前スレのジョゼフ主人公のギャルゲのEDパターン
シェフィールドED
ジョゼフが悪習を打ち破り戴冠式と結婚式のED
ルイズED
ルイズの心の傷を癒し東方へ旅立ちED
魔剣士ED(性転換サイト)
故郷へ還すがジョゼフも一緒についてく未知の文化に心踊らせるジョゼフED
シャルルED
実は女だったシャルルに和解の後恋愛関係に
昼間はシャルル王を補佐するが夜は恋人同士ED
前スレ ジョゼフ主人公ネタ
STORY
王族でありながら魔法が使えず、優秀な弟と比較されるのを苦にしたジョゼフ少年は、
思いもかけず召喚してしまったミステリアスな美少女、シェフィールドとともに虚無の謎を追う旅に出る
その旅の最中、実は兄に嫉妬していた弟シャルルからの刺客や、
虚無に目をつけた教皇の策略、
そして虚無の使い手であり恐るべき魔剣士を従えた魔女・ルイズの陰謀に立ち向かっていく
その苦難の中においても、エルフの友ビダーシャルや実直な聖職者のクロムウェルなど、
信頼できる仲間を作りジョゼフ少年は成長していくのであった
977 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 15:19:36 ID:prDJ7kWR
>>972 普通にそこらにありそうな話だ。
王子、ミステリアスな美少女、エルフ、聖職者。
敵も宗教のトップ、魔女+剣士、実の弟。
「このゲームは何時発売ですか?」と聞きたくなるぐらい王道。
978 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 15:22:51 ID:6YyeBzg3
>>977 そして異世界の地球から近代兵器を持ち込む魔女たちと呉越同舟
特権階級化した魔法使いを打破し停滞した世界を変えていくわけだな
・・・普通にあるストーリーラインだな
何か見た事がある気がするぞ
979 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 15:34:34 ID:70GAsx3Z
>977
ジョゼフが少年ってことはシャルルも少年なんだよな
そういう年で刺客を送り込んでくるのか
980 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 15:38:05 ID:RA8/PJ9X
>>978 そこは打破しちゃ駄目だろう。
メイジと非メイジがともに生きることのできる世界を作ろうとしてこそ
王道だと思う。
981 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 15:47:07 ID:7ZJKUAhK
その「恐るべき魔剣士」はいつの間にかカラシニコフやLAWぶっ放すんですね
そして「剣」の存在が忘れられると
ところで、そろそろ次スレ立てたほうがいいかな?
982 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 15:48:40 ID:6YyeBzg3
前スレより
>>5へのレス
>>980 教皇と権力と癒着したブリミル教は打破していいと思われ
政教分離がなされないままだとあの世界では
メイジと非メイジの格差が肯定され続けるだろうからな
あと誰か次スレたのむ
983 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 15:49:08 ID:rV6i899y
>>977 少年ジョゼフって、原作サイト同様の17才って事でいいのかな?
いや、最初に思い浮かんだのが12〜13才程度の少年ジョゼフだったもんで。
んで、刺客を送るシャルルを補佐しているというか黒幕がカステルモール卿
と、ここまで書いた時点で、史実のオルレアン公の様に女装の美少年なシャルル妄想吹いた。
(女性名はシャルロット 偽名でタバサを名乗ることも ついでにドジっ娘)
>>4 >>シャルルED
ちょっとまて
近親相姦ENDですか!?
もちろん
最近のエロゲは実姉、実妹エンドありだし。
>>5 面白そうですね。
シャルルの刺客という件も実際に動いているのは、
シャルル派の貴族でシャルルは、そのことを知っているぐらいでも成立しますし。
ぜひ、その作品を小説という形で読んでみたいです。
ルイズって何歳くらいになるんだろ
魔女って言うフレーズからすると20越えしてても不思議じゃなさそう
原作の場面をもしかしたらこういう理由かもしれないと言う形の短編
を思いついたので30分後に投下してもよろしいでしょうか?
>>11 事前に投下予告しとけばおKじゃね?
と支援
>>10 ガワと中身で年齢が違うという便利な方法が
もしジョセフとシャルルの親父も嫉妬深い性格だったら。
今、この国は二つに分かれていた。
1つの王座に2人の後継者。
暗愚と呼ばれる兄ジョセフ
聡明で四大の魔法を極めた弟シャルル。
ジョセフを支持するものは、利に聡い者が多い。シャルルが王になったとしてもこいつらは死なないだろう。
シャルルを支持するものは、魔法の腕こそが王位を決める第一の手段と決めていた。
「わしに退位しろというのか。」
トライアングルの腕しか持たない自分では王位に役不足だからとっととシャルル様に王位を渡せと。
奴らはそう言っているのだ。
「馬鹿めが。」
そう言って彼は部下の報告書に目を通す。
「その程度の理由で王位を渡してたまるものか。」
大体、王になってからと言うもの魔法を使った記憶は数えるほどしかない。
その全てが他のものにやらせて十分な事だったのだ。
そう思うと、別の評価が頭に浮かんでくる。
魔法にしか頭がない石頭のシャルル。
魔法以外の手段もよしとする柔軟な発想のジョセフ。
そう考えれば兄のジョセフを王にすることが正しいだろう。
いや待て、シャルルが他の事に興味を持ったのならば、利に聡い奴らもシャルルを王に認めるだろう。
よし、こうしよう。俺が死ぬまでにシャルルが魔法以外の価値観を見つけたのならシャルルを王にしよう!
………結局……シャルルは魔法第一主義を貫いていた……………馬鹿が………
二人仲良く俺の元にやってきた。
俺は心に決めていた言葉を口に出した。
「次の王は……ジョセフとする………」
先代の王には王なりの葛藤があったんじゃないかなと思う。
そう思って書いてみた。反省はしていない。
面白かったけど・・・
これは“IF”か?
IFとは違うのだよIFとは・・・・・
正直扱いに困るのでした(出来がいいだけに)
IFというよりむしろ原作補完というか行間を埋めた作品という感じ。広義のIFではあると思う。
いや、GJだし面白かったよ。
ゼロ魔原作キャラは基本みんな頭からっぽなので、物を考えてるのはみんなIFでおk
というわけでGJ!
からっぽの頭に夢を詰め込んでいるのさ
乙です
そーいや前のスレにハルケギニアの物が地球に流れ込んできたらというのがあったな。
舞台はハルケギニアではなく現代日本…地球を巻き込んだ虚無をめぐる物語…
ジョゼフは魔法を使わずにここまで出来ると知ったらどうなるやら
>>5の場合、アルビオンはどういう状況になるのだろう
そらクロムウェルが善玉側なら、ジェームズもウェールズも悪しき絶対王政の権化みたいな悪玉ですよ
ニューカッスル城に追い詰められたクロムウェルら議会派がジョゼフと手を結んでだね
少なくとも王家安泰だからテファ達はよりやりにくい状況だろうな。
まあ、レキンコスタ抜きでも貴族の力は増大してそうだけど。
ふと思ったけど、
>>5の場合、フーケがごく普通にミレディーさんな状況かもしれんのか。
あと、キュルケなんかは世代が変わるから、エカテリーヌ2世的地位で出てきてもかまわんし・・・。
戦闘機好きのノボルさんだから
こんなIFを1つ
・もしも竜の羽衣の正体がP−51マスタングだったら
何となくサイトが「ケツに鉛球を食らわせてやるぜ!イヤッハー!」
っていいながらアルビオンの風竜に機関銃をぶっぱなしてそう
マジレスするとノボルさんはプロなんで
空気読んで一般オタク向け作品ではそんなことやりません。
やっても数行あるかないかの小ネタ程度です。
いい加減軍板へ行ってください。
問題ないと判断して
>>14を保管庫に保存しました。
>>27 それだけに、ノボルさんたらストライクウィッチでは
リミッター解除でシュミに走ってWW2エースネタを楽しんでるけどな。
なんせセーブする必要がほとんど無いw
(というかこの機会逃したら二度と出来ないだろうし)
ストライクウィッチか・・・
あれは何であんなに人気があるのか本気で判らんよ。
MS少女や艦魂の流れなんだろうけど。
あらゆるジャンルのファンに対して当てはまるからそういう事を言うのはやめとけ
>>30 いろんな好みがあるから世の中面白いんだよ
ここの住人はTSを受け入れてくれるのだろうか?
いや、構想はあるのだけど正直反応が怖い。
どんとこい
>>33 そのためのIFスレじゃないか!恐れちゃいけない!!
>>33 TSでも事前に警告とかすりゃ大丈夫!
まとめに小ネタでいくつかあるし
タバサが男の娘だとかよくあること
そ、そうだよな!
コルベール主人公でTSメンヌヴィルといちゃいちゃとか問題ないよな!
ナイスダンディーハゲと虐殺幼女の大冒険なわけですねわかります
TSするのは好いが、何 故 幼 女
虐殺少女☆めんぬヴィル
銀髪、火傷による盲目、傭兵、戦闘狂かつ殺人狂、メイス型の杖…………か。
パッと見20代後半〜30代前半くらいのヤンデレ風味な美人さんのイメージがしっくりくるな自分は>TSメンヌヴィル
…………などと書いてみたが、幼女化ないし少女化したらどうなるか気になって仕方がないw
ダンディコルベールとロリィメンヌヴィルのラブラブ珍道中だと!
「ねーたいちょー、このむらのひとたち、やいちゃっていい?」
「(育て方を間違えたか…)」
お肉やきたいー、ジューシーに脂が焦げる匂いがすきなのー
やきたいやきたいやきたいー!
焼肉幼女☆めんぬヴィル
>>20 話の流れをぶった切る&亀レス失礼
地球に色々流れ込んだ結果
ジョゼフは魔法を使わなくても人間はここまで出来るんだと吹っ切れ、
ロマリアは、魔法を使わずここまで文明を作り上げた事に脅威を覚える。
コルベール先生は間違いなく大はしゃぎ、勉強して大学を目指すことに。
あと飛ばされたショックで学院と寮の一部が崩壊して使えなくなって、
ルイズが平賀家の世話になったり、アルバイトしたり
学院生がなぜか才人の高校で授業を受けたりな展開が
>46
驚異を覚えた教皇は虚無の魔法を使って地球を消し飛ばす計画を発案。実行に移す
それを察知したジョゼフは仲間と共にその計画を阻止しようとする
たまにはハルケギニアから地球に対してやばめのアクションを起こすのもいいかなと思った
>>46 そしてルイズの爆発の度に、オスマンが高校の校長に謝るとか
49
そこの管理人に言え。
マルチポストに構っちゃいやん
もしカリーヌがルイズと、双子と間違えられるくらい瓜二つだったら。
ヴァリエール家でのパーティにて…。
「あら貴方達双子?可愛いわね」
「いえ、こち「そうですわ!ね、ルイズ」え、あいやその…」
「?ところで、カリーヌ様は見かけませんでしたか?」
「夜風に当たってくるって言ってましたわ」
「そうですか。では、お嬢様方、母君にヨロシクとお伝えください」
「はい!」
「は、はい…」
「では…」
「ごゆっくり!」
「…あの、母様…」
「ルイズ…。若く見られて、嬉しくない女性など居ませんよ?(ニコ)」
「で、ですよねー(目、目が笑ってない!)」
無理あるかな…?
ロリババァって事か!?
なんと犯罪チックな…
ちょっと公爵に決闘申し込んでくる
>>29-30 それでは、ストライクウィッチーズに因んで
ルイズがおっぱい星人だったら
もし才人に元の世界で彼女がいたら
結構変わると思うんだよな。別にその彼女を登場させなくても。
才人って割と一途な性格してるからルイズやシエスタとの関係にも変化ができるだろうし、
原作よりも積極的に帰ろうとするよな。心情面の変化は凄いデカイんじゃないか?
もし虚無の使い魔は身内から選出されるものと言うルールがあったら
サイト・ド・ヒラガ・ラ・ヴァリエールw
ブラコンルイズ
「使い魔呼べないからって弟を連れてくるなよ」
でも公爵家出身だから魔法の腕はチート級
右手に杖と左手にデルフリンガーなガンダールブ
魔法が使えなくて国内じゃ恥ずかしいから留学先で魔法の習得に励むイザベラ様
呼ばれてでてきたのは従姉妹の雪風のシャルロット
「使い魔呼べないからって従姉妹を…最後まで台詞を言わせずに物理的に黙らせるイザベラ様
使い魔補正でマジックアイテム鑑定できても元々頭が良いので最後まで使い魔能力なのか、本人の知識なのかいまいち分からない
伝統ですのでの一言で貴族に使い魔になれと言うコルベール先生が素敵な企画だなw
>>46 地球に飛ばされたルイズ達
日本の慣習や日本語を勉強し、アルバイトをする者も現れ、日本の生活に馴染んできた矢先、また虚無の暴走が…
朝食の最中
キャスター「ニュースをお伝え致します。昨日未明、東京都立川市の空き地に謎の城の様な物体が出現し…」
ルイズ「なんでトリスタニアの王宮と城下町が!?」
サイト「ありゃ自衛隊の近くだぜ!」
ルイズ「それより姫様が心配よ!サイト、私をタチカワまで連れていって!」
サイト「おい!学校どうすんだよ!?」
ルイズ「こっちはそれどころじゃないわよ!」
>>57 まて、ロマリアでは誰が呼ばれる事になるんだ。
ヴィットーリオ呼ばれて「教皇猊下に隠し子疑惑!!」とかなったらエライことになるぞ
いやー、教皇って親族居ないって設定無かったと思うから誰かが呼ばれるんじゃない?
むしろこの設定で行くとガリアが平和だから戦争関係ない学園ものになると思うから普通に出て来ないと思う。
それよりマチルダねーさんつながりで次の年から入学してきたテファニアが使い魔召喚した時に王子様が出てくるとかの方がよっぽど問題になると思う。
始祖の四つの使い魔は四人の嫁、じゃなかったら四人の妹か
12人妹って言う前例があるとあんまりインパクト無いねw
娘って言うのはどうだろう?
ブリミル「マダオすみましぇん」
>>59 実は幼い頃に賊に攫われた甥だったとか従弟だったとか。
>>59 死んだはずの母親が召喚されて感動の再会とか。
あれ? 教皇って異端の母憎んでなかったっけ
今朝起きたら俺の古巣であるあのゼロWikiが崩壊してたんだが……。
俺、あっちにも作品を掲載してたんだが、撤退すべきなんだろうか。小ネタだけどさ。
なんにせよ悲し過ぎる……。
運営スレ読んで管理人が信用できないと思ったなら削除も已む無しだけど
今は避難所も荒れてるし管理人自滅気味だからもう少し様子を見たらどうかな
管理人がwikiの編集方針を決めるまでは放置で問題ないと思う
薄情者っぽい言い方だけど、
ぶっちゃけあっちは今荒れているから関わらないのが一番だと思う。
こっちまできて他に拡散なんて方が板的に目も当てられないし。
週刊少年ジョゼフ
月刊少年ジョゼフ
なんか雑誌名みたいw
ジョゼフREDいちご
そだね。
しばらく静観しとこうか。
姉妹スレとはいえここは独立した場所なんだし。
あくまで作者は書きたい作品を手がけ、読者は読みたい作品を探して読む。
その関係だけを守れば良いと思うんだ。
とにかく、俺はほんの少しでも楽しみにしてくれている人と自分自身のために、ここでの連載は続けるよ。
>>58 ちょwwwwwwテラ地元&母校の目と鼻の先wwwwww
アン様を第一デパートとフロム中武でオタ文化漬けにでもする気かwwwww
と一部の人間にしか分からない事はおいといて
虚無の暴走か…
ロマリアが地球を消そうとするなら、始祖の虚無を地球で起こすくらいはしそうだな
実は地球に飛ばされるのはいくつか予兆があって
ガリアではオルレアン夫妻が急にいなくなっちゃったとか
トリスティンでは貴族の邸宅や村がそっくり無くなっちゃったとか
>>57 ちょっと詳しくしてみた。
サイト・ド・ヒラガ・ド・ラ・ヴァリエール 17歳
ヴァリエール公の異母弟の次男。
サイトの祖母は何かの拍子でハルケギニアにやってきた地球人で平賀某子さん。
というわけでサイトとルイズは従兄妹の関係。幼い頃から兄妹同然に育つ。
ヴァリエール公が男子に恵まれなかったこともあり、今はヴァリエール家の養子。
若くして水のトライアングル。おばあちゃん子。祖母の影響で結構庶民派。
ルイズのことは純粋に妹として見ているが、ブラコンのルイズはそれが気にくわない。
ルイズと同学年なのは、学院で兄に変な虫が付かないようルイズが入学を1年早めたため。
学院ではシエスタのことが気になっており、たびたびデートなどに誘っているものの、
シエスタの方が身分違いを気にしてか及び腰なのと、ことあるごとにルイズが邪魔をするので
二人の関係はあまり進展しないでいる。
ちょっと駄目だしすると、ルイズと学年をずらさないと使い魔召喚の儀式で呼び出されるというシュチエーションが難しくなる。
まだ、学園に入学していないか、卒業生にしてしまうかが理想だと思う。
どうでも良いところに突っ込むなら”ド”は貴族の名前につける敬称のようなものだから1個で良い。
(ドイツ語で言うフォンのフランス語版みたいな奴らしい)
>>73 > 学年
みんなが見てる前でサイトの前にゲートが開いて、
そのままルイズの目の前に移動、
で、サイトが「え、今のってやっぱり召喚ゲート? てことは俺がルイズの使い魔?」
みたいな展開でもいいかなと。
> ド
その辺よくわからないんだよな。
エレ姉さんはド・ラ・ブロワ・ド・ラ・ヴァリエールだったりするし。
>ド(deだっけか)
英語で言う「of」、ドイツ語で言う「von」、(イタリア語の「da」はちと違うか?)にあたる
要は「誰々」と「何処々々」の間にいれて何処の領主の誰々みたいに使う
laは英語ではtheだな
そうなってくるとぶっちゃけ「ルイズ・ザ・ヴァリエール」の方がかっこよくない? (どうでも良い)
どこの正義超人だ
Louise
フランス語・英語:ルイズ、ルイーズ
イタリア語:ルイーザ、ルイージャ(Luigia)、ルドヴィーカ(Ludovica)、ロドヴィーカ(Lodovica)
スペイン語:ルイサ(Luisa)
ドイツ語・オランダ語:ルドヴィカ、ルイーゼ
北欧諸国:ロヴィーサ(Lovisa)
ポーランド語:ヤドヴィガ(Jadwiga)
ヤドヴィカって何かかっこいいな
ifでルイズ達の名前が別の国の名前のようですとかちょっと見たい
こんな可愛い子なのにヤドヴィカって何だよ
ヤドカリみたいじゃん! とか言う才人
>>75 > 要は「誰々」と「何処々々」の間にいれて何処の領主の誰々みたいに使う
そうなると、エレ姉さんはヴァリエール公爵令嬢だからド・ラ・ヴァリエールで、
どっか余所に自分の領地もあるからド・ラ・ブロワの家名も持っているってことなんだろうか。
たしかブロワはラ・ヴァリエールにある宿場町だったと思う。
(名前が出てきたの「八年前」だったかな?)
なんとなく現代の日本に置き換えてみると、おとっつぁんが県とかの知事で、
エレ姉が大き目の市長かなにかなんではないだろうかとか思ったり。
>>56 だとするとサイトがルイズにキツくあたるかもな
それと召喚された日が現実の彼女に渡すクリスマスプレゼントを
買いに行ってその途中に召喚された
みたいな展開ならより面白くなりそう
ルイズがそのプレゼントを見て「この使い魔はワタシに恋してる」
みたいな勘違いしてしまうとか
84 :
てきとう:2008/11/25(火) 18:00:50 ID:RdItH8Q3
ルイーザ・フランチェスカ・レ・ブランカ・デ・レ・ヴァリエーレ
ルイサ・フランシスカ・レ・ブランコ・デ・レ・ヴァリエーレ
ルイーズ・フランセス・オヴ・ザ・ブランク=ヴァリアー
ルイーゼ・フランツィスカ・フォン・ブランク=ヴァリエリ
>>79-80 >>84 ルイズがアルビオン人だったら、とか、ルイズがゲルマニア人だったら、とか、
考えると結構面白いかも知れないな。
ルイズがゲルマニア人だったら
魔法が使えなくても出世できるなんて当たり前!なので
猛勉強の結果押しも押されもせぬ大碩学に
それでもやっぱりちょっと魔法使えないコンプレックスがあるので
魔法に頼らぬ技術を模索していたところ隣国トリステインのコルベール氏と知り合い
意気投合して
最終的に結婚
ドイツ語ルイズが可愛いな。
ifもしルイズがゲルマニア出身だったら
親が伝統を謳い文句にしてるならルイーゼに魔法を教え込むくらいできるだろうと大枚詰んで留学
⇒プライド高いトリステイン魔法学園の教師がムキになって教鞭を振るう
ツェルプトーとは同国人⇒お互い毛嫌いする理由が無い⇒キュルケは仲の良い幼馴染
⇒キュルケはルイーゼを追っかけてきた
アンリエッタとルイズの接点がなくなっちゃうなぁ…
ラドグリアン湖つながりでタバサと仲が良いとか?
>>87 > アンリエッタとルイズの接点がなくなっちゃうなぁ…
> ラドグリアン湖つながりでタバサと仲が良いとか?
むしろアルブレヒト三世が幼なじみ。
いっそ、カトレアにプロポーズしたけど、身体の事を理由に断られたゲルマニア貴族=アルブレヒト三世
とかいうIFはどうよ?
付け加えると、アルブレヒト3世自身の年令も20代後半程度。
政略上はアンリエッタと婚約する事になったけど、未だにカトレアを想っているみたいな。
ご破算にしたいから、強奪して発表しろって?w
トリステインが属国になるフラグですな
ルイズという名前の男性形ってあったっけ?
ルイが二人でルイズ
ルイ
ルイス
ルイージ
ロドヴィーコ
ルートヴィッヒ
ラヨシュ
すると、男だった場合、
ルイ・ フランシスク・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
となるのか
>>95 高い家柄と可愛い系の容姿に恵まれた美少年だが、魔法が使えない『ルイ』が、
召還された少女『サイト(女)』や因縁深い一族出身の『キュルケ』その友人『タバサ』
メイドの『シエスタ』に囲まれながらの成長物語ですね。 解ります。
でもこの場合、速攻でルイ少年がキュルケにごちそうさまされそうな気がするのは自分だけ?
TSサイトで才子ってのはよく見るが、
漢字を変えて紗糸ってのはどうだろう。
>>97 TSというか女サイトって、ルイズも男で双方本当の性別を隠しているってヤツ一つしか知らないのだけど、他にもあったのか。
出来れば、オススメのが有ったら教えてください。
>>99 や、このスレでたまに出るTSネタとか、
あとはアニメ版でテファがサイトに変身した回の感想とか、
そういうのでよく見るってだけです。
基本に帰って。
もしもサイトが女の子だったら。
クロススレ向きだし、ただのヅカ系百合モノになるだけか。
頭の悪さそのままにテファ未満キュルケ以上のモノを持つ
男前なスポーツ少女だったらいいな。
(完全にスレ違い)
そうでもないんでない?
サイトの様なライトヲタの女の子版かつ特にこれといった取り柄ナシってキャラあんま記憶にないし。
そういや、以前某姉妹スレで らきすたのこなた召喚ってネタ出たときに、こなたが実は結構な灰スペックで有ることが話題になったような記憶がある。
むぅ、軽いネタのつもりがマジレスされてしまった。
しかし女キャラは体型ってだけでキャラ付け出来てしまうとことがあるからな。
こなたなんて小学生あたりからまるで成長していない、
なんてなんか病気なんじゃないかと言うぐらいの発育不良だし。
(小学生の時の水着の名札をネタで使い回した可能性もあるが)
仮に顔体型平均レベル、性格熱血系単純なインドア系オタクな女子高生。
才兎が喚ばれたらと言うのを考えてみる・・・・
ブックオフで古めの少女マンガいくつか読んできた方が良さそうだ。
持っている少女マンガは笑う大天使だけだからそこ辺がよくわからん。
むしろルイズは容姿そのままなルイ君でサイトも男で禁断な……
男ルイズならぬルイだと、カトレアさんとの絡みがエロスなことに・・・なるわけないか
ちょっとシスコンの入った美少年ルイ君
一番上の姉には逆らえないルイ君
学生達の前で同性にファーストキスを捧げるルイ君
ワルドに男として純粋に憧れてたのにワルドは立派なショタコンで下心満載www
サモンサーヴァントの時の学生達の台詞はどさくさまぎれに
「あんな可愛いのに男なんて嘘だぁぁぁ!」
姫様と幼友達で婚約者扱いだけど姫様は腐女子
ルイとキュルケがくっつけば、両家の諍いも消え……ないんだろうな、やっぱりw
そこで両家の反対を押し切って駆け落ちですよ
両者の軋轢が凄まじい事にw
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/26(水) 01:47:39 ID:cOLjRtHf
両方とも絶対に「向こうがたぶらかした」と主張するんだろうな
キュルケとか自分で稼いで貴族の地位を買って独立してくっきそう。
ルイズは…キュルケのまねして突っ走った挙句、エレねえさまに怒られて、ちい姉さまに仲裁してもらって
泣きながら両親から許しをもらってめでたしめでたしって展開が目に浮かぶ気がします。
>>110 キュルケの実家は逃げられても「やってやった」と見栄を張りそうな気が、何故か。
>>103 才兎ちゃんか……何故だろ、趣味的に考えたらこなたと変わらんのに、
性格や言動はネギまの明日菜のイメージになる
容姿は……どんなだろ?
平均的な容姿の女の子キャラ、ってとこがどうにも見当が付かんね
>>112 タラシの家系だからじゃね?
恋愛は度胸!何でもやってみるも(ry
もしもルイズが使い魔召喚するどころか秋葉原とハルケギニアをつなぐゲートをでかでかと作ってしまったら
これを機会にハルケギニアがオタク文化に毒されます
コッパゲ先生大喜び、一部の生徒は学院の授業放り出して行ってしまいました
これを察知したロマリアは…
不謹慎な話で申し訳ないが、むしろ今の日本の政治家がどうやって対応するか考えるとそれだけで笑えて来るんだが
>>115 リアルに考えても鬱になりそうなんで、とりあえず
真紅コスの麻生と水銀燈コスのジョゼフの対談とか考えてみた。
>>115 ドンパチするにも箸の上げ下げに文句を言う連中が居るのは当然として、
運良く和平条約を結べそうになっても批准の国会承認を拒み、
まず政権交代とほざく某党ですね、わかります。
ただハルケギニアの立場からすると、日本から掠奪するにも価値のある物って少なそう。
せいぜい価値があるのって貴金属宝石類と人間(奴隷)ぐらいでしょ。
工業製品はコルベールぐらいしか相手にしない。
食品は時間がたてば腐るし、冷凍物は溶けたら終了。
“普通の国”なら自国民を拉致されて奴隷にされたら、全面戦争なんだけどな
ヒロインが全員レズ
原作通りのサイトの最大の恋仇はアンリエッタ。
いやカトレアだろう
>>114 警視庁は機動隊を動員してゲートの監視か?
一方のトリスティンは、異世界と通じようものなら周辺諸国が黙っちゃいねーな
ロマリアに何かの口実にされるか
>>121 いや、流石に警察を通り越していきなり自衛隊が出てくる可能性があるだろうな。
特に、事態発生直後近辺は地球側からしたら殆ど理解不能に近い、かなりの異常事態な訳だし。
東映の怪獣物のノリで話を進めれば鬱じゃなくなるかな?w
狂った教皇ぶち殺したら4つの虚無が封印していた悪魔が大発生、悪魔を駆逐してシルフィードで親玉を追っかけたら東京に出て
親玉を倒す事に成功したら自衛隊に撃墜されてエンディングとかどこのスクエアだって話が思い浮かんだけど気にするな
ヘブンズゲートとか呼ばれて能力者が出現するのですね
125 :
豚野郎:2008/11/26(水) 16:39:57 ID:UsM6cj6r
ワルドは確信していた。己の風の刃がウェールズを貫くことを。必殺であるはずだった。
殺った。そう思った刹那、不可視の刃が逸れる。
「!!?」
風の刃はウェールズの左上腕部を浅く切り裂くに留まり、即座に反応したウェールズに蹴り飛ばされ距離を取られる。
「何のつもりだ子爵!」「ワルド様、何で!?」
ウェールズとルイズが叫ぶが、ワルドはそれを無視し位置的に邪魔なルイズに風の鉄槌を放つ。
ウェールズも間に合わない。ルイズはそのまま壁まで吹き飛ばされる。・・・はずだったのだが。
またもや魔力が逸れる。愕然とするワルド。困惑するルイズと警戒するウェールズ。
ワルドとウェールズが叫ぶ。「何をした貴様ら!?」「子爵、まさかレコンキスタか!?」
ワルドは己の絶対の間合いを外したことに混乱したが、力の差は歴然としている。
あまり時間を掛けるわけにはいかない。己が最も得意とする偏在を呼び出す。その数四体。
スクウェア五人に対しトライアングル一人とゼロが一人。命運は尽きたかに思えた。
「そこまでだよ子爵殿。いやロリマザコン」
「っな!??」「マリコルヌ!?」「何者だ!?」
ロリマザコン呼ばわりされたワルドは混乱しルイズは驚愕しウェールズは困惑する。
現れたのはトリスティン魔法学院でルイズの同級生でもあるマリコルヌ・ド・ド・グランドプレ。風のドットメイジである。
「マザリーニ枢機卿からの指令でね。あなたはここで死ぬんだ。あなたの趣味は尊敬に値するが裏切りはいけないねぇ」
ウェールズがルイズに尋ねる。「ヴァリエール嬢、彼は強いのか?」「いえ、彼は風のドットのはずですが・・・」
なぜ風のドットがここに?しかもワルドを殺しにきたと言う。しかし政治家としては一流のマザリーニが的にしかならないような人物を寄越すか?
それとも他に目的が?ウェールズは思考するも結論は出そうにない。
「ルイズ、君達が出かけた後に子爵が行方不明になっててね。調べたところ彼がレコンキスタに与する者だと判ったんだ。
目撃情報から君に同行したのは確認できた。ならば目的はここだってことさ。なんとか間に合ったようだね」
「なんであんたが来るのよ!ドット風情でスクウェアに勝てるわけないじゃないの!」切れるルイズ。
「ドット以下のゼロが何言ってんだい?」いつもと違い余裕のあるマリコルヌ。ウェールズに囁く。
「(あぁウェールズ殿下、レコンキスタの連中が奇襲してきますのでここは僕に任せて行って下さい)」
「(・・・彼に勝てるのかい?彼は風のスクウェアだ。)」「(枢機卿は使えない人を寄越したりしませんよ)」
「・・・ふふ。ふはははっ」「何がおかしいのかねロリド子爵」「ワルドだっ!」
「ここに追い付かれるのは想定外だがまさか風のドット一人だけとはな!マザリーニも耄碌したか!」
「(殿下、今ですのうちに)」
ウェールズが哄笑してるワルドに構わず走り出す。反応しワルドは魔法を放つが既に詠唱を終えていたウェールズが相殺し、直後に襲ってきた不可視の鉄槌を避ける。
偏在達が追いかけようとするが・・・・
「またか!?なんだこれは!!」
偏在達が放った魔法は全て思うように命中せず、走り去るウェールズを掠めるに留まる。
「(このデブが何をしてるのかは判らんが見た目に騙されるとまずいか?早くこいつを殺しウェールズを追わなければ)」
偏在達と同時に詠唱を開始する。ヤツが何をしてるのかは判らんが複数方向から雷光の呪文を放てば回避できるものなどいない。
「さすが魔法衛士隊隊長。相手が侮れると見れば油断せず最大の一撃で殲滅する。」
「「「「「能書きは終わりだ!死ね!ライトニング・クラウド!!!」」」」」
「あなたがね子爵」
ワルド達が放った雷光は放たれた瞬間、全てが術者に向かった。絶叫するワルド達。
超至近距離からの直撃により偏在は消滅、ワルド本体も全身の皮膚を炭化させ一瞬で勝負は終わりを告げた。
一連の遣り取りを呆然と見ていたルイズが目の前の光景に震えながら問う。
「・・・・あんたなにしたの今」
問われた彼はニヤリと笑いながら答えた。
「僕に対して風の魔法だけは影響を与えることはできないのさ。なぜなら」
「僕は風上なんだよ」
以上30分で書いた。ギーシュとモンモンとトリオで殺るのもあったんだけど長くなりそうなのでボツにした。
インチキマリコルヌw
何というチート……間違いなくこのマリコルヌは最強になり得る……
幼い時森で道に迷ったマリコルヌ
風の妖精さんに一年間育てられた彼は
その結果風の精霊の加護を受け、ほとんどの風魔法を無効化する
彼を知る人は恐れを持ってこう呼ぶ
風上――あらゆる風は彼から吹き、
あらゆる風は彼に届かない――
こんな感じの話が浮かんだ
>>128 最初長編にしようかと思ったときはほぼその設定だったよ。
プロットなしでいきなりじゃ完結できそうにもねーから今回の形ですた。
風に対してだけ無敵ってのがいいな。
ワルドやタバサ相手には無敵でも、キュルケやフーケにはただのドットでしかない。
タバサは風+水だから水攻撃すればいけるね
錬金とか使ってたからライン以上は2系統3系統と使えるのかもしれない
サイトの右手の槍を実際にある兵器じゃなくてどこぞの特撮にでてきそうな銃だったら
(個人的にはブルースワットのディクテイターが似合いそうだと思う)
あと前スレにてデルフがもし日本刀だったらとレスしてしばらく考えてみたのだが
大剣や日本刀以外だったらどうなってるのだろうかみたいなのことを考えてみるのも面白いのではと思ったのだが。
(たとえばレイピアだったらとかツヴァィハンダーとか)
>>132 そこはお前スーパー光線銃だろ
重心に輪っかと先端に球体付いてるえすえふな奴
まぁ、名前を出しちゃうとクロスになっちゃうから暫定名称:未来銃とか宇宙銃とかでいいんじゃない?
弾数無限のサイコガン
>>130を見てムッツリーニという呼び名が頭をよぎったのは俺だけだろう。
もし召喚の日にモンモンがやらかし、惚れ薬でルイズ→サイトになったら。
サイトはルイズを元に戻そうとしないでイチャイチャする。
「最近の出会い系はすごいなー」
モンモンも薬がうまくいったのでギーシュに使う。
薬がきれるのは一ヶ月後か一年後か……。
シエスタとのフラグなんて立つはずもなく。
フーケなんて無視、姫様の願いもサイトがNOと言えば行かない。
僕のルイズなんてほざく奴には死の制裁を……。
サイトに近付く女は姫様でも容赦しない。
様式美として言っておく
Niceboat
シャルロットが誕生したその日から、ジョゼフが普通に魔法使えるようになったという設定の許、(タバサvsルイズ)×サイトのストーリー考えてます。
ただこれだとうまいことタバサがトリステインに来てくれないんだよなあ……どうすべ。
待てよ…その流れだと、ルイズが正気を取り戻しても才人loveな場合と、性格が180度転換するのと、途中で解毒の旅に出かけるのと、最低でも三つの展開があるじゃないか。
なかなか興味深いな。
>>115 某サイトにある、銀座に異世界へのゲートが開いて、自衛隊が頑張るSSをおもいだした。
>>125 クロスのほうのマリコルヌがポッポを召喚するのを何故か思い出したww
というか、なんだ……このデブ……カッコいいぞ……!!
二つ名を使ってそのキャラを強い(カッコいい)キャラにするIFってのも面白いな
……けど俺じゃあ奪還屋のレディポイズンと化すモンモンしか思いつかないぜ!!(ぁ
他を全部原作通のままで
空気なフレイムの配役を代えてオリキャラ投入すればバタフライできないか考えてみた。
絞込みの方針は以下の通り
1.炎系の幻獣
2.主要人物の誰かから必要とされる能力を持っている
3.会話が可能
えーと…イフリートとか? パパラパーご主人様ご用件は…間違いなくクロスな口調だね。
もうちょっと考えて出直します
>>115 もしトリスティンと日本が国交を結んだら、
お互い歴史的な変化が現れると同時に周辺国に警戒されるとか
そしてある程度したら新聞の経済面にはこんな記事が
「〇〇工業、トリスティンに新工場建設へ」
「〇〇商事、トリスティンに現地法人設立」
「ゴジラ ゲルマニアに出現!」
「ゴジラ異世界に拠点を移動か!?」
「日本政府はゲートの閉鎖を検討」
やべ、クロスになっちゃった。
まあ核廃棄物くらいなら捨ててもいいよね。きっと不思議パワーで何とかしてくれる!
錬金で一撃でしょ?
原子力がこの上ないクリーンな動力にw
錬金でプルトニウムを真鍮に
しかし、「〇〇を錬金するのは難しい」という文はあるが「〇〇から□□を錬金するのは難しい」という文は無かったような
案外何でも無毒化できたりして
トリスティンが日本との出会いにより近代化した結果、
ゲルマニア・ガリア・ロマリアが置いてけぼりを食らう羽目に
一番近代化から取り残されそうなのはアルビオンだな
あと学校では日本語の授業が必修になってそう
やがてトリスタニアの一角には日本人街と小アキバが…
>>149 原料と成果物が近い方が簡単という話はあったような
記憶が正しければ外伝の肉の錬金か爆発物処理あたり
>>147 出番が少ない某サラマンダーが待遇改善を要求するため超巨大化して町を襲うんですね。
大豆製品から人工肉造ってたし、あっちにはたんぱく質の概念くらいはあるのだろうか?
あと風メイジの錬金では火薬を炭に変えるのが限界とかな。土メイジならもっと楽に錬金できるんだろうけど。
ちなみに核廃棄物を錬金処理するなら鉛を経由してさらに別の物質にしたほうが楽かも。
ポロニウムだったかラジウムだったか忘れたけどラドンを放出して鉛に変わる放射性物質があった気がするし。
錬金のために近づかなければならないメイジの健康はどう守るべきだろう
まぁバケツの中で放射性物質かき回しても平気な人間だっているし、大丈夫かな
練金の射程距離次第だな
直接死人が必要でないなら密閉容器に放射性物質詰めてからその中身だけ練金してもいいし
容器ごとでもいいか
>>155 うっかり容器だけ錬金してしまい大惨事に。wktk
原子力神話再度崩壊w
逆に気体への錬金ってできるんだろうか
○年×月△日・潮日新聞朝刊見出し
「錬金でモノポールを作り出すことに成功!」
「エネルギー問題一気に解決へ!」
妄想垂れ流し。
見本無しには無理か、jk。
>>151 コルコル先生もガソリン錬金するのに石炭かなんかわざわざ用意してたような気もするしね。
>151
ならば、イエローケーキをクックベリーパイに錬金するのは簡単と(違
>>160 錬金で物を変えるにはそのものを深く理解している必要があるらしいから魔法が使えるルイズとかが得意そう
ルイズがプルトニウムに錬金をかけると申すか
ルイズ「私がこのイエローケーキを錬金イヤッッホォォォオオォオウ!」(AA略)
サイト「ヤメテ」(AA略)
と言うのがすぐ浮かんだw
ルイズに地下水を持たせてやれば他の魔法も使えるかもしれないので万事解決万々歳。
エポキシパテを錬金、造形しては削ってを繰り返す。
シリコンを錬金、型を取る。
レジンを錬金、複製開始。
気泡を錬金で消す。(空気をレジンに錬金できるのか?)
塗料を錬金、塗装する。
ガレージキット完成。
錬金は模型作りに便利です。
>>165 シリコンという単語が出てきた瞬間に地球の医療技術やら整形手術やらで豊胸手術で胸を大きくするルイズを創造したのは俺だけか?
もしかして、綿からニトロセルロースを錬金するのって結構簡単?
塩からダイオキシン錬金するくらいには簡単じゃね?
>>150 浮遊大陸だから取り残される可能性大だな
日本は石油と穀物は脱メジャー化か?
ハルケギニアで石油が取れるとしたらアメリカは涙目だな
涙目になる前に武力介入
それがアメリカンクォリティー
>>170 秋葉原に米軍送り込む気か。 さすがに無茶が過ぎるだろ。
あと日本はアメリカと完全に縁を切るとは思えんから、国策としてある程度の原油とかの輸入は続けると思う。
むしろ、アメリカ産兵器の売り込み先が増えてラッキー、みたいな方向に行くのではないかと。
むしろ石油埋蔵量の関係で自動車業界が大変な事になってるアメリカはこれ幸いと貿易をはじめると思う。
輸出して良し、輸入して良し
そしてハルキゲニアの起源を詐称する(ry
ハルケギニアに普及している工業製品は大半が日本メーカー
車は中古車も多く、車検や車庫証明やディーラーのステッカーがそのまま
バスは自動扉とか「補助ブレーキ作動時にもブレーキランプが点灯します」とかが書いたまま
トラックの後ろには法定速度走行車とかデジタルタコグラフ装着車とか最大積載量----kgとか
>>174 そこは御意見無用なデコトラと霊柩車が大人気でよろ
そりゃロシアじゃんというツッコミは可
>>157 >>141ではないが
「自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」で検索汁
0系新幹線を召喚するルイズ
零つながりってだけなんだけどな
オストラント号による航空運輸のツェルプストーと鉄道運輸のヴァリエールによる経済戦争になる可能性はあるかも知れん
メイジが日本に杖を持ち込むのを規制すべきか、規制するならどう規制するかで紛糾する国会。
結局、ゲートの出口でトリステインのメイジに協力してもらって、逐一ディテクトマジックをかけてもらうことに。
178 :
157:2008/11/27(木) 23:15:59 ID:sQwDzZ+T
>>177 しかし、裏を書いて「日本で杖を作って契約」するメイジ続出。
貴族は日本ではいろいろ問題起こしそうだね。
基本、日本人は貴族に楽勝で無礼働くだろうし。
>>179 無礼とか以前に価値観が全く違うからな
日本製の杖って・・・なんか職人が無茶苦茶凝ったのつくりそうだwww
つまりそれは痛杖ってことだな
銀象嵌煤竹樺巻杖とか黒漆螺鈿飾杖とか五本弓胎藤巻杖とか考えた俺が異端なのか
杖職人の朝は早い――
流れを切って申し訳ないが、ちよっとネタが浮かんだので、SSというかSSモドキな妄想を投下してみてもよいだろうか?
いわゆる「転●生」ネタで某映画のごとくルイズとカトレアが頭をぶつけて中身が入れ替わったら……などと考えてみたのだが。
それも、ルイズが学院に入学する前夜、しばらく家を離れることになるため、ちぃねえさまに挨拶に来た時のハプニングで。
混乱したものの、とりあえずこの事はふたりの秘密にする姉妹。その後の展開を考えてみたり。
・偽ルイズ(中身カトレア)
体型が貧弱になり、魔法が使えなくなったものの、念願の健康な体を手にいれ、さらに学院で勉強できるとあって大満足。
系統魔法はルイズ同様爆発するが、コモンマジックは一応成功するので、学院では「コモンのルイズ」と呼ばれることに。
・偽カトレア(中身ルイズ)
病弱になったものの、系統魔法がそれなりの腕で使えるようになり、また憧れの淑女であるちぃねえさまの姿になれたことで
(おもに胸的に)満足。唯一の悩みはカトレアの拾ってきた動物達の多さだが、なんだかんだいって彼女も情に篤いため、じきに慣れる。
・ヴァリエール家の人々
大多数の人はふたりの入れ替わりに気付かない。一部の侍女たちが「最近、カトレア様が気難しくなられた」と噂するくらい。
一方、家族(とくにカリン)はさすがに変だとは思っているが真相は予想の範囲外。
公爵あたりは逆に末娘がコモンといえど魔法が使えるようになったことを喜ぶかも。
・学院の同級生達
真ルイズと異なり人あたりが柔らかいので、それなりに学友はいる(無論、魔法が下手ということで馬鹿にする子も少なからずいるが)。
とくにキュルケなどは、仇敵ヴァリエールの末娘というからどんな子かと思って身構えていたところで、偽ルイズのほんわかした対応に
毒気を抜かれ、なし崩しに友達に。タバサも偽ルイズに母性を感じて懐く。
・学院で働く人々
真ルイズと異なり人あたりが柔らかく、平民にも優しく接するので人気。
とくにシエスタとはひょんなことから(家畜の扱いとか田舎の風物とかの話題か?)話が合い、身分を越えた「お友達」になる。
──といった感じ。この状況下で、2年生進級時の使い魔召喚で、もしサイトを呼んだなら、という妄想に続けてもOK?
どぞどぞ支援です。
式典用:象牙、漆塗りetc
戦闘用:カーボン製、チタン合金製、ステンレス製etc
支援準備完了、いつでもどうぞ!
>>185 続けてOK
ところで現実からの憑依、転生ネタってスレ違いになるんだろうか?
いや、書く気はないけどふと気になった
おっと支援準備OKです
ありがとう。ではでは、とりあえずプロローグを。
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つい先日20歳の誕生日を迎えたばかりのシュヴァリエ・サイト・ド・ヒラガこと
平賀才人は、現在幸福の真っただ中にあった。
思い起こせば3年前、ヲタクの聖地アキバから見知らぬ異境の地へと強制的に拉
致られた(まぁ、半分は好奇心に負けた才人にも責任はあるのだが)と知った時は、
正直「もうダメポ」とか思ったりもしたものだが……。
住めば都というかこのファンタジーRPGもかくやという異世界ハルケギニアにも、
いつしかサイトは順応していた。
それどころか今では、「トリステインの救世主のひとり」「イーヴァルディの勇者の
再来」と呼ばれ、国から爵位と領地までもらい貴族の仲間入りだ。
さらには愛しい妻と愛人2名に囲まれ、半月ほど前には妻が子供を産んだばかり
(ちなみに愛人の片方も懐妊中)という、「男子の本懐ここに極まれり!」な才人の
境遇を見れば、少なからぬ男性が羨望と嫉妬、いや殺意にさえ駆られるだろう。
それでも、妻と愛人達が不仲で3人の衝突にサイトが日々心をすり減らしている
niceboat寸前な毎日──とか言うなら、ちょっといい気味……もとい多少は同情の
余地もあるのだが、妻と愛人1号は、サイトと出会う前からの友人であり、サイト
に恋するようになってからもその友誼は変わらなかった。
むしろ同じ男を愛することによって絆がより深まったようにさえ見受けられる始末
(実際、3Pはもとより、サイトが"任務"で家をしばらく空けている時など、
ふたりで"慰めあって"いるようなフシすらあるのだ)。
また、愛人その2に関しては、色々複雑な政治的状況もあってサイトが自分の
庇護下に置いたという経緯がある。
世間知らずで純真な彼女は、サイトも含めた夫婦たちの"妹分"的な位置づけで
可愛がられており、立場的には"愛人"というよりむしろ"義妹"というほうが
しっくりくるかもしれない。
(むろん、しっかりとヤることはヤってるわけだが)
支援いたす
それだけでも許し難いが、この男、トリステイン、ガリア両国の女王から想いを
寄せられている。無論公けにはなっていないが、知る人ぞ知る程度の機密性であり、
むしろ公然の秘密と言ってもよいだろう。
さすがに一国の王(しかも片方は自分の仕えている国の君主)に手を出すほど、
サイトは考えなしではなかったものの、ことあるごとにふたりの女王からの秋波を
投げかけられるのは、嬉しくもあり恐ろしくもあり、といったところか。
寛容な妻達も、さすがに姫様達に手を出したら怒るだろうし……というのが本音だろう。
他方、一介の異国人の平民から、(幾分私情が混じっているとはいえ)女王陛下の
信任の厚い騎士にして貴族にまで成り上がったサイトの人気は高い。
無論、新参者の台頭に眉をひそめる保守的な大貴族がいないわけではない。
しかし、平民はもとより、比較的リベラルな若手貴族の大半も、サイトの献策に
よってトリステインにもたらされた発展の数々を享受しており、彼への評価は決して
低くないのだ。
もっとも、サイトにしてみれば、ごく平均的な現代日本の高校生が日本史で知る限り
での、明治維新期の近代的制度・文化の導入を、多少アレンジして進言しただけなのだが。
これで、サイトがその成功を鼻にかける高慢な性格であれば話は違っただろうが、
謙虚で質素(より正確には小心で庶民派)なサイトは格別偉ぶることもなく、しごく
無難に宮廷での交際をすり抜けていた。
また、妻の実家が公爵家ということもあって、大貴族達も露骨に排斥する動きを
見せるわけにいかなかったということもある。
くだんのヴァリエール公爵自身については、さすがに当初は娘についた悪い虫に
いい顔はしなかった。とはいえ、彼が娘婿(予定)に初めて会った時には、すでにサイト
は救国の英雄として名を馳せていたし、実際に顔を合せてみれば、年少相応の稚気も
見られるものの、娘を守るに足る"男"としての気概と実力も伺えたため、消極的なが
らふたりの仲を認めた、というのが真相だ。
烈風カリンことヴァリエール公爵夫人の目も夫に劣らず厳しかったが、こちらも
似たような経緯で義理の息子を認めることとなった。本音を言えば、身分の差異も
さることながら、上の姉ふたりより先に嫁がせることが気にはなったのだが、とり
あえず彼女のシゴキに耐えたことで一応は合格となった。
また、20代半ばから後半という、この国の風潮からすれば嫁き遅れと称されても
おかしくない年頃の娘を上にふたり抱えていたということもある。
「せめて末娘くらいは人並みに女の幸せをつかんでほしい」という願いから、多少
身分が低くても望む相手と結婚させてやろうという配慮もあったものと思われる。
そして待望の子供が生まれた今、公爵夫妻のサイトに対する感情および態度は一転、
好意的なものへと変化した。
世の祖父祖母の例に洩れず、夫妻も初孫には激甘だったし、その父親であるサイトも
「婿殿、でかした!」という扱いになったのも、まあ頷けるだろう。
(実際には、サイトの献策によるトリステイン国内の向上などによる、評価の上方修正
などもあったわけだが)
「ところで……サイトとルイズさんのはじめての出会いの時って、どんな感じだったの?」
とある平和な昼下がり。
今日は虚無の日で水霊騎士隊長としての公務も休みとあって、王都トリスタニアの
郊外にあるヒラガ邸で、家族5人でお茶しながらまったりしていたところ、話の流れで
ハーフエルフの義妹(もしくは3号さん)の口からそんな言葉が漏れた。
「あ、そう言えば、私も詳しくは聞いたことがありませんでしたね」
公式にはこの家のメイド長という肩書になっている2号さんもそれに追随する。
「あらあら、ウフフ……」
この家で"奥様"と呼ばれる女性が、ふと遠くを見つめて幸せそうな微笑みを浮かべた。
その表情を見て、残る女性陣ふたりがぜひともその時の話を聞き出そうと色めきたつ。
やはり女性は幾つになってもこういう話が好きなようだ(といっても、彼女たちとて
下手すれば"娘さん"と呼ばれてもおかしくない年頃なのだが)。
「おいおい勘弁してくれよ〜」
若き騎士隊長として部下をまとめる身となっても、サイトのこうういう方面での
ヘタレっぷりは変わらないようだ。もっとも、そのヘタレがタッグを組んだふたりの
妻の追及を逃れられようはずもない。正妻の助けがあれば別だろうが、いまだ奥様は
トリップ中の様子。
抱いていた息子を義妹に渡し、メイド長の淹れてくれたお茶で喉を潤しながら、
サイトは昔話──といってもほんの3年ばかり前の出来事を語るハメになったのだった。
てな感じで、2話以下はサイトが過去を回想して語ったという形式。
……自分で書いてて、このサイトの幸せぶりに殺意を覚えたが、それはそれ!
こっ恥ずかしいツンなしデレ話になりそうですが需要はあるのでせうか?
しえん
GJなのですよー。サイトが幸せそうでなによりww先が楽しみです。
ただ、サイトが過去を語るような形式と言っていますが、
個人的にカトレアとルイズが入れ替わったときの様子とかも読んでみたいなぁと思ってみたり。
幸せすぎるサイトに嫉妬の炎が燃え上がりかけてるけどGJ
続きがwktk
しかし……真ルイズ、偽カトレアさんはどうなるんだろう……まぁ結婚願望を抱いてない可能性は考えられないことも無いけど……
というか……ロリドもといワルドはどうなるんだろうか……
GJです
うん、何だろう、殺意もあるがニヤニヤが止まらないwww
アニメ的に言うとほんわかキャラで釘宮声か?
絵が動いて声がつくと違和感バリバリww
支援と感想、ありがとです。2話は週末ごろに投下します。
>202
アニメではツンデレ役が多いクギミーですが、ゲームだと「Close to」の橘小雪とか
「サモナイ3」のアリーゼとか、あるいは「ドクロちゃん」のサバトちゃんとか、
けっこうおとなしめの役もやってるんですけどねー。
偽ルイズの人乙
砂糖にまみれて死んでしまえwって感じでよろしくお願いします。
偽ルイズの人乙
と同時にその前の話絡みで一本
日本と出会って大きな変化を遂げるトリスティン
そんな中、更なるIFが…
トリスタニア郊外の大邸宅
才人母「ここがお母さんの実家よ。」
才人「え?ここが?」
才人母「さ、おじいちゃんとおばあちゃんが待ってるわよ。」
才人「ちょ、ちょっと待って!?」
実は才人の母親は18年間行方不明だった大貴族の一人娘
娘が孫を連れてきたとあってじいちゃんばあちゃん大喜び
念のためDNA鑑定を行った所、血縁者である事が証明されトリスティンでは大ニュースに…
やがてこのニュースは日本にも知れ渡り…
才人の高校
教員A「大丈夫ですか先生?」
担任「ええ…大丈夫…です…」
教員B「なんか凄くやつれている様に見えるんですけど。」
教員A「あの先生も大変ですよね。とんでもない爆弾抱えちゃってる訳なんですから。」
教員B「いや、爆弾よりタチが悪いと思いますよ。」
教員A「この間の保護者会の後も終わったら倒れちゃいましたからね。」
教員B「正直、よく耐えられると思いますよ。」
召喚ゲートにゴミを捨てるサイト
数年後、産業廃棄物処理業で大成するサイト
そして、無人の荒野になるトリステイン
>>206 それ、最後空から「おーい」とか声掛けられないよな?
あれ?オレいつの間に書き込んだんだろ?
>>174 タクシーや○原豆腐店と書いたハチロクやWRCのインプレッサ
や2階建て観光バスや日本の名車もあってほしい
>>208 まぁスレが立つ毎にでるネタだからねえ。
クロススレでも何回見たことか。
星新一作品からネタを引っ張ってくるのはクロス系のスレか。
日本と繋がるってのそういや個人のHPで日本が丸々召喚されてサイトが自衛隊に入ってるっての見たよ
>>211 あの日本は確かレッドサンビラッククロスな日本だから、クロスになると思うよ。
ビラックってなんだ…ブラックだよorz
もしもコルベールとかオスマンがフーケ討伐直後に才人だけではなく、ルイズにも一緒にガンダールブのルーンのことを教えていたら…。
早くに虚無属性かもという確信を得るルイズとか。ワルドにプロポーズされた時の心の動き方がちょっと違うかも…。
>>209 ちなみに市内を走る路線バスはカラーが統一されていません
銀と赤の塗装に渋谷駅東口の方向幕が入ったままだったり
クリームと青と赤紫に八王子駅北口の表示なんてザラです
ルイズがガンダールヴの事を知っていたら、って流れかな?
それはそれで良さそうだな。
もしサイトが初代ガンダールヴで現代日本に帰ったと思ったらルイズに召喚されたとかならどうだろう?
サイト「くそっ、あの蛮人の末裔かっ!」
ルイズ「だれが蛮人ですって!? あんたなんて犬以下じゃない!」
まったく関係ないがワルドしっかりしなさい!
って単語がふと頭に浮かび上がった。
なんか母親と父親なくしたワルドがお隣の公爵家に養子として貰われるって感じ?
>>216 武器屋のシーンが楽しいことになりそうだ。
6000年ぶりなもんだから才人のことをど忘れしてるデルフ、
忘れられてて凹む才人。
妄想。
・ワルドが美少年大好き
・サイトが女の子と見まがう美少年(ただし性向はノーマル)
ワルド「ルイズ!僕と結婚してくれ!僕には君(の使い魔)が必要なんだ!」
ワルドの魔の手からサイトを守るため、ルイズが奮闘する!
ワルド「フーケ?レコンキスタ? 知ったこっちゃないね」
>>219 デルフ「おでれーた、お前使い手か」
サイト「顔見て分かれよ!!」
ですね
>>220 あれ?何でだろう
変態パワーでガンダールヴに勝つワルドが脳裏に浮かんだ……
そして、サイト(美少年)をめぐって争うワルドとギーシュというのも思い浮かんでしまった。
……疲れてるのかな俺……
少しSFを入れたIFってのを考えてみた
・才人がエルフに支配された未来の地球の人間で
才人は反乱軍に所属していて、この絶望的な未来を救う為には
原因を壊すしかないと考えた反乱軍の上層が原因を解明した
原因は異世界ハルケギニア大陸にあると判明し
異世界に跳躍出来る転移装置を開発する事に成功
反乱軍はエース達をハルケギニアに行かせる事にしたが、
跳躍装置を作動させた瞬間エルフ達が侵入してしまい
ハルケギニアに行く仲間を次々と殺すが生き残ったサイトは
決死の思いで跳躍装置に飛び込んだ
そして残された仲間がこう言う「サイト・・ルイズの・・ルイズの使い魔になればこの世界は変わる!」
少し地球の運命も分けた戦いってのが見てみたくて考えてみました
才人が武器を持ってくるのはNGだけど
この才人は時の流れを遅くする事が出来る装置を持ってる
ただし使えるのは10回 ルイズに事実を話した時もこの装置を使って
証明した
つ「チラシの裏」
>>220ウェールズも参加ですね
アンリエッタもサイトが狙いでウェールズがサイトを手に入れれば自分も〜とけしかけるんですよ
ア「ウェールズ様、今は悪魔が微笑む時代です」
エレオノール「姉より優れている妹など存在しない!」
>>227 (胸的に)カトレアのことですね?よくわかります。
虚無と銃士、第三話できたと思ったら規制・・・。
仕方ないので、書き貯めるかぁ。
申し訳ないです。
>>227 >>226 お嬢の浴室の同人誌を想像した。
エレオノール→ラオウ、カトレア→トキ、ルイズ→ケンシロウ
アンリエッタ→ジャギ、ウェールズ→シン
ハルケギニアは世紀末。
>>230 サイトが哀れになってきた。
シエスタ(拳王侵攻隊)「私はただのメイドです!」
ルイズ(ケンシロウ)「そんなでかいメイドがいるか!」
テファ(本物)「私はただの村娘です」
ルイズ(本物)「そんな(一部が)でかい村娘がいるか!」
もしもアニエスに特救指令ソルブレインを見せたら
※ネタバレあり
才人「うわー、懐かしい。帰ってきたウインスペクターとかナイトファイヤーとか。」
アニエス「サイト、何を見ている?」
才人「アニエスさんいつの間にいたんすか!?これは俺が子供の頃見てたやつなんですけどね。」
新英雄 九州へ!
高岡「父の開発した新型IC欲しさに、君のパパを昇進を餌に抱き込み
不祥事をでっち上げ、会社を倒産寸前にまで追い込んだんだ!
結局三人で薬を飲み…しかし近所の人が駆けつけてくれたおかげで
私は息を吹き返す事が出来た。しかし、父も母も…遂に…」
また会う日まで
高岡「私は憎しみを捨てたいと思ったことがある…
だが父や母のことを思うとそんな自分に腹が立ち…
だから合体したコンピューターに憎しみを増幅させるフロッピーをインプットし、
永久に憎しみが消えないようにしたんだ!
やめろ…私から憎しみを奪うな…憎しみを失ったら私はどうしたらいいのか…
頼む、頼むから元に…」
正木「高岡…我がソルブレインの使命とは、人命のみならず、人の心も救う事にあった。
だが高岡の心だけは最期まで…」
才人「(こうして改めて見ると、これ子供向けとは思えないような。)」
アニエス「………」
才人「……アニエスさん?」
アニエス「憎しみに囚われた者の末路…か…」
才人「え?」
ソルブレイン見ながら書いたんで特に意味は無い。
モンテクリスト伯や忠臣蔵も見せてみよう
>>170 厳格な貴族制に対してアメリカンジャスティス(大義名文)発動ですね
でもアメリカって、民主主義マンセーと言いながら
(アメリカの言うことを聞く)独裁国家が好きだよな
というわけで、アメリカと友好関係なトリステイン(米軍駐留込み)
>>216 才人が強キャラで作中の謎を一定レベルで知ってるという点で一種の逆行物になるんだろうが、
古代マギ族と現代のメイジとでの立場の違いに戸惑う才人とか、
ブリミルを「あのおっさん」呼ばわりしてルイズにぼこられる才人とか、
なかなか面白い展開になりそう。
テンプレ通りにギーシュ戦が起きた場合でも、
「ブリミルのおっさんが望んだのはこんな社会だったか?」みたいな
原作とは違う動機で戦いに臨みそうだ。
モンモンのホレ薬を飲んだのがサイトだったら・・・なんて妄想したけどな
ギーシュとアッー!でもいいし、キュルケにホイホイとついてってと。
>>232 涙の手錠を打て!(轢き逃げで娘を殺された父親の復讐の話、中田譲治がゲスト出演)
わしら純情放火団(社会に認められず生きてきた老人たちの話)
なども見せたれ。
う〜む……構想は大分先まで出来てるのに、肝心の文章が書けない……。
ルイズが学院にGOする話とかも考えてるのに、筆が進まない……。
それもこれも勇者がなまいき過ぎるせいだな。
>>232がルイズだった場合
ルイズ「NATO?ICPO?MI6?………頭痛くなってきた…」
才人「(まだ難しかったかな…)」
「ちなみにこれがNATO名産の納豆だ」
とでたらめ吹き込むサイト
9時より、投下予定です。
予定していた4話の半分、Aパートといった感じですが、
自分のモチベーション向上を目的に投下いたします。
ほんの5分ほどの状況を書き上げるのに、一ヶ月以上かかってしまいました。
「15ぉ!?」
サイトの驚きの声が、石造りの狭い廊下に響き渡る。
「静かに。もう、みんな休んでる時間だから」
私は声を潜めて、横に並んで歩くサイトを窘めた。
彼は慌てて口をつぐんだ後、心配げに壁に並ぶドアを見渡す。
幸い、ドアが開かれて苦情を訴えられることはなかった。
「そうか、15か…」
納得いかない顔で独りごちるサイト。
そんな彼の顔に、私は心の中でほくそ笑んだ。
正直、サイトを驚かせるのが気持ちいい。
医務室ではずいぶんとからかわれたから、そのお返しだと思えばなおさら。
先ほどの食事の時も痛快だった。
142サントしかなく傍目に見ても細身の私が、一斤分はあろうかというサンドイッチを一人で平らげてみせたのだ。
彼は実に驚いた顔を見せてくれた。
普段から大食いの私でもちょっときつい量だったけど、無理した甲斐はある顔だった。
だから部屋に戻る道すがら何気なく聞かれた歳にも、どんな顔を見せてくれるだろうかと期待を込めて素直に答えてみた。
自分の発育の悪さは自覚しているから。
そう、自覚している。
童顔と幼児体型。
そのせいで、実際の年齢よりかなり下に見られることを。
そしてサイトは期待通りに、そのギャップにとても驚いてくれたけど…。
「いくつだと思った?」
なんか釈然としないので、こんな意地悪な質問を投げ掛けてみた。
「えっ!じゅっ…、4!うん、14だと思ったよ。ホント」
絶対嘘だ!
14歳だと思っていたら、15歳と分かってあんなに驚くはずがない。
サイトはやたらと察しがいい。
まだ話し始めて1時間しか経ってないのに、それを私に気付かせるほどに。
だからこれも、私が幼く見られることを気に病んでいることに気付いて、当たり障りの無い回答にしたんだと思う。
でもその気遣いは、私を余計に…、フフフ。
少し鎌を掛けてみることにする。
「ちなみに、ルイズはいくつだと思う?」
「あの子か…。んー、じゅうにうっフン!フン!」
語尾を嘘くさい咳でごまかすサイト。
「15。15だ。タバサと同い年だろ?」
むー、惜しい。
ルイズの事なら歯に衣着せずに答えると思ったのに、本当に察しがいい…。
弄した策が失敗し、ますます不機嫌になる。
私はそれを隠さず、むしろ強調するように口を尖らせた。
ちなみにルイズの歳を聞いたのは、そこから私を何歳に見立てたかが分かるから。
実際の歳より幼くみられることが多い私たち。
学友に私たちが何歳に見えるかと聞けば、いつも落ち込みたくなるような答えばかり。
そして、大抵ルイズより1つか2つ下に見られる私。
そういえば、今まで正解した子はいなかったっけ?
サイトの15という、多く見積もった心にもない答えも間違いだし。
それにしても、何でサイトは見抜くかな。
ルイズの歳を聞いたのが、本当は私を何歳に思ったのかを推し量る罠だということに。
まったく。
歳のことぐらいで怒らないから、素直に答えてくれてもいいのに。
「それで?15で正解か?」
私の策を看破しておいて、それ?
先ほどの寛容な胸中の言葉はどこへやらで、本心でない回答の正否を聞いてくるサイトに理不尽に憤慨する。
「はずれ。ルイズは16歳、キュルケが17歳。みんな順に一つ違い」
私は口を尖らせたまま、棘棘しく簡素に答えた。
あー、もう、悔しい。
せっかく彼を驚かせて悦に入っていたのに。
手玉に取っていたつもりが、逆に取られている感じがする。
そんな苛立ちが歩速となって現れ、サイトを引き離すように早足になった靴音が甲高く廊下に鳴り響いた。
「じゃあ、キュルケが俺と同い年か。ずいぶんと大人びた雰囲気があったから、俺より年上かと思ったけどな」
そう私に話しかけながら、歩幅を広げて追ってくるサイト。
そしてわずか数歩の大股で横に並び、事も無げに早足の私についてくる。
それが私の短足を強調するようで、ますます人の気に障る。
17歳か…、ふん!いいですね、サイトは。歳相応の背格好で。
そう口には出さず胸中で毒突き、拗ねるようにサイトから顔を背けた。
そして、すこし暗澹な気分になる。
私もあと2年もすれば、キュルケみたいになれるかな…。
いや、うん。希望は持とう。私はまだ成長期だ。
「3人とも学年が違うのに仲がいいんだな。同ゼミかルームメイトか?」
同ゼミ?ルームメイト?
そんな私の気持ちを知るや知らずか、サイトが意味の分からない言葉で訊いてきた。
聞き返すのも癪だし、黙っていると無知を笑われそうなので、分かることだけ答える。
「学年は違わない。みんな1ね…、2年生になる」
正確にはまだ1年生だけど、進級できたことをふと思い出して言い直す。
そう、みんなと一緒に進級できたんだ。
改めて口にすると、実感とともに歓喜がわき上がってくる。
やった!やったんだ!
みんなと一緒にいられる!
進級の証の使い魔も、ちゃんとそばにいる!
「あれ?でも、タバサが一番“年下”だろ?」
む!なんでいいところで水さすかな。
「一番“若い”けど、みんな同学年」
サイトの何気ない一言に少しカチンときたけど、さらりと印象のいい言葉に直して言い返す。
そしてこの切り返しが自分の中で、意趣返し気味に決まった気がしてますます有頂天になる。
進級〜♪進級〜♪ラララ進級〜♪みんなと一緒に進級〜♪
頭の中で歌劇のように歌いながら、心の中で踊り出す私。
それがほんの少し歩調となって現れ、靴音が軽やかなリズムを刻む。
先ほどまでの陰鬱とした気分は、もうすっかり霧散していた。
「そうか、ここは日本じゃないんだよな。そういうもんなんか」
軽快に歩く私の横で、ふとサイトがそんなことを呟いた。
その声が微かに寂しさを帯びているように感じ、足を止めて頭ひとつ分以上高い彼の顔を見上げる。
「ん?どうした?」
サイトも足を止めて私を見つめ返す。
しかし、その表情には特に陰りも見受けられず、飄々とした笑顔を浮かべている。
あれ?私の気のせいかな?
思惑は外れたけど、それとは別にもう一つ気になったことを訊ねてみた。
「ここ?ニホン?」
「あ、そういえば、まだ言ってなかったな…」
サイトは視線をそらし、頬を掻きながら困惑した様子を浮かべる。
「ちょっと言いにくいけど…」
そしてそのまま、どこぞを見ながら語り始める。
え、なになに!何か秘密のこと?
サイトの内緒事を聞けるかもしれないという期待に、私は背伸びするように身を乗り出して顔を近づける。
「くしゅん!」
しかしその出鼻を挫くかのように、誰かのくしゃみが廊下に鳴り響いた。
思わぬ横槍に、私とサイトは顔を見合わせる。
わっ!か、顔が近い…。
さっき身を乗り出すとき、背伸びするだけじゃ間に合わない身長差を補うために、寄り添うほどに近づいたから。
サイトがじっと私を見つめてくる。
そして私もじっと見つめ返す。
気恥ずかしさから、そのまま固まる。
こ、この体勢って…。
ここで例の小説の情景が思い浮かぶ。
助けられたお姫様が勇者様に寄り添い、見つめ合いながらやがて…。
そうだ、このまま目をつぶると、キ、キ、キ…。
「さすがに今のは…、タバサじゃないわな」
えっ?
不意に掛けられた言葉に、暴走し始めていた空想から覚める。
目の前には、先ほどと変わらない表情のサイト。
しばしの静寂。
そしてゆっくりと蘇る、私の恥ずかしい空想…。
わっ!あわわわー!わー!わーっ!
煩悩を振り払うかのように、心の中で叫びながら何度も首を横に振る。
サイトが冷静なところをみると、キス一歩手前なんて思ったのは私だけなんだろう。
一人で空回ってるようで、すこし惨めな気持ちになる。
どれだけ男性に慣れてないんだ私…。
気落ちし、俯く。
いや、ここはサイトも胸を高鳴らせるのがお約束じゃないの?
しかし、すぐに持ち直す。
恋愛小説じゃ男も女も、先の情事を想像して赤面する場面じゃない!
屁理屈な怒りで。
いやいやいや!私とサイトはメイジと使い魔で、そういうのじゃないから。
そして、完全に混迷する。
そんな私をよそに、サイトは含み笑ってから廊下の先を見やる。
錯乱中の私は笑われたことにも気付かず、釣られるように同じ方を見やった。
あれ?誰かいる。
薄暗い廊下の先、ドアの前に誰かが佇んでいるのに気付く。
よく見ると、私の部屋の前だ。
落ち着き始めた、いや、混乱しすぎて余計な思考が出来なくなった頭が、目に見える現状だけを認識する。
「ルイズ?」
ぼんやりと見えるウェーブの掛かったボリュームある髪のシルエット、私を訪ねてくるような人物。
そしてなにより、私とあまり変わらない背丈から気付く。
春先とはいえ石造りの廊下はまだかなり冷えるのに、あんなところでどうしたんだろう?
「くしゅん!」
もう一度くしゃみが聞こえてきた時、私は慌てて彼女に駆け寄った。
ん? 投下されている。しえん。
終わりかな?GJです!
相変わらずタバサ可愛いよタバサ
投下乙です
棘棘がゲシュタルト崩壊して
ホホホホ
ネネネネ
にみえた
古のホネホネロック思い出した
ホホホホ
ネネネネ
……12歳に見える未熟児な平賀才人16歳(男)……?
いや、何なのだろうね? 電波受信? ハハハ。
チェンジの方、乙です!
お待ちしておりましたよー!
まとめの方で読んでから続きはまだかな〜?と思ってたので^^
相変わらずタバサの可愛いらさは反則級だw
同じ虚無でありながら、某ssのタバサとは正に対極のタバサですね
後半も楽しみにしております!
GJ!
このタバサの可愛さは反則だ!
IFにならないが
・もしもタルブの零戦が21型の坂井三郎機だったら
坂井三郎の21型がカッコよすぎたから
やってみただけです、あのカラーリングで
トリステインの空を翔ける姿は絵になりそう
258 :
武器屋の人:2008/12/01(月) 23:21:01 ID:9xvK7jeq
ダレモイナイ……イマノウチニトウカシテシマエ……!!
25分より久々の投下開始しますぜ
目の前で突っ伏す男三人へ呆れたように一瞥をくれると、ルイズはため息をついた。
「……もう、全然手応えないじゃない。アンタ達男としてそれはどうなのよ」
ルイズの言葉に、赤毛のサル……ではなくジェロームが起き上がって抗議した。
「うるせー! 鍛錬に付き合ってやってんのにあんだその言い種はっ! 大体手応え無いのはオメーが馬鹿力なだけだろ!」
「何よ! あんたらは家の仕事も手伝わずに遊んでばかりいるから弱っちいんでしょ!」
今では恒例となったルイズとジェロームの口喧嘩を眺めながら、ルカ達は持ち寄ったクッキーを食べながら欠伸をした。
図上には完成したツリーハウス風秘密基地がある。
懲りないジェロームの度重なる占拠とルイズによる奪還を繰り返す内に、いつの間にか二つのグループは合併していた。修復が予定より早く終わったのも、ジェローム達が手伝うようになったからに他ならない。
「しかし、三馬鹿がのされる様子を見るのも飽きたわね」
ルカがクッキーを頬張った状態でそう言うと、隣に座っているロシーヌも頷いた。
「うん、見てて前より動きが良くなったのは分かるけど。ルイズちゃんの体作り何気に本格的だからね」
その時の様子を思い出したのか、ルカが苦笑した。
数日前にルイズを呼びに行った二人は、武器屋のおやじに通されて彼女の部屋へ入った。そこにあったのは一種衝撃的な光景だった。デルフをかついで猛然とスクワットを繰り返すルイズ。
デルフと会話する彼女の息はほとんど乱れていなかった。
「あれはびっくりしたわ。腕立て腹筋背筋スクワットを百回ずつ、しかも日に何セットもしてたなんて」
そう言うロシーヌの声は込み上げる笑いで震えていた。
デルフに彼女らの到来を知らされたルイズは一瞬中腰のまま固まってしまい、そして猛然と振り返ると大慌てで取り繕ったのだ。
「しっかし、ルイズも腕を上げたよなぁ。俺のアドバイスもすぐ吸収するし、かなりセンスがあるんじゃねえか? そろそろちゃんとした奴に指導させてみたいな」
地面に突き立てられたデルフがそう言うと、紅茶のお代わりを淹れていたジルが顔を上げた。
「そういえば、ルカさんのお兄さんは傭兵じゃなかった?」
「ああ、そういやそうだったわ。今は確か地方の貴族の護衛やってる……」
お代わりを受け取ったルカは、それを口元に運ぼうとして硬直した。
「あああぁーっ! 忘れてたっ!」
突然の大声に、ルイズと兄のコントを肴に黙々とクッキーを食べていたニーナも吹き出した。ルイズやジェローム達も何事かと振り返る。
「どうしたの、ルカ?」
「今日だ……兄さんが帰ってくるから昼過ぎに出迎え頼まれてたの」
「もう結構日が傾き始めてるけど」
時刻は三時過ぎ。そろそろ帰ろうかとも思い始めた所だった。
「どーしよ……父さん達は出かけてるし、あいつ待ちぼうけしてるかな」
「どうする? これ以上待たせるのも悪いし、走って帰る?」
うっすら浮いた汗を拭ったルイズがそう言うと、それぞれ帰り支度を始めた。
「お前しっかりしてるようで意外に抜けてんのな」
「う、うるさいわね! 私だってうっかりしちゃう事くらいあるわよ」
ジェロームにからかわれたルカがそう言ってバッグを肩にかけた時、遠くから馬の蹄が地を蹴る音が聞こえてきた。
全員が音がしてきた方向を向くと、遠くから誰かが馬に乗ってやって来るのが見えた。
それはどんどん近づいて来て、乗っている人物の輪郭がはっきりしたとき、ルカは思わず声を上げた。
「に、兄さんっ!?」
馬上の人物は彼らに手を振ると、ルカの目の前で馬を止めた。
やや長めの金髪をうなじの辺りで結った髪型はややルイズに似ている。妹と同じ碧い瞳は優しげな色を浮かべていた。
さぁ支援だ
「ふう……ただいま、ルカ。少し見ない間に背ぇ伸びたんじゃないか?」
「……まあね」
彼は馬を降りると、彼女の頭を撫でて笑った。
「しかし家に鍵は掛かってるわ、近所の人曰く親父達は出かけててお前が留守番してる筈っていうし」
「それはゴメン。でも、どうしてここが分かったの?」
ルカがそう訊ねると、彼は笑う。
「家の前で待ってたら肉屋の息子から教えてもらえた。丘の方へよく行ってるってさ」
彼はそう言うと周りの少年少女を見渡した。期待を込めた目で自分を見つめるジェロームをみて、ニカッと笑った。
「よぉ悪餓鬼ども、元気にしてたか? 相変わらずやんちゃしてるそうじゃんか」
「もちろんだぜ、ロデリックの兄貴! 兄貴の方こそ元気そうでなによりだ」
相変わらず自分に憧れの視線を向ける彼に、ルカの兄……ロデリックは苦笑する。
三人、特にジェロームは最強の傭兵になるのが夢だと言って鼻で笑われた。
「ま、みんな元気そうで何よりだ。……ん、君は見かけない顔だな?」
彼はそう言って、ルイズの顔を見た。
「ああ、彼女はルイズ。最近友達になったのよ。武器屋のおじさんとこの一人娘。ルイズ、コレはロデリック。さっきも言ったけど、私の兄よ」
「おいおい、兄に向かって“コレ”はないだろ……ルイズちゃん、か」
はじめまして。そうルイズが会釈をすると、ロデリックは一瞬考えるような仕草をした。
「たしか、養子の……」
「え、ヨウシ?」
ぼそりと呟いた言葉にルイズが反応すると、彼は慌てて言葉を繋げた。
「あ、いや、君が容姿が良いって評判だったのを思い出してさ。うん、評判通りの……」
ルカの肘打ちが脇腹にめり込み、彼は悶絶した。
「オウフ……今のは効いた」
「いい大人が何いたいけな少女をナンパしてんのよ? 熟女好きいつからロリコンになったっての?」
「ロリコンじゃねぇって……熟女の方も逆、俺が好かれるの。おーいてぇ」
結構まともに入ったようで、しばらく蹲っていた彼は打撲を受けた箇所をさすりながら起き上がると、ルイズが背負っているデルフに目を向けた。それに気がついたようで、デルフも声を上げる。
「おお? デルフじゃねぇか」
「よおボウズ、久しぶりだなぁ。おめぇがガキの頃俺を万引きしようとしておやじに出入り禁止くらった時以来かね」
「おいおい、そんな昔の事掘り起こさないでくれよ……十年以上前じゃねぇか」
ロデリックが苦笑すると、デルフはカタカタと音を鳴らして笑った。
「やだ兄さん、そんな事してたの?」
「若気の至りでな……バカな事したもんだ、『喋る伝説の剣』つって当事の俺は嬉々として持ち出して……デルフがない事に気付いて血相変えた武器屋の親父にガッツリ怒られた」
彼が苦い思い出を語ると、周りもケラケラと笑った。
「ってか、そのデルフを何でルイズちゃんが担いでんだ?」
ロデリックがふと気付いた疑問を口にすると、ジルが笑った。
「ルイズちゃんは、剣士を目指してるんですよ。だからさっきもロデリックさんに教えてもらえたらいいなーとか話してた所なんです」
「へ? ルイズちゃんが剣を……本気か?」
ロデリックがすっとんきょうな声を上げると、ルイズは頷いた。
「はい。べつに、傭兵になりたいとかじゃないんですけど」
「護身術ってことか? ルイズちゃんくらいの体型ならナイフ辺りが妥当だと思うんだが」
そう言って彼が鞄から手頃なナイフを取り出すと、ルイズは頭を振った。
「えっと、そう言う事じゃなくて……」
ロデリックがきょとんとした表情をすると、デルフが笑った。
「違う違う、ルイズは俺を上手く扱いたいんだよ」
「はあっ!? デルフをか?」
そういって、彼はルイズの背に横向きでかけられたデルフを見る。
まっすぐに立てればルイズの身長を上回り、幅広い刀身を持った片刃の大剣。
厚さは大したことがないが、ルイズのような少女が扱うには重すぎる。
「それは流石に無理があるんじゃないか? せめてショートソードあたりに……」
「煮詰めた砂糖に蜂蜜加えたシロップくらい甘いぜ兄貴! コイツの馬鹿力はハンパじゃねガフッ?」
アッパーを顎にもらってジェロームが沈黙すると、ロデリックは苦笑した。
考えてもみれば、普通の少女ならデルフを担ぐ事すらままならない。それなりに鍛えてはいるのだろうと判断した。
だが、それだけでは足りない。
「しかし、流石に振り回すのは無理だろ? やっぱりもう少し軽いのに……」
ロデリックの言葉はそこで途切れた。目の前で振り上げられ、勢いよく降り下ろされた錆びた刃。その刃先は多少ブレたものの、ほぼピタリと空中で制止したのだから。
「……おでれーたろ? この年で俺をこれだけ振れるんだぜ、ルイズは」
絶句する彼に、デルフが誇らしげに言う。彼女の膂力は想像を遥かに超えたものだった。
振り回すのも力がいるが、加速のついたソレをピタリと止めるのは、その何倍も難しい。
「こりゃあ……すげぇな」
ロデリックは目を点にして言うと、彼女の顔を見つめた。
「……分かった。俺で良ければ稽古に付き合おう。その前に、ちょっと腕を見せてくれ」
ルイズが言われた通りに右腕を差し出すと、ロデリックはそれを掴んだ。
健康的に薄く焼けた、そのほっそりとした外見の割にはしっかりと良質な筋肉がついている。しなやかなでいて力強く、良く鍛えられている腕だった。
……だが、このぐらいで本当にあのような芸当ができるのだろうかと首をかしげる。
「ちぇっ、俺が足掴んだ時は真っ赤になって踵落とししてきた癖によぉ。兄貴の時は素直に触らせぐぼっ!」
ジェロームの顔面にルイズの裏拳がめり込むのをマニヒコ達は苦笑して見、ロシーヌたちの蔑むような視線を浴びせる。
「アンタのはたんなるセクハラだからよ」
ルイズは白目を剥いてひっくり返った彼を睨む。
「てか、兄さんもいつまで触ってる気?」
「あ、悪りぃ。しかし……なかなかいい鍛え方してるみたいだな」
ロデリックがそういうとルイズは満足げに頷いた。
「はい! 毎日デルフと素振りしたりしてますから」
「ならいきなり剣術に入って大丈夫ってことだよな?」
ルイズが頷くと、彼は微笑みを浮かべた。
「それじゃあ、明日辺りから始めるとするか」
「はい、よろしくお願いします!」
彼女がお辞儀をすると、ロデリックは微笑んだ。
支援
投下終了っ! 支援感謝です!
うーむ、たいした内容じゃないのに随分時間が掛かってしまった。
それもこれも勇者達がなまいき過ぎるせいd(以下略)
まあ、受験が終わって気が抜けたのかねぇ……。
受験期間は張り切って書いてたのに(ただのバカ)
とにかく、後一話ルイズと愉快な仲間達をやったらようやく本編に繋がるあたりに行きます。
しかし、ジェローム以外のバカ二人とか、集団書いてるとどうしても会話に入れてやれない空気が発生しちゃいます。
デルフのセリフがやや減った理由としては、ルイズの初めての友人に気を使ってるんです。
とにかく、文才が欲しい……!
では、また今度。次の投下で。
武器屋さん乙
それだけあれば十分んス
来た!武器屋来た!
これでやっとネクタイと靴下だけの生活が終わりを告げるお…
武器屋さん、GJです。
筋力アップ→剣術習う。
剣士ルイズ誕生か!
ところで今のルイズの容姿ってどんな感じなんだ。
対人関係とかも気になるよ。
あとヴァリエール家の様子も気になる。
270 :
武器屋の人:2008/12/02(火) 01:36:30 ID:saBYKq2A
寝る前に携帯から補足。
そのまえに
>>268さん、この時季にその恰好は自殺行為ですw
外出の際はせめてその上にコートを羽織ってお出かけ下さい(待て)
まずルイズの容姿ですが、運動をたくさんしているため、身長が原作より高いです。
原作年齢に到達する頃にはサイトとそれほど変わらない位に背が伸びます。
次に髪型ですが、長く伸びた髪の毛をうなじのあたりで軽く結っただけな感じ。チェスター(テイルズ)をイメージして貰えればわかりやすいかと。
あと、このルイズはやや筋肉質なため、少年っぽくも見えます。それが元でちょっとした事件が起こったりもする予定です。
しかし、いくらなんでもデルフをブンブン振り回すのはキツイ気がするので、何かしらの力が補助してるって事を臭わせてるんだけど、その何かしらが思い浮かばない……なにか都合いいのないかな?
まあこんな感じ。
学院メンバーと絡むまであと二話……魔王に唆されて地面を掘りつつ書き進めてます。
遅くてゴメンね(´Д`)
それじゃあおやすみ
チェンジ氏GJ
年上の余裕を見せるサイトが良いですね。
そして乙女なタバサに萌え転がって良いですか。
武器屋氏GJ
剣士として身を立てるフラグktkr
男装の麗人なルイズを想像しました。良いね。
272 :
偽ルイズの人:2008/12/02(火) 09:02:48 ID:uJNa1m64
チェンジの人乙です。このタバサの乙女っぷりは無敵!
武器屋ルイズもますます将来が楽しみな展開ですね。
ところで週末と言ってた続き、アク禁で投下できませんでした。
お詫びに2&3話続けて投下してみます。
──それは、疾風怒涛・意気衝天・究極無敵の一目惚れであった!
ババーーーーーンッッッ!!! (←効果音)
「……大丈夫ですか?」
道端で見かけた奇妙な銀色の鏡に足を踏み入れて気が遠くなったかと思った次の瞬間、
俺が目を開けると、そこには桜色の長い髪をなびかせた可憐な"天使"が、心配そうに
覗き込んでいたのだ。
嗚呼成程と、突然「言葉でなく心で」理解したね。
「あのぅ……もしもし」
マンガやゲームで「会って間もないヒロインを守るために命を賭ける主人公」とか見て
「テラアリエネェ」とか笑ってたけど、今なら彼らの気持ちがよっく理解できる。
「どうしましょう……頭とか強く打ったのかしら」
自分の目の前にいるマイスイートエンジェルと、万が一恋人になれるんだったら、
まさに「きみのためなら死ねる 」状態。ちょっと古いけど「僕は君に会うために生まれて
きたのかもしれない」なんてクサいセリフでも躊躇いなく、口に出せそうだ。
「あ、異国の方みたいだし、もしかしたら言葉が通じていないのかも……」
「一億と二千年前から愛してましたッ!」 ガシッ!
あ、ヤベッ、つい口に出して言っちゃったよ。おまけに飛び起きて手まで握っちゃってるし。
こりゃ、引かれるだろーなぁ。ああ、でも、この娘の手、やわらけぇなぁ。
「あらあら……」 ポッ
おろ? もしかして、案外悪くない反応!?
くっ、しかし悲しいかな、3次元の女の子とつきあった経験のない俺には、ここで畳み
かけるべきか、いったん引くべきなのかがわかんねー!!
「あの、お気持ちはうれしいのですけれど、こういうことはお互いをよく知ってからに
するべきだと思うのですが……」
流石は我が女神様(←なにげに格上げ)、最近のビッチどもと違って奥ゆかしいぜ!
「そ、そーっスね! 何事もキチンとステップを踏んでからでないといけませんよね!」
しかし、こんな如何にも「深窓のご令嬢」を絵に描いたようなマイハニー(予定)と、
キチンと手順を踏んで交際するとなると、やはり最初は下駄箱にラブレターでの告白から
始めて、ひょっとしてまずは交換日記でもやらないといけないのか!? さすがにそれは
勘弁してほしいのだが……。
いや、今まで見たこともないような清楚で可愛くて優しそうな娘とおつきあいできるなら、
それくらいの試練には耐えるんだ!
「まぁ……褒めすぎですわ」 ポポッ
──あれ? ひょっとして、俺、口に出してました?
「はい、しっかりと」
「…………」
──神は死んだ!
と固まっているところに、背後から声をかけられる。
「あーー、いい雰囲気のところに水をさすようで恐縮なんですが、ミス・ヴァリエール、
そろそろコントラクトサーヴァントの儀式を進めてもらえませんか?」
と、髪の毛の残量を気にしてそうなオッさんに呼びかけられて(正確には俺がいままで
話してた女の子にかけた言葉なのだろう)、初めて俺は自分が見知らぬ土地にいることに
気づいたのだった。
「えーーと……ココ、どこ?」
* * *
「な、なんなんですか、その"ドラマチック"から300メイルばかり向かう方向を間違えた
出会いの場面はーーっ!?」
ヒラガ邸のテラスに、メイド長兼愛人の少女の怒号めいた悲鳴が響きわたる。
「さ、サイト……さすがにそれは、私でもどうかと思うよ?」
世事に疎いはずの妹分さえも、控えめに異議を申し立ててくる。
世に流布する(シエスタも愛読している)女性向け恋愛小説のようなロマンティックな
展開を期待していたのに、一人芝居の三文喜劇(コメディ)だと聞かされたら、それは確かに
ガッカリするだろう。
「し、仕方ないだろう! 突然見知らぬ場所に来て、そこでいきなりルイズみたいな
美少女に優しく声をかけられたら、男なら誰だって舞い上がるって」
一応サイトは弁解したものの、実は声をかけられる前から妄想が始まっていたことは内緒だ。
「……まぁ、確かに今にして思えば、あの言動はかなりイタイ人だと言われても反論でき
ねーけどさ」
と、ちょっと声に自信がなくなったサイトの手に、そっと白い繊手が添えられる。
「でも、わたくしは、あのときの貴方の言葉がうれしかったですよ」
サイトを見つめるのは、初めて出会った時から変わらぬ、思慮深く、それでいて無垢なる
美しさをたたえた穏やかな鳶色の瞳。
魔法学院のころから、その少女らしい小柄な体躯に似合わず、どこか母性的な年上の女性
めいたものを感じさせた妻だが、実際に子供を生んだことでその慈母神を思わせる佇まいは
より一層深みを増したかのように思われる。
その癖、それと相反するかのように、つい先日出産を経たとは思えぬくらい若く瑞々しい
肢体。
子を宿してからは唯一の欠点とも言える胸の小ささもそれなりに改善され(実のところ、
それ以前に主にサイトの"手"によって少なからず"増量"されていたという説もある)、平均
レベルに近い大きさを獲得していた。
今の妻が白いローブでも着ていたら、あのときの自分同様、初対面の人間は天使か女神と
見間違えるに違いないとサイトは半ば本気で確信しているくらいだ。
「もっとも、期待に添えなくて申し訳ないのですけれど……。最初見たときの貴方は、
慕わしい殿方と言うよりは、どちらかと言うとちょっと気になる弟みたいな男の子、
という印象ではありましたけど」
──と、持ち上げたところで、ニッコリ笑ってこちらの思惑をアッサリ外すのも、
あの頃のままだ。
「る、るいず〜」
恨めしそうに呼びかけてもニコニコとまるで悪びれた様子がない妻に、一生適わない
んだろーなー、と諸手をあげて降参するサイト。
そして、そんなふたりの様子をいつの間にか、ちょっと離れて見ている愛人その1とその2。
「サイトさん達、気がついてるんですかねぇ。ああいう時のおふたりって、何者も
近寄れない無敵の「ラブラブ新婚さん空間」を展開していることを」
「ちょっと羨ましいかも」
* * *
今となっては笑い話だが、あの3年前の使い魔召喚の儀式の際には、多少の悶着があった。
少年と契約を結ばせようとしたコルベールに、ほかならぬ"ルイズ"自身が異議を唱えて
反論したのだ。人間を使い魔にするわけにはいかない、と。
それはどこかの時空で彼女と同じ顔同じ声を持つ少女が発した言葉と、字面の上では
似通っていたが、意味は正反対だった。
彼女は、サイトが「平民なんか」だから使い魔にしたくなかったのではない。自由意志も
感情も事情もある人間だからこそ、自らの勝手な都合で縛りつけることを是としなかったのだ。
そのためには落第することも辞さない覚悟を示す"ルイズ"に、コルベールは大いに弱った。
彼女がヴァリエール家の三女という家柄であることもさることながら、この心優しい、
そして勤勉で礼儀正しい真の淑女と呼ぶにふさわしい少女を、落第や退学などといった
窮地に追い込むことは、気が進まなかったからだ。
しばしの問答の挙句、「とりあえず少年(サイトのことだ)に事情を説明して、使い魔に
なってよいか意志を確認する」ということで、何とか折り合いがついた。
幸いほかの生徒達の召喚の儀式はすでに終わっていたため("ルイズ"自身が、魔法の下手な
自分の儀式は最後に回してほしいと願い出ていたのだ)、コルベールは生徒達に解散を命じた。
残った"ルイズ"達を伴い、彼自身もフライを使うことなく歩きながら、少年へ事情を
かいつまんで説明する。
見たところまったく事情を飲み込めていないようだった(異国の平民のようだし、無理も
あるまい)少年は最初は半信半疑のようだったが、自らを召喚した"ルイズ"がコルベールの
言葉を肯定すると、アッサリ彼女を信じた。
「……つまり、今回の儀式は魔法学院の課程において非常に重要なもので、ここで俺が
契約に同意しないと、ルイズさんが落第しちゃうんですね?」
何とか落ち着いて状況を整理したらしい少年がポツリと呟く。
「そう、そうなんですよ、キミ!」
その言葉に、得たりと頷くコルベール。
「コルベール先生!」
「い、いや、しかしですね、ミス・ヴァリエール……」
「そんな泣き落としするようなやり方はフェアじゃありませんわ。ごめんなさいね。
お父様にもお願いして、何とかあなたが元いた場所に帰れるように尽力しますから」
パッと見、同年代くらいのはずなのに、どこかお姉さんのような気遣いを見せる"ルイズ"の
笑顔に、内心ますます惹かれていく少年。
「いえ、このサモンサーヴァントって、呼び出す対象を指定できるわけじゃないんですよね。
だったら、ルイズさんの責任じゃないですよ」
「ですけど……」
まだどこか申し訳なさそうな"ルイズ"の様子に、少年ことサイトは覚悟を決める。
「俺、使い魔ってやつになりますよ。ドラゴンとかグリフォンとか、そんなすごい連中に
比べたら、俺なんてただの高校生だし大したことはできないと思いますけど」
「え!?」
「おお、よくぞ決心してくれました!
ささ、ミス・ヴァリエール、コントラクトサーヴァントの儀式を。
見られていてはやりづらいと言うのなら、私は少し離れていますから」
* * *
(ちょーっと早まったかなぁ。いや、でも、ここで「契約しない」を選ぶのって、バッド
エンドかゲームオーバーのフラグっぽいし)
勿論、俺にもこれがゲームの世界じゃないことくらい、もうわかっていた。
しかも、あのコルベールとかいう先生の話を信用するなら、現代とはかけはなれた、
多分中世とか、よくて近代一歩手前くらいの文明レベルでしかないファンタジーの世界だろう。
ここに残る選択をすることで思わぬ危険に見舞われることだって当然予測される。
それでも……。
(この娘のそばにいられるってんなら、ま、いーか)
そして某借金執事のごとく、お嬢様の好感度と恋愛フラグをゲットしていけば、いつの日にかッ!
「あのぅ、本当によろしいんですか?」
俺は桃色の妄想を中断して、心配そうに覗き込むルイズさんに答えた。
「ええ、もちろんですっ」
と、ここでちょっとくらいはカッコいいこと言ってみようかと、無い知恵絞ってみる。
「俺の国には"一期一会"って言葉があります。人と人の出会いには必ず何かの意味がある。
だから出会いを大切にしなさい……という意味です」
細かいところは違うかもしれんけど、大体そんなニュアンスだったよな?
「まあ、素晴らしい格言ですわね」
「つまり、俺とルイズさんの出会いにも何らかの意味があると思うんです。だから……
そのぅ」
えーと……たしか、マンガとかだとこんな感じだっけか。
「だから、俺をルイズさんのそばにいさせて、ルイズさんを護らせてください!」
俺は、ルイズさんの前に膝まづいて右手をとると、その"掌"にキスをした。
* * *
読者諸氏はすでに御存知であろうが、この"ルイズ"(中身はカトレア)は、本物のルイズに
輪をかけた箱入り娘だ。
無論、2年前にルイズと入れ代わり、この学院に入ってからは、それなりに人付き合いも
できたが、それでも男性とくに(見かけ上)同年代の少年達との、異性としての交際経験という
ものは皆無に等しい。
これは、公爵家という家柄や、彼女が魔法の扱いに関してゼロではないが無能に近いこと、
彼女の天然でその癖妙に年上めいた雰囲気などの要因もあいまって、彼女にアプローチする
男の子がいなかったことが原因だろう。
同性の友人、とくに寮のお隣さんで比較的仲の良いキュルケなどから色々話だけは聞いては
いたものの、ぶっちゃけ耳年増というのもおこがましいくらいのレベル。
さて、そんな所へもって、目の前に好奇心を刺激する好ましい印象の少年が現れて(しかも
彼女自身は微妙に彼に負い目を感じている)、その少年が優しくしてくれたら……あまつさえ、
姫君に忠誠を誓う騎士のごとき態度をとったなら。
心拍数と血圧と体温が上昇し、心理的にも興奮した状態──いわゆる「ドキドキ」して、
彼にコロッといってしまっても、あながち無理はないだろう。
サイトに(手に)キスされて、しばし呆然としていた"ルイズ"だが、徐々に顔が赤くなり、
モジモジし始めた。
その姿は、先ほどまでの年上のお姉さんのような余裕をもった態度とはまた異なる、外見
年齢相応の愛らしさを醸し出しており、サイトは今日何度目かの心理的クリティカルヒットを
食らう。
「あの……それでは始めてもよろしいでしょうか?」
「はいっ、スパーーっとやっちゃってください」
上目遣いに彼を見上げてくる美少女の破壊力は絶大。鼻の粘膜が弱い体質だったら、
とっくに鼻血による出血多量で貧血になっているだろう。
(くぅーーーー真の萌えというのはこういうことか〜!)
サイトが脳内で萌え転がっているあいだに、"ルイズ"は呪文を唱え……ようとして、再び
顔を赤らめる。
「イヤだわ。わたくし、まだ貴方のお名前も伺っていませんでしたわね」
「才人です。平賀才人……いや、こちら式だとサイト・ヒラガになるのかな」
「サイトさん……不思議な響きですわね。どういう意味があるんですか?」
「"才能豊かな人間"という意味です。ハハ、名前負けしてるっスね」
「いいえ、そんなことありません! 素敵な名前だと思いますわ」
強い口調で断言したのち、"ルイズ"はコントラクトサーヴァントの呪文を紡ぐ。
「我が名は………ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」
その名を口にする時だけ、一瞬の躊躇いがあったが、そのあとはスムーズに続ける。
「五つの力を司るペンタゴン。この者、サイト・ヒラガに祝福を与え、我の……」
そこでまた一瞬詰まる。
「……友そして我が騎士となせ」
そして、彼女は、ゆっくりと目の前に立つサイトの顔を引き寄せ、驚いて目を見開く彼と
唇を重ねた。
以上が第2話。続けて短めですが3話に入ります。
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「ミスヴァリエールに口づけを」3話
華麗なる宮廷でもなく、居並ぶ高位高官もおらず、男性の肩に乗せる豪奢な杖もない。
吹きさらしの屋外で、見守る者はややくたびれた感のある教師ひとり。
自分は王女と呼ばれる身分ではないし、目の前の少年も一介の平民に過ぎない。
──それでも、それはまごうことなく「姫君に仕える騎士の叙勲」と呼ぶべき場面だったのだと、
あとになって思い返すたび、彼女は気恥ずかしく……同時に誇らしく思うのだった。
* * *
支援
一目惚れした少女の方から口づけされて、一瞬サイトは混乱したものの、すぐに我を
取り戻すと、思い切って少女の肩を抱き寄せてみる。
少女は驚いたように閉じていた目を開いたものの、すぐに再び目をつむり彼の手に己が
体を委ねる。
(や、やわらかくて、それにいい匂いだ……)
(殿方の胸って、温かいんですね……)
唇を合わせて抱き合っているだけなのに、互いの想いが、好意が伝わってくる。
((知らなかった…キスって、こんなに幸せな気分になれるものだったんだ……))
互いの体に回された腕にいつしか力が入り、強く抱きしめあう。
それはどこから見ても恋人同士の熱い抱擁、そばで見ている独身者のコルベールには
いささか目に毒な光景だった。
このまま若い情熱がエスカレートしたら、さらに過激な愛情表現に及ぶかと思われた
ところで、遅まきながらコントラクトサーヴァントの魔法が効果を発揮し始める。
ブリミル、空気嫁……いや、あるいは読んだからこそ発動を遅らせたのか?
「ぐっ……」
左手の甲に熱せられた火箸を押しつけられたような痛みを感じ、思わず呻きを漏らして
しまうサイト。
「大丈夫ですか、サイトさん!?」
「い、いや、ちょっと左手に痛みが……」
本当はちょっとどころではないのだが、好きな娘の前では見栄を張ってしまうのが、
悲しい男のサガだ。
「たぶん、それは使い魔のルーンが刻まれているんだと思います。すぐ収まるとは思うの
ですけれど……すみません、事前にお伝えするのを忘れていて。痛い、ですか?」
「ハ、ハハ。なぁに、た、大したことはないですよ、これくらい蚊に刺されたくらいの
モンです」
無論、その程度ではないが、好きな娘の前で格好つけてしまうのは(以下略)。
もちろん、そんなサイトの強がりなどお見通しで、彼の熱を帯びた左手をそっと"ルイズ"の
両掌が包み込む。
ひんやりした感触の心地よさとともに、少し冷静になったサイトは、自分に刻まれつつある
ルーンからいくつかのメッセージが送られてきていることに気づき、しばし意識を集中した。
このルーンが、「ガンダールヴ」と呼ばれる特別なものであること。
ガンダールヴとは「虚無の使い手」の護り手にのみ刻まれること、そして今己れの手を握って
いてくれる女性こそが、その虚無の使い手であること。
ガンダールヴには、剣と槍、その他あらゆる武器を自在に操って虚無の使い手を守るための
「神の盾」と呼ばれるスキルが備わること。
ガンダールヴのルーンは、刻まれた者の感情の振幅、とくに「主を守りたい」という想いに
よって最も強く発動すること……。
さらにはオマケでハルケギニアにまつわる簡単な基礎知識まで。
単にメッセージというには少々多い情報の海に飲み込まれそうになるサイトだが、左手を
つかんでいてくれる女性のことを想起することで、かろうじて意識を保持することができた。
「虚無……そんな、まさかわたくしが……」
と、目の前の少女が小さく呟いていることからして、先ほどのルーンからのメッセージの
一部(もしくは全部)は彼女にも伝わったのかもしれない。
「いやぁ、呪文の最後の部分を微妙に変えていたようだから、どうなることかと心配した
けど、無事に契約できたみたいで何よりだよ」
サイトにルーンが刻まれたことを察したのか、コルベールがニコニコ笑いながら近づいてきた。
「え、ええ、まぁ……」
いつも物事に動じない彼女にしては、いささか歯切れの悪い答えを返す"ルイズ"。
サイトはまだつかんだままだった彼女の手を左手でギュッと握り返した。
(ルイズさん、とりあえず"ガンダールヴ"と"虚無"のことは秘密にしておいた方がよくないかな?)
(え? この声は……サイト、さん?)
(ああ、どうやらこのルーンの効果で、接触している時は口に出さなくてもテレパシーみたいに
意志を伝えられるらしい)
こちらにテレパシーという概念があるかは疑問だったが、ニュアンスは適当に翻訳されて
伝わるだろう。
サイト自身としては伝説の存在と目される"ガンダールヴ"と持ち上げられるのは悪い気が
しないが、それは必然的に目の前にいる少女に"虚無"というさらに大きな伝説の影を背負
わせることを意味する(しかも、このテの「伝説の○○」というのは大抵悪いヤツに狙われる
のがお約束だし)。
愛する(サイトは己れの感情をもはや疑いなく"愛"だと自覚していた)女性に、危険や
重圧がのしかかってくることを、サイトは懸念したのだ。
(まぁ、そうでしたか。便利ですわね。……虚無については、確かにおっしゃる通りですね。
ほかの方に知らせるには確信がありませんし、伝えればおおごとになるのは間違いありませんわ)
「ありがとうございます、コルベール先生。いろいろご心配おかけしました」
平静を取り戻して、彼女は教師に頭を下げた。
「いやいや、すべては日頃からのミス・ヴァリエールの努力の賜物ですよ。そちらの君……
サイトくんと言ったかな。君も慣れない環境で色々大変だろうと思いますが、今後、
ミス・ヴァリエールの使い魔として、よろしく頼みましたよ」
教師として生徒のことを大事にしつつ、平民(いまやサイトはその言葉に込められたニュアンスまでもおぼろげに理解していた)である自分のことも気遣うコルベールの様子に、サイトは好感を抱いた。
「はい、必ず。何てったって、俺はルイズさんの使い魔ですから」
男性ふたりが、ニヤリと漢クサいニヒルな笑みを交わしているところに、少女が水を差した。
「おふたりとも、ちょっと間違ってらっしゃいますわ。サイトさんはわたくしの使い魔じゃ
なくて、お友達……そしてわたくしだけの騎士様です」
「ルイズさん……」
ポッと頬を染めてそう断言する"ルイズ"の愛らしさに、先ほどまでのダンディっぽい雰囲気を
霧散させてデレデレになるサイト。
照れ照れと見つめあうふたりの様子を「若いモンはいいなぁ」と生暖かい目つきで見守りつつ、
自分も今度意中の女性──ミス・ロングビルにアタックしてみようかと、コルベールの思考まで
いささかアテられたものになっていくのだった。
* * *
「あ、やっとロマンチックっぽくなった」
「そうですね。それでこそ私が伝え聞いていたおふたりの馴れ初めに近いものです」
ウンウンと満足げにうなずくメイド長。
「翌日には、私も初めてサイトさんにお会いしましたから、その後の事情は存じてますけど
……そういえば、召喚された日の夜はどうなさったんですか?」
キュピーンと、目を光らせてさらなる追及を開始する愛人1号。
「それはぜひわたしも聞きたいな〜」
愛人2号の"上目遣いおねだり"が繰り出されては、彼女を妹同然に溺愛している(その
シスコン度合では、かの"土くれ"にも劣らない)ヒラガ夫妻に勝ち目はない。
「ええっと……さすがにちょっと恥ずかしいんですけれど……」
いつもニコニコとした微笑を絶やさない奥方が、その頬をほんのりピンクに染めながら、
続きを語りだした。
とういうわけで2&3話でした。
次回4話は、「初夜」(いや、字面どおりの意味で他意はありませんよ……たぶん)
の様子を偽ルイズことカトレアさんが語るシーンで始まります。
ちなみにこのSSモドキは本編全5話で終了予定。その他、4話の前か後に要望のあった
偽カトレアことルイズ視点での外伝をはさむ予定です。よろしければ、いましばらくお付き合いください。
す、寸止めだー!
焦らしプレイだー!
このスレは乙女ばっかりだー!
うん、記憶の彼方に消え去ったあの芸人の言葉を借ります。
あまぁぁぁぁぁぁいっ!!
煮詰めたスイカの汁に蜂蜜と砂糖を混ぜたシロップを氷砂糖のかき氷にかけた物くらい甘いょお!
ちくしょおぉぉサイトぉぉぉ!
こんなに奴が羨ましいと思ったの初めてだよ、本当に
>>286 スマン、スレチガイだがそれは甘さが分かるwww
>スイカ汁以下略
学祭の企画でやったがリアルに悶絶できる甘さだぞ
やった奴含め完食できた奴がいなかった
若き日の痛い思い出・・・
あとGJ>投下
>>288 え゛マジでやった事あるの?
書いた俺が言うのも何だが、想像だけでも胸焼けするレベルの味が想像に難くないぜw
甘い小説には必ず使う俺流の誉め言葉です。
さて、もうすぐ俺のもキュルケとルイズの甘ぁい(?)エピソードに入る予定なんだ。
乙乙乙乙乙乙乙(以下100ぐらい略
さっそく練乳まみれになりました
作者の方々には悪いが、書き込みをするときはIDに気をつけないと。
悪い奴に目を付けられると、なんて事もないカキコの一部を
「あの作者が言った、言った」と揚げ足取りされたりで、
スレが(荒らしの自演連投で)炎上したりするから……
偽ルイズの方、GJご苦労様です。素晴らしい。
読んでいて楽しく、気がつけば頬が緩んでいるような幸せそうな物語。
そして一目惚れというIFも同時に実行ですね。初めて見ました。
GJ
しかし、“ルイズ”の声がくぎゅぅに変換されない
ルイズ「―――――、――っ? ―――っ!?」
烈風様「どうしました!?」
ルイズが唖になるというIFです。
言葉の喋れないルイズに変わって意志を伝えるサイトとか、二人で一つの杖を握ってサイトが詠唱をルイズが精神力を消費するIFとか?
魔法が使えないことに精神的なダメージを受けて
結果として声が出なくなってしまったルイズ
家族を失望させたくないと思えば思う程精神的苦痛が増えて声が出なくなる
学院にも行けないルイズだったが、ある日使い魔召喚の呪文を知る
不思議なことに、その呪文だけは口に出すことができた
しかし現れた才人に矢継ぎ早に質問されたため、再び声を失ってしまう
家族はこれに激怒し、才人を殺そうとするのだが、
それでも、彼は自分の声に答えてくれた人だから、と彼の前に立ちかばうルイズ
「サイ……ト、を、……サイトを、ころさ、ない、で」
「ルイズ、あなた声が……!」
「く……」
「サイ、ト? どうし、たの?」
「くぎゅうううううううううううううう?!」
才人が末期釘宮病信者だったようです
>>295を見て思いついた
もしもサイトが7万人のアルビオン軍との戦いで
右目を失ったら。
これだと再会したルイズが余計に悲しむな
よくワルドのことをロリドとか言う奴がいるがもしそうなら10年前に手を出してると思うんだ。
「ルイズ、こっちに来てごらん」
「なんですか、ワルド様…、んっぐぅ………」
「ルイズ、今日した事は僕たちだけの秘密だ、いいね」
「ひっ、ひっく……。はい…、ワルド様…」
こんなIF過去が現在にどんな影響を与えるだろうか。
1、男怖い、男嫌いルイズ
2、頭の中もピンクなルイズ
3、ワルド行方不明
ルイズって秘密って言われても秘密に出来ないイメージしかないから3
もっとも、ワルドもその辺心得てるから手は出さないんじゃなかろうか?
>>297 3且つ1かねぇ……。
数ヵ月後、ヴァリエール公爵家の下にある娼館に新顔の原作では閃光な男娼が……!?
そこは宦官でしょう
1になった場合、サイトと契約の時に凄い事になりそうだ。
コルベールが泣き叫ぶルイズに契約しろと強要する。
錯乱状態のルイズが放った魔法が…………。
鬱展開の予感。
3だとアルビオンイベントで風石の変わりが居なくなるだけか。
魅惑の妖精亭の店員として登場するんですね?
1+2+3で学園でキュルケとレズってるルイズ想像した
>>304 それだ!
>>302 しかし、流石にコッパゲールもそこまで深刻な状況下で契約の強要をするようなタイプには見えないんだ。
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/03(水) 08:16:24 ID:Ve0GFzEI
>>180 そりゃあ神様が八百万以上いる国で
国民の80%が3つの宗教を持っていて歴史や自然もあり
欧米・東亜の人間からファンタジーとエンペラーの国と言われて
戦国時代の南蛮人に植民地域の中で戦争してはいけない国に入った位
使う人次第でメガンテやスペシウムになるわ
「ゼロの使い魔(チェンジ)」が脳内で「真・ゼロの使い魔」と振り仮名されてしまう
もしも使い魔を召喚するどころか日本とのゲートを作ってしまったら〜20年前のジョゼフの場合
(原作を2004年として、1984年)
虚無の早期発覚でジョゼフとシャルルの兄弟仲が円満な王家
日本との国交及び科学で発展を遂げるガリア
そしてオタク文化に汚染されるガリア
ある時、ガリアの大貴族の娘が日本人男性と駆け落ちに至ります
そんな両親のもとに生まれた才人、召喚された彼の運命は如何に?
>>308 さっさとガリアに保護してもらって家に帰るのか、それともルイズと暮らすのか
国交があると言うことは自分が魔法が使えると判ってる可能性が高いからな>才人
ジョゼフが早期に虚無だとわかった場合、和解の他に完全決裂の場合もあると思う。
シャルル、ジョゼフが魔法が使えないと思っても劣等感あったんだし。
伝説の虚無だとわかったら暗黒面に突き進む場合も。ジョゼフが争いたくなくても周囲を煽って戦う黒シャルルになったりして。
だからなんで、日本と通商=オタク汚染となるんだよ
面白いから もしくはギャグにしやすいから。
真面目な話をすると技術が流入してガリアで産業革命が起きたり色々大変な気がするがその辺を忘れてしまった方が展開が楽
>>308 才人が魔法に目覚めたのは5歳の頃
母がガリアの人間と言うのは知ってはいたが、魔法使いとは聞いておらず…
1992年のある金曜夕方
才人母「才人ー、ジュウレンジャー始まるわよ。」
才人「はーい。」
才人母「すっかり夢中ね。さ、夕飯の支度しなきゃ。」
才人母「(突然大きな地響きがして)な、何!?才人、大丈夫!?」
才人「うん。」
才人母「一体何があったの!」
才人「バーサやパンドーラのまねしたらこうなっちゃった。」
才人母「まさか…お、お父さんが来てから話しましょう。」
才人父「ただいまー。」
才人母「あなた!大変!才人が…!」
才人父「そうか、ついに分かってしまったか…」
才人母「お母さんはね、実は魔法使いなのよ。」
才人「おかあさんが!?」
才人父「実はお母さんはな…」
そんなこんなで母が魔法使いである事を知る才人。
そして召喚されてからも様々なトラブルに巻き込まれ…
>>313 サイトの血縁にエルフがいたら……
才人母「才人ー、聖剣伝説2買ってきたわよ」
才人「わーい、ありがとー」
才人母「すっかり夢中ね。さ、夕飯の支度しなきゃ。」
才人母「(突然大きな地響きがして)な、何!?才人、大丈夫!?」
才人「うん。」
才人母「一体何があったの!」
才人「プリムやポポイのまねしたらこうなっちゃった。」
才人母「まさか…お、お父さんが来てから話しましょう。」
聖剣伝説2の魔法って精霊魔法だよな。
>314
細身で可愛らしい少年サイトを召喚し、才人と繋がりのある者達と争いとな。
>>308 ネタにマジレスするのもアレだが、正直ハルケギニアはオタク文化を受け入れる素地に乏しいと思う。
>>316 オタク文化よりもエロ文化のほうが受け入れられそうだよね。
>>317 画像や映像という便利なものもあるしな
確かにオタク文化は受け入れがたいかもしれない。ぶっとびすぎというか
ま、時間をかけてじわじわと汚染されていきそうな感じはしなくもないけどね
繋がったのが1984年となると、日本はバブル景気のちょっと前くらいか
ガリアはバブルの頃の技術の大躍進の恩恵を受ける事となるわけだな
日本から映像や写真のプロを呼んで、イザベラの成長記録を残すジョゼフとか
>>308 どっちかって言うと「ブリミルを信仰しない野蛮人」「貴族のいない下賎の国」ってカンジで不幸な出会いになりそうだが、それでは某ハルケ蹂躙系SSのようになってしまうな。
>>319 写真やビデオ、あるいはDVD−Rでもいいけど、記録したあとメディアに固定化掛ければ劣化しないんだから、正直うらやましい環境だわwww
少し零戦メインのIFを考えたんだけど
サイトが第2次大戦の人間で日本海軍の零戦のパイロット
太平洋に向ってる途中に零戦22型ごと召喚されてしまう
ちなみにルイズとの出会いはこんなカンジにで
「あんた誰?」「貴様!年上に向ってあんた誰とは何事だ!!」
大和魂全開なサイトがハルケギニアを叩きなおそうとする
・・・これじゃ「ゼロセン」だな
>>322 ルイズ達に褌で相撲をやらせるんですね。わかります(><)
>>322 戦時中の人間なら身分差って物を俺たちより良く知ってるだろうと思うぞ?
しかも相手は公爵令嬢、日本で言えば天皇家に連なる血筋の人間だ。
そんな相手に居丈高に出るわけが無い。
たとい相手が異国の民でも王家やそこに連なる身分の人間に迂闊に無礼を働けると思うかい?
でも大戦中に異人見たら敵兵だと思いそうな気もするよね。逃げない奴は訓練された敵だ!
シエスタの祖父は状況把握する時間があったから受け入れられたのかな?
>>325 金髪碧眼ならドイツやイタリアにもいるぞ。即、敵国民!とはならんだろう。
べつに全ヨーロッパを敵に回したわけでもないし。
まぁ同盟国もあっただろうけど、敵国にゼロ戦で向かっていく途中って考えるとね・・・
この手の話は軍事板逝けとか言われそうなんでそろそろ自重しますよ
サイトよりも「60年前の」佐々木武雄の方がしっくり来るかも
シエスタルート確定のサイトとどう違うんだと思わなくもないけど
もしもルイズが妾の子だったらというIFはどうだろう。
ワルドと婚約とか無いだろうし、学院に行けないかもしれない。
腹を立てた本妻に追い出されるかもしれない。
もしかしたら公爵の本命は妾のほうかもしれない。
ルイズの髪の毛が黒かったり青かったり……。
>>329 今は亡き公爵様の血を受け継いでいるのにどうして、とか言われてるのか>ルイズ
妾が平民なら「やっぱり平民の腹の子ねプゲラ」とか言われるのか
そーいやハルケギニアでは側室とかいないのが普通なのかね。
金満大貴族ならいてもおかしくないと思うんだが。
アンアンの手紙の話だと重婚は罪っぽいよね。
愛人はOKかもしれないけど。
ヴァリエール家は元を辿れば庶子の家系だし、ティファニアだって妾腹。
だからお妾さんを持ってる貴族は当然いるだろう。
でもそれが「側室」みたいな公的な身分を伴ってるものなのかは分からない、
ってとこじゃね?
王家の血筋を残す、という意味では側室とかむしろ奨励されそうなもんだと思うが。
重婚は罪って言うか面子の問題じゃない?
もう永遠の愛を誓ってる相手を娶るって事は自分は2号さんなわけだし。
もしかしたら男尊女卑的にお婿さんが一杯って言うのがアウトなのかも知れないけどな。
ヴァリエール公爵が14、5歳のエレオノールに……
「ああ、エレオノールゥッ、エレオノールゥッ」
「お父様やめてっ、ひぎぃ、嫌ぁぁ」
そして、ルイズ誕生。
なんとルイズの母親はエレオノールだった。
>>337 何でだろうその後、公爵がカリンさんにフルボッコにされる光景しか思いつかない(汗
俺の中でどんだけ恐ろしい人というイメージがあるんだカリンさん……
ていうか、あれ?
>>337で話を進めるとしたらルイズが金髪になる気が……
よし、ならばカトレアがルイズの母で。
無理な出産がたたって体壊したとか。
あれ?年齢計算すると一桁で出産してる事になるな・・・なんという魔法の力。
そして公爵テラ鬼畜www
ジョゼフに幼サイトが召喚
イザベラの従者として育てられる
ジョゼフとは本音で話合う事から年齢を超えた友人として仲が良い
シャルル派が謀反を企ててシャルル死刑
タバサはトリステインに亡命(サイトがジョゼフに死刑は可哀想だと言うので)
後にトリステインと戦争に
戦場でルイズと出会うサイト
互いに惹かれ合うもサイトにはサイトを想うイザベラが…。
>>308 ある時、ガリアから来た祖父と出会い、
持っていた物から自分の母親がガリア貴族の血筋である事が発覚。
才人祖父「そ…それは…!どうしてそれを!」
才人「これは母から貰った物です。」
才人祖父「君の母上から!?」
才人祖父「今考えてみると、娘の気持ちも分からず馬鹿な事をしたものだ…」
才人「………」
才人祖父「娘に謝りたいんじゃ…サイト君と言ったかの。一つ頼みを聞いて欲しい。」
日本に帰ってから
才人「ガリアでじいちゃんに会ってきたよ。」
才人母「お父様に!?」
才人「じいちゃんは母さんがいなくなった事をすごく後悔してた。」
才人母「………」
才人「母さんに会って謝りたいって。」
その頃のルイズ
「ど、どうしよう…とんでもないの使い魔にしちゃったわ…」
>>313 その頃のガリアの大人たち
実況「レッツゴーターキン!ムービースター!レッツゴーターキンっ!!」
「とんでもねえ穴だ!」
「テイオーの裏切り者ーーー!!」
実況「外からライスシャワー!ライスシャワーがかわした!リードは一馬身くらい!」
「だー!ブルボンのバカヤローー!」
「前回に続きやられっぱなしだー。」
サイトがオーバー30才で魔法使い
そんな度胸があれば魔法使いになってない。
寧ろ必要以上に紳士的
だが片手にはK-BOOKSで買ったばかりのエロマンガ(御免なさい、ガビョ布等ロリてんこ盛り)が……
>>343 地球で言う1992年、ガリアではあるゲームが人気です
「ドラクエ5面白えー」
「使い魔もこれくらい持てればな〜」
「餌代が大変そうだけどな」
>>345 こんなカンジかな?
サイト「ここが魔法の世界?キミここ大丈夫?」
ルイズ「何よ!その哀れむような目は!とにかくこの世界は魔法があるの!」
サイト「魔法?それじゃオレも魔法が使えるのかな?こうすればモノが浮いてくれるとか?」
サイトが本棚に手を向ける
ルイズ「無理よ、アンタは平民なんだから魔法なんて・・・・」
本棚から本が出てきてサイトの手に納まる
サイト「!?」
ルイズ「ええええええーーーーー!アンタ・・・メイジだったの!?」
その使い方だと魔法と言うより超能力だな
けどそれだと系統メイジじゃなくて「先住魔法の使い手」って疑われる気がww
杖もないし詠唱もしてないし
ぶっちゃけ魔法というよりも念動力だけど
もしもルイズが先住魔法を使えたら。
ヴァリエール家の始祖はエルフだった。
先祖返りみたいな感じで。
両親は秘密にしておこうとするがルイズは自慢したい。
虚無も使えるようになる。
>>337から妄想してみた。
ラ・ヴァリエール公爵。
ツェルプストー家の者に一服盛られてしまい、当時14歳であった実の娘のエレオノールを襲ってしまう。
結果、エレオノールはルイズを身籠ってしまう。
カリーヌ・デジレ。
表には出さないが、娘達(ルイズ含む)を深く愛している。
その一方、盛られたとはいえ実の娘を襲った夫を未だ許せず、ツェルプストー家を憎悪している。
エレオノール30歳。
14歳の誕生日深夜、ほんの数時間前に祝ってくれた実の父に襲われたことがトラウマとなり、
ルイズを産んだ直後にトリステイン魔法学院へ逃げるように入学。卒業後すぐさまアカデミーに所属。
魔法学院入学以降、一度も実家に帰ったことは無いが、かろうじて母とは手紙のやり取りをしている。
カトレア。
エレオノールが父に襲われた現場の唯一の目撃者。
エレオノールが魔法学院入学後、使用人の1人にその事を話してしまう。
すぐさま父によって魔法薬を使った記憶改竄を受けるが、副作用によって病弱な身体となってしまう。
ルイズ。
何も知らない原作通りのルイズ。
エレオノールの娘なので本来は金髪なのだが、カリーヌの娘で有ることをアピールする為、
水の秘薬を大量に使用した永久染毛魔法薬によって原作通りの髪になっている。
あくまでライバルとしてだが、キュルケとは原作よりも良い意味での友情を築いていく。
自身の髪に水の秘薬を利用した魔法が掛けられている事を水の精霊から教えられたルイズ。(染毛という効果までは解からない)
アンドバリの指輪を取り戻す事を条件に、その魔法を解いて貰う事を水の精霊と約束する。
やがて、クロムウェルを捕らえアンドバリの指輪を水の精霊に返還したルイズは本来の金髪へと戻る。
緩やかに暴かれていく真実、断片的によみがえるカトレアの記憶。
そしてついに、真実が白日の下へと晒される。
過去という名の現実を前に、ルイズとキュルケの友情が歪む。
・・・どうあがいてもアイデア止まりな自分がウラメシイぜ。
興味持った方はどうぞ書いてください。
>>355 ファンタジー世界のドロドロ昼メロドラマって感じだなw
濃すぎて軽いコメディ専門の俺には無理だw
あまりの展開にサイトが空気になりそうだw
>>354見て
実はカリーヌ・デジレはエルフだった
しかも実力はエルフ族の中では落ちこぼれ
エルフの特徴の長耳は遺伝的に劣性で娘達には「たまたま」遺伝しなかった
という電波を受信した
どうにかしてサイトにヴァリエールとツェルプストーの血を流せないかと考えてみた
1
昔(ヴァリエール公爵たちが生まれる前、よりもさらに前 のほうが話的には楽か?)
駆け落ちしたヴァリエールとツェルプスとーの二人(男がどっちか、女がどっちかは考えていない)
が偶然、地球に転移した。
右も左もわからない地球で親切な老夫婦の助けの下暮らしサイトを出産
この老夫婦の姓が「平賀」なら平賀才人にできる……か?
問題があるとしたら才人を黒髪、黄色肌にすることが困難……というか無理?
2
ヴァリエールとツェルプストーの二人が別々に地球に転移
それぞれ日本人と結ばれる。
片方の姓が「平賀」でその後、その二組の子供が結婚して才人誕生
才人の祖父母にヴァリエールとツェルプストーが
とか考えた
実は才人の祖母はハーフエルフ
ある虚無の大貴族とエルフの間に生まれるが、迫害の対象となり世界扉で地球に亡命(曾祖父母は故人)
才人にもエルフの血が流れてはいるが、長耳などエルフの身体的特徴はない
しかし祖母から系統魔法と先住魔法を教わっており、使う事が出来る
ある日、使い魔を召喚した矢先、ルイズに召喚され使い魔にされる羽目に
そしてギーシュとの決闘で、先住魔法を使ってしまい…
吸血鬼扱いになりそうだね、そのパターンだと
実はサイトの曾祖父がブルミル
実はサイトがブリミル。
ブリミルがゲシュタルト崩壊起こし始めた。
実はブリミルだと思っていた時期が私にもありました。
ブルミルブルミルブルミルブルミルブルミルブルミルブルミルブルミルブルミルブルミルブルミルブルミル
さまざまなイベントを経て、全ての【虚無の使い魔のルーン】をその身に受けたサイト。
4つのルーンの相乗効果で何かすごいことになったサイトは、「ちょっと過去に行って来よう」と散歩気分で6000年前に。
そこで謎の主人公パワー(なぜか女性にもてます)を発揮してサーシャさんと懇ろになったり、本物のブリミルを差し置いて神格化されてしまいました。
デルフがブリミル
>>368 それは原作の15巻の誤植ネタだね?
誤植じゃなかったら恐ろしい。
>>366 ああああああああああああ! ああああ? ああああ、ああああ。 あああああああああ。 ああああああああああああああああああああああああああああ。 ああああ!
ああああ。ああああああああああああああ。
(以下略)
を思い出した。
>>360 サイト、魔力に任せてフルボッコにしてしまったギーシュを見て
サイト「ちょっとやりすぎたな」
ルイズ「どうすんのよ!」
サイト「どうするったって、このまま放っておく訳にはいかんしな…しょうがない…」
治癒魔法の詠唱を始める
同じ頃
コルベール「オールド・オスマン、ミス・ヴァリエールの使い魔が勝ってしまいましたが…」
オスマン「うむ。」
コルベール「使い魔を従え、あれほどの実力を持ったメイジとなると…」
オスマン「おや?あの青年、何かを始めようと……!?あ、あれは先住の魔法!」
コルベール「なんと!?し、しかし先住の魔法は人間には使えない筈です!」
オスマン「とにかくこの件は他言無用じゃ!」
資料を読み漁るコルベール
・エルフ→身体に特徴がないので却下
・翼人→翼が生えてないので却下
・吸血鬼→太陽の光に当たって何ともなってないので却下
以下、却下の連続
コルベール「(一体彼は何者なんだ?先住魔法を使うなんて…)」
時に、何故に人間は先住魔法を使えないのだろう。
――と思い、炎蛇は先住魔法を覚えるために旅に出たのであった……。
>>372 そして次の日、習得した。
完。
だったらお笑い。
すまん、質問していいか。
メンヌヴィルって、焼かれる前の髪の色は何色だったんだろ。
あの白髪って焼かれたショックだったよね?
探したけれど蜜からなくって……
メンヌヴィルの髪…………ピンクとか?
むしろショッキングピンク
じつはカリンさまの隠し子
ちょっ
年令がァw
やっぱ以前あったロリメンヌヴィル引きずってるのかねえ?
やっと規制が解けた…。
第三話、大体35分ごろ投下しようと思いますが…大丈夫かな?
いやっほーう、支援支援
大丈夫そうなので、行きます。今回で幼少編終わりです。
気持ちのよい風が、花畑を通り抜け、それに釣られて、花はゆらゆらと揺れる。
そんな中、アニエスは花畑から飛び出ている岩に腰掛け、視線の先で遊んでいるルイズ
たちの様子をじっと見守っていた。
あの事件から、ルイズは出かけるときはアニエスに許可をもらっていた。アニエスも快く、
彼女達のお守りを引き受けた。
傭兵団もそろそろ、この村から出る日が来る。それまでは、出来るだけルイズの好きにさ
せてやりたい。そんなアニエスの気持ちがあったからだ。
「おねえちゃん!」
「ん、何だルイズ」
「これ!」
アニエスに何か背中に隠しながらルイズが駆け寄ってきた。アニエスは岩場から降りて、
腕を組んでルイズに問いかける。
ルイズは、満面の笑顔で、背中に隠していたものをアニエスに差し出した。
それは、この辺りの花で作られた花冠だった。少し形が歪だったが、ルイズは一生懸命
作ったのだろう。アニエスは微笑んで、ルイズの頭を撫でた。
「これ、私に作ってくれたのか。ありがとう」
「ちょっと…ヘタだけど…。よかったらつけて!」
「下手なんて…そんなことないよ。うん…そうだな、折角だから、ルイズが被せてくれ」
アニエスはルイズがかぶせやすいよう、中腰になり、頭を差し出した。そこへルイズは花
冠を載せた。一生懸命作った努力が報われたのだろう。ルイズは胸の前で手を合わせて喜
んだ。
「似合う似合う!」
「そ、そうか?」
アニエスは少しガラでもないことだなと思い、頬を手で掻いて照れていた。そんな彼女が
可笑しくて、ルイズは思わず笑ってしまった。
「あ、こら!笑うんじゃない!全く…」
アニエスは笑われたことにさらに恥ずかしくなり、顔を赤く染めて、ルイズを叱った。
だが、ルイズは悪びれることなく、いつの間にか集まっていたほかの村の娘達と一緒に笑った。
第3話
「ああもう…そろそろ昼時だ。帰るぞ」
「ええー」
「ええーじゃない。ほら!」
アニエスは、適当に理由をつけて、とりあえず自分を誤魔化した。ルイズたちはそれに
対し、少し棒読み気味に抗議したが、確かに昼時であったので、村に帰ろうとするアニエ
スに文句を言わずについていく。
と、その途中で、ふと村娘の一人がルイズに話しかけた。
「それにしても、もうすぐおわかれなんだね…」
「うん…」
ルイズは寂しそうな表情を浮かべて答えた。傭兵団が離れること、それはルイズがこの村
から離れることである。ルイズも、村から去らなければいけないことは知っていたのだが、
やはり、同年代との友達との別れは寂しいのだろう。
アニエスは、周りが大人ばかりだったために、そういう思いをしたことが無かったので、
少し彼女がうらやましかった。
「ここでずっとくらせばいいのに…」
「うん…でも、アニエスおねえちゃんといっしょにいくって、きめたから」
「そうなんだ…」
「アニエスおねえちゃんとはなれるの、いやだから。みんな…ごめんね。せっかく、むかしのことなにもおぼえてないルイズとなかよくしてくれたのに…」
ルイズの言葉を聞いて、少しアニエスは複雑な気分になった。ルイズの事を考えたら、本
当は此処に残しておくべきじゃないのか、そう考えたが、折角自分についてきてくれると
いう彼女の気持ちを無駄にはできない。
せめて、彼女が不自由しないくらいの暮らしは仕様と、アニエスは考えていた。
アニエスは、せめてもの励ましと言葉を投げ掛けた。
「生きていれば、また会えるさ。それまでお互い元気でいればいい」
「うん…そうだね…。みんなのこと、わすれないよ」
「わたしも!ルイズのことずっとおぼえてる!」
「わたしも!」
ルイズたちは手を取り合って、頷いて意思を確かめ合った。アニエスはと言うと、またガ
ラでもないセリフを言った所為か、恥ずかしそうに頬を掻いていた。
「ん?」
と、彼女は足元に何かが落ちているのを発見し、足を止めた。何だろうと、彼女が拾い上
げてみると、それは以前ルイズたちを襲いかかってきた男が持っていた銃だ。誰にも発見
される事なく、この場にずっと放置されていたらしい。
メイジ殺しと呼ばれる武器。アニエスはずっとこれが欲しかったが、トリステインでは製
造技術が甘く、使い物にならない上に高価だった。ゲルマニア製が良いと言われているが、
それでもアニエスが手に入られるようなものではない。
これはなかなか幸運だと、アニエスはそれを懐にしまい、自分のものにする。どうせ、盗
賊が使っていたものだ。貰っても文句は無いだろう。
「おねえちゃん!はやくはやく!」
「ああ、今行く!」
と、ルイズに呼ばれているのに気がつき、アニエスは足早に彼女の元へと歩いていった。
そして、アニエスたちは村へと帰ってきた。と、それと同時に、村へとある一団が帰って
こようとしていた。
「傭兵団が帰ってきたぞぉ!!」
村の若者が叫ぶ。それに釣られるように、アニエスと娘達は村の入り口の方を向いた。
アニエスにとって見慣れた、馬に跨った傭兵団の団長を戦闘に、武器を持ち、返り血だら
けになっている傭兵達が一列になって村へと入っていった。
此処だけ見れば騎士団の凱旋にも見えなくはないが、傭兵達は各々愚痴を零しながら、だ
らしなく帰ってきているので、台無しである。
と、アニエスはその中で一つ違和感を感じた。いるはずの人間が、そこにはいなかったか
らだ。
丁度良い、あのことを伝えるのもついでだと、アニエスは軽く頷きながら、ルイズの方を
向いた。
「ルイズ…。すまないが、私は少し用事が出来た。先に、昼食を取っておいてくれない
か?」
「え?…うん」
「あ、じゃあ、うちでたべなよ!ルイズちゃん、クックベリーパイ、だいすきだよね?
あたしのおかあさんがつくるクックベリーパイはすっごくおいしいよ!」
「え、ほんとう!?わあ…。でも…」
「私の事は気にしなくていい。もうすぐお別れなんだから、楽しんで来い」
「…うん!」
アニエスの言葉に少し困惑していたルイズだったが、素直にアニエスに従い、村の娘の一
人についていって、その娘の後についていった。それを見送ったアニエスは、ゆっくりと
宿の方へと歩いていった。
宿の食堂では、すでに傭兵達が祝宴を挙げていた。もうすでに酔って暴れている者まで居
るので、店員は呆れた表情で宥めていた。
そんな喧騒の中に団長が居ない事を入り口で確認すると、アニエスはそれを横目に階段を
上がっていった。
そして、団長の部屋の前に立ち、扉を軽くノックした。
「おおう、誰だ?」
「アニエスです。団長。少し話があります」
「おう、入れ」
部屋から団長の返事が聞こえてきた。アニエスは軽く挨拶した後、部屋へと入る。そこに
は、喧騒から逃げてきたのだろうか、皿に盛られた料理が机に並べられていた。
団長はそれを口に運んでいたが、アニエスが部屋に入ってきたのでやめて、口を拭きなが
ら彼女の方を向く。一瞬ぎょっとしたような表情を浮かべたが、すぐに何時ものにやけた
顔に戻り、彼女に話しかけた。
「下は煩くて仕方ねぇ」
「全くです」
「で、何の用だ?」
軽い会話をした後、団長が用件を聞いた。アニエスは少し深呼吸をした後、意を決して彼に伝えた。
「実は…団を抜けようと思っています」
「ほう、そりゃどういう風の吹き回しだ?あんなに固執してたてめぇが」
「私がここに固執してたのは、強さが欲しかったからです。まだ、十分ではありませんが
…、それでも此処で得られることは全て得たと思っています。それにルイズも居ますし、
少し何処かに落ち着こうと思います」
「なるほどねぇ」
ま、後者の方が気持ちが強いんだろうな、と団長は考えたが口には出さなかった。
あの娘を拾ってから彼女は変わった。恐らく、普通に暮らしていればこんな風だったのだ
ろうと、団長は思った。
「ま、好きにしな。元々、てめぇを何時までも俺のところに置こうとは思ってなかったし
な。で、何処に落ち着く」
「王都に。情報集めもかねて、傭兵を兼ねた衛兵でもしようと思います」
「なるほど。じゃ、良い宿を紹介してやる。俺の名を出せば、少しは配慮してくれんだろ」
そういって、団長は羊皮紙と羽ペンを取り出すと、そこに何かを書いて、そしてアニエス
に渡した。アニエスはそれを受け取り、内容を確認する。どうやら地図を兼ねた紹介文の
ようだ。
「何から何までありがとうございます」
「いいって事よ。ま、別れて次に会ったら敵かも知れねぇかもしれねぇからな。その前に、
お前へのせめてもの親心ってやつだ」
「はあ…。…そういえば、あの…」
アニエスはあまり理解できないような表情を浮かべつつ、羊皮紙を懐にしまった。そして、
もう一つ気になっていたことを団長に切り出そうとしたところ、先に団長に手の平を突き
出されて制止され、代わりに彼が切り出した。
「あのいかれ女だったらいねぇよ」
「え?…死んだのですか?」
「いいや。乱戦の最中に何処かに消えやがった。死体が無かったからな。あの女の場合、
死体を見ない限り死んだとは信じられん」
アニエスは10年前に彼女に拾われ、ずっと一緒に暮らしてきたが、彼女の事は全くわか
らなかった。
ただわかっていたのは、滅法強く、強欲で戦い好きであるということだった。そんな彼女
が死んだとは、アニエスも信じられなかった。
「…消えた」
「理由はさっぱりわからん。何を考えているのか、何時もわからん奴だったからな…。もしかしたら、お前と殺し合うためかもしれん。親子っていう関係を断ち切ってな」
「…」
「ま、本当にくたばったかも知れねぇがな」
―何時か、私を殺してくれるかしら
ルイズに出会う前に聞いた言葉がアニエスの頭に過ぎった。あの言葉は、まさか本気だっ
たのだろうか。何時か、自分の目の前に敵としてやってくるのだろうか。
いや、今は気にすることは無いだろうと、アニエスは頭を横に振り、気を取り直した。
「…いないなら、いいです」
「そうかい。ま、気をつけるのに越した事はねぇ。兎に角、団を抜けることは認めてやる
よ」
「はい。ありがとうございます。では、失礼しました」
「ま、何時でも戻ってこいや。…ところでよ」
「は?」
出て行こうとしたアニエスは突然、団長に呼び止められた。団長は笑いをこらえ切れなか
ったのか、噴出しながらアニエスの頭を指差して笑った。
「それ、似合ってるぜ」
「え…あ!〜〜〜〜!!」
そこでアニエスは、自分がずっと頭に、ルイズが作った花冠をつけたままだったのに気が
つき、恥ずかしさのあまりその場から逃げ出していった。
その様子を見て、団長は爆笑しつつ、彼女の背中を見送った。
「…何だか楽しそうにやってそうね」
とある森の中。剣士はただ一人、真っ直ぐにどこかへと向かっていた。彼女は生きていた
のだ。
乱戦の最中、敵を切りつつも戦場から抜け出した。それはアニエスと別れるためであった。
ルイズと言う娘を手に入れてからというもの、アニエスは変わっていった。
復讐鬼としての彼女も捨てがたがったが、今の状態で、彼女がどれくらい強くなれるのか、
剣士はそこに興味を持ったのだ。
あのアニエスが何処まで強くなるのか、それだけを楽しみに、彼女は生きていく。
「ふふっ、拾った甲斐があったわ。料理はじっくりと、寝かせてね…」
ウガアァァァ!
突然、前方から不気味な叫び声が聞こえてきた。それから間を置かず、木の影からオーク
鬼が数匹、剣士の目の前に立ちはだかった。
腹をすかせているのだろうか、彼らは気が立っているようだ。だが、剣士は動じることな
く、逆に喜々とした表情を浮かべて、自らの獲物である大剣を構えた。
「裏切って、恨みを溜めて、溜めて…っと…アニエス、ずっと待ってるわよ」
まるで遊戯のように剣を振るい、オーク鬼を倒していく。そして剣士の表情は段々と、狂
気に満ちてきてきたのだった。
ヴァリエール領、ヴァリエール公爵屋敷の一室。
傷が癒え、すっかり歩けるようになったカリーヌだったが、まだ包帯が巻かれている顔か
らうかがえる表情は重々しかった。
いまだに見つからない自分の娘に、彼女の心はどんどん暗くなっていたのだった。
「お母様…」
その表情を見て、次女であり、カリーヌと同じ桃色の髪の少女カトレアは心配そうな表情
で見ていた。だが、彼女の言葉に反応することなく、カリーヌは、全身鏡の前に立ち、顔
の包帯をゆっくりと外した。本来なら秘薬で直せるような傷だったのだが、彼女は敢えて
直そうとはしなかったのだ。
だから、彼女の顔には、額から鼻を通り、左の頬に至るまでに大きな裂傷が痛々しく残さ
れていた。
「…これは戒め…。ルイズを、我が娘を守れなかった私の甘さへの戒めです…」
「…ルイズはきっと、元気でいます…。だから、思いつめないでください…」
「…」
今のカリーヌに、カトレアの言葉は届かない。ただ、カリーヌは自分への悔恨と、自分か
らルイズを奪った盗賊たちへの憎悪で、心は満たされてしまっていた。
そんな彼女達の元に、一人の男がやってきた。男は鎧を纏っていて、今すぐにでも出撃す
るような赴きだった。
「奥様、準備が整いました」
「今行く。中庭に集結させよ」
「はっ」
カリーヌの指示を受け、男は敬礼をして、足早にその場を後にした。今のやり取りでカトレアは尋常じゃない事態を感じ、部屋を後にしようとするカリーヌを制止しようとした。
「お、お母様!なにをなさるつもりですか!?無茶はおやめください!」
「…カトレア。母は、かならずルイズを見つけ出して見せます。それまで、待っていなさい」
「お、お母様…!お待ちください、お母様…!」
だが、カリーヌは止まろうとしなかった。昔、魔法衛士として活躍していた頃の鎧や兜を身につけ、
杖を持つと、部屋から出て行こうとした。
彼女は自分自身も捜索隊に加わると共に、ヴァリエール領にはびこる盗賊たちを殲滅せんとしていたのだ。
無論、規律を整えるという意味合いもこめているのだろうが、彼女の動かしているものは
私怨である。かつての烈風カリンと呼ばれた騎士からは考えられない行動だった。
カトレアは必死に前に立ちはだかり、止めようとするも、病気がちの彼女では、殺気立っ
た母に太刀打ちできず、ただ横を通り過ぎる彼女を横目に見送る事しかできなかった。
娘を奪われた母の気持ちは痛いほどわかる。ルイズを奪われ、カトレアも悲しい思いに満
ち溢れていた。今の母はルイズに対する思いが強すぎる余りに暴走しようとしているのだ。
だが、暴走すればするほど、周りが見えなくなる。カトレアは、母がとんでもない無茶を
するのではないかと思い、心配で仕方なかったのだ。
と、そんな彼女の元に、父であるヴァリエール公爵が現れた。彼はカトレアの肩を軽く叩
くと、彼女を安心させようと軽く抱きしめた。
「カトレア…」
「あ…御父様…」
「今は、あいつを見守るしか出来ん…。あいつは強い。暫くすれば、落ち着くだろう…。
魔法学院にいるエレオノールにも連絡がついた。あいつも、トリスタニアのほうで情報を
集めてくれるそうだ…。大丈夫、すぐに見つかるよ」
「…はい…。ああ…始祖ブリミル…どうか、ルイズを…お母様をお守りください…」
震える体で、カトレアは始祖ブリミルに、二人の無事を祈った。ヴァリエール公爵も言葉
に出さなかったが、同じように祈りを捧げた。
しえん
「…?」
「どうした、ルイズ」
カトレアが祈りを捧げた時と同時刻。ルイズは何かに呼ばれた気がして、歩んでいた足を
止めて、後ろを振り向いた。だが、彼女の背後には、今日で別れを告げる村の風景だけが、
彼女の視界にあった。
ここに一月ほどルイズはいたが、その短い期間で多くの友達が出来た。そう思うと、ルイ
ズは少し寂しい気がする。
と、そんな彼女に、アニエスも足を止めてどうしたのかと尋ねた。ルイズは軽く顔を横に
振って答える。
「ん…だれかに…よばれたきがした」
「そうか…。もしかしたら、ルイズのお父さんやお母さんが、呼んだのかもしれないな」
「…そうなの…かな」
「そうさ。きっと見つかるよ」
「…うん…。でも」
「でも?」
ルイズはアニエスの言葉に頷きながらも、何処か憂いの表情を浮かべて俯いた。アニエス
はそんな表情を浮べるルイズの顔を、心配そうに伺う。
ルイズにとって、本当の親と再会できたとき、アニエスと一緒に居られるのか。ルイズに
とって、記憶の無い彼女にとって、それだけが怖かった。
だが、心配そうに見つめるアニエスに気がついたルイズは、必死に横に顔を振り、笑顔を
浮かべてアニエスを見つめながら言った。
「…ううん、なんでもないの」
「そうか。じゃあ…乗ろうか」
「うん」
ルイズの笑顔を見ても、まだアニエスは心配そうな表情を浮かべていたが、すぐに荷物を
積んだ馬車の傍へと歩き、ルイズを抱えてそこへと入れるためにしゃがんだ。
ルイズもアニエスの許へと足早に歩いていった。
「ルイズちゃぁん!」
「まってぇ!」
と、そんな彼女らへ、呼び止める声が聞こえてきた。何事かと、ルイズとアニエスは声が
聞こえてくるほうを向くと、ルイズの友達となった村の娘達が慌てて、彼女達の方へと走
ってきていた。
「みんな!」
「はあ…はあ…これ!」
二人の下へと辿り着いた村の娘のうち、以前アニエスに助けられた娘が前に出て、ルイズ
に何かを差し出した。ルイズは、なんだろうとそれを受け取る。
「これ…」
「髪飾りだな」
ルイズが受け取ったのは、簡素ではあるが、女の子らしい可愛らしい装飾が施させれてい
る髪飾りだった。ルイズはそれを見つめながら、ぱあっと笑顔を見せた。
「うん。ルイズちゃんが、とおくにいっても、ずっとわたしたちのこと、わすれないよう
にって。あと、みんなでつんできたおはなも!」
「はい!」
続いて、他の娘が花が一杯に入ったバスケットを彼女へとゆっくり手渡す。色とりどりの
花がルイズの目の前に広がった。
「…みんな…」
「よかったな、ルイズ」
「うん!…みんなありがとう!」
ルイズは感動のあまりに、目に涙を浮かべた。それに釣られて、村の娘達も涙を浮かべる
が、彼女達の表情は晴れ渡っていた。
そんな彼女達に釣られて、アニエスもふっと少しだけ笑みを零した。
「出発するぞぉ!!」
辺りに傭兵の号令が聞こえてきた。どうやらもう出発の時間のようだ。アニエスは表情を
少しだけ引き締めて、ルイズの頭に手を乗せながら彼女を促した。
「…さ、馬車に乗るか。お前達、ルイズによくしてくれてありがとう」
「みんな、ありがとう!げんきでね!」
アニエスは娘達に礼を言い、ルイズもまた彼女達に礼を言った。そして、ルイズはアニエ
スの手を借りて、馬車の荷台へと入った。彼女が入って少しした後、馬車は動き出す。
アニエスもそれに合わせて、歩き出した。
暫く住み着いたこの村から離れ、今後はルイズと共に二人で暮らす生活が待っている。
「ルイズちゃんもげんきでね!またいっしょにあそぼうね!」
馬車を見送りながら、村の娘達はルイズに向かって叫んだ。それを聞いて、ルイズは貰っ
た髪飾りをつけて、荷台から顔を出し、必死に彼女達に手を振った。どんどんと娘達は遠くはなれていく。
それでもルイズは手を振って、彼女達に聞こえるよう、自分の気持ちを叫んだ。
「ずっと、ずぅっとともだちでいようね!」
ルイズは力いっぱい、娘達に伝わるように叫んだ。本当なら別れたくないだろうに、その
気持ちを我慢して、涙が流れるのを我慢して、ルイズは必死に叫んだ。
「友達か…」
その叫びを横で聞いていたアニエスは、王都でも、ルイズに友達はできるかななどと考え
つつも、それに対して、ずっと孤独だった自分と比較して、彼女は少しばかりの寂しさを
感じたが、ルイズの前ではしっかりしようと言う気持ちと、復讐を願う気持ちが、彼女を
真っ直ぐにさせたのだった。
そして、五年の月日が流れた。
しえん
第三話終了です。支援、ありがとうございました。
他の人に比べ、色々と拙い部分が多いと思いますが、随時頑張って改善していきたいなぁと思っています。
とりあえずこれにて幼少編終わりで、4話からは王都を中心に、原作キャラと絡ませていきたいと思います。
村の衆や傭兵団、剣士も再登場する予定ですが、あまり中心人物にはしないようにしたいと思います。
GJ−
幼ルイズ乙!
GJです。
拙いなんてとんでもないです、楽しませてもらえました。
アニメオリジナルだけど
もしも二期に出て来た学院の地下にある書物庫までの道のりに
3つの試練があったら
1つ目の試練 「悔い改める者」 攻略方 悔い改める者がそこを通れる
2つ目の試練 「神の言葉」 神の名前を通っていく
3つ目の試練 「自分を信じるもの」 自分を信じれば渡れる
こいつは一苦労するな
ついでにサイトがさりげなく中折れ帽とか被ってそう
始祖ブリミルの血を受けた杯があるんですね、わかります。
オスマンがあんなに長齢なのはそんな理由かw
ルイズがブリミル召喚
最初は始祖を語ったメイジもしくは始祖から名前を取ったメイジと軽く見られるが虚無を使いまくって態度が一変。
教皇やジョゼフの干渉がえらいことに。
>>397 ガリア…今までの恨みを含めてトリステインを本気で潰しにかかる。
ロマリア…ルイズの言動によってはトリステインで聖戦勃発。
そんな中一人マイペースなブリミル。ルイズから事情を聞いて一言。
「えーと…蛮人すいません」
「それで済む訳ないでしょうがぁああああああ!」
な一幕になる訳か。教皇の狂信ぶりにドン引きするブリミルとかおもしろそうだな。
銃士の人GJです
ルイズ「アニエスお姉ちゃん…」
アニエス「私を姉と呼ぶな!」
という電波を受信した
「じゃあアニエスおば(ry」
へんじがない ただのしかばねのようだ
>>360 最初は平民かと思われたサイト
しかし魔力の反応と杖と使い魔が決め手になりメイジという結論に
「ヴァリエール。いくら魔法使えないからってメイジを召喚する?」
「しかも使い魔付き。」
「使い魔が使い魔を持ってるのも変な話だな。」
ルイズ「なんで使い魔のあんたがご主人様より魔法使えるのよ!」
サイト「んな理不尽な理由で攻撃すんな!」
「「「「「「誰かあの二人止めさせろーーーーー!!」」」」」」
あんまりサイトをチート化するのもどうかと・・・
ならばトーチ化
これじゃあクロスかw
まあ中の人が同じだし
寧ろトーチ(松明)化ですよ。某理想郷投稿掲示板の葱ルイズの如く。
もしルイズが使い魔四人をまとめて召還してたら?
ルイズ:先生、どれと契約すれば良いんでしょうか?
コルベール:とりあえず保留としましょう。
オスマン:よし、1ヶ月の試用期間をあたえよう。 人生を共にする使い魔じゃ、よく考えて選びなさい。
どんな乙女ゲーだw
オスマン「そこに三つの使い魔がおるじゃろ」
>>402 ガンダだけで充分チートだからな、たしかにこれ以上は……
ところでチートって言うのは「だます・不正を働く」という意味なのに「卑怯くさい能力」の意味になってるのはやっぱMMORPGなんかのせいかね?
どーでもいーけど。
>>402 よしある意味究極にチート化
「なんだよこのゼロの使い魔ってやつは〜!
俺主役なんだからもっとカッコ良くしろよJK」
と自分U-1化した作品書くSS作家サイト
・・・ところが書いたSSが次第にゼロの使い魔世界と現実を侵食して行って・・・
>>407 物理法則とか常識的な意味でチート何だと思う。
圧倒的な破壊力をさして「なんてインチキな」とか言わない?
僕は「なんかずるしてる」とかそんな感覚で使ってる
そもそもコンピューターゲームで
キャラクターの能力値を不正操作で常識外に
向上させる行為に由来してる話だ
何も間違っちゃいない
>>409 調子に乗って『ニコポ』技能を追加したせいで、無意識に発動しまくるニコポによって女地獄を味わう才人
>>412 爆弾処理の能力もつけておけばよかったのにw
そういやチートと言えば以前
はてしない物語 にあった「元帝王たちの都」ならぬ「元俺TUEEEE蹂躙クロス主人公達の都」で
ネギまのネギ少年と共に、キャラクターの原型を失い言葉と知能を奪われた
碇シンジやら天川アキトやら型月主人公達の延々積み木で言葉を紡ごうとしては崩される姿を見て
一緒になって
「あともう少しで俺たちもああなる処だった」
と二人でガクプルするネタ
を思いついたことがあった。
>>412>>414 確かにそれはガクブル物だ・・・
>>409は
自分が登場するゼロの使い魔を読んだ
SS作家サイトがゼロの使い魔を元にSSを書いたら
ネタ書いた文の波及効果が無限連鎖して
現実と作中の区別がつかなくなっていく
世にも奇妙な物語方式で考えてた
選択肢ごとに平行世界がループ・・・とか
ホラー的に味付けすると怖いパターンかも分からんねと
ネタ振りしてみたりw
>>360 >>371 コルベール「どうして君はあれほどの魔法を?」
サイト「魔法は、祖母が教えてくれたんです。この杖は、曾祖父の形見だと言っていました。」
コルベール「君のおばあ様からか……ん?この杖に何か彫ってある…!?」
ますます頭が痛くなるコルベール先生
俺YOEEEEEEEEEEEEE!を書きたい。
書いてみた。
失敗作。
orz。
>>412 ニコポでギャグといえば、ありとあらゆる存在を惚れさせるべきなのですよ。
誤魔化す様な笑みでぽっ……、と。
どっかの忍法みたいだな
俺YOEEEE!か……。
2巻でルイズが求婚を受け入れて、寝取られサイトが一人放浪の旅に出るっつーIFを思いついた。
サイトがゼロの使い魔を執筆中に意識を失う。
で、目が覚めてしばらくすると、家をルイズ達が訪問してきて“待遇改善よ!”とか言ってくるんだ。
誰か分かる人は居るんだろうか?
ギーシュが最初から軍人として教育を受けていてトライアングルレベルの硬派なメイジならどうだろう?
>>422 NTにある憑依ものがまさにそんな展開してる。
中身はヘタレだが。
>>412 サイトなら調子に乗りすぎて『全ての生物を惚れさせる』ようにしちまいそうだな。
1巻目のサイトのエアリード技能は−だし。
>>421 三角帽子を被った魔法使いさんですね? 分かります
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/07(日) 01:06:55 ID:n8Io9vdi
もし、ルイズがリスのようなしっぽの5本有る生き物だったら
しかも、疑問を持っていない
疑問に思うのはサイトだけ
零戦のIFを考えてみた
もしもタルブの零戦が同じ52型でも
プレーンズオブフェイムが所持してる
52型だったら。
スターターを付けてるからエンジン始動が楽になるだけ
であとは何も変わらんか
そういえば、ルイズとかキュルケの平民化はあるけど、アン様はないよなぁ。
どうにかして、平民になって、平和に暮らしていたら、いきなり王宮からの使いが現れて、
「貴方は王族で、王位継承者なんです」
「えぇ!?」
とか。で、今まで平民暮らししていたのが一点、王宮暮らしを強いられて〜
みたいな話を考えてみたけど…やっぱ無理あるよなぁ。
サイトの父親が小型飛行機のパイロット、母親が風メイジのアルビオンの竜騎士
母親は20年前、騎士団の訓練中に虚無に関わる事故に巻き込まれ日本へ
飛行場近くで竜と共に倒れていた所を保護される
この事件は当時ニュースとなったが、やがて忘れ去られていった
介抱がきっかけで父親と知り合い、やがて相思相愛の仲に
そして結婚、後にサイトが生まれる
ある日、父親が飛行中に突如行方不明になるとの知らせが入る
母親はこれに心当たりがあり…
サイトの父親がガンダールヴ
母親とサイトがメイジ
チートにも程がある平賀一家
数年に一回、「あの人は今!?」な番組で
「竜に乗ってきたあの人も、いまでは一児の母です」と言われると
>>357 多分、サイトが読者にとっての唯一の清涼剤なるだろうなw
ちょっと前の昼メロ展開かならもっとドロドロにしよう。
タバサの父親は実はジョゼフで不義の子、タバサの母親は薬ではなく罪悪感で追い詰められて壊れた。
ティファは既に子持ち(赤ちゃん)父親はウェールズ。
>>432 ・・・なぜか子煩悩なウェールズパパンとティファママンの
ほほえましい日常といちゃいちゃ幸せ家族計画
影でキーッとハンカチ噛み閉めて悔しがるアンアンの姿ががが
どっかの憑依物に毒されているかもわからんね
本編で不幸な境遇のキャラが多いだけに、
二次創作の妄想ではみんなしゃーわせな話も良いよな。
今でも家庭円満なガリア一家とかが結構ネタになるけど、
アルビオンでみんな幸せな展開だって面白そうだ。
どこも平和だと戦争ネタのイベントがごっそりなくなっちゃうけど、学園モノネタだけで何とか出来ちゃうくらいイベント数あるもんな。
ゲームネタを含めれば十分長編に対応できそう?
最高のIF展開!
ハルケギニアが平和だったら。
俺が喜ぶ!
ジョゼシャルやイザシャルロ、マチテファの兄弟姉妹コントに和まされて。
あーでも虚無だって判明しなさそうなルイズや
聖戦を起こし難いであろう教皇の胃に穴が開くかもしれん。
>>437 ハルケギニアが平和(ピンフ)だったら。
「ムダヅモ無き虚無」
./  ̄/  ̄ / _|__ ___|_
―/ / |/ /|
_/ _/ | _/|
.' / / / \/ / / ! 、 ヽ
| l ― く / i \/ /ヽ ,′ , i l
レ'′ V /| ∧ X ',. / / ,′ i }
| γ,⌒..ヽ│ / ≧レ、 V ` } / / __ / ! ,′
│ | i f i | l│ハ! /::::::::ミヾ / _..斗 7 ¨ / , /
〉 ゝ.゙ _'ノ ノ│V ゝ:::::::::/ ∠__. イ__..j// ,. イ イ/
,. ' ⌒ ゝγ ⌒ヽゝ - イ ', lハ:.:.:__/ 7:` ミ,/イ / / /
γ , '⌒ | ハ ヽー‐ ' ハ..::::/ 〃,/ ..イ
' .ノ Y ヽ │ ) }::::: /、.:.:._/ /'イ´ /
,'´ │ | ヽ/ ノ `− '′ // /
{ | l. | │ `ー < .. /| ::::::: // ハ
ゝ ゝ ゝ ノ i ヽ> 二 .._____ ...ィ/! { \
ゝ `ー`─ >…'三/`丁ゝ. __ 人 / |::三/ l { ゝ ゝ `ー- 、
___________________________ __
│二│三│四│二│三│四│二│三│四│◎│◎│◎│伍│|伍|
│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│◎│◎│◎│萬│|萬|
16000オールか、随分高ぇタンヤオだな
>>438 マザリーニが教王になってロマリアは平和になる。
ルイズは幼い頃に世界扉でサイトと幼馴染みになって平和になる。
トリスティンが政治的にやばくなるかな、どうしよう。
>>440 しまった
>>439 ___________________________ __
│一│一│一│二│三│四│五│六│七│八│九│九│九│|九|
│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│|萬|
<役満だったんじゃね?
とボケるつもりが……
>>445 そうだったのか。妙なツッコミしてスマン。
所で、ダークルイズやダークタバサ、果てはブラックシエスタ、ブラックアンアンのSSはあるのに、ダークキュルケなSSはないよな。
ダークになる要素が無いから。
ってか根本的に根がイイヤツ過ぎるのか?
と、言うかはじめっからぶっちゃけていて取り繕う所がないからダークにしても面白くないんだと思う
実はルイズとは従兄弟だった才人
カリーヌ or ヴァリエール公爵の姉か妹が母親
だからって何か変わるわけでもなさそうだな
ダークなキュルケか。
才人に本気で惚れてしまい、「相手の一番大切なものは奪わない」というポリシーを曲げてでも才人にアプローチするキュルケとか?
キュルケはもともとダークだろ
肌とかいろいろと
俺はリアルでも虹でも褐色っ子好みだぜ。
よってキュルケメインな話が読みたい(何
454 :
偽ルイズの人:2008/12/08(月) 00:36:19 ID:7vIsz/p1
平民化といえば、以前ルイズとシエスタの立ち位置をひっくり返したSSモドキを
書いたことがありますが、ルイズがツンデレメイド化してなかなかグッドな感じ。
まあ、その拙作ではあくまでシエスタがヒロインでしたが……。メイドルイズの方を
ヒロインにして話を作るのもおもしろいかも。
ところで、偽ルイズの続き投下よろしいでしょうか?
どぞどぞ支援ですー。
口づけの人支援
457 :
偽ルイズの人:2008/12/08(月) 00:49:44 ID:7vIsz/p1
それでは、投下させてもらいます。今回は番外編
−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ミスヴァリエールに口づけを」番外編:結婚を前にして
あら、お久しぶりね、テファ、シエスタ。この前あったのが、確かわたしの婚約の儀の直後だから……もう、3ヵ月近くになるのかしら。
え? 「この度はご成婚、おめでとうございます」? ウフフ、ありがと。でも、ちょっと気が早いわよ。結婚式は3日後なんだし。
ルイズとあの愚弟(バカ)は? ああ、本館でお父様達につかまってるのね。まあ、孫息子の顔を見るのを日頃から楽しみにされてるから、仕方ないかしらね。
で、そちらがシエスタの娘? ああ、この前見た時は眠ってたからわからなかったけど、この子も黒髪黒瞳なのね。まあ、バカサイトと貴女の子なんだから当たり前か。
フフッ、可愛い! そうね、跡取りとして男の子は必要だけど、やっぱり母親としては女の子もいる方が嬉しいわね。いろいろ教えてあげられるし、ね。
そうだ! 今回は貴女達も出席してくれるんでしょう? なんてったって、貴女達はあの馬鹿サイト――義弟のお妾さんなんだから、間接的にはわたしの義理の妹みたいなものなんだしね。
え? 「着るものがない」? ああ、ドレスぐらいいくらでも貸してあげるわよ、シエスタ。貴女の子もそろそろ乳離れする時期なんだし、短時間ならほかの人でも面倒見られるだろうし。
テファもフェイスチェンジで耳を隠せば、問題ないでしょ。そもそも貴女、アルビオン国王陛下の姪御さんなんだから、考え方によってはわたしより格は上なのよ?
あなた達があまり目立つことが好きでないことは知ってるけど、ここは義姉さんの一生に一度の晴れ舞台なんだし……ね?
ふふ、でも人生ってわからないものよね。このわたしに、義理とはいえ、愚弟ばかりか義妹ができて、しかもそれがハーフエルフと平民だなんて。
いえ、貴女達のことは好きだし、感謝もしているのよ。シエスタにレシピをもらった"ヤクゼン"のおかげで、虚弱な体質は少なからず改善されたし、テファにはもっと直接的に水の指輪でお世話になったし。
そう言えば、あれってお母様の形見だったんでしょ? ごめんなさいね、使い潰させてしまって。「いえ、カトレア……お義姉さんのためだと知れば、母も喜んでくれると思うから」?
ああっ、もう、何でこんなにいじらしいこと言うのかしらね、この子は! ええぃ、ギュッてしちゃう!!
――うーん、ぷにぷにして抱き心地いいんだけど、こうして密着してみると、あらためて貴女の胸って革命的だと実感するわねぇ。わたしやシエスタも小さい方じゃない……と言うかハッキリ言って大きい方だと思うんだけど、さすがに負けるわ。
この胸か? この胸っぽいナニかであのバカ義弟を虜にしたのか? (ムニムニ)
ああ、でもこの掌の感触は確かにクセになるかも。うーーん……テファ、今夜一緒に寝ない?
プッ、冗談よ、じょーだん。シエスタも背後にテファを背後に庇わなくてもいいじゃない。お茶目なお義姉さんの罪のない悪戯なんだから。
え? 「なんだかいつもよりハイになってるみたい」? ……そうね。多少自覚はあるかな。何せ、3日後に式を控えている乙女なわけだし、マリッジブルーならぬマリッジハイってやつかしら。
……コラ、そこ! 「乙女」という単語に微妙な顔しない! わたしだって、ちょっと恥ずかしいんだかねッ!
でも、何とか大台に乗る前にウェディングドレスを着ることができてひと安心だわ。今からなら、子供もひとりふたりくらいは産めそうだしね。
あ! 今の発言はエレオノール姉さまには内緒よ? 平気な顔されてるけど、意外とお気になされてるんだから。
あら? どうしたの、ふたりとも真面目くさった顔をして。え? 「ずっとそのままでいいのですか」?
……そっか、シエスタは事情を知ってるんだっけ。わたしが元々は「カトレア」じゃなくルイズだったことを。テファも聞いたの? ああ、成る程。虚無の魔法で元に戻せるかもしれない、と。
そうね。確かに、この身体はちょっと、いえかなり虚弱だったけど、貴女達のおかげで何とか人並み程度の健康は取り戻せたわ。「ルイズ」より8歳も年上でこの前の誕生日で28歳になっちゃったけど、客観的に見て美人でプロポーションも極上だし……。
それに、今のわたしには結婚を控えた愛しい殿方もいるしね。まあ、正直、ワルド様にはもっと早く決断して欲しかったけど、一応「初恋の男性」と結ばれることになったわけだし、そのへんは良しとしましょうか。
そりゃあ、この「カトレア」の身体と立場になって、正直戸惑うことや辛いこともあったわよ。でも、わたし……ルイズにとっては、むしろ嬉しいことの方が多かったしね。
* * *
今日も起き抜けからまじまじと鏡を覗き込んでみる。
腰まで伸びた桃色がかったブロンド。これは以前と変わらない。幾分ウェーブが強い感じがするくらいか。
透き通った――ある種病的な白さを持った肌。これは、病弱であまり外に出ないことに由来しているのだろう。もっとも、健康美とはほど遠いが、この身を彩る儚げな美貌には、よくマッチしている。
上品で優しげな美貌。顔の作り自体は以前とよく似ているものの、かつての自分にはない大人びた優雅さが漂っており、100人の男性が見れば99人までが美人と言うだろう。
(残りのひとりはよほどの偏屈者か同性愛者に違いない)
また150サント足らずしかなかった以前に比べて10サント以上高い身長と、それに見合った成熟した肢体。
とくに胸に関しては、おそらくはD、いやEカップはありそうだ。胸がないことがコンプレックスのひとつだった彼女にとっては、願ってもない賜物だ。
そして……「落ちこぼれ」「能なし」と(家の使用人にさえ陰で)蔑まれてきた自分にとって、なによりの最大の幸福は、トライアングルクラスの魔法の才能だった。
何が原因なのかはわからない。
いや、直接的な原因は、自分がこの部屋でつまずいて、慌てて支えようとしてくれたちぃねえさまを巻き込んで転んでしまった時に、運悪く頭と頭をひどくぶつけたことではあるのだろう。
しかし、頭がぶつかったくらいで意識が入れ代わるなら、そういう事例をもっと耳にしてもよいはずだ。
ありていに言って、入れ代わりの原理がわからないし、他人――それどころか家族に話してさえ簡単に信じてもらえるとは思えない、荒唐無稽な夢物語だ。
やむなく、カトレアねえさまが外見どおり「ルイズ」として魔法学院へと入学するために家を出、自分は「カトレア」としてこの家に残ることとなったわけだ。
幸い、学院には本来の"ルイズ"のことなど知る人はいないだろうから、違和感をもたれることはないだろう。
"カトレア"も(その体質上)部屋に閉じこもり気味で、積極的に出歩く性格ではないから、そのぶん人と接する機会も少なく、演技をしている自分も楽だった。
「きゅーーん?」「グワックワッ!」「キュルルルルル」「クゥン……ハッハッハッ」
――この動物達さえいなければ、もっと楽だったんだけど。
まあ、仕方ない。学院へと旅立つ「ルイズ」……ちいねえさまに、「この子達のこと、くれぐれもよろしくね」と頼まれちゃったし。
それに部屋から出れない自分にとっても、この子達の相手することは、何よりの暇つぶしになっているのも事実だった。
* * *
え? ああ、あの子達のこと? 何頭かは「ルイズ」が結婚した時引き取っていったのは知ってるでしょ。どう、元気にしてる?
――そう、それは良かったわ。え? そ、そりゃあ3年も世話してればそれなりに情も移るわよ。
コホン。で、残りの子達のうち、野生に帰せる子達は山に返したわ。そのまま放つと危険そうな子は、ワルド様と相談して、子爵家に連れて言ってもよいという許可をいだいたの。まあ、それほど数は多くないんだけどね。
そうそう、さっきの話の続きだけど、同じような話は、以前「ルイズ」が結婚する前にあの女性(ひと)としてはいるのよ、実は。
だって、当然でしょ? 結婚してから万が一元に戻ったら、わたしの旦那様があのバカサイトってことになるのよ!?
いえ、確かに義弟のことは騎士としては認めているわ。男性としても、最近はなかなかリッパな貫禄がついてきたみたいだし、平民出身であることを差し引いても、ヴァリエール家の娘を娶る資格はあると思う。
でも、自分の夫にするとなると話は別ね。お妾さんである貴女達に言うのは気が引けるけど、スケベで浮気性で、かつ無自覚に優しさを振りまく男なんて、女の敵よ!
いい、「ルイズ」にも言ってあるけど、貴女達もくれぐれもあのお調子者から目を離しちゃダメだからね!
また話が逸れたわね。
えーと、そう! 2年前のあの時、彼のことが好きだけど、本物のルイズの……わたしのことを気づかって、最後の一線を踏み出せないでいるちいねえさまの背中を押したのは、実はわたしなの。
「元に戻れる見込みなどないし、仮にその方法が見つかったとしても、わたしは戻りたくない。だから、貴女は"ルイズ"としての人生をこのまま歩んでもいいのよ」って。
ん? 多少は気づかいも混じってはいたど、紛れもなく本心よ。
だって、今やルイズは「虚無の聖女」にして「トリステインを救った英雄のひとり」なのよ? 正直、わたしの柄じゃないし、自分が為したわけでもないそんな偉業で他人から称えられるのなんて、まっぴらだわ。
ここで支援全開、インド人を右に!
それに……それに、ね。もし運命なんてものがあるなら、実はこれこそが必然だったんじゃないか、って最近思うの。
だってそうでしょう? 元々魔法能力ゼロのままのルイズが、1年間魔法学院で勉強したくらいでまともに魔法が使えるようになったとは思えないし、春の使い魔召喚でもガンダールヴなんて大層なものを呼べるわけもない。
いえ、サモンサーヴァント自体を失敗していた可能性も少なからずあるわね。
さらに、その後の激動の時代を、自らの使い魔と手を携えて乗り越え、挙げ句、伝説の虚無の魔法に目覚めるなんて……正直、わたしには荷が重過ぎる話だわ。
だから、ちいねえさま――いえ、「ルイズ」には悪いけれど、わたし、「カトレア」になって本当に良かったと思っているのよ。
――ん? この羽根音は、ジャンのグリフォンかしら。あら、もう帰っちゃうの? え? 「馬らに蹴られたくない」? なぁに、それ、シエスタの故郷の言い回し?
まあ、いいわ。確かに、未来の旦那様が来たとあっては、わたしも義妹たちの相手ばかりしているわけにもいかないだろうし。ささ、一緒に母屋に行きましょ。ジャンを出迎えないといけないし、妹夫婦にも会いたいから、ね。
以上、元ルイズな「カトレア」さんのお話でした。
ここでのワルドはトリステインを裏切ってません。
いえ、正確にはレコンキスタと通じてはいたのですが……。
1)アンアンがここの「ルイズ」とサイトの仲睦まじい様子に、他者を介入させるのが
野暮だと感じて、アルビオン行きを命じず、従ってワルドはそのことを知らなかった。
当然、アルビオンでの王子暗殺もなし。
(もっとも、結局ウエールズは助かりませんが)
2)そのまま内通者としてトリステイン魔法衛士隊に居残るが、原作と異なり、
レコンキスタが圧倒的とまではいかなかったため、日和見。
(「ルイズ」に感化されたアンリエッタが比較的キレイなアンアンだったことも関係)
3)レコンキスタ瓦解した今、何食わぬ顔してトリステインに居座る。公爵家との
付き合いも再開し、「カトレア」との交際が始まる
……といった流れがあったと思ってください。
あと、真ルイズの最後の言い分は、真カトレアを尊敬かつ神聖視しているがゆえの
買いかぶりです。実態はただのバカっぷるですしねー。
ミスヴァリエール乙でした。
姉妹スレでは散々なワルドさんが遂に人並みの幸せを掴んだ!
いい話じゃのう……あれ?
口づけの人乙。
だが何だろう、ワルドがカトレア(外見)に手を出したと考えると湧き上がるこの殺意は
口づけの人乙ですー。今回もニヤニヤさせていただきました。
"ルイズ"も"カトレア"も幸せそうで何よりです。あれ、でも永遠の17歳は…オゥフ!
あー、なんて言うかワルドボコにした時の良心の呵責的な問題をクリアできそうですw
本当にありがとうございましたw
この偽カトレアさんが動物の世話をしているのを想像してほほえましい気分に浸れたよ。
GJです
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/08(月) 03:00:43 ID:fkSJ9pcX
>>320 いないんじゃなくて解体されたの
日本には神が古代に八百万居り死人や国への奉公者(野口や手塚や湯水、古くは天魔王織田や日光の家康や菅原や靖国の武士達)
神が一人増えた所で問題ない
日本は皇を君主(価値観により法皇だったり皇帝だったり)をしてるし
イギリスやノルウェーなど貴族はいるから
三井三菱とか豊田や本田なども華族になる
勿論田母神さんとか将交だしヒゲの隊長は大佐か准将だから伯爵以上の官位だな
とりあえずサイトは遠縁の皇族か元華族
祖父はシエスタの祖父の戦友
宮内庁勤め
母親が霊山など華道の生まれ(魔法っぽいのを持ってる)
父親は将クラスの欧州武官か技術部
兄辺りが弁護士
姉が欧州民学
これならファンタジー的に皇の近くで働く祖父と魔法使いと将交の子
法律や民学に強い
で、華族
ついでにエルフの里には行方不明になった軍人や偉人が貴族になってたり
例えば東南で行方不明になった
参議院で帝国陸軍の辻〜ん・正信とか
クロススレへ。
実は一番幸せだったのはワルドだった……と(ぇ
>>469のは、もしもサイトの住む現代日本が、ハルケギニアと同様貴族が魔法の力を持つファンタジー世界だったら、というあたりか。
にしても詰め込み過ぎな気がする。
>>469 >>320でいう「貴族」はメイジのことだぞ?日本にいるわけねーだろうが。
あと、もう少し日本語を勉強してから文章を書け。
読み辛い以前の問題だ。
1巻あたりを基準にしたハルケギニア的常識で見たら、メイジでないのに貴族なんて、
国家ぐるみで身分詐称をやってるようなものかもな。
実はオスマンに娘がいたが、ある日行方不明に。
使い魔召喚の日、ルイズに召喚された才人。平民かと思われたが、杖と魔力からメイジという結論に。
事はすぐコルベールからオスマンの耳に。
ある日、才人はギーシュと揉めて決闘に。
ギーシュ「メイジと言ったって、あのゼロのルイズが召喚したんだ。どうせ大した実力はないさ。」
結果…
コルベール「オールド・オスマン、ミス・ヴァリエールの使い魔が勝ってしまいましたが…」
オスマン「うむ……ん?」
コルベール「どうしました?」
オスマン「あれは…」
才人、オスマンに呼び出され
オスマン「君はどこでその杖を?」
才人「実は2年前に、祖母からもらったんです。実は祖母から魔法も教わっていて…」
オスマン「そうか…それで君のおばあ様はどうしておられるかね?」
才人「それからしばらくして亡くなりました。」
オスマン「そうか。親より先に逝きよって…」
才人「え?」
実はオスマンの曾孫の才人
オスマンがホントに200〜300生きてるとしたら、絶対に見取った家族の方が多いw
どういう理由で長寿なのかにもよるけど。
オスマンの血を引いているとなると、皆の態度が一転
サイトも学院ではそれなりの扱いを受けるとか
インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国見てて思いついた
・サイトがアウトドア派の考古学者でアンリエッタの依頼に遺物が関わっていると
自分から進んで依頼を引き受ける
このサイトなら頼りがいがありそうでいいな
クロスオーバーになるけど
流れをぶった切って冒頭部分だけ妄想
ヴァリエールのルイズは博学ながら非才、若くして名を魔法学院に連ねたが、
性、狷介、自ら恃むところすごぶる厚く、零に甘んずるを潔しとしなかった。
トラだ、トラになるのだ!
んで木刀でも振り回すのか?才人に飯を作らせようとするのか?
>480 thx!
「わたしは次第に世と離れ、人と遠ざかり、憤悶と慚恚(ざんい)とによって
益々己の内なる臆病な自尊心を飼い太らせる結果となった。
人間はだれでも使い魔を持っており、その使い魔にあたるのが各人の性情
だという。わたしの場合、この尊大な羞恥心が使い魔だった。
虎だったのだ。
これがわたしを損ない、家族を苦しめ、友人を傷つけ、果ては、わたしの
外形をかくの如く、内心に相応(ふさわ)しいものに変えてしまったのだ。」
そんな独白の聞き手はツェルプストーだったりするわけだな。
山月記は好きさ。
で、最後に月に向かって咆哮するのです。
もう一つ妄想。もし才人が「お嬢さん」だったら。
「私はその一言でKの前に横たわる恋の行く手を塞ごうとしたのです。」
才人をめぐる恋の鍔迫り合いの末、ルイズはKを自殺に追い込んでしまう。
卒業後才人と結婚したルイズはKの死を忘れられず、葛藤の年月を過ごす。
その後アンリエッタ女王の崩御があり、「生きているのは畢竟時勢遅れだ」
と感じたルイズは、グラモン元帥の殉死を知った数日後、自殺を決心する。
風石をばはや積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと静かにて、ライトの魔法の光の晴れがましさもいたづらなり。
今宵は夜ごとにここに集ひ来る水精霊騎士団の仲間も学生寮に宿りて、オストラント号に残れるは余一人のみなれば。
唐突に以前姉妹スレで宇宙戦艦ヤマトモノ書いた際に、
オスマンの恩人完結編アフターな沖田艦長
ワイバーンをヤマト主砲or波動砲で撃滅・・・・ってオーバーキルじゃん!!
としなかったことを無性に後悔した。
サイトとルイズの性別を逆転させた話で各キャラのたち位置を設定していたんだけど…
サイト(女):今時の頭の悪い女子高生。 口が悪いが義理堅く、貴族主義なルイズ(男)とそりが合わないものの現代的なものの考え方で数々の助言をくれる。
キュルケ:宿敵ツエスプトー家の女。優等生。たくさん彼氏を持っている。趣味はルイズをからかって遊ぶ事。
アンリエッタ:幼馴染の王女さま。 周りが政敵ばかりなので事ある毎に頼ってくる。
ギーシュ:隣室の友人。 色男を気取っているが二股がばれてからは落ち目。実は面倒見が良くルイズの唯一と言っても良い理解者。
モンモランシー:友人の彼女。 最近ギーシュの女癖の悪さに呆れている。
あれ、なんだか何処かでこんなギャルゲーってなかったっけ?
>>488 むしろこんな感じでなかろうか。
サイト(女):今時の頭の悪い腐女子。貴族主義なルイズ(男)とはそりが合わないものの、キュルケ(男)との絡みには萌える。
シエスタ(女):学院のメイド。サイトとはルイ×キュルかキュル×ルイかで意見を戦わせるライバル。同好の士。
ルイズ(男):ヴァリエール公爵家の長男。シスコン。低い身長にコンプレックスがある。よくキュルケに頭抑えられてキャンキャン吠えてる。
キュルケ(男):宿敵ツェプストー家の長男。ことあるごとにルイズをからかう。サイトに言わせるとキュルケ総攻め。女ったらしだがシエスタに言わせるとノンケでもかまわず食っちまうんだぜ。
タバサ(男):メガネで無口だから必然的に男。一見クールだが実はロマンチストでポエムとか書いてるキャラ。
ギーシュ(男):GA☆CHI☆HO☆MO! 説明不要!
モンモランシー(男):ギーシュの彼氏。嫉妬深いツンデレ。そしてヤンデレ。
ケティ(男):ギーシュの毒牙にかかった哀れなるショタ。ノンケだったが衆道に目覚めた挙句捨てられる。
ワルド(男):魔法衛士隊の隊長でスクエアのメイジでありながら一流の剣士。ルイズの姉カトレアの婚約者で、尊敬する兄貴分。その正体はショタコンのガチホモ。
メイドは腐女子なんだぜ、間違いない。
>>489 あんたの事を一発ぶん殴ってから抱き締めてェw
ルイキュルとかキュルタバとかワルルイとか……
もち原作通り(?)のメンコルやシャルジョゼ、ジュヴィなんかも忘れちゃなんめえ……などと即座に妄想しやがる俺キメェww
……ところで我らがかぜっぴきとか乳革命……ひょっとしたら竿革命?のスタンスはどうなるんだろ。
マゾコリヌはちょっと思いつかなかった。いっそ女体化するというのもありではなかろうか。男風呂覗きに行くエピソードもあるのだし……
竿エルフは、普通に竿革命でいい気がする。ショタ竿革命というのもありか。あまりパッとしないけど、原作でも乳以外パッとしないのだし。
こいつ男でウェールズ女体化したら継承権の問題で話膨らませられないかなあと思いつつ、隣国の王子とホモ関係発覚でトリステイン終了の危機を考えるとそっちの方がいい気もする。悩ましい。
注目すべきは大公家の息子さんとの絡みか、名前忘れたけど。名家に生まれ、エリート街道を歩いていたノンケの彼だが、ふとしたことで気になり始めた同級生のエルフのせいで道を踏み外していく。好きな子ほどいじめたいツンデレ。
学院長はゲイなんだぜ、元ネタ的にも。マチルダ兄さんが凶行に走ったのもうなずける話。
ならばマリー=ド=グランドプレ(仮)は発酵の乙女で!
ショタ竿革命の嫁はベアトリスだっけや。
……ただ、乳以外パッとしねーってのは言い過ぎだよ、
テファの指輪が無かったら才人死にっぱなしじゃんw
ところでオスマンの元ネタって……ダ◯ブ◯◯ア?
それとももしや役者さん……なわけないよね?(((;゚Д゚)))
あともう一つ。
ひょっとしてアン様もガチホモのにーちゃんになってるんか?
ウェールズの性別が原作通りなら。
マルコリヌ=女=ドM
ってんで、美少女いんぱら の伊勢谷(だっけ?)連想したの俺だけかね?
ふと気がついたら『鬼畜ドS教師』のレッテルを張られていたコルベール みたいのを・・
むう、言いすぎでしたか。じゃあちょっといい変えよう
乳がパッとしすぎててもう他の特徴の印象が(パーン
オスマンの元ネタは、まあ連載当初流行した魔法学校モノの元ネタとしてということで……そこまで直接的な意味じゃないです。
しかしそうか、アンアンがにーちゃんになると、政略結婚の話は流石に難しくなるんですね。あんまりその辺考えてなかったや
ていうか、そろそろ自重した方がいい気がしてきたw
モット伯に連れて行かれる平民の(かなり幼い)少年達。
「ほーら、お馬さんだよ」
「ここに乗ってごらん」
「凄いお風呂だろう、さあ一緒に入ろうか」
男の子たちには優しいモット伯。
手前ら「ウホッ」「アッー!!」はそろそろ自重しろww
すまない、つい調子に乗った
>>493 腐女子な金髪ぽっちゃりさん、しかも変態という名の淑女でマゾ……
ミスグランドプレ、是非嫁に来てください
てかそのケースの場合だと慕われるのはおマチさん辺りじゃないのか?
女性のままでも男性化しててもいいけど……あ、ギトー先生やアニエスさんなんかもありか。
499 :
478:2008/12/08(月) 23:39:09 ID:ak6M2QGh
流れを無視してスマンが冒頭だけ妄想した
ルイズは自分の魔法力のなさを恨んだ
自分が召喚した使い魔は他の生徒とは違かったからだ
その使い魔は髪は黒く、服を着ている
シャツは乾いた砂で汚れていて、ズボンは古ぼけてよれよれ
おまけに見た事もない帽子を被っていた男だった
男はあたりを見回していたそしてルイズは男にこう言った「あんた誰?」
そうすると男は答えた「平賀才人 大学の教授だ」
>>497 いやいや、「美少女いんぱら」的には あくまで『鬼畜ドS』は冤罪なので
>>479-483 虎耳、虎しっぽ、肉球ハンドのルイズをキュルケがお持ち帰りですね、わかります。
まさに手乗りタイガー。
>499
むしろ沢田研二風で常に黒いスーツの考古学者かハゲ頭に山高帽の民俗学者で一つ。
>>499 じゃあ『才人』は本当は飼い犬の名前か。なら犬呼ばわりもしかたない。
>>502 完全にクロスだこれ。
ラグドリアン湖から『うぇーるず様』が出てきてクロムウェルに襲い掛かってきたりするんだな。
「うぇーるず様、お許しを!」
>503
ということは聖地にはいんへるのがあってエルフは一定の年になるとそこに引きずり込まれる、と。
聖地に進入したヴィットーリオが始祖は只お一人だと飛びかかって倒れて
みんなぱらいそさいくだ
虚無・・・
ヒルコ・・・!
そうか、オノゴロ島か!・・・
孔子・・・老子・・・ラウア・・・ブッダーッ!
オーム・・・・・・
【その時 有もなかりき 無もなかりき】
>>505 虚無と四の系統……易に太極あり…太極、両儀を生じ…両儀、四象を生じ…四象、八卦を生ず…
四つの四……四門出遊…『水門(水のルビー)』より始まり『東方の木門』へ…宇宙の循環…成劫、住劫、壊劫、空劫……
うっひゃあ、妄想がとまらねぇ!!
とりあえず
キュルケの家名は「ツェルプストー」だ
ツエスプトーでもツェプストーでもない
デルフが
「俺の伝説を聞きたいか。俺の伝説は6000年前から(ry」とか言ってウザい
まぁ、サイトに会う前に折られてるだろうな
509 :
478:2008/12/09(火) 11:20:29 ID:iBHPBZxZ
最初の部分だけ上げるわ
平賀才人の冒険
トリステインの王国
1982年 コスタリカにある一つの遺跡が今崩れようとしていた
「バカヤロー!来るんじゃねえ!」中折れ帽を被った平賀才人教授は
死ぬ気で走っていた手には黄金に輝く象を持っていた、
そして後ろからは大きな岩が転がってきている
「出口だー」 才人は光に向って全力疾走をしたそして光へ飛び込んだ
「ん?あれおかしいな」才人は何か違和感を感じた遺跡の入り口は階段状になって
いて、出たら体中に鈍い感触が感じるハズなのに全然しなかった、自分が立っている
地面は芝生のようだったそして顔を上げると「なんじゃ・・こりゃ?」
あたりはジャングルではなくヨーロッパのような風景が広がっていた
そして周りには自分を変な目で見る連中がいる事に気付く
すると目の前にはピンクの髪の女の子が立っていて才人を睨んでいた
以上です
普通にインディージョーンズあたりとのクロスの方が早いと思うぞ。
以前ルイズが男だったらという話題があったけど、
その時はほぼ全員の性別入れ替えという形になってしまったから、
あくまでルイズとサイトだけ原作と性別が異なるという形ってのはどうかねえ?
ヴァリエール家としては待望の跡継ぎだけど、魔法が使えないという立場の『ルイ』。
そしてそんな中で召喚されてきた、少女『才兎』
(やっぱアキバならぬ池袋かねえ?まあ、単にノートパソコンの修理帰りなら原作と同じアキバでいいけど)
学園の人間関係では、友人やらなんからが微妙にいれかわるとか。
>>511やっぱ乙女ロードの帰り道に召喚だろww
キュルケは褐色の美青年、体つきも無駄な贅肉もなく長身。ハーレムを作っているが何故か憎めないので女達も諦めながらも好意を持っている。
ルイは可愛い系美少年、背が小さい事がコンプレックス。少し神経質で照れ屋な所がある。
タバサ、中性的な美少年で任務のために女装など平然とする。
みたいな?
ルイズとサイトだけって言ってるからその他はそのままなんじゃね
しかしそれだとルイ君は才兎を虐めるわけで、何かほんのりピンクな感じがしますな
そうなるとルイ君がヘタレなせいで一線を越えられないのか。
シェスタが百合な感じでガードしてんのか。
>>514 腐女子だったら、
『ルイ×ギーシュ』とか妄想してキャーとか一人で盛り上がっているので口説こうにも隙がない
というパターンも有るな。
たしか『妄想少女オタク系』って漫画の主人公がそんなカンジだったような
時代劇オタクだったらとか。
それに影響を受け、「暴れん坊アンリエッタ」や「蜻蛉おマチ」などが……
シエスタは帯を引っ張られて回される。
部下を連れて旅する老貴族が続出。
子連れ韻竜とか
シル「お姉さま、行くのねー」
タバサ「はーい」
>>516 >部下を連れて旅する老貴族が続出。
やはりそこはマザリー二の御隠居が風車のワルドをだな・・・
旅を通じて健康になり、メキメキ若返ってしまうマザリーニ
サイトとルイズの性別だけが反対だと
両方とも諸事情により原作と同じ性別ということになっているけど実は逆ってのがあったな
ルイズ(男)は占いの結果、成人までは女として過ごすことになって
サイト(女)は両親の「男の子が欲しかった」というだけで男として育てられたってのが……
あれ、続きまだなのかなぁ……相当長いことと待ってるけど……
ハルケギニアにNINJAブーム到来とか、忍者じゃなくてあくまでNINJA
全然、忍んでない忍び装束がヒットとか(ぁ
>>517 トリステイン本国ではマザリーニ不在で大混乱に、とか想像した。
あとかげろうおマチとか。
必殺仕事人なアニエス、ジェシカ、スカロン、武器屋の親父とかは?
武器屋の親父が中村主水担当とかww
>>522 頭が上がらない相手は
…デルフですね?
>>522-523 いや、主水さんはエレオノールの許嫁だった伯爵様がいいのでは?
破談してなくて結婚したけど、嫁の実家で虐げられています・・・とか
でも、職場で昼行灯じゃなきゃダメだから・・・だれかいい人いないかねえ?
>>516 子連れ狼ハルケギニア版だと、
夫が殺された直後お取りつぶしで、ジョゼフ暗殺の為にシャルロットつれて刺客行な
タバサママとかふと連想してもた。
最終話では当然ジョゼフに破れるママン そしてふと気が抜けた瞬間にタバサに突き殺されるジョゼフ。
故コルベール先生開発のガトリング砲をぶっ放すシーンもアリの方向でw
>かげろうおマチ
毎話、おマチさんの入浴シーンがあったり、何年たってもおマチさんの顔が変わらなかったり。
スタイルが全く変わらないので自分と同じハーフエルフだと思い込んでたティファニア
アンアンみつ姫というダジャレが浮かんだ。
マザリーニの爺をいつも困らせているお転婆な姫様、でも城下の臣民の悩みには
真剣に向き合ってくれたり……なんか、原作よりかわいくね?
なんかクロスっぽくなってきた気がする。
それじゃあ方向性を少し変えて、「もしもハルケギニアの風俗習慣が江戸時代の日本にそっくりだったら」。
サイトは当初、「タイムスリップか!?」と思ったが、微妙に違ったり。
貴族=支配階級で武士に相当。無論、魔法は使えるのだが、同じくらい剣術の
腕も重視される(要は某RPGのサムライみたいな魔法戦士か)。
男子の魔法の杖は「刀」の形をしており、文字通り「貴族の魂」として非常に大切に扱う。
女子は非力な者は懐剣(脇差よりさらに小さめの短刀)型、多少なりとも武術の心得のある者は薙刀型の魔法の杖を使う……とか。
無論、服装は着物が基本。
ブリミルは仏教のお釈迦様のような扱い(開祖だし)。なので、マザリーニやクロムウェルは禿頭で袈裟を着ている。ただし、神仏習合しているので、女子の聖職者は巫女装束。
(つまり、14巻の表紙のルイズは浄衣+緋袴 ハアハア)
ルイズの名前は「波璃栄瑠・涙簾」と表記。ちなみに、アンリエッタは「鳥栖手院・杏李悦多」。
どこの暴走族?
誰も居ない……この隙に投下しちまおう……!
話の繋ぎってだけなので、大して面白くもない話を38分から……投下!
……斬か?
長すぎる行がある……ちょっと待って、出直して来ます。
それでは、改めて。
涼しい風が、汗をかいて火照った頬を撫で付ける。それでも汗は引くどころか、更に額から一筋流れ落ちていった。……焦っちゃダメだ、上手くやらないと。
そう念じて、ルイズは己が得物――デルフを強く握り締めた。
視線の先には自らと対峙するロデリック。その手には一般的なロングソードが握られている。
「ふっ……!」
駆け出したルイズの口から息が漏れる。
爆ぜるような勢いで飛び出した彼女はデルフを握る力を強めた。あと六メイル。
体勢を低くし、肘を引いてデルフを下げる。あと三メイル。
今だ。ルイズは限界まで下げたデルフを、猛然と逆袈裟に振り切った。
ビュウという風を切る音が聞こえたかと思うと、続いて金属同士がぶつかる激しい音が響く。遠くで小さな悲鳴が上がったが、極限まで集中しているルイズの耳には届かなかった。
軽くいなされた剣を頭上で反すと、そのまま袈裟懸けに切りつける。
ロデリックは顔色一つ変えずにそれを防ぎ切ると、大きく後退して距離を取った。
ルイズもそれにあわせて距離をとると、デルフを構えなおす。軽く汗を拭うと、彼女は再び突進を開始する。今度はロデリックも同様に駆け出し、二本の剣が切り結ばれた。
「ぐうぅ……!」
鍔迫り合う内にルイズはギリギリと押されるが、気合を入れ直すと少しずつ押し返し始める。これにはロデリックも僅かに驚いた表情を浮かべるが、一気に弾き上げると、バランスを崩したルイズに追撃を加えた。
不利な体制での剣戟に対応できなかった彼女はとうとう尻餅をついてしまう。その目の前に切っ先が突きつけられた。
武器屋ルイズキタコレ!これで勝つる!早すぎる支援。
「チェックメイトだな」
「う……ありがとうございました」
ルイズが悔しそうに言うと、ロデリックはニカッと笑って手を差し伸べた。
「よくやったほうだぜ、ルイズは。大分上達してらぁ」
起き上がった彼女がデルフを喋れるよう鞘に収めて背中にかけると、彼はそう言った。
「でも……もう結構経つのに一本も取れてないじゃない」
「はは、そう簡単に負けちゃたまらんよ。これでも何年間も傭兵やってるんだ」
剣を収めながら彼がそう言うと、ルイズは尻餅をついた時に付いた埃を払い落とした。
そうこうしている内に、遠巻きに見ていたルカ達が駆け寄って来た。
「ルイズちゃん! 怪我はない?」
「大丈夫よジル、ちょっと尻餅ついたくらい。あーあ、また負けちゃった」
ジルが心配そうにそう言うと、ルイズは笑いかけた。
「やっぱすっげーよ兄貴! あの男女を軽くいなしちまうなんて!」
「いや、だから俺プロだっつーの。それとお前らはちょっと上達遅過ぎだって」
相変わらず憧れの眼差しを向けるジェロームに、ロデリックは苦笑した。
ロデリック指導の下でルイズ(+オマケ三人)が稽古を始めて、一年と少しが経っていた。
ジェローム達と打ち合いをする時、ルイズはずっと木剣を使っていたのではじめてデルフを使った軽い打ち合いを始めた時はなれずにふらついていたものだった。
しかし、訓練の成果か、現在は木剣とほぼ同じような動きができるまでになっていた。
やはり素振りだけでなく、打ち合いもデルフを使った方が効果的だったようだ。
「ルイズ、“アレ”は当てられるようになったか?」
ロデリックが問うと、彼女は笑顔で頷いた。そして、鞄からナイフを一本取り出した。
振りかぶると、ジェロームに向かって投擲する。
「おわぁっ!?」
構えていた木剣に突き刺さったナイフに、彼が悲鳴を上げる。
「隙アリっ!」
ついでにマニヒコの木刀も脳天にめり込む。
「へべべッ!? ぎ、ぎだねーぞバニビゴッ!」
彼の不意を付いた一撃にジェロームは怒り、追いかけ始めた。
「……へぇ、巧いもんじゃねーか。この間教えたばっかだってのに」
「剣術もそうだが、こっちは段違いに覚えがいいねぇ。才能あるんじゃねぇか?」
「ううん、ロデリックさんの教え方がうまいからよ」
ルイズが照れた様に言ったその時、鬼の形相をしたジェロームが迫って来た。
遠くには襤褸切れになったもの言わぬマニヒコが転がっている。
「テメ、何しやがるッ!?」
「あんたには当ててないんだし、別にいいじゃない」
「んだとぅ! てめぇしまいにゃシバクぞ!? この胸部大平原! 男女!」
「……はん。やって見なさい、このあたしに対して!」
二人が対峙すると、二人の頭にロデリックの拳骨が降ってきた。
「コラコラ、仮にも真剣使ってんだから、ふざけてたら怪我するぞ?」
「ぐぐぐぐ……!」
「むむむぅ……!」
頭に拳をめり込ませながらも二人は、睨みあう。
仲が良いのやら悪いのやら。ロデリックは苦笑した。
「……さてと、ひとまず俺との訓練は今日でおしまいだな」
「へっ!? ど、どうしてですか?」
急な発言に、ルイズが素っ頓狂な声を上げてしまう。ジェローム達も同じだった。
「ああ、かなり給料がいい仕事を見つけたんだ。明日実際に行ってみてOKなら雇ってもらえる。まあ、採用して貰えるかはまだ分からんから、もし落ちたらまた戻ってくるさ」
「ちょっと兄さんどういうこと? そんなの初耳なんだけど。どこなの?」
「知り合いに昨日貰った話でな、言うの忘れてた。場所はな、聞いて驚くなよ?」
彼は一瞬にやけた顔をすると、言った。
「ヴァリエール公爵家だ。そこで衛士が出来るってんだから、すげぇだろ?」
「公爵家ぇえ!?」
皆が驚いたような声を上げると、彼は得意気に言う。
「前に務めていた場所でコソドロを追っ払った話をしただろ?」
「そういえば手紙で送ってきたわね。土くれの何とかって奴? あの最近話題の」
「後で聞いたらそいつは偽者だったけどな。魔法で壁を崩してる現場に出くわしてさ、不意打ちで投げナイフで杖を吹っ飛ばしてやったら逃げてった」
「激闘の末に追い返したってんなら、もっと格好ついたのにね」
「まあ、そう上手くはいかんよ。そのコソドロはその後で本物にボコボコにされて放置されてた所を捕まったんだと。……で、その追っ払った話から俺が候補に選ばれたって訳」
彼がそう言うと、デルフが笑った。
「幸運だっただけじゃねぇか。偽者だったらたいした手柄でもねぇし」
「まあ、メイジの盗賊追っ払ったってだけでも結構な功績だからな」
ロデリックがそう言って頷くと、ルイズは微笑む。
「良かったじゃないですか。すこし寂しくなっちゃいますけど」
「だな、俺もう少しいろいろ教えて欲しかったんだけど。まだルイズにすら勝ててねぇし」
「そりゃお兄ちゃんが弱すぎなんでしょ」
「んだとぅ?」
ニーナが笑うと、ジェロームが食って掛かる。
「その辺にしとけ。そろそろ帰らないと暗くなるし、帰るぞ」
「はぁい」
「……さてと、ひとまず俺との訓練は今日でおしまいだな」
「へっ!? ど、どうしてですか?」
急な発言に、ルイズが素っ頓狂な声を上げてしまう。ジェローム達も同じだった。
「ああ、かなり給料がいい仕事を見つけたんだ。明日実際に行ってみてOKなら雇ってもらえる。まあ、採用して貰えるかはまだ分からんから、もし落ちたらまた戻ってくるさ」
「ちょっと兄さんどういうこと? そんなの初耳なんだけど。どこなの?」
「知り合いに昨日貰った話でな、言うの忘れてた。場所はな、聞いて驚くなよ?」
彼は一瞬にやけた顔をすると、言った。
「ヴァリエール公爵家だ。そこで衛士が出来るってんだから、すげぇだろ?」
「公爵家ぇえ!?」
皆が驚いたような声を上げると、彼は得意気に言う。
「前に務めていた場所でコソドロを追っ払った話をしただろ?」
「そういえば手紙で送ってきたわね。土くれの何とかって奴? あの最近話題の」
「後で聞いたらそいつは偽者だったけどな。魔法で壁を崩してる現場に出くわしてさ、不意打ちで投げナイフで杖を吹っ飛ばしてやったら逃げてった」
「激闘の末に追い返したってんなら、もっと格好ついたのにね」
「まあ、そう上手くはいかんよ。そのコソドロはその後で本物にボコボコにされて放置されてた所を捕まったんだと。……で、その追っ払った話から俺が候補に選ばれたって訳」
彼がそう言うと、デルフが笑った。
「幸運だっただけじゃねぇか。偽者だったらたいした手柄でもねぇし」
「まあ、メイジの盗賊追っ払ったってだけでも結構な功績だからな」
ロデリックがそう言って頷くと、ルイズは微笑む。
「良かったじゃないですか。すこし寂しくなっちゃいますけど」
「だな、俺もう少しいろいろ教えて欲しかったんだけど。まだルイズにすら勝ててねぇし」
「そりゃお兄ちゃんが弱すぎなんでしょ」
「んだとぅ?」
ニーナが笑うと、ジェロームが食って掛かる。
「その辺にしとけ。そろそろ帰らないと暗くなるし、帰るぞ」
「はぁい」
ま ち が え た ! ! ! orz
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はぁ……そっかぁ、ロデリックさんとの稽古当分できないわね」
「ま、しゃあねぇわな。向こうにも都合があるんだ、公爵家で働けるなんざ、滅多にないチャンスだぜ?
今まで鍛えてもらえただけでも有難いってもんだ。色んなやつに使われてきた俺から見ても、あの坊主は中々の腕だしな」
ベッドでうつ伏せ寝転がったルイズが溜息をつくと、デルフが言った。
「あーあ、折角感覚も掴み始めたところだったのに。これからどうしよう? 三馬鹿を相手にするくらいなら素振りしてたほうが有意義かもしれないわね。
あいつらすぐふざけるし」
「まあ、お前らの中で本気なのお前くらいだからなぁ。しゃあないっちゃしゃあないだろ。サルの坊主は八百屋を継ぐんだろうし、
デカイ坊主は鍛冶屋の手伝いを真面目にやるようになったらしいし、モヤシの坊主は……やっぱおやじさんの跡継いで商人だろうしなぁ。今は剣に夢中だろうが、結局のところルイズはこの店を守ってくつもりか?」
「んー、まだわかんないかな。でも、やっぱそうなっちゃうのかな? べつに戦場に出たくて剣術やってるわけでもないし」
肘を突いて鼻の頭をかきながら、宙に足をぶらぶらさせていたルイズは、寝返りを打って仰向けになると、天井をぼおっと見詰めた。
「剣の身としてはやっぱ戦いの中で振るわれるのが本望なんだが、ルイズには戦に出て欲しくないしなぁ。まあ、もうルイズといるのが当たり前になってるけどな」
デルフがそう言って小さく溜息をつく。
「とりあえず、デルフと一緒に居るからにはそれなりに剣を使えるようになりたいのよ。……あ、そうだ。デルフは色んな剣士に振るわれてきたんだよね?」
「ああ、なんたって俺六千年物の伝説の剣だからな。英雄から傭兵までいろいろ使われてきたぜ。今までいろいろ話してきただろ? また話して欲しいのか?」
「うん、火竜を退治した剣士の話とか好き。……って、そうじゃなくて。色々な人に使われてきたなら、その人たちの技を教えてくれたりとか出来る?」
ルイズが尋ねると、デルフは一瞬返答に詰まった。
「あー、スマン。俺からの目線だとあんまり参考になるような事は教えられねぇな。そこまで深く考えながら振られてた事はねぇし。精々基本くらいしか無理だな」
「そっか、残念ね」
彼女がそう言った時、居間の方からおやじの声が響いてきた。夕食の準備が出来たらしい。
ルイズは起き上がると、デルフを拾い上げて居間へ向かった。
ドンマイ支援!
はい、投下終了です。orz
間違えて遍在発動しちゃいました……。しかも途中でまた長すぎエラーが出るし。
なんか色々ゴメンナサイ;;
さて、今回の何の面白みもない話ですが…何が言いたかったかというと、
ルイズの剣術LVがUP! と ルイズは投げナイフを覚えた!
の二つのイベントをやりたかっただけでした。
そのため、文章が雑(いつもか)で短く、非常に内容がないよう な感じでした。
しかし、次回からもっとも書きたかった場所になるので、グッと面白くなる筈(多分)だと思います。
少なくとも、今回よりは。
と、言うわけで、今回はこの辺で。
次回はキュルタバコンビが初登場の予定! そしてムフフな展開も!?
予定は未定! それでは今回はこの辺で!
GJです!内容が無いなんてとんでもない。今回も面白かったですよ。
三馬鹿やルカ達が本編の時系列になったときにどう絡むかが楽しみです。
あと、久々に公爵家の名前が出てきましたね。この時代の彼らはどうしているのかな…。
次回も楽しみです。応援してます。
キュルケとタバサは期待できるな。
今のところデルフ以外ほとんどオリキャラでも面白いから楽しみだ。
武器屋の人乙です! いやぁ、伏線っぽいものがこのところ頻繁に出てきて
オラワクワクしてきたどー!な感じです。続きが気になる〜
武器屋さん乙です。
ついにムフフな展開が………。
ヴァリエール家とも微妙な縁ができたようだ。
気になったんだが、ルイズは魔法を使った事がないみたいだけど、
デルフは使い手は分かっても虚無かどうかは分からないんだよな。
>548
なんと、そうだったのか。
使い魔は「眷属」と呼ばれていて、始祖の「眷属四天王」─ガンダールヴは「金剛盾士」、ヴィンダールヴは「自在騎獣」、ミョズニトニルンは「文殊智慧」、記すことすら〜は「悪修羅鬼」と呼ばれていたり。
空を飛ぶときは仙人のごとく雲に乗り、ゴーレムならぬ「式神」を作成して使役。
学院の制服は、男子は紋付き袴、女子はなぜか矢絣の振袖&袴というハイカラさんスタイル。
学院の食事も和風であっさり風味(マルトー親方は頑固な板前さん……ってあんまし変わりないか)。メイドさん達は仲居の格好で働いてます。
オスマンは実は本物の仙人で、コルベールは平賀源内みたいな奇才の天才(これも違和感ないか)。
さしづめワルドは旗本直参の身でありながら、主家を裏切った不忠者「悪奴」といったところか。やばい……妄想が止まらなくなってきた。
今連載してるのが終わったら真面目に考えてみるか。
──なんて思ってたのに。無念。
>>549 それは考えてみたらどうよw
つか俺もネタ勘違い
過去スレで見つけた
1スレ目
【IF系】もし、ゼロの使い魔の○○が××だったら
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1213096655/ 93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 17:52:22 ID:CY8VspQg
ブリミル教が仏教だったら
94 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 18:07:42 ID:+Vzi/i33
>>93 ジュリオが剃髪してるのか。
95 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 20:02:59 ID:JvyOWj9A
始祖の秘宝が数珠とか木魚になったりするのかw
96 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 20:09:50 ID:CI6/6si4
虚空蔵菩薩を求めるならば、四の数珠、四の仏具を集めよ。
97 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 20:12:35 ID:IcMhyGop
袈裟に剃髪して先祖伝来の数珠持った塁厨(るいず)尼が釘宮声で・・・
98 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 20:15:12 ID:+Vzi/i33
始祖の数珠、始祖の木魚、始祖の教典、始祖の線香。99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 20:15:53 ID:JvyOWj9A
地・水・火・風・空の5つの数珠と、始祖の経典・始祖の香炉・始祖の木魚・始祖の袈裟・始祖の錫杖をそろえるのですね
102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 20:20:38 ID:IcMhyGop
「始祖の秘宝」仏具に対応させるなら
祈祷書→経典・勤行集
香炉→香炉(そのまま)
オルゴール→楽器として梵鐘か木魚
ロマリアのは位牌あたりとか
ルビーは金剛杵あたりで
・・・しかしなんでまたこんな話になってんだ?w
108 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 22:22:41 ID:CY8VspQg
始祖の祈祷書は無字の真経
魔法の呪文は梵字の真言
メイジの杖は金剛杵
ガンダールヴは護法善神・乾達婆(ガンダルヴァ)
ロマリアの教皇は転生活仏
聖地は無論天竺だ
誰かSS書いてくれ
ああ、このネタ面白かったよなw
知識無いと書けないけど。
SSになってないからやれば良いのに
以前にあったネタ・虚無の才人をいくらか組み替えて考えてみた
才人がアルビオンの虚無+ティファニア・マチルダと面識有り
母親がアルビオンの大貴族でその父親が虚無。
ある日、この世界に迷い込んだある日本人男性(才人の父親)を介抱する事に。
やがてこれがきっかけで相思相愛の中に。最初は頑なに反対されたがこれを説得。
二人は結婚し、やがて才人が生まれる。そんな中、家がジェームズ一世によって取り潰される騒ぎが発生。
父親は世界扉で三人を地球へ逃し、直後に殺される。この時に、指輪と始祖の秘宝を渡されている。
(尚、この当時の才人は赤ん坊)
ある時、才人は虚無に目覚めて世界扉を開き、両親と共にウエストウッド村に辿り着く。
そこでティファニアとマチルダに遭遇、そして才人は母親の素性を知る。
事情を知り、何かの助けになればと村の孤児達の支援に乗り出す平賀家。
そんな中、ある日才人が突然いなくなってしまう。
魔法学院
マチルダ「なんでサイトがここに!?」
才人「なんだか知りませんが、気がついたら召喚されまして…」
サイトがルイズに召喚される前にハルケギニアの人物と接点を持つパターンだな。
ガリア王家と接点を持ってイザベラやシャルロットとイチャイチャしてたら召喚されたとか。
ゲルマニアやロマリアの人物と関わるのはほとんど無いな。
こんなの考えた。
ルイズ以外に召喚された後逃亡、色々あってエルザと遭遇。
なんかフラグ立てる。
バンパイアハーフ誕生の予感?
バンパイアハーフ制作中です、暫くお待ち下さい。
ルイズ召喚、サイトとエルザをまとめて召喚。
「ルイズをグールにして逃げようぜ」
「分かった、サイトお兄ちゃん」 ガブッ チューチュー………げっぷ。
BADEND
ルイズがグールになった場合、ガンダールブのルーンはどうなるの?
>>553 村の子供たちに字の読み書きを教える才人の母親とか
才人とティファニアは子供の面倒見を通して距離が縮まっていくとか
おマチさんの盗賊稼業はどうかな…
オスマンの秘書にならない→破壊の杖盗まない→レコンキスタ入りしないおマチさんとか…
アルビオン平定後は、才人・ティファニア共にトリスティン魔法学院に入学とか
そして2年の時
同級生「サイト、同級生召喚してどうすんだよ。」
才人「こりゃ自分でも予想外だな。」
ティファニア「あの…サイトがよければ私は…」
才人「え?でも……」
トリスティンの虚無と使い魔は誰になるかな…
こんなの考えた
虚無はだいたい100年に一人ぐらいの割合で目覚め、過去の虚無の活躍から英雄視されてる。
トリステイン、ガリア、アルビオン、ロマリアから世代がずれて目覚める。
たまに虚無の担い手が同時期に目覚める事もあるが四つの四は揃ったことが無い。
それで呼び名が第五十代目トリステインの虚無のルイズとか。
>>555 魔法学院の入学式を終えた才人とティファニア
才人「せっかくだから写真撮ろうぜ。本当はカメラなんか持ち込んじゃまずいだろうけど。」
ティファニア「うん。」
才人「じゃ、撮るか。」
その様子をたまたま見ていたコルベール先生
コルベール「き、君!それはなんという物なのかね!」
才人「え?これですか?」
授業、才人とティファニアが使っているシャープペンと大学ノートを見て
才人「どうしたんですか?」
コルベール「いや、君逹の使っているそれが気になってね。」
とか
変わり者と呼ばれる二人
>>556 家族に物凄く大事にされそうなルイズだな。完璧な箱入りになる気がする。
以前、似たようなレスがあった気がしたが、このIFは正直、見てみたい。
…いや、書ける技量がないんすよ。orz
>>558 ・・・ちぃ姉様を上回る淑やかな箱入りルイズとな
なんという正統派メインヒロイン気質
過去の虚無の英雄譚を読んで私のガンダールブはどんな素敵な人なのか夢見て召喚されたのはサイト。
この場合夢は壊れるのかどうか?
>>560 壊れる>なら英雄にしてしまえば良いじゃない
ヒーローメイカールイズ
>>560-561 >過去の虚無の英雄譚を読んで私のガンダールブはどんな素敵な人なのか夢見て召喚されたのはサイト。
それで_|⌒|○ ガックリとかヒーローメーカーやるなら
タバサ虚無に据えた方が面白くなる予感がしないこともなく
大枚はたいて購入した書物を元にサイトを鍛えるルイズ。
サイト「ちょっと待て、
キン肉マン大百科なんてもってきてなにやらせるつもりだ!!」
>>563 人間だって鍛えれば超人に…弱体化してるなw
虚無の担い手であるルイズが召喚した少年サイトを育てる育成物語。
育て方によってはメイドとくっついて駆け落ちエンドなども。
召喚された書物、マジックアイテム、モンモンの手作りドラッグが育成を助けます。
鞭を使いすぎるとドMになったり女性恐怖症になったりします。
女性恐怖症+モンモンの手作りドラッグで禁断のギーシュエンドに……。
>>562 それは既に近いものがあるじゃないか。
しかし、虚無の伝承が正しく伝わっているというIFはうまく書ければいいもんできそうなんだがな。
ひたすら特別扱いされるルイズや他の虚無。「偉大なるゼロ」「素晴らしきゼロ」って感じで。
そのせいで家族や友人たちとの間に壁を感じ、原作とは別の意味でゼロであることを嫌っている。
気が許せるのは同じ境遇のジョゼフやヴィットーリオくらい。ちなみにどっちも白。
そこでサイト召喚。
自分を一人のルイズとして見てくれることに喜びを感じ、
魔法至上主義のハルケギニアはおかしいと思うようになる。
そしてルイズは、ゼロではなく一人の人間としての自分を取り戻すために戦いを始める。
タイトルは「ゼロの反乱」…なんて妄想してみた。
逆に、魔法が使えないことで貴族扱いされずに、まるで下働きの平民のごとく扱われてきたルイズ、というのはどうか。
ルイデレラ
>>563 二代目ジェロニモですね、わかります
クロスやん!!ww
ルイズ「私はゼロじゃない、レーラァと呼びなさい!」
虚無が正しく伝わってたら、シャルルが尋常じゃなく歪みそうだ
魔法では努力で越えられない虚無との差を見せ付けられ、
そうかといって智謀も、またこの場合人望も及ばない
しかし相手が虚無でさえなければ王としてやっていける才能はあるだけに、
虚無と兄への怨念は募る一方となり…
これはもうラスボスかもわからんね
そうなった場合タバサはどうなるかな
親に影響されてハンパなく歪むかもしれん
>>557 ある冬の虚無の日
才人「学院の食事って美味いけどさ、やっぱり時として日本のもの食いたくなるな。」
ティファニア「そういえば、冬になると村のみんなで『ヤキイモ』やったわね。」
才人「あー、やったやった。…ちょっと世界扉でライターと材料調達してくる。」
ティファニア「じゃ、私は落ち葉集めておくわ。」
才人「ああ、どっか目立たないところにでもいてくれ。桶に水入れとくの忘れるなよ。」
才人「お、焼けた焼けた。」
ティファニア「ほくほくね。」
才人「じゃ、いただきま……このギャラリーは!?」
生徒A「あの二人は一体何者なんだ?」
生徒B「あの匂い、魔法以上の何かが…」
ますます特別な目で見られる二人
赤黒くて太いモノを一心不乱に頬張るティファニア嬢
と申したか。
>>572 ジョゼフの方は普通に弟大好きのため戦えず、
シャルルの謀略を阻止しようとせずシャルルの手にかかろうとする。
だがシェフィールドらにより阻止されシャルルは自分の醜い感情が兄に筒抜けだったと知り発狂。
その心の隙に教皇の魔の手が
教皇改変って無いな
まぁ、あの微笑み狂信者を変えるのは難しいか
じゃあ、ルネサンス時代の金満生臭政治屋な教皇に改変
聖職者なのに「愛人」にぽこぽこ子供(庶子)を生ませ、聖職や免罪符を売って芸術家のパトロンに
ご落胤のジュリオ・チェザーレがガンダールヴとなって、異世界の兵器を用いてアウソーニャ半島を統一せんと戦う物語
教皇は悪役として魅力的すぎるからな。
思想はともかく、虚無の封印についてはうまくやればどうにでもなりそうだし。
しかしノボルって昔っから殺すときはきっちり殺すよな。
といってもグリグリしか俺は知らんが。
>>579 カナリアでも部長が事故死とか、明るい恋愛物に見せかけてかなりアレだったな。
>>574 夏は村のみんなでバーベキューやってたとか
>>575 赤黒くて太いモノを一心不乱に頬張るサイト
と解釈したまえ。
>>582 赤黒くて太いモノをテファに頬張らせるサイトと申したか。
……芋だよ?
中身は紫な
尻の青い若造が……
>>573 父の憎悪に巻き込まれて歪みそうになるシャルロットに
偉大な父と比較されるので多少ひねくれてはいるが、しかし愛を惜しみなく受けて育った結果
メイジとしての才能が薄い分人間的に大きく育ったイザベラの姉さんが手を差し伸べて
親と関係なく二人は大親友ってあたりで
まさかのIF・才人がロマリアの虚無
先祖はロマリアの上級神官だがブリミル教に疑問を持ち、あるきっかけからロマリアに絶望
ハルケギニアを捨て、地球に渡ったとか
もすこし捻って
つ 才人の母=ヴィットーリア ママン
つまり、焼き討ち事件の村でアニエスを救った後地球に転移してそこで才人の父と知り合って才人誕生みたいなカンジで
やはり書きたかった話を書くときは格段にスピードと丁寧さが上がるよな。
と、いう訳でムフフなエピソードアリの前後編が完成したんだ。
……が、規制にブロックされちまったorz
赤黒くて太いものを一心不乱に頬張るテファ……ごくり
サラミを丸かじりするテファ
サイト「俺のサラミぐぁー!」
>>589 ロマリアの虚無な才人
実は世界扉でしばしばハルケギニアのあちこちに行っていた
トリスティンでは桃色の髪の女の子に魔法を教えてあげたり、田舎で日本語の墓を見つけたり
アルビオンやガリア王家の兄弟を和解させたり…
最後は流石に無理があるか…
IF:だいたいの主要登場人物とは顔馴染み
>>594 ハルケギニア中で噂になっている才人
ガリア王家
シャルル「兄さん、あの黒髪の少年は一体何者だったんろう?」
ジョゼフ「うーむ…それにしても虚無を使うとは…どこかの王家の者か?」
シャルル「国の一大事を救ってくれたんだ。なんとしても彼を…」
ジョゼフ「うむ。捜索命令をかけるしかあるまい。」
アルビオン王家
ジェームズ一世「あの少年にまた会えぬかな…」
モード大公「せっかくこうして和解できたのだから何か礼がしたい…」
トリスティン
ルイズ「あの男の子、一体どうしてるかな…」
ヴァリエール公爵「あの青年、本当に虚無を使って見せた。どこかの王族の子孫か…」
アンリエッタ「(あの男の子はどこから来たのかしら?)」
マザリーニ「姫様、どうかなさいましたか?」
シエスタ「(あの男の子、一体誰だったんだろう?曾お祖父ちゃんの故郷の出身だって言ってたけど。)」
そんな様子も露知らずな才人
才人「学校終わったらカラオケでも行こうぜ!」
友人「いいねー!」
才人自重しろwもといもっとやれww
……ただ、それやっちゃうとロマリアの教会関連はどうなってるんだろう?
ヴィットーリオ以外の誰かが教皇になってるのかな。
才人ww
これでルイズに呼び出されたら一大事だろww
各国王家に虚無使えることがばれてるしww
ルイズからの扱いものすごく変わるしww
しかも普通に帰れるしww
ルイズと使い魔契約の儀式したら主従関係逆で契約できちゃったとか
ちょっと待った、この才人って何歳?
ガリアやアルビオンの王家兄弟を仲直りさせるには原作本編の10年くらい前でないと手を出せないのでは?
……もし仮に、仲直りさせたのがショタ才人だったら……
599 :
595:2008/12/12(金) 12:53:23 ID:15yhP/R9
>>598 あ、すまん。言葉が足らなかったようで。
アルビオン王家は城を抜け出して遊んでいたウェールズ
ガリア王家は同じ経緯でイザベラ or シャルロット
から接点を持たせようと考えてた。
王家が才人の虚無を見て仰天するとか。
しかし本当にそれが虚無かはわからんからなぁ
つーか、サイトの性格じゃ虚無発動は不可能な気がする。
良くも悪くも馬鹿な所為か、虚無の魔法のエネルギー源とも言えない事も無い
ストレスとか鬱屈した負の感情なんかにはあんまり縁が無いし。
>>601 小指の先ほどしか開かない“世界扉”、
「ポンッ」ぐらいの爆発しか起こせない“エクスプロージョン”、
でも彼は紛れもない虚無の後継者なのです、
とか。
サイトが貴族でルイズが平民でサイトの使い魔
性格はそのまま
魔法を使えないサイトにルイズが恐れるわけもなく召喚された恨みと怒りで股関を踏みつけてそうだww
サーシャとブリミルやん。
>>603 三日目でサイトの対外用の仮面が剥がれて、ルイズの鬱憤晴らしに付き合わされるのですねっ
さらに捻くれて
つ サイトの父=ヴァリエール公爵
若い頃異世界日本に転移、しばしサイト母と恋を育んだ後にハルケギニアに帰還
そのときサイト母のおなかには新しい命が・・・・・・
ハルケギニア帰還後、カリンママも孕む。
そして十数年の歳月が流れ・・・・ とか言ってみる。
>>601 性格が原作通りでない可能性もあるな
幼少期に虚無に目覚めてしまって、親から人前で絶対使ってはいけないと釘を刺され
誰にもいえない己の能力が昔からストレスになっていたとか
やがて召喚され、ハルケギニア全土を巻き込んだ婿殿争奪戦で
才人の虚無がどんどん強くなっていく…その前に逃げ出してそうだけど
>>598日本とハルケギニアの時間の流れがずれてるとか考えれば不可能じゃない気が
それに、行ったりきたりしてるんだし……
もしサイトが超純情だったら。
キスで気絶、下着姿で鼻血で出血多量。
エルザ「虚無の血、おいしいです」
>>594 逆転の発想でスパロボZのラスボス的サイトを考案してみた。
サイト「シャルル様のお兄様は虚無でございます。 もし目覚めてしまえばシャルル様の王位は絶望的になりましょう」
シャルル「…そうか…兄さんは…殺すしか…」
シネよやー!
ぎゃー!
シャルル様ご乱心! だれかーだれかー!
>>603 理想郷にそういうSSはあった、なあ。
ただルイズが召喚魔法の失敗で平民として平行世界に移動したルイズみたいな感じだったけど。
なかなか萌える話だったのに、途中で止まってるけどね……。
もしもサイトがドSでルイズがドMだったら・・・・
なんかランスIVのラストと被るな・・・
俺的にはルイズがドMで才人がノーマルってのがいいんだが。
最初はドン引きしつつも渋々従う才人。
「俺は縛る趣味も縛られる趣味もないぞ!」
王に魔法の才は不要って内容、どこかに無かったでしょうか?
公爵レベルならともかく、国王に魔法を使う機会なんてそうそう無いと思う
なので、もしジョゼフがもっと冷めた見方、考えができる性格だったら
シャルルに対する憎悪などは無かったかも知れないですね
ただ、周囲のジョゼフ派の人間がシャルルを排除しようとしたり
シャルルがジョゼフに対する嫉妬心などを強くして混乱が起きそうな気もする
マガジンでやっているムラマサみたいに
虚無の魔法が特定の気分や感情が力の源となるものだったら。
しかもそれは当の本人にとって好ましくないものだったら、とか。
まぁテファやルイズが性的な羞恥心とかだったら素敵なストーリーになる
だけですが。
マガジンじゃねぇチャンピオンだ。
虚無の魔法のエネルギー源IF。
なんと、あんなモノが虚無の魔法のエネルギー源だった!
エスカレイヤーみたいなエッチなやつ。
酒を飲めば飲むほど強くなる。命を縮める原因は酒の飲み過ぎ。
エロゲーだと間違いなくアレ。
「こほっ、こほっ。勘違いしないでよ、魔法を使うためなんだから」
>615
そりゃ、美少女インパラだな。
えっちな気分になると使えるのですね。
……ちょっとサイトどうにかしてくるわ
>>619 酒と魔法の威力に酔って街一つ砕きそうですね。
キュルケがドッド、タバサとワルドがライン
シャルルとカリンがトライアングルと主要人物の魔法の腕が低くなっている。
すごくアホなIFを考えた。
みんな虚無。
火、水、土、風の方が珍しい。
ストーリーは考えられない。
もしもハルケギニアの面々が日本に対してなんかしらの予備知識を持っていたら
ある時、学院内某所に開いて、閉じなくなった異世界を見る魔法
そこから見えるのは新宿の高層ビル街、秋葉原の電気街、原宿の竹下通りなどの東京の街並み…
ゲームセンターや遊園地で遊んだり、ショッピングを楽しんだり、ハンバーガーを食べながら雑談に興じる人々の姿…
果ては、居酒屋での宴会や朝の通勤ラッシュの電車の様子までもが映る
「あ、可愛いこれ」
「いいな〜、トリスティンこういうのないからな〜」
「あ、面白そう」
「この街ってなんか怖い」
「トウキョウっていうんだ、この街」
と見た者が口にする感想は様々。そんな中、ルイズがサイトを召喚。
彼が東京から来たと知ると
「すごーい!トウキョウから来たんだ!」
「ねえ、色々聞かせて!」
なんじゃこりゃ
>>608 サイトを巡る国家間の争い
…と思いきやサイトがいなくなってしまった
サイト「(母さんに心配をかけちゃまずい…早く帰ろう)」
自宅自室
サイト「(あれは夢だ。早く忘れよう。たぶんラノベの読みすぎで幻覚でも見たんだ。)」
翌日
サイト「昨日のあれが夢にも出てきた。(窓のカーテンを開けて)!?」
そう叫ぶ彼が見たのは、家の回りに開いた3つの世界扉…
>>624 ルイズが水
テファが風
ジョゼフが土
ヴィットーリオが火
かな? ルビー的に考えて
テファが遍在を使って胸革命×5だなんてそんな素敵すぎるじゃあないか
>>624 みんな胸が虚無、に見えた俺はどうかしてる。
>>628 うわあ、また変なコテハンつけてしまった。
ギコナビ使うときは要注意だな……スマヌ
キセイ、トケテルカナ……?
トケテルナラ……ゴフンゴカラ、投下開始ッ!
「ここよここ! ココが噂の“魅惑の妖精亭”よ!」
目当ての店の目の前まで来て、燃えるような赤毛の少女――風体からして魔法学院の一年生らしい――が、青髪の少女を引っ張りながらやや興奮した面持ちで言った。
「……美味しいと噂のはしばみ草パフェの店」
「そうよ、確かにそれ“も”この店のウリだって教えたわ。でもねタバサ、あたしの目当てはそんなものじゃないわ……美少年ウェイターよ!」
パフェが『そんなもの』と言われ、一瞬ムッとした青髪の小柄な少女――タバサだが、小さなため息をついた。
「……キュルケの態度で予想はついていた。あなたは食べ物の事であんな顔をしない」
キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーがあのキラッキラした顔をするのは、男絡みの時だけ。それは今までの経験から分かっていた。
「んもう、良く分かってるじゃない! ねぇねぇ、あたし化粧変じゃない?」
「濃過ぎず薄過ぎず」
「丁度いいのね? んじゃ、妖精亭に突入ぅう!」
目を輝かせたキュルケはタバサの腕を引っつかむと、店内へ入った。
「いらっしゃいませー」
桃色髪のウェイターにやや高い声で言われて、キュルケは歓喜した。
(この子よ、この子!)
(たぶんそう)
キュルケが興奮気味に囁くと、タバサは頷いた。
目の前にいる少年は学院の貴族の生徒と比べても見劣りしない……いや、むしろ今まで見た中でも屈指の容姿であった。
やや中性的な顔立ちではあるが、目鼻はくっきりとしており凛とした雰囲気を醸し出している。 肩の辺りまで伸びた艶やかな桃色の髪は、邪魔にならないようにうなじの辺りで軽く結われてある。
身長は百六十五サントほどでスラリと細身、それでいてウェイター服の袖から出ている腕は細いながら筋肉質なのがよく分かる。何故か背負っている錆びた片刃の大剣が残念だが、なるほど、キュルケ好みの少年だ。
「ええと、貴族のお客様ですね? こちらへどうぞ」
彼に促された席へ着くと、キュルケは早速彼に流し目を送る。
「ねぇ貴方、なかなかかっこいいじゃないの。貴方、おいくつかしら?」
彼女がボタンを二つ開けた豊満な胸元を見せ付けながら尋ねると、彼は怪訝な顔をした。
「十五です。メニューの方はこちらになりますので、お決まりでしたらお呼び下さい」
水を置いた彼がそれだけ言って逃げるように去ろうとするのを、タバサが引き留めた。
「はしばみパフェ二つ」
キュルケな内心ガッツポーズをした。
(ナイスタバサ! 頼んだ物はアレだけど!)
「畏まりました。以上でよろしいでしょうか?」
「いい」
「ねえ貴方――」
「注文の品が出来るまで暫くお待ち下さい」
キュルケが呼び止める間もなく、少年は行ってしまった。
「あん、なんてクールなの! そこがまた素敵っ!」
「……重症」
両手を合わせてクネクネするキュルケに、タバサはため息をついた。
タバサは悦に入っている彼女を尻目に、店内を見渡した。清潔に保たれた店内は平民の店にしてはかなり良い雰囲気だ。
露出の多いウェイトレスが大半を占めていたにも関わらず、下品な感じでもなく女性客も多い(キュルケと同じ目的の可能性も高いが)ので、甘味にも期待が高まる。
暫くすると、先ほどのウェイターではなく別のウェイトレスが緑色のパフェを持って来て、キュルケは二重の意味で落胆した。
「あ〜あ、警戒されちゃったかしら? 色々お話したかったのにな〜」
「店の迷惑になる。……おいしい。――はしばみパフェ二つ追加で」
「って、もう食べ終わっちゃったの!?」
タバサがウェイトレスを呼び止めるのを見て、キュルケが驚いた。
ウェイトレスが苦笑しながら注文を受けると、彼女は目の前の緑色の物体に目を向ける。
……まごう事なきはしばみ色、想像するだけで口内に苦味が溢れてくる。
本当においしいのだろうか? はしばみ好きのタバサだからおいしいと言えるのでは? などと考えながらも、キュルケは恐る恐るそれを口へと運んだ。
「……あら、おいしい。意外にイケるじゃない」
予想外のおいしさに、キュルケは舌を巻いた。
はしばみ草の苦味は極限押さえられており、ほのかな苦味もサッパリと口当たりがいい。ここの料理人、相当腕が良いに違いない。
どんな人物か見ておこうと、彼女は厨房を覗ける窓に目を向けた。
「スカロンさん、はしばみパフェ二つ追加お願いします!」
「はぁい、任せてちょうだぁい!」
「…………」
はち切れんばかりの筋肉がクネクネと踊り、料理を作ってゆく。
その肉体の持ち主は、女性用の服を着用しあまつさえ濃厚な化粧までしていた。
――よし、見なかった事にしよう。キュルケはそう心に決める。
しばし現実逃避している内に出来上がった二つのパフェをウェイトレスが運んでくるのを見た彼女は、自分もコーヒーを頼もうと口を開きかけた。
「お待たせしました、はしばみパフェ二つに……きゃっ!?」
テーブルにトレイを置こうとしたウェイトレスに、人が強くぶつかった。
中を舞う二つのパフェ。目にも留まらぬ敏捷さで、タバサの手がカップを掴んだ。
――べちゃり。
中身が床に叩き付けられる音が、辺りに虚しく響いた。タバサの顔が歪む。
「パ、パフェ……」
「おう、すまねぇなぁお嬢ちゃん。おおい、酒持ってこい!」
唖然としたキュルケが見上げると、そこには赤ら顔の二メイル近くはある大柄な傭兵の姿があった。昼間から相当酔っているらしく、酒臭い息がむあっと吹き掛けられる。
「ヒック……あに見てんだ、とっとと持ってこい!」
「ちょっと!」
逃げるように去って行くウェイトレスを尻目に、自分の真横へどかっと座った傭兵に対して、キュルケが抗議の声を上げる。
「いいじゃねぇか、チョットぐらいさぁ。ぐへへへっ、良く見りゃぁあなかなか可愛い顔をしてんじゃねえかよ、お嬢ちゃんたち。どうだい、ヒック、今夜辺り」
自分の顎に手を掛けた傭兵にプッツン来たキュルケが杖を抜こうとした、その時だった。
「……あん? なんだおめぇ」
キュルケの顎に掛けられた手を、あのウェイターが握っていた。ミシリという音が聞こえたかと思うと、大柄な傭兵が悲鳴を上げた。キュルケはタバサを連れて傭兵から離れる。
「あ、あにすんだテメェッ! 俺は客だぞ!?」
「お客様、こういう事をなされては困ります。ここはそう言ったお店ではありませんし、それに他のお客様に迷惑を掛けられては黙っているわけにはいきません」
抗議する傭兵に対し、少年は毅然と言い放った。
「ちょっとした事でごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ! ぶっ飛ばすぞ?」
唾を撒き散らしながら捲くし立てる傭兵に少年が顔をしかめていると、聞きなれない声が辺りに響いた。
「止めとけ、おっさん。おめーがどの程度腕が立つかしらねぇが、そんなべろんべろんに酔った状況じゃ、相棒にゃ絶対勝てないぜ!」
「俺がこんなひょろっちいボウズに負けるだと!? どいつが抜かしやがった!」
「ぼ、ボウズ?」
「背中の剣。インテリジェンスソード」
少年がなにやらショックを受けていると、いままで犠牲になったはしばみパフェを偲んでいたタバサが少年の剣を指差した。
「もう、デルフったら……」
「いいじゃねぇか、丁度喋れなくて鬱憤溜まってたんだ。とにかくおっさん、俺の錆になりたくなきゃぁ、大人しくしときな」
「んだとッ……おいボウズ、表に出やがれ。かるぅく捻ってやる!」
「ボウズって言うな! ああもう、何でこんな……」
それだけ言うと、傭兵は周りの野次馬を睨みながら店から出て行った。
面倒臭そうに頭をかいていた少年は一つ溜息をつくと、キュルケたちに振り返った。
「申し訳ありません、代わりのパフェは手配しています。御代も結構です」
彼はそれだけ言うと、外へ出て行った。
「やあっと来たか」
外でなにやら体操をしていた傭兵は手に唾を吐きかけると、手をすり合わせて剣を抜き放った。少年を睨みつけると、彼は剣をぶんぶんと振り回した。
「本当に、やるんですね?」
「うるせぇ、行くぞっ! おぉらぁあっ!」
大上段に振り上げながら突進する傭兵に溜息をつくと、少年は剣に手を掛けた。
――ガキンッ! 激しく金属がぶつかりあう音が響く。続いて、カランという音。
「あれ?」
手に持っていた剣がなくなっている事に気付いた男は、次の瞬間に襲ってきた脳天を貫く激痛にあっさりと意識を手放した。
(……今の、剣速が早すぎて見えなかった)
タバサはウェイターの剣術に、少し興味深そうな眼差しを向けながら通産三つ目のパフェを平らげていた。
「――安心なさい、峰打ちよ」
ギャラリーから黄色い歓声が巻き起こる。勿論、彼のファンの女性達とキュルケだ。
「……あのなぁ、いくら峰打ちでも場所考えにゃ死ぬぞ?」
「いいじゃない、気絶してるだけみたいだし。それに一回言ってみたかったの」
歓声の中、デルフの突っ込みに清清しい顔で答えるウェイター。営業口調にやや鬱憤が溜まっていたらしい。
支援?さるさん?
ひっそりと前編を投下終了!
ってか、ホントに規制解けてるとは思わなかったからちょっと焦ったぜw
残念、ムフフなワンシーンは後編で。
色々突っ込みどころはあるでしょうが、そこはまあそれ。
一応もう後編は出来てるけど、まだ見直し終わってないのとつなげたら微妙に長くなるから分けました。
後編は多分明日(今日の)の昼頃になると思います。
……その時に俺の目がきちんと覚めていたら。
それではまた!
>>630 なんて男前なルイズなんだ。GJです。
腕が引き締まってるということは鋼のような肉体を作り上げたということだろうかw
つるぺたゆえに胸も筋肉質な引き締まった大胸筋なのですね。わかります。
>>638 下手すると違う意味で巨乳になってしまいそうなルイズですよ。
なんでお前大胸筋サポーターつけているんだ
大胸筋サポーターじゃないブラだよ乙
>>640 ハルケギニアノオンナ、ブラシテナイヨゥ!
OH NO ブラッ!
642 :
偽ルイズの人:2008/12/14(日) 07:06:58 ID:FgSeAArN
武器屋の人、漢ルイズGJ! でも、時々口調がもどってる気が。
男装してるだけで男と偽ってるわけではないのかな。
─ダレモイナイ? コソーリトウカシマース
さて、シュヴァリエ・サイト・ド・ヒラガと、その奥方ルイズ・フランソワーズ・ド・ヒラガ(旧姓ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール)は、おそらくは現在のハルケギニアでもっとも有名な夫婦(カップル)であろう。
ふたりは、確かに出会った当初から、人もうらやむ熱々な恋人同士で、傍目もはばからず……と言うほどではないにせよ、ふたりだけの時は頻繁にイチャイチャしていたし。
加えて人目があっても仲睦まじいカップル(頭に"バ"の1文字をつけてもよい)であったことは、おそらく自他共に認める事実だ。
また、かのヒラガ夫人が結婚後およそ6ヵ月あまりで元気な男児を出産したことも事実であり、それは彼ら夫婦が未婚のうちから肉体的交渉を持っていたことを意味する。
(もっとも、結婚の4ヵ月前にはすでにふたりは婚約し、父たる公爵の承認も得ていた)
故に、誤解されることが多いのだが、彼らは在学中から毎晩肉欲にふけっていたわけでは決してないのだ。
召喚されて以来、学院卒業に至るまでの2年たらずのあいだ、サイトはずっとその主にして最愛の女性でもある"ルイズ"と同じ部屋――女子寮の一角に寝泊まりしていたし、時には(というかほぼ毎日)彼女と臥し所を共にはしていた。
しかし、それは文字通り「同じベッドで寝ていた」というだけで、決して一線を越えることはなかった。
いかに恋人同士とは言え、未婚の淑女として貞操を護りきった"ルイズ"嬢と、男の欲望を抑えて耐えたヒラガ卿は、トリステイン貴族の倫理観からすればともに賞賛されてしかるべきだ。
卒業してまもなくの婚約成立パーティーの夜、つい気が緩んでそのまま最後まで(よりによってルイズの実家で)イってしまったのと、その一晩で「大当たり」を引き当てたことは……まぁ、若気の至りとして笑って許すところだろう。
ただし、「最後の一線"は"越えていない」と言うことは、裏を返せば「それ以外はノーカン」ということでもある。
AとかBは元より、腕枕に膝枕に抱き枕、さらには「口」とか「お尻」とか「謎の二桁数字」とかの、いわゆる"恋人同士ですること"は、ファイナルフュージョン以外全部承認済みだったりするワケだが……。
(未確認情報だが、現在の愛人1号を交えてマルチプレイもあったとする風聞もある)
とは言え、そんな学生にあるまじきケシカラン夜をいつもいつも彼らが過ごしていたわけでもない。とくに、初めてふたりが顔を合わせた夜に至ってはなおさらである。
* * *
コントラクトのあと、わたくしたちは、コルベール先生の許可を得て、女子寮のわたくしの部屋に戻って来ました。
いくら心が通じ合ったからといっても……いえ、"愛情(こころ)"がつながったからこそ、より一層、互いのことを深く知りたいという欲求が起きてくるのは、ごく自然な成り行きだったのでしょう。
わたくしたちは、自分の生い立ちや現状に関して、こと細かに語り合いました。
トリステイン魔法学院の制服を来た少女と、いかにも異国風の服装をした少年が、ベッドに並んで腰かけ、手を握ったまま無言で見つめ合う様子は、はた目から見れば奇妙な光景だったかもしれません。
ですが、このガンダールヴのルーンを利用した会話は、ふつうに口で話すよりも、ずっとスムーズに意志を伝えられますし、慣れてくると言葉だけでなく視覚的なイメージも伝達できるので、非常に便利なのです。
(それじゃあ、サイトさんは正真正銘、異世界の方なんですね)
(ええ、俺の知る限り、地球――俺の住んでいた世界にトリステインという国は存在しないし、魔法もただの伝説か、さもなくば空想の産物として認識されてますからね)
(まあ……)
その代わり、とサイトさんは続けます。
(俺達の世界では「科学」ってやつが発達してるんですよ)
つないだ手から流れてくるイメージ。
大きな車輪のついた鉄の箱が、すごいスピードで行きかい、首から細い布のようなものをぶら下げた殿方が押し合いへしあいしながらそれに乗っています。
小さな箱につながった音の出る紐を耳につないでいる人や、黒い短い棒に独り言を話しかける人もいます。
あるいは、薄い板のようなものの表面に、鮮明な絵が浮かび上がり、そればかりか様々な動きを見せます。
”ぱそこん”とか言うそうで、サイトさんはその現物も実際に携えていらしたので、それも見せてもらいましたから、証拠としては文句なしでしょう。
(ああ、どうしましょう……)
見たこともない服装と、珍しい黒髪黒瞳の殿方でしたから、もしかして東方──ロバ・アルカイリの出身かもと、想像はしていました。
ですが、まったく異なる世界の方だったなんて……。
「ごめんなさい、サイトさん。わたくし……」
心話(サイトさん命名)ごしにではなく、実際に口に出してわたくしは改めて謝罪しようとしましたが、サイトさんは人差し指をそっとわたくしの唇に押し当てて言葉をさえぎられました。
「それは、もういいって言ったでしょ、ルイズさん!」
「で、でも……」
「あんまり聞き分けないと、唇ふさいじゃいますよ」
ニヤッとちょっと意地悪な笑い方をされたかと思うと、「アッ」と思う間もなく、わたくしはサイトさんの腕の中に抱き寄せられていました。そのままわたくしの顎をクイッと持ち上げて斜め上を向かされます。
いくらわたくしが色事に疎いとは言え、さすがにこの体勢の意味はわかります。
そっと目を閉じ、ドキドキしながら"それ"を待つわたくし。
──想い人との二度目のキスが、この上なく甘美な戦慄と幸福感をもたらしてくれたことは、言うまでもありませんよね?
* * *
しばしの後。
名残惜しげに体を離したふたりの顔は、快感と満足感により隠しようもなく上気していた。
改めて話を続けるふたりだったが、先ほどまでのように並んでベッドに座るのではなく、ベッドに深く腰掛けたサイトの両足のあいだに、チョコンと"ルイズ"の体が座る形となる。
当然、密着度は先ほどまでの比ではなく、サイトは愛しい少女の体のやわらかさと美しい桜色の髪や華奢なうなじから漂う香りに陶然とし、"ルイズ"は"ルイズ"で背中に感じる想い人のぬくもりに満たされているわけだが。
「本当に、よろしいんですの?」
「まーだ気にしてるんですか。そこまで言うなら、そうだなぁ……」
サイトの顔が悪戯を思いついた少年の表情を浮かべる。
「約束をください。俺は、さっきのコントラクトサーヴァントでルイズさんの騎士として、剣となり盾となることを誓ったつもりです。俺の方からは、ルイズさんから離れることはありません。
だから、ルイズさんも、ずっと俺のそばにいてくれると誓ってくれますか?」
実のところ、この言葉は以前サイトがプレイしたRPGの中の"勇者"が"巫女"に言った台詞をパクったものなのだが、そうとは知らない"ルイズ"はいたく感動したようだ。
「ええ、勿論ですわ!」
サイトの腕の中で向き直り、彼の顔を潤んだ目で見上げながら、"ルイズ"は口にした。
「わたくし……ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールと、始祖ブリミルの名にかけて誓います。
我が騎士にして我が友、そして我が想い人たるサイト・ヒラガと、これからの人生を、楽しい時も苦しい時も、病める時も健やかなる時も、常に共にあり共に歩むことを!」
おっとりした雰囲気の"ルイズ"らしくない真剣な口調に、一瞬気圧されたサイトだが、すぐに笑顔になる。
「あ、ありがとう、ルイズさん。でも、何だか結婚式の誓いみたいだなぁ」
「あら、わたくしはそのつもりですけれど?」
「──へ!?」
予想外の答えに呆けたサイトの顔を見て、クスリと微笑みながら"ルイズ"は続ける。
「そうでなければ、始祖の名前まで引き合いに出したりしませんわ。ですから、この先、わたくしはサイトさん以外の殿方と、人生を共にするつもりはありません」
優しい笑顔のままとんでもない台詞を吐く少女の顔を見て、うろたえかけたサイトだが、すぐに腕の中の少女の体が微かに震えていることに気づき、瞬時に己れを取り戻す。
(ルイズさん、こんなに緊張して……ならば、それに応えなきゃ、漢が廃るよな!)
「──サンキュー。こんな美女を嫁き遅れにするわけにはいかないし、できるだけ早くルイズさんをお嫁にもらうのにふさわしい男になってみせるよ」
サイトの返事を聞いて、"ルイズ"の震えがピタリと止まる。
「ええ、心から期待していますわ、ア・ナ・タ」
最後の呼びかけに、せっかくキリッと引き締まっていた表情をグニャグニャにとろけさせながら、改めてサイトは心に誓った。
──ルイズはオレのヨメ! と
* * *
あの後、バカップルみたく(いや、「みたい」じゃなくてそのものか)イチャイチャしているところに、メイドさん(ちなみにシエスタじゃないぜ?)が夜食にサンドイッチとお茶を持ってきてくれて、慌てて体を離したり……。
それでも、同じベッドに並んで腰掛け、しかも手と手を無意識に繋いだままだったから、すごく生暖かい目でメイドさんに見られたり……。
その視線に気づき、開き直って「あーん」をして、こんどは砂吐きそうな目で見られたりしたことも、今となっていい思い出だ、ウン。
そして、そのあと、すでに(幸福な)ハプニングでイッパイイッパイだった俺に、さらなるうれしはずかしのイベントが!!
「ほ、ホントにいいんですか?」
「し、仕方ありませんわ。今からサイトさんのベッドを用意してもらうわけにもいきませんし、まさか未来の旦那様を床に寝かせるなんてもってのほかですし……」
清楚な白のネグリジェに着替えた(無論、俺は紳士的に後ろを向いてたぞ……本当は見たかったけど)ルイズさんは、ベッドに横たわり布団の中に入って、顔を真っ赤にしながら、言葉を続ける。
「あの……でも、結婚するまでは、その…お、乙女でいたいので……」
脳内で「据え膳食っちまえよ」と囁く悪魔サイトを天使サイトが蹴飛ばし、勝利を収める。
「ええ、勿論。そんな不謹慎なコトはしません! ルイズさんには指一本触れないから」
おいおい、そんなに安請け合いして大丈夫か、俺? いや、でも、それくらい言っておかないと、歯止めが利きそうにないしなぁ。
「いえ、あの…ちょっとくらいなら……抱きしめたり、キスしたり、頭を撫で撫でしたりとか、そういうのでしたら、全然構いませんのよ?」
ブハッ! 姫君の方から裏切りが!
脳裏で天使サイトが鼻血を噴出して倒れ、先ほどノックダウンされたはずの悪魔サイトが満面の笑みを浮かべて復活する。
──結局、布団に入ってからも、その晩はふたりとも遅くまで眠れなかったことと、かろうじて「過ち」には至らなかったことは追記しておこう。
(うぅ、俺の自制心いつまで保つかなぁ……)
PS.婚約するまでは保ちました! 案外何とかなるもんじゃね。
以上、自分で書いててサイトを火あぶりにしたくなる第4話でした。
このあと、最終回の5話に至る前に、シエスタ視点とテファ視点の
番外編を挟む予定。あと少しなので、おつきあいいただけると幸いです
ギーシュ戦のはずが学園の全男子&独身教員からフルボッコにされてしまえ!
見事な色ボケバカップルでした。
現場に居合わせたメイドに同情するわww
とまれGJ!
武器屋さん、偽ルイズさん乙です。
噂になるくらい凄い美少年ウェイタールイズ誕生。
後半が「ファイナルフュージョン以外全部承認済み」な展開になるのかと期待しています。
お二方GJです!
さあキュルケがどう出るか
サイト、貴様はいっぺん半殺しにしてやりたいぜ!
>>653 そう思った人間が大集合した。
その数約七万。
「なあデルフ」
「なんだね?」
「俺、死ぬのか?」
「たぶん」
これまでさまざまな平行世界でルイズに召喚されたありとあらゆる使い魔、
総勢7万がサイトに襲い掛かったという。
そこにガリア・ロマリア・ゲルマニアの嫉妬野郎が参入し
「7万人+7万人で14万人!」
さらに
「いつも敵対しているエルフの魔力が加わって14万×2の28万人!」
そして
「そしていつもの3倍の嫉妬を加えれば28万×3の・・・!
ヒラガサイト!お前をブチ殺す84万しっと連合だーッ!」
クロスになるが、
時期が時期なんで白いマスクをかぶった半裸男の群れが浮かんだ。
しっとこころはははごごろ〜♪
>>656 「うるさい」
ぺしん。
才人はしっと軍団を一蹴した。
……とかだと、どんなサイト無双だね。
もしかしたら、こんな展開もあり得なくもないかも。
ルイズ「感謝しなさいよね。普通ならこんな事、されることは無いんだから」
才人「うわ! 口臭ぇ! 嫌だ! なんでこんな臭い息の女とキスしなきゃなんないんだ! 」
ルイズ「な、なんですってぇぇぇぇ!」
ヨーロッパにも18世紀初頭に一応歯ブラシらしき物はあったそうだが、
根本的に19世紀以前は「お口クチュクチュ」みたく口内を綺麗にする、
もしくは歯を白くする、という概念はあっても「歯を磨く」という考えも、
歯槽膿漏についての知識も普及してなかったそうだし。
前にあった虚無のサイトでちょっと考えてみた
先祖にアルビオンのメイジがいて、虚無に目覚めたサイト
しかし彼は、現代日本において魔法が使える事が心身の負担になっていた
子供の頃は純粋に凄い能力だと思っていた魔法…それがこの世では異端視される事を知ってから嫌うように
そんな中、ひょんな事から彼は異世界から来たという2人の虚無の担い手と出会う
会う回数を重ねるうちに意気投合する3人。やがて3人はある計画を立てる…
一般的な二次元の美少女は、いい匂いはするが臭わないしトイレにも行かない、ということになっている。
ゼロ魔はどうだろう。
>>661 良い匂いがするが臭わないトイレじゃないか?
医務室の水魔法使いがきちんと処置してくれてます
ふひ〜、十五時頃に叩き起こされたと思ったら即座にばあちゃんの家へ直行。
ひじょーにちゅかれたぜ。眠いし。
とりあえず、後編投下じゃー! 五分後から開始するッス!
ばあちゃん支援
酔っ払いの傭兵を衛士に補導してもらい、店もひと段落した時、店長のスカロンがウェイターの少年……いや、少女を呼んだ。
「いつもありがとねぇ、ルイズちゃん! お陰で助かるわぁ」
「いえいえ、元々用心棒を兼ねてのバイトですから。……あたしはスカロンさんに無理言って代わりの制服まで用意してもらってる身ですし」
ルイズはそういって少し照れたように鼻の頭をかく。やや露出の多いこの店のウェイトレス服が恥ずかしかったルイズが頼んだ際に代用品として出してもらったのが、このウェイター服だった。
本当は女性物の普通な制服が良かったのだが、それだと浮いてしまうので思い切って男物の服を用意したのだ。
「いいのよん、そのお陰で女性客も増えたんだし!」
「そうよ、元々うちの店は柄の悪い連中が来るんだし。何かあるたびに父さんが出てたんじゃ料理が止まっちゃうから、大助かりよ。それにしても、あなたも普通に妖精さんになっちゃえばいいのに、絶対似合うって!」
「だって……肌を見せるの結構恥ずかしいし、あたしジェシカみたいに胸無いし……」
ルイズが己のぺッタンコな胸をみて溜息をついた。お陰でよく男に間違われる始末だが、女性客が沢山来るようになったので、営業中は中性的な口調を貫いていた。
「ううん、胸なんて関係ないわ! ルイズちゃんの顔は悔しいけどあたしより格段にいいもの、制服を着れば男はもうメロメロ、チップはガツンガツン入るわよ」
「……そういうのは胸がある人に言われるとねー。いまでもチップは十分もらえてるし。もうすぐお父さんへのプレゼント代も溜まりそうだから」
「でも残念ねぇ、ルイズちゃんがバイトを始めてから売り上げ伸びてるし……いっそずっとここで働かないかしら?」
スカロンとジェシカが残念そうにそう言うと、ルイズは苦笑した。
「あはは……またお金が必要なときはお願いします」
彼女がそう言った時、あの時の赤髪の少女――キュルケが近付いてきた。
「ハァイ貴方、さっきはスゴかったわねぇ。あたし、感激しちゃったわ!」
「はあ、ありがとうございます。……何か御用でしょうか?」
ルイズは少し貴族が苦手だった。そして、今までに見た事が無いタイプの彼女はどう接していいのかさっぱり判らないようだ。
「貴方に興味があるの。馬車までお話しでもしながら荷物を頼まれてくれないかしら?」
キュルケの申し出に少し戸惑ったルイズだったが、スカロンの行ってらっしゃいという言葉に渋々承諾して彼女の荷物を預かった。
「そういえば、お連れの貴族様はどうなされたのでしょうか?」
それほど重くもない荷物を持ちながら釈然としない表情で訊ねると、キュルケは悪戯っぽい表情で唇に手のひらを当てた。
「タバサの事かしら? 彼女は用事があるとかで先に帰ったわ。……あら、貴女はわたくしよりもああいう子の方が好みなのかしら?」
「いえ、そういう訳ではありませんが……」
彼女が首を傾げていると、馬車の発着場についた。
「ええっ、御者の人が誰も居ない!? 馬車はあるのに?」
ルイズは思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。なんと、食中毒を起こして御者が全員ダウンしてしまったというのだ。キュルケがオーナーにウィンクした事に、ルイズは気がつかなかった。
「凄いわ貴方、御者まで出来るのね、感心するわ〜」
「父の仕事の手伝いで何度か経験しているので。それより魔法学院ですよね? 一度そこへ衛士の方の新しい武器を持って行った事があるので、場所は把握してますからご心配なく」
ルイズがそう言うと、キュルケは微笑んだ。
どこかウキウキしている様子のキュルケとは対照的に、ルイズの内心では帰りが遅くなってしまうので少し憂鬱だった。
「ここでいいんですか、貴族様?」
学院につくと、ルイズは衛士にデルフを預けて女子寮にある彼女の部屋へ向かった。
部屋についた彼女は、キュルケに言われた通りの場所に荷物を置くと、ルイズは小さくため息を着く。すっかり帰りが遅くなってしまった。
失礼にならない程度に部屋を見渡すと、置いてある家具の全てが『私は超高級品です』と明らかに宣言している。うん、間違いない。
貴族って凄いなぁ、などと彼女が考えていると、マントを外したキュルケが微笑んだ。
「ええ、そこでいいわ。それよりちょっと此方へいらっしゃい」
ルイズは笑顔で手招きをするキュルケに、駄賃でも貰えるのかと小さな期待を胸にして言われるがままに歩み寄る。
確かに、キュルケはルイズに褒美を与えようとしていた。……彼女なりの褒美を。
食べられちゃう!食べられちゃうよ!支援
導かれるままに彼女の傍へ行くと、キュルケは流れるような動作でルイズをベッドに引き倒し、そのまま覆い被さる。ルイズの驚く表情を見て、彼女は艶っぽく笑った。
「き、貴族様!? 何を……んぐぅ!」
キュルケはルイズの言葉を封じるために口づけすると、ついでにその口内をしばらく舌で堪能する。息を荒げるルイズに、彼女はいたずらっぽい笑みを浮かべた。
「うふふ、驚いた? 私ね、男と女が恋焦がれ合うのに貴賎は関係ないと思うのよ。私、今貴方に恋してるの。だって私、“微熱”のキュルケなんですもの」
キュルケはうっとりした表情で、ルイズの細いながら良質な筋肉のついた腕を撫で回す。
「私、ちがいま……んんっ!?」
再びキュルケの舌が彼女の口を襲う。
今度は先程より激しく、くちゃくちゃという官能的な水音が響く。
ちゅぽん、と唾液の糸を引いて彼女の口が離れたとき、ルイズの抵抗はすっかり弱々しい物に変わっていた。
「ダメよ、ベッドの上じゃ『言葉は無粋押し通れ!』って言うでしょ? それとも、こういうのは初めてかしら?」
彼女はルイズの髪を撫でると、長い髪を縛っていた髪留めゴムを外し、その体に綺麗な指をゆっくりと這わせる。ルイズの口から微かな呻き声が漏れた。
「逞しい腕……引き締まった腹筋。逞しい……胸?」
ふにょん、と胸の感触に違和感を覚えたキュルケだったが、今更気にしない。
プツリ、プツリ。胸のボタンが外され始めると、ルイズの抵抗が僅かに強まる。
が、力の入らない腕ではあっさりとキュルケにねじ伏せられてしまう。
「大丈夫よ。誰にも言わないし、貴族にシてもらうなんて滅多にないこと……」
そこまで言って、キュルケの表情が凍る。視線の先にははだけられた素肌の胸。
これは自分でやったのだから当たり前。しかし、その胸が問題だった。
「……貴女、女の子?」
一瞬の隙をついて体を起こし腕で胸を隠したルイズに、キュルケは唖然とした表情で言った。陶磁器のように白いその胸は薄いながらもほんのりと膨らんで自己主張しており、髪の毛と同く美しい桃色の先端は恥ずかしそうに上を向いている。
「女の子……だったのね」
キュルケがそう言うと、ルイズはうっすらと涙を湛えた目でこくりと頷いた。
涙を溜めた上目遣いで見つめられたキュルケは、思わずドキリとしてしまう。
(アリ……ね。うん、これはアリ。間違いなくアリだわ)
キュルケはルイズを再び押し倒すと、唇を彼女の顔に近付ける。
「――ッ!」
堪えるようにぎゅっと目を閉じるルイズ。溜められた涙がすっと頬を伝う。
「…………」
キュルケは全身を強ばらせている彼女の姿を見て、小さくため息をつく。
そっと体を離すと、頬を伝っている涙を指で拭った。
「ほら、目を開けて胸を仕舞っていいわよ。……なによもう、そんな表情されたら私が悪い事をしてるみたいじゃないのよ」
彼女はツンと唇を尖らせると、これじゃどこぞの伯爵と変わらないわとひとりごちる。
「あの……」
ルイズが躊躇いがちに目線を上げると、キュルケはばつの悪そうな顔をしていた。
「ごめんなさいね、私気になった人がいると突っ走っちゃうから。あなた、名前は?」
自らの服の乱れをただし、髪を手櫛で整えると、呆然とするルイズに手を差し出す。
「……ルイズです。あ、ありがとうございます。貴族様」
引き上げらたルイズが静かにボタンを留めていると、唾液で濡れた口許をキュルケがハンカチで拭ってやった。
「キュルケで良いわよ。様とかも付けなくて良いわ」
彼女は少し照れたようにそう言うと、ボタンを留め終わったルイズに手を伸ばす。
「えっと……じゃあ、キュルケさんで」
「もう、呼び捨てで良いのに……まあ良いわ。敬語も止めてくれると嬉しいんだけどけど」
さすがに呼び捨ては憚られるのか、そんな様子のルイズをキュルケは可愛いと思った。
「こんな事をしちゃった後で悪いけど、私とお友達になってくださらないかしら? 貴女に興味があるの……性的な意味でもね」
「ええっ!?」
伸ばしかけていた手を思わず引っ込めてしまったルイズを、キュルケはからからと楽しそうに笑った。
「あははは、もうっ、冗談じゃない。そんなに怯えないで……ほら」
彼女はルイズの手を取ると、上下に揺らす。
「ハイ、仲直り! ねえねえ、少し時間ある? 少しお話しないかしら?」
「え、でも……」
ルイズが窓を見やると、日が落ち始めているのが見えていた。
「ちょっとだけで良いのよ。ほんの三十分ほどでいいから」
「……じゃあ、少しだけ」
ルイズは促されるままに自分の事を話、キュルケも学院の事を話したりと、気が付けば一時間以上は話込んでいた。
元々お互いの生活について色々と興味をもっていたので、より話が弾んだようだった。
「あら、もうこんな時間。それじゃあ、そろそろボーイフレンド七号が来るからお開きにしましょ」
「七号……」
何又して居るのか、貴族は皆こんな感じなのかと、ルイズは一瞬絶句した。
「もう、そんなに驚かないでよ。イイ女には相応の男がいるものよ? 質か量でね」
「量って……」
「あ、そうそう。遅くまでつき合わせちゃったし、荷物持ちと御者の代金は弾んどいたわ。お父様のプレゼント代に当てて頂戴」
そう言って手渡された巾着の重さに、ルイズは仰天した。覗いて見ると、エキュー金貨が十枚も入っていた。
「ちょ、いくら何でも多すぎます! さすがにこんなには……」
この額だけでも買おうと思っていた懐中時計の何倍も良いものが買えてしまう。
「良いのよ、面白い話を聞かせて貰えたし。ちょっとつまみ食いしかけちゃったし」
キュルケがそう言うと、それを思い出したルイズの頬が完熟トマトのように赤くなった。
その様子に、彼女は可笑しそうに笑う。
えっちできれいなへんたいキュルケさん支援
「で、でも……。こんなには必要ないので」
ルイズは金貨を一枚だけ取ると、残り全てをキュルケに押し返した。
「……あんたって無欲ねぇ。荒っぽいこと出来る割にはウブだし」
これは本当に頂いてしまおうかしら、などとキュルケは割に本気で思った。
「まあ良いわ。その代わりまた今度お茶でも奢るわ。良い店を知ってるのよ」
「じゃあ、次に会った時はお願いしますね」
「それじゃあまた遊びに来て頂戴、待ってるから」
ルイズが部屋から出た時、部屋の窓をコンコンとノックする者が現れた。
「あらペリッソン、いらっしゃい」
「やあキュルケ、さっきの女の子は誰だい?」
どうやら、七号とやらが来たらしい。
失礼だと思いつつも、ルイズはつい耳をそば立ててしまう。
「ちょっとね、新しいお友達なのよ」
何の躊躇いもなく、平民である自分を貴族のキュルケが友達と呼んでくれた事に、ルイズの胸がじんと熱くなった。
……だが。
「へ? 冗談は止してくれよ、平民だぜ?」
貴族の男のせせら笑う声に、彼女の気持はずんと沈んでしまった。
やはり、貴族と平民の壁は厚いのだ。
「ちょっと、それどういう意味かしら?」
「だって平民だろ? 主従ならともかく、友達なんておかしいじゃないか」
貴族にとって、平民など家畜のようなもの。
トリスティンではそれが普通でも、留学生の彼女は違う。
彼女の故郷ゲルマニアでは、平民も実力さえあれば貴族の位を買うことができる。
価値観の違いに、彼女の気分は冷めていった。
「……あんたはそういう事いう奴なのね。興醒めだわ、今日は帰って頂戴」
「え、何を言って……」
ルイズはドアから離れると、とぼとぼと歩き出した。 自分が彼女の友人だと迷惑がかかってしまう。ああ言ってはくれたけれど、もう会わない方が良いのかもしれない。
彼女は重い足取りで衛士の詰め所へ向かう。預けたデルフを回収するためだ。
「いいや、腰から尻にかけるラインだろ! ったく分かって無いねぇ!」
「いやいや、絶対に胸だって! お前は剣だから分からんのだろうが、あの柔らかさは何にも勝るっ!」
「おっぱいこそ最高!」
「だからおめぇは駄目なんだ、触る事ばかり考えてやがる。いいか、中にゃ硬い胸を持ったルイズみたいな奴もいる、触り心地なんて十人十色だ」
「確かに、お前の主人みたいに男と見間違えるようなのもいる。だがな、ちいさい乳は小さいなりの楽しみ方ってもん……が……」
ザ・ワールド!
ルイズの入室に気がついた瞬間、衛士達の表情と場の空気が凍り付いた。
特に最後に発言した衛士は変な汗をタラタラと流しながら固まっている。
「……デルフ」
「は、はい」
デルフもカタカタと震えていた。一人と一本の間の冗談ならともかく、猥談の中で話したとあれば……。怒られるのを覚悟したデルフに掛けられたのは、怒声では無かった。
「帰るわよ」
「お、おう」
「……お、お気を付けて」
軽々とデルフを持ち上げたルイズに、衛士は薄ら寒いものを感じた。
ルイズは軽く会釈すると、詰め所を出ていった。
「なあ、なんか有ったのか? あのボイ……貴族の嬢ちゃんになんか言われたか?」
「ううん、キュルケさんはいい人だったよ? ただ、住む世界が違うんだなーって思っただけよ」
ルイズの言葉に何かを感じ取ったのか、デルフが唸る。
「……まあ、そりゃな。仕方無いことではあるし」
「ま、分かっちゃいたんだけどね。所で、剣が猥談するなんて初めて知ったわ。なんか好き放題言ってくいれてたみたいだけど。鉄板胸とかさ」
「そこまで言ってねえよ! っていうかやっぱり怒ってんのか!?」
あ、そういえばファーストキス、奪われちゃったな。それとも、女の子同士だからノーカン……いや、ディープだしどうだろ?
デルフの言い訳を聞きながら、ルイズはぼんやりとそんな事を考えていた。
支援だぜー!
はい、桃色なシーン終了!
ずっと書きたかったところだからやたらスラスラと楽しんで書けましたw
ってか、以前この話題(キュルケがルイズを美味しくいただくシーン)が出た次の日には
ルイズが押し倒されたくだりが完成していたりw
だから執筆早かったのもあるんです。次はルイズとみんな大好きなあのコが出会っちゃいます。
俺はそのキャラが愛らしくてたまりませんので、ルイズとより深くかかわらせる事が決定しました。
その他と彼女の関係は表面上それほど変わりませんが、物語が進むにつれて影響が深くなったりそうでもなかったり。
“彼女”が誰かは次回までのお楽しみ!
最近おやじがあまり絡まないね〜。物語の進行上親離れしちゃうのは仕方ないけど。
おやじ気にいっちゃったからなぁ。
まあ、今回はこの辺で。
支援してくれた人ありがとー! それじゃぁまたね!
乙
ああ、やっぱこのエピソード辺りはニヤニヤ
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/15(月) 00:00:38 ID:D5q65PKc
>>676ええぃ!けしからん!!
何なんだこの桃色ゾーンは!!
いいぞもっとやれ
乙ー
彼女……ああ、ケティか
>>679 とりあえずお前がケティ好きなのは分かった。
うーん、皆大好きでまだ出ていないキャラで女の子……おマチさんとか?
俺的にはきゅいきゅいがいいなぁ。俺の趣味だが。
ここは意表を突いてワルド母!
デルフが猥談w
彼女ねぇ、シエスタじゃ面白味がないし、おデコ姫は見たいけど遠いし、裏をかいてシェフィールド!
……と見せかけてシュヴルーズ先生!
てか、読み返して気付いたけどちょくちょくベルセルクネタ入れてるなw
作者さんとは気があうかもしれん。
武器屋さん乙です。
この話のさらにIF展開「気を付けろ、微熱は急に収まらない」
キュルケさん、ルイズをぺろり。ファイナルフュージョン承認。
レロレロ、ヌルヌル、クチュクチュ、グリグリ、ビクンビクン。
七号「やあ、キュル「今日は忙しいからまた今度ね」ケ………」
デルフ「ルイズの奴、おせーなー」
ルイズ「……デルフ、私汚されちゃったよ…」
こんな分岐こそIFの醍醐味だと思うんだ。
みんなが大好き?そんなのイザベラ様に決まってるじゃないか。
皆大好きなあの子?
サイトか!
マリコルヌだね、間違いない。
次は誰だ! トキか! ラオウか!
>>660 逆にそこは世界扉を開いたサイトが二人と出会うで
都内某所
ジョゼフ「魔法を使わなくても文明はここまで発達できるのか。」
ルイズ「魔法が使えなくたって科学があるわ。何が魔法よ!」
こうして魔法への復讐を企てる3人がそろった
のように地球からハルケギニアにヤバいアクションを仕掛けるとか
魔法大国ガリアで、「30まで童貞・処女だと魔法使いとしての能力が
飛躍的に上昇」すると言う説が発表されるとか?
オスマン涙目ってレベルじゃねーぞ
ガリアはサイトが持ち込んだ科学技術+強力な資金力で魔法大国&ゲルマニアをも凌ぐ技術大国になって
ルイズとサイトはアンリエッタを上手く抱き込む事に成功し、
やがて平民が科学を習い始めてそれを行使したもんだから、貴族は焦りだすとか
遅くなったけど、偽ルイズの人、武器屋の人、GJした!
いいなあ。ほのぼの桃色。キュルケはこのまま百合紙一重の友情を育んで欲しいぜ。
それでまとめ読み返してたら虚無と烈風の続きが気になった。
というか、いいところでみんなとまっているんだよなあ。こんちくしょう。
おお 見よ翻る百合紋の旗 われらが祖国トリステイン
トリステインに誇れる宝 誇れる宝四つあり
一に我らが御国の主 慈悲深くして清廉潔白 端麗可憐 剛胆果敢
清貧女王アンリエッタ・ド・トリステイン
二にはマザリーニ枢機卿
知恵限りなく忠深し まこと臣たる鑑なる 御国の頭脳 鶏の骨
三に上げるは始祖の巫女 アクイレイアの聖女たる 御国の杖よ ヴァリエール ルイズ・フランソワーズ・ヴァリエール
そして最後に控えしは、御国の剣 民の楯
やんごとなき出にはあらねども 勇猛果敢 剛勇無双 天下の英雄 大勇者
その名も高きサイト・ド・ヒラガ
イーヴァルディーの再来か 始祖の遣わす御使いか
いざや語らんその武勲(いさお)
些細な理由(わけ)で始まった 若きメイジと決闘騒ぎ……
こんな詩を考えてみた。
センスが無いのはご勘弁。
酒場とかで歌われてるって設定なんで、元平民のサイトの扱いがやたらいい。
っていうか、サイトを称える歌である。
この詩を出だしに使ったSSを執筆中。
正直IFと言っていいのかどうか微妙な作品になりつつあって困惑中。
君のコテハンを見ると薔薇のマリアを思い出すから困る。
送還術がもしあったら。
使い魔のチェンジもあまり誉められた行為ではないがあり。
ただし同じ使い魔を召喚できた例はなし。
>>688 魔法を捨てて科学の徒になるルイズ&ジョゼフか…どんな展開なんだろ
どうしようも無い危険物質を除去する際ににエクスプロージョン。
短時間で済ませねばならない工程に加速。
実験場は世界扉で。
ジョゼフ「喝采せよ! 喝采せよ! 今ここに魔法は滅びを迎える! 以下略」
と、某スカ博士ばりに演説をかますジョゼフを幻視した。
ルイズは眼帯を付けてだな……
なんだその巨大ロボでも作りそうな2人は
女性型にするとクロスになるのが惜しいところだ
そういや
カトレアが末期ガンで、エクスプロージョンでガン細胞だけ選別して爆破しないと治らない。
けれど失敗した場合はカトレアをルイズ自らの手で爆殺する事になるので、死ぬほど怖気ずくルイズ。
ってのを妄想した事があったな。
何故かハヤテのごとく!!とのクロスで。
サイト・ルイズ「博士!ついにやりましたね!」
ジョゼフ「うむ!」
国王の他に博士の肩書きを持つジョゼフ(大学通って勉強しました)
ジョゼフなら飛び級しまくりで博士号も複数持ちそうだよな
ハルケギニアで科学するのはインフラが違いすぎて苦労しそうだけど
少年ジョゼフが世界扉で地球へ。
ガリアではシャルル派大喜び。
地球では平賀家の協力を得て飛び級で大学へ行き、素晴らしい才能を生かす。
ハルケギニアへ妻と一緒(イザベラ妊娠3ヶ月)に戻ってくる。
ジョゼフが国王に選ばれるが辞退する。
地球の平賀家に家族で挨拶に行く。
平賀家にハルケギニアの少女ルイズが保護される。
ルイズは「帰りたくない」と地球に残る。
ルイズとイザベラ、親友になる。
ルイズとイザベラは医学、科学、政治など様々な知識を得る。
ジョゼフ一家+ルイズ、ハルケギニアに帰ってくる。
治安の悪化したガリアを避けゲルマニアで貴族になるジョゼフ一家+ルイズ。
ルイズとイザベラ、魔法学院に入学。
仲の良いルイズとイザベラを幸せそうに眺めるジョゼフ、良いと思わないか。
>>704 いいと思う。
だから書いてくれ。ここには職人が足りん。神はいるが。
もしもサイトの特技がメカいじりだったら
せっかく譲り受けた零戦なんだから
サイトが整備してほしい
整備に必要なモンキーレンチや
めがねレンチ、スパナと言った工具は
サイトのカバンの中に入ってたって事で
このサイトだったら零戦の整備以外にも
学院の馬車を修理とかしてそう
>>706 『魔法学院のブラウニー』という語が脳裏をよぎった
王位とかどうでもよくなって、王位継承権をシャルルに押しつけて出奔したジョゼフ。
コルベールと知り合い意気投合した二人はシャルルの仕送りを浪費し、
今日もマッドな科学人生を送るのであった。
被害者:主に生活費を実験に使い込まれて魅惑の妖精亭でアルバイトをしているイザベラ
世界扉で日本へ行き、廃車や壊れた電器製品を持ってきては、直して使用
機械いじりも大好きジョゼフさん
スカロンと一緒に魅惑の妖精亭で働くジョゼフ。
ジェシカとイザベラがチップレースで毎日対決。
日に日にスカロンの影響を受けて変質するジョゼフ。
「いやーん、もうっ、シャルルたらしつこいわねー。
国はあなたに任せるって言ったじゃない。しつこい男は嫌われちゃうわよ」
「シャルル生存+国押しつけ自由なジョゼフ一家」というジャンルは自由度が高くて良いと思う。
>>710 >自由度が高くて良いと
自由にも程があるwww
イザベラが姐さんと呼びたくなるくらいにしっかりそうだな
>>710 スカロンの影響受けたジョセフって・・・・
イザベラ泣くぞwwww
>>704 ジョゼフの妻はイザベラを産んだ後病死、あるいはシャルル派に命を狙われたジョセフを庇って死亡。
地球の平賀家に家族で挨拶に行く→ジョゼフとイザベラは地球の平賀家へ逃げる。
シャルルを王にしたシャルル派は不正や横領を繰り返し、増税、治安の悪化とガリアがスゴイ事に。
シャルルは「ジョゼフを王にした方が良かったのではないか」と陰口を耳にするようになる。
ルイズはジョゼフの土のルビーと始祖の香炉で魔法を使えるようになる。
サイトとルイズをからかうのがイザベラの楽しみ。
ルイズがサイトを召喚して契約する時はまるで結婚式の様だった。(イザベラが神父役を務めた)
設定だけなら………。
シャルルが王になったらガリアは衰退すると思う。
魅惑の妖精亭で働くイザベラ
つまり女王様(SM的な意味で)ですね
お前らはなんでそんなにジョゼフ好きなんだww
シャルルの独白を聞きジョゼフはそのまま失踪。
シャルルは棚ぼたの王位に納得いかず、また兄の影に追い詰められて徐々に壊れていく。
タバサは壊れていく父と反シャルルに利用される事を嫌い逃げるようにトリステインに留学。
教皇はガリアの虚無がジョゼフだと気付きシャルルに接近し兄に対するコンプレックスを増長させる。
一方きままな旅暮しのジョゼフはシャルルの暗君の噂を聞きガリアに舞い戻る。
長編できそうだなシャルル王のIF
魅惑の妖精女王様親衛隊三号「イザベラ様、どうぞお納め下さい」
魅惑の妖精女王様「くっくっく、三号は良い子だねぇ。私が酌をしてやろうか」
魅惑の妖精女王様親衛隊三号「あ、ありがとうございます」
青いお髭が素敵なオカマ「イザベラったらもう、いったい誰に似たのかしら」
お客様一同「(おまえじゃねーよっ!)」
ガリアでは王女シャルロットを利用して出世しようとする者がいて不安なシャルルさん。
シャルル「そうだ、兄さんの所なら安全だ。兄さんに連絡してみよう」
いろいろあって魅惑の妖精女王様親衛隊七号になった王女シャルロット。
魅惑の妖精女王様「七号、ご褒美だ。私が直接食べさしてやろう。あ〜ん」
魅惑の妖精女王様親衛隊七号「あ〜〜ん。もぐもぐ……、ごっくん。もっと欲しいです」
魅惑の妖精女王様「意地汚い奴だね、口の周りをこんなに汚して……」
……ぺろっ、……ぺろっ。
魅惑の妖精女王様「七号の味がするよ。甘くて……、残さず食べてしまいたい、そんな味がねぇ」
お客様一同「(俺のも味わってくれー)」
魅惑の妖精女王様親衛隊七号「お姉さまぁ〜」ビクン、ビクン。
このIFは仲の良いイザベラとシャルロットのほんのりピンクな関係と、
青いお髭が素敵なオカマが活躍し事件を解決する、たぶんそんな話です。
こんなの国内に抱え込んだらマザリーニの胃に穴が量産されそうだな
>>718 > 魅惑の妖精女王様親衛隊三号
むしろ「親衛隊隊員番号003番」とかじゃないのかと。
なんで某東南アジアの二丁拳銃が思い浮かぶのだろう・・・・
張大哥ことですね、わかります。
>>718 >ほんのりピンクな関係
ダウト!
どピンクじゃあないか!
ど・ど・どピンクパワー!
>>714 平和な平賀家とジョゼフ親子とルイズ
その展開だとサイトを巡ってルイズとイザベラが争ってそうだな
二人の争いにしばしば巻き込まれる幸か不幸か分からないサイトとか
色々と苦労をして、原作の時間の流れに追い付く頃にはしたたかになったサイトとか居ないかな。
>>724 そこはルイズを巡ってサイトとイザベラが争ってだな
IFバンザイな展開になると思うよ。
728 :
724:2008/12/16(火) 21:46:06 ID:Gnnkx/YI
>>726 うーむ、そういう展開か…
3人が行きつけのゲームセンターで、ルイズとイザベラが
サイトとのデートを賭けて勝負したりなんて展開を考えてた
ついでだけど店長がスカロンそっくりなんて考えてたり
>>727 ジョゼフ目当てで店に行くマザリーニが思い浮かんだ俺はどうすれば・・・
>>727 むしろ魅惑の妖精女王様親衛隊三号。
イザベラ様に罵られてストレス解消が目的でよく通う。
時々国政のことでジョゼフに相談する。
端から見るとオカマ相手に真剣に愛を語る痩せたおっさん。
食事の後は……
魅惑の妖精女王様「七号、甘いものを食べた後は口の中を綺麗にしないとねぇ」
女王様は私を抱き寄せ、唇を重ねた。
七号「んんんっーーー」レロレロくちゅくちゅレロレロくちゅくちゅ………。
魅惑の妖精女王様「ぷはぁー、綺麗になったよ。やっぱり七号の味は甘くて美味しいわ」
ビクン、ビクン、ビクン………、私は考えるのを止めた。
むしろ小杉ボイスでしっぶく決めてホストとして大活躍なジョゼフとか言ってみる。
>イザベラ様に罵られてストレス解消が目的でよく通う。
つまり貴族社会の豚ですね
しまった!これはクロスネタだ
クラウザー ルイズ 共通点:かあちゃん怖い
ジャギ キュルケ 共通点:ホストみたいなぁ〜
カミュ タバサ 共通点:無口
>>728 模型屋の店主がコルベールそっくりで奥さんがシュヴルーズそっくりとか
サイト「こんちわー」
店主の妻「あ、いらっしゃい」
店主「おう、新作とってあるぞ」
サイト「悪いね、いつも。それと今度のホビーショーだけどさ…」
イザベラ「あ、いたいた」
ルイズ「サイト、探したわよ」
ちょっと前に出たジョゼフが「30歳まで童貞だったら魔法使いになれる」という怪しげな風聞を信じて
守り、30歳になったら本当に(あるいは偶然)魔法が使えるようになる……というIFを妄想。
これによってイザベラが本編時点でいたいけな幼女化、タバサをのことも「しゃるろっと
おねーちゃん」として慕っているとか、ルイズの存在を知ったジョゼフが「30歳まで処女を
守れば、キミも魔法が〜」と親切?にも教えてやり、ルイズが悩む……とか。
>>733 待ちなさい。それだと卑猥な言葉を呟くタバサになって……なってしまえ!
>>728 ワルドそっくりの三つ子のお兄さん達がいたりするんですね。
>>733 ルイズが1秒間に10回「馬鹿犬」発言をすると申したか。
なんだその自動小銃みたいなルイズは…
>>ジャギ キュルケ 共通点:ホストみたいなぁ〜
放火魔放火魔w せっかくの共通点w
>>738 「「出た……ルイズーさんの1秒間に10回馬鹿犬発言……本物だ」
今日も元気にアニルイ!一人で盛り上がって頑張ります。
5分後くらいに投下しますがよろしいでしょうか?今回はちょっと長めです。
大丈夫そうなので…。
「お姉ちゃーん!アニエスお姉ちゃーん!朝ですよー!」
ある朝のトリスタニアのある一角。酒場兼宿屋である『魅惑の妖精亭』から、元気な少女
の声が聞こえてくる。少女はエプロンに三角頭巾という格好で二階へと上がりながら、誰
かを起こし行く。
その誰か、アニエスと呼ばれた女性は、少女の声が聞こえたのか、ベッドの中でもぞもぞ
動きながらも、まだ眠いのか、ベッドから出ようとしなかった。
少女は彼女が眠っている部屋に入り、さらに声をかけた。
「朝ー!朝ーよー!朝ごはん食べちゃうわよー!」
「ううん…わかった…わかったから…もうちょっと静かに起してくれ、ルイズ…」
アニエスと呼ばれた女性は、ゆっくりとダルそうにベッドから出てきた。寝癖が酷く、髪
はぼさぼさだ。まだ寝ぼけ顔なのか、視線もはっきりしていないようだ。
そんな彼女を覚醒させるため、手を腰に置きながら、元気に言った。
「もう、普段はシャキってしてるのに、朝はずぼらだよね、お姉ちゃんって。ほら、起き
た起きたー!」
「あ、ちょ…うわ!」
そして、いまだに布団を被っているアニエスのそれを思いっきり引張り、ひっぺはがそう
とした。と、アニエスは中途半端に抵抗したために、変に巻き込まれて、ベッドから落ち
てしまった。そして、仰向けに倒れたまま、ルイズを軽く睨みつける。
「…」
「あ…ごめんなさい」
「まあ…いいけどな」
ルイズがあまりにしょんぼりとするので、アニエスも何となく許してしまい、あくびをし
ながら立ち上がった。ルイズもほっとした表情で先に部屋から出た。
アニエスが後に続いて部屋か出ると、何とも香ばしい朝食の匂いが二階にまで届いている。
ここに住み込んだときから、賄いということで食べさせてもらっているが、それだけでも
住んでよかったと思える。
「あらぁ、アニエスちゃん。おはよう」
「…ああ、おはようございます」
ただ一点、異様にきつい、ここの店長スカロンを毎朝見ることを除けばであるが。
第四話
5年前、傭兵の隊長に紹介されたのは、彼がよく利用するという酒場で、それが「魅惑の
妖精亭」だったのだが。
当時、その妖しい店名に、何となく嫌な予感を募らせていたアニエスだったが、店長スカロンが応対に出たときは、ガラにも無く腰を抜かしてしまったものだ。
髪をオイルで固め、服の胸元は開けられて、そこからはもじゃもじゃした胸毛が飛び出て
いる。顎は割れていて、そこと鼻の下には小粋な髭が生えていた。
そしてその上、口には口紅が付けられ、動きは女性的なのだが、大柄で上記のような男が
そういう動きをするのははっきり言って気持ち悪かった。
「あらぁ、可愛いお客さんだこと。何の御用かしら?」
「あ、いやあの…その…」
「おおきいひとー!」
と、腰を抜かして、しどろもどろになっているアニエスを尻目に、隣にいたルイズは素直
な言葉を両手を挙げながら出していた。
そんな様子に、スカロンは彼女を持ち上げながら、笑顔を見せていった。
「あらあら、随分可愛い妖精さんだこと!ご兄妹かしら?」
「し、姉妹です!」
「あら、それは失礼したわ」
「パパ!はやくお店開くのてつだって!」
「はいはーい、ジェシカ、今行くわ!貴方達、私はちょっと忙しいから、中で待ってもら
えるかしら?」
「は、はあ…」
一旦ルイズを下ろして、呆気にとられていたアニエスに手を貸して起し、彼女達を店の中
へと招いた。アニエスはまだ平静になれず、少し怪訝な表情を浮かべていたが、ルイズが
先導して店に入ってしまい、止めようとするも遅かったためアニエスも中に入っていった。
店の中は清潔な雰囲気で、とてもアニエスが知っている酒場とは思えなかった。
居住スペースも、店長の性格が出てるのか、あの外見からは想像できないほど綺麗である。
「はあ…どうしたものか…」
確かに、善良な人間なのはわかるのだが、どうしたものか、此処で暮らすべきかとアニエ
スがしばらく一人で悩んでいると、店の方から声が聞こえてきた。
「魅惑の妖精たちのお約束!ア〜〜〜〜〜ンッ!」
「ニコニコ笑顔のご接待!」
どうやら号令のようだが、この気合の入れようは異常だ。アニエスは不安を募らせながら、
気づかれないよう、そっと居住スペースから店の方を覗いてみる。
すると、そこにはきわどい衣装を着た女の子達が、スカロンの前に整列し、スカロンは激
しいポージングをしていた。
女の子達はスカロンの言葉に対し、一寸の狂いも無く同時に唱和してみせる。凄まじい団
結力である。
支援
「トレビアン」
そして、締めにスカロンが腰をくねらせてポーズを決めた。ここでなら、激しく嘔吐感を
感じるのが普通だろうが、アニエスは違った。スカロンを全く見ていなかったのだ。
ただぽぅっと女の子を見つめていたのだ。何と言うか、長い間傭兵社会に毒された所為か、
彼女自身も少々変わった趣味を持ち始めかけた瞬間だった。
「おねえちゃん」
「!!!!」
と、そんな彼女を現実に戻したのはルイズの声だった。いつの間にか後ろについていたル
イズが突然声をかけると、アニエスは体を急激に強張らせた。だが、声を上げないのはさ
すがと言うべきか。
「ななな、何だ、ルイズって…どうしたんだ?その子」
「このみせのこだって。ね、ジェシカちゃん!」
と、アニエスはルイズの隣に、見慣れない少女がいるのを見つけ、ルイズに問いかけた。
ルイズが紹介すると、ジェシカは軽く会釈をした後、アニエスに詰め寄った。
「うん。わたしは店長スカロンの娘のジェシカよ。で、おねえさん。お店の女の子にみと
れてどうしたの?」
「あ、いや…み、見惚れてなんかいないぞ!ほ、本当だからな!」
「お待たせー。ってあら?どうしたの、こんなところで?」
思わぬ指摘を受けて、アニエスは慌てて誤魔化すが、ジェシカの怪しむ目は直らなかった。
一方のルイズは何がなんだかときょとんとしていた。
と、そんなところに店長のスカロンがやってきた。良いタイミングだと、アニエスは思い
ながら、強引に話を変えた。
「いや、何でもないです。ところで、これを…手紙を預かってます」
「なにかしら?…あらあらあの人から…。ふむふむ…なるほど、ここに住み込みしたいと
言う事ね」
「そ、そうです」
「うーん、そうねぇ…」
スカロンはアニエスとルイズを、何か考え込みながらじっと見つめた。そして何か思いつ
くと、ウィンクをして、笑顔を見せながら言った。
しえーん
「いいわよ。丁度部屋が一個空いているから、そこを使わせてあげる。でも条件が一つだ
けあるわ」
「何でしょうか?」
「簡単なことよ。お店のお手伝いをしてもらいたいの。勿論、お仕事は少しずつ教えてい
くから、安心して」
「あ、いや…しかし。私は衛士として働くので…」
「じゃあわたしがやるー!」
「ルイズ!?」
と、渋るアニエスを尻目にルイズが自ら手を上げて名乗り上げた。アニエスは驚いて、ル
イズを止めようとした。
「ルイズ…お前は子供だろう?まだ早い。(というか、あんな格好をさせたくないし…)」
「ええー。でもジェシカちゃんももうおおてつだいしているっていってたよ」
「いやまあ、それはここの娘だからで…」
「でも、わたしここでおてつだいしたい!」
「ルイズ…」
だが、ルイズは頑固として意志を曲げようとしなかった。彼女の気持ちはやりたいという
意志で一杯になっているようだ。
アニエスはそんな彼女を見て項垂れて、諦めて彼女が妖精亭で働く事を許可をしたのだっ
た。ルイズはその言葉を聴いて喜び、ジェシカと一緒に万歳をしていた。
アニエスは、とりあえず王都でもルイズが同世代の友達ができた事を喜びつつ、まあ何事
も経験だと考えていた。
仕事自体も、アニエスが見たようなきわどい格好をして接客ということではなく、開店
前の簡単な掃除であったり、皿洗いだったり、料理の手伝いだったので、彼女もひとまず
安心したのだった。
ルイズも始めは慣れない仕事で失敗ばかりだったが、覚えはよく、一度覚えてしまえばそ
つなく仕事をこなすようになった。
そんな中、アニエスも衛士の仕事に就きつつ、時々は店の仕入れなどを手伝ったりと、割
と平和な五年間が過ぎていった。
まあ、平和と言っても、アニエスが店に入ったときに男性に間違われて、女の子に囲まれ
たり、眼福、眼福などと一瞬考えてしまったアニエスが自己嫌悪に陥ったり、ルイズが店
の方にでないかと冗談で誘われたときは全力で止めたりと忙しかったりしたが、そこらへ
んはどうでもいい。
問題は、アニエスにとってこの五年間は何も収穫が得られなかった。復讐相手の情報は勿
論、ルイズの両親の情報も得ることが出来なかった。
ただ一点気になる情報といえば、長らく姿を消していた伝説の英雄"烈風カリン"が再び戦
場に戻ってきて、悪人を成敗しているという逸話くらいである。
ただ…人生の転機とは、時には突然訪れると言う事に、まだ彼女は気がついていないが、
それはまた、もう少し先の話である。
そんなわけで、現代に戻るが、今日もまたアニエスとルイズは平和な日々を過ごしていた。
何時ものように朝食を食べ、何時もの通り食後の紅茶を飲む。
「…」
「何だ、ルイズ。わたしの顔に何かついているのか?」
「ん〜ん?ただ、気がつかないかなぁって」
と、そんな彼女を、何かを期待したような目をして、ルイズは見つめていた。何事かとア
ニエスは周りを探るが、特に何も変わったところはない。
そんな彼女を見ていたルイズはドンドン表情を曇らせ、呆れた表情になりつつあった。
だがそれに気がつかず、何も見つけられないアニエスはルイズに問い返してしまった。
「何が?」
「…もう、いいわ」
「鈍いねぇ、アニ姉は」
ルイズは顔を机に突っ伏して呆れて、その様子を見ていたジェシカがケラケラとアニエス
をからかった。何が何やらとアニエスは辺りを見渡すが、どうにもよくわからなかった。
そんな彼女の様子に、ついにスカロンが口を出した。
「その紅茶ね、アニエスちゃんのために、ルイズちゃんが淹れてくれたのよ」
「あ…そうだったのか…。それはその…気がつかなくてすまなかった」
スカロンの言葉を聴いて、改めて紅茶を見つめながら、アニエスはルイズに謝罪した。
ルイズは不貞腐れた顔をしながら、口を句の字に萎めて言った。
「お姉ちゃんって、そういうところ本当に鈍感よね。この前も、髪形変えたのに気がつか
なかったし」
「あ、あれは悪かったと言ったじゃないか」
「そうだけど…。もうちょっと気がついてほしいというか…」
「そーだよねー。アニ姉は駄目だねぇ」
「…そういわれると、見も蓋もないな…」
ルイズだけでなく、ジェシカにまで責められて、アニエスは思わず苦笑しながら頬を掻い
た。内心ではかなりショックみたいだが、とりあえずそれを表に出す事はしなかった。
5年も一緒に過ごしてきたが、実際こうやって落ち着いてルイズと喋れる時間と言うのは
意外に少なかったりする。
普段は衛士として、街の治安維持を生業にしているアニエスは、朝食を済ませると、詰め
所に顔を出し、そのまま夜まで帰ってこない。盗賊討伐など、かなり危険な仕事を任され
ている時は一日中家に帰らないこともあった。
だから、ルイズと喋れるのは朝食のときと、夜寝る前だったりする。だから、最近の彼女
の事が少しわかってなかったのだった。
そんな風に考えて、悩むアニエスを見ながら、ジェシカが言った。
「そういや、ルイズってば、始めたいことがあるって言ってたよね」
「あれ?」
アニエスは顔を上げ、ルイズを見つめた。何かまだ彼女について判っていないことがある
のだろうか。と、当のルイズは少し焦りながら、モジモジとしていた。
「あ、う、うん。…もう、ジェシカ、これまだ秘密にしてっていったのに…」
「えー、いいじゃん。遅かれ早かれ、お願いしたかったんでしょ?」
「なんだなんだ。まだ私が知らない事があるのか」
「もう…じゃあちょっと待っててね」
悪びれることもないジェシカに加え、なんだなんだとアニエスも興味を示し始めたので、
とうとうルイズも話さざる得ない状況になった。
ジェシカとルイズは、ずっと一緒に暮らしているが、何時もルイズはジェシカに話のペー
スを持っていかれる。そんな彼女を少し恨みつつも、ルイズは部屋に一旦戻り、何かを取
ってきて、それを見せた。
アニエスがよく見ると、それは一本の木刀だった。よく衛士の訓練用に使われているもの
で、形はしっかりと整えられ、柄は握りやすそうな形をしていた。
「これは…」
「私ね、お姉ちゃんに憧れてね、剣士になりたいと思ったの。お姉ちゃんみたいな、強い
人になりたいと思って。だから、お小遣いためて、これを買って、今素振りとかしてるんだけど…やっぱりしっかりした剣術を覚えたくて」
「ルイズが、剣士…」
「う、うん…。だ、駄目かな?お姉ちゃんがよければ、剣術を…」
と、ルイズが意を決してアニエスに教えを請おうとした瞬間、アニエスが椅子を倒しなが
ら、勢いよく立ち上がり、ルイズの近くに歩み寄って、彼女の両肩を乱暴に掴んだ。
その表情は、何処か焦りの影が見えていた。ルイズはその表情を見て、びくっと体を強張
らせた。
「駄目だ駄目だ!ルイズが剣なんて、危ないだろうが!いいか、お前は剣なんて振らなく
ていい!店の手伝いをしていれば、それでいいじゃないか!それに、お前は私が守るって
言っただろう!強くなる必要なんて無い!」
「い、いやよ!そんなの…!私だって、お姉ちゃんみたいに強くなりたいもの!強くなっ
て…」
「いいから!…もう仕事の時間だ。ルイズ、絶対に駄目だからな!ごちそうさま!」
「あ、お姉ちゃん!待ってよ、お姉ちゃん!」
言い合いになりそうになったのを、アニエスは無理やり押し切ってその場から出て行って
しまった。ルイズは必死に呼び止めようとするが、すでにそのときにはアニエスは家を出
て行ってしまった。
「…もう!もうちょっと話聞いてくれてもいいのに!」
「あれま…。あんなに頑固に断るとはあたしも思って無かったわ」
そんな彼女の様子に、ルイズは頬を膨らませて怒り、ジェシカも予想外の剣幕に、机に頬
杖をつきながら驚いた様子だった。そんな中で、スカロンだけが苦笑を浮かべながら、平
然と机の上の食器を片付けている。
「酷いと思いません!?スカロンさん!」
「ん?まあ…どうでしょうねぇ。私としては、アニエスちゃんの気持ち、わかっちゃうけ
ど。大事な人を危ない目にあわせたくないって言うのは、当たり前の気持ちだと思うわ」
「…それは…そうですけど」
「私も、危ない仕事だから、大きくなるまでルイズちゃんやジェシカに表で仕事はやらせ
てないでしょ?」
「でも…話くらい聞いてくれたって」
「勿論、全く話を聞いてあげないアニエスちゃんも悪いと思う。だけど、急なことだから、
吃驚しちゃったのよ多分。だから、またゆっくり話せばいいと思うわ」
「…わかりました」
「ん!じゃあ今日も張り切って、仕込みをしましょ!」
少し納得していないとはいえ、ルイズが頷いたのを見ると、スカロンは満面の笑みを浮か
べて、何時もの通り腰をくねらせながら、台所へと入っていった。
「まあ気を落とさないでよ、ルイズ。パパも言ってたじゃん。また話せばいいって」
「だけど…。それに、話さなきゃいけない状況作ったのジェシカじゃない!」
「あー…まあでも、こうでもしないとルイズしゃべんないし。意外と引っ込み思案だから
ねぇ、あんたって」
「よ、余計なお世話よ!もう…」
慰めるジェシカに責任転嫁しようとしたルイズだったが、正論で返されて、逆に彼女が押
し返される形で、その場からそそくさと去っていった。その背中を、ジェシカは苦笑しな
がら見送った。
ジェシカとルイズ。殆ど同世代の彼女らは、まるで姉妹のように育った。勿論、ジェシカ
が姉で、ルイズが妹という図である。年が少しはなれている従妹がいる所為か、ジェシカ
はルイズの扱いが上手かった。だが、彼女の気持ちを察する事もできるのも彼女で、
アニエスに相談しづらい事も、ルイズはジェシカになら相談できたのだった。
さて、店の中の掃除や衣装の洗濯など、ルイズとジェシカは手分けしててきぱきとすすめ
た。
スカロンはと言うと、外へと出て、店に出す酒やら食べ物の材料やらを買出しに行ってい
た。そんなスカロンが、昼過ぎに帰ってきた。大きな買い物袋を両腕に提げているが、全
く重たいという様子を見せないでいた。
「おかえりなさーい」
「おかえりー」
「はい、ただいま」
ルイズとジェシカはスカロンに駆け寄り、買い物袋をいくつかスカロンから貰って、台所
へと運ぶ。スカロンも残ったのを全て運び、軽く伸びをした。
「さてと…今日はマ・ガーレ様が部下を連れて来ると言う話だから、早めに用意しておか
なくちゃね」
「誰?」
「ん?王都の西の方に領地を持っている貴族様よ。気さくな方でね…ってあらやだん。私ったら、ワインを一本買うの忘れていたわ…」
と、スカロンは買い物袋を漁りながら、買い忘れていたものに気がついた。そんな彼に、
ジェシカは呆れた表情を浮かべて言った。
「ワインって、一番大事じゃない。あたしが買いなおしてこようか?パパ」
「うーん…そうねぇ。ルイズちゃん、ちょっとお出かけして、買ってきてくれないかし
ら?場所はね…前、アニエスちゃんにお弁当を届けた事があったでしょう?あそこの近く
にある、マドロックさんの酒屋さん。大きく看板もあるから、わかると思うわ」
「あ、はい!任せてください!」
「はい、これお金ね。どのワインかは…このメモを渡せばわかるから」
「わあ…。じゃあすぐに準備します!」
ルイズはスカロンから新金貨を受け取った。今までに見たことのない金貨に少しばかりル
イズは目を輝かせながらも、それを持って、自室へと戻っていった。
そして、出かける準備を整え、金貨をしまったサイフをポケットに入れると、再び二人の
元へと戻ってきた。
「それじゃ、行ってきます!」
「ええ、気をつけてねぇ」
ルイズは勢いよく店の玄関から出て行くと、駆け足で大通りの方へと向かっていった。そ
んな彼女を、笑顔で手を振りながらスカロンは見送った。その表情だけだったら、良い父
親と言う雰囲気だった。
「わざとでしょ?パパ」
「あら、何のことかしら?」
「だってぇ、普段だったらあたしに行かせるしぃ、ていうか買い忘れることなんてないし。
どうせ、アニ姉のところに行かせるためじゃないの?」
「…ふふ。どうかしらねぇ」
ジェシカの問いに、やんわりとスカロンは誤魔化した。ジェシカは呆れながらも、苦笑し
た。
敵わないなぁと、ジェシカは思う。母が死んで、スカロンは自分が母になると宣言した。
そのときから、彼は今のようなオカマになり、時には回りにの人に変な目で見られた。
だが、それをジェシカは嫌だとは思わなかった。ずっと大事にしてくれる父の気持ちが理
解できたから。だから、何時かはウェイトレスとして働き、山ほどのチップを貰って、
それをプレゼントにするのが夢だ。
だからこそ、家族の役に立ちたいというルイズの夢もまた、かなってほしいと彼女は思っ
ていた。
「ありがとうございやんしたー」
しばらくして、酒屋についたルイズは買い物を済ませていた。どうやら購入したものはか
なりの年代物だったらしく、それをルイズに運ばせるのは怖いと酒屋の店長が言っていた
ので、スカロンの下へは酒屋の息子が届けることになった。ルイズ自身も、そんなものを
自分が運んで割ってしまったり、盗んだら危ないと思って、自重した。
そのため、ルイズは手ぶらだった。
「んー…。そういえば…お姉ちゃんって此処らへんで訓練してたっけ…」
ルイズは人差し指を唇に当てながら、少し前の事を思い出していた。過去にルイズは、何
度かアニエスが忘れていった弁当を届けに来た事があり、そのときに一度だけ、彼女が訓
練をしていたときがあった。もう彼是3年前だったか。そのときはスカロンも一緒だった
ので、あまり長居はしなかったが。
「――!」
「―――!!」
―ガキン!
と、考え込んでいたルイズの耳に、怒号にも似た叫び声と激しく金属音がぶつかり合う音
が聞こえてきた。ルイズは少し体を強張らせ、音が聞こえてきた方向を向く。
それは、彼女の記憶に残っていた、訓練所の場所と同じ方向だった。ルイズは恐怖心より
も好奇心が勝って、そちらのほうへと歩いていった。どうせ頼まれた品はすでに届けられ
ているのだから、少しくらい寄り道しても大丈夫だろう。
ルイズは自分に言い聞かせるように頷き、城壁の門へと向かっていった。
街側の城門の近く、広い空き地に、円型に柵が立てられ、その中央で二人の衛士が鍔迫り
合いをしていた。真剣での訓練らしく、辺りでも緊張感が漂い、見物をしている兵達は訓
練を黙ってみていた。
ルイズは入り口付近で、その様子を遠めで観察していた。鍔迫り合い、そして離し、そし
てまた剣がぶつかり合う。ルイズが目指している世界が、目の前にあった。
「あん?お嬢ちゃん、こんなところに、一人で来てどうした?」
「ひゃ!…えっと…」
と、様子を見ていた衛士の一人がルイズに気がつき、彼女に話し掛けた。じっと集中して
見ていたルイズは急に離しかけられたことに吃驚し、素っ頓狂な声を上げてしまい、そし
て少し答えに戸惑った。
確かにこんな所、子供一人で来る場所ではないから、追い出されてしまうかもしれない。
そんなことを考えていると、回答を待つ前に、衛士が顔の髭を撫でながら、何かに気がつ
いたようだ。
「あ、お嬢ちゃん、アニエスの妹だろ。確か…ルイズちゃんだっけか」
「え?おじさんは何で私の事を?」
「魅惑の妖精亭にはよく行ってるからな。ほら、アニエスが男と間違えられて囲まれた日、
覚えているか?そのとき横にいたのが俺って事よ」
「あ、思い出した!確か、えっとえっと…ダンおじさん!」
ルイズもまた、衛士の顔に見覚えがあったのを思い出した。よく店に来る客で、一度アニ
エスと一緒に来た事があった。そのとき、普段店の娘達と会わないアニエスが本気で男と
間違えられ、ものすごい勢いでアタックされているのを見て、アニエスの慌てぶりが滑稽
で、大笑いしたのを覚えている。
「おうよ。あの時は面白かったなぁ。仏頂面のアニエスが、あんなに困った顔してるんだ
もんな。ま、その所為で俺は全く、店の娘に相手にされなかったんだが。今日はどうした
んだ?」
「えっと…お姉ちゃんを見に来ました」
「あいつを?んー…そういや、次の試合があいつだったけど、剣術なんて見てて楽しいの
か?」
「はい!」
「ふーん…。お、始まるぞ。どれ、おじさんの肩を貸してやろう。よっと!」
「わあ!ありがとう!」
ダンはルイズを肩車し、彼女がアニエスの様子を見えるようにした。ルイズは自分の背が
高くなったような錯覚になり、少しはしゃぎながら、訓練所の様子を見る。
丁度そこでは、アニエスと金髪の男が対峙していた。男は、アニエスを睨み、アニエスは
ただ静かに剣を抜いていた。
「アニエス…やっと再戦の時が来たな…。てめぇに味合わされた屈辱、今こそ晴らしてや
る…!」
「…」
「おい、何か言ったらどうだ、ああん!?」
「なにあれ」
「2ヶ月前だったかなぁ、アニエスにやられて大怪我負った奴。傭兵上がりで、変にプラ
イドたけぇの」
「ふーん。ま、お姉ちゃんの敵じゃないわね」
金髪の男は一人、アニエスに怒鳴り散らすが、アニエスはそれを軽く流し、首を回したり、
剣の握り方を確認したりしていた。どうやら完全に相手にされていないようだ。
そんな様子にルイズは男の三流っぷりを感じ、ふふんと笑う。それに同意するかのように、
ダンも笑っていた。
「この…なめやがって…いい気になるなぁ!!」
男は剣を抜き、一気に走ってくる。その速度は、決して遅くはない。ただ、一直線にアニ
エスを狙って走る。アニエスは全く動かない。じっと瞬きもせずに男を観察していた。
そして、男は間合いを計って、アニエスの手前で踏み込み、大きく薙いだ。それに反応し、
アニエスは目を見開いたまま、剣を潜り抜け、小さな動きで男の鎧と腰掛の間、隙間にな
っている部分に一撃を食らわした。
男は嗚咽と共に、胃液を吐きながら、くの字に体を曲げる。さらにそこへ、アニエスは男
の背中に周り、剣を上段に構えた後、そこへ振り下ろした。男の鎧が破壊されながら、男
は地面にたたきつけられた。
最後の一撃が効いたのか、男は白目をむき、ピクッピクっと痙攣をしている。それに気を
とどめず、アニエスは剣を仕舞うと、黙ってその場を後にした。
それと同時に辺りから感嘆の声が上がった。それに釣られて、ルイズも呆然としていた表
情を明るくして、腕をブンブンと振り回し、まるで自分の事のように喜んだ。
「すごい、すごぉい!」
「相変わらずつえぇな。さすがアニエス。さて、次は俺の番か。よっと…じゃあな、ルイ
ズちゃん。おらおら、どけぇ!ひゃっほう!」
「うおお、自称無敵のダンだ!自称無敵のダンだぞ!」
「自称じゃねぇ!いくぞおら!」
ダンもアニエスの事を賞賛しながら、自分の出番が次に控えているので、ルイズを下ろし、
そして勢いよく柵を乗り越えて、待っていた相手と打ち合う。ただ、その調子はさっきと
一変して、異様な盛り上がりを見せている。どうやら彼はムードメーカーらしく、場を盛
り上げるのが好きらしい。今もガドウケンなどと叫びながら、ただの袈裟斬りじゃないか
と仲間に突っ込みを受けていた。
「変な人だったなぁ…。さてと、お姉ちゃんを…。あ…」
と、ルイズは気を取り直し、アニエスを探そうとした。その時。彼女の視界に、立てかけ
られている衛士用の剣が入った。ルイズは興味本心でそれの傍により、じっと見つめる。
普段は触ることが出来ない剣。アニエスの剣を一度触ろうとしたときは酷く怒られたもの
だ。それが今、目の前にある。
辺りを見渡すと、誰もいない。皆、試合の方を見ているようだ。それをいい事に、ルイズ
は剣を握ってみようと思い、一つそこから抜き取った。
ずしりと、彼女は重量感を感じる。落としそうになったが、それを必死に耐え、柄に手を
かけ、そしてゆっくりと抜こうとした。
剣の刃が少しずつ姿を現す。そこから反射する光に、ルイズは少しずつ飲み込まれながら、
ゆっくりと抜き続けた。
「やめろ…!」
と、その動きが急に止められた。ルイズが握っている柄に誰かの手が力強く握られていた。
その手は、ルイズにとって見覚えのあるものだった。何時も自分を守ってくれている手。
恐る恐る、ルイズは後ろを振り向くと、そこには凄まじい剣幕でルイズを見つめるアニエ
スの姿があった。何処か焦りがあるのか、冷や汗も掻いている。
「あ…そ、その…これ…さ、触ってみたくて…その…ご、ごめ」
ルイズはアニエスのあまりの怒りの表情に、すぐに謝罪しようとしたが、それを遮るように、辺りに乾いた音が響いた。
「あ」
「超よゆー…す?」
その音に周りにいた人間は異変を感じ、ふざけていたダンでさえ、アニエスたちの方を向
いていた。気がつけば、アニエスは手を横に振りきり、ルイズの頬を叩いていた。
一瞬何をされたのかわからず、気がつけば横を向いていたルイズは呆然としていた。だが、
彼女の頬は明らかに、赤く腫れていた。
「前も言っただろう、剣に触れると危ないと!何故その言いつけを守れない!お前は昔から、やんちゃ過ぎる!もっと淑やかになれ!
…まだ剣を振りたい、剣士になりたいと言っているのであれば言う。今朝も言ったが、お
前に剣なんて必要ないんだ。今は友達と遊んで、元気にいてくれれば…」
言いつけを破ったルイズに対し、怒りのあまりに勢いよくアニエスは彼女へ説教を始めた
が、目の前で、ルイズが俯いて涙を流しながら、ヒックヒックと泣き声をあげるのを我慢
をしているのを見て、思わず勢いをなくしてしまった。
やりすぎた、そう後悔の念がアニエスに渦巻くが、すでに遅かった。
アニエスの叱りが途切れたのを切欠にルイズは、キッとアニエスの方を向き、溜め込んで
いた感情を爆発させた。
「何で…なんでわたしの話聞いてくれないのよ…!わたしだってわたしだって…!遊びで、こんなこと…」
「あ…いや…ルイズ…私は、お前の事を思って…」
「…お姉ちゃんなんか…お姉ちゃんなんか大っっ嫌い!!!うああああん!」
ルイズは剣をアニエスに突き飛ばし、大声で泣きながら、その場から走り去っていってし
まった。ルイズの突然の言葉に驚いたアニエスは呆然としてしまい、彼女の背中を見送る
しか出来なかった。
ただ自分は、ルイズの事を思って叱っただけなのに。アニエスはそれが裏目に出てしまっ
たことにショックに思い、ルイズから突き飛ばされた剣を見つめながら俯いた。
衛士達は、ただその様子を呆然と見ていただけだったが、その中から一人抜け出したもの
がいた。
「おら!」
「うっ!…何をする…ダン…!」
ダンだった。彼は呆然としているアニエスの背中を軽く蹴飛ばした。アニエスは鬼のよう
な表情で彼を睨みつけたが、それに臆することなくダンは言った。
「うっせ。何ぼうっとしてやがる。早くルイズちゃん追いかけろや」
「…煩い…。今更どんな顔をして会えばいい」
「んなもん、自分で考えろ。お前の問題だ。ルイズちゃんを本当に家族だと思ってるなら、
追いかけろ」
「…」
ダンの言葉を受けて、アニエスは一瞬考え込んだが、すぐにふらふらとルイズを追いかけ
ていった。そんな彼女の様子に、ダンはため息を一つ吐きながら、彼女の背中を見送った。
「あらルイズちゃん遅かった…ってあら?」
魅惑の妖精亭の居間で休憩をしていたスカロンは、勢い良く扉が開いたかと思って振り向
けば、凄い勢いで階段を駆け上っていくルイズを見て、キョトンとしてしまった。涙を流
しているようにも見えたが、何事かと瞬きをしていると、また勢いよく扉が開いた音を聞
いて、裏口の方を見る。
すると、そこには息を切らして、尋常じゃない表情を浮かべて焦燥しているアニエスの姿
があった。
「…どうしたの?」
「ルイズ…帰ってきてますよね?」
スカロンの問いに、アニエスは答えず、逆に問いかけた。スカロンは一応それに答えなが
らも、もう一度問いかけた。
「帰ってきてるけど…。…どうしたの?まあちょっと落ち着いて、私に事情を聞かせなさ
いな」
「いえ、何でもありません。ちょっと…」
「聞かせなさい」
アニエスに事情を聞こうとしたスカロンだったが、アニエスが誤魔化して、焦燥しきった
まま上に上がろうとしたので、何時もの表情とは違い、真剣な眼差しを向けて、無理やり
引きとめた。アニエスはそんな彼にいらつきながらも、何時もと違う様子に驚き、大人し
くその場に止まった。
「…まあ、落ち着いてね。さ、ここに座りなさいな」
「…はい」
「さ、事情を聞かせて?おじさん、力になるわよ」
アニエスは大人しく椅子に座り、俯いた状態でスカロンに事情を説明した。スカロンはそ
れをうんうんと頷きながら黙ってそれを聞き続けた。
「…あのね、アニエスちゃん。確かに貴方の気持ちはわかるわ」
ジェシカはアニエスの説明が終わると、ゆっくりと口を開く。その表情はまるで、娘に接
する父親のようなものだった。
「ルイズちゃんが危ない事をしようと思ったのだから、それを止めるのは当たり前。あた
しだってジェシカが剣を勝手にいじろうと思ったら、怒ると思う。暴力を振るったことも
…まああまり好ましくないけど。それも、ルイズちゃんを思ってやったことだって、私は
理解しているわ…でもね、それよりも一番貴方がいけないことをしたのは、あの子の言葉
に耳を傾けなかった事。あの子はね、あの子なりに気持ちがあって、剣を持ちたいって言
ったの。そこは、わかってあげなきゃね」
叱るわけでもなく、ただスカロンは優しく微笑みながらアニエスを諭していった。彼はゆ
っくりと立ち上がり、紅茶ポットを手にして、茶葉を淹れた。
「…」
「…お互いの気持ちは全部わかりはしないけど、でも伝えようとしている気持ちは受け止
めてあげなきゃ。貴方達は家族なんだから。あなたはそれから逃げて、ただ自分の思い通
りにルイズちゃんを縛りつけようとしただけよ」
「私は…縛り付けようなんて…」
アニエスはスカロンの言葉を否定しようとするが、その顔をお横に振る仕草はあまりに弱
弱しかった。心のどこかでは、スカロンの言葉を肯定している自分がいたのだろう。
それに対し、スカロンは肯定することも否定することもなく、ポットにお湯を入れながら
言葉を続けた。
「そうね。でも、結果的にはそうなっちゃった。それは認めなきゃ」
「…私が…ルイズを縛りつけた…」
「認めてね、それから大事なのは、これからどうするかよ。アニエスちゃんは、どうした
い?」
スカロンの言葉に、アニエスは瞳からぽろぽろと涙を流した。こんな涙を流すのは何年ぶ
りだろう。いや、生まれて方、初めてじゃないだろうか。そう思える涙で声が震えながら
も、アニエスはスカロンに気持ちをぶつけた。
「私は…ルイズに会いたい…会って…謝りたい…。それで…あの子の声を聞きたい…」
「そう。じゃあ、そうするといいわ。だけどその前に…」
アニエスが本心を言ったことに嬉しく思ったスカロンは、紅茶をティーカップに淹れて、
アニエスに差し出した。
「これを飲んで、落ち着いたら行くといいわ。お互い少し、時間を置いたほうがいいも
の」
「…はい…ありがとう…ございます」
「ふふ、どういたしまして!」
アニエスは、15年前失った両親が目の前にいるような気がして、静かに涙を流しながら、
スカロンが淹れた紅茶を口に含んだ。ほんのり苦く、そして何処か甘い味だった。
「おねえちゃんのばかぁ…ひっく…」
一方ルイズは、自室のベッドの上で布団に包まり、膝を抱えて涙を流していた。先ほどま
でと違い、大泣きとまでは言わないが、それでもまだ彼女の心は癒えていなかった。
わかっていた。アニエスがどんな気持ちでああいう風にしてくれたのか。自分のみを心配
してくれた。それは嬉しかった。だけど、ひっぱかれたことよりも、なによりも、自分の
言葉を聞いてくれなかった彼女が許せなかった。
所詮、自分とアニエスは血の繋がっていない姉妹なのだろうか。赤の他人なのだろうか。
そんな負の感情が、ルイズの中に芽生えてきた。
「ルイズ」
そんなときだった。アニエスの声が、ドアの向こうから聞こえてきた。先ほどと違い、落
ち着いてはいるが、何処か恐る恐るとした声だった。
ルイズは体を強がらせ、その声に応えなかった。暫く、お互いの沈黙が続いた。
「その…すまなかった。突然叩いたりして…。もう、怒ってないから、扉…開けてくれな
いかな。ルイズとゆっくり話をしたいと思ったんだ。…駄目か?」
アニエスの言葉に、ルイズはやはり応えなかった。意固地になっていないといえば嘘にな
る。だが、それ以上にアニエスの顔を見るのが怖かった。酷い事を、アニエスに言ってし
まうかもしれない。それに、今の顔を、ルイズは彼女に見て欲しくなかった。
「…駄目か…。そうだな…じゃあ…扉越しでいいから、話を聞いてくれると嬉しい…。
私が剣をお前に握って欲しくなって言ったのは、危ないって理由だけじゃないんだ。もっ
と、理由がある」
返答がなかったことに落ち込むアニエスだったが、気を落とさず、ゆっくりと彼女は語り
始めた。
「剣を握るということは、誰かを傷つける事になる。それが人であれ、動物であれ…。だ
から、半端な気持ちで握れば、何時か剣に飲み込まれる。…そういう奴を何度か見たこと
があって、決まって心を犯されたり、心を折られたりした。だから…そういうことに、ル
イズにはなって欲しくないから…反対した」
「…おねえちゃんも、お姉ちゃんにも理由があるの?」
「…ああ…そうだな」
ドア越しではある、ルイズが応えた。アニエスはそのことにはっとし、安堵を感じたが、
自らが剣を握る理由を、アニエスはルイズに話したくなかった。それは、あまりに汚らわ
しい事だったから。醜い自分を知られたくなかった。だが、話さなければいけない。それ
がどんな結果を生もうとも、たった二人きりの家族なのだから。
「…ダングルテールという場所に、小さな漁村があってな。そこは、ブリミル教徒とは少
し違った、所謂新教徒と呼ばれる者たちが住む場所だった。私はそこで生まれた。
父は逞しかった。母は、私にとても優しくしてくれた。村は裕福ではなかったが、それでも平和だった」
アニエスの心の中に、当時の面影が蘇る。そして、そのたびに彼女は感情が昂ぶりそうに
なるが、それを抑えて、ルイズに語り続けた。
「…だけど、その平和も15年前に壊された。突然襲い掛かってきたメイジの部隊に村は焼
かれ、私を残して、みんな殺されてしまった。…父も母も、私を庇って死んだ…。私は一
人運良く生き残り、一人彷徨っていたところをあの女に助けられた。
私はその頃から剣を与えられ、そして復讐を誓って、今日まで生きた。…多くの人間を斬
った。それが、復讐を果たすためになると思って。ずっと、強くなり続けた。
…これが…私が剣を振る理由だ」
「…ふく…しゅう…」
「そうだ。ずっと話していなかったが…。勿論、今はルイズを守るためにも剣を振るって
いる。だが、私の人生は、復讐でできているようなものだ。…だから、私が教えられる剣
など、ただの人殺しの術でしかない。それに、ルイズにはこういう世界には入ってほしく
ないんだ」
「…」
「私の気持ちは…わかってくれたか?」
「うん…」
アニエスの過去に、ショックを受けたのか、ルイズの弱弱しい返事が聞こえてきた。アニ
エスは彼女を安心させるために、優しく声をかけた。
「そうか…それはよかった。じゃあ…ルイズが剣を振りたい理由を、聞かせてくれない
か?」
「え…?」
「私の気持ちは、ルイズに伝わった。今度は、ルイズが私に伝えて欲しい。今まで…お前
の言葉を聞いてやれなかったから…」
「…お姉ちゃん…」
「だけど…姉さんは、ルイズの顔を見ながら、聞きたいな…」
些細な願いだった。ルイズの顔が見たかった。ルイズの顔を見て、早く安心したかった。
アニエスは自分のわがままだとわかっていたが、敢えてルイズに、それをぶつけた。
それに応えるように、目の前の扉がゆっくりと開き、そしてルイズが姿を現した。
扉を開けたルイズは、ゆっくりと部屋の中へと戻り、また再びベッドの布団の中に潜り込
んだ。アニエスは扉を閉めて、向かい側の、自分のベッドに座り、ルイズの言葉を待った。
「5年前…あの池で…私、強くなりたいって言ったの…覚えてる?」
「ん…。ああ、ルイズと出会って間もない頃だ。良く覚えている」
アニエスはゆっくりと頷いた。
「…私ね…。ずっとわかってた。強くならなくても、お姉ちゃんは私を助けてくれる。私
を守ってくれるんだって。でも…そのままずっと、怖い怖いって、私がうずくまっていた
ら、いつの間にか、お姉ちゃんが何処かに行っちゃうんじゃないかって…」
「…そんなことはないぞ」
ルイズは抱えていた膝をぐっと自分の方へと引き寄せ、顔を埋めながら涙を流しそうにな
るのをこらえる。アニエスは、彼女を安心させるよう、優しく微笑みながら、ルイズの傍
に寄り、彼女の頭をそっと撫でた。しかし、ルイズは横に顔を振り、震える声を出した。
「…わかってる…わかっているけど…。でも!私、うずくまっているだけじゃなくて、前
を向いていたい!うずくまっていたら、何時か置いてかれちゃうかもしれないけど…。前
を向いていれば、お姉ちゃんの背中をずっと、追いかけることが出来るから…」
「…それが、ルイズが剣を振りたい理由?」
アニエスが問いかけると、ルイズは被さった布団から、今朝アニエスに見せた木刀を取り
出し、握りながら頷いた。
「うん…。お姉ちゃんに比べて、ちっぽけな理由だと思う。でも、私…」
「お前は、優しい子だな、ルイズ」
「え?」
しえんしえーん
ルイズはアニエスの突然の言葉に少し驚いた。アニエスは、ルイズの手を優しく握り、
木刀を握る位置を少しずらした。
「剣は、こう握れ」
「お姉ちゃん…もしかして」
「…さっきも言ったが、私が知っているのは人の殺し方だ。そんなのをルイズに教えるわけには行かない。
だから、基礎の基礎を教えるまでしか教えられない。後はルイズが学ぶんだ。
多くの人を見ろ。そして真似るんだ。…そして、お前は人を守るために剣を振れ。私のような、外道にはなるな」
アニエスが真剣な眼差しでルイズを見つめた。ルイズはその瞳に、ただ惹かれていた。
「お姉ちゃん…」
「お前の真剣な気持ちはわかった。…これ以上、お前を止める事は、私には出来ないさ。
だけど、無茶はしないでくれ。絶対にだ。それが約束できないなら、この木刀は取り上げ
る」
「わかった。絶対に無茶はしない。…ごめんなさい、お姉ちゃん。私ずっと、お姉ちゃん
にわがまま言ってばかりで…迷惑だよね…」
「…我侭が言えるくらい、ルイズが元気なら、私はそれでいいさ」
その言葉を聞いた瞬間、ルイズに溜まっていた感情があふれ出て、木刀を手放し、布団か
ら飛び出して、アニエスに抱きついた。そして、彼女の胸の中で号泣した。
突然の行動に、アニエスは驚いたが、そっと腕をルイズの背中に回すと、彼女を愛おしく
思いながら抱きしめた。
そんな二人の様子を、扉をこっそり開け、覗いている二つの影。スカロンとジェシカは、
お互いの顔を見合い、沈黙したまま笑みを浮かべると、静かに扉を閉めた。
そして、安心した表情で下の店のほうへと行くと、まるでアニエスとルイズを祝福するか
のように、高らかと宣言した。
「さ、妖精さん達!今日は素晴らしい日よ!だから、皆でそれを祝福して頂戴!今日も魅
惑の妖精亭は盛り上げていくわよ!」
「はい!ミ・マドモワゼル!」
「さ、開店よぉ〜〜!」
ある双月が照るトリスタニアの一日。今日も平和である。
長くなりましたが、ここで第四話終了です。
今回はちょっと成長したルイズと、それに対して、不器用なアニエスの話でした。
今後、アニエスの相棒として、ルイズは剣士としての道を歩もうと決心し、コレが後に…おとと。
心情とか、そういう描写は難しいですね…。変な感じになっていなければいいな…。
さて、次回からバトル話が始まります。初戦は、アニメ版限定で出てた、ちょっと影の薄いあの人です。
あと、某話で株上昇中あの人(?)も出てきます。
ではまた次の話で。
GJ−
>彼女自身も少々変わった趣味を持ち始めかけた瞬間だった。
アニSさん自重してくださいw
乙でした!
姉エスマジかわいいよ。
しかしまさかのピンク胴着登場には噴出せざるを得なかった。
アニルイさん乙です。
ダン、こいつはサイキョーな人をモデルにしているんですよね。
ヒッショウブライケンやチョウハツデンセツを使うのか楽しみです。
アニエスは道を踏み外して欲しいですね。思いっ切り性的な方向で。
GJ!
相変わらずおもしろい、次も期待してます。
ゲーム第三弾でイルククゥ攻略してたらイルククゥに育てられて一緒にタバサに召喚されるサイトという電波を受信した。
だれか形にできないか?
銃士の方、GJ!
アニエスの不器用さがいいね!
スカロン、オカマだけど良い人だな〜
人としての貫禄がありますね、オカマだけどw
それにしてもジェシカの『アニ姉』はアニエスが凛々しい分『兄姉』ともとれそうだw
イザベラの年齢が二十代後半、タバサが虚無で13歳ぐらい、シャルルが晩婚、ジョゼフが王位継承前に蒸発という電波を受信した。
ジョゼフ
だいぶ前に国と妻子を捨て名前を変えコルベールの助手をやっている。タバサは乳児の時にしか会っていないので、何処かで会った様な気がする程度しか感じていない。
イザベラ
自分を捨てた父を憎みシャルル王のガリアを裏で支配、ジョゼフに会って復讐がしたいのか、認めて欲しいのか自分でも解っていない。
シャルル
ジョゼフの影に悩まされ続け、辣腕を振るう摂政のイザベラの影響で心の平衡を失い乱心、イザベラを殺そうとするが逆にやられる。
シャルロット(タバサ)
政治混乱から身を離すため、魔法で爆発しか起こせず父に疎まれトリスティンに送られる。サイトを召喚。
タバ母
シャルロットが事実上の国外追放された後、王都から離れ隠遁生活を送る。正気のまま。
ルイズ
風系統のスクウェア、キュルケと良く衝突するがタバサを何かと気に掛ける。
キュルケ
ルイズと良く決闘をする(勝率は半々)。ルイズとの決闘の所為でボーイフレンドが出来なくなったのが悩み、タバサ関係でルイズと良く激突する。
ルイズは虚無じゃない設定のとき大抵トライアル以上の風属性だよな。
やっぱりカリン様の娘だからそういうイメージになりやすいんだろう。
ルイズがえらい努力家なのは原作もおなじだからな。
だから親の実力もあるけどそこ考えると、なかなかライン以下という感じにはならんのだろうな
ルイズと才人が幼なじみ の続きまだー?
>>469 お前「丹生都万」だろ?
あちこちに論理が飛躍するキチガイじみたレスは間違いなくお前。
文章の体裁も同じようだしな。
参考
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220184382/247-255 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220184382/296,299-301,303-304,306 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220184382/311-312.315,317,319,324 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220184382/328,332,336,338,343,347
>>772 「兄」と書いて「あね」とルビをふるのですね、個人副官殿
個人副官……ああ、皇国の守護者か
以前出たサイトがロマリアの虚無というので少し考えてみた
祖母「お祖母ちゃんはね、子供の頃にお父さんとお母さん、
つまりサイトのひいお祖父ちゃんとひいお祖母ちゃんと一緒にこの世界に来たのよ。」
サイト「これは?」
祖母「お前のひいお祖母ちゃんがつけていた指輪だよ。ちょっとはめてごらんなさい。」
サイト「うわっ!」
祖母「あらま。お前はひいお祖母ちゃんと一緒だよ。」
サイト「いっしょ!?」
祖母「こうして帰ってくるとはねえ…」
サイト「ここがおばあちゃんのふるさと?」
サイト「すごい!そらにうかんでる!」
祖母「アルビオンという国よ。」
サイト「わっ!にんぎょうがうごいた!」
祖母「ガリアのガーゴイルね。」
サイトは祖母を喜ばせる為に必死で魔法の勉強をした。
そして幾度となく祖母と各地を訪ねた…ある国を除いて。
>>768 虚無はトリステイン、ガリア、アルビオン、ロマリアの各国に一人ずつのイメージがあるから、
個人的にはタバサが虚無でもルイズも虚無のイメージだなあ。
まぁ、IFスレだからどんな設定でも問題ないんだが。
>>778 そこはIFの方向性に寄るわな。
単にタバサを虚無にしたいのか、
それとも才人×タバサが見たいのかでも違うだろうし。
ジョセフ早期暗殺ifでシャルロットとイザベラが仲良くトリステインに留学って言うのはどうだろう?
イザベラとルイズって仲良くなりそうな気がする
虚無の人はサモンサーヴァントの効果が逆転するって言うのはどうだろう?
ここよりクロスよりのネタだけど。
ティファが現代日本に召喚されましたとか、
ジョゼフが滅亡直後のAW世界に召喚されましたとか(この場合、生き延びれるかどうかも怪しいが)、
教皇がスパロボ世界に召喚されましたとか(シュウ辺りを操れればかなり凄い事が出来る。ヴォルクルス同様、過ぎた力に手を出した代償を払わされる事になるだろうが)、
ルイズがエイケン世界に召喚されましたとか。
「え……あれで貧乳? あれ、あ、あれ、あ……あ……あぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁあああああっ!!!
あんた達は敵よっ!! みんな敵よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉおぉぉぉおおっ!!」
>>781 一番上の「そしてテファ日本へ」以外はクロス寄りを通り越してクロスそのものだね。
シャルルが魔法以外、何にも能の無いスットコドッコイだったらガリアは平和だったやもしれぬ。
>>783 やばい、超天然で萌えるシャルルを想像してしまった。
「わー新しい風竜かぁ、よーしよーし」ナデナデ
「しゃ、シャルル! まだ慣れてない竜を乗り手以外が不用意に触ったら……!」
がぷっ、ぎゃー!
>>781 ティファニア日本へ召喚か
早期に日本へ行って別の家で養子になってサイトと幼なじみ or 平賀家に拾われてサイトの義妹になるとか
>>785 テファが家族の一員となってもう10年になる。
11年前、公園で1人泣いていた金髪の女の子を見かけその頃から人一倍旺盛な好奇心から「どうしたの?」と声をかけたのが出会いだった。
「お家がどこなのかわからないの」
そう言いつつ、ボロボロと大きな目から涙こぼしながら言う女の子を見てこれまたその頃からのお人好しっぷりを発揮して放って置けなくなり家に連れて帰った。
母さんは俺が連れてきたテファを見て驚いたものの事情を話すと一緒にテファの家探しを手伝ってくれた。
日が暮れるまで探しても家が見つからないため、テファを家に泊めることになった。
不安そうな顔で俯いたまま元気のないテファをなんとかして元気づけようと子供心に思い、ゲームやマンガなどを見せて見たところ珍しそうに大きな目を動かしていた。
見たことないの?と聞くと。ふるふると首を振った、なんだかその仕草がとてもかわいくてドキリとしたのを覚えてる。
結局、テファの家は見つからず、我が家に養子として迎え入れて家族になったのが10年前。
それからというもの、どこにいくにもお兄ちゃんお兄ちゃんと呼んでついてくるテファを妹のように可愛がった。
しかし、いくら兄妹同然に育ったからといって結局は血の繋がりはないのだ。
だからテファを1人の女の子として意識してしまっても仕方のないことだろう
ここまで書いて力尽きた、テファが妹になったら妹と女の子という認識の狭間でサイトが揺れ動くのが簡単に想像できる。主に胸の大きさ的な意味で
「和六里ハル 大妹」でぐぐると幸福になれるだろう
>>783 漫画みるとジョセフに軽く同情するよな
なんか、妙に聖人君子な所とか
賭事のシーンとか
ジョセフが日本でヤクザの組長になるのがあったらいいな
サイトが消える所を見て仲間連れて助けにいったり
ジョセフならNYで不動産王にまで登りつめてるが
>>786 テファはハルケギニアに戻っても家族が殺されているんだよね。
家族が殺された後地球に来て、何年かして帰ってもマチルダが孤児院やってるのかな。
サイトと一緒にハルケギニアに召喚されたらエルフって騒がれるし。
ハルケギニアを舞台にすると難易度が高くなるIFだな。
地球を舞台にすれば血の繋がらない妹にドキドキするサイトって展開になるんだろうな。
このIFの影響を受けるのは「土くれのフーケ」ぐらいかな。
>>791 へたすりゃ家族が殺されたのはお前の母親の所為だと
テファを恨んでいそうだな。
テファは地球に来るときに始祖のオルゴールと風のルビーを持ってくる。
数年後、世界扉が使用可能になりハルケギニアへ帰る。
家族の死を知り、地球へ帰る。
サイトテファを慰める→一線を越える→義妹&恋人テファ
ルイズが使い魔を召喚すると平民が出てきた。
契約しようと近付くと突然エルフが現れて平民を攫っていった。
ルイズは実家に帰っていった。
魅惑の妖精亭で働くロングビル、彼女の尻を撫で回しスカロンの抱擁を受けるオスマン。
妹分のジェシカにだけ本当の名前を教えたマチルダ。
こんな展開かな。
メントスのCMに出るマチルダ
795 :
平賀才人:2008/12/19(金) 09:51:05 ID:8oJNoTaM
生後12年のテファ(♀)を飼いはじめました。
分からないことがありましてみなさんに教えていただきたいと思い
質問させていただきました。どうぞよろしくお願いします。
(1)噛み癖がひどいです。シてる最中で興奮していると思うのですが
手も噛みます。今の時期からでもしつけは始めるべきでしょうか?
(2)テファの平均的なうんちの回数は1日に4回だそうですがうちは多くて2回です。
病院に連れて行ったほうがよいのでしょうか。
(3)家の中にいるときは大人しいのに外にでるとすごく興奮し動き回ります。
外に出す時間は夜の20分くらいですが
長すぎですか?
(4)夜ほとんど寝かせていません。8-10時間くらい寝ると聞いたのですが。。。やりすぎでしょうか?
ティファニア「お兄ちゃん、お弁当忘れてるよ。」
才人「あ、悪い。ごめんごめん。」
友人A「(遠目で)平賀、お前が羨ましいぜ…」
女子生徒「それにしてもホントあの娘、平賀君にベッタリよね。」
友人B「それなんてエロゲ?」
ティファニア「(才人の部屋から大量のエロ本を発見し)
お…お兄ちゃんの部屋からこんな物が…こういうの好きなのかな?」
才人「ただい……テファ!?」
うーん、ベタベタ
>>795 通報しますた
つうことで、テファは俺が保護するぜw
血の繋がらない妹………くりいむレモン?
「テファ、綺麗だよ」
「やめてっ、お兄ちゃん」
「はあ、はあ…、テファ、……うっ」
「テファ、とんじゃう」
ますますハルケギニアと関係ない展開になってくるな。
ハルケギニアに行かなくてはならない理由とか無いかな。
精霊と密接な関わりを持つエルフは精霊の力の弱い地球で長時間活動すると二度と再び立ち上る力を失ってしまうのだ
残り時間はバストサイズでわかるのでAカップになったら急いでください
というのはどうだ
ラクダかい
生命の精霊を注ぎ込めば解決です!
なるほど、精を注ぐのか
子供の頃、テファは世界扉を覚えて地球へ。(サイトとの出会い)
一週間程滞在してハルケギニアへ帰る。(この間にサイトとお風呂に入ったり、お医者さんごっこをしたりする)
家族のピンチに世界扉で地球へ脱出。(王軍が来ると情報を得る)
世界扉でハルケギニアに帰るときテファとテファ母を平賀家に預けていく。
エルフを囲っていないと王に伝える。いくら調べてもエルフは見つからなかった。
こんな展開はどうだろう。
>>804 定期的にこっそり世界扉を開いてモード大公から貴金属類をとして受け取ってくるとか
ティファニア母「申し訳ありません。なんとお礼を申したら…」
才人母「いいんですよ。」
一方、才人の高校では
ティファニア「サイト、一緒にお弁当食べよ。」
才人「ああ。」
屋上
ティファニア「じゃサイト、あーんして。」
才人「えっ!?(またなんか仕込まれたな。)」
ティファニア「ここなら人も見てないし…」
才人「しょうがないな、あ〜…おい野次馬!」
見に来た同級生「(なんで分かった!?こっち向いてないのに…)」
友人A「う、羨ましくなんかねえぞー!」
友人B「俺はあの二人と小学校からの付き合いだがついに…」
友人C「許さーーーーん!!断じて許さーーーん!!」
女子A「ホント男子って馬鹿よね。」
女子B「納得。」
俺はなんでこういうベタな展開しか書けないんだorz
このIFによってサウスゴータが潰されない。
マチルダはフーケにならず、魔法学院で秘書ロングビルとして働かない。
フーケが出なければ貴族達が下僕に剣を持たせようとしない。武器屋がやばい。
レコンキスタに何らかの影響があるかもしれない。
こんなIF展開が予想される。
>>805 現実にその光景を見ても、
"あー和む。何に蹴られたくは無いし、離れておこうかね"
としか思えないよりはましだと思わないかいっ?
>>806 武器屋のおやっさんが違う商売を始める訳ですね。想像してしまいますね!
「学院長」
「なんじゃね。ミスタ……」
「暇だからって、あっしの尻を撫で回さなないでくだせぇ」
>>808 逆に考えろ。
武器屋のお姉さんだったんだ。
ここまで読んできて唐突に、各キャラクターが原形をとどめていない
『ハルケギニアバサラ』
なる言葉が脳裏に浮かんだ・・・・・・・・・・・・。
アンアン「兵など捨て駒よ!!」
>>809 つまり「エレオノールが武器屋に拾われました」だな。
ん?
武器屋のお姉さん、……お姉さんだよね。
>>809 アンドロギュヌス……だと………?
いや、おやっさんなので男性のつもりだったのだが……。
武器屋のお姉さん
Age:26
早くに亡くなった母の代わりに父親の手伝いをして目利きの腕を磨く。
その後、父親は貴族を騙していたことが発覚し、とんずら。
一緒に逃げ遅れた彼女は唯一の財産である(他の値打ちのありそうなものは父親が全部持っていった)喋る剣を携え、
知り合いの店のドアを叩く。雇ってくれ、と。そう、その店の名前は『妖精――
すまん、なんかTSのつもりがいつの間にか娘になってた
武器屋のオヤジ「客がこねえなあ」
デルフ「愚痴ってねーで店の掃除ぐらいしたらどうだ?」
唯一の話し相手のデルフと共に今日も一日は更けていく…
いかん、先客さんがいたか
>>806 モード大公が処刑されていないという事は、アルビオンの王権が弱体化していない可能性があるな
レコン・キスタはどうすりゃいいか分からなくて迷走とか?
>>817 ああ、そういう事か。
既にそういう作品があるのかと期待をしてしまったぜw
>>818 それならジョゼフはアルビオン以外でレコンキスタ起こすか、レコンキスタ以外のおもちゃを何か作るんじゃね?
始祖の秘宝目当てならトリステインがターゲットになる可能性が高いな。
考えて見りゃつけいりやすいよなトリステイン。
>>821 なんせ王位が空位だわ(これはマリアンヌが悪い)、有能な宰相(マザリーニのことだよ)は廷臣たちから疑われてるわ、つつき易いことこの上なし。
弱すぎて相手にされてなかったりしてトリスティン
ゲルマニアと長い国境を接しているガリアにとってトリステインは戦略的な重要性は低い。
ガリアに対抗する為に国境沿いに戦力を重点的に配備していると思われるゲルマニアは
トリステインに攻め込むだけの余裕がない?
始祖につながる血筋は魅力的だが武力で併合するのは後々いろいろと面倒、と皇帝は考えているようだ。
アルビオンとトリステインは双方の王家が友好的なので互いに野心を持ちにくい。
つか、この2国が争うとガリア、ゲルマニアの介入を招きトリステインが滅亡するのは明らか。
防波堤としてのトリステインが無くなるのでアルビオンも無事ではいられなくなる。
微妙なバランスで小国トリステインの平和が保たれているのだが王家の人間はなんとものんきなもんだなw
>>824 その分マザリーニ枢機卿が苦労してるのさ。
ティファ(乳児)&ティファ母(貧乳)がある日蒸発(現代日本に漂着、平賀家の厄介になる)・・・
エルフを囲っていると言う疑惑が有ったモード大公に本家からの視察が入るが、見付かったのは誰かを囲っていた痕跡と抜け殻になっている大公だけだった。
疑惑は消えなかったが証拠も無いので大公が厳重注意を受けた程度で、取り潰されずに大公家は残る。
ティファ母を忘れられないモード公をジョゼフが唆し王位を簒奪させ戦争を起こさせるシナリオが立たないか。暴走する大公を止めるため身分を隠しティファ母娘を捜すおマチさんとか。
義妹テファ設定時にルイズに召喚されるサイト
苦労の末なんとかトリステイン魔法学院に世界扉を繋げて再会を果たす
貧乳ロリ
しかし、そこで見たのは愛しい義兄がテファの最凶のライバル
「さ、ささささ・・・サイト、だ、だれよ・・・このお化けオッパイは!?」
「・・・だれ?」
自分の特権であった兄の腕を抱きしめるという行為は今や二人のつるぺたに奪われていた
「て、テファ!テファじゃないか!どうしてここに!?」
「うふふふ・・・ねえお兄ちゃん・・・その子達だあれ?」
自然、笑みが零れる。
兄がいなくなってから溜まっていた胸のもやもやが腹の底にストンと落ちたようだった
「お、おち、落ち着けテファ、な?」
「お兄ちゃんは私のような大きい胸がすきなんだよね・・・?私はお兄ちゃんがそういう本ばっかり読んでるの知ってたからがんばってこのサイズになるまでマッサージを続けたんだよ?」
最愛の兄が青い顔で後ずさっている。ねえお兄ちゃんなんで逃げるの?
「そんなに私の敵(ナイチチ)が好きなの?・・・それなら、教育しないとね・・・?」
胸革命であるテファに唯一対抗しうるのは逆の道を突っ走ったつるぺただと想うんだ
「フォン・シュリーフェンがゲルマニアに召喚されますた」
「ツェルプストー家の家宝『シュリーフェン☆プラン』」
「黄色☆作戦」
「道路じゃない! 国家だ!!」
「驚愕の新事実!! トリステインは国家だった!!!」
>828
そーいうのは「どくそせん」の作者にでも頼めw
>>828 そういうのは軍板でやってなさい。
多分このスレ読んでる人の半数はフォン・シュリーフェンなんて知らない。
wiki開くとClicker,909がどーのこーのって出てくるんだが俺だけ?
ティファ「才人は胸の小さな人が好みだったね(遠い目)」
キュルケ「やっぱりね・・・彼、私の誘いに乗らなかったもの」
ワルド「決闘だ才人!!品乳しか愛せない貴様は死あるのみだ」
才人「誤解だァァァァ」
「虚無と銃士」や「ルイズが武器屋に拾われました」などの「盗賊にさらわれてから他キャラに助けられる」という展開を見ていて、「いっそ助けられなかったらどうなるだろう?」と思った。
生きるために、暗殺者とか傭兵とかの社会の裏街道な仕事についていて、失敗魔法の爆発で盛大に人を殺してるルイズ。
そのうち、シェフィールドやらレコン・キスタやらから依頼を受けて、トリステインの貴族を殺しにくる、みたいなダークというよりアウトロー・ルイズ。
そんなルイズを見たいので、原作3巻までしか読んでなくて話を書けない私の代わりにだれか書いてくださいプリーズ。
>>834 中世版ブラックラグーンになりそうだな
ルイズ=レヴィ
才人=ロック
才人「・・・金は、神か?」
ルイズ「違うね。力さ、ブリミルなんかよりもよっぽど役に立つ」
>>834 「盗賊にさらわれてから他キャラに助けられる」
助けられるのではなく、さらに不幸な展開に。
「盗賊にさらわれてからエルザにグールにされる」→ロリロリコンビ誕生。
「盗賊にさらわれてから奴隷商に売られる」→誰に買われるのか?
「盗賊にさらわれてからオークに襲われる」→食われて死ぬ。あるいは「ひぎぃ」
「盗賊にさらわれてからそのまま娘になる」→上手くいくと「お頭っ」と呼ばれるかも。
立場入れ替え系で、虚無の使い手どうしを入れ替えてみたらどーなるか。
・ルイズ→アルビオンで大公の隠し子:ひんぬーツンデレにエルフ耳がつくという萌え属性のトリコロール。おマチさんとも、何でも遠慮せずに言い合えるよい義姉妹になれそう。
・テファ→トリステインの公爵家の三女:カトレアさんとルイズ以上に気があいそう。ただしエレノア姉さんの妹達への嫉妬心がMAXか(おもにバスト的に)。
・ジョゼフ→ロマリアの法王。本当はブリミルなどちっとも信じてないくせに、扇動で信者を自在に操る、後白河法皇みたいな陰謀家権力坊主になるか?
・ヴィットーリオ→ガリアの王。敬虔なブリミル教信者。うーん、この人だけは黒くなるか白くなるかわからん。
で、サイトが、ルイズとテファのどちらに召喚されるかで、物語は随分変わりそう。
助けられなかったら死んでんじゃないか?
と、身も蓋もないことを言ってみる
パツキンひんぬーツンデレエルフのルイズ
革命的な胸と人当たりの良さからキュルケにライバル視される桃髪普通耳のティファ
これと言った劣等感も無いので持ち前の策謀術で各国を良い様に操り法王庁の権限を増していくジョゼフ
信仰心を利用され気付かないままにジョゼフに操られるヴィット
ジョゼフがラスボスに相応しい位置になった。
シャルル暗殺後に執着心をぶつける相手を失って精神の均衡を崩し、
シャルロットをシャルルと呼んで病んだ寵愛を与えるジョゼフ、というのを思いついた。
そして、イザベラ様はシャルロットを暗殺して執着心をぶつける相手を失って精神の均衡を崩し、
シャルロットの子供をシャルロットと呼んで病んだ寵愛を………うん、無限ループだこれ。
>>837 「盗賊にさらわれてから盗賊にさらわれる」
本人は無事なのに周りで不幸なことが次々と起こるルート。
ルイズを手に入れた盗賊団は何故かいつも別の盗賊団に襲われて壊滅していく。
いくつもの盗賊団を転々とするうちにルイズは自分が死神なのではないかと考え始める。
でも盗賊団だしまいっか、と気にしないルイズ
>>837「盗賊にさらわれてからエルザにグールにされる」→ロリロリコンビ誕生。
これをこうだとどうだろう?
「盗賊にさらわれてからエルザに助けられる」
助けられてから時は流れてルイズ16歳。
当初は少し成長させてからグールにするつもりが、自分にべったりなルイズの世話を焼く内に情が移ってしまったエルザ。
ルイズをグールにすることも出来ず、かといってルイズを置いて消えることも出来ず、
先住魔法による幻術によって成長しない自分をごまかし続ける日々を過ごしていた。
生きていく為の吸血は夜な夜な周辺の村や町ですませていたが、ついにタバサ(キュルケ付)が討伐に来る。
偶然タバサの予備の杖を拾ったルイズ、キュルケがレビテーションを使うときに詠唱を聞いて覚えていたため、冗談で唱えてみたら爆発が起きた。
やがて、エルザが吸血鬼であると確信するタバサ。
タバサとキュルケの奇襲によっておもわず幻術を解いてしまうエルザ、そこへルイズが乱入。
「エルザお姉ちゃんは私が護る!」
隠し持っていたタバサの予備の杖を使い、爆発で立ち向かうが手も足も出ない。
「私はどうなってもいい・・・でもこの子はグールでもない只の人間なの、お願いルイズは見逃して!」
その後、紆余曲折を経てエルザとルイズは共にトリステイン魔法学園へ。
「人と人外の絆」ってのは好きだなー。
書きたくても書ける才能が無い自分がうらめしいぜ。
「魔法があったせいで、メイジのランクだけで全てを判断する風潮のおかげで俺の家族は、ガリア王族は滅茶苦茶だ!!
親父は狂い!!
叔父貴は死に!!
あげく叔母上はエルフの秘薬であのザマだ!!
だから俺は!! メイジのランクだけで何もかも判断するような奴等が死ぬほど憎い!!」
こんなGガンチックな男タバサや男イザベラが見てみたいと思ったが、原形を留めてない事に気が付いたw
彼女等のどっちかの兄貴って設定のオリキャラになるかねぇ。
まさかのIF
ティファニア母子・ジョゼフ親子・ルイズが日本に来ました
しかも三人とも平賀家と関わりあり
みんなホンっトガリア王家の連中やティファニア好きだな…………俺も好きだよ
>>846 アルビオンはともかく、
兄がいなくなって政治のゴタゴタに直接関わるようになって壊れかけちゃったシャルル。
嫁のもらい手が見つからない長女と、行けそうにない次女と、
家督相続問題の心労で疲れ果てているヴァリエール公。
とまぁこれはこれで向こうは大変そうな気がするな。
>>846 ジョゼフは会社の社長やってて、イザベラが社長令嬢で
しかも平賀家には何かと世話になったから付き合いがあるとか
ティファニア親子とルイズに関しては平賀家の厄介になってるとか?
>>844 書きてぇぇえぇえ!
様々なシチュエーションが俺の妄想炉が火を吹いてるぜ!
だが既に連載抱えてるから無理だ……。
>>837 盗賊に攫われてから盗賊に攫われるを妄想してみた
盗賊に攫われるルイズを駆け出しのおマチさんが救出。
救出の際に盗賊のメイジにやられかけるがルイズの爆破魔法で間一髪救われる。
ルイズの爆破を見て義妹と重なったおマチさんはルイズをティファの孤児院に連れていく。
その後、成長したルイズはおマチさんの片腕となり仕事をこなすようになる。
そして16歳、破壊の杖強奪の為、学園に下働きとして潜入したルイズは戯れでサモンサーバントを唱え才人を召喚する。
ワルドフラグは立たないがウェールズフラグは立ちそう。
「盗賊にさらわれたけど他キャラに助けられて、精神的にも救われる」という展開から外れたものが見たいのでぃす。
まさしく
>>835の言っていた、中世版ブッラクラグーンな感じのタフでアナーキーなルイズが見たいのでぃす。
リナインバースになっちまうぞ
ルイズ一味がテファを襲って始祖のそれを奪って虚無に目覚めてリナみたいに活動するとな。
もしもハルケギニアが欧州ベースではなく戦国時代日本ベースで設定された世界だったらとか妄想してみる。
ガリア&ジョゼフ=織田&信長
狂王繋がりで
ゲルマニア=毛利&毛利輝元
まあ成り上がりって事で
あとはとりあえず思いつかない。
>>855 尾張&信長の間違い?
日本の戦国ネタはマニアが多いから
徹底的に考察入れるか、逆にギャグとして突き抜けたのじゃないと
突っ込みがかなりきつくなるぞ。
つまりハルケギニアバサラに落ち着くと
……あんまり書くとクロススレ行きだな、この辺にするか
教王「虚無が四つ揃うと良いな」
平賀家
ジョゼフ「サイト君、イザベラが会いたがっていたよ。今度家に来ないか」
ガチャ、バタン!
テファ「お兄ちゃん……あっ、ジョゼフおじさんこんにちは」
ガチャ、バタン!
ルイズ「サイト、遊びに来たわよ。ジョゼフおじさまもこんにちは」
ジョゼフ「こんにちはルイズ。魔法はどうだった」
ルイズ「始祖の香炉と土のルビーを貸して頂いて有り難う御座いました」
平賀父「ジョゼフ、この間の話の続きだが………」
四つの内三つが地球。
, -.―――--.、
,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
.i;}' "ミ;;;;:}
|} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;| __________
| ー' | ` - ト'{ /サイト君
.「| イ_i _ >、 }〉} < イザベラが会いたがっていたよ。
`{| _.ノ;;/;;/,ゞ;ヽ、 .!-' \今度家に来ないか
| ='" |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i゙ 、_ ゙,,, ,, ' {
丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ
''"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-
ヽ、oヽ/ \ /o/ |
ジョゼフ(ヨシフ)
全てが中世〜近世のロシア風。魔法のマスケット銃を手にした魔法コサック隊が主戦力。
主食は黒パンや蕎麦粉や雑穀や燕麦の粥、塩漬け魚とウオトカ。衣服は麻布か、毛皮や皮革製品。
平民はほとんどが農奴か奴隷。ユダヤ人的なエルフやハーフエルフが商業を担っている。
ブリミル教会はタマネギドームのロシア正教風で、ロマリアの地下にはスターリン重戦車などが眠っている。
ヨシフ・ガリアーノフ
カロル・ガリアーノフ
エリザヴェータ・ヨシフォヴナ・ガリアーヴナ
カロルヴナ・イリーナ・オルレアノワ
他のゼロ魔関連のスレでも度々見るけど、「教王」って言い回しが最近流行ってんのかしら?
「教皇」を「きょうおう」と読み違えたまま覚えて、それを再度漢字にした際に「教王」としちゃってるのかな?
個人的には「教王」の字面を見ると密教関係の事物を想像しちゃうんで、ハルケギニアとのミスマッチ具合に軽く噴くw
とりあえず、教皇にしておこう。教王となると密教系の前に……ねえw
というかどこにあるのか……と思ったら上にあった。基本流してるからな。
たぶん、変換機能がおかしくて自分が間違っていないと思い辞書登録したのだろう。
ググったり調べたりする癖が付く前の若さの習性みたいなものだし。
>>858 こちらの教皇ベネディクト16世が虚無に興味を示したようです
>>861 とりあえずこちらは「きょうおう」と聞くと試練場を連想する
教皇「虚無の使い魔が四つそろうといいな」
期末の成績発表
才人「見ろよテファ、体育の授業で5とれたぞ!」
テファ「お兄ちゃんすごい!この前の社会科見学の授業の時もみんながしらないような知識を見せてたよね。」
才人「ああ、草薙の剣とか勾玉とかな」
ルイズ「体育の方は感謝しなさいよ、ガンダールブのおかげなんだから」
イザ「しゃ、社会科だってミョズミルニトンのおかげなんだから、お父様に感謝しなさいよ!」
才人「はいはい、わかってるよ(ジョゼフおじさんに感謝するとすぐにイザベラとお見合いして会社を継がないか聞かれるんだよなあ」
テファ「あ、そういえばね、今度私もサモン・サーヴァントして使い魔を持とうと想うんだ」
ルイズ「いいんじゃない?また才人が召喚されたりしてw」
四つの内の三つが地球にある、香炉とか考えても教皇涙目
>>861 そうだよなあ、ちゃんと「きょうこう」って入れれば「教王」なんて変換される筈ないものなあ。
みんな、「教皇」は「きょうこう」って読むんだぜ!
分かっちゃいるとは思うけど。
饗応、でござるか。
教皇と書くとめちゃくちゃ強そうに見えるから困ったものだ
才人「あれ?ジョゼフおじさんは?」
イザベラ「用事で山形行ってくるって」
その頃
ジョゼフ「王手」
相手「やりますな」
将棋大好きジョゼフさん
いや、俺の母親の実家が天童なんでつい…
なんかジョゼフは遊んでばっかだ
ヴァリエール家の三女、ルイズ。
彼女はヴァリエールの領内はおろか、屋敷からすらほとんど外出を許されていない。
その理由は次女のカトレア以上に病弱な身体だから、とされているが実際は違う。
彼女は伝説の『虚無』の系統なのだった。
表ざたになれば間違いなく政治、宗教の傀儡にされると危惧した家族が、彼女を守るために屋敷にかくまっているのである。
ルイズの『虚無』がずっと以前より判明していたら、というIF。
>>870 現代でジョゼフが遊ぶというと…
最近の不況はジョゼフの仕業w
>>869 なるほど、ジョゼフ主人公で
「ゼロの使い魔 蒼月の棋士」ですね。
わかります。
>>873 遊びで戦争されるよりはマシかも知れないが、
総合的な迷惑さ加減では原作を超えてそうだな。
全部ジョゼフのせいにするスレとか立つんだな
シェフィールドの自演が目立ちそうだなw
掲示板を荒らすジョゼフ・・・
韓国サーバにアタックをかけるジョゼフ・・・
ジョゼフがVIPに住み着きました
>>879 虚無の使い手ジョゼフ。かれは「ひろゆき」を名乗り一つの巨大掲示板群を運営していた……。
>>837 >「盗賊にさらわれてからそのまま娘になる」→上手くいくと「お頭っ」と呼ばれるかも。
…………ピンク髪で釘宮声な、盗賊団のお頭…………
どう見てもムジャッキー(@狂乱家族日記)です本当に(ry
使い魔召喚時の年齢を変えてみる。
ジョゼフが10歳くらいの頃に、シェフィールドを召喚とか
バッドエンドなIFって少ないよな。
エルザに噛まれてグールになるタバサ。
デルフを買わないままアルビオン行き。
ワルドとの結婚式でルイズが「誓います」
サイトが召喚されない→留年。
シエスタ救出失敗。
>>883 トンデモBadEnd救済コーナー『教えて! 街流多先生!』を幻視した
>>883 > シエスタ救出失敗
こういう話なら前にちょっと考えたけど、
気が付いたらモット伯とシエスタ母の悲恋物語になっていたw
モット伯「くく…。そう怖がるでない。今夜はたっぷりと可愛がってやろうほどにな。
貴族が平民に情けをくれてやろうというのだ。光栄に思うが良いぞ。」
シエスタ「い、いやぁ……。(サイトさん……、わたし…、わたし……)」
モット伯「(ベッドの上でシエスタに馬乗りになり、胸のボタンを一つずつ外していく。しかし途中でその手が止まる)
…む?」
シエスタ「……?」
モット伯「娘、このペンダントは……?」
シエスタ「こ、これは、母から。わたしが学院に奉公に上がる際にお守りにと。
大事な人から頂いた魔法の品だと」
モット伯「そうか。俺は……(外したボタンを留めなおして)……危うく取り返しの付かないことを……。」
シエスタ「……?」
モット伯「シエスタ。俺は、お前の実の父だ……。」
シエスタ「え…、ええっ!」
そして語られるモット伯の過去。
伯爵位を次ぐ以前のジュールが経験した、シエスタ母との初めての、そして真実の恋。
しかし貴族と平民の身分違いの恋は成就するはずもなく、
ジュールの子を孕んだシエスタ母は当時のモット伯、ジュールの父によって屋敷を放逐されたのだ。
奇しくもシエスタ母が屋敷を追われる前日、
若きジュールはシエスタ母に彼女の幸せを願って魔力を込めたペンダントを贈っていた。
そしてシエスタ母との別れを強いられて程なく、ジュールは漁るように平民の女を求め始めた。
…というところで才人が突入してきて、
モット伯「少年。私の娘を泣かせたら承知せんぞ」
という展開に。
格好良さ当社比三割増しのモット伯ですな
あれ?
佐々木の血は?
もしくは
少年時代のモット伯が恋した相手がエルザ
お互いが愛し合うようになり、明かされるエルザが吸血鬼という事実
エルザが生きていくためには血が必要だけど自分の血だけでは足りない
かといって誰かを襲うようになれば確実にエルザは討伐されてしまう
そしてモット伯は好色家、外道などの汚名を背負う覚悟をして平民の女性を屋敷に呼び
秘密裏に命を落とさない程度の量の血をエルザに与えるようになった
とかこんな話を思いついた。
吸血鬼エルザとモット伯の恋愛話とか、種族を越えた悲恋ってなんかよくない?
>>887 おかんが佐々木の血を引いてればいいじゃない。
佐々木+妻=シエスタ母
シエスタ母+モット=シエスタ
って事じゃね?
そしてシエスタはメイジの素質も有るわけだな。
もし魔法が使えるようになったらマルトーさんはどうするのか。
まあ受け入れてくれるだろうけど。
>>887 モット伯・愛の詩集に、黒髪の乙女への思いを綴った一説がある。
アレ?シエスタの母さんやエルザと縁があった場合のジュールの旦那なんかかっけー?
さておきゼロ魔って一見ダメ親父だけど一皮剥けば素敵なおぢさまが多いよな、
コッパゲ先生とかジョゼフとか……
ワルドは年齢が若過ぎたから、しくじった上に干されちまったのかしらん
つまりワルドさん(72)なら普通に今でも出番があったはず、と
ワ「ルイズよ、ワシの嫁になるのじゃ!」
>>891 そんな!
今「綺麗なワルドがルイズに召喚されたら」なプロット練ってる俺は一体どうすれバインダー!?
>>893 いますぐプロットを練る作業に戻るんだ!
綺麗なワルドは大好物ですが、希少種なのです。
期待しているぜ!
綺麗なワルド・・・
レコン・キスタに誘われて操られるままルイズを裏切る
しかしサイト達に破れ敗走して息も絶え絶えの状態で黒幕キャラと遭遇して魔法で異形の怪物に変えられる
意識が消える最後の瞬間、黒幕の「私のために戦ってくれるのか、父はうれしいぞ?」という言葉に幼い頃、母と共に捨てられた記憶が蘇る
「お前が、私と・・・母さんを!」と黒幕を殺して異形に・・・
なんてサモンナイト1をクリアした直後に
>>893-894の流れを見て考えた、別キャラになりすぎてる上にこれなんてバノッサ?
>>891 >一皮剥けば素敵なおぢさま
ゼロ魔の親父は剥けてないと申したか。
一つ上の男へ。
自分も今綺麗な?ワルド書いてんだよなあ
なんかワルドってついつい贔屓したくなる
新しいIFスタイル「○○風味ルイズ」あるいは「○○風味ゼロの使い魔」
以前、弟切草とのクロスを書いたとき「弟切草のキャラ出さなくても良いよな」と思ったんだ。
最後に弟切草のキャラを出したんだけどね。
「弟切草風味ゼロの使い魔」とかだったらこっちで書いても良いのかな。
899 :
偽ルイズの人:2008/12/21(日) 22:05:22 ID:nnhsK7yS
きれい、か微妙だけど、「ルイズよりひとつ年下のワルド少年」を幻視した。
本編より年が若いぶん純粋で正義感が強い。ただし、マザコンから転じたシスコンでルイズに執着気味、とか。
ところで投下予告ありますか? もしなければ10分後から続き(番外編2)を投下したいのですが。
>>883でBadEndに『ワルドとの結婚』が挙がってるけど、それはそれで面白い話になると思うんだ。
ワルド視点でレコンキスタに貢献し、取り入り、利用してのしあがっていく権謀術数の物語。
うまくいけばルイズとも仲良くなれる、かも?
>>898 >>898はスレの新たな方向を示したのみであった
しかしシグルイスレの住人である己にとってその言葉は……
「火浦功風ゼロの使い魔」
「森岡浩之風味ゼロの使い魔」
「小野不由美風味ゼロの使い魔」
主に発刊ペース的な意味で
いかん、これじゃ「こんなゼロの使い魔はいやだ」だ
904 :
偽ルイズの人:2008/12/21(日) 22:20:22 ID:nnhsK7yS
ありがとう。ではいかせていただきます。
--------------------------------------------
「ミスヴァリエールに口づけを -番外編2 突撃れぽーと!?-」
突然ではあるが、ハルケギニアの社会制度は、一夫一婦制が基本である。
もちろん、これは建前だ。大貴族や富裕な商人の場合、本妻以外の愛人を囲うことも珍しくはない。王室などの場合、後継者が生まれていない場合などむしろ側室を暗に推奨されるきらいすらある。
とはいえ、あくまで建前上は、始祖ブリミルに永久の愛を誓う相手はあくまでひとり、ということになっている。当然、本妻以外に妾や愛人がいることは、おおっぴらにはあまり褒められたこととはみなされない。ないのだが……。
ここに、二又どころか三つ又までかけて、なおかつそれをほぼ公然のものとしつつ、周囲の人々から非難を受けないという、誠にうらやま……もとい、けしからん人物がいたりするのだ。
[ヒラガ邸メイド長にしてバロン・ド・ヒラガの第二夫人の証言]
え? 旦那さま……サイトさんの第一印象、ですか?
うーん、そうですねぇ。一言で表すなら、「幸せそうな男性(ひと)」、でしょうか。
あ、勘違いしないでくださいね。脳天気だとか頭がハッピーって意味じゃないですよ? いえ、まぁ、時々おふたりのじゃれあいを拝見していると、そう感じることがないわけでもないんですが……。
そ、それはともかく! 初めて会った時、サイトさんは……そのぅ(チラリと後ろを気にしつつ)ルイズさん、つまり現在の奥様と同じベッドで半分な裸の状態で抱き合って眠ってらしたんです。
はい、当時からわたしは奥様と親しくさせていただいてまして、「ミス・ヴァリエール」ではなく「ルイズ」と名前で呼んでほしいと言われてました。平民と貴族という身分の差こそあれ、畏れ多いことですが「友人」と呼んで差支えない関係だったと思います。
で、朝が弱いルイズさんを起こして差し上げて、ついでに洗濯物をお預かりするのがわたしの日課でもあったんですけれど……。
ノックしても返事がないのもよくあることだったので(その許可もいただいてましたので)、遅刻したり朝食に遅れたりしてはいけないとルイズさんの部屋に入った途端、目に入ったのが、同衾中の男女だったというわけです。
ええ、それはもう驚きましたよ。ミス・ツェルプストーのように、男女関係にことさらにリベラルな貴族の子弟の方も、学園には何人かいらっしゃいましたけど、まさか、清楚で優しく奥ゆかしいあのルイズさんが、なんて。
ただ、それも一瞬遅れての感想で、最初目に入った光景からは──わたし、学がないんで巧い言葉が出てこないんですけれど、そう「ぬくもり」とか「至福」とか言うタイトルのついた、一幅の絵画みたいな印象を受けたことを覚えています。
ひいお爺ちゃんから聞いた「比翼の鳥」って例えは、きっとあのおふたりにこそ当てはまる言葉だと思いましたね。
──今にして思えば、そんなカッコのいいものではなかった……と言い切るのも、微妙ですけど。実際、おふたりは「トリステインの救世主」であり、「伝説の虚無」と「最強の剣士にして守護者」なワケですから。
それででしょうね。あれだけ数多の貴族の殿方のさりげない誘いにそよともなびかなかった(もしかして気づいてなかっただけかもしれませんけど)ルイズさんが、認めた/愛した男性、ということで興味を持っちゃったんですよ。
あ、断っておきますけど、サイトさんをどうこうしようなんてことはまったく考えてませんでしたからね。
まがりなりにも「友達」の「最愛の存在」を横取りするほど、わたしだって人として最低ではないつもりです。
でも……仕方ないじゃないですか。好きになっちゃったものは!
ルイズさんの部屋で挨拶して、水汲み場に案内して、お昼の配膳なんかも手伝ってもらって、ミスタ・グラモンから体を張って助けてもらって……。
そういう小さな好意が積み重なって、気がつけばわたしはサイトさんの姿を目で追うようになっていました。
そして、戦争で行方不明になられたおふたりが無事戻られたとき、その姿を見て胸に湧き上がる想いを直視して、わたしは初めてこれが「恋」なんだと確信しました。
無論、サイトさんとルイズさんが両想いなことはわかってました。
だから、この想いは一生胸にしまっておこう、そう決心してたんです。
でも、主となった人達を形容するのには不適切かもしれませんけど、ミス・ツェルプストーの言葉をお借りすれば、本当にあの方たちは「大バカ者のお人よし」なんですよ。
サイトさんがシュヴァリエの称号を授与されて、領地屋敷持ちの貴族になられる際、私、おふたりから自分たちの屋敷で働いてくれないか、と打診を受けてました。
お給金も待遇も学園にいるときとは比べものになりませんし、何より大好きなおふたりのお世話をできるのですから、何も躊躇うことはないはずなのに、私はその場では即答を避けました。
ええ、お察しのとおりです。ルイズさんの夫となった(その時点では婚約者ですけど)サイトさんをずっと見つめ続けることに、耐える自信がなかったんです。
でも、そんなわたしの気持ちは、ルイズさんにはお見通しだったんでしょうね。その夜、わたしの部屋をひとりで訪ねて来られて、夜明けまでお話しました。
ご実家のこと、学園生活のこと、サイトさんの素性、戦争で何があったか、サイトさんとの関係、ご学友のこと……いっぱいいっぱいお話しました。
わたし自身のことも同じくらい話しました。従姉のジェシカとだって、あんなんなにたくさん話したことがないくらい。
そして、朝陽が昇るころ、静かにわたしに聞かれました。
「サイトさんが好きなら、わたくしたちと一緒に来てほしい」と。
それは、恋愛の勝者の驕りなんかじゃ決してなくて……。
わたしの想いと、サイトさん自身も気づいていないわたしへの好意と、「親友」としての感情、それらすべてを踏まえたうえで、わたしにも「一緒に妻としてサイトさんを支えてほしい」とおっしゃったんです。
ふふ……超がつくほどのバカ、ですよね。やだ、思い出したら涙が出てきちゃった。
まあ、あとはご推察のとおり。わたしはこの家をとり仕切るメイド長として、旦那さまにご飯を作ってさしあげたり、お洗濯や掃除したりと、ある意味一家の「主婦」としての立場を確立することになったわけです。
え? 「寝室内の妻の勤めは」? はい、それももちろん……って、何言わせるんですか!!
[ヒラガ邸住人/バロン・ド・ヒラガの第三夫人の証言]
ご、こめんなさい、お待たせしてしちゃって。今日は学校のある日だったから……。
あ、違います。わたしが学んでいるんじゃなくて、先生をしてるんです。虚無の日に、平民の子供たちの希望者を募って、読み書きとか計算とか、簡単な歴史とかを、教えてるんです。
うん……じゃなくて、はい。サイトの、ヒラガ卿の提案で。なんでも、サイトの故郷にも「日曜学校」とかいう制度があったらしくて。子供たちも喜んでくれますし、わたしも教えることが楽しいし、一石二鳥かなって。
え? 今日の取材はわたしのことじゃなくて、サイトとの、な、馴れ初め!?
はぅーーーっ……(真っ赤)
その……どうしても話さないとダメ? 「できればお聞きしたい」?
ぅううう……(どうしよう、はずかしい、でも、誰かに話したい気もするし……)
──わかりました。お話しします。
わたしがサイトとルイズさんに会ったのは、おふたりが戦争で殿(しんがり)を務めて、ボロボロに傷だらけになられた時のことでした。
ええ、おっしゃるとおり、冗談半分で「サモンサーヴァント」を唱えたとき、ゲートから抱き合ったままのおふたりが現れたんです。
サイトは左手の手首から先がズタズタに裂けてたうえに、背中に何本も矢がささってて、全身にも火傷とか切り傷だらけで……。
ルイズさんは、サイトが必死に庇ってたおかげか、外傷は細かい擦り傷くらいしかなかったけど、ひどく衰弱して昏々と眠り続けていたし……。
本当にひどい有様でした。
幸い、母から受け継いだ傷を癒すマジックアイテムが手元にあったから、何とか治療はできたんだけど……。それでもふたりとも丸二日は意識を失ったままでした。
で、ひと足早く目が覚めたサイトが、慌てて部屋を見回して、そばにルイズさんがいることを知って、やっとホッとしたような顔になったんです。
優しい表情でルイズさんを見つめるサイトの横顔を見たとき、わたし、生まれて初めて胸がキュンってしちゃったの。
うん、たぶん、その時がわたしの初恋。
で、そのあと、サイトとお話して、「こんな優しくて暖かい男の人に、これほどまでに思われてるなんて、うらやましいなぁ」とか「きっと、素敵な女性なんだろうなぁ」とか思って……。
そして、目が覚めたルイズさんとお話してみたら、想像通り、ううん想像以上に素敵な女性で、「ああ、やっぱり」と、なんでかちょっとだけ悲しい気持ちになったりしました。
きっと無意識に感じてたんです。「初恋は実らない」ってジンクスどおり、わたしのこの想いもきっと成就しない、って。
それでも、おふたりとお友達になれたことは、わたしにとって何よりうれしいことでした。
だから、後日、ルイズさんからの提案があった時も、悩みましたけど、孤児院の子供たちと一緒にトリステインに来ることを決心したんです。
学院に入ってからは……それは少しは辛いこともあったけど、でも間違いなく幸福だったと胸をはって言えます。
ルイズさんだけじゃなく、キュルケ、タバサ、シエスタ……その他いろいろなお友達ができたし、あの村にいてはきっと一生経験できないことを沢山たくさん学びました。
だから、思ったんです。
「もう、いいや」って。「もう十分だよね、テファ。これ以上の幸せを望んだら罰があたるよ」って。
でも、わたしの理想の淑女であるところのルイズさんは、そんなわたしの心の揺らぎさえお見通しで……わたしには想いもよらない方法で、もっと大きな幸せを分けてくださったの。
それが何なのかは……言わなくてもわかりますよね?
え? 「一生お妾さんでいいのか」?
うーん、でも、それを言ったらわたしのお母さんからして、お父さんの正妻じゃなかったし……。わたしをこの世に産んで、命がけで守ってくれたお母さんのことは、大好きだし誇りに思ってますから。
だから、生まれてくる子のこともわたしとサイトで……ううん、家族全員で精一杯の愛情を注いであげるつもり。
* * *
──ティファニア嬢(あるいは夫人)は、そう言うと、幸せそうに下腹部を撫でながら、女神のごとき慈愛を込めた視線で背後に置かれたテーブルでお茶をたしなんでいる「家族」達に目をやり、述懐を終えた。
二十代半ばを過ぎて、いまだ妻どころか恋人さえいない記者としては、それがまぶしくて仕方がなかった。
一部で悪意をもってささやかれているヒラガ卿に関する噂──新興貴族の立場を利用してふたりの愛人を無理やり囲っている──というのが、的外れな風聞であることは認めざるを得ないであろう。
-ウィークリー・トリスタニア・タブロイド記者ライジング・マウント-
以上です。なんというか、自分で書きながら、「アンタら勝手にやってなさい」と
言いたくなる気分です。次回は最終回。可能な限りうまくまとめます。
──まとまるのかなぁ。
―――なんて、糖分。
GJ
砂糖吐いた。
gj
すいません、殺っちゃっていいですか?
乙
ああクソ、この幸せ者どもめw
口のないヤマグチさん…
第三夫人って言ってるんだからお妾さんじゃないでしょ。
ふと思ったif
サイトが虚無に目覚めるがどこがどこだか分からない
家系を辿っていくと、トリスティンの王族はいるわ、アルビオンの王族はいるわ
ガリアの王族はいるわ、ロマリアの高級神官はいるわ…
サイト「俺のご先祖様たちって一体……」
>>915 全ての血を束ねた唯一の虚無、か。
理不尽にして神聖不可侵なる始祖の再来ですね
一日中MMOしてるんだな
>>918 つまり両親は仮想世界で『イーヴァルディの勇者』ですね。
解ります。
920 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/22(月) 09:32:19 ID:b0IYa3yT
つーか、ifじゃなくて、魔改造スレだな
>>916つまりサイトの家系は・・・
祖父=ジョゼフ
祖母=ヴィットママン
祖父=ジェームズ
祖母=アンアンママン(結婚済み)
か、醜聞を恐れた周囲が出来た子供を殺そうとするがヴィットママン、モード大公の手により地球に漂着。
どちらかが平賀家の養子になる。
ジェームズ=大公を潰したのはエルフを囲った事ではなく自身の過ちを隠す為では無かったのかと悔やみ続ける。秘密裏にティファの支援を続けているが罪の意識は消えず。
ジョゼフ=何も出来なかった弱い自分を憎み、早々に虚無に目覚める。生きているかもしれない我が子に国王になる。
シャルル=魔法でも為政者としての才能、覚悟でも負ける。本音剥き出しで兄弟喧嘩(決闘)を挑み借敗、思いを全てぶつけて気が済み、決闘で死んだ事にして裏方(北花壇騎士団)になる。虚無を越える為に娘(シャルロット)を鍛えている。素手でエルザの両親を倒した実績を持つ。
タバサ=父親の所為で裏方をやらせられている。いずれ父を倒し母を取り戻そうとしている。シャルルに勝てば解毒剤を貰える約束がある。
タバママン=娘の教育で争い薬で壊された
追加設定:サイトの世界が漫画仕様(髪の毛の色がカラフル)だったら
シエスタ「両親がお祖父ちゃんの世界の人間じゃないのになぜ黒髪なのですか」
サイト「さあ?そう言えば俺たち家族の髪の色みんな違っていたな」
タバサ「ハルケギニアでも黒髪が生まれる可能性はゼロじゃない」
デル公「それじゃあ、かなり目立っただろ」
サイト「黒髪が主流だけど、紫とかピンクとか青とかも珍しくなかったしそんな目立たなかったぞ」
>>921 > 紫とかピンクとか青とかも珍しくなかった
らき○すたですね、分かります。
実は曾祖母 or 曾祖父がそれぞれの虚無で
使い魔として召喚するなり地球で出会うなりして日本人と結ばれたとか
これなら黒髪でも納得
さてさてご先祖様のおかげでとんでもない能力を持ってしまった才人君
そんな彼がハルケギニアに来てしまった上に、各国がこれを察知した場合どう動くか
各国元首「なんとしても彼を取り込まなくては…」
もしもハルケギニアの魔法が血統関係なしに超高価な道具(杖)があって超金がかかる魔法教育さえ受けていれば使える技術だったら。
平民の大商人の子供が魔法を使えたり、逆にド貧乏貴族の子供は使えなかったり。
それでもやっぱり平民出のメイジは成り上がり扱いされたり、メイジであることは貴族のステータスだったりするんだろうか。
>>924 江戸時代の日本みたいになりそうね。
金策に困って杖を質に入れる貴族がいたりとか。
>924
医師免許みたいなもんか?
国立の授業料は他の科と同じらしいが
>>926 ホントに金持ち以外が医者になるにはほとんど国公立しか手段がないけどありがたい。倍率もアレだが
金で魔法が何とかなるなら社会が根本から違いそうだ
>>923 虚無(全属性)の使い手を召喚し使い魔にするルイズか。
>>928 ギーシュ戦でも特に苦労することなく圧勝してフーケもロケットランチャー使わず撃退して
ワルドもすんなり倒したあげくタルブ村上空戦もルイズを連れて行かないでゼロ戦と自分の虚無で撃退
七万対一も魔法剣士っぷりを発揮して通過
全てのシーンにおいて出番をサイトに奪われて虚無に覚醒することなく姫様の信頼もサイトに奪われるルイズですね
新ジャンル「スパサイ」ですか。
個人的には「スパシエ」の方が好みです。
スパシエ、か……
リアルシャドーするシエスタが脳裏をよぎった
スパルイは考えてた。
途中で破綻しそうなんで書けないけどその辺をクリアする方法を思いつけば手をつけようと思う
虚無でガンダールヴでニコポ使いのスーパールイズとな?
本格的に才人不要だな。w
ふと
逆に、スクエアメイジで誤って召喚ゲートに自分の側から入り、才人と契約したら、
才人が虚無属性持ちでなぜか自分の方が使い魔となってガンダールヴなルイズとか妄想した。
もし、ワルドがルイズの使い魔になったらどうなっていたのだろう。
ルーン効果で改心したワルドとかも悪く無いと思う。
スパルイといえば、どっかに1000人を超えるサイトを召喚して、しかもそれを拳でひれ伏させるルイズというのを見た気が。
これも一種のスーパールイズ。
>>935たしかNight Talkerにあったなそれ
唯一の虚無の才人が17歳のある日、ふとした事から曾祖父母が残した呪文を詠唱する
才人「我が名は平賀才人、五つの力を司るペンタゴン、
我の運命に従いし使い魔を召喚せよ……うわっ!」
才人「あー、びっくりした〜…女の子!?」
ルイズ「何処なのよ、ここ!」
あーだこーだで契約した結果
ルイズ「嘘!私の方が使い魔!?」
才人「両手の甲と額に紋章…」
※胸はどうなっているかは分かりません
こうして一人の日本人の少年と魔法使いの奇妙な主従関係が誕生しました
>>937 平たいのでルーンの形が確認しやすいですね。
いや、手の甲と額ですよ?
>>937の勝手に続き
ティファ「その子、義兄ちゃんのお友達?」
ルイズ「え、あの・・・サイトは私のご主人様なの(混乱中)」
ティファ「ふーん」
サイト「な、なに言っているんだよ!それにティファもそんな絶対零度の視線で見ないでくれ」
ティファ「お巡りさんの所に行こうか義兄ちゃん・・・自首すれば早く出て来れると思うわ」
サイト「だー、違うって!!何とか言ってくれルイズぅぅぅ」
スーパールイズといえば、ここに投下されてる銃士と武器屋も将来的にはそうなるんじゃね?
前にルイズが唯一の虚無で使い魔4人召喚してたら、ってのがあったけど、
あれを真面目に話を進めたらスーパールイズになってたかも。
虚無と狂信者の再生者才人はスーパーサイト系だな。
むしろ姫様召喚してスーパーアンリエッタを
さすがにハゲに契約止められるか・・・
ハゲに姫との契約を強制され燃え尽きたルイズがどこかにいなかったか?
むしろ召喚される前からスーパーなアンリエッタを
いや、確かアンアンが押し切って無理矢理ルイズの使い魔になってコルベールとルイズが燃え尽きるのが姉妹スレにあったとおもう(短編で)
>>945 ジョゼフとやり合えるくらいの謀略家姫さまも見てみたい
>>944 多分それクロススレの方。あの禿は実に非道だった。
スパアニってどうよ。
ガンダアニエス。
ルイズと契約の時、目の前にコルベールが……。
剣術でスーパー、ガチユリでスーパー。
>>949 >ガチユリでスーパー
アニ姐さんの百合ハーレム……だと……
>>834で、アウトロー・ルイズを見たい、と妄言吐いた者です。
その後、どうしても見てみたいという衝動抑えがたく、短編で自作してしまいました。
原作3巻までしか読んでないくせに。
前後編になるので、とりあえず前編を45分頃から投下しようと思います。
設定などでおかしなところ等御座いましたら「にわかで書くからだバーカ」と嘲笑ってください。
>>947 原作の騒ぎってトリスティンが爆心地になっている。
原作の事件が全てアンリエッタの掌の上で起こっていたに過ぎなかったと言う設定に出来ないか?
>>952 そうなるとアンリエッタの目的が何であるかから決めないとな。
そろそろ次ぎスレ立て方がいいかな?
挑戦してみようと思うけど。
テンプレは特に変える必要はないかな。
>>951 おおぅ、何事も挑戦が大事だよ。頑張れ。
>>953 いいんじゃないですかね。よろしくお願いします。
んじゃ投下しまーす。
まあ、このスレの埋めついでにね。
956 :
桃色の爆発魔:2008/12/23(火) 00:48:05 ID:fI0ErJtv
原初の記憶は、紅の光景。
大地を濡らす血に、辺りを包む炎に、空気を焼き尽くす熱に、視界はおろか五感の全てが赤く染まった原風景。
そこで、自分は産声を上げた。
血に染まり、炎に包まれ、熱に焼かれながら、この世界を認識した。
人が記憶を積み重ねることで成長するなら、初めて世界を記憶したその瞬間こそ、人が真に世界に生まれた時だといえるだろう。
だからこそ。
血と、炎と、熱に包まれたその原風景を抱えた自分は。
間違いなく、赤い地獄に生まれ墜ちたのだ。
「……う〜、おはよ〜」
その声が響いた時、ジェシカは開店準備で床に箒をかけている最中だった。
「おはよう、ルイズ」
眠そうに目を擦りながら降りてくる少女に、ジェシカは笑いながら挨拶する。
手を止めて見上げれば、二階の客室に続く階段の上に、桃色の髪を短くまとめた少女の姿がある。
少女の名はルイズ。
数か月前、唐突に「部屋を貸してほしい」と言って現れた、ジェシカより幾らか年下の少女だった。
「今日は随分遅いわね。どうかしたの?」
「うん、ちょっとね……まあ、今日は手伝いもないわけだし」
数か月前にそうして2階の一部屋を借り受けてから、ルイズは基本的に住み込みの従業員のような形で手伝いをしている。
そのためジェシカとか同僚といえ、実際ルイズに仕事のノウハウを教えたのは彼女だった。
「あ〜らルイズちゃん。今日はなんだかお寝坊さんね」
厨房で仕込みを行っていたはずのスカロンが、相変わらずクネクネしながら歩み寄ってくる。
起き抜けに見るのは強烈だと、娘であるジェシカでさえそう思うスカロンの様子に、ルイズは顔を苦笑に歪めた。
「ええ、まあ……昨日は少し夜更かしし過ぎました」
「まあ、いけないわ夜更かしなんて。お肌にも髪にも悪い、美容の大敵よ」
「アハハ、すいません。次からは気をつけます」
「う〜ん、まあいいわ。朝ごはん作ってあるけど、食べる?」
「あ、いただきます」
カウンターに腰掛けながら、ルイズ。
その前に目玉焼きやトーストなどの朝食が並んでいく。
ルイズはトーストにバターを塗りながら、口を開いた。
958 :
桃色の爆発魔:2008/12/23(火) 00:49:14 ID:fI0ErJtv
「ええと。昨日も言いましたけど、今日から少し、留守にしますんで」
「ええ、聞いてるわ。まあ厨房なら数日は人手が減っても回転するから、大丈夫よん」
「すいません、ご迷惑おかけします」
「本当なら、ルイズちゃんにも妖精さんのお仕事に回ってほしいんだけねぇ」
「そうよ、今からでも遅くないからさ」
頬に手を当て、さも残念そうに呟くスカロン。
その様子に、ジェシカも便乗して声をかけた。
この店で手伝いをしている、といっても、ルイズの仕事は主に料理の仕込みや皿洗いなどの、厨房での裏方作業である。
魅惑の妖精亭の看板とも言える、妖精たちによる接客業には、頑として参加しようとしなかった。
「いや、流石にあの服装はちょっと恥ずかしいわよ。それに私、ジェシカみたいに胸もないしさ」
「胸なんて飾りよ、という気はさすがに無いけどね。
でもルイズ、顔立ちなら私なんかよりずっと可愛らしいんだから、妖精さんになれば、きっとチップもガッポガポよ?」
「胸のある人にそういうこと言われてもねえ。
それに、さ。私はほら、この傷があるから。これで容姿が勝負の接客業はちょっと無理でしょ」
「あ……」
髪をかき上げながら告げられた言葉に、ジェシカは勢いを失った。
髪が除かれて露わになったルイズの左横顔。
そこには、コメカミから口元に至るまでの、大きな傷跡が残っていた。
普段は髪で隠れているのだが、周囲の肌が白磁のようにきめ細かいだけに、露わになると非常に目立つ。
「……その、ゴメン」
「やめてよ、断る理由に使ってるのは私なんだから」
意気消沈したジェシカの言葉を、ルイズは笑いながら払う。
「もう記憶にない頃についた傷で、あるのが当然って感じになってるしね。
今さら気にしてもしょうがないわ。ま、妖精さんになるには障害だってだけよね。顔に山賊傷の妖精さんは流石に無いでしょ」
「まあ、そんなことないわよぅ!」
パタパタと手を振りながらの言葉を、今度はスカロンが遮る。
「いいルイズちゃん?
イイ女っていうのはね、宝石やお化粧や香水だけじゃない、その身に負った傷や皺さえも自分の魅力を際立たせるアクセサリーと
出来る人のことを言うのよ?
そんな傷で自分が妖精になれない、なんて決めつけちゃダメ。
むしろ、その傷があるからこそルイズちゃんは誰よりも魅力的な妖精さんになり得るのよ!」
クワッと炎を背負わんばかりの気勢で語るスカロンに、ジェシカとルイズは揃ってヒく。
だがそれでも、スカロンが単純な同情や誤魔化しで言っているわけではない、ということを感じたのか、ルイズは苦笑交じりに答
えた。
「アハハ、ありがとうございます。
それじゃ、いつかお金に困ったらお願いします」
「んもう、つれないわね。
後で後でなんて言ってると、あっという間にお婆さんよ?」
「そしたら、皺を魅力にできるお婆さんを目指しますよ」
959 :
桃色の爆発魔:2008/12/23(火) 00:50:40 ID:fI0ErJtv
言いながら、ルイズは朝食のポタージュスープを飲み干した。
空になった食器を重ねつつ、カウンターのイスから立ち上がる。
「それじゃ、ちょっと時間なんで出かけてきます。
たぶん、数日で戻ると思いますので」
「はい、いってらっしゃい」
「なんだか分からないけど気をつけてね。あと、部屋掃除しとくわよ」
「あ、お願いジェシカー」
こちらに手を振りつつ、イスの下に置いてあった肩下げのバックを背負って出ていくルイズ。
その背を見送り、やがて扉が閉まってその姿が見えなくなってから、ジェシカは小さくため息をついた。
「全く、毎回どこに行ってるのかしらね、あの子」
ルイズの『外出』は、これが初めてではない。
これまでにも何度か、不意に用事が出来た、といって出かけていくことがあったのだ。
短ければ2、3日、長くても半月ほどで戻るので、さほど大きな問題になってはいないのだが。
「ダメよジェシカ。
人生、誰にだって秘密にしたいこと、人には言えないことがあるものよ。
ルイズちゃんにだって、きっとそういうのがあるのよ」
スカロンの言葉に、ジェシカも頷く。
以前、一度だけ、ルイズにどこに出かけているのか問いかけたことがあった。
その時はルイズは曖昧に返事を暈しただけだったのだが、その直後、ジェシカはスカロンから、『外出』に関するその類の質問を
ルイズにしないよう、厳重に注意を受けている。
戯けているようで、自分より遥かに重厚な人生経験と鑑定眼をもつ父だからこそ、感じた何かがあったのだろう。
それ以来、ジェシカがルイズに『外出』に関して質問したことは、一度も無い。
そんなことをせずとも、ルイズと自分は無二の友人であると、そう信じていた。
「さあ、こんなことしてる場合じゃないわ!
開店時間ももう間近! 朝のセレモニーを始めるわよ!」
スカロンが、腹の底から大きな声を出した。
それに反応して、床を掃除していた者、食器を拭いていた者、花瓶を飾り付けていた者、店内の全員が動きを止め、一泊後、一斉
に整列する。
無論、ジェシカもまた、そこに加わった。
「はい、それでは皆さん。
魅惑の妖精たちのお約束! ア〜〜〜〜〜ン!!」
「ニコニコ笑顔のご接待!」
食堂内に、いつもどおりの号令が響き渡る。
魅惑の妖精亭に、昨日と変わらぬ、いつもと同じ一日が始まる。
960 :
桃色の爆発魔:2008/12/23(火) 00:52:03 ID:fI0ErJtv
カロン、というドアベルの音に、男は敏感に反応した。
「はいいらっしゃい……なんだ、お前かルイズ」
「なんだはないでしょ。私、立派なお客のつもりだけど?」
張り切って挨拶しかけて、その扉の向こうから覗いた桃色の髪に勢いを失う。
思わず漏れた本音に、苦笑交じりの突っ込みが入る。
入店してきたのは、15前後の、桃色の髪をした小柄な少女だった。
「そんなだからお客が来ないのよ。本当に客商売してる自覚あるの?」
「うるせえぞルイズ。お前に言われる筋合いはねえんだよ。
っつーか、ウチはそこまで閑古鳥鳴きっぱなしってわけでもねえ」
「フーン。その割には、私が来たとき他のお客と会った例がないけどね」
肩をすくめながらの言葉に、反論することができずに押し黙る。
一応、貴族の家に衛士の武器を仕入れたりしているので、本当に完全な閑古鳥、というわけではないのだか――そこまで細かく説
明してまで撤回させるような話題でもないだろう。
そんなことを考えているうちに、ルイズは勝手に店内を見て回っている。
実に慣れた様子なのは、本当に慣れているからだ。彼女は、数少ない来店するお得意様だった。
「やっほデルフ。相変わらずボロイわね」
「おう娘っ子。オメーは相変わらず小僧みたいなナリしてやがるな」
奥に立てかけたボロ剣。インテリジェンスソードのデルフリンガーと無駄話に興じている。
「放っといてよ。
それより、アンタもいい加減誰かに買われて使われたら?
このまま錆びて壁のシミになる気でもないんでしょ?」
「けっ、それこそ放っときやがれ。
俺ぁ剣だ。剣ってのは使い手に選ばれるもん、使われるもんであって、こっちから選んだり使わせたりってな代物じゃねえんだよ
。
つーか、この店じゃそもそも誰かに買われようにも客が来やしねえ」
「あー、それもそうか。
じゃあアンタの未来は壁のシミで決定っぽいわね」
「へんっ、たまに来たと思っても、三流メイジが適当な錬金で作ったナマクラを、希代の名剣だっつって持ってくような連中だ。
こんなオヤジの如何わしい話に騙されるような連中に使われるくらいなら、ここで錆びる方を選ぶね」
「アンタ、さっき『剣は自分で何かを選んだりしないものだ』、とか言ってなかった?」
「っだーっ! うるせえぞデル公っ! ルイズも! ソイツと無駄話しに来たのかよ!?」
怒鳴るように告げた言葉に、ルイズは驚いたように肩を竦めた。
そのくせ特に急いだ様子もなく、陳列された武器の中から投擲用ナイフを一束取り上げると、カウンターへと持ってくる。
「無駄話しにきた、ってわけじゃないわよ。いつも通り、これちょうだい」
「なんだ、また投げナイフか。またどっか行くのか?」
961 :
桃色の爆発魔:2008/12/23(火) 00:53:46 ID:fI0ErJtv
聞きながらも、それは質問ではなく確認だった。
髪を後ろで一つにまとめて、羽織ったのは頑丈そうな皮のマント、その上に肩から荷物をぶら下げている、というのだから、どう
見ても旅支度だろう。
小柄な体格、幼いといってもいいほどの童顔と、到底それらの装備に見合わぬ容姿をしているはずなのに、目の前の少女の立ち姿
に不自然な様子は微塵もない。
それだけで、この少女が見た目通りの人物ではないことが知れた。
「まあね。それで、護身用に、さ」
「前にもそう言って買っていったばっかだろうが。もう使い切ったのか?
どこ行って何に使ってやがるんだよ?」
「嫌ね、客のプライバシーを詮索しないでよね」
気分を害した、と言わんばかりに、分かりやすく顔をしかめて見せるルイズ。
それは、「これ以上踏み込むな」という明確な線引きだった。
武器などという、所詮は人を傷つけ、殺すための道具を商っている身である。
その辺の弁えを失しているつもりはない。
例え、その相手が武器など到底似合わぬ小柄な少女でも。
「へん、小娘のプライバシーなんぞ知りたくもねえよ。
ほれ、代金置いてさっさと持っていきやがれ」
「ハイハイ、それでいいのよ。
お互い、仕事の領分は守りましょ」
懐から取り出された革袋から、銀貨と銅貨がカウンターの上に放り出された。
代金きっちり。不足も過剰もないことを視線で三度確認し、それらを回収する。
それと同時に、ルイズもまた投げナイフをつかみ上げていた。
内側に鞘が縫い付けてあるのか、ナイフはそのままマントの内側に収められる。
「それじゃ、ありがとね。私はこれで」
「あいよ、毎度あり」
クルリ、と背を向けたルイズに、やる気なく声をかける。
ルイズはそれに振り返らずにヒラヒラと手を振って応えると、そのまま店を出て行った。
しばらくルイズの出て行った扉を見つめていたが、そこにデルフの声がかかる。
「……相変わらず、よく分かんねえ娘っ子だな。ありゃあとんでもねえタマだぜ」
「ああ、分かってんよ。
どう考えても15程度の小娘の放つ雰囲気じゃねえ。歴戦の傭兵とか、そういう連中のもんに近いな」
「傭兵ねえ。それともちっと違う気がしたが。
いっそのこと、あの娘っ子に買ってもらうかね、俺もよ」
「オメーがかデル公? なんぼなんでも見合わねえだろうよ。
あの体格でオメーを振り回してたら、とんでもねえゴリラ女だぜ」
違えねえ、とデルフが笑い、それに応えて自分も笑う。
そのやり取りで、既にルイズのことは頭から消えていた。
詮索しない。嗅ぎまわらない。隣の便器は覗かない。
知りたがりは、この業界では嫌われるものなのだ。
962 :
桃色の爆発魔:2008/12/23(火) 00:54:45 ID:fI0ErJtv
数刻後、ルイズはトリスタニアから外れた街道で、馬の背に揺られていた。
馬に跨ってはいるが、その歩調は別段先を急いだものではない。
ルイズは片手で手綱を握りつつ、もう片方の手で一枚の紙を見つめていた。
「なんだかねぇ。無駄に大仰な」
ルイズが見つめているのは、一枚の封筒だった。
ただし、黒い。
真っ黒に染料で染め上げられた上、そこに銀字で始祖の紋章が描かれていた。
「他人に見られたら、怪しまれるだけじゃない」
呆れたような声が漏れる。
実際、この封筒をジェシカたちに見られないよう、相応の苦労はしたのだ。
「こういう形式主義って理解できないわぁ。何考えてんのかしらね、貴族って」
半眼になりつつ、フン、と鼻から息を漏らす。
聞いた話によれば自分も貴族の血統らしいが――記憶にない血統など何の役にも立ちはしない。
それよりも、とルイズは封筒の中身に注目した。
重要なのは外見ではなく、その内容だ。
しばらく無言で読み続け、やがて、変わらぬ半眼のままで再び鼻から息を漏らした。
「……ウェールズ・テューダー……プリンス・オブ・ウェールズ、か…………」
それは、白の国、アルビオン王国の皇太子の名前。
そろそろ動きが本格的になってきたわねぇ、と呟く。
その表情は、変わらぬ半眼。
いかにも面倒くさげに、どっこいしょ、と鞍の上で姿勢を正す。
そして、数度ヒラヒラと封筒を振ると、それを馬上からピンッと指で弾いて後ろへと捨てた。
「ま、いいわ。
それじゃ、明日のご飯のために、頑張って働きますか」
声は、誰もいない街道に響く。
それを最後に、ルイズは黙々と手綱を取り、馬を前へと進ませた。
向かう進路は――浮遊大陸、アルビオン。
ピラピラと宙を舞い飛んだ黒い封筒が、風に遊ばれながら落ちてきた。
ルイズを乗せた馬は、既に10メイル以上先を行っている。
誰も無い乾いた街道の上を、風に煽られながら落下してきた封筒は――
――唐突に、ボンッと音をたてて爆発した。
紙が千々に吹き飛び、辺りに飛び散る。
チロチロとした炎が細切れになった紙片を燃やし、周囲に僅かな煙をたてる。
やがて、ほんの僅かな焦げ臭さを風が払った時。
そこには、なにも残っていなかった。
963 :
桃色の爆発魔:2008/12/23(火) 00:57:14 ID:fI0ErJtv
投下しゅーりょー。
ルイズのお仕事 準備編。
後半のお仕事編は、今から書き出すのでまあ一週間以内にできるんじゃあないかと。
ほぼ100%自己満足の代物ですけどね、ハッハー!!
GJ
なかなかカコイイ出だしですな
渋いねぇ……一体どれ程の偶然と奇跡と辛酸と地獄を潜り抜ければこんなルイズが出来上がるのか。
後編も期待
こういうルイズもいいですな、GJ
>>937 亀レス失礼
俺は唯一の虚無の才人が4人まとめて召喚してしまうのが見えた
しかも何故かティファニアまで召喚してしまう
ルイズ(ヴィン)、
タバサ(ミョズ)、
シエスタ(ガンダ)、
ティファニア(憚られる)てな感じ
それを見た才人は一言
才人「疲れて幻覚でも見ているんだ、帰って寝よ…」
傷有りルイズ乙です。
私は猟奇趣味のルイズとか考えた事があります。
カオスジャンル「IFクロス」とか考えた。
妖精亭
キュルケ「スカロンさーん、ルイズを借りていくわねー」
ルイズ(武器屋)「キュルケさん、まだ仕事が……」
トリスティンの情報収集のため酒場に潜入中のイザベラ(IF)
イザベラ「いらっしゃいませ……、げっ!」
雪風騎士団「「「「「「……12名です……」」」」」」×2
シャルロット「姉さま……、ステキ…」
知り合いと飲みに来たアニエス(銃士)
ダン「ひゃっほー、オラオラ、サイキョー」
アニエス「(あの娘、可愛いなぁ)」
その頃、地球では
サイト「テファ、綺麗だよ。ほら、こんなにも………」
テファ「やめてっ、お兄ちゃん。テファ、とんじゃう」
カオスだ。
桃色の人、乙です。お仕事に期待。
ところで穴埋めがてらにネタを。
原作から考えて、王道的にはありえないけど、ヤマグチノボル的には
あってもおかしくなさそーなのが、サイト×シエスタや×テファ、×タバサ、
思い切り冒険して×アンリエッタなわけだけど(まぁその場合もルイズとの
マルチプレイ風味にはなるだろうが)、逆に99%ありえねーカップリングで
話を進めてみたらどうなるだろう。
具体的には、ルイズ×ギーシュと、サイト×モンモンとか。ギーシュの場合、
数多のSSでもモンモンに愛想つかされることはあっても、NTRなケースって
あんまりない気がするのだが。
まずった、構想してたスパルイが俺のアイディアそのままで先越されたw
内容で勝負できるか検討中
>>968 では、「シュヴルーズが10歳若かったら」というIFで
まさかの才人×シュヴルーズを。
>>970 いっその事サイトが熟女好み。
30未満は女じゃないというタイプだったら。
あのエレ姐さんすら小娘と呼ぶというとんでもないことを・・・・・
ほとんど色気のない話になるな。
というか30以上の名有り女性キャラなんて指の数ほどしかいないし。
972 :
桃色の爆発魔:2008/12/23(火) 10:42:27 ID:nYhk2Duw
>>969 OK! 無問題! さあ早く書いて投下するんだ!
私も自分が書いたのより人が書いたの読みたいし!!
あ、あと、まとめに登録するとき、作品の名前変更しようかと思います。
「桃色の爆発魔」→「ルイズのお仕事」
登録するのは前後編そろってからかなぁ。
必殺仕事人?
>>945 なんか王女をやめてスーパーマーケットを開業するアンリエッタという電波が
アンリエッタとあんあんしたいなぁ
キャプテン・スーパーマーケットと申したか
唐突に
シェフィールドが超天然系おっとりさんで、
ゼロ魔がガリアをメインの舞台ジョゼフが主人公とするギャグ小説だったら
とか言ってみる。
あんまり捻らず
バツイチ子持ちでいたずら好きのオッサンに困らされている
ツンデレ世話好きお姉さんのどたばたストーr
原作と変わらないか。
バツイチ子持ちでいたずら好きのオッサンに困らされている
ツンデレ世話好きお兄さんのどたばたストーリー……。
>>980 どっちがシャルルさんでどっちがジョゼフさんですか?
>>979 待った、シェフィ姐はジョゼフにデレデレだ
>>981 デレデレ踏まえるとむしろ「ああっ女神様」かも。
んで、シャルルはシェフィールドに一目惚れして、
兄から王位とシェフィールドを奪おうとしている。
毎回のオチは、ジョゼフに破れて、その直後に妻子に浮気しようとした事がバレて、
タバサママン&タバサの手でシャルルがフルボッコ
イザベラ様が父とシェフィールドのバカップぶりを見てヤレヤレとため息をつく
何度も言われているが何度でも言おう。
アンタら本当にガリア王家好きだなwww
だってジョゼシャル兄弟もベラタバ従姉妹もついでに使い魔ズもみーんな萌えるんだもん、しゃーないしゃーないw
ジョゼフが虚無じゃなければシャルルが容赦なく歪みまくりそうな気がする。
>>970 逆にサイトがロリというよりペド。ストライクゾーンは6〜12才で、打ちごろが
10才くらいだとすると?
ルイズへの好感度*
タバサへの好感度***
エルザへの好感度**********
↑こうなったりして。
>>966 使い魔にしばかれる主とか
行きつけのゲーセンでマジアカやってて
才人「さあ魔導士になったし、購買部に行って…」
友人「やるか!リエル胸タッチ!」
才人「それ!」
友人「おお!やったね〜!」
シエスタ「サイトさ〜ん?」
ティファニア「お義兄ちゃ〜ん?」
ルイズ「サイト〜?」
タバサ「……」
才人「ハッ!このどす黒いオーラは!?ちょっと用事思い出した!」
永野のりこの漫画みてたら、めっさ親馬鹿の女性版ジョゼフを想像してもうた……
というより、どうしてロリ……ではなくショタサイトが出て来ない?
原作ほど自己を確立させておらず、性欲も無い為に寒くて寝惚けてルイズの布団に……
とここまで書いていたら妙な薬を盛られて若返ってショタなジョゼフが脳裏を過ぎった。
>>990 > ショタサイト
虚無のエレオノールさんじゅうななさいがショタ才人召喚。
例によってコルベールに抗議するも、
「エレオノールくん。
この使い魔召喚の儀式は神聖なものでやり直しは許可できない。初めに言ったとおりだ。
それに、召喚をやり直して別の使い魔を呼んだとしよう。ではこの子はどうするつもりかね。
召喚をやり直すというなら、そうだね…、せめてこの子をご両親の下へ送り届けてからにしたまえ。
貴女は誇りあるラ・ヴァリエール家の長女だ。どうすればいいか分かるね?」
「ねえ、おじさん、おばさん。ここどこ? パパは? ママは?」
こんなやりとりで轟沈するエレ姉さんを幻視した。
エレオノールちゃん17歳がおばさん…だと…
ジャンさん42歳は小父さん呼ばわりされてもしょーがないとして
エレオノールさん17歳
エレオノール37歳
ふむ、ちなみにオレは高一の時、ガキに「おじさん」呼ばわりされたことがある。
orz
>>889 佐々木さん=扶桑の軍人なら
サイトの曾祖父は逆に扶桑世界に行き、すんでの所で助けて帰った時のウイッチがサイトの曾祖母
これならシエスタもサイトも魔法が使える筈
>>994 それはどっちかっていうとクロス行きだな
ここで超絶的展開
サイト父=ブリミル
サイトが唯一の虚無で更にIF
ブリミルの顔が分かっている上にサイトと瓜二つ
いきなり祭り上げられ困惑するサイトとか
サイトを召喚したのが王太子時代のジョゼフだと・・・
>>996 “世界扉”ならぬ“時空扉”とかがあることにすればいけるかな。
すっかり日本に馴染んだブリミルが才人父、
魔法で耳を隠したサーシャが才人母。
で、ルイズに召喚された才人をその日のうちに迎えに行くブリミル父さん。
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このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。