スレ立て乙ですー。
もし虚無がいなかったら。
ルイズ
普通に秀才でコンプレックスなし。
ジョゼフ
王位継承の時ドタバタあるが心に余裕があるのでシャルルとうまくやる。
教皇
原作と変わらないが虚無じゃないので陰謀に決め手が欠ける。
ティファ
原作とかわらず
一番わりくってんのティファか?
>>1乙です。
>>9 いや、原作より拙い。
もしおマチさんがいない時に、村が盗賊や人さらいに襲われた際抵抗する手段が……(((;゚Д゚)))
……ティファニア、娼婦or権力者などの慰みものフラグ?
おマチさんが身を落としてしまったのは虚無関係ないんだよな
代わりに先住魔法でなんとか…教えるひとがいねえー!
ティファは、おマチさんから学んだ系統魔法&本能で使えるようになった先住魔法のチートで良いんじゃね。
むしろ自分の身を守る魔法がないんだから、王家から派遣された兵士に捕まっていると思うんだが。
厳格過ぎて、現場と部下を省みない王に兵士達は愛想を尽かしていて適当な死体で任務完了としたとかはどうだろう。
>>15 で、その兵士たちの宿舎かなんかでおさんどんとかやってるテファ。
見つからないように兵士みんなで匿ってます。
耳見られたらピンチ。
えーと、前スレはスーパールイズが話題でしたが、こちらはスーパーテファ物が話題って事でイイの?
スーパーアニエスって書くとアニエスっていうスーパーマーケットみたいだ。
いろいろ脳内で検索したが、「アニエス」が一番スーパーマーケットっぽい語感だと思う。個人的に。
スーパーサイトーだと近所に実在するんだがな。
スーパーシャルロット。
スーパーモンモランシー。
スーパーアンリエッタ。
スーパーエレオノール。
うわーい入り難ーい。
>>19 “り”じゃなくて“れ”だったら……
うわあああああん俺の馬鹿!変態!色ボケ!!orz
>>20 よう、俺。
“り”じゃなくて“れ”だったら……
さらに「難」じゃなくて「た」だったら。
ルイズとタバサはきつそうだな
スーパーガリアブラザーズ
シャルルが虚無だったらverが欠片も出て来ていない…
魔法も使え、政治力も有る完璧超人のジョゼフと比べられ内心歪みまくっているシャルル・・・駄目じゃん。
>>26 欠片で良ければ初代スレにこんなのがあったよ。
> 48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/06/11(水) 17:11:57 ID:QKMI9lg8
> シャルルが虚無だったら
>
> シャルル「いやあ、兄さんは魔法も使えるし頭もいいし凄いね〜、僕なんて魔法使えないからなあ」
> ジョゼフ「しょうがないやつだな」
> シャルル「おかげでこの年でもはや若隠居だよ。家臣もみんな兄さんしか便りにしてないし」
> ジョゼフ「まあ政治も魔法も任せとけ」
> シャルル「と思ったら実は虚無だったよ兄さん!なんか美人の使い魔召喚しちゃったよ!」
> ジョゼフ「マジか。これは使えるな」
> シャルル「娘と妻から浮気を疑われはじめたよ!どうしよう兄さん!」 ジョゼフ「よっしゃ、家庭の平和もガリアの繁栄も全部任せとけ!」
>
> 素敵なバカ兄弟
スーパースカロン。
凄く美しい。
料理の腕も凄く、店の経営は赤字知らず。
流し目だけで男女関係なく惚れる。
声を聞くだけで男女関係なく濡れてくる。
触られただけで男女関係なく絶頂する。
性別とか超越したOKANA。
>>28 ナデポ系って、濫用すると地味に危険な能力だなw
厨SSですら実は抑制されていたという事に気がついて(ry
>>27 シャルルが素適に駄目男になっているけど確かに欠片だ・・
そういえば、なんとかルイズ以外を虚無にしないで納得の行く才人の召喚方法を考えてたんだが
ルイズは勤勉で爆発しかしないから練習はするだろうから
春の使い魔召喚を控えた長期休暇で実家に帰省するルイズ
ぴりぴりしてる娘の気をほぐすために旅行に連れ出すルイズ父
その先で召喚の練習をするルイズ、だが爆発ばかりで落ち込むルイズ
しかし実は成功しており、単に召喚された才人は成否確認せずにつつけて召喚したルイズにふっとばされただけだった
突然わけもわからず異世界に連れてこられてさ迷う才人
この後シルフィードと共に行動するなり誰かの使い魔と一緒に行動してるところを春の使い魔召喚で一緒に呼ばれたらルイズ以外に召喚&契約される可能性もあり
ルイズは召喚出来ずに流年が決まり蒸発?
『世界扉は次元移動に見えてその実、時間旅行だったら』と考えたことがあった
……現代に至るまでの間にアルビオンが着水したり、月落としが発生しないといけないので、かなり酷しい
>>33 逆の可能性もあるぞ?
異常に進みすぎた未来とか
聖地に自由の女神が!!
才人、ルイズを連れて浜辺を移動中
才人「ああ・・・誰がこんな世界にしたんだぁ!!」
才人の目の前には倒れた自由の女神像が映っていた
そう、ここは異世界ではなく地球だったのだ・・・
こんな感じ?元ネタ分かる奴はいると想う
サイトがチャールストン・ヘストンなんですね
わかります
>>37 どっかに地球破壊・・・もといコバルト爆弾があるわけですねわかります
磁力兵器で大地殻変動がry
前スレにあった唯一の虚無のサイト
彼はなんとハルケギニアをごっそり使い魔にしてしまった!
アルビオンに1つ、大陸部に3つ、でかでかと刻まれたルーン
とんでもない使い魔に従えてしまったこの男の運命や如何に!?
前スレにあった父がブリミル母がサーシャ才人
メール送ってくるサーシャとかw ……ありじゃね?
>41
ナスカの地上絵みたいだな
>>41 ハルケギニアで唯一手を出せない存在になるとか
ちなみに何処に行っても要人待遇
各国の王候貴族は虎視眈々と彼を狙っています
モンモラシーに召喚されるサイトとか。
>>46 モンモンに召喚されるギーシュを想像してコーヒー吹いた
尻に敷かれカカア天下フラグだわ
使い魔召喚がネギまの仮契約みたいな感じだったら。
昔は普通に使い魔を呼ぶためだったが最近では恋人探しのためにされるようになった。
よって人を呼ぶのは珍しくなく、逆に動物とかを呼び出すとマニアックな性癖の持ち主と思われる。
まさに「出会い系魔法」と呼ぶに相応しい魔法である。
>>48 動物召喚が無くても、十分に事件の種になるような。
モンモンの召喚門とおもっていたら別の子の召喚門くぐってしまい、
モンモンに「それ位見分けてよ!」と責め立てられるギーシュ。
召喚門から現れたのがコルベールで、ガックリと崩れ落ちるキュルケ。
そんな中で唯一異世界から召喚されて、
変に期待されるも期待を裏切ってしまうゆとり世代な才人。
そして、おかんを召喚してカオスかつ気まずい世界を生み出すタバサ
コルベール先生が召喚のお手本にやってみました。
「このように……「会いたかったぞ、炎蛇ぁぁー」メンヌヴィルっ!」
あるいは、
「このように……「ダングルテールの仇ぃぃー」ぐはっ」
バッドエンド率が高いな。
キュルケの使い魔って空気だから入れ替え自由だと思うんだけど
ゲーム版のオリキャラで夢魔のリシュを召喚とかどうかな?
一見ルイズとおそろいになるのは面白いと思うんだけど
先住魔法で人間化したシルフィードとあわせて使い魔三人組とか
>>42-43 ハルケギニアに召喚されたと思しき才人を捜しに
6000年ぶりでハルケギニアに渡ったブリミル父さんとサーシャ母さん。
しかしハルケギニア移動後のトリステインでの聞き込み中、
自分のことを「ブリミル・(略)・ヴァルトリです」と名乗ってしまい、
畏れ多くも始祖と同じ名を名乗る不敬の輩として官憲から追われる羽目に。
「ぼくが始祖って何だよそれ、聞いてないよ!」
こんなブリミル。
そんなこんなで無事に才人と合流できたは良いものの、
才人「しばらく日本に帰れない?」
ブリミル「ごめんなさい」
サーシャ「謝られても分からないわよ、蛮人」
ブリミル「このところ安穏としてたから精神力が貯まってなくて、
もう一度“世界扉”を開けるようになるのはもうちょっと先になるかな、なんて。
……蛮人ごめんなさい」
こんなブリミル。
で、その後はブリミルが才人に魔法の手ほどきをしたり
サーシャが才人に精霊の力(先住魔法)の手ほどきをしたりで才人スーパー化もよし、
駄目ブリミル&アホ才人を「蛮人/犬」と罵るサーシャ&ルイズのホームコメディでもよしってところで。
>>50 メンヌヴィル吹いたww
>>48-49 才人がタバサに召喚されて混乱してる間に背後から迫ってきたルイズの召喚門に吸い込まれてルイズとタバサに二重召喚されるのを想像した
>>52 食堂のシーンでお祈りの言葉の中に「ブリミル」って出てきてなんか面白い展開になりそうだ。
サイトだけでなく、ブリミル一家がまとめて召喚されるのも面白そうだ。
あとワルドが聖地を取り戻すと言ったらブリミルが慌て出す。
恥ずかしい物を隠していた場所=聖地とか。
>>54 ブリミルが思い浮かべる聖地候補は無数にあるなw
確か短編だけどタバサを使い魔にしたルイズの話があったな。
もうタバサが才人召喚とか、ルイズが逆行した才人を召喚くらいのもしもでもいいかもしれん
ゼロの使い魔は二次創作がクロスオーバーとオリ主召喚ばかりで困る
それに再構成物は大体が更新途中で止まってる物ばかりだしなぁ
ルイズが事前練習でサイトを召喚、起こるのは爆発ばかりで意気消沈したルイズは爆発に巻き込まれ気絶している才人に気付かず帰る。
召喚当日、ルイズはデルフを呼び出し、モンモンはルイズに召喚された後、色々あって死に掛けの才人を呼び出す。
とかは。
毒電波受信
ティファ「お義兄ちゃん・・・この人誰?」
サイト「俺の命の恩人でご主人様兼最愛の人かな」
モンモン「ば、ばか(赤面)」
ティファ「ふーん(ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・)」
>>53 右手がタバサの、左手がルイズの召喚門に吸い込まれて腕だけ出てくるサイト
右手と左手が同じ服をまとっていることからひょっとして同じ人物が召喚されているのではないかと思い至って戸惑う二人に
召喚した腕の部分を引っ張り合って勝ったほうの使い魔にすればいいんじゃね、と提案する迷教師コルベールを幻視した
そして両断されるサイト
>>59 そして最終的に手を先に離したほうの使い魔になるんですね
コルベール裁きですねわかります
>>61 それだと確実にタバサの使い魔になるなw
そしてガンダールヴ&勇者様&彼氏を得たタバサは幸せに
ルイズがジョゼフを召喚したら
ジョゼフ「私に彼女の使い魔になれと・・・」
コルベール「はい、陛下は自ら望まれて召喚に応じた。その意味がお分かりでしょう」
ルイズ「せ、先生ーーーーー」
ジョゼフ「よかろう、ミス・ヴァリエールの使い魔、引き受けよう」
他の生徒(おい、どうするんだよこれ・・・)
タバサ「ルイズ、ナイス(グッ)」
ガリアで見ているシェフィールド「・・・・・・」
ジョゼフがルイズを召喚したら、普通にルイズがミョズになるのか
>>65 タバサw
ナイスとか言ってるがチートキャラにさらにチートな能力が追加されるんだけどなぁw
>>41 いっそのこと、王侯貴族や平民、果ては亜人まで使い魔にするとか
そういえばルイズがカリン様を召喚した話の続きは…。
シャルルがジョゼフの使い魔だったら
タバサ「奴らに何を?」
シャルル「捕らえられ使い魔にさせられ、洗脳させられて哀れにも自分の娘と
その友人達と無理矢理に戦わせられているとでも私が答えれば満足かねシャルロット。
私は何者にも命を受けずにここに立っている。私は私として立っている。
シャルル・エレーヌ・オルレアンとしてここに立っている。
私は私の殺意を以って、この夜に貴女方を氷塵にしようと思う」
もしも、エルフの宗教が元ネタを忠実になぞっていたら
キュルケ『・・・エルフの間では、年老いた男と幼い少女との結婚や、閨事
も合法でありふれているらしいわ。大いなる意思もそれを許していると。』
タバサ『・・・あるエルフの指導者が少女を娶ったとき、彼女は9歳だった・・・その
男は56歳。』
ルイズ『・・・最低ね!エルフってそろいもそろって、ちっちゃな女の子に欲情する変態種族なのかしら
。バカ犬以下だわ。』
それなんてKの国!?
>>37 何があって地球から科学が衰えて
魔法が栄えたのかが気になるよ
>>70 それはつまり、タバサの従僕にのめされるフラグか
「命令(オーダー)を!
命令(オーダー)をよこすのね我が主(マイマスター)!」
なんだその極めて凶悪そうなシルフィードは
きゅいきゅいが群れをなして戦場を埋め尽くすのですね
タバサに対して貧乳とか言ったら、もれなくお別れの言葉を告げられるんだろうな
語尾のせいでマヌケに見えるけどw
>>37>>73 元ネタって何?猿の惑星?
その場合、神父は誰だ?
イザベラ「見敵必殺(サーチアンドデストロイ)だ!! 従僕!!
私は命令を下したぞ!! 何も変わらない!!
我々の邪魔をするあらゆる勢力は叩いて潰せ!!
全ての障害はただ進み 押し潰し 粉砕しろ!!
私は命令を下したぞ!! 従僕!!
我々に敵対するあらゆる勢力は叩け!! 叩 い て 潰 せ
全ての障害はただ進み 押し潰し 前進しろ!!
それがたとえ誰であっても!!
それがたとえ何であっても!!
それが たとえ 誰であっても」
シルフィード「了解(ヤー)したのね 我が主(マイマスター)」
なぜかシルフィードに命令を下すイザベラとそれを自然と承諾するシルフィードが思い浮かんだ。
イザベラ様は似合いそうだよね。
>>79 ありがとう
>>80 フレイムか、ジュリオ?
いや、普通にシェフィールドか。
オスマンかコルベール、カリン辺りは
ルイズの使い魔がジョゼフ
ジョゼフの使い魔がテファ
テファの使い魔がヴィットーリオ
ヴィットーリオの使い魔がルイズ
以下、無限ループ
火災等で孤児になった才人を、世界扉で日本に来ていた/飛ばされた誰かが育てるIf。
その人が誰かによって、■■■サイト(好きな姓を入れてね)の性格は千差万別。
躾の行き届いた才人とか、嫌に計算高い才人とか、正義の味方を目指す才人とか。
エイナス的に育て親で初期パラが異なるサイトとな
テファの使い魔になるともれなく胸革命勃発と知り、使い魔の座をかけて相争う ルイズ タバサ エレオノール
ということは、ルイズ、タバサ、エレオノールの使い魔になると……
癇癪持ち、萌えロリ子、嫁き遅れになる。
>>89 真ん中は感情表現が判りづらくなる、じゃないかな。
>85
プリンセスメーカーじゃなくて使い魔メーカーですね
もしもサイトがメイジの血を引いており、かつ使い魔持ちだったら
そして二人共ルイズに召喚される
ルイズ「ちょっとどきなさいよ!そのバカ犬しばくんだから!」
使い魔「サイト様には手を出させません!」
己の主と使い魔との争いに巻き込まれるサイト
クロスでルイズのコントラクト・サーバントをカウンターしてルイズのご主人様になった話があったな。
その後使い魔が居ないと進級できないって話になってサイトを召喚したんでルイズにご主人様と使い魔がいるとか言うカオスになっていたが
>>93 幼い日サイトが祖母に教えられた呪文と渡された杖を使い乳児のティファとティファママンを召喚。
ティファと未契約のまま、兄妹として育つ。
ティファママンはサイト母の親戚と言う事で居候、時々先住魔法を使い、凄い特技の持主と言う目で見られる。
ですか。
>>69 信じて待つんだ、大体半年も停滞しているわけでもあるまいに
大丈夫大丈夫、すぐ更新されるって
信じろって書いてかきこんだのは自分でしたー(笑)
みたいなことやろうと思ったらスレスト……だと?
ええいかなりアホな状況だが知るか、投下する!
繋ぎなおすとID変わるんですね……投下します
虚無と烈風第五話
治療の後、傷こそ治ったものの疲労のためであろうか、
ウェールズは再び気を失った。
小屋へ運び込まれた彼が目を覚ましたのは、とっぷりと日が暮れてからであった。
「モード公の、ご息女、か」
マチルダの静止も聞かず、テファは自らのことを彼に話した。
彼は驚いた様子ではあったが、その事実を受け入れたようだ。
「何にせよ、助かったよありがとうティファニア嬢」
「て、テファでいいです、ウェールズ様」
そう言いながら二人が見せた微笑みに、ルイズはあっ、と小さな声をあげた。
「おや、どうしたのかねミス・ヴァリエール」
声に気づいたらしい皇太子はルイズへと向き直り首を傾げた。
「いえ、そ、その、少し驚いたものですから。
その、皇太子殿下と、テファと、アンリエッタ王女殿下の微笑が、
とても、よく似ていらして」
「あっはっは。それはそうだろうね。僕とアンリエッタ、そして
ティファニア嬢は祖父母を同じとするいとこなのだから」
そうやって柔らかに笑っていたウェールズだったが、突如として顔をひきしめる。
「傷を治していただいたこと、感謝する。だが、僕はそろそろ王城へ戻り、
王軍の指揮をせねばならない。……老いた父上や忠臣たちだけに、
レコン・キスタへの対応を任せるわけにはいかないからね」
よろよろとベッドから立ち上がろうとするが、バランスを崩してしまう。
「大丈夫ですか、ウェールズ様!」
テファが慌てて駆け寄り、腕を抱きとめるようにして支える。
「あ、ああ。……大丈夫、大丈夫だから、離してくれたまえ。
いやもうすぐにでも早急に離してくれたまえ」
彼女を突き放すようにして、ウェールズは立ち上がろうとする。
「……やはり、エルフは嫌いなのですか?」
テファが泣きそうな顔をして、そっと彼から離れる。
「いや、エルフがどうだ、というレベルの話ではなくて、その」
ウェールズの顔は赤いインクをこぼしでもしたかのように真赤である。
「テファが美人だから、ウェールズ様は照れていらっしゃるのよ。
私だって、初めて見た時はテファを妖精かと思ったわ」
ころころと笑いながら、カトレアが告げる。
――嘘だ、顔じゃない。アレのせいだ。――
――何が詰まってるか分からない胸部装甲のせいだ――
親子二人の心はシンクロしていた。
それはある意味でルーンよりも強いつながりゆえのものであろう。
多分これに長女が加わっていたらもっと恐ろしいことになっていた。
「……プリンス・オブ・ウェールズ様。折り入ってお願いがございます」
自分の頭に浮かんだ考えを、首を振って追い払いながら、
カリーヌは彼の前に膝を突いた。
「ミセス・ヴァリエール?」
その行動の意図が読めず、ウェールズは困惑する。
「始祖の秘宝である始祖のオルゴールと風のルビー。
それを、一時でよろしいから我が娘にお貸しくださいませ」
「始祖の秘宝を? それを手にして何とします」
「……ティファニア嬢は、それを手にしていたがゆえに、
虚無の力を手に入れたのだと……聞きました」
「虚無! あの伝説の力を、彼女が?」
ウェールズは目を見開くとティファニアを見つめた。
「そうか……、虚無は始祖の力。王家の血筋に顕現するもの。
そうであれば、君に現れるのも当然だ!」
視線を遮るように、マチルダが二人の間に割って入る。
「テファのことは今はどうだっていいだろう。
問題は、そっちの『烈風カリン』に始祖の秘宝を貸すのかどうかだ」
ぎろりとウェールズを睨みつける。
「烈風カリン、おお、ではミセス・ヴァリエールがあの伝説の!
伝説の烈風、そしてそのご息女には虚無の可能性……」
ぶつぶつと口の中で何かを呟いて、ウェールズは頷く。
「分かりました。父に掛け合ってみましょう」
「本当ですか!」
ルイズがぱあっと目を輝かせる。
ひょっとしたら、自分も魔法が使えるようになるかもしれない、
そうなったら、ゼロではなくなる! 母の娘として誇れる!
「ありがとうございます、ウェールズ様!」
「無論、ただと言うわけにはいきませんがね」
ウェールズはカリーヌを見やる。
「え……?」
「ミセス・ヴァリエール。いいえ、烈風カリン殿。
伝説とさえ呼ばれしその力、我が王党軍のためにお貸しいただきたい」
「そうおっしゃられると思っておりました。
娘のためであれば、この力、お貸しいたします」
「まさか母さま、戦場にお出になられるつもりですか!」
事態に気がついたらしいカトレアが、悲鳴をあげた。
ルイズもそういわれて、顔を蒼白にした。
「当然です。ルイズが魔法を使えるようになるというなら、
私にできることであれば何だっていたします」
娘達にそう答えると、再び彼へ向き直った。
「ただし、一つだけ覚えておいてくださいウェールズ様。
この杖はトリステイン王国に捧げたもの。
あくまで、お貸しするだけだと」
その眼差しに気圧されながら、彼は頷く。
体調を考慮し、カリーヌ達の出発は翌朝となった。
「今、王党派の大半はニューカッスル城に篭城している。
打って出たのだが、戦艦に追われてしまってね。
生き残ったのは……僕一人だったよ」
ヴナンに乗った空の上で、ウェールズは苦しげに告げた。
「名誉の戦死です。悼むことより誇りに思ってください」
カリーヌがそう答えるのを、ルイズはぼんやりと聞いていた。
母親が死ぬかもしれない。それも自分に魔法を使わせるために。
そんなのは嫌だ。例え伝説の烈風カリンである母親であっても、
戦場に行くなんて嫌だ。泣き喚きながら、魔法なんて使えなくていい、
母さまが死ぬなんて嫌だと叫べたらどれだけ楽だろう。
しかし、そうはできない。母親のあの真剣な瞳。
自分のためなら何だってするといった眼差しに、何も言えない。
こんなことなら、母親を召喚なんてしたくなかった。
異世界の平民でも呼んでしまった方が、きっと楽だった。
そう告げることもできずに、ルイズはただ母親にしがみついていた。
数日後、ニューカッスルについた彼女らはジェームズと対談することになる。
「まずは、ウェールズを助けていただいたことを感謝しよう」
年老いたジェームズ1世は、跪いたカリーヌとルイズを見やる。
「して……、秘宝を貸し出す代わりに、そなたの力を貸してくれるとな、
ミセス・ヴァリエール……いや、『烈風カリン』よ」
「はい。何とぞ、お許し願いますジェームズ陛下」
ジェームズはしばし悩んでいたようだったが、やがて近侍を呼んだ。
「パリー、宝物庫からあのオルゴールを持って来い」
「よろしいのですか、陛下?」
「なあに、このままではレコンキスタ共に盗まれかねん。
そうなるくらいなら、賭けに使った方がマシじゃ!」
「承知しました!」
「おお……それから、あの剣も持って来るのじゃ。
きっと、烈風殿の助けになるじゃろうて」
「はっ!」
近侍はすぐに衛士に言いつけ、指定されたものを持って来させた。
「これが……始祖の秘宝……」
古びたオルゴールを手に、ルイズは息を吐く。
おそるおそる開いてみるが、音は聞こえない。
「指輪が必要だと言ったね。これがアルビオンに伝わる風のルビーだ。
はめてみるといい」
皇太子は自らの指にはまっていたソレを差し出すが、ルイズは首を横に振った。
「いえ……。今はまだ、試すことはできません」
カリーヌはぎょっとして娘を見た。
「母さまが無事にお戻りになるまで、私は魔法を使いません」
ルイズは母をしっかりとした目で見据えた。
「母さまを犠牲にしてまで、私は魔法を使いたいとは思えないのです。
ですから、約束してください。必ず、生きてお戻りになると」
しばらく言葉を失っていたが、カリーヌは娘の手をとった。
「分かりました、ルイズ。私は、必ず生きて戻ります」
「……うむ、その通りじゃ。死んでくれるな、烈風殿。
そのためにも、どうかこの剣をお持ちいただきたい」
ジェームズは一振りの大剣を手にしていた。
「これは、始祖の時代に使われていたとされる伝説の剣じゃ。
王家に長く伝わっておった。古い文献では『知恵の剣』と
呼ばれていたとされておるがのう。持ち主を選ぶとされ、
ここ百年ほどは、誰も鞘から抜いておらぬ」
カリーヌは王座の前へ歩くとその剣を受け取った。
左手のルーンが光を放つと同時に驚くべき変化が起こった。
「体が、軽い……? これが、ガンダールヴの力ですか……」
呟きながら、カリーヌはすらりと剣を抜いた。
「……ううん……」
柄の部分が、かたり、と鳴った。
「あーっ! やっとせまっくるしいとこから出られたぜ!」
声がした。低い、男の声だった。
「インテリジェンスソード……?」
ルイズがその剣を見ながらぽつりと呟いた。
刀身が細い、薄手の長剣であった。長くしまわれていたというのに、
その刀身は今研がれたかのように光輝いていた。
「お、おお! 姐さん、あんた『使い手』かい! 魔法の腕も相当のもんらしいな!」
嬉しげにカタカタと鳴り響く剣に、その場の全員が呆気に取られていた。
「いいねえ! こんなに気がはしゃぐのは初代ガンダールヴに使われて以来だ!」
「……静かにしなさい」
眉をしかめながら、カリーヌはその剣に告げる。
空気が張り詰めたのを感じたのか、剣は厳かな口調に変わった。
「すまなかったな、姐さん。俺の名はデルフリンガー。
悪いが、あんたの名前を教えてくれ。
俺はガンダールヴの剣だ。力を貸したい」
カリーヌはしばらく逡巡した後、ゆっくり答える。
「カリーヌ・デジレ・ド・ラ・ヴァリエール。
またの名を……『烈風カリン』。デルフリンガーとやら。
あなたにどんな力があるかは分かりませんが、その力、お貸しなさい」
その場にいたものは、息をのんだ。
その手に大剣を構えた、一人の騎士の姿。
それはまるで、幼い頃聞いた寝物語の一場面。
ハルケギニアの貴族なら、誰でも一度は憧れた勇者の物語。
あの、『イーヴァルディの勇者』の一幕のようであった。
以上で投下終了です二ヶ月もお待たせいたしました。
カリーヌさんの名前がこれでいいのかどうかは、ちょっと自信ありません。
外人名難しい。
というわけで伝説の剣としてデルフリンガーのお話でした。
ええ、喋る武器とか意志のあるロボとか死ぬ程大好きです。
ゴルディオンハンマー結婚してくれ。
うっしゃー、キター!
烈風カリン参陣、か。しかもガンダールヴ。
なんかチートじみた能力を発揮しそうだ。
同じ風属性のワルドさんとか何やってるのかしらん?
カリンがルイズの使い魔になった事を知って計画を中止したのじゃね。
この人はガンダールヴ抜きでもチートだし。
GJ!ついにデルフ登場か!
こら期待しないわけが無い!
>刀身が細い、薄手の長剣であった。長くしまわれていたというのに、
>その刀身は今研がれたかのように光輝いていた。
デルフは偽装してないのね。
この伝説たる魔法吸収剣の担い手は古今無双の豪傑
なんて反則w GJ
烈風さん乙です。
烈風+ガンダールブ+デルフリンガー。
ルイズ+テファの虚無っ娘。
健康カトレア+ヴィンダールヴ。
スゴイパーティーだ。
ここでルイズがエクスプロージョン覚えてたら即戦争終わってたのになw
チートどころじゃねーよw
>>94 何処だったか忘れたが確かネギまとのクロスだな
魔法を知った後の夕映とカモを召喚して夕映と契約結ぼうとしたらカモが寸前で仮契約の魔方陣書いて
魔法が混ざって、結果 夕映が主人で契約が出来たんだっけ?
あれ、契約に夕映が逆らったんだったっけ?
そういや、あれで召喚された才人は麻帆良の一般生徒だった気がするな……
あ、色々あるんだね。こっちが知ってるのは長谷川千雨(正確にはだいぶ違う)のだからそっちは知らないな
もしもギーシュがハルケニギアの人間ではなく現実の
人間で才人の親友だったら
何でハルケギニアに来たかと言うと
才人が世界扉に手を突っ込んで飲み込まれた時才人を足を掴んだけど
一緒に飲み込まれてしまった
キャラでは
たまに突っ走る才人を止めたり
悩んでる時に助言したりする重要なキャラになってたかも
ジョゼフが失敗魔法の爆発を有効利用することを覚えていたら・・・
サイトってメールを両親宛じゃなく母親宛に出してたよな
もしかして母子家庭?
で、ジョゼフが世界扉憶えてこっちの世界に来てサイト母と再婚
サイトはガリアの王族に
で、ルイズがサイト殿下召喚
「で、あんた名前は?」
「サイト、サイト・ヒラガ・ド・ガリア」
「・・・ド・ガリアってあんたガリアの王族とか言うんじゃないでしょうね」
「まあ、いちう」
「ゼロのルイズが妄想癖の平民を召喚したぞwww」
タバサびっくり
いや、メールに父親も心配しているみたいなこと書いていたぞ。
タバサ「違う・・・彼は本物」
一同「!!!」
コルベール「殿下、召喚の儀の事はご存知ですか」
サイト「話は聞いています」
コルベール「でしたら話が早い、私の生徒ルイズ=フランソワーズ=ヴァリエールの使い魔になって頂けませんか」
一同「ちょっ乱心したかコッパゲ!!!」
コルベール「使い魔の儀式は何事にも代えがたい神聖な物、召喚された者が王族で有れ例外は有りません。それとコッパゲと人、後で特別課題を用意して置きます」
ルイズ「でも王族を使い魔にしたら外交問題にッッッ」
コルベール「この魔法には強制力はありません、本人の意思が無ければ召喚される事は有り得ません。殿下は望まれて召喚された何処に遠慮する要素があるのですか」
ルイズ「ッッッッ(涙目)」
サイト(イザベラ(妹)と喧嘩になって突き飛ばされた先に召喚門が有ったなんて言えない。使い魔になったなんって言ったらイザベラ怒るだろうな・・・はぁ)
ルイズなんかは進退かかって必死で召還の儀やってるだろうし、
サイトが通らないとどっちかが死ぬまでずっと鏡が彼を見張ってたりするんだろうか?
真摯で必死な説得と言えば聞こえは良いが・・・迷惑w
世界扉から熱血モノのアニメがハルケギニアに流出、大流行
貴族の子弟の目標として『友情・努力・勝利』が掲げられていたら
貴族中心のトリスティンが暑苦しい、原作とは違う意味で住みづらい国に
ただし熱血系貴族が多いので、シュバリエは受けが良い
流出する作品によっては、吸血鬼が一躍超人気種族になったりして
>>119 ヘルシングとか流れたら現地吸血鬼が涙目になりそうだwww
>>93 実は先祖が余りにも強い魔力を持っていて、それを恐れた国から追放されたメイジとか
風魔法の使い手であれば、エアカッターがトルネードカッター並みの威力を出したり、
土魔法であれば、錬金で金塊作れちゃったりとか
才人「え?お祖母ちゃんこれくらい当たり前にやってたけど…
実際に俺が教わってこうやっているし…」
ルイズ「あんたのお祖母ちゃんはどんだけ凄いのよ!」
>>119-120 吸血姫美夕が流出した結果、美少女吸血鬼が妙に人気。
かくしてエルザは食事に困らなくなりました、とか。
サイト「召喚の儀式は使い魔候補を召喚し属性を判断する為の物、無理して契約をする必要は無いのではありませんか(あの子なんだか困っているみたいだし、契約しない方が良いのかな)」
一同(殿下ナイス!)
コルベール「しかし・・・」
ルイズ「事故で入ってしまう事もあります!!」
コルベール「契約が出来ないとなると・・・」
キュルケ「召喚自体は成功したわ」
ギーシュ「そうです!あのゼロのルイズが召喚まで成功させたのです。これで良いじゃないですかっ」
コルベール「召喚の儀式は契約までを以て儀式としていますから例外を作るのは・・・ちょっと」
タバサ「ぼそ・・・(契約で王子が爆死するような事が有ればトリスティンとガリアの全面戦争は避けられない)」
コルベール「くっ、まあ良いでしょう・・・これで召喚の儀式は終わりにします」
タバサ「殿下は同じガリアの私がお世話をする」
サイト「シャ・・ルロット?」
後から気付いた
>>118の場合、“炎蛇”は松岡・コルベール・修造
>>123 あれ?その場合シャルルってどうなってんだろ
シャルル殺害→地球見る→コンプレックス克服
もしくは
地球見る→コンプレックス克服→シャルル隠居
っていう感じか?
自分の中では
ジョゼフ→地球を見てコンプレックスを克服
シャルル→克服したジョゼフと命を掛けた喧嘩を挑み負け、北花壇騎士団の副団長になる。
せめて戦闘だけでもジョゼフに勝つことが悲願でコンプレックスは解消されず。
タバサ→シャルルの命令で北花壇騎士団に入団(サイトとイザベラの役に立ちたい面もある)
イザベラ→サイトに裏方をやらせたくないので北花壇騎士団の団長を勤める
サイト→ジョゼフの下、帝王教育を受けている
>>124 あの人はリアルで熱血ロボットアニメの主人公なノリを有してる人だからなぁ。
錦織選手の過去VTRとかで熱血テニス塾の風景見てると、本当に凄いと感じる。
ただ、その場合コッパゲさんきっと研究者じゃなくなってるよね。
つ早乙女博士、兜博士・・・あれ?
つ西博士
つ音速の盲目紳士博士
流れをぶった切って…。
もしタルブの戦役でトリステインが負け、その勢いで国が占拠されたら。
アンリエッタは生き残り、アニエスに保護され、平民に成りすましながら最終的には解放軍を率い、国を取り戻そうとする。
そんな彼女の元に、ルイズを殺されたと思い、復讐を誓うサイトや国を復権するためとギーシュなども加わる。
いろんな仲間に囲まれ、段々成長していくアンリエッタ。だけど、彼女の前に立ちはだかったのは、
戦場で死んだと思われたルイズとウェールズだった…。
何となく、どん底に落とされた後、頑張って起き上がろうとする話が好きなんだ。
でも悲劇にしならないような気がする、この話。うーん。もうちょっと設定練れないかなぁ。
タルブ戦役で敗北したトリステインは
アンリエッタは生き残り解放軍を組織した
しかし、アンリエッタには重大な秘密があった
本物のアンリエッタはタルブ戦役で死亡しており、現在アンリエッタとして解放軍を率いているのはルイズ・フランソワーズだった
影武者アンリエッタ
というのはどうだ
隆慶一郎、乙。
素直に『ヘクサゴンスペル』を使った戦いで死亡。
マリアンヌの命令でルイズが影武者に・・・・・
でもいいかも。
大きいのが小さい振りをするのは難しいけど、
逆はそれほどではないといいますね。
何処とは言いませんが。
「3年の間、喪を伏せなさい。
私の死を、決して他国に気取られることのないように」
と言って息を引き取るアンリエッタ
お屋形様ばりの影響力をもってたのかアンアン……
おファラオさまと読み違えると大惨事だよね!
>>136 「お前のようなでかいルイズがいるか! ガリア王の手下だな」
……クロスになっちゃうけどね。
クロスの定義が理解できないヽ(`д´)ノ
>>141 だってこのセリフは当然ケンシロウが言うんだもん。
クロスでしょ?
>>142 関係ない作品からセリフをパクるのだかオマージュするのだかは、厨SSではよくあることよ。
クロスとは認識してない。
才人が言うと後で鞭が飛んできます
108派を束ねる4系統魔法に対して、一子相伝の虚無の魔法。
今代四人の虚無の使い手達による熾烈な後継者争いが始まる……!
むしろ六聖拳ちっくな虚無というのもいいかも
妖星のヴィットーリオ
将星のジョゼフ
義星のルイズ
最後の虚無テファ とか
>>145 髪が真っ白になったルイズを想像した。
テファには雲、火、風、山 、海の使い魔がいるんですね。
147 :
偽ルイズの人:2008/12/29(月) 00:04:45 ID:jSCuURaT
えーと、思った以上にカオスな最終章になりましたが、せっかくなので投下します。
お暇のある方だけどーぞ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「そう言えば、なんか色々あったから勘違いしそうになるけど、俺がこの国に来てから、
まだ4年ちょっとしか経ってないんだよなぁ」
ウチの長男、ヒデトの2歳の誕生日パーティーのあと、訪問客が帰って残るは家族(プ
ラス住み込みの使用人)のみとなったんで、居間で家族7人まったりしていたところで、
ふと俺はそんな感慨を漏らしていた。
ちなみにこの居間は、俺のたっての依頼で、木製の床に草を編んだラグを敷き詰めた、
和室を連想させる佇まいとなっている。
もちろん、この部屋では靴を脱ぎ、ラグの上に薄い布製のクッション──座布団(シエ
スタが曾祖父から話に聞いていたため、作ってもらった)を直接敷いて座るのが習わしで、
テーブルは俺が自分で日曜大工して作った大きめの炬燵風だ。
(天板は街の家具屋に、仕様を発注して作ってもらったけどな)
念の入ったことに床の一部には堀炬燵として穴をあけてある。さすがに電気は通ってい
ないけど、コルベール先生に協力して作ってもらった、比較的安価な炎石を利用して長期
間(ほぼ1月間)暖をとれる装置を備え付けてあるから、足を突っ込めば十分に暖かい。
当初は戸惑っていた嫁さん達も、ひと冬過ごす頃にはすっかり"コタツ"の虜になってい
た。
そればかりか、この家に来た友人たちから、この疑似和室のことがトリステイン中に広
まり、貴族や富裕な商人の家では、コタツを始めとしたプチ東方ブームとなっている。
(これは、"救国の英雄サイト男爵"が表向きはロバ・アル・カリイエの出身とされている
から、ってのもあるみたいだ)
中には頓珍漢な代物もあるが、おかげで緑茶などの懐かしい商品がだいぶ手に入れやす
くなったんで、俺としてはうれしい限りだ。寒い日は、コタツで緑茶をすすりながら、南
方産のオレンジを剥く、これ最強!
──まぁ、それはさておき。
「あら、言われてみれば……そうでしたわね」
俺の対辺にさし向いで座った妻が、膝の上に今日のパーティーの主役だった息子のヒデ
トを座らせたまま、目をパチクリとさせた。
「なんだか、もう随分前からあなたと一緒にいる気がしますけど、初めてお会いしたの
は、わたくしが魔法学院の2年に進級した時ですから……まだ4年と7ヵ月というところで
しょうか」
「そうですね、でも色々ありましたから……」
出会ってからの長さがほとんど彼女と変わらないシエスタが相槌をうった。ちなみに長
男とは半年差の、シエスタの生んだ娘サイカはそろそろおねむのようで、トロンとした目
で大人たちの顔を見つめている。
「わ、わたしはみんなより後にサイト達に会ったんだけど、わたしと会うまでにも結構
沢山の事件があったんだよね?」
そのバストの真価をあますことなく発揮して、生後数か月の娘に授乳していたテファが、
ちょっとだけうらやましそうな顔で俺達3人を見つめる。
ちなみに、俺の右隣りの辺がシエスタで、左隣の辺にテファが座っている。家族4人(+
子供たち)で炬燵に座るときは、このポジションが俺達の定位置だった。
「まあ、確かに事件というかアクシデントというかは多かったよな。あんまり嬉しくな
いものも結構あるけど」
苦笑しながら、俺は昔……といってもわずか3、4年前のことを思い出してみた。
* * *
まるで文明体系の異なる異世界から来たとは思えぬほど、平賀才人──のちのシュヴァ
リエ・サイト・ド・ヒラガの魔法学院への順応は早かったが、それでもまったくトラブル
がなかったわけではない。
最初のトラブルは、ボンボン貴族──ギーシュにからまれているシエスタを助けたこと
による決闘騒ぎだ。
無論、シエスタは止めようした。貴族に──メイジに逆らっても、平民は絶対に勝てな
いと。
しかし、サイト自身は、自分の身に宿った"伝説の力"がどれほどのものか知りたかった
し、何より最愛の女性を「しょせんコモンしか使えぬハンパ者」と屈辱したエセ紳士をただ
で許す気にはなれなかったのだ。
意外なことに"ルイズ"はこの時、サイトを止めなかった。代わりに、決闘の場に赴くサ
イトの前に立って、ひとつだけ質問をする。
「サイトさん、勝算はあおりですの?」
「ある……と思う」
サイトの手には、厨房から借りてきた薪割り用のナタが握られている。指の部分を切っ
た軍手に隠されてはいるが、その左手のルーンが微かに光を発していることが、ほかなら
ぬ"主"の彼女にはわかった。
本来は戦いの道具として作られたものではないとはいえ、十分な殺傷力があり、また"
使い手"がそれとして意識して力を解放するなら、ある程度ガンダールヴのルーンも威力
を発揮するようだ。
「……わかりました。でも、くれぐれもケガのないようにお願いしますね」
「初めてやる相手をケガさせないのはなかなか大変そうだけど……やってみよう、我が
姫君(ユアハイネス)」
アニメで見た気取った言い回しでカッコつけて一礼すると、サイトは慎重な足取りで、
中庭へと向かった。
「ルイズさん! どうしてサイトさんを止めなかったんですか!? ルイズさんの言う
ことなら、使い魔のサイトさんは聞いたはずなのに……」
身分差も忘れてくってかかるシエスタを"ルイズ"は穏やかに諭した。
「いいえ、シエスタ。あなたはふたつの点で間違ってますわ。ひとつは、わたくしはサ
イトさんを使い魔ではなく、友でありわたくしだけの騎士として遇すると決めています。
ですから"命令"をする気はありません。
それでも、もしわたくしが泣いてすがれば、あの方は思いとどまってくださったかもし
れません。ですが、それではあの方の想いを無にすることになりますから」
「想い、ですか」
「ええ。わたくし、そしてあなたの名誉を守るために戦うと決意されたサイトさんの意
思をね」
そう笑顔で諭す"ルイズ"の顔を見て、はじめシエスタは「この人も所詮は"誇り"だの"名
誉"だのにこだわる貴族なのか」と失望したが、一瞬ののちに考えを改める。
ルイズの手が優しく微笑む顔に反して硬く握りしめられ、僅かに震えていることに気が
ついたからだ。
(ああ、この人はこんなにもサイトさんの身を案じている……)
それでもなお、彼の意思を尊重し、彼のことを信じようとする強さは、今のシエスタに
は思いもつかないものだ。貴族だとか容姿だとかとは別の次元で、シエスタは彼女に"女"
としての格で完敗したことを実感した。
結局、ふたりの決闘は、ギーシュの作る青銅の乙女達をサイトが危なげなく降したこと
で決着はついたが、それ以来、以前にもましてシエスタはルイズとサイトに肩入れするよ
うになり……。
気がつけば、いまやバロン・ド・ヒラガ(先日男爵位を授与されたのだ)邸のメイド長に
してサイトの2号さんというポジションにいるのだから、人生何があるかわからない。
ちなみに、ギーシュは決闘の時にサイトが吐いた幾つものセリフ(ご多分に漏れず、マ
ンガやアニメからのパクりだが)に痺れて、彼を「心の師」と仰ぐようになり、無二の親友
となったのだから、これも結果オーライだろう。
それとほぼ前後して、彼らはトリスタニアの下町で、伝説の生き証人(いや、"剣"が生
きていると言えるか微妙だが)たる魔剣、デルフリンガーと出会った。すでに虚無の使い
手とその護り手としての自覚のあるふたりにとって、デルフの存在はこの上なく強力なそ
の"証拠"と言えた。
しばらくの後、魔法学院の宝物庫を襲撃した「土くれのフーケ」の撃退から、ミス・ロン
グビルの正体が発覚する。
念入りに強化のかかった"ヒビひとつない"宝物庫の壁を壊すことは、さしもの巨体の
ゴーレムにもなかなかの難事で、エラく手間取ったため、その後サイト達に正体を知られ
ることとなったのだ。
空からの追跡はタバサが、地上からの追跡をキュルケとギーシュが行い、サイトと"ル
イズ"は学院を見張っていた。「犯人は事件現場に戻る!」と主張したサイトのヨタを"ルイ
ズ"が信じたからだが、おかげでミス・ロングビルの不審な行動に気づくことができた。
翌日の追跡劇ももはや彼らにとっては茶番である。限りなく黒に近い灰色の容疑者が、
自らの容疑を次々補強してくれているに過ぎない。
誰かを人質に取られることもなく……それどころか、ゴーレムを呼ぶ暇さえ与えず、サ
イトはミス・ロングビルこと「土くれのフーケ」を気絶させることに成功したのだった。
手を握っているだけで会話ができるサイトと"ルイズ"の能力も地味に役に立った。ふた
りが手をつないで見つめあっている様を見て、フーケが「ケッ、この色ボケガキどもめ」と
油断しまくってくれたからだ。
もっとも、尋問によってフーケことマチルダ・オブ・サウスゴータの事情を知った一同
は、協議の結果、今回の剣は不問に帰すと結論した。このまま学園長の秘書を真面目に勤
め、盗賊稼業から足を洗うなら、彼女の正体は明かさない、というものだ。
実際、ミス・ロングビルは、知的で優しく有能な女性として学院の生徒職員に男女問わ
ず人気があったし、その態度のすべてが演技だとは思えなかったからだ。
「盗賊である自分を信用するのか?」と問う彼女に、"ルイズ"はにこやかにそう述べた。
と同時に、素顔が知れて手配書が回ることは、「正体不明の盗賊」である"フーケ"にとって
はかなりの痛手であろうと付け加える。
事情を知る自分たち──"ルイズ"、サイト、キュルケ、タバサ、ギーシュの5人をいっ
ぺんに殺すのも難しいだろうし、第一そんな血なまぐさいやり方は、義賊「土くれのフー
ケ」のスタイルでもないはずだ、とも。
元々、個人的にも"ルイズ"とそれなりに親交があった"ミス・ロングビル"は、彼女が本
気でそう言っていることを悟り、渋々ながらに取引に応じたのだった。
さて、とりあえず"破壊の杖"を「土くれのフーケ」から取り戻したことで、彼らは学院長
からお褒めの言葉をいただくことにはなったものの、肝心の盗賊は取り逃がしたというこ
とで、さすがにシュヴァリエへの推挙はなかった。
(もっとも、無事「引率」を果たしたミス・ロングビルには臨時ボーナスが出たようで、
彼女の懐はそれなりに潤うこととなった。知らぬが仏というヤツである)
フリッグの舞踏会では、サイトと"ルイズ"のカップルはかなり人目を引くこととなった。
もともと、器量良し、性格良し、家柄最良であるルイズの、男子からの潜在的人気は高
かったのだが、それがサイトという対となる半身を見出すことで、さらにその魅力は爆発
的に開花することとなる。
家柄や魔法のことで二の足を踏んでいた男子連中は、何であんな平民風情に……と悔し
がったが、ふたりが熱愛カップルであることは明らかだった。
加えて、サイトが「ただの平民」ではない、「メイジ殺し」と呼ばれる域の達人であること
も(実際には、それ以上なのだが)、ギーシュとの決闘やフーケの騒動で知れ渡っていたた
め、ちょっかいを出そうという愚か者はほとんどいなかった。
──ちなみに、その「ほとんど」に含まれなかったごく少数の愚か者は、サイトの実力行
使と、"ルイズ"の普段どおりの穏やかな微笑をたたえたままの、容赦のない毒舌&脅迫に
よって、心身ともにボロボロにされるハメとなる。
(のちにその現場──「話し合い」という名の秘密処刑を偶然目撃したミス・ロングビルは、
蒼い顔をして「て、敵に回さなくてよかった」と、謎の言葉を漏らしたと言う)
さて、彼らの冒険の最初の危難と言えば、やはり「極秘のアルビオン行」であろうか。
ご承知のとおり、この"ルイズ"は元のルイズではないため、アンリエッタ王女との邂逅
はそれほど盛り上がらなかったものの、それでも王女の依頼を"ルイズ"は断らなかった。
一応、カトレアも幼いころのアンリエッタ王女との面識はあり、僭越ながら当時はもう
ひとりの妹のようにも思っていた。
だから、彼女の境遇に同情して……という部分がないわけではないが、それ以上に、こ
の件が国家を揺るがす可能性のある大事件であるということを気づいていたからだ。
そして、それほどの大事であるにも関わらず、アンリエッタには「旧友」である自分しか
頼りにできないほど切羽詰まっているということも。
しかし、それでも"ルイズ"はアンリエッタ王女に一言言わずにはいられなかった。
「僭越ながら殿下、いま貴女が為すべきことはひとりでも多くの味方を……"友"を作る
ことです」
無論、王族ゆえの立場はあろう。自分も含め、決して「対等」というわけにはいかないか
もしれない。しかし、それでも「友」としてあることはできるし、また、そういう「友」こそ
が、最後の最後で頼りになるのだ……。
自分とシエスタ、あるいは外国人であるキュルケやタバサ達との関係を例にとり、切々
と王女を諭す"ルイズ"。
のちに即位したアンリエッタ女王はしばしばこう語る。「自分の方が半年ほど年上のは
ずなのに、ルイズと話していると彼女の方がお姉さんみたいに感じる」と。
もっとも、それは決して否定的な意味ではなく、ひとりっ子である彼女にとってはむし
ろ好ましい感覚のようだが。
(その影響か、後に血縁的に従妹にあたるティファニアと会った時は、本物の妹のように
可愛がるようになる。テファの身柄をめぐり、最後まで自分の義妹としてそばにおこうと
画策したりもしたのだが、結局本人の希望でヒラガ夫妻が引き取ることとなった)
いずれにせよ、この夜を境にアンリエッタ王女が、人間として、また王族としても少し
ずつより好ましい方向に(まあ、多少シスコンの傾向はあるにせよ)変わっていったのは事
実だ。
そして密使としてルイズとサイトは旅立ち、また彼らの旅立ちに気づいたキュルケとタ
バサ(オマケのギーシュ)もまた、ふたり追いかけることとなる。
途中にさしたる障害もなくラ・ロシェールについたふたりだったが、結局、3人の級友
に追いつかれ、やむなく"ルイズ"は最小限の事情──アンリエッタ王女の密命でアルビオ
ンに渡り、ウエールズ王子に会わねばならないことを告げる。
だから、ギーシュはともかく外国籍のふたりは、戦場となった王城に侵入するなどとい
う危険を侵す必要性はないのだ……と説く彼女に、傲然と胸を逸らしてキュルケは反論す
る。理由ならある、と。
「あたしたち、友達でしょう?」
「心配」
「友のために命をかけてこそ、"真の貴族"というものですよね、師匠!」
サイトと"ルイズ"は顔を見合わせて、涙を流しながら微笑んだ。そして、これほどまで
に自分たちのことを心配してくれる、かけがえのない友の存在に深く感謝した。
──ちなみに余談だが、後年トリステインの王都で上演され、ロングランヒットを飛ば
す歌劇「虚無ノ唄」では、この時集った5人を「無の五烈士」と呼ぶこともある。
"無垢なる桜姫"ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
"無双の神盾"サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ
"無比なる紅焔"キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプス
トー
"無音の凍嵐"シャルロット・エレーヌ・オルレアン
"無数操者"ギーシュ・ド・グラモン
歌劇では、5人がこの時、「我らのうち誰かが窮地にある際は、必ず他の者が死力を尽
くして互いを助ける」という誓いを交わしたともされるが、さすがにこれは眉唾であろう。
さらに、これに「光輝の妖精」ティファニアを加え、「虚無の双姫と四騎士」と呼ばれるこ
ともあるが、本人達が知った時、死ぬほど恥ずかしがっていたので、やめてあげて欲しい。
……少し話が逸れた。
その後、5人の乗った船が空賊に襲われたが、その"空賊"が王家縁の者だと"ルイズ"と
タバサが見抜いたり、実はその"空賊"の頭こそがウエールズ王子その人であったりと、ち
ょっとしたハプニングが続いたが、結局は大過なく5人は無事に帰国し、アンリエッタ王
女のもとに、"手紙"とウエールズから託された形見を届けることができた。
なお、出発の前夜の壮行会のあと、あくまで"模範的な王子"としての態度しか露わにし
ようとしないウエールズにサイトがキレて、王子の私室で殴りあいのケンカになった、と
いう噂もある。
しかし、事の当事者のうち、ウエールズは亡くなり、サイトは黙して語らず、唯一その
場を目撃したはずのギーシュもまた言葉を濁しているため、真相は藪の中だ。
ただ、翌朝、サイト、そしてウエールズの顔にいくつもの(水魔法で直しきれていない)
青痣があったことと、アンリエッタのもとに、彼女自身の恋文とは別にウエールズからの
遺言ともいえる手紙がもたらされたことだけは事実である。
その手紙を受け取り、ウエールズからの(私的な)伝言をサイトによって耳元で囁かれた
アンリエッタは、悲しみと喜びが同時に押し寄せてどういう顔をしてよいかもわからなか
ったようだ。
見かねた"ルイズ"が優しく己の胸にアンリエッタの頭をかき抱き、サイトが不器用に王
子とのつかのまの会話を語るうちに、ようやく気持ちの整理がついたのか、アンリエッタ
はふたりに心からの礼を言った。
そして、これ以後、王女はふたりにそれまで以上に深い信頼を寄せるようになったのだ
った。
アルビオン王家を滅ぼしたものの、手痛いダメージをくらったレコンキスタ軍が、よう
やく再び動けるようになった頃、トリステインはゲルマニアと同盟して強固な防衛線を築
いていた。
ただし、アンリエッタがゲルマニアに嫁いだわけではない。かの王のもとに赴いたのは、
なんと彼女の母、マリアンヌ大后であった。これは、覚悟を決めたアンリエッタが、自ら
の母に膝詰め談判を行ったことによる。
トリステイン王家直系の血を引く人間は、すでに自分とマリアンヌのふたり。どちらか
がゲルマニアに嫁ぐというなら、残った方が王位につき、かつ後継ぎも残す必要がある、
それが王家に生まれたものの義務だ、と。
マリアンヌ大后にとっては究極の選択であったろう。どちらを選んでも、亡き王の喪に
服して独り身を貫くことはかなわない。しかし、確かにそれは道理ではあったのだ。
それならば、王女を故郷に残し、自分が人質となろう。それが不甲斐ない母親としてせ
めてもの務めだ。そう観念したマリアンヌは、喪服を婚礼衣裳に着替え(せめてもの意地
か、ウェディングドレスは黒一色であった)、ゲルマニアに赴いたのであった。
さすがに、この状況下で正面から挑むことは、"虚無"を自称するクロムウェルを頭にい
ただくレコンキスタといえど容易ではない。
奇襲やゲリラ戦を挑むも、アンリエッタ女王の指揮のもと各軍はよく防ぎ、逆に新設さ
れた「水霊騎士隊」を用いて敵本陣近くを奇襲し返すという快挙を成し遂げ、クロムウェル
以下敵軍の心胆を寒からしめた。
また、ウエールズ王子の死体をアンドバリの指輪の魔力で操り、アンリエッタを籠絡せ
んとする試みも、すでに歴たる女王としての自覚を持ち、同時にウエールズ王子自身の遺
言に勇気づけられている彼女には通用しない。
逆に、その場に居合わせたサイトの漢泣きにくれながらの拳と、不完全とは言え虚無に
目覚めつつあるルイズのピンポイントエクスプロージョン(もどき)によって、ウエールズ
が自我を取り戻したほどだ。
「すまなかったね、アンリエッタ。死んでからも迷惑をかけるとは、僕はやっぱり大馬
鹿者だ」
「う、ウエールズさま……」
「おっと、近づかないでくれ。ここで君の腕に抱かれて眠りにつくのも悪くはない結末
だろうけど、僕にはまだやることがあるんだ」
「そ、そんな……やっと……やっと会えたのに」
「素敵なレディになったねアン。願わくば君の行く道が、虚無の導きによる光によって
照らされんことを……さらば!」
そのままレコンキスタ軍に戻ったウエールズは、自らの体にくくりつけた大量の火の秘
薬もろとも爆散して果てる。幸いクロムウエルは無事だったものの、幹部連の何人かはそ
の爆発に巻き込まれ、アンドバリの指輪による蘇生すら覚束ない有様だった。
追い詰められたレコンキスタ軍は、ついに最後のバクチに出る。
全軍、掛け値なしに全軍全部隊揃っての神風攻撃(バンザイアタック)。まともな軍隊な
ら絶対にやらない戦法だ。これでは、仮にもし勝てたとしても自軍の被害が大き過ぎる、
というより勝っても意味がない。まさに狂信者ならではの非論理的な発想だ。
しかし……それだけに厄介だった。膠着した戦線に多少油断していた感は否めない。真
っ向からのこれだけの大軍を受け止めるだけの余裕は、現在のトリステイン軍にはなかっ
た。
せめて、部隊を編成するだけの猶予が欲しい。
そこで名乗りを上げたのが、"ルイズ"とサイトである。
五万人対ふたり。普通なら結果はわかりきっている、賭けとすら呼べない自殺行為だっ
たが、ふたりは笑って死地に赴いた。
勝てると思っているわけではない。
奇跡を期待しているわけでもない。
怖くないわけがないし、痛いのも苦しいのも死ぬのも嫌だ。
それでも……今、自分たちにできる、自分たちにしかできないことがある以上、もしこ
こでやらなければ、きっと後悔する。
「サイトさん、わたくしのわがままに……」
「ストップ! いつも言ってるだろ。俺は、ルイズさん……いや、ルイズの騎士で恋人
だって。だったら、ルイズを守るのは俺の役目だ。そんなおいしい役割、誰に譲るもん
か」
「フフ……そう、そうですわね」
「まあ、人生の最後の最後の瞬間までふたりでいられるんだ。そう考えれば、悪い道行
でもないさ」
「はい、死がふたりを分かつまで……いえ、死がふたりに訪れようと、わたくしたちは
一緒、ですよね」
「当然!」
そして、ここでもまた二人は伝説を打ち立てる。
絶望的と言うのも生ぬるいこの逆境において、敵のほぼ全ての船を地上に落とし、進軍
する4万人を超える地上部隊の4分の1近くに壊滅的な打撃を与えたのだ。
もし、これが正気の軍隊なら、それほどの被害に怖気づいて退却してもおかしくはない。
不運なのは、かの軍が半ば以上理性と正常な判断力を奪われ、機械的に進む生けるゾン
ビの如き集団だったことだろう。
"ルイズ"の精神力が尽き、半ば生命力を削って行使するエクスプロージョンが途切れが
ちとなり、彼女を庇って敵を近づけまいとするサイトの体も満身創痍となり……。
ついに万策つきてついでに力も尽き、最後にサイトが覚えているのは、遠距離からの無数のファイアーボールが迫る中、せめてルイズだけはきれいなままで、と腕の中にかばったところまで。
次に意識を取り戻したとき、目の前には美しき森の妖精がいたのだから。
* * *
「あの時は、本当に死ぬかと思いましたわ」
「笑いごとじゃないですよぅ! ほんとにほんっとーに、心配したんで゜すからね!!」
シエスタが怒るのも、それだけわたくしたちの身を案じてくれたからなのでしょう。
一度は訃報が届いたらしいですし、本当に心配をかけてしまいました。
「でも、よかった。わたしの召喚が偶然にでもサイトたちを呼ぶことができて」
ええ、それは本当に感謝しています。
……あら。そう言えば、テファは結局コントラクトサーヴァントの魔法は使っていないんでしたね。
「そーいやそうだな。テファ、今さらだけど、ヤッとくか?」
「わわっ、やめろーーっ、胸にルーンが出来たらどーする気だ!」
あら、デルフリンガー、いたの?
「いたのじゃねーぜ、嬢ちゃん。相棒もひでーなぁ。休暇に入った途端、こんなところに俺を置き去りにするなんて」
デルフリンガーは、サイトさんいわく"トコノマ"とかいう板がむき出しになったところに、専用の台を作って安置されてます。なんでも、サイトさんの故郷では、トコノマには立派な件を飾るのがステータスなのだとか。
「そうは言っても、自分ン家の中で剣を持ったままってのも物騒だしなぁ」
「あまいっ! 剣士たるもの、常日頃から備えを怠るのは……」
「いや、一応、こいつは持ち歩くようにしてるし」
と、サイトさんが取り出したのは、小ぶりな短剣です。何でも、この短剣もインテリジェンスソードの一種で、持っていれば初歩的な魔法が使えるのだとか。
ガリアの新女王となったタバサが贈ってくれたのですけど、高価なものだったんじゃないかしら。「サイトなら、使いこなせると思うから」と言ってましたけど……。
ガンダールヴの力を発揮したサイトさんによると、本来は持つ人の体を操る、呪いじみた機能もあるらしいのですが、ガンダールヴのルーンの力で完全に制御しているのだとか。
「ハッハッハッ、まあいーじゃねぇか、デルフの兄貴。兄貴は戦時用、俺様は街中用ってことで」
「あ、テメ、よくもぬけぬけと……!」
インテリジェンスソードどうしの口ゲンカという実に珍しい光景も、我が家では日常茶飯事です。最初のころは、ヒデトも目を丸くして見ていましたが、最近では慣れてキャッキャと楽しそうに喜んでいるくらい。
……将来は、大概のことには驚かない、随分の肝のすわった子に育ちそうですわ。いえ、男の子はそれくらいの方がよい気もしますけれど。
「ま、あのふたりは放っておいて、そろそろ寝ようか」
「そうですわね。この子たちもそろそろおねむさんみたいですし」
さっきから眠そうだったサイカちゃんはもとより、ヒデトも目をしばしばさせていますし、ヒラノちゃんはテファのおっぱいをたっぷり飲んで、早くも夢うつつみたいです。
「おユノミは置いておいてください。わたしが片付けますから」
「あ、シエスタ、わたしも手伝う」
残念ながら、家事に関してはふたりに二歩も三歩も譲る腕前のわたくしは、申し訳ないのですが甘えちゃうことにしました。
あら、何をブツブツ言ってるんですか、旦那様(あなた)。
「休暇は、明日までだし……そーだ! いっそ今日は朝までみんなで一緒に!」
もうっ! いくら家族だけって言っても、ここにはまだ子供たちもいるんですよ、サイトさん。
──いえ、もちろんわたくしだって、サイトさんと、そのゴニョゴニョすることにやぶさかではありませんが……。ハッ! いけません。わたくしはひとりだけ突っ走っては。
ここにはシエスタやテファだっているんですから。「第一夫人だからって無闇にイバったり、サイトさんを独り占めしたりしませんから」って、結婚式の日、控え室でふたりに誓ったじゃないですか。
うーん、となるとヤッパリ旦那様のアイデアに従うしかないのかもしれません。
ああ、偉大なる始祖様、みだらなわたくしどもをお許しください。でも、淫らではあっても、決してふしだらではありませんので、そこのあたりお間違えなきよう。
胸の中で罰当たりな祈りを捧げつつ、わたくしは片付けをしているふたりよりひと足先に「夫婦の寝室」に足を踏み入れたのでした。
* * *
翌々日、水霊騎士一番隊隊長兼大隊長のバロンが早朝訓練に遅刻したことを付け加えて、この物語の〆とさせてもらう。
彼の佩剣いわく
「やぁ、相棒もまだまだ無茶がしたいお年頃ってことさね」
とのこと。
<とりあえずFIN>
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なんだかグダグダな終わり方になってしまいましたが、これにてサイトと偽ルイズ(カトレア)さんのお話は終了です。
だいぶ駆け足になってしまいましたが……。何より、甘さが足りん! これまでの砂吐きそうな甘さに自分で慣れてしまったのか、こぅ無味乾燥な文章を書いていると、禁断症状が……。
>>156 GJ。完結お疲れさまでした。
甘さが足りない? ハハハ、こやつめ
早く糖分増し増し版の執筆作業に戻るんだ
偽ルイズの人乙ー!
うんうん、禁断症状わかるよー
SS職人には追加エピソードの執筆が許可されている!
気が向いたらお願いします。
これで甘さが足りないって、お前……
俺の体から糖分を全て抜き取る気か!!
砂糖がとまらねぇ!?
偽ルイズさん乙です。
甘い物でお腹いっぱいだ。
後は一杯のお茶(新しいIFネタ)が欲しいぜ。
こんなの思い付いた。
キュルケ→お見合いさせられて学院に来ない。
タバサ→シャルルとジョゼフが本音をぶつけ合い、シャルロットのまま。
ルイズ→盗賊に攫われ、誰かに拾われる。
魔法学院が出て来ないというIF。
偽ルイズさんお疲れ様ですー。いやー最後まで甘甘なSSどもでしたw
ルイズとサイトが末永く幸せでありますように!
ところで、
>>160のレスみて思いついた。
もし、ルイズ・キュルケ・タバサが3人とも攫われ、同じ人物に保護されたら。
血も繋がっていないけど、まるで姉妹のように育つ3人。
長女キュルケは周りの男達を侍らせながらも、可愛い妹達の世話を焼く。
次女ルイズはそんなキュルケを叱りつつ、一番のしっかりもの。
三女タバサは何らかの影響で原作のように寡黙だけど、本当は姉のことが大好きで堪らない。
みたいな。
そんな中次女に召喚されるサイト
次女と三女の血で血を洗う恋の戦いが・・・
偽ルイズさんお疲れ様でした!
しかし何度読み返しても息子をヒトデくんと読んでしまう……
つうか甘いよ甘すぎるよ! 緑茶飲むかおにぎりが食べたくなるよ!
もしサイトが、登場する全ての女性から「完全に恋愛対象外」にされていたら。
友人、頼れる人、尊敬できる人、といった扱いは受けるし、大いに好かれはするが、決して恋愛には発展しない。
結構きついかもね。
>164
その逆で、サイトがハルケギニアの女の子たちに恋愛的な感情を抱かなかったら、
というIFは考えたことがあります。ゲーム版第1弾のオリキャラ(高凪春奈)と
もし日本ですでに恋人関係にあり、彼女に首ったけなサイトという設定で。
ルイズたちのことも友人としてはそれなりにつきあうようになるのだが、いつか
必ず日本に帰ると固く決意している感じ。ヒロインたちにはキツいかも?
経験者現る
>>165 『えあつぇ〜るんぐ』のゼロの使い魔・2回目がそんな感じだな
サイトが原作終了後で元の世界に帰ろうとしたら最初の頃のルイズに召喚されて二回目をするって話
サイトがルイズ(一回目)との約束で元の世界に絶対帰るっていってフラグを進行させない
あれはちょっと違うんじゃないヵ?
あのSSは好きだ。
ルイズ(一回目)とルイズ(二回目)の絡みとかがw
「いくら足掻いたってそれ以上育たないんだから諦めなさい!」とかw
あとサイト依存症になった二回目ルイズがかわゆすぎる。
ウィンズ・オブ・ゴッドを見て思いついた
才人がルイズになるってIF
才人が自転車に乗って坂道を下ってたら目の前にトラックが来て
才人は「オレ、死んだ!」と思いながら目を閉じ、目を開けると
目の前は見た事もない部屋が広がってて鏡を見るルイズ
になっていた、回りの人間の話によるとルイズは
使い魔召喚で今までにない規模の爆発を起こしてしまいそれに巻き込まれて
1週間も眠っていたって事になっている みたいなIFを1つ
ひぐらしがなく頃にみたいに死んで繰り返す系のIF。
ルイズの場合、幼い頃に自分が虚無だと言っても誰も信じず。
信じてもらった場合、戦争に利用されたりする。
時々、きれいなワルドやもてないギーシュなどがいる。
幼く見えてオスマン以上生きている事になる。
つまり、新ジャンル「ロリババアルイズ」である。
>171
それだったら召喚されたサイトにルイズが入ってるという伝統的な組み合わせもできそうだ
伝統と聞いて、契約結んだ瞬間にルイズとサイトの意識が入れ替わる
伝統すぎるネタが頭をよぎった。
召喚後の展開が何一つ変わらねえような気が……
あっ、サイトに憑依しているルイズが「魔法無しで無茶苦茶発展してる都市」を目の当たりにしてるからちったぁ違うか。
……まあ、何から何まで魔法扱いして、平民のサイトはやっぱりゴミ扱いという気がせんでもないがw
>>175 サイトのあまりの知識の無さに幻滅とかもあるかもしれん
失敗魔法が爆発になるのではなく、世界扉になるルイズ
魔法を唱えると、対象物もしくはランダムなどこかに小さな世界扉が展開。
そこにあった物質が削り取られて何処かに消えてしまう、『虚空(ゼロ)』のルイズ。
原作以上の侮蔑と畏怖と対人殺傷力から、原作以上にひねくれてしまった少女。
そんなとき、消し去るだけだと思っていた自分の魔法から、一人の少年が現れる。
そう、彼の名はヴァニラ・アイスだったのです
クロスへどうぞw
ガオン!
>>177 なんだそのこの自作の設定に好都合すぎる能力は。
畜生、そっちの方がおいしかった。
まあなんにせよ。
空いてましたら、10分後から前スレ最後辺りで投下した、
「盗賊に浚われたルイズが誰にも助けられずに裏社会で生きていたら?」
なSSの後編を投下します。
ちなみに、前スレでは「桃色の爆発魔」というタイトルで落としていたけど、タイトル変更します。
変更タイトル、「ルイズのお仕事」
気がのったら、短編連作化するかもしれない。「ルイズのお仕事 ○○編」みたいな感じで。
時間なので、投下します。
「爆発魔(ボマー)、ですか?」
「はい、市井でそのように呼ばれているらしく、衛士隊での正式な呼称として採用しました」
トリステイン王城、執務室。
トリステイン王国王女 アンリエッタ・ド・トリステインは、枢機卿マザリーニ、銃士隊隊長アニエスの2人と対談していた。
アニエスからの報告に、アンリエッタはフウと憂鬱な溜息を吐いて応える。
「トリステインでの最後の犠牲者は、カストール子爵でしたね」
「はい、二か月前に、カストール・ド・バミーユ子爵、および護衛の者4名が全員殺害された事件です」
「緘口令は敷きましたが……やはり、市井には噂という形で広まっていますな」
アニエスの報告に、マザリーニが口を添える。
3人が話しているのは、昨今、ハルキゲニア全土を騒がせる暗殺者についてだった。
数年前に突如として現れたこの暗殺者は、今やハルキゲニア全土の貴族にとって、忌み名に近い扱いを受けている。
鉄壁の護衛をつけ、侵されることなどないはずの貴族たちを、何でもないかのように殺してのけるのだ。
「これまでに、10人以上の貴族が殺害されているのですからね。
やはり、噂にはなりますか」
「正式に報告されている数では、各国合わせてこれまでに12人。
ともに殺害された護衛や衛士などを含めると、その数は3倍以上となります」
「このような犯罪者は、平民の間ではある種のヒーロー扱いされることも多いのですがな…
今回は、そういったことはないでしょうが」
苦々しげなアンリエッタの言葉に、アニエス、マザリーニもやはり苦い表情で言を重ねる。
貴族に対して刃向うものは、平民にとってある種の英雄となり得る。
貴族には逆らえない、その絶対の不文律のもとに暮らしている者にとって、それを逸脱して行われる行為は、ある種のカタルシスを伴うからだ。
例えば、爆発魔と同じく世間を賑わす怪盗土くれのフーケは、市井、特に貧民層ではある種のヒーローである。
犯行予告や去り際に残すメッセージなどの演出が、盗みという行為の生臭さを隠蔽していることもあるだろう。
だが何より、貴族の城から宝物を盗み出す、という行為は、貴族に搾取された自分たちの財産を取り戻してくれているような、そんな感覚に繋がるからだ。
悪辣な搾取を行う貴族が少なからずいることは、マザリーニもアンリエッタも理解しているので、軽々しくそれを咎める言葉も吐き難い。
だが、爆発魔はそういった市井での英雄にもなり得ない。
何故なら、爆発魔は平民であろうと殺すからだ。
これまで殺された人間の中には、貴族とその護衛以外にも、豪商と呼ばれた商人や、神職者さえ含まれている。
一切区別のないその殺害対象は、爆発魔が個人としての信条をもって殺しを行っているわけではないことを示していた。
恐らくは、職業暗殺者。
あくまで、依頼を受けて、その依頼対象を殺す、殺し屋に過ぎないのだろう。
土くれのフーケのように、犯行メッセージを残すようなケレン味もなく、ただ、相手を殺害して立ち去るのみ。
そのため、この暗殺者への噂は称賛や憧れなどではなく、恐怖と嫌悪の色が強い。
未だ酒場の奥の席で囁かれるような噂程度だが、そんな場でも、恐怖の対象として扱われている存在なのだ。
「……それにしても、爆発魔(ボマー)、とは。なんとも分かりやすいというか、そのままなネーミングですね」
「犯罪者の呼び名に、わざわざ凝った名を考える必要もありませんので。
むしろ、そのままの方が印象が頭に入りやすくていいのです」
表情を軽い苦笑に変えたアンリエッタの言葉に、アニエスは生真面目に返す。
暗殺者、爆発魔(ボマー)。
署名も何も残さないこの暗殺者の存在がここまで広く認知されたのは、その殺し方に強い特徴があったからである。
爆発魔は、相手を「爆殺」するのだ。
ナイフで喉を抉られた死体もある。ロープか何かで絞殺された死体もあった。
しかし、その本来の殺しの対象と思しき相手は、例外なく粉々に「爆破」されていた。
火のトライアングル、スクエアであっても難しいような、徹底した破壊。
一個人に向けるには大袈裟過ぎるほどの、過剰殺傷力。
それこそがこの暗殺者の最大の特徴であり、数多の貴族が恐れる理由だった。
「……まあ、構いません。
捜査の方は、進めているのですね?」
「はい、爆発魔に関しては周辺諸国とも共通の脅威として一致しています。
情報交換も進めながら、捜査を継続している最中です」
「では、一層の励行を。
この暗殺者は、相手を選びません。
貴族であろうと平民であろうと、これ以上の被害者を出さないように」
「ハッ、畏まりました」
敬礼をして、退出するアニエス。
それに一泊遅れて、マザリーニもまた一礼して部屋を辞した。
二人の足音が遠のくのを感じながら、アンリエッタは一人、ふう、と小さな吐息を漏らした。
トリステイン王女の執務室。そこには、執務用の机と、積み上がった政務の書類がある。
それらを見つめながら、アンリエッタは小さく呟いた。
「……なかなか、儘ならないものね」
貴族を、豪商を害する暗殺者。
そんなものが広く活動しているということは、それだけ国の政情が不安定であるということだ。
しかも、この暗殺者は自分個人で活動するわけではなく、明らかに誰かの依頼を受けて動いている。依頼が無ければ動かない人種である。
その背後に、どれだけの存在が、どれだけの組織があるのか、ここからでは測ることすら難しい。
先代国王であった父が崩御し、王位に就くことを拒んだ母マリアンヌともどもトリステイン王国の象徴となって。
少しでも母の助けに、国の力になろうと、努力を続けてきたつもりだ。
魔法の腕を磨き、マザリーニから政治を学び、帝王学を身につけた。
その身の重圧に潰されそうになったこともあったが、それでも歯をくいしばって立ち続けた。
伝統はあるが、国力には乏しいトリステインを支えるには、生半可な思いでは立ち行かないのだ。
そうして、昔よりは多少はマシな王女となれたつもりだったが――
「それでも足りませんか……」
――まだまだ、国の闇は深い。世界の影は暗い。
この暗殺者は、その影から放たれた怪物だ。
「……ウェールズ様」
ふと、部屋の隅に飾られた小さな絵に目をやった。
そこには、4人の人間が描かれていた。
幼い自分と、母マリアンヌ。
そして、隣国アルビオンの国王であるジェームス一世と、自分の従兄にあたる、ウェールズがいる。
ウェールズ・テューダー。
幼い頃の、自分のヒーロー。
拙いながらも心を通じ合わせ、始祖に誓いを捧げた思い人。
そんな幼く純真な誓いも、とうとう破棄しなければならなくなった。
トリステインの国策を練っていく中には、アンリエッタが大国ゲルマニアに嫁ぐ、というものもある。
無論、これはただの一つの案に過ぎず、また実際に嫁ぐにしても、そこから発生する諸問題は多いのだが。
それでも、国策の一つとしてそれが検討されており、その障害となり得るものを自分が個人として有している、というのなら、それは取り除いておかねばなるまい。
しかし、一国の王女が他国の皇太子へ、自分の独断で始祖への誓いの手紙を送るなど。
当時の自分の浅慮には頭が痛くなる思いだが、過ぎたことを嘆いていても現状は改善されない。
ことが大きくなる前にアルビオンに密使を立て、誓いの手紙の破棄をウェールズに依頼する必要があるだろう。
絵画の中の時代、ただ自分に正直であればよかった頃に思いを馳せ、アンリエッタは小さなため息を吐いた。
初めて人を殺したのがいつだったかは、もう憶えていない。
自分の腕で、その手を直接振るって殺したのは、確か10歳前後の頃。
自分の寝床に忍び込み、こちらを襲おうとした男の喉を、ナイフで切り裂いたのが始めだったはずである。
全身に浴びた鮮血の温かさが、酷く印象的だった。
だが、殺し自体はそれ以前からだ。
それこそ物心つく前から、自分は有効な『兵器』として重宝され、相手の血を被ることもない位置から数多の命を吹き飛ばし続けてきた。
自分を浚った盗賊たちが、自分を殺しもせず売り払いもせずに、手元に置いて育てることを選んだのは、遊び半分、打算半分だったと聞いている。
もはや記憶に影すらも無いが、自分の元の父と母は、有力なメイジとして名を馳せた人物であったらしい。
ならば、その血を引く自分もまた、力のあるメイジとして育つのではないか?
そんな思いが、殺すか奪うかばかりを行ってきた盗賊たちに、子育てなどという真似をさせる原因となった。
実際、ロック、アンロック、それにレビテーション辺りがあれば、それだけで盗みに入る手間は遥かに減る。
その分、子育てなどという作業にかかる手間はそれこそ計り知れないはずであり、気の短い連中揃いの盗賊団が、よくもまあまともにスペルを唱えられる年になるまで我慢できたものである。
その辺のことをいつだったか質問してみたことがあったが「その辺りが遊び半分打算半分の遊びの部分なんだよ」と笑われた。
生きてもよし、死んでもよし。
もし生き残って魔法が使えるようになれば有効な戦力になるし、死んだところで何ら損失は無い。
ならば、好きなように人間を育てていく、というのも一種の娯楽だ。
そんな、なんとも適当な認識であったらしい。
何にせよ、盗賊どもの遊びと打算によって生き永らえた身であったが、それなりに成長してからは、自分の能力で生き延びたのだという自負がある。
盗賊たちが自分に寄せていた期待に関しては、ある意味完全に裏切り、ある意味完全以上に応えて見せた。
便利な『道具』としての役割は果たせなかったが、それを補って余りある、強力な『兵器』として自分は重用されたのだ。
閉ざされた鍵を開けることも、壁を砂に変化させることも、荷物を宙に浮き上がらせることも出来なかったが。
人を殺すことだけは、誰よりも上手く出来た。
もとより、物心つく前から盗賊団におり、古株連中とは面識があったことも幸いしたのだろう。
盗賊団の中でそれなりの位置につくまでに、時間はかからなかった。
それまでに吹き飛ばした人間の数は、数えていないし、数える気にもならない。
『兵器』として望まれた自分にとって、殺すことは存在証明であり、他者の期待に応える唯一の術だった。
無力で流されるままだった子供は、殺す術を学ぶことで、自分の価値を周囲に認めさせた。
殺すことが、生きることだった。
今も、それは変わらない。
だってほら。
仕事というのは、自分の適性と才能にあったものを選ぶのが一番でしょう?
「……では、こちらです、殿下」
「ああ、すまないね」
アルビオン王都 ロンディニウム。
闇の帳の下りた夜の街の郊外を、連れ立って歩く3人の人影があった。
3人ともに目深にローブを羽織った、成人男性ほどの人影。
うち二人は、互いに死角を補い合うようにして、強く周囲を警戒していた。
「……それにしても殿下。やはり、このようなことは慎んでいただかなくては困ります」
「ハハ、確かにね。本当にすまない。
今では、王城の中にいる方が全く心休まらないものでね」
周囲を警戒していたうちの一人が発した声に、二人に守られるようにして歩いていた一人が答えた。
パサリと軽い音をたててフードを上げ、月光のもとに素顔を晒す。
「……こうして、人気のない場所まで出てこないと息をつくこともできない」
言って、物憂げに吐息をつく。
月下に露わになったのは、白皙の美貌。
アルビオン皇太子、ウェールズ・テューダーであった。
「……心中、お察しします」
沈鬱気なウェールズの声に、護衛の一人もまた苦い声を出す。
護衛二人は、このお忍びの散策の警護を任されるほどの、ウェールズの腹心である。
故に、現在のウェールズ、ひいてはアルビオン王家の状況についても、正確に理解していた。
現在、アルビオン王家の内部は二つの勢力に割れての暗闘の真っただ中である。
現王ジェームス一世を旗印とする王党派と、それに対抗する貴族派。
二極に分かれての政争は、漁夫の利を狙う潜在敵の存在も絡んで、日々激しさを増している。
ジェームス一世以下、現在の政権を預かる者たちの尽力のおかげで、市井の生活に大きな損害を出す事態は避けられているが、ハヴィランド宮殿の中は現在、戦場もかくや、と言わんばかりの空気に包まれていた。
現王のジェームス一世も、また皇太子であるウェールズも、唯人ならぬ資質を備えた傑物であったが、その二人を以ってしても抑えきれぬほど、貴族派の動きは激しく、執拗だった。
ウェールズはその裏に、アルビオン国内だけに収まらぬ、何らかの組織的な動きがあるものと睨んでいる。
そのために秘密裏に調査団を組織し、貴族派の後ろ盾に探りを入れている最中なのだ。
全てはウェールズ自身が己の意思で行った行動だが、その結果としてウェールズの背負う重荷は尋常なものではなくなった。
それこそ、王城内では溜め息一つ吐けないほどに。
「……しかし、収穫はあった」
ウェールズは、小さく呟く。
何人もの密偵を潜らせ、数多の情報をかき集め。
ようやく最近、手応えとなり得る情報を手に入れた。
レコン・キスタ。オリバー・クロムウェル。
そして、その背後に踊る、黒い女。
それらが指し示すものが何であるかは、未だ判然としていない。
しかし、このまま情報を集め続ければ、その実態もまた掴めてくるはずだ。
そうすれば、目先の貴族同士の争いではない、この事態を引き起こした元凶を叩くことが出来る。
「もう少しだ。もう少しで、事の実態を掴むことができる。
そうすれば、本当に戦うべき相手も自ずと見えてくるはずだ。
皆には迷惑をかけるが、こんな馬鹿げた政争にも終止符を打つことが出来る」
「迷惑など。我々もまた、アルビオンのためにこの身命を捧げた身。
どうぞ、存分にお使い潰しください」
「確かに。潰れてしまえば、それで休むこともできますからな」
「オイオイ、尽力してくれるのは嬉しいが、潰れてもらっては困るよ。
私の目算では、レコン・キスタの後ろにある組織は、尋常ではなく巨大だ。
それと戦うときこそ最大の正念場だというのに、その前に引退されてはどうしようもない」
「ハハ、それは難儀だ。
では、楽隠居は当分先ですな」
ウェールズの言葉に、軽くおどけたように護衛が返す。
気心が知れた者同士だからできる、力みの無いやりとり。
誰ともなく笑いが零れ、夜の郊外に小さな笑い声が響いた。
「ハハハ……とはいえ、このような夜の抜け出しは慎んでいただかなくては困りますぞ。
ただでさえ、ここ最近は物騒な噂が絶えないのですから……」
「全くね。
地下組織に密偵なんて潜らせてるんだから、もっと危機感を持った方がいいと思うわ」
ボンッと。
突如として響いた、聞き覚えのない女の声と共に。
護衛の一人の頭が、吹き飛んだ。
「っ!?」
「なに者だっぁぱひゅぁぁ……」
突然の事態に身構えるウェールズと、誰何の声を上げる護衛。
だが、護衛の声は最後まで言い切ることが出来なかった。
闇の中から音もなく飛来した鉄の刃が、その喉を切り裂いていたからだ。
「……………っ!!」
数秒に満たない時間でもたらされた、護衛二人の死。
驚愕、動揺、恐怖、不安。
あらゆる感情を奥歯とともに噛み潰して、ウェールズは杖を抜いた。
向き直れば、ナイフが飛来した方向に一つの人影がある。
ウェールズは、ゆっくりとそちらに杖を向けた。
「たぶん間違いないと思うんですけど、人違いだったらつまらないんで確認します。
アルビオン王国皇太子 ウェールズ・テューダー様で間違いないですね?」
闇の向こうから、声がかけられる。
先刻響いたものと同じ声。
先ほどは気付かなかったが、それは幼いと評してもいいほどの高い女性の声だった。
更に、雲に隠れていた月が姿を現し、月光の下にその人影が露わになる。
その姿を見たとき、ウェールズは努めて殺していた感情が動き、表情が驚愕に歪んだことを感じた。
そこにいたのは、一人の少女だった。
無骨な皮のマントや、その左横顔に大きく刻まれた傷跡が不釣り合いだが、桃色の髪を小ざっぱりとまとめたその姿は、可憐の表することに何の躊躇いも必要ない。
ウェールズは、小さく息を呑みながら呟いた。
「何者だ……君は」
「お初にお目にかかります、ウェールズ皇太子。私は、爆発魔(ボマー)です」
ウェールズの声に、少女は面倒くさげな半眼のまま答えた。
名乗られたその名に、ウェールズは更なる驚愕に襲われる。
「爆発魔、だと? あの、暗殺者のか……?」
暗殺者、爆発魔(ボマー)。
ハルキゲニア全土で、あらゆる要人を殺して回る殺し屋。
金さえ払えば、貴族でも平民でも区別なく殺す、信念無き殺人者。
「……君みたいな、女の子が……?」
「殺し屋に、性別や年齢の制限はないですからね」
ヒョイと肩を竦めて、少女が告げた。
そのまま、無造作な手付きで杖をこちらに向ける。
「さてウェールズ様。私がここにいる理由は、もうお分かりですね」
「……私を殺しに来たか。依頼主は、レコン・キスタか?」
「さて、依頼主の詳しい情報など、気にしたこともないので何とも言えないですね」
ウェールズの探りを、あっさりとかわす。
ウェールズはその隙に、細く息を吐き出しながら、意識を研ぎ澄ませた。
暗殺者、爆発魔(ボマー)。
各国を騒がせながらも未だ足取りの掴めていないこの暗殺者だが、それでも調査と研究は進められている。
特に、爆発魔最大の特徴とされる、被害者の体を粉々に粉砕する「爆発」については、いかなるメカニズムによるものか、様々な研究機関が解析を続けていた。
そしてしばらく前、トリステインの魔法学園に所属する一人のメイジが提出した一つの仮説が、極めて有力なものとして広く出回っている。
それは、火と土を同時に行使する、極めて高度な複合魔法。
すなわち、殺害対象の周囲、あるいは衣服などを、火薬などの爆発物に錬金。
更にその周囲空間を、油などの可燃物に錬金する。
火薬と油に満たされた、爆薬の内部と変わらぬ状態となったそこへ、火の魔法で着火することで、その空間自体を吹き飛ばす広域爆破とするというものだ。
空間自体を爆弾と化し、そこに着火することで為される「爆発」。
アイデアだけならば荒唐無稽と呼んでもいいようなものであったが、提案者であるその教師が、これと極めて近い原理によって成り立つ魔法「爆炎」を実演して見せたことで、この仮説は俄然真実味を帯びた。
現在では、ほぼ各国の捜査機関においても公式見解となっている。
火と土を扱う、卓越したメイジ。おそらくはトライアングルか、あるいあスクエアの可能性もあり。
それが、各国の想定する爆発魔の正体だった。
(……ならば、勝てる)
ゆっくりと唾を飲み込みながら、ウェールズは考えた。
相手は卓越したメイジ。
おそらく、魔法の技量では自分を超えているだろう、と冷静に判断する。
だが、戦いというものは決して魔法の位階のみにて決するものではない。
相性、環境、戦術、戦略。様々な要因で、如何様にでも結果を変える。
この場に関して言えば、有利なのは絶対的に自分だと、ウェールズは己に言い聞かせた。
錬金と発火による空間爆破。その精緻極まる制御と、発生する破壊力は他の追随を許さないだろうが、同時に弱点もある。
それは、発動の遅さだ。
相手の周囲に、爆発物、可燃物を錬金し、その上で着火する。
爆発魔の攻撃が完遂されるまでには、2つから3つのアクションが必要となる。
これは、一対一で向かい合った決闘においては、致命的と言っていい弱点である。
そして、ウェールズは風のトライアングルだ。
四属中最速を誇る風の初速をもってすれば、相手の錬金が完了する前に相手の胴でも首でも両断できる。
念を入れて確認したかったのかもしれないが、護衛を吹き飛ばした際に、共にウェールズを始末しなかったことが、この少女の敗因だ。
(……勝てるっ!)
叫ぶように、自分に言い聞かせる。
そして、ウェールズはその杖を強く前へと突き出した。
それはつまり、ウェールズ・テューダーは優れたメイジであり貴族であったが、兵士ではなく戦士でもなかったという、それだけのことだった。
発動の遅さ。一対一の状況での不利。戦いの相性。
そんなものは、誰よりも、その魔法の行使者である爆発魔本人が承知しているはずのことなのだ。
この暗殺者はこれまでに数多の要人を殺害しており、その実戦経験はウェールズのそれを遥かに上回るのだから。
それにも拘らず、爆発魔は自ら姿を表した。風のトライアングルと広く周知されている、ウェールズの前に。
それが何を意味するのかを、ウェールズは気付くことが出来なかった。
そのツケは、即座にその身に襲いかかった。
ボンッという音が響いた時、ウェールズは何が起こったのか理解できなかった。
ビシャリッと濡れた布を壁に叩きつけたような音が耳に届き、同時に顔にどうしようもなく熱い液体が飛び散る。
やがて、濡れたような生臭い臭いと、乾いた焦げたような臭い、その二つが同時に鼻孔を刺激したとき。
ウェールズは、自分の右腕が吹き飛んだことを理解した。
「――――ぁがあっ!?」
悲鳴を上げる間も惜しく、咄嗟に体を退こうとする。
しかし、ボンッと、またしても響く音。同時に、右足に灼熱の感覚が襲いかかり、膝から下の応答がなくなる。
右足を吹き飛ばされ、ウェールズは力無く地面に投げ出された。
「……カ…ハッ……ヒューッ…ハ、ァ」
手首から先が無くなった右腕と、膝から先が無くなった右足。
そんな状態で、両手足が無意味に地面を掻く。
杖は、もうどこにもない。
右腕と共に、吹き飛んでしまった。
いやむしろ、アレは自分の杖そのものが爆発したかのような――
(馬鹿、な……アレが、「爆発」っ!?
錬金する時間など、どこにもなかったはず……
あの状態で、私より先に魔法を発動させるなど……)
襲い来る痛みから逃避するように、頭の中を疑問が埋め尽くす。
発動の遅さ、どころの話ではない。
明らかに自分の方が先に呪文詠唱を始めたのに、こちらより先に魔法が発動した。
絶対に、錬金や発火の魔法の速度ではない。
それこそ、もっとも基本的な、コモン・マジックか何かのような発動速度。
話が違う、と内心で苦渋の思いが沸く。
流布した仮説と自分の戦術の根本的な間違いを理解し、ウェールズは歯を噛んだ。
「人間って、あまりに過剰な痛みを感じると、悲鳴を上げることもできなくなるそうです。
痛みに耐えるために、体が自動的に全身の筋肉を収縮させるからだ、とかなんとか聞きましたけど」
まあ理屈はどうでもいいですよね、と呟きながら、爆発魔が近付いてきた。
先ほどまでと丸で変わらぬ、面倒くさげな口調。
そこには、目の前で悶える相手への憐憫も、戦いの興奮も、勝利の優越感もない。
ごく普通の声で、爆発魔は続けた。
「さて、杖は無いから反撃はできない。歩けないから逃げられない。声が出ないから助けも呼べない。
これでチェックメイトですよね。
始祖か先祖か、何かに祈る時間がほしいなら、それくらいは待ちますけど?」
それは、目の前に困っている人物を見つけたから、ちょっと気を使ってみたという、そんな口調だった。
どこまでも、日常の延長を感じさせる声。
どう考えても、自分がこれから殺す相手に向ける声ではない。
その事があまりに気がかりで、ウェールズは始祖への祈りも忘れ、ただ目の前の可憐な殺人者に問いかけていた。
「君は……何故、こんなことをする……?
私を殺して……君はなにを得るんだ……?」
その言葉に、爆発魔は小さく驚いたような顔をした。
思ってもいなかったことを言われた、というように僅かに首をかしげ、
「……そうですね、とりあえず……」
あっさりと、告げた。
「これで報酬がもらえるので、明日は少しいいご飯が食べられます。
貴方のおかげですね、有難うございます、ウェールズ様」
二コリと、微笑む爆発魔。
その全く無垢な表情に、ウェールズは目の前の少女には、いかなる救いの手も届かない、ということを悟る。
目の前の少女は、自分がこれから殺す相手を目の前にして、血に濡れながら、そんな顔で笑える存在なのだ。
勝てぬはずだ。
そんな思いが胸に満ち、
「それでは、さようなら」
瞬間、ウェールズは光に呑まれた。
自分の体が、内側から弾け飛ぶように消えていくのが分かる。
(…………すまない)
自国の民か、自分につきあい危地を渡り続けてきた仲間か、それとも、目の前の少女か。
誰とも知れぬ誰かに謝罪しながら、ウェールズはその意識を絶った。
トリスタニア、昼下がりの下町。
猥雑な活気が満ちたその中をくぐり抜け、ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルドは一つの酒場の入り口を潜った。
半地下になり、昼でもどこか薄暗い、しかし下品な印象は少ない隠れ家的雰囲気の店。
そんな店内を、ワルドはクルリと見回した。
「……ああ、待ち合わせだ。構わないでくれ」
近寄ってきた店員に待ち合わせだと告げて、目当ての相手を探すように視線を巡らせる。
何故か店員が軽くおびえたような顔をしていたが、そんなことにまで構っている暇はない。
仕切り壁が多く、一目で全体を把握するのは向かない造りの店だったが、それでも程なく、待ち合わせた相手の姿を見つけることが出来た。
「……あらいらっしゃい。正確に時間通りね……って……」
目当ての相手は、奥まった席で魚のムニエルを突いていた。
横顔の傷が印象的な、桃色の髪の小柄な少女。
爆発魔ルイズ。
ハルキゲニア全土が恐れる暗殺者にして、今回のワルドの仕事の依頼相手だった。
彼女は、こちらの姿を認めると同時に声をかけ、そしてそのまま失速した。
怪訝に思い、僅かに首を傾げると、少女は疲れたように眉間を抑えながら呻く。
「……アンタ、その格好でここまで来たの?」
「ああ、顔を見られるのは問題だからな。
そのくらい、君だって分かっていると思ったが?」
「いや、それは知ってるんだけど……なんだってわざわざ露骨に怪しい仮面を……」
眉間を抑えたまま、ブツブツと呟くルイズ。
どうやら自分の仮面について何かを気にしているらしい、と気づき、ワルドは指先で自分の顔を覆う仮面を撫でた。
こちらの顔を、完全に隠した白い仮面。
それは、身分を隠し、隠密行動を取るワルドにとって、必要不可欠なものだ。
「あーもう、貴族ってのはどうしてこう……。
私のことまで一緒に噂になってないでしょうね……。
……まあいいか、ここの店で見たことは外では漏らさないってことになってるし、そんなに派手に噂にもならないでしょ、多分」
未だに何かをぼやいていたルイズだが、やがて自分の中で解決したらしかった。
気を取り直すように息をつくと、こちらに視線を合わせてくる。
「それじゃ、お仕事の話をしましょうか。
標的の始末は終わらせたわ。それ以降は、そっちに任せているはず。
何か、問題は生じてないわよね?」
「ああ、こちらでも確認は取れている。事後処理も順調だ」
固有名詞をあえて暈しての、事項確認。
それは、互いにこの会談で必要な情報を、完全に頭に入れているが故。
そして、その内容が決して余人の耳に入れていいものではないが故、だ。
プリンセス・ウェールズ暗殺さる。
その知らせがハルキゲニアに轟いてから、既に1週間が経とうとしている。
その直後からのアルビオン王家の激動は、最早筆舌に尽くし難い。
それまでのものが抗争だったのなら、この一週間はまさしく敵味方入り乱れての乱戦状態。
周辺諸国からの介入もあり、アルビオンは嵐の中の木の葉のようにあちらこちらへと煽られた。
そしてその混乱がある程度の終結を見た時、アルビオンの中枢に座っていたのは――貴族派の貴族たち。
支援してみる
ジェームス一世以下、王党派の主だった貴族たちは、ことごとく政局からの引退を強いられた。
それらの内容については、ワルドもルイズも、その辺の講談師が語る内容以上のものを承知している。
その混乱の原因、ウェールズ皇太子の暗殺を成し遂げたのはルイズであり。
その後、周辺諸国を煽り、ジェームス一世たちを引退に追い込む工作を行った者の一人が、ワルドなのだから。
「しかし、よくここまで短期間で始末できたな。
正直、相当に厳しいかと踏んでいたのだが」
「そうでもなかったわ。向こうの方から外に出てきてくれたから、忍び込む手間は省けたしね。
しかも、その後の混乱でこっちに関わってる余裕もなくなったみたいだから、ここまで楽に来られたし」
ウェールズを暗殺した犯人、爆発魔への追っ手は、一国の皇太子を暗殺したとしては、余りにも少ない数しか動員されていない。
アルビオン中枢に潜り込んだワルドの同朋の手による工作の結果だった。
ジェームス一世が、国の機関とは別に、私兵団のようなものを組織して調査を行おうともしているようだったが――これについては放置しておいても、アルビオンの貴族たちが許すまい。
結果、ルイズは想定していたよりも遥かに少ない労力で、ここトリスタニアまで逃れることができたのだった。
「……ふむ、まあそれはいい。
しかし、よくやってくれたなルイズ。
これで、我らレコン・キスタの活動範囲は格段に広がる。
我々の悲願である聖地奪還へも、あと一歩で……」
「あ゛〜、その辺はいいから。説明しなくていいから」
表情を改めて語りだしたワルドの言葉を、ルイズは普段より一層気だるげな顔と仕草で遮った。
そして、相変わらずの半眼で、ジロリとこちらを見据える。
「聖地奪還とか、エルフ撃退とか、始祖の復活とか。
その辺のお題目は、私は心底どうでもいいの。説明しないでちょうだい」
「……どうでもいい、だと?」
「そ、どうでもいい。
勝手に語られて、それで目的を同じくした同士、とか扱われたら堪らないわ」
「……心配するな。我々の誰も、貴様を同士として迎え入れようとは思わない。
金のために殺しを行う、薄汚い暗殺者めが」
憎々しげなワルドの視線と言葉にも、ルイズは動じない。
「あー、そっちの方が気楽でいいわ、そのスタンスでいきましょう」と、これまたどうでもよさそうに軽く手を振っていた。
「私が興味あるのは二つ。
誰を吹き飛ばせばいいのか、と、それでいくら貰えるのか。ああ、あとはちゃんと報酬が支払われるのか、ね」
「……ふん。今回の報酬だ。確認しろ」
こちらの視線にも態度にも、まるで感じるところがない、というルイズの様子に、ワルドは苦々しげな表情を浮かべて、懐から革袋を取りだし、机の上に放り出す。
ジャリン、と思い金属が擦れ合う音が響いた。
ルイズはようやく表情を軽く綻ばせると、その革袋の口を開き、中を覗きこんだ。
中に詰まったエキュー金貨を確認すると、コクン、と満足げに頷く。
その顔に、僅かな笑みが浮かぶ。
自分の職務を果たし、その報酬を得た、労働者としての実に健康的な笑みだ。
「うん、確かに。
スマートなビジネスって素敵よね」
「フン」
鼻を鳴らすと、ワルドは席を立った。
そのまま、踵を返して店から出て行こうとする。
「あら、もう行くの?」
「ああ、私の仕事はこれからが本番だ。暇はないのでな」
「慌ただしいわねぇ。
どうせなら、夕飯とかどう?
報酬入ったんだし、おごるわよ?」
背中にかけられる、軽い言葉。
それに、ワルドは思わず歯を噛みしめた。
それが、仕事の得意先であるこちらの覚えをよくしておこう、という魂胆から発されたものならいい。
ただ単に、貴族に取り入っておこう、というものでも構わない。
また、女として、自分の容姿、家柄に唾をつけようとしているものであっても、ワルドは馴れていた。
だが、ルイズが発している言葉からは、そのような気配は微塵も感じ取れない。
ルイズはただ単純に、大きな報酬があったから、それを知人と分かち合おう、という、それだけの思いでこちらに声をかけたのだ。
それは、どこにでもいる少女が抱く、当たり前の感情で。
それだけに、ワルドの胸をかき乱す。
(…………ルイズ)
心中で、呻く。
思い出すのは、この小さな暗殺者と初めて出会った時のこと。
あまりにも小さく可憐なその姿に、ワルドは悪い冗談を受けているのだと思い、疑わなかった。
だが、その可憐な少女はワルドの目の前で、その時の標的とその護衛、合わせて4人を瞬く間に、表情一つ変えずに殺し尽くした。
可憐な容姿と当たり前の思考を持ち、当たり前のように人を殺す、自分よりずっと年下の少女。
その時、ワルドの胸を焦がしたのは、悲痛な絶望だった。
この少女が、当たり前のように人を殺して糧を得ている、という事実に対しての絶望。
こんな少女が、人を殺す生き方をしなくてはならない、そんな人生を選択させた、世界への絶望。
爆発魔ルイズ。
魔法を殺しの道具とし、金で殺しを請け負う、汚れた殺し屋。
しかし、そんな彼女に会う度に、ワルドの胸の思いはより強くなる。
(……変えてみせる)
それは、世界への絶望を抱いた日から、その胸に燃え続けている炎のような思い。
変えてみせる。この世界を。
貴族のみが栄華を極め、他を踏みつけにするようなこの状況を。
一部の権力者が権勢を保つためだけに作られた、この歪んだ社会構造を。
小さな少女が、人を殺さなければ生きていけないような、そんな世界を。
(変えてみせるっ!)
そのための、レコン・キスタだ。
始祖と、聖地と。極めて強力なその象徴を手に、世界を変えるための。
今、レコン・キスタはその規模を拡大し、その過程で本来の主旨から外れた面も出てきている。
だが構わない。
その程度のこと、飲み込んでみせる。
世界を変えようという者が、その程度のことを平らげられずにどうするのか。
「……? どうかした?」
考え込んでいたこちらに、ルイズは不可解そうに声をかけてきた。
その声で、自分が思いのほか深く思索の中に没入していたことを知り、二度三度と頭を振って目を覚ます。
「……いや、なんでもない。
それより、お誘いは嬉しいが、私は今晩には王城に戻っていなくてはならないのでね。
すまないが、また今度の機会とさせてくれ」
「あ、そう。宮勤めは大変ねぇ」
だったらいいわ、と軽く応じるルイズ。
さして深い考えがあっての誘いでもなかったのだろう、フラフラと手を振っており、その視線は既にこちらを見ていない。
その様子を一瞬だけ視線に収め、ワルドは前に向きなおった。
そして、そのまま振り返ることなく歩き出し。
数歩歩いたところで、フッと煙のようにかき消えた。
「風の偏在、か」
厄介ねえ、と、目の前で消え去ったワルドが一瞬前までいた空間を見つめつつ、ルイズは呟いた。
対人戦闘においては反則としかいいようのない優位性を誇るルイズの「爆発」だが、その優位性を無効化できる可能性があるのが、この風の高等魔法「偏在」である、とルイズは考えていた。
どれほど爆発させようと、それが「偏在」による分身である限り、ダメージらしいダメージは期待できない。
そして、そうやって時間を稼いているうちに全方位から魔法を放たれれば、ルイズに防ぐ手段はないだろう。
幾つか対抗手段も講じているが、実際に使用してみてどれほど有効かは、やってみないと分からない。
無論、警戒の対象は風に限らない。
土も、水も、火も。
剣も、槍も、弓も、そこ辺で売っている果物ナイフでさえも。
「爆発」しか起こせない自分に致命傷を与えるには、十分過ぎる凶器だ。
故に、警戒を怠らない。
何人殺そうとも、ルイズはそれで調子に乗るつもりはなかった。
明日は我が身。
誰かを殺す、ということは、誰かに殺される、ということなのだから。
「……それでもま、ワルド子爵は特に用心、と。
やっぱりなるべく敵対しない方針がいいわよね。お得意様だし」
そんなことを呟きながら、食事を再開する。
遅い昼飯であるムニエルはもうだいぶ冷めていたが、ここは料理人の腕がいいため十分に食べられる味である。
脇に置いたワインを口に含みつつ、ルイズはしばし食事に没頭した。
「……っぷは」
ワイングラスから、口を離す。
アルコールが喉を焼き、腹の中が熱くなる。
酒精のせいか、不意にルイズは過去のことを思いだした。
ルイズを育てた盗賊団が崩壊したのは、今から3年前のことである。
起こってしまえばなんでもなく、盗賊団の末路としてはごく順当なもの。
その盗賊団は、領主が王都から呼び寄せた騎士団によって狩り尽くされたのだ。
ルイズも「爆発」を奮って戦ったが、正規の騎士団の動きはやはりその辺の村の自警団や同業者のそれとは格が異なり。
盗賊たちは、いともあっさりと踏み込まれ、馬上からの槍で突き殺されて行った。
ルイズはその様子を、仲間の一人に放り込まれた土蔵の中から見ていた。
自分が今日まで共に暮らしていた仲間たちが殺されていく様を、ずっとずっと見ていたのだ。
――あるいはこの時、この騎士団が真っ当に騎士としての務めを果たしていたら、ルイズはこんなところにはいなかっただろう。
騎士たちに保護され、盗賊団に入られながらも死者は出なかったヴァリエール家の家族たちと、数年越しの再開を果たしただろう。
そしてそのまま貴族の娘として改めて教育され、トリステインの魔法学園に入学したかもしれない。
そして、そこで平民の使い魔を召喚し、自分は虚無の系統に目覚め、数多の伝説を残したのかもしれない。
だが、現実にはそうならなかった。
騎士たちは、盗賊団が貯め込んだ財宝を見つけたとき、それを着服することを考えた。
そしてそのためには、共犯者となる者以外の目があってはならなかった。
ましてや、それが誘拐されたとはいえ、貴族の娘であったりなんかしては、最悪であった。
幸いにして、その貴族の娘の存在を知るのは、その場の騎士たちと、死に絶えた盗賊と、その娘本人のみだった。
それ故、ルイズは槍を向けられた。
そんな貴族の娘など、最初からいなかったことにするために。
遥か頭上に聳える男が、無造作にこちらに槍の切っ先を向けている。
それが振り下ろされてば、自分は脳と内臓をまき散らし、死ぬだろう。
それが、先ほどから土蔵の奥で周囲を窺い続けたルイズの、出した結論だった。
こうして、少女の世界は完成した。
盗賊に育てられ、人を殺して自己を宣言してきた少女の世界は、ここに完成を迎えた。
すなわち、この世は奪うか、奪われるかしかなく。
奪う者は、常に強い者なのだ。
その後は、単純だった。
槍の切っ先を向けられたその時の構図はこれ以上なく奪う者と奪われる者の立場を表しており、そしてルイズに奪われる者で甘んじるつもりなどなかった。
即座に、爆発。相手の顔を吹き飛ばしながら、逃げる。
横顔に消えない傷痕を刻まれながらも、ルイズは騎士団の幾人かを始末し、そのまま逃げおおせることに成功した。
騎士団の方でも、自分たちで殺そうとしたが逃げられた貴族の娘がいた、などという自分の首を飛ばすような報告はしないだろう、という打算があってのことだった。
そしてそのまま、ルイズは様々な街に潜り込んだ。
厨房での皿洗い、馬の世話など、様々な雑用をこなしながら、今後のことを検討する。
結局殺し屋稼業を始めたのは、それから半年後のことだった。
人を殺すことを仕事としたのは、単純に適正の問題である。
盗みを稼業とするには、ルイズの魔法は向いていなかった。
しかし、誰かを殺す、という一点においては、スクエア・メイジであっても引けを取らないだけの優性があった。
盗賊団にいたときから、裏社会での立ち回り方は学んでいる。
仕事を受け、確実にこなし、依頼主からの信頼を受ける。しかし、深く立ち入り過ぎはせずにビジネスライクで。
人を殺して口を糊する日々。
余人から見れば最悪の地獄と言っていい世界を、気侭に踊り続けた日々。
そして、今此処にいる。
ハルキゲニア最高の殺し屋の一人。
地獄から這い出した異形の怪物。
爆発魔ルイズが、此処にいる。
「……御馳走様ー」
食事を終え、チップを多めに積みながら、ルイズは店を出た。
もうしばらくは追っ手の危険性を考えて、魅惑の妖精亭に戻るのは避けるべきだろう。
何処かで安宿を探そう。そう考えて、路地をブラブラと歩く。
ふと耳に、路上で口舌を打つ講談師の言葉が入ってきた。
「さて、こうして彼の白の国アルビオンは今まさに激動を迎えている。
我らがアンリエッタ姫は、情勢に対する対応と、アルビオンへの支援を連日連夜とお話し合いだ。
全く気丈なお方だよ。自分の従兄であるウェールズ様を亡くしたってのに、微塵もその影を見せやしない。
今日もまた、「鳥の骨」マザリーニ枢機卿と国策について一日会議してたって話だ。
まさしくトリステインの誇る名王女。
ただ美しいだけの花じゃねえ。
その身に鋭い棘を隠した、まさに才色兼備、質実剛健としたお方だってわけだ。
しかし、それにしても恐るべきはこの暗殺者。
かのトライアングル・メイジ、プリンセス・ウェールズを殺してのけたその手腕。
アルビオンの騎士団が今も捜索の真っ最中だが、未だに足取り一つ掴めてねえってんだから恐れ入る。
さぁてどこに潜んだか暗殺者。
今もこの街に、地獄の使者の如き殺し屋が潜り込んでいるかもしれねえぞ!」
(……いるわよ、アンタの目の前にね)
調子よく回る講談師の舌に肩を竦めつつ、ルイズは歩みを再開した。
それにしても、アンリエッタ姫は随分と精力的に動いているらしい。
ワルドが以前、あの姫くらいなら、いくらでも傀儡にできる、というようなことを言っていたが、これはそう簡単にはいかないのではないか。
(ま、どうでもいいけどね)
ルイズは、小さく笑みを浮かべて、頭の中の取り止めのない思考を払った。
ワルドの目的も、レコン・キスタの悲願も別段興味はない。
仕事相手なのだから、仕事に関わる範囲のみで理解できていれば、それで万事問題ないのだ。
客の事情に深入りしない。
ルイズが武器屋のオヤジに求めたその節度は、当然ルイズにも適用される。
レコン・キスタに入団する気など、毛頭無いわけであるし。
「さーて、どうするかな……」
ググッと背延びをし、背骨をポキポキと鳴らしながら、ルイズは呟いた。
何にせよ、情勢がもう少しまとまるまでは、落ち着かない方がいいだろう。
ジェシカたちには悪いが、戻るのはもう少し遅くなりそうである。戻ったら何か奢るとしよう。
とりあえず、ゲルマニア辺りまで足を伸ばそうか――
「……きゃっ」
「っと、申し訳ない」
徒然と考え込んでいたら、前から来た女性とぶつかってしまった。
コロン、と軽く転がったルイズに対し、小揺るぎもしなかった女性が手を差し出してくる。
「すまない、急いていたもので注意を怠っていた。怪我はないだろうか?」
「あ、ハイ。こっちこそすみません。考え事をしながら歩いていたものですから」
差し出された手に掴まり、立ち上がる。
こちらを引き上げるその動きは、まるで淀みがない。
女の身でありながら、尋常ではなく鍛え上げられていることが分かった。
「大事ないのなら良かった。すまないが、急ぎなものでこれで失礼する。本当に、申し訳なかった」
「いえいえ、怪我もないんだし、いいですよ」
パタパタと手を振って見せると、小さく女性がほほ笑んだ。
そして頭を軽く下げると、そのまま駆け出していく。
その短い金髪の頭が見えなくなってから、ルイズは小さく呟いた。
「……トリステイン銃士隊」
その、隊長服であった。
銃士隊隊長が、あんなに大急ぎで走り回るとは。
まず間違いなく、自分が絡んだ事件に関することだろう。
疑う様子など微塵もなく、純粋にこちらの身を心配していた女性の顔を思い出し、ルイズは、声に出して告げた。
「お仕事、御苦労さま」
皮肉でもなんでもなくそう告げて、そしてルイズは歩き出す。
夕闇の落ちだした街の中に、桃色の小さな影が入り込み、そうして融けて、消えた。
激動の時代を迎えるハルキゲニア。
その影で、人知れず踊り続けた、桃色の髪の暗殺者がいたという。
その出自、生年、没年、本名。ともに、明らかになってはいない。
投下終了です。ルイズのお仕事 暗殺者編。
まあほぼ自己満足で書いた代物です。あー、楽しかった。
前スレでも言いましたが、原作を3巻までしか読んでいないにわか者ですので、設定等に不備がありましたら「ハンッ」と嘲笑ってください。
せっかくなので、妄想した暗殺者ルイズの設定とか書いてみる。
爆発魔ルイズ
別名アウトロー・ルイズ
出自、生年、没年、本名、全て不明の暗殺者。
幼い頃は盗賊に育てられ、盗賊団が壊滅してからはフリーの殺し屋として活動中。
左横顔に大きな傷痕があり、普段は肩口辺りまで伸ばした髪を下ろして隠している。
目つきは基本的にどこか面倒くさげな半眼。口調もやっぱり面倒くさげ。
無表情でも無感情でもないが、感情の揺らぎはかなり薄い。
殺しは、完全にお仕事。趣味ではない。
別段拘りも無いので、依頼がなければ何ヶ月でも皿洗いやら何やらして過ごしている。
でも、一度足を踏み入れてしまえば足抜けできない業界なのです。
とりあえず、明日を生き残るために今日頑張ろう、と思いつつ日々を生きている。
この後、官憲から逃れるために土くれのフーケさんと共闘したり。
任務でかちあった北花壇騎士七号と死闘を演じたり。
エルフ耳の胸革命とその使い魔の少年に世の中の現実を見せつけたり。
アンアンと奇妙な友情を結ぶもその後ウェールズ暗殺の顛末が知られて色々面倒臭いことになったり。
白炎のパイロマニアに目をつけられて辟易したり。
ヴァリエール家の人々と出会って自分の出自を知るけど「ふーん、まあどうでもいいか」と流したり。
フラグが立ってんだか立ってないんだか微妙なワルドさんと、協力したり敵対したり、ラブロマンスを繰り広げたりやっぱり敵対したり。
色々、波乱万丈かつハードコアな人生を送ることになる。
以上、完璧なまでに趣味に走ったSSでした。お目汚し、申し訳ございません。
>>192 プリンス、です。すいません、修正しておきます。
爆発魔さん乙です。
「趣味に走ったSS」だって?
イイ趣味してるよ、どんどん趣味に走ってくれ。
続編期待してもいいかな。
「ルイズが幼い頃に盗賊に攫われる」って結構メジャーになったな。
さらなるIFに「ルイズが幼い頃に○○に攫われる」
別に盗賊だけが人攫いするわけではないので。
オーク、韻竜、貴族、宗教家、変質者、地球のサイト君(虚無)。
お仕事さん乙
>目つきは基本的にどこか面倒くさげな半眼。口調もやっぱり面倒くさげ。
・・・・ピンクの手乗り虎?
なんというハイクオリティ……!
ここに投下している自分の作品を読み返してその描写力差に愕然としてしまいました。このアウトロールイズの波乱万丈を見たくてたまらない。
ルイズ爆発の破壊力を再認識させてもらいました。
いつかアレをやりたいですね、あのゼロでやってたみたいな企画。
以前だれかがやっていたIFゼロのクロス的なやつ。
それでは次なる投下を待ちわびております。
……おれも連載頑張らなきゃ。
いかん、ボマールイズかっけえ。渋い。
ワルドは憂国の志士化してるのかしらん、これまたいい感じ。
お仕事さんGJでした、次回があるのを期待しています。
>>201 三次は惨事、って言葉がありますけど、
恥ずかしながら自分も見てみたいっス……。
チェンジタバサと口づけカトレアさんの恋する乙女コンビとか、
武器屋ルイズと銃士アニ姉さんの百合気味(?)剣士コンビとか、
IFイザベラ様とお仕事ルイズのダークヒーローコンビとか。
烈風のガンダカリン母様は2番目の組み合わせとは話が合いそうだけど3番目のとはどうだろ、
幼馴染み才人は誰と組ませると合うかな?
……などと考えちまう俺調子に乗り過ぎだorz
「幼いルイズがあのキャラを拾いました」とかどうだろう?
「幼いなりに甲斐甲斐しく世話を焼くルイズは○○○と心を通わせる」
それだけでルイズの性格が変わりそうだよな。
まぁ、多分に時系列とかをいじる必要はあるだろうけど。
例えば、
ダングルテールの大虐殺を生き延び彷徨っていた幼いアニエスをルイズが拾う。
戦うメイドのアニエス誕生。
人間拾うのかよ
フレイム予定のサラマンダーとかシルフィード予定の風竜とかを拾うのもいろいろあるとは思うが
耳がもげて、人間かエルフか判らない状態のルイズ(赤子)をビダーシャルが拾う……。
もちろん難聴。但し先住魔法補正で日常生活に差し障りが無い程度を維持出来る可能性も。
もげてもちょっと音が拾いにくいぐらいじゃあるまいか。
あと、精霊の加護云々で蛮族かエルフかは判別つきそうな気が
>>199-202 感想ありがとうございます。自分が言い出した小ネタを自分でSS化する、100%趣味な話だったんで、喜んでもらえたなら幸いです。
一応短編なんで、爆発魔ルイズの続編はない予定です。
いえ、妄想だけなら幾らでもあるんですけどね。
原作よりスパルタンなアンアンと、なんか理想に燃えてるワルドを他のメインキャラにして。
こう、お互いに協力したり敵対したり、利用したり騙したりラブロマンスしたりやっぱり敵対したり。
そしてドカンドカーンと派手に撃ち合って殺し合う。アンアンにも前線に出ていただきます。
そんな感じのハードコア・ハルキゲニア。
イメージはブラック・ラグーン。アンアンには是非バラライカ様になっていただきたい。
まあ、もはやゼロの使い魔でもなんでもなくなってるから、自分の脳内の黒歴史ですけど。
設定とか使って続編書いてくれる、という奇特な方がいらっしゃったら、是非お願いします。
連絡とかいらないんで。喜んで読みます。
>>207 うー、そうですか。でも妄想が溢れ出したらいくらでも書いて下さいね?
スピンオフワルドやアンアンも楽しみにしています。
同じ世界で視点を変えつつ展開する壮大なストーリーとかになったら……そうしたら俺は狂喜して踊り出しますw
前スレにあったネタを改編
ジョゼフ親子&シェフィールド、テファ親子、ルイズが世界扉で日本にやってきました
さらに付け加えて才人がロマリアの虚無
本編開始前に虚無が4人揃ってしまいました
ルイズとサイトの性別を逆転してみる
ルイズ「チッ平民かよ。まぁいい、そこにひざまずけ」
サイト「……ひどいよぅ(ファーストキスだったのに)」
ルイズ「着替えさせろ、パンツ洗え、寝床は藁と毛布だ」
サイト「帰りたい……グスッ」
シエスタ「洗濯場はこっちです。平民どうし頑張りましょう」
サイト「優しくしてくれてありがとう、わたし頑張るね」
何この世界名作劇場
ルイズがとんでもない鬼畜に見えるのは何故だw
脱がして首輪を付けて鞭で叩いたり、切ないところを攻撃したりするんだもんな。
DV感が酷いことになってる
では、ルイズはそのままに、才人のみ女性化して想像してみる。
・コントラクト=サーヴァント
・舞踏会
・首輪+鞭コンボ
途端に背徳感漂う危険な空気に
その女性化サイトがルイズを「お姉様」と呼ぶような人だったら
今、真・恋姫†無双やっている事から発想
キュルケが漢女だったら・・・あ、元々スカロンが居るか。
じゃあ、スカロンが見た目が完全に美女だったらw
少なくともむだ毛処理は完璧
水メイジに金を積んで見た目を美女に改造してもらったスカロン。
上の方にあったなぁ、スーパースカロン。
果たしてそれが、作品の流れにどのような影響を与えるのか。
いえ、どんな影響も与えてほしくないんですけどね。カオスにしかならん気が
>>209 総合商社社長のジョゼフ&秘書シェフィールド
各種マジックアイテムをガリアから輸入販売
主力商品のガーゴイルやアルヴィーは秋葉原や日本橋で大人気とか
アルヴィーは普通に売れそうだよな
どっかのアミューズメントパークとかから発注ありそうだし
なんかガリアの技術力が良い感じにドーピングされてそうなんだがwww
>>210を見てて思いついた
サイトが自分に鞭を叩きつけるルイズに対して殺意が
芽生えたら、コレ言っちゃお終いだが普通惚れないよな
理不尽に鞭を叩きつける女なんかさ
流石洗脳、なんともないぜ!
サイト(♀)だと実に鬼畜プレイです
>>210 何だかとってもみたいんだがww
エロなし鬼畜ルイズなんていいんじゃね?
平民の体には興味がないってかんじから徐々に……。
ルーン洗脳済みの相手に鞭か……
ヴァリエール様も随分と好き者で……
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/31(水) 05:05:39 ID:cFAjAXm3
もしもピアノが弾けたなら……
思いのすべてを歌にして…
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/31(水) 05:49:30 ID:I0Ha9LNO
サイトが女ならシエスタは男で爽やかな好青年がいいんでない?
下働きの男で平民だけど好青年
暴君ルイズ(男)
>>223 自分に襲い掛かってきた男を叩くのは理不尽か?
アニメしか見てない上にうろ覚えなんだけど、
原作では寝るからっつって、着替える時に目の前で全裸になったりしなかったの?
もしVS七万戦の後にルーン洗脳が消えてサイトのルイズへの恋心が消えたら
A,テファと愛し合ってゴールイン、ルイズ涙目
B,アニエスの師事の元剣術を磨き傭兵の世界へ
C,どっかの国の兵士になる
想像が広がるな
シエスタ、タバサ、アンアンルートはありませんか?
ゼロ魔原作を読んでいるサイトを召喚。
サイト「そ、そんな……確かに俺の名前は平賀サイトだけど、これはねーよっ!!
俺はゼロ魔のサイトみたいなマゾ犬じゃないんだ!!
何が悲しくて人を公開調教するような幼女の使い魔なんぞせにゃならんっ!!」
ルイズ「誰が人を公開調教するような幼女だぁぁぁっ!!」
爆発でサイトをダウンさせた後、ストンピングを繰り返すルイズ。
コッパゲ「お、落ち着きなさいミスヴァリエール!!」
「あれ、公開調教だよな?」
「うん、公開調教だ。」
そしてルイズの二つ名は「ゼロのルイズ」から「公開調教のルイズ」となり、
その元凶となったサイトに辛くあたればあたるほど「公開調教」の信憑性が増していくw
うん、単純に原作知識を持ってるだけより面白いかもしんないw
ルイズフラグは絶望的だがw
>>232 原作ではルーンの洗脳も何もルーンそのものが消えているという罠。
ここでひとつ捻って、サイトのルーンだけでなく、ルーンが付いた後の記憶も消滅しているというのはいかが?
面白そうだな。
ルイズは性癖的にそういうことやってると衣服乱して興奮しちゃうタチだし。
マルコリ前屈み必至
>>232 恋心は既にルーンの補助輪なくても自前の物になってたと思われるので
新しい恋に生きるA.ルートを押すw
>235
俺は何故ここにいるんだ状態から始まるのか
>>237 そしてテファの使い魔になったとたんに記憶復活。
ついでにその直後に探しに来たルイズに遭遇w
>>234 どこかで、原作知識があって、名前も才人に近似してる主人公が召喚されてたのがあったな。
ちなみに顔をルイズに吹っ飛ばされて、志々雄真実状態になってた。
人体発火自重
>>239 理想郷にあったアレだな。アレはどう見てもルイズヘイトとしか思えん。
まあ、理想郷は結構そんなんばっかりだが。
IFとは違うけど、
サイトがなんとか元の世界に還る、
と思ったら始祖ブリミル(女、子供時代)に呼び出され4番目として使い魔生活再開。
色々苦労してナイスミドルへと成長。
ブリミルへは一種の保護者的感情を持つ。
6000年後のルイズ達の時代へまで続くゴタゴタの元凶に遭遇
ってか原因は間抜けというかどのつくお人好しのブリミルのうっかり。
で再度ルイズに喚ばれてまぁなんかあきらめと責任感と悟りが混ざった感覚で
6000年続くやっかいごとの解決に駆け回ることになる。
と言うのを考えていたけど、
まぁ色々とダメだろ人として常識的に考えて、
とか新しい設定が出て根底からダメになったりしちゃったがな。
小ネタだが
もしも才人がカップヌードルを持っていたら
才人「まったく、めしが食パン一つだなんてどうかしてるぜ」ズズー!ヌードルの麺をすする
コルベール「ん?あれはミス・ヴァリエーエルの使い魔の少年、何か食べてる」
才人「異世界でも外で食べると美味いな」
コルベールがめっちゃ気に入りそうな気がする
幼馴染の才人とルイズ読んでて、年末年始を一緒に過ごすヴァリエール家と平賀家が浮かんだ
ヴァリエール家の料理人におせちの作り方を教える才人の母親とか
餅つきに勤しむ才人父と公爵とか
みんなで年越しそばを食べながら紅白歌合戦を視聴
実は北島三郎のファンの公爵とか
ヴァリエール公爵と才人の父親が互いに酒を酌み交わしたり
才人が公爵からお年玉貰ったり
ルイズが羽根突きで顔を×だらけにされたり
カトレアがおせちを気に入ったり
エレオノールが初詣で「結婚できますように」とお願いしたり
カリンママがお目当ての福袋を狙いに烈風の如くデパートへ向かったり
カリンママが庶民色に染まり過ぎだw
>245
数万円位する福袋を買いに行くのかもしれんと思ったが、デパートだとそれはないか
無論、御一人様一つ限りの福袋も、遍在で分身してゲット。
とりあえず換金手段は限られてくるしあまり大量に資産持ち込んでも換金できないだろうから、
実は日本に居るときはそれ程裕福でもないとか?
その一方でジョゼフは元手を株取引で数倍にしてそうだけど。
>248
戸籍も金でゲットしてそうだが、ちょっと調べられるとすぐにばれそうだな
どう考えても髪と色と顔つきが日本人じゃねえだろうし
いやいや、ぶっちゃけ戸籍偽造なら日本に帰化したアメリカ人とすれば結構楽に出来るという。
要はアメリカの場合病院の「出生記録」だけなんとかできれば何とかなるらしいから。
和食もさることながら、B級グルメに衝撃を受けるヴァリエール一家
ラーメン、カレー、焼きそば、お好み焼き…
ハルケギニアに料理革命の嵐が起きようとしていた…
「次元の混乱」なスレだなぁ
黒いルイズがこんなに良いもんだとは
早くに虚無に目覚めたお陰で捻じ曲がってないきれいなルイズとかも見てみたい
>>252 むしろ、早期に目覚めたせいで傲岸不遜になってしまったルイズのぜ><
ありそうでない
真性Sのルイズと真性Mのサイト
>>253 そうなる可能性のが高そうだけど、きれいなジャイアン張りに白いルイズが居たって良いじゃない
最初から恵まれてちゃ主人公には向かないかも知れんが
そこは昨今流行の超人主人公ものということで
呼び出された時点で真性MなサイトがルイズをSに逆調教するのはどうか。
>>257 クロススレの方の殺し屋1の垣原を召喚した小ネタではあまりのマゾぶりにルイズ号泣してたなw
もしも、メイジの杖にわりと一般的にインテリジェントスタッフがあったら
術者の詠唱を補佐し、状況に応じて助言や自己判断を行える『知恵ある杖』。
主に大貴族や高位の軍人が手にするそれは、術者と杖の相性によっては本来の何倍もの力を発揮できると言われている。
どんな魔法を唱えても爆発してしまう末娘ルイズに、ヴァリエール公はある杖を与える。
人語を解するその杖と共に、語り合い、喧嘩し、励まされながら過ごしていくルイズ。
そんなある時、ルイズの魔法を数知れず見てきた杖は、とんでもないことを口にする。
彼女の属性は、四つの系統の内には収まらないのではないかと―――
『Standby ready, setup』とか、『おはようございます。戦闘行動を開始します』とか好きなんだ
>>259 まっさきに脳裏に浮かんだのが、レイジングハートでもエイダでもなく、ゴリガンだったぜ。
クイーンズブレイドのフニクラだろ
フーケ「ひいっ。 た、助けてわたしには帰りを待っている妹がっ、二度とやらないから見逃して」
それを聞いて手を緩めようとするルイズ
だが、その気配を察したフニクラがルイズの首を締めつける
ルイズ「がはっ! わ、わかりまひたフニクラ様。 悪は許しましぇん。 け、消し炭にしましゅ」
もしサイトが七万戦で死なず、逆に七万全員を殺して死体の中1人たたずんでたら
心に異常をきたすか、ルイズに相応しくないと想うか
>>262 才人「せか〜いで一番ガンダールヴそぉゆ〜うあつ〜か〜いぃ〜ここ〜ろ〜え〜て〜 ヨネ♪」
ルイズ「この馬鹿犬!!」
さて、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年も、いろんなルイズが出てきますように。そして、フレイムが少しでも活躍できますように。
>>265の書き込みを読んでとんでもないあほな事を思いついた
召喚された使い魔全員がサラマンダー
しかも、呼び出したメイジの属性問わず
話が続かない……
穴を掘る宝石好きなサラマンダー
ご主人様を乗せて天高く飛ぶサラマンダー
水の精霊とコンタクトを取る為命を掛けて湖に飛び込むサラマンダー
あらゆるの武器を使いこなしご主人様を守るが馬鹿犬ごめんなさいなサラマンダー
すまん。それでは結局元祖フレイムなサラマンダーは何も活躍できんのではなかろうか。
むしろフレイムを強化するとかね。空飛べるようにしたり。
それで才人と組ませて蜥蜴騎士(竜騎士的なもの)にしたりすれば完璧だ。
ただ、その場合どっかで本格的にキュルケフラグが立ってそうだけど
>>266 「それであんたはサラマンダーじゃなくて人間だったといいたいわけ?」
「あぁ。突然光る楕円に吸い込まれたと思ったら……気がついたらこうなっていたんだ」
「確かに言葉を話すサラマンダーは珍しいけど……つくならもっとましな嘘をつきなさいよ」
こんな展開。
・幼馴染のルイズと才人&居候テファ親子
ある日ルイズが平賀家に遊びに来るとびっくり仰天、金髪の可愛い女の子がいるではありませんか。
事情を聞いたところ、才人の母親の親戚で、訳があって親子で自宅に居候しているとの事。
家の事情では仕方がないと思いつつ、危機感を募らせるルイズ。
才人を巡って大波乱が起きようとしていました。
・会社の社長ジョゼフ&秘書シェフィールド、社長令嬢イザベラ
王位をシャルルに譲って日本に来たジョゼフ、日本で会社を経営している方が性にあってるようです。
この会社の存在でガリアのマジックアイテムの輸出が大幅に伸び、莫大な富がもたらされました。
常設してある世界扉を通って、時々シャルル一家が遊びに来ます。
余談ですが、ジョゼフは先日、シャルロットを夜中の心霊スポットに連れて行き、一時的に嫌われてしまいました。
・その頃のロマリア
ヴィットーリオ「(聖戦起こしたい…)」
今日も平和なハルケギニア、しかしその裏でトリスティンとガリアは激動の時代を迎えつつありました。
>>270 ちょwww相変わらず一人危険思想www
>>268 最初から才人×キュルケの話にしてしまおう。
虚無のキュルケがヴィンダ才人を召喚。
フレイムは話が少し進んだところで
いわばデルフの代わりに才人の乗騎として登場。
>270
ジョゼフがマジックアイテム販売始めたら地球とハルケギニア双方で産業革命レベルのことが起こりそうなんだが
>>273 地球側からはありとあらゆる機関が買い付けに行きそうだな。アンドバリの指輪クラスならどれだけのものが動くか
ハルケギニア側はいろいろ変化に耐えられるんだろうか。共通貨幣となる金は大量流入するだろうし
>>274 なんか言い値で買い叩かれそうなイメージが・・・
,へr‐r,、 \. |//
.,,,-‐'''" ̄ ゙゙゙̄''''ーi、,/ .,,ゝ `\_,* .─ -
.,/゛ _,,ぇ_ .r‐''ミヽ/ //| \
,,i´ .,,r・" "┐゙l、 ゚i、`ヽ / i ヾ
./` ,r″ .゚!、`"''" ゙i、
.,,ii″ <、B O M B `> 'liii,,,
,lll° ゙'L .,ノ゜ 'lllllll
llll、 ゙ヽ,,_ _,,,r‐" ,lllll!′
.,lli、 M O H A M M E D .,illll゙
lllllli,、 ,,/'"゙゙゙"'ヽ、 ,illlllll
.゙!lllllii,, ,,,/` i、,r `'ヽ,、 ,,iilllll!!゙′
.゙゙゙゙゙゙リllliiiiiiiiii,,l゙ ],,iiilllliiiilll!l。゙'i、,,,,iillllllト
,,i, ゙゙!!!l!!!l! .,'゙゙lil゙!!!!゙゙ .,,,illl!!!!゙゙`
,illlll≪・≫] |.≪・≫ !lllll
.lllllll!゙゙~~~ | .,!、~~~ ,iillllllllll,、
,lllllllii,,,,,,,|r|,,,iiiillii、 llllllllllllll
゙llllllllllllllllllllll゙!!!lllllli,,,,,,_,,llllllllllllll
lllllllllllllllll!′ _,,!!!!lllllllllll゙゙゙` <ハルケギニアの蛮人ども、9歳レイプも合法だぞ覚悟しろ
゙!llllllllllll,,,,~¨',""`,,,,iii!!!!!!゙
`゙゙゙!!!llllllllllllllllllll!!゙゙゜
上見て思いついた。
エルフ連中がイスラームばりに女性の貞操観念とかすごい結果、
ビシャーダル他男連中はやたらに純情路線。
素顔の女性を見ただけで発情状態。
>>273 ヴィットーリオさんが大量破壊兵器に興味を持ち始めました
なんかロマリアの財宝、一斉処分大売出しして金作りそうだな
「ああ、それは始祖伝来の!」とか回りから言われる
買った直後に仕掛け人であるジョゼフが大量破壊兵器所持を理由に仕掛けてきてなすすべもなく国をのっとられるんですね、わかります。
>>279 それなんてアメリ・・・いや、所有が確定してる時点であの国の上を行ってるwww
1巻のキュルケ室ご訪問で合体成功して15巻くらいでサイトの子が生まれてたら
>>281 時間かかり過ぎだろう……一巻の時点で種植え付け完成だとご出産はいつだ?
合体事故で外道スライムに
>>270 ジョゼフが工業製品のハルケギニアへの輸出を始めた結果、貴族平民問わず日本製品信者に
更には不況で青息吐息な中小企業を厚待遇でガリアに多数誘致、後の発展の基礎となる
ゲルマニア「あれ?うちの存在は?」
きゅいきゅいがおにく貰えてよろこぶのですな。
オスマンがモチを食ってやばいことになったり
年末年始を訳があって秋田で過ごすジョゼフ&シャルル一家
シャルロットがなまはげ(コルベールじゃないよ)に脅かされて涙目になりました。
脅かしたなまはげの方はもっと涙目でしたが。
この後シャルルが謝りに行ったのは言うまでもありません。
>>282 春の使い魔召喚の儀式が4月だと仮定して10月10日って言うから来年2月?
1年の計算が違うらしいから3月くらいな感覚かなぁ…
それより段々おなかが大きくなって問題になると思う。
戦争になった時点で秋じゃなかったっけ? 妊娠6ヶ月ならばれてるね
しかし、普段の行いから誰がパパなのかわからないだろうな。
《タイムテーブル概要》
始祖暦6242年4月:サイト召喚、ギーシュとの決闘
5月:フーケ事件、アルビオン共和革命、タルブの戦い(1〜3巻)
6月:ラグドリアン湖事件(4巻)
8月:リッシュモン粛清(5巻)
10月:アルビオン侵攻作戦発布
11月:公爵家訪問
12月:対アルビオン戦争開始、メンヌヴィル襲撃(6巻)
始祖暦6243年1月:降臨祭、サイト七万特攻、ガリア参戦でクロムウェル戦死(7巻)
2月:アルビオン敗戦と終戦処理の諸国会議、サイトとルイズ再会(8巻)
3月:サイト騎士叙勲、タバサ救出(9巻〜11巻)
4月:テファ入学(12巻)
5月:ロマリア訪問、教皇即位記念式典、対ガリア戦争開始(13〜14巻)
6月:ガリア王ジョゼフ死亡(15巻)
>>288 ナマハゲ「悪いごはいねぇがぁ〜!」
シャルロット「ッ!?きゃぁあああっ!?」
ナマハゲ「泣くごはおめぇが…っはあっ!?」(エアハンマー直撃)
シャルロット「いぃやあああ!?」(パニック状態)
ナマハゲ「げえっ!氷柱っ!?」(ウインディアイシクルをかわす)
ナマハゲ「って、なんか増えとる!?」
シャルロット「化物っ!」(偏在×10でカッタートルネードを発射)
シャルロットが恐怖で限界突破しました。
ついでに秋田の村を巨大な竜巻に蹂躙されました。
そしてシャルルの胃がキリキリとしました。
ナマハゲさんは水の魔法でなんとか助かりました。
避けるナマハゲさんは何者だ
ぢつは密かに姪を脅かしてやろうともくろんだ伯父上だったりして
> ナマハゲ「げえっ!氷柱っ!?」(ウインディアイシクルをかわす)
あれ?肉キャラ?
>>295 いや別に意識してないよ
いや、当たったら死ぬから避けさせただけw
>>294 伯父さん姪っこを構いたいのは分かりますけど自重してくださいw
ガリアディストピアもの
先王が急死して後継者に名指しされなかったが緊急時のためジョゼフが王に。
周囲から先王暗殺したのではと陰口叩かれるが見返そうと善政し、ガリアを発展させる。
落ち着いたのでシャルルに禅譲しようとするが建前でシャルルは断り怒りより虚しさを感じ失踪。
シャルルはジョゼフを暗殺しようとするが刺客は返り討ちになり、さらに失踪により王位につく。
ジョゼフ王の時と比較されてさらに教皇からの情報でジョゼフが虚無と知り、メイジとしても負けた事を知る。
それら諸々からシャルルの精神がやばくなってガリアディストピア化。
いやもうなんかジョゼフかしこい!シャルルばか!な話はもう秋田
>>299 >もう秋田
つまりこうか
シャルル「悪い子は居ねがー」
>300
むしろナマハゲに怯えて涙目のタバサを救うために超神ネイガーに変身するシャルルという方向性で
じゃああれだ、ちゃんと兄弟喧嘩とかして心の底からお互いを認め合ってるガリア王家のお話で考えれば良いよ
悪くはないが、それじゃ話にならん気がする。
あ、でも、ガリア王家ほのぼの物語にはなるかな?
ストレートに「前王がシャルルを後継者に選んでいたというIF」ってないな。
話膨らませにくいからじゃないか?
ジョゼフが娘を守るためにシャルルの命で魔法学園に偽名で入学するんですね
ガリア史上最高最強の風スクウェアなジョゼフ・ザ・グレートとヤンデレ王弟虚無シャルルですか、わかりません!
「魔法の使えない年食った留学生」なんてのがいればルイズのコンプレックスも多少なりとも改善されるのではないかと
あれ?なんか「同病相哀れむ」とか変なフラグが立ったような…
「あー、またまたガリアからの転入生を紹介するっ」
「ジョゼ…ん、ジョゼッペ・ド・ゲゲーベンですっ。みなさんよろしくっ」
どう見ても30代のおっさんです。
「……あー、君は幼少のとき大病を患ったりしてたのかね?」
「俺が不健康に見えますかな?」
虚無の担い手を全員同世代にしてみる
ジョゼフ、教皇さんがルイズたちと同じくティーンエイジャーだと……
年齢を変えるIFか…。
三つ子なヴァリエール三姉妹とか。
それをやってしまうと長女の行かず後家属性が無くなって
特徴がルイズとかぶりまくってしまうことにという。
>>309 サイトが筋肉とか操って完璧な女装をしたり、
ルイズに敗北したイザベラがヴァリエール家に居候しているのですね?
ついでにエレオノールやワルドやリッシュモンドが変装して学院に転校してきたり・・・・
316 :
313:2009/01/02(金) 07:07:18 ID:wcgqBhNc
学院に転校してくるのは
シェフィールド ワルド クロムウェル
の3人で転校時期はレキンコスタ壊滅後の方が良かったかもしれんな
>>310 いっそのことテファも加えて、トリステイン魔法学院に全員入れてしまおう。
全員同い年同じ学年。
戦争とかなんとかは一切関係無しで純粋に学園モノとしてのIF。
ゼロの四天王
トラブルメーカーのジョゼフ。
外面良く内面黒くのヴィットーリオ。
天然癒しイジラレ系のティファニア。
生真面目でツンデレなルイズ。
ふつーに話が通じそうな奴はテファだけじゃねえかw
アンアンは理事長の娘とかなんだな。
なんというか、才人を巡る典型的なハーレムラブコメになりそうだ。
というか、そんなゲーム無かった?
>>320 基本的に使い魔は変える必要無いと思うが・・・テファが問題だな。
ゼロは好きだが実は俺、全巻読んでないんだよ。
テファの使い魔って出てきて無い?
しかも、使い魔同盟組もうとしてもサイトだけ異世界から召喚な罠?
その場合平和なハルケニギアと現代日本のIFの学園どっちがおいしいかな。
>>322 テファを1学年下(つまり原作通り)の後輩キャラにすると使い魔問題は解決
さらにジョゼフを1学年上し、トラブルメーカーな生徒会長にして
シェフィールドをトラブルシューターな副会長にする
・・・う〜ん、ヴィットーリオをどうするかだな
サイトなんかはいいとして、シェフィールドさんは年齢を変えるか同世代にするかで
かなり変わりそうですな
人間関係をある程度いじっていいのなら、
オスマン :理事長でアンアンの祖父
ジョゼフ :校長、トラブル好き
シェフィールド:学年主任
マチルダ :教師
ウェールズ :生徒会長
アンリエッタ :理事長の孫娘
あたりなら割とまとまるかなあ。
アニエスは体育教師ってことで。
>327
アニエスはもちろん小豆色のジャージですね
家庭科の教師はスカロンですね。
トラブル大好きジョゼフ校長
暇つぶしにやってた事が原因で学院もろとも現代日本に飛ばされてしまいました。
同時刻・東京、某高等学校
才人「な!?高校の隣になんでこんなデカいのが!?」
友人「なんなんだありゃ!?」
警察「はい、下がって下がって!」
レポーター「こちらが謎の物体の出現現場です。ごらんの様に人だかりができています!」
どこぞの世紀末覇者みたいなスカロンを想像してみた。
あんまり違和感無いのは気のせいか?
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/03(土) 07:15:17 ID:whrVHjkF
>>327シェフィールドは保健医が似合いそうだ…
カトレアも似合いそう
ちょっと趣向を変えて、
トリステイン高校:
理事長:アンリエッタ(ただし、まだ学生なので周りには秘密)
理事長代理:マリアンヌ
幹事長:マザリーニ(苦労ばかりしています)
事務員:ロングヴィル
校長:オスマン
教頭:ギトー(いやみな教頭は定番か)
学年主任:エレオノール(お局様になる日も近いようです)
養護教諭:キュルケ(男子生徒をツマミ食いしてるという噂です)
生徒会長:アンリエッタ
副会長:ルイズ(アンリエッタに心酔しています)
ガリア高校からの交換学生のタバサ
○○部のエース、ギーシュは女子生徒に人気があります。 が、実はヘタレで彼女のモンモランシーに頭が上がりません。
突然転校して来た平賀君は、登校初日にルイズさんと正面衝突、事故チューしてしまい、起こった彼女にツカイッパにされてしまいました。
正にファーストキスから始まるストーリーです。
でも、日々怒鳴られたりしばかれたりして大変そうです。
そんな才人君を、マリコルヌ君が羨ましそうに見ています。
もしもサイトがルイズに対して殺意が沸いたら
いきなり自分を異世界に呼び出して
使い魔になれと言って、コキ使い
何かするとすぐに鞭で叩く
こんな事をされて殺意が沸かない奴は変だ
と思う俺が変かな?
サイトはリアルM属性持ちだったのだよ。
>333
タバサは警視庁のイザベラ警視にスカウトされて学生刑事となって桜の代紋を内蔵したヨーヨー片手に戦います
ルイズがツンツンだったら
シャルルがキュルケと同年齢だったら(タバサはイザベラの妹設定)
シャルル=歳の離れた魔法以外は何でもできる兄に憧れと嫉妬を持つ、
ジョゼフが王位に付いた後トリスティンに留学。ルイズとジョゼフを
重ね合わせルイズを陰湿に虐める。
ジョゼフ=魔法は爆発以外使えないが、魔法が使える弟が若年の理由で
問題なく王位に付く。
シャルロット=闇黒面に落ちかけている歳の近い叔父が気になりタバサと
名前を変えトリスティンへ。北花壇騎士団に所属。
イザベラ=シャルロットの姉、次期国王補佐としてジョゼフに裏方を
やらされている。
シャルルがとことん嫌な奴になってしまう。
>>334 美少女。
変な鏡に触ったのはサイトの方。
実はM。
衣食住の面倒は見てる。
あと作者の願望
あと、鞭で叩いたのは才人がルイズに襲い掛かったから。
なんだかんだ言って序盤でサイトがルイズを見限らないのはルーン効果でしょ
すいません、こんなこと言ったらぶっ飛ばされるかもしれないのですが
アニメの一期しか見ていない上にそれもうろ覚えで、
原作は読んでない俺に一つ教えてください!
『サイトが鞭で叩かれるのは、ルイズを襲ったからだ。』
とはよく聞くのですが、寝るから着替えると言って
目の前で全裸かそれに近い格好になったりしましたよね?
原作だと違うのでしょうか。
これはルイズからしたら、使い魔に襲われた形になるのでしょうけれども、
サイトからしたら、スッゲー美少女が目の前で全裸になってるわけですから、
自分を誘っているのではないと考えてしまうのではないでしょうか。
となると、鞭で叩かれることに関しても、
やはり理不尽に感じるのではないでしょうか。
異文化交流の話だね
ルイズからしてみれば使用人に対してそう言う風に振舞うのが当たり前だし
サイトからしてみれば理不尽な事この上ない話だね
中世の貴族社会についてちょっと調べてみると良いよ
まぁ、そのうちに妥協点って言うか相手はそう言う文化を持っているんだって分かって収まる所に収まるものなんだけど
オレの中のイザベラ分が切れかかっている
>>344 それを才人が理不尽に思うのは才人の勝手。
実際、貴人が使用人の前で着替えたり入浴するのは当たり前のこと。
これは日本でもヨーロッパでも同じだよ。無論ハルケギニアでも。
実際、ルイズは才人にきちんと「貴族は使用人に裸を見られることは気にしない、そういう対象じゃないから」とあらかじめ説明している。
まあ、才人はそういう使用人としての教育を受けてないんだが、ルイズは「平民というのはそういうもの」と思い込んでいた可能性は高い。
まだ子供だしね。
で、普通の使用人として扱ってしまったわけじゃないかな。
この辺はルイズのミスだが、有体に言って「貴族に逆らう平民」などというもの自体ルイズにとっては未知の存在、想定外な訳で、一概にルイズを責めるのは間違いだろう。
実際、才人は、将来同僚の女の子に、飲み会の後「コーヒーでも飲んでいかない?」って自室に招かれただけで「こいつ、俺を誘ってるな」と思っちゃう軽挙妄動の人になる素質充分だと思う。
まあ、この場合、気を持たせる女の子も悪いんだが、ルイズの場合もね。
あんまIFにならないけど
もしも佐々木武雄少尉が
神風特攻隊のパイロットだったら
>>348 それだと、ゼロ戦は殆ど弾積んでないし、燃料もわずか、そんかし爆装している。
さらに、少尉は自害しそうだ。
うーむ、剣呑剣呑。
先祖にメイジを持つ才人。
実は彼、日本のサブカルチャーの影響で
新たな系統魔法「毒」に目覚めつつあった。
ルイズ「それは?」
才人「使い魔兼俺の嫁。」
ルイズ「ゴーレムと結婚なんてとんだ変わり者ね。」
才人「なるほど、美少女メイド型ね。」
マリコルヌ「オプションで童顔、巨乳、弱気を。髪の色は…」
才人「えーと、そうなると200エキューに…」
マリコルヌ「それ位出すよ。」
才人「モット伯ってとこから呼ばれたんで行ってくる。」
ルイズ「(どこでこいつの話を聞いたのよ?)」
しかし彼が作れるゴーレムは何も女性ばかりではない。
ギーシュとの決闘
才人「じゃ、こっちもゴーレムを出すか。」
ギーシュ「いいだろう。」
某自動車整備士型ゴーレムを召喚
ギーシュ「ほう…なかなかいい男じゃないか…」
ゴーレム「嬉しい事言ってくれるじゃないの。
それじゃとことん悦ばせてあげるからな。」
ギーシュ「え!?一体何をす…」
しばらくお待ちください
才人「おーい、生きてるかー?」
ギーシュ「………」
只のカオスですな。
>>345>>347 うおー、こんな原作を読んですらいない奴の質問に答えてくれるなんて!
ありがとうございます、感激しました!
サイトがルイズに殺気がどーとかって話だったので
ルイズやハルケギニアの理屈はともかく
サイトからしたら理不尽なことなので
殺気を抱いても無理は無いんじゃないかなあと思ったんです。
でも、言われて思い出しましたのですが、
確かにルイズはそういうものだと説明をしてましたよね。
これだと、ちょっと厳しいですかね。
まぁ、異世界への拉致に加え、
説明無しに一生ものの使い魔契約をされただけでも十分ですかね?
このサイトはコルベール・キュルケとかオスマンと組んで莫大な富を築くと見た。
>>350 ゲッターでも飛び出すのかと思いきや阿部さんで噴いたw
サイトがなんだかんだでルイズ一筋ではなく女ったらしだったら。
とりあえずシェスタは一巻終了時に攻略。
ルイズは2巻で攻略。
キュルケは遊ぶだけなら最初の誘いの後、時間を考えればいける。
>>349 一時期抜け殻のようになるかもしれんけど自害はしないんじゃないかな
敵を見つけられなくて戻ってきた特攻パイロットの人もそうだったらしいし
あと特攻パイロットってほとんどが文系の学生で、いわゆる「軍人精神」とは無縁な人が多かったらしい
>>349 あるいは、国の為にもならず無為にその命を投げ捨てることをよしとしない可能性も
補給も何も無いジャングルで長きに渡ってサバイバルを続けてきた御仁もおられた事だし
キュルケが虚無でサイトを召喚したら・・・
>>355 まあ文系ロマンチストの方が自己暗示かけやすいかもな
>>358つまり三択ですか
1.原作では空気になったがフレイムは元々強い子、サイトと大活躍
2.サイトの乗騎なので見せ場を貰え活躍できる
3.キュルケのジンクスは変えられないサイト共々空気と化す現実は非情である
もしサイトがガチホモだったら
決闘に負けて菊を散らされるギーシュか
>>350 アルビオンで7万の大軍 VS サイト率いるゴーレム軍団とか
フーケのゴーレムVSサイトの巨大ロボ型ゴーレムとか
ティファニアを開発工房にスカウトしたり
女騎士型ゴーレムにデルフ持たせたり、自前で軍みたいな物を作ったり
一方でサイトを振り向かせようとするルイズやタバサやシエスタとか
ギーシュを元に戻す為に薬の開発をするモンモンとか
サイトの無茶苦茶ぶりから、なんとしてもサイトをこの国に留めようと考えるアンリエッタとか
佐々木武雄少尉が極限スケコマシで、かつ精力絶倫のスーパータネウマンだったら。
タルプの村の人はみんな佐々木さんの子孫です。
佐々木さんが当時の知識と習得した技術を持ってトリステインの中枢に食い込めたとしたら
前提自体に無理があるか
実は佐々木さんは旧華族の出身だったとか
華族、しかも魔法の才能ありな佐々木さん
シエスタがタルブ一帯を治める貴族の令嬢になるわけか
それなら佐々木さんが竜の羽衣で大活躍して逆玉に乗ったほうが自然だな。
シェスタがメイジになっててお爺ちゃん子で性格はあまりかわらず。
竜の羽衣で大活躍した佐々木さんは使用法を伝えることなく死亡
その後竜の羽衣は救国のマジックアイテムとしてトリステインに保管された
それから数十年後、トリステインの危機にガンダールヴ・サイトの手で再び竜の羽衣が息を吹き返す
これはこれで盛り上がりそうだな
まず佐々木さんには言葉の壁があるしな
ところで華族だとなんか変わるのか? せいぜい裕福な生活を送っていたため寄せ鍋を知らない、とかか?
佐々木さんと○○との間に子供が出来ましたIF。
○○には貴族orメイジが入ります。
例えば若い頃のマリアンヌと一夜限りの恋とか。
烈風カリンと戦場を駆け抜けたとか。
つまり佐々木さんを主人公にした過去のハルケギニアの話。
サイトがヴァリエール公の隠し子だったら・・・
ルイズパパンが終わるだけか。
烈風ママンが「それがどうかしましたか? 庶子など野良犬と同じです。
ヴァリエール本家が途絶えた時にのみ価値が生まれます。」ぐらいにクールなら問題茄子
サイトが暗殺に走りそうだな
しかし、烈風ママンの許可なしでやった事だから公はお仕置きは避けられない気がする。
それで才人がルイズ、カトレアと関係を持っていたら・・・才人はカッタートルネードでミンチ確定だな。
カリンママの言葉によりパパンの死は免れるが・・・
サイトはたぶんルイズやエレオノールに虐げられるんじゃないか?
特にエレオノールの性格で虐げられたら目も当てられん・・・
心に闇を持ったままお調子者にもならず比較的無口で影があるサイト
タバサとかぶるな
>>369 パイロットスーツを着て
飛行帽とゴーグルを付けた才人が零に乗って
白いツナギを着たコルベールが才人に敬礼して
才人がレコンキスタの竜達と戦う姿が目に浮かんだ
たまに学院に作った格納庫でツナギを着た才人が
コルベールと一緒になって栄12型エンジンの整備をしてるシーンもあるといいな
でも予備のパーツやプラグとかあればいいんだけど
勝手な妄想だがコルベールに白いツナギと白い帽子はとっても似合いそう
ついでに佐々木少尉が乗ってきた零は52型ではなく21型で
>>373 >>庶子など野良犬と同じ
そんな、ラ・ヴァリエール家の根本を否定するようなセリフを……
(ヴァリエール家は王の庶子の家系)
サイトの反論を受けてママンは
カリン「野良犬じゃないと言いたいのなら自身で価値を示す事です」
ぐらいは言いそう・・・ルイズ立場無え・・・
>>372 むしろピンク髪のサイトはどうか
ママンの若さ故の過ちだったりしたほうが面白そう
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/03(土) 23:43:41 ID:h/xYXxAD
>>380 普通に夫妻の跡取り息子だったけど、幼い頃に神隠しにあって日本へ、
そこで平賀家の養子になって才人と名付けられる。
とかでも良いかと。
ママンに若さ故の過ちで片付けられ認知して貰おうと必死に頑張るサイト。
必死さより悲壮感の方が先立つサイトをやたらと構うキュルケ
サイトとどう接して良いか解らないルイズ
だな。
>>381 直リンやめておけ。
Arcadiaの管理人さんがゼロ魔板を造ってくれたから作品そのものはあそこに集中していくだろうとは思うが。
>>383 母親から愛情を受けられないタバサと母親からの愛情を知らないサイト
認めてもらおうと必死のサイトにタバサが同族意識を持って友達みたいな関係から愛情に・・・
キュルケとかぶらないようならこれか
>>381 別に投稿は構わないんですが、この板で掲載を続けるのではまずいんでしょうか?
あと、この板のルールで、投稿した作品を余所に転載するとかって構わないんでしたっけ?
続編はなぁ、構想(妄想とも言う)はあるんですけどね。
ただ、短編連作な感じですよ。「ルイズのお仕事 傭兵編」とか「エージェント編」とか。
暗殺者編の続編的な妄想も浮かんではくるのですが、原作知識と構想力の不足で話として繋がらないっス。すっごく断片的。
なんか書こうかな。
>>387 理想郷は著者の 自 サ イ ト と同時掲載を許可しています
どっかに投稿した奴を投稿場所が閉鎖されてもいないのにそのまま載せるのは拙いです
いや、最初から展開が違う話なら別なんだけどね
>>387 この板で良いと思いますよ?
せっかくまとめwikiもあるんですし。
サイトがヴァリエール家の隠し子だったら
公の隠し子(サイト黒髪)ver
カリンのお仕置きで志志雄状態になりながらもサイトを気遣う公(久しぶりの我が子との距離が掴めずギクシャク)と、
色々な感情がごちゃ混ぜになって上手く父親との関係が築けないサイト
の不器用な二人
烈風の隠し子(サイト桃髪)ver
若さ故の過ちで片付け認知しないカリン
母親に見て貰いたい一心で我武者羅に頑張るサイト
どんなに頑張っても過ちに過ぎない自分が振り向かれる事が無い事を知ったサイトは・・・
烈風ママンだと洒落にならない気がする。
どうも、グラディウスは音楽的にはW、演出的には外伝だよね派の虚無と銃士です。
関係ないですね、はい。予定がなければ45分から投下しようと思います。
まあ、自サイト以外の場所への多重掲載なんてのは往々にして盗作疑惑とかの
騒動の元になるからね。
そう言う行動は控えた方が無難。
問題なさそうなのでいきますー。
11月。そろそろトリスタニアにも冬の片鱗が訪れて、朝は肌寒くなってきた。
そんな中でも、ルイズは日課の素振りを怠らない。はぁっと息を吐き、手を温めて木刀を
握る。そして、それを振り上げて構えを確認した後振り下ろした。
ヒュン、と軽く空気を切る音がなる。姉アニエスの振り下ろす音とは断然に違うが、それ
でもここ一月で良くなったほうだ。アニエスからも、筋がいいとほめられた。
「んー!いい天気!」
感触を確かめた後、ルイズはその場で大きく万歳をする。街を照らす日の出の光が、彼女
にはとても気持ちよく思えた。
アニエスの教えを貰ってから、彼女はめきめきと強くなっている。彼女の夢へとどんどん
近づいていっている。いつか、アニエスの背中を守るために。
ルイズは課せられている回数の素振りを終えて、タオルで流した汗を拭うと、もう一度背
中を伸ばし、爽やかな笑顔を見せた後に言った。
「さて、じゃあお姉ちゃんを起しに行こうっと!」
今日も清清しい一日が始まろうとしていた。
第五話
しかし、アニエスにとっては忙しい日々の始まりでしかなかった。
「まてぇまてぇ!」
「この泥棒がぁあ!」
トリスタニアのある通りに、怒号が響き渡り、狭い通路をまず鞄を必死に抱えた男が走り
去り、その後をアニエスとダン、そして他の衛士達が走り抜けていく。
男は泥棒であり、ある貴族から鞄を盗み、その現場をアニエスたちが目撃したため、彼を
今追撃しているのだ。だが、思ったよりも足が速く、なかなか追いつくことが出来ない。
このまま大通りまで逃げられれば、人ごみに混ざって追跡が困難になる。その前に捕まえ
なければ行かなかった。
そんな状況の中、汗を流しながら泥棒を追うダンが、その横を走るアニエスに声をかけた。
「くそう!アニエス!何か飛び道具ないのかよ!?」
「ある事にはあるが…」
アニエスが太もものバイザーを覗く。普段なら複数本、そこに投げナイフを差しておくの
だが、今日は一本しかなかった。残りの投げナイフは、昨日折れてしまったばかりなのだ。
あとは依然拾った銃のみだが、正直上手く使えるかは不安だったので余り使いたくない。
というのも、弾や火薬代が馬鹿にならないので、練習もろくにしていなかった。もう少し
安定した収入があれば、いいのだが。
しかし、そんなことを今は言っていられない。アニエスは銃を抜き、泥棒に向けながら叫
んだ。
「おい、止まれ!撃つぞ!」
「うっせ!撃てるもんなら撃ってみやがれ!」
「よし、じゃあ撃つ」
「ええ?!」
そうまで言われたら撃たないわけには行かないだろう。そう思って、アニエスは躊躇なく
引金を引いた。だが、弾は男の横に逸れて、通路に置かれていた棚に当たった。
「あ」
「下手糞ぉぉ!」
「へ、へへんだ!何処狙って…ウボァー!!」
ダンの批判の叫びと、泥棒の肝を冷やしながらもアニエスを馬鹿にするような声が響いた
と思えば、続けて棚が崩れて、それに泥棒が巻き込まれた。その惨状には流石のアニエス
も、投げナイフを投げようとした動作を止めて、その場に固まった。ダンたちも呆れた表
情で、泥棒の近くにしゃがみ、安否を確かめる。どうやら気絶しているだけのようだ。
「まあ、結果よければ全てよしってな」
「…はあ(練習しなければいけないか)」
と、アニエスは心の中で考えつつ、銃をホルダーにしまい、気絶した泥棒を引張出し連行
する衛士達の後を歩いていった。
さて、これで銃弾も尽きて、火薬もストックがない。投げナイフも補充したほうがいいだ
ろうし、久しぶりに武器屋に行くのがいいかもしれない。
「ん、ついでにルイズに剣の選定の仕方でも教えるか…」
剣士になるというのだから、剣の選び方くらい教えたほうがいいだろう。ただでさえ剣は
良質なものとそうでないものの質の差が激しく、しかも見た目では区別がつかないことも
ある。
それくらいなら、アニエスも散々しごかれたのでルイズに教えるくらいはできる。
そう考えたアニエスは、詰め所に戻り、早速休暇を貰う事にした。
さて、トリスタニアにはいくつか詰め所がある。それは単純に東西南北という形で分けら
れていて、衛士達は勿論、道に迷った旅人や何か困ったことがある住民達などがよく訪れ
る場所だった。
アニエスは詰め所にたどり着くと、兜を脱ぎ、それを机に置き、そのままの足で衛士長の
部屋へと入っていった。衛士長はなにやら素足を机に載せ、だらしなく剣の手入れをして
いた。やる気があるのかないのか、よくわからない人物である。
「隊長。少しお話が」
「ん。なんでしょ?」
「明日、休みを頂きたいのですが」
「いいんじゃない?」
あっさりと承諾を受け取ってしまった。なにやら肩透かしを食らったような気分になった
アニエスは、後頭部に手を添えながら隊長に尋ねる。
「あの…訳とかは聞かないのですか?」
「聞いて欲しい?」
「いや…別にそういう意味では」
「じゃあいいんじゃない?アニエスは真面目だしなぁ。寧ろ今まであまり休みを取らなか
ったほうが不思議だからねぇ」
「はあ…ではまあ…。休ませていただきます」
何となく真意がつかめず、納得していない表情のままアニエスは部屋を後にした。男は
元々他人の事を気にせず、感情の起伏が少ない性格なのだが、最後の最後まで、アニエス
は気がつかなかった。
さて、アニエスは隊長室から出て、再び職務に就こうと入り口へと向かった。今日の仕事
はまだまだ終わらない。とりあえず休憩時間中にルイズが作ってくれた弁当でも食べるこ
とにした。彼女は裏口から出て、その近くにある木箱の上で食事を始めた。
静かなのは良い。それに、人付き合いが上手いほうではないアニエスにとって、他の仲間
と一緒にいることは何となく気が引ける。ダンなどとは、訓練を通じて親しくなったが、
自分のような仏頂面の不器用物が輪に入れば、それだけで場の空気を悪くしてしまうだろ
う。アニエスはそう考えていた。
「失礼。隣、よろしいですか?」
「ん…?別に構いませんが」
と、そんな彼女に、一人の剣士が話しかけてきた。どうやら剣士も露店で買ってきた弁当
をアニエスの隣で食べようとしているようだが、わざわざこんな場所を選ぶのは流石に怪
しい。そう考えたアニエスは、少し警戒して、剣士を横目に見つめながらパンを頬張る。
剣士はマントのフードを被っているので、どうにも表情がわかりづらいが、どうやら女性
のようだ。青い髪が少しだけ見えて、顔も女性的である。ただ、身長に関してはアニエス
よりも一回り大きく、男といわれても仕方がないだろう。
剣士はアニエスの視線に気がつき、怪訝そうな表情を浮かべて聞いた。
「…何か?」
「いや、何でも。ただ、このような場所をわざわざ選ぶのは珍しいと思って」
「ああ…。たまたま近くの露店でこれを買いまして。静かな場所を探していたのです」
「なるほど、で、ここですか」
「そうです」
両方が納得して、そこで会話が途切れる。別段会話をしたい訳ではないが、何となく気ま
ずい感じだ。何とか会話できないかとアニエスは話題を考えてみるが何も思いつかない。
ダンやスカロンであれば、こういうとき気軽に話しかけられるのであろうが、生憎アニエ
スは口下手だった。
「貴女は衛士ですか?」
「ん?ああ…そうですが。貴女は?」
「私は…諸国を旅し、腕を磨いている者です。この剣のみで何処まで行けるか…それを試
しているところです」
「なるほど。それは良い志です。私は…家族を食べさせるので精一杯ですから」
「…そうですか」
アニエスが誤魔化すように謙遜すると、剣士は興味を失ったような声を出し、食事を再開
した。アニエスもまた食事を再開する。と、先に食事を終えたのか、剣士が立ち上がり、
アニエスに一礼をして、その場から立ち去ろうとした。それをアニエスが呼び止める。
「良ければ、名前を教えてもらえませんか?」
「…私はミシェルです」
「私はアニエス。同じ女同士、頑張りましょう」
「…はい。ありがとう、アニエス」
剣士ミシェルは再び一礼すると、その場から立ち去っていった。アニエスもそれに応えて、
礼を返す。その後、アニエスは先ほどの言葉が少し自分らしくないと、照れながら、頬を
掻き、彼女も仕事へと戻っていった。
ミシェルはその後姿を、建物の影から見守りつつ呟く。
「アニエス…か。なかなか強そうだな…」
その瞳は何処か、鋭く光っていた。
さて、次の日。
「お姉ちゃんお待たせー」
「じゃあ、行くか」
昨夜ルイズに事情を話すと、快く了承した。ついでに他の買い物もしたいという彼女の要
望も答え、今日は二人、久しぶりに姉妹水入らずの一日になりそうだった。
「じゃあ、行ってきます」
「いってきまーす!」
「はーい!二人とも気をつけてね!」
アニエスとルイズは見送りに出ていたスカロンと別れると、まずはアニエスが行きつけて
いる武器屋へと向かった。
アニエスは衛士のときに着る鎧や腰当てなどは今日はつけず、男のもののシャツにスボン
というラフな格好である。腰には剣を下げている。
ルイズは、ベレー帽に女の子らしい絹のシャツに黒のスカートと、少し地味ではあるが可
愛らしい格好をしていた。この二人の格好はどう見ても武器屋に行くようではなく、寧ろ
恋人同士がデートしているような風景だった。
「ねぇねぇ、その店ってどんなところなの?」
「ん?特別綺麗だとかそう言う事はないんだが…」
と、ルイズに尋ねられ、アニエスは記憶を呼び起こしてみる。
今日向かう店は、衛士達もよく行くという店で、トリスタニアでは名のある大きい店だっ
た。もっとも、アニエスはそこへ投げナイフを補充にしに行ったきりなのだが。
まあそれでも武器屋というのは大きくても、そんなに有名にはならない。よっぽど、アニ
エスの知合いの防具屋のほうが有名だった。まあ、それは優れたという意味ではなく、変
わり者と言う意味ではあるが。
まあそれはさておき、アニエスとルイズは他愛のない会話を続けて、十分後、店の前まで
たどり着いた。しかし、そこでアニエスは愕然としてしまった。
店が閉まっていたのだ。
「…閉店とはまた…」
「タイミング悪いわねぇ…どうするお姉ちゃん?」
「どうするといわれてもだなぁ…」
張り紙を読んでみると、まあ何とも情けない理由である。貴族を安物の剣を高級なものと
偽り、それがばれて捕縛されてしまったそうだ。なんともまあ、人は見た目で判断しては
いけないといういい教訓だろうか。あの人の良さそうな店主が騙すなどありえないと思っ
たのだが。
「おおい、アニエスじゃないか」
「ダンか」
と、そんな二人の下に、ダンが現れた。ダンはアニエスと軽い挨拶を交わすと、その隣に
いたルイズに気がついた。そして、二人は顔を近づけながら、親指を立てて声を上げた。
「「ちょー余裕っす!」」
「貴様…私の妹に何を教えているんだ」
「えーいいじゃねぇか」
「楽しいよー」
「…はあ…勝手にしろ」
二人の変な挨拶に対し、アニエスは変なことを吹き込むなとダンに詰め寄るが、彼は全く
動じることなく、口をくの字に曲げて悪態をつき、ルイズも何も深く考えていなかった。
そんな二人に呆れ、アニエスはすぐに折れてしまった。
そんな彼女の様子に二人は笑った後、ダンは気を取り直し、顎を撫でながら言った。
「武器屋に用があったのか?見ての通り、絶賛閉店中だぜ。まあ、ここの店長も魔が差し
ちまったようだな。大金目的に、詐欺師の片棒を掴まされて、今じゃ牢獄の中だからな
ぁ」
「そうだったのか。まあ、人間わからないものだな。…そういえば、ダンは他の武器屋を
知らないか?」
「んん?そうだな…。チクトンネ街の方に一軒あるぜ。ピエモンの秘薬屋の隣だ。まあ、
女二人が行くにしちゃ、きったねぇ場所だけどよ」
ダンの話を聞いて、アニエスは少し記憶を探ってみる。なるほど、あそこかと掌を手で叩
いた。一度見回りで訪れた事があったが、ダンの言うとおり、本当に汚い場所だった。
ゴミなどが散乱し放題だし、匂いもきつい。正直、ルイズを連れて行くような場所ではな
かった。
だが、最終的には本人の意思次第だ。アニエスはそれを確かめるため、ルイズの方を向い
た。
「あそこか…。うん、ありがとう。行ってみよう。そういうわけだが、ルイズ。お前はど
うする?正直、あそこらへんはあまり勧められんが」
「うーん。別に私は構わないよ」
「そうか…。じゃあ行ってみるか」
「うん!」
「そういうわけだ。ダン、それじゃあな」
「おうよ」
ルイズの意思も確認し、武器屋へ行く事を決めた二人は、ダンと別れ、チクトンネ街に向
かっていった。
普段二人が活動しているのは繁華街であるブリトンネ街だ。住処である魅惑の妖精亭も、
繁華街から少し外れているとはいえ、まだ清潔を保たれている。それは店長スカロンの趣
味であり、周りの人間もまた、それに倣っている。
だが、ダンが話した場所は、かなり酷い状態だった。アニエスの記憶どおり、ゴミは散乱
して、酷い匂いが漂っていた。
こういう状況に慣れていないルイズは鼻をつまみながら、アニエスの手を握って彼女に導
いてもらい、アニエスもまた、鼻につく臭いを我慢しながら、足元のゴミを適当に蹴り分
けながら進む。その光景はなかなか豪快だ。
やっとの事店に着いた。二人は服についた埃などを払って、店の中へと入った。
「へい、いらっしゃぁ…い?なんだぁ?」
客の訪問に応対しようとした店主だったが、それが二人の女子であったことに驚き、素っ
頓狂な声を上げてしまった。そんな突然の声に、ルイズはむっとするが、アニエスは気に
せず、カウンターに腕を預けながら彼女を見つめている店主に近づいた。
「おいおい。お嬢ちゃん達が来るような場所じゃないぜ」
「一応衛士だ。投げナイフを10本、あと銃の火薬と弾が売っていれば欲しい」
「…ちょっと待ってろ。ああ、それから、投げナイフならそこにあるから、適当に選び
な」
一瞬冷やかしに来たのかと思い、追い出そうとした店主だったが、アニエスの迷いのない
言葉に、ただの小娘ではないと言う事を理解し、店の奥に入っていった。アニエスは店主
に指された棚に行き、そこから投げナイフを数本指に挟みながら感触を確かめる。
ルイズも店の中を珍しそうに見て回る。普段衛士用の剣かアニエスの剣しか見ない彼女に
とって、ポールアクスや、大剣などは珍しいものだった。
「無用心に触るな。怪我するからな」
「あ、うん。すごいねぇ。一杯あるのね」
「そりゃあな。さて…これでいいか」
アニエスは選んだ10本のナイフをカウンターに置くと、ルイズの元へと歩んだ。壁には剣
や槍が飾られ、ルイズにはどれも強そうに見えた。だが、アニエスは少し苦笑した後、一
本の大剣を手に取った後、ルイズに説明を始めた。
「コレは駄目だな。一見華美で、作りもしっかりしていそうだが駄作だ。刃の光り方が鈍
い。音も悪いしな」
「へぇー」
「ルイズも剣士になりたいのなら覚えておくといいぞ」
「うん。じゃああれは?」
「あれはだな…」
アニエスは壁掛けに剣を戻すと、ルイズが指差した槍を手にして、傭兵団にいた頃に身に
付けた武器の選び方の講座をはじめた。ルイズも教えを真面目に聞き入り、彼女なりに知
識を取り入れようと努力していた。暫くの間、二人だけの時間が過ぎていく。と、そんな
中だった。
「おうおう、若けぇのにたいしたもんじゃねぇか!おでれーたぜ」
アニエスがルイズが指差した細くさび付いた刀身の長剣を取ろうとしたときだった。その
剣から何と声が聞こえてきたのだ。ルイズとアニエスはぎょっとしたが、アニエスの方は
すぐに気を取り直し、その剣を持った。
「インテリジェンスソードか…。話は聞いたことがあったが、本物を見るのは初めてだ」
「いんてりじぇんすそーど?」
ルイズが首をかしげた。アニエスは剣を指差しながら説明した。
「メイジが魔力を込めて作り上げた剣のことだ。魔力を込められた剣は、喋る事も出来る
し、何か特殊な能力を持つらしいが」
「おうよ!そしてこの俺様は伝説の魔剣デルフリンガー様よ!どうだ、嬢ちゃん達。おで
れーたか?」
デルフリンガーと名乗ったインテリジェンスソードは誇らしげに言った。だが、それを聞
いたアニエスは急に冷めた表情になり、それを見たデルフリンガーは慌てた声を柄をカチ
カチと鳴らしながら言った。
「あ、あれ?何か反応薄い?」
「自分で伝説などと言う剣をどう信じろというんだ」
「ホントだっつの!俺は使い手に使われて、そりゃあもう敵をギッタンバッタンとだな」
「ほう、その使い手とはどんな人物だ?」
「それはだな…えーと…わり、覚えてねぇ」
「何だそれ…」
興味深い話が聞けると思えば、すぐに適当な回答をされて、アニエスはがっくりと項垂れ
た。
「やい、デル公!てめぇ、客にちょっかいだしてるんじゃねぇぞ」
「何だと親父!別に何にもしてねぇだろうが!」
「うるせぇ!お前は喋るだけで迷惑なんだよ!」
「仲悪いなぁ」
と、店の奥から戻ってくるや否や店主はアニエスが持っているデルフリンガーに怒鳴り散
らし、デルフリンガーもまた負けじと怒鳴り返した。そんな一人と一本を見て、素直な感
想をルイズが漏らした。
それに対し、店主はため息をつきながら語り始めた。
「いやぁお嬢ちゃん。こいつはとんでもねぇやつでさぁ。こっちが折角接客している客を、
いきなり声を掛けて驚かしたり、馬鹿にしたりで、そりゃあもうひでぇやつなんでさぁ」
「うっせ。親父だって、ナマクラの剣をたっけぇ金額で売りつけようとしてるじゃねぇか。
俺は親切に、それを止めてやってるだけだぜ」
「ほう、それは聞き捨てならんな」
と、デルフリンガーの話を聞いて、アニエスが目を光らせた。衛士という立場上、不正が
あるのであれば見逃せない。そんな彼女を見た店主は慌てて言い訳を始めた。
「そ、そりゃ誤解さぁ!あん時は、あの貴族がでけぇ剣欲しいって言ったから、シュペー
卿が作った大剣を相応の価格で売ったんだぜ?…まあ、ありゃ装飾用の剣だったけどよ」
「…まあ、物は言いようか。で、幾らだ?」
「全部でまあ…そうだな。新金貨40、ってところかな。口止め料ってことで、安くして
おくぜ」
「調子のいいことだ…。あと、これもくれ」
「は?」
アニエスがデルフリンガーをカウンターを置くと、店主とデルフリンガーが同時に唖然と
したような声をだした。ルイズもぽかんとしている。
「まあ錆びてるが、剣としての質も良さそうだし。それに…家族が増えるというのもいい
かもしれないからな」
「お姉ちゃん…」
「俺はペットじゃねぇぞ…」
何となく、剣としての扱いから外れたような目的で買われることを嫌ったデルフリンガー
は少しすねてみる。だが、彼がどう足掻こうが、結局どうしようもないのだ。
「ちゃんと武器としても扱ってやる。だから安心しろ」
「…まあいいけどよ」
そんな拗ねるデルフリンガーを一応フォローするアニエス。デルフリンガーもそんな彼女
の言葉を聞いて、人であればため息をついたような声を出しながらアニエスに折れた。
「おいおい、いいのか?こんなやつ、うるせぇだけだぜ?」
「構わない。少しくらい騒がしいほうがいい。で、いくらだ?」
「ううむ…。まあ新金貨で50つうところなんだが…。そうだなぁ。火薬、弾、ナイフを
つけて60でどうだ?」
「破格だな。いいのか?」
「いいってことよ。こっちにとっちゃ、厄介払いも込みでさぁ」
店主はパイプを口に挟みながら、ふっと笑った。何となくかっこつけているのが見え見え
なのだが、アニエスはその厚意を素直に受け取っておこうと、財布から新金貨を60枚取
り出す。店主はそれを受け取り、枚数を確認すると、店の奥から鞘を取り出し、デルフリ
ンガーをそこに納めてアニエスに手渡す。鞘の長さはデルフよりも少し短めで、刃が少し
見えていた。
「しゃべらねぇように出来る鞘もあるんだが、お前さん達にはこっちのほうがいいだろ
う?」
「感謝する」
「親父…おめ」
何か、普段とは違う店主にデルフリンガーは声を掛けようとしたが、その前に店主がそっ
ぽを向いてしまった。
「けっ、おめぇのためじゃなぇ、お客様のためだ。それにな、おめぇがいなくなって清々
するんだ」
「けっ!!そうかいそうかい!」
「喧嘩駄目だよー」
再び喧嘩になりそうな雰囲気の二人を、ルイズが呆れながら抑えた。流石に幼女に呆れら
れては格好がつかないと思い、二人は黙った。
「…さてと、世話になった。また来るよ」
「毎度あり。またよろしく頼むな」
「今度は詐欺で逮捕しに来た、なんてことがないようにな。ああ、あと掃除しておけよ」
アニエスは一言店主に釘を刺しておくと、デルフリンガーを背負って、店から出て行く。
その後を、店主に手を振りながらルイズもついていった。店主は彼女達のほうを振り向か
ないまま、ただ手を振って彼女達を送った。
そして二人と一本が出て行くと、店の中が静寂に包まれる。本当なら個々で、デルフリン
ガーの嫌味やらなにやらが聞こえるはずなのだが、それも聞こえない。
店主は少し、寂しい気持ちになったのだった。
さて、店から出て、色々と買い物を済ませた彼女達は、帰りの道についた。買い物袋を腕
に下げ、ポケットに手を入れて先頭を歩くアニエス。その後ろを、軽い買い物袋を持った
ルイズが、アニエスの背中のデルフリンガーと話しながらついていっていた。
「デルフは物知りね。いろんな話を知ってるんだ」
「おう!そりゃあ、6000年も生きてるからな!まだまだ、話はつきねぇぞ、ルイズ」
「その割には、生まれたときの事は覚えてないんだな。そういえば、6000年といえば、始
祖ブリミルの時代か」
アニエスは額を軽く掻きながら、自分の記憶を呼び起こす。彼女の言うとおり、始祖ブリ
ミルが生存していた時代は、6000年前といわれている。
デルフはカチカチと柄を鳴らしながら言った。
「おうよ!…まあ本当に覚えてないんだわ。まあ、何時か思い出すだろ」
「生まれた時の事を覚えていない…。私と同じだ」
「…?ルイズも、覚えてないのか?」
先ほどまで元気に話していたルイズが急に声を低くしたのを聞いて、饒舌なデルフも勢い
を抑え気味に、恐る恐ると尋ねた。ルイズは静かに頷き、彼に説明する。
「私は拾われ子だから…。5年前、お姉ちゃんに拾われて、それからずっとお姉ちゃんと
一緒に暮らしているの」
「…そうだったのか。いや、悪い。辛い事聞いちまったな…」
「ううん、いいのよ。今はお姉ちゃんもいるし。血が繋がってなくても、自慢の家族だか
ら。勿論、デルフも入ってるよ?」
「…あー…なんだ。まあ…うん。ありがとよ」
ルイズの屈託のない笑顔に、デルフは照れて、しどろもどろと声を出していた。それを聞
いて、アニエスはくすっと笑う。
「不器用なやつだ」
「うるせぇ、相棒には敵わねぇよ」
「私が何時不器用なところを見せた」
「その仏頂面。不器用なのが見え見えだぜ。まあ、そんな相棒もいいけどよ」
カッカッカとデルフは笑いながらアニエスをからかい返した。アニエスは背中のデルフを
たたきつけてやろうかと思ったが、ルイズの前だし、それに周りには多くの人間がいる。
そんな中で剣と喧嘩など、気が狂ったとしか思われないだろう。だからアニエスは自重し
た。と、何処からか鋭い目線を感じ、アニエスはふと立ち止まって辺りを見渡すが、人混
みでよくわからなかった。仕方ないので、話題を変えて、アニエスは気を取り直すことに
した。
「さてと、今日の夕食は何かなぁと」
「ハシバミ草のサラダはでないといいなー…」
「カッカ!好き嫌いしていると、大きくなれねぇぜ、ルイズ」
「むー!わかってるよう!」
ハシバミ草とは、非常に苦い野菜の事である。あまりに苦いため、これを苦手とするもの
もいるが、だがそれが良いと好んで食べるものもいて、店長スカロンなどはこれを好んで
食べている。アニエスも、特別好きと言うわけではないが、別に嫌いと言うわけではなか
った。
一方のルイズとは言うと、彼女は甘党だったので、こういう苦いものはあまり好きではな
かった。薬なども、かなり躊躇しながら飲むので、それよりも苦いハシバミ草など食べれ
たものではないのだろう。ただ、小柄な彼女としては、比較的身長の高い姉アニエスや巨
体のスカロンを見ると、身長を伸ばす秘訣はハシバミ草なのだろうかと考え始めていた。
もっとも、その考えは5年後ばっさりと斬り裂かれるのだが、今は関係ないので割愛させ
ていただく。
「スカロンさんのハシバミ草のサラダおいしいじゃないか。苦味も抑えているし、あれは
絶品だと思うがな。食わず嫌いはよくないぞ」
「食べたわよ。食べたけどおいしくなかったの!…ただいま!」
そう言って、ルイズはアニエスの横を駆け足で通り抜け、先に魅惑の妖精亭の裏口に入る。
苦笑しながらも、先ほどから感じている目線を気にしながらアニエスが入ろうとするが。
「おおう」
「あだ」
「なにやってるの?」
すっかり背中のデルフのことを忘れ、扉にデルフを引っ掛けてしまい、上手く入れず、引
き戻されながら変な声を上げてしまった。デルフも思わず痛くもないのに痛そうな声を上
げた。
そんなこんなで、アニエスも家に入り、荷物を置いた後、部屋に戻ってデルフを磨き始め
た。これで錆が少しでも落ちればと思ったが、全く落ちなかったため、諦めて握り方や振
り方を近くの庭で練習することにする。
デルフはアニエスの身長よりも少し短いくらいの長さを持つ、かなり長い剣だ。アニエス
は何度かそういう剣を握ったことがあったが、その中でもデルフのような剣は初めてだっ
た。さび付いた刀身のはずなのに、月に照らされて輝いているようにも見える。
「ふむ…」
「どーよ。伝説の剣は錆びてても名剣よ。相棒も、なかなか質が良いじゃねぇか」
「剣に褒められるのは何だかなぁ…。まあいいか」
アニエスはデルフを横に薙ぎ、切り上げ、そして切り下げる。確かな重量感が、アニエス
の腕に伝わる。それはつまり、剣を振るという感覚を感じている事に他ならない。
剣先を下げ、踏みを合わせて、一度下がり、そして振り上げ、踏み込んで切り下げる。
「…」
次に少し前進しながら手首でくるっとデルフを回しながら、ホルダーから銃を取り出し、
それを構える。そして、そのままの状態で後ろを振り向く。そこには先日出会ったミシェ
ルが幾らか距離を置いた場所に立っていた。
「…店ならまだ、開きませんが。ずっとつけて来て、一体何のつもりなんだ?」
「気づいていたのですね」
アニエスは丁寧な言葉を少し荒げながらミシェルに問い詰める。
それに対し、ミシェルはマントのフードを外しながら言った。先ほどまで見づらかった
彼女の顔の表情がはっきりと、月夜の光に照らされて見えた。微笑んではいるが、
目だけは笑っていなかった。
「そりゃあ、あれだけ殺気を出していればな。気がつかないほうが阿呆だ」
「なるほど、他の衛士とは違うよう…。やはり貴女は強いお方ですね…」
「…?」
「失礼します!」
ミシェルはいきなり走り出し、そしてアニエスに近づくと剣を抜いた。アニエスは銃をし
まい、デルフでミシェルの攻撃を受け止める。金属と金属がぶつかり合う音が、静かな街
に響き渡る。アニエスはミシェルの剣を弾き、一旦距離をとる。ミシェルは構えなおし、
再び駆けてアニエスに斬りかかった。
ミシェルが剣を横に払い、そして切り返す。アニエスは一撃目を避け、二撃目を受け止め、
弾いた。そして力任せに振り払い、それを避けたミシェルが体勢を少し崩したのを切欠に、
彼女から離れるように走り出す。ミシェルはそれを追いかけた。
アニエスはタイミングを見計らい、急停止してデルフを薙いだ。だが、慣れない大剣の所
為か、どうしても大振りとなってしまい、ミシェルに簡単に避けられてしまう。ミシェル
はその隙を狙い、アニエスの顔を目掛け斬り上げる。アニエスは顔を引っ込め、紙一重で
それを避けた。その勢いのまま後ろへと下がり距離を取る。
―強い。ただの流浪の剣士ではないみたいだ。
これは、手を抜いている暇はないようだ。そう思ったアニエスは表情をニヤケさせながら
も気を引き締めなおし、デルフを両手で低く構え、左足を一歩前に出す。ミシェルもそれ
に呼応するかのように、右肩に剣を置くような構えをした。
辺りには再び静寂が戻る。二人の呼吸の音だけが僅かに聞こえていた。
「…はっ!!」
5回目の呼吸を終えて、今度はアニエスから仕掛けた。ミシェルに向かって一直線に走り、
まるでデルフの重さなど感じていないほどの速度で何度も斬り、時々速度を落とすなどの
緩急をつけ、ミシェルを翻弄する。突然の動きの変わりようにミシェルは驚き、避ける事
に専念した。だがそれでもアニエスの動きは、ミシェルを捉えていた。
堪らずミシェルはバランスを崩しながらも、アニエスから距離を取った。彼女の額に冷や
汗が浮き出てくる。
予想以上だ。挑んでよかった。そうミシェルは考えながらも、剣を強く握り、そして雄た
けびを上げながらアニエスに向けて突撃した。アニエスもそれに合わせるように駆けた。
そして両者は交差し、金属がぶつかり合う音が辺りに響き渡る。そして、刀身が空を舞い、
両者の間に落ちた。
「…!私の、剣が!」
折れたのはミシェルの剣だった。彼女に握られている剣は、中ほどから真っ二つに折れて
しまっていた。一方のアニエスのデルフは錆びているのにもかかわらず、傷一つついてい
なかった。アニエスはその場で一度デルフを振り、そして彼を見つめながら言った。
「予想以上の丈夫さだ。やはり購入してよかったな」
「褒め言葉、ありがとよ。さてと、あとはあの姉ちゃんに話を聞こうぜ」
「そうだな。…さて、これで私を襲った理由を話してもらえるか?」
アニエスはデルフをミシェルに向けながら言った。ミシェルは少し呆然としていたが、ふ
っと笑い、剣を納めながら言った。
「私は純粋に強い者たちと戦いたかった。私自身が、強くなるために」
「それだけで襲われては、こちらとしては身が持たないんだがな」
「謝罪いたします。貴女のような強い方は、初めて出会いました。…しかし、何故貴女は
そのような強さを持っておきながら、衛士と言う閑職に落ち着いておられる?」
「閑職…か。これでも結構忙しい身なんだがな。昨日も言ったが、私は家族を養わなけれ
ばいけない。ただそれだけだ」
「嘘だっ!」
「…!」
アニエスの言葉を聞いて、ミシェルは目を見開きながら、怒りを込めた叫び声をあげた。
流石のアニエスもそれには驚き、少したじろいだ。と、ミシェルもはっとし、冷静に戻っ
てアニエスに謝る。
「失礼…。しかし、貴女の瞳は、そんな諦めたような言葉では説明つかないほど、秘めた
ものがあります。…そう、私とよく似た瞳」
「…?」
「いや…。度重なる失礼、失礼いたしました。それでは…」
ミシェルの呟きを理解できぬまま、アニエスは去っていく彼女を見送るしか出来なかった。
似たような瞳。そういえば、ミシェルが持つ、あの少しくすんだ瞳は、自分と同じく何か
に復讐を誓った目だ。彼女もまた、心に持つものがあるのだろうか。
「何だったんだ?あの姉ちゃんは」
「…さあな」
深く考えても仕方がない。人には人の事情があるのだろう。そう思いながら、アニエスは
ため息をついて、背中の鞘を取り、そこにデルフを納め、再び背中に背負った。
それと同時に、アニエスの腹の虫がなり、力が抜けてしまったのか、彼女はその場にしゃ
がみ込んでしまった。
「夕食前にこんなことするもんじゃないな…」
「全くだ。相棒も可愛いところがあるじゃねぇか」
「…折るぞ、貴様…」
「おぉこわいこわい」
茶化すデルフに、怒ろうとするアニエスだったが、空腹の所為か、あまり迫力が出ず、更
にデルフを調子付かせるはめになった。仕方ないので、アニエスは大きくため息を吐きな
がら立ち上がり、無視することにする。
「…腕痛いな…。やっぱ、購入して早々、あんな無茶するもんじゃない…」
「なんでぇ、無理してたのかい」
「幾ら私でも、お前みたいな剣を慣れもせずにブンブン振り回せるわけないじゃないか。
まあ、何だ。一つだけわかったことがある」
「何だ?」
と、何となく言ってみたが、アニエスの中でも纏まってはいない。デルフが返答を待つ中、
とりあえず適当に応えてみた。
「…私好みの女だった…」
「ちょ、てめぇ!自重しろ馬鹿!」
「冗談だ」
冗談に聞こえなかったぞ…とデルフは呟くが、それはアニエスには届かなかった。アニエ
スは思う。本当にわかったこと。それは、まだまだ自分が未熟だと言う事だった。ミシェ
ルが何かを大成させるのと同じく、自分もまた復讐を果たさなければいけないのだから。
もっと強くならなければならない。
アニエスとミシェル。似た者の二人は、偶然か必然か、再会する事になるのだが、それは
また、大分先の話になるのであった。
支援
第五話終了です。とりあえずアニメ版のオリジナルキャラであるミシェルに登場してもらいました。
とりあえずこの段階ではミシェルはリッシュモンとつるんでおらず、諸国をさまよっています。
境遇的にはアニエスとよく似てて、結構いいキャラのはずのミシェル。結構好きなんですがねぇ。
アニメでは微妙な退場の仕方をしてしまったので、せめてこの作品では少しは活躍させたいなぁと思ってます。
デルフも登場させてみました。メイジ殺しにメイジ泣かしがつく強さ=プライスレス。
一応今後の話に重大な意味を持たせたつもりですが…まあ、それは後のお楽しみということで。
次回はこの話の第二の重要人物の登場です。ではでは。
GJです。
アニエスさんが微妙にカミングアウト気味? 妹さんの情操教育上よろしくないですぞ。
デルフは、アニエスと組むのですか。確かにガンダールブ能力がなくても十分凶悪な強さになりそうですな。
あと、ダンがいいなぁ。
他のマンガとかでも見たんだけど、意外と面倒見のいい性格してるのかな、ダンって。
銃士の人乙!
使い手の陰に隠れているけどデルフって素で強かったのですね。
銃士さん乙です。
>「「ちょー余裕っす!」」
サイキョーなルイズがイイよ。
銃士さんGJかつ乙
アニ姉さん、あんた……格好良いんだけどガンガン百合の道をひた走ってくれちゃってまぁ……いーぞもっとやれw
そんな格好良いくせに茶目っ気……もとい百合っ気も忘れない貴女が大好きだww
ダンいい人だ、うん
なんかデルフとやたら話が合いそう
そしてサイキョー流の片鱗を身につけたルイズかわいいよルイズ
あと武器屋の親父……ツンデレか……w
さておき、ミシェルが出て来たのはアニメ一作目?双月?
銃士さんGJっす
まさかのデルフ登場ときましたか
ついでに思いついたIF
才人が実はルイズの従兄弟だったら
カリーヌ「あ、姉上!?」
才人母「カリーヌ!?」
才人・ルイズ「「え!?」」
突然別れたまま思わぬ形で再会した姉妹
才人母「それにしても…」
カリーヌ「?」
才人母「子供の頃、泣き虫で私にべったりだった貴女がここまで立派になるとはねぇ…」
カリーヌ「(顔を真っ赤にして)あ、姉上!」
な感じでカリンママの過去が色々明かされるとか。
もし、ルイズがスペルを唱えた対象がが全て爆発してしまったら。
「うんちゃらかんちゃら、使い魔となせ!」
才人爆死。
魔法学院恐怖伝説、爆殺のルイズ
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/04(日) 11:21:33 ID:K5V/yTlm
>>387 >「ルイズのお仕事 傭兵編」とか「エージェント編」
ぬぉおお〜!
読みたい!!
投下お待ちしております
>>412 カリーヌじゃなくて公爵の姉とかでもよさそうだな
才人母「姉の言うことにいちいち口出しするの!?」
公爵 or カリーヌ「あ、失礼しました。姉上…」
な感じで、頭の上がらない存在とか
>>412 >>416 才人が持ってた家族写真をみて驚愕する公爵&カリン様ですね
カリン「ここに写っているのは?」
才人「俺の母さんです」
カリン「・・・・・・姉上」
一同「ええええええええ!」
となると、才人母が虚無の系統ってことか、あるいは虚無と接触したか
しかし自身が虚無ならいくらでも行き来できるから、どこぞの虚無に飛ばされたということか
でもいきなりこちらに来て
「わたしは魔法の国の公爵令嬢」とか言ったら、ただのイタイ娘だなw
サイト母が幼い時に訳も解らず召喚門を開いてそのまま神隠し・・・
これだとサイト母はカリンの娘にした方が良いかも。
サイトの世界を髪の色が青、緑、赤、ピンク何でもある漫画世界にする必要が有る。
らき……イヤ、何でもない
祖先の誰かにメイジがいたのか、コモンスペルを使える才人。
寝物語に先祖の故郷、ハルケギニアの話を聞かされ、まだ見ぬ異界を夢見て育つ。
そんな折、彼の視界に輝く鏡が現れる。
一目で彼は確信した、これこそ扉、彼の地への門に違いない。
メイジの世界に心踊らせ、光の中へと進む少年。
だが彼を待っていたのは、魔法が一切使えぬ代わりに格闘術を習得した、『接敵(ゼロ)のルイズ』との契約だった……!
前代未聞、殴るメイジと唱える使い魔!
後に世界に知れ渡る、ゼロのルイズの伝説の始まりである……!
>>412を妄想変換
才人が実はルイズの従兄弟だったら
カリーヌ「お、お兄さま!?」
才人父「カリーヌ!?」
才人・ルイズ「「え!?」」
突然別れたまま思わぬ形で再会した兄妹
才人父「それにしても…」
カリーヌ「?」
才人父「子供の頃、泣き虫で私にべったりだったお前がここまで立派になるとはな…」
カリーヌ「(顔を真っ赤にして)お、お兄さま!」
以上、才人父とカリンさまが兄妹だったらですた
ある意味最強伝説発令
シエスタの曾祖父がルーデルで当然祀られているのもスツーカ
ついでに複座急降下爆撃機なんでガーデルマンもいっしょに来ている。
かくて才人とルイズの手で「空飛ぶ破壊神伝説」の新たなる1ページが記される。
アルビオン艦隊壊滅、シエスタに与える勲章が足りなくなり新たな勲章を考案する必要に迫られるトリスティンですか。
オスマンを救ったのはシモヘイヘで、サイトのじいちゃんは舩坂弘か
サイト「どうしようルイズ」
ルイズ「どうしたのよサイト」
サイト「火竜の火炎弾にやられたらしい、左腕が黒こげだ」
ルイズ「左腕が黒焦げになったら喋れるはずないでしょ」
サイト「(´・ω・`)」
軍オタ乙。
軍板へどうぞ。
勲章でふと思った。
ゼロ魔の世界の勲章ってどうなっているのだろう。
フーケを捕まえた場合
ルイズ達貴族=称号もしくは勲章を貰える
サイト=平民兼使い魔なので何も無し
サイトの場合は使い魔を兼ねているから主人と一緒にされるとして、平民のみで捕まえた場合だと・・・
・お褒めの言葉のみ
・何も出ない(手柄を貴族に売る)
・賞金のみ
・平民用の称号(勲章)あり
トリスティンの場合、良くて賞金、悪ければ何も出ない可能性があるかも。
トリスティンは貴族至上主義の国だからなあ・・・ゲルマニアが凄くいい国に思える
タバサがジョゼフ直属の状態で裏仕事させられていたら。
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/04(日) 19:15:51 ID:K5V/yTlm
「カラダを使って任務を果たせ!・・・なに、お前の薄い胸も細い腰もある種の人間にとっては
十分魅力的だ!
行ってこい!ど〜んと行ってこい!」
女官やメイドやお付きの貴婦人たちが
「まだ小さいのに」
「帰ってきたらお赤飯だわ」
タバサがターゲットと寝室に入り、いたづらをされちゃうその時!
大げさな音楽とくどい演出に合わせてデウス・エクス・タバサが現れ、
伯父さんをぶっ殺し母ちゃんを元に戻し父ちゃんを生き返らせてハッピーエンド!
>>428 お金くらいは出るんじゃない?
うまくいけば覚えがよくなって騎士に抜擢くらいあるかもしれない(サイトみたいに)
色仕掛けで任務を遂行するタバサ。
色仕掛けで門番の衛兵を誘い出し素早く無力化。
小柄な体で狭い場所にも潜り込める。
寝室、お風呂と場所は選ばない。
彼女の肉体に魅了されたら、それは死ぬときだ。
キュルケに近づいたのは任務の成功率を上げるためとか。
まじでタバサが18禁な目にあったら男性恐怖症になってるな。
この場合、トラウマに気付くのはキュルケかサイトか。
>>431 ・・・で、任務達成して帰還後に報告
「熱心に話しを聞いてくれて、情報を渡してくれた
そして、ジョゼフ様に渡して欲しいとこれを・・・・」
壮年の男同士が全裸で絡み合う絵とか、そーいった小説とか
そして、ジョゼフに対する怪しげな手紙・・・・
なあに、ジョゼフはウホッいい男なのでよっしゃよっしゃと受けてくれるさ
シャルル以外には興味ないかも知れんが
本気で女に飽きたら男ともやりそうだなジョゼフ。
美女の愛人放っぽいといて余所の国にちょっかい出す遊びにふっけていたのはまさか・・・
人間に飽きて、国を相手にしていたってのか!?
ある意味間違ってないのかもしれないけどね。
一個人で天才無能王を満足させられる人材がいなかった、とかそんな感じで。
シャルルでもそうでなくてもいいから、夕暮れの河原で殴り合えるようなライバルがいればなぁ
ヘタリアとな
じゃあルイズガブラスガリアに留学してジョゼフと同世代なら。
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/04(日) 23:49:47 ID:K5V/yTlm
ジョゼフがルイズパパくらいの使い手で、イザベラとルイズが同じクラスだったら
さして問題なかったよーな
ジョゼフは原作でも狂気で戦争をやっていたわけじゃなく、見失った目標(シャルル)の補填だったし。
そもそもシャルルが本音を出すか、ジョゼフが身内贔屓の目で見ず等身大のシャルルを見ていれば原作の様にはならなかった。
そうだね、ハッピー、うれピー、よろピくねーとか言える感じだったら違ってたろうね……
>>449 どっかに、ジョゼフ王が追い詰められて「逃げるんだよオォォォー!」っつって逃げ出すSSがあったな。
>>447 よし!うちにきてミ・マドモアゼルをファックしていいぞ!
歪む前の幼いルイズがサイト(烈風ママンの過ちver)を召喚していたら
サイト(黒髪)=ルイズを守るため原作verより精神的にも成長
ルイズ=サイトが誇れるメイジになるように努力(失敗魔法での爆発の位置、規模の調整は可能になった)
カトレア=サイトの二号
カリン=サイトを見て何か引っ掛かりはあるが気付いていない(サイトの年齢と自身の年齢があっていない)
そういや、過去のスレッドで「普通の使い魔」って無かったっけ?
ルイズが普通のメイジ、サイトに刻まれるのも普通のルーン。
食事も普通に出すし、ギーシュに香水拾って渡せば普通に礼を言われて受け取られる、みたいなの。
何か急に読み返したくなって過去ログ漁ってるんだが見当たらん……
無かったんじゃないか? 俺は聞いて新鮮に感じたけど。
毎日貼り付いてる訳じゃないから保証はないが。
>>454 違った……ここのスレじゃなくて、「あの作品の〜」スレだった。
雑談の中の小ネタなんで、作品扱いになってないんだよね。超短いし。っていうか雑談そのもの。
ああ、あっちだったのか。
俺も何だか妙にツボに入ったので覚えてるよ。
もし送還術が普通にあったら。
Part156にあったよ……「ゼロの平凡な使い魔」。
むう、あっちのスレのまとめには相応しくないし、こっちに勝手に転載するわけにもいかんしなあ。
埋もれさせるには惜しいが……
>>459 スレ違いかも知れないが
「ここのスレに転載してよいか」
「まとめに収録してよいか」
あっちで尋ねてみたら?
作者さんがいれば返事貰えるだろうし、
他の意見も貰えると思われ
その際、作者の人への呼びかけである事に留意な。
要求が先立つ書き方だと他の人から顰蹙あるかもしれんから。
あちらの怖い住人が一緒に付いてこないことを祈る
コワイというか増長しまくっている割にズレている・・・というか
正直あちらも一昨年の年末くらいまではそんなに空気悪くなかったんだがなぁ・・・。
病弱ルイズと黒ルイズを組み合わせたまったく新しい無痛症のルイズというものを考えた。
痛みがないのでいくら傷ついても止まらず、また他人の痛みを斟酌することもない。
魔法ゼロ、痛覚ゼロ、感情ゼロ。それゆえの『ゼロのルイズ』
傷痍軍人となったワルドが鋼鉄の義手の護り屋だったり、才人も召喚という名の単身赴任をしてきた通りすがりのサラリーマンだったり。
没
イフでもなんでもない話。
いろいろありましたが、ハルケギニアも平和になりました。一応。
ルイズが世界扉を覚えて、サイトがついにもとの世界に帰れる。
そんなある日です。
才人たちみんなが、軽く飲んで食べて、盛り上がってるとき。
いつものようにフードファイトのごとく食料を消費していたタバサが、突然口元を押さえ、真っ青な顔で出て行きました。
しばらくして戻ってきた彼女を心配して、みんなが駆け寄ります。
彼女はサイトの顔をまっすぐ見据え、
「大丈夫。心配ない。あなたに迷惑はかけない」
と言いました。
食べすぎでもどすのって辛いですよね。
>>467 才人、心当たりがあるなら責任取らないと駄目だぞ。
たとえ誤解でも。
>>467 きっとタバサは、他にもいろんな「誤解を誘発するセリフ」を連発するんだろうなあと。
「レモンを取って。酸っぱい物が食べたい」
とかなんとか。
心当たりなんか欠片もないサイトは、ルイズに怒られて必死で言い訳するんだろう。
>>465 それなんて闇のイージス?
つーか、それだったらサイトは学院の黒板に1tの靴s……もとい麻薬を隠してた方が
あってる気がするw
クロムウェルの目的が王になることではなくモード大公の敵討ちだったら
ウェールズ=戦いの最中に意識を失う重傷を負いルイズに召喚される
クロムウェル=アルビオン本家を潰し満足、ウェールズの生存を知るが、
死んだはずの王子に興味を示さず死んだままでいないとトリスティンが
滅びる事になると釘を刺す。その後ティファの存在を知る。ティファを
女王にするため、ウェールズを殺し自身が滅びる為の大戦を起こす
(アルビオン王家を否定する内戦の頭目なのでティファを女王にすること
が出来ない)
クロムウェルが矢鱈と熱い漢になった。
虚無と使い魔をごっそり入れ替えてみるIF
アンリエッタ…使い魔ルイズ(ヴィンダ)
マチルダ…使い魔ウェールズ(ガンダ)
シャルロット…使い魔イザベラ(ミョズ)
まさかのサイト…使い魔?(憚られる)
ロマリア「うちの立場は!?」
これではただのカオス、もう少し考えて来ます
ハルケニギアが現代ぐらいに発展していたら。
メイジ平民の差は特になく選択授業で魔法をとるぐらいで使い魔召喚も必修ではない。
ルイズの失敗魔法も向いてないんだから魔法選択しなければいいのにって反応。
>>465 『通りすがりのサラリーマン』に忍術を連想したのは俺だけでいい
>>472 才人はティファニア召喚して、あのけしからん胸にルーンを刻むとか
ブリミルが現れてから6000年・・・貴族の血が拡散し魔法がとっくに選択教科になっていてもおかしくないよな。
6000年とか言っているけど、実はそう思い込まされているだけでまだ500年と経っていないだったら。
>473
なんか、「はぴねす」の設定のようだな
>>475 憚られるのはあの胸に刻まれたルーンの所為か・・・
ルーン刻まれる→とても熱いor痛い
つまり胸を押さえて悩ましい声を上げて苦しみ悶えるテファ。
掲載する事も憚れる。
>>477 となるとサイトは普通科の生徒ってところか。
>>479 むしろノボル作品的には…
ルーン刻まれる→とても熱いor気持ちいい
以下(ry
「あなたと、契約したい・・・」ですね、わかります
胸のルーンが光る→透けて見える。
どんな条件で光るかは分からないが「革命の最先端」とか透けて見えないかな。
むしろ「革命の最先端」が光ったりして。
>>480 トリステイン学園普通科に在籍する、ごく普通の学生サイト・ヒラガ。
彼はある日、奇妙な少女と出会う。
魔法が一切まともに使えないにも関わらず、頑なに魔法科に在籍し続ける少女、ルイズ・ヴァリエールと。
こんな感じ?
たぶん、キュルケ、タバサにルイズを加えて、魔法科名物3人娘。
アンアンは学園長の娘とかで生徒会長。
ティファニアは魔法が使えるのに魔法科に所属せず、近くの孤児院か何かでボランティアしている学生、とかだな。
どっかで類似するエロゲとかマンガを見た気がするけど。
>>478 コルベール「そのルーンを写させてもらえないかな?」
テファ「え!?」
コルベール「ふむ、影に隠れて見えないな。ちょっと失礼」
ムニュ
テファ「キャー!」
的な展開希望
>>474 大丈夫、俺も自称サラリーマンの忍者傭兵が思いついたから
>>476 血縁以外の貴族と平民の差っつーと、
・住居や服飾
・食生活
・教育
ぐらいか
『実は魔法が使えるか否かを決めるのは、幼児期までの食生活だった』という、アレルギーのごとき説を提案してみる
杖の入手の問題とかも地味にありそう。
メイジ以外に作れないとか、メイジじゃないと入手出来ないとか、製造と流通の両面でなんかあるんだろう。
元ネタ忘れたが、
>>487-488にさらに
「気合の入れ方によって違う」
「気合い込めるため筋肉を鍛えなきゃならない」
「鍛えるために健全かつバランスの取れた食生活を」
って話があったの思い出して
マッチョになるまで鍛えまくって脱いだら凄いんですな
コッパゲ想像してワロタ
アニメだが、もしもビダーシャルとの喧嘩でテファが止めたにも関わらず
才人が「テメーは生きる価値もねえ!死ね!」と言って
ビダーシャルを殺してしまったら
ふと、ティファが
「やめてぇ!その人は、その人は私たちの…!」
というのが頭に浮かんだ
ティファじゃなくてテファだったな、すまん
ロックハートのティファは、テファ程じゃないがいい乳をしている。
>487
若い平民から分泌されるミルク状の物質を生まれたときから食べ続けるとメイジになるんですね
>>492 ビダーシャルは衛星すら撃ち落とすのか……
>>473 > 使い魔召喚も必修ではない
動物好きのメイジが自分に合ったペットを召喚する魔法、
みたいな扱いとか。
んで、
下の姉の影響でルイズも何か飼ってみたくなって使い魔召喚、
しかし才人が出てきて大パニック。
それで二つ名がゼロから調教のルイズ、Sのルイズに変わる訳ですか。
まあ、契約は許可されないだろうな。
しかし、携帯とかで「あ、ルイズ?寝坊しちゃってさ、また召喚頼める?」とかってなんか便利に使われそう。
・・・それで商売できるな。ルイズとサイトの運送会社奮戦記って物語に変わりそうな感じ。
人間が召喚されるなんてレアだからとりあえず契約したらになるんじゃない。
教室の場所が変わるぐらいの認識。
お、ID重複。
ルーンに隷属効果がある以上無理だろう。人権団体とかがうるさいぞ、きっと。
>>472 >>475 才人が亡き曾祖母から教わった魔法で、ティファニアとそのお母さんを一緒に召喚とか
一方、アルビオンではモード大公が抜け殻になっちゃって、なんとかしなければと焦りだすサウスゴーダ家。
そんなゴタゴタの最中におマチさんがウェールズ皇太子召喚しちゃってエラい事に。
>>502 > ルーンに隷属効果がある
あくまで疑惑でしかないけどな。
あれはルーンがない状態での才人のセリフ
(「俺はガンダールヴだからお前を守ってたわけじゃねえ」)
を際だたせるための布石でしょ。
それでやっぱり隷属効果がありました、ではお話にならないと思うぞ。
テファに解除してもらった後は、時々あったサイト側の不自然な卑屈さがなくなって
いい感じに対等の関係になってるから俺はあったと思うけどなあ。
無論、否定派の人が思ってるような盲目的な服従を強制できるような拘束力が
あるものじゃなくて、意識の補助輪程度の物だと思うけど。
補助輪というか、標程度じゃね?
彼女をどう想うかで好きになるか嫌いになるかの方向を示すだけで選ぶのは自分みたいな
>>504 そのセリフ自体が洗脳の結果だったとか、悪意と曲解に満ちた二次創作的解釈をされそうだなw
それに原作サイトの場合は、強制するまでもなく目的通りに動かせるし。
(サイトが男のまま、ルイズも男だったら、強制力が発動しまくりだろう)
>>502のは、「ガンダのルーンはともかく、通常のそれは召喚した動物を従える効果があるので、
人間相手の契約は禁止されるはず」の意味ね。念のため。
契約前に通常とは異なるルーンが刻まれるってことは分からないんだし。
>>507 ルイズが男だった場合は強制力でサイトがアッーになるんだなwww
ルーンが消えた時にはもう手遅れでどっぷりと……ww
デレ状態のルイとラブるサイト
それを盗撮する鼻血ダラダラのキュルケ、シエスタ、アニエス、アンリエッタですか。
ルイズが男だったらでサイトと友情物語。
でも手と手が触れたりすると妙にドキドキするサイト。
着替えさせたりするときも「ルイズ(男)って肌きれいだよなー」とか言ったりする。
洗脳というより「これは恋?」と思わせる感じのルーン効果。
ルイズ(男)も満更でもない。「こんな事させるのはサイトだけだからな」
でもヴァリエール家としては×だろうな。
カトレア兄(姉)さんならそんな二人でも応援しそう。
ルイズ(男)の場合、惚れ薬飲んだりして……
「僕が男だから駄目なのかな、……ほら、女の子みたいだろ」
と女装して迫って来たりしそうだ。
ルイズ(男)の場合ワルドとの関係がどうなるのだろう。
「僕のルイズ(男)」とか言うような危ない奴?
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 14:32:05 ID:SYXyNwD2
ワルドは凛々しいお姉さんなんだよ、そん時は。
>>513 ジャンヌ・ジャクリーン・フランソワ・ド・ワルド子爵夫人で。
ジャンヌ「私の目的は三つあった。一つはアンリエッタの手紙、一つはジェームズ陛下、ウェールズ殿下の命、もう一つはルイを我が物とする事だったが…」
ルイを庇い睨みつけるサイト♂とサイトの袖を握るルイを見て
ジャンヌ「それらはどうでも良くなった」
サイト・ルイ「はい?」
ジャンヌ「サイト君、ラ・ロシェールで言った事を憶えているかい」
サイト「確かあの宿で昔、腐女子(ヲトメ)達が創作(801)で遅くまで語り合った・・・」
ジャンヌ「そうだ!私はかつて美少年と少年の801本を描いていた。ある日、不注意から王女にそれを見られてしまった」
ルイ(ひょっとして裏切った理由ってアンに本を見られたからか)
サイト(確かに痛くて国に居れなくなるよな)
年下、しかも男に取られるとか、ワルコさん立ち直れないよなw
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 15:48:35 ID:SYXyNwD2
仮面夫婦
もしくは、オコゲ
ヲトメ(腐女子)なワル子なら従者♂と夫のいけない関係をハァハァしながら観察しそう。
ヲトメ(腐女子)なワル子の創作活動
ワル子「ペン入れしてくれ」遍在1「分かったわ」
ワル子「トーンを貼ってくれ」遍在2「分かったわ」
こんな感じでアシスタントいらず。
ヲトメ(腐女子)なワル子は空賊に捕まった時、
空賊頭「くっくっく、おまえは俺の部屋に来な」
サイト「は、離せよ、あっんん…。ど、何処触ってんだ…よ。……んんんっー」
空賊頭「ぷはっ、たっぷり可愛がってやるぜ」
ルイ「この下郎共、サイトを離せっ」
空賊頭「へっへ、こいつの後はおまえの番だぜ」
こんな事を考えていたりするだぜ、きっと。
空賊頭に連れ去られドロドロにさた茫然自失ルイを助け出し
サイトと絡ませる気だったかも知れないぜ。
>>516 きっと王女に腐女子本の量産を強制されて逃げたんだな
たぶん、王女の指定した組み合わせじゃないのを見られちゃったんだろうな
むしろ、王女の趣味が尽く生理的に耐えられない内容だったんだよ
あるいは、王女とカップリング論争になったのかも知れん
ワ「俺はほのなぎで咲舞なのに、王女はなぎほので舞咲なのだよ!
王女だから王道ってか! しね! 逆カプはしね!」
アン「マイナー厨乙。やってしまってくださいルイズとサイトさん!」
才「いや、なぎさとほのかも咲と舞もリバだろJK」
ル「角翔とキンミズ以外興味ないです……」
史上最低の理由(カップリングあらそい)で戦いが始まる……ッ!
タ「……検索して出てくるヤツはマイナーじゃない……
……全力でピー篠な私に謝れ……」
アンと創作活動でのカップリングで揉めたかも知れない
アン:カトレア(姉)攻めルイ受けの近親もの
ワル子:サイト攻めルイ受けの純愛もの
だったとか。
ながれから男装ルイズを思いついた。
ヴァリエール家には男子がいないし、男の子として育てられる可能性も否定できない。
リボンの騎士カリーヌ
イザベラの趣味で女装美少年なタバサ(シャルル)
ヴァリエール家に男子が生まれなかった所為で男として育てられた男装美少女なルイズ
自分の意思でニューハーフになったキュルケ
〇タナリ美少女のシエスタ
月によって性別が反転するティファ(男の時は下半身が革命的になる)
ノーマルなおマチさん
ですか。
アニメ三銃士なのかベルばらなのか
貴腐人とか女装ショタとか、
百合カプとか薔薇カプとか、
性転換ネタとか男装の麗人とか、
そーいった諸々のネタぁ全部引っ括って
ま る ご と 全 部 好 き だ か ら !
……な〜んて俺の特殊性癖の事なんざどーでもいいんだが、これだけは言わせてくれ。
>>532 キュル姐が昔キュル兄だったなんてのはイヤや……あと
>>527にも質問したいんだが、それの元ネタは何ですか?
タバサが女装美少年だったら
イザベラ「まさか、男に婚約者を寝取られるなんてな(悔しさだけではない憎悪、諦めとも違うこの感じは一体?)」
イザベラが寝取られ属性に目覚めましたメイジのクラスがドットからラインにレベルアップしました。
属性がはっきりした事で成長抑制が解除されます。
イザベラ「違う!アタシは違うんだーーーー」
ルイズが召喚したのがキュル兄だったら
1年で学院の人口が1.5倍に!
>>350 話の流れぶったぎり&超亀失礼
こんなシチュエーションが浮かんだ
サイト「や、ヤンデレだと!?あれは危険過ぎる!
ましてお前は一番やっちゃいけないタイプだ!」
ギーシュ「どんな物でも作ると言ったのは君だろう!?頼む!この通りだ!」
サイト「…分かった、そこまで言うなら仕方がない。
但し特別料金だ。1000エキューは貰うぜ。」
ギーシュ「聞いてくれるならお安い御用さ!」
そして注文のゴーレムを製作し、ギーシュに納めてしばらく経っての事…
サイト「馬鹿、あれほど危険だから扱いには気をつけろと…」
ルイズ「あんたギーシュに何を売ったの?」
ふと思ったIF
ルイズ、シエスタ、タバサ、アンリエッタ、ティファニアと揃ってヤンデレ
危険を察知したサイトは地球への逃亡を企てるが…
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 19:46:56 ID:SYXyNwD2
↑
洒落になっていない・・・
もしもゼロ使の喧嘩描写が殴り合いだけだったら
才人が高い所から落ちても
すぐに起き上がり喧嘩相手に
向ってドロップキックかましたり
コルベールがメンヴィルに目潰しして
、才人に殴られた名無しの兵隊が何かをすり潰す機械に落ちて巻き込まれたり
流血も本編より多くなりそう
これじゃデルフの役割がただのアドバイスする剣になっちまう
キュル兄も身持ちはしっかりしているから大丈夫だろ。
才子「ひょっとしてキュルケってど・」
キュル兄「何かな?(笑顔でフレイムボールを旋回させる)」
才子「ナンデモナイデス。ハイ」
サイト「おどりゃー、タマとったる」
デルフ「おおう、いてもうたれやー」
デルフがすごく短くなりそうだな
>>540 夜は股間がガンダールブなんだぜ
無理無理
ノーマル女性ルイズ
男装女性ルイズ
ノーマル男性ルイズ
女装男性ルイズ
女性ベースのふたなりルイズ
男性ベースのふたなりルイズ
ルイズの性別IFはこれぐらいかな。
ところで、新年になってからSSの投稿が無いようだが?
お前の目は節穴だ
>>543 さらに4つ
男性から途中でTSして女性になったルイズ
女性から途中でTSして男性になったルイズ
男性から途中でTSして女性になったが男装して誤魔化しているルイズ
女性から途中でTSして男性になったが女装して誤魔化しているルイズ
が加わるので合計10種だな
>>546 途中で性別反転して元に戻った場合もあるんじゃね?
るいず1/2
ルイズが男性だった場合、三女→長男になる。
原作以上に厳しい教育をされるだろう。
母親から厳しい実践形式の授業とか。
でもやっと出来た男の子、可愛がりも原作以上ではないのか。
>>548 ヴァリエール家の中庭にある池が実は男溺泉だったんですね。
幼い頃に池に落ちたルイズは、それ以来水を被ると・・・
跡取り息子だから領地運営から戦闘訓練まで徹底して叩き込まれる。
次期領主としての英才教育の結果、魔法、貴族の優位性に疑問を抱く原作とは逆のルイズが出来るかもしれないぞ。
メイジ殺しと領地運営は魔法が無くても何とかなるし。
>>551 ふむ、貴族や魔法を盲信してないどころかうさん臭く(?)思ってる、
魔法と身長以外は完璧超人のルイくんか……ちょっと見てみたい。
雰囲気的にはコッパゲ先生と白めなジョゼフを混ぜたような感じかしらん。
才人を喚ぶのか才兎ちゃんを喚ぶのかは分からんが、どの道楽しげな事になりそうだ。
最後の行からして、魔法を胡散臭いと思ってるんじゃなくて、
魔法が無くてもメイジを殺したり領地運営は出来るのだから、
魔法が使える貴族が偉い!って現状に疑問を抱くってことじゃね?
まあルイズが男の子だったら>549,551のようになるわな。
拠り所が増えるしゲルマニアにもあまり悪感情は持ってないかもしれない。
問題はサイトがどうなるかだが……男なら恋愛が絡まないから難しいかもしれない。
サイトちゃんなら……むずかしいのう。基本が貴種流離譚と騎士物語とラブコメだからなあ。
サイトがリナ・インバースみたいな性格ならいけるかもしれないが
しかし、三人目にして待望の男児にも関わらず魔法が使えないとなると、
元よりも酷いコンプレックスになりそうだし、カトレア以外の家族の誰はストレスでおかしくなるんじゃね?
>>553 あ、『貴族や魔法』の後に『の優位性や絶対性』とでも入れれば良かったのかな、失礼。
……しかし、ルイが地球の情報仕入れた日にゃ、
何かしら貴族や魔法に対する攻撃や批判なんかをやらかしそうな気が……原作ルイズの魔法コンプレックスが原因かしらん。
>>554 >サイトがリナみたいな性格
……ルイくんの胃に穴開きそうだね、それだとw
本編のドシリアスモードな性格ならまだしも、
すぺしゃる辺りの方だと……
流れを切って申し訳ないが、このところここで話題になってた
「ハルケギニア貴族の血を引くサイト」の逆で、
「地球出身なのに、なぜかヴァリエールさんちの子になってるサイトくん」
というネタを考えていたら、とんでもない方向に妄想が広がってきた。
*サイトが10年前にヴァリエール公爵家に拾われ、「相続権のない養子」となっている。
ちなみに、庭の片隅でボーッとしていた幼サイトを「拾った」のはカトレア。
体が弱いのにハンストまでして両親に訴え、サイトを自分の「弟」として受け入れる
ことを認めさせる。最初は渋々だった両親も、10年経つうちに情も湧き、今では
すっかり家族の一員として愛し愛されているサイト。
*カトレアからは「弟くん」、ルイズからは「兄さん」と呼ばれている。
ちなみにエレオノールは(ちびルイズのノリで)「馬鹿サイト」呼ばわり。
逆にサイトはカトレアを「レア姉さん」、ルイズは呼び捨て、エレオノールは
「エレ姉さん」と呼ぶ。ただしかしこまった場面ではそれなりの呼び方も。
*魔法学院に付属(年齢的に中等部相当)があり、ルイズは付属の3年。カトレアが
本校の3年。サイトはこの春、本校の1年に進級。
*カトレアはもちろん、ルイズも普通に系統魔法が使える(ただし、うっかり失敗
すると爆発するのは本編と同じ)。姉妹揃って学業は学年首位クラス。
サイトはなぜかコモンが使えるが、逆に四系統はサッパリ。ただし、ある
「特別な魔法」がひとつだけ使える。
*カトレアはサイトを(弟として)溺愛、ルイズは一見ツンケンしてるが、要所要所
では妹として甘えてくる。
*サイト達の担任はミス・ロングビル。授業は厳しいが、ふだんは話のわかる先生
として生徒たちから慕われている。
*サイトはキュルケ、シャルロット、モンモンらとクラスメイトで、付属時代から
比較的仲がいい。ギーシュとは悪友コンビ。
ちなみにキュルケ、モンモンの性格はほぼ原作どおり。シャルロットは内気で
やや人見知りするタイプ(某ハルヒの仮想世界での長門のような感じ?)。
*昨年、ガリアから鳴り物入りでイザベラが転校して来て、シャルロットが驚いた。
ちなみにガリア王家のジョゼフとシャルルは超仲良し。魔法はドットクラスだが、
智謀と先見の明と大胆な施策で「天才王」と歌われる兄と、大雑把な兄の穴を巧み
に補佐する「秀才宰相」の弟という感じ。本編とはジョゼフ親娘の魔法の腕前が
逆で、イザベラが実は虚無の使い手のひとり。
*イザベラとシャルロットも姉妹のように仲がいい。将来女王になる「お姉ちゃん」
の役に立ちたくて、名門トリステイン魔法学院に留学したシャルロット。そんな
"妹"の気持ちを理解しつつ、シャルロットのいない生活に耐えかねたイザベラが
父王にゴリ押しして、留学してきた。(国元では息が詰まるというのもある)
*イザベラ王女の噂を聞いたアンリエッタ王女が「それなら私も」と身分を隠して
(ただし、鋭い人にはバレバレ)、本校2年に入学してくる。
ちなみに、マリアンヌが「アンリエッタが成人するまで」という約束で暫定的に
王位についている。
*トリステイン魔法学院は生徒の自主性を育むため、「学生会」を認めている。
学生会の現会長はカトレア、副会長がイザベラ、会計がアンナ(アンリエッタの
偽名)で、サイトも活動に誘われている。
*本校進級時の最初の授業における、使い魔の召喚の儀式で、サイトは何と、
ティファニアを召喚してしまう。ただし、彼女の耳はなぜかエルフ耳ではなく
猫耳になっている。顔を合わせて驚くテファとミス・ロングビル。
紆余曲折の末、テファはサイトの使い魔となることに。(ただし、部屋は女子寮)
ちなみにルーンは右手に刻まれたが、特に「神の笛」技能を使わずとも、大概の
動物と仲良しで意思を通わすことが可能。
……と、こんな感じなのだが。
こんな「それなんてギャルゲ、いやエロゲ?」と言いたくなるような設定で、
SSモドキを書いても需要はあるのでせうか。
タバサじゃなくてシャルロットなの?
おマチさんは学校の先生みたいだけど、仕送りは足りるんだろうか。
小さい頃から居るとなると、アンアンやワルドとの関わりも気になるねw
申し訳ない、
>>557だけ読んで書いてた。
特にイベントもなく、すぐにネタが尽きそうなのは気のせい?
>>557-558 需要があるか確認してみるか?
ノ
取り敢えず俺は好物
書く暇あって気が向いたら投下してクレクレ
>>556 戦闘シーンや権謀術数シーンではドシリアスモードでかなり心強いし頼りになると思うよw
普段はすぺしゃるモードだろうから親しくなるにつれて胃が痛くなると思うが。
>557,558
短編連作ならいけるんじゃなかろうか。ノ
ガリアが白化となると、
ロマリア、アルビオン、ゲルマニアが強化、黒化されそうだね
ルイズが幼い頃誘拐されて・・・のパターンで、ルイズが男Ver(つまり跡取り)だったら
色々とんでもない流れになりそう。
お母さんが、探索の旅に・・・とか考えられる。
あと、ルイズと跡取りが双子で、ルイズが誘拐されて「ルイズのお仕事」とか。
ノ
ほうか、他の国も弄ればいくらでもネタはあるのか。
ノ
アンアンとジョゼフが政略結婚したりとか
この世界では中ボス;ワルド、ボス;クロムウェル、真のボス;教皇にして
話を作るつもりなんだけど、指摘どおり、確かに単純かも。
ワルドとサイトの関係は、青年期(大学時代)のディオとジョジョみたいな感じ?
「なぜだろう……、ワルド子爵はあんなにリッパでいい人なのに、正直俺は、
少しも親しみを抱いていないッ!」とか、苦悩するサイトとか。
そこでワルドをお姉さんキャラに
犬を蹴り上げたワルドに激昂して噛むんですね。
カトレア『なにをするだー!』
ゲルマニアの科学力は世界一だけど、特に活躍はしないんでしょうか?
あまり否定的意見は多くないみたいなので、週末ごろまでに1話まとめてみます。
そちらの反応次第で続けるか考えてみます。
>>555 カリンの場合、杖になれないなら剣になれとルイの失敗魔法に適した訓練をするのじゃないか。魔法が成功せず爆発しか起こせないならそれを補うだけの戦闘技術を叩き込むだろうし、魔法が使えないから戦力にならないは許さないと思う。
大公の場合、政治で杖を抜く事は稀だし当主はカトレアにしてルイに実務を仕切らせれば良いやと考えそう。
ネックになりそうなのはエレオノールだけかも。
男ルイズ→盗賊に誘拐される→盗賊に育てられる→いろいろあって独立。
相手を油断させるために女装。
北斗の拳のレイみたいに女と思って襲ってきた連中を返り討ち。
>>570 遅ればせながら、自分も ノ
頑張ってください、待ってます。
>>564 うはぁ……虚無と烈風+ルイズのお仕事、っスか……ヴァリエールの三番目(+四番目?)の子(達)が男女の双子だと、夢が広がる広がるw
収拾つかなくなりそうなのがコワいけど。
>>571 おぉ、何だかみんな柔軟だな。
ルイズも爆発を有効利用してくれそうだ。
エレオノールさんには、失敗して爆発するの変じゃね?
という着想から、ルイズって虚無じゃね?に辿り着いて欲しいなあ
>>572 そして戯れで唱えた召喚魔法でサイトを召喚。
女装しなくても綺麗とか言われ。
ルイ「お、男に言われても嬉しいわけないだろ」
サイト「そりゃそうだな」
ルイ「バカ野郎…(赤面)」
はっ、どこかから腐った電波が。
いいぞ、もっとやれ
>>572 アニエスに女として生きることを諭すんですね
虚無の魔法は命を縮めるとかあったよな。
虚無の魔法を酷使し、髪も真っ白になったルイズ。
ルイズの詠唱に見取れていたワルドに最後の魔法を放つ。テーレッテー。
ルイズの胸の中で力尽きるワルド。
自分の死ぬところを見せたくないルイズは一人小屋の中に入っていく。
ルイズが男で盗賊になっていたら
ルイ=過去に色々ありその事が度々、悪夢になって出て来る。二つ名は「残骸のルイ」。
ルイ「はぁはぁ・・・」
サイト「大丈夫かルイ」
ルイは無言でサイトに抱きついた。
サイト「おい、ルイ」
ルイ「煩い、俺が良いと言うまでじっとしていろ」
サイト「・・・」
ルイ「頭を撫でるな」
サイト「いいだろこれぐらい」
ルイ「・・・チッ」
腐った電波がッ腐った電波がッ
ルイズは魔法が使えなくても、原作通りの可憐な容姿で・・・・・
そして!
人一倍”おっぱい”が大きかったのです!(ど〜ん!)
お隣の領地のお嬢さんが一目見て「負けた」 orz となるくらい
魔法は使えないけど”オンナ”として誰にも負けない彼女。
が、使い魔召喚の儀式でやってきたのが同い年の平民の男の子
同級の男子の総意で「やり直し」を懇願するが、元・「虐殺部隊の隊長」に通じるわけもなく・・・・
ヒステリーとか無くて、最初からサイトは犬になるパターンでのSSとかアリかな?
背は低いがスタイルは良いルイズとはなかなかマニアックなキャラに、
ってかトランジスタグラマーなキャラってあんまり見ないな。
やっぱり背が低い=全体が発育不良という連想になってしまうのかな。
釘宮声の男の子って「ちょっと気弱」的なキャラなイメージがあるな
メイドを見て「まぁ、並よね」とか。
あと、失敗の爆発魔法で服が破れることが多いから
男子生徒は、ルイズが魔法を使うときは”何故か!”
前に集合するとか。
歩くと、”たゆんたゆん” ”ゆさゆさ”・・・etcなんで、
フライを使わないで、一緒に歩く連中が多いとか
でも、公爵令嬢だし、パパンが原作以上にオッカナイから凄く安全なんだな
発育IFだな。
ちっちゃくて可愛いキュルケとかよくね。
性格は原作通り、実力も原作通り。でもルイズよりつるぺた。ルイズより背が低い。
ルイズ、キュルケ、タバサのつるぺたトリオ。
逆転で
ルイズとタバサとモンモンが巨・爆乳でキュルケが貧乳とか。
あと、キュルケは原作通り見事な乳だけど、タバサはもっと大きいとか。
ちなみに、従姉姫も同じくらいで色々悩んでいるから
同類のタバサに何かと優しくて親切
ある意味究極のIf
【ロングヘアード・コルベール】
主人公を変えてみよう。
コルベール
ハードボイルドな過去編から始まり学院で穏やかな生活に落ち着く。
しかしアニエスとの再開からコルベールは過去の罪と対峙する。
ワルド
隊長になるまでのサクセスストーリーから裏切りの誘惑と堕落のピカレスクもの。
ティファ
孤児とマチルダ姉さんとの穏やかな生活。
だが、ある少年(サイト)との出会いからティファは外の世界を知る。
ヴァリエール家跡取りのルイ君はなんというか曹操ぽいな
>>586 というかコルベール先生、一体どうやってあそこまで禿げたんだろう。
年齢? 良心の呵責?
っつーか初めてアニメの方見たけど挫けそうです。メンヌヴィル……
もしも魔法の才はそのままに
タバサ=ジョゼフの娘
イザベラ=シャルルの娘
だったら・・・。
イザベラ死亡だな
魔法の才がないイザベラに北花壇騎士団のお飾り団長ならともかく過酷な任務で生きていけるとはとても思えない
魔法の才がある自分の娘に弟の面影を見て突き放し
魔法が使えない姪に自分を重ねて歪んだ感じに溺愛するジョゼフ
ついにはシャルロットが本当に自分の子かを疑い出してやっかみ
トリステインに留学に……
ソレのSSプリーズ
もしくは
イザベラ=生き残るために必死に戦闘技術を高める
シャルロット=姪が生き残れるように比較的容易な任務を与える
ジョゼフ=イザベラに自分を重ね危険度の高い任務を与えようとするが、
シャルルに似ているシャルロットに強く出れずいつもギリギリの任務になる
かもしれない。
逆逆w
ジョゼフがタバサの息子になってるw
一瞬 タバサはジョセフの「息子」 と見間違えた。
俺をお○ん○んランドが喚んでいるのだろうか?
>>590の場合、そもそもシャルルの娘が北花壇騎士団に入らない可能性について。
イザベラは、魔法の才が低いコンプレックスの上に父を暗殺され、本編と同等かそれ以上のツンに。
正統な後継と目されたシャルルの娘だが、性格と才能の問題から『旗印』にはなりえない。
意味無く処断しては国内に反感を残すが、それが即決起の引き金になるかといえばそうでもない。
生かすにも殺すにも半端な、扱いにくい宙に浮いた存在。
空虚な日々に伯父への憎悪が募っていき、心配するシャルロットにも反発してしまう。
シャルロットは、父の謀殺も無才からの蔑視も受けていないので、素直な良い娘に。
家族を無くしたイザベラや、無能王の謗りを受け他人から距離を置く父を心配している。
本編同様シャルルを暗殺したジョゼフ。
自分に似ず才能ある娘の成長を喜びつつも、どこか線を引いた触れ方に。
イザベラに対しては、共感と近親憎悪、否応なしに思い出されるシャルルの事など、複雑な感情が入り雑じっている。
父の所行を知ってイザベラに辛く当たるシャルロット
シャルロット「お前みたいな能なし、飼ってやってるだけ感謝しなさい」
厄介払いとして留学させられるイザベラ。
ツンツンツン状態だがサイトがフラグをたててデレる。
しかしプライドになるものが天才メイジの娘ぐらいしかないので変なふうに卑屈になるかも。
そのため忍ぶ恋になる。
>>599 いつしか魔法学院に『ルイズとイザベラが顔をあわせる教室に近寄るな』という不文律が
イザベラとルイズは割と仲良くなる気がする悪友的な意味で
同族嫌悪で殺し合いを始めるかも知れんがw
>>600 ルイズは八極拳の使い手、イザベラはサブミッションの使い手ですね、わかります。
様々な武器を使いこなしメイジ殺し、エルフ殺し、吸血鬼殺しになるイザベラ
と罵りながらもイザベラを支援するルイズ
そんな二人の仲介に徹するサイト
イザベラに出番を取られ主従共々空気と化すキュルケとフレイム
イザベラ、ルイズのコンビは無敵じゃないか。
>>602 才人がジョゼフを抑えている間にシェフィールドに殴りかかるルイズを幻視した
「おあいにくさま……! 今時のメイジってのは、護身術も必修科目よ……!」
……そろそろ隔離スレ行きだな
>>603 キュルケ関係ねぇwww
イザベラの場合、体術や武器術を覚えて学園でメイジ達と決闘に明け暮れる日々を送りそう。
ルイズはイザベラに刺激され失敗魔法をある程度制御できるようになる。
そして学園最凶の双璧が「メイジ殺し」のイザベラと「爆殺(ボマー)」のルイズ。
メイジ殺しの腕を磨く事で気付かぬ内に王位から遠ざかるイザベラ。
>>605 魔法剣士イザベラの誕生ですね。
メイジ殺しの剣術にメインには力不足でもサポートには最適の魔法をプラス。
ルイズのIF必殺技を考えてみた。
相手を掴み、至近距離で連続失敗魔法を浴びせる。格ゲーでいう投げ超必殺技。
イメージはKOFの八神庵の三神技の弐。
ルイズがもし幼少期に殺人をしてしまったら。
盗賊に襲われた時に爆発で殺傷してしまいそのトラウマで魔法を忌避するようになったり。
平民は人じゃなくて家畜だから全然OKです。
みたいにママンやエレに教育されるだろうな。
何故か若い姿を保ったままのツンデレ美少年王ジョゼフと、その王佐で飄々とした古狸風の参謀格なシャルル(容姿は原作準拠)。
(表向き敵メイジから受けた呪いで年をとらないという触れ込みを流している)
虚無の担い手として、ルイズの良き先達となる。
またサイト達を翻弄する謎多き男が登場するも、実はかつてジョゼフの使い魔であった人物であり、そして
異世界から呼ばれたサイトの親類(叔父とか)という展開なんていうものを思いつきました。
一応このジョゼフの姿の理由や使い魔の男との離別に関しても細かい設定やらSS(中編程度?)やらを考えてますが、
名前もないけどオリキャラが絡む以上、どれだけ需要があるかわからないので
いっぺんに出すのはよそうかと思いました(汗)とりあえず反応を見てみようかなと……。
611 :
609:2009/01/07(水) 17:03:58 ID:clkqhb3R
・・・なんかここんとこやたらと重複するな。
ルイズ「イザベラ メイジ殺しってのはアレでしょ。常人離れした反射神経や
運動能力、獣のように殺気を感じ、恐ろしい殺人技能を持つ。メイジの詠唱を
感じ動きを読み間合いを狂わせ鋭く動く。銃撃や剣撃、弓で魔法を封じ 相手を
襲い命を奪うのでしょ?・・・じゃあ、こういうのはどう。」
イザベラ「お、覚えていやがれぇぇぇぇ」
爆発に吹き飛ばされるイザベラ
ルイズ「ビンゴ!魔法をなめるからこーなるのよ」
ギーシュ「こ、こんな戦法が・・・ッ!」
ルイズ「戦法?バカが真正面からつっこんでくるから悪いんのよ。詠唱も前振りも
殆ど無い失敗魔法。そして点ではなく避けられない面攻撃。系統魔法と違うコモン
マジックの高速詠唱。避けられるモンなら避けてみなさい。私は非力な少女だから、
メイジ殺しと怖くて正々堂々とケンカなんかできないわ」
もしルイズがわけあって女として育てられていた男の子だったら。
>>613 ひとつ訊ねるが。
それはスカロンか、それともブリジットか
>>609 暴力を振るって良いのは異教徒と化け物だけの人を思い出した。
>>610 詳しい設定を当ててやるぜ!
ジョゼフが歳を取らないのはデビル虚無に取り込まれたからで、
使い魔は最後の力を振り絞って作ったクローン!
中央不敗マスターガリアことシャルルと、その弟子のイザベラ様。
そして、それをサポートするシャルロット。
オリキャラが話の主軸に絡むなら、他でやった方が良いんでない?
ほぼオリキャラ化確定だが、
ジョゼフが召喚したのがシェフィールドではなくサイトの母当然ミョズ
(シェフィールド=変装で若作り装うサイト母でもいいが)
というのを思いつきさらに、
ジョゼフ=サイト父、若い頃召喚に失敗して日本に、
そこでサイト母と知り合い恋に落ちてサイト誕生するもその直後にハルケギニアへ。
十数年後、母が行方不明に(ジョゼフに召喚されてミョズになる)
そしてサイトもルイズに召喚され、しばらく原作通りの展開を経て、
ミョズの正体を知りうろたえるサイト・・・・・
などと妄想してみる。
日本で平賀家と暮らすティファニア親子IF
ティファニア「お母さんは?」
才人「母さんと健康診断に行ってるよ。」
医師A「?…随分変わった血液だな。」
医師B「どうかしたのか?」
医師A「いや、この血液(ティファニアの母の)なんだけど…」
そういやエルフの血ってどうなってるんだろ?
ハーフエルフが生まれるくらいだからそんなに差異はないんじゃね?
(ちょっとした検査で分かるくらいの差異があるなら、子供が出来るか怪しい)
赤血球の形が違うくらいの違いはありそうだな
>>619 そこまで違うと大騒ぎになるんでない?
とかいいつつ、「動物のお医者さん」のチョビと二階堂の検査用血液が摩り替わった話思い出した。
>>615 話の主軸というより、ジョゼフやシャルルの過去の重要人物で、サイトと接点がある
謎多い敵役(ラスボスに非ず)っていう感じです。本編全体でそれほど重要って訳じゃないというか、
登場人物の抱える『過去』の一つというイメージでしょうか。
物語の軸の一つではあるけど、そもそも能力や名前も何一つ考えられそうにないというか(汗)
あくまで『ジョゼフの(元)使い魔がサイトの血縁っぽい人』、そういう人がいることを前提とした
作品世界があったら面白そうだなという感じに考え付いただけので、少なくともSSでの直接登場予定は
ないかも(汗)過去の出来事については割とハッキリ設定あるんですが。
他に誰かこういうキャラを活躍させられる猛者がいらっしゃいましたら是非
投下してもらいたいものです。(まあ、一応これに関連したジョゼフ達のSSを
考えてはいますが)
ジョゼフとサイトが親子だったら
陰謀を企むジョゼフとミューズ
サイト「親父もおふくろも、何やっているんだ・・・」
ジョゼフ「げっ、サイトなぜお前がここに!?」
サイト「シャルル叔父さんがサボっていないで早く戻れって」
ジョゼフ「シャルルだけでなんとかならないのか」
サイト「職人の叔父さんに経営が出来ると思っているのかよ!向かない経営をやらされてかなり憔悴していたぞ!いいから早く帰って来い!」
シャルロット「父上は死んだのでは・・・」
ジョゼフ「俺が王位を継いで暫くゴタゴタしていただろ。だからシャルルは死んだことにして地球…サイトの世界に行って貰っていたんだ」
シャルロット「何で、私たちに」
ジョゼフ「時期を見て言うつもりだったが…勝手に義妹が絶望して毒を呷ったから言うに言えなくなったんだ」
待てやとっつぁんw
と言うべきか、
オルレアン夫人……惨過ぎる……
と言うべきか
……っとこの場合、シェフィ姐とジョゼフの子がサイトで、イザベラは才人の異母妹?
>>623 むしろ弟サイト拉致って使い魔にしたルイズと喧々諤々
ツンデレ姉でサイト好き好きなイザベラ御義姉様でひとつ
オルレアン夫人が毒「煽らされた」事にしてスーパー使い魔タイムに
つなげる展開も良いかもw
何でageてんの?
みんなでサイトの家族を出してるから思いついたんだが平賀家が召喚される使い魔の家系って言うのはどうだろう?
母親がガリアに、父親がロマリアに、兄あたりがアルビオンに召喚されるの
>>627 なぜか
.@@@
@# _、_@
(# ノ`) ←平賀母者(ガリア行き)
_〃` ^ 〈
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)←平賀父者(ロマリア行き)
/ \
∧_∧
( ´_ゝ`)←平賀兄者(アルビオンア行き)
/ \
∧_∧
(´<_` )←平賀弟者(トリステイン行き)
/ \
OK、世界扉ゲット。
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 流石だよな俺ら。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
ガガガガ・・・・
というイメージががが
>>624 自レスだけど毒「煽っ」ちゃ駄目ぢゃん
俺バカス
まさかのルイズ×コルベール。
ダングルテールの虐殺を最近の出来事にしてコルベールの年齢も当時の22歳にする。
命令の真相を知ったコルベールは軍をやめる。(表向きの記録には残らないが、正式な脱隊)
自暴自棄な生活をしていた所、オールド・オスマンに拾われて魔法学院の教師になる。
しかし、罪の意識に苛まられるコルベールは機械的な授業をするだけであった為、生徒からゴーレムという渾名をつけられる。
そんなある日、コルベールは「ゼロのルイズ」という逃避と出会う。
必要以上にルイズの世話を焼くコルベールの様は、「ゴーレムとゼロはできている」という噂が囁かれるほどであった。
やがて訪れた使い魔召喚の儀式でルイズはサイトを召喚する。
ルイズが魔法を成功した事は喜ばしかったが、サイト自身に対しては特に興味を示さないコルベール。
だがギーシュとサイトの決闘の後、コルベールは一転する。
コルベールから見て、サイトに青銅のゴーレムを斬ることが出来る程の剣の使い手には見えなかった。
その力の秘密がガンダールヴのルーンである事に気付くが、秘密を漏らさない為にオールド・オスマンにすら知らせない。
アルビオンにアンリエッタの恋文を回収しに行くことになったルイズとサイトとコルベール。
道中キュルケとタバサとワルドが加わり、ラ・ロシェールで多少苦戦しながらも全員揃ってアルビオンに渡る。
途中で空賊に偽装した王党派に捕まりそのままニューカッスル城へ。
恋文を回収し脱出直前、ウェールズ王子を殺したワルドからレコン・キスタへ誘われるルイズとコルベール。
ルイズはきっぱりと拒否するが、トリステイン王国の汚れ仕事をこなしていたコルベールは揺れてしまう。
ルイズに説得されて誘いを断ったコルベールはサイトと協力してワルドを退けた。
つかの間の平和、嵐の前の静けさ。
レコン・キスタとの戦争が時間の問題とされる中、トリステイン魔法学院にアニエスという女性が訪れる。(年齢は原作通り)
ダングルテール唯一の生き残りである彼女は、ワルドによってコルベールが故郷を焼き払った部隊の隊長であると知らされていた。
しかし、彼女は知らない。同じくワルドの手によって1人の男が魔法学院に襲撃をかける事を。
白炎のメンヌヴィル。ダングルテールの虐殺の実行部隊であり、部隊を脱走して傭兵に身を窶して尚コルベールとの再戦を望む盲目の火メイジ。
逃避し続けていた罪を目の当たりにしたコルベールは、アニエスの望みに身を投げ出そうとする。
炎蛇と白炎と復讐者の三つ巴にゼロと神の左手が加わる時、コルベールは一つの答えを見つけ出す。
※タルブ開戦の前にメンヌヴィルによる襲撃が起きています。
※グリフォン隊の隊長であるワルドは実験小隊隊長だったコルベールを知っています。
※偏在無しワルド対コルベールなら、コルベールの方が強い設定です。
サイト「親父…俺、この娘の使い魔になったんだ」
ジョゼフ「ほ〜う」
ルイズ「いえ、その(さ、サイトあんた平民じゃなかったの)」
サイト(親父が王様なんてこっちに来てから知ったんだぜ)
イザベラ「決闘だァァァァァド貧乳ゥゥゥ」
ジョゼフ「・・・了承」
シャルル「まあ、溺愛していた弟が拉致同然に攫われ使い魔にされればこうなるか」
シャルロット「アレが溺愛(幼い日、嬉々としてサイトを泣かすイザベラを回想)!?」
シャルル「好きな子ほど虐めたくなる。シャルロットもいずれ解る日が来るさ」
モリエール(ジョゼフ兄様に無能王の噂を流し、追い込んでいたのは嫉妬じゃなくてひょっとして愛情表現?)
長髪コルベールと聞くとどうしても落ち武者カットしか思い浮かば ぬ
ザビエルカットとか
>>634 イザベラ「──こンのウシチチ娘がぁああぁぁぁっツ!!」
と川原でド突き合いの果てに
友情して夕日に向かって走る
とわかっています
無論揺れ弾む光景を見ていた諸君の半数は
前屈みになっているのは言うまでもない
そういえば、普通の牛の乳房ってどうなってるんだ?
よく見る乳牛のそれは品種改良の末ああなった可能性があるし、ハルケに乳牛がいるかどうか
年中空中で涼しいアルビオンはいい牛乳の産地になるに違いない
特に南部産の品質は住人の胸のサイズに見られるように一目瞭然
ティファニア登場以降、虚無の使い手は、皆・・・爆乳!、とゆーのが通説になり
ジョゼフがとかの正体が判明しにくくなったりな。
ジョゼフはピザデブで爆乳に
始祖ブリミルが最初の腐であり、使い魔はアシであった。
虚無とは世界の理を曲げる腐の技であり、エルフ(反腐)からは悪魔と呼ばれた。
しかし始祖とカップリング対立を起こしたある使い魔の反逆により、
ブリミルは聖地を奪還することなく、志半ばに倒れた……
今に至るまで、始祖降臨祭は冬コミと呼ばれている。
夏コミは?
やっぱ、漢の祭りか?
>>635 バリエーションとして、
イザベラ「この汚乳!!(おちち)」
>>640 神の右手「辛味亭」(やたらと熱い。あと肉弾戦が強い)
神の角笛「CAT OR FISH!?」(周囲を誘導するのが上手い)
神の頭脳「Jamming Book Store」(世界観が深い)
……とかって阿呆なことを思いついた。
クロススレですらないなこれは。
>>589 ドイツにはムッツリ酔禿技術者が日本より沢山いるんだわさ
ガリアで幼イザベラが盗賊Aに攫われる。
トリスティンで幼ルイズが盗賊Bに誘拐される。
盗賊Aと盗賊Bが合流する。
幼イザベラと幼ルイズが協力して逃亡。
この後の展開は………
1、現実は無情である。盗賊に捕まり青い蕾が散らされる。
2、世界扉発動、平賀家へ。
3、メンヌヴィルの気まぐれで拾われる。
4、みんな大好き武器屋さんが二人を拾う。
5、ガリアから助けが来る、ルイズもついて行く。後にジョゼフと同じ虚無だと分かる。
とかどうだろう。
5は読んでみたいな
3が見たい。
よりにもよって白炎。どうなっちまうんだソレ
>>645 6、二人で協力して、それぞれの故郷に帰る旅に出る
途中、様々なトラブルに巻き込まれ、数々の冒険を乗り越え
笑い、涙し、ケンカすることもあるけど、うっかり仲直りしすぎて愛が芽生えたり
ついでに世界を救うこともあったり、後の世にこの二人の旅をモチーフにした絵本や劇が大ヒットしたり
わたし達の冒険はこれからだ!
ルイズの声はH原か?
で、イザベラは露出度の高い衣装で。
2がみたい
ついでに>>622の封切はいつかな?
誰もイナイ? コソーリネタ投下
一見原作通りに話が進むが、どこか微妙にズレたサイト。実は、このサイトは「被召喚〜対七万人特攻&玉砕」
までを、これまでに何十回となく繰り返していたりする。時間が巻き戻るとサイトを含め全員の記憶がリセット
されるため気づいていないが、事の中心にいるサイトは無意識下に僅かに記憶が刻まれているのか、
初対面の人の名前を呼んでいたり、知らないとできないはずの行動をとっていたりする。
すべてを知る(記憶している)のは唯一デルフリンガーのみだが、饒舌なデルフもこの件に関してだけは
黙して語らず(ただ、「よう、今回は随分早かったな、相棒」とか意味ありげなことは漏らしたりする)。
また、一種離人症的に物事を客観的に見ているタバサは、おおよその事の次第に気づいており、
サイトにそれとなくアドバイスしたりする(ジョゼフや教皇もタバサと同じ程度の認識)。
サイトはルイズばかりでなく、ループによってはシエスタやアンリエッタ、時にはタバサやキュルケ、モンモン
とすら想いを通じるが、誰と恋仲になっても結局「特攻&玉砕」のイベントは起こってしまう……って感じ。
ニコ動の「ゼロ魔×pray」のMADを見てて思いついた(百年の時をループしても〜ってヤツね)。
うまく書ければ面白そうなのだが……問題は、そんなシリアスで切ない物語を書くだけの技量が自分に
ないことなんだ。
>>652 某カナカナと鳴く蝉のような感じかな?
こういうのは合作しやすいよな。
『俺、タバサ編書くわ』『じゃあ俺はキュルケ』『なら俺はモンモン!』
『おれは意表をついてフーケで』『なら裏をかいてアンアン』『もっと裏をかいてマリコル(ry』
的な感じでループを書き続けて、最後の一人がループの謎を打破して7万特攻を生き残る大団円を書く的な。
問題はループまでが長くて一人一人が途中で挫折しないかって事と、毎度毎度サイトに少しずつ謎を解くヒントを与えていかなきゃいけないこと。
打ち合わせも必要な感じだな。
クロスチャンネルってゲームを思い出すな。
>>654 タバサがループから外れる方法を発見し、微妙に成長してたり、エロ下着を着用したりするのですね、わかります。
>>653 それじゃ俺は最終章デルフ編を考えておくわ。
女装美少年のルイと(ルイを正体を知って何かに目覚めた)キュルケは誰もいないのか。
サイト「お、男だったのか」
ルイ「そ、そうだよ・・・何か悪いのかよ」
キュルケ「何処も悪く無いわ、むしろ萌え萌えでGJ(グッ)」
サイト「扉も窓も開いた気配はありませんでしたが、どちらから?(軽い混乱)」
キュルケ「美女は秘密が多いものよ」
ルイ「出てけぇぇぇ」
AK47があるように
もしもアルビオンかガリアに
2次大戦後のソ連軍が味方についていたら
、才人と同じ世界の人間と戦うって展開が見たいから思いついたけど
これはオリキャラになるからダメかな?
鮮血と煤にまみれ、全身にひどい矢傷と火傷を負いながら、それでも少年はいまだ"戦場"に立っていた。
「なあ、デルフ。俺、また、ここで死ぬのかな」
「ああ、たぶんな……って、相棒、もしかして記憶が!?」
少年の左手に握られたインテリジェンスソードが、驚いたような声をあげる。
「さあな。よくわかんねーけど、前にもこんなことがあったよな?」
「相棒……」
無機物でありながら、人語と人の心を解する魔剣は、それゆえに言葉を続けられなかった。少年の背負った過酷な運命と彼の心情が痛いほどわかるがゆえに……。
少年が立ち止まったのを好機と見たのか、彼を遠巻きに取り巻く"敵軍"の群れから、無数の火球が飛来する。
ひとつふたつ、無理すれば5、6個くらいまでは、彼の手にする魔剣で薙ぎ払うことも可能かもしれないが、優に100を超えるファイヤーボールを一身に受けてはさすがにどうしようもない。
「ごめん、ルイズ。やっぱり、俺はここまで……」
剣を杖代わりにかろうじて立っていた少年の口から、謝罪の言葉が漏れたが、最後まで言い終える前に、その姿は爆炎の中へと消えていった。
* * *
今年の春のトリステイン魔法学院の"使い魔召喚の儀式"では、ちょっとした椿事が発生していた。
密かに「ゼロのルイズ」と陰口をたたかれている公爵家の娘が、何度かの失敗のすえ、ひとりの"平民"を使い魔として召喚したのだ。
いや、それは本当に"ただの平民"なのだろうか──奇妙な服を着て、"背中に古びた剣を背負った"その少年は。
本来なら、「さすがはゼロのルイズ」と囃し立てるはずの同級生たちも、固唾を飲んで見守っている。
なぜならば……。
召喚された少年は、ルイズの顔を見た途端、歓喜の表情を浮かべて彼女に抱きつき、同時に声を殺して泣き始めたからだ。
召喚した相手が美少女だったからうれし泣きしている、といった風情でもない。
それは、あたかも引き裂かれた半身に再び巡り合ったかのような、哀切すら感じさせる号泣だった。
そして。
奇妙なことに、抱きつかれている相手──ルイズの方も、とりたてて抵抗することなく、それどころか黒髪の少年の頭を心なしか優しい手つきでゆっくりと撫でているのだ。
本来の彼女なら、「へ、平民のクセに! 離しなさい、このバカイヌ!!」と怒声をあげて振りほどき、ビンタのひとつやふたつくれていてもおかしくない。
実際、ルイズ自身、自分の心の中に湧き上がるその衝動に戸惑ってはいたのだ。
(この少年を守りたい)
(この少年が愛しい)
(この少年は自分を絶対に裏切らない)
初対面なのに、そのはずなのに……なぜかそんな想いが次々と心の中に浮かんでくる。
ルイズは心に膨れ上がったその衝動のままに、ひとつの言葉を口に出していた。
「おかえりなさい……サイト」
「!」
ハッと少年が面をあげる。そして、涙に濡れた本来ならとても男前とは言い難い状態のはずのその顔で、ニッコリと笑ったのだ。
「ただいま、ルイズ」
無防備で、いじらしく、それでいてどこか哀愁と深みを感じさせる笑顔を見て、ルイズは胸の鼓動が急速に高まるのを感じる。
嗚呼これは反則だ、とルイズは思う。こんな笑顔を向けられて胸が「キュン!」とならない娘がいるだろうか。いたら、ソイツは乙女じゃない。
怒りや羞恥とは逆のベクトルを持つその感情に顔を真っ赤にしながら、ルイズはコントラクトサーヴァントの呪文を唱え、己が腕の中にいる少年に口づけたのだった。
──以上、出だしの部分はこんな感じでしょうか。
今回記憶が保持されたのは、死の瞬間たまたまデルフを左手に握っていたため、
記憶消去が作用しなかった……というヘリクツで(それまでのループではすべて
途中で手放していた、と)。
ぱっと見ルイズルートっぽいけど、「以前の」知人(ヒロイン)達に会うたび、
サイトの脳裏に(その娘のルートを辿ったときの)記憶が甦り、心が揺れる……
ってな設定にして、そこから各ヒロインのルートに枝分かれさせれば、比較的
好き勝手できそうではあります。
某セミの話はもとより、「N7」や「P17n」、「三日」、「恋唄少女」などループ系のゲーム
はけっこうありますけど、SSでこれができれば画期的かもと思ってみたり。
>>657 きっとタバサも女装美少年だな
王位継承の争いに巻き込まれたくないからと両親が偽ったとかでw
>>660 そこはやっぱ召喚で終わるんじゃなくて全員の記憶が覚醒してレコンキスタ撃破or戦争回避を目指さなきゃ
一周目の虚無(ゼロ)隠し編は原作の助からなかったverか。
前日譚でジョゼフもループしてたとかは
最終的にシャルル殺害がループを抜け出すのに必要で原作より虚無的な性格になってる。
サイト中心のループの時はその事を覚えていないとか。
もしサイトがジョゼフの息子なら
母親は日本人でジョゼフが少年時代に召喚。
互いにひかれていたが身分違いとジョゼフに婚約者(イザベラ母)がいたために諦めていた。
イザベラ母はイザベラを生む時に死亡。その後サイト母はジョゼフの妾になってサイトを生む。
ジョゼフがシャルル派に狙われているのを知り庇って殺される。
二人の子であるサイトも暗殺の可能性があったから幼児の時に地球へ。
地球で保護されたサイトは平賀家に養子へ
母親がいないイザベラにとってサイト母は母親と同じ存在でサイトの事も大切にしていた。
サイト母とサイトを失ったジョゼフは狂ってイザベラも義母と義弟を失った悲しみと原因の娘のタバサが憎い
とかどうだろう
>>655 !? サイトが狙撃されちゃう!
それで宝探しに来て地球製の服を着た誰のものともわからぬ死体を見つけてしまうのですね。
>>610の続きでとりあえず過去のあらまし
かつてトリステイン魔法学校に留学していたジョゼフは、サモン・サーヴァントによってシェフィールドを召喚。
しかしその時、ふとした手違いによって地球から前述の『男』をも一緒に召喚する。
この時点でミョズニトニルンは原作通りシェフィールドなので、ジョゼフと男の間には使い魔契約もなくルーンも通っていないが、
一応彼もまたジョゼフの使い魔という触れ込みで生活することになる。
当時は大した事件がなかったのでジョゼフも自身の系統を自覚をするような機会は訪れず、コンプレックスは解消されてはいないが、
この時はかなりはっちゃけてた『男』の起こす騒動に振り回されつつ友情を築き、シェフィールドもまた『男』と惹かれ合って
いくことになる。(この当時に在学中だったルイズやキュルケの親達と知己になる)
帰国後も彼の存在がキッカケでそれなりにシャルルと歩み寄りつつあったが、ここで父王がジョゼフを後継者に指名、これによる
シャルルの祝福を受けたことなどから再び距離が出来てしまう。しかし、『男』やシェフィールドの励ましを受けて弟に本音を
ぶつけてみようとした矢先、家臣の一人が他国と手を結んでクーデターを引き起こす。これ以降ガリアにおいて長い内戦状態が
続くことになる。
その際、ジョゼフとシェフィールドは自分達の能力の覚醒と力の意味を知るに伴い、ガリアを守る為に戦いを決意。
また同盟を結んだトリステイン(前述の他国と対立していた)から貸し出された始祖の祈祷書によって習得した
『世界扉』の呪文を行使し、これ以上戦火に巻き込まれる前にと『男』を地球へと強制送還させる。
↑続き
それから数年、内乱の続く中ジョゼフは行方不明となり、シェフィールドもしばしの間シャルルの下で戦うも、やがて主の行方に
関する有力な行方を掴んだのか単身飛び出していった。そして代理で兵や家臣を統率するシャルルはこの有事において初めて知った
『人を束ねる』事の意味、自分ひとりの手に幾千幾万もの命が委ねられるというその重圧と責任に、次第に心が擦り切れていく。
彼が軍勢を率い、敵の本陣に乗り込み最終決戦に臨んだ時、突如として本陣は謎の光で消し飛ばされる。呆然と立ちすくむ
シャルル達の前にジョゼフが現れるが、しかし、当時と変わらない姿の兄を前に、極限状態に追い込まれていたシャルルは
フェイス・チェンジで化けた偽者と判断。彼に攻撃魔法を向けるが―――。
(以後、場面SS)
それは、清廉なまでに澄み切った光の柱。穏やかにして鮮烈という矛盾した印象を纏うそれに触れただけで、渾身の力を込めて放った
エア・ストームが霞のように消えていく。その瞬間、自分は恐らく夢幻でも見るような心地に包まれた。恐らく、後ろに控えていた近衛
騎士達も同じだった筈だ。
やがて光も風も消え去ったその後には、よく見知っている姿が手にしたワンドを天高く掲げたまま、幼さの残る鋭利な瞳をもって
自分を射抜いてくる。
「―――シャルル、いい加減話を聞け」
鮮血と煤、汚泥に塗れたその姿。身体から滲む疲労に掠れた声。しかし、それでも尚澄み切った輝きを失うことのない、大海のようにも
蒼天のようにも喩えられる『蒼』がそこにある。自分と血を分けている証。ガリア王家の嫡子である証。嘘偽りでは決してない。
その姿に、一体誰が『能無し』の罵倒を叩きつけられるのだろう。
ボロボロの状態でありながらも、スクウェアクラスの使い手であるシャルルの魔法を無力化し、この軍勢に怯むことも退くこともなく
しっかりとこちらを見据えるその姿を。
―――ああ。
頭の内側を鎚で打ち据えられるような、痛いほどの耳鳴りが止んでくれない。
魔法。
兄にはなくて自分にあるもの。なかったが故に、兄を孤独に追い込んできたもの。―――自分にあったからこそ、安心できたもの。
王位を得る為―――自分の居場所を守り続けんが為、血の滲む思いで磨いた力も、己が誇りを打ち捨てて家臣達を煽り、
影で兄を貶めてきた事も。
これで、今までの全ては意味を失くした。
「―――今までずっと、音信不通だったのは悪かったと思ってる。だが、こっちとしても色々あったんだ。とにかくこれから―――」
その時、兄は自分の顔を直視していなかったのだろう。きっと、見ていたのなら言葉を失う、そんな酷い顔だった筈だ。
―――だから、こんな風に首に手をかけるまで、彼は動かなかったのだ。
驚愕に見開かれた瞳が、呼吸を妨げられる苦痛に次第に歪んでいく。あの頃と変わらぬ、年端もいかぬ少年の身体がビクビクと痙攣する。
やがて渾身の力を振り絞り、兄は自分の手を払いのけ、そして急激に酸素を取り戻したせいかゲホゲホと咳き込んだ。
どうして、と訴える目。だが、彼の自分を見る目は今も尚『兄弟』へ向けられるそれだった。
本当にあの時と変わらない兄。弟への嫉妬の感情を持ってはいても、決して自分のように相手を貶めることで自分の居場所を得る、
そんな方法を選ぶことのなかった兄。
―――多分、兄のような存在を持ったことが、きっと今の自分に残された、最後の誇りだった。
「―――ねえ兄さん、チェスと同じくらいに、面白い勝負を思いついたんだ」
きっと、最初からこうすれば良かったんだ。まだ魔法を持たなかったあの時にこうしていれば―――『兄を消していれば』、
こんなに悩むこともなかったのだ。
「お互い、魔法で勝負して―――『生き残った』方が、王様になるんだよ」
―――仮面を自ら脱ぎ捨てたハリボテの王子の顔は。
昔日に還ったかのように無邪気であり、孤独だった。
次回、蒼兄弟によるデンジャラスタイマン編です。種明かし全くしてなくてすいません。書きたい事を書き込んでいる以上、
私はもう後悔はしない(きっぱり)
とりあえずこれ以降はSSの中で徐々に明かしていこうかと。あと、やっぱ『男』は直接登場しません(笑)
ルイズもお仕置きが切ない部分への打撃ではなく「電気あんま」だったら
もっと下僕に出来たと思う
なんでageてんだ?
676 :
629:2009/01/08(木) 17:10:05 ID:oa4dKqRQ
>>639 あぁ、変に期待させちまったか・・・すまん。
ちょっと前にコルベール改変があったから考えてみたネタなんだよ。
凝り性なもんであそこまで膨らんだが、実際にSSには出来そうに無いな。
>>669-673 なんでageてんだ?
ageて板の上の方にあると、変なの来るからsageてくれ。
>>677 すいません、スレへの投下自体は経験が少なかったので、ageかsageかどっちがいいのか
判断出来ませんでした。
>>677は俺がそう考えているというだけで、このスレにはsage進行というルールがあるわけではないのですが、
他にSS投下をしている作者さんはsageてますし、普通のレスも基本的にsageですよね。
半年ROMれじゃないですけど、分からなかったからスレを最初から読むなり質問するなりした方が良いと思います。
IF事件発生→IFキャラ誕生のパターンと
性別や属性が違う→生まれたときからIFキャラの2パターンあるね。
IF事件の代表が「幼い頃に誘拐される」「世界扉を開く」かな。
他にも運命を大きく変えるIF事件はないだろうか。
例えば「エレオノール学生結婚事件」とかどう?
教師の炎蛇さんと飲酒→就寝→結合→出来ちゃった。
ルイズ達の時代にどんな影響を与えるのか。
キュルケがもし男だったら
サイトがキュルケに誘われた晩
サイト(当ってる腕に柔らかい物と下半身に固い…物!!)
キュルケ「どうしたのそんなに怯えちゃって」
サイト「き、きゅ、きゅ・・・」
キュルケ「ひょっとして、これに驚いているの?これを見てどう思う(そそり立つ黒光りする何かをさして)」
サイト「凄くご立派です」
キュルケ「嬉しい事言ってくれるわね・・・さあ、やるわよ」
サイト「やらないかじゃないのかーーー」
キュルケ「だって収まりつかないもの」
マホニー「キュルケ、待ち合わせの時間に君が来ないから来てみれば……」
タックルベリー「僕より、その平民の方が良いのかい!」
キュルケ「たくっ、仕方が無いわねまとめて相手にするからこっちに来なさい」
他の恋人達「アーーーーッッ」
キュルケ「さぁて、メインディッシュをっていない!!」
サイト「あ、危ない所だった(ゼイゼイ)」
>>680 とりあえず、コルベールさんの頭髪は全滅してそうです。
もしくは愛する男の為に毛生え薬を開発してしまうのか!
運命を大きく変えるIFといえば、「シャルル生存ルート」とか?
コルベールの二つ名が胃炎になるのと、エレオノールに余裕が出るぐらいの変化しかないかも。
トリステイン貴族や王室のバカさ加減に嫌気がさしていたサイトは、
アンリエッタがルイズに会いに来た夜とうとうキレてルイズと袂を分かつ。
魔法が使えなくても支配階級になれるゲルマニアへ行きそこで大活躍。
・・・これゼロ魔か?
>>685 拘束制御術式(召喚)が効いてきた頃だから難しいのじゃないか。
>>683 >運命を大きく変えるIF
ちょっとこれの一部まとめてみっか
ストーリー開始直近、または前後で死んだはずの人が生きてて大きそうなのは
・ヴィットーリア生存ルート
→「ダングルテールの虐殺」「教皇のスタンスと境遇」の変化に伴うIF
・シャルル生存ルート
→「ガリア情勢」及び「レコン・キスタ」他本編の変化に伴うIF
・先代トリステイン王生存ルート
→「トリステイン国内外情勢」「レコン・キスタ」
「ダングルテールの虐殺」と「魔法研究所実験小隊の境遇」の変化に伴うIF
・プリンス・オブ・モード(モード大公)及び夫人の生存ルート
→「アルビオン国内外情勢」「レコン・キスタ」「フーケおよびティファニアの境遇」
「始祖信仰のあり方」「エルフとの関係」の変化に伴うIF
・佐々木 武雄(シエスタとジェシカの曾祖父)
オールド・オスマンを救けた米兵
クリスティナの師匠(本編開始前年に死去した日本人・古武道の師範)生存ルート
→「漂着した地球人関連事項」の変化
「地球の文化・文明による影響」に伴うIF
・ウェールズ・テューダー生存ルート
→既に多いため割愛
>>687 取り敢えず思いついたとこだけざっと上げたが、この辺他にあるかね?
一応注釈
「先代トリステイン王」はジェームズ一世・モード大公の実弟
アンアンパパンでマリアンヌ旦那、事実上の宰相としてマザリーニ起用した
>>688途中で切れた・・・
忘れてたが
>>687 ・先代トリステイン王生存ルート
「帝政ゲルマニアとの関係変化」
国家間関係が変化する為
対レコン・キスタ軍事同盟とアンリエッタの政略結婚の扱いが変わる
逆に、テファやマチルダが生き残ってなかったら。
それが
>>652のネタに続くわけか。
ティファ死亡=サイト戦死だし。
誰かの従兄弟の才人IF(実はアンリエッタ、ティファニア、ウェールズの従兄弟)
実は才人の祖母は当時のアルビオン王と恋仲にあった女性
しかし色々と反発を食らい、祖母は身を引く事に。(この時点で既にお腹に新しい生命が)
その後、祖母はどこぞの虚無の手で地球に渡り、娘(才人の母)を出産。
娘はやがて平賀何某氏と結婚し、才人誕生。現在に至る。
ルイズに召喚されてから
オスマン「で、その少年は本当にただの平民だったのだな?」
コルベール「いえ、実は魔力の反応が…」
ルイズ「そのペンダントは?」
才人「お祖母ちゃんの形見だ。離れ離れになった人との大事な思い出だって…」
アンリエッタ「(才人の持っていたペンダントを見て)(あの紋章は!?)」
ジェームズ一世「あの者、どことなく父上の面影が…」
ウェールズ「え?」
IF:実は才人はアルビオン王家の子孫
タバサが即位して最初に出したお触れが「毎食ハシバミ草を食べること」だったら。
>>693 実験農場でハシバミ草の品種改良したりするんですね。
ところで今回(15巻)までの騒ぎで、ガリアは諸外国にどれほどペナルティを払うことになるやら。
領地割譲、賠償金、他。
才人には結構な褒章が出るべな。
なんせ、ロマリア軍が手も足も出なかったガリアの秘密兵器(ヨルムンガンド)を単騎よく撃退したのは彼であるし。
>>694 品種改良されてより苦くなりました。
シャルロット陛下は毎日ボウル一杯召し上がります。
ボウルのサイズは直径50サントですが何か?
>>695 普仏戦争では敗戦国のフランスに50億フランの支払いとアルザス・ロレーヌ地方3県を割譲させドイツへの大きな遺恨となった。
ガリアに遺恨を作るのはトリスティンとしては得策じゃない。虚無が無ければトリスティンはただの落日の弱小国にすぎない。
ハシバミ草が日本に輸出された様です
愛知県・某喫茶店
「甘口ハシバミ草スパ」
「ハシバミ草ピラフスペシャル」
「氷ハシバミ草」
某喫茶店の山を全て征服するタバサ嬢か。
サイトが佐々木さんみたく神隠し的に召喚されたら。
見知らぬ土地、通じない言葉
野盗、野生動物、現代っこの体力。
そんなかんなで限界一歩手前でルイズに召喚される。
こういう場合ならルイズはすごい恩人になるな、言葉がわかるようになるし安全な寝床。
ガリアとの講和
講和内容を巡りサイトと強硬派が対立
虚無がいなくなった後、トリスティンに何が出来ると問題発言を飛ばすサイト。
理性では理解しているが感情で認めたくない強硬派はサイトを毒殺を企てる。
タバサがサイトの身代わりになり死亡(シャルロットの末期の言葉「今回は守れた」)
絶望しトリスティンを去るサイト、ルイズに新たな使い魔を召喚させる為に次々と襲い掛かる刺客。
タバサの死を利用しシャルルの死もトリスティンの謀略にして国政を掌握するイザベラ。
講和だけでイザベラ主人公の軍記ものか、世捨て人サイト放浪記のネタになるな。
マザリーニが教皇になったら、ってルートはどうでしょ?
何も変わらないというか衰退中の落日王国にいるからマザリーニは生きているのではないだろうか。
マザリーニが教皇だとそれだけで死亡フラグ。ヴィットーリオ、ジョゼフの謀略で早々に退場しそう。
むしろマザりんがロマリア側に内通しているんじゃね?
マザリーニが先手を打って、ヴィットーリオあぼん
アルビン&トリステイン、ジョゼフの謀略にあっさり陥落
そしてヴィットーリオの虚無(力技)に返り討ちに遭う。
キュルケのIFってあんまり無いなぁ。
まあ原作的に、ルイズ、サイト以外だったらタバサやガリア王家あたりが弄り易いのは間違いないとは思うけど。
ゼロのキュルケって、原作設定的にあり得ないんだっけ?
虚無は始祖の血で、ゲルマニアには始祖の血脈がないとかなんとか、そんな話があったようななかったような。
貞淑かつ思いっきりいい人なキュルケとかどうかね。
ルイズのことは母性愛的に可愛がってて、突然異世界に飛ばされたサイトのことも面倒見てるとか。
もしくは、ガチで隠すことなくルイズを愛しちゃってるキュルケ。
サイトは恋のライバルです。一緒の部屋で寝るとか許しません。それならと自分もルイズの部屋に押し掛けてきます。
かなり筋肉質なキュルケ
拳に炎をまとわせて殴るのが得意技
カトレアとキュルケの立場を入れ替えるIFと原作をちょっと弄るIFか。
ボーイフレンドを連れていたのも自分に振り向かないルイズへのあてつけだった。
710 :
652:2009/01/08(木) 23:44:16 ID:VNGX1udq
亀レスだが、666の前日談的展開は、「ループ・ゼロ」(仮称)提唱者としてもぜひ見たいです。
ちなみに、トゥルーエンドでは、やはり特攻+玉砕&ループか……と思わせておいて、
そこで新たな要素であるテファのゲートが開き、ループを脱する、という形で
〆められそう。
ただし、その後日談は、原作と同じ展開になるはずが、ループ中に立てまくった
フラグがすべて残っており、スクイズ並みの超修羅場決定とか。
711 :
652:2009/01/08(木) 23:45:29 ID:VNGX1udq
<ルイズ以外のルート時の一例>
●シエスタ
サイトが特攻かましているころ、学院から暇をもらったシエスタがタルブ村へ帰郷。
下腹部をさすりつつ、「あなたのお父さんはね、この国の未来とみんなの笑顔を
護るために戦いにいったの」とまだ見ぬわが子に話しかけている。
●アンリエッタ
色々な局面でサイトに守られるうちに、徐々に心惹かれるようになるアン
アンだが、トリステインの危機に単身戦場に向かうサイト。
「殿方は、いつも戦ばかり……」と嘆くアンにサイトは答える。「俺はこの国
"なんか"を守るために戦うわけじゃない。惚れた女(アン)を護りたいから
戦場に立つんだ!」
●タバサ
サイトにどこか親近感を感じるタバサが接近し、この世界の理に近いふたりは
その疎外感ゆえに引かれ合う。タバサを過去のしがらみから断ち切るために
サイトはあえて無能王の策謀に乗り、絶体絶命の死地へと旅立つ。
「だめ、お兄ちゃん……」「心配するな、タバサ。俺か必ずお前の笑顔を取り
戻してみせるから!」
●モンモランシー
ある時、デルフが試みにサイトにこれまでのループのことを教えるが、その
あまりの悲惨さにサイトが「どうせ何やってもムダなんだ」と無気力になる。
そのため、原作のごときご都合主義がなりを潜め(奇跡は「起こる」のではなく
「起こす」ものだから)、何人もの人が傷つき倒れる。それらは、サイトが
奔走していれば助かったかもしれない人々。その中には、戦場で命を
落としたギーシュも含まれていた。ギーシュを失い悲嘆にくれるモンモンを
見て、ようやく自分の過ちに気づくサイト。せめて、彼の代わりに彼の
愛した人を護ることを誓うサイト。色々あって彼女と親密に。
●キュルケ
ごめん、思いつかない。
廚二病全開すぎワロタwwww
>>711 他のヒロインとのフラグ立てるのは出来ても最終的にルイズを振り切るのが大変そうだ……。
ルイズの逆鱗的には特にキュルケだけど、とりあえず何も思いつかないのはちょっとひでぇww
>>712 厨二病? それがいいんじゃあないか!
ベタだろうがなんだろうが、厨二病作品には厨二病作品なりの楽しみ方があるのだよ
俺は嫌いじゃないぜ
キュルケルートか。
ルイズの帰省の時にサイトは学院に残らせればいいんじゃね?
そしてメンヌヴィルの襲撃から命がけでキュルケを救うサイト。
焼けぼっくいに火がつく訳ですよ。
715 :
652:2009/01/09(金) 00:09:07 ID:UKQY+8WD
>ルイズの逆鱗的には特にキュルケだけど、とりあえず何も思いつかないのはちょっとひでぇww
確かに(笑) キュルケファンの人ゴメン。でもマジで何も思いつかなかったんだが……。
>714の人
ブラヴォー! これなら違和感なく繋がりますな。
もしも「唱えた物みな嘔吐物になてしまう呪い的魔法ネ!」なルイズだったら
サイトが日本人ではなく日系?ゲルマニア人
日本人工業技術者の父とメイジの母の間に生まれる
ツェルプストー家とは付き合いがあり、キュルケとは昔からの仲
当然ヴァリエール家との仲はよろしくない
武器屋に並ぶヒラガ卿製作の武器とか…
いかん!こんな事したらゲルマニアの国力がやばい事に…
>>717 あっちの世界でのドイツになりそうな・・・
キュルケを虚無にする場合、一番あり得るのは、
ヴァリエール家の男を一夜の逢瀬の相手としてたらし込んだツェルプストー家の娘の子が跡継ぎになったケース
(つまり男は妻に出来ると思っていたけど、女はセフレ止まり程度に考えていて、男が恨むパターンの関係)
何代にもわたって因縁が続いているだけに、ヴァリエール家から虚無の血筋が入るのが自然かなと。
と、ゆーか血統で考えるとそれなりに近い親族の可能性が高いな
婚約者とか恋人だけでなく、女房まで寝取られてるそうだし
ヴァリエール公爵×キュルケママ=カトレアの妹、ルイズの姉のキュルケ。
公爵浮気IF、そしてキュルケ虚無IFに。
あと疑問に思ったんだが虚無ってそれぞれの国に一人ずついるけど
そんなきれいに分かれるものかな。
それで思い付いたのがヴァリエール三姉妹全員虚無IF。
後一人は適当に。
あと一人はアンアンで。
虚無の一極集中か
ガリアの場合
ジョゼフ、シャルル、イザベラ、シャルロット
アルビオンの場合
モード大公、ティファニア、ジェームズ一世、ウェールズ
ロマリアは難しそうだ…
思い切って唯一の虚無とか
んで、まさかの平賀家
(実はブリミルの子孫&才人は四兄妹)
そういや、三ヶ国の王族とロマリアの高級神官を曾祖父母に持つ才人がいたな
>>721 アンリエッタからしてアルビオン父×トリステイン母だもんな。
もう1人は教皇でいいんじゃね?
ロマリアの虚無って血統で受け継いでる感じがしないんだよな。
なんか、教会に伝わる秘儀で人工的に作り出してるイメージが何故か。
始まりが始祖の弟子だしなあ。
教皇になると虚無になる
>>717 親だとビジュアルがかわるから
曾祖父の代にしたら
ドイツと日本は同盟軍でドイツには女性士官がいたからな
助けたらメイジだったとか
タイガー戦車は入れ替わりに消えた
>>727 曾祖父もしくはその1個上の世代だと、丁度亡命ロシア人とか結構多いから、
そゆのも良いかも。
亡命ロシア人と思っていたら実はメイジな婿養子みたいな。
そういや、大泉晃さんはハーフだかクオーターだっけか。
キュルケメインを書くとフレイムが活躍すると、クロススレの魔砲の人が証明しました
よかったな、みんなの大好きなフレイムを活躍させることができるぞ
41236P
キュルケのおかんの使い魔ヴィンチ村のレオナルドさんでキュルケのおとんだったら
>>732 誤爆かなとおもってたらそういう意味かw
俺はてっきり41236人プレイかと・・・・・・
シエスタが虚無だったら
親善交流の一環でジェームズ一世がトリスティンに滞在、その時世話をしていたのがシエスタの母。
一時の過ちからシエスタが出来てしまう。
王位相続の際の混乱になるとシエスタを殺そうとするジェームズをオスマンがとりなし、
目の届く所に置く事とこの出来事を他言しない事を条件にシエスタは殺されずに済む。
>>735 虚無の4人目はシエスタ
そう思っていたころが僕にもありました(AA
>>721 @始祖ブリミルが因果律を操作した。
A各王家に虚無の系統が目覚めやすくなる様な秘密の儀式が存在する。
他にどんな可能性があるだろうか?
今代については偶然とか
6000年の間に結果的に目覚めなかった素質保有者たちで
同様なことがそれなりにあった可能性は高い
虚無が何度か生まれてってのはエルフが言ってた
血の濃さだと思う。
先祖返りで庶民やどこかの貴族が潜在虚無になるが教育の関係で素質は眠ったままに。
公爵令嬢や王子でも爆発しか起こせない事で相当叩かれていた。庶民は魔法以前の問題、貴族で顕在化しても爆発まででそれから先は周囲の無理解で虚無の系統に目覚める事無く終わるパターンが殆どじゃないのか。
日本刀で100人斬り殺せるほどの戦闘力をもち、銃剣と単発銃のみで40万人殺すなど原爆以上の破壊
力を持つ携行兵器を誇り、各植民地で無駄に現地人を殺してまわるほど武器弾薬が余っていて、揚子江の
川幅を2m以下にしたりするほどの高い土木技術を持ち、沖縄で米軍上陸後も市民に玉砕命令が出せるほ
ど命令系統がしっかりしていて、 日本兵の数を上回るほどの従軍慰安婦を一日に一人あたり何十人も暴
行するほど体力と食料があって、開戦前からオランダ占領時のインドネシアにも日本軍用の慰安婦を送り
込むほど 先見性があり、AVが無かった時代にも関わらず慰安婦に顔射するほど独性に富み、韓国で文
化施設はもちろん 一般家庭にある辞書から料理本に至るまで処分してまわるほど暇で、保護するために
植民地ではなく併合したにも関わらず、韓国の運気を捻じ曲げるために、山の頂上に鉄杭を埋め込むほど
風水に明るく、当時の朝鮮の人口のおよそ半数近くを日本へピストン輸送するほど燃料と船舶が豊富で、
中国で家々に火を放ちまくり無駄に虐殺した民間人の死体を一カ所に集めて、たっぷりとガソリンをまい
て燃やすほど石油資源に余裕があり、韓国の優れた建築施設・街・鉄道を全て接収することなく破壊し尽
くした上、新たに日本の駄目な建築物に建て替えるほど資源と資金が有り余っていて、11歳が戦場で暴れ
回るほど若い内から逞しく、終戦後になぜか強制連行を 行いまくるほどの軍備と余裕があり、圧倒的科
学力を誇る朝鮮の反日勢力に なぜか圧勝するほど運がよく、朝鮮人を殺しまくりながら人口を2倍にする
という魔術を持ち、敗戦国でありながらGHQを手玉にとって朝鮮戦争を起こすようコントロールするほど
政治力と外交能力に長けた日本人の血を引くシエスタ
それなんて極道兵器?
>>741 何このバケモノ・・・
って思ったら特アの発信してる日本イメージの事かよwww
複数言語に翻訳して、海外の中国人韓国人が出没するBBSに貼り付けるよろし
特アすげーな
IFに戻るとして
ルイズが召喚したのがデルフだったら・・・
どんな種族でも操る(操られた方に反作用あり)妖剣デルフ
>>747 神の盾が手にするのではなく
手にした者が神の盾になると
ほんとーに、傭兵でもなんでもない無学な平民の少年が召喚されてたら
いったいどうなっていたんだろう?
公爵様のお嬢様と聞いて、いきなり土下座とか
嗜虐心に打ち震えるルイズ
シエスタみたいな胸に脂肪をぶら下げた平民の美少女だったら、
二人してメイドと女主人の午後ごっこにいそしむ毎日になりそうだ。
ルイズがそれを望まないから出ないのじゃないか。
ルイズは魔法が使えないと解っても馬鹿にしない相手を望んでいるのだから
候補になるのは
1.魔法とは無縁の異世界の人間
2.デルフ、地下水らの生きた物達
3.人間社会の柵の外に生きる何か
4.アンアン、身内の誰か
5.自分以外の虚無の使い手
になると思う。
革命胸のハーフエルフが召喚されたら、扱いによっては
オマチさんに暗殺されそーだな
キュルケのIF・・・メンヌヴィルの義娘ってのはどうか
・幼い頃(旅行中か何か)に盗賊に襲われ連れ去られるキュルケ
↓
・暇つぶしに盗賊を全滅させたメンヌヴィルに
「火のメイジか・・・・ククッ、いい目をしてるじゃねぇか」
とか言われて気に入られ、義娘(兼弟子)となるキュルケ
↓
・義父の傭兵の仕事を手伝っている途中で義父の探す「隊長」に似た人物が
トリスティンの魔法学院にいると知り、好奇心から単独で潜り込むキュルケ
↓
・思っていたよりも府抜けた「隊長」・・・コルベールの姿に「自分でも倒せるのでは」と思い、戦いを仕掛けるも返り討ちとなる
その後も少しずつ関わっていく間に次第に惹かれていく(その他に、タバサの任務に傭兵として関わり、お互いを戦友・悪友と思う仲になったり、
家同士の因縁がないため、ルイズの悪友兼相談相手になったりする)キュルケ
↓
・学院襲撃の際にコルベールと対峙するメンヌヴィルにどうすればいいか思い悩み、
隙を突かれ、やられそうになるコルベールを助け、彼とともにメンヌヴィルを倒してしまうキュルケ
↓
・キュルケ「義父さん!」
メンヌヴィル「へっ・・・気にするな。子供が親を越えていくなんざ当り前なことだ」
コッパゲ「メンヌヴィル・・・君は・・」
メン「隊長よぉ・・・・ガキなんか持ったせいで俺もあんたと同じく丸く・・・甘くなっちまったみたいだぜ・・・」
コッ「・・・・」
キュ「・・・・」
メン「・・・じゃあなぁ隊長、先に行ってるぜ・・・キュルケのことは・・・たのんだ・・」
とかまで考えた
>>753 おマチさん視点のおっぱいエルフの受難
なんか面白エロそうだな
ルイズとのキスで胸にルーンが刻まれ悶えるティファ
前屈みになる男共とエロい空気に当てられ赤面する女子か。
そのシーンでは服が一時的になくなるんですね
>>753 その場合まず村の子供たちを何とかしないとまずい(ルイズだってテファから事情を聞かされたら
放置しないだろう)から、オスマンに許可を貰ってウエストウッド村にむかうことになるんじゃないか?
オスマンの所に行けばおマチさんにも会うだろうし、あとはキュルケ達が好奇心から同行すれば
「女だらけのアルビオン珍道中」みたいな話にはなりそうだ。
>>738 偶然説はアリだと思う。
ハルケギニアの長い歴史から特に激動期だった何年間かを切り取ったのが
ゼロ魔本編ってことで。
サイトがヴァリエール家の使用人だったら
サイト「・・・え?ルイズお嬢さま?」
ルイズ「なんであんたが?」
サイト「いえ、裏で薪を切っていたら、鏡みたいなのが現れて、それに触れたらここへ」
ティファの村では子供の世話をしながら、失踪した主の帰りを待ち続けるサイトが居ると。
虚無の使い魔がみなサイトだったら
昭和時代のギャグまんがに「おそ松くん」とゆーのがあってな・・・・
>>762でちょっと妄想
ジョセフが幼い日のイザベラ、シャルロットと同じぐらいの男の子(サイト)を召喚。
使い魔が娘達と同年代ぐらいだった事と物怖じしなかったサイトはイザベラ、シャルロットの遊び相手になる。
ある日、イザベラが宝物庫から持ってきた使用法不明のマジックアイテムをサイトが使いシャルルの策謀(本音)が発覚、蟄居を命じられたシャルルはジョゼフに戦いを挑み敗れる。
モリエールは毒杯を呷り、一人になったシャルロットはトリスティンへ行きサイト達はバラバラになる。
時は流れジョゼフの秘書代わりを勤めるサイトの前にいつか見た召喚門が現れサイトはルイズの召喚に応じる。
ルイズとジョゼフの使い魔はクリアーできるとして、胸革命エルフも死に掛けた所に現れた召喚門に飲み込まれた事にすれば良いとして、問題はヴィットーリオ、こいつとどう繋げるか・・・
日本人だけど、イタリアの若本さんの孤児院で育ったことにすれば宗教繋がりでイケるぜ!
>>754 ピッコロさんを思い出した。
思いっきり異端扱いされるかと
もしも才人が気が弱く、捻くれ者で人見知りが激しい男だったら
ルイズが起こした爆発でブチきれてルイズと衝突したり
アニメだがアンリエッタの依頼で金を全部すってしまったルイズに向って
涙目で「だからボクは反対したんだ!こんな無謀な依頼を引き受けるのはよそうって!」
とルイズに言う光景が目に浮かんだ
虚無の使い魔がみんなサイトだったら
ジョゼフがサイトを召喚、ジョゼフが召喚したサイトをルイズが召喚、ヴィットーリオに拉致られ洗脳+召喚。
サイト救出に向かうルイズ達一向、イザベラの言葉で洗脳が緩み混乱したサイトはふらつきいつの間にか開いていた召喚門に吸い込まれる。
全て使い魔の力を得て憚られる存在になったサイトをティファが召喚。
この場合、サイトの主はジョゼフ、ルイズ、ヴィットーリオ、ティファ誰になるのだろう。
そりゃー、あれだ。四人でそれぞれ才人の四肢を持って、引っ張って決めるんだよ。
まあ、決まらなかったら、四分割にでもすりゃーいい。
虚無の使い魔がみんなサイトだったら
ジョゼフがサイトを召喚、ルイズがサイトを召喚、ヴィットーリオがサイトを召喚、ティファがサイトを召喚
ドキッ! サイトだらけの使い魔大会!
>>772 才人達が集まったら
最強の軍団になりそう
敵の本拠地に波のように押し寄せていく才人軍団
ボスにとどめ刺す時は二人になって才人2が才人1に
ガンダールヴの力を与えて才人1がガンダールヴの力をフルパワーにして
ボスに止めを刺す これはこれで見てみたい
すいません誤爆しました
話し合い
ジョゼフ「サイトを始めに呼び出したのは私だ。最後まで面倒を見る責任がある」
ルイズ「お言葉ですがサイトは陛下の所の権力闘争で心の傷を負い、癒しを求め私の所に来ました。なので私がサイトの面倒を見ます」
イザベラ「その事だったらもう解決したよ。こいつはアタシとシャルロットの婿だ。人の婚約者を取るのがトリスティンのやりかたかい?」
タバサ「・・・(赤面)」
ルイズ「重婚は始祖が禁止していますわ」
イザベラ「始祖は始祖今は今さ、胸囲ゼロのヴァリエール」
ルイズ「サイトを尊重しないとまた逃げられますわ。デコのイザベラ殿下」
イザベラ「ふふふふふ・・・」
ルイズ「うふふふふ・・・」
ヴィットーリオ「彼は・・・いえ、何でもありません(ルイズ、ジョゼフ、イザベラに人攫いが何を言っているという目で睨まれ沈黙)」
ティファ「大変ですねサイトさん」
サイト「あははは・・・」
ティファ「もし良かったら私の所に来ませんか」
ルイズ・イザベラ「ギロ」
ティファ「なんですか・・・(たゆん)」
これで一本書かないか?
>>774 量産偽ガンダールヴを単騎で蹴散らしていく才人、という構図を連想した
>>780 誤爆だったのですが、喜んで頂けて幸いです
全てのルーンを身に付けたサイト想像した
「ゼロの使い魔・2回目」とゆーのがそういう話だ
>>782 趣味全開で書いたSSだというのに、たびたび話題に出してもらえてうれしい限りです。
現在、ルイズのお仕事 傭兵編を執筆中。でも難航中。
勢いがのってくると一気に書けるんですけどね、暗殺者編の後半とか2日くらいで書いたし。
待ってくださってる奇特な方は、期待せずにお待ちください。たぶん来週末くらいまでには書きあげます。
>>785 楽しみに待ってます。ルイズもワルドも格好良かったので、他キャラがどう描写されるか期待。
逆行転生ジョゼフ。生まれ変わったらルイズになりましたとかそんなIF。
とりあえず、兄弟関係で前世で苦悩したジョゼフだけに、あの家族には大層癒されるだろうな。
んで、カトレアを癒すために早期の虚無習得をめざすとか。
一方、ガリア関連に関してはどう動くか。
放置?それとも介入?
でも本格的に介入して改変を狙うには相当に幼いうちから動かないとならんからどうなるやら?
ジョゼフとルイズの立ち位置変更だと
ギーシュがシャルル化しそう
シャルル=感情の起伏が激しくツンデレで歳を感じさせない幼い外見の姉が可愛くてたまらない。魔法使いとしては一流だが為政者としての能力は並
ルイズ=よく壊れる弟の補佐に忙殺される
ミューズ=ルイズの使い魔、ルイズの世話をしていてよく鼻血を噴出す
タバサ=伯母に壊れる父に嫌気が差し留学
ジョゼフ=決闘では負け知らず、魔法が失敗だけでもヴァリエールと周囲から一目置かれる存在になる
キュルケ=ジョゼフを負かす事に情熱を燃やすが一勝も上げたことが無い
ギーシュ=軍事の名門はグラモンでは無くヴァリエールと言われる現状に我慢できない。烈風のカリン、指し手(戦闘、学科、チェスに関しては負け知らずでゼロとは言われない)のジョゼフにコンプレックスを持つ
冷めたジョゼフとよく熱くなるサイトの友情物語になるかも。
ルイズの傭兵
はようへい
なんちゃって
>>789 『早うせい』と掛けるにはちと酷しい
……『ゼロの妖精』?
ルイズの容姿や年齢や性別なら、切った張ったの傭兵よりも
非合法の破壊工作員の方がありえるよな。
個人相手の暗殺とかでなくて、兵站拠点とか社会の中枢インフラとか
人材養成機関を狙うとかで。
鏡っぽいものに触れる前のサイト
├→ルイズに召喚されたサイト
├→ジョゼフに召喚されたサイト
├→ティファニアに召喚されたサイト
├→ヴィットーリオに召喚されたサイト
└→鏡っぽいものをすり抜けて地球に残ったサイト
鏡っぽいものに触れる前のサイト
├→ルイズに召喚されたサイト
├→ジョゼフに召喚されたサイト
├→ティファニアに召喚されたサイト
├→ヴィットーリオに召喚されたサイト
├→鏡っぽいものをすり抜けて地球に残ったサイト
└→鏡に映った自分にうっとりしてただけのサイト
最後のはマルコリ
ルイズがシャルルの姉だったらシャルルがダメ人間になりそうな気がする。
ルイズ「何処でもいいから留学したい?」
シャルロット「はい、父上と暫く距離を置こうかと」
ルイズ「まあ、気持ちは解るはシャルロット・・・私も貴女ぐらいなら同じ事をやったわ」
シャルロット「では」
ルイズ「OKよトリスティンのオスマン老師に話は通しておくわ」
シャルロット「伯母様は?」
ルイズ「アレ(シャルル)に国を任せられると思う」
シャルロット(フルフル)
ルイズ「そう言う事、自由を満喫してらっしゃい」
シャルル「なぜ、私に黙って行ったんだシャルロットおおおお」
ルイズ「バカ言っていないで、ちゃっちゃとこの書類に目を通す(ドサ)」
シャルル「シャルロット・・・シクシク」
この場合、イザベラ様はルイズの娘になるのだろうか?
>797
ツンデレ、癇癪もち、口が悪い、つながりでワリと似てるかも。
胸のサイズが遺伝しとらん!
>>799 脚の速い馬から常に脚の速い馬が産まれるとは限らない。
カトレアさんが実例じゃないか。
それはトンビが鷹
ルイズとイザベラが親子
イザベラ「シャルロットは留学か…アタシも行くか」
ルイズ「何処に行くつもりかしら」
イザベラ「可愛い子には旅させろって昔から言うだろ」
ルイズ「なら、貴女は駄目ね」
イザベラ「ふーやれやれ、貧相なのはその体型だけじゃなかったみたいだね」
ルイズ「(ピキ)そうなら貴女向きの取って置きの旅を用意しておくわ」
そして・・・
イザベラ「貧相な身体を馬鹿にされたぐらいで実の娘に吸血鬼退治をさせるか、ふつー」
足蹴にされているエルザ「・・・殺しなさいよ人間」
ルイズとイザベラが親子というIF状況をIF事件で作れないか考えてみた。
世界扉があるくらいなら時空扉とかあるかもしれない。
時間移動したルイズと青年ジョゼフの大冒険。
始祖の香炉と土のルビーで二人は自分たちが虚無だと知る。
未来に帰るか、それとも過去に残るかルイズは悩む。
ルイズは過去に残り、二人は結ばれる。
イザベラはこうして生まれた。
つまり、時空を超えた愛によってイザベラは誕生したというIF
聖フランシスコ・イザベラ
世界扉があるのなら、世界とかあるかもしれない。
……加速を極めるか、加速の上のレベルにある虚無がそれか?
加速は極めるとラディカル・グッドスピー(ry
もし、ハルケギニアにGで13の人みたいな人がいたら。
?「ガリア王ジョゼフの殺害を頼みたい」
G?「報酬は10万エキュー。クルデンホルフ銀行に」
数日後、ジョゼフ王が殺された。
信じられないほどの遠距離から、何かで撃たれたらしい。
魔法でも、ボウガンでも、マスケットでも届かないほどの遠距離から……
このことから、ロマリアが所持する「場違いな工芸品」の関与が指摘されたが、使用方法すら判っていない武器の関与の可能性は早々に除外された。
真面目に捜査する者もなく、迷宮入りは必至である。
そのころトリステインでは。
「サイト、最近金回りが良いようじゃない。まさか、だ、だだだ誰かに貢がせてるとかじゃないでしょうね」
そのサイトだとルイズは召喚当日の晩にやられてるぞ
もちろん、犯られてるさww
『おマチさんがオスマンの嫁になるIF』という電波を受信した。
宝物を盗むためにオスマンに近づいたら早々に正体やテファのことを調べられて孤児院に、援助金と『秘書をしてくれて助かっている』って感じの手紙がオスマンから送られる。
そんでテファから『ミス・ロングビル宛』の手紙が学院に届き、オスマンは全てを知っていながら秘書として雇ってくれていることを知ったおマチさんは、
盗賊稼業を止めるか否かと葛藤したり、オスマンが不意に見せた父性や長生者の悲哀などの普段とのギャップに心を動かされていく。
しかし貴族の名を失くした女と魔法学院の学院長では釣り合わぬと反対されたり、
そのとおりだと思ったおマチさんが思慕の念を表に出さぬように我慢したりとか、色々と障害はあったけど最終的にはゴールイン、と。
内縁の妻でも可。
そんで結ばれてからはオスマンはセクハラどころか照れまくって名前を呼ぶのすら一苦労になる。
「ミス・ロングビル。紅茶を淹れてくれんかね」
「二人っきりのときは名前で呼んでくださる約束でしょう?」
「………あー、その……マチルダ」
「はい、アナタ♪」
みたいな。
もしくは使い魔で下着を覗けば「ご自分で確かめてみてください♪」と言われたり、
尻を撫でれば「あん♪ いけませんわ、誰かが来たら……」と言ったりするように。
……ああ、そんな! 巨大ゴーレムが! 窓に! 窓に!
『812の命、確かに領収いたしました。 土くれのフーケ』
そのサイトの守備範囲にルイズ、タバサは入らないから大丈夫だとしてやばいのは
・おマチさん
・イザベラ
・モンモン
辺りになりそう。
モンモンは入らないと思うけどキュルケとか、シエスタとかはありだろ?
>>812 天使のようなおマチさん、略してエンジェルおマチと申したか。
J9って知ってるかい
タバサが魔法の才能はそのままにHというIF
タバサ「死ねええええ!!!」
ジョゼフ「イクスプロージョン!!」
タバサ「ゴフッ!!」
ジョゼフ「バーカバーカ」(黒こげのタバサを踏んづけながら)
タバサ「アタイはバカじゃないもん!バカって言った奴がバカだもん。バーカバーカ」
イザベラ「アンタも毎日毎日懲りないねえ・・・。」
カステルモール「ふう、今日も平和ですねえ」
タバサがヴァリエール家でルイズがシャルルの娘のIF
シャルロット=何を唱えても爆発しか起こさず、周りから馬鹿にされ続け無口、無表情の周囲から距離をおく少女になった
タバサ(ルイズ)=裏表が無い原作を少し丸くした感じの性格、任務終了後にイザベラと罵りあうのが恒例
モリエール=ルイズが潰れると面白く無いとの理由でイザベラの監視(保護)下に置かれている
キュルケ=周りから距離を置いて無感情なシャルロットだと張り合いが無いと原作以上に構う。タバサによく決闘を挑むがその度に返り討ちにされている
>>817 ドン・ヴァリエールことヴァリエール公爵やカリンママがメンバーの烈風隊が、
革命軍レキンコスタと戦うのですね?解ります。
虚無の一極集中IF、ガリアの場合
ジョゼフ、シャルル、イザベラ、シャルロットが虚無
>>805 時を駆けるルイズか
他にもバックトゥザフューチャー的にカリン様とヴァリエール公の出会いを邪魔して縁結びに紛争したり、
軍人時代のコルベール先生のキャラの違いに驚いたりとかもできるな。
逆に、虚無の存在しないゼロの使い魔
ジョゼフは国王になりたく無くって手を抜きまくっていただけだったがシャルルが自爆したので仕方なく国王をやっている。
ヴィットーリオは聖地奪還の術が無くて現実逃避しているだけ。
ルイズは単にノーコンかつ感覚が常人とズレているだけ
テファは天然さんなだけ
>821
最終的にはレコンキスタ勝利、ルイズ死亡になるのか
>縁結びに紛争したり、
縁結びで紛争……修羅場を感じる。鉄火場的意味で。
>>824 その頃、日本・平賀家
才人「なんだろう?この指輪?」
冥王サイトン
ジョゼフが世界扉を開けたら
ある日、サイト父の親友のジョゼフが娘を連れて平賀家を訪れた。
サイトはいつもと違う空気を纏うジョゼフに気圧され近付けなかった。
ジョゼフは一言「頼む」とだけ言い、イザベラを置いて姿を消す。
それから12年が経ち姉弟同然に育ったサイトとイザベラ、サイトはPCを取りに行った帰り大勢の人間の目の前で失踪する。
イザベラが話に殆ど関わらない…
戸籍は?
帰化アメリカ人を養女にしたとかにするのかな。
>>817 『ぐりふぉん参上』と落書きされた砂浜が浮かんだのは俺だけだろうか
無駄に翻訳機能が凝っていて、地方差を日本の方言に訳す使い魔のルーン
王室又は主ルイズのそれを標準語として、
・道弁訛りのシエスタ
・沖縄訛りのおマチさん、テファ
・大阪弁のキュルケ
ガリア組は思い付かん
ガリアは広島弁で
ガリアは両用艦隊おける港もってるし、広島には呉があるからそこんとこつながりで
ルイズとか王室が標準語なら、近場というか国内のシエスタはチバラギとかじゃね?
標準語に大阪弁と来たら、ガリア名古屋弁だがや!
……やっぱ京都弁がいいなぁ〜、ロマリアは博多弁。
京言葉はロマリアじゃない?
経済の中心がよそに行っても気位が高いのが似合ってる。
もっと言うと教皇が博多弁喋ってほしくないw
各国上流階級は同じ発音でも、下に行くほどお国なまりが激しくなるとか。
あと、同じ国の平民でも地域によって訛りが異なるとか
英国でのロンドン訛りと地方英語が異なるようなもんで
こっちもぶっちゃけてしまえばタバサとイザベラ様の京言葉が聞きたいだけですよ、ええ。
でも広島弁も良いよね、我が儘、天真爛漫、しっかり者の美人三姉妹の従姉妹とかいるから尚更そう思うわ。
こう考えると、
>>833もシエスタの北海道弁が聞きたかったのだろうか、申し訳ない。
よく考えてみると、トリステインは鹿児島弁だよな。
ルイズどんと犬の使い魔だもん。
で、ビダーシャルはデーブ・スペクター風の発音に
>>839 優勝!
エルフの言語が山形弁ってのも有りか……
普段は共通語を話しているが油断すると津軽弁(お国言葉)が出るシエスタとか。
なにその洋画に出てくる東北弁でしゃべるテキサス農民みたいなシエスタは
山形と聞いて、こんなIFを思いついた、山形とは言ってもとある漫画のキャラの山形だが
タバサがシェフィールドにハメられ、ルイズの敵になってしまい
最初、ルイズはタバサを攻撃できなかったが、才人が「もういい!オレが
やる!」と言ってタバサに攻撃しようとしたら、タバサの攻撃魔法が
才人の心臓を貫通してしまい、ルイズは「平賀ぁ!」と言うが
才人が死んでしまう
才人を失ったルイズは悲しみに明け暮れてしまう
これがキッカケとなりルイズはタバサに復讐しようとする
ブラックなIFも欲しいと思って
やってみたがどうかな?
かなりルイズが可愛そうになるけど
元ネタがコアすぎるからダメか
流れを切ってすまないが、こんな電波を受信した。
もしワルドが反レコンキスタ派の実力者だったら。
レコンキスタ革命政府支配下のアルビオンでは、毎日
何十何百という王党派が、断頭台の露と消えていた。
しかし、巧妙な変装術と神出鬼没の行動力をもって、
それら貴族の亡命を手引きする結社が暗躍していた。
結社の頭目がトリステイン人だと目星をつけた革命
政府は、トリステインに大使ショーヴランを送り、
社交界にいるはずの頭目をあぶり出すよう密命する。
醜聞の一つとしてワルド子爵夫人が不思議な魔法を
使うことを知ったショーヴランは、子爵夫人ルイズ
を脅し、結社頭目の捜査に協力させるのであった。
幾ばくかの情報をつかみ、結社の次の目標について
ショーヴランに提供するルイズ。だが、彼女は自分
の夫が結社の頭目であることを知らなかったのだ!
ルイズの情報を元にワルド捕縛を試みる革命政府。
それを阻止せんがため浮遊大陸へ渡航するルイズ。
情報漏洩を知らずにウェールズ王子の救出へ動く
ワルドを、ルイズは巣くうことができるのか。
既にルイズがワルド子爵夫人なのね。
ゼロ魔本編から数年後(レコンキスタ滅びず)な世界なのかしらん。
ワルドはかなり強力で、ライバルにするにせよ味方にするにせよ使い道多そうなのになぁ。
なんで消えてしまったんだろう。
そこまで出来てるんなら書いちまえw
実は原作がある。
オルツィ男爵夫人の『紅はこべ』
主人公のパーシー卿(紅はこべ)がワルド
その夫人マルグリードがルイズ
革命政府ロベスピエールがクロムウェル
という感じ。
ルイズの母も長姉も次姉並にルイズに対して甘々で、
かつ、ルイズもかんしゃく持ちでなく、おっとりした性格だったら、とか
魔法使えんとかじゃなくて、アノ性格で損してたと思うからな
>>848 例として不適当かもわからんが、
スレで出てた「ミスヴァリエールに口づけを」の
偽ルイズ三姉妹+ママンを想像してみるテスツ
・・・破壊力高けぇなおい
>>818 追加でシャルル&シャルルの妻もH
・・・・・・さて、どうなる事やら
とりあえず、タバサの母が、
ジョゼフに呑ませようとして毒入りワインを用意
→調合でつかれてのどが渇いたのでウッカリそのワインでのどを潤し、当然のように発狂でガチ?
唯一の虚無の才人なIF
もしブリミルの顔がはっきり分かっている上に、才人と瓜二つだったら
>>847 つまりモチーフにした時代が150年ほどずれていたらというIFか。
京都弁のエルフとか萌ゆる
ルイズが男の子で世界扉から腐が蔓延していたら・・・
ルイ「げっ、サイト」
カトレア「女の子がげっなんて言ったらいけません」
サイト「ひょっとしてルイか・・・(アレも付いていたし、間違いなく男だった…実は性転換の魔法でも使っていたのか!?)」
カトレア「性転換の魔法なんてありませんわ使い魔さん」
ルイ「付いていたとか恥ずかしい事言うなーーード変態(赤面)」
サイト「白・・・(いってーーー顔面蹴りは無いだろ)」
ルイ「はっ(がばっ)」
ワル子「流石はカトレア・・・萌えを良く解っている(鼻血)」
女装ウェールズ(ワル子の従者)「・・・・(駄目だ…こいつら早く何とかしないと…)」
ウェールズは討死せずワル子に拉致られ従者として身を隠しています。素材を活かせずして何がヲトメ(腐女子)だとワル子はレコン=キスタを裏切りました。
もしエルフがインチキ外人の喋る珍妙な日本語で話してたら
もちろんテファも
宮崎吐夢 すか・・・
サイト達がタバサを奪回に言ったときにおっぱいの歌を歌って吊し上げられるビシャーダルの姿が・・・・
兵士たち「品乳は希少価値だ」
逆さ吊のビシャーダル「HAHAHA、巨乳は怖くアリマセーン」
駄目な展開が頭を過った。
ここで発想の転換。
日本からサイトやルイズを通して腐やらヲタ文化がハルケギニアを席捲するのではなく、
元々サハラがヲタ文化や腐が蔓延している土地。
当然ジョゼフもビダーシャルを通して汚染済み。
オタ文化に犯されたガリア宮廷。
ヲタ文化に強い危機感を抱きながらも、さらなる蔓延とエルフ友好路線の成立が怖くて取り締まれないロマリア。
ヲタ文化を武器として革命を起こすクロムウェル。目指せヲタ立国。
さあ、テファの明日はどうなる?
とりあえずコスプレだな
>>859 つまり革命の花嫁とな?
とりあえず革命軍に捕まったウェールズがとてつもなく半端な金額の身代金をつけられそうだ。
>>858 クロ「ふははは、既にアルビオンのウェールズ殿下は我々の同士だ!」
アン「いやーっ! 返して!私のウェールズ様を返して!!」
って言う脳内寸劇が始まった。
ウェールズ「ワル子攻め僕受けの本を書いていた君が言う言葉かい」
アンアン「ッッッッッ、ばれていましたか」
サイト「なあ、ルイ・・・できれば俺、この戦いに関わりたくないのだけど」
ルイ「奇遇だな俺もだ」
>>858 でかいは正義VS俎は希少価値だの抗争に巻き込まれて隠遁生活。
ある意味原作より悲惨な身の上なテファ母子が浮かんだ。w
864 :
557:2009/01/11(日) 14:01:34 ID:SeZiBRoi
とりあえず、557の妄想を形にしたものを書きました。
投下してもよろしいでしょうか?
865 :
557:2009/01/11(日) 14:22:11 ID:SeZiBRoi
では、「もしサイトが公爵家の養子だったら」ss投下させていただきます。
-----------------------------------------------------------------
「ニアゼロな使い魔」序章
──無数の白い花びらがヒラヒラと舞っていた。
しんしんと降り積もる雪のように。
視界を埋め尽くすほどの純白の花びらが、ゆったりと舞い踊っていた。
白木蓮と言うのだと、のちに姉になった人が教えてくれた。
「ああ、きれいだなぁ」と幼心にも感じたことを覚えている。
確かにそれはとても綺麗で。
──けれど、とても寂しく孤独な風景でもあった。
「もしかしたら、これはゆめなのかも」
その時、そんなことを思ってしまうほど、幻想的な光景だった。
見とれるほどに美しく……そして孤独な風景。
その中に立っている"ぼく"は、"夢"にいるはずなのに、途方もなく寂しく、
悲しい気持ちになってきた。
泣いちゃダメだ。
"ぼく"は男の子なんだから、そんな簡単に泣いちゃダメなんだ。
そう思いながらも"ぼく"は、目の端に涙がにじんでくるのを押えきれなかった。
その時。
「どうしたの?」
優しい手が差し伸べられる。
うつむいていた"ぼく"が顔をあげると……目の前に"天使様"が立っていた。
桃色の髪の、"ぼく"と同じか少し年上くらいの女の子の姿をした"天使様"。
──それが、"ぼく"と"おねえちゃん"の初めての出会いだった。
* * *
プニプニと頬を突かれるような感触に、ゆっくりと俺はまどろみの世界から浮上する。
「なんだ……夢か。にしても、妙に懐かしい夢だったな」
「あらあら、どんな夢だったのかしら?」
「いや、初めてレア姉さんと会った時のことだよ。あの時、俺、レア姉さんのことをてっきり天使か何かかと勘違いして……」
すぐ傍らから聞こえる、鈴の音を転がすような美しい声に反射的に答えかけて、言葉を途中で切る。
いまのは……誰だ?
「まぁ、天使だなんて。弟くん、褒めすぎよ〜」
この右半身に感じるあたたかさと柔らかさ、そして微かに香る甘い匂いの正体は何だ?
──いや、本当はわかっている。と言うか、俺がこの女性(ひと)の声だけは聞き違えるはずがない。あの時、俺を孤独な世界から救ってくれたこの人を。
意を決して右の方を向くと……。
「何してるんだ、レア姉さん?」
薄水色の夜着姿の姉が、ニッコリと微笑んでいた。あの夢の中でも思ったことだが、成長したその姿はまさに天使、いや女神と言ってすら過言ではない。
「ん? 先に目が覚めたから、弟くんのかわいい寝顔を見つめてたの♪」
俺のすぐ隣りで、一緒の布団に入っている女神サマは、そんなことをのたもうた。
全校生徒の憧れ、「トリステイン魔法学院のプリンセス」とも呼ばれる美少女の心をとろかすような微笑みに、俺もグニャグニャになりかけるが、慌てて踏みとどまる。
──いや、落ちつけサイト。学院は、誠に遺憾ながら、男子寮と女子寮に分かれている。
つまり、女子寮にいるはずのカトレア姉さんが男子寮の俺のベッドにいるわけがない。
結論。すなわち……これは夢だ!
そーかー、現実には姉弟だからはばかられることでも、夢だったらちょっとくらいしちゃったっていいよなー。
「? どうしたのかしら、弟くん」
何が嬉しいのかニコニコしながら俺を見つめている美少女の顔に右手をのばす。
「レア姉さん、実は俺、ずっと前から、姉さんのことが……」
お決まりのセリフとともに、カトレア姉さんのマシュマロのように柔らかでスベスベした頬に手をやり、そのまま胸元に抱きよせる。
「キャッ! だ、だめよ、弟くん……いえ、嫌ってわけじゃないけど、初めてはもうちょっとムードの……」
腕の中でカトレア姉さんが真っ赤になってゴニョゴニョ言ってるけど、健全な16歳の男として、こんな据え膳状態で踏みとどまることができようか、いやできまい!
愛らしい少女の髪の甘い匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、俺はカトレア姉さんにキスしようと、そっと彼女に顔を近づけ……かけて、ピタリと止まった。
匂い? それに感触だと?
えっと……もしかして、コレ、ゆめじゃなくてげんじつですカ?
覚悟を決めたのか、心持ち上向き加減のまま目を閉じているカトレア姉さんを見降ろしつつ、俺は内心ダラダラ冷汗を流しながら固まってしまった。
そして。
「コラーーーッ、兄さんッ! いくら春休みだからって、いつまでもダラダラ寝過ごす人がありますかーーっ!!」
最悪の場面で最悪の人物が乱入してきた。
「あ!」
「え!?」
「あら?」
俺の部屋──学院の寮ではなくヴァリエール家の俺の自室に集った3人の男女が、言葉をなくして硬直する。
一瞬ののち。
「こ、このバカ兄ーーーーーーーーっっっ!!!」
ちゅどーーーーーん!
妹が怒声とともに放った失敗魔法に吹き飛ばされながら(直前にとっさにレア姉さんは突き飛ばして庇った)、
俺──サイト・ヒラガ・ル・ブラン・ド・ラ・フォンティーヌは、「ルイズの爆発くらうのも久しぶりだなぁ」などと現実逃避気味にのんきなことを考えていたりするのであった。まる。
* * *
事情を説明してルイズを何とかなだめた俺達は、着替えののち3人でヴァリエール邸の食堂に向かっていた。
──と言っても、実は俺もワケがわからず、カトレア姉さんに聞いたところ、彼女も俺を起こしに来てくれたのだが、俺の寝顔を見ているうちに朝起きた俺を驚かしてやろうとお茶目なことを考えついた、というコトらしい。
「な? ルイズ、俺は無実だろ」
「……うるさい。そもそも兄さんが朝キチンと起きていれば、こんな面倒なことにはならなかったんです!」
「ごめんなさいね、ルイズ。今度はお詫びに貴女の部屋に起こしに行ってあげますから……あ、それとも弟くんを先に起こす権利を譲った方がいいのかしら」
「ち、ちぃ姉さまっ!!」
まあ、なんだかんだ言いつつ仲の良い姉妹であり、養子の俺も含めて仲良し姉弟妹(きょうだい)なわけだ。
そう、俺はこの家、ヴァリエール公爵家の本当の子供ではない。
今となっては記憶もおぼろげだが、10年ほど前に、この屋敷の中庭にある白木蓮の木の下に、ポツンと立っているところを発見された。
身寄りは見つからず、すったもんだの挙句、この国でも王家に次いで格式の高い貴族であるこの家に、養子として迎えてもらったという経緯がある。
当然のことながら、最初のころはお互い遠慮とか隔意とかいろいろあったが、10年も経てば「ああ、そう言えばそうだったなぁ」と笑えるレベルに馴染んで、すっかり家族の一員となっている。
少なくとも、俺は今の両親や姉、妹に家族としての愛情を感じているし、両親たちのほうでも、それは同じだと信じている。
「──いいですか、サイト。あなたも栄えあるヴァリエール家の一員として、その家格に恥じない行いを常に心がけなさい!」
だから、朝食の席でカリーヌ母さんに、そう諭されても神妙にうなずくばかりだ。
───正直、母さんはあらゆる意味で、この家でいちばんの「実力者」だから、怖くて逆らえないというのもあるけど。
以前にいっぺんだけ「しかし、"僕"は新興貴族フォンティーヌ家の当主なのでは?」と反論してみたところ、あの気の強い母さんが泣きそうな顔でニラみつけてきたうえ、姉ふたりと妹にまで非難の目を向けられたため、以来自重することにしている。
愛されているなぁ、と実感しつつ、隅で小さくなっているこの家でいちばんエライはずの父さんに、目で謝りたおした。
ちなみに、フルネームからわかるとおり、俺が"ラ・フォンティーヌ家"の当主というのは形式上ではあるが事実だ。魔法学院付属校に入る際、俺の方から父さんに申し出て分家の手続きをしてもらったのだ。
いや、だってこのままヴァリエール家のひとりの息子って立場のままだと、下手すると唯一の男子ってことでこの家を継ぐハメになるし。さすがにそれは、姉や妹に申し訳ない。
上の姉がさっさと婿さんを迎えて、そちらに相続権が移っていれば、そんな面倒なことを考えずに済んだんだけど……。
最初、両親は渋ったが「あくまで形式上のこと」と説得し、父さんが折れてくれた。もっとも、母さんは最後まで(言い方は違うけど)「サイトはウチの子だ」と反対していたので、それを突くのは卑怯だったかもしれない。
まぁ、実際「フォンティーヌ家の領地」となっている場所も、ヴァリエール家から派遣された代官が治めていて、俺も年1回くらいしか「視察」に行ったことないんだけどな。
「ふむ。で、サイト、首尾はどうなのだ?」
朝食が終わり、食堂を出たところで父さんに呼び止められ、父の執務室に連れていかれた俺は、ソファに腰掛ける暇も与えられず、父さんに質問、というか詰問されていた。
「は? いや、突然首尾はと言われましても……」
「トボケんでもよい。カトレアがお前のところに夜這いに行ったのだろう? で、手を出したのか?」
な……!
「あ、アンタの差し金かーーーっ!?」
説明が必要だろう。
俺の養父──この家の当主にしてトリステインの重鎮でもあるはずのラ・ヴァリエール公爵は──とんでもなく親馬鹿の娘溺愛者なのだ!
いや、そのこと自体を非難するつもりは毛頭ない。それを言ったら、俺だってシスコンの傾向があることは自覚しているし、カトレア姉さんなんかはまぎれもなく重度のブラコン&シスコンだ。家族愛万歳!
閑話休題。
それが何で父さんのセリフに結び付くかと言えば、
「愛娘が嫁に行く」=「どこかの馬の骨に娘をとられる」→「そんなの許さん!」→「しかし、独身のままだと可哀想」→「そうだ、息子のサイトに嫁がせればOKじゃないか?」
という誠に奇怪な論理を脳内で展開したらしく、事あるごとに俺とカトレア姉さんやルイズをくっつけようとするのだ。
実は、分家の件も、よりその構想をスムーズに運ぶために了解したのではないかと、最近勘ぐっている。まあ、俺のことをそれだけ「身内」と認識してくれているからこその発想なんだろうし、それは有難いけど。
「ふむ。何が不満なのだ? 父親の私から言うのもなんだが、カトレアは才色兼備のうえ、気立ても優しく、お前のことを可愛がっている。まあ、少し体が弱いが、幼い頃ほどではないし、やや病弱な佳人というのもイイものだろう」
「そ、それは……(確かに)」
「おお、もしかしてサイトの好みはルイズの方か? うむ、あの娘も母親譲りの美貌に加えて、ツンデレ&貧乳という伝家の宝刀も受け継いでいるからな。ルイズを選ぶのも、漢としては大いにアリだろう」
……宮廷や人前では謹厳実直な公爵様として尊敬されているだろう父さんの、こういうフランクな一面を見られるのは家族、それも同じ男である俺だけかもしれない。
それはそれで親しみが持ててオッケーなのだが、「結婚」という人生の一大事に関してこうも軽いノリで言われては、ありがたみも失せる。
「ふたりとも、俺にはもったいないほどいい娘だよ。けど、俺には大事な"姉"と"妹"だし。それに何より、ふたりとも俺のことを"弟くん"、"兄さん"としてしか見てないだろ」
そう返事したものの……父さん、「何言ってんのコイツ」みたいな目で見るのはヤメテください。
「と、とにかくっ! 二人の気持ちが第一です。父さんには申し訳ありませんが、せめて学生のあいだくらい、そんな恋愛を無理強いするような真似はやめてください」
そう言い残して、俺は逃げるようにして執務室を出た。
* * *
「やれやれ、またフられてしまったか」
「あなたは性急過ぎますわ」
「カリーヌ……」
いつの間にか姿を現した妻の言葉に頭をかく公爵。
「娘の誰かを娶らせることで、今度は誰にも文句を言わせない形で、あの子をヴァリエール家に再び迎え入れようというおつもりなのでしょうけど」
「ははは、おまえにはかなわんなぁ」
無論、そのこと自体には、カリーヌにも異論はない。"息子"が分家してこの家から(形式上とはいえ)離れることを、寂しく思っていたのは彼女も同じだ。
当人たちの気持ちさえ考えなければ、公爵の提案は最良の方策だと言ってもよい。
いや、その当人達同士も(自覚の有無はともかく)惹かれあっているのだから、結局このまま見守っていれば、落ちつくべきところに落ち着くのかもしれないが。
ただ、男ひとりに女ふたりという構図上、娘のどちらかが泣くことになるのは避けられない。その時は、母として、負けた方の娘を慰めてやろう、とカリーヌは内心で決意を新たにした。
「ところで……」
「?」
突然、妻の声色が「子供達のことを気遣う母親」から若いころさんざん聞いた覚えのある調子のものに変化したことに戸惑う公爵。
「"ツンデレ&貧乳"とは、どういう意味なのかしら、あ・な・た?」
「!」
"烈風カリン"はいまだ健在、そのことを身をもって思い知るヴァリエール公爵なのだった。
-つづく-
説明をからめると開幕エピソードに意外に手間取りました。
次回は春休みが終わり、学院に3人が戻る場面から。キュルケ、シャルロット、ギーシュ、イザベラといった残りのレギュラーも次回は顔を出します。
春の使い魔召喚儀式でテファを呼ぶところまで進められれば、とは思っていますが……。
(ちなみに、サイトがハルケギニアにいる理由や魔法を使える理屈なども一応考えていますが、それは後々本文中にて)
公爵家でこれは無理だと思うけど、辺境の伯爵家とかならアリかなと思う。
で、公爵家でこれをやって貴族社会で受け入れられていると言うことは
絶対、サイトh庶子だと思われているはず。
おとーさんが、身分の低い(当然、メイジだけど)の娘を孕ませた結果だと。
故に、正嫡で跡取りが居ないヴァリエールの次期当主候補筆頭がサイトだと
暗黙のうち見られていると思う。
その現状で、子供を多分産めないと見なされている病弱な次女を
形式的に娶らせて・・・・とかやったら(跡継ぎは、後妻なり妾なりに産ませれば良い)
おとーさんについて城に上がったり、社交の場とかでサイト君、年配におじさん達に
モテモテ状態で・・・・・
「娘(姪)が、5歳なんだけどね」と紹介されて
「十年たったら卿は26で娘は15、いやはやお似合いですかな。子供も産めますし」と
おとーさんが居ない席で皆さんこっそりと。
ルイズが遠野秋葉に見えて仕方ない。
いや、むしろツンデレブラコン妹のテンプレートなのか?
なんか素晴らしく平和な感じが素敵です。
公爵家の一員として武術、施政の英才教育を受けていたと思うけど魔法はどうしていたのだろうか。
1.サイトの世界は〇ーフェンに繋がっていた。サイトには音声(黒)魔術の素養があった
2.サイトには魔術回路(型月)が付いていた
3.サイトの家系にゼロ魔のメイジの血が混じっていた
4.魔法、魔術の素質は一切無し、魔法は全く使えないが爆発しか起こせないルイズのお陰で公爵の庶子(疑惑)として違和感無く受け入れられた
5.ゼロ魔の世界では魔法は選択教科になっていて重視されていない
6.その他
内容はGJなんだが。
カトレアの愛称だと、現実的に考えてキャシィかケティかキティあたりになるんじゃないか? ケティは居たか。というか、カトレア姉さんで良いような。
レア姉さんはないわあ……
発想転換
ジョゼフがシャルルの息子 イザベラ&タバサはジョゼフの妹というIF
つまり 先王→シャルル(現国王)→ジョゼフ(長子)
→イザベラ(長女)
→シャルロット(次女)
557氏
GJ
続きを期待致します。
>>872 4.亜種
魔法、魔術の素質は一切なしな為、公爵の庶子疑惑は一切なし
高地位の者の酔狂として、受け止められている。
>>873 サイトは日本人みたいだから、略称の付け方が分からず、
適当に付けた略称をカトレアが受け入れたような感じに思える。
サイトの立場は相続権を持たない養子で、公爵領の実務代行者候補といった所ですか。
サイトを婿にするとしたらヴァリエール本家以外の貴族から実務、政治に支障を来すほどの反対が出そう。
貴族、魔法至上主義のトリスティンではサイトが侵略軍を無双しても公爵家の婿になるのは難しいと思う。
877 :
ニアゼロの人:2009/01/11(日) 21:46:51 ID:SeZiBRoi
蛇足ながら補足です。
サイトの表向きの身分は、「ヴァリエール家の遠縁の没落貴族の子が身寄りをなくしたので、公爵が引き取った」ということになってます。
557に書いたとおり、サイトは「コモンマジック」のみ使えるため、それが説得力を持たせています(貴族と平民の混血で、中途半端な魔力しかない……という解釈)。
無論、本来地球人であるサイトがハルケギニアの魔法を(一端といえど)使えるのは変なのですが、それについての種あかしは、またのちの章にて。
レア姉さん、エレ姉さんの愛称は、まさに875氏の言われるとおり、「サイトだけのもの」です。他の人にそう呼ばれることはエレオノーは元より、優しいカトレアですら許さないでしょう。
(逆に言うと、意地悪に見えてもエレオノールもサイトを家族と認めているということ)
なお、仮にカトレアないしルイズと結婚しても、そのままではサイトに継承権はありません(そのためにも分家しました)。
ふたりの間に子供ができ、かつエレオノールが子供を生まなかった場合、将来的にその子が公爵家を継ぐ「可能性」はありますが。
が、表向きの理由で、実際は公爵が他所でつくった子供と見なされているのですな?
誰も、おもてでは言わないけど、密室の酒の席とかで
「あの奥方ではしかたありませんな」
「公爵殿も、まぁ男ですしな」
とか、酒の肴にされているかも
>>877 SSの続きはもちろん、エレオノール様とイザベラ様の登場を期待してます!
>>878 ふたつマジェマジェして
「”あの”奥方の目を盗んだ上で跡継ぎに据
家庭に波風立てぬとは、やはりヴァリエール公は漢ですな!」
と男っぷり支持される公爵殿
・・・ん?
グラモン元帥も兜を脱ぐな
>>881 ……逆に。
グラモン元帥は、その斜め上を逝く人かもしれない。
グラモン一族に正妻は存在せず、あるのは複数の女性関係と子供達のみ。
それぞれに血の優劣、年齢による序列はつけられず、ただ実力によってのみ後継が選ばれる。
―――故に『薔薇』。
万人を魅せて咲き誇り、力を以て継ぎ往く茨の一族―――
いいなw
そのノリでトンデモ化した貴族達が闊歩するハルキゲニアだと色々愉しいかも知れん。
で、モンモランシのところは百合
>>882 一族内で暗殺が横行しないか、その設定。
むしろ暗殺を振り払える力がないと貴族の資格無しという事なのか。
はるか昔は地平線の果てまで見渡せた視力も、平和な学院生活によって退化したオスマン
グラモン家を纏めるのは情ではなく鉄の掟と実力のみ。
実力さえあれば性別、過去は意味を持たない。
それだと、ギーシュの性格を知る身内が奴が継ぐには当主は重過ぎると魔法学園に入学させたことになりそう。
>>885 側近メイジ「貴方はどれだけの刺客を屠って来たのですか」
グラモン当主「さあな、100から先は数えていない」
某国の第三の羅将(魔闘気を考えなければ最強?)が頭を過った。
パンじゃなくて女にしてシビれて憧れてみようかと思ったけど、
初期ギーシュならともかく、当主がこれじゃ格好悪いよな。
逆に全てを詳細に覚えていそうだw
×当主が
○当主まで
>>889 敗者になりたいと仰られた閣下を思い出した
>>887 一子相伝の暗殺拳一家みたいにギクシャクした関係になりそうw
そして自分だけ当主争いから抜けさせられたと勘違いしたギーシュは…
ルイズ達に付き合って本家に認めて貰うべく経歴を重ねていく。
ギーシュには実戦に関わらない南斗の慈母星の様な汚れない地位が用意されるな。
ルイズが召喚したのがアニメ第三期ラストでタバサとともに去ってタバサと結ばれて数年たった後のサイトだったら
召喚したのはかつで自分が振ったご主人でその近くには未来の妻がいて、契約のキスとはいえ自分と他の女のキスシーンを見られる
しかし当の(未来の)妻は自分のことなんざ知りゃあしないのでとくに気にしないどころか興味なしでへこむサイト
キュルケが未来の妻(成長したタバサ)を召喚しスクイズになると
ラスボスはフレイム
未来の妻(成長しなかったタバサ)
だろ
成長しても変わらなかった未来の妻(タバサ)かもしれないぞ
ハルケギニアと地球の技術力にさほど差がない状況で両者が接触したら……地球の方がフルボッコだなw
空軍がいるからなぁ、ハルケギニア。
もっとも、江戸とか見てビビるルイズとかも見てみたいが。
江戸時代の日本も大概チートだからな。
アレで真面目に技術開発してたらどうなってた事やら……
そうでもないかも。
ハルケギニアでは火器の大型化が起こっていないだけで結構技術力あるから、
多分関ヶ原とかその辺程度でぶつけることになるだろうけど、
大型火力が個々のメイジの能力にゆだねられているハルケギニアに比べて、
地球の方は資金さえなんとかなれば量産が効くから最終的に物量戦で押し切られることになると思う。
一発逆転の可能性はルイズの虚無だけど、こちらも物量戦に持ち込まれたらアウト。
とりあえず双方火器を持ってない時代背景でないと、ハルケギニアに勝ち目はないと思う。
江戸の日本は内政を充実させてああなった。
江戸や大阪、名護屋、京都の繁栄を見て驚く通信士じゃないのだぞ。
ルイズは町の規模を見てレベルの低くても魔法使いが一杯居るのねと見当違いな感心はしそう。
ガリア、アルビオンの人口ってどの位だっけ?
このIFはサイトが江戸時代から明治初頭の人間だった場合か。
サイトの出自を何処に持っていくか
1.時代の変移を感じ田舎から出てきた農民(ある程度の武術を学んでいる)
2.ある程度の規模を持つ商人のボンボン
3.直接領地経営に関わる役職についている武士
4.職人の息子
5.エタ・非人
6.その他
※エタや非人は差別の代表にされていますが、実際は共同体に入れない他所の客人(共同体の行事で主催者側になれない)の立場で、教科書に書かれる様な差別は無かったらしい。
>>900 ハルケギニアの優位:空挺部隊、個人で一部隊、一軍に匹敵する火力を持つメイジが多数
16-17世紀地球の優位:武器の量産による兵員の大量投入が可能
16-17世紀の技術力で空挺部隊の上空からの攻撃、各個撃破の常識が通用しないハルケギニアに勝てるのか。
何人かのトライアングル、スクウェアによる部隊の撃破が可能、物量で圧倒しても補給網を叩かれれば所帯の大きさが災いして戦線が崩壊する。
ガリアがハルケギニア最大で公式発表人口が1500万人。首都人口30万人。
トリステインとアルビオンの国土面積は同じぐらい(7万平方q)で、ガリアの10分の1。人口も10分の1なら各150万人前後。
ゲルマニアはガリアに国土面積では匹敵しそうだが、人口はまぁ1000万というところだろうか。
ロマリアは都市国家なのでアウソーニャ半島全体で推計500万以上。
してみるとハルケギニアの総人口は3300万以上、うちメイジ人口1割弱。政府が把握してない人口も多々あるだろうが。
>>900 江戸時代とか戦国時代の日本好きだけどさー。
戦国時代末期だとしても、ほぼ徒歩だしなあ。馬なんて一国に50頭とか100頭のレベルだったそうだし。
一人一人の錬度は高いし、鉄砲の量産が効くけど、例えばアルビオン軍みたいな高度からの攻撃になったら、正直、やばい。
あと土メイジは地味に脅威。おマチさんレベルのゴーレムでも破壊は不可能だから、ほぼ無双状態。
仏朗機とかであの質量ぶっとばせるのかな?
何よりもメイジがいないとディテクトマジックが使えないから、フェイスチェンジで変相それたらまずい。
それと風メイジの機動力と偏在はチートにもほどがある。下手したらワルド一人で一城落とせる。
…とは書いても、原作でのヴァリヤーグみたいな物量と機動力があれば別か。
ただしあの頃のマギ族の数は少なすぎる。
結論としては、メイジの裏切り者が協力しない限りは、戦国ニッポンではハルケギニアをあいてにするのはきっつい。
あ、ワルドが城を落とすってのは、夜襲とかで。風の機動力とかで暗殺とかに徹したら、簡単に城主とかころせね?
いくらなんでも真正面から挑んでBASARAに撃破していくなんて…軽く竜巻作れるカリンさんなら、ともかく。
術者を倒せばゴーレムは沈黙する。
ゴーレムが遠距離可能だったら勝ち目は無いな。
おマチさんのゴーレムをぶっ飛ばすとしたら
・ウルバンの巨砲(命中精度が悪すぎて動く対象に当てることは不可能)で一撃必殺
・大鉄砲、大筒で術者の精神力が尽きるまでゴーレムを壊し続ける
・あらかじめ巨大な落とし穴を掘っておいてそこに誘い込む
かしないと無理。
水もけっこうヤバゲだと思う。
アンドバリの指輪があれば、それだけでもうきついだろ。
操りなんて魔法もあるくらいだから、メイジでも似たようなことできるみたいだし。
戦死者も減りそうだな。
即死か重症じゃなけりゃ、疫病とかも含めてだいたいどうでもなりそうだ。
ラルカスさんなんて、秘薬もなしに腕くっつけてたし。
それにしても、火メイジは…
考えれば考えただけ勝ち目が薄くなるな。領民と貴族の反目を利用した離間で何とかするしかないか。
スレに戻って
もし、サイトが江戸時代(安定期)以降の時代の人間だったらどうなっていただろう。
医療技術の差は絶望的だな。
江戸時代の日本では細菌とか発見されてなかったのに消毒みたいな概念があって、水洗いとかしてたので、同時代のヨーロッパよりはマシだが…。
水メイジはモンモンあたりで普通に水柱とか呼び出せたりとかするし、水の補給とかも軽くできるのが恐ろしい。
戦争が長引くと、死傷者の数が日本側が増え続ける…。
簡単な医療でもあるないで大分違うしな。
ナイチンゲールがいるいないで、死傷者の数が何十分の一にも減ったという統計があるくらい。
(ただし彼女は自分でその数を出した。統計学の大家で円グラフを作ったりした人だけど、自分の仕事を何処まで客観視できていたのかの疑問はついてまわる)
>>908 江戸時代でも地方によりけりだけど、仮に江戸の人間だとしたら、女の子がいっぱいというだけで嬉しいと思うだろうな。
江戸の男女比率は圧倒的に男ばかりだったから。
九尺二寸に過ぎたるものは紅のついた火吹き竹
なんていってたくらいで独身率高め。
そんな時代の男子は、女の子をしかしわざと乱暴に扱ってたりしていたりとか。
ルイズと一緒の生活してたら、軽く押し倒そうとして躾けられて…なんだ、あんまかわんないな。
士農工商なんてのは嘘だけど、一応は階級社会の人間なんで、貴族と平民の格差にはわりと納得して受け入れてたかも知れん。
「こちとら江戸っ子でい!」
とかいって強情に頭を下げずに意地をはるサイトとかもありだが…なんだ、やっぱりあんまかわんねえのか。
武士だと切腹覚悟でギーシュを決闘で殺しかねないな。
トップ殺せば終了の時代なら、魔法を使えるハルケギニアのような世界にある勢力のが強いだろうね。
魔法の世界が舞台のストーリーが、魔王を討ち取ってハッピーエンドってのはそれなりに理屈としては通ってるわけで。
現代社会と戦争したら、どっちが勝とうと今のイスラエルみたいな状態になることだろう。
ここはコッパゲエンジンを日本に輸入、
つまり魔法じゃないハルケギニアのテクノロジーを地球側が受け取ると言う新機軸をだな。
……できたら、日本フツーに産業革命してるか。
鎖国つっても欧米の情勢はかなり正確に把握してたんだし、動力関連の技術も知ってて導入しなかった臭いし……
ここでやっとけばなぁ〜〜、明治維新なんて無理しなくて良かったのに……
現代だったら、メイジに対する「医学的分析」(曖昧な表現)を組織的に行うでしょうな。
ナチス医学は、二次大戦後の医学の発達を大きく下支えしたことは
ある種の常識ですし
>>914 確かに魔法や幻獣の類は徹底的に調べるんだろうなー。神秘の宝庫だし
少なくとも産業革命後期までは地球はハルケギニアには勝てなそうだ
サイトが江戸時代の人間なら衆道を嗜んだ(偏見です)だろうからルイズ(♀)がルイ(♂)でも平気だな。
結婚は女、性欲発散は(出来たら色々拙いので)美少年で済ませそう。
あの時代はゴムが無かった。
>>913 基本的に家内製手工業の世界だからなあ。江戸時代。
江戸時代の価値観として、技術力とか学問とか、無駄に上げて、さらにそれで無駄に遊んでいたっぽいし。
基本的にかつかつのエネルギーをみなでリサイクルしてたから、工業力を高めるための安い労働力の確保とかできなかったかんだと思ってる。
だって、普通に何某かの仕事あるんだし。無駄というものがないから、一つの産業に安い賃金の労働力が集中して技術革新が、という事態は起きなかったんだろうな。
完成度の高いシステムだから、江戸時代のリサイクルシステムは。
その輪の中でみんな仕事していたから、なあ。乞食や盗人ですら職人歌留多に数えられていた社会。
勿論あぶれるやつあいたんだけど、イギリスみたいなことにはならんかったんだろう…。
ヨーロッパでの革命だのなんだのは、あそこらの中世近世が安定していなかったことの証明でもあると思う。
エロ大国日本の性文化なめんなw
サイト旗本の三男、四男の遊び人だと
ルイ=早々にサイトに手篭めにされ色々仕組まれる
キュルケ=上手に遊んで適度な距離を保つ(江戸の価値観だと巨乳好きは物好きの類)
タバサ=物腰から地位を見抜き、相応の対応をする
平民=ルイが呼んだ気さくな兄ちゃんと友好的な関係を結ぶ
貴族=それなりに教養があり、遊ぶのが上手いのでわりと友好
こう……。
言ってはならないんだと思うんだが、言いたくなった。
聞き流してくれるとありがたい。
ニアゼロってD.C.Uに見えて……。
あれ?
あそこにいるのは烈風のカリ…………
いいじゃないか、おっぱいエルフの胸っぽい何かに盛大に反応する物好きな遊び人サイトっつーのもw
>>919 ・・・おちんちんランドの住人が多いな
ずいぶん前にあった、おっぱい星人が投下を熱望している
爆乳ルイズものSSは無理なのだろうか・・・
遊び人サイトの場合
ルイズ=公爵家(前田家の石高を持つ親藩)の息女
シャルロット=明の皇女の様な物と判断、一介の旗本が口を聞ける相手ではない
キュルケ=国こそ違えど公爵家と同じぐらいの家の息女
周りの身分が高過ぎ息が詰まって仕方が無いだろう。
>>922 爆発のルイズならぬ爆乳のルイズとな?
一部男子の圧倒的支持を受ける反面、女子からは冷遇されるのが目に見えるようだ。
もしカトレアが健康的で虚無だったらのIFだな。
魔法が使えず周囲から孤立しているカトレアをサイトが支える。
・サイトとの相互依存が強い(覚醒あり)
・弱音は見せないが結構ギリギリ
・カトレアがサイトにベッタリなのが(カトレアを馬鹿にする奴を裏で締めていた)ルイズには気に入らない
・ルイズがお姉ちゃんを守るのは私と燃え上がっている
・タバサ、キュルケとカトレアの仲が良い
・カトレアの二つ名がゼロ姫(ルイズ、キュルケ、タバサに守られているので)
>926
キュルケが火、タバサが風+水だからバランス的にルイズが土になるわけか
確実にギーシュの出番がなくなるな
それだとルイズの使い魔は土竜か
>>926 カトレアは性格的に孤立してるイメージが浮かばないんだが。
ルイズが孤立してるのは、魔法が使えないというより意固地なところだと思うんだけど。
>>928 あの世界の土竜というかヴェルダンテは竜の名に恥じない力を持ってるよなw
公爵家の息女なのに魔法が使えないという事で、性格もスタイルも良いのに魔法が使えないのはねえとか言われ続け疎外感ぐらいは感じているだろう。
ヴェルダンテ一匹いれば陣地も塹壕も防空壕も地下基地も余裕です
サイトとコッパゲとギーシュ三人いれば無敵(原案、設計、部品製作的な意味で)というのを前に見たことあるが
あの三人ならハルケギニアの技術を越えた要塞くらい簡単に作れそうだから困る
クロスというわけでもないが、ハルケギニアの使い魔にも某鯖のごとく3つの絶対命令権があったら、と妄想してみる(3つ使い切ると使い魔としての契約が切れる)。
命じられた側は、どんなに意に反することであっても、ルルーシュのギアスのごとく、全身全霊をもって従おうとする。
ただし、あいまいな命令だと、そのぶん強制力が下がるのはお約束。
ルイズがサイトに対しては、まず最初に「私の命令に従いなさい」、3番目が対7万人戦前の「必ず生きて帰りなさい」はJKとして、2番目が何になるかで色々小ネタができそう。
*パターンその1)
サイトの女癖の悪さ(半分はルイズの被害妄想)に閉口しているルイズ。
「もうっ、どうして私の言うことを聞かないのよ、アイツは! 貴重な絶対命令権を行使してまで「命令に従え」って言ってあるのに!」
「はは、そりゃお嬢ちゃんが悪いや。いいかい、使い魔の絶対命令権ってヤツは、そもそも期間と用途を限定してこそ真価あるもんだからな。
今の相棒には、せいぜい「ルイズの言うことに従わないと大きな罪悪感に襲われる」って程度の縛りだろうぜ」
「むぅーー」
確かにデルフリンガーの言うとおりだ。学院でもそう習ったし、そもそも座学の成績のいいルイズとてそんなことは百も承知だった。
それなのに何故、そんなアホな使い方をしてしまったのかと言えば……。
「──若さゆえの過ちってヤツよね……」
いや、単なる短気&ウッカリだろう? そう言いたいけれど、人並みのエアリード能力を持ったデルフはあえて沈黙を守った。
「大体、サイトが生意気なのよ。イヌならイヌらしく、ご主人様の命令に忠実に従うのが……」
と、言いかけて何やら考え込んでいるルイズ。
(まーた、妙なこと考えてんな。相棒も災難だねぇ)
生暖かくデルフが見守る中、折よく(本人にとっては運悪く)サイトが登場。シエスタと談笑しながら現れるという最悪のパターンだ。
相棒うしろうしろ……逃げてーーというデルフの心の声は、無論、届かない。
「ふ……フフ、いい根性してるじゃない。ご主人様を放っておいてメイドとイチャイチャしてるなんて」
自分が雑用を頼んでいたという事実もコロリと忘れて、みるみるドス黒いオーラを背中から発するルイズ。シパタッ、とふたりの前に躍り出ると、サイトに杖をつきつけてこうのたもうた。
「この駄犬サイト、いっそ本物のイヌになっちゃいなさい!」
「な!? コラ、やめろルイズ!!」
驚いたサイトがそう言い終わるよりも早く、サイトの左手に刻まれたルーンが光を放つ!!
──accepted(命令は受諾された)!
ボンッッッッ
爆音とともにサイトが白煙に包まれ……その煙が晴れたとき、そこには頭部に犬耳、お尻にフサフサした尻尾が生えて、床に四つん這いでうずくまる「イヌもどきサイト」の姿があった!
「こ、これは……」
「バウワウ、キャウン(おい、ルイズ何しやがるんだ……ってアレ?)」
どうやら人間の言葉もしゃべれない様子。
「おいおい、これじゃあ相棒、ロクにオレをふるうこともできねーんじゃねーか?」
呆れたデルフの突っ込みが入るが、ルイズは聞いてない。
「い、いや〜〜〜、こんな中途半端な変身はイヤーー!」
血統書付の名犬になるとまでは思ってなかったが、それでもこれはあんまりだ。
半人半獣であれ、人狼とか言うならまだしも、こんなコスプレまがいの変態が自分の使い魔とあっては、これまで以上に学友達にバカにされることだろう。
「やり直しを要求するぅ!!」
「キャイーーーン(そりゃ、こっちのセリフだーー!)」
*パターンその2)
やっぱりサイトの女癖の悪さ(半分はルイズの被害妄想)に閉口しているルイズ。
(中略)
「この駄犬サイト、いっそ本物のイヌに……」
と言いかけたところで、脳裏に「イヌ耳のコスプレをした間抜けなサイト」の画像が浮かび上がる。
(さ、さすがにそれはマズいわよね。だったら……)
一考を案じたルイズは、杖を掲げて高らかにこう宣言した。
「そんなに女が好きなら、いっそアンタ自身が女になっちゃえ!」
──accepted(命令は受諾された)!
爆音とともに白煙に包まれるサイト。
その煙が晴れたとき、そこには……ひとりの少女が立っていた。
ゆるやかなウェーブのかかった黒髪を腰くらいの長さに伸ばし、顔立ちには元のサイトの面影はあるものの、女性的で繊細な造作になり、美形度が200%アップしている。
多少背丈は縮んだようだが、それでもこの年代の少女としては高いほうだろう。
白人種にはない肌理のこまかい柔肌と、愛嬌のある黒い瞳も魅力的だ。
特筆すべきは、そのプロポーションだ。元となったサイトの願望が反映されたのかシエスタ以上キュルケ未満で、アンリエッタとほぼ互角のナイスバディ。
とくにバストの大きさに関してはキュルケに迫るものがある。
「な……ご、ご主人さまを差し置いて、なんでそんな美人になってんのよ!」
「あたしが知るかーーーっ! さっさと戻してよ!」
「特にその胸っぽい何か!! ムカツク〜〜」
サイト(♀)の抗議なぞ、聞いちゃいないルイズさんでした。
*パターンその3)
サイトの女癖の悪さ(以下略)
「アンタ、女の子に対する興味をなくしちゃいなさい!」
──accepted(命令は受諾された)!
さて、この命令は一見うまくいったように思えた。
シエスタやキュルケなどの女性陣に対して、サイトはまったくデレデレすることがなくなり、使い魔としての責務も適度にまじめにこなしている……ように見える。
命令の副作用か、自分の扱いもややぞんざいになった気がするが、むしろイヤラシイ目で見られなくなった分、お釣りがくるだろう。
どこか物足りなさを感じながらも、ルイズは自分にそう言い聞かせていた。
しかし……。
思春期のモヤモヤを持て余しているはずの少年が、女の子に興味を持たなくなった場合、そのモヤモヤがどこに向かうものか?
……すでにオチはおわかりだろう。
「最近、なんだかサイトとギーシュの仲が妙にいいわね」とルイズが気づいた時は、後の祭り。
線の細い美形のギーシュを皮切りに、学院1年生のショタっぽい少年を中心に、軒並みサイトの毒牙にかかったあとだったという。
「こんな可愛い子が女の子のはず(略)」
「いや〜〜! ホ●はイヤーー!」
「ふ、まだまだ甘いわね、ヴァリエール」
「ユニーク」
主は嫌がったが、ごく一部の女子生徒には好評だったとか。
などなど。いろいろネタが考えられるかも。
>>933 カトレアの性格とスタイルなら
公爵の蛮勇(カリンに黙ってどこぞで作った)疑惑に説得力を持たせる。
>>934 洗脳効果の代わり、だろうか?
ともすれば原作より仲が悪くなりそうだな
>>987 妊娠・出産は疑いようがなく、周囲にも知れているので母親は問題無し。
むしろ、妻の不貞……つまり、父親が本当に公爵か否かが疑われることに。
ルイズの場合はそんな話は無かったのだろうか?
エレオノール=カリンそっくり
カトレア=穏やかでスタイルが良い
ルイズ=カリンそっくり
だから出産前後を知らない連中だと烈風の過ちより公爵の蛮勇疑惑の方に話題がいくと思う。
これで公爵の母(先代の妻)が黒髪なら、サイト君庶子説が
(貴族社会裏で)確定するかと。
公爵レベルの高位貴族で国政の中枢に居る家が
拾い子をしたというより、遙かに説得力がある。
たいていは、庶子であっても配下の家に養子に出すのが普通だし。
で、ルイズとサイトがほぼ同い年。
これで、公爵正夫人がルイズ出産で子供を産めないカラダになって・・・・と
なったら、「庶子であってもようやく産まれた跡継ぎを廃嫡できんだろ」と。
数年たって、「養子」と言うことで迎い入れたのは、夫人にこれ以上の子をなすことが
望めないからだと・・・
配下にこっそりと育てさせていたのを「養子」扱いで、と。
溺愛されているようだし、「妹」も懐いているし、公爵と一緒に城に上がったり
社交の場に連れられていれば「次期公爵」と公爵家が何も言わなくても(ここ重要)周囲が
勝手にカンチガイしてくれるだろ
おーい939ー、物凄い数の竜巻がおまいさん目掛けて突っ込んできてるぞー(棒読み)
カトレアが虚無で健康だったら
ヴァリエール本家や出産に関わった人間はカトレアがカリンの子と言う事は知っている。
しかし、それを知らない大多数(家の使用人も含めて)の間ではカトレアが公爵の蛮勇の結果(カリンにあまり似ていないので)の娘だと噂されている。
何とかしてその噂を払拭したいカトレアはルイズ以上の努力を重ねる。
貴族で無くなったら家族との絆が無くなると、フーケに単身で挑む位の無茶はやりそう。
943 :
939:2009/01/12(月) 20:49:59 ID:2wdsHr/+
>>941 それは気の所為だぜ
こんな所に落書きなんてあったっけ?
”この落書きを見て後ろを振り向いた時お前は死ぬ”
後にだr
それなんてチープ・t
サイトが召喚門を潜らずそのまま帰宅した場合
幾ら待っても出てこない使い魔に痺れを切らしたルイズが召喚門に触れ地球へ
「らき☆すた」とのクロスオーバーでそんな話が有った。
サイトだともう少し能動的に動きそう。
事故で地球に来てしまい何とか帰ろうとするルイズ、そんなルイズに協力してハルケギニアに戻そうとするサイトの話になるな。
その間に召喚の儀式で行方不明者を出した引率のコルベールは学園から姿を消すだろう。
シャルロットがジョゼフ王を召喚したSSって小ネタ?それとも連載?
続きが読みたいのだが・・・
小ネタじゃなかったっけ?
リアルサイト君庶子SSを希望
暖かな家庭で溺愛されてるけど、カリンママになんとなく遠慮とか
魔法が使えない妹(ルイズ)への気兼ねとか。
家は姉さんが継いで、自分は研究者か教育者として身を立てようとか考えてるのに
家族と貴族社会は次期公爵でまとまってるので居心地が悪いとか
『リアルサイト』なる存在が気になって夜も眠れません
略すとRS
魔法学院で、「俺、養子だし・・・・」
周囲「そんなの関係ないって」 (「社交界での公爵見れば跡取りがお前なの見え見え」)とか
話の流れとしては
ヴァリエール公爵が一度だけ世界門を開き地球に行く、そこでサイト母と仲良くなりサイトを儲ける。
ある日、世界が異物を吐き出すようにサイトと公爵を元の世界へ押し返す(その際に記憶を失い赤ん坊のサイトを抱いて中庭で呆然としている所を幼いエレオノールに発見される)。
夫と我が子を失い茫然自失のサイト母をジョゼフが召喚、召喚され全てを知ったサイト母はジョゼフと夫と息子を奪った世界(ブリミル)に復讐するべく同盟を結ぶ。
シャルル=サイト母の狂気とそれを平然と受け止めるジョゼフを見て隠遁しようとするがモリエールの手に掛かり死亡。
モリエール=夫を王座に据えるべく暗躍していたが、心が折れ隠居を望むシャルルと口論になり手に掛けてしまう。そのショックから用意していた毒杯を呷り死亡。
シャルロット=サイトが開いた召喚門を通りヴァリエール家に…両親の惨劇を間近で見た事がトラウマになっている。シャルロットの召喚で二人目の隠し子疑惑が発生し公爵が死ぬ様な目に遭う。
・・・文章は書けないけど設定だけはやたらと思いつく。
蒼い髪だから隠し子疑惑は無いと思うけど、”お兄ちゃん”に懐いていた
末っ子のルイズが嫉妬しそうだな
なんとなく、家族との隔意を感じて内省的に育ったサイトと心に傷をおった
王族の少女が、互いに寄り添うように近づいて。
しかも、召喚者と使い魔のダブル。
家柄とか身分とか考えれば、次期公爵の夫人としては十分だしなぁ
魔法が使えない末娘の問題と次期当主候補なのでサイトは内省的なままじゃい
られない。
シャルロット召喚
幼児が訳も解らず使い発動させた魔法による召喚事故だが、見知らぬ赤ん坊を
抱き上げ親しげにシャルロット(ネームプレートを読んで「そうか君はシャル
ロットと言うのか」と呟いたに過ぎない)と呼掛ける公爵を見てサイトの前例
(公爵が記憶喪失な事もあり不問)の鬱憤が残っていたカリンは切れ公爵にお仕
置きの時間を始める。
公爵をボロボロにして落ち着いたカリンは名前と髪の色から赤ん坊の素性を推
測、公爵の二人目の隠し子と言う事にして育てる事を決意する。
>>953 サイト母ちゃんがそんな風になるのは嫌だなあ……
もっとほのぼの物語に仕立てて欲しいぜ!
母ちゃん死んでわんわん泣いてる幼いサイトが飛ばされるとかじゃダメ?
それのどこがほのぼのなんだ?
確かにそうだな、母ちゃん死んでるのにほのぼのも糞も無いよなw
その後は、ほのぼの路線で行けるかなあって思ってさ。
庶子ネタだと母ちゃんがネックだな、愛人とか無理そうだし……
サイト母ちゃん死亡はオッケーとして、サイト母と公爵の馴れ初めとか考えないとな。
夫人が公爵家の武を司ってるんだから、公爵家の政ごととかを担っていた文官トップの娘で右腕として
父親を補佐してたとかアリじゃない?
シエスタ曾祖父みたいに親娘で日本から跳ばされてきて先代公爵に見いだされて
公爵領で領地経営を担っていた執事より上の代理経営者みたいな(ヴィクトリア朝英国にいました)で。
公爵が王都や戦争で貴族としての義務を果たしている間、代理として領地を経営していたとか。
で、先代から現公爵まで親娘で仕えていたのを、公爵が軍務を引いて引き継ぎ前後に父親死亡で
娘(サイト母)が、引き継ぎ等で公爵と数年接して、最初公務だったのが、だんだん引かれ合って・・・・
とか
公爵の使い魔がサイト母とか
で、使い魔から寵姫にジョブチェンジ
公爵、スクエアで虚無じゃないやん
ここIFスレやん
じゃあ俺、アン様がもし俺の嫁だったらってIF書くわ。
>>963 頑張って書き上げて投下してくれ
頼んだぞウェールズ
俺も俺も! あずれ的な感じで!
じゃあ俺はルイズがもし癇癪もちだったり鞭で叩いてきたりしない、穏やかな性格だったらってIF書くわ。
それもしかして虚無じゃなくて水属性だったりしないか? あと胸も虚無じゃなかったり
虚無の使い手の胸の大きさは魔法を使った回数に比例する。
練習でばんばん使っていたルイズの胸は小さく、
必要以上使わなかったテファは大きいのはそのためである。
とか?
そうなると男の場合はどうなるのかな?
とりあえず二人とも女より国とか世界動かす方が楽しそうだから、
そっち方面への興味が無くなっていく
女の虚無の使い手の場合、女性の象徴の大きさが左右される……
ならば男の使い手の場合は言わなくても分かるよな?
胸 毛 だ !
ジョゼフは胸毛が無くなった代わりに心臓に毛が生えたような
ここでガリアネタを一発
タバサがシルフィードを召喚したのが父の死の前後で、
毒を飲んだタバサの母が自分の娘と認識してしまったのがシルフィード。
タバサは以後自分の使い魔に嫉妬するようになる。
題して『ママはきゅいきゅいザウルスがお好き』
息子が行方不明となってから一年以上。
心配するなとメールは来たが心配するのが親心。
ある日、彼女の前に銀色の鏡が出現する。
前にも見た。これを見た後すぐあの子からのメールが届いた。
夫に連絡を入れる。必ずあの子の安否を確認して戻ります。
彼女は鍋にみそ汁の材料を突っ込み脇に抱え、その鏡の中に飛込んだ……
……飛込んだ後で醤油と白米も持ってくればよかったと思った。
親子揃って和食派なのである。
「あの、だ、大丈夫ですか?」
目の前に現れたのは金髪でスタイルのいい少女。
耳に聞こえてきたのは懐かしい声。
ああ、男の子がそんな泣きそうな声をするんじゃないよ。
そう思いながら、振り向く視界は滲んでいた。
おふくろの使い魔〜才人の母親がテファに召喚されました〜
始まらない
孤児院的にも大助かりだな。
才人の母さんの目には、ルイズやシエスタ達がどう映るのか気になる。
もし虚無の系統がシャフルされてたら。
例えばルイズが教皇のゲートが最初の呪文なら。
何を当たり前のことを
サイトがヴァリエール家に類する者だったら
公爵が世界扉(不完全)を開き地球でサイトを儲ける。
世界扉が不完全だった為、世界が元に戻ろうとして、公爵と公爵が偶々抱いていた乳児サイトをハルケギニアに引き込む。
戻る時に公爵の地球での記憶は無かった物として消去されている。
サイト母
サイトと公爵を捜している時に戻ろうとする世界の歪みに巻き込まれハルケギニアへ
1.10年ほど捜したが見付からずガリアでジョゼフの求婚を受け結婚、権力闘争に巻き込まれジョゼフの身代わりになり死亡
2.シエスタの曾祖母、シエスタの家宝に固定化された信じられないほど精密な絵(家族の写真)が加わる
3.ご都合主義(記憶喪失)になりシャルルに拾われモリエールと名づけられ妻になる(素性不明の謎の女性を妻にした事がジョゼフのコンプレックスを刺激、シャルル暗殺への伏線となる)
とか考え付いた。
一回も出たことがないサイトの父親がハルケギニア出身でルイズの先代の虚無というのはどうだ
実は才人の母親が虚無なIF
実は才人の母親が虚無の担い手で、何らかの理由で祖国を捨てて地球に来た。
(国内で激しい内乱があったなど)
やがて平賀某氏と出会い結婚、日本で生きる決意をする。
結婚して二十数年目の春、才人が秋葉原の街中で突然消える事態が発生。
虚無が関係しているのではないかと思った母親は、再びハルケギニアの地を踏む…
さて、そろそろ次スレの時期だけど。立ててきたほうがいいのかな?
シャルルがもし妹だったら・・・
ヤンデレってやつか
てかジョゼフもジョゼフィーヌさんもきっとヤンデレじゃんw
ジョゼフィーヌさんがタバサの母親だったら。
んでシャルルは原作の奥さんと結婚している。
タバサは原作の母親が母親だと思ってる
何があったかのは以下略。
ヤンデレ姉妹なガリア王室・・・
この二人の婿が務まるのはグラモン、サイト、ヴァリエール公爵ぐらいしか・・・
あと下半身が革命的なテファぐらいか。
>>991 グラモン家の男児も才人もいささか目移りしがちなとこが危うい
男性化テファと公爵は大丈夫そうだけど
浮気はNiceboatに繋がる。
務め上げる事が出来そうなのは烈風と長年夫婦を続けることが出来た公爵か。
テファ♂は革命的な意味で夫婦を続けるのが難しい。
サイトがポテンツの無い人だったら。
>>994 序盤は平和、中盤は疑惑、終盤は悲劇。
色を好まぬ英雄は、果たして周りに英雄として認められるのか。
>>995ならルイズの胸に革命が起きる
彩都(サイト)ちゃんですか。
革命が起きた。
微妙にあったものが無くなって混乱するルイズ
ルイくんですね
サイトちゃんにちっちゃいと言われ崩れ落ちるルイ君を幻視したじゃないか。
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。