このスレは天元突破グレンラガンのクロスssのスレです。
素敵なssを書いてくれる職人の人達を待っています
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 18:28:52 ID:8FKu+tEb
こんなスレあったのか。 保守しとこう
GJ!!
グレンラガンのクロスSSは全然ないからなぁ
出来れば盛り上がって欲しい
ちょっと作品書いてみるわ。
しょぼい上に見切り発車になるかもしれんが
小ネタでも何でもオーケー
写真集エロイな
欲しくなった
グレンラガンは面白いからクロスする必要ないというのが本音
>>1がまず素敵なクロスSSを書かないと話にならないとおもうんだが
グレンラガンのクロス物ってどんなのがあるか探してみたけど……
AKITOハーレム物がすでにあるとは思わなかった。
ナデポニコポのオンパレードでびっくりした。
正直、グレンラガンでニコポがでるとは思わなかったぜ
グレンラガンとクロスすると面白い作品って一体なにがあるんだ?
正直、グレンラガンの話自体いじる余地がないくらい好きだから想像出来ん。
>>7 >>10 逆に考えるんだ。漢度の足りない作品やあと今一歩で面白くなりそうな
作品にグレンラガンを混ぜて話を盛り上げるんだ!!
漢的な意味では突き抜け切れなかった
ガンダムSEED&DISTINY勢なんてどうだった?
アズラエルさんの螺旋力は無駄に高そうだwww
トップをねらえ2とかどうかな?
サイコフレーム共振でグレン世界に飛ばされてきた逆シャアのアムロの話はどうかな?
グレンラガンに乗ってあのクールなアムロが技名を叫ぶ熱血キャラになるのも面白そうw
シモンとかがどっかの世界に行くとかならアリなんだがな
REIDEENあたりはどうかな?
シモンとニアが飛ばされて、ニアがREIDEENの力で消えずにすむとか?
まあ妄想も良いとこですが……。
REIDEENもカミナの兄貴のようなキャラがいれば……。
種運命とのクロスで、オーブのシンの家族が死ぬはずのところでいきなりラガンinシモン
が降ってきた所から始まるストーリーってのを妄想したりはした。
シモンにどつき倒された公務王がジェネシス決戦に参加しないで運命まで生き残ってたり。
問題は運命をちゃんとみてないから書こうにも書けないって点だ。
ロージェノムを倒した後、平和だった時代のシモン+ラガンが突然種運命の世界に飛ばされて、
被弾して頭部を吹っ飛ばされたインパルスと合体して、
異次元合体インパルスラガン……名前かっこわるいな。
まだ自由合体フリーダムラガンの方がマシだw
ギアスの紅蓮と合体した紅蓮ラガン二式をなぜか思い出した。
コックピットをラガンのドリルが貫通してる絵だった。
いや、ここは普通にゲッターロボサーガとのクロスだろ。
石川漫画版やOVA(チェンゲ、新)なら世界観も普通に合うし。
虚無戦記もいいかもしれない
ゲッター線の恐ろしさと螺旋力の恐ろしさの違いを上手く説明できればいいんだけどな
結局、自分がSS書きたいからスレ立てたんじゃなくて、
他人にSS書かせるためにスレ立てたの?
そうじゃね?
>>1読めば自分で書く気がないの丸分かりじゃないか。
なんだか惜しいなぁ……。
クロス自体は好きだからちょっと楽しみにしてたんだけど
種は元々糞だし種厨は気持ち悪い妄想癖があるから嫌いだ
ゲッターの方がいい
>>18 インパルスラガンじゃなくてラガンインパルスなら…
>>18 デスティニーラガンなら悪くはないと思うけどw
個人的にデモベとのクロスが読みたい
西博士の螺旋力はシモンに届くと思うんだw
パワーバランスもそんなに悪くないだろうし
まず前提としてドリルか回転の出てくる作品とクロスすべきだな。
リリなののギン姉にでも頑張ってもらうかw
それは名前がギンガだから?
>>27 螺旋咆吼デモンラガンwww
グレンラガンのクロスの見物の一つはあれだろ?
ラガンさんが何をレイプして人型にしちゃうのか?
種ならアークエンジェルとかさ
>>28 電童と合体技を仕掛けるグレンラガンが思い浮かんだ
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 20:57:52 ID:27gaosEn
スマブラXに出れば。
グレンラガン本編終了後に螺旋の導くままにキタンものを書いたんだが…
ぶっちゃけ素人なんですが、一本晒していいですか?
是非とも
男は感じた、心さえ燃えてしまいそうなその力の奔流、螺旋の力を。
ミシミシッ
嫌な音が聞こえる、共に戦い続けた相棒ともいえる機体もこの超高密度の宇宙の圧力、
宙圧に耐え切れず悲鳴を通りこし断末魔を上げている。
だが、悔いはない少なくとも仲間達の障害であった目の前のデカブツに大穴を空け、
彼等の活路が開けた。
モニターはとうに死んでいたが、何故か男にはそれが判った。
「これが……螺旋の力かよ」
コクピットを染める緑の光は人生最後に自分が上げた命の雄たけびそのものだ。
今尚、魂を燃やし続ける男、シモンには遠く及ばないだろうが最後の最後に自分を
ほめてやりたくなった。
「大したものじゃねぇか……へへっ」
一人呟く、もとより誰かにあてた言葉にしようとも通信機も既に死んでいる。
宙圧に機体ごと押しつぶされる前に、螺旋力とは違う純粋な爆発によるエネルギー
がコクピットを真っ白に染める。
死に際、男は思った。
――そういや、アイツの子供達ってのを見る約束してたな――
いつから惚れていたのか、……女の唇の柔らかさが脳裏に蘇った。
――それだけが悔いかねぇ、ハハっ――
そして男は・・・『キタン・バチカ』は機体ごと光に包まれた。
「あと少しでシェルターだっ! 頑張れ!」
先を行く父さんが家族を励まそうと、頭上で飛び交うMS同士の戦闘音に
負けず大きな声で叫んだ。
その声を励みに、俺とマユは手を繋ぎ父と母の背を追い走り続けた。
「あっ・・・!」
同じコーディネイターといえ、妹と自分の体力差を考えずあせっていたせいか、
マユの足がもつれ転んでしまった。
父と母も足を止め、コチラに駆け寄ってくきた。
「マユ、大丈夫か?」
「う、うん。 お兄ちゃんってば足速いから、ちょっと疲れただけだよ」
マユはそう言い立ち上がるが、肩で息をしている状態だ。
しかし、次の瞬間には何かに気付いたようで急に慌て出した。
「マユの携帯!」
マユの視線を辿ると、坂の下に彼女の携帯が引っかかっていた。
先程までは僕と繋いでいたのと逆の手に握りしめていたが、どうやら先程転んだ
拍子に落としたようだ。
「携帯なんてどうでもいいだろう! 命の方が大事だ!」
泣きそうな表情をするマユに向けて一喝する。
多少苛立っているようだが状況が状況だ、父さんも余裕がないのだろう。
「大丈夫、俺がとりに行くよ」
「シンッ! 駄目だ、戻ってきなさい!!」
「携帯なんかより命の方が大事に決まってるでしょう!?」
父さん達が静止の声を上げるが、俺は止まらなかった。
器用に木の間をすり抜けていき、目的の携帯を拾う。
「よしっ……拾ったよマユ」
よほど携帯が大事なのか、マユがかけよってくる。
「ほんと? お兄ちゃん!」
驕りがあったのだろう、自分はコーディネイターだ携帯一つ拾って取ってくる事
なんてどうということはないと。
いや、そもそも自分達が『死ぬ筈はない』と、そう心のどこかで信じてたのだろう。
坂の上に戻ろうとした次の瞬間、背後から爆音と爆風が同時に来た。
「うわぁぁっ!?」
突然の事で踏ん張る事もできず、なすがままに吹き飛ばされる。
コーディネイターとしての高い反射神経を駆使し、受身だけは何とか取ったが、
身体の節々が痛んだ。
爆風に耐え切れず坂の下まで一気に落ちてしまったようだ。
「痛……」
血は出てないがどこかにぶつけたようで、頭にこぶができていた。
爆風のショックが抜けきらず、暫し呆然としていたが、ハッと家族を思い出した。
「父さん…母さん…マユッ!」
マユの携帯を握り締め、家族の元へと駆け寄る。
未だ黒煙が立ち込める中、マユらしき人影を発見した、どうやら皆も自分と同じ
ように坂の下に落ちたようだ。
マユはまだ気絶しているらしく、横たわったままだった。
「はぁ……無事だったか」
安心し、胸を撫で下ろす。
そう、俺はなんの根拠もなく無事だと確定してしまった。
助け起こそうとマユに近寄る、黒煙はまだ晴れない。
「マユ、無事か?」
そう言い、抱き起こす。
ヌルリ
「えっ?」
妹の身体を触ったとき、そんな感触がした。
何処か怪我をしたのだろうか? 胸騒ぎがする。
そして、黒煙が晴れた。
「ぅぅ……ぃた…ぃょ」
抱き起こしたマユの服は真っ赤だった、俺の手も真っ赤に濡れていた。
服が真っ赤なせいだろうか、マユの頬はいやに白かった。
「ぅ……うわぁあああぁぁぁぁぁぁ!!」
マユの全身で血に塗れていない場所はなく、虫の息だった。
「マユ! マユッ!! 起きてくれよマユッ!!」
生きてるようだが、顔は蒼白く返事はない。
むかし読んだ本に書いていたように服を千切り、特に酷い右腕についた傷跡の上を
キツク縛り、傷口に布をあてがい強くおさえた。
頭は混乱しているが、このままでは死んでしまうという事だけは嫌に理解し
てしまった。
ふと何気なしに辺りを見回し、愕然とした。
「ぁ……あああぁぁああぁ……」
少し離れたところに父さんと母さんがいた。
正確にいえば、だったモノだろう。
マユの出血量が少なく思えてくるほどに血塗れで、母さんに至っては手足が
間接とは違う方向に曲がっていたりした。
恐らく死んでるのだろう、近付いて確認しようと思ったが手はマユの傷跡に宛がっている、
迂闊に近付いてはまだ生きているマユの命まで無く待ってしまうだろう。
放心し、思わず空を見上げたら一機のMSが飛んでいた。
蒼く白い天使のようなその姿だが、何故か俺にはソイツが悪魔のように見え、俺の
網膜に深く焼き付いた。
ソイツ等はコチラに一瞥もせず、全身で展開していた砲身を仕舞い去っていった。
「アイツが……!!」
ガシャンガシャン
しかし、憎しみの目を向ける間もなく駆動音と共に今度は違うMSが現れた、連合製
のものらしきソレは一人も生かして返さないと言わんばかりにコチラに近づいてきた。
手に持った銃こそ向けてこないが、頭部をコチラに向けている。
どうやら頭部左側についているバルカンらしきものの照準を合わせているようだ。
「ぁ、ぁあ……」
意図せずして声が漏れた、どう考えても絶望的な状況だ、諦めが心を支配し、
最後くらい怖くないように目を閉じようとした。
「……ぉ…にぃ…ちゃ…」
だが、己の手の内で助けを求める妹の存在を思い出した。
「……ッ!」
先程心を支配していた絶望感が嘘のように消え、死んでたまるか、
いや、死なせてたまるかという怒りにも似た感情が身体を支配する。
だが、そんな感情とは裏腹に頭の冷静な部分は「俺達はここで死ぬんだ」と既に結論
づけていた。
「くそっ……くそオオォォッ!」
濾過できない感情を声として排出しようとするかのように声を上げるが。
こみ上げてくる激情は増すばかりだった。
目の端に涙が滲み、再び絶望感が心を覆う。
「誰でも良いッ! 俺の命が欲しいっていうんならくれてやるッ!
だから・・・だから、妹だけはっ! マユだけは助けてくれェェッ!!」
神でも悪魔でもいい、俺は喉よ枯れろと言わんばかりに叫んだ。
目の前で、コチラに照準を定めているMSのパイロットにも聞こえているだろう
その声は、思いの強さも空しくあっさり無視された。
MSの頭部バルカンの銃口が光る、無駄だと判りつつも妹を庇うようにして
抱き締めた。
バラララララッ!
銃撃音がし、もはや命運つきたと目を瞑った。
ガキィィィン!
「はっ?」
銃弾を弾く音、つい先程感じた絶対的絶望すら忘れて、俺は硬く閉じた瞼を上げた。
そこにいたのは……
『ハッハァッ! すッッとろいぜエェッッ!!』
妙にトッキントッキンした金色の珍妙なMSだった。
ここは何処だ? 今の男の心境はその一言につきた。
超銀河螺旋海溝の圧力に負けボロボロになっていた上に、デススパイラルマシンの
爆発を超至近距離で受けた、自分はキングキタンもろとも宇宙の塵となった筈だった。
もとより、自分で志願した上でのこと、今更死が怖いだの絶対的絶望がどうだのと言
うつもりはないが、スペースキングキタンが圧力に負けた時点で自分の生存率は
ゼロだった筈だ。
なのに何故自分は生きている?
目の前で繰り広げられる、機体同士の戦い。
いや、戦闘というのもおこがましい。
顔に手足が生えたガンメンというよりは、より人型に近いグレンラガン、いやむしろ
グラパールに近いデザインの機体。
ソイツ等が見ていて胸糞悪くなる一方的な侵略をしているだけだ。
地上で一番栄えている筈のカミナシティとは全く違う雰囲気の施設群。
損壊寸前だったのに、何故か完全に修復され空に浮かんでいるキングキタンの中で男は
一人呆然としていた。
そんな時だ、一人の少年の叫び声が聞こえたのは。
『誰だも良いッ! 俺の命が欲しいっていうんならくれてやるッ!
だから……だから、妹だけはっ! マユだけは助けてくれェェッ!』
思わず声の発生源へと目を向けると、そこにはグラパールモドキらしきものが棒立ち
していた。
今の声・・・アイツのか?
しかし、その機体の視線の先にある死体と、血塗れの少女を抱き締めている少年を見、
ギョッと目を剥いた。
「アイツ…まさかあのガキを!? ・・・・・・チィッ」
考えるより先に身体が動き、キングキタンで両者の中間を割って入る。
いや、正確には少年達を庇うように割って入った。
バラララララッ!
ガキィィィン!
間一髪で間に合い、キングキタンの装甲で無数のバルカンを弾く。
ふぅ、と冷や汗を拭う、キングキタンの厚い装甲ならあんな豆鉄砲なぞ屁でも無いが、
ソレが生身の人間が対象だと掠っただけで致命傷だ。
突如出現したキングキタンに驚いたようで、あの機体の銃撃が一瞬止まる。
だが、すぐさま味方識別のないキングキタンを敵と認識したようで、バルカンで牽制しつつ、
両腕で主武装らしきライフルを構えようとする。
「ハッハァッ! すッッとろいぜエェッッ!!」
しかしその動作は歴戦の戦士であるキタンと彼の愛機であるキングキタンを相手にするには
ぎこちなく、とてつもなく無駄な動作がありすぎた。
瞬時に間合いをつめ、少年達に危害が及ばないようライフルを奪い突き飛ばす。
自分はまだ状況を完全に把握できてない、頼れる仲間もなくここが何処だかわからない以上、
下手に動くのは危険だろう。
ましてや、誰とも判らない連中と敵対行動を取るなんて言語道断だ。
だが、だからといって……
「あんなガキィ見殺しにするってのもよぅ、後味悪ぃってぇモンだろうがァッ!」
頭部パーツを閉じ吶喊、
「キタンスティンガアァァァ……!!」
敵の胴体を抉り込むように突き刺し……
「脳天地獄裂きイィィ!!」
力任せに開き、敵を胴体から真っ二つに引き裂いた。
爆散し、敵機の破片が周囲に散らばる。
ガシャンガシャン
応援でも呼んでいたのか、それとも爆発音をききつけたのか。
今引き裂いた機体と同系統の機体が小隊を組みやってきた。
「ウォオオオォォォッ!!」
叫びとともに奪い取ったライフルを乱射する、元々キングキタンは格闘専用機
といえるほど遠距離武器がなく、キタン自身そういう格闘戦を好む性質で射撃の
腕自体そう高くない。
だが、敵は移動速度自体今まで戦ってきた敵と比べ格段に鈍く、飛行機能が無いのか
空中戦すら仕掛けてこない。
近接戦闘はお粗末で、おまけに手に持ったライフルで射撃をする時に動きが止まって
しまうという致命的な弱点を持っている。
数多の死闘を戦い抜いた彼の反射神経とガンメンの性能にとっては百発百中といっ
っても過言ではない命中率を残す事が出来た。
脅威と認識したのだろう、次々と敵を倒していくが、味方がやられてるのを
駆け付けワラワラと現れる。
同系の機体が複数いるところからして、量産機なのだろうがグラパールと比べても
格段に弱い。
射撃自体の精度も止まって撃つワリに低く、キングキタンを捉える事もできずに
無駄弾を打ち続け、接近戦を挑もうと、ビームで出来た剣らしきものを構え突っ込むが、
動きが一直線すぎて楽に対処できる。
「へっ、似てるのは顔だけかぁ!? うちんとこのガキ共のグラパールの方が
よっぽど気合入ってんぞ、オラアァ!!」
しかし、量産機なだけに、あのアンチスパイラル共には負けるが数だけは多い、奪った
ライフルも流石に使いすぎたか、残弾数は0。
増援は打ち止めのようだが、敵は無傷なのが十機ほど、手傷を負わせたがまだまだ元気そう
なのが五機ほどいる。
キングキタンとあのグラパールモドキの性能の差なら素手でも倒せるだろうが敵の強さに
張り合いがなくキタンは正直面倒になってきた。
「んぉ?」
と、そこでキタンはキングキタンが背負ってるものに気付いた。
「こいつぁ……へっ、コイツも無事だったか。
・・・なら早速、使わせてもらうぜェッ!」
ライフルを敵に投げ付け、キングキタンの右腕にソレを装着し、己の精神を昂ぶらせる。
一度使った際に身体が覚えたのか、キタンの身体とキングキタンの装甲が薄い緑色に光り始めた。
シンはマユを安全な所まで慎重に運び、自分達を救った金色のMSの様子を眺めていた。
シェルターまではまだ暫く歩かなければならない、こんな激しい戦闘の中で傷ついた
マユを引き連れて行くのは無謀というものだろう。
せっかくあの金色のMSが俺達を庇い、尚且つ別方向へと敵を突き飛ばし安全を図っ
てくれたの、その親切を無駄にするわけにはいかない。
幸いといって良いのか微妙なところだが、マユは片腕についた大きな裂傷以外に目立った
怪我も骨折もなく、他は掠り傷がいくつかあるだけだ。
おそらく、父さんや母さんと違って爆心地から遠かったのだろう、少し見てみたところ
爆風の影響というより、木かなにかの破片があたって切断されたのだろう。
出血が酷いのには変わりなく、早く医者に見せなければいけないのは確かだが。
それでも、直接命に関わるような怪我をしていなかったのは何よりだった。
命拾いしたおかげか、それとも親が死に、傷ついたマユを守らなければいけないという
兄としての責任感か。
短気な性格のシンも、今はそのくらいの判断ができる精神的余裕があった。
しかし、それはそれとして……
「凄ェ……あんなにも沢山のMSを次々に……」
シンは見惚れていた、無数の敵に、大量の理不尽を前にして背を向けず撃破していく
その金色の勇姿に見惚れていたのだ。
まるでアニメや漫画の中にしか存在しないヒーローだ。
絶望的な状況から自分を救ったその姿はシンの心に深く焼き付いていた。
いや、シンが自ら焼き付けていたといった方が正しいだろう。
タイトルに1/30とか書いといてスイマセン、本当は1/21でした……
続きも置いときます
敵から奪ったライフルを乱射する、いや、乱射しているように見えるだけだが、その
射撃は正確無比、百発百中で次々と連合製のMSを撃破していく。
が、それも長く続かなかった。
「ライフルを……捨てた?」
弾が切れたせいか、ライフルを敵へと投げ付ける。
投げたライフルが敵の一体にぶつかってコミカルな動きをして倒れたが、この際どうでもいい。
それだけならいざしらず、金色のMSは俊敏に動き回っていた足までも止めた。
遠く、周りに草木が生い茂っているため確認しづらいが、敵は少なくとも数十機程度はいる。
好機と見たのか、その全てがロングレンジから反撃に入った。
「あ、危ないっ!」
思わず叫ぶが、金色のMSは動かない。
いや、何か背負っていた何かを右腕部に装着してる……?
だが、次の瞬間には連合のMSの一斉射撃で金色の機体は光りにつつまれ、先程以上の
爆音があたりに響いた。
「あぁ……」
金色のMSがいた場所には大きな黒煙がたちこめていた。
跡形も無く消し飛んだと思い込んだのか、連合のMSが三体ほど爆心地に近づき
黒煙から伸びた銀色に輝く槍によって一列に胸を縫い付けられた。
「えっ?」
いや、槍ではない。
形状は細く尖った円錐状で、表面には薄い二重螺旋状の溝があった。
そう、それはドリルだった。
それ単体でMS本体にも匹敵するほど巨大なドリルが敵機より引き抜かれ、続いて爆発が起こる。
その爆風で一瞬で晴れた黒煙の中にあったのは無傷の黄金のMS。
「何て装甲なんだ……」
金色のMSがドリルを装着した手を空に向かって掲げる。
自分や、連合のMSの混乱も意に介さず大声がこの戦場に響き渡った。
『キイイィィィングキタアアァァァンンッッ!』
ガキィン! ガキィン!! ガキィン!!!
「ええぇぇぇぇ!!?」
思わず叫んだ、おそらく俺に限らず連合のMSのパイロット達も同じだろう、
ドリルなんて戦闘ではあまりに非効率な武器を使うだけならともかく、ソレが
巨大化するなんて誰が思うだろう?
高く掲げられたそのドリルは、まさに天を貫くかのごとき威容。
『ギィガァァ……ドォリルゥゥゥ』
一体あの細い腕はどれだけの重量に耐えているのだろう?
一体あの小さなボディはどれほどの出力で動いているのだろう?
超巨大ドリルを水平に構え、超速度で回転させていく。
「でかい……元の十倍や二十倍なんてもんじゃない……!」
水平にされて、あのドリルの巨大さが正確を正確に理解してしまった。
元々のサイズの十倍や二十倍ではない、機体自体のサイズより十倍二十倍なのだ。
その切っ先がこちらには向かないだろうとはわかってはいるが、それでも凄まじい
威圧感を感じる。
相対しているMSのパイロット達に与えるプレッシャーは一体どれほどのものだろううか。
『ブレイクウウウゥゥゥゥゥッッ!!』
つい先程、愛すべき両親が死んだという事は忘れてはいない。
現在進行形で可愛い妹が重い傷に苦しんでるのも忘れない。
その仇であろう白く青いMSを見たときに感じた憎しみも忘れるわけがない。
でも何故だろう? こんなにも心が燃えるのは。
たった十数分の出来事だったが、俺は生涯この戦闘を忘れないだろう。
全ての機体を突き抜けていった金色の機体を見ながら、俺は自分の手を強く握り締めていた。
ギガドリルブレイクで突き抜けた後の爆発をバックにし、右腕に装着されたギガドリルを外す。
途端、気が抜けコクピット内でガックリとうなだれた。
「確かに……必殺技だわな………こりゃ…」
大量の汗を額に浮かべ、一人呟く。
『ギガドリルブレイク』カミナとシモン、他人が使っているのは何度も見た、シモン
に至っては全身えソレを使用していた場面を見た事がある。
だが、使ってみてわかるコレは多大な精神力、いや螺旋力を使用するよう技だ。
正直なところ、一発でもギリギリだ使用後に通常戦闘をしろといわれたら、例えさっきの
グラパールモドキが相手だとしても正直分が悪いくらいだ。
故に『必殺』、一撃で必ず倒さねば致命的な隙が出るだろう。
よくよくシモンは大した男だと力の無い笑みを浮かべ、シートに力なくもたれ深呼吸をする。
思いっきり息を吸って吐く、ソレを何回か繰り返す幾分か楽になった。
「ようやっと、少しは回復したか?」
レバーから手を離し、思いっきり拳を握り、自分がどの程度回復したか図る。
未だ力は完全に入らないが、それでも数十分の通常戦闘くらいなら問題はないだろう。
「……うぉっし!」
レバーを再び握り、状況確認の為に少年達が居た場所に戻り、呼びかけた。
「うぉおいッ! そこの坊主ぅ!」
『うぉおいッ! そこの坊主ぅ!』
連合のMSが爆散したあとの暫しの静寂を破ったのは、他でもない目の前の金色のMSだった。
『テメェに決まってんだろうが、何キョロキョロしてやがんだ』
そう言い、胴体についたカメラアイらしきものが凶悪にコチラを睨み据える。
先程の戦闘の時は確認できなかったが、どうやらパイロットの声に同調して機体も口を動かす
ようだ。
まるで生き物みたいだ、場違いにそう思った。
ガシャンッ
口らしき部分が開口し、さらに内部のセーフティシャッターらしきものが開き中から
人が出てきた。
機体が珍妙なら、乗っている人間も珍妙だった。
顔立ちは整っているが、線の細い優男というよりは屈強な男前のイメージだ。
しかし、あのパイロットスーツはいかがなものか、特にところどころにあしらった
星型のマークは微妙だ。
恩人に対して失礼な事を考えてると思い、頭を左右に振った。
「よぅ! 無事なようだなっ、坊主。
……っとぉ、お前さん一人なのかい?
さっきチラッと見た時はよぅ、誰か抱きしめてなかったか?」
シンの奇行に特に反応も返さずに、男が質問してくる。
そこでシンは木陰で休ませている妹を思い出した。
「あっ!!」
妹の事も忘れて、目の前の男とMSのインパクトにすっかりのまれていた。
そんな自分に怒りを覚えながらも、目の前の男に助けを乞う為に頭を下げる。
「お、お願いしますッ! マユを…妹を助けてくださいッ!!」
下げるだけじゃ飽き足らず土下座する、プライドもへったくれもないが。
このままマユまで死んでしまったら悔やんでも悔やみきれない。
「お、おい。 唐突すぎてわかんねぇよ!
ちゃんと説明してくんねぇか?
ああ、あと名前くれぇ名乗ったらどうだよ?」
土下座を受ける側としては何がなんだかと困惑しているようだ。
だが、今は一分一秒も惜しい。
「俺の名前はシン・アスカです! 妹が大怪我してすぐにでも治療しないと……
頼みますッ!」
「何だぁ? ガキ二人がんな戦場で何してたんだよッ!
親は、テメェの両親はどこにいんだ?」
「俺達、非難してる最中だったんです……
父さんと母さんは……さっきの戦闘に巻き込まれて……!!」
歯を食いしばり、両親の死体が転がっている場所を見た。
男もソレを見てしまったようで深く溜息をついていた。
「はあぁ……そういうことかい……先に言えってんだよ」
頭を掻きながら「さぁて、どうすっかなぁ……」と男は呟く。
もしや断られるのでは? 不安が心中に渦巻いたが杞憂だった。
「んまぁ……別にいいかねぇ。
俺様ぁキタン! キタン・バチカだっ!
乗せてやってもいいが、俺ぁ、ここの人間じゃねぇから何処に病院があるのか知らねぇ。
案内してくんねぇか? ……妹さん、一刻も争うんだろ?」
「あ、ありがとうございますっ! キタンさん!」
こうして運命の少年と、運命を変えた漢は出会った。
おわり
投下終了です。
リアルの方が学校の補講とか補習でのっぴきならないんで続きはあんまり
期待しないでください……。
最後に、自分の拙い文章がキッカケでちょっとは盛り上がってくれたら幸いです。
ありがとうございました。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 15:33:03 ID:zsKecm6i
GJ
GJ! この作品がスレの繁栄の呼び水にならんことを
一番槍がでたぞ!
まさかキタンで来るとは思わなかったwww
面白かったよ。
GJ!
>>59 >>60 >>61 レスありがとうございます
続き期待しないで下さいって言った手前なんですけど……
「完結できる自信はないけど、一応続きを書いたんなら……」ってのは
皆さん的に需要ありますかね?
>>62 いいんじゃない?
そもそもSSなんて完結できる可能性の方が少ないんだし。
>>63 良いならこれからもちょくちょく書いていこうかと思います。
「んなのグレン(種死)じゃねーよ」って方もいるでしょうが、
頑張って書いてきます。
がんばれ!!期待してる!
やっぱりクロスさせて楽しいのはロボット物だよね。
さらに改編させて楽しいのは原作で回避したいイベントとか、改編したいイベントのある作品。
となると種死は最有力だなぁ、やはり。
元祖鬱アニメ、イデオンとかもやってみると楽しいのかもしれないが、先ず見直さないと
書けないのが問題。
>>66 となるとイデVSシモンという話になりそうで怖い。でもシモンならイデを倒してくれると思う。
とりあえず、ゲッターとのクロスは危険すぎるからやめといたほうが良いな(信者的な意味で
>>66 なんだかんだで、コスモも結構な螺旋力を持ってる気がする。
みんながイデに魅入られてる中で、最後までイデに逆らい続けたから
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 12:31:25 ID:sdWPfoiV
いやー最後のニアには泣けた・・・・・まじで泣けた
せっかくキタンがシードの世界に行くSSを書いた猛者が現れたんだから
だれかシードの世界からサイがグレンラガンの世界に来るSSかかねーかな
↑シン・アスカが行くのだったら今書いてる
普通の宇宙世紀ガンダムもありかとグレンを見ているとアムロもシャアもニュータイプ
という言葉にとらわれている小物に見える。シャアはもアレだが、アムロもシャアに説教する位なら自分が政治家にでもなれと思う。
カミナの兄貴は能力的には二人に及ばないと思うが器は遥かに大きいと思う。
ファーストガンダムのアムロと14歳シモンは妙に気が合いそうではある。
人付き合い下手な所とか職人気質な所とか。
>>75 どっちも気合を入れるために殴られるしな
殴られた後の反応は違うが
見ず知らずの人に殴られるのと、信頼を寄せている人に殴られるのとじゃ
かなり違う気がするけどね
ダイ・ガードとのクロスとかも面白そうだ。
でもなんでだろう……面白そうだけど、やってほしくない気もする……
>>77 それはあれか、アムロはブライトを信頼していないといいたいのか?
>>79 いや、そうじゃなくてアムロの「親父にもぶたれた事無いのに」発言は、
ブライトと出会ってそんなに経ってない頃の事だろ?
逆にシモンは全幅の信頼を寄せていたカミナに殴られたんだからさ。
殴られた後の反応は違って当然だと思うぞ、って言ったんだ。
そんな大人、修正してやるッ!
おお、こんなスレと見事なSSがあったとは。ご贔屓にさせてもらうよ。
一応リリカルクロススレに一本あったが、スジはともかく文章力が惜しかった。
クロスSS書いてみたいがラガンの主要メンバーの言動を再現するのが難しい
自分の場合はグレンラガンは比較的最近やってた作品だし全編通して面白かったからまだ書けるんだが、
種、種死は内容でちょっと引いた部分があったから時間軸とか細かな設定とかが把握しきれてないや。
まぁ、そういう細かな点はいっそ「コレ種死のパラレルだから」という開き直っといて。
十分後から続きを投下しますわ。
「ふぅん、これは……中々面白いモノを見つけてしまいましたねぇ」
物量にものを言わす連合艦隊を何隻も護衛につけ、その上幾重もの分厚い装甲に守られた特殊艦、
その中で一人の男が隠せぬほどの興奮を声にのせ呟いた。
何故、この艦が特殊なのか? それには二つ理由がある。
一つは連合製の新型MS「カラミティ」「フォビドゥン」「レイダー」と、
その三機のパイロットである「生体コンピュータ」共を調整する為。
そしてもう一つは、連合の中核を担うといって偽りないブルーコスモスの盟主の護衛の為。
そう、彼こそは反コーディネイター派の長「ムルタ・アズラエル」その人であった。
彼は、自室で束になった報告書に目を通していた。
今回のオーブへの侵略……もとい制裁に関する報告書。
当初は圧倒的な彼我の戦力差により、すぐに降伏するであろうと思われたオーブだが、
これが予想に反してオーブは未だ健在であった。
いや、健在と言うのは不適切か、未だ陥落していないだけで、結局は時間の問題。
「善戦はしたものの、やっぱり駄目でした」という結果になるのは眼に見えた事だった。
ZAFT製と思われる二機の「G」が現れるまでは……
射撃格闘を含めた高い機体性能、パイロットの技量はともかく、あの通常のMSでは考えられない程の継戦能力……
バッテリーが動力では説明がつかない、どういう理屈かは知らないがおそらくあれは核エネルギーを動力として
稼動しているのだろう。
あわよくばソレが手に入るかもしれないという興奮により自然に動悸が高鳴る。
だが、ソレと共に激しい怒りが彼の心を支配する。
あのバケモノどもは、Nジャマーという封印をこの大地に打ち込んでおき大量のナチュラルを
餓死させておきながら、自らその封印を破ろうというのだ。
己の都合の良い善悪で動き、感情で人を殺す、何が「新人類」だ、聞いて呆れる。
所詮貴様等は被害者面してるだけの醜い人間(バケモノ)だ、自らの業に全くの責任感を感じない恥知らずだ。
自分もたいがい欲望で動く汚い人間だという自覚はあるが、自覚なくドス汚れた道を輝ける未来とルビるアイツ等
に比べたらまだマシだという自負があり、その自負によりブルーコスモスの盟主などやっているのだが……
話がずれたので戻そう。
今回の制圧作戦によりオーブはもうガタガタだ、後もう一押しすれば簡単に落ちるだろう。
だが、あの二機のMSはどうするべきか?
アレに搭載されているだろうNジャマーを無効化し核エネルギーを復活させる装置、
或るいはNジャマーの影響下でも問題なくMSを長時間作動させ続けられる未知のエネルギーか、
どちらにせよその力は魅力的だ。
次の作戦は、コチラの新型三機をも投入しあの二機を鹵獲する方向性で計画を練る。
「あの二機には煮え湯を飲まされましたが、今度はそうはいきませんよ?」
そういい、不適な笑みを浮かべる。
そして……もう一つの、最優先極秘事項。
「……凄いというか何と言うか、ここまで来ると現実離れしすぎてねぇ?」
彼は今、とある殲滅されたMS小隊の生き残りが捉えた映像を見ていた。
そう、丁度☆の形状を模した金色のMSがその殲滅されたMS小隊を一方的に蹂躙している映像をだ。
正確無比に容赦なく敵を殲滅する射撃能力、人間のように柔軟な間接、MS数十機の一斉射撃をものともしない装甲。
そして、極めつけはあの超大型ドリル……
「まだ信じられないなぁ、本当にこんなMSがいたの?」
先ほどの二機は凄いとはいえ常識外だった。
だが、あの機体は違う従来のMSの40……いや50歩以上も先に進んでいそうな能力。
ついでに連合、ZAFTのどちらにも当て嵌まらないフォルムも。
まるで未来からやってきたような、はたまた別世界からやってきたような……どちらにせよ、興味は尽きない。
常識的に考えて、こんなデタラメな存在、否定する要素なら幾らでも挙げられるが、肯定できるような要素は全く皆無と
言っても問題ないくらいだ。
だが、現実にこのMSは存在し、我々に牙を剥いたのは事実だ。
「コチラとは一度敵対行動をとってるようですが……今はオーブの野戦病院で待機してるですって?」
報告書に挟んである写真に眼を通す、野戦病院のすぐ側に胡坐をかいて待機している☆型のMS、
中々にシュールな絵柄だ、というかどうやってあの形状でどうやって胡坐がかけるんだ。
ますますワケが判らない、一体何がしたいんだ?
オーブを守る、連合に敵対する、ZAFTに利のある行動をとる等、理由は幾つか理由は挙げられるが、
最初の連合に対する敵対行動以外は、そのどの理由にも当て嵌まらない。
「しかしまぁ、興味は尽きませんね……少し様子を見た後に一度、出向いてみましょうか」
意外と、自己防衛により戦闘に陥っただけで、本人は連合に敵対する意思がなかったのかもしれない。
暫く監視した後に直接対面してみるのも一興、むろんお供(私兵)を連れての勧誘になるだろうが。
何より、報告書に眼を通すウチに、この☆型のMSの方がZAFTの新型より価値があると
このムルタ・アズラエル自身が踏んだのだ。
オーブ前首長、ウズミ・ナラ・アスハを筆頭とするオーブの首長達が、国の主だった施設とともに自爆し、
オーブは連合に降伏した中、彼女マユ・アスカは送り込まれた病院の中で意識を取り戻した。
「……ぁ…」
「……マユッ!?」
少し捻るだけで身体に痛みは走ったが、声のする方向に顔を向けるマユ。
泣きそうな顔をした兄、シン・アスカがそこにいた。
「マユ……? 大丈夫か?」
何に対して『大丈夫か?』なのだろう、身体は痛いし意識ははっきりしないし全然大丈夫じゃない。
と、そこで意識を失う直前、家族一緒にシェルターへと向かい走っていた事を思い出す。
「………ここ……は…?」
痛みに耐える病人達の呻き声がする中、自分は2日も昏倒していた事、オーブが連合に負け降伏した事、
そして、両親は死んだという事。
今の状況を兄に聞かされた、彼女は両親の死を受け入れきれず泣き崩れていた。
ひとしきり泣いた後、兄が持っていた自分の携帯を見、あの時の事を思い出した。
「ぁ……マユの、携帯……?」
そう呟いた瞬間、兄の顔色が変わり、慌てて携帯を仕舞った。
口で言わずとも表情で「しまった」と思っているのが判ってしまった。
「あ、ああ……あああぁ……」
その仕草で意識を失う前の事を思い出した。
そうだ、あの時自分は携帯を落としてしまって……
「その後、目の前が真っ白に……」
顔面蒼白になり、血の気の引いた唇で言葉を紡ぐマユ。
「わ、私の…せい? 私が…携帯なんか落としたから……っ?」
「お前は何も悪くない、自分のせいにするなマユッ!」
寒いワケでもなく、ガタガタと震えるマユの肩を抑えながら必死で慰めようとする。
だが、その甲斐空しくマユの瞳からはボロボロと大粒の涙が溢れて来た。
「でもっ……お父さんとお母さんが……っ」
その時だった。
ドカッ!
静かな、というの病院のルールを無視し、病室のドアが蹴り開けられる。
突然のことに、自分も兄も含めた病室内全ての人間がビクリとし、一斉にドアに視線を向けた。
「おっ! やぁっと目が覚めたかぃ嬢ちゃん!」
目を赤く晴らした自分に向かって、その男はニヤリと不適に笑った。
それが彼、キタン・バチカとマユ・アスカが出会った最初の記憶だった。
重症である少女マユ・アスカとその兄、シンを街のはずれにある病院に送ったキタンは、
病院のすぐ隣に待機させてあるキングキタンの中で一人頭を抱えていた。
「…ったく、冗談じゃねぇぞ」
あの、シンとかいう坊主にここまで来る際に聞いた簡単な世界情勢、ソレはキタンが
知っている地球とは大きく異っていた。
地球とプラント、連合とZAFT、ナチュラルとコーディネイター……そして、MS
類似点が全く存在せず、ただ名前だけ一緒のこの『地球』という星。
「ナチュラルとコーディネイターっつーのは。
ある意味、人間と獣人みてぇなもんか?」
遺伝子がどうだのこうだのと。
あくまで言われてみれば程度だが、似てなくも無い。
小難しい話はリーロン達の領分だから正直なところ微妙だが。
「しっかしまぁ……
なぁんで、俺ぁこんなトコに飛ばされちまったのかねぇ……」
単純に考えればデススパイラルマシンの爆発の影響だろが、正直なところ性質の悪い冗談だと
しか思えなかった。
「いやぁ、んなこたぁどうでもいい」
頭を振り考え直す。
そう、今考えるべきのはそんな事じゃない。
問題なのは、これからどうするか? 突き詰めればただその一点に限る。
「さしあたってアイツ等の元に帰れたら一番良いんだけどなぁ」
仲間の道を切り開くために、一度は捨てた命だが、それでも生きて戻りたくないワケがない。
だが、帰る為にクリアしなければならない問題は山ほどあった。
先ほどの戦闘、正確には敵機郡の性能を思い出す分には。
この世界の技術レベルは自分達の居た世界と比べて格段に低いのだろう。
実際に調べて見ないと判らないだろうが、おそらく螺旋界認識転移システムかそれに近い能力を持ち、
元の世界への転移を可能とする装置もこの世界にはあるまい。
螺旋界認識転移システムさえあれば、シモンがニアのいる空間をニアが持つ婚約指輪をイメージ
し飛んだように、自分も元居た世界の事を思い浮かべ飛ぶ事が出来るのだろうが。
所詮は無いものねだりである。
「はぁー……」
結局のところ何度考えても袋小路に行き着き、らしくもない溜息ばかりが出る。
シモン達はどうしてるだろう、俺一人いなくなろうともアイツ等なら、と信じてはいるが。
それでも仲間達の助けになりたいと思うのは別だ。
それに妹達、生まれたばかりの可愛い姪っ子には「土産話を楽しみにしてろ」と大見得をきって
しまったのも忘れていない。
改めて思い返せば未練タラタラ、考え出したらキリがなかった。
「俺達ゃ、どうなっちまうんだろうなぁ……
なぁ、相棒よぅ」
そう言い、モニターを軽く叩いた。
返ってきたのは静寂、当たり前だガンメンとはいえ機械が喋るワケがない。
しかし、キタンは曇らせていた表情を幾分か和らげた。
「……ああ、そうだったな。
無い無い尽くしだが、今の俺にゃお前ぇがついてたな」
そう言い、相棒ともいえるカスタムガンメン『キングキタン』のコクピットを見た。
キングキタンがある、武装となるキヤルンガも螺旋バリアー弾も無いがシモンのギガドリルも付いている。
なら、こんな状況でもまんざら運が無いってわけでもない。
状況は先ほどとなんら変わらなかったが、そう認識しただけで大分気が楽になった。
『………ぉ…ぃ……』
「ぁん?」
人の声が聞こえた、モニターに視線を移すが誰もいない。
『……こっち……て……』
再び声が聞こえた、どうやら病院の方から聞こえてきたようだ。
仕方なしにレバーを引き、機体をそちらに向ける。
窓際に位置する何人かの人間が、物珍しそうな顔でコチラを見ている。
その中に見知った顔を見つけ、スピーカーで返答する。
「呼んだか坊主?」
キングキタンの巨大な眼がぎょろりと動いたのにビックリしたのか、
コチラを眺めていた人間の表情が驚きに染まっていた。
あのグラパールモドキしか、コチラの世界の機体「MS」は見た事がないが、
やはり別の世界ということも相まってガンメンは異様に思われるのだろう。
「まぁ、俺自身こっちのヤツ等のMSってヤツが珍妙でしかたねぇがな」
特に顔とか。
『え? 何か言いました?』
「なんでもねぇよ! それより、どうした坊主。
あの嬢ちゃんはどうだったんだ?」
血塗れで、大怪我を負ってた目の前の少年の妹を思い出す。
体を張って助け、大急ぎで病院に駆けつけたのだ、流石に気になる。
『あ、ハイっ! まだ絶対安静ですけど、お陰様で何とか』
「へへっ、そうかいそりゃぁ良かったじゃねぇか、
……俺にも三人の妹がいてよぉ、妹が大切な気持ちは俺にもよおぉーく判るぜ」
『……本当に何てお礼を言ったらいいか……ありがとうございます」
シンが再び頭を下げた、これで一体何度目になるのだろうか。
「ガキとはいえ、男がペコペコ頭下げんじゃねぇ!
感謝を態度で示すっても、男が頭下げんのは一回で十分だぜ!」
感謝されて悪い気はしないが、流石に頭を下げすぎだ。
『でも……』
「あーあー皆まで言うなって、……んーじゃこうしよう。」
キングキタンのスピーカーごしに喋るワケにもいかないので、レバーを引き、
キングキタンのコクピットを開く。
「よっと」
胡坐をかいた格好のキングキタンの上を器用によじ登り、突起の上方に向かい、
坊主と同じ高さにまで行く。
シンに向け、右手の人差し指をクイックイッと曲げる。
こっちに来いというジェスチャーだ。
人に聞かれたくない類の話だと理解した少年は窓から離れた。
察しの良い少年だ、おそらく階段を降りこっちに向かっているのだろう。
まだコチラを興味深げに眺めている野次馬もいたが、ガンを飛ばしたら慌てて顔を引っ込めた。
キングキタンから飛び降り、坊主を待つ。
暫くして肩で息しながらシンがこっちにまでやってきた。
「悪ィな、走らせちまって。
でもまぁ、人にはあんまし聞かれたくねぇ類の話でよ」
「ハァハァ……いえ、大丈夫です……で、一体なんです?」
息を荒くしていたが、数秒で整え、真剣な顔をコチラに向けてきた。
何と言ったらいいのか、バツの悪そうに頭を掻いた後に口を開く。
「事情は話せねぇがな、右も左もワカンネェ状態でよ。
さっきもコーディネイターやらナチュラルやら世界情勢やらを聞いたようによ、
自分で言うのもなんだが今の俺にゃ常識っつーモンが欠けてんだ。」
気恥ずかしげに喋る、
「そこいらへん、聞きてぇ事があったらお前に聞くから色々と教えてくれねぇか?
テメェが感謝してもしきれねぇっつーんだったら、コレでチャラにしてやらぁ」
「……もしかして、記憶喪失みたいなモンですか?」
「いや、記憶喪失とは違うんだが……なんつーかなぁ……」
良い言い訳が見つからない、悪いヤツではないだろうが、正直シンに「俺は別世界から来たんだぜ!」と
本当に話していいのか、判断がつかない……
暫く口ごもっているとシンが慌てて、
「あっ、別に言いたくないならいいです!」
と言ってくれた、気を回してくれたのだろう、ありがたいことだ。
「そうかい、悪ィな坊主……気を使わせちまって」
「いえ、さっきキタンさんも『事情は話せない』って言ってましたし、
聞いた俺が空気読めなかっただけですよ」
ハハッと恥ずかしそうに笑い、場の空気を和ませようとする。
良い少年だ好感が持てる、自分が助けたという事もあるがイヤな顔一つせずにコチラに会わせてくれる。
まぁ、この世界の常識を知る事が出来るのは僥倖だ。
しかし、問題はコレからどうするかだ。
元の世界に戻りたいという最終目標はともかくだ、今の俺は今日の飯を食っていくのにすら、
困っている状態だ。
まさに先立つものは金、だ。
「うーん、どうすっかなぁ……」
「何がですか?」
「いやな、ぶっちゃけるっとよぉ俺ぁ、明日からどうやって生活していこうかーと思ってな。
暫くはお前ぇに色々教えてもらって、キングキタンのコクピットで寝泊りすりゃいいだろうが……
飯を食う金すら無くてなぁ」
あては無く、共に戦ったガンメンが一緒とはいえ正直、どうするか困っていたところだった。
「うーん……あ、それなら一つ良い案がありますよ!」
「お、何だ? 言ってみやがれ」
「傭兵ってのはどうですか? キタンさんも、キタンさんのMSも強いんだし金になると思うんですよ」
「ふぅむ……傭兵ねぇ……」
悪くない、というか良いアイディアだ。
こちとら歴戦のガンメン乗り、大グレン団の一員だ。
こと戦闘においては、例え孤立無援の未踏の世界でも負ける事など考えられない。
最終的にどうするかはともかく、今のところは傭兵で稼ぐというのは自分向きの仕事だ。
「良いねぇ、そのアイディア採用だぜ坊主」
笑みを浮かべ、シンの頭をワシワシと乱雑に撫でる。
「ちょ、喜んでくれたのは嬉しいけど、子供扱いしないでくださいよ、俺はもう14です!
あとよくよく思い出せば、俺さっきから『坊主』としか呼ばれてないじゃないですか!
一応自己紹介しましたよね!?」
始めてイヤそうな表情をし、飛びのくシン。
そういや、本名で呼んだ事は無かったか。
「おお、悪ィ悪ィ。
けどよぉ、14っつったらまだまだケツの青いガキなんだからよぉ、
別に子供扱いしても問題ねぇだろ?」
「コーディネイターにとっては13歳からが成人年齢なんです!
これでも俺はもうとっくに成人してんですよ、常識ないってもこれくらい覚えておいて下さい!」
生意気な口しかきけないウチはまだまだガキだ。
すみません、上のキングキタンですけど
連投で規制くらってしまいました。
初心者なので改善策を教えていただきたいです。
「ま、適当に善処はしといてやらぁ。
気ィ悪くすんなや、ぼ・う・ず?」
「だから!」
呵呵大笑、我ながら大人げないが楽しいから仕方ない。
「まぁ、ガキ扱いしてんのはともかく、ありがてぇと思ってるのは本当だ。
さっきも言った通り、右も左もワカンネェ状態だからよ。
そこんとこはスゲェ感謝してんだぜ?」
頭を下げる、先程『男が頭を〜〜』なんて言ったが、それは恩を仇で返すというワケではない、
そういうところはキッチリ締めといて男というものだ。
さっきまでムキになって反論していたシンだったが、コチラが頭を下げると、
急に狼狽したかのように慌てた。
「い……いえ…キタンさんには俺も妹も、命を助けてもらって。
……キタンさんからすれば、まだまだガキだってのも事実ですし、頭を上げてください」
「そうかぃ?」
そういい、頭をあげるキタン。
頭を下げる時と同じで、アッサリとした反応だ。
そこが、大人の男というものなんだろう。
「まぁ、他人に低く見られたくねぇって気持ちは俺にも良く判るぜ?
俺も昔はヤンチャだったからなぁ」
昔を懐かしむように、空を見つめる。
シンからしたら今も相当、破天荒に見えるが本人からしたらそれでも随分落ち着いたのだろうという自覚がある。
まぁ、実際妹が結婚したり、法務局長の職につき柄じゃないデスクワークをこなしたり、姪が生まれたり、
唯一無二のダチ共と地球を守ったり、本気で死に掛けたりと様々な事があった。
七年前も年月を経ればガンメン相手にブイブイ言わせてたキタンも少しは変わるというものだろう。
「まぁ、それはおいといてだ」
現実に戻る。
「そうだなぁ……とりあえずココの責任者に話つけて雇ってもらおうかねぇ。
次はいつ連合が襲ってくるかワカンネェし、何処もかしこもこんな有様じゃぁ、
火事場ドロボウみてぇなのがワンサカ湧いてきそうだしなぁ」
「俺も……手伝いたいのはやまやまなんですが、
まだ妹が意識を取り戻すまでは安心できないんで……」
「わぁーってるよ、さっきも言ったが妹を思う兄の気持ちは俺にも判るつもりだ、
逆に嬢ちゃんを放っぽといて俺の手伝いをするーなんつったらブン殴ってたぜ」
そういい、悪そうな笑みを浮かべるキタン。
助かったといわんばかりに胸をなでおろし、安堵の息をつくシン。
「んじゃま、早速でワリィが俺ぁいってくっぜ、また後でな坊主!」
安心したのもつかの間、懲りずに坊主と呼ばれシンは諦観の溜息をついた。
後に『世界最強の漢』とまでうたわれるキタンの、シンにしか知られない傭兵デビューであった。
つづく
ふむう、避難所掲示板でもあればそこに書いて代理投稿してもらう手もあるんだが。
代わりにどっかのアップローダーでも使うか、大人しく規制解除を待つか。
ただの連投規制だからそんなに待つことにはならんだろうが。
うおっ、書いてる間に解除されてるじゃないか。リロードすれば良かった。間抜けな話だ。
ああ、なんか普通に時間経ったら書き込めました、
リアルタイムで見てる人いたら混乱させてすいません。
……書けば書くほど独自の展開になっていって、自分でも
「いつになったら種、種死本編に沿う流れになるんだ」
と思って首を捻ってしまいます。
あと、どうでもいいけど自分一人駄文を晒してると思うと寂しいので、
短編でもいいから誰か書いてくれーと思う今日この頃。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 14:11:49 ID:IefzQt8e
GJでござりまする
駄文じゃないっすよーGJですー
時々覗きにきていた甲斐がありましたわ
とても面白かったです。続き頑張ってください。
特に盟主王には期待大です。
GJ!
キタン兄貴に惚れてしまうことばかり。むしろ彫ってくれ。
そしてネタが思いつく。
デモベクロスとか、世界観的にも合っていると思うんだけどなァ。
デモベVSグレラガとか、そんな漫画祭り的な内容で。
VSとか書いておきながら共闘するのはお約束。
>>108 螺旋咆吼デモンラガンWWWW
さぁ、書く作業に戻るんだ
個人的にタイトルは斬魔螺旋デモンラガンを押したいwww
サイズ的にはどんなもんだっけ?>DB
色々クロスを考えているんだが。
なんか、おやっさんなら「よーいしょっと」って感じで時空に穴を開けて別作品にあっさりクロスしてくれそうな気がしてきた。
SIMONなクロス物になりそうだけど
50メートルぐらい?
小説版だと宇宙より大きくなってたけど
最終回でみんなに別れを告げてから、おっさんになるまでのシモン召喚を考えてみるんだが
どうやってもU-1展開になっちまいます。
悟ってるわ、真実を問答無用で「理解」するわ。
ゲッター線みたいな意志はないから、そんな全知的イメージあんま無いけどな、俺は。
ネメシス回避のために螺旋力行使を可能な限り回避する方向になるのか?>おやじシモン
>>72だけど、一話と大体のプロットができたんで次レスから投下しま〜す
「ステラ……俺…やったよ……」
狭苦しいコックピットの中、笑う少年がいた。
少年の名はシン・アスカ。
「ハハハ……ハハハハハ……これで、終わったんだ。全部……」
彼はつい今さっき、自らの仇敵を討ち取った。
そして笑っていた。
聞いていて痛々しくなるほどの渇いた声で。
「……ステラ…ハハハハ」
彼の目から涙がこぼれた。
それでも、笑い声は止まない。
分かっているのだ。
こんなことをしてももう彼女は帰ってこない。
そして討ち果たした復讐。
だが、やり遂げても達成感など微塵も湧かない。
それでも笑い続ける。
まるで壊れたように。
彼はぼんやりとコックピットを見回した。
自分の使い慣れたモビルスーツ。
形式番号ZGMF-X56S『インパルス』は、ただ主の笑いを受け止め続ける。
「ハハハ……」
「ご苦労様…シン。すぐに帰投して頂戴」
自らの所属する戦艦から通信が入る。
ディスプレイに映し出されるのは、艦長 タリア・グラディス。
「艦長……すいません。俺 帰るの無理そうです」
「シン……?」
「艦長! インパルス内部で異常な放熱現象が起きています!!」
艦内にいたオペレーターの1人 メイリン・ホークは悲鳴に近い声をあげた。
それだけではない。
異音がする。
ヴヴヴヴと。
音を出すのはシンの搭乗するMS。
片腕はもげ、頭部は破壊され、それでも健気に主の望みを全うし続けた騎士。
「あれだけの戦闘をして、フリーダムの爆発に巻き込まれて……良く戦ってくれたな。ありがとう、インパルス」
もう、死ぬことなど怖くない。
好きだった人達は向こうに逝ってしまった。
父も、母も、妹も、最愛の人も。
だから俺も逝こう。
愛機と一緒に。
爆発から起こる限りない白光の中でシン・アスカは幻視する。
自分を迎えに来た一振りの黒い鎌を。
―これは一人の少年が、架せられた十字架をドリルで打ち砕く物語―
意識があったのは自分の愛機が滅びた瞬間まで。
彼が目を覚ましたとき。
言い換えるなら気がついたときには、それに頭を掴まれていた。
「……な!?」
影のようにどこまでも伸びる黒い腕。
虚ろで白骨を連想させる眼窩。
おぞましくもあり何処と無く哀愁を誘うそれは、自分の顔を無遠慮にのぞきこむ。
「予定とは違うものを釣り上げるとは……多元宇宙からの干渉では不十分だったか」
「な、なんだ……アンタは」
自由の利かない首をねじって辺りを見回す。
コックピットはいつのまにか消え。
自分はソイツと闇の中にいた。
あらためて視線をその『化け物』に向ける。
目の前にある存在が理解できない。
自分が置かれている状況も理解できない。
唯一つ分かることは。
到底人とは思えぬ目の前の影は、間違いなく人語を発していた。
「名乗る必要は無い。そして貴様が知る必要も無い。必要なのは……」
黒い影は、彼…シン・アスカの頭の中に手を入れた。
まるでCGのように。
ずぶずぶと音を立て、初めは指が。
そして手の甲が。
最後には二の腕にあたる部分までが彼の頭にめり込む。
闇そのものである影の手は彼の中にある様々な記憶をほじくり返す。
「必要なのは…貴様のパイロットしての能力……都合のいいように書き換えた『歪んだ螺旋の力』だ」
「ア゛ア゛ア゛ア……アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
耳を覆いたくなるような絶叫が響いた。
体に訴える痛みではない。
彼の心が哭(な)いている。
本能的に口からでる叫びと。目からでる涙がその証明だった。
「歪んだ螺旋の力さえあれば他は必要ない。全ての記憶は多次元の宇宙に捨てるがいい。必要な物は全てこちらで用意しよう。新たな刃も。新たな名も」
シンの脳内で再生されるのは、様々な記録。
今まで彼が生きてきた中で体験した所業。
救えず流した昔(なみだ)。
許せず殺した先刻(フリーダム)。
解せず囚われた現在(じぶん)
全てが消えてゆく。
頭ががくがくと揺さぶられ、その度に一つ思い出が消えてゆく
記憶だけではない。彼が纏っていたパイロットスーツも徐々に形を変えてゆく。
真っ黒い衣装と幾何学的な灼熱色の文様が彼を包み込む。
それに伴い。消えてゆく。
頭の中に確かにあった。
おそらく彼の心を構成する中で最も重要なパーツである。
ピンク色の携帯電話も。
愛する者からもらった貝殻も。
「ガ、ア、ア、ア、アアアアアアア!!」
「もうすぐここに奴らが来る。1%に満たない可能性ではあるのだがな」
影は感情を表さず、ただとつとつと語る。
シンを苦しめてもそこには何の表情も無い。
他者を傷つけることで人は様々な感情を示す。
ある者は他者をいたぶることで悦びに口元を歪め。
ある者は自らの罪悪感に耐えるように眉をひそめる。
たとえ顔には出なくとも、手先は震え視線は動く。
だが、目前の存在はそれすらも無い。
強いて言うなら、面倒くさそうな作業をただ無気力にこなす感じ……とでも言えばいいのだろうか。
「我らの仮想生命体はもう使いものにならない。それに引き換えるだけの活躍をしてもらうぞ。『歪んだ螺旋の保持者』」
全ての情報の消去が完了する瞬間、シンは最後の力を振り絞って言葉を紡いだ。
今まで何回も紡いできた言葉を。
彼なりに理不尽な運命に抵抗しようとした証である言葉を。
「アンタは……一体……何なんだ?」
シン・アスカは知らない。
目の前にいる者の名を。
それは世界を支配する者。
そして――シン・アスカの宿敵でもある『運命』を強いる者だと。
第一話 了
124 :
次回予告:2008/02/16(土) 01:30:45 ID:l/D7VVTQ
名も無い。志も無い。友も無い
身体に宿る虚構と空白
無邪気な問いかけ
忘れられた感情
俺に与えられたたった一つの義務。
ああ、そうか
次回 天元突破 グレンラガンD
教えてやる。これがモノを殺すって事だ!!
歪んだ螺旋・・・SEEDのことか!?
投下終了。っす。
おそらくキングキタン氏の作品が王道だとすると自分のは邪道っす。
内容に若干本編と齟齬が出るとは思いますが応援宜しくお願いします。
>>125 そいつはおいおい明らかにするって形で。
リアルタイムの支援ありがとうございます。
応援宜しくです
そんなもん終盤で見た無数のラガンの一つの辿った運命みたいなオチで
なんとでもなる
アンチスパイラル撃破エンドすら外因で分岐してたとこじつける事すら可能
二次創作とはそういうものだ
GJです。
こんな感じでこのスレも盛り上がってくれたらいいなぁ……
いい感じに賑わってきそうですね
次も楽しみに待ってます
おおすげー。アンスパに釣られたか。そっちサイドに来るとは実に予想外。
キラでも釣るつもりだったのか上川さんは?
歪んだ螺旋はコーディのことか、あるいは
>>125でも言ってるが、種割れ能力のことか?
自分型月厨だが、シモンが英霊になるss作ってもオケ?
個人的にゃあ、節度さえ守ってくれりゃ大いにオッケーだが。
型月アレルギーの方々の反応が心配だ。
どうせ住人なんてほとんどいないだろうからなんでもいいんじゃね?
型月かー。
シモンってFateの士郎の特攻振りとか見ると一緒に突っ込んでいきそうだwww
全てを救えたかどうかは別として、救おうとする点でも気が合いそう
なるとしたらクラス何だろ?ランサー?
イレギュラークラスでいいだろう
ドリル
だな
ブラザー
・・・これはあらゆる意味で没だな。
ドリルのサーヴァントww
イレギュラークラスを安易に使っちゃうのは嫌だなぁ
なんか、作者が考えるのを放棄しているのと、これから先も都合が悪い設定は改変する気がするから
クラスはライダーだろ?宝具はマシンと見るとすぐレイプしちゃうラガンさんで
そう言う考え方もあるか。
原作になキャラをぶち込むんだから、イレギュラーがいっちゃん合ってると思っただけなんだ
どうでもいいがドリルじゃなくてドリラーじゃね?
ボーラーとかディガーとか。
理屈こねる厨キャラを問答無用でドリルで蹴散らしたりとかいいよな!
シモンが英雄としての資格を持っているのは認めるが、
シモン自身は英霊や抑止力なんてもの真っ向から否定しそうなタイプじゃないか?
抑止力が英霊を使い災厄となりうる原因、人間を排除するなんて考え方、
アンチスパイラルみたいなもんだと思っても不思議じゃない。
>>144 激しく同感!!
シモンは抑止力そのものに嫌悪すると思う。それに、シモンは自分一人の
力で勝利の力を勝ち得たのではなく、みんながいたからそれができたと思っているから
一人に背負わせる英雄そのものを否定しそう。
じゃああれだな、大聖杯とか根源とか地球意志とかをブチ抜いて風穴開けちゃうんだな。
ダメだダメだ最低一直線だこれじゃ。蹂躙は良くない。
英霊になるのは自分からだけじゃないだろう
中には祭られて英霊になったやつもいたはず。アンリやライダーとか。
シモンも自分の意志じゃなくて、地球や他の螺旋族に英霊として祭られちゃったから
なってしまったとかにすればいいんじゃね?
でもやっぱシモンってどっちかというと抑止の敵対者の方が合ってる気がするな。
ぶっちゃけアンチスパイラルも考え方によっては阿頼耶識そのものって感じだし。
シモンは結局自分から英雄の座から退いて最終回の流民見たいになったんじゃないか?
第二次世界大戦の英雄的な人間を誰も祭らないように
ってゆーか、英雄を神に祭るのって日本と中国ぐらいじゃないか?
他の国では英雄は英雄として崇拝するだけだと思う。
FATESSの中には士郎の未熟さが原因で
存命中のキャラが平行世界から呼び出されるやつとかもあるけど
こういうのはありなのか?
英霊達を霊子分解してエネルギーとして取り込んでしまえば解決
ギルが撃ってきたエアを受け止めながら
「それをぉ まっていたぁぁぁぁ!!」……か
むしろエアがドリルな形状してるよな
>>153 シモンが英霊達と一体化してドリルになり、士郎に突き刺さると
SIROUの完成だ!
考えてみた。
アンリ・マユでなくてアンチスパイラル。
なんという絶対的絶望フラグ
黒桜が黒ニア召喚とか
宝具はムガンで真名でキョムガンとクウムガンを出せる
__,.. -‐''' ̄
へ ̄`⌒ `ヽ//
/ ‖
〈 ‖|
//丶从ヾ从从|,ノ‖__◯__,,.. .-‐ '''""~
`ヽ、 __.. -:::'´:::::::::::::: :::ヽ}:::ヽ
` ーァ:... :::::::::.. ::. .::. :::/_
,r '´::::: .::: .: /::..::.ヽ::ヽ::::ヽヽ`ヽ
/イ::...:: /:/::::j::::l:::::';::ヽ::ヽ::::::::`ヾヽ、
/./:/:::::: .::/:::/:::::ィ:::::|::::::l:::::';:::::';:::::::::::ヽ`ヽ
'./:;イ::::::/.::/:::/l:::/ l::::ハ::::::ト、::ト;:::ト;::::::::::トヽ
/'´j::::;:イ::;;j:;/~1:l-;|:::j l::::::j-ヘ!ヘ;|-}:}:::::::', `
〃 /:::/::::l::::イィT トj:::;' .l:::/ イ Tソ:/:::::/:|
!' ./::;ィ:/:::ヽ;:ヽ` ゙̄7:/ l:;' ` ̄フ;:':::/lト;!
l::/ .|ト;:::ト;{ ト-ヽ |/ iリ ー;ニ':/ 〃i!
|;' l!ヘ::|l;トrヘ ...-- .., /''´,rrr'从
|! .リ-ヘ::ト、ヽ、 ∵ ´ ,ィ ´ l |ヽl `
' ヽ ヾ ヽ:| `丶__. -''´ | j j j
ヽ .| .| //}/
*.';';;; ;` ;;,
;∵・:∵;*・
∵;*・
ガイナ繋がりでエヴァとのを考えてみる。
使徒はアンスパの使者。ゼーレとか補完推進派はメッセンジャー。
ジオフロントから発掘されるラガン他ガンメンが汎用決戦兵器。サイズが心許ないか?
ロンギヌスは変形したコアドリル。ブン投げたら月にスピンオンして超弩級ガンメンに。
しかしいかんせんチルドレンズには螺旋力=気合が足りないな。
キャラをぶち込むタイプの場合は話が変わってくるんだが。
でもなシモンには<管理局>や<抑止力>のような傲慢な上から押さえつけるだけの存在を
打ち破って欲しい。
そーいやスパイラルネメシスって、全ての勢力や安全装置とかを敵として戦ったり、
失ったもの達を生き返らせたりするって解釈でいいのかな?
シモン一人じゃなく、シモンと仲間たちが打ち破る方が自分としては燃える
そういや某理想郷にエヴァとのクロス短編があったな
小説の最新刊読んだ限り、シモンはその気になれば螺旋王と同じくらい生身でも戦えそうだな
気合こめた叫びでムガン撃破
一応、生身でもできる攻撃だな
過疎ッてるね
景気づけじゃないけど三話投下しますね。
まぁ、案の定補講がキツクて次はいつになるか判らないけど…
敗戦国だからといって、野戦病院が、怪我人まで勝者に蹂躙されなければならない道理はない。
子供でも知ってる程度の世界情勢をシンから聞き出したキタンは、自分はフリーの傭兵だと言い張り、
この野戦病院の護衛を志願した。
出せる報酬も微々たるもの、そんな所に傭兵が何故? と病院の責任者は問いたが。
彼は笑いながら「ただの気紛れって事にしといてくれ」と答えた。
病院側も最初は警戒していたが、キタンの陽気な性格と、物資調達などの雑務を受けてくれるたり、
実際に(キタンの予測通り)野盗の如くここに侵入しようとした連合の兵士達を何度も撃退したことによって、
その警戒もじきに解かれていった。
彼の乗機「キングキタン」については最初の戦闘で連合のMSと敵対したというのに、その事に関しての追求は
連合軍から一切無かった。
Nジャマーの存在によって長距離間での通信が不可能だということと、彼と敵対したMSは全て撃破
されたということが幸いし、敵対したという事実が連合には伝わってなかったのかもしれない
野戦病院の人々も『凄腕の傭兵が所有する、原型を止めてない程カスタマイズされたMS』という事でキングキタンを
受け入れた、いずれにせよ、そこのところは平和だった。
だが、シンとマユの状況は相変わらずであった。
戦争のせいで傷を負った人が何人もいるこの野戦病院では、夜中悪夢に魘され飛び起きる人間は少なくない、
彼女マユ・アスカもその例外ではかった。
おそらく父と母の死に関するであろう悪夢を毎日のように見ては魘されているのだろう。
その度に、何もできず時間による解決以外の手立てがない自分を責め、苦しむ妹を見守るしかないシンは、
何度も自分も八つ裂きにしてやりたくなった。
両親の死に負い目を持っているのはマユだけではない、シンもだ。
今でも思わずにはいられない、あの時、父親が言うように携帯なんか無視し、
ぐずるマユを強引にでも連れて行ったら、こんな事にはならなかっただろう。
母さんも父さんも死に、マユも大怪我をした。
だが、自分はどうだ? 無傷でピンピンしている。
或るいは、マユ本人が携帯を取りに行っていれば、可愛い妹が苦しいめに会わなかっただろう。
なまじ、無傷なだけにそんな想像をしないではいられない。
戦争を始めたオーブや連合だけでなく、シンは次第に自分自身も憎く思いはじめていた。
マユの怪我は日に日に快復へ向かっていったが、彼等の心は深く傷ついていく一方だった。
しかし、そんなシン達を見て黙っていられるキタンではなかった。
マユの傷もある程度癒え、散歩くらいなら問題ないと医者に言われた直後の事だった。
「なぁ坊主と嬢ちゃん、気分転換がてら散歩にでも行かねぇか?」
キタンは病室でただ無為に日々を過ごす二人を散歩に誘った。
散歩程度とはいえ、ただウジウジと病室に引き篭もるよりはマシだ。
「えっと……キタンさん、気持ちは嬉しいんですが」
「マユは……行きたくないです」
どんよりとした雰囲気を纏いながら二人は断った。
シンは『散歩程度なら問題無し』と医者に言われたばかりだが、今落ち込んでる妹を早速外に
連れ出すのはどうかと考えたから。
マユは単純に気分が乗らないからだ。
まぁ、今のシンとマユは散歩に限らず何に対してもネガティブな思考だが。
「それにキタンさん仕事の方は大丈夫なんですか?」
シンが問う、仕事とは野戦病院が外敵に襲われない為の警護、パトロールである。
「あー、別にそんな遠出するワケじゃあるまいし、
問題ねぇだろ、ってか問題ねぇぜ」
断言するキタン。
「まぁ、散歩って言っといてなんだが、実はテメェ等を連れて行きたい場所があってな。
一応、医者の許可はもらってるぜ?」
むしろ、ケアになるならじゃんじゃんやってくれだとよ、と付け加えるキタン。
事実、彼女の主治医もマユの現状には頭を抱えていた。
医者というのは身体のケアはもちろん心のケアも図らなければいけない。
怪我が治っていっても、心が健全ではなかったら体力は落ちていく一方だからだ。
特に今のマユは酷かった、そもそも生きる気力がなくリハビリらしいリハビリもせずに体力が落ちて行く一方で、
ソレを励ましてやれる筈の兄も妹と同じで心に大きな怪我を負っているからだ。
まさに泥沼と言うべきだろう。
このままではいけない、本人だけの問題ではなく、周りの患者に与える悪影響も否めない。
という事で、キタンが今回提案した『散歩』とやらに主治医はおおいに推奨した。
コレは一種の賭けだ。
「連れて行きたい場所、ですか?」
シンが興味を持った。
「おう、ってゆーよりは行かなきゃならねぇ場所って言った方が正しいかな?」
「…………」
いい機会かもしれない。
シン自身、今の状況はマズイだろうという自覚はあった。
せめて妹だけでも元気づけられたら……というはなから自分を除外した考えではあったが。
「……わかりました、キタンさんがどうしてもって言うんなら」
「マユは……行きたくない」
折角シンがヤル気になってくれたが、マユはまだごねた。
言葉にはしていないが、実のところマユは命の恩人であるキタンに感謝などしていなかった。
むしろ逆、何故あの時死なせてくれなかったのか、そう筋違いな恨みをぶつけていた。
「行きたくないの、行きたくない!
行きたいならお兄ちゃんを連れて一人で行ってくればいいでしょ!!」
ヒステリックな悲鳴をあげるマユ。
そのマユの心の内は、兄であるシンにはお見通しだった。
だが、シンはマユに対する失望は抱いてない10歳の少女があんな目に遭ったのだ、
むしろこうなって当然。
キタンさんを見、残念そうに首をふるシン。
妹に甘すぎると言われるかもしれないが、こうなったマユを説得するのは不可能だと思ったからだ。
と、ここでキタンは思いもよらぬ行動に出た。
「はあぁぁ、そうかい……
んじゃ、強行手段に出させてもらうぜ?」
「「えっ?」」
そういいキタンは病室を後にした。
数日しか過ごしてないが、あの人がこんな簡単に諦めるような人間ではないという事は、
シンもマユも知っている。
「ま、まさかあの人……」
そのまさかだった。
ガシャンガシャン
待機状態の筈のキングキタンが立ち上がる。
その凶悪ともいえる眼をコチラに向けてだ。
『行きたくねぇってぐずるんなら……、
無理にでも連れて行ってやらぁ!!』
まぁ、そんなこんなで。
「なぁ、一体何処に行くつもりなんです?」
「まぁまぁ、もうちっとだから我慢しろってぇ」
キングキタンの手でマユと一緒に運ばれながら、ふてくされたシンは不満の声を漏らした。
問題ないとはいえ、未だ傷が癒えきっていない妹を外に連れ出すのは憚られたからだ。
それに、行き先も告げられていない。
シンは恩人が一体何を考えてるのか判らず、困惑していた。
「……私も気になるんですけど」
そして、それは妹の方も同じ、こっちの方は最初から来る気は無かったのだが、
その可愛らしい顔にはハッキリと「もう諦めた」と書いてある。
キタンに向かって疑問の声を上げていた。
「フンフフンフフフン〜♪」
そんな兄妹の声を無視して、キタンは鼻歌交じりで目的地まで機体を動かしていた。
もうすぐ海についてしまうというところで、キングキタンの動きが止まった。
「……ついた、のか?」
辺り一面を見回すが、海に直面する崖が少し先にあり、周りは木々が生い茂っているだけで何も無い。
マユの方からも何も見えないようで、兄に向かって首を傾げた。
「おっし、着いたぜぇ! 今降ろすからよぉっと!」
そういい、キングキタンの両腕が地面に降ろされる。
地面まで少し差が出来るのでシンは妹に駆け寄り、肩を貸しゆっくり地面に降ろした。
ドサッ
コクピットからキタンが飛び出し、地面に着地する。
結構高さがあるのに、とシンは少し驚いた。
「着いてきな、こっちに見せてぇモンがある」
コクピットに持ち込んでいただろう何かを持ってついて来いとジェスチャーするキタン。
紙につつまれているソレは、一体何なのか判断できなかった。
「見せたいモノって……そっちには海しか……ってオイ!」
「まぁまぁ、ココまで来たんだし、もうちょっとくらいなら大丈夫だよお兄ちゃん」
「……ハァーったく、しょうがないなぁ、あの人は」
先々進むキタンを呼び止めるが、苦笑いする妹に諭され溜息をつく。
「全く…・・・マユは病人だってのに、下らない理由だったらあの人でもただじゃおかないからな!」
シスコン魂を全開にしたシンは、マユを背中におぶさりキタンの進む先へと足を進めた。
薄暗い森は50メートルもしないうちに開け、そこにあったのは……
「「あ……」」
また間違えた……本当は全部で16でした
思わずマユと揃って声を上げた。
切り立った崖の上、そこには青い空と青い海をバックに二つの大きく不均整な石が並べられていた。
「ほれ、お前さんたちの分だ」
目の前の光景に目を奪われていた俺達の横には先に進んでいた筈のキタンさんがいた。
何時もの不適な笑みは顔には浮かんでおらず、その手には先ほど持っていた紙で包んだ何か……
そう、何種類もの花が手に取られていた。
「あの、これは……?」
俺の背中でマユが、差し出された花を左手に取りながら問う。
わざわざ買ってきたのだろう、綺麗で高そうな花だった。
「何って……花に決まってんだろう?」
「いやあの、そうじゃなくって!」
マユがまだ包帯が巻かれている右腕で並べられている大きく不均整な石を指差す。
「アレなんなんです!?」
「ああ、そういやまだ言ってなかったな」
キタンさんがばつの悪そうなで俺も花を差し出しながら答えた。
その花を受け取りながら、俺は彼の目をじっと見つめていた。
「俺様のキングキタンでアレやコレや復興作業を手伝ってた時によぅ。
たまたまお前等を助けたところにきたのよ」
その時、俺はハッと思い出した。
ここは俺達が助けられたところの近くだと。
キタンさんは喋り続けた。
「んでまぁ、流石に野晒しにして腐らせちまうのも気分悪ぃんでな、
ここに運んで埋葬しといたってワケだ」
「埋葬って……誰を……?」
何を埋めたのか? キタンさんの言葉にはソレが抜けていた。
マユの声が震えていた。
うすうす、気付いているのだろう。
俺も、もう気付いているのだが、視線でキタンさんに先を促す。
「おめぇさん達の……親御さん達を、だよ……」
気まずそうに頭を掻きながら言うキタンさん。
ポタリ
背筋に暖かい液体が当たった。
ポタリポタリ
最初は一滴だけだったが、何度も首筋にあたる。
「……ぅ……うぅ………」
支援が入り用かな?
良い所で止まりおったわい!
とりあえず支援
支援。
沈黙を破り、背中にいるマユから声が漏れる。
マユは泣いていた。
「………ぁ……?」
不思議と自分の視界も滲んでいた。
目を擦ろうと思ったが、片手はマユを、片手は花を掴んでいる為に目に触れない。
「お、おいっ! 急にどうしたんだお前等!?」
キタンさんの慌てた声が聞こえ、そちらを向くが、視界が滲んでいてよく見えない。
ああ、俺は泣いてるんだ。
愛する両親が死んだのを再確認したせいだろうか?
その時の俺は、何故泣いているのかは自分でも判断することができなかった。
「……うわぁぁあぁあぁぁぁぁぁ!!」
気が付けば俺は、マユと同じように泣いていた。
暫くし、ようやっと涙が出てこなくなった。
マユも盛大に泣いたようで、背中は服ごとベチャベチャだ。
だが、不思議と不快ではなかった。
「……やっぱり俺みたいな赤の他人が勝手に親御さんを埋葬しちまうなんて、
気に食わなかったか?
泣き終わったのを見計らってキタンさんが声をかけてくる。
顔に浮かんでるのは不適な笑みではなく、親に叱られたような表情。
「……ぞんな…ぞんなごど……
ズズーッ!
……ないです」
ズズズッと鼻をすする音がする。
顔を真後ろにすることが出来ないために確認はできないが。
今、妹の可愛らしく整った顔は見るも無残な事になってるだろう。
俺はマユの後に続いてキタンさんに言った。
「……嬉しいです、とっても……俺達、父さんと母さんをちゃんと
弔ってやろうなんて……全然考えてませんでした」
死んだ両親と、生きてるマユ、どちらが大切などと考えるまでもない。
だが、割り切るのと考えないでは大きく違う。
割り切っていたのではなく、考えようとしなかった自分が恥ずかしい。
そしてその恥ずかしさ以上に、目の前の男に対しての感謝の念でいっぱいだった。
「へへっ、そう言ってくれるとこっちもやった甲斐があらぁな!」
さっきまでの消沈した表情が嘘のように明るく、威張り散らすキタンさん。
自分もたいがい単純な人間だが、この人は俺なんか目じゃないほど単純だ。
そして、俺なんか目じゃないほど強く大きい男だ。
「……でも、あの墓の形はいただけないかなっ」
背中でマユのからかいの声が聞こえる。
まだ若干鼻声だが、その声は明るさに満ちている。
「ンだとぉ!? 俺がどんだけ苦労してあの石削ったと思ってんだ!?」
マユのからかいに対してムキになって大声で反論するキタンさん。
不均整な墓石を指差し、子供でさらに病人のマユに向かってムキになっている。
「アハハハッ、ち、違いないな」
ノリのいい人だと笑う。
そこで、自分が久しぶりに心から笑ったのに気付いた。
ひとしきり笑った後、キタンさんは真面目な顔をしてマユを見た。
「まぁ……アレだよアレ。
嬢ちゃん、お前さんまだ、自分のせいで親が死んだって悔やんでんだろ?」
「えっ? あ、……はい」
マユの顔が再び曇った。
しかし、キタンさんは気にせずに続ける。
「人間はよぉ、誰だって間違いを犯す。
大なり小なり、間違いが起きねぇ人間なんてこの宇宙には存在しねぇんだよ。
……でもなぁ、その間違いにかまけて進むのを止めちまうのは、
間違うよりもずっとずっと駄目なんだよ」
キタンさんは真っ直ぐ上を見た。
その眼に、一体何が映ってるのかは俺には判らない。
「それでも、自分が許せねぇんだったらよ……
まず謝ってみたらどうよ?」
視線を空から目の前にある二つの墓石に移す。
つられて、俺とマユも墓石を見据える、父と母の名も刻まれてない墓石を。
「間違って怒られて悔やんで謝り、許してもらう……。
生憎と、一番叱ってもらうべき相手がもうお前さんにはいねぇ。
けどよぉ、お前さんはもう十分に悔やんだんだ、そろそろ次に行動を移すべきじゃねぇか?」
暫しの静寂、それを破ったのはマユだった。
「お兄ちゃん、降ろしてもらえない?」
「……ああ」
おぶっていたマユを地に下ろす。
両の足で立って、ゆっくりそして確実墓前へと近付くマユ。
墓の前の少しだけ盛り上がった部分を迂回し、二つ不均整な墓石のそれぞれに、
持っていた花を添えた。
「…………………」
マユは墓を無言で見続けた。
やがて手を合わせ、眼を瞑った。
「携帯なんかより、命の方がずっと大事だって言われたのに……
お母さん、お父さん……マユがバカだった。
目が覚めてからずっと「何でマユが死んじゃわなかったんだろう?」って思ってた。
でも、キタンさんとお兄ちゃんに教えられたの。
……マユはまだ生きてます。
お母さん、お父さん……許してくれるとは思わないけど、私ガンバって生きていきます。
マユは……ガンバって生きていきます」
心の中で、謝罪の言葉を述べてるのだろう。
「……許して、もらえるかな……?」
数分もした後、マユは墓を見たまま寂しげに呟いた。
マユにならい墓に寄り、花を添えた。
「きっと、許してくれるさ」
マユに軽く笑いかけ言った。
コチラを振り向いたマユも小さくだが笑っていた。
墓前に近寄り、俺もマユと同じように手を合わせ、眼を瞑った。
「薄情な息子でゴメン、言い訳する気じゃないけど……
俺さ、ついさっきまで父さん達の事忘れてた。
俺もマユと同じ気持ちで、許してくれるとは思わないけどさ……
マユを守って、頑張って生きていくよ……」
短く黙祷し、眼を開ける。
と、隣を見ると何故かマユは顔を真っ赤にしていた。
「……お兄ちゃん、途中からプロポーズみたいだったよ」
「なっ、バカからかうんじゃない!
俺はだなぁ、大事な妹の事を思って……」
思い返してみれば台詞の後半が確かにソレっぽかった。
俺も気恥ずかしさで顔が真っ赤になった。
「はいはい、わかってるよ。
マユもお兄ちゃんが大好きだからね」
おぶってと、抱きついてくる。
まだ顔は真っ赤だったが、その温もりが嬉しかった。
「ったく……んじゃ、そろそろ帰ろうか……ってキタンさん?」
振り向いたら、キタンさんが後ろを向いていた。
肩が震えているがどうしたのだろうか?
「キタンさん、どうかしたんですか?」
マユも気になって声をかけた。
「う、うるへぇよ! ちょっとジーンときちまっただけだっ!!」
後ろを向きながら服の袖で目元をゴシゴシと拭う。
大きく鼻をかむ音がした後、キタンさんはコチラを向いた。
眼が赤く充血していた。
「うぉっし! 帰っぞぉガキ共!!
病室にいねぇって判るとあのジジィ、グダグダと五月蝿ぇからなぁ!」
あのジジィとはマユの担当医の事だ。
散歩程度の外出なら許可されたが、流石にこんな長時間の外出となるとアウトだろう。
マユと顔を見合わせ、先ほどのキタンさんの態度を思い出し笑い合い。
マユと一緒に大声を張り上げた。
「「ありがとうございますっ!」」
キタンさんは、振り向きもせずに片手を上げた。
耳が赤くなってたのは気のせいだろうか。
俺達はキングキタンに乗せられ、大急ぎで病院に帰ったが、
結局病室で待ち伏せしていた担当医に「遅すぎる!」と皆で仲良く説教を食らった。
つづく
以上で投下終了です。
取り敢えず小説版のグレンラガンを読み終わったら続き書こうかと思います。
小説の方で明らかになる追加設定、小説だけの設定とかでもっと良いイメージ
湧くかもしれないし
GJ!
キタンさんいい人。マジいい人。
三巻だけは読んどけよー
まじ追加設定が半端ないからな
GJでござりまする。GJでござりまする。
キタン兄さーん!!GJ.
気の利いた言葉は浮かばないが、代わりにGJを贈る!
GJです!
今後のシン&マユの動向から目が離せません。そして忘れちゃいけない盟主王。
続きを待ってます。
そういえばキタンは盟主王の声に反応するんだろうか。
話し方は似てないからそれはないかな。
>>198 せいぜい「おや?」って思うくらいじゃないか? 容姿はまるで違うし。
ともあれ、キタンと盟主王の接触は待ち遠しいな。
最初は扉越しとか通信機越しとかで勘違いとか
勘違いするには言動が違いすぎだろうけど・・・
キタンにとっては顔見知り程度だよなヴィラルは
グレンラガンが糞種と絡むだけで一気に劣化したな
>>202 絡んでるのはキングキタンだぜ……じゃなくて、
逆に考えるんだ、グレンラガンと合わさったことで種が昇華したと考えるんだ
>>203 つまらなくなった「グレンラガン」じゃなくて、
面白くなった「ガンダム種死」って解釈か
種死なんかの踏み台にされたくねえや
文句言うなら自分も何か書けばいいのにな
やっぱクロスさせる作品はメジャーなやつじゃないと駄目だよな?
メジャーな方が知ってる人も多いだろうけど、別に良いと思うよ
グラヴィオンとクロスとか?
あれってメジャーかな
小説3巻読んだ。
ロボ物じゃなくてもコアドリル一個持たせればだいたいパワーバランスどうにでもできそうな気がした。
シモンはデフォで超人だって確定しちゃったもんな
シモンが超人なんじゃあねぇ
一部の奴等が言ってたように、螺旋力に目覚めた生物そのものが
生物としての既存をはるかに超越した存在なんだ
>>213 しかし、あるのは種クロスのみであると言う罠
このままではなし崩し的に種クロススレになりそうなので種スレにしたくないなら自分で書きなよ
種厨って傲慢だな
一行目はともかく二行目はちょっとなぁ。
別にキラマンセーしてたり種最高とか言ったりしてないし種厨じゃないだろ
それに、何も行動しないで文句しか言わないヤツの方が遥かに傲慢だろ
キラ厨じゃなくてシン厨でしょ
ぶっちゃけ同類
>>218 傲慢乙。
種はいろんな意味でちょっと痛い。
それにガンダムとあわせたいならせめてGガンぐらいじゃないと。
どうせならガイナつながりでエヴァやトップとかの方が面白そう。
種ってだけで拒否反応起こすやつが傲慢じゃね?
面白ければクロス先の作品はなんだっていいよ
>>219 >>220 お前ら、もう来るな。
それか似たようなクロスSSスレ半年ROMって空気読んだりマナー覚えてこい
そもそも口は悪いけど
>>216って言ってることは正しいと思うぜ
見たいと思うのなら、それこそ自分で書けば言いだけの話でそこに傲慢とかは無い
傲慢って言うのは「これから先このスレはずっと種クロスのターン!!!!111」とか一方的に宣言して粘着するようなこと
つーかお前ら、種だの何だのキャラがどうの
キラ厨だといわれたらシン厨だとレッテル貼り返すのと
とにかく過剰反応しすぎです
って言うか、厨レッテル張ってる人には悪いけど普通の一般人は種とかにそれほど興味無い
それを過剰反応してキラ厨だシン厨だの、傲慢だの種スレじゃないのといってる奴こそまさに
新板の見すぎといわざるを得ない
種はともかく種厨がウザイな
種厨とかそういう問題じゃない。
単純に、マナーが悪い。俺はそう思う。
まぁ、種云々の話題はこれ以上すると荒らし扱いになるかな。
自重するか
>>220 じゃあ言いだしっぺの法則で話をぶった切って、エヴァクロスのネタを考えてください
え? トップ? トップとグレンをクロスさせる意味って何かあるか?
どっちもプラスとプラスだからキャラの掛け合いによっぽど情熱注いで
ネタが最初から最後まで思いつかない限りは、芯がうまく定まらずに回らない気がする
ドリルもプラスとプラスで力の入れすぎだとうまく穴が開かないものなのです
このスレグレンラガン中心のクロススレだよな?
なんで種厨が火病ってんの?
種批判されただけで暴れすぎ
マナー悪すぎ
229 :
223:2008/02/28(木) 20:10:15 ID:n+cvYTKA
ちょwwwオレバカスwwwww
>>216じゃなくて
>>215じゃんwwwwww
>>216だったら傲慢ってのを肯定することになるwwwww
っていうか、自分ではロクにネタも出さずに傲慢だって決め付けるここ最近の流れの方が
よっぽど傲慢な流れだと思うんだ
流れを変えたいのなら、自分で知恵を絞って流れを変えるネタを出せばいいのに
なぜ不必要にスレを煽って決め付けて、その癖自分は建設的なクロスネタを出さないのか
変えたいのなら、自分で考えて、そんで出せばいいじゃない、勇気を出して
>>228 クロスネタスレでクロスもとの作品を批判するとか、その考え方の方が馬鹿かと小一時間(ry
ネタを出して回っていくスレで、そのネタ元自体を否定したら、スレが殺伐とすることくらいわからないか?
殺伐にしてるのはお前らだタコ
>>228 またお前か、そもそもクロススレでクロス先の作品を批判するのがおかしいんだよ
このスレは比較でも検証するスレでもなく、クロスさせてネタを出すスレ
こういうネタスレで、特定の作品の悪口を言ったら殺伐とすることくらい誰だって想像がつくだろ
そんなことしたら、結局ネタだって論議だってクロスだって作品投下だってやりにくい空気が生まれる
そんなことになったら、このスレとしても結局本末転倒だよ
出されたネタが気に食わなかったら、それを批判するのではなく
より上質なネタを出していくのが筋ってもんじゃないかな?
種厨痛いよ
通りすがりに言っておこう
>>227 種厨の中ではガチ交流相手にされてるらしい
スレが伸びてると思ったら・・・・・・
種厨自重しろ
なんつーか、回線切り替えて偽装しながら種必死で叩いてる人は
種厨ってレッテル張りすることしかできないのか?
まるで、そいつの嫌う種厨本人のようだな
ID:n+cvYTKA暴れすぎ
図星指されたからって超反応で書き込まなくてもw
これは、レッテル貼ってる人たちの厨房さが一目でわかるスレですね(笑)
レッテルも何も、これだけ荒らされたら種厨自重しろとも言いたくなる
種との相性を批判されたのを怒っておきながら、
その口でトップをねらえとの相性を批判する自己中さに呆れる
>>238 ごめんごめん、本当に通りすがりの意見だから
君みたいに必死じゃないのよ俺
>>239 完全に種厨の煽りですね。乙です
9時10分から投下します。
支援お願いします。
乙です
いや、トップは駄目だろ
何が駄目って、あれはもうすでにトップは作品の中で完結している、設定も、物語もね
その点はグレンラガンと同じ。
これは同時にグレンと絡ませるのが難しい作品だって事も指し示している
既に作品の中で完結しているものどおしを掛け合わせたら、小ネタとか言うカタチにしない限りは、蛇足になる可能性がとても高い
種は、グレンやトップとは逆に完結している部分を探すのが難しい作品、外伝やプラモで後付しても追いつかない
それはエヴァも同じで、今頃になって新劇場版やアニマとかをやっている
こういうのは、完結してないからこそ
常識的な最低限の芯さえ抑えておけば、そのフィールドで好きなようにクロスし易い
批判でもなんでもなく、トップは完成度が高く、グレンも完成度が高い
作品的にも、世界観的にも、物語の結末的にも完成度が高い作品同士は
下手に掛け合わせると双方の矛盾を招きやすいという事だよ
逆にエヴァは明かされてる設定の方が少ないし
種にいたっては矛盾しない演出描写の方が少ない有様
こういうのは、クロスの素体として向いている、批判でもなんでもない、ただの事実だよ
ID:n+cvYTKAはNGで以後スルー
二次創作に相性は関係ねーよ。
大っぴらに妄想脳内持論をひけらかすな。
つーかSSスレのマナー云々以前にネットマナーを学べ。
光のまったく差さない暗黒。
闇の中に 彼女はいた。
どれだけ時が経ったのだろう?
頭の中に浮かんだ疑問に首を振ってかき消す。
何を考えているのか。
時間を案じる必要などない。
だって。どれだけの時間がかかろうと。
「シモンたちはきっと来てくれる」
「無駄だな。螺旋生命体はここにはたどり着けん」
独り言に返事を返され、仮想生命体…ニアは顔を上げる。
いやというほど対面し見飽きた顔がそこにあった。
影のお化けのような姿。
単純化した記号のような表情。
「アンチスパイラル……」
「実に不可解な現象だ。過去にここまでメッセンジャーが抵抗した例は無い」
そういいいながらアンチスパイラル……宇宙の支配者は腕を伸ばす。
標的はニアの指に嵌ったリング。
「……やめて! それはシモンの……!!」
「この装飾品だけが貴様を改変しても残っていた。解析させて貰う」
動かせない腕を伸ばそうともがく。
ニアにとってかけがえのないリングは無遠慮に宙に放られた。
「なんてことを……!」
指輪にやった視線を戻し、悔しさと憎しみに満ちた目で影を睨み付けた先。
そこには見たことの無い男がいた。
いや、背丈から言えばまだ少年だ。
自分と同じ、幾何学模様の彩られた黒いスーツを纏っている。
アンチスパイラルの姿は見えない。
少年は抑揚の無い口調で語りだす。
その様は人間というよりも伝言板と取れるようなものだった。
「螺旋に惹かれたメッセンジャー。あんたに通達しておく」
“螺旋に惹かれたメッセンジャー”というのが自分のことだと気づいたのは
彼の暗紅色の瞳に睨み付けられてから。
睨まれているにもかかわらず声と同様そこには感情が無い。
まるで死人のような目。自分を従えるアンチスパイラルと同じ目。
目の前の少年が人の形状を取っているだけに、それは不気味でもあった。
「貴方は誰……?」
「――っうるさい!!」
名を問いかけた瞬間、目の前の少年は叫ぶ。
一瞬ではあるが、彼の目に怒りが宿ったような気がした。
だが、怒りの形相はすぐに元の無表情に戻る。
「……俺の名はどうでもいい。仮想生命体第XXX号。本日を持ってアンタを廃棄。これからの任務は俺が全て引き継ぐ」
踵を返す。
そのまま、「名も無き少年」は去っていった。
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■
背後で彼女が何かを言っていたが耳を傾けず出撃の用意を整える。
今は、任務を優先することが大事だ。
女1人にかまけている時間などない。
「イレギュラーを目視の確認で済ませておけ」といわれたから見に行った。
それだけだ。
―貴方は誰?―
知るものか。自分は螺旋を崩壊に導く者。
自分は『歪んだ螺旋の保持者』
それでいいはずなのに。
何なのだろう。名を尋ねられたときに湧き上がったあの感情は。
そもそも、自分は感情を持ってはいないはずだ。
自分は螺旋生命を殺すために作られたのだから。
「それは、お前も同じだな」
そこにいるのは一体の鋼の巨人。
赤い翅を背から生やしたシルエット
人でいう頬の部分に赤い縦の線が刻まれている。
まるで血を流したかのようなその顔は自分を凝視していた。
「俺に名は無い。だからお前の名を分けてくれ。ディスティニー」
運命 <ディスティニー>
それが鋼の巨人の名。
この巨人がどうやって作られたのか。
どうやって動かすのか。
不思議とそれを少年は理解できていた。
まるで以前もこの鉄人に乗ってたかのように
いや、きっと乗っていたのだろう。
その証拠に。
彼が見る鉄人の真向かいにはもう一体の鋼の巨人。
頭と片腕がないその巨人は、自分がかつて騎乗した廃棄体。
自分はかつてアレに乗り、螺旋生命と戦っていたのだという。
『運命』はそれの改良型。
螺旋生命を滅ぼすための兵器。
「……辛い記憶なんて無い方がいい。俺は黙って運命を受け入れればいいんだ」
自分の運命。
それはこれからやってくる螺旋生命達に死を申し渡す。
出来ることはただ一つ。
目標は……宇宙の海。螺旋の墓場。
標的はそこにいる巨大な戦艦。
その船を沈めること。
「ディスティニー 出るぞ!!」
背中に取り付けられた赤い翅が紫色の粒子で彩られる。
運命の機体は紫色の閃光を従えて、螺旋生命の元へと向かった。
■ ■ ■ ■
すみません 書きこんでもここから記載されないんですが…… 一回テスト
シン・アスカを悪役にして天元突破グレンラガンでどつきまわすSS書こうかな
すみません。長文を転載すると受け付けないので一端投下打ち切ります。
深夜にもう一回 投下します。
シン厨はアニキャラ板の嫌われ者だなw
アレだろ、一行目何も無しでいきなり改行しようとすると弾かれるやつ。
スペースでもいいから何か入れれば大丈夫ぜよ。
>>dクスです
試してみます。それでは投下!
螺旋族の戦士…大グレン団のメンバーは動揺していた。
戦いの渦中に起きた異変。
突如として宇宙に出現した黒く大きな波と、荒れる海原。
宇宙の中で起きた信じられない出来事。
「超銀河大グレン、沈没するぞ!」
「沈没って、ここは宇宙だぞ! なんで宇宙に海が……」
ただ、1人優れた頭脳を持つオカマ。
リーロン・リットナーだけが状況を整理する。
「……空間が、超高密度に圧縮されてるの。それで海みたいに見えるのよ」
理屈はどうあれ、とりあえずはこの宇宙の海から脱出することが最優先だ。
超銀河大グレンの艦長、ダヤッカは操舵士に叫んだ。
「浮上しろ! ガバル!」
「駄目だ! 舵があがらねえ!!」
即答され、呻くダヤッカ。
それに割り込むようにレーダーが海上の敵をキャッチする。
「海上に敵艦隊集結していきます」
「主砲撃つぜ! オラオラオラ!!」
グレン団の砲撃手にしてトリガーハッピー。
アワテンボローは、エネルギーの残量を気にすること無く発射ボタンを連打する。
戦艦の砲台が開き、螺旋エネルギーの光線を、敵目掛け打ち出した。
だが……。
「何だ!? どうした!?」
放たれた光線は、敵を射抜くことなく海中で、霞の如く霧散した。
「螺旋エネルギーが……吸収された!?」
「俺の主砲が当たらないなんて」
落ち込んだアワテンボローに仲間の1人が「そりゃいつものことだ」と返す。
彼らはすぐに知ることとなる。
そこが自分達にとってどれほど不利な場所なのか。
そしてこの海に降り立つ運命が、如何程の力を備えているのかを。
「デス・スパイラル・フィールドか。よく言ったもんだな」
海上の自分達目掛け主砲を撃ってきた敵を冷めた目で見つめる。
いくら、光学兵器を使おうと無駄なこと。
あの海は、連中の主力兵器である螺旋力を吸収してその質量を増していく。
質量を増していけばその重さは圧力となって戦艦に負荷を掛ける。
つまり螺旋エネルギーを打ち出す行為は自らの墓穴を掘るのとまったく同じこと。
運命――ディスティニーはひとしきり様子を伺うと単身、巨大戦艦に向かって海中に飛び込む。
一つの波紋とほんの小さな音を立てて。
「敵機接近…こちらに向かってきます! ……数は……1機!?」
「なんだぁ。ありゃ、グラパールか?」
乗組員の1人が呟いた。
全員がカメラに写った映像を見る。
グレン団の全員が見たことの無い機体だ。
胴体があることからガンメンではない。
船員が言ったように、新政府の考案した汎用人型兵器「グラパール」に一番似ている。
だが、誰も知らない。
それがグラパールとは似て非なるものであることを。
例外としてただ1人。
首だけの男 螺旋王ロージェノムだけが、それが何なのか知っていた。
「あれは……MS(モビルスーツ)」
「モビルスーツ(動く服)? ロージェノム。あれを知っているのね?」
「我らとは異なる宇宙にも螺旋生命たちは存在している。MSは我らとは異なる動力で動く人型機械兵器だ」
「ちょっと待って。じゃああれは味方なの?」
言葉を発するのがリーロンとロージェノムのみになってしまった。
ブリッジにいるほとんどのスタッフが機械はおろか計算でさえお手上げだ。
そして、味方か敵かという問はすぐに返された。
銃口が向けられた。
そこから迸る紫色の閃光が戦艦に向けて放たれる。
「敵レーザー、右舷に直撃!」
「野郎! やる気かよ!!」
彼らは思考を切り換えた。
味方には握手を。敵にはドリルを。
それが、彼らの流儀。
目の前にいるのが敵ならば、迷うことなど何も無い!
「敵だってんならかまうことはねぇ! 1機だろうが100機だろうが粉砕するまでだ!!」
「アワテンボロー! ミサイルを実弾に切り替えて!!」
「がってんだ!!」
言葉と共にボタンが連打され、螺旋の流星群が次々と未知の機体……MSに向かってゆく。
「VPS装甲展開。戦闘を開始する」
その言葉と共にディスティニーは爆炎の嵐に包まれた。
「やったか!?」
「……レーダーに反応あり! 敵、生きています!!」
爆煙が晴れる。
そこには鬼がいた。
目を赤く縁取り、額から2本の角を生やした鬼が。
「……嘘だろ!? 直撃したんだぞ!?」
VPS(Variable Phase Shift)装甲
PS( Phase Shift)装甲より強化された代物で、二つの特徴は実体弾をほぼ無効化できること。
「何者なの……?」
アークグレンラガンが螺旋の海に居なければ、ミサイルでも打ち抜くことは可能だったかもしれない。
だが螺旋力を吸収され、本来の力を出せない彼らはこの場所ではあまりにも不利だった。
「敵艦隊! 海中に侵入!」
「マズイわ 弾幕をもっと増やして!!」
それと同時に大グレン団の首領 シモンからの指示が下る。
「海に吸収される前にここから脱出する! 艦首を起こせ!!」
「よしきた!!」
船首が徐々にであるが、海面を向く。
だが、ガクンと音を立てて、その動きが止まった。
「あれは、さっきのモビルスーツ!!」
船首の前に立ちはだかるのはディスティニー。
彼が振り上げているのはMMI‐714 アロンダイトビームソード。
持ち手よりもはるかに巨大な剣。
通称『対艦刀』
名が示すとおり対MS戦は無論、艦船の装甲を貫く斬撃兵装としては最上位の武器。
「教えてやる……これがモノを殺すってことだ!!」
第二話 了
264 :
次回予告:2008/02/29(金) 00:05:51 ID:QZPcS25k
振り上げた剣
俺の前に立ちはだかる敵
頭の中で暴れる痛み。
忘れた名前が撃つなと叫ぶ。
教えてくれ。俺の名を。俺の過去を。
次回 天元突破グレンラガンD
俺はアンタを許さない!
投下終了です。
打ち切ってすいませんでした。
続きは3月中には書き上げますので。
運命突破キングキタンさん 作品の続き、切実に待っております。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/29(金) 00:28:37 ID:C7KzgYwq
投下乙です!
次回である?かも知れないシモンとシンの絡みにwktkしてますw
大グレン団の意思が原作より弱くされてる
バカと思えるほどの意思の強さがウリなのに
それに宇宙規模の戦いでガンダム強すぎ
改めてグレンラガンは他作品の力を借りなくても単品で面白いものだと実感した
デステニィーは既存のものより強化されてるんだろう。
シンがよばれたときはまだインパルスだったし、アンスパが用意したものだから。
>>265 悪いが「アーテンボロー」じゃないか?
あとsageがsageになってるよ
>>268 オマージュ元のゲッターならなんとかなるんじゃね?
ドラゴンボールならどうだろう
ゲッターとどう混ぜるか……
ゲッター線と螺旋力の競合を考えざるを得ないから案外玄人向きじゃないか?
グレンラガンに混ぜるより、グレンラガンを混ぜる方が考えやすいような気がするな。
一気に突っ走ったからそういう余地があんまりないのか?それとも信者脳なだけか。
>>270 だからメル欄間違ってるってw 全角の小文字になってる
sage これな
ゲッターとクロス……
>>68 にもあったけど危険だな
クロスよりシモンと兄貴の会合とかわざわざss考えなくても想像しただけで泣ける俺ガイル
螺旋の力の正体って時天空を倒して目的を見失ったゲッター線じゃね?
>>277 そのネタは間違いなく荒れる。
今だってゲッペラーと天元突破どっちが強いかで荒れるのに。
チェンゲ以外では竜馬に置いていかれがちな隼人が竜馬と同じところに至る為に
螺旋力を利用しようとするとか
スケール的にはヒロイックエイジは……だめだな、
予定調和に向かう話にあんなイレギュラーの塊突っ込んだら収拾が付かなくなる。
あとはラムネ&40とか?
今時資料になる物あるかなぁ……?
>>277 KEN・ISHIKAWA次元宇宙で時天空と戦うために準備されている武器は
ゲッター線に導かれた人類だけじゃないからなぁ。
魔獣とか虎とか弥勒とかは明らかにゲッターじゃないし。
つーか、賢ちゃんはゲッター以外ではゲッター線っぽい話やらないから、
賢宇宙=ゲッターと考えるのは間違いだろう。
スパイラルネメシス=対時天空兵器 ってのはありそうだな。
そこに至ることで今の宇宙が破壊されることに気づいたアンスパが「神」に
抗い勝利したのがグレラガ次元宇宙と。
あの人にかかれば柳生十兵衛さえも時天空と戦うからな
十兵衛って光の領域に魔界転生したんだっけ?
>>273 グレンラガンとやりあえそうなのはごくうぐらいしかいないかもな
ここでマニアックだが「青の騎士ベルゼルガ物語」とのクロスをあげてみる。
一応ボトムズの外伝作品だけどテスタロッサwithキューブなら十分パワーバランス
もとれるし。
でなかったら「機甲猟兵メロウリンク」でもいい。
ようするに何が言いたいかというとドリルは男のロマンだが、
パイルバンカーもまた男のロマンだということ。
一瞬ベルデセルバ戦記とごっちゃになった俺も相当マニアックだな
種が気にくわない人がいるようだから他のガンダムとのを考えてみる。
まずはGから。
駄目だ、頭部破壊が失格どころか死に直結してしまう。
種は気に食わないというより信者的に危険
スレ違いかも知れないがグレンラガン単体が見たい
それはクロスオーバーでなく普通の二次創作が読みたいという意味か?
それともロボとして他作品のロボと混ざって欲しくないという意味か。
>>289 >スレ違いかも知れないがグレンラガン単体が見たい
それは大変だ! 今すぐPCのHD内のグレンラガンを、第一話からノンストップで視聴しなおすんだ!!!
それで、グレンラガン単体が見たいって衝動は収まる
>>287 なら、∀は?
世界観は1〜2章と少し似てるし。
それと、ちょっと考えたがヴァンドレッドはどうかな?
>>293 普通のクロスなら女の方にいくところを、あえて男の陣営に行くのがグレンクォリティ
むしろ単体で地球に挑むのが大グレン団クオリティ
学園戦記ムリョウとかは?
向こうにも銀河1つ消し飛ばした勇者なんてのがいるわけだし。
4話や6話のノリなら初代ワタル。
いきなり虎王に嫁扱いされるヨーコ。
鳥男(名前忘れた)を緊急食料扱いして鳥キック入れられるカミナ。
ノリについて行けないシモン。
>>294 でも、グレン団の面子は、階級厳しい上規則だらけのタラークにはロシウ以外馴染めず海賊化しそう。
でも、ペークシスと螺旋力の相性は良さそうなんだよな、
光の色も同じだし、アンチスパイラルと刈り取りも結び付けられそう。
>>285 ボトムズとグレンラガンのクロスは見てみたい。
でもボトムズとクロスすると余計にエンディングが暗くなりそうだ
青ベルにしろメロウにしろ、本編にしろ全体的に雰囲気が暗くて淀んでるからなぁ
青ベルは若干違うかもしれないけど
スパロボのOGsと…と言うと、ただのスパロボって言われそうだけど、
グレンだけ混ぜてみたい。
試しにグレンラガン参戦ということか?
ロボ物に混ぜる場合、グレンラガンでワープしてくるけどその際の何やかんやでグレンがボッロボロに
とりあえずそっちのメカと合体しておいて、後半の見せ場でグレン修理完了、グレンラガン復活の流れとかがいいなあ。
で、最後にグレンラガンと合体するかどうかはまあ展開次第と言うことで。
ラガン在る限りそんなもん瞬間再生だ
シモンの気力(から絞り出される螺旋力)消耗は激しいが
グレン部分が行方不明ってんでイイヤン。
んで後半でグレン発見&回収でグレンラガン復活とか。
OGsとのクロス…
あえてリオンと合体を、と言ってみる
リオンラガン?
NARUTOとか
精神コマンド『根性』で機体が修復できている時点で、スパロボのメカは全て螺旋力で動いているようにしか思えないのだが。
スパロボの『根性』は機体が修復してるんじゃなくて、
ただのやせ我慢だと思ってたけど皆は違うのか。
あと、どうでもいいが天元突破グレンラガンの全長って、
何キロメートルという単位じゃなく、何光年って単位なのかな。
ジガンと合体してもよくないかー?
グレンだけっていうと、搭乗者はカミナかヴィラル?
死んだはずのカミナがOGsの方に現れる…とか?
あ、そうなるとグレンだけって無理か。グレンはなくなってないもんな。
っていうか、カミナだけが行ってもどうしようも無いぞ。
シモンがいないカミナは本当に口だけだからな。
カミナが格好良いのは言ったことを実現してきたからで、実現させてきたのはシモンだからなぁ
カリスマはあっても実行力に少々欠けるのがカミナ。
カリスマはカミナに劣るが、凄まじいまでの実行力があるのがシモン。
適当な弟分役を見つければまた何か違うものを見れるんじゃないか?
あるいは抑圧された環境に放り込むか。
口だけって言うか、本質的に煽動者なんだろうな。それも黒幕じゃないタイプの。
目標は示すが、手段は惹かれて周りに集まった人間が考えるしかない。
上に立つ人間としては器とカリスマと意志で充分と言えなくもないが。
カミナはなんというか……他の作品に行くと頭の良い奴に利用されそうな気がするんだよな。
マブラヴオルタとかだとまじであの人の手のひらの上で踊り狂いそう。
カミナは余所の兄貴キャラと出会ったらどうなるか気になる。
でも兄貴キャラって少ないよね。デジモンセイバーズのマサルくらいしか思いつかんわ
兄貴キャラ……クーガー、チュウ兵衛、生ハム、水木一郎
いろいろいるな。
ゼェェェェェッェェット!!
>>314 兄貴ってんなら、忘れちゃいけねぇのがいるとは思わねぇか?
なぁ…………そうだろ、松!
ライブアライブの世界それぞれに死んだはずのグレン団メンバーが飛ばされる。
とか?
ナデシコのクロスとか。いや、いつか誰かがやると思うけどさ。
みんなと別れた後のシモンが地面を掘ってるとチューリップを掘り当てて
興味本位で中に入っていって、出てくるとネルガルのボゾンジャンプの実験場(アキトが連れてかれた所)だったとか
>>312 漢の高祖、劉邦タイプの人だよね。
ああ、この人についていってなんとかしてあげなくちゃ、って気持ちになる人。
>>319 逆パターンはもうあったけど……
エンディングの銀河螺旋族会議(だったっけ?)開催までの間に別作品の世界に干渉したりされたりとか?
それだとヴィラル、ギミー・ダリー、ロシウあたりが主役になるのかな
カテドラル・テラでみんなそろって行くと。
これだけで普通の作品なら立派な第三勢力になっちまうwww
>>322 それ位の方がバランス取れそう。
カミナやシモンは魅力的だけどうまくやらないと作品レイプになりかねないし。
>>323 超銀河ダイグレンと言ってくれ。
だったら、アークグレンで異星を調査中に突如螺旋転移システムの暴走
気が付いたら全く別の宇宙に……
って、もろヴァンドレッドの冒頭じゃないか!?
超銀河ダイグレンごと、ってネタだとスターウォーズの世界に行くとかもアリじゃね?
フォースと螺旋力、デススターに格闘戦する超銀河グレンラガンみたいな感じ
ここは、意表を突いて無責任艦長タイラーとか。
でもあれは凄いコテコテのファンがついてるからマズイか…。
超銀河ってデススターとどっちがデカいんだ?
アークグレンでさえ5kmで、ほとんどのスターデストロイヤー(900-1600m)が可愛く見えるデカさなのだが。
えーっと月の直径が約3500Kmで、
人型になったら縦長くなるんだし約3800Kmとかじゃね?
あとググったらデス・スターは直径120Kmだってさ。
……話にならんな。
SWと混ぜるならアーク一隻が適当か。スーパー級ならアークの4倍あるし。
シモンってハンターハンターの世界に行くと、念は何系統になるんだろう?
やっぱ、強化系か具現化系かな
ていうかグレン団の人たちは全員強化系。
違う系統としても強化よりになると思う。
脳筋ばっかりかよwww
リーロンだけは除外しておこう。
というかリーロンがもし強化系だったらむしろ怖い。
だったらヨーコも除外しようぜ。
彼女はむしろ具現化系で銃を出すか、操作系で弾丸操作だと思う。
ハンター世界に行っても念なんて出せない代わりに、普通に螺旋力を出すんじゃね?
むしろ、念も螺旋力の一種になる
螺旋力も念の一種といった方が正しくね?
仮に二つを別種のものとすると同時発動可能ということになって、
修行しなくても念を超強化できる。
>>338 そして最強化してハンターハンター踏み台
最低SSの完成だなww
ちょっと無理あるけど、念能力は螺旋力に特定の方向性を持たせたものって考えたら?
グレン団は放出系も多そう。
考えたが、意外とカミナは操作系かも、
凄い自分ペースだし、直情傾向の割には
そんな自分をある程度把握した上でそれを演じてる所がある。
シモンに“アニキ”な自分を見せる為にしてたと思う。
ヨーコと二人きりの時にもそんな事言ってたし。
各自の発ならともかく、所属系統を性格から考えるのはあんま好きじゃないかなー。
ヒソカ考案の上無根拠って事もあるが、無用な縛りが発生しそうでよ。
シモンも案外操作系悪くないんじゃねーかな。何でも螺旋状に捻る能力。
ヴィラルはガチ強化。
むしろシモンこそ具現化系でドリルを無限に出す、みたいな感じは駄目か
強化系:ドリル強化。強度とか回転速度とか掘削力とか。あとロージェノム的な肉体強化。
変化系:オーラをドリル状に変化。
放出系:ドリルオーラを発射したりする。
操作系:ドリルをオーラで回したり、捻ってそらしたり束ねたり。
具現化系:ドリル具現化。掘ったり捻ったりする能力を付加。
特質系:螺旋力そのもの。
限りなく特質系に近い操作系で
『あらゆる回転物の回転速度を操作する』
……マイナーだろうけど
B壱って漫画の回転王ノフィックスを思い出した
ノフィックスの能力は凶悪だったな。
最後のマップ兵器が防御不可で生身同士ならロージェロムやシモンでも勝てんかもしれん。
俺はナルトかなぁ
ぬるぽ
ギがっドリルマキシマム
そして誰もいなくなった……
ナルトがグレンラガンの世界にいたらさぞ強かったろう
最近読んでないけどどれくらいになったんだ?
忍術よいうより化け物
螺旋力の使途となったアニキを別世界に送るとかあり?
兄貴にはそんなのに成り果てて欲しくねえなあ。>武蔵
螺旋力自体ただの力であってゲッター線みたいな意志は感じられなかったし。
死の果てに螺旋力を理解or体得を自覚したとかならありかな。
元より職人少ないし、いいと思うぜ
でも、螺旋力の使途ってよりも、アンチスパイラルの傀儡(メッセンジャー)
のほうが似合いそう。ニアとカミナは表裏一体キャラで、カミナがあそこで
死んでいなかったら、カミナがメッセンジャーとして起動してたってかんじで。
だから、死んだはずのカミナが何処か違う次元へ飛ばされて、
メッセンジャーとして登場とか…。
最初はアニキキャラでみんなのハートをがっちり掴んでおいて…
穴を開けられて悶えるアニキ……
ニアの居場所の目印は婚約指輪だったけど、
アニキの場合なんだろうな……やっぱり婚約指輪?
マントかグラサンかカタナだな…
第一話からずっとつけてるグラサンに一票
ゲーム最終話のカミナならクロスさせやすいんじゃね
いいな、それ。面白そう。
誰が書いてくれないかなあ。文才ないから書けないんで。
>>360 ならグレン団は兄貴のグラサンから出てくるんだなw
363>>
それ考えると、刀のほうがカミナっぽくてかっけえな
>>363 うっかりグラサンの内側に飛び出してダナ……
というかアンスパスタイルなのにサングラスつけたら、
何処ぞの黒の王子様みたいな外見にならなくね?
随分以前、本スレだったかで見た絵ではサングラスつけてない絵があったぞ。
当時はIFネタだった記憶があるけど、刺青があのアンスパの黒装束アレンジされて
更にマントって風体だったような…。
大変だ! 普通にクロスSSスレと関係なくなってきてるぞ!!
お前ら、多元宇宙から返ってこい
俺たちとしたことが甘い夢をみたものだ…
作品の投下がないからだろうか。
キタンの話の続きが読みたいんだが…作者さんどうしたんだろう
誰か装甲騎兵ボトムズや機甲猟兵メロウリンクとのクロス書いてくれないかな
おそらくグレンとは水と油の関係だと思うけどだからこそ面白い作品ができそうだと
思うんだ
もうカイザーナックルの世界行ってジェネラルとバトルでいいよ
映画のアルマゲドンとクロスだ!!
見た奴なら理由が分かるはずww
ドリルだからか。
穿孔→核でどうにかしようとしてたわけだが、ギガドリルなら単独で粉砕できると信じてる。
ならばゴジラファイナルウォーズとクロス
新轟天号の危機を旧轟天号と合体したグレンラガンが救うのだ!
でもゴジラに勝てるかな…
超星艦隊セイザーXとクロスだ!
ドリルまみれだぜ。
ちびまる子ちゃんとクロスしてみよう
映画化決定オメ
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/18(火) 01:54:59 ID:g/u0tZtS
ゾイドとのクロスを妄想したらケンタウロス風のグレンラガンが出てきた
>ケンタウロス
そういやいたなぁ、そんな名前のゾイド。
ホエールキングとの合体で吼えるグレンラガン……すみません。
保守保守?
ホシュウ、はぁくいしばれぇぇぇぇぇーーーー………………
>>ケンタウロス
確か、ゴジュラスとウルトラザウルスとサラマンダーを生贄にしないと製作できないような子か。
そういや、マッドサンダーにマグネーザーが巨大化してギガドリルブレイクを放つ雄姿を幻想した。
>>384 実は、ゴルドスと武器セットもいるんだ<ケンタウロス
ゾイドとはさすがに合体しないよな…?生きてるんだし…
>>386 ゾイド“から”合体してくるかもしれんぞ?
グレンラガンにジークが、ってこと?
恐竜戦車っぽい改造ゾイドとかあったから、ガンメンを改造素材に使った魔改造
ゾイドとかもあるかもしれん。
ブロックスって言うシリーズのゾイドは合体・改造が基本だな。
ブリックスにリボルテックのグレンラガンくっつければいいじゃない
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/21(金) 19:11:55 ID:BAtUlds1
アディーネがデススティンガーに乗ったらすごいことになるぞ
惑星Ziの人類も敗北した螺旋族の末裔にしたらどうだろう?
オーガノイドシステムってラガンのシステムに似てるし、
ゾイドや古代ゾイド人を非螺生命体にして
ゾイドイブのシステムを螺旋生命体殱滅システムにするとか、
ジェネシスの方ならロージェノムの代わりにソラノヒトとディガルトが使えそう。
>>392 って事はZAC2056年のあの巨大隕石はアンチスパイラルの仕業かYO!
何度も繰り返す発展、後の崩壊の歴史が何か人口調整みたいにも見えるしね。
惑星Ziの衛星は最初三つあったとか。
アニメ無印のときは二つ、ジェネシスの時は一つでしたっけ。その度に打たれ強く文明を発達させた惑星Ziの人間には、確かに螺旋力が息づいているのかもしれない。
むしろゾイドとは螺旋力を浴び続けた末に命を宿すに至った
ガンメンの進化系の末裔ってことにすれば。
それを一体で滅ぼしたデスザウラーって本気で怪物ですな。
多分、シモンみたいなゾイドだったんだろう
もしくはアンスパ産。
しかしグレンラガン関連のSSの少なさは異常だな。
やっぱり劇中でハーレム作れなかった主人公を書くのは嫌なんだろうか?
んなくだらん理由かは知らんが、真面目に考えて世界観が厳しいとかかな。
グレンキャラ>他世界へってパターンだと死亡扱いのアニキやキタン等一部グレン団面子はともかく
シモンやヨーコは迂闊に他世界に移動させるとグレンの設定を壊しかねないし。
タイミング的に二部と三部の間の空白の七年か涙の結婚式〜エピローグくらいしか思いつかん。
逆に他世界キャラ>グレン世界へだとある程度サバイバリティのあるキャラじゃないと前期の環境に耐えれない。
またヘタにU-1な奴がきたらアニキは死なないかもしれんがシモン覚醒等のフラグが無くなりそう。
螺旋王まではいけてもアンスパ戦で逆に原作以上に苦労しかねん。
本編でほとんど描かれて無いサブキャラの掘り下げならやりやすいかもしれん
メインキャラは動かしようが無いほどイメージが固まってる
どんな苦難も気合で乗り越えてしまったキャラ達に、新たな苦難を与えても不毛なだけだからな・・・
ここで逆にド最低を考えるぜ!
世界ワープの影響でなぜか14歳当時の肉体に戻った28歳シモン。
あれあれー?とかいろいろ活躍して、トドメに螺旋力全開で大人ボディに一時的に戻って圧倒的な戦闘力を!
>>403 うむ。実に素晴らしいテンプレ展開だ。
スコップが粉々に砕ける様を幻視した。
>>403 それだと最終的に上手くいってもドラゴンボールGTになるだけの気がするんだが
最終的に、シェンロンと一体化した悟空のようにグレンラガンと一体化して世界からいなくなるシモン
そして孫が曾おばあさんになる頃にシモンジュニアの前に現れる幽霊シモン
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/26(水) 18:30:39 ID:5KrXxmif
40代でさ迷ってるシモン、先生をしてるヨーコが
実はそれまでに結ばれていて子供もいるけど今は別行動って無理あるかな
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/26(水) 20:45:07 ID:S6IXyaAz
>>401 実はアニキは異世界で生まれ変わったとかじゃだめかな
>>406 別に話的には無理は無いんじゃね? 「納得」さえあれば
それ見て「納得」出来ない場合何思うかはわからんけど
ほしゅ
ほしゅ
なんか急に過疎りだしたな。
作品が投稿されないからな。
1が頑張って盛り上げないと!!
保守
保守
気合いで装甲修復
だが腹が減りパワーダウン。
そこであの子の肩に乗っている非常食
ブータ「オレの傍に近寄るなァァーー!!」
映画化ってアレンジなしか?
なのはスレの方でロージェノム転移物が現れてて吹いた。別に髪の毛が燃えてたわけじゃないよ!w
いや、あれは燃えてるでしょ。頭皮が
キタンinCEの人早くこないかな。
ギアスはどうか
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/17(木) 15:45:46 ID:Bhl8hOc/
保守保守
もうあきらめようぜ
シモン「諦めたらそこで終わりだ!」
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/18(金) 01:37:27 ID:qF2uhtGQ
ギアスか……
シモンが行くのか、ルルが来るのかで難易度がだいぶ違う気がする。
シモンが行くのだとダイグレン団ギアスverが創設して文字通り地下組織化するんじゃないか?
天元突破ギアスラガン
第一話でCCの変わりに第四部以降シモンと出会い助けられるルル&スザク
シンジュクゲットーの地下深くに安置されてラガンになし崩し的に乗り込んでブリタニアをゲットーから退けるルルとスザクとカレン
第二話で最侵攻かけてきた敵からランスロット(スクラップ)を奪い取るスザクとルル
サザーランドのスクラップと合わせてランスロットクラブ(スザク命名ギアス)へリストア
第三話で攻めてきたオレンジとの戦いの最中、ギアスとラガンが合体
仲間を集めてブリタニアに真正面から反旗を翻し始めるもアヴァロン奪取と引き換えに8話目くらいでスザクが死亡
そして落ち込むも第十一話でヘタレからリーダーへと超覚醒するルルーシュ
第一部最終決戦はブリタニア本土に殴り込みをかけ皇帝との一騎打ちで最終的に生身でのガチに移行してコアドリルインパクト、15話くらいで終了
改造されて死ぬ事の無い体を手に入れたオレンジはしかしそれでもかませ犬
第二部ではナナリーがマークネモ呼び出してアンスパ化(ナナリーのデザインはナイトメアオブナナリーのアレ)
最終的にコスモルックになったルルは相棒に死ぬ事の無い体になった語り部のオレンジを腹コクピットに乗せて
多元宇宙に進出し、アンスパと戦い、最終27話にはオレンジは艦長王になりルルの左目がギアス目ではなく螺旋眼に!!!
つまりこうですかわかりませ(ry
>>430 どこかで見たな
紅蓮ラガン二式とかいうネタ
コックピットにラガンが刺さっててパイロットが即死してた
ひでぇwww
ミンチよりひでぇやwwwwww
いや、ナイトメアのコクピットは背中だからギリギリセーフだ。
ちょっとシリアスにカミナがゲットーに現れる展開とか?
リーダーになったカミナを背後であやつるゼロとかどう?
なんか一見勢いと気合いで奇跡を起こしてそうで実はルルーシュが必死で裏で補正を繰り返してそうだ。
カミナ「よぉーし、これで日本も解放だ。
次はブリキ野郎の頭叩きに行くぜ!」
「「「おぉぉぉっ!!」」」
扇「ん?ゼロ、大分疲れているようだが…大丈夫か?」
ゼロ「ああ、扇か、大丈夫だ……次の作戦を(くらっ)」
カミナ「お〜もう次の作戦を考えたのか?
さすがグレン団の参謀、これからも頼りにしてるぜゼロ!
ハッハッハッハッ!(背中をバンバン叩く)」
ゼロ「あ、ああ……(助けて…)」
なノリか?
実際カミナだけじゃ戦争には勝てないだろうけど
リーダーになったらゼロより人気出てしまいそうw
>>435 カリスマだけはある男だからなぁ
フォローする人材が揃えばめちゃくちゃ強いと思うんだ。
ゼロとか扇とかカレンをシモンみたいに上手くおだてて実力を出さすんじゃないかと。
「自分を信じるな!お前を信じる俺を信じろ!!」
なノリでさ。
玉城あたりは本当にノリノリだろうな。
カミナがエリア11に現れたらイレブンを弾圧してるブリタニアにムカっときてケンカ始めるのは確かだなー
それでブリタニアに追われている所を扇あたりに拾われる。
その後扇がシモンのように振り回されるw
>>434 だからその背中にラガンが直撃してたんだってwww
>>438 もう逆にどんなんだよそれ
合体じゃなくて、もうそれ単にコックピット狙いのラガンインパクトじゃねぇか
×:コックピット狙い
○:背中狙い
大丈夫大丈夫、カミナだって合体の度にきちんとかわしてるんだから。
>>437 問題は、ゼロがロシウのポジションになるのか染まってしまうかだ。
もし後者だったら……
「オヤジィィィッ!歯ぁ食い縛れぇぇぇっ!!」
とか?
もう、これじゃ別の反逆者だよ…
>>442 それ以前に普通に過労で倒れそうな気がする。
あと、一緒にナナリーが居たら人口調整徹底的にやりそうだ。
ナナリーを脅かす不安要素は排除するって感じで。
>>441 ナイトメアフレームはかなりちっこいという罠
頭避けれても結局ドリルがパイロットの身体を貫いちゃうよ
大丈夫、ラガンが合体した場合
ラガンのドリルに貫かれた機体は、その瞬間から各部が伸張し始めるからwwww
ギアスとグレンってあまりにも世界観違いすぎて絡ませにくそうだが、何故か皇帝だけはロージェノムとも対等に殴り合えそうだから困る
でも、黒の騎士団のグレン団化は面白そう。
ルルーシュ以外は意外と馴染むだろうし。
より分かり易いヒーロー路線を打ち出せる分、人員の集まりが良さそうだ。
でもそんなことになっちゃったら16話くらいでブリタニア本土まで攻め込んで若本皇帝倒しちゃう!!!
で、後半で首だけになった若本皇帝がなんだっけ、名前忘れたけど最終兵器を動かす生体コンピューターになるわけですね
しかし現実的に考えて
カミナはナイトメアは乗りこなせないし
求心力がある人物ってだけでそれならゼロいるだけで十分なんだよな
カミナと共にグレンも一緒に来てラガンも何処かで発見
んで黒の騎士団を大グレン団にして気合で乗り切れる状況作れば何とかなりそうだがw
求心力だとかカリスマだとか、そもそもそんなものカミナは持ってない。
結局カミナの地上に出たい、地上で生きて行きたい、っていう思いが
皆と共通していて、有言実行(言うだけ、やるだけ、達成はできない)が可能で更にその無謀さに付いて行けた人間がいただけで
実際は何が出来るって人間でも無かった。シモンが憧れてたのもたまたま年下に優しい餓鬼大将だった、というだけ。
ちょっと劣るけど玉城といい勝負だろ、ギアス世界だとw
>>449 >カミナはナイトメアは乗りこなせないし
お前螺旋族の気合を舐めんなよ!?
気合と根性さえあれば螺旋族は獣人と生身で渡り合う事すら余裕
当然ナイトメアだって動かせる、根性で
>>450 つまり、玉城がキタンと化して二代目リーダーとなり
最後はギガドリルブレイクで螺旋力に溶けるって事はわかった
>>450 それをカリスマって言うんじゃねーの?
ぶっちゃけ、それがカリスマじゃないと「ギアスが無いルルーシュってカリスマとかあるか?」
って話になっちゃうだろ
>>450 >実際は何が出来るって人間でも無かった。
そうでもない、生身で獣人と互角に渡り合い、初めてガンメンの乗っ取りを思いつき
誰もがあきらめるなかで只一人地上に出る事も、獣人と戦う事もあきらめない
そんなカミナだからシモンも他の奴等も付いていったんだ
それをカリスマといわずして何という
本質的には煽動家なんだろうな。ただし対象に自分も含めるド本気の。
目的・方法は思いつくけど、妥当性や成功率は全然考えないでとにかくまず動く。
だからシモンのような実行力に秀でた人間が本気で慕ってないと空回りする。第一話みたいに。
目標が魅力的で自分も体張ってて見る目もあって口上が上手い。旗印としては上等じゃないか?
>>451 ガンメンはパイロットの思念で半分動いていて
宇宙空間内での戦闘も想定されている超ハイテク兵器だから
それと比べると旧式すぎるナイトメアは残念ながら根性=螺旋力でも乗りこなせない
>>450が言ってるのは的外れだと思うけど
ギアス世界だと螺旋力が通用しないから只の一般人にしかならないのは事実だし
カミナを出すならやっぱりガンメンも必須だろうな
ロージェノムばりに生身で戦えたらいいんだけど、最低一直線な罠
逆にギアスキャラをグレンラガン世界に組み込むのってアリ?
ルルはロージェノムが戯れに作った男子。
意思を持ったナナリー共々地上に捨てられた後、人間というかナナリーが平和に暮らせる世界を作るため父・螺旋王に反逆。黒の騎士団結成、そし大グレン団と合流とかさ。
この流れだと絶対遵守の力は使えなさそうだけどシスコンで知略に長けてるならルルっぽいと思うんだ。
カミナは身体能力はかなり高かった筈だが。
いっそ生身オンリーの方が活躍出来る気がする。
>>458 ギアスキャラと瓜二つの
グレンラガン世界で生まれた黒の騎士団ってのは面白いかもね
ギアス世界からずっと未来の世界がグレンラガン世界って事も出来そうだし
そしたらロストテクノロジーとして埋もれていたとか何とかでナイトメアも出す事も出来るだろうし
でもグレン団と合流してしまうと
ルルは戦略で戦うキャラだからロシウと同じ考えになってしまって
最終的に
「諦めるな、ルルーシュ!諦めたらそこで終わりだ!」
にしかならないようなw
ルルがいたら普通にカミナは捨て駒にされそう……
>>456 多元宇宙や数多の平行世界を越えて螺旋力は人類共通の力っぽいから
普通にギアスの世界であっても使えるんじゃね?
>>459 スザクってナイトメアフレームを初搭乗で普通に動かしてた気が(ry
後、脚本の中島が書いてる小説版三巻によると、螺旋力は学習能力や感知力という形でも表れるような記述がある
獣人の、人とは比べ物にならない五感にも、只の人間の身でシモンの感知が普通に追いついたりね
(コアドリル・ガンメン無しの独房に閉じ込められた状態で)
カミナは言うまでも無いが、生身で、しかも人よりも遥かに身体能力の勝る獣人の軍人と渡り合うとかいうありえない事してるし
しかし何故かしぶとく生き残るカミナが見えるな。
>カミナ
ナナリーに対してまともな対応しそう(少なくともロリではなさそう)な人間なので、
ルルーシュも普通に気を許すのでは?無印期では。
大体、最初の段階で他にTOPに立てる人物がいるなら黒子に徹しそうな気がする。
ナナリーの安全の為にも。
>>464 >黒子
ルルーシュなら
が抜けてたorz
>>464 そうなんだよね。
振り返ってみればジーハの村長も発電施設の整備・運用をしてたし、意外と早くナイトメアの操縦を覚えるかも。
でも紅練弐式はその時点で一番腕の良いカレンに……
理解はしても拗ねるカミナと無頼にリーダーっぽい追加パーツを付けてあげる団員達とか妄想した。
「あのナイトメア俺が貰った!」
でグロースターあたりを奪ったもののキーと暗証無いせいで結局コクピット総取り替えで無頼・グラスゴー・サザーラントとのツギハギ機にキョウトから送られた輪転刃にファイヤーパターンのマントなんて機体に乗るのもありか?
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/29(火) 02:35:45 ID:QygoLqCI
>>466 間違えました。
>>464→
>>462でした。
>>464 まあ、リーダーになるより裏に回った方が色々面倒が少ないよね。
しかし合わないノリに疲労は倍増な罠……
なんか昼は授業中に遣り遂げた漢の顔で居眠りしてそうだ。
>>468 しかしナリタ戦の時点で月下はまだ無い罠
作戦前日に
カミナ「分かってる…分かっちゃあいるけどよ……」
扇「ほらカミナ、お前の無頼赤く塗ってやったぞ」
玉城「ゼロのより立派な角も付けてやったし、いい加減機嫌直せよ」
カレン「あの、ゼロ……」
ゼロ「気にするな、彼とて理解はしている」
(全く、面倒な……)
な会話がありそう。
なに?このハートフルな黒の騎士団
おいおいカミナといったら色や角よりもまず『グラサン』だろ
>>466 カミナは生身での戦闘能力は高いしガンメンの操縦でも強いので、話の面白みを考慮すると
ナイトメアでも操縦に慣れればカレンやスザク並に戦えると夢想したい。
黒の騎士団が奪い取ったグロースターに乗って、
ランス突撃でギガドリルブレイクとかやって欲しいw
対ランスロット戦。
そのギガドリルブレイクは回避されてランスロットの頭部とコクピット上部装甲を吹き飛ばすにとどまり、
カウンター気味の攻撃を受けてカミナ機も左腕と頭部全壊。
いったん離れてにらみ合い、もう一度お互い決死の激突。
ランスロットに大きなダメージを与えるも、自機に行動不能のダメージを受けて一瞬カミナの負けかと思ったら
カミナが生身で飛び出して抜いた刀で剥き出しのコクピット内のスザクに直接攻撃。
間一髪そこから脱出したスザクと生身でバトル続行。とかそういう妄想w
>>472 ドリルはシモンのイメージがあるけどそれもいいな。
カミナと言えば刀とマントとグラサンも外せないと思うが、
ナリタ戦で原型グロースターの機体で滑り降りてきて
「グレン団参上ぉっ!!大将首貰ったぁ!!」
でコーネリアと一騎打ち、カレン・スザクが入って更に二対二な燃える展開を夢想した。
そして後で麓の町の被害を知ってゼロと二人で凹むとか。
あと、ディートハルトあたり凄いノリノリで英雄的に宣伝するだろうなとかも。
「ツラ隠すなんざ、男のすることじゃねぇ!!」
とか言ってみんなの前でゼロの仮面を剥ぎ取りそう。
切れたルルがギアスで死ねとか言って話が終わってしまいそうな気が……
なぜだろう?いけそうな気がしてきたwwww文才はないがなwww
>>474 それはどうかな、たまに妙に繊細な時もあるし…
「……私は、公式には連中に死んだ事にされている。
この素顔を晒せば私だけでなく家族にも危害が及ぶ、だから……」
「分かった、もう詮索はしねぇ。
お前はゼロ、グレン団のゼロだ!
お前らも文句無いな?」
「ああ、すまない(フッ、これでよし……)」
な感じで納まるのでは?
ルルも大概ツンデレな所あるから
(フッ、これでよし………)とか馬鹿で単純で一本木なカミナを操作してるつもりが
何時の間にやらカミナに情が移ってたりするわけですね?
何かめでたい事がある度にバカ騒ぎをする連中の輪から一歩外れた位置で
ゼロ「バカばかりだな…」
C.C.「でも、嫌いじゃないだろう?」
ゼロ「ノーコメントだ」
「おーいゼロ!お前もこっち来い!」
「よぉ、そっちの姉ちゃんも一杯どうだ!?ははは!」
か?
カミナってロスカラの主人公みたいに血液検査されたらどうなるんだろうね。
地下に押し込められる前の遠い先祖が〜〜人だったとかになるのか、あるいは判別不可能か。
遠いたってたかが千年だろ?
しかもジーハは他所と孤立してたから、血統は煮詰まってるはず。
普通に判別できるんじゃない?
>>480 いや、千年は螺旋王の支配期間でその前に
・人類、宇宙進出
・人類、螺旋力の発見(ここら辺前後するかも)
・異星人とのファーストコンタクト
・銀河螺旋文明の誕生・発展
・反螺旋族出現
・長期の戦争の末、敵本星発見できず敗走
・生き残った螺旋族、各母星に監視システムを配置される
・地球のロージェノム、螺旋王を名乗り人類の人口調整を開始する
少なくとも一万年はいってそうだと思う。
あー。宇宙に進出した時点で旧世紀の人種がどうとかはぐちゃぐちゃになってそうな気はするね。
異星人と混血してたりするのかも。
そういや獣人にもベースとなった異星人がいたのかもしれないな。
さすがにゼロから新たな種族は造れないだろうし。
>>483 あれは案外グアームあたりを原型にしてるかも
あいつ実は獣人じゃないしアンチスパイラルとの戦いにも参加してる。
ダイガンドとの合体技も今思えば螺旋力の様だったし。
>>あいつ実は獣人じゃないし
オフィシャルかい?
>>485 設定資料集の巻末の辞典に
「実は数千年の時を経て知恵を得たアルマジロ、獣人の開祖的な存在」って書いてあった。
ロージェノムにとってシモンのブータみたいなものの様だった。
サンクス
だから螺旋力使えたのか……
ブータも大きくなって人型にならなければ二本足で立つ豚モグラになっていたんだろうな
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/06(火) 00:25:06 ID:aWtE4tm7
カミナだけじゃなくて、シモンとグレンラガンごとギアス世界に放り込むのは?
そんな事したら大グレン団がエリア11に出来上がって以下グレンラガン第一部
ルル山はマジにロシウのポジションに成り下がりスザクはキタンをやって第四部で死ぬ
ナナリーは第三部でパイロットに
第二部の大ボスが若本皇帝で皇帝は元螺旋の戦士という事になる
このギアス世界は皇帝が螺旋力の表れである皇帝ギアスでこの惑星の住民の記憶を定期的に書き換えられながら
人口を100万以下に抑えられた星だったんだよ!!<ナ、ナ、ナンダッテー
いっその事、ダイグレン団をエリア11に放り込めばいいよ。
多分、ダイグレンにのってブリタニアの皇帝の元まで歩いて行くから。
グレン×ギアスの流れだが
空気読まずにエヴァの世界にアニキを放り込んでみる
「無理だよそんなの・・・見た事も聞いた事もないのに出来る訳ないよ!」
「無理で道理を蹴っ飛ばすんだよ!いいかシンジ、お前を信じるな!俺を信じろ!お前を信じる俺を信じろ!!」
ハリネズミのジレンマとリツコさんに評されたシンジだけど
アニキなら全く関係無しにズケズケと踏み込んできそうだw
>>492 その流れに行くには、まずシンジが兄貴に信じてもらえる男になる必要があるな。
無条件に誰彼かまわずに信頼する男じゃないだろうし。
以下、ANIMAへと続くわけですなwww
>>493 シモンだって初めからアニキを信じてたわけじゃねーんだ<逆も同
アニキならまたやってくれる筈だ
>>491 ダメだ!
これだと大変な事に……
アヴァロンも空でダイグレンに蹴飛ばされるなんて問題じゃないアレも来てしまう……
ビ ュ ー テ ィ フ ル ク イ ー ン が ! !
ルルーシュもスザクもシュナイゼルも藤堂もダールトンもギルフォードもディートハルトもロイドも
みんなリーロンに喰われてしまうぞ!!(性的な意味で)
>>492 とりあえずシンジの初陣は見守るだけかと
ここで
「こいつはやれば出来る奴なんだ」
と感じ、それ以降の弱気に喝を、
かな?
シモンも最初はシンジみたいな感じだったのを考えると
サルファ以上の熱血シンジになるかもしれんw
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/09(金) 19:34:44 ID:uisbH+r1
初号機がギガドリルブレイクをやったら第3新東京市が崩壊しそう
>>499 ロンギヌスの槍ならドリルとか遺伝子モデルとか連想させるデザインかと、
でもカミナinギアスも見てみたいな。
案外、アッサリ特区設立してしまいそうだ。
ギアス世界よりエヴァ世界の方がグレンラガンを受け入れやすいかもな。
ナイトメアフレームでは力不足な感じがあるが、
使徒やエヴァならグレンラガンが相手でもちゃんと苦戦させられる。
端的に言うとATフィールド対ドリルw
グレンラガン見た後にエヴァ見たせいかいつシンジが
「トウジは死んだ――もういない!」
なんて言い出すんだろうかなんてハラハラしてたな俺
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/10(土) 17:02:00 ID:u7AZQvs9
なんだかサキエルの光の槍がドリルになってる妄想をしてしまったぜ
人との比較からするとグレンラガンエヴァの半分〜膝以下ぐらいのサイズ差あるよな。
エヴァ自体伸縮がひどいからどうにでもなると思うけど。
ジオフロントは落下した/させられた元旗艦とか
使徒はアンスパの生体兵器(元ネメシス一歩手前まで行った螺旋族)とか
世界ごと混ぜる妄想をしたことはある。
シンジの声で流暢に喋る初号機とか
「エントリープラグ、スピンオン!!」とか想像したよ。
クロスオーバーで最もグレンラガンと相性のいいロボットアニメってどれだろうな。
ガオガイガーの勇気とか螺旋力っぽい感じがするが。
シモン&ヴィラルと凱の合体攻撃、ギガドリルクラッシャーとか妄想。
愛の翼に勇気を込めて
回せ正義の大車輪
勇者特急マイトカイザー
御期待通りに只今到着
だからドリルはやめておけと・・・・
って言うか新劇場版のラミエルってどう見てもムガンの一種(ry
ちなみにエヴァ2によると、S2機関は遺伝子の二重螺旋の中から力を取り出すためのシステムだとか
エヴァのドリルって言ったら農協改だろJK
農協改に乗り込んだカミナがギガドリルブレイクで使徒を打ち砕くなんて妄想しちまったぜ。
運命突破の人マダー?
そーいや前半シモンも14歳よね。ヨーコもそうだけど。
両親失ってるし、うっかりシンクロできちゃわないだろうか。
まあ、環境的に親無しは珍しくなさそうだしコンプレックス無い感じだけど。
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/11(日) 14:16:31 ID:/WKdLiIe
一応、シモン達ってチルドレンの条件パスしているかも。
それだったら、グレンラガンが有っても無くても、エヴァ世界のサードインパクトやら人類補完計画も楽に打ち砕きそう。
ギガドリルブレイクで使徒も量産型エヴァも瞬殺。
特撮でグレンと絡め易そうなのってなんだと思うよ?
ゴレンジャイ
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/11(日) 22:30:34 ID:kMBHVPv+
カミナがウルトラマンになって帰ってくる想像をした俺ガイル。
カミナ父→カミナ→シモン→ギミーへと受け継がれる絆‐NEXES
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/13(火) 16:45:24 ID:F3LRPCaA
エヴァもガンメンみたいに宇宙仕様をだな
スペースエヴァって感じで
一応スパロボでは宇宙戦用のS型装備に変えているらしい。
最もエヴァのバージョンは
・陸戦用のB型
・空輸用のF型
・耐熱耐圧装備のD型
・対量産型エヴァ用のF型(上記のF型とは別物、ぶっちゃけフルアーマーエヴァ)
これだけしかないけど。
保守だ
スペースエヴァか
放送当時のアニメージュのネタ投稿にあったな、そんなの
スパロボにグレンラガンが出たら、スペースザブングルとかスペースモスピーダーとか
作ってくれると信じる俺がいる。
>スパロボ出演
いや、むしろ登場作品の全員で名乗りをだな…
初参戦は二部までだろうな。
スパロボか……
グレンの最終回の冒頭名乗りを、熟練度一定値以下で原作通りの名乗り。
一定値以上で他の作品の主人公達がかわりに叫んで最後にダヤッカが閉める
527 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/20(火) 21:50:35 ID:5gRsRbKi
この流れだとMSの中にMSがいたり
エヴァがでかいエントリープラグの中にいることになるな
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 20:31:08 ID:qnRVhLX0
グレンラガンとクロスしたギアスってR2まで行くんだろうか?
無印の頃にアメリカ大陸まで攻め込んでブリタニア皇帝と殴り合いして勝って
R2の頃に復興した日本にアンスパが攻めてくるんだろ常考
>>529 誰が皇帝を相手に殴り合うかが問題だ。
1.グレンラガンキャラ
2.ギアスキャラ
どっちだろ?
いっそのことR2からクロスさせてみるとか
>>530 ルルーシュしかいないだろ
そしてナナリーがアンスパ化
>>497 シンジ「僕も、母さんと同じように死体も残らず死ぬんだと思うと怖かった
でもアニキは、前に進めって、僕を励ましたんだ……笑いながら
……手の震えが、止まった」
つまりこういう回想が後々入るわけですねわかります
>>535 そっちの方は知らないキャラが多すぎてついていけん
むしろ同じHP内のニアの出産エンドの短編の小説の方が良かった
アイアンリーガー見てて、ラガン+適当なボディなら3X級の大柄なリーガーとして通じるんじゃないかとかふと思った。
スポーツの世界にシモン放り込んでどうすんだと考えて没にした。
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:17:26 ID:0vj0jgQe
↑平和すぎるな。
野球チームのグレン団か
小ネタとしては面白そうだw
グレン団 対 螺旋王チーム の野球の試合。
なんか、ワンピースの映画の前に流れる、麦わら海賊団対悪役チームのスポーツみたいだな。
ボールはグアームですね、わかります
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 20:00:14 ID:CkgdPb/c
ナイトメアとガンメンで野球か、おもしろそうだな
いやいやボールはラガンだ。魔球ラガンインパクト。
つまりグレンチームはラガン
ギアスチームはコクピット射出するんだなw
コックピットが無くなって抜け殻になったナイトメアにラガンが寄生するわけか
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 20:32:30 ID:Z1ePeqbN
ギアスチームは一球一殺状態だな
そして死は文字通りアウトというわけか
グレンラガン陣営がフルボッコにされるSSありませんか?
ゴミクズのように死んでいくシモン達の姿を是非とも見たいです!
こんな糞アニメなんて他の作品の引き立て役になれるだけ幸せですよね!
もともと価値なんて1銭分も無いんですから当然ですよね!
ばれちったwww
Gガンダムならうまくあの世界に溶け込めそうだよな
ドモンなら違和感なさそうだし
マクロス7もいけそうだ熱気バサラがいるし
どっちもシリーズの異端児だけど
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 19:04:39 ID:OZEwo97q
通りすがりだがこんなのはどうだろう
ガオガイガーとグレンラガンのクロス
TV終了した後にロシウに貰った(かっぱらった)グラパールに
グレンラガンの折れたドリル一本持って
宇宙に飛び出していったシモンが
螺旋力のワープ装置(名前忘れた)で
オービットベースの近くに出てくる
生憎キー何個か潰れて書けんがどうだ
グラパールには螺旋界認識システム積んでないぞ?
あれあるのはラガン・ラゼンガン・超銀河ダイグレンだけのはず。
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/25(水) 00:03:26 ID:E/22AUAU
シモンが行動することを予想したロシウが
あらかじめラガンのを移植したっつ〜のはどうよ
そもそも本編終了後のシモンは進んでガンメンに乗らない気がする
本編終了後シモンは圧倒的に強力だけどその力を振るいたがらない、という微妙な立ち位置のキャラだからな。
説教臭く、ほかのキャラを導く立ち位置になるのでうまくやらないと、他作品キャラを踏み台にするだけだと思う。
557 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/25(水) 00:18:36 ID:E/22AUAU
成る程、う〜んこのネタ没か
螺旋力はゲッター線みたく時天空を倒すために大いなる意思が作った力かもね。
ゲッターと肛門突破を同列に扱うなと何度言わせる
いい加減に身の程をわきまえたらどーよ
そういう態度が周りから見たら気持ち悪いんだよ池沼の信者君
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/25(水) 16:21:53 ID:E/22AUAU
俺の中では 螺旋力=人間の心の力
ゲッター線=宇宙の心の力
で同種のものだと思うんだが
お前は日本語も読めんのか
俺は同列に扱うなと言っているのであって、同種の物ではないとは言ってない
プリウスとカローラみたいなもんだ
同じ自動車という括りではあるけど、自動車としての格は違う
低所得者が身の程をわきまえずに高級車を買うなってことだよ
スパロボ的に言えば全部無限力で人括りですよ
作品がどうこうより
信者が痛いよね
>>561 高いもんなー、ハイグレードのプリウス。冷静に考えるとかっこ悪いし。
>>551 Gガンなら違和感無いな。
螺旋王ロージェノムVS東方不敗マスターアジアとか面白そう。
>>556 本編終了後シモンは第一部の頃の自分の様な「自分を信じる事が出来ず、自信を持てない」他作品キャラを導いて成長させる師匠ポジションで。
主に、自分とカミナの事を話して聞かせそうだ。
螺旋力は余程の事が無い限り使わないだろうし、でしゃばりもしないだろう。
片方が原作終了して成長を一通り終えた状態のクロスって、どうしてももう片方の作品が踏み台になるから、あまり得策とは言えない
9割9分、単なる俺TUEEEなゴミに成り下がる
理想は同時に話を進行させて、上手く両方の成長を絡める事
>>565 調子乗ってんじゃねーよ糞信者が
単に肛門突破を優遇して他作品を下に見てるだけだろう
あんな思考能力の無い勘違い悟りキャラに説教させるとかもうね
アンチからも忘れられてきている段階においても信者だけは変わらないな
まあゲッターは古すぎるしな
>>567 煽り屋乙
お前がゲッターもグレンも嫌いな事は良く分かった。
なぜかFate
アーチャーは死んだ、もういない!
だけど、俺の背中に、この腕に、一つになって生き続ける!
投影するならどこまでも!
贋作だって作りぬき、本物越えたら俺の勝ち!
俺を誰だと思っている、俺は士郎だ、英霊のエミヤじゃない、
俺は俺だ! 魔術使い士郎だ!!
>>566 あるいは原作終了後に異世界に飛ばされたと同時にキャラクターが初期に近い状態に若返ってしまうとか。
もちろん記憶も大半はなくなっているが、なんとなくは残っていて記憶を取り戻そうという気持ちはある。
最終的にはそのキャラクターは元の自分に戻ってグレンラガン世界に帰る。
または元の世界に戻ったらそのキャラクターも元に戻れる事がわかって元の世界に戻る。
まあ、グレンラガンは終了してる作品だから
作者と話の展開次第でその世界に残っても別に構わないんだけど。
>>571 ハイハイ基本クズばかりの厨房御用達の逆行モノですかww
どうせ、俺は誰なんだとか言いつつ、ピンチに覚醒→俺TUEEEで無双化
他の連中「まさかあのシモンが○○だったなんて・・・」「只者ではないと思っていたがこれ程とは・・・」
みたいなセリフを言わせるつもりなんだろwwマジで厨房かよwww
もし厨房でなかったとしたら頭に蛆が涌いてるとしか思えんww
キモイ妄想を垂れ流すなっつーのカスwwww
そんな酷い例しか挙げられない頭の足りなさに吹いたw
おいおいww逆行もしくはそれに類するものでまともな展開のSSがどれだけある?ww
わざわざ特に酷い例を挙げてることに気が付かないのかな?ww
ここで素晴らしい逆行SSの宣伝でもしろってのかよwww
本気で脳ミソ足りてないんじゃねーのwww足りてない分を白味噌ででも埋めといた方がなんぼかマシじゃないか?ww
ID:11Qg5sMMの言いたい事は分からなくもないが、言葉を選べ。
荒らしにしか見えないほど小汚い言葉使いだ。
ネチケットを勉強してこい、厨房
ネwwwチwwwケwwwッwwwトwwww
まさか今更そんなことを言われるとはねww
不快なレスならスルーすればいい話だろww
お前何年2chやってんだよww
>>560 螺旋力=人間だけではなく生命ある者全てにある誰でも持つ進化(成長)の力
ゲッター線=神様が宇宙を食いまくって手に負えない時天空をぶっ潰すための鍵の一つとして作った進化をさせる意思を持つ宇宙線エネルギー
進化をするなら同じかもしれんが方向性が違うな
例えるなら螺旋力はサルから人へと一段階ずつ進化していく感じ
ゲッター線はどんな奴でも爆発的に進化をさせるが最後に生き残った奴は時天空へGo
インベーダの進化っぷりやばくね?最初は菌程度で数年もしないうちに数十キロ単位だ!
螺旋力は内的要因。
ゲッター線は外的要因。
同じ進化のエネルギーでも個人的にはこういう違いだと思う。
螺旋力は内から出てきて、
ゲッター線は外からやってくる。
だからゲッター線はよく分からない、なにか大きな意志を持つ力に感じるけど、螺旋力はそういった大いなる意志的な物を感じないんだと思う。
それらを足して二で割ったものが第6文明人の数十億の意識を集めたイデってことだね!
え、違う?
>>580 グレン的にはそれらを足して二乗して限界突破
>>583 釣り乙
釣りじゃないならお前の頭の中には脳ミソではなく白味噌が詰まっている
要はノータリンの池沼ってことだ
>>584 いっとくけどグレンが凄いって意味じゃないぞ?
イデに関する表現の仕方をグレン的に言うとこんな感じってだけだぞ?
>>584みたいなキチガイが居着いちゃったせいですっかりスレが止まってしまった
いいことじゃないか
こんな糞スレ止まって結構
>>587 監視してたのかよwww
もういなくなったと思って書いたのにwww
キチガイとか言ってごめんねwwww
ども監視余裕です
※デモベクロス
「いくぜ、ダチ公ッ!!!」
叫びと共に、一条の光が天に向かって飛び出す。
空を駆け抜けるその光に、無限の牢獄に囚われていたグレン団の面々は見失っていた自分を取り戻していく。
そして、その男もまた、夕焼けの空を横切る光を見上げていた。
「そうか…、俺も随分と甘い夢を見たものだ…」
穏やかな表情でそう呟いて、一転、獰猛な笑いを浮かべたヴィラルは自らもその光に合流すべく、天へと飛び立つ。
………ハズだった。
「逃がすものか、サンダルフォンッ!!!!」
「……な、何ぃ!?」
嵐の如き光の銃弾のシャワーがヴィラルを撃ち落とした。
「あ、甘くない……ぜんぜん…甘くないっ!!!」
身にまとった黒い装甲の破片を撒き散らしながら、ヴィラルはまっさかさまに墜落していった。
一方そのころ、グレン団は無事にニアの元へと到着していた。
「なめんじゃねえっ!!多元宇宙だろうが何だろうが…」
『お、おい、お前たち数が一人足りないのではないか』
アンチスパイラルの当然な疑問
「ヴィラルは死んだっ!!もういないっ!!!」
『何ぃいいいいいいっ!!!?』
「それにしても、今日はこっぴどくやられたであるな」
再び舞台は多元宇宙。ズタボロのサンダルフォン=ヴィラルは、この世界での同僚にして唯一の友人ドクターウエストの元で治療を受けていた。
「面目ない。情けない……」
シモン達との合流に失敗し、その上惨敗、自信喪失のヴィラルは部屋の隅で俯いていた。
「お前ほどの男が毎回この有様、それでもメタトロンの足止めをしてくれるのは助かるのであるが…」
「理由もなく女を殴れるか。……まあ、向こうにとっては、そうではないようだが」
ヴィラルは身代わりだった。
ヴィラルの所属する組織、ブラックロッジの幹部ウェスパシアヌスがかつて作り上げた双子の改造人間、その片割れがいまや正義の味方としてアーカムシティーを守るメタトロンである。
だが、双子のもう一人の片割れ、サンダルフォンはその後のウェスパシアヌスの実験により、体に埋め込んだ魔術機関が暴走、あっけなく死んでしまった。
その代用品として、改造の被験者に選ばれたのがヴィラルだった。
理由はヴィラルの声。
「死んだ本物のサンダルフォンと、俺の声は瓜二つらしい。仮面をつければ正体もわからない。それであの白天使の動揺を誘おうという魂胆なのだろうが」
「下種のやり口であるな。あの男らしいのである」
どんな因縁があったのだろうか。残された双子の片割れ、白の天使王がヴィラルに向ける敵意の凄まじさはある種悲壮なほどだ。
その姿を前にしてしまうと、ヴィラルはどうしても拳を動かせない。
「くそ、何をやっているんだ俺は……」
シモン達とアンチスパイラルとの戦いはどうなってしまったのだろう。もはや一刻の猶予もないというのに。
この世界自体も、どうやら尋常ではない何かが裏で蠢いている感触がある。
何もできない自分のふがいなさに、ヴィラルは一人歯噛みした。
で、またまたそのころの次元の狭間の宇宙では……
『お前たち、それでいいと思っているのかっ!!!』
怒り心頭のアンチスパイラルに、大グレン団の面々は俯くしかない。
「………本当は、俺だってマズイとは思ってる』
非常事態をノリだけで突破しようとしていたシモンも、今ではすっかりションボリ顔だ。
『無理を通して道理を蹴っ飛ばすのが螺旋族ではなかったのかっ!!!』
「だけど、どうすれば、あそこに、ヴィラルのいた世界にいけるのか……」
『簡単な事だっ!!!』
アンチスパイラルが言い切った。彼はそもそも、宇宙を守るために全てを投げ出せるほどの熱意と決意を持った存在である。
その熱が、アンチスパイラルを叫ばせる。
『我々も、その世界に向かう。選択肢は他にないっ!!!!』
“っ!!!”ばっかりだなwww
厨二病丸出しでキモ杉ワロスww
もう少し正しい文章の書き方を勉強して来い糞信者
>>591 コテ着けてくれ
心底お前の書き込みを見たくない人だっているんだから。
ya☆da
「ヴィラルは死んだっ!!もういないっ!!!」 に噴いた。
ションボリグレン団とか熱いアンチスパイラルとか、なんか続き読みたくなった。
螺旋宇宙が脅かされる敵が現れたら
それに立ち向かう熱血アンチスパイラルも有りだと思うと面白いなw
いや本編のアレも充分に熱血アンチスパイラルだと思うのだが
続き
窓から差し込む日差しの眩しさに、暖かな毛布の心地よさに溺れていた俺の意識は無理やりに覚醒させられる。
「ふあ〜〜〜〜っ…まだ寝足りないんだけどなぁ」
あくびをしつつ起き上がり、部屋の時計に目をやる。時刻は昼の11時を回ったところ。
「げ、もうこんな時間かよ」
ここ数日、仕事のために夜の街を駆け回っているせいで十分な睡眠がとれていない。
しかし、今日は午後からその仕事の依頼主と会って中間報告と打ち合わせを行わなければならない。時間に厳しい依頼主の顔を思い出すと、ここでのんびりしている気分でもなくなってくる。
「んにゅ?汝も起きたのか」
聞き慣れた声に振り返る。
目元をぐしぐしと擦りながら、俺の相棒もようやくお目覚めのようだった。
「おはようさん、ぼちぼち支度をしようぜ。遅刻すると姫さんが恐い」
「むう、そう急かすな。だいたい、どうしてあんな小娘のために妾が…」
相棒の言葉を聞き流しながら、ジャケットに袖を通す。今日は少し早めに出発して、毎回の遅刻で悪くしている心証の回復を図りたい。
「さ、いくぞ」
文句を言いながらも身支度を整えた相棒を促し、玄関のドアに手をかけたその時だった。
ぐ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!
情けない音が腹の底から響く。
「………まずは腹ごしらえか」
ため息をついて、俺、大十字九郎は相棒アル・アジフを引っ張り部屋を後にする。
「メシ〜〜〜〜ッ!!」
いくら馴染みの場所だといっても、開口一番これはない。俺自身もそう思っているのだけれど、空っぽの腹は俺から言葉を繕う余裕すら奪ってしまう。
「あらあらあらあら、九郎ちゃん、またも性懲りもなくあつかましくもただ飯をたかりにやってきたのね」
いつもどおりの遠慮ない言葉に出迎えられて、俺が足を踏み入れたのは近所の教会だ。
「す、すまねえ、ライカさん…俺もう腹ペコで…」
「はいはい、もう少しでお昼が出来るから、そこで少し待ってなさいな」
何かと毒舌を吐きながらも、すきっ腹を抱えて転がり込んでくる俺にあたたかい食事を提供してくれる彼女、シスターライカとはこの街に来て以来の付き合いだ。
「あ、九朗おにいちゃん…」
「よ、九朗〜っ!!」
「九朗、今日も死にかけ〜?」
続いて出迎えるおなじみの声。
アリスン、ジョージ、コリン、3人のガキんちょ共が俺の周りを取り囲む。みんなこの教会で育てられている孤児たちだ。
「うるせぇ…って、いてててて、コラ、ひっぱんなぁ」
ガキんちょ共に玩具にされながら食堂へと向かう。アルまで参加してほとんど揉みくちゃにされたが、何とかいつもの指定席にたどり着く。
少し騒がしく、それでいて和やかな空気。いつも通りの親しい仲間たちとの時間。巨大な戦いに巻き込まれてしまった俺とアルの数少ない心安らぐ場所。
椅子にどっかりと腰を下ろした俺に、この教会に暮らすお馴染みさんの最後の一人が声をかけた。
『生き延びるためならば、恥も忍ばずここにやって来る。まったく、最後まで抗うことを美しいと感じる、螺旋族の宿業だな』
「相変わらず、言ってる事がわけわかんないな。ま、今日もご馳走になるぜ、アンチス神父」
食器の用意をしていたその男、アンチス・パイラル神父は俺に向かって微笑んだ。
アンチス神父がこの街にやって来たのは、俺がミスカトニック大学を辞め探偵事務所を開業した頃だった。
真面目で熱心な人物ではあるのだが、その独特な聖書解釈は何かキリスト教自体に対する信用まで墜落させてしまいそうで、見ていて少し不安になる。
『やがて来る主と、それに対する悪魔達の戦いの果てに、やがては銀河そのものが生命となり、過剰銀河は互いに食い潰しあって…』
「神父、また話がアレな方向に…」
さすがのライカさんもこれには困っているようだ。彼の説に従えば、最後の審判の後には神も人も悪魔もこの世界もろとも消え去ってしまう。
その人柄同様、容姿の方もインパクト大で、当人は黒人であると言っているが俺には闇が形を持って歩いているようにしか見えない。
「目もぐるぐるしておるしな」
「いっつもヨダレ垂れてるし」
最初に会った時は俺も随分驚いたし、アルもかなり警戒していたが、とりたてて何か害をなすでもなく、また邪気を感じるという事もないので、今ではすっかり慣れきってお馴染みの日常の一部となってしまった。
ガキんちょ共も懐いているようで、今も食事を終えたばかりの3人を順番に抱き上げてはぐるぐるとその場で回る遊びをしている。
「ま、悪い人じゃないよな」
「腕がダルシム並みに伸びるようだがの」
伸びる腕に教会の天井ぎりぎりまで持ち上げられて歓声をあげるガキんちょ共を見ながら、俺とアルは食後のお茶をすすった。
まーだ書いてんのかよ糞野郎
何でよりによってその2つをクロスさせるかね
厨二病の相乗効果でキモさが突き抜けてるぞ
ちょ、アンスパ何やってんのwwwww
久し振りに来てみればこれはなんというカツカレーw
しかもよりにもよってアンスパが黒い神父とかwwww
いあ・いあ・つづき!
アンチス・パイラルに吹いたww
アンスパなにやってんの
てかヴィラルがいねぇ
5人もの人間が暮らしていれば、洗濯物もそれなりの量になる。カゴいっぱいの洗い立ての服を抱えて、アンチス神父は教会の庭に出る。
午後の明るい日差しの下で、子供たちとアル、九郎が遊んでいる。
「くぉらぁああああ、ガキんちょ共、今日という今日はゆるさねぇ」
「きゃああああっ」
「うわー、九郎がキレたぁ〜」
「逃げろ〜」
また何かイタズラをしたのだろう、歓声を上げる子供たちを追いかけまわす九郎の目はかなりマジだ。
『まったく、大人気ないことだ』
そんな微笑ましくも騒々しい光景を横目に見ながら、アンチス神父は洗濯物を干していく。一通り干したところで、息を切らせながら九郎が側までやってきた。
『惨敗のようだな』
「ちくしょ〜、なんで子供ってのはああも無駄にエネルギーが有り余ってんだ」
『ところで、約束のほうは良いのか?』
「あっ!!」
指摘されて、九郎の顔がみるみる青ざめる。
「き、気付いてたんなら、なんでもっと早く……」
『君も楽しんでいたようだったからな』
クックッ、と笑う神父の元から、九郎は慌てて駆け出す。子供たちとのチャンバラに興じていたアルの首根っこをひっつかんで、教会の庭から飛び出していく。
「な、何をするのだ九郎、いまこそ因縁の戦いの決着が……」
「いいからさっさと行くぞ。このままじゃ、姫さんのお説教だけじゃ収まんないぞっ!!」
すっかりパニック状態の九郎だったが、それでも教会敷地の手前で一度振り返り
「ご馳走さん、昼飯うまかったよ。ライカさんにもよろしくな」
それだけ言ってまた走り出す。それを見送るアンチス神父は
『本当に、騒々しい連中だ』
そう言って笑った。
その時、教会前の通りをアルを抱えて駆け抜けていく九郎と入れ違いに、一台のバイクが教会の敷地に入る。
座席の後ろの荷台に醤油や酒を積んで、運転しているのはやたらと体格のいい中年男性だ。バイクを教会の隅に停め、アンチス神父と子供たちに挨拶する。
「ちわーっす、三河屋です」
台詞に相反して、やたらと威厳に溢れまくった声だった。
ぐるぐるの目と、左右の両端が同じくクルンとカーブした顎鬚が特徴的なその人物に、子供たちも元気に挨拶を返す。
「ろーじぇのむさん、こんにちは〜」
その声を聞きつけて、ライカも教会の中から顔を出した。
「あらあら、ロージェノムさん、今日もご苦労様」
「ご注文のお酢とお醤油、お届けにあがりました」
商品を受け取りお代を支払ったライカは、次の注文をロージェノムに伝える。
「ところで、ニアさんはお元気かしら?最近、お会いしてないから」
「娘は相変わらずですよ。シモンと一緒によくやってくれています。そろそろワシも若い者に後を任せることを考えたほうがいいのかもしれない」
「いやですよ、まだまだお元気なのにそんな事を言って」
しばしの談笑の後、ロージェノムはまたバイクにまたがる。アンチス神父はその側まで歩み寄り、話しかける。
『なかなかどうして、随分と馴染んだではないか、螺旋王』
「それをお前が言うのか?アンチスパイラル」
『…?我々は合理的に行動しているだけだが…』
怪訝な顔のアンチス神父にロージェノムはニヤリと微笑み
「まあいい、そろそろ作戦を次の段階に進める」
『確かに頃合だな』
「大グレン団は本格的に活動を開始する」
その頃、広大な邸宅の一室で、一向にやって来る気配のない探偵を待ちながら、覇道財閥総帥、覇道瑠璃は机に山積みにされた資料に目を通していた。
「なるほど、やっかいね。この分だとかなり強引な手段が必要になるかも…」
バサリ、と手に持った資料を机に広げる。一番上の資料に添付された写真には、奇怪な星型のサングラスをつけた青年の姿が小さく写っていた。
「何者なの、大グレン団?」
続きでした。
アンスパの一人称は『我々』で合ってる?
反螺旋族の意思のかたまりみたいなものらしいから、これで間違いないと思うんだけど。
三河屋ってww
演技にしても馴染みすぎだろ螺旋王www
大グレン団揃って何やってんだwwww
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 18:02:58 ID:0MhU3Y+P
つーか、普通にみんな馴染んでない? デモペ世界に?
もはや想像するだけでカオスな空間に
今回のグレパラはなんとなくクロスオーバーっぽいな
金髪の娘が可愛い
あのメンバーの中にふらりと立ち寄ったおやっさんが混ざってくれねぇかな
アニメキャラバトルロワイアル2ndに出てるよグレンラガン
ロワの話題はよそでは結構忌避されることが多いから気をつけようぜ。俺は読んでるけど。
キタンまだか
新ゲッター×グレンのSSを書き始めたんですけど出来次第投下します!
>>616 ゲッターの方を踏み台にしていないのなら歓迎するぜ!
>>617 俺ゲッターもグレンも好きだから平等に扱います!
ageてみるテスト。
期待age。
保守
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/28(木) 01:17:48 ID:jrMf7Fc3
保守
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 05:33:02 ID:21doVjP6
運命突破の人に触発されて、キタンをマブラヴにでも送り込んでみようかと思ったが…
いきなり挫折した…ダメだ…あいつは絶対初っ端からオリジナルハイヴに突っ込む
しかもそのまま攻略できそうだし…
やはりマブラヴは無理なのか…?
嘘だと言ってよバーニィ!
今更だがageてたorz
スマソ
ギガドリルブレイクを使えるキタンを送り込めばたいていそうなるだろうな
もっと弱めの頃のを送り込めば話になるんじゃないか
>>628 それも考えたさ…でもキングキタンだとないんだ、ドリル
グレンラガンのドリルってギガドリルだからあんなに強いんだろ?
それとも、螺旋力を帯びたドリルはみんなあんな感じなのか?
>>627 キングキタンにドリルがないと何か問題があるのか?
作劇上ドリルが展開に必須とか?
>>631 そんなところです
質問に答えていただきありがとうございました
633 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 14:13:39 ID:r6KG5YHl
そういえば「天の光は全て敵」の方のシモンって何か設定とかあったっけ?
そういやあのシモンって何処から分岐したんかな
個人的にはカミナが死亡した後位だと思うんだが
完全なパラレルでFAだろ。
ぶっちゃけゲッターロボの竜馬率いるゲッター艦隊をやりたかっただけだろうし
若い頃のロージェノムかと思ってたぜ
グレパラで否定されちまったが
だからその頃のシモンかカミナの先祖って事にしとく
あの若ロージェノムはシルエットだけしか映らんかったが格好良かったなぁ。
ニアが実は父親似だったって事にビックリ。
グレンラガン言ってたから多元宇宙のシモンって事だろたぶん
カミナの先祖も似たようなネーミングセンスしてたとも考えられる
ところであの副官がロシウのようにも、人型ブータにも見えるのは俺だけ?
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/29(水) 15:40:06 ID:Hx0bcHwG
:
今全話見終わったんだけど
無理を通して道理を蹴っ飛ばすのがグレン団なのに
なんで最後にニアを助けなかったんだ!!
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/30(木) 10:57:23 ID:UaNoxXvH
ヒント:話数が足りなかった
明らかに螺旋力出してたニアが消えるのは何故だ?
それとも螺旋力出したから消えたのか?
スパイラルネメシスとはそういう事なのかも知れない
>>641 細部が違うかもしれんが、ニアを生き返らせる(私欲)ために螺旋力を使う=アンスパ「己の欲望のままに螺旋力を使う」
アンスパに「それがお前の限界〜」と言ったシモンの出した答え、だと考察してるサイトがあった
645 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/29(土) 16:58:12 ID:oABQFzCD
今グレンラガンの劇場番見て来たんだが…
最後がソードマスターヤマトみたいな展開で吹いたわw
本スレからきました
どうやら、螺旋族にはコスモ(小宇宙)があるようです。
運命突破支援(できれば、話数の記載が欲しいです)!
燃え上がれ!書き手の螺旋力!!
保守・・・人いないのかなぁ
書き手じゃないからな
もうコアドリルだけ送り込むでいいよ
後はアバン並の序盤にすれ違うだけでいい、クロスオーバー的に考えて
コアドリルを拾う○○○
好きなキャラの名前を当てはめるんだ
オレは前原圭一、北条さとこ
シュガーandスパイスっていうエロゲがあるんだが、アニキがいたら熱くなりそうなんだよなぁW
>>652 兄貴を叩きこんで熱くならない世界があるとしたら、それは異常だ
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 15:26:10 ID:5yOcjXTq
保守
ゲッターロボの方は盛り上がってるのになぁ
「早瀬ぇええ!! 歯ぁくいしばれぇえええ!!」
原作がパラレルワールドに入ると負けな設定があるから書きにくいんじゃね
その設定(イメージ)を蹴っ飛ばすんだよ!
それが俺たち大グレン団のやり方だろうが!
ここはデモンベインで
紅蓮編(ていうかパラレルワークス)を見るに、マジンガーみたいなラガン、バルキリーみたいなラガン、
コンバトラーみたいなラガンとかいろいろいるしな。
デモベみたいなラガンがいても何の不思議もない。
種のオーブ戦のところで、シンの前に螺旋転移でラガンとシモン(最終回後)が出現ってのを考えてみたんだけどさ。
冒頭:グレン冒頭の宇宙戦を夢に見るシン
1幕:連合のオーブ攻略戦開始。避難しようとする家族。携帯。迫りくる自由。
2幕:シモンの名を叫ぶシン。螺旋界転移で現れたラガンが自由を吹っ飛ばす。
3幕:混沌かなにかが襲ってきたところにラガンインパクト。頭部を粉砕して乗っ取る。ラガンダム完成。
4幕:連合の大艦隊を前に名乗りを上げるシモンとシン。それだけで半壊する連合艦隊とオーブ艦隊。
5幕:連合の生き残りが一斉射撃。ギガドリルマキシマムで反射。
6幕:旗艦空母に殴りこみ。盟主王をぶん殴って説得。「ガキの頃に喧嘩で負けたのが悔しかったんなら
自分で殴り返せ」
終幕:どこかの次元宇宙へ去っていくシモン。見送るシン。「なんだったんだろう」とつぶやくキラ。
ここまでプロット立てて、ただのヘイトだと気づいて止めた。
これは果たしてギャグで言ってるのか
グレンラガンだけがナデシコの世界にいったら……
とりあえず、グレンにはガイかな。
>>657 パラレルワールドに入ると負けというか
「自分の認識が生んだ」パラレルワールドに入った時点で、「入った」って認識を制御できずに、認識に捕らわれたら負けというか
そういう意味では螺旋力自体が極端に自制を求められる力だからなぁ
螺旋力が暴走したら人一人が銀河になって、それが加速度的に他の生物に伝播してって
生命の数だけ極度に銀河が生まれまくった宇宙が質量崩壊起こして無に帰るんだろ?
暴走するような奴なら当然認識にとらわれるし、自制できる程度な奴なら大抵はそれほど螺旋力が強いわけでもねー
シモン達みたいに自制してなお強い奴等はマジ例外すぎるんだよね
完全にアンスパによって支配された隔絶宇宙でも螺旋の力を発現させて超天元突破するし
用はデススパイラルフィールドが常に聞いてるような空間で螺旋力発現させて天元突破しまくり見て―なもんだからな
>>663 それだとユリカが火星先住民のメッセンジャーになって色々あって結婚式の日に消えて
最終的にラガンとコアドリルがハリに渡されて、アキトは皆の前から去っていくな
667 :
書き手募集のためage:2009/05/09(土) 23:14:38 ID:dAQM/OmP
過酷な現実・・・制御できない衝動・・・
それを明日の友のために越えていく
それがグレンラガンではなかったか?
ここではない何処かの螺旋の友に問う
なぜ戦う なぜ力を得る なぜ死んでいく なぜ生きる
その答えこそ 覚悟(コアドリル)
その覚悟を鬱と呼ぶか なら螺旋迷宮は越えられない
『奇妙なドリル魂〜ギガドリルは砕けない〜』
突破せよ その壁を
というプロローグを思いついた
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 08:58:50 ID:IY9Txhys
〜ただいま変形のための螺旋力(書き手)補充中〜
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/26(火) 10:40:54 ID:25QD1Xna
ギャラクシーエンジェル辺りなら楽かもな
>>669 ウィルがアンスパに潰されちゃうww
アンスパからして見れば光の月はかなりの危険物だし。
そういえば、ウィルもアンスパと同じような存在だよな、但し、目的も思考も全くといって良いほどに
正反対だが。
……これは、絡ませられそう、かな?
R-TYPEのバイドって当に『アンチスパイラルが怖れたスパイラル・ネメシスそのもの』だと思うんだ。
奴等、ああ見えて一応は螺旋生命体(人間と酷似したDNA構造を持っている)だし。
ま、その螺旋の方向性はシモン達とは正反対な、言わば『マイナス・スパイラル』だろうけれど。
ちょっと質問というか相談
グレンラガン(というか地上戦型ガンメン)の大きさって、二十メートルくらいだよね?
スペースガンメンが数キロメートルくらいなのはわかるんだが
田舎過ぎて劇場版未見だし、その辺wiki見ても書いてないから不安
魔王ゼロ様(ルル)だったら螺旋力持ってそうな気がする
>>671 なんつーか、バイドは起源がよくわからないからおっかないんだよなあ
時空を超えて存在してるみたいだし、鬱展開しか思い浮かばない
>>671 まぁ身もフタも無い事いっちゃうと、スパイラルネメシスがどういうもんか
具体的に知りたかったら真ゲッターロボとゲッターロボアーク文庫版2巻を読め
>>673 いや、アレはスパイラルネメシスじゃあないよ
むしろアンチスパイラルに近い、結果的とはいえスパイラルネメシスを起こさせないで自分達の中に取り込むし
それが宇宙全体にとって有意義かとか、それが取り込まれた人にとって幸せかとかは知らんが
スパイラルネメシス自体は純粋に
銀河に生きる螺旋生命の1人が増大する無限の螺旋力制御できずに暴走させたら次の瞬間、そいつの内側から銀河が飛び出て来て
そうしたらそれに呼応するように全ての螺旋生命体が螺旋力を共鳴暴走させて瞬時に銀河になって
そうして宇宙の一角に銀河が密集発生して、次の瞬間その銀河がお互い食いつぶして宇宙全てを飲み込むブラックホールと化すから
宇宙も滅びるよね!! って現象だし
ちょっとした疑問なんだが
ギャラクシーエンジェルの勢力でアンスパの艦隊とガチで戦争できる勢力ってある?
後、ウィルとアンスパってどっちが強いんだ?
ギャラクシーエンジェルを知らない自分に誰か教えてください。
>>674 ぶっちゃけると
アンスパ=アンドロメダ流国のパクリなんだから
未来のゲッター艦隊=スパイラルネメシスでしょw
>>676 事実として
>>674がグレンラガンとアンスパの設定
自称パクリ元は知らんが、だからってパクリだからイコール
って考えは短慮すぎるだろ
>>677 アレ?以外と知られてないのか?脚本と監督が二人ともグレンラガンはゲッターロボのパクリだって公言してるぞ
普通にロージェム=ブライとか言ってるし、グレンラガンはゲッターロボアークまで行くとか言ってるし
てか明らかに
一部=ゲッターロボ
二部=ゲッターロボG
三部=真ゲッターロボ
四部=ゲッターロボアーク
だろ。終盤は同じ作者の虚無戦記も意識したらしいけど。螺旋宇宙とかモロやね
>>678 いやいや、だからパクリ元じゃなくてそれは元ネタだろうし
仮にそれが元ネタであった所で、だからってゲッターとグレンの設定がイコールってのは暴論だろって言われてんだよキミは
現に本編と劇場版と小説版使って
>>674がグレンラガンとアンスパの設定だって言ってんだから
そこを無視して語っちゃあいけない
つーかそもそもクロスとしてグレンとゲッターの設定を語るならともかくとして
元ネタだから云々はスレ違いだべ
680 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/12(金) 19:33:02 ID:hCCe2mPF
まぁイシカワ宇宙的にいえば、グレンが勝とうがゲッペラーが勝とうがどっちでもいいんだよな。
勝った方が時天空に挑めばいいんだし。
協力して挑むという発想はないのか……。
ところでSSのネタで、アンチを東方の世界にぶち込んで見たいんだが、どうすればいい?
後、かなりの遅レスだが
>>675 多分、勝てる勢力は無いと思う。一機一機の機体の性能ならGA勢力のが上だけど
アンスパ艦隊は宇宙怪獣並みの物量だから、数で押し切られると思う。
光の月を上手く使えば勝てるかもしれないけど、インフィニティ・ビックバン・ストームを打ち込まれそう。
大分グレン好きな自分のフィルターがかかってるけど、参考にでもしてくれ。
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/30(火) 02:53:57 ID:VeosoAQ7
>>682 協力するとかんな軟弱な事言ってたら時天空は勝てません
てか実際、エンペラーと天元突破が100機あっても時天空どころかラグースにも勝てんだろうし
>>683 グレラガ劇場版やゲッター原作を見る限りどっちもこれからも進化できそうだしそうとも言い切れんかもよ
てか、アンスパの方は劇中だと相手のレベルに合わせる戦い方だしアレが全力とは思えん
そんな絶対的に勝てない相手に勝つのがシモンや竜馬などの主人公なんだけどな。
というかゲッターロボーサーガが永遠の未完作品になっちゃったからそれに対しての哀悼の意を込めてグレンラガンが産まれたんだよなぁ……。
そう思うと何か複雑だよな。まぁ、何はともあれグレンとゲッターを比べるのは止めようぜ? 不毛だし、何より両方とも比べられない程の神作品なんだしさ。
686 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/18(土) 00:33:09 ID:DZg7KNzC
保守
ゲッタァァァァビィィィィィィッム!
ストナァァァァサァァァンシャィィィィン!
ギイィィガァァ!ドォリィルゥゥゥ!ブゥゥゥレェイクゥゥゥ!!
イィィィナァァァァズゥゥゥゥマァァァキィィィィック!
691 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/31(金) 00:00:49 ID:jgcIwy6+
突破あげ
692 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 21:51:47 ID:R+IpVmO9
天元あげ
ゲッタービームとか言ってるの見てふと気づいたが
グレンラガンって、基本的に自分からぶっ放すビーム技ないよな、超銀河までいかないと
宇宙に出た時にドリルからビーム撃ってたと思う
695 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/16(日) 03:07:56 ID:v7NNKdWg
投稿図書のネギま!クロス掲示板にある
魔法は、おまえの魂だ!(×天元突破グレンラガン・一部ラブひな)
これが今まで見たグレンラガンSSでは一番面白かったな。
魔法使い相手にとにかく勢いと気合で突き進むシモンが好印象
見てきた、第一部と第二部があるのな
なかなか面白かった
2ちゃんねる以外の他所に
あるクロスSSの情報交換もこのスレの目的の一つになるべきだな
俺、一箇所も知らないorz
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/27(木) 01:51:43 ID:5/Aq4S0z
ほす
グレンラガンとガオガイガーのクロス物とか書きたいと思ったが
ガオガイガーは話数が多すぎて設定と話をまとめきれねぇ……。
20世紀少年をみていて
『シモン 地球を救え BYカミナ』
という手紙を想像してしまったんだが…どう思う?
>>641 グレンを起承転結で簡単に話すとこうなる罠。
起、狂神に人々は苦しめられ、美しい姫も捕われの身となりました。
承、だが勇者は狂神を倒し、人々を救い、愛する姫を取り戻しました。
転、だが勇者と姫の婚礼中、姫は狂神の呪いで死んでしまいました。
結、勇者は言いました。「決まりごとだからしゃーない」
グレンラガン 完
俺は石川世界を次ぐ作品なら
「螺旋力を使いすぎると宇宙が滅びる?だったら俺たちの手で宇宙作ればいいじゃない?」
ぐらいはやって欲しかったと思ってる。
石川世界なら宇宙の為に自分たちの力を抑えるなんてせずに
自分たちの力に合わせて宇宙を作る(変える)くらいは余裕でやっちゃうと思うw
「花が散ったらまた植えればいい」ですね、わかります
ていうか、石川作品的に言うなら「散るほうが悪い」
仮面ライダークウガとのクロスを思いついた
一話
警察署で 怪人の注意を自分に引き付けるため,階段の上から名乗りを上げるカミナ
五代はシモンに逃げるように言って自分も加勢しに行く
シモン「このままじゃ、アニキが、五代さんが、死ぬ…そんな、そんなの嫌だ!」
二話
五代が変身し、怪人を追い払うものの、怪人と間違われてしまう。
カミナらの手助けでその場から脱出したものの、翌日、民間人を狙いはじめる怪人たちのニュースが。
「僕は戦うつもりです、一条さん」
「だが、民間人に任せるわけには」
「覚悟を決めます」
「みずくせぇなぁ…五代さんよ」
「カミナくん!」
「あのけだもの野郎に大事な弟分とバイト仲間を殺されそうになって、我慢ならねぇ俺さまを置いてくなんざぁ、しねぇよな?」
「でも!」
「俺にもあんだよ、覚悟ってやつがよ」
戦いの火ぶたは切って落とされる
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
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