚無感。
何も無い。
そう、何も無いのだ。
彼にはもう、何も無い。
そのたった一つの絶望を胸に、彼はそれ以外全てを捨てる事でしか自分を保てなかった。
妻を殺した男、右手がカギ爪の男を何があろうと殺すという目的ただ一つだけを残して、彼は、変わった……。
レイは静かに、深く心の中で感謝する。
星空を見上げながら、その向こうから自分を見下ろしているかもしれない誰かにではない。
自分に訪れた強運に対して純粋なまでに感謝を示しているのだ。
レイの持つ最後の記憶は、最愛の妻、シノの残してくれたヨロイ、ヴォルケインの操縦席の中から見る無機質なレーダーの映像のみ。
そこからなぜか記憶が曖昧になり、気がつけば見知らぬ部屋にいた。
当然、狭い部屋で目が覚めたレイは、即座に自分の状況を把握しようと動いた。
服装はいつものままだったが、腰に挿している銃は無く、靴の踵に仕込んでいる隠し銃の類までも奪われている事に気づく。
考えるまでも無い、己が捕らえられたこと即座に悟った。
一瞬カギ爪の男の仕業か?と思ったが、どうやらそうではないらしい。
唐突に始まった例の殺し合いの宣言と、頭を吹き飛ばされた少女の映像を冷静な表情で見送り、レイは数秒思考をめぐらした後、静かに状況を受け入
れた。
そして、特に言葉も無く、指示通り行動を始めたのだ。
レイの思考をわざわざ並べ立てる必要も無いが、簡潔に説明すると……、ようは、レイは合理的な思考に基づいて行動しただけなのである。
現状、この狭い部屋で出来る事は限られているし、首輪で行動を制限されているというのなら、とりあえず何も考えずに指示に従ったほうが早い。
会場と呼ばれる場所に出れば幾分かは行動に自由は利くだろう。
そして、何より、レイには漠然とだがある予感があった。
それを確認するために、今はおとなしく指示に従ったほうが良いと判断したのである。
無駄なことは考えない。
それが目的の為の最短距離というのなら迷わず進むだけ。
それがレイ・ラングレンと言う男だった。
そして現在、封筒に入っていた名簿を見た瞬間、レイは全てを理解した。
あらゆる疑問を吹き飛ばし、ただ一点、ただ一人の名前、『カギ爪の男』という表記を見た瞬間、レイは迷い無く自身の目的のままに前に進む決心が
ついたのである。
レイが決意した理由は至極単純なものだ。
これまでカギ爪の情報を得るために、用心棒や殺しの類の仕事を頻繁にしてきたレイ。
だがそれは、口で言うほど容易い作業ではないのだ。
広いエンドレス・イリュージョンで一人の男を探すと言うのは、まさに砂漠に落ちた塩粒一つを探し当てるほど根気の要る作業である。
しかも、そんな作業で得られる情報もその大半が標的に掠りもしないなんて事もざら。
そんなことを無感情に、事務的に繰り返してきたレイにとってみれば、ちょっとやそっとの時間の浪費など物の数ではないのだ。
無駄と分かれば何時も通り依頼主を見限り、再びカギ爪を追う旅に出る。その繰り返しだ。
言うなれば、レイにとって今回の殺し合いも今までの依頼とさして変わらない出来事なのだ。
主催者の要望に答えれば報酬が得られる。
金など興味は無いが、カギ爪の情報が得られるというなら乗ってやらないでもない。そう解釈したのである。
そして、会場に降り立ち、封筒を開け、名簿を見たその瞬間、レイが何を思ったかは容易に想像できるだろう。
優勝の報酬だと漠然と考えていたカギ爪の情報、いやその存在そのものが目の前にある。
これはもう僥倖といってもいい。
主催者の言葉を信じるとすれば、エンドレス・イリュージョンより遥かに狭いこの会場に、憎い仇がいるのである。
それを理解した瞬間、レイは笑みを零し、自身の運命に感謝したのである。
深夜の投下ラッシュか
支援
殺し合い?『魔法』に金?
関係無い。
奴の名前がそこにある限り、俺は奴を八つ裂きにするために行動する。
邪魔するものはすべて排除する。
名簿にはもう一人見知った名前があったが、それすらもどうでもいい。
……いや、違うな。
殺し合いと言うなら、カギ爪の男を殺そうとする者も当然いるだろう。奴もその一人だ。
なら、そいつらも俺の敵だ。
そうだ、広いエンドレス・イリュージョンで探すとはわけが違う。
この程度の島なら、奴らの言う様に動く者全てを殺して行ってもいい。
主催者が望むに望まないに関わらず、俺は俺のやりたいようにやる。
カギ爪の男がこの場に本当にいるというのなら、俺は奴をこの手で殺せるその瞬間まで、一切の迷いを捨て去り、けっして立ち止まりはしない。
それが、目的までの最短距離ならば……!!
瞳に狂喜の炎が揺らめき、男の姿を一瞬にして鬼へと変えた。
デイパックの中から出てきた見たことも無いメーカーのライフル、ドラグノフを片手に持ち、
無表情でどこまでも冷酷な眼差しを浮かべた鬼が、目標を見定め歩を進め始める。
それは、残酷なまでに冷酷な、復讐鬼という名の鬼が、この地で無常にも動き出した瞬間だった……。
【D-3/北/一日/深夜】
【レイ・ラングレン@ガン×ソード】
[状態]:健康
[服装]:武士のような民族衣装
[装備]:ドラグノフ@現実(10/10)
[道具]:基本支給品一式、ドラグノフの弾丸(20発)、ランダム支給品2個(確認済み、ライフルより有用な武器は無い)
[思考]
基本:カギ爪の男を八つ裂きにする
1:基本は動くもの全て排除
2:だが、利用できるものは利用する
3:ヴァンは出会えば殺す。だが利用できるなら利用も……。
[備考]
※参戦時期は第8話〜第12話のどこかです。
【ドラグノフ@現実】
セミオートタイプの狙撃ライフル。
スコープに目を合わせたまま次弾を素早く撃てるため非常に使いやすい。
装填弾丸は7.62mm。30発支給。
支援
投下終了です
支援感謝
投下乙
こういう復讐鬼がやっかいなんだよなw
投下乙です
これは中々の復讐鬼
ガンソはよく知らんが、並々ならぬ復讐の炎は伝わってきた
投下乙です
むうかなりの危険思想
やはりレイはこうなったか
投下乙
レイ兄さんは容赦しないからのーw身体能力も結構だしーw
>>771 投下&代理投下乙ー
澪も律もお互いにすがりあってるなー。
出会えたところで何ともならない感じがすげえ。
いや、二人とも一般人だし当たり前だけど。律は澪の前だと強がったりするのかなー。
ま、それにしてもパヤパヤアッーはアニロワ名物。
今回のもおいしくいただきました。
>>777 エリンギさんさらなる不幸の予感!
>>789 投下乙ー
ここらへんでマーダーが欲しかった!
今回は善人や一般人が多いからこういったプロっぽいマーダーは嬉しいな
これからの活躍に期待
投下乙!
レイは乗ったか。
やっぱりって感じがするのが悲しいところだ…って無差別!?
レイ兄さーん!誰か止めてあげてー!
>>777 それ、まずくないか?
確かありゃりゃ木さんってギー太持ってるよな
もしそれが憂の目に触れた日には……
>>796 俺、あらら木さんの墓石買ってくるわ・・・
投下乙!
カギ爪が近くにいたら狙うしかないよなやっぱり
兄さんはマーダーとして活躍してほしいぜ
>>797 大丈夫、ロリコンさんなら殺しても死なない!
だがしかし、ロワでのヤンデレパワーは計り知れないものだった……
ていうか…
禁書:上条さん→出発場所が爆破。人が寄ってくる前に逃げなければならない。
一方通行→いきなり水に落ちてアッー
化物:あらら木→支給品が全部アウト。同エリアにヤンデレマーダー。
主人公格の登場話がひでえ・・・w
これが逆補正かw
乙です。
レイ、やはりそういう思考できたか……
これは相当恐ろしいマーダーになりそうな予感。
そして、ご指摘を発見するのが遅れまして申し訳ありません。
サーシェスの現在地について致命的なミスがありましたので、修正いたします。
以下に差し替えてください。
【E-4/南東/一日/深夜】
【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダムOO】
[状態]:中度の疲労、腹部に打撲の痣、額より軽い出血。
[服装]:パイロットスーツ
[装備]:ガトリングガン(400/600)@戦国BASARA
[道具]:基本支給品一式、ガトリングガンの弾(4000発分)、ランダム支給品0〜1個(未確認)
[思考]
1:この戦争を勝ち上がり、帝愛を雇い主にする。
2:殺し合いをより楽しむ為に強力な武器を手に入れる。
3:片倉小十郎との決着をいずれつける
※第九話、刹那達との交戦後からの参戦です
※G-5にナイフ@空の境界が落ちています
【ガトリングガン@戦国BASARA】
魔王の嫁こと濃姫が持つ、強力なガトリングガン。
どう見ても隠す場所が無いにも関わらず、何処からともなく濃姫はこれを取り出しているが、その詳細は不明。
【ナイフ@空の境界】
両儀式が愛用しているナイフ。
特に変わったところは無い、普通のナイフである
H-4なんて位置ないのに、何やってんだ俺……
>>800 しかもありゃりゃ木さんの支給品の中にはヤンデレマーダーが奉仕する相手の人間の愛用品がある罠w
俺も墓石発注しとこうかな……
ひたぎとキャプテンのssを投下します。
そういやルルーシュって結局どうなるの?
大丈夫だ、ありゃりゃぎさんが女の子相手に血みどろになるのはもうデフォだw
そのありゃりゃ木さんの嫁きたー!
「あらあら。阿良々木君に神原までいるの。これは大変ね」
とある建物の事務用の部屋からはそんなあまり緊張感のない淡々とした声が響く。
彼女、戦場ヶ原ひたぎは真っ先に名簿を確認し、漏らした第一声がそれなのだ。
「困ったわね。まあ最悪の場合、神原は見捨てて私が阿良々木君を生き返らせれば済むのだけど……阿良々木君って無駄に
正義感が強いのよね。それに博愛主義な所もあるだろうしきっと今頃無駄に熱血してそうよね。もしかしたら
『こんなふざけたゲーム、俺がぶっ壊す』みたいな後で聞いたら恥ずかしいセリフはいてそうだわ」
と、微妙に違うが微妙にあってるという、ある意味正否が不明な戦場ヶ原の暦の行動予測である。
「でもどういうことかしら。私の道具。全て盗むなんてあの男。私の身体を触って隠してる物を盗ったのかしら。エロい男。
後で軽く抹殺しなくてはいけないわね」
と適当に嘯きながら、事務室を散策。
事務室だけに、ハサミ、ホッチキス、カッターナイフといった物を中心に文房具類は当然容易に入手が可能。
彼女はそれをいつものように懐に隠し持ち、事務室を後にする。
が、その時だった。
ドゴオオオオオオオオオオオオオン!!!
激しく響く爆音。
それが彼女の耳に届いた。
「全く。開始早々に誰か爆弾でも使ったのかしら。節操がないわね本当に。とんだ早漏もいたものだわ」
彼女は爆音も意に返さずに、事務室を後にした。
************
サーシェスがE-4か……
南方面には今のところ一人だけのマーダーだが、それだけに期待したいな。
「どういうことかしら。殺し合い……それにさっきは爆音まで、どうしてこんな………それに………上埜さんに華菜まで」
床に座り込んで考えているのは風越女子高校三年生、麻雀部キャプテンで不動のエースである福路美穂子である。
エースながらに後輩の指導、部の雑用を全てこなし、80人を超える部員の全てに別け隔てなく接する優しさを持ち、
試合では団体戦の決勝、個人戦の決勝で最多得点をたたき出す実力を持つ彼女。
彼女は今、麻雀とは違うリアルの命のやり取りで何とか冷静さを取り戻すように努めつつ、最良の方法を模索していた。
(……生き残れるのは一人、もし私が生き残れて上埜さんと華菜を生き返らせる事が出来るとしても元の生活に三人は
帰れない。でも私が残れば二人共………駄目だわ。私が犠牲になればなんて言ったら華菜は絶対に残るって言い出す。
それに上埜さんもきっと……ならどうすれば。三人が一緒に帰るには………敵のアジト……ここに行けば何か……
駄目よ。それに私が人を殺せるの?人を殺した後で上埜さんや華菜にどんな顔を見せればいいの?私は……どうしたら……)
何度考えても同じ。堂々巡り。
戦場において、殺す覚悟が無い限り、最良の選択など出るはずもなく、仮に出ても実行出来るはずがない。
「……とにかくまずは華菜を探さないと。それに……上埜さん。上埜さんならきっと何見つけてくれるはず。みんなで帰れる
方法をきっと。だから私は………華菜を守らないと」
立ち上がる。
震える足を奮い立たせ、勇気を持って動き出す。
そしてそこに、一人の女性が立ちはだかった。
「あらあら。こんなところで出会うなんて。ところで貴方。どうするつもりかしら?この殺し合い。乗るのかしら?」
「えっ、わ、私……」
突然出会った女性。
それは背が高く、目つきが鋭く何か威圧感がある女性だった。
実際は歳は両者同じなのだが、眼の前の彼女にはそんな事は関係ない、不思議な威圧感を持っている。
「私………殺すなんて……出来ないと思います。だって私は」
「そう」
「っ!?」
福路が一瞬うつむこうとした瞬間、福路の口にカッターナイフが入れられた。
刃はまだ立てないが、少しでも動けば口が裂ける。
しかし、何とかそのナイフから逃れようと、福路は腕を動かそうとする。
でも、それをひたぎは見逃しなどするはずがない。
「あら。まだ動けるの。それなら……」
「きゃっ!」
片側の頬を挟むようにホッチキスが入れられた。
挟めば針で冗談じゃないぐらいの痛みが襲う。
そんな未知の恐怖に福路の動きは大幅に鈍る。
支援
支援支援
畳み掛けてくんなあ!
支援!
やめろぉ!先輩を苛める奴は許さないしえん!
ゼロ・・・教えてくれ・・・今夜俺達はあと何回支援すればいい
「……何を?」
「別に傷つける気は無いわ。ただ一応……忠告ね。万が一貴方が阿良々木暦という高校生を見つけたら、絶対に彼の邪魔になる
行動をしては駄目よ。もし彼が死んだ場合、私は彼を生き返られるために全ての人を殺す。だから貴方は仮に今後何があっても
彼の生存確率が下がる行動をとってはだめ。分かった?」
「……分かったわ」
「………そう。ならいいわ」
戦場ヶ原は頷くと、カッターナイフを引っ込める。
(…………阿良々木暦というのは彼女の大切な人なのかしら?なら確かに死んでほしくないわよね。でも助かったわ。
もしここで怪我をしたら華菜を守れなくなる。彼女が平和的な人で……えっ!?)
そこでよぎる。
嫌な予感。
何故ホッチキスがまだ外されないのか。
ナイフと一緒にホッチキスも口から放してくれると思っていたが、まだ外さない。
いつでも攻撃に移るといわんばかりの態勢。
(まさか。でもきっとすぐに………駄目だわ。そんな弱い考えじゃ………華菜を守れない!)
福路は決して開かない右目を開く。
開かれた碧眼。
そして世界は凍りつく。
(彼女から攻撃する気配は消えていない。でもまだ右腕には力は込められていない。それに左手はカッターを刃を閉じている。
なら今なら引いても大丈夫。追撃は無い)
一瞬の状況判断。
重心を後ろに傾け一気に引く。
「?」
その後一瞬遅れてひたぎはホッチキスを閉じ、口内を針が襲う。
が、ほんの一瞬のタイミングのズレが生じ、針は空を切り地に落ちる。
フローリングの床に小さな音が響く。
「………………」
「…………………」
重い沈黙。
攻撃をした側とそれを避けた側。
なんともいえない嫌な空気が両者を横断する。
その二人の距離は数字に直せば3メートル弱。
しかし感覚では太陽から天皇星まであるようなほどの遠い距離感が感じられた。
あちゃ〜風越いきなり全滅かぁ〜
支援
しえん
「………手が滑ったの?大丈夫だった?」
先に口が開いたのは福路。
しかし、それは攻撃に対する叱責ではなく、相手を気遣う慈愛の言葉。
だがひたぎは決して折れない。
「あらあら。何を言ってるのかしら。私の攻撃を察して引いたのでしょう。それともあれかしら。
聖母マリアを気取ってるつもり。それなら貴方は決して長生き出来ないでしょうね。いつか後ろから刺されるわよ」
「いいえ。気取ってるつもりはありません。それに貴女……ナイフで切らなかったでしょ。攻撃だったのなら、その方が
とても痛いはずだわ。だからあれは『手が滑っただけ』。私は『足が滑っただけ』。そうじゃないかしら」
「そう。………あなたがそう思うならそうなのでしょう」
ひたぎはホッチキスとカッターナイフを懐に戻すとそのまま背を向ける。
「あなたとは友達になれそうにないわね」
「そうかしら」
「私がそう感じたのだからそうなのよ。それじゃ、さようなら」
「ごきげんよう」
ひたぎはその後、決して振り返らず、その場を後にした。
後に残るは福路美穂子のみ。
そして彼女はひたぎが去ったのをみてからようやく、壁にもたれかかりながら一言を漏らす。
「……怖かったわ」
それと同時、一筋の流れ星が流れた。
けれど屋内にいる彼女には分からない。
それが池田の死を暗示している事を。
彼女の心に刃がつきたてられる。
そのタイムリミットまでの砂時計は既にひっくり返された。
こ、これは・・・
支援
しえん
ああ……またこの人を泣かせてしまったしえん
きゃぷて〜ん
【F-6/展示場内/1日目/深夜】
【福路美穂子@咲-Saki-】
[状態]:健康、冷静 脈拍高め(落ち着きつつある)
[服装]:学校の制服
[装備]:
[道具]:支給品一式、不明支給品(1〜3)(未確認)
[思考]
基本:池田華菜を探して保護。人は殺さない
1:爆発音と逆の工業地帯に向かう。電車か徒歩か検討中
2:上埜さん(竹井久)を探す。みんなが無事に帰れる方法は無いか考える
3:阿良々木暦ともし会ったらどうしようかしら?
[備考]
登場時期は最終回の合宿の後。
【F-6/展示場周辺/1日目/深夜】
【戦場ヶ原ひたぎ@化物語】
[状態]:健康、冷静
[服装]:制服
[装備]:文房具一式を隠し持っている
[道具]:支給品一式、不明支給品(1〜3)(確認済)
[思考]
基本:阿良々木暦と合流。二人で無事に生還する。
1:爆発音とは遠ざかる方向へ向かう。
2:神原は見つけた場合一緒に行動。ただし優先度は阿良々木暦と比べ低い
[備考]
登場時期はアニメ12話の後
よし支援
投下乙です
さすがガハラさんぱねえっすwww
投下乙!
確かに合いそうにないよなあw
投下完了です。
せっかくですので早速他ssとのリンクを試みました。
支援ありがとうございます。
投下乙
華菜ちゃんがお星様になったことをキャプテンが知ったら
悲しんでくれるのかな
投下乙です
このほどよい臨場感がたまらないです
そして投下直前に投下されたssに合わせて内容修正をするその心意気に乾杯
では最後に
池田ァ!カンバーク!!
ガハラさん……w
心配されてた通りになってるじゃねえか!ww
そしてキャプテンの聖人っぷりも流石。
確かにガハラさんは嫌いなタイプだろうなー。
彼女だけは傷付けたくないと願った池田はもっとも彼女を傷付ける要因になってしまったのです。
まあ、しかし、それもバトルロワイヤルというものだ
投下乙
おお、確かにリンク具合が良い感じです。どれも投下から間がないのに乙です。
ガハラさん物騒wキャプテンすげえw
ガハラさんは爆発地から遠ざかるか。北に進むとあらら木さんがいるんだが…果たしてうまくいくのか。
女の子2人が遠ざかって、フラグメイカー上条さん涙目w
こういうリンクは見てて良いよねえ
スピラ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━レ!!
誤爆
レイやガハラさんみたいな迷いがないキャラはいいな
目的が明確で即決、即断、即行動ができる人物はロワでも強いぜ
◆MAKO.0z9p.氏が規制とのことですので、代理投下します。
「あひゃう!」
――と、そんな愛らしい女の子の声が深夜の街中。道端から唐突に”飛び出した”。
文字通りに、虚空より声とそれを発した少女とが一緒に、それこそ”魔法”でも使ったかのように不意に現れる。
ベージュのスクールセーターに丈の短いプリーツスカート。
一見して女子高生とわかるその少女は飛び出した勢いのままに2、3歩たたらを踏むと、よろめいて地面に膝を打ちつけた。
「がぅっ!」
可愛らしさのない悲鳴を漏らしてしばし悶絶。数秒。数十秒。そして、少女がほっと息をつけたのは1分ほど後。
やっと落ち着いて、少女はそろそろと辺りを窺うように首を振る。
地面はアスファルトで、そこらに建売の住居が並び、チロチロと頼りない街灯が夜の中にいくつかのスポットを作っている。
びゅうと風が吹けば半そでだと少し肌寒い夜の街角。何の変哲もない普通の光景がそこにある。とても――
「あ。そうだ、鞄! もってくるの忘れ――――むぎょっ!」
…………。
忘れ物に気付き後ろを振り返ったそこに出てきたはずの扉はなかった。
あるのはただのブロック塀で、少女は絶望しかけたが、しかしそう思うよりも早くその忘れ物は飛び出してきた。
まるで振り向いた彼女にカウンターの一撃を加えるかのように、勢いよく虚空からこれも”魔法”のように。
ともかくとして。
一般的な夜の街の風景があり、……そこに鞄を顔面にぶつけられて転がる女子高生がひとり。
とても――とても、殺し合いが始まっているとは思えない光景がそこにあり、
これが少女――平沢唯のバトルロワイアルのその始まりであった。
■
「殺し合いなんて……できないよぉ……」
泣き言を漏らし夜天を仰ぐ唯。
その周り、ザラザラしたアスファルトの上には彼女に与えられた鞄の中身がばらばらと散らばっていた。
広げられた地図に、真水の入ったペットボトル。明かりを点けて立ててある懐中電灯。かわいいサイズの救急箱など。
誰かが見ればだらしないと思うだろうか、知っている人が見れば彼女らしいと思うのだろうか。
唯は散らかした中から一枚の紙を取り上げ、そしてそこに記された名前をもう一度確認する。
「澪ちゃん。りっちゃん。むぎちゃん。……憂」
同じ軽音部の仲間である3人。それと、ひとつ下の妹である平沢憂の名前がそこにはあった。
もとより殺し合いなどはできっこなかったが、友人達や妹となればそれはなおそうで、そして彼女達がここにいるのがとても悲しい。
自分だけでなく、みんながこんな状況に巻き込まれ、死んでしまうかもしれないこと。それが唯にはただただ悲しかった。
「…………ぽち」
唯はまた一枚の黒い板のようなものを取り上げ、なんとなしにボタンを押してみる。
すると、暗かった液晶に明かりが点り英字と数字とが浮かび上がった。
画面の真ん中にはデジタル表記で「G-6」と、そしてそれを囲む円の四方には「N、E、W、S」と方位が表示されている。
「……ん。……ほっ。……やっ。…………ふふ。…………ふふふ」
方位はリアルタイムでの動作に対応しているのか、デバイスの向きを変えると同じようにクルクルと回る。
あまりこういった物に馴染みのない唯にはそれが少しおかしくて、今さっきまでの悲しみも少しは……、
「ほいっ! ほいっ! ほほいっ! やぁっ! とうっ! これならどうだっ!」
少しは……、少しというか、もうなんというか悲しみは去ったらしく、とりあえずよかったねと、そんな感じ。
いや、これはその悲しみを紛らわせる為の逃避的な行動であり、むしろ彼女の悲しみはそれだけ深いのだと、
そうやってフォローを入れたくも、彼女の無邪気な様子を見ているとそれもないんじゃないかと不安になる。
そんな光景がそこにあった。
「――あんた。なにしとるん?」
ツっこまれた。
■
「あんた。こんな往来のど真ん中で荷物広げて何してるんや?」
唯の前に現れツッコミをいれたのは、薄汚い、馬券売り場やパチンコ屋が似合いそうなそんな中年の男性だった。
「すいません。ごめんなさい。あのっ、すぐ片付けますんで……その」
わたわたと荷物を集め始めた唯を見て男はなんとも微妙な顔をして、気付かれないように小さく溜息をつく。
そして目の前の少女を観察し、素早くなにかを思案すると荷物集めを手伝いながらまた声をかけた。
「まぁええわ。
こんな所におるのもあれやし、とりあえずちょっと移動しよか。風も当たって寒いし、他に誰が来るとも限らんし……な?」
「オレの名前は船井譲次」
道端より少し先。ひとつの一軒家の中に入ってから男は唯に自分の名前を明かし、そして彼女にもそれを求めた。
「ひ、平沢唯です! 桜が丘高校2年2組。クラブ活動は……軽音部をやっていますっ! 担当は……」
そこまではいいと唯の発言を手で止めて船井はテーブルの上の名簿に視線を走らせる。
名簿の隣には布を被せられた懐中電灯が置かれており、電気の点いてない部屋の中にほのかな明かりを齎していた。
3秒ほどして彼女の名前があることを確かめると、船井はまた視線を目の前の唯へと戻す。
「あの、それで船井さんに言っておきたいことがあるんですけど……」
「なんや?」
「私っ! 殺し合いに参加しているんです……っ! だから一緒にいたら危ないですよ! 巻き込まれるかも!?」
冷たい沈黙が部屋の中に流れた。
「じょうちゃんは、オレのことなんやと思ってんねん?」
「この、お家の方ですよね? あの、外で騒いじゃったことはあやまります。ご迷惑をおかけしてごめんなさい……」
またしばらくの沈黙が流れる。
「……まぁ、確かにあいつらは殺し合いの会場に送るとは言っとったが、そこに人がおらんとは言ってなかったなぁ」
「?」
「けど……いくらなんでも、それは突飛な発想ちゃうか?」
「はい?」
「オレも参加者や。じょうちゃんの言う”殺し合い”の。ほら、首輪かてしとるし」
三度、沈黙が流れて、そして。
「う、ひいいいええええええっ!!」
「アホっ! 声が大きい! 誰かに聞かれたらどうすんねん……っ!?」
「こ、ここ、こここ……殺さないでぇ〜!」
「落ち着かんかい! 殺そう思っとったらさっきやっとったわ。せやなかったらどうして話しかけたと思うねん?」
「……は、はぃ?」
唯の悲鳴がおさまったのを見て、船井はやれやれといった風に首を振り席に腰かけなおす。
そして、また冷たい空気が戻ってくるのを待ち、それからようやく話の本題を切り出した。
やっと落ち着いたかと思えば
支援
■
「少なくともオレは殺し合いなんてしたないと思っとる。それはじょうちゃんかて同じやろ?」
「はい、したくないです。……でも」
「なんや?」
「そうしないと、最後の一人しか帰れないって……」
「それが、そうとも限らんのよ」
「ふぇ!?」
そこまで言うと、船井はペットボトルを取り出しそのまま水を口にした。
つられるように唯も自分のペットボトルを取り出し、緊張で乾いた口の中を潤す。
「オレは……言うならリピーター。経験者や。もっとも、こないな殺し合いって種目は初めてやけどな。
今までは大抵がギャンブル。
まぁ、これも負けたらどうなるかを考えれば実質殺し合いに近かったわけやけど、それでもこんな直の殺し合いは……初」
ふんふん、と首を立てに振って唯は船井の言葉に耳を傾ける。
言っていることの半分も理解できなかったが、どうやら頼りになる人らしいとそれだけは理解できていた。
「帝愛グループって知っとるか?」
ふるふる、と唯は首を横に振る。
どうやらその帝愛グループという会社が魔法の力で殺し合いをさせるということらしい。
けどそんな名前の会社には、それと勿論だが魔法というものにも唯は心当たりがなかった。
「まぁ、じょうちゃんぐらいやったら知らんのが当たり前か。
説明したると、表向きは大手金融会社。金貸しをして搾り取った金を使い、投資なりなんなりしとる大企業や。
その裏側言うと……まぁ、こういうオレらが参加させられている常識では考えられん非合法の娯楽。その元締め。
莫大な金で権力を黙らせこういう無茶を通し、そしてこれを娯楽としてまた利益を得る……そんなところや」
悪の秘密結社。唯の頭に浮かんだのはそんな言葉だった。
そして自分達はそんなものに浚われてしまったのかと考えると、忘れていたはずの恐怖がまたせり上がってくる。
「さっきも言ったが、オレはリピーター。
繰り返し似たようなことをやっとる。せやから、あいつらのやり方……それもよう熟知しとる」
ふむふむ、とまた縦に首を振って唯は船井の話に聞き入る。
「殺しあって、最後の一人が優勝……そして莫大な賞品を受け取る。
まぁ、これが嘘やとは言わんが、言葉どおりに取るのは早計……痛い目にあう可能性は大やと、オレはそう思う。
猿の腕の話ちゃうが、あいつらが色々と難癖をつけて約束を曲解、土壇場で反故にせんとも限らん」
そんなぁ……と、弱々しい声が唯から漏れる。
仮に勝ったとしても何も望みはかなえられない。その保障もないとなれば八方塞もいいところだった。
「優勝は表向きのゴール。……オレは、それとは別に裏のゴールが存在すると、そうふんどる」
唯の伏せられていた目がぱちりと開かれた。船井の発言。それが光明だと言わんばかりに。
「あいつらの催すゲームは基本的にそのルールはシンプル。聞けば子供でもできる簡単なものが多い。
遠藤いう男ともうひとりはごちゃごちゃ言っとったが、これにしたってその根幹は殺し合い。それオンリー。単純明快や。
だが……内実は違うっ!
実際には裏の裏をかきあう……複雑怪奇……その人間の底、器を計る。そんな深さがある。
そしてそんな中でも重要視されるのが……気付きの力……直観力。
これはあいつらの悪趣味からくる趣向。
つまり、裏のゴールを用意しといて、それに気付かず表のゴールに群がる愚か者。これを見て笑おうって腹や」
ぞわりと、得たいの知れない怖気が唯の背中を走った。
もっと単純なものだと思っていたのだ。しかし、船井の話を聞けばそれはそういうものではなかった。
誰かが生き残る。誰かを生き返らせる……そんなことを考えること自体が主催の思う壺。破滅への道なのだという。
「……とまぁ、これがオレの経験から来る推論。
残念やが見せられるような確証はない。けど、じょーちゃんはそれでも殺し合いしたいか?」
ぶんっぶんっ、と唯は力強く首を振ってそれを否定した。
ここまで聞かされてなお殺し合いに勤しもうなどと、そんな風に考える者がいるはずがない。
「せやろ。せやったらせんでもええ。
なにより、命いうもんは失ったらそれっきり。戻ってこうへん……それこそ、魔法でもない限りは。
しかし、ここにはそんなものはない……となれば、それは大事にして、ギリギリまで足掻いてみるべきや」
うんっうんっ、と唯はそれに同意する。
命を大事に。それはこんな殺し合いの場において……いや、こんな場合だからこそ、大切にしなくてはいけない考えだ。
「つまり、何が言いたいかっちゅうと、オレと手を組んで欲しい。優勝を目指すのではなく、裏のゴールを探す為に。
これには人手がいるんや。オレひとりでは到底無理。右往左往してる間に殺し合いにのったアホに殺されるがオチ。
となれば必要なのは仲間。
おじょうちゃん……いや、唯さん。どうか、どうか……オレに手を貸してはくれへんやろうか。この通りや!」
そう言って、頭を下げた船井に唯はひどく驚いた。
自分よりも一回り以上は年上であろう男が頭を下げてお願いをしている。
ギターを弾く以外にはろくにできることもなく、こうしてニートが生まれるのだとまで言われた自分に。
それは、軽音部に始めて顔を出した時の事とはまた違う、何かを唯の中にふつふつと沸き立たせる……そんな姿だった。
ここは支援
「こ、こちらこそよろしくお願いします。友達も一緒だったから、もうどうしようかなって困ってて……」
「友達……っ!?」
友達という言葉に反応してぐいと顔を上げた船井に驚き、唯は椅子をガタと揺らした。
彼が自分に何かを期待している。その表情に急き立てられるようにその友達のことを唯は話す。
「同じ軽音部の澪ちゃんと、ちっちゃんと、むぎちゃんと……それと、妹の憂がここに、一緒に……」
「ちゃんとした名前は? あだ名やなくて、本名……っ」
「え、えと……秋山澪に、えーと……田井中律。琴吹紬。平沢……憂。です」
「ふん……ふんふん。なるほど……なるほど……これはついとる。オレらには運があるかもしれん」
表情を変え、名簿を見ながらうんうんと頷き笑みを浮かべる船井に唯はきょとんとしてしまう。
どうしてみんながいることがツいているのだろうか?
さっきまではとても悲しかったその事実が幸運になる。その理由が全く思い当たらない。
「よう考えてみい。じょうちゃんのその友達らは殺し合いに乗る思うか?
それはない。少なくとも自分を殺そうとはって思えるやろ。つまり、会ったら説得の必要もなく仲間になるっちゅう人材。
こういうんがいるのがどれだけええことか。知らん人間ばっかやと思っとったが、これは大きいなぁ。
4人……に、じょうちゃんとオレを合わせて全員揃えば6人か……全部で64人やから、つまりほぼ一割。
こんだけ人手が集まれば安全も増すし、やれることも増える。他の人間を誘うことも容易くなるやろう。
ははっ。このゲーム。案外簡単に抜けられるかもしれん」
「ほんとうですかっ!? やった、よかった。みんないてっ!」
事実。その意味合いが唯の中で反転する。
一緒に殺し合いの中に放り込まれた友人達は競争相手……ではなく、仲間。
反転したことで、心の中を満たしていた恐怖は引いてゆき、代わりに頼もしさと希望が満ち溢れてくる。
「となれば、こっからの算段やな。じょうちゃんの友達を探す方法を考えんと……広い島やしどうしたもんか」
言いながら船井はテーブルの上に地図やらデバイスやらを広げてゆく。
あっという間にその上は作戦会議のものとなった。
もう恐れは微塵もない。あるのはわくわくという期待感。ハッピーエンドへと駆け出す前のどきどきだけだった。
■
喜び、笑い声すらこぼし始めた唯に、船井はひとり地図へと顔を伏せほくそ笑む。
「(なんちゅう頭の抜けたガキ。拍子抜けにもほどがある。
みんながいてよかった? そんなわけあるかいっ! この状況……落とされた事自体がすでにどん底。……最悪っ!
そこに揃いも揃って落ちるて、どんだけ運が悪かったらそうなるっちゅうねん)」
心の中では罵倒。しかし、船井はそれをおくびにも出さない。
頼れる味方を装い、頭の緩いカモを使って荒稼ぎ。それが彼のゲームに対するスタンスであり、ここでも変わることはない。
「(だいたい、裏のゴール……そんなものがあるとして、あいつらがそう何人も生還させるかっちゅう話や。
表にしろ裏にしろ、生還できるのは極僅か……せいぜい合わせて2人いうところが関の山やろ)」
従来であるならば、この時点で船井の勝ち抜けは8割方は確定。だが、今回は異常事態。故に油断はできない。
「(それも本当にあるかどうか見当もつかんしな。とりあえずは仲間……自分を守る盾を用意することが先決。
魔法やなんやハッタリだけとは思えんこの意味不明な状況。保険は何枚あっても足りんいうことはない。
利用できる人間……その当てがこないに早くできたことはまさに僥倖。ツいとるいうんは事実)」
支給品を広げながら船井は思考する。
表向きの打開策。そして、その裏を取る為の姦計。己が生き残る為の最良の方法を――。
「(優勝狙いか、別のんか……それを判断するんは、まだ先……っ! 今は様子見や)」
■
「(こいつはいいことを聞いたっすね〜)」
薄暗い部屋の中。テーブルの席に座る”3人目”の少女は声を立てず、心の中だけでそう呟いた。
しかし、声を立てていないにしろ彼女は唯と船井の目の前にいる。なのに、2人は気付く素振りさえ見せていない。
「(この不思議さんの荷物を拾うのを手伝った時も、ここでこのクチビルさんの話を聞いている間も……)」
す……と、少女は自分のデイパックからペットボトルを出してテーブルの上に置いた。
それをしばらくしてから船井が手に取り、いぶかしむように唯へとこう言う。
「なんや、じょうちゃんの方が水が1本多いな……男女差別かい」
「あ。ラッキー♪」
それを見て、少女はその顔に静かな笑みを浮かべた。
「(私の存在は完全に消えている……この2人には見えていない)」
闇色の制服を身に纏った少女の名前は――東横桃子。他人の認識を阻害するほど存在感を”持たない”希薄な透明少女。
「(あんた達の”策”。最後に横取りするのはこのステルスモモっす。そして生還するのは私と――先輩っすよ)」
■
利用する者される者。更にはそれを横から掻っ攫おうとする者。
三者三様。
これが少女――平沢唯のバトルロワイアルのその始まりであった。
【G-6/民家の中/1日目/深夜】
【平沢唯@けいおん!】
[状態]:健康
[服装]:桜が丘高校女子制服(夏服)
[装備]:
[道具]:デイパック、基本支給品(+水1本)、不明支給品x1-3
[思考]
基本:みんなでこの殺し合いから生還!
1:船井さんを頼りにする。
2:友人と妹を探す。
[備考]
※東横桃子には気付いていません。
※登場時期は2年生になって以降で、夏服を着ている間です。
【船井譲次@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
[状態]:健康
[服装]:私服
[装備]:
[道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品x1-3
[思考]
基本:優勝か別の手段か、ともかく生還を目指す。
1:まずは唯の友人らを探す方法を考える。
2:仲間を勧誘し、それらを利用して生還の道を模索する。
[備考]
※東横桃子には気付いていません。
※登場時期は未定。
【東横桃子名@咲-Saki-】
[状態]:健康、ステルス
[服装]:鶴賀学園女子制服(冬服)
[装備]:
[道具]:デイパック、基本支給品(-水1本)、不明支給品x1-3
[思考]
基本:自分と先輩(加治木ゆみ)の生還を目指す。
1:船井の策にこっそり相乗り。機を見て横取りする。
2:先輩を探す。または先輩の情報を収拾する。
[備考]
※登場時期は未定。
代理投下終了しました
もう終わりかな?
一応支援
連投になりそうだけで投下乙
船井ー、利用する相手間違ってるぞーwww
しかし唯はいつもの唯だwwwww
しかし今唯が出てけいおん勢が出揃った(書き手枠除く)が
唯…いつも感じ、絶賛利用され中
ミオ…絶賛失神中
りっちゃん…催眠状態
ムギ…アニメ談義の真っ只中
憂…ヤンデレマーダー
…何これ?
ルルーシュの修正が必要だと思うんだがどうだろう
本編後なのにナナリー至上主義は思考に違和感がある
そういや話によって月の形が違うんだけどこれってどうする?
修正要求なら議論スレでやれ
愚痴だけなら毒吐きにいけ
議論スレで提案してみたら?
ここで呼び掛ければ作者氏も反応してくれるだろうし
後一方通行の参戦時期についても色々あるみたいだし両方とも議論スレで話し合った方がいいかも
作者氏から反応が無かったら最悪破棄とか…?
なお、月の描写に違いがあるのは阿良々木暦の憂鬱と未来憶ネクロシスです
修正してもらった方がいいかな
>>855 発議してみた。あんまり慣れてないんで、色々と突っ込み入れてくれると助かります
>>856 流石に「人、場所によって見える月の形が違います」ってのは意味不明だしね
どっちかに統一してもらった方がいいかも
カイジの喋り方に違和感があるんだが、関西弁だったっけ?
>>858 カイジじゃなくて船井じゃね? カイジはまだ未登場
……とこでこの船井っておっさん誰だっけ? 限定ジャンケンの人?
限定ジャンケンで最初にカイジに近づいて見事にカモったオッサン
最後にはやり返されたけどね
月に関しては早い者勝ちで統一で良くね?
月が重要だって参加者はあんまいないだろうし
>>861 衣は満月かつ月が高くなると「ツキ」が高くなるというオカルト能力の持ち主
しかも満月の夜にちょっと本気を出すと停電を起こすことが可能
……ん? 麻雀アニメだよねこれ?
衣は能力が最高潮になるのが満月の時ってだけで、夜になれば多少なりとも能力発揮されるとかだった気が
たしか衣の力が満月の夜に最高になるらしいが、月が関係あるのってそれくらいじゃね?
後はオーラ出して発光するな
深夜に投下乙です
>rendezvous ◆ApriVFJs6M
とりあえず澪は安全な人に保護されて一安心
ん?黒子の方が明らかに年下だよな?環境の違いか
それと
>女の声、少女にも老婆にも聞こえる不思議な声。
そこはスルーしておいてくれ
>復讐するは我にあり ◆70O/VwYdqM
まさに復讐鬼
容赦ない雰囲気だな
>流れ星-fool's mate- ◆7jHdbxmvfI
ガハラさんは文房具を補充して準備は万端か
そしてキャプテン…華菜はもう…
>♪かわいい陰謀 ◆MAKO.0z9p.
船井、その作戦は悪くない…だが相手が唯だと盾より足手まといになる可能性が…
唯はこんなところでもマイペースだな、そしてモモいたのかよw
例えば、咲の原作でこれからキャラの過去設定が書かれてもアニロワでは使っちゃいけないの?
実は○○と会長は昔面識があったとか描かれても、初対面としなくちゃいけない?
衣とモモは現実でも作用している面あるからな
>>857>>861 そうなると最初に月の描写書いたSSに揃えてもらうことになるな
つまり「満月に少し足りない欠けた月」に
>>858 確か関西弁のはず
>>868 どっちでも、ようは書く人次第としか
↓の決まりがあるからきちんと未見の人でも分かるように説明さえすれば使ってもかまわないはず
ただしアニメで面識なしとされていれば無理
【原作・続編の扱いについて】
原作の設定とアニメの設定が異なる場合は、アニメの設定が優先されます。
※アニメの設定と矛盾する内容の原作設定を出すことは禁止します。
※アニメと矛盾しない範囲で原作の設定を出す場合は、未見の人でも分かるように詳細を付け加えてください。
本ロワの対象は、2009年夏クールで放映が終了しているアニメ作品です。
2009年秋以降に続編が放映された場合も、本ロワでは2009年夏クール終了時点でのシリーズの設定のみを対象とします。
ちょっと確認させて
投下されたSSに対する予約はいつ解除されるの?
24時間後でいいんじゃないかな
丸1日あれば矛盾点とかあれば指摘できるし、正直矛盾点が見つかる前にホイホイ先に進まれたら困るし
でももうちょっと出揃うまで予約は控えた方がいいぜー
最悪予定する舞台が丸ごとぶっ飛ぶ危険性があるし
決定稿になってwikiに乗ったらだと思う
例えばルルーシュなんかは今改定中みたいだし他にも昨日は兵頭とかも修正があった
禁書厨の俺が来ましたよ
キャラ設定なんかに疑問あるようなら
原作ソース付きで解答します
キャラ設定が原作と逸脱してないなら
バトロワ本編での扱いはどうでもいいです
訂正:禁書アニメも見てるんでアニメと原作の相違点なんかもソース付きで出せます
>>875 原作より、アニメ寄りに考えないといかんのではないのかい
酉外し忘れとか・・・orz
>>870 そうみたいですね
今問題になりそうなのはアニメ未登場の一方通行のバッテリーですかね
議論スレに行った方がいいならそちらで
アニメと原作の違い、追加変更点の蘊蓄を知りたいのだが良いサイトは知らないか?
>>880 禁書についてなら原作では登場したが
アニメには登場してない未登場キャラがいるくらいでアニメ本編でのおおまかな設定は原作と差異はありません
原作ニ巻には登場した二巻でアウレオルス=イザードのダミー
原作4巻に登場した死刑囚火野神作
原作5巻には登場していた闇咲逢魔・海原の能力
おおまかな原作との相違点はこんな感じです
アニメとの違いを検証しているサイトは知りません
ステイルが厨二病こじらせてインデックスの顔を踏む程度だな
なんか後期EDの背景描写に出ているから大丈夫みたいな流れになりかけているけど>一方さん
意見ある方はお早めに
月についての問題があったので、月の描写を修正します。
>>574の14行目、
幾重にも詰まれた木の葉の雲の僅かな隙間から、三日月が無言のまま律を見下ろす。
↓
幾重にも詰まれた木の葉の雲。その僅かな隙間から、満ち損ねた月が無言のまま律を見下ろす。
一方通行については議論スレに書いておきます
>>885 更に修正。詰まれた→積まれた、です。
度々申し訳ない。
話の蒸し返しになりますが
>>469の提唱したバトロワ中にペリカ使用可能に賛同します
理由としましては仮に純粋な戦闘だけで競うなら
・【咲-Saki-】
○竹井久/○天江衣/○福路美穂子/○池田華菜/○加治木ゆみ/○東横桃子
・【けいおん!】
○平沢唯/○秋山澪/○田井中律/○琴吹紬/○平沢憂
【逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
○伊藤開司/○利根川幸雄/○兵藤和尊
この辺りの面子に関しては仮に一般的な銃器を仮に得たとしても
なすすべもなく瞬殺されるくらい他の作品との身体能力に開きがあります
もちろん、そこらへんを巧く考慮して書くのも連作の楽しみ方の一つでしょうが
そこでペリカ使用によりバトロア参加キャラクターの「情報」を買えるというのはどうでしょうか
ここでいう情報というのは「参加者が持つ能力の有効範囲や威力・その詳細や対策法」といったものです
例えば、上条当麻@禁書目録の能力、幻想殺しについては、相手に能力の有効範囲が判明した時点でほぼ無力化に近いです
各書き手さんの意思に委ねられる点も多いと思いますが
出場してる以上は、ある程度一般作品にも対抗策を持たせるのは
話の選択肢に幅が出るという点では有効ではないかと
情報はいくらで買えるのか?戦闘中のペリカ支給についてはどうするのかといった
議論は必要になるかとは思われますが、ペリカ使用については公式見解で決めてしまった方が
のちの混乱が少なくなるかと思われます
俺もペリカ使用は賛成だが議論スレでね
反発を誘う為にワザとここにレスしたのか勘ぐってしまう
>>888 戦闘の勝敗なんて書き手しだいだよ
そこらへんの一般人が超人を倒したりするのもロワ
それにペリカの使用方法とかは、わざわざ言い出さんでも書き手氏が決めるだろう
だから展開潰しみたいな真似はやめてくれ
設定追加したければそういう作品書け
そして一般人が真っ向勝負をしようなどというのがそもそも論外なのだ・・・!
最終的には書き手次第だろう
やっぱキチガイだったんか
駄目押しするのも悪いが
一般人の大多数は対主催というより生存優先、戦闘回避だから
情報なんて欲しがらない
襲われたときなんか聞いてる暇ないし
逃げ切った後ぐらいなら欲しがるかもしれんが
そもそも圧倒的な戦力差なら一般人一人じゃ助からない
その場合助かるなら一般人以外の人が助けるわけで
情報欲しがるのも一般人以外
つまり「情報提供」は一般人にはほぼ不要で
以外の人に有利になる妙なルールではないだろうか
他人と他人をよくも悪くも結びつけるルールにはなると思うな
最悪、一般人全員が死んで誰かが優勝してもロワ的にはおkだし
書き手次第だが面白くなる可能性の芽を摘んではいけない
展開潰しという訳でないのですが
情報そのものを他の勢力との取引材料にするという選択肢もありますね
後は議論スレに書きます
式だろうがセイバーだろうがこめかみに弾丸をぶち込めば死ぬから別に問題ない
話投下までレスしててスレが流れるのもダメだぞ
まだうぃきに収録されてない話もあるし
みんな自重汁
まだ収録されてない話もあるというか、OP以外はまったく収録されてないんだけどな。
投下後24時間くらいを目安にやろうと思ってたんだけど、
投下速度が凄いんで修正要求が出しきれてない可能性もあるかと思って収録を見合わせてる。
日付変わるくらいから昨日投下分で修正要求されてないSSは収録しようと思ってるが……何かある人は早めに議論スレへ。
そして、仮投下スレに投下来てたから代理投下します。
さるさんが来るか微妙な長さなんで、見てる人いたら支援よろしく。
しかたがないんです……。
しかたがないんです……。
だから、しかたがないんです……。
『幸せの時は人心に煌めく』
もう駄目だ。もう駄目だっ……!
どうして自分はいつもこうなのだろうか。安藤守は自身に問う。
自分のすることなすことは常に空回りのどつぼ。そのくせまわりばかりが成功を収めていく。
あの船の時だってそうだ。自分の描いた理想とはかけ離れた現実が目の前で描かれていく。
一方で、伊藤開司のような人間が、奇跡じみた成果を残していく。
(こんなの不平等じゃないかっ……!)
今安藤が圧倒的に感じているもの。
それは不幸――――!
絶望的なまでの不幸――――!!
それに押しつぶされ、諦念、挫折。
ゆえに一歩も動かず、ただただ蹲るのみっ…………!
(くそっ、くそっ……!)
安藤は船を降りた後、途方もない借金にうんざりしつつも、借金取りの恐怖に耐えかねてあくせく働いていた。
『別室』に行った奴らよりはマシだと自分に言い聞かせて、働き続けた。
ギャンブルによる一攫千金は自分には過ぎたものなのだとエスポワールで骨身にしみたので、ギャンブルの話を持ちかけられても断った。
こんな風に、地道に堅実に生きることが、安藤守にはあっているのだ。
そう考えるまでに至った。
――――なのにこれは何だ。
気がつけば見知らぬ密室に閉じ込められていて、
どっかのヤクザのような男とヘンな服着た女が意味のわからないことを延々と吐き続ける。
殺し合い? バトルロワイアル? そんなもの知ったことか。
自分はさっさと帰って、仕事しなきゃならない。しかし安藤はそこで知る。
これは夢ではないのだと、勝手に抜けることのできない生死をかけたギャンブルだと。
逆らえば先ほどの少女のように、物言わぬ骸となると……。
だから安藤は絶望し、蹲るしかなかった。デイパックを開く気にもなれなかった。
たとえどんなに強力な武器があっても、63人も相手にできるわけがない。
よしんば優勝しても、『大量殺人者』という烙印が安藤には一生ついてまわるのだ。
常人なら到底耐えられるものではない。精神的にも、社会的にも……。
ゆえに何もせず、万が一の奇跡を待つしかない。
そんなものこないとわかっていても、
待つしかないっ…………!
「……どうしました?」
安藤は雷に打たれた気分だった。誰かが自分に声をかけている。
伏せた顔を若干ずらして窺えば、そこにいるのは老人だった。
右手がカギ爪の。
「ひっ……」
「バッグに包帯や消毒液が入っていたので、応急処置程度ならできますが」
男は安藤の横でしゃがみ、やさしく語りかける。
安藤はその男の言葉よりも、鋭利なカギ爪が気になって仕方がなかった。
すると男はその視線に気づいたのか、すこしバツが悪そうに、
「あ、これですか。昔トラブルで右手を失くしてしまいまして。
もっと手に近い義手もあったんですが、これが気に入りましてね」
ひとまず顔をあげてください、という言葉に安藤はびくびくしながら従う。
襲うつもりなら、こんな風に接触するはずはないと判断したからだ。
といっても、猜疑心は完全には払拭できるわけもない。
「ふむ……。顔色もそれほど悪くありませんし、どこも異常はないようですが……」
「い、医者か何かなんですか……?」
その場であぐらをかいて安藤が問う。男もそれにならい、座り込む。
「いえ。ただ、長生きしていると人の病気とか死とかよく見るものですから」
「死……」
「ああ、すみません」
顔が青くなる安藤を見て男はあわてて謝罪した。それから男は微笑みつつこう切り出した。
「私と少し……話をしませんか」
それから安藤は男に色々なことを話した。
自身の境遇からエスポワール号でのギャンブル、
このゲームで絶望し、何をしていいかわからないということまで。
それは安藤1人には重すぎる荷。だれかと一緒に持ってほしかった荷。
男はただ頷きながら聞いているだけだ。安藤には都合がよかった。
自分の淀みを吐き出せばいいだけなのだから。
支援
「……なるほど。だいたい分かりました。
つまりあなたは、ただ帰りたいだけなんですね」
「はい……」
話を終える頃には、出会った当初のわだかまりは安藤の中から消えていた。
男は左手で頭を掻いて笑った。
「それはよかった。もしかしたら主催者の扇動で私を殺したりはしないかひやひやしていました」
「そんな、俺は……」
「ええ。さっきの話であなたの人となりは大方理解したつもりです。
あなたは率先して武器を握るような方ではない。私が保証します」
「え……」
その瞬間、安藤の心中で温かいものが生まれた。それは他人の自分への理解、信頼。
カイジのような切迫と妥協から与えられた方便とは根本的に違う、利害を超えた無償の慈愛、寛容。
「辛かったでしょう。多くの人に裏切られ、虐げられて」
「はい。はいっ……!」
男は左手で安藤の手をそっと包んだ。気がつくと知らず知らず涙が流れていた。
まわりの奴らはこんな風に労わるどころか、悪罵を吐くか、利を要求するような連中ばかりだった。
だからこそ余計にこの男の優しさがしみる。
「落ち着いたら名簿で知り合いを確認しましょう。誰かいるかもしれない」
「いえ、大丈夫です。やります」
袖で強引に涙を拭って、ポケットに突っ込んでそのままだった封筒を取り出した。
男は優しい顔で頷いて同じ体裁の封筒を取り出す。
「私の名前は……ああ、多分この『カギ爪の男』でしょう。ひどいなあ。ちゃんと名前があるのに」
それに安藤は小さく笑う。もしかしたらここにきて初めての笑みかもしれない。
「僕は『安藤守』っていう名前なんですけど……あれ、ないなあ」
地面に石で小さく自身の名前を書いて見せる。男はふむ、と頷いて、
「多分あなたは未掲載なんでしょう。たしか13名程はそういうことになっていました」
「なるほど。それで知り合いは……あっ、カイジさん。
この『伊藤開司』って人、さっき話したエスポワール号で一緒にいました。
他には……いないみたいっす」
「私は『ヴァン』くんに『レイ・ラングレン』くん、最後に『ファサリナ』くんで三人ですね。
みなさん強いので、心配はいらないと思いますが……」
男は名簿の空欄に『安藤守』と書き込み、それから『伊藤開司』に丸をつける。
知り合いである三人にはすでに印が入っていた。
安藤もそれに倣うため、デイパックから筆記用具を取り出す。
この時初めて、安藤は自身のデイパックを開いた。
そこで奇妙なものを発見する。綺麗な石のようなもの。これは……。
「なんだこれ――――ッテェ――――!?」
「おやおや」
触っていた指に激痛を感じ、安藤がデイパックから手を引っこ抜く。
カギ爪の男は激しく振っている腕をとめ、“それ”を凝視すると……。
「おや、何と……。安藤くん、取れましたよ」
「な、なんすかこれ」
涙目になりながら安藤が聞くと、カギ爪の男は笑って、
「カメですよ。以前見たことがあります」
『クエーッ』
男の手の中にあるのは、確かにカメだった。なぜか甲羅に糸が通っている。
安藤の目の前に紙がひらひら落ちてきた。振り回した際に上へ舞ったのだろう。拾い上げると、何か書いてある。
『この亀の名前は〈カメオ〉です。基本的になんでも食べます。大事にしてあげてください』
「どうやら支給品のようですね」
「なんじゃそりゃー!」
あのヘンな女、刀剣とか銃器とかいってなかったか。なんだよ亀って。
ブリーダーになれってか! 安藤は主催者の理不尽に怒った。
「まあまあ。かわいいじゃないですか」
「そういう問題じゃないっすよ!」
カメオはカギ爪の男がちぎったパンを食べている。
それに可愛さを感じないといえば嘘になるが、状況が状況だ。構っている余裕はない。
「大事にしてあげてください。この子だって、無理やり連れてこられたんですから」
「ぐっ……」
そう言われると言い返せない。しぶしぶ安藤はカメオを首にかけた。持っていてまた指を噛まれるのはごめんだ。
「主催は何考えてんすかね。こんなもの渡して、本当に殺し合いされる気あるんすかね」
「意図はわかりませんが、少なくとも人を蘇生させるか、タイムスリップさせる力はありますよ」
「そんなまさか」
何かの冗談ですよね、という含みで安藤は返すが、カギ爪の男は笑みを消して首を横に振った。
「本当です。事実、私は一度死んでますし、レイくんもそうです」
「えっ……」
死んでいる? この人が? 安藤は呆然とカギ爪の男を見た。しかし撤回する言葉も、表情もまるでない。
「名簿をよく見てください。『織田信長』、『明智光秀』……私の記憶が正しければ、これは過去のマザー、つまり昔の地球に存在した人間です」
「あっ……!」
たしかにそうだ。言われて見れば『真田幸村』、『伊達正宗』など、自分でも知っている有名な武将たちが名を連ねている。
「同姓同名という可能性もありますが、少なくとも私とレイくんは一度死んだことは確かです」
「そんな……」
何かのマンガのような話だ。死んだ人間が生きていて、話したり触れたりするなんて……。
ありえない。そう結論付けるのは簡単だ。
だが、多くの人間を拉致し、こんな殺し合いの舞台とルールを用意する技術力は、考えてみれば常軌を逸している。
――――『なにせ我々は……《金》で《魔法》を買ったんだからなッ!!』
そうだ。魔法だ。こんなことできるのはそれくらいしかない。死者を蘇らせ、時を渡るなんて芸当。それを魔法と言わずなんと言う。
「今すぐ信じろとは言いません。ただ、『そういう可能性もある』とだけ考えておいてください」
「いえ、信じます。それであの、死んだんですよね? それ、どんな感じなんですか? あ、嫌ならいいっすけど……」
「そうですねえ。私の場合、ある人に斬られたんですが……」
そこでカギ爪の男は笑顔に戻るが、安藤は顔を暗くした。どうしても想像してしまう。この人の分と、自分の分。
「斬られる瞬間がスローモーションに感じました。刃が骨に達したあたりで、『ああ、死ぬんだなあ』って思って、
今までのことが一気にばーっと目の前に広がって――こういうの走馬灯っていうんでしょうね――見えたんですよ」
「見えたって何が……」
「いえ、正確には『見えなかった』が正しいんですがね。“無”が見えたんですよ。何も存在しない。
人も空も地も……。そこでやっとわかったんです。『死というのはこういうことなんだ』、って」
カギ爪の男が差し出したパンの欠片をカメオは嬉しそうに齧る。安藤はカギ爪の男が何だか不安定な存在のように思えた。
「森羅万象に意味はなく、始まりが終わりに向かって動くだけ……。そんな感じでしょうか。
元々命そのものに意味はないと考えていましたが、これには目からうろこが落ちました」
男は立ち上がるとデイパックをその場に置いた。そのまま少し離れた崖に近づき、下を覗き込む。
「そして気がついたらここにいました。『殺し合い』、『賞金』……なんともバカげたゲームです。
いえ、バカだからこそいいのでしょう。この世は無味乾燥で、夢を持つかバカをするかしないと、生きていくのは辛い……。
安藤くん、あなたに夢はありますか」
「え。俺は……その……毎日借金どうしようって考えて、それで何も浮かばなくて……」
「それでいいんです。それも一つの夢です。それで人は生きていける」
それを最後に、崖で話していたカギ爪の男は黙った。
安藤に背を向けたまま、暗い海を、空を見ている。
(夢、か……)
いつのまにか気にもしなくなっていた。
昔はあったはずなのに、今は金に手を伸ばそうとする毎日。
あるわけないのにどこかで奇跡を信じて、見せかけのチャンスに縋って――――。
『初めにも言ったが、これはゲーム大会だ。当然、勝利者にはそれ相応の報酬が支払われる。
それはいったいなにか……もったいぶっても仕方がない。ずばり言ってしまおう――《賞金》と、《権利》だ』
その瞬間、安藤の頭にとある打算が浮かんだ。
目の前の老人は今、自分に背を向けて崖っぷちにいる。
すこし背中を押せば、転落は必至。容易く殺せる。これは安藤を誘惑した。
武器や道具を使って殺すのではない。ただ自分は『押せば』いい。
手を汚さずに済む。そうだ、落ちてしまうのは自分の責任ではない。
あんなところにいる方が悪いのだ。それに支給品を見る限り、全員に支給されているものは大したものではない。
たとえいくつかに銃や剣があっても、時代遅れの戦国武将や一般人が大半。
勝てない戦ではない。見せしめになったのだって女の子だったし。
その支給品も自分は『二人分』手にするのだ。単純に考えて物量は他の奴らの二倍っ……!
(勝てるっ……)
押せっ 押せっ 押せっ 押せっ
押せっ 押せっ 押せっ 押せっ
押せっ……!
安藤は静かに立ち上がり、カギ爪の男に迫る。やがて手の届く距離に近づくと、腕にぐっと力を込めた。
(そうだこれは殺し合いなんだ。恨むなら主催者と自分の不幸を恨んでくれよ。俺はまだ死にたくないんだ)
標的である背中――その小さな背中を見て、安藤は今までのことを不意に思い返した。
あの人は自分の身を案じて話しかけてくれた。――――違う! 俺を懐柔しようとしたんだ!
あの人は自分の話を聞いて慰めてくれた。――――それも違う! 腹の中では俺のことを見下してるんだ!
あの人は――――うるさい! 俺は死にたくないんだっ……!
「うっ、ぐっ……ひっぐ」
涙と鼻水で顔中を濡らしながら、安藤は押せないでいた。
両腕は震え、視界はすっかりぼやけている。駄目だ。駄目だっ……。ここで押さないとっ……!
「…………突き落とさないんですか?」
「え……」
カギ爪の男はゆっくり振り返る。その顔には怯えも怒りもない。ただ安らかな笑みのみ。
「覚悟はしていました。あなたは『生きたい』と思っていますし、当然の流れです」
「何で、どうして……」
安藤は膝を地面に落とした。どうしてそんな風に考えられる。
誰だって死にたくないはずだ。それなのにこの人はどうして……。
「私はもう死んだ人間ですから。死んだ人間がいつまでも生きているべきではありません」
カギ爪の男は左手を安藤の肩に手を置く。
死んだ人間とは思えないほど、その手は柔らかく、暖かく感じた。
「夢に執着し、他人を手に掛けるのはもうたくさんです。あの頃の私は、他人の心を理解してやれなかった……」
男の片足が一歩下がる。下に大地はない。
「だから今は、今だけは、真に他人を理解し、他人を想った行動をしたいのです」
安藤から手が離れる。
「生きてください。その命、手放してはいけませんよ。それでは――――ごきげんよう」
両足が大地から離れる。重力にひっぱられ、後は落下するのみ……。
『クエーッ』
「――駄目だっ」
カメオの声にはっとなり、安藤はすんでのところでカギ爪を両手で掴んだ。
理性で考えた行動ではない。本能で感じた行動。利を超えた利――――!
「どうして簡単に命を投げ出すんだ! 生きようと思えよ! 思っていいんだよっ!」
「私はもう十分生きました。夢を持ち、全身全霊で挑みました。
結果は頓挫でしたが、それでも私は満足しています」
「ふざけんなっ。一回失敗したからって何だ。俺なんて失敗の連続だっ……!」
「ええ。ですがもう生きるのには疲れました。
その役目は、あなたのような今を生きる人間にこそふさわしい」
カギ爪の男の左手が安藤の手に触れた。
「ですから放してください。このままではあなたも死んでしまう」
「クソッ、クソッ……!」
現実はドラマのように相手を引き上げることも、助けがくることもない。
現状維持が精一杯。安藤は自分の無力さを心の底から呪った。
「気に病まないでください。私は悔いるのも悩むのも望みません。
ただ、私を友達と思ってくれるなら、覚えていてもらえると嬉しいです」
それが『生きる』ということの本質だから、とカギ爪の男は笑う。
しかし安藤は泣きながら首を横に振った。そんなものまやかしだ。実際に生きていてほしいに決まっている。
「ああ、そうだ。私のバッグに知り合いへの手紙が入ってます。それを渡してください。
他にも考察をまとめたものが――――」
「そんなの俺におしつけるなっ! 自分でやってよっ……!」
両手の限界が近づいている。自分の足場もいつまでもつかわからない。
このままでは本当に自分も落ちてしまう。放すべきなんだこの手を、今すぐ。でも手放さないっ、放したくないっ……!
(俺はこの人に死んでほしくないんだっ……!)
理由はわからない。いや、そもそも理由なんて後付けなんだ。初めから存在するわけがない。
だから今はこの人を助けることを考えればいい――――!
「私の命を大事に思うのであれば、その『遺言』を実行してください。お願いします」
カギ爪の男の手が安藤から離れ、自身の右腕に伸びる。そこはカギ爪の継ぎ目だった。
「安藤くん、最後にあなたと出会えてよかった……」
小さな音とともに、カギ爪の男は自身の象徴ともいえるカギ爪から分離した。
当然待つのは落下。
安藤の目にはその瞬間がコマ送りのように映った。何を叫んだのか分からない。
ただ涙と一緒にあの人が落下しているのだけははっきり見えた。
今までと変わらない笑顔のまま、あの人は闇の中へ消えていった。
崖下でぶつかる波濤の音とは違う音が、安藤の耳に届いた。
「なんでっ……。なんでっ……!」
カイジみたいに激怒して殴ってくれた方がよかった。それが免罪符になるのだから。
あんな風に最初から最後まで優しくされたら、恨むことも、正当化することもできないではないか……!
安藤はその場で開始直後のように蹲った。不幸を感じてではない、『友』と呼ぶべき人間を喪失したことによる悲愴、悲観……。
『クエーッ』
首が引っ張られるのを感じて安藤がそちらを向くと、カメオがデイパックの置かれた場所へ行こうとしていた。
「そうだ。あの人、手紙があるとか……」
あまり気乗りがしないが、無下にするわけにはいかない。
一瞬支給品のことを考えたが、殺し合いに人命救助を目的としたものを入れるわけがないので、すぐにその考えを捨てた。
それに、あの人は助けても喜ばないような気がする。むしろ、『もっと必要な人がいるはずです』とか小言を言われそうだ。
しえん
死者スレがまた賑わうし!
はたして手紙はデイパックの一番上に入っていた。おそらく見つけやすいように配慮したのだろう。
逆にいえば、自身で開く気はもうなかったようだ。手紙はメモ帳で作った封筒の中に入っていて、四通あった。
『ヴァンくん』、『レイくん』、『ファサリナくん』……。
一通だけ何も書かれていないものがあった。悪い気はしたが、内容を知らなければ誰に渡せばいいか分からないので、封を切ることにした。
そこに書かれていたのは――――。
■
この手紙を読んでいるということは、どういう経緯があったにせよ、私があなたに荷物を譲渡したということでしょう。
その時私は二度目の死者となっているのでしょうか。
私は以前、世界の恒久的平和を願い、人々に自分の思想を植え付けようと計画しました。しかしそれでは駄目なのです。
思想の押しつけは、忌避すべき暴力や蹂躙と変わりません。まずは他人を受け入れ、理解して、話をすべきでした。
その先に協調と友情――平和があるのです。もしあなたが主催者の扇動によって殺人に走るのであれば、今一度考えてみて下さい。
なぜ自分がそこへ至ったのか。別の手段があるのではないか。おそらくこの『殺し合い』には欠陥があります。
完璧な計画などありえないのです。それを見つけることが、ここから脱出の鍵となるはずです。
微力ながら、私の考察をここに記すことにします。
最後に私からお願いがあります。どうか、諦めないでください。
相手は同じ『生きる』という目的を持つ人間じゃないですか。必ず分かり合えますよ。
だから、自分を捨てずに生き続けてください。その意志が、必ずや突破口となるはずです。
それでは、ごきげんよう。
クー・クライング・クルー
『遺書』には他に、自身の考察を列挙してある。あれがこれからを生きる者の助けとなればいいが、はたして……。
カギ爪の男はぼんやりした意識で、海中を漂っていた。彼は大丈夫だろうか。
一応気にするなとはいったが、やはり気にするだろう。それが彼の生きる意味を鈍らせなければいいのだが。
ごぽっ、と血が口から出て、海水に混じって消えていく。落下の衝撃で骨も内臓もぐちゃぐちゃになっているのだろう。
ただでさえ無理な延命で体はボロボロなのに、これではどうしようもない。今は激痛で何とか意識を繋いでいる状態だ。
そうか。死ぬということは、こんなに痛くて、辛くて、苦しいものなんだ……。二度目でようやくわかるなんて。
自分はどうやらやることなすことが手遅れらしい。
(それでも……)
カギ爪の男は自身の右腕を見る。こんな自分に生きろといってくれた人がいた。
人殺しのカギ爪を握って、助けようとしてくれた。それで十分ではないか。人は1人では生きてはいけない。
理解者がいて、初めて人は己の生を実感できる。ああ、そうか。だからあの二人は自分をあんなに憎悪したのか。また一つ、手遅れの理解。
(安藤くん、君ならきっと、“無”以外のものが見えるはずだ。そう、『幸せの時』が……)
そこでカギ爪の男の意識は波とともに流れた。
生無き者はただ流れるだけである。
その流れに、抗いはしない。
支援
■
散々泣いて、何度も『遺書』を読んだ安藤の結論は、『仲間を集める』であった。
あの人の遺志を引き継いで、こんな馬鹿げたゲームから脱出する。それが今の安藤守の“夢”。
「カメオ、お前はどうする」
首から離し、地面に置いたカメオは、再度安藤の手を噛んだ。しかし先ほどの激痛はない。ただくわえただけ。
「わかったよ」
再び安藤の首飾りになったカメオは、嬉しそうに鳴いた。懐かれたのかそれとも餌の心配をしているのかはわからないが、しばらくは孤独じゃないようだ。
あの人のデイパックの中身を自分のに移そうとした時、自分のデイパックにのし袋を見つけた。こんなものさっきはなかったはずだが……『進呈』と書かれている。
中を開けると、封筒が出てきた。そこには達筆な字で――。
『おめでとうございます。ボーナスとして《1億ペリカ》差し上げます。これからもがんばってください』
安藤はその封筒をくしゃりと握りつぶした。ふざけるな。あの人の命をこんな紙切れ1枚でっ……!
腹の中で、主催者への怒りが渦を巻いている。安藤にカギ爪の男が危惧した感情はなく、あるのは使命感。
(そうだ。どうせ死ぬなら、とことん足掻いてやる。俺はあの人に命をもらってるんだ。無様な生き方はもうできない……!)
後悔も苦悩もしない。
ただ背負うのみっ……!
レイ涙目wwww
【F-6/高台/1日目/深夜】
【安藤守@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
[状態]:健康 覚悟完了
[装備]:カメオ
[道具]:デイパック、基本支給品(パンが1つだけ微妙に欠けている)×2、不明支給品x1〜5、1億ペリカ、手紙×3、遺書
[思考]
基本:仲間を集めてゲームからの脱出。
1:カイジと合流。その際きちんと謝罪して、協力を要請。
2:可能であれば手紙の相手を探して渡す。
3:さっきでかい音が聞こえたけどどうしよう。
4:見知らぬ相手と会ったらまず会話。その後は状況によって判断。
[備考]
※参戦時期はエスポワール号下船後です。
※手紙の相手とカギ爪の男の関係は知りません。
【カメオ@ガン×ソード】
ウェンディのペットの亀。現実世界の亀とは違う動物(エンドレス・イリュージョンの固有種の甲殻派虫類)で、「クエーッ」と鳴き、特定の人物になつくなど、ある程度の知能がある。
凶弾から飼い主を守ったことがあり、ある程度の防弾性あり。さすがカメオだ、なんともないぜ。
【カギ爪の男の遺書】
上記の文章のほかに、カギ爪の男の考察が記されている。
・主催者には死者を生き返らせる力、またはタイムスリップする力がある。
・ここはマザー(地球)の可能性がある。(※私が住んでいる星はエンドレス・イリュージョンという囚人惑星である)
・計画には欠陥があり、期間――禁止エリアの設定はその欠陥のカモフラージュ。
・首輪にはその性質上、音声や振動による盗聴が懸念される。重要事項は筆談で行い、余裕があれば首輪に包帯を巻くことが望ましい。
・首輪の信号の送受信、魔法(オーバーテクノロジー)の維持のために、どこかに中継点があると予想される。
【ボーナス】
主催者の評価によって参加者に与えられる功労賞。『モブキャラがラスボス倒したらいっぱいあげなきゃいけないだろ。常識的に考えて……』な場合は当然金額も高い。
逆に『こいつどうせすぐ死ぬし、逆にこっちがボーナスもらうべきだろ。常識的に考えて……』な場合は当然低い。いや、ないかもしれない。誰とは言わないが。
功労者のデイパックや、ポケットの中など、間接的に進呈されるようになっている。
「父上」
聞き覚えのある声に気付き、カギ爪の男はゆっくり目を開ける。
「こんなところで眠っては風邪をひかれます」
「ああ、すみません」
そんなことを言いつつも、律儀にブランケットをもってきた息子に礼をしていると、横でくすりと笑う声がした。見れば、美しき我が妻である。
「同志 一緒に 遊ぶ」
「あの……遊びたい、です……」
双子に手をひかれ、カギ爪の男はソファーから立ちあがった。それを青年が咎める。
「こらお前たち、父上はお疲れなのだ」
「いえ、いいんです、ウーくん。私もそういう気分ですから」
外では愛犬が吠えて急かしている。妻から受け取った上着を着て、双子を追う。そこである違和感を感じ、右手を見ると、遠い昔に失くしたはずの自身の右手がそこにあった。カギ爪はもうない。
「同志 早く」
「同志……」
生身の両手を双子が握る。カギ爪の男は理解した。自身の境遇、顛末、終着を……。
男は笑う。心の底から、全身全霊をもって。そこに打算も邪気も存在しない。ただ純粋な笑顔。
そうか、これが私の――――――――。
【カギ爪の男@ガン×ソード 死亡】
【残り62人】
以上で代理投下終了。
投下乙でした。
投下乙
カギ爪さん……惜しい漢を亡くした
しかしこの綺麗な安藤ならやってくれるはず
投下乙&代理投下乙!
……池田ひどいこと言われてない?
まあいい、それでこそ死者スレのヒロインだ。
そして安藤に意外すぎる展開。まさか安藤が熱血対主催とはこの海のリハクの目をもってしても見抜けんかったわ!
しかしカギ爪の男はいいキャラだった……。
早くガンソも把握しよう。うん。
投下乙
同志……ヴァンとレイ兄さんとファサリナさんぶっちぎって一人で逝っちゃうとは……
惜しい人を失くした……
投下乙です
まさかこんなにはやく同志が逝くとは……
そしてまさかの熱血対主催安藤w
ただボーナスはどうなんだろう……
投下乙です
死亡後からの参戦は予想してたけど、
そうか、そう考えるか...なんか物悲しい。
でもカギ爪さんらしく、何処か危ういながら衆人を引き込み、良い方向で影響を与える様は流石ですね。
安藤もカギ爪さんの意思をついで最後まで足掻き続けてくれ!。
おかしいな…あんなドグサレだったカギ爪の男がまっとうな聖人に見えるw
まあカギ爪がいるかぎりガンソ勢は奴にかかりっきりだからな。
これで先が読めなくなった。乙です。
投下乙です
ガンソ知らないけどカギ爪の男は安らかに逝ったな
そしてまさかの綺麗な安藤w
でもボーナスはやりすぎな気がする
さすがにそこまでやるのは如何なものか
ペリカの話は議論スレへどうぞかな。
絶賛話し合い中
投下乙です。
これはまさかの展開。
原作のラスボスだったカギ爪がこんなにあっさり逝くとは。てっきり安藤を心服させてマーダー路線だと思ってたのにw
そして熱血対主催と化した安藤。途中で挫けそうな気もするけど、とにかくがんばれ。
投下乙です。
なんというきれいな安藤wwww
しかし死ぬまでこの位置にいられるかどうか…
キャラが容易く堕落するのもカイジらしさだからなあ
相変わらずうさんくせえええと思っていたら改心していた
安藤がんばれ
◆ZMq6lbsjI氏の『海からの呼び声、強いられた結合』、
◆qh.kxdFkfM氏の『幸せの時は人心に煌めく』に関して、したらば議論スレで議論が行われています。
両書き手氏、並びに意見のある人はしたらば議論スレまでお願いします。
また、玄霧皐月のゴドーワードに関しても問題ないのかという意見が出ているので、
これに関しても意見のある人、作品を把握している人は議論スレまで。
このカギ爪だったら俺も同志になってしまいそうだ
さて、短期間でけっこう来たが残りがまだまだあって待つ喜びがあるな
◆rfP3FMl5Rc 本多忠勝、バーサーカー予約します
◆tILxARueaU 伊藤開司、八九寺真宵予約します。
◆DXXMkAYDjo 竹井久と書き手枠で中野梓@けいおん!で予約
◆SDn0xX3QT2 枢木スザク@コードギアス、真田幸村@戦国BASARAを予約します。
◆40jGqg6Boc 天江衣、グラハム・エーカーを予約します
◆3zI4WkFMLc リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)@新機動戦記ガンダムW、衛宮士郎@Fate/stay night
◆10fcvoEbko 明智光秀、両義式で予約します。
◆WWhm8QVzK6 御坂美琴、荒耶、アーチャー予約します
◆mist32RAEs セイバー、デュオ・マックスウェル、書き手枠でプリシラ@ガン×ソード予約
◆wKs3a28q6Q 加治木ゆみ
◆4etfPW5xU6 月詠 小萌(とある魔術の禁書目録)
◆tu4bghlMIw ヴァン、書き手枠でユーフェミア・リ・ブリタニア+ファサリナ、ヒイロ・ユイ、キャスターで予約します
◆eNIM4lH5t. 浅上藤乃
◆C7F4BI2F4w ライダー、C.C. で予約しますー
◆Nfn0xgOvQ2 張五飛をよやくします。
◆8d93ztlX9Q 刹那、トレーズで予約します
◆kALKGDcAIk 黒桐幹也
押せ!押せ!
今のところ凶悪マーダーっぽい奴はあまり出てきてないな
第六天魔王を忘れるだなんて!
ヴァン、書き手枠でユーフェミア・リ・ブリタニア+ファサリナ、ヒイロ・ユイ、キャスター
この組がしょっぱなからカオス過ぎるw
織田信長はもう出ただろ?
上の予約はまだ1周目の奴だが?
>>944 予約した当人もおそらく勢いだろうが「半ば混乱していますが意地で書きます!」と力強いコメントを添えていたな
レイ兄さんは現状凶悪マーダーっぽい
カギ爪死んじゃったからどうなるかわからんが
なるほど、ごめんごめん
ところでもう新スレ立てて向こうで雑談する?
ここを埋めるのはもうしばらく後で
サーシェスも
レイ兄さんは放送でカギ爪死んでるとわかればどう転ぶのかw
生き返らせてでも殺す!とか言いそうだよなw
生きる目的を失って無気力状態とかでないか?
もしかしたらカギ爪を殺した相手に矛先が向くかもしれん
安藤ーーーっ!!www
ぶっ生き返す!状態だな
投下乙!
まさかの綺麗なカギ爪と綺麗な安藤。
レイとヴァン涙目ってレベルじゃねーぞwww
というか綺麗な安藤は…いつまで綺麗でいられるかなw
むしろ安藤が主人公
そんじゃ、次スレ立ててくる。
SSのwiki収録がまだだし、テンプレの名簿はこのスレにあるのと同じでいいか?
安藤は窮地に立ったり目の前に餌ぶら下げられたりしなきゃ基本いい奴だよ!
>>267が書き手枠も埋まった名簿だからこちらを使用して
>>960 書き手枠はSSが投下されて、それが正式に通った時点で確定だろうから
現時点でテンプレに反映させるのはどうかと思ったんだが
964 :
●:2009/10/27(火) 20:42:52 ID:8vF2kzZB
立てます
965 :
●:2009/10/27(火) 20:46:52 ID:8vF2kzZB
スレ立て乙
これで後はのんびり投下待ちだな
>>965 スレ立て乙です
でも惜しい、なぜまたロワイヤルになったw
965
乙
スレ立て乙ー
スレ立て乙です。
では今のうちに『死ぬほど痛いぞ』に関して修正したい点をば。
出発場所について、私が独自に『部屋は全部会場内にある』と考えてしまったので
最後の備考欄のところが他のSSと矛盾、あるいは後のSSを制限してしまうかもしれないものになっていました。
というわけで出発部屋に関する備考を
※出発部屋に関しては1度出た部屋には入れない措置あり。具体的な方法は不明。
モニターには処分がなされますが、具体的な方法は任せます。
ただしG-7プレハブ出発部屋以外の部屋が会場内にあるかどうかは確実ではありません。
完全なブラフで上条出発地のみ会場に存在、もしくは他に数部屋程度しか会場内にはない、という可能性もあります。
といくらか緩める形としたいのですが、どうでしょうか。
>>970 修正乙です
それでも問題ないと思います。
あと、せっかくwiki編集してくれてる人にこんなこと言うのはアレなんだけど、議論スレで議論中のSSに関しては
収録するのやめたほうがいいと思うよ
wikiに収録は非常にありがたいのですが、拙作「阿良々木暦の憂鬱」が修正前のものとなっていました。
というわけで勝手に仮投下スレに落としていた修正後にwikiを編集しなおしたのですが構わなかったでしょうか?
予約開始から46時間ほど経ってるんだが、まだ未投下の作品が19作もあるんだよな…
明日かなりの投下ラッシュが起きるんだろうか
…もしもあ下の0:00までに投下されなかったら、余ったキャラ予約しちゃってもいいのかな、と言ってみる
>>942 今のところ、信長とサーシェスの二人がやばい。
信長は本人の強さが高いのに加えて支給品まで極悪だし、サーシェスは普通に身体能力が高いのに加えて、本編でサジの姉やトリニティの連中を殺した時みたいにステルスとしても動けるってのが怖い。
……そういえばこの二人、地味に1stからの声優皆勤賞だな
976 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 21:55:58 ID:8vF2kzZB
◆.ZMq6lbsjI氏への一方通行制限状態についての修正案です
今回のバトロワにおける一方通行(ミサカネットワーク状態)
・OFF、日常モード、能力使用モードに分けられる
・日常モードではバッテリーは48時間保つ。歩行には杖など補助が必要
しかし能力使用状態では普通に行動できるものの15分しか保たない
・バッテリー切れると歩行・会話・言語理解不能
・参戦時期はバッテリー付けての退院直後
・ただ、今回はミサカが未登場の為、代理演算は他の手段(某国のスパコンなど)で代用している
・バッテリー自体は特注品の為、他のバッテリーなどで代用はできない
(だが、スペアについては今回のバトロワでは超設定として認める)
・その代わり、充電には専用機器が必要になるため、どこでも充電はできない
・バッテリー充電に専用機器が必要なので、電気系能力の美琴でも充電不可
能力の使用に制限が加えられる状態の説明として
このような案はいかがでしょうか
議論はこちら↓で行いました
アニロワ3議論スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13136/1254818360/
>>973 作者の延長申請があるかもしれないからめーよ
でもまあ、予約期限が切れて反応がない場合はいいかも
てか私も予約したい
若本は1stの神父、2ndのV様及び戴宗だったのは覚えてるけど
ひろしは1stのひろしと、2ndの誰がそうだったんだっけ…?
あと、ここで急に「アニロワの教会関係者は外道」という法則を思い出したが…3rd唯一の教会関係者、デュオはそんな事はないよね?w
いや、死神だけど外道じゃないよね!?w
あれ、予約延長ってもう解禁しちゃうんだったっけ…?
勢いが殺がれちゃう漢字するけど、どうなんだろなぁ…今さら言っても遅いけど
>>978 ハガレンのヒューズ中佐。
ひろしと若本以外には、声優皆勤はいないっぽいかね?
書き手ルールを見たら、予約は予約の期限切れをもって解除されるとあったな
間に合いそうにない人は今のうちに延長申請した方がいいかも
一応杉山もだな。ただ、士郎自身が皆勤なんだが
あ、ヒューズ大佐がそうだったのか。2連続でお父さんやってたんだなぁ…
しかし今回はそんな父性愛からはかけ離れたキャラだと言うw
杉山紀彰とか……
いや、そういう意味じゃなさそうだけど
>>980 バッカーノのラッドも藤原さんだな
アーカード、言峰神父、荒耶のジョージも皆勤賞
お、もや……ルルーシュの修正版きたな
>>986 誰が上手い事を言えと!
なんか別の意味で不安になってきたわ!w
修正乙
主催者からの説明ありか。それならある程度は志向の方向性が決められるな
それと悟ってみてもナナリーへの思いは変わらないかもなw
うまく言い辛いんだが、ルルーシュは最終回後ではギアスで他人の意志を無視して手駒にしようと思うかな?
というか手駒っていう発想自体しないと思うんだが
ゼロレクイエムは憎しみの連鎖を終わらせると同時に今まで自分がやってきたことの贖罪でもある訳だし
しない気がする。
まあ、マーダーなんかには使う可能性はあるけど、一般人とかにはしなそうかな。
WIKI編集の人ちゃんと全部やれよ
>>990 作者です。
もちろん本編後のルルはそんなことをするような人ではないのはアニメを見れば明らかです
主催者は昔の鬼畜ルルみたいなのを期待してるけど、今のルルはそうはならないという話を書いたつもりですが、
わかりづらいようなら、たとえばどう書くべきか教えていただけるとうれしいです
>>976 さすがにアニメ範囲外からの参戦ってありなのか
これが通れば他にも似たような事例を許容することになるが
せめて最終回EDの寝ている状態は無理なんだろうか
>>992 wikiはパソコンの人なら誰でも編集できるものだよ。
だからこそ、まとめサイトとしてwikiが使われてると言ってもいい。
>>994 了解、意見をまとめるから、ちょっと待ってて
1000 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 23:10:20 ID:8vF2kzZB
>>995 寝ている状態だと完全無力なので
一般人以下ですよ
その状態で参加させる意義が疑問視されますが
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。