型月のキャラがルイズに召喚されましたpart3

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1名無しさん@お腹いっぱい。
ゼロ使×型月を語るスレ。
ゼロ魔キャラが型月世界へ行くパターンも有りです。



前スレ
型月のキャラがルイズに召喚されましたpart2
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1198309901/
前々スレ
ルイズが聖杯戦争に殴りこむスレ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187755129/

関連スレ
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part94
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1198134041/
※↑のスレに型月関係の話を投稿するのは禁止されています。


まとめサイト
ゼロ使×型月クロスSSスレまとめwiki
http://www13.atwiki.jp/zeromoon

2名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 20:23:37 ID:HJhF7UPS
●     「こっ、こっ、こっ、こっ、こっ、この…バカ犬っ!!!」
┠〜〜〜┐ちゃんとここにいてぇ、わたしのちかくでぇ
┃  ●  ∫ ずっとわたしをい〜んつもい〜んつもみ〜んつめてなぁさぁ〜い
┠〜〜〜┘  よそみしてたでしょ、ほかのおんなのこぉ〜
┃         おしおきするのふぅ〜らりふぅ〜らりふぅ〜らちなやつうは
┃          (ん、ちゃちゃちゃちゃちゃちゃ)
┃           どんたーちきかないからねいーいーわ〜けは
┃            たちみーつ〜んかれたかぁ〜ら
┃             ね・え・かたをっかしてよっ
┃              す〜き〜よ〜ンなんてうそ〜よっ
┃               き〜ら〜い〜ンこれもうそだわん
┃                ないないないぃだめよかんちがいぃ〜〜〜〜〜っ
┃                 だからすぅきぃよっなんていわない
┃                  のんのんのんどっこかへいったら
┃                   ぜえったいにっゆるさないからねぇ〜〜〜〜ん  ・・・だぁって
┃                    ほんと〜はだれ〜よ〜りそンばンにンいンたあ〜いの
┃                     あ〜い〜の〜く〜さ〜り〜でっさんっぽっしましょ
敬礼 (`・ω・´)ゞ
3名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 20:25:33 ID:HJhF7UPS
>>1

                                          ○________
                               なぎはらえー     |:|\\:::::||.:.||::::://|    /イ
                                              |:l\\\||.:.|l///|  .///
                         __ ィ   ,. -――- 、     |:|:二二二二二二二 !// /
                        /    /          \.   |:l///||.:.|l\\\|/  /
                / ̄ ̄ ̄ ̄ 7 / / ./  / /   l l l lハ  |:|//:::::||.:.||:::::\\l    /
  ト、     ,.    ̄ ̄Τ 弋tァ―   `ー /  l从 |メ|_l  l_.l斗l |ヽ V |:| ̄ ̄ ̄ ̄ フ  ̄ ̄    |                  イ
  ヽ \__∠ -――く  __       .Z¨¨\   N ヒj ∨ ヒソj .l ヽ\|       / /     |                / !
   ヽ  ∠____vvV____ヽ   <   ≧__/ ゝ、t‐┐ ノ .|┐  . \   / /         \           /   l
.    \\_____ivvvvvvvv|   V.    (  (  /Tえハフ{  V   ‐一 '´ /     __. -―=-`      /  / l  l
       \!      |   / 入_.V/|      >-ヘ  \:::∨::∧  ∨ ∠二 -‐ .二二 -‐ ' ´ /        /   / l.  l
 __  |\       l/V  _{_____/x|    (_|::::__ノ   }ィ介ーヘ  /  ,.-‐ ' ´           /       ____  ̄ ̄フ ∧  l
  )-ヘ j ̄} /|        /___/xx|       _Σ___/| | |V::::ノ/ ∠___           {     /      `<  /  \|
  {  V  /`7.         /___./xXハ    ( |:::::::::::::::::ハ   >' ____ 二二二二二二>   /   __    〈
.  \_   |/        /___l XX∧     __≧__::::::::/:∧/   `丶、           /     {   {____ハ    }
    |   ヽ        /____|]]∧  __|__L.∠ ム'  <`丶 、 `丶、       /       \_____/    /
    |     ',         {     |]]]>'  __      ∧ l\ \   丶、 ` 、   ∠ -――-  ..____ノ   /
   ノ     }       l ̄ ̄ ̄.|] >' ,. '  ̄ / .// :/  V'  \ ヽ    `丶\/                 /
  / ∧   { \      |      .|>' /      // :/ :/ :   ', l   \ ヽ  ,.-――┬      \         /
 入ノ. ヽ  く  ヽ______7 ー―∠__    〃  l :/    :l l     \V       ヽ       \    ,.  '´
`ー′   \  `<  | {      /   | /〃   :|/  __V/ ̄| ̄ ̄{_     \_      ` <
        \  `' ┴ヘ     {    .レ__r‐|ィ‐┬、lレ' |    /  ノ`y‐一'  >、_/   / ̄ 7丶、_   丶
         \    ヽ   /`ー「と_し^´ |  |    }  ム-‐'  /     /    \_/  /  /  ヘ    \
           ヽ   _>-ヶ--∧_}   ノ  j   /` 7 ̄ ̄ ̄{      (         ̄ ̄`ー‐^ーく_〉  .ト、_>
            ', /     人__/   .ィ  {__ノ`ー'    ヽ    人     \__              {  }  |
            V     人__/  / | /           ̄{ ̄  >‐ ァ-、    \             〉ー}  j
                {  / ./  ∨      __      ̄ ̄ >-</  / ̄ ̄         廴ノ  '
      <ヽ__      /し /        < )__ \   _r‐く___/  /    < ) \     {__ノ /
        Y__>一'    /         ___r―、_\ >'   `ー' ,.  ´       >.、 \__ノ    {
     ∠二)―、       `ー‐┐    ∠ ∠_r‐--―      <__       ∠ )__          \_
       ∠)__ノ ̄`‐⌒ヽ__|>      ∠)__r―――-― ..__{>        ∠_廴,. ⌒ー'  ̄ \__{>
4名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 20:27:41 ID:eEQzF6t5
いちおつ
5名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 21:13:19 ID:KdQf3inm
>>1
乙。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 22:08:58 ID:lgaItjhB
>>1乙!
俺の妹ファックしていいぞ!



まずモニターから出さないといけないがな。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 00:59:55 ID:NA6+Vhfe
>>1
投下が増えることを祈ってるぜ
8名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 09:59:20 ID:QFTWP0dq
いきおいにのってタイガー召喚だ!!(私はしないが
9名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 10:11:22 ID:6E1NpC6N
タイガーマスクをか?
10名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 00:51:52 ID:QjWtnC8P
すんごい怪しいマスクをつけたタイガか
木の上にのって「甘いぞ、弟子二号ことルイズ!」とかそんな感じか?
11名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 08:13:52 ID:8Nx/O0gY
ステキだ。思わず惚れてしまいそうだ。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 12:28:44 ID:hmyERsBK
そんなトラにしびれる憧れる
13名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 07:31:59 ID:W2akoYsK
とりあえず



根源ガイアアラヤだの言ってるのは、まさか本気で書き手にそれを求めてないよな?
茄子かノボルくらい文才ないと、どこか妥協しないと書けないだろ。
新作来て「ガイアの意思がアラヤが根源が云々」とか言われたら、本スレで型月以外書くだろ常考
14名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 07:36:17 ID:MjLFzDjZ
アレは一種のネタふりだと信じたい。
こういう考えもあるがどうだろうか、と言うやつだな。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 08:26:03 ID:ikYPWO88
まぁ、あれだ。面白ければ良し!
で、いいと思うのは俺だけ?

設定練れば練るだけ、面白くなるかどうか別物だと思う。
その分、長くならざるを得ないしね。
かといって、練らなすぎなのは、原作とはかけ離れる事になるし。
難しいトコだね。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 10:09:52 ID:99XhU2vB
噛みごたえを求めすぎて羽生田蕎麦になった、みたいなものか
17名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 10:10:24 ID:efKdmm0Y
とにかく冬木の虎を召喚しろ!!
18名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 10:36:33 ID:aA6JIOf2
間桐桜を召喚。
魔術師の倫理を遵守し、奉公人のような使い魔生活を送るもかと思いきや、キュルケやタバサとルイズの三人に挟まれ楽しい生活が始まる。
しかし暴走したギーシュに襲われ、慎二の最後を再現。突然ファンタジーなトリステイン魔法学院がホラーに。

……ゼロ魔×型月が突然ひぐらし状態になるだけか。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 12:49:26 ID:sa9VsWBu
ギーシュは慎二ほど鬱屈を溜めて歪んじまってるわけじゃあるまいよ。
つーかモンモランシーが止めるだろうさ。
…………ただまあ、
桜喚んだらシエスタとマブダチになるんかな。
それとも同族嫌悪で共食いになるかもしれん。
あとキュルケにルイズ共々弄り倒される気がしてならんぜ。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 13:11:48 ID:PL/emVzv
桜を呼ぶのなら八巻で桜ノーマルエンド中の桜を呼ばせるのが一番面白いと思う。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 14:33:47 ID:bEmqG+ld
例えばモンモンとケティに振られて自棄になったギーシュ(復縁前)を慰めようとして……勘違いしたギーシュに襲われる。
慎二に襲われたときの事がフラッシュバックした桜に……グシャ。
またはルイズ乱入で助かるが、罪滅し編の再現に。
……駄目だ、桜には血と殺戮とホラーが似合いすぎる。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 14:36:08 ID:aP5lShfZ
7万人戦が怖いんだが
7万人の兵士達がホラーな方法で次々食われていくんだ。
さぞかし満腹になるだろうな。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 15:04:55 ID:a2IxxyUq
>22
七万人を前に「くうくうお腹がなりました」か?!
24名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 15:36:33 ID:9ygD30Db
ギル一人で数百万人分の魂の濃度だったと思う
7万じゃ腹の足しにもならんぜ
25名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 15:45:22 ID:99XhU2vB
実際に七万じゃ腹の足しにもならないから恐ろしい
26名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 15:47:09 ID:aP5lShfZ
なら、もっと悲惨になるか。
7万人食った後は逃げるトリステイン軍をぱっくり行って、それでもたりんからアルビオンの住人。
後、精霊とか幻獣とか食べてもまだ足りずに……
恐ろしすぎる
27名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 17:06:50 ID:8JofLZ/K
黒桜でダークな話書くなら、繋がりとか臓硯とか説明付けてもらわんとなあ
28名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 17:11:39 ID:k/SJUrpx
今更だがエクスカリバーって最大補足1000人なんだな
7万相手にするには70発ぶちこまないといけないってことか?
29名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 17:22:04 ID:0KLWcxI+
最大補足って言っても1000人に当たったら消えるわけじゃないだろう。
普通に撃って当たるのが最大1000人と見積もれるって話じゃね?
というか広い戦場なら1000人には当たらない。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 17:24:36 ID:ehr24ChL
黒セイバー見たく横薙ぎにすればかなり当たりそうだけどな
31名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 17:53:48 ID:4v28M8Gg
戦争しすぎて摩耗したエミヤっちなら7万相手でも楽勝なんだろうか
32名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 18:08:59 ID:ZeM7nGUK
実は『世界扉』の影響でハルケギニアの法則は地球の法則で汚染されているとか。
ORTの侵食固有結界みたいに法則を書き換えられた結果、ハルケギニアでも型月の魔術が使えるようになっている、そんな可能性を考えた。
もし磨耗したエミヤが無限の剣製を使えたなら七万……足りるか?
33名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 18:40:51 ID:HrgXSpIO
固有結界ごとアイオニオン・ヘタイロイを撃破したギルなら七万ていどアルビオンごと破壊できそう
34名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 19:19:58 ID:sa9VsWBu
さすがにアルビオン撃墜は無理だろ、
そんなん出来たら第四次聖杯戦争の時に冬木市どころか日本列島半分ぐらい消し飛んじまっとるわいw
あとエミヤVS七万の軍勢だけど、
固有結界の中に軍勢閉じ込めた上で
結界内の剣群全部使って壊れた幻想ブッ放せば…………とか思ったが、
やっぱ無理か。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 19:31:25 ID:URX87lZW
>>32
はるけぎにあのほうそくがみだれる
36名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 20:26:26 ID:HkVjyloq
>>28
最大捕捉の1000人とかレンジの99とかは単なるカンストじゃなかったか
37名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 20:33:05 ID:GUSJmN1z
まあ7万相手でも敵本陣目掛けて一直線に放てば一発で終了しなくもない
38名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 20:33:37 ID:4v28M8Gg
つうか英霊になる前からそんなジャンプ漫画的武器でバトルしとったんかいな
39名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 20:37:56 ID:LJpQVIwp
むしろ戦国BASARAとかそんなノリで
40名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 20:56:51 ID:SP0bABGu
>>38
むしろ英霊になってからのが弱体化してるという説もあるくらいだしな……
41名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 21:02:19 ID:URX87lZW
そういやどこぞでそんな感じのSSがあったなあ。
聖杯無双だったかな?
42名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 21:17:29 ID:KbZrPqEc
>>40
してるだろ?
43名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 22:16:28 ID:SP0bABGu
>>42
してるのか。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 22:45:46 ID:KTj6p7qY
>>41
円卓BASARAだっけか
45名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 23:04:49 ID:UUdi88HO
>>34そうだよな
冬木市程度の地方都市も吹き飛ばせないんだよな
46名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 23:09:23 ID:cBcpgsz9
一応、宝具抜きの平均基本スペックは戦闘機1機分らしいからな
47名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 23:14:14 ID:GUSJmN1z
戦闘機ったってF-22とF-15Kじゃずいぶんな違いだが…
48名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 23:18:54 ID:IPOui53J
ロック岩崎搭乗のF-15とか
49名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 23:24:09 ID:HRRkl/lU
>>46
ランサーは生前、一日5000人ぶち殺してたらしいぞ。戦争では。

>>33
王の軍勢なら7万は余裕だろうなw
王の軍勢の人数が約1800だから、
70000÷1800≒40
つまり英霊一人当たりが40人倒せば7万を殲滅できる。
そしてソレを打破したギルなら七万殲滅も可能だろうな。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 23:47:40 ID:K6plREX+
取りあえずアルビオンの死の点をついて…

51名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 23:51:10 ID:JDYNMiWs
サーヴァントとして、マスターの魔力に依存している彼女はさて置き……
生前の、魔力炉心を使えていた頃のセイバーは、一日何回エクスカリバーの真名開放が出来ていたんだろうか。
それによってはまたバランスが崩れますが。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 23:56:58 ID:PL/emVzv
桜でホラーを期待してる人につっこっむ。
くうくうお腹がなりましたはアンリいなければ起きないって。
ところで誰か5次バーサーカーを書く猛者はいないかなあ?
53名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:04:20 ID:u9Yg+WP4
>>52
バサカとして呼ばれないと、とんでもない廃スペック全方位敵無しなんだってあの人
クラス:バーサーカーでさえ俺TUEEE極まれりなのに、
クラス:ガンダールブとかだと7万どころか一人でガリアと戦争できるぞ
54名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:07:18 ID:R2eZ1Uzi
>>52
意外に上手くいくコンビかもしれん
ルイズの方は平民どころかどう見てもオーガですありがとうございましたで召喚成功だし
バーサーカーの方もイリヤみたいにルイズに父性補正がかかりそう

しかしバーサーカーにガンダールヴって最強ってレベルじゃねーぞ
55名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:11:46 ID:drULLb7t
バサカとしてではなくヘラクレス召喚となると…意識あるヘラクレスってオリキャラ化しちゃうんだよなあ
どうしても
56名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:11:51 ID:fnUvyBzP
そもそもゼロ魔世界でA判定に至る攻撃がなさそうななんだが
57名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:12:38 ID:k3RmjwZ9
>>54
とりあえず決闘なんぞしようもんならぺしゃんこですね
ヨルムンガルド(だっけ?)すら相手にならねえな
58名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:13:33 ID:drULLb7t
ここは四季召喚で言ってみるとか
59名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:42:44 ID:S9OYl/W+
じゃあバサカで召喚だけどガンダールヴのおかげで技だけは使えるってすればいいんじゃね
60名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:51:38 ID:TtZ5ZhKJ
>>58
ルイズとの相性は以外に良いかもしれん。秋葉にいろいろと似てるし。
反転しなければいい主従になれるかもしれない。

ところで、四季の能力って
偽直死の魔眼、血で刀を作る、共融のほかって何かあったっけ?
61名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:53:10 ID:mACANXHo
>>58
彼、あんまり強いイメージが無いんだよなあ
あ、ガンダ補正が丁度いいか
62名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 00:58:52 ID:JOX6YYPm
5次バサカ召喚でも、動かすたびにルイズ血まみれにさせればバランスOK?
63名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 01:03:05 ID:/I+BrYgR
>>60
wikiに依ると拒死性肉体なるものを持ってるらしい。

「傷ついた箇所を再生するのではなく、
そのままの状態でも生きていけるように肉体を組み替える能力、あるいは体質。
しかし、生きていくのに最低限必要なパーツが多く欠けていると死に至る場合もある。
たとえ首から上が無傷でも、首から下が根こそぎなければ死ぬ訳である。」
との事のようだ。
ちなみに血で刀を作るのもこの能力の応用だったはず。
64名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 01:23:22 ID:TtZ5ZhKJ
>>63
dクス。
英霊とかと比べると結構手頃なスペックではあるな…。
志貴みたく貧血で倒れるとかそういったことも無いし。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 01:32:08 ID:bzZXQGbJ
混血というだけで常人より肉体面で優れてるからなぁ。
で、血刀を武器認識して常時ルーン点灯モード。
66名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 01:53:59 ID:mBCBzYHQ
>>55
タイガーころしあむの
ジェントルメンなバーサーカーを召喚すれば問題ない
67名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 03:02:00 ID:pvXojkCn
四季の血刀ってかなり反則的だった記憶がある。月姫やったのだいぶ前だからうろ覚えだけど
血が付いたらそっから刃が出てくるから、一滴でも浴びたら終了なんだっけ
68名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 04:55:42 ID:QVq+HQCI
秋葉ルートだと胸に血液付着でそのままだと即死、腕で拭うと腕負傷だったから致命的でもない
69名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 05:57:05 ID:rAFnLMEA
てことは四季はギーシュ戦なら、ワルキューレで血みどろに。
なんとかして、ギーシュに血液を浴びせる、血刀発動!!
問題は毎回毎回、血出さなければならんからデルフ買ってもらえるな。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 14:37:17 ID:B8Gko8rL
空気読まずにいうならネイキッドギル召喚でエアも倉庫も朋友も召喚時にどっかに落としてきちゃったよ状態とかどうよ。
なんかギルの対魔力は鎧の性能とか聞いた事ある気するし、倉庫とエアさえなければバランスは良いと思うんだが。
まぁ、性格的な問題は致命的な気もするけど。
71名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 14:52:05 ID:CiNAs7co
ギルは怪物エンキドゥとガチで殴りあえるということ忘れずに。

基本スペックが違い過ぎらぁ
72名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 14:56:04 ID:CokLRD5D
>>70
きっとレスリングの原点で戦ってくれるさ!
73名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 15:08:18 ID:iYIsv8Ie
パンクラチオンとかいうジェフリーの格闘スタイルの事か
74名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 15:09:35 ID:rZdDAp7P
卍固めの原点
75名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 15:30:32 ID:IGzqlxdH
そういやどっかにあったな


慢心王
「我が全ての格闘技の原点だ」
76名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 15:48:21 ID:KVUKUBld
完璧にもほどがあるな。
たしか、対並行世界用宝具も持ってるんだよな。

ネイキッドギルを倒すとなると、本気アルクでも荷が重いかもしれん。


だけど桜には毎回食べられる気がするんだ。
なんかもう、世界の修正的な次元の何かで。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 15:50:15 ID:SMUkbHEp
いかな英雄王とて、フラグには勝てないのである
78名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 17:13:23 ID:AM2/V7Ni
ハルケギニアが地球の法則で汚染された場合――主人公にバッドエンドフラグが大量生産されます。
そしてもし主人公が被召喚者ではなくルイズだった場合……むーざんむーざん?
79名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 17:47:25 ID:AFqGbTKL
アンリ・マユ召喚ねたもいいかな?
@アンリ士郎召喚
Aアンリマユの泥というか要素を召喚し直後にルイズ黒化、アンリルイズに

ちょっとはすっぱなヤンキー姉ちゃん風のアンリルイズ(上半身まっぱ)
80名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 17:56:21 ID:7JpapHXu
黒ルイズは見てみたいな。
ちょっと、台詞の1つでも書いてみてくれないか。
81名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 18:34:58 ID:IGzqlxdH
>>80
「ねぇ……邪魔よ、消えて」
ここで虚無魔法





駄目だこりゃ
82名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 18:38:48 ID:VvWVim5z
>>78
つまり師匠&ブルマ召喚かw
83名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 18:41:38 ID:NCDKie7A
でもアンリって普通の会話が18禁になるからな
84名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 19:55:45 ID:bzZXQGbJ
「アハッ。なーによなによキュルケ、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。
アンタだって×××で××××して××してんでしょ? いい子ぶったりしないでよ。
それとも何? アンタあたしに××××したいっての? アハハハッ」

……こんなん?
85名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 20:02:02 ID:N44K8jKq
>>80
激しく抵抗しながらも、泥に少しずつ染められていくサイトを見て

「おかしなサイト…これでもう他の女のことも故郷のことも考えなくていいのに」
86名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 21:48:37 ID:IGzqlxdH
泥に染まって黒くなると、ヤンデレっぷりに磨きがかかりまくるな

サイト召喚済みで途中召喚されれば……余裕で>>85みたいなことになるのか
87名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 22:20:10 ID:mACANXHo
「何で、抵抗しなかったんだよ」
「別に。ただあんたの子供が欲しいと思っただけよ」

ゴメン、なんか混ざった
88名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 22:22:06 ID:q+vr35RT
やっぱり、ダメットさんじゃないと、パートナーは難しいんでないかい?
アンリに遊ばれて終わり、な感じがヒシヒシとしてくる・・・・・・・・・
89名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 22:29:11 ID:Qq1j9fTl
バゼット召喚。
……食事の件でシエスタに恩を感じ、魔術師らしく等価交換で彼女の手伝いをする事に。バゼットの迫力に押されたギーシュが、そのまま決闘を挑む流れに。ゴーレムを全く無視してギーシュにストレートが命中。
もしくは、ワルドの偏在を交えた攻撃を拳で一人ずつ確実に粉砕する姿しか思い浮かばない。
90名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 22:33:30 ID:td1VFuum
>>49
一日5000>それだけなら意外と大したことがない気がする、
1秒1殺ペースでやれば2時間で7000行くわけだしw
91名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 22:38:05 ID:unWZx/6r
>>90
たいしたことないわきゃねーだろ・・・
92名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 23:08:49 ID:WaftXKsK
>>89
決闘を挑むとか意味不明
93名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 23:24:34 ID:Ryquqxeo
バゼットさん例によってケーキ配る

ギーシュの落とした香水のビンで転びそうに

体を支えようとして床破壊

ダメだ、決闘どころじゃねえw
94名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 23:27:44 ID:R51Ltyua
>>93
むしろそこで気付かずに踏み潰してこそバゼットだろ
95名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 23:43:00 ID:Qq1j9fTl
ぱきゃ。
「何だこの臭い。誰か香水でも撒いたのか」
「じゃあさっきの音は香水のビンが割れた音か」
しかしこの臭いに心当たりのあったギーシュが懐を探ると、そこには何も無かった。まさかと思い床に目を向けるとそこには粉々に砕けたガラス瓶の破片がある。
だが少しばかり大きい欠片には見覚えがあった。
愛しき少女より贈られた香水のビンの一部だと気づいた時、彼にはそれを壊した人間に対して許す気は欠片も存在していなかった。
だが彼は知らない。
これを壊した女が――鉄腕ダメットの異名を轟かせるアームレスリングの王者にして、封印指定の執行者でもあるバゼット・フラガ・マクレミッツである事に。

……こんな感じでしょうか?
96名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 23:53:49 ID:nXxLvabZ
ああ、そんな感じそんな感じ
97名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 23:54:40 ID:N44K8jKq
>>95
そしてこうだね。

ギーシュ「何てことをしてくれたんだ!この男女め!」
98名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:06:14 ID:A8Fua2Vv
ワルキューレを出そうとしたら、フラガラックで瞬殺になってまうがな。

ぜってぇ手加減しないぞ、>>97みたいな事を言われたら。
99名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:15:46 ID:BHyh23RM
>>98
バゼットさんは忍耐強いから、>>97みたいなこと言われてもフラガラックまでは使わないでしょ。
ボディに一発入れて昼食をリバースさせるくらいで手打ちじゃないか
100名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:21:34 ID:39B5nfg+
>>99
まあ『うっかり』ハートブレイクショットを打ちそうではあるけどな
101名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:21:39 ID:SQOruAaB
というか素手でワルキューレ砕けるんじゃないか?
逆光剣使う必要ないんじゃないか
102名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:22:44 ID:AqpxE/S1
フラガラックは使い捨てだから無駄撃ちはせんだろう
と思ったがあれってダメットの血を石に掛けて地下に放置してれば出来るんだっけ
103名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:23:30 ID:fobPa0a/
ルイズの下着を洗濯しようとして破いてしまうダメットさん
朝食には文句はいわない、むしろ手早く食べれて満足なダメットさん
爆発で散らかった教室を破壊しようとしてかえって破壊してしまうダメットさん
決闘まで待てずにその場でボコるダメットさん

こんな感じか?
104名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:29:28 ID:6YNT0ZOv
>>爆発で散らかった教室を破壊しようとしてかえって破壊してしまうダメットさん
直す気が元からねぇじゃんかw
まぁ、そこが実にダメットさんぽいが。
105名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:33:33 ID:zRS0E1TF
>>97
そんなこと言わんやろ
バゼットは行き遅れ(中世基準)とはいえ美人なんだから。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:36:28 ID:SVSvjR3L
全編ギャグで通すんならいいんじゃね
小ネタとか
107名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 00:53:19 ID:s8439wKb
Wikiの
「このこととバゼットの称号『伝承保菌者(ゴッズ・ホルダー)』から
フラガの家系が伝えてきたのはその血の中の神代のウイルスであると考えられる」
って文見て

ルイズがフラガラックセットとウィルスを使い魔として召喚
→でもウィルスは見えないしフラガラックセットは無機物だしでもっかいサモンサーヴァント
→サイトを召喚

でガンダールヴサイトとゴッズホルダールイズのコンビ誕生とか妄想した。


いや、ガンダールヴならウィルスがなくてもフラガラック使えるのか?
108名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 03:29:43 ID:mqyuSJmv
>>107
おそらくガンダールブじゃフラガラックは発動できん気がするのだが。
フラガラックはどちらかというとマジックアイテムの類だと思われるので、
ミョズじゃないのかフラガラック発動できるのは。
フラガラック発動できるのはおそらくダメットさんと赤い人だけだろうから。
この場合ルイズが使えると思うんだが、どうだろうか?
109名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 06:14:54 ID:VJNkaSKe
アンリルイズと聞いてアン・ルイスを思い浮かべてしまた私はいくつだ
110名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 07:22:06 ID:llfiD2OV
>>70 バーチャファイターのパンクラチオンは妄想だよ虎燕拳も
両方とも現代に伝わってない
111名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 10:09:59 ID:A8Fua2Vv
ダメットさんはオスマンの秘書を何秒耐えられるでしょうかね?
112名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 10:28:48 ID:s8439wKb
触ろうとした瞬間80キロのストレートが飛んでくる
113名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 10:33:40 ID:6IscmWBQ
硬化のルーン付きでな
114名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 11:16:33 ID:TeD4SMEM
そういえばバゼットの魔術はルーンを使うものだった。
地球側でもルーンは時代や場所によって少なくない違いがある。それにハルケギニアにも文法や読みが違ってもルーンはある。
叩きのめされるセクハラオスマンが、バゼットのルーンを見て未知の魔法だと驚くのだろう。
115名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 13:43:19 ID:eZwOqyhW
型月世界の魔術師って時速50Kmで走れるんだよな、マラソン感覚で

壁走りとか、1秒で20mとか
116虚無の続きの人:2008/01/26(土) 13:59:41 ID:3sVEvkvA
どもー。
とりあえず、駄作になっても書ききるぜ、のゲッシュを自分に課してみた。
投下しても大丈夫そうかな?
117名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:00:43 ID:BHyh23RM
ならば支援だ
118虚無の続き(3)1/20:2008/01/26(土) 14:03:21 ID:3sVEvkvA
「んー、今日も気持ち悪い、いい天気ですねー」
宿舎から、山のような洗濯物が入ったカゴを抱えた少女が出てきた。
そのメイド服の少女―――シエスタは、カゴを水場において、ポケットから小瓶を取り出す。
「ちょっと最近、飲みすぎかも……今月はこれで最後にしないと……」
小瓶の蓋を開け、ぐっと飲み干す。
「んっ……プハッ。さて、今日も頑張り……あら?」
と、そこへ……シエスタ同様のカゴを持って、歩いてくる人影があった。

「失礼、洗い場はここでよろしいか?」
「はっ、はい! ……えっと、どちら様でしょうか?」
「名を葛木宗一郎。先日、使い魔として召喚された者です」
「宗一郎様……ミス・ヴァリエールに召喚された方ですね。有名ですよ、平民を召喚したって」
でも、何故ここに? と首をかしげるシエスタ。
「マスターに、洗濯を命じられた。……君は、ここで働いているのか?」
「はい、シエスタと申します……こちらでご奉公させていただいております」
「よろしく。―――さっそくですが、少々お聞きしたいことが」
「はい、なんなりと」

「―――女物の下着の洗い方をお聞きしたい」

朝日が、ルイズの部屋に入り込む。
「うにゃ……この程度のクックベリーパイじゃあ足りないわ……私を満足させたいなら三倍は持ってきなさい……」
「マスター、起床の時間だ」
「にゃ……へ、だれよアンタ」
寝ぼけ眼のルイズは、昨日のことを忘れているらしい。
「朝は弱いようだな。これで顔を拭きなさい」
「ん、どうも……じゃなかった。そうよ、私が召喚したんだったわね」
頭がはっきりしてきたルイズはようやく思い出した。

ふと見ると、昨日渡した下着がなくなっていることに気がつく。
119虚無の続き(3)2/20:2008/01/26(土) 14:05:16 ID:3sVEvkvA
「もう洗濯してきたの?」
「それなのだが、すまない。洗い方を聞いたのだが、うまくいかなかった。
シエスタというメイドの好意に甘え、彼女に洗濯を頼むことで、事なきを得た。
近日中に習得して見せるが、自力で任を果たせなかったことを謝罪する」
「そ、そう。そこまで気にしなくていいのよ、わ、私は寛大なご主人様だもの」
ここまで本気で謝られると逆に困る。
そう思いながらも、ご主人様としての地位を磐石にするため努力する。

「感謝する。着替えを出しておいたが、これでよかったのか?」
「ええ。それじゃソウイチロウ、着せ―――」
はたと気づく。昨日、嫌な視線を感じた……今日は?
――ない。ない、のだが……どうしても嫌な予感が消せなかった。

「どうした。何か不手際でも?」
「い、いい、平気!なんでもないわ!」
完全にキャスターの影に怯えるルイズだった。

部屋を出て、目立つ赤い髪の少女と顔を合わせる。
「……ぉはよぅ、ルイズ」
「お、おはよう、キュルケ。元気なさそうだけど……あっ、また男でも部屋に連れ込んでたのね!」
「それくらいじゃ疲れないわよ。……なんか、トライアングルクラスの魔法使ったくらい精神力切れてるのよね」
キャスターと魔力ラインが繋がった影響が出てきたのだが、キュルケは知るわけも無い。

「寝ないで男遊びしているからよ。それとも、エルフなんか呼んで怖くて寝れなかったんじゃない?」
「あら、そんなこと言えるなんて……キャスター、ルイズが貴女に文句があるってー」
「な、ない、ないわよ! ソ、ソウイチロー!」
「……あまり、マスターを困らせないで貰おう。部屋からは妻どころか誰の気配も感じない」
へっ?とキュルケの部屋を覗くが誰もいなかった。

「キュスター、昨日から帰ってないのよ。あなた、夫ならどこにいるか知らない?」
そう、葛木宗一郎に問いかける。
120虚無の続き(3)3/20:2008/01/26(土) 14:06:57 ID:3sVEvkvA
「いや。だが、迷惑をかけるようならば、私から一言言っておこう」
「別に構わないわ。そう簡単に従ってくれるとは思ってないもの。この「微熱」のキュルケを燃えあがらせるにはちょうどいいくらいよ」
お先に、と歩いていくキュルケ。

「ふん、キュルケなんてエルフに食べられちゃえばいいのよ」
「食べる、とは?」
「あ、えーと……エルフは人間を食べる、なんて話もあってね。あ、あはは、そんなの迷信よね。人間と結婚できるんだし!」
ふむ、と考えるしぐさを見せる宗一郎。

「……必ずしも、必要というわけではないだろう」
宗一郎は、人々から魂を集めていたことを言っているのだが、ルイズは固まり、キャスターへの恐れが増すのだった。

食堂につく。
「マスター。他の使い魔の姿が見えないが、私はここに入っても?」
「特別に許可するわ。平民とはいえ人を、猫や鳥やバグベアーと一緒に食事させるわけにもいかないでしょう?」
「そうか、配慮に感謝する」
そうして食事。全員が始祖への祈りを捧げる中、床に正座する宗一郎。
それだけで、その一角のみ西洋的空間を侵食していく。
ロバ・アル・カリイエってこんなのかなぁと誰もが想像した。

「……ねえ、ルイズ?」
ルイズの斜め前に座ったモンモランシーが、小声で話しかけてきた。
「何よ」
「あなたの使い魔の食事だけど……」
宗一郎の眼前に置かれた、パンとスープ(具無し)をチラッと見るモンモランシー。

「ええ、使い魔に贅沢させても仕方ないでしょう?」
「そ、そうかもしれないけど……エルフの旦那さんなんでしょう?」
エルフ、の言葉に誰もが凍りつく。
この扱いがエルフに知れれば、どんな目に遭うか想像にたやすい。
121虚無の続き(3)4/20:2008/01/26(土) 14:08:46 ID:3sVEvkvA
「―――ソ、ソウイチロウ、良ければ鳥の皮なんか……あ、あれ?」
いない。
周囲を見回すと、厨房に食器を下げに歩いていく宗一郎の姿があった。
「ルイズ……あなたって、記憶力まで「ゼロ」なの?」
「う、うるさいぃぃ……!」
朝の時点で精神的に瀕死のルイズだった。
葛木宗一郎が、どんな食事であろうと文句など言うはずもないのだが。

教室に着き、宗一郎は周りにいる使い魔を確認した。
「やはり、私やキャスターのような者は異端か」
どの使い魔も、カラスや猫、フクロウに蛙。中にはバジリスクやスキュアなど
宗一郎にとっては見たこともない生物もいるが、この世界では当然のものばかりのようだった。
「先生、遅いわね」
誰かが言う。

「そこから覗いている方ではないのか?」
宗一郎の言葉に、視線の先に、全員が注目する。
少しばかりふくよかな体が教室の入り口から見えていた。
「ミセス・シュヴルーズ? 何をしているんです?」
「い、いえ、別に何も。ミス・ツェルプストーの使い魔が怖いなんて事はありませんよ」
隠す気があるのだろうかと笑う生徒。ただ、全員が同じ事を思っていただけに軽いものだったが。
「いませんわ。ご安心を、ミセス・シュヴルーズ」
キュルケの言葉に安心して、シュヴルーズを授業が開始する。

魔法の復習的な知識の授業だったため、宗一郎にも理解できるものだった。
それを聞き、知識として吸収する宗一郎。
(この世界の常識は、知っておくべきだろう)

だが、それも僅かな時間に過ぎなかった。
「では、ミス・ヴァリエール。この石を錬金してみなさい」
全員の顔面が蒼白になった。
授業内容を聞いていた宗一郎も、その異変に気がつく。
122虚無の続き(3)5/20:2008/01/26(土) 14:10:15 ID:3sVEvkvA
「行ってくるわ」
「うむ、武運を」
なぜだか、戦地に赴く人へ向けるような言葉が出た。

誰もが止めようと必死に懇願するが、それは叶わなかった。
ルイズは石に錬金の魔法をかける。

爆発。吹き飛ぶ教壇。焦げる机。燃えるワカメ……は気のせいだった。
ともあれ、ミセス・シュヴルーズを倒した。
ルイズは82の経験値を手に入れた。
以下省略。

ゼロの由来を、その目で確かめた宗一郎は教室の掃除をしている。
爆発の衝撃は凄まじく、誰もが多大な迷惑を被る。
「ゼロ」の中傷には、毎回爆発に巻き込まれる怒りも含まれているのだろう。

「あー、もう! どうして毎回爆発するのよ!」
「その言い分では、通常は失敗しても爆発はしないと?」
机を拭いていたルイズが「うっ」と唸る。
「……そうよ。どんな魔法を使っても爆発するのは私だけ。どう、凄いでしょ」
自傷気味に言ったルイズの発言に

「―――たしかに。誰にも出来ないということは、何であれ誇れることだろう」
そう、一片の他意もなく口にした。

「〜〜〜ッ?! ふ、ふん!何の役にも立たない特別なんて、意味がないわ!」
「そう自分を卑下するな。爆発という技能を持っている時点で「ゼロ」の二つ名は誤りだ。人生は長い。早急な汚名返上が叶うと言えないが、どんなものでも必ず役立つ日は来る」
「が、学院を卒業してからじゃ遅いのよ、まったくもう……」
真っ赤になりながら、ルイズは机を拭き続けた。
123名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:10:17 ID:/Nx+aIw1
しえん
124虚無の続き(3)6/20:2008/01/26(土) 14:11:43 ID:3sVEvkvA
同じ頃、図書館。
図書館には、キャスターとコルベールの姿しかない。
司書はいない。昨日の段階でキャスターに恐怖し逃げ出してしまったのだ。
今頃寝込んでいるのかもしれない。
図書館に来る生徒が誰もいないのも珍しい。
開錠の魔法は校則違反だが、教師に連絡ぐらいするだろう。

「人払いの結界を少々。弱いものだから、ここに来るという強い意志があれば効かないけど」
つまり、そこまで知識に貪欲なのはコルベールだけだよ、ということだ。
嘆きつつも、キャスターの聞いたこともない魔法に興味も沸く。
あのルーンを調べ終わったら、こちらも調べてみたいものだと、新たな本をめくった。
「しかし、記述が見当たりませんな……教師のみ閲覧可能なフェニアのライブラリーまで探しているというのに」
「まだ、簡単な本しか読めないから協力はできないわね……ところで、ミスタ・コルベール。
この、「イーヴァルディの勇者」ですけど……内容が繋がってないのね」
キャスターの目の前には「イーヴァルディの勇者」が何冊も積み重なっている。
人気のある英雄端だというので、一冊読んでみた。
だが、二冊目は別の男が主人公だった。三冊目は女だった。

「ええ、その通りです。貴族が主人公ではないため、平民に人気がある本なのですが、私は好きですよ。
しかし、共通している点もありましてな。その内容が始祖ブリミルの……」
そこまで言って、コルベールは「ああッ!?」と大声を上げる。
すぐさま、古ぼけた一冊の本を手元に広げる。

「や、やはり! やりましたぞ、ミセス・キャスター!」
「見つかったの!?」
「は、はい! し、しかしこれは……!」
コルベールとキャスターが見つめる本。キャスターは、無意識にその本の題名を読み上げた。
「始祖……ブリミルの使い魔たち?」
125虚無の続き(3)7/20:2008/01/26(土) 14:13:12 ID:3sVEvkvA
結局、掃除は昼食の時間までかかった。
食事の時間、再び正座している宗一郎の目の前の食事は今朝より多少豪華なものだった。
宗一郎は食事を済ませ、先に出て行った。
「ど、どう思う?」
「どうって……気にしてないのか、怒ってないのか、じゃない?」
そんなのはルイズにだってわかってる。
もうこの際、同じ食事でも良いのではと思い始めているルイズだが
最初に質素な食事を出した手前、今更変えるのもプライドが邪魔して出来ないのだった。

「あ、宗一郎さん」
食堂を出た宗一郎に声をかけたのは、シエスタだった。
「洗濯物、乾いたので今からミス・ヴァリエールの部屋にお運びします」
「何から何まで世話になる。それくらいなら私がするが……」
「あちらに用がありまして、そのついでですから」
「そうか。ならば何か手伝えることはないだろうか?」
「それでしたら、私が戻るまで他のメイドのお手伝いをお願いできますか?デザートを運ぶだけなので」
そのまま、洗濯物を運んでいくシエスタを見送り、厨房へと足を運んだ。

マルトーという名のコック長に事情を話す。
「おう、そういうことなら頼む。……そういや、食事のほうはどうだった?」
「大変美味でした。あれほどのものは、中々味わえるものではありません」
その返事に、マルトーは喜んだようだった。

「アンタのことを知らなかったもんで、朝食は随分酷いものを出しちまったらしいな。
ったく、貴族の娘も朝からちゃんと言ってくれりゃあ良かったのによ」
朝の食事は、彼以外の料理人が適当作ったものらしい。
その下手人と思わしい料理人の顔に青あざが出来ていた。

「使い魔の食事だから質素でいいって話だったんですよ、朝は」
「貴族なんてのは、気がコロコロ変わるもんだ。それに、だからってあの手抜きは論外だ馬鹿野郎!」
どうやら、昼食前にルイズが一言注文に来たらしい。
126名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:14:56 ID:BHyh23RM
支援
127虚無の続き(3)8/20:2008/01/26(土) 14:15:01 ID:3sVEvkvA
「まあなんだ、これからはそれなりのもんを出すからよ。期待しててくれ」
「ありがとうございます」
宗一郎は完成したデザートを持って厨房を出た。

デザートを配っていくと、貴族の中で一際目立つ貴族がいた。
「ギーシュ、君の使い魔を見たがありゃなんだ?」
「ふっ、あの使い魔の美しさがわからないとは、君たちもまだまだだな」
などと、話している彼らにもデザートを配る。これでトレイは空になった。
ふと、ギーシュと呼ばれる貴族の足元に落ちていた小瓶が目に入り、拾った。

「失礼。落し物のようだが、誰か持ち主はいるか?」
その小瓶を見て、ギーシュが蒼白になった。
「し、知らないね」
「おや、これはモンモランシーの香水じゃないか」
自分の名前が呼ばれたことに、モンモランシーが気づいたらしく振り向く。
「おお、さてはギーシュ、君のだな。モンモランシーと付き合っていたという噂は本当だったか!」

カツカツと、一年生らしい少女が近づいてくる。
「ケ、ケティ!?」
「ギーシュ様……付き合ってる人はいないっていったのに……嘘つき!」
少女は、ギーシュの頬を叩いて泣きながら食堂を飛び出した。

「ま、まったく、彼女は僕の薔薇としての使命をわかっていないようだ。
薔薇はたくさんの女性を楽しませるものだというのに」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「はっ!?モンモr
 ギ ー シュ ク ラ ッ シャー
「薔薇散らす渾身の葡萄酒!!」
ワインの瓶で殴り飛ばされるギーシュ。怒りの表情のままモンモランシーは食堂を後にした。
128虚無の続き(3)9/20:2008/01/26(土) 14:17:35 ID:3sVEvkvA
「ぐぶふぅ……ふ、ふふふ……赤く染まった薔薇は、美しいモノさ」
血に染まりながらも、自分を貫くその姿はある意味凄い。
瓶をテーブルの上に置き、次のデザートを取りに行こうとした宗一郎をギーシュが呼び止める。
「待ちたまえ! 君が何の考えもなしにした行動が二人の女性を傷つけた!どう責任を取るんだい?」
「不義密通の責は君にある。君が誠意を持って謝ることでしか解決はない」
「平民の、しかも使い魔は口の聞き方を知らないようだ。所詮「ゼロ」の使い魔か」

空気が、変わった。
「―――この件に、何の関わりもないマスターの名を出すか。無意味な中傷は、無様なだけだ」
「き、君は、貴族に対する礼儀を知らないな。よかろう、決闘だ!」
投げつけられた手袋を受け取る宗一郎。
「よかろう。日時と場所は?」
「日時はこれより。場所はヴェストリの広場だ。先に待っているぞ!」
身を翻し、食堂を後にするギーシュ。

その後には「決闘だ!」と祭りが始まるかのように騒ぐ生徒の姿。
「ちょっと、どういうつもり!?」
口をパクパクさせていたルイズが宗一郎に駆け寄る。

「マスター、ヴェストリの広場の場所を教えてもらいたい」
「馬鹿ね、今すぐ謝って、決闘なんてやめなさい。死ぬかもしれないわ」
「それでは、マスターである君への中傷が増えるばかりだろう」
ルイズは、やっぱり魔法使いの怖さがわかっていないな、とため息をつく。
「じゃあ、アンタの奥さんを探して呼んできなさい。エルフを見たらギーシュも逃げ出すわ」
「それこそ論外だ。キャスターはミス・ツェルプストーの使い魔。
そうでなくとも、妻をわざわざ奇異の眼差しに晒すほど、堕ちたつもりはない」
「平民とメイジじゃ戦いになるわけがないじゃない! 犬が狼に挑むようなものだわ!」
「確かに、魔法使い相手にこの身は脆弱。それは身をもって知っている。だが、こんな身でも狼に多少は噛みつけるかもしれん」
「どういうことよ?」

「狗ではなく―――私は、「蛇」だからな」
その目に、一片の揺るぎもなかった。
129虚無の続き(3)10/20:2008/01/26(土) 14:19:20 ID:3sVEvkvA
その頃、学院長室。

「まさか――――そんな、はず」
学院長、オールド・オスマンは狼狽する。
それもそのはずである。自らの最高の一手が阻まれたのだから。
否、防御などというレベルではない。
それは遮断――――

「人の下着を覗きそこなったぐらいで無駄にカッコつけないでください!」
顔面を蹴り飛ばされる爺。
「ぶぉほ! ふ、ふふふ、甘いぞ、ミス・ロングビル。蹴りの瞬間焼きつけたぞ、今日は白じゃー!」
容赦のない蹴りが続いた。

「オールド・オスマン!」
飛び込んでくる人影が二つ。コルベールとキャスターだった。

「ひぃぃ、き、昨日はすまんかったー!脚しか見とらんよー!」
「エ、エルフ相手にまでそんなことしたんですか!?」
「ああ、昨日の覗き魔。まあそれは後で潰すとして……」
コルベールが、オールド・オスマンに本を見せる。

「な、なんじゃ。始祖ブリミルの使い魔たち? またこんなものを持ってきて、なんだというんじゃ、ミスター・ダウン」
「どこの機関6位ですか! これをご覧ください!」
コルベールの指差す場所を見て、オスマンの表情が変わる。
「ミス・ロングビル。席を外しなさい。ミス・ツェルプストーの使い魔はここに」
退出したロングビルを見届け、オールド・オスマンに話を切り出す。

「ふむ、このルーンに間違いないのじゃな?」
「はい、始祖ブリミルの使い魔が一人「ガンダールヴ」のルーンとまったく同じものです!」
「ふぅむ、ただの平民が……あ、いやいや、美人のエルフを奥方に持つ素晴らしい平民がのう!」
あまりフォローになってない。が、キャスターも先が気になるので無視する。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:20:59 ID:/Nx+aIw1
シエン
131虚無の続き(3)11/20:2008/01/26(土) 14:21:47 ID:3sVEvkvA
「それで、そのガンダールヴとは?」
「ああ、それはじゃな……」
コンコンとドアをノックされる。

「誰じゃな?」
「すみません、先ほど出て行ったばかりですがロングビルです。
どうやら生徒が、広場で決闘を始めるつもりだそうです」
「アホな貴族が規則を破る気かの。誰じゃ?」
「それが、片方はギーシュ・ド・グラモン。もう片方が……ミス・ヴァリエールの使い魔です」
なんというタイミングかと顔を見合わせる。

「宗一郎様に決闘を挑むなんて……どこの馬鹿かしら」
「女たらしの貴族じゃよ。それで?」
「教師からは「眠りの鐘」の使用の許可を求める声があります」
眠りの鐘とは、音を聞いたものを眠らせる魔法の秘宝のことだ。

「放っておけ、子供のお遊びじゃよ」
そういって、オールド・オスマンは大きな鏡を引っ張り出す。
杖を振ると、広場の様子が映し出された。

広場は、決闘を観戦しに来た野次馬でごった返していた。
「もう、これじゃあ見えないじゃない!」
キュルケも観戦しに来たのだが、人垣が邪魔で見えない。
魔法で吹っ飛ばそうかとも考えていると、背中に気配を感じた。

「何事ですか、これは」
セイバーとタバサだった。
「あら、タバサ。今日は見ないと思ってたけど、どこかに行ってたの?」
タバサが頷く。
「ところで、その竜は?」
セイバーが手綱を握っている竜を見て、キュルケが閃く。
「そうだ、お願いしてもいいかしら」
132名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:21:52 ID:iRkkPGCw
支援しえ〜ん
133虚無の続き(3)12/20:2008/01/26(土) 14:23:22 ID:3sVEvkvA
「ギーシュ、決闘なんて馬鹿な真似はよしなさい!」
ルイズのそんな声を、ギーシュは意図的に無視した。
「さあ、では決闘を開始しようじゃないか」
薔薇の造花らしきものを取り出す。
宗一郎が駆ける。一瞬でギーシュとの距離が半分は縮まり、驚愕の表情で造花を振った。
薔薇の花弁が、甲冑の女騎士へと変わる。
「僕の二つ名である「青銅」のワルキューレが相手だ。メイジの僕が魔法を使うことに異論はなかろうね?」
「無論、構わん」
そう言い放った宗一郎へ、ワルキューレの拳が迫る。
にやっと笑うギーシュ。

「―――侮ったな、メイジ」
その笑顔は、刹那のうちに崩された。

ワルキューレの腕が宙を舞う。
何が起こったのか、それを理解できたのはただ三人。
空より竜を駆り、その光景を見つめるセイバーと、遠見の鏡を用いて見つめるキャスター。
そして……その原因である葛木宗一郎に他ならない。

ワルキューレの肩の付け根より、右腕が落ちる。
瞬きの間に、左脚が膝から削ぎ落とされる。
「わ、ワルキューレ!」
更に二体出現したワルキューレが疾走する。
二体同時の拳は、しかし届いたのは一体のみ。
首が貫かれ、胴を穿ち、両腕を用途不明にまで変形させる。
届いた拳も、頬を掠めるだけに留まった。

ルイズの頬に、何か液体が飛ぶ。
「えっ……ひっ!?」
血だった。一体どこから、と周囲を見渡し気がつく。
ギーシュのワルキューレが、青銅の色とは違う紅で彩られている。
134虚無の続き(3)13/20:2008/01/26(土) 14:25:56 ID:3sVEvkvA
それは、すべて変形した、破壊された部分。
つまり、「青銅」を殴り続けた、宗一郎の拳の血なのだ。

もう一体のワルキューレは綺麗に四肢への猛撃をもって再起不能と化した。
(やはり、キャスターの魔術がなければ拳が持たないか)
「く――ワルキューレ、全員出撃だ!」
既に、ギーシュは自らの全兵力を出していた。
守りに1体残し、3体による同時攻撃。
多対一を、宗一郎の使う技は想定していない。
そのため、ワルキューレの拳を数発まともに受けてしまう。
右拳を放つが、砕けた拳はワルキューレを沈めるには至らない。

「ふっ、良く頑張ったと褒めてやろう。だが、そろそろオシマイだ!」
ギーシュは調子を取り戻し、ワルキューレに止めを刺すよう指令を下す。

他の技など宗一郎は持たない。持つ技能は「蛇」において他にはない。
だが、それを知る由などルイズにありはしない。
「なにやってるのよ! そんな血が出るほど殴らなくたって、剣があるじゃないのー!」
だからこそ、当然のように宗一郎が持っていた剣をなぜ使わないのかと大声を上げた。

(刀、か)
その選択肢を思い至らなかった。
宗一郎に剣道の経験は皆無に等しい。しかも、それが「物干し竿」ならば更に論外だ。
たとえ、冬木の虎程度の実力でも、この長すぎる刀を扱えないだろう。

「お願いだから、その剣が飾りなら降参して!!」
涙交じりの声が、宗一郎の耳に届く。
降参をするわけにもいかないが、この剣を飾りだと思われても心外だ。
それは、この刀の持ち主である、月下流麗な剣士を穢すことになる。
砕けた拳で、無理やり刀を鞘から抜き……宗一郎は自分の変化に気がついた。
135名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:26:05 ID:iRkkPGCw
支援し得ん
136虚無の続き(3)14/20:2008/01/26(土) 14:28:16 ID:3sVEvkvA
(これは――!?)
左腕のルーンの刻印が輝く。
握力すらほとんど失っていた拳の痛みが引く。
目の前のワルキューレは、動かない。
横一文字。三体全てが、刀を抜いた瞬間に胴を切り裂かれたのだから。
「なっ、馬鹿な!」
最後のワルキューレが突進する。
だが、それを待ち受けるは奇怪な構えの宗一郎。
ワルキューレは拳ではなくランスを宗一郎に突き刺そうと迫る。

「―――秘剣、燕返し」

ワルキューレは、剣筋を何とかランスで受ける。
切り裂かれたが、切り裂くために一瞬の、しかし殴りかかる猶予が生まれる。
そのまま、反対の拳を宗一郎へ叩き込もうとし……ワルキューレは脳天から裂かれた。

一振りと思われた攻撃は、同時に二の太刀が振るわれていた。
まったく「同時の二振り」がワルキューレを襲ったのだ。
そのまま駆け出し、呆然とするギーシュの首元に刀を突きつける。
「どうする。続けるか」
「ッ―――いいや、僕の負けだ」

その瞬間、周囲から歓声が、驚きの声が上がった。
「平民がメイジに勝った!」
「最後、魔法使わなかったか!?」

「風の、偏在?」
タバサは見た。あの瞬間、間違いなく剣は「まるで」ではなく完全な同時に振られた。
十字に裂くため、二の太刀は刀同士がぶつからないために極々僅かに遅れたが、それだけ。
接近すれば、あの刀の射程内ならば、けして回避不能な絶対の魔剣を目にしたのだ。
137虚無の続き(3)15/20:2008/01/26(土) 14:30:32 ID:3sVEvkvA
「す、すごいのね。キャスターの旦那って……魔法が使えるの?」
           キシュア・ゼルレッチ
「・・・・・・「アレ」は多重次元屈折現象と呼ばれる「魔法」の域の業ではあります。ですが、あの燕返しは魔法をまったく用いることなく、魔法にたどり着いた剣技です」
だが、とセイバーは驚愕を隠せない。
あれは、アサシンがたどり着いた極地。セイバーたる自身にも不可能な究極の一。
それを軌跡が一つ足りないとはいえ、葛木宗一郎が何故使えるというのか。
(やはり、あのルーンですか)
セイバーは、宗一郎の左手に輝いたルーンを見逃さなかった。
あの瞬間、葛木宗一郎はサーヴァントの域に足を踏み入れたのだ。

「くっ……」
刀を鞘に納めた瞬間、痛みと疲労が戻り、意識を失う。
「ソウイチロウ!?」
ルイズが抱きとめる、が支えきれない。
「だ、誰か……えっ?」
軽くなる。ルイズは、誰かがレビテーションを? と思ったが違った。

「大丈夫ですか、ミス・ヴァリエール」
メイドが一人、宗一郎の体を支えていたのだ。

「あ、私はシエスタと申します。ミス・ヴァリエールの下着のお洗濯を、宗一郎さんに頼まれた者です」
「ああ、アンタが……って重くないの?」
ルイズは大して力を入れていない。葛木宗一郎の全体重がシエスタにかかっているというのに、シエスタは余裕の表情だった。

「はい、力仕事は慣れっこですから」
「そ、そう。ともかく、部屋に運ぶから手伝って」
まったく、とルイズは怒る。
剣を使えば一瞬だったのに、どうしてこんなボロボロになったのか、と。
138虚無の続き(3)16/20:2008/01/26(土) 14:32:46 ID:3sVEvkvA
ギーシュは、まだ呆然としていた。
「……まさか、平民に負けるとはね」
「ふっふっふ……ズタボロのプライドは治りそうかな、マイマスター」
地面から、ボコッとネコカオスが現れた。

「やあ、君か……参ったよ、完敗だ」
「手伝おうかとも思ったのだがね。特に要請もなかったので 見 て た」
まさに外道。要請も何も、地面にいたなんて誰も知らないし。
「いや、手伝ってもらっていたら卑怯者の烙印が現在にプラスされていただけさ。
あんな動きが魔法無しで出来るなんて信じられないよ」

なぜ始めから本気を出さなかったのかは分からない。
自分も手を抜いていたから人のことを言えないが、あんな怪我までして妙な話だった。
「知らなかったんじゃないかね? 自分が剣の達人だと」
「そんな馬鹿な話が……いや、待てよ?」
そういえば、剣を握った瞬間に左手が光っていたような……
「使い魔の特殊能力ってことかい? あんなデタラメなものは聞いたこともないよ」
「そうでも思わないと、やってられねーだろ?」
「まぁ……それもそうか」
あんなデタラメなのに負けたせいか、プライドもそれほど傷つかなかった。
「さて、それじゃあケティとモンモランシー……あとルイズにも謝ってくるかな」
負けたというのに、心はさわやか。今なら、誠意を持って謝れると――

「―――あら、残念だけど。私への謝罪が精一杯でしょう?」」

空高く存在する、第二の敗北の具現が、それを許さなかった。

「ゲェ! あれは!?」
一部始終を見届け、あれは一体なんだったのかと話し合っていたコルベールとオスマン。
気がつくと、いつの間にかキャスターの姿がなかった。
そして、嫌な予感がして再び遠見の鏡を覗くと……

天高く君臨する、黒い魔女の姿があった。
139虚無の続き(3)17/20:2008/01/26(土) 14:34:35 ID:3sVEvkvA
「エ、エルフだ!」
「もしかしてとは思ったが、本当に出たぞ!」
「旦那さんを攻撃したギーシュを食べる気よ!」
誰もが広場から逃げ出した。
ギーシュとネコカオスのみ、真ん中に取り残されている。

「え、誰あれ!? 旦那とかって何の話!?」
「フ――フフフフフ……宗一郎様に手傷を負わせるとは、馬鹿な奴
ええ、宗一郎様の手前、死んで償うことを許すわ―――」
キャスターは、無慈悲に魔力を放出した。

「う、うぎぇぇぇぇぇぇ!?」
降り注ぐは拳大の魔弾。
5発の魔弾がギーシュのいた場所を灰塵と化す。
その威力、一発一発がラインクラスの魔法に匹敵した。
もちろん、この威力に歯噛みをするキャスター。
人避けの結界など、簡単な魔術を行使しただけで感じた違和感。
キャスターもまた、自身の能力を制限しなければならないことに気づいていた。
「何が生前以上の能力が、よ……私の台詞だけど。こんな豆鉄砲しか撃てないなんて、歯痒いわね。
……まあ、それでも無礼者を退治する程度なら十分すぎたかしらね」

「フッフッフ……甘い、ぜ」

砂煙をから何かが飛びだす。
狙いをつけて魔弾を乱れ打つが、直撃の寸前に全てをかわされる。

「愚か者め、燕は風の軌道を読んで避けるということをしらんのかー!」
「燕? そんな生き物どこから……」

「カー、カー」
140虚無の続き(3)18/20:2008/01/26(土) 14:37:51 ID:3sVEvkvA
「カラスじゃない! って何でつつくの、ちょ、やめ、私はゴミ袋じゃあアアアァァァッ!?」
落下していくキャスター。
「マイマスター……仇は、取ったぜ」

「勝手に主を殺すとは、何という使い魔ですか」
ギーシュを抱きかかえたセイバーが、ネコカオスを睨む。
消し炭になるよりも速く、セイバーがギーシュを救出していたのだ。
「おおう、金髪の。マスター助けてくれてサンキューベェリーマーッチ!」
頭から踏んづけ黙らせた。

魔弾が当たる直前、セイバーが飛び出してギーシュを助けたことによって事なきを得た。
「これは、ソウイチロウに伝えておきます」
「ま、待ってセイバー……そ、それだけは……」
どう見てもゴミ袋になったキャスターを、鴉が突いてた。
「キャスター、今まで何してたの?」
「……色々よ」
歯切れの悪い返事だったが、キュルケは特に興味は無いらしい。
「まあいいわ。それより、旦那様のお見舞いに行かなくていいの?」
「そ、そうね。ああ、でもどうしましょう、見舞いの品も持たずに行くなんて」
などと、話しながらルイズの部屋がある塔へと消えていった。

「さて、我々はどうしましょう?」
「体がだるいから、寝る」
「僅かながら、契約の影響が出ているのでしょうか……あ、まだ昼食が。
だが昼食の時間は終わりか……ええい、兵糧はもはや尽きたというのか!」

「まかないでよければ、マルトーさんに頼めば出てきますよー!」
「おお、今天高く(塔の上)からのオラクル(シエスタの声)が! マスター、参りましょう」
「……ハシバミ草のサラダなら」
気絶したギーシュを広場の端に寝かせ(放置し)、タバサとセイバーも広場を後にした。
141虚無の続き(3)19/20:2008/01/26(土) 14:39:04 ID:3sVEvkvA
それと入れ替わりに、隠れていた生徒達が顔を覗かせる。
「あ、あれ……エルフは?」
「いないぞ、どうなった?」
「あ、あれを見ろ!」
広場の中心に、ネコカオスの姿。その手には、キャスターのローブの切れ端が握られていた。

「あれはギーシュの使い魔だぞ!」
「ギーシュの使い魔がエルフを倒した!」
わぁぁぁぁ! とネコカオスに駆け出し、胴上げが始まった。

この日より、葛木宗一郎はマルトーら平民達に「我らの刀」と
ネコカオスもまた、学園のメイジたちに「我らの化け猫」と親しまれるのだった。
「え、化け猫って何さ!て、訂正を、訂正を要求する!
って、ぎゃわー!お前らいつの間にか踏んでべぶらぎゃば!」


「ふー、なんとかなったのう」
「なりましたね、良くわからないままに」
大惨事が避けられたのを確認したオールド・オスマンとコルベールは安堵のため息を吐く。
「……やはり、彼はガンダールヴなのでしょうか?」
「うむ。始祖ブリミルの使い魔の一人「ガンダールヴ」は、どんな武器でも自在に操ったという。
あのやたら長い剣をあそこまで操ったことは、その証明となろう」

「……ならば、あの二人はなんでしょう」
あの二人とは、無論セイバーと、キャスターのことだ。
「二人の腕のルーンは、極普通。ミスタ・コルベール、ミセス・キャスターがエルフではないとは本当かね?」
「はい、直接聞きました。ミス・セイバーも同様に「英霊」という種族なのだと」
「ふむ、英霊……英雄の霊、ということかの? 水の精霊なんぞと違って、随分色っぽいがのう」
それしか基準がないのかこのジジイは、と思いつつも、コルベールは口を開く。
「ミセス・キャスターの一撃よりも早く、ミスタ・グラモンを救出したミス・セイバーの速さ……疾風のようでした。
それこそ、ミスタ・ソウイチロウ……ガンダールヴである彼のように」
142名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:40:48 ID:dA+Vg0oj
支援
143虚無の続き(3)20/20:2008/01/26(土) 14:41:27 ID:3sVEvkvA
「なぜ、ミス・ヴァリエールの使い魔……しかも平民が「ガンダールヴ」になったのか。
あの二人、英霊と名乗る彼女らは何者なのか……ミスタ・コルベール、これは他言無用じゃ」
「な、なぜです? こんなことは前代未聞……王室へ連絡すべきでは?」

「王室のボンクラ共に知れれば、あいつらは引渡しを要求してくるじゃろう。
「ガンダールヴ」に、それと匹敵する謎の英霊という種族。
彼らが素直に従えば、愚かな戦争の道具に。従わなくば、無理やりでも捕らえようとする軍と。
どちらにせよ、どれだけの血が流れることか。この件は、私が預かろう」
窓から外を見る。
青空……だが、この空の下で何かしらの異変が起き始めているのは確かなことだ。
「ガンダールヴに、英霊……何かが、起ころうとしておるのかの」
その時は近いと、予感めいたものがオスマンの胸をよぎった。

コルベールは、ガンダールヴである宗一郎のことを考えた。
気になったのは、ガンダールヴとしての力を発揮する以前の動き。
(あれは、人体の急所を、的確に捉えていた。間違いなく、殺人のための技法だ)
その動きは、まさに「蛇」のようで……だからこそ、興味をもったのだろう。
彼の二つ名は「炎蛇」。彼もまた、宗一郎同様、過去に闇を秘めた者なのだから。




余談:ギーシュは、夜中に広場に放置され凍えているところを、モンモランシーに介抱されたという。
144名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:45:14 ID:3sVEvkvA
以上、投下終了であります。
ちょっと誤字が多いことに気がつく。キュスターって誰さ。
投下支援ありがとう。

通過儀礼だというのに
ギーシュを虐めることが私には出来ませんでした。
彼が五体満足であることを冬木の教会に懺悔してきます。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:48:11 ID:eZwOqyhW
ご苦労
泰山の麻婆を振る舞ってやろう、中々に美味だ
146名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 14:49:40 ID:BHyh23RM
投下乙
今後の展開が全く読めない
147名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 16:18:13 ID:4UOq6iLo

褒美に白レンに踏まれる権利をやろう
148名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 17:18:09 ID:Jpdn03cO
>>147
駄犬にそんな褒美は身に余るぞ・・・とか言ってみる
投下乙
149名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 17:24:47 ID:GV4ZmSP7
投下乙
エドに踏まれる権利を(ry
150名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 18:11:56 ID:leohqVVs
シエスタの曾じいちゃんがわからね
大酒飲みで怪力属性?
151名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 18:26:09 ID:39B5nfg+
>>150
蛇だけにうわばみとか……さすがに婆ちゃんってことは無いよなあ
ハハハ、まさかな
152名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 19:06:13 ID:smjr759o
>>150
イスカンダルと予想
153名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 19:16:15 ID:fEFBHr2O
ち ょ っ と 待 て

初っぱなのセリフよく見ろ。
誤字かとスルーしかけたが変だぞ。
154名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 19:34:43 ID:RkaTmcdK
今気づいた気持ち悪い、いい天気吹いたwwwwwwww
155名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 19:36:06 ID:SVSvjR3L
ああ、あれ酒か
セリフああだし、普通に血液だと思って考えてたぜ
156名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 19:57:33 ID:zRS0E1TF
ギーシュが決闘を挑む展開が案の定強引だったな。強引に成る位なら止めれば良いのに

>>118なんで葛木宗一郎と名乗って、シエスタは宗一郎が名前だと分かるんだろう?
凄く不思議
157名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 20:23:03 ID:NiQlCB4D
>>156
そう思っているのは、あんたが宗一郎の方が名前だと分かっているからだ
初めて名前を聞いた人のことを姓+様で呼ぶのはおかしいことじゃないだろう
日本人でいうなら葛木様と呼んだのと同じことだろうに
158名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 21:43:31 ID:6iSJX2CV
>>157のいってることがよくわからない
159名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 21:57:33 ID:ey4voLqG
>>158
葛木宗一郎と名乗った時、姓が葛木で名前が宗一郎。
と判断できるのは、姓+名前で構成された文化圏の日本人だからで
ハルケギニアのほうでは名前+姓の構成だから、
名前が葛木で姓が宗一郎だとシエスタは判断したんじゃないのか。
ってことを言ってるんじゃないのか?
160名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 21:57:59 ID:zRS0E1TF
>>157相手は平民だから。
普通は「葛木宗一郎」で一つの名前だとシエスタは認識すると思うんだけど。
原作では才人の名前を変わった名前ですねって突っ込んでるし
161名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 22:31:52 ID:fEFBHr2O
ルイズがカタカナなのに、何で漢字で宗一郎なんだろう。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 22:55:07 ID:W/djQbvH
他の奴と違ってシエスタには日本人の血を引いてるからだろ
163名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 22:55:38 ID:W/djQbvH
に が余計だった
164ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:25:22 ID:cziym3GC
30分から投下しても宜しいでしょうか
165名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 00:29:59 ID:iVCslucN
どうぞ
166ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:30:17 ID:cziym3GC
それでは投下します。
およそ8レスの予定です。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 00:31:06 ID:cziym3GC
 憤懣やるかたなかったが、一人でなんとか慣れない掃除を終わらせたルイズ。しかしかなり時間がかかってしまい、現在昼食を食べられるかどうかが危うい時間帯である。
 この昼食を逃すことは、今日のルイズにとって非常にまずい。掃除によって疲弊した体は、貧欲に補給を訴えていた。要するに、とてもお腹がすいているのだ。
 だが貴族たる者、廊下で走ることはまかりならぬ。つまり彼女に今できることは、長い歩幅でできる限り速く足を前後に動かすことだ。
 そんな理由から、ずかずかずかと大股でルイズは大急ぎで歩いていた。

(ほんっとにレンの馬鹿! 主人が困ってるのに放って行くなんてどういうつもりなのよ!)

 急ぎの道中で考えるのはしかし昼食の事ではなく、レンの事。猫が掃除を手伝うことはできないことくらい承知しているルイズ。でもそんなの関係ねぇ、と自分だけ先に出て行った使い魔に怒りを滾らせていた。
 レンは他の使い魔と違い、人間並みの知性があるはずである。それなのに主人を見捨てていくなどひどいではないか。
 心の中で悪態を付きながら、食堂へ到着する。早くご飯にありつこうと食堂に入ろうとしたところで、白い毛玉が入り口付近にいることに気が付いた。レンである。

「レン! 何処行ってたのよあんた! 主人をほっぽって行くなんて使い魔失格よ!」

 ルイズは空腹のことも忘れてレンに詰め寄る。レンはルイズの怒鳴り声に動じる様子もなく、ついっと自分の口に咥えた物をルイズに差し出した。

「なによコレ? ……くれるの?」

 レンが咥えていた物を手に取ってみる。それは細工が施されたガラスの小壜だった。中には何か液体が入っている。
 蓋を開けると、ふわりと香りが漂ってきた。どうやらこれは香水のようだ。そして、香水と言って思い出す人物が一人。

「多分、モンモランシーの作ったものね、これ」

 モンモランシー。水のメイジであり、二つ名は『香水』。様々な水の薬品を作ることを得意とし、彼女の作る香水は女学生たちの間で流行っている。
 恐らく誰かが落とした物をこの猫は拾ってきたのだろう。主人へのお詫びのつもりだろうか。そう言えば猫は狩ってきた獲物を主人に見せる習性があったっけ、とルイズは思い出した。

「レン。コレは落とし物でしょ? なら元の持ち主に帰さないと」

 こん、とレンの小さな額に握った拳を当てる。無論優しく当てるだけ。

「ま、使い魔として主人のために動いたのは認めたげるわ、これからもがんばんなさい」

 ひとまず機嫌が直ったルイズ。さすさす、とレンの小さな頭を撫でてやった。猫の耳が彼女の手で折られるたびにピンと立ち上がる。うむ、愛い。
 入り口の前で佇むレンに見送られながら食堂へ入るルイズ。食卓に付く前にモンモランシーを探す。彼女の作ったものなら彼女に渡せばいいだろう。彼女から別の誰かに売られたものだとしても、制作者の手に戻るならそう問題はあるまい。
 すぐに食事中のモンモランシーを見つける。彼女の金髪縦ロールはよく目立ち、非常に発見しやすかった。
168ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:32:23 ID:cziym3GC
「モンモランシー。これ、あんたのじゃない?」
「え?」

 ルイズから差し出された香水壜を見て、モンモランシーの顔色が変わった。乱暴にルイズの手から壜を受け取ると、なにやら険しい顔で壜の底を確認する。

「……間違いないわ、印が付けてある! ルイズ、コレどうしたの!?」
「私の使い魔が拾ってきたのよ。何処かに落ちてたんじゃない?」
「あの馬鹿! 私がせっかく作って上げた物を……!」

 ガタンと音を立てて席を立つと、先程のルイズのようにずかずかと食堂内を歩いていく。

「一体何よ、あれ?」
「あ、ひょっとしてあれ、ギーシュにあげた香水壜だったんじゃない?」

 モンモランシーと相席していた女生徒がルイズの疑問に答える。

「今、いつになったらギーシュとくっつくのよって聞いてたんだけどね、どうやらモンモランシー、ギーシュにお手製の香水をあげたらしいのよ」
「何、あの二人って恋仲だったの?」
「まあ正式にお付き合いしてるんじゃないらしいけど、モンモランシーがギーシュに気があるのはバレバレだったじゃない。あの二人、幼なじみで付き合いも長いって言うし」

 ギーシュ・ド・グラモン。『青銅』のギーシュと呼ばれている。土のドットメイジで、青銅のゴーレムを操ることができる。しかも同時に7体。
ドットメイジでは中々の実力を持つと言えるだろう。

「けど、ギーシュの方がアレだからねえ。モンモランシーとしてはちょっと自分からは言いにくいんじゃない?」
「アレって……ああ、女癖?」

 ギーシュはかなりの気障男なのである。制服を胸元まで開いたデザインに改造したり、杖を薔薇の造花にしたり。自分を薔薇のように美しくしたい、ということらしい。
 そんな彼はかなりの軟派少年。今も複数の男性クラスメートに、

「ギーシュ、お前は今誰と付き合ってるんだよ!?」

 と面白がって聞かれているところである。
 ルイズからも確認できた様子にモンモランシーが気づかぬ訳はなく、ずしずしとギーシュに近づいていく。だがしかし、ギーシュはモンモランシーの接近に気づかず、こんな発言をしてしまったのた。

「いやいや君たち、薔薇は全ての女性のために美しく咲くものなのだよ。よって今僕が付き合っている女性はいないよ」

ぴたり。

 止まった。先程まで騒いでいた男性陣が。いや、食堂内のざわめきが。
 原因は、恐らくギーシュの後ろで止まっているモンモランシーだろう。
 モンモランシーが今どんな顔をしているのかは、ルイズの角度からは分からない。だがしかし、彼女は鬼のような形相をしているのではないかと思った。
 だってほら、あんなに男たちがガタガタ震えているんだもの――

「ん? どうしたんだね君たち? そんなに『僕が』『誰とも』『付き合っていない』のが意外かい?」

 嗚呼、ギーシュ・ド・グラモン。君が空気を読めない奴だというのはよく分かった。けど、わざわざ地雷原を簀巻きになってゴロゴロ転がるようなマネをしなくてもいいじゃないか。
169ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:33:18 ID:cziym3GC
ぱちゃぱちゃぱちゃ。

「うっ!?」

 自身の金髪に降ってきた水に驚き、ギーシュは辺りを見回す。
 そしてようやく気付くのだ。自分に香水を頭からかけているモンモランシーに。

「そう、ギーシュ、貴方今、『誰とも付き合っていない』のね?」
「も、モンモランシー……!?」

ぱちゃぱちゃぴちゃ。

「薔薇には私が作ってあげた香水なんて必要ないのよね。むしろ他の花を愛でるにはこの香りは邪魔よね? だからルイズの使い魔にあげちゃったんでしょ?」
「待ってくれ、モンモランシー」
「ええ聞くわ。この香水を貴方にかけ終わるまでね」

ぴちゃり、ぴちょ。

 ポケットに入るようなガラスの小壜には少ししか入れる容積が無い。もう既に香水は殆ど流しきられ、ぽたぽたと数滴垂れるのみになった。
 
「さっきのは言葉の綾なんだ! 僕が愛しているのは君だけだよ!」
「ギーシュさま!」

ぴちょん、ぽたり。

 空気を読めない人はギーシュの他にも居たらしい。二人だけの修羅場に入っていったのは、一年生と思しき女性だった。

「ケティ!? す、すまないが今は取り込み中なんだ……」
「ギーシュさま、以前私を馬に乗せていただいた時、『僕の瞳に映るのは君だけだよ』と言って下さったのは、嘘だったのですか!?」

 訂正。空気を読めなかったのではなく、彼女も当事者だったらしい。
 ざわ、とクラスメート達が騒ぎ出す。おいおいギーシュの奴二股かよ。え、モンモランシーが本命だったんじゃ? いやキツイ性格のモンモランシーから乗り換えたんじゃないのか? と、憶測を述べる貴族が一杯だ。
 そして騒ぎの中心たるギーシュの顔はひきつった笑顔を浮かべていた。
  
ぽた、っ。

 そうして、香水の最後の一滴が、壜から零れ落ちた。

「そう、その子が貴方が愛でる花なのね? 一年生の女子に手を出してるっていう噂は本当だったんだ」
「だから違うんだ! 彼女とはただ馬で遠乗りにいっただけで」
「さよなら」

 ギーシュに弁解の時間など与えず、きびすを返して食堂から走り去るモンモランシー。その時見えた表情は、鬼の如く怒っていたが、同時に目尻が光っていたようにも見えた。
170ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:33:59 ID:cziym3GC
「待ってくれ、話を聞いてくれモンモランシー!」
「ギーシュさま……」

 モンモランシーを追おうとしたギーシュだが、全ての女性を愛でるという自負から、女性に悲しげな声で自分の名を呼ばれては止まらざるを得なかった。

「やはり、モンモランシーさまとお付き合いをされていたのですね?」
「いや、違うんだよ僕と彼女は付き合っている訳じゃ」
「付き合っていなくても『僕が愛しているのは君だけ』と言うのですか!?」

 ギーシュの言い訳を遮って叫ぶと同時に、ケティの渾身の平手打ちが入った。ぱあん、と乾いた音が静まり返った食堂中に響き渡る。

「最低です!!」

 モンモランシーと同様、ケティも食堂から去っていった。そして、彼女の瞳からははっきりと涙が流れて頬を濡らしていた。
 ギーシュはぽたぽた頭から香水を垂らしたまま、真っ赤な紅葉の咲いた自分の左頬を押さえている。
 しばらくそのまま固まっていたギーシュだったがやがて立ち直ったのか、誰に向けて言うでもなく一言。

「彼女たちは薔薇の意味を理解していないようだ」

 おいおいそりゃあないだろう。
 食堂の皆の心が一人を除いて一つになった。とても素晴らしいことの筈なのに、虚しさしか感じないのは何故だろう。
 ルイズは気を取り直して食事をすることにする。自分はただ落し物を製作者に返しただけ。悪いことは何もしていない。それより腹の虫が鳴く前にご飯を食べることのほうが今は重要である。
 周囲の人間も気まずさを感じながら食事に戻る。できる限りギーシュに触れないような空気が形成されながらも、皆ちらちらとギーシュを伺わずにはおれないようだった。
 とにかくいつも通り始祖ブリミルへの感謝を感謝をささげ、いざ昼食にありつこうとしたところで、ふと気づく。
 食堂の入り口にまだレンがいたのだ。そして、ギーシュがなにやら険しい瞳でレンのことを睨んでいる。
 ギーシュが歯噛みして顔が醜く歪む。怒りに満ちた顔だ。モンモランシーやケティのように大股で食堂の入り口へと向かっていく。ルイズは慌ててギーシュを止めた。
 
「ちょっとギーシュ! あんた私の使い魔に何する気!?」
「別に何も! ただ僕を侮辱してくれた礼はせねばならないと思ってね!」

 ルイズには彼が何を言っているのか理解できない。要するにギーシュが落とした香水壜をレンが拾ってきたことに難癖をつけて八つ当たりをしようとしているだけではないか。
 
「あんたがモンモランシーから貰った香水を落とすのが悪いんでしょ! レンはただ拾ってきただけじゃない!」
「違う! それだけじゃない! あの猫は今僕のことを嘲笑ったんだ!」
「はあ?」

 二人に振られたショックで頭心が壊れたのか、それともモンモランシーの香水が目に入って幻覚でも見たのか、はたまたケティの平手打ちで頭がシェイクされすぎたのか? と疑いたくなる言動である。
 確かに昨日夢の中で見たレンなら、今のギーシュを見て冷笑の一つでもこぼすかもしれない。しかし今のレンは猫の姿。猫などの獣が笑うなんて事はない……筈だ。
 とにかく、今回の件はギーシュの二股が全ての原因。ルイズやレンが責められる謂れ等全く無い。

「元を正せばあんたが原因でしょ! モンモランシーがせっかくあんたに香水を作ってあげてるのに、あの一年生にまで手を出すってどういうことよ!」
「だから! 彼女とは街へ馬で遠乗りに出かけただけなんだ! それだけなのにどうしてこんな仕打ちを僕が受けなければいけない!?」
「それがモンモランシー達を傷つけたからでしょ!」
「第一何故君は僕じゃなくモンモランシーに香水を渡したんだね!? 壜の底には僕の為の印がついてあったんだから、それくらい察してくれても良いじゃないか!」
「あんたたちの取り決めなんて何で私が知ってなくちゃならないのよ!? いいかげん黙りなさいよ、あんた今すっごくかっこ悪いわよ! ほんと、モンモランシーもケティとか言う娘もあんたを捨てて正解ね!」
「格好悪い!? 僕が!? 言うに事欠いて、このゼロがあ!」

 衝動的にギーシュが手を振り上げる。ルイズは反射的に顔をかばって目を閉じた。
 ごん、とやたら大きい音が食堂内に響く。それ以降は何も聞こえず、ルイズが予想していたような衝撃もやってこない。

「……?」

 ルイズが恐る恐る目を開けてみると、そこにはぐったりと倒れたギーシュがいた。
171ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:34:26 ID:cziym3GC
「は?」

 食堂内、本日二度目の時間停止である。はらはらと二人のやり取りを見ていた野次馬も静まり返ってしまっていた。
 ルイズは何もしていない。そりゃ口論中はひっぱたいてやりたいとも思っていたが、今は反射的に自分の身を守ろうとしただけだ。彼に触れてさえいない。ましてや魔法を使ったわけも無い。

「ちょ、ちょっとギーシュ?」

 ゆさゆさと揺さぶってみるが反応は無い。傍目にはただ眠っているようにしか見えなかった。
 暫く時間が経って、ようやく生徒が騒ぎ出す。誰一人として何が起こったのか正確に把握している者は居ないようだった。

「だれか、水のメイジは居る? 一応診てみて」

 ルイズの呼びかけに何人かの生徒が寄ってきてギーシュを診断する。
 結果、どこにも体の異常は見られない。コブどころか擦り傷一つ確認することはできなかった。
 ただ、どうしていきなり倒れたのかが分からない。まるで誰かが『スリープ・クラウド』でも唱えたかのような突然の昏倒だったが、誰もそんなことをした様子は無い。それに『スリープ・クラウド』なら現れるべき眠りの雲も現れなかった。
 とにかく医務室へと運ぶことになった。コモン・マジックの『レビテーション』で彼を浮かべて何人かが食堂を出て行く。
 
「何だったのよ……あのばかギーシュ」

 本当についていない。教室の後片付けといい、今の理不尽な八つ当たりといい、今日はブリミル滅だろうか。
 そういえばいつの間にかレンの奴どっかいっちゃったな、と思いながら、ようやくルイズはチーズのたっぷりかかったハンバーグをほおばった。



「……はっ!?」

 意識が覚醒し、目が開く。呼吸は荒く、全身汗だくだ。熱い。体が熱い。肺には濁った空気が溜まって満足な呼吸もさせてくれない。

「がっは……うああ
「ギーシュ? 目が覚めた?」
「うわあああああああああああああああああ!?」

 隣から聞こえた声に悲鳴を上げるギーシュ。その声は今まで優しく自分を責め立てていた彼女の声だったからだ。

「モモモンモモンモンランシー!?」
「何よ大声出して、人の名前くらいちゃんと言いなさいよ」

 ベッドの傍に置かれた椅子に座ったままジト目でモンモランシーは言う。

「わ、悪かった! 僕が悪かった! 謝るからもう踏むのは! せめて靴は勘弁してくれ……!!」
「まだ寝ぼけてるの? それともまだ調子が悪いの?」

 呆れたような声で答えるモンモランシーにギーシュは違和感を覚える。これはさっきの彼女ではない、普段のツンケンさが愛おしい元のモンモランシーだ。
 その事実に気づいたギーシュは気分を沈めて周りを見回す。見覚えのある部屋だが自分の部屋ではない。確か学院の医務室だ。様子のおかしかったモンモランシーと居た自分の部屋ではない。
 
「じゃあ、さっきのは夢、だったのか」
「一体どんな夢だったの? いえ、やっぱり言わなくて良いわ」

 そういってモンモランシーは何故かギーシュから目を逸らす。その様子にギーシュの背中に冷や汗が流れた。

「あ、あのだねモンモランシー、僕は寝言で何か言っていたかい?」

 できる限り笑みを取り繕って問うギーシュ。その質問に何故かモンモランシーの頬が朱に染まる。反対にギーシュは嫌な予感に顔を青くした。流石青銅だ、青くなってもなんとも無いぜ!

「えーっと、何か私の名前とごめんなさいって言葉を何度も……。それ以外にも色々……」

 その色々、という部分はごにょごにょと言葉を濁してしまうモンモランシー。もはや冷や汗が止まらないギーシュ。
 まずい、この空気は非常にまずい! と、何とか話題を変えるべく思考をめぐらせる。
 そして、自分がモンモランシーとケティに振られた後、ルイズを衝動的に叩こうとした後の記憶が無いことに気がついた。
172ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:34:56 ID:cziym3GC
「モンモランシー、僕はどうしてここに居るんだい?」
「分からないの? 私も聞いた話だけど、ルイズを殴ろうとして何故かあなたが倒れたみたいよ。だから医務室に運ばれたの。血圧を上げすぎたせいじゃないかとか言われてるけど」
「そうだったのかい? あの時行き成り目の前が暗くなって、その後は何も覚えてないんだ」
「浮気した上に無関係のルイズまで殴ろうとしたから、始祖ブリミルから天罰でも下ったんじゃない?」
「だから違うんだ! モンモランシー、彼女とは馬に遠乗りに行っただけだって! 僕の心に住んでいるのは君だけなんだ!」
「ギーシュ、あなたもし私とステファンが一緒に食事をしてたらどうする?」
「ステファンに決闘を申し込む!」
「そういうことよ」

 即答してからはっとなるギーシュ。自分の行動でモンモランシーが怒り、傷ついていたことがようやくほんの少しだけ理解できた。
 だがモンモランシーはもはやギーシュを意に介さずに、冷たい瞳で彼を一瞥しただけで立ち上がる。

「待ってくれモンモランシー! 待って……!」
「その様子ならもう大丈夫よね、それじゃさよなら」

 ベッドの上で必死に手を伸ばすも届かない。美しい縦ロールを翻してモンモランシーは医務室から退室してしまった。

「モンモランシー……」

 ギーシュは悔やむ。何故自分は出て行く彼女を引き止められなかったのか。
 だが、今彼はベッドから出ることはできなかった。自分にかけられているシーツをめくることはできなかったのだ。
 だって、そんな事をすれば、夢の影響での、下着が、ズボンが。

「ちくしょう……」
 
 シーツの隙間から、中に充満した栗の花のような青臭い臭いが漂ってくる。せめて、この惨状をモンモランシーが気づかなかったことをブリミルに祈る精童のギーシュであった。
173ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:35:34 ID:cziym3GC
「昼間は災難でしたわね、マスター」

 夜、ベッドに入り、気がつくと昨夜の雪原にルイズは居た。眼前では耳の長い人間の姿になったレンが微笑んでいる。
 ルイズとレンはテーブルを挟んで向かい合わせに座っている。広大な雪原にぽつんと存在する椅子に座る様は中々シュールだ。
 いきなり始まった会話に目を白黒させるルイズ。二回目とはいえ、まだこの変な空間には慣れない。
 
「何よ、あんたが壜を拾ってきたのも原因のひとつじゃない」
「まあひどい。私はマスターを元気付けようとしてやっただけですのに」
「拾ってきた他人の香水を喜ぶ貴族なんて居ないわよ」

 口調こそ悲しんでいるそぶりのレンだが、顔は相変わらず皮肉げに微笑んでいる。本気で言っているわけでは全くないようだ。
 ルイズもこんな事を言っているが、本当はレンを責めたりする気持ちは全く無い。だがこの生意気で口元に酷薄な笑みを貼り付けている幼女をみると、何か素直になるのが悔しくなるのだ。

「マスターに危険が及びそうになった時は助けたではありませんか」
「何よソレ? あんたが何時私を助けたっての?」
「あの優男に殴られそうになった時、眠らせたのは私ですのよ?」
「……それ、ホント!?」

 明かされる驚愕の真実に、ルイズは思わず机に身を乗り出してレンに詰め寄る。そんなルイズを手で制すると、自身の真紅の瞳を指差した。

「私の目。どうやら眠りの魔眼になっているようなの。魔眼としての格は高くないけど、夢魔の私にはうってつけね。眠らせてしまえば、後は夢の中で好きに料理できるわ」
「まがんって何?」
「え? 知らないの……って、そっか、こっちと向こうじゃ魔術とか超能力の常識が違うのよね。簡単に言うと、見ることで魔術的な効果を発揮する眼のことよ。相手を魅了したりする魔眼が有名ね」
「魅了って……本当なら凄いわね。魅惑の薬は禁制の品に指定されてるのに、見るだけでいいなんて」
「けど、目を合わせないと効果は無いわ。だから大人数の相手には向かないわね」
「でも、詠唱も杖も要らないってことでしょ? それって先住魔法!?」

 自分の使い魔のポテンシャルに興奮してルイズの鼻息が荒くなる。ぐぐぐと近寄ってくるルイズをぐぬぬとレンは押し戻していた。顔が近いし。

「何、その先住魔法って?」
「知らないの? って、さっきと逆ね。先住魔法って言うのは、エルフとかが使う、メイジの4系統魔法とは違った魔法のことよ。あんた、見た目エルフみたいだし使えてもおかしくないわよね?」
「聞くだけじゃ私の使う魔術と一緒かは判断できないわね。たぶん違うと思うけど。でも、この魔眼はそっちが私に与えたものでしょ? ならルイズの方が詳しいんじゃないの?」
「へ? 何の話よ?」
「私、魔眼なんて持ってなかったもの。使えるようになったのはこっちに来てから。貴方が私に刻んだルーンが関係してるみたいなんだけど」
「ふーん? そういえば、只の猫が使い魔になると喋れるようになるとかいう例もあったらしいわね」
「……随分ランダムな効果ね、召喚も契約も」
「良いじゃない。私の使い魔になって危険が去って、新しい力まで手に入れられたんだから」

 顔をしかめてレンは言うが、なにやらレンが役立ちそうなことに上機嫌になっているルイズにはあまり通じていない。
 
「ところでレン。あんた夢魔なのよね?」
「何を今更言ってるの? 夢の中でこうして話してるじゃない」
「さっき、『眠らせてしまえば好きに料理できる』って言ってたけど、あんたギーシュの夢に何かした?」
「ああ、その話?」
 
 医務室に運ばれたギーシュは、結局そのまま午後の授業に出てくることは無かった。ついでにモンモランシーもいなかった。どうやらギーシュに付き添っていたらしい。
 お別れしながら何故傍に居てやるのかは分からない。恋する乙女心は難解である。
 ギーシュの話題を上らせると、レンの笑みが深いものになった。あの、ルイズを『吸い尽くす』と脅してきた時に浮かべたものと同じだ。思わず椅子ごと後ずさルイズ。

「マスターに手を出そうとした罰として、踏んであげただけよ。優しく、ね」

 くすくすと実に楽しそうにレンは嗤う。この笑いを見るたび、ああ、こいつ性格悪いなー、とルイズは再確認するのだった。
 踏まれたというギーシュは、まあ自業自得だろう。女の子二人を泣かせた上にルイズにまで手を出そうとしたのだ。こんな小さな幼女に踏まれるくらいご愛嬌で済ませられるだろう、とルイズは判断した。
 もっとも。ルイズの解釈している『踏む』と、レンの実行した『踏む』が一致しているとは限らないのだが。
174ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:36:04 ID:cziym3GC
「役に立ったでしょう?」
「そうね。使い魔の仕事としてはまあまあの評価を上げてもいいわ」

 しっかり主人の身を護った使い魔に対してこの言葉。とことん素直でないルイズである。だが気にする様子も無くレンは主人に微笑を向け、こんなことを言い出した。

「ならご褒美をくださいな、ご主人様」
「ご褒美ぃ? 思ったより厚かましいヤツね、あんた」
「いい労働にはいい報酬が必要なのですわ」

 レンの言い分はもっともといえる。ルイズは年の近い姉が飼っている動物をよく褒めてやっていたのを思い出した。指示されたことを聞いたときは特に。
 何か喜ぶ物を与えれば、この生意気な使い魔ももっと主人を敬うようになるかもしれない。そんな打算も浮かぶ。

「まあいいわ。最初だけ特別よ? 優しいご主人様に感謝なさい。で、何が欲しいのよ?」
「そうねぇ。ここはやっぱり甘ぁ〜〜い物が欲しいかしら!」

 組んだ両手を頬に持っていって、屈託の無い満面の笑みを浮かべるレン。ぶりっ娘ポーズである。
 ルイズは驚いた。その仕草で初めてレンが年相応の幼女に見えたからだ。甘い物を欲しがるレン、それをちょっとだけ可愛いと思ってしまった。だがそんな思いはできるだけ顔に出さずに質問を続ける。

「甘いものって、あんた猫でしょ?」
「猫である前に乙女ですわ。あんな肉ではお腹は膨れても心が潤いませんの」
「贅沢な猫ねえ、あんた」

 しかしレンの言い分は理解できるルイズだった。しっかりご飯を食べても甘いものは別腹。これは全ての女性の総意と言っても良いだろう。
 甘い物、と聞いてルイズの脳裏に自分の好物が思い浮かんだ。そういえば最近あれを食べていない。この使い魔にやるのはちょっと勿体無い気もするが、この使い魔にあげるという名目で王都まで食べに行くのも悪くない。
 そこまで考えてルイズは大声で期待のこもった瞳でこちらを見ているレンに言う。
 
「レン! クックベリーパイを食べに行くわよ!!」
175ゼロの白猫 03:2008/01/27(日) 00:37:01 ID:cziym3GC
以上、投下終了です。
前回誤字を指摘してくださった方々、申し訳ありません。
後最初の投下で名前付け忘れてスイマセン。
謝ってばっかだ、自分orz
176名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 00:50:17 ID:byQF7Yrw
夢魔、報酬と聞いて百合が咲いたオレは間違いなく濃く汚染されてる。
GJ。
177名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 00:50:43 ID:Uox7fPfu
>>176
おれももうだめだ……
178名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 00:57:49 ID:A6DUNfnq
>>176-177
あんたらは俺の生き別れの兄者ですか?
179名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 01:04:12 ID:pyPwoIoY
あれ、なんでこんなに俺が……
180名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 01:07:31 ID:rit4DE9z
勿論、俺もだぜ!
181名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 01:19:09 ID:iVCslucN
というかそれ以外に何があるのかと(ry
182名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 01:23:57 ID:Uox7fPfu
ないな
183名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 01:38:35 ID:fF+Ca5xA
おまいらwww
184名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 02:06:26 ID:FUMEjS2c
幼女になったレンが出るのを心待ちにしております
185名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 02:44:14 ID:4VPsLRTN
>>184が真理にして全て
186名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 02:49:06 ID:JGvnLbde
原作の才人並みにDQNな酷い劣化ギーシュだったね
187名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 03:09:40 ID:inElfIQb
毒吐き用意すべきかのう
188名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 04:55:48 ID:eC19uuR8
あぁ、その、なんだ…この流れだと絡みあいを期待してしまった
俺は間違っていたのか
189名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 10:05:02 ID:4IN0/o7H
>>176->>188
このロリコンどもめ!!
190名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 10:20:27 ID:plEKG1Ys
原作再現しようとするとギーシュ戦は強引にせざるおえないからね
女性かある程度の処世術を持つキャラなら、そもそも決闘が起きることもないが、
オリジナル展開はさじ加減間違えると矛盾が出たり
グダグダになりがちだから手を出しにくいんだろう
191名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 10:42:33 ID:Pi+Hn25j
白猫さんを見て思うのですが……ギーシュは憐れに扱われれば扱われるほど、映えるキャラに思えてならない。
特に今回、ギーシュに『踏まれ属性』が追加されたのは確実でしょうけど。……毎夜モンモンに踏まれるギーシュが容易に想像できる。
192名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 11:33:45 ID:dtJHGRW5
つまりモンモンがSに目覚める、と言う事か。
どうせなら女性陣全員Sになっちゃえばいいんじゃね?
193名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 11:40:30 ID:mDAZUrrt
あれ?型月にしろゼロ魔にしろSじゃない娘なんていないだろ?
194名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 11:40:51 ID:ODgtRPlE
どSなアンアン。
まさに『女王様』。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 12:29:51 ID:Ak5TOUBa
>>194
オマエアン様がSなわけないだろ?

なんのためにアンアンなんて名前かよく考えなさいっ!
196名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 13:38:08 ID:yxKSKhk9
GJだす!!
そしてアン様はMですな。そう信じて止まない自分が居る。
だってアンアンだもん
197名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 13:54:36 ID:NFRmnw4V
   __
    i<´   }\   , - 、
   ヽ.._\./  .ンく r-兮、 __
    ∠`ヽ.! /   ヾニEヲぐ ,ゝ->  さすが青銅だ、
   /_`シ'K-───‐-、l∠ イ    
   l´__,/l\、_ ̄0¨0)゙@Yヘ, -┤    青くなっても何ともないぜ!
.    l'___|⌒ヾ''ー==、ーr='イ i二|       
   / .」   i   /./7r‐く  lー!
.   f.  ヽ‐i人.∠'<   _i. l,.-ゝ.
    トiヘヘ「ト〈      `X  トレi7__|
   〉ト:トハj`! i.    /  トー┤lルj,リ
  /‐+----+‐l    iー--i---ヾ'〃
.  l_i____i__|   |___i,__i_|
198名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 14:59:17 ID:4HXzHd8j
>>197
なんというダークスティール製・・・
199名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 15:31:03 ID:WlLynukE
ここは随分と兄弟の多いインターネッツですね
200名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 16:17:14 ID:yS/pCDGK
>>198
なんでまたダークスティール
いや確かにあれなら破壊されないけど
201名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 16:21:42 ID:ojemsWjy
信じてるきっといつか百合展開になると信じてる
202名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 16:47:38 ID:eC19uuR8
ギシギシアンアンと申したか!
203名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 16:47:44 ID:nMvAmUZ0
遅レスですが、乙。
青銅のギーシュ→清童→精童。
何時の日か正道のギーシュに立ち返る事を願って……白猫さんの活躍を待ちましょう。
204名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 17:26:15 ID:zS8UmdNJ
色々書かれているが、やはり型月キャラ召喚もので最強は理想郷のイスカンダル召喚もんかな

フーケスカウトに行ったワルド
ポカーン
205名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 17:30:11 ID:SPR0yXJv
なにが最強なのかよくわからん…
206名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 17:50:32 ID:4VPsLRTN
アン アン アン とってもビッチな アンリーーーエッターーーー♪

すまんな、何やら受信してしまった
207名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 18:07:59 ID:lu+KkU13
最強展開は好きじゃないな。
ここは一つ巴くん召喚で……ギーシュ全殺ししようとするとか、思い切りのいい才人になるだけか。
208名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 18:46:19 ID:Xle8tnkZ
言峰ならそこまでバランス崩壊にはなるまい、と思っていたがZeroで奴はアンデルセン神父並のスペックを持っている事が判明したからな
209名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 18:46:49 ID:byZ7Byl4
例のあれ召還とか
210名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 18:47:15 ID:byZ7Byl4
召還に成功した!
喜んだルイズの前に佇むのは黒い染みのようなものだった。
それを、どう形容していいかわからない。強いて言うなら泥の塊だろうか?
ただユラユラと揺れているだけで、言葉も発さず身動きすらしやしない。
しかし、それこそ破滅の顕現だった。

広場に集まった生徒達の大多数は、いかにも愚鈍そうに見えるそれを、さすがゼロのルイズの使い魔だとしか思わなかった。
その一方で、それに本能的に脅威を悟り、顔色を失い、杖を構えた者達もいる。
コルベール、キュルケ、タバサ…
とっさに身構えた三人が魔法を撃とうと泥に杖を向ける、が、それに先んじる形で。
「きゃあああああ!」
広場に悲鳴が上がった。
ぼんやりと、己が召喚した使い魔を眺めていたルイズが突如、自慢の髪を掻き毟るようにしながら絶叫をあげた。
それで魔法を撃つ手を止めてしまったコルベールとキュルケは、その躊躇を永劫に後悔するだろう。
否。後悔すら永劫に赦されないだろう。

泥は何も言わない。
それでもここにいる意味だけは最初から理解していた。
聖杯の儀式も何もかもを飛ばして、ココに誕生できたコトヲ理解しテいタ。
それは望外の幸運。自分を召喚したマスターに、その感謝と親愛を込めて経路を通し己を伝えた。返ってきたのは純粋な絶叫。
ルイズという名前の少女の魂を蹂躙し、侵した事により、確たる寄り代が手に入ると、泥は周囲を意識した。
溢れるほどの魔力で満ちたこの大地と、魔力を満たす生命たちに、泥の姿が歓喜でぞわぞわ震える。
その歓喜を言葉とするならば。

『イタダキマァス』

ルイズの足元から伸び、拡がる影。
影は捕食のために伸ばされた手足。
広場に集まった生徒達の足元を影が覆い尽くしたこの瞬間。
トリステインの運命は決まった。
211名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 18:52:00 ID:iVCslucN
いきなり最終回だな
212名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 18:58:55 ID:8vmqda5V
この世全ての悪が来て、ようやくエルフと人間が一致団結とか
213名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 19:23:53 ID:byZ7Byl4
誰もいない世界を、白髪の少女が歩いている。

姫様は美味しかった。次は誰にしようかな。
そうそう、あのメイドは特に美味しかったっけ。

コルベールの悔恨も、キュルケの憤怒も、モンモランシーのギーシュの助けを呼ぶ悲鳴も。全てを喰らった少女はうつろに微笑んた。

そういえばギーシュはどうしたんだっけ?
穴を掘って逃亡を試みた彼を見下ろし、穴いっぱいの泥を流し込んだことを思い出す。

あの喋る変な剣はどうしたっけ?
長い年月を過ごしたと言っていたので、数千年ぶんくらいの泥を一度に流し込んだ。
それでとうとう物を言わなくなったところで飽きて置き去りにした。今頃どこかで朽ちているだろう。

鼻歌交じりで少女は、黒い大地を歩いた。
ここにはもう誰もいない。自分をゼロと蔑む者も一人としていない。
そうだ。あの使い魔は叶えてくれたのだ。自分の願いを。
これからはもう自分はゼロとは呼ばれない。蔑まれない。
これからは自分が全てをゼロにできるんだから。と少女の楽しい気分に、割って入る形で背後から声がした。
「楽しそうだね。いや結構」
ルイズは振り向いた。
いつからかそこには、赤い外套の騎士がいる。
いつからかそこでは、蠢く泥と影ではなく、赤く染め抜かれた空に歯車が回っている。
墓標のように大地に連なる剣の中心に佇む騎士に、きょとんとルイズは問いかけた。
「あなたはだあれ?」
問いかけがくると思っていなかったのか、今度は騎士が目をきょとんとさせる。
騎士は目を閉じると、皮肉と憐憫織り交ぜた笑みを浮かべて肩をすくめた。
騎士はルイズに優しく語りかける。これから眠る子供を宥めるように穏やかに。
「いや失礼。こんな果てで会話が出来るとは思わなかったよ。私は…」
騎士は己を明かす。嘲笑を込めて。
「掃除屋さんさ」
214名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 19:33:37 ID:byZ7Byl4
タバサは風韻竜の背に乗り、空にいた。
あの日、風韻竜の献身と自分の判断に助けられ、一人だけ生き残ったタバサは、今日も広がっていく泥を歯噛みする思いで見つめている。
それを幾日か続けながら、かつての学園に思いをはせながらの彼女の眼下に、別の世界が出現した。
その世界でぶつかりあう泥と剣と、空には影と燃え盛る歯車。
全ての泥が駆逐されたのを確認して、タバサは数日ぶりに大地へと降り立つ。
警戒を怠らず歩くタバサが見つけたのは、物言わず横たわる、一人の少女の姿だった。
すでに事切れ、寄り代としての機能を失った哀れな少女の亡骸。

少女の顔は笑顔だった。
タバサは、手を合わせる事をしなかった。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 19:39:39 ID:OlzuKqIG
支援。これはいい
216名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 20:12:43 ID:byZ7Byl4
こうしてトリステインを滅亡に追いやった泥の消滅と共に悪夢は終わる。
やがて生き残ったトリステイン貴族たちによって、新たな王国が築かれるのを見届けずに、タバサは未練も残さずどこかへ立ち去った。
雪風は何も言わずどこかへ吹き消え、それによって、あの泥が何であったかを語り継ぐ者も一人としていなく。全ては闇の中へ消えゼロとなる。
ゼロと呼ばれた少女はゼロのまま、その名前通りに全てを飲み込み消えていった。

それから何年か後のこと。

トリステインを訪れたヴァリエールの女性が、偶然見つけた花に自分の可愛がっていた妹の名前をつけたという。
217名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 20:13:27 ID:byZ7Byl4
以上です。失礼しました。
218名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 20:15:13 ID:yCjGBMlx
>>217
仕事内容は評価に値する

だが、聞きたい。
もしかして、書きながら投下してなかったか?
219名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 20:20:32 ID:byZ7Byl4
>>218
最後だけはそうでした。
不手際、謝罪します。
220名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 21:08:42 ID:UA3mt0Ag
>>219
よし、気持ちよくGJだ

やっぱ、守護者は出張してくるんだな
ってかさすが守護者、泥相手に勝つとは
221名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 21:35:36 ID:YEG2ja0v
うむ、皆乙だ

ところで最近思うんだけどエミヤ召還するならイザベラがエミヤ召還するのも良いんじゃないかと思うんだがどうか?

話の本筋には絡めづらそうだけどさ
222名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 22:03:26 ID:byZ7Byl4
>>221
Fateとは逆になるけど、エミヤのような物量で圧倒するタイプは敵になったほうが面白いね。
エミヤが投影した宝具で武装させたイザベラの私有軍隊とか良さげだ。
223名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 22:32:38 ID:/bZXH+C5

でもトリステイン復興する前にガリアとゲルマニアに分捕られそうだよな

>>213
モンモランシー「助けてギーシュ!」
ギーシュ「ひー、逃げるぞヴェルダンデ!!」

状況からして仕方ないよな。最後は一緒になれたと信じよう。
224名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 22:38:41 ID:mDAZUrrt
>>223
影の腹ン中でか?
しっかし……情が移っちまいやがったかな?
ゼロ魔組が影に喰われてくのがちと悲しく悔しかった俺がいる。
面白い話を読ませてくれた作者氏には素直に感謝したいんだがな。
225名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:01:10 ID:q/kMQw2+
>>223
普通に慇懃に執事やってるエミヤと切れるイザベラ、
タバサへの嫌がらせにエミヤを任務に同行させるも二人の相性良くてイザベラ涙目…な展開が脳裏に流れたんだ

>>224
黒化したアンアンとかシエスタも出て来てたりして
……黒化したアンアンが楽に想像できるのは何故だろう
226名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:10:42 ID:mDAZUrrt
>>225
桜と一緒。もとい情が深くて自分の欲求に正直だからじゃないの?
>黒化アン様

…………シエスタとアン様は桜の同類、か。
素敵だな。同類扱いするなって人には申し訳ないが。
227名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:13:37 ID:xWETJ3H2
取りあえず聖地飲み込みに行かなかったのかな?

「黒ルイズは聖地と一体になるのだよ。
 ルイズが聖地を喰うのか聖地がルイズを喰うのか。」

つかあれだ。聖地がこちらの地球側と繋がってれば、黒ルイズはこっちにも出張してくるわけだから
それを防ぐ為に守護者出張したのか
228名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:23:43 ID:xWETJ3H2
空の境界キャラはまだ出てこんなあ。
式だと難しいか。幹也と離れて異世界でずっとつうのは感情的に無理か?

消滅したもう一方の人格「織」召喚はどうだろう?
精神のみ召喚でルイズに憑依。
直死の魔眼+ガンダールブ効果のスパルイズだが、本来両儀の肉体ではないので、志貴同様
徐々に身体が蝕まれていく、脳内の「織」は自分を「殺す」よう説得するが聞き入れず、
ぼろぼろのままフーケイベント「破壊の眼鏡」を手に入れ眼鏡娘ルイズとなって一息つく。

>破壊の眼鏡
元の持主を志貴にするかライダーにするか…
229名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:27:27 ID:inElfIQb
黒化させずに消化。と思いきや


「本当に馬鹿なルイズ・フランソワーズ。
あなたの妄執ごときでは三倍用意したところで私を喰らいきれない。
そんな簡単なこともわからなかったなんて」

と、黒化ルイズを真アサシンの如く喰い破り登場するアン様。
230名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:35:03 ID:q/kMQw2+
>>229
寧ろ普通に産み落とす方がエro←影に飲み込まれた
231名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:42:17 ID:cziym3GC
>>228
式が召喚されても、幹也なら探し出してしまいそうだ
あと直死の魔眼は式の肉体とセットだから識呼んでも付かないはず

もうアラヤソーメンでも召喚しちゃえ
232名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:43:09 ID:rit4DE9z
>>227
ルイズの皮を被った”この世全ての悪”なら、故郷の匂いを感じ取って聖地目指すかも知れんが、
「ゼロ扱いされないようになりたい」って願いを聖杯が叶えてるだけなら、聖地には行かねーんじゃね
233名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 23:58:08 ID:otw86owI
>>228
むしろ識がいなくなったことで顕現した能力だからな>直死の魔眼
234名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 00:01:51 ID:yS/pCDGK
黒桐幹也で物の名前しか教えてないのに秘薬とか材料とか探し当てて持ってくる探索特化の使い魔ライフ
タバサママンを治せるお薬だって見つけます。
235名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 00:26:47 ID:QQRLNNjL
織とか四季とか七夜とか召喚したいんだが、
殺人鬼な皆さんがルイズに大人しく従ってくれる訳がないですね。即殺戮が始まる感じ。
パンダ師匠なら人殺ししてた様子も無いし、セーフだろうか?
236名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 00:39:43 ID:vLeveGQp
>>216
花にルイズの名前の他に姫の名前もつければちょうどアンリルイズになるな。
237名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 00:45:54 ID:wtgCENUm
あれ?
黒姫って普通にアンアンなのか?
アンリエッタ・アンリユ、略してアンアン……凄い色に溺れそうな名だ
238名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 02:08:47 ID:cJbEHMQT
このゲームって実は選択肢を極限まで選ぶ
ナイトロア顔負けの作業ゲーなんじゃね?
239名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 02:09:24 ID:cJbEHMQT
誤爆sry
240名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 07:07:46 ID:drULFSUG
DDDから石杖所在召喚。
あれ、左腕無いからガンダールヴになれない?

つかアレは型月作品なのかどうか。
241名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 07:24:57 ID:phBG2R91
型月じゃないがだからと言って本スレで話題にしたら間違いなく叩かれる…
ってことでこのスレ扱いでいいんじゃないの

憎悪(仮名)ちゃんにガンダールヴが刻まれるか他のにするか
242名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 08:13:29 ID:krGT5ZhT
>>235
ドラマCDのエロ七夜ならいけるだろ


243名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 08:18:03 ID:vmHG/lnJ
>>235
識みたいに好きになったものを殺したくなる奴はきついけど
四季なら、反転とロアの憑依が避けられれば問題ないって……それじゃあ月姫が始まらんわな
七夜はあくまで退魔衝動だからいけるんじゃないか?
244名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 09:15:58 ID:YsVEDix2
人の変わりに人の使い魔殺しそうだけどな
245名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 09:44:10 ID:1u2fAw/T
七夜パパはおもしろいかもしれない
246名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 11:29:44 ID:W34BzKD/
やはり退魔衝動は使い魔にも有効なんだろうか?
ガンダではなくヴィンにすれば、退魔衝動は収まるだろうか?
247名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 11:51:07 ID:m+9RM6rd
>>245
子供が生まれる前と後で全然違うしなぁ。しかも生まれた後でも人間として欠陥だらけだし……
248名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 12:01:36 ID:nhqg+cn3
埋葬機関の奴らを召喚すれば凄いことになる。
249名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 13:18:02 ID:QQRLNNjL
六位の人単独だとムリポ。
相棒とセットだとギージュ戦はいけるけど。
250名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 13:22:04 ID:KAEIODlw
>>246
寄ってくる→衝動→ブッ殺した!→いなくなる→寄ってくる→衝動→ブッ殺(ry
の無限ループになりそうだと思った
251名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 13:22:22 ID:phBG2R91
ソロモンなんか召喚した日には
252名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 13:32:55 ID:fl3t/jV6
>>249
ギージュ×→ギーシュ○
253名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 13:49:19 ID:MM5PNuxw
6位の相棒は悪魔憑きがいなきゃただのシスターじゃん
254名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 13:50:28 ID:nhqg+cn3
一位を召喚すればいいと思うよ。
255名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 15:12:25 ID:tuPo4gZG
>>254
アンデルセンな性格のインテグラしか思い浮かばないんだが。
256名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 15:47:50 ID:m+9RM6rd
マクスウェルの狂信性とアンデルセンの凶暴性とシュレのチート性を併せ持つインテグラ
257名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 15:48:40 ID:wCZAx8UK
周りに反応しまくって死にそうなカレンを看病するだけのハートフルボッコ百合ストーリー
258名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 16:17:46 ID:lWrOVz3X
>>257
あ、それ見てみたいかもしれない。
といっても、あのシスターが弱った自分をアピールするとは思えない。
だから、看病することなくいきなりぱたりと逝きそうではあるね。
259名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 17:45:14 ID:Ildo4dXg
セイバーとアンリエッタて中の人同じだっけ
260名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 17:50:53 ID:phBG2R91
カレンの被虐霊媒体質ってのがよくわからん。
教会の悪魔探知に使われてたってことは幽霊とか悪魔に反応するのかな
でもその割にはサーヴァントと一緒に居たりするし、属性悪のやつに反応するってことなんかね。
片目がほとんど見えず走ることすらできないのにそれをなんとも思ってないようなカレンにルイズはどう思うのか
261名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 18:03:49 ID:4sS8N/16
普段はアンリエッタしかし、ひとたび何かあるとセイバーに変身!
だめだこりゃ

あるいは

何らかの事故で本編途中で死んだアンリエッタ。
紆余曲折の末、セイバーがその美代わりをつとめることに。

とかなら思いついた
262名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 18:07:36 ID:vS688ouI
もうアンアンがセイバー召喚でいいんじゃね?
263名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 18:14:08 ID:vLeveGQp
>>260
カレンを召喚…か

「ご主人様はゼロと呼ばれるのが嫌なんですね、この駄零」
「まぁ魔法を失敗した罰としてお片付けを…しっかり汚れをゼロにしないとなりませんね」
「ゼロ、ぜぇろ、ぜいろ…いえ、数字の発音の練習をしてるだけなんです、いえいそんなつもりでは…」
264名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 18:38:01 ID:QQRLNNjL
>>253
聖骸布があるから男相手なら一瞬で勝てることも。
ワルド子爵みたいに強い相手だと、よっぽど油断してるかギャグパートでしか
無理かもしれないけど。
265名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 18:43:08 ID:qVWqMWDH
>魔に憑かれた人間ないし悪魔に近付くと、そういった存在が起こす霊障を自動的に自身も再現してしまうという特異体質。

悪魔憑きが何なのか語られないことにはどうしようもないな
てういか遠野とかも再現しちゃうのかな
266名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 19:49:56 ID:W0AaK/TD
あれか明王伝レイのあれみたいな感じかな
267名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 20:14:01 ID:jQYomhpH
むしろ設定的にウェールズの正体がセイバー
268名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 20:28:16 ID:awaTfhd1
>>267
おお、家を継ぐために男として育てられたサファイヤ姫パターンすね。
すとアンリエッタはガリア出身の騎士と不倫
269名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 22:43:35 ID:WLTMXuiY
>>268
何というビッチ

そして手薄になった本丸をクロムウェルに叩かれるわけか
270名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 23:18:05 ID:ideTazWd
黒桜召喚もええが
HFノーマル後の年老いた桜がルイズに召喚(御都合主義に若い頃の姿で)されるパターンも
外見16歳だが、実は精神は〇十歳のばーさん、ルイズに無茶な命令をされても孫にでも相対するようににこやかなに。
実際は若い頃の虐待の日々に比べれば屁でもねーぜ。
さて女怪盗フーケが狙うは学院の宝物庫に置かれてる「破壊の剣鎧」
何故かまるで全身を剣で覆われた人の形をした正体不明のマジックアイテムだった…

紆余曲折を経て桜の手が触れる「破壊の剣鎧」。反応するガンダールブの紋章…


つか桜ノーマル後のSS、少ねーー!
271名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 23:25:40 ID:phBG2R91
桜ノーマルで扉を閉じた士郎がハルケギニアに召喚
左手のおかげでもう誰かを守るってことくらいしか覚えてなくて
そこへコントラクトサーヴァントでルイズの情報が入ってきて
正義の味方ならぬルイズの味方に
長生きできそうにはないが。
272名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 23:41:26 ID:5LBKJUfA
初期のルイズはかなり追い詰められているから、下手に召喚すると逆襲されかねないのが型月クオリティ。
そんな死亡フラグ満載なルイズには、翡翠さんか琥珀さん(メルブラ補正済み)が最適かもしれない。
273名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 23:42:09 ID:vS688ouI
初期型のルイズにゃ欠陥が多いからなぁー
274名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 23:45:45 ID:idIEPL8l
>>272
それってギャグにしかなんねーwww
275名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 00:13:52 ID:dggUIp7q
Gルイズvsフーケゴーレムと申したか
276名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 00:13:59 ID:owANOf9g
>>210->>216をWikiに登録しておきました。
タイトルは勝手ながら『イタダキマァス』としております。
報告のためここに記させていただきます。
277名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 00:18:13 ID:fOUpDQ/P
キャスターを召喚。
紆余曲折を経て、タバサの家に招待される。
魔法の薬で心を壊されたタバサママを見て、トラウマがフラッシュバック……ジョゼフが切り刻まれて煮られてしまうのか。
278名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 00:23:53 ID:OiFJc1zt
キャスターvsミョズとか魔界大戦争になりそうだな
279名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 02:36:43 ID:QX4yFZ78
黒桜(ハーレムエンドw)をジョゼフに召喚させるというのを考えてみた。
黒セイバーがレコンキスタの兵を率いて原作とは比べ物にならないぐらい大惨事に。
ちなみにルイズはFateルート後の状態のセイバーを召喚。
鞘は自分しか守れないしエクスカリバー返しちゃったからバランスブレイカーにもならない。
280名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 07:48:05 ID:Uky9hti3
他サイトでの状況はどんなもん?

>Arcadia(いわゆる「理想郷」)
ttp://mai-net.ath.cx/
ゼロの征服王(ゼロの使い魔×Fate/Zero) ルキ氏 (征服王イスカンダル召喚)
ゼロの最強の使い魔(Servant Of TheZERO) 愁雨氏 (英霊エミヤ召喚)

>万魔殿〜パンデモニウム〜
ttp://www.h6.dion.ne.jp/~hp3/roki1.html
「Fate/zero servant」 (士郎召喚 ただしオリ設定)

>「宵闇の…」
ttp://yoiyamino.gozaru.jp/
「Fate and Zero」 (士郎召喚 ただしオリ設定)

>風牙亭
ttp://fuugatei.xsrv.jp/
「ゼロの真祖な使い魔」ガンダー氏 (アルクェイド召喚 ただしオリ設定)

>虚構の匣庭
ttp://www.ark.zaq.jp/miniature_garden/TOPindex.html
「ゼロの使い魔は殺人貴」(志貴召喚 ただしオリ設定)

なんつーかフツーに士郎や志貴を召喚できんもんか…
281名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 08:41:40 ID:6W2QTpql
>>280
>「宵闇の…」
ttp://yoiyamino.gozaru.jp/
「Fate and Zero」 (士郎召喚 ただしオリ設定)

はたしかデモンベインとのクロスも入っていたはず
そういえば、どっかのサイトでシロウがデウス・マキナを投影してたとこがあったはず
282名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 08:52:20 ID:Uky9hti3
もうどせなら風牙亭のTS死徒化した衛宮志保召喚もんでいいよ
283名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 09:44:54 ID:vF/8KyXb
>>282
なら俺はエミィをry



ところで、都古(祟り強化ver)召喚とかいかがなものか
284名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 09:59:57 ID:Uky9hti3
素直にタタリ召喚でええやん
一夜だけ色んな世界の各ルイズが召喚した色んな使い魔がせいぞろい
俺、ご立派な使い魔、マーラ様の勝ちに一票!
285名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 10:18:53 ID:yt1U8sha
むしろ今までルイズが召喚した連中でブロードブリッジっぽい何かをですね
286名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 11:02:46 ID:gvCUFpIF
オリ設定多すぎw
287名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 11:25:22 ID:ji2nDYiF
えっと、Zero/Stay nightの二話?なんだが、ランサーのルーン魔法についての説明で宝石魔術が2つあるような気がするんだが。

間違ってたらすまん
288名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 11:35:55 ID:pds1NmBU
例えば、世界扉による世界の汚染が無いとしたら――ハルケギニアで地球の魔術は使えるのだろうか。使えないのならば、積み重ねた戦闘経験および備わった戦闘能力のみでの活動になるわけだ。
……人以外に混血などもいるから十分か?

シオン召喚。
人間ではないモノになりつつも人に戻ろうと足掻く姿、極めて高い知識と知恵、戦闘能力の高さ。そして何より零子ハッカーという異能。使い魔を隠れ蓑に研究を続けるだろう。
289名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 12:23:26 ID:VoWYjCw3
>>288
いっそあまり戦わない方針で
グレートビックベン☆ロンドンスターもとい四次聖杯戦争後のウェイバーを召喚
他人の埋もれた才能を発掘する才能と、書物を読み解いて把握する才能だけでどこまでいけるのか。
290名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 12:51:22 ID:0yCUhDg9
そもそも、矛盾を嫌う型月世界が
態々自分から自分所の世界法則をハルケギニア側に流出させるわけがないとも思うんだよな
固有結界を嫌いに嫌って徹底的に邪魔するあのガイアたんだからなぁ

だから一部の人はそんなガイアたんの手が届かない体内に固有結界常時展開するわけで
世界扉が開いてるからといっても、案外大儀式不可能とかそういうオチだったりしてwww
291名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 12:59:06 ID:sEmqJPYi
>>289
あまり戦わない方針だと
探すのが得意な人がその技能で頑張ったり
家事と料理の達人がその技能で頑張ったり
謀略の達人が謀略で頑張ったり
うっかりの達人がうっかりで頑張ったり

大食いの達人が大食いで頑張る

???「レコンキスタめ 兵糧攻めとは姑息な真似を…」
ルイズ「あんたが毎日大量に食べるからでしょう!」
???「ルイズ魔術とは等価交換です 私が現界し続けるという奇跡をなすには
等しい価値のものを捧げる必要があるのです」

他にも
若返った金ぴかに青狸の英霊の係りをやってもらうとか…
292名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 13:01:38 ID:sEmqJPYi
>>290
矛盾を嫌うから
ガイアたん「お前らどっか行け!」で追放されて辿り着くとか…
293名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 13:01:46 ID:pds1NmBU
スレ違いかもしれないが、川上稔作品のGO AHEADシリーズは世界ごとに『概念』というものが設定されている。
錬金に代表されるハルケギニアの魔法を見る限り、物理法則が完全に崩壊している。となれば、どう考えても『矛盾許容の概念』があるとしか思えない。
余所の世界の概念を受け入れるくらいの度量はありそうだ。
294名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 13:07:18 ID:+qf9A9GF
どうしても理論や法則から考察に入らないといけないんだよなあ。
他のクロスオーバーに比べて敷居が高すぎると思うんだが。
ヒートエンドォォ! ウニ! お前に名乗る名前は無い! 反逆だ! その幻想を殺す! てめーは俺を怒らせた!
あいつらくらいの自由がなぜ無いのか。
え? 魔眼の使い魔? あれは自由っつーかフリーダム(同じだ
295名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 13:19:10 ID:sEmqJPYi
>>294
>あれは自由っつーかフリーダム(同じだ
カオスというかもっとおぞましき何かというか
少年誌におけるチャンピオンRED

傾いておる傾いておるのう…
296名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 13:25:51 ID:yxzFCRt9
はっはっは! へうげておるわ!
297名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 14:15:48 ID:NGkW+Txk
文明レベルのせいか、それともブリミルを神聖視しているためか、ゼロ魔世界ではコモンマジックと系統魔法以外を全て先住魔法で片付けているように思う。
ここに別系統の魔法を使うキャラクターを召喚したとして、新しい系統の魔法が広まる可能性はあるのだろうか。

リリカルだと魔法はプログラムであるから、科学がかなり進んでいないと構築する以前に理解できないだろうし……
型月だと世界に存在する魔術基盤にアクセスできるかどうかだし……って、こっちはむしろ先住に近いか? 世界の流れを扱うわけだし。ハルケギニアにはハルケギニアの、地球とは異なる基盤があるかもしれないし。
298名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 14:28:38 ID:Uky9hti3
>理想郷

漢の味方士郎しかいないでは無いか!
ワルド、ウェールズ、ギーシュさんの為に、ルイズ、アンリエッタ、モンモンを皆殺し…
299名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 14:31:07 ID:+VlhMLRx
>>297
ゼロ魔の作者がそこまで考えているか
怪しいところだが
300名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 16:33:29 ID:n5t4UZyz
「ゼロの使い魔」はラブコメのはずなのに中途半端にシリアスが混じってるのがイクナイ。
301名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 18:28:09 ID:iRCkA75B
とことん王道だから別に混じっててもいいじゃない
302名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 18:44:05 ID:+VlhMLRx
つまり、クロスしたり、独自の解釈をしたり、
弄りやすい素材とな?
303名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 19:32:30 ID:FVVWCj/k
>>279
デルフは信じられんほど頑丈だから、普通に戦う分には無問題
風纏わせて透明にも出来るし、ガンダールブの力が加わってるから
宝具使わなければ黒セイバーは勝てそうにない
304名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 20:38:39 ID:AasGM/8O
ゼロ魔の良い所は設定が適当なことだと思うんだが。
独自解釈とかしほうだいだし。
305名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 20:41:39 ID:qFQcmmMb
秋星さんを呼べばいいじゃない
306名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 21:00:04 ID:4C7lajlt
まあ細かい設定作って矛盾するより
最初からアバウトなぐらいが一番だろ
ファンタジー系は
307名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 21:30:08 ID:QX4yFZ78
>>303
そもそもガンダールヴでセイバーあれ以上強くなるのか?
あと風王結界がデルフに吸い込まれたらセイバー涙目だよねw
308名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 21:43:56 ID:4C7lajlt
>>307
アサ次郎やランスに剣技で負けてんだから
強くなれんじゃね?
309名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 21:53:20 ID:Hd1435j9
>>307
デルフなら風王鉄槌を何とか無力化できると信じてる。
310名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 22:24:03 ID:gM5ouS1c
なんかルイズと凛が微妙に似てる気がするのは俺だけでしょうか?
311名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 22:37:30 ID:AasGM/8O
>>310
彼女の胸はゼロじゃないぞ?
312名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 22:40:16 ID:S+SZL3HL
凛にはこれといった劣等感ないからなぁ
胸も桜と比べれば、って感じでそれほど気にはしてないし
313名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 22:58:28 ID:tGtx/U9Y
>>306
貴様はファンタジーをなめた!!(AAry
とりあえず近代ファンタジー小説の草分けは指輪物語なんだから「ファンタジーならアバウトでもいい」
なんて言っちゃいけない
314名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 22:59:57 ID:ksO3+QGo
トールキンは変態の域に達してるからなぁw
315名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 23:03:33 ID:+VlhMLRx
fateの中で、劣等感に関して微妙に似てるのは主人公かな。
へっぽこって言われてたし。
いや、最後の方は違うけどね。
316名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 23:03:43 ID:4C7lajlt
>>316
浅い知識で「ファンタジーならアバウトでもいい」と言ってすまない
謝罪する
317名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 23:17:03 ID:CB5a3X1e
ライトノベルならアバウトでいいんじゃないか?
318名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 23:21:25 ID:c7qvsql5
なんかティファニアと秋葉が微妙に似てる気がするのは、…ごめん、やっぱり共通点かけらもないな。
319名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 23:25:08 ID:2ZuKkUAG
これが胸?
320名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 23:30:58 ID:TQ3Dji6Q
>>318
まさにコインの裏表だな
321名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 00:00:07 ID:yxzFCRt9
凹凸だからな
322名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 01:04:12 ID:hwVFcZsV
>>321
洗濯板を横から見たら、確かに凹凸だな
323名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 01:10:25 ID:bBstUeMS
きれいなせいはいを召喚とか
324名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 01:53:53 ID:7h9IsAVL
>>282
じゃあ僕はバビューンなセイバーで
325名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 02:20:42 ID:eMcydZ/L
残骸を召喚とか。
ゲートが開けっ放しで延々でてくる。
フーケもアルビオンも全部物量で殲滅。
なんかHELLSINGみたいだなw
326名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 02:39:27 ID:wrhh7W+w
そのゲートからでっかい女神像とか、赤ちゃんとか。


やめてー! 新宿EDはやめてー!!
327名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 02:46:00 ID:BvbKNoCF
>>326
稀に見るたのしい欝ゲー!
稀に見るたのしい欝ゲーじゃないか!
フリッフリッフリッフリッ
328名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 02:55:03 ID:wrhh7W+w
>>327
本スレで好きな作品だったから、原作どんなだろうといろいろやってみて、昨日行きついてしまってから俺のハートはブロークンファンタズムなんだぜ?
当分暗い作品は見たくない。
魔眼の人よ! 早く来て!
329名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 03:29:43 ID:h0lZx3er
>>325
泥の次は残骸をお掃除する赤い守護者。
お仕事ご苦労様です。
330名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 03:49:05 ID:ZrrqJdef
>>315
いや、士郎は魔術へっぽこなことには劣等感あんまり持ってないんじゃない?
そこは仕方ないからがんばろうって感じで。比較対象もずっと無かったし。
戦争中は力不足を悔しがったてたけど、それはこの緊急時に満足に闘えるだけの能力が無い事に関しって感じで。
剣技の方もどうにかしようとしてたし。
魔法(術)使えないコンプレックスって言えば慎(ry
331名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 03:51:54 ID:66A3owBK
そういえば慎二が女の子だったら良ツンデレになるという話が以前性転換スレで(ry
332名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 10:33:15 ID:ziW1lye0
TSキャラならFateの元ネタの主人公が女でアーサー王がまんまの男ので
ttp://acro.lix.jp/fate/neta/kiwa1.html
333名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 10:44:24 ID:ziW1lye0
女主人公「あ、あたしなんか、強化しか出来ないへっぽこ魔術師で、眼鏡だし、胸小さいし、ルイズの足を引っ張ってばっかりなんだわーーー!」

ルイズ「い、いやなんだかさー元気だしなさいよ、気持ちはわかるからさあ、うんうん(ってわたしよりへっぽこで胸小さいってどうよ)」

ってフーケイベ、女主人公フーケに追われ宝物庫の中の秘宝「破壊の魔法陣」へ→女主人公ぴーんち、でずももも、と魔方陣からアーサー王召喚

ルイズ→女主人公→アーサー王な感じの主従関係
334名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 12:13:34 ID:v6JPPD0U
Zero直後のランスロット死んだと見せかけつつ召喚。
狂化終了してて理性的判断が出来る「完璧なる騎士」。
アロンダイトはエクスカリバーと対を成すという設定から対城宝具ということで。

え? それ狂ってないからただのオリジナルじゃね? という突っ込みには、
最後ちゃんと喋ってるからオリジナルじゃねえと言い張る。

………無理か。
335名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 13:07:49 ID:OOntd/ba
>>334
タルブの村にはF-15があるのか。
336名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 13:21:27 ID:KlIqM1Ce
シエスタの祖父だか曾祖父は、J衛隊員ですかい。
337名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 13:53:09 ID:hV4feGLL
>>336
キャスターのタコに食われたあの人ですね
338名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 13:58:06 ID:ZrrqJdef
丸呑みされて、胃の中は異界に繋がってたとか。
339名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 14:01:50 ID:ic8owYG6
>>334
4巻の会場おまけの漫画だと結構気さくだったよ?
340名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 15:15:37 ID:8S/dis/3
本当にすいませんでした
現状をよく知らないんです。どうしたらいいのか分からなかったんです。
途中から知ってしまったんです 
341名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 16:07:59 ID:BcmLRsF9
クロスオーバーって難しいな。
さっちんがさくらと共にロアと戦ったり金稼ぎの為に渺茫と戦ったり
あれを越えるのを書きたいもんだが思いつかんよ
342名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 16:55:24 ID:8S/dis/3
こんなことをしてすみません
本当にすみません
343名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 17:02:48 ID:mESJwJz+
本スレにもいたけど何こいつ
344名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 17:04:01 ID:fPd70b4w
謝罪というのは「何について謝ってるのか」まで明記するべきではなかろうか
345名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 17:04:13 ID:GM6M9soA
4人目の使い魔は記すことさえ憚られる
胸にルーンが刻まれる




秋葉「………」
346名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 17:06:09 ID:+RY4CoWs
つまり、ルーンが刻まれる際には刻む場所である胸ができるってわけだな
347名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 17:23:07 ID:8S/dis/3
口の訊き方が悪かったと反省しています
本当にすみませんでした
348名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 17:36:19 ID:vBVho5fp
ID:8S/dis/3はワカメ。みんなスルーだ!
349名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 17:45:46 ID:8S/dis/3
つまらない行動ばかりしました
もうしません
350名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:00:09 ID:8S/dis/3
人間関係がよくわからなくて、それでも人とかかわりあいたくて叫んだことを
してもうしわけありません
351名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:07:10 ID:OOntd/ba
>>341
あ……あなたはまさか……!
352名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:14:41 ID:2QaCGUih
>>341
もう閉鎖されたんだよな。
だが、あの作品は皆の胸に刻まれている。
353名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:16:09 ID:8S/dis/3
大学で勘違いしました
一応人とは関わってたのは本当です
354名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:32:16 ID:5+oeo3UF
>>352
でも、ネギまクロスの最終話だけはオレの胸に刻まれてないんだ。
誰かうぷってくれ。
お願いします。
355名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:35:24 ID:LeVruR+p
>>341
予告編好きでしたよプレデターとかの
いつか復活したらまた今までの作品載せてください
356名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:50:15 ID:pGgXICSY
>>354
書く前に閉鎖したんじゃなかったっけ?

つーかあそこはキ○ガイじみた奴が数人粘着してたからなー
エヴァンジェリンがシエル相手に格闘戦はむりぽってな展開を書いたら
まだ発売前のマガジンのページをどこからか入手して、それをソースに
「エヴァの格闘技能は相当なものです。矛盾してますよね」
ってなメールを送りつける変態もいたし
で、作者さん摩耗しちゃって自爆して閉鎖。あれは残念だった。
357名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 19:16:35 ID:8S/dis/3
ごめんなさい
358名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 19:28:43 ID:IcRp6QAW
書き込めるかな?
359名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 19:39:36 ID:8S/dis/3
ごめんなさい
360魔眼の使い魔(24):2008/01/30(水) 20:07:29 ID:IcRp6QAW
真っ赤な空に回転する巨大な歯車
地平の彼方を覆う煉獄の炎
荒れ果てた大地に墓標のように突き刺さる剣、剣、剣
「何なのよ、何なのようコレは!?」
パニクるルイズを庇い赤い外套の男と対峙するメドゥーサ
「挨拶も抜きでイキナリ“無限の剣製”ですか英霊エミヤ」
「嫌な仕事は先送りしない主義なのでね」
肩を竦めるエミヤシロウ
「“守護者”である貴方がこのハルケギニアに何の仕事で?」
「本来ならコッチは『アラヤ』の管理外なのだがね、君らが好き勝手やるものだからとう
とう私が出張する羽目になってしまったのだよ。もっとも管理外世界に渡るためにガリア
王の召喚に便乗するという裏技を使わせてもらったがね」
左手を持ち上げたエミヤの二の腕に輝くガンダールヴのルーン
「成程、ルーンの力で基本性能が軒並みブーストされているのですね」
つまりエミヤではなくE・M・I・Y・A
「これでは二人がかりでも勝ち目は薄いぞ?」
ティファニアを庇いつついつになく真剣なハサン
「それよりも問題なのはエミヤの左腕にルーンが刻まれているということです」
ビキィッ!
エミヤの頬が引き攣る
「つまりエミヤはガリア王とコントラクト・サーヴァントを……」
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
今目の前にある危機も忘れ腐った歓声を上げるルイズとティファニア
「ぬがああああああああああああああああツ!!!」
血涙を流しながら突っ込んで来たエミヤが手じかな地面に突き立った剣の柄に手をかける
「くあせN8#ph16&;@+p¥ふじこ!?!」
耳と鼻と口から鮮血を迸らせ崩れ落ちるエミヤ
「流石の英霊エミヤも、否、英霊エミヤだからこそこの剣の『毒』には耐えられんかった
な」
「随分な言い草だね〜命の恩人に向って。ま、久し振りの再会だしかわいこちゃんもいる
から全然オッケーだけどね」
ヌラヌラと青光りする刀身をくねらせて軽薄そうに笑う剣
「何故、何故貴方がここにいる…“魔剣ワカメ”!?!」
361名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 20:12:06 ID:mESJwJz+
魔眼の人キターwww
何ていきなり過ぎる展開w
362名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 20:16:26 ID:KlIqM1Ce
ペプシ噴いた。
363名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 20:32:19 ID:7Oh4v73A
魔眼乙
ワカメの元ネタが分からない俺は負けですか?
364名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 20:36:51 ID:12l65eZe
俺も分からん。アンリ慎二か?
いろいろ嫌すぎる
365名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 20:50:09 ID:GLqzc/yp
理想郷にあるそこに漢はいないじゃなかろうか
366名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 21:52:08 ID:pcpi6Dvr
さすがに盗作は駄目だと思うんだ
367名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:08:34 ID:baN8ZJAE
ガンダールヴ→セイバー、アーチャー、ギルガメッシュ

ヴィンタールヴ→ライダー

ミョズルニトニルン(だっけ?)→衛宮士郎、アーチャー



・・・・・・あれ?
368名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:19:55 ID:jPJsbWt+
メタネタが無いと魔眼って感じがしないよな
369名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:20:30 ID:HRyNYny8
>>356実際にむりぽなのにな。
つーか時代遅れの格闘術を幾ら修練しようとも、様々な流派を取り入れて洗練された近代格闘術の使い手に勝てる筈がないじゃない。
それで勝てるのなら、元々のスペック(反応速度など)が違うんだわ。
370名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:27:32 ID:1TKCrF3S
そういう話はやめようぜー
371名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:27:47 ID:X9DxAhv6
エヴァは確かに技術は高いけどさ
対城レベルには至らないまでも相当な格闘技術を有していて、
単純な身体能力もバケモノ級の吸血鬼退治のスペシャリスト相手の肉弾戦は流石に無理だろう
372名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:37:20 ID:WKn/gXQu
>>369
一応、特殊部隊の隊員が訓練でご老人の師範と手合わせして
あっさり投げ飛ばされたって話もあるが、ネギまは
そこまでガチな格闘漫画じゃないしなー
373Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/01/30(水) 23:38:53 ID:aMZJfK7g
>>372
 一応、バトルものとして認知されているんだな。>ネギま
374名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:44:35 ID:HRyNYny8
>>372それ、なん話の話?
375名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:47:34 ID:hwVFcZsV
新ジャンル「学園ラブコメと見せかけて、突然天下一武闘会」という認知 >ネギ
376名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:51:00 ID:/MXfv7QY
>>372
30、40年前に合気道師範の爺さんが合衆国大統領のSPと勝負してアッサリ組み伏せたって話はある。
別にSPと武術の腕はあんま関係無いんですけどね。
377名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:55:01 ID:8S/dis/3
どうしたらいいのか分からなかったんです
ごめんなさい
378名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:00:15 ID:5ux7yh6/
>>376
まじか!コンバット爺スゲエ……
379名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:02:57 ID:WbO09aLs
>>376

グラップラー刃牙の渋川先生のモデルになった人物のことかな?
正確にはケネディ大統領の弟の上院議員のSPだったと思うが。
そういう逸話を聞くと、むしろ古い武術の方が強いんじゃないかって気がして来る。
380名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:04:15 ID:S79oxNsZ
>>376
http://www.youtube.com/watch?v=eDC2MS5wozI
↑か。該当のシーンは6:30くらいにある。

逆に、どこかの武道の先生が、格闘家と立ち会ったら、
開始わずかでノックアウトされた…という話も聞いたことがあるんだが。
381名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:05:33 ID:UvDU84dw
本当に許してください
382名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:05:47 ID:jmI//oz2
現代格闘技は、ある程度の訓練でそれなりに強くなれる。
個武術は、極めればアホみたいに強くなれるが、そこにたどり着くのが恐ろしく難しい。
383Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/01/31(木) 00:06:10 ID:rf50QH4+
>>379

>古い武術の方が強いんじゃないか

 月並みだが、現代格闘技は洗練されているが試合に勝つ事がコンセプトだけど、
古武道は原始的だが殺す事、生き残る事をコンセプトに考案された。
384名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:06:44 ID:33yul9jG
ぶっちゃけよりその道を深く極めた奴が強いんじゃねーの?
相性なんかもあるだろうけど結局練度次第じゃねーかなと格闘技はさっぱりわからん俺が言ってみた
385Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/01/31(木) 00:13:19 ID:rf50QH4+
>>384
 俺は近代格闘技者のようにフィジカルに優れた奴が、
古武術のようなえげつない殺し技を何の逡巡もなく行使するのが最も恐ろしいと思う。
386名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:15:36 ID:mdGI3Wgn
>>379-380
それそれ。その方です。
まあSPってのは護衛が目的で、基本的な職務は警備体制の確保や、非常時には敵の確保じゃなく護衛目標を文字通り盾となって守ることにあるんで最強云々の話には不適格なんですけどね。

やっぱ武術や戦闘方法の類は、時代や文化背景、目的によって最適化されるものだと思うので、最強云々の話は浪漫の域を出ないと思う。
型月風に言うと、戦闘の相性ってやつかな。

つか動画のSPが
「え?こんな爺さんが相手ですか?止めといた方がいいっすよ」
から
「ちょwwwwううぇwwwまじかよwwww」
て感じで苦笑いしてるのが和む。
387名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:15:44 ID:u5pdW0hD
武道が活人術、武術が殺人術だったけ?
388名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:16:02 ID:UvDU84dw
知ったかぶりを繰り返してすみません
一体どうやったらいいのか分からなかったんです
389名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:18:00 ID:UvDU84dw
すみませんすみませんすみません
390名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:18:23 ID:oKUowkHL
>>383近代格闘術でも軍隊で教える、マーシャルアーツや徒手格闘は違うよ。
柔術や拳法の実戦的な所だけを取ってる。無駄が無い
391名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:18:33 ID:C1Bd7eRm
>>356
ちゃんと最終話まで書かれてた。
完結後一ヶ月もせずに閉鎖した。
392Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/01/31(木) 00:22:44 ID:rf50QH4+
>>390

>近代格闘術でも軍隊で教える、マーシャルアーツや徒手格闘は違うよ。

 あれは格闘なんてソフトな言い方をしているだけで実際は殺人術なので、近代格闘術に含めるのはどうかと思う。
 そもそも先に書いたコンセプトでは、古武術の方に近い。
393名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:23:52 ID:oKUowkHL
>>387活人剣とか
少ない数を殺して、多くを活かすって意味だったような。
394名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:26:52 ID:33yul9jG
>>392
じゃあロシアの軍式格闘技コマンドサンボは一応殺人術なのかね?
あるゲームの持ちキャラの流派がそれなんでふと気になった
395名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:27:37 ID:PD6bpR0X
古流と現代格闘技ではコンセプトが違うので比べるのがどうかしていると思うがな。
そもそもがスポーツ格闘技と護身武術とではルールのあるなしが技術体系を明確に分ける。
現代格闘技では急所のカバーが薄いが、古流では逆に一撃必殺が可能であるがゆえにコンビネーションの発達が流派にもよるが発達してない。
一長一短アリだ。
だいたい、古流では基礎体力鍛錬法が極端に欠けている。
当時の人間が現代人と比較して体力があるので技術が生きた。
皮肉なことに当時の伝承スタイルそのままでは生活習慣の変わった今の日本人を達人にするのは難しい。

そしてこの手の話題は書いといてアレだけど、ここ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1195633401/l50
でしなさい…。

完全なすれ違いだから。


…今月頭に投下する予定だったのに、ノーパソがね……同じ文章書き直すって、凄いストレスがかかるよね……orz

396名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:29:17 ID:S79oxNsZ
>>395
ご愁傷様です。
待ってますぜ。
397Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/01/31(木) 00:31:28 ID:rf50QH4+
>>394
 サンボは軍式のは確かに殺人術。
 普通?に習えるのは格闘技。
398名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:37:26 ID:oKUowkHL
>>392シエル対エヴァの話だと思ったんで

ロシアといえば
システマとか面白そうだよね。
399名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 00:38:07 ID:33yul9jG
面白そうと言えばクラブ・マガ
400Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/01/31(木) 00:44:04 ID:rf50QH4+
>>395
 やはりいいとこ取りのハイブリッドが強いな。
 まぁどうしてもあちらが立てば、こちらが立たずな要素もあるだろうけど…

 とりあえずギル亀は阿呆。

>>398

>システマ

 旬だな。
401名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 01:03:32 ID:PD6bpR0X
>>400
スレ違いやていうてるやんか…。
あと軍隊格闘技の夢持ちすぎや。軍人さんは色々と覚えないかんけん、教官クラスでなければ複雑な技術はもってへんて。強いけど。
マーシャルアーツは元々はアメリカのプロ空手のことや…ベニー・ユキーデが「グリーンベレーでもマーシャルアーツを研究している」とインタビューでゆうたのが定着しただけや…。

武道が現代の意味を持つようになったんは明治も後半になってからやで…。
殺人刀と活人剣はれっきとした新陰流の技法のことで心構えのことやないんえ…。

あとシステマはどう考えても捏造流派です本当にあ(ry

>>396
さっちん召喚か視点を別にして仕切りなおしした方がいいかなあとか考えてます。



あとギル様は萌えキャラだ。
402名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 01:06:15 ID:UvDU84dw
解決策が分からなかったので
知ったかを繰り返しました ごめんなさい
403名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 01:06:57 ID:E2PMCzpR
ギルっちは燃え、萌え両方いける両刀だってばさ
404Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/01/31(木) 01:13:34 ID:rf50QH4+
>>401
 …何で関西弁やねん。

>殺人刀と活人剣はれっきとした新陰流の技法のことで心構えのことやないんえ…。

 それは他の奴に言ってやってくれ。
 俺は言った記憶も無ければ、そもそもそれをよく知らない。

>あとシステマはどう考えても捏造流派です

 確かになんかのCMを連想させられる名前だしな。

>あとギル様は萌えキャラだ。

 あいつ、自分が神と人間の雑種なのを棚に上げて、
シロの事を雑種、雑種と連呼してウザいんだよ!
405名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 01:24:50 ID:PD6bpR0X
>スレ違いやていうてるやんか…。
>あと軍隊格闘技の夢持ちすぎや。軍人さんは色々と覚えないかんけん、教官クラスでなければ複雑な技術はもってへんて。強いけど。
>マーシャルアーツは元々はアメリカのプロ空手のことや…ベニー・ユキーデが「グリーンベレーでもマーシャルアーツを研究している」とインタビューでゆうたのが定着しただけや…。

ここまでが400あてで、あとは目に付いたのに適当にレス。番号ふるのは面倒なので省いた。
行明けで区分はつけたつもりだけど解りにくかった。すまん。
だけどやっぱりスレ違いだと思う。
>ギルは萌えキャラ
が下の方にいってたのはコピペとかあれこれしてたらいつの間にか。本当は最初に書いてた。

そしてギル様がシロを雑種…シロ?
……まあいいか。
ギル様の偉大さがわかると人生のよかったシールが萌えポイントで七、燃えで13加算されるんだぞ?
406Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/01/31(木) 01:27:24 ID:rf50QH4+
>>405

>生のよかったシールが萌えポイントで七、燃えで13加算されるんだぞ?

 ごめん。
 もう付いていけない。
 ホロウで見たような気もするが、いまいち覚えていないので意味不明。
407名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 01:31:26 ID:0PYbxnkA
>>380
合気道スゲー
でも他の格闘技の凄いプロとかと戦ったらどうなるんだろう。
映像ではみんな掴もうとして反撃されてるよね。
ボクサーのパンチとか受け流したり掴んだり出来そうな気もするし、
パンチの戻りが早くてフットワークの軽いボクサー相手だとやられそうな気もする
408名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 01:31:42 ID:PD6bpR0X
よかったシールはイリヤの空、UFOの夏に登場する小道具で関係はないよ。
まあいずれにせよスレチガイだからお互い自重しようやということで。
たまに暴走もいいけど。たまにでいいよ。
409名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 01:47:45 ID:7O3X0IK/
乗った奴がスレ違いだとか言っても説得力無いわな
あと、アホの相手すんな
410名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 01:53:50 ID:LI9bg9yX
システマは中国拳法の何かとそっくりっていうかそのもの
411名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 02:29:54 ID:oKUowkHL
>>401
システマはほんまに有るっちゅうねん。http://www.systemajapan.jp/systema.html
412名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 02:32:23 ID:PD6bpR0X
>>409
うん。
そういうわけだから、お詫びに三時半くらいに小ネタを投下します。
413小ネタ ゼロとさっちん:2008/01/31(木) 03:38:55 ID:PD6bpR0X
まだ全部はかけてないが書きながらということで。

 ルイズは自分の使い魔のことを気に入っている。
 ……まあ、その、気に入っているし好きではあるけど、別に恋人として愛してるとかそういうのはない。
 キスとかしたしいっしょのお布団で寝ているけどそういうのではないのだ。ないったらない。
「っていうか、女の子だし」
 しかも平民――ではないけど。
 吸血鬼だ。
 もっと悪いかも知れないけど。
 どうもシトという種類の吸血鬼で、ハルケギニアに棲む吸血鬼とは別の種族らしい彼女の使い魔は、しかしなんというか家庭的で可愛い女の子だった。
 ……家庭的で可愛くはあるが吸血鬼、というべきだろうか。
 召喚した日に出会ってから、ルイズはその使い魔を気に入っていた――という訳ではさすがにない。
 珍しい格好で可愛い女の子であるとはいえ、一見してその使い魔は平民にしか思えなかったし、吸血鬼であると知った時は嫌悪さえした。思わず失敗魔法を叩きつけてしまったくらいだ。
 まあ、ぶっちゃけありえないことではあるのだけど、制服着てても無茶苦茶タフな使い魔はどうにか耐え切ったのでことなきを得た。
 そんな主従ではあったが、二人はピンチを乗り越えるたびに強く近くなったりで、ギーシュに絡まれて決闘したりフーケのゴーレムと戦ったりアルビオンにいくまでに刺客に襲われたりアルビオンでワルドと戦ったり――
 なんだかんだとそんなこんなで、今の二人はあるのだった。
 今の関係は使い魔というよりも心を許しあえる無二の親友……みたいな感じだ。
 ルイズ当人は「いやその、吸血鬼で平民だし。あと私の使い魔だし」と応えるだけで明言は避けているのだけれど。
 いずれ彼女らはお互いに不満はない。ないのだが。
「あの子、ちょっと……ちょっとっていうか、並大抵でなくて不幸じゃない」
 そうなのだ。
 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、自分の使い魔に不満はなかったし気に入ってさえいるのだが、自身よりも強力な吸血鬼という存在であるにも関わらず――心配してしまっているのである。
414小ネタ ゼロとさっちん2:2008/01/31(木) 03:44:51 ID:PD6bpR0X
 ギーシュとの決闘についていえば、うっかりと拾い上げた香水瓶を力をこめすぎて握りつぶしてしまって何がなんだかわからないうちに決闘沙汰に。
 フーケのゴーレムとの戦いは真夜中の散歩をしているところを当時ミス・ロングビルと名乗っていたフーケが不審な行動をとっているところを目撃したために、口封じを目的に狙われたものだし。
 ……ちなみに、彼女はフーケが何をしていたのかが理解できなかったので口封じの意味なんかなかったわけだが、それをフーケが知ったのは七回目の暗殺を失敗して捕縛されてからである。
 アルビオンにいくまでの刺客とかワルドとの戦いは、まあルイズとの絡みではあったが、それだってもうちょっと上手く立ち回っていたのならば回避できたようなものである。
 特にワルドとの戦いについていえば、ウェールズ皇太子をなんとか逃げ延びさせた時点であんな戦いに付き合うことはないのだが……。
 いやいや、もっといえば自分の召喚に応じてゲートをくぐったのも不幸であったのではないかとルイズは思ったりする。
(なんかこー、シエル先輩という人に追い掛け回されて慌てて駆け込んだっていう話だものねえ)
 自ら選んでここにきたのではないと知ってなんかがっくりときたが、
「気にすることないよ。ルイズさんがゲートを用意してくれてなかったら、シエル先輩に殺されてたかもしれないから」
 と慰めてくれたりはしたのだが……。
 たいがいの事態に遭遇しても
「ピンチだよお」
「助けてトオノくん!」
 とか泣いたり喚いたりするのだが、結局は自分でどうにか解決してしまうこの使い魔を追い回して殺せる存在がいるというのがルイズには想像できない。ワルドですらもこの吸血鬼の使い魔には勝てなかったのに。
 ま、そう考えるのならば――
(私が心配することもないか)
 ルイズはそうも思った。
 どうにもすぐにピンチだよおとか言ってしまうあの使い魔の表情を見たら、ついついほっておけずになんとかしてあげた方がいいのかなあとか思ってしまうのだが、現実にはどうにかしてしまうのである。
 心配の必要はないのではないか。
 そんな風にも考えた。
415小ネタ ゼロとさっちん3:2008/01/31(木) 03:58:00 ID:PD6bpR0X
 ……で、彼女の目の前でモンモラシーを怒らせて追い回されて水系統の魔法を使われて苦戦しながらもどうにか退けたその使い魔であるところのサツキは、あいも変わらず「うう……怖かった……凄く怖かったよお」とか言ってたりするのだが。
(結局、どうにかしちゃったものね)
 なんとかモンモラシーを説得しようとギーシュを連れて二人を追っていたルイズは、溜め息混じりに思った。
 風のスクエアにも勝ったのに、水使いの魔法学院の学生に何をこんなにびびっているのかと呆れさえした。 死徒が水とかが苦手だという知識は彼女にはないので、そう思うのも仕方のないことである。
 
「もう、心配させないでよ、サツキ」
「ごめんなさい、ルイズさん」

 ふらふらと立ち上がり、ルイズへと寄りかかるさつき。

「ふう……大事なくてよかったよ」

 ギーシュはそういってから、手に持っていたワインの存在に気付き、グラスをさりげなく錬金する。当然のことながら青銅製だが、作りたてのせいなのかピカピカだ。

「さあ、喉が乾いただろう、飲むといい」

 モンモラシーに貰ったワインだが――ことの発端は彼女にあるのだから、まあこれくらいあげてもいいだろうとギーシュは考えながらグラスにワインを注いで差し出した。

「ああ、気が効くわね」
「いただきます、ギーシュさん」

 二人は受け取ってから――

「あ、これお酒だ……どうしよう」とサツキはとまどった。
「あら、変わった香りね」とルイズは芳香を楽しんでから、くいとひとあおぎに飲み干す。

「あ」
 とモンモラシー。


「ん?」

 ルイズは、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、その声に反応して顔をあげて。
 さつきの顔が、視界に入った。
 入って、しまった。
416小ネタ ゼロとさっちんおしまい:2008/01/31(木) 04:02:10 ID:PD6bpR0X
 ☆ ☆ ☆ ☆

 
 ルイズは自分の使い魔のことを気に入っている。
 いや、そんな言葉では足りない。
 愛しているのだ。
 男と女の愛は彼女にはほとんど経験なんかなくて憧れじみたワルドへのそれがあるくらいたけれど。
 そんなのとは比べ物にならないくらいに、その時のその想いは強力で強烈で。

「ふふ……サツキ……私を食べて♪」
「うわーん! ピンチだよぉぉぉぉぉ! 助けて遠野く〜〜んッッッッ!」



 弓塚さつきは、とりあえず何処の世界に行っても不幸なのであった。



 おしまい。
417名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 04:03:00 ID:pvOlgpEZ
ここから、広げてみた物を見てみたい気がする
支援!
そして、おやすみ〜
418小ネタ ゼロとさっちん:2008/01/31(木) 04:07:52 ID:PD6bpR0X
最初のスレでワルドと対決したあの世界観っぽく。
まあこれにて。

(困ったらさっちんのネタでお茶を濁すのもありかって気がしてきた)


ではおやすみなさい。
419名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 04:59:53 ID:btAlN0a4
>うっかりと拾い上げた香水瓶を力をこめすぎて握りつぶしてしまって
「うう、臭い取れないよぅ……」って嘆いてるさっちんを幻視した
420 ◆SZbjEjGzik :2008/01/31(木) 07:37:57 ID:4YROCpq+
ネロカオス「私はこの世界に召還されて新しく生きる目的を得ました」
 
ネロカオス動物博士
421名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 09:39:50 ID:vekGlI5b
理想郷で金ぴか召喚されてますな
422名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 09:42:47 ID:tYvZjKOx
月厨を名乗るならせめて召喚と召還を誤字るようなことはやめようぜ。
他の誤字はむしろ推奨
423名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 09:48:30 ID:vekGlI5b
魔眼の使い魔とゼロとさっちんWikiに登録しておきました
424名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 11:40:53 ID:MUCuy/Yx
ロアの転生対象、社会的地位があって素質のあるもの。
ルイズにぴったりじゃね?
425名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 11:43:37 ID:+oMtuDOp
>ロアの転生対象、社会的地位があって素質のあるもの。
死徒は長い時間存在し続けるために、その性格はやがて攻撃的かつ厭世的になっていくらしい。ガリア王ジョゼフがぴったりかもしれん。
426名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 12:05:18 ID:UvDU84dw
大学生活を続けさせてください
でも時間の速度について行けないのでしばらく覚えます
427名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 12:47:50 ID:GubhWuC2
がんばれさっちん。きっといつか暗殺者が君に答えてくれるさ。
GJ
428名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 17:49:13 ID:6oelQwou
http://mai-net.ath.cx/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=etc&all=2589&n=0&count=1

我様召喚モノを見つけたので貼っときます。

即出だったらスマソ。
429名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 17:52:33 ID:IOkJqtOB
>>428
他所のURLをそのまま貼り付けるとか、双方に対して失礼とおもわぬかね?
430名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 18:00:25 ID:tYvZjKOx
>>428
既出っつーか理想郷おさえてない奴いないだろ。しかも直リンとか……
半年ROMるべき
431名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 18:02:21 ID:rGNMm7s5
>>430
俺2Chの関連スレしか見てないや

なんか聞いた話あんま良さそうなイメージなくて……理想郷
432名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 18:14:53 ID:MUCuy/Yx
ギル召喚初っ端から誤字で笑った
433名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 18:15:57 ID:pvOlgpEZ
>なんか聞いた話あんま良さそうなイメージなくて
噂を鵜呑みにしない方が良いよ。
好き嫌いで語ってる人も居なくは無いから。

>>428
常識で考えて、直リンしない方が良い。
今後、気を付けてくれ。
434名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 18:23:03 ID:mdGI3Wgn
>>431
大型SS投稿所、あとSS捜索版ってのもある。色々な意味で大御所。
まあSS投稿ってことで作品はピンからキリまで。

でも感想が2chとノリが相当違う、つーかよく荒れる。
管理人の胃を荒らすまでに荒れる。
以上スレちゴメン。
435名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 19:45:33 ID:g9UglPcS
ビビットピンクでカレイドルイズ
436名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 19:57:47 ID:vTtcwc/g
桃色の宝石って何があったっけ?
とりあえずタバサならカレイドターコイズ…………なんてなw
437名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 20:03:14 ID:33yul9jG
桃色……ピンクダイアモンドとかピンクパールとかローズクォーツとかピンクトルマリンとか
438名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 20:58:32 ID:0PYbxnkA
頭にピンクって付かないのだとクンツァイト、ラズベリル、パパラチアとか
あまりメジャーじゃないな。
439名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 21:01:02 ID:33yul9jG
ルビーもものによっては濃いピンクみたいなのがあるっけ
色違いはコランダムって言うんだったか?
なんか混ざったかな
440名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 21:05:33 ID:vTtcwc/g
コランダムのうち青いのがサファイア、赤いのがルビーだったっけ?
とかいいつつコランダム自体の色は知らんがw
441名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 21:07:39 ID:dB2VDh2N
赤以外のコランダムは全部サファイア
青以外は色名頭に付く
透明なのがホワイトサファイアと言うように
442名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 21:16:42 ID:0PYbxnkA
カレイドピンクサファイアだったら全員コランダムだな。
443名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 23:41:46 ID:dOHRBLM1
薔薇輝石
宝石用に加工しづらいけど、綺麗で珍しい石だよ
444名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 23:53:08 ID:8jB0MG4U
こうなたら瀬尾召喚だよ。
未来視とガンダ補正だけでどこまでやれるか?
できれば某魔王のごとくガリア王を同人にはまらせて欲すい。
445名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 23:57:54 ID:33yul9jG
>>444
つまりアシスタントに後の作家ガリアン・ヨーゼフに至る若き日のジョゼフの姿があったと
446名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 15:37:34 ID:UZIqTwaM
未来視にガンダって、式並じゃねーか!
447名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 16:41:01 ID:s+3XOqMZ
そういえば魔眼の人のは相変わらず面白かったけど、最初の方でこの世界にも弓凛コンビが来ている風なことは示唆されてたよーな気がするのだが。
……まあ痴女だから別にいいんか。
448名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 17:02:34 ID:EVcGxxzS
抑止力エミヤと、現界したままの鯖アーチャーが同時に存在しても
おかしくはないんじゃないか?
449名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 18:27:31 ID:ZNT13tla
予想外の事がおきたら(消えるはずのアチャが生き残って受肉とか)
おかしくない状況だろうな

まぁそれでもアチャ男なら淡々と排除しにいきそうだけな
抑止力はそもそも感情無いし 傍迷惑な剣の投げあいが見れそうだなw
450名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 19:44:48 ID:s3NISaeM
>士郎召喚(オリ設定多すぎ)
せめて正義の味方のやりすぎで処刑された直後に召喚の半アチャ化した士郎召喚でどうか?
451名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 22:30:30 ID:MZ2FxPK4
>>450
オリ設定ない士郎ならいいのかと一時間問い詰める気はない


アチャなぁ……ギーシュが
452ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:40:43 ID:V2FBhT7m
5分後に投下を予約したく存じます
453ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:45:45 ID:V2FBhT7m
誰も居ないので投下させていただきます。
10レスくらいの予定です。
454ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:46:23 ID:V2FBhT7m
 虚無の曜日。それはハルケギニアの人間達が最も愛しているだろう曜日。全人類に与えられた休息のための日である。
 よってトリステイン魔法学院も授業は休みとなり、教師も生徒も貴族も平民も分け隔てなく英気を養い、次の日に備えるのだ。
 寮の自室で黙々と本を読み続けるタバサも、例外なく虚無の曜日を愛していた。誰にも邪魔されず気兼ねせず読書に没頭できるこの時間。
 そんな時間がノックの音に邪魔される。トントントンと部屋に響くノックの音。親愛を表すのはノック三回。
 しかしタバサにとっては煩わしい事でしかない。とにかく彼女は干渉されることを嫌うのだ。なので相手が諦めるまで居留守を決め込むことにした。
 とんとんとんとん。ノックの音はしかし止まない。ノックの主はタバサが部屋にいることを確信しているのだろう。中々帰る様子が無い。
 タバサは彼女の身長よりも大きな杖を取り出し、魔法を使うことにした。誰にも邪魔されず本の虫になるために。
 杖を振るうと、ノックの音が聞こえなくなった。彼女が使った魔法は風系統の魔法、『サイレント』。周囲の音を消してしまう魔法である。静けさを好み、風のメイジである彼女はこの魔法を愛用していた。
 そうしてまた読書に戻るタバサ。ページをまくる音すら消えた無音の中で、眼鏡の奥の目を輝かせて紙の上を踊る文字に没頭していく。
 数ページ本をまくったところで、タバサは自分の傍に誰かがたったことに気付く。顔を上げて確認すると、其処には褐色肌の長身女性が居た。キュルケだ。
 ドアには『ロック』の魔法で鍵をかけていた。にもかかわらず部屋へ入ってきたという事は、『アンロック』の魔法で開錠してきたらしい。両方ともコモンマジックであるため、メイジなら誰でも使うことができる魔法だ。
 ちなみに、『アンロック』を学院内で使用することは重大な校則違反なのであるが、キュルケにはそんなことは些細なことらしい。
 不法侵入を果たしたキュルケはタバサに身振り手振り交えながら話しかけているようだが、『サイレント』の魔法の効果が未だ続いているためタバサに声は聞こえてこない。
 仕方なくタバサは『サイレント』を解除した。読書の邪魔をする輩には『ウィンド・ブレイク』でも使って部屋から退場してもらうところだが、タバサの友人であるキュルケは数少ない例外だった。

「ターバーサっ♪ 出っ掛けっましょっ♪」
「虚無の曜日」

 友人の誘いを短く簡潔な言葉で断るタバサ。簡潔すぎて意味が伝わりにくいが、キュルケには伝わったので問題ない。タバサは休日はとにかく本を読んで過ごしたいのである。
 しかしキュルケは動じず、座っているタバサに後ろから抱きついた。ルイズより小柄で細いタバサの体はキュルケの長身に簡単に覆われてしまう。そしてキュルケのメロンのような乳房がタバサの青髪頭に乗りかかって形を変える。重い。
 
「あなたにとって虚無の曜日が読書の日であることは知ってるわ。けどたまには街までおいしいものを食べに行ったりしてもいいと思わない?」
「学院で十分」
「そういわないで。パイと紅茶のおいしい店があるのよ。奢ったげるから行きましょ?」

 タバサは少し考えた。奢りでおいしいものが食べられるのは確かに魅力的だ。それに本は移動、食事の最中に読んでいれば今と読むスピードは変わるまい。なにより、この友人の誘いを断るのに消費するエネルギーは、承諾した場合に消費するそれより遥かに大きいと判断した。
 小さく頷いて椅子から立ち上がり、窓を開ける。そして口笛を吹くと窓から身を躍らせた。タバサの行動の意味を察し、キュルケもそれに続く。
 5階の窓から落下する彼女達を、口笛を聞いて飛んできた風竜が受け止めた。タバサの使い魔、シルフィードである。

「相変わらずあなたのシルフィードは惚れ惚れするわね」

 キュルケが感嘆の声を漏らしているのを聞きながら、タバサはシルフィードに王都に飛ぶように指示を飛ばす。それが終わると先ほどの本の続きを読み出した。

「そういえばヴァリエールも何処かに出掛けてるみたいね。馬に乗ってるのを見たわ」

 キュルケが何か言っているが、タバサにはどうでもいいことだ。高スピードで流れる風も気にせず、シルフィードの背びれにもたれながら本の世界に没頭していった。
455ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:46:48 ID:V2FBhT7m
「到着、と」

 馬に乗って揺られること数時間。城下町のトリスタニアにルイズ達はやってきていた。目的は彼女の好物、クックベリーパイ。
 しかしルイズ一人が食べるためにここまでやってきたわけではない。夢でレンに提案した通り、彼女の働きの報酬としてクックベリーパイを与えるために来たのだ。自分も久しぶりにパイを食べようと思っている。
 レンは馬に固定した籠に入れていた。馬で走っている道中、少し鳴いていたが仕方あるまい。レンを抱いて乗馬はできないし、猫のレンが馬に乗れるわけも無い。

「さ、行くわよ」

 ルイズは籠を開けてレンを掴み出そうとする。が、それよりも早くレンが籠から飛び出した。

「あ、ちょっとこら!?」

 飛び出した勢いのままレンは走り出した。とととっと駆けるレンはすぐ傍の路地裏に入ってしまう。

「レン! 何処行く気よ!? これからクックベリーパイを食べに行くって言ってるでしょ!?」

 慌てて猫に向かって叫びながらレンを追うルイズ。まずい。猫の動きは素早く機敏だ。こんな路地の多い城下町ではぐれた場合、うまく合流できるかは非常に妖しい。レンが入った路地に向かってルイズは急ぐ。

「お待たせしました、マスター」
 角を曲がろうとしたところで、路地から出てきた人物に行く手を遮られた。
 ルイズの足が止まる。完全にそいつに目を奪われていた。レンを追わなければ、という考えは吹っ飛んでいた。だって目の前に居るのだから。

「あ、あああ、あたあんあんたたたたた」
「北斗神拳ですか?」

 むしろルイズはYOU『に』SHOCK!! 

「あんた、何でその姿なのよぉ!?」
「似合いませんか? この帽子。マスターの様子からして耳は隠すべきだと思いましたので、用意しておいたのですが」

 レンは真っ白で淵だけが黒い、大きなベレー帽のような帽子を着用している。成程、確かにすっぽり被されているそれは彼女の長耳まで覆い、帽子を被っている限りエルフと疑われることはまず無いだろう。
 だが問題はそこではない。レンは今帽子を着用している、いやできる状態になっている。つまり、夢の中で見た銀髪の幼女の姿になっている、という事で――。

「あんた夢以外じゃ人型になれないんじゃなかったの!?」
「あら、そんなこと言った覚えはないけれど? 言わなかったかしら?」

 そういった人間型のレンは、自分が仕掛けた取って置きの悪戯が成功した子供の笑いを浮かべていた。くすくすくすと実に楽しそうだ。
 無論、ルイズが楽しいわけは無い。瞳と眉と肩をいからせてレンを糾弾する。

「言ってない! 絶対ゼッタイ聞いてないわよ私! っていうよりあんたわざと言ってなかったでしょ!?」
「落ち着いてくださいなマスター。周りの人の迷惑ですよ?」

 確かに、大声で幼女に向かって叫ぶ貴族の姿は通りを歩く人々の視線を集めていた。そんな言葉でごまかされるルイズではなかったが、ひとまず声は抑える事にする。

「……つまり、あんたいつでも人型になれるのね?」
「代価無しに、というわけにはいかないわよ? この姿になるのは魔力、いえ精神力を消費するから」
「ならなんで今までは猫だったのに、今は人になるのよ?」
「猫の姿じゃお店に入れないじゃないの。今日は私にクックベリーパイを食べさせてくれるんでしょう?」
「それだけ!?」
「それ以外に理由が必要なの?」

 いつもの不敵な笑顔で答えるレン。しかしルイズは納得できない。じーっとジト目でレンを睨む。

「ほらほら、そんな顔してると可愛い顔が台無しよ? 早く行きましょう」
「何よ、そんな言葉で誤魔化されないからね」

 そう言ったものの、何時までもこんなところで口論していても意味が無いことくらいルイズも承知している。時間を無駄にする前に移動することにした。べ、別に可愛いって言われたのが嬉しかったわけじゃないんだからね!
 未だぶすっとした顔で歩いていくルイズの後ろを楽しそうに笑いながらついていくレンであった。
456ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:47:12 ID:V2FBhT7m
「着いたわよ」
「へぇ、ここがそうなの」

 少し歩いて二人は目的の場所へ着いた。パイの形をした看板が目を引き、一目で喫茶店の類と推察できる。レンはなにやら店名の書かれた看板をじっと見つめている。何かおかしなことでもあるのだろうか。
 
「店名がそんなに珍しいの?」
「そうじゃなくて。そういえば私、こっちの文字が読めないんだな、って」
「え、そうなの? その割りに流暢に喋るわね」
「私は向こうの言葉を喋ってる筈なのよ? 喋ったり聞いたりする言葉が勝手に翻訳されてるみたい。あの召喚ゲート、たいした物ね。ま、それは後。とにかく入りましょ」
「そうね。財布は持ってるわね?」
「勿論。落とすようなドジはしないわよ」
「スリも多いんだから気をつけなさいよ?私の今月分のお小遣いが入ってるんだから」
「それなら貴女が持ったら?」
「従者がいるときはそいつに持たせるのが貴族の基本なの」
「そういうものなの?」

 そんな会話を交わしながら二人はお店へ入る。ドアを開けると、からんからんとベルの音がまず二人を迎えた。
 店員に案内されて二人は席に着く。それなりに大きいテーブルに二人は向かい合って座っていた。昨夜の夢の位置と同じだな、とルイズは思った。

「ご注文はお決まりでしょうか?」
「クックベリーパイをワンホール。それと紅茶を二人分ね」
「かしこまりました。少々お待ちください」

 注文も終わって、後はパイが届くのを待つのみだ。
 となると、やることと言えば目の前の幼女と話すくらいしかない。つとレンの顔を見ると、彼女のほうから話しかけてきた。

「スリが多いって言ってたけど、この街治安が悪いの?」
「そんな事無いわ。トリステインの城下町よ? 一番治安は良いわよ。けど、魔法を使うスリもいるから、そういうやつに狙われると一瞬よ」
「メイジは貴族なんじゃなかったの?」
「貴族じゃないメイジもいるのよ。没落した貴族が仕事が無くて泥棒まがいの事に身をやつしたり、色々あるのよ」
「ふーん。そうそうルイズ。私、この姿で貴女の使い魔と紹介される気はないから、そこの所はよろしく」
「はあ!? 何勝手に決めてるのよ!」
「ルイズ、私はこちらでは珍しい使い魔なのよね?」
「そうだけど、それがどうしたのよ」
「こちらにも居るでしょ? レアな道具とか動物とかを見境無く集めるような人ないし機関は」

 レンの言葉で、 自分の姉の一人、エレオノールが所属している魔法アカデミーの事を思い出す。正直あまり良い噂は聞かない。新しい魔法の為にはいかなる犠牲も厭わないとか、実験と称して珍しい生物を解剖してしまうとか。
 身内の事を悪し様に言いたくは無いが、そんな所にレンの存在が気取られた場合、さっくり彼女を持っていかれてしまうかも知れない。もってかないでー。

「居るのね?」
「……ええ。良く知ってたわね」
「珍しい物を自分の物にしたがる人間は何処にでも居るという事よ。とにかく、そういうところに気取られると面倒でしょう?」
「せっかくクラスメイトたちに自慢してやろうと思ったのに……」
 
 そんな会話をしているうちに、大皿に乗ったクックベリーパイがテーブルに運ばれてきた。パイから漂う爽やかな匂いにルイズの胸が躍る。レンも食い入るようにしてパイを見つめている。

「それではいただきますね」
「ちょ、レン!」

 ルイズの声も聞かずにレンはクックベリーパイに手を伸ばすと、がぶっと齧り付く。その瞬間。ぴょこんと彼女の帽子から猫耳が飛び出した。

「!?」
「なかなかね。ショートケーキほどじゃないけど」

 ルイズがパイを食べる前だったのは幸いだった。もし先にパイを食べていた場合、向かいに座るレンがパイまみれになっていたことだろう。
457ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:47:32 ID:V2FBhT7m
「……何よ?」

 変な顔をして自分を見ているルイズに、咀嚼し終えたパイを飲み込んでレンは聞く。
 ルイズはごしごしと自分の両目を擦って、改めてレンの頭を見る。相変わらず彼女の頭部には白い帽子が乗っかっているだけだった。

「い、いいえ、何でもないわ」
「ルイズは食べないの? 冷めるわよ?」
「食べるわよ! それより、あんたご主人様より先に食べるなんてどういうつもりよ。おまけに手掴みで食べるなんてマナーがなってないわよ」
「このパイは私の働きへの褒美でしょう? なら私が先に食べるのが道理というものよ。それにフォークやナイフで切るとパイの形が崩れるし、中身がはみ出るじゃない」

 そう言いながらレンはまたパイを一口。さくりと小気味よい音がルイズの耳にまで届く。
 確かにパイをナイフで切ると、綺麗に切れずにパイ皮が破れてしまうことは往々にしてある。それでも手掴みで食べる、なんてことは両親の躾が厳しかったルイズに許せるものではない。

「横倒しにしてから切れば良いのよ。ほら、こうやって」

 ルイズも一片パイを取ると、自分の取り皿にパイを横に立ててナイフを入れた。成程、パイ皮が散らばることなく綺麗に切り取られる。そのパイにルイズはフォークを突き立てレンに見せた。

「ね? 綺麗に切れるじゃない。あんたのやり方だと手にクックベリーが付いちゃうわよ」
「横にするとお皿にソースが残って勿体無いわ。手に付いたのは舐めちゃえば……」
「だから行儀が悪いって言ってるの!」

 ルイズの言葉も気にせずに、レンは親指に付いたジャムをぺろりと舐め取る。その仕草に愛らしさも感じたが、しっかり躾をしなおさねばとも思う複雑なルイズだった。
 だがその前に、何は無くともクックベリーパイである。久しぶりに食べる好物をルイズも楽しみにしていたのだ。先程フォークで切ったパイを口に運ぶ。

「〜〜〜っ♪」
 
 ザクッとしたパイの歯ごたえのあと、プチュクチュと口の中で潰れていくクックベリー。パイの香ばしい風味とクックベリーの甘酸っぱさが渾然となって歓喜に震えるルイズ。
 あっという間に一切れを食べ終え、大皿のパイへと再びフォークを伸ばす。その時、ふと自分の事をパイを齧りながら見ているレンに気がついた。相変わらず手掴みである。

「どうしたのよ?」
「別に。ただ幸せそうに食べているな、って」

 笑いながら言うレンにちょっと恥ずかしくなり、俯いてしまう。何だ、自分だって美味しそうに食べているくせに。
 二つ目を食べ終えたレンは右手にべっとりついてしまったクックベリーに赤い舌を這わせている。手首から指先までゆっくりと長い舌を蠢かせている様は、無邪気さと淫靡さの同居する矛盾した光景。
 こんな風にパイとお茶に舌鼓を打って四方山話に花を咲かせる。それは楽しい時間だった。公爵家の産まれでありながら、落ちこぼれでしかもプライドは高かったルイズ。今まで親しい友達ができなかったのだ。
 こうやって気の置けない相手とお喋りをしながら食事をする。学院の皆が普通にやっていることをルイズは生まれて初めて体験していた。
 順調にパイを減らしながら会話を楽しむ二人。とても穏やかな時間が流れる。
 そこでルイズはもっとこの使い魔自身の事について聞かねばならないと思い出した。何しろこの使い魔、性格が悪い。

「レン。あんたもう私に隠してることは無いわね?」
「嫌ですわマスター。私、今まで隠してた事なんて一つもありませのに」
「よく言うわ。人になれる能力は言わなかった癖に。他には黙ってることは無いの?」
「そうだ。これは言ってなかったわね。私が存在するためには、マスターまたは他の魔術師からの魔力が必要になるから」
「どういうことよ?」
「分かり易く言うと、私は誰かの精神力がないと生きていけない、と言う事よ」
「ちょっと! 大事じゃないそれ!」

 思わず椅子から立ち上がってレンに向かって叫ぶ。自分の生死に関わることを何故最初に言わないのだ、この大馬鹿は!?
 しかしそんなルイズに淡泊な口調でレンは言う。

「やっぱり知らなかったのね」
「あんたが言わなかったからでしょ!?」
「私が居た世界では当たり前のことだったからよ。こっちの使い魔が向こうと全然違うのを思い出したからひょっとして、と思ったの」

 レンの落ち着き払った態度を見て、ひとまずルイズも椅子に座り直す。
458ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:48:01 ID:V2FBhT7m
「普段は貴女から精神力を貰ってるから別に問題ないわ」
「そう……って、それって私が魔法を使えなくなるって事じゃないの?」
「極僅かなものよ。一晩眠ればすぐに回復するわ。けど、大きな魔術を使ったりした場合は貴女に回復を頼むかも知れないわ。これは絶対に譲れないからね」
「分かったわ。生死に関わるんじゃ断れないわね。で、どうやったら回復できるの?」
「それは――」
「あら、ルイズじゃない。珍しいわね、あなたが誰かと一緒に居るなんて」

 レンの言葉が来店した女性の言葉に遮られた。ルイズの顔が思いっきり不機嫌になる。つまり、彼女の仇敵キュルケだった。

「何? 何か用?」
「同級生を見かけたら声くらい掛けるじゃない。あ、店員さん? ミートパイワンホールと紅茶二つ、お願いね」
「ちょっと! 何で私たちのテーブルに座るのよ!」
「だって他は一杯じゃない。どうせ相席なら知り合いの居る所のほうがいいでしょ?」
「私は良くないわよ! せっかくのクックベリーパイをなんでツェルプストーと一緒に食べなきゃいけないのよ」

 ごねるルイズだが、マイペースにキュルケは聞き流す。そして、ルイズと同席している白い幼女に目を向けた。
 
「初めまして。キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーよ。こっちの娘はタバサ。あなたのお名前は?」
「アルク・ド・ブリュンスタッドと申します。以後お見知りおきを」

 立ち上がってキュルケたちに会釈するレン。その自己紹介に眉をひそめたのは勿論ルイズだ。
 
「ちょっと、レ「良いじゃないルイズ。貴女のクラスメイトなんでしょう? 友情を深めるには良い機会じゃなくて?」

 ルイズは二重の意味で渋面になる。一つは彼女がアルクと名乗ったこと、もう一つはルイズにキュルケ達との相席を促したことに。
 片目を閉じてウィンクするレン。どうやら突っ込むな、という意思表示らしい。
 レンの同意を得て、キュルケとタバサが椅子に座る。キュルケはレンに興味があるようで、隣のレンに話しかけ始めた。

「ブリュンスタッド……。聞かない家名ね?」
「無理もありませんわ。山奥の領地ですもの。知っている人の方が少ないでしょう」
(領地って何よ!? あんた猫でしょうが!?)

 ルイズは即座に心の中で突っ込みを入れる。反応は良いが突っ込みの角度が甘い。吉本に入るにはまだまだである。

「あなた、魔法学院では見た事ないわね。まだ通える年齢じゃないのかしら? ……まあ、見た目通りじゃない年齢の娘もいるけど」
「キュルケ。何でこっちを見ながらそんなことを言うのかしら?」
「そんなの聞くまでも無いでしょ、ルイズ」
「なんであんたが答えてるのよレン!!」

 怒鳴るルイズにけらけらとキュルケは笑う。レンも口に手を当てくすくすと笑っている。タバサは我関せずと本を読んでいた。

「ところで、その娘はアルクちゃんでしょう? なんであなたの使い魔の名前が出てくるの?」
「え、いや」
「ルイズ、確かに私は真っ白な服だけど、貴女の使い魔と間違えるのはひどいのではなくて?」

 さらっとフォローを入れるレン。ルイズがレンの名前を言い間違える事は想定済みだったようである。
 だがルイズは感謝の気持ちなど浮かばない。そもそもこの使い魔が勝手に自分の出自を捏造している事が原因なのだから。

「成程? ルイズったら随分自分の使い魔に首っ丈なのね」
「そうなのです。今日は随分彼女からレンのことを聞かされましたわ」
「あっはっは! まあ仕方ないかもね。ゼロのルイズが初めて魔法を成功して召喚した使い魔だもの。それにメイジにとって使い魔は大切なパートナー。ベタベタ甘やかすメイジも珍しくないしね」
「だ、そうよ? もっと貴女の使い魔の事、大事にしてあげなさいな」
「どの口が言うのかしらあんたは……」

 ルイズはすらすらと出てくるレンの口上に呆れる。大事にしろ? ツェルプストーの人間と楽しく話すような奴なんて敵だ敵!
 けしてこの恨み忘れぬ、と不機嫌にレンを睨みながらパイを口に放りこみ、お茶で流し込んだ。

「ルイズ、もっと味わって食べなさいよ。勿体無い」
「うっさい。あんたもとっとと食べなさい。これ以上ここに居ても不愉快なだけよ」
「出るの? もっと食べましょうよ。こっちに来るのって時間かかるじゃない」
459ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:48:27 ID:V2FBhT7m
 ざくざくとクックベリーパイを齧りながらレンが言う。ツェルプストーと同席など御免蒙るが、ルイズもまだ食べ足りないというのは同感だ。

「なら何か買って帰ればいいわ。そこの店員。スコーン6つ、持ち帰り用に包んで」
「随分食べるわねえ。甘いものばっかり食べると太るわよ?」
「お生憎様、私は余分な肉なんて付かないの。あんたこそ肉ばかり食べてると今以上に脂肪の塊になるわよ」
「へえええ、言ってくれるじゃない、胸の脂肪もゼロのルイズ?」

 一触即発。緊迫した空気が辺りに漂う。ルイズとキュルケは地獄の底から響くような不気味な笑い声を上げながら睨み合う二人。ふっふっふっと哂いながら目は憤怒に染まっている。タバサは相変わらず本を読んでいる。
 そして、レンは。

「ルイズ」
「何よ!?」

 視線を激しくぶつけていたキュルケからレンの方へ顔を向けると、目の前にレンの顔があった。その至近距離にルイズが反応する前に。

ぺろり。

「っ!?」
「ジャムが付いてたわよ。貴族ならもっと身嗜みに気を使いなさいな」

 呆然とするルイズ。キュルケも少し驚いたらしく、今までルイズに向けていた敵意を霧散させてレンを見ている。そしてタバサはまだ読書にいそしんでいた。
 何をしたのかといわれれば、ルイズの口についていたクックベリーのソースをレンが直接舌で舐め取った、それだけである。
 しかし、レンが舌を這わせた場所はルイズの口の周り、つまり限りなく唇に近い場所だったわけで。遠目から見ると、まるでいきなり二人の少女が口付けをしたようにも見えたわけで。店の人間の視線は今、ルイズとレンに一点集中している。

「こ、こっここここの大バカぁあぁああああ!?」
「五月蝿いわね、綺麗に食べない貴女が悪いんでしょ」
「手掴みで食べてるあんたが言わない! だだ第一今あんたべろって、べろって!!」
 
 レンの舌は肉食の猫ゆえか、自分のそれよりかなりザラザラしているように感じられ、舐められた瞬間、ぞわわっとルイズの背筋を何かが走った。
 レンに舐められた場所を押さえながら真っ赤になって喚きたてるルイズと、意地悪な微笑を浮かべながら軽くあしらうレン。そんな二人を見てキュルケが堪え切れないとばかりに吹き出した。

「ぷ、あはっはっはは! さ、最高! あなた最高よアルクちゃん!」
「お褒めに預かり光栄ですわ」
「何普通に返してるのよ!? ああもう、さっさと出るわよ! お菓子出来てるわね!?」

レンの手を引っつかむとルイズは強引に立ち上がる。貴族の癇癪に怯えている店員からお菓子を引っ手繰ると、レンから渡された金貨をテーブルに叩きつけた。

「ほら行くわよレン!」
「またね〜、アルクちゃん」
「はい、ごきげんよう」
「い・く・わ・よ!!」

 ひらひらと手を振るキュルケに構わず店を飛び出すルイズに連行されるレン。ちなみに、ここに至ってもタバサは本から目を上げる事をしなかったとさ。
460ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:48:59 ID:V2FBhT7m
「もう、もっとゆっくり食べたかったのに」
「キュルケが傍に居るのにあんなところに居られるわけないでしょ! あんたもキュルケと馴れ馴れしくしない! ヴァリエール家とツェルプストー家の因縁は前に話したでしょ!?」
「さあ、どうだったかしら? 私、猫ですから憶えてませんわ」

 道幅4〜5メイルほどの大通りを大股で進むルイズ。その後ろを白い幼女のレンが続く。
 憤って騒ぐルイズをレンは軽く笑いながらあしらう。只でさえ沸点の低いルイズ。この使い魔の自分のからかうような口調に血圧が許容量を超えて上昇していた。

「あんた、学院に帰ってからのお菓子抜きね」
「何でよ」
「ご主人様に隠し事をしてた罰、キュルケとお喋りしてた罰、ご主人様の顔を舐めた罰よ!」
「私へのご褒美だったんじゃないの?」
「もう十分食べたでしょ! これは私の分よ!」
「それを全部? 本当に太るわよ、マスター?」
「……あんた、お菓子だけじゃなくて食事も抜き!」
「ちょ、ちょっと私を飢え死にさせる気!?」

 この使い魔もご飯抜きは辛いらしい。先ほどの余裕をなくしてルイズに詰め寄ってくる。
 ぎゃあぎゃあ騒ぎながら街道を歩く少女二人。女三人集まらなくても姦しい。

「ひどいわルイズ!」
「どうしても欲しいのなら今から挽回しなさい。はいこれ持つ!」

 店から持っていたお菓子の入っている袋をレンに押し付ける。しぶしぶと受け取るレン。ずんずん先行するルイズの後を付いていく。
 歩きながらルイズは先ほどから疑問に思っていることをぶつけた。

「レン。さっきの自己紹介、あれ何? ブリュンスタッドって何よ?」
「ああ、あの名前は私の前の契約主の名前よ。言ったでしょ? この姿で貴女の使い魔と知られる気はないって」

 確かに、あの場でレンと名乗るのは少しまずかったかもしれない。自分の白猫と目の前の幼女が同名なのは偶然とさせても、このレンの姿だとルイズの白猫は簡単に連想できてしまう。

「貴族の名前にしたのは貴女の為よ。ルイズは平民と一緒に食事してた、ってキュルケとかに知られるのは嫌なんでしょ?」
「まあ、そりゃそうね」
「そういうわけよ」
「……ねえ、どんなメイジだったの、そのアルクって人は?」
「あいつはメイジじゃないわよ」
「ええ? だってその人の使い魔だったんでしょ? 使い魔を持てるならメイジだったんでしょ?」
「あいつが人間だったならとっくに使い魔の契約なんて破棄してるわよ。もっとめんどくさい存在で、私もどれだけ契約破棄に苦労した事か……」

 レンは何やら遠い目で昔を偲んでいるようである。口はへの字になっており、どう見ても楽しい思い出ではなさそうだった。
 ルイズは理解できない。そのアルクとかいう奴は、メイジどころか人間でもない?ならいったいなんだと言うのか。想像力を働かせる彼女の脳裏に思い浮かんだのは、今は帽子で隠れているレンの長耳だった。

「人間じゃないなら、まさかエルフ……とか?」
「違うでしょうね。あいつは耳は普通の人の耳だったわよ。けど、エルフよりももっと強いと思うわ」
「エルフより強いって……!? 一体何なのよその人は!?」
「吸血鬼よ」

 レンから簡潔に述べられた答えに、しかしルイズは顔に疑問符を浮かべる。

「吸血鬼? そりゃ吸血鬼は怖いけど、エルフより強いって言うのは言い過ぎでしょ」
「ルイズ、貴女が知ってる吸血鬼はどんな種族?」
「そうねー、知識でしか知らないけど、日の光が苦手で、エルフ程じゃないけど先住魔法を使える、狡猾で残忍、あとグールを使役する。これくらいかしら」
「あいつは、まず日光の下を自由に動けるわ」
「え゛!?」
「それと馬鹿力ね。キュルケの使い魔のフレイム、だっけ? あんなの素手で潰されるわね」
「えええ!?」
「あとこの前言った魅惑の魔眼持ちね。その瞳で見たならどんな相手でも意のままに操れるわ。他にも色々凄いわよ」
「……」
461ゼロの白猫 04:2008/02/01(金) 23:49:22 ID:V2FBhT7m
 ルイズは言葉が出せない。なんだその吸血鬼は。日の光をものともせず、サラマンダーを潰せるくらいの怪力で、相手の目を見たら体の自由が利かなくなる? インチキの塊のような能力ではないか。
 普通の吸血鬼でもメイジは苦戦するのに、そんな奴スクウェアクラスのメイジでも倒せるかどうか。見た事のないレンの元主人とやらに戦慄するルイズ。

「一番の違いだけど。あれは血を吸わないわ」
「は? それじゃ吸血鬼じゃないじゃない」
「言いたいことは分かるわ。けど吸血鬼なの。吸血鬼なのに血を吸わない。そんな変な奴よ」

 ルイズの考えが混乱する。血を吸わない吸血鬼? そんなものいるわけないじゃないか。

「それ、やっぱり吸血鬼じゃないでしょ」
「別に信じなくて良いわよ。貴女が会う事は絶対ないから」
「そんな事言っても気になるわよ」

 この生意気な使い魔が自分の前に仕えていたという吸血鬼。興味を抱くなと言うのは無理な話である。だがレンはその吸血鬼の事をあまり話したがっていないようだった。

「ルイズ。次は何処に行くとか決めてるの?」
「ちょっと、話の途中よ。……でもそうね、ここからなら服屋が近いかしら。ちょっと寄っていきましょうか」
「了解しましたわ、マスター」
「それで、他には特徴はないの、その吸血鬼」
「まだその話? そうねえ、あとは」

 人差し指をあごに当ててレンは軽く考え込む。そして何かを思いついたのか、ルイズに向かって一言。

「色ボケね」



「さ、帰りましょうか」

 大分日が傾いた王都トリスタニア。ルイズとレンは街の入り口までやってきていた。

「それじゃ、私は猫になってくるわね」
「そうね、荷物があるから二人乗りは厳しそうね、あんた小さいとはいえ」
「一言余計よ、ルイズ」

 そう言って細い路地へと向かうレン。その後姿を見ていると、

「ねえレン。あんたその姿のままがいいとか言う事はないの?」

 そんな疑問がルイズの口からこぼれた。その言葉にレンはルイズの方へ振り向いて答える。

「別にそんな事は思わないわね。猫の姿、この姿、どちらも私だもの。それに――」
「それに?」
「いえ、何でもないわ」

 薄い微笑を浮かべながら言葉を切るレン。その顔がルイズは妙に気になった。

「言いなさいよ。それに、何?」
「だからなんでもないわ。もう暗くなるわよ。夜道は危ないわ、急ぎましょ?」
「あ、こら!!」

 無理やり話を終わらせて路地へと入り込むレン。その後を追うルイズだが、そこは白猫になったレンが佇んでいるだけだった。

「……何よ、ほんと隠し事が多い奴ね」

 不機嫌にしかめっ面になりながらレンを持ち上げる。睨んでやってもレンがは鳴きもせず、人の言葉をしゃべる事もなかった。
 それ以上の追求はこの場では無駄だ、とルイズは判断すると、レンを持って馬へと歩き出した。
 だからルイズは知らない。レンが徒に人型にならない一番の理由は、ルイズに下らない雑用を押し付けられないが為だという事に。
462名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 23:49:55 ID:snujOibv
支援
463名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 23:58:28 ID:/jwvVI/o
起きろ、支援の時間だ……
464名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 23:59:05 ID:YvHHMg2v
 3時間ほど馬を走らせ、無事学院へルイズとレンはたどり着いた。家に帰るまでが外出である。
 夕食の後、持ち帰ったスコーンを自室で頂く事にする。そわそわしながらお茶が運ばれてくるのを待つ。こういう時、まだかなまだかなと待つ時間も楽しみの一つだ。
 そして待望のノックの音が響く。コンコンコンコンと4回、主に礼儀が必要な際に行う回数である。

「失礼します、紅茶をお持ちしました」
「ええ、入りなさい」

 許可を出すと、トレイにティーセットを乗せた黒髪のメイドが入ってきた。それはこの前浴室で会ったメイド、シエスタだった。

「あら、あんただったの。奇遇ね」
「は、はい。それでは紅茶をお煎れします」
「お願いね」

 お湯で温められた2つのティーカップに、数分間ポットの中で旨みが抽出された紅茶が注がれる。とぽとぽとぽ、という音と共に心が落ち着く香りが漂う。

「ご学友とお茶会でしょうか?」
「まあ、そんな所よ」
「それでは失礼致します」
「あ、ちょっと待ちなさい」

 ルイズはお茶を煎れ終わったシエスタを呼び止める。
 指示を待つメイドに、ルイズは買ってきたスコーンを一つ差し出した。

「あげるわ。とっときなさい」
「……よろしいのですか?」
「ちょっとしたお礼よ。遠慮する必要は無いわ」
「ありがとうございます! それでは頂戴します……?」

 シエスタがルイズからスコーンを受け取ると同時、シエスタは自分の足下に目を向ける。そこにはシエスタの脚をはっしと両前脚で抱えているレンが居た。

「ど、どうしたのレンちゃん?」
「レン、はしたないわよ。さっさと放してあげなさい」

 ルイズにはこの白猫の行動の意味が読めた。自分の分のスコーンが減ることを危惧しての行動だろう。
 そのお菓子を持ってかないでー、という言葉は無くとも理解できる。思わずニヤニヤ笑ってしまうルイズだった。

「ほら、離れなさいっての」

 ルイズはがしっとレンを掴みあげる。ルイズに拘束されてもレンはまだ諦められないらしく、じたばた手足を振って抵抗していた。シエスタはそんなレンを微笑んで見守っている。

「それでは失礼致します」
「ご苦労様」

 使用したティーセットとお駄賃のスコーンを持ってシエスタが退室する。
 ドアが閉まって彼女の足音が部屋から遠のくまで、レンはじっとルイズを見上げていた。そして足音が完全に聞こえなくなると、何の前触れも無く一瞬で人の姿になった。
 ちょっとびっくりしたルイズだが、レンの不機嫌そうな顔を見て心に余裕が生まれていた。意地悪く笑いながらレンに言う。

「へえ、そういう風に変身するんだ。ほんとに一瞬なのね」
「ルイズ、なんであの娘にあげちゃったのよ」
「あら、私は全部私とあんたで食べるなんて言ってないわよ。それに全部はあげてないでしょ。数を減らしてあげただけのご主人様に感謝なさい」
「なんて、ひどい……! あれだけ荷物持ちをさせておいて……!」

 初めて見るレンの怒り顔である。しかしルイズにはなんだかそれが見た目相応に子供っぽくみえて、恐れるより面白いと思ってしまった。
 本当に、甘いものが絡むと素の反応になるんだな、とルイズは実感した。

「さ、紅茶が冷めるわよ。入れたてが一番おいしいんだから頂きましょ」
「食べ物の恨みは絶対忘れないからね!」

 恨めしげに言いながらレンはスコーンを齧る。そんなレンを肴に、ルイズはシエスタの煎れた紅茶とスコーンを愉しむのだった。
465名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 23:59:12 ID:w1gOjeYU
にゃーん
466名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 00:00:30 ID:YvHHMg2v
「ん〜〜っ、眠い……」

 お菓子を食べ終わり、風呂から上がったルイズは自室に戻ると着替え始めた。生地の薄いネグリジェになると、ベッドに倒れこむ。
 レンは床の上に敷かれた毛布に寄りかかって丸くなっていた。ふて寝かもしれない。
 毛布は、今日街で買ったものの一つである。色々と買い込んだので最後の方では小柄なレンが荷物持ちに四苦八苦していた。
 布団の柔らかさに包まれながら、ルイズは呼吸に合わせて膨張、収縮を繰り返す毛玉を見つめる。そして今日の事を思い出していた。
 従者ではない、使い魔と一緒の街の散策。一緒にお菓子を食べて紅茶を飲む。こんなのつい数日前までは想像もしなかった。

(結構いい使い魔じゃないの……私の使い魔は……)

 キュルケに余計な邪魔をされたものの、今日はいい日だった、と思いながら、ルイズは押し寄せる睡魔に身を委ねる。深い眠りに落ちたルイズは、その日夢は見なかった。
467ゼロの白猫 04:2008/02/02(土) 00:01:26 ID:V2FBhT7m
以上、投下しました。
支援してくれた皆々様、ありがとうございます。
規制くらったんで途中書き込めませんでごめんなさい。
468名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 00:03:52 ID:kO3cAM8s
しろにゃんこ、すばらしすぎる。
というか作者さんの愛が溢れてるのを感じる
469ゼロの白猫 04:2008/02/02(土) 00:05:04 ID:c5IpHwjw
あああ最後の2レス名前付け忘れてるううううう
ごめん吊ってくる
470名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 00:11:29 ID:8L8H04ZL
デルフが空気どころか話すら出てきていないなw

なに、気にすることはない
471名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 00:15:20 ID:YXvrRNFW
栄養補給イベントフラグキター?
472名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 00:16:09 ID:WC0Tvum8
>>470
そういえばそんな剣がいたなぁ。
ギーシュと決闘しなかったからデルフ入手フラグが立たなかったんだっけ。
473名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 01:27:09 ID:udgpS1wG
これはいい白猫。更新乙
474名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 02:37:56 ID:1rOFG16L
白猫さん次も期待してるぜ
475名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 08:50:19 ID:10baJquj
理想郷の我様召喚もの
我様マンセー感想にワラタ
ゼロ魔蹂躙にはだれも文句言わないw
逆のパターンだと火がついたように騒ぐのに
476名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 09:36:40 ID:UCjmTvI0
ある意味、最強のバランスブレイカーなのだから、逆に文句をつけられんさ。

個人的には征服王の方が好きだけどな。
477名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 09:56:45 ID:2S/hoqol
乙。褒美にワラキアの夜一日体験権をやろう
478名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 13:15:39 ID:kwdLG5Vl
>>475
Fateに悟空が乱入してもFate蹂躙、とは言わないだろw
いっそ突き抜けてれば気にならない。

まあ、その分ストーリーで魅せないとそっぽむかれるだろうが。
479名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 13:52:32 ID:mfmIOTfT
どんだけ突き抜けてようが蹂躙は蹂躙だろ
ギルだろうが悟空だろうがダーク・シュナイダーだろうがそれは変わらん
480名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 13:54:54 ID:sC80lfZ2
本スレまとめのご立派を読む必要がある>>479はここですか
481名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 13:58:02 ID:kunN2tUg
僕は二次創作自体が原作蹂躙だと思いました
482名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 14:01:58 ID:wf1ly+TQ
>>481
虚淵乙
483名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 14:08:02 ID:Rkjqvp26
おもしろければなんでもいい
484名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 14:14:41 ID:kunN2tUg
>>483
そうなんだよな
面白けりゃあ蹂躙だろうが大歓迎なんだよ
485名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 14:16:58 ID:lwnQL3cv
>>479
それを言ったら二次そのものが蹂躙と言えば蹂躙。

作者の悪意が透けて見えない限りはまぁいいだろ。
486名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 17:34:17 ID:MZRa1RlV
透けて見えないが禿げて見えないに見えた
487名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 17:36:54 ID:TpeDdFwF
確かにコルベールを更に禿げさせるのは悪意かもな
488名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 21:33:01 ID:Rkjqvp26
まさに記す事さえはばかられるな
489名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 21:34:25 ID:DHnsRv1T
ギャグはいいから、シリアスなメデューサ召還ものが読みたいな
桜関係は無しで
490名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 21:47:25 ID:c3vtqYNY
桜の記憶は特にないメドゥーサを、座から直接召喚ってことか?
ルイズが怪物になる運命を持ってるとか?
491名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 21:47:34 ID:XYkaUaIr
>>489
そういえば三姉妹の末っ子という共通点があるな、背や体型は全く(tbs
492名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 21:48:22 ID:GzqNYCH4
ルイズ見て、エウリュアレとステンノを思い出してうろたえる姿がまず目に浮かんだ。
493名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/02(土) 21:51:07 ID:TFXP9hbI
スタイルとボリュームについてキュルケと話すメドゥーサ。
そこに溢れる、極めて余計なコンプレックスの数々……に刺激されるルイズの姿が容易に想像できる。
494名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 00:28:02 ID:toqx21z+
ルイズは虚無
桜は虚数

本来の属性の名前も似ていて年齢も近いはずなのに、なんだろうこのヴォリュームの差は
495名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 00:38:04 ID:HnIegguE
蟲?
496名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 00:46:06 ID:TyratyZV
まじめにメデューサ召喚を考察してみる。

ルイズ=白ワルドじゃなかったらワルドは死亡確定。
     話の展開しだいでは4巻でルイズを守るためにアン様殺害の可能性あり。

タバサ=なんかある意味一番ピッタリあいそうな人。
     お互い読書家で忠実的だしね。

アン様=手紙は単独で回収にGOでタルブ戦では宝具でレキシントン撃墜…。
     あれ?ルイズ虚無覚醒なしで出番なし。
497名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 01:08:05 ID:8ToPivMt
殺せば殺すほど怪物に近づいてくみたいだから最後はルイズを喰って終わらないかそれ
498名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 01:21:11 ID:WSsltpxt
それそれで面白そうと思ってしまう俺は性根歪んでるのかなぁ?
499名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 05:16:02 ID:3YWBhUFD
>>481
違う! 愛しているからこその二次創作だ! 嫌いなものに文章書く手間なんか省けるか!!
500名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 06:14:57 ID:H4F0isx3
本編終了後あたりの士郎はそれなりに使えるキャラだから(主人公属性)
むしろ聖杯戦争開始前、あるいはランサーに校舎の中で追いかけられている時点での召喚はどうだろう?
魔法を行使すると爆発させてしまうゼロの魔法使い
たまに成功する強化しか出来ず、ほとんど対象を爆破したようしてしまうへっぽこ魔術師
いいコンビと思うが…?
宝物庫に置かれた謎の黒白二本の短刀
30年前にオスマンを助けた赤い外套の男
エミヤという名を聞いて何故か顔色を変えるメイド少女
タルブの村に保存された謎の魔方陣

とかいう感じで除々に士郎自身の謎も解かれている感じで…
501名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 07:06:50 ID:VlXskfwN
> 本編終了後あたりの士郎はそれなりに使えるキャラだから(主人公属性)
> むしろ聖杯戦争開始前、あるいはランサーに校舎の中で追いかけられている時点での召喚はどうだろう?

作者次第だが、たぶんスゲェつまらんもんが出来る
502名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 09:00:10 ID:HgZHpxMz
我様召喚>>最強で何が悪い!?
俺はギル好きですよ
後、最強キャラが作品引っ掻き回すってのも
あ、もちろん引っ掻き回される側が嫌いな作品って前提ですけどww
嫌いなのに読む
ツンデレなのか、はたまたただのMなのか
その両方でも無いと思ってるけど
503名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 09:21:24 ID:WSsltpxt
>>502の読み物の好みに、いちいち口を挟むつもりはない。
しかし、わざわざこんなとこで声高に叫ぶのはどうかと、後半三行意味をなしてないしなぁ。

仮に応援であったのなら、それは向こうの感想板でやるべきだろう。
504名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 09:50:24 ID:PWjyz3YD
>>501
正義マニアの設定意外は
常識人なサイト(一般人)でしかないからな
505名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 09:53:53 ID:j2KQ6IqO
家事万能、強化魔術、ちょっと鍛えてる

これくらいか
506名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 10:25:53 ID:edLtPSXG
自分の命を殆ど考慮しない奴が常識人だとう
507名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 10:31:30 ID:zDXEVEPx
比喩でも冗談でもなく本気で夢に命かけられる時点で滅多にいない
508名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 10:34:54 ID:uX9PR06t
正義の味方だもんな変態仮面と同類のようなもんだ
509名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 10:55:40 ID:WSsltpxt
バカも度が過ぎれば・・・の典型例だなぁアレは
510名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 11:02:18 ID:4QGLqkEX
聖杯戦争という舞台で
パンピーに毛の生えたレベルから、人外レベルに一気に駆け抜ける主人公だからな
511名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 11:33:12 ID:PWjyz3YD
>>506
日常では常識人だ
512名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 12:32:35 ID:pm0IxYYm
戦闘機一機分の武力をもつ食欲の権化を「殿中でござる」と言って止められるだけすごいと思う。
513名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 12:59:27 ID:4+ybHgkB
台所を仕切っている人には逆らうなっておじいちゃんがいってた
514名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 16:42:53 ID:lzl/WaYw
>魔眼の使い魔
守護者でも勝てないなんて…もう誰も痴女を止められない…

体は剣でも心は硝子だからジョゼフとの契約と腐女子の歓声はきつかったかのか3?
515名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 18:00:29 ID:06LAZlC5
>>504
いやまてまて
本編開始前つうことは体内にアヴァロンがあるままなんだよな。
あれガンダールブ的にはどうなるんだ?

@さすがガンダールブ、常時アヴァロンが活性して無敵超人SHIROUだぜ!
Aセイバーがいないのに作動するわけないじゃん
B折衷案すね。士郎がピンチの時のみガンダ発動。ま、Fate本編と同程度の効果。
516名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 18:01:58 ID:YmjRN74p
っ「鞘は武器じゃない」
517名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 18:03:46 ID:lzl/WaYw
>>515
C鞘だから反応しないんじゃね?
518名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 18:47:47 ID:itf2Xrti
デルフが「剣より鞘の方が大事なんだぜ、相棒」とか言い出すのを幻視した
519名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 18:50:57 ID:WMuSEi1S
アヴァロンが何故かデルフサイズぴったりになったり
520名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 20:04:18 ID:MperDYu3
むしろ鞘はルイズの方だよね?(性的な意味で)
521名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 20:07:30 ID:WSsltpxt
>>519
自動収縮オプションは別売りとなっております
522名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 20:43:24 ID:zDXEVEPx
体内に鞘ということで自分の体にブッ刺してデルフ収納するびっくり人間なえみやんを考えた
無茶過ぎた
523名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 21:14:29 ID:xZqF1ngB
どこぞの奇術師みたいに剣を飲み込むわけだな
524名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 21:17:15 ID:vA3fBOH1
もっと絶対運命黙示録な感じじゃね?


……耽美乗り?
525名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 21:52:56 ID:4+ybHgkB
>>519-520
デルフ「おでれーた、こんなに具合の良い鞘は初めてだぜ……!」

ごめんorz
526名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 22:44:13 ID:xZqF1ngB
そういえば絶対運命の方の主人公もピンクの髪だったな…
527名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 23:17:05 ID:dgZqO8qX
子ギル召喚ならほどよく力をセーブしつつ外道ワルド戦では全力で殺しにかかってくれそうで面白そうだ
528名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 23:23:23 ID:8ToPivMt
黒さならZERO以上だぞ子ギル。ルイズに仕えてくれるとは思えん。
実際ギルからすればアンリエッタやウェールズって王様として価値無しと思うんだろうな。
独力で困難を打破できてこそってイメージあるし内患も払えん王家や部下に頼る王族ってその場でたたっ切られる可能性もある。
529名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 23:25:45 ID:PsABEuFo
ギルは道化を見るのは嫌いじゃないらしいからむしろにやにや見下してんじゃね?って思うことがある。二次創作いろいろ見てると。
530名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 23:31:59 ID:H4F0isx3
もうメカヒスイ召喚でええやん
意外とメイドキャラ召喚もの少ないぞ
531名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 23:34:30 ID:lzl/WaYw
>>527
子ギルがドラえもんの係りに…

子ギルの能力って通常ギルと比較すると
うっかり力…通常時と比べて大幅低下
身体能力…年齢相応に低下
増長力…通常時と比べて低下

下手するとノーマルギルより強いかも?

宝具は?
そのまま使えるのか少年時は青年時より持っているものの数や種類が少ないのかどっちだろ?
532名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 23:42:50 ID:dgZqO8qX
>>528
ルイズには仕えるというより一緒に遊んでる感覚だと思うな
ルイズみたいなキャラは嫌いじゃないと思うし、余興の一つとして使い魔をやることくらいはするかもしれんよ
533名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 00:10:43 ID:x1lM6mdm
むしろ舎弟その一として(ry
534名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 00:28:01 ID:crug6uc3
>>529
そして時臣エンドへw
535名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 05:07:02 ID:7pJyJU2W
>>528
別にんな事はしないだろw
じゃないと日本政府が存続してるのがおかしくなるw
別に興味を引かれることの無い雑種としてみるんじゃないか?

>>531
使えるけど保有魔力が少ないので大盤振る舞いはできないんだそうな。
そのぶん巧く使うんで、慢心状態よりつよいんじゃね?w みたいなことをきのこが言ってた記憶がある。
536名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 11:46:44 ID:crug6uc3
>>535
問題はギルの前で「王」を名乗ることですよ
日本は王様いませんからグレーゾーンかと
537名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 11:58:25 ID:7MCwZywD
>>536
「皇」は「王」よりやばそうな気がしないでも無い…

飾りだからセーフかな?
538名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 13:04:45 ID:qXAOBKs3
自分の治めてた国の領土内で王の名を騙り
自分が集めた宝を勝手に使うから
ギルは王を名乗る奴にキレるんだと思うぞ?

地球=ギルの領土で
宝=ギルが全て集めたってのが最大の問題だが
ゼロ魔世界にはギルの領土も宝もないし
ギル自身も自分の国である世界の
外側には興味がないって言ってたから
意外とニヤニヤしながら見守ってくれるかも?
道化を見るのは楽しい的な意味で
539名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 13:14:45 ID:/gBh6A4Z
でもさー、確かにギルガメは王ではあったが高々人口数万程度の都市国家の王が地球全土の王を名乗って、
後代の奴は皆有象無象の雑種、てのはどうよ、て思う。

自分でも把握しきれないほどのお宝を持ってるのも、「全世界の宝を集めた」ていう伝承のお蔭であって、
実際は中国だのアメリカだのの宝具は手に入れられたとは思えんし。
540名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 13:19:50 ID:Lo5EE0/S
まぁギルガメッシュだし
541名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 13:29:22 ID:h7CYWj4Q
世界がひとつの頃ってことは、アレだ
ウルク一帯しか人が住んでなかったとか
あと中国の宝具は混ざってるぞ
542名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 13:53:15 ID:PROARyxc
伝承の具現として宝具を持ってるけど
実際に生きてたほうのギルは伝承通り全ての宝具持ってたとは限らん、ってことでねーの?
543Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/02/04(月) 13:55:26 ID:cgMAE5lv
>>541

>世界がひとつの頃

 その頃に人間は、ピクルすらいなかったと思うが…
544名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 14:14:48 ID:ejY9fQgM
> アメリカだのの宝具
アメリカの宝具ってなんだよw
建国に200余年の国が宝具とかあり得ないだろ
545名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 14:18:35 ID:7MCwZywD
>>544
シモヘイヘのモシンナガンとかは宝具化していそうな気がしないでも無い。

伝説的なガンマンの拳銃とかはだめなのかな?
西部劇などの影響で多くの人に知られる事で
歴史の浅さを知っている人間の数でカバー


後はネイティブアメリカンの伝説に出てくる奴。
546名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 14:27:40 ID:XS2jShVP
>>545
曰くつきの現代兵器は、宝具っていうよりは概念武装って感じがする
547名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 14:38:23 ID:PROARyxc
100年程度の過去からもサーヴァントは召喚され得るって凛パパが言ってたし
あながちないとは言い切れないんでね?
548名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 14:45:22 ID:7MCwZywD
ビリーザキッドとか
ジャックザリッパーとか
近現代だとアーチャーとアサシンに片寄りそうだね…

後は戦闘機乗りとか戦車兵がライダーになるぐらい?
549名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 14:52:46 ID:Tvd66b8J
全ての結界を打ち破る「サスケハナ号」(ペリーの黒船)とか。
550名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 15:18:35 ID:/gBh6A4Z
>>541
確かセイバールートの初顔見世でキャスターぬっころした時の武器群に青龍刀だか方天戟があったんだよね。
でも距離的な問題はヴィマナ(飛行船)とかで解決できても、
それらはギルの死後数千年後に開発されたモノだからどう考えても時代が合わないと思うんだ。

>>544
ああ、「アメリカ大陸の」てこと。北米の先住民部族とかオルメカとかインカとかの。
551名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 15:41:27 ID:E3rWzfNS
黒曜石の剣とかあってもいいかもね
552名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 15:43:27 ID:7pJyJU2W
>>550
"宝物である"という人々の認識があると、自動的に王の財宝に登録されるとかじゃないかな?

>>539
古代ウルクって、たしか人類で最初に文化が発達した地域だな。
世界最初の文字が生まれて、世界最初の英雄譚(ギルガメッシュ叙事詩)が生まれた場所だ。
だから型月的に、人間の生み出した文化・技術・思想の原点だから、「」みたいな感じで、人類の全ては其処から流れ出した――みたいな感じなんじゃね?
大昔から人の本質は変わってないわけだし。
553名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 16:15:32 ID:Q6vN7Ggj
型月的には原人並行進化論は無しなのか

まぁリアルでもトンでも理論扱いだが面白い発想だと思うんだがな
554名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 16:33:19 ID:pnHYrg1D
ギルが、ここにある宝具はすべて生前に持っていたものって言ってた
555名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 16:36:17 ID:/LwV5fDi
天皇家は日本神話に出てくる神々の直系だから、半神のギルからしてみれば遠い親戚みたいなもんじゃね
556名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 16:54:04 ID:tBL19sJp
557名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 17:54:45 ID:bMpv8Nyl
なんだかんだ言って、俺様発言とかジャイアニズムの権化とか、王の中の王とか――その上無茶苦茶ハイスペックなギルガメッシュ。
であるのに何故かヘイトが少ないというか、愛されてるなぁ。
558名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 18:13:16 ID:CUCFTHzr
慢心王だからな。
559名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 18:18:58 ID:Q6vN7Ggj
嫌味なほどずば抜けた能力が
たった一つ間抜けという点で相殺されている不思議王だからなw
560名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 19:27:04 ID:r/Cn8/Wx
一つ欠点が有れば親しみがもてるもんさ。

……ところでギルの集めた宝具ってあくまで原典であって後世のヤツではないんじゃなかったか?
ギルの所から原典が流れて青竜刀や方天戟になった、と考えておけば丸く収まらないかな。
561名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 19:42:46 ID:dMYJEW6z
遠坂との相性がいいはずなのに
トッキーはなぜああなったんだろう?

本番のうっかりすら挽回できるぐらい努力したからなんだろうか?
562名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 19:48:11 ID:/ysrV74Q
>>557
初登場時の金ピカアーマーもツンツンヘッドも、
10年ぶりにセイバーに会うからって気合いを入れた恰好らしいからなw
型月のキャラは超越的な立場にいてもどこか俗っぽいから面白い
563名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 20:04:47 ID:poe255Pz
超越存在の化身のアルクェイドはマンションでラーメン食ってるしな
564名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 20:07:06 ID:PROARyxc
5次のサーヴァント連中も大概俗っぽいとこあるしな
565名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 20:17:46 ID:BoT2xiAl
>>562
再会のためにわざわざ気合い入れた服着て行くとかどんな乙女だww
それどこで言ってたっけ?
566名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 20:47:55 ID:qxgPLeh0
コンプかなんかでやってるQ&Aのやつだな、ギルがセイバーのために気合入れてたってのは
567名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 20:49:45 ID:qXAOBKs3
魔術に金がかかる遠坂と
何もしなくても金が入ってくるギルだから
相性がいいのであって
遠坂の性質や性格と相性がいいわけじゃないからな
568名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 21:28:51 ID:dLzjy+Or
>>563
にんにく嫌いなのに何故かニンニクを買っている姫様だからなw
569名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 22:13:01 ID:LrRzQCzp
ふと思ったが天皇家って型月世界ではもの凄く最強な血筋?
570名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 22:20:02 ID:5sX8Voc6
>>569
フラガ・ラックみたいな現代に現存する宝具を三つも持ってるから強いんじゃねwww
571名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 22:20:58 ID:xn/2OBsJ
書き込めるかな?
572魔眼の使い魔(:2008/02/04(月) 22:22:51 ID:xn/2OBsJ
「このロリコンどもめ!」
「ゲェーッ!お前はバック・ベアード!?」
魔方陣から出現した一つ目の毛玉を見てKO−M1に再会したデルブリンガーのような悲
鳴をあげるルイズ
ジャーン ジャーン
「ア、アンタメイジだったの!?」
「はて、私はたまたまこっちに来ていた知り合いを『地獄通信』で呼び出しただけですが?」
パニクるルイズに“お前は一体何を言っているんだ?(byミルコ・クロコップ)”といっ
た調子で答えるメドゥーサ
「知り合いって……」
「Mr.ベアードとは“月刊『魔眼の友』(民■書房刊)”の読者交流欄で知り合って以来
の付き合いです、ええマヴと言っていいでしょう」
「アンタって、アンタって一体……」
両手を壁についてブツブツ言い始めたルイズを他所にメドゥーサは戸板に縛り付けたエミ
ヤシロウを魔方陣の中に運び込む
「やめろぅ、ジョッカァーッ!ぶっ飛ばすぞおぉ!!」
まだワカメパラダイスに逝ったままらしい
「では彼の始末をお願いします、ついでにコレも」
名古屋市指定の不燃物用ゴミ袋から取り出されたのは魔剣ワカメだった
「非道いなあ〜、なんで僕まで?」
「悪く思わないでください、ネタ優先のギャグSSとはいえ他人様の二次創作キャラをい
つまでも借用して盗作呼ばわりされるのもつまりませんから」
無造作にエミヤのズボンに突っ込まれる魔剣ワカメ
「エミヤの中、あったかい……」
アッ――――――――――――!!
ズボンの中でワカメがのたくる気色悪さもさることながら左腕で輝くルーンが魔剣ワカメ
の全情報を強制的にエミヤに流し込んでいく
「もがだぁあぁぁあぁああぁ!?!」
白目を剥きガクガクと全身をケイレンさせる守護者エミヤ
いつの間にかエミヤの頭上にタスクバーが現れダウンロードの進捗状況を表示していたり
する
「んほあっ!ばんにゃいッ、ばんにゃいぃいぃぃ!!」
遂にみ■■ら語を叫びはじめる抑止力エミヤ
こ  れ  は  酷  い
「では頼みましたよMr.ベアード、あとパナソニックによろしく」
「マ■■タのことかぁー!?」
他スレのルイズが混信したようです
573名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 22:25:45 ID:qcOLV15L
相変わらず、ひでぇw
このルイズはどっかの造物主の声を聞いてしまった方が幸せかもしれないw
574名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 22:26:39 ID:HRbnUtC+
なんというスレ間クロスオーバー
575名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 23:51:05 ID:rU87txzL
こ れ は ひ ど い ( 褒 め 言 葉 )
576名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 23:56:05 ID:nBTYLjwv
こ れ は な に も い え な い
も っ と や れ
577名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 00:13:01 ID:2WACMVDU
何というレイプ。だがそれがいい!
578名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 01:51:52 ID:M7J1AYfa
>>570
対軍宝具どころか対国家宝具というレベルだぞそれw
579名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 03:28:43 ID:ypjAHkVN
>>572 バック・ベアードはバグベアを水木しげるが勘違いして強くしたものだろ。
580名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 03:40:22 ID:sWW6E+Ch
>>579
本スレというかあの作品のキャラがルイズに召喚されましたスレでルイズが悪魔くんの松下少年を呼ぶssがあってそれにバックベアードが出てくるんだ

なんだろうこの滑ったギャグについて解説しているような気分は
581名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 05:39:57 ID:aEjIITgu
実際滑ってるしな
582名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 05:48:58 ID:2WACMVDU
>>580
ご丁寧に解説乙。
元ネタが解らない人には「???」だし。
583名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 08:04:49 ID:eR1IrwAm
例えばキャスターがルイズに召喚された場合、キャスターは「コモン・サーヴァント」で誰かを召喚できるのか?
584名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 08:05:54 ID:M0GqQ93G
魔術と魔法じゃ系統が違うかと
585名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 08:21:50 ID:gESERrAH
>>583
ルイズを召喚の為の基点として、才人を召喚とか。

柳洞寺の山門をでアサシンを召喚したみたいに。
586名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 10:39:11 ID:BuP7M7Z3
>>585
虚無の担い手を基点に召喚するなら
大当たりでヴリミル アタリで歴代のイーヴァルディの勇者の誰かだろ
587名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 11:38:10 ID:mqSARC+l
ヴじゃなくてブだろ?
588名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 12:21:13 ID:gESERrAH
>>586
キャスターはルイズの召喚が不完全で、ロリキャスターとして現界。

んで、ロリキャスターも正規の手続きを踏まずに召喚したので、
大当たりは引けずに才人を召喚、って感じで。
589名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 12:39:36 ID:5UzPNnCJ
そろそろルイズがキャスターとして聖杯戦争に参加する話を考えようぜ
……と思ったがルイズって陣地作成して相手を待つより突貫しそうなタイプだよなあ
590名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 12:47:06 ID:S5/V5Wgm
ルイズの場合、虚無により相性無視で攻撃ができるとするなら
しっかりした盾があるなら攻勢にでるのは悪手では……ない、と思いたい。
【どっちの設定重視するかで変わるからなー】
591名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:16:08 ID:M0GqQ93G
攻撃範囲が広すぎてエクスカリバー以上に使い難いに一票
592名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:18:53 ID:b6Vr796W
ルイズは強力な宝具がないのがネックになるのかな
キャス子もジルドレも、宝具のタチの悪さは折紙付きだったのに
593名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:21:08 ID:S5/V5Wgm
つ三巻
範囲内の攻撃対象を選択可能かつ、詠唱の長さで威力調整は可能。
問題は、防御能力の欠落。盾さえあれば(Fate)セイバーもなんとかなるかもしれないが、
なければアサシンどころかHAアンリにも鎧袖一触クラスでバランスはハイパーリスク、ハイリターンかもしれないぐらいか。
594名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:25:48 ID:7u7nHJFB
ルイズを召喚するとしても物質的な触媒が無い以上……彼女を召喚できるのは遠坂凛が持つ『うっかり属性』以外にはありえないな。
595名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:25:50 ID:UabWkPeu
ルイズの宝具というと、始祖の魔道書に水のルビーか、英雄になるころには大概の呪文は覚えているだろうし、直接戦闘には役に立ちそうにないな
宝具:ガンダールヴ扱いでサイトも呼べれば強いが
596名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:40:45 ID:SO2e/l0F
何言ってるの、ルイズの宝具はガンダールブのサイトだしょ?
盾じゃんw
597名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:41:09 ID:b6Vr796W
……いや、虚無自体を宝具レベルの魔術と考えれば結構強いか
そうしたら、ランクの「宝具」は「??」になるな

クラスはほぼ間違いなくキャスターだろうから、魔力と幸運は直観で決めたけど、ステータスはこんなところか
筋力E 耐久D〜E 敏捷C〜D 魔力A 幸運A 宝具??
メディアが筋力E 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具Cで、
ジル・ド・レェが筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具A+だから、キャスターならこんな感じだと思う
ただ、この2人のマスターって揃って魔術師じゃないから、ちょっと下方修正喰らってるのかもなぁ

>>594
英霊の側が触媒持ってたケースもあるから、こっちからあっちへ渡ったものの部品とか片割れとかあればいけるんじゃね?
598名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:52:53 ID:TEcW/KP/
むしろ二人で一つの英霊としてルイズ&サイトのコンビがですね…
599名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:53:31 ID:gESERrAH
ルイズのクラスをキャスターだなんて枠にはめないでほしいな。

ルイズのクラスはツンデレですよ。
600名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:55:37 ID:7+GbXSW4
>>598
それどっかで見たな。
確か召喚者はイリヤだった。
601名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 13:56:13 ID:7u7nHJFB
クラスがツンデレ?
ますます凛が召喚しそうだ……!!
602名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:10:51 ID:TEcW/KP/
>>600
あぁそういえばあったな
最初の数行読んで投げたけど
603名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:11:43 ID:BuP7M7Z3
宝具になるのか微妙だが
只のオタ学生すら一端の壁役に出来る

虚無の使い魔契約があるだろ

性質の悪さじゃ歴代キャスターに劣らんw
604名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:24:38 ID:SVvyr+Zj
ところで最近ゼロの使い魔呼んでないからルイズの性能が分からん
ダルブ戦でのエクスプローション以上のとんでも魔法出た?
605名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:28:12 ID:1XJfVtCU
>604が何巻まで読んでいるかによる
606名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:33:01 ID:lk0b/2I7
聖杯ってか鯖にディスペルマジックかけたらどうなるんだろ
607名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:34:23 ID:gESERrAH
ルールブレイカーよりも融通の効きそうなディスペルってのがあったな。
どんな魔法も打ち消し、武器への効果付与が可能。

使い方によっては、魔術師の陣地を強制解除や
固有結界も無理やり解除できそう。
608名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:36:54 ID:mp+iNcIH
キャス子の短剣みたいに契約解除か
消滅の即死攻撃かダメージ
令呪で.命令を受けて居ればそれがキャンセル受けていなければ効果無し
のどれかじゃない?

聖杯にやると砕けて大災害になるかも?
609名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:37:06 ID:gfgBgdbX
宝具「使い魔召喚」
で敵対サーヴァントを使い魔と化してしまうと・・・
610名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:38:53 ID:BuP7M7Z3
しかし、最新刊付近で
ルイズの虚無の原動力はストレスだと判明したからな

幸せで満ち足りた当たり前の幸福を得られると
同時に役立たずになるっていう設定は

ノボルのルイズいじめにしか思えないなw
611名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 15:02:22 ID:sWW6E+Ch
>>610
戦時→ガンガンストレス貯まってぶっぱなせる
平時→幸せに暮らす
じつに便利じゃないか
612名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 15:10:04 ID:Jg82rJ4f
イクティノス「なに、気にすることはない」
613名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 15:15:22 ID:BuP7M7Z3
大本のスレむきだが
生物のマイナス思念を昇華するゾンダーメタルと相性が良いなルイズw

宿主が不幸だと力を発揮するキャラっていたっけ?
型月で
614名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 16:32:49 ID:kUVFPzAJ
てことは言峰と相性がいいのでは?
言峰がルイズをいじめる→精神的に追い詰められるルイズ→虚無の威力が上がる
615名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 16:38:09 ID:wMyP7b02
従順なキャラが殆ど居ない型月からの使い魔召喚。
……ストレスゲージの上がり方が理想的になる?
616名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 16:46:28 ID:mp+iNcIH
>>615
戦場だとまともになる奴だと必要な時ほどゲージが貯まらなくなったりして…

ルイズの場合は平時の嫉妬パワーを戦時に使っているような気がする。
平和が続いたら発破工事などで放出しないといつかメルトダウン…
617名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 16:52:27 ID:h4MtxP9a
日常で溜まったストレスを戦争で解消してるって考えると凄く嫌な奴だなww
618名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 17:18:43 ID:jydFBhUx
セイバーの対魔力が突破できない

追い詰められてイライラする

ストレスがたまる

呪文の威力が上がる

以下倒せるまでエンドレス
619名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 17:29:14 ID:mp+iNcIH
>>618
序盤のゼロと呼ばれ続けるストレス
サイトが他の女とイチャイチャするストレス
他の女に絶望的な戦力差(チチ)を見せ付けられるストレス

から考えれば塵のような物ではないだろうか?
620名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 17:37:03 ID:mh4MdU9N
ストレス→カンシャク玉→エクスプロージョン
この流れはある意味素晴らしい。
621名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 17:54:54 ID:3JOunb2H
>>596
宝具を”己のマスター、又は任意の相手にガンダールブ能力の付加”にすれば面白いかも

ルイズが後衛で長々と詠唱をする暇で、前衛で凜が例の剣を持ちながら、なんちゃって八極拳でサーヴァントをけん制

実際才人ガンダールブより強くなるのは間違いない、武術の下地があるしな

強化された能力は魔法使いと傭兵の混成部隊7万と正面からぶつかり合って一時足止めできる位の能力
これって身体能力だけならサーヴァントに匹敵すると思う

いけるぜ!
622名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 18:05:59 ID:M0GqQ93G
虚無って、つくづく胃に優しくない魔法だな
623名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 18:10:57 ID:BuP7M7Z3
ルイズにとって人生とは
キャッキャウフフな展開を自身が望んでも
国の為、世界の為には決して得られない

ルイズにとって人生とは
針のむしろのような苦行の人生を指し示すのだ…

覚悟無くてこんな状況突きつけられたら
自殺しかねんw

というかトコトン薄幸だなルイズ
624名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 19:10:27 ID:M0GqQ93G
ストーリー的には、その方が売れる。
ああ、売上の為に犠牲になるルイズに辛あれ
625名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 21:31:13 ID:L7sn2zjr
合法ツンデレとはな
626魔眼の使い魔(26):2008/02/05(火) 21:39:48 ID:kGtedURe
「おお、この温度は…こんな所に居たのか隊長ぉぉぉぉツ!」
その日トリスティン魔法学院は“白炎のメンヌヴィル”率いる傭兵部隊の襲撃を受けた
そしてコルベールとメンヌヴィル、二人の因縁の対決が始まろうとしたそのとき
「メンヌヴィル!貴方だけは…貴方だけは変わらないと信じていたわッ!!」
よほど原作通りのキャラの登場が嬉しかったのかメンヌヴィルの胸に飛び込み感涙にむせ
ぶルイズ
「えーと…」
リアクションに迷うメンヌヴィル
「あの娘ったら…」
思わず目頭を押さえるキュルケ
「何をしているんですか貴女は」
ひょいと校舎の屋根から飛び降りてすぐ隣りに着地したメドゥーサにルイズは慌ててメン
ヌヴィルの背後に隠れながら“びしすっ!”と人差し指を突きつける
「気を付けてメンヌヴィル!コイツは見た目痴女で中身も痴女だけど強いわよッ!!」
ヲイヲイ
「いい機会です、ここで“虚無の使い魔”の力を試させてもらいましょう」
胸の谷間から取り出したオカリナを吹くとメドゥーサの右腕のルーンが輝く
「む、胸がぁぁ!?」
オカリナの音色に合わせグングン膨らんでいくルイズの胸
「な、なんと!?」
「ウソダドンドコドーン!!」
驚愕する一同の目の前でルイズのブラウスを突き破って地面に落ちた黒い物体はみるみる
うちに巨大化し全長18メイルはあろうかという甲虫型のモンスターとなる
黒光りするドーム型の胴体
背中から伸びる先端がY字型になった大角
サーチライトのような光を放つ両眼の真ん中から生えた頭部の角はレーダーアンテナのよ
うに回転している
それは織田信長の命を狙う根来十三忍衆が一人“虫寄せ風葉”が操った怪忍獣
その名を“鉄甲(てつかぶと)アゴン”という
「さあアゴン、やっておしまい!」
背中の大角に跨りノリノリのメドゥーサ
“あ゛お゛ん゛あ゛お゛ん゛”
サイレンのような鳴声をあげ動き出すアゴン
「おのれ妖怪!」
一斉に杖を構える傭兵達
すぴぴぴぴぴぴぴぴッ!
呪文の完成より早く大角から放たれた怪光線が一同を金縛りにしてしまう
ぶしゅうううッ!
続いてアゴンの口から霧状の粘液が吐き出される
身動き出来ないまま頭から粘液を浴びせられ見る見るうちに白濁まみれになっていくメン
ヌヴィルと傭兵達
そしてルイズ
「アンタ…絶対ワザとやってるでしょ……」
627名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 21:40:21 ID:V2hBNWit
セイバーが薄幸なのも売り上げのためか。
628名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 21:41:38 ID:S5/V5Wgm
仮面の忍者赤影かよ!?ひでぇ……メンヌヴィルがあんまりにも哀れだw
629Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/02/05(火) 21:44:51 ID:heCjRJbE
 阿含、さすがに強いな…
630名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 22:25:12 ID:M0GqQ93G
>>627
そうだ、売上の為なら全てが許される。
って、モーガン社長が言ってた。
631名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 22:37:09 ID:nluAGflX
3巻のときみたいな虚無使うには一年は溜めないと使えなかったような
632名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 22:45:34 ID:jydFBhUx
聖地には当代最強の飛び道具が召喚されるとされている
ならば型月的にはギルの宝物庫の中身が転がっているべきではなかろうか
つまり悪魔の門とはGOBの合鍵のことだったんだよ!
633名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 22:49:13 ID:1qpfAcqN
案外『聖杯』が召喚されていて、エルフという『人間では無いもの』が残骸を処理し続けていると言うのはどうだろう。
当代随一の危険物でもあることだし。
634名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 23:08:03 ID:IqrTiMSa
>>632

そういや確かFate/ZEROの方でクトゥルーな召還生命体
にぎるがお仕置きした際に、「もう一度泥に漬けちゃった宝具
なんてイラネYO!」みたいな事言ってたやん?

ああいう風に捨てちまった宝具はやっぱりゲートオブバビロンの
登録から抹消されちゃうんかねえ?そういう破棄宝具の落ち場所って
いうのはどう?
635名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 00:00:27 ID:lNR0QrAC
>>634
なんだかんだで蔵に戻ってきてるんじゃね?
というか、宝物庫の中にあらゆるメイドの原典がいてメンテナンスしてるから、しつこい汚れもばっちり落としてくれますよ!
636名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 00:08:41 ID:pRZL4YEF
>>635
たまにギル様SSで見かける黄金人形か
637名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 00:44:09 ID:Lu6zeK+p
宝物庫の整理とかもメイドがやってるのかね
638名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 01:08:14 ID:9qsJoddl
>>637
ここで実はエルキドゥが甲斐甲斐しく管理している説を提唱
639名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 01:57:10 ID:5lH+365z
鎖がこう、先っちょにタオル引っ掛けて宝具をゴシゴシ擦ってるとな?
640名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 01:58:52 ID:kretvc4/
銀系のものはシルバーなんたらとかでキュッキュッと磨いたりしてるんだな
布を巻いた鎖がチェーンソーのように高速お手入れ24時と
641Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/02/06(水) 02:49:22 ID:Xi1zSkXx
>>638

>エルキドゥ

 エンキドゥとは読まないの?
642名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 03:00:35 ID:9qsJoddl
>>641
とりあえず本編の読みで。
643名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 03:01:52 ID:Q229W0BD
糞コテの相手しちゃ駄目だヨ?
644名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 07:20:21 ID:o0/alCDw
>>545
クラス:ライダーでルーデルとか坂井三郎とか。
法具は愛機。
>>548
バントラインスペシャルとかウィンチェスターランダルカスタムとか出てくるのか。
645名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 09:52:52 ID:jTvteVw5
現代の戦争において軍隊が望むものが

英雄個人による一騎駆けじゃなく

誰でも同じくらいの戦果を上げられる
シスマチックな組織による戦争を望んだからなぁ

それでも戦場の英雄という存在はでてくるんだけどね
646名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 12:31:23 ID:5lH+365z
>>645
ルーデルとか、シモ・ヘイヘとか?
647名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 12:58:00 ID:SIiik1Eo
英雄の時代はWW2で終わったよ
某フライトシューゲーの世界なら2020年でもまだ英雄時代やってるけどw
648名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 13:25:42 ID:SIeoTgLV
メビウス1とかサイファーとかか
649名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 17:23:56 ID:SLZ5PUMS
きっとルーデルを相手にしたソ連も、メビウス1を相手にしているような気分だったんだろうなぁ。
アレはチートとしか言いようがない。
650名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 17:29:27 ID:kQowu/JH
>>649
どちらかというとシモ・ヘイヘのがチート臭い。
32対5000で耐え切るとかどんだけwwww
651名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 17:32:05 ID:dF0FCW5V
〜ドキッ!エースだらけの聖杯戦争〜
2 3 4 5 6 0 X と丁度7人いるね。スレチだけど
652名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 17:42:21 ID:qEhuQWnm
>>651
目撃者と被害多すぎで隠蔽できねー!

言峰「表向きには米軍基地で内乱が発生して反乱を起こした兵士が戦闘機を奪い逃走
追撃に出た戦闘機と空中戦を繰り広げたという事にした」

誤魔化しても世界規模のニュースになってしまう…
653名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 18:00:45 ID:SLZ5PUMS
>>652
ハリウッドのB級映画のようなシナリオ・・・。
654名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 19:56:58 ID:fF+k/9PX
>>652

聖堂教会関係者がスレ立てしつつ、必死に隠蔽ストーリー
を毎回考えたりしてる光景が何故か頭に浮かんだ。

『サーヴァントが戦闘機乗っ取りますた。隠蔽ストーリー誰か頼む』
とかスレが立ち、毎回作家さんがダメだしとかされているに違いないw
655名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 20:56:59 ID:lNR0QrAC
教会関係者専門のクリスちゃんねるがあると申したか
656名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 21:14:53 ID:IjG46JPB
まだやってたのか
そろそろ僕鯖スレあたりに行きたまい
657名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 23:49:01 ID:Iw1LuDZY
兄貴の人マダー?
658ゼロ:2008/02/07(木) 19:33:34 ID:WMzRcROA
初めまして
659名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 19:56:31 ID:5EaPyJ5P
理想郷の所のイスカンダル更新来てたな。
660名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 19:59:39 ID:dO3s+umI
理想郷を押さえてないやつはここにはいないだろ
661名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 20:02:14 ID:iGOCnvtA
>>658
ちょっ!?

メール欄にはsageって書いとけ
662名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 20:23:14 ID:8sZhbRSj
>>654
誰かソレでスレ立てしてくれwww
663名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 20:36:01 ID:JjS4j8oe
>>658
マジでメルアド書くヤツが居るとは(;゜Д゜)
664名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 20:43:57 ID:6sahYmbh
>>663
たまに居るんだよ、こういう2ch初心者のうっかりさん。
665名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 20:46:20 ID:6x05Enfy
落ち着け、これは貧乳の罠だ
666名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 20:50:20 ID:6sahYmbh
>>665
なるほど、さすが兄者。
667名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 21:37:33 ID:1M1s7ufv
>>658
釣りでも良いから釣られてやる

とりあえずそのメアドは変更処理してこい
668名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 22:35:01 ID:8sZhbRSj
>>658
ここは良心的なプライベートチャットじゃねーぜ。
欲望渦巻くパンデモニウム。純なアンタじゃ生き残れねーよ・・・。
669名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 22:37:55 ID:6sahYmbh
かつて、我々も>>658のようなピュアな人間だった・・・かもしれない。
670名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 22:38:24 ID:y8g0EcGN
>>662
どこで立てればおkなんだろうなwww
671名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 22:39:14 ID:Aoi5OGzW
ネタが無いからって、こんな釣られんでも
672アレクサンデル・クマー:2008/02/07(木) 22:42:44 ID:6sahYmbh
釣られずして、何がクマーであるか!
673名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 22:55:44 ID:3jJa7F5y
>>670
したらばの型月総合板だろ常考
勿論スレ立て総合スレにきいてからだぞ?
674Black Coat Mahora ◆jqB.C.MTuw :2008/02/07(木) 23:07:15 ID:VB2aknq2
>>669
 ピュアというより、2chがどういうものか知らずに来た感じだ。
675名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 00:10:08 ID:tolXZigh
>>658
まずは半年スレを見るだけのROMに徹して、2chのルールと危険性を覚えた方がいいぞ。
半年後に、また会おうぜ
676名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 09:10:11 ID:E6oXdr6R
第五次聖杯戦争で召喚されるサーヴァントがすべてギルガメッシュっていう電波が来たw

剣:TS
弓:汚染前の普通ギル
槍:ZEROギル
騎:子ギル
殺:どっかのssであった黒化抜け殻ギル
狂:ビッグブリ(ry
魔:理想郷のミョズギル

まあノーマルギルとZEROギルは一緒かもしれんがw

677名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 09:38:41 ID:OBnJL0s/
スレタイ読め
678名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 10:23:05 ID:E6oXdr6R
スマソ
じゃあミョズギルを取り返しにルイズも乗り込んでくるということで。
679名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 14:30:15 ID:DDeGqyWP
なにそのグリコのおまけみたいな扱い
死ねばいいのに
680名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 15:24:39 ID:MdJ8crU8
落ち着け



とりあえず、うっかりギル様萌
681名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 18:05:44 ID:sh6U7hkI
虚淵ギルだとどうしてもきのこギルとは違ってくるけど、
傲慢な性格と泥による汚染は1ミリたりとも関係ないことは解ったな。
682名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 18:35:26 ID:wBBWhxR5
>>675
流石に長いだろw
まぁ、こんなウッカリさんにはそれぐらいでちょうどいいかもしれんがww
683名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 18:57:57 ID:hujZMjML
半万年ROMってろよりは優しいぞw
まぁ実際恐る恐るでもROMることは悪くないさ

あと引っ掛けなどに対処するためにも
専ブラは初期の段階から使用することをお勧めしたいな

それはともかく

魔法が当たり前にある世界だと型月的には魔術というか神秘の概念は
増幅されるんだっけ?
684名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 19:15:09 ID:+ZNTQP5P
鯖の知名度補正と逆で魔術は隠匿されてるほうが効果上がるんでなかったっけ
685名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 19:26:55 ID:wBBWhxR5
と、言うよりは1つの神秘を全員で分け合う形になるから威力が下がるとかそんな感じの説明だった。
つまり、使用者が少なければ少ない程、質が上がるってこと。
686名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 19:27:56 ID:+ObYZs8u
威力というか神秘のランクが下がるんじゃないの?
687名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 19:29:59 ID:hujZMjML
>>684-685
あ、そうなんだ
俺てっきり「魔法?あるわけねーだろwwww」っていう
否定する概念が少なくなって肯定概念が多くなっているから

強化されるもんだと思っていたよ


688名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 21:37:52 ID:kiQjaRyb
虚無が使えるのが一人だけなら「虚無スゲエ」って畏怖、崇拝されて神秘パワーうpとなるところが
誰でも使えるなら「虚無使えるんだ、フーン」ってなるようなもんか
689名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 21:50:17 ID:7LA2fbt0
型月キャラが行ったら「そんな魔法しらねーYO」でパワーうpするのかね
690名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 22:16:17 ID:wBBWhxR5
いやいや、概念っていうのは要は集合意識による現実干渉だから1人2人じゃ変わらんよw
691名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 22:17:03 ID:cOEMrFuT
世界の法則が違うから無理だろ
692名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 22:20:43 ID:MdJ8crU8
ってかさ


型月世界の魔術をあっちのルイズ世界が知る訳ないんだから神秘度鰻昇りで威力超UPじゃないか?
693名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 22:21:41 ID:7LA2fbt0
>>690
>>689>>692みたいなことを言いたかった。説明不足ですまん
694名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 22:26:44 ID:Zsw+MYn3
魔術の力は神秘の強さに比例する。
科学が進むか、多くの魔術師が存在するかによって魔術回路が独占できなくなると、魔術はその力を失う。
もしハルケギニアに魔術基盤に相当する物があった場合、型月世界の魔術師がそれにアクセスできるのだろうか。そしてその魔術基盤の占有率はどうなるのだろうか。

……世界扉が(ご都合主義的に)開いた瞬間だけ魔術が使える、という仕組みもあり、か?
695ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 22:51:28 ID:0VsfjQYE
吊った後ワラキアの夜を体験して戻ってきました。
11時より投下宜しいでしょうか。
696名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 22:54:54 ID:wBBWhxR5
>>694
それじゃあ、ルイズはボムじゃなくてゲートの虚無にするのか?
それとも教皇んとこに召喚?
虚無の担い手ってそれぞれ使える虚無違う感じだったし。
テファは知らんが覚醒前だとルイズは爆破で教皇は異世界を見るだけだったはず。
697名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 22:56:00 ID:GFC31yeC
>>685,694

それだと、型月世界で魔法が存在していた神代の魔法って
現代の魔術よりも滅茶苦茶弱いという話になって矛盾してないか?
698名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 22:56:11 ID:ls4hBOg7
ねこ!ねこ!
699ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:00:50 ID:0VsfjQYE
時間なので投下します。
今回は7レスで少々短いです。
700名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:01:02 ID:ls4hBOg7
猫!猫!
701名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:01:26 ID:ls4hBOg7
にゃんこ!にゃんこ!
702ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:01:40 ID:0VsfjQYE
 トリスタニアへ出かけてから数日が経過。その日々は穏やかで、特筆しておくべきことは何も無かった。
 朝目覚め、制服に着替え、朝食をとり、授業に出て、終わったら夕食、入浴を済ませて就寝する。ルイズが学院に入ってから繰り返してきた日常と大差ない。
 他に述べておく事といえば、時間があるときに図書室を訪れたり、教師に話を聞きに行ったりすることが増えたくらいだろうか。
 目的は、レンと約束した『彼女が居た世界へ行き来する方法』を探す事である。
 しかし結果は惨敗だった。『フライ』という空を飛ぶコモンマジックを自在に使えるメイジ。そんなメイジが利用する事を前提として作られた図書室の書棚は、30メイル物高さの壁一面に本が敷き詰められているくせに足場の一つもないのだ。
 当然フライも使えないルイズは、脚立を用意して本を調べていたのだが、当然移動と持ち運びにかかる時間や労力は他のメイジより遙かに上がる。あるかも分からない情報の検索にそんな余計な手間が加わり、中々作業は進まず、手掛かりは得られなかった。
 教師たちにも手掛かりがないかと思って聞いてみたが、けんもほろろだった。

『月が一つしかない世界? そんなのあるわけないだろう、ミス・ヴァリエール』
『お伽噺でもそう言う物は知りませんねえ』
『ミス・ヴァリエール。そんな空想をするくらいならもっと魔法の腕を磨きなさい』
 
 要約すると、そんな世界は教師陣も知らない、と言うことである。
 ルイズもすぐに成果が出るとは思っていなかったが、空振り続きだと少し気が滅入る。
 しかも、教師の一人にも言われたように、ルイズの魔法の腕は相変わらず爆発続きだった。どんな簡単なコモンマジックも成功しない。ルイズの鬱憤は募る一方だった。
 そんなルイズを少しだけ癒してくれたのは、使い魔のレンだった。
 朝、日が昇るとルイズの顔に足を乗っけて起こしてきたり(払いのけるが)。丸まって熟睡しているところを撫でたり(起きると逃げられるが)。抱き抱えさせてくれたり(やはり高確率で逃げられるが)。
 そんなスキンシップがルイズの小さな、しかし確かな支えになっていた。カトレアがたくさんの動物を飼っていた理由を少し理解できた気がする。
 そんなレンだが、四六時中ルイズと一緒に居る訳ではない。もともと猫は奔放な生き物、常に飼い主と一緒に居るわけはない。他の使い魔たちもずっと主人と行動を共にしているわけではないのである。
 朝、ドアを開けると使い魔の食事に向かう。その後ルイズから離れてどこかへ行ってしまうのだ。最初に何処かへ行かれたときは授業を放り出してあっちこっちを探し回った。探すことに疲れて一息ついていた小一時間後、

「授業はどうしたの、ルイズ」

 と人型になってひょっこり出てきた時には辺り構わず怒鳴り散らした。

「主人の許可無しに勝手に歩き回るんじゃないわよ!」
「別に使い魔だからっていつも傍に居なきゃいけない訳じゃないでしょ」

 そんな風に口論していると、聞き咎めた教師に見つかってしまった。
 すぐに教室に引っ張りこまれた上、罰として授業終了後の教室清掃を命じられた。レンはいつの間にかそこから消えていた。
 憤慨したルイズは、レンのせいとしてその日の食事を抜きにした。レンはこれに怒ったのか、その日はルイズを避け続け、無理に触ろうとするとシャーッと威嚇してきた。
 その晩。

「いつも貴女の傍に居なくても良いでしょう? 緊急の時は呼べばすぐ行くから、昼間の散歩くらいさせなさいよ」
「……仕方ないわね、けど主人の顔に泥を塗るようなことをしたら許さないからね!」

 以上のような会話が夢の中で話され、日中は主に二人は別行動をするようになったのである。
 ルイズが一度、昼間は一体何をしてるのか、とレンに聞いたところ、

「今日、入り心地の良い箱を見つけたのよ♪」

 と上機嫌で語ったりした。身体や習性は猫らしい。
703ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:02:26 ID:0VsfjQYE
 そして、ある晩のこと。

「それでルイズ。私の居た世界への手がかりは見つかった?」

 ベッドに入って目を閉じていると、もういいかげん見慣れた雪原にルイズは居た。
 向かいには肘を突いて両指を組み合わせた手の甲に顎を乗せたレンが居る。

「さっぱりよ。本を色々調べてみたけど全然駄目。先生たちに聞いても『そんなの聞いたことも無い』で終わり」

 うんざりとここ数日の調査は空振りであったことをレンに告げる。前述の通り、成果はゼロと言って良かった。ゼロ言うな。

「流石にすぐには分からない、か。でも異世界からの召喚なんてこちらでもすごい魔法なんでしょう? 何で貴女は使えたのかしら。他は爆発ばかりなのに」
「そんなの私が知りたいわよ!」

 レンの指摘に激昂するルイズ。魔法が成功しないことに加え、馴れない調査まで加わって相当ストレスがたまっていたのだ。

「何であれから魔法が成功しないのよ!? ようやく魔法が成功したのに! あれから全然成功しないし!!」

 ルイズはやりどころのない怒りにバンバンと机を叩く。
 レンはそんなルイズを見ながら、一つの提案を投げかけてきた。

「ルイズ。もう一度『サモン・サーヴァント』を唱えてみて」
「何でよ?」
「それは成功したんでしょう? うまくいったものから練習するのも一つの手じゃない」
「無理よ。『サモン・サーヴァント』は使い魔がいる限り発動しないもの」
「試してはいないんでしょう? 色々と規格外な貴女なら違った結果が出るかもしれないじゃない。やってみてよ」

 確かに、今のところ成功したのはレンの召喚と契約の魔法だけだ。
 けれどレンに今言ったとおり、この魔法は使い魔を持っていると発動しない。やったところで精神力の無駄だ。
 レンの言葉が自分の使い魔を辞めたがっているように聞こえて、ルイズはこんな言葉を言ってしまう。

「……私の使い魔が嫌なの?」
「使い魔はやるって言ってるでしょう。とにかく帰る方法の検討すらつかないのは嫌なのよ」

 椅子にもたれ掛かってレンは言う。
 確かに、自分の故郷へ戻れないのは辛いのだろう、とルイズは思う。もし自分が家族の居るヴァリエール領へ帰れなくなってしまったら。
 そんな想像をして少しルイズは背中が寒くなった。そして余計な疑いを持った自分を恥じた。

「強情ねえ、マスターは。仕方ないわね、これあげるから」

 首を縦に振らないマスターに、レンは机の上に何かを置いた。
 ルイズは瞠目した。それは、この前王都に行って買ってきたスコーンだった。おまけにシエスタが煎れた紅茶まで二人分ある。

「これどうしたの!?」
「此処は私の世界。私の思い通りにできないことなんてありはしないわ」

 レンはそう得意げに言う。
 そんなレンの言葉にルイズの乙女回路がフル稼働する。この使い魔は夢の中なら自由にお菓子を出すことができる、ということ? もしそうなら……。
 ルイズの心中を見透かしたかのように、いや事実見透かして、レンは詰めの一言を放つ。

「やってくれるなら特別サービスであのクックベリーパイもお出ししますわ」

 その言葉は、ルイズにとって抗いようのない魔法の言葉だった。ごくり、と音を立てて自分の口に溜まった唾液を飲み込む。

「……し、仕方ないわね! 分かったわよ、それじゃ明日の夕食の後ね」
「ルイズ、涎拭きなさい」

 レンの言葉に慌てて口元を押さえるルイズ。しかし別に涎は垂れていない。レンはそんなルイズを見てくすくすと笑っている。騙された!
 怒りと羞恥で顔を赤くするも、それよりも押さえきれない期待を胸にルイズはレンに命令する。
704名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:02:43 ID:ls4hBOg7
ぬこーぬこー
705ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:03:05 ID:0VsfjQYE
「さあレン! 早くクックベリーパイを出しなさい!」
「今は無理よ」
「何でよ!?」
「一日に何度も使える能力じゃないのよ。結構力を消費するんだから。クックベリーパイは明日、サモン・サーヴァントを試した後でね」
「そんなの生殺しじゃない!!」

 机にはスコーンと紅茶が乗っている。それが美味しいことは数日前実感しているルイズだが、彼女にとってクックベリーパイは別格なのだ。メイジでいうとトライアングルとスクウェアくらいの壁がある。お菓子だからといってメイジと明治を掛けているわけではない。
 
「まあ今日はこの紅茶とスコーンで我慢して下さいな、マスター?」
「明日は絶対クックベリーパイを出して貰うからね! 1つじゃすまないわ、まるごと1ホールは出して貰うわよ!」
「欲張りねえ。その量だとぎりぎりかしら。そこまで言うからには何らかの成果を出して貰うからね」

 そう言いながらレンはスコーンに手を伸ばす。それにならってルイズも一つ手に取った。
 かじり付くと口の中に広がる小麦の甘み。数日前に味わった物と同一だった。頬をゆるませて紅茶を口に運ぶルイズ。一口飲んで、ちょっと感じた違和感をレンに言う。

「レン、この紅茶ちょっと温くない?」
「良いでしょ、私熱すぎるのは苦手なの」

 自身も紅茶を飲みながら素っ気なく言うレン。成る程、人の状態でも猫舌なんだ、とルイズは思った。



 そして時は動き出す。
 翌日の夕食を取った後、ルイズとレンは中庭までやってきていた。目的は無論、昨夜話したとおり『サモン・サーヴァント』をもう一度唱えてみるためである。
 まずルイズは自室で行おうとしたのだが、

「いいの? 爆発したら部屋がめちゃくちゃになるわよ」

 というレンの言葉で、外へと移動する事にしたのだ。とりあえずこの言葉でルイズはレンに後でお仕置きする事に決めた。理不尽である。
 双月が見下ろす中庭で、人間状態のレンが見守る中、ルイズは杖を振りかぶった。この後のクックベリーパイのために!

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。我の運命に従いし、"使い魔"を召喚せよ!」

 決められたとおりのルーンを詠唱し、勢いよく杖を振り下ろす!
 結果。何も起こらなかった。周囲には只静寂が漂うのみ。

「……ほら、無駄だったじゃないの」
「そうね、成功してるみたいね」

 レンの答えはルイズの想定の外だ。思いっきり顔をしかめてルイズはレンに向かって言う。

「何言ってるのよ、ゲートは開いてないじゃない。失敗よ」
「ええ、何も起こらないわね。何時もの爆発も」

 レンにそう指摘されて、ルイズもようやく気づいた。確かに、今回はゲートは開かなかったが爆発も起こっていない。これは、まさか――!?

「も、もしかして」
「他のはどうなの?」

 逸る心を何とか落ち着かせ、ゆっくりゆっくりルイズは詠唱を開始する。今度はコモンマジックの『レビテーション』。一言の間違いもなく唱え終え、祈りをこめて杖を振り下ろす――!

どっごぉん!!!

 そして、閃光と爆音が生じる。いつもの爆発だった。

「……」
「失敗ね」
「……ファイアーボール!」

 今度は火系統の呪文。やはり爆発した。ルイズの眉が急角度に吊りあがる。
706ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:03:51 ID:0VsfjQYE
「ウィンドブレイク!」
「錬金!」
「コンデンセイション!」

 風、土、水、手当たり次第に試してみるルイズ。しかしそれら全てが魔法が何時ものように爆発した。何度も何度も。爆発の幾つかは本塔の壁に直撃していた。

「っだああああああ!!」
「やけにならない。そんなんじゃ成功するものも成功しないわよ」

 成功しない苛立ちに咆哮するルイズとそんなルイズをとりなすレン。レンも度重なる爆発にちょっとジト目だ。
 連続の魔法使用にぜいぜいとルイズは息を荒げている。

「ひょっとして貴女、『サモン・サーヴァント』と『コントラクト・サーヴァント』しか使えないメイジってことはないわよね」
「そんなメイジ居るわけないでしょ!」
「じゃあ何かの呪いにでもかかってるんじゃない?」
「どうしてそんな話になるのよ!? 由緒正しいヴァリエール家に呪いなんてあるわけないでしょ!」
「……ルイズ、貴女の魔術は全部成功している、と仮定してみましょう」
「はあ!?」
「言いたい事はあるでしょうけど最後まで聞きなさいな」

 さっきからこの使い魔は何を言っているのだろうか。けれどレンの瞳は真剣で、何故かルイズは目を逸らす事ができない。

「まず、貴女の魔術自体は全く問題ない、正しいものだと考えるの」
「……それで?」
「けれど、正しい行使に関係なく、別の外的要因から爆発という現象に捻じ曲げられているとしたら? もしそういったことが原因なら、貴女がどんなに努力しても成功という結果が出せない、ということになるわ」

 彼女の言うことは幼い外見と裏腹に、まるで講義を行う教師のような大人のものにも感じられ、ルイズの耳に浸透した。
 レンの言葉に、ルイズは自分の姉のカトレアのことを思い出す。生まれつき体が弱く、強力な魔法を使うとすぐに体調を崩してしまう姉。
 自分は体は丈夫だが、魔法に関して何か別の先天的な原因を抱えているとしたら? 全く聞いた事のない話だが、確かに筋は通るように思える。
 けど、ルイズはそんな事は認めたくなかった。自分が他のメイジと違う、ということなど。自分の努力が意味のないものだったという事など。

「じゃあ結局、何で私の魔法は爆発するのよ」
「そこまでは分からないわ。貴女は魔術の訓練じゃなく、まず自身の体が他と違わないか調べてみるべきじゃない?」
「だれが他の奴らと比べてぺったんこですって!?」
「そんなこと誰も言ってないわよ!?」

 体と言われて思わず的外れな事を思い浮かべて反応してしまうルイズに目を白黒させてレンは答える。
 そんな事を言いながらも、ルイズは心の奥で自分の魔法の失敗の原因についてもっと調べねば、と思うのだった。
 が。そんなルイズの奥底の思考を意に介さずに、レンが行動を起こす。

「大体ぺったんこって貴女ねえ……」

 ちょっと不機嫌そうに目を細めたレンは、ルイズとの距離を狭めると、おもむろにルイズの左胸を揉みしだいた。

「ひぇっ!?」

 ちっちちっちっおっぱーい♪
 別にレンはもごうとしているわけではない。只の肉体言語である。

「なっ、何するの!?」
「ちゃんとあるじゃない。つまらない我侭ばかり言ってるんじゃないわよ」

 キュルケに脂肪ゼロと言われたルイズの胸だが、彼女のスリーサイズはB76、W53。推定カップサイズはCである。それでも彼女は貧乳と言われる。それが世界の選択なのよ。
 しかし、彼女の胸は数値上は決してゼロではない。ゼロでは、ないのだ。よって、レンの手中にある乳房は、彼女の手に小さいながらも確かなやわらかさを伝えてくる。
 レンの小さな指は絶えず蠢き、掌はなだらかな小山を押し包み、シャツの上からルイズの胸を触診し続けた。

「ぅやんっ!?」

 腋と乳房の境目辺りをレンの指がなぞった時、ルイズの口から変な声が漏れてしまった。
 自分から出た声に真っ赤になるルイズ。慌てて自分の口を両手で塞いだが、時既に遅し。
707名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:04:39 ID:ls4hBOg7
にゃんこ!にゃんこ
708ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:04:49 ID:0VsfjQYE
「……」
「可愛い声ね」

 花のような笑顔のレンをルイズは全力で突き飛ばした。距離ができたレンに向かって一層血液の流れが増大した顔で杖を向ける。ちょっと涙目だ。

「こここ、こっの、エロ猫〜〜〜!!」

 悠然と微笑んでいるレンに向かって全力でファイアーボールの魔法を放つ。
 そして、当然のごとく爆発した。大爆発だ。爆発の規模が今までより大きい。
 レンが避けるまでもなく魔法は壁で爆発したが、爆風はレンの髪とリボンとスカートを巻き上げた。しかしパンツは見えなかった。おのれロングスカート。

「危ないわね、当ったらどうするのよ。爆発の威力は貴女が良く知ってるでしょう?」
「うるさいうるさいうるさぁーーーいっ!!」
「いやらしい声だったのは恥じる事じゃないわ。大丈夫、別に貴女くらいの年齢ならおかしいことじゃないわよ」

 爆風に弄ばれる銀髪を押さえてレンが言う。未だに余裕の笑みは消えていない。
 一度本気で当ててやる、とルイズが再度杖を振りかぶる。が、その時。

「なんだ、あなただったのルイズ」

 背後から聞こえてきた声に振り向くと、そこにはキュルケと眼鏡の青い髪の少女が居た。確かタバサという名前だったか、とルイズは思う。
 幸い先ほどの爆発による粉塵で埃が目に入ったものと解釈されるだろう、ぐしぐしと目の端に滲んだ涙を拭いて二人に向き直った。

「何しに来たのよ、あんたたち」
「もう夜だって言うのにぼかんぼかん五月蝿いから音源を確認しに来たのよ。ご苦労様ね、日が暮れても爆発の練習なんて」
「爆発じゃないわよ! 普通の魔法の練習だってば!!」

 むきになってキュルケに言うが、彼女はそんなルイズを笑うだけだ。キュルケに笑われている事に苛立ちがヒートアップするルイズ。

「その子もご苦労様ね。ずっとご主人様の爆発に付き合わされて」

 昂ぶった感情に水を指された。キュルケの言葉で思い出す、そういえばレンが居たのだと。あわててレンを確認するも、彼女は既に白猫になっていた。

「なあに、あなた自分の使い魔が見てることに気付いてなかったの?」
「そんなわけないでしょ」

 キュルケの言動から察するに、どうやら二人に見られる前に猫になったらしい。使い魔の行動の素早さに安堵の息を吐くルイズだった。

「誰か居た?」

 いきなりタバサがそれだけつぶやいた。きょとんとしてタバサを見るルイズ。
 タバサはルイズを見ていることからルイズへの質問らしいが、ルイズには意味が分からない。

「どういう意味よ」
「この子はあなたの他に誰かいなかったか、って聞いてるみたいよ。けどあなたの他には誰も居ないわねえ」

 流石親友。言葉が足らなくてもしっかり意味は理解しているらしい。
 キュルケの補足でルイズはどきりとする。そういえばタバサは風のメイジらしい。使い魔は見事な風竜だった。
 風系統のメイジは空気の振動、つまり音にも敏感なのだ。先程のレンとの会話が耳に届いていたのかもしれない。
 下手に追求される前に、とルイズは咄嗟に誤魔化しの言葉を言った。

「私とレン以外誰も居ないわよ。幽霊でも居たって言うの?」

 キュルケはあちゃあ、と苦笑する。しかしルイズはキュルケがどうしてそんな反応をするのか理解できない。

「どうしたの?」
「……別に」
「そうね、タバサの気のせいだったみたいね。あれだけ爆音が響いてたんだもの、ちょっと耳がおかしくなってたのかもね」

 さっさと話を切り上げるキュルケ。ふとルイズがタバサを見ると、心なしか先ほどよりタバサの顔が青みがかっているように見える。月明かりのせいだろうか。
709ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:05:30 ID:0VsfjQYE
「ちょっと、タバサだった? あんた顔色が悪くなってるじゃない。キュルケも注意したげなさいよ」
「あー、そうね。もう戻りましょタバサ。ルイズもいい加減切り上げたら?」

 キュルケはタバサの狭い肩を抱いてやりながら寮へと向かう。タバサは何故か動きがカクカクしていた。春先とはいえ夜の空気に当たって冷えたのかもしれない。
 確かに、今日は随分魔法を使ったし、いい加減引き上げ時かもしれない、とルイズは思った。

「レン、私たちも戻るわよ」

 地面に佇んでいる白猫に呼びかける。レンはなにやら植え込みをじっと凝視していた。

「なによ、鼠でも居るの?」

 そう言うルイズだが、彼女も猫が何もないはずの空間をじいっと見ているのは結構良くある事だ、というのはここ数日のレンとの生活で理解していた。レンの見る先を大して気に留めずにレンを抱え上げる。

「ほら、さっさと行くわよ」

 レンに逃げられないよう心持ち強めに白猫を抱きしめ、ルイズは寮への道を歩き出す。しかし、数歩ほど歩いたところで、
 
(ルイズ)

 行き成りだ。何の前触れもなく誰かに自分の名前を呼ばれた。

「え? な、何?」

 きょろきょろと辺りを見回すルイズ。しかし、辺りに居るのはルイズの前を歩いているキュルケとタバサだけだ。

「ルイズ? まだ帰らないのあなた?」

 先行しているキュルケがルイズに話しかけてくる。ルイズはキュルケには構わずにまだ辺りを見回していた。

「どうしたのよ? 本当に幽霊でもいたの?」

 からかうように言ってくるキュルケ。彼女の傍に居るタバサまで何故周囲を忙しなく窺がいだしているのだろう。

(あの植え込みから何か来るわ)

 再び声。よく聞いてみると、それは彼女が最近馴染みだした彼女の声だった。

「レン? あんたなの?」

 腕の中の猫に視線を向けるが、猫の視線は自分を向いていない。いや、抱き上げる前からずっと植え込みの一点を見つめている。
 猫の時に意思疎通までできたのか、いや使い魔と言葉を交わすくらい普通の使い魔もできるはずだし当たり前か? と自問するルイズだが、とりあえずそれをレンに突っ込むのは後にすることにした。
 レンに習って自分もその植え込みを見てみる。しかしルイズは特にそこからおかしいところを見つける事ができない。それでもレンは視線を逸らさない。

「何かって何よ。ちゃんと説明し、な――!?」

 ルイズがレンに何事かと問いただそうとした時。なにやら地響きを感じた。ごく近くで、何か大きいものが動いているような――。
710ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:06:36 ID:0VsfjQYE
「な、何あれ!」

 植え込みから土が盛り上がり、山になっていく。山は更に大きさを増し、見る見るうちに30メイルほどの巨大な人型になった。ゴーレムだ。
 土のゴーレムはずしんずしんと地響きを立てて歩いていく。巨体が向かう先には本搭の壁があった。

「あいつ、何をする気?」

 ゴーレムが巨体に見合った豪腕を振り上げ、壁へとたたきつけた。その拳は本搭の壁にめり込み、轟音を響かせて巨大な穴を開けた。

「学院の壁が……!? どんだけ強力なのよあのゴーレム!?」

 悲鳴じみたキュルケの声があがる。そう、学院の壁は相当に強固にできているはずなのだ。いくらあのゴーレムが巨体だとはいえ、パンチ一撃で大穴が開くなど通常は考えられない。
 ルイズの背中を冷たい汗がたどった。そういえばさっき、あの辺りの壁を爆発させなかったっけ、いや自分の爆発くらいで学院の壁は壊れたりしないはず――。
 青ざめて思案するルイズ、驚愕に棒立ちになるキュルケ、流石に顔は上げているも静観しているタバサ。三人に構わずゴーレムの肩に乗った黒ローブの人物がゴーレムの腕を伝って穴から学院に進入した。

「学院を破壊して不法侵入……間違いなく賊ね」
「そ、そうね! 急いで取り押さえないと!」
「ちょっと、落ち着きなさいルイズ! あれだけ巨大なゴーレムを操って、しかも学院の壁を一撃で壊するような相手よ? 少なく見積もってトライアングル、それどころかスクウェアの可能性もあるわ」
「『土くれ』のフーケ」

 ぽつりと呟かれるタバサの言葉。タバサの推測に得心がいったらしく頷くキュルケ。しかし、ルイズはその名前は初耳であった。

「誰よ、それ? あの賊の名前?」
「知らないの!? 今有名な怪盗の名前よ! 細かいことは省くけど、錬金が得意な土のメイジで、貴族からマジックアイテムを好んで盗んでくって」
「宝物庫」

 タバサは杖で壁に開けられた穴を指しながらぼそりと言った。つまりあそこが学院の宝物庫だ、と言っているのだろう。

「フーケだがブーケだか知らないけど、賊には違いないじゃない! 取り押さえないと!」
「だから待ちなさいっての! 闇雲に突っ込んで勝てる相手じゃないでしょ! ましてゼロのあんたじゃ絶対ムリよ!」
「やってみなきゃわからないでしょ! 盗賊を前にして逃げるなんて貴族の名折れよ!」

 自分を止めるキュルケと口論しているうちに、宝物庫から黒ローブが戻ってきた。やはり泥棒目的だったらしく、何かを持っているのが見える。再度ゴーレムの腕を伝って肩まで戻ると、主を乗せたゴーレムが方向を変える。

「逃がさないっ!」

 ルイズはファイアーボールのルーンを唱え、ゴーレムへ魔法を放つ!
 やはり炎は出なかったが、ゴーレムの胴体が爆発した。しかし、如何せんゴーレムが巨大すぎる。体に空いた穴を気にも留めずに、地響きを立てて魔法学院の壁へと歩いていく。

「止まりなさい! 止まりなさいっての!」
「ああもう、しょうがないわねえ!」

 失敗の爆発でも今は気にする必要はない、とにかくファイアーボールを連続してゴーレムへ唱え続けるルイズ。
 キュルケも負けじとそれに続き、ファイアーボールを詠唱する。火のメイジであるキュルケの杖からは、爆発でなく火の玉が生まれ、ゴーレムへと吸い込まれる、爆発を起こす!
 しかし、二人の爆炎と爆発はゴーレムに全く通じていない。歩みを遅めることすらせず、ゴーレムは城壁を一跨ぎすると、そのまま学院の外へと歩き去ってしまった。

「……屈辱だわ!!」
「全くね、相手にすらされていなかった……!」

 貴族にとって誇りは命よりも重いもの。二人のそれは盗賊風情にあしらわれた事で大きく傷ついていた。
 タバサ、そしてレンはじっと土のゴーレムが逃げた方向を見ている。
 ようやく他の連中も騒動に気づいたらしく、ざわめきがこちらへと近づいてくる。教師と衛兵が現場へやってくるまで、ルイズとキュルケは俯いて歯を食いしばり、悔しさに耐えていた。
711ゼロの白猫 05:2008/02/08(金) 23:08:15 ID:0VsfjQYE
以上、5回目投下終了しました。
5回目にしてようやくコハテン付け忘れ無しってどうよ自分orz
今回はちょっと急ぎ足でスイマセン。
支援してくれた方、ありがとうございました。
712名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:08:35 ID:jRJQctfp
乙!
713名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:10:52 ID:ls4hBOg7
ニャンコカワユス
だか、作者はえろすぎやしないか?w
いいぞもっとやれ
714名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:25:01 ID:G9pjv4S3
乙!!
ところでルイズの胸は要するに
超着痩せして貧乳に見えるか
太っていて胸以外のところで稼いでいるかのどちらかと言うことか?
715名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:55:22 ID:3G06SOb0
原作にルイズはガリガリって設定なかったっけ
716名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/08(金) 23:58:55 ID:nTEy6Vjm
胸が大きいんじゃない
他の部分が細すぎるだけなんだ
717名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 00:41:48 ID:QTaWeb/J
俺はあの「ぷにっ」て感じがいいと思うがな
718名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 00:45:56 ID:LHOy5SLy
>>715
鳩胸のファティマ体型なんだろ
719名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 08:33:03 ID:KK/wrtlu
でも、確かに76でAAはありえないよな。ガリガリレベルの76っちゃむしろ巨乳だろ。
その体型でトップとアンダーに差がほとんどないってのはありえんかも。
ノボルの設定ミスだな。
720名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 10:16:34 ID:KW8/AUfA
身長とスリーサイズがほぼ同じセイバーが、推定Aなのか
3センチはでかいのだな
721名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 10:34:17 ID:iWAODugZ
それでもナイムネと言われないセイバー
722名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 11:09:12 ID:E/vuuSTu
何故か貧乳は凛の役目
723名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 11:23:54 ID:kTDOy+yk
よくあること
724名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 11:49:41 ID:7Zyxnjs1
型月的には赤いのが貧乳ということだ
725名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 11:55:16 ID:D9yMJII0
凛はホロウでまだ成長してるとか言ってなかったっけ?
妹がアレだからだろう。
セイバーの場合貧乳キャラというより腹ペコキャラとして完全に定着してるし。

サイズとかのデータ見るに、明らかに秋葉よりは胸ありそうなんだけどねぇ。
秋葉が身長160cmでB73/W57/H79なのに対し
ルイズは身長153サントでB76/W53/H75だし。
作者的に貧乳ということなんだろう。たぶん。
726名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 11:58:12 ID:/sWanNu1
そのデータだとルイズはCカップあることになる。

ちょ、何かの間違いじゃwwww
727名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 12:22:53 ID:itI4ViSd
エレオノールとカトレアという両極端な例もあるし、
ルイズのちちは無限の可能性を秘めているという事じゃないか
虚乳にも巨乳にもなれるという
728名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 13:15:05 ID:eXSQHSgW
微乳、虚乳、漠乳とか
729名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 16:41:48 ID:D7tlLuLD
>725
言葉のマジック
730名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 19:36:42 ID:VGk7jmAM
>725
ドナルドマジック
731名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 20:03:22 ID:3jp/oDUw
あれだろ

回りと比べたらひんぬーなんだろ


あれ、だとするとタバサ……
732名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 22:44:30 ID:+UDYtbZ2
>>731
それがいいんじゃまいか
733名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 23:30:26 ID:fI57WcXe
白レンの身長は132cm、スリーサイズは63・48・61。
推定カップはAAカップ。タバサより小さい。

やったなルイズ、もうゼロとは言われない!
734名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 03:02:19 ID:OUmAwnHw
ろってりあ〜
735名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 04:25:12 ID:dv2mJUJt
胸囲は大胸筋による底上げで、ふくらみが存在しない可能性
736名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 05:54:28 ID:zqBExGdk
破壊の杖としてルビーをルイズが手に入れるというネタはないですか?
スレ主旨とは反しますが、才人がいないと発動しないでしょう?
737名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 09:43:41 ID:6UPqKM8P
宝物庫に入ってりゃ問題ない。

「こ、これは……」
「何? それが何だかアンタ分かるの?」
「い、いや、分かるって言うか何ていうか」
(何のかは知らないけど、どう見てもアニメ系列の玩具だよなぁ……)

みたいな。
738名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 11:11:10 ID:1Am7kjy3
むしろフーケが盗もうとして杖にとッ捕まる方向
739名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 11:35:29 ID:4vdGffHX
魔法少女(?)カレイドエメラルド・プリズママチルダ、ここに爆誕っ!
740名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 12:37:15 ID:4q1RAu8e
>>739
23歳で魔法少女を名乗る痛々しさと変身解除後の落ち込みっぷりを妄想して萌えたのは、
決して間違いなんかじゃなi(ry
741名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 12:43:37 ID:RN87ydH9
>>739
語呂が悪いな……エメラルダス……いや、ちょっとひねってエスメラルダなんかどうだ
742名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 12:49:48 ID:WXKelklD
開き直れば本当に強力なマジックアイテムなんだがな
なんせ土のスクウェアクラスである可能性のフーケはもちろん、火属性や水属性、風属性のフーケにも変身できる
もちろん、変身するたびにコスチュームの色が変わったり付属品がついたりする
743名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 14:50:06 ID:eOlx9QdM
お供のマスコットは吊り下げられた偏在ワルドか
744名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 15:07:41 ID:lUqt9w1T
>>743
いや、ここはつくテファで逝こう。
まあ、俺がフーケをワルドの嫁にやるのがいやなだけなんだが。
745名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 16:56:21 ID:8h8kDtCM
そもそも、起動の為には
「鈍感な意中の男性に対する素直になれないスーパーオトメ力」
が必要だという事を忘れてはいけない。
746名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 17:06:23 ID:c000z1dq
結局ワルドが必要な訳か
747名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 18:26:46 ID:1Am7kjy3
オトメぢからじゃなくてオトメカ(ロボ的な意味で)と読んでしまった俺
748名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 19:28:03 ID:w+dDFNUE
そもそも魔法が当たり前の世界で「魔法少女」を名乗っても周囲にひかれないような
749名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 19:29:56 ID:c000z1dq
そうだよな、魔法少女が毎年のように量産されている世界な訳だし。
750名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 20:04:00 ID:9bhT/q3R
ようにじゃなくて毎年だろw
751名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 20:48:05 ID:6UPqKM8P
もうプリズマチルダでいいだろ。リリカルイズみたいなノリでw

「鈍感な意中の男性に対する素直になれないスーパーオトメ力」はたぶん杖が適当に言っただけだろ。
凛の友達リセット事件から見るに、当時そんなストレスは持ってなかったろ。
752名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 20:56:08 ID:u7EIa8e/
凛はそれほど素直になれないってわけじゃないからなぁ
士郎が鈍感すぎるからそう見えるだけで
753名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 22:35:18 ID:WxBHwwUm
>>739-740
馬っ鹿だなぁ、それ名前とカレイドステッキと描いてる人的に
マチルダさんが並行世界のちょっと時間の流れが違う幼女マチルダさんと体だけ入れ替えられて
真性魔法少女完全形態プリズママチルダ・リトルミスが爆誕フラグですよ!!!1111
デビリッシュ☆エンジェリック☆シューティングスター!!!

当然、エミヤは全力でカレイドステッキに協力する
と、いうか、エミヤがカレイドステッキを投影、何? 出来るわきゃねぇ?
そこはまあ、ノリとハートでなんとかするのが漫画ってモンですよと
プリズマイリヤ描いてる人も言ってた!!
754名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 23:39:24 ID:1Am7kjy3
テンション上がりすぎで何言ってるかわからない件
755名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 23:43:18 ID:c000z1dq
>>753
まぁなんだ、お前の あい は伝わったから落ち着け。
756名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/10(日) 23:46:28 ID:9bhT/q3R
それは愛なのか哀なのかeyeなのか
757名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 00:20:09 ID:0vnfcvx0
マチルダさんをカレイドルビーみたいにするなら…
赤より薄緑と白系の衣装か?
あと眼鏡はどうするのか、が大きな問題だ。
758名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 00:56:01 ID:yQ8cAF3B
>>753
つまりちびあーちゃーがマスコット兼相棒となる訳ですかそうですか
759名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 01:58:13 ID:HG4D+CZY
>>753
何そのプリズマイリヤかいてる人の同人誌に出て来たカレイドルビー完全体
別名カレイドルビー幼女凜ばーじょんはwww
760名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 03:54:55 ID:1KU4Pedp
>>748-750
フーケが魔法はともかく”少女”だぜ?
あまりの痛々しさに記すことさえ憚られる
761名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 04:07:13 ID:BtSX7hIy
>>760
本人聞いたら潰されそうw
762名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 04:59:45 ID:WIABXGav
「う」の字をひとつ消せばいいじゃないか
763名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 05:14:48 ID:xmQ/ah1o
>>762
(´;ω;`)
764名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 05:22:34 ID:srKgvUoF
マホ少女・・・・え?違う?

とかベタなネタはやっとくべきところか
765名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 05:36:54 ID:fpIth5ON
そもそも乙女じゃねーよな
766名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 06:06:11 ID:L7N6u4X4
そうだルイズのかーちゃんなら恥ずかしがってくれるんじゃ無かろうか?
767名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 07:29:04 ID:UC9BrvO+
ルイズのかーちゃんは顔と性別かくして謎の仮面の衛士隊長ってなことしてたんだぜ。
かなりのことでも動じはせんだろう。
768名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 09:38:43 ID:pJHF+yOg
>>767
40overが何の恥ずかしげもなくあのフリフリを!?
冗談きついぜ、無表情も相まって初期バゼット思い出すじゃんか!!
769名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 10:35:36 ID:0vnfcvx0
>>768
じっくり夫に鑑賞させるんだ。
若さが燃え上がるかもしれないじゃないか。
770名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 11:17:53 ID:xmQ/ah1o
カレイドステッキ=バイアグラ説
771マガツカオルタナティブ:2008/02/11(月) 13:05:44 ID:2qIqHgmj
宇宙の何処かに在る“英霊の座”
光も音も時間さえも存在しないその世界から一つの意識体が漂い出た
“座”に括られた霊核の複写体であるソレは周囲に満ちるエーテルを使って自らの肉体を
形作りながら一つの方向に向って次第に速度を上げていく
紫色の淡い光に包まれたソレが長い髪を靡かせた女性のシルエットとなり蒼く輝く太陽系
第三惑星の衛星軌道上に到達したその時
進路上に唐突に現れた光り輝く鏡のようなゲートがソレを飲み込んだ

“アンタ誰?”
お約束のその台詞が桃色の髪の少女の口から発せられることは無かった
少女も監督役の頭の淋しい中年の教師も少女の魔法をある種の期待を込めて見守っていた
同級生の少年少女達も
皆一様に驚きの言葉を発するどころか呼吸することすらも忘れて少女が呼び出したモノに
見惚れていた

先端が地面に届こうかという艶やかな長髪は草原を吹き抜ける微風を孕んであたかも紫色
の蛇の一群であるかのようにしなやかにうねり
女性としては長身のメリハリの効いた悩ましいプロポーションの肢体を極端に丈の短い黒
のワンピースが包んでいる
顔の上半分を覆う奇怪な眼帯と相俟ってこの世界の一般常識からすれば異常かつ破廉恥極
まりない容姿であるにも関わらずその場に居合わせた一同の脳裏からそのような常識など
吹き飛ばしてしまう程にソレは圧倒的に美しかった

「ここは…それに貴女は?」
自分が呼び出した美の女神(にしては幾分ボディコン風味だが)の口から発せられた艶を
含んだ涼しげな声を聞いて子宮にズシンと響く衝撃を受けた桃色の髪の少女は腰砕けにな
りそうな自分を叱咤しながら緊張のあまり裏返った声を絞り出した
「ここはトリスティン魔法学院…私はルイズ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・
ラ・ヴァリエール」
ここでルイズと名乗った少女は自分が僕として召喚したはずの相手に気圧され思わず質問
に答えてしまったということに思い至る
「ア、 アンタは私に使い魔として召喚されたのよ!御主人サマが名乗ったんだからさっさ
と名前くらい言いなさいよ!」
先刻までの腰が引けた態度から一転して高圧的な物言い(120%虚勢だが)に転じたル
イズの姿に遠巻きに見ていた一同は一様に驚く
特に密かに探査の魔法を使ってルイズの召喚した妖しい女性がとんでもなく非常識な存在
だということを認識していた頭部の空気抵抗が著しく少ない中年教師は最悪のケースに備
えて呪文の詠唱に入る
だが美しくも妖しい来訪者は弱々しく頭を振り
「召喚…使い魔(サーヴァント)……そう、私はライダーのサーヴァント」
10トン爆弾を投下してくれた
「でも…それ以外何も思い出せない……」
772名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 13:24:31 ID:JsKsCpv8
おおっ
シリアスなライダー召喚かー。
ともあれGJ。
773名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 13:56:47 ID:NmkNeH/J
ぶっちゃけキャス子、ライダー、桜なんかは
弄ることによって真価を発揮するタイプだと思うんだ
悲劇のヒロイン(笑)って笑ってやることが、一番救いになってるというか
774名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 14:11:42 ID:8zeTujXn
弄くりすぎて滑ってるのとかは糞つまらんけどな…
775名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 14:24:32 ID:pJHF+yOg
子宮にズシンの件で腰砕けになっちまったじゃねーか!
776名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 14:29:14 ID:DDQklJ/0
>775
ライダーは夢魔的な能力持ってますからね……召喚直後で魔力(ゼロ魔的には精神力?)が消耗しているルイズは、無意識的に放出されている『それ』に当てられたのでしょうか?
だとしたら……色々な意味で18禁になりそう。
777名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 16:41:26 ID:QX8vQdnd
>>771
投下乙。これからのルイズの性活如何に。

>>776
宝具を使う度に淫靡な夢を見るわけですな
778名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 23:56:23 ID:L7N6u4X4
バサカ召喚
フツーにヘラクレス召喚だとオリキャラ化してまうからなあ…
Fateルートでは死ぬ間際に喋ってたけどあれは公式にはどういう扱いなんかね?
死に際なんで狂化が解けて喋れた?
本当は喋れたけどバーサーカーのクラス特性無視して喋るとイリヤに負担が大きいんで喋らんかった?

バサカとして召喚させるなら、よくあるパターンでデルフが通訳をしてルイズと意思疎通するパターンかな
ただ才人にはでかいデルフもバサカでは小太刀程度
ここは「破壊の弓」としてナイン・ライブスが宝物庫に
かつてオスマンはトロイヤ戦争の帰路、神々の怒りで異世界を放浪する破目に陥ったピロクテテス(ヘラクレスから愛弓を譲られている)
に命を助けられ彼から弓を預かっていたとか…
ガンダールブの能力で本来は使えないはずの宝具発動も可能。ワルドの偏在など一撃で…

ただ強すぎるんでルイズを弱く。バサカの維持で精神力を大量に消費する為、タルブ上空決戦で本来貯めていたはずの精神力の蓄積が少なく、
エクスプロージョン不発!アルビオン艦隊は大部分が残りそのまま侵攻中、どうするどうなるトリスティンつう感じで
779名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 00:12:22 ID:OGbuNE6m
バサカは余程の規格外以外には無敵で不死身だからな
かといってギャグやほのぼの路線にも難しいキャラだし
780名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 00:18:20 ID:5Wpni3i0
とりあえず見た目どうみても人間じゃなくてオーガかなんかなんかだから、失敗扱いはされないな
781名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 00:23:51 ID:r6jCvf0w
>>778
ヒント:タイガーころしあむ
782名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 00:27:17 ID:UO4Jr4I+
問題はバサカが動いたら契約者にどれだけ負担がかかるかではないか。
歴代バサカ召喚者は皆自滅したというし
783名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 00:38:11 ID:WLkxYEqj
イリヤは、成熟した魔術師20人分の魔力量な凛がかすむほどの魔術回路の塊だったよな。
それでも最初は制御しきれなかったんだろ?
いくら虚無でストレス貯めてても、人間のルイズじゃ学院全滅エンドだろ
784名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 00:43:37 ID:GdZ61vNR
イリヤごとでいいじゃーん
いっそ、セラリズと士郎入り人形も付けちまえ
785名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 01:04:10 ID:lDf6bRTZ
>士郎入り人形
おいおいwww
786名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 01:06:15 ID:r6jCvf0w
>>784
イリヤも貴族だからどうなることかw
787名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 01:18:58 ID:eO2S9av7
>>784
>>士郎入り人形

エミィのこry



とりあえず、ヘラクレスさん、タイガーコロシアムでしゃべってるから無問題
バサカで召喚しなければそんな負担はかからんだろうからこれも無問題
……あれ?ルイズ側の敵キャラが霞んで見える以外おkじゃね?
しかしながらこの人、無傷で七万の軍勢を突破してしまうだろうから、諸々のイベントが起きん……
788名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 01:39:18 ID:Oht8agqL
>>787
ぶっちゃけ大抵の英霊が全力出したら7万如き問題ないだろ
アサ次郎や真アサみたいに1対1に特化した存在じゃなきゃ人間7万如き屁のツッパリにもなりゃしませんよ
789名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 01:48:42 ID:NSojig5x
つまりアサ次郎が召喚されればいいんだな
790名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 01:54:07 ID:r6jCvf0w
バサカは対軍宝具も対城宝具もないから、7万ともなれば一騎当千どころか一騎当万しても浸透は食い止められない
自分自身が倒されることはありえなくても味方がやばい
戦術立てて効果的に投入しないとな

一騎討ちならアサシン含めた如何なる鯖でも無双になるけど
791名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 02:11:45 ID:ZA1e1Obf
ヘルシングの少佐みたいにどうやってバサカを攻略するかたくらむジョゼフのストーリーになるわけかw
792名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 03:15:55 ID:zDapMNUz
もう最後の大隊でいいよ
793名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 05:17:32 ID:ychnADe4
アサ次郎だとデルフどころかガンダールヴも空気に。
やつは剣術だけなら極めてるから剣は今更だし、剣以外を使う事がない気がする。
794名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 06:07:53 ID:hGgXnouU
ゼロ戦にのって大はしゃぎとか
795名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 06:42:09 ID:TT6sg/Za
七万の軍隊は足止めが目的なんだから壊滅しなくてもいいだろ。それならアサシンでも可
796名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 10:51:37 ID:VAS71e25
無理
1秒に1人殺しても1時間で3600人しか殺せない
その間に残りの6万6千4百人は離れた場所を通り抜けていく
足止めするどころか、逆に足止め部隊を差し向けられてその場に釘付けにされるだろうな

対軍宝具か対城宝具でごっそり削るか、司令官に狙いを絞って吶喊するかしないと
797名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 11:07:53 ID:eO2S9av7
>>バサカは対軍宝具も〜


まて、クラスがバサカで召喚されなければヘラクレスさん持ってるぞ>対軍宝具

弓による射殺す百頭

発動すると、あの首切られた竜(名前忘れた)からビームが大量に射出だそうだ
798名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 11:46:08 ID:MHnWab5T
>>797
首切られた竜つったら……ヒュドラだかヒドラだっけ?
7〜8本の首があって斬っても再生するから同行してた親戚が松明で切ったばかりの切り口を焼いたって話だったかな
799名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 11:50:34 ID:mRTfhTg0
ガンダールヴ補正で物干し竿とデルフリンガーの異型の二刀流とか…
800名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 12:01:31 ID:VAS71e25
>>797
だから「バサカは」なんだろう
801名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 12:28:07 ID:ZA1e1Obf
>>796
サイトが200人程度仕留めただけで足止めは成功してた。
そんだけ殺せるなら味方の撤退までの時間稼ぐには十分だよ。
802名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 12:34:58 ID:Y1rvxYxt
殺すより怪我負わすだけのほうが足止めには都合がいいからな
803名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 12:50:22 ID:wiQRttt3
地雷も足を吹っ飛ばすけど死には至らせないらしいな。
治療に裂く人手が必要になるとかで。
804名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 13:21:34 ID:j2rFFjeS
殺すだけなら戦力-1だが、重症にすれば担架を運ぶ奴も合わせて戦力-3になる。
805名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 14:15:10 ID:tp99LjTH
>>790
そんな化物いたら士気ガタ落ちだし、仲間の救出もしなければならない。
仮にバサカが一時間に1000人殺す、バサカの効果は1000ではなく、その何十倍にも跳ね上がる。
806名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 14:21:59 ID:mRTfhTg0
しかし問題はゼロ戦に乗れそうにないバーサーカーが
どうやって空を飛ぶ艦隊を落とすかだ
投げるか?ゼロ戦。
807名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 14:22:58 ID:aoL65eF3
普通に石を投げた方が早いとおもー
808名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 14:46:50 ID:sOc0PPjM
咆哮で山とか崩せるしな
809名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:25:26 ID:Z8P7bKVt
巨大なスリング作ってキュイキュイが引っ張りゃバサカだって飛べるんじゃね?
810名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:26:08 ID:MHnWab5T
あんなのが雄叫び上げながらブンブン石投げてきたら間違い無く死ねるな
811名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:26:42 ID:aoL65eF3
飛べるかもしれんが、それからどうするのか激しく謎なんだが
812名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:33:29 ID:7vq4Iwqm
>>811
船に乗せるんだそのまま!
813名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:38:39 ID:awJ1eQgU
イリヤ直伝トぺ・アインツベルンか
814名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:41:51 ID:wvX52taw
>>809
そこまでするならバサカの背中にキュイキュイを縛り付けてはどうか
頭にはルイズをパイルダーオン!
815名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:43:33 ID:aoL65eF3
なんか、目撃したらレコンキスタでなくても全力で逃げたくなるような代物だな
816名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:52:59 ID:MHnWab5T
>>814
濃褐色のボディにまっちろい翼、そしてピンクの頭部か

夢に出る
817名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 15:59:14 ID:czO/SP78
風の谷のナウシカでミト様が飛空艇に襲撃をかけた時のように、きゅいきゅいが空からバーサーカーを敵船めがけて投下する、とか。
818名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 16:01:01 ID:aoL65eF3
問題は、タルブ戦でそこまできゅいきゅいが助けてくれるかどうかかと
819名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 17:49:56 ID:83E2Pp4q
そもそもバーサーカーは理性がないからタルブ襲撃を聞いてもわからないから助けに行かないと思う。
それどころか零戦のこともわからないかと。
トリステイン負けるな…。
820名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 17:58:47 ID:MHnWab5T
>>819
ルイズとシエスタに交流を持たせればあるいは
……ルイズをどうタルブに差し向けたものか
821名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 18:18:51 ID:468mt/8b
ヘラクレスかランスロット、どっちの方が無理無く話を進められるだろうか?
822名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 18:41:11 ID:NSojig5x
ランスロットとかディルムッドとかは普通に使い魔やりそうな気はする
823名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 19:11:03 ID:pTw025uy
というかZero/stay nightみたいにガンダールブとかをクラスとして当てはめるのか
そのまま聖杯戦争のクラスにしてしまうのかによって、バーサーカー系統の補正はかなり変わってこないか?
狂化はクラス補正なんだから、仮にハルケギニア世界のクラスを使うと下手すりゃ狂化が解ける。
特に座からまっすぐ呼び出された場合、聖杯戦争のクラスなんて当てはまらないし

とくに第四次のランスロットなんてガンダールブよりも便利な宝具だし
824名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 19:12:46 ID:3BkqiBdG
そうか五次バサカは別に吠えるだけじゃなくていいんだな
なら五次バサカはやっぱり紳士か?
それとも紳士は虎聖杯の影響であり本来は全然違う性格なのか?
825名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 19:47:34 ID:pBl/HMvB
ギリシャ神話でのヘラクレスってどんな人物として書かれてたっけ……何かどんな強力な怪物でも締め殺したり殴り殺したり生け捕りにしたり…………ってなイメージしかないなあ。
ただ偉業を為す際にいろんな人から情報を得たり協力を頼んだりしているから、
わりと謙虚だったり気さくだったり知識欲旺盛だったりしたんだろうか?
それとも計算高かったんかしらん?
826名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 20:02:02 ID:jk2VBiYp
なんだっけ、家畜小屋を川の流れ変えて家畜小屋に流れ込ませて汚れを洗い流して掃除したりしてるから
案外強引な性格かもしれないけど。
827名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 20:16:52 ID:r6jCvf0w
>>822
ディルムッドは三度目の正直で今度こそ忠義を尽くそうとするだろうな
魔貌のせいでサイト並みかそれ以上に女性関係がこじれそうだが

>>823
>とくに第四次のランスロットなんてガンダールブよりも便利な宝具だし
ゼロ戦を侵食して大暴れしたり、戦艦乗っ取って大暴れしたり……
828マガツカオルタナティブ:2008/02/12(火) 21:08:27 ID:fmKyD62e
トリスティン魔法学院恒例の春の行事である使い魔召喚の儀式は予期せぬ来訪者の召喚によって混迷の度合いを深めつつあった
「じゃあナニ?アンタ自分が何者で何処から来たのかも憶えてないっていうわけ!?」
額に青筋立てて吼え狂うルイズ
「はあ…そのようです……」
ひたすら恐縮するライダー
「絶望した!せっかく召喚に成功したと思ったら役立たずの痴女で絶望したッ!!」
ファーストコンタクト時にビビりまくった反動か
罵詈雑言の限りを尽くすルイズ
対するライダーはすらりと伸びた美脚をX字型に折り曲げスーパーモデルも裸足で逃げ出す我侭ボディを縮こまらせてひたすら言葉のナイフの連続投射に耐えている
たとえ記憶を失おうとも双子のロリ姉の呪縛はライダーの体に“物質の最も小さき粒”のレベルまで染み付いているのだ
「大体ナニよその趣味の悪い眼帯は、すぐ取りなさい!」
「は、はい…」
言われるままに眼帯に手を掛けるライダー
「いけませんッ!」
ストップをかけたのは頭頂部における光線の反射率が非常に高い中年教師だった
「何故ですかコルベール先生!?」
コルベールと呼ばれた教師は説明する
ライダー(仮称)の眼帯は非常に強力なマジックアイテムでありその用途を本人が忘れてしまっている以上うかつに外すと何が起こるか判らないと
「本当ですか?」
露骨に疑うルイズ
“炎蛇”の過去を知らない者にとってはコルベールはどちらかというとうだつのあがらない一介の教師でしかない
とりあえず全員をライダーの後ろに下がらせ空っぽの草原を向いて眼帯を外してみることにする
外した眼帯を右手に持ち真っ直ぐ前を見据えるライダー
後ろからではその表情は伺えないが特に異常は見られない
「ほらやっぱりなんとも…」
ルイズが口を開いたその時
「暴れ馬だ―――――っ!」
ぱからん ぱからん ぱからん ぱからん
蹄の音も高らかにその場に乱入した一頭の馬がライダーの前を横切ると
ガゴギゴギンッ!
一瞬にして石化した馬は慣性の法則に従いゴロンゴロンと縦回転しながら軌道を変えてルイズに向って突っ込んでくる
ゴガアッ!
呆然と立ち尽くすルイズの目の前に紫色の旋風が飛び込んでくると同時に粉々に砕け散る馬
再び眼帯を装着したライダーが目にも留まらぬ速度で跳躍しルイズを抱き上げると同時に石化した馬を蹴り砕いのだと理解したのはルイズの無事を確かめたライダーの手でそっと地面に降ろされてからだった
コイツは今、何をした?
暴れ馬をひと睨みで石像に変えた
その石像を一撃で砕いた
凄 い す ご い ス ゴ イ
言うなれば子宮を撃ち抜く恍惚のシェルブリッド
貴女の強さに私が濡れた
もう何がナニやら
そのくらい混乱しているルイズの前に無防備に屈み込むライダー
「怪我はありませんか?」
柔らかく微笑むその顔を見てルイズの脳細胞を奔る想いは
“コイツを逃してなるものか”
アドレナリンの異常分泌にまかせた火事場のクソ力を発揮したルイズは有無を言わさずライダーを押し倒す
不意を衝かれて為すすべも無く仰向けに転がったライダーの上半身に跨るルイズ
スカートの裾が捲くれあがり付根まで露わになった真白い腿を下から柔らかく押し返すボリュウムたっぷりの二つの膨らみがルイズの心をかき乱す
くそう、羨ましくなんかないやい!(ルイズ、心の声)
「な、何を…?」
ルイズの行動を理解しかねるライダーがどう対応したら良いのかと考えているうちに両手でライダーの側頭部をぐわしとホールドしたルイズは飢えた獣のように騎兵の英霊の唇を奪った
829名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 21:11:11 ID:pTw025uy
ルイズ性的に自重ww支援
830名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 21:13:49 ID:TT6sg/Za
バサカが重すぎてきゅいきゅいが飛べない可能性もある
831名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 21:15:52 ID:UO4Jr4I+
投下終わりか?

ところでルイズさん契約前にメドさんの瞳を見ていらっしゃいませんか?
832名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 21:44:34 ID:8Y08TJKC
ライダーを痴女扱いしているが、ルイズこそ『痴女』ではないか!
……このキスの背景に描かれる擬音はジョジョ風に違いない。
833名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 21:53:05 ID:mIfnfWRa
ズキュゥゥゥゥゥン
834名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 21:57:25 ID:N0TCag86
>恍惚のシェルブリッド
>貴女の強さに私が濡れた

間眼の人っぽいぜチクショウw
835名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:05:15 ID:r6jCvf0w
>>830
たかだか311kgだ
頑張れ
836名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:31:05 ID:DDOINfko
タルブの村にはバサカを乗せて空を飛べるギリシャ神話ゆかりの品が安置されてるんだよ
837名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:32:58 ID:3BkqiBdG
バーサーcarとかか
838名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:33:53 ID:pTw025uy
アポロンの馬車でも置いてあるんかい
839名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:36:30 ID:8Y08TJKC
シエスタの祖父は……ゼウスじゃないだろうな、バーサーCARがあるなんて。
840名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:39:27 ID:r6jCvf0w
>>839
それだとシエスタはバーサーカーと血縁関係ということになるぞw
841名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:46:54 ID:3BkqiBdG
シエスタが最低でも1/4神になるな
842名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:48:41 ID:vwMNr4PY
>>801
一人相手に七万人がかりとかアホの極みだよな
843名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:52:06 ID:4rqhU+bS
>>842 北斗の拳でラオウを足止めするために全軍でかかった五車星の軍思い出したw
844名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 22:57:19 ID:DDOINfko
なんのことはない。タルブに保管されてるのはH-4かC-130 ハーキュリーズ(Hercules)だよ。
さすがに巨大飛行艇か輸送機ならバサカ載せられるだろう?
845名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:01:26 ID:DDOINfko
>ヒューズ H-4 ハーキュリーズ
はっ、シエスタのひいじーちゃんはあの大富豪?
846名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:01:34 ID:3BkqiBdG
滑走路のないとこでどうやって離陸するか教えて欲しいもんだな。
847名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:03:50 ID:DDOINfko
飛行艇ならラグドリアン湖で充分!
848名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:04:17 ID:r6jCvf0w
>>846
バサカがぶん投げる
 ↓
後ろから跳び乗って飛んでいく
849名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:06:09 ID:N0TCag86
どこにそんな柱があろうと言うのか
850名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:08:24 ID:MHnWab5T
>>846
背負って爆走
大ジャンプ
ルイズには操縦頑張ってもらいます
851名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:11:35 ID:cMFK3d0j
>>789
召喚された広場から動けないアサ次郎とか
ルイズから数メートルしか離れる事が出来ないスタンド化したアサ次郎ならともかく

普通に動ければデルフ持って回避しつつ立ち塞がる相手と回避できない魔法を切り捨てて進めば
本陣落とせるよ

>>790
本陣潰して兵糧焼いて大将潰せば勝ちだぜ?

突撃で突破されるだけでも足止めとしては十二分
ルイズ「バーサーカー!7万を足止めしなさい!」
バーサーカー「■■■■■ッ!」
(訳 蹴散らしてもかまわんのだろう?マスター。)

キャスター以外なら全員それをやれそう…
ハサン先生も全員にルーンが刻まれるなら
一騎当千のガンダールブ*100で10万に匹敵する
852名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:14:14 ID:r6jCvf0w
>>851
節子、それハサン先生やあらへん、別のハサンや!
853名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:17:20 ID:N0TCag86
先生が付くのは五次だけ
854名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:17:34 ID:DDOINfko
喋れないバサカをルイズに何と呼ばせるか?
初期はやっぱオーガ(仮)背中に鬼まーく
デルフ入手後はバオー犬時同様、通訳に

「おいっ娘っ子!旦那は自分のことはばーさーかーって呼べって言ってるみたいだぜ!」

相棒より旦那って呼びそうかな
855名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:25:12 ID:8Y08TJKC
バーサーカーの武器、無銘・斧剣は刃が欠けてもそこが新しい刃になる。つまり壊れる事を前提とした剣ということだ。
……デルフは壊れたら拙い剣だと思うんだ。バーサーカーの力に耐えられるとは思えないし。
856名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:25:16 ID:UO4Jr4I+
ハサンは隊長『だけを』撃破が可能だろう。
十重二十重の守りを敷いていたにもかかわらずボーウッドにいつの間にか突き立てられていたダーク、とか
857名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:41:38 ID:WLkxYEqj
というか霊体化できる鯖は普通に大将の前に出現して殺せそうだ。
魔力絞るだけだから姿消したり空間移動する魔法とは大分違うだろうし、対策取られてないんじゃないかな。
戦場で物質界に干渉できる幽霊が襲ってきた場合なんて想定しないだろうし。
858名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:44:24 ID:aISd2z7Z
メイジが幽霊見えるか見えないかだな
魔術師でも霊的視力低いと幽霊見えないし
859名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/12(火) 23:47:40 ID:mRTfhTg0
七万と真正面からってことはないだろうな…
奇襲奇策で大将を落として混乱の極みに陥れるって感じか
860名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 00:28:55 ID:0lAyQ1wK
取りあえずライダーさんのキュベレイはかなり役立ちそうだ>古戦場には七万人の御地蔵さんが静かにたたずんでいるそうな…
きゅいきゅい
861名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 00:49:01 ID:LA+WGjUZ
やはりアイオニオン・ヘタイロイが一番栄えるとは思わんか?
862名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 01:03:36 ID:0lAyQ1wK
「お嬢さまは『バサカ』と名乗ってらっしゃるのですか……。わかりました。お嬢さまが、お友達をこの屋敷に連れてくるなど、絶えてないこと。お嬢さまが心許すかたなら、かまいますまい。ツェルプストーさまを信用してお話ししましょう」
863名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 06:27:18 ID:p9PuiFqu
>>855
「デルフ並みかそれ以上に頑丈な何か」に叩きつけられなければ大丈夫じゃない?

錆が出たりその錆が消えて新品に戻ったりする辺り少しぐらいなら自己修復しそう…

864名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 09:05:44 ID:9UM2Vum7
>>830
ルイズ、サイト、キュルケ、タバサ、ギーシュ、モグラを乗せて飛んでたんだからなんとかなるだろ。
この人数で311kgあるかは微妙だがww
865名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 10:41:34 ID:OPCDxeEW
>>864
ヴェルダンデの重量に期待だな
ゼロ魔の人物の体重ってデータあったっけ?
866名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 12:37:43 ID:NwPMUql+
仮に
ルイズ→40kg
サイト→50kg
キュルケ→45kg
タバサ→35kg
ギーシュ→50kg

とすると……あれ?モグラ100kgってけっこうありそうじゃない?
867名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 12:47:47 ID:4aJpGi24
タバサ軽いなぁ、米3袋半か
868名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 13:05:32 ID:FyEx/2sw
>>828
>たとえ記憶を失おうとも双子のロリ姉の呪縛はライダーの体に“物質の最も小さき粒”のレベルまで染み付いているのだ
つくづく被虐体質だなw>ライダー
869名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 13:17:26 ID:L4xtC7ve
>>828
原作でライダーが「肉眼であろうが、心眼であろうが、今の私を見ること自体が条件」だとか何とか
言ってなかったっけ?
うろ覚えですまんが。
870名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 14:01:46 ID:0lAyQ1wK
>>844
>バーサーカーヘラクレス召喚ならタルブに保管されているのはヒューズ H-4 ハーキュリーズ(ヘラクレス)

セイバーならF-86 セイバー
ランサーならロックウェルB-1Bランサー

だめだ、これくらいしか思いつかん
871名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 16:47:00 ID:p9PuiFqu
>>835
本体より重そうな斧剣が問題

きゅいきゅいの体重は水牛やカバとかワニを基準に考えると2トンは超えそう
自重の半分を積んで飛べれば何とかなるかな?
872名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 16:53:38 ID:T/aOP0IL
もういっそのこと斧剣を投げてそれに飛び乗ってだな…
873名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:02:25 ID:0lAyQ1wK
フツーにレビテーションをかけて体重を軽くしてもらってから乗せるってのはどーよ
874名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:11:14 ID:i2ZkRb78
>>873
十二の試練で弾かれると思う
875名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:13:58 ID:0lAyQ1wK
ヘラクレス神話に空飛ぶ乗り物や幻獣って何かいたっけ?
まあアレキサンダー大王の戦車だって空飛んだりは史実ではしなかっただろうからそこらへんは適当なんだろうけど
そもそもおっさんライダーとして召還されたら何に乗るんだ?

アポロンの戦車は無理でもアルテミスの戦車なら戦車を牽く鹿の一頭はヘラクレスが捕獲したものだから親戚の誼で貸してくれるかも・・・
876名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:14:21 ID:/l/uqiy0
投下予約。
15分ぐらいになったら投下します。
877名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:18:22 ID:/l/uqiy0
 戦争とはいつも凄惨なものだ。煌びやかな英雄が生まれる影では、数え切れるほどのか
ばねが折り重なっている。
 アルビオンの片隅にひっそりとある寒村にも、戦争の魔の手は伸ばされようとしていた。
 本来、その村は一切の戦略的価値もない、言うなれば占領するだけ無駄。それどころか、
余計な労があるだけだった。
 焼き討ち、略奪。あるいは、兵のストレスをなくすための虐殺。そのどれもが選択肢に
上らぬほどその村はちっぽけだったのだ。だからこそ、村人たちは一人も村を逃げ出さず、
ただ戦争の恐怖に身を小さくして震えているだけだった。貧しいからこそ、村を逃げ出す
ことすらできなかった。そういう側面があったにしても、だ。
 だが、益不益とは、何も人間の尺度だけで測れるようなものではない。いや、そもそも
人間の尺度だけではかれるものがこの世にどれだけあるというのか。
 それを村人たちに思い知らせるには、唯一つの機会で十分だった。
 亜人、その中でとりわけ凶暴なもののひとつとして数えられるもののなかに、トロール
鬼という種族がいる。彼らはほぼ例外なく体躯に恵まれ、強靭な体と桁外れの膂力を持ち、
そして何よりも残忍だ。
 殺戮を好むハイランダー。彼らはただ殺す、そのためだけに戦場に現れる。
 そんな彼らが軍を離れ、関係のない村を襲う。そのような光景は戦争ではごく一般的で、
それこそ戦争でなくとも、辺境ではよく見られる。
 そして寂れた集落にメイジはいない。ゆえに彼らは血に酔いしれる。そこにあるのは、
どこまでも単純な弱肉強食というルールに則った一方的な虐殺だけ。
 オーク鬼ですら手練れの剣士数人でかかるのだ。その数倍の巨躯を持つトロール鬼など
平民が倒せるはずもない。ここにいたり、ようやく村人たちは悟るのだ。
もはや村を捨てるしかないのだと。
その先に緩慢な死が待ち受けていようとも、座して死を待つことだけは耐え難い。
 だが――不幸なことに彼らはある程度の知能を持つ。
 そう、知性あるものとして狩を行うのだ。
 逃げ惑う村人たちの先に現れるのは新たなトロール鬼の姿。

 真の絶望は、希望のあとにやってくる。

 逃げられたと思ったときこそが、彼らの狩りの、そして虐殺の始まりだったのだ。

「う、うわぁあああああ!!」

 恐慌に駆られた一人の若者が悲鳴を上げて走り出した。それを皮切りに、ヒステリーが
全員を襲う。その悲鳴こそがトロール鬼をさらに楽しませるとも知らないで、我先にと他
の誰かを押しのけてまで村人たちは逃げ惑う。

「あっ!!」

 その中にあって、小さくかわいらしい悲鳴が上がる。声の主はまだ10くらいのまだ幼い
少女だった。慌てて足をもつれさせたのか、地面に倒れ臥している。
 いや、辺境に住む子供がそのような間抜けをするはずがない。まして命がかかっている
のだ。そう、命がかかっているからこそ――彼女は、我先に逃げ出そうとした大人に突き
飛ばされてしまった。
 だが、それを怒るいとまもない。影が少女を襲う。痛みをこらえて少女が見上げれば、
そこには振り上げられた巨大な棍棒が今にも振り下ろされようとしていた。

 あ。死ぬんだ――トロール鬼のゆがんだ笑みを瞳に抑え、少女は素直に死を覚悟した。

 死を受け入れることは、あるいは一瞬だけならば簡単だ。長く苦しむなら話は別だが、
あれだけの重量で叩かれれば、あっというまにぺしゃんこだろう。
 だから素直に瞳を閉じ、一秒、二秒と己の余命を数え……そして、襲い掛かるはずの衝
撃はいつまでたってもやってこなかった。変わりにあるのは浮遊感。

「ぐずぐずするな、間抜け。瞳を閉じて神にでも祈っているつもりか?」

 そうして瞳を空けた先にいたのは、黒髪の、変な服装をした若者だった。
878名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:20:46 ID:/l/uqiy0
「やれやれ、せっかくの骨休めに来たと思えばこれか」

 少年――いや、青年だろうか。少女の目には年のころがいまいちわからないその人物は
呟きながら、懐から小さな鉄の棒を取り出した。いったいそれで何をしようというのか。
 まさか、彼はメイジなのだろうか。少女を、村を救いに来てくれた優しいメイジ。いや、
そもそももう自分は死んでいるのではないだろうか。これはただの都合のいい夢。
 しかし、少女の期待は、危惧はあっさりと他ならぬ彼によって否定された。パチン、と
少年が柄にあるボタンを押すと同時に刃が飛び出した。そう、柄だ。少年が握っていたの
はまさに飛び出しナイフ。そのギミックを理解できずとも、鋭い刃が意味することは理解
できる。
 彼は間違いなく平民だった。この場面で杖を出さないメイジがどこにいよう。
 本当に自分は助かったという安堵は沸いて出て来なかった。むしろ恨みすらした。せっ
かくあのままなら楽に死ねたはずだというのに。
 しかし青年は少女の内心も知らずに「七夜」と掘り込まれたナイフを片手にもてあそび
ながら、トロール鬼を前にして少年はやすやすとため息をついた。
 この上なく明らかな死の体現を前に、青年は怯える気配すら見せなかったのだ。

「こんなことなら、ジョゼフやイザベラのもとに来る暗殺者を相手にしていたほうがよほ
ど手慰みになる」

 やれやれ、失敗したかな――と、天を仰いで嘆く青年。だが、彼のぼやきなどトロール
鬼が聞いているはずもない。むしろその場にとどまっているのは好都合とばかりに棍棒を
叩きおろす。

 耳を劈くような轟音が辺りにこだました。その一撃で大地は砕け、木々は揺れ、遠くで
小鳥が飛び立った。人の一人や二人を殺すには明らかに過剰なまでの一撃だった。確信を
持ったトロール鬼は笑顔とともに棍棒を持ち上げ――

 そしてその先には誰も、何もいなかった。

「まったく、世界が変わっても人外というのはどれも同じだな。なまじ人間の形に近いと
いっそう酷い。これだからお前らは種として劣る人間に狩られるんだ。
 性急のうえに鈍重で、何より稚拙が過ぎる」

 声はトロール鬼の足元から響いていた。見下ろそうと慌てて足元をずらし――そして地
に足をつけたときには、力が入らずもんどりうってそのトロール鬼は倒れかえった。

「その上鈍感か。救いがないな」

 呆れたような、蔑むような、どこか愉快そうな響きを滲ませて七夜はトロール鬼を揶揄
する。手には変わらず一振りのナイフ。先ほど違う点があるとすれば、その刀身が血に濡
れている事だった。
 そう、七夜は振り下ろした一瞬。棍棒を死角にトロール鬼からみえぬ角度から一瞬で足
元に駆け寄ると、勢いそのままトロール鬼の腱に斬りつけたのだ。
 硬い外皮も、体重と速度を乗せたその一閃の前には何の用も成さなかった。あるいは七
夜の得物がもっと刃が長ければ、動く間もなくトロール鬼は体重を支えきれず崩れ落ちて
いたか、足そのものを切断していたかもしれない。
 見るもの全てにそう思わせるほどの斬撃だった。
 だが、それまでだ。どれだけ鋭く斬りつけようと、彼が持つのがただのナイフである限
り、トロール鬼には致命傷は与えられない。 いや、全身をくまなく切りつけ、出血死さ
せることもできぬではない。それを許す技量を七夜は持っている。
  ないのはただ、時間だ。
 彼は何でもできるスーパーマンではない。彼が一匹を殺す間に、トロール鬼は十人を百
人を殺すだろう。目の前の一匹ですら、少女を守りきりながらでは殺せない。
 無論、彼にとって道行く人の命など路傍の石も同然だ。腕の中の少女も含めて、皆一様
に救う価値などない。
 もしトロール鬼に押しつぶされた人を見たとしても、せいぜいが「ああ、俺ならもっと
うまくやったのに」と場違いな感想を持つだけだ。
 だが、七夜は少女を救った。なぜなら――
879名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:21:49 ID:/l/uqiy0
「GUOOOOOOO!!」

 氷雪の嵐に見舞われたトロール鬼が、身の毛もよだつような、この世のものとは思えぬ
悲鳴を上げる。先の一撃に劣らぬほど大気が震える。
 それも長くは続かない。どこまでも残酷に氷の刃はトロール鬼の命を奪っていく。
 それは明らかに魔法によるものだった。だが、七夜はルーンを唱えていない。唱えたと
しても、七夜は魔法を使えない。
 では、誰が? 答えはどこまでもシンプルだった。

「遅いぞ、シャルロット。俺なら唱え終わるまでに七度は殺せていた」

 森の中から新たに現れた人影。その人影に向かって七夜は唇を釣り上がらせながら言い
放つ。その言葉に、シャルロット――雪風のタバサの表情がわずかではあるが、確かに
苦々しく歪んだ。
 平素の彼女を知るものならば信じられぬであろうほど、明らかにタバサの顔には怒りが
浮かんでいる。あの感情を表に出さぬタバサがだ。
 そしてそれを誰よりも忌々しく思っているのは、他ならぬタバサ自身だった。七夜の言
葉がどれだけ正しいかを知っているからこそ、怒りもいっそうのものとなる。
 タバサには、一対一ならジョゼフであろうとイザベラであろうと葬り去る自信があった。
 例えどのような使い魔がいようと、自らの使い魔シルフィードと力をあわせれば、勝て
ぬ道理などない。そう、鉄面皮の下で暗い復讐の炎を燃やしていたのだ。
 イザベラの嫉妬も、そう思えば心地よかった。あるいはそれで、適わぬ復讐の無聊を慰
めていたのかもしれない。
 しかし転機が訪れる。目の前の男が現れてから、全ての立場は逆転した。
 音もなく背後に立たれていたことは数え切れないほど。目の前にいたはずなのに、気を
抜いたことなどないのに、気づけば喉元に刃を突きつけられたことすらある。
 殺されなかったのが不思議だった。イザベラの激情は、それほどまでに御しがたかった
はずなのに。
 一度だけ、タバサは理由を問うた。なぜ自分を生かすのか、と。従姉妹姫へではなく、
いずれ確実に倒さねばならぬ強敵へ。
 だが、返ってきた言葉は、あまりにも予想のしない。タバサをして怒りを覚えるほどく
だらない理由だった。

「何、いつでも殺せるものなど、殺しても面白くあるまい?」

 血は争えぬということか。あの従姉妹姫も、タバサと同じ思考にたどり着いたのだ。

 屈辱はいつも胸にある。殺せるはずの相手はいつの間に殺せなくなり、それだけに飽き
足らず、その温情、否、その優越感からタバサは永らえているのだ。
 今のタバサの任は、アルビオンとトリステインの戦争の査察、と名ばかりの命である。
 もはやガリアは介入を決めている。必要な情報は十分にそろっているのだ。今更タバサ
一人で仕入れられる情報など特に必要ない。
 では、この任務の意味とは?。
 簡単だった。言葉にされずとも、あの笑みを、今まで取り繕っていたうわべだけの優越
感とは違う、誇らしげな笑みを見れば嫌でもわかる。
 タバサにその身の程を改めて知らしめるためだ。
 だから、タバサは男の言葉を重く受け止めたのだ。まだ足りない。力が足りない。あの
簒奪者どもを殺す力が足りない、と心の中で復讐の刃を研ぐ。鋭く、七夜のナイフよりも
鋭利に、ただ刃たれと呪文のように自らに唱える。
 その内心までも見越してか、七夜がその顔に皮肉げな笑みを浮かべる。

「怒るのはいいが、ほうっておいていいのか。長引けば長引くほど、村人たちは死ぬぞ」

 はっと正気を取り戻すタバサ。確かに見直せば、逃げた先の村人に群がるトロール鬼。
その数は3つ。トライアングルのタバサが一人で相手にするにはできぬではないが、無傷
で、それも防衛線ともなれば手に余る。

「助けろといったのは貴様だ。なら、最後まで責任を取れ」

 少女をいつの間にか地面に降ろしながら七夜は言う。
880名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:24:45 ID:/l/uqiy0
「でなければ――俺の首を取るなど夢のまた夢だぞ?」

 言葉で突き刺し、ナイフををくるりと一回転させ、そちらに気を向けたタバサの顔のす
ぐ横を、視認できぬほどの高速で何かが通り過ぎる。
 かつん、と音を立てて、それは木の幹に突き刺さった。音でわかる。ノーモーション、
手首のスナップだけを生かした投げナイフ。本来なら、タバサの瞳に突き刺さっていた。

 また――生かされた。

 その胸の怒りを押し殺し、低い笑みを漏らしている七夜から視界をトロール鬼に移す。
幸い、八つ当たりの矛先は十二分にある。七夜にかまい、徒に時間を浪費する暇もない。

「……貴方も、いつか殺す」

 低く、しかし感情を隠しきれぬ声で告げるとタバサは駆け出した。その背を眺めながら、
七夜は愉悦に開いた口をそっと手で押し戻す。
 そのまま手で口を隠したまま、ひっそりと七夜はつぶやいた。

「強い感情はメイジを成長させる、か。怒れ、もっと怒るんだ、シャルロット。そして十
分お前が強きなったときには――」

 っく、と抑えきれぬ笑いが七夜の喉を突いて出た。その声に押されるように、タバサに
遅れて七夜も走り出す。
 二人に共通するものなど何もない。生まれも、育ちも、その内心も、ことごとく致命的
なまでにかみ合わない。
 ただ、お互いの将来を殺すことを夢見てる。それだけが、二人に共通する、ただ一つの
ものだった。

 一人取り残された少女はいつまでも二人の背を見つめていた。
 後になって彼女は思う。二人そろって、まるで死神のようだったな、と。
881名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 17:26:01 ID:/l/uqiy0
投下終了です。
少々改行位置がずれていますが、文字数で指定しているので少し見づらいところがあるかもしれません。
882名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 18:28:55 ID:p8m+nqnq
乙! できればタイトルも。
883名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 18:35:35 ID:/l/uqiy0
うう、タイトルですか。
割と苦手で、ファイル名すら無題だったりします。
HDDには無題1234とたくさんのテキストファイルが。

では、ひねりも何もありませんが、「暗殺者/復讐者」ということでお願いします。
884名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 19:25:16 ID:9UM2Vum7
何て題名? Wikiに載せるとき困るんだが。
まさか『ついカッとなって書いた。今は反省している』とかみたいなキチガイは晒すまいな?
885名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 19:26:11 ID:9UM2Vum7
GJ
886名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 19:49:04 ID:jKbSnKPM
一時間も遅れて煽った上に謝罪もなしか
ついカッとなって書いた。とかキチガイは晒すまいな?
887名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 20:11:12 ID:CN5hay8z
おお、更新来たな
GJ!
なんか七夜の性格がヒソカみてえだ
888名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 20:12:07 ID:wqXyAsOB
投下乙。
七夜さんったらヒドイお人やわ
889マガツカオルタナティブ:2008/02/13(水) 22:09:41 ID:v+DP5fSq
使い魔召喚の儀式のはずがいつのまにやら百合の花園
「ムグッ!?ゥン…ンムムゥン!」
予想もしていなかったルイズの接吻攻撃に面白いくらいに動転するライダー
パニックに陥った思考は豪快に空回り金鳥印の殺虫剤を喰らってひっくり返ったGの様に
手足をばたつかせるばかり
一方ルイズは遂に掴んだ成功の証し
サモン・サーバントによって召喚した強く美しい使い魔を決して手放すまいと自らの唇を
ライダーのそれに一層力を込めて押し付け一心にコントラクト・サーバントの呪文を唱え
続ける
勢い余って舌まで入れていたりするのは若さ故か
ついでにルイズの両手がライダーの豊満な乳房を鷲掴みにして仰向けになっても美しい紡
錘形を保つみっちりと中身の詰まった肉球をムニュンモニュンと揉みしだいているのはも
のの弾みというやつだろう
流石は“エロ”のルイズ
冗談はさておき
ライダーの口腔内でジュルジュルと濡れた音を響かせあたかも蛇の交尾のごとく絡み合う
ルイズの舌とライダーの舌
粘膜の接触を通してパスが繋がると同時に“ブリミルの呪い”と“サーヴァントシステム”
が真っ向からぶつかり合う
互いに主導権を握ろうと荒れ狂う魔力の奔流はルイズとライダーの肉体を大陸横断特急の
ピストンに放り込んだように翻弄する
「あがっ!ひがぁあッ!!」
「くッ!うふぅう……」
固く抱き合ったままどこか艶っぽい苦悶の声を漏らしのたうちまわる美女と美少女
脚を絡ませ腰を揺する度にスカートの奥のシークレットゾーンが白日の下に晒される
見物する男子生徒はもはや全員前屈みである
やがて互いの実力を認め合った異なる世界の術式は双方の影響力を等分に行使することで
手打ちとした
即ち
ライダーの右腕に騎兵に相応しくヴィンダールブのルーンが刻まれる
ルイズの左腕に三つの令呪が浮かび上がる
まだ火照りの残る身体にどうにか言うことを聞かせようやっと抱擁を解いたルイズは未だ
余韻の醒めぬ様子で荒い息を吐くライダーを潤んだ瞳で見つめそっと呟いた
「ごきげんよう」
890名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 22:15:11 ID:wqXyAsOB
ルイズが責めですか。
それはそれで!
投下乙
891名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 22:20:22 ID:T/aOP0IL
投下乙!期待してるぜ
892名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 22:25:05 ID:n80FF8eT


ちょっとトイレ行ってくる。
893名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 22:40:44 ID:bLAmf4oD
>>881乙!
なんだが、七夜の言葉使いになんか違和感が…
仰々し過ぎるというか、なんか七夜の二人称はアンタとかお前のイメージが…。
皮肉もなんかもっと軽い感じが気がしないでもないような…

いや、歌月の頃はこんな感じだったかな…
894名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 23:11:13 ID:WcksPqKt
>>889
魔眼オルタGJ
うん、エロい

まあなんだ、一本目シリアスライダーネタと思った純情返してKUDASAI
895名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 00:51:42 ID:0R1AdqA7
GJ,しかしエロ自重。
最初に思っていたシリアスではないようだけどこれはこれで。
896名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 00:55:55 ID:2r12Fh8c
シリアスなライダー?
そんなものありませんよ ファンタジーやメルヘンじゃないんだから…
897名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 00:57:59 ID:0R1AdqA7
>>896
マジで? このままだとマゾコルヌずっと前かがみで腰伸ばせないんだけどww
898名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 01:14:22 ID:XnWaGm9Q
七夜の人うまいけどなんとなく性格がギル混じってるような気がする
899名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 02:01:34 ID:wxkEfZMD
ギルっぽいか?
ギルなら、もっと我を楽しませろ、道化。みたいな感じじゃないかな?
900名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 10:00:06 ID:pLzS3sEL
http://www.typemoon.com/event/c72/alllaround.html
そういや
ALL AROUND TYPE-MOON アーネンエルベの一日
でギャグ作品とはいえ、
ネロはシエルの黒鍵乱射で死亡してるんだよ。
力の上下関係そのままだとしたらネロは弱いと思う。

内容紹介の個人ブログ
http://blog.livedoor.jp/humanity6/archives/50791771.html
http://d.hatena.ne.jp/nagiichi/20070904
901名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 10:07:25 ID:V57mputy
つまり不死じゃないシエル>>弱ったアルクとでも?
902名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 10:14:14 ID:pLzS3sEL
アルクは、ガイアの修整で、ステータスは宝具を計算に入れないで相手の2倍だよ。
メルブラ白レン会話でアルクは白レンと同じくらいの強さだから固有結界内では上がらないみたいだが
903名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 10:17:42 ID:PqJp1Ad7
いやいや、ギャグだろw
904名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 10:20:54 ID:pLzS3sEL
アルクの強さ
http://blog.livedoor.jp/humanity6/archives/50479778.html

やっぱりメルブラ白レン戦の時は下がってるんだろうな。
905名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 10:29:12 ID:w1b1af0F
つーかさ、個人ブログ直リン貼るってどうなのよ
906名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 10:35:08 ID:pLzS3sEL
仏の顔も3℃まで はリンク・アンテナもお気軽に。
Seasons Of Change はこのブログはリンクフリーです。
907名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 11:17:33 ID:pLzS3sEL
こんな志貴にネロは負けてるから、力関係はネロよりシエルの方が上なんだろ。

Q.TYPE-MOON他作品で、アルク以外にサーヴァントとガチンコできるのは誰ですか?
A.一対一、宝具が極めて平均的なものであるなら…という前提でいきます。二十七祖のほぼ
全員、軋間紅摩、蒼崎青子。防衛戦だが戦闘になる、というのであればシエル。式、志貴の主
人公コンビはサーヴァントには及びません…でも、「両儀式」ならシエルクラスまであがるかも。
908名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 11:25:08 ID:QzNJIU3s
>宝具が極めて平均的なものであるなら…という前提
確かにルールブレイカーのような得意な能力を持つ殺傷能力の低い物もあるが、宝具と言う時点でほぼ全部が必殺(必ず殺すと書いて必殺の意)のように思えてならない。
どの程度の宝具が平均的、というかによるのでは?

結局、何処までも相性と策略の問題だと思う。
909名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 11:49:04 ID:8RPe4mM7
アルクとネロの相性が最悪だったのと同じで、ネロと志貴の相性が最悪だったってだけだろ
910名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 11:51:01 ID:n1octQcL
>>907
負けたからネロは志貴より弱いなんて暴論がまかり通ったら
負けたからギルは士郎より弱いとか通ってしまうぞ
そも、状況や相性、主人公属性抜きで言えば志貴がネロに勝てるわけねー
911名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 12:00:58 ID:V57mputy
ネロを殺すにあたって
一瞬で666の命を滅ぼす武装もしくは
能力を持たなければならない訳だが
志貴は直死の魔眼っていう最高に
相性がいいモノ持ってたから勝てたが
シエルってそんな大火力の武装か魔術持ってたか?
912名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 12:02:21 ID:nPx4+kqq
主人公なるキャラには、最強を貶める一手だけを持たせてるって話じゃなかった?
不死身の吸血鬼に直死、大量の宝具に投影魔術、第三魔法に宝石剣とか
913名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 12:34:29 ID:tDDlg056
もはやゼロ魔関係ねえw
914名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 12:39:26 ID:9Jz4UiN2
相性か。つまり
ネロ チョキ
アルク パー
志貴 グー

って事ですね。
915名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 12:45:13 ID:nPqlJTDb
じゃあ、ゼロ魔に無理やり絡めて。

エクスプロージョンによる消滅対象を『ネロ』と設定した場合、
ルイズでも勝てるんじゃないだろうか?

無論、前提として666の命のストックが有るという事が既知であること。
全ての命を同時消滅させる為の、それ相応の詠唱時間を必要とするとおもうが。

なので、神の盾も必須。
916名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 12:48:20 ID:0R1AdqA7
>>914
いや、まぜっかえしで悪いが
アルク=単純火力=グー
ネロ=純粋個体数=パー
志貴=究極殺傷力=チー
じゃないか?
917名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 13:29:14 ID:qz/jhIsp
そこまで深く考えて例えなくてもいいだろうw
要は相互関係が分かればいいんだから
918名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 13:42:08 ID:IlGM5YLp
そもそもクロスSSスレに来てまで強さ格付け話にうんざりだぜ、いいかげんにしろ

とまで書いた時点で、実家に帰ったような安息を憶えた俺も大概だな。
919名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 14:58:53 ID:3pjBvlMx
とても良いネロ召喚マダー?

きっと教授なら七万の軍勢ぐらい屁でもないはずだ
920名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 15:15:17 ID:jDUDB1nF
よくSSなんかで志貴が宝具の死の線を見ているんだけど、
無機物見ただけで酷い頭痛に襲われて長時間見たら拙いことになるのに
宝具なんて見たらどうにかなっちゃうだろって思う
921名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 15:48:38 ID:I8MronQK
あれ? どっかで
主人公対決したら、その辺の兼ね合いで脳みそが自滅する前に全部壊さなきゃ
負けるっていわれてなかったっけ?

逆言えば自分も死の線見続ける事での脳自滅覚悟で全部壊せば勝てる
ただ、向こうがエクスカリバー真名開放みたいな
ぶっ放す系をやってくると負けるとか
922名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 16:31:27 ID:2r12Fh8c
>>914
将棋で言うと
ネロが王将を突撃させてしまった感じ

小出しにして物量でかかっていけばいれば勝ったはず

>>915
突撃してきたところを吹き飛ばせばいけるかも?

問題はそれを詠唱時間の間
足止めできそうな奴と言うと
バーサーカー(ヘラクレス)
ギル王
イスカンダル
アーチャー
辺り?
次点
ハサン軍団(一人がルイズを抱えて逃げ回りつつ残りが支援)


>>919
シルフィード「きゅいきゅいっ!」(食べられちゃうのね!逃げるのね!)
教授「ああっ待ってくれ!せめて足型だけでも…」
923名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 16:40:43 ID:0R1AdqA7
>>922
同人ネタじゃねーかwww
924名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 17:04:09 ID:q58EdNIF
マガツカオルタナティブのマガツカが魔眼の使い魔に由来してることに今さっき気づいた件。
わかった瞬間俺天才じゃねwって思ったけど、>>894みても気づかなかったってOTL
それはそうと>>889エロのルイズGJ
925名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 19:55:19 ID:tDDlg056
魔眼の使い魔とマガツカって別々の登録でいいのかね
926名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 19:57:08 ID:lGTOpmGM
ああ映画萌えーーー
ふじのん召喚ものをぜひ
ハルケギニアで幸せに…無理か…
927名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 21:29:44 ID:tv0W8PMp
歪曲でアルビオンぶち割るところまで妄想して考えるのを止めた
928名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 22:24:09 ID:hLThKg/k
>>923
格ゲーのネロがネコアルクに対して言っていたよ
929名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 22:27:36 ID:4b7oXmXn
12の試練中、ヘラクレスが騎乗できる空飛ぶ幻獣って言うと…
青銅製の怪鳥、ステュムパリデスの鳥とか?
青銅とくれば…我がギーシュさんしか

召喚と同時に仇敵に出会い即、決闘イベント
930マガツカオルタナティブ:2008/02/14(木) 22:59:00 ID:C0p4TGL6
マガツカオルタナティブのタイトルの元ネタはフタコイオルタナティブだったんだよ!
な、なんだって―――――ッ!!(AA略)

曰く「ハルケギニア最高の魔法使い」
曰く「生きている伝説」
曰く「視線で女性を孕ませる男」
様々な称号で呼ばれるその男の名はオールド・オスマン
トリステイン魔法学院の学長にして齢三百歳とも言われる大魔法使い
そのオスマンが一人の女性を前にして借りてきた猫のようにかしこまっている
否、蛇に睨まれた鼠と言うべきか
実際オスマンの分身ともいえるモートソグニルなどは覗きはおろか女性に近づくことも出
来ずオスマンの足元で干支の置物のように固まっている
その女性とは勿論ルイズの使い魔
神の右手ヴィンダールブこと我らがライダー姐さんである
ライダーの召喚を持って無事(?)終了した使い魔召喚の儀式ののち生徒達に解散を命じ
たコルベールはライダーを学院へと案内する途中で改めて騎兵の英霊のポテンシャルを思
い知らされることとなった
何しろ少々発育不良とはいえ16歳の少女を抱えた(所謂お姫様抱っこだった)まま地を
駆けるライダーにフライの魔法を使ったコルベールが全速を出してやっとついていけるか
どうかというところなのだ
しかもライダーはトップスピードには程遠いという風情である
そしてルイズ一人を教室に戻しライダーを伴って学院長との面談に臨んで現在に至る
「つまりミス・ヴァリエールの使い魔を勤めることに異存はないと?」
いつもの軽薄な雰囲気はどこへやら
問い掛けるオスマンの口調は眼光に劣らず鋭い
「はい、この出会いには何か運命的なものを感じるのです」
全く根拠はありませんが、と苦笑いするライダーの声はどこまでも優しい
「分かった、ミス・ヴァリエールをよろしく頼むぞ」
ミス・ロングヴィルに付き添われたライダーが退室すると大きく息をついて脱力するオス
マン
「珍しくセクハラしませんでしたね」
「ワシだってまだ命は惜しい」
顔を見合わせ引き攣った笑みを浮かべるコルベールとオスマン
「しかし大丈夫でしょうか?」
「確かに彼女は使い魔などという枠には収まりきらん存在じゃ、ひょっとしたらエルフ以
上の脅威かもしれん。じゃがのうコルベール君、ワシには彼女はワシらには想像もつかん
哀しみを背負っているように感じられるんじゃよ」
「哀しみ…ですか」
「ワシは見届けたいんじゃよ、哀しみを知る彼女が“ゼロのルイズ”にどう関わっていく
のかを」
その頃素晴しい使い魔をゲットしたことで有頂天になったルイズは全盛期の千葉繁もかく
やというテンションで奇声を発しながら喜びの舞いを舞っていた

駄目だコイツ、早くなんとかしないと…(AA略)
931名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 23:12:22 ID:4K9iUahX
てっきりマブラヴが元で後々エグい事になるんだと思ってたGJ!
オスマンにはあえてセクハラに走って欲しかった
せめてパンツ見るくらいまでは
932名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 23:29:37 ID:/JUl0QQO
あれ?シリアスだ!?
毎度投下乙
933名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/14(木) 23:34:41 ID:DBD6vo3F
はいてないのを見て固まってたのかとおもったね
934名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 00:07:39 ID:yJ/KHHNO
教皇にガンダとして召喚されているのはエミヤ…ではありきたりすぎるので
ここはペルセウスあたりを押したい
935名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 00:18:56 ID:vmzWMhJg
>>934
ああ、成功したワカメww
そういや「媒体が弱い場合召喚主に煮ているサーヴァントが呼ばれる」と言うことは
ワカメが万が一召喚できたらペルセウス呼んでたのか?
936名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 01:52:17 ID:hgAW7QLk
>>934
そーいうSSはすでに存在してたなー。
消えたけど。
面白かったんだけどなあ。
937名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 02:18:35 ID:e/a74P3Q
マガツカは魔眼と同じタイプか……。
まさかEMIYAとセイバー、ギル辺り以外で被りものが出るとは・・・
938名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 02:26:48 ID:EIViUhUF
>>935
可能性は低いと思うがな
成功したワカメというのはあくまでライダーの印象でしかない
召喚主に似てるというのは、本質的な在り方の部分で類似点がある場合だろ
第一、神話級に成功したワカメなど既にワカメではない
939名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 08:23:35 ID:aMrMdJPl
>>937
同タイプと言うか同じ人がと言うか……
940名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 09:21:52 ID:iEKh72SK
>>938
そこで銃士(ガンナー)ウィリアム=H=ボニーをですね
941マガツカオルタナティブ:2008/02/15(金) 19:52:38 ID:b5idMS5N
トリスティン魔法学院の朝は早い
昨日以来テンション上がりっ放しのまま頬を緩ませ踊るような足取りで早朝の散歩を行う
ピンクの髪の少女
ちなみに少女の使い魔たる紫の髪のミステリアスな美女は命じられるまま少女の下着を洗
濯している
ルイズのライダーに対する仕打ちは“まさに外道”と呼ぶに相応しいものだった
掃除、洗濯をやらせる
毛布も無しで床で寝かせる
お茶が温いといって卓袱台をひっくり返す
あるいはライダーの生来の被虐体質がルイズのSッ気を目覚めさせたのか
ルイズの我侭に振り回されるライダーの困った顔を思い浮かべただけで
「子宮が疼くわぁ…」
ルイズの呟きを耳にした通りすがりのマリコルヌが派手な音を立てて顔から石畳に激突す
るがライダー虐めのアイデアを捻り出すのに忙しいルイズは全く気付かなかった

食堂は朝食をとる生徒達で混雑していたにも関わらず妙に静かだった
正確にはその一角が異様な空気に包まれている
優雅に朝食を摂るルイズの傍らでじっと正座しているライダー
ドジッ娘スキルを発揮したライダーがヴェルダンテの掘ったトンネルを踏み抜き洗濯を終
えたばかりの下着をドブにぶちまけてしまったためルイズは嬉々として食事抜きを命じた
しかし見た目平然としているライダーの態度はどうにも興醒めである
その時ルイズの脳裏に悪魔の考えが浮かんだ
「見ているだけでは辛いでしょう、特別にコレをあげるわ」
シチューの皿から鳥の皮を摘み出したルイズは湯気の立つ肉片をライダーの目の前でわざ
とらしく取り落とす
「あら御免なさい、床を汚してしまったわね」
無言で立ち上がるライダー
「何処へ行くつもり?」
ルイズが声をかける
「はい、厨房で雑巾を借りてきます」
「ダメよ使い魔がご主人様の傍をはなれては」
困惑するライダー
「それでは床が拭けませんが?」

「脱ぎなさい」

静まり返った食堂内に上擦ったルイズの声が響き渡る
「分からない?貴女の服で床を拭けと言ってるのよ」

同時刻:アルビオン王国ウエストウッド
「ティファニアちゃーん!御飯まだー?」
「新入りのくせに態度デカイぞタイガー」
「タイガー言うな――――――――ッ!」
942名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 20:03:33 ID:e/a74P3Q
むしろ自重しろ。
943名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 20:54:39 ID:DM8krytr
Hahahahahahahahahahahwwwwwwwwwwwwwww
944名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 21:35:51 ID:jdp/M8XE
タイガー自重w
945名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 22:21:35 ID:tr9nYCZg
何ゆえタイガーwww
946名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 22:22:49 ID:CuBLScKx
もしや、記すこともはばかれる。なタイガー…
947名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/15(金) 22:48:42 ID:WfaZwPlR
ルイズ。自重しなくていいのでもっとやりなさい。
タイガーは自重しなさい。
GJ
948名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/16(土) 00:28:07 ID:GxmgMYHR
ルイズお前契約のときに頭のネジの10本から二十本ぐらい落してきたんじゃ・・・。
とにかくGJ!!
949unlimited explosion works:2008/02/16(土) 03:48:58 ID:0dD7O3N6
          
                -――- 、
                , ‐'´         \
             /            、 ヽ
             |l l /〃 ヽ ヽ} |  l  ',
    \          .ljハ トkハ  从斗j │ ハ               体は虚無で出来ている
     \          l∧}ヾソ V ヾソ !  ! ヽ \
      \ __  __ リ.人  v‐┐ /" ト、  ヽ ヽ          血潮はツンツン心はデレデレ
        {心下ヽ /"  >ゝ-'<{   Vl   } }
        ゝ<}ノ \  (:::::Y Y:::::!   ヽヘ  { {            幾たびの魔法を唱え失敗
           7´ ̄ )   )::∨::__::ヽ   }::\ \丶、
          /  /  /ィ'´ヽ:::::::::ノ  /:::::::::ヽ ヽ `ヽ        ただの一度も成功はなく
          ! ≦∠__ノ:::| /ハ::::/   ゝ、:::::::::`、 リ ノ
           |   .:.:::::::::::l  __ヾ\    ≧:::::::::'、ヽ {         ただの一度も理解されない
          l_ .:.:::::::::/ >v'  l \::ヾ  ̄::::::::::::::::', }>
            ヽ.:::::::::V  |  ! l∧::::::::::::::::::::::::::::Vリ   彼の者は常に独り 己の部屋で泣き酒に酔う
             i::::::::::::`ドー rL.」 厶::::::::::::::::::::::::::::!
             l::::::::::::::j ̄ 7:::::├‐ ト、::::::::::::::::::::::::!          故に、胸部に乳はなく
               \::::::/  :/::::::::::!   !:::`、:::::::::::::::::::!
               `/  :/ー‐‐┤  「¨¨ ヽ::::::::::/      その体は きっと虚無で出来ていた
               ,′ :/      !   !   レ' ´
               ┴‐┴━━━ゝ-┴


950名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/16(土) 09:53:14 ID:gPgMBncE
そ、そろそろ外道過ぎてアレなので ほ、ほんのちょっとだけ優しくしてあげても良いんじゃないかな?
951名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/16(土) 10:01:32 ID:WYUaWXu8
ハウスの世界名作劇場、その主人公たちとライダーが重なるのだがどうしよう?
952名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/16(土) 10:18:01 ID:/SO9ZTnj
>>941 シンデレラ?
953名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/16(土) 10:35:08 ID:QGE0TwLb
>>950
普段厳しくするからこそ、少ない優しさが光るんだよ。
ギャップが与える好印象だ。つんでれと同じだ。
あと次スレ頼む
954名無しさん@お腹いっぱい。
>>948
作者はきっとその三倍は落としてるZE★