【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚88人目】

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672sage:2009/08/12(水) 10:44:36 ID:uIrdLFnr
しえn
673S.H.I.Tな作者:2009/08/12(水) 10:47:54 ID:EVbULLJd
支援ありがとうございます。では30話から参ります。
674S.H.I.Tな使い魔30:2009/08/12(水) 10:48:55 ID:EVbULLJd
 一行はすぐさま学院の二頭立て馬車に乗り出立した。

 道案内のロングビルが御者を買ってでており、後ろの座席にルイズと康一、キュルケとタバサが座っている。

「ねぇダーリン。盗まれた弓と矢ってどんなものなのかしらね。」

 ルイズとキュルケの康一の隣争いは、キュルケの「ルイズってばそんなに康一にひっつきたいわけ?」の一言に、
「ご主人様は使い魔がへんなことしないように見張ってないといけないんだもん。」と言い張るルイズが勝利を収めていた。

「え、えーっと・・・どうだろうね。」

 康一は答えた。
 どんなのかはわかんないけど、ぼくあんまり弓矢にはいい思い出がないんだよね。」 

 康一は胸のあたりをさすった。
「一度死にかけたことがあってさ。」

 キュルケが目を丸くする。
「まさか弓で射られたことがあるの?」

「うん・・・まぁね。」

 虹村形兆に矢で貫かれたあのとき、仗助くんの助けがなければぼくはきっと死んでいた。

「あんたって意外と危ない人生送ってんのねー。」
 ルイズが半分呆れて言った。

「いや、それまでは平和に学生生活送ってたんだけどね・・・」

「小さい頃からそういう経験してたからこんなに頼りになるのね。トリステインの男共も見習ってほしいわね〜。」
 キュルケは御者台に目を向けた。
「そういえば、ミス・ロングビルの魔法のクラスはどのくらいなのかしら?」

 ロングビルは軽く振り向きながら答えた。
「私は土のラインです。でもみなさんと違って戦いの経験があまりないので、道案内以上のことはあまり期待しないでくださいね。」

「十分よ。それでもトライアングルの私とタバサ。それにコーイチはいるし、ルイズの爆発・・・あら、ちょっとした戦力じゃない。」

「私は爆発なわけ・・・」
 ルイズは不満げだ。

「あら。あなたの爆発だって馬鹿にしたものじゃないわ。やれることがゼロじゃないんだから、少しは役に立ってもらわないとね。」

「やっぱり馬鹿にされてる気がするわ・・・。」
 キュルケの軽口にルイズはため息をついて顔を背けた。
 
でもその背中にうれしい気持ちが隠し切れずに見えて、康一は思わず笑ってしまった。

「みなさん。そろそろ目撃証言のあった小屋につくころです。ここからは歩いていきましょう。」
 ロングビルは道ばたに馬車を寄せた。

 一行が馬車を降り、茂みの奥をのぞき込むと20メイルほど先に小さな小屋がある。

「昨夜、あそこにフーケらしき、ローブをまとった男が入っていったということです。」
 ロングビルが声をひそめて説明した。
675S.H.I.Tな使い魔30:2009/08/12(水) 10:49:57 ID:EVbULLJd

「まだ中にいるのかな。」

 康一がつぶやきに、今まで空気のように静かだったタバサが答えた。

「気配はない。でも確証がない。偵察が必要。」

 自然と皆の視線が康一に集まる。

「ぼ、ぼくですかぁ!?」

「あたりまえでしょ。使い魔なんだから。」
「適任。」
「ダーリン。がんばって!」

 三人がそろって頷く。

「全く・・・こういうときだけ一致団結するんだからなぁ。」

 康一は剣を抜いた。シュペー卿の剣である。
 デルフリンガーは大きすぎて、扱いづらかったので、馬車に置いてきたのだ。

 茂みを出て、小屋まで小走りで近づく。

 壁際にしゃがみこむと、窓から中を覗いた。
(誰もいないな・・・)
 しかし中に隠れているかもしれない。

 康一はACT2を呼び出した。


 康一はあれから密かにスタンドと魔法について実験をしていた。
 スタンドは本来、スタンド使いが触らせようとしないかぎり、スタンドでないものが触れることはできない。
 つまり逆にいえば、スタンドはどこでもすり抜けて移動ができる。
 しかし魔法学院の壁のように、固定化などの魔法がかけられている場所や魔法自体、そしてメイジの体はなぜか透過することができなかったのだ。
 一方、魔法がかけられていない壁はやはりすり抜けることができた。それどころか平民にはやはりスタンドが見えていないことが分かったのだ。
(シエスタの目の前で手を振らせてみたのだが、見えている素振りも見せず、小首を傾げるだけだった。)

 ACT2は壁をぺたぺたと触る。透過できそうだ。魔法はかけられていない。
 康一はスタンドを小屋の中に潜り込ませた。


 こじんまりとした小屋である。
 壁際にはいくつかの棚。箱。
 ベッドなどはない。

(隠れ家じゃないみたいだな・・・)

 人影もない。念のためにACT2に小屋の周りも調べさせたが、やはりどこにも人影はなかった。

 剣を納め、陰からこちらを見守っている女性陣に首を振ってみせた。

 皆ほっとした様子で康一の元に駆け寄る。

「もう逃げちゃったのかしら・・・。」
 その中でルイズが残念そうにいう。

「いないにこしたことはないよ。」
 相手はメイジが総掛かりで捕まえられない大盗賊である。
 康一はそんなのを相手にして無事でいられるかどうか全く自信がなかった。
676S.H.I.Tな使い魔30:2009/08/12(水) 10:50:59 ID:EVbULLJd

「では中の調査をお願いしますわ。わたしはこの辺りを調べて参ります。」
 ロングビルは小屋の裏手へと行ってしまった。

 もう調べましたよ。と言いかけたが、やめた。
 言ったらキュルケやタバサにも「スタンド」について説明しなければならなくなる。

 もう言ってしまってもいいとも思うのだが、今はその時ではない。これが終わったら説明しよう。

 ロングビルを見送って、康一は小屋の扉を開けた。
 中にいないのは分かっている。警戒することなく、小屋の中を調べにかかる。

 女性陣三人も恐る恐るついてきた。

「ちょっとダーリン。いきなり入っちゃうなんて不用心じゃない?まぁ大丈夫だったみたいだけれど。」

 うん、そうかもね。言葉を濁す。

 棚の中にはそれらしきものはなかった。
 棚の横にある木箱を開いた。

          ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「こ、これは・・・・!!」
 そこに入っていたのは『弓と矢』。そこいらで狩猟で使われているようなものとは明らかに違う。装飾がちりばめられた鏃。
 そして康一には分かる。これは自分を含め、杜王町にたくさんのスタンド使いを生んだ、あの矢。あれと同じものだ!

(まさかとは思った。でもまさか本当にあの『弓と矢』だなんて・・・)
 『弓と矢』を手に取った。自分の中の「エコーズ」が、引き寄せられるようななにかを感じた。

「どうしたの?なにか・・・あっ・・・こ、これって。盗み出された『弓と矢』じゃないの!?」
 ルイズが歓声をあげる。

「そうみたいね・・・でも、フーケはいないのに、なぜ『弓と矢』だけがここに残されていたのかしら。」
 キュルケの疑問は誰もが思うところだった。

 しかし、自分たちの任務は『弓と矢』の奪還であって、フーケの捕縛ではない。

「一度学院に帰るべき。」
 タバサの提案に異を唱えるものはいなかった。

「それにしてもあっさり終わっちゃったわ。心配して損しちゃった。」
 ルイズは小屋の扉を開いて外に出ようとした。


 目と鼻の先で巨大な土のゴーレムが小屋を見下ろしていた。
677S.H.I.Tな使い魔30:2009/08/12(水) 10:52:14 ID:EVbULLJd

「・・・・・・・」
「・・・・・・・」

「・・・間違えました。」

バタン

「ちょっとヴァリエール!なんで扉を閉めちゃうのよ。」
 外が見えないキュルケが文句を言う。

「・・・いるんだもん。」

「はい?」

「いるんだもん!フーケのゴーレムがすぐ外に!目が合っちゃったんだもん!」

「そんな馬鹿なこと・・・。逃げだしたフーケがわざわざ戻ってくるわけないじゃないの。ほらどいて。」
 キュルケがルイズを押し退けて扉を開けた。

 遙か高みから見下ろすつぶらな石の瞳と目があった。

「・・・・・・・」
「・・・・・・・」

「お邪魔しました。」

バタン

「いたわ。目が合っちゃったわ。どうしましょうか。」

「どうしましょうかって・・・」

 ルイズとキュルケは言葉につまった。
 天井からぱらぱらという音が聞こえてくる。
 まるで土や小石が屋根の上に落ちてきているような・・・。

 どんな顔をすればいいかわからないまま、ルイズとキュルケは天井を見上げた。
「キュルケ。私すごくイヤな予感がするんだけど。」
「奇遇ね。あたしもよ。」

 タバサがぼそっと言った。
「踏みつぶそうとしている。」

 四人は目を合わせた。


「うわぁぁぁぁ!!」
「きゃぁぁぁぁあ!」
「いやぁぁぁぁぁあ!」
「・・・・・」

 そこからは早かった。窓をぶち破って四人が外に転がり出るのとほとんど同時に、ゴーレムの巨大な足が小屋を踏み潰した。
  
  
678名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 10:59:49 ID:XnrdnkkD
sienn
679S.H.I.Tな使い魔31:2009/08/12(水) 11:01:02 ID:EVbULLJd
「なんで外で待ち伏せしてんだよぉー!さっきはいなかったのにぃー!!」
「し、知らないわよッ!!」
 康一とルイズはそろって腰を抜かしている。

 キュルケも胸を押さえて荒い息をついている。
「あ、危ないところだったわ・・・」

 タバサはいち早く立ち上がり、ゴーレムに杖を向けている。

 ゴーレムは小屋から脱出した四人を見つけ、こちらに顔を向けた。

「・・・来る。」
 タバサは杖を降りあげた。

 ウインドブレイク!
 圧縮された風の槌が打ちつけられる。

 しかし表面の土を飛び散らせるだけで、ゴーレムは意にも介さない。

 キュルケもタバサに続いて、ファイアーボールを放った。
 ゴーレムの表面で爆発した火の玉は、炎と火花を飛び散らせたが、やはり効果は薄そうだ。

「大きすぎるし鈍すぎるわよ!」

 ゴーレムの歩みは止まらない。

 康一は剣を抜いた。シュペー卿の剣が怪しく光を放つ。
「ルイズ!逃げるんだ!」

 しかしルイズは座り込んだままだ。
「だ、だめ。腰が抜けちゃった・・・。」

「くっ!!」
 やるしかないのか!?
「キュルケさん!タバサ!ぼくが足止めするから、ルイズを連れて下がって!」

「い、嫌よ!私も戦うわ!」
 ルイズは立ち上がろうとするが、足に力が入らない。

「お願いだよ!ルイズは『弓と矢』を守って!」
 康一はルイズに『弓と矢』を預け、返事を待たずにゴーレムに向かって駆けだした。

「ちょ、ちょっと!コーイチ!!」

迫り来る康一にゴーレムは長い腕を思い切り叩きつける。
 しかしガンダールブのルーンによって、人外の反応速度と機動力を得た康一はやすやすと、叩きつける大質量をかい潜る。
 速度に着いていけないゴーレムは足下を飛び回る康一をただ追うばかりだ。

「今のうちに下がるわよルイズ!」
 その間にキュルケとタバサがレビテーションで連れて逃げる。

「ちょっと!離しなさい!コーイチを置いていけないわ!」
 ルイズは抵抗するがレビテーションで浮かされているので空中でじたばたとするばかりである。


 一方の康一は、ゴーレムの動きに慣れてきていた。今の自分なら、逆にこいつを倒すこともできるかもしれない。

 汗ばむ手で剣を握り直す。
 ゴーレムが拳を落としてくる。それをすれすれで回避し、手首に向かって野球のスイングのように剣を降り抜いた。
680S.H.I.Tな使い魔31:2009/08/12(水) 11:01:54 ID:EVbULLJd

ザシュッッッ!!

 剣はゴーレムの大木のような腕を半ばまで斬り裂いた。
「よし、いける!」
 これなら何度も切りつければ切断することだって可能だ。

 しかし

「ぬ、抜けない!?」

 根元まで埋まってしまった剣は、引き抜こうにもびくともしない。

 ゴーレムは剣の刺さったままの腕を大きく振り回した。

「し、しまったぁぁー!」
 剣がないと、ガンダールブの恩恵が受けられなくなる。離すわけにはいかない!
 康一は剣にしがみついたまま振り回された。

 そして・・・

「うわぁぁぁぁぁぁl!!」
 まるで遠投されたボールのように木々の向こうに飛ばされていった。

「コーイチーー!!!!」
 ルイズが叫ぶ。

「ダーリン・・・」
 キュルケとタバサもしばし呆然としていた。

 しかし、康一を片づけたゴーレムがこちらに視線を向けた。

「・・・ダーリンの心配をしている暇はなさそうね。」
 キュルケが言うと、タバサは黙って杖を構えた。

「コーイチ・・・コーイチが・・・」
 未だ放心して座り込んでいるルイズをキュルケが叱咤した。

「ルイズ!ダーリンは大丈夫よ!きっと戻ってくるわ!」
「それよりこっちの心配をなさい!『弓と矢』を守れって言われたんでしょ!」

 ルイズは思った。
 そうだ・・・。私はこんなところでお荷物になるために来たんじゃない。
 私は自分が貴族にふさわしいことを証明するためにここに来たのだ!
 杖を抜き、立ち上がる。
「私の仕事は『弓と矢』を守ること。コーイチが戻ってくるまで!」

 キュルケは心の底から満足そうに笑った。
「それでこそ私のライバルだわ!」
681S.H.I.Tな使い魔31:2009/08/12(水) 11:02:36 ID:EVbULLJd



 一方、飛ばされてしまった康一はというと。

「ぐ・・・ううっ。死ぬかと思った・・・。」

 なんとか生きていた。

 投げられた先で木の幹に叩きつけられようとした直前、「ポヨヨォ〜〜ン」の擬音を張り付けて衝撃を和らげたのだ。
 しかし跳ね返った後、枝で全身に切り傷を作り、地面に叩きつけられたので、すでにぼろぼろである。

「早くみんなのところへ戻らないと・・・」
 康一は剣を杖に立ち上がろうとして。

「な、なんだこれぇぇーー!」
 剣が根本からポッキリ折れていることに気がついた。

「シュペー卿が鍛えた魔法の剣がこんなにあっさり折れるもんなのかぁ〜!?」

 折れたのはたぶん振り回された時だろう。
 とにかく、もうこれは使いものにならない。ルーンも武器として認めないのか、反応しない。

「・・・そうだ。馬車にはまだデルフリンガーがある!」

 康一は折れてしまった剣の柄を捨て置き馬車へと急いだ。


 ルイズたちの戦いも熾烈を極めた。

 ゴーレムの表面で爆音とともに土が盛大に弾ける。ルイズの爆発だ。
 しかし、すぐに土が集まり、傷跡を修復していく。

「こ、これはそろそろ逃げた方がいいかもしれないわね。」
 キュルケは汗で額に張り付いた髪をかきあげた。

 土くれのフーケは土のトライアングルだと聞いている。それなのにトライアングルの火と風、それにルイズの三人がかりでもゴーレムを倒すことができない。

「・・・」
 タバサは答えずに呪文を詠唱する。

 実は先ほどから上空で待機させていたシルフィードに飛び乗るタイミングを窺わせていたのだが、それをさせまいと立ち回るゴーレムが邪魔をし、果たせずにいた。

「逃亡するにもきっかけが必要。」
 走っても追いつかれる。逃げるならシルフィードに乗るタイミングを作り出さないといけない。

「じゃあ、きっかけを作るしかないわね・・・!タバサ!あれ、行くわよ!!」
 キュルケが振り向くと、タバサがコクリと頷く。


 詠唱とともに、タバサが風を纏い、氷の結晶が集まってくる。
 そしてキュルケは今まで以上に念入りに魔力を集め、特大のファイアーボールを形成した。
 タバサが杖を降る!ウインディ・アイシクル!
 ゴーレムの左足の根本に氷の刃が深々と突き立つ!
 そして間髪入れずのファイアーボール!


 親友同士だからこその暗黙の連携!
 タバサが作り出した冷気によって集積、圧縮された空気や水が、キュルケの炎で急激に熱せられ、爆発的速度で膨張する!
 
682S.H.I.Tな使い魔31:2009/08/12(水) 11:03:29 ID:EVbULLJd

 ドォォォォン!!!

 爆風が吹き荒れ、ゴーレムの左足が爆散した!
 片足を失い、バランスがとれなくなったゴーレムが転倒する。

 期を逃さず、タバサが指笛を吹く。今ならシルフィードが拾い上げることができる。

「ルイズ!逃げるなら今よ!こっちへ!!」
 キュルケがルイズを呼ぶ。

 しかしルイズは振り向かない。
「ルイズ!!」

 キュルケが叫ぶ。

「嫌よ!もう逃げたくないの!私はもう、逃げないわ!!」
 ルイズのファイアーボール。未だ、爆発しか起こせないものの、訓練のたまものか、以前よりも格段に命中率が向上している。
 手を突いて立ち上がろうとするゴーレムの手首に命中し、ゴーレムは再び突っ伏した。

 しかし、ゴーレムは猛烈な速度で再生する。

「もう限界。」
 これ以上待てば、離脱する最後のチャンスを失う。
 タバサはキュルケを強引に引きずり、飛来したシルフィードに飛び乗った。

「ルイズーー!!」
 キュルケは叫ぶ。飛び降りようとするが、タバサがつかんで離さない。

「もう私たちにできることはない。行っても死ぬだけ。」

 キュルケは歯噛みした。
「もう!どうしてトリステインの貴族はこう変なところで意地っ張りなのよ!!」


 ゴーレムの再生が完了した。

 再び立ち上がったゴーレムを、ルイズは睨みつけた。
 怖い。膝が震えるのを隠すこともできない。
 座り込んでしまいたい。泣いて助けを呼びたい。
 でもできない。ルイズの貴族としての矜持がそれを許さない。
 魔法の使えないルイズにとって、矜持のみが自らを貴族たらしめるものだからだ。
 立派な貴族として認められたい!

 詠唱、照準、引鉄。
 できそこないのファイアーボールが表面で弾けて土をまき散らす。

 しかし歩みは止まらない。
 私の魔法じゃ、こいつを止められない・・・!それはわかっていた。

 でも・・・・
「これならどうかしら。」
 ルイズは弓に矢をつがえた。

 当然弓矢など使ったことはない。むしろ魔法を絶対視する、貴族にとって軽蔑すべき平民の武器。
 しかし学院の最秘宝。禁断とされたこの『弓と矢』なら、あんなゴーレムなど一撃で倒してしまえるはずだ。
683S.H.I.Tな使い魔31:2009/08/12(水) 11:04:10 ID:EVbULLJd
 

 昔見た平民の狩人を思いだし、見よう見まねで狙いを定める。弦の重さと同時に恐怖で腕が震える。

 本当に当たるだろうか。でも、当てるしかない!

 ルイズは矢を放った。

 素人のルイズが放った矢は、バヨ〜ンと間抜けな音を立ててあさっての方向に飛んだ。
 しかしルイズにとって幸運だったのは。それでも当たるほどゴーレムが近くに近づいていたこと。
 そして・・・

「そ・・・そんな・・・」

 不幸だったのは矢がゴーレムに突き刺さっても、何の意味もなかったということ。
 そして、矢が刺さった時点で、ルイズはゴーレムの必殺の射程圏内まで近づかれていたということだ。
 ゴーレムがゆっくりと拳を振りあげる。

「ルイズーー!!」
 康一が飛び出してきたのはその時だった。デルフリンガーの鞘を捨て、風のような速度で走る。

「こ・・・」
 声が出なかった。

 ルイズは弓を、杖すらも打ち捨ててただ、走り来る康一に向かって手を伸ばした。

 地面を擦るように飛来する、ゴーレムの岩石の拳が。

 康一の目にも留まらぬ疾走が。

 共にルイズに迫った。


 しかしガンダールブの必死の手は後わずか、彼の主人まで届かなかった。

 ほんの一瞬、ゴーレムの拳が早かった。



 ルイズは死んだ。
684S.H.I.Tな作者:2009/08/12(水) 11:04:52 ID:EVbULLJd
そろそろ規制が入りそうなので、32話は少しおいてから投稿しますね。
では後ほど。
685名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 11:06:17 ID:kJ+ZLDpp
読むのに必死で支援をすっかり忘れていた
何を言ってるのかry
投下乙!
686名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 11:17:32 ID:i4+tIrJ0
ゴーレム相手にゃ効果無しか。よかった。
メイジにはスタンド見えるみたいだからひょっとして魔法がスタンド扱いでレクイエム発動とかなったらどうしようかと思った。
フーケ・ゴーレム・レクイエムとか見てみたかった気もするがw
687S.H.I.Tな作者:2009/08/12(水) 11:39:59 ID:EVbULLJd
そういやどれくらい自重してればいいのかわからないですね
32話投稿いきますです。
688S.H.I.Tな使い魔32:2009/08/12(水) 11:41:00 ID:EVbULLJd
 そもそも康一が戦いの場に戻ってきたときには、もう手遅れだったのだ。
 距離は遠く、敵はすでに必殺の体勢を整えていた。
 ガンダールブの俊足を持ってしても手が届かないほどに。

 そう、ガンダールブなら間に合わなかった。


 しかし康一はガンダールブである前に、スタンド使いだった!


 ズドォーン!!!
 巨大な岩が打ちつけられる音がした。

 死んだと思った。
 でも、いつまで立っても衝撃が訪れないので、ルイズは恐る恐る目を開けた。
 目の前にゴーレムの拳があった。
 しかし、その半ばまでが地面にめり込み、動きを止めていた。

「射程距離5mニ到達シマシタ!S.H.I.T!!」 
 そのそばに浮かぶ、白い人影。

「あ、危ないところだった・・・!!ギリッギリ間に合ったよ!!」
 そして拳とルイズの間に阻むように立つ康一の背中。

 康一は振り向いて笑った。
「大丈夫だった?」

 我慢していたものが溢れた。

 怖くて、安心して、訳の分からないうちに気がつくと涙がこぼれていた。。
「こ・・・怖かったわよ・・・!早く戻ってきなさいよ!バカっ!!」
「ご、ごめん。」
 康一は女の子の涙に狼狽えながらも謝った。

 ゴーレムは急に重くなり、動かなくなった右腕を持ち上げようとして、逆にバランスを崩して膝をついた。
 至近距離なので砂埃が舞い、二人は目を細めた。

「でも、そのへんはこいつを倒してからだよね。」
「・・・大丈夫なわけ?」 
 ルイズはずずっと鼻をすすった。

「うん。あいつを倒す方法を思いついたんだ。だから・・・」

 ゴーレムは右腕を持ち上げるのをあきらめ、無事な左腕を振りあげる。

「ちょっとごめんよ!」
「え?きゃぁ!!」

 康一はデルフリンガーを逆手に構え直し、ルイズを横抱えにした。
 いわゆる「お姫様だっこ」というやつである。
689S.H.I.Tな使い魔32:2009/08/12(水) 11:41:42 ID:EVbULLJd

 降りおろされる左腕を横っ飛びに回避する。そして動かないままの右腕を駆け上がった!

 ルイズは慌てて康一の首にしがみつく。

 康一はゴーレムの肩口から飛び上がり、ゴーレムの頭のてっぺんに着地した。ルイズを降ろす。

「な、なんでこんなところに来ちゃうのよ!」
 ルイズが悲鳴をあげる。

「5m以上離レマシタ。3FREEZE、解除シマス。」
 ACT3が忠告する。

 自由になった土の巨人が立ち上がる。

 康一はデルフリンガーをゴーレムの頭に突き立て、もう片方の手をルイズの腰に回し、振り落とされないように踏ん張る。

 ゴーレムが立ち上がった。もっとも高い、頭のてっぺんは20m近い。

「こ、これ危ないんじゃないの?こんな高いところにいたら逃げられないじゃない!」
 下を見るのも恐ろしいほどの高度。逃げ場はない。

「大丈夫だよ。この、『背筋が伸びた状態』がいいんじゃあないか。」
 康一に動じる様子はない。
「君の使い魔を信じてよ。」

 もうルイズは康一に全部任せることにした。
「もう・・・知らないからね!!」
 ルイズは顔を押しつけるようにして、康一にいっそう強くしがみついた。

 ゴーレムが頭の上の康一たちをとらえようと両手を伸ばす。

 康一は高らかに叫んだ。
「たしかに逃げ場はない!でもチェックメイトだ!!ACT3!!」
「3FREEZE!!!」

 ACT3は、康一が乗っている、ゴーレムの頭部の重量を激増させた。
 ガンダールブの力を加えられたACT3による、0距離、最大出力の3FREEZE!!



      ズウゥゥゥン!!!!



 抗すべくもない。
 瞬きする間もなく、数百トンの重量を持たされた頭部は、それを支えるすべての部位を圧壊し、押しつぶした。

 その衝撃で地面が陥没し、クレーターを形成する。
 砂埃が、辺縁で巻き上がる。しかし康一とルイズのいる中心部では埃一つたっていない。

「すごい・・・・」
 あっけにとられるルイズ。
 康一が少し恥ずかしげに鼻の下をこする。
「へへ、だからいったでしょ。君の使い魔を信じてって。」
690S.H.I.Tな使い魔32:2009/08/12(水) 11:42:23 ID:EVbULLJd

 

 ゴーレムを倒した二人が、クレーターから出てくると、ミス・ロングビルが駆け寄ってきた。
「ミス・ヴァリエール。コーイチさん。大丈夫でしたか!?」

「ええ、ぼくたちは何とも。ミス・ロングビルこそ無事だったんですね!」

「はい。フーケらしき男に当て身を受け、気を失っていましたが・・・。」
 ミス・ロングビルは首元を撫でた。

 上空からシルフィードも降りてきた。

 飛び降りてきたキュルケが康一に飛びついた。
「すごいじゃないのダーリン!あのゴーレムを倒しちゃうなんて!!」
 顔を離していたずらっぽく笑う。
「でも、あの『能力』のことは今度しっかりと教えてもらうわよ。」

 タバサも後を追って降りて来た。
「油断は禁物。術者が近くにいるはず。」

 一行は周りを見回した。ゴーレムが動きを止め、森からは木々のざわめきや鳥の声以外の何も聞こえない。

「そういえば、『弓と矢』は?」
 ミス・ロングビルが尋ねる。

「あ、それならここに。」
 康一はゴーレムの土の中から掘り出した矢を取り出してみせた。足下にある弓も拾って、ロングビルに渡す。

「ああ、よかった・・・。」

 ほっとするロングビルに、杖を拾ったルイズが言う。
「でも、その『弓と矢』は何の魔力もないと思うわ。ゴーレムに撃っても全然効果がなかったもの。」

「いや・・・」
 康一は矢の不思議な文様を見ながら言う。

「それはそうやって使うものじゃないんだ。」
「え!?」
「コーイチさん。この『弓と矢』の使い方を知っているのですか!?」
 康一は頷いた。

「ええ。まさかとは思っていました。この世界にあの『弓と矢』があるわけがないと・・・。」
「でも、間違いありません。それはぼくの知るあの『弓と矢』です。それと同じものがぼくにスタンド能力を与えたんです。」

 ロングビルはごくりと生唾を飲み込んだ。
「そ、それでその使い方は・・・。」

「それは・・・帰ってからオールド・オスマンと一緒に説明します。みんなにももう知っておいてほしいことだから・・・。」
 ミス・ロングビルは小さくため息をついた。
691S.H.I.Tな使い魔32:2009/08/12(水) 12:01:08 ID:EVbULLJd

「・・・・そうですか。それじゃあしょうがないですね。」
 気がつくと、杖を抜いている。数語の詠唱。

 最初に異常に気がついたタバサが杖を構える前に、ミス・ロングビルの詠唱は完了していた。

 あたりの土が盛り上がり、ミス・ロングビル以外の4人の体を拘束する。

「こ、これは!?」
 康一も剣を抜く暇がなかった。

 タバサが珍しく悔しさを滲ませて答える。
「『アース・バインド』土のトライアングル・スペル・・・。」

「そんな!ミス・ロングビルは土のラインのはずでしょ・・・!」
 キュルケが叫ぶ。

 タバサはミス・ロングビルから視線を離さない。
「うかつ・・・。彼女が土くれのフーケだった。」

 ミス・ロングビルがにやりと笑った。大きく手を叩く。

「ブラボー。ブラボー。・・・・と言ったところかね。さすがはシュバリエ、頭の回転が速いねぇ。」
 メガネを取り、斜に構えると、大人しそうな風貌がはぎ取られ、皮肉げなアウトローのそれへと変貌した。
 口調もはすっぱなものへと変わっている。

「ミス・ロングビル!あなたがフーケだったんですか!?」
 康一は裏切られたように思った。彼女は康一がこの世界に来てから最も信頼できる女性の一人だったからだ。

「そうさね。秘宝『弓と矢』を盗み出したはいいが、使い方がわからなくてねぇ。」
「捜索隊を出すなら使い方を知ってるやつが来るだろうと踏んだのに、まさかオールド・オスマンすら使い方を知らないと知ったときはどうしようかと思ったけれど・・・」
 康一を見る。
「まさかあんたが知ってるとは、ついてるねぇ。」

 康一はエコーズで攻撃しようと思った。
 魔法と違って、体が動かなくてもスタンドは動かせる!

 しかし、その前にフーケが釘を刺した。
「おっと、コーイチ。それにそこの風竜も!ちょっとでも妙な動きをしたら、その場で全員殺すからね。さぁ、『弓と矢』について話してもらうよ!」
 きゅいー!シルフィードが鳴くが、タバサを首を横に振った。

 康一は思った。話すわけにはいかない!
 話せば、彼女か、彼女が渡した人間が、虹村形兆や写真の親父と同じことをする!!

 ためらう康一にフーケは目を細めた。
「そんなに悩むなら、話しやすくなるようにしてやろうかねぇ。」


  グググッ!!


 康一以外の三人を締め付ける土の圧力が強くなる。

「いっ・・・・」
 肺から空気を押し出され、そろってヒューヒューとした息を吐くばかりだ。

「わ、わかった。話す!話すから!」

「そうそう。大人しく話せば丸く収まるのさ。安心しな。私はあんたを気に入ってるんだ。話すなら誰も殺しはしない。」
692S.H.I.Tな使い魔32:2009/08/12(水) 12:01:51 ID:EVbULLJd

 康一は観念した。
 知っていることを話す。
 自分は日本という国・・・ハルケギニアからすると多分異世界からきたこと。
 矢で胸を貫かれ、スタンド能力に目覚めたこと。
 スタンドはスタンド使いによって一つ一つ同じものはないこと。

「つまり・・・」
 フーケは『弓と矢』に視線を落とした。

「これで私を刺せば、私も「スタンド」が手に入るかもしれないってわけだ。」
 フーケは矢尻を自分の腕に近づけた。

 しかし思いとどまる。
「いや、あのエロジジイはこの矢が平民の手に渡れば、といった。メイジの私が使うのは危険かもしれないね。」

「それよりも、これを使って平民にスタンド使いを増やせば・・・。ふふふ、なるほど。それが世界の滅び、だね。高慢な貴族共が支配する世の中が終わるって訳だ。」 

 やはりそうだ。康一は思った。
 この人は、この矢を自分の欲望のために使おうとしている!!

「しかし・・・」
 フーケは康一の眉間に杖を突きつけた。
「スタンドは実際に見ているからともかく、異世界とはまた突拍子もないねぇ。適当言ってごまかそうっていうんなら・・・」

「証拠はあるよ!ぼくが日本から来たって証拠が!ルイズにはもう見せてる!」
 フーケはうろんな眼差しをルイズに向けた。

 ろくに息もできないルイズは、ただコクコクと頷く。
 康一を拘束していた土の戒めが解けた。

「じゃあ、見せてもらおうか。ゆっくりとだ。ほかの三人はいつでも殺せるってことを忘れるんじゃあないよ。」

 康一は黙って頷いた。
 フーケを刺激しないように、ゆっくりと財布から100円玉を出して、目の高さに掲げてみせる。
「あなたが盗賊なら、これの意味が分かるはずだ。」

 フーケは目を細めた。
 白い輝き。銀貨?いや、感じが違う。鉄でもない・・・。

「こっちに放りな。」

 康一は親指でコインを弾いた。
 コインは弧を描いてフーケに飛んでいく。

 しかし、飛ばした一瞬、緑色の何かが見えた気がした。
 
 直前。とっさにフーケはコインを避けた。

 盗賊の勘。康一は今、何かを企んでいた!
 避けざまに杖を振る。再び土が康一を拘束し、しめつけた。

「妙な動きをするな。と、いったはずだよ。」
 康一を睨みつける。
 康一は何も言わず、黙って圧力に耐えている。
693S.H.I.Tな使い魔32:2009/08/12(水) 12:02:32 ID:EVbULLJd

 フーケはコインを杖でつついてみた。

 コツコツ。

 ・・・何も起こらない。このコインに何か細工をしたのかと思ったんだが・・・私の気のせいか。
 フーケはしゃがんでコインを拾う。

 康一は忌々しげに言う。
「あの吉良吉影のまねごとはしたくなかったんだけど。」
「え?」

 フーケの指が、コインに触れた。

 コインに張り付けられていた「文字」のエネルギーが爆発する!


   ドッゴォォォォォォーーーン!!!!


 反応する間もない。
 至近距離で発生した爆風に、フーケは上空高く吹き飛んだ。
 フーケが吹き飛んだ爆風は、周りにそよ風一つ起こしていなかった。4人の戒めが解かれる。

 自由になった康一はふーっと大きく息をつき、服に付いた土を払った。


「まぁエコーズの場合は文字の『実感』を与えるものだから、吉良吉影のキラークイーンとは少し違うんだけどね。」

694S.H.I.Tな作者:2009/08/12(水) 12:03:25 ID:EVbULLJd
以上になります。
就職活動などで間が空くかもしれませんが、完結させる気ですので気長に待っていただけるとうれしいです。
ではでは
695名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 13:47:19 ID:lMzrKWIk
くわぁぁぁぁぁ・・・

格好いいじゃねぇか!康一!!

乙!!!

作者様、無理をなさらない範囲で頑張ってくださいね!
696名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 15:27:51 ID:V2bry3Nw
こ、康一くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!
まさか100円玉でどっごーz_____ん!をやるとは思いもよらなかった
かっこ良かったぜ康一君
697名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 16:42:18 ID:c9c9Ddgo
康一のひと乙!
しかしたった一つだけ言えば
その戦法を知ってるのは吹っ飛んだ重ちーだけなんだぜ

続き・・・待ってます・・・。
698名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 17:20:02 ID:ZAYqNgk/
更新止まったかとおもったらキター
就活がんばって!応援してるよ!
俺も就活だけど!
699名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/13(木) 04:01:40 ID:/SXO8veM
乙うううううう!!
700名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/13(木) 13:22:58 ID:tRAwGCu5
その投下、僕は乙を表する!

>>697
「触れたものを爆弾にする」という広い意味で取れば矛盾はしないぜ
701名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/14(金) 13:48:09 ID:WVZUFo+G
うお、S.H.I.Tきてたww
乙です。次回も頑張ってくださいー
702名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/14(金) 17:49:18 ID:ZYzt9xxl
【芸能】AV男優の加藤鷹(47)がNHKのバラエティ番組撮影中に3階から転落、意識不明の重体★2
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news7/1240277978/l50
703聖帝様:2009/08/16(日) 22:35:23 ID:d+ZhSLBE
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1250429623/
次スレだッ!
480まで1kb足りないが、もう少しで投下できそうだからおせっかい焼きの聖帝様が立てさせてもらうぜッ!
704名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/16(日) 22:48:02 ID:CFUOGFCu
聖帝様乙です。
705名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/16(日) 22:49:13 ID:+I+fVcGH
さすが
706名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/16(日) 22:55:11 ID:TRCmQvlq
おや、お久しぶりです
707名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/18(火) 01:02:49 ID:BzOZOete
聖帝様、兄貴の続きはまだですかい!?
708名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/19(水) 21:29:48 ID:kubziXMY
こっちは埋めか?
709名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/19(水) 23:41:12 ID:Bw90Cvob
じゃあ埋め
710名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/20(木) 20:04:54 ID:8Y4d85FE
                                          ○________
                               なぎはらえー     |:|\\:::::||.:.||::::://|    /イ
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  ト、     ,.    ̄ ̄Τ 弋tァ―   `ー /  l从 |メ|_l  l_.l斗l |ヽ V |:| ̄ ̄ ̄ ̄ フ  ̄ ̄    |                  イ
  ヽ \__∠ -――く  __       .Z¨¨\   N ヒj ∨ ヒソj .l ヽ\|       / /     |                / !
   ヽ  ∠____vvV____ヽ   <   ≧__/ ゝ、t‐┐ ノ .|┐  . \   / /         \           /   l
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 __  |\       l/V  _{_____/x|    (_|::::__ノ   }ィ介ーヘ  /  ,.-‐ ' ´           /       ____  ̄ ̄フ ∧  l
  )-ヘ j ̄} /|        /___/xx|       _Σ___/| | |V::::ノ/ ∠___           {     /      `<  /  \|
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 入ノ. ヽ  く  ヽ______7 ー―∠__    〃  l :/    :l l     \V       ヽ       \    ,.  '´
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        \  `' ┴ヘ     {    .レ__r‐|ィ‐┬、lレ' |    /  ノ`y‐一'  >、_/   / ̄ 7丶、_   丶
         \    ヽ   /`ー「と_し^´ |  |    }  ム-‐'  /     /    \_/  /  /  ヘ    \
           ヽ   _>-ヶ--∧_}   ノ  j   /` 7 ̄ ̄ ̄{      (         ̄ ̄`ー‐^ーく_〉  .ト、_>
            ', /     人__/   .ィ  {__ノ`ー'    ヽ    人     \__              {  }  |
            V     人__/  / | /           ̄{ ̄  >‐ ァ-、    \             〉ー}  j
                {  / ./  ∨      __      ̄ ̄ >-</  / ̄ ̄         廴ノ  '
      <ヽ__      /し /        < )__ \   _r‐く___/  /    < ) \     {__ノ /
        Y__>一'    /         ___r―、_\ >'   `ー' ,.  ´       >.、 \__ノ    {
     ∠二)―、       `ー‐┐    ∠ ∠_r‐--―      <__       ∠ )__          \_
       ∠)__ノ ̄`‐⌒ヽ__|>      ∠)__r―――-― ..__{>        ∠_廴,. ⌒ー'  ̄ \__{>
711名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/21(金) 18:48:58 ID:Yw1oNCl/
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/        = 完 =

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                   ,.-―っ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                人./ノ_ら~ | ・・・と見せかけて!
           从  iヽ_)//  ∠    再  開 !!!!
          .(:():)ノ:://      \____
          、_):::::://(   (ひ
          )::::/∠Λ てノし)'     ,.-―-、   _
______人/ :/´Д`)::   (     _ノ _ノ^ヾ_) < へヽ\
|__|__|__( (/:∴:::(  .n,.-っ⌒    (  ノlll゚∀゚) .(゚Д゚llソ |
|_|__|_人):/:・:::∵ヽ | )r'        ー'/⌒ ̄ て_)~ ̄__ イ
||__|  (::()ノ∴:・/|::| ./:/         /   ̄/__ヽ__/
|_|_| 从.从从:/ |__|::レ:/      ___/ヽ、_/
|__|| 从人人从 ..|__L_/      .( ヽ     ::|
|_|_|///ヽヾ\ .|_|_     /⌒二L_    |
────────       ー'     >ー--'

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        巛ノi
        ノ ノ                  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ノ')/ノ_ら      ∧_∧       | いきなり出てくんな!!
      、)/:./、      ( ´Д`)      | ビックリしたぞゴラァ!!!
     )/:./.:.(,. ノ)    `';~"`'~,.       \   ________
     \\:..Y:.(  ・ ''    :,   ,. -―- 、|/
_____ 从\、,. ,; .,、∴';. ・  ( _ノ~ヾ、ヽ
|__|_ _(_:..)ヽ:∴:@)       ノ(゚Д゚ #) )
|_|__|_人):|:・:::∵ヽノ)    (_(⌒ヽ''" `ー'
||__|  (::()ノ∴:・/|::|( \    \ \) )        _
|_|_| 从.从从:/ |__|::|ノ   \  ミ`;^ヾ,)∃        < へヽ\
|__|| 从人人从 ..| /:/ _,,,... -‐'''"~   /ー`⌒ヽ、  (( (゚Д゚llソ |
|_|_|///ヽヾ\ ./:/ _ \        /     /T;)   /~  ̄__ イ
─────── ノ (,    \/__/__,ノ|__`つ  ヽ__/
             ´⌒ソノ`

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______/   \____
|__|__|__/ /  ヽヽ,|__|
|_|__|___い 、  , ,ソ_|_|
|__|___/ ̄`^⌒´ ̄\_.|     .l´~ ̄ ̄ ̄`.lヽ
|_|_|  |         |_|    / ⌒ ⌒ ⌒ .| !
||__| 从ヽ-i´ ,_ ,_ 'i-'"_|   / ___ _ _ ___/,イ
|_|_|从イ/´:::::::::::::::::::::::`i、_|  / ̄       /i.|
|__||从/:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,._| ~||~~~~~~~~~~~~ ´||
|_|_| ,,!;;;;;;;;;i⌒i;;;;;;;i⌒i;;;;;;;;;;;!,|
712名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/22(土) 11:57:28 ID:ptSPmQaG
             ___,,,,,..... -一ァ
         / ̄;;;´;;、;;;ヾ;;;, -──--、,!
.        /'´|;;;;,、;;;;;;;;;;/      ,!
.         /:.:.:.レ´:.ヾ;;;;;;i   断  だ ,!
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ;i  る  が ,!
.      /:.;.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ       ,!
.       /レ' ;|:.:.:.:.:.:.:,:ィ:.:.:.:〉 __,.,!
     /-、ヽ,:|:.:.:,/ /:.:.://.:,:ィ:.:.:.,!
      /'ヽ、ヾi ゙´.:   /__;:;:-'"´ ,;|:.:.:.,!
.    /ゝ-`';:/ .:〈ニ=-=ニ二 ̄ヽレ',!
   /::::;;;;;/  ' ,, ニ`ー-,、__\〉ィ,!
.   /;:::::/ ::.    ::.,,\_ゞ;'> 〈;,!
  /i!:::::iヾ-'、::..       '';~ ,;:'/,!
. /;;;i!fi´l_、,.`        .: ,;:'  ,!
/;;;;;i' ('ー、ヽ      ..: ,;:''   ,!
ヽ、jゝ、`ヾ:、゙、   ,..:'.:'"    .: ,!
   ``ヽ.、_ ¨`  ,:'      (_r:,!
       ``ヽ.、..    ノr;ソ~,!
             ``ヾ、 / 7,!
                 ``ヽ,!
713名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/22(土) 12:54:37 ID:rNvBf9Zy
    , -──- 、
 /::::::::::::::    ::\
/:::::::::::        ::∨ト、        こいつはくせえッー!
::::::::::          :: レ'ノ
::::::::::::::        ::: レ'⌒ヽ     ゲロ以下のにおいが
ヽ-───i===i─-}ァ'  ノ    プンプンするぜッ─────ッ!!
、` ー-===-゚---゚==‐' /
、`¨フ>;''ニニゞ,;アニニY´; )
_、;;)¨´,ニ=゚='" ,.ヘ=゚:く {ッリ'
i1(リ        r;:ドヽ K
ヾ=、     に二ニヽ `|; )
_,ノ| i.     {⌒゙'^ヽ.{  i;; ヽ
_,ノ!i ヽ、  ヾ二ニソ ,';;;  ;;冫=:、
_;(|.!.  \   ‐っ /!;;; ;;/ 、''"\__  
'ト、\.   ,ゝ、.二..イリ\ / ー1\'ニゝヽ_
:ヽ  `ニア   ,. -┴‐‐'  ー-:l :=ゞ=ソ」=ヽ
714名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/22(土) 13:27:38 ID:dfyTxgO/
そろそろ大統領が召喚されるに違いない
715名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/22(土) 18:39:00 ID:z8yy78e2
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 入ノ. ヽ  く  ヽ______7 ー―∠__    〃  l :/    :l l     \V       ヽ       \    ,.  '´
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        \  `' ┴ヘ     {    .レ__r‐|ィ‐┬、lレ' |    /  ノ`y‐一'  >、_/   / ̄ 7丶、_   丶
         \    ヽ   /`ー「と_し^´ |  |    }  ム-‐'  /     /    \_/  /  /  ヘ    \
           ヽ   _>-ヶ--∧_}   ノ  j   /` 7 ̄ ̄ ̄{      (         ̄ ̄`ー‐^ーく_〉  .ト、_>
            ', /     人__/   .ィ  {__ノ`ー'    ヽ    人     \__              {  }  |
            V     人__/  / | /           ̄{ ̄  >‐ ァ-、    \             〉ー}  j
                {  / ./  ∨      __      ̄ ̄ >-</  / ̄ ̄         廴ノ  '
      <ヽ__      /し /        < )__ \   _r‐く___/  /    < ) \     {__ノ /
        Y__>一'    /         ___r―、_\ >'   `ー' ,.  ´       >.、 \__ノ    {
     ∠二)―、       `ー‐┐    ∠ ∠_r‐--―      <__       ∠ )__          \_
       ∠)__ノ ̄`‐⌒ヽ__|>      ∠)__r―――-― ..__{>        ∠_廴,. ⌒ー'  ̄ \__{>
716名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/22(土) 22:36:01 ID:decAMrZB
>>713
スピードワゴンさん、酒井法子にそれ何回言いました?
717名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 00:44:15 ID:+vRT3t2F
>>716
お前は今まで食べたパンの数を覚えているのかとディオ様が
718名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 01:00:47 ID:XhLoV6T/
>>717
聞きたいかね?昨日までの時点では、九万九千八百二十二個だ
719名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 05:48:53 ID:ySyNn/4I
       ,,,..........、--、_ ___,〃    ヽ、_=_ ー-、       ヽ,
       ~ ̄``''ー-;、  、、、  冫  - 、    `"''‐、`'ヽ     '"''''''''i  ,
      , -‐'ヽ_,.--'~ ,,.=M`''、''ー─''"~``''ー、  、 、_ ゙i, ~    , .r‐‐-`‐"
     ´ ̄j、_,_,ヾ,-‐'",. ,r-、 `'‐''''''''二、 ,_  二_ヽッ ヾ  '‐:;  | 'r/ /l
  ____ ,.--ヽ--、_i:::::::)  r''     ヽヽ,.......ゝ   ヾ  、ヾ  i ,..`' ノ
‐''~,   i'!,  ヽ、 i、 i,  ``'''i i  'r''::、  /___ ``'''ヽ i!ヽ二 ヽ ,//`;
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720名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 07:20:00 ID:ySyNn/4I
                                          ○________
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  ト、     ,.    ̄ ̄Τ 弋tァ―   `ー /  l从 |メ|_l  l_.l斗l |ヽ V |:| ̄ ̄ ̄ ̄ フ  ̄ ̄    |                  イ
  ヽ \__∠ -――く  __       .Z¨¨\   N ヒj ∨ ヒソj .l ヽ\|       / /     |                / !
   ヽ  ∠____vvV____ヽ   <   ≧__/ ゝ、t‐┐ ノ .|┐  . \   / /         \           /   l
.    \\_____ivvvvvvvv|   V.    (  (  /Tえハフ{  V   ‐一 '´ /     __. -―=-`      /  / l  l
       \!      |   / 入_.V/|      >-ヘ  \:::∨::∧  ∨ ∠二 -‐ .二二 -‐ ' ´ /        /   / l.  l
 __  |\       l/V  _{_____/x|    (_|::::__ノ   }ィ介ーヘ  /  ,.-‐ ' ´           /       ____  ̄ ̄フ ∧  l
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 入ノ. ヽ  く  ヽ______7 ー―∠__    〃  l :/    :l l     \V       ヽ       \    ,.  '´
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721名無しさん@お腹いっぱい。
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      <ヽ__      /し /        < )__ \   _r‐く___/  /    < ) \     {__ノ /
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