個人的に一番楽しみにしてるやつキター!
ようやく登場人物がクロスしだしたようで、これからどうなることやら……
貴方様が織り成す絶望と希望の物語、期待しています
本部が最終面まで無能なのは仕様ですね、わかりますw
ガンシップとヘクトルか……蟻や蜘蛛よりマシ?
ルールーが召喚するヤツのより数倍タチが悪いし
GJ!!です。
うわ、妨害で片方はクリアに聞こえるがもう片方は聞こえないというのは意図しているのかいないのか別として、
戦闘を生き残った奴は、帰ってきたら、ロングアーチに切れるだろうな。仲たがいをさせてしまうw
そして、巨人が起きましたか、きつすぎるよなw圧倒的な質量差なので、歩いているのに巻き込まれただけで死んでしまうし。
ルー子のインゼクト?で奴らの機体は制御までは行かなくても動作不良とかはできるのかな?
GJついに始まった戦争。ストーム1も彼らが更に厄介になった事をまだ知らないだろうな。
力及ばない ついていけない場合は戦場で見捨てるしかない 残酷だがそれが現実。
ヘクトル覚醒 小ですらかなり厄介なのに大か
しかしロングアーチの本部化 双方必死なんだろうが爆笑する。
本部の罠発動w
まあ、3仕様だから2よりはまだマシか……
少数の敵機動部隊が〜、上陸する敵を〜、小型の超巨大生物が〜
…泣けてきた……
あ〜でも、3にも『砲火』のアレとかマザーシップのジェノサイド砲関連とか『要塞攻略作戦』のアレがあったか……
そして、至近距離でのヘクトルとの交戦を余儀なくされたエリオキャロ、ノーヴェ
ストーム1が速攻でスナイポしてくれないと死んだな(笑)
相手と位置取りと武装が悪すぎるし、装甲の薄い小型ならまだしも大型じゃあ、致命打が入らないだろうしなぁ
何はともあれ、GJ!
408 :
一尉:2008/11/06(木) 11:42:37 ID:gqa/xEkt
まさかこれはおもしろくなりそう。
ヘクトルって足撃ってもダメはいるんだよな…
乙なら肩間接ぶち抜きで武装排除しそう
ところで赤い頭はストーム1の標的ということを知っててノーヴェは嫌いなのか?
フォーリナー来たーー! 管理局本部露骨に酷い! フェイト切れ気味!
322氏お疲れ様!
予約もないようですので、クラシュピことシュピーゲルクロスの続きを
20:00より開始します。今回はひたすらバイオレンスです。
クラナガン・シュピーゲル「嵐吹き荒れるとき 序章」
ある日のミッドチルダ首都クラナガン――次元世界群の中心地たるここは、摩天楼立ち並ぶ巨大都市。
スカリエッティによる全てのテロリズムへの支援表明が為されてから数週間、混乱の最中にあったミッドチルダには、厳戒態勢が布かれていた。
街の各所にはオリーブグリーンや都市迷彩の灰色に塗られた装甲車、軽量の装甲パトカーが検問を開き、通りかかる人間や車のチェックを行う。
これを行う陸士達の目つきは険しく、手に杖を持つ彼らはグリーンのジャケットに身を包んで警戒を怠らない。
雨が降りしきる悪天候の中、数台の装甲車とレインコートを着た陸士が検問を作っている。
装甲車両の内部、通信機が置かれた臨時の指揮所にて、煙草を手にした陸士部隊の隊長が、どうしようもなく戦禍に喘ぐ街並みを窓から見据えて呟いた。
その目つきは鋭く、煙草を支える指は怒りに震えている。
「なぁ、副長……俺達の戦いは何時まで続くと思う? このクソッタレなテロ屋どもとの闘争は」
答える男はまだ若い、二十歳そこそこの陸士。椅子に座り各部隊からの情報を纏めつつ、隊長の言葉を聞いた。
しかし、目つきだけは歳不相応に鋭い。疲れたような声を放つ副長に、笑みは無い。
「どうでしょうね。紛争地帯を中立地域に変えた<特甲>の力を信じるしかありませんよ、私達は」
隊長が皺の刻まれた顔に皮肉そうな笑みを浮かべて小声で笑った。
グリーンのジャケットについた通信機をオフにし、副長以外に聞かれないように言う。
ぴくぴくとこめかみが動いている――笑い声を抑えようとしているのだ。
「くくっ、副長……特甲猟兵はそんな生易しいものじゃねえぞ? あれは、全てを壊し尽くす化け物だよ。
それこそ、テロリストだけじゃなく――俺達の都市も含めて、な」
不吉な言葉は虚空に吸い込まれ……爆音が陸士部隊の耳を突いた。
はるか彼方、廃棄都市区画で爆音が起こり、続いて銃声が断続的に響き渡った。
通信がもたらされた――破壊を告げる音声が。
《こちら特甲運用チーム<キメラ>。特甲猟兵の投下と交戦を開始――敵拠点を殲滅する。廃棄都市7番及び8番区画への陸士部隊の立ち入りを禁ずる。
繰り返す、廃棄都市7番と8番への侵入を禁止する。以上だ、アルファリーダー》
「こちらアルファリーダー。了解した……廃棄都市7番と8番への立ち入り禁止を全部隊へ伝える」
《了解。<キメラ>は以後通信を切る》
交信終了。
通信を切られたことに戸惑う副長に笑みを零しつつ、隊長は言った。
指の骨を鳴らしつつ、ストレージデバイスの杖を握り締めた。
「さあて、始まりやがったな、戦争が。とびっきり糞ろくでもない戦いがよ」
ちゅうん、と小鳥の鳴き声のような甲高い音とともに、超伝導ライフルと一体化したチェーンソーがその刃でテロリストの
首を、胴を、脚を薙ぎ払い、血飛沫と肉の欠片が宙を舞った。一度に数人のテロリストを斬り、血に塗れた刃が唸りをあげて掲げられる――猛烈な銃撃。
リビングの壁越しにライフル弾が数人の胴体を撃ちぬき、げぼげぼと口から血を吐かせ薙ぎ倒す。
炎と粉塵が蔓延する屋内での戦闘――黒鉄(くろがね)色の鎧を身に纏った人影は、右腕と一体化した巨大チェーンソーを振り回して障害物を両断、
己に向けられる銃火を嘲笑い、左腕と一体化した抗磁圧発生装置である盾で障壁を張り、銃弾をそらす。
訛りのひどい言葉が溢れ、通信機で味方に伝えられた。
《なんじゃこいつらァ、玩具みたいな銃しかもっとらんのォ! 秋水、もう一発ぶちかませェ!!》
坊主頭を装甲ヘルメットで覆った体格のいい少年――陸王は、アップルグリーンの瞳で周囲を見据え、
探査装置で得られた弾着予想地点を認識、脚部のエンジンが唸りをあげ足のローラーが回転数を上げる。
胴体を前屈みに突き出したスピードスケートの選手のような姿勢で、敵陣のキッチンめがけて突撃――目を剥いたテロリストが自動小銃をこちらに向けるが、遅い。
肩のスパイク――抗磁圧の釘を作り出す装置が発動し、前面へ集中した抗磁圧によって男の上半身が消し飛んだ。
よたよたと男の下半身の断面から腸が零れ、床一面を濡らすも、陸王の爆発的機動によって踏み躙られ、すぐに原形を留めぬ肉塊となった。
黒い甲冑を着込んだ歪な人型たる特甲猟兵は、自動車並みの速度で室内を疾駆する。
通信――弟の秋水のものだ。上空から砲撃を廃棄都市に向け降らせている赤銅色のガンバイク型<特甲>の使い手。
《兄ちゃん、今からどでかいの一発いくからのォ、気をつけェェ!!》
《はよ撃てェ!》
にわかに、建物全体が崩壊するほどの衝撃――上空から撃ち込まれた迫撃砲の炸裂が、建物の二階部分を吹き飛ばし、
特甲猟兵の二階への突入を待ち伏せ、罠を敷いていたテロリスト5人を跡形もなく吹き飛ばした。
熱風が陸王のいる一階の廊下にまで吹き荒れ、刺々しいフルフェイスのヘルメットと黒鉄の機甲を纏った陸王はリビングの窓へ向けてローラーで加速、
恐怖に耐え切れずに外に飛び出してきていた覆面男十五名が、その姿に向けて一斉に自動小銃の引き金を引く。
銃声と陸王の<特甲>の放つ騒音が混ざり合いけたたましい爆音となって響き渡るも、銃弾は不可視の壁に遮られ、決して陸王の身体には届かない。
尤も、届いたところで硬質な装甲は、銃弾を致命打になり得ないものにしてしまうだろうが。
<特甲>は、陸王という狂戦士に稲妻のような速度と、冥府の神々の如き業火をばらまく術を与えていた。
「ちくしょう、なんだあれは!」
「抗磁圧だ! もっと貫通力の高い武器をっ!」
「そんなもんねぇよ!」
恐慌状態になった男達は悲鳴を上げて銃の引き金を引き続けるが――。
陸王がげたげたと笑いながらチェーンソーを振りかぶる。頭部全体を覆うヘルメット越しでもわかるほどの笑い声は、悪意と殺意に満ちていた。
狂喜し、歪に捩れたような笑顔――この世の邪悪の体現のような有様。
振り下ろす――銃身が、腕が、肩口から脇腹までが切り落とされ、続いて疾走しながら陸王は回転する。
刃が乱舞し、十数人分の首が宙を舞った。倒れていく首無し死体、溢れ出る血飛沫を浴びながらおぞましい声をあげる怪物――陸王。
《が〜はっはっはっはっはっは! どっんどんバッラバラにしたらァ〜! 秋水、探査情報をもっとよこさんかいっ!!》
《んなこと言ってものォ、雨粒のせいで感度は最悪じゃァ。見つけた先から殺してくのが一番じゃけェ》
と、首無し死体の生首を眺めていた陸王が、凶悪な笑みを浮かべた。
男の死体――脳が無い、つるりと剃られた後頭部――大脳を消失し、傷口を人工皮膚で縫い合せた異形の頭部。
不気味な脳味噌を失くした死体を見て、げらげら嗤い始める。
「はーっはっはっはっは! 犠脳体じゃと? 馬鹿の一つ覚えじゃのぉ」
ヘルメットの装甲を開放し、降り注ぐ雨水を口に溜めてごくごくと飲みながら陸王は坊主頭に付いた水滴を拭った。
幾ら飲んでも、決して癒されない呪いの様な渇き。それが、彼の暴力的な衝動を加速させていく。
(ああ、糞、よぉ雨が降るけぇ、ますます喉が渇きよる。もっと、もっとじゃ――)
きゅらきゅらきゅらきゅら、という無限軌道の走行音。
それを感知した陸王は、音の聞こえた方向に向けて動輪式脚部を爆走させた。
エンジンと一体化した脚の特甲が唸りを上げ、弾丸のように黒鉄の機甲を加速させる。
ちょうど曲がり角から砲塔を突き出した戦車が、その大口径の質量兵器を吐き出す砲口を黒い特甲猟兵に向けた。
陸王――左腕の盾を掲げ、構わずに真っ直ぐ突っ込む。黒い装甲ヘルメットを遮蔽し、怒鳴り散らした。
《秋水ぃ、こいつはワシの獲物じゃァ! お前は犠脳体の阿呆をぶっ殺さんかァ!》
砲火――抗磁圧の壁が砲弾を反らし、陸王の背後に着弾した砲撃が炸裂――散弾の雨。
抗磁圧に守られていない背後から散弾が特甲に襲い掛かる――しかし、当たらない。
堅さだけなら彼に匹敵する者はいるだろう、速さだけなら彼を上回る者はいるだろう。
だが、全てを兼ね備えた異形こそが特甲猟兵なのだ。化け物――戦略的規模を支配する戦術的悪夢。
散弾はひび割れたアスファルトに亀裂を広げるに止まり、エンジンの唸りが轟き彼の体を戦車と交差させる。
右腕の巨大チェーンソーが火花を散らしながら複合装甲を引き裂き、中の人間の胴体を真っ二つに切断しながらぐるりと一回転。
血飛沫と炎を吹きながら、両断された砲塔、胴体、内臓、腕、首がゴトリとアスファルトに落下した。
エンジン部へ行きがけの駄賃と言わんばかりに超伝導ライフルを叩き込み、炎を吹き上げて業火に包まれる車体を通り過ぎる。
空であがる爆炎の色――犠脳体兵器と特甲猟兵の戦い――を眺めると、陸王は超伝導ライフルの弾倉を再転送し、満タンになった銃を掲げて笑う、嗤う。
戦禍の色を、どうしようもない地獄だった『あの場所』と同じ血の匂いを嗅ぎ取り、満足そうな溜息を彼は吐いた。
そのぎらついた目は――深い虚無を湛えていた。
同日、クラナガン市内ナカジマ宅。
仕事に明け暮れる壮年男性――ゲンヤ・ナカジマは疲れ果て、先日の地上本部防衛戦で、その疲れはピークに達した。
だから、終日家で寝ていられる休暇はとても貴重なのだが、今のナカジマ家の空気はえらく沈んでいる。
外は雨――外出する気分に成れる日ではないが、かといって家にいるのも憚られる空気であった。
原因は次女スバルの暗い顔にあった。普段は明るくムードメーカーである彼女が繊細な心の持ち主であることを、家族であり父のゲンヤはよく知っていた。
ゲンヤ拘りのブレンド――美味い珈琲を淹れながら、リビングのソファーに顔を伏せている娘に声をかけた。
「おい、スバル……飯だぞ、遅いと俺が食っちまうぞー」
時刻は朝。朝食時であり、何時もなら元気に朝食を貪るのがナカジマ家の流儀なのだが――スバルからは返事が無い。
せっかく焼いた目玉焼きも冷めちまうな、と思いながらゲンヤはブラックの珈琲を飲んだ。
たまたま非番の日がスバルと重なり、こうして運よく親子水入らずになっているというのに、なんとも釈然としない。
かつての教え子、八神はやてからの報告で事のあらましは聞いていた。
鳴り物入りで導入された特甲児童、そして都市の電子的制圧と転送システムの構築の為のマスターサーバー<轟>。
特甲猟兵の一人であり、最強の特甲の使い手白露・ルドルフ・ハースと、戦闘機人であるスバルの恋愛。
戦禍の中で明らかになっていくもの――戦闘機人タイプゼロシリーズの設計コンセプト――<特甲>との一体化による人体の拡張と戦闘能力の強化。
自分の娘達が――クイントの遺伝子を使って作られた命の、生み出された意味は、機械の体を持つ生命と<特甲>の一体化のテスト。
吐き気がする、人間を人間とも思わぬ邪悪だった。
スバルの暴走を高町なのはが抑えた後に待ち受けていた、一組の男女の破局――空港火災の際に、二人が出会っていたという事実。
スバルへの異常な衝動を露にした白露の暴走と、機動六課の前線メンバー数人を圧倒した<特甲>の暴威。
白露の写真を目にしたゲンヤは、息を呑んだものだ。
それは、数年前の空港火災時、失血したスバルに血を分けてくれた名も知らぬ少年と同じ顔だったから。
(白露とスバルは、二年前に会ってたってのか? 糞っ、なんだってそれが命の取り合いになる?)
今はまだ、その理由をゲンヤが知る術はなかった。
だが、深い病巣が中将の掲げる<特甲>システムの中に含まれていることはわかりきっていた。
ゲンヤ・ナカジマは決して本局よりの人間ではない。
何とも飼いならし難く、食えない男と云うのがこの男の本質であり、彼は自分の仕事に誇りを持つタイプだった。
ゆえに、妻クイントの殉職の際、彼は誓った。
『俺は、絶対にギンガとスバルが泣いたりするような地上にしたりはしない』と。
今その誓いを壊そうとしているのは、スバルの想い人だ。
どうしたのものかな、と思う。何時ものゲンヤなら、娘を泣かした男を連れ出してぶん殴るくらいはする。
だが、相手は<陸>のトップの子飼い――さらに強力な武装を持った人間だ。直接喧嘩をする相手としては分が悪すぎた。
ゲンヤは大人だ、そのくらいの分別はあった……が。
(こればっかりは、引くわけにはいかねえよなあ)
幸い貯えはあるし、娘二人も自活している。
自分が今回の事件を嗅ぎ回って辞職に追い込まれても、あいつ等は食っていけるということだ。
いや……最悪の場合は。
(消されるかもしれねえな)
それだけは避けたかった。死にたくない、と言うのもあるが、何よりも――。
(これ以上娘を泣かせたら、あの世でクイントにどやされるからなぁ)
まあ、要するに今までのように上手く立ち回れば良いということだ。
難しいことはない……。
そう思い直すと、ゲンヤはジャケットを羽織って外に出る準備をした。
長女ギンガは、先の戦闘で負傷して管理局の治療施設に入院しているのだ。
次女のスバルがこの状況では、見舞いなど無理だろう。ならば、父である自分が行くしかない。
最後に一声かけ、家を出た。
「……お前が自分をどう思っても、お前はスバル・ナカジマだ。そいつだけは、忘れるなよ」
届いたのかは、ついぞわからなかった。
独り、家に残されたスバルの脳裏。
黒と赤が混ざり合っていた。
囁く。人格改変プログラムの虚無ではなく、生身の自分の中に生まれた黒い獣が。
変通抑制――だが、そうではない。云わば、暴力への衝動が――作られた命に埋め込まれたものが芽吹く時。
戦闘機人――戦う為の命――それゆえの戦闘思考回路。
(楽しかっただろう? もう一度、もう一度だけでいい。あの力を使うんだ――)
怖気が走った。
吐き気がする、身体が自分のものでない気がする、皮膚を蚯蚓が這いずり回るような不快感、トマトのように臓器を粉砕したい――。
意味不明、尋常な思考を超えた正気と狂気の境目。それが、ワタシ。
人工筋肉、強化骨格、循環系の機械化――普通より重い強化組織で構成された人体が疼いた。
(――もっと壊せ、もっと殺せ、もっと、もっと、もっとだ)
脳神経を侵す思考の奔流――破壊への飢餓と云う狂気。これが……禁断の力の代償?
こんなものが、自分? ティアを、なのはさんを、みんなを殺しそうになった――?
(否定できるのか? お前……いや、『私』は所詮呪われた運命。誰にも、存在の成立を望まれていない)
脳裏に響く声に反論すら出来ずに――。
声を押し殺して、スバル・ナカジマは泣いた。
最愛の、遠くに行ってしまった人を想いながら。
「白露……さん」
「転送を開封」
謳うように少年は微笑み、演奏者の如く身構えた。
陶磁のようにひんやりと冷たそうな肌が、白熱する輝きに包まれていき、白銀色の機甲が顕現する。
まるで刃で出来た甲冑に置換された手足――決して歩くことが出来ない形状の脚部、ギザギザの手。
その手に握られた武具――抗磁圧の刃を放つ手斧、障壁を発生させる盾。
神話に登場する神々の甲冑の如き白銀は、空中に浮動、破壊を伴う嵐を巻き起こした。
千切れ飛ぶ人間の手足、破砕されたデバイスの残骸、コクピットを叩き潰された戦闘ヘリの鉄屑が廃棄都市へ落下していく。
少年は歌うように、愛しい少女の名を呟いた。
《君が食べたい……スバルさん》
都市は啼いていた。
どしゃぶりの雨が、都市の機能を麻痺させながら降り注いでいた。
そうして、戦いの狼煙は上がる―――
以上で投下完了です。
だいぶ間が開きましたが、第二部らしきモノが漸く書けてきたので投下させていただきました。
ナンバーズVS特甲猟兵再戦が次回のクラシュピ・・・かもです。
次回の投下は「闇の王女」か「鵺」になりそうです、では。
>>417 おおおおお!ゲッター氏久しぶりです!
ずっと待ってましたよ!!続編も楽しみにしています
投下します
魔法少女リリカルなのは×ソウルイーターでクロスです。
鬼神
それは狂気が形となったといってもおかしくない存在。
死神が支配するデスシティにおいて封印されていたが、魔女メドゥーサにより解放。
膨大な狂気を撒き散らしながら、その姿はいまだに発見されない。
だが、その狂気だけは世界を覆いつくしていく。
さらにいえば…それは、世界にとどまらない。
歴史の彼方に封じられたものの存在もまた、それに触れようとしていた。
「……お母さん」
健全なる『魂』は
健全なる精神と
健全なる肉体に宿る
魔法少女リリカルなのは〜鎮魂歌〜
プロローグ
《フェイト・T・ハラオウン》
時空管理局…
ミッドチルダにおいて、警察・裁判などをつかさどる巨大な組織であり幾多に存在する次元の管理、維持するための機関である。
様々な事件に対処するため、軍隊に匹敵するような強力な軍事力がある。
さらにいえば、ジェイル・スカリエッティによる事件以後、
軍事力増強が行われており、管理局上層部に武闘派が存在するようになっていた。
かつてスカリエッティをとめた機動六課も解体…
今ではそれぞれがそれぞれの仕事に従事し、平和を守ろうと奮闘している。
ティアナ「…ここ最近の次元における嵐が多すぎですね」
フェイト「それで明日の朝、調査船が出る予定なんだけど、その艦長の補佐としてティアナ…あなたにやらせてみようと思うんだけど…」
ティアナ「え!?いいんですか?」
フェイト「…いつまでも書類や私の補佐じゃ、あれだし…ただし、しっかりやってね」
ティアナ「ティアナ・ランスター、その任務、承ります」
フェイト「…任せたね」
ティアナ「それじゃー、私早速、準備に」
フェイト「うん」
ティアナは良くがんばっている。
いまでは私の片腕として立派に成長している。
機動六課もそれぞれが立派に成長し、頑張っている。
私も負けずに頑張らないと…。
ポケトに手をいれて、そこから写真を見る。
それは機動六課の解体に当たってみんなで撮った写真だ。
今では私の大切な宝物となっている。
フェイト「さてと…今日は、早めに仕事が終わりそうだから……なのはやヴィヴィオと一緒に食事、とれるかな」
私は大きく背伸びをして、愛すべき二人のことを思い浮かべ、足早に家路に急いだ。
《ティアナ・ランスター》
翌日明朝…次元調査船『ラーディッシュ』他護衛艦1隻
ティアナは、億劫な気持ちで艦橋にいた。それもそうだろう。
艦長補佐として配属されたわけだが、この船に乗っているのは、管理局特殊部隊候補生達も乗っているのだ。
スカリエッティ事件後に創設された特殊部隊エリート候補生たちは、プライドが高い割には、技量がなく、威張り散らしていると管理局内でも言われている。
艦長「ティアナ・ランスター補佐官…候補生には、くれぐれも無礼のないよう計らうように…」
ティアナ「はい」
艦長でさえこれでは、どっちがえらいのかわかったものではない。
調査船は、そんな私の気持ちとは関係なく進んでいく。
やがて船がグラグラと揺れ始める。どうやら近づいてきたようだ。
しかし、やはり嵐といわれるだけある。なかなかのゆれ…しかも普通の嵐の揺れとは思えないほど大きい。
候補生のほうに目をやると既に酔っているようだ…先が思いやられる。
ティアナ「…艦長。このゆれ、嵐にしては…大きすぎるように感じます」
艦長 「うむ…。一体何が起きているというんだ」
私は、前方の画面を眺めながら…渦巻く嵐の中で、それを見た。
ティアナ「あれは!」
巨大な岩の塊…廃墟ともいえるようなものが浮かんでいた。
どうやら、あれが…この嵐の中枢にあるようだ。
次元の中に浮かぶ島など聞いたことがない。まるで天空の○ラピュ○だ。
艦長「接近を試みる」
ティアナ「待ってください!艦長!ここは一度引き返し、上層部の指示を仰ぐべきです」
艦長「我々の船にも多少の武装はついている。なにかあっても問題はない」
ティアナ「ですが!」
私の意見はうけつけられないまま…船はその巨大な岩壁に辿り着く。
艦長と私は、そこに重力が存在しており、まるで何かの空間のような場所であることが判明した。
それあるならば、ますます、この物体の存在がわからない。
一体これは…。
元々はもっと大きな建築物だったのか。巨大な岩壁には機械的なものもつけられている。
私はなにか嫌な予感がしてならなかった。
これは一体なんなのか…。なんのためにココに存在しているのか。
艦長「…なるほど、この島全体になにかの強力なバリアが貼られ、崩壊しないということか。だとすると、ここには誰かがいるということになるが…」
ティアナ「…艦長、やはりここは一度引き返して報告をしましょう。何か嫌な予感がします」
艦長「それは機動六課でいたときの勘か?」
ティアナ「…そう思ってもらっても結構です」
すると調査に向かっていたものからの通信が入る。
艦長「どうした?」
隊員「襲撃を受けています!あ、相手は1人!あ、あぁああぁぁ!!」
艦長「おい!どうした!しっかりしろ!」
ティアナ「…私が行きます!」
やはり…誰かいた。
こんなところで攻撃をしてくるものがいる。
スカリエッティの残党?いや、まったく未知の敵?
私が現場に辿り着くと、そこには隊員が気を失い、倒れている。
ティアナ「しっかりして!」
???「……安心して。殺すつもりはないから」
ティアナ「!?」
振り返った私の前、そこには見知った人の姿があった。
でも、まさか…どうして!?
ティアナ「ふ…フェイトさん?」
瞬間、私の意識はとんだ。
見えなかった…一瞬で距離を縮め、たった一撃で…
その圧倒的な力は、フェイトさんそのもの…だけど、なんでこんなところに…フェイトさんが……
アリシア「…私は、フェイトじゃない…」
それは、どこか哀しげに、そして…はっきりと否定する強い口調で、そうつぶやいた。
投下完了。
不定期にこれから投下できたらします。
台本形式はやめれ、話はそれからだ。
つまらない駄文垂れ流す奴は死ねばいいと思うよ。
少し手慰みに書いたものがあるので、投下したいと思います
世界が回る。世界が周る。世界が廻る。
超常の力を受けて、世界が曲がる。悪魔の力で世の理が凶げられる。
「っア、アアアアアア!!」
いずこからともなく呼び込まれた風が渦を巻き、颶風となってビルの中で吹き荒れる。熱すら孕んで、鉄筋の
柱ごとコンクリートを砕いてく。吹き荒れる嵐ですらその一角には降り込めない。
ここは破滅の具現そのものだ。水も、風も、生あるものだ。それではこの死地では存在できない。
その中心で、カルノは叫ぶ。
命を否定して、死を否定して、何もかもを否定して、最後に、訪れる最愛の人の死を否定して。だが、いくら
否定しようと現実は変わらない。否定するだけでは変わらない。
変わらないのだから、カルノにとってこの世などもはや意味がない。彼の姉が、最上の女が、ローゼリットが
死んでしまうなら、この世は地獄以上に何の価値もない。
だから否定する。壊れてしまえ、壊れてしまえ、壊れてしまえ。ローゼリットの生を否定したこの世界など、
跡形も鳴く消えてしまえ。
それが叶わないなら――いっそ消えてしまいたい。
破滅的な願望に後押しされ、カルノから吹く風がひときわ勢いを増す。もはや人の力では止められまい。仮に
止められる力を持つものがいるとしたら、人以上の存在か、人でありながら人を止めた人外だけだろう。
遠くから様子を伺っている騎士団(ナイツ)ですら、もはやカルノの暴走は止められない。
だが、それでも。力ではなく心なら――
カルノの眼前には、ローゼリットがいた。生身ではない。力を暴走させ、ようやくその才能の一端が花開いた
からこそ開いた霊視(グラム・アイ)。その第二の視界に、時を止められていたローゼリットの、その成長した
姿が幻燈のように映し出されていた。
叫び続けていたカルノの喉が、震えるのを止める。
ローゼリットは笑っていた。今まさに真に死を迎えようとしているのに、確かに彼女は笑っていた。カルノが
いつも好きだった、あの笑顔を浮かべて。
「覚えていてね。悔いがないのは、嘘じゃない」
憎たらしいほど強い女。その明るさに憧れて慰められて、カルノは生きてきたのだ。慰撫するようにカルノの
頬を、幻のローゼリットの小さな手が撫でる。
「こんな姿はね、最後の女の見栄よ。
こーんな美人になったかどうか、わかんないのにね」
その指先ですら、いつの間にか降り注いでいた雨に解けるように儚く消えていく。ローゼリットは笑いながら
消えていく。それを、先程まで荒れ狂っていた とは思えないほど穏やかな表情のまま、カルノは眺めていた。
その力が、彼女にはある。彼の中の彼女は何時だって傲慢で、力強くて――何より誇り 高かった。
ローゼリットは笑っている。消えながら笑っている。最後まで、カッコイイ女のままで。
「ちょっとぐらい弱くたって逃げたって夢見たっていい。ただ最後には負けないでね。
これだけを伝えたかったの。
――ちゃんと言ったでしょう、私はあんたに人殺しをさせるために呼んだんじゃない……。あんまりへっぽこ
だから呼んだのよ」
そうして仮初の姿すら見えなくなって――
「あとはただ――――会いたかったの」
声だけを残して、風の少女は消えてなくなった。
本来であれば、ここでカルノを討伐しようとしていた騎士団、特にカルノを最初に保護したハイマンによって、
彼は虜囚の憂き目にあっていただろう。
だが、そうはならなかった。
なぜなら、カルノが発した魔力はビルを溶かすだけでなく、遠く次元の狭間すら震わせていたのだから。さも
ありなん。第六元素(エーテル)は本来物理的に作用するようなものではない。だからこそ、世界の彼方にすら
届く力となったのだ。
元よりカルノの発した力は可視化するほどもの。世界は歪んでいたのだ。なればこそ、もはやそれを桁外れの
魔力によって、異次元までゆがめていたとあっても不思議はない。
本来であれば、わずか数分にも満たない出来事だ。ましていくら次元を震わせたとしても、それはあくまでも
人一人の力。観測がされたとしても、およそ誤差の範囲でしかないだろう。
だが幸運なことに、あるいは不幸なことに、何の因果か、第九十七管理世界の間近を航行している次元航行艦
が一隻あった。もはや異動も直前控えていることもあって、引継ぎを主目的とした定期航行の最中だったことも
大きく影響した。
次元震を確認と同時に即座に自体を重大と判断した艦長は、彼の義妹である執務官に出動を命令。捨て置けば、
万が一にもこの世界が滅ぶ可能性があるのだから、彼女もまた迅速に行動。
実際に現地に転移するまでに、およそ一分とかからぬ早業であった。
そうして、新たに現れた漆黒に身を包んだ金の女性を、カルノは呆然と見上げていた。ローゼリットの死が、
カルノにとってあまりにも大きな衝撃を与えていた。自失に陥るほどに。
でなければ、ローゼリットを失った直後に、まるでそれを嘲笑するかのように空を飛ぶ金髪の女が現れては、
カルノの細い忍耐は限界を迎えていただろう。
崩れ落ちた天井から舞い込んだ台風の風と雨が、焼け溶けたコンクリートに触れると同時に耳障りなノイズを
奏でた。廃墟となったこのビルに、それ以外の音はない。
先ほどまでの喧騒が嘘のよう。ローゼリットも目なしクソ野郎も、誰もいない。
カルノの目の前には、移し実ですらないローゼリットのできそこない(デッドコピー)。
脳が現実に追いつかず、カルノは皮肉めいた笑みを浮かべながら意識を手放した。
「すまないな、大事な時期を控えた前だというのに」
医務室を出てきたフェイトを、低い男の声が出迎えた。そちらのほうを見やれば、相も変わらず艦内だという
のにバリアジャケットに袖を通している義兄の姿があった。本来ならば艦橋にいてしかるべき人物なのだが……。
クロノは公私混同をしないし、フェイトもそれに倣っている。つまり、一言目がフェイトを案じる言葉だった
からといって、そのままそれが全てではないということになる。
念話ではなく口頭で、しかも艦長自ら足を向けるに足る理由。流石にそこまではわからない。フェイトは今は
意識を失っている赤毛の少年を速やかに確保し、そのままクラウディアに召還してもらっただけだ。情報も何も
あったものではない。
ただ、フェイトの私見であれば。あの破壊の爪痕はあまりにひどすぎた。デバイスに何一つ頼ることなく人が
巻き起こしたにしては、フェイトが知る限り最悪の部類に近い。純粋な破壊力であれば、比類どころか、上回る
ものは数多くあるだろう。
だが、破壊の質そのものが違う。魔法による破壊とは、あくまで副次的な効果だ。炎や雷を生み出すといった
具体的な物理運動を魔力をガソリンにして引き起こす。魔力に別の性質を持たせることは、体質以外では非常に
難易度の高いものになるが、不可能ではないし、それ以外にも純粋な衝撃に変えることも可能だ。
だが、あの破壊されたビルは違う。焼け溶け、捻じ曲がり、砕け。それぞれ一つずつであれば、ハイランクの
魔導師にとっては可能だろう。フェイトやクロノであれば間違いない。
だが、それら全てを同時に引き起こす。
まるで魔力が意志を持って自ら破壊を引き起こしたかのようだ。
未だその旨をクロノには報告していないが、状況を正しく把握していたのなら、クロノが同じ危惧を抱いたと
しても不思議はない。
黙って、フェイトは続くクロノの言葉を待った。
しばらく言いよどんではいたクロノだが、結局は上手い言葉が見つからなかったらしい。空咳を一つすると、
いつものような厳しい顔つきに戻っていた。
「現地の情報を一通り洗ってもらったんだが……。どうにもきな臭い。翻訳の精度もいまいちなこともあって、
現段階では確定した情報ではないんだが、現地では連続殺人が起こっていたらしい。警察の調べでは……赤毛の
少年とも青年とも言えない位の年の男性という目撃証言もある」
その言葉に、フェイトの顔が強張った。当初のフェイトの予想はどうやら間違っていたようだ。クロノが自ら
来たのは、どちらかといえばフェイトの身を案じたほうがメインだったらしい。
上官がわざわざ護衛するなど本末転倒ではあるが、それだけフェイトを心配したということか。いくら公私の
区別をつけているとはいえ、家族を見捨てられるほどクロノは冷徹ではない。
恐らくは、きっとクロノはそれとはなしに言い訳をいくつか考えているに違いない。やれ執務官が倒れれば、
艦全体の安全が損なわれる、だとか、あえて口頭で報告するのは裏の取れていない情報が漏れるのを恐れるため、
だとか。
恐らくは次元震の原因であり、極めて特異な破壊能力者であり、なおかつ殺人犯の恐れがある。執務官として
この事件の実務を担当することになるフェイトにとっては、確かに流言が飛び交うのは勘弁して欲しいところで
あり、死ぬのは元より怪我をするのもご免こうむりたい。
何しろ、この後は機動六課への出向が決まっている。自分勝手な理屈ではあるが、重要な案件をここで新たに
抱える余裕はないに等しい。
とはいえ、捨て置ける案件でもないのは確かだ。場合によっては、課開設に間に合わないことも覚悟しておく
べきだろう。
「まずは裏づけを取って、現地の司法関係を調べて、もし彼が犯人であれば管理局法と照らし合わせて、適切な
司法や刑罰を課す。場合によっては封印処理の後に現地に戻さないといけないし。ああ、次元震の方もどうにか
しないといけないし……」
今抱えている捜査や、解決はしても未だアフターフォローの段階を抜け出していない案件なども山ほどある。
いくつかは地上に持っていけるが、そうでないものは引継ぎをしないといけない。あまりの業務の多さに眩暈を
起こしてしまいそうだ。
これが尊敬する上官であり、兄でもあるクロノの前でなければ、フェイトをして嘆息の一つも出ていただろう。
代わりに辺りに響いたのは、生木を斧で断ち割ったかのような轟音だった。音源はフェイトとクロノの背後、
医務室からだ。即座に二人は身を翻し、どこからともなく待機状態にあったデバイスをそれぞれの手に構える。
温度変換や雷といった副次的な効果を持つ魔力には、普通の障壁やバリアジャケットでは効果が薄い。二人の
警戒はあのビルの複雑な壊れ様を考えれば、当然ですらある。
扉の向こうの気配を探りながら、一秒、二秒と数える。あの轟音からこっち、医務室からは物音一つしない。
動く気配もだ。
待ち受けているのか、それとも何らかの特異な事象が起きたのか。どちらにせよ、クロノとフェイトの二人は
この艦の中では最高の戦力だ。人的被害を避けるには、二人が虎穴に入らざるをえない。
どちらからともなく頷き合うと、音もなくドアに擦り寄る。センサーに反応して自動的に開くドアの隙間に、
まずは体が小さく、近接戦に優れるフェイトが滑り込む。一拍遅れ、彼女の戦闘技術のおよそ全てを知っている
クロノがサポートするように飛び込んだ。
そうして二人して、飛び込んできた光景に目を丸くした。
何しろ件の赤毛の少年は、両手を天井に突き出したまま、真っ二つに割れたベッドに挟まれるような形で――
このような場合、寝転んでいるというのだろうか――天井を見上げていたのだから。
元ネタはなるしまゆりの「少年魔法士」
原作未読者置いてけぼりなのは仕様です
本連載の手慰みですので、あまり長いものにはならないですし、そもそも更新もまれになると思います
一応のプロットは作ってあり、仮に全部書いても100kbを超えたりとかはないかなー、と予想はしていますが、そこまでいけるかどうか割りと不安ですが
期待しないでくれると助かります。原作の知名度もあってまずいないでしょうけれど
>>417 待っていた、待っていたぞぉおお! クラナガン・シュピーゲル!
来年には最終章とマルドゥックの新作が出ることも相まって燃料入りまくりです。
というか、陸士部隊が渋いw 渋すぎるwww 素敵だ!
そして、犠脳体兵器と戦う特甲猟兵ってかなり新鮮な気がしますね。
原作だと向こうの戦力でしたから、意外な可能性を見た。
そして、作者の陸王への愛が深く理解できましたw
あーまったくクラナガンがロケットの町の如くテロに見舞われていますねぇ、本編だとレジアスが統治する前には治安が荒れていたらしいしある意味逆戻りになってしまったのでしょうか?
スバルはレベル3の人格改変の誘惑に必死に耐えてますね。
そして、白露……病んでるよ、ええ。
この二人が幸せな未来へとつながる天国への階段を登り切れるか、それとも限界点を凌駕して虚無へと失墜してしまうのか。
不安と期待が入り混じりつつ、次回をお待ちしています。
闇の王女、鵺、共に期待!
433 :
一尉:2008/11/07(金) 12:42:48 ID:EOixkfho
ついにおもしろくなってきたねこのお話たね。
ご迷惑をおかけしました。
改めて、投下させていただきたいとおもいます。
プロローグ『狂気』
健全なる『魂』は
健全なる精神と
健全なる肉体に宿る
鬼神の復活
かつてあまりの狂気の力に封じられた存在であるそれの解放は、死神が支配し鬼神を封じていた、平和の街デスシティーにおいて『狂気』を蔓延させていた。
『狂気』とは、その言葉の通り、人の正常なる精神を犯すもの…ただ死神界では、その意味合いは変わってくる。
『狂気』に取り付かれたものは、破壊衝動に駆られたり、殺戮を楽しんだりと、ありとあらゆる欲求を解放することになる。
そして、それは伝染する。鬼神の復活により、『狂気』は世界中に広がり、蔓延し、そして『狂気』に駆られたものたちが少しずつ目覚め始めていた。
死神と敵対する魔女の組織アラクノフォビア、そして鬼神を復活させた後、敗北したメドゥーサも、その『狂気』によって復活…
それらのことが狂気の力にあたる。
だが、『狂気』の力は…世界だけにとどまりを見せない。
『狂気』は…伝染する。
【マカ=アルバーン】
デスシティー、死神武器職人専門学校…略して、『死武専』
死神の下で武器と職人を養成する教育機関であり、世界に散らばる職人や、武器を統率している場所でもある。
この『武器』『職人』というのは、簡単に言えば、変身し『武器』になる人を、操るのが『職人』である。
このペアの魂の共鳴により、より強い攻撃が可能となるのである。
「そういうことで…俺たちは、この魂の共鳴で、きたるべき狂気のもったものたちを相手にしなくてはいけない」
死武専の教師であり、死神様の力となるべくデスサイズであるフランケン=シュタイン先生が黒板にかきながら説明を続けている。
最近は、鬼神復活において、こういった話が増えている。
シュタイン博士は一見、頭にネジ刺さってるし、顔には傷跡という怖い顔をしているけど、とても優しく、私にとっては頼りになる先生だ。
「…狂気は、どういう風な動きをするかわかるか?マカ?」
「は、はい?」
私は突然の質問に驚く。
「狂気というのは、常に上に向かう。無論、そのまま上に行ってしまっては出て行ってしまう。
だが…ある程度の高度まであがると、今度はそのまま落ちてくる。
水蒸気のようなものだ。狂気は上に上がり、そして雲のようなものをつくり、蓄積され下に落ちていく」
「ひゅーん…ドン!って感じですね」
「意味がわかんねぇーよ…」
私の『武器』でありパートナーである白髪が目印のソウル=イーターがぼやく。
「そうです。ひゅーん・どんです。では、ブラック☆スター、真横から殴られるのと、上から殴られるの、どっちが痛い?」
「え!?えー……そうだな、真上から殴られたほうが痛いかも」
ブラック☆スター…小柄で体力バカだけど、良い奴。
喧嘩最強だ。今も連勝街道爆進中。
「そうだ。ようするに、この地上では…重力が働いている。
ですから、蓄積されたものが真下に落ちてくるほうが狂気の伝染は高いし、強力だ。
こうやって狂気は、強い伝染力を持ち、ありとあらゆるところに侵入する」
「では、なぜ外を歩いている俺たちは平気なんですか?」
死神様の息子である、デス・ザ・キッドが聞く。
あの死神様の息子で、なんでも左右対称にしなきゃ気が落ち着かないかわった奴だけど…細かいことに気がつくし、優しい。
「それは…お前たちには狂気が通じないからだ。狂気は、人間の心の負の部分に染み込む。お前たちのような人生経験があまりないものたちには、効果はあまりない」
キッドの質問に対してはっきりと告げるシュタイン先生。
「そうなのかー」
「酷い言われよう」
キッドの『武器』であるリズ=トンプソン、パティ=トンプソンの姉妹が交互に告げる。
「…お前たちは狂気の流れだけを知っていれば良い。そして、魂の波長において狂気に身体を乗っ取られるな。
一度足を踏み入れ、戻ってくればいいが…戻れなければ……」
一瞬、シュタイン博士の表情が暗くなる。なぜだろう?
私はその髪の毛の奥…その向こうに、とても恐ろしいものを私は感じ取った。
そこでチャイムが鳴る。
「…今日は以上」
そのまま立ち去るシュタイン先生。
「…今の話だと、狂気というのは、上に行けばいくほど、溜まっているらしいな」
キッドは教科書を片付けながら聞いてくる。
「そうみたい。だけど、誰も空高くになんかいけないし、あんまり関係ないんじゃないかな?」
「俺たちにはあんまり関係ない話だろ?」
ソウルは欠伸をしながら、立ち上がる。
「よぉしぃぃ!!これからバスケしようぜ!!」
「ブッラク☆スター…ノートもなにもとってないんですけど…」
もうすっかり遊びモードのブラック☆スターを心配そうに見るブラック☆スターの武器、忍の姿をしている中務椿。
そんなことを知ってか知らずかブラック☆スターは目を輝かせている。
私は、こいつは本当に大丈夫なのだろうかと、ときたま思うものだ。
私はふと窓から空を見上げる。
この青い青い空の上…そこに狂気が溜まっているとはとても思えないものだけど…。
「ほら、マカ!置いていくぞ!」
あ、言い忘れた。
私は…マカ=アルバーン、ソウルと組んでいる『職人』だよ。
窓から見える空は…青い。
青く青く、どこまでも………。
光輝く太陽の日差しの中…うっすらと黒いものが浮かんでいる。
それが『狂気』禍々しいものを放ちながら、それはあるところに吸い込まれていた。
空の何もないところに穴があいている。
その大きさはネズミの巣の穴程度…だけど、そこに飲み込まれるように黒いものが流れこんでいく…。
ピキピキと…ひび割れたその場所は、ゆっくりと穴を広げていく。
穴に入っていく、『狂気』は…稲妻が鳴り響くその異次元の中を超えていく。
波のように渦巻くその中を『狂気』は進んでいく。
そこにあるであろう『狂気』を司る者を求めて。
そして、そこにあるものを見つけ出す。
「……」
それは、ゆっくりと身体を起こす。
【フェイト・T・ハラオウン】
時空管理局
ミッドチルダにおいて、警察・裁判などをつかさどる巨大な組織であり幾多に存在する次元の管理、維持するための機関である。
様々な事件に対処するため、軍隊に匹敵するような強力な軍事力がある。
さらにいえば、ジェイル・スカリエッティによる事件以後、
軍事力増強が行われており、管理局上層部に武闘派が存在するようになっていた。
かつてスカリエッティをとめた機動六課も解体…今ではそれぞれがそれぞれの仕事に従事し、明日の平和を守ろうと奮闘している。
「フェイトさん!」
ティアナ・ランスター…機動六課解体後、執務官を目指し奮闘している彼女。
こうして会うのは、他のメンバーと比べると多いほうではあるが、やはり一時期と比べると減っている。
久しぶりに見る彼女は、相変わらず、元気そう。
「ティアナ、久しぶりだね?どう?勉強のほうは」
「中々大変ですけど。でも、やりがいがあります」
「そっか…。あんまり無茶しすぎちゃダメだよ?」
それは、自分自身の経験からである。
仕事をおえた後、勉強をして、気がつけば夜が開けて、翌日の仕事は大変だったときがあるからだ。
あんなことは自分らしくなく、誰も話していない。
どうにも集中しすぎると他が見えなくなる。
「あ、スバルとは連絡とってるの?」
スバル・ナカジマ…機動六課では、ティアナのパートナーとして公私ともに仲良くしてきた大切なティアナにとっての人間だ。
「スバルは、メールはしているんですけど…出動が多くてなかなかきちんと話とはできてないです」
「確か、スバルがいるのは…」
「特別救助隊です」
スバル自身が空港火災で被災したとき、なのはに助けられたこともあり、誰かを助けたいという気持ちが強いことから、かねてから希望していたのだ。
あそこでは、出動回数が多いのは仕方が無いだろう。
「私、そろそろいかないと。これから探査船に乗るんです」
ティアナは時計を見てそういった。
「何かあったの?」
「次元の歪みが生じている場所があって、そこの探査です。おそらくは次元の嵐だとおもうんですけど…」
「気をつけてね」
「はい」
ティアナは敬礼をすると、そのまま私を追い抜かしていく。
私はティアナの背中を見つめながら、ちょっと前までなのはにしごかれていた人とは思えない、成長したな。
とおもわずにはいられなかった。
彼女達がこれからの管理局を支えていくのなら、管理局も安泰かもしれない。
「さてと…今日は、早めに仕事が終わりそうだから……なのはやヴィヴィオと一緒に食事、とれるかな」
私は大きく背伸びをして、愛すべき二人のことを思い浮かべ、足早に家路に急いだ。
【ティアナ・ランスター】
次元調査船『ラーディッシュ』他護衛艦1隻は、次元の中を航行中。
私は、億劫な気持ちで艦橋にいた。
今回、艦長補佐として配属され、役職ある仕事として気分高揚で乗り込んだわけだけど、船に乗ってみれば、管理局特殊部隊候補生達が乗っているのだ。
スカリエッティ事件後に創設された特殊部隊エリート候補生たちは、プライドが高い割には、技量がなく、
威張り散らしているだけだと管理局内で言われている。
「ティアナ・ランスター補佐官…候補生には、くれぐれも無礼のないよう計らうように…」
艦長でさえこれでは、どっちがえらいのかわかったものではない。
探査船は、そんな私の気持ちとは関係なく進んでいく。
やがて船がグラグラと揺れ始めてくる。どうやら近づいてきたようだ。
しかし、やはり嵐といわれるだけある。なかなかのゆれ。
候補生のほうに目をやると既に酔っているようだ…バタバタとたおれ…。
「戻す前に、トイレいってくださいね」
そんなやり取りの中、私は探査船の前面スクリーンに浮かぶものを見た。
渦巻く嵐の中心に浮かぶ巨大な岩石の塊を。
「あれは…」
巨大な岩石の形状はジャガイモのような歪な形をしており、あちらこちらにクレーターのようなものがある。
そして、よくみると…岩だけではなく、機械のパイプが埋め込まれていたり、人工物を数多く見かけることが出来た。
「接近を試みる」
艦長の指示の中で、探査船は、その岩石に近づいていく。不思議なことにこの岩石周辺は、無風…嵐が静まり返っている。
この嵐は…この岩石が起こしているということなのだろうか?
船は、安定できる場所を見つけられず、繋ぎとめることにした。
ワイヤーをだして、巻きつけることで、岩石に固定させる。
不思議なことに岩石には重力が働いている。
普通なら次元の狭間に浮かぶこんなものに重力などありえないはずなのに…。
岩石の中心に対して重力が働き、空気も存在している。
この物体の存在は一体…。ただ、これが普通のものではないということはわかる。
「…」
その場所に降り立つ私と何人かのクルー。
あたりは静まり返っており、ここが次元の嵐の中心とはとても思えないような穏やかな場所。
私は、そこを歩いてみた。元々は大きな構造物だったのか…ところどころパイプが途中で遮断されているのを見る。
「バリアのようなものを発見した。おそらく、ここにいる誰かが操作しているのだろう」
「ここに人がいるというんですか?」
私はにわかに信じられない。
この嵐が起きたのは、一週間ほど前からだ。それまで何の音沙汰もなく、ここにいたということは考えるのは難しい。
何かしら管理局の網に引っかかるはずである。
私は言いようのない不安を感じていた。
すると調査に向かっていたものからの通信が入る。
「て、敵襲です!襲撃を受けています!あ、相手は1人!あ、あぁああぁぁ!!」
「お、おい!」
艦長は慌てた表情で呼びかけ続ける。
何かがおこっていると察知した私は変身して、拳銃型のインテリジェントデバイスであるクロスミラージュを手にし、その通信が途絶した場所にへと向かう。
そこで私は見つける。誰かが、兵士を倒し、そこにたっているということに。
こんなところで攻撃をしてくるものがいる。スカリエッティの残党?
いや、まったく未知の敵?私はそのものに気づかれないように、息を潜め身を岩肌に隠す。
だが、そのものの顔を見て私は声を出してしまった。
「フェイトさん?」
こちらのほうを向くフェイトさん…いや、違う!フェイトさんがここにいるはずがない。
だったら…あれは!?私は距離をとろうと、後ろに下がる。
前にいる、そのフェイトさんそっくりのものが地を蹴る。
瞬間、その姿が見えなくなる。
「ロンギヌス…」
強い衝撃とともに、私は地面に倒れる。
その瞬間的な速度の上がり方…声、どれをとってもフェイトさんなのに…どうして…。
「フェイト…さん…」
「私は、フェイトじゃない…」
その声はどこか哀しげでありながら、強い口調で私の耳に入った。
以上です。
台本形式から書き換えました。
次スレ立て挑戦してきます。
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〃⌒ヾ
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\::..::.:`ヽ、 /::.:.j/ / /^ l \ ヽ
\_::.:..:..ヽ__{::.: イ | _| /| ハ ! \ lハ
`>=ヘ:::マ__j l|]l 斗‐/ハ│ヽlヽ! |
/::.:/: {!-'⌒| l| │Wx=、 ィ=、Yヽ| 埋めるでありますよ
〃;ノヽ-}!::.::.:ヘ! l| │{! ′ r ┐⊂⊃
{厂ヽ、_::{i::.::.::│ハ ト、\ __, .イ ∨_____
/::/ 7¨ ̄ ::| │ l >、_Vヽ_{`ト'-、| xー -、/ト、
〈::〈::. `ヽ/ .:::::::| N/ヽ \∧| ヽ_7>ヘノ | \
/_∨l::.`ヽi .:\:::| | f\ xー<>‐'´ | ヽ
/ ̄¨¬=- ニ;__..:::::::| _|⊥ -く ___) / | ̄ ̄
, -―/  ̄ ¨7ハ 、 /、_ノ |
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| \ | レ (フヽ ノ _| }\__)
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