1乙
闇の書の闇戦
リンディ「あれをなんとかして・・・って何で協力してくれるの?」
アルクェイド「う〜ん、志貴からお願いって言われて」
シエル「遠野君の頼みとあれば」
秋葉「ここの地には浅からぬ縁がありまして」
琥珀「とりあえず、メカ翡翠ちゃん100体持ってきました」
青子「巨大生物とのバトルなんてワクワクするじゃない」
シオン「いいデータ取れると思いまして」
ワラキア「愛娘が心配で」
ゼルレッチ「気がついたらここにいた」
アルトルージュ「妹ばっかに見せ場つくらせたくないから」
プライミッツ「ばうばうばうばうばう」
白騎士・黒騎士「アルトルージュ様に引きずられて」
セイバー「参加したら翠屋のケーキ食べ放題と聞いて」
アーチャー「一応守護者だし」
ランサー「結構面白そうだから」
バーサーカー「hjfびfbilbhalrbva」
ライダー「桜の頼みとあれば」
士郎「正義の味方として」
アサシン「・・・とりあえず」
キャスター「後でフェイトちゃんかしてくれると言う理由で」
ギル「セイバーにかっこいいとこ見せて我に惚れさすから」
橙子「クソ妹にいい顔されたくないから」
スレ立て乙w
重要な役割になりそうな志貴がいねぇw
つーか型月ヒロインは他の作品に比べたらかなり戦えるやつらばっかだな
戦いに参加できる、その程度の力を持つ、ただ守られるヒロインじゃないってのが良いわ〜
なのははヒロインが誰なのか、そもそもヒロインがいるのかわからんw
>>7 メインヒロインが各作品中最強だしなw
式は主人公兼ヒロイン兼最強だし
闇の書フルボッコとおもいきや、陸戦が多すぎて最初の範囲攻撃で半分が戦闘不能www
>>1乙っス。
>>7 無印だとフェイト、A'sだとはやて、stsだとヴィヴィオっしょヒロインは、囚われのお姫様的な意味で。
…………百合厨っつーかなのフェイ厨としちゃ、主人公はなのはでヒロインはフェイトと言い切りたくもなるがw
>>5 ぼんのーまみれなキャス子さんとセイバー、あと子煩悩なワラキアに乾杯w
あと槍の兄貴と青子センセはきっと気が合うとか思いました。
なのはとランサーがらぶらぶ共闘ssが見たいです><
あの二人なら二人とも性格似てるし、合いそう
ランサーは「良い女がいたら口説くのが礼儀」なという基本たらしだから良いとして
なのはは異性にまるっきり興味の無い石女だから表現難しそうだ
秘剣――
>>1乙返し
>>9 セイバーとランサーは対魔力、アチャとキャスターは防壁、バサカは宝具で対処で生き残りそうだが、
士郎、アサシン、琥珀&メカヒスイ、シオン、妹は無理だろうな。ライダーはペガサスで空中避難?
あと疑問なんだが、対魔力はミッドチルダやベルカの魔法に効くのか?
型月の魔術とは仕組み(魔術回路とリンカーコアの違い、基盤の有無)が違うから怪しい気もするんだが
あれって対「魔力」ってついてるけど実際は魔術の無効化だろ?
>>11 似てる……かな?
なのはは解釈しだいで、クールとも甘いとも、個人に固執するともしないともとれるから個人のなのは観によるか。
なんつーか、あからさまにラブ香るよりは刹那的に激しく燃える友愛込みの愛情の方が好みだな。
最後の別れの時でもお互い、嘆きも悲しみもせずににっこり笑ってさようなら、の方が2人らしいか。
共闘するとしたらやっぱり相手はギルか。
>>13 対魔力についてはやってみないとわからない以上、好きに解釈していいと思う。
魔術回路=リンカーコアと言い切るのもありだし、
「魔法」の指す意味が二つの世界で違うのと同じように、
「魔力」も言葉は同じでも二つの世界で指しているものはまったくの別物とするのもありだと思う。
>>14 個人的にはなのはのSLBを何らかの方法でギルが弾くも、その中からランサーが現れて絶好のスキを付いての一撃刺しボルグで・・・・とかで。
熱血主人公と熱血ヒロインの拳をつき合わせて無言で、でも笑顔で決別とか燃えるww
>>12 石女て・・・
本編で久し振りに会ったユーノに顔を赤くしてたりしてるのに酷い言いようだなw
リリカルなのはで頬染めほど当てにならない演出も無くてだな……
子供の時と違って19になっての頬染めはもう恋のそれと
見て問題あるまい。
>>18 ならフェイト→なのはもガチになるわけだが……
>>19 何でそんなネガティブ思考回路なんだww
まぁ、その時のなのは反応が少し意識してるぽい感じだったのでそうおもったわけだ
ただ、なのはさんの性格を鑑みるにユーノみたいな知性派より
ランサーやヴァイスみたいな兄貴系か葛木やザッフィー見たいな武骨系に惚れるタイプなんじゃないかと
ザッフィーに惚れるなのは…新鮮だな…
いや、ほんとにみてみたいが。
好きな人なの。と、士郎に犬形態のザッフィーを紹介するなのはとか。
>>5 さつき「シオンが心配だから〜」
レン「……………(ケーキ…)」
ネロ「異形の巨獣の肉と言うのも興味が在る…」
七夜「殺し甲斐がありそうだから」
白レン「あ、主の傍にいるのが使い魔の役目で…べっ、別にアンタの事が心配ってわけじゃ…!」
>>21 某所のアレ見てるから想像できんw
エレベーターで二人っきりで貞操の危機を感じスターライトブレイカーバックドロップw
>>20 >>19のどこがネガティブ思考回路なのか、
そして
>>19はそれのどこに問題があるのか小一時間(ry
でもなのはさんは武骨系や兄貴系に惚れそうだってのには同意。
士郎父さんや恭也兄貴もそっちの系譜だっけ?とらハの事はよー知らん
>>13 士郎は鞘で、メカヒスイは何気に飛行可能だしなんとかなるんじゃね?
それはともかく
>>5のゼル爺とプラ吹いた。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/29(火) 11:39:19 ID:ZERTrygp
>>24 妄想クロススレで妄想を止める様なつまらないことを言うのはご法度だぜ
>>23 つぶあん乙ww
二次創作だと変態扱いが多すぎて困るw
是非アニメの漢バージョンで頼む
>>13 ライダーの対魔力はランサーより高いんだぜ
とはいってもルーンがあるから総合的にはランサーのが上いくだろうけど
ペガサスはセイバーよりも堅いみたいだしそっちのほうがいいかもしれんが
>>26 すまん、色々野暮をやっちまったみたいで自粛する。
最後にひとつ聞きたい、つぶあんとはなんぞや?
>>13 その話は何度もされてるが、結論出てませぬ。
リリカルの魔法と型月の魔術が違うのと、リリカルのが対魔力抜けるのはイコールで結べないので。
対魔力が型月の魔術にのみ有効、かつ他はスルーという根拠がないからなあ。
とりあえずここではどっちもアリ、書き手しだいって感じだな。
>>20 某所の管理局の格闘技の祭典で、以外に肉厚だったユーノを見たなのはが餓えたケダモノのような瞳になるのがツボだったな。
>>20 ユーノはアレで案外育った環境からしてアウトドア派だからなあ
無骨な部分も大きいような気がする
>>28 ググレ
一番目に出てくるヴォルケン系変態サイトだ
>>20 ユーノの本領はインディジョーンズなアウトドア派の遺跡発掘者なので本来行動派だったりする
PC版のクロノ・ハーヴェイの物静かだが行動派ってのもあるし、それにやや近い
フェイトもそんな感じか
葛木先生となのはの絡みとか想像できないw
翠屋で紹介したとき、士郎さんは娘の彼氏が同年代より先に、
何か別のものを感じそう。
つぶあんはあまりの酷さに購入しちまったよww
あれを見たらザッフィーに対する目が変わってしまうぞwww
現在、ザフィ本の『軍用犬』『食用犬』が出ているが、自作にフェイト本『ガチユリ』が出る。
もう、最悪すぎて何が何だか分からんくなるぞ。絵が上手いだけにたちが悪いwww
ググってみた
確かに無駄に絵上手えwwwww
やろ!? ちなみに、作者によると、
『前略〜何故、こんな暴走した結論に達したかというと、色々な本があった方が楽しいかなという理由と、“ヴォルケンどもの人間臭いところを出したかった”という理由です。』
たしかに人間臭いな。もう、人間が臭いなwwww
>>37 ナンバーズが好きな変態なら『ねこ屋。』とかオススメ
ガチ系なら『秋のゆき』とかマジおすすめ
ザッフィーの扱いが良い二次創作はないのか!?
シグナムとシャマルがもう、ザッフィー以外の男に誘われもしないのが特にいいw
あと、ヴァイスのセクハラ会議時のシグナムのゼットの掛け声w
ねこ屋はアレだな。突き抜けた感が足りないな。
まだ表現が子供だ。高校生の知識で小学生の下ネタをやっているにすぎない。
あの、つぶあんのむせ返るような“臭い”には到底、届かんな!
エロバカな話はいいな。型月とリリカルのエロバカクロスもみたいもんだ。
魔力供給ネタとかでぇ。
>>41 ねこ屋の好きな俺には煽りに見えるが・・・
まぁこういう発言は控えて欲しい
>>42 ドウジンワークっていう漫画書いている人の同人で、
セイバーと士郎がバーサーカーに勝つためにやるわけだけど、
士郎が性行為を知らないっていう漫画があった気がする。
セイバー「こ、ココに、ぶぶぶ、ぶち込んで下さい!」
もうちょっと、言い方あるだろせいばー
一応、士郎はエロ本を持っているはずなんだけどな
変態版のザフィーラは某所のアーチャーと仲良くなれると思うんだ
ピーピング的な意味で
書きあがってみれば14kb
……一度でいけるか?
支援するから大丈夫だ
それじゃ、前に投下したタイトル無しの話の続きを投下
いい加減本題に入らないとなぁ
「第2話 静かな始動」
―― -3742日 PM11:05 ――
街は静かな戦場と化していた。
駆け抜けるは、伝説に謳われる兵達。
交わるは、神話の域に至った剣戟の極地。
住民達の知らない世界の裏側で、彼らはたった一つの勝者の座を巡り、己の全てをぶつけ合っていた。
褒賞は唯一無二。
全てが秘密裏に遂行される。
故に、闖入者は決して望まれない。
街を二分する川がある。
それに架けられた、全長六〇〇メートルに達する大きな橋。
名を冬木大橋という。
橋の支柱、行きかう車を見下ろす高所に長身の騎士が立っている。
身に貼り付くような薄い黒衣に、琥珀色の双眸。
余りにも美しすぎるその貌は、しかし苦渋に歪んでいた。
騎士が右腕で突き出すは赤き長槍。
その切っ先には、余りにも幼すぎる少女がいた。
力なく崩れ、刃を首筋に当てられたその姿は、戦場とはまるで似合わぬ様相だ。
傷らしい傷はない。しかし大きな瞳には怯えと絶望が色濃く浮かんでいる。
夕餉の席から飛び出してきたような普段着に金属製の杖を抱きかかえ、少女は声もなく騎士を見上げていた。
ゲイ・ジャルグ
破魔の紅薔薇。
魔術的効果の一切を無意味と化す魔槍の前に、その少女は無力だった。
騎士が眼光を鋭くする。
闖入者は許されない。
見てしまった者は、いてはならない。生きていてはならない。
しかし誇り高き騎士にとって、その実行は屈辱と同義であったのか。
騎士は左手の、黄色の短槍を振るった。
切っ先は少女を避けて、その杖のみを打ち砕く。
第四次聖杯戦争。
その最中、本来あるはずのない闘争の一つが、幕を下ろした。
支援。題名を忘れずに
支援
―― 一日目 PM03:40 ――
六課専用の訓練場に戦闘の音が響く。
ヴィータが繰り出す一撃をスバルが凌ぎ。
なのはの誘導弾をティアナが撃ち落し。
フェイトの指導する回避機動にエリオとキャロが追随する。
日々繰り返している、日課ともいうべき基礎訓練。
しかし今日は、普段とは違うことが一つだけあった。
「ティアナ! 次いくよ!」
「はい!」
なのはの周囲に浮遊していた色とりどりの魔力弾が励起され、絡み合う軌道を描いて飛来する。
ティアナはそれらのコースを先読みし、一つずつ確実に迎撃する。
リロード、射撃。射撃、射撃。
複雑な軌道で迫る最後の魔力弾に追尾弾を放つ。
あの魔力弾は撃墜されないコースを選択して飛んでいる。
ならば追尾弾によって、飛行する路を『撃墜されない唯一の飛行経路』に限定してやればいい。
小刻みに軌道を変える追尾弾。
その追撃マニューバに明確な隙を加えておけば――
「……そこ!」
クロスミラージュから放たれた弾が魔力弾を撃ち落す。
――標的は必ずそこを突く。
行く場所が分かっているのなら、撃墜するのは容易いことだ。
ふぅ、と気を緩めるティアナ。
昼下がりも過ぎて段々調子が上がってきた。
これなら午前の遅れも取り戻せそうだ。
そんなことを考えていた時点で、既に気が緩んでいるも同然だった。
役目を終えた追尾弾は制御を失い、森の方へと飛んでいく。
追尾弾の向かう先に、ふらりと人影が現れた。
「危ない!」
思わず声を上げるなのは。
追尾弾はその人影の死角から、もはや回避不能な距離にまで迫る。
彼の手に得物はない。
放ったのは純粋魔力弾だったのか。
そんな自明のことすらも、混乱した思考では思い出せない。
ティアナの脳裏に、己の不注意がもたらす一秒後の光景が過ぎった。
制御を失った追尾弾は防がれることもかわされることもなく、無防備な頭部に直撃する。
もし物理的な破壊力のある弾を放っていたとしたら――
支援
だがそれは、実現しなかった。
刃物が空気を裂く音。
切り裂かれて形を失い、霧散する追尾弾。
ティアナは我が目を疑った。
彼の左手には、いつの間にか黒い片刃の剣が握られている。
デバイスを発動した様子もない。
どこかに剣を隠し持っていた様子もない。
それなのに、男はさも当たり前のように剣を振るい、追尾弾を切り裂いたのだ。
「衛宮君、大丈夫?」
「すいません! 怪我はありませんか!」
「ああ。ごめんな、訓練中に近付いて」
男、衛宮士郎は黒い剣の峰を肩に乗せて、2人に向き直った。
機動六課の訓練風景に混ざった小さな変化。それは、衛宮士郎の存在だった。
今日付でスターズ配属となったという彼だが、隊の殆どは、今日になるまで彼の存在を知らなかった。
隊の全員に確認したわけではないが、ティアナが訊ね回った限りでは、ただ一人。
高町なのはだけが、彼との面識を持っていた。
フェイトやヴィータのようななのはの旧友ですら「名前を聞いたことがある気がする」程度なのだ。
過去を詮索する趣味は無かったが、同じ分隊に属する隊員になるのだ。
必要最小限の情報は知っておきたかった。
「ええと、エミヤ三尉」
初対面に近いのに馴れ馴れしくないだろうかと悩みながら、ティアナは切り出した。
「三尉は六課の前にどこの隊に所属されていたんですか?」
なるべく差し当たりのない、無難な質問を選んだつもりだった。
なのに、彼の反応は芳しくない。
どう説明したものかとばかりに頭を掻き、なのはと目配せしあう。
「前も何も、管理局なんて入ってなかったからな。魔導師ランクなんてのも持ってないし」
それは想像もしていなかった返答で、ティアナは一瞬理解することができなかった。
じゃあどうして六課に、と問いかけようとして、口を噤む。
出自はどうあれ、八神部隊長も承認した人事のはずだ。
それなら自分が口出しすることじゃない。
ティアナが無理に自分を納得させようとしているのに気が付いたのか、なのはがフォローを入れる。
「スターズとライトニングのフォワードを1人ずつ増員することになって、わたしの知り合いにお願いしたの。
ちょっと裏ワザみたいになっちゃったけど、そうでもしないと時間が足りなくって」
ランクは近代ベルカ陸戦C扱いだよ、と付け加える。
どういう知り合いなのか知りたいんです、という言葉を飲み込んで、ティアナは頷いた。
『増員』『三等陸佐待遇』『陸戦C扱い』『時間が足りない』
バラバラの情報をつなぎ合わせると、おぼろげながら背景が見えてくる気がした。
機動六課は、今すぐでもに戦力を増強する必要に迫られているのではないか。
それも、正規ルートの人事異動ではなく、わざわざ外部から引き抜いてこなければならないほどの。
想像の底なし沼に飲まれかけているのを感じて、ティアナは小さく頭を振った。
何かあれば自分達にも通達されるはずだ。
それまでは普段通りに訓練を重ねていればいい。
クロスミラージュのグリップを握る手の平に、知らず汗が滲んでいた。
「なのはさーん! 大丈夫ですかー!」
底抜けに元気な声が飛んできた。
土の付いた訓練着のままのスバルが、マッハキャリバーの車輪を唸らせて走ってくる。
危ない、となのはが叫んだのを聞きつけたのか。
「うん、大丈夫だよ。ね?」
なのははスバルに微笑みかけつつ、衛宮に同意を求めた。
当然、衛宮も頷く。
後ろを歩いて付いてきたヴィータが、やれやれと肩をすくめる。
「だから言ったろ。心配すんなって」
あははと笑いながら、なのははここにいる全員を見渡した。
スターズ分隊隊長、高町なのは。
同隊副隊長、ヴィータ。
同隊隊員、スバル=ナカジマとティアナ=ランスター。
そして新入隊員の衛宮士郎。
図らずもスターズ分隊の全員が集合している。
衛宮が加わってから初めての集結だった。
これからの任務、スターズはこの5人で戦うことになる。
「エミヤシロウだっけか。シロウが苗字でいいのか?」
ヴィータが真面目な顔で訊ねた。
衛宮は不思議そうに首を傾げ、ヴィータの問いを小声で反芻する。
数秒経って、単純に姓名の順を訊ねているのだと気付く。
「いや、エミヤが苗字でシロウが名前。高町と同じ順番だな」
「じゃあ、シロウ。一つ聞くけど、それがあんたのデバイスか?」
衛宮が左手に握っている黒剣を指差す。
ティアナの魔力弾を迎撃した、どこからともなく取り出された黒い剣。
外見は地球の古代王朝で鍛造されていた刀剣に良く似ている。
「デバイス? 一応ただの剣だと思うけど」
答えながら、剣をヴィータに渡した。
片手剣であるはずなのに、ヴィータが持つと両手剣のように見える。
ヴィータは耳を寄せて刀身を軽く叩いた。
鍔らしい鍔はなく、陰陽を模った円があしらわれており、武器というよりは祭具に近い雰囲気の刀だ。
如何なる製法によるものなのか、幅広の刀身には深い赤色の正六角形状の文様が蜂の巣状に浮き出ていた。
「魔力があるみたいだけど、確かにデバイスじゃねーな」
事実、この剣にデバイスのような機械部品は組み込まれていない。
スバルも興味津々に、鈍く太陽光を反射する刀身を眺めている。
その瞳は、博物館か美術館に飾られた貴重な品に引き寄せられた子供のようだった。
一方ティアナは、自身の中に疑念の芽が生まれているのを感じていた。
確かに、エミヤシロウという人物は魔力弾に不意を打たれても対処できる程度の実力はあるらしい。
ひょっとしたら自分よりも強いかもしれない。
でもそれとこれとは話が別だ。
はっきり言って、素性不明にも程がある。
彼がどんな人物で、何が出来て、何のためにここにいるのか、ティアナは全く知らないのだ。
思い返せば行動の節々にも違和感があった。
敬礼を返さずに握手を求めてきたこともその一つだ。
隊長に軽い口調で話しかけたり、デバイスを使わずにただの剣を振るったり……。
どれも管理局の常識から著しく外れている。
ティアナはエミヤシロウという男を信頼しきれないでいた。
まだ出合って間もないからだ、と理由を付けることは簡単だ。
しかし、このまま素性不明を押し通されるのであれば、彼を信頼することは永遠にないだろう。
そう確信できた。
「ティアナ?」
「は、はいっ!?」
急になのはの顔が現れて、ティアナは飛び上がる勢いで背筋を伸ばした。
つい考え込んでいて、周りのことが目に入っていなかったようだ。
ティアナは顔から火が出そうになるのを必死で堪えている。
「小休止、取っていいよ。スバルと衛宮君の模擬戦が終わるまでね」
先ほどまでなのはとティアナが訓練をしていた場所で、スバルと衛宮が向かい合っている。
入念に足回りの柔軟をするスバル。
感覚を確かめるように2,3度黒い剣を振るう衛宮。
ティアナの懸念を余所に、スバルは新しい隊員に馴染もうとしているようだった。
「手加減しませんよー」
「こちらこそ」
審判役のヴィータがすっと腕を上げる。
「それじゃ……はじめっ!」
号令の直後、リボルバーナックルと黒い刀身が衝突する。
火花が飛び散り、甲高い金属音が森に響き渡った。
―― 一日目 AM10:30 ――
冷たい海風が、潮の香りを運んでくる。
機動六課の隊舎前にいるのは、赤毛の青年。
彼は空を見るでもなく、目蓋を閉じて静かに佇んでいた。
すっと右手を前に突き出す。
手の平を下に向け、何かを掴み取るように軽く指を曲げる。
「――――――、――」
青年の口が、ごく短い言葉を紡ぐ。
一瞬の閃光が走る。
何もなかったはずのその手に、一振りの長剣が握られていた。
装飾を極限まで排した、機能的かつ実用的な剣だ。
青年は長剣を様々な角度から見、満足そうに頷いた。
ぱちぱち、と。
何処からか拍手の音がする。
「久しぶりに見たけど、ほんとに凄いね」
青年が振り向くと、教導隊の制服に身を包んだ高町なのはと目が合った。
青年――衛宮士郎は彼女の賞賛をくすぐったそうに受け取った。
「これくらいは基礎練習だって」
長剣を傍らに立てかけ、自身も壁にもたれかかる。
「まだ、話してないのか?」
「うん……。なんて言ったらいいか分からなくて」
そりゃそうだよな、と同意する。
衛宮士郎は空を仰ぎ、遠い昔を懐かしむように目を伏せた。
振り返れば短い、しかし生涯忘れないであろう日々。
それを他者に聞かせるには、とても一日では足りないだろう。
その場にしゃがみ込み、膝を抱えるなのは。
「もう終わったと思ったのになぁ」
衛宮士郎は無言で剣を取った。
眼前で振るい、冷えた空気を切り裂く。
鉄色の刀身が月光を弾き、水面のように輝く。
「何度だろうと終わらせてやるさ」
彼の言葉には、一かけらの迷いも躊躇いもなかった。
なのはの口元が緩み、笑みに変わる。
「変わってないね、衛宮君」
立ち上がるなのはの表情に、もう陰りはない。
「たった半年で変わってたまるか」
2人はどちらからともなく並び、夜の道を歩き出した。
その背中は、命を懸けて死線を潜り抜けてきた戦友のようだった。
「でも、まずはこっちに馴染まないとな」
「じゃあ今度みんなでご飯食べにいこっか」
何気ない談笑。
しかし互いの胸には、言い表せない不安が渦を巻いていた。
しえん
―― 二日目 AM02:00 ――
――廃棄都市区画。
一般人は元より、管理局局員ですら理由がなければ立ち入ることのない場所。
たとえ入ってよいといわれても、一般人はよほどの無謀でなければ拒絶するだろう。
廃棄されたという在り方そのものが人を遠ざけるのだ。
人々は想像しうるありとあらゆる危険をその区画に重ね合わせ、目を背けている。
故にそこは、人の手のみによって生まれた異界であった。
そう、結界である。
魔術的な意味合いを持たず、一切の魔力を用いず、その在り方のみで成り立つ結界。
ここにいる限り、逃亡者はそう簡単には発見されはしない。
任務を帯びた局員以外で侵入するとすれば、大なり小なり脛に傷持つ者。
社会的に褒められはしない立場の人間くらいのものだ。それに例外はない。
たとえ善良な市民であったとしても、ここに立ち入ること自体が責められるべきことなのだから。
すなわち、密告のリスクは限りなく低いということになる。
今、廃棄ビルの3階に陣取る男達もそのような類の人種であった。
人数は4人。服装などから見るに、2人ずつのグループの会合のようだ。
互いに、持ち寄ったバッグを交換する。
片方には金塊が、もう片方には、片手に余る大きさの赤い宝石が。
両者は中身を確認しあうと、にやりと笑った。
とてもではないが善良とは思えない笑み。
そして事実、彼らは社会的に『悪』と看做される行為に及んでいた。
想定外の目撃者などありえない。
この場に居合わせるとすれば、明確な意図を持って踏み入れるものだけだ。
キュイ、と機械の機動音がした。
その場の全員が振り向き、窓の外に浮かぶモノを認識する。
カプセル状の奇妙な機械が、無機質なカメラでビルの内部を睥睨していた。
各々が杖型デバイスを取り出し、謎の機械に向ける。
発動するはずの魔法は、その予兆すら起こらない。
謎の機械から熱線が放たれた。
宝石の入ったバッグを持つ男の胸に穴が開く。
他の3人がそのことに気付いたのは、男が床に倒れ付してからだった。
悲鳴を上げ、逃げ出す男達。
機械は彼らを追うこともせず、倒れた男の傍らのバッグに近付いた。
初めからこのバッグだけが目的であり、男達は眼中にないような手際だ。
機械はバッグを破壊し……
――ヒュッ
風切り音が男達の脇を抜ける。
バッグの中身を検分していた機械の装甲が突如として貫かれ、壁面に串刺しにされる。
火花が散り、焦げ臭い煙を残して、機械は機能を停止した。
突き刺さったのは、鋭い切っ先の金属棒だった。
長さは2メートルとあるまい。
男達は呆然と足を止め、金属棒を投擲した人物の姿を見た。
正気では、ない。
両目に尋常ならざる光を宿し、逆立つ髪は鬣のよう。
狂戦士。
それ以外に、アレを形容し得る言葉は存在しなかった。
獣の唸り声のような音を口から漏らしながら、右手に握った赤い槍を振りかぶる。
大気に満ちる魔力が凍りつく。
彼らは、一瞬でも「助かった」と思った自分達を呪った。
こんなことなら、あの機械に殺されていればよかった。
後悔しても既に遅い。
放たれた槍は中央の男の胴体を貫き、風船のように破裂させる。
左右の男達も引き裂かれた空気に巻き込まれ、まるで襤褸のように宙を舞う。
3つ分の残骸が床にぶち撒けられた直後、鮮血が雨のように降り注いだ。
時計の針は進み続けている。
今起きていることを、そしてこれから起こることを知る者は、まだ少ない。
投下は以上、支援感謝です
だれかいいタイトル案ないー?
しえん〜
プロローグだからなんとも。プロット的に完結できそうなら何かテーマかポイントがあるはずだから、それを抽象的解釈にするとやりやすい。
投下乙!
やっぱこの程度の文量あるといいな。
次回も期待です。
GJ!
ランサーきたか
軋間になつくヴィヴィオとか面白そうだ
Good Job!
なんとも当たりの予感。これは期待せざるをえない。
そしてこれに関連付けて4次ランサーにもなんぞ救いがあったら嬉しいなあ
GJ!!です。
ランサーに負けた少女と、狂戦士の正体が気になるw
おおGJ!
これはいいクロス
ランスロットにデバイス奪われて驚くSSを書いて欲しいなぁ。
VSスレで話してたら凄く見たくなったw
レイハさん寝取られと申したか
プラズマイリヤとなのは無印かA'sのクロスなんて英断を踏みきる方はいないものか・・・
>>71 私を捨てるの!?レイジングハートッ!!みたいなwww
F15を触れるだけで制御下においたようですし、デバイスの不倫劇も見てみたい。
インテリだから少しは抵抗するんだろうね。
けれども結局は染まってしまう。
……エロぃのはなんでだろ。
黒く無骨な腕が細身の意思を荒々しく踏みにじるからではないでしょうか?
OVA版勇者王の勇者軍団みたいに最後抵抗して壊れるとか
イメージ的にはゴルディみたいに
なのはさんを砲撃使用に調教したRHが、今度はランスロットに調教されるのかw
他のデバイスが見てる前でセットアップしろとか、新幹線のアナウンスしてみろよッ!!って恫喝されるんだw
抵抗を苦にもせず乗っ取り完了。ただし、バリアジャケットはなのは仕様とか
大体デバイスの乗っ取りの話になると出てくるな
リリカルランスロットww
>>78 バーサーカーなランスは喋れないみたいだから、代わりにレイハ自身が例の起動詠唱を朗読
「風は空に、星は天に……」
もしランスが喋れるのを誤魔化したら起動してくれないとかww
後、セットアップを包み隠さずちゃんと見えるようにスローで実行
当然BJの仕様はなのはのままで、かつ最初はミニスカのアグレッサーモードな
セイバーはゼロ本編とは違った意味で愕然としてしまうなw
今度は確実に発狂してしまうだろうなww
ノーパン&スカートが当たり前だった当時の戦士階級や蛮族(男)
の装束文化を考えれば許容範囲だろう
ちなみに更に数百年遡ると(ランサーの兄貴の世代)全裸ボディペインティングになる
>>38 秋のゆきはガチだな
あそこで何回ダキシメラルで何度泣きかけたことか
>>85 つまり槍兄貴のあの戦装束は全身タイツなどでなく……!
俺の股間はゲイボルグってことか・・
士郎はやてのもんですが続き投下しようと思います。
>>87 あの時代にそぐわぬピチピチと体にフィットした装束が
暗に意味する所を考えれば答えは出るw
意と覚悟は固まった。
ならば、次に求められるのはその思いを形にする計画である。
今度の方針を定めることが遅れて争いに参加した
士郎達の急務だった。
「まず、私達はすでに大きな戦略的痛手を被っている。
士郎、それが何かわかるか?」
シグナムは真剣に戦士の顔で問う。
「…敵に本拠地がバレてることだな。少なくとも青い男に」
「ま、お前のせいだけどな」
と、ヴィータ。その遠慮のない指摘に士郎は
言葉を詰まらせた。
「責めはせん。だが、事実を理解しておけ。
この不利を覆すためにも、私達は一刻も早く敵の所在を掴まなければならない。
これはザフィーラとシャマルに任せる。
めぼしい標的が見つかり次第、私とヴィータとセイバー
あと、期待はしないが士郎で一気に叩き潰す。
異論はないか?」
「シグナム、異論はないけど質問がある」
「なんだ?ヴィータ言ってみろ」
「はやてはここに残すのか?大河の家とかに
隠れてた方が安全じゃないか?」
ヴィータの問いに答えようとしたシグナムをはやてが制し、答える。
「私はここに残る。別に意地はっとるわけやないよ。
さっきの士郎の話からするとあの青タイツの戦闘目撃したから
狙われたってことらしいしな。しっかり見てもうた私も、
どこへ行っても狙われる身や。
そんならここに残るのが一番ええ。
あと、さっきヴィータと買い物行ってる時にでかーい男連れた子に喧嘩売られて
な。
士郎共々命とりにくるて言われたんよ。
せやから私もすっかりこの戦いから逃げられん。
終わるまでみんなと居るつもりや」
はやての告白に一同は驚いた。その内容は、
もう1人の敵の存在を示していたのだから。
「あの大男はやばかった。向こうがあっさり引いてくれて助かったぜ。
ガキんちょは、はやてにえらい敵意を向けてた。
名前も名乗ってたけど…えーと」
「…イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」
「そう、それだった!て、はやて残るのかよ。ま、あたしがいるから
安心して大船に乗ったつもりでいてくれていいけどな。
どこかのへっぽこ魔術士みたいにのされるようなへまはしねぇし」
「士郎も頑張ったんやしあんま苛めちゃあかんよヴィータ。
せやけどさっきのヴィータは確かに頼もしかったわ。ありがとうな」
よしよしと頭を撫でられるとヴィータははにかんでうつむく。
「えへへ」
ばつが悪そうな顔になる士郎の隣で、1人、
複雑な気持ちを浮かべ苦い表情をするものがいた。
「どうかしたか?セイバー」
「イリヤスフィール、ですか…」
士郎の問いかけも届かぬ程セイバーは没入していた。
このセイバーの心ここにあらずという状態に気づかないものはいない。
「主が言った名に心当たりがあるのか?
今は情報が何より重要だ。セイバー、知っていることがあるなら話してもらおう」
シグナムは有無言わさぬ迫力で尋ねる。
その威を備えた声にセイバーは自らが過去の回想に
捕らわれていることに気がつかされた。
たった今、衛宮士郎が剣となると誓ったばかりだというのに…
セイバーは己を恥じシグナムに向き直った。
「…私は前回の戦いでもセイバーとして召喚され
聖杯を前にして敗れました。ですからこの戦いに参加する常連ならば
名と本拠はわかります」
「六十年前にもここに喚ばれてたのか、それは心強いな」
士郎は感心しセイバーの言葉を待った。
「…いえマスター、前回の戦いは…」
「ええ、セイバーさん、名前と本拠だけを教えてや」
「はやて?」
セイバーの言葉を真顔で遮り話をもどすはやて。
そんなはやてに士郎は違和感を覚え、
セイバーもまた戸惑ったが優先度から考えれば
はやての言うことはもっともである。
「わかりました、はやて。
この戦いの常連と言われる家は
アインツベルン、マキリ、遠坂だそうです。
アインツベルンはここから30キロほど離れた郊外の森を本拠地としています。
遠坂は霊脈の地に居を構えているとか、マキリについては、
私もわかりません」
セイバーの話をそれぞれが吟味する。と、
セイバーが語った名に驚きを隠せない者が2人。
「と、遠坂!?はやて、遠坂ってあの遠坂か?」
「わ、私に言われても…はは、でもそやったらどうしたもんやろなぁ」
「セイバー、この戦いはマスターとサーヴァント、両方倒す…
いや、殺さないといけないのか?」
遠坂、遠坂凛は士郎、はやての同級生であり
その完璧な立ち振る舞い、優雅さ、整った顔立ちは、
やや、朴念仁入ってるとはいえ健康的な男子である
士郎にとって十分に興味を引く対象であった。
仮にその遠坂凛を殺さなければならないとすれば、士郎にとって
この聖杯戦争は前提からして苦しいものとなる。
士郎の疑問は士郎同様、相手を知るはやての疑問でもあり、
ヴォルケンリッターにとっても戦略上の方針を決定する上で
把握しておくべき事項だった。
「いえ、マスターを殺す必要はありません。サーヴァントさえ倒せば
そのマスターは脱落扱いとなります。
ただ、逆にマスターを殺し魔力の供給を断ち
サーヴァントを消滅させるという手があることも事実です。
私の前マスターはこれを得意としていました」
必ずしもマスターを殺す必要はない。この言葉に安堵する、士郎、はやて。
対して、ヴォルケンリッターの面々は目つきを鋭くする。
「どうかしたんか、シグナム?そんな怖い顔して」
「主、その遠坂という者は主達の学校に通っているのですね?」
「そうや、彼女はこれがまた、できるかっこええ女なんよ。その遠坂さんな、なんと私と…」
「失礼、かもしれませんが、その者を我々は第一の標的として定めます」
「ほんま…?」
話の流れを敏感に感じ取りはぐらかそうとしたはやてを遮り
シグナムは直球を投げた。
はやてがシグナムらの顔色を眺め見ると4人共一様に真剣な目で答える。
「せめて…せめてや、月曜一杯待ってくれんか?遠坂さんと話がしたいんよ」
「シグナム…俺からも頼む」
しばし、沈黙が流れる…
僅かの間の後、シグナム達は目配せすると互いに頷き合う。
「主達の気持ちもまた、尤もな物なのかもしれません。
わかりました、待つとします。ただし、月曜の登校には
私達も隠れながら付いて行かせてもらいます」
「ありがとうな、みんな。
付いてきてもらうんはもちろんOKや」
「ああ、遠坂ならきっとバカなことはしないはずだし話せばわかってくれる」
「主、士郎…2人の気持ちもわかりました…
しかし聖杯を求める以上最後にはやり合わなければならない相手
ということだけは忘れないでください…」
沈痛な面もちで語るシグナムの姿に士郎はハッとする。
はやてよりも実のところ士郎の方がヴォルケンリッターと目指すところは近く、
誰より彼らを理解しているつもりだった。
だというのに自分は救う相手を1人にすることができない。選べない
これは自分の甘さなのか、覚悟の弱さ故なのか士郎はわからなかった。
「は〜い、はい。大体方針は決まったみたいだし難しい話はここまでにしましょう?
ここからの主役はセイバーちゃんで」
沈黙が広がり始めた室内に突如響く脳天気な声。
今までもその場にいながらまるで今現れたかのような
その、場違いな明るさに一同は呆気に取られた。
特に名指しを受けたセイバーは眉間に皺を寄せ頭を抑える。
直感が嫌な予感を告げていた。
「…なんだシャマル、セイバーに何か?」
「セイバーちゃんは多分これからしばらくは家にいるんでしょう?
だったら便宜上の立場がいるんじゃないかしら?」
明るい声で、シャマルは将に尋ねる。
シャマルの言葉にシグナムもまた何か思いつくところがあったのか
次第に張り詰めていた顔が緩み始める。
「確かに、どう思いますか主?」
「私に振るんかシグナム、なかなかに挑戦者やね〜」
シグナムがはやてに振ると、はやてもまたいい笑顔で答える。
室内の空気はあっという間に騒がしいものに変わり始めた。
「私は1サーヴァントであり、それ以上でも以下でもないので
そのような気遣いは無用なのですが…食事をとることも、寝る必要もないので」
予防線を張り、話題から逃げようとするセイバーに対し
攻める方は多勢であった。
「いいや、駄目や。この家に住む以上はそんな我関せずー
みたいなのは認められへんよ」
「そうだな、俺の作る飯も食べてもらいたいし、
1人だけ食べないだなんて絶対駄目だ」
「大河や桜に会わせる際の紹介はどうしたものか」
「あ〜大河が見たら喜びそうだ。桜はわかんねぇけど」
「桜ちゃんとだってすぐ仲良くなれるわよ。
セイバーちゃんなんかすごくいい子っぽいもの。
でも、セイバーちゃんの立場というか身の上はどうしたらいいかしらね」
皆がそこに思いを巡らせはじめた時、沈黙を破る一言が降って沸いた。
「シャマルの娘、で、いいのではないか?」
ザフィーラの一言に……シャ……マ…が…………
One moment, please.
「…私は何もみんかった…じゃ、じゃあシャマル、
セイバーさんはシャマルの妹てことでええか?」
「そうです、そうですよ、セイバーちゃんみたいな大きい子が
私の子だなんてご近所のみなさんも納得するわけないですし、
私の妹くらいがすごく、妥当です」
沈黙は金、そういう諺があったなと、はやては苦笑いを浮かべる。
「セイバーちゃんもそれでいいかしら?」
「あ、ええ、構いません、シャマル」
セイバーは今では数分前から比べると1人欠けた部屋を見渡し、答えた。
「さて、セイバーの処置も決まり、シャマルの気も収まったようだし
明日の予定を決めてしまおうか」
シグナムがやれやれといった様子で一同を眺める。
シグナムは再び戦士の顔に表情を戻すもシグナムに合わせたのは
セイバー1人、その他は「明日の予定」と言う言葉にもなんら緊張感を示さない。
確かに遠坂なる者を狙うのは月曜以降とすることにはしたが
明日1日なにもしないで過ごす、などという考えはシグナムにはなかった。
それはセイバーも同様であったようで皆の態度に怪訝な顔をする。
「マスターは明日、どのように行動するおつもりですか?」
疑問を形にし、自らの主に尋ねるも答えは実にあっけらかんとしたものだった。
「明日?明日は、藤ねぇや桜、ああ、さっき名前が揚がってた、
ここにいる以外の俺の家族みたいなもんだけど、
そいつら含めみんなと街へ遊びにいくつもりだ、セイバーも来いよ」
緊張感が無いというか、邪気の無いというか、
セイバーのマスターはそれこそ少年のような笑顔を彼女に向ける。
これには彼女も驚きを通り越して呆れてしまった。
シャマルもヴィータも明日の遊びという内容に
気が行ってしまっているようで士郎、はやてと歓談を始めてしまう。
仕方なくシグナムは座を移した。
「悪いな、皆平和ボケしてしまっていてな。
主や士郎はともかく、私達4人もこの5年、戦いから離れた
平和な生活にしっかり浸ってしまって…このザマだ」
セイバーに相対するのはシグナムのみ。
ふう、とため息をつくシグナム、けれど、そんなシグナムからも
セイバーは柔らかい空気を感じた。
「あなた達は幸せそうだ。羨ましくもある。
だが、聖杯を求める戦いにすでに巻き込まれているということを
もう少し自覚して欲しい」
「すまない。だが、いざ戦いとなれば我らも主のために
命を掛けて戦うのには変わりはない。そこは忘れてくれるな、セイバー」
「…はやてはあなた達に士郎の手助けを頼みましたが
あなた達の望みはあるのですか?」
一瞬、間を置いたシグナムだったがすぐに口を開いた。
「そうだな…隠すことでもない。まず、主の願いを果たすこと。
今ならば、士郎を支えることがそれになろう。
我らとしては主の体を蝕む呪いから主を解放したい。
これは士郎の願いでもあるはずた。
聖杯とやらが万能というならば、可能性がある」
「呪い?」
「ああ、不治の病と言ってもいい。もし、今のままであれば、
主は半年ともたないだろう」
その言葉にセイバーは顔を顰める。
「シグナムー、セイバーさんもこっち来てや。明日の話しよ」
2人に手招きするはやての表情からセイバーは
その病を感じ取ることはできなかった。
ただ、その体は吸い尽くされたかのようにひどく魔力が欠乏している。
セイバーにはそう、見えた。
「今は付き合ってくれると嬉しい」
シグナムが横顔で苦笑いするのを横目で確認する。
この幸せそうな空気を後1日くらい感じるのもいいかもしれない。
すぐに、苛烈な戦いが始まるのだ。
彼らにも最後の華やぐ時間を楽しむ権利はあろう。
「わかりました。明日1日くらいなら、付き合いましょう」
セイバーも視線を緩めると、頷いた。
明日は月曜からの戦いを前にした最後の日曜だ。
シグナムやセイバーのしていた苦い顔も良く分かる。この戦いは油断したら
即、死を意味する。
現に俺は一度死んだか、死にかけた。
シグナム達は甘いと言うかもしれないが
…だからこそ明日を楽しみたいと、思う。
もしかしたら最後になるかもしれない。そんな気がするからか。
切嗣に拾われてから、一度とて孤独は感じなかった。
切嗣が留守にしてる時は側にはやてや藤ねぇがいたし、
切嗣がいなくなってしまっても入れ替わるようにヴォルケンリッターの4人が衛宮家に現れた。
それから半住人?と化した桜も合わせると今では8人の家族と言ってもいい。
皆、掛け替えのない存在で、それを今日の俺が体験したことを
誰かが体験する――――それは駄目だ。
正義の味方…は家族を優先的に護ってもいいんだろうか?
家族という掛け替えのない存在と多数の救うべき存在、
その天秤をどちらに傾けるべきか…いや両方を救ってやる―――
そう思ってもみんなの顔を思い出すと、不安になる。それができるのかと。
「悩んでるようやね」
風呂から上がり廊下を歩いていると縁側に座り庭を眺めていたはやてがいた。
「まだ、部屋に戻ってなかったのか?風邪引くぞ」
この十年、はやてとは兄妹か姉弟をやってきた。
あまり納得はできないけれど誕生日的には向こうが姉となるらしい。
体が弱い内は姉と主張して来る事もなかったが
良くなるに従いそのような立場を押し出してきていじられたこともあった。
今は、どうだろう?
俺より先に風呂に入っていたはやての髪は未だに艶やかに水気を帯びている。
はやてはわりかし顔はいい方だし、儚げな仕草もどこか似合う。
だから―――様に成りすぎていて独りで夜空を見上げてる、なんて姿は見たくなかった。
「はは、なんや怖い顔しとるな。隣、座らん?
まぁ、昨日の今日いきなり殺し合いに巻き込まれたんやから、士郎も悩むか」
「ちげー、このばかはやて、具合悪くなってきてる人間がいつまでも起きてるか
ら怒ってるんだ」
そう言いつつなんとなく隣に座る。
士郎は私と大河にだけ口が悪くなるんは相変わらずやなー」
「そうか?気にしたことないぞ」
「ま、そらええか。信頼の証とでも思っとく」
「なんだよ、それ」
はやての思考は時々良くわからないと思う。
「今回の事件は士郎にとってはもしかしたら、暁光なのかもしれんね…
正義の味方さん」
その言葉にドキッとする。はやては正義の味方がなんなのか知っている。
俺のそれが衛宮切嗣から受け継いだものだということを。
「それは士郎の夢や。私は応援しとる。
ただ、無理はせんで欲しいかな。
きっと辛いだろうし、悩むことも多そーやし。
もし、な…士郎が私と誰かを天秤に掛けなならん事になったら
私は捨ててくれてええ」
愕然とする、そんなことをはやては半ば照れながら言った。
「なにを―――」
「ほな、ストッーープ、や。ま、そんなことにならんよう気をつけます、
また、士郎の活躍にも期待しときます」
そう言うとはやては笑いながらゆっくり、ゆっくり立ち上がる。
「正義の味方を怒らせてしもた悪人は撤収するとします」
「正義の味方に捕まった悪人は正義の味方の部屋で
矯正を受けるってのもあると思うけど?」
いつもの日課のように俺は言ったのかもしれない。
「それやけどこの事態が終わるまでは止めとこ。
士郎も大変やろし」
「…わかった。これははやて次第だからな」
俺の答えに頷いたはやては静かに踵を返すと部屋に戻って行った。
ただ一言、念話で明日は楽しもなと残して。
もちろん俺は応と答えた。
夢を見ている。これは多分、十年前、火災の後の病院の光景。
ただぼんやりと白い壁と天井を眺めているとその男はやってきた。
その男は俺に自分の子供にならないかと持ちかけてきた。
それとも施設がいいかとも。
男の側には車椅子の女の子がいた。ある意味今思えば滑稽とも思える
切嗣の仕草に白い目を向けていた気がする。
俺が車椅子の子に視線を向けるとできの悪いキャッチセールスのように
今なら妹、いや、お姉さんもついてくるんだけど、どうかな?
なんて言った。
親子?
と俺が尋ねると、これからなるとか言ってたと思う。
君、こんな奴の子になんかならん方がええよ
その子の一言目は俺に対してだったけど視線は切嗣に向いていて、
ひどく悪意の籠もったものだった。
切嗣は情けなく肩を落として、本当に情けないくらい言われるがまま黙っていた。
逆に可哀想になってついつい俺は関西弁の子に
じゃあなんで君はこの人の子になるのさ?
なんてことを聞いていた。
その内、このおじさんは俺が守ってやらなきゃ大変なんじゃないかと
子ども心に思い、女の子に張り合うように切嗣の子になることを承諾していた。
その後、切嗣に辛く当たる女の子と喧嘩、殴り合いは
しなかったけれど口喧嘩の他、色々と勝負をした。
何故かのめり込んだのは料理勝負だったり。
審査員という意外な役得を得て喜んでいた切嗣は
僕は魔法使いだからかな。とか言っていた。
いつしかはやても落ち着き本当に平和な日々を得たのはいつだったろうか。
目が覚める―――今日は日曜日―――
聖杯戦争は明日から――
今日は以上です。
乙
見事に感想がないな
GJです。 闇の書の侵食ってアヴァロンで防げないものでしょうか?
アヴァロンの出鱈目さから見れば、防げてもおかしくないな
この世全ての悪ですら、手に持つだけで弾き飛ばす代物だし
ザフィーラ……
口は災いの元だな。
アヴァロン体に入れれば、少なくとも足は治るかもね。全身への侵食も止まるかも。
ただセイバーと契約なりしないとあんま効果ないだろうし、手放した瞬間また再発するだろうね。
まあその場凌ぎでも止められるんなら士郎は喜んで渡すだろうね。
それなりに作品も出来てきたわけですし、まとめwikiを作ろうと思います。
wiki作成は初めてなので、出来るまでそれなりに時間がかかるとことが予想されますがそれでもいいでしょうか?
>>107 いいですよー。
というかむしろ待ってましたー。
>>107 がんばれー!
Wikiできれば職人も集まりやすくなるだろうと期待
111 :
107:2008/04/30(水) 13:30:25 ID:DyQyVD8u
>>107 協力もせんのにお願いは図々しいとは思うが、お願いというか提案
キャラの能力や技についての考察は他の所にもあるし、クロスする上で作者が多少アレンジを加える部分もあると思うので、そういう作者により変化する部分よりも、一人称や変えてはならないようなキャラの本質、根幹のようなものを簡単にでも良いので書いてほしい
個人的に間違いが多いと感じた(ここの作品じゃなく同人など)のをとりあえず挙げてみる
・ウチ口調のはやて→本来は私
・俺口調のヴィータ→私(アタシ)
もしよろしければお願いします
長文失礼しました
>>112 ありがとうございます。
>>113 とりあえず作品をすべて書き込めた後に、それぞれの作品の主要キャラの一人称は注意書きとして書いてみようと思います。
115 :
107:2008/04/30(水) 14:02:54 ID:DyQyVD8u
ひとつ質問なんですが、なのはVS言峰の人となのはVSミスブルーの人って同一人物でしょうか?
当人しか知らんのじゃないか……?
>>115 乙彼さまです
こういう風に形にしてくれると、描くほうも張り合いが出ますよね
一応、同一人物です
あと他には、ギル×スカの対峙とバーバー藁気屋のネタなどを落としました
ご回答ありがとうございます。
名前はなのはVS言峰氏というのでおkでしょうか?
それとも、他にこう呼んだほうがいいというのはありますか?
ギル×スカの対峙と、青子VSなのはの作者さんが一緒だってぇ!?
最終話がギル×スカの対峙で、それまでの戦いはここにいたるまでの
流れのように見えて興奮してしまうwww
個人的には、リリカルランスロットネタでの話が大好きなんだけど、
書き手の方はどうなんだろう?奪う能力の時点で、書きにくかったりするのかな?
リリカルランスを書いてみてるんだが……これはやりづらいwww
なによりレイハさんが奪われるとなのはの勝つ目が薄すぎるw
ギャグでもいいんでは?ヴィヴィオに使えるハサンみたいにw
一応、実力を見る模擬戦で今までのギャグなんだったんだというくらい
物凄い殺伐とした狂気に犯された戦闘にするとかw
でも、やっぱりガチ戦闘は見たいな。VS六課ならなんとか対抗できそうな気が。
>>119 もう一人なのはVS言峰を描いてらっしゃった方がいますから紛らわしくなるかも
一応 今描いてるのが VS・リリカルブラッドという仮名があるので
じゃあ「リリカルブラッドの作者」という事でお願いします
悪いですね お手数かけちゃって
124 :
107:2008/04/30(水) 16:46:21 ID:DyQyVD8u
>>123 了解しました。
とりあえず、2スレまでの投下されたSSはwikiに反映できました。
なにか問題とかあったらよろしくお願いします。
なのはvs青子の戦闘描写と心理描写は素で感動してたので文才の乏しい自分には羨ましい限りでした。
氏ならいつかシリアスなvsワラキアも書ける筈! いや、その気になったらでいいんですけどね…
なのはvsセイバーの人はなのはvsブルーの人とは別なのか?同じかと思ってた
まとめも作られたみたいだし、出来れば酉とかタイトルとか欲しいとこだな
いや同じ人でしょ
なのはvsセイバーは青子戦の過去の話だって言ってたし
>>124 てゆうか作者ごとに分類するんですか?
なら一応、自分が投下したものの一覧を。
HF介入なのは、聖杯使用の選択をするフェイト、ホロウ最終戦前のなのは(槍なの風味)は現時点で纏められてました。
あと、ホロウ日常なのは視点、ゲイ・ボルク対オーバルプロテクション(これは試し投下だけど)も自分です。
あ、遅ればせながらwiki乙です!
自分も何か書いてみようかな・・
>>111 wiki乙です。まさか誕生するとは思わなかった。
ハサン先生とヴィヴィオの話も追加してくれるとありがたいです。
wiki立て乙!
自分も一応報告を。
カレイドステッキでパステルインク、レンがなのはに夢見せるの書いたです。
そしてうっわーひっでーと自分の読み返してます。徹夜のテンションで適当に書くからorz
>>128 作者別の分類があると、この人の他の作品読んでみたいときに便利だし。
情報があるならまとめてほしいってのは一利用者としての意見。
wiki立て乙
長編中篇には次・目次・前のリンクが欲しいので
手間を考えてファイル名はnavi対応のものにして欲しいかも
個人的には長編中篇の目次は一まとめでもいいと思う
133 :
107:2008/04/30(水) 23:33:22 ID:DyQyVD8u
とりあえず、報告をしてくださった人の作品はまとめておきます。
ただそのときの作者様の名前は、特に指定がない限り何スレ目の何番に投稿したかが名前になります。
あと、作品の整理はすべての作品が書き込めたらにしようと思います。
wiki乙ですー。
あ、自分も名乗り上げたほうがいいのかな。短編しか書いてないけど……。
言峰の闇の書の夢とリンディ茶と前・後門の悪魔、番号で言うと1-737、1-748、1-838は自分ですー。
待てww 小ネタ1-737氏の最後の文に吹いた。
そのふいんき(※何故か変換できない)はまるでジャスティス!!
変換できる訳ねーべwwww
>>133 サブタイトル「黄金の輝き」と「静かな始動」の書き手は他のを書いてません
総括したタイトルは次回投稿時までに決める予定
そういや短編でルールーがライダー召還する奴書いたのってゼロ型月でライダー召還するSS
と同じ作者さんだっけ?
ネタにマジレスかっこわr(ry
ふい(ryネタにマジレスする奴がまだいるとはなぁ
2ch以外ならまだ判るが
はやてと凛の腹黒コンビはまだかなぁ
Wiki、番号明記のSSはそれっぽい題名つけた方が
一見さんも読みやすくなるんでないかい?
それくらいなら自分で手直ししたり書き込んだり出来るみたいだし
個人的に好きなのは、なのはたちの考えを型月のぶっ飛んだ思考能力の持ち主などとの
価値観の違いなどによる対立とかが好きだ。
言峰とか、ギルガメッシュとか、彼らは世界の黒く悪い部分を一切、眼を逸らすことなく
それを見て嗤ったりするほどのぶっ飛びぶりだだからいいw
俺の意見では、そういうぶっとんだ思考なのに、何故だか知らないが
両者が調和していまっているような物語がいいかな。
ぶっとんでいるとは違うかもしれんが、カレンがなのは達と中学時代からの
友人になって、カレンが機動六課に来るとか。
エリオが言葉攻めにされて
途中送信しちったorz
エリオが言葉攻めにされてMに目覚めるという電波が俺の脳を駆け巡ったんだぜ
確か、エリオはフェイトが来る前までは劣悪な施設でモルモット扱いをされていて、他人を信用出来ない性格だったそうだから、カウンセラーに来たのが、言峰やカレンなら・・・言峰2世の誕生か?
言峰二世になるには他人の苦しみとかを自分の喜びにできる人間じゃないとな。
エリオの場合壊されて人形のようになる姿しか思いつかない。
意外とシャーリー辺り二世適性ありそう。
エリオが犬畜生以下の生活を強いられた施設って、どこの所属なんだ?
親を脅かして、つれてかれたわけだけど。違法組織なのか?それとも管理局の一部?
>>149 ひきとったのは毎度おなじみ外道管理局ですw
>>150 本当か!?言い方悪いけど証拠的なものある?
もし管理局の手によるものならよく所属したな・・・エリオ。俺は今、マジで彼を尊敬した。
エロDVDを5本ぐらい上げたいぐらい敬ってるよ。
エリオを助けるのがフェイト以外の英霊ってのも見てみたいな。
ダブルランサーのどっちかとか、ギルとかアーチャーとか。
扱いがひどいから忘れがちだが、エリオはあの歳でスバル達と同ランクなんだよな
是非ランサーの兄貴に弟子入りして四期リリカルの主人公になってほしい
>>151STS二巻や本編をゆっくり読んでいってね!
エロ方面はこれ以上充実させちゃだめだ!
僕らのエリオがランス(アリスソフト的な意味で)になるww
突撃以外の槍の使い方がかなり上手くなってそう。
喉、胸、腹に高速の三連突きや、超接近戦に持ち込んできたスバルを払いで吹き飛ばすとか。
ルーン魔術使いそうだw
>>151 言っとくけどそこら辺ははっきりとは明かされてはいないぞ。
別の組織の犯行か、それとも管理局かはお好きなほうを。
ちなみに俺は別の組織の犯行かな。
漫画版を見てもそんな感じを受けたし、様々な組織があると考えた方が面白い。
変なこと聞くが、クロスSSスレの避難所の方と一緒に見てる奴いないか?
話題が被ってるんだが
反管理局組織か・・・ギンガやスバル達を作った組織も不明なんだよなぁ。シ○ッカーか?
>>154 エリオのは騎兵戦などで使う突撃槍だから厳密に言えばランサーの槍とは違う
カズキのサンライトハートに近い
だから、あれだけの高速連撃は繰り出せないんじゃないか?
しかしアレだ…フェイトの格ゲー
ギルがノーマルキャラでラスボスが言峰と黒桜ってどういう事だ?
人選に納得いかんw
ラスボスはネイキッドギルだと
妄想してた時期もありました
>>159 本編だと、突撃描写が大半だったから巧みな技巧とかがみたかったんだけど
無理か。
>>159>>161 逆に考えるんだ。エリオがランサーに憧れて突撃槍じゃない槍を使えばいいって考えるんだ
163 :
147:2008/05/01(木) 15:02:21 ID:PONd0fqq
>>147だが、もし施設にいたエリオを言峰が引き取ったら、一部で有名(?)な言峰士郎ならぬ言峰エリオが誕生しないか?
アヴェンジャーみたく、やさぐれたエリオって、新鮮じゃね?
ギルと微妙に仲が良かったりしそうだなw
むしろ本編のエリオのが、抑圧されてて良い子の枠に嵌められてた感がある
彼はきっとパンクロックとか似合うよ
数年後クラウザーさんみたいになってて、それを見たフェイトが気絶する
10秒間に10回レ○プかw明日は魔王を掘ってやるとかwww
ギルと一緒にいると、なんか影響されてちょっと奇抜なセンスになりそうだ。
ただ、パンク系のファッションは似合ってそう。
一秒間だ、すまん。
数年後のエリオとフェイトの関係が承太郎とホリィに思えてきたw
クアットロがなのはの行動とかを見て、悪魔じみた正義といってたけど、
さすが10年ぐらいしか生きてないな。切継さんレベルが本当の悪魔じみた正義だw
切嗣はあの年で概念の化け物化してるからなあ。荒耶みたいな。
人間的なものを排除した、純粋すぎる正義というか……。
しかしそういう狂気に惹かれてしまうのは男のサガ
タタリは対象の『もしも』の姿も具現化できるんだよな。
上手くやれば真っ黒の未来のエリオとかも出せるかも。
>>171 色黒で蛍光白髪で上半身裸で心臓に六角形の刺青なんですね、分かります>真っ黒な未来のエリオ
>>172 それなんてヴィク(ry
それはともかく多少悪い子なエリオも見たくもある
>>169 悪魔的なのは戦略手段じゃなくて戦術手段だから、なのはは
だまし討ちや人質戦略はなのはは取らないが、誘導弾でチクチク(普通に鉄装甲蜂の巣にする威力だが)追い詰めつつ見えないバインドや不意のゼロ距離射撃での奇襲
さらに隙を見るや圧倒的火力で殲滅
隠れてもエリアサーチで見つけられ、逃げようにも砲撃が壁を撃ち抜いて襲ってくる
これら全てを一度にこなす高水準並列思考力
個人として敵に回した場合は切嗣の方がよほど厄介だが、面識の有無は問わず戦場で出会った場合はなのはの方がストレートに恐怖を相手に与えると思う
なまじ美人の女性だけに見た目の可憐さと戦場での戦術のギャップが酷い
>>170 某所のヤンデルセンをエリオにしたコラ画像思い出して吹いたwww
個人的には黒エリオよりも
バサカとヴォルテが神話級の戦いをしてる隣りで
キャロとイリヤがキャットファイトしてるのが見たいんですが
タタリは人のイメージで構築される。
つまり周りの人間の本音が透けて見えるわけだ。
フェイトタタリは絶対に素っ裸だと思うw
裸に黒マントならそれだけでシエルに不快感湧かせられるな。
ワラキア自身シエルの記憶も見れるからバンバン皮肉言いそうだし
>>176 トリガーハッピーな冷酷魔王、露出狂なレズ痴女、セクハラ魔な腹黒、戦闘以外はサボりっ放しのニート侍…………
六課のお偉いさんで真人間なのはヴィータだけかいw
あの……その……なんだ、シャマルさんを……だな
犬もまともじゃないか
前科的な意味で真っ白なのは魔王だけなんだよなあ
不思議だ
>>169 >>174 型月的には悪魔は優しいんですよ?(憑いた人限定だけど)
よって切嗣やなのはさんのアレは悪魔などではなく、正義の具現に他ならない……あれ?
>>178 シグナムはちゃんと働いているんだい! めっちゃ忙しい人なんだい!!
>>182 型月では人を救おうとする奴は狂ってしまうからねえ。
人の救済を望むボスキャラが3人もいるし。
縁の下の力持ち的なナニカか
>>169 その悪魔じみた正義感もそうだけど、他にも仲間の危機でも顔色変えずにお仕事云々とか、
全力殺傷壁抜きバスターとか、今後仕事でヴィヴィオが絡んでも公私混同しませんよとか。
この辺が3期なのはさんがよくクールとか言われる原因なんだよな。
それと個人によるなのは像の幅が広い原因の1つでもあると思う。
上記みたいな描写があるんだからやるときゃ殺る人だぜ、いやいや仮にも魔法少女だぜそれは
ねえよ、えー少なくとも任務中は冷徹な判断も出来る人だぜきっと、俺のなのはちゃんがそんな
非情なことできるわけないだろ!みたいな論議をつい最近友人としましてですね。
19歳なのはは生きてる相手に殺傷砲撃撃ってるからなぁ
ディエチとクアットロに計2回も
殺すつもりは無いにしろ死んでも仕方ないと言う未必の殺意は普通に持っていると考えられる
任務に関するスタンスは個人個人で感じ方は違うだろうけど
なのはのその考えは、軍人に近い職業なら普通だと思うんだ。
悪魔じみた正義というくらいだから、切継のような本当に全体の平和の為なら
関係のない一般人だろうがなんだろうが巻き込んでもやるっていうのが、
盲目的な正義を超えた、恐怖すべき悪魔じみた正義だと思うんだ。
だから、なのはの正義はまだ、一般人の中で許容できる範囲内にあると思うんです。
>>185 ワラキアと荒耶はわかるんだが3人目のボスキャラって誰だ?
エミヤ親子と蟲爺はボスキャラちゃうし。
>>189 まぁそうなんだけどね。
ただ、1期とかからみると完全に別人だったりするギャップも大きいな。
愛らしい妹キャラが、傷は誇りと言ってのける戦士へと変貌してるわけだから。
てゆうかキリツグと比べたらなのは勢どころか型月勢の大半も霞むだろうがw
一般的に悪が強いのは手段を選ばないからだが、仮にも正義の味方を志す者があの所業だからな。
あそこまでいくと、もう善じゃないだろう。
「善」ではなく「正義」だからなぁ
全体が幸せに暮らせる為に手段は選びません・・・切継スタイルはこう聞くと
いいけど、実際はキツイw
なのはを倒すためなら、家族だって誘拐するだろうなぁ。
>>193 「多くを救う為なら」だな。
なのはを倒すと多くを救えるのなら、人質、毒、爆撃、嘘。なんでもするだろうな。
>>193 なのはさんが標的になる状況が想像つかないけどな
切嗣vsなのはを考えてみて真っ先に思い付いたのが、 起源弾で回路をズタズタにされるレイハさん だった。
果たしてリンカーコアまで影響は届くのか?
むしろヴィヴィオに時限爆弾もたせてな、
「ママ〜」
とヴィヴィオがなのはに抱きついた時にドカン
あんまりクロス向きの人材じゃないよな。
キリツグっぽさをだそうとすると踏み台っぽくなるし
都合よく仕掛けが全部無駄になったりするとご都合っぽくなるし。
ようするに使わない方がいいキャラか…
もしくは人目につかないようひっそりと描くか
殺るか殺られるかしかないから絡ませにくすぎる
>>197 実際問題士郎が健やかに正義の味方を目指すためにも大人しくお亡くなりになってもらう方が無難なのよな
ギャグならこの限りじゃ無いが
プレシアも微妙にこのケースに近い、生きている限りフェイトを悪い意味で縛り続けるしな、別ケースとしては仮にアリシアが生きてるとそもそもフェイトが生まれないし
切嗣以上に親馬鹿を際立たせるギャグには向いてるキャラかも知れないが
型月キャラは基本的にみんな自己中だよね
いい意味でも悪い意味でも自分の価値観が絶対なキャラが多い
だから価値観が違うと互いに曲げないから衝突する
死ぬまで考えは曲げない
まぁ、考えが極端な人が多い。
その自己中の果てに
皆、自滅してるんだからしょうもないな
まあ人は皆自己中だけどな。
その中で自分の利益に対する妥協などがあるわけだが・・・。
型月は甘くない世界の中で最高の理想を妥協せずに求めた結果破滅しちゃうって感じだよな
なんつーか理想が高すぎるっていうのかね
そこをなのは勢の運気+みたいな力でハッピーにしてやりたい
型月系のメインキャラクターは戦闘奇人(誤字にあらず)ばかりだからなあ
普通を求めるなら普通の奴を連れてこないと
つ「黒桐幹也」
………アレ?
コクトーは特殊な能力を持ってないだけで精神構造は異常な気がするが
実際こんなやつ居たら変人確定だろw
前にこのスレかどこかで上がってたけど
なのは:仲間の為に世界を愛し、世界を守り、そして世界に愛される強運と才能の正義
切嗣:仲間の為に世界を嫌い、世界を壊し、そして世界に嫌われる悪運と実力の正義
どちらが悪いわけでもないが、どちらが正しいわけでもない
>>196 聖王ヴィヴィオ発動しそう
なのはは神(都築)に愛されてるからな
まずなのは勢は(ヴォルケン除き)戦争の無い時代に生まれて、非殺傷設定という便利な手加減技術が
発明されている時点でかなり恵まれてると言っていい。
生まれた環境と時代が同じなら、なのはとセイバーはかなり似てると思うんだ。
切嗣となのは勢の戦いの理想的な形での奴で思い浮かんだのが、型月とジョジョの奇妙な冒険にある金剛石は鉄と出会うだな。
ダレカアノレベルデカイテクレ
>>208 切嗣やアチャがきのこに愛されてないとでも?
愛し方の違いだよ単に
上で型月世界は皆自己中って話が出たが
リリカルじゃ自分の考え曲げないキャラってなのはだけだよな
だからバランス取れて世界が円滑に進むのか
前スレあたりでフェイトやはやてと違ってなのはのタタリが浮かばないってあったけど、
考えを曲げずにそのままエミヤ化してしまった自分自身とかどうだろ
>>155 管理局とは別とは思うけど、管理局も戦力を貪欲に取り込んでるからなあ。
子供達を戦わせるなんて間違ってる! って主張するキャラはいなかったか。
>>204 逆に型月に取り込まれて鬱展開ってのもあるけどな。
>>209 非殺傷設定がなかったらと考えると、とたんに殺伐とした物語になるよな。
間桐って本来はゾォルゲン家でマキリ=ゾォルゲンが当主になった
500年前からマキリ家でいいんだっけ?
>>214 冬木に来るより前のことは詳細不明
>>211 愛し方、というより世界観とでも言うべきものの差ではなかろうか。
主観的な話だが、型月側はリリカル世界に比べて、無意味な悲劇は数あれど無意味な幸運はほとんど無いように思える。
世界そのものが冷酷、とでも表現すればいいのだろうか。
あと型月世界は、個人が世界に及ぼせる影響力について、かなりシビアに見ている気がする。
型月は世界が意思をもって個人を殲滅しにかかるからなー…
>>214 間桐についてわかってるのは500年前に発祥した魔術の家系で、当時はマキリという姓
200年ほど前に故郷を追われて冬木に移住してきて、
その際にマキリという名を隠すために間桐という姓を名乗り始める
臓硯は6代前の魔術師で、大聖杯誕生に立ち会っているということぐらい
型月は、人間賛歌で主人公達に、いいことも悪いことも起きる極めて、
リアルな世界で奮戦する話が多くて。
リリカルは神が主人公に助力してあげてるみたいな感じがあるw
>>218 >リリカルは神が主人公に助力してあげてるみたいな感じがあるw
上手くいえないけどちょっと違う気がする、なんか厨くさくてごめん
リリカルは陽の世界というか主人公達は表の世界で科学と共に人間の道を歩いてるのに対して
型月は陰の世界で舞台は人目を避けた裏の世界、魔道と異形による非人道、
理不尽に対する悲哀が主題。そんな印象。
都築は過保護で、きのこはマゾ
これでいいじゃないか
>>219 すまん、書き方が不味かった。世界に愛されてるみたいな感じかな。
なのはの周囲の人間達は、結構不幸な人生歩いているんだけどね…
主人公のなのはだけはそれらしいのがない。
こちらがかってに脳内補完しようにも、アニメ二期から三期の間が
空白なのがネックになって説得力がない。
墜落事故だけであの性格が形成されたとも考えにくいし…
各作者さん達のなのは像がバラバラなのもうなずける。
リリカルキャラの世界からの愛され具合って、なのはよりフェイトの方が高そうに見えるんだよな、個人的には。
なのはは一度自らの力を過信して再起不能の危機に陥ったり、逆境に合っても強い意志で乗り越えたりしてるけど、
フェイトはここでスカを捕らえないと大勢の人に被害が及ぶ状況で言葉責め程度で弱体化して闘う意志が途絶えたり
するぐらい存在が弱いのになんだかんだで日の当たる場所を歩いて幸福に生きられてる。
私は弱いから何度でも間違える、でもいいんだ、それも全部私なんだ、っていうけど型月世界だったら致命的な間違いを犯して
とことんどん底まで墜ちていくまで周りの人も気づけない、手を差し伸べられないなんてことなりそうな気がするんだよね。
フェイトは型月だったら間違いなく、琥珀・藤乃・桜ポジション。
なのはは……正道のセイバータイプか自己破綻型のエミヤタイプか。
なのはやフェイトは世界から愛されていても、力を与えてもらってないのとは逆に
わざわざ世界と契約して力を与えてもらったエミヤは全く愛されていないとはこれいかに?
フェイトさん、無印の時にアイデンティティーの危機に陥って、復活してるんだよな
そういう経験者って型月系でいただろうかと考えてみた
・両義式
・遠野四季
・衛宮士郎(UBW)
・久織巻菜
……正しい助言をしてくれる人が側にいないととんでもないことになるんですね、わかります
>>225 死後を担保にした契約だし、ビジネスライクな関係なんだよきっと
>>226 × 両 義 式
○ 両 儀 式
間違えたorz
なのはとユーノの性別入れ替えたなのは主人公でエロゲ型月風なのはもやってみたい。
型月色に染まったグレアム、レジアスなどに是非エログロの演出を期待したい。
もし型月の展開でSTSを再現したらーを考えてみた。
1:なのは死にかけ→立ち上がる→さらに死にかける→根性で立ち上がるの展開。
2:ヴィヴィオは洗脳され助かる見込0。最後の最後で正気を取り戻しなのはを庇いクワットロと心中
3:ヴィータはエンジン破壊後死亡。はやて指揮中に何かを感じ取り「…………ヴィータ?」といった演出
4:兄貴なんかルールーと対峙したときにとっくに死んでますよ。
5:スカ&レジアスどっちかが言峰ポジションでかなり格好よくなるはず
6:フェイトそんはアニメよりさらに、これ以上ないくらい打ちのめされる。それと武内補正。
7:新人はあまり多分変わらない。ただエロオのハーレムにならないことを祈る。
8:ナンバーズは半分位が「設定だけ考えてあります」で未登場。
9:だがチンク姉は俺の嫁。
思い付くだけでこんなもんかなー。
8は絶対あるなww
そもそもナンバーズ自体が一人も出ず、設定だけ公開
んでしばらくしたらナンバーズメインで別作品を作るのに一票
1はEMIYAならぬTAKAMATIとかかかるのかね。
5の悪役強化は見たいな。
なのはかスバルで「ほほをつたう」なのが見たい。超見たい
>>232 語呂が悪いから、NANOHAの方がいい
いっそのことフェイトが主人公でFateが流れるとか・・
というか悪役強化はマジで見たいですな
空港火災の原因が聖杯でなのはやフェイトが元マスターとか?
ところで八神家のホームヘルパーがハサンというのはどうだろう。
タイガーコロシアムで蟲爺のヘルパーやってたし意外と似合うと思うんだ。
ただマスターの命令を絶対遵守するあの性格だとヴォルケンズの募集行為を逆に妨害しちゃいそうだがw
休憩時間に寝てたら青子に飼われるザッフィーの夢を見た
……何であんな夢を見たのだろうか
商業主義者は生きる価値なし
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1209554372/147 魔法少女リリカルなのはStrikersは終了しました130
147 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/01(木) 05:51:51 ID:y5FJ2mCn
所詮アニメは商品ですから、マイノリティーな意見は例え放送するテレビ局の前で自分の体に火をつけて自殺しようが製作会社に鉈持って殴りこもうが受け入れられませんよ
作者と視聴者が望んだ展開で売れたならそのまま
ネットやそこ等でアンチ活動が盛んな種死だってたとえ視聴者や信者が腐女子だろうがなんだろうが
売れている以上本編中のラクシズ軍団大勝利!希望の未来へレディー・ゴー!はあの世界においてあの作品において正しいエンディングだったって事は揺るがない
アニメは売れれば勝ちだから
作者が望まずとも視聴者が望んだ展開で売れてもそのまま
かつてVガンダムを作れって言われた禿御大がトチ狂ってガンダムを壊そうとして無茶苦茶な物を作ったが
いざやってみればあの内容も受け入れられその後もガンダムは続けられることに、そしてそれに絶望して禿はアニメから離れていったという事が実際に起きている
アニメは売れれば勝ってしまうのだから
シャマルの旅の鏡を見て、蒐集行為を妄想心音による暗殺と勘違いして
なのはに発動・・・リリカルなのは完ッ!!w
仮面の男達がはやてにヴォルケンズの蒐集を見せつける所で、機を狙ってたハサンに不意打ちで殺されそうだな。
ハサンは気配遮断+霊体化があるからね。
vsでは不遇の扱いだけど、クロスでは逆に猛威を振るう。
マスターがヴィヴィオやはやてならいいけど、切嗣みたいなのだったら……。
ドゥーエやクアットロがマスターになったら、面倒なことになりそうだ。
聖王戦で、クアットロに壁貫通の砲撃をチャージしている時、クアットロが凶悪な顔で
嗤いながら、ハサンちゃ〜んで妄想心音みたいな。
ドゥーエに斬りかかるゼスト、しかし横からありえないほどのダークの投擲で邪魔をされるか
負傷するみたいな。
らっきょ勢と九歳時のなのは達が絡むのはどうだろうか。
藤乃を助けるのが塾帰りのなのは達とか。
式とかは意外と良いお姉さんになるかな?
助けるのは男キャラがいいなぁ、ザフィーラやクロノとかユーノ。
リリカルランスロットにときめいてたんだけど、ナンバーズの固有武装を
奪って大暴れもいいなぁ。イノーメスカノンを奪って実弾を撃ちまくる、
ライディングボードやツインブレイズ、ブーメランブレードとか。
式の家に遊びにきたなのは達にツンツンしながらアイスクリームを出すんですね。
分かります。
>>242 なのはと親しくなって恋愛話になり
あなたがものにすべき男は恭也さんよ
と、勧める鮮花が浮かんだ。
鮮花がいけない趣味に目覚めそうだな。禁忌にむかってまっしぐら
>>243 >助けるのは男キャラがいいなぁ、ザフィーラやクロノとかユーノ。
コキャッと凶げられる光景しか見えない
ヴィヴィオ浄化
もうエリオ×ランサーでお腹いっぱいです><
なんか性質は似てないけどやっぱ槍の人同士で絡ませたいなぁ
我ながら単純な理由ではあるが
師匠なランサーも見たいよな。
アニロワでもあったが、死別しちゃったし……。
師匠キャラや兄貴キャラは存在自体が死亡フラグだから
だがそれがいい
ひそかに、ストラーダの刀身にルーン文字を仕込んでそうだなw
フェイトとどのぐらいの頻度で会ってたんだろう?
六課に呼ばれたときが久しぶりの再開なら、その間の槍の使い方を教えてくれてた
とかできそうですよね。
>>253 絶体絶命のピンチにルーンが発動して逆転するのか
なんという燃え展
買い物帰りのシャマル、路地裏にて飢えで極限状態の女性二人を発見。
逃げてー!シオンとさっちん逃げてー!
…………ってはやてにメシ作ってもらえれば問題ないのか
>>254 その時使う技が紫電一閃じゃなく、突き穿つ死翔の槍の真似とかだったらいいなぁ。
ルーンで強化された超音速のストラーダの一撃。
>>249 見てきた。
何このシンクロ率。音楽って偉大だな。
>>256 なのはの出鱈目ぶりを見て思考停止するシオンが思い浮かんだ
分割思考と高速思考の精度にびっくりするなのはさんも頼む
分割思考はなのは達もできるんじゃね?
小学校の授業受けながら戦闘エミュレートしてるくらいだし
精度と数が桁違いだと思うぞ
アトラスの魔術師はアレに特化した魔術師だし
アトラスの院生は最低三つの分割思考ができるんだよな
四つの分割思考によって四の四乗、二百五十六通りの思考で、五つで天才と呼ばれるレベル。
過去、最も優れた院長で八つだったそうなので、そいつは1677万7216もの思考ができたということ。
ちなみにシオンは七つの分割思考
7の7乗は82万3543か
シオンの演算能力は一昔前のオフィスコンピュータ並みらしいからな
誇張でなく人間コンピュータだわ
なのはは通常戦闘時は飛翔、索敵、攻撃、防御に4つの並列思考を行ってる
それに加えて自分自身の思考で大体5つかな
上の4つはミッド式魔法の数学的なプログラムのリアルタイム演算だから実際は並列一つで1思考って訳は無い
使い道が違うシオンと比べるものじゃ無いが、そんなに劣るわけじゃ無いな
>>264 そろばん幾つか並べてwindows98に挑むようなもんだぞ
シオンに関してはエーテライトがイカシ過ぎ。
ただ、リリカルで覗いて面白いネタになるようなキャラはいないよな?
俺としてはグレアムから闇の書の情報を手に入れようとして
双子使い魔とグレアムとの爛れた生活を見てしまうとかがいいけど。
>>264 それはさすがに無理だと思う
シオンはそういうのに関して特化しているし
漫画見ながらゲームし、2chの実況を見、ポテチを摘むことが出来る俺も中々なもんだなww
>>264 なのはのはどっちかって言うと、高速思考によるマルチタスクだろう。
分割思考は分割分の人間の思考同士でネットワークを作って演算してるわけだから。
PC用語で言えば、シオン(グリッドコンピューティング)となのは(マルチタスク)って感じだと思うんだぜ。
>>268 そのスキルを仕事とかに活かせるならなwww
書類を打ち込みながら携帯でネットをし、上司の小言を聞きながら晩飯の為の買物メニューを考える…
人はこれをサボリと言う…
シオンは思考高速化も出来るな。……ん? 家系的にはなのはも出来る可能性があるのか?
ところでなのは達の防御魔法(シールド?バリア?)はどのくらいの頑強さなんだろうか
確かミサイルを防いでいたような気がするが、現存のミサイルでさえかなりの威力だと思うんだが…どうだろう
>>272 そう考えるとなのはは錬金術師適性あるのかもな
シオン、ワラキアレベルの未来予測は不可能だろうけど
>>272 たしか高速思考と分割思考がアトラス院生の必須技能だったな
アトラスの高速思考がどんなのか語られたことってあったっけ?
>>274 というかワラキアのレベルまでいっちゃったら破滅も見えちゃうんだよな…
>>273 vsスレ向きだし、ミサイルといえどピンキリとしか言えんわ
質量兵器が廃されて久しい技術体系だし、質量兵器の強化と進化に邁進してきた現代兵器と比べていいものかも分からん
>>264 >PC用語で言えば、シオン(グリッドコンピューティング)となのは(マルチタスク)って感じだと思うんだぜ。
俺はバカなので分割思考の凄さがさっぱりわからんww
シオンもなのはも何個も考えれてそれを相互に補えるから、どっち凄いってことじゃないの?
>>278 100の能力を幾つかに分けて、それぞれ違うことをさせるのがマルチタスク
複数のことを同時にできるけど、発揮してる能力の合計は100を超えない
100の能力を幾つも持ち寄って、それらを繋げて使用するのがグリッドコンピューティング
繋げる数を増やせば、発揮する能力は1000にも10000にもなる
大雑把に言ってこんな感じかね
まあ分かりやすく言うと
シオンは戦闘中に様々な攻撃を全部シュミレーションして
全部に確率付きで回答が出せる程度には凄い
是非、テニスで某乾先輩と戦わせて見たい、そんな人材。
シオンって何通りの答えとか演算が出来るんだっけ?
俺の記憶が確かなら100とかそういうレベルじゃなかったはずだが。
>>282 上に書いている通り、7の7乗
さらに分割思考だけじゃなくて、高速思考も習得している
でもアトラスにおける高速思考というのがどういうものかは記憶にない、ゴメンね
型月×リリカルなのはクロスまとめのサイトが見当たらないのですがどこにありますでしょうか?
アトラスでも断トツらしいからな、何十万という膨大な量を本当にPCと同じくらいの速さで計算が出来る。
史上最高のワラキアレベルだとスパコン以上、人類の破滅が計算で導き出せるほど。
286
ありがとうございます。
ふむ、なんとなく解った
良い言い方をすれば未来予知ができそうなレベル、悪い言い方をすれば机上の空論を頭の中でする人ってとこか
でもなんで乗数なんだろうな
例えば
ABの二つの能力ががある場合はA→BとB→Aの二種類
ABCの三つの能力がある場合A→BとA→CとB→Cその反転で六種類
ABCDがある場合A→B、A→C、A→D、B→C、B→D、C→D、AB→C、AB→D(以下略)二十四の反転で四十八と
けして乗数づつで増えてるわけじゃないんだけどな
まぁ現代にあっては能力の無駄遣いな気がする。パソコン使えばいい。
メルブラでも大して役に立ってなかった気がするし。
萌え要素ではあるけど。
>>289 いやシオンは戦闘方法と結びついてるし
そもそもそれがなければタタリの発生場所がわからんぞ
>>289 シオンは分割思考を駆使して、常に敵の出方を予測しながら戦ってるぞ
それに黄路美沙夜が妖精を駆使するときにも使ってるしな
逆に言えば計算できない奴には、とことん弱いって事だよな。
>>288 乗数のそれはどっかにそれの辻褄合わせてる考察があったはずなんだが…
失念してしまった
あとシオンの分割思考は単独の脳で行うためABCDなどの思考を並列処理する際に必要な
情報を共有するという工程がすっ飛ばされてる
なので実際とんでもないスピードで計算を行えるらしい
ん?
と言うことはひょっとしてワラキアはラプラスの悪魔に到達した存在なのか?
>>295 そこまでのスペックはないでしょう。
ラプラスの悪魔になるには宇宙すべての素粒子の運動を観測・計算できなければいけないのだから。
>>295 そこまでいったら第六法を超えて根源まで到達してしまうw
使い手と連結可能な演算装置としての機能がなのは達のデバイスにあるなら、
シオンにとっては大変有用かなぁ、と思ったり。
……魔法少女の格好を誰かに見られたら自殺モンかも知れんけど。
計算スピードが上がるか、処理に追いつかずデバイスが煙上げるかどっちだ?w
ラプラスの魔のように全てが分かるわけじゃないけど、かなりの的中率を誇る向こう数百年の年代史を書くことが出来るくらいに人間じゃないと思う。
とりあえず、『間違いなく』人間が滅ぶ結果を導き出してしまったのが狂気の始まり。彼は世界を救おうと躍起し、第六法(幸せになる魔法)を求めた。
しかし、最高の錬金術師である彼の能力をもってしても難しく、遂には吸血鬼化してまで自身の能力を底上げして挑んだ。
結果は失敗、ズェピアという人物はなくなり、吸血鬼「ワラキアの夜」という現象が出来上がってしまった。
ワラキアの夜という現象は、小さな世界における噂(タタリ)を町中の人間を殺すという結果に歪め再現する存在。
現象である故に消滅はなく、次元犯罪者というより次元災害に近いもの。
待機状態が電卓のデバイスを妄想した…
多分デバイスとのリンクでさらなる光速思考が可能に…!?
>>298 えっ?シオンさんの格好は変身したものと思ってもいいくらい、いい格好ですよ?
>>302 ほとんどホームレスであの格好だからな。
羞恥心とか消えてるかもしれん。
魔法少女ロジカル☆シオンという妄想が浮かんだ。
シオンって歳いくつだっけ? 19歳でも魔法少女は名乗れるらしいから
多分問題はないが、流石に20歳超えてたらアレだ。
志貴と同年代らしいから高校生くらい
ある日舞い降りた 不審な人物
エーテライトで 記憶を探れば それは異世界からの来訪者
時空管理局と名乗る彼らの技術ならば もしかしたら吸血鬼化治療の可能性も?
高速思考と 分割思考で 裏をかく
ロジカルシオン 始まります
ってことだな?
うおおおおおおおおおおお、書きてえええええええ
ジュエルシードがあれば直ってしまいそうな気がする
>>307 むしろ新種の誕生で
シオン「ジュエルシードの力を得て完全体となった私をそこらのインスタントと一緒にしてもらっては困ります」
>>308 得るなww
つうか、得れるのかなジュエルシードの力って
「私は死徒を超越しましたよ志貴ぃー!」
野生動物が持っただけで巨大化したりするから、自覚を持って使えばいけるんじゃないだろうか
でもジュエルシードは願いのかなえ方が不安定だからな。
ちゃんとかなったのは多分月村邸の巨大猫だけじゃないか?
もちろん1話や2話に出てきた怪物も正しく願いをかなえられた結果かもしれないが。
ジュエルシードの制御に思考の何割かが使われて、能力偏重型のパワーファイターになりそうだ>シードシオン
アルティメットシィイング
なんという究極生命体……
ジュエルシードは願望機なのかね?
全部集まったら小聖杯くらいの力はありそうだ
>>314 ジュエルシードを制御するのにどれくらいの力量が必要なのかなぁ
確か聖杯を制御するなんて、封印指定つれてきても無理って話だったっけ
原作で制御したのはプレシアくらいじゃね? そのときは9個使って次元震
を起こした。
願望機としての機能は不完全もいいところ。単純に欠陥品か、制御システム
を欠いているのかも。
欠陥て表現あったっけ?単に制御が難しいだけじゃ。
プレシアはそれで向こう側に行こうとしてたんだし。
闇の書の以前のマスターがオルテンシアさん(カレンに非ず)で死病の原因が闇の書というのはどうだろう。
管理局の仕事で冬木に向った六課が聖杯戦争の監督役に接触。そこで再開する先代マスターの旦那と守護騎士たちとか。
すっげえギスギスすると思うんだwww
持たせるなら切嗣とかもありかも。元々プログラムは人間味なかったらしいし、切嗣向けじゃないだろうか
凄惨な過去になりそうですが
やり方によっては「」(アルハザード的な意味で)にも行けるから物凄い道具だよな
>>314 単純な出力は聖杯よりあるんじゃないか?
人類皆殺しは聖杯でも出来るが、地球破壊とかは多分聖杯じゃ無理
ジュエルシードは20個中最低6つで次元震で地球終了、目的はアルハザード行きだったが
始めから次元震のみが目的なら6個も要らんかも知れんが
ジュエルシード一つを核にして、上手くいけば一体のサーヴァントを召喚できるかもしれないですね。
14個使って、第四次、第五次サーヴァントを召喚し大暴れw
>>321 出力っていうか、壊すだけならジュエルシードの方が上ってことでいいんじゃねぇの
聖杯はもともと「 」に行き着くためのものだし
っていうか聖杯は真実万能だって話だから、地球破壊も出来たと思う
なぜ出来ないかっていうと、その前に抑止力が動くからだろう
>>323 クロスするならジュエルシード事件でなのはとユーノが出会ったことが
抑止力だったみたいな感じになるのかもな
>>327 「Fate 次元を超えて」かなぁ
ランサーの核になってたような気がする
>>324 そうなるんだろうな
守護者が出てくるのは最終手段で、基本的には今を生きてる人間を動かすらしいし
荒耶を破ったのも、結局は巴個人の力ではなく抑止力だったっていうオチだったし
きのこってシビアだよな
>>323 そう考えると
聖杯戦争において誰も完全な勝者になれないのも抑止力っぽいよな
MMRにおけるノストラダムスみたいなもんか
>>329 それでも巴の思いは間違いじゃなかったって信じてる。
まあ抑止力は後押しするだけで結局行動するのは人間だしな。
守護者召喚とかは別だが。
鯖として呼び出されるとアンリ並になにも出来ない気がするけどな>ノストラダムス
ジョジョのボインゴみたいな宝具を持ってるなら或いは使えるかも。クラスはキャスターかな?
>>335 イレギュラークラスになるんじゃね
予言はともかく、なんか魔術的なものに傾倒していた逸話あったっけ?
>>336 占星術は当時魔術扱い
1999年に聖杯戦争があれば間違いなく最強だな
相手の運命を先に決定する宝具:アンゴルモアで全てを自分の思い通りに進めるとか
ただこの話題はスレチんなのでここら辺で終了で
型月英霊はどんな設定追加してくるかわからんところがあるからな
強くなるも弱くなるもきのこの胸の内ひとつ
きのこは、本編で言ってなかった設定をキャラマテ等で語り過ぎるのをやめて欲しい
本編だけで十分楽しいから、後出し設定で修復しようとするな
逆に都築は、本編に詰め込みすぎ
戦闘に関わらんような脇キャラは漫画やSSに分散して放っておいてくれ
つまり足して二で割ればちょうどいいと。
無難、普通過ぎて魅力が消えそうな気がしないでもないがな
まぁ見てみたい気もするが
突き抜けた中二性が僕らを引き付けるファクター何だから見逃すべき。
実はきのこは後出し設定以前に前出し設定も多い件について
まあきのこの作品は設定が多すぎるので作中で説明しきれないからな
ただでさえ設定話が多いのに全部語ったら作中ずっと設定話になってしまう
後でも前でも作中以外で語らないととても公開しきれない
シャマルとキャスターはオレオレ詐欺に一番引っかかりそうなキャラクターだと思う
前回からの投稿からかなり日数がたって大変申し訳ございません
続きを投下させていただきます、少し長いので支援お願いいたします。
・前半ネタ、後半ガチ
・なのはさん、一体どこでそんな物騒なものを
・戦闘機人にオリジナル設定(不快であれば削除します)
「ヒョーヒョヒョヒョヒョヒョ、あの切り札もAMFと聖王の前では無意味―――もう虫の息、
私の勝ちよヒョーヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョ」
本性を表した4番目の戦闘機人は着々と進むプラン進行に満足していた、妹達はとっ捕まったらしいが…
「まぁ役立たずの集団ですし、私さえ生き残っていれば大丈夫、ヒョーヒョヒョヒョヒョヒョ」
しかしその声に気付いたのかモニターに映るツインテールの少女(19なのに)はこちらを見据えドスの聞いた声で言う。
「何勘違いしているんだ?」
「ヒョ?」
「私の攻撃はまだ終わっていない」
「な、何いっているの?私の場所は…」
ふと気が付き上を見ると…
「あうあうあうあうあう、目標を発見したのですぅ」
変な巫女服着て角生やした少女がいた。
「よしよくやったわ」
「あうあうあう〜シュークリーム上乗せお願いするのですぅ」
「…貴女、いつからそんな事言えた義理だっけ?」
「あうあうあうあう〜〜〜〜(TT)」
そしてツインテールの少女は此方に向けてデバイスを向ける。だが
「何を考えているの?ここは中枢…届くはずが…」
あ・・・そういえばあいつはそんな常識通じないだっけ…
「この腐れ眼鏡リリー〇モドキ!私のとっておきでぶち抜いてやるから覚悟しなさい!」
「ブラスター3!!!」
少女は最後のリミッターの外し、とっておきの魔法を詠唱する。
―――闇よりなお昏きもの―――
―――夜より尚深きものー――
―――混沌の海よ、たゆたいし存在、金色なりし闇の王―――
―――我ここに 汝に願う
―――我ここに 汝に誓う
―――我が前に立ち塞がりし 全ての愚かなるものに
―――我と汝の力持て 等しく滅びを与えん事を!
〇 破 斬!!!!
少女から解き放たれた最凶クラスの攻撃は重装甲である隔壁を障子の張り紙のように破いていき、
そして4番目の戦闘機人を包み混む、彼女の発する断末魔を含めて…
ちなみにそれを見ていた聖王はこいつは私を助けに着たんじゃなくタマ獲りにきたんだと思ったそうな。
「あうあうあうあう〜なのはちゃんやりすぎですよぉ」
「大丈夫、大丈夫、悪人に人権なんてないなの」
とあるゆりかごでの出来事―――
バチカン―――
管理局内で最も調査に行きたくない世界ランキング毎年一位を取っているランクZ級危険地域、
表ではキリスト教カトリックの聖地として観光地の名所として有名だし、表戦力もデルタフォースやSASに匹敵する
『ヴァチカン・ガーズ』がいるだが本当にやばいのは裏の方である、管理局の魔法歴史は3ケタ単位に対して
バチカンは4ケタもの長い年月を経て、様々な異端などを狩る「戦闘」に完全特化した管理局基準で言えば
『バケモノ』連中を多数生み出してきた―――
今日もも毒牙にかかるのが一人
「クスクスクス、鬼ごっこはもう終わりかな?」
一人の少年らしき人物が、とある片隅に追い詰めている男に笑顔で言う。
「クソ!くたばれバケモノ!」
男は手にした杖から魔力弾を撃ち出す、だがその魔力弾は少年の前に飛び出した異形の獣によって防がれる。
「もうこれでおしまいなの?」
少年の笑顔に反応するように男は次々と魔力弾を撃つが、その獣を打ち抜くことはなかった。そして少年は冷めたように言う。
「つまんないの…前にきた人はもっと抵抗してくれたよ、いいよもう殺っちゃって」
少年が素っ気無く言うとその異形の獣はうなり声を上げながら男に向かってくる。
「な、何なんだ、お前は!お前たちは!ここは!」
男にとっては全てが覆される光景だった、自分たちの魔法がすべてにおいて勝っていた事、
管理外世界という新の意味を知らなかった事、何より目の前の少年が、この場所が…何もかもが規格外であった事―――
「ん?僕?」
少年は言う。
――――僕は、ピーターパンだよ。
そして異形の獣は男を喰らった。
「フフフフ、デバイスゲットォ」
少年は笑顔で杖から元の宝石の形になった男の所持品だったものを笑顔で拾った
その頃 時空の秩序を守るものたちの本局
「あ、喰われた」
「あーあ、グレートビースト相手じゃ無理ないよ」
「まぁ暗黒卿に捕まって火あぶりにされるよりマシだろ」
「5日もったか…次は誰送る?」
「くじ引きだな」
「いいかげんバチカンの技術取るの諦めたらいいのに」
「仕方ないだろ、上から命令だもん」
「…あいつら、1将なりて万骨狩るって言う事か」
「フン、メレムが紛れ込んだ鼠を駆除するのに5日か―――」
埋葬機関最凶と呼ばれているナルバレックは言う。
「まぁ、いいじゃないの…もったいなけど」
その隣にいる男は残念そうに言う。
「だが、君のやっている事は大問題だぞ、捉えた鼠をそのまま返すなんて、カリー」
カリーと呼ばれる男はムッとしたように言う。
「そのままではないのよ!きっちりとカレーの素晴らしさを教えて返しているのよ!」
熱弁を奮うカリーにナルバレックはこめかみを押さえる、『また始まったか』と
「カレーの素晴らしさをこの世界でなく、ありとあらゆる次元世界に広める!カレーこそ(以下略)
スーパーフード、そう私はSCS団会長としてやっているのよ!」
S→すべての次元世界に
C→カレーの
S→素晴らしさを広める会
会長、カリー・ド・マルシェ
「…何その某涼宮〇ルヒが設立した部活みたいな名前は…」
ナルバレックはそう思った。
とある次元を守る人達の船の中、そこの艦長にして提督は暇を持てあましていた、あのJS事件以降何度か管理局を狙ったテロ事件こそ起きていたが、
次元を揺るがす大事件というのは起きていなかった。ただCICで艦長席に座っているだけの時間はある意味苦痛でもあったそれをおくびにださず、
クロノ・ハラオウン提督はいた。
「それにしても―――」
クロノは思う。
「何でなのはやフェイト達は執務官候補の試験場所としてよりによって97管理外世界なんて選んだんだ?」
クロノは知っていた、97管理外世界が本当に洒落にならない世界である事を―――
・世界を巻き込み7、8ケタ単位の死傷者を出したミッドチルダですら起こり得なかった大戦争を二度も起こした。
・それにあきたらず、異常なまで発達を続ける質量兵器
・かつてベルカが全世界を滅ぼせるほどの兵器を作るのに3ケタの年月をかけたのに対して10年もかからず大都市を一発で吹き飛ばせる兵器を作ったと思いきや、
今度もそんなに年月がかからない間に自分の世界を滅ぼす事が出来る兵器をあっさり作り上げる
・150万のクーデター軍をたった一人で蹴散らした上に単独で虚数空間を潜り抜ける大統領(もち管理局ブラックリスト入り)
それだけではない、質量兵器が発達するが如く発展し続ける魔法技術
・ランクで言えば全盛期の3提督、それ以上と思われる5人の魔法使い
・ただ敵を完全に殺す事に特化した埋葬機関
・明らかにぶっ飛び性能である27祖 etc…
「こんな世界がよくもまぁ滅びなかったものだ」
クロノの率直な感想でもあった、97管理外世界が危険である事を知っている理由、尊敬する父クライドが1日戦争に参加して数少ない生存者であり、
それを母から聞かされていたこと、そして終戦後、一応管理局の名前としてバチカンに派遣される局員達の哀れな末路の映像を見ていた事…
PT事件の時も闇の書事件でも、母と一緒に菓子折りとか持ってバチカンや祖の長役でもある「トラフィム・オーテンロッゼ」に対して
「介入してよいでしょうか」
と揃って頭下げに行ったことは今でも覚えている、あの時感じた凄まじいほど怖気の走るプレッシャーは忘れたくとも忘れられない(特に暗黒卿)、
何せ両事件とも下手すればバチカンや祖、魔術教会による介入もあると想定されたのだ。冗談ではない、そんな事になったら凄まじい惨劇になる事は分かりきっている。
「なのにあいつらは…」
試験の翌日事の真相を知り、その張本人達に詰め寄ったときの態度
「ええ、そんなに危険な所なのお兄ちゃん?」
驚く義妹…まぁ意図的かもしれんし管理局は地球の恐さを教えていなかった、まだいい
「そんなに危険なの?みぃ〜知らなかったなの」
驚いていたけど久々に戻る故郷に何か思い人に会える嬉しそうな義妹の親友にしてエースオブエース、
まぁ彼女もそれ相応の歳だし男の一人や二人はいるのだろう…でも彼女の思い人が一体どんな奴か本当に気になる。
(何でも昔なんとか沢において命がけで助けてくれたとかなんとか)まぁそれも仕方ない…
だが正直一番呆れたのはその3人娘の最後
「そんな危険な場所、6課復活させようか〜6課の力は無敵やし、バチカンとかも制圧してやるで〜」
などとほざいた狸、聞いた瞬間
(お前、命惜しくないの?)
と思わず呟いてしまった…だって脳裏に浮かんだ光景は暗黒卿によってコテンパンにされる狸やエースオブエースや義妹の姿だったのだから―――
そして突然CIC内に充満し始める香ばしいスパイスのにほい…
「またあいつかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
思わず、叫ぶ。最近クラウディアに配属されたSランク魔導士、あのバチカンから命からがら生還したとあってクロノは大いに期待した、彼はクロノの期待に大きく答えてくれた、たった一つを除いて…
それがこの猛烈なにほい…カレーの匂いであった。彼は無類のカレー好きでカレーを作る事に対しても
凄まじいほどの熱を上げている、確かにそのカレーは美味しかった。
ちゃんとスパイスなどを使って一からきっちり作るルー、そしてルーの美味しさを引き立てるようにただ
肉、馬鈴薯、人参、玉葱をいれるだけではない、ルーに合わせる具材をしっかり選んで素材にもこだわっている、
そしてライスだけではなく自家製のナンも焼いて提供する。
はっきりいって愛しき嫁の作るカレーに比べれば遥かに美味い、今まで食べてきた金曜カレーよりかは遥かに美味い、
これには自分だけではない、クラウディア全クルーでさえも大絶賛し、さらに訪れた管理世界に振舞っても子供や大人も大喜びであった。
現にバチカン帰りの人が管理局を辞めてミッドチルダで作ったカレーショップは連日人が押し寄せるほど大盛況なのだ。
しかしCICの皆はウンザリとしている、そのスパイシーなかほりに、だって毎日その匂いを嗅げばそれこそウンザリするだろう、
しかし警告した途端後が恐い、一度警告したら―――
「貴様、カレーを侮辱するのか!冒涜するのか!そもそもカレーとは人類が生み出した至高にして(以下一時間続くので略)
の存在である!貴様はそれを否定するというのか!」
と物凄い剣幕で詰め寄られたのだ、これ以上やると
「死ぬがよい」
となる可能性が大なので、強く言う事は出来ない。
(畜生、胃が…)
色々なストレスによりまた胃が痛み出した…そして貯めに貯めていた97管理外世界製の胃薬のス
トックは底をついていた、何故かあそこの世界の薬はやたら効くのだ。
(なのはに連絡して大量に購入しておいてもらおう)
そう心に誓う苦労気質の提督であった。
そんな事関係なく公園
―――さて問題はいつしかけるか…
チンクは少し顔を顰める先ほど承認したプランB、近付く為には困難な点がある。
1、どうやって相手の投擲武器をかわす
2、そしてどうやって相手の急所、心臓、頚動脈、頭にスティンガーを突き刺すか
この2点だ、相手の能力や推定される戦歴から、急所狙いの攻撃も恐らく自身の一部を犠牲にする事によって(例えば心臓を突くところを腕で防御)
防ぐ事も躊躇しないだろう、そして投擲武器も投げ方によって軌道を変える事が出来るし、あるいはこちらが知らない技術を使って投擲中に
軌道変更と言うのもありえるだろう、しかし長身の刃故に急激な方向転換にはほぼ不可能と言えよう。だが手数で相当カヴァー出来る点というファクターが付く為…
―――厄介だなぁ…
少なくとも自分と同じ投擲兵器主体の敵と戦うのは初めてであるし、動きの機敏さそして相手の頑丈さから推定して、
自分にとってはかなり厄介な相手に違いない。その機敏さについていける片方しか機能しないモニター(眼)と自身の戦闘能力に感謝する。
―――トーレ姉さまなら互角以上に渡り合えそうだが…
フェイト・テスタロッサに負け、武人としての誇りを折られたのか、セッテ共々隔離牢に収監される姉を思い浮かべる、
彼女ならIS能力で知覚する間もなく叩けるかもしれない。
―――だがいない相手を頼ったところでどうしようもない。
こちらに投げつけられる投擲武器をかわし、返礼するようにスティンガーを投げながら思考する。
近付く為にどうすればいいか、一番友好的なのは相手の隙を突く…隙を付くには。
A、煙幕による視覚妨害
B、閃光による相手の視覚完全妨害
C、大音響による聴覚の妨害
D、相手の注意をどこかに向かわせる
の4点があげられる―――だが、答えが見つからない。
A、確かに煙幕による攻撃は機人(特殊モニターで見える)として有利であると推定されるが、相手も独自の魔術で使用、もしくは
長年積み上げてきた殺気を感じるという点も考えられ、長期戦になるだけこちらに不利、却下。
B、相手の視覚を奪う上に行動を怯ませる点においては確実だろう、しかしこのような攻撃は屋内戦の方が有利であり、
屋外で使用した場青閃光を起こす為に一時的に視界を防がなければならない、当然隙が出来る却下。
C、却下、うかつに大音響をだして警察などの治安維持勢力、最悪な場合ここに存在する(事前調査で分かっていた)異端組織の介入の可能性大、却下。
D、無理、「あ、あんな所にUFOだ!」なんて出来るか、却下(即決)
自身のスティンガーには特殊弾頭型を自分で組み上げた、主に自分が使うのはAP型(徹甲型)、IS能力によるAPHE型(徹甲榴弾)が主体であったが、
対機動6課戦において反省して独自で作り上げた、閃光型、音響型、煙幕型も作り、局員相手の模擬戦や旧機動6課隊員との模擬戦そして犯罪者相手の
実戦においても大きな成果…まぁ前者2つは後遺症が残ってしまうケースもあり八神はやてや高町なのは相手に凄い剣幕で怒られたのだが…
―――手段はと…ん?
投擲武器を回避しつつ一瞬目についた自動販売機…そして機人ならではその自動販売機に売られていたもの
―――そうか!之なら隙を作れる!
そして自動販売機をバックにするよう一気にかける、そしてシエルから投げられる黒鍵を左斜め後ろにかわす、
そしてその黒鍵は寸分かからず自動販売機を貫く…そしてスティンガーを自動販売機の背後に出現させ刺す。
―――IS機動!
自動販売機は爆発する、しかしあえて爆発力は最低限にした、そして黒鍵が突き刺さり前部のドアは弱っており、
後部からの爆発の圧力によりドアは吹き飛び、中に詰まっていた缶を吹き飛ばす、いくつかの缶は爆発の衝撃で破損していたがだが中身が零れていない、
そう自分が求める物があった、そしてその缶を手に取る。
―――ではいくか!
シエルが黒鍵を投げる姿を見て手にしたスティンガーを左手の4本投げつける、それは狙ったものではない扇状に広がるように投げた、
それは途中で黒鍵という迎撃を恐れていた為、今投げたのはVT型と呼ばれる対象物を察知するとスティンガーを起爆させると言う代物であった、
黒鍵を探知すると一斉にスティンガーは爆発、爆発の余波で黒鍵の軌道は大きく変わる。
―――今だ!
チンクは右手に持っている缶を全力で投げつける、投げつけるスピードは野〇や〇坂や江〇のストレートなんか目じゃないと言うスピードでシエルの顔面に
向かって猛スピード進む、人としてやってしまう、顔に向かってくるものを手で防ごうとする何時の間にか刻まれた行動、そうその缶を黒鍵で斬ったのだ
―――かかった
内心でチンクはニヤリとする、そうそして斬られた缶の中身は飛び散り、シエルの顔にかかる、それと同時にシエルは「クッ!」と小さなうめき声をあげると動きを止める…
それを確認するまでもなくチンクはシエルに向かって飛び出し、駆け出した、自身の防御壁でもあるあのコートは駆け出すにおいて不要、脱ぎ捨てた。
シエルを一瞬怯ませたもの、それはビールである…多分なった人しか分からないと思うけど、ビールなどアルコール類が目に入った時の苦痛は
正直洒落にならない…いやマヂで、ちなみにチンクもその痛みを知り抜いていた、一度例の3人とリンディ・ハラオウンとレティ・ロウランと
言う人に夜のクラナガン連れまわされた時にビールが眼に入ってのた打ち回った経験があるからだ。例え肉体が強化されようと眼球までは
完全に強化出来ない…チンクの賭けは当たった…
―――いや確かに狙いは当たっていたがチンクの予想は外れてしまう、それは相手を自分と同じと想定したからだ。
そしてシエルとの距離を詰め、一気にスティンガーを突きたてようとする…相手の視界が回復して
いない今なら出来る、そう思っていた。しかし――
チンクの目の前に映った光景、それは・・・
『拳』
であった。驚愕する暇もない、声を上げる暇もない自分の顔面に拳がめり込む…刺す事に集中して
いためバリアを張る暇すらなかった。さらに拳の威力はこちらの突っ込んだスピードにより倍加す
る。
「ブベラ!」
情けない声をあげて吹き飛ばされるチンク、そしてシエルはその隙を逃さない、投擲される黒
鍵、しかし先ほどの影響で狙いは定まっていないが、一本の黒鍵がチンクの左肩にその刃を付き立
てた、BJは刃物に弱い…
「グッ!」
加算されるように訪れた肩を貫かれる痛覚…
―――痛い!
そしてチンクは自分の考えが浅はかであった事を知る。シエルは黒鍵による投擲戦術を得意として
いるが、格闘技能ではアルクェイドに匹敵する腕をもっているのだ。
―――しまった、こいつ、接近戦も出来たのか。
そして自分の左肩に突き刺さった黒鍵を抜き取る、抜き取る時にもまた痛みがでる、それに耐える。
幸い返し刃がついてなくてよかった、ついていたら抜けずにさらにダメージを受けたり動きを制限
される、そして刺さった左肩から流れ出るオイルと血を見て現状を把握する。
顔面の損傷…小、口内にいくつかの裂傷、一部歯の破損、殴打部の骨に異常有り、しかし戦闘に支障なし
左肩の損傷…大、左腕の機能大幅に低下、スティンガー投擲使用時平均的速度の7割減、現在の戦闘状況から考えればほぼ使用不能
稼働時間…流れ出る血ならびにオイルの関係から戦闘時間の大規模な短縮が要求される。
機動状況…流血から先ほどの動きはほぼ不可能
―――参ったな…
真っ先にそれが思い浮かんだ、まだ刺さるのが腹ならマシだった、これよりダメージは大きいがま
だ駆ける足や投げれる腕さえあれは充分戦えるはずだった、しかし片手が使えない以上状況はかな
りやばかった。
Q、不本意だが助けを呼ぶか…
A,却下、彼女達のマンションからここはかなり離れている。時間的に無理。
シエルは言う。
「褒めてあげましょう、咄嗟に私の視界を妨げさらに隙を作らせて一撃を叩き込もうとする貴女の
判断は…貴女は中々の強敵でした、次があるなら期待したい」
―――ええ。心の中から思いますよ
それは相手を心の底から賞賛する言葉であった、シエルにとっては彼女のような者と対峙した事
はそうないからだ、シエルが戦った局員と言えば大概デバイスによる魔力弾攻撃、一部はベルカ
式による接近戦でもあったが咄嗟の判断に難があり、またそのデバイスにあまりに頼りすぎてい
た。しかし目の前にいる少女は自分の能力、そして相当な修羅場を潜り抜けたように、ここにあ
るものを有効活用して自分の有利に持って行こうとした…ただ
―――貴女は私が投擲戦に特化していると思っている、それは誤算ですよ…
このような1VS1戦において誤算はバランスを大きく傾ける、確かにチンクはそうだった、しかし、シエルも誤算していた。
――――彼女にもまたある物があると…
―――不味い、助けは呼べない、左腕は使用がほとんど出来ない…逃げる…難しい
そう思いながらチンクは決断する、かつて6課襲撃の際タイプゼロ…スバルが強制解放したあれを―――
かつてジェイル・スカリエッティの作り上げた戦闘機人、完成の域にではありAAAランクでも
互角以上に戦える自身はあった、そう、もしSランク、S+ランクと対峙する事になったら?か
なり不利になる事は分かっていた、そして場合によってはAAAランクでも苦戦はする可能性も
高い、確かに数が少ないとは言え、自分がやろうとする事を考えるとそれらとの衝突は必須…そ
して戦闘機人に取り付けられた物…
『リミッター解除』
リミッター解除―――
速攻魔法、自分フィールドの機械族モンスターの攻撃力を倍にする、ターンエンド時に自分フィールドの機会属性モンスターを全て破壊する。
パワーボンドとの組み合わせで「アルティメットアンティークギアゴーレム」や「サイバーエンドドラゴン」場合によっては「サイバーツインドラゴン」
などで相手プレイヤーを一撃でアボーンできる、制限カード
じゃなくて、機人である機械部分のリミッターを解除する事によって爆発的な戦闘能力を得ると言うものである、何故リミッターをつけるのか?話は簡単だ、
生体部分に対する負担の倍増、そして機械が発する熱にラジエーターが追いつかない場合もある…そして使用後の肉体のオーバーホールなど、
だがスカリエッティはあえて承知でつけた、だが無論ちゃんと戦闘型ナンバーズの皆には説明しており、
「使わない方がいいんだけどなぁ…」
とよくぼやいていた、リミッター解除は付けられていたのは…
ウーノ→秘書型、官制型が戦闘するようでは完全にだめでしょ、なし。
ドゥーエ→諜報型なんかにそんな機能はいりません、なし。
トーレ→研究所のフェイト戦に使用、一応一撃いれ、ザンバーを受け止められたが返り討ち。
クアットロ→ウーノのバックアップ型、そんなのあるわけないでしょ、なし。
チンク→発動しなくてもスバルに勝てると思ってましたサーセン。
セイン→潜行型、ゲリラ戦型にそんな機能はいりません、なし。
セッテ→付いていたけど、発動前にフェイトに潰されました。
オットー→付いていたけど、発動前に御用されました。
ノーヴェ→付いていたけど凡骨(ティアナ)相手に某英雄王みたいに慢心するから。
ディエチ→一応解放していたど、なのはさんのブラスター1のドラグスレイブの前に呆気なく粉砕☆玉砕☆大喝采!
ウェンディ→ついていたけど凡骨あいてに慢心したから…
ディード→ついていたけど(ry
…そしてチンクの一つしかない眼が金色(誰だティエリアと言った奴は)になり、同時に衝撃波が巻き起こる。
「うにゃあ、もう食べられないよぉ」
「はぅ〜〜〜〜けいちゃんお持ち帰りだよ〜〜〜〜」
現状起きている事を知らずに夢心地の二人がいたりもする
以上です、感想いつもありがとうございます。
VS氏、相変わらずの名文すごすぎです、ギル乱入時の二人がすごく気になります
はやてルート氏、はやてと士郎のコンビ、結構新鮮です。
ネタとかいらないんだがなぁ
読む気が失せるわ、ほんと
一応ひぐらしネタなんだろうなって言うのは解るんだけど
ゲーム未プレイ&アニメ未見の身としてはかなり違和感がある
小ネタとしてたまに出てくる分にはスルーできるんだが
一応ここは型月×なのはのスレだということを、思い出してあげてください
すいません、不快に思われるので他作ネタは自粛します
毎回思うんだが
SSなのにそんなに叩くのもどうかと思うんだけど
別に悪意があるわけじゃないんだし、ましてや金を払っているわけでもないんだし
ちょっと心が狭すぎないか?
>>359 まぁ確かにそうだな
でも、型月なのはスレだぜここは
確かに金払ってるわけではないが・・・
言い方きついアドバイスって感じだね
アドバイスというか自分が気に入らないだけっぽい言い方だよなー
うん、アドバイスの範疇ではないよな
切り捨てるような言い方だし
他作ネタに過剰反応しすぎだと思われ
ベつに叩いたつもりはないんだが…
まあアドバイスをしたつもりもないが
>>361 まったく持ってその通りで、自分が気に入らないから、それを表しただけ
感想なんて自分の主観で書くもんだし
>>363 どっちかていうとまずいのは356じゃね。
個人的には357ぐらいの感想なら問題ないと思うが。
>>363 いや
お前さんはどちらかというと問題が無いというか
そもそも否定的意見だけで叩いてはいないだろ
別にさりげなく混ぜてる分には問題ないと思う。
でもあんまりにもあからさますぎるのはよくないべ。
他作品ネタみたいなのって元ネタ知らない人にはわからないし、下手すると元ネタのネタバレになりかねん。
それにここに来るヤツラは型月となのはのキャラや世界観が作る話を見に来てるんだと思うんだ。
そのキャラとは中の人とかくらいしか関係ないのに他のキャラのセリフしゃべったり行動しだしたりしたら、興ざめするのも無理ないと思う。
>>362 まぁ実際切り捨てたわけだが
たとえ後半はちゃんと書いてあると言われても、
あんな寒いネタで始められて続きを読むほど自分は心が広くないよ。
>>355 とりあえず問題だと思う点
・キャラを壊してまで使う、あからさますぎるパロ(遊戯王やハルヒなんて中の人すら関係ないし)。
・型月勢になのは勢が殺されまくってるのに、なのは達が一切深刻にならずに男(それも他作品)に走る。
・シリアスな戦闘中に突然入るギャグ。メリハリが無くなる。
・〜が言う、〜は言う、みたいな直接的過ぎる表現が目立った(これは個人の文体で流せるけど)。
特に気になったのはこのくらい。
リミッター云々は別にアリだとは思うよ。
博士が使用を推奨していないのも彼らしいな。
なんかオタクがキモいと言われる理由を見せつけられている様な感じで嫌になるな
元々他作品ネタとかそれ以前に
型月側は戦闘関連でどうのこうのでうるさかったり
なのは側はキャラの扱いや性格等がどうのこうのでうるさかったりしてたけどな
いや、単純につまらんからそういうのが鼻に付くんだよ。
文章書けてて、基本事項キチンとやってる奴は壊れSSでも評価高い。
そこに漢はいない とかスゴかったし。
作者は如何に上手い嘘を書くかにかかっているな。
嘘の書き方が下手だと叩かれる。
個人の主観で感想垂れるのはいいが、ここは公共の場で他の人間も利用してるって事を忘れるなよな
イヤならスルーでもかまわないと思うけどな
>>367みたいに、自分の気分次第で板全体を不快な空気にさせて踏ん反り返られても困る
個人的には全員真面目でしゃっちょこばったSSがズラリ並んでるより
たまには壊れた雰囲気のやつがあっても良いと思うが
それも一つの色だし
基本的に読み手の視線は他作のネタを知らないの前程だから扱いには注意すべきなんだけどね
知ってる奴にだけ面白い便利アイテムというのは知らん奴には読む気すら失せさせる諸刃の剣
もっとも、その諸刃の剣も使い方しだいでは知らない人にはそれだと気づかせないくらい自然に引用できるし
逆に知ってる人にすらそっぽを向かれる可能性もある
ようは、書き手の方は自分の書いたものを一度読み手の視線で見直してあげてくださいと
あれもこれもと自分が好きなネタだけ詰め込みまくってポンと出されてもオナニーにしか見えません
というのが正直な感想
>>373 つ鏡。
嫌なら見るなと言うなら、お前もそういう感想をスルーしろ。
王様みたいな顔して罵声を吐き捨ててる住人は論外ね
子供か
しかし・・・
真面目なパートをかかせると凄いのに、酔っ払い出すと再現なく崩れていく感じだw
名案かどうかは知らんが
今のスバ&ティアとギャグの話
別の作品として分けてみるのはどうか?
子供が多いな。GWだからか?
なんでスルーという慣習が出来たと思うんだね。
自称批評家ほど寒いものはないんで、気をつけたほうがいいよね。
<<327
第5次鯖だけだけど理想郷で完結したけどすぐ消した作品があったな。
確か「リリカルFATE」
ジュエルシード使ってなのはがランサー召還、クロノがエミヤ召還してたな
管理局サイド+鯖+(アリサ+すずか)VSプレシア+鯖だったかと。
強さ的には基本は鯖>魔道士。
しかしストラグルバインドみたいなやつで直接縛り上げると効くみたいなだった
ような。ディバインやSLBは鯖の魔力減衰のために使われてたはず。
時期は無印直後。個人的には好きだった。
スルーされて話題にもならないのと、読まれて叩かれるのとはどっちがマシなんだろうね……
作者がどんな作品を書いて発表するのも自由なら、それに対して読者がどんな感想を持つのも自由であるべきだろ。
思う存分文句を吐きたい人は、最低スレとかに行くといいと思うんだ。
その為のスレだし、これを機に利用してみてはいかがか。
ところで、
>>373の
「しゃっちょこばった」
は突っ込むべき?
乙
でも型月勢を除いた地球側の設定が強すぎね?
>>355 言いたいことは上でみんな言い尽くされてる感じがするから一つツッコミ
型月魔術は発展なんかしてないぞ
むしろ時代を経るごとに衰退をし続けている
>>382 気持ちはわからんでもないが、そこは作者さん次第だしどうにもならんでしょ
言い方悪いかも知れんが、わざわざ書くことじゃないと思うぜ
強さ関連は
>>385 そうだな。
両方の作品のパワーバランスなんて現状じゃ不明だし
考察次第でどうとでもなる。
そこらへんは作者の解釈次第で良いと思う
そりゃ慎二がなのは倒したりすればさすがにアレだが
慎二がなのはを押し倒したりするのは駄目ですか?
ギャグならここでもいいが本番やっちゃうなら半角板へごーごー
>>387 うまくやれば個人的には全然OK
しかしやめといたほうがいいとはおもうがなw
>>387 そりゃ策を持ってとかならいいんだろうけど、慎二自体がそういうのすら出来ない感じが・・・
キリツグとかが策でパワーバランスを覆す分にはいいんだけど
慎二がそこまで出来たら慎二じゃないような
まあロストロギアの力でスーパー慎二になったりって設定ならいいと思うけど
>>387 ごめん><
読み間違えてたwww「押し倒す」ですか・・・w
そんな力を得たら、まず凛に行くよね奴は
花札エンディング後の慎二ならいけるかもしれんね。
三人娘新人's守護騎士祝福風聖王レジスカゼスグレリーゼヴェロヴァイクロユー「抱いて!」
慎二「ひゃっほーう! ついに僕の時代が――――って、えぇー!?」
>>384 Mixiにあるよ
キーワードでリリカル×Fateで検索すれば行ける
まぁ、どっちにしろ慎二には無理だろ
なんたってワカメだし
>>387 そこに漢はいないのブリーフ王子化した慎二ならいけるかなwww
>>355 亀な上にギャグパートにツッコむのもあれだが・・・、
・カリー=ド=マルシェを埋葬機関に加えるのはどうかと思う。特に協力する理由は無いし、
悲願達成したらまた死徒として活動するようだし・・・・。
・メレムの獣はどれも個人戦には向かない巨大なもの。
>>397 ソードちゃんならいけるんじゃね?
獣じゃない上に、それでも10メートルあるけど
でも、設定以外で叩かれる型月SSって珍しくない?
結構前から慎二が主役のなのはとのクロスあるのに……。
慎二涙目すぎるだろw
設定叩かれるのが良くあるっていうか、叩いてすらもらえない作品ってのも結構あるんじゃないか?
ここは別だが、個人ホームページで文章とか内容について意見されるってのはそれなりに期待されてるってことだしなぁ。
403 :
379:2008/05/04(日) 18:09:04 ID:v4Afkstb
>>394 >>402 あ〜そういえばそんなこと作者さん言ってましたな。
探し方が悪かったのね。
テキスト保存はしてたんだが・・・。
>>399 スマン
別にスバティアの人の作品の話ではなく、
>・メレムの獣はどれも個人戦には向かない巨大なもの
コレについて、ソードちゃんなら個人戦も出来るんじゃね?と思ったって話
あと、Wikiの人に提案なんだが、なのはキャラvsTYPE-MOONキャラもリンクに放り込んでくれないだろうか?
自分的にここと、あそこの2つで1つなんじゃないかと思ってる。
スバティアの人は前回反省してなかったの?
なんでこんな原作レイプでキャラ崩壊SSが書けるの?
型月ファンとしてもなのはファンとしても、とても許容できる内容じゃない
つまらないギャグを書くためにキャラを凌辱するんじゃねぇよ
あと、嫌なら読むなって言ってるやつ、お前こそ嫌なら感想を読むな
>>214 臓硯の名前がマキリとかは知らんけど
臓硯は祖から三百年の魔術師、
臓硯自体は五百年生きてるからマキリの歴史は
八百年だね。
臓硯はこの世の全ての悪の廃絶を志してから
約三百年で聖杯戦争の仕組みを作ることに成功した。
>>407 臓硯の名前はマキリ・ゾォルケンであってるけど、マキリの歴史は500年じゃなかったか?
そしてアインツベルンが1000年で、遠坂が200年
それに聖杯を作ったのはアインツベルンで、世界に孔を穿つ秘術と土地を提供したのが遠坂
マキリがやったのは令呪を提供することだぞ
時間になったので投下を開始したいと思います。
「くそっ! 何故こうなった!」
地上本部の脱出路でオルネイ・ガーンズバックは悪態をつきながら走っていた。
万全の準備をして、行った会議。 ここで自分達の派閥の発言力を強くめるつもりであった。
会議を成功させ、襲撃者達を撃退に成功すれば間違いなく自分の地位も向上し、あのレジアスの失脚に成功すると信じていた。
が、結果はこのザマだ。
用意した戦力の半分は既に失ったと聞く。 残った人員も他の部署が用意した者達であり、奇跡が起きてこの戦局を一変出来たとしても自分にはなんら意味がない。
更に言えば、強行に会議開催を進めたとして処分される可能性だってある。
「くそっ!」
再び悪態をつく。
そうだ。 自分は生き残らなくてはならない。
新たな時空管理局の未来を切り開くのはこの――
「でも残念。 あなたはここでおしまいです」
「あ――」
頭と胴体からあっさりと離れる。
時空管理局の掌握を望んだオルネイ・ガーンズバックの人生がここであっさりと終わる事になった。
「お疲れ様ですわドゥーエ姉様」
「クアットロこそ」
オルネイを殺した犯人――ナンバーズ2・ドゥーエの元に幻影ではあるがクアットロが現れる。
ドゥーエは床に転がっている骸に目もくれず、クアットロに笑顔を向ける。 彼女は敵には冷酷だが姉妹達には優しいのだ。
「状況はどうなってるの。 こっちじゃあんまり情報が入ってこなかったから」
「ガジェット及びミニオン隊が地上と空の両面から襲撃。 防衛部隊の半分程を壊滅させましたが、やはり抵抗する部隊は多いみたいです」
「やっぱ精鋭部隊?」
「ええ。 ドゥーエ姉様からもらったリストに書かれていた部隊が善戦してるみたいですわ」
「それなら作戦通りね」
奮戦してる前線部隊が入ればいるほどありがたい。 必死に戦う仲間いれば、援軍達も外で戦う防衛隊の援護に向かうだろう。そうなれば、中に存在する防衛戦力が少なくなる。
クアットロは知らないが、シグナムやシャッハなどのエースクラスの騎士や魔道師達も中から外の援護に向かってしまっている為、ここまでは作戦は成功していると言っていい。
後は目的のロストロギアを手に入れて逃げればいい。 自分達の目的は地上本部の壊滅ではなく、ロストロギアの奪取にあるのだ。 目的さえ達成すれば付き合う必要はない。
しかしこのまますんなり行かないのが現実である。
すんません。 板違いでしたorz
>>408 もちろんマキリだけで作ったわけじゃないのは承知してる。
臓硯の代にはマキリは没落しつつあったとか
臓硯は五百年生きてるんだしマキリの歴史が五百年だったら
初っぱなから没落し始めてるとかおかしな話。
マキリの五百年てのは祖国を追われて、ついでに臓硯が理想の探求を始めてからのことだと思う。
>>411 ごめん
その臓硯が五百年生きてるってのはどこから出てきたの?
マキリの歴史は五百年で、三百年たって限界を迎えたのが6代目臓硯の代で200歳だな
>>413 >それは大いなる慈悲を以って、五百年を生きた老魔術師の妄念を昇華した。
言峰が虫爺を浄化したシーン
>>413 イリヤと最後の会話の
幕間 悲願の果て で
>マキリの祖たる探求者より三百年。
>その三百年が魔術師の家系として限界だった。
>マキリという魔術師は、臓硯の代で既に衰退していた。
>苦しみはそこから始まり、老人は否定するしかなかった。
>マキリの血族は所詮そこ止まりと突きつけられ―――それを必死に覆そうと抗ったのが、間桐臓硯という男の人生だった。
>>407であってるっぽいな
宝石剣は異星系らしいしゼルレッチはミッド出身とかにするとかどうだろう?
単純にミッド出身にするよりどっか次元震で滅びた世界出身とかの方が好みかな。
ゼルレッチをそういう存在にすることで管理局に精通してることに
説得力がでるとは思う。
ただ、やっぱりあんまり万能キャラにしない努力が必要なキャラだから難しい。
東方の八雲紫みたいだな
迷い込み型の他作品クロスとかでは大概、実はこいつらが連れてきました、とかで説明になってしまうし
ただ書き手からするとあんまりにも使い安すぎて、よっぽど上手く魅せないと「またお前の仕業か」になる
異星系って初耳だぞ
遥か未来の常識を体現、じゃないのか
老人の短剣は未知の世界の理だった。
異星というより異星系。
まだ幼年期にいる人類には届かない、遥か未来の常識を老人は体現している
って話だからミッド製でもいいかなと。
>まだ幼年期にいる人類には届かない
つまりゼル爺はオーバーマインドの使者なんですね、わかります
われら幼い人類に 目覚めてくれと鼻垂れた
びっくりするぐらいの超理論だな>異星系
>>422 あー……この場合の異星系っていうのは、「それくらい(こちら側の常識と)離れていて理解することがまだ不可能なもの」の比喩表現であって
そもそも宝石剣はゼル爺の製作兼所有物であってだな
さらに言うならありゃ平行世界との壁にちょこっと穴開けるという、次元世界とかとはまた少し違う意味で世界に干渉する代物で
失われてないけどロストロギア級の代物だと思うんだが。
……どこをどうすればこんなものをミッドごときで作れると思ったんだ?
ミッドは異界への干渉は出来ても可能性世界の観測・選択は出来てないようだし、第二法の再現は未だ不可能ではないかと思う
>>426 クロス的にゼルレッチ含めミッドというより次元世界出身というのはどうかなと
ミッド如きといいますが次元航行できるなんて現代から見れば超科学じゃないですか
遥か未来の存在と思ってもいいんでは。
爺さんはやっぱり凄くてミッドの技術から独自にアレンジを加えたとかで。
いっそ次元世界と平行世界は包含関係じゃなく全くの別物でもいいんじゃないかなと思ったりしてる俺が居る
両者の技術には互換性もあるけど基本的にもう一方の事は出来ないとか
おれはミッドやらなにやら、なのはの全ての次元世界を含めて一つの「世界」なんじゃないかと思ってるが
>>428 どっちも超科学かも知れんが…その内容には雲泥の差があるぞ
次元航行ってのは地球からミッドという世界間移動を可能とするけど
第二は地球Aから地球Bという「if」の世界への移動なんで
やってることは似てるようで全く違う
というか第二はクロノの「世界はいつだってこんなはずじゃなかった」という台詞全否定になってしまうから出すのは危険すぎる
>>430 それは平行世界が次元世界の上位にあるってことだろ?俺が思ってるのはちょっと違う
例えばミッドチルダにはミッドチルダの平行世界群、地球には地球の平行世界群みたいなのがあって
平行世界移動はその世界群の中を移動できるけど他の世界には移動できない
で、次元世界移動は別の世界にいけるけど平行世界群には干渉できなくて特定の世界、
または最初に観測された世界にしか移動できないみたいな感じ
まあ平行世界が次元世界を含んでる、の方が色々とやりやすいのは事実だから無視してくれて良いんだぜ
単なる個人の考えだし
>>432 縦軸と横軸、といよりは世界基盤ごとにって訳だな。
例えるなら平面の紙に突き刺した針みたいな。
紙の面積が次元世界で針の長さが世界ごとの時間軸。
針は動かないから、絶えず同じ時間軸でしか交わらないと。
>>433 うまいですね
自分もそんな感じに解釈してます
まぁ結局は作品、作者の自由だから例え違う答えがあってもいいんですがね
ゼル爺は出さないのが一番無難と言ったら無難なんですが、やはり魅力的ではありますよね
>>426 どうでもいいが「ミッドごとき」って言い方はやめろ、一なのはファンとして凄く不愉快だ
ゼル爺の平行世界の管理
A世界の可能性世界@からA世界の可能性世界Aに飛ぶ能力で、全く関係ない星や可能性にもない世界には跳べない感じ
なのは勢の次元世界移動
A世界から全く成立の異なるB世界に飛ぶ能力で、A世界の延長線上や可能性世界には飛べない
みたいな感じ
あ、こんな例えどうだろ
一冊のノート:次元世界
高性能消しゴム付き鉛筆:ゼル爺
ボールペンとノートの持ち主:管理局
消しゴム付き鉛筆であるゼル爺さんは一つの世界を自由に書き消し(平行世界移動)は出来るけど、そのページ以外(その文字が元々書かれていない世界)には移動できない
たいして管理局は他のページ(他次元世界)に移動できて書き記す(干渉する)事が出来るが、ボールペンなので自由(そして何度でも)書き記せるわけではない
とか
>>433 私立文系の俺の脳みそでは理解できないんだぜ……頭悪くてすいませんorz
世界基盤(紙)ごとに平行世界(針)が無数に存在、
次元移動は基盤となる世界を移動するが針の長さが合う世界にしかいけない、でおk?
一応ミッドでも平行世界の観測っぽいことは出来るんだよな。
一期か二期か忘れたが、ロストロギアでの次元震の酷さを説明するときに
「近隣の平行世界も巻き込んで〜」
とかクロノが言ってた気がするんだが。
観測自体は出来るんじゃないか? 行けるかどうかは別にしてさ。
でも「またゼルレッチか」は勘弁な
>>437 安心しろ。俺も私立文系だ。
針の長さというよりは、そこの面では必ず同じ長さの場所に着くといった感じ。
ただ、ゼル爺が針を縦移動したところでは、また平面が広がっているという解釈。
>>438 単に次元世界の事を平行世界と呼称しただけじゃないのかと予想
上でも出てるが「こんな筈じゃなかった事ばかり」っていうクロノの発言が壊れるしw
>>439 今理解したわ。確かにそれがぴったりかも
てか同じ私立文系でもここまで頭の差があるのね……orz
でも平行世界には地球が「ミッドチルダ」という名前をもち、
次元世界にあるミッドチルダと同じ歴史を歩んだ世界もあるはずだな。
>>439 ごめん、ちょっと俺が理解したと勘違いしてたorz
おれの考えだと針と紙を逆にした関係が正しい
紙を平行世界群(極小の点の集合体)だとして、ゼル爺はその紙の中を自在に行き来できる
ミッドの次元移動はその紙の沢山集まった束に刺さった一本の針で、
沢山の世界の間を移動できるが一枚の紙の中では貫いてる一つの接点にしか干渉できない
>>442 つまりゼル爺は横(紙)移動限定、ミッドは縦(針)移動限定ってことでおk?
>>441 それもあるかも知れんが科学技術のレベル的にあと数百年はかかりそうだな
平行世界を移動しても時間軸まではいじれんだろ
>>443 そうそう。どっちが優位ってわけでもなく方向性の違いって事ね
>>444 遠坂家にあった宝箱のことを考えると、時間の進み方が違う世界もありそうだけどな
個人的解釈
ゼル爺:ほかの冒険の書へ移動
管理局 :ほかのナンバーへ移動(DQ3からDQ4みたいに)
他のSSだと青髭が螺湮城教本を大量の魔力使ってなのは達ごと自分を並行世界に飛ばしたSSもある
>>447 え、なにそれ気になる
タイトルとか教えておくれ
>>448 投稿図書の赤き英雄の誓い(四重クロス)ってやつ
最近ようやくなのは勢が出て来たってところだけど・・・。
読んできた。ジルさんがぶっ飛んでるなぁw
>>447 というか、プレ本で第二魔法が使えるものかな?あの本、確か水魔の類の召喚呪文本だったはずだけど・・
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/05(月) 13:48:46 ID:pkMME93R
>>451 さすがに第二魔法はどうかと思うけど、大魔術・儀礼呪法レベルの術行使を可能にするらしいんで
魔術行使自体は可能だろう
>>451 できるわけないw
第二を使えるのがゼルレッチただ一人とされてる以上、
ゼルレッチが絡んでいない礼装で第二が使えると矛盾が発生する
そこで空気を読まないで小次郎登場
>>454 つまり小次郎のツバメ返しのときの増えてる方の腕につかまっていれば
異なる世界に行くことができる。
ないなw
>>435 う、ごめん。
寝ぼけてて機嫌悪くてちょっと言い過ぎた。
でも、一つの世界においてこれ以上の人がいないって人を
「違う世界から来たからそんなにすごいことじゃないんです」
「もといた世界ではすでに前研究があってよく似た技術が確立されてます」
っていうのはその人の価値を変えることになりますよね?
それで気分害する奴も出るのは普通じゃね?
うん、キモい長文だしこれ以上は吊ってくる。
>>456 まあ、俺のも厨の脊髄反射だから気にしないでww
そうだな
去る事情でミッドに降り立ったゼル爺
↓
三提督と知り合い、戦友になる
↓
三人の協力で第二魔法の完成
↓
空気読めない管理局に狙われる
↓
再会を誓いゼル爺は独り、型月地球へ舞い降りる
時代的に三提督より質量兵器バンバン使われてるかなり昔の時代とかのがいいんじゃないか?
>>457 ちょっと無理がないか?
初代ロアが800年前で、その時すでに月落としの後っぽいし。
>>457 管理局の歴史ってまだ100年単位だろ?
朱い月が倒されたのが、ざっと1400年前だから時代が合わないな
第二魔法で世界を移動し、四人の魔力とジュエルシードの力を使って時間を遡ったとかでどう?
>>461 ジュエルシードって無印でユーノが発掘するまで存在を認知されてないんじゃなかったか
それにジュエルシードに時間を遡る力なんてあるのか?
別の魔法になるから避けたほうが無難。
ついでにいうと、そんな事例があればプレシアはそっちを選んだと思う。
そかー
いいと思ったんだけどなぁ
>>451 不可能ではないと思う。
クトゥルーが居る以上、アザもヨグもロイガーも居るだろうし
クトゥルー自体多次元存在だったはず
また、神霊であれば魔法の行使は問題なかったはず
(単純にビヤーキー辺りでも次元移動できそうなのがアノ神話)
あと第二魔法限定って意外と格が低いと思う。
忍者の英霊なら誰でも使えるだろうし。
ところで
固有結界『無限の欲望(18禁)』使いジェイル・スカリェッティVSリリカルランスロット
が読んでみたいんだか、誰か書いてくれ。
>>465 ちょっとまて
クトゥルーはわからないからスルーするけど
>忍者の英霊なら誰でも使えるだろうし。
これどういう意味?
>>461 無理だろw そもそも、何でゼル爺をミッド出身にしたいんだよ。
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/05(月) 17:08:03 ID:KRcY+Xhy
つーか、召喚って第二なの? キャスターのアルゴンコインも湖に投げ入れたらドラゴン出てくるらしいじゃん。
制御できんらしいけど。
限定的な第二魔法、じゃないのか?
ついでに分身の術は必ずしも第二に関わるとも言えないと思うんだが。
あと固有結界だが801で18禁は御免だ。
「らめぇ、改造されちゃうーっ」とか「私にはマスターがいるのに、あーっ」ってなノリなら見たくないといえば嘘になるがな。
ゼルレッチの出自と宝石剣の由来て詳細出てたっけ?
出てないなら妄想していいんでない?
>>470 まぁキャスターには召喚技能がないから出来ないんだけどな
ライダーで召喚されてたらドラゴンを呼び出すとか出来たのかもしれない
>>471 別にいいんじゃないかな
457みたいに時代とか歴史の矛盾がなければ
ところで管理局の歴史ってどっかで明かされたっけ?
100〜200年って認識でいいのか?
ゼルのあれは正しく無限に繋がる世界を観測できるからな。
可能性は無限なので、極近い世界もあれば人類がいない世界もどれもが並行世界の一つ。
nanohawikiにあるな。
「約150年前に成立し、次元世界から質量兵器の根絶とロストロギアの規制を働きかけてきた組織。
管理局システムを作り、各次元世界の管理を始めたのが75年前、これを期に新暦に変わった模様。
地上本部がミッドチルダにあるのは「ミッドが管理局発祥の地」である為。」
>>465 てか、なんでクトゥルーなの?
型月にもリリカルにもいないやつもってこられても整合性なんて取れるわけないじゃん
しかもクトゥルーはどっちかというと神話じゃなくて文庫の類だし
それはキャスターの鯖にハリー・ポッターが呼ばれるようなもんだぞ?
忍者が第二使える根拠が全く持って意味不明だし
まあでも、リリカル魔法と魔術は根本的に方法論が違うもんだから
ミッドの技術を転用して第二魔法ってのはちょっと無理かなあ
てか、型月魔術は「技術」なんて高尚なもんじゃないしね
むしろ穴掘ってたまたまそこにあったモノを使ってるみたいなイメージのほうが近い
まあ、一流の魔術師になるほどその穴掘りがうまいもんなんだが
>>475 型月はクトゥルー微妙に絡んでるんじゃないか?
名言はされてないが、ホロウでセイバーがタコが嫌いで、理由が切っても切っても再生する異界の魔魚と戦ったから
見たいな記述があった気がする
478 :
465:2008/05/05(月) 18:09:37 ID:3UHz81TD
いや801のつもりは無いんだが
以下妄想
ちなみに固有結界『無限の欲望(18禁)』の能力は
女体改造(精神含む)、大人のおもちゃの召喚(ナンバーズ含む)、自分のコピーの種付け
空間イメージは巨大な大人のおもちゃがふわふわ浮かんでる感じ。
プロット
スカはナンバーズが寝取られていくのを嬉しそうに観察しているんだが
決定的な一言により破綻
激闘の末ランス勝利
そして10ヵ月後
やっぱり801かもしれん。よって破棄
>>475 かなり無理やりな拡大解釈です。
神霊が出てきた場合は何でもありは公式。
作者によってはありだと思う。
忍者は信仰補正?
>>476 型月の魔術は学問だからな。リリカル魔法は完全に技術だし、食い合わせは悪いだろう。
ちなみに何となくだが、なのは達は魔術師には向かないと思う
何つーか神秘とか世界の真実とかとは完全に真逆の方向に突き進んでいるイメージがある
>>478 忍者がどんな第二魔法に相当する技を使うかってことだと思うんだが。
>>479 なのは達主人公組はそうかもな。あくまで手段としての魔法を求めてるし。
ただプレシアだとかその辺の研究者は、魔術っていう道があればそっちを選んだ可能性もあると思う。
>>478 スカリエッティの心象風景ってそんなんなのか…?
っていうかそもそもスカって魔法の才能あったっけ?
あと、別に神霊出てきたらなんでもありは公式ではなくね
「神霊なんて現象を再現できるなら聖杯なんて必要ない」ってセリフはあったけど
…似たようなものか?
カリバーが神霊レベルの魔術行使だっけ
>>477 あれって青髭の影響だと思ってたんだが…
異界の魔魚って表現はなんかクトゥルーから来てる気がしないでもないが
元々向こうじゃデビルフィッシュって呼ばれてるぐらいだし
特に気にしてなかったんだけど…
でもクトゥルー関係してくるとパワーバランスがおかしいことになると思うんだが
クトゥルーは虚淵のお遊びみたいなものだから
公式ではないと思え
虚淵本人も世界観が壊れるから最後まで出すか悩んだとか言ってるし
>>465 信仰補正って……英霊とサーヴァントが頭の中でごっちゃになってる人?
そもそもなんで忍者を使うのかわからない。つーか英霊を使う意味がわからない
そもそもゼル爺の魔法である第二は平行世界の行き来じゃなくて「平行世界の運営」だが
まずそこの認識からしつわかってるのかな?
Zero自体が虚淵の趣味の塊みたいなもんだしな
全部非公式として見ろとは言わんが、ある程度はスルーせんとえらいことになる
VSの作者です
前作の修正項
・セイバー発言
A+でもA++でも、A+++でさえも魔術である以上は
セイバーの対魔力は突破できない
これは完全にこちらの知識不足ですね
・サーヴァントの跳躍力
このバトル、夜歩いててビルを見上げて思いついたんですが
ウチの最寄の駅ビルをモデルにしたのがいけなかったかなぁ…
奴らには、このリングは狭すぎた
なので雑居ビル→高層ビルが立ち並ぶ街でのバトルとして
50m〜100mの高度間の闘いという事で脳内補完して頂ければ嬉しいです
ただ4Kmはマジ勘弁して……ダームの塔とか必要になってくる
・エクセリオンモード
これは自分で読んで気づいたんですが
→エクシードです
カキコには直接修正入れられないけど
wikiに載ったら自分で手直し出来るのかなコレ?
何かもうペース配分間違えたかな…
休み中にとても描ききれないので、また二つに分けます
「完結編、それから―」は近日中に
>スバル×ティアナ
その道のりは果てしなく遠いですね…
ウチのなのはにもスタープラチナとか憑依させて
プッツンSLBで全ての工程を消し飛ばしてしまいたい……
ではリリカルブラッド・なのはルート第二章
なのはVSセイバー後編
投下します
時間が凍りついた――という言葉がある
間合い7m弱
一瞬で間を詰める事の出来る距離で
互いは睨み合ったままピクリとも動かない
その暗闇の中 まるで本当にその時間が静止したかのように、、
先程までが「動」の戦いであるならば
これは謂わば「静」の戦い
言い得て妙とはこの事である
その空間は二人の
体から立ち上る冷気を受けて――
確かに凍りついていたのだから
??? ―――
「まさかヒトの身で――英霊にここまで食い下がるとはな」
光の無い双眸 抑揚の無い口調で感想を述べる黒き神父
眼前に広がる光景
一応は相槌くらいは打ってやろうという感がミエミエ
何の気無しの感想であったが
そのモニター内 その偽りの世界
死力を尽くして闘う両者
剣の英霊と――空の英雄
自分たちがモルモット――否 闘鶏の類であるとも知らず
ソレらは噛み合い、潰し合い、凌ぎを削る
「それはそうさ! 何せ、一番相性の良い者をぶつけたのだからね!」
「…………」
対面の白衣が、しれっと答える
沈黙は一瞬
「―――人を戯れの相手として引っ張り出しておきながら
私の話をあまり重要視していないと見えるな…」
――― 勝負になどならない ―――
開戦前、この戦いをそう評した神父は
(あくまで形だけは)憮然とした表情で非難めいた口を開く
正直、目の前の茶番と化したお遊びなどに興味は無い
いずれは「切開」の対象になるであろう、この狂気の科学者に
今はただ黙して合わせているだけである
「怒らないでくれよ綺礼…そういう意味ではないんだ」
そう……セイバーに対し高町なのはをぶつけるという行為は、普通に考えれば悪手である
最良のサーヴァントであるセイバーは、ほぼ全ての属性 全ての敵に対し
相性で優位に立てる故に、拮抗出来る者自体が限られてくるのだが
やはり、勝敗は別にして、それなりの形を作るのなら
彼女の得意な距離でも何とか噛み合える騎士
それか、どの距離でも闘える万能型を持ってきた方が良いはず
対魔力の壁が薄くなったとはいえ、そのアンチマジックの効力は
その魔法を確実に半減してしまっている
砲撃特化型のなのはでは、やはり厳しい
現に、セイバーがその気なら彼女は開戦直後に絶命していたし
現状――今まさに追い詰められ、その屋内にて止めを刺されようとしているのだ
「最強の駒、と言ったが――」
科学者が、その手に駒を遊ばせながら口を開く
「これら3つと、そしてこの<エース>を合わせた4つの駒…
これが、こちらの世界の主力ユニットなわけだが…」
この4者、機動6課の隊長、副隊長陣のステータスが画面上に映し出される
それは総合的に見ると見事にダンゴ状態で
実力的には皆、ほとんど差がない事を表している
「だがしかし、ミッドの空において、この<エース>の評価
その存在感は圧倒的……四つの中で突出している、、何故だろうねぇ?」
エースオブエース
ミッドの空の象徴
勝利の鍵
確かに彼女――高町なのはを、不世出の存在として評価する言葉は枚挙に暇が無い
20歳という若さ、しかも女性の身でありながら
既に、ミッドの空の人間にとって、一つの目標、到達点にすらなっている
「まあ、、私は前回 別のモノに執心だったので一言も口を利いた事はないのだが…
うちの娘の一人が、この駒にえらく執心でねぇ……少し興味が沸いたのさ」
文明が過度に発達すると、その技術によって
人の手に余るような強力な兵器が次々と開発されていく
その兵器の運用を基盤にした組織戦、集団戦が主流となった時代では――
<オンリーワン>
とどのつまり、<英雄>という存在は生まれにくい
英雄とは神代の時代より、人が異なるナニカの力を得、また別の領域に達し
偉業を成し遂げ、その時代に歴史を刻みつけた者たち…
アカシックレコードにその存在を記された達成者達の総称である
だが、大半の術式が科学技術の進歩によるデバイスやソフトによるサポート――
つまりは公用の技術力によって編まれるミッド世界の魔法世界では
神聖、神秘なるものが存在しないのは前述した通り…
最も通常兵器に比べ、魔道士はリンカーコアの有無やレスキル等の資質によって
個の力は大きく左右される
それを考えれば、ミッド世界においても十分に
「個」という概念 その力が発揮される事はあるのだが――
やはり世界観として、戦闘行為や戦争自体の群による
システム化・個の歯車化が進んだ世界では、一個人の無双はやはり蛮勇の類なのだ
故に、個の「武」が、、憧れや目標になる事はあっても
偶像や信仰の対象にまで昇華する事は稀……
だから、そのような中で
高町なのはが英雄視されている所以、、
その力に、無限の欲望が興味を引かれたのである
「――――なるほどな……そういう事か」
「そういう事さ!」
圧倒的不利を覆す力
既我戦力差を覆す力
勝利の運気を手繰り寄せる力
そうしたシステムやデータでは表せない力によってスペック以上の結果を叩き出す
それは俗に言う、奇跡の担い手と呼ばれる者たち
理屈を超えた力は、ヒトに夢を抱かせる
それを背負って雄雄しく立つ――否、大空を飛ぶ存在
彼女こそ、近代に蘇った英雄そのものではなかろうか?
「どうかね綺礼! 良い勝負になるだろう!?
古代の英霊に対峙する現代の英雄! 彼女らの闘いは間違いなく
理論・理屈を遥かに超えた激戦となる!!」
立ち上がり、虚空にその視線を泳がせながら絶叫する科学者
「英霊の圧倒的なスペックは、英雄の奥に眠る底力を引き出し――
英雄の脅威の粘りが、英霊の真の力を覚醒させるのさッ!!!」
その感極まった韻を、あたり構わずに振り撒く様は享楽的であり、滑稽であり、、、
(――――くだらん)
声高らかに続く演説、その嬌声を言峰綺礼は――
表情を崩さぬまま、侮蔑と共に切って捨てた
(良い闘い、などと――― 格闘技の試合ではないのだ)
子供じみた発想
虫箱の中で、カブト虫とクワガタを突き合わせているのと何ら変わらない
言峰にとっての闘争は、いかに効率良く早く終わらせるか
そこに派手さや豪壮さ、力の拮抗などを考える必要は無い
闘いなど、あくまで目的を達成するための手段でしかないのだ
そもそも、この科学者の目的は、英霊の力を計ることではなかったか?
それが、数値を無視した英雄としての力だの奇跡だなどと――
このような不確かなデータが、何の役に立つというのだろうか?
最もそれは彼の立ち入る事ではないし そのつもりもない
今、言える事は一つである
「もし、そのような趣向で この二人を引き合わせたのだとしたら…」
「ん?」
ヒトの希望、願い、想い、
もはや一つの想念となったソレを背負い、力と為す
「そちらの英雄とやらは気の毒だったな」
その英雄たる器の力比べをする、という心積もりだったであれば――
「お門違いも良いところだ 一方的に嬲られなければいいが」
黒衣の神父ははっきりと、断言していた
――――――
「ハァ、、ハァ、、ハァ……」
高層ビルの3F――
明かり一つ無い暗闇
その屋内の備品が破壊され、散乱する中で対峙する両者
目視による認識すら難しい、その闇と静寂が支配する只中にて
互いは互いに、その相手をしっかりと知覚していた
いや、認識出来ない方がおかしい
視界が利かずとも、その内に秘めた存在感
闘気は消しようが無い
両者のその敵を視殺せんばかりの双眸が交錯し――空間が歪む
――――――
制空圏という、闘いにおいて絶対とも言えるアドバンテージを
一度は確かに取った高町なのは
油断はなかった、、気を緩める事など有り得ない
なのに、この騎士からまるで主導権を握れない
それどころか、卓越した身体能力に逆に振り回され
敵の力量を二度までも見誤り――
(挙句が……この始末ッ…)
屋内という、、最悪の状況に引き摺り下ろされてしまったのだ
軋むほどに歯を食いしばるなのは
だが、やるべき事は決まっていた
恐らくは次で最後となるであろう、その攻防
相手が出してくるであろう技、次に出す技、その後の戦法
全ての工程を脳裏に思い描き、実行する
上手くいけば――
今の状況をそのまま引っくり返す、逆転の一手になるこの局面
騎士の少女はなのはの前方
その小さい体を更に低く構え、いつでも魔道士に斬りかかれるスタンスを取っている
それに対しなのはは――
(ほう………)
セイバーが僅かに意外の表情を浮かべる
何と彼女は、同じような前傾姿勢で対峙
槍に形状を変えた杖を前方に突き出し、攻防一致の正眼の構えを取っていたのだ
セイバーの奇襲に浮き足立たず、咄嗟にこの構えを取ったが故に
一瞬で斬り伏せられる事だけは避けたなのは
残念ながら、彼女には近接の素養は無い
父や兄のそれを彼女は受け継ぐ事が出来なかったわけだが
子供の頃より家族の鍛錬を見取り、目に焼き付けてきたものは
今もなのはの中で脈々と息づいている
期せずして切り替わる「動」と「静」
それは剣豪同士が半日、一日とまるで動かずに
僅かな隙を巡って対峙するそれに似ていた
もっとも――その長時間の対峙を可能とするには
互いの力の拮抗が、何よりの不可欠なのであるのは言うまでもない
――――――
「は、、、、、はぁ…・くっ……、、はぁ、、はぁ、、、」
額から零れ落ちる汗が目に入る
それを鬱陶しそうに拭う高町なのは
………それは額に限らず全身
頬から首筋からうなじから、BJに隠された肢体から
玉のような汗が噴き出していた
息も荒い、、、
激しく上下する肩は、肺が足りない酸素を求めて過剰に蠕動している証拠
10年、武装隊に所属し
激しい訓練と、極限状態での任務をその身に科して戦って来た彼女が……
たかが数刻の戦闘で、、、完全に消耗しきっていたのだ
有り得ない事だった
時間にして、そう立っていないはず
数十分かそこらの戦闘における魔力行使――
場合によっては半日、一日と作戦行動に従事する彼女が
たかが数十分で、その乱れた息を隠せないほどのスタミナ切れを起こしている
初撃の傷が尾を引いた、というわけではない
常に大出力砲撃の衝撃と痛みに耐えながら闘う彼女に
その程度の傷は枷にもならない
では何が、なのはの体力をそこまで奪っているのか……
それは――剣の騎士が「その気」になってからの事
その戦場全体を制圧しつくすかのような、強大な威
鉛のような重圧がそのフィールド全体を支配する
空を取り、絶対優勢の追激戦でありながら――
追い詰めているはずの彼女が、逆に追い立てられるような感覚にさせられていた
そう、、なのはが――あのエースオブエースが―――
数十倍の魔力を持つ敵や、巨大な怪物を相手にしてなお
その相手を気力で圧倒するという人間離れした胆力
その不屈の闘志を持つ、、この女傑が、、、
明らかに――気合で、セイバーに飲まれていたのだ
――――――
(…………)
今から自分が行うのは、数瞬の遅れも許さぬ神域の連携
一挙一足に最善を要求されるであろう次の攻防
一瞬でも遅れれば―――自分は死ぬ
分かる……この敵はもはや、剣の刃を返してくる気などない
だからこそ、次は絶対に失敗は許されないというのに……
この土壇場で、体が縛られたかのように重い
緊張が競りあがってきてしまっている
(間髪入れずに襲い掛かってきてくれた方が楽だったんだけど……
この人、本当に凄い剣士だ……微塵も油断してないし、、
確実に私を仕留める方を選んできた…)
相手を射殺さんばかりの眼光で、互いを睨み付ける両者
セイバーはともかく、なのはがここまで相手に剥き出しの戦意をぶつける事は珍しい
相手が猛れば猛るほど、それを冷静に受け流し
そ常に一歩後ろに下がった視点から自分と相手を分析するのが
教導隊・高町なのはの本来のスタイル
だが、この相手にそんな事をすれば立ちどころに懐に入られて終わる
受けられないのだから――
常に受け流しようもないほどに巨大な圧力を放ち続け
少しでも力を抜けば、根こそぎ押し潰される
そんな化け物じみた殺気をただ必死に懸命に、押し返している
つまりは攻撃の威嚇ではなく防衛行動に過ぎなかったのだ
そう、剣豪同士の対峙が長時間成り立つのは互いの力量が拮抗してるから…
そしてこの二人の近接の力量の差は―――もはや語るべくも無かった
つまり、この静止空間はなのはにとっての必滅空間
喉元に鎌を突きつけられ、いつ喉笛を掻き切られるか分からない
少しでも動いたり、気を抜けば即、喉に食い込む死神の鎌
そんな地獄の拷問に等しい対峙だったのだ
(余計な事は………考えない、、集中して……
最善のタイミングで最適な軌道――それを出す事だけを考える……それ、、だけを!)
僅かな可能性をものにする
それだけを考えて、必死に耐え続けるなのは
セイバーは――まるで彫像のように静止したまま
動かない――最後の一撃一足
双方共に――未だ時間は凍ったまま
その静寂だけがゆっくりと――空間をたゆたい流れていく
――――――
< 一騎当千 >
個の力 (古くは「武」と称される) を賞賛するに辺りおおよそ最高位に位置する称号
これは言葉通り、一人で千人以上に匹敵するという意味であるが
実際には千人を相手に出来る者などという例は稀で
あらゆる要素を含んだ言葉として使われている
個人の戦闘能力以外に、指揮能力、カリスマ性
その者の存在が、千人分の働きをする、という意味での言葉なのだ
聖剣の加護の元、不老の賢王として遍く騎士の頂点に立ち
祖国を率いて戦い、無敗の伝説を打ち立てたブリテンの王・セイバー
そして、その宝具の開放は本当の意味での千の軍勢をも薙ぎ払うであろう
圧倒的な力の持ち主
対して、その魔法の力で数々の奇跡を打ち立て 数多の怪異、災厄に立ち向かい
エースでありながらストライカーの要素をも併せ持ち、
指揮、教導等 あらゆる面で部隊全体を支え導き、味方を勝利に導いてきた高町なのは
暗にその規模だけを問うならば、次元世界という広い世界で
幾多の人間を救ってきた彼女の方がセイバーよりも大きな偉業を為しているとも言える
共に周囲から、一騎当千の称号を受けるに相応しい偉業を為し
飛行性能を考えれば、スペックの差 相性の差とて覆し難いものでもないだろう
故に、、その英雄としての力に―――差など無いはず……
―――― それでも
二人にはどうしても埋められない、決定的な差があったのだ
――――――
ただ対峙するだけで消耗していくエースオブエース
(情けない……ヘビに睨まれた何とかだよ、、これじゃ…)
心臓を握り潰されそうな殺気は依然緩まる事を知らない
互いにその構えを取ったまま静止状態に入り、どれくらい立ったのだろうか?
高町なのはにとっては一時間以上こうしているようにも感じられ
実際には数秒しか立ってないのかも知れない
彼女がこれからやろうとしている事
その最も要になるのが、、初動――
この騎士に、自分から飛び込むなど論外
恐らくは彼女最強の近接武装でさえ
真っ向から斬り伏せられて終わりだろう
だが当然の事ながら、相手より遅れてもダメ
一瞬の遅れで、敵は既に鼻先まで侵入してくる
そんな馬鹿げた速度を持つ相手なのだ
つまり、相手とほぼ同時にスタートを切らなければ成功しないという果てしなく難度の高い技
それを、この埒外の実力を持つ騎士相手にやらねばならないのだ
出来るか出来ないかではない
やらなければ―――死ぬのだから
極度の緊張状態が続き、彼女の視界がぐらつく
足がカクンと折れそうになる
人体にとって、動き続ける事より過酷な事、、それは完全なる静止姿勢だ
これほど体に負担をかけるものはない
しかも限界まで低く構えた前傾姿勢のまま
一秒後には絶命してるかも知れないプレッシャーを受けて、の事である
「――――っ………」
霞む視界が眼前の騎士の少女を見やる
闇の中、その微細な動きは見えないが……分かる
少女は先ほどから、まるで乱れていない
その周囲の空気が、、全く流れないのだ
叩きつけるような殺気はそのままに 気配や呼吸は一切感じ取れない
それは――― 一つの芸術
「静」の理想形だった
(何て綺麗……お父さんや、、お兄ちゃんみたい…)
このままでは行動を起こさずして、なのはは消耗し尽くして負ける
(私なんかとは全然違う……これが剣術とか、、体術を極めた者の、、空気なんだ…)
破れかぶれの突撃など論外だとしても
このまま座して力尽きるのを待つのは正しい選択なのか――
「―――――」
セイバーも動かない
瞬きすら忘れたように、微かな揺れすらもないその肢体
万全に万全を期するとはよく言ったものである
だが、彼女にとっては必殺の間合いなのだ
そのまま仕掛けるだけでも、九分九厘決められる状態のはずであるが…
本来、セイバーはこのような待ちのスタイルではない
そのパワーとスピードを頼りに、攻めて攻めて切り崩す剛剣の持ち主なのである
故に似合わないといえば似合わないその戦法
その身を餌に釣り上げた大魚ゆえ
慎重を期しているのだろうか?
――――――
二人を分かつ決定的な差――
一つは、その二人が持っている「力」の質である
先ほど、なのはの方が規模的には大きな事をしていると記したが
それでも彼女のそれは管理局局員として、そこに所属する一人の魔道士としての行動
巨大な組織のバックアップ、、、後ろ盾を持った者の行使
つまり彼女のそれは、人の下に付き 属する側の力なのだ
だが、セイバーはそれは――人の上に立つ者の力
その覇を以って国を統一し
その威を以って人を従わせ
その武を以って歴史に名を刻んだ
自らの意思が、剣が、
一国の――その民の運命をも左右する
自らの弱さが、即 祖国の破滅を導く
そのシビアに過ぎる世界を生き抜いてきた者の力は
仕える側の人間のそれとは明らかに一線を画す
本来、個だけでは絶対に出せないような力を、その重みを持つに至るのだ
それが、セイバーの戦場を覆いつくす「威」の正体
大き過ぎる物を双肩に背負った者の、それはあまりにも巨大な人間力
高町なのはとて背負うものが無いというわけはない
大事なもの、大切な人達を背負って飛んできたその身は
故に若くして英雄の称号を得るに至ったのだろう
そしてその気迫とて
騎士を震え上がらせ 機人すら戦慄させる桁違いのもの
並の相手なら、その目を見ただけで体が弛緩し
敗北を認めさせるだけの凄まじさを持っている
その人間離れした闘志や戦意が時に……
自力で上回る相手との実力差を覆し
奇跡の勝利を収めてきた要因となっていたのだが……
だが、そうした気迫、意志の力にセイバーが押し負ける事は絶対にない
個の意では到底届かない世界を生きてきたが故に――
奇跡の勝利などを許すほど、、彼女は甘くはない
セイバーとなのはとの決定的な差
そのもう一つは、絶対的な経験値量
積み上げてきたものの差である
英雄同士の戦いと言ったが、それはかなり違う
これは「英雄」と「英霊」の戦いなのだ
「英霊」とは、英雄の先にある者
彼らがその生涯を終え、ヒトの世から昇華した――いわば上位の存在なのである
英雄としての激動の生、、栄華と滅びを既に経験してきた者にとっては
高町なのはが、どれほど人間離れした胆力、英雄の資質を持っていたとしても
やはり20才の女性にしか映らない
これは覆しようの無い事実
彼女がこの先、10年20年と闘い続け
その生の果てに何かの答えに行き着いてその生涯を終えるか――
若くして非業の最期を遂げるかは分からない――
だが、その死に際において、なのはは「高町なのは」という存在を完成させる
そこが高町なのはという英雄の到達点―――
ならば敵が、既にその先を往く者であったとしたら―――
その「格」の違いは、、どう足掻いても覆せないものだったのだ
――――――
無敵のエースオブエースをして、ここまでの苦境に立たせる
彼女より年下にすら見える騎士の少女の――あまりに存外な威圧感
魔道士にその正体が分かるはずも無い、、
「…・…………」
騎士は黙して語らない
その王の最期は、非業というにはあまりにも惨たらしいものだった
その辿ってきた道のり、、正義と、理想と、信念の先に待っていたモノは
あまりにも救われないものだった
瞳の奥にある―――深い、、深い、、翠の光
その慟哭と願い――彼女の戦う意味
生涯を祖国の剣として生きた少女がいた
国を憂い、救わんがため その頂点に立ったが故に、
戦場では百を超える騎士から首級を狙われ
千の白刃にその身を晒し
万の軍を蹴散らして進んできた
その首を狙ってくる敵を 斬って、斬って、斬って、斬って、、
常に軍の先陣に立ち、祖国のため、民のために―――敵を斬り続ける
本来、心優しい少女であったソレは
戦場において、アクマすら凌駕する
敵の臓腑を凍りつかせる、、、闘神と化す
その己の心を殺し続け、剣として――王として生きてきた少女は
あまりにも高みに昇ってしまった精神ゆえに
他の者から理解されず…
辿ってきた道の果てに、国から裏切られる事になる
王が剣を向けられた以上、それは許されざる行為だ
武を以ってそれを打ち砕かねばならない
こうして始まった、少女最期の戦い
―――― カムランの戦い ――――
必死に守ってきた祖国が自分に刃を向ける
敵の血を吸ってきた聖剣が、今度はその刀身を同胞の血で汚す
自分の愛した国に剣を突きたて蹂躙する
そして、ついには息子にまで手にかけた………
それが――この白銀の騎士
アーサー ――― アルトリア・ペントラゴンの生涯だった
その小さな体に受けた、、無数の刀傷から流れる血が、自身の足元に血溜りを作る
そして、その数千倍はあろうかという、かつて同胞だったもののそれと混ざり合う
血と臓腑と残骸しか残らない丘
最期の最期まで、王としてあり続けようとした剣は
敵も味方も、だれもいなくなった丘で一人、、
かつて選定の剣を抜く前の少女に立ち戻る
その眼前に広がった光景―――
「――――――あ、」
頬を伝う一乗の涙
それは次から次へと溢れ出し、止まらない
血に染まった丘で、彼女は一人………地に足を付き、慟哭す
――― ごめん、なさい ごめん、、なさい…… ―――
自分のようなものが王になったばかりに、と
胸を掻き毟り、引き裂かんばかりに己を責め続け
ソレは世界に――――救済を求める
やり直したい、と
王である自分を否定し、祖国をもう一度救いたい、、と
それが彼女の、今わの際の願いだった――――
セイバーs view ―――
「――――」
――― 昔の事を、、思い出していた
そう、それが私の聖杯を欲する理由
故に私はマスターである――――キリツ、
――― キィィィィン ―――
(つっ!??)
………
何だ……今、一瞬―――
何かの記憶が混ざったような、、気がした
……………………………………
……………………………………
今は、、目前の敵を
斬り伏せる事だけを考えれば良い…
敵魔術師を見る
私が未だに動かずにいるのは、一つは万全を期するがため
敵が浮き足立ち、無謀な動きを見せれば……即、終わらせるつもりだった
だが、目の前の相手もまた、攻めるでもなく守りに入るでもない
この者も分かっているのだ
みだりに動いたり逃げに入った時こそ、この戦いが終わる時だという事に
故にこちらから仕掛けず相手の乱れを誘って討つ
これが最上と判断したまでの事
しかしながら、はっきり言うと、、、
敵の崩れを待つまでもなく……
こちらは強引に攻めても問題はない
慎重に慎重を期する、というが…
私が動かない理由は―――本当にそれだけだろうか……?
…………
恐らくは番う
眼前の魔術師を見る
暗くて相手の表情はよく見えないが
その透き通るように洗練された闘志をひしひしと感じる
特異に映ったのは、そこに殺意や殺気の類が感じられなかった事
こちらを貫き通すほどに強く、凝縮された戦意ではあっても
憎しみや憎悪といった負の感情は薄いように感じられるのだ
そう……初めから感じていた
目の前の相手に邪念はない 邪悪なるものでは決してない
この者は、罠を張り私を窮地に陥れた敵ではあるが
悦に浸ったりもせず、常に全力でぶつかってきた
今にしても、優位が失われ絶体絶命でありながら――折れない
恐怖がないわけはないだろう
ここが死地になるかも知れないのだ
その恐怖をねじ伏せ、真っ直ぐにこちらを見据える姿は―――
正直に言うと……私はこの者に対し、、、
好もしさを感じ始めている
初めは我が身を姦計に陥れた、倒すべき敵としてしか見ていなかった
だが向き合えば向き合うほど、、その魂の在り方が……
騎士のそれに似ているのだ
今、私は一人の騎士として……彼女と接したいと思っている
殺し合い、滅し合う関係は変わらずとも――
このような相手に対しては、憎しみや殺意だけで戦いたくはなかった
故に―――
このまま終わらせたくはないという葛藤が、、あったのかも知れない
――――――
なのはs view ―――
――スバル、ティアナ
大丈夫……無敵のなのはさんは負けない
いつものように、、強いところを見せるからね…
――フェイトちゃん、ユーノくん
奇跡なんて起きなくて良い
せめて練習どおりに、体が動くように、
名前を呼んで………いつものように――
――レイジング………ハート
のまれて力が出せなくて――
心が萎えて踏み込みが足りなくて――
敗れて死ぬ――
そんな悔しい思いだけは、、絶対にしたくない
お願い……力を貸して、、
――――――
それは高町なのはらしからぬ行動だった
彼女は……強かった
皆を支えられるよう
一人でも多くの人を助けられるよう
誰よりも強くあろうとした
だから弱音など、、決して吐かない
誰かに迷惑をかけたり一方的に寄ったりする行為を極端に嫌う――
そんな彼女が、祈った
自分で、その積み上げてきた力で、今まで戦い続けてきた魔道士が
愛する人達に、助力を求めた
それは一目では、さして間違った行動ではない
目の前の騎士
それと自分との差、、決定的な部分で負けている何か……
その足りないナニカを―――
必死に埋めようとしたに過ぎない
だが、この「静」の戦い
身体能力、速度、出力などが全く作用しないそれは
即ち、自分を律し 相手を制す 精神の戦い
その最中―――
いつもの彼女なら絶対にしない行動を取ったという事
それは即ち、、、彼女の集中力が………切れ始めているという証拠
(―――エクセリオンバスターACS…)
詰まれる――
それを撃った、否 撃たされた時点で勝負が決まってしまう
(不利なのは分かってる……でも、このまま睨み合ってても確実にこちらが先に参る、、
限界が来て動けなくなる前に、準備だけでも――)
無理である
奇跡は、起きない
どれだけの全開出力で突貫したとて
十分な余力と溜めをもって待ち受けるセイバーには通用しない
カウンターで薙ぎ払われて、無残にその躯をさらす結果に終わる
その自殺用拳銃の弾奏に、、ついに弾を込めてしまうなのは
決壊するダムのように、その集中力が崩れていく―――
だが、、その手前において、何の脈絡も無く
騎士が――何故か不可解な行動を取ったのだ
――――――
セイバーs view ―――
敵の呼吸――心臓の鼓動の高まりを感じる
気配が、より濃密にせり上がってくるのが分かる
恐らくは――覚悟を決めたのだろう
「…………」
それは着火寸前の火薬のように危険で猛々しい雰囲気をかもし出す
だが敢えて私は、その殺気を一旦仕舞い――
「勇敢なメイガスよ――今一度……」
――その構えを解いた
「ッッッ!!!!!」
ビクンッと、、それに反応する魔術師
「互いに譲れぬ身である事は百も承知なれど――せめて悔いの無きよう」
構わず続ける
今の隙で飛びかかられていたら、それでも構わなかった
所詮はこの身の自我――我侭な自己満足に過ぎないのだから
「サーヴァント・セイバー………真名は、名乗れぬ故――」
だが、例え自己満足だとしても、、私は騎士だ
次の一撃で、この剣はかの者を両断し 彼女は物言わぬ躯になるだろう
はたまた、相手の予期せぬ手により 自分が打ち倒されるやもしれない
それでも、、いや、そんな互いの命を奪い合う間柄だからこそ―――
「その無礼を許して貰えるのなら―――貴方の名を、教えて欲しい」
その命を我が記憶に刻み付けておきたかった
礼を、、忘れたくはなかった
突然の申し出に機先を制されたのか
それとも我が意図が見えずに狼狽しているのか
しばらくの間を置いて、の事だったにせよ
「…………高町、、、なのは」
彼女は――私に答えてくれた
「高町なのはと――――レイジングハート!」
はっきりと、芯の通った声で――自ら名乗り上げてくれた
感謝する……魔術師よ
――――――
高町なのはは、自らと相棒の名前
「勇気の心」を冠する、その名を紡ぎ出す
それは自らに叩き付ける発破のようなものだったのかも知れない
今や彼女の思考はただ一つの事に向けられている
その極限の集中状態にあったが故に―――
今の名乗り合いの不自然さを、、見逃してしまうのだが…
<敵が自分を知らない>という不自然さ……
スカリエッティの部下であるのなら知らないはずの無い自分の名前を、である
それはもはや後の祭り
「では、、タカマチ…ナノハ ――」
騎士の眼がスゥ、、と細くなり……その目が閉じられ、、
「――――――いざ」
、、、カッと見開かれる!!!!
これ以上無いほどの
「静」が再び動き出す合図だった
最後の攻防が―――今
ようやく始まる
今のセイバーの取った一連の流れ
その名乗り合いは明らかに、敵に自分の飛び出すタイミングを教える行為
それは、真剣勝負においては邪道であろう
騎士はあのまま、敵が消耗してから踏み込み、問答無用で斬り伏せるか
自滅するのを待って迎え撃つ事も出来たのである
故にこれはセイバーの心の贅肉
――だが、それが騎士道
相手に名乗らせておいて自分は名乗れない……
その非礼に対する侘びの印でもある
魔道士は、その行為に甘えるより他はなかった
情けだろうと敵の油断だろうと構わない
もはや堕ちかけていた集中力、、あと数分もしないうちに
自分はこの相手に無謀な突撃を敢行し、討ち取られていたかも知れないのだ
敵の踏み込みのタイミング――
彼女にとっては、それが分かった事が何よりの幸運
だがしかし、それが故に
事を為したセイバーの剣にはもはや一片の迷いも無い
次の一撃こそは、剣の英霊の渾身を超えた全霊の一撃
元より防御も回避も不可能だった攻撃が――
人には視認や反応すら不可能な領域に入る
同じ英霊ならばいざ知らず
人間であり、近接主体でないなのはに……避ける術は無い
一旦は引いたセイバーの闘気が、爆発的に高まり
なのはの集中力が極限まで研ぎ澄まされた
それが開始の合図であるかのように
セイバーがなのはに向かって、その一歩を踏み出す
否、その足元からバチュン、と火花が散ったのと同時に
闇を切り裂く白銀の閃光となった騎士が、高町なのはに向かって飛び込んだ
その全く同時―――それは果たして、防御か回避なのか、、
魔道士も待ち焦がれたように――そのスタートを切っていた
「……………!」
一瞬、目を疑う騎士
それは全力のフルブーストによるスタートダッシュ
セイバーとなのは、奇しくも鏡に映ったかのように同じ行動
その間合いを犯される前に高町なのは自ら、セイバーに向かって突進していたのだ
(狙いは、、、そうか…)
騎士がいぶかしむも一瞬
その魔術師の双眸を見て思い直す
その目は死に行くものの瞳ではない
己の行動に全幅の信頼を持つ者特有の――強い眼差し
そう、、初めから 後ろにも、左右にも、上にも逃げ場はない―――
故に前……
前に出てこそ、、、生還の道がある
近接系が本来、最も威力を発揮する距離
それは、獲物や闘法の差はあれど
十分な助走と体重を乗せられる中近距離だとするのが一般である
そして長物であるほどその制空権は広くなり
逆に小回りの利く武器ほどクロスレンジに強い
だが、最も小回りの利く「徒手」においてすら捕らえきれない
俗にいうクロスレンジの更に中、、
近接の攻防には台風の目と言われる安全地帯が存在する
分かり易く言えば完全密着状態――
徒手同士の戦い等でも、組み付き抱きつけるほどの間合いにおいては
打突系がまるで機能しなくなる例も珍しくない
―――故にそこが死角
止めを刺そうと迫る騎士の、それと合わせて行われたなのはの踏み込みは
セイバーと比べれば落ちるが、それでも高魔力のフルブーストをかけたロケットスタート
並の戦士の踏み込みに勝るとも劣らない鋭い速度に加え
自らの踏み込みの速度を利用される形になったセイバー
タイミングは完璧
これならば、大概の相手が易々とその間合いの外……
否、内側の死角を犯され、なのはの侵入を許したであろう
「なろほど……英断だ、、、だが」
「っっっ!!」
しかしそれでも、、、今更だった
並の騎士を引き合いに出す事など愚かしい
相手は万夫不当の剣の英霊
その魔道士の絶妙の踏み込み対してさえ
体を合わせ、自らの体勢 その剣を振るスピードを修正してくる
なのはの絶妙の踏み込みは――
結果、<0.03秒> その剣筋を遅らせただけに過ぎない
止まらない 止められない
騎士のその、絶死の斬撃がついに――
「――――――ッッッ!!!!!!!」
大気を切り裂いてセイバーの右上方から放たれた
それはあまりの猛りゆえ、逆に音にならぬほどの咆哮
全霊、、、二の太刀を視野にすら入れない勢いで放たれたセイバーの剣は
もはや音速を軽々と超え、ソニックブームを引き起こしてなのはの身に降りかかる
――― 右の袈裟斬り ―――
そう、肩口を狙ったその軌道は開戦時に、一撃でなのはを行動不能にした剣筋
西洋騎士の、空手における正拳中段突きに位置する技である
半身を切り、剣を下段にだらりと下げた姿勢から
上方に振りかぶり真っ向から切り落とす
甲冑ごと斬り伏せるのが常の騎士にとっての、謂わば基本技
しかして極めれば、一撃必殺の破壊力を秘めた剣なのである
なのはは読んでいた―――否、カマをかけていたと言った方が良い
騎士の突撃前の半身の構えに加え
五分以上の確率で、騎士の初撃はこの技から始まる事も視野に入れての事
果たしてその思惑はドンピシャ 決めの一撃は予想通りの大上段
剣士の決め技・右袈裟に対抗する技――
戦技において、遠距離型の魔道士が最も課題にするのが <近接戦のいなし>
彼らは、敵を懐に入れないで闘うのが理想……とはいえ
高ランクの騎士相手に終始、自分の距離を保ったまま戦うのは難しい……
故に右構えの剣士に対応できる返し技の習得は戦技教導隊においては必須なのだ
近接で打ち勝つための技ではない
あくまで最悪の展開を凌ぎ、生き残るための教導
「――――やあああぁぁぁあああああッッッッッ!!!」
振り絞る闘志
溜めに溜めた裂帛の気合
その筋肉の、魔力の一片までもを蠕動させて
全身を叩きつけるように出した、なのはの―――
――左の肩口を狙った打突
奇しくも彼女の利き腕による左の突きは
数分違わず相手の肩口を狙い、攻撃をストッピングする役割を果たす
そして突きの直線の軌道は、振り被る騎士の剣よりも数段早く届くのである
ジャンケンにおける――パーに対するチョキ
毎日、毎日、腕が上がらなくなるほどに修練を重ねた
基本を踏襲した理想的な軌道のなのはの返し技が、セイバーの攻撃を凌ぐ――
そう、、、チョキはパーに勝てるのがルールでありセオリー
―――
屋内に、金属と金属が激しくぶつかり合う
苛烈極まりない音が響き渡ったのは全てが終わった後の事
それは間違いなく――音速を遥かに超えた、壮絶なる攻防だったのだから
理論上は一歩早く届くはずの、なのはの突き
パーに一方的に打ち勝てるはずのチョキ……
だが―――そのパーは強過ぎた
常識的なルール、セオリーを全く無視してチョキを粉砕する反則なパー
そう、、サーヴァントを常識の範疇で語るなど愚の骨頂
人の世の論理を覆す程の剣技を持つが故に、彼女は剣の英霊なのだ
予想の十割り増し、などという生易しいものではない
初動から肩口を引き絞り叩き落す――
その地点に到達したのが完全なノータイム
時間を止めたのではないかと錯覚させるほどの、セイバーの必殺の袈裟斬りが
空間を引き裂いて、レイジングハートと激突した
聖なる剣と
勇気を冠する杖
最強の騎士の全身全霊の剣戟と
無敵の魔道士の全力全開の突き
共に無双を誇る者同士の激突
ことに、並の騎士を凌駕する出力を誇る高町なのはならば
あのセイバーが相手だったとしても、決して劣る事は――
<<< ぎ い ぃ ぃ ぃ ぃ い ん >>>
「く、、ああぁッ…―――――」
勝負になるはずがない―――そんなもの
その激突は、相殺、斬り払い、鍔迫り合い、その他一切の受け身を許さない
なのはの顔が苦悶に歪み、左腕が有り得ない方向に投げ出される
腕ごと吹き飛ばされたかのような衝撃――
レイジングハートが、全く一方的に聖剣に弾かれる
なのはの体ごと巻き込むような一撃は、
相手の攻撃を相殺どころか剣筋を変える事すら許さなかった
近接で拮抗出来るとは思っていない
一撃、、ただの一撃だけでも受けられれば、という想いすら空しく――
なのはの全力は、僅かに騎士の一振りを <0.04秒> 遅らせただけである
完全に左半身を泳がされ、体勢を崩したなのはに叩き落される閃光
発動する障壁、そして重装甲BJ
それらが背水の盾としてセイバーの剣に接触する
咄嗟に張ったものではない……
先程の睨み合いにおける対峙時間
その間に十分な魔力を込めておいた、、、
謂わば最後の防波堤
それらを――
剣はまるで藁でも切断するかのように掻き分けていく
主を守るべく立ちはだかった最後の壁は、その役目を全うするどころか
なのはの生身に到達するまでの騎士の剣を僅か <0.02秒> 遅らせただけである
問題にすらならなかった、、、
なのはの決死の覚悟を乗せた突進
タイミングも抜きも最善だったそれは
踏み込み、打突、防壁合わせて
セイバーの一撃を0.1秒足らず遅らせただけ
全てをかけて稼げたのがコンマ一秒……
あまりにも無情な、、その結果
これがこの攻防の結末
もはやセイバーの剣を阻むものはなく、なのはには一切の為す術は無い
その彼女の肩に、騎士の刃の先端が食い込んだ
なのはの脳裏を「死」という一文字が占拠する
どうにもならない無力感
どうしても覆せない絶望感
これから全てを失うんだという喪失感
そのような負の感情が心を支配していく中――
それは本当にあった
人が死に際に見るという
自分が生きてきた道――その軌跡
――ヒザを抱えて無力感に泣いた幼少期
――せめて早く、皆の役に立とうと、大人になろうと頑張った
――そしてあの奇跡の出会い
――闘い続けた10年
嬉しい事
悲しい事
大事な人との思い出
様々な想いが去来し、頭の中を駆け巡る、、それを――
(そんなものッッッッッ! 見てる暇なんて、、無いッッ!!)
――彼女は強引に頭の外に消し飛ばす
そう、死に際の走馬灯など馬鹿馬鹿しいにも程がある
彼女には死ぬつもりなど微塵も無かったのだから
体ごとぶつかっても、まるで問題にならない相手の剣戟
だが、、、、
(上出来……0.1秒「も」稼げたッ!)
そんな事は彼女自身が一番良く分かっていた
この騎士の一撃を打ち落とす事なんて無理
初めから分かっていた事だ
それでも、負けると分かってても――
――欲しかったのだ
僅かに捻じ込めるだけのその時間
なのはの前進によって稼げた時間は僅かに0.1秒
その振り絞るように稼ぎ出した0.1秒こそが―――
分かれ目だったのだ
ほんの一瞬でもいい
回避も防御も不可能な攻撃である事は、依然変わりはないであろう
だが一瞬でも、視認 反応をかろうじて許す程度の減速さえ出来れば――
その剣が肩に食い込み
今まさに自分を両断せんとする
その刹那――
「フラッシュ――――ムーブッッッッ!!」
起死回生とも言える、、、
なのはの回避魔法が発動する
――――――
―― それは檻に入れられた人とライオンの闘い ――
セイバーは空を飛ぶなのはを引き摺り下ろし
その羽を封じるため、共に屋内に身を移す事を選んだ
だが、この時 セイバーとなのは
共に考える事は同じだったのだ
なのはもまた、速すぎる相手の足
その動きを封じるため――セイバーを檻に入れる事を考えていた
先の攻防
なのはにとっては、ライオンを檻に入れる事には成功したものの
自らも引きずり込まれてしまった状態
まさに、決死の思い
目の前のライオンを撒いて自分が外に出れば理想の状況を作れる
とはいえ、その牙を、爪を掻い潜って出口まで辿り着くのは至難
まともに向かえば九分九厘、引き裂かれるのが必定
故に――そのライオンの意表を突く手品を、、
最後まで取っておけた僥倖を―――
獅子との睨み合いに折れてしまう前に
その機会が訪れてくれた幸運を―――
なのはは、天に感謝するより他に無かった
――――――
捕らえた――
相手の反撃、その一撃を完全に弾き飛ばし
無双の剣をその身に打ち込む
人の体に到達する確かな感触
肩口に叩き込んだそれを、、、そのまま斜めに斬り降ろし――
(!!!!?????)
――そのままセイバーの剣が、地面に叩き付けられた
フロアを真っ二つに割る凄まじい衝撃
その剣風が、前方に陳列してあった雑貨を余さず吹き飛ばす
だが、、しかし
その最強無比の一撃を受け
両断されて真っ二つに転がる、、魔道士の姿が――――――無い
(……消えた、、だと……バカな…)
確かに打ち込んだ
手に馴染んだ、いつも通りの感触だった
その手応えがいきなり、まるで霞を切ったように消失し
思わず、前方にたたらを踏んでしまうのだった
消えた魔道士――
高町なのはは、 騎士の後方
つまりは、セイバーより窓に近い地点に
瞬間移動じみた速度で、その姿を現す
「ッッ!! ―――はぁ、、はぁッ、は、、はぁ………はッ」
(―――――成功した、、、、、やった…)
会心の手応え
一回限りの奇襲
この強い騎士の、、その不可避であるはずの攻撃を
ギリギリまで引き付けて使う必要があった
冷静が身上のなのはが、思わず身震いしながら両手の拳をぎゅっと握り締める
それ程の成功 まさに命懸けの綱渡りを渡りきった感触
< フラッシュムーブ >
フライアーフィンに魔力を叩き込み
その圧縮された力が瞬間的に出力・移動速度を高め
通常の数倍、数十倍の加速を行う移動魔法である
重装甲ゆえ、決して機動性の高くない高町なのはの
回避、ポジション確保の要となる魔法
なのはの近接における主力武器になったはずのそれを
今まで使わなかった、、否、使えなかったのは何故か
単純に――通用しなかったのだ
初めの打ち合いや、開けた視界で
セイバーとの近接戦で使用したとする
この騎士は、彼女を遥かに超えるスピードと身のこなし 動体視力を持つのだ
そんな相手と白兵戦をした場合、一時的に相手のスピードを上回ったとしても
さして意味は無い
常時、音を置き去りにするほどの動きを見せる騎士である
視界の開けた場所で使えば、そのニトロの如き加速ですら見切られ
その発動後のスキを突かれて斬り伏せられていたかも知れない
故に使うなら一回
完全な奇襲として一回
視界の狭まった、至近距離での一回
魔道士はそう決めていた
そして期せずして――
絶好の機会が巡ってきたのだった
かくして見事、セイバーの後ろを取ったなのは
しかしだからといって、そこで無謀な反撃を行うほど彼女は馬鹿ではない
今の攻防で、BJの左の肩の部分が鎖骨の辺りまで裂け
その切り傷から出血が見られる
だが―――今はそんな傷に構っている時ではない
出口、、窓に向かい――――
後ろも振り返らず、全速力で駆け抜ける!
セイバーが後方の様子に気づき、、、呆然とする
(そんな、、バカな……)
セイバーをして心胆震え上がらせるほどの
前方にバランスを崩させるほどの完全無欠な―――透かし
(私の視認すら許さぬスピードで、あの一撃を回避し
あまつさえ、後ろを取ったというのか……)
技にも驚いたが、真に驚嘆すべきはそのタイミング
戦場にて幾多の白刃を切り抜けて来たものにしか身につかぬ……刹那のタイミング
本当にギリギリだったのだ
必殺の刃が体に食い込んだ瞬間、そこまで引き付けておいての瞬間移動
どのような術技であったのか、セイバーには分からない
だが、あの極限の邂逅の中で
一歩間違えれば確実に絶命する作戦を見事成功させた
見事の一言だった、、
「―――― ちいっ!!!」
(何を呆けているのだッ! 私は!)
セイバーが、踵を返し、魔道士の後を追おうとした時には―――もう遅い
<ガッシャアアアアン>
最短距離を、まるでスプリンターのように前傾姿勢で駆け抜けたなのは
手を前方に十字にクロスさせ、ガラスを突き破り
窓の外へ勢いよくダイブ、、その身を宙に躍らせていた
(……しまった、、っ!)
檻の中に囲んだ鳥を、再び中空へ逃がすという
有り得ない失態に唇を噛むセイバー
そのセイバーの全霊の一撃を凌いだなのは
抑え込まれていた羽を雄雄しく広げ、蘇る無敵の空戦魔道士
風を体いっぱいに感じ、死地より生還した喜びと共に
その解き放たれた気勢を一様に解放する
「レイジングハートッ!! マルチタスク展開!! ここで全部、出すッッ!!!」
宙に躍り出た不自然な体勢のままムーンサルトのように体を反転させて方向転換
彼女のその指が、セイバーに向く
「アクセル――シューターッッ!!!!」
3Fフロア内に打ち込まれる50弱のスフィア
出し惜しみなどない その全砲門を、屋内の騎士に掃射した
残った窓ガラスも、この大乱射にはひとたまりもなく全損
まるで密室の相手に機関銃を打ちまくったかのような轟音が、闇夜の廃墟に響き渡る
「ぐっっ!!」
屋内の狭いフロアに間断なく降り注ぐ魔弾
逃げ場もなく被弾するセイバーの内部にて
ぞぶり、ぞぶり、と魔力がこそげ落ちる感覚が襲う
(これ以上は、、、まずい…)
シューターだけならば、そこまでのダメージはない
強引に突破も出来たのだ
しかし、セイバーの攻防の要は魔力――
その魔力の減退をこれ以上許しては、、後の戦闘に支障をきたすのは必至
故にこれ以上の被弾を嫌う騎士は、家具や雑貨の棚を蹴散らしながら
その場を転がるように回避し、フロアの柱の影に隠れる
「続けてッッ!!!」
なのはの足元の魔法陣が更に激しく猛々しく稼動する
その連続行使に、彼女の心臓が破裂するほどに踊り狂い
その口から苦しげな息が漏れる
だが、ここが勝機
勝負どころを違える彼女ではない
これを逃がせば――あの敵には、、勝てない
高町なのはの魔力が大気内を駆け巡り
プラズマ現象を引き起こすほどに圧縮されていく
それは大魔法の兆候―――
「行って……スターダストォォ――――フォールッッッ!!」
なのはの下方の地面
そのアスファルトが次々にめくれ、砕けて上昇
まるで、スペースデブリのようになのはの周囲に展開する
物質加速型射撃魔法 <スターダストフォール>
小型の隕石と化したそれらが、対象に降りかかり打ち砕く
物理ダメージによる攻撃魔法である
(……!)
だが、セイバーは物陰から躍り出ようとする
ここが突破のチャンスと見たのだ
怖いのは得体の知れない魔力ダメージ―――
今更、岩石がいくら迫ってきたところで物の数ではない
「そのような石くれで私を倒せるとでも――」
柱の影から躍り出る騎士
と、同時に なのはの手が前方――
その騎士の少女に向けて翻る
それを合図に、大小様々な岩石がセイバー目掛けて襲い掛かった
(これなら問題はない、頭部へ直撃さえ受けなければ――)
強引に突破を試みようと一歩を進める騎士――
「――思ってないよ…」
「っ!!?」
言い放つ魔道士
セイバーが再び息を呑む
その無数の石くれの軌道は、彼女自身を狙ったものではなかった
それらは、セイバーに届く前に失速――もとい
3Fの窓枠や出入り口に叩きつけられていく
この無数の岩は、初めから出入り口を狙って打ち出されたものだったのだ
岩石が叩きつけられ、砕ける炸裂音と共に
それはバリケートのように積みあがり――
3Fの出入り口である窓全てを、、、完全に塞いでいた
Floor 3 ―――
「閉じ込められた、、か…」
もはや夜光すら差し込まぬ
完全な静寂が支配する闇の中で呟くセイバー
(流れが向こうに傾いている…… タカマチ、ナノハ――やはり、強い…)
彼女には未だ負ける気など毛頭ないが
だがやはり、決めに行って決めきれず
再び中空へ逃がしてしまったのは痛い
もう一度やり直しとなるが……
空を飛ぶ魔術師を再度、堕とす算段を立てなければならない
(流れが傾いたのなら、強引に引き戻せば良いだけの事――)
しかしながら、敵は常に数手先を読んだ戦いをしている
そしてそれを実行できるだけのフィジカル、メンタル的な強さも持っている
まるで騎士の魂と、魔術師の狡猾さを併せ持つかのような、、
セイバーは、自分をここまで苦戦させている相手を、そう評する
最も――評された高町なのはにとっても
今の一挙一足は死に物狂いだったのであるが、、
(何にせよ――こんなところでのんびりしている謂れは無いか…)
敵だって苦しいはずである
せっかくここまでプレッシャーを与え続けたのだ
例えどのように策を練り、こちらを撒き続けたとしても――
その相手の容量を超える圧力を与え続ければ、、必ず堕ちる
立ち上がり、遥か前方の岩の壁を見やるセイバー
先程、彼女は閉じ込められたと言ったがそれは密室でも何でもない
明かり一つない暗がりとはいえ、探せば非常用の階段くらいはあるだろうし
そもそもあんな即席のバリケートでは、自分の突破を阻むことなど出来ない
霊体化出来ないセイバーではあるが…
古の堅固な城壁ならともかく、あのような岩が積みあがって出来ただけの壁など
英霊の一撃で容易く抜けるはずである
高町なのはとて、これでセイバーを完全に封じ込めたなどとは思っていないだろう
(ならば狙いはやはり――時間稼ぎか、新たなる罠を張るための布石か…)
では尚更、敵に一息入れさせるのはよろしくない
飛び出した瞬間に狙われる危険はあるだろうが階段を探して使っている暇も惜しい
ここは正面突破で脱出を――
セイバーが思考をまとめ、突破を決意する
その間――――――約十秒
―――― ラストカード ――――
なのはが、セイバーを仕留めるために切る最後の手札
その準備をするには十分過ぎる時間だった
??? ―――
「ひっ……」
モニター上でその戦いを見ていたナンバーズの姉妹――4女が、、くぐもった悲鳴をあげる
高町なのは――エースオブエース
否、、あまりの凄絶な戦闘力と、徹底した詰めの厳しさから
次元犯罪者の世界で囁き続けられている彼女の――もう一つの異名
――管理局の白いアクマ
曰く、空で白き翼に出会ったら大人しく縛られておけ――
間違っても抵抗などするな――
残酷なまでの自分の無力さと――
一生消えないトラウマを――
同時に埋め込まれるぞ、と
純白のローブが
その栗色の髪が
膨大な魔力光によって翻る
その表情―――
見るものを凍りつかせずにはいられないその双眸が
檻に入れられた獅子に………向けられる
Floor 3 ―――
セイバーがその即席の密室から脱出しようと構える
前方の岩の壁を一撃で抜こうと、腰を落とし力を溜める
そして脱した後の激しい迎撃や罠を想像し、
全てを噛み砕いて、再び相手の魔術師の喉笛に噛み付く決意を新たにした瞬間――
さすがのセイバーも……気づけない
その予想の遥か上を行く―――
「―――――――」
――― 天よりの砲殺 ―――
抵抗も反応も出来ない、、空からの裁き
その極大の砲撃がセイバーの直上――
完全な死角から、その天井を突き破り――
彼女を一方的に、、
一言も発せさせずに――飲み込んでいた
Floor 8 ―――
高層ビルの8階部分
その中央に―――魔道士はいた
前足に体重を乗せて亀裂をつけんばかりに踏み込んだ姿勢
足幅を広げ、、その地面に突き立てるレイジングハートは既に魔力充電マックス
翻る法衣――逆巻く長髪
その鬼気迫る表情のままに
「エクセリオォォォォン――――バスタァァァーーー!!!!」
2発目の壁抜き、、否 <天井抜きエクセリオンバスター> が発動する
AMF内でさえ、強固なる壁を容易くブチ抜くなのはの砲撃
ベニヤとコンクリートで仕切った天井など物の数ではない
その破滅の光は、7F、6F、5F、4Fを瞬く間に、次々と蹂躙し3F部分に到達――
前方、そして外にいるはずの魔道士の強襲に神経を裂いていたセイバーの
その無防備な頭上に降り注ぐ、、
「サード・ブレイクッ! シューートッッッ!!!」
高町なのはの高らかな詠唱
それはもはや絶叫に近い
狂ったように撃ち続ける
その悪魔の砲撃を、、止めない――止まらない!
3発、、、、4発!
この敵を沈めるには1撃2撃ではぬる過ぎる
檻に捕らわれた獣に一方的に銃弾
否 砲弾を撃ち込み続ける魔道士
5発――
見ているものを凍り付かせるほどの咆哮
それはあまりにも惨たらしい殺戮劇
3Fでは、もはや袋のネズミと化した騎士が
為す術も無く蹂躙され、叩きつけられ、弾け飛んでいるだろう
それが完全に動かなくなるまで続けられ―――
「――――バスタァァァーーーーーッッッッ!!!!」
―――そのファイナルショットが撃ち込まれる
抵抗の出来ないセイバーに、計6発のエクセリオンバスターの斉射
それを以って――――
鬼と化した魔道士の、、その砲撃が止まる
桃色の魔力の残滓がそこかしこに漂う――8Fフロア
砲身となったレイジングハート先端から
硝煙が余韻のように立ち込めている
高町なのはは杖を地に付きたてたまま動かない
その口からはゼェ、ゼェ、と――
喉や肺が潰れたかと思わせるような呼吸音をひり出している
恐らくは彼女の戦績においても、間違いなく最強クラスの相手だった
正直、戦闘経緯を振り返れば振り返るほど
自分が倒されていた確率の方が高かっただろう
極度のプレッシャーにその身を削られ、傷つき、そして最後の連続魔法の一斉解放
見るからにボロボロの、、辛勝だった………
だが――
そんな強敵を相手に困難な作戦を、完璧にやりきったのだ
彼女の胸に去来するのはその達成感か
それとも、九死に一生を拾った歓喜か
手先は震え、彼女の震える唇が
勝利の言葉を―――紡ぎ出す
「――――――何で、、」
それは―――達成感、歓喜の響き
「何で、、」
――ではなく
「何で、、避けら、れるの……?」
彼女の口から出た言葉は
まごう事なき、絶望の、、、、、、、響き
「どう、、、して……?」
否、、、
それは純然たる疑問の響きだった
数学の公式の解が
その仕組みがどうしても分からず
何故そうなるか、、教師にしつこく詰め寄る時のそれを――
――掠れた声で喉から搾り出すように彼女は、、繰り返し、呟いていた
Floor 3 ―――
Sランク魔道士の、リミッター無しの全力砲撃
その天からの裁きの光を浴びせられ続けた3F
蹂躙され、薙ぎ払われたそこには
もはや雑貨や家具の展示場たる面影はない
空襲が過ぎ去ったかのような大破壊の跡
どのような生物も、等しく生存を許されないかのような惨状の只中――
白銀の肢体が凛々しく雄大に、その存在を誇示している
エクセリオンバスター6発―――全弾回避
セイバー健在
天変地異じみた砲殺に晒されながらなおも
その光り輝く姿を、地に付ける事は適わず
「――――」
さすがの彼女も息が荒い
額からは汗を滲ませている
それは英霊の身をもってしても困難な肉体行使だった
「凄まじい攻撃だった――貴方は私の想像を悉く超えてくる……」
その恐らくは上の階に位置するであろう相手の魔術師に
素直な賞賛を送りつつ、見上げるセイバー
その高町なのはは今、混乱の極みにいた
彼女には、、、理解できない
大火力による砲殺――その破壊的なイメージから
大雑把で力任せな印象を受けてしまう彼女の戦闘スタイルは
実は緻密な計算と戦術、基本と理論の積み重ねによって成り立つ部分が大きい
だからこそ、今の回避だけは納得のしようがない
相手の能力は今までも十分存外であったにせよ
それは卓越した剣技や身体能力の為せる業だと定義出来た
だが、今の砲撃は――
頭上を取ったからと言って闇雲に撃ちまくったわけではない
綿密なエリアサーチにて、常に敵の死角、、
斜め後方、絶対に避けられない角度から砲撃を浴びせ続けたのだ
必中の軌道だった
確実にクリティカルヒットの手応え
数千数万と砲撃を撃ち続けた彼女だからこそ、その感覚だけは絶対の自信を持っていた
現に、騎士の五感はその攻撃に対応できてなかったはずなのだ
その自信が―――粉々に砕けた
何故、セイバーがこの攻撃をかわせたのか――どうやって回避したのか
もしなのはが、今その真実を知ったら
流石のエースオブエースも天を仰いでいたに違いない
この相手は
戦技の限りを尽くした自分のファイナルショットを
その積み上げてきたロジックを
ただのカンと、、、運で、、――避けたのだから
――――――
Floor 8 ―――
「―――レイジングハート……サーチされてない、、よね……?」
聞くまでもない
逆サーチの可能性は初めに調べてクリアしていた
故になのはの戦術を破ったのは
皮肉にも彼女が信じて磨き上げた
そのロジックの外にある力――
そう、、
圧倒的な火力と、体術、剣技、はたまた対魔力
個の戦闘能力としては十分に破格な性能ではあっても
それだけで、12の会戦を無敗で勝ちつづける事など出来ない
セイバー・アーサー王の不敗伝説を打ち立てたそれは――
死の運命すら捻じ曲げるほどの神聖じみた<強運>
未来予知じみた危機回避能力、その<直感>
この騎士王にとっては「必中」の結果を捻じ曲げるなど、、造作もない事なのだ
「く…………」
後方に崩れ落ちそうになる高町なのは
意識を失うのを、すんでのところで踏み止まる
右の脇腹は内出血を起こし
加えて左の肩――その傷も決して浅くなく、純白のBJに血が滲んでいる
そして英霊の放つ重圧に至近距離でその身を貫かれ
それを弾き返しながら闘い続けた
その攻防の末、、
危険な賭けを凌ぎ、見事にハイリスクを乗り越えた………
その挙句の果てが―――ノーリターン
「参った、なぁ……、、、何をやってもまるで―――通じない…」
流石の彼女の肉体も精神も――――既に限界にきていた
―― 撤退
選択肢の一つに撤退――つまりは逃げる、というものがある
不屈のエースと呼ばれる彼女は滅多にその行動を取った事がない
地力が上の相手でも決してヒザを屈さないその性格
そして手繰り寄せるように勝機を見つけ、勝利をもぎ取ってしまう卓越したセンスが故に
だが、負けず嫌いではある彼女とて、その一線は踏まえている
絶対に勝てない相手、実力が違う相手に挑み続け
作戦を完遂出来ずに命を散らすような真似をするほど愚かではない
また、彼女はそんな勝手が出来る立場にいないのである
「でも……多分、無理…」
呟く彼女
そう、先の思索にもあったが、その逃走すらも今は難しい
本部や母艦の位置が分からず、味方との連絡も取れない状況で――
どこに逃げるというのか?
今、敵に後ろを見せた場合
戦闘で十分に味わった騎士の駿足は
たとえこちらが空を飛んで逃げたとしても追撃される事は必至
当然、向こうは通信等を駆使して増援を呼び こちらを追い詰める
四方から追い立てられ、その魔力が切れるまで飛び回った挙句
地に堕ちた所でバッサリと斬り捨てられるだけだ
相手の視認の許さない雲の上まで飛び上がり、地上の騎士を撒くケースは――
論外である――何度もいうようにここは敵地なのだ
空は決してセーフティゾーンではない
迂闊に飛行高度を上げて飛び回っていた空戦魔道士が
対空砲や戦艦の主砲の直撃を受けて蒸発させられるケースも珍しくないのだ
いちかばちか飛び出して
運良く撒いて、地上に潜伏できたとしても……
今回のような奇襲を何度も何度も受ければ
いずれは傷つき削られ、、討ち取られるだけ
つまりは今ここで逃げたとしても、生存率は限りなく低い……
絶望的な、あてどもない逃避行になる
(厳しい……どう考えても、、)
相棒の杖の柄をぎゅっと握り締めるなのは
絶望感と焦燥感で押し潰され兼ねない状況の中
最悪の事態が脳裏をよぎる
彼女とて空の人間
戦火に身を晒せばいつかはこんな日も来るだろうと覚悟はしていた
「――――ヴィヴィオ……」
だが、、今の彼女には死ねない理由がある
愛する娘が出来たのだ…
戸惑いながらも不器用に――
一生懸命その絆を育んでいる娘が、、
その娘の下へ帰るのが、今の彼女にとってのもう一つの任務
「大丈夫――ママはこんな所では、、死なない……必ず生きて帰るからね…」
弱音を吐く暇があれば、今出来ることを全力で考える
彼女はいつだって―――そうしてきたのだ
それにはまず、、あの敵を打倒しなくてはならない
どう考えてもそれしか無い
情報を聞き出せればよし
何も喋らせられなくとも、無力化して追っ手として機能させないだけでも
生存率は全く違ってくるのだから
そうと決まれば――彼女の行動は早い
「――――よし………生きてる」
3Fの様子を探ると、まだなのはの仕掛けは残っていた
檻は未だ機能している
まだ、、手札も残っている
「レイジングハート……私がその体勢に入ったら――
一定感覚で周囲を散開させて……絶対に気づかれないように、、」
<all right>
この檻から抜けられてしまったらお終いだ
もはや、あの騎士に自分の攻撃が当たる事は無い
だから、ここで、、
なのはは―――最後の勝負に出る事を決意する
「撤退ルートの確保、通信手段の復旧――
もし、これが通用しなかったら………その時に考えるとして、、」
目を閉じ、酸素を肺一杯に吸い上げる
「今はあの人を……倒す事だけを考えよう」
ゆっくりと――目を開き、その体に染み渡った吐息を吐くと共に
体位を雄大に開いたような大きな構えを取る
杖を上方に構え―――
(あと少しだけ……少しだけ、、動かないで…お願い)
なのははその切り札の名を紡ぐ――
――― スターライトブレイカー ―――
Floor 3 ―――
天罰覿面といった感すらある
その苛烈なる砲撃が――
(――――止んだ、、か…)
ようやく止まる
剣が届かない以上、回避に全てを費やすしかないとはいえ
このままでは一向に事態が好転しない
先ほどの砲撃は、本当に危なかった
その証拠に、セイバーの危険回避の切り札が発動したからだ
その身が命の危機に晒された時に発動する第6感、とでも言うべきか
つまりは、あの大魔術を全て受けていたら
流石の彼女も、全ての魔力を持っていかれて消滅していたかも知れないという事
「さて―――どうするか…」
今の魔術による攻撃
敵が上の階にいるのは明らか
では階段をせこせこ登って彼女の元まで辿り着くか?
いや、、それは考えるまでも無く悪手
階段はもちろん 上方に開いた穴を飛んでいくのもまずい
先程の魔砲を再度、撃って来られた場合
その規模から言って一本道ではとても逃げ場がない
やはり岩の壁を突破……
思案にふけること数秒、やはり考えたところで埒が明かないが
無策で突っ込めるほど容易い相手ではない
と、その時――
6発もの大爆撃に見舞われ、粉塵と埃に塗れた3階フロア
その周囲の残骸から、、
爆音と共に桃色の弾丸が飛び出す
魔術師に先程打ち込まれた50近いスフィア
それらは騎士の体や障害物に被弾して破砕したものを除き――未だ健在だった
その数、20以上――
密室内に閉じ込められた騎士の周りを高速で飛び
檻の中に、更に檻を形作るかのように彼女を包囲していたのだ
「、、またも遠隔操作――ちっ…」
連携に長けた相手だ……戦い慣れている
こちらに考える隙を与えない
間断なく繰り返される敵の攻撃にただ対応するだけの受け身の時間が長引いている
こちらの力が、技で凌がれている証拠――
上手いと言わざるを得ない
騎士の周囲を飛び回る魔力弾は
まるでその全てに意思があるかのように速度、軌道すらまちまちに飛び
ランダムに2〜3発ずつ彼女の体目掛けて襲来してくる
それを体を裁いてかわすセイバー
(この射撃、、常に正確に急所を狙ってくる――こちらの動きが見えているのか……)
兎にも角にも、やっかいな相手だった
反撃もままならず、一方的に狙い撃たれ続ければ――
いくら英霊といえどいずれは打倒されるのは必定
天井の穴を睨み据える――
遥か上にいるであろう魔術師を仰ぎ見――
どうにかしてあそこへ駆け上がる方法がないか考え――
「なっっっっっ!!!???」
――― 戦慄
そこで騎士は、この闘いで初めて――
その全身を貫くほどの戦慄に襲われる
見上げた遥かな上方、暗がりで敵の姿は視認出来ない
出来ないが――そんな事はどうでもよかった
その明かり一つ無い
闇夜であるはずの上空を照らし出す桃色の光
セイバーの第6感による危機感知能力が、あらん限りの警鐘を鳴らしている
否、セイバーでなくとも おおよそ魔術をかじった者なら誰でも分かる異変
それは膨大な――あまりにも膨大な、、
魔力の渦
荒れ狂う魔力が、大気を、その空間を軋ませ
掻き混ぜ、歪ませ、一つの破壊の意思として具現化している
それはまさしく――――
「宝、、具………」
セイバーは今度こそ
その驚愕の表情を隠す事も忘れて
呆然と上の階――その脅威を見上げるのだった
Floor 8 ―――
左手を天高く突き上げたその手には愛杖・レイジングハート
その左手首に、右手を添えて耐える――
―――その魔力集束の反動に
(4秒、、5秒、、、、)
リンカーコアと、その体内の魔力回路がフル稼動し
高町なのはの人としての機能を彼方に追いやり
その巨大な弾頭を打ち出すためだけの装置、、
砲身としての機能を形成していく
ギチリギチリと軋む肉体に、彼女の顔が歪む
その廃墟――
戦闘となったフィールド全域に散らばった魔力の滓が
高層ビル8F、、高町なのはの正面に集まっていく
8階フロアはもう既に、人の入れる空間ではなくなってしまっている
震える大気、溶鉱炉の如き熱量は景色をぐにゃりと歪ませ
そこはもはや、なのはを中心とした
巨大な魔力炉と化していた
――――――
Floor 3 ―――
有り得ない、と一概に否定は出来ない
この騎士の少女自身が
ヒトの身でありながら聖剣を携え
幾多の伝説を作った英雄なのだ
故に、人間の魔術師が宝具を――
その高貴なる幻想――ノーブルファンタズムを携えている事も十分に有り得る事態
実際はその力は、幻想――人のユメの結晶などというものでなく
その真逆の物である事をセイバーは知る由も無いのだが……
(あの魔術師は、、「その域」にすら達しているというのか?)
英霊と互角に闘い、宝具すら所持し、その勇猛なる魂、無双の力を世界に示す――
時代に名を刻まれるべき英雄である、と?
「…………」
騎士の手に収まる不可視の剣が――震えている
「――どうした……聖剣よ、、」
担い手である騎士に語りかける
「答えたいのか……? アレに――」
我を振るえ――薙ぎ払え、と
最強の幻想がその牙を研いでいる
眼前の脅威なぞ何するものぞと
我が力の前では無力、その全てを灰燼と化さん、と
猛っている――神秘の結晶たるこの至宝の剣が
恐らくは神秘と対の存在であろう目の前の脅威に対して
「………………ふ、、」
セイバーが微かに笑う
実際には、やはり震えていたのはセイバーだった
その体内の昂ぶりが、魔力の震えが――聖剣を共鳴させたに過ぎない
あまりにも不意に、突然にして出会ってしまった予期せぬ好敵手
その力、その勇気、このような勇者を相手に
英霊としての力を賭して闘える喜びに――
「全く……貴方には驚かされる――」
震えていたのだ、、この剣の英霊が
こちらが圧倒的に優位に立てる魔術師、しかも人間を相手にして――
後の戦い、聖杯戦争を勝ち抜くための温存の意味も含め――
躊躇していた、、、コレを使う事に
だが そう、
今となっては惜しくは無い
初めから、手加減など許される相手ではなかった
「格」の違いだなどと誰が言った?
これはもはや、サーヴァント戦と何ら変わりはない
年若い女性ではあっても、その力に何の不足も無し
そうだ、先程本気で――全霊で相手をすると誓ったのではなかったか?
「……タカマチ、ナノハ――貴方に、、その積み上げてきた力に、、敬意を表する」
剣の柄に手をかける
「故に――我が剣の……真の姿を―――」
その全てを解放する事を決意するセイバー
だが、、間に合うか――
先程の魔力弾の動き
あれは明らかに時間稼ぎだった
つまり、こちらがあの弾に気を取られている間に
彼女は既にチャージを開始していた事になる
(このタイミングでは――とても最大出力は望めない……だが)
「解き放て―――風よ」
それでも構わない、と
自らの誇りを以って、その魔術師の一撃を打ち砕こうと
この闘いで初めて、その抜き身の刃を――解き放つ
8階部分に遅れる事、数秒――
異変は3階フロアにも起こる
窓は瓦礫によって閉鎖され、外からはその様相は伺えない
支援
だがその内部もまた―――人の入れる空間ではなくなってしまっている
密室の中 風の鞘の解放により、雑貨・家具をまるで洗濯機のように巻き上げ振り回す暴風
そこはもはや、セイバーを中心とした
巨大な竜巻と化していた
――――――
戦場となった無人の廃墟
そこには一切の命が無く、静寂の中でただ二人――
とある世界の空の英雄と、召還された剣の英霊が
命を賭して戦っていた
そしてその終局
二人はついに、切り札を――その真なる刃を抜き放つ
今までの凄絶な戦いすら前戯だと言わんばかりの、あまりにも巨大で暴力的な力に
それらは確かに震えていた
一切の命が無い、と言ったが
とある異形の瞳を持つ少年は 鉱物や無機物の死が見える、という
ならば命はあるのだ……彼らにも
だからこそ恐れている
これから起こる事――
自分たちが、この周囲一帯が、どうなってしまうのかを――
コンクリートの建造物内
人の形をしたバケモノ2体が、その真なる力を解放しようとしている
彼女らを中心に起こる大破壊の予兆を前に――
震えおののくセカイ
本来出会うことの無かった
空の英雄と
剣の英霊
幕引きのトリガー……その引き金が
静かに、、、引かれようとしていた
以上です
「静」の闘いは、バガボンドの武蔵と「ソエエ!」の人をイメージしたんだけど
ちょっと我ながら滑った感が否めませんが…
読んでくれれば幸いです
ではまたノシ
乙カレー
面白かったです
GJ
貴方は本当にいい文章を書いてくれる
>>528 なんという熱い戦い! GJ!
静の辺りで父と兄が出てきたのが個人的に嬉しかった。
また本編のように直感の卑怯くささも上手く出てたと思います。
しかしなのははこうも規格外相手とやりあって……。
この話終わった暁には、その強さにさらに磨きがかかるのだろうなあ。洒落にならん。
GJGJ!
しかしセイバーの強さがシャレにならないですね・・
なのはさんすら萎縮させるとかどんだけw
このセイバーとティアナやスバルが対決したら、眼力だけで死ぬんじゃないか?
GJ
相変わらず面白い文章を書いてくださる
セイバーっていうか、サーヴァントの反則さがよく出ててよかった
なのはの諦めない姿勢もいい
完結編も期待してます
さすがに4キロ跳躍はセイバー単体で行うのは無理だろうから気にしなくて大丈夫
カリバーは一秒で魔力を臨界まで注ぎ込み、とかやってるから結構大丈夫そうだけどね
でもさすがにSLBとカリバーを互いに全開で真っ向からぶつけ合うのはまずいだろうしな
ちょっと聞きたいんだけど、SLBって対城レベルまではないよな?
本編を見る限り対軍レベルの攻撃っぽい気がするんだが
>>528 GJなんですが・・最近のSSはなのはが最強キャラになっているのが多いので、なんか釈然としない気分な自分がここにいる。
>>533 無印のフェイト戦とStSのヴィヴィオ戦は個人に向けて放っているが、Asでの結界破壊は結構範囲広いからなー。
あの描写見る限り、軍でも城でもどっちでもいいと思ったけど。
他の人の意見も聞きたい。
GJ
しかし本編とホロゥしか知らない俺としたら、サーヴァントがこんなに凄いとは
思わなかった。
クア姉のビビリっぷりに笑ったw
とにかくGJ!
>>533 ヴィヴィオ戦で撃ったやつはビットで5方向から1点に撃ってるから、クア姉にやったように全て1方向に向けた場合に
どうなるかはちょっと良くわかんないな。
これはもう個人による裁量次第でいいんじゃないかと。
>>534 なのはさん、死に物狂いですやん……
それとも英霊とまともに戦えること事態、有り得ねぇとか思っちゃう人?
GJ!
相変わらず面白かったよ。
でもちょっとグダグダかなぁ。もうちょっと心理描写抑えても良いかもしれない。
応援してるので最後まで頑張ってくれ
やヴぁい、震えたわ。
本来ならブチンと斬って落とされるところを本当にギリギリんところで書いてくれる。
これなら、どっちに転んでも何か納得できてしまう。
あああ、すげー
540 :
536:2008/05/05(月) 22:19:13 ID:f5UCEB+I
しかしこの戦い後のなのはさんは、一皮剥けそうだ。
ぶっちゃけ、最初の攻防でセイバーが“捕縛”にかかってることと、騎士道精神に助けられた感じだね。
あるいは、それを手繰り寄せるのが彼女の強さなのか。
人の成長書けるってすごいなぁ
なんと言う熱血(リリカル)
このシリーズのBGMは間違いなくJAM
相変わらず氏の作品はやべえや。
今回のラストシーンで脳内に"約束された勝利の剣"が流れちまったぜ。
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/05(月) 23:14:10 ID:fGTsX/jV
gjgj
某動画サイトのAIBOVSファラオのラストを思い浮かんだよ
>>540 一皮剥けるのはいいが、リンカーコアまで物理的に剥けちまいそうなんだが。
GJ!
ラストの宝具出すところがかなり燃えたぜ
しかしセイバーとなのはのバトルがこんな良い戦いになるなんてな・・
俺の貧相な脳内じゃ初見でカリバーとSLB撃ち合って10秒で終わる図しか思い浮かばない・・・
乙&GJ
>>527 ただ一つ突っ込んでおくが、型月の世界じゃ無機物に『命』は無いぞ
実際『命』を視る魔眼を持つロアが建物の線を視れなかったし
直死の魔眼が視る『死』は命の有り無しは関係ない
似合う曲か、JAMもいいけどangelaが似合うようなクロスを書きたいぜ。
>>549 そこ突っ込むところか? いや、まぁ、死んでないなら生きててもいいんじゃない?
むしろ 死がある≠命がある が成り立つなら 命が無い≠生きている があってもいーじゃないか。
そもそも日本では石ころにだって魂があるんだぜぃ
>>551だが、命が無い≠生きていない または 命が無い=生きている だ
>>549 それは演出だ。
演出に突っ込むのは野暮ではないかい?
>>551 あ〜、ひょっとして直死の魔眼が視る『死』の意味を勘違いしてる?
もしそうなら詳しい事はwiki行って見てくれ。長くなるし
>>549 そこは単に例えばORTは決して死なない滅びないが建物は普通に壊れて滅ぶって事だろう
型月的に厳密に言えば変かもしれないが、普通の日本語の文章としての矛盾は無いと見て良いだろう
グッジョブ!
セイバー好きの俺としてはアルトリアの過去をこういう風に書いてくれるとそれだけで涙が出てくる
きっと最後は星霜編の剣心みたいに悲しい顔をしてたんだろうな・・
これがセイバーだからいい勝負だったんだろうな
アーチャー、ランサー辺りだと芸達者過ぎるからなぁ
王は須らく慢心します
>>557 いや、初めはなのはにとってセイバーは相性最悪って見解だった
要はクロスならではの演出と設定でどうとでもなるという事じゃないか?
例えば同じ互角の良い勝負を書いたとしても
セイバーとなのはが近距離で互角に打ち合ってたりしたら全く逆の評価だったろうし
アーチャーは天敵だな、距離を離しても意味ないし。
ランサーはゲイボルグ撃たれたら乙る。
それを如何にかして、上手い嘘をつくのが作者さんなんだろうな。
>>560 アーチャー:距離の意味がないだろうが、別に負けが確定したわけではない
ランサー:運を含め、避ける方法がいくつかあるので乙るとは限らない
>>561 投げる方のことだろ
まぁそれでも負け確定したわけじゃないけど
セイバー
なのは:本来なら対魔力問題で相性最悪。
フェイト:なのはよりはマシ程度。同対魔力問題。
ヴィータ:ベルカ式なので、対魔力は問題にならない。いかに宝具を使わせないかが勝利の鍵。
シグナム:隊長陣で最も相性最高だと思われる。遠距離でもシュランゲで牽制できるので宝具も易々とは撃てない。
アーチャー
なのは:シューターがどこまで通じるか。おそらく五分五分。
フェイト:装甲が薄いから厳しい。赤原猟犬を撃たれたら終わる。
ヴィータ:ラケーテンやギガントで防御を敗れるかどうか。距離を離したらまずい。
シグナム:いかに近接戦闘を保てるか。距離を離された場合、シュランゲでどれだけ牽制できるかによる。
ランサー
なのは:遠距離からの射撃・砲撃の嵐で投げボルクは撃たせないことが先決。近距離に迫られて刺しボルクを出された場合、オーバルプロテクションで防げるか否か。
フェイト:ランサーのスピードにどこまで迫れるか。宝具を使わせる隙を見せたらフェイトそん終了のお知らせ(紙装甲とラック的意味で)。
ヴィータ:刺しボルクを喰らっても即死はしないかも。攻撃がやや大振りなので、相性は悪いか。
シグナム:同上。元々の剣術技能と紫電一閃がどこまで通じるかによる。
こんな感じかなぁ。
鯖相手なら基本はベルカ式の方が相性良さ気。
ベルカの騎士の身体能力がどれほどなのかによるのかな
サーヴァントは、踏み込み速度が音速レベルで、斬り合いも音速〜超音速がデフォだからなぁ
相手の能力を加味する前なのに随分とキモい自信があるようだな
サーヴァントも令呪や魔力使用しなかったら
時速60〜100キロくらいだけどな。
魔力使用で爆発的に上がるようだけど。
それも限界がある。
>>554 直死の魔眼って万物に対して“死”という『終わり』を具現化して見るものじゃないの?
ORTは寿命とか弱点とかの概念がないから見えない。フルドライブアルクも同様。
間違ってる?
多分あってる
正確には対象が内包する存在限界を読み取っているとかじゃなかったっけ?
遠野志貴と両儀式が保持する眼。モノの『死』を視る眼。脳髄と眼球のセットで初めて機能する。
万物は誕生と同時に『死(というより物質の寿命、発生した瞬間に定められた存在限界)』を内包しており、これはそれを視るものである。
魔眼の中での最高位のもの。脳髄の回線が根源の渦に対して開いており、それを通して理解した『死』を視覚的に表すもの。
モノの死に易い黒い『線』と、モノの『死』そのものである『点』が視える。
線を断たれればその箇所は本体が生きていようと死滅し、二度と動くことはなくなる。点を突かれればその個体は完全に停止する。
線は意識しなくとも視えてしまうが、線を流している原因たる点を視るためには極度の精神集中が必要。
『死』を視るにはそれを理解しなくてはならず、根源の渦の対象のチャンネルにあわせねばならない。
つまり生物以外の『死』を視よう(理解しよう)とすると脳の回線が本来ありえない方向に飛ぶので脳の負荷が極めて大きくなり、
強い頭痛が起きる。そのまま視つづけると脳が破壊されて廃人になる。
遠野志貴の場合はもともと持っていた才能(視えないものを視る『淨眼』)が8年前に『死』を体験したことで発展したもので、
厳密には超能力、上人が持つとされる浄眼である。両儀式のものは肉体に装備されていた能力が2年間の昏睡で覚醒したもの。
突き詰めるとモノの『概念』を殺すので基本的に何でも殺せるが、
『死』を捉えることが重要なので『死』は死を視ている(捉えている)者が貫かねばならない。
また、本人に理解できないもの、その時代において殺せない(壊せない)ものはその『死』も理解できないので線も点も視えず、
殺せない。人間である保持者の基準はその時代の人間の限界に準じるからである。
両儀式は蒼崎橙子に制御法を教わってからは自分の意思で制御でき、高度な直死の保持者といえる。
だが常に死が視えている状態である。また遠野志貴のような頭痛はない。
ただし式は『点』と、意識しなければ生物以外の『死』は視られないようだ。両儀式は概念を切ることが出来るが、遠野志貴には出来ない。
これは脳のスペックの違いで、志貴は『概念』を捉えることに向いていない。式は「 」に触れて事象の視覚化に特化し、志貴は死に沈んで生物殺しに特化した。
だが式とて何でも殺せるわけではなく、本人が『生きている』と認識するものしか殺せない。
例えば壊れた電話を『壊れている=死んでいる』と認識した場合にはその電話を殺すことが出来ない。
これは『魔眼』と呼ばれることがままあるが、これほどの能力は魔術によってでは為しえない『超能力』であり、『直死の眼』と呼ぶほうが正しい。
そのためか『死』を視ようとすると瞳が蒼くなる。厳密に言うと遠野志貴のものは浄眼、両儀式のものは直死の眼で、ともに超能力。
18代目のミハイル・ロア・バルダムヨォンの転生体も似たような魔眼を保持していたが、彼はモノの死ではなく『モノを生かしている部分』を視ていた。
某所から転載
式なら、ORTを生きていると認識すれば殺せる可能性もあるのだろうか
志貴と比べればまだ可能性はあるように思えるが
まあ、無理だとは思うけど
無印1話でユーノが呼んだのが・・・
1、慢心王
2、ネロ・カオス
3、軋間紅摩
4、ネコアルク
だったらどうなる?
572 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/06(火) 11:21:12 ID:wm/i7DOv
>>565 ちゃんとデータをあげて反論しろよ…
空気が悪くなるじゃん
>>566 ゼロでセイバーがやったことと、地の文から考えれば200〜300キロ未満くらいまでなら行ってもおかしくないと思うが
あと魔力使用って?
サーヴァントは戦闘時には魔力使うだろうし、令呪いはともかくそっちを考慮しないってのは…
とりあえずクロススレでする話題じゃないんじゃないかな。
fate原作で、英霊と人間では、既に存在としての格が違う〜みたいな事があったと思うけど、
そういうことを踏まえての英霊VSリリなの勢の戦いが見てみたいと思ったりする。
セイバーVSなのはみたいな、何故か分からんけど死に物狂いなら人間が英霊に対抗できる、みたいなのじゃなくて、
1対複数の状態で、戦術で圧倒的な実力の差を埋めたり、実力の差をデバイスやBJのような技術て補ったり……。
あとまとめで、言峰VSなのはを読んだけど、続きが気になる俺……もう続きは期待薄?
割り込み失礼、
上の「なのはvsセイバー」どこかに
纏めてある所はありませんか?
現在ぐぐっては虱潰してる所なんですが。
>>107がまとめWikiを作ってくれてたけど、まだなのはvsセイバーはまとめられてないかな
>>574 正直魔法使えるリリカル勢も一般人と格が違うと思うんであえて
存在の差をつける必要は俺は無いと思う。あくまで俺はだけど。
士郎で何とかすれば対抗できるんだしリリカル勢でも十分互角にいけると思ってる。
>>574 そういうのが個人的に見たいっていうのは理解できるけど、最終的には作者ごとの裁量次第だと思う。
例えばさ、ドラゴンボールでいう達人とダイの大冒険でいう達人では強さが違うじゃん?
当たり前だけど別作品である以上、物差しがそもそも違うんだよね。
SLBとエクスカリバーではどちらが上かなんて公式設定は無いし、シグナムとセイバーの剣技はどちらが
上かなんてのも無いわけで。
>>574 まあ型月世界の人間≠なのは世界の人間、な訳で
型月世界の人間とは存在の格が違ってもなのは世界では圧倒的に強いけど対抗可能、ってレベルに収まる可能性も無きにしも非ず?
その辺はクロスだから拮抗に持っていくのも敢えて強敵に立ち向かう燃え展にするのも作者様次第だと思うよ
いっそ自分で書いてみるのも手じゃないだろうか
>>578 そこそこ。それで良いと思うよ
>>579 そうだな。
実際設定でいけば星ごと壊せるドラゴンボールにダイ大では勝てない。
しかしクロスでは作者次第で同じくらいの強さにするなり、
どちらかに補正をつけるなり上で言ってるように圧倒的に強い相手を工夫して倒す
みたいなのがいいな。
ドラゴンボールが圧勝してしまったらクロスさせる意味がない。
>>571 どうにもならねえ、としか言いようがない…w
>>574 言峰VSなのはは二種類あるんだがどちら?
現在セイ×なの描いてる職人さんのものと
ランサーの好感度が上がりまくってる可愛いなのはが出てくるもの
>>574 つかその型月世界ですら
パゼットや腕士郎が存在の格が違うはずのセイバー倒してるからね
それに凛がキャスターぶっちめたりと
相手が鯖でも、条件と力量が揃えば絶対に越えられないっていうほど不可侵な存在じゃないって事じゃないか?
>>584 574はそういうのが見たいって事じゃないのか?
格上の相手にアチャ腕みたいに防戦一方だが最後の決め技で相打にもってくとか
油断したところを格闘を挑むとか
相性のいい道具で打倒するとか
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/06(火) 13:02:22 ID:ck7C/Y7A
>>574 574のいう格っていうのは強さのことじゃなくて、文字通り『存在として』の格なんじゃないか?
人間とは魂の容量とか、霊格とか桁違いらしいし
もちろん強さも通常の魔術師、人類とは桁違いだろうけども
個人的には、強さのほどは基本的に鯖≧なのは勢くらいで考えてるけど
>>585 あれ? 上のSSってそういうのに見えるんだけど
明らかに格が違うセイバー相手に食らい付いていって
一瞬の隙で状況を引っくり返す感じがよく出てると思うが
少なくとも存在自体が拮抗してるようには見えん
つうか敢えて突っ込み入れさせて貰うとセイバー強すぎと思ったw
まるでバーサーカー並じゃんか
>>587 俺も上のssはかなりよくできてると思うが
>セイバーVSなのはみたいな、何故か分からんけど死に物狂いなら人間が英霊に対抗できる、みたいなのじゃなくて、
>1対複数の状態で、戦術で圧倒的な実力の差を埋めたり、実力の差をデバイスやBJのような技術て補ったり……。
ていってるから何らかの理由付けが欲しいんじゃないかな。
それこそ英霊の腕とか宝具の現物とか戦術とか人数とかで。
>>587 その分、設定で対魔力下がってるからな
ストレングスを上げて防御を下げたと解釈すれば・・
まあ、それならバーサーカーとか出てきたらどうなるってのは同意だが
セイバーであれじゃ、バサカの一撃まともに食らったらBJごと粉々になる
>>589 あれだと、セイバーの剣戟>Sランク砲撃になっちゃうからな。
ただBJやバリアって刃物に弱いみたいな設定があったような気がしたから、この設定が正しいならある意味正確な描写ってことになるけど。
まぁ上でも言ったように、クロスだから細かいことは言わないけどね。
>>589 ただ、バサカだとゴッドハンドが弱体化すると一撃死のケースもあるからそこまで相性悪くない、スピードは有るが回避はしないし
むしろ狂化が弱体化てか消えたヘラクレスで出てくると詰むけど
>>588 戦術とミッドの技術力とスカの持ってる謎のロストロギア補正が理由じゃないか?
俺はそう解釈してたが・・
>>589 対魔下がってあれかよ・・
あんなのがFate本編じゃポコポコ負けるとか信じられんわ
>>591 あ、宝具は弱体化せずクラススキルが弱体化するならゴッドハンド弱くならないや、無理ゲーだ
魔力消費が高いから継戦能力が低いくらいしか弱点無いや
>>590 ナンバーズのSランク砲撃も確か同じ魔力だったからな
BJやバリアが質量兵器とかには案外脆いってのはどこかで聞いた気がするが・・
となるとセイバーの対魔力減少みたいになのは側の魔法がフリーパスになったとして
でも、なのは側も鯖の攻撃をバリアで受け切れないって事になる
素っ裸の殴り合いだな・・・まるで
>>593 でも考えてみたらバサカは対空攻撃が無いから
今回と同じシチュエーションだと、どうにもならないかもな
さすがに、あのガタイでビル駆け上がっていったらギャグ展開になるw
リリカルイリヤの叫びで覚醒してヒュドラ出されたら
なのはさん涙目だが・・
重視されるのは面白さであって、一読者のキャラ能力に対する偏見ではない
ここはクロススレなんだし、マニュアルなんぞ存在しないんだから、結局は
>>579の理論に帰結するよな
>>594 Sランク砲撃と同レベルであって魔力とは関係なかったと思う>ナンバーズの砲撃
そうじゃないとAMF下で影響を受けずに戦えるって設定と矛盾するし。
そこでじゃあどんな攻撃なの?っていわれても困るけど……。
>>595 実際ああいう状況になったらバーサーカーってどうするんだろうな
イリヤが近くに居るんなら令呪での転移とかやれるだろうけど
適当にぶっ壊して投げつけるとか、ひたすらジャンプして斬り付けたり、体当たりしたり、捕まえたりしようとするんだろうか
キャスターと戦った場合はバーサーカーが勝つらしいから、相手が飛んでても何らかの手段を講じようとはするんだろうけど
あとBJとかバリアって刃物に弱いの?
>>590 セイバーの一撃って魔力を込めて叩き付けるんだったよね?
じゃ、攻撃タイプはベルカ勢のそれに近い気ガス
で地上戦限定でセイバー>>ベルカ勢という事ならばあの攻撃力は納得できる
でも初めになのはさんをがんじがらめにした下りを見るに
このセイバー、アサ次郎並の剣技すら合わせ持ってる感じがするわ
無敵じゃねーか!
こんなんどうしろってんだw
なんか「こういう作品も読んでみたいなぁ」的な気分で軽く書いたものが、結構な議論を読んでしまった。本当申し訳ない。
ちょっとした希望程度のつもりだったんだ。今は反省してる。
試しに自分で書いてみようかと思ってリリなの見直したんだけど、個人戦ばかりで、戦術とかチームワークとか集団戦とかとは縁遠すぎて参考にもならないし。そのため簡単なプロットすら出来ない……。
いっその事、脳内妄想捏造設定乙と言われるくらいやってやろうかと思ったんだけど、Fate側との整合性がとれず断念。
設定的に原作と矛盾が生じるのが嫌な性格を恨むよ……。他人が書いた作品なら許せるんだけどなぁ。
>>600 チーム戦ができること事態は公式なんだし、矛盾とかはないだろう、別に。
2期までは完全に個人戦、3期はフロントアタッカーやらフルバックやらとポジションが決まってて
その方面も訓練してることは描写させてる。
まぁ隊長陣は現場の関係上バラけるしかなくて、ステエキはチーム戦を警戒されて上手のナンバーズに
確固撃破を狙われたせいで、内容自体は描かれなかったわけだけどさ。
描写されてない部分を書く=矛盾ってわけじゃないから、脳内設定でチーム戦を書けばいいんじゃないか?
てゆうか細かい矛盾や整合性を気にしてると、クロスを楽しむのは難しいと思うぜ。
はやてはヴォルケンズを率いて〜ってのがあるが肝心の描写がないしな。
新人たちもそこまで連携が光ったかというと。
警備部隊は逃げるし……。
そういうのに関しては脳内妄想全開で突っ走る方がこの場合はあってる気もする。
>>533 臨界まで注いだ時は数秒な
>セイバーはわずか数秒で魔力を臨界まで注ぎ込み、最大の力で――――
>>602 リリなの漫画版にそれっぽいのがあるよー、参考になるかはわからんけど
ただ、率い方は書き手次第でいいとオモ
統率描写なんてその人の個性モロ出るし
BJが刃物に弱い、って話は単に単位面積当たりの威力のお話じゃないのか。
接地面積考えれば、威力が数百倍になってもおかしくない。
2kgの金槌でぶったたかれても死なないけど、2kgの良く砥がれたナタで斬られたら死ぬし。
>>603は白セイバーな
>収束し、回転し、臨界に達する星の光。
>黒色の太陽はその両手に携え。
黒セイバーだと1秒で臨界までいけるみたいだな
キュベレイで低下させられている中での限界かもしれんが
そういやはやての接近戦能力ってどうなん?
やっぱヴォルケンリッターがいないと皆無?
>>607 たしかタイマンだとキャロに負けるんだよな
そのキャロはどれくらいの強さなんだ?
>>607 うろ覚えだが、はやては基本、止まって溜めて撃つ、しか出来ない
高速戦闘も並列処理も出来ないから、接近戦はおろかタイマン自体無理という話
>>607 一応自己申告では竜無しキャロにも負けかねないとか言ってるけど、最終話でユニゾン状態とはいえ
ガジェットの群れを突破してるんだよな。
隊長陣には確実に及ばないだろうけど、もしかしたらスバルティアナエリオの1歩下レベルには実力を
隠し持っているかもしれんと自分は思ってる。
あのタヌキならやりかねん。
>>607 多分、本人は一般人程度。
接近戦挑まれるとキャス子さんみたいになると思う。
リィンTは(アニメの印象だと)ある程度腕が立ちそうな感じだったので、ユニゾンデバイスはある種の裏技になりそうだ
やっぱ接近戦はダメなんだな
しかし竜なしキャロにも負ける可能性あるとは思わんかったよ
本人の自己申告だからなぁ。
不安を漏らしてはいたが、実際に戦ったらどうなるか分からん。
奴ら 固有スキルに「謙遜」とかあるからね
実際に戦ったら、空へ逃げて広範囲の砲撃撃ちまくりになるだろうな。
格下一人に対しては勿体無い戦い方ではあるが。
でもワカメになら勝てるんなら凄く萌えるんだ。
主にワカメに。
>キャロにも負ける可能性
はやて「っは―――ふ、フルバックやのに、接近戦やて……!」
キャロ「今時の召喚士は、護身術も必修なんですっ!」
という光景を幻視した
>>617 日本語でおk
慎二に負けるキャラは普通にいないだろ
花札勝負でBADENDとか面白いかもしれませんが
スバル以外に徒手空拳でド突き愛できるキャラってリリなのにいたっけ?
ギン姉やザフィーラ、アルフ以外で
>>618 お前のせいで幕の内なキャロを想像してしまったwww
>>620 剣のイメージが強いけど、シグナムも武芸百般みたいだから、かなりいけるのではなかろうか。
フェイトも9歳の時から武術の訓練をしていて徒手も手練な気がする。
なのはは戦技教導隊に所属、接近戦対策のため等で相当研究していても可笑しくないのでは。
ド突き愛とはちょっと違うかもしれんが……。
後、ヴィータもえらくパンチ力はありそうなイメージがある。
>>622-623 えーっと、つまりみんな軍人みたいなモンだし素手の格闘術くらい出来てもおかしくないよって事か。まあ言われてみれば納得。
……いや、うん。
型月にもそのテの使い手がそこそこいるモンだからちと気になったんよ。情報多謝。
…………でもたぶん最恐はシャマルさんなんだろうなぁ…………三次&五次ハサンの宝具使えるし中の人が中の人だし(((゚Д゚;)))
>>624 妄想心音じみたことはやってたけど、空想電脳みたいなのってあったっけ?
>>598 アニメの話だけど、アーチャーと戦った時のバーサーカーは身軽そうだった
キャロって何だかんだで田舎娘だから、見た目に反してサバイバリィだと思うんだけど。
竜と一緒に生活してんなら基本肉食だろーし。……偏見か?
>>625 ゴメン、某ブチ撒け女さんが「脳漿をブチ撒けろ!!」とも言ってたモンでつい…………。
あと三次ハサンと戦った後でアンリが
「脳味噌掴んだらそのまま引き摺り出すだけでいいじゃん、爆発させるなんてご苦労なこった」みたいな事言ってたけど、
シャマルさんもできそうだよなあと思ったからってのもある。
…………うん、引き摺り出すまではできても空想電脳もどきは無理だわな。
>>626 どこぞの山中にてクー兄貴に槍術教わるエリオについてきて、
一緒に焚き火囲んでバーベキューに舌鼓打つキャロと申したか。
>>627 どっちかってとハイジみたいな生活してる気が
>>630 バサカが獲ってきた獲物(怪獣級)を「着いてこれるか?」とかいって捌くアチャの料理に舌鼓を打つキャロになるな。
鯖の全力の戦闘描写が見たいならゼロしかないんだよな・・・
本編じゃ何かと理由つけて全員まともに戦ってないし
時に、ここにいる皆さんは本編後の士郎、平たく言うとSS作者によって半オリキャラな士郎は嫌いだろうか?
自分としては作品のノリが良ければ、それも有りと思っている。
余りにも度を超えた士郎じゃなければ有りかな・・・・。
有りだが、1年そこそこで伸びるのはどうかと思う。
>>633 いきなり鯖とガチでやりあえたり投影と固有結界を使いこなしたりしてるのはアウト
腕士郎みたいにズタボロになりながらも強いくらいならおk。あくまで個人の意見だが
>>633 Fateルート後の士郎は固有結界を使えるようになるのに10年、極めるのにはさらに10年かかる
士郎は“自分を最大まで鍛錬、運用”して、壊れた幻想とか使ってもバゼット相手に不利
ここら辺守ってくれるんなら別にいいよ
なんか自身がスタボロになるような裏技使って強くなるんならいいけど
>>620 勇者王とその弟子を忘れちゃいかんよ。弟子はどこまでできるかしらんがな。
>>623 ランニングやらの体作りくらいはやってるのは本編から見て取れるよな。
魔法無しでも一般レベルでは結構やれる、あるいは対応できるってのは納得できる。
それでもまあ、近接専門な連中を除けばあくまで一般レベルだろうとも思うけどな。
魔法無しでは虎レベルなのはいても、七夜や御神みたいなのはいないと思う。
>>633 現実時間で10秒以上無敵なら完全アウト、正直5秒以上でも多い位
本編で鯖に抗える時間は腕士郎で数秒だろうし、大体その間で白黒付く
UBW後の士郎が限界まで鍛えても部分的に鯖なHF腕士郎にはスペックじゃ勝てないだろうしな
個人的にはアウトだな
まぁ、限度によっては有りだけど
個人的な守ってほしいラインは各種ルート後の士郎と周りの考え方と戦闘力だな
ホロウはあまり参照にはできない、理由はわかるだろうけど
戦闘力は全力の鯖に一合と持たない程度、不十分な鯖でも全力で撃たれたら同じく持たない
真名の開放はできるが魔力不足で死ぬ、間違いなく死ぬ、例外なく死ぬ
固有結界はUBW後のみ他人の魔力を大幅に吸い上げてのみ可能、単独じゃ不可能
弓の投影は出来ない、防具は可能、賛否両論あるが士郎では槍等は不可能
自然干渉系は全く使えない、壊れた幻想は本編中一度も士郎が使っていないため
そして自身の特性に気づいてから誰も使っていないため使用方法からして不明
アーチャーの家事スキルはA+
これだけの前提条件がある
641 :
633:2008/05/06(火) 20:19:42 ID:oP/7cqcB
条件を足すけど、本編から十年以上経過していて、容姿も性格もアーチャー寄り、もしくはほとんどアーチャー化した士郎はどうかな?
世界と契約して、後は死ぬのを待つだけ、な状態の士郎なら並の鯖程度に戦えても違和感ないと思ってる自分は異常だろうか?
>>641 そこまでいくともう士郎じゃなくね?
アーチャーでいいじゃん
まぁアーチャーは固有結界極めたわけじゃないみたいだからその先が気になるのは確かだけど
>>638 勇者王ってスバルと被るなwwリーゼ姉妹変態仮面Verと弟子はクロノか
ロッテはデバイス無しでいけるだろうがクロノはちょっと辛そう、近接でもデバイスからブレイクインパルスとかの魔法も使うし
ティアナは双剣の防御技術はナンバーズ戦を見るにリリカル内でも中々高いと思う
火力も速度も無い中で援護ありの近接二人を捌いたのは機転だけでは有り得ない、確かな技術もある
>>641 まあ違和感はないだろうが、一分の乱れなくオリキャラじゃないのかなそりゃ?
あと
>>638の勇者王とその弟子って誰と誰?
っと、リロードしてから書き込むんだったorz
>>641 アーチャー化しかかってる士郎を主人公としてるSS結構あるけどね
>>641 その十年という期間をいかに上手く使うかだと思う。
ただ鯖レベルにするだけに使うならやめたほうがいいだろうけど。
>>641 本当にそういう士郎ならいいんだけどね
実際はなんでさとか言っちゃったりする本編の性格に鯖の技術とか言うオリキャラの
SHIROUしか居ないから性質が悪い
白士郎とかはいいんじゃないの?
実際に桜ルートでキリツグみたいに手段を選ばなくなった士郎は確実に聖杯戦争を勝ち残ると
言峰神父もおっしゃっている
その後は語るまでもない事らしいが実際に勝ち残ったらしいし
A+って事は一時的に高める事が出来るのかw
>>640 いろいろとツッコみどころ満載だがとりあえず、
> ホロウはあまり参照にはできない、理由はわかるだろうけど
そう思う理由を教えてくれ。
桜黒化してからイリヤ助けにいかず逃げ出す腕士郎ルートもあるよ。
>>649 白士郎ってどういう略だ?
文脈から鉄心士郎のことってのはわかるけど
>>653 MADでたまに見かける、白髪な士朗のことじゃね?
>>653 いや
世界と契約したせいかアーチャーみたいに白髪になって白い服を着ているから白士郎
というのがメルブラVSFateとかいうMAD動画であるんだよ
まあ良くあるアチャ化士郎という奴だな
ちなみにアンリが黒士郎、アチャが赤士郎、そして白士郎
三人揃って・・・
>>651 時系列のどこにも置けないからだよ
あと突っ込みどころって何?
士郎はいけてバゼットクラスだろうな
封印指定ぐらいまでは十分に喰らうような印象
要するにレベルにするとダメットと同じレベルかな
鯖>魔法使い>埋葬機関>封印指定=執行者=代行者>一般魔術師
みたいなイメージが。
因みにダメットはあそこからまた伸びてパーフェクトバゼットになるらしいから……
そこが才能の有る奴と無い奴の違い、みたいな
h抜き忘れた……死んでくるorz
>>640 真名開放で死ぬって何? あと、弓は投影してなかったけど(加工してたけど)出来ないってのはどこかにあったっけ。
強さだけで考えるならアンリミテッドコードの士郎を引っ張ってくれば問題無い
カリバーン、双剣、ナインライブスを全て使いこなす上に英霊と対等に戦うのが前提になってるから
まあ、来月になって遊べるようになってからの話だけどなw
>>657 まあ代行者レベルってだけで戦闘だと無茶苦茶強いもんな。
代行者や執行者相手でも勝率がそこまで低いってわけでもないだろうし、人間だとかなり上位だ。
あと魔法使いは青子かゼル爺かで不等号が違う気が。
>>661 その辺になると解釈が違うから納得は出来ないはず
開放に関しては魔力の量が絶対的に足りない
自滅すれば使えるから死ねば使える、としておいた
アイアスは使ってたな
あれは消費量が少ないのだろうか・・・
弓の投影に関してだけど、出来ると明言されている、実際にやったこと
この二つ以外は全て不可能と判断してる
そうしないと能力に際限がないから、かもしれないで無限に超解釈出来るキャラには人によって受け取り方が違うから
気に障ったならスルーしてほしい
ま、普通のアーチェリーの弓なり何なり持たせて強化させれば、
ストーリー上は問題なく進められるんだけどね
というかそろそろなのは達を話に出さないか
つーか時間があるのならば士郎はかなり強くなっても許されるんだけどな
アーチャーですら何一つ極めない器用貧乏の道を選んでて士郎の限界値じゃないんだから
>>664 以前雑誌のコメントで、“自分を最大まで鍛錬、運用”している士郎は「壊れた幻想」を使える、という
きのこのコメントがあった。
問題はその士郎が限界値までいった状態か、あるいはhollow時点での最大状態の2つの可能性があるということ。
白士郎って、鉄心士郎って呼ばれてるやつのこと?
>>668 スマン、ワラキア好きな俺にはタタリ絡みしか浮かばない。
個人的にはVシオン戦でどういう手段を取るかが気になる。
設定のすり合わせ、各作品の設定考察はVSスレでねっ!
>>1 >>666 さあ、SSを書く作業に戻るんだ!
>>667 ぶっちゃけ士郎は投影はそこそこに(壊れた幻想使用可能、UBW使用不能位)にしといて、
剣技はやらず弓に特化したほうが強いんじゃないかと思ってる俺が居る
>>667 個人的には、“英雄”になる衛宮士郎はアーチャーが完成形だと思う。
誰にも理解されない生き方を貫き通すためには、どうしても器用貧乏にならざるを得ないだろうし。
違う言い方をすれば、パーフェクト士郎になるのは(FateもしくはUBWでの)理想を追い求める生き方では無理だと思うわけですよ
アーチャーは士郎の10年後だっけ?だとしたらアーチャーからさらに10年後の
38歳の士郎がパーフェクト士郎か…
というかパーフェクト士郎やパーフェクトバゼットがあるなら
パーフェクトなのはもあるのだろうか?
個人的には9歳で大半を極め、19歳でほぼパーフェクトなのはになっている気がしないでもない
ここらへんの差はやっぱり超が付くほどの天才と一芸に秀でた凡人の才能の差かね?
確かに戦闘能力だけを追い掛けるのは士郎らしくないな
>>675 開花に9年の差があるからな
まともに強くなり始めた頃を起点とすると、どちらもだいたい10年だ
士郎も聖杯戦争に突入してから急激に強くなってるし
個人的にはTUEEEEE!してるのも嫌いじゃないが、天秤とか錬鉄とかがぎりぎり許容範囲かな
>>676 下ぼk……じゃねえや家政夫スキルも磨いてもらわんと勿体ないもんな。
そういえばなのはでその手のスキル持ちっていたっけ?
女性だがはやてくらいしか思い浮かばん。
>>675 俺はなのはは、まだまだ伸びるんじゃないかと思うかな。
クロニクルのほうでも三期を通してさらに磨きがかかったと書いてあるし。
それにまだ二十歳そこそこ、もっと深められると思うんだ。
>>678 錬鉄はなんかパラメータールールを間違ってるしなぁ
>>678 錬鉄はその、なんというか、士郎マンセーが過ぎるのがなァ
リリカル×Fateクロスでは一番話数が多い&更新速度が速いんだけれどね
一番好ましく感じてるA'sは更新頻度がなあ……
弱い弱いってコメントつけてる奴がいたけどなんだかんだでオレはあそこの士郎好きよ
とりあえずそこそこ人気があって読めるクロスSSって
無印:天秤の剣士
A's :Sword of A's
StS:剣と魔導
くらいか? あとなにかあったっけ?
>>528 GJ!!です。
面白かったけど、このなのはだったら管理局一にでもなっていてくれなければ悲しいぜw
だって、教導隊には彼女以上の猛者がいるのだから。
理想郷にある
次元を超えては士郎TUEEEEだけど筆力があるからそこそこ読めると思う
>>675 他隊長陣はわかんないけど、なのはは後遺症等で肉体的に限界だと思う。
まぁクロス妄想で吸血鬼化やら英霊化やら橙子製人形やらで強化すればその限りじゃないが。
>>686 あれ面白かった?
宝石剣で平行世界移動ができるとかの俗に言う最低系テンプレ直撃だったからプロローグだけでスルーしたんだが
無印、錬鉄の騎士
StS、L.O.B
StS、運命の先に
かな?
>>689 丁度LOBの新作読んできたけどキャロが・・・・(´・ω・`)
>>688 割とね
会話文のみの信仰とかニコポとか
キャラ崩壊とかそういうのは今のところないから普通に読めてる
でも設定に目新しいところはないからそういうの求める人だと退屈に感じちゃうかも
>>683 Sword of A'sでいいのか?
もし違ったら紹介頼む
まあ最低テンプレだけなら、天秤もA’sも若返り&能力魔改造してるしな
文章力と設定の練りこみが最低と良作の違いだな
まあ商業作品にも最低SSのテンプレみたいなものでも
評価されてるものもあるしな
やはり力量の差というものが感じられるな
>>695 菊地秀行の事かー!!
あの人は別格だろ……作家としての次元が違うわ
ネタで大きな不快感を与えてこの場を借りて謝罪させていただきます、本当に申し訳ございません
不快にさせるようなネタはもうしません
リリカルブラッド氏、GJ!相変わらず凄い文章です、どちらも圧倒的でなく互角という部分がすごいです
投下させていただきます。
・シエルVSチンク編 終結
・苦労人チンク
・こんなこともあろうかと
・機人はアーマードコア(ネクサス使用)じゃねぇよと突っ込みは勘弁してください。
突然の出来事、目標から感知される力が突然膨れ上がった事、それを肯定するように隻眼の色は光
り輝く黄金となっていた事、そして敏捷になる動き、答えは簡単だ。
―――リミッターの解除ですか。
シエルは思う、1日戦争終結後管理局で言う第97管理外世界の裏世界の住人は極秘裏に管理局に
こちらの手駒を細胞として送り込んでいる、バチカンとて例外ではない。それは再び管理局の野心
がこちらに向かないようする為、そして管理局の技術の極秘裏収集、そして管理局そのものの情報
収集を行う事、最も管理局内部でも地球上の魔法技術情報収集の為何名か諜報員を派遣している、
ある意味イーブンな関係でもある、そして収集された情報―――
・ジェイル・スカリエッティ事件
・高ランク魔導士に対するリミッター取り付け
・ジェイル・スカリエッティの申し子「戦闘機人」
先ほど『チンク』と言う彼女から発せられた言葉から推測して恐らく『戦闘機人』と思われる、そして予測される従来存在する機械部分の高速化、いわゆるリミッターを解除する、
だから彼女の動きや瞳の色が変わったのだろう。だが負けるつもりはない、何故なら自分はバチカン最凶を誇る埋葬機関の1機関員でもあるからだ。
それに敏捷性でいえばまだこちらに分がある、そしてリミッターを外すと言うなると、『稼働時間』の大幅な短縮、何であれ身体に膨大な圧力がかかる事は目に見えている。
なら自分の選択する戦術は一つ。
―――何もどっぷりと構える必要はない、時間を稼いで相手の限界まで酷使させる。
動きは機敏なれど、攻撃は投擲ナイフによる攻撃、しかし例え爆発する投擲ナイフといえども自分の身体は傷つける事が出来ても、
致命傷を与えられる事はほぼ不可能、致命傷を狙うには頭部、心臓、頚動脈を狙うしかない、そしたら行動パターンはおのずと読める。
人から見れば卑怯、姑息かもしれない、だが自分にとってそんな言葉なんて関係ない、最適かつ、最良の方法で相手を『殺す』
それは埋葬機関として働いてきた自分が歩んでいた道なのだから。
体の機能をそして機人として戦闘能力を左右する機械部分がうなり声を上げている、身体がアツイ、ラジエーターはフル稼働してその機械から生み出す熱を排気する、だがそれでも体中を熱が駆け巡る。
―――短期間で決着をつけねばならないな…
リミッターを外して体の中にある猛獣が怒り狂い暴れまくっている感覚こそあれ、チンクの頭は極めてクリーンであった、
あの時スバルのリミッター解除はただ怒りで我を忘れていたものであった。そして相手の戦術を読む、
そして丸で自分の攻撃を誘うように定期的に行われる攻撃から推定して、恐らく相手は自分の戦闘継続時間が大幅に短縮されたのを感知し、
積極的な攻勢を行ってこない。
―――いい判断だ。
たしかにリミッター解除を行って、従来の機動性は格段に上がったがそれは決してシエルを完全に上回ったとはいいきれない、
寧ろ若干劣っている可能性もある。無理もない、本来自分はトーレ姉やノーヴェ、セッテのような高機動戦闘を是にしておらず
どちらかと言うとウェンディみたいな中距離サポートを主にしているからだ、だがリミッター解除は何も高機動化、能力の底上げだけではない。
―――傷は治っているな。
左肩を見る、先ほど黒鍵で貫かれた部分はリミッターを外した事による強烈な再生能力によって治ってこそいないが、傷口は塞がっていた。
だがシエルも似たような状況であったクレイモア攻撃で受けた負傷はほぼ治っているから。
「改めてやり直しといこうか…代行者」
「ええ、こちらも、局員」
命のやり取りをしているにも関わらず両者とも不釣合いな笑みを浮かべる、それは純粋に強敵と対峙できた所以なのか…
『短い第二ラウンドが起こる』
両者共互いに己の武器を投擲する、そしてチンク距離を詰めようと前進し、シエルはがっつり組む事無く適度に反撃を加えながら後退する。
だがいつまでも後退出来るわけではない、シエルもチンクの能力を知っている(誤認)為背後の森林まで逃げようとせずに何とか広場の中で
円を描く様に動き続ける、だが円形に動くと言う事は後退する事は直線で逃げるよりも効率が悪い、距離は徐々に縮まっていく。
―――時間稼ぎでも、逃げているばかりでは意味がないぞ、代行者!
地を踏みしめ、一気に加速をつけシエルの下に向かう、両手に握られたのは2本のスティンガー、それを躊躇なく一本はシエルの心臓を、
もう一本はシエルの脳髄を狙う…このスティンガーは特殊弾頭型であり刺せばそれで一気に勝負をつけられる、だがシエルも予期していたように
それらの攻撃をかわすと共に拳をチンクに向けて叩き込もうとする。
その拳は並の人間なら一撃に殺す事が出来る威力をもつ、しかしチンクもその拳を再生したばかりの左腕でいなす。次はシエルの左足から蹴り、それを右腕で防ぐ、
無論右腕の負担も凄まじく形容しにくい不愉快な音が発せられ、骨や機械部に異常が発生するがリミッターを解除した事によってそれを覆うように凄まじい勢いで再生されていく。
次いで左足を防ぐとすぐにひっこめ勢いをつけ右足による回し蹴りを行う。それをチンクは身を低くする事によって回避しようとする、しかしそれを予測していたのか勢いのついている
右足のスピードを体の筋力などで無理やり制止させそのまま踵落としの要領でチンクの頭上に振り落とす、それも両手をクロスさせて受け止める。
しばしの押し合いにチンクは競り勝ちクロスさせた腕を押し上げシエルの体勢を崩す、その隙を狙いナイフを突きつけようとするが、シエルも崩した体勢のまま左足で地を蹴り、一気に後退する。
―――いまの一撃をかわすか。
元々不得意であった格闘術、しかしスバルやギンガが教えてくれたお陰で前より格闘術の腕は上がっていた、しかし悪く言えば付け焼刃といったものであったが
シエルと近接戦と何とか立ち向かえる点ではすごいものだがチンクの心は晴れない、
何故ならシエルとの距離がまた開いた…
――――チィ!
思わず舌打ちをする、時間稼ぎ作戦をやられるとこっちが不味い、何とかして自分との長期戦が不味い事を知らしめ、相手もこちらと同じように短時間で
こちらを叩き潰してもらうように向わせなければかなり不味い。焦燥が現れるが冷静に分析すると、まだやれる手はある、
シエルが後退したすぐ右には公園の木が立っており、そしてシエルの背後には単純な公園林となっていた。
そう彼女はまだ勘違いしているのだ自分のISを。
―――いけるか。
そしてもう投げあいで数が少なくなり始めたスティンガーをその木に狙って打ち込む、撃ち込んだのはAPHE型ではなくただのAP型しかも爆発するようにセットしない…
刺さる先を本能的に探知したシエルは瞬時に左前方斜めに飛びのく、右は木、そして後方には森林、予想される破片によるダメージを考えるのならそれが一番最少であるから。
だがそれもチンクの読み通りだった。
―――やはり代行者はこちらのIS能力を分かっていない。
シエルの後方からスティンガーを出現させる、その前にシエルが黒鍵を放つがそれを回避する、だがここで疑問を持つべきだった、
一本だけ妙に刃が小さかった事と、投げるタイミングが若干遅かった事に…
だがそれに気にせず一斉発射、それに驚愕する間もなくこちらに向うスティンガーをシエルは回避する、
だがそれは必然的にチンクとの距離を詰める。そしてチンクはスティンガーを投擲し、
一気に前身をかけて勝負を決めようとする。
―――距離が詰まっている以上、投げる為のタイムラグはかなり厳しい、なら投げるより手に持ったまま落とした方が有利、
だが落とすことで隙が出来る…頭がガラ空きだ。
地を蹴ろうとするが…
―――体が動かない!
体が何かに拘束をかけられたように。
―――チェーンバインド?
だが身体には鎖が絡みついていない。
――――何かの拘束術?
だが魔方陣と呼ばれるものは確認されていない…そして此方に向う5本の黒鍵、動いていない以上
直撃は必須、確かにダメージは貫通のみとは言え、頭部、人工心臓、魔力ジェネレーターに直撃し
たらこちらの死亡は必須、衝動的にプロテクションを張る。それに阻まれ黒鍵の刃は防がれる。
「魔力を使った、防御壁ですか…」
「成る程、こちらの黒鍵では貴女の盾を抜くには少々威力不足ですか…」
「先ほどの一撃を喰らっていた方が楽だと言えますが…仕方ありませんね」
違う装飾を施された黒鍵を取り出す。
忘れがちだけどなのはって別にミッド世界で最強ではないのよな
あくまで若手のトップエースな訳で、ベテランや先輩にそれ以上の実力者が居るのは確実な訳で
でなきゃ若手なんて頭に付かない
プレシア事件に闇の書事件にスカリ事件を解決した中心人物ではあるからエースオブエースの尊称に偽りは無いけど
実力はともかく功績は教導隊トップかもな
「シエル…かなり本気ね」
遠目で見ていた真祖は呟く。
―――成る程、相手の防御を抜くには第7聖典…純粋威力でもかなりの威力を持つが…黒鍵ではほぼ不可能、聖典は使用せず、
しかしあれで動けない以上恐らく次の攻撃は…予想はつく。
「えげつないことするなぁシエルは…ホント大人気ないんだから」
そして真祖は動けない機人を哀れむ。
「可哀相に…碌な死に方しないわあの子」
―――何をしかける?
チンクはシエルが何をして来るのか分からなかった、しかしやるとして想定されるのは…
A、高威力武器による貫通攻撃
B、動けない事を利用する攻撃
―――恐らく後者であろう。
違う装飾された黒鍵から感じられる魔力ではこちらのプロテクションを打ち破る事は出来ない、そして何故動けないのか確認された、
なんとか動く事が出来た首で周りを見確認する。街灯で照らされた自分の影に小さなナイフが刺さっていたのだ、
恐らくさっき投げたのがそうだったのだろう。
―――影縫いと言う奴か…なら…
からだに搭載されている機動部が猛烈な勢いで動く、そしてその影縫いから解放されるように、
だがそれを望むほどシエルはお人よしでも甘くもなかった。
「主よ、この不浄を清めたまえ!」
チンクの周辺に刺さる違う装飾が施された黒鍵、そしてその黒鍵から炎が吹き出た。
―――『火葬式典』
教会では禁忌とされている魔術を使用したある意味外道武器、対死徒用として開発されたシエルは容赦なく分類では死徒ではないチンクに使用した。
「うぐ…ぁ」
チンクは悲鳴をあげた、プロテクションにより炎は自分を飲み込む事はない、融点にしてもマグマや溶鉱炉、
もしくはフィアフルフレア級、エンシェントノヴァ級の魔法を喰らわない限り、
プロテクションが融ける事はない、だがこの技は今、チンクにとって最悪と言える技といえる。
1、周辺の酸素が減少する事による呼吸困難、スカリエッティ最高の傑作である戦闘機人は通常の人よりはるかに頑丈に作られている為
多少の酸素不足とてどうにでもなる、しかし酸素不足になると脳などに異常が発生されるし、延々としていれば酸素供給がなくなり
酸欠に陥り機能停止の可能性も高い。
しかし、2番目の方が性質悪すぎた。
『警告、警告、体内温度上昇中、その場合緊急冷却機能が作動します』
体中に響く緊急メッセージ、いくらプロテクションとは言え、熱まで完全に遮断出来ない…熱ぐらいは大丈夫だし、
この程度ならラジエーターの能力でかなり防ぐ事はできる、だが今はリミッター解除を行っている、
体内の機械は予定の範疇を越えた酷使により膨大な熱を生む、その熱と外気の熱で自身のラジエーターによるが間に合わない。
そして緊急冷却機能、現魔力などをすべて使用して冷却に当たるもの、しかしそれは自身の魔力ジェネレーターのエネルギーを喰らってしまう事になる、
そうなるとプロテクションの強度が弱まってしまう、通常ならバーンストライク級、イラプション級の熱波を防げる程度がファイヤーボール級の熱波でもいとも
簡単に貫通もしくはプロテクションが溶解する可能性はかなり高い。
>>689 錬鉄はなあ、個人的に士郎が笑ったり、頭撫でたりするだけで女の子がときめいた
りするのはどうかと思う。そういうのは、なんていうか士郎っぽくない気がする。
―――何とか、何とかしなければ…
冷静を保つはずが凄まじいほどの焦りが見える、無理もない、体中を駆け巡る熱が自分の思考を阻害しているのだから…
―――暑い、暑い、熱い、熱い、アツイ、アツイ!!!
そんな思考が身体を駆け巡る。だが歯を食いしばり、なんとか右腕にエネルギーを注ぎこむ…陰縫いによる拘束を強引に解かせる、
なんとか動き始めた右腕からスティンガーをその短剣に投げつける、命中しなくてもいい、ただ至近にさえ到達出来れば…
『警告、警告、現在温度デンジャーゾーンに到達、のこり5秒で強制冷却システムを作動させます』
警告が起こると同時にスティンガーはその短剣の付近に到達、IS機動させスティンガーを爆発、
そしてその破片は短剣の刃を砕いた。そして一気に体中を伝わる解放感。
―――これで勝負をかける!
その余韻に浸る事無く、その積もったエネルギーを一気に加速に変換させる…体中に蓄積された膨
大なエネルギー、雨水を貯めたダムのように、そしてそのダムの扉が開き一斉に水が流れ出るよう
に、エネルギーを解放する、そしてそのエネルギーは動きの為だけ使用する、そのエネルギーを持
って発せられる速度はそう、丸でスカリエッティ研究所においてフェイト・テスタロッサが発動し
た新・ソニックフォームのように、そしてその超速度は火葬式典の炎を瞬時に潜り抜ける、無論身
体を、髪を焼く、だがそのような痛覚は無視する
『5…4…』
一気に懐に詰め寄るチンク、動揺するシエル…だが長年戦いを積み上げていた体が反応のしたのか
突っ込んでくるチンクに向って黒鍵の刃をを振り下ろす。…だがチンクは左腕でその刃が頭に振り
落とされないようにガードする、無論刃が左腕に喰いこむ、いわゆる肉をかませたと言う奴だ、そ
の痛覚は相当なものだ。しかし今はその痛みなぞ感じる暇もない、ただ相手に必殺の一撃を穿つ為―――
「さっき、言ったな…」
シエルに向けてスティンガーを刺すように、またシエルもチンクにむけて黒鍵を突き刺そうとする。
『3…2…』
「ナイフは投げるものではなくて、刺すものだって…」
「ならば…」
「望み通り刺してやる!」
右に握られたスティンガーをシエルの心臓に向けて突き出す、それと同時にシエルの黒鍵もまたチ
ンクの心臓に向けて突き出す。
『1…』
初動のほんのわずかなタイムラグが明暗をわけた、シエルの突き出した黒鍵はチンクの腹を掠め、
僅かに肉を抉ったにすぎない、一方チンクのスティンガーはシエルの腹部にその刃を潜り込ませる。
スティンガーを起爆させる、そのスティンガーは対プロテクション、ガードナー、対
装甲兵器を目的に開発された、ノイマン型、小さな点を穿ち、そこに高温のメタルジェットを吹き
込むと言う物であった。(RPGシリーズやパンツァーファーストに近い)
何せ実験ではなのはのプロテクションEXでさえ楽々貫通できるものであった…しかし思いっき
り非殺傷設定をガン無視設定なので、おきまりのなのはさんによる『少し、頭冷やそうか…』となった。
そしてシエルの体内に高温のメタルジェットが吹き込まれる。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
絶叫をあげる、シエル、無理もない元々対装甲目標を主眼とした武器が生身の人間に襲い掛かったのだ、
苦痛は言葉で表せるものではない、そしてシエルの身体は崩れ落ち動く事はなかった。
『強制冷却開始』
それに伴い、体の中にあった膨大な熱が排出されていき、リミッター解除も解除され、金色の瞳は元の眼の色となる。
「勝ったのか…」
チンクは絶え絶えな言葉を発しながらも倒れ、ピクリとも動かないシエルの姿を見る。何の感慨もなかった、
かつてゼストと戦った中での昂揚感、右目と引き換えに撃破したとき達成感、目の前の敵はそれに匹敵、
もしくはそれ以上のものだった、本来なら勝った時の感動が全身に行き渡るのだが、今自分の体を駆け巡るのはただ
『猛烈な疲労感』と『帰りたい』の二つだけであった。
―――不気味であった。
あのクレイモア攻撃をかけてから、通常の局員ならあれで全身を切り刻まれ命を絶たれる、のっけからの殺傷設定、
だがシエルはそれを意に返さずにこちらに攻撃をかける、そしてこちらの攻撃が通用しないような、
そして奥の奥の手を使って漸く倒した、しかし完全に相手を殺したのか実感が沸かなかった。
―――蘇りそう。
そう思い浮かべる。
―――馬鹿な、そんな事はありえない。
否定する、いくら死ににくいとはいえ、心臓をつかなかったとはいえ、高温のメタルジェットはシエルの内臓を焼き尽くすはずだ。
―――元々非殺傷設定をオール無視して作り上げたものだ…まして生身の人間が喰らった以上、無事ではすまん…
そう思う、強制的に思い込んだ。そして左腕と腹部を見る、当然傷口から流れ出てくる血…
―――リミッター前でも相当出血したからな…
これからマンションに戻ろうとする以上、これ以上の出血は不味い…もう数えるしかないスティン
ガーのうち一本を折る、そしてその中にある炸薬を取り出し、ほんの少量だけ傷口に塗る、点火、
小さな爆発、人の肉を焼く不快な匂い、痛みに顔を顰める…だが傷口は焼いて塞いだ。
「これで出血の心配はない、帰るか」
チンクは激戦と損傷で疲労困憊し朦朧とする頭の中でも、自分の帰るべき場所に帰ろうとゆっくり
と歩を進めた。
少し時間が立って―――
「シエル、一部始終見ていたけど随分と無様な姿だね〜」
物言わない代行者の姿に真祖はふざけた口調で言う。
「く、屈辱です!というか一部始終ではなく最初から最後までみていたでしょ!」
先ほど、チンクの一撃を喰らって死んだと思われる代行者は動き出し、その場に座り込む。
まぁそんなやり取りをするアルクェイドとシエル。
「まぁしかし、貴女を倒すなんて管理局も中々やるね」
真祖もまた管理局の存在は知っていた。
「確かに私が今まで戦ってきた局員に比べて遥かに強かった…」
「あら珍しい、貴女が他人を認めるなんてね…」
「判断力、戦闘力、攻撃、どれをみれば機関としてやっていける人間ですよ、彼女は」
「ふ〜ん」
そしてアルクェイドのふざけが真面目な雰囲気をぶち壊す
「相変わらずシエルってゴキブリみたいな生命力を持っているね」
「だ、誰がゴキブリですって!」
「これからシエルの事ゴキエルって呼んであげるね、や〜いゴキエル!」
「キィィィィィ!!!そこに直りなさい真祖!その腐った根性叩き直してあげます!」
「ニャハハハハ、シエルってすぐ怒るから面白〜い」
相容れない立場なのにどうみても単なる友達関係…実際彼女達もそう思っているのかもしれない、
戦いの場以外では。そしてアルクェイドはシエルに手を差し出す。
「ほら、その傷じゃまだ動けないでしょ、私が家に送ってあげる」
「誰が貴女の助けなんか…」
「はいはい、人の好意は素直に受け取りなさい」
「全く仕方ありませんね」
やれやれと言うとシエルはアルクェイドの手を掴む、そしてアルクェイドはシエルをおぶる。ある
意味微笑ましく、ある意味珍妙な光景だった、吸血鬼が吸血鬼狩りをおぶる、その手の人達が見れ
ばそれこそ口をアングリする光景だろう。
「シエル〜」
「何ですか?」
「太った?」
「…な、何を言うのですか!別に転校生にメシアンのカレーの早食い、大食いに記録更新された事
に腹を立ててついつい…なんていうことは」
「やっぱり太ったじゃん、志貴にいいつけちゃお〜と」
「何でそこで遠野君を出すんですか!卑怯ですよ真祖!」
そんなやりとりが繰り広げられる、深夜の三咲町
チンクが犯した最後のミス、それはシエルが第7位でロアが消滅したとは言えほぼ死ねない体質で
あった事である。最もまた再開することになった時の二人は…
「やれやれ…」
傷ついた体でようやくマンションにたどり着いたチンクは、今までチンクがどうなっていたのかお
構いなしに幸せそうな顔をして寝ている二人に溜息をつく。
―――全く、私の苦労を知らないで…
そう思うが、二人の顔を見てそんな沈鬱な気分は吹き飛ぶ。
―――まぁいいか、今の私は彼女達の剣となり盾となるから…
そしてとても普通の女の子とは思えないほど腹を出して寝ているスバルに布団をかけ直し、自分の
持ってきたトランクから一つのカプセルを取り出すと煽った。
「真っ先にこれの御世話になるとはな」
それは管理局の一員と働く事を決意し、ドクターと面会した時―――
「別に構わんよ」
何か憑き物が落ちたのか、隔離牢にいれられ孤独に時を過ごしていたドクターの表情は偉くさっぱ
りとしていた。
「子はいずれ親から独立する、それに口出しする権利なんて誰にもない、むしろそれは喜ばしい事
だ、どんな事でも」
「私はまだ夢を諦めていない、それに私の方につこうと、それに反抗するならそれもまたよし、君
の決めたならそれでいい、恨みもしない、憎しみすらない…」
そしてドクターは言う。
「チンク、娘達を頼む…無論君も無事で居て欲しい」
ドクターは私に始めて頭を下げた、それは本心からという意味で、そしてドクターはいくつかのカプセルを置く。
「こんなこともあろうかと、密かに作り上げていたものだ、選別に受け取ってくれ」
ジェイル・スカリエッティが6課襲撃時におけるチンクの損害を反省し、戦闘機人の作戦時における早期修復を考
慮して開発した物、独房に隔離されながらも有能である事に変わりなく、黙々と研究に勤しんでい
た、(ドクター曰く『すんげぇつまんな〜〜〜い』だと)そしてその間に開発したこのカプセルの中
身は魔力ナノマシンが詰まっており。
損傷もしくは磨耗した機械部、そして生身である生態部分の修復、血液、オイル増産などが一つになったある
意味修復工場が詰まった物と言える。
無論瞬時と言うわけではない、暫くの間絶対安静が必要である…だが時計を見るとまだスバル達
が起きる時間ではない。そして溜まった疲労とか戦闘に置ける心労など色々重なりチンクは汚れ
た体を気にせずに布団に潜り込むと寝た。
チンクは夢を見ていた、それはティアナ・ランスターの執務官試験の補佐役をナンバーズの中から
選びたいと言う八神はやての意向で…
「まぁ、チンクちゃんが責任者やからしっかり選んどいてや〜」
とどうみても無責任丸出しな要請であった。
(こいつ、アグスタから全然変わっていなんじゃないのか?)
何故か、こんな指揮官に率いられた部隊にコテンパンに負けたのが妙に悲しくなる(といっても模
擬戦で鬱憤晴らすようにスバルやギンガ、ティアナやエリオとかをコテンパンにうちのめしたけど)
まぁそんな思いがあれど、責任者として誰を選ぶか…自分と言うのもあるが、こういうのは妹達か
らやらせるべきだ、という考えでいざ選ぼうとしたけど―――
「やっぱ、ディズニーラン〇行きたいッス!」
「いやいや、折角だから沖〇で泳ぎに行こうよ…」
「そんな所よりやっぱ道頓〇だな、通天閣にも行きたいし、たこ焼きも食べたいな」
と任務なんかこれぽっちも考えていない、例の3馬鹿トリオ、ウェンディ、セイン、ノーヴェであ
る。3人は第97管理外世界のパンフレットというか観光案内ブックを読んで盛り上がっていた。
「あ〜、任務忘れていないか?」
私が言うと
「彼女達だけでやっていけるから大丈夫だよ」
「そうっス、今までこんな狭いところばっかりいて退屈していたっス!私たちだってパァーと遊びたいっス」
と…頭抱えたくなった。
(駄目だ、こいつらは…)
そう思い、次はオットーとディードだった。だが格言う二名も…
「動物園、ズーラシ○や上○にいきたいね」
「やはり水族館、海○館や八景○とかも」
お前たちもか
観光ガイドより真っ先にレポートに眼を通していたディエチならと思った…何だかんだいっても任務
に忠実だし、Sランクの砲撃を行える事や優しい性格なのだが、切り替えの早さはいいので適任と
思えた…
だけど、リンディ・ハラオウンから見せられた97管理外世界の魔法技術や体系のレポート見て…
その世界の裏は文字通り「デッドアアライブ」な「殺るか殺られるか」と言う非常にデンジャラス
である上に管理局のエリートでもある強制執行部隊を叩き潰したとなる以上、ディエチではかなり
荷が重いと言えた…(ディエチは高機動戦相手にはほんとに弱い)
「所で、なんで彼女達はティアナとスバルをその危険な所へ…」
私が言うと、リンディは泣きそうなして言った。
「まだ、あの世界の危険性も知らなくて、こちらがどんなに言っても『大丈夫、大丈夫』って無理
矢理押し通すから」
「あんた、一応彼女達の後見人で上官だろ…」
ツッコミを入れると同時に改めて思う…
『何でこんなスチャラカな部隊にギッタンギッタンにやられたんだろう』
まぁ、妹達にあまり血なまぐさい光景とか、危険な目に合わせたくない思いもあってか、自分が志
願した、無論ウェンディ以下妹達からの総ブーイングを食らったりするのは別の話
その頃、とある地下王国
以前スバルとティアナを襲ったメイド型ロボットと思われる12体のロボットが各々の獲物を持ち
対象物を攻撃していた。一機が巨大な砲を構え撃ち、一機が二刀を構え対象物を斬り付けてた、一
機がサーフボードとも思える(又はガンダムシールド)盾を持ち、光弾を撃つ…
「うふふのふ〜どうやらかなり完成されてきたようですね」
フードを被った少女の不気味な笑い声が響く。
「流石はスカリエッティさん、やはり、私の苦心の作であるまききゅーやとなみんを進呈した
見返りだけはありますね〜」
「でもまだ完全とはいいきれませんね〜〜〜」
「でも…」
少女は笑みを浮かべる。
「私の理論で、もうすぐスーパーメカ翡翠ちゃん達は完成!楽しい楽しい、第二次遠野家乗っ取
り作戦の開始ですよ〜」
以上です。
シエルとチンクの最後のやりとりは某フラッシュのカスケードレインジVSパルヴァライザー
をモデルにさせていただきました
GJ!
カレーやられてるじゃんw
大物喰いのチンク健在ですな
今後はミッドと型月世界全体の抗争になっていくのかな?
続き期待してます
スバティアさんGJです
現在までの力関係をざっとまとめると
スバティア<<<<軋間
シエル ≦ チンク
高町士郎<<七夜黄理
役立たず=三馬鹿
となりますね
チンク頑張ってるな…
とにかく乙〜
また原作レイプキャラ崩壊SSか
いくらなんでも予備知識なしで送り込むとかねぇよ
なのはを始めとした上官勢のキャラ崩壊がひどいねホント
型月ファンとしてもこんな他作品のメインキャラを蹂躙し、凌辱するようなSSは許せないな
士郎が呪印を植え付けられた忍者だったり、志貴がガイバーになったりするようなもんだ
キャラ崩壊になんらかの理由が声優ネタ以外で作中において説明されることを祈ってるよ
新人や機人がメインだと平均戦闘力がかなり低くなるな
型月側は人間勢が主力になるのかね
>>712 新人vs月姫勢って感じだね
Fate陣営とか持ってくると厳しくなりそう
ただ、アルクだけは本気だと鯖以上だから
志貴に殺された後のバージョン持ってこないとバランス取れん
スバティアさんGJです。戦闘ちゃんと書けるの羨ましいですね。
士郎はやての続き投下します。
士郎の朝は早い。なんたって10人近い人間の朝食である。
仕込みの時間は多いに越したことはない。
「士郎、今日は朝食の分だけなのだな」
そんな士郎を後ろから獣化した状態で見上げるのがザフィーラの日課。
「ああ、多分今日は昼も夜も外食になるからな。
ザフィーラの分は別に作っておく」
「すまないな…士郎」
士郎が台所に立つ時のみザフィーラは残飯orドッグフードから解放される…
桜は当然、もう一人も何故か桜同様だった。
「おはよ。士郎、ザフィーラ。ん?仕込みはあらかた終わってもうたか。
じゃ、私はザフィーラにご飯やろかな。ザフィーラご飯やよ〜」
居間に顔を出したはやては士郎の仕事具合を確認すると
満面の笑みをザフィーラに向けた。
(…ザフィーラ…)
(よいのだ…士郎…主の心遣いは嫌いではない…)
心通じ合う悲しき念話の先に見えるもの。
「どうかしたん?二人とも暗い顔やけど?」
それはドッグフード。
衛宮家の炊事を統べるのが士郎ならば洗濯等を統べているのがシャマルである。
「シグナム、洗濯物はないかしら?」
「んん?いや…別に………すー」
「あらら、起きないなら仕方ないわね〜脱がしてあ・げ・る(ハート」
「シグナム、昨夜、朝にでも手合わせしたいと言っていましたが、
いつまで待たせ…………失礼…」
障子を開けた先の光景にセイバーは思わず障子を閉めきびすを返す。
「あ、朝からなにをやっているのです!しかも女同士でなどと…」
金髪の美女が淫靡な顔つきで、目を潤ませた豊満で
無駄ない肉体美を誇る、これまた美女に跨り、服をめくりあげ…
という光景にセイバーは顔を熱くした。
「セイバーちゃんもどうかしら?」
障子の向こうより聞こえる声を即座に切りすてる
「結構、私は興味ないので失礼させて…なっ!?」
「せっかく姉妹になったんだし一緒にやるのもいいと思うのよ、ね?」
この場から立ち去ろうとしたセイバーを足止めしたのは、
何もない空間から伸びた腕。
ぐいぐいと引っ張るそれであったがこと力においてセイバーに勝るものではない。
「ふ、私を足止めするには力不足だったようですね、シャマル」
自然勝ち誇った顔になるセイバー。
「なに、やってんだ?お前ら」
「と、いうわけだシャマルが変なのは確かだけどあれは日課の洗濯。
手伝ってやってもいいんじゃねえか?
あたしは見たいテレビあるから手伝えねぇ悪いな」
ヴィータはそう真顔でいうや居間へ消えていった。
ヴィータの説明になんとも難しい顔になるセイバー。
「なーにを勘違いしたのか、お姉さんは聞かないけど、どうかしら?」
「洗濯…なら、いいでしょう」
シグナムの衣服をカゴに入れて持つシャマルにセイバーは視線を合わせ
「そ、よかった。じゃあ、はやてちゃんから借りたその服も洗いたいから、
脱いでもらえるかしら?」
「は?」
7時になろうとする頃、呼び鈴も無く新しい足音が2つ、衛宮家に増える。
1つは騒がしく、もう1つは慎ましいそれ。
「おはよ〜みんな元気ー?」
「おはようございます」
居間に現れた藤村大河、間桐桜の前に衛宮家の面々はすでに揃っていた。
「来る頃だろうと待ってた。2人共座ってくれ。
まだ、朝食は食べてないよな?」
士郎の言葉に、もっちろんと答え、いつもの自分の席に座る大河とは違い、
ただ、その場に立ち尽くし一点を見つめる桜。
「先輩…そちらの方は誰ですか?」
その問いに衛宮家に緊張が走る。主に士郎だけに。
(みんな、口裏合わせは昨日の通りで頼むぞ)
はーい、とか、ああとか気のない返事が帰る。
「ええっとこの人はシャマルの妹でセイバー・ヴォルケンさん。
姉のシャマルに会いに来たんだ。しばらく家に滞在する予定らしい」
「はじめまして、セイバー・ヴォルケンです。姉がいつもお世話になってるとか」
背筋をしゃんと伸ばし挨拶するセイバーには気品が感じられた。
「驚いたわ〜シャマルにこんな立派な妹さんがいたなんて。私は藤村大河。シャマルの友人かな。
ねぇセイバーちゃん歳はいくつなの?」
「はい、今年で16になります」
「じゃあシャマルとほとんど一回り違うのね。外歩いたら親子で…」
「はいっ!そこまで!年々お腹に肉が〜とか言ってるあなたに
言われる筋合いは、ないわよ?」
「フンだ!あんたとか、シグナムとかがおかしいの。私の肉体年齢はまだ十代なんだから。一体何してればそんなに変わらずいられるのよ。黒魔術とか使ってんでしょ。そーよ、そーだ」
シャマルはホホホと、勝ち誇った笑みを見せるだけで答えない。
次第、大河の矛先はシグナムに向いた。
「シグナムはいいわよねー24にもなってブラブラしてるだけだし。
ストレスとかなさそうで。
私やシャマルみたいにさっさと働きなさいよー士郎が困るじゃない」
大河の言葉に珍しく影で深く頷いている士郎を尻目にシグナムは溜め息をついた。
「大河、私は未だに未熟な自分を磨いているんだ。それに定職に付こうものなら
いざという時に自由に動けん。例えばだ。地震が起き家族に危機が迫っているとして
教師のお前は生徒を第一に考え行動しなければならないだろう?だが私はどうだ?
なんのしがらみもなく家族の為に動くことができる。
この重要性、セイバーならわかるだろう?」
「ええ、いざという時、素早く果断に動けることこそが最も貴重なことです」
「だ、駄目よ!セイバーちゃん。この女に同調したらダメ女まっしぐらよ!」
大河のあまりの剣幕に呆気にとられたセイバーは士郎につい言葉をかけてしまう。
「現代では違うのですかマスター?」
マスター、その単語は大河、そして苦笑いで聞いていた桜に衝撃を与えた。
「master…所有者、支配者、飼い主…」
暗い顔でブツブツと呟く大河を士郎は不気味そうに見つめた。
「士郎…」
「な…なんだ藤ねぇ?」
「…こんな可憐な子に何させとんじゃー!!お姉ちゃんは悲しいぞー!!」
突如、士郎の襟を掴み上げブンブンと振る大河。
「う…が、く、苦し…あ」
室内には若い男の喘ぎ声が響き、朝食の場は阿鼻叫喚な図へと変わりはじめる。
そこで初めて衛宮家は士郎の弁護に回る。
「大河センセ」
「なによう、はやてちゃん。私はこの鬼畜王を退治しなきゃならないの」
「センセも英語教師なんやからわかりますよね?
masterは師匠の意味もありますよ」
「そうだけど…」
「そんなら、答えは簡単やないですか。士郎の腕前に感服しとその道に入ろうと
士郎を師と仰ぐ。これのどこがおかしいんです?」
「むむっ……………まぁそうね。はやてちゃんに躾られてる士郎が鬼畜に走るわけないかー」
手が離され、士郎は落ちた。物理的に。
「そうですよー、…桜ちゃんも安心した?」
先ほどから沈んだ顔をしていた桜に声をかけると、桜はビクッと反応した。
「も、もちろんです、…私は先輩のことを信じてますから」
と、いうもののその表情は一向に晴れない。
(あちゃー。これは桜ちゃんの中で鬼畜王士郎爆誕やね)
(ああ、残念ながら1つの信頼関係が終わってしまったようだな)
(う、うるさい!)
「あーなんだ、飯たべね?」
支援
ヴィータの提案により静かに食事は開始された。
そんな中で、むっとかおおっとか言ってるブリテン人が1人。
また、食生活の難しさを表すが如く、な2人。
(…はやて…納豆はどうした?)
(………………)
(また、食べないつもりか?これほど体にいいものはないと言ってもいいんだぞ!)
(………………)
(シャマルにあげたのか?)
(……士郎、セイバーさんの胸のサイズ…教えてあげよか?)
士郎から目をそらしたまま、はやては念話の中でぼそりと呟く。
口から味噌汁吹くとはこのことである。
周囲には災厄が振りまかれた。
「ぅおい!何やってんだよ。あたしのキャベツに掛かったじゃねぇか!」
「わ、悪いヴィータ…」
(はやて!)
「そ、そうや、みんなちゃんと水着は用意してある?
今頃ないーゆーたらあかんよ」
士郎の怒りに染まった視線を苦笑いで避けながらはやては全員に話しかけた。
「はいっ持ってきました」
ここでは一転笑顔になる桜。
「私も持ってきたよー弟を迷わすなんて悪い姉だね。私も」
と、大河。
もちろん士郎は前者は気になったが後者は(ry
「セイバーさんは突然の話やから用意しとらんと思うけど安心してや。
これから行くとこにはちゃんとそれ用の店もついとるから」
「そ、私がしっかり選んであげるから」
「シャマルが…ですか?できれば誰か別の…」
(な、セイバーさん、なんか角がとれてきたんやない?)
(単に嫌がってるだけともとれるけど…ま、いいことじゃないか。
それよりはやて、納豆のことだけど…)
(……………)
柳洞一成の足取りは弾んでいた。友人、いや彼にとっては
親友といってもいい衛宮士郎から日曜に遊びに行かないかと誘われたのだ。
これが嬉しくないわけがない。
二つ返事で承諾し、今日までの日数を指折り数えて待っていた。
わくわくざぶーん、新都にできた全天候型屋内ウォーターレジャーランド。
それが今日の彼らの目的地である。
この時まだできてないじゃん。半年後じゃん、というツッコミは甘受します。
でもあるということで。
そんな柳洞一成が足を踏み入れた衛宮家ははたして衛宮士郎だけであろうか?
「ああ、一成来たか待ってた」
「お、柳洞君、おはようさん」
玄関近くにいた人影は士郎含め8人。
今思えば人数は聞いていなかったことに一成は気づき自らの未熟を恥じた。
「うむ、おはよう衛宮、タヌ、いや副会長。俺待ちであったのならば謝らねばなるまい」
「いいって大してかわらない。 みんないくぞ」
ワイワイと9人がバス停へと歩く。
「前から聞こ思っとったんやけど柳洞君は私のこと嫌い?
私の声聞くと偶に嫌な顔するやんか?」
はやての質問に一成はしまったという表情を浮かべた。
「そう見えてしまったならば俺の落ち度であろう。済まない。
副会長には女狐退治始め、生徒会に貢献してくれていることに感謝しているのだ。
が…声がなんというか…」
それではやては得心がいった。
「ああ、彼女思い出してまうんやな。昔の相方を忘れられずにいるなんて
純情やね」
はやてがニタァと笑うと一成は露骨に嫌な顔をする。
「そういう所は好まん」
「はは、ごめん、ごめん」
9人を乗せたバスはゆったりゆっくり新都へと向かう。
最後の余暇はこうして始まった。
今日以上です
乙
>>708 GJです
チンクが一生懸命やればやるほど管理局の杜撰さが笑えるな
やる気の無い公務員かw
>>723 GJ
まさかのほのぼのドラマですね
圧倒的戦力で間髪入れずに攻め込むのを想像してただけに良い意味で裏切られました
士郎×はやての人乙彼さま
このハーレムにイリヤライダー、カレン、パゼットが加わったら衛宮邸はちょっとした女体の小宇宙と化すな・・・
GJです。癒されました。
しかし、もしもホロゥのクロスで六課も全員いる事になったら
さらに凄い事に……
ぬう部屋が足りるでしょうか?
で、結局 はやてはどうなってしまうんだろうね?
管理局と出会えなければはやてに救いはないし
聖杯戦争勝ち上がって聖杯手に入れたって、アレがはやての病気を治してくれるわけないからな
読んでいたただきどうもです。
一応最後まで考えてはいるんですが、どうなるかはわかりません。
多少重い話になればいいかな、と思ってますが
しっかり書けるか、これまたわかりませんね。
予備知識無しで任務に放り込むってありえないって言うのを読んで
そういえば、カリムって似たようなこと六課にしてなかったっけ?
>>731 六課の場合、レリック探索のための部隊っていうのが明確になってたから、予備知識なしではないんじゃ?
まあ建前には違いないがレリックが本命に無関係だったわけではないし、頭のはやてには預言のことは伝わってる。
おまけにあくまで預言は預言で、不確かなものだから明かすタイミングは考えないといかん。
ガジェットの存在を教えなかったわけでもない
想定できる驚異としては、それ以上は不明だったしな
またハーレムか!
なんで士郎に人気があるのか・・・
いや、ハーレムにするつもりは自分ありません。
確かに女ばかりですが。
>>735 よくよく考えると士郎とザフィーラってある意味肩身狭いよな
>>734 実際には士郎みたいなタイプは女にモテないけどな
Fateの女性声優やFateファンの女性にも軒並み不評だし
逆にギルみたいなのが女性陣に大好評、そして士郎と同一人物なのに何故かアーチャーも同じく好評
まあギルもアーチャーも男女両方に人気があるけどな
>>737 そんなこと言い出したら殆どのギャルゲの主人公はモテないんだぜ
>>737 東鳩2の主人公とかよりマシだろうよ
>>738 実際に居てももてそうなギャルゲの主人公って居るかね
このスレのつながり的にはとらハ2の耕介あたりか?
>>738 士郎はギャルゲの主人公のテンプレとはかなり違うと思うけどね
そういやなのはの原作、とらハの主人公の恭也やクロノは普通に女受けしそうだな
遺作www
ていうかギャルゲかあれ?ww
士郎はある程度達観したおじさんや年寄りとかに人気がありそうだな
なのはでいうと名前繋がりも含めて士郎パパとかは気に入るんじゃないか?
一つ疑問なんだが・・・女性ファンって
原作エロゲのFateや
キャラが萌え系女キャラ主体の作風のなのはに
そんなにたくさん女性ファンって出来るものなのかな?
うーん・・どうかな?
FateはPS2化して色々メディア展開したし
男性キャラが熱い作品だし、実際にFate買っている女性を何人か見たことがあるけど
なのはの方は女の子がメインに活躍する話だしな〜
女性というより多少女の子ファンもいるんじゃないかなって感じか?
いやユーノやクロノ・エリオ等のおかげで意外と女性ファンも多いかもしれないけど
なのはも原作はエロゲだが、ほとんど別物だしね
>>744 fateはファン人口自体がめちゃ多いから、女性ファンが少なからずいる
リリカルは女性同人作家やレイヤーが結構いるっつーのを聞いたことがあるな
まあ、ネギま読むねーちゃんやマリみて読むにーちゃんもいるわけだし、物語楽しむのに性別なんざ気にしてたら損っしょ。
そしてあらためてシロはやさん頑張れ蝶頑張れと言いたくなった。
士郎のハーレム拡大が無いというのはありがたい…………w
そんなにハーレム嫌か?
俺は結構好きなんだがな……。
何故か蒼崎燈子と子供まで作ってる某SSと同サイトのもう一つのハーレムSSを読んで、もう一度その言葉を言えるかな?
言えるのなら何も言わん。ただ気の向くまま、血の滾るまま、存分に駆け抜けるがよかろうて……。
エクスカリバーUかwww確かにアレを許容できるなら大抵のハーレムSSはどんとこいだなwww
士郎自身は好きだけど、ハーレムは違和感あるから好きじゃない
どう見ても士郎はハーレムを作れるタイプじゃないしな
ギルとかイスカンダルが顔無しキャラの男女を囲ってハーレムを作っていても違和感はない
というかむしろ士郎側の面子でハーレムを持っているべき人物はセイバーだろ
士郎ならハーレムだって何だって作れるだろ
アーサー王やメデューサとセックスした男だぜ?
ハーレムにしろ、カップリングにしろ、始めからそういう作品として楽しむのならそれもアリではあると思う。
ただここクロススレなんだよね。そういうの期待してる人は少ないと思う。
前々スレ(3)でも似た話あったけど荒れる元にもなるし、避けたほうが無難かなあ。
>>744 なのはさんは女性ユーザーから人気高いんだぜw
女性ユーザーの抱かれたい女性キャラNo.1
フェイトフリークの女性同人作家さんなら一人知ってる。その人は琥珀さんも好きだったみたい。
さておき、ちと遅くなっちまったけど参考までに
>>748に質問したい。
何でハーレムものが好きなのか理由を教えてもらえないか?
自分は異性同性にかかわらず、原作カップリング至上主義者だからそれをブチ壊すハーレムものはダメなんだが――シロはやは最初から士郎とはやてがくっついてるって前提があるから許容してるんだけど――。
>女性ユーザーの抱かれたい女性キャラNo.1
世の中にそんなにフェイトがいるのかよ・・・
>>756 なにその夢のような状況。想像して吹いたじゃないかw
そんな状況があるワケが――――まさか、Fの遺産だとっ!?
>>755 748じゃないけど、主人公に自分を投影する人って、ハーレム小説みたいな主人公が周囲の人々に愛される作品好きだよな。
まぁ自分の友人環境からの推測でしかないけどさ。
まぁ分からないでもない。俺も戯言シリーズみたいな虐められる系の作品だと、色々妄想したくなるし……。
なのメッシュ 「この世全てのフェイトちゃんは我のものだ なの」
流れに乗るか切るかわからんが……とりあえず
何気になのは系の百合とかはまだ公式ではないが、志貴や士郎は実際濡れ場あったんだよな
志貴に関しては人外強姦陵辱そして超ロリまで経験ありだしな
士郎は志貴に比べて真人間な感じ
イリヤに一番ドキドキしたのは言い逃れできんけど
>>762 その手の話題で、一般アニメとアダルトPCゲーを比べるなよ……。
なのは系に百合とかが具体的に描写されてたら問題だし、アダルトPCゲーで濡れ場が無くても問題だろ。
だいたい、Fateの一般ゲーム版では濡れ場描写は無かったが、何も違和感無かったし……。PC版やった時にも思ったが、やっぱりアレ濡れ場いらねーよ。
クロスで作品を跨いで、カップルになる作品は受け入れ難いなー、個人的に。相棒とかパートナーくらいなら大丈夫だけど。
恋愛沙汰になると、一気に萎える。
子供まで作っていた一般アニメ・ドラゴンボールという代物がだな……
>>755 俺の場合は作品間を超えてのカプが見てみたいというのがあるかな。
新しい可能性が見れるようで、面白いと思うんだ。
ハーレムというか、ダカーポのアニメの様にたくさん好かれててるのを
笑って軽くつっこみながら見るのが結構楽しいかな。
>>764 確かにそうなんだが、まぁなんとなく言ってみただけさ
気にしないでくれ
それと、俺も個人的にはあまり恋愛沙汰までハッテンするのは好きではないな
もちろん恋愛目的でクロスさせるのはダメとは言えんが、型月なのはクロスなんてほぼバトルのためのもんだしな
どっかで誰かが言ってたけど
士郎は居心地の良い喫茶店のマスターみたいな感じだろう
みんな士郎のことは好きだけど、それ以上に衛宮邸の雰囲気そのものを大事にしている、みたいな
>>762 原作だとアリサは輪姦された上に殺害されている
>>764 こんばんわ、俺。
クロス作品の醍醐味は、
◯◯◯のキャラAと×××のキャラBが出会ったらどんな事になるんだろう?
が見れるからだと思ってる。
スバティアの軋間とスバルとか、リリブラのなのはと青子やなのはとセイバーとか、シロはやのシグナムとセイバーとか藤ねえとシャマルとか。
…………具体例が趣味丸出しですまない。
>>766>>768 親愛、友愛、はたまた敬愛や競合心なら分かるんだがなあ…………しっかし、士郎は居心地のいい喫茶店のマスターか、素敵な喩えだなあ。何だか妙にしっくりくる。
>>767 大丈夫、わかってたさ。ただ俺もなんとなく書いておきたかった。
……PC版やった〜は本気でそう思ったけどな!
以前、烈火の将と結婚にまで発展する某クロス作品を読んだが、やっぱり駄目だわ。
なのは×フェイトな百合も、エリオ×フェイトな近親も、気が向けば楽しめるが、作品を跨ぐと全く楽しめなくなる。
>>769 ヤラレル寸前か直後に英霊召還or能力に目覚めるバニシングアリサなんてモノをですね……
喚ぶとしたらエミヤで目覚めるなら発火系の魔術かね、キャラ的に
あえて言おう
それなんてふじのん?
いや、某所のSSが正しいのではなかろうか
それにふじのんは殺られる寸前だけどすでに犯られとるべよ
>>764 桜の闇が陵辱Daysが描写されてないせいで軽くなってしまったがな。
穢れている、というのに説得力がなくなった。
あれは……あれだけはPS2版で明らかに劣化したと思ったわ。
クロス恋愛は……条件付ならアリかな。
ランサー×なのはorフェイトで、物語の最後にランサー消滅とかなら。
それ以外の奴ら、恋愛しそうにないんだよね。
セイバー問題外、アーチャーねーよw、ライダー無理、アサシン無理、バーサーカー問題外、キャスター葛木にぞっこん、ギルありえない、真アサシンねーよwww
だし。
セイバーは男として生きていたけど駄目なんかな?
>>776 なんでだろう
Fateの男性陣は死んでこその華って感じしかしない・・・
英雄とはそういうものだからな
クロスの文章ではないんだが、フェイトがスカをぶっ叩いてるシーン、スカをバサカに置き換えたらいい感じになりそうとか思った
あのシーン、床がぶち抜ける程重い一撃なのに、受け止めてるのが普通の体格の素手の男だからイマイチ威力に説得力?がないというか、違和感があるというか…
アレをまともに受け止めていいのは型月なのは両方探してもバサカくらいな気がするぜ
>>781 あ、忘れてた
確かに軋馬はありだね
元から男が少ないせいか、なのはにはいないな
こういうガチムチキャラ
バーサーカーだとその後、刀身を握りつぶしそうだw
カップリングの話を見て思ったんだけど、リリなのキャラの女性陣との間に
fateの男性陣で子供ができたときに面白そうな子供になりそうなのはどんな組み合わせだろう?
784 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/07(水) 22:46:59 ID:M1W5U606
>>782 型月の戦闘に参加する男キャラは基本的に体格いいからな
志貴はむしろ例外的
なのはには、意外と切嗣や言峰とかはどうだろうか?
場合によっては良い支えになってくれるかもしれん。
>>776 その終わり方は許せるな。まあ作中でイチャイチャやってたりしてると微妙なんだが。
恋心が芽生えて伝えぬまま、あるいは伝えるも進展なく終わるくらいが一番しっくりくる。
友情親愛レベルならいくらでもOKなんだけどなー。
>>783 フリー同士ならいいんだが、作中で恋仲以上のキャラがいるのはちょっと……。
リリカル陣は男っ気少な目かもだが、型月では結婚してたり作中でくっついたりと男陣は結構少ないしなぁ。
とりあえず考えてはみたが思いつかなかった。
町で言峰が他人の心の傷を切開しようとすると、背中に赤ちゃんと片手にスーパーの袋を持ったなのはが、
TV版ティアナ撃墜時の目になって吹き飛ばした後、引きずって帰宅かw
>>786 ランサーならイチャイチャしないだろうから、という思惑もある
が、問題はランサーさんってば 惚れる→乗る な時代の人なのでなのはの貞操がアッー!?
>>785 切嗣は支えてもらう方なキャラだと思う。
言峰は……その……ねえ?
>>787 カレンもヴィヴィオも半端なくグレっちまうからよせやいw
…………まあ前者はこれ以上グレようがないだろうが。
>>782 ザフィーラ(人間形態)「………・・・……・・・」
>>780 なぜか
[フェイト][受け止めていいのは][バサカくらい]
の部分だけが頭に入ってきてバサカ、アルフポジションに納まる、なんてネタが浮かんだ。
ほらさ、フェイトもイリヤも生まれがまっとうじゃないし。
まあ、俺には書けないけどね!
>>792 お揃いの真ソニックBJで迫り来るフェイトとバサカですね わかります
しかし、言峰×なのは は新境地だな。
ありえないようでいて、案外バランスが取れているんじゃないか?
流石に、少し洗浄する必要があるだろうけど
>>793 逆に考えるんだ
フェイトのBJがバサカとお揃いになると考えるんだ
>>794 しかし相手は言峰だぜ?
起源が「傷を開く」という男だよ?
若言峰ならともかく5次言峰は・・・と言いたいけどやっぱり興味深いな
言峰はなのはに興味を示すだろうけど、なのはは言峰をどう思うだろ?
言峰を哀れむかな・・
バーサーカーとおそろいのフェイトか・・・毛皮で胸部とスカートか。
ラストアマゾネス。
>>794 何か問題起こすと、すぐにシューターの嵐だw
この世全ての悪のお陰で中々死なないからできる荒業w
ギルもいるから、金には困らないし。
>>796 ちなみにバサカは腰蓑だけどはいてない
>>798 お前の中のなのは像を、頭切開して見てみたいよw
>>802 「話を(タメ)聞いてぇぇぇぇ(砲撃)!!!」じゃね?
まぁ、言峰と結婚するならそれぐらいじゃないと無理かなって。
カレンの母親が最強じゃないかと思えてきた
あれを愛する事が出来る人だからな……女神か?
君は光の女神ぃ〜〜〜!!!
同じくらい歪んだ性根をもってただけじゃないのか……?
>>807 すばらしい女性だったらしい
カレンのことを考えると歪んだ性癖だったかもしれないが
>>805 女神ってよりは悟りを開いてたタイプだと思われ
結婚した時点で余命僅かなわけだし
言峰をして聖女だったと言わせる女性だからなあ
聖女のようで悟りを開いている妻でも(名前はマリアだっけ?)
言峰の事を最後まで理解することができなかったのに
初めて自分を理解してくれたのがギルだなんて・・
これをフラグと言わずになんと言おう?
言峰やギルまで両刀使いだとすると、Fateの男性陣はヤバすぎるな
同じく両刀使いのアチャに、俺の股間がゲイボルグなランサー
ガチホモの一成に、両性愛者として勇名をはせる征服王イスカンダル
そして極めつけは少年を1500人殺して性的興奮を感じていたジル・ド・レイ
このままではエリオとユーノが危ない!!
ZERO 妻は私を理解してくれなかった
FATE 私のことを理解してくれた
180度違うんだよな
個人的に言峰がなのはの心の傷を抉りまくりみたいなものが見たいかも。
もちろんそれを否定して立ち上がるのはデフォな
実はセイバーも女を孕ませて男に抱かれる両性愛者だったりする
>>813 fateでは泣かなかったはずなのにzeroでは泣いた事にされたりと
この辺も180度違うな
やっぱりZeroは公式ではなく公認二次創作程度に思っといたほうがいいだろうな
>>816 本編では言峰が泣いたかどうかはっきりとしていないぞ
というか何故自演をするんだ?
言峰×なのはといえば、なのはが言峰に対して怒りや憎悪じゃなくて憐憫の情を感じてたSSとかこのスレであったよね、確か。
>>820 多分、ラン×なのの人の作品かな?
確かあれは憐憫の情じゃなくて分かり合えないという諦観
で、自らの責とこの目の前の人の命を奪っていくという覚悟を背負う
という話だったような気がする
なんとなく言ってみる。
士郎の本命は言峰。
エリオのソニック突きでランサー昇天
クロノの双子師匠を志貴に会わせたら…
>>822 士郎がツンデレなのはデフォですよ
好きだったとか言い出すし、最初に会った時に意味もなく嫌悪感を持ったのもツンデレのテンプレ
HFルートのヒロインと言峰とイリヤだともっぱらの評判です
桜? ああ、そんな中ボスもいたね。セイバーやらイリヤやら言峰とは違って、記憶を失いかけた士郎に名前を思い出してもらえなかったり誰の殻だとか言われた人だっけ
六課は言峰にとっては、ご馳走の山だw
トラウマもちとか過去に後ろ暗いものを持つものが多いw
はやてあたりは切開されたら面白いかも。
はやては何か開き直っているところがあるからな・・・
ここは一つフェイトソンで。
あの子は精神的に脆いから、どうなるかすごい見てみたい
>>830 フェイトにわざわざ「そん」付けるのやめてくれ、正直ウザイ
どうでもいい事なんだが、気になって仕方ないんだ
>>831 そんな貴方にお勧め
っNG設定
気になる単語を設定するだけであぼ〜んの山さ!
自分がウザイってだけで人様にどうでもいい事まで直させる奴って何か香ばしいよね
そうやってイチイチ煽るな反応するな
関係ない事で無駄に消費しないようにしようぜ
で、上の方でなのは系でのガチムチキャラはザフィと出てたが、どうも同じガチムチキャラでもバサカや軋まと違う感じがするのはなぜだろうな…
やっぱ圧倒的な強さを見せるシーンが無かったからか…?
そもそも三期では人型すら……orz
扱い酷すぎ
>>833 そうそう
そういうのは注意するとものっそい勢いで逆ギレしてくるから相手にしないのが吉
個人的にCPはランサー×なのはなら見てみたい気はする
そこで俺は有り得さそうなアーチャー×なのはを推す
きっと皮肉を言い合うんだろうな
>>838 余りのギチギチ空間に周りの胃が持たないw
>>819 そんなに数がないからなー。
新規とここのスレ待ちな状況。
変り種なら『FATEin慎二』とかどうだろうか。
>>838 原作のなのはならともかく、アニメのなのはだと料理などの家事で全敗してそうな気がした。
>>838 いや・・・
あの教導官さん、案外ボキャブラリーの戦い苦手でしかも沸点低いから・・
アチャにチクチク皮肉られたら撃っちゃうよね・・・
言葉のキャッチボール成立せずに
やっぱ無邪気で純粋でしかも達観してる部分はしてる大人なランサーは、なのはの相手に適任だと思う
アチャさんと陰険漫才させるならクロノとユーノがぴったりのような気がする
沸点低いかどうかはわからんが、舌戦は苦手かもしれんな。
話はずれるがその意味では、ヴィータやシグナムらのほうが低いかもしれん。
まあ戦闘とかではかなり冷静だと思うが。
皮肉をいいながらも気になっている、ツンデレなアチャとなのはとのコンビも良いかも。
セイバーとシグナムはお互い良い友人になれそうだけど
ちょっとした言い争いですぐに決闘にまで発展しそうな感じになりそうだ
>>842 確かにアチャとクロノは互いに皮肉をチクチクやってそうなイメージがあるな。
>>844 クロススレ3のラストの流れを思い出したw
SLBとエクスカリバーならエクスカリバーが勝つだろうけど、カラドボルクだとSLBが勝ちそうだ。
実はカラドボルクはエクスカリバーの原典と言われているんだぜ
それを魔改造した上に「壊れた幻想」でぶち壊すとか士郎やセイバーに対しての嫌味以外何ものでも無いな
>>834 存在感が違いすぎる
バサカと軋間は最強の一角
ザフィはベンチウォーマー
>>843 苦手というか付き合わん…あの人は
挑発交じりの演説を垂れるクアットロに一言も返さず
いきなりぶっ放してたからな
まぁヴォルケンの皆様は、基本的に戦闘のプロフェッショナルな方々ですからな。
一々敵の言う事に耳を傾けたりしないでしょ。情報を仕入れる為、とか言っても「敵の妄言を聞くくらいなら自分で調べる」ってタイプっぽいし。
こういう流れは好きだぜ
お、オレはレジアス×ギルが良いナア!
本編みたいに小物扱いされてギルに殺されるも良し
レジアスが漢っぷりを発揮してギルに認められるも良し!
まあ、どっちでも最後は死ぬんだがね。
>>850 あいつエンキドゥと征服王しか認めてないし、他の漢気あふれる鯖をザコ扱いしているし
果たしてレジアスにギルに認められるほどの潜在的漢力があるのだろうか?
むしろ言峰やセイバーみたいに別方面で気に入られる方向のほうがいいかと・・
>>851 だな。
ギルに認められるというよりは、卑小な人の子に過ぎない癖に必至になっている姿が滑稽だ、とかいう理由で気に入りそう……。
途中で挫折したら、失望させた罰として殺される。
だけど満足させたら「褒美だ」とか言って、願望を叶えてくれそうだ。もちろん力押しで無理矢理。でも結局死ぬんだろうなぁ。
というか、青年ギルに深く関わって生き残れる、まともな人間というのが想像できん。最終的にはどんな人間も殺されそうで。
でも征服王や凛ルートのバサカの最後みたいに
ガチで泣けるような最後を迎えるレジアスも見てみたいな
褒美として、ギルガメッシュがゆりかご最終戦で陸士の指揮をしてくれるよw
ギルの命令でGD部隊に突っ込むか、命令違反して宝具掃射で殺されるか陸士は選ばなきゃいけなくなるけどwww
>>848 戦闘時なら、無視するか静かにキレてるだろうけど、日常ならアチャ男の嫌味も多少日常よりになって
会話でギスギスする感じになるのでは。
翠屋のシュークリームとほぼ同じもの作るアーチャーと反応に困るなのはさん
>>855 まあアチャならいいかな……?
料理技能もやりすぎるとちょっとなー。
舌戦(というか思想戦なのかもしれんが)になると型月はぶっ飛んでるからなー。
無視でも怒るでもなく、それがどうしたと笑って切って捨てられるギルとか強すぎる。
>>853 良かったら征服王に限らず、四次の連中の最後を教えてくれんか?
知らんとこだから触れないようにしとったが気になっちまった
人殺しはいけません。と言って型月のキャラで素直に頷いてくれるのがどれだけかいるか。
非常に少ないような気がしてならないんだぜ。
逆にリリなのの方は大半が頷いてくれる気がする。
>>857 俺でよければ教えるけど
一言で結末だけ?
ギルはカリスマAだから、指揮とかとらせたらすごいと思うんだ。
>>859 任せる
良かったらちょいと詳しめに
よろしくです
花札の勝負でなのはが優勝、しかし力が暴走し
fate男性陣が熱烈にラブコール、効果は四日間続くという。
果たしてなのはは追求をかわし続ける事ができるのか?
というのが頭に浮かんだ。
>>861 悪い
要点だけでもかなりの長文になったので、本当に一言だけで言うと
ランサーのディルムッドは全てを呪いなが令呪による自害
ライダーの征服王はギルガメッシュの強大さを知り、かつての夢を思い起こしながらギルに挑み死亡
キャスターの青髭はエクスカリバーの光にかつてのジャンヌの光を思い出し涙しながら死亡
アサシンのハサンは征服王の宝具「王の軍勢」により瞬殺された
バーサーカーのランスロットはセイバーに己が罪を裁いて欲しかったと独白、魔力切れで消滅
って感じよ
簡潔すぎで悪いが詳しくは
ttp://www.iiyama-catv.ne.jp/~walachia/yougo-menu.html で調べてくれ
>>829 実際にトラウマや過去で弄られそうなのはアルトぐらいのものだけどね
次点でフェイトが怪しいぐらいじゃ?
個人的に「普通の生まれで大きな体験をした」ではなく「生まれが少し人と違っている」
が多いなのはのキャラは切開しにくい気がする
>>864 いや
言峰なら過去の傷を掘り起こすだけでなく、起源どおりに傷を開いて悪化させるだろ
例えばなのはには幼少時に孤独だったと言うちょっとしたトラウマにもならないような傷があるけど
言峰ならそれを切り開いて自殺を考えるほどのトラウマにするはず
それが言峰クオリティ
>>865 設定上出来るらしいのは分かるけど、描写が無いからいまいち納得しづらいものがあるんだ
言峰の切開の方法って、誘導尋問のようにトラウマを浮かび上がらせて
取りあえず常識的見地から痛烈な言葉浴びせて
本人に酷い罪悪感を抱かせる、て感じだっけ?
>>863 サンクス
見てみたいが手が出せなくてな〜
よく考えたらセイバーはどっちも同じだからなんか別のセイバー見てみたいなぁとか思ったぜ
あと、意外に近代?の人もいるんだよな
>>867 士郎の傷を切り開いて無いか?
まあ士郎の信念の矛盾点はアーチャーと言峰が居なければ、誰にも突っ込まれないだろうし
士郎も精神的にもっと安らかに聖杯戦争を終える事ができただろうな〜
>>868 それは通常の言葉責めだな
切開は何らかの術で無理矢理トラウマのきっかけになった記憶を呼び起こした
後で楽しむ方法
>>871 fateルートでのアレか。ここでもフェイトに対してやってたな。
個人的に、あの弱弱しい中の強さが大好きだ。
>>870 士郎は言峰にとって全然知らない人じゃないとして別に考えてた
他、一般人に対してだとホロウと人気投票で記述があるぐらい?
と、ここまで書いて不自然に考えた理由に思い当たったが
なのはキャラのメインは深い事まで話し合える友達がいるから、切開が難しいんじゃないかと
本人が意識して無い所にはあるかもしれないが、本編に出て無いものは不明という事で
いや初対面だぞ言峰と士郎は、全く赤の他人だった
せいぜいキリツグと苗字が一緒くらいしか分からん筈
そのキリツグも会話すらしたこと無いけどな、言峰はギルと同じく洞察力が高いんだ
互いにそう遠くないところに住んでたから、知らず顔を合わせることはあったかもな
士郎は教会に近寄ったことはないと言っていたな。
まぁ、言峰の方はそれとなく探っていたかも知れんが。
他者の不幸にしか喜びを見出せないハズの言峰神父が
マーボーを嬉々として食べているのがマウント深山にある泰山
マウント深山には士郎もしょっちゅう買い物にいってるから案外
マーボーを喰うエセ神父には接近しているかもしれない。
だが残念なことにマッチョ神父はマーボーに夢中でそれどころではないと
はやてが開き直ってるかんじがあるって、前の方で読んだけど
それがいいんじゃないかw
シンプソン・言峰はそれを上手く抉って、自分達が管理局で役に立って認められた
ことが贖罪になってるって思っているところを切開してくれそうだw
役に立とうが、犯した罪は消えないし許したのは管理局だけで被害者は許してるかな?
みたいな。
でも、ぶっちゃけ、はやてに何か罪がある訳じゃないからね。
有りもしないものなのを良いことに背負うと綺麗事言って、実のところ家族を失いたくなかっただけだろう?
とかの方がありかなと。
罪はなくとも罪の意識があるからな。
その辺をネチネチやると結構聞くと思う。
>>877 しかしそう考えると商店街で遭遇しててもおかしくないのになあ。
あの商店街の背景+神父の絵はおかしいがw
まあ……マーボーを喰う神父の絵もおかしかったが
しかもアレ、立ち絵じゃなくてCGまであるしな!
そしてそれ以上におかしいのはそのマーボーの辛さよ……
ぶっちゃげマーボーイベントをそのままリリカル勢でやっても面白いと思う
>>879 まぁ身内の罪は自分の罪ってことなんだろうな
>>879 明らかに怪しい同居人に注意を払わないって時点でまずいっちゃあまずい気がする。
まぁ『無知とは罪』ってのでいいじゃない
言峰の切開が効きそうなのは実際罪犯した人間以外なら
士郎の例から見ると実際に罪犯してなくても責任感強かったり自分を責める傾向がある人間になら有効だと思う。
だからフェイト>はやて>なのはの順で効きそうだ。
>>886 なら、改めて三人娘は気かなそうだよなぁ
元々後ろめたさのないなのはや、自ら立ち直ってる二人が同じところを攻められて落ちるのはちょっと違う気がする
むしろ元犯罪者であるヴォルケン、中でもヴィータははやての件でもなのはの件でもまだ吹っ切れてない様子だから
すっごい効きそうな感じ
ついで短気で突撃のティアナや妹の目を壊したヴァイスやいろんな意味でノーヴェが効きそう
>>887 なんか言ってる事おかしいぞ
自責はともかく、3人とも責任感はあるだろう
>>889 上の三人のことだろ
責任感はスルーで、自責に関してしか書いてないし
言峰とはやてだと某パロロワみたいなことをする可能性もあるけど
言峰神父の怖いところは、罪や責任を持っていて、それを果たさなきゃいけないと
思ってたり、立ち直ってる人でも歪ませたりするほど相手の心を掻き混ぜる人なんだよなぁ。
逆に言峰を揺さぶられる人はいるだろうかね
まあアレを揺さぶられる方法があればだが
>>890 そういう場合の責任感って
自分自身が犯人ではないが誰かを守り切れなかった事に対する罪悪感みたいなものじゃないか、士郎みたいに
性格が真面目的な責任感とは違う気がする
そうじゃなきゃ両作品誰も防げないことになるぜ?
と言うか、言峰が揺さぶれない人間っているのだろうか?
言峰がこいつだけは苦手がとか、かなわないとか思う人間はどんな人間か、教えてくれ。
>>894 しいて言うなら切嗣?
ゼロ見た限りでは絶対にかみ合わなそうだったけど
天敵ってあったし
>>893 真面目なことと、責任感があることは似てるけどまったく別のことじゃね?
それと、言峰の話は一応正論だから、それを聞いて何も思わないというのは人としてどうなのってなる。
つか「効くけどそれを乗り越えられる」ならわかるが「効かない」って発想がそもそもおかしい。
言峰の話を聞いて何の感情も抱かない奴は、そもそも逸脱してる奴か、人語を解さない化け物か
人間よりはるかに高みにいるギルみたいな奴ぐらいしかいないと思う。
普通の人間が奴の切開に対抗するには……。
どうしたらいいだろうか?
お話を聞かせてもらうの逆
全力全開でお話を聞かない
見ざる聞かざる言わざる
とにかく言峰に関わらないことの一点に尽きるだろ
心の傷を抉られたりするなんて嫌過ぎるもの
>>899 それが一番だな。
問題は主役側の人たちは基本話を聞いてしまうことだが。
『全力で聞き流せ!!』
こうですか? わk(ry
スカリエッティ辺りは言峰の攻めを受けて嬉しそうにんふふとか言ってそうだな
ギャグなら心にキ過ぎて頭から煙でるスバルとか
って…ギャグならやらんような事か
スカとか、収容組みの1,3,4,7のナンバーズもあんまり効かなそうだな。
クアットロなんかはむしろ言峰側のような。
あいつも人が苦しんでるの眺めるの好きとか言ってたし。
言峰VSクアットロ、かなり興味深いな。
>>906 片や届かぬ努力を道化と嘲笑う戦闘機人
片や矛盾する在り方に苦悩する様を堪能する聖職者
似ているようで決定的に違う組み合わせがここにも
一般人は切開されたって大したこと無い気がするんだけどな。
士郎とかみたいに特殊な経験したことなけりゃさ。
モテないとか振られたとか仕事ができないとか切開されても、
ありゃ〜ダメ人間ですいませんくらいにしか感じないし。
実はクアットロとかは切開されたら一番効きそうな気がする。
自身の存在理由とかスカ博士関連で抉りそう。
>>908 ところがどっこいこれが一般人にも効いたりするんだ
まあ一般人相手だとせいぜい懺悔に来たところを「俺ってダメな奴なんだなあ」と凹ます程度で止めてるが
そのせいか言峰は近所では割と評判のいい神父だったりする
>>908 >教会では12月31日に夜通しでミサを開くのですが、それが彼にとって一年で一番楽しい時間だそうです。
>それまでの一年と、これからの一年をたった半日で同時に台無しにできるとかで、もう最悪です。
>でも不思議なコトに、集まった人たちはクソッタレな自分の人生に生まれてきてごめんなさい状態になりつつも、言峰神父には感謝するんだそうです。
>……まあ、鬱になるけどタメになる教訓は言いますから、この人。
らしいよ、まあなんというか最悪な趣味だなほんと
納得です。
天職じゃねーか
そも言峰はプラスベクトルにまっすぐな奴をいじるのが大好きなんであって、底抜け愉快犯なスカは相手にしない気がするが
士郎の例をなのはにあてはめるのはおかしいが、言峰なら
「何かを守るには外敵が必要だ。外敵とは自分に対し敵意を持つもの、おめでとう高町なのは。君は自ら敵を作ることで自分の願いを叶えている」
くらいはいいそう。
一般人相手にはこの程度で抑えて、興味のわいた人には全力全開で傷を切開かw
言葉攻めキャラのランキングとか作ったらどうなるんだろ。
1位は既に決まってるようなもんだから、2位以降を誰にするかちと気になる。
しかし凹ませつつ感謝されることを言うって、果たしてどんな事言ってんだろうな
>>916 俺はアーチャーか黒なのは・子ギル辺りだと思っている
次点がゾウケン
カレンはどうなん?
はやい槍使いのエリオなんかにはきつそうじゃね下な意味で。
>>918 アーチャー=責めてるうちに自分も崩れるトラウマ持ち
黒なのは=言葉責めというか声色で潰すタイプ
子ギル =あの子は良い子です
>>919-920 何か色々と間違ってねースかそいつらw
あと言峰父娘は同率1位でしょ。
しっかし、何かをまかり間違えて共通の敵が見つかって管理局と協会や教会が手を組んだとして、互いに出向し合う際に最適な人材ってどんなメンツだろ。
カレンは、エロを交えた嫌味を言うも、エリオに理解されずに
〜って何ですか?ってモロに聞き返されて困りそうw
フェイトそんの悪口をしつこく言ったら、施設にいた頃の狂犬ヴァージョンになるとか。
>>921 人格的には士郎じゃない?
実力は不足気味だけど
fateでなのは達と釣り合うのってそういないような気がする
鯖では強すぎて、マスターでは弱すぎるから微妙なところ
ふーむ、ダメットさんとド突き愛……じゃねえや組み手するスバルとか
キツめの言動やら何やらのせいで互いにつんけんしながらもウェイ太と悪友というか学友っぽくなるティアとか
…………ってのはちと無理矢理か。
でもガチバトルや恋愛沙汰じゃなしに、その手の共通項のある連中同士の交流が見てみたい。
>>921 シエルかなあ
いろいろと器用だし性格もまあ問題ない
ああそうか分った
言峰黙らせるにはトンでもねえ真性ドMの人間ぶつけりゃいいんだ
其れこそフェイトそんの様なM気味な人でなく
本当に何されても喜ぶ人
カレンの父「私には、お前を愛せなかった」
カレンの母「いいえ、貴方は私を愛していました(S的な意味で)」
破れ鍋に綴じ蓋ってかw
そういえばどちらもメインキャラ組で普通な感じのおしどり夫婦っていなくないか?
なのはだと――個人的には大歓迎だけど――百合っぽくなるし、型月だとどこか歪だし。
なのはだと百合っぽく
Fateだと薔薇っぽく
ガキまでいるクロノとエイミィはスルーかい、エイミィSTS出てないけどさ
おちょくられ真面目のティアナとシエルが会いそう
でもシエル先生の場合、人外には容赦なく黒鍵投擲とかならないか? 吸血鬼じゃなければ、そうはならないか……。
932 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/09(金) 21:14:54 ID:93jKMu8u
だが実は、シエルには吸血鬼の友人がいるんだ……
>■ 武内> カレー好きっていう設定はどの辺りから生まれたの?
>■ きのこ> カレー好きですか。ついに来ましたね。
>――― 今明かされる衝撃の事実?!
>■ きのこ> シエルのお父さんはですね、パン職人としてナンをライバル視していたわけです。
>で、娘のシエルには「おまえは死んでもカレーは食べるな。いや、むしろ殺す」とまで言われまして。
>で、ずーっとカレーという単語から遠ざかっていたわけです。
>■ 武内> まじすか(笑)
>■ きのこ> んで、埋葬機関の初仕事でインドの使徒を倒しにいったおり、カレーに出会ったわけです。
>その攻撃的かつエキセントリックな味を前に、「お父さんはこんなおいしいものを独り占めしてたのかー!」、
>とメロメロ(死語)になってしまった、と。
>■ 武内> インドの使徒…なんか笑える響きだ…(笑)
>――― どこまで本当なんですか(笑)
■ きのこ> ちなみに、その時シエルにカレーを食べさせた使徒の名はカリー・ド・マルシュ。
のちに二十七祖の一人として加わる、使徒きってのお笑い担当だとかなんとか……。
――― うそだ!
>■ 武内> その虚言癖をなんとかしてください。【注19】また騙されるところだった…
>■ きのこ> カリー・ド・マルシェまではほんとだよ。
>■ 武内> ほとんどホントじゃねえか!
>――― そもそもインドに行ってるってあたりから怪しいんだ!
>■ きのこ> だから言ったじゃん。シエルのカレー好きにロマンはない、と。
>あるのはただ嘘みたいなホントの話。ライズアンドトゥルー!
>■ 武内> なにがなんだか、わからねえ〜
そこまで書き込まんでもカリーの話は言われなくても知ってる人は多いと思うが……
そしてシエルはカリーに対してもブッスブスに黒鍵刺して磔にしてるよ。
改めてみると、武内呆れとるwww
メルブラから入った人はあんまり知らないんじゃね?>カリー
カリーの超抜能力が対象の中の液体の味をカレー味にすることだとかはたぶんもっと知られてない
>>933 ブッスブスに貼り付けにしたあと、カリーが作ったカレーを食べて目覚めたんだぜ。
そこら辺のマンガがある。
>>936 まさにその事だぜ。吸血鬼だからって容赦しないわけじゃない、と言っている理由に対するツッコミだよ
シエルの場合、情状酌量の前にまず排除で、いろんな条件クリアしてようやく……って感じだろうし。
(※条件の例……瞬殺されない、遠野志貴の口添え、非攻撃的対応、etc.)
>>921 魔術協会と聖堂教会の時点で仲悪いからなあ。
よほどの脅威でないと無理なんだろうが、なったらなったでとんでもない規模の話だろうから
任務をきっちりこなしてくれるであろうバゼットやシエルは結構有力だと思う。
あと他の執行者や代行者とか名前が出てないヤツラ。
逆に命令違反しそうな士郎は微妙。魔術師としての力量は低いし(逆に技能バレてればそれ以前だし)派遣の可能性は低いと思う。
まあ放っておけないと言って無理やりにでも関わってくるだろうけどな。あるいは主人公補正で事件に巻き込まれるとか。
>>939 >主人公補正で事件に巻き込まれる
そして幾度と無くタイガー道場逝きになる、と。
wikiの人乙
今見てきたら結構更新されているので
しかしあそこ、毎日1000近くカウンター増えるけど
そんなに見に来てるのか…
>wikiの人
気付かなかったな。
本当にご苦労様です。
>>940 リリカル側の道場は誰が出てくるのだろうか。原作だと美由紀とか色々でてたけど。
まあ主役しだいか。エリオ達新人なら三人娘とかで、なのはだと……?
うーん、すぐには思いつかんな。
スカリーと言峰の愚か者に教授してやろうなコーナーが思い浮かんだが、二人の立ち絵を並ばせたのを想像したところ威圧感が;
>>942 バッドエンドのイベントメンバーだって?
そんなもの、なのはさん(冥王Ver)とティアナ(撃墜)の師匠(魔王)と弟子(手下)コンビに決まってる! そして、時々ヴィヴィオ(聖王Ver)も出演。
>>935 ただこの後武内がきのこにカリーの話し振ったら
そんなやついねえよっていわれたんだよなw
シオンの分割思考も役に立つな。
そういえばエーテライトで自分の考えを繋げた相手に送ることって出来たっけ?
二次創作モノでチラホラ見かけるけど。
それなら分割思考で立てた戦略も口で言うよりも早く他のメンバーに伝えられるし
時計塔からは期待のホープ、リン・トオサカとルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトが行くのが妥当じゃないか
ほら、前者は常に資金難だし!きっと時計塔から依頼が来て行きたくないけど嫌々行くんだぜ、金の為に。
そしてその二人が行くなら当然従者として執事兼メシ(飯)使いのシロウ・エミヤが漏れなくついてくると。
勿論、士郎が行くのなら古今無双を誇るはらぺこ騎士王もついてきます。
>>943 衣装はワンサイズ小さいスク水とブルマですよねッ!!
もちろん、なのはがスク水でwww
ツインテ師弟に頭冷やされてこい……
というか管理局と協会や教会が手を組むほどの敵ってどんな敵だ?
闇の書クラスとか、へたしたらアリストテレスクラスの奴?
そういう巨大怪獣みたいな存在だと魔道士達の方が役に立ちそうだな
いや転生とか不死能力とか、そういう厄介な能力があったら
型月の魔術師や代行者の方が役に立ちそうだけどね
ジュエルシードを取り込んだ吸血鬼とか魔術師?
少年ギルとツンデレ闇の書コンビ
>>951 他作品で申し訳ないが
何故か永遠神剣第1位の二人が連想された
魔法関連での研究協力とかの方がよほどありそうではあるか……。
まあゴジラとか怪獣映画の敵のレベルとか。
ジュエルシード関連だと抑止力発動とかありそうだしなあ。それもありか。
>>947>>948 服装は正直考えてなかった。
両方とも声優的な理由で病みが似合うしな。健闘を祈るw
待ってくれ! 救済コーナー担当には色物属性がつく呪いがかかってるんだ!
ツッコミ側のティアにそんなのを付けるのはあんまりだ!
あと、ヒロインからも外れるとも言われt(黒鍵
オーケー、つまり 教えて! シャマル先生 で行けばいいって事だな?相方はイヌザッフィーで
ネコアルクとリニスで行こうぜ!!
>>945 できないんじゃね?
できたんだったら志貴にやってるだろうし
>>944 正確には936が言ってる同人誌の漫画描いた後だな。
武「こないだの話基に漫画書いたんだけど
カリーの能力ってこんなんで良いかな?」
茸「カリードマルシェ?そんな死徒いねぇよ(即答)」
本気で友情壊れかけたって言ってるけど、まぁ普通怒るよなw
何と言う毒きのこwww
つーか、自分で言った設定位覚えておけよw
>>945 どーだろ
記憶操作とかはできるみたいだし単純な言語情報なら大丈夫かも
複雑な思考となると相手の脳に負担がかかったりするんじゃないかな
他者の情報を受け入れらるのはエルトナム家の特長みたいなこと言ってたし
そんなことするくらいなら、素直にシオンが全員をリモコン操作すればいいじゃないか
>>959 ”冗談でシエルのカレー好きはカリーという死徒との因縁なんだ、
なんて言ったことを本気にしたようだ”
と言ってるから設定以前にカリーの存在自体がウソ。
ウソツキ星人のスキル発動したってことだなw
>>946 行くなら使い捨ての封印指定狩りだろう
立場があって家柄もある魔術師を派遣するのは自ら志望する時ぐらいじゃないか?
間違っても本人に命令が来ることはないだろう
ところで次スレはどうすんの?
>>962 酷い話しだなw
俺が武内なら間違い無く顔に一発グー入れてたな
>>963 うーん、魔術師ってもっと利己的で自己中心的なものだと思ってたけど
時計塔なんてものをやってるのも自分達の研究を守るのに都合がいいからだし
他の魔術師の家柄を守りたいとか大事にしたいという発想はむしろ逆に無いんじゃないかなと思ったが
>>966 時計塔は今まで明かされた情報を見るとかなり俗物っぽいぞ
魔術の才能も大事だが、家柄とかすごく大事
ふうむ、ところで遠坂ってどういう扱いなんだろうな
極東出身でも一応名家扱いされるのだろうか
そこそこな扱いじゃないのか?
名家には及ばずとも、ポッと出よりは遥かに上みたいな。
まあ時計塔の場合、少しの差でもあれば格上格下みたいに見てそうだからなあ。
あとはやっぱり派閥はあると思うから、どこに属してるかみたいな。
ただもともと利己主義と名言してるようなもんだから、足とか引っ張り合ってても管理局と違って許される気はする。
管理局は正義を謳ってるからなあ。
少なくとも時臣は時計塔で名の通った魔術師だったらしいけど
エルメロイ二世が教え子たちを集めれば時計塔の勢力図が変わるらしいから、勢力とか派閥とかはあるんだろうな
>>964 >>1 魔術師は利他的でなくては大成しない、というか本来は利他的なものだけど、
現在ほとんどの連中は利己的なんじゃなかったっけか
橙子さんの発言とFate作中のセリフ的に
>>968 腐ってもゼルレッチの弟子の系譜に当たるからそれなりの立場だろ、多分
もしかしたら潰れてないだけ貴重かも知れん
活動拠点の関係上認知度は微妙かもしれないが
>>969 俺もその意見に同調できるな
本来、魔術師達は根源への到達が至上目的で、魔術の隠匿もあくまでそのためのもの
べつに管理局みたいに名前の通り世界の管理者、正義の体現者を気取っているわけじゃないからな
別に派閥争いしようが家柄を重視しようがそれほど問題は無いと思う
実際に魔術の探求には家柄が非常に重要だしね
でも管理局と同じように正義の体現者を気取っているであろう
聖堂教会も同じような事をしていたら問題があるな
問題あるって言っても
ま、そんなもんだよね
って言われて終わるくらいの問題じゃね
教会が謳ってるのは正義じゃなくて異端殲滅じゃないのか?
>>974 正直聖堂教会って正義なんて建前で異端殺せればあとはどうでもいいって組織だと思ってた。
管理局は管理局で
気楽な地方公務員のノリらしいがな(作者談)
>>974 奴らが謳う正義ってのは、社会の正義じゃなくて宗教の正義だがな。
つまり、異端は人じゃない。
気楽な地方公務員のノリで世界の管理なんてやってほしくないな
でも、異教には容赦無いイメージが有る
そうかな?次元世界なんだから、人間と姿かたちが違っても同等の知能や文化を持ってる生物がいて、
なおかつ、そいつらの世界が管理世界の一つでもおかしくないと思うのだが。
むしろ姿かたちが違うから駆逐する奴らが次元世界の平和を管理している方が嫌だぞw
>>979 あくまで治安維持組織であって、管理世界全体の統一政府ってわけじゃない。
第三者的な立場で治安維持や管理云々の名目で介入してくる団体というと
真っ先にジャスラックを連想する俺はなんかおかしいな・・
俺は安保理とかだったな
>980じゃないが立ててきた。
>>981 ありえなくはない。と言いたいがそんなことはないだろうな。
そんなヤツラがいれば、クローンや戦闘機人なんかでそこまで重い話になるかなーって感じが。
個人的に管理局は100を救うために10を切り捨てることを正義ってかたってそうなイメージがあるんだよな。
反対に切嗣は他に方法がないから、悪と呼ばれても貫き通すみたいな。
>>988 >100を救うために10を切り捨てることを正義ってかたってそうなイメージ
これはどこだってそうじゃね?
まあそうなんだけどね。
なんていうか自分達(管理局)が基本的に正しいみたいな意識を持ってると思ったんだ。
なまじ非殺傷設定がある所為か人を殺す重さを判ってないようなイメージがあって、
多くの人に悪と蔑まれても、それは仕方なかったんだと言い訳して、自分達の正義を貫き通すようなイメージが無いっていうか。
言い訳そのものは正しいんだろうけど、アルカンシェルの時も市1つ=万単位の被害が出るっていうのに、
海鳴市が消滅って言葉だけで、巻き込まれて死ぬ人間の数とはどこか遠い雰囲気が感じられたんだ。
あくまで個人的な意見で。
管理局が相手にしてるのは次元震のようなどでかい相手だからな。
一惑星なんてどうでもいいだろう。
その上、管理外世界だし。それこそ自分達のエゴを押し付けたって問題ない。
抗議してくる相手もいないだろうし。
まあそれが組織って奴だからな
自分だけの責任ではないと言う群集心理が働いているんだろ、命令されて仕方なくとか
組織の掲げる大義名分のためにとかいうやつで罪の意識を軽薄化している
そうして許されざる行いを平気でしてきたのが人類と言うやつだな
それは今もリアルタイムで行われている事だろう
キリツグやアーチャーはそういった行いを組織ではなく個人でやり続けてきたからな
群集心理などあるはずがないし、全ての罪が自分一人に降りかかる上に大儀名分も掲げていない
だから罪の意識を軽薄化することができないし、それ相応の覚悟ないととても出来ることではない
ただそもそもその行いを微塵も罪として感じない、俺達とは全く違った倫理観を持つ奴なら可能だろうな。
>>992 つうか、生物として正しい姿だろ。
むしろ、倫理的に間違っているからって諦めるの文明なら
そのまま滅んだほうがいい。
>>992 許されざる行いって……そういうなら少数を生かすために共倒れにすることの方が余程生物として落第点だろ
そもそも野生動物とかはほぼ自動でそういう事を行ってるわけだし
まあ社会を持った以上それが歪んで見えるのはしょうがないし否定もせんが
一般人からは理解できないのが切嗣やアーチャーだけどな。
個人が行う殺しは罪にしかならないし、
正義感から発している行いだろうとまさしく自己満足な迷惑物。
生物としては間違ってないけど、文化的とは言えない組織だな、管理局。
だからって日本の警察みたいに、いざって時の人権尊重レベルが犯人>警官=一般人になって
全てをそつなくこなそうとして、必要以上に現場の警官や無関係の人間に被害を与えるような
組織でも困るわけだがな。
文化的な警察や軍隊では本来の目的果たせそうにないしな。
二次大戦のイタリア軍みたいに。
>>997 日本の警察は責任追及が厳しすぎるからだけどね。
警察が刺激して犯人が攻撃したならともかく、マニュアルに則って呼びかけていた時の攻撃なら一般人が傷ついたとしても犯人の責任だからね。
あの長野で暴動起こした中国人とかちょっとでも痛めつけてたら煩かったろうし。
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