【IF系】もしゼロの使い魔の○○が××だったら22
>>1 乙
>>前スレ992
まあ特定の年代や政治に限った話でなくとも、幼い頃から日本を知っているルイズは原作に比べて柔軟な思考と広い見識があると思うんだ。
あとルイズと幼なじみのサイトの場合、勉学に励むルイズを失望させたくない一心で努力して原作の様にゆとり丸出しじゃないとかね。
まともなルイズなんて見たくねぇよ
ちょっとオカシイ娘だからいいんだろうが
>>992と
>>3の前提にある『幼染み』ってのは、いくつから日本に居るんだ?
ハルケギニアと地球の行き来は可能?
それでうまく回ってるところに、したり顔で分かった風なことを言うのがゆとりで合ってるのかな。
>>3 浅い接触しかしないならそうなるだろうけど
きっちり現代社会の事を理解したなら、僅か数百年程度で急成長して
資源と環境を食いつぶして数百年後にまともに生活を維持出来てるかあやしい現代社会なんて
6000年間文明を維持してるゼロ魔世界のルイズが参考にするよーな余地あるのかねぇ? と、言う疑問がある
結論ありきで理屈を考え始めると駄目だな。
宗教に頼らなくても暮らしていけるのは、日本みたいな総中流階級で貧民が少ない国ぐらい。
どんなに努力しても上の階級に上がることができず、日銭を稼いでも糊口をしのぎきれない貧民階級は信仰に頼るしかないんだ。
中には余裕がある生活をしているのに狂信的に信仰する心が貧しい奴らもいるが、
宗教はクソ、という発言をできるのは世界的に見れば金持ちの特権みたいなものだ。
あれ、そういう意味ではルイズが貴族然として宗教なんてゴミ、と言うのはありえる話か。
>>5 wikiにSSが2話保管されてるよ
何年前から互いを知っているのかは不明だけど、少なくとも才人が小学生の頃からなのは確か
あと原作との相違点は
・ルイズは最初から才人にデレており、才人を使い魔にした事を申し訳なく思っている
・才人が秋葉原で召喚されるところをテレビ局に見つかり、公安が出るほどの大騒ぎに
・ルイズが自室で着ているのは才人の母が5年前にプレゼントしたキキララのパジャマ
・才人が携帯電話ユーザー(原作では携帯電話を持っていない)
・世界扉に段ボール製の枠をはめ込み、半恒久的に世界扉をつなげたままにしておく事ができる
くらいかな
>>8 貴族の余裕を生み出しているのがその宗教みたいなもんだから微妙じゃない?
>>9 > ・世界扉に段ボール製の枠をはめ込み、半恒久的に世界扉をつなげたままにしておく事ができる
こんなことを言う日が来るとは思いもしなかった……SAITOならぬ『DANBO-RU』かよw
>>前スレ986
そういえば、ななついろのすももの母親もカリンって名前の伝説の魔法少女だったよね
ということは、烈風カリン様も、本気をだすと若いころの姿になるわけですね
さらに魔法少女妄想
ジョゼフィーヌ
現ガリア女王。
若いころは烈風カリンのライバル的存在
時の流れをあやつるレア魔法が使える
イザベラ
ジョゼフィーヌの娘。
母のライバルであったカリンの娘ルイズになにかとつっかかってくる
才能はあまりないが、努力の人。
シャルル
ジョゼフィーヌの娘。
100年に一人といわれる才能の持ち主だったが、男性のためメイジにはなれない。
かと思われたが、その才能を惜しんだ父親と、姉の趣味により、
魔法で女性化し、シャルロットという偽名でメイジとなった
カステルモール
元シャルルの使い魔。魔法で人間に変身している。
女体化シャルルにそっくりなタバサ&ジョゼットにぞっこん
お前はクロスでやるか、他の場所でオリジナルとしてやれよ……。
それ以前にハルケ世界の貴族が地球に来たら……
魔法使えるのは自分だけだからお前ら平民は従え!
→貴族解剖or精神病棟or務所行きにしかならない気がするぞ、高確率で
ブリミルが生み出した使い魔召喚の魔法で多くの病とその抗体を手にした人類により、抗体を持たない多くの亜人、エルフ、韻獣は人類が広げた病で大きな被害を受ける。
人類隆盛の前に繁栄していた多くの種はブリミルが持ち込んだ病から逃れる為に辺境に追いやられていった。
な歴史がハルケにあったら。
亜人とハルケ人類の実力差を考えると、細菌兵器でも使わない限り原作の広いニッチを確保できない気がする。
>>前スレ987
前スレ985じゃないけどここで出てるSSはどれも大好きなので大歓迎です
>>14 前提条件が無いと何とも言えないと思うぞ
・どうやってメイジが着たのか
・魔法は異世界でも使えるのか
・メイジの年齢や階級、所属はどの程度のが来たのか
・どの属性のどの程度のメイジが着たのか
・異世界であるのを理解できてるのか、また言葉は通じてるのか
ここらへん次第でなんとも言えないと思うよ
>>11 アレ悪くないよ。友達以上恋人未満なドキドキ感も良く出てる。
原作と対極だけど2つの世界を自由に行き来できるってのも、それはそれで面白い。
作者さん復帰しないかな…
もしも山ぐ… エルフが時の精霊とか言い出したら。
ビダーシャル「やれやれ、この辺り一帯の時の精霊と契約しても一秒が限度って所か。
一秒じゃ身を守るだけで精一杯だな。
>15
もしも召喚した時サイトが感染していた新型インフルエンザが原因でハルケギニアの人口が激減したら
>19
妙に濃い存在感のビダ夫ですねわかります
>>20 ふむ、異邦人との接触による病気感染は確かに史実的だな。
死者の大半は貧民階級だと思うから一部の平民、貴族はちょうどよかったって喜ぶかもね。
平民の死者の割合によっては追い詰めれた形の武装蜂起が起こるかもしれないけど
補給が続かないだろうからけちらされるだろうなぁ。
貴族は栄養価の高い食事と休みやすい環境があるからそんなには死ななくて、死んだ貴族の領地が
分配されてメシウマ状態かもなぁ。
前スレ最後で設定改変やらキャラ改変に色々意見が出てたけど、どうなんだろうね。
エヴァスピンオフ作品の明るい綾波やら幼馴染なアスカやらが好きな自分としては、ある程度RUIZU、SAITOしてても楽しければよし、な感じですけど。
なんというかこう、まず前提として原作のツンデレでタカビーでプライド高くて癇癪持ちでいまいち現実が分かってなくてくぎゅ、というルイズ像があるから、
そのルイズが平民としてドタバタやってる武器屋ルイズとか、裏社会で泥と闇に塗れてるシビアなお仕事ルイズとか見ると、妙にゾクゾクする。
ギャップ萌え、の一種なのだろうか。
まあ度が過ぎれば「オリジナルでやれよ」とも言いたくなるでしょうけど、ここに投下されたSSとか理想郷のルイズ魔改造ものとかくらいなら、自分は大好物です。
つまり何が言いたいのかというと頑張れ前スレ
>>967 最近はとみにSS分が足りてない。
もっとはっちゃけるべき
サイトがSAITOというアンドロイドだったら?とか
わかったからクロススレ行け。
>サイトがSAITOというアンドロイドだったら?とか
サイトがリメイク版宇宙空母ギャラクティカの人型サイロンだったら
まぁこれはクロスになるか
ファンタジーに重火器持ち込むようなはっちゃけた作品なんだからもっと自由に発想するべき
>>20 の続き
もしも召喚されたサイトが既に出会い系の帰りで相手から『おみやげ』をもらっていたら
職業を変えるIF 元自衛隊員のサイト
年齢アップ
筋肉アップ
だがメイジ組もみんなマッチョで・・・・・
当然タバサも
もしお嬢の浴室がゼロの使い魔を書いたら?
やりすぎ改変はSS書いて面白ければ正当化される
SETTEI垂れ流してるだけじゃ便所の落書き以下の価値もないよ
>28
さらにキュルケを介して学院全体に蔓延したら
ルイズとタバサが男の子でキュルケが漢、ギーシュ、コルベールが女だったら。
才人「なんで、女の子なのに彼女が居るのだよ。しかも二股まで!!」
ギーシュ♀「私もグラモン家の一員よ。家紋に恥じない経歴を望んで何が悪いの」
才人「何で同性なんだよ」
ギーシュ♀「だって・・・男の人と付き合うのは怖いじゃない(赤面)」
マルコメ「ギーシュ!!嫁になってくれーーーー(鼻血)」
ギーシュ♀「いやぁぁぁーーー」
才人「彼女、脅えているじゃねえか。決闘だ!デブ!」
あれ?
聖地から出てくる『工芸品』には、未来のアメリカの陰謀が絡んでいたら。
というか一体全体どうしたらタイガー戦車やらゼロ戦やらが湧いて出てくるんだ、
こんだけ異世界との接点があったら流石にちょっと変かな?ぐらいおもうんじゃないか。
もし二つの月の及ぼす潮汐力が地球よりはるかに強かったら
一日の干満の差が数十メートル、海岸線の侵食速度が地球の比ではないので国土は減る一方
港湾整備はほぼ不可能で漁業や海上交易も発達しない
ついでに潮汐力がプレートにも影響を及ぼすため地震も頻発
厳しい自然に脅かされて人類の版図がなかなか拡大しないハルケギニア
物語の住人は悲しいことに、作者の知性と教養を超えないからね
>>34 ちょっと変かなと思えるような武器の類が出てきたのなんて6000年中のほんの100年ちょいくらいだし
出てくるのは基本的に聖地近辺、そしてロマリアが昔から召喚された物や者と接触してると言ってるから何か細工してるんじゃね?
あとは、ガリアでさえシィルフィードをガーゴイルと言い張れば通るくらいトンデモアイテムに違和感の無い土地柄も影響してるかと
なにしろ、一部天才が自力でエンジンを作ってしまうからね!
タバサが男だった場合、名前はどうなるんだろうな、本名共に
ついでにいろんな意味でイザベラ様とのカップリングはありえるんだろうか……
>>36 そんなことはないと思うけどな
物語の住民にとってほんの一瞬でしなくてはならない思考であったとしても書き手は長い時間をかけて考えることができる
だから物語の住民の思考力が作者をはるかに超えるということは当然としてありえる
知識面でも現代では情報収集が容易なため、作者が普段から勉強していないことでも登場人物が知っていて問題ない
当然、中途半端な知識で書くと墓穴を掘ってしまう可能性もあるが、これは回避できない問題ではない
前スレ986ですが、ちょっとアレな話のプロローグ部分を書いてみました。
投下してみてもよろしいでしょうか?
どうぞどうぞ
では、魔法少女(予定)マジカル・ルイズ、はじまります。
------------------------------
『ゼロの魔法少女』
第一話.プリティーかもしれないが、ファンシーでもリリカルでもないお話
学院から少し離れた草原で、ドキドキしながら、わたしは自分の名前が呼ばれるのを待っている。
「では次、ミス・ヴァリエール、こちらへ」
き、来たーーーー!
「は、はいッ!」
わたしは勢いこんで返事をしたものの、ちょっとだけ声が裏返ってしまった。クスクスと周囲の女の子達から失笑が漏れる。
うぅ……ちょ、ちょっと気合いが入りすぎただけなんだからね!
見てなさいよ、タバサのドラゴンや、キュルケのサラマンダーにも負けない大物を引き当ててやるんだから!
わたしはキッと眉を吊り上げると、昨晩部屋で何十回となく練習した「使い魔召喚」の呪文を、全身全霊の気力を込めて唱え始めた。
偉大なる「始まりの女王」ブリミル様の残した教えでは、「魔法使いたるもの、常に優雅さと愛らしさ、そして微笑みを忘れてはなりません」ってなってるけど、こちとら2年生への進級、否、人生の分かれ目がかかってんのよ!
多少、目つきと声音が剣呑になることくらいは大目に見てほしい。
呪文の最後の一節とともに、わたしはありったけの意思を乗せた言葉を口にする。
「──来なさい、このわたしにふさわしい、素晴らしき使い魔よ!」
* * *
ここは、地球の「鏡」をはさんで裏側の次元に存在する世界ハルケギニア。
「始まり女王」と呼ばれた偉大なる魔女ブリミルの娘達が6000年前に建国した4つの王国と、幾つかの公国からなるこの世界は、魔法使いや妖精、精霊たちが実在するいわゆる「魔法の国」である。
地球に比べると人口は少なく、また文明や技術も決して進んでいるとは言えないが、この世界は数多の魔法使い達の手によって、人々には快適で平和な暮らしがもたらされている。
もっとも、ハルケギニアの住人全員が魔法を使えるというワケではない。むしろ、魔法使いと呼ばれる人材は希少で、それ故に人々から敬われ、感謝される存在であった。
日本で例えるなら、医者や弁護士、大学教授くらいのステータスだろうか。それも、モラルが低下した21世紀現在ではなく、古き良き日本におけるそれだ。
また、魔法使いの9割以上は「高貴な血を引くうら若き女性」、つまり貴族の娘達にほぼ限られる。男性の中から魔法使いになる例も皆無ではないが、割合は少なく、またその力も魔法の道具製作や秘薬の調合などに適している者が大半だ。
(逆に、それゆえに、庶民──ハルケギニアでは平民と呼ばれることが多いが──の暮らしに密着し、感謝される機会も多いのだが)
一方、女性の魔法使いの中でも特に優れた者は、王宮から「魔法少女(メイデン・オブ・マジック/略してメイジ)」と認められる。メイジは、ただでさえ社会的地位の高い魔法使いたちの中でも花形とされ、多くの民衆からの崇敬と羨望を得るのだ。
また、メイジは見目麗しい少女がほとんど(というかほぼ全員)なため、地球でいうアイドルなぞメじゃない人気を得、ファンがつくことも多い。もっとも、華やかな見かけに反して、じつは意外に危険を伴う任務も多いのだが……。
そして、ここ”王立トリステイン魔法少女学院”は、そんな魔法少女(メイジ)を育てることを目的とした国立の学府だった。卒業生の95パーセントが優秀な魔法使いとなり、さらにそのうちの約3割が魔法少女の資格を得ているエリート校だ。
名前に「少女」とはついているものの、一応男女共学。とは言え、前述のような理由から、全校生徒200人足らずのうち、男子はせいぜい十数人しかいない。
入学資格は満12歳から14歳。大半の生徒は13歳で入学することが多いようだ。
教育課程は3年間で全寮制。ただし、2年生の進級時に大事な「ある試験」があり、これに合格できなければ落第、たいていの落第生は留年することなく自主退学していく。
その「昇級試験」とは──魔女少女につきものの「お供の小動物」を見つけること。いわゆる「使い魔の召喚と契約」だ。「お供」がいてこそ、魔法少女は万全の力を発揮てきる。それはブリミルが定めたもうた大宇宙の法則であった。
ちなみに、3年時のカリキュラムは、ハルケギニアと表裏一体の関係にある地球へと1年間赴き、そこで「魔法少女見習い」として実習に励むこと。
とは言え、細かい判断は現場に任され、要は「周囲の人たちに多くの夢と希望を与える」ことができれば合格となる。これは、地球の人間の心が豊かになることにシンクロして、ハルケギニア住人の魔力も強まるからだ。
実習に合格すれば晴れてメイジとして認定され、ハルケギニア中を飛び回って、さまざまな役目を果たすことになるのだ。
……と、そんな内容を、少女は目の前のイスの上にチョコンとお座りした仔犬に語りかけていた。
別に少女の気がふれたわけでも、友達がいない可哀そうな子というわけでもない(まぁ、友人が少ないのは事実だったが)。
「──それで、今、俺がこんなところにいてこんな格好してるのと、そのヨタ話にどう関係があるんだ?」
なにしろ、その子犬がウサン臭そうな表情を浮かべてそう言い返したのだから。
「呆れた。今の話を聞いて理解できないの? まさか、脳味噌まで本物のイヌ並なんじゃないでしょうね?」
「うるせー、ほっとけ!」
愛らしい子犬がきゃんきゃんとわめく。
いや、実のところ「子犬」ではない。少なくとも、突然目の前の少女が現れて(実際には、彼の方が呼び出されたのだが)、「あ〜、ハズレ引いたなぁ」という顔つきで渋々キスされるまで、彼はれっきとした人間の少年だったのだから。
「つまり、アレだろ。俺に、そのお供だか使い魔だかをやってくれってことか」
「そ。ああ、ひとつ訂正ね。「やってくれ」じゃなくて「やりなさい」、これは命令よ。あなたに選択権は事実上無し」
「な……」
「けど、もしわたしの使い魔にならないなら、あなた、どうやってココで暮らして行くつもりなのかしら?
トリステインは他の王国と比べても割とのんびりしたお国柄だけど、身分保障も常識も、おまけに知恵も力もなさそうな異邦人が、独力で暮らしていくのは結構大変だと思うわ」
「ちょっ、おま……責任とって、俺を地球に……元の世界に戻せよ!」
「無理ね。異世界への転移なんて高度な魔法は、まだ習ってないし、そもそも学生がチキュウに行けるのは、3年生の実習の時だけって決められてるしね。
もし、あなたが使い魔にならないなら、わたしは落第して2年生にもなれないし……そうなったら学院を辞めて故郷に帰るわ」
気のない素振りでそう告げる少女だったが、内心はハラハラものだった。
(使い魔の契約は双方向性。つまり、こいつからの了解もいるのよね〜)
姉ふたりの雪辱を果たすために、ぜひとも魔法少女になることを切望している彼女にとって、こんなところで躓くワケにはいかないのだ。
「くぬぅ……」
柴犬の子が眉をしかめて考え込んでいる様子ははたから見ていればなかなかラブリーではあったが、今のルイズにそれを愛でる余裕はない。
「……確認するけど、3年生になったら、つまり1年後には地球に行けるんだな?」
「ええ。言ったでしょ、見習い魔法少女として地球で実習するって」
「当然、お供も連れて行く?」
「当たり前よ。お供の小動物のいない魔法少女なんて、クックベリー抜きのパイみたいなものだわ」
澄ました顔でのたまう少女の顔を、しばらくニラみつけた後、子犬は唸るように口から言葉を押し出した。
「……った」
「──え?」
「わかった! 使い魔だかお供だか知んないけど、やってやるって、言ってるんだよ!」
子犬が、そう叫んだ瞬間。
ピカ〜〜ンと桃色の光が、少女の体から漏れ出して、子犬に降り注ぐ。
やがて光が収まったとき、イスの上には高校生くらいの少年が、ブスッとした顔つきで胡坐をかいて座っていた。
「じゃ、これで契約成立ね。長……くなるかはわからないけど、ま、当分よろしく」
出会ってから初めて無邪気な満面の笑顔を向けてくる少女に、ちょっぴりドキリとする少年。
「あ、あぁ……その、よろしく。えっと……その、なんて呼べばいいんだ? あ、俺は才人、平賀才人」
「あら、コントラクトの時に名乗ったと思ったけど……ま、いいわ」
自分の椅子からスルリと滑り下りた少女は、ゴスロリ風のフリルの多いドレスの裾をつまんで、優雅に一礼した。
「あなたの主人の御名を、その心にしかと刻みなさい。
我が名は、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。ヴァリエール公爵家の三女にして、未来の大魔法少女(アークメイジ)よ!」
-つづく?-
-------------------------------------
以上。このルイズは、わりと頭が回る感じに見えます(てか黒い?)が、それは原作ほどはマイナス方向に追い詰められてないため。むしろプラス方面(姉ふたりのリベンジ)に意欲満々です(空回り気味ですが)。
初対面なので才人に対してはネコかぶってる面もあり。徐々に「あなた」から「アンタ」に、ぞんざいな口のきき方になっていくでしょう。
「魔改造すぐる〜!」とおっしゃるなら、続きを書くのはやめときます。
これは乙。
確かに魔改造、だがそれがいい。
待ち望んだ投下だったもんで速攻で登録しちまったんだぜ。
非常にGJです。この先の展開が楽しみです。
確かに魔改造だけど、ちゃんと残すべきものは残しているから良いと思うな。
何よりSSの投下は待ち遠しかったんだぜ。
幼馴染ルイズの人か?
>48
いえ、「るいとも」とか「ニアゼロ」とかの者です。
「炎のように」の続きより、こちらの構想が浮かんだもので、つい
おおお、昔懐かしファンシー魔法少女モノなゼロ魔とは。どのように展開して行くのか期待してます。
それと
>>16 >>23 ありがとう、読み返す度にこんなのでいいのかと不安になってたんだ。
展開にも行き詰まってたし。
リアルの用事が片付いたら続き捻り出してみるよ。
「魔改造すぐる〜!」と言えばその通りなんだけど、この作者さんは凄いな。
ルイズもサイトも実にらしいと思ってしまった。
ここで言う話じゃないだろうけど、クロススレで自分の好きな作品とのクロスを読みたいと思ってしまうw
>>38 レックスか、アバッキオだと思ってまず間違いはないな。
魔法少女の人乙でした。
キュルケにおっぱいサンドされてデレデレになるマメ柴サイトを幻視したw
自分も投下出来るようガンガります。
久しぶりに新しいSSがキター。
それにしても、しばらくSSがなかったな。
武器屋ルイズとか既存のSSも続きが気になっているところだが。
もしもルイズがワルドを召喚してたら
>>53 俺も一緒
ドM学院にしても幼なじみルイズにしても続きまだかなと楽しみにしてる
57 :
魔法少女の人:2009/10/07(水) 18:57:12 ID:YQ5ImG/C
好意的な感想。どうもです。
投下予約がないようでしたら、続きを放映してもよろしいでしょうか?
願ったり叶ったりです
>>57 カモーン
投下するなら今のうちだぞ
時に個人保管庫でのるいとも加筆版ってどうなった?
何この放置プレイ
では、超次元的魔法少女(予定)カレイド・ルイズのプリズムメイクが始まるわよっ!
------------------------------
『ゼロの魔法少女』
第二話.メルヘン世界の住人とて、ドリームだけで腹はふくれない
「ふぃーーっ、ようやっと人間の姿に戻れたぜ」
椅子から降りて、肩をクキクキと回す才人。
「ふーん、よかったわね。じゃ、さっそくだけど、こっちへいらっしゃい」
気のない素振りでルイズは自室のドアを開けると、ズンズンと廊下を進んで学生寮の外に出る。
「え? お、おい、ちょをっと待てよ!」
こんな女だらけのところにひとり放置されてはたまらない。
無論、才人とて年頃の男の子だから、女の子に興味はあるが、さすがにこんな勝手のわからぬ異郷の地の(しかも、いわゆる魔法使いの卵らしい)女の子たちに、ちょっかい出す気にはなれない。
何より……聞いた話によれば、この学院は、日本でいえば中学校に相当する年齢の子が集まるらしい。一応高校二年生の健全なる男子としては、女子中学生に手を出すのは、何となく犯罪ちっくだ。
「はぁはぁ……お前、足速いな」
「──ルイズよ」
「は?」
「だから、わたしの名前。お前じゃなくて、ルイズと呼びなさい。感謝してよね、名前を呼び捨てすることを許すなんて、普通の平民にはないことなんだから」
ほんの少しだけ頬を染めてそう言うルイズを不覚にも可愛いと思いながら、「こいつもしかして俺に……」と、ヘンな妄想のスイッチが入るサイト。
「……何か勘違いしてるみたいだけど、わたしがあなたに名前を呼び捨てることを許したのは、それが魔法少女とお供のあいだにおける不文律だからよ」
デレッと鼻の下が伸びた才人の顔を見て、おおよその意図を察したのか、軽蔑したような呆れたような目で、ルイズは鼻をならした。
「フブンリツ?」
「そ。いい? 魔法少女、いえすべての魔法使いにとって、使い魔ってのは一生物の大事な相棒(パートナー)なの。
まして、重要任務に就く機会も多い魔法少女にとっては、使い魔=お供とは、ただの従者じゃない。戦いにおいては自らの背中を守る盾ないしアドバイザー、冒険においては苦楽をともにする戦友なのよ。
命の危険が迫っている時に、「●●お嬢様、危うございます。3時の方向にお逃げください」なんて、まどろっこしくて言ってらんないでしょ。
だから、どんなに位の高い魔法使いであっても、その使い魔だけは、対等な口をきくことが許されてるわけ。それが偉大なる「始まりの女王」ブリミル様の定められた決まりなの」
平和な日本で生きてきた才人にとっては「戦う」だの「命の危険」だのは縁の遠い言葉だった。
「ふーん。魔法少女とかって、もっとファンシーでリリカルでメルヘンチックなものだと思ってたぜ」
どうやら、予想外に大変な仕事らしい「魔法少女のお供」に内心ビビりながらも、軽口を叩く才人。
「まぁ、確かに歴代魔法少女の中には、戦闘がそれほど得意ではない人もいることはいたみたいね。でも、わたしのお母様は、あの「ウィンディ・カリン」、当然その跡を継ぐ以上、そんなこと言ってらんないわ!」
「ゲッ……」
生粋のアキバ系というわけではないが、多少アニメに詳しい才人には、ルイズが口にした名前に心当たりがあった。
もう10年くらい前だろうか。夕方のテレビで再放送しているのを母が懐かしそうに見ていた番組のタイトルが、たしか『魔法のつむじ風☆ウィンディ・カリンちゃん』だった気がする。
彼が生まれるより前に放映されたアニメとは思えぬほど、女の子たちの造形は可愛かったが、物語中で繰り広げられるのは、ミラクルとかファンタジーという言葉とは無縁な、ガチの魔力(ちから)のぶつけあいだった。
まぁ、ある意味、(個人の戦闘能力とは思えぬほど)奇跡的(ミラクル)であり、(指輪物語やロードス的な意味で)ファンタジーではあったが。
そう言われてみれば、眼前の少女ルイズは、とごとなくあのヒロインの「カリンちゃん」の面影があるような……。
(魔女っ子アニメって絵空事だと思ってたけど、もしかして全部モデルがいるのか?)
一瞬、そんな考えが浮かんで、才人はあわてて否定するが、実はそっちが正解だったりする。
──ちなみに、肖像権その他の権利にまつわる収入は、後輩の魔法少女見習いが地球に滞在する際の費用として積み立てられる。何気にせちがらい世の中であった。
「さ、着いたわ。ここよ」
考え事をしているあいだに、どうやらルイズの目的地に着いたようだ。
「こりゃ、また、ボロ…あ、いや、由緒ありそうな建物だな、おい」
もっぱら貴族の子女(女性の方が圧倒的に多い)が通う学校だけあって、現代人の才人の目から見てさえ、豪華で清潔そうな建物ばかりが目につくこのトリステイン魔法少女学院だったが、目の前の建物だけは別だ。
木造二階建てなのはともかく、その壁の作りがきわめて簡素だ。防水防腐用に最低限のニス程度は塗ってあるようだが、装飾らしい装飾もなく、何よりかなりの年月を経ていることがわかる。
(ニュースでやってた京大吉田寮とか、こんな感じだったような……まさかね)
嫌な予感に冷や汗が止まらない。
「ふふん……”ボロい”と言わなかった心遣いは褒めてあげる。でも、そんな遠慮は無用よ。
トリステイン魔法少女学院・男子寮ウルカヌス。今日から、あなたはココで暮らすんだから」
「や、やっぱり、そうくるか……」
ガックリと地面にorzの姿勢で膝をつく才人。
ルイズが扉の外に備えつけられた紐をグイッと引くと、頭上でカランカランと意外に澄んだ鐘の音がして、入口のドアが開かれた。
「おや、ミス・ヴァリエールじゃないか。意外に早かったね」
中から顔を見せたのは、パッと見、男か女か判別しづらい優男(シャツの胸元をはだけているので、乳がないことがわかった)だった。
「ええ、素直というか考えなしと言うか……いずれにせよ、物分かりのいい使い魔で助かったわ」
そう言うと、ルイズはいまいち事態を把握していない才人の腕を引っ張った。
「ほら、いくら平民でも、初対面の人への挨拶くらいはできるんでしょ?」
「あ、ああ。えーと、初めまして、日本から来ました平賀才人です」
言いながら、「なんで異世界人に転校生みたいな挨拶してるんだ、俺は」とげんなりする。
しかし、最初に顔を見せた少年その他の反応は予想外のものだった。
「なんと! 名前からもしやとは思っていたが……サイトくん、君は日本人なのかね?」
「あ、アキハバラとか行ったこと、あるかい?」
「最近の日本のアニメで好きなのは何?」
「携帯ゲーム機とかノーパソ、持ってきてない?」
次々に玄関から顔を出すここの住人と思しき男子生徒達の迫力にたじろぎつつ、才人は答える。
「その通り、日本人だ。アキバは月1くらいで行く。最近のマイブームは『ef』。リュックの中に修理したてのネットブックが入ってる」
律儀に全部の質問に答えたのち、どうしたものかと傍らのルイズを見……ようとしたところで、彼女がスタスタと来た道を帰ろうとしているのに気がつく。
「ちょっ、おま…じゃなくて、ルイズ、どこ行くんだよ?」
「どこって……帰るのよ、自分の部屋に。今日はいろいろあって早く寝たいし」
振り向いて不思議そうな顔をするルイズに駆け寄り、肩に手を……やろうとしてかろうじて思い留まる。
3つも年下の女の子にすがりつくというのは、さすがにカッコ悪く思えたからだ。
「いやいや、だから。俺はどうすればいいんだ?」
「言ったでしょ、この男子寮で暮らしなさいって。心配しなくてもいいわよ。ウチの男子連中は、ちょっと変わり者が多いけど、基本的には気のいい人ばかりだから。それともまさか、あなた、女子寮で暮らすつもりなのかしら?」
マイナス273度の視線に「この変態、ド変態、大変態」という侮蔑の色を乗せて、才人を睨むルイズ。
「ち、違うって。そのぅ……夜はここで寝るとして、朝になったら俺、どうしたらいいんだ?」
チラリとそんなことを考えないでもなかったのだが、慌てて否定しつつ、才人は別の疑問を口にする。
「ああ、なるほど。そうね……男子寮の早起き組がいるはずだから、その人達と一緒に起床して、そのあとすぐにわたしを起こしに来なさい」
げぇ〜、お嬢様付きの執事みてぇだな、と思いつつ、ハイハイと安請け合いする。
「じゃあ、頼んだわよ?」
ルイズは、多少うさん臭げな視線を向けつつも、自分の部屋に帰っていくのだった。
「はぁ……それじゃ、俺もココに世話になるか」
夕闇とともに、あたかも戦前の廃病院か旧校舎のような趣きをかもしだす古びた男子寮に視線を向けながら、才人は男子寮生とおぼしき少年たちのもとに足を向けるのだった。
-つづく-
-------------------------------------
以上。ざんねん、さいとのいんじゅうかはしっぱい!
──実は、子犬の姿のままでいいと才人が了解するなら、部屋で同居という選択肢もあったんですけどね。
ちなみに、子犬モードには、才人、ルイズ、いずれの意思でもなれます(つまり「レナニヌイ!」はどちらでもサイトにかけられますw)。反面、人間モードに戻るのは、主(ルイズ)が許し、かつ本人(才人)が望む必要があります。
男子連中の反応は……まぁ、予想つくでしょうが、そのヘンは次回の話で。
すでにお分かりかもしれませんが、このSS、ゼロ魔に魔法少女物をかけ合わせたうえで、270度ばかりヒネったお話となる予定です。そのあたりを御承知の上、今後お読みいだたけると幸いです。
64 :
魔法少女の人:2009/10/07(水) 19:55:04 ID:cGEJE3pB
>59
>>時に個人保管庫でのるいとも加筆版ってどうなった?
すみません、まった別のところで「なのは」物を集中連載してて、そちらに手を取られてました。
そちらが一段落したので、自分のブログも整備します……と言いたいところですが、明日あたりから私事で忙しく当分ムリぽです。
>60
>>何この放置プレイ
申し訳ないっ! 19時過ぎにのぞいて反応なかったんで、そのまま夕飯食べてましたっ。
乙乙
>>『魔法のつむじ風☆ウィンディ・カリンちゃん』
これはwwwwwww
モデルのいる魔法少女という事でマジカルギーナを思い出してしまった。
ともあれGJ。まさかここまでいじっても元のゼロ魔の骨子が崩れないとは…。
まさに「こうなるか?新しい・・・惹かれるな 」
お母さんが魔法少女をやってたときに、ピンチの度に助けてくれた公爵の子息がお父さんですかな?
続きを楽しみにしています。
・・・使い魔として、こき使っていたお供の人間バージョンがお父さんじゃないよね?
マジカルギーシュ
ルイズの爆破魔法も普通に攻撃手段として評価されそう。
移動手段も含めて爆破しかないのは痛い所だが、その辺は体術(肉体言語)で補うと。
二夜連続投下とかスゲェですよ。
>>64 乙です
SSを心待ちにした犬どもに放置プレーをかましつつ、ご自分の腹を満たしていたとはドSですねw
後書きで、子犬のままで云々や「レナニヌイ」という呪文がいきなり出てきましたが、投下順を間違えてたりしませんよね?
>>70 このルイズは、虚無じゃないんじゃなかったっけ?
まぁネタにマジレスすんなってやつよ。
もしもハルケギニアが、人類が破滅した後の未来のヨーロッパだったら。
『世界扉』は実は時間移動の魔法でしたとか
タイガー戦車等は聖地の地下深くから発掘されたものだとか。
別に特にかわらないんじゃね
世界扉があれば元の時代に帰れるし…
ルイズとシャルロットの出生が逆だったら
シャルロット
風属性が重なった為、カリンに鍛え上げられ原作通りの強さになる。
タバサ(ルイズ)
ジョゼフと同じで何を唱えても爆発しか起こさないため、オルレアン夫人とジョゼフの不義の子の噂が絶えなかった。
その噂はジョゼフ追い落としの為にシャルルが撒いた物だった。何時も慰めてくれた父が裏切っていた事が重度の人間不信に繋がる。
オルレアン夫人
ジョゼフ追い落としのため、娘と自分が不倫疑惑でシャルルに使われた事に絶望し毒を呷る。
ジョゼフ
オルレアン夫人の後に噂の出所に気付き、シャルルの本音を知る。
シャルル
ジョゼフに哀れみの篭った眼差しを向けられた事が原因で、ルイズに全ての真相を話した後に自殺。
出生が逆だったらって最近やたら多いね^^;
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/08(木) 21:32:02 ID:tIUZJXTL
パターンが一巡したんだろ
展開も不自然なのばっかりだし、同一人物が定期的に投げてるんじゃないかね?
面白無いと思ったら気にしないでスルーでいいかと、突っ込みどころが多くなかったら私もそうしてるし
分岐で変わる
お約束の幼いルイズが誘拐される。
オークに拾われる。
オークのボスのお気に入りにされる。
ルイズ、オークのボスになる。
シエスタ、モット伯の所に行く途中に馬車がオークに襲われる。
シエスタ、オークたちにルイズの所に連れて行かれる。
ルイズ、シエスタに他のオークのように襲い掛かる(性的な意味で)
シエスタ、生き残るために必死に奉仕する。
ルイズシエスタを所有物宣言→シエスタ、死亡フラグ回避。
このあとどうなる?
とりあえず、オマエのお母さんは可哀想だ
ま た お 前 か
こんなやつにも一応表現の自由はあるんだ、便所の落書きくらい好きにさせてやれ
ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
/ ̄(S)~\ < >
/ / ∧ ∧\ \< 嫌なら見るな! 嫌なら見るな! >
\ \( ゚Д,゚ ) / /< >
\ 76⌒ / ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
)_人_ ノ
/ /
∧_∧ ■□ ( ))
( ; )■□  ̄ ̄ヽ
γ⌒ ⌒ヽ  ̄ ̄ノ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
∧_∧ < 嫌なら見るな!
, -(´Д`# )- 、 、 < 嫌なら見るな!
/ ) YYYYYYYYYYYYYYYY
./ λ 81 / /
.〈 〈 〉 / / "
.゛ ヽ ヽ∧∧/ /〃 ______
X⌒X⌒X⌒ ./\ つと ノ \ X⌒X⌒X⌒|| 二二 | 二二 |||
i二二i二二i/ / し J \ \二i二二i /__/__/||
〈 〈(( .〜 | )) 〉 〉 ||,== ||, ==||,"||
\ \ し^J / /
ヾ \ \ / /
(⌒ ) ( ⌒)レ´
某所で「ワルドの髭とロン毛をなくせ」てのがあったので想像してみた。
森本稀哲になった。
>お約束の幼いルイズが誘拐される。
>オークに拾われる。
>オークのボスのお気に入りにされる。
十数年後、知能が高く先住魔法と虚無を操る体毛が桃色のピンクオークが大挙して襲来
ハルキゲニアの人類が破滅にさらされる
この程度で済むんじゃない
ワルドがアルビオン潜入前に髭を剃っていたら
エアハンマーでヴェルダンデを吹き飛ばすワルドとそれに詰め寄るルイズ。
ルイズ「いくら襲われているように見えたとは言えエアハンマーはやりすぎです」
ワルド「(懐から付け髭を取り出し着ける)僕だよルイズ」
ルイズ「あっ、ワルド様」
ワルド「はっはっは、君はこんな所まで姫殿下とそっくりだね」
>>89 遍在使ってもバレないから完全犯罪フラグじゃねーか
>>86 つまり、ひちょりにヒゲとロンゲを付けたらワルドになるってことかw
ヒゲがないとワルドと認識されないワルド
ワルド(結婚式だし身繕いしておくか…)
ワルド「やあ、お待たせ」
ルイズ「!?」
ワルド「緊張しているのかい?ぼくのルイz
ウェールズ「くせものめっ!レコンキスタの刺客かっ!」
ワルド「えっ」
ウェールズ「であえ、であえー!」
逆と聞いてふと思ったIF
イザベラが魔法の名手で、アンアンが完全に魔法がダメだったら
>>93 4巻のクライマックスが非常に締まらないものに……。
あの魔スレでルイズが召喚した使い魔の力におぼれて悪堕ちってたまにあるので
虚無覚醒がきっかけでやたら傲慢になったりジョゼフ見たく精神的に壊れちゃったり
するルイズ妄想しようとしたけどうまくいかない……。
>>95 そもそも、力を求めて人が変わった反面教師なワルドを見てるうえに
力だけなら虚無より上なんじゃね? と、思われるカリン様を見て育ったルイズが
虚無におぼれるのは難しいだろうな
勝手なカリン様のイメージだけど、むしろ力を持てば持つほど、国とか力無き者の為に使えみたいなノリがありそう
>>95 クロスだと邪悪な使い魔がルイズを悪堕ちさせようと策謀するパターンは多いけどね。
使い魔召喚・契約に失敗、学院退学でやさぐれルイズに落としてからだと繋げやすいだろうか。
ジュリオをガンダにしてそそのかしてもらうとか。
使い魔召喚に失敗して学院退学、実家に帰ったらちい姉さまが病死、
とどん底に突き落としておいてシェフィルードにでもそそのかしてもらえば
悪堕ちするんじゃないか?
あるいはワルドに聖地にいけばカトレアが生き返ると言われて
レコン・キスタに参加とか
サイトに逃げられて、ワルドにそそのかされればOKじゃね?
これじゃトリステイン革命記と同じか
ウェールズがスクウェアで、ニューカッスルでワルドとガチで殴りあうif
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/09(金) 22:19:01 ID:veepBiTD
それをしたくないから、無防備な結婚式での暗殺をやったんだろうな
せっかくウェールズがスクウェアになったのに「ガチで殴りあう」点に噴いたw
4王家それぞれに一撃必殺の格闘技を伝承しているifかと一瞬思ったw
やはり漢のケンカは拳に限るな
『トリステインに伝わるのが水のルビーなのでアンリエッタが伝家の宝刀アイスソードチョップ』まで読んだ。
>>106 それをやってガリア・ブラザーズを真人間に更正させたのが「蒼の使い魔」だったりする。
知らんがな
拳で語り合いワルドの裏切りを翻意させるスクウェアウェールズか。
ワルドがガチでアレだったら
ルイズ「ワルドさま・・・・
ワルド「僕の小さなルイズ…… 僕のことはもっと親しく“お兄ちゃん”とでもよんでくれよ。
ルイズ「ワルド… お兄ちゃん?
ワルド「よーし、GJ!!!
ワルドの付け髭と、鬘を着けてルイズの結婚式に望む才人
才人との誓いのキスで
ワルド「ルイズーーーーそいつは偽者だ!!」
ルイズ「えっ、ワルド様が二人?」
ウェールズ「これはどういう事だ!?」
変装才人(チッ、もう目が覚めたのか)
なにこのワルド=ヒゲみたいな扱いw
ワルドがロリコンじゃなかったら
むしろワルドの容姿をブ男にして人徳その他を充実させてやるというのはどうだろう
ワルドの鼻がやたらでかくて文才があって……。
おっと、ゼッサール隊長の悪口は其処までだ!
>>117 グリフィン隊の隊長になるために、若くして功をあせって水の秘薬でも治せないやけどを負い
醜い容姿と成り果てて、その代価に戦訓と人生経験を得たワルドと申したか?
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/10(土) 19:33:43 ID:MWfwr2Qm
ワルド(だけでないけど)が、見習いの時、隊長とか副官の
”小姓”として、お尻の経験済だったら?
武官で、セクト主義が強いみたいだから、あって当然。
ルイズが好きなのも、女っぽく無いから(特に胸あたりが)
トリステンであの男達が男色はネーヨと、突っ込むべきか
あの女性の性格がきっついトリステンなら
女性に絶望してそっちの道に走るのも居そうと納得すべきか…
ジュリオの貞操が心配です
アンリエッタがすさまじく強力な魅了の使い手だったら
アンアン「アハァン☆
民衆1「アンリエッタ様ーーー!!
民衆2「ああー!!アンリエッタ様ーー!!素敵です!!!
魅了した民衆を編成して12万の軍をアルビオンへ。
つまりケイセイゲンジョウ持ってるアン様ですね。わかります
>>124 そのアンアンだと、2巻時点で単独でアルビオンに行き
独力で包囲されてるウェールズに出会い、そのまま反乱軍も王軍も魅了して勝利しねーか?
もし、ワルドがヴァリエール家の生まれだったら
リア充すぎてむかつくぜ
>武官で、セクト主義が強いみたいだから、あって当然。
某元帥の息子たちが心配になってくる
>あの女性の性格がきっついトリステンなら
最大の原因はカリンとエレオノールだろうな
嫉妬深くてプライド高くて浮気に敏感なのはトリステン女性のスタンダードらしいから、あの二人だけが原因とも……
風呂場覗きの巻の記述だと、ほめ言葉に弱くて一途で二人っきりだとバカップル化するのもスタンダードっぽいから適応出きる趣味の人にはご褒美なんだがなー
131 :
魔法少女の人:2009/10/10(土) 22:30:32 ID:soIaqjGY
うぅ、ようやっと家に帰れました。
コッソリ書きためた例の話のつづき、投下してもよいでしょうか?
お待ちしておりました!
133 :
魔法少女の人:2009/10/10(土) 22:43:13 ID:soIaqjGY
では、今週も「ヴォイドキャプター・ルイズ」、お楽しみに! ぜったい、大丈夫だよ!
------------------------------
『ゼロの魔法少女』
第三話.男が「はにゃ〜ん」とか「ふみゅーん」って言うの禁止(ただし、男の娘は除く)
自分で言うのもナンだが、俺はけっこうノンキな方だと思う。
なにしろ秋葉原から修理したてのノーパソ持って帰る途中にヘンな鏡に吸い込まれて、気が付いたら犬になってるなんてトンデモ体験したうえ、ハリポタの如く生身で空を飛ぶ女の子たちを目撃したんだ。
本当ならパニックになって右往左往するべきなのかもしれないけど、これでも一応ラノベ世代、「ま、そーゆーこともあるかも」と不本意ながら受け入れてる。
ここがハルケギニアとか言う「魔法の国」で、無事に暮らしていくためにはあのルイズって娘の使い魔とやらをやらないといけない、ってのも、一応は納得した。
幸い、1年後には地球に帰るチャンスはあるらしいしな。
だがしかし。
そんな俺でさえ、この部屋を見たからには一言ツッコまざるを得ない。
「おまえら、ホントにメルヘンの国の住人か!?」
* * *
寮の内部は、ボロ…いや、簡素で古びた建物のわりに、よく整備されており、雨漏りでもするのではないかと戦々恐々としていた才人も少しだけ安心した。
「やぁ、改めてこんにちは。僕はギーシュ、ギーシュ・ド・グラモン。今年度から、ここの寮長を務めさせてもらっているよ。ふたつ名は、「青銅像のギーシュ」さ」
「ぼ、僕はマリコルヌ・ド・グランドプレ。ふたつ名は「神風」。よろしく、サイトくん」
「あ、ああ……よろしく」
全員貴族かつ魔法使いのはずの男子寮生たちは、意外なほどフレンドリーで、才人としてはちょっと戸惑ったが、ギーシュと副寮長のマリコルヌに、ある部屋に案内されたことでその謎が解けた。
男子寮生共有の娯楽室だというそこは、日本で言う10畳ほどの広さがあった。
現在の寮生は、今日からここに住む才人も含めて計15人だと言うから、全員集まるのも、多少窮屈だが不可能ではないだろう。実際、休日の午後などは、ほとんどの者がここに集まってお茶しているらしい。
ただし。
「魔法の国の貴族の子弟たちのお茶会」なぞという言葉から連想される優雅でハイソなイメージとは程遠い光景であろうことは、才人にも断言できる。
なぜならば。
壁面に所狭しと貼られたアニメ絵のポスター。
部屋の一角には昔懐かしい14型ブラウン管テレビが鎮座し、そのテレビ台の下には旧型PS2と白サターンが置いてある。隣りの角にある木製の棚には、才人にも見覚えのあるDVDやコミックスがビッシリ詰め込まれている。
テレビの前には、4畳半分ほどの畳が敷かれており、その中央には一辺120センチくらいのコタツが置かれている。ご丁寧にも、天板の上には盆ザルに積まれたミカンまで完備されているのだ。
「ひとり暮らしの日本のアニヲタの部屋かよ!?」
「はっはっはっ、”本場”の人にそう言ってもらえるとは光栄だよ」
ニコやかにギーシュが笑いつつ、右拳を突き出してサムズアップする。
「本当に白い歯がキランと光るヤツっているんだな〜」と密かに関心しつつ、才人はふたりに説明を求めた。
「ふむ……ミス・ヴァリエールから、ハルケギニアと君たちの住むチキュウの関係について、説明は受けたかい?」
「あぁ、一応な」
「ならわかるだろうけど、ハルケギニアから赴く”魔法少女”達のチキュウでの活躍は、こちらの人間にとっても注目の的なんだよ」
なるほど、たとえて言うなら、イチローみたく日本からアメリカに渡ってメジャーリーグで活躍してる選手のようなものか。いや、聞いた話から想像する限りでは、ステータスや人気はもっと上なのだろう。
「幸い近年のチキュウには、記録媒体として磁気を利用した「ビデオ」や、電気信号による「デーヴイデー」があるからね。しかも、彼女たちの活躍を娯楽仕立てにまとめて見られるという神仕様だ!」
「さすがに貴族も含め一般家庭ではおいそれとチキュウの品は手に入らないけど、ここは”魔法少女学院”だからね。お金とコネさえあれば、なんとかなるんだよ」
ギーシュの言葉をマリコルヌが補足する。
「なるほど、それで魔法少女アニメのDVDが大半なのか」
しかし、「プリキュア」や「しゅごキャラ」レベルならともかく、「セーラームーン」や「東京ミュウミュウ」まで、魔法少女に含めてよいものだろうか?
「それも理想的な魔法少女となるための資料だよ。現地でどのようなヒロイン像が望まれているのかに関する研究も大切だろう? 知ってのとおり、チキュウの人々の心を豊かに、幸せにすることで、我々ハルケギニアの地も、より大きな魔力を授かることができるのだからね。
同様の理由で”魔法”とか”奇跡”とかが関係する作品も集めてある」
一連の京アニkey作品や、「レイアース」、「チャチャ」などを指さしつつ、ギーシュが真面目くさって言うが、才人はジト目で突っ込んだ。
「──で、建前はともかく、本音は?」
「い、いちごタン萌え〜! ご奉仕してほしいにゃん」
「何を言うか、萌えの基本にして元祖はセーラーサターンこと土萌ほたるちゃんじゃないか!」
あまりにアレすぎるふたりの返しに苦笑する才人。彼自身、ライトヲタであり、2ちゃ●ねるのアニメ板なども時々のぞいてはいたが、さすがにここまでディープな問答を、異世界くんだりまで来て聞くハメになろうとは思ってもみなかった。
本当にココは異世界なのだろーか? 「ドッキリ」と書いた看板を持ったADが入って来ても、今なら信じられる気がする。
「はいはい、萌え談義はそこまで。まぁ、大義名分のほかに個人的な趣味嗜好も関連してるってことだよな。
でも、この世界にはモノホンの魔法使いや魔法少女がいるんだろ? ……て言うか、そもそもお前さんたちも、魔法使いの卵なんじゃないのか?」
才人のもっともな問いに、フッ、と黄昏るギーシュ達。
「確かに、僕ら一部の貴族の男性も、魔力を扱うことは可能だ。しかし……魔法使いと言うにはあまりにも”地味”、地味なんだよ!!」
「サイト、きみに想像がつくかい? 来る日も来る日も、森や野原をうろついて、魔力の豊富な土壌や薬草などを探し回り、採集する日々を!
そうやって集めた素材から、魔力をいくつかの器具にかけて少しずつ濾過し、分離し、結晶化させる退屈な作業の時間を!」
「さらに、その結晶化した各属性の魔力を用い、教本に載ってる基本に個人のインスピレーションに基づくアレンジを加えつつ調合し、あるいは魔法陣上で熟成させ、あるいは魔法炉で精錬していく行為の単調さを!」
滝のような涙を流す男ふたりに詰め寄られ、タジタジになりながら、かろうじて答える才人。
「あ〜……聞いてるだけだと、魔法使いって言うより、錬金術師みてーだな」
「そう、まさにそのとーり!」
才人の言葉に、得たり!と頷くギーシュたち。
「そりゃあ、「アトリエ」シリーズは名作だよ? でも、アレはまだ、仲間と冒険の旅に出て、強力な攻撃アイテムを使ってバンバン敵を倒したり活躍もできるじゃないか」
「えっと……そーゆーの、しないの?」
ドヨ〜〜ンとしたふたりの眼が、答えを物語っていた。
「う……りょ、了解。つまり、男性の魔法使いは総じて地味で、あまり華々しい活躍する機会はないと。でも、それがどうして魔女っ子アニメ偏愛に結び付くんだ? 同級生とかもいるだろうに」
フッと、寂しげな微笑みを浮かべるギーシュ。
「三等星のごとくささやかな光しか持たない僕らにとっては、彼女たちの太陽の如き輝きは、眩しすぎるのさ」
マリコルヌもしたりげに同調する。
「そうそう。だから、せめて魔法少女の戦いの記録を収めた作品を見て、彼女たちの活躍をしのぶしかないんだ」
「……要するに、言い寄って、相手にしてもらえる自信がない、と」
彼女いない歴=年齢の才人としては、わからないでもない気持ちだが、あまりに屈折してないだろうか?
もっとも、彼らのアレな趣味のおかげで、日本(ほんば)から来た自分に友好的なのだろうから、別にとやかく言う筋合いはないが。
「と、ところで、さっき自己紹介の時、ふたつ名とか言ってたけど、アレは何なんだ?」
あまり深く追求すると藪蛇のような気もしたので、話題を変える才人。
「ああ、あれは僕らの魔法使いとしての特性や特技を、簡潔に表しているんだよ」
「たとえば、このマリコルヌは、男性魔法使いでありながら、祖母からの遺伝か、ほんの一瞬だけごく小規模なつむじ風を起こす魔法が使えるんだ!」
「いやいや、僕なんて。たかだか紙や軽い布を僅かに持ち上げる程度の、風とも言えぬ程度の代物だしね」
謙遜しつつ、微妙に自尊心をくすぐられたのか、鼻孔をピクピクさせるマリコルヌ。
「は、はぁ」
確かに凄い……かどうか、よくわからない能力だ。大体、使い道があるのだろうか?
「ふぅ〜、キミには失望したよ、サイトくん」
さすが外人(異世界人?)、「やれやれだぜ」という風にキーシュが肩をすくめる姿は、様になっている。
「いいかい? 言いかえれば、彼の魔法は、軽い紙や布程度なら持ち上げられるんだよ?」
────! まさか。
ある可能性について戦慄する才人。
「気づいたようだね。そう、彼の力を使えば……女子のスカートをごく自然にめくることができるんだ!!」
「な、なるほど……それで「神風」か」
確かに、居合わせた男子一同にとっては恵みの神風に違いあるまい……対象とされた女子には、いい迷惑であろうが。
「でも、バレないのか?」
「フッ、そう簡単に尻尾をつかませるようなヘマはしないさ」
そうアッサリ言ってのけるマリコルヌ。小柄でやや小太りな彼の体から、別人のような自身に満ちた気配が感じられて、才人は思わず気圧される。
……いや、やってるコトは、ただのスカートめくりなのだが。
「そ、そうか。で、ギーシュはなんだ、”ブロンズ”だっけ?」
まさか聖闘士の真似事できるのかと思いきや、ギーシュは笑って否定した。
「いやいやいや、僕にできるのは、コレくらいさ」
懐から太さ2センチ、長さ10センチくらいの金属製の棒を取り出すと、器用にコタツの天板の上に立てる。
さらに、指揮者のタクトのようなモノを片手に目をつぶって何やら口の中でモゴモゴ唱えたあと、ギーシュはカッと目を見開いた。
「キたッ、”錬金”!!」
不可視(なはずのに、なぜか才人には見えた)の力がギーシュのタクトから金属棒に流れ込み、モコモコと形を変え始める。
変形終了までおよそ1分あまり。そこには、ゴスロリちっくなミニドレスに身を包んだ、少女の姿が再現されていた。
「おおおーーーーーっ」パチパチパチ
思わず手を叩いてしまう才人。
「ふぅ、ザッと、こんなところかな」
「うわ〜、これって、ルイズだよな?」
8分の1サイズとは言え、髪型や顔つき、身体つきまで本物そっくりによく出来ている。
「なぁ、もしかして、これ動かせるのか?」
「ん? いや、それは無理だ。F●gmaのごとく関節可動性を持たせたものも作れないことはないけど、今の僕の実力では十倍以上の時間と魔力が必要だしね」
なんで、Fi●ma知ってんだよ……と思いつつ、才人は首を横に振った。
「いや、そうじゃなくて、歩いたり踊ったり……」
「?」
「まぁまぁ、ギーシュ、サイトが言ってるのはこういうことだよ」
どこから取り出したのか、紙切れをもじぴったんのごとき簡易な人型に切ったものをペタペタと畳の上で歩かせてみせるマリコルヌ。
「うん、それそれ!」
「なぁんだ、そう言うことか。はっはっはっ……そんな魔法のようなこと、ムリだよ」
「え? そんなアッサリ……」
つーか、お前、今自分の存在意義否定しなかったか? と心の中でメタな突っ込みをする才人。
「確かにごく軽いものなら動かすことはレビテーションの応用で不可能ではないだろうけどね。僕ら男性魔法使いには、それさえかなりの難行なんだよ。
比較的そちらが得意なマリコルヌさえ、紙切れを歩かせるのがやっと。某ハラペコ人形使いみたく、踊らせたり宙返りさせるなんて至難の業さ」
「まして、ギーシュの青銅人形はそれなりの重量もあるからね」
「そりゃあ、僕だって、ホイホイさんとか武装神姫のごとく、愛らしい我が作品達に飛んだり跳ねたりしてほしいさ。でも……ムリ、無理なんだよ、サイトくん」
血の涙を流すギーシュを見て、「悪いコト言ったかな〜」と頭をかく才人。
「ま、まぁ、たとえ動かなくても、このブロンズ像が精巧でよくできた代物であることには変わりないって。だから、元気出せよ!」
「うぅ……そう言ってくれると、多少は気が楽だよ。いや、キミはいい人だね、サイトくん」
今度はうれし泣きか。どうやらこの少年、美形な外見に反してやたら感情の振幅が激しいようだ。むしろ、お笑い方面でなら成功できるかもしれない。
「──ギーシュ、そろそろいいんじゃないかな?」
「ん? ああ、そうだね。それでは、サイトくん、そろそろキミの部屋に案内しようか」
正直、才人としても、いろいろあって今日は疲れたので、休憩できるのはありがたかった。
連れて行かれたのは、2階よりさらに上にある狭くて埃っぽい屋根裏部屋……などでは決してなく、ごく普通の2階の一室だった。しかも……。
ガチャッ。
「へぇ、ここが俺の…「「「「「サイトくん、入寮おめでとう!!」」」」」…うわっ、なんだなんだ!?」
ドアを開けた瞬間、中から彼を歓迎する声が聞こえてきたため、面食らう才人。
「僕らで君を誘導しているうちに、皆にちょっとした歓迎会の用意をしておいてもらったのさ」
見れば、部屋の中には大きめのテーブルが持ち込まれ、その上に所狭しと食べ物や飲み物が並べられている。
「はは、まぁ、こんな時間だし、たいしたものは用意できなかったんだけどね」
寮生の中でも年かさと思しき少年が穏やかに笑う。ギーシュとはタイプの異なる、ちょっとインテリ風のこの美形が、昨年の寮長のベリッソンだと後で聞かされた。
「お、俺のために、わざわざ?」
小・中・高校とも転校などしたことがない才人だが、いまどき日本の学校でも、こんな粋な心遣いをしてくれるところは稀だろう。ちょっと感激してしまう。
「なーに、いいってことよ。このウルカヌス寮に住むからには、俺達は仲間じゃねーか」
貴族にしては柄の悪い物言いをする少年が、バンバンと才人の肩を叩いた。少し馴れ馴れしいが、決して悪い感じはしない。ギーシュたちと同級で、ギムリというらしい。
そこからは、乾杯とともに無礼講の時間となった。
寮生たちは、「貴族」という言葉から想像されるようなイヤミで高慢な性格とは程遠い、気さくで親切な人間ばかりだった。それでいて、ギムリのような一部例外を除いて、礼儀正しく上品な物腰は、育ちの良さを感じさせる。
後日、一番の親友となったギーシュに聞いてみたところ、彼は優雅に肩をすくめた。
「”貴族であること”自体を自慢するなんて、よほどの三流貴族か昨日今日に貴族の位を得た成り上がりくらいのものだよ。
ああ、誤解しないでくれたまえ。別に成り上がり自体が悪いと言うんじゃない。実際、1、2代前に貴族となった家系でも、立派な人間は沢山いるからね。
僕が言いたいのは、つまり大事なのは「貴族として何を為すか」だ、ということなんだ。僕ら貴族は、確かに自らの血統に誇りを持ち、おおよその平民よりも財力があり、また魔法使いを輩出する機会も多い。
だけどね、「どんな力を持つか」ではなく、「どういうことをして、国や領地を豊かに、周囲の人々を幸せにしたか」こそが、貴族の値打ちを量る目安となる──この学院の院長先生は、そのことを僕らに教えてくださったんだ」
なるほど、コレが本物の上流階級のご令息と言うヤツなのか……と、才人は感心した。
もっとも、年齢に似合わずよくできた少年たちだが、そうは言ってもやはり若い男の子(日本人の才人より体格がよい者が多いので忘れがちだが、彼らは全員中学生くらいだ)、アルコールが入るにつれて、多少はハメを外し気味になるのも無理はない。
「そ、そう言えばサイト、確かパソコン持ってきてるって言わなかったっけ?」
「ん? ああ、確かにあるけど……」
マリコルヌの何気ない(風を装った)質問に、気軽に応えた才人だが、その途端、部屋の中の喧騒がピタリと止まる。
エアリード能力の低さには定評がある才人だが、さすがにここまで露骨だと一拍遅れてだが、気がつく。
「えーっと……もしかして、みんな見たい?」
ブンブンッ!
14の首が一斉に縦に振られる様は、ある意味圧巻であった。その迫力に押されて、「仕方ないなぁ」と頭を振りながら、もったいをつけて肩にかけた鞄から愛機を取り出す。
コンパクトモバイルEX6K●16MA。知り合いの先輩から、ほとんど新品に近い品を安く譲ってもらった代物だ。
モニターはワイド11.6型と少々小さいが、機能的には数年前のノーパソに準じるレベルで、才人のようにインターネットとせいぜいギャルゲーくらいしかしない人間は、これで十分こと足りていた。
「ど、どんな美少女ゲームをインストールしてあるんだい、サイトくん?」
鼻息荒いぞ、ギーシュ。それにどもるな。
「それより、画像! エロ画像はないのか?」
ギムリ、もうちょっと言葉をオブラートに包め。
「まぁまぁ、諸君、落ち着きたまえ。……それで、18禁の作SSとかを保存してあると、個人的にはうれしいんだけど?」
S・H・I・T! ベリッソン前寮長、アンタも、ムッツリか。
とは言え、才人とて友人達とする猥談やバカ話の類いが嫌いというわけではない。
夜中近くまで、ウルカヌス寮のメンバーとモニターを囲みつつ、ハイテンションに盛り上がる。
──さらに勢いで、男子寮生全員(プラス女子や教職員数名)から成る、「現代地球文化を研究する会」、略して「げんちけん」というサークルにも加盟してしまう才人だった。
-つづく-
以上。なんつーか、自分で書きながら、某緑林寮なみに「この寮で暮らしてぇ〜」と思ったのは私だけですかそうですか。
ちなみに、このSSのトリステインでは、原作や現実よりずっと「ノーブレス・オブリージュ」、すなわち「貴族の義務」という倫理観が発達してます。力ある者には責任が伴う、血と汗を流して国に奉仕する者だけが貴族を名乗れとゆーヤツですな。
(原作では小物臭がするベリッソンが、妙にいい先輩なのもその影響)
これを牧歌的な夢想と見るか、王制国家における理想的なモラルの高さとみるかは、意見が分かれるところ。実際、その芸風で6000年間国が回ってきたわけですしね。
ただし、他国については必ずしもそうとは限りません。1話でルイズが言ってるとおり、四王国中、トリステインが一番のんきで穏やかなお国柄ですしね。
<オマケ>
「あ、そろそろバッテリーがヤバいかも」
「うむ。夜も更けたことだし、それならお開きとしようか。サイトくん、そのノートを充電したいなら、娯楽室にコンセントがあるから使ってくれたまえ」
「……ん? そういえば、プレステとかの電源はどうしてるんだ?」
「ああ、君も”げんちけん”のメンバーとなったんだから、知る義務と権利があるね。こっちだよ」
ギーシュに案内された娯楽室の一角には、ジムなどで見かけるトレーニング用のエアロバイクのような器具が置かれていた。ただし、後部からは太いケーブルが延びて屋外キャンプなどで使うバッテリーにつながっているが。
「も、もしかして……」
「うむ、我らげんちけんのメンバーは、週に1度、このコルベール先生謹製の”エレキテルなヘビくん”を1時間漕いで、蓄電する義務があるのだよ」
「じ、人力……魔法の国なのに、人力で発電かよ……」
この世界に来て何度めかの価値観崩壊の危機にさらされる才人であった。
乙でした
何故だ! ゼロ魔の原型が(良い意味で)あまりないのに人物の行動がゼロ魔にしか見えないw
しかし、この漢どもメタ発言で消されなきゃ良いんだがw
乙でした!
人力wwww
地球とつながってるなら何とかならなかったのかwww
しかし……だめだ、こいつら、早く何とかしないとwww
まともなのにまともじゃないwww
乙です。
このマルコメは相撲取りのような筋肉質な良質デブなのか。
上でブロッケンブラッドの話が出てたけど、まだ魔女っ娘男子の波は来てないんだな
・・・いや、この男子寮でそれが来ても普通に地獄絵図ですな・・・
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/11(日) 03:14:02 ID:Gycf9APo
隠れた派閥として、アノ本を所有しているのが数名いるかと・・・・
それと、燃えに萌えた魔法少女が現在人妻で子持ちなのに
どうやって折り合いつけてるんだろ?
気になる
トリステインで電気を蓄える場合は、何発電が良いんだろう。
一つに拘らず、太陽、風、水力の三つとか?
>>126 そのアンアンなら、そんな面白くないことはしないんじゃないか?
原作準拠なら調教用マジックアイテムで発電可能だし
錬金でバッテリー充電も可能だな
ハルケギニアでの性的搾取はどの程度の規模であるんだろう
先に言っておくが、処女権とかいうのは実際無いぞ。
めでたい事があったならちょいとその縁起分けてくれんか。
って感覚のモノならあったらしいが。
少し考えれば判るが、跡目問題は時と場所を問わず拗れるのに、
それをわざわざ増やすような真似をする奴がいるわけ無いだろうと。
エロネタやりたいのならエロパロ行け。
150 :
魔法少女の人:2009/10/11(日) 17:31:44 ID:VMDY2jo2
相変わらずキワモノつづきですが、次の話が書きあがりました。投下してもよろしいでしょうか?
さあ!カモンッ!カモンッ!
それでは……愛ある限り戦いましょう。命、燃え尽きるまで。美少女仮面ルイーゼロ! メタモルフォーゼ!!
------------------------------
『ゼロの魔法少女』
第四話.フワフワのモコモコはセーフだけど、ムチムチのパフパフはアウト
さて、ハルケギニアで過ごす最初の一日が終わり、まさに日付が変わったばかりの深夜。
寝付けない……と言うか、正確には一度は眠りについたものの、喉の渇きと頭の痛みで才人は目を覚ました。
「うぅ、み、水が欲しい……って、イタタタ。これが二日酔いってヤツなのか?」
子供のころからワインを水同然に飲み慣れているハルケギニアの少年達と異なり、才人は今日初めてアルコールを口にしたのだ。飲んだ量が少なかったとは言え、軽い頭痛程度で済んだのは僥倖だろう。
「水道は……あるわけねーか。確か裏庭の方に井戸があるって言ってたよな」
ベッドから起き上がったサイトは、水を求めてフラフラと寮の外へと歩き出した。
幸い今夜は満月のおかげか辺りは明るく、さして迷うこともなく井戸端まで来れた。
慣れぬ手つきで釣瓶をとって桶に水を汲み、井戸水をがぶ飲みした才人は、ようやく人心地ついた。
「しっかし、なぜか言葉通じるし、魔法の国の住人にしては会うヤツみんな妙に現実くさいから、内心ドッキリ疑惑が抜けなかったんだけど、コレを見たらさすがにここが異世界──少なくとも地球じゃないと、信じるしかないよな」
そのまま何とはなしに井戸端に腰かけて夜空を見上げた才人は溜め息をついた。
「きゅい? どうしてなのね?」
「そりゃ、地球にふたつ月があるはずが……」
何気なく答えかけて、才人はピタリと口をつぐむ。
(い、今の腹ペコシスターっぽい女の子の声、後ろのかなり高い位置、明らかに空中から聞こえなかったか?)
そう、まるで幽霊か何かの如く宙に浮いてるような。
(……って、そっか。ここは魔法の国だっけ)
大方、女子生徒の誰かが夜の空中散歩でもしてて、自分を見とがめたのだろう。
思い切って後ろを振り向く才人。
やはり真後ろには誰もいない。うん、ここまでは予想どおり。
さらに視線を上の方に上げていくと……いた!
どのような理屈からか、ほとんど翼も動かさずに上空5メートルほどの位置にホバリングしている全長6メートル近くありそうなドラゴンが。
「う゛え゛ぇぇぇぇーーーーっ!?」
今日一日で、いい加減非常識には慣れたつもりだったが、さすがにビビった。
(あぁ、モンハンでクック先生討伐に失敗する初心者ハンターを馬鹿にしてたけど、反省する。この大きさでも、マジこぇ〜! こんなんとガチでタイマン張れば、そりゃ負けてもしょーがねぇよ)
何やら視線の焦点が定まらずブツブツ言ってる才人。そのままなら、下手したら精神崩壊の危機に陥ったかもしれないが、背後から聞こえる優しい女性の声が彼のピンチを救ってくれた。
「大丈夫ですよ、少年。彼女はおとなしくて賢い竜です。それに、貴方と同じくこの学院の生徒の使い魔になりましたから、そんなに怖がることはありませんよ」
穏やかで温かみに満ちた、まるで慈母か女神のようになその声に、なんとか才人も自分を取り戻す。
「あ…ああ、そうなんですか。すみません、つい慌てちゃって」
決まり悪げに頭をかく才人を見て、声の主がクスクスと上品に笑う。
「いえ、少年はチキュウから来たのでしょう? ならば無理もありません」
どうやら年上──声の調子や口調からして、おそらく20代半ばくらいだろうか?──らしい彼女は、彼の事情を知っており、馬鹿にしてはいないようだった。
声の印象からは、清楚で知的な眼鏡美人を連想させる。
「お、お見苦しいところをお見せしました。俺の名前は、才人。平賀才人です」
美人の前で醜態をさらしたのは少し決まり悪かったが、才人はある意味、恩人ともいうべきお姉さんにお礼を言おうと振り返る。
「サイトさん、ですか。不思議な響きの名前ですね」
しかし、才人の背後には誰もいなかった。
「え!?」
まさか、本物の幽霊? とパニックになりかけた才人だが、その声が、目線よりもっと下の方から聞こえていることに気がつく。
「わたくしは……そうですね、主がつけてくれた「ヴェルダンデ」という名前で呼んでください。本当の名前は人間の方には少々発音しづらいでしょうから」
才人に話しかけ勇気づけてくれたのは、つぶらな瞳が愛らしいジャイアントモール──地面から顔を出した巨大なモグラだったのだ!
* * *
「う、う〜〜ん」
「あ、この人、気がついたのね!」
夕方の酒が抜けきっていなかったのと、精神的ショックのダブルパンチで、ついに目を回してしまった才人は、何やらあたたかい物の上で目を覚ました。
「大丈夫ですか、サイトさん?」
どこかで聞き覚えのある優しい声にまぶたを開けると、横になった彼の顔を切れ長の目をした美女が上から覗き込んでいた。
「え? あれ??」
一瞬、自分の状況がわからず、戸惑う才人。
「ごめんなさいね、最初からこの格好でお話すればよかったんですけど……」
申し訳なさそうに謝る美女。位置関係から、どうやら自分が彼女に膝枕されているらしいことに、才人は気づいた。
(す、するとこの後頭部に感じる柔らかい感触は……)
もちろん、彼女の太腿である。視線を上げれば、彼女の顔とのあいだにたゆんと揺れる双つの物体も確認できる。
(ちょ……これ、なんてエロゲ!?)
生まれて初めて触れる成熟した女体の感触は心地よかったが、さすがにこの状態をキープしたまま、平然と話ができるできるほど才人は枯れてはいない。
「えっと、どうも有難うございました。あの……どちら様ですか?」
名残惜しかったが、礼を言いつつ身体を起こす。
「あら」
20代半ばくらいの土色の髪をした美女は目をパチクリとさせたのち、ワザとらしく目を伏せる。
「サイトさん、ひどいです。わたくし、先ほど名乗ったばかりですのに」
(え? え?)
そう言われても心あたりがない。しかしながら、彼女は自分の名前を知ってるようだし……。
!
「も、もしかして、ヴェルダンデ、さん?」
まさかと思いつつ、おそるおそる尋ねる。
「はい♪ よくできました」
頼む、外れていてくれという才人の祈りは、どうやら神には届かなかった様子。
ヴェルダンデによると、魔法使いのお供/使い魔となった動物は、ほぼすべてが人間の言葉をしゃべれるようになるらしい。また、その中でも比較的魔力が高いお供は、サイトが子犬の姿になったのと同様、人間の姿をとることができるとのこと。
言われてみれば確かに、そのテのアニメの小動物達は皆しゃべったし、人に化けられるタイプもいたと思う。
(は……はは、なんだ。意外にセオリー守ってるんじゃねーか)
と、その時、
「きゅいーーー! ふたりばかりお話してて、ズルいのね!!」
サイトの頭のあたりにツィーーッと飛んできた小動物が、不満の声をあげた。
「えっと、コイツってまさか……」
「ええ、先ほどサイトさんが見て驚かれた、風竜の娘です」
「シルフィードなのね! よろしくなのね」
「あ、ああ、よろしく」
しかし、本当にこの30センチくらいの大きさの、ぬいぐるみみたいなファンシーなチビ竜が、先ほどのドラゴンと同一人物(竜物?)なのだろーか?
なんでも、ふだんから魔法少女の傍にいるには、あまり大きいと不便なので、こういう小型化するための術もあるとのこと。
「サイトさんは主殿ともご友人になられた様子。同じ使い魔同士、わたくしも以後よろしくお願いしますね」
聞くところによると、ヴェルダンデの主はギーシュらしい。
「ええ、もちろんです。よろしくお願いします、ヴェルダンデさん」
彼のことは良いヤツだと思うし、ヴェルダンデには色々世話になったから、才人にも異論はなかった。
「きゅい? なんかサイトの態度が違うのね!」
「へ? いや、別にそんなつもりはないんだけどな」
──もっとも、いかに本体はモグラとは言え、いま目の前でニコニコしているのは年上の優しいお姉さんにしか見えない美人なのだ。女慣れしていない才人が、つい丁寧な口調で対応してしまうのも、無理のない話であった。
そのあたりの対応の差を敏感に感じ取ったのだろうか。竜の仔といえど、立派な女(メス)ということか。
「ヒドいのね! しょせん男(オス)は見かけが大事なのね〜!」
プンスカ怒るシルフィードをなだめようと、目の前にふわふわ浮かんでいる彼女の頭を右手でポフポフと撫でてやる才人。
その瞬間、彼の右手の甲に刻まれた紋章のようなものが、淡く光った。
「あ……」
途端にしおらしくなるシルフィード。
いきなりもぢもぢし始めたかと思うと、クルンと空中でトンボ返りした瞬間、17、8歳くらいの青い髪の美少女に変化した。
「サイトの手、気持ちいいのね。もっと撫で撫でして?」
「うわっ、ちょっ、おま……やめてくれ、離れろって!」
──ただし、布一枚まとわない全裸姿ではあったが。
あられもない姿の美少女に抱きつかれて、才人とてうれしくないわけではないのだが、さすがに刺激が強すぎる。
「あらあら……シルフィーちゃん、サイトさんが困ってますから、少し落ち着いて、ね?」
見かねたヴェルダンデが間に入ってくれる。
本来、人化の際に使い魔は、通常はきまった服装(たとえばヴェルダンデなら毛皮でできたワンショルダーのワンピース)になるのだが、シルフィードがまだ若い竜で未熟だったことから、どうやら服の形成にまで魔力がうまく回せなかったらしい。
「それに、服着るの嫌いなのね〜!」
──むしろ、確信犯なのかもしれない。これがせめて、3、4歳くらいの幼児なら、ヤンチャでほほえましいと笑って見逃せないこともないが……いや、やっぱ無理か。
やたらとじゃれつきたがるシルフィードを何とか押しとどめながら、才人は自分の右手をじっと眺めた。
「うーーむ」
シルフィードの様子が一変したのは、彼がこの手で彼女の頭を撫でてからだ。その時、彼自身も、何か”力”のようなものが掌から流れて行ったような気は確かにした。
「サイトさん、どうかされましたか?」
ひとりで悩んでいても仕方ない。サイトは先ほど自分が感じた疑問をヴェルダンデに明かしてみた。
「それでしたら、実験してみてはいかがでしょう?」
「え? どうやってです?」
けげんそうな顔で問いかける才人に、彼女はニコニコ笑って自分の顔を指差した。
「ええっ、まさか……」
「はい、わたくしの頭を右手で撫でてみてください。もしそれでわたくしまでサイトさんにメロメロになったら、サイトさんの右手に特殊な能力があるとわかるでしょう?」
本人の了承を得ているとはいえ、さすがに人体(動物だけど)実験のような真似ははばかられる。
「大丈夫ですよ。それに、もし万が一のことがあっても、わたくし、サイトさんなら、そうイヤじゃありませんから」
「万が一って何!?」と思いつつ、それでも好奇心に負けて右手をヴェルダンデの頭に伸ばす才人。
土の中から出てきたはずなのサラサラでしなやかな彼女の髪に触れ、ゆっくりと頭頂部を撫でる。
先ほど同様、紋章──使い魔のルーンが淡く輝き、同時に目を閉じたヴェルダンデの表情が、いかにも気持よさそうな安らいだものに変化する。
「ほんと……きもちいい、ですね……」
そう呟く彼女のほんのり紅潮した頬が、なんだか色っぽい。
このヘンで止めないと、本気で「万が一」の事態に及んでしまいそうなので、才人は慌てて手を離した。
「あ……」
僅かに残念そうな声を漏らしながら、ヴェルダンデは目を開いた。
「コホン……しかし、これでハッキリしましたね。サイトさんの右手には、撫でた相手をリラックスさせ心地よい気分にする効果があるようです」
たぶん、それが貴方の使い魔としての特殊能力なのでしょう、と告げるヴェルダンデ。
「でも、それって役に立つのか?」
「焼きたてジ●パン」の”太陽の手”の方が、まだ使い勝手がよさそうだ。
「でもでも、サイトに撫で撫でしてもらうと、疲れがとれて、すっごく元気になるのね!」
──マッサージ師か整体師の真似事くらいはできるのかもしれないが、ファンタジー世界の特技としては、なんだか微妙である。
まして、”魔法少女のお供”としては、どうなのだろうか?
(戦いとか魔法の使い過ぎで疲労したご主人様を、「俺がこの黄金の右手で癒してあげます!」ってか? ……ちょっとイイかも)
年齢もあってまだ女らしさにはイマイチ欠けるが、それでも申し分のない美少女であるルイズの肢体を思い浮かべて、つい頬が緩む才人。
「──サイト、鼻の下が伸びてるのね。浮気者、浮気者!」
「こらこら、誰が浮気者か。第一、おまえと恋人同士になった覚えはねー!」
「はいはい、ふたりとも落ち着いて。
シルフィード、殿方というのは、まことに色欲関連の誘惑には弱いのですから、あまりサイトさんを責めるのは酷というものですよ。
サイトさんも、くれぐれもその右手を悪用するような真似は、謹んでくださいね」
「「はーーーい」」
ともあれ、そろそろ遅い時間だ。
明日は朝早くに起きて、自分を起こせと言われている才人は、ふたり(2体?)と別れ、自分の部屋へと戻り、ベッドに入るのだった。
-つづく-
以上。ヒロインより先に、使い魔たちへのフラグを立てるって、どんだけ〜〜!
我ながら、斜め上な展開ばかりで、オーソドックスな展開を望まれる方には、まことに申し訳ありません。
ちなみに、人間化ヴェルダンデの容姿は「眼鏡がなく、代わりに胸がそこそこある、茶色い髪のエレオノール」をイメージしてます。声も同じ。ただし、印象は全然違いますが。
また、言うまでもありませんが、この才人のルーンは「神の右手」。当然、彼の「いかさま撫でポ」は人間以外の動物にしか通用しませんし、そもそもそれすら本来の能力の一端。
デルフ? なにそれ、おいしいの?
……冗談です。出番は考えてあります。
※「ミスヴァリ」ほかのガンダはもちろん、「るいとも」でのミョズ、「炎のように」の”はばかられる”、そして今回のヴィンで、ついにウチの才人は四使い魔を制覇しました! ……いや、だからどーだというワケでもないのですが。
それはさておき、次回はルイズを起こすサイトから話が始まります。相変わらずテンプレのようで微妙にハズした展開になりそうですが、お付き合いいただければ幸いです。
投下乙
魔女っ子の初期は何なのか考えてたらサリーちゃんのパパの髪型の教皇を想像してしまった
なんでだろ?
乙でした、更新ペースが凄い。
髪型がサリーちゃんのパパなイケメンとか想像したくないなww
コルベール先生のようにウェールズが実は生きてました〜^^ とかやったらアン様はどうするんだろう
>>156 きゅいきゅいが新井→いのくちになってる件について
>>160 一応、生き返っても無理が無いように水の精霊在住の泉に放流してたから、ありそーなネタではあるな
出す必要ができたら精霊が何か凄い魔法で生き返らせました、生き返ったけれどリハビリや意識が目覚めるまで時間かかって再会が遅れましたとか
ベタな事できるし、出す必要無ければ殺しっぱなしで流せば良いし
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/11(日) 19:47:35 ID:sQ0iDdFe
声優は沖田艦長のヒトってか(笑)
なんか本気でありそうな話だなぁ。
そうして復活したら一通り騒動が起こって、やることやり終えたらワルドのようにフェードアウトしていくのだろう。
それと投下乙です。毎日更新って本気で凄いなぁ。
しかし魔法少女ネタなのに、なかなか魔法少女に変身できない。
日常シーンなのでしかたないですが。
逆にエロパロまとめ収録の炎蛇葬送(非エロ)を読んでコルベール先生が本当に死んでいたら、キュルケが遺志を引き継いで
科学覚醒するのかなぁ、と思ってしまった。
蒸気機関や東方号は遺品の設計図を元に開発とか…
もしもワルドが熟女趣味だったらどうなるだろう?
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/11(日) 23:47:16 ID:Nsj5WE3o
カリンさんに、無駄な秋波を・・・と、思ったが
エレねえさんに求婚するんでないかい?
エレねえエンド・・・で、ルイズは義妹で
年齢的に若い人ばかりで、熟女ってのが居ないからなー
>>166 2巻でアンアンから、貴方はルイズの婚約者でしたね? と、聞かれた時に「いいえ、その件はきっぱりと断りました!」と、断言して本編に未登場のワルド様と申したか?
他作品でも良いけど参考になるような『発達した魔法文明』的な話ってあったっけ?
科学の代わりに魔法が発達したおかげで、システムの根幹こそ違えど、
基本的に現代社会と変わらない感じのゼロ魔とか
投下乙です。ルーンの力で発情した雌犬に襲われる柴犬才人を妄想してしまいました。
ワルドが裏切り者じゃなく、マザリーニがもっと積極的で、アンアンの依頼前に、
王統派にまだ力があった頃にウェールズの手紙の回収をマザリーニの命で済ましていたら、
アルビオン潜入がルイズ、ギーシュに戦場の怖さを教える為の講習になったかも。
国の行く末に関わる超重要任務でそんなことする余裕があるのかな。
マザリーニが指示するのか、ワルドが勝手に連れて行くのか、
どっちを想定しているのか分からないけど、どっちにしろ有り得ないと思うけどなぁ……。
多分、以前誰かが書いているだろうけど、マザリーニ枢機卿が教皇になっていたら、物語はどう
変わっただろう? マザリーニなら「聖戦」などやらなかったことは確かだし、武力による聖地奪還
よりも、エルフとの話し合いを選んだことも確かだ。
いやもちろん、マザリーニに代わるトリステインの宰相が必要だが。
>>169 マーガレット・ワイス著ダーク・ソードを発達した魔法文明の参考にどうだろう
天候制御ドームに囲まれ、数々の空中楼閣で構成された魔法都市メリロンなんて
住み心地はSFの未来都市と張り合えそうだ
ただし王族貴族平民どころか農奴に至るまで魔法使い、誕生試験で魔力なしと
判定された赤子は『死者』として葬りさられる世界なのでルイズなど生きている
ことすら許されない。また魔法至上主義どころか棒を使ってテコの原理で石を
動かすと『妖術』の使用と非難される世界でサイトが生きていけるかどうか。
当然三行革命などもっての外。
>>172 以前は、教皇が宰相になってトリステインで聖地奪還を頑張るみたいな感じだったかな
教皇とルイズのダブル虚無!
王妃が女王になって
ヴァリエール公爵(じゃなくても別にいいけど)が補佐してるとかにすればいいんじゃね
>>173 待て、ルイズは魔力自体なら有るだろう。
もし二つ名を考える会というものがあったら?
>>173 有り難う。ちょっくら読んでみる。
しかし個人的にはサクラ大戦的な疑似スチームパンクを想定していたんだが、えらくヘビーな話だな……
そういえば二つ名ってだれが考えてるんだろうな・・・
もしもハルケギニアで高二病が流行ったら
自分の黒歴史的二つ名にもだえ苦しむメイジたち
高二病と自分の中二黒歴史に悶えるのは別じゃないか?
>>173 『テクノロジーの暴走により、世界が危うく滅びかけたがゆえに、科学技術が禁断の物となった世界』というパターンはよく有るが、これもその一つなのかな?
>待て、ルイズは魔力自体なら有るだろう。
人間なら魔力があって当たり前、赤ん坊の段階で本能で魔力を自然に操って
1.浮力を操って水に浮く 2.近づく炎を退ける 3.玩具を見て引き寄せる
このうち2つができないほど魔法的に無能だと人間として生まれてこなかった
ことにされてしまう非情な世界だったりする
>えらくヘビーな話だな……
はまると面白かった作品ですが上記のように1巻の鬱々たる暗さで挫折しないで下さい
>>181 魔女狩りの時代に異世界に逃れた魔法使い達が逃げた先の異世界で仲間内の悲惨な戦争をしたのが原因らしい
>>183 それがなぜ、「テクノロジーが禁断の物になった」理由になるんだ? どういういきさつをたどれば、そういうことが起こり得る?
>>169 なのはとかそんな感じじゃね?
いや、現物は知らないんだけど二次創作で伝え聞いた感じでは。
メンヌヴィルがコルベールに焼かれる前に特殊部隊を辞めていたら、
某日、オスマンと破壊の杖の威力を目撃するメンヌヴィル。
自分の炎など小枝の燃えカスに過ぎないと部隊を辞め、自由に研究が出来る学園で研究に打ち込む。
メンヌヴィルの授業
土系統の教師に錬金させた物(固定化つき)をどんな手段を使っても焼き尽くす事(基本的に自習)
見本で焼き払ったメンヌヴィルと失敗魔法で爆破させたルイズ以外成功者は居ない。
永遠のアセリアだと人間の魔法使いはいないがマナを扱いやすくするエーテル変換技術があった
建築など幅広い分野で使える便利なものだが長期的に見るとヤバイものなので本編後封印された
>ルイズ以外成功者は居ない。
自分を心から認めてくれた人間としてメンヌヴィルに懐きそうだな
破壊魔法のエキスパートとして胸をはって生きるルイズになるだろうか
最近になって知ったんだがアライブでゼロの使い魔幼稚園が連載し始めたらしいな
作者このスレにいたら正直に手を上げなさい
>>187 読んでみたが、やはり「科学技術が生んだ強力過ぎる武器によって、世界が滅びかけたから」だったんだな。
だから科学技術を封印し、「使える力に限界が有る」魔法のみを残したと。
ふと思ったのだが、もし貴族そのものが、あっけなく滅びてしまったらどうだろう。例えば、魔法を憎む強大な勢力による侵略、あるいは、メイジのみがかかる恐るべきはやり病によって。そんなことになったら、ルイズは精神崩壊を起こしかねないな。
>>192 銀英伝小ネタにあったような気もする。何故か銀河帝国皇帝がヤンだったが。
つまり、ルイズは貴族では無いと?
亜人にやられて平民も絶滅するね。
>>亜人にやられて平民も絶滅するね。
むしろそういう世界になったら得意の失敗魔法(?)で力なき平民を守る貴族という
自分が思い描いていた理想の生き様を全うしそうな気がする。
たぶんルイズ精神崩壊してるヒマなし。
>>194 言い方が悪かったかな。貴族が滅びたとは、死に絶えたという意味ではなく、「貴族階級が、あるいは貴族という存在が」滅びたという意味だったんだが。
どれほど強大な軍事力があろうと、すべてのメイジを殺すなど不可能だし、死亡率100パーセントの伝染病などというものも、存在しないのだから。
そんなとこだけリアルだなんて分からんよw
>>195 守りきれるかな?
遅かれ早かれやられると思う。
>、「貴族階級が、あるいは貴族という存在が」滅びたという意味
系統魔法より有効でなおかつ血統に依存しない新しい魔法体系が(特にゲルマニアあたりで)構築されて
社会基盤が魔法を独占する特権階級である貴族を時代遅れにしてしまえばそういうシチュがあり得るかもしれない。
また、もしカタストロフ的なシチュを期待するならダークソードの魔法世界シムハランの最後はよい参考になると思う。
ツェルプストーさんとこの禿男が、それで歴史に名を残したりとかしそうだな
ティファニアがおマチさんにも助けられなかったら。
モード公粛清の際、モード公とティファ母によって身柄を隠されたので、かろうじて一人生き延びたティファニア。
目の前で両親を殺され、それまでの暮らしを破壊されたティファニアは、人類を、特にアルビオン王家を深く憎悪する。
耳の上半分を自分でそぎ落とし、社会の暗部に潜り込んで、アルビオン王家への復讐の機会を待つティファニア。
そんなある日、「仕事」の最中に傷を負ったティファニアは、アルビオン王太子ウェールズを出会う・・・
というような「ルイズのお仕事」のティファニア編みたいなのを妄想してたんですが。
そういえば虚無の魔法って、使い手によって属性とかなんとかで、使える魔法が限られるんだっけ?
原作をかなりいい加減な斜め読みで読んでるんではっきり思い出せないが、ルイズが「攻撃」だとか教皇が「移動」だとか、そんなことを言ってた気がする。
ティファニアが爆発失敗魔法を使う、てことは無いんかな。
>守りきれるかな?
>遅かれ早かれやられると思う。
リメイク版宇宙空母ギャラクティカを連想させるような、そんな絶望的な状況の下、
決して諦めず平民たちを守り導きながら安住の地を求めてさまよう聖女ルイズ。
もしこの状況でサイトを召喚したら。
貴族階級が滅びたってだけなら、魔法という技術を扱う技術者として「魔法」使いになるんじゃないの?
というか、現状でも貧乏貴族はそんな感じじゃん。
>>201 ルイズ+サイトでも、メインアタッカーのルイズに精神力の問題があるからなぁ……
ルイズとサイトがすぐさま恋仲になって、サイトが色んな女性と色んなことして鬱憤を溜めるしか無いぜw
1.軍事力で種族的にほぼ滅ぼされた場合
見つかると殺されてしまうので、目立たないようにひっそりと暮らす。
2.軍事力で階級的に滅ぼされた場合
支配者に便利に使われる。
でも、鬱憤を晴らす為に 支配者>メイジ>平民 という階級にした方が良さ気?
3.流行病で大半が死んでいった場合
生き残った数少ないメイジが王を名乗り、それぞれが平民を支配する?
平民を害悪から守りきれないと意味が無いので、数少ないメイジが集まりハルケギニアが1つになる?
魔法技術がどんどんと発達していった結果、
強力すぎる魔法を扱い損ねて自滅してしまったとかなんとか。
マンモスマン理論か
>>200 定番だが、駆け落ち→心中が美しいと思う
あるいは忘却魔法を強化して記憶をすり替え
森の奥で平和に二人で暮らす、とか
ただしレコンキスタをごまかしたところで
アンリエッタの魔手が全てをぶち壊してくれる
だろうけど
魔法技術で現代レベル……
現代レベルを微妙に通り過ぎて未来レベルまで言ってるが境界線上のホライゾンとか?
……さすがにぶっ飛びすぎてるか
そもそもゼロ魔世界自体が、脳移植やら水の秘薬での治癒やら、人と見分けがつかないガーゴイル作ったり
土から一瞬で元素変換したとしか思えない変換したりで、現代社会を明らかに超えてたりしてるからなー
科学技術が発達してないんじゃなくて、発達する必要が無いんだっけ?
もしジョゼフの切り札がヨルムンガルドではなく先行者だったら……
ルイズのイヤボーンで勝ってたかもな。
中華キャノンに勝てる気がしない……
大地を踏み締める動作で火石に罅を入れて中華キャノンな感じか? スペック通りなら勝てる気しねーなー
鎧を脱ぎ捨て身軽、火力制限が無くなるヨルムンガルド(基本骨格:先行者)か。
タオシステムの性質上、先行者の数が増えると一体当たりの出力が低下するから投入できる数に限りがあるのが救い。
一体でも勝てる気がしない・・・。
215 :
魔法少女の人:2009/10/13(火) 09:49:25 ID:KT8MWMgN
えーと、誰もいない? 投下させていただきますね。
さて、今夜も「撲殺魔法少女ルイズちゃん」、はっじまるよ〜! ぴぴるぴるぴるぴぴる……ごめん、さすがにこのノリは、わたしムリだわ。
------------------------------
『ゼロの魔法少女』
第五話.呪文ひとつで呼ばれたからは、コレが私のご主人サマ〜よ
「おい、起きろよ、ルイズ」
ん……誰?
「ハァ……ったく、こいつ寝起きがわりーなぁ」
ちぃねえさま……じゃない。あの人は、こんな早くに目を覚まさない──覚ませない。
「何か用があったから、朝一に起こせって、言ったんだろう?」
お姉様や、ましてお母様でもない。もし、あのふたりなら、とっくに布団をはぎ取られて、頬っぺたをツネるか、電撃ショックの魔法あたりを打ち込まれているはず。
「ほら、いーのかよ?」 ゆさゆさ……
お父様? いえ、厳格なお父様が、こんなに下品な口をきくわけがない……。
結論。きっと使用人の誰か。
だから……ふわぁ、もうちょっと寝かせてちょーだい……。
「フザけんな! ワザワザ、人に起こさせに来て、その言い草かよ!!」
く…っ!
先ほどまでとは段違いの大声で耳元で叫ばれては、いまだ睡魔の揺り籠に魂を委ねていたわたしも、目を覚まさずにはいられなかった。
「やっと、起きたか。この、ぐーたらペチャパイむす…」
カッ!!
「誰がペチャパイよ、誰が!」
一挙動で起き上がり、ベッドサイドに立っていた不埒者の首を締め上げる。
「か…はッ……や、やめ……」
「いい? わたしはまだ14歳なの。成長途上なの! 確かに今は胸が大きいとは言えないけど、あと3年もすれば、ちぃねえさまみたいな、スゴいナイスプロポーションの美人に成長するんだから!」
両手でつかんだ不届き者の首をガクガク揺さぶって、「この世の真理」をそのちっぽけな脳ミソにたたき込んでやる。
「わ、わかったか…ら……はな、せ……」
「フンッ!」
バッと両手を力を抜いてやると、目の前の貧相な男は床に崩れ落ち、首を手でさすりながらゲホゲホと咳込んでいる。
はん、男の癖に情けない。
まぁ、実家の屋敷で「首絞めルイズ」の異名で(主に使用人たちから)恐れられたわたしのネックハンギングを受けながらしゃべれただけでも、多少はマシと言うべきなのかしら。
……て、ちょっと待った。
「アンタ、誰? なんで朝っぱらから、男が女子寮にいるのよ!?」
ようやく人心地ついたらしい男が、床にヘタリこみながら恨めしそうな顔で、こちらを見た。
「だから、お・ま・え・が、早朝から起こしに来いって昨日言ったんだろ? ええ、ご・しゅ・じ・ん・さ・ま!」
「…………ああ」
わたしは、ポンッと手を打った。
「うんうん、もちろん覚えてるわよ。あなた、昨日わたしの召喚(よ)んだ、使い魔よね」
「何だよ、いまのいかにも「そう言えばそんなのもいたっけ」的な間は!?」
「そ、そんなこと、ないわよ?」
「なぜに疑問形!? そして、なぜに視線を逸らす!!」
「うるさいわねェ! ちょっと寝起きで頭がまだ上手く回ってなかっただけじゃない。大体、男子禁制の女子寮に堂々と入ってこられて、あまつさえこんな麗しい乙女の寝顔を拝見する光栄に恵まれたんだから、むしろ涙を流して感激するべきところでしょ!」
「いや、別にどっちも興味ねぇし」
目を半眼にして冷たく呟く、使い魔の少年。
「え!? やだ、アンタ、もしかしてソッチ系の人? わたし、男子寮に一級危険物を放り込んじゃった!?」
「ちげーよ! ちぅがくせーのお子様には興味ねえって言ってんだ!」
絶叫したあと、グッタリ疲れた目になった少年──えーと、サイト、だっけ?──は、ドアに向かった。
「ハァ……もう十分目は覚めただろ? 部屋の外に出てるから、とっとと着替えろよ」
* * *
バタンとルイズの部屋の扉を閉めて、そのままドアにぐったりともたれかかる才人。
(やれやれ、昨日話した時は、年の割には落ち着いた、まがりなりにもレディってヤツだなって、ちょっと感心してたんだけどなぁ)
それなのに、今朝の様子では、日本で彼の周囲をウロチョロしていた小学生の従姉妹たちと大して変わらないレベルだ。
ちょっと高飛車な面はあるものの、何不自由ない貴族のご令嬢なのだからまぁ、仕方ない。可愛いし、頭はよさそうだし、寮の手配などさりげなく気を使ってくれる面もあったりと、案外悪い子じゃないのかも……と、昨夜自分に言い聞かせていた矢先に、コレだ。
「先が思いやられるぜ」
ハァアと、今日起きてから3度目の深いため息をつく才人であった。
カチャ……
「──待たせたわね」
しかしながら、ドアの外に立ち尽くすこと5分あまりで、中からルイズが出てきたのには、ちょっと驚ろかされた。
女の身支度は長いと言うし、それが貴族のお嬢様ならなおさらだと思っていたのだが。
「もういいのか、ルイズ?」
「ええ。どの道、いま丁寧に身なりを整えても、すぐ無駄になるしね」
などと言いつつ、今朝の醜態など1ミりたりとも感じさせない、隙のない服装と態度だった。
魔法少女学院の制服(黒をベースに、白いリボンやレースで彩られたゴスロリ風ワンピース)ではなく、私服らしい乗馬服(と言うのだろうか?)を身につけている。
「?」
スタスタと歩き出したルイズを呆気にとられて見ていたものの、慌てて才人もあとを追った。
ルイズが歩いて来たのは学院の裏にある雑木林だった。
「さて……これから毎朝、鍛練するから、あなたもつきあいなさい」
「はぁ? いや、俺、魔法使いじゃないし……」
「安心なさい。わたしが朝行っているのは、戦闘や過酷な任務に耐えるための身体作りよ。つまり、魔法はいっさい使わないわ」
そう言えば、最近の戦闘系魔法少女は、肉弾戦とかもできないとツラそうだよなぁ……と「プリキュア」その他を思い浮かべる才人。
「あなたも、わたしのお供として戦いの場に身を置くことになるんだから……最低でも、自分の身くらい自分で守ってよね」
理想を言うなら一緒に戦力になってほしいところだけど、あの子犬モードじゃ望み薄そうだし……と、ガッカリしたような目付きで見られると、さすがにカチンとくる。
「はっ、誰が足手まといだ。そっちこそ、箱入り貴族のお嬢さんの体力なんて、たかがしれてるだろ」
「……ふーーーん?」
売り言葉に買い言葉で、思わず言い返した才人に、ルイズは反論することなく目を細めた。
「じゃあ、賭けをしましょうか? これから私が駆け足でこの雑木林の中を走るから、最後まで遅れずについてこれるかしら?」
「あったりめーだ!」
「じゃあ、もし最後まで音を上げずについて来れたら、今朝の朝食は生徒用のわたしの分を食べさせてあげるわ。でも、無理だったら……」
「へっ、朝飯抜きか?」
「さすがにそこまではしないわよ。でも……どうする?」
「ノった!」
才人はとりたててスポーツマンと言うわけではないが、運動音痴というわけでもない、平均的な体格の高校生男子だ。中学生の女の子、それも年齢からしてもやや小柄なお嬢様に負ける気はしない。
──もっとも、その時、そんなことを考えた自分を、後日張り倒してやりたくなるのだが。
「賭けは成立ね。じゃあ、行くわよッ!」
「(うぉっ、は、はえぇ)お、おぅっ!」
……結果はここで記すまでもないであろう。才人の完敗であった。
「ダラしないわねぇ。あなた、本当にそれでも日本男児? サムライの名がなくわよ?」
草原にひっくり返って荒い深呼吸をくり返す才人に、ルイズは呆れたような声を漏らす。
「……ハァ、ハァ、ハア……るせい……なんで、朝っぱらから、10キロ近く、全力疾走して……涼しい顔してるんだよ、オマエは。バケモンか?」
「レディをつかまえて化け物とは失礼ね。それに全然平気ってわけじゃないわ。ほら、ちょっと汗かいちゃったし」
「──アレだけ走って、ちょっとなんだ……」
才人としては、もはや笑うしかない。
まず第一に、ルイズは、トリステイン6000年の歴史上TOP5に入ると言われる、最強にして最凶の攻撃特化型魔法少女「ウィンディ・カリン」の娘であること。
ちなみに、カリーヌの魔法少女としてのモットーは「1に魔力、2に体力、3、4がなくて5が規律」である。「戦いの最後の決め手は信念の強さだが、そこに至る地力を支えるのは丈夫な体である」とも、常々言っている。
遺伝的な素質もさることながら、そんな母親に幼いころから「しつけ」と称して鍛えまくられた日々の蓄積は伊達ではない。
第二に、仮にルイズの母親がカリーヌほどのスパルタママでなかったとしても、結局才人が負けていた公算は強い。なぜなら、ここハルケギニアでは、現代日本のような交通機関は発達しておらず、貴族の子女でさえ徒歩や馬での移動に慣れているのだ。
確かに若年女性は魔法による飛行が可能だが、それを日常的に使用することはあまりない。例外は「任務」中の魔法少女くらいのものだ。
また、真っ当な貴族の子弟とあれば、たとえ女性であっても最低限の護身のための体術くらいは学ばされるのが普通だ。貴族とは有事の際に最前線に立って戦う者を意味しているのだから。
それほどヘビィなヲタではないとは言え、インドア系の趣味しか持たず、運動部に所属もしていない才人が負けるのは必然だったと言えるだろう。
「まぁ、いいわ。これから毎日走ってれば、あなたも多少は慣れてくるでしょ」
(げっ、これから毎朝マラソンかよ!?)
勘弁してくれと思う才人だが、この分では彼に拒否権はなさそうだった。
「さて、それじゃ、わたしはまだ型の稽古してるから。あなたは先に帰っててもいいわ。そうそう、朝食は魔法使いと使い魔が一緒にとることなってるから、遅れないで食堂に来なさい」
そういって、どこからともなく先端に宝石のようなものがついた30センチ程度の棒を取り出して、なにやら真剣な顔で様々なポーズをとっている。
武道の心得などない才人にはよくわからないが、たぶん、アレも戦いに必要な動作の練習なのだろう。
才人はトボトボと男子寮への道を歩き始めた。
(ふぅ……華々しく活躍する魔法少女も、案外地道でハードな鍛練が不可欠なんだなぁ)
アニメではそんなシーンはめったにない(負けて新技を開発する時くらいか?)が、優雅に見える白鳥も、水面下では必死に足で水を掻いているとゆーことなのだろう。
「あぁ、ミス・ヴァリエールは真面目だからねぇ。実際、彼女は運動能力の面では、同級生はおろか実習中の3年生を含めても多分トップクラスなんじゃないかな?」
寮の廊下でバッタリ出会ったギーシュは、そう言って才人を慰めてくれた。
改めて「コイツ、いいヤツだなぁ」と才人は感心する。
「とは言え、君もサムライの国・ニッポンの出身だろう? 武道の心得のひとつくらいはないのかね?」
「いつの時代の話だよ! せいぜい体育の時間に柔道とか剣道の真似事やったくらいだ」
そりゃ「帯ギュ」とか「バンブレ」とかは好きだけどさ……と愚痴る才人。
「ふむ……しかし、そうなると、失礼ながらやはり君も少しは鍛えたほうがいいと思うよ。僕ら男子の完全後方支援系な魔法使いと異なり、女性の魔法使い、とくに魔法少女の「任務」には危険な敵との戦いは避けて通れないからね」
まぁ、それはわかる。才人とて伊達にアニメファンやってるわけではない。
「結局、地道にトレーニングするしかないってか……」
と憂鬱そうにこぼす才人を元気づけるように、ギーシュは肩を叩いた。
「まぁまぁ元気を出したまえ。そろそろ朝食の時間だよ。腹が減っては戦ができないと言うじゃないか」
ギーシュやマリコルヌに連れられ、アルヴィーズ大食堂までやってきた才人だったが、タイミングがいいのか悪いのか、入口で、やはり今来たところのルイズとはち合わせた。
「へぇ、部屋でいじけてるかと思ったけど、遅れずにきたのね。感心感心」
「ちぇっ、馬鹿にすんなよ!」
ちょっと見直したという風なルイズの口ぶりに、強がってみせる才人。これでは、どちらが年上かわかったものではない。
「まぁまぁ、食事は楽しくとろうよ」
マリコルヌがなだめる。
「然り。朝食は一日の始まり故、おろそかにするのは感心せぬな」
見れば、いつの間にか彼の肩には体高30センチくらいのフクロウがとまっている。
「ああ、ミス・ヴァリエールとサイトは初めてだよね? こいつが僕の使い魔のクヴァーシルさ」
「以後よろしく頼む、お嬢、坊主」
”森の賢者”とも称されるフクロウの口から、玄●哲章ばりの渋い声が漏れるのは、案外違和感がなかった。
才人も、昨夜のシルフィード&ヴェルダンデとの邂逅で「これはこーいうものなんだ」とあきらめて受け入れることにしていた。
「へぇ、なんだか賢いそうな子ねぇ……それと”お嬢”はやめて。わたしにはルイズって名前があるのだから」
ある意味、失礼なフクロウ風情に無礼ともいえる口をきかれているのに、ルイズがさして腹を立てていないのにはワケがある。
すでに述べたとおり、「魔法使いとその使い魔は対等なパートナー」と言うのは、ハルケギニア──少なくともトリステインにおいては魔法関係者にとって共通の認識である。
その関係は、本来「契約した魔法使いと使い魔間のみに有効」なはずだが、逆に言えば「心を許した自分の相棒」が、他の魔法使いにぞんざいに扱われてよい気がするはずがない。自然、魔法使いのあいだでは「他者の使い魔にも相応の人格を認める」ことが慣習となっていく。
また、この概念は、魔法使いの主な母体である貴族や、貴族と取引があるような富裕な商家など関しても、おおよそ広まっていると言ってよいだろう。
実際、カリンクラスの華々しい活躍をした魔法少女(メイジ)の使い魔(おとも)もまた、民衆のあいだでは人気のある存在となる。キャラクターグッズや銅像の類が作られることも珍しくないのだ。
「俺はルイズの使い魔になった平賀才人。同じ使い魔どうし、仲良くやろうぜ」
「うむ、いずれも了解した」
しかし、その才人と言えば、今朝のルイズとの”賭け”に負けたはずだが……。
「さて、朝の賭けについて、覚えているわよね?」
「(う……)ああ、わかってるさ」
どんな無理難題をフッかけられるのか、と才人は身構える。
「いい心がけね。では……レナニヌイ!」
ポンッ!!
その言葉とともに、才人をポンッと言う軽い爆発音と白煙が包みこみ、煙が晴れた時には、そこには昨日の召喚直後と同様、豆柴の仔が憮然とした顔で地面に転がっていた。
「もしかしたら……とは思ったけど、やるならやるって言ってくれ」
「あら、ごめんあそばせ」
ブスッとしてても愛らしい犬サイトを抱き上げながら、上品に笑うルイズ。
結局、サイトは仔犬姿のまま、テーブルに用意された犬皿から、朝食(犬用みたいだが、結構美味しいのがまた屈辱だった)をじか喰いするハメになったのだった。
「にしても、魔法ってそんな簡単な呪文でかけられるもんなのか?」
仔犬用の朝飯の量などたかがしれている。
ルイズたちよりひと足早く食事を終えたサイトは、仔犬姿のままテーブルの上でふて寝しつつ、ルイズ達に話しかける。
「あぁ。あの魔法は特別よ。アレは呪文と言うより……そうね、キーワードに近いものだから」
「?」
そもそも、この「人から犬に変身する」、あるいはその逆というのは、使い魔としての才人に備わった「特技」に近いものらしい。他の使い魔たちの人化できるものも同様だ。
だから、本来はとくに呪文などがなくても才人が任意に発動できるのだが、かといって頭で思い浮かべただけでポンポン変わってしまうのも、それはそれで不便だ。
「だから、契約時の術式に、それを制限するための文言が組み込まれているの」
つまり、才人がその変身能力を発揮するためには、口に出して特定のキーワードを言う必要があるのだ。
また、それを口にして発動できるのも、才人本人と主たるルイズだけらしい。
「しっかし、「レナニヌイ」はねぇだろ? 俺は某マンガのヤクザの娘かっつーの」
無差別に犬にされることはないと知って、ひとまず安心した才人だったが、”呪文”の安直さには異議を唱えざるを得ない。
「あら、これだってちゃんと定石に沿ってるのよ?」
ルイズの説明を要約すると、こういったキーワードとして適切なものにはいくつかのセオリーがあるらしい。
「ひとつは、日常では簡単に使わない言葉であること。同時に、古代語、外国語など、何がしかの意味を持っていること。さらに、その言語そのままじゃなくて、倒置やアナグラムを使用していること。これくらいかしらね」
ルイズたちハルケギニアの住人にとって、確かに日本語は普段使わない言葉であり、同時に才人にとっての英語くらいには馴染みのある言語だ(魔法少女文化記録のため)。
「犬になれ」という言葉を逆さにしただけなので、才人にもすぐに意味がわかるし、かといって日常で誤って口にすることは、まずなかろう。
そういったコトを理路整然と説明しつつ、朝食を確実に平らげていくルイズ。
この細っこい身体のどこに、これだけの食べ物が入っていくのだろう。やはり、朝からあれだけの運動しているからだろうか?
半ば呆れながら、そんなコトを思う才人だったが、後日、上には上がいることを思い知らされるのだった。
「おい、もういいだろう? 元に戻してくれよ」
ルイズが朝食をとりおえたところで、才人が懇願し、なんとか人間の姿に戻してもらうことができたのだが(ちなみに、人間化の呪文は「レドモ」であった)……「教室での授業中は使い魔と一緒に受ける」という慣習のため、教室に着くと結局、犬の姿にされてしまうのだった。
「なんでだよ!? 別に人間の姿だっていーじゃねーか!」
「わたしが嫌なのよ。人間の使い魔は前例がないわけじゃないけど稀少で目立つし、かといってアンタとくにカッコいいわけでもないし」
「そんな理由!? じゃ、何か、俺がイケメンなら人間のままでもよかったって言うのか? 仔犬姿の方がマシだってか?」
「当然じゃない! それに……生徒の人数分しか椅子はないのよ」
あっさりそう答えるルイズに、自分の全アイデンティティーを否定されたような気がして、才人はガックリと地面にくずおれた。
「そうそう、これは原則的に魔法使い候補生のための授業だけど、あなたもちゃんと聞いておきなさい」
「? なんでだ?」
聞き返す才人に、ルイズは呆れたという風に肩をすくめた。
「一緒に戦う相方の使う能力のこと、ろくに知らずにベストな行動がとれると思う?」
「……思わない」
言われてみれば、至極当然な話ではあった。
「ちなみに、使い魔にも学期末に簡単な口頭試問があるからね。授業中に居眠りとかするのはオススメしないわ」
「ファンタジーの世界に来てまでテストがあるのかよ……」
さすがにゲンナリする。
「安心なさい、それほど難しいものじゃないわ。授業を真面目に聞いてれば誰でもわかる、クイズみたいなものよ」
さすがに脅かし過ぎたと思ったのが、ルイズがそうフォローしてくれる。もっとも、才人のような性格の人間にとっては「真面目に授業を聞く」というコト自体が、結構かったるかったりするのだが。
* * *
しっかしなぁ……何気にコイツって完璧超人じゃね?
まぁ、確かに胸はないけど、本人が言うとおり14歳ならまだ仕方ない面もあるし、それを補ってあまりあるくらい美人だ。ブッちゃけ、日本のテレビで見たアイドルや映画女優なんてメじゃないほど、可愛いし華がある。
運動能力は今朝目にしたとおり桁外れだし、授業中先生に指名されたときの受け答えを聞いても、勉強の成績がいいことも想像がつく。
性格もこの年代の女の子にしては、かなり真面目で理性的だろう。多少わがままというか勝ち気な面がないではないけど、それだって理不尽ってほどじゃないし、自分でも意識して抑えようとはしてるみたいだ。シャレがわかる程度のユーモアだってちゃんとある。
おまけに、身分は貴族、しかも王族に近い公爵サマのご令嬢ときたもんだ!
間違いなく人生勝ち組ってヤツだな。いや、それだけ努力もしてるんだろうから、ひがむのは筋違いなんだろうけど。
――そう思っていた時期が、俺にもありました。
「では、早速実技と参りましょう。どなたか前に来てこの石を錬金してみせて下さい。どんな金属でも構いませんよ」
シュヴールズとかいう30代半ばくらいの優しそうな女教師が、ぐるりと教室を見回す。
あ、ルイズと視線が合ったみたいだ。
「そうですね。じゃあ、ミス・ヴァリエール、あなたにお願いしましょうか」
ザワ……ザワ……
え? 何、この福本漫画みたいな教室内の雰囲気。
「はい」
言葉少なく席を立ち、教壇の前に歩いていくルイズ。チラッとこちらに視線を向けてくる。
ああ、なるほど、俺は一応、コイツの使い魔だしな。魔法使うのよく見とけってことか。
俺としても、間近で魔法を見せてもらうことには正直ちょっと興味がある。机の上からピョンと飛び降りると、トコトコとルイズのあとについて行った。
「では、まず実習服に着替えなさい」
「わかりました……キューティー・ミューテーション・コケティッシュ・ボンバー!」
朝見た棒(どうやらアレが魔女っ子必携のバトンらしい)を右手で掲げながら、ルイズがどこかで聞いたような呪文(?)を唱える。
ボムンッッッ!
俺が犬←→人に変化する時より一段階派手な爆発が起こり、その煙の中から現れた時には、ルイズはいかにも「魔法少女」ちっくな姿に変身していた。
実習服とやらは、黒を主体とした学院の制服とは逆に桃色を基調としてるみたいだ。フリルが一杯ついたコーラルピンクのブラウス。胸元にはサーモンピンクのスカーフを大きな蝶結びにして、その上に丈の短いエンジ色のベストを羽織っている。
ベストと同じ色のスカートは、制服の時より丈が10センチ近く短い。ただし、スカートの裾からは、ペチコートって言うんだっけ? なんかフリフリしたモノが三段重ねで覗いているから、パンツを見るのは犬になった俺のローアングルからでも無理みたいだ……チッ!
剥き出しの足には白とショッキングピンクの柄が入ったオーバーニー。無論、絶対領域がチラ見えするのはお約束だ。靴は、ダークレッドの厚底革靴。アクセントにリボンがついてるのも、定番だよな。
見事なピンクブロンドの髪は、スカーフと同じ色のリボンでポニーテールっぽくまとめられ、普段よりちょっと活発な感じに見えるな。
(なるほど、あの煙で視聴者に変身時の裸を見せないようにしてるんだな。にしても、アレじゃあ、魔法少女って言うより、戦隊物ヒーローの登場シーンの爆発だぞ?)
とは言え、本物の魔法少女(予定)の変身シーンを生で見られた感動に、思わず犬のまま前肢で拍手をする。
「……よし、変身時の爆発は最小限に抑えられたわね」
え? 今、なんか不穏なコト言わなかったか?
「では、先生。いきます!」
気合いを入れてバトンを教壇の上に石ころに向け、魔法をかけるルイズ。
「―ヤー・イクス・アルファ・ベー・イ・トゥー……”錬金”っ!!」
ちゅどーーーーーーーーーーーーん!!!
……ええ、木っ端微塵に爆発しました、教壇ごと。
もちろん、近くにいた先生と俺は爆発に巻き込まれてボロボロだ。
「えーと……ちょっと失敗しちゃったみたね」 テヘッ
「ちょっとじゃねぇーーーーーーーー!」
思い切りツッコミを入れながら、俺は気が遠くなるのを感じていた。
−つづく−
以上。ちなみに、才人のキュルケ達との遭遇は翌日になります。
ルイズが一見優等生に見えますが、やはり魔法に関しては……といったところ。また、サイトへの言葉使いも、徐々にぞんざいになりつつあります。
乙
そうかシャドウゲイトのレナニゼカやプーロは様式に基づいた立派な魔法だったのか。
それはそうと乙でありんす。
乙、100%戦闘型の魔法少女・・・
敵対する巨悪が無いとどうしようもないですね。
しかし、この世界だとカリンの娘だからの一言で説明が済みそうなのは気のせいか。
ヲイ!キュルケがアノ恰好をするのですかい(笑)
似合わないけど、可愛い恰好あ好きなピンクハウス系の
キュルケとかなら面白いですね
じかいも楽しみにしています
もう5話目か…作者さんの頭の中で物凄いスピードで話が作られているんだろうな。
キュルケが着るとどうしてもお水系になってしまう。
悪の秘密結社の女幹部っぽい格好の方が似合いそうなのは気の所為じゃないと思う。
レナニヌイって凄く聞き覚えがあるのになかなかでてこなかったが、漫画のときめきトゥナイトかよw
懐かしいなあ、おい。
錬金の呪文が魔法使いTaiの変換の呪文だったような
今やってるR元服ゲでさ、主人公の父親が一目ぼれした元族の母親を罠にはめて調教して結婚までこぎつけたってさらっと明かされたんだが
つまり何が言いたいかというとどう考えても力関係でカリン様の方が上なのに結婚したのはもしや公爵が……!
それは多分これから始まるらしいカリン様過去話で明かされる、んじゃないかなぁ。
そういえば、随分昔にこのスレでも少し話題になったことがあったな。
カリン様とか公爵とか、あとグラモン伯とかマザリーニとかコッパゲさんとかの若かりし数十年前を書く、ゼロの使い魔・アーリーデイズ、とかって話。
しかし、水曜は書き込みの数が少なかったんだな。
それってほぼオリジナルにしかならなそうよね。
あっ、お話じゃなくてキャラがね。
タバサとキュルケの体型が逆だったら
ロリビッチ
ロリコンばかりの魔法学園
236 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 18:33:54 ID:hrEaYcKX
上目遣いで甘えてくる褐色の美少女ですか・・・・
たまんねぇな
黒髪赤髪も悪くないが褐色肌には銀髪白髪が似合うと思う
つまりダークエルフか
水野良のせいなんかねぇ……
からくりサーカスのファティマが真っ先に浮かんだ
242 :
魔法少女の人:2009/10/15(木) 22:33:44 ID:SZ7+DQt5
すみません、まだ5話なのに番外編とか書いてしまいました。
投下してもよろしいでしょうか?
どんとこい、超常現象
244 :
魔法少女の人:2009/10/15(木) 22:48:44 ID:SZ7+DQt5
※警告! 以下のSSは、『ゼロの魔法少女』本編にて、才人がギャルゲーでいうところのノーマルエンド(ヒロインの誰ともフラグを立てなかった、あるいはフラグを回収しきれなかったケース)を迎えた場合の後日談を描いた、パラレルな番外編です。
本編がここのような形に進むとは限りませんので、ご注意ください。
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『ゼロの魔法少女外伝・ドギーボーイ&クレーガール』
「ふわぁ〜あ、やっと終わったか」
6時間目の授業が終わり、退屈そうにあくびをこらえながら、鞄を持って教室から出ようとする少年。
「おーい、平賀ぁ、これからゲーセン行くんだけど、つきあわね?」
「んーーー……わりぃけど、パス。今日は気分のんねぇし」
クラスメイトの誘いに、ちょっと考えるそぶりを見せたものの、そのまま少年──平賀才人は、教室をあとにした。
(今日は気分のんねぇ、か……)
学校からの帰宅途中に、人気の少ない児童公園でベンチに寝ころび、空を眺める。
異世界ハルケギニアに召喚され、半ば強制的にひとりの少女の使い魔として暮らすことなった、あわただしくも愉快な日々の思い出が、彼の胸に去来する。
彼の主となった少女ルイズは、彼を召喚してから2年後、立派に見習いの実習を終えて一人前の魔法少女(メイジ)となり、ハルケギニアへと帰っていった。
才人自身、希少な人間の使い魔(犬にも変身できたが)ということで、トラブルはあったものの、それなりにルイズの助けに(とくに地球に実習に来てからは)なれたと思う。
帰る際、彼女はそのまま地球に残ると言う才人との使い魔契約を破棄し、彼に感謝しながら、ひとつの魔法をかけていった。
──気がつけば、才人は2年前まさに召喚された場所、秋葉原に戻されていたのだ。逸る気持ちを抑えつつ、才人は懐かしき我が家へと帰る。
この2年間で多少背が伸び、体も幾多の戦いを経験したことで鍛えられてはいたものの、それでも別人というほどではない。
両親や知人たちは驚きいぶかりながらも、2年ぶりに帰還した(一応、1年前地球に来たとき、手紙は出してあった)彼の存在を受け入れてくれた。
さすがに留年した形になる元の高校へは少々行きづらく、才人は転入試験を受けて別の高校で2年生からやり直すこととなった。
転入から、およそ2週間ほどの日々が経過していた。
幸いにして転校先の高校は、のんびりしたいいところで、それほど違和感なくなじめた……そのはずなのに、どこか才人は物足りなさを感じていた。
向こうにいたころはあれほど帰りたいと思っていた日本の日常なのに、いざ帰ってみればそこに戸惑いを覚えている自分に才人は苦笑する。
(まぁ、それだけ刺激的で濃い2年間だったってことか……)
ギーシュ、マリコルヌ、ギムリといった、一緒にいろいろな馬鹿をやりつつ、親交を深めた男子生徒達。
主のルイズをはじめ、キュルケ、タバサ、モンモン、シエスタといった、個性的でやや扱いづらいが皆根はいい子で、妹のように思っていた女生徒達。
優しいお姉さん格のヴェルダンデや、元気で明るいシルフィー、厳格ではあるが頼りになる兄貴分のフレイムといった使い魔仲間達。
愉快なコルベール先生。歳のわりにお茶目なオスマン学院長と、その秘書のミス・ロングビル。いろいろ気を使ってくれたミセス・シュヴルーズに、高飛車だけど実は生徒思いなミス・ギトー。
ハルケギニアで会ったさまざまな人々の顔は、いまでもハッキリ思い出せる。
「やべぇ……俺、なんだかホームシックみたいじゃん」
自分の家はココにあるはずなのにな……と、苦笑いを浮かべる。
それでも、二度と会えない、会うはずのない人々。彼らのことを忘れるつもりはないが、それにとらわれずに前を向いて歩いていこう。
そう、自分に言い聞かせながら、才人はベンチから身を起こし、家に帰ろう……としたところで、身を強張らせた。
「! この感覚は……魔力の”匂い”? しかも、この気配、誰か魔法少女候補生が近くで戦ってるのか?」
使い魔契約を解除し、「伝説の使い魔ヴィンダールヴ」ではなくなったとは言え、訓練も含めて2年間に蓄積された戦闘経験は、今も才人の身に宿っている。
魔法に関する研ぎ澄まされた勘や感覚はいまだ健在だった。
何をどうするという意図もないまま、それでも才人は”気配”の方へと駆け出していた。
「あった!」
魔法少女が、地球に於けるその”敵”との戦闘時に展開するBS──ブリミック・スペース(一般人の入れない結界のようなもの)は、すぐに見つかった。
幸いと言うべきか、このBSを張った主がまだ未熟だったためか、才人は何とかBSの隙き間(比喩的なものだ)から、中に侵入することができた。
そこでは、予想した通り魔法少女(見習い)と思しき女の子が、翼の生えた山猫のような”敵”と戦っていた。
某第三ドールのようなエメラルドグリーンのフリフリドレス(さすがに動きやすさのためかスカート丈は短めだったが)を着た女の子は、懸命に魔法を使って、山猫モドキを空から落そうとしているのだが、BSを見てわかるとおり未熟なのか、イマイチ効果的な攻撃ができていない。
よく見れば、彼女は背後に別の少女を庇っているようだ。その事実もまた、彼女の集中力を奪っているのだろう。
「チッ、しょーがねーよなぁ」
口ではそう言いながらも、どこか嬉しそうに才人はポケットから革製のバンドのようなものを引っ張りだす。
否──それは本来、首輪だった。
いまの彼の首にはめるには小さすぎるそれを右手首に巻くと、才人は深呼吸して、変身のためのキーワードを唱える。
「──レナ・ニヌイカデ!!」
ボムッ! という爆発音ともに、彼の姿が白煙に包まれ、やがて煙が晴れた時、そこには精悍な面持ちの大きな犬が立っていた。
一見、秋田犬と似ているが、体長が一回り以上大きく、また四肢が若干太く短めだ。毛並みは金に近いキツネ色で、胸から腹にかけてのみ雪のような白さを保っている。
これこそが、才人がハルケギニアにおける1年あまりの修練を経て、地球での実習で手に入れた、使い魔としての戦闘モードだった。
本来、変身には主の魔力による助けが必要なのだが、ルイズから贈られたこの首輪に込められた魔力の助けを借りて、短時間に限り現在の才人にも可能なのだ。
(まずは、空から引きずり下ろすか)
ウォオオオオオーーーン!
サイト犬が空に向かって咆哮をあげると、それだけで山猫モドキは、たちまち飛行のコントロールを失ってフラフラとよたつき始める。
「え? えぇ!?」
「見知らぬ少女よ、いまだ、とどめを!」
思わぬ援軍に、ちょっとしたパニックになっている魔法少女候補生に向かって、サイト犬は、フレイムを真似た「渋い歴戦の勇士」口調で声をかける。
「は、ハイッ! ──”スケッギョルド”!!」
少女の詠唱とともに、虚空から現れた3つの斧が、回転しながら山猫モドキの背中に深く突き刺さる。
GYaeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!
聞くに堪えない叫び声をあげながら、山猫モドキは絶命し、同時にその亡骸は虚空へ溶けるように消滅した。
「ふむ。やはり、マガモノの類いであったか。む……どうした?」
腕の立つ流浪人の如き演技(もっとも、実際サイトは実戦だけでも50を越える修羅場を乗りきっており、その意味ではあながちウソでもない)を続けつつ、サイト犬は、気が抜けたのか地面にヘタリこんだ少女に話しかけた。
「あ、あのぅ……」
「もしかして、命のやりとりは初めてか? 腰でも抜けたか?」
「え、ええ……いえ、確かに初めてなのは確かなんですけど、一応、腰は抜けてません!」
「そうか。うむ、その気丈さは、なかなか好ましい」
興がノッてきたのか、「戦士としての先輩格」な演技に入り込むサイト犬。
「あ、ありがとうございます! それで、えっと、貴方は……」
「フ……なに、名乗るほどの者じゃない。通りすがりの、元・使い魔さ」
「カッコよく決まった」とサイトは思ったし、実際、目の前の少女も尊敬するような眼差しで彼を見ている。
だが……。
「えーと……せっかくカッコつけてるところ申し訳ないんですけど、あなた、サイトさんですよね?」
「「!?」」
少女の背後から、苦笑するような女性の声が聞こえてきた。
「「ヴェルダンデ!?」」
異口同音にふたりの口から、少女の名前が飛び出す。
「え、サイトさん……って、もしかしてサイトくん!?」
「ん? ヴェルダンデさんがココにいるってことは……まさか、お前、ギーシュか!?」
互いを指さし(いや、サイトの方は前足指しだが)て、先ほどの山猫モドキに劣らぬ大声をあげるふたり。
ポンッ!
シャラ〜ン!
ちょうど時間的な限界が来たのか、サイト犬が人間の姿・才人に戻り、一方、ギーシュ(?)は、魔法少女のコスチュームから、白いブラウスにクリーム色のジャンパースカートを着た16、7歳の美少女にしか見えない姿に変わる。
「ぎ、ギーシュ、その格好は……」
「あ、いや、そのぅ、ボクにも色々あってだね……」
姿が戻っても硬直したままの、友人と主に苦笑しながら、ヴェルダンデは、BSを解いて、どこか落ち着ける場所で話をすることを提案した。
「ただいまー」
「お邪魔しまーす」
「お、お邪魔、します」
落ち着ける場所と言っても、話の内容はハルケギニアがらみであることは間違いなく、たとえばマックの片隅などで話すわけにもいくまい。
仕方なく、才人はふたりを自宅へと連れてくることにしたのだが……。
「あら、可愛らしいお嬢さん達ね。才人のガールフレンドかしら?」
さりげなく自室に連れ込む前に母親に見つかってしまったのは、才人一生の不覚だった。
才人母の好奇心に満ちた追及にシドロモドロになるギーシュ(?)。
(ヴェルダンデは、上手くかわしていた)
苦労の末、ようやく母を引っぺがした才人は、自分の部屋にふたりを連れて行き、現状に至る成行きを聞くことができた。
* * *
一言で言うなら、事の起こりは「事故」だったらしい。
学院卒業を間近に控えたギーシュたち3年生男子3人が、久々に近くの森へピクニックに出かけた際、偶然空を通りがかったワイバーンに運悪く目をつけられてしまったのだ。
ご存じのとおりハルケギニアにおける魔法使いは、女性に比べて男性は戦闘力が格段に低い。
いや、男性でありながら、剣術を極めることで魔法騎士隊の副隊長にまでのし上がったワルドのような例もいるにはいるが、それこそ例外中の例外だ。
その点、この3人──ギーシュ、マリコルヌ、ギムリ、レイナールは、本当にごく普通の男性魔法使いだった。
いや、ワイバーンが相手では、メイジレベルに達していない女性魔法使いでも、追い払うことは難しかったたろう。
それでも、彼らは頑張ったのだ。
幸いここはそれほど魔法少女学院から離れているわけではない。誰か学院の実力者が気づいて来てくれれば、助かる見込みは十分あるはずだ。
2年前、彼らが1年生のころなら、きっと簡単にあきらめてしまっただろう。2年分の成長、なによりも才人たちと過ごした激動の1年間が、彼らにいい意味での「あきらめの悪さ」「しぶとさ」を与えていた。
ギーシュが青銅の武器をワイバーンの頭上に「錬金」して落とし、マリコルヌが胡椒を巻き上げたつむじ風で目潰しを試み、ギムリが熱した石をレビテーションで浮かせて投げつける。唯一帯剣していたレイナールは、3人の護衛を兼ねた牽制役だ。
もちろん、使い魔たちも主を守ろうと必死だった。しかし、相手は空を飛ぶワイバーン。ヴェルダンデの丈夫な爪も、ヘラジカのルーガ(ギムリの使い魔だ)の大きな角も届かない。
マリコルヌのクヴァーシルは戦闘向けではないし、レイナールのミランダ(紫極楽鳥)も同じ。それでも、かく乱のために懸命に飛び回ってはみたのだが、さしたる効果はなかった。
ヴェルダンデが退避壕でも掘れればよかったのだが、あいにくと泉の近くは岩場となっており、時間をかければともかく簡単には穴をあけられそうになかった。
全員の魔力も気力も尽き、もはやこれまでか……と思った時、マリコルヌが先日下町で手に入れたあるポーションのことを思い出したのだ。
なんでも、これを一滴飲めば一時的に潜在能力が覚醒するが、死ぬほどマズいうえ、寿命が僅かに縮んでしまうとのこと。
そう聞いて、さすがに一瞬躊躇する少年たちだったが、ギーシュは悲壮な顔をして薬瓶をとりあげた。
「たぶん、いまのところ、僕の武器錬金による攻撃が、アイツにいちばん利いてると思う。だから、僕が覚醒するのが一番効果的なはずだ」
グラモン家を盛りたてるため、そして異世界へと帰った親友といつの日にか再会するという誓いのためにも、こんなところで自分は死ぬわけにはいかない。
そう覚悟したギーシュは、間違いなく”漢”と言えるだろう。
ただ、やはりテンパっていたのだろう。一滴でよいところを彼はググーーッとひと瓶丸ごと飲み干してしまったのだ!
途端に、それまでとは桁違いの膨大な魔力が彼の体からあふれ出す。
熱に浮かされたような目になった(いや、実際にひどく発熱していたのだが)ギーシュは、先ほどまでの短剣や包丁、彫金用ハンマーなどではなく、身の丈を超える長さの槍や、肉厚のマサカリ、巨大な分銅などを次々に錬金。
さらに、それらを一斉にレビテーションで浮き上がらせ、人の投げるよりもはるかに速いスピードでワイバーンに投げつけ始めた。
先ほどまでとは段違いの危険な攻撃にワイバーンは怯み、ついにはもっと食べやすい獲物を求めて、彼らの前から去って行った。
「た……助かった、のか?」
ホッと一息ついた少年たちをしり目に、ドサリと倒れるギーシュ。
おっとり刀で駆けつけて来たコルベールとロングビルは、すぐさま彼が危険な状態と判断し、学院の医務室へと運んだ。
半日後、入念な検査の末に診断結果が下されたのだが……。
それは、「ギーシュに魔法少女の資質あり」という予想外のものだった。
精密検査の結果判明したのたが、本来、ギーシュは女性としてこの世に生を受けるはずだったのだが、男系の強いグラモン家の血の影響か、なぜか外見的に男として生まれてしまう。
それ故、本来の女性である時のような強い力は発現しなかったが、多少は魔力自体が残ったため、珍しい男性の魔法使いになれたらしい。
現在、例の薬によって、本来ギーシュが女であれば発現したはずの膨大な魔力が彼の体内で荒れ狂っているのだと言う。
当然、体──とくに今の男性の体にとっては悪影響をもたらし、このままでは衰弱して最悪死ぬことも考えられる。
解決する方法はふたつ。
ひとつは、コルベールが教え子のモンモランシーと協力して開発した「消魔薬」を服用すること。その名のとおり、服用者の体内から魔力を消し去るこの薬を何回か飲むことで、ギーシュの体内から魔力が消え、命は助かる。
ただし、おそらくはギーシュは魔法使いとしての力まで失くしてしまうだろう。運よく魔力が残ったとしても、以前の1割あるかないかだろうとのこと。
もうひとつは、学院の宝物庫にしまわれた秘薬「ケタン・テンハーツ・ベーゼ」を飲むこと。男性を女性に、女性を男性に変えるその秘薬の使用を学院長は、特別に許可してくれると言う。これを使えば、体内の魔力を制御することが、ギーシュにも可能となるだろう。
もちろん、ギーシュは悩んだ。
いくら、本来は女性だったのだと言われても、今まで15年間、男と信じ、暮らして来た日々を消せるわけも、消したくもない。
しかし、同様に「魔法使いとしての自分」も様々な面で大切なものだ。
また、グラモン家は、久方ぶりに一族に出た「魔法使い」に期待している。
先ほどもチラと述べたとおり、グラモン家は男系な家系であり、生まれる子はほとんどが男性だ。ゆえに、魔法使いはめったに出ないし、女性の魔法使いがいた記録などは、少なくとも300年以上遡らなければならない。
そのうえで、自分が魔法使いどころか「魔法少女(メイジ)」に届く素質があると知れたら、両親は、兄たちはどう思うだろう?
否が応でも期待するだろう。無論、最終的な判断は自分に任せてくれるとは思うが、それでも無意識に期待してまうに違いない。
そういえば、他家から嫁いできた母も「あと僅かで正規の魔法少女になれなかった」と悔しい想いをしたと聞いている。
女友達のルイズを例にとるまでもなく、メイジになれなかった母や姉が、自分の娘や妹にかける期待の大きさは、想像がつくつもりだ。
半刻あまりの苦悩の末、ついにギーシュは決断を下した。
「オスマン学院長、お願いがあります」
* * *
「──で、結局、女になることを選んだんだな?」
「うん、色々考え併せると、それが最良の選択だと思ったしね」
とは言え、女性化してからもひと波乱あったんだよ、と笑うギーシュ。
家族に関しては、ギーシュが女になることを驚くほどアッサリ受け入れた。むしろ、父母には「実は娘もひとりくらい欲しかった」と喜ばれ、兄達も「こんな可愛い妹ができてむしろ鼻が高い」と大乗り気。
学院もできる限りの助力を約束してはくれたのだが、その際問題になったのは、「彼女の生徒としての扱いをどうするか」という点だ。
男性魔法使いとしてのギーシュは、中の上程度の成績で卒業が決まっていたが、「魔法少女」を目指すなら、そのまま卒業させるわけにはいかない。
しかし、ここでさらに2年生から再度在籍させるのは無駄も多いし、時間がもったいない。
そこで、前代未聞だが「ブッつけ本番で地球で実習」という処置がとられるコトになったらしい。
「ヲイヲイ、それってかなり無茶じゃねーか?」
「そうだね。とは言え、一応1ヵ月近くかけて最低限の「魔法少女見習い」としての常識は叩き込まれたし、ヴェルダンデは魔法少女のお供としてもかなり強力な部類に入るからね」
確かに、ジャイアントモール形態の彼女は地上での白兵戦に限れば、非常に心強い味方だ。
土の精霊の加護を受けているため、体表はかなり頑丈。また、その強靭な前肢と鋭い爪は、普通の野犬くらいなら一撃で絶命させる。その上、土が露出した地面なら、地中からの奇襲という手も使えるのだ。
逆に人間形態の時は、その豊富な知識と落ち着いた思慮深い性格が助言者として頼りになる。
「とは言え……ボクもうっかりしてたんだけど、地球の都会は、たいていアスファルトかコンクリートに地表を覆われているんだよね」
先ほども、無理やりアスファルトの道路を掘りぬいたところで疲労困憊し、なんとか人間形態になって地上に逃れたという経緯らしい。
「地球では、精霊の加護も弱まりますし……主殿、あまりお役に立てなくて申し訳ありません」
すまなさそうにヴェルダンデは頭を下げた。
「ううん、これはボクのミスだよ。それに、キミには戦い以外でも本当にいろいろな面でお世話になってるしね」
使い魔思いな主は、あわてて首を振る。
微笑ましい主従関係というべきだろう。だが……。
「でも、そうかぁ。うーん、ちょっと心配だなぁ」
お人好しな才人は、腕組みして、首をひねっている。
自分も1年間、ルイズのお供をしていただけあって、「魔法少女見習い」という立場が、華やかな外見に比して実はかなり危険なものであることを熟知しているのだ。
「そのコトなんですけど……」
チラと才人の方に意味深な視線を向けるヴェルダンデ。
「じつは、学院長先生が、主殿のために、わざわざこの地を担当地区として斡旋してくださったんです。いざとなったら、強力な助っ人がいるからとのことで……」
「こ、こら、ヴェルダンデ……」
「ん? もしかして、それって俺のコトか?」
鈍い才人でも、ふたりの様子から、さすがにその意味に気がつく。
「な、何言ってるんだよ、ヴェルダンデ。サイトくんは、せっかく故郷に帰って平和な暮らしを営んでいるんだから…「いいぜ」…え?」
途中で才人に遮られて驚くギーシュ。
「ギーシュは(親友として)かけがえのない存在だからな。及ばずながら、俺が守ってやるよ」
「(か、かけがえのない存在だなんて……ポッ)サイト、くん……本当にいいのかい?」
才人の言葉に、ちょっと目を潤ませる。元々感激屋なタチだったのに加えて、女性になったことでさらに感受性豊かに、涙もろくなったようだ。
「あ、ああ、任せろよ。それに、ほら、可愛い娘が困ってたら、手を貸すのが男の義務ってヤツだろ?」
「か、可愛いって……そんな」
綺麗な瞳をウルウルさせたギーシュに見つめられて、ちょっと照れた才人が柄にもなくキザな台詞を吐いてしまったのだが、それがまた、部屋に微妙な沈黙をもたらしてしまう。
「……」
「……」
(よしよし、これでサイトさんの協力は確保できましたし、主殿にサイトさんを意識してもらうことも、その逆も上手くいってるようですね)
と、内心何気に黒いヴェルダンデさん。いや、私利私欲ではなく、すべては主のためなのだろうが……。
「そ、そうだ! たださ、俺があの姿に変身できる時間って、結構限られてるんだよ。なにせ、今の俺はただの高校生で、主との契約を結んでないからな」
居心地の悪いようなさほど悪くないような不思議な空気を破って、才人が自分の現状を説明する。
「(キタ!)ああ、それでしたら、サイトさん。いつでも魔力を補給できる状態になればよろしいんじゃ、ないでしょうか?」
パンと手を打ち合わせて、ニコニコと何げないフリを装って、ヴェルダンデは告げる。
「魔力を補給?」
聞き返す才人。ギーシュも首をかしげている。
「ええ、おふたりともご存じなはずですよ。使い魔の契約です」
「「!」」
確かに、主と使い魔のあいだには、その不思議な繋がりによる共感や魔力のやりとりが存在する。しかし、それを可能とするためには……。
「お、俺とギーシュが、その……コントラクトするの、か?」
使い魔になるということ自体には、現在の才人にさほど抵抗はない。
「主」と「お供」とは言え、実質的には相棒、パートナーに近い関係であることは、すでに身をもって知ってるからだ。
しかし……その方法が問題だった。
才人はチラと横に目をやると、バッチリ、”彼女”と目が合ってしまう。
真っ赤になって俯く”彼女”。
(か、かわえぇ〜……ハッ! 何馬鹿なこと言ってるんだ。ギーシュは大事な友達なんだぞ! それに、元は男なんだし……)
「あ、あの……ボクの今の名前は、「グレース」っていうんだ。なんでも、母上が、もし女の子が生まれたらつけるつもりだった名前だそうで……」
おずおずとギーシュ改めグレースが口を挟む。
そう、「元は」男。言い換えれば、今はれっきとした女の子ということだ。
つい、グレースの胸の膨らみあたり(何気にシエスタやアンリエッタに近いレベルであった)をチラ見してしまい、何とも言い難い罪悪感に囚われる才人。
正直、今のグレースの容姿は、相当なレベルの美少女だと言ってよい。
肩を覆うくらいの長さで、緩やかなウェーブのかかったセミロングの金髪。
以前から、男には見えないほど整った目鼻立ちをしていたが、女になったことで、ペールブルーの瞳はより優しく、薄紅色の唇は少し小さくなり、さらに可憐さを増している。
スタイルについては、前述のとおり才人が身近に知るナイスバディ娘の二大巨頭に迫る勢い(胸の大きさだけでなく、トータルバランスも考慮)。
性格については言わずもがな。1年間、ひとつ屋根の下で暮らしてきたのだ。いいところも悪いところも、十分に心得ている。そのうえで、互いに親友と呼ぶに足る堅い絆を育んできたのだ。
(あれ? もしかして、グレースって、何気に俺の好みにピッタリマッチング?)
……危険な方向に思考が突っ走りそうだったので、頭を振り、あえて戦いのことに目を向ける才人。
「そうだな。ギーシュ、いやグレースに異論がないなら、俺はコントラクトしてもいいぜ。大事な友達を護る手立てがあるのに、それをやらないなんて俺としては我慢できねーし」
「う、うん……(友達、かぁ)」
嬉しいような落胆したような複雑な表情を浮かべる主に、こっそりと囁く使い魔。
(主殿、今は友達でもいいじゃないですか。「まずはお友達から」という言葉もあることですし、焦らなくても1年間ありますよ)
(な、何を言ってるんだい、ヴェルダンデ?)
「コホン! それ、じゃあ……お願いしようかな。本当にいいんだね?」
「おぅ! パパーッとヤってくんねぃ!」
ワザとおどけて江戸っ子みたいな口ぶりでそう言うと、才人は腕組みしながら目を閉じた。
「じゃあ……」
グレースは口中で呪文を紡ぐと、才人の唇にチュッと口づけた。
「グッ……」
ルーンが刻まれる痛みに耐える才人。以前ルイズの前では七転八倒したというのに、気になる娘の前で痩せ我慢できるようになったとは、彼も成長したものだ。
「じゃあ、これから大変だけど、よろしくね、サイトくん」
「ああ、こちらこそ、な」
* * *
──と、そこで終わっておけば綺麗に話が収まったのだが、お茶を持ってきた才人の母親が、間の悪い?ことにふたりがキスしているシーンを目撃してしまったのだ。
すっかりグレースを才人の恋人だと勘違いした母親は、好奇心全開でグレースとヴェルダンデに色々問い詰めた。
そして、彼女たちがフランスから留学しにきた身で(そういうカモフラージュらしい)、まだ落ち着く下宿先が決まってないと知ると、無類のお人よしっぷりを発揮して「ウチに住みなさいよ」と薦める。
グレースは遠慮したのだが、(グレースの姉ということにしてある)ヴェルダンデが妙に乗り気なのと、才人もそれを控えめながら支持したことで、結局平賀家の世話になることに。
さらに……。
「フランスより参りました日系2世のグレース・門倉です。本日より、こちらのクラスでお世話になることになりました。なにぶん不慣れなことが多いため、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」
──こうやって才人のクラス2−Bに転入してくることも、ある意味、お約束ではあった。
ちなみに、ヴェルダンデは3年生に編入。また、グレースの髪は、”姉”のヴェルダンデに近い茶褐色に変えてある。
あの見事な金髪は日本では目立ち過ぎるのと、日系2世という説明に説得力を持たせ、かつ”姉”との血縁を強調するためだ。
こうして、才人のもとに、またも騒動と波乱の元がやってきたわけだが、彼はむしろ以前より生き生きと積極的に、魔法少女と彼女の解決すべき事件に関わるようになるのだった。
-つづく(嘘)-
-----------------------------------------
────ちゃうねん。
電波が、デムパがワイに命令したんや〜!!
もしくはゴルゴムの陰謀、ないし
>>68、69の罠だ!
ちなみに、女ギーシュことグレースは、例の薬で「寿命が短く」なったため、1、2歳、成長してます。ヴェルたんも一応10代に見えるよう変装してます(17…もとい19歳ということにしてあります)。
……って、そないなコトは、どーでもエエんや!
──失礼しました。本編もまだ序盤だというのに、何をやっているのでしょう、私は。(しかも、自分で書いてて、なまじ楽しそうに思えるから始末が悪い)
次回は、ちゃんと本編の続きを書きます。
乙!外伝はアイマスDS並に尖った話になりそうな気配がします。
本編期待しています。
褐色肌に銀髪赤目はある種テンプレになってるよね
大好物だけど
リロードし忘れてた。投下乙
女体化すればギーシュはもっと人気が出ると常々(ry
もしも新刊が、男の娘だとバレたらおしまい!だったら
外伝の方が萌え萌えなのは、どうしたことでしょう(笑)
よろしければ、続きをお願いしたいです。
で、グレースと微妙な関係が深まってきたとき、元!ご主人様が来訪とか!
学校では「今の彼女と昔の女が・・・・」と、ヤッカミの嵐になったりして
投下乙です
あれー? なんで魔法少女モノの続編として違和感ないんだろうw
>>255 最初は礼儀を教えてやる! と高慢で敵対的な上に決闘理由がアレな二股(以上)百合女と申したか?!
攻略ルートに乗らないと性別を超えた友人(悪友)になってく感じの
うぐぅ、さるさんくらいました。
<おまけ>
『ドギーボーイ&クレーガール』予告(偽)
1年という時間は、受け取る者次第で短くも長くもなる。
そして、このふたり(正確にはふたり+1体)にとっては、この上なく充実した時間だったと言えるだろう。
「サイトくん、そこ!」
”聖堂の戦乙女”グレース。
「よっしゃ、まかせろ!」
"金色の犬神”サイト。
ふたりは、魔法少女とそのお供としての、緊迫した戦いの日々を過ごす。
そして……
「ねぇ、門倉さん、あなたは平賀くんのこと、どう思ってるの!?
「高凪さん…ぼ、ボクは……」
「はっきりしないのね。いいわ、貴女に平賀くんは渡さない!」
女の意地のぶつかり合い。
「うわっ、グレース、どうしてココに!?」
「えっ、だって、ボク女湯から入ったんだけど……み、見ないで、サイトくん」
(学院では並んで水浴びしたこともあるのに……うぅ、恥ずかしい)
「あ、ああ……まいったな、実は混浴だったってオチかよ!?」
(チラッと見えたグレースの肌、きれーだったなぁ……って、違う!)
修学旅行先でのハプニング。
「使い魔の契約だとか魔法だとか関係ない。グレース……俺、お前にキスしたい!」
「サイトくん……。うん、お願い……キスして」
重なり合う心。
──けれど……。
「ありがとう、サイトくん。キミの気持ちはすごく嬉しい。ボクも、日本が、キミの生まれたこの街が、平賀家のお父さんとお母さんが好きだよ。
そして何より、キミのことが大好き……」
「じゃ、じゃあ……」
「──でもダメ。それと同じくらい、ボクは故郷トリステインを、グラモン家を愛しているから」
「!」
「あの時、サイトくんは言ったよね? 貴族の真の誇りって何なのか、思い出せって。あの言葉があったから、ボクは今まで頑張ってこれたんだ。その思いと努力を、今更裏切ることはできないよ」
「あ……」
「──だから、ゴメンなさい。グレース門倉は、平賀才人のお嫁さんにはなれません」
訪れる別れの時。
「なぁ、才人、俺達のことを気にしてるのなら、無用の心配だぞ」
「子供はいつか親の元を巣立つ……でも、思ったより早く、男の顔になったわね、才人」
「父さん、母さん……」
「行って来い」「気をつけてね」
「ありがとう。俺、もう迷わないよ!」
決断。
「グレェーーーーーーーーーィス! 俺を、ハルケギニアに、トリステインに連れて行け!」
「さ、サイトくん! サイトーーーーーーーーッ!」
繋がれた手と手。
「き、キンチョーするな、さすがに」
「くすっ……大丈夫。きっと父上達だって、わかってくれるよ」
歩き出すふたりの未来に幸あれ。
『ゼロの魔法少女外伝・ドギーボーイ&クレーガール』最終回「比翼連理」
お楽しみに!
…………………………ごめん、大嘘です。
嘘予告www
んなことされたら期待しちゃうじゃないか!
もし若かりし頃のカリーヌが腐女子で、女人禁制の魔法衛士隊に男と偽って入隊したのが、腐女子的な興味本位からだったら。
>>261 ・・・公爵が「ウホッ、新たな穴兄弟ktkl!!」
→「俺はノンケでも食っちまう両刀なんだぜ」
→アッーしようとしてカリーヌが女と気付く
→ふたりとも新たな性癖に目覚める
→「俺も男だ責任を取ろう!」
→ゴールイン
・・・というどうしようもないコメディルートが思い浮かんだ俺がいる・・・
ギーシュが薔薇持った美形はかませである宿命を打ち砕くことに命を懸けていたら?
ラインか下手したらトライアングルになってるんじゃね?
元帥の息子という環境なら、自分を鍛えようと思えばいくらでも鍛えられるだろうし、
原作初期のギーシュですら、七体で手だれの傭兵一個小隊とほぼ同等の戦闘力を持つワルキューレを作りだした上に、
それぞれに凝ったデザインまで施す余裕があるほどだ。
腕だけとか、コイル状のドリルとか簡単な形状に留めるならば、さらに大量に
ゴーレムの群れを作り出すことが可能かもしれない罠。
ある意味ウェザーズブレインの“人形遣い”並みの能力なんだから。
犬ではない、狼だ、とザフィーラさんが申しております。
犬サイトは、なんか柴犬とかそんなイメージだなぁ。
オーケー、理解した。
しかし才人が豆柴だと、
原作以上にシエスタとくっつきそうなイメージが。
動物って餌くれる人間に一番懐くって言うし。
270 :
魔法少女の人:2009/10/16(金) 22:41:46 ID:kO7YT99K
>266
確かに、書き手としては服装や髪型のイメージは近いですが、いくらなんでも彼女といっしょにしたらグレースちゃんがかわいそうでは?
だって、シャマルさんって、どう見たって二十…(ピンポーン)おや、誰か来たようだ。
(3分後)
ソンナコトナイデスヨ、エエ、シャマルサマハ、マホウショジョニピッタリデスネー
>269
鋭い! いえ、まだ未定ですが。
>>270 作者様、逆に考えるのです、服装と容姿の特徴はそのままに−5歳くらいすれば原作年齢と!
え、−10くらいしないと魔法少女は無理? HAHAHA19歳で魔砲少女と言ってる方々が……あれ? 誰かきたようだ
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 23:07:18 ID:HceG6pRW
サイトとグレースが同居してるんだから
グレースが「サイトのお弁当 今日は私が作ったの」とか
「お風呂場で鉢合わせしちゃった」とか
寝ぼけてベッドに潜り込んできて抱き枕状態のサイト・・・・とか
是非とも「しっと団」的な学内サークルの検討を!
273 :
266:2009/10/17(土) 00:39:29 ID:lGU2YhTq
274 :
魔法少女の人:2009/10/17(土) 11:22:40 ID:4gfp+EVw
6話書いてたら、いつの間にかこんな時間に。
投下してもよろしいですかね?
275 :
魔法少女の人:2009/10/17(土) 11:42:20 ID:4gfp+EVw
とりあえず、進路クリアーみたいなので……
四大属性など花拳繍腿! 虚無魔法こそ王者の術よ! 『虚無魔法峠』……って、ちがーーう、こんなのわたしのキャラじゃないわ!!
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『ゼロの魔法少女』
第六話.ラディカル・ブリミル・キルゼムオール
間近で受けた爆発のショックで才人が気絶していたのは、1、2分足らずのようだ。
意識を取り戻したときは、ルイズのクラスメイトたちが教壇前の惨状をテキパキ片づけているところだった。
「とりあえず応急措置だが、教壇の修復は終わったよ」
「ミセス・シュヴルーズの治療は、これでOKね」
小規模とは言え唐突に爆発が起きたにも関わらず、クラスメイトたちはさして驚く風もなく淡々と後始末を続けていた。その様子からは、おそらくこんな事態に慣れていることがうかがえる。
パートナーの使い魔たちも、会話可能な知恵を持っているだけあって、主が一言なだめるだけで、どうやら落ち着いたようだ。
「おや、サイトくん、気がついたかね。一応、傷の具合はミス・モンモランシに見てもらったんだが、調子はどうだい?」
「えーっと……うん、大丈夫みたいだ。悪いなギーシュ、気を使ってもらって」
「なに、友が苦境に陥っているときは、助け合うものさ」
おどけたような仕草で、ギーシュは一礼してみせる。
「あ、俺より、あの先生の方は?」
「ミセス・シュヴルーズは頭を打っていたみたいだから、大事をとって保健室に送り届けてもらったよ。それより、キミは……」
人差し指を曲げて、才人の背後をチョンチョンと指さす。
「主のケアをしてあげたまえ」
「……ああ、うん。重ねてスマン」
先ほどルイズに教えてもらったキーワードで元の姿に戻り、実習服のまま教室の隅で体操座りしているルイズの隣りに腰を下ろす。
「よ。ケガはねーか?」
「…………ないわ」
「そっか。ならよかった」
「……………………くな…ぃ」
「ん?」
「全然よくなんてないわよ! 大体アンタ、なんでわたしを責めないのよ!? わたしは、あんな簡単な魔法をミスして、先生とアンタにケガさせたのよ!」
「いや、先生はともかく、俺は別になんともないぜ。それより、エラく凹んでるな。まぁ、優等生のお前が魔法を失敗することなんて、めったになさそうだから、落ち込むのも……」
「……違うの」
「え?」
「わたし、魔法の実技はてんでダメダメなのよ!」
さすがに、その告白は意外だった。
文武両道・容姿端麗・品行方正にして血統良好なこの少女が、まさか肝心の(「魔法少女学院」と言うからには、やはりそのはずだ)魔法を使うことでつまづいているとは。
「どんな魔法を使っても必ず爆発するの! それでも、「召喚」や「契約」、「変身」といった基礎呪文なら、爆発規模を最小限に抑えて効果を現わすことも可能なんだけど……」
どうやら、才人やルイズの変身時のスモークは演出や目眩ましではなく、必然だったらしい。
「火・水・風・土の四大属性魔法を使えば、今みたいな爆発を起こして台無しになっちゃうのよ。
クラスのみんなだって知ってるわ。アンタも見たでしょ、爆発あとの片付けの手際が、妙に手慣れているのを。あれは、わたしが今日みたいな事故をこれまで何度も起こしてきたからなのよ。
フフ、おかしいわよね? こんなヘッポコが、優秀なお姉様達でさえなれなかった魔法使いの華、魔法少女(メイジ)を目指してるなんて」
三角座りした両膝のあいだに顔を沈めるルイズ。
「それなのに、みんな言うのよ「ドンマイ、練習してれば、きっと上手くなるよ」、「大丈夫、あのウィンディ・カリンの娘なんだし、ルイズはきっとできる子よ」って。
期待してくれるのはうれしいけど……わたし、もうダメかも」
周囲の期待に、思いやりに報いようと、ずっと頑張ってきたのだろう。
年下ながら、平平凡凡とした自分なんかとは何もかも違う「エリート」だと思っていた少女の思いがけない弱さを目にして、才人は大いに保護欲を刺激される。
右手を伸ばしかけて、手の甲のルーンが目に入ったことで慌てて身体の向きを変え、左掌で俯いたルイズの頭をポンポンと撫でた。
「そっか……うん。よく、がんばったな」
「え!?」
今までにない優しい才人の声に、ハッと顔を上げるルイズ。
「短いつきあいだけど、俺にだってルイズが、これまでずっと努力してきただろうことは想像つくさ。
頑張って、歯を食いしばって頑張って、一生懸命努力して、それでもまだ目標に届かなくて悲しむ人にかけるべき言葉は、「もっとがんばれ」なんかじゃない。
そういう人には、こう言うべきだろ。「よく頑張ったな、ルイズ。でも、ちょっと休んでもいいんだぞ?」。
休んで、ゆっくり考えて、それから改めてどうするか、自分がどうしたいか決めればいいんじゃないか?」
じわり、と涙が溢れかけたが、ルイズはギュッと目をつぶって堪える。
無責任な期待や、安易な慰め、さらなる努力を促す激励などは、これまで何百何千と聞いてきた。
もちろん、悪気がないことはわかっている。けれど、家族でさえ──優しい下の姉でさえ、ルイズが走り続けるのを止めることはしなかった。貴族とは、魔法使いを志す者は、そうあるべきだと疑わなかったからだ。
唯一、それに近いことを言ってくれたのは……。
『ルイズ、いつも全力疾走している必要はないんだ。君は、君なりのペースで、ゆっくり歩いていけばいいんだよ』
幼い頃、兄のように慕っていた近所の青年貴族の笑顔と髪を撫でるその手の暖かさが脳裏によみがえる。
「サイトって、ちょっと──ほんのちょっとだけ、ジャン兄様に似てるかも」
普段なら「子供扱いしないで!」と怒ってはねのけただろう才人の左手の温度を、ルイズは今だけは穏やかな顔で受け入れていた。
「はは、なんなら、”お兄ちゃん”って呼んでもいいんだぜ?」
「……調子にのるな。アンタなんか、せいぜいバカアニキで十分よ」
だんだんいつもの調子を取り戻してきたルイズに、苦笑する才人。
「だいたい、わたしがもしメイジになるのをあきらめたら、アンタ、地球へ帰れる方法がひとつ減るのよ?」
「いいっ!? そ、そこまでは考えてなかったぜ……うん、ルイズがんばれ、超がんばれ」
目の端に滲んだものをコッソリ袖で拭うと、ルイズは立ち上がった。
「フン、言われなくてもそうするわ。こんなところで挫けてなんかいられないもの。このあたしを誰だと思ってるの?」
「──大グレン団のカミナ様か?」
「はぁ?」
「いや、スマン、間違えた。ヴァリエール公爵が三女にして、ウィンディ・カリンの娘、そして未来の大魔法少女(アークメイジ)、だろ?」
「そうよ。わかってるじゃない」
ツンと顎をあげ、腕組みしたその様子は、もうすっかりいつものルイズに戻っていた。
「こうしちゃいられないわね。まず、ミセス・シュヴルーズに謝ってこないと」
自らの非を素直に認めて謝意を示せることは、良き貴族の条件ですからね、と教室から立ち去ろうとしたルイズは、ドアのところで一瞬だけ立ち止った。
「──だから、あなたにもちょっとだけ感謝してる。ありがとう……お兄ちゃん」
ふり向かずにそう告げると、バタバタとルイズは走り去った。
「素直じゃねーなぁ」
呆れたようにそう呟きながらも、才人の顔には、優しい笑みが浮かんでいるのだった。
-つづく-
以上。──誰、このイケメン? こんなの才人じゃないよ……って、書いたの私だぁ!
今回の展開は原作の真逆をいってみました。いくら失敗しても彼女を責めたり蔑んだりせず、むしろ激励し、後片付けも手伝ってくれる優しいクラスメイトたち……という環境下でも、素直になれないのがルイズクォリティー! 難儀な娘さんですな。
ちなみに、今回立ったのは恋人フラグというより兄妹フラグかも。「普段はしっかり者だけど時々抜けてる妹と、だらしないけど決めるとこは決める兄」という組み合わせって、ひとつの理想形だと思うんだ……。
(無論、美人だけど超天然でマイペースな姉と、常識人で苦労性の弟も大好物です)
余談ですが、最近某所に投下してたなのはSSが「ちょ、展開急過ぎ!」と非難された反動か、こちらの話はどうにも展開遅すぎる気ががが……。もうちょっとペース上げた方がいいですかね?
>273
や〜め〜て〜! なまじ「いいかも」と思うとそういう場面が書きたくなるから(笑)
<おまけ>
「そういえば、それが、ルイズの魔法の杖なのか?」
ルイズが訓練や変身時に用いた棒を指差す才人。
「杖って……間違ってはいないけど、魔法少女らしく"バトン"とか"ロッド"って呼んでくれない?」
「あぁ、そうか。いや、魔女っ子のバトンってもっとファンシーな形してるものかと」
才人は、某月の戦士のキューティー・ムーン・ロッドとか某カレイドな少女の愉快型礼装みたいなものを想像していたのだが、ルイズが持つそれは、先にカッティングされた宝石こそついているものの、どちらかと言うとシンプルで頑丈な作りだ。
「こう見えても、コレはお母様が現役時代に愛用されてた由緒正しい逸品なんだから」
「へぇ、あのウィンディ・カリンのねぇ……名前はあるのか?」
「ええ、”ヴァナルガンド”って言うのよ」
「意味はわかんないけど、カッコよさそうだな」
得意げに無い胸を反らすルイズと、感心したように呟く才人だったが、ふたりは知らない。
「ヴァナルガンド」とは、フェンリル──神々の黄昏(ラグナロク)に解き放たれ、神々を食い殺す破壊の化身の如き魔狼の別名であることを。
……ある意味、ルイズやその母にこの上なくふさわしい「魔法のロッド」だと言えた。
>>264 血統的にドット止まりの方がおかしいぐらいだからなぁ
女の尻追っかけ回すばかりで魔法の修行は嗜み程度ではなかったかと思われる
ちょちょいとifってやれば、キュルケに肩を並べるくらいは出来そうかな
>>279 むしろ、学生時代でトライアングルなキュルケやタバサが変なだけかと
その二人の他はラインが数人で他全員ドット(+ゼロ)だしね
そこらへん考えると、キュルケってどうなってるんだ
女版ギーシュ、むしろ強化版ギーシュなのにトライアングルだなんて……
ちょっと戦場に放り込むなり修行させるなりしたら、すぐスクウェアになるんじゃないか?
ピンキリの激しいトライアングルの中で限りなくピンに近いキュルケだと辛い気もする
原作だとようやくタバサがスクウェアになれるかなー? くらいだし
任務で死線くぐってきてるタバサと男漁りで追放されるぐらい遊んできたキュルケが同じランクとかwww
キュルケは人間を生み出すほどのエネルギーを持つ男の精を取り込んでいるため
強のだ
数々の任務で死線を掻い潜って来ているタバサ:ようやくスクウェアになれるかなー?
男漁りで追放されるぐらい遊んできたキュルケ:ピンに近いトライアングル
薔薇を持った美形の宿命を打ち砕くことに命を掛けるギーシュ:.
凄いトリオだよな、グラフィッチ、ジェコ、大久保の3人だけで54点したみたいな感じ?
>>278 投下乙です。
なんとなくだけど、ルイズの周囲のクラスメートが揃ってルイズを励ましたりフォローしたりに回ってた場合、むしろルイズはますます捻くれてそうな気もする。
もしくは、あっさり折れて魔法を諦めてるか。
原作ルイズのモチベーションって、「こいつらに負けてたまるか」という反骨心だと思うし。
「周囲が励ましてくれてるのに、その期待に応えられない」ってのは、ルイズの性格からいってダメージが大きいのではあるまいか。
本当に追い詰められてる人に、「ガンバレ」ってのは絶対言っちゃいけない言葉らしいし。
その点、キュルケはやっぱり上手かったんだろうなぁ。
>任務で死線くぐってきてるタバサと男漁りで追放されるぐらい遊んできたキュルケが同じランクとかwww
黒魔術とか仙道系の「セックスで力を得る」タイプの先天的な才能があって、それを徐々に開花させるSSも アリかな?
それなら、何を召喚するのがイイか。
糸色家の長女?とか
>>289 古来より魔女は新月の夜に悪魔と交わると決まっているのです。
アザゼルとかシェムハザとかの悪魔を引っ張ってくればいいと思うのです。
>>284 二次SSでオリキャラがトライアングルが多いのには
同じ三乗でも幅が極めて広いと言う事情もあるかと
同じトライアングルでも
ハゲ>メンヌ>>おマチ>>タバサ>キュルケ>>>>>赤土
なイメージがある
単にトライアングルになるだけならハードルは高くない印象
>>294 単純に、戦闘技術と経験の差、もしくは、戦いの腕は魔法の腕とは別物だということじゃないのか?
ハルケでの魔法の強さは感情の幅、タバサとキュルケの差は育った環境じゃないのか。
キュルケ=恋愛で一喜一憂、感情の浮き沈みが激しく、その分魔力も貯まり易い。
タバサ=命がけの任務で魔法の精度は高く、威力も安定しているが、
激情より冷静さを求められる環境に長くいたため魔力は余り貯まっていない。
魔法少女の人乙、まわりの期待に応えようと、原作より素直で追い詰められているルイズもルイズらしいです。
魔法戦士としてみた場合、爆発も有効な手段の一つですし、周囲もルイズが系統が出来なければ、
出来ないで良いやぐらいで良いと考えて良そうなので、周囲も心の余裕がありそう。
カリーヌさんの目の前でウィンディ☆カリンちゃんのビデオを見る会の発足はまだですか
誰だ?こんな所に赤ペンキをこぼした奴は?
所で、296が居ないがどこに行った?
あいつなら、故郷とかいてクニに帰ったよ
>カリーヌさんの目の前でウィンディ☆カリンちゃんのビデオを見る会の発足はまだですか
そういうモノは領民の皆さんにも楽しんでいただけるよう大画面スクリーンで上映すべきだ
いっそイリュージョンでハルケギニア全土上空で鑑賞会を
上映終了後、ルイズがサイトと駆け落ちして行方不明になるんですね。わかります
いや、魔法少女が(性転換してもなりたいくらい)誇るべき職業であるとされている世界なら、むしろ過去の映像見ても誇るんじゃないのかね。
というか、映像を投影する技術が確立されてるなら、魔法学院の教材になっててもおかしくない気がする。
超一流のスポーツ選手の、現役時代のプレイを見る、みたいなノリで。
まあ、カリン様は性格的に過去の映像とか見せられても誇りはしなそうだけど。
>>297 よしよくやった。
魔法少女の人さん、外伝の続編を期待していてよろしいでしょうか?
305 :
297:2009/10/18(日) 20:12:18 ID:CotGTlw3
>>304 レスありがとです
実は描き終えてから髪がボリューム不足と気付きorzだったりします
「肩が隠れる」とか読み直してから気付きました
>>214 あのゼロスレでルイズに召喚されてるんだよな、先行者。
召喚シーンの一話だけで、中華キャノンが火を吹くとこまでいってないけど。
307 :
魔法少女の人:2009/10/19(月) 00:02:36 ID:rdmgNmNt
>297
大変GJです! ただ、おっしゃるとおり、自分のイメージは髪がもうちょっと長めかも。
>304
えーと、ネタ自体はありますが、そちらにかまけていると本編が進まないため、本編何話が書いたら息抜き外伝的な形で書いてみます。
先週末発売された「シュタインズゲート」をプレイしてて思ったのだが、
もし、才人が重度のイタい厨二病&邪気眼だったら。
サモンサーヴァントされたのを「これは聖騎士である自分を陥れようとする陰謀か!?」と騒いだり、ギーシュとの決闘で「くっ、鎮まれ、俺の左腕」とかブツブツ言う。
最初、周囲のみんな「東方or異世界の戦士?」と半信半疑だが、すぐただのホラ吹き扱い。シエスタとかにも引かれる。
しかし、実際には「ガンダールヴ」のチート能力があるわけで……。
じつは内心、本人が一番おどれーてたり
もし、トリステイン魔法学院が男子校だったら・・・
アルビオン潜入でワルドから聞かされる驚愕の事実。
才人は再び立ち上がれるか。
>>308 異世界に召喚されたり、決闘中にそんなことやってられるなら、
中二病や邪気眼じゃなくてマジでヤバイ人だと思う。
>>309 サイト「こんなかわいい桃色ツンデレが女の子のわけがない。」
ワルド「ルイズは俺の婿。」
↑
召還後に、真顔で連呼し、学院男子学生の価値観を微妙に揺るがすサイト
青銅あたりが、モンモンが本当に女の娘か自信がなくなるとか
可愛い学院メイドが、実は男かもしれない・・・と考え始める上級生とか
清楚で可憐なアンアンが、女性であるかとの疑念が国内貴族社会だけでなく
一部、外国にまで流布するとか(笑)
>>311 「男の娘」も「嫁」にするモンだったような。
ハルケギニアがマッシヴだらけな世界で、サイトがボディービルダーなIF
単に暑苦しいだけですな
ルイズ「僕、おとこのこだよ。それでもいいの?
タバサ「私はおとこのこ。それでもいい?
キュルケ「ようこそ… 男の世界へ…
なんていうか…その… 下品なんですが… 『勃起』しちゃいましてね……
筋肉が至上とされるハルケで、貧弱の二つ名で呼ばれるルイズと普通の体格の才人の物語・・・
どんな話になるのだろう。
青銅(の如き筋肉)のギーシュの決闘(競技会)イベント
ルイズ「貧弱なアンタの身体じゃ審査の対象にならないわよ」
才人「うるせーな、やってみないと解らないだろ(審査って何だ?)」
>>316 > 筋肉が至上とされるハルケで、貧弱の二つ名で呼ばれるルイズ
でもルイズはインナーマッスルが最強だったりするんだな?
トリステイン魔法学院 別名マッスルカテドラル
筋肉聖教かよw 筋肉体操とかやるのか?
まあこれ以上はクロススレ行きだが。
筋肉王ジョゼフ
勿論、毎日のハシバミ草入りプロテインや筋トレは欠かさない
実際ジョゼフはガチでムキムキだからなぁ…
上半身裸でプロレス技を繰り出し、街のならず者達を退治するジョゼフ
サブミッションは王者の技よ!ってか
>>322、323
傍らには、東方のエルフの里から来た精霊ニンジュツを操るビダーシャルと
婚約者であるイザベラ姫をさらわれた騎士カステルモールとかが助太刀するのですね、わかります。
どっちかってーと
「そろそろ俺の番で良いか?」
の方でw
そしてデルフリンガーはインテリジェンスダンベル。
>>326 あらゆる健康器具の用途を知ることができる
ガンダールヴを鍛え上げる相棒か
もれなくデルフ'sブートキャンプで
ひ弱なモヤシ君も驚きの筋肉に!
心を奮わせて腹筋を震わせる使い魔・ガンダールブ
ティファニアはそういう器具を一切使わず、森の中で素手で熊を狩ったり虎を狩ったりして、ナチュラルに鍛えられた筋肉を持ってるんだな。
……なんか、少し前に似たようなネタを見たような気もするな。
テファは胸筋鍛えすぎてバストレボリューションに
そういえば胸まわりの筋肉鍛えまくって巨乳になった陸上選手というのが
某巨乳ハンターに出てきたな。
新刊外伝は前世代キャラの設定が手に入るからなかなかこのスレ的に面白いんじゃないだろうか
シェスタが香水のビンを拾ったのがわざとだったというIF
ギーシュに近づくのが目的
待て、シエスタは香水瓶をひろっとらん
二次に浸食されてるぞ
原作一巻読んだのがずいぶん前だからなあ・・・・
ギーシュと話すきっかけを作るためにシェスタが香水瓶を拾うIFで
シエスタが香水を拾うのが大々的に広まるきっかけになった二次SSってなんだろうな。
やっぱサイトみたいに喧嘩吹っ掛けそうにないキャラを召喚したクロスSSだろうか?
あの時のサイト好戦的過ぎたよね
洗脳云々いわれるが不満はもう爆発寸前だったのだろう
むしろギーシュ戦が無い場合の二人の仲は
ヘイトSS状態になった可能性すら有る
もしもサイトがイエスマンだったら。
タバサが男装の美少女騎士という設定だったら
シエスタって発音しにくいじゃん
いや、文章じゃ関係ないだろうがw
>>339-341 わざわざ男装するってことは女子としての身分を隠すためにそうしているわけで、
つまりタバサは男子として男子寮に潜り込んでることになる。
これだけでもう原作と変わらざるを得ない。
なんだか「花ざかりの君たちへ」の共学校男子寮版になりそうな気もするが、
主人公(もちろんタバサだぞ)のキャラも設定も違うのでいろいろ弄くれそうだ。
男装タバサにフラグを立て、生えている方が良いのかとモンモンとケティに張倒されるギーシュ。
ギーシュにケンカを売って男装タバサとの決闘になる才人。
を想像した。
ハルケギニアがお洒落至上主義の世界でサイトが服飾デザイナーの卵だったら
センスゼロのルイズ?
男装で寮生活だとお風呂に困るな
サイト「五右衛門風呂完成(゚∀゚)」
タバサ「お風呂にはいつも困っていた。(あとで)わたしも入れてほしい」
サイト「おお、それじゃあ男同士裸の付き合いといこうじゃないか。なに、二人ぐらい余裕の大きさだぞ」
タバサ「アッー」
>>339 男性しか王位につけないガリアの公女として生まれたため、女性であるにも関わらず男性として育てられ、公には王子とされている。
蒼色の髪の乙女としてゲルマニアの皇帝に想われ、途中からは「北花壇騎士七号」に変装して悪政と戦う。
あ…れ……?
リボンの騎士だっけそれ
>>347 インテリジェンスミシンのデルフとか
あとお洒落が全てならギーシュはどうなる?
トレビアンになる
マジックテープの財布とか靴が、場違いな工芸品として保管されてたり高値がついていたら
しまらー乱舞
ギーシュイベントで才人が自重していたら
才人とルイズの仲が深まるのはフーケイベント以降・・・
才人はアルビオンイベントでワルドに勝てるだろうか。
それ以前にフーケ討伐に参加出来ない。
才人がついて行けたのはギーシュを破った事実があるからだし。
下手すりゃデルフ購入はおろか、武器を握ってのガンダ覚醒もない
サイト自重→ガンダールヴ発動せず→デルフ購入が無い→宝物庫が破れない→フーケ退治が無い→アンアンが依頼しない、したとしても達成できない
つまり、サイトが自重するとトリステインは滅びるんだよ!(AA略
これは嫌だ
ルイズが召喚呪文を唱えたら
クラスメイトの目の前にゲートが開く
主役カップルは潜在的に相性良くとも
・ルイズ、ゼロの劣等感で一杯一杯
・サイト、いきなりの異世界で混乱
・さらにカルチャーギャップによる軋轢
ギーシュ戦が無ければ早々に破綻していても全然おかしくない
ルイズの対応はメイジの常識に合わせてもぞんざいだったし
(寝床も食事もマトモに用意しない)
サイトも反抗心丸出し
(イタズラ&ゼロ煽り)
早晩にサイト家出orルイズが追い出す、の2択だったかも
クラスの女子が腐女子のゼロの使い魔
クラスメイトの男子を勝手にカップリングする
アンチ方向に持って行きたく無くとも
ギーシュ戦が無いなら
一度は大ゲンカ→仲直りイベントは必須だと思う
>>362 原作通りの設定で、原作通りになぞるなら必須とは言わないけど、無くすならフラグ回収技術の腕の見せ所だね
・ガンダールヴの発動確認
・周囲にメイジ並の強さがあると認識させる
・ルイズの好感度up、ギーシュとの因縁入手
・武器(デルフ)入手イベントの切欠
・派生してキュルケとルイズの言い合いによるフーケ宝物庫襲撃フラグ
・さらに派生してアンアンのアルビオン依頼フラグ
ここらへんを調理できるなら戦わなくてOK
>>347 つまり男女逆転したクロスロオド的な話になるんですね。
虚無の魔法が全部エロ目的
エクスプロージョンは着衣破壊
イリュージョンは公然露出のためのボディペイントあるいはモザイク
記憶を失わせて体だけ開発したり、加速した時の中でいたしたり
>>292 アクタベさんの結界から逃れたアザゼルなら本来の姿と力を発揮してくれる……!
ギーシュイベント無しで、代わりになるイベントか
ルイズにゼロ呼ばわりの復讐にもてない君と連呼され学園を出る才人か。
傷心のケティと仲良くなりデルフを買って貰う。
ケティと仲良くなった才人が面白くない性質の悪いメイジとの決闘イベント発生。
とかはどうだろう。
>>366 なぜか魔法を失敗するたびに服が木っ端微塵になるルイズ(局部は砂埃によって隠れる)
公爵三女ゼロま!ですね判ります。
>>367 ルイズの犬扱い、サイトのゼロ煽りの負のスパイラルは臨界点に
とうとう学園から叩き出されるサイト
でもシエスタの手引きでスカロンの所で働く事に
…アンチルイズでは無く仲直りに持っていくにはどうするべきか
>>364 一方でクロス物なんかで顕著だけど、
最初から凄い使い魔と周知されてるような場合は
ギーシュイベント飛ばしちゃっても構わないんだよな。
堪忍袋の緒が切れて逃げ出す
↓
浪人に襲われるが間一髪剣を奪い逆転・ルーンの効果に気がつく
↓
盗賊狩り・オーク狩りなどの日雇いの仕事で食いつなぎながらファンタジー世界旅行
陰謀とか聖戦とかそういうのはスルーして
旅行番組みたいにハルケの文化や人々のふれあいを疑似体験的なノリで
超絶難しそうだがだれかこういうの書いてくれないかな
ちなみにトリステインはコッパゲが一晩で何とかしてくれる
>ちなみにトリステインはコッパゲが一晩で何とかしてくれる
禿「こんなこともあろうかと、学院を巨大ガーゴイルに変形できるよう改造しておきましたぞ」
>>371 それだとレコンキスタとか聖戦とかの意味不明なぐらい頻発する戦争に巻き込まれて殺されそうだな。
>>373 ガンダ補正による逃げ足の速さは相当なモノだろうし
どちらかと言えば生き残る確立は高いかと思う
生活の糧を戦いで得る傭兵才人か。
才人は何の為に戦う事になるのだろう。
>>374 それ以前の問題として馬じゃないとまともに行き来出来ないような立地条件の学園から、生きて他の町にたどり着けるかが問題な気がするし
無一文で文字も読めない上に常識も無いような人間がまともに生活できるかが疑問
つまり、王都に半死半生でたどり着いて妖精さんところで皿洗いすればいいんだよ!(AA略
>>371 マルコヴィッチの穴+石丸謙二郎のナレーションでお送りします。
>>376 ご都合主義みたいだが
原作でも都合良くスカロンに拾われてるからなぁ
>>378 まあ、問題は序盤サイトだと致命的に常識と忍耐力が無くて、それをカバーする力もコネも無いから
高確率でトラブル(徴税官とか)に出合って死ぬかヤっちゃって職場にいられなくなる気がするところかw
そこでルイズのお仕事暗殺編ですよ。
まあ暗殺者業界でいかにガンダールヴでも何年持つかは分からんがね。
>>376 しかし、そんなド田舎によくもまあ学園なんぞつくるな
修道院じゃあるまいに
>>379 ガンダ補正が無いと逆に袋叩き程度で相手の気が済む可能性も高いけどね
初期サイトなんて貧弱そのもの、相手を本気で怒らせる事も無理ぽい
相手も平民とは言え王都で殺人は避けたいだろう
ただサイトの貴族への偏見がますます酷くなってルイズとの和解が遠のく
>>382 常識的に考えればそうなんだが、初期サイトの暴言はこんだけ侮辱したんだ死ぬ覚悟は出来てるんだろうな? 的なのが多いから困るw
まぁスカロン氏が居れば袖の下で誤魔化すなり
サイトの後頭部に一撃食らわすとか上手くフォローしてくれると思う
そして説教タイム
>>383 1巻での登場人物のKYさは異常。
明らかにハルケギニアの常識に合致しないサイトの説明を、「田舎者」で一切無視する座学優秀なルイズ
弱みを握った途端、調子乗りまくって寝床提供した人間を馬鹿にしまくるサイト
進歩的な技術者のはずが、問答無用で使い魔契約させるコルベールとか……
>>385 KYとか言う奴とこの3人はまとめて死ねクラスの登場人物だよな
>>385 ルイズがまともに取り合わなかったのは、サイトの「俺を殴ってくれ」発言が尾を引いてる気がする
初対面がアレだと気が狂ってる平民引いちゃったなー程度の認識でも仕方が無いw
ノートパソコンにしてもサイトがやった範囲だと見慣れない模様(文字)が写る板(マジックアイテム)程度だからねー
せめて音楽や動画でもみせれば反応も変わったろうにw
あと、コルベールが契約させない理由ってなくね? 人間召喚はレア(前代未聞)にしても契約させない理由が無いと思うんだが
今と体制は違うにせよ、余所の領主の領民であり国家の国民であろう人間を問答無用で使い魔に、てのは領主によっては大問題になるのではなかろうか。カリン様みたいな領主とか。
あと、間違いなく家族が居り、友人や縁者が居り、それまでの人生と生活のある人間を「伝統だから」の一言で縛り付ける、てのも後のコルベール像から見るとおかしくは感じるなぁ。
コッパゲさんは、別にそこまで強硬なブリミル信者でもないし。
まあ、発明王とか元秘密部隊とか過去の傷とか、コッパゲさんの諸々の設定は間違いなく後付けだろうけど。
あの時点では、地味な学校教師、程度の設定だったに違いない。
元秘密部隊の凄腕メイジで、キュルケとフラグが立つ、なんてのが初期コンセプトにあったなら、まあ少なくとも禿にはしなかったでしょ。
もうちょっと素直に格好いい外見にしてたと思う。
>>388 いや、使い魔のシステム的にあそこで契約させないと言うことは
A:サクっと殺って再召喚
B:ルイズの使い魔召喚は失敗となり再召喚は無し
の二択だからコルベールさんつーか学校の教師的に選択肢なくね? 宗教関係ないし
あらためて読みなおすと、あの時のルイズの言動が物騒極まりないよねw
サイト以前にもギーシュが面白半分に平民を何人も殺してきたIF
ワルドが平民の幼女に手を出しまくっては己の立場を利用して握りつぶしてきたとか?
>>381 すぐ行ける場所にあると魔法を覚えたての生徒がちょっと無礼討ちみたいな感じで試したくなるからとか
学園勤めの平民の給料はきっと危険手当込みで高い
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 06:51:52 ID:VZjinEQD
平民は魔法は使えないが、メイジの魔法に対抗できるだけの
体力と戦闘力を持っていたら?
メイジと平民が、サシで勝負すると確実に共倒れにならので
マトモな平民やメイジは、常識的な言動で生活している。
・・・で、ルイズは魔法が全部爆発な癖して平民並の戦闘力を誇る異端であると。
>>393 そもそも貴族制がうまれないのでハルケギニアは今日も平和でした。
>>388-389 コルベール先生(というかハルケメイジの常識)からしてみれば、
ゲートをくぐった時点で使い魔になることを承知してないって存在が
そもそも想像の埒外なのかも。
>>393 魔法使いと戦士が同格な、割と普通のファンタジーになりそうな予感。
>>388 > 領主によっては大問題になるのではなかろうか。
もし、敵対する家とか国の領民だったらルイズオワタ状態だよなw
(敵対する相手によっては……たとえばキュルケとか……ルイズは見栄張った待遇にしそうだけど)
>>389 たぶん、ルイズとコルベール、ひいては学園の保身的には、サイトをルイズと引き離して
裏でさくっと殺して、翌日なり翌週なりにルイズに召還させるのが一番だろうけど……
いろいろ後付けされた後のコルベールなら、悩んだあげくにまた過ちを犯すかもしれんけど。
でも、殺してもどうせ次も人間が召喚されるんだよね。
>>396 公爵令嬢の思い入れのある初めての魔法の成功例だから、おかしな平民でも消すに消せないと思う。
消すにしろ、才人の出身国とかの状況を見極め、事情を説明出来ないと拙い。
勝手に裏で消して公爵家の機嫌を損なう危険を冒すのは避けるだろう。
nano!のほうからちっちゃいルイズを召喚してワルドに乗り換えられるルイズ(大)というIF
平民だろうがかわいければOKなギーシュ
>>397 そもそも使い魔をえり好みとかがメイジの常識からしてタブーでは無かろうか?
取替えが暗黙の内にでも認められるなら自分の使い魔を事故に見せかけて殺す生徒が
多発しそうだ
>>400 普通ならそうだが、サイトは人間でガンタールヴで忠誠心の欠片も無くて使い魔になると言う意味も知らずに鏡に入った使い魔と言う
良い意味でも悪い意味でも常識外だからルイズが言った気持ちがよくわかるな、即却下したコルベールの対応も当然だがw
>>394 各系統魔法による様々な恩恵があるから特権階級にはなるだろう
只オリジナルに比べ随分格差自体は緩くはなると思う
メイジもより能力主義の偏重が強まりそうだ
>393
わりと素直にひっくり返して、「王族をはじめ貴族階級は剣をはじめとする武器戦闘にたけており、逆に魔法使いはひ弱なハンパ者の手慰み」という世界観だったら。
貴族階級は体の作りからして、人間と人狼・オーガくらい異なり、タフでパワフル。冗談じゃなく、王族ともなれば剣圧で民家くらい吹き飛ばすほど。
魔法の威力も、錬金などの便利魔法はともかく直接攻撃系は大したことない(熟練者でも原作のドットの攻撃魔法くらい)。
また、魔法が誰でも勉強すれば覚えられる(町に私塾などもある)ので「貧乏人の牙」と呼ばれるのに対して、よい武器や防具は非常に高価で、やはり貴族など富裕層しか入手できない……とか。
トリステインで唯一国家公認の魔法教育機関「トリステイン魔法学院」に通うのは、下級貴族〜比較的富裕な平民層。
そんな中、公爵家の三女であるにも関わらず、武器戦闘の素質が皆無(筋力も体力もない)で、仕方なく「せめて魔法でも身につけろ」と、学院に放り込まれたルイズ……というIFはどうだろう?
国全体が実力主義というか「戦わなければ生きていけない」世界っぽいが。
>>403 人間の潜在能力が強大に設定してあるハンターハンターやナルトみたいな
世界観なら有り得なくも無い
魔法は治療や錬金は非常に重宝されるが戦闘面では選択肢の一つに過ぎないとか
>>403 永野護のFSSがだいたいそんな感じの設定なんだが。
剣と魔法が互角ぐらいだったら魔法剣士のワルドさんにようやっと光明が
万能型は特化型に敗れる法則
>404、405
個人的には、「ベルセルク」のガッツとか「モンハン」のG級ハンターのごとく、「単身で巨大な竜すら屠ってみせるぜ」的な熟練の超戦士をイメージしてた。
クロススレにはあった漫画版or小説版「ウィザードリィ」の前衛とかね。(あっちは魔法の威力もそれなりだけど)
>406
それだ! 「剣だけで足りぬ部分は、魔法で補う! これが新たなる時代の騎士というものさ!」とタンカ切ってくれるとカコイイかも。
もっとも、個人的には「魔法や幻術の類ではなく、純粋に超スピードの体術で分身してみせる偏在」とか、使ってほしいですが。
サマルトリアの王子のことかァーーーーーー!!!
選択肢の一つどころか、「武器戦闘が出来ない貧弱な坊やが仕方なく身に付けるもの」程度じゃない?
>410
あるいは、「ロクな武器も買えない貧乏人が使う、使い減りしない武器の代用品」
が魔法とか?
言われてみれば戦闘時に必要なのは杖のみだもんな。
なんかサッカーみたいだなw
剣一振りで山をも崩す筋肉モリモリマッチョマンの天才シャルルと、
剣をもつことすらできない無能のジョゼフか…
そして筋肉モリモリマッチョガールのタバサか…
ハルケ世界には先住魔法と言う概念が有るけど
本当に人間には使えないのかな?
エルフみたいなのは無理でも気功とか何やらの体系が発展した地域は無いのかね?
気うんぬんはリアルにも色々研究されているぐらいだしね
>>415 気功とか何やらの体系が発展した地域は、ブリミル教に異端認定されて滅ぼされました……
つ東方
シェフィさんが東方の技はエルフの模倣って言ってなかったっけ?
>>417 あれは機械的な純粋に技術的なモノじゃなかったっけ?
でも東方などは何か独自の術持っていそう
マギ族の末裔がハルケギニア以外に大勢住んでいるとは考えずらいし
でも東方にも亜人や原住は居るはず
人族が繁栄していると言う事は無力と言う事は絶対にない
そこで気功が出てくるのか……
極太の波動拳や気による回復でゾンビみたいな奴
一撃で倒すことに安いプライドを持つ白いローファーにスーツの男
そういやいつだか、幽霊の見えるサイトってネタがあったな
個人的には錬金とか魔法丸出しじゃなくて
元素兄弟みたいに身体機能強化がメインとか予想
火も出せないし空も飛べない
でも岩を素手で砕く位出来るよwとか
魔力を肉弾戦に使うといったらネギま的魔法使いだな
サイトが獣姦趣味
学院の使い魔達は一晩にして食われました
>サイトが獣姦趣味
きっとそのサイトはガンダじゃなくてヴィンダールヴなんだろうね
そして急にしおらしくなったきゅいきゅいの変化に戸惑うタバサ
ガリアの虚無後継がタバサだったら、しかもサイトと二重契約
頭にルーン刻まれて悶絶のサイト尻目にタバサは恍惚としていそう
あらゆる面で互角以上の強敵出現にルイズはどう動くか?
しかもキュルケはタバサ側に付いて暗躍
サイトはアン浮気事件で懲りたのと元々炉利属性弱いので鈍感モード
ルイズはシエスタがハッパかけるもへタレモード発動
サイト「さあ、卵を産め」
ロビン(えーと・・・)
そうなると、ジョゼフは魔法使えるわけで、性格も変わらんかな?
後継者に渡ったということは、既にジョゼフさんは死んでるんでないかい?
親子間で受け継ぐってわけでもないしさ。
サイト「ここで重要なのは翼人は卵生なのか胎生なのかということだ…!!
卵胎生(卵が雌の胎内で孵化する生態。魚類等の一部に見られる)が抜けてるぞ?
アン様が真っ黒で虚無を得るためにテファを亡き者にしようとしていたら
アン「作者ももてあまして、空気キャラと化してますし、別にかまいませんですわよね」
>>403 それは成り立たないんじゃないのかな?
「戦わなければ生きていけない」ファンタジー世界とは、要するに、オークなどの魔物や猛獣などの跳梁が激しく、
それに対する自衛手段無しではどうにもならない世界ということだろう。
そういう世界ならば、戦闘能力に優れた者が尊敬され、高い地位を得るのは当然のこと。しかし同時に、そう
いう状況なら、武器そのものがどんどん発達していくはず。やがては、「どんな魔物でも一撃で屠ることができ、
なおかつ安価で、誰にでも使える武器」ができて、個人的武勇の価値はほとんど無くなってしまうんじゃないのか?
我々の世界がそうであったように。
唯一可能性が有るのは、「武器の製造手段を魔法に頼っているために、量産がきかず、価格も下がらない」場合
だが、それだと「魔法で優れた武器を作れる者」が、武勇に優れた者同様高い地位を得るはずで、武器戦闘偏重の
世界にはならないのでは?
>>435 まぁおっぱいしか特徴無いしねぇ・・・・
>テファ
4人目喚んでラスボス化ぐらいしか目立つ手段はないような気がする・・・・
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 11:27:11 ID:1AfaAKZD
マジに魔界都市新宿みたいな都市があったら?
ラ・ロシュールの世界樹の下には遺都シンジュクがあるとな。
>>437 4人目出てきたら確実に想像ほどでなくてがっかり扱いされる未来が待っているというのに
>>432 蛸の人魚であるスキュアはいる
1巻で教室に居たから陸上でも大丈夫っぽい
水系ラインメイジの「僕」と蛸人魚の「彼女」が繰り広げる
ほのぼの学園生活とかちょっと見てみたいな
最終的に「彼女」は声を無くして人間の姿になって「僕」と
何処かで幸せに暮らすようなそんなオチで
ノーブラ蛸人魚
むしろ、メイド服着用の方向で
スキュラって亜人=先住使いっぽいから、実はシルフィ並みの当たり使い魔な気がする。
普段は変化の術で完全な人脚で生活してそうだ。
物騒さでは邪眼が使えるバシリスクが一番かな。
お話によって効果はまちまちだけど、一睨みで麻痺・石化・即死効果は極悪そのものだし。
>>445 先住魔法を使う=亜人 だけど
亜人=先住魔法が使える とは
人間=系統魔法が使える 程度には違わない?
そこら辺は妄想でカバーw
件のスキュラも一巻のあの場面でしか登場してないからね。
(誰が喚んだのかすら不明だし)
実は種族名がわれわれの知っているスキュラと同じだけで、ただのちんまい蛸なのかもしれない
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 17:44:55 ID:1AfaAKZD
ふかふかモフモフの、もの凄く可愛くて利口な動物なんだが
妙な能力なのか体質なのか不明だが、メイジの魔力を阻害する特徴をもっていて
(ラインがドット スクエアがトライアングル みたいに一段落ちる)
使い魔で召喚されても、ペットとしてならともかく出世を目指している
男子生徒あたりの評価が結構微妙な種族とか。
嫁に行くだけの女子生徒には大歓迎されたりする
>>449 魔法を自分の精神力で使う世界なので、魔法妨害は設定のすり合わせが難しいんじゃないかな?
原作でも出てきた魔力増幅する魔法薬の、逆の効果っぽいものを気体で噴霧するケミカルなナマモノあたりならできそうか?
>>423 使い魔達でハーレムを作るサイトか
ギーシュとの決闘はヴェルダンデ絡みかな?
>>451 ギーシュ「バ、バカな、ヴェルダンデの膜がない!?」
サイト「くくく・・・」
ギーシュ「まさか・・・貴様ぁーーー!決闘だ!」
ギーシュがなぜ膜がないのに気がついたのかは秘密
ルイズ「そんなの病気よ!すぐに止めて!」
サイト「貧乳に手を出すほうも病気だと思うんだけど」
>>445 細かい上にどうでもいいことだが、バシリスクじゃなくてバジリスクな。
バシリスクだと、実在のトカゲになる。もちろん石化能力などない。ちなみに奴は水の上を走るぞw
>>454 実在のバシリスクは、角やら何やらが
伝説上のバシリスクを彷彿とさせることから名付けられたので、
ぶっちゃけどっちゃでもいい。
シルフィ「うわーん!おねーさまぁーーー!!!サイトにひどいことされたのね!!!
もうお嫁に行けないのねぇーーーー!!!!!
タバサ「サイト… あなたは絶対に許さない……!
>>449 こんな奴か
|ハ,_,ハ
|´∀`';/^l
|u'''^u;' | ヨビダサレ
|∀ ` ミ イアイアスルナラ イマノウチ
| ⊂ :,
| ミ
| 彡
| ,:'
|''~''''∪
l^丶
| '゛''"'''゛ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ すとらま
ミ ´ ∀ ` ,:'
(丶 (丶 ミ いあ いあ
(( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ
;: ミ ';´∀`'; ';´∀`';, ,
`:; ,:' c c.ミ' c c.ミ
U"゛'''~"^'丶) u''゛"J u''゛"J
/^l
,―-y'"'~"゛´ | それ るるいえ うがふなぐる ふたぐん
ヽ ´ ∀ ` ゛':
ミ .,/) 、/) いあ いあ
゛, "' ´''ミ ハ,_,ハ ハ,_,ハ
(( ミ ;:' ,:' ´∀`'; ,:' ´∀`';
'; 彡 :: っ ,っ :: っ ,っ
(/~"゛''´ ~"U ι''"゛''u ι''"゛''u
もさもさおどりだした!
宇宙規模で邪悪な呪文唱えてるんじゃねーよ
つかバグベアと水木御大創作妖怪のベアードが混同されてる時点でモンスター事情はあまり深くつっこんではいけない
あとモンコレやってた身としてはエロいスキュラが見たい
ハルケギニアの翼人って翼が背中から生えてるんだっけ。
できれば腕の部分が羽になってるほうがよかったな……
人間からかけ離れすぎていると異種族間の恋愛にもほどがあるとなるぞ
世界は広いからな、うん
>>460 それはハーピィだな。れっきとした邪悪に属する魔物だね。
なに。モブ子みたいなのもいるさ。
とりあえず
>>442のプロットを読んでみたいけど、オリ主×オリヒロインになっちゃうから
ココじゃ厳しそうだね…orz
変化の術で人脚に → 履いていない! → 主人公鼻血 → 彼女自分の姿に気付いて悲鳴&メイルシュトローム!
とか妄想した。
>>466 蛸足を 捨てるなんて とんでもない
外見普通になんてしてしまうより、触手な女の子との同棲生活のほうが萌えね?
人外キャラだと履いてないのが普通なので無理やり履かせる方向じゃね?
そしていつもちゃんと履いているかスカートの下を気にする主人
烈風のうんちゃらがそれほど話題になってないということはネタになるようなものなかったのかな?
発売したばかりだからネタバレになるのを避けてるんだろ
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 09:35:50 ID:j9xInxFJ
サイトが「人魚姫」とか「幸福の王子」とかを語るだけで
学院生徒だけでなく教師や平民なども含めて人だかりができたら?
原作の他にも、ディズニー映画の「美女と野獣」とか「ノートルダム寺院のせむし男」とかも
あと、アニメとか小説とかを話したりするだけで一生食っていけるとか
ルイズが、毎晩おとぎ話をせがむので「アラビアンナイトかよ・・」
「それを話して聞かせなさい!」
フィギュアサイズのゴーレムをいくつも作って、それで前世の自分の知ってる
アニメや物語の演技をさせて学院で人気者になってたオリ主なら昔いたけどね。
確か『炎のように』に、才人が自分のプレイしたRPGのストーリーを「サーガ」と称して皆に話す…ってな描写があったな。
実はイーバルディーの勇者は現実世界のデフォ名がないRPG全般からでした。
>>471 エロパロのまとめに、確かそういうのがあったように思う。
流れを無視するが感情の高ぶりでメイジのクラスが上がったりするけど、
ジョゼフ存命時のイザベラがタバサにも侍女にも八つ当たりできない状況になったら
あっさりライン位にはなりそうじゃね? と、思ったんだが直後にオナ禁連想してしまった自分は
実に下品である。
結局イザベラがあそこまで恵まれた血なのに魔法がショボい理由が分からんのでござる。
人によって感情の種類によってに魔法力のブースト効果の強弱がかわるIF
ルイズは鬱憤、キュルケは興奮、タバサは怒り、そしてイザベラ様は愛。だから外伝の環境だとドットの力しか出せない
481 :
473:2009/10/25(日) 14:58:47 ID:hISYpLOg
>>480 それ良いねNARUTOにも五行属性の他に陰陽と言う属性があるらしいし
そんな感じで多重な概念の方が面白かったと思う
4属性がさらに喜怒哀楽で小分けされる、と
>>480 納得してしまった。
その設定でSS書くとどういう展開になるかな……
シャルロットがジョゼフに敗れかけたところで、幼い時分に一緒に遊んでいた記憶がよみがえってきて
何とかして助け出したい!と自分の真の力に目覚めスクウェアクラスの水魔法でシャルロットを援護する。
とかかな?
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 17:13:42 ID:TAC3bXSj
「暴食」「色欲」「強欲」「憤怒」「怠惰」「傲慢」「嫉妬」
魔法は七つの大罪によりその真価を発揮する
葬り去られた異端思想
ルイズ・色欲、憤怒、傲慢、嫉妬の4つを所有
キュルケ・色欲、怠惰、の二つ
タバサ・憤怒、色欲の二つ
要は信仰なんぞよりシンプルな欲望の方がパワーが出ると
>>485 それだとマリコルヌは全部該当しないか?
厳密に考えると誰でも全部当てはまってしまうので
「特に心が動く」シチュ、と言う感じで
マリ公は色欲と暴食かな?
稀にイザベラ様みたいにポジティブ思考でないと力発揮出来ないタイプも居る、とか
だから不満だらけの時は力が出なかった
タバサに暴食……
忠実・節制・忍耐・愛・希望・賢明・正義の枢要徳は難しいか
まぁ「心が震える」シチュは個々人によって当然異なる訳で
心理テストみたいなノリで一番力を発揮出来る状況を分析・集計してたら
思いっきり異端認定喰らったとかそんな感じ
RPGで精神パラメーターにしたら面白いかと
ルイズ
【色欲Lv3】【憤怒Lv5】【傲慢Lv3】【嫉妬Lv5】
タバサ
【色欲Lv2】【憤怒Lv3】【暴食Lv1】
アン
【色欲Lv5】
5段階で4以上だと日常生活にも支障
ダークファンタジーみたいになってきたな
ルイズ「憤怒を司りし悪魔よ!サタンよ!私は心より求め、訴えるわ!わが導きに、応えなさい!」
大罪ってそれぞれに対応した悪魔がいるからストーリーを作りやすいよね。
んで生来の素質と気性が合致しない稀なタイプはヘボになるとか
イザベラ
【愛LV3】【忠実Lv3】【賢明Lv1】
ちょっとまて、カリン様どうなるんだ?
「いきすぎた規律=傲慢Lv.MAX」的な話になるのか?
徳分も付けておけば整合取れるとか?
カリーヌ・デジレ(本編登場時)
罪・【憤怒Lv5】【傲慢Lv5】【嫉妬Lv5】
徳・【忠実Lv5】【忍耐Lv5】【節制Lv5】
劇中描写少ないので適当です
なんか本当にゲームのパラメータみたいだな。女神転生とかペルソナとかそんな感じ?
召喚できる悪魔の属性とかクラスチェンジの方向性とかが変化しそうだ。
七つの大罪と七つの枢要徳、全てが極まることで【虚無】に至る、とかにするとそれっぽいな。
キリスト教準拠の設定ではなくなるけど。
RPGっていうより、調教ゲームのパラメータっぽいと思た
罪と徳、始祖ブリミルが遺した魔法は徳に根ざす
罪を重ねると徳が下がり魔法の力も下がり
徳を得ると罪が減り魔法の力が増す
故に貴族は徳を得ることを常に心におき罪を犯さぬよう清く正しい貴族を目指す
自分の系統が虚無であることを知ったジョゼフは、他の者に気取られないよう隠れて悪逆の限りを尽くすことで
虚無の力を衰えさせ、その名を地に堕とさんと画策する
しかし、虚無だけは四系統と違って罪すらも糧とする系統であり
どんなに頑張っても虚無の力は増すばかり
貴族たちの尊敬と信仰を集めてしまうのであった
ルイズの失敗魔法の爆発がパンツ限定だったら
>>499 アニメ『そらのおとしもの』の2話を思い出した
失敗魔法が武装解除的な魔法だったら、女子に嫌われて男子とは結構仲良くなれたかもな
もしもルイズの失敗魔法が対象の物体をあらぬ形状に『回復』させたら。
ルイズ「てめ〜、今わたしのことゼロって呼んだなーーッ!!
失敗魔法がマホトーン的な力を持っていたら。
もしくはメイジを掠めると根こそぎ精神力を奪って魔法を使えない状態にしたら。
そばにいるとみーんな精神力ゼロになるゼロのルイズ。
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 05:25:10 ID:qUzKtJ9N
大昔のアメリカ製ドラマに「それゆけスマート」って言う諜報員ものがあってだな・・・
で、悪の秘密結社が開発した「ヌード爆弾」という、爆発したら世界中の衣服が
消滅するという、「最終兵器」を巡って、大活躍するんだが・・・・
ルイズの魔法がソレだったら?
ルイズが魔法を使おうとすると淑女や女生徒は全員避難
いつも、被害に遭うのは黒髪のメイド「・・・もう、お嫁にいけません」と本人
お赤飯前に、散々被害を被ってきた姫様は、ルイズが魔法を使おうとすると
さっさと逃げ出す。
そんなルイズを戦火が燃え上がるアルビオンに派遣して・・・・・
>>504 ( ) クロス
ノ( )ヽ
< \
ヽ('A`)ノ アウッ!!
( )
ノ(|)ゝ
__[魔法] [衛士]__
( ) ('A`) ( )
( )V| |V( )
| | ノ(|)ヽ | |
もしもルイズの両親がサイトとのお付き合いに肯定的だったら
なんというか外伝読んだ限りサイトのうけは悪くないと思うんだ
とくにカリンちゃんなんて詳しく話を聞いたら他人とは思えないだろう
イーヴァルディの勇者と同様に解釈すれば、ゼロの使い魔から転じてゼロ=使い魔、つまりルイズが誰かの使い魔になる伏線だったんだよ
ハルケギニアの魔法と現代科学が融合したSSの構想を練っていたら
魔力を通すことによって操作する人一人を容易に乗せるフライボードとか、
ロックを発生させる魔道具をコンピュータで一律起動することでヘクサゴンクラスのロックを施す装置とか、
虚無の担い手のみが制御できる国一つにエネルギーを供給できる容量の核融合炉とか、
SFとしかいいようがないものになってた。
ゼロ魔の影も形も無い気がするので、投稿後に思い返して吊りたくなるのから3日くらい寝かせてから読み直すのをお勧めする
>>511 ゼロ魔の設定は魔法関連しか残ってないので、書くことは放棄しているから大丈夫だ。
もしハルケギニアの魔法を使ってレールガンを再現する奴がいたら
アニメの『とある科学の超電磁砲』見てたら、ライトニング・クラウドでも工夫次第で同じことできるかもしれんと思った
火薬を利用する場合と違って砲身が自壊する危険が無いってレールガンのメリットが、魔法が使えるならそもそも意味無いから微妙じゃね?
雷と言うのは、本来のエネルギーの大半を音と光、熱にして無駄に放出している
わけだからね。
良く雷系魔法がパワーアップすると音と光が強くなるが、科学的に言えば無駄な
ことに魔力を浪費してることになる。
ライトニングクラウドで発生する電流を全て運動エネルギーに変えればかなり強力な
ものになるだろう。ただし、弾体がもてばの話だが。
音速で発射される際の衝撃と摩擦熱に耐えられる代物がハルケギニアにあるかどうか、
そこがネックだ。
錬金でチタンあたり作れりゃいいけど、現物無いから無理だろなぁ・・・
イメージで肉とか作れちゃうゼロ魔世界の錬金なら、
イメージ次第でオリハルコンとかダマスカスとかミスリルとか、そんな感じの金属も作れそうな気がする。
物理云々の話をするなら、全長10メートル超の石人形とか、それが思いきり殴っても壊れない石壁とかもあり得ないと思うし。
冶金は魔法でどうにでもなるかもしれないが
精密加工は駄目ぽいね
忘れた頃にやって来た前スレの967です。
ダラダラと作っていた駄文が形になったので、恥を忍んで投下したいと思いますが宜しいでしょうか?
ネタはこの時期にとってもアレな二代目烈風なルイズです。
ルイズの魔法が「下着以外」を吹き飛ばす魔法だったらな、
と思いつつ支援。
「何がいけなかったのでしょうか…」
ヴァリエール公爵邸、練兵場を兼ねた広大な中庭の中心でカリーヌ・デジレは1人の少年の事を思い出し小さく呟いた。
彼は隣の地を治める領主の1人息子であった。夫と共に招かれた宴の席で領主はカリーヌに向かい頼み事をした。
「息子は始祖に授けられた才能が有る。残念ながら自分では力不足でこれ以上才能を引き出してやる事は出来ない、
かつての戦友と見込んで“烈風”殿に息子を鍛えては貰えないだろうか?ジャン、こっちに来てお前からも御願いしなさい」
酒の席での他愛の無い冗談かと思われたが、領主の呼び寄せた少年を見てカリーヌの酔いは醒める。領主の言葉に嘘はなかったのだ。
カリーヌは直ぐに少年を屋敷に招き入れ彼を鍛え始めた。
齢11にして既にトライアングルの域にまで達していた彼は驚く速さで吸収していった。
己の技を受け継ぐ者と信じて、全てを叩き込んだ。
祖国トリスティンの未来を託せる者と信じて、秘中の秘たる“偏在”も伝授した。
だがその思いは裏切られる事となる。
1年前の今日、「聖地に行く」と書き置きを残して愛弟子ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルドは失踪したのだ。
「おかあさまーっ」
振り向くと執事のジェロームを伴って7歳になる末娘のルイズが駆け寄って来て、ぜいぜいと息を切らしていた。
「ルイズ、そんなに慌ててどうしたのですか?」
「ハァハァ…おかあさまに、ハァハァ…ごほうこくとハァハァ…おねがいがあります!」
息を整える時間も惜しいとばかりにルイズは言葉を続けようとする。
「まぁ、何かしら?でもルイズ、まずは深呼吸をしなさい。」
尊敬する母に言われて呼吸を整え、ようやく落ち着いた後ルイズはこう切り出した。
「ルイズのけいとうはかぜでした!そしてルイズをおかあさま…いえ、れっぷうカリンのでしにしてください!」
「ジェローム、事実ですか?」
「はい、間違い御座いません。ルイズお嬢様は風の資質をお持ちで御座います」
ルイズの言葉にカリーヌは驚き躊躇する。確かにルイズの才能は娘達の中でも群を抜き、風の系統に目覚めれば間違いなくジャンに匹敵するだけのメイジとなろう。
だが娘に自分と同じ道を歩ませて良いのだろうか?という思いも同時に有った。
戸惑いを隠し切れぬカリーヌの表情を見てルイズは言葉を続ける。
「ルイズはジャン・ジャックにいさまみたくドラゴンがこわくてにげだしたりしません!
アルビオンのトロル鬼とだって、サハラのエルフとだってたたかってみせます!
だから!だからルイズをでしにしてください!」
ルイズは怒っていた、母の期待を一心に背負い、自分にとって憧れの存在で有りながら姿を消した彼の事を。
あの日以来、時折寂しそうな顔をする母を元気付けようと幼いルイズが導き出した答えが弟子入りだったのだ。
「ルイズ、貴女の想い、この烈風カリンに伝わりました」
「そ、それでは…」
「良いですかルイズ、今この時より私は貴女の師です。母と呼ぶ事は私が貴女を認めるまで禁じます。」
「はい!おかあさ『ウィンドブレイク!』ヒャアァァーー!」
突如としてカリーヌの放った突風によりルイズの小さな体は木の葉のように宙を舞った後に地に落ちる。
「お、奥様!何て事を『黙りなさい。ジェローム』」
抗議の声を制しながらも内心カリーヌは焦っていた。尻餅を突かせる程度のつもりがルイズの体重を見誤り盛大に吹き飛ばしてしまったのだ。
本当は今すぐにでも駆け寄って行きたいがそれは出来ない。
「立ちなさいルイズ、先程私は何と言いましたか?」
カリーヌの呼びかけにルイズはムクリと起き上がる。服は汚れてしまったが体に異常は無さそうだ。
「ごぶれいをおゆるしください、おししょうさま。やっぱりおししょうさまの魔法はスゴいです!エアシールドで防ごうとしましたが発動が着地のしゅんかんになってしまいました。」
ルイズのこちらを挑発するかのような言葉にカリーヌは確信する。
ああ、この子は間違いなく自分の血を受け継いでいると、そして自分を超えるメイジとなる事を。
ならば手加減は一切無用だ、己の全てを受け継いで貰わねば困る。
こうして母と娘は師と弟子に関係が変わったのだった。
支援
虚無はアンアンかな支援
以上で終わりです。
母ちゃん、私が代わりに弟子になるから元気出せ!の巻きでした。
補足ですが“遍在”はカリン様オリジナルの魔法と改変してます。
続きはカリンちゃん外伝読んで、心が折れなかったら書けると思います。
(田舎なんで何処も売ってないよ…orz)
投下乙です。
うぅむ、まだ序章の序章、といった印象。
ここで終わるのは寂しいなぁ。
話題に出ていた、学生になった男装の似合うルイズの姿が見たいです。
烈風ルイズよりむしろゼロ姫アンリエッタの方が気になったりして
>>517 学院の宝物庫の壁のこと言ってるならあれは固定化かけられてた筈だが?
つまり適当な金属を錬金して固定化をかけ、ライトニングクラウドに因って発生する
電力を運動エネルギーに変換できればゼロ魔世界でレールガンが撃てると
>>529 物理云々の話になると、有り得ないことを可能にしている固定化の例があるから、
錬金でショクパンヨリフランスパンとかヤワラカクナイが出来ても良いじゃないか!
という主張をしているんじゃないか?
電力を運動エネルギーにするために、電流をコイル状かレール状に流して磁場を形勢するということだね。その辺りにメイジのイメージが必要だろう。
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 10:29:34 ID:mXUYdeTZ
ルイズがMMK(もててモテテ困る)体質だったら!
魔法が使えないのに、国内だけでなく外国の王族からも
「是非とも妃に!」 「トリスティンの宝をやれるものか!」と
戦争寸前になったこともある傾国の美貌(まだまだ未成熟だが)
王城で行われる舞踏会とかでは、王女ほったらかしで社交の花となって・・・・
で、筆頭公爵家の御姫様なんで、王室も遠慮して
そんな中、彼女が召喚した使い魔は平民の少年
「メイジと使い魔は同室で暮すものです」と、一緒の部屋で寝起きしている・・・
「君キミ、ルイズ嬢の下着の洗濯をまかされてると言うが、どうか、その役変わってくれないかね」と
複数の皆様とかでサイト君 色々苦労すると思う
>>533 カトレアと人格入れ替えたら普通に成立するね
>>534 魔法使えないなら入れ替わっても無理じゃね?
虚無の担い手は体から『魅了』を常時放ち続けているってことか…
>>535 そうなると、ジョゼフは人気抜群の国王でイザベラも簒奪者の娘などと陰口叩かれない。
テファも周囲を魅了しまくりで、大公家の息女として安泰な生活。
ヴィットーリオもえらいことになりそうだ。
アレ?なんか平和にならね?
むしろ教皇は更にヤバいことになるんじゃないかなあの微笑み狂信者。
他にも近くにいて比較されるであろうシャルルやアンアンが歪むんじゃないか、と思ったが、むしろそっちにも『魅了』の効果が及んでシンパになっちゃうのか。
登場人物全員が石川賢のマンガ並みにグルグル目になってる絵を想像したw
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 20:14:06 ID:49OZ9zv3
「魅了」の効果が100%でなくて、80%程度で
残りの20%は、なんとなく虫が好かない程度の逆効果だったら?
でも、MMKのルイズってのもアリかな?
>>538 メイジが魔法を使うのに必要なのは精神力じゃなくてゲッター線ですかw
ジョセフ、ルイズ・周囲から馬鹿にされない
教皇・母親に捨てられない
今日もハルケギニアは平和です
>>527 ごめん、弱音吐いた。
世に送り出したからには書ける所まで書くよ…
洗脳って… 平和への道だったのか…
なんというハッピーエンド
まあ道徳とか教育とかも社会生活に適応させるための洗脳みたいなもんだし
四人の人間に乗っかった平和だから、恐ろしくタイトロープな感じのハッピーエンドですがね。
その四人にしても、望んでその位置にいるわけじゃないし。
もし誰か一人が事故かなんかで死んだら、そのシンパだった連中はどうなるんだろうか。
他の三人のところに行くのか、死んでも尚魅了され続けてて墓を守ってるのか。
……なんか、あんまりハッピーじゃない世界が想像されてきたな。
有名人をぶっ殺そうとするファンみたいな奴とか、独占したいと思う奴も出てくるだろうから、
四六時中ピリピリとした連中に警護されているだろうしな……
窮屈でストレス溜まるだろうけど、これが虚無の元になって魅了の効果が上がったりねw
もしサイトのハルケ語自動翻訳が超☆意訳だったら。
ルイズのツン部分がサイトにだけサイトしゅきしゅきなデレ翻訳。
いや、初期コルベールの使い魔やり直し不可発言がアンチによくある何も考えてない発言か、使い魔にすることで平民(サイト)の立場を守れという大人な発言かでぜんぜん違う話になると思ったので。
それならサイトの発言も超☆意訳でルイズデレだったら……途中でエネルギー切れのために虚無れなくなってオワタになりそうだな
自分にデレデレしてるはずの奴が、あっちこっちで盛ってたらどうよ?
逆に恋愛事に全く興味が湧かず、ルイズをとことん無視するサイト
>>550 そんなサイトはそもそも召喚出来ないので
そこから考えなくてはならない
ミスマルカ最終巻では、原子力発電所に封印された紋章を・・・
誤爆か・・・もしやワルドさんが自由の騎士になるのか?
原作によーちえんの方のキャラ設定がブレンドされたら
エロ本マニアタバサとか黒シエとかリアル洪水のモンモンとか、いい具合にカオスになりそうだ
>>553 ここはsage進行じゃないので大丈夫ですけど、sageにスペースが混じっちゃってますよ。
スペースが混じってるというか
全角になってるんじゃね
女性メイジは病めば病むほど魔力が強くなるIF
タバサママン最強伝説?
なんかここ数日えらい書き込みが少ないな……
ハルケギニアが、ロアナプラのような悪徳の都だったら。
貴族とか平民とか関係なし。暴力がものをいうアウトロー世界。
ヴァリエール家は街の勢力図の一角を占める一味で、ルイズはその三女だけど身分を隠して街にいて。
そんなルイズの元に異世界から迷い込んできた才人が転がり込んで来て、とかなったら面白いなと思ったけどそれはもうゼロ魔じゃねえよとセルフ突っ込み。
>>559 うーん、現在の王権は別の大貴族が簒奪したモノとか
酷い暴君で治安は乱れ放題、アンリエッタは元名家のご令嬢(貧乏)
烈風夫妻は簒奪者を成敗せんと動くが他国の援助を得た謀反人は手強く
内戦は痛み分けに終わる
ヴァリエール家は公国として事実上の独立状態
それはもうゼロ魔じゃねえよ
>>559 大規模規制があったらしい
サイトとルイズが共に両党
才人×ギーシュやルイズ×シエスタ(リバ可)で俺大歓喜
ギーシュ・モンモン・ケティの三人で「君が望む永遠(もどき)」が出来ないだろうか?と考えていたりする今日この頃。
アライブ付録でケティ出てたよね
典型的モブだが稀に再登場するんだよな
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/02(月) 09:30:12 ID:ne7u+VgS
MMKなルイズが、アルビオンに行ったら、王子さまがオーラ(笑)にあてられて
「私は、明日死ぬ。だが・・・・王家の血統を絶やす事はできない・・・・
私の想いを受け入れて欲しい」と、迫られて
で、ワルドとサイトが力を併せて、ルイズを護ろうと死闘を。
ルイズたちと一緒にトリステインに逃げて死ななきゃ良いじゃん?
そしてアン様と修羅場に…
こんな申し出するくらいだから、アンアンとフラグたて損なってるIFなんじゃね?
そうじゃなきゃこんなキヤラ崩壊な台詞いわないだろうし
いやいや、そうでも面白いけどそうじゃなくてw
王家の血統云々なら、適当な身代わり用意して死んでもらって、
後は身を隠して復興に向けてガンバ!ってことが言いたかった
すまん、
>>570は
>>568へのレス
>>569 となると、アンアンはサイトまっしぐらか
虚無力も溜まるし良いこと尽くめですな
でも、フラグが無かったら手紙も無いような……
つまり手紙後に何かあったのか、革命エルフと逢引きしちゃったとか?
572 :
566:2009/11/02(月) 23:35:29 ID:IxY5ZDQ4
んにゃ
アンアンもウェールズも原作のままの性格・馴れ初めで
でもって、ルイズの魔性(笑)に王子様陥落して。
でも、筆頭公爵家の令嬢が、とてつもない魅了を無意識に発散してると
幼馴染でオトモダチでも、姫様やりにくいだろうな・・・・
政治的には、離れた大国に嫁がせて外交関係の強化とかアリだろうけど
・・・・ルイズをゲルマニアに嫁がせれば!
原作のままをここまで陥落されるのか……そこまで問答無用なら、学園からサイトからワルドから王制派からレコンキスタまで全部を魔性(笑)で陥落済みにすりゃいいんじゃね?
だよな。
ジョゼフも教皇も陥落でハッピーエンドだね。
めでたしめでたし。
虚無が不健康であればあるほど強くなるIF&サイトが覚醒剤の売人
>>575 その設定でもしカトレアが虚無だったら、最強になるなw
577 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/03(火) 10:29:44 ID:9dA/s+8X
覚醒剤をやると、やたらと怒りっぽくなる・・・・と、戦後すぐあたりの
映画雑誌に書いてあったような。
あの時代、疲労回復剤として薬局で買えたんだな
だから、ルイズが覚醒剤に手を出すとサイトに対する虐待が酷くなったり
貴族が平民を無礼討ちするのが当たり前になったり・・・・
でも、貴族の平均寿命は激減するし出生率も同様に減るから100年もたてば
平民の天下ですな
あの世界麻薬は有るのかな?
類似品は有ると思うが芥子もコカも存在しなかったので
それほど破滅的な麻薬は生まれずに済んだとかかも
何のための水メイジかと・・・
あぁ、魔法薬オンリーでは大量生産無理だろ?って事
平民に蔓延する程には作れないだろうから幸運だったかと
関係者処刑したらレシピ復活も困難だろうし
麻薬はマイナーなのかもね
漸くカリンちゃん外伝ゲットして、エロカワ凛々しい表紙で腰が砕けちゃった二代目の人です。
人の気配が無いので駄文の続きを投下します。
今回は修行完了編です。
至る所から蒸気と有毒な火山性ガスが噴き出す火竜山脈、20メイルを超える一匹の雌火竜が一心不乱に地面を掘り返している。
3日振りに仕留めた大物の火蜥蜴を大好物の“焼肉”にする為である。穴を掘り終え大きな顔を上げると食材の側に立つ桃色がかったブロンドの大小2つの人影を見つけた。
「制限時間は5分、やれますか?」
「3分でケリを着けてみせますわ御師匠様、8年の修行の成果とくと御覧あそばせ」
羽帽子を被る大きな人影の問いに答え優雅に一礼すると小さな人影は雌火竜に向かって飛び出した。
“彼女”もまた愚かな人間などに獲物を横盗りされてなるものかと迎え撃つべく突進する。
噛み砕く為に巨大な顎を、引き裂く為に鋭い爪を、叩き潰す為に丸太よりも太い尾を振り回すが
全て紙一重のタイミングでかわされ、時折人間の持つ小さな刃で逆に斬りつけられる。
だが“彼女”にとって、そんな攻撃はムズ痒いだけだ。同族同士の縄張り争いの喧嘩で受ける傷に比べれば掠り傷にも入らない。
巨体からは想像も付かない猛攻を受けて、小さな人間はジリジリと押され、遂にはマグマの河に浮かぶ岩場に追い詰められた。チェックメイトと言わんばかりに大口を開け、“彼女”はその身に蓄えられた地獄の業火を放つ準備を整えた。
「あの図体であんな連撃なんて有り得ないわ、反則よ!」
ドットスペルを詠唱する暇すら許さない当たれば即死確実な猛攻をフライを駆使してかわしながら私は心の中で毒づいた。
伝説のイーヴァルディの勇者は一振りの剣だけでアレを討ち取ったというが、実際に対峙してみてそんな事は不可能だと確信した。
魔法の使えない平民の剣士など、いくら強くても直ぐに先程の攻撃で叩き潰されるのがオチだ。
「3分なんて見栄を切ったのは失敗だったかしら?」
魔法を使う暇を与えてくれないならその暇を作らせれば良い、そう考えて私は奴の大技を誘う為にマグマに浮かぶ岩場に降り立つ。
退路を断って追い詰めたと思ったのか、こちらの誘いに乗って奴はブレスの準備を始めた。
その間に私も詠唱を終え、4層の空気の盾を作り出す。
「さぁ、来なさい!」私の叫びに応じて奴はその大きな口から炎を解き放った。
竜の眷属の最大最強の攻撃、ファイアブレス。だが実際は吐息などという生易しい代物ではない。その正体は大気に触れると高温で発火燃焼する分泌液だ。
特に火竜の物は粘性が高くまとわり着き、これを浴びれは確実に命は無いと言われている。
自分のエアシールドの展開時間は最大で30秒、火竜のブレスは相手の体格から推測して20秒、こちらに10秒の余裕が有るがそんな物は全く当てにならない。
集中力が切れれば私の盾は直ぐに効果を失い、この身はたちどころに業火に呑まれてしまう。
高速の気流を持つ空気の盾によりブレスは弾き流されるが、その強烈な熱波までは防ぎきれない。
体中から噴き出す汗が一瞬で乾いていく、レイピアを模した鉄拵えの杖やチェインメイルが加熱され厚手の革着越しでも火傷しそうな程熱い。
「く、まだなの…」目と喉を守る為、瞳を閉じ、呼吸を止めてカウントする。
エアシールドは既に2層目まで失い、更に熱波は強くなる。
25まで数え終えシールドが残り一層となったた時、急激に外気が涼しくなった。そう、奴のブレスが底を尽いたのだ。
こちらが攻めるチャンスはブレスを吐き尽くして硬直している今しかない!
一気にカタを付けるため私は御師匠様より伝えられた秘中の秘たるあの魔法を詠唱する。
「ユビキタス デル ウインデ」
ブレスを吐き終えた“彼女”は驚くべき光景を目の当たりにした。
同族の者ですら耐える事の出来ない自分のブレスを小さな人間如きが耐え切ったのだ。
そればかりでは無い、小さな人間の体が瞬時に6体に増えて自分の周りを飛び回りだす。
どれを攻撃して良いのか解らず、頭をキョロキョロしていると頭に強烈な衝撃を受け、人間達の姿がグニャグニャと歪む。
この世に生まれ落ちて100年を超えて始めて経験する異常事態の連続に“彼女”の脳は処理能力の限界を越え闇に墜ちた。
5体の遍在と共に前後左右上下から間髪置かずに放ったエアハンマーは奴の分厚い頭蓋骨の中で共鳴し、より大きな衝撃に変化する。
そして巨体に不釣り合いな程小さな脳をシェイクして意識を刈り取り、巨体は地に沈んだ。
「3分20秒、宣言より時間がかかりましたね。しかし止めは刺さないのですか?」
白眼を剥き口からだらしなく舌をはみ出させている火竜の頭の上に立っていると背後から声をかけられる。
「はい。ここは竜の住まう地、里に降りて人を襲った訳では有りませんから。
それに御師匠様は竜を倒せと仰られましたが、殺せとは言われてません」
私の答えに満足したのか御師匠様は被っていた羽帽子を脱ぎ私に託す。
「ルイズ、貴女に烈風の二つ名を名乗る事を許します」
「本当ですか!お母様……あ」
御師匠様の言葉に驚いて、思わず小さい頃のようにお母様と呼んでしまった。
また魔法が飛んで来ると思い身構えるがそれは無かった。
「私はちゃんと言いましたよルイズ、貴女を一人前と認めるまで母と呼ぶ事を禁じる、と」
「え、それじゃあ……?」
「合格です。その帽子は免許皆伝の証と思って下さい……それともう一度お母様と呼んでくれないかしら、ルイズ」
最後の言葉を受けて私の目から涙が溢れ出した。この8年間で一番辛い思いをしていたのは誰あろうお母様自身だ。
私が失敗して大怪我をする度にお父様はお母様の腰にしがみつき「もう止めてくれ!」と叫び、お姉様達は「妹を殺す気か!」とお母様に詰め寄った。
屋敷の使用人達も「虐待」「洗脳」と影で口にし、幼少時に遊び相手を勤めさせて頂いたアンリエッタ姫殿下に至っては噂を聞いて公式文書で
「ルイズを苛めないで」と苦言を呈されて来た。
そんな周囲からの非難の声に、お母様は弁明などせず只ひたすら黙して耐えられていたのだ。
だが私は知っている。お母様の優しさを、師ではなく母親としての優しさを。
私が意識を失い、目覚め時には手当てが施され、母親の顔に戻ったお母様が必ず傍らにいたのだから。
「…うぅっ……ぐすっ…お母様ぁ〜…」
どんなに辛く苦しくても泣かないと我慢していたが、この嬉しさと喜びから来る涙に耐えるのはもう限界だった。
私はお母様の胸に飛び込み小さい子供のように泣いた。
「よく今日まで耐えてくれました。ありがとう、ルイズ」
見上げればも私を優しく包み込み抱きしめていたお母様の頬にも一筋の涙の跡がある。
こうして8年の時を経て、私達は再び母と娘に戻ったのだった。
投下終了です。
火竜のブレスは天然のナパームジェルにしてます。
元ネタは昔見たハリウッド映画の「サラマンダー」からです。
(向こうは2液混合方式でしたが)
投下乙です。
ルイズの火龍狩り。イメージとしてはモンスターハンターでしょうか。
ここの虚無ってやっぱりアンアンなのかなぁ。ルイズとの幼馴染設定は生きているようですけど。
>>587 ありがとうございます。
前スレで書いちゃってますがトリスティンの虚無はアンアンです。
大穴で別の娘さんも一瞬脳裏に過ぎりましたが、流石に怒られそうな上に話が創れないネタだったので没です。
しかし、最近は寂しいですね。
早く規制解除されて賑わいが戻る事を切に望みます。
なんだか急にモンモンネトリルートifが読みたくなった
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 00:05:44 ID:vtlxIr3l
こっちの世界では、化学部所属の理系ガールで軽いイケメンの本命という
結構珍しい立場なんだな<モンモン
幼馴染キャラだったっけ?
強引にこっちに当て嵌めたからそうなってるだけじゃね?
その軽いイケメンも、こっちでは等身大ワルキューレフィギュアを造ってるオタクじゃないか?
どっちも見た目は良いんだし、やっぱりお似合いじゃない?
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/05(木) 04:04:47 ID:vmIQ09kZ
親の事業が失敗して奨学金で学校に通っている、元・お嬢様で
理系コース
化学部に所属していて、もぐりでこさえる色々を学内販売で小遣いかせぎ
軽いイケメンで「馬鹿」の本命だけど、くっついたり離れたり
進学先は薬学部を希望
こんなもんか?
>>575 ルイズ「さ、サイト…もっと……もっとクスリ頂戴…」
才人「あれだけ威張りくさってた公爵令嬢が、今やシャブ漬けで廃人か。ザマねえな。」
こうですね。
そういえば外道ガリアって一時期あったよな。ジョゼフが武器の密輸に裏ビデオ製作、
人身売買とかをやってるフロント企業の社長で、才人がヤクザまがいの従業員っての。
おもしろさがさっぱり見出せん話題が延々ループしてたな
あれだろ、基本的にはサイトの親父とジョゼフに自分を重ねて好き勝手やってるシリーズ
職を失った凄腕職人の知り合いだかなんだかを大量に連れてきて産業KAKUMEIとかしたがってたやつもいたな
>>589 モンモン×サイトって可も無く不可も無くって感じだね
お見合いとかなら双方妥協して結婚、ってイメージ
恋愛は想像しづらい
ギーシュに振られて泣いてるケティとサイトのifなら
有る程度説得力出せるが
>>597 何処かのスレでどちらもA型なんて云われてたけど
そう云うことなのかも知れない
サイトが縦ロールフェチだったら、まあ、恋愛(もどき)もなきにしもあらずではなかろうかという気もするが
ルイズが謎の美女ノワールさんを召喚しましたという電波が来たが
いくら何でも気が早すぎるのでお蔵入りにしておきますね
>>600 だったら代わりに、ダルタニャン物語第一部『三銃士』からミレディでも召喚しとけw ノワールさんの元ネタ的に。
まあ、クロススレに移動する必要があるけど。
ジョゼットが虚無だったら2分の一のIFでガリアにダブル無能誕生、
のネタは前にも出たけどバタフライ効果としては
・ジョゼフの暴発の可能性がやや低くなる?
・イザベラがシャルロット(原作ジョゼット)に劣等感は全然無い
・シャルルが娘を大事にするのは変わらない筈
どうなるかな
北花壇には入らず普通に追放
のちにトリスティン魔法学院でダブルゼロ結成?
もしゼロの使い魔が漫画化する時選ばれた漫画家が石川賢で、魔界転生の時の
ノリで漫画化してたら。
エレ姉様虚無にして無能って蔑んで虐めたい
>>602 順当にいけば外伝3参照な北花壇騎士団の最初の依頼で死んで終わると思われる
ジョゼフがそんな穏当な性格してたら、そもそもシャルル暗殺なんぞせんだろうし……
仮にジョゼフの性格までIFにするなら平和なガリア王国誕生になるだけじゃないだろうか?
>>605 >最初の依頼で死んで終わると思われる
そりゃまぁそうだが生きる可能性が有り得るとすれば…
イザベラが仲良しだとすると
イザベラが泣いて喚いてゴネまくるだけで案外タバサと母への興味無くすかも?
無感動なジョゼフが喚くイザベラに不快感とか
微妙に感情を動かしていたのが印象に残ってたモノで
ジョセフとシャルルって魔法の才能が逆だったらどうなってたんだろうな。
全てに勝るジョゼフにシャルルを暗殺する理由は無くなるが、今度はシャルルが酷い状況だ。
あんちゃんスゲー!とかそんなノリでほのぼのしたいw
スーパーガリアブラザーズが仲良かったらどうなってたのかな。
シンプルにイザベラもゼロだったら…
同類相憐れむで少しは父に振り向いてもらえるのだろうか…
もちろん本人のやさぐれ様は原作の比ではないw
超兄貴ジョゼフという単語が今何故か…
今思いついた
>>608の続きで
精神的に弱いイザベラは早々にダークサイドへ転落、
メイドや使用人どころかシャルロットにまで怪我を負わせる狂犬状態に
ジョゼフは己の人生の縮図と末路を見せられて何を感じるか?
転落を加速させるか或いは踏みとどまる要因にするか?
たまにジョゼ山さん女体化あるけど、シャルルを女体化させたら割といい感じに収まるんじゃないか?
女帝ということで推進派も原作より動きが鈍くて、その時間差でジョゼ山虚無覚醒。お兄様素敵! とかシャルルものりのり
……シェフィ子との三角関係が問題か。あと多分シャルロットの父親が『何故か』見つからなそう
>>609 ガリアの兄弟がアドンとサムソンだったら
クロススレの管轄になります。
>>611 いい感じに収まりすぎて話が作れないと思う
ジョゼフも妹相手なら殺意抱いたりはしないかと
普通に戴冠式で虚無覚醒でめでたしかと
ただシャルロットの父については…
水魔法と言うものが有るので
旦那はシャル子を抱いた「つもり」
ジョゼフは魔法で意識消されて逆レイプだろう
あとイザベラが誕生しない可能性あり
或いは母の仇と知らずに優しい伯母を慕ってる、とか
サイコな展開しか思い浮かばない
時間軸的にイザベラ様やタバサが生まれたのは無能時代なんだし
時間軸そのものをIFにしないとそれは無いと思うよ
無能時代も逆レイプしたに決まってるじゃないか
あと多分イザベラの母も子ども生んだはずなのに『何故か』処女。本人もおかしいと最後まで気づいていなかった
それは『いい感じ』に収まってると言えるのだろうか?
ホラーと言っても差支えないくらいサイコなご家庭だと思うけど。
いや、病んでるのはシャルルだけっぽいけどさ。
事が発覚した後の家庭内のギクシャクっぷりは、昼ドラのそれに匹敵しそうだ。
シャルル♀の死の真相はヤンデレが怖くてジョゼフが暗殺した
とかでも違和感はない狂いっぷりだな
気付いた旦那が殺し、旦那も自殺した。
タバサはジョゼフが気に入らない連中に担ぎあげられた。
もしくはこういう時に便利な教皇が動いている。
これでどうだ!
シャルルって何気に狂気が似合うよね
やっぱり似た者兄弟か
あれだけ全てに恵まれながらなお満足出来ず兄に勝つことに執着とか異常
もしギリギリでジョゼフが思いとどまっても後に兄が虚無と知れば
嫉妬に狂って暗殺したかも
しばらく前に、ジョゼフとルイズの立場入れ替えってなネタが出てたなぁ。
ルイズは、見た目どう見ても10代にしか見えない、青い髪のガリアの女王。
ジョゼフは、ピンク髪のヴァリエール家の長男。
ここでも、シャルルはシスコンってことで鉄板だったなそういえば。
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 12:53:25 ID:/rxBg8R2
これで、ジョゼフとシャルルが兄弟でなくて親子だったら?
しかもどちらも一人っ子で。
一番安定するんじゃなかろうか
シャルルが兄でジョゼフが弟になるだけで
暗殺云々は回避出来る気もする
あと、ルイズが長女だったら捻くれ方はもっと酷かったかも
それはつまりエレ姉さまから魔法の才能すらも奪ったらということか
ルイズが性格難有りなのは
境遇からして止むを得ないと思っていたけど
それではアノ長女が破綻寸前の性格である理由がつかないのだよね
あの過剰な攻撃性は心療内科で診察受けるレベルだと思う
妹二人が病弱だったり魔法が使えなかったりでその分自分がと気負いまくってたんだけど、
何かで挫折してそれが認められずに外部への攻撃性に向かったとか。
ワルドの女版かもしれない
アカデミーでも先進的な研究とかほとんど認められないみたいだし
理想と現実のギャップにやさぐれてしまったとか
レコンキスタに勧誘したら案外あっさり堕ちたりして
カリン様の外伝を見ると長女もルイズの性格も血筋じゃね?
この人の場合、不幸なのはジョゼフと正反対の“出来る長女”だった事だと思う。
幼少期の物心付いて一番甘えたい時期に両親は3歳下の病弱なカトレアに付きっきり。
親に言われたか自分で悟ったか「自分はお姉ちゃんだから我慢」しなきゃいけない。
勉強に魔法に打ち込んだのも両親に振り向いて自分を見て欲しかったから。でも結果は逆で「エレオノールは手のかからない子」と認識されて負のスパイラルに。
そこに更にルイズの誕生、王家に次ぐ地位のヴァリエール家の長子のプレッシャー、結婚問題が加わり一杯一杯なのが想像できる。
自分のイメージだとエレオノールは
孤独な人、愛情に飢えているが愛し方・愛され方が下手な人、かな。
もしカトレア長女、エレオノール次女だったり、カトレアともっと歳が離れていたら違った結果だったかもしれない。
まぁ一番の不幸はアニメの糞スタッフに胸まで削られてしまった事だろうけど…
病弱で手の掛かる長女に優秀で手の掛からない妹?
更に甘えられる期間が減ったりしてなw
更に更にお姉ちゃんだから我慢という自分を誤魔化す逃げ道も無くなったり?w
しかもカトレアとルイズが嫌な子じゃないってのが更に追い詰めるよねw
両親が自分にばかり構って妹に申し訳ないカトレア
優秀な次女に憧れたり長女を治す為に頑張るルイズ
こりゃたまらんねw
いや胸を削ったのは英断だろ
そこらへんは個人の嗜好にもよるけど、エレオノール様からしたら人体実験にでも採用するレベルじゃないか?w
公爵もカリン様も、その辺の子供心の機微に敏いようには思えんしなぁ。
立派な貴族だし立派な人物なんだろうけど、いい親だとはなかなか言えない気がする。
ルイズの鬱屈の一端は間違いなく家族にあるっぽいし。
愛情を持ってるし期待もしてるんだけど、その愛情と期待で子供を押し潰してしまう可能性のある親な気がする。
公爵だからそもそも直接子育てはしてないと思う
子守も躾も乳母まかせ
定期的に褒めたり叱咤したりしているだけかも
>>632 基本的に不器用だしねー
でも、水魔法使っても治る気配の無い奇病もちの次女とか
魔法が全部爆発してまともに使えない三女とかと言う普通なら崩壊してても可笑しくない家庭状況で
それなりにマトモに育ってる時点で親としてはまともに育ててる気がしないでもない
ぶっちゃけ、どんな親なら上手く育てられると思う? 個人的には洗脳するなり問題を根本からどうにか出来ないと原作以上は無理っぽい気がするんだが
長男が居て普通のメイジだったら娘たちには
愛情を注ぎまくればそうテンパった人格にはならないと思う
基本的に余裕が足りないと思う、特に長女
公爵は妾でも何でもよいから男児を作るよう努力すべきだったと思う
>>636 妾の男児が公爵家を継ぐと言う、お家騒動の火種満載なギスギスした関係でより酷くならね?
ガリア、トリスティン王家にも言える事だね、男子は。
公爵の場合、カリンちゃんに全殺しにされちゃいそうだが…
エレオノールが男子(エレノア?)だったらどんなキャラになるんだろう…
ルイズLOVEなちょっと危ないお兄さんだろうか?
>>636 なら、インターバルをあまり置かずに嫁さんと励んでおけになるな
>>634 結局跡継ぎの男が生まれなかったし
二女三女は重度障害と言ってもいいレベルのハンデ持ちなのに
ルイズのパパンとママンは仲がいいよね
パパンがママンを罵倒して家庭を顧みず愛人に走って
ママンも愛人持ちで娘を顧みず家庭崩壊とかも
あり得なくはないレベルなのになw
昔の貴族だとそんなのがマジで多いっぽいしw
あの二人はいい親たちだと思うよ
わりとマジで
>>635 昔のヨーロッパでは妾の子だと相続権がないとか
信仰上の理由らしいので、ゼロ魔世界ではまた違うのかも
>>639 アンアンが女王になれてる&継承権をルイズに認めてるあたり、普通に女児相続もあるんじゃないかね?
男児しか継承できないとか原作でいわれてたっけ?
>>640 そういうのはないが女王はかなり珍しいみたいだな
アンアン→女王 タバサ→女王 ……珍しい? 他に直系はいないから継承してるだけかもしれないけど、傍系よりは女性のが継承権は高いようだね
>>640 すまん
アンアンとタバサすっかり忘れてたw
男子じゃないと相続できないのは
俺のちんけな思い込みですた
自己批判しますorz
>>642 原作でタルブ戦のあと女王は珍しいけど歴史上4人いた的な会話があったはず
>>644 前のほうなので忘れてた、ちょっと見直してくる
詳しくは知らんが継承条件は血統じゃないのかな?
天皇は血統じゃなくて男系男児が条件だから血統=男系男児と誤解しそうだけど
まあアンリエッタにしてもタバサにしても王位継いだときの情勢かかなり特殊だからなあ
二人に男の子供がいたらそっちが継いだろうけど
しかし3王国全て子供が一人なのは、はてさて親父どもが情けなかったのかそれとも実は全員ホm
トリスティン王が貞操観念が強かったか、マリアンヌ王妃にべた惚れだったか。
ガリア王家の馬鹿兄弟は兄弟喧嘩に忙しくてそれどころじゃなかっただけでは。
とりあえず子供一人作っておけば最低限の義務は果たしたから
他から文句は来ないだろうと思っていたとか。
>>644 現時点で二人いるから、ルイズたちの時代でも四人になったりしてねw
虚無も四人だし、何かの伏線だったり?
>>649 4人の虚無のうち一人はロマリアからでるんだから女王4人にはならないだろ
>>650 それでもサイトなら、サイトならきっと何とかしてくれる
ロマリアの虚無組は二人揃って女でしたとかアリだよね!
もしゼロの使い魔のサイトが女たらしだったら
…サイトは充分女たらしでした
>>652 二次創作ならともかく、原作でソレはナイ、バカップルとか忠犬と言うなら納得だが
原作サイトの場合「女たらし」じゃなくて「女にだらしがない」だろうね。
いわゆる、女に対してガードが甘すぎという。
ルイズ以外不幸確定だもんなヒロイン陣
(地球帰還ENDならルイズも…)
サイトがルイズ以外の女を捨てるってのはないような気がするな
俺はハーレムENDに一票
>>655 だらしがない……か? むしろあの年子のの男子が救国の英雄になり収入も人気もある上に各国の王族から思いをよせられてる割りには一途じゃね?
で、どん底の時にいいタイミングで現れるもんだから女の方がよりかかると
ハルケギニアが運が全ての世界でサイトが勝負師
あ、タバサ最強か
蛇……っ、蛇……っ、見かけによらずこいつは蛇……っ!
なコルベール先生
故郷を棄てて強さを追い求めるジョゼフと、右脳だけで生きてきたシャルル
クロススレ行きですな
もしコルベール先生がハゲでは無かったら
今の、発明王とか炎蛇とかやたらできる男になってるコルベールさんなら、そっちの方が相応しかった気がするな。
生徒に親身だけど、過去のことからどこか影のある渋めの中年教師、とか。
それならキュルケとのフラグも自然な感じがしたと思うんだけど。
やっぱりどうしても、脳天ツルリの人とキュルケがくっつく、というのは首を傾げるものがあるなぁ、自分は。
>>664 それは単にフラレ王化するだけな気がするなー
容姿(実は顔立ち自体はかなり整ってる)に惹かれても、資材を投じて研修三昧な割りにアカデミーにも入ってない変人ゆえに
付き合ってみる→捨てられるのヒドイコンポが…
>>665 そうかねえ。別に髪の毛の有無以外の変化がなければ、第一印象以外様変わりという訳じゃないんだし
「それなりにかっこいいけど、いつも何か変な物を発明している変人」キャラになるだけじゃないか?
もしもヴィットーリオが真の聖人君子でクロムウェルが世を憂う懐の深い大人物だったら
つまらないです
いけね、途中で送っちまった
ドM学院の続きまだかなー
ウェールズとテファがどういう感じで変態なのか気になる
>クロムウェルが世を憂う懐の深い大人物だったら
これは有りだと思う、と言うか原作があまりに小人物過ぎるので
いくらチートアイテム&神の頭脳の助けがあったと言っても
一国を乗っ取るには無理がある人選だったと思う
シェフールドとは互いに利用しあう仲、ぐらいな人物でないと
ワルドが国を捨てたのにももう一つ説得力が無い
ワルドはそもそもレコン・キスタに組みした理由はっきりしてないからなあ
聖地に行きたがってたが何で行きたいのかわからんし
クロムウェル改変は少し見てみたくはあるかも
クロムウェルは元はウェストウッドの村の司祭であり、ある日王室の追っ手から逃げてきたティファニア親子を拾う。
ブリミル教が大敵とするエルフであるが、瀕死の状態でも娘を気遣うティファ母を見捨てることができず、クロムウェルは親子を教会に匿った。
懸命の看護も空しくティファ母は亡くなるが、そこで娘を見捨てることもできず、耳を隠せる尼僧服を着せて養子として育てることにする。
そして、いつか娘が顔を出して堂々と歩ける国を作るため、ティファ母が遺品として遺した指輪を手に、クロムウェルは一世一代のペテンに打って出ることにした。
と、こんな感じを希望。というか、随分昔に同じようなネタがちょろっと出た気がする。
虚無の種はティファニアの指輪で。同じ水の力の結晶らしいし、同じようなことができるでしょ、きっと。
個人的には、世を憂う懐の深い大人物、というよりも、原作通りに小心者だし世の中のこととかそんな大きな視点を持ててるわけでもないけど、ただ娘のために娘のために、そして一度愛した女のために、と虚勢を張って涙目になって踏んばるオッサン、て感じがいい。
敵対する相手がジョゼフとか教皇とかの、ぶっ壊れた大人物、みたいな人たちだから、それに対抗する物凄い必死な普通の人、てなスタンスがいいなぁ、と思うのです。
今思いついたIF,
レコンキスタの傀儡首班がイザベラと言うIF、クロムウェルはNo2で弁舌担当
ジョゼフに「アルビオンをくれてやる」とか言われ、ニセ聖女になる
アンドバリの指輪の力に溺れノリノリで悪の女首領状態
ところでカトレアの奇病が実はただの花粉症とかだったらお前らどうよ?
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/12(木) 11:55:14 ID:qONRKsXb
いいんじゃね?
むしろ水の秘薬の副作用でどんどん弱っていったとかならなお好み。
カトレアの病気が実は魔力に起因するものだったら
いつだか、魔法が原因でハルケが滅亡の危機にってあったよな。
魔法は便利な反面副作用が強くて各方面にしばしば被害を及ぼし、
それを政府内の一握りの人物が不都合な真実として隠しているとか。
>>672 それイイ、凄くイイ!
おれにゃ無理だからだれかやってくれんかな
>>673 調子に乗って指輪使い切って一気に破滅って結末が見えるんだがw
レコンキスタの黒幕をガリアの狂王からロマリアの狂信者に変更。
つか聖地奪還叫んでるんだし、そっちの方がしっくり来るんだが
>>671 ワルドは“憚る者”としてヴィットーリオに使い魔にするべきだった。
どっちも聖地に固執してるから相性は良いだろうし…
レコンキスタが、本当に革命を訴える者達の連盟で平民からの支持もあり、王族や有力貴族が悪政を敷いているIF
アルビオン王家が余りにも脆すぎたので
暴君とまでは行かなくとも有能な統治者ではなかった可能性は有ると思う
レコンキスタの末端までを操り人形とか無理だろうし
不満が爆発する下地は有ったと思うな
>>682 ヒント:指輪
軍の主力戦艦が原因不明で突如裏切ったらそりゃー負けるよね
ホーキンスだっけ?上司が反乱したから従ってるやつ
あいつみたいなのが多いんじゃないかな、下っ端は。
有力貴族を指輪で抑えればそいつに仕えているやつらは全部ひっぱってこれそうだし
685 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/14(土) 02:18:14 ID:MYyP0PTv
この世界では、高貴な男性貴族の下着が全てフンドシで・・・・
公爵家の嫡男に召喚されたサイト少年は、毎日ソレを手洗い
・・・時々、いんもー付着に絶えきれなくなって逃げ出して傭兵になって
あっさり戦死しました。
とかだったら悲惨だな
気持ち悪い奴だな……
ガンダフラグがなきゃ傭兵にならんでしょ。というのはさておきアンアンとウェールズの系統が違ってたら
ヘキサゴンスペルはどうなるんだろう? アンアンが土だったらゴーレムが板野サーカスな空中相撲を……?
砂嵐でも巻き起こすんじゃない? 二人の生み出した圧倒的破壊空間は、まさに歯車的砂嵐の小宇宙!
てな感じで。
炎と氷の合体魔法でメドローア的なあれか
>>689 航空相とかいなさそうだから多分兼任しそうなマザリーニが撲殺されるのね……
>>691 アルビオンには居そうであるな>航空相 撲殺される
なんて言うか軍用じゃ無いのを纏めて(ギルド?)統括してるの
ハルケギニアがビジネスの支配する社会で、サイトがリストラされた証券マンだったら
禿鷹王ジョゼフの陰謀?
やれやれ
もしも次に同じような
【大規模規制 】 が発生した場合には
Bちゃんねる・・という掲示板が在ります。
________
Google 検索 | Bちゃんねる |
. ∧__,,∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^ω^)
. /ヽ○==○ 【大規模規制 解除】 【ぬるぽ】
/ ||_ | 【大規模規制 解除】 【 ヤレヤレ 】
し' ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_))
ヘキサゴンの魔法が属性によって変わるとして、土×土なら凄まじいゴーレムとかになるんだろうか。
素材がオリハルコン的な超凄い物だったり、サイズがウルトラマンレベルだったりとか。
他の属性でも天変地異クラスなんだろうな。
火と風が戦場の花形、てどっかで見た気がするけど、たぶん巨大火球やら巨大竜巻より、巨大ゴーレム大暴れ、の方が戦場への影響大きいよね。
戦術単位で戦況がひっくり返りそう。
水の精神操作は、更にその上の戦略レベルで事態を操作できそうだけど。
水×水のヘキサゴンがそっち系だったら嫌だなぁ。その場にいる人間全員の精神を支配する、とか。
>>696 土の最大の問題は、術者って言う最大の弱点が近くに居ないといけないのが問題なのと
他の系統のように空飛ぶ騎乗に乗りつつゴーレムを作ってもイマイチ使い勝手が無いからじゃね?
機動力が無いだけで、パレードの描写を見るに主力の一部ではあるっぽいがw
単騎突っ込ませて地震起こさせたほうが戦線崩壊させやすそうだけどな
震度5になると巨人に瓶詰されてシェイクされたような感覚になるんだっけ?
落馬はもちろん鎧着込んだ奴が転倒しただけでも結構な惨事だよね
>>698 ヒント:地震なんて無理
まあ、出てきてないスクゥエアとかヘクサゴンとかにあるのかもしれないが
>>693 寧ろそこは不動産王ジョゼフと手先のクロムウェルによるアルビオンとトリスティンの地上げで
>>699 スクウェアに匹敵する謎のランク、エ○ックス!
そしてスクウェアとエ○ックスの使い手が力を合わせて生まれるスクウェアエ○ックス!
不動産王とかどこのジョースターだよ
竜巻が起こせるなら地震だって!
まぁエネルギー規模的に天と地ほどの差がある気がするけど
あ、今うまいこと言った?
まぁ島が空に浮かぶ世界で地震とか言い出してもしょうがないよね。火山はあるから現象として存在してる可能性はあるけど
トライxトライでヘキサゴンってことなら
スクエアxスクエアだったらオクタゴンスペルになるのかな?
二次でたまに見かけるね、オクタゴン。
あと上に出てた土×土ヘキサゴンは二回目でカトレア×エレオノールが使って
100mの地竜型ゴーレムを錬成してシェフィのガーゴイル軍団潰してた。
参考まで。
モット伯にヘッドハンティングされたシエスタ嬢。夜分のお召しに恐る恐る伯の私室に向かった
彼女の見たものは……。
メイドに鞭打たれ恍惚の声を上げるモット伯の姿だった! てのは既出だろうなあ。
逆にハルケギニアでは男はみんなサディストで女はみんなマゾヒストとか
ハルケギニアのような封建社会の完成形は、少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成されます。
……これに従えば、国家の元首たるアンアンは生粋のSということに。
「ああルイズ! 私のかわいいルイズ!」とか言いながらナチュラルに深夜の訪問時にルイズを縛りあげて鞭で叩いたりするアンアンとか
ものすごく自然によどみなく行われたもんでサイトも止めるに止められずそのまま二人がギシギシし始めるのを呆然と眺めるまま
戦争の真っ只中にあるアルビオンに行って、敗色濃厚な陣営の王子から手紙を返してもらってこい
どう見てもドSです。 本当にアンアンでございますか
アニメ設定だけど、このサイト君、我慢の限界迎えてゼロ戦乗って日食に飛び込まないかね?
「もうあんな世界思い出したくもねえや」って感じで
アニメは日食の時期を少しずらすか延ばすかして、
タルブで活躍した後に日食に入って日本に帰還、めでたしめでたし、
でも良かった気はする。
なんか、1クール終わるごとに日本に帰りそうだな、それ
そして毎回都合よく戦闘機が巻き込まれてやってくる、と
まあ最近一番効率的に犠牲者を出したということで
世界中から大量のボーイング757/767が召喚されかねないが
>>711 サイトは良い意味でもアホの子だから、よくいるオリ主のような行動はとらないんじゃね?
あと、「次の日食が何時か分かってる」「ゼロ戦の準備が整ってる」「元の世界に戻りたいと思ってる心理状況」「止める人に気がつかれてないか、邪魔されても強行できるだけの協力者を得られる」
こんだけ条件整ってないと無理だろーから現実的じゃないと思われる
もしも、ワルドが虚無とか関係無くルイズに本気で恋をしていたら。
ロリコン呼ばわりされる
>>715 もっと細かく連絡を取って、ルイズとの関係が好転してて
卒業したら結婚しようとか空気読めない約束をして、退学にならないようにルイズが必死になったりしそうだナ
そんなことになってたら、はたしてサイトが召還されるかから問題になるが
以前にも誰かが言った気もするけど、その場合使い魔召喚を境に婚約者といきなり同棲することに
なっちゃったルイズとワルドの甘々ラブコメディになったりして。
ガンダワルドとかチート過ぎるw
ブリミルが人間も対象なんだと驚いてたし、基本的にマギ族は対象外なんじゃないかなー?
仮になったとして、ガンダールヴで正規訓練を受けた軍人でさらに貴族、風のスクウェアな幼馴染の憧れのおにーさんとか何処の少女コミックだろうw
ならもうちょいワルドの年齢を下げて魔法学院の生徒にして、ルイズとの接点を増やすとか。
一年先輩くらいかね。
幼馴染で、憧れのおにーさんで、格好いい先輩で、風のスクエアで、貴族で、親公認の許嫁。
あまりに強大過ぎる壁を乗り越えられるか才人君っ!!
……フラグがてんこ盛り過ぎて、かえって実らない気もしてくるな、ここまで来ると。
そんな状態で召喚されても、そもそもルイズに契約拒まれそうだな。
ガンダにもなれず、家事手伝いの他に何も出来ない。何のために来たんだろうとか自他共に思われてそう。
>>721 しかし、そんな無敵に見えるワルドさんも義母さんと呼びたいお方と比べると
「ワルドなど風のスクウェアの中では一番の小物」扱いされてそーで困るw
>>723 それだとギトーがワルドより強いということになるがw
>>723 実際烈風さんや元素の三男に比べるとつらいかも…
ギトーが普通に最強なif
つまり、宝物庫から出てきた瞬間にお縄になるフーケか……ルイズが功績たてられずに、アルビオン編のフラグ折れるからトリステンがオワタになるか?
>>721 そのルイズでもサイトが召喚されるのかな
サイトが呼ばれた理由が存在するかもしらんから、わかりましぇん
ノボルのみぞ知る、みたいな感じ
魔力が実は心や身体を知らず知らずのうちに蝕んでいくというIF
あとメイジの血は濃すぎると有害遺伝子によって病気になったり、魔法がさっぱりになる個体が出るとか
え、サイトってノボルの自己投影でしょ?
>>726 変装して潜り込むのが癖になったママンがギトーに変装(今度は前と違って魔法で完璧変装)して魔法学院で仕事してるところまで妄想した
もちろん本物のギトーはちょめちょめ
>>732 コスプレが趣味の三人の子持ちさんと申したか?
>>730 メイジは平民としか結婚しちゃ駄目、となるんですね。
今思いついたIF
平民との混血で魔法が使えなくなった子孫たち…その実態は
メイジと平民の混血は高確率で虚無属性が発現
実は5属性のメイジはほぼ同数づつ存在していたと言うIF
まるで虚無のバーゲンセールだな・・・
>>736 そのうちスーパー虚無2乗とかスーパー虚無3乗とか出てくるわけですね
テファ娘とルイズ娘で虚無対決ごっことか。
>>738 その二人が合体するんですねわかります。
もしも、原作では貧乳の女の子が巨乳で、原作では巨乳の女の子が貧乳だったら。
ティファが普通のハーフエルフに・・・・
>>739 テファがひんぬーのハーフエルフ……××料理人の称号を貰うぐらいに料理の腕が壊滅的になりそうだなw
厨二病なルイズ。
マゾなキュルケ。
毒舌家のタバサ。
レベッカ風の声で「エルフだぞ!」と叫ぶティファ。
ナーガ風の声で高笑いするアンリエッタ。
横島忠夫のように盛るウェールズ。
麻呂風味なジョゼフ。
気の弱いサイト。
NGだらけのゼロの使い魔
ギーシュ「あ、ワルキューレが地面に引っかかってる」
サイト「誰かスコップ持ってきて」
アニメのEDスタッフロールでNGシーンが流れるのか
それなんてジャッキー映画
火薬の量間違えて顔面血だるまで救急車で運ばれるサイトですね
メディア王ジョゼフ&ガリアかつてないテレビ
元ネタ分かる人間が何人いることやら
プロデューサー!
ガリアかつてないテレビなら、ヒゲのおっさんじゃなくてイザベラ様が見たいです
つーか元ネタは「未だかつてない」と掛けてるんだから、ちょっと無理があるんじゃないかなw
ついでにどちらかと言えばクロススレの小ネタ向きじゃない?
まあこっちも言われる事承知でやったんだけどねw
JRのCMのパロディコントが懐かしい…
>>745 マルトー「お前ぇに食わせる料理は無ぇ!」
この中でやまかつなんて分かる奴は雀の涙じゃない?
そもそもフジテレビ本社が新宿にあった事を知ってる奴がいるかどうか疑わしいし
愛はチキンカツくらいしか覚えて無い>やまかつ
もしも、ワルドが善人だったら。
>>742 毒舌タバサは原作者公認のCDドラマで既出だぞ(爆死
サイトは真っ白に燃え尽き、キュルケは泣いちゃうというその破壊力。
CVが
サイト=広川太一郎
ギーシュ=富山敬
マリコルヌ=安西正弘
ワルド=強力若本
ルイズ=白石冬美
キュルケ=小山茉美
タバサ=潘恵子
トリスティン芸能学院と若手プロデューサーのサイト
>>758 サイト「ルイズちゃん、貧乳は希少価値だステータスだ!あと、おしとやかに喋るの忘れない様に」
こうですかわかりません
>>753 まずは名前から変えなければ。
「ゼンダマン」とかどうだ
ルイズ、キュルケ、タバサの性格が入れ替わったら。
ルイズ→タバサ→キュルケ→ルイズな感じで。
キャラが被っているとルイズをライバル視するタバサ
「貧乳キャラは二人も要らない」
スタイルの良し悪しで言えばモンモランシーが意外と。
というかバランスでは主要登場人物中で随一だよな。
スレンダーに見えて出るとこ出てる。
程よく引き締まってそうなアニエスに一票
>>763 そんな二人の前に新人の挙乳娘が現れる!!
バランスタイプと言えばあとはイザベラ様とおマチさんか。
>>763 残念ながらドラマCDでそれも実現済みだw
>>758 ギーシュに女装させてアイドルとして売り込むプロデューサーのサイトか
サイト「いいねー、マニア見たらよだれもんだよこれ」
ロリビッチとか誰得
サイト=佐々木望
ルイズ=川村万梨阿
タバサ=川上とも子
キュルケ=三石琴乃
ワルド=立木文彦
ギーシュ=飛田展男
モンモランシー=松井菜々子
なゼロ魔
アンリエッタ=榊原良子
アニエス=皆口裕子
シエスタ=緒方恵美
>>771 むしろ『イード』とか。
しかしそれなんて黄金勇者ゴルドラン
ワルドが良い人だと、それだけで死亡フラグっぽいな。
レコン・キスタの内偵するもリッシュモンに見破られて抹殺、指輪で屍人にされて送り返されそうだ。
ルイズ=野村道子
サイト=小原乃梨子
デルフ=大山のぶ代
ギーシュ=肝付兼太
ワルド=白川澄子
なゼロ魔
配役で色々察してくれw
>>776 殺して操ると水メイジとかに違和感感じられてしまうっぽいので
普通に洗脳するだけで十分じゃね?
>>776 戦闘面でも人格面でもルイズとの繋がりでも、全体的に才人の一歩先を行く感じのキャラになりそうだしなぁ。
才人の前に越えるべき壁として現れ、年長者として皆を導いて道を示し、
最後にルイズにトリステインの未来を託し、才人にルイズのことを頼んで散っていきそう。
というか、主人公以外でヒロインと婚約者なキャラって、悪者でなければどっかで死ぬ気がする。
寝取りになっちゃうよ。
そんな完璧超人の目が、歳が10も離れた上に発育不良のルイズに向かうだろうか?
ルイズはワルドに憧れているけど、ワルドからしたらルイズは可愛い妹みたいなもんで、
許婚ってのも親同士の冗談と認識しているとすれば、寝取りにもならないし、奇麗なワルドも生存できるはず!
今までの話と
>>780をマジェマジェするとだ
「許婚というのは……そうか謎は全て解けた!
“ルイズに相応しい許婚を見定めろ!”という親心!
可愛いルイズを我が者にせんと志すものは、まずこのワルドを打ち倒してみせい!」
勘違い系シスコンなワルドさんは妹を取られまいと熱く燃えているのであった!!
漢!
こんなんできたんですけど・・・
>>781書いて思ったが、
「暑苦しいワルド」っていうか、ワルドの立ち位置で漢汁が垂れそうな兄貴キャラってすげーウザくね?
半端じゃなく嫌なキャラになりそうな気がする・・・
>>782 しかも間違いなく善人だから憎みに憎めない扱いに困るタイプとか。
>>783 その上思い込みが激しくやる事なす事空周り気味
うわやべぇ
おマチさん&テファの境遇に涙して「捨て置けん!」とかいい出し
単身戦乱のアルビオンに向かい無双しちゃう
豪傑タイプなWARUDOさんの姿が脳裏に
あんまりゴテゴテ足しても煩いだけで面白くないよね
スマン、途中で送信した
あんまりゴテゴテ足しても煩いだけで面白くないよね
記号ばかり強調されて、キャラが完全に記号になっちゃうというか
だよな。普通にエレ姉ときゃっきゃうふふしてればいいんじゃないかな
なんか園咲冴子と尻彦さんみたいな関係になりそうなんだが>エレ姉とワルド
よく分からんからサッカーで例えてくれ
>>788 エレ姉に発破かけられて頑張るんだけど、登場する度に邪魔者扱いされて、帰ったらエレ姉のお仕置きが待ってるんですね。
終いには、ペットと比較される始末。
ぬこ>(超えられない壁)>むこ
か
でもそんなジャン兄さんは実に萌えるw
俺は好きだぞー、そのテの熱血漢
793 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 14:15:25 ID:0N4VAKgN
で、密かにカトレアさんと恋仲なワルド兄さん
相思相愛ながら、カトレアさんが「私は子供を産めませんから」と・・・
そこを死者すら生き返らせるレコンキスタの虚無(偽)をエサに付け込まれて裏切りフラグと申したか?
もしも、ルイズの失敗魔法が爆発じゃなくて他の虚無魔法だったら。
家族の前でリコード連発されて顔真っ赤のカリンちゃんともうしたか
トリスティンが悪政国家で民衆の不満が爆発寸前なIF
KAKUMEIネタはもうお腹いっぱい。
トリステインがKAKUMEIのしようもないものすごい善政を敷いていたら
どう考えてもサイトやルイズの出る幕がないな
軍備よりも内政の方に予算を割いていれば、レコン・キスタの標的にされる可能性はそのまま残ると思うが。
そうなったら、サイトルイズの出番は山ほど残る。
チャンピオンで連載してる『風の如く』のように、『召喚物』の影響で微妙に現代風味になっているハルケギニアとか
風が如くではカグヤが召喚してたけど、ハルケギニアでは虚無が召喚するのかな?
>>794 と見せかけて潜入し諜報活動に勤しむのがこのワルドさんだと思うぜ!
呪文を唱えるたびに爆発が起こるが、その威力が最低でも10kt(TNT換算)。
May the Nuke be with you.
ギャグ描写時等をご勘弁頂けるならば、単独でフーケを仕留められるよね?
それ以前に一人でレコンキスタだろうがガリアだろうがエルフだろうが全滅だ!
そしてハルケギニアはモヒカンがヒャッハーするす敵ワールドに
[シャルロットがジョゼフ王を召喚したようです]
を待っているのは俺だけなのかな?
>>803 それだと、最初に実技させた時点で公爵家が全滅してるような・・・
ゼロ魔SSを語るスレに書き込んだら こっちだと言われたので…
『渡る世間は虚無ばかり』
レコンキスタが原作よりも大幅に弱かったので、手紙回収イベント等が発生しないまま壊滅してしまい ワルドがトリステインを裏切りそこなった世界。
ルイズと正式に結婚し 入り婿となったワルドと、ヴァリエール家のキャラの濃い面々が繰り広げるホームドラマ。
政治のストレスを抱えた舅 家族間でも『鉄の規律』を堅守する姑
めったに帰宅しない義理の長姉と しょっちゅう帰省する義理の次姉(どちらも独身)
周りの迷惑も顧みず お忍び?で茶飲み話をしに来る女王
ルイズよりも先に結婚し、生まれた子供を自慢するキュルケ&コルベール
ガリア王の指令で 何かと探りを入れに来るタバサ(何故かカリーヌ様のお気に入り)
マチルダ姐さんのツテで、ヴァリエール家に身を寄せるティファニア
いつの間にか 学院からヴァリエール家に転職していたシエスタ
シュバリエにはなったものの、ヴァリエール家では立場の無いサイト
『渡鬼』って、一度も見た事ないんですけど こんな感じでしたっけ?
裏切りそこなった世界。までならまだしも、渡鬼に当て嵌めるってんならこっちも微妙だと思うよ
つーか、渡鬼とクロスしてるようなもんだし「あの作品のキャラがルイズに召喚されました」の小ネタ向きじゃないかな?
一発ネタの小ネタSSでなら喜んでくれる人は居ると思う。
>>808 全然ちげー。
そもそも渡鬼を貴族社会でやるのは無理。
前にメイジ牧場ってネタなかったっけ?
平民や没落貴族の娘を孕ませて、感情のないメイジを作って戦力にするっての
ドラマ自体は見たことないってんだからクロススレは違うだろ。
ゼロ魔でホームドラマしたらどうなるか、というIFならここでいいんじゃね?
NHK教育でやるような感じで>ドラマ
>>798 モット伯みたいに平民を孕ます貴族がいるんだから、俺達平民にもメイジの血は流れてるんじゃね?
という事実に気付いてしまったブルジョワな誰かが、そこいらの落ちぶれメイジを教師に雇って魔法のレッスンを受けたらメイジになれてしまい、
そこから教育に金を回せる富裕層を中心にメイジに覚醒する平民が相次いで……。
ってのなら考えたことが。
気が付いたらシエスタとルイズが魔法学院で机を並べる学園物になっていたのだが。
モット伯が孕ませたってのはどこから出てきたんだ?
>>815 モット伯を始めとして手癖の悪い貴族はいるだろうし、
そういう貴族がわざわざ避妊してるとも考えがたいから、
貴族に孕ませられた平民は普通にいるよね、
という設定で。
>>813 アッケラ缶とか安芸御坊が召喚されるんですね。
>>812 ゼロ魔キャラを渡鬼に当てはめてタイトルにまで入ってるのにそれは苦しいような……
>>816 すげー基本的な事なんだが、避妊くらいあるんじゃね? 秘薬の類で
あと、妊娠しても妾にして終わりになって、子供が庶子ではあっても貴族と認められそうな気もする
妾の子がテファくらいしか明記されてなくて憶測100%だけどね!
>>812 なぜかワルドが大幅に弱いレコンキスタに入って
なぜかルイズがサイトじゃなくてワルドと結婚して
なぜか女王が茶飲み話なんかの為に周囲に多大な迷惑を掛けて
なぜか仇敵のツェルプストーまでのこのこヴァリエール家に来て
なぜかカリーヌが探りに来た無愛想なやつを気に入るマヌケになって
なぜかマチルダにヴァリエール家との伝手がある
そんなホームコメディ(笑)なら、自前のサイトか外部でやってもらいたい
ヴァリエール家の始祖も妾の子じゃなかった?
トリステイン王家の庶子の末裔とか読んだ覚えがあるんだが
とりあえずサイトの親父とか親類なんていう妙なオリキャラとかは勘弁な!
ジョジョキャラのラッシュじゃあるまいし、IFIFIFIFIFIFIFIFIFIF!てのも何か違うよな……
此処は面白ければ許される、ゼロ魔SSの投下先で最もフリーダムな場だと思ったが?
825 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 23:41:07 ID:MWG9qG39
何が面白いかは人によって違うがな
メイジがふたなりか男しかいない天使状態IF
826 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 00:11:42 ID:HhjPSREy
>>824 ゼロ魔のスレなんだから、さすがオリキャラはごめんなさいだと思うがな
>>814 モットのような奴が獣姦趣味の基地外みたいにみられているIFは不思議じゃないと思ったり
ゼロの使い魔の作者が植田まさし
コントラクト・サーヴァントしようとして失神するルイズ
サイト「あ、昼飯ギョーザだったから」
>>827 剣もって屋敷に襲撃に来ると言うその世界の常識からしたらそれこそ基地外のよーな行動したサイトを
書物1つで許す程度には懐が深い人なんだがなー 異世界製エロ本ダガ
>>829 いや、モットが基地外という評価は、その世界じゃ変わらないから
基地外には基地外の友ができるというだけでw
あぁ、こいつ池沼なんだな
もしも、サイトが召喚された時期が、ルイズがまだ実家にいる頃だったら。
風雲!グラントロワ
別の意味で難攻不落
まだいい感じな時のルイズとワルドをみてなみだ目を隠し切れないサイトともうしたか
カリン様にビシバシ鍛えられて、公爵に娘に変な事しないか逐一監視されてそうだね。
娘の使い魔だし、身元不明の子供じゃ捨てたら死ぬだろうから、放り出すわけにもいかんし
かといって平民だからあんまり娘と仲良くなられても困るしで
しばらくルイズとは引き離して使用人として教育して雇用かな
すげー単純で重要な障害としては、そもそもサモンサーヴァントの魔法を子供が知る機会があるかが問題だろーな
仮にそんな子供でも知れるようなのが常識なIFだとしたら、他の貴族の子供も出来心とかで召還しちゃいそうだネ
それなら、そういうIFにしちゃえば良いんじゃね?
むしろ入学資格の一つにでもしちゃえば、入学前から系統が確定していて効率的だろうし、使い魔との絆も深い。
視覚の共有とか出来ないから、証明する手段が無いか……
ママンのマンティコアとかにあこがれて家の書物から自習したとかでいいんじゃね?
840 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 22:18:42 ID:lLgzXwnU
途中で世話をしないで使い魔を殺す子供メイジが問題になるよーな・・・
サモンを使える条件が30くらいの、お一人様と言うのはどーだ?
ぬこ とか犬とか召喚されたら可愛がると思うぞ
・・・それ、召喚するやついなくなるんじゃね?
彼氏or彼女いない暦30オーバーって看板を背負うようなもんだろ?
サイトが皆を召喚したら
皆って、このスレにいる皆!?
まずサイトを抹殺してこれ以上の人材の流入を防ぐね
そのサイトは何処にいるサイトだろう。
秋葉に召喚とかだったら、何その強制参加オフw
オフ会の最中に召喚の鏡が出現
悪乗りした奴らが「異世界への扉だ!」とか言って全員乗り込む
そんな度胸ある?
たまたま召喚の鏡に触れてしまったサイト
道連れを狙い近場の1人を掴むと、その1人も道連れを狙い
オフ会に参加した全員が芋づる式に召喚される
こんなgdgd方がイメージに合ってると思うw
>>847 そういう奴らは、異世界への順応性が高いのか否か。
>>848 芋づる式に召喚に巻き込まれた何らかのオタク集団という前提なら、
高い奴もいれば低いやつもいるとしか言えないんじゃないかな。
もちろん両者ともに美少女やらリアルメイドにハァハァしてくれると信じてはいる。
決定的なことをやらかしてマジもんの手討ちにされるやつとかでてきそうなんだが
オタにそもそも交渉、対人能力があるかが問題だしなー 上手い下手以前にそもそも会話が成り立つか的意味で
部活の先輩とか異常に上手い人もいるけどね!
夢だと思って好き勝手したり、気が触れる奴も出てくるだろうしね
後は隻腕になる奴だとか、レコンキスタ入りする奴が出たり
そいつらがフュージョンしてメチャクチャ強くなったりとか
>>852 参加者の数が多ければ、何人かはそこら辺に長ける人が居ても
って、そもそも何のオタクかにもよるだろうし、そんな会話が成り立たないような奴の方が珍しいだろ
たぶん
>>854 ゼロ魔世界の常識に合わせられるような人間は稀有だと思うよ、その上で会話が成立しないといけないとかむしろチートの域
……そもそも、アニメ版ゼロ魔の世界とかだと会話そのものが下手すると通じないのかw
ゼロ魔世界って前提を忘れてたわw
……それだとオタク云々は関係が無くね?
むしろオタクの方が対応できそうってのは、夢見過ぎ?w
さすがに言語くらいは通じる方向じゃないと厳し過ぎるw
物理学専攻の奴とか工業専攻の奴とか居たら何とかなりそうな気もする
どっちかというと欧州文化と歴史風俗、軍事面に
バランスのとれた知識を持っている方が
ってそこら辺か頼っているからこそのオタだからなぁ・・・・
なにこの理想郷でやってくださいな流れ・・・
このスレの連中のオフ会
↓
ゼロの使い魔オフ
↓
東欧史オタと軍事オタはたぶん居る
あとは歴史風俗オタか・・・
面白そうなネタではあるけど、スレ違いだよなw
召喚されたのが麻生太郎だったら
>>863 そいつは板違いだからよそでやってくれ。
サイトのパソコンがなぜか異世界でも2chにだけはちゃんとつながるようになっていたら。
早々にバッテリーが切れて使えなくなる
867 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 15:10:07 ID:rNSh47Ae
そのためのコルベールです
つまり、世界扉を覚えるイベントまで原作と変化なしか……あの時点で繋がりっぱなしになっても変化なさそうだなー
開始時点で2ch閲覧可能か、そういや幼なじみルイズがそうだったなー
作者さん帰ってきてくれないかな〜
もしも、サイトがゼロ魔ファンだったら。
普通に最低SSだろうな
もしもサイトがコアすぐるヲタだったら・・・・
・・・・いくら何でもルイズがかわいそすぐる。
何のヲタにせよ、興味対象から無理矢理引き離されたサイトが一番かわいそうなんじゃね?
片や趣味の問題で片や一生の問題だからなぁ……
とは言え、コア過ぎるような人なら死を選ぶか?
コアなオタは趣味の問題で済みません
もしサイトがキングカズを神だと思っていたら
もしゼロの使い魔のルイズとサイトの役柄が逆だったら
ルイズ以外眼中にないヤンデレサイトが
男に押し倒されてヘラヘラしてるルイズを鞭で(ry
貴族なのに魔法が使えず、馬鹿にされ、歪んでいるのがサイト
突如召喚され、サイトに奴隷扱いされるも、何や彼やでサイト離れして行くのがルイズ、てな感じで
なんとなくだけど、分かりやすく屈折したサイトってサイトっぽくなくなる気がするんですよね。
能天気な性格が、サイトのキャラクターの肝の一つかなぁ、と。
とはいえ、そういう立場入れ替えだと、なんの鬱屈も抱えていない、というのも変な気がするし。
表面では魔法なんて大して気にしてもいないようにしておいて、本人も自覚してないような内心で結構気に病んでる、とかそんな感じか?
このサイトとルイズの立場入れ替えは、想像力が掻き立てられるんで、誰か書いてほしいなぁ。
もしギーシュがモンモン一筋だったら
もしサイトがモン娘スレの住人だったら
……もうオリ主の方がいいな。転生ものか何かでメイジにでもしたほうがいいわ
そうすりゃ召喚したスキュラさんとロールミーできるし
さぁ、その素晴らしい妄想を文に変換して投下するんだ。
前に上がっていたラインメイジでご主人様の“僕”と使い魔でスキュラの“彼女”のお話、密かに期待してるぜ。
(ここで無理なら理想郷XXX板辺りで…)
もしサイトが時空管理局局員だったら
まあ、魔法つかえりゃDQ世界出身だろうがマテリア持ってようがどれでもいいんだが。
>>883 サイトが異世界の魔法使い、ってのは面白そうだな。
スレ違いです
お引き取り下さい
サイトが引き締まった良い体してたら
初期はともかく今はムキムキだろうな
しかも実戦で培われた無駄のないふつくしい筋肉
うほっ
もしサイトが金次第で動くタイプの人間だったら
もしもサイトの声が強力若本だったら
>>888 金を払って動かしたいと思うレベルじゃない初期に死んでるんじゃね?
もしもキュルケとルイズがお互いの家族が呆れるぐらい仲が良かったら。
サモンサーヴァント編
サイト「あいてて…ここ何処だよ…?」
ルイズ「あんただ「ルイズーーー!」キュルケ?」
キュルケ「(ルイズを抱きかかえてグルグルしながら)やったわね、あなた!ついに魔法が成功したのよー!」
ルイズ「…!!そ、そうだわ!変な冴えない男を召喚しちゃったけど、成功したわ、キュルケ!」
キュルケ「やったわね、ルイズー!」
サイト「あ、あのちょっと」
ルイズ「これで姉さま達やお母様を安心させられるかしら?」
キュルケ「勿論よ!」
ルイズ「ワルド様は振り向いてくれるかしら!?」
キュルケ「勿論じゃない!」
ルイズ「む、胸はキュルケ並に大きくなってくれるかしら!?」
キュルケ「……そ、それは……ムリ」
ルイズ「……!!キュ、キュルケのアホーーー!」
キュルケ「あぁん!待ってルイズー!まだ契約がまだよー!」
サイト「…どうなってるの、これ?」
タバサ「ファイト」
しまった、二人がタダのアホの子になってしまった…。
>>891 それちょっと見たいな
アフォで仲のいいルイズとキュルケ
こういうの好きだw
キュルケ改造モノか…
キュルケとルイズの服の趣味が正反対だったらIF。
キュルケ:フリフリでヒラヒラな可愛い系が大好き。
ルイズ:スケスケでエロエロなのが大好き。
顔を合わせる度にお互いに「似合わない」「何の仮装?」と罵り合うが、ある日試しにチェンジ(錬金でサイズ調整)してみたらハマり過ぎていて両者絶句。
「…悔しいけどアンタ良く似合ってるわよ、ソレ…orz」
「貴女もね、ヴァリエール…orz」
以後、お互いに着せ替え人形状態に。
学院にいる時のタバサが表面上は普通に明るく表情豊かな女の子だったら。
ただしそれは本心を偽る仮面であり本質は原作と変わっていない。
一人で居るときや核心に触れる事を聞かれると表情が消え、無口になる。
普段はルイズ、キュルケと共に仲良し三人娘を演じている。
仮に任務を受ける時もそんな感じだと、イザベラ様の精神状態がマッハでヤバイな
もしもイザベラ様が怖いのは顔だけで本当は天使の心を持ってる娘だったら
>>891 いいな。
そして、親友ですらフォロー出来ないルイズの胸w
>>896 アホな道化を演じてるんですね。
TODのジョニーみたいな。
虚無の魔力が強すぎて周りにも害を及ぼす為、常に魔力を封じる鎧を全身に纏っている担い手
北斗見てたらふと脳裏を過った
フルプレートアーマー着込んだルイズ想像したじゃねーかどうしてくれんだドストライクだ
ビキニアーマーだろ
>900
速攻で邪気眼かと思った
静まれ! オレの虚無よ! とか言うジョゼフとか、それにベタ惚れなミュズの姉さんとかの厨2展開満載のゼロ魔か……あんまり違和感ない?
サイト召喚から何年かしたら、枕に顔を埋めて足をバタバタさせるルイズが見れるわけか
かんしゃくを起こしたルイズに
「クッ…静まれ…!俺のルイズ…!」
「みんな死にたくなければ逃げろ…巻き込まれるぞ…!」
才人さんマジかっけェっスww
…………なんて茶化さずにはいられねえわ
虚無以外のメイジが邪気眼だったら、サイトは茶化しに茶化して決闘三昧だったんだろうか
>>903 逆に胸の部分だけ異様にデカいプレートアーマーとか
全人類がブロンティストなハルケ
サイトの年齢が原作よりもちょっと若い
具体的には14歳くらい
ルイズ「魔法を使ったら負けだと思っている」
>>911 騎士隊のサイトがこの騎士隊では俺はおさまらぬだろうと騎士隊を抜けると言い出した
リーダーは言った「たしかに抜けるのは勝手だがそれなりの抜け方があるでしょう?」といったが残念ながら引き止めたいのがバレバレで
隊員は「サイトさんが抜けるならわたしも抜ける」「サイトがいない騎士隊に未来はにい」「お手本がいなくなる・・」
サイトはどこでも引張りたこでつい先日も取りまきの女たちに姦誘されていた
リーダーに「何か言う事はないか?」というとリーダーは口頭で「もう残る気はないのか?;」と言ってきたが俺は「おいィ?お前らは今の言葉聞こえたか?」といったら
「聞こえてない」「何か言ったの?」「俺の記憶には何もないな」という返事
等々リーダーの口から「残ってください;;」とリーダーなのに格の違いを見せつけられ自分の地位を悟ったのかいつのまにやら丁寧語になっていた
サイトは「地位と権力にしがみついた結果がこれ一足早く言うべきだったな?お前調子ぶっこき過ぎてた結果だよ?」
リーダーは騎士隊を壊さないでと泣いてきたがサイトに未練は無かったサイトは木剣を投げ捨てた
仲間達は「存在があまりに大き過ぎた」「これじゃ何も出来ない」系の事を言っていたがもうだめ
やはりメイジよりサイトの方が頼りにされていたヨルムンがんドとの戦いで
おれは集合時間に遅れてしまったんだがちょうどわきはじめたみたいでなんとか耐えているみたいだった
おれはアクイレイアにいたので急いだところがアワレにも聖堂騎士団がくずれそうになっているっぽいのがLS会話で叫んでいた
どうやら聖堂騎士団がたよりないらしく「はやくきて〜はやくきて〜」と泣き叫んでいる水精霊騎士隊のために俺はタイガー戦車を使って普通ならまだ付かない時間できょうきょ参戦すると
「もうついたのか!」「はやい!」「きた!盾きた!」「神の盾きた!」「これで勝つる!」と大歓迎状態だった
あとはまかせた
クロススレですら追い出されたのに、何でここでやるかね……
ぶっちゃけ ネタが わからない
ルイズがもし妾の子だったら。
ひねくれかたがさらにひどいことになりそうだな…
自分はどうせ妾の子だし期待されてないから気楽でいいわ、的な感じでプレッシャーが減って、逆にいい傾向を見せるやもしれん
ヴァリエール三姉妹が順序逆になっていたら。
ただし、末妹エレオノールが長姉ルイズを折檻するのは原作どおり。
>>920 ルイズすでにワルド辺りとゴールインしてそうだな、それ。
年齢的に考えると。
ルイズはそのままで年齢差を同じにすると、三女が五歳か……
次女は10引いて、三女はそっから元の年齢差にするとか
それならいっそ、3つ子にして全員学園に放り込むといいと思うよ! 外見はそのまんまで
>>923 他の姉妹は年上だからでスルーできたコンプレックスが
直撃する事になるから原作以上に酷い事になるんじゃ・・・・
>>924 1人目:ごく普通に優秀、ただし胸は無い
2人目:優秀だが病弱、圧倒的戦力
3人目:座学は優秀だが魔法が致命的(実は虚無)、胸も発育も無い
エレ様にもあるいみでコンプレックスつきそうだね、いいところ吸っちゃったんじゃないか的な意味で
>>926 わかりやすくいうと、おなじねんれいだと、トラウマはかいりょくばつぐんだねってこと
928 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 15:00:30 ID:BxSM5nUZ
ルイズが魔法はからっきしなのに、ティファニア並の胸と今よりは高い身長と
胸の大きさ以外はバランスの取れた体型で、結婚の申し込みが昔から凄いとか
学院入学もパパが心配で最後まで大反対したとか
ちなみに、失敗魔法で服がボロボロはデフォルトなんだけど、何故か男子は
ルイズが魔法を使う時には近くにやってきてガン見状態・・・生存率はかなり低いが
とかならどうかな?
なにそのオリキャラ
平民の扱いからすると、プロポーションよくても魔法がダメなら身障者扱いじゃないかな。
体だけで結婚申し込みが来るような、魔法がそれほど絶対視されないところなら、
魔法使えなくても統治能力に優れた貴族とかがそれなりの割合いると思う。
931 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 16:06:16 ID:BxSM5nUZ
つゲルマニア
クルデンホルフもじゃね?
王家の遠縁にあたる血筋だから、魔法使えなくてもそれなりの扱いは受けそうだが、逆に魔法使えないと闇に葬り去られそうでもあるか?
もしも、虚無がルイズじゃ無くて、エレだったら。
救いが無ェ!
ルイズは何の系統になるのかね
どっかで見た水系統のトリステイン王家の傍系だからルイズも水系統ってのはなるほどと思った
優しい霧雨?>トリステイン王家の傍系だからルイズも水
母親似だから風になるんじゃねえかな?
でも姉ちゃん達はどっちも土なんだよな……父ちゃんが水で母ちゃんが風なのに
>>935 妥当に考えるなら風じゃね?
母方の血筋的にも、風竜とかを使い魔にすれば原作との差異が減る利点的にも
ふと浮かんだとんでもないの
カリン様が見た目『だけ』ロリ
寧ろそこは虚無のロリカトレアと小児科医のサイトで一つ
ルイズが自分の属性を火だと嘘ついたとき
祖父とおなじとか言って納得されてたから属性の偏りの無い家系なのかもしれん
>>917 逆に考えて…ルイズ意外は妾の子
結婚後にカリン様が石女と判明、浮気ではなく義務として側室を持つ公爵
側室の子(エレ&カト+α)は皆優秀
奇跡的に正妻のカリン様にも子が出来て歓喜するが魔法が使えないとか…
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 02:23:48 ID:+as7xGG7
公爵の側室がルイズの弟を産んで、しかも跡取り息子の弟が
魔法も性格も容姿も充分以上で、跡取り要員(婿取り娘)としても
価格暴落なルイズとか
でも、弟はルイズを慕っているし、ルイズも(姉たちも)弟を可愛がってたりするんだな
原作みたいに平民のサイトが手柄を立てて下級貴族だけど領地持ちになったら
あっさり嫁に行ってもあまり文句はでないかもしれんな
>>942 そんな優秀な弟くんがいて、カトレアさんだけでなくエレ姉さんとルイズまでその子を可愛がっていたら、
ちょっとだけエレ姉さんとルイズが好きになれていたかもしれん
二人とも普通に可愛がりそうだと思うけどなぁ
もしメイジの系統が血液型由来だったら。
A 水
B 風
AB火
O 土
辺りで。
生まれた子の系統が明らかに父親と合わなくて揉めたり。
まず血液型の概念がハルケギニアにないと思われ
そういや以前どこかで、
風=A、土=B、火=O、水=ABっぽいと言われてるのを目にした覚えがある
でオリキャラの弟がサイトと同じ顔で名前もサイート
>>946 血液型の概念がなくても実際は血液型があって、メイジ達も何となく規則性を見い出しているとか。
>>946の表を元にすると、夫婦ともに火メイジ(=O型)なら子供も必ず火メイジになる、みたいに知られているとか。
むしろルイズが末弟で……
いやね。男のツンデレも悪くはないと思うんだ。(ただしイ(ry)
>>949 男のツンデレってのはM字王子とかの「お前を倒すのはこの俺だ、他の奴にやられるんじゃない」だと思うんだがどうか
母親の真似をして男装してるルイズ
虚無はRH-のO型みたいなもんか
男のツンデレってのは、男子小学生が好きな女の子を苛めるみたいのだろ。
もしも虚無が、キレイな虚無だったら。
男でツンデレと言うと、ギター嫌いのタルボ使いなミュージシャンのオッサンを思い出す。
>>951 それは男装好きな美少女として入学してるのか、はたまた性別を偽って美少年として入学してるのか。
……ルイズが性別偽るメリットが一切無い気が。
魔法ダメダメだと男の方が風当たり強そう。
熟女コマンドーカリン
ネタが古すぎですな
キュルケ:「お前はいつも勉強とサイトへのお仕置きしてばっかりいるけど魔法を決めない。
お前が決めているのはユーチューブ(動画共有サイト)の中だけ」
957 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 21:12:15 ID:57neNzbe
側室さんが産んだルイズ弟にキュルケの妹がチョッカイをかけて・・・
で、大戦争になりそうなところに、友人たちも、それ以上に、ご主人様もあてにならない状況で
戦争回避の為に走り回るサイトとか
ヴァリエール家は基本男装なIF
つまり次女が分家した理由が男装できないからか
胸にサラシを巻いて男装……素敵過ぎると思わないか?
さらしだと普通なら型くずれを気にするところだがファンタジー乳は型くずれとは無縁だしな
長女も三女もさらしを巻いてるよりも低い胸の持ち主だからな
サイトが筋肉モリモリのオカマでルイズが華奢なオナベ
一度おかま・おなべ板を覗いてこい馬鹿者
ハルケギニアが大食い至上主義社会
はい、普通にTABASAですな
タバサとイバレラの生まれが逆だったら。
もちろん、魔法の才能は立場変わっても変わらず。
無能から生まれた天才と天才から生まれた無能。
性格はどう変化するだろう。
やべえイバレラはベルセルクの妖精だったw
久々に予測変換ミスが火を吹いたw
>>965 ウエスタンスタイルにサングラスのコルベールがサイトをスカウトするんですね
>966
両親が不義を疑われる。
シャルロットが両親の愛情に飢える。
イザベラがルイズ化する
でも本編でもシャルロットの母親とかろくでもなくはあるしなぁ…
ジョゼシャル兄弟は本編よりはマシな関係になるんじゃなかろうか
もしも、タバサと人化きゅいきゅいの見た目が逆だったら。
キュルケと巨乳コンビと申したか
>>969 >イザベラがルイズ化する
公正だが厳しいカリン様と違いオルレアン夫妻が両親なら
そんなにひねくれ無い気もする、最初から綺麗なイザベラ状態かも
コルベールが鬼の訓練教官だったら…
貴様らは厳しい俺を嫌う
だが憎めば、それだけ学ぶ
俺は厳しいが公平だ 人種差別は許さん
ガリ豚、ゲル豚、トリ豚を、俺は見下さん
すべて―――
. .
平等に価値がない!
俺の使命は役立たずを刈り取ることだ
愛するトリステインの害虫を!
分かったか、ウジ虫!
とてもじゃねえが貴族を育成する学校とは思えない教育方針だな
いやいや、某男塾と同じでここから将来トリステインを担うに相応しい漢…
じゃなかった、未来の大貴族が生まれるのですよ…きっと、いや多分。
少なくとも貴族としての品性は無いだろうな
案外下級貴族向けの軍学校とかそんな感じかもしれんがw
コルベールってかメンヌヴィルのほうがあってそうだな
>>973 実家の教育で口から糞を垂れる前にサーを付ける事が当然に成っているルイズは学ぶ事が無いな。
トイレで杖を磨いているルイズ……
980なんで次スレ挑戦してみます。
乙!
さて、さっさと埋めてしまおうか。
使い魔を複数召喚出来たら。
ヴァリエール家がエレオノール、カトレア、ルイズの三姉妹ではなく
カリーヌ、エレオノール、カトレア、ルイズの四つ子だったら……
三女の病気を治す為、長女は秘薬やその材料を捜しにハルケギニア中を飛びまわり
次女は四女を助手に据えて研究に没頭し、三女は趣味と兼ねて姉妹の為の薬草作り
とか
>>984 何故か複数の男を侍らすキュルケが思い浮かんだ
>>987 それだと、メイジが召還した使い魔に責任を持たなくても良いIFまで混ぜないと
使い魔の飼育費で余程の金持ち以外は破産しないか?w
ルイズが召喚したのが水浴び中のテファだったら
とりあえず男は立てなくなるな
別の意味ではたつけど
女子「エルフよー!」
男子「エロスだー!」
>>989 胸部装甲が武器だと認識されるんですね。
そして、自分の武器の正しい使い方を知るテファ。
戦略兵器だからなw
原作みたいに耳を隠して一定期間親しくしたあとで正体バラすとかじゃないと流石に偏見が酷いだろうけ……この場合、マチルダさんが保護にはしるのか?
オールドオスマンもありますぜ旦那!
996 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 20:30:14 ID:Fxd0g9Qo
997 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 20:31:39 ID:Fxd0g9Qo
998 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 20:33:12 ID:Fxd0g9Qo
999 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 20:34:39 ID:Fxd0g9Qo
1000 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 20:36:04 ID:Fxd0g9Qo
1000
1001 :
1001:
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