>>1 乙
スレとして立てたかw
後に退けなくなった感がwww
さくっと始めないと落ちるなw 幸い始めに揉めるであろう参戦キャラの問題に関しては比較的恵まれた環境なわけだし 投票を何時からいつまでにするかからか?
…まさかこんなスレが立つ日が来るとは…
>>1 乙です
>>決まった職人さんは、自分の作品から5、6人を参戦させる。
決まった職人の方が選ぶんだったら…もう来てない職人の方が選ばれたらどうするつもりなんだろう…
それなら、まずは参加可能職人さんを募ったらどうかな? 単にこっちからやってくれと言うことになると、パロロワが苦手な人が指名される可能性もあるし。
8 :
マスカレード :2007/12/29(土) 16:06:57 ID:O6ImTfQw
>>1 乙です!
ただ私は参加してみたいですが、皆さんご存知の通り私は文章としては非常に未熟な駄文書きですので、リレーに参加出来るかどうか……
それから、この企画はまだ決まって無い事も多いと思いますし、殺し合いに反対な人もいますから、これから色々と話し合って改善していければいいと思います
定番としては、殺し合いゲームの中、主催者の本拠地を割り出して逆転に出る、ですけどそれだとヌルいとか言われかねないんですよね それに80人全員が手を組むというのはある意味殺し合いと同じくらいすさまじい状況かと。
それでは基本の主旨に立ち返って、本当に最後の一人になるまで殺しあうとかはどうですか? 一切の情け容赦無く阿鼻叫喚の地獄絵図にしましょう!!
「脱出させるために書く」作者と「優勝させるために書く」作者・・・ 後半は競争の形になるな・・・
まず参戦キャラを決める前に参戦作品の職人さんを集めないといけないわけで・・・ 何人くらい参加してくれそうかな? 今のところはリリカル遊戯王氏・反目のスバル氏・マスカレード氏・Strikers May Cry氏でいいのかな? それと各作品から主催者候補を選んで、マップとかも作らなきゃいけない。 それから、マスカレード氏の言うとおり、殺し合い以外に誰もが参戦してくれそうなルールを募る。 あと、各参戦キャラに一人以上は敵キャラを入れる。つまりリリなの枠・敵キャラ枠で二人以上。 今はこんなところだろうか。 どうでもいい話だけど俺はシグナムはStrikers May Cry氏からの参戦がいいなww
殺し合い…多分これはおk。 戦術…自分にこれが書けるだけの頭があるかどうかというのが問題なのですよ、ハイ。 色々やってみたい内容はありますがね。 …セフィロス対バージルとか(ボソッ)
14 :
マスカレード :2007/12/29(土) 16:40:37 ID:O6ImTfQw
私は同じ作品のキャラでも「脱出する」「全員殺す」と違う役割を持たせたい所ですね〜 例えば、脱出派は天道、良太郎。 マーダーとして北崎、ダークカブト等。 ちなみに私の作品の北崎はなのは・フェイト・キックホッパー・パンチホッパー・王蛇・ブレイド・カリス全員の必殺技を受けて死ななかったという生命力が……(笑 まぁ次回登場時にはさらに強化して出すつもりですが
殺し合い…NANOSING書いてる時点で何を今更。問題無し 参戦キャラとかは…うあ、大物マーダー候補がわんさかと 浅倉とかアーカードとかアンデルセンとか…
敵役・・・ユベルになるのか・・・? バスターブレイダー・・・は違うしなぁw
リリカル龍騎氏の作品の神崎というキャラは主催者候補にもなるかと
神崎主催者は1つの手かも。 原作にも戦いを止めるという目的は存在したし。 結局原作ではその目的は達成されなかったわけだけど、そう言うのに解決法をつけてやるのもクロスの楽しみ方の1つだと思う。
>>19 それもいいかもしれませんね…
ただ…ライダーロワで既に実行されてるんだよなぁ…orz
21 :
マスカレード :2007/12/29(土) 16:56:22 ID:O6ImTfQw
>>15 なんか今私の作品から参戦した矢車と影山がマスカレード世界では兄弟だった筈の浅倉(リリカル龍騎さんの世界)に接触するも裏切られて殺されるという妄想が浮かびました(ぇ
なら、こう? 「今日はー、殺し合いをしてみたいと思いまーす」 「わっふー」 「それでは、エリスさんは爆弾を買ってきてくださーい」 「えー、そっからですか?」 わかる人にしかわからないネタ。
それなんて空導王?
思いついてる黒幕案
神崎・・・
>>19 氏参照
覇王十代・・・超融合の力で参加者を集める?超融合を完成させるために戦わせる?
音速丸・・・それでも、それでも若本ヴォイスならやってくれる・・・!
マスカレード氏のテッカマンクロスのプロローグからテッカマンオメガとかもいいんじゃないか? 最強の素体を見つけるのが目的とかで
26 :
マスカレード :2007/12/29(土) 17:15:40 ID:O6ImTfQw
テッカマンオメガは倒せる気がしないので止めた方がいいと思います
立ったのか… 僕は懐古主義者なので殺し合いはできませんが… 戦いを止める側に着くとかオーケーでしょうか? オーケーなら昭和ライダーの誰かか地獄兄弟や剣崎、シャマ姉辺り使いたいかな… バトロワとか初めてですが。
連投失礼。 黒幕はショッカー首領とかどうですか?
ブリタニア皇帝なんかは… …ハッ! しまった… 彼は反目のスバルに出ていない!!
原作と違い、対主催につく人も多いのがパロロワの特徴です(例・ニコロワでは10人近くの対主催チームができている) なのでそういったグループの部分だけを書いていくのもありかもですね(あんまり一人で書き続けるとリレーにならないので他の人も関与することになりますが ちなみに順調にチームができてもバトロワ推進派が襲いかかって散り散りになる、なんてことはしょっちゅうなのでお覚悟をw
31 :
マスカレード :2007/12/29(土) 17:24:10 ID:O6ImTfQw
>>27 全然OKだと思います!
ショッカー首領とかも黒幕候補としては調度いいかと
マスカレードでの始はハートのベスタをまだ集め切って無いので、ライダーさんの作品からハートのベスタ13枚を混入させて貰えると有り難いかなぁ
なんて失礼な事を考えてみたり……(汗)
ライダー作家が3人も参加してくれるのは嬉しいな 地獄時代しか知らないマスカレード天道と、光を求めてミッドに行ったなのは+ライダー地獄兄弟の絡みとか見てみたい気はする
個人的には、リリカルなのはクロススレだからリリカルなのはの何かを活かした状況設定が欲しいかも。 と、読者側からリクエストしてさせてください。
>マスカレード先輩 構いませんよ。 助け合うのが人情です。 ほんと言うとオリキャラも使ってみたいなと思ってましたけど二人にはアモン壊滅という使命があるので出れないということで(笑) 昭和ライダーの皆さんも今変身不能ですが…まぁ、本編とは関係ないということでどうか一つ… ショッカー首領が黒幕ならあれだな、優秀な改造披見体を選ぶためにバトロワ開催って所かな? で、それを察知した昭和ライダーがその計画の阻止に向かい、地獄兄弟はシャマルを助けるために…なんて妄想。
>>33 貴重な意見サンクス!
確かになのはの設定は最大限に活かしたいな
黒幕として、プレシアテスタロッサなんてどうだろう?
神崎は妹を生き返らせようとしたように、プレシアもアリシアを生き返らせるのが目的で。
それから、主催者がプレシアなら色々となのは設定を活かした会場に出来る気がするんだ
>>34 ショッカー首領にシャマルを人質にとられて戦いを強制される地獄兄弟。
こんな闘いを止めたいと願いつつも戦わなければシャマルが危ない。
だから首領に従ったフリをしながら逆転のチャンスを伺うっていう厨設定を思いついた
ごめん、ボツだな
>>32 ライダーロワ2ndみたいな位置付けになるのかな?
>>37 2ndとかあるん?
位置付けとかは各作家さんに委ねられると思う
>>33 ちょっと考えてみた
即興及び台本書きなのであくまで参考程度に
今気づいたけど俺龍騎設定しか知らn(ry
神崎「……どうなっている?」
男――神崎は緑豊かな地でぽつりと呟く。
神崎「タイムベントの発動に何らかの不備があったのか……?」
????「誰……? 私と――――の時間を邪魔するのは」
神崎「女?」
????「そう……あなたも巻き込まれたのね、このアルハザードの移動に」
神崎「アルハザード……あなた「も」だと?」
女の後ろから何人かの人間――人に見えないものもいたが――が現れる。
覇王「新参者か」
首領「かなりの力を持っているようだな、これならあの計画も実行に移せるのではないか?」
神崎「待て、話しが見えないぞ」
????「簡単よ、あなた達には私の望みを叶えてほしい。そうすれば元の世界に返してあげる」
神崎「望みだと?」
????「そう、――――を蘇らせる、このアルハザードにはその秘術があった、けれど、それには必要なのよ」
神崎は黙って先を促す。
????「負の感情に満ちた中で、凝縮された魂が……そう、疑惑と殺戮に満ちたゲーム、バトルロワイヤルの勝者の魂がね!」
参加しいたいけど分不相応な私では無理なんだろなぁ 一応考えた、主催者はルーシュ・デモンです
>>39 GJ!
会場は管理局も介入できないアルハザード。
アルハザードを舞台に色んな並行世界から集めたクロスキャラ達でバトルロワイアル!
いいなw
>>39 その集まりだと、セフィロスも呼ばれてそうですな(微妙なラインですが)。
しかし、「興味がない」という理由で断り、参加者側に飛ばされるとか。
44 :
マスカレード :2007/12/29(土) 18:08:05 ID:O6ImTfQw
>>ライダーさん ありがとうございます。熱い人情を肌に感じました! 多分平成ライダーは皆変身アイテムを没収・シャッフルされると思いますので、自らの能力で変身できる昭和ライダーは貴重だと思います。 一応私の作品の参加候補キャラはこんな感じにしようかと思ってます。 【天道総司@マスカレード】 こんな馬鹿げた戦いを終わらせて皆で脱出する。力を持たない者を守りながら、主催者を倒す。 なのは達は襲って来ない限り共闘する。 【相川始@マスカレード】 天音ちゃんが心配。早く帰って天音ちゃんに会う。 その為ならば参加者でも主催者でも倒すつもり。 備考として、優勝出来たならば自分をジョーカーとしての宿命から解放し、天音達と静かに暮らしたいという考えもあり 【擬態天道@マスカレード】 他人がどうなろうが構わない。 早く全員殺してひよりとずっと二人だけの世界に帰りたい。 【Dボゥイ@リリカルBLADE】 シンヤを殺す。それ以外の参加者は、襲って来ない限り手を出さない。 出来る事なら皆で脱出したい。 【相羽シンヤ@リリカルBLADE】 Dボゥイを殺す。それ以外の参加者は、全員殺しても構わない…… とは思っているものの、ヴォルケン達との約束があるために、人殺しに少しためらいあり。 はやてが心配で、早く帰りたい とまぁ、こんな感じですかね。 マスカレードの始はまだ剣崎と会う前なんですよね…… 天道・始・東條の3人は全ライダー中トップクラスに好きなんですが、マスカレードまだ東條出てない……orz
ウルトラマンも仮面ライダーも出場するバトロワって何気に豪華だな
>>45 感想の一つ俺だwww
しかし能力制限が難しいな
ウルトラマンは人間サイズ限定でよしとして(光線技は・・・エネルギー消耗がめちゃめちゃ高くなるとか?
一号ライダーキックで生身の人間が骨折・内臓損傷レベル・・・でも緩いか?
なんか一般人が遊戯王組のみな気がしてきたぞ・・・
頼むマスカレード氏、俺の枠を一つ使ってらき☆すたを、らき☆すたを出してくれwww
>45のwikiみました。 ち、血みどろだ。 血みどろすぎる。 怖いくらいぶらっどねす<意味不明 あ、あの。 リリカルなのはクロススレの作家さんの参加を視野に入れているならもうちょっとこの企画の血みどろ度を下げることを狙った方がいいかも。
そいでは自分も。 【ルルーシュ@反目のスバル】 生き残るためならどんな策も弄するし、人殺しも躊躇わない。 その中でも、スバルだけは救おうとしている。 【スザク@反目のスバル】 この戦いを止めるべく、孤軍奮闘する。 誰一人として殺したくはないと願っているが、それでも殺さざるを得ないことに苦悩する。 【キリヤ@SHINING WIND CROSS LYRICAL】 この戦いを止め、皆で脱出する方法を模索する。 黒幕と戦うために、シーナやティアナらパートナーとの合流を急いでいる。 【シーナ@SHINING WIND CROSS LYRICAL】 この異常事態の中で、がむしゃらに生きようとする。 キリヤとの合流を願うが、極限状態の最中、徐々に精神が追い詰められていく。 【セフィロス@片翼の天使】 特に争いに興味がなく、ただその時を生きるためにふらふらと歩き回る。 向かって来る者は容赦なく斬り捨てる。
んー、 まだキャラそれぞれの動向まで決めちゃうのは早いのでは オープニングによって誰かが見せしめにされたら、関係あるキャラの精神状態は不安定になりますし バトロワお決まりの「優勝したら一つ望みを叶えてやる」と言われたらDボゥイとかも状況によっては非常に危険に・・・
仮面ライダー勢力・テッカマン勢力・ウルトラマン勢力・・・ それからルルーシュのギアス能力なんかは制限の対象だな。 変身して戦う系のキャラは変身制限もいるな。 とりあえずライダーは皆パンチ力とかが何トンとかそんなだから、殴っただけで終わるな その辺は作者の裁量に任せる・・・でいいかな。 あんまり圧倒的なのは面白くないしな。 戦闘中の特殊能力・・・クロックアップやテッカマンの有り得ない程の能力はある程度空気を読んで投下するしかないかな
ああ、アーカードやアンデルセンの超再生能力もある程度抑えるべきかw ・・・基本アニロワ設定が一番バランス取れてるのかなぁ
グレンラガンやKMFみたいな戦闘ロボは支給しないとして… ボン太くんやソルテッカマンみたいなパワードスーツとかはどうなるんでしょう?
自前の魔法を持ってるセフィロスに、パートナーさえいれば心剣が手に入るキリヤ…この辺なんかも問題ですね。 セフィロスに至っては変身できますし
55 :
マスカレード :2007/12/29(土) 19:20:32 ID:O6ImTfQw
>>50 それもそうですね。多分色んなキャラと会っていく内に思考も変わると思いますしね
一般人枠としてなの☆すたからもこなたとか出した方がいいですよね。了解しました!
>>51 テッカマンは皆究極クウガやRXレベルじゃないと倒せないくらいですが、私の作品でもブレードvsシグナムとかやってるくらいですから、
多少は補正かけて仮面ライダーと互角くらいでいいですよね
ボルテッカも消滅とかは無しで
>>53 ソルテッカマンはエネルギー切れがあるんですよね……
あ、それからみせしめキャラですが、次回リリカルBLADEに調度いいキャラが出ます……(笑)
ライディーンの不可視の能力は制限の対象になるのでしょうか?
まだまだ改善の余地ありだけど、簡単にルールを考えてみた。 ・特撮など、変身することで桁違いの力を使える者は、一度変身してから1時間は変身不可能とする。 仮面ライダーなど、別の姿への変身は例外とする。 例えば、ザビーに変身した矢車が、まだ1時間経過していないにも関わらずキックホッパーに変身する・・・等。 ・必殺技系は、威力を極端に制限。 ・参戦キャラの所有物はあらかじめ主催者により没収され、各参戦キャラにシャッフルされる。 例を挙げれば、テッククリスタルがなのはの支給品に入っている等。 ・不死身や高度な再生能力はある程度制限。どちらも生命力が強い程度にする。
アイテム使用変身系:支給品として持ち主以外の手に渡っていること多々、同作品の別のキャラの変身アイテムが渡っていることも 自力変身系:変身するだけで多少の消耗 身体能力人外系:全体的に能力ダウン、一般人には十分驚異だが、それでも戦いなれしている人間なら防御に専念すれば耐えきれるレベルに 治癒能力系:限りなく制限される。ただし自己治癒系は怪我の回復=疲労度増という場合も パワードスーツ、追加装備系:支給品、入れるか入れないかは作者次第 巨大ロボット:遠い次元でメインパイロットの無事を祈ってもらいましょう 遊戯王カード:支給品、異世界編のようにモンスターを実体化、魔法・罠を発動できる、大抵一度使用したあと数時間チャージ時間が必要 魔法・必殺技系:全体的に威力ダウン、消耗大・・・だがテンションが上がっている戦闘中は気にせず使いまくり、終了後にまとめて疲労が襲ってくるということが多々 とりあえず他ロワにおける制限の例を出してみた 支給品(アニロワ仕様):食糧・水・コンパス・ランタン・地図・名簿・ランダム支給品1〜3個
それとリリカル龍騎氏、手間をかけさせて申し訳ありませんが、できればこのスレも姉妹スレとしてまとめに掲載して欲しい。 できればバトロワの簡単な説明と、「バトロワ参加職人募集」というような説明つきで。
ほのぼのとしたパロロワは駄目なんだろうなぁw
どういう動きにすればいいんだかわからないという問題がw>ほのぼの 仮に全員を対主催にしたとしても、主催側が対策を取るだろうしw 死にはしない、サバゲー感覚とかだと「くそっ、ここで脱落か、残念だ・・・」となんだか緊張感に欠けるw
ところで、すでに完結しているバトロワのまとめを見ればすむとは思うんですが、多すぎるので教えてください。 いままで、対主催者側が勝った事ってあるんですか?
>>64 GJでございます!
今のところ
遊戯王GX氏
反目のスバル氏
マスカレード氏
リリカル龍騎氏
ライダー氏
メビウス氏
Strikers May Cry氏
リリカルなのはFeather氏
で8人か
67 :
マスカレード :2007/12/29(土) 19:45:53 ID:O6ImTfQw
ところで一つ疑問があります 変身アイテムは没収で問題無いんですが、カブトゼクターやガタックゼクターはどうなるんでしょう? あれはジョウントでいつでも資格者の腹に移動するみたいですし、TVでも無かった筈のライダーベルトが気付いたら巻かれてるなんて事も多々ありましたし…… シャッフルされてもすぐ資格者の元に戻って来そうな気がしてならないんですよねぇ……
>>65 むしろほとんどが対主催の勝利
お勧めはなのはも出てるアニロワ
主観だけど馴染み易いキャラが多い
>>65 アニロワ1stやらライダーロワやら、結構あった気がします
>>67 だったら…主催がいろいろ魔改造してその機能を取り払った、というのはどうでしょう?
>65 なるほど……ざっと見てみたんですけど、ハッピーエンドで終わる企画じゃないですね。 それを目指せる仕掛け(潰せる可能性大)を入れてもいいかも、とか思ってきました。
>>67 リリカル龍騎氏の言うように、ここでは色々と設定改変って事でいいと思います
アルハザードですから。
・・・アルハザードですよね?
カブトになれなくても天道は活躍すると思いますよ。実際、マスカレード氏のGSLクロスでも天道は存在感強いですし
72 :
マスカレード :2007/12/29(土) 19:55:48 ID:O6ImTfQw
そうですね。 ではライダーベルトはシャッフルということで、誰か書いてくれる方がいれば嬉しいです 参戦していないキャラの持ち物が支給されてるのもパロロワの醍醐味ですよねw
現在の仮設定
・制限は
>>57-58 を参考に
・MAPの書き手大募集、アニロワまとめwikiの地図を元に考えるといいかも?
・会場は黒幕組の力&アルハザードの技術にて作成?喫茶翠屋やミルクディッパーとかがあったりしても面白いかも
・全員生き残りENDは難しい、覚悟をしておこう・・・ごめん、ぶっちゃけOPで見せしめにするキャラまですでに考えてる外道がここにいる
基本ルールはアニロワ基準でいいかな?かな?
なのはキャラの割合はどれくらい? なのはロワと言うからには半分くらいほしいが。
75 :
マスカレード :2007/12/29(土) 20:02:14 ID:O6ImTfQw
>>73 異論は無いです。
ハカランダや天空の梯子があったりしても面白いですね
ではみせしめキャラ、そちらに譲りますw
なのはキャラは職人1人につき1人以上が条件だから、それなりに多くはなると思う ここで一つ注意点は、皆他の世界から集められたなのは達だから、記憶も違うってことかな
>>74 現在参加可能書き手が8名
一人参戦キャラが5名(内一名以上敵から)+なのはキャラ
んー、確かになのロワなんだからもうちょい増やしたいですね
・・・なのはキャラ二名・・・でもA's時の人達だと被っちゃうか・・・?
>73 やっぱりそうですか。 まあ、仕掛けを仕込むとしたら……たとえばジュエルシードを云々とかですかね。 こういうご都合主義はいくつも考えつくのですが、果たしてこのスレの趣旨にあっているかどうか心配。 リリカルなのはクロスですから、なんとかそう言う終わり方もできる工夫はないかと考えてしまうんです。
・無印 なのは フェイト アルフ クロノ リンディ 高町家御一行様 ・As 管理局御一行様(なのは達含む) ヴォルケンリッター ・ストライカーズ 管理局御一行様 ナンバーズ御一行様 結構いっぱい居るな。 少し増やして一人8人くらい参戦にさせる? なのはキャラ2人(最低限) クロスキャラ5人 敵キャラ1人 目安としてはこんな割り合いで。 今も8人だし、だいたい10人前後集まるとすればそれくらいでいい気がしてきた
>>78 その辺りは・・・うーん・・・
パロロワと考えると死亡者復活、等は結構タブーに近いところに位置してる傾向があるんですよね
とあるロワでは一度死亡したキャラをゲームからの支給品である復活アイテムで生き返らせたけど、
それはきついだろうということでわざわざ死亡から瀕死状態に修正したりもしてました。
ただ、なのはクロスと考えでいくとそれもありになるかなぁ、と・・・むー、この辺は俺には決められない
A'sのヴォルケンをイメージするとすれば、対主催者側が勝利して非常に難しい条件を満たした場合、復活が可能になるとか。 実は、この方法、条件を厳しくすればすげえ外道な事ができるんですよね。
>>77 敵キャラ1名ですか…
…スザクが敵ってことでおkですよね?
というかロワを読んだことがないんで、ルール関連の話題に入り込めない…orz
>>82 なのは達は最低2人以上。
その他の割り合いは自由ですよ。
84 :
マスカレード :2007/12/29(土) 20:21:00 ID:O6ImTfQw
生き返りは多分無しだと思いますね…… 全てが終わった後に、アルハザードの魔法で生き返って元の世界に帰る……っていうのもなのは的にはアリでしょうか? GSLラストみたいに…… それと、最低限必要な所持品についてなんですが、ジョーカーこと始は、最初はスピリットのカードだけ支給させたほうがいいですよね? 私は遊戯王でのデュエル対決に、龍騎勢が乱入。普通のデュエル同様に 「その瞬間!俺はコンファインベントを発動する!」 とかやってみたいですね(笑)
>>82 >>1 のパロロワ辞典wikiにGO!
ついでに気になったロワを読んでみたりすると尚GOOD!
マップ作成ツールとかってあるかな? とりあえず 主催者はプレシア達(仮) 会場はアルハザード でいいかな?
>>84 首輪の制限の力でジョーカーが始のみの力でも抑えられるほどになっている、っていうのもありかもですね
枠は
>>79 に変更でいいのかな?ライダーとか人数多いから出したくても出せないーってキャラが出そうだし・・・
とりあえず俺の参戦キャラ(
>>79 版、すべてリリカル遊戯王GXから)
【万丈目 準】
【早乙女 レイ】
【ティラノ 剣山】
【ヨハン=アンデルセン】
【ジム=クロコダイル】(カレンはいない)
【丸藤 翔(ゾンビ)】(敵枠・ゾンビといっても不死だとかいうわけじゃない)
>>84 自分はその生き返りはありと思いますね。
途中で色々あれども、最後はハッピーエンドというのもなのはらしいのでは
ないでしょうか。
89 :
マスカレード :2007/12/29(土) 20:33:22 ID:O6ImTfQw
でもスピリット無しだと変身した後戻れなく無いですか?
私も
>>79 に賛成です
参戦キャラはまだ決めてはいませんが、敵枠には北崎・乃木・麗奈・金居辺りが適任ですかね
草加はどうだろう……バトロワだといい活躍してくれそうですねw
>>87 武闘派なオブとかアモンとかコブラが居ないぶん戦力的にはどーなんだろうか。
ていうかオブライエン便利すぎるだろ
草加はリリカルスクリーム氏の完全嫌味キャラとマスカレード氏の表向きにはいい奴キャラの絡みが見てみたいな
>>85 エラーになって見れない携帯の悲しさorz
敵はクロスとは別ですか…なら、
ルルーシュ
キリヤ
シーナ
クレハ
セフィロス
スザク(敵)
かな?
人数少ないんで大変…
…で、参加する職人を投票で選出っていうのは結局どうなったんでしょう?
94 :
マスカレード :2007/12/29(土) 20:39:06 ID:O6ImTfQw
>>93 今は来てない職人さんやこういうのが嫌いな職人さんもいるってことで募集になったみたいですね
>>89 変身できないハンデは他のライダーと同条件
スピリットを手に入れる前にジョーカーにならざる負えない状況になってしまうかどうか・・・
みたいなことを妄想してました
>>90 オブは正直身体能力がどの程度なのか俺もわからないので自重
アモンと本田Lv100は正直忘れてた、あと三沢も
96 :
魔装機神 :2007/12/29(土) 20:39:48 ID:CgOp+5iB
俺もやってみようか。 参戦キャラはリィンフォース1、マサキ、シュウ、ウル、伽藍、R装備ボン太君(in宗介) 卑怯キャラばっかだよ……
問題は選出するほど職人が名乗り上げていないことかと。 あるいは、投票を先にして後から参加を了承するかどうかを聞いてみるってのはどうでしょう。
投票云々は別にしても皆さんが参加して欲しいと思っている職人さんって誰なんでしょう。
99 :
マスカレード :2007/12/29(土) 20:41:02 ID:O6ImTfQw
>>95 確かにそうですね……
そっちの方が面白そうですねw
>93 そうっすね、一回聞いてみた方が良いかもしれませんね。 しかし自分みたいなチキンにはロワはとても荷が重いような気が……
俺としては正伝氏のアーマーデバイス巧には是非参戦して欲しいんだけどなぁ・・・
102 :
魔装機神 :2007/12/29(土) 20:44:31 ID:CgOp+5iB
きゃらがこわれてもOKな場合だったら書いてみてもいいですよ(昭和ライダー全然知らないけど)
マップ作成しようと思ったけど無理だった・・・
僕もじゃあ参加キャラの初期設定を 【本郷猛、風見志郎、神敬介、城茂】 ただならぬ悪の気配を察知し、バトルロワイヤルに参加。 参加者を救い、黒幕を倒すのが目的。(必要最低限の応戦はする) 【矢車想、影山瞬】 行方不明になったシャマルを探す過程で参加。 殺しに興味はないが邪魔をする奴には容赦しない。 こんな感じですかね? シャマルも僕がやったほうが良いのでしょうか?
素人考えだけど強制参加者と希望参加者の二つがあるようにしたらどうだろう。 マーダー達は人数が減るまで同盟みたいな感じでいるとか。 対主催も最初からのっているのが多くいるなら動きづらくなるし
バトロワは自らの意思での参加ではなく、気づいたらそこに呼び出されてたタイプの強制参加が多いっすよ。 簡単に説明すると、 1、気づいたら参加者80人が集められていた。 2、次に主催者によるロワの説明&見せしめキャラの死亡 3、次に、所持品を全て没収され、支給品3つ程の状態でバラバラの位置にワープさせられる。 こんな状況が大半
とりあえず、比較的描写が軽めなニコロワか 取っ付きやすいアニロワの触り部分だけでも見ることをお勧めするぜ
うお、俺も地図職人を嘗めてたか・・・ 普通の絵描きソフトで作ってるっぽいなこれは・・・
>>107 アニロワは中盤から後半にかけて鬱まっしぐらなところが多いからなぁ・・・・・・・・
ブチキレたカズマとか大好きなんだが。
とりあえず今までの意見から、マップには ・天空の梯子 ・ハカランダ ・ミルクディッパー ・翠屋 は入れるのかな? 街並みも少し海鳴に似せたら面白いかも。 草原エリアとか、海辺エリアとか。 ってよく見たらライダーの店ばっかだな
ああ、敵キャラも一人選ぶんでしたっけ。 だったら、シザーズジャガー敵として追加しておk? なのはキャラはシャマルと…後は誰がいいかわからないな…
そう言えばアニロワに限らず、ヴォルケンリッターはほとんどゲームに乗ってよな……
(アニロワ1stのシグナム、LSのヴィータ、アニロワ2ndのシャマル……というか乗ってないのが1stのヴィータだけか)
パロロワにおいて騎士はゲームに乗りやすい、って言うのは誰かの発言だがマーダーにし易いんだろうな
>>109 鉄槌は熱かったなw
鬱ならロリショタ、熱い展開なら漫画ロワも参考に成ると思う
>>111 シザーズジャガーが誰か解らない件。
でもおkwww
本音言うとライダー氏の敵キャラはクアットロとかアルビノあたりに参戦して欲しかったけどまあライダー氏に任せます
全員主のためにっ!ってキャラだからなぁ とりあえず投票するならいつから投票するか早いとこ決めた方がいいかも 最低半日は投票時間設けないとダメだっしょ?
スレの最初の方に主催者打倒で終わらすのもどうだろうって話がでたけど。 パロロワのテンプレ通りに始めるの? 希望参加者とか少しルールに変化つけたりはしない? 実際書く作者さんの意見が優先するべきだけど。
ザフィーラだけ出てない事実に全俺が泣いた。いやまあ、当然っちゃ当然だが。 そういや2ndの面々はえらいことになってるなあ。
ティアナ→精神崩壊マーダー エリオ→片腕焼かれた挙句刺殺 キャロ→開始早々射殺 はやて→ギアスで洗脳 シャマル→ヴィラルとつるんで偽ジョーカー。当然マーダー クアットロ→上記のコンビにフルボッコされる …まともなのスバルしかいない…
>>115 ロリショタには3人殺しで「ご褒美」の制度があるけど
その逆で、4人殺すと首輪が爆発とか、特殊なルール(戦闘したら首輪が爆発する等)が化せられた施設orエリアが存在するとかどう?
どっちも無茶な考えだから、参考までに
しかし2ndの面子の中でシャマルだけはハッピーだぜ、原作で出番がなかった分を取り返してるw
同じく出番が食われてたお犬様とは、投票で落とされたのに……まあそれでもチンク他ナンバーズよりは意識されて多分まし……か?
>>118 いろんな意味で勇者王を『食べて』そうだもんな・・・・・・
んー、戦闘抑制系のルールは主催側の目的から考え直さないとダメですね・・・ 主催は殺し合わせるのが目的なのだから、それを抑制させる意味がなくなってしまう・・・
ただいま〜。 PCの前に帰ってきたところで、さっそくニコロワの冒頭5つぐらいを読んで内容把握。 続いて地図を見てみたのですが… …ヒィー! こんなの書けるかい! 冗談はさておき、なのはキャラは誰をもらおうかな… とりあえず、他に誰もいないならスバルを頂いていきます。もう1人は誰にしよう…
>>121 スバルは反目氏のが一番輝いてると思いますので、異論は無いと思いますよ。
私も参加したいと思ったのですが、今は連載中の二作を進めることに集中したいので今回の参加は見送らせてもらいます。
なのは枠 ティアナ・ランスター ヴィータ クロス元枠 城戸真司 手塚海之 兜甲児 アーカード 敵枠 アレクサンド・アンデルセン 浅倉威 なのは枠の方は…あくまでも「他にいないなら」ということで。他に使いたい方がいるならそちら優先で …確かなのは枠二人に、他六人でしたよね?
125 :
マスカレード :2007/12/29(土) 22:35:03 ID:O6ImTfQw
私は二人、どのなのはキャラにしましょう…… いっそ、参加する職人さんは募集で、参戦キャラを投票にしますか?
マスカレード氏やリリカル龍騎氏はなのは達の時間軸が複雑だな As〜StSの間でしたっけ? そんななのは達とAsなのは達は同時参戦OKなのかな?
>>125 それは投票する人がもっと多くないと厳しいかも・・・
なのはキャラ、フェイトとエリオの元ゾンビコンビを希望、あ、ロワで出す時はゾンビじゃないです
>>126 9歳なのは>中学生なのは>大人なのは
とでも区切りましょうか
てか安牌だろうと思って見せしめ役にしたキャラ参加してたー! 戦闘シーン書きなおしてくるぜっ
130 :
マスカレード :2007/12/29(土) 22:49:02 ID:O6ImTfQw
>>127 そうですね……
今はまだ人少ないですね
参戦キャラ
天道総司@マスカレード
相川始@マスカレード
Dボゥイ@リリカルBLADE
相羽シンヤ@リリカルBLADE
なのはキャラ
クロノ@マスカレード
なのは@マスカレード
敵キャラ
北崎@マスカレード
こんな感じですかね……
あえて敵だったなのはとクロノを天道と共闘させるという……
ただ出来ればマスカレード18話まで進めてからにしたいですね……
シザーズジャガーは仮面ライダーTHENEXTに登場した怪人です。 あと設定を 【シザーズジャガー】 黒幕の僕の一人。 人間態は眼鏡をかけたハイテンションな中年の男。 両腕の二刀の剣は合わせて使えば鋏になる。 主な仕事は不穏分子の抹殺と戦闘意欲の少ない者の襲撃 こんな感じでどうですか?
それじゃ、最終案 参戦キャラ ルルーシュ@反目のスバル キリヤ@SHINING WIND CROSS LYRICAL シーナ@SHINING WIND CROSS LYRICAL セフィロス@片翼の天使 なのはキャラ スバル@反目のスバル ザフィーラ@片翼の天使 敵キャラ スザク@反目のスバル 敵キャラ枠のはずのスザクがまともなキャラという不思議…
じゃあシザーズジャガーはジョーカー候補って事でいいかな?
っと、俺も最終案 参戦キャラ 万丈目 準@リリカル遊戯王GX(ゾンビ化前4話〜5話時点) 早乙女 レイ@リリカル遊戯王GX(9話時点・なのは達を完全に信頼) ティラノ 剣山@リリカル遊戯王GX(9話時点・なのは達、特にキャロを完全に信頼) ヨハン=アンデルセン@リリカル遊戯王GX(9話時点・なのは達、特になのはとスバルを完全に信頼) ジム=クロコダイル@リリカル遊戯王GX(9話時点・なのは達、特にティアナを完全に信頼) 敵枠 丸藤 翔(ゾンビ)@リリカル遊戯王GX(9話時点、思考はデュエル、戦闘のみ) なのはキャラ フェイト@リリカル遊戯王GX(5話ゾンビ直前・万丈目の安否を心配) エリオ@リリカル遊戯王GX(5話ゾンビ直前・万丈目の安否を心配)
135 :
マスカレード :2007/12/29(土) 23:08:29 ID:O6ImTfQw
らき☆すた忘れてた……(汗) まだ私は決定では無いので、参考程度ということで宜しくお願いします。 北崎の触れた物の灰化能力についての制限ですが、こんな感じでどうでしょう? 首輪は触れても灰化しない。 相手が仮面ライダー等、特殊な能力持ちなら灰化しない。 一般人はすぐには灰にならず、しばらく触り続けると灰化。 例外は作者の裁量に任せる。
>>135 鍋パーティーではらき☆すた勢にも出番をあげようぜ?(肩に手を置き満面の笑み)
しかし、キリヤの心剣どうしよう…
SHINING WIND CROSS LYRICAL7話A面時点までの間で、既にティアナから抜いているのですが、
(他にも、今後はあの人とあの人から抜くことになるのですが…今からでは間に合うまい…)
これの扱いはロワではどうします?
>>135 加えて一気に灰化するのではなく、例えば手首を握ったならその手首だけが灰になる・・・とかどうでしょう?
>>136 心剣は心が通じ合うと抜けるんですよね?(認識間違ってたらすいません
世界の違うティアナはキリヤとは初対面、そのため無理とするのがいいかと
ただロワイヤル中に剣を抜くほど心が通じ合えば誰とでも、それこそアーカード(ありえねぇぇぇぇ!!)からでも抜けるとか
>>137 了解です〜。
しかし原作ゲームでは、キリヤと人造エルフ・ゼクティの間で心剣が抜けた時が、
「人格が調整される前に、セレスティアという故人が乗り移ったときに心が通じていたから」という要因で抜けた場合もあったので、
確認してみたかったのです。
でもまぁ、身体が別人だから抜けなくていっか。
…キリヤとシーナみたいなドマイナーなキャラを扱える職人さんって他にいるのかなぁ…
139 :
マスカレード :2007/12/29(土) 23:27:50 ID:O6ImTfQw
>>136 ありがとうございます……(感涙)
実は私シャイニングウインド全く知らないんですよね……(汗)
>>137 そうですね、触れたヶ所だけゆっくり灰として崩れ落ちる……とかでいいですよね
・・・他の職人の皆様方の案を見る限り、どうも参戦枠は7人までのようですね・・・ ということで改訂版 なのは枠 ティアナ・ランスター@NANOSING ヴィータ@NANOSING クロス枠 城戸真司@リリカル龍騎 兜甲児@リリカルマジンガー アーカード@NANOSING 敵枠 アレクサンド・アンデルセン@NANOSING 浅倉威@リリカル龍騎 この中で「このキャラ使いたかったのに」というのがあったら、その方の案を優先します そうでない場合はこれを最終案とします ・・・大分NANOSINGに偏ったな・・・
締め切るにしても1日は早すぎるような……
142 :
魔装機神 :2007/12/29(土) 23:37:01 ID:CgOp+5iB
こちらもほぼ断定を。 なのはキャラ リィンフォース 制限 魔術士ランクは3ランクダウン、蒐集で集めたものは使用厳禁。 キャロ(in社長)クロス元 りりかるふぅん 制限 フリードはモンスターカード扱い デュエルディスクがないとモンスターを出せない クロスキャラ リリカル大戦 マサキ・アンドー 制限 魔装化はできない ランクランへの帰還はできない ディスカッター、アカシック、ハイファミリアは使用可能 シュウ・シラカワ 制限 グランゾンになれない ブラックホールクラスター使用不可能、ラングランへ帰れない(個人的要望として主催者の一人) ゼンガー・ゾンボルト 制限 斬艦刀のみ 魔法は出来ない(飛べない」 なのはSTS ウル 制限 ヒュージョンはアモンのみで、3分間という時間制限 武器は素手 伽藍 制限 化け物化しない 座布団没収 ふるめたるまじかる 相良宗介(R装備ボン太君) 制限 ラムダ・ドライバ使用制限(合計時間10分) 装備はゴム・スタン弾 警警棒のみ。 ……制限が制限になってないような
143 :
魔装機神 :2007/12/29(土) 23:38:35 ID:CgOp+5iB
ごめん、気付いたらちょっと多いからゼンガーとキャロin社長をのけてくれ
じゃあ僕も 本郷猛 風見志郎 逆ダブルタイフーン威力減 神敬介 太陽投げ自重 城茂 エレクトロサンダー&超電ウルトラサイクロン自重&チャージアップ効果減 矢車想 影山瞬 なのはキャラ シャマル 敵 シザーズジャガー(願わくばプレイヤーキラー的な立場でお願いしたい) こんな感じでおkかな? NEXT本郷にしようか迷ったけどやっぱり藤岡本郷で。
あれ、誰かStSなのはを出す人いないのかwww
くそっ、安牌だと読んでたキャラがことごとくはずれやがるっ!
やはりまだOPを書くのは早すぎたか!?
>>142 斬艦刀やボン太君スーツ、ゴム・スタン弾などは明らかな持ち込み武装なので支給品に回すべきですなー
キャロin社長ちょっと見たかったwww
146 :
魔装機神 :2007/12/29(土) 23:48:55 ID:CgOp+5iB
>>145 GX氏
いや、DOD氏がキャロを使うかと思ってのけたんだけど、どうなんだろう。
もしだれかがキャロを使わないんだったらはめてみてもいいかも。デュエルディスクは支給品として
あ、それとキャラ枠8名だから平気じゃないかな?
>145 Stsなのはって死亡候補キャラ鉄板だから、裏をかいているんじゃないでしょうか。
>>146 あー、とりあえず候補としてあげてみては?
DOD氏が出したいという場合は引けばいいし
・・・できればどちらかStSなのはを出していただけるとこのOPが無駄にならなくn
150 :
マスカレード :2007/12/29(土) 23:56:39 ID:O6ImTfQw
っていうかちょっと思ったんですけど、まだ色々と不確定要素が多いのに、これで断定してしまうのは少し早くないですか? 参加職人さんの数で人数とか色々変動すると思いますし、今はまだ仮ってことでいい気がします。 最終的な案は、参加職人が出揃って、細かなルール・主催者・マップ等、色々と出来上がってから最後に決めた方がいい気がするのは私だけでしょうか?
持ちキャラが少ない職人さんは5人もキャラを出せないかも。
>>150 に賛成。
まだ一日目だからな。ゆっくり企画して行こうや
すぐに落ちてくロワスレが数多いもんで焦りすぎた、反省する でも年末年始だから連絡取れなくなる人が丁度多くなるのか、時期的に悪かったかも
2日ほど旅行に行くので今のうちに。 …よくよく考えたら、展開次第ではまたオリ心剣作ることになるのか… あれもなかなか大変なんですよ。 キャラの心の性質を把握しなければなりませんし、戦闘スタイルもある程度傾向を固める必要がありますし。 …まあ、楽しいんだけどねっ!(ぇ
出来れば、漫画ロワのような熱さが欲しいな。
カオスロワのようなカオスな展開になりそうだが・・・・・・。
すでにOPと一話を書いてる俺は自分でも認めるほどテンションがおかしい
158 :
マスカレード :2007/12/30(日) 02:15:05 ID:8OqRI8KB
>>遊戯王さん それは楽しみですw 主催者はプレシアで決定ですかね?
>>157 さっきの発言からすると、もしかして元の見せしめはティ(ryでしたかw
私も楽しみにしてますw
これから実際に開始されるまでの意見にもよりますが、現状ではそうなりますね、 ただ、ロワ中に「こいつが更に裏にいてもいいんじゃないか!?」とかいう意見を出したりするのもOKなのがパロロワです。 ニコロワでは最初の主催二人じゃこれだけのことできないんじゃないか?という意見がでて大騒ぎになってたりもしたぐらいですし。
>>159 いや、とある天に呼ばれたり地に呼ばれたりする(ry
一応出せるキャラは クロス枠で 鷲崎飛翔とルーシュ なのはキャラは グリフィスです
鍋の次はバトロワですか。 私の場合、手持ちキャラが少ないので参加できるかどうか…… それに、基本的にめでたしめでたしを目指すNWとの相性も気になるところがあります。 でも、そういう仕掛けは御法度なんですよね。 逆にそういう仕掛けを仕込んだ最初のバトロワを目指すというのも手かも知れません。 とりあえず、ベルを狂言回しに参加させてはどうかと提案しておきます。
>>163 「これができればすぐ脱出できる!死んだ仲間も生き返らせられる!」というご都合主義の塊みたいのは無理ですが、
脱出への道や、「誰も死なせない」という考えを持たせるのは十分可能、というか必須ですので、問題はないです。
大抵はロワイヤル中に誰かが書いた何気ないものを別の人が脱出の糸口に昇華させる、なんてのが多いですが、
確かに初めから用意してあるのもありかもしれないですね、プレシアの最後の良心?w
あ〜〜、うちのキャラに、究極的狂言回しなのがいたなぁ……鍋の方で使うネタだから、やりたくないけど…… 【ヒント・どう見ても狂言以外のモノが回っている】
少し聞きたいのですが。 ルーシュの生物を生み出す力と死んだ物を蘇らせ強化する力は禁止ですか? あと途中で考えが変わるのはダメですか?
>>166 生み出す力→多分禁止。アリだとしてもかなりの制限
死んだものを蘇らせ強化する力→「蘇らせ」の時点で禁止
途中で考えが変わる→十分アリ
…ですよね?
ルーシュを覚えてないのであれですが、 生み出す力は人間とか魔物とかではなく、JOJOのゴールド・Eみたく小動物、カエルとか蛇みたいなのを消耗大で生み出す程度ならOKかと 死んだものを復活はさすがに無理ですね、傷を多少治すレベルなら・・・ 途中で考えが変わるのはむしろ醍醐味です、それまで殺人鬼だったのが対主催に覚醒して別の強マーダ―から対主催メンバーを守る・・・熱いぜっ
>>167-168 解りました。
ルーシュの生み出す力は制限付きで死んだものを蘇らせ強化する力は強化するだけで
良いですか?
あとリリカル遊戯王GXさん。
今まで対主催なのに殺人鬼変わるのはいけませんか?
>>169 そのぐらいがいいかもですねー
もちろんそちらも醍醐味ですよー
愛する人物が死亡→発狂マーダ―化
なんてのが多いですね
171 :
マスカレード :2007/12/30(日) 14:32:33 ID:8OqRI8KB
どなたかひぐらしとクロスさせてる方がレナとかを参戦させるといいかもしれませんね。 発狂マーダーとしては持ってこいですし ……今レナを守り通そうとするも発狂したレナに殺されてしまう天道が思い付いた……
ひぐらしとのクロスオーバーってあったっけ?
まとめサイトのクロス元に、残念ながら ひぐらしのなく頃に はなかった・・・・・・。
ずっと考えてたけど実現できなかった・・・>ひぐらし レナは一度でいいからL5発症してない状態でロワに参加させてあげたいぜ・・・
そんな時は、ニコロワを見るんだ! 名探偵レナンの超推理が光ってるぞ!!
>>175 あっちでも犠牲めがっさ出してたけどなっ!
逆に考えるんだ ないのなら短篇で書いてから参戦させるんだと
なんという裏ワザ しかしひぐらしで短編といったら部活でなのは達がきわどいコスプレを・・・ 誰か!誰か書いてくれ!
そんな裏技が……なら、至宝エリスをアインソフオウルと宝玉付きで出しちゃいますよ。 条件がそろうとシャイマール復活してゲームを御破算にしてしまうキラーキャラに…… 冗談です。本気にしないでください
181 :
マスカレード :2007/12/30(日) 18:28:35 ID:8OqRI8KB
ひぐらし無かったのか…… あれだけ有名な作品は誰か一人くらいクロスさせてると思ったんだけどなぁ…… 制限についてですが始などのアンデッドは死亡後カード化。リモートは不可能ってことでいいですよね あと本来参加していないキャラのアイテムも支給されててもいいですよね? 誰かにタイガのカードデッキとか使って貰いたいんですが……
182 :
魔装機神 :2007/12/30(日) 18:29:06 ID:Jelv5V92
映画のバトルロワイヤルを見ているだけではだめですか?
>>182 知らないよりはずっといいですが(知らなくてもできるよう動くつもりですが)
オリジナルと違う部分もありますし、それに文だと映画よりもずっとキャラ一人一人の心理がわかるので
読んだ方がいいか?と聞かれれば読んだ方がいい、と答えます。
映画は1・2両方見ましたけど、正直主要キャラ以外がどうしてこう動いているのかとか、さっぱりわからなかったですから
バトルロワイヤルという過酷な状況に置かれた者がどういう心理をするのか、といった参考になりますよ
>>181 ですね〜
むしろ参加してない作品のアイテムでもいいかもしれないですね
ハルヒの腕章とかw
映画のバトルロワイヤルを見てもあんまり参考にならない気がするが・・・・・・。 とりあえず、参加するSS各種は最低限。 そして、できれば参加作品の元ネタ、およびアニロワやLSロワなどの、 既存のパロロワなんかを見て欲しいところ。
とりあえず、アニロワのキャラ別SS表で、フェイトかヴィータかシグナムあたりを追ってみるとか フェイトはかなり長いし後半やや空気気味だけど、脱出組だし
アニロワだと、むしろ遠坂凛の方が良いんじゃないかな。 クロスオーバーの魔法少女的な意味で。
それにしても作者さん募集いつまでにしようか 鍋パーティー始まるまで? とりあえずStSなのはさんを出してもいいぜ、という方はもうなんかキャラ枠余ってなくてもいいから出していただけるt
>>187 募集は…鍋パーティー終わるまででいいんじゃないでしょうか?
その頃には年末年始の忙しい時期が終わってるでしょうから、連絡取れる人も増えるでしょうし…
え?StSなのはさん?だったらちょうど次の回のNANOSINGで残りの六課メンバー全員出す予定なので、募集終了まで誰も挙げなかったら俺の枠一つ使うというのは…
…さて、そのためにもさっさと書き上げないと…
189 :
マスカレード :2007/12/30(日) 20:05:00 ID:8OqRI8KB
私を初めとして何人かの職人さんは年始は来られない確率が高いですので、できればもう少し待ってた方がいいかと。 まぁ私としてはマップとか詳しい内容を細かく決めて、住人のみんなでゆっくりじっくり進めて行けばいい気がしますが…… >>リリカル遊戯王さん ハルヒの腕章ですかw 確かにアイテムはそれくらい自由度が高い方が楽しいですよねw
・キャラの提供・参加希望の作者さんの募集は1月7日まで
・MAPを書ける人(基本MAPはアニロワあたりを参考に、なのはやクロス作品に関連した施設を数個追加するだけで構いません)は是非とも
・制限は
>>57-58 あたりを参考に調整(仮)
・ルールはこれから(アニロワ基本?)(仮)
・ロワの話を書こうと思っている人は、現在までの参加希望している作者さんのSSは読んでおきましょう
・アニロワ・ニコロワ・LSロワあたりの実際のパロロワを読んでおくのはとても参考になります
んではとりあえずこんなところで
>>188 是非ともっ、OPが無駄にならなくてすむです・・・って自分の理由で申し訳ないですが
>>188 アニロワと関係ないんですが、ついに機動六課全員集合ですか。
自分はなのはさんとアーカードの邂逅が楽しみです。
>>192 あー…言いづらいんですが、まだ邂逅はありません
少佐パート(地球)→スカパート(ミッド)→六課パート(ミッド)となっているので…
一応報告を 殺し合いのSSは苦手なので、パスさせて頂きます。 私の書いてるキャラクターも殺し合いが似合わない(カズマとか劉鳳は別w) なので、皆様の書く物を読ませて頂きますm(_ _)m
バトロワ系のスレ観てきました。 以前キャラネタ板でやっていたライダー大戦とは違うなぁ… できるかどうか今から心配…
結局内輪系のネタだし、あんまりキッチリ決めなくてもいいんじゃないかと思うんだ キッチリ決めすぎると書きにくいこともあるし どうしてもってとこだけ決めればいいと思う
っていうか職人の募集期間もそんなに急ぐ必要ないだろ そんなどんどん話すすめられても困る人多いだろうし
えっと、一週間以上待ちはまだ短いかな? SS書く職人さんは常時飛び入り参加OKなのは当然としても まずキャラは最初に決めておかないと次々増えて収集がつかなくなるし・・・ リレー小説はこれで五回目ぐらいなんだが、決めるべきことはちゃんとしておかないと破綻しやすいんだ
どの作品が参加するのか分からないんだし、細かい事を 決めるのは期限までまって参加作品が決まってからでいいんじゃないかな? 大まかなルールは各パロロワ準拠になるだろうし、 能力制限は、参加作品が決まらないとどれを禁止して、 どれを制限するのか決められないと思う。 それと、参加作の数によっては、一作品あたりの出場者数も変わるかな?
>>198 マスカレード氏が言うように、そういうのも含めてじっくり考えていけばいいと思う。
今じゃ本当に一部の人だけで進めていってる感じだしさ・・・
主催者は、(なのはクロスSS的に)なのはキャラからでるだろうけど、 参加作品によっては、まさかの他作品キャラ主催もありえる。 参加人数は、参加作品の数に左右されるだろうし、 制限も死者復活や異空間移動の禁止や回復能力の制限が基本だけど、 細かい制限は参加作品が決まらないと決めれない。 能力の制限方法も、大抵は話が進む中で決定される。 首輪システムを、そのまま首輪か、それとも呪印とかにするかってのも、 主催者によって似合う形式が変わるだろう。 ・・・・・・何を議論しよう?
かってに纏めてみました 1参加作品の選出and参加キャラの選出 2能力制限 後は 3ロワ独自の特殊ルール ぐらいですか? 取りあえずは、1が最重要だと思います 2は参加作品が決まってから、決めればいいし、3はその後 参加キャラは参加する書き手が、規定人数分参加させる形式でOKですか? それなら誰が参加するのかって言う事を纏めて、何人ぐらい出すのかって事を議論して決めればいいと思います (参考までに・アニロワ1st、2nd約80人 ラノロワ約120人 ロリショタ約85人 漫画ロワ約60人 FFDQ約110人 ハカロワ100人 ニコロワ70人) その後、参加者と参加人数から一人当たりどれだけ参加させるか決めればどうでしょう ととりあえず決まってるのは ・リリカル遊戯王GX氏 ・リリカル龍騎 ◆YHOZlJfLqE 氏 ・マスカレード氏 ・反目のスバル◆9L.gxDzakI氏 ・リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏 で他の人も順次受付で良いんですよね? (このスレをよく読んでないので、「参加表明してるのに俺の名前がねっぇぇぇぇ」って事になってたら私のミスですハイ)
参加職人の人数とかよって参加キャラの人数も変わるかな
直接参加しなくても、作品だけ参加させてくれる職人さんとかいないかな? スクライド氏も参加はしないみたいだけど、カズマとかだけでも出させてもらったりしたら面白いかも
それとは逆に、元作品を書いた作者以外の参加者は認める? 認めれば、人数が増えてにぎわうだろうし、他ロワの作者もきてくれるかもしれず、 そして、徐々に速度が落ちて消滅なんて事はすくなくなる。 ただし、キャプ(ryやギャグ(ryみたいな変な人がくるかもしれない。 認めなければ、既に書きなれている作者の安定した作品がみれるし、 変なやつらもよってこないだろう。 ただし、回す人数が少なくなるので結構な負担になるはず。
私は認めていい気がしますね〜 ギャグとかその辺は空気読んで貰って、あまりに酷いようなら修正orNGとかでいいと思いますよ
>>205 今まで参加者=キャラ提供してくれる作者さん
SSの書き手=制限なし
というイメージだったけど俺だけだったかっ!
マスカレード氏と同意見ですね、たぶんその辺締め出しても修正とかはあると思いますし
大丈夫、ルイズはないからキャ(ryは来n
しかしロワのだとリレーとは感じが違うんだなと実感
ルール決めとか一日でやっちゃってたからなんか現状でも凄いスローペースな気になってしまう
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/31(月) 18:02:39 ID:P7gZMFKD
気をつけないと、キャプテンなら適当にゼロ魔クロスの 1話を作ってねじ込んでくるとかやってきそうで怖いw まぁ、のんびりやっていこう。 参戦作が決まらないと何も始まらないし、 まだ、全員が知ってるわけでもないだろうし。 さて、始まる前にさっさとひぐらしクロスを(ry
最近、この板でファビョリ初めてる状況なのに なんでその話題を唐突に振って上げるの?したらばを考えた方が良いな
すみません、あげちゃったのは普通にミスです……。
211 :
黒い影 :2008/01/01(火) 00:20:44 ID:YyO3xT8x
風邪が治って久しぶりに覘いて見ましたけど、面白いことになってますね。 にしても、作品から5、6人を参戦させるですか……。 ウチのフォルテ出したいですけど、それ以外全員なのはキャラになっちゃいますね。 ゲットアビリティプログラムとか結構うってつけなんですけどねぇ…。
てか、キャプテンを知っているって事は1stで読み手または書き手をやってたんだよね? 何で2ndで書かないの? 2ndは自分の好きななのは達が制限されて出られないから新しいロワを作るなんてやってる事はキャプテンと同じだぞ。
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/01(火) 01:28:49 ID:Kmu3cBVp
>>212 ちょっともちつけ、何でそんな話になるんだ?
キャプテンはやれもしないロワを乱立するのが問題、でもここではやろうって言う職人さんが集まっていて
現実的な話で進んできてる、いわば他のロワと同格にて別種の企画だ
なんにせよ、いきなりキャプテン扱いはどうかしてるとおもうぞ?
>>209 普通にミスなら言い過ぎスマン、アニロワのほうに居たんで軽く症候群にかかってたっぽい
まあ何はともあれ、新年明けましておめでとうw
……コンゴトモヨロシク
ははは……上げた事にケチつけて後、自分で上げてりゃ世話は無い ……ちょっと首つってくる
参加してみたいなー、と思うんですけどその前に質問したい事があるんでさせて下さい。 質問@ 参加キャラの死亡に関してなのですが……アニメキャラ・ロワイヤルの「ルール」の項目にあった、「予約」っつーので指定しておけば他職人が参加させたキャラを死なせても良いって事なんですかね? 質問A 自分のクロス作品ってクロス元がめちゃんこ多い上に一発ネタ系が多いのですが、これって自分が作った作品ならどれからでも選出して良いんですか? それとも一つの作品(もしくはシリーズ)に限定した方が良いんですか?
>>217 どちらも問題ないっす
1に関しては、自作品のキャラだと遂贔屓にしちゃう・・・ということもありますし、
あんまり酷い殺し方はスレ的に自重した方がいいでしょうが(例:アニロワ2ndのメガ姉)
>>218 あ……そうなんですか、解りました。んじゃー面白そうだし、折角なので自分も参加させてくだせい。
参加キャラの人数枠はまだ未定みたいですが、まぁ自分の所から出すとしたら、
ブルック(魔法少女要塞マスラヲ)
竜導往壓(魔法少女要塞マスラヲ)
アクア(魔法少女オールスターズ・大乱闘スマッシュシスターズ)
ゲッコー・モリア(小話メドレーその12)
↑の4人は出してみたいですね。
ブルックは『一見すると屍体にしか見えないので、それを利用して大立ち回り』
アクアは『物理攻撃で死ぬとティトォorプリセラに変わる。なので異能で殺さなければならない』
ゲッコー・モリアは『屍体と強豪が山ほどいる現状に喜び、ゾンビを作りまくる』
往壓に関しては『参加者達の強過ぎる思念が妖夷が出現。それを殺せば美味な食料確保、ただし麻薬性あり』
みたいなイレギュラー性を持たせたら面白いかな、と愚考。後終わクロクロスの面子も出さねばね。……まあ能力制限は必須ですが。
ロワですが、俺も参加させていただきますね。 これでも、漫画ロワの書き手ですから、多少は戦力になれると思います。 こちらが出したいキャラは ・ユーノ=スクライア(9歳)@魔法少女リリカルなのはA's ・ヒビノ=ミライ(ウルトラマンメビウス)@ウルトラマンメビウス ・モロボシ=ダン(ウルトラセブン)@ウルトラセブン ・小狼@ツバサ ・黒鋼@ツバサ 今の所はこの五人で。 一応制限として、小狼は覚醒の禁止。 ミライとダンは、それぞれの変身アイテムを支給品扱い。 無事にそれらを入手できたとしても、変身に関しては制限を課す予定です。 ……敵キャラが一人もいないじゃないかという意見に関して。 うちには今現在、怪獣以外にはヤプールとマグマ星人ぐらいしかまともにやれそうなのいないっす。 ただ、ヤプールは出したら色んな意味で問題になるだろうし(寧ろこいつは、参加者側より主催者側っぽいし) マグマ星人は……どうすべきか、結構悩んでます。
参加したいんですが・・・、平日に投下できない身の上なので難しい・・・ これって人材だけ出して他の人お任せでは駄目ですか?
とりあえず来るものは拒まず精神で俺はいくぜっ
>>220 ごめん・・・マグマ星人、レイやらフェイトやらを散々かき回してから、
騙そうと近づいたアーカードにボコにされて逃げた先でバジールにズガンされる図しかうかばねぇ・・・
>>221 おkだと思いますよー?
多分スローペースになるでしょうから、休日だけでもいいでしょうし
>>222 本スレの速度を見ているとどうしてもスローペースというのが信じられないですよ・・・
とりあえず出して見たいのは・・・
スティンガーwithヴィクセン(ACPP):おなじみ「面倒が嫌いなんだ」の人
ジャック・Owithフォックスアイ(ACLR):「やらないか」脚部破壊は禁じて。黒幕だって張れます?
やばい・・・、AC側から人を出していない事に気がついた・・・。
ふーむぅ、話を進めるには…やっぱり参加職人さんの人数が定めんといかんのではないすかね?
>>202 を参考にして考えるなら……自分以降の人も合わせて、今の所は8人位?
それで参加キャラ80人前後だとすれば1人10キャラ前後って感じになるのかな。職人募集もある程度で〆切らないと、その後の事も決められないですよぅ。
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/02(水) 12:07:39 ID:rkHnvQ8S
∧_∧ 乱立スレ? ホッチキスだらけにしてやんよ
( ・ω・)=[≡[
(っ ≡つ=[≡[
/ ) ババババ
( / ̄∪
【注意! このスレにこれ以上書き込まないで下さい! 書き込む人は荒らしと同類と見なされます!】
・このスレは、自ら障害者を騙る被害妄想癖のある人間が立てたものです。
・善意ある方はこれ以上このスレに書き込まないで下さい。>1の病状が悪化します。
・>1はすぐに「キャラの人気投票しようぜ!」と言い出しますが、“絶対に”投票しないで下さい。本気で>1が調子に乗ります。
・このスレは、善意あるほかのパロロワ系スレとは一切関係ありません。
・うっかりこのスレに迷い込んでしまった方は、速やかにお引取りください。
・ここに居ると、いずれ貴方は>1によってとても不快な気分にさせられます。
・>1は嘘吐きです! みえみえの嘘にうっかり騙されないように!
・>1はIDが変わると本人だとバレないと思い込んでいます!
例:「ロワ乱立は駄目だ」→日付変更→「今度は荒らされないようにしよう」
・>1は日本語をちゃんと使えません! >1の話を真面目に聞いていると気が狂います! 気をつけて!!
・>1は人の話を聞きません! >1を説得して改心させようなんて思わないこと! 時間と労力の無駄です!
・>1は自演を多用します! スレが盛り上がっているように見えても、それは>1の自演です! 引っかからないように!
・>1に反応する奴は自演。それを嗜めるのも自演。つまりすべて自演です。書き込んではいけないのです!
・>1の見分け方:日付とIDが変わった後、最初に書き込むのが>1です。
・>1の口癖:「(無根拠で)そんなの○○だろ」「明らかに自演だろ」「キャプ見沢のせい」「○○(自分の嫌いなもの)のせい」
「一部の馬鹿のせい(この馬鹿とは自分自身のことを指している。>1は自分の自作自演がバレないものと信じている)」
参考(>1の立てた前スレです。必ず目を通して下さい)>
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1176910153/l50
>>224 年末年始には来られない人もいるだろう、という意見が多かったので
一応鍋パーティが終わるまで、とウロス等で告知はしてました。
参加人数はとりあえずそこから、ということで
とりあえず地図の書き手がいないとなぁ・・・最悪ペイントで書いて誰かに清書してもらうか・・・
>>224 一応数えてみましたが・・・少なくとも11人、数え間違いがあればそれ以上いらっしゃるようです。
・・・それと
>>225 、ここはCやGなど無関係なので、そのテンプレ張るのは筋違いです
>>227 んですか。
>>226 で仰られた事もありますし、鍋パーティが終わる1月7日以降まで様子見ですかねぇ。その後で『点呼を取る』みたいな感じ?
>>228 …あー…その場合ですが、なるだけ点呼期間は取っておいてくれるとありがたいです。
何しろ1月6日〜9日は電波届かない場所に強制送還されてしまうので…
そういうわけで、ついでに新年会オチも任せたっ(ぇ
んー、とりあえずキャラまで出している方は参加する意思あり、と見ていいですかね とりあえずメモ帳に確保していきます んで8日から予備期間的な感じで、細かい制限など決めながら参加OKな作者さんも待つ、みたいな
キャプテンを知っているあたりやっぱり1st書き手だったんだなぁ 2ndが自分の思い通りにいかないから、違う場所で仲間を集って新ロワを作るってか さしずめ文章力のあるキャプテンってところだな いや、文章力のつけたキャプテンが潜んでるとか? そりゃ天地がひっくり返ってもないだろうけどなww
明確に参加する、という意思を出した方々 リリカル遊戯王氏 反目のスバル氏 マスカレード氏 Strikers May Cry氏 リリカル龍騎 ◆YHOZlJfLqE 氏 リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏 リリカルなのはFeather氏 ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏 魔装機神氏 白き異界の魔王氏 なのは×終わクロ氏 リリカル・コア氏 「俺も出してるぞこの間抜け!」とか「俺は参加してねー!」とかいう方は言ってください あ、自分にも敬称ついてるのは他の方もコピペできるようにです。念のため
今言ってもスルーされるだろうけど、開幕後確実に問題になるだろうことを少し。 多分、恐らくというか確実に、なかなか人が死なないと思う。 それはキャラがどうこうっていうより、作者と作者の人間関係上、ってこと。 他人がメインで使ってたキャラを開始早々死亡なんかにはしにくいでしょ? 人が死ににくいとお話が長期化しちゃうってことは、多分避けられない。 参加キャラ数を少なめにする、キャラの死亡SSを書く人を奨励する…… そういう工夫は、今の内から考えておいても損は無いと思うよ。
んー、だから自分なんかは、
・捨てトリ前提で書く。
・いっそトリ無し(予約無しになるけど)
辺りをかなり前に提案した気がするんですけど。
……でも、バレた時が怖いなあ。周囲の視線が。
改行とか句読点、記号系は癖を消せないこともないけど文章本体は難しいし。どうしたものか。
>>232 実際に投下できるかどうかは分かりませんが、機会があれば書きたいと思います。
自分のSSから特に出したいキャラはないですが、書きたいという方がいらっしゃれば是非書いていただきたいなあ、と。
……ティアナの水の心習得は果てしなく遠い……あと二ヶ月はかかる……もっと速筆ならああああああ
そっか、そういう問題もあったな… 自分なんかはすぐにバレそう…というか絶対にバレますな。 …だって、地の文とセリフの間を一行空けないの、どういうわけか俺だけなんだぜ?
あるいは観戦席を作ったり、全てが終わった後の復活の可能性を入れて殺しやすい環境を作っておくべきか。 うまく進行するのを狙うのなら従来のバトロワとは違った流儀にしてもよいのではないかと。
もういっそのこと模擬戦でよくね? ある意味なのはらしいと思う。
予約の時に「このキャラを死亡させたいです」って言っておくとか? でもそれだと作品の先が知れて面白みが薄れる様な気もするしなぁ……。
>>237 シャーリー「・・・・・・・・というのが私が作ってみたシミュレーターでの結果ですってあれなんで皆さんそんな怖い顔?やだなあスマイルスマイル」
なのは「・・・・・・・・・・ちょっと、頭冷やそうか・・・・・・・・・」
どっとはらい
他のパロロワ企画では、「参加キャラは死ぬのが当然なんだから、お気に入りが死んでも文句言わないでね」 が基本ルールになっている。それでも、偶に「○○が死ぬなんておかしい!!」って暴れる人も出てくるけど。 他のSS企画から、って意味では「スクールランブルでバトロワ」が近いが、あそこはもの凄い荒れていた。全スルーしてたが。 何が言いたいかって言うと、殺伐とした企画だから、各人覚悟だけはしておこうぜ、ということ。 自分のSSに出ていた奴、お気に入りのキャラ、主役級のあの人、 そういうキャラがもしも登場一話目で死んでも、文句は絶対無しで、ってお約束が大事だぜ、ということさ。
空気を読まない俺は気にしてなかったが・・・なるほど、身内ネタだからこその悩みだなぁ
本編始まったら死者スレは避難所に立てるつもりではあるが・・・
死んだキャラが現世を眺めながら応援したり騒いだり、アニロワの死者スレでは本編と同じぐらい泣いた
>>234 んではキャラについては後に考えるということで、キャラ提供可能人数には入れておきますね
どうせ修正するつもりだし、 OPを投下してどういうものか見せた方がいいかな?
ロワ内での行動や活躍を妄想しながら「このキャラ出したい」と投票しても、 結局その期待とは真逆に呆気なく悲惨な死に方をする事もある。 最悪、自キャラがズガンされるのも覚悟しとかないといけないぜ。
ちょっと酷いかもしれんが…… 今の状況はGX氏が一人張り切ってて、 他の住人や職人はまだエンジンかかってない感じがするな。
>>244 自覚してるから酷いことなんてないぜっ
自分の性質上一度テンション下げると上げ直すのが大変だから空回り状態でいってるのさっwww
気にするな、鍋パーティーでの俺も似たようなもんさ。 …会話には参加したいしネタも考えているのですが、未だに勉強中なのよorz
いやいや、自分は結構ノリ気ですよ? 現在カフェインがぶ飲みしてアニロワ2ndを読みまくってる最中だし。
>>241 GX氏は死者スレとか言うな。
2ndが気に入らないから新天地の書き手を集って新しいロワを作ればいいって魂胆が見え見えなんだよ。
リリカルなのはクロスの職人まで殺し合いSSの世界に巻き込むなよ。
殺し合いのSSが嫌いな読み手もいるんだしさ。
参加したくないのなら、しなければいい。 読みたくないのなら、読まなければいい。 パロロワに限らず、(二次)創作の前提だと思うが? そもそも、それを強制することができるとでも?
248はこのパロロワそのものに反対つーことかね? しかし、これって一発ネタの短編も『作品』に含むの? だったら何でもアリとたいして変わらんのでは……
ちょっと前に
>>177 って意見が出たけど、
これってなのは「作品」バトロワとして考えると
かなり本末転倒な意見だよな。
>>248 正直なにその超理論と言わざるを得ない
なんかロワにできれば序盤から関わりたいなー、と思ってたら行きつけのスレでロワの話
おお、それならちょうどいいから賛成しよう。となるのは俺が先導したことになるわけ?
雑談で出た時は俺「苦手な人多いんじゃね?」と言っていたのは知ってる?
確かに最近は勝手に仕切ってて自重しないととは思うが、勝手に2ndをよく思ってないとか真逆のこと言うなよと。
そもそも苦手な人は関わらないように募集に切り替えたんだが、そのことすら知らないと?このスレさえ読んでないと?
せめてこことウロスであがってた時のことを見れば自分の意見が症候群さえ超えてることがわかると思うが、
あんたのは「またロワスレ立ってる」→「最新50見たらこのGXって奴が仕切ってる」→「どうせなのは厨が〜」の思い込みで書きこんだとしか思えない。
まあここまで重度の発症者がいるなら、疑ってる人間が何言おうが自分が正しいと思いこんじゃうんだろうから、俺はキャラ提供だけして退くさ
先導者(w)は消えるから、この企画に賛同してる人まで批判して邪魔すんなよ?
>>252 腹立たしいのはわかるが落ち着くんだ
コテハンは目立ちやすいから、冷静にやんわりと
答えていったほうがアンチや粘着を生みださずにすむ
>>252 >>248 は
>>252 が自分の好きなキャラが入っているロワをしたいがためだけに先導までして新しいロワを作ろうとしているとおもってるんだろ?
それならキャラ提供するのもやめたほうがいいよ
昔アニロワに関わっていた人が、同じ板で似たコンセプトのロワを先導して自分の好きなキャラを入れて開催するのは少なからず遺恨が残る
去ると言いながら書き込む俺ひゃっほう
ついでに誤字あったことに気づきひゃっほうorz
>>254 2ndの死者スレで書いてる(現在進行形)のは確かだが
そもそも先導してないってとこは誰か突っ込んでくれw
みんなウロスで上がってた時見てたっしょ!?企画立ててたの名無しの人だったっしょ!?w
お前らウロスの
>>39 の名前欄とIDを1000回読み直せ
どう見ても自己弁護なのであれだが 反対してたくせに何仕切ってたんだよ俺orz
取り合えず1月8日まで保留、としませんか? 『バトロワをする』にしても、人数やらルールやら職人&読者の交流関係やら“見たい見たくない”やらの調整が必要です。 『バトロワをしない』にしても、少なくとも現在“『参加させたい自分の作品の登場人物』をリストアップする位のやる気”がある職人が10人以上いるし、まだいるかもしれない。 正月云々の理由で「もう少し様子見」という方針があった訳ですし、このまま論争するのは徒にスレの空気を悪くしてしまうだけではないかと。
関係ない話だけど、今回の脱出の仕方はどんなだろう 時空を超えられるハイパーゼクターはやっぱりメッセンジャーみたいな役割を果たしてくれるんだろうか? もしくは何か脱出のきっかけを作ってくれるのか・・・ ときに、リリカル遊戯王GX氏は止めないで欲しいなぁ せっかくメインで進めてくれて、順調に話が進んでただけに居なくなっちゃうのは残念。 確かにもうちょっとゆっくり行こうって思うことはあったけど氏がいないとここまで話は進まなかっただろうし。 俺としては戻ってきて欲しい。 読みたくない人は読まない。 それからリリカル遊戯王GX氏もあまり相手を挑発せず、もう少し穏やかに。 賛成派の皆で一緒に進めていけたらいいなぁと思った。
なんかまだ始まってすらいないのに殺伐として来たなぁ。 というか明らかにアンチ発言したいだけの痛い子に皆釣られ過ぎだと思うんだ。 こんな明らかにスレ読んで無い奴にマジになんなよ…どう見てもタダの荒らしじゃん
>>259 の方に同感。リリカル遊戯王GX氏とも一緒にやっていきたいなぁ……。
>>260 ウロスの俺を見るんだ
一瞬でも火が付くと後先考えないタイプだぞ俺は
・・・や、今回は捨てトリでこっそり書き続けて一人ほくそ笑むという計画も考えてのことだったんだが
>>262 コテつけて発言するなら、もう少し大人になってくれ。
>>263 すまん、さすがにここ一週間は空気を読めてないどころではないことは自覚している
とりあえず静観って形にすることで許してくれるとありがたい
>>264 とりあえず一言
少し自重してくれ。今の君は空気以前の問題の発言を繰り返してる。
その上で「静観って形にする」ってのは、流石にちょっと叩かれても仕方ないぞ。
ここまで書いた所で、遊戯王GX氏が静観する可能性に気がついた
もしそうだったらすまない。
ロワの話を出たのをいいことにリリカルクロスの書き手を引き抜いて新ロワを作ろうとしているようにしか見えないんだよな。 あまりにも遊戯王GX氏が必死すぎて。 新ロワなんか作ってそっちにかまけて連載が滞ったりすると、元々の住人からしたら正直不満がある。 好きなキャラが殺し合うSSを嫌いな人間もいるんだから。 ロワとクロスは別なんだから境界ははっきりしてほしい。 最終的には書く人が決めるんだからこれ以上何も言わないけど。
>>266 ただメインで話しを進めてくれてただけだろ
現にウロスで話しが上がった時はスレ立つまで「嫌がる人多い」って意見しか言ってないし
ただペース配分がわかってなかっただけなんだから、煽るならせめてスレ見てからにしろよ
1月8日まで、しばらく待ちましょう。 書く前に、興奮しすぎていないかしっかり見守りましょう。 特にリリカル遊戯王氏。 感想スレで、アンチやヘイト信者を相手に意見してるのと 同じような口調で議論すると、流石に問題だと思います。
>>267 嫌がる人が多いと分かっていながら、率先するのもタチが悪くないか?
自分はロワとクロスで住人が二分化されるのは嫌かな
両方楽しめる人はいいんだろうけど、そんな人は稀なんだから
二分化されると言っても、クロスの側の住人が減るわけじゃないだろうが。
企画の性質上、ロワ住人は確実にクロス住人なんだから。ロワが原因で増えることはあっても減ることは無い。
何の問題があるんだ?
>>266 (
>>248 とかと同一人物臭いし)言わせてもらうが、根本的に勘違いしてるよお前。
何が、というと、書き手はスレのものでもなければ読み手のものでもない。何を書くかは完全に本人の自由だぞ?
どちらかの作品を優先的に執筆させたいなら、やるべきことはそれ以外を潰すことじゃない。
その作品を書くように誘導(語弊あるが)することだろう?
感想書くとか、支援絵投下するとか。
>>269 お前が救いようのないほど自分の世界のみで生きていることはわかった
だからスレ読んですらいない煽りと荒らし相手にしても仕方ないからスルーしろと何度言われたらry 嫌がる人がいようと望む人もいるわけで、誰も見ろなんて強要してないんだからいやな人は見なきゃいい。 これでFAだろうに、何をgdgd文句つけてんだろうね
とりあえず落ち着いたみたいだな ・・・んじゃ少しは話を進めよう、ずっと待ちぼうけなのは違うと思うからな 誰か地図書けるぜっ、って人いないか?
よし、ロワ支援組曲は任せてくれ! まずは初音ミクの使い方から(ry
否定されたせいで症候群が進行してやがったか こりゃ8日過ぎてもきつそうだな
IDも読めない痛い子は放って置いて、実際どうやって戦闘能力を押さえるかを考えないか? 戦力が幾らなんでもひどい気がする。 普通に反逆して勝ちそうなくらい
8日まで待とうぜ・・・・・・。 戦闘能力の封印の謎は、作中で明らかになっていくよ、きっと。
反乱については首輪(呪い系になるかもしれんが仮として)で抑制できるはず 加えて現在の主催案にもライダーはいるし、そこら辺は問題ないさ それに主催側を強くしすぎると脱出方考えるのがつらくないか? 参加者同士はスレの最初の方で上がってたぐらいで十分だとは思う こなたのオタク知識やモンスターがうろつく世界を抜けてきたデュエリスト達なら、勝てなくとも逃げのびるぐらいはできそうだ
>>279 リロードって大事なものだったんだな……すまん
新イベントロワを潰すために使われた技が、どうでもいい議論をダラダラして住民離れを狙うだっけな。 推薦SS云々で議論して自然消滅。 新イベントロワがキャプロワだからでキャプ見沢がやった技だけど。 勘違いした症候群達がこれをするかもしれないから気をつけろよ。 特に戦闘能力議論なんておあつらえ向きだから。
本気で何の話も進んでないことに「えっ?」と思ってるのって俺だけ?
だから、参加する人が決定するまで待つんだ。
>>284 待つ間にも決められることはあったと思うんだが・・・
ここ一週間GX氏が荒らしに叩かれて自粛した以外何も変わってないのは、正直時間の無駄だ
地図を造ってくれる人がいれば、後は職人の数が揃えば何とかなると思いますがね。 誰かマップを作って下さいませんか、って感じ?
アニロワ2ndが過疎り始めてるしな。 ここが始まったら完璧に2ndが終るかと焦ってるんだろ。
あれで過疎ってるならどこが盛況なのか是非とも教えてください
ここ2週間で4つ位しか投下がなかった気がする。 他のロワよりはマシなんだろけどね。 逆に言えばロワ自体が衰退してるんだろな。 昔のアニロワ1stは1週間で20話位投下されてた。
>>286 きちんとした絵描きソフトとかでやったほうがいいのかな?
ペイントしかないぜ・・・
>>287 パロロワ毒吐き所を見る限り、ここは生暖かく見守られているらしいw
一部の荒らし以外は大丈夫そうだw
パっと見で判別がつくならペイントでもいいと思いますがね。 地図を作ってくれる人が決まったら、次はどんな施設がどこにあるか〜、とかを決めたりするですかね。
アニロワ2ndは、十分盛況じゃないかw 焦るなんてあるわけないし、書き手も被らないだろう。 生暖かく見られているというのは同意w
別に生暖かく見られても俺らが楽しめればかまわんと思う。 向こうで何いわれようが問題じゃないだろ?
生暖かく見守るってのは好意的な意味だと思うぜ なんだかんだで楽しみにしてる人もいるっぽいな、参加者仮状態でも豪華だしw
295 :
マスカレード :2008/01/07(月) 22:44:38 ID:VdPC/ZHe
参加キャラ数は80人でいいんでしょうか? まずはそれを確定して、自キャラを参戦させる意思がある職人さんの人数を決めて…… 参加キャラ数÷職人の数で一人あたりの参戦キャラ数と参戦キャラも決めて行く。 作品によってキャラが少ない人や多い人もいるでしょうから、そこは始まるまでに微調整していく 同時にマップについての話も進めなければいけませんね。 まずは皆で施設や町並み等の意見を出し合って、どんなフィールドにするかを決めていく。 そうしなければマップの書き手さんもどんなマップにしていいか解らないでしょうからね それから、大まかなルールも皆で考えながら進めて行く。 最後に、皆で決めたルールや、参戦キャラなどから、一部の特殊能力持ちキャラの細かい制限や設定を追加していく…… 今するべきなのはこんなところですかね? ゆっくりでも皆さんで意見を出し合って決めて行くのが1番いいと思います。 まずは、今いる人だけでやれることと言えばマップについての設定でしょうか?
>>292 アニロワ2ndはマズイな
残り47人であのペースは完結まで後1、2年はかかるペースだ
1st書き手だったが2ndを参加作品の都合で書き手を断念し、3rdまでの足掛けにここに来てそのまま定住してしまった俺が言うのもなんだがwww
1週間に1本投下があるとこで過疎とは笑わせる
>>297 2ndは興味ないから、なのはクロスとゼロ魔召還の読み手になっていたけど1週間1本のペースになったの?
既に対主催が固まって2、3個しか集団がないとか?
3rd出来るの?
>>298 アニロワやクロススレのような異常な投下速度が普通だとでも思ってんのか?
ニコロワとかは年末からようやく今日投下された それでも過疎スレってほどではない、それが普通なんだ
見てきた。 確かに遅いな。 1stが308話で完結だから、2ndは単純計算であと116話必要。 後半になればなるほど遅くなるだろうから、平均して1週間1話でも最低あと2年は必要。 盛況なアニロワでもこれなんだから、それよりも少ないここでおなじ80人はきつくない? 完結まで4年くらいかけるつもりなら大丈夫かもしれないけど。
クロス元が被ってる作品もあるから、 各作品一人ずつぐらいが妥当って所じゃない?
一人ずつってのも極端すぎじゃね? それだとキャラ同士の絡みなく終わりかねない ・・・というかマーダ―思考を持ってるキャラを出す人がいるかも危ういぞ
やっぱ、参加する人と、参加する作品が分からないと、 どうしようもないって・・・・・・。
>>304 だから今日まで待ってたんだろうが・・・わざわざ進行しようとする人片っ端から止めながら・・・
ほい参加表明出した方々、GX氏のとで見直したから大丈夫だと思うが、抜けあったらすまん
リリカル遊戯王GX氏
反目のスバル氏
マスカレード氏
Strikers May Cry氏
リリカル龍騎 ◆YHOZlJfLqE 氏
リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
リリカルなのはFeather氏
ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏
魔装機神氏
白き異界の魔王氏
なのは×終わクロ氏
リリカル・コア氏
漫画ロワの60人でも完結まで230〜240話はかかりそうだ。 しかもここの書き手は本家も忙しい上、離脱の可能性もある。 それに加えズガンしにくいロワだから、話数が増える。 全部見込んで最低3年はかかる。 本家を書かないで完全にロワに移る書き手がいればもう少し早く終わるかもしれないが。 書き手は最初の登場話で絶対に自分の作品のキャラをズガンさせる事みたいなルールがほしいな。
>>306 それは無いわw
ずがんは仕方のないことかもしれないが、
無ければないにこしたことはない。
さーてさーて、1月8日になったことだし本格的に動くかやー、って感じだの? んで進言。以前「1月9日ぐらいまで顔が出せないんですよ」っていう参加希望職人さんがいたのですよ。故に職人さん募集の締め切りは「今日から2週間〜1ヶ月が良い」のではないかと具申します。 後、それと平行して「地図にどんな施設を置くか」っていうのも決めとくと良いのではないか、とも進言させて頂きやす。 自分が思う限り、とりあえず地図上に必要なのは @デパート(商品施設) A無人の家屋(居住施設) B病院(医療施設) ではないか、と愚考します。いかがでしょうや?
>>308 あー…スミマセン、それ自分です。おまけに、電波届いたんで普通に顔出せるようになりました。
よって9日まで云々は無視でよろ…
リアルな話3人×書き手数(15人位か?)か書き手を絞って5人×書き手数(10人位か?)が限界だと思う。 参加だけさせてあまり書かない書き手も考慮して。 完結度外視なら別だけど。 完結させれば2ndとか次に繋がるし、チョイ少な目の方がいいと思う。 てか参加させた以上完結まで頑張らないと、イメージ低下する気がする。
>>309 さいですか。だとしたら……もう職人さんはそこそこ集まってるし、これで充分やもしれませんね。
>>310 確かに、始めたからには完結させたいですよね。
>>305 のリストを見れば現在参加希望職人さんは12人、一人につき参加キャラ5人にすれば、参加キャラ60人でいい感じにスモール化&切りのいい数字になると判断します。
「参加キャラを少なめにする」っていうのも視野に入れた方が良いやも、ですね。
問題提起をすると 1、他の書き手のキャラは殺しにくい 2、一人の書き手の参戦キャラを全滅させないようバランスよく殺してく必要性がある 2ndの絶望先生みたいな事態になったら書き手がかわいそうだし、自分の参戦キャラが全滅してるのに書けってのも酷 3、キャラが死んだときやその他でその書き手が指摘する これは悪い意味ではない。そのキャラに詳しいのはやはりそれを書いた書き手であって矛盾はビシバシ指摘される。 ある意味その書き手より詳しくなる必要がある。 凝った設定ほど矛盾なく書くのは難しい。ちなみに脳内設定は禁止にするべき。 4、その書き手の信者が暴れる 余計なお世話だし、書き手のイメージが下がる。 「これって書き手じゃね?」みたいになったら本家にすら影響が出そうだ。 ロワは想定した最悪の斜め上を行くことを覚えといたほうがいい。 完結まで300話かかるとみて、アクシデント込みで一人30話は書くことになる。 完結させるのはそれなりの覚悟が必要だ。
1については、殺しやすいように元の世界でも死んでいるというルールを変えてしまうとかってのはどうでしょう。 あるいは、主催者対抗勢力がいて、そいつが参加者の命をなるべく助けているようにしてしまうとか。 マーダーは主催者対抗勢力を潰した方が有利になるとかってルールをつけて。 あと、生命維持ルールは参加者は知らないとしてしまうとか。 他のバトロワスレから見たら甘いですけどかえって物語加速手段になりそうな気がするんです。 かなり遠慮無く殺せますから。
とりあえず出せそうなキャラを提示しておきます。 バージル 時間軸ずらして六課配属当初の状態で召喚して皆殺しな人に。 グレイヴ ロワ参加のナンバーズを救出するべく他の参加者を皆殺すと算段。 今のところ考えてるのはこの二人です。 あとは音速丸やサスケがいるんですが、さすがにあいつらは参加させられませんよね?
>>313 んー、だったらスクールランブルのサバゲーみたいに「実際は単なるゲームの筈なのに、参加者達は全員ノリノリで、描写もまるで実戦の如し」って風にした方が解り易い気もしますがね。
それも一つの試みかも
>>313 夢落ちと同じで盛り上がらない気がする
それに一度死んだら出番がなくなる限り、問題解決にはならないと思う
途中で生き返るだと、完結まで長くなるし
それと参加させたら無条件で他の書き手が書いて活躍させてくれると思ってる無責任な勘違いが心配
かといって、本家のトリで書いてもプレッシャーになるし
本家トリ禁止にして無責任OKにするか、本家トリ厳守で書かせなきゃいけないプレッシャーを常に背負わせ続けるかも決めないと。
ちなみに後者だと本家で書いてない新トリの参入は厳しいし、書いたとしても死亡SSだと相当ハイレベルじゃないと叩かれる
一種の夢落ちかもしれませんね。 要は、キャラを死亡させる際の心理的ハードルを下げてやろうという考え方ですから。 そういや、昔バトルロボット列伝というのがありまして要はスパロボのバリエーションなのですが、それに出てくる原作キャラは原作キャラのコピーという設定でした。 こういう方法もあるかも。
それなら最初からロワじゃなく模擬戦にでもすりゃいいだろう
>>312 >2、一人の書き手の参戦キャラを全滅させないようバランスよく殺してく必要性がある
>2ndの絶望先生みたいな事態になったら書き手がかわいそうだし、自分の参戦キャラが全滅してるのに書けってのも酷
展開が読めてしまう。作者の方ばっか考えて肝心のSSがダメになったら本末転倒。
書き手の皆さんも企画が企画だと分かってて名乗り出た訳だし、
自分の作品のキャラが早期全滅なんて当然覚悟してるだろう。
そもそも早期退場でも印象に残る事も多いし、活躍もせず「最後の一人だから」とぐだぐだ生き残られる方が困るだろう。
いっそ紳士協定でも結んだ方が良いやも、ですね。 @ 読み手・書き手一同は、自分の作品から参加したキャラが今回のバトロワで如何なる行動・待遇・死様を遂げようとも暴れません A 読み手・書き手一同は、自分の参加キャラが如何なる待遇を受けようとも、あらゆる不満・報復を作品や意見に反映させません B ただし@Aを遵守するのは、キャラクターの性格・能力に矛盾していない場合に限ります C Bが実行されるには、「今回の作品においてキャラクターの性格・能力の矛盾が見られる」という意見が大多数を占めた場合に限ります ↑みたいな感じの。あくまでも選べる手段の一つとして、提案しますが。
参加キャラ60人ってなってたが60人も出せるキャラがいるか?
現在確認されてる職人12人が、一人にあたりキャラ5人だせば、総合計でキャラ60人になるですよ?
クロス先作品キャラ4人、なのはキャラ1人で合計5人。 12作品あるから、12×5で60人。 クロス先からは、主役、敵、副主人公、おまけ、と これならバランスよくだせる。 なお、構成はあくまで一例です。
325 :
マスカレード :2008/01/08(火) 16:30:30 ID:g89Fp6tH
例えば 主人公枠 天道総司@マスカレード Dボゥイ@リリブレ 敵枠 相川始(敵か味方か解らない?多分敵の部類)@マスカレード 相羽シンヤ@リリブレ なのは枠 フェイト・T・ハラオウン(19歳)@GSL って感じでもいいんでしょうか? 死亡についての提案ですが、自分のキャラは出来るだけ自分で殺すようにするのはどうでしょう? 他の作者さんが進めてきたストーリーで、流石にこれは死亡フラグ立ちまくりっていうような自キャラには自分でトドメを刺してしまうっていう感じで…… それだと皆死んでしまう可能性があるのが難点ですが…… マップについては、デパートや病院という意見がありましたが、私もこれに賛成です さらに提案ですが、いっそ海鳴市と全く同じ風景にしてしまうのはどうでしょう? 一部に各作品の店や施設も追加しながら……
出来る限り自重しながら復活
>>325 それだと余計に他の方のキャラを使いづらくなる可能性も出てきちゃうような・・・
出来る限り気にしない、が一番なんでしょうが、そう簡単にもいかないか・・・
MAPは賛成、ですけどとらハ3持ってる人でないとMAP書けないかも?
全員、捨てトリで書くのはどうでしょう? 『誰』が書いたか分からないのなら等価ですし、読み手だった人の参加もしやすいかと。
>>327 しかしそれでも、クロス・ウロス両スレに書き込んだ時にIDでバレてしまうという罠。
もう匿名性については諦めるしかないんかねぇ…
ID変更まで名無しで通すか書き込まなければいいのでは? その辺りは自己責任ということでひとつ。
330 :
魔装機神 :2008/01/08(火) 19:36:04 ID:1lqgfH5L
こういうリレー物でID表示スレはちょっと厳しいな。
それだったら
>>315 の終わクロ氏の言っているようにしてみてもいいかもしれない。
ここから把握まで一例である。
機動六課が主催する、なんでもありのサバイバルゲーム。
参加資格者はなのはクロスSSスレのクロスキャラクター達。
ルールは簡単、相手を倒して生き延びろ。
優勝者や優秀者には豪華景品がつく。
それ以外はほとんどバトルロワイヤルとほぼ同一ルール。
一定時間がたつと、参加者を減らすためにリリカルなのはシリーズキャラクターが登場する。
しかし、なのはキャラを倒すと特別景品がつく。
みたいな。
勿論これはあくまで一例なので、どうでもいい人はスルーしてください(そもそもバトルロワイヤルじゃねえし……)
闇鍋の酒の席でぶち上げた話が……とかですね。 とりあえず、バトロワ慣れしてない人もいるので軽めに入ってみるのもいいかも。 うまくいったら、重めにガチで殺し合うのをしてもいいでしょうし。
原則避難所で投下は進行 本スレには絶対に本人以外の代理投稿で これでとりあえずながらID問題解決と思わないか? 「(文体で見当は付くが)誰か判らない分の代理です」と言うのがお約束なら 本スレへの投稿者がバレてもそれは単なるコピペ作業従事者でしかないのだから
やめたくなったら、いつやめてもいいの? 参加させるだけ参加させて書き逃げとか。 特に二足のわらじでやる以上、本家が忙しくなってやめたくなる人も出るだろうし。
>>333 俺はいいと思いますよ、他ロワでも登場話だけ書く、って人は結構いますし
とりあえず
>>332 氏の案に賛成します
お、ID同じ人がいる、同じレオパレスなのかw
よし、探しに行け
とりあえず、あんまり出ないんなら最初は地図はなくてもいいんじゃないか? まず施設とか地形だけSS書く人が描写して、それを座標に合わせるとか。 難しいかな?
実質ズガン無しで60人は完結が難しいと思う 40人位で全員活躍させていった方がいいんじゃないか?
なんか参加キャラにやたらライダーがいる様な予感がする……。
340 :
マスカレード :2008/01/09(水) 07:34:42 ID:PWu0VtOg
>>339 今のところ私からは2人。
ライダーさんや龍騎さんを入れても10人に満たないんじゃないですか?
ライダーのサーヴァントもいるのかね?
なのはをパチンコにしよう!! みんなでこれをコピペしてアチコチに張ろう!! また、アニメの人気も爆発するよ!! CR魔法少女リリカルなのはStrikerS メーカーはアクエリオンや倖田來未の完成度の高さでおなじみのSANKYOさん希望!! 大元はエヴァ、アクエリオンのビスティ。 ―魔法少女、打っています。 ステップアップ予告 1スバル「リーチがかかるみたいだね♪」 ↓ 2ティアナ「リーチ!?クロスミラージュ!!」 ↓ 3はやて「うちが行くわ!!」 ↓ 4フェイト「行くよ!バルディッシュ!!」 ↓ 5なのは「レイジングハート…」>>ロング台詞>>「少し…頭冷やそうか」プレミア!! その他、BJバージョンや変身時(セクシー系)も存在!? 2R確変に魔王モードが有る!? 大当たり中の曲にはOPEDは勿論、挿入歌も!? ゆりかごモードは大当たり目前!? ヴィヴィオはプレミア、確変確定!? 色々、楽しめそうな台になりそう!!みんなでリクして作ってもらおう!!
>>341 Fateとのクロスがないじゃん。
月姫とのクロスはあったが、
ひでぇ内容だったな。
とりあえず今出ている案としては、 @設定をあくまでもゲーム的なものにして血みどろ率低下&職人間の衝突を避ける A捨てトリで職人を匿名化する(クロススレ本家との兼ね合いは各人の裁量で) B避難所に投下して代理投稿でバトロワを進行させる Cバトロワの参加キャラがどんな待遇でも気にしない&面に出さない って所ですかね。自分的にはAが一番手っ取り早くてやり易い気もしますが。……でも自分ってトリップ使った事ないんですよね、どっかで練習せんと。
>>344 簡単っすよー、名前欄の最後に「#好きな言葉」を入れればOKですからー
Cはどんな形式になるにしても前提としてあってほしいですが・・・
>344 始めるとしたら、トリップのテストためにレスを2〜3消費しても悪いことはないと思いますよ。 >345 そりゃー、頭部大爆破したり見るも血みどろのグロテクスになったりの救い0ってやつでしょう。
模擬戦にする位ならSBRの方がいいんじゃない? レースにすれば、対戦に負けても挽回の余地あるし。 チーム形式で1round終わる毎にチームが変わるとかならおもしろそう。
>347 発想の転換ですね。 それはそれで面白そう。
>>346 いや、話の展開じゃなくキャラの扱いを言ってるんだと思うが。
例えロワじゃなくても一方的にやられたり全員退場なんて事もあるだろ?
書き手は何がしたいの?
クロスキャラでクロスバトロワをしたいの?
それとも、クロスキャラでクロスストーリーをしたいの?
後者ならわざわざ問題が多い上に書く人や読む人を選ぶバトロワじゃなくて、
>>347 みたいなレースとかでもいいと思うんだが。
レースとか模擬戦は、まともにリレーとして成立させるのが難しいから。 テンプレもないしね。
バトロワも最初はテンプレ無かったんだよな。 それを作り上げた先人達には尊敬の念すら出てくる
なのはキャラって何人参加するんだ?
本スレとの兼ね合いが駄目つらいなら、したらばの方に移すっていう案は駄目なのか? そうすればキャラを殺す躊躇も少ないだろうし ……と、したらばの仕組みを知らない人間が戯言をいってみる
単なる殺し合いの何が面白いか三行で教えてくれ
356 :
マスカレード :2008/01/10(木) 22:10:51 ID:uJy+l7VE
ここでひとつまた提案をしています 殺し合いがダメなら、何かを奪い合うというルールはどうでしょうか? ライアーゲームの様に、主催者側から支給された、スターチップ的な物を集めながら戦うサバイバルゲーム。 これならバトルロワイアルに近い性質のサバイバルゲームができると思います。 死なない分、緊迫感は減るかもしれませんが、ライアーゲーム等の殺し合い無しの争奪戦系でも、感動的なシーンはありましたし。 まぁあれは負けたらとんでもない負債を背負わされますが…… これを踏まえて思いついたルールですが、いくつかあります。 1、まず、主催者から集められたクロスキャラ達は、それぞれ一人一枚で、仮にカードを貰うとします。あくまで仮にですが。 そしてゲームはバトロワと同じく、支給品は三つ前後。時系列順で進めていきます。そして2日目(仮)までに規定数以上の数のカードを集められなかった者は脱落。 脱落時のリスクは未定ですが。残った者達で次のゲームへと進む。 ……とまぁはい、こんなライアーゲーム方式です。 2、上記と同じカード(仮)の争奪線。違うのは、所持カードを奪われる……もしくは破壊された者は脱落。 以降も同じです。 3、龍騎で言うところのデッキのような物を配布される。1・2と同じくバトロワ形式で、参加者のデッキ(仮)を破壊していく。 破壊されたものは、退場。どこか次元の狭間に飛ばされるとかされないとか。 最後の一人になるまで破壊、もしくは奪うを繰り返し、最後の1人が決定する……もしくは脱出することでゲーム終了。 どれもただの案に過ぎませんので、不快に思う方は聞き流してくれて構いません。 今思えば3が一番マシかも…… 疑似バトロワで、場合によってはデッキを奪うための騙しあい……ライアーゲーム的なものが見れますし
357 :
マスカレード :2008/01/10(木) 22:14:15 ID:uJy+l7VE
あれ? 今さらですが1と2って一緒ですね… 前提が破壊するかそうでないかの違いだと思ってくれると幸いです。
それにしても話が進まないね。 なんか本当に始まるのかどうか怪しくなってきてないか?
トリ無しでも文体でだいたい誰が書いたかわかるしね。 相手が気にしないといってもやっぱり殺しにくいよ。
正直な所、やっぱこの話は無かった事にってなっても構わないと思うんだが。
つーか、殺しにくいとか言ってる人がこんなに多いんじゃ進めたい人も進められないだろ ロワじゃなくていいじゃんとか言いだしてるし、端からこのロワをやるって気がある人間少ないんじゃね? ロワに参加する時点で殺すこと気にするとかないだろ
参加するって言った作者さんも全然姿を見せない・・・・・・。 どのキャラをだそうと思ってるのかが知りたい。
そもそも、3時創作とか微妙な事するぐらいなら、 素直に2次創作で「なのはロワ」にすれば良いのに。 シリーズ網羅すれば30人前後集まるんだから……
今ならGX氏の気持ちがわかるぞ これをやる気なら勢いに任せて突っ走るべきだった…… と、氏のオープニングが気になって仕方ない俺が言ってみるテスト
>>363 なのはも時代毎に別で出せば、40人位はいきそう
しかし、それだと過去の自分や未来の自分を殺すという恐ろしい展開になる。 なんというかすでにコズミックとかホラーの域に突入してないか。
元々A'sとStS両方のなのは出すような流れだったし、 パラレルワールドです、の一言でそれは済むさ
うむ、俺もGX氏のオープニングが見たい 勢いで突っ走っても、問題は無かったのかもしれんラノロワ見たいに主催者は後決めでも良いし ヤバイの以外は、能力制限も始まってから随時が基本だしな オリジナルルールとかの件は、職人達が話し合う必要もあるけど
もういっそ 主催者:ラノロワ形式 参加者:三国志ロワ形式 これでいいんじゃないかと言ってみるテスト
書き手信者同士の争いがおきる気がする その飛び火がクロスにとび移って大炎上って事にならなきゃいいが
とりあえず、参加希望した作者の作品と、クロス先の登場人物を まとめてる途中なんだけど、かなりきつい・・・・・・。 作品数が多いわ、仮面ライダーがうじゃうじゃいるは、 知らない作品はあるは、仮面ライダーがうじゃうじゃいるは、 仮面ライダーがうじゃうじゃいるは・・・・・・。 纏め終わるまで、しばらくかかりそう。
なんだか流れを見てても、カオスで訳がわからないと言った感じだ。
リリカル遊戯王氏、帰ってきてくれ・・・・・・。 強引にでも引っ張っていってくれる作者がいないと、 二次キャラを使うという特徴もあって、全然話が進まない。
呼ばれた気がした、カオス的な意味で まあ冗談はともかく、OP、修正前のプロットにしちゃえと思ったやつなら投下できますけど・・・ 人死にあるんでとりあえず様子見を
ナイスタイミングすぎて吹いてしまったw ここか、避難所か、どっちかに投下してほしいです。 それと、参加希望した作者の方がどのキャラを 出したいのかとかも知りたいです。
なんというミラクルwww んでは丁度なのはコンバット氏がこの趣旨にあったそのものずばりのスレを立てているので、 コンバット氏の投下終了後一時間ほど経ってからOPを投下したいと思います 参加希望キャラについては少々お待ちを、纏めてたファイル会社のPCにいれpp
現在の参加希望キャラ&作者さん(仮段階の人数設定時 リリカル遊戯王GX 万丈目 準@リリカル遊戯王GX(ゾンビ化前4話〜5話時点) 早乙女 レイ@リリカル遊戯王GX(9話時点・なのは達を完全に信頼) ティラノ 剣山@リリカル遊戯王GX(9話時点・なのは達、特にキャロを完全に信頼) ヨハン=アンデルセン@リリカル遊戯王GX(9話時点・なのは達、特になのはとスバルを完全に信頼) ジム=クロコダイル@リリカル遊戯王GX(9話時点・なのは達、特にティアナを完全に信頼) 丸藤 翔(ゾンビ)@リリカル遊戯王GX(9話時点、思考はデュエル、戦闘のみ) フェイト@リリカル遊戯王GX(5話ゾンビ直前・万丈目の安否を心配) エリオ@リリカル遊戯王GX(5話ゾンビ直前・万丈目の安否を心配) 覇王十代が主催候補の一人 反目のスバル氏 ルルーシュ@反目のスバル キリヤ@SHINING WIND CROSS LYRICAL シーナ@SHINING WIND CROSS LYRICAL セフィロス@片翼の天使 スバル@反目のスバル ザフィーラ@片翼の天使 スザク@反目のスバル マスカレード氏 天道総司@マスカレード 相川始@マスカレード Dボゥイ@リリカルBLADE 相羽シンヤ@リリカルBLADE クロノ@マスカレード なのは@マスカレード 北崎@マスカレード Strikers May Cry氏
リリカル龍騎 ◆YHOZlJfLqE 氏 ティアナ・ランスター@NANOSING ヴィータ@NANOSING 城戸真司@リリカル龍騎 兜甲児@リリカルマジンガー アーカード@NANOSING アレクサンド・アンデルセン@NANOSING 浅倉威@リリカル龍騎 神崎が主催候補の一人 NANOSHINGからなのはも? リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏 本郷猛 風見志郎 逆ダブルタイフーン威力減 神敬介 太陽投げ自重 城茂 エレクトロサンダー&超電ウルトラサイクロン自重&チャージアップ効果減 矢車想 影山瞬 シャマル シザーズジャガー(願わくばプレイヤーキラー的な立場でお願いしたい) ショッカー首領が主催候補の一人 リリカルなのはFeather氏 鷲崎飛翔 ルーシュ グリフィス ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏 ・ユーノ=スクライア(9歳)@魔法少女リリカルなのはA's ・ヒビノ=ミライ(ウルトラマンメビウス)@ウルトラマンメビウス ・モロボシ=ダン(ウルトラセブン)@ウルトラセブン ・小狼@ツバサ ・黒鋼@ツバサ 魔装機神氏 リリカル大戦 マサキ・アンドー 制限 魔装化はできない ランクランへの帰還はできない ディスカッター、アカシック、ハイファミリアは使用可能 シュウ・シラカワ 制限 グランゾンになれない ブラックホールクラスター使用不可能、ラングランへ帰れない(個人的要望として主催者の一人) ゼンガー・ゾンボルト 制限 斬艦刀のみ 魔法は出来ない(飛べない」 なのはSTS ウル 制限 ヒュージョンはアモンのみで、3分間という時間制限 武器は素手 伽藍 制限 化け物化しない 座布団没収 ふるめたるまじかる 相良宗介
白き異界の魔王氏 なのは×終わクロ氏 ブルック(魔法少女要塞マスラヲ) 竜導往壓(魔法少女要塞マスラヲ) アクア(魔法少女オールスターズ・大乱闘スマッシュシスターズ) ゲッコー・モリア(小話メドレーその12) リリカル・コア氏 以上
>>381 俺自身そう見えても仕方ない流れだと感じたから普通なんじゃね?
まー、次自重しろって言われたら今度こそ退くさー
てか、GX氏が見沢に目つけられる意味がわからない だって、GX氏って見沢側だろ?それも観測所でのIDが思い出せるレベルの
見沢じゃなくて、見沢について知ってるただの荒らしじゃないか? なのはアンチが、大分前から目立ってるし。
このスレはね、方向性があまりに曖昧なんよ。 ニーズが明確になっていない。 1)純粋になのはのキャラが好きで、なのはキャラでロワがしたい 2)何でも良いからバトルロワイアルのスレを新たに建てたい 3)特定SS作者のSSを読みたい・その設定で書きたい 4)特定SSの続きや別パターンを読みたい・書きたい 5)なのはクロス書き手達で、なにか企画をしてみたい 上記の内、もっともニーズが高いのは、言うまでもなく1)だろう。
サバイバルゲームって意見があったけど、それはダメなのか?
殺し合いじゃないサバイバルゲームなら歓迎
俺は
>>356 の3ルールなんていいと思うんだけどな・・・・
殺し合いじゃないし、サバイバルだし、駆け引きみたいなんが楽しめそうだし
ぶっちゃけ殺し合いだろうとそうじゃなかろうと「○○が××なんかに負けた!」って騒ぐ奴は出てくるから関係無いけどね
ですね。 どのルールでやるにしても「○○が××に負けた(或は殺された)、作中の待遇が悪い、といって騒ぐ」っていう行動を禁じない限り、あんま大差は無いやもですね。
ロワの魅力は何となく口にはしにくいけど、 各キャラが極限状態でどう動くのか、 狂気や弱者を守るための行動、愛する者を守るために殺すとかの、 普通のSSでは見れない様々なシチュエーションがあることだと思う。 ・・・・・・今の過疎状態だと辛い。
覚悟はある。 自分のキャラがあっさり殺されるのも、必要な時には他人のキャラを手にかけるのも。 極限状態を書きたいキャラも当然いる。 …ただ、やはり早いところ誰かに地図を書いてもらわないと、もうここで話すネタがないorz 多分最近の過疎の要因には、そういうのもあると思います
LSのような、SRCのマップを使った地図ならできるけど・・・・・・、 どうしよう?
>>393 文体で誰が殺したかは分かるよ。殺したキャラの作者から嫌に思われる覚悟はある?
もし自分の参戦させたキャラが全滅しても書き続ける覚悟はある?
参戦したキャラが全滅した場合は、感染に回りそうですね。 元ネタから考えて、極限状況の中でもなおも普通ではあり得ない、ご都合主義じみていてもその先にあるめでたしめでたしを目指したいと言うのもわかるんですよね。 理想とする形がまた統一できていないのかな。
いや、ロワってそんなもんだろう。ここに限らず。 三次だから顕著になるだけで。 だから、ここの場合は絶対にトリ無し捨てトリでやった方が良い。 書き手の特定が憶測の範囲に留まるから。
何人かはロワ形式でのやつを書きたいと思ってるけど 他の殺しあわなくても・嫌われたくない、って人に遠慮してるように見えるな 殺されただけで嫌うような人は初めから参加なんてしないと思うから、無駄な心配に思えるんだが
他の参加者のキャラを殺してしまった場合、そのキャラを使ったエピソードを考えていたのにーーっ、となるのがちょっと怖いかも。 逆に自分が参加させたキャラをバッサバッサとやってしまったり。 と言っても、二次創作でなのでそう言う意味では他人のキャラですから、原作で死んでないキャラをやっちまうのにまったく抵抗がないってわけでもないです。
>そのキャラを使ったエピソードを考えていたのに それが無いロワ企画なんて存在しないよ。 ある程度抑制するために予約制はあるけど、どうしても出てくる。 やるつもりなえあそこら辺も含めて覚悟決めといた方がいいんじゃない?
とりあえず一言。 嫌ならやめてもいいんだぜ?
私の場合、自分の考えていたエピソードがつぶれる覚悟はしているのですが、他の人のを潰してしまうのが怖いってのがあります。
>>402 んな事いちいち考えてたらリレー企画なんて成り立たない。
その分良作を書けば自分が書けなくても納得する人も多いだろうし、
突っかかってくるような奴はそもそも向いてない
人のアイディアを自分の良作で踏み潰す。 言い方は悪いが、そういう企画だ、パロロワは。 プレッシャーを跳ね除けて、潰した他人のアイディアの分まで良作を連ねて行くのがパロロワ。
なんと過酷かつ苛烈な企画なんだ。 戦うのは登場人物だけでなく、職人もなんだな。 すげえぜ。
戦うというよりは切磋琢磨していく感じがするけどな
日付変わった瞬間の予約合戦とか結構鬼気迫ってる人いるしなw
予約被りに定評のある方とかもいるし
何時になったら始まるんだ?
というより、今このスレに人はいるんでしょうか? 始まりさえすれば勢いで何とでもなりそうなんですが・・・ ・・・と勢いに任せて一話分のSS書き始めてる俺が言ってみるテスト
いることはいます
>>377 とりあえず参加キャラにバージル(by Strikers May Cry)とグレイヴ(リリカル・グレイヴ)を加えていただきたい。
っていうか俺のSSのキャラはこれくらいしか思い浮かばない。
どっかのCも似たような事言ってたな。 「投票すれば後はどうにでもなる」って。 確かにギャルゲと漫画の実績はあるがそんなのは希有だ。 勢いでなんとかなるって考えは止めとけ。
・・・すいませんでした。何も理解せず妙なことほざいてましたorz ・・・ところで、今のところ決まっている事項って何かありましたっけ?
いや、固定の人がいない他のロワと違って 常に本スレに人がいるここは、勢いに任せても多少はおkだと思うクマー
ぶっちゃけ、何も決めなくてもSSがあれば始まる。 誰もリレーしなくても、自分ひとりで書ききるつもりで進めれば、企画は進む。 後は気合と忍耐力と持続力。 筆力があれば、住人(書き手含む)を呼べるかもしれない。 そんなところ。 書き始めたいって人を止めることは誰にも出来ない。リレーされるかどうかは別として。
一週間、音沙汰なしですかい……。
今はウロスの方で活動中だからな
まだ立ち直れると信じたいが・・・・・・。
最近パロロワでGX氏に似た文体の人がデビューしたが…… ま、ただのそら似か……
参加作品確定させないと……でもどうやって確定させる?ロワと言う企画と言う以上嫌悪持つ作者もいるかもしれない。投票なぞ愚の骨頂 まあ参戦許可必須だな。で、参戦許可がでた作品からどうやって絞り込む? 全部だせばいいってものでもないし……
確か
>>305 あたりに参加許可出していた職人の方の名がリストアップされてましたね
以下、
>>305 の転載
リリカル遊戯王GX氏
反目のスバル氏
マスカレード氏
Strikers May Cry氏
リリカル龍騎 ◆YHOZlJfLqE 氏
リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー氏
リリカルなのはFeather氏
ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは氏
魔装機神氏
白き異界の魔王氏
なのは×終わクロ氏
リリカル・コア氏
参加作品もそうだが、 ルールもイマイチはっきりしてないな。
(俺が独断で今考えた)決めるべきこと ・参加人数は何人か? ・誰が主催者をするか? ・黒幕の有無←主催者次第 ・パロロワで当たり前にある能力制限をどのようにかけるか ・誰を参戦させるか←怨みっこなしの投票? ・基本支給品を何にするか ・ランダム支給品をいくつ支給させるか ・支給品を何に入れて参加者に配るか←まあ普通あれだよな ・地図はどうするか←無くてもかける、そういうロワあった。せめて何×何にするか、一マス何kmか? ・放送時間間隔は?←大抵6時間。いっそ放送なし? 他に決めるべきことある?
書き手さんの本編を優先に考えた方がいいんじゃないのかなぁ? 実際にロワ始まったら、めっちゃ忙しくなると思うんだ
本編優先で、ロワは暇な時にでもちょっとずつ進めていけばよくない? 多分、完結まで年単位で時間かかるだろうけど。 主催者はプレシアママンに一票。支給品は3つくらい? 人数だけど、職人さん一人の参戦人数を多めにして、6・7人くらいからチョイスするくらいがいいと思う 一人の参戦数が少ないと、ほとんどが主役級とかで逆に殺しにくくなるだろうし
主力となる人は掛け持ち必須になるから短期決戦で終わらせたい。人数が多いと地獄を見る 少ないロワだと人数は40人前後。40人参加と仮定して12で割ると3、4人ほど余る。そこはなのはキャラの枠にする それとも一作品4人にして48、これになのはキャラ12人追加して60でやるか こういう企画は参加キャラ多い方がいいという人が多いけど三次創作で60はだいぶつらい ほぼノリでやってるニコやカオス、書き手なら話は違うけど…… あと主役で固まる弊害、マーダー不足が深刻になる可能性あり。ここがかなりきつい 超思考やこじつけでマーダーは作れはするが序盤からはしたくない
持ちキャラが6人もいない人がいたりして
どうせやるならなのは枠のキャラも各SS仕様にしたら? どのSSの仕様にするかは・・・許可出した職人さんの仕様から投票とかで
え、なのは枠のキャラを各SSから持ってくって決まってなかったっけ? 個人的には、ティアナがどこから来るかが気になるな・・・・・・。
だけど、それだとちょっとイメージが違う… とかいう意見とか出てくるかもしれないんだよなぁ… まぁ、そこんところは俺ら読む側が譲歩しないといけないんだが。 みんながそう出来るかが問題か?
今思ったんだが、別のクロスSSスレみたいに一つ大きめの事件にみんなでよってたかって係わっていくってする方がリリカルなのはには合ってるような気がしてきた。
参加者はニコロワとかを参考にする。ようは『早いもの勝ち』 勿論〜氏のキャラは何人まで、とかというのをつけて
本スレ・感想スレでもう一回話しに出して まだ参加したい作者に集まってもらわないと、 進みそうにない。
――大規模次元震が発生。平行世界未分離化。特異点発生。 いままで文化していた世界の壁がなくなり、いくつもの並行世界が混ざり始めてしまった! 過去、現在、未来はつながり、やがて一つの街と大陸を形成した! 裏で糸を引くものは誰か。突然迷い込んだ事態に混乱するなのはたちと異世界の住人達。 世界をもとの姿にもどすため、彼らは奔走を始めるのだった……。 ちなみに三十秒で書いた
「っ……ここ、は……?」 褐色の制服を纏った栗色のポニーテールの女性、高町なのはが目を覚ます。 周囲を見渡すと、白い壁で覆われた部屋で何十人もの人間が、自分と同じように訳がわからないといった風に辺りを見渡していた。 何人か知り合いも見つけるが、一瞬見えた光景に動きを止めてしまう。 ――え? あれは……だって、え……!? 「気がついたようだな」 なのはの思考が纏まるより前に、檀になっている場所で漆黒の鎧を纏った一人の男が呼びかける。 全員の視線が集まる中、男は淡々と言葉を続けていく。 「これからお前たちに殺し合いをしてもらう」 多少ざわついていた室内が静まり返る。 何と言った? 殺し合い? 何故? 誰が? 「お前たちを会場へと飛ばす、こちらで用意した支給品と一緒にな。 そこで最後の一人になるまで殺し合え、その一人の好きな願いを叶えてやろう」 「何を言ってるの十代? 悪ふざけならよして!」 男の知り合いなのか、金髪の美少女が立ち上がり険しい顔つきで睨みつける。 それを冷ややかな眼で見ながら、男――十代は静かに呟いた。 「――そうだな、丁度いい」 「え――」 軽い爆発音。 何が起こったのか、一瞬誰もわからなかった。 その数瞬後――いくつもの悲鳴があがる。 「天上院君!!!」 「いやぁぁぁぁ! 明日香先輩!!」 少女――明日香の知り合いであろう二人の男女が駆け寄る……別々の方向へ。 まだ中学生ほどの少女は動かない体にしがみついて泣き崩れ、男は『明日香』を抱き抱えながら十代を殺気の籠った視線で睨みつける。
「十代……貴様ぁ! 絶対に、絶対に許さんぞ……! この、万丈目サンダーが!!」 「お前たちがつけている首輪には爆薬が仕込まれている。もしも逆らったり、不可能だろうがここから逃げ出そうとすれば――」 そこで一瞬男の抱えている『明日香』に目を向ける。 「そこの女のように、頭が吹っ飛ぶことになる」 「貴様! よくも罪無き少女を!」 「っ!? よせ、一文字!」 一人の男が飛び出し、一見奇妙にしか見えないポーズを取りながら叫ぶ。 「変、身……! 仮面ライダー2号!」 突如男の体を黒と緑のスーツが包み、虫を思い出させる仮面が装着される。 男の変化に今だ止まない悲鳴に混ざって驚きの声があがるが、仮面ライダーと名乗った男は別の男の静止も聞かずに十代へと拳を構える。 「ライダァァァァァァパァァァンチ!!」 仮面ライダーの拳が十代へ襲いかかり―― 「罠カード、攻撃の無力化」 「何だと!?」 十代が一枚のカードをかざした瞬間、突然現れた空間の歪みによって巨石をも軽く砕くその拳が弾かれた。 戸惑う仮面ライダーを十代は見向きもせず指を一つ鳴らし、1テンポ遅れて爆発音と悲鳴が再び室内を満たす。 「一文字っ!」 「隼人さん!」 今の男の知り合いらしき人物が叫ぶが、その場を動けない。 十代の眼はこちらが騒げば騒ぐほどに冷たさを増している、下手に動けばすぐに先の二名と同じ運命を辿ってしまうだろう。 「覇王、あまり殺し過ぎるな」 「神崎!?」 誰かが新たに現れた男の名を叫ぶが、神崎と呼ばれた男はそちらには関心を持たずに十代よりも前に出て口を開いた。 「24時間誰も死ななければ一斉にお前たち全員の首輪を爆破する。 6時間毎に放送でそれまでの死亡者と禁止エリアの発表。 禁止エリアに入った場合、警告音の30秒後に首輪は爆破される、会場の外に出ても同じだ――質問はあるか?」 ただ淡々と、事務的に告げる神崎を睨みつけながらなのはは問いかける。 「どうして――こんなことをするの?」 「我々にとって必要だからだ。他にはないな? ならば、始めるぞ」 即答し、神崎が指を鳴らした直後――十代と神崎の二人を残して室内にいた人間達は消え去った。 0:00 バトル・ロワイアル――開始
【??? 1日目 深夜】 <<主催>> 覇王十代@リリカル遊戯王GX ※十代の覇王化の経緯はわかりませんが、原作のヨハンや仲間の死とは関係ないと思われます。 ※十代の意思は完全に覇王が操っています。 神崎士郎@仮面ライダーリリカル龍騎 【高町なのは@NANOSING】 [状態]:健康・怒り [装備]:無し [道具]:支給品一式(中身は未確認) [思考・状況]1 どうしてこんなことを……! 2 ゲームを止める 3 一般人の保護 4 あの部屋にいた女の子……まさか……? ※デバイス無しでも基本的な魔法は扱えます。ただしその威力はデバイスがある時と比べかなり落ちます。 ※自分の能力が押さえられていることにまだ気づいていません。 ※なのはが疑問に思っているのは昔の自分にそっくりな少女のことです。 【万丈目 準@リリカル遊戯王GX】 [状態]:健康・激しい怒り・悲しみ [装備]:無し [道具]:支給品一式(中身は未確認) [思考・状況]1 十代……許さん! 2 天上院君…… ※明日香の死によって悲しみが大きいですが、十代への怒りのほうが上回っています。 ※知らない人間からは万丈目の名前は「万丈目サンダー」と思われています。 ただし名簿には「万丈目 準」と書かれているので確認されればすぐにわかるでしょう。 【天上院明日香@リリカル遊戯王GX 死亡】 【一文字隼人@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー 死亡】
イヤッフゥゥゥゥ!書き逃げ最高!!
イヤッフゥゥゥゥ!面白かったぜ!! 寝る前にPCを覗いたらこんなボーナスがあるとは!GJ!
イヤッフゥゥゥゥゥゥ!G・Jッ! ・・・で、これは企画開始と判断しても?
駄目だろw どの作者のキャラがが何人登場するかも決まってないしw
>>444 >>377 のって決まってんじゃねーの?
それとも遊戯王氏をNGにしてるのか?
疑問だったんだ、何でまた始めから決め直そうとしてるのか
>>377 からので挙げられている分(後からSMC氏が挙げたバージルとグレイヴ含む)で58人・・・参加者はこれでおk?
それとついでに質問
参戦してない作品(単発・非参戦職人の作品含む)から支給品出すのは大丈夫だろうか?
鬼の籠手@リリカル鬼武者とかガトリング@悪魔砲少女対生機融合猫とかエスパーダ・ロペラ@リリカルなのはMSとか
別に参加者全員ガチガチに決めなくてもいーじゃん。 SS中で適当に参加者を明かしていけば。 放送とかでも「残り○人」って言わなければ済む話。
>>447 原作の主人公視点ならそれでいいだろうが……
これ、リレー小説だぞ?
全ての設定が完備されてないとリレー出来ないなんて限らないよ。 前の書き手が決めて、後続がリレーする。それだけちゃんとすれば成功する。事実成功したロワスレだってある。 よっぽど酷い展開になった時だけ問題にすれば良い。
>>449 いや、そういうレベルではなくだな……
まあ、開始からそれほど時間が立っていない段階ならニコロワみたくありだろうが
放送後とかにまでなるのは難しい、ってか半分何でもありになっちゃうぞ
武器が乏しいキャラの近くに実は参加していた●●がいて強力な武器ゲット!
程度ならまったく問題にせずやれる技量は誰でもあるし
>>377-
>>379 で出てるのは作者氏の希望だが、これで全員分じゃないんだ。
まだ、どのキャラを出したいのか宣言していない作者氏もいる。
話は変わるが、白き異界の魔王氏の作品からの出演キャラが、
メイン長編以外からってのが何か悲しい。
それ違う人だから。終わクロ氏だから。白き異界の魔王氏はキャラ出してないから。
>>452 げっ、本当だ。間違えてしまった。
でも、やっぱりメイン作品じゃな(ry
>>438 からので始まったものと勘違いし、ヴィータで一話書き上げてしまった件
……これどうしよう?
>>454 ドンマイ!まあ、暖めておくのも投下というのもありかと
古いロワの気質ならば細かい事はSS中に決まっていくというスタイルを採ったことだし・・・
それなら本格始動まで待つ、ということで…… あ、その時のために今からヴィータ予約しておきますね
とりあえず、本格始動の為にもう一回誰が参戦するのかをハッキリ決めて、そこから参戦キャラ総数を決めるのが第一だと思います 私もまだ参戦キャラは仮状態ですし、何人まで参戦させていいのかが解らないと、誰を参戦させるかに困ります 私個人の意見としては、一人の参戦数が少ないと、主人公格ばかりの参戦になってしまうので、他人のキャラを殺し辛くなる……という意見に同意です そこは気にしないという約束で始めたとしても、そういう意識は少なからずあると思います 例として、なのは枠と敵枠は2、3人。普通の参戦枠で5人程。 これで職人一人あたり7か8……多くても9人くらいがベストかと思うんですが……どうでしょう? とりあえず参戦人数&キャラを決めるのが最優先、マップや細かいルールは後からでいいと思います
最近始まったロボロワが約50人。 そっから逆算して、職人一人当たり4人参加くらい。 主人公格は殺せないなんていってる暇はないぞ。
あんだけ盛況なところを対比に挙げるのもどうかと思うけどな。
あそこの書き手職人が何人いるか知ってる?
>>454 とりあえずSS投下して み な い か ?
>>457 参加人数が一人でも、極序盤に死んでしまうことがあるのがパロロワ。
そして、そもそも主人公級しか参加しないのもパロロワ。
登場したどのキャラも直ぐ死に得るけど、どのキャラも最後まで残りうる。
「この脇役が最後まで残るのは、ちょっと……」ってキャラは出さない方が吉。
…とりあえず、参戦する職人様うんぬんは…ウロスあたりでここの宣伝しないと集まらないんじゃないでしょうか?
これだけ過疎だとここの事を忘れ去っている可能性すらありますし…
地図は
>>417 のをマス区切り+地形・施設の追加で多分いいとして…
>>459 …よく考えたら、俺が書いたのはヴィータがNANOSING仕様かつ会場に翠屋がある事が前提になってるので、今後の話の進み方次第では破棄の可能性もあるんですよね…
そうなるくらいなら今投下した方がいいんでしょうか?
SSスレには、 SSを投下する人間>>>(超えられない壁)>>>それ以外 という図式が古来よりあってだね
喫茶『翠屋』。 ここは参加者の一人である高町なのはの実家であり、地球の海鳴市にあるはずの施設。 何故ここにそれがあるのか、それは果たして本物かなどといった疑問が湧くが、それに答えられる者はいない。 ただし、一つだけ確かなことがある。それは―――― 参加者の一人である赤い髪の少女が、今現在ここの2階……丁度なのはの私室にあたる位置にいる事である。 「あいつら、一体どういうつもりなんだ?」 そう言いながら、少女は支給されたデイバッグを開け、中の荷物を確かめる。何が入っていても、とりあえず役には立つだろう。 ……何? 何の役に立つかだって? それはもちろん―――― 「あたし達にとっちゃ、いつもやってる事だってのに」 ――――この殺し合いに乗った上での行動に、である。 少女……ヴィータはロストロギア『闇の書』により生み出された守護騎士である。 闇の書はある事をきっかけにして異世界へと渡り、そこにいる人間を主として騎士達を作り出し、魔力を蒐集する本だ。 今の主はヴァチカンの特務第13課『イスカリオテ機関』所属の神父。彼はヴィータ達守護騎士にイスカリオテの仕事をやらせていた。 さて、その仕事内容だが……それは、化け物やカトリックに牙を剥く異教徒を撃滅することである。 それ故、ヴィータにとって殺し合いはもはや日常と化していた。 だから、ヴィータがこの会場へと飛ばされたときには既にやる事を決めていた。 その「やる事」とはイスカリオテの行動方針に従った行動……すなわち、カトリックの敵の撃滅である。 早速いつも使っているデバイスのグラーフアイゼンを取り出し、出発しようとするが……手元にはなかった。 「アイゼンが無いって事は……武器は支給品を使えってことか?」 ヴィータはそう言って、スタート地点であるなのはの私室でデイバッグを漁り始めた。 グラーフアイゼンがあれば御の字、そうでなくてもよほど運が悪くない限りはそれなりの物が入っているだろうと思って。
そして、今に至るというわけである。 最初に出てきたのは、数枚のカードのようなもの。何やら動物をメタリックにしたような絵が描かれている。 ふと、最初に黒い鎧の男が使ったカードを思い浮かべるが……デザインが違いすぎるということで、すぐに却下する。 だとすれば、これは一体何なのだろうか。殺し合いをさせようというのだから、さすがに何の効果も無いゴミを支給するとは思えないが…… 「ん? 何だこりゃ……説明書?」 ふと、カードと一緒に取り出した一枚の紙に目が行く。上部には太字で大きく「説明書」と書かれていた。 何故本来読めないはずの日本語が読めたのか一瞬気になったのだが、字が読めようが読めまいが殺し合いには影響しないと考えて頭の中から叩き出す。 ちなみに、説明書にはこう書かれていた。 『 ラウズカード ライダーシステムに使われるカード。種類によって様々な効果を発揮する。 使い方はライダーシステム使用中にラウザーに通すだけという簡単設計。 ちなみにアンデッドと呼ばれる生命体が封じられている』 ライダーシステムやラウザーといった意味の分からない単語が入っているが、おそらくカードを使うための道具だろう。 そこからヴィータは、ライダーシステムが誰か参加者の手にあると考えた。いくらなんでもカードだけ支給するとは思えないからだ。 そして説明書に書かれている「様々な効果」……おそらく戦闘の役に立つものだ。ならば手に入れて損は無いだろう。 それらを頭の中でまとめ、そして出した結論を口に出した。 「ライダーシステムか……暇があったら探してみるか」 ヴィータはそう言い、次の支給品を探す。幾らなんでも武器も無しにカード数枚で戦えると思うほど自惚れてはいない。 次に取り出したのは、大剣のように見えるがそれとは違う何か。サイズ的にデイバッグには入りそうも無いが、どうやって入れていたのだろうか? ……具体的にどう違うかだが、まずは刀身にチェーンのようなものが付いている。 続いて手元に目をやると、でかいバッテリーでも入っているかのようなサイズだ。ついでに手元には紐のようなものが。 「……なんだこりゃ?」 これが何なのか分からないらしく、再びデイバッグを漁る。先程のラウズカードの時のように説明書が入っていることを期待して。 ついでに他のランダム支給品があればそれも調べようと思っていたようだが、残念ながらこれだけらしい。 そして数秒後に説明書を発見。それによると―――― 『 大貫さんのチェーンソー 陣代高校の用務員である大貫さんが使っているチェーンソー』 肝心の使い方は書かれていなかった。 「……誰だよ大貫さんって。つーか使い方くらい書いとけよ」 カードの時とは違いすぎる不親切ぶりに思わず呆れ返っているヴィータであった。
気を取り直し、これから行う事を考え始めたのはそれから一分後の事だった。 まず考えたのは、最初の部屋で見かけた人影のこと。 彼女の記憶が正しければ、あれは第3課『マタイ』所属の神父、アレクサンド・アンデルセンだった。 だとすれば、他にもヴァチカン関係者がいるかもしれない。ヴィータが名簿を手に取ったのは、そう考えてすぐの事だった。 「……やっぱりな」 あった。 彼女にとっては馴染み深い名が。 闇の書とともに様々な世界を渡ってきた仲間……ヴォルケンリッター達の名がそこにあった。 それ以外の名で覚えがあるのは、最初の部屋で見かけたので既に存在を知っているアンデルセンのみ。 このメンバーとの合流は……必要ないだろう。全員そう簡単にやられるほど弱くは無い。 ならば自分のやるべきことは、一人でも多くのカトリックの敵……異教徒と化け物を打ち倒すことだ。 数分後、翠屋からヴィータが出てきた。 支給されたデイバッグを背負い、右手にはチェーンソーを持っている。ギガントフォルムよりは軽いので、持ち歩きにはそれほど苦労しない。 「とにかく、早ぇとこアイゼンを手に入れねぇとな」 やはり装備は不満だったらしい。 無いよりはマシだと思ったのか手に持ってはいるが、やはり得体の知れないものよりも扱い慣れた相棒の方が戦いやすいだろう。 こうしてヴィータはこの殺し合いに乗った。 だが、彼女はまだ知らない。後の主の影響で、他のヴォルケンリッターの面々が変わってしまっていることを。 それらと出会った時に、彼女は何を思うのか。そしてどう行動するのか。それを知る者は未だいない。 【一日目 PM0:05 翠屋前】 【ヴィータ@NANOSING】 [状態]:健康 [装備]:大貫さんのチェーンソー@フルメタルまじかる [道具]:支給品一式・ラウズカード(種類・枚数は不明)@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー [思考・状況] 基本 カトリックの敵の撃滅 1 異教徒・化け物を打ち倒す 2 グラーフアイゼンの入手 3 あいつら(ヴォルケンリッター、アンデルセン)は……ほっといても簡単には死なないな 4 余裕があればライダーシステムの捜索 [備考] ※参戦時期はNANOSING幕間……つまり、イスカリオテに所属していた時期です。なので基本的にイスカリオテの考え方に染まっています ※ヴォルケンリッターとアンデルセン以外とは面識がありません ※ラウズカードの種類及び枚数は後続の書き手さんに任せます ※チェーンソーの使い方を理解していません
>>461 の意図するところが分かりませんでしたが…とりあえず投下完遂
GJ! ぴったりの武器だと思ったんだが、オチはそれかよw おお、ヴィータよ数多の世界を渡り歩いてチェーンソーも知らぬとは情けない とういか、そのカードは危険だw
気が付いたらスタートしてる!? 気が付いたら隼人死んでる!? やべ、俺も早く書かないと…
GJです! なんか本格的に始動したって感じですね 参加者はもう一回ウロスの方で呼び掛けるとして、やっぱり参戦人数が解らないと誰を参戦させていいのか迷ってしまうのは私だけでしょうか…… 実はまだ誰を参戦させるか明確に決め兼ねてたりします。 天道は既に参戦確定なんですが、やっぱりこういう企画にはらき☆すたキャラの様な何の力も持たないキャラがいた方が面白い気がするんですよね 話は変わりますが、仮面ライダーキャラについて少し質問があります。 装備の扱いについてなんですが、例としてカリスとカブトを引き合いに出します。 カリスやカブトは変身後、カリスアローやカブトクナイガンといった武器を何処からともなく出現させますよね? ライダーベルトは支給品。カリスラウザーは元々装備。それは想像出来るんですが、ああいいった武器はどうなるんでしょう? やはりベルトとは別の支給品でしょうか? それともベルトを入手後、変身してから武器を出す……つまり、ベルトとセットと考えた方がいいんでしょうか? その辺はどうなると思います? 仮にクナイガンは別装備だとしても、戦闘中にジョーカーの力で普通に生み出し(?)ちゃってるカリスアローはまた別かもしれませんが……
変身したら現れる武器、だから別枠にしなくてもいいんじゃないかな? でないと支給品枠がライダー勢の武器で埋まるしw
ハイパーゼクターみたいな外部装備は支給品ということにして、変身後のデフォルト装備はセットということでいいんじゃないでしょうか?
もうすぐ矢車サイドの話が完成。 完成したら投下しておk?
472 :
マスカレード :2008/02/11(月) 21:31:51 ID:1vFTc2n5
>>469-470 やっぱりそうですよね
天道と始は多分参戦確定ですので、クナイガンとかはライダーシステムのデフォ装備ってことを念頭に置いておきます
ここであと二つ質問なんですが、ファイズドライバーとかはどうなると思います?
アクセルは省くとして、ショットやポインターはデフォ装備ですが、ケースに収納する際には分けられてますよね?
カイザギアも、ポインターは後から備わった物ですが、どうなるんでしょう?
473 :
マスカレード :2008/02/11(月) 21:33:00 ID:1vFTc2n5
出来た。 投下行きますけどおk? バトロワなんて映画も見たことも無い上に書くのも初めてですけど。
475 :
地獄の始まり :2008/02/11(月) 21:47:52 ID:iG8324X/
【矢車視点 ???アジト】 俺と弟の影山瞬は、少し前に行方不明になったシャマルを探し、旅をしていた。 だが、偶然なのか、それとも運命なのか、旅の中で地獄の臭いがするこの世界に着いた。 そして俺達は今…不気味な部屋の中に居る。 「兄貴…ここは…一体…」 「…俺が知るか。」 「ハッハッハッハ!驚いているようだな。」 「「!?」」 部屋にある大きな自動ドアが開き、俺と相棒の前に眼鏡をかけ、黒いスーツを着た男が現れた。 男は両手に二つの花束を持っている。 「兄貴!」 「あんた…誰だ?」 「ふふふふ…!」 そいつは持っていた花束を俺たち二人の足元に置いた。 「おめでとう!君達は選ばれた!」 「選ばれたって、何にだよ?大体アンタ誰だ?」 相棒は引きつった声で男に質問する。 「私の名はシザーズジャガー…このバトルロワイヤルのプレイヤーキラーさ。」 「プ…プレイヤーキラー?」 「そうだ…矢車想…影山瞬…君たちにも説明しなければならないな…」 その男、シザーズジャガーは俺達に説明を始めた。 それは、とある目的でこの生死をかけたバトルロワイヤルが開催されたこと。 そして、このバトルロワイヤルの中には、いくつかの不穏分子がまぎれており、シザーズジャガーはそれを抹殺するのが仕事だということだった。 「だが、私だけでは心もとない…そこで、仮面ライダーホッパーである君たちに協力して欲しい。」 「断る。」 「嫌だね!」 俺も相棒も、即断った。 「不穏分子の中には、君たちの天敵である天道総司も居るのだぞ?」 「確かにあいつは嫌いだが、お前らの言いなりになるのはもっと嫌なんでな。行くぞ、相棒、時間の無駄だ。」 「うん、兄貴。」 俺と相棒はシザーズジャガーに背を向け、この薄気味悪い場所から去ろうとした。 そんな時…シザーズジャガーが俺達に声をかけた。 「あれを…見てもかな?」 「…何?」 「何だよ、あれって?」 「クックック…まずこれで目を隠せ…そして着いて来い…」
476 :
地獄の始まり :2008/02/11(月) 21:49:32 ID:iG8324X/
シザーズジャガーは俺達にアイマスクをつけさせ、どこかに口頭で進む方向を教えながら俺たちをどこかに案内した。 【地下牢獄】 「…着いたぞ、マスクを取れ。」 「「…!」」 俺達が付いたのは、薄暗い地下牢獄だった。 そこで俺と相棒は衝撃的な物を目にする。 それは、不気味な首輪と汚い衣一枚だけを体に身につけ、死んだ魚のような目をしたシャマルの姿だった。 「シャマル!」 「シャマ姉!」 俺と相棒は鉄格子に掴みかかり、シャマルの名を呼んだ。 しかし、彼女は何の反応も示さない。 「テンメエェェェェェエ!!」 相棒は阿修羅のような顔をし、シザーズジャガーに食いかかる。 「シャマ姉に何をした!?」 「私じゃないさ…私の部下達だよ。」 「なにぃ…!?」 「我々は偶然彼女を捕らえ、日ごろストレスを溜めている部下達の慰み者にした。 始まった数日は物凄い悲鳴がここから聞こえてきたものだが、一週間もすれば静かになったよ。 そしてこの一週間、彼女は君達二人に助けを求めていた。 我々は狂乱した彼女が呼んでいた名前から君たちの事を調べ上げ、戦力とするため探していた。」 「お前えぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」 相棒は右手を振り上げ、シザーズジャガーを殴ろうとした。 だが… 「おっと、私に反抗したら彼女が死ぬぞ?」 「何…?」 「何!?テメェ!どういうことだ!?」 「彼女の首にある首輪は、爆弾になっている。私や私の仲間たちに逆らった場合…首輪は爆発する。」 「「!?」」 俺は鉄格子から手を離して立ち上がり、相棒はシザースジャガーの胸倉から手を離した。 「さぁ…大人しく我々の仲間になるのだ…そうすれば、好きな時に彼女と触れ合わせてやる…そして、不穏分子を抹殺したあかつきには、お前たち三人を無事に帰してやる…さぁ…」 シザーズジャガーはシャマルの物と同型の首輪を俺達に渡す。 おそらく裏切り防止用だろう。 だが、俺も相棒も迷わず首輪を受け取った。 シャマルの…大事な人の命には変えられなかったから… 「ふははははは…ハーハッハッハッハ!お前達は、我々の偉大な組織に選ばれた!誇りに思えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」 この時から、俺と相棒の…地獄の日々が始まった…
477 :
地獄の始まり :2008/02/11(月) 21:50:42 ID:iG8324X/
……… 【一日目 PM0:10 ???アジト地下牢獄】 【矢車想&影山瞬@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー 】 [状態]:健康 [装備]:特に無し [道具]:ホッパーゼクター(クロックアップ不能)・カップラーメン(兄貴塩と弟味噌) [思考・状況] 基本 シャマルと共に三人で生き残る 1 シザーズジャガーや神崎に指定された相手を倒す [備考] 命令が無い限り逃げる相手を追撃はしない。 しかしシャマルの命がかかれば誰にでも襲い掛かる。 投下終了 はじめからホパゼクもたせちゃ…不味かったかな?
OP読んだか……?
へ?OPですか? ちなみにレス番は何番でしょうか。 いけねーな…ノリで書いてしまったかも…
OPは>>438->440です…が、どうやらその様子だと読んでなさそうですね…
>>472 うーむ…ライダーロワの例を見る限りでは、セットでよさそうなものですが…
むこうではジャーク戦でクリスマ使ってましたし…
ああ…これか…これは見ました。 えっと…違反したのは首輪の辺りですか?
ぬあっ! どーにかこーにか久方ぶりに覗いてみたら始まってる!? 自分からの出場キャラは借り出しで本決まりじゃないのに!! こりゃ取り合えず早急に定めた方が良さげっすな……!! やっぱメイン長編のキャラを出さなきゃ話になんねぇっすな……、じゃあ、 @佐山・御言(概念兵器はデバイスという設定・ゲオルギウスとはまだ遭遇していません) A新庄・運切(Exーstはストレージデバイスという設定) Bブレンヒルト・シルト(レークイヴェム・ゼンゼはデバイスという設定・形態は大鎌と箒) CSf(戦闘機人という設定・ISは機械の分解・スカート内への収納・再構成を行う『ドキドキ☆メイドさんのスカートは秘密がいっぱい』) Dジェットジャガー(通称ジェーツー・自我を持った傀儡兵という設定・漢字でしか喋れないという設定) Eゲッコー・モリア F八神はやて(なのはFINAL WARSからの出場・ヴォルケンリッター4人を失い、性格がかなりシビア化しています) ↑これが自分の所から出すキャラクターの本決まり、という事で4649。と言いつつも、最近忙しくて本スレの方にさえも顔出せてませんが。
483 :
マスカレード :2008/02/11(月) 23:00:02 ID:1vFTc2n5
>>477 兄弟は通常の参加者とは別ルートで連れて来られたジョーカーって解釈でいいんでしょうか?
天道総司という一言にニヤけたのは秘密の話w
>>480 そうですか……
参考になりました。ありがとうございます!
参戦キャラって結局どういう決まりでしたっけ?
>>79 でいいのなら、とっとと参戦キャラ決めてしまおうと思いますが……
マップの意見は、以前出た「色んな世界から建物を寄せ集められたアルハザード」でいいんですかね?
まぁマップとかは後でもいいか……
そんな感じです。
>>36 さんのネタが面白そうだったんでそれを発展させて見ました。
自分も大急ぎで書いたのですが、投下してもおk? …今誰か見てるかなぁ…
「彼」が立っていたのは森の中。 早朝のそよ風が吹きぬけ、さわさわと葉がこすれあうのどかな風景は、狂気の殺人ゲームの会場には似つかわしくない。 そして「彼」の落ち着き度合いもまた、それには似つかわしくなかった。 「…ひとまず、支給品とやらを調べてみるか」 「彼」――セフィロスは、持っていたデイバッグをどんと地面に置くと、その中身を調べ始めた。 目の前で唐突に命を奪われた、金髪の少女と鎧の男。 明らかに異常な光景だったが、それは彼の心を震わせるには至らない。 何故なら、当にセフィロスは殺しまくっていたから。 軍人だから、というわけではない。 確かにソルジャークラス1stという栄光は、彼が斬り伏せた数多の人間の血によって塗り固められたものである。 しかし、この男の「殺した」とは、そういう人が人を殺すこととは違う。 強いて言うなら、道端を歩く虫を殺すのと同じ感覚。 セフィロスにとっての人間は、犬や猫などの動物と同じ。 何故なら、当のセフィロスが人間ではないのだから。 「武器として使えるのは――これか」 『 クロスミラージュ 「機動六課」前線フォワード部隊の一員が用いる、拳銃型インテリジェントデバイス。 通常形態のガンズモード、クロスレンジ用のダガーモード、ロングレンジ用のブレイズモードに変形』 見覚えのある武器だったのは幸いであろう。 これはティアナの使用している二挺拳銃のデバイスだ。 各種レンジに対応したモードが備え付けてあり、あらゆる戦況でそつなく使用することができる。 しかし、それでも尚、セフィロスには腑に落ちないところがあったようだ。 「…よりにもよって銃か…」 ソルジャーは銃を使わない。彼らの超人的な肉体を活かすのは、銃ではないからだ。 普段剣で戦っている彼にとって、銃はあまり使い慣れたものではない。どうしても不便な印象が残る。 ダガーモードがあるだけましかもしれないが、それも正宗に比べれば絶望的なリーチ差だ。 せめてレヴァンティンならばよかったのだが。 そんな思考が、セフィロスの脳裏をよぎった。
1レス目にタイトル入れるの忘れた…orz ////////////////////////////////////////////// 愚痴っていても始まらないので、彼は再び荷物を漁り始める。 新たに見つけたのは、1枚の紙切れ。 一般に言うトレーディングカードゲームだ。聖職者のような服装をした、中年の女性が描かれている。 『 治療の神 ディアン・ケト デュエルディスクにセットすることで発動可能。自分のライフポイントを1000回復する』 ライフポイントを回復する、ということは、要するに治療のためのものなのだろう。 セフィロスはそう解釈することにした。 「それにしても…何故そのデュエルディスクとやらも付属していないんだ…」 そしてまた愚痴をこぼし、ため息をつく。 それらしいものが見られない以上、どうやら今のところ、この治療用具は宝の持ち腐れらしい。 まったくもって装備に不満が多すぎる。 しかし、これが基本なのだろう。でなければゲームとしては面白くない。 少なくとも、傍観している側からは。 ならば、欲しいものは相手から奪い取れ、ということか。 「…クロスミラージュ・セットアップ」 セフィロスはそう呟き、待機状態のクロスミラージュをアクティブにする。 すぐさま、ティアナが愛用していたハンドガンの片割れが姿を現した。 「今は俺がお前を使うことになっている」 『Yes,Sir.』 あまりにあっさりとした返答だ。 普通の人格型デバイスなら、持ち主以外が使用する時には何らかのリアクションを示すだろう。 であれば、何らかの改造が施されているということか。 メモリーを消去するなり、あるいは、誰が所有者であろうと命令を聞くようにするなり。 「技は何が使える?」 だとすると、機能の方にも何らかの変化があるのかもしれない。 そう判断し、ひとまずセフィロスは問いただす。 『クロスファイアシュート、ファントムブレイザー、…』 読み上げられた名称は、全てティアナが用いていた技のもの。 どうやら彼女個人のテクニックである幻術魔法以外は、一通り使用できるらしい。 「十分だ」 そう独りごちると、セフィロスはデイバッグを持ち上げた。
そのまま周囲を見回し、適当な木の洞を見つける。 そこそこに大きな木の根元にぽっかりと空いたそこは、人1人が入るには申し分ない大きさだ。 セフィロスはそこにデイバッグを投げ入れると、自身もその中に入り、どっかと腰を落ち着かせた。 あぐらをかいて座ること数分。参加者の名前が載った名簿を読むことすらしない。 『どうされるつもりですか、サー?』 クロスミラージュが問いかけた。 常人を遥かに凌駕した、侵略者ジェノバの力をその身に宿す魔人。 そのセフィロスは、今後この狂気渦巻く戦場でいかに立ち回るつもりなのか、と。 「特に何も」 返ってきた返事は、あまりに予想外なものだった。 『What?』 無口なはずのクロスミラージュが、たまらず聞き返す。 「俺は特に何もしない。じたばたするよりは、周りが殺し合ってくれた方が楽に生き残れるだろう」 セフィロスはそう答えた。 彼は知っている。 こういう極限状態ならば、必ず何人かは、制限時間切れの死亡を避けるために進んで殺人者となることを。 自分が無理に動く必要はまるでない。手間がかかるだけだ。 普通は思いつかない戦術。それをすんなりと思いつけるほどに、セフィロスは落ち着いていた。 人が死んだ? 目の前で殺された? そんなこと、元より知ったことではないのだから。 『もしも、敵に見つかった時は?』 「さすがにその時は反撃するまでだ」 逆に、自分が誰かを殺すことにも心は痛まない。 そもそも彼にとって殺人は願望だ。自分の住む星の人間を皆殺しにし、支配することがジェノバの――そして、セフィロスの悲願。 『仮に、お知り合いが攻撃を仕掛けてきた時は?』 クロスミラージュは尚も問いかける。 脳裏に浮かぶのは、機動六課で共に戦った者達。あの会場にも見られた、孤独な自分を受け入れてくれた人達。 ジェノバとしての使命を受け入れて以来できた、初めての仲間。 誰よりも、全てのきっかけとなった、あの短い茶髪の女。 「…どうにでもなるさ」 しかし、非情な声で、セフィロスは答えた。
【一日目 AM7:13 森林地帯】 【セフィロス@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使】 [状態]:健康 [装備]:クロスミラージュ@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]:支給品一式・魔法カード「治療の神 ディアン・ケト」@リリカル遊戯王GX [思考・状況] 基本 事態を静観し、潰し合うのを待つ 1 とりあえず禁止エリアだけを警戒すればいいか 2 向かってくるのならば、六課の連中だろうと問答無用で殺す 3 一応食料は探しておこう [備考] ※能力・思考基準はゆりかご攻防戦直前です ※ヴァリアブルバレットは、コツが分からないので使用不可です ////////////////////////////////////////////// 投下完了。 ロワネタってこんな風でいいんですかね? とりあえず周囲にあわせて、このスレでは台詞と地の分の間を開けて書いてみます。
読者も作者も少ないせいか 反応が少ないな
まだ準備も完全に終わってるわけではありませんしね… それはさておき、GJです 随分とまた余裕ですね、セフィロス…それで足元すくわれなければいいんですが… …あ、ミス発見orz ×【一日目 PM0:05 翠屋前】 ○【一日目 AM0:05 翠屋前】
ナンテコッタイ、PMはミスでしたか… 正午がアリなら朝でもOKかと思ったのですがorz …時間これで大丈夫なんですかね?
悪くはないだろうけど、できたら開始時間に近い方がいいと思う 別に朝だと困る展開ではないっしょ?
早朝にしたのはプロローグと龍騎氏の繋ぎ的扱いにしたかったからだったりします。 正午に行動開始する奴がいるなら、朝行動開始する奴もいるだろう、って感じで。 要するに龍騎氏分が夜なら、朝である必要は一切なし! …明日ごっそり修正しますorz
495 :
マスカレード :2008/02/12(火) 21:54:57 ID:riBkNSSC
GJです
こうして参加者が行動を開始していくのを見ると本格的に始まったような気がしますね!
今日中に、本スレでライダーレース回を投下してしまおうと思いますが、その前後にこっちも投下しようと思います。
最後に確認なんですが、キャラは
>>79 の8人案か、少人数案、どちらで行くんでしょう?
投下した皆さんはどちらで参加してます?
職人数に関わらず
>>79 なら楽なんですが……
>>494 …俺のミスのせいでご迷惑かけました。ホンットすいませんでしたッ!orz
>>495 俺の場合は8人案前提で投下してますが…
謝罪・回答のついでに地図の分割案
A B C DE F G H I J
0丘丘丘丘森川森森森森
1丘丘施丘森川森森森森
2丘丘丘川川丘森森森丘
3施丘丘丘川丘森森丘丘
4丘丘街街街川丘病丘丘
5丘丘街街街丘川丘丘丘
6丘丘街街街丘丘川森森
7丘川丘丘丘山山川森森
8丘川丘丘丘山山川森森
9川丘丘丘丘丘川森森森
丘=平地 街=市街地 川=川
森=森 施=施設 病=病院 山=山岳地帯
何も考えずに設定したので粗も多いかと思われますorz
497 :
マスカレード :2008/02/12(火) 22:16:04 ID:riBkNSSC
8人ですか…… わかりました。ありがとうございます! マップGJです! どこかの隅に海辺とか入れるのはどうでしょう? 実は海……というか砂浜での話も少し考えてたりするんですよねw それを書く機会があるかどうかはまた別ですが……
ちょw目を放した隙に2本も、何て速さw それと人が少なめなのは、やっぱりまだ序盤で知名度が今ひとつなのが有るかと 漏れも、本格開始したって知ったのは今ですし >地獄〜 ・・・! シャマル、何つー悲惨な目に・・・他ロワで六課の運を吸い取った反動でもきたか・・・ 矢車も知り合いがいたら悲惨だな そしてコレ何てエロゲw >余裕 あまりにCOOL、そしてリアルな思考に痺れる!憧れるぅ! このセフィロス、普通にかっこいい
一応
>>417 の黄色の線で囲まれている箇所をベースにしていたんですが…
…ん?だったらI4,J3,J4あたり海辺にできるか…?
500 :
マスカレード :2008/02/12(火) 23:09:51 ID:riBkNSSC
すいません……マップについては私は才能0ですので、何とも言えないんですよね…… その辺は任せます。無責任で申し訳ないですが…… 参戦キャラは 天道総司 相川始 草加雅人 Dボゥイ 相羽シンヤ 北崎 フェイト(GSL・19歳) クロノ(ザビー) で行こうと思いますが…… なんとかこなたとかがみも出したいんですよね…… 以前遊戯王GXさんに、自分の参戦枠を使っていいかららきすたキャラを出して欲しいと頼まれた気がするんですが、それはどうなったんでしょう?
GX氏がもう一ヶ月姿を見せてないからな……(それっぽい人が某所にいるが、他人のそら似だと思っておくぜ それほどがちがちでもないみたいだし、二人ぐらいなら融通利かせてもいいんじゃないかと俺は思う
申し訳ありませんが、ライダーレース回を明日に引き延ばして、ロワの方を書き上げて来ました。
>>501 そうですか……では、とりあえずは
天道総司
相川始
草加雅人
Dボゥイ
相羽シンヤ
北崎
フェイト(マスカレード・12歳に変更)
クロノ(ザビー仕様)
に、柊姉妹を追加しようと思います。
クロノは正直いなくてもいい気がしますが、一応……
柊姉妹の追加について、後に問題がある様でしたら、数が合う様に参戦キャラを調節します
という訳で、遅くなりましたが、ロワ1回目書き上がりました
この時間は誰も居ないと思いますので、次のレスから投下開始しますね
誰も居ない街を、一人の少女が歩いていた。覚束ない足取りで、トボトボと。一歩踏み出す毎に、降り懸かる恐怖に胸を痛めながら。 この街には、誰も居ない。人間はおろか、犬も猫も。鼠などの小動物から小さな昆虫まで、何も居ない。 普段なら居て欲しく無い筈の生き物でも、こうもこぞって消失されると、流石に気味が悪かった。 それも深夜となれば尚更だ。 暗い街を照らすのは、雲に隠れ、不気味な光を放つ小さな月と、一定感覚で立ち並ぶ街灯だけだった。 街灯も、全てに明かりが灯っている訳では無い。 いくつかはチカチカと点灯し、今にも消えそうな弱い光を放ち、またいくつかは光を燈さない街灯さえあった。 真夜中のゴーストタウンとでも例えるに相応しいこの街を歩く少女には、そんな街灯が不気味で仕方が無かった。 暗い月や街灯は、少女にさらなる不安や恐怖感を与え、その表情を泣き顔へと変えさせる。 「つかさ……こなた……」 震える声でいつも一緒にいた友人達の名を呼ぶ少女。呼んだ所で、誰も答えてくれないのはとうに解っていた筈なのに。 少女は、いつだって友人や妹達と行動を共にしていた。それ故に、こんな何の音も立たない深夜の街を歩く等、生まれて始めての経験だった。 「……つかさ……どこ行っちゃったのよ……」 少女の瞳に、うっすらと浮かぶ涙。ついさっきまで一緒にいた筈の妹は、ここには居ない。 『お姉ちゃん!』 心に浮かぶ、妹の笑顔。いつもマイペースな妹であったが、こんな状況においては頼もしかった。 出来る事なら、いつまでも一緒に……家族揃って、平和に笑っていたかった。 そんな願いも虚しく、突如奪われた日常。 確かに、平和過ぎる日常に刺激が欲しく無かったと言えば嘘になる。 だが、今はとにかく帰りたいと思った。奪われた日常に、戻りたくて仕方が無かった。 少女はふと、いつも読んでいたライトノベルを思い出した。 その主人公は、ある日出会ってしまった少女の影響で、宇宙人未来人超能力者と邂逅してしまい、日常の素晴らしさを日々痛感していた。 今の少女なら、その主人公の気持ちが解る。「何も起きないから奇跡」……と、今なら思える。 ならば、何が少女を此処まで脅えさせるのか。簡単な事だ。おそらく、ここに連れて来られたであろう人々は皆自分と同じ筈だ。 記憶に蘇る、首から上が無くなった少女の姿。まだ自分と、そう年齢も離れていない筈の少女は、目の前でその首を爆ぜさせた。 その記憶が、自分にも同じ事が起こりうるという恐怖感をさらに煽る。 少女は、いつの間にか巻かれていた首輪を、その手に触った。途端に手が奮え、その瞳から大粒の涙を零させた。 この少女は表情の変化が激しい。 いつもは強気な彼女なのだが、ポーカーフェイスには程遠い性格であるが故に、一度崩れた表情は中々直らないのだ。 「嫌だ……こんなの、嫌だよぉ……」 涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、少女はその場にうずくまった。 プライドの高い彼女は誰かに涙を見せるのをあまり好まない。 誰も居ないのは、幸か不幸か。だが、それでも誰かに会いたいと思う二律背反。 「大丈夫だよ」「実はドッキリだったんだよ」そんな言葉を、誰かにかけて欲しかった。
そんな時浮かぶのは、いつだって親友の表情。 長い青髪を靡かせて、「泣き顔も萌えるねぇ」等と言ってくれれば、どれだけ救われる事だろうか。 「そうだ……前にもこんな事あった……」 ふと思い出した少女は、涙を吹きながら、呟いた。 友人全員がグルになっての擬似殺人事件。 その時だって、友人達が次々と死んで行くという事実に打ちひしがれていた。 もしかしたら、これだってまたドッキリかも知れない。また皆に騙されたのかも知れない。 そんな考えが少女の頭を過ぎる。が、すぐに否定。 「今度のは流石に有り得ないわよ……バカ……」 何せ、自分は死ぬ瞬間を目撃したのだ。 周囲はほとんどが知らない人。そんな中で、妹と寄り添いながら目撃してしまったのだ。 トリックだとしても、手が混みすぎている。 一瞬だけでも持ってしまった期待はすぐにかき消え、少女の心は再びどん底へ突き落とされた。 正真正銘、至って普通の、平和な人生を歩んで来た普通の女子高生に、いきなり殺し合え……等と言っても、そうすぐに割り切れる筈が無い。 「――帰りたい……家に帰りたいよ……」 少女は、零れ落ちる涙を拭い、立ち上がった。ずっとここにいたって仕方が無い。 悲しいし、寂しいし、怖い。その感情はどう考えても揺るがない。だが、今ここで泣き続けたって、何にもならない。 少女は、黙々と立ち上がった。 途端に、冷たい風に吹かれ、少女は両腕をさする。 冷え込む夜の風は、完全防寒とは言えない少女の服装には少々寒さを感じた。 季節で言えば冬に差し掛かった秋くらいが相応しい服装。一応はカーディガンを着ているが、それも大して暖かくは無い。 「(どこか……建物に入ろう……)」 呟き、周囲を見渡す。 だが、延々と並ぶ喫茶店やスーパーは、どこもドアは閉められている。 立ち並んだよく解らない小さな会社のビルも、全て完全密封。気味が悪い。 少女は、どこか一息入れる事が出来る場所を求めて、歩き出した。 しばらく歩道を歩き続けた少女は、とある交差点で立ち止まった。 いや、立ち止まる必要など無いのは解っているが、いつもの癖で止まってしまうのだ。 車も何も無い筈なのに、信号は赤……青と点滅している。少女はそれを不気味に感じながらも、交差点を曲がった。 その先に、一つの喫茶店を見付けた。 「……ハカランダ……?」 看板に描かれた店名を読み上げる少女。初めて聞く店だ。 少女は恐る恐る喫茶店―ハカランダ―に近付き、ドアに手をかけた。 「(開いてる……?)」 緊張する。入って、もしも誰かがいたらどうしよう。もし、その誰かが自分を殺そうとする人物だったら……。 そんな不安が少女を襲う。こんな時浮かぶのは、マイナスイメージばかりだ。 「あの……誰か居ますか……?」 結局、勝ったのは好奇心だった。半ば投げやりだったのかも知れないが。 少女は、言いながらゆっくりと中に入った。 ――結果、誰も居ない。 真っ暗な室内に、少女の声が響く。
安心した少女は、ドアをゆっくりと閉め、店内に備えられたイスに座った。 普通の喫茶店と何も変わらない。いくつか備え付けられたテーブルに、それを囲むイス。 少女は、引きずっていたデイバッグを、テーブルの上に置いた。 同時に「ガチャンッ」と音が鳴り、一瞬脅える少女。が、すぐに自分が置いたデイバッグの音だと気付き、一安心。 「(何が入ってるんだろう……)」 ゆっくりとデイバッグを開け、中を探る。 最初に出したのは、500mlのペットボトルが一本。中身は普通のミネラルウォーター。 次に、2枚の紙。地図と、名簿だ。 どっちにしろ、こう暗くては地図も名簿も見えはしない。朝まで待ってから、じっくり読もう。 一先ず保留し、次に少し大きめの「何か」を取り出した。 「何これ……ベルト……?」 無機質な暗いグレー色をしたベルト。バックル部に何かを差し込むような窪みがある。 デイバッグ内の体積の大半をこのベルトが占めており、さっきの音もこれの音だろうと予想。 ベルトの右側には、大きなX字型をした何かが付いていた。色は黄色く、これが何に用いられる物なのか、さっぱり解らない。 「こっちはカメラ……?」 反対側についているのは、デジタルカメラ。見た感じは何の変哲も無い普通のデジタルカメラだ。 そして、次に手を出したのは、バックルの反対側に付いた黄色い何か。 ベルトから外し、じっくりと眺める。表面にはまたしても黄色い「Χ」マーク。 「双眼鏡……かな?」 それを手に取り、じっくりと見詰める少女。二つの除き穴から、双眼鏡であろうと推測。 結局、このベルトらしき物体が何なのかは解らないまま、デイバッグ物色は終わった。 所謂支給品と呼ばれる物を除くと、他には何も入っていなかった。出来る事なら、自分の身を守ることが出来る何かが欲しかった。 銃でも、剣でも何でもいい。使うつもりは無いが、いざとなればハッタリにでも使えると思ったのだ。 「こんな訳の解らないベルトだけで殺し合えっていうの……?」 机に並んだのは、ベルト。水。地図と名簿。たったそれだけ。 いつまで続くかだって解らないこの戦い、ずっとここに隠れておく……というのも考えた。 だが、こんな水一本だけではいつかは餓死してしまう。 何を考えても、マイナス方向のイメージしか浮かばない。デイバッグに期待していただけに、その落胆も大きかった。 少女は頬杖をつきながら、窓の外を見遣った。怪しく光る月。どこかで、つかさも同じ月を見ているのだろうか? 「こんな時……あいつならどうするのかな?」 少女はまたしても、親友であった青髪少女を思い出す。 ……だが、心の中の親友は、何も教えてはくれない。 少女は再び、机に無造作に置かれたベルトに、その紫の視線を送った。ふと、頬を伝う涙。 「つかさ……」 妹の名を呼び、机に突っ伏す少女。室内に響く、鳴咽混じりの泣き声。 少女は、知らなかった。 眼前に放り出されたこのベルトが、未来さえ欺く男が使っていた最高の武器だと言う事を。 そしてそれは、その少女と同じく、巨大な、透き通る様な紫の瞳を持つ「X」の戦士の物である事を。 命を奪う紫の力を手にしてしまった少女の名は、「柊かがみ」。 だが、そんな事を知る由も無いかがみには、どうすることも出来ない。 何をすればいいのかも解らなかった。
【柊かがみ@なの☆すた】 【一日目 現時刻AM0:32】 【現在地:D-5 ハカランダ】 [参戦時間軸]2話終了後以降。なのは達と仲良くなり始めた頃 [状態]健康。涙で顔がぐしゃぐしゃ [装備]特に無し。 [道具]支給品一式・カイザギア一式(カイザフォン除く)@マスカレード [思考・状況] 基本 誰も殺したく無い。つかさと家に帰りたい。 1.つかさに会いたい…… 2.今は頭が一杯で、何も考えられない……せめて朝までは何も考えたくない…… 3.取りあえず、朝になるまではここに隠れていよう…… [備考] ※カイザギア一式を、ただの訳の解らない装飾品ベルトだと勝手に思い込んでます ※デイバッグに、カイザフォンだけは入っていませんでした。カイザフォンの行方は後続の書き手さんに任せます ※なのは・フェイト(姿は19歳。StS基準)とは友達ですが、まだ名簿を見ていない為にこのゲームに参加しているという事は知りません。 ※OPで一緒にいたつかさの存在だけは確認しています
507 :
マスカレード :2008/02/13(水) 03:39:29 ID:BOp4+z9B
投下終了 我ながらなんだこのノリは……orz 取りあえず、早速ですが龍騎さんのマップを使わせて頂きました。 もしマップが変われば、【現在地】だけ削除or修正します えー……補足説明ですが、なの☆すたからはかがみ&つかさのみの参戦です
…思ったんだけど、書き手さん一人あたり7〜8キャラって、多すぎない? 他人のキャラを書くこと考えるんなら、半分ぐらいにしないと、自キャラだけで手一杯になりゃあしないかな。 まあ、自分の選出したキャラ内だけで、他の人のキャラに干渉しないで話を続けていくんなら、 7〜8人ぐらい居た方が良いのかもしれないけれど。
一応本スレまとめに姉妹スレとして宣伝載せてあるんですが・・・正直言って効果があるのかどうか・・・ そしてGJです 早速マップを使っていただいて恐縮です かがみ・・・そりゃ普通こんな状況に放り込まれたら恐怖で泣きますよね
もう一度報告事項で、「ロワSSの投下が開始され、本格的に始動したようです」みたいな宣伝をしておくのはどうでしょう? かがみはつかさよりも表情が豊かっていうか、喜怒哀楽の激しい性格なので、普段は見せない一面みたいなのをイメージしてみました 体重が1kg増えて泣くくらいですし、こういうのもアリかなと…… 朝になれば落ち着くとは思いますが、まぁそこはかがみの続きを書いてくれる書き手さんに委ねます
なるほど、なら帰ったら報告欄にそう書いておくとします 気付いたら非参戦作品の支給品に関する質問がスルーされてて俺涙目
GJ!
かがみ・・・こんな状況に一般人が放り込まれたら確かにそうなるよな
街の描写もやたらリアルなのでコエエ、人のいない病院とか学校とか俺でも居たくないわw
おまけに異能についても無知だし・・・とおもいきや仮面ライダー・かがみフラグ!?
>>511 どちらでも良いかと
あまりに複雑な支給品でなければ、アイテムなので把握にも困りにくいと思うんで
ついでに・・・絶望した!スカとか、レジアス、とかの参戦表明が出てこなさそうな事に絶望した!!
と、放送後なぜか好きになった私が叫んでみる
あれ、どの作者氏が出すかは決まってたけど、 どのキャラが参戦するのかってもう完全に決まってたっけ? アセリア氏や、キャバクラ氏が参戦してくれないのが、 ちょっぴりさびしいぜ・・・・・・。
>>511 >支給品
それは自分も気になる…
ぶっちゃけた話、原作知らない参戦作品の方が多いんです。ウィルナイフとか使いたい…orz
そしてマスカレード氏GJ!
感想忘れてた。 GJでした。 突然殺し合いに巻き込まれてる感じが良く出てると思います。 周りが超人だらけの中、一般人としてどれだけ頑張っていけるだろうか・・・・・・。 まぁ、かがみはどこでも超人化して(ry
とりあえず、
>>486-489 の修正を。
・1番最初の3行
「彼」が立っていたのは森の中。
夜の冷たい風が吹きぬけ、がさがさと葉がこすれあう風景は、これから始まる狂気の殺人ゲームの空気を的確に表現する。
しかしながら、「彼」はその場に似つかわしくないほど、ひどく落ち着いていた。
・状況
【一日目 AM0:13】
【現在地:H-1 森林】
意外と修正箇所少なくてよかったぁ…
>>511 支給品ぐらいなら許容していただけるんじゃないかと思ってみたり
OP書いたノリでそのまま書いてみたので鳥付きで
投下OK?
支給品は全く関係無いのから出すのも楽しみの一つですよねw
私はいいと思いますよ
>>517 どうぞ!
>>518 いえっさー!
「十代様……明日香先輩……」
少女――早乙女レイは民家の一つで蹲り震えていた。
訳が分からない、
自分は今までモンスターが住む世界に飛ばされたアカデミアで、みんなと共に脱出する術を探していたはずだ。
その中には当然明日香も、そして十代も含まれていた。
だというのに――
「いったいどうしちゃったの、十代様ぁ……!」
あんなにも冷たい眼をする彼をレイは知らない、
どんなつらい状況下でも「楽しいデュエル」を目指し、
デュエルに負けて落ち込んでいた時にも「ガッチャ! 楽しいデュエルだったぜ!」と励ましてくれた彼に、
いったい何が起こればああなってしまうのか。
「十代様に戻ってもらう方法……」
そんなもの都合良くあるわけがないと思いながら、それでも呟いてしまい――思いつく。
「最後に生き残った一人は、何でも願いを叶えてもらえる――!」
そうだ、彼自身が言っていたではないか。
頼めばいいのだ、十代が、みんなが元に戻るようにと、
そのためには最後の一人になることだ、そう、このデイバックの中に入ってる武器で他の参加者を――
「――っ!」
デイバックに伸びていた手を慌てて戻す。
自分は今何を考えていた?
殺すというのは命を奪うことであって、それはつまり……他の人間を同じようにするのだ、
あの、どんどんと体温を失っていった明日香の体と。
「っ――そんなの、できるわけないよ……」
まだ中学性になったばかりの幼い少女に、この状況はあまりにも過酷だった。
死というものを改めて自覚した途端、先ほどまで外への心配に向いていた心が自分への不安に変わっていく。
こんな自分ですら、一瞬とはいえ誰かを殺そうと考えたのだ、他に危険な考えの人がいたら――?
「そ、そうだ、支給品……」 人を殺すための武器、だが、それは自分を殺そうとする人間から身を守る盾にもなるはずだ。 そう思いデイバックの中身を確認する。 食糧や水、ランタンに時計、地図に名簿――これも確認しておくべきだ――など、全員に配られているであろう物を除けて、残ったものを一気に取りだす。 「……これって」 一つは残念ながら役に立ちそうになかったが、三枚のカードに目が止まる。 彼女には馴染み深いデュエルモンスターズのカード、更に言うなれば、十代がよく使っていたカードだった。 「……デュエルディスクにセットすることで、記されたモンスターが出現します。魔法カードの場合はその魔法が発動……」 説明書を読みながら、改めてそのカードを確認する。 バーストレディ、ウイングマン、融合…… 何の因果なのか、この三枚のカードによるコンボは十代がよく使う、彼の最も頼りにする戦術だ。 それが自分の所にくるなんて…… 肝心のデュエルディスクはなかったが、ほんのわずか、レイの心に闘志が戻る。 「……お願い、十代様を元に戻すために力を貸して」 続けて、もう一つ入っていた青い宝石を取り出す。 「えっと……マッハキャリバー、ローラーブレードに変形するインテリジェントデバイス、起動すると同時に右腕にリボルバーナックルが装着される…… デバイスって、なのはさん達が使ってたあれだよね……?」 レイはなのは達がデバイスの起動するところを直接見たことがなかったが、どういうものかは聞いていた。 「確か、自分で喋れるしバリアジャケットっていうのも着れるんだっけ?」 『前者については肯定、後者については条件付きで肯定です』 「わっ、ほんとに喋った!」
瞬きながら語りかけてきたマッハキャリバーに驚きながら、レイはマッハキャリバーと情報を交換する。 デュエリストとしての彼女の本能が告げているのだ、この最低最悪なデスゲームを生き残るには情報が何よりも重要だと。 「……つまり、私だと魔力が無いからバリアジャケットは意味がない、ってことか」 『肯定です。大気中の魔力を使用すれば衣服の構成、デバイスモードの起動程度ならばできますが、 それ以上の機能は仮マスター自身に魔力がないと扱えません』 「そっかぁ……でも、ローラブレードなら移動手段にはなるよね――それよりも」 マッハキャリバーと話していて多少緩んでいた表情が再び真剣になる。 これはあの部屋にいた時から多少感じていたことだが、マッハキャリバーと話して確信した。 「マッハキャリバーは、私が知ってるマッハキャリバーとは違う世界、次元の存在なんだね」 『可能性、というだけですが肯定です。あなたは私やマスター達を知っているようですが、私はあなたを知りませんし、あなたの言う事件においても記録されてません。 ただし、私の記憶回路がいじられている可能性もあります』 パラレルワールド――万丈目などだったら一笑するだろう話だが、レイはその話を素直に受け入れ考察する。 幼さは、時に物事を柔軟に受けとる素直さとなる、常識外のことをも自然に考えることができるのだ。 ――そもそも、今の状況が常識外だし。 「なのはさんの名前が名簿に二つあるのもそのせいなのかな……とにかく、なのはさん達は信用できるよね、先輩たちもきっと大丈夫…… うん、行くよマッハキャリバー、まずは信頼できる人と合流しよう」 『了解です、仮マスター』 「それじゃ早速……セットアップ!」 レイの声に応え、マッハキャリバーは宝石の姿から青いローラブレードと無骨なナックルへと姿を変えて装着される。 その状態でしばらく固まり――マッハキャリバーを元に戻す。 『どうしました?』 「…………お、重い……」 『……』
【早乙女 レイ@リリカル遊戯王GX】 【一日目 現時刻AM0:43】 [状態]:健康・悲しみ・不安 [装備]:マッハキャリバー(スタンバイモード)@反目のスバル [道具]:支給品一式(E・HERO バーストレディ@リリカル遊戯王GX、E・HERO ウイングマン@リリカル遊戯王GX 融合@リリカル遊戯王GX、北高女子用制服@ティアナ・ランスターの憂鬱) [思考・状況]1 す、スバルさんて何者……? 2 信頼できる人間(機動六課、遊戯王メンバー)との合流 3 十代を正気に戻す 4 ゲームには乗らない 5 明日香先輩…… ※機動六課についてその存在は知っていますが、はやてやヴォルケンリッターの顔は知りません。 ※マッハキャリバーと情報を交換し、魔法についてと反目のスバルにおけるなのは達の状態を知りました。 ※マッハキャリバーは反目のスバル最終話、なのは達と戦う前からの参入です。 デバイスとしての機能はなんら問題ありませんが、非力で魔力の無い人間が使うには重すぎるようです。 ※E・HERO バーストレディ 攻撃力1300 守備力800 通常モンスター E・HERO ウイングマン 攻撃力1000 守備力1000 通常モンスター E・HERO フレイムウイングマン 攻撃力2100 守備力1300 融合モンスター(カードは無し) 「E・HERO バーストレディ」+「E・HERO ウイングマン」 特殊能力:破壊したモンスターの攻撃力分、相手プレイヤーにダメージを当たえる。 ※遊戯王カードはデュエルディスクにセットすることで召喚・発動されます。 モンスターは出現後、カードを別の人間が触れるか、15分経過、召喚者の命令のいずれかでカードに戻ります。 一度使うと次の放送まで使用不能になります。また、使用せずに放送を迎えても二回使えるようになるわけではありません。 ※魔法カード 融合 決められた組み合わせのモンスターを融合し、新たなモンスターを呼び出します。 ここでは融合先のモンスターのカードがなくても融合可能ですが、 融合素材となるモンスターが呼び出されているか、使用可能な状態でない限り発動できません。 ※デバイスについて 本来デバイスは魔力が無い者には起動させることができませんが、 この会場には大気中に魔力残滓が大量にあるため起動だけなら可能です。 何故そんなにもの大量の魔力残滓があるのかは不明です。 ※北高女子用制服について。 涼宮ハルヒの憂鬱の登場人物、ハルヒが着ていた制服。特殊な効果は何もない。 高校生の女子用のため、レイには少し大きいようです。
以上です なんかカードの方の制限を勝手に決めちゃいましたが…… マッキャリもせっかくなんでクロス先からの参戦にしてみました
>>512 ,
>>514 ,
>>517 ,
>>518 回答ありがとうございます
これは…特に問題はないと解釈しても?
>>523 GJです
「…………お、重い……」で不覚にも吹いてしまいました。スバルは何者だという思考も頷けますw
…一瞬あなたがリリカル遊戯王GX氏なんじゃないかと思ったのは内緒
ついでに地図の最終案。他に案を出す人がいらっしゃったらこちらのスルーを
A B C D E F G H I J
0丘丘丘丘森川森森森森
1丘丘施丘森川森森森森
2丘丘丘川川丘森森森丘
3施丘丘丘川丘森森丘浜
4丘丘街街街川丘病浜浜
5丘丘街街街丘川丘丘丘
6丘丘街街街丘丘川森森
7丘川丘丘丘山山川森森
8丘川丘丘丘山山川森森
9川丘丘丘丘丘川森森森
丘=平地 街=市街地 川=川 浜=海辺・砂浜
森=森 施=施設 病=病院 山=山岳地帯
GJ! …って拙作のマッキャリですかぁー!? あわわ、どうしよう…そんな恐れ多いこと… SMCみたいなパワーアップも片翼みたいなオリ技も特にない、普通〜な奴ですよ? せいぜい原作との違いは猫に盗まれたぐらいしか… …かなり焦ってます。原作版との違い表現するのが大変でしたらゴメンナサイ
あ、そうだそうだ、聞くことがあるんだった。 >龍騎氏 この地図上だと、翠屋は「施」エリアになるんですか? ちょいと今からあのキャラをヴィータとはち合わさせるつもりでして…
…そういえばヴィータの位置設定忘れてましたorz 【一日目 AM0:05】 【現在地 C-4 翠屋前】 …つまり、C-4エリアの中に翠屋があるということでひとつ
>>524 感想どうもです。
>…一瞬あなたがリリカル遊戯王GX氏なんじゃないかと思ったのは内緒
何をおっしゃいますw
>>525 氏のマッキャリは反逆したスバルのパートナーなのですから、
それだけで十分な違いですよー
そして俺もレイの位置を書いてなかった……
【現在地 F-6 民家内部】
>>527 どもです。
…しかし、市街地ということでまた別の案を思い付いてしまったので、ヴィータを書くのはまた今後になるかも…
とはいえ、自分の勝手で制限するわけにはいかないので、皆様の展開を優先して構いません
施設はシナリオ上必要になった時にでもどの施設を設置するか決めていただこうと思っていたものでして・・・ 例えば、多少ベタですが首輪解除の手がかりを探すのに工場を配置したりとか・・・ 勝手な都合で考えたネタ潰してすいませんでしたorz
いえいえ、問題ないですよ〜。ヴィータもどうにか出せましたし。 というわけで、投下してもおkですかい?
皆さんのロワの更新が楽しみになってきた今日この頃…… 投下、どうぞ!
「…本当に、人っ子1人いる気配がないな…」 頼りない街灯が照らす街を、枢木スザクは1人で歩いていた。 人も、動物も、他の参加者さえも見えない、薄暗闇の中。 それが一層、彼の中の苛立ちを掻き立てる。 「こんな所で、こんなゲームのような殺し合いをしている場合じゃないのに…!」 苦々しげに呟き、道端の小石を蹴った。 彼には為すべきことがある。 あるテロリストを殺すこと。 自分の大切な人をいいように利用し、挙げ句手にかけた、あのフルフェイスの仮面の男を打倒すること。 たとえその中身が――自分の唯一無二の親友だったとしても。 スザクは皇女コーネリア・リ・ブリタニアの命を受けて、男を討伐するために愛機ランスロットで神根島へと上陸した。 そしてそこで突然意識を失い、気が付けばあのふざけた爆発ショーだ。 故に、彼はまだランスロット用の白いパイロットスーツ姿のまま。 そしてその手には、二振りの短剣が握られていた。 太さも形も、猛獣の骨のようなもの。 細かな刃が突き出している辺りは、むしろ剣というよりはノコギリのようだ。 本当にこんな構造で切断力があるのか、と疑いたくなる外見。 しかしそれは杞憂だ。 手近なアスファルトで試し切りをしていたところ、十分な切れ味を確保できた。 「…さて…これからどうするか…」 スザクは独りごちる。 大まかな答えは既に分かりきったことだ。 適当な建築物を見つけ、そこで夜をやり過ごす。 この暗闇の中でうろつき回るのは自殺行為だ。敵対意識を持った存在への対応が遅れるし、戦闘もままならない。 何より、移動時間が長くなれば、消耗も増す。 軍人ならば当然の判断。 「問題は…どの建物にすべきか、だな」 できれば飲食店がいい。 水回りがある以上、渇きを満たすことには事足りる。更に、何かしらの食料があれば儲けたものだ。 「…あそこにするか」 ふと、彼の目に止まったのは、ハカランダと看板に書かれた喫茶店。 他に条件を満たした建築物は見当たらない。ならば、そこにしよう。 そう決めたスザクは喫茶店の扉へ近寄ると、細心の注意を払い、ドアを開け、中に入る。 「っ!?」 そこには、先客がいた。
しまった。 内心で舌打ちしながらも、スザクは手にした双剣を逆手に構える。 もしも相手が仕掛けてくるのなら、戦うことになるだろう。 「な…何よ、アンタッ…!?」 震えた少女の声がした。 椅子の陰に隠れた少女は、紫の髪をツインテールにしている。 小柄だが、顔立ちからして、恐らく年齢はスザクよりも1つか2つ上だろう。 そしてその顔は―― 「…どうやら、敵じゃないみたいですね」 安堵しながら、スザクは双剣を引く。 彼女の顔は、恐怖と悲しみの涙でぐちゃぐちゃに濡れている。そもそも、最初の反応からして戦意が感じられない。 「落ち着いて」 故に、スザクは穏やかに声をかけ、歩み寄った。 「僕は枢木スザク。17です。…貴方は?」 相手を落ち着かせるため、まずは名を名乗る。 向こうもスザクの態度にある程度警戒を解いたのか、その名前を名乗り返す。 「…柊、かがみ…高3よ」 「かがみさん…ですね」 にこやかに笑うと、スザクは適当な椅子に座り、背負ったデイバッグをカウンターに置く。 「僕は敵ではありません」 それから開口一番にそう言った。 そして椅子に手をかけ、座るよう促す。 他に取るべき方法もなく、かがみはそのまま座った。 「…自衛の手段は?」 座ったかがみに、スザクはそう問いかける。 知っておいて損はない。仮に彼女が敵に回ったことを考えても、これからこうして会話をするにも。 「全然ないわよ…変なベルトぐらいしか、持ってないし…」 かがみが弱々しく言葉を紡ぐ。 この手の経験のある者ならば、自分の無力を示す情報は死んでも言わない。 しかし、そこはそこ。かがみは一般人だ。あっさりと情報を漏らしてしまう。 いずれにせよ、このまま放っておくのはあまりに危険だ。ここから追い出すのも気が引ける。 「僕と…一緒に行動しませんか?」 故に、スザクはそう提案した。
「えっ…?」 目の前のかがみは面食らったような表情をしている。 突拍子もない言い方だな、とスザクも自覚していた。 しかし、彼にはこの少女を放ってはおけない。 スザクはお人好しだから。 やがて2人は、それぞれの情報や立場を知るために、いくつか言葉を重ねる。 かがみが拒否の姿勢を示さなかったのは幸いだった。 もっとも、彼女の精神状態からして、自ら救いの手を手放すことはあり得ないのだが。 「双子の妹さんもいるんですね」 「うん…」 柊つかさ。ぼんやりしたところのある、天然なキャラの妹。 かがみにとって、自分以上に危なっかしい彼女が最大の心配であり、最大の希望でもあった。 「…分かりました。夜が明けたら、まずはつかささんの捜索を第一に行動しましょう」 スザクはそう提案した。 恐らくその選択が、かがみの精神の安定に最も効果的であると信じて。 「…ありがと…」 返ってきたのは、素直な感謝。 ツンデレな傾向があり、警戒心の強い彼女には珍しいことだ。 この殺戮の舞台という状況下で鉢合わせた初見の男――そんな相手にそんな行動を取った。 それほどまでに、かがみは追い詰められていた。 「それじゃあ、ひとまず朝になるまで――」 「朝は来ねぇよ」 「ッ!」 不意に、入り口の方から新たな声が発せられた。 スザクが反射的にそちらを向き、双剣を手に取る。 立っていたのは、冷徹な瞳を輝かせた幼女。 外見年齢とその目――何より、肩に預けたチェーンソーが、異様な違和感を醸し出す。 迂濶だった。 スザクはドアを開けたままにしていた自分を呪う。 これでは外に会話が漏れ、敵をむざむざ呼び寄せかねなかった。 ちょうど、今のように。
「おめーらに朝はねぇ。その前に死ぬ」 「…何故殺したがる」 スザクの目が細められた。 穏やかな瞳は一瞬にして豹変し、冷たいまでの鋭さを放つ。 その落差に、横から見ていたかがみはびくっと震えた。 「でなきゃ死ぬ」 幼女――ヴィータは淡々とそれだけを告げる。 「他に生き残る方法はあるかもしれない」 「ンな面倒、試してられっか」 スザクの言葉にもまるで耳を貸さない。 「…殺すのは、僕だけでいいんだ…」 不意に、ぽつりとスザクが呟いた。 「僕は、他の誰にも殺しをしてほしくはない。僕のようには…なってほしくない」 社会のルールは守るためにある。人殺しは重大な違反。 大切な人を喪うまでのスザクは、そう考えていた。 それが、あっさりと崩された。 たった1人の卑怯者の銃弾によって。 今の自分は最低の人間だ。 故に、誰にもそうなってほしくない。 (何なの、この人…?) 一方のかがみの思考は、再び混乱の渦に落ちた。 スザクの今の心など、彼女は知る由もない。 故に、かがみにとってのスザクは、「優しくて腕っぷしの強い少年」――それだけだった。 それが人殺し? 今の彼はそんなことなどする気はないのに? 訳が分からなかった。 「武装を解除する気は…ないんだな?」 スザクが最後通告をする。 「言われねーでも分かってるんだろ」 ヴィータもまた、殺意で答える。 「…残念だ」 スザクの白衣の身体が躍動した。
【一日目 現時刻AM1:04】 【現在地:D-5 ハカランダ】 【枢木スザク@コードギアス 反目のスバル】 [参戦時間軸]STAGE10途中。神根島上陸直後 [状態]健康 [装備]回式・芥骨(リリカルスクライド//G.U.) [道具]支給品一式(中身は描写なし) [思考・状況] 基本 誰にも人殺しをさせず、このゲームを終わらせたい。 1.まずは目の前のあの子を止める 2.かがみさんが巻き込まれないように、気を付けないと… 3.必要な時は…殺すのもやむを得ないか…? 【柊かがみ@なの☆すた】 [参戦時間軸]2話終了後以降。なのは達と仲良くなり始めた頃 [状態]健康・驚き [装備]特に無し。 [道具]支給品一式・カイザギア一式(カイザフォン除く)@マスカレード [思考・状況] 基本 誰も殺したく無い。つかさと家に帰りたい。 1.スザク…アンタ、一体何なの…? 【ヴィータ@NANOSING】 [参戦時間軸]幕間。イリスカリオテに所属していた時期 [状態]健康 [装備]大貫さんのチェーンソー@フルメタルまじかる [道具]支給品一式・ラウズカード(種類・枚数は不明)@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー [思考・状況] 基本 カトリックの敵の殲滅 1.こいつらは異教徒でも化け物でもなさそうだけど…殺しても構わねーか
いきなりの急展開となった投下終了。 分かる方には分かりますが、スザクの武器は声優繋がりです。 次回からは捨てトリかな…?
超GJです! リアルタイムGJです! まさかこんなにも早くかがみの続きを書いてくれるとは! 最初に出会ったのがスザクで安心……と思いきや、ヴィータ乱入! 次がどうなるかは誰にも解らないっていうのが楽しみですね それから、私の前回の投下で、かがみの[道具]に500mlミネラルウォーターを入れるのを忘れてました…… それから、カイザブレイガンは使い方さえ知っていればガンモードとして使用出来ます。 総弾数は現在12発。 チャージについてはカイザのみ行える……とかですかね 捨てトリでも文体でバレそうな気が……
GJ! いきなりの潰し合いですねぃ、さてはて誰が生き延びるのやら。 さてはて、実は自分も一品作ってみたのすよ。投下してみたいのですが……1時過ぎぐらいにしてみていいですかね?
Sfは戦闘機人である。 更に言えば、“とびきり優秀な”という形容詞がつく程である、とSfは考えている。 本局の技術を結集し、しかも大城・至という一個人に従事するよう特別に調整された、まさしく特注品とも言うべき存在がSfであり、その構成物は全て大城・至の為にある。 其の鉄は彼の骨に、 其の鎖は彼の肉に、 其の油は彼の血に、 其の決断は彼の心に、 そして感情を持たない無欲な意思は――彼の涙に捧げられている。 日常・戦場を問わず侍り、あらゆる雑事を代わり、あらゆる苦労をこなし、あらゆる不幸を阻み、あらゆる願いを成就させる。 その為だけにSfは存在している。否、Sfが存在するのは“その為”なのだ。 となれば必然的に求められるのは、Sfは常に大城・至の傍らに控えている事である。勿論、使命と命令を果たす事も重要だが、それ以上に必要なのは彼との同伴だ。 自称“とびきり優秀な戦闘機人”Sfの自慢は、一度たりとも大城・至を知覚範囲からロストした事が無い、という事だ。 それはSfに求められる基本にして至上、当然にして喜び、義務にして望みだ。 が、 「………………不覚、と判断します」 大部屋の艦橋に立つSfの傍らに大城・至はいない。 その日Sfは、初めて至を見失っていた。 あの“十代”なる少年と“神崎”なる男の一方的な宣言を受け、歯向かった2人の人間が爆死して、次の瞬間にSfの視界は一変した。 数十人の人間がひしめき合っていた暗闇から、この見ず知らずな艦橋へと。 「これは、管理局が造るものとは完全な別種ですね」 手近なコンソールに触れてみた所、画面にこの施設についての情報が示された。 「……航空戦艦“アヴァロン”?」 アヴァロンとは、欧州の伝説に登場する架空の地名だった筈だ。それを関するという事はこれも異Gの機械だろうか、と疑念を抱く。だが、 「それにしては概念が一切感知できません」 目前にあるのは、ただの機械だ。といっても、未知の機構やシステムではあるが。 「航空機能は停止していますね。医療施設もあるようですが、これらも機能は停止……」 どうやら主要な動力炉が停止しているらしい。ここを拠点にするなり、載せている物品を使うなりは自由だが、施設としての機能を使う事は出来ない、という事か。 ならばコンソールが起動するのは施設の概要を知る為の、ちょっと便利な案内図とする為か。 「これは」 と、解析し続ければ妙な情報を発見した。どうやらこのアヴァロンには一つの兵器が搭載されているらしい。 「――ガウェイン」 ガウェインなる兵器の概略図なのだろう、やや歪な人型のシルエットがコンソールに表示される。“ナイトメアフレーム・ガウェイン”という表記と共に。 「ナイトメアフレーム? 武神とは別種なのですか?」 どうやら近しい種類だが、武神とは全く異なる兵器のようだ。概略図だけでもその違いが解る。これは全く未知の兵器だと言う事が。 より深く調べようとしたが、案内図程度の機能しか発揮出来ないコンソールでは、ガウェインとやらの存在を知るだけで精一杯だ。 詳細な機能、規模、収納位置なども一切知る事は出来なかった。
「まあ、知りえないのは何もそれだけではありませんが」 コンソールの目前に備え付けられた椅子に腰掛けてSfは呟く。理解出来ないのは、現在陥っているこの状況そのものだ、と。 現状で理解出来るのは、いつの間にか持っていたデイバックと、そして首を拘束する鉄輪の存在だけだ。 「私達の行動を抑制する首輪」 Sfはその鉄輪を薄く撫でる。提示されたルールに違反すれば爆発する、とあの二人は言っていた。 流石の戦闘機人も首が吹っ飛べば生きていられない。否、稼働していられないと言うべきか。 当然だが、それはSfの望む所ではない。 「至様よりも先に機能を停止する訳にはいきません」 同時に、 「至様をロストしたのは……不手際の限りだと判断します」 これは重大な失態だ。己に課せられた使命を遵守出来なかったのだから。 ……なんという事でしょう、至様をロストしてしまうとは……!! 取り返しがつかない、とSfは思う。なんという失敗をしてしまったのだ、と。 使命を果たせなかった機械は不良品だ。つまりSfは不良品という事になる。 自身を“優秀な機械”としていた為に、この自責は一入だ。 ……罰せねばなりません。こんな不良品は……っ!! 故にSfは腕を振り上げた。自らに罰を課す為に。 掲げられた腕が勢いよく振り下ろされる。その終着点はSf自身の頭部だ。 握られた拳が側頭に迫り、 「Sf、いけない子だと判断します」 自分の頭を小突いた。こつん、という具合に。てへっ、て具合に。 「…………」 侍女式戦闘機人は自分の側頭に拳を付けた状態で、道の機械で構成された艦橋に佇む。そんな静寂が、たっぷり数分続く。 「……誰もいない、というのは存外つまらないものだと判断します」 至様がいらっしゃれば即座に反応して頂けるのに、と思いつつSfは腕を下げる。 「現状目指すべき目標は……早急な帰還です」 自分がSfという大城・至専用戦闘機人である以上、その至を見失った自分が取るべき行動は定位置への帰還だ。ならば自分が取るべき行動は、 「――他参加者の排除だと、判断します」 あの十代や神崎が言うには、最後まで生き残った参加者は好きな願いを一つだけ叶えられる、との事だった。 それがどれ程の力なのかは知らないが、自分が体感した空間転移やこの艦橋を構成する未知の技術が彼等のものだとしたら、 ……至様をロストする以前の時間に戻る事も出来るのではないか、と推測します…… 憶測のみで構成される理由だが、現状自分が取るべき行動はそれ以外には無いとSfは思っている。未知の技術や願いを叶える力云々は別としても、 「見せしめに2人殺せる者が、反逆者を殺さない理由はありません」 もしも彼等の意に添わなければ、自分も破壊されるだろう。この首にある鉄輪が爆破して。 「……それは回避すべき事だと判断します」 故にSfは決定した。他参加者を排除する、それを主な方針とする事を。 「と、なれば……」 指針を定めたSfは視線を動かす。見定めるものは、床に放置されたデイバックだ。腰を浮かして床に座り直し、デイバックを手元に近寄せる。 「支給品とやらはこの中でしょうか」 この艦橋に転移された際に気付いた事だが、現在のSfは一切の武装を失っていた。おそらく参加者同士の戦闘力の差を均一化する為だろう。ISで収めていた部品類も全て無い。 「銃器の類があれば……」
といってもこのデイバックの大きさだ、精々入っていても拳銃程度だろうが。 そうして出てくる物は食料や地図といった、正にサバイバル用品といった品々だ。取り出したそれらを床の上に整列していき、そこでSfはふと気付いた。 ……明らかにデイバックに収まりきらない量です…… その不信感は、支給品を取り出す段に入って確信に変わった。 「――これは」 取り出された支給品、それは一対の長大な刃だった。弧を描くそれには取っ手が備わっており、Sfの身の丈以上ではあるがブーメランに見えた。 明らかにデイバックを超える質量の武器だ。 ……どうやらこのデイバックには、質量を無視した収納力がある様です…… 概念の力は一切感知出来ない。これもまた未知の技術であるが、それはまあ重要ではない。得にはなっても損はしない要素だ、深く考える事はないだろう。 考えるべきは、支給品の性能だ。 「ブーメランブレード。ナンバーズ7号機、セッテの固有武装。近接以外にも中距離程度ならばIS無しでも攻撃可能……」 備え付けの説明書を見やれば、どうやらこれは戦闘機人の武装であるらしい。 セッテなる戦闘機人に対応した武器である為、使いこなすのは困難なようだが、必要最低限には使えそうだ。銃器類でなかったのは不満だが、文句を言う相手はこの場にいない。 更にSfのデイバックには支給品がもう一つ入っていた。とは言っても、それを見たSfは一切の価値を見出せなかったが。 「これは……カード?」 赤い裏面をした、トランプに似た模様のカードだ。角には“ハート2”と記されている。 「ラウズカード『ハート2 SPIRIT』、ヒューマンアンデットが封印されたカード? これも、未知の技術による産物でしょうか……?」 これにも概念の力は感知できない。支給品というからには、これも何らかの能力を有しているのだろうが、Sfにそれを発揮する事は出来なさそうだ。 「デイバックに入っているのは、これだけのようですね」 全て出し終えた所でSfは首肯、再び品々をデイバックの中へと戻していく。ブーメランブレード以外の全品を。そうして仕舞い終えたデイバックを背負い、Sfは立ちあがる。 「こちらの機能は、損なわれていないでしょうね……?」 直立したSfはブーメランブレードを両手に持つ。そして、 「――IS、発動」 呟いた瞬間、異変は発動した。 Sfの足下に光る環状の幾何学模様が発現、スカートが僅かに膨み、そして両手のブーメランブレードが突如として解体された。 今や部品の群と化したブーメランブレードは鉄の奔流となり、幾度か宙を遊泳してSfのスカート内に潜り込んだ。何時しか部品群は全て収まり、足下の幾何学模様も消失した。 「ISの方は、一切問題が無いと判断します」 SfのISは機械の分解・収納・即再構成を果たす。効果としてはデイバックとそう変わらないが、出し入れの速度は比べようもない。 武装は失われても自身の能力は損なわれなかった、その事にSfは頷いて歩を進める。ドアは目前に迫れば、空気の抜ける様な音と共に自動で開いた。 「先ほどのコンソール、周辺の地形も表示していました。それに寄れば……そう遠くない場所に市街地があります」 Sfが目指すのはそこだ。市街地ならば他参加者が集まっている可能性が高い。絶好の狩り場と判断出来るだろう。 「――至様、すぐに帰還します」 その事だけを目的とし、至上とし、侍女たる戦闘機人は歩を進める。
…あれ? 気付いたらアルハザードが反目アイテムだらけになってるよ? しかしガウェイン参戦ですか…操縦法を知るルルかスザクが手に入れれば、まさに「魔王」になりうるでしょうな。 特にスザクにはかがみんというサブパイもいますしw 最後になりましたが、GJ!
ぬあああん!何か知らんが書き込めないのですよ!?すみませんが、話の締めとか今の時間とか位置とかの所は、後日書き込めるようになってから、というのでお許しくだせい。
今更だけど、五代がいないのが残念
GJです ハート2が来ましたね。どうなるんだろう…… 最初の行に改行が入ってたら投下出来ないという変な規制が出来たらしいですが、多分それじゃないですかね? なんていうか、各キャラの1番始めの動向だけは作者本人が書くようにした方が繋げやすい気がするんですが、どうでしょう? まだ出てない誰かのキャラを使うにしてもキャラ使用予約は入れておいた方がいいですよね?
この時、ある意味当然の事ではあるが、Sfは二つの脅威を目前としている事を知らない。 Sfが転移した場所、アヴァロンに収められた人型兵器、“ガウェイン”。 未だ出会わぬ参加者の1人に、この絶大な戦闘力を誇る兵器を駆る者がいる事を。 与えられた支給品、“ラウズカード『ハート2 SPIRIT』”。 未だ出会わぬ参加者の1人に、このカードを失った事で野獣に変貌する者がいる事を。 Sfは知らない。知る筈がない。 それが有利となるか不利となるか。――それこそ正に知り得る筈のない、未知の事であった。 【Sf@なのは×終わクロ】 【一日目 現時刻AM1:14】 【現在地:C-1 アヴァロン】 [参戦時間軸]第七章・対王城派戦後の撤収途中 [状態]健康 [装備]スカート内にブーメランブレード@なのはStrikerSを収納(即座に出し入れ可能) [道具]支給品一式・ラウズカード『ハート2 SPIRIT』@マスカレード [思考・状況] 基本 早急な帰還を目指す 1.手っ取り早い手段として他参加者を排除する 2.他参加者を見つける為に市街地を目指す 3.余裕があれば情報収集も行う [備考] ※ラウズカードは『未知の力を持つ道具』程度に認識しています ※アヴァロンとガウェインはルルーシュが遭遇する以前の状態です。ハドロン砲は未完成です。
あ、ホントだ。改行消したらすぐに書き込めた! マスカレード氏サンキュー、貴方は恩人ですぜい!!
という感じで、バトルロワイヤルっつーのはこんな感じで良いんですかね。ガウェインとハート2に関しては軽い伏線って事で。……大虐殺と、最強クラスのマーダーが発動しうる伏線、って事で(ニヤリ)。
>>547 そーですね、キャラ使用予約の制度は必要そうですねい。今後は前もって、使用するキャラを言ってから投下する、って感じにした方が良いやも。
あと支給品は参加してる作品のアイテムに限定されるんですかね? 今回は取り合えずそうしたんですが。
GJ! 意外と順調にマーダーも増えてきてますなw ガウェイン、まだハドロン砲完成してないんだ… さて、では自分も投下おkですか? 早速ガウェインの主が登場しますw
エリア11には反逆者がいた。 世界の3分の1を占める超大国・神聖ブリタニア帝国。 正義を掲げる反逆者は、侵略の限りを尽くす暴虐の帝国を許しはしない。 策を巡らせ、包囲して、追い込んで、殲滅する。 反逆者は容赦をしない。 弱者を虐げる強者達に。 自らが抱える良心にさえも。 弱き民を導く王として。 同時に、いたずらに死を振り撒く悪魔として。 そのどちらもが、かの反逆者の姿に相応しいのだろう。 故に。 反逆者は「魔王」だった。 見知らぬ大地の丘の上。 魔王はそこに君臨する。 宵闇に溶け込むような漆黒のマントを翻し、紫の瞳で眼下の街を見下ろして。 ルルーシュ・ランペルージはそこに立っていた。 「醜態だな…」 誰へともなく、ルルーシュは呟く。 トウキョウ租界の戦火の中、彼は最愛の妹を奪われた。 指導者ゼロたる自分は戦線を離れ、追っ手を振り切り、妹ナナリーの待つ神根島へとたどり着いた――はずだった。 突然襲いかかった「トラップ」。 白光煌めく中、目を開けた場所は見知らぬ部屋。 目の前で起きた殺人。自分達にも強要された殺人。 (こんな所で、下らない遊びに付き合っている暇はない) 奇しくも彼の親友にして、生涯最大の宿敵たる白騎士と、全く同じリアクション。 ルルーシュの焦りは募る。 早くこの場をくぐり抜け、ナナリーを助けに向かわねば、何をされるかも分からない。 しかし、彼にも1つの気がかりがあった。 「スバル…」 群集の中、見つけたのは見覚えのある顔。 次々と犠牲を増やすルルーシュが巻き込みたくないと願った、最後の良心。 人と悪魔の境界を隔てる、絶対防衛線。 安全なはずだった。 富士の新政庁は、黒の騎士団が制圧していた。 全てのブリタニア軍勢を駆逐したあの場所で、スバルがアクシデントに遭うはずがなかった。 (甘かったというのか…俺の読みが) ルルーシュは己の浅はかさを呪う。 しかし、悔やんでいても先には進めない。
「クラールヴィント」 命令を下す。 手袋をはめた黒き両手を飾る、青と緑の4つの指輪に向かって。 「エリアサーチを」 『Jawohl.』 黄金のリングが、女の声でルルーシュに応じた。 魔王の武器は腕力ではない。 持ちうる全ての戦力を余すことなく活用し、最善の策を割り出す磨き抜かれた叡知。 ときに、「魔法だ」「奇跡だ」とさえ呼ばれる、ドラマティックな勝利を呼び込むひらめき。 頭脳こそが、ルルーシュの剣であり、盾であった。 そして、策謀は情報を組み立てて作られる。 優れた情報処理能力を有するアームドデバイス・クラールヴィントは、魔王にとっては、何物にも勝る最強の武器。 (アタリを引いたな) 殺し合いのゲームの中渡された、攻撃能力を持たない非力なリング。 誰もが肩を落とすようなこのデバイスを手にした時、彼はそう確信した。 『3人の人間がいます。柊かがみ、ヴィータ、枢木スザク』 「そうか…残念だが、やはり街は避けるべきだな」 スザクがこのゲームに参加していることを、ルルーシュは知っている。 慎重な彼は、名簿を見忘れるという愚は犯さない。 他の者は知らないが、少なくともスザクには、今の装備で勝つことはできない。 今自分が他に持っているのは、水と食料、そして妙な四角い物体のみ。 おまけに建築物を拠点にするため、またはそんな人間を狙うため、じきに多数の参加者が押し寄せてくるだろう。 「…ここを離れるぞ。随時、エリアサーチを怠るな」 故に、ルルーシュは市街地入りを断念した。 そのまま東の方へと歩いていく。 目指すは病院。 様々な医療品があるこの場所は、押さえておいて損はない。 素早く到達すればそれらを独占できるし、それら目当てに来る参加者を待ち伏せし、装備を奪うことができる。 やりようはないわけではない。トラップを駆使すれば、超人にさえ勝つこともできる。 人の多い市街地と異なり、そこならば、安心して細工が可能。
なんていうか、支給品にしろキャラにしろ自分の作品から使ってもらえると嬉しいですねw ハート2無しで、始はジョーカーになってしまう可能性があるんですよね この先の展開は誰にも解らないっていうのがいいですよねw 支給品については何でも有りみたいです。クロス作品からなら参戦してなくても出しちゃっていいみたいですね 取りあえず、現在草加の回を書こうとしてますが、もしかしたら龍騎さんの作品から城戸を借りるかもです
「…他の誰が犠牲になろうと、俺は構わない」 今更のことだ。 ルルーシュは独りごちる。 「アイツを除いては…だが」 しかし、冷徹無慈悲な魔王にも、守りたい者はいた。 そう――最後の友、スバル・ナカジマ。 「スバルを見つけたら、最優先で報告」 『Jawohl.』 彼女だけは守ってみせる。 殺させはしない。殺しはしない。 超常の力に囚われ、超常の境遇に放り込まれ、修羅の道を往く男の、最後に残った人間らしさ。 それを捨てたい人間などいない。 故に、全力で守り抜く。 ルルーシュは誓った。 たとえ、その超常の力――ギアスが、この地に足を踏み入れた瞬間から、左目から姿を消しているとしても。 (それに…) 最大の障壁。 たった1人になるまでゲームは終わらない。 そのルール。 (それを破る手段も…ないことはない) だが、ルルーシュは知らない。 自らの愛馬――漆黒と黄金の鎧を持つ「真の魔王」・ガウェインが、息を潜め、主の到来を待ち続けていることを。 【一日目 現時刻AM0:54】 【現在地:D-3 丘】 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反目のスバル】 [参戦時間軸]STAGE10途中。神根島にて、V.V.のトラップにかかった瞬間 [状態]健康 [装備]クラールヴィント(リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー) [道具]支給品一式(水、食料、電王用ライダーパス@マスカレード) [思考・状況] 基本 このゲームに生き残り、神根島に戻ってナナリー救出に向かう。 1.拠点とするため、病院を目指す 2.スバルだけは絶対に守り抜く 3.俺に余計な手間をとらせたこと…いずれ後悔させてやる 4.今は何か武器が要るな… [備考] ※ギアスは使用不可。本人もそれを認知しています ※クラールヴィントはシャマルから没収されたものです。…地獄兄弟フラグ?
555 :
マスカレード :2008/02/14(木) 19:56:47 ID:wvCNV8Pp
リロード忘れてた…… 割り込みごめんなさい! 支援します
投下終了。捨てトリは面倒だったので断念。 このルルーシュ、いい感じに因縁ある連中とすれ違っておりますw
いやホラ、ハドロン砲が完成したのってルルーシュが強奪して、ラクシャータが調整してからじゃないですか。 ガウェインがアヴァロンに載ってたのはルルーシュが遭遇する以前だから、まだ収束率云々のアレがよろしくない状態、って事。 まあそれはさておき支援支援! カムヒア!! ですよぅ。
私の名前があがっていなかったんだけど、参戦しても大丈夫なのかな? 完全なマーダー組がいないなって思ったから参戦できるキャラいることに気がついたんだけど。 0話で登場しているから赤の人連れてこれるって気がついて、赤、緑、白の3人登場させたいんだけど。 それとも5人参戦とか完結作品じゃないとみたいな縛りあり? トリップつけてみました。
みなさん書き始めていい感じ! 書き方やらルールやらはパロロワ辞典でググって、いろいろ見れば載ってると思いますよ〜
あれ、登場キャラ(登場予定キャラ)まとめてる間にSS大量投下されてる… 皆さんGJです 次以降のスレのテンプレ用にキャラをまとめてみました。お時間があればどうぞ 【リリカル遊戯王GX】 ○万丈目 準 ○早乙女 レイ ?ティラノ 剣山 ?ヨハン=アンデルセン ?ジム=クロコダイル ?丸藤 翔(ゾンビ) ?フェイト=T=ハラオウン(StS) ?エリオ=モンディアル 【コードギアス 反目のスバル】 ○ルルーシュ=ランペルージ ?スバル=ナカジマ ○枢木スザク 【SHINING WIND CROSS LYRICAL】 ?キリヤ=カイト ?シーナ=カノン 【魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使】 ○セフィロス ?ザフィーラ 【魔法少女リリカルなのは マスカレード】 ?天道総司 ?相川始 ?草加雅人 ?フェイト=T=ハラオウン ?クロノ=ハラオウン ?北崎 【宇宙の騎士リリカルBLADE】 ?Dボゥイ ?相羽シンヤ 【なの☆すた】 ○柊かがみ ○柊つかさ 【魔法少女リリカルなのは Strikers May Cry】 ?バージル=ギルバ 【魔道戦屍リリカル・グレイヴ Brother Of Numbers】 ?ビヨンド・ザ・グレイヴ 【仮面ライダーリリカル龍騎】 ○城戸真司 ・浅倉威 【NANOSING】 ?アーカード ?ティアナ=ランスター ○ヴィータ ○アレクサンド=アンデルセン ○高町なのは(StS) 【魔法少女リリカルマジンガーK's】 ?兜甲児 【リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー】 ○本郷猛 ○風見志郎 ?神敬介 ?城茂 ○矢車想 ○影山瞬 ○シャマル ○シザーズジャガー 【リリカルなのはFeather】 ?鷲崎飛翔 ?ルーシュ・デモン ?グリフィス=ロウラン 【ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは】 ?ユーノ=スクライア ?ヒビノ=ミライ ?モロボシ=ダン 【ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE- 〜ミッドチルダ編〜】 ?小狼 ?黒鋼 【スーパーリリカル大戦(!?)外伝 魔装機神 THE BELKA OF MAZIKAL】 ?リィンフォース ?マサキ=アンドー ?シュウ=シラカワ ?ゼンガー=ゾンボルト 【FLAME OF SHADOW STS】 ?ウルムナフ・ボルテ・ヒュウガ ?伽藍 【フルメタルまじかる】 ?相良宗介 【なのは×終わクロ】 ?佐山・御言 ?新庄・運切 ?ブレンヒルト・シルト ○Sf ?ジェットジャガー 【魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】 ?八神はやて(StS) 【小話メドレー】 ?ゲッコー・モリア 【見せしめ】 ●天上院明日香 ●一文字隼人 【主催】 ○覇王十代 ○神崎士郎 ○=本編で存在を確認 ●=本編で死亡を確認 ?=本編未登場 以上です。あれ、なのはさんの名前が二つのくだりに矛盾が(ry
投下いいのかな? なんか火力高すぎじゃね?とか贔屓すぎじゃね?って言われそうだけど ジョーカー役に赤と緑の人が相当するだろうと思うのでこうしてみました。 ペナルティつけましたけど、他の方に比べて装備の充実具合が酷いかと思い投下に少しためらいがあります。 ガウェインいること考えるとこれで五分持っていけるかみたいな感じだと思うのですが。 投下して意見聞くのってありでしょうか? なのはさん被ったので修正中。
Don't Worry.(いいんじゃないでしょうか) >なのはさん被ったので修正中 …正直言うと、少なくとも現時点ではNANOSINGのなのはさん、StSと大差無いんですよね… だからOPの 【高町なのは@NANOSING】 を 【高町なのは@(出展作品の作品名)】 へと書き換えるだけで他SSのなのはさんにできる素敵仕様… 何が言いたいかというと…被ったということは、なのはさん出すつもりだったんですよね? だったら(出展作品の作品名)のあたりを「魔法少女リリカルなのはStrikers−砂塵の鎖―」に書き換えるのは… いや、OP書いた方の了承は当然要るでしょうけど
了解。 とりあえず赤い人と緑の人投下します。天然マーダー全開。 白は様子見てからかな。
んー。さて、どうしようかな。 たしかアタシははんたに殺されたはずなんだけど。 気がつけばまったく知らない世界にいて、主催者とかいう人間が生き返らせるというか修理するというか・・・・・・。 なんにせよアタシはこっち側に帰ってきちゃったわけだ。 まぁ、些細なことだよね。 首輪つきっていうのが気に入らないけど、強い人間がたくさんいるって主催者とかいう人間が言っていたし、退屈だけはしないだろうからね。 時間切れで皆が一斉爆破にならないように片っ端から殺せばいいって言ってたし。 手ごたえある相手ばかりだといいな。 それにしても他の参加者もこんな感じなのかな。 デイバッグの中から絶対に収まりきらない長さのものが出てきたことには軽い驚きを覚える。 なんにせよ、使い慣れたPzb39改と高速振動剣が出てきたことは嬉しいけど、殺しまくれって言う割に他に何も入っていないって不親切だよね。 とりあえず適当に歩き回ってみようか。 獲物を殺すかどうかは気分次第で。 世界最強の賞金首こと赤い悪魔は己の身体に仕込まれた機能であるステルスを使ってその身を消すと、森の中から当てもなく歩みを進め始めた。 【一日目 現時刻AM0:57】 【現在地:I-8 森】 【赤い悪魔レッドフォックス@メタルサーガsts】 [参戦時間軸]第0話。はんたに倒されて死亡したはずなのだが・・・・・・。 [状態]健康・機能不全なし [装備]Pzb39改(単発式対物ライフル、車ぐらい吹き飛ぶカスタムモデル。残弾20発) 高速振動剣(物凄く切れ味のいい身の丈ほどある剣、手荒に使うと壊れる) 内蔵機構:自己修復(回数制限1回) 内蔵機構:ステルス(プレデターのあれと同じものと思ってください) (リリカルなのはStrikerS―砂塵の鎖―) [道具]なし [思考・状況] 基本 とりあえず退屈しなければいいか。強い相手に出会えたら運がいいかな。 1.とりあえず獲物を探そうか 2.適当な獲物殺して支給品奪おうか 3.地図と食料と水が手に入ればいうことないよね。 4.そういえばはんたもこれに参加しているのかな?
ふざけたルールの殺し合い。首輪までつけてくれる徹底振り。 バトー博士のところでわけのわからない地震の直後、気を失ったかと思えば丸腰にされて、おまけに殺しあえときた。 生き残ればなんでも願いを叶える? どこの夢物語だそれ。妄想もいい加減にしとけ。 それならお前らの命よこせとか言ってハイどうぞなんてくれる面してねぇじゃねぇか。 あれだけしっかり抱きしめていたアルファがいなくなっていたことだけが気がかりだ。 妙に大きなデイバッグを渡されて、飛び出したのはいいが。 注意事項で覚えておくことは3つくらい。 首輪には爆弾がついていて外そうとすれば爆発。 禁止エリアとかいう指定の場所には入らない。 絶えず殺し続けておけば死ぬ可能性はない。 それだけでいいだろう。禁止エリアがどこか分からないが。 さて、なんでも願いを叶えるというのならば、とっとと片付けてアルファを生き返らさせて、それから主催者どもを皆殺しにしよう。 そこまで考えて、デイバッグの中身を確認する。 うん?奇妙に親切だな。 武器のオンパレードすぎじゃないのか? パイルバンカー、アイアンクロウ、レーザーライフル、フレイムランチャー、ホーミングミサイル、最後に・・・・・・。 手が捕まえたそれに思わず身体が硬直した。 右手に掴んだそれはアルファの首・・・・・・。 叫び声さえ上がらない。 武器のオンパレードだと思ったそれらが元は全部アルファの身体だったと今更気がついた。 その事実が全てを突き抜けさせる。 いいだろう。気が変わった。 参加者なら大人も子供も老人も赤子もアンドロイドも幼馴染も家族も全部皆殺しだ。 その次は主催者の首だ。 慈悲という言葉を完全に捨て去った緑の悪魔がその歩みを進め始めた。 【一日目 現時刻AM0:43】 【現在地:H-3 森】 【緑の悪魔はんた@メタルサーガsts】 [参戦時間軸]第0話と第1話の間。地震の直後に気がつけば・・・・・・。 [状態]健康(装備の重量ペナルティとして機動力半分、装備の半分を破棄した時点で通常へ) [装備] アイアンクロウ(近接装備、使用回数無制限) パイルバンカー(近接刺突装備、残弾6発) レーザーライフル(遠距離武器、残弾10発) フレイムランチャー(火炎放射器、残り使用回数6回) ホーミングミサイル(遠距離誘導ミサイル、残弾12発) アルファの首(目から光を失ったアルファの首) (リリカルなのはStrikerS―砂塵の鎖―) [道具]なし [思考・状況] 基本 皆殺し(殲滅戦やる気全開) 1.視界に映れば片っ端から殺す。 2.相手より先に攻撃する。 3.やばくなったら逃げる。 4.Dead No Alive 5.まずは視界に移った病院で武装を充実させる。ニトロか硫酸かガソリン程度あるだろう。 6.いざとなればそこらの石だって十分な投擲武器。材料さえあればC4だって作ってやる。
投下完了。 徹底的なマーダーがいなかったので赤い悪魔と緑の悪魔の登場となりました。 残弾制限つけてかなりきつくしたつもりではあります。 できれば白い悪魔も登場させたかったけど、同キャラ多発もまずいなと思い、様子見します。 リリカルキャラ、全員でちゃった気がするけどまだ使われていないのは誰がいる?
そういえば、キャロが出てない気が
正直、武器を持たせすぎだと思う。 それも、原作の武器ばかり。 おまけに、参戦時期のせいで他キャラとの絡みが全くない。 本編前参加はヴィータも同じだが、あっちは他のキャラから知られてるのに、 この二人は、誰も知らず、誰からも知られていない。 話に使いにくいんじゃないだろうか?
あれ?確か前に少女なのはを出す予定だった人が…… あ、マスカレード氏の仮出店を見てた
>>568 セフィロスが謀略マーダーっぽかったけど、天然マーダーがいないのでこういう形にしてみたのですが、なるほど。
言われてみればそうですね。装備を知らないと運用が難しいというのは盲点でした。
解説いれて分かりやすくしたつもりだったのですが、リリカル装備増やしたほうがよさげですね。
それじゃ、少し改定してみます。
装備制限って思ったより難しいな・・・・・・ガウェインどうやって落とすんだろ?
>>570 というかですねー
このスレに書いてあるルールぐらいは読んでほしいのですよー
支給品は一人最大三つまで、しかもランダムなのでー
>>571 え!?どこにそのルールの記述が!?
>>1 とパロロワ辞典見て判断したのですが。
つかぬことをお聞きしますが、支給品とかの取り決めってどうなってたっけ? てっきりお手本のところみたいに支給品一式(水と食料)と、ランダムに1〜3個ぐらい特色のあるものを支給だと思ってたので
574 :
マスカレード :2008/02/14(木) 22:31:38 ID:wvCNV8Pp
皆さんGJです
ライダーパスは果たして使える時が来るのだろうか……w
以下はマスカレードのボツ設定です。役に立つかもしれないので、参考程度に……
マスカレードにおいて、未来の世界はオルフェノクが支配するパラダイスロスト的な世界になっています
そんな未来のオルフェノク達が、過去を変える為にタイムスリップ。で、そいつらがイマジン。
だからイマジンは因子持ちで、それに取り付かれた人間はライダーズギアも使える……
という、まぁイマジンとオルフェノクに関係を持たせる為の設定なんですが、色々と無理があるのでボツりました。
さて、赤い悪魔といえばブレードからも赤い悪魔エビルが出てますが、これは絡み伏線なのでしょうか……(ぇ
>>568 言われてみれば確かにそうですね。
それを言えば、ライダーさんからの参戦も非常に書きにくい気が……
まず昭和勢はほぼなのは達と絡みが無いですし、唯一深い関わりを持つのがリンディさんだけっていうのが……。
その作品での活躍を見て、他の作者さんが書くリレー小説において、そのキャラがクロス先でどんな境遇に合っているのかが解らないのは少しキツい気がしたんですが……
>>573 それが基本だとばかり思っていたんですけど。
地図や水、食料がないと篭城も現在位置把握や禁止エリアのメモもできないので
相当なペナルティになるから装備から外して充実させたつもりだったのですが。
それじゃ、赤い悪魔は除外して緑1人にしぼりますね。
576 :
魔装機神 :2008/02/14(木) 22:49:19 ID:wWoXQEyE
すみません。 バトロアスレで囲うと思っているのですが、現在すすめている作品+学校の宿題+就職活動 で参加するヒマが……登場キャラは以前のままですので、勝手で申し訳ありませんが、キャラだけ参戦と言う形にさせていただきます。 本当に申し訳ありません。 誰か別の作者様がキャラたりねぇ、と言う方は、勝手にに烈火でも出してください(いいのかなこんな行為……) もしそんな行為が禁止されてるのでしたら、これは気にしないでください。 何度もしつこいようですが、キャラだけ参戦で申し訳ありません
>>575 なんという裏技www
全体の意見を聞くために一言は欲しかったかな?
OKかNOかは意見聞いてからでもいいと思うし
>>575 いや、だから何ではんただけ、他のキャラの装備の例外に・・・・・・。
強マーダーとして使いたいなら、ライダー変身ベルトとか、
そういうのだけで良いじゃないですか。
やっぱり、支給品・制限・ルールについて 一回話し合った方が良いかも。
空気読みましょうくらいしか言えないだろ・・・
ふざけたルールの殺し合い。 首輪までつけてくれる徹底振り。 ホテルアグスタ防衛の後、荒れて訓練場で暴れていたところまでは覚えている。 意識を失ったことなんて久しくないのに、落ちるように意識を失って気がつけば丸腰にされていた。 そして主催者を名乗るやつらから言われた言葉『生き残ればなんでも願いを叶える』 どこの夢物語だそれ。妄想もいい加減にしとけ。 それならお前らの命よこせとか言ってハイどうぞなんてくれる面してねぇじゃねぇか。 笑い飛ばしてしまおうとした矢先、アルファが奇妙な形の機械にかけられている映像を見せられた。 主催者とやらの言葉を信じれば不思議なカードの力で時間が操作できるそうだ。 バトー博士に言われたように隕石の衝撃に耐えられるアルファでも経年劣化だけは物質である以上避けられない。 忌々しいが従うしかなかった。 妙に大きなデイバッグを渡されて、飛び出したのはいいが。 注意事項で覚えておくことは3つくらい。 首輪は爆弾で外そうとすれば爆発。 禁止エリアとかいう指定の場所には入らない。 絶えず殺し続けておけば死ぬ可能性はない。 それだけでいいだろう。 なんでも願いを叶えるというのならば、とっとと片付けてアルファを生き返らさせて、 それから主催者どもを皆殺しにしよう。 そこまで考えて、デイバッグの中身を確認する。 でてきたのは・・・・・・見覚えのあるハンマー。 「グラーフアイゼンでよかったか?」 「Ja.」 「その形はギガントフォルムとかいったか。他の形への変形は可能なのか?」 「Nein.」 「鈍器として使うことは可能か?」 「Ja.」 短い問答のようなやりとり。 変形が不可能と答えたのは俺の魔力不足か、それともなにかしら適正が必要なのか。 いずれにせよ純粋に鈍器たるハンマーとして運用するに問題はない。 これぐらいの重さなら問題なく運べる。 サイズによって目立つことだけが懸念される要素だ。 なんにせよ、視界に映る近くの病院へ行くとしよう。 薬だけは誰もが求めるはずだ。殺すにせよ、手を組むにせよ人との遭遇確立が一番高い。 アルファを助けるために勝ち残るとしよう。 六課配属になる以前のようにDead No Aliveでいいというのは行幸だ。 さて、他にはどんな参加者がいるのやら。 殺して奪って装備を充実させるのと探索して装備を充実させるのはどっちが楽なものかな。 とにかく、アルファを助けさえすれば自由だ。 即座に主催者の首をもらうとしよう。 相手が知った顔でも知らない顔でもやることは変わらない。 あの荒野のルールのままに行こうか。 緑の悪魔がその歩みを病院へと進め始めた。 【一日目 現時刻AM0:43】 【現在地:H-3 森】 【緑の悪魔はんた@メタルサーガsts】改訂版 [参戦時間軸]第7話終了時点。 [状態]健康(アルファ不在により思考が天然マーダー寄り) [装備] グラーフアイゼン・ギガントフォルム (リリカルなのはStrikerS―砂塵の鎖―) [道具]支給品一式(地図、水、食料) [思考・状況] 基本 最終的には皆殺し、裏切り上等、罠上等。アルファを助けられるならなんでもいい。 1. 相手より先に攻撃する。 2. やばくなったら逃げる。 3. Dead No Alive 4. まずは病院で武装を充実させる。ニトロか硫酸かガソリン程度あるだろう。ワイヤートラップをしかけるのもいいな。 5. いざとなればそこらの石だって十分な投擲武器。材料さえあればC4だって作ってやる。
はんたって素手でも強いそうだし、 武器はなしでもよくね? もうちょい使えなさそうな支給品がバランス良さそうだが。
新規に参加する人のためにもう一度具体的なルールや制限を提示しては? 私も今日、見に来たんですがよくわからない。
>>578 >>579 空気読めなくてすいませんでした。
火力の強弱や装甲の強弱、バランスがどのあたりで崩れるか装備の境目が分からないのが難しいですね。
>>582 改訂版ではアイゼンもたせてヴィータと戦闘フラグ確定にしてみました。
改訂版はんた投下しました。
マーダーなキャラがいないと膠着か時間切れか主催者撃破の3択になりやすいので先ほどはかなり偏らせていたのですが、
今度のこのぐらいのバランスでいかがでしょうか?
赤い悪魔はなかったことにしてくださいな。
ルール確認させていただけるのならば是非。
支給品は食糧、水、地図、メモ、支給品1〜3 これは確定だったはず 他はOPで神崎が大雑把に説明してる
あ、制限は50番台のレスにまとまってたはず 後GX氏を検索かけてきゃ結構把握できる
>>585 >>586 みつけました。
>>58 のこれですね。完全にこれ準拠でバトロワはいくのでしょうか?
アイテム使用変身系:支給品として持ち主以外の手に渡っていること多々、同作品の別のキャラの変身アイテムが渡っていることも
自力変身系:変身するだけで多少の消耗
身体能力人外系:全体的に能力ダウン、一般人には十分驚異だが、それでも戦いなれしている人間なら防御に専念すれば耐えきれるレベルに
治癒能力系:限りなく制限される。ただし自己治癒系は怪我の回復=疲労度増という場合も
パワードスーツ、追加装備系:支給品、入れるか入れないかは作者次第
巨大ロボット:遠い次元でメインパイロットの無事を祈ってもらいましょう
遊戯王カード:支給品、異世界編のようにモンスターを実体化、魔法・罠を発動できる、大抵一度使用したあと数時間チャージ時間が必要
魔法・必殺技系:全体的に威力ダウン、消耗大・・・だがテンションが上がっている戦闘中は気にせず使いまくり、終了後にまとめて疲労が襲ってくるということが多々
とりあえず他ロワにおける制限の例を出してみた
支給品(アニロワ仕様):食糧・水・コンパス・ランタン・地図・名簿・ランダム支給品1〜3個
変身時間制限はどうなんだろう 2時間くらい?
マップにズレを発見したので、修正しておきました。 今まで投下されたのも一つズレるのかな? A B C D E F G H I J 0丘丘丘丘森川森森森森 1丘丘施丘森川森森森森 2丘丘丘川川丘森森森丘 3施丘丘丘川丘森森丘浜 4丘丘街街街川丘病浜浜 5丘丘街街街丘川丘丘丘 6丘丘街街街丘丘川森森 7丘川丘丘丘山山川森森 8丘川丘丘丘山山川森森 9川丘丘丘丘丘川森森森 丘=平地 街=市街地 川=川 浜=海辺・砂浜 森=森 施=施設 病=病院 山=山岳地帯
意外にもライダーロワでは10分で変身が解け一時間変身不能というかなりの制限だったりもするが
どうしてもA〜Jでズレるな・・・ 右端はJ、左端はAです
二時間変身不能。 素で逆ダブルタイフーン並という……
1つ質問。 ジョーカーがゲーム途中から、遊戯王王国編のプレイヤーキラーみたいなタイミングで入ってくるってのはアリなんでしょうか? …包み隠さず言います。 適当なとこで、イベントキャラ的に狂化ディード乱入しちゃ駄目?
殺戮を円滑に進める為に二〜三人ぐらいの乱入はありでは?ただ強すぎず弱すぎず の方がいいかもw 弱者は虐殺、強者に退けられてブチ切れとか。
了解。となると結構ディードはうってつけかも。 ・そこそこに強いナンバーズ ・発狂済につき常にイライラ ・狂化ディードはイライラすると、奇声を上げて虐殺しちゃうんだ♪ ・本編では果たせなかった、セフィロスとの再戦も…? あとは「魔王行軍」でのルルーシュの来歴から、 V.V.も主催者になれるんじゃね?と思ったのですが… …こっちはいいや。原作でのセリフ少なすぎてみんな扱いに困るもん
>>594 >>595 ジョーカーは途中から乱入スタイルのほうがいいのかな?
それとも最初からいるメンバーが発作とか禁断症状で狂化のほうがいいのかな?
どちらも一長一短だとは思うのよ。
全員安心しきっていたところで乱入で奇襲くらうというシチュエーションも捨てがたいし、
最初から危険人物ってことでマークして逃げ回りながら対処手段探したり撃破するべく同盟組んだりのシチュエーションも捨てがたい。
質問なんだけど、ガウェインの稼働時間ってどうなってるの?
パイロット乗り込んじゃえばワンサイドゲームになるのもどうかと思うのよ。
どこのバトロワか忘れたけど、戦車対戦車やってるのあったなってふと思い出してさ。反則じみたパワードスーツが1機いたけど。
知恵でどうにかできるラインとどうしようもないラインがあるから聞きたくなった。
>>596 多分、短めじゃないですかね……?
主に人間なので、あんまり動かれてバランスブレイカーになるのもアレですし……
まぁよくわかりませんが……(汗)
さて、予約してた草加と城戸の話が今書き上がりました!
でも流石に眠くて、多分文も可笑しい所が多いと思いますので、投下は明日の夕方くらいに、見直してからにしますね……
なんていうか、かがみの時みたいな充実感が沸かないのはそういう事だと思います
ではおやすみなさい
メタルサーガさん良い加減空気読んで下さい
取り合えず、現状やルールを大体でも決まってる事を、「こんな感じかな?」って書いてみた。 ●参加者 ・現段階の総合計69名。死者2名、主催者2名につき、実質的な65名。 ・前例を鑑みて、人数増加の限界は80名(本スレとの兼ね合いも考えれば70名前後?)だと思われる。 ・参加希望の職人がいた場合、現段階でそれを拒む理由は無し。ただし上記の参加者人数との考慮が必要。 ●支給品(アニロワに準拠) ・デイバック、食糧、水、コンパス、ランタン、地図、名簿の7種。デイバックには無限の収容力がある。 ・ランダム支給品は1〜3個。出典元は問わず。参加者の戦闘力を均一化できるような選択が必要。 ●能力制限 ・変身系(姿の変化が伴う能力強化。効果時間と発動後の消耗が制限。効果時間の制限は1〜2時間が現在の案) 1)アイテム変身系 変身に必要なアイテムは支給品指定。本来の持ち主が必要なアイテムを得た場合のみ発動。 2)自力変身系 ・身体能力人外系 一般人でもギリギリ対応出来る程度にまで能力低下。 ・治癒能力系 限りなく制限される。外傷治癒の場合は疲労負荷などの条件で可。 ・追加装備系 パワードスーツ、体に装備する類のアイテム。支給品指定。 ・カード系(遊戯王カード・ラウズカードなどが対象) 支給品指定。特定のアイテムと併用する事で、モンスター・魔法・罠・効果を実体化。使用後は数時間の充填が必要。 ・巨大ロボット系 舞台のどこかに隠されている。戦闘力均一化の問題から2〜3体、操縦者も無差別とする必要があると思われる。 ・魔法・必殺技系 全体として威力低下。消耗は大。ただしテンション次第では消耗が先送りにされる場合もあり。 ●地図 『各世界の施設が点在するアルハザード』という設定。 A B C D E F G H I J 0丘丘丘丘森川森森森森 1丘丘施丘森川森森森森 2丘丘丘川川丘森森森丘 3施丘丘丘川丘森森丘浜 4丘丘街街街川丘病浜浜 5丘丘街街街丘川丘丘丘 6丘丘街街街丘丘川森森 7丘川丘丘丘山山川森森 8丘川丘丘丘山山川森森 9川丘丘丘丘丘川森森森 丘=平地 街=市街地 川=川 浜=海辺・砂浜 森=森 施=施設 病=病院 山=山岳地帯 D-5=ハカランダがある C-1=アヴァロンがある(内部のどこかにガウェインが隠されている) ●放送時間 ・『6時間おき』というのが現段階での案。『放送無し』の案も有り。
>>599 ルール、解りやすくていいと思います
上限を80名とするなら残り参加可能職人は2〜3人……多くて4人くらいですかね?
一人当たりのキャラ人数が少なければまた話は別ですが。
変身はライダーロワと同じ様に、「10分で変身解除」とかも必要かもしれませんね
気になったんですが、このロワは一体どこにまとめられるんでしょうか?
一つ疑問に思ったんだけど、リィンフォースってユニゾンデバイスだけど参加者に入れて良いんですか?
リインフォースが参加者というのは・・・魔装機神氏のですね あのSSではリインはデバイスではなくなってたので、多分問題無いでしょう
>>597 >>598 回答ありがとうございます。それならバランス取れていますね。
コードギアスの中でもハドロン砲が弾切れ起こしたりしてますし。
たしかに空気よめていなかったです。すいませんでした。
>>599 とても分かりやすくていいルールですね。
これでルール確定が全員の認識でよろしいのでしょうか?
あと、リリカル龍騎 ◆YHOZlJfLqEさんのリストの中で未登場リリカルキャラにシグナム、キャロが残っていることを確認。
ハカランダ(仮面ライダーブレイドに出てくる喫茶店)、アヴァロン(コードギアスにでてくる空中戦艦)、
ガウェイン(コードギアスにでてくるナイトメアフレーム(巨大ロボのカテゴリか)全長約6.5m)というのは
このスレやろうとしている人間にはデフォルト?
メタルサーガ氏GJ! はわわ、いきなりルルが窮地に…いや、これも悪くないかも(ニヤリ) 最大限に利用させてもらいますかw(ぇ まあそんなヘタレ魔王はともかく、スザク&かがみルートの続きができました。 投下してもいいかな?
カウンターの側にいたスザクの身体が、弾かれたように跳躍した。 ナイトメアフレーム操縦用のフィットスーツが躍る。 全身の筋肉がしなやかに動き、スザクの身体を加速させる。 殺到。 そして衝突。 きんっ、という音と共に、回式・芥骨の片割れとチェーンソーがぶつかり合った。 散った火花が、一瞬周囲の暗闇を照らす。 ――やるな。 一合の激突。 わずかそれだけのやりとりによって、両者の意識がシンクロした。 見た目によらず大した力を持っている。 小さな女の子の割に。 青臭いガキのくせに。 瞬間、スザクの手が後方に引かれた。 同時に突き出される二撃目を当てるために。 きん、きん、きん。 3回、4回、5回…目にも止まらぬ速さで、双剣の刃が交互に繰り出される。 攻速はスザクの方が圧倒的に速い。 短い二振りの剣は、ボクシングのジャブのように突き出せる。 一方のヴィータのリーチは長く、大きく振る必要があった。 加えて、チェーンソーは元々戦闘用のものではない。刀剣や槍――それこそグラーフアイゼンと比べると、圧倒的に使いづらい。 「づぇぇぇやぁっ!」 しかし、チェーンソーは両手持ち。 力はこめやすかった。 「くっ!」 芥骨の攻撃を自分の身体ごと弾かれ、スザクは後方へと飛びすさる。 相当な腕力だ。自分達プロの軍人に匹敵するほどの剛腕である。 加えて、あの立ち振舞い。幼い出で立ちながら、恐らくかなりの戦闘経験を積んできたのだろう。 これは大人の戦士との戦いと考えた方がよさそうだ。 「!」 途端、ヴィータの小柄な身体が肉薄してきた。 猛烈な加速をつけ、今度は逆にスザクの方へと距離を詰める。 否。 狙われたのは彼ではない。 「な…!」 ヴィータのチェーンソーは、背後のかがみに向けて振り下ろされていた。 小柄な少女の一撃が、同じく小柄な少女の顔面を叩き割る。 きん、と。 「卑怯者!」 スザクの罵声が、芥骨の金属音に重なった。
「誰も一騎討ちはしちゃいねー。最初からこっちは1対2のつもりだ」 悪びれた様子もなく、ヴィータは言い放つ。 集団として相手を見ている彼女には、それが当然なのだから。 対して、スザクはヴィータを個人として見ていた。1対1のガチンコバトルのつもりになってしまうのも無理はない。 ならば、強引に一騎討ちに持ち込めばいい。 「下がっててください、かがみさん」 「あ…う、うん…」 横目で彼女の顔を見ながら言うと、スザクはヴィータ目掛けて特攻した。 「ふぅんっ!」 裂帛の気合と共に、怒濤の連続攻撃が打ち込まれる。 それらは、体重の軽いヴィータの身体を少しずつ、後方へと押し出していった。 すなわち、ドアの外へと。 「上等だ!」 決闘がお望みなら、気が済むまで相手になってやる。 そう、命の光がその瞳から消えるまで。 ヴィータは飛行魔法を行使すると、外の道路へと引き下がった。 「なっ!?」 まさかそんなことまでできるとは。 一瞬、スザクの目が見開かれる。 しかし次の瞬間には、再び平静を取り戻し、自身もハカランダの外へと躍り出た。 そう、相手が飛ぼうと関係ない。倒すだけのこと。 「だりゃあぁぁっ!」 雄叫びと共に、ヴィータの一撃が振り下ろされた。 両の芥骨をクロスし、それを受け止める。 相手がチェーンソーを引いたところで、スザクは反撃を試みた。 しかし、ヴィータはそのまま高度を取り、難なく回避。 スザクが舌打ちした。 そして思いっきり跳び上がる。 「つあぁぁぁぁっ!」 右の刃が振りかぶられた。全体重を乗せた、渾身の一撃。 命中精度はこの際抜きだ。当たって砕けろ。 無論、そんな攻撃を黙って食らうヴィータではない。 身をよじり、最低限の動きで回避。 一方のスザクは着地の際、勢いに押されて強く踏み込んでしまった。 そこへ襲い来る第二撃。 強引に左の芥骨を振り上げ、ギリギリの所で防御。 相手が飛べるだけでこんなにやりづらいとは。 あのトウキョウで対峙した紅蓮弐式もまた、このような心地だったのかもしれない。
「スザク…」 入り口付近から響く、消え入るような声。 小刻みに身体を震わせながら、かがみは怯えたような強張った表情で、戦闘を見守っている。 正直、一方的な戦いだ。 スザクの剣はヴィータを捉えることができず虚しく空を切り、反対にヴィータは好きなタイミングで攻撃ができる。 スザクは幼い子供に、完全に流れを掌握されていた。 相手がチェーンソーの使い方を知らないのが唯一の救いだ。 ここまでヴィータは一切チェーンソーを動かしていない。手を抜いているようには見えない以上、素で知らないのだろう。 震えている。 確かに自分の身体が震えている。 誰に対して? ヴィータだけではない。 スザクに対しても、だった。 あれほど優しかった、穏やかな瞳。 今は鋭く引き締められ、冷たい闘志を放っている。 軍人ならばそれは当然だ。しかし、一般人のかがみには分からない。 彼女も傭兵少年が主役のミリタリー小説を読んだことはある。 しかし、小説の挿し絵は枚数が限られたものだ。おまけに、所詮はイラスト。そこにリアルはない。 戦う者の視線がどんなものかなど、かがみには知る由もなかった。 故に、彼女には区別がつかない。 殺すためのヴィータの視線と、止めるためのスザクの視線の区別が。 どちらも同じ、危険な目。 (ひょっとしたら…) スザクもまたヴィータと同じ、危険な存在ではないのだろうか? そんな思考が脳裏に浮かぶ。 異常な存在は、そのまま恐怖へと直結する。 怯えていた。 どうしようもなく恐ろしかった。 他ならぬ恩人のはずの、スザクが。 そんな風に思ってはいけない。必死に理性で否定しようとしても、感情がそれを許さない。 さながら獰猛な獣が爪を振るうように、芥骨を繰り出すスザクが。 自分を守るために、過激なまでの闘気を振り撒く男が。 …守るために? 「ッ!?」 次の瞬間、かがみの目に映ったのは、ヴィータに組み伏せられたスザクの姿だった。
投下終了。 …スンマセン、少し長すぎたんで2回に分けることになりましたorz 続きは大体8時頃までには…状況説明もそちらで行います
反目のスバルさんGJ。いきなり遭遇戦は熱いですね。 一番はかがみの動揺描写が素晴らしいです。一般人からすればたしかに怖いですからね。 今後、この状況に適応しきれるのか注目され、現在のこの状態をどうやってきりぬけるのか楽しみです。 これで投下途中というのだからクオリティの高さに驚かされます。 はんたのことは遠慮なく使ってあげてください(ニヤリ)
610 :
マスカレード :2008/02/15(金) 18:51:08 ID:jT3eKY3b
GJです 果たしてかがみとスザクは無事に逃れる事が出来るのか…… では8時までに、私も投下終わらせちゃいますね
「24時間誰も死ななければ一斉にお前たち全員の首輪を爆破する。 6時間毎に放送でそれまでの死亡者と禁止エリアの発表。 禁止エリアに入った場合、警告音の30秒後に首輪は爆破される。」 淡々と告げる男の声を、ただ黙って聞き入れる男が一人。ギラギラと輝く瞳で、主催者であろう二人を睨んでいた。 「(殺し合い……バトルロワイアルって奴か……?)」 さすがに目の前で人が死んだ事には少々驚いたが、今更それに動揺するまでも無い。 何故なら、彼は何度も死んで行く人間を見て来たから。青い炎に焼かれ、灰になって行く仲間達を見て来たから。 そして、その男が反応したのは、最後の勝利者に与えられるという、いわば優勝賞品。 「好きな願いを叶えてやろう」 その言葉は、男を動かすには充分な言葉だった。 ゲームの説明が終わると同時に、会場の人々が消えて行く。そんな中で、男―『草加雅人』―はニヤリと、口元を吊り上げた。 ◆ 「……神崎……!」 淡々とルールを告げる男を睨みながら、拳を握り締める男が一人。 彼には、主催者であろう男の一人……神崎士郎に、確かな見覚えがあった。 「カードデッキ」を造り出し、自分を含めた13人の人間にそれを配り、ライダーバトルを仕込んだ男。 彼―『城戸真司』―の知る神崎という男は、何を企んでか13人のライダー達を殺し合わせていた。 真司は、神崎が仕込んだ馬鹿げたゲームに乗り、消えて行った男達を知っている。 だからこそ、誓ったのだ。 ――これ以上、こんな犠牲を増やしはしない。人を守るためにライダーになったのなら、ライダーを守ったっていい。 そう誓った筈なのに。そう宣言した筈なのに。 二人もの人間が、真司の目の前で、いともたやすく命を落としてしまった。 これは神崎達からの脅しだろうか。 「戦わなければ生き残れ無い」と、そう言いたいのか? だが、真司には逆効果だった。それはまた、真司の決意を固める原因となる。 さっきまでゲームの説明を聞いていた大勢の人々が消えて行く。そんな中で、真司は神崎へと鋭い眼光を向けた。 「……こんな戦い、絶対に止めさせてやるからな……! 神崎!」 「さて……どうしたものかな」 川辺に佇む雅人。デイバッグを下ろし、周囲を見渡す。 誰も居ない。周辺も特に変わった所は無く、生い茂る木々の間を流れる川しか見受けられない。 「こういう所には出来れば居たくは無いんだけどなぁ……」 低い声で、唸る様に言う。森の中の川……雅人にとってあまり思い出したくは無い記憶まで蘇りそうになってくるからだ。 「はぁ」と、小さなため息をついた雅人は、すぐにデイバッグに手をかけた。 まずは何が入っているのか確認する事だ。殺し合いをする以上、何らかの武器が入っていなければ困るからだ。 「なんだコレは?」 まず、雅人が取り出したのは、白い配色の奇妙な機械。どうやら腕に嵌める様になっているらしく、調度いい具合の穴が開いている。 次に雅人は、その機械の説明書であろう小さな紙切れを発見。 「デュエルディスク……デュエルモンスターズのカードをセットすることで様々な効果を発動させる……」 雅人は、「フン」と鼻で笑い、それを地面に置く。別に捨てるつもりは無いが、今はまだ必要無い。 それは現実的な雅人にとって、あまり理想的な武器では無かったのだろう。 そもそもカードが無ければ使えないとなると、あまり期待する事も出来ない。 雅人は、次の支給品を出す為、再びデイバッグの中に手を入れた。
◆ 茂みの中で横たわっていた真司は、ゆっくりと目を開いた。 「ここは?」と呟きながら、茂みの中から体を起こす。次に、眉間にしわを寄せながら、周囲を見渡す。 「どこかの森……?」 見渡す限りの木々達に、真司はそう呟いた。 自分はさっきまで、どこかのホールに、大勢の人間と共に集められていた筈だ。 それなのに、どうしてこんなところに居るんだろう? そんな疑問が過ぎり、立ち上がる。 静かに、耳を澄ますと、どこからか聞こえる川のせせらぎ。そう遠くは無い。近くに川があるのだろう。 こんな夜中に、こんな誰も居ない森に居たって仕方が無い。 気付けば真司は、音の聞こえる方向へと歩を進めていた。 もちろん宛て等ある筈も無いのだが。 ◆ 雅人が手に取っているのは、青い長方形の物体。真ん中には虎らしき紋章が描かれている。 「これは説明無しか。不親切なもんだな」 言いながら、それをすぐにポケットにしまい込む。こんな訳の解らない物を、まじまじと見詰めていても仕方が無いからだ。 早速、次の支給品へと手を伸ばす。 「拡声器、か……」 雅人は次にメガホンを手に取り、黒い笑みを浮かべた。これが3つ目の支給品だ。 こんな状況でメガホンを使えば、ゲームに乗った奴らがうじゃうじゃと集まって来るだろう。そんなことは、雅人にも一瞬で解った。 「これは……使えるなぁ」 言いながら、口元を気持ち悪いくらいに吊り上げる雅人。メガホンというアイテムは予想以上に使える代物だと踏んだのだ。 それというのも恐らく、このメガホンは色んな事に使える。 そして、人を集める事もその用法の一つ。他にも、使い方次第では様々な応用が利くだろう。雅人はそれを利用するつもりだ。 一通りデイバッグの中身を調べた。後は水と、地図・名簿。それくらいだ。 用意周到な雅人にとって、この2枚の紙はとても重要な物だった。今後の行動を決める為にも、今ここでじっくりと見ておくに越した事は無い。 一通り名簿に目を通した雅人は、何人か知っている名前を発見した。 「高町なのは……フェイト・T・ハラオウン……天道総司……」 読み上げて行くが、乾の名前は無い。真理も、啓太郎も……雅人が良く知る人物は居ない。 真理が居ない事に関しては、むしろ安心だが。 だが、この3人……なのは・フェイト・天道の3人は間違いなく利用出来る。雅人は、そう直感した。 何に利用するか……それは勿論、雅人が得意とする話術だ。他人の心を揺さぶる雅人の言葉は、何よりも心強い武器となる。 しかも、フェイトは既に雅人に傾いている……と、少なくとも雅人はそう思っいる。 雅人にとってこの3人はそれほどの脅威では無い。天道の実力は未知数だが、未来さえ欺く雅人に、恐怖感を与えるまでもない。 雅人が最後に目を落とした名前は…… ――北崎。 「……北崎……!」 途端に、雅人の目に怒りが宿る。 それは、流星塾の皆を……そして、自分を殺した相手。 雅人の中の、排除するべき人物にこの名前を追加。この男だけは、自分の手で殺さなければ気が済まない。 そしてその為に障害となる可能性のある者。雅人にとって、邪魔なノイズとなり得る者は消してしまえばいい。 雅人は、再び笑みを浮かべた。黒い、殺意を感じる笑みを。 ◆ 「(誰か居る……?)」 流れる水の音に導かれ、真司は川の近くまで近寄っていた。そんな時、真司の目に入ったのは何者かの人影。 迂闊に飛び出る訳にも行かなかった。もしも男がゲームに乗っていたら、真司の命は一気に危険に曝されるからだ。 木の陰から、そっと顔を覗かせる。どうやら男はデイバッグを漁っているらしく、真司に背中を向けていた。
「(顔は見えないけど……地図でも見てんのか?)」 目を細め、男に見入る真司。相手はこちらには気付いていないらしい。 このまま立ち去るか、声をかけてみるか。二つに一つ。 あの男が自分と同じ、対主催側ならばいいのだが…… もしもあの男がゲームに乗っていれば、自分は死ぬかもしれない。 「(あ〜……もう……!)」 試行錯誤する真司。どうしたものか……と悩んだ真司は、自らの頭を掻きむしる。その長髪は、まるで真司の心の動揺を表しているかの様に乱れる。 しかし、それは致命的なミスだった。 ガサッ……という音が、静かな森に響く。真司の肘が、隠れていた木の枝に当たってしまったのだ。 「(しまった……ッ!?)」 ◆ 名簿に続き、地図を眺めていた雅人。 「(ここはどこだ……? 川……ということは……)」 表情を険しくする。周囲に特に変わったシンボルが何も無い今の状況、現在地を割り出す事は至難の技だ。 川がある事から、大体の場所は絞れる。が、それではあまりに不確定過ぎるのだ。 周囲が森である事から、現在地が地図上の右半分に位置する川であることが予想される。 ふと雅人は、支給品に含まれていたコンパスを取り出した。赤い磁針は北を指しており、雅人もそちらを見る。 川がどこまでも続き、その終わりは見えない。ほぼ真っ直ぐ、直線で。 左を向けば、森の向こうには山が見える。そして右側に広がる景色は、どこまでも森。 「……なるほどな……」 雅人は、フッ一瞬、鼻で笑った。その時であった。 ガサッ……。音が聞こえる。 背後から、何者かが立てた物音が。 マズイ。今は、武器と呼べる物は何一つ持っていない。せめてカイザギアさえあれば応戦出来る物の、今はそれも叶わない。 まだここで終わる訳には行かない。 「仕方が無い」。雅人はそう感じ、ゆっくりと背後を振り向いた。 「誰かな? そこにいるのは」 ◆ 男がゆっくりと振り向く。暗闇のせいで解りにくいが、それなりに整った顔立ちだ。 「誰かな? そこにいるのは」 「(………………)」 息を止め、隠れる真司。 どうする? 逃げるか……いや、そんな事をして何になる。逃げているだけじゃ、戦いを止める事は出来ない。 しばし考える。流れる沈黙が、随分と長く感じられる。いつまでもこうしていて仕方が無い。 ……決めた。こうなったら、一か八かに賭けてみるしかない。 真司は、勢い良く飛び出した。男がまともな男であることを祈りながら。 ◆ 「あ、怪しいもんじゃ無い! 俺は、こんな馬鹿げたゲームには乗ってない!」 「……ッ!?」 両手を挙げながら飛び出した真司に、身構える雅人。 ……いや、どうやら身構える必要は無かったらしい。相手は両手を上げ、バカ正直な面でこちらを見据えていた。 「(……バカかこいつは……? ……いや、もしかしたら罠かもしれない……)」 雅人には、真司の思考が理解出来なかった。無防備にも程がある。こんな場合は、たいてい罠だと考える物だ。 だが、一つ引っ掛かる。「ゲームに乗っていない」という言葉だ。罠とも取れるが、それが本当なら…… それはつまり、敵意は無いという事か? この表情から察するに、その可能性が高い。そして、そう考えた次の瞬間には、雅人は笑っていた。 「(……こいつは使えるかも知れないなぁ……?)」
次の瞬間、雅人の表情は一気に緩んだ。緊張感が抜けた、敵意の無い表情だ。 「そうか……良かった……。君が俺と同じ考えで」 「え……?」 キョトンとした表情で、雅人を見詰める真司。 「俺もこんなゲームには乗って無い。ここから脱出する為に、どうすればいいか考えていたんだ」 「え……ほ、本当ですか!?」 真司は、雅人の言葉に、その表情を一気に明るくする。どうやら、真司の賭けは当たったらしい。この男はまともだ! 「俺は草加雅人。良ければ、俺と少し話をしないか?」 「あ、ああ……勿論!」 手を差し延べる雅人に、真司は嬉しそうに駆け寄った。 こうして二人はお互いの名を名乗り、様々な情報を交換した。 神崎という男がライダーバトルを仕込んだ事。雅人も真司も、戦いを止める為に動こうとしていた事。他にも、名簿に入った知り合いの名前等……だ。 真司が言うには、なのは達ならばきっとこんな馬鹿げたゲームには乗っていない……という事らしい。 もちろん、名簿に書かれた「高町なのは」は真司の知るなのはでは無いのだが、そんな事を知る筈も無いのであった。 「――いや〜良かった! あんたがいい人で。もしあんたが悪人ならどうしようかと思っててさぁ」 「……ああ、それは俺も同じさ。俺も、城戸君が善人で安心したよ。 俺も城戸君も、こんな馬鹿げた戦いは一刻も早く終わらせようと思ってる。なら、話は早い」 「解ってるって。皆でここから脱出する為にめ、一緒に頑張ろう!」 「ああ、もちろんそのつもりさ。」 ガッツポーズを取る真司。雅人は真司の拳に、軽く自分の拳をぶつける。 草加がまともな人物であったという安心感で、真司の表情は完全に緩んでいた。 草加と協力して、仲間を増やして行けば、こんな戦いは止められるかも知れない。 対する雅人も、真司が「バカ正直」な人間である事に安心していた。 武器も無く、仲間も居ないこの状況。真司を引き込んでおくに越した事は無い。 いざとなればこの男を捨てればいい話だ。それに、完全に自分を信じさせてしまえば、トドメを刺すのも楽に済む。 信頼などと言う脆い感情を信じてる以上、この男に勝ち目は無い。早くも大勢の敵の一人を落としたも同然だった。 そんな事を考えている雅人からは、笑顔が絶えなかった。表向きには明るい笑顔。内面では、悪魔の笑顔。 「城戸君……俺はこれから北へ行こうとしてる。君はどうする?」 「北ァ? 何かあんのかよ?」 「ああ、見てくれ」 言いながら、地図を開く雅人。同時に、コンパスを見せる。 訳が解らないといった表情の真司は、雅人の顔を覗き込む。 「これが何なんだよ?」 「恐らくここは……H-8か7。東に山が見えるからな」 「あぁ……ホントだ」 「このまま北へ進めば……病院がある。まずは病院を目指すんだ。ここで薬や食料、それから簡単な装備を補給する」 「なるほど!」と、大きく頷く真司。どうやら雅人の言い分をそれなりに理解したらしい。 「ここから歩いて1、2時間といった所だろうな。そうだな……病院で一度休息を取って、明朝すぐに市街地へ向かう。どうだろう?」 「ああ、もう全然オッケー! ちょっとずつでも仲間を増やして、絶対脱出しよう!」 真司の笑顔に、雅人も笑顔で返す。 取りあえず、最初の行動は決まった。 「見たか神崎……! このゲームにもまだまともな奴はいるんだ。 絶っっっ対にこんな馬鹿げた戦い、止めさせてやるからな!」 真司は、どこかで見ているであろう神崎に向かって、言った。力強く、自信に満ちた表情で。 大変かも知れないが、雅人と一緒に、仲間を集めてこのゲームを潰す。参加者の皆も、守って見せる。 きっと出来る筈だ。真司の心には、少しずつだが脱出への希望が見え始めていた。 「(城戸は確実に俺に傾いてる……まずは一人、しばらくは手を組んでおこう……。 そして……証明してやる。辿り着くのは……最後の一人は俺だけだって事をなぁ……!)」 一方の雅人は、静かに笑っていた。声にならない小さな声で、真司に悟られないように……ドス黒い、悪魔の様な笑顔で笑っていた。
【一日目 現時刻AM0:35】 【現在地:H-8 川】 【草加雅人@マスカレード】 [参戦時間軸]ACT.14終了後くらい。 [状態]健康 [装備]特に無し。 [道具]支給品一式・デュエルディスク@リリカル遊戯王GX・カードデッキ(タイガ)@リリカル龍騎・拡声器(メガホン)・ウェットティッシュ [思考・状況] 基本 利用出来る物は全て利用し、最後の一人になる 1.まずは病院に行くか…… 2.城戸はバカだ 3.何であろうと俺の邪魔をする者は許さない 4.カイザギアも探さないとなぁ 5.北崎は俺が殺す 備考 ※メガホンは何かに使えると考えています ※ゲーム中盤くらいまでは演技を続けるつもりです。 ※名前は知りませんが、草加は地獄兄弟……特に「影山瞬」を多少なりとも怨んでいます ※草加からすれば、天道総司も同様に邪魔者です。 ※ウェットティッシュは市販の使い捨ての物。元々草加のポケットに入っていた。 どうやら手を拭くくらいしか用途が無いウェットティッシュは、没収対象にはならなかったらしい 【城戸真司@リリカル龍騎】 [参戦時間軸]第二十話〜第二十一話あたり。オーディンを殴った後 [状態]健康 [装備]特に無し [道具]デイバッグ(中身は未確認) [思考・状況] 基本 神崎の思い通りにはさせない。絶対にこんな戦い止めさせてやる! 1.病院を目指そう 2.雅人はいい奴だよな。頼もしいしまともだし 3.なのはちゃん達と合流したい 備考 ※名簿のなのはやフェイトを自分の良く知るなのはやフェイトだと勘違いしてます。 共通の備考 ※まだ草加は、自分がなのは達の知り合いである事は明かしていません。 故に真司は、草加がなのは達の知り合いである事は知りません
616 :
マスカレード :2008/02/15(金) 20:01:07 ID:jT3eKY3b
投下終了 他人のキャラを使ったのは始めてですが、城戸はこんな感じで良かったのかどうか不安…… リリカル龍騎さんには失礼だったかもしれませんが、こんな感じで大丈夫でしょうか? そんでもって、とりあえず草加達も病院を目指させる事にしました
GJ! 草加…最近のライダーってすごいなぁw ちょいと遅れましたが、後編完成。投下おk?
(気に入らねぇな) 絶え間ない剣戟の中、ヴィータは苛立っていた。 無論、優位に立っているのは彼女である。 空を飛べる自分と空を飛べない相手。どちらが有利かは一目瞭然。 少し相手の背丈よりも高い所に浮いているだけで、回避率はぐんと上がる。 スザクの攻撃は、ヴィータの防御にすら届かない。 では、彼女は何が気に食わないのか。 (とんだなまくらじゃねぇか) 矛先は手にしたノコギリもどき。 このチェーンソーとやら、切れ味は普通のノコギリと大して変わらない。 相手の芥骨は、攻撃のとばっちりを受けたアスファルトの表面に爪跡を刻んでいく。 しかし、このチェーンソーで同じ状況になろうと、せいぜい虚しく跳ね返るくらいだろう。 とんだハズレを引いたものだ。武器のスペックは、向こうのほうが遥かに高かった。 (それとも…やっぱコイツか?) ヴィータの視点は、チェーンソーから伸びた紐に向けられていた。 完全に用途不明の紐。鎖鎌のように使おうにも、細すぎるし短すぎる。 しかしこの紐、よく見れば、くす玉のように引けそうな気がしないでもない。 (何かのスイッチなのか?) 一瞬、思考を張り巡らせる。 引いた途端に爆発する…などといったことはないだろう。設計上、メリットがない。 ならばこのスイッチは、このチェーンソーを強化するものか。さながらカートリッジシステムのように。 (?) と、スザクの表情が変化した。 どこか申し訳なさそうな瞳。 一瞬のうちにそれは切り替わり、先ほどよりも鋭い視線で、スザクは動き出す。 (馬鹿げてる) 心底嫌気がさす。 殺す気になったのだ。 恐らく殺さず無力化させるのは無理と判断したのだろう。 現に相手は、驚異的な脚力で壁を蹴ると、両の芥骨を同時に振り上げて襲いかかってくる。 しかし、そこまでがよくない。 あの瞳。 殺すことになってすまないとでも言うのか、コイツは。 とんだ甘ちゃんだ。 そんな攻撃に誰が殺されてやるものか。 ヴィータの手が、チェーンソーの紐を引いた。
――ちゅいぃぃぃぃぃぃぃぃんっ。 芥骨と衝突した瞬間。 不意にチェーンソーの刃が唸りを上げた。 「なに…!?」 スザクの目が見開かれる。 今まで満足に使いこなせていなかったチェーンソーが、不意に起動した。 互いの得物が擦れ合い、激しい火花を散らす。 つばぜり合いの状況で、それ自体に意味はない。 しかし重要なのは、この瞬間にできた、スザクの隙。 「なるほど…そういう武器かよ」 ニヤリ、とヴィータの口元が歪んだ。 同時にスザクに襲いかかる、重い圧力。 しまった、と思うよりも早く、彼の身体は道路に叩き落とされていた。 踏み込みの利かない態勢からの反撃を受けたスザクは、背中からアスファルトに突っ込む。 「ぐっ!」 苦悶の声が漏れる。 即座に立ち上がろうとした瞬間。 「よっと」 高速で飛来したヴィータが腹に跨がるようにしてのし掛かり、首筋にチェーンソーを突き立てた。 完全に身動きを封じられた。スザクには打つ手がない。 こんなにも早く終わるのか。 すぐ傍で震えているあの人すら守れず。 また――誰かを助けられずに。 脳裏を横切るのは、ぱあっと広がる桃色の髪と、白いドレス。そして、あの最高の笑顔。 スザクは唇を噛み、ヴィータを視殺せんとするほどの強烈な眼光をぶつける。 一方のヴィータは、ただ冷たい目線を落とすのみ。 これで1人目が死ぬ。それだけのこと。 「じゃあな」 チェーンソーを握る手に、力が込められた。
と、何か胸にぶつかるものがあった。 ヴィータが見ると、ガラスの破片のような物が舞っている。 飛んできた方向にあるのは、あの喫茶店。 「スザク、から…」 かがみの姿があった。 複数のガラスコップを小脇に抱え、恐怖でガチガチに震える身体を必死に動かし、ヴィータを睨み付けている。 であれば、先ほどのガラスは彼女の仕業。 そうだ。 スザクは自分を守るために戦ってくれている。 一方のヴィータは、純粋に自分達の命を奪うために。 守るために戦う人と、殺すために戦う奴。 「…離れなさいよっ…!」 スザクはアイツとは違う。 あんな人殺しとは断じて違う! 「てめぇ…!」 せっかく後回しにしてやったというのに、つけ上がりやがって。 気の短いヴィータの脳は一瞬にして沸騰する。 もう面倒だ。どうせ一撃で終わる。 その大きな瞳にありったけの殺意を宿し、ヴィータが立ち上がる。 「ひ…!」 思わず、腰が抜けた。 かがみがへたりこむと同時に、落ちたコップが次々と落ち、破音を立てる。 やはり自分の勇気など、所詮この程度か。 底を見た気がして、悔しくて、悲しくて。 紫の瞳が涙で滲んだ。 「――一双!」 しかし、かがみは1人ではない。 「!? しまっ…!」 気付いた時には、ヴィータの身体はチェーンソーもろとも、天に打ち上げられていた。 猛獣の骨のような意匠の短剣が叩き込まれる。 「燕返しッ!!!」 ガードはできた。しかし、それに意味などあるものか。 態勢を立て直したスザクの追撃により、今度はヴィータが道路の感触を味わう羽目になった。 強烈な衝撃に、幼い身体はもんどりうって、チェーンソーを傷付ける。 刃はひしゃげ、モーター部分は破壊されてしまった。 「――もういいだろう」 勝利宣言のようなスザクの声が、高らかに響き渡った。
得物を壊された以上、勝ち目はない。 そしてどうやら、スザクに自分を殺すつもりはもうないらしい。 故にヴィータは悠然と立ち上がり、余裕な動作で着衣の汚れをぱんぱんと払う。 「僕達の仲間になる気は…ないだろうな」 「当然。他人に守られっぱなしになる趣味はねぇ」 自分の身は自分で守る。 ヴィータはそう言った。 「そうか…実際、僕も君を守れる余裕はない」 スザクは真剣な表情を崩さずに言う。 残念だが、ここから先、丸腰の少女2人を連れ回すことはできそうにない。 恐らく今の音を聞きつけ、やって来る参加者もいるだろう。 心は痛むが、ヴィータは足手まといだ。 「なら、勝手にするさ」 それを察してか、ヴィータはスザク達に背を向け、そのまま歩き出す。 かつ、かつ、かつ、と響く靴音。 不意に、少女は振り返ると、スザクへと声をかけた。 「殺そうとしたろ」 思い返されるのは、チェーンソーの電源を入れた時。 研ぎ澄まされた殺気が、優しい瞳に宿った時。 「他人に人を殺させたくない…それでも自分は殺す時には殺す…」 ヴィータの目がそのスザクの目を、真っ向から見据える。 「矛盾の塊だよ、お前」 はっきりと言った。 情けも容赦もなく。 スザクの意志を真っ向から否定した。 「…!」 彼の身体は正直だ。 微かに眉がひそめられ、純白のスーツ越しの肩が震える。 「じゃあな、偽善野郎。せいぜい壊れんなよ」 皮肉たっぷりの捨て台詞を残して、ヴィータは立ち去った。 スザクの心に、大きな動揺を残して。 偽善。 どこまで行っても、所詮自分は偽善者なのか。 自分の正義は、どこまで行っても正義足り得ないのか。 (…俺は…)
【一日目 現時刻AM1:12】 【現在地:D-5 ハカランダ】 【枢木スザク@コードギアス 反目のスバル】 [状態]健康・落ち込み [装備]回式・芥骨(リリカルスクライド//G.U.) [道具]支給品一式(中身は描写なし) [思考・状況] 基本 誰にも人殺しをさせず、このゲームを終わらせたい。 1.とにかくこの場を離れなきゃな 2.…俺は、結局偽善者なのか… 3.ともかく、お互い無事でよかった…かがみさんに感謝しないと[備考] ※「一双燕返し」は、原作で芥骨を用いていたハセヲの技。 技名はスザクの脳裏に何となく浮かんできました。…多分後でかがみにツッコまれます。 柊かがみ@なの☆すた】 [状態]健康 [装備]特に無し。 [道具]支給品一式・カイザギア一式(カイザフォン除く)@マスカレード、500mlペットボトル(水入り) [思考・状況] 基本 誰も殺したく無い。つかさと家に帰りたい。 1.助かった… 2.スザク…大丈夫かしら… 【ヴィータ@NANOSING】 [状態]健康 [装備]特になし [道具]支給品一式・ラウズカード(種類・枚数は不明)@リリカルなのはStriker [思考・状況] 基本 カトリックの敵の殲滅 1.一刻も早くこの場を離れるか 2.アイツ…きっと潰れるな 3.新しい武器がいるな
投下終了。 どちらもいきなり死んでいいポジションではなさそうだったので、このようになりました。 そろそろキリヤやシーナも書かないとだなぁ…
GJです >>Red Rock パロロワでは多くの人が一人のキャラを動かすなど日常茶飯事。失礼どころかむしろ名誉なことです しかし、病院行きですか…間違いなくあそこ激戦区になりますね… >>白と紅のストラグル 正直言って、どっちが死ぬかとハラハラしてました しかし…潰れるにしろ立ち直るにしろ、面白いことになりそうですね …さて、感想ついでにクロノとスバル予約…って、両方とも別の作者様のキャラじゃねーか…orz …書いてO.K.?
OKですよー というか、正直旦那に精一杯で嫁の冒頭書いてる余裕がなかったりw
GJです。 いきなりチェーンソー大破。ヴィータは武器をどうやって手に入れるのか。 そしてアイデンティティを傷つけられたスザク。 よくぞがんばったかがみ。 今後どうやって動いていくのか楽しみですね。 そういえば確認したいことがあったのですけど、皆様、病院の規模ってどのぐらいを想定していますか? 原作バトロワの診療所レベルなのか売店や入院設備まである大病院かで扱いが全然変わることに今更気がついてしまったんですが。 前者なら篭城するには不向きだし、後者なら人数と手間と時間さえあれば要塞化さえ可能になります。 それこそ後者だったら廊下を挟んで銃撃(銃持ちいれば)とか追跡をどこぞのメタルギアな真似で回避とか選択肢が非常に増えるわけですが。 あたりまえすぎて見逃していたことで、空気読め言われそうですが、 激戦区になりそうな病院だけに早くそこを決定しておかないとまずいんじゃないかと思ってカキコ。
病院を最初に描写する作者の方次第でいいかと思いますが。 最初から完全に決めてしまうよりも、ある程度ぼかしておいた方が展開の方も広がりやすくなりますし
>>626 原作では診療所レベルなんだ…
いっそまんま聖王病院なんてどうでしょう?
なのはロワっぽい感じもしますし。
こういうのは、施設初登場回を書いた方が「面白そうだ」と思ったのに落ち着くものです つまり、それは最初に病院が登場した回を書いた方に一任されるというわけです …ぼかしておいた方が展開考える方も楽でしょうし
>>627 >>628 >>629 なるほど。回答ありがとうございました。
はんたが病院を視認できてしまっているので病院サイズのすれ違いをはじめ、
到着順や物品の入手や戦闘規模のすれ違いが起こるとまずいかと思ったので激戦区となる病院だけに質問させていただきました。
たしかにあえてぼかすのも面白いかもしれませんね。
現在病院目指しているメンバーは地図の位置的に近い順にはんた、ルルーシュ、草加&城戸になるのかな。
そしてレスのついでに、よろしければはんたとルルーシュを予約させていただきたいがよろしい?
私が書こうとすると自キャラ+人様のキャラってスタイル続けちゃいそうで技量の無さに泣けるなorz
>>630 了解ー。ではこちらはシャイニング勢を書いてみることにします。
…しかし、これはこれでホッとしたような…
このまま自分が書いてたら、ルルーシュ病院をいきなり爆破するという大暴挙に出てたんですぜ?
他の連中に医療品は取らせん!って思考で
おわ、すでに始まっていらっしゃいましたか。 皆様GJです……こちらも、急いで書かなきゃ。 と、いうわけで……龍騎さん。 NANOSINGより、アーカードお借りしてもよろしいでしょうか? 恐らくは、アニロワや漫画ロワと同様の立ち位置になるかとは思いますが……
>>白と紅のストラグル GJです かがみが活躍してくれて嬉しい!w このままここに誰も現れなければ朝までは休めますが……さて、一体どうなるのか…… >>龍騎さん それは良かったです 心配だったのは、リリカル龍騎内での城戸真司というキャラの性格がこれで良かったのかな……ってことだったんですが、それを聞いて安心しました クロノ&スバル、私は全然オッケーです! >>病院 草加達が到着したら既に病院大破とかなってたらヤバイですよねw 草加にはそう簡単にカイザドライバーにたどり着いて欲しく無かったりします(ぇ
>>632 お、お、お、お!
ちょうどいい所に!
実はそちらから小狼を借りたいのですが…よろしいでしょうか?
無理なら他のキャラを探してみるか、最悪キリヤで代用しますので…
仮まとめでもいいので、クロス倉庫の方にバトロワ特設ページを作って、掲載しておきませんか? そろそろSS増えてきたのでまとめがあると便利です 時系列順で、サブタイの横にピックアップキャラと作者だけ書いておけば大丈夫だと思います
>>632 …OKに決まってるじゃないですか。
というかむしろ、そういう立ち位置になることを狙って放り込んだキャラを、そうしないでどうするのかというか…
とにかく、アーカード了解しました。
>>635 …投下順では駄目ですか?
時系列順だと普段からの激務+ロワまとめが冗談抜きで死にかねない作業量になりそうなのでorz
…いや、たいていのロワまとめでは両方用意してるのは分かってますけど
>>636 大丈夫だと思います
正直読めればなんでもいいですww
>>634 分かりやした。
どうぞ、うちのでよけりゃお使いくださいませw
>>636 どうも、ありがとうございました。
それでは、喜んでアーカード使わせていただきますね。
ご期待に添えられるよう、努力いたします
>>638 あざーっす!
…ところで1つ質問を。
支給品の出典元は基本自由だと聞きましたが、
これってその他単発ネタからも出してOKなんですか?
ちょいとキノクロスから「カノン」を持ってきたいのですが…あ、小狼の装備じゃないですよ
お婆ちゃんは言っていた この際欠片でもなのはが関わってたらいいじゃないか、と・・・・・・
あー、何か昼頃に妙な天啓が下りまして、新庄・運切のお話を一本書いてみちゃいました。 新庄君じゃないけど「ちょっと感じが違うかなー」っていう部分もありますが、自分ところのキャラはなるたけ早く書いちゃった方が良い、っつう感じみたいだし……投下していいでしょうか?
どうぞどうぞ …ただ、睡眠時間の都合上今本スレにある分載せたら寝るので、まとめに載るのは明日以降になるかとorz
いやいや、やって頂くだけでも有り難いのに……急かす様な事はいたしませんぜ。 んだば次から投下開始〜。
道路があり、街路樹があり、歩道があり、ビルがあり、家屋がある。 総じて――“市街地”と呼べるものがあった。 しかし絶対的に足りていないものがある。 歩行者がなく、運転者がなく、従業員がなく、住人がない。 総じて――“人間”と呼べるものがなかった。 廃墟、否、一切の廃れた風もないそれは、“ゴーストタウン”としての風体があった。 時間帯は夜間、日付が変わった直後という深夜だ。暗闇が無人の市街を彩っていた。 だが大自然が作り出す黒に対して、反目する色があった。 それはビルの灰色ではなく、街路樹の緑でもない。――純白だ。 ビルとビルの合間、細道から覗くその純白は装甲服の塗装。即ち、装甲服をまとう者が細道に居る、という事だ。 白の装甲服に黒の長髪、膨らんだスカートに細い体つき、自身を浅く抱いた人物だ。 その人物には幾つかの名前が、二つの嘘の名と一つの本当の名があった。 本当の名は“運切”、嘘の名はそれを二分して“運”と“切”。 新庄・運切。そういう名前の人間が、そこにいた。 ● 新庄は混乱していた。 何時、何処で、誰が、何をして、何が置きたのか、何の為に。5W1Hの全てが解らない。 ……わからないよ…… しゃがみ込んだ自身を強く抱く。そうする事で、僅かでも不安を紛らわせるから。 ……わからない、よぉ…… 人が死ぬのを見た。自分の首にも嵌められた、首輪が爆発して。 人を殺せと言われた。死にたくなければ、願いを叶えたければ、と。 新庄には願いがあった。 父母が誰で、何処にいるかを知りたい。 6歳より以前の、失われた記憶を知りたい。 自分の体、午前と午後で性別が変わるこの体の謎を知りたい。 ……でもそれは、 「そんな事をしてまで、知りたい事じゃないよ」 正直に言って、諦めかけていた。 追い続けるのも、半ば建前になりかけていた事だ。 そして何よりも、 「――死ぬ事と、殺す事」 ここに送られる前、あの二人の男に集められるよりも前の事だ。 皇居前で起きた“王城派”との戦い。その前日の人狼との戦い。その戦いにおいて、自分は同じ失敗を侵していた。敵を殺せなかった、武器の引き金を退けなかったという失敗を。 「恐い」 殺す事は無いんじゃないか。 殺さなくても良い方法はあるんじゃないか。 より良い解決が、もっと考えればあるんじゃないか。 そして――自分の意思は、敵の意思を殺すに値するのか。 それが解らない。 「こわい」 解らない事が、解らないままに行動する事が、恐い。だから――迷い、竦む。 「――は」 寒気のする動悸に、思わず息が漏れる。喉が引き攣り、微かな吐き気を得る。 ……喉、乾いた…… 緊張や恐怖の影響か、喉というよりも全身が乾いた感覚がある。じっとりとしたそれはさながら風邪をひいた時と似ている様に思えた。 「何かあるかな」 呟いて新庄は脇を見た。自分が背を預けるのと同様に、ビルの壁に寄り掛ったデイバックを。
この市街地に移された時には持っていた物だ。多分、あの男達が持たせたのだろう。 「……ん、あった」 いそいそと中身を漁れば、食糧に混じって水入りのボトルが出てきた。おそらく最低限の生命維持が出来る様にする為だろう。 キャップを捻って飲み口を露出させ、唇を密着したまま傾ければ冷たい液体を喉を伝う。冷えて感じるこの身には温水の方が有り難かったが、流石にそれは高望みというものだ。 ある程度喉が潤った所で、新庄はボトルをキャップで締め直した。水分は貴重だ。それは食糧として以上に、今の様に気を落ち着かせる為にも。 ボトルをデイバックに戻し、続いて路上に並べていた食糧や地図の類も戻していく。ボトルを探す過程で取り出してしまった品々だ。それらを次々とデイバックに収めていき、 「あれ?」 食料品を仕舞い終えた所で、珍妙な品がある事に気付いた。 角の丸い四角形の機械だ。小さな液晶画面を備えており、一端からはコードが伸びている。コードの先は二本に分かれ、その先端には小さなスピーカーが付いている。 「CDプレイヤー、って奴だよね」 奥多摩の施設から殆ど出た事の無い新庄は詳しく知らないが、確かCDという円盤を挿入する事で音楽が聞ける機械であった筈だ。 「これが支給品なのかな」 参加者には幾つかの品々が渡される、とあの男達は言っていた。食料品や地図、名簿などとは違う“最低限必要な物ではない物品”。 消去法ではあるが、CDプレイヤーは支給品に分類される物に思えた。 「じゃあこれは、何かの武器になるのかな」 呪いの歌でも入っているんだろうか、とか思いつつ、好奇心から新庄はイヤホンを耳に嵌める。 「これが、スイッチだよね」 液晶画面の側に備えられた、横向き三角形が描かれたボタン。新庄の細い指がそれにかかり、押した。直後、 ぱーぱっぱぱっぱーぱっぱぱっぱーぱっぱぱっぱーぱっぱぱっぱーぱー! ぱぱっぱーぱぱっぱー………… 音楽が流れ始めた。ラッパの音に似たそれは軽快なリズムを作り、気分を高揚させる事に終始する音楽だと解る。 「……なんか聞き覚えがあるな」 CDプレイヤーが放送する音楽、それが新庄の記憶を刺激した。覚えがあるぞ、と。 そうして新庄は、ふとCDプレイヤーに値札の様な物が付いている事に気付いた。手にとってよく見れば、それは“説明書”と赤い太字が載っていた。 「何だろ」 そこに疑問の答えがあるのか、と文を呼んでみる。そこには“説明書”の下に2行で、簡潔にこう記されていた。 ○ロッキーっぽい曲 聞くとやる気が出る。けどパチもんっぽいから逆にムカつく事もある。 読み終えた直後、新庄はCDプレイヤーを向かいのビル壁に叩き付けた。確かに説明書通りの効果だった。 「…………はぁ」 溜め息と共に肩を落とし、地べたに転がり落ちたCDプレイヤーを拾い直す。壊れるどころかヒビ一つ入っていなかった。無意味に頑丈なCDプレイヤーだ。 「これは狙ってやっているか……」 だとしたら随分と効果的な支給品だ。腹が立つけど。 まあいいや、とごちてCDプレイヤーをデイバックに入れる。それから他に入れ忘れた物が無いかと見回してみる。と、落ちている物が一つあった。
「……認識表?」 細いチェーンが通された金属板だった。大きさは手の平ほど、やや青みがかった色合いだ。 「これも支給品なのかな」 『その通りよ』 呟いた言葉が返答された。 ……は? 予想外の現象に思わず口が半開きになった。 驚きに思考が停止し、ややあってから再び動き出す。幾つかの考察と推測が短時間で巡って一つの答えを編み出した。 「君は……デバイス?」 『続けて、その通り』 認識表が微かに光り、二度目の肯定を唱えた。 『私はストームレイダー。――貴方に配分された支給品、という事になるわね』 ● 「へえ、じゃあストームレイダーのいたGじゃ概念が無くて、代わりに魔法っていうのがあったんだ」 『Gじゃなくて次元世界、ね』 まあ似た様なものみたいだけど、とストームレイダーは補足する。 『不思議なものね。魔法は無いのに、デバイスっていう機械は存在していたんだ』 「うん。ボクも、Exーstっていうデバイスを持ってたんだけどね。こっちに飛ばされてくる前に、無くなっちゃったんだ」 『戦闘力の調整、でしょうね。元々武器を持ってたんじゃ、支給品を配る意味が無いし』 そうだね、と新庄は相づちを打ちつつ、このストームレイダーなるデバイスの事を考えた。 ……歳上、って感じだよね…… 女性の声を模した電子音声で話す彼女(扱いはそれでいいだろう)。さばけた性格と口調は、少なからず新庄に冷静さを取り戻させた(CDの効果は断じて認めない)。 緊張と恐怖と混乱、そうした時に話し相手が居る事の有り難さを新庄は実感していた。 「ストームレイダー」 『ん、何?』 これで人型だったら、首を傾げていただろう。ありはしないストームレイダーの視線を感じつつ、新庄は感謝の言葉を伝えた。 「――ありがとう」 僅かに間を置いて、 『……まぁね』 動じた風も無く、返事が返された。ここでトボケたり否定せず、こちらの言葉を受け止めて返す辺りが彼女の精神年齢の高さを感じる。 『そんな事よりも新庄』 と、今度はストームレイダーから声がかけられた。 『貴女、Exーstっていうデバイスを持ってた、って言ってたわね』 「そうだけど……それがどうかした?」 首を傾げる新庄にストームレイダーは続ける。 『それはどんなデバイスなの?』 「機殻杖、って言っても解らないか。えっとね、肩で担ぐ砲塔、って感じかな」 『という事は、射撃系のデバイスなのね?』 「うん、そうだよ」 質問の意味が解らない新庄に、ストームレイダーは、ふぅん、と頷いた風に呟く。 『見た感じ射撃系の訓練を受けた風だし、貴女が私を得たのは幸運だったかもね』 「どういう事?」 『私をセットアップしなさい』 セットアップ、つまり待機形態から行使形態にたち上げる、という事だ。非変形型のExーstを持っていた新庄には馴染みのない行動だった。 「どうして?」 『やって、見てみれば解るわ』
早く、とストームレイダーに急かされ、新庄は従う事にした。立ち上がってストームレイダーを軽く掲げ、デバイスの名前と指示を唱える。 「ストームレイダー、セットアップ」 その直後、握られていたストームレイダーが光彩を放った。青白い光が認識票を隠し、小道いっぱいに広がる。 新庄は僅かに目を細め、光が止むのを待った。そして幾許と経たずに光は収まり、変貌したストームレイダーが手に収められていた。 「――狙撃銃」 変形したストームレイダーの形態は、長い銃身とグリップのライフルだった。シルエットはほぼ一直線を描き、重心の基部には逆三角形の液晶画面がある。 『私はね、狙撃に特化したデバイスなの』 液晶画面の点滅と共にストームレイダーは喋る。 「私の本来の持ち主は狙撃兵……みたいなものでね。アウトレンジの達人、って呼ばれたりもして、私自身も平均以上の性能があると自負しているわ』 誇らしげに語るその口調に、ああその持ち主が好きなんだな、と新庄は思う。そんなこちらに気付いた風も無く、ストームレイダーは意見を結論した。 『新庄。この戦い、私を使いなさい』 「――――」 それは、戦えという事か。 この突然始まった理不尽な戦いを、他の参加者を殺して勝ち進めという事か。 『貴女も射撃を専攻するというなら丁度いいわ。きっとうまく立ち回れる』 「……ボク、は」 意図せず、言葉が紡がれた。 「ボクは戦いたくない」 先ほどまでは、悩んでばかりで出なかった言葉だ。 「ボクは殺したくない」 思いが吐露される。うやむやだった“それ”が、吐き出される。 「――ボクは死にたくない。そして、誰も死なせたくないよ」 震える声で新庄は呟いた。胸の深い所で吹き溜まっていた、思いを。 『……………』 ストームレイダーは答えない。何の変化も無く、ただ新庄の手に握られている。 ……だめ、かな…… 甘い考え、だと言う事は自覚している。それはかつて佐山にも言われた事だ。 ……でも、ボクはそう思っている。そう思っているんだよ、佐山君、ストームレイダー…… だから、と新庄は思う。そこからどんな言葉が続くのかは解らない。 それでも、だから、と思う。 『つまり』 と、唐突にストームレイダーが音声を放った。 『つまり、貴女はこの戦いを無血解決したい訳ね?』 「…うん」 問い返された言葉に新庄は頷く。 『誰も殺したくないのね?』 「うん」 『誰も死なせたくないのね?』 「うん」 『自分も死にたくないのね?』 「うん」 『あらゆる者に、傷付いて欲しくないのね?』 「うん」 『ふざけないで』 「……うん」 言われた。言われるかも、と思っていた言葉が。 『殺したくない? 殺されたくない? 傷付けたくない? ふざけないで、だわ。この上も無くね』 幻想だと、甘えだと、そう断言された。そう思った。
『そんな事が有り得ないと思ったの? 馬鹿ね、“有るに決まってるじゃない”』 「――――」 『殺したくない? じゃあ護ってあげれば良いわ。殺されたくない? じゃあ護ってあげるわよ。傷付かないで欲しい? じゃあ、傷付け合う前に止めてやれば良いじゃない』 「……うん」 『言ったでしょう? うまく立ち回れる、って。私に貴女がいれば、貴女に私が居れば、出来ない事なんてないわよ』 「うん」 『引きなさい、引き金を。答えを出す為ではなく、今や答えを実行する為に。――私の弾丸は相手を殺めない。貴女の想いを、無視出来ないぐらい強烈に叩きつけてやるわよ』 「――うんっ!」 『よろしい』 心無しか、満足げにストームレイダーが光を放った様に思えた。 ● 『良い? 貴女に魔力が無く、私が魔力弾しか撃てない以上、このカートリッジが頼みの綱よ』 「……なんか、さっきまでの意気込みはどこへ、って感じだね」 思わず呟いた新庄に、うるさいわね、とストームレイダーは返事。 デイバックを担ぎ直し、新庄は壁に立てかけておいたストームレイダーを手に取る。もしもの場合を考えて待機形態ではなく、長銃形態は維持したままだ。 『私に装填されてるカートリッジは全部で3つ。中身はエネルギーだから、捻出配分で威力が変わるわ。1つにつき、節約して5発って所ね』 「最大で15発、って事?」 『そう言う事よ。それから、どこか見晴らしの良い高い所に行きましょう。狙撃の特性を最大限に活かせるのは高所だし、どのみち拠点は必要だもの』 そして何よりも、と区切り、 『そこで私の望遠機能を使えば、周囲一帯ぐらいは軽く見回せるわ』 「そうすれば、少なくとも周囲にいる参加者を見つけたり、戦闘に介入出来るね」 ええ、とストームレイダーは肯定するがその言葉は歯切れが悪く、らしくない、と新庄は思う。 「どうかしたの?」 『…その、さっきはちょっと口が過ぎたかな、と思ってね』 驚いた。こう言っては何だが、ストームレイダーはその辺りの事は気にしない質だと思っていた。 『さっき話した私の本当の持ち主、彼と貴女をダブらせちゃってね』 「……え?」 『詳しくは言わないけど……彼、一度手痛い失敗をしてね。以来まともに私を握れなくなくなっちゃったのよ』 つまり撃てなくなったって事ね、と補足。 『その失敗を実行したのは私だったわ。でも彼は私のせいにせず、全部自分のせいにしたわ』 「そうして欲しくなかったの?」 『そう言う訳じゃないわ。だって引き金を引いたのも狙いを付けたのも彼だもの。私に非は無いわよ。全部道具のせいにする無責任男なんて御免よ』 「………………」 さばけてるなぁ、ていうか、キツいなぁ、とか内心思う。 『でもね。だからって……その苦しみが分け合えない訳じゃ無いと思うの』 「……あ」 『“私は悪くない、でもそれが貴方一人で罪を背負い込む理由にはならないわ”。一緒にやって行きましょう……あの時、そう言ってあげられれば良かったのにね』 「だから、ボクにそれを言ったの? 引き金を引きたくない、って言うボクに」 『……まぁね』
やっぱり動じた風もなく、ストームレイダーは自身の思いを肯定する。それが大人っぽいと先ほどは思ったが、実は単なる意地っ張りかもしれない、と思い直す。 『そんな事よりも、さっさと拠点を探しましょう』 「じゃあ……あのビルはどうかな、先生」 『そうね、あそこの屋上ぐらいまで行けば、市街地のある程度はカバー出来そう……ちょっと待ちなさい』 「え、何?」 『“先生”って何よ』 「いや、先生からは色々と教わったっていうか……助けられたっていうか、何か先人って感じなんだよね」 『どこの世界にデバイスを先生呼ばわりする魔導師がいるのよ』 「いやだって、ボクは魔導師じゃないし」 『デバイスを使う役職だったんでしょう、だったら同じよ! やめなさいその呼び方!!』 「でももう、さっきまでみたいに呼び捨てにする気にはなれないし……」 『良いのよ呼び捨てで! 直せ! 戻れ!!』 「じゃあ行こうか、先生」 『元に戻れって言ってるでしょう!? あぁでも行くんだけど、ああそうじゃなくて……っ!!』 ● 新たな武器をその手に持って、新庄・運切は街を行く。 目指すは高所、そして戦いの無欠解決。 その思いは叶うのか、その思いは達成出来るのか。 それは解らぬ事。 だが、そうなりうるだけの意思はある。 【新庄・運切@なのは×終わクロ】 【一日目 現時刻AM01:06】 【現在地:C-6】 [参戦時間軸]第七章・対王城派戦後の撤収途中 [状態]健康・女性体 [装備]ストームレイダー@なのはStrikerS [道具]支給品一式・CDプレイヤーinロッキーっぽい曲@銀魂 [思考・状況] 基本 無血解決を目指す 1.まずは高層ビルを目指そう 2.情報収集と戦闘妨害に徹底しよう 3.体質については取り合えず隠そう [備考] ※性転換体質があります。PM6:00からは女性体(運)、AM6:00からは男性体(切)となります。 ※ストームレイダーの弾数は、カートリッジ1発につき最大5発。数発分を消耗して強力な弾を放つ事も可能。
これにて投下終了。 自分的にストームレイダーっつうのは、『本命な人の前では丁寧で貞淑、でも基本的にさばけててはすっぱな性格』っつうイメージがあったんですよな。ツンデレの亜種か(違)。 なんつーのかな、狙撃兵と狙撃銃っつう組み合わせが、そんなストイックな印象になんのかなぁ……。まあ今まで登場したデバイスがちょっと意思弱めだったから、逆にめちゃんこ強めてみたって所も有るんですが。 まあとりあえず、『新庄くん妨害スナイパーフラグ』を立ててみました。なんか登場してる参加者の大半がマーダーっつうか危険人物だったんで、対抗馬ここいらで一つ。
GJ! 何でだろう…何でデバイスに萌えるんだろうw とりあえずスザク君達が誤って撃たれないか心配ですw ほんじゃま、30分くらいになったら小狼の話を投下してもいいですかね?
それじゃ、そのさらに30分後になるのかな。 はんたとルルを投下してもいいですか?
では、時間になったので投下。 メタルサーガ氏の悪魔VS魔王も楽しみにしてますよーw
「大変なことになっちゃったな…」 夜風がしみる丘の上。 幾多の世界を旅する漂流者・小狼が、そこにぽつんと立っていた。 「どうやら今回は、記憶の羽根とは関係ないみたいだけど…」 長く果てない次元旅行は、散ってしまった王女さくらの記憶を探す旅。 その旅の道しるべとなるのは、次元の魔女から授かったモコナの役目である。 しかし、今回ここに飛ばされたのは、モコナの力によるものではない。 そもそも、それまでいた世界――ミッドチルダで、管理局の保護下に入ることを了承した直後のことだ。 そんな唐突な転移、あり得はしない。 「…まさか、いきなりあんなことになるなんて…」 否、深刻な問題は別にあった。 沈痛な面持ちで、小狼が呟く。 これまでの旅では、色んなことが起こっていた。 しかし、目の前であんな惨状が起こったことは初めてである。 無残な光景を思い出せば、今でも吐き気がしそうだ。 さて、自分はどう立ち回るか。 仲間はいない。黒鋼とは、この広大なフィールドへ飛ばされた際に離ればなれになってしまった。 頼れるものは自分だけ。 しかし、それを頼って何をする? 容赦なく他者を踏み台にする殺人鬼の道? あるかどうか分からない、皆が助かる方法を探す夢想論者の道? 「殺したくはないけれど…」 されど、どうしていいかは分からない。 殺さないとして…それからどのようにすればいいのか。具体的なビジョンが見えてこなかった。 「…そうだ、支給品…」 言いながら、小狼はデイバッグを地面に下ろす。 そのままバッグの口を開き、中の物を物色し始めた。 少なくとも生き残るため。そのために必要なものが、ここにあるはずだ。
最初に手にしたのは、鉈だった。 何のへんてつもない、ただの鉈。と言っても、取り回しには便利そうだが。 ひとまずこれが、自分の身を守るメインウェポンとなる。 「で、後は…」 その後も小狼はデイバッグの中身を探り、水と食料、地図、参加者名簿を見つけることができた。 そして、それらの1番奥にあったのは… 「…何だこれ?」 わっか。 そう言ってしまえば終わりだろうが、彼の手の中にあったのは、間違いなくリングだった。 中心には黄金の三角形が鎮座し、さらにその中心には不気味な一つ目。 リング外周には無数の楔がぶら下がっており、ご丁寧に首にかけるための紐まである。 『よぉ』 「えっ!?」 不意に、声がした。偉そうな男の声だ。 まさか見つかってしまったのか? そう思い、小狼は周囲を見回す。 『おいおいそうじゃねェよ!』 呆れたように声が言った。 頭の中に直接響いてくるような、不思議な声。 否、そうではない。 『俺様はここだぜ』 本当に頭の中から響いてくる声だった。 「う、うわぁっ!?」 突然自分の意識の中に浮かんできた人影。 白の長髪が印象的な、10代後半ほどの男の姿だった。 その顔に貼り付くのは、とてつもなく邪悪な笑み。 『にしても驚いたぜ。まさか3人目の宿主様が現れるなんてなぁ?』 「ななな、何だお前…!?」 いくら何でもこれはひどい。 こんな事態、経験したことなどあるはずがない。 思わず尻餅をつきながら、小狼が意識の中の男へ問いただす。 『ヒャーッハハハ! そう慌てんなよ。聞きたきゃすぐに教えてやるさ』 ひどく凶悪な笑い声と共に、男は堂々とした態度でその名を名乗る。 『俺は盗賊王…バクラ様よ!』
「バ…バク、ラ…?」 名前だけを言われても、さっぱり訳が分からない。 ほとんどパニック寸前の小狼は、その名前だけを口に出す。 『お前が持ってる千年リング…その中に住んでた魂が、この俺様よ』 そしてバクラと名乗った男は、くっくっと笑いながら説明した。 自分の出現に狼狽しきる小狼が、滑稽極まりないといった様子で。 千年リング――それこそが、小狼のデイバッグの奥底に眠っていた、最後の支給品の名前。 数多の屍から生まれた、冥界の扉を開く鍵。大邪神ゾークの悪しき魂を宿す、呪いのアイテム。 それが千年リングだった。 『しっかしまぁ…何でまた俺の宿主様は、こういうのばっかりかねぇ?』 小狼の意識の中のバクラは、どこかがっくりとした様子で愚痴をこぼす。 最初の宿主といい、2回目のキャロ・ル・ルシエといい、お人好しというか線の細いというか… とにかく、バクラとは正反対の人間ばかりが彼の魂を宿している。 『いっそ黒鋼とかの方が楽だったかもな』 「え…どうしてその名前を…?」 慣れてきたのか、落ち着きを取り戻してきた小狼が尋ねた。 初めて会ったばかりのこの男が、何故黒鋼の名前を知っているのか。 『俺様はお前の覚えてることは全部覚えてる。そういうモンなんだよ』 バクラはそう答えた。 要するに、彼は小狼の記憶を一方的に取得しているらしい。 『で…この最高にハッピーなゲームが終わらない限り、俺も元の宿主様の所に帰れねぇときた』 にたぁ、とバクラが邪悪に笑う。 残忍で狡猾なこの男は、命を弄ぶこの戦いをさぞ愉快に思っているようだ。 『協力してやるぜ、宿主様よぉ』 そして、彼は元の世界に帰らねばならない。 自分が不意にいなくなっては、あの気弱な相棒はさぞ寂しがるだろう。 認めたくないが、それがどうにも気がかりだった。 『さぁ、闇のゲームの始まりだ!』 「は、はぁ…」 血で血を洗うバトルロワイアル、その最大の誤算。 支給品という形で紛れ込んでしまったイレギュラー。 しかし、この乱入者は気まぐれだった。 故に、この誤算がどう転ぶのかは、誰にも分からなかった。
【一日目 現時刻AM0:46】 【現在地:A-2 丘】 【小狼@ツバサ〜ミッドチルダ編】 [状態]健康 [装備]レナの鉈@なのはStrikers-NEXT [道具]支給品一式、千年リング@キャロが千年リングを見つけたそうです [思考・状況] 基本 まだどうしていいのか分からない 1.とにかく、死にたくも殺したくもないな 2.バクラって…この人、一体何なんだ…? 3.黒鋼さんに会えるといいけど… [備考] ※千年リングにはバクラの人格が宿っています。死霊の召喚は不可。 [バクラ思考・状況] 基本 この最高にハッピーなゲームを楽しむ 1.相棒はどうしてるかねぇ…うるせぇのも面倒だし、なるべく早く帰らねぇとな 2.宿主様は乗り気じゃねぇようだが…ま、いざとなりゃ乗っ取っちまえばいいか
投下終了。 …俺はとんでもないことをしてしまったのではないだろうか… ひょっとしたら、メビウス氏にとんでもない負担をかけることになっちまったのかもしれない…orz …さすがにバクラはまずかったですかね?
やらかしたぁ! バクラの一人称が「俺」になってる箇所多数…全て「俺様」に脳内変換よろorz
千年リングですかい……ならば俺はもっと大きな爆弾を用意しますぜ。
>>659 やばい。ご期待に沿えず申し訳ない。珍しくドンパチなしです。
ただ、かなり緊迫感は生まれて次の方につなげられそう。
取得品が多すぎると言われそうだけど、それを武器として判断できるかどうかの境目のせいだと思ってくれればと思います。
>>661 いえいえ、むしろドンパチなしの方が燃えるのですよ。ルルの場合。
魔王の武器は頭なのですからw
それじゃ投下いきますね。
ここまで誰にも出会わなかったのは偶然か、それともこの病院が僻地すぎるのか。 それとも既に多くが到着して迎撃体制を整えているからなのか。 少なくとも正面玄関から入るはずがない。 同類がいれば罠を仕掛ける。少なくとも俺なら・・・・・・。 あの分厚そうなガラスの扉はいい刃物になりそうで是非とも欲しいんだが。 適当なガラスをグラーフアイゼンで叩き破ってそこから進入する。 ガラスの砕ける音が辺りに響いたが、まずかったか。意識を研ぎ澄ませて警戒。 しかし、辺りに何かが動く気配はない。もしかすると一番乗りか。 とりあえずセントリーガンが飛び出して銃弾ぶちまけたり、レーザーぶちまけたり、 けたたましい警報が鳴り響かないところを見ると特にセキュリティシステムはなさそうだ。 あの荒野に比べればだいぶ生易しいらしい。それとも誰かがセキュリティシステムを切ったのか? しかし・・・・・・病院に入ったはずだよな、俺。目の前に広がるこれはどうみても料理屋なんだが・・・・・・。 警戒しながらガラスの扉を押して店の外を伺うと、覚えのある病院の臭いとしか表現できない臭いが鼻につく。やっぱり病院だ。 俺の世界で病院といえばもっと小規模なものなんだが、この病院にいったい何個入るんだ? むしろなんで病院に料理屋まで入ってるんだよ!! なんにせよ、料理屋であれば好都合だ。武器を充実させるのにこれほど好都合の場所は無い。 いくらなまくらであろうとも刃物は刃物でガラス瓶はガラス瓶で冷凍肉は鈍器で缶詰は投擲武器兼食料で料理油は燃料だ。 全部もって行きたいのはやまやまだが、服装がそれを妨げる。 デイバッグの中は余裕があったが、文字通り即座に使うにはポケットやホルスターやスリングといったもので文字通り身に着ける必要がある。 ホルスターやポケットがないこの服装はあまりにも痛い。主催者どもは愛用のハンターベストまでご丁寧に剥いでくださりやがって、今の服装はデニムのツナギとブーツ。 この格好で歩き回ることになるのはひよっこだった昔以来だ。いいだろう。昔に戻ったつもりで装備を充実させることに専念しよう。今は悩む時間さえ惜しい。 刃物を大振りで刃に厚みのあるものを選び持っていく。40cmクラスの包丁を置いていないなんてもう少し準備よくしておけよ。 35cmクラスで断念しよう。グラーフアイゼンがあるとはいえ、投げつけるにも斬りあうにも刃物はあって損が無い。 むしろそれ以上に重要なのはこっちだ。デイバッグの中に酒瓶を片っ端から入れていく。 投擲よし、殴って良し、突いてよし、保存良し、トラップよし、火炎瓶によしであるこれがすぐに6本、調理台の上においてあったのは幸いだ。 中身をとっとと捨てて放り込む。ついでに水が出るかと蛇口を片っ端から捻ったがうんともすんとも言わない。ご丁寧に止めてくれてやがる。 だが、タコ糸があったのは幸いだ。これでワイヤートラップが作れる。今すぐ手に入る燃料である調理油も放り込んで、火炎瓶の材料たる石鹸を忘れてはいけない。 あとは缶詰を6つばかり。さて、問題は視線の先にあるなにかの保管庫みたいな雰囲気を漂わせる扉。 保管庫であるならば入り口は1つだけだろう。退路を絶たれる可能性を考えれば踏み込みたくない。俺が一番乗りしたという仮定が正しいとしよう。 どれだけの間、次の人間がこないだろうか。今すぐ出会ってもおかしくは無い。それに、いつまでも病院内に俺だけがいるわけじゃないんだ。 少しでも急いで探索し、装備を充実させなければ。あの荒野にいたときのように。 他に持っていくとすれば、店内の白いテーブルクロスを4枚、いや5枚は持っていこう。 武器、包帯、火炎瓶の口、拘束具、防寒具、その他いろいろ使い道はある。それと、ないよりましか。 割ったガラスの中で比較的形が整った1つに別のテーブルクロスを切って巻きつけ柄にする。適当なタイミングでさっさと投げてしまうべきだな。 注意さえ引ければいいし、傷を負わせられればもっといい。 それでは、とっとと病院内を探すとしよう。 余裕があれば入り口という入り口に火炎瓶つきのワイヤートラップ、あるいはもっと簡単にコップでも落ちて割れるようにして侵入者がきたかどうかの警報にしたかったが、 あまりにも装備が足りず時間が惜しい。 1秒でも早くこの病院を捜査しきる。
ときおり目に付く赤い消火器を手に入れたくてしかたないが、かさばるため断念。 この病院内に回復カプセルなんてないだろうと思いながら、白衣があれば携帯の問題をクリアできることに気がついた。 だが、白衣では目立ちすぎる・・・・・・血染めにすればいい。血が赤から黒に染まるのは経験済み。優先順位が無意識につけられていく。 駆け抜けながら思考を続ける。やがてある問題に突き当たった。 もしもなにかに遭遇した場合、どうするか。 戦うのはいいが、相手がロケットランチャーでも持ち出すくらいに装備が勝っていた場合はどうする。 ショットガンかドラグノフでもあれば戦ってもいいが、遠距離装備がいささか足り無すぎるのが現状だ。 グラーフアイゼンのタフさは疑いようがないし、刃物も手に入ったが、遠距離戦をやるには使い切りのものばかりで物足りない。 火炎瓶さえ作ってしまえば混乱している間にどうとでもできただろうが、瓶と石鹸と調理油があっても肝心の火種となるライターやマッチや硫酸や硝酸カリウムがない上に、 作った火炎瓶をシールするための道具も無いのが痛い。作り置きできなければ運用に最悪だ。逃げるべきだな。 そうなると退路として飛び降りる可能性も考慮。 3階まで探索して、それ以上の階には行かないほうがいいだろう。 ご丁寧に病院案内とかいう地図も転がっていた。 銃、白衣、血液パック、薬品、ガソリン、シール材と無意識に欲しいものの優先順位をつけながら、 デイバッグとグラーフアイゼンを担いで階段を駆け上がった。 しかし、時間的なものもあるが明りがないのは本当にやっかいだ。 エレベータやエスカレータが止まっているくらいはあの荒野でなれたものだが、一番は荒野の夜を思い出すほどに真っ暗な病院。 荒野でなれたから夜目が多少利いてどうにかなるが、それでも動きづらいし、なにより文字が読みづらくてしかたない。 暗視装置でも持っているやつがいたらまさに一方的だ。 万が一、遠距離から先制攻撃を受けることがあれば全力で逃げ出そう。 その一撃を食らっても生きていられればの話だが。 ● 「エリアサーチに反応。病院内に1名。はんた。」 「・・・・・・それは犬の名前かなにかか?」 クラールヴィントの告げた言葉にそう返してしまったのも無理は無いだろう。 私がルルーシュ・ランペルージであり、スバルがスバル・ナカジマであるように、姓と名があるものだ。 名簿に確かにその名前はあったがそんな偏見があった。しかし、犬なんかでありうるか。考えろ。主催者がなにを求めているか。 どんな状況を作り出したいのか。逆にどんな状況を作りたくないのか。私は思考する。 主催者側の意図として一番避けたい状況。それは時間切れによる全員の死亡のはず。 それを真っ向から否定した場合、意図的に殺し合いを促進させるルールにかみ合わない。 ならば殺しが確実に行われ円滑なゲームの進行をするにはどのような方法があるか。 禁止エリアやルールだけではゲーム進行に支障がある。スザクみたいな馬鹿や非戦主義者がいないはずがないことも考慮すればなおさらだ。 そして言葉が通じさえすれば説得という選択肢が生じてしまう。ならば説得のできない生物であればいい。 それならば簡略な名前のものは大型の肉食獣であると考えることが可能。いや、待て。C.C.の名前のような可能性や偽名の可能性もある。 少なくとも病院という場所がどんな事態を起こすか分かった上で待ち受けているとすれば恐るべき思考の人間である可能性が高い。 ギアスが使えない今、相手を利用するために遭遇するべきか、避けるべきか。 幸いクラールヴィントによって索敵は完璧だ。 ろくな武器もない現状を考慮すれば避けるのが定石だろう。病院の規模的なものを考慮しても遭遇せずに済ませられる可能性は高い。 なにより、多少のリスクを負ってでも医療品の独占は十分なリターンに繋がる。しかし、先についているやつがいたのは予想外だ。 それこそ病院を消し飛ばして、医療品を完全に独占し、施設としての機能さえ破壊する目論見が崩れた。 なにより消し飛ばす手段として考えていた手段のいずれもが準備段階において肉体労働の比率が高いことを考えると容易に実行できそうに無い。
「クラールヴィント。はんたというやつへの注意を決して怠るな。エリアサーチは依然として続行。スバルの報告は最優先。」 「Jawhol.」 相手を過小評価せず、油断せず、今後どんな戦略をとるべきか、私はクラールヴィントによって表示される位置情報を横に、正面入り口から病院へと侵入した。 まずは医療用品を集める。 正面入り口から入ってすぐのところに置いてあった病院案内を片手に眺めながら思考する。 なるほどフロアごとに違うのか。 1階はレストランやコンビニ、待合室といった施設と病院窓口・・・・・・いや、待て。 一番奥にあるこれは集中治療室。 病院で手に入りうる武器としてレーザーメスやはさみが手に入る可能性が最も高い。それ以上に薬が絶対にあるはずだ。 特に麻酔を初めとした手術用の薬は尋問、誘導、説得、治療を初めとして利用価値が高い。 こうなると先客がいたことに怒りを覚える。 時間さえあれば簡単な化学の授業をすることでTNTでもニトログリセリンでも組成し、笑気ガスや酸素ボンベを併用することで施設全部を吹き飛ばせたのだが。 今はそれは置いておこう。さて、集中治療室へ向かうとしようかと思ったとき、ひらめいた。 ろくに武器を持たぬ私にとって今の状況は明らかに不利。 スザクと違い生身の戦闘能力に秀でているわけでもない。 居場所を知らせる行動は自殺行為として働く。 しかし、あえて今後来るだろう『3人目以降』の到着を考え、1人目にばらしてやればどうなる。 1人目は必ず警戒するだろう。好戦的ならば3人目を襲いにのこのこ出てくるかもしれない。 3人目も何者かがいることに警戒し、その行動を緩慢なものとせざるを得ないはずだ。 仮に3人目が逃げ出したとしても、1人目の行動パターンを把握することができる。 一番狙い目の状況は1人目と3人目が満身創痍であるときに遠距離からトドメをさす。 待てよ、説得して手駒にするというのもありだな。 幸いこのふざけたゲームの参加者にとって生き残るためにもクラールヴィントの索的能力は喉から手が出るほどに欲しいはずだからな。 ならばやることは簡単だ。 ここへ簡単な罠を仕掛ける。 幸いレストランがすぐそこにあるんだ。 グラスは余るほどにあるだろう。 ● 私は相手を過大評価していたのか? 私が1番にここへ来ていたなら、まず最初にここで致命的とまではいかずともダメージを負わせる罠か、あるいは侵入を探知するアラームでもなるようにしておく。 レストランから拾ってきたワイングラスを扉の影に置いてやる。ついでに小ぶりのナイフも失敬したががスキル的にどこまで役に立つか疑問だ。 銃が欲しいところだな。ついでに蛇口も捻ってみたが既に蛇口は開けっ放しだった。水は止められているらしい。 そういえばレストランのガラスが割られていたな。それにテーブルクロスが外されたテーブルも複数。 奥にはワインセラーか冷凍庫でもありそうな雰囲気があったが、誰かを袋の鼠にしてやることはあっても、私が袋の鼠になるのだけは御免であえて避けた。 いずれにせよ、たったこれだけで警報装置の完成だ。 誰かが扉を開ければグラスが割れる。 これだけ静かな中、グラスの割れる音は響き渡るだろう。聞くものの身を凍りつかせるほどに。 臆病者はそれだけで逃げ出すかもしれない。 しかし、たったこれだけで済むのに、はんたというやつはこの程度さえ思いつかなかったのか? なんにせよ、考えることは後でもできる。 クラールヴィントに表示させているはんたというやつは絶えず動き回りっぱなしだ。 上の階にいるみたいだが、1階へ戻ってくるのも時間の問題だろう。 遭遇する前に集中治療室へ行こう。 その前にコンビニで食料と飲み物も確保せねばならんな。 時間切れが定められていない以上、長期戦も視野に入れねばならない。ならば有限である食料や水分は少しでも確保しておくのが望ましい。 どれだけ長引くか知らんが、名簿を見る限りかなりの人数が参加している。 食料と水分の奪い合いは熾烈になる可能性が考えられる。 そう考えれば交渉の道具になりうる可能性さえ生じるだろう。 スザクならいくらでも持てるだろうが、非力な俺では重さで動けなくなる可能性を考慮し、最低限の食料と水を回収していく。 あと、なにかの役に立つだろうオイルライターとその燃料を1つずつ、それとワイヤートラップに代用できるだろう両面テープをありったけ詰め込んだ。
しかし、病院に電源が入っていないというのは痛いな。 これほどの広さを持った施設なのに、明りは灯らず、エレベーターは止まり、エスカレータさえ機能していない。 ライトなんかつけて歩いたら大声で居場所を告知しているようなものだ。 そして、生物学的に人間がろくな明りさえ無い中を動き回ることは酷く難しい。 しかし、クラールヴィントを持つ私ならば別だ。 中に誰がいるのか、どこにいるのか、地形はどんなふうになっているか、常に把握し続けることができる。 つまり、索敵能力を持たない人間にとって危険な施設がこの病院というわけだ。 さしずめここは檻だな。 獲物達にとっては喉から手が出るほどに欲しい医療品という餌がぶらさげられた檻。 レストランやコンビニまであるんだ。 文字通り餌が仕掛けられた檻というにふさわしいかもしれない。 ならば、檻にかかった獲物達を好きにするのはこの私だ!! ただ、1つだけあえて考えなかった可能性がある。 3人目がスバルであるという可能性。 確率的には当たるほうが難しいほどの低確率ゆえに排除したが、それでも当たるときには当たるだろう。 頼むからスバルが3人目であってくれるなよ。 【一日目 現時刻AM2:00】 【現在地:H-4 病院】 【緑の悪魔はんた@メタルサーガsts】 [状態]健康(アルファ不在により思考が天然マーダー寄り) [装備] グラーフアイゼン・ギガントフォルム (リリカルなのはStrikerS―砂塵の鎖―) [道具]支給品一式 [今回の取得物]出刃包丁2本(刃渡り35cm)、酒瓶6本(750ml、空)、調理油1本(500g) タコ糸1束、石鹸2つ、テーブルクロス5枚(1m×1m相当)、 ガラス片1つ、鮭缶6つ、病院案内 [思考・状況] 基本 最終的には皆殺し、裏切り上等、罠上等。アルファを助けられるならなんでもいい。 1. 装備を充実させねば。トレンチコートがあれば。妥協で血染めの白衣を・・・・・・。 2. 遠距離から先制攻撃されたら逃げる。暗くてろくに見えやしない。 3. 相手より先に攻撃する。 4. やばくなったら逃げる。 5. Dead No Alive 6. 火炎瓶さえ作れれば・・・・・・。あとは火とテープさえあれば!! 7. 材料手に入れたとしても悠長にC4なんか作っている暇は無いな。 ※なんでも武器として認識し運用手段が思いつきますが、特に装備の即効性を重んじます。 ※好戦的ですがリスクとリターンを考えます。 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反目のスバル】 [状態]健康 [装備]クラールヴィント(リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー) [道具]支給品一式(水、食料、電王用ライダーパス@マスカレード) [今回の取得物]包丁1本(刃渡り10cm)、おにぎり6つ(鮭味)、水1本(500ml) オイルライター1つ、オイル1缶、両面テープ6つ、病院案内 [思考・状況] 基本 このゲームに生き残り、神根島に戻ってナナリー救出に向かう。 1.病院爆破は断念。くそっ!! 2.なんに使うにせよ医療品を手に入れねば。 3.スバルだけは絶対に守り抜く 4.俺に余計な手間をとらせたこと…いずれ後悔させてやる 5.集中治療室でメスや薬は手に入るだろう。 6.頼むからスバルが3人目に病院に来るなよ。 ※普段から身体を鍛えておけばよかったといくらか後悔していたりします。 ※基礎はできていますが、応用が・・・・・・。
以上、投下完了です。 かなりひやひやな状態にできたと思います。3人目の到着がトリガーになるようにしておきました。 夜であることとルルの索敵と知恵を生かすためにも病院の電源は落としておきました。 緊迫感が生まれる空間を作れたかと思います。 あと、大きいとだけ規模を言って、何階まであるかなどについてはぼやけさせましたので拡張しやすいかと思います。 書いてて2人とも危険人物じゃね?とか思ったのは内緒です。 反目さん、こんなルルはいかがでしたでしょうか。
正直に言いましょう。 自分ははんたが病院に向かっていると聞いた時、 「あ〜…さすがにプロ相手なら策を読まれてデストロイされるかなぁ… でも俺がはんた書こうにも、軍事知識ないし…すれ違わせるしかないかねぇ…」 と思ってたんです。 そしたらアンタ… GJ! ルルがこちらの意図した通りにクラールヴィントを活用してくれたのには嬉しい限りです。 そしてやはりルルには爆破思想がよく似合うw
……ルルだったのか 反目氏のルルの一人称、俺だよ
なんか皆、順調に書いてる。 俺はもう詰まり気味だぜ、でも書いたぜ。 という訳でもうしばらくしたら投下するっす、っていうかロワなんて初めてでよく分からんけど書いちゃった。
>>669 そう言ってくだされば嬉しいです。ご満足いただけたようで幸いです。
はんたは鈍器持ちとはいえ、生身ですのでリスクなどを考えます。
それと、ルルはさすがに味気なく殺すのは躊躇われましたし、クラールヴィント生かしたかったのと
なによりもっと生かしておいたほうが面白いというのが働きました。
それとルルなら説得という選択肢もあるとは思ったのですが、
相手がどんな相手か分からないうちに突っ込まない慎重な性格を考慮してみました。
そして爆破ですが、やっぱりルル=爆破思想なんですねw
タイトルどおり、病院がまさに檻になってます。
索的能力の有無がどれほどの差を生むか、
明りがない夜の病院というわずかな光や音などの要素を最大限に生かせる空間を作ったつもりです。
続き書いてくださる方がおられればどうぞ。
>>670 おわぁ!?みすった!?ルル=私イメージが強すぎて。
なんて恐れ多いことを。反目さん、本当にすいません。
それじゃあ、キャロとバクラ氏がクロスの投下終わったみたいだからそろそろ投下するぜ。
一方に森、そして一方にコンクリート作りの施設を見下ろせる丘の一角に男は立っていた。 青いコートに輝く銀髪、そして絶世の美貌をもつ美男子である。 「殺し合いの褒章で望みを叶えるか…」 男は呟きながら支給品の入ったバッグを手に周囲を一瞥する、殺気も魔力も本能的な危険も感じない。 完全に周囲の安全を確かめてからバッグを地に下ろし青い天を見上げながる。 「…まるで蟲毒だな」 思うのは呪術の初歩の儀式”蟲毒“それは壷の中に入れた無数の毒蟲を最後の一匹まで喰らい殺し合わせて残った最後の一匹に呪力を持たせるという呪いに用いる儀式である。 この殺人ゲームはそれを思わせる歪み狂った遊戯であったが男は冷たく残忍、そして何より美しい微笑を浮かべる。 「まあ、構わんか……六課の者共との馴れ合いよりはよほど有意義だ」 彼にとって下等な人間どもを殺してある程度望むが叶うなら何も問題は無いのだ。 男の名はバージル、伝説の魔剣士スパーダの息子にして闇に心を堕とした半魔の剣士である。 「さて、さっそく荷物を確認するとしよう」 バッグの中には水や食料などの最低限の物が入っていた、ある程度内容物を確認したバージルは肝心の得物を探る。 そして出てきたそれは正にバージルの望むべきものだった。 「ほう……随分とまあ運の良い」 手にしたそれは恐ろしく長大な日本刀、かつて最強のソルジャーが振るった刀であり、名を正宗という名刀中の名刀である。 バージルは鞘から抜き去ると、その刀身を眺めながら魔力を徐々に込めていく。 すると斬撃を横合いの森に一閃する、その魔力の斬撃の木々が何本も切り倒された。 「素晴らしい名刀だ、これならば存分に俺の技を使えるだろう」 心の底から満足そうな声を漏らして、妖しいまでの刀身に魅入られた。 「だがこれは少し長すぎるな、居合には使いにくいな。まあ良い、さて他には何が入っているのか。せめて魔法行使に役立つデバイスであれば……」 バージルは鞘に収めた正宗を腰に下げて、バッグの中の残りの支給品を確認する。 そして取り出されたのは眠っている人間の女性だった。 「……なんだこれは?」 それは長く美しい銀色の髪を持ち、黒いアンダーウェアのような服を着た女性。 身体は豊かな起伏を誇り、抜群のプロポーションを見せ付けている。安らかな寝顔も気品を感じる美貌である。 だがバージルは即座にその女性が人間でないと悟った、何故ならばその女性は彼の知るモノと同じ気配を持っていたからだ。 「この気配……あの融合機と同じ。こいつもユニゾンデバイスなのか?」 それは彼が仮の巣として身を置く機動六課、その部隊長である八神はやての融合機リィンフォースUと同じ気配。 バージルはともかく、その女性を起こす事にした。 「おい、起きろ」 肩を掴んで身体を揺さぶる、ついでにその豊満な胸も大いに揺れたが気にはしない。 女性はその刺激に“う〜ん”と可愛い声をあげて目を覚ました。 「起きたか?」 「んぅ…ここは?……いったい私は…」 「詳しい場所は分からん…あえて言うならゲーム会場か。俺はバージル、お前は誰だ?」
「私……私の名前は…………リィンフォース」 それはかつてはやてと共にあった悲しき融合機。涙と共に天に還ったユニゾンデバイス、リィンフォースT。 △ 「なるほど、では主はやては今でもお元気にしているのだな?」 「まあな」 「そうか…それは良かった…」 眼を覚ましたリィンフォースはバージルと互いの知る情報を交換し合った。 と言ってもリィンフォースは10年前に消えた存在であるため、自身の現状とユニゾンデバイスとしての機能以外に教える事は無かった。 逆にリィンフォースはバージルから教えられたはやての現状に嬉しそうに笑みを零す。 だがバージルはまるで極上の獲物を見つけた肉食獣のような鋭く妖しい眼光でリィンフォースを見つめる。 「ところでリィンフォースと言ったか。貴様のマスターはまだ八神に設定されているか?」 「いや、どうやら蘇った代償にマスター認証は初期化されているようだ」 「そうか……ならば変更だ」 その言葉と共にバージルの手がリィンフォースに伸び、その細く美しい首を締め上げた。 「くはあっ! なっ、何をする…」 「貴様がデバイスならば新たな主人の名を刻んでやらねばな」 バージルの手から魔力で編んだプログラムが流れ込み、リィンフォースの体内を蹂躙する。 機動六課で魔法術式やデバイスの操作を修得しているバージルにとって、融合機という特殊なタイプといえど唯のデバイスであるリィンフォースのプログラムを修正するなど簡単な事だった。 リィンフォースの所有者設定は瞬く間にバージルのそれへと変えられえていく。 そして全てが終わり、バージルの手から解放されたリィンフォースは膝を突き咳き込む。 「げほっ! げほっ!」 「これで貴様は俺の所有物だ、髪の毛1本から爪の先まで全てな。せいぜいこの殺人遊戯の役に立て」 「なっ! お前はこの狂ったゲームに乗るというのか!?」 「ああ、別に人間共を庇いたてる必要などないからな」 「なんだと……本気で言っているのか?」 「無論だ」 「悪魔め…」 リィンフォースのその言葉にバージルは不気味な、それでいて怖気を奮うほどに美しい笑みを見せて笑う。 「その通り、よく知っているな。俺は悪魔だ」 闇の剣士はこうして祝福の風を従えた、これが彼にとって幸運か不幸かはまだ分からない。
【一日目 現時刻AM2:10】 【現在位置:D0 アヴァロン近く】 〔参戦時間軸〕 Strikers May Cry六話から七話の間くらい 〔状態〕健康 魔力量や身体能力は抑えられているが技は微塵の陰りもない 悪魔の生命力は健在かも 魔人化できるかはまだ不明 〔装備〕正宗 @魔法少女リリカルなのは Strikers片翼の天使 〔道具〕リィンフォース(あくまでもバージルはモノ扱いしているので)@A‘sアニメ本編 〔思考・状況〕 1 目に付いた参加者は一人の例外なく殺す、もしくは利用する。 2 周辺を警戒しつつ索敵、現在のところは様子見であまり派手に動く気はない。 3 名簿の確認はしていない、っていうか興味ない。 〔備考〕 リィンフォースはマスター認証をバージルの奪われつつも彼に殺しをさせないようにしたいと考えている。 かつての使用者侵食などのバグは解消済み、またバージルとの融合は可能だがかつて蒐集した技が使えるかは不明。
投下終了です、このままバージルが殺人狂に堕ちるか救いの聖人になるかはリィンフォース次第。 っていうか、ただ単に初代リィンが書きたかっただけだったりする。
リィンフォースじゃない。 リインフォースだ
マジか? いままでずっと間違えてきたかも……やべえ恥ずかしいじゃん! ではまとめの際は“リイン”で統一をお願い致します。
>>679 GJ!
やはりか、やはり正宗なのかwww
リインはユニゾンしてもあまり役に立たないくらいの方が面白いかもしれませんね。
「この役立たず!」「痛い痛い痛い!」って感じ。パワーバランス調整にもなりますしw
しかしいけねぇなぁバージル…セフィロスはそれで居合いをやるキチ●イなんだぜ…?
ゲーム中ムービーな片翼では、さすがに動かしづらいからやらないけど
ムービーなじゃないよムービー「や」だよorz …意味は通じますが
>>680 そういや、セフィロスの方は身体能力とか魔力の制限されてんの?
予約していたスバル・クロノのSS完成しました …冒頭部って、かなり難しいんですね…正直「キャラおかしい」などと言われいか戦々恐々orz で、投下O.K.?
ばっちこい
スバルは山道を走っていた。 支給されたデイバッグを持って、ただ前へと駆け抜ける。 (ルルーシュ……ッ!) その思いは唯一つ。ゼロ……いや、ルルーシュに会うために。 彼女が目を覚ましたのは、最初の部屋で明日香の首が飛んだ直後だった。 爆発音を目覚まし代わりに起き、最初に見たのはまるで投げられたボールのように転がる明日香の首。 これは一体何なのだ。何故人の首が目の前に転がっているのだろうか。 目覚めて最初に見たスプラッタな光景に、混乱するスバル。だが、偶然近くにいた誰かに状況を聞いたおかげで状況は把握できた。 その直後にはもう一人、異形へと姿を変えた男が首を飛ばされる。 そして神崎の説明を聞き、会場に飛ばされていった。 続いて飛ばされた直後に目を向けてみよう。スバルのスタート地点は山の中腹辺りである。 「さっきのは、夢……じゃないか」 会場に到達して、最初にスバルが行ったのは、先程の光景が現実かを確かめること。 そのために一番早いのは、自分の分の支給品を探すこと。現実ならば近くにあるはずである。 そして……見つけた。支給品であろうデイバッグを。 それが意味することは、今のこの状況が現実であるという事である。 いつ拉致されたかなどの腑に落ちない点もあるが、とりあえずはそれで納得し、支給品を確認するためにデイバッグを開いた。 最初に出てきたのは名簿。最初に見えた名前のような文字で名簿だと気付き、上から目を通す。 「フェイトさん、エリオ……」 親しい人物の名は、すぐさま見つかった。 自分と同じく機動六課に属する二人の人物の名が。 そして、次の瞬間……スバルの思考が凍りついた。 ルルーシュ=ランペルージの名を見つけたことによって。
ルルーシュは、ギアスと呼ばれる力を使い、黒の騎士団リーダー『ゼロ』として行動していた。 だが、そのギアスは日に日に強まり、そしてあの日、遂に自らの意思に反して常時機能している状態と化してしまった。 その力のせいでユーフェミアは死に、そしてルルーシュも絶対に止まれなくなる。 彼女に与えられた任務からすれば、すぐにルルーシュを捕らえねばならない。だが、今の彼女にそれは不可能。 このままではいずれルルーシュは壊れる。だからこそ会わねばならない。 会ってどうするかなど考えず、気付けばデイバッグを片手に駆け出していた。 そして、今に至るという訳である。 今の彼女の脳内には、先の名簿で見つけた仲間の事も吹き飛んでいた。 下りる山道を全力疾走。疲労で足がもつれて転ぶが、すぐに立ち上がってまた走り出す。膝が痛むが、知ったことではない。 一瞬この山の上の方にいたのではないかとの思考が脳裏をよぎる。どうやら確率が低すぎて無意識に除外していたらしい。 そしてその思考が足を止め、上へと戻ろうと反転したときにそれを見た。 血塗れの服を着た黒髪の少年が、こちらを見ているのを。 少年……クロノがこの山麓に降り立ったのは、胸にザビーの紋章が現れた時だった。 突如襲ってきた胸の痛みによって気が遠くなり、次に目覚めた時には最初のあの部屋。 気付いた時には胸の痛みは消えていた。あれは何だったのかと思いながら。 そして主催の説明を聞き、ここに飛ばされて今に至る。 「駄目か……くそっ!」 今クロノの胸中にある感情は怒り。大人数を集めてこんな殺し合いを開催し、あまつさえ二人殺した主催者達を許すことなどできない。本当ならば今すぐ逮捕している。 だが、今の自分には主催者へと反抗する力は無い。それが余計に怒りを誘う。 はじめに念話でアースラへと救援要請を出そうとしていたが、反応は無い。妨害されているのだろうか。連絡さえつけばすぐにでも主催者達を逮捕できるというのに。 と、近くに置かれたデイバッグの存在に気付いた。これは主催者が言っていた支給品だろう。鞄を開き、さっそく中身を検める。 まず出てきたのは、食料や地図、名簿といった基本的なもの。地図を手に取り、現在位置を調べ始めた。 方位磁針で方角も調べ、さらに近くに川らしきものも発見。南方に山が続いていることから見ると、どうやらここはG-7地点の端のようだ。 続いて名簿を見る。そこで見知った名を見つけた。 「フェイト……だって……!?」 フェイト=T=ハラオウン。彼にとってたった一人の妹の名がこの名簿に刻まれていた。二つあったが、片方は同姓同名の別人だろうと判断する。 さらに名簿を読み進めていくと、彼の仲間の名がどんどんと出てくる。 高町なのは、八神はやて、ユーノ=スクライア、ヴィータ、ザフィーラ。 これだけ多くの顔見知りが参加させられているというのは、彼にとっては非常に遺憾だ。何せ、こんな所にいる以上いつ殺られるか分からないのだ。 そして、もう一つ見つけた名前。それを見たクロノはしばらく考える。 (天道……あの男、信用できるのか?) 天道総司。その男は、クロノにとっては相容れない相手である。 かつて天道はハイパークロックアップで時を戻したことがあり、そのせいで管理局に追われる羽目になった。 クロノも一度は共闘したものの、その直後に逃亡。それ以来の因縁の相手だ。 それを信用できるかとなると……少々考え物である。
「……まあ、ひとまずは保留でいいか」 そう言って、別の支給品を調べ始めた。 デバイスが入っていればいいが、期待はできない。物事がそう都合よく運ぶとは思えない。 かといって、デバイス以外の武器が入っていたとしても、外見ではそんな大きなものが入っているようには到底見えない。 あまり期待せずにデイバッグに手を入れ、支給品を取り出す。 「こんなもの、どうやってデイバッグに入れていたんだ?」 支給品を見た第一声がそれだった。 出てきたのは一振りの剣。どう見てもデイバッグには入りそうも無い大きさだ。 とりあえずこれはデバイスではないだろう。もしデバイスなら、おそらくは待機状態にしてあるはず。 それに、デバイスならば無いはずの刃もついている。これはおそらく質量兵器にカウントされるのだろう。 説明書によると、これは『エスパーダ・ロペラ』と呼ばれる細剣で、文面から相当強力なものだということが伺える。 管理局法では質量兵器の使用は禁じられているが、背に腹は代えられない。とりあえずはこれを武器として持っていよう。 他にも何か無いか。そう思ってデイバッグを探るが、それは中断させられることとなった。 ズシャアッ 「何だ? 近くに誰かいるのか?」 盛大に摩擦音が鳴り、それがクロノの注意を引いた。 こんな音など、人間サイズの生き物が転んだ時くらいしか出ないだろう。ならば誰かが近くにいるのは必然。 それを確信したクロノはエスパーダ・ロペラを手に取り、音の方向へと向かった。 そしてクロノは、スバルと出会った。 スバルから見た第一印象は、その血塗れの姿に集約されていた。 普通に生活する上ではこんな大量の血が付くはずがない。ならば何故、血塗れになっているのだろうか。 それに対する回答は二種類存在する。 一つは少年が大量出血するほどの怪我をしている可能性。だが、立って歩ける程にピンピンしている今、その可能性は低い。 ならば必然的に、もう一つの可能性が正しいことになる……すなわち、大量の返り血を浴びたという可能性が。 それを認識した瞬間、スバルの脳が大音量のアラートを鳴らした。 一方のクロノは、相手の警戒心の強さに戸惑っていた。 初対面の相手をここまで警戒するという事は……この殺し合いの空気に当てられたか、それとも誰かに襲われた後か。 とにかく、警戒心を解いてもらわなければ話にならない。そう思い、一歩前進。 すると、スバルはそれに反応したかのように一歩後退。ここまで警戒されるいわれは無いはずだが…… ふと、クロノは服から「パリ」と音がした事に気付き、自分の服を見る。 着ていた服は、何故か真っ赤に染まっていた。
ここで一度時間を遡ってみよう。 明日香が十代へと何かを言い、それに反応したかのように彼女の首が爆ぜ飛ぶ。 さて、首が飛んだとなれば、相当の量の血が出るのは分かるだろう。ならばその血はどこにいった? もちろん大半はそのまま床に流れただろう。だが、勢いが強かった時の噴き出す血が誰かにかからないとも限らない。 ……そう、その噴き出した血は、偶然近くにいたクロノにかかってしまったのだ。 赤く染まった服を見た瞬間、相手の警戒心の理由を理解した。 すなわち、この赤い服を見て「殺し合いに乗った相手だ。しかも誰かを殺した後」と勘違いされてしまっている。 それに気付いたクロノは、どうやって誤解を解くかを考えていた。 【一日目 AM0:19】 【現在地 G-7 山麓】 【スバル=ナカジマ@反目のスバル】 [参戦時期]STAGE9 C.C.に気絶させられた後 [状態]健康。膝に擦り傷 [装備]特になし [道具]支給品一式・ランダム支給品1〜3個 [思考・状況] 基本:ルルーシュを探す 1:あの子、もしかして……! 2:ルルーシュに会わないと…… [備考] ※名簿はルルーシュの名を見つけた時点で見るのを中断しています。よってフェイト・エリオ以外の六課メンバーの存在を知りません 【クロノ=ハラオウン@マスカレード】 [参戦時期]ACT11. ザビーの紋章出現直後 [状態]健康・ザビー資格者 [装備]エスパーダ・ロペラ@リリカルなのはMS [道具]支給品一式・ランダム支給品0〜2個 [思考・状況] 基本:脱出し、主催者を逮捕する 1:まさか……誤解されているのか? 2:仲間の捜索 3:天道については保留 [備考] ※服に明日香の血が付いています ※ザビーの紋章に気付いていません ※エスパーダ・ロペラ ジャミルがとある依頼の時に報酬として得た細剣。マルディアスの細剣の中ではトップクラスの性能を誇る。 ちなみに細剣にはとても見えないような形状である。
投下完了 この二人に誤解フラグが立ったようです ちなみに初期案ではアーカードあたりと会わせて死亡フラグなんてのも考えてたんですが…さすがに自重 …忘れてませんよね?C-4に翠屋があるって忘れてませんよね!?(地図でスルーされてたので焦ってる)
>>689 GJ!
スバルがいいキャラしておりますw
そしてクロノ…かなりショッキングなお姿になって…
>>682 制限はされてますが…どれぐらいが適量かを測りかねてますので、他の超人達の様子を見て、追々決めていこうかと。
あと、本編で使ったKH2の技は使用不可ですが、片翼で飛ぶことだけはできます。
さて、自分もルルパートを投下してよろしいですか?
集中治療室。 重大な疾病を患った患者が収容されるこの部屋は、十二分にルルーシュの欲求を満たしてくれた。 まずはメスを5本。続いてハサミを1つ拝借する。 包帯、薬品、麻酔…それら救急セットを一通り手にしたところで、物色を打ち切った。 自分の体力でぎりぎり機動力を削がないのはここまで。これ以上欲張れば、今後の行動に支障を来すことになる。 『エリアサーチ範囲に新たな反応あり。数は2』 クラールヴィントが、待ち望んだ来訪者の存在を告げる。 3人目どころか4人目まで来るとは思わなかったが、1組の集団となっているからには、さしたる問題になりはしない。 現れたのは草加雅人と城戸真司。日本人男性の2人組のようだ。 (肝心の1人目はどうしているか…) ルルーシュはクラールヴィントの表示を院内に切り替え、はんたの姿を探す。 どうやら1階に降りてきたらしい。しかも、そこそこに近くまで来ている。 ルルーシュは今までのはんたの道順を呼び出した。 「チッ…ここに向かっているのか…」 そして、舌打ちする。 これまでの道筋は真っ直ぐだ。すなわち、この集中治療室へ一直線に向かっているということ。 まずいことになった。 ここは1階の中でも、最も奥に位置する部屋。相手に見つからずに逃れるのは難しい。 「集中治療室の利用…誰でも考えることだったな」 それこそ、馬鹿でさえも。 このはんたという男を、ルルーシュはそう認識していた。 闇雲にふらふらと歩き回る姿勢。明らかに場慣れしていない。 コイツはずぶの素人か、あるいは大病院というのをまるで知らない者のどちらかだ。 そしてルルーシュはその2つの可能性のうち、後者を取る。 食堂から抜き取ったと思われる装備のチョイスが、決して悪くはなかったからだ。 問題は、これからどうするか。 窓を割って脱出するのは駄目だ。そこから自分を追いかけてくる。後から来る者達との鉢合わせはなくなる。 「…ん?」 そこで、ふと彼は思い出した。 支給品の中にあった、用途不明の直方体の存在を。 「何だ…使えるじゃないか」 にやり、と。 悪意を宿した笑みが、魔王の口元にくっきりと浮かんだ。
暗闇の中、はんたは1人廊下を歩く。 病院案内にあった集中治療室とやら。 恐らく薬品や、運がよければ、白衣を染めるための血液パックも手に入るだろう。 巨大なグラーフアイゼンを担ぎ、極力音を立てずに歩き、その先で、何かを見つけた。 スリッパだ。 スリッパの片割れが、女子トイレの入り口から外に出ている。 (誰かが来た) はんたはそう認識した。 恐らくここに、誰かが隠れている。 スリッパを蹴飛ばしたまま放置しているのは間抜けとしか言い様がない。ひょっとしたら、罠の可能性だってある。 しかし、素でそのままにしてしまっていた可能性も考えられた。 何人か見られた、六課の連中。特にひよっこども。彼女らならば、こんなミスだってやらかしかねない。 故に、はんたはグラーフアイゼンを強く握り、トイレへと足を踏み入れる。 「――待っていたよ、はんた」 それが待ち伏せだと気付いたのは、声を聞いてからだった。 「!」 堂々とした男の声。 こんな声音も、こんな態度も、あの甘ったれ達にはいやしない。 しかし、自分の名前を知っている。名簿には顔写真は載っていないにもかかわらず。 「何者だ」 故に、はんたは問いただした。 暗闇の中に――トイレの個室のいずれかに潜んでいるであろう、謎の男に。 「私は――ゼロ」 言いながら、姿を現したのはゼロ――ルルーシュ。 闇に溶け込む漆黒のマント。顔すら見えない暗がりは、掴み所のない不気味さを醸し出す。 「何者だ」 はんたは再度問いかけた。 ゼロ、などという名前は、参加者の中にはいない。 「言うなれば…魔王」 「何者だ」 「黒き騎士達を率いる者」 「何者だ」 謎かけのような答えに、はんたの問いが少しずつ、威圧的な響きを孕んでいく。 この辺でいいだろう。 ルルーシュはほくそ笑んだ。 謎かけとは便利なものである。馬鹿はすぐ引っ掛かるし、それを嫌う者も、こうして食いついてくる――本題を求めてくる。
あえてルルーシュがゼロを名乗り、ゼロとして振る舞ったのはそのためだ。 もっとも、そこにはまた別の意図もあったのだが。 「君の敵であるのは確かだな」 つまり参加者であるということ。 このゲームに乗ったということ。 「どうして俺が俺だと分かる」 それ以上は無駄だし無意味だと悟ったはんたは、自身の疑念を率直に口にした。 何故自分がはんただと分かったのか、と。 「分かるのさ。どこがどんな地形で、どこに人がいて、それがどんな奴なのか…私には分かるんだよ」 「超能力者のつもりか」 「さぁ。だがしかし、読んでみせろと言うのなら…」 思考さえも読み当ててみせよう。 その気になれば、それくらいはできる、とルルーシュは言った。 虚言ではない。ましてやテレパシーでもない。相手の行動や心境を予測するだけのこと。簡単な心理学だ。 「………」 はんたは沈黙する。 この異様な存在を、推し量るかのように。 これがルルーシュが名前を伏せた第2の理由。 正体不明の異能者が現れた時、相手の実体が気にならぬ人間などいない。 故に、相手はじっくりとこちらを見据え、言葉に耳を傾ける。 「――私を殺そうとしても無駄だよ」 釘を刺す。 相手が思考の末路――「危険な敵の排除」に至る前に。 「これが何だか分かるな?」 取り出したのは、四角い物体。 まるで使い道の分からぬライダーパス。その名前すらもルルーシュは知らない。 そして、これが何か分かる者など、そうはいるまい。 故に、彼はそれを利用する。 「爆弾か?」 「ニトロか、はたまたC4か…一体何だろうな?」 これははったり。立派なブラフ。 普通に考えれば、ルルーシュにはそれを作る時間的余裕はない。 しかし、相手は彼がいつからここにいたのかを知らない。 もしかすると、自分の来るずっと前からここにいて、それを作った可能性もある。 それがはんたの思考。 「君がそれ以上近づけば、私はこれを爆破する」
はんたは対応に詰まった。 あれが爆弾なら、自分に打つ手はない。 こんな狭い場所で自爆などされようものなら、自分もただでは済まないだろう。 グラーフアイゼンの柄は長い。本来なら、ぎりぎり爆発の範囲外から彼を倒せる。 しかし、この狭いトイレでは、巨大なギガントフォルムは使えない。刃物を投擲したところで、致命傷には至らず、そのまま爆破される。 こちらも爆弾を使う、という案は論外。それを作ることができないから、今自分は困っているのだから。 要するに、対応策はなし。 「そういえば…いいのか? 私だけを気にしていて」 ふと、ルルーシュが口を開く。 クラールヴィントのエリアサーチは、侵入者が食堂に差し掛かったことを告げていた。 ――ぱりん。 「!」 はんたの視線が音のする方へ、反射的に向けられる。 ルルーシュが仕掛けた警報装置。簡単な図工の賜物。 それが、第三者の存在を告げていた。 「おやおや…仕方のない奴だ」 「…仲間がいるな?」 思惑通り。 はんたは最大の罠に引っ掛かった。 今の言い回し、そして名を名乗った際の「黒き騎士達」という言葉。 全くルルーシュと関係ない2人組は、彼の部下に――はんたの敵になった。 「その誰かだろうな」 「チッ…」 舌打ちをする。 いつの間にか、自分は包囲されていたということか。この暗闇の中で、ふざけた男の罠にかかったということか。 ならば、とるべき行動は1つ。 目の前の倒せない親玉より、まずは倒せる雑兵だ。 「…覚えておけ」 吐き捨てると、はんたはそこから駆け出した。音のした、食堂の方へ。 その場に残ったのは、ルルーシュ1人。そしてそこから、再び集中治療室へ歩き出す。
数分後、ルルーシュの姿は病院の裏にあった。 あの後、集中治療室にちょっとした細工をし、窓を破って脱出したのだ。 今しているのは、言わば高見の見物。 草加と城戸なる男達のことは、「仲間の1人」と言っておいた。 当然、それ以外にも敵がいる、とはんたは思考する。 仮に草加達がルルーシュと無関係と知れても、今度はその2人組が、自分達が囲まれていると誤解する。 そして、先ほどのガラスの音だ。 彼らにとって、この音はルルーシュの脱出音とは限らない。新たな人間の到来と誤解する。 更には、これから先、本当に別の参加者が入ってくる可能性もあるだろう。 それこそ思うつぼ。ゼロの部下の役を演じてもらうことにしよう。 そして今からしばらくすれば、今度は火災報知機が鳴り響く。 集中治療室内の配置をいじり、ライターを犠牲にして、出掛けに火を放っておいた。 けたたましい音はパニックを生む。否、鳴らずとも、敵が貴重な物品を手に入れるのを阻止できる。 「…ックククククク…」 全て自分の思いのままだ。 もはや檻ですらない。この病院は今や魔窟。入ったが最後、永遠の戦いを強要される。 謎の超能力者・ゼロの影に付きまとわれる。 「ファハハハハハハハ…!」 全てはこの魔王の手に落ちた。 抑えた笑い声が闇に溶けて、消えた。
【一日目 現時刻AM2:19】 【H-4 病院】 【ルルーシュ=ランペルージ@コードギアス 反目のスバル】 [状態]健康・歓喜 [装備]クラールヴィント@なのはStrikerS+仮面ライダー [道具]支給品一式・電王用ライダーパス@マスカレード・メス×5、ハサミ、各種薬品、麻酔、包帯 [思考・状況] 基本 このゲームに生き残り、神根島へ戻ってナナリー救出に向かう 1.舞台は用意してやった。さぁ、存分に殺し合うがいい! 2.スバルは絶対に守り抜く 3.そして主催者達…いずれはお前達も後を追わせてやろう [備考] ※オイルライターとオイル缶を失いました。残る所持品は「檻の中の獣達を参照のこと。 【緑の悪魔はんた@メタルサーガStS】 [状態]健康・苛立ち [装備]グラーフアイゼン・ギガントフォルム@リリカルなのはStrikerS―砂塵の鎖― [道具]支給品一式 [思考・状況] 基本 最終的には皆殺し、裏切り上等、罠上等。アルファを助けられるなら何でもいい 1.遠距離から先制攻撃されたら逃げる。暗くてろくに見えやしない 2.相手より先に攻撃する 3.やばくなったら逃げる 4.Dead No Alive 5.ゼロ…アイツには必ず借りを返してやる [備考] ※残る所持品は「檻の中の獣達」を参照のこと
投下終了。 …スンマセン、道具のところちょいサボりましたorz 携帯からだから、あんな量のコピペはさすがに無理…
少し間を置いただけで、随分な量が投下されてる……
皆様、乙です。
>>658 千年リングがここできますか……w
小狼に支給されたのは完全に予想外でしたが、逆にこれはいいかもしれません。
何せリングがなくても、小狼はもう一人の方に覚醒する可能性が……
とりあえず、こちらも書けましたので、30分頃になったら投下いたします。
結構、長くなってしまいましたが……
それでは時間がきましたので、投下いたしますね。 ユーノとアーカード、いきます
「嘘だろ……なんて奴だ……!!」 少年―――ユーノ=スクライアは、肩で息をしながら目の前の相手をにらみつけた。 彼が相対している相手は、これまでに出会ったことの無いレベルの強敵だった。 ジュエルシードから生まれた凶暴な怪物、プレシア=テスタロッサの傀儡兵、ヴォルケンリッター、ヤプールの超獣。 自分の実力を大幅に上回っているであろう相手とは、確かにこれまでも何度か戦ってきた。 だが……今自分を殺そうとしている相手には、彼等とは比べ物にならない恐怖があった。 ユーノは、今日まで生きてきて……これ程までの恐怖を、覚えた時はなかった。 「どうした……まさか、終わりとは言うまいな?」 ユーノの目の前に立つは、王立国教騎士団・ヘルシング機関最強の鬼札。 吸血鬼―――アーカード。 ユーノとは対照的に、彼は疲れている素振りを一切見せていない。 それどころか……楽しげに笑みを浮かべていた。 そう、彼はこの現状を楽しんでいるのだ。 何故二人が、この様な状況にあるのか。 話は、十分程前に遡る。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「安心してください……必ず、この殺し合いは止めて見せますから」 木々が生い茂る森の中。 ユーノは、空を見上げながら宣言した。 必ず主催者を倒し、この殺し合いを止めてみせると……犠牲となった二つの命へと、確かに誓った。 彼は無限書庫で闇の書に関する情報を集めていた最中に、突如としてあの広場へと呼び出された。 そして、殺し合いをしろと宣告され……あの無残な光景を見せ付けられたのだった。 正義感の強いユーノにとって、この事態は到底許せるものではなかった。 だから……必ず、止めてみせる。
「とりあえず、まずは状況を整理しないと……」 参加者名簿を取り出し、名簿をチェックし始める。 その中には、ユーノが知る名前が幾つかあった。 ―――なのは、フェイト、クロノ、ミライ、ダン、ヴィータ、ザフィーラ。 掛替えの無い親友達と、優しく心強い光の国の戦士達―――ダンとは直接の面識は無く、ミライから名を聞いただけだが―――。 そして……闇の書の守護騎士達。 出来る事ならば、それはあって欲しくなかった名前だった。 なのは達に関しては、勿論殺し合いなんて危険な場にいて欲しくなかったから。 守護騎士達に関しては、相当の実力を持つ強敵だからである。 自然と、ユーノの表情が険しくなる。 しかし……この直後。 彼は、その名簿に奇妙な点がある事に気付いた。 (……フェイトの名前が、二つある……? いや、それよりこれは……!!) 名簿に、フェイトの名前が二つあった。 同じ人物の名前が二つあるというのは、確かにおかしい。 これだけでも、疑問の種には十分すぎる……しかし。 ユーノにとっての問題は、そこではなかった。 彼の目を引いたのは、フェイトの名前―――フェイト=T=ハラオウンという表記だった。 (どうして……まだ、フェイトは正式に養子になったわけじゃない筈なのに……) フェイトには確かに、ハラオウン家の養子にならないかという話が出ている。 しかし……彼女はまだ、正式に養子となったわけではない。 ハラオウンの性を名乗るには、まだ早すぎるのだ。 ならば何故、名簿にはフェイト=テスタロッサではなく、フェイト=T=ハラオウンと記されていたのか。 自分が知らないうちに、話が進んでいたのか。 いや……それならば、なのはを通じて真っ先に連絡が来る筈である。 (どういうことなんだ? 名前が二つあることといい……フェイトだけが、どうして……) 明らかに名簿の中で、フェイトだけが浮いた存在になっている。 名乗るには早すぎる、ハラオウンの性。 まるで別人の様に分けられている、二つの名前。 記載ミスにしては、何かが引っかかる。
(まてよ……別人? まさか、これって……そうだ。 そう考えたら、辻褄が合わないことも……!!) ユーノの脳裏に、ある閃きが過ぎった。 それは、俄かには信じがたいが、現時点では最も可能性が高かった。 まず、何故フェイトの名前が名簿に二つ記されていたのか。 これは文字通り、フェイトが二人いるという事を示しているのではないか。 この殺し合いに参加させられているフェイト=T=ハラオウンは、自分の知るフェイトとは別人ではないかという事だった。 そう考えれば……辻褄が合わない事も無い。 (……僕の考えている通りなら、このフェイトは未来のフェイトってことになる。 つまり、未来からここに二人のフェイトが……ッ!?) ユーノは、結論を導き出そうとするが……その時だった。 不意に背後から、何者かの足音が聞こえてきたのだ。 ユーノは考えるのを中断して、背後へと振り向く。 そこにいたのは、真紅のコートを身に纏う長身の男。 サングラスをかけ、まるで表情を隠しているように見えるが…… 「……笑っている……?」 男は、確かに笑っていた。 それも……この上なく、嬉しそうにである。 これは、殺し合いの舞台に立たされている者がする表情ではない。 途端に、ユーノの全身を強烈な悪寒が駆け巡る。 やばい。 なんだか分からないが、この男はやばい。 この男は、この上なく危険すぎる。 ユーノの本能が、そう彼へと告げる。 一方男の方はというと、ユーノを興味深く見つめていた。 そして、しばらくした後……彼はユーノへ向けて、静かに問いかける。 「……いい夜だな。 今宵は、実にいい夜になりそうだ……そう思わないか、ヒューマン?」 「……だから、笑ってるんですか?」 「ああ、そうだ。 闘争を楽しむに相応しい……実にいい夜だからな」 「ッ!!」
男の言葉を聞き、ユーノは大きく目を見開く。 予感は確信に変わった。 この男は、間違いなく殺し合いに乗っている……あろう事か、殺し合いを楽しもうとしている。 ユーノはすぐさまバリアジャケットを身に纏い、チェーンバインドを発動させた。 魔力の鎖が一瞬にして男を拘束し、その身動きを封じる……が。 「逃げずに立ち向かうか……嬉しいぞ、ヒューマン。 貴様は、ただ逃げるだけの狗ではないようだな……だが」 「っ……!?」 「足りんな……まだまだ足りん。 この程度の鎖では、この私を……吸血鬼アーカードを繋ぎ止める事など、出来ないのだよ」 その直後だった。 魔力の鎖が、音を立てて崩壊した。 男―――アーカードは、力任せにバインドを引きちぎったのだ。 ユーノは、その光景を信じられなかった。 バインドを破られるという事自体は、過去にも何度かあった。 だが……力ずくで、こうもあっさりと破られる事など、今までになかった。 驚愕し、呆然とするユーノ。 ここで彼は、先程のアーカードの名乗りを思い出す。 「吸血鬼……!? じゃあ、さっきのは……!!」 アーカードは自らを、吸血鬼と名乗った。 当然ながらユーノはその存在を知っている。 直接目にした事こそないが、幾つかの次元世界においてはその存在を確認されている存在である。 バインドが簡単に打ち破られたのも、それならば納得がいく。 吸血鬼の持つ最大の武器は……人間を遥かに越えた、その異常な怪力だからだ。 「名前を聞いていなかったな……教えてもらおうか、ヒューマン?」 「……ユーノ。 ユーノ=スクライアだ……」 「ユーノ=スクライアか、いい名だな……さあ、闘争の始まりだ!! 楽しもうじゃないか、ユーノ=スクライア!!」 「ッ!!」
アーカードは強く地を蹴り、ユーノとの間合いを一気に詰める。 そのスピードも、尋常なレベルではない。 恐らくは、フェイトと互角かそれ以上……ユーノがこれまで体験した相手の中でも、最速に近かった。 とっさにユーノは、前方へと障壁を展開する。 そこへと、アーカードの力強い拳が叩き込まれ……一瞬で、障壁が崩壊する。 「そんな……こんなに簡単に……!?」 「HAHAHAHAHHAHAHAHAHA!!」 障壁を突き破った拳は、そのままユーノの胴体に叩き込まれた。 バキリと、嫌な音が響く。 今の一撃で、肋骨を叩き折られたのだ。 そして僅かに遅れて、ユーノの体が後方へと吹っ飛ぶ。 強烈な勢いで、数十メートルも先へと吹っ飛ばされ……一本の大木に、背中から叩きつけられた。 「ガハッ……!!」 ユーノの全身に、強烈な痛みが駆け巡る。 バリアジャケット越し・障壁越しである事が、信じられない程の痛みであった。 そしてユーノが苦しんでいる間にも、アーカードは間合いを詰めてくる。 このまま接近を許しては、確実に殺される。 「くそっ……なら!!」 再びチェーンバインドを発動。 しかし今度の対象は、アーカードではなく己の背後にある大木であった。 魔力の鎖は、大木にしっかりと絡みつき……そのまま、大木を引っこ抜いた。 ベロクロンとの戦いで使用したのと同じ、即席のハンマー攻撃。 超獣ですらも怯んだこの一撃をまともに受ければ、かなりのダメージを与えられる。 そう思いながら、アーカード目掛けて勢いよく大木を振り下ろす。 「吸血鬼に対して木の杭を打ち込もうとは、中々分かっているじゃないか!!」 しかし対するアーカードは、迫り来る木槌を前にして、回避をしようともせず、防御をしようともしなかった。 その代わりに、右手で手刀を作り……大木目掛けて振り下ろした。 直後、大木は見事に真っ二つに分かれた。 アーカードの手刀が、大木を真っ二つに叩き割ったのだ。 二つの木片となった木槌が、地面に斜めに突き刺さる。 その間には、無傷のアーカードがたたずんでいた。
「嘘だろ……なんて奴だ……!!」 「どうした……まさか、終わりとは言うまいな?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (どうしたら……どうしたら、こんな化物を……!!) ユーノは必死になって、打開策を導き出そうとする。 バインドも、防御も、攻撃も、アーカードには何一つ通用しない。 今の自分が使える魔法では、アーカードを止める事は不可能である。 ならば、どうしたらいいか。 思考を巡らせているその間にも、アーカードはこちらへと歩を進めてくる。 「まだまだ始まったばかりじゃないか。 お楽しみはこれからだぞ、ヒューマン!! 魔法を出せ、この心臓にもう一度杭を突き立てにこい!! さあ!!HURRY!!HURRY!!HURRY!!HURRY!!HURRY!!」 (何か、何かないのか……そうだ、支給品!!) ここでユーノは、ようやく支給品の存在に気付いた。 一体、何が支給されているのかは分からない。 この場を切り抜けられるかどうかは、全く分からないが……今はこれに賭けるしかない。 デイバッグを開き、中に手を突っ込む。 すると……彼はここで、思いもよらぬ品を引き当てた。 「え……これって……!!」 ユーノが手にしたのは、デイバッグによく収まったものだと言いたくなる程大きな代物。 アーカードを撃退出来るかもしれない、強烈な武器であった。 それを見た瞬間、思わず驚いてしまったが……迷っている暇は無かった。 既にアーカードは、目前まで迫ってきているのだ。
ユーノは勢いよくそれを取り出し、その筒先をアーカードへと向ける。 そして、取り出した支給品―――バズーカ砲の引き金を引いた。 BANG!! 砲撃は、アーカードの脳天に見事直撃。 首輪ごと、首から上の部位を吹き飛ばし、粉砕した。 距離が近すぎたが為に、流石のアーカードも回避の仕様が無かったのだ。 残された胴体が、背中から地面に倒れこむ。 ユーノはそれを見て、体を震わせながらその場に膝を着き、そして大きく溜息をついた。 何とか、アーカードを撃退出来た……絶体絶命の窮地を、しのぐ事が出来た。 「やった……でも……」 しかし、ユーノの表情は険しかった。 それも当然……正当防衛といえど、人殺しをしてしまったのだ。 いや、相手は陣地を越えた存在である吸血鬼……化物である。 人殺しと言うのは、少しおかしいが……それでも、自分がアーカードを殺害したという事は同じである。 この手で、一つの命を奪ってしまったのだ。 気に留めるなというのは、無理な事である……しかし。 こうしなければ、自分が死んでいた。 それにアーカードを野放しにすれば、更なる犠牲者が出るのは確実……それを止める為にも、これはやらねばならぬ事だったのだ。 「……悩んでいても仕方ない。 兎に角、今はなのは達と合流しないと……」 今は、迷っている暇は無い。 ユーノはなのは達との合流を果たすべく、ここから離れることにした。 すぐさま、念話を試みてみるが……全く通じない。 どうやら、主催者達に妨害されているらしい……ならば、直接探し出すしかない。 ユーノはマップで現在地を確認し、上空へと飛び上がる。 普通に歩いて探すよりも、この方が速いと思っての行動だったが……ここでユーノは、ある違和感を覚えた。 (魔力の消耗が、いつもより早い……? それに、飛ぶスピードも少し落ちている……)
普段と比べて、妙に魔力を消耗している感じがあった。 それに加え、上昇のスピードが普段よりも若干遅かったのだ。 もしかしたら、念話の妨害同様に何かしらの力が働いているのかもしれない。 恐らくは、参加者の戦力差を平等に近づける為に。 (空からの探索は、長時間は不可能か…… とりあえず、しばらくしたら一回どこかに降りて……!?) その時だった。 地上―――それもユーノの真下から、大きな物音が聞こえてきた。 ガサガサ……と、木々が大きく揺れる音が。 ユーノの脳裏に最悪の事態が過ぎる。 「まさか……そんな!!」 「ククク……クハハ……HAHAHAHAHAHA!!」 「アーカード……!!」 予感は的中した。 倒した筈の化物―――アーカードが、上空へと跳躍―――それも、ユーノよりも高い位置に―――してきたのだ。 彼は木々の枝を飛び伝って、ここまで飛翔してきたのである。 吹き飛ばされた筈の顔は、完全に元通りになっている。 肉体を再構築し……復活を果したのである。 「どうして……首から上が吹き飛ばされたっていうのに……!!」 「頭を吹き飛ばされたぐらいでは、私は死なない。 この私を止めたければ、ここを……心の臓を狙わなければな。 覇王に神崎とやらも、よく分かっている」 自らの胸に手を当て、アーカードはユーノへと告げた。 アーカードは、この殺し合いの会場において極めて異質な存在だった。 彼には、首輪が二つ着けられているのだ。 一つは勿論、その首に。 そしてもう一つは、彼の弱点……心臓に。 例え、四肢をもぎ取ろうと、首を吹き飛ばそうと、彼は蘇る。 アーカードを倒すには、心臓を止める以外に手段は無いのだ。
「くっ……!!」 ユーノはすぐに、アーカードから離れようとする。 彼は自分と違い、空を飛べるわけではない。 尋常じゃない跳躍力で、ここまで上ってきただけ……この後は、地上に落下するだけである。 一度離れてしまえば、そう簡単に追ってはこれない筈……そう思った、その矢先だった。 アーカードは、素早くユーノへと手を伸ばし……その右腕を掴んだ。 「掴まえた」 「しまった……!!」 「豚の様な悲鳴を上げろ」 グシャッ…… 「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!??」 ユーノの絶叫が、空に木霊する。 肉が裂かれ、骨が砕け散った。 ユーノの右腕は、無残にもアーカードに握り潰されてしまったのだ。 そのまま右腕は、その手で握り締めていたバズーカと共に地上へと落下。 痛々しい断面図からは鮮血が噴出し、ユーノとアーカードの顔を濡らす。 ユーノの顔には苦悶が、アーカードの顔には笑みが浮かんでいた。 そのままアーカードは、もう片方の手で手刀を作る。 「終わりだ……ユーノ=スクライア」 その狙いは、バリアジャケットによる防御の無い脳天。 この一撃を喰らえば、確実に死ぬ。 障壁でそれを防ぐ事が出来ないのは、先程既に実証済みである。 そんな、どうしようもない絶望的な状況。 誰か他の者がこの光景を見ていたならば、ユーノの死は決定的と見るだろう……が。
「まだだ……!!」 「ほう……?」 「まだ、終わっちゃ……いない……!!」 ユーノはまだ、終わってはいなかった。 彼は渾身の力を込めて、デイバッグをアーカードへと放り投げる。 そこへ、アーカードの手刀が叩き込まれ……その直後。 デイバッグが爆ぜた。 強烈な爆炎と爆風が、二人に襲い掛かる。 「ぐぅっ!?」 「ッ!!」 アーカードはその爆発により、右手を吹き飛ばされる。 そして爆風に煽られ、猛烈な勢いで地上へと落下していった。 一方ユーノはというと、爆発するのが前もって分かっていた為、障壁の展開によりダメージを最小限に抑えきっていた。 二人を襲った爆発の正体は、デイバッグ内のバズーカの予備弾薬。 ユーノの狙いは、それを爆発させる事であった。 そうすることでアーカードをふっ飛ばし、距離を取ろうと考えたのである……そしてそれは、成功してくれた。 他の支給品もこれで跡形も無く砕け散ってしまったが、仕方が無い。 ユーノはアーカードが地上へと落ちていったのを確認して、急速にその場から離脱する。 悔しいが……今の自分には、アーカードは倒せない。 (あんなのまで、この殺し合いにはいるなんて……ミライさん、クロノ、フェイト……なのはっ……!!) この会場の何処かにいるであろう仲間達の無事を祈り、ユーノは空を飛んでゆく。 彼が向かう先に待ち受けているのは、大切な仲間達か。 それとも、アーカードと同じくこの殺し合いに乗った者達か。 果たして…… 【ユーノ=スクライア@ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは】 【一日目 現時刻AM0:32】 【現在地:H-5 上空】 [参戦時間軸]12話中盤、ウルトラマンダイナの正体発覚直後。 [状態]肋骨二本骨折、右腕欠損、相当の疲労。 [装備]無し。 [道具]無し。 [思考・状況] 基本:主催者を倒し、この殺し合いを止める。 1:なのは達と合流する。 2:仲間を集める。 3:アーカードは危険だと、出会った者達に伝える。 [備考] ※沖田のバズーカ砲@なの魂が、ユーノの右腕と共にI-6に落ちています。 ※かなりの重傷で、特に右腕は、早急に処置をしないと危険です。 ※この会場にいるフェイトは、未来から呼ばれたのではないかと考えています。 ※フェイトが二人いる事に気付きました。 ※モロボシ=ダンの名前は知っていますが、どんな人物かは知りません。 ※己の魔力と魔法に、制限がかけられている事に気がつきました
「ユーノ=スクライア……まだ幼い身でありながら、私を出し抜くとはな」 アーカードは、笑いながら夜空を見上げていた。 爆発により吹き飛ばされた右手は、既に再生されている。 ユーノとの戦闘によるダメージは、ほぼ回復し切っていた。 彼は幼い身でありながらも、己へと勇敢に立ち向かってきた。 逃げられこそしたが……きっと彼は、再び自分の前に現れるに違いない。 「覇王十代、神崎とやら……感謝するぞ。 私を、この様な素晴らしいパーティーに招いてくれた事をな」 アーカードは歓喜していた。 まだ見ぬ未知なる相手との闘争の機会が生まれた事を、喜んでいた。 自らを打ち倒してくれるかも知れぬほどの人間との出会いがあるやもしれぬ事を、喜んでいた。 きっとこの場には、ユーノの他にも優れた力を持つ者達がいるに違いない。 かつて己を打ち破ったあの四人、アーサー・ホルムウッド、キンシー・モリス、ジャック・セワード、エイブラハム・ヴァン・ヘルシングの様な猛者が。 アレクサンド・アンデルセンの様な宿敵が。 彼等の様な素晴らしき者達が、きっといるに違いない。 果たして、どのような出会いがあるか……アーカードは、楽しみで仕方がなかった。 【アーカード@NANOSING】 【一日目 現時刻AM0:32】 【現在地:H-5 上空】 [参戦時間軸]第八話開始直後 [状態]健康、首に首輪が着けられていない [装備]無し。 [道具]支給品一式、不明支給品1〜3個。 [思考・状況] 基本:闘争を楽しむ 1:闘争の相手となる参加者を探し出す 2:ユーノとの再戦を楽しみに待つ [備考] ※名簿はまだ見ていません。 ※心臓に首輪が装着されています。
以上、投下終了です。 ユーノが滅茶苦茶やばいことになっちまいまして、色んな意味で申し訳ありません。 まあ、アーカードの旦那を相手に死ななかっただけまだ良かったって事で……(−−;
>>反目さん GJです。ナイス駆け引き。ナイスはんたの誤解。 続々とメンバー到着してくれて病院は熱いことになりそうですね。 でもルル、マーダー相手に度胸ありすぎw やはりこのルールで夜戦だと索的持ちは強いわ。
草加&城戸コンビが病院で勝ち残れる気がしない訳なんですがwww いや・・・草加の頭脳にカードデッキでの変身能力を合わせればなんとかなるか? 既にルル&はんたが潜伏してる病院で、草加がどう動くのか気になるな かくいう俺はライダーの中で草加が一番好き
>>711 まさに旦那
これぞ旦那
組み合わせを見た瞬間ユーノに黙祷を捧げかけた俺は外道
めちゃ格好良かったです
>>711 GJ!
しかし何てぇ強さだいアーカード…
こりゃ魔剣士や片翼の天使でなきゃ対抗は難しいッスかね?
>>712 よかった…はんたに違和感がないかどうか、すっごい心配だったんですよ。
どのへんくらいまで頭がいいのか、とか…苦労しました
716 :
マスカレード :2008/02/16(土) 22:39:30 ID:2qsM0brg
Σ投下ペースが物凄い! 皆さんGJです >>誤解 なるほど……クロノはACT11から持って来ましたか…… そりゃ赤い服を見たら誰だって誤解しますよね あぁ……草加とか使って誤解を泥沼にしたい……!(ぇ >>病院 二人共凄いです……! 何が凄いってもう駆け引きやら何やら…… 病院内部にはまだいろいろと探れる場所がありそうですね さて、草加をどうしたものか……
これぞ旦那クオリティ。GJです アーカードとの遭遇=死亡フラグだと思っていたので、むしろ生き延びた事が凄いです ・・・正直言って、こんなの止められるのは・・・いや、よく考えれば結構いたな・・・
>>713 ルルは巻き込まれると危ないってことで避難してるんで、
今のところ敵は実質はんた1人ですね。
多分草加のようなタイプなら立ち回れる…かな?
そりゃそうと、シーナ&ザッフィー予約取ってよろしいですかね?
…いや、誰とも被らないでしょうが…
短いから1時間弱で書けるのがロワネタの魅力〜w
アーカードについてまとめてみた。 ・アニロワ タバサ、アーチャー、獅堂光、鳳凰寺風、長門有希の五人を殺害。 最終的には、10対1でようやく撃退というとんでもない強敵だった。 また、彼に出会ったが為にトラウマを抱える羽目になった参加者もいる。 ・漫画ロワ 葉隠散、キャプテンブラボー、タバサの三人を殺害。 殺害数こそアニロワに劣るものの、最強マーダーの一角である散・対主催の筆頭であるブラボーの両名を殺害した功績は大きい。 また、DIO・仮面ライダーZX・劉凰・アミバと、ロワ内屈指の実力者を相手にも、見事な戦果を上げている。 最後は、範馬勇次郎との壮絶な戦いの末に死亡した。 ……やっぱり強いね、旦那。
ダンテ「アンタからは悪魔みたいな匂いがしやがるんでね。遠慮なく遊べるぜ」 アーカード「吸血鬼と悪魔の対決か。何とも面白い!」 こんなのが見えました。 …うん、誰かダンテを出そう!(ぉ ところで、本当にシーナ冒頭が1時間弱で完成したので、投下してもいいですか?
遠くさざ波の音が聞こえる砂浜。 少女の手が震えていた。 「どう…なってんのよ…」 少女の声が震えていた。 シーナ=カノンはその手の中で、がちがちと黒光りする拳銃を震わせていた。 六課の仲間と過ごしていた、楽しい休日。 バスの中でふと気を失い、気が付けばあの悪夢のような光景。 人死にを見たことがないわけじゃない。 ずっとエンディアスで戦い続けてきたわけだし、その前にも、ルミナス学園では人命に関わる事件があった。 しかし、だからといって、慣れるはずもない。 人の命が、目の前で惨たらしく喪われることに。 悪夢のようなショーが終わった後は、自分も悪夢の世界へ放り込まれた。 殺し合え? そうする必要もない相手と? この銃で? 最悪の心地だった。 手にした銃は、ある世界の旅人が用いた銃。 それをパースエイダーと呼ぶ世界では、ひどく旧式のリボルバー。 奇しくも、自分の「Kanon」という名と同じ音――「Cannon」の名を冠する銃。 「キリヤ…」 脳裏に何度も何度も浮かび続ける、あの幼馴染みの顔。 異界でずっと自分を支え続けてくれた、誰よりも大切な人。 彼と一緒なら、何とかなるかもしれない。 今までそうしてきたように、今度だって、乗り越えられるかもしれない。 「キリヤ…怖いよ…キリヤぁ…っ…!」 だからこそ。 その存在がいないのが、心細くてならなかった。 どうすればいい。 たった1人で。 何をすればいい。 ひとまず考えられる場所と時間が欲しい。 それ以前に、身を隠したい。 地図にある、最も近い隠れ場所は、西の病院。 生き残りたい。 そして――キリヤに会いたい。
森の中を北上する影があった。 木の枝々へと器用に飛び移り、かなりの速さで駆け抜けていく。 やがて、人影は森を抜け、開けた丘に出た。 盾の守護獣、ザフィーラである。 手に握っているのは、透き通るような緑色の投身を持つウィルナイフ。 彼が人の姿を取っているのは、この武器を使うためだ。狼にナイフは扱えない。 磯の香りが強くなる。 ザフィーラはそれを頼りに森を突っ切り、抜けていた。 浜は隠れ場所のない、格好の狩り場だ。 つまり、ザフィーラはこのゲームに乗った。 ベルカの騎士の誇りに従い、夜天の主・八神はやてを救うために。 (悪く思うなよ…) 内心で他の仲間達に、最後の謝罪の言葉を告げる。 自分とヴィータ、2人の守護騎士が全ての敵を排除すれば、はやては助かる。 後は自分達が自殺すればいいのだから。 その程度の覚悟、今更論ずるまでもない。 (もっとも…仕留められるか、怪しい相手はいるが) ザフィーラの頭の中に、銀の長髪が広がる。 長い歴史の中、自分が見てきた中でも、最強の男。 妖艶なまでの美しき容姿に隠した、絶対零度の殺意の刃。 あの孤高の英雄が倒れるところなど、まるで想像がつかない。 (あれを殺めねば、主を救えないということか) 正直、途方もない話だった。 しかし、へこたれるわけにはいかない。それでは守護獣の名が廃る。 やりようによってはどうにかなるかもしれない。否、せねばならない。 (それにしても…) ザフィーラが懐から、何かを取り出す。 左手に持っているのは、青白い龍の描かれたカード。 とあるアイテムと併用することで使用可能とあったが、どれ程の力があるのだろうか。 正直、あまり信用できない自分がいた。 そうこうしているうちに、目的地が見えてくる。 そして、座り込んだ1人の少女の姿も。 (見つけた) あまりに隙だらけな様子。 しかし、それは願ったり叶ったり。 ザフィーラはよりスピードを上げ、少女の元へと駆け寄った。
ずさぁっ、とシーナの背後で音がしたのはその直後。 びくりと肩を震わせ、首だけでそちらを向く。 ガタイのいい大人の男が、そこに姿を現していた。 褐色の筋肉は、シーナの細い身体など、一撃でへし折ってしまうだろう。 犬のような耳と尾は、かのヴァイスリッター団長・マオの猫耳のような、種族的な特徴か。 「すまないな」 低い声で、しかし何の罪悪感も込めず、淡々とザフィーラが言った。 鋭い瞳に宿るのは、幾度となく体感したあの冷たい気配。 すなわち、殺気。 「ひ…っ!」 思わずその姿勢のまま、シーナが両腕を使って後ずさった。 ザフィーラが歩き出す。 砂浜にくっきりと足跡を残し、一歩一歩、着実に、シーナの元へと近寄っていく。 ウィルナイフの刀身が、彼女にはおぞましく輝いて見えた。 死にたくない。 こんな所で死にたくない。 勝ち気なシーナの瞳に、じんわりと涙さえ浮かんでくる。 身体が段々動かなくなってきた。震えて震えて、どうしようもない。 嫌だ。死にたくない。 キリヤにも会えずに1人で死ぬなんて、そんなのは嫌だ。 しかし無情にも、ザフィーラは刻一刻と近付いてくる。 見えない何かが、ぎゅっと自分の心臓を締め上げる気がした。 これは「死」の感覚か。 死そのものが、今形をなして、自分の身に襲いかかってきているというのか。 嫌だ。 死にたくない。 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない 「許せ」 死にたくない――!
ばぁん、と、大きな音。 続いて、どさっ、と。 固く閉じていた瞳を、恐る恐るシーナは開く。 「…!」 微かに開いた目が、急速に大きくなっていく。 ザフィーラの長身の肉体が、そこに倒れ伏していた。 何かが流れている。彼の下の砂浜に。 それだけではない。額からもだ。 額にぽっかりと空いた穴からも。 「…あ…あぁ…っ!」 殺してしまった。 この手で、人を殺めてしまった。 殺さずともよかったはずだった、その人を。こうもあっけなく。 肩が、膝が、指先が。 全身が冷たくなっていく。 それらががたがたと震える。 人1人殺すことが、こんなに恐ろしいことだとは。 「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…ッ!」 頼りない両手が、その頭を抱え込んだ。 シーナは知らない。 これがまだ、ほんの序曲に過ぎないことを。 ザフィーラが持っていて、彼女が受け継いだカードの価値を。 それこそが、彼が畏れた片翼の天使すら蹂躙する、最強の龍であることを。 そして。 それがシーナに、今の状況を遥かに凌ぐ、凄絶な惨状を見せることを。 【一日目 現時刻AM1:38】 【J-4 砂浜】 【シーナ=カノン@SHINING WIND CROSS LYRICAL】 [参戦時間軸]6話終了後。カラオケボックス行きのバスに乗っている頃。 [状態]健康・恐慌 [装備]カノン@キノの旅 第X話「魔法の国」 [道具]支給品一式、ランダム支給品0〜2個、ウィルナイフ@リリカルガオガイガー、「青眼の白龍」@リリカル遊戯王GX番外編 [思考・状況] 基本 死にたくない。キリヤに会いたい 1.あたし…人を殺しちゃった…! 2.キリヤ…どこにいるのよ…? 3.ひとまず、病院で身を隠したい [備考] ※ザフィーラを殺害しました。ウィルナイフと「青眼の白龍」は、彼から獲得したものです。 ※人間形態を見たことがないため、殺した相手がザフィーラであることを知りません。
投下終了。 そして社長嫁による虐殺フラグ。草加、デュエルディスクを渡しちゃ駄目だ! …とうとう犠牲者が出ちまったい… そこ、かませ犬とか負け犬とか言うな。 今のところ、大規模な戦場候補は市街地と病院? 誰か街の話書いてー(ぇ
>>716 ライダー知らないから追跡書けないorz
徹底的にえげつないことやりまくるつもりだったのに。なんてこった。原作知識の足りなさに泣ける。
はんた「ヴァンパイアハンターじゃない。モンスターハンターだ。」
アーカード「モンスターハンター!なるほど、貴様のような人間からすれば私は十分モンスターだ。
そして貴様はモンスターを狩る者。ならば言葉はもうういらんな。」
どちらからともなく盛大なドンパチ開始、途中で横槍。
はんた「火力が足りない。出直すとしよう。」
アーカード「せっかく興が乗ってきたというのに無粋なやつがいたものだ。興がそがれた。次回へ預けておくとしよう。」
こんな展開が見えてました。アーカード、カモン。
なんかバージルとかダンテ相手でも似たこと起こりそうな予感。
>>反目さん GJでした。恐慌状態の人間は危うさがあっていいですね。 そして病院へ来る人が増えたよ!! 激戦区病院になってしまうのか、楽しみで仕方ないです。
>>725 GJ!
しかし戦力バランスのためとはいえ、ブルーアイズがセフィロスより強い設定とは……
そして図らずもそれを手に入れたシーナの今後が恐ろしい
GJです…ってザフィーラァァァァァァァァァ!!
シーナがブルーアイズ持って病院に行くことになるとは…
…これは…病院倒壊フラグですかね…?
…ひとつ質問、というか許可願いを。
>>1 に載ってるパロロワ辞典に、ここの事載せてきていいでしょうか?
>>729 OKですよー♪
>>728 大体ですが、セフィロスやバージル、アーカード達超人のこのバトロワにおける戦闘力は、
遊戯王換算で攻撃力2600〜2700ぐらいであると勝手に認識しております。
そして皆様ご存知の通り、青眼は3000。
…ええ、どーせ自分が青眼フェチなだけですよ。マイデッキにも3枚入ってますよ。青眼ナメんなチクショー!(ぇ
ブルーアイズは唯一神に匹敵しうる力を持っている、と言ってたしなー
>>731 そうそれ!
ぶっちゃけた話、昨日の再放送見て出すのを決めました。
…多分古代エジプトには、メテオブラックやらバルキリオンやらはまだいなかったんだろうなぁ…
>>733 仕事早ぇー!(ガビーン)
そしてナカーマ
最近の青眼はサポートカードが充実してますので、意外と他の主力級モンスターとも互角に渡り合えたりします。
破邪の大剣バオウでリバース効果モンスターも怖くない
735 :
マスカレード :2008/02/17(日) 11:56:27 ID:3ookD2c5
ザ、ザフィー……!? 呆気ない……でもこれがパロロワ…… ブルーアイズとか倒せる気がしないw GJでした! とりあえず天道総司とヴィータ予約しますね。 そして誰かライダーベルトとかハイパーゼクターとかパーゼクとか出してくれない物かと祈ってたり……
えーっと…今パロロワWikiを見てきたのですが…
・柊かがみ伝説(自他共に悲劇にあったり狂化したり)
・魔法少女リリカルカワイソス(親友が死にまくる)
…うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
>>735 否! 断じて否!
いっそ草加が奪ってしまえばいいのです!(ぇ
そして天道&ヴィータどぞ
737 :
なの魂の人 :2008/02/17(日) 12:17:26 ID:Qy+5Eqq9
>>736 なぁに、ロワなんて鬱展開の宝庫ですよ
俺なら銀さんとはやて(支給品に闇の書:完成目前)を出して
はやて狂化フラグを立てまくるね!
いや、まあこちらでは閲覧オンリーで行くつもりですけど
738 :
マスカレード :2008/02/17(日) 12:23:18 ID:3ookD2c5
草加「そのカードを渡してくれないかなぁ?」 言いながらニヤッと微笑む草加が浮かびました……w デュエルが長引いて、お互いのデッキも残り少なくなった時…… 相手にブルーアイズを召喚され、絶対絶命になったものの、なんとかダークネスドラゴンを召喚することに成功。 攻撃力9000越えダークネスドラゴンの攻撃でブルーアイズ諸とも敵を倒した時は気持ち良かったですw
というか倒す必要って別にないんですよね、青眼。 召喚時間制限やら(確かあったような)、次の召喚までのチャージ期間やら、遊戯王カードって弱点も多いですし。 つまり…消えるまで逃げ回れば楽勝!(ぇ
ぶ、ブルーアイズ。
滅びのバーストストリームでエリア一区画消し飛びそうな予感w
こうなったら竜退治の専門家、モンハンの人に任せるしか!?(出てねえよ)
>>726 化け物退治のプロフェッショナルにして最強のはんたと
化け物ランク最高クラスのアーカードの激突はみたいです。
どっちが化け物か途中で分からなくなりそうですが(笑)
しかも、書く人がメタルサーガ氏だったら、多分狂喜。
基本的にまだ長編も長くなく、ほのぼの作品しか書けない自分は閲覧オンリーで行きます。
他の職人さん、頑張ってください!
>こうなったら竜退治の専門家、モンハンの人に任せるしか!?(出てねえよ) 逆に考えるんだ。 「まだキャラ追加は可能だから、出る可能性はある」 と考えるんだ いや、戦国氏がロワに出したくないと言えばそれまでですが
それじゃ、自分もキリヤとティアナ予約します。 …よし、これで自分の持ちキャラ全部出した! ・スザク:対主催。かがみを助けて結構目立った ・ルル:魔王一直線 ・スバル:誤解が不和を呼び、不和が戦いを呼ぶ(CV若本) ・シーナ:精神崩壊フラグ。青眼によっては最狂マーダーになる可能性も? ・セフィロス:高見の見物。下手すりゃモブの可能性あり ・ザフィーラ:……… 今までがこんなのなんで、公平を保つためにキリヤは不幸にしようかと
743 :
マスカレード :2008/02/17(日) 14:35:17 ID:CqPeAVm3
天道&ヴィータの話、ようやく出来ました。 次のレスから投下開始しますね
長いマフラーを靡かせながら、誰も居ない夜の街を歩く一人の男が居た。 その男は、片手にデイバッグ。もう一方の片手はポケットに突っ込んだスタイルで、威風堂々と道路の真ん中を行く。 このバトルロワイアルにおいて、身を隠しもせずに道の真ん中を歩く事は自殺行為に等しい。 どこに敵が潜んでいるかも解らない状況で、自分の身を曝している様な物なのだから。 しかし、それでも歩き続ける。 彼が堂々と歩き続けるのは、そこに誰も居ない事が解っているからだろうか。 ……いや、違う。彼がその道を堂々と歩く理由は、そんな小さな理由では無い。 さて、彼が何故こんな所を歩いているのか。時は小1時間程前に遡る。 「――ならば、始めるぞ」 神崎が、指を鳴らした。直後、会場にいる人々は消えて行く。 それは彼―『天道総司』―も例外では無かった。 人々が消えて行き、天道の目にも、真っ白な光が拡がって行く。その光のあまりの眩しさに、天道も目を逸らしてしまう。 光は周囲の全てを包んだ。その空間にいるのは天道一人。恐らく、さっき会場に居た皆もこうしてどこかへ移転されるのだろう。 そしてそれは、転移先に到着するまでの数秒間の出来事だった。 閉ざされた天道の目はすぐに、再び見開かれた。天道の目に飛び込んでくる、もう一色の眩ゆい光。 白い輝きの中に、美しく輝くエメラルド色の光。 その光の中心に居る者は、未来を示す勝利の鍵。その正体は。 「――ハイパーゼクター……ッ!?」 その名を呼ぶ天道。白い光の中で、エメラルド色の光を放ちながら浮かぶそれは、天道にとっての「未来」そのものだった。 ハイパーゼクターを掴み取ろうと、手を伸ばす。が、ハイパーゼクターは天道の手に掴まれる事は無い。 「何処へ行く……!? ハイパーゼクター……!」 ハイパーゼクターは、天道を包む白い輝きをも越える程の、眩ゆいタキオンの輝きを放ちながら、その姿を消した。 「……なるほどな。そういう事か」 次に天道が目を覚ましたのは、見慣れないソファーの上だった。どこか、真っ暗な室内に設置されたソファーの上だ。 起き上がり、呟く天道。見た所、どこかの街のホテルのロビー……と行ったところか。 いくつか並んだソファー。入口付近にはカウンター。奥には上階へと上る為のエレベーター。 冷静に状況を判断。次に、足元に置かれたデイバッグが目に付いた。 「そしてこれが支給品……という訳か」 一通りデイバッグを探った天道は、武器として使えそうな物を一つだけ、テーブルに置いた。 色は黒を貴重にし、オレンジのボタンが4つ付いた、手甲の様な形をした物体だ。 残りの支給品をデイバッグに戻した天道には、もう一つだけ気付いた事があった。 さっき一瞬だけ現れたハイパーゼクター。あれは確かに、幻などでは無い。間違い無くそこに居た筈だ。 それなのにハイパーゼクターは、天道がいくら呼んでも現れる気配が無い。 「……ハイパーゼクターも支給品として紛れ込み、誰かに配られたと言う事か」 時空を越える力を持ったハイパーゼクターを、何らかの意図があって主催側自らが支給品に選んだのか。 それとも、ハイパーゼクターが主を救う為、自らの意思でこの時空に介入。そして支給品として紛れ込んだのか。 それは流石の天道にも解らない。が、天道がどう動くかはもう決まっている。 「(ハイパーゼクター……俺は再びお前を……未来を掴んで見せる……!)」 表情を固める天道。 「おばあちゃんが言っていた……。 ――人が歩むのは人の道……その道を開くのは……天の道……!」 こんな下らない戦いを見過ごす訳には行かない。第一、天道にはひよりを探すという大事な使命がある。 この言葉の意味も、今更説明するまでも無いだろう。ならば話は早い。 「(全ての参加者を救い、奴を倒す……! そして、ひよりも救ってやる!)」 それが天道の出した答えだった。
支援! そして自分も5時頃に投下します
「二兎を追う者は二兎共を取れ」。それがおばあちゃんの言葉であり、天道の考えでもある。 天道は、一つを取る為に他の一つを諦めはしない。 「全てを救ってみせる」。それが天の道を往く男の決意だった。 天道は、テーブルに置かれた黒い物体をそっと手に取った。そして、それを両手の甲に当てる。 同時にそれは天道の両手を包み込み、グローブ状の形を取った。 天道はそれを確認すると、すぐに行動を開始した。 デイバッグを掴み、ホテルの入口に向かって歩き始める。まずは外に出なければ話にならないからだ。 ◆ 「(早く新しい武器を見付けねぇと……)」 街の散策ついでに、ヴィータには探すべき物があった。 ボロボロになったチェーンソーに変わる、新たな武器を見付けなければならない。 手に持ったこのチェーンソーは既にその機能を失い、刃も欠けてしまっている。 こんな役に立たないチェーンソー、新しい武器を見付け次第どこかで捨てるつもりだ。 しばらく歩いていると、ヴィータは正面から歩いて来る男に気付いた。 「(敵かっ……!?)」 そう考えるのが普通だろう。ヴィータは咄嗟に、路地裏に飛び込んだ。 息を潜め、少しだけ顔を覗かせる。 「(何だアイツ……死ぬ気かよ……)」 道のど真ん中を堂々と歩く男に、そんな感想を抱いた。何度も言うが、あれでは是非狙って下さいとでも言ってる様な物だからだ。 ヴィータには武器が無い。あるとすれば、この役に立たないガラクタ―壊れたチェーンソー―だけだ。 出来れば不意打ち等という卑怯な戦法は取りたくは無いが、この壊れたチェーンソーでやれる事はかなり限られている。 「(アイツが通り過ぎる瞬間に、このガラクタでブン殴る……!)」 殺す必要は無い。まずは武器の確保が先決だからだ。 速効で殴って、怯んだ隙にデイバッグを奪う。そうなればこっちの物だ。 本来ならば絶対にこんな戦法は取らない筈のヴィータが、こうまでして武器を欲っするのは、やはりヴィータとて負けたくは無いからだろう。 デイバッグを奪った後の事は後で考えればいい。今は、目の前の敵に集中する。 一歩、また一歩と近付いて来る男。ポケットに手を突っ込んでいる時点で、かなりのスピードを持つヴィータの攻撃を防ぐ手段は無いだろう。 そんな態度でゆっくりと歩き続ける男に、苛立ちさえ感じる。 だが、ここで焦る訳には行かない。タイミングを外したら終わりだ。 気付けば、男はヴィータのすぐ目の前まで迫っていた。相手はまだ気付いていない。真っ直ぐに前を見ている。 「(貰った……!!)」 ヴィータは勢い良く飛び出した。目の前の男をブン殴る為に。あわよくば仕留める為に。 ◆ 「おらぁああっ!!」 ヴィータは、両手に壊れたチェーンソーを振りかぶり、天道に襲い掛かった。 「な……ッ!?」 だが、攻撃は当たらない。自分の目を疑うヴィータ。この男には自衛の手段等無かった筈なのに。 では何故攻撃が当たらない? その答えは、至極簡単だ。天道は、ヴィータの攻撃が後頭部に直撃する寸前に膝を落としたのだ。 「チッ……!」 「…………」 ヴィータは再び天道にチェーンソーを振り下ろす。だが、当たりはしない。 右も、左も、上からも、下からの攻撃も、軽く回避されてしまうのだ。それも、ポケットから手を出す事も無く、上半身の動きだけで。 「っざけんなッ!!」 馬鹿にされていると感じたヴィータは、怒りを込めて、チェーンソーを投げ付ける。だが結果は同じだ。 上体を反らし、飛んで来たチェーンソーをかわす天道。しかも、天道は最低限の動きしかしていない。 ほんの数十センチ、上体を反らしただけ。まるで狙った様にチェーンソーは天道の顔面スレスレを飛んで行く。
支援っす
「どうした、俺を殺すんじゃないのか?」 「うっせー! 運良くかわせただけで、調子に乗んじゃねぇっ!」 天道の言葉にさらに苛立つヴィータ。こうなれば一撃でも入れなければ気が済まない。 一気に飛び上がり、回し蹴りを放つ。天道の顔面を狙い、凄まじい速度で。 だが…… 「……嘘だろ……!?」 ヴィータの渾身の蹴りも、天道にダメージを与えるには至らない。左手をポケットから出し、グローブの甲でヴィータの蹴りを受け止めたのだ。 そのまま払われたヴィータは、地面に落下。悔しそうに天道を見上げる。 「……残念だったな。運良くという言葉は俺には無い。第一、そんなナマクラでは俺の命は奪え無い」 「……てめぇ……!」 見下ろす天道。ヴィータも、鋭い眼光で睨み返す。が、天道がそれ以上ヴィータの目を見る事は無かった。 天道はなんと、ヴィータに背を向け、再び黙って歩き出したのだ。 「おい待てよ!」 「何だ、まだ何か用があるのか」 「なんであたしを殺さねー!?」 問い掛けるヴィータ。天道は、背中を向いたまま立ち止まる。 「俺はお前と違って忙しいんだ。可愛い妹の為にも、こんなくだらんゲームに付き合ってやる義理は無い」 「へっ、なるほどな……お前も偽善者って訳か」 「……偽善者……か」 ヴィータの言葉に、少しだけ反応する天道。ヴィータからすれば、「こいつもさっきの偽善者と変わらない」。 だが、「偽善者」と呼ばれた天道が返す言葉は、先刻ヴィータが戦った相手とは、全く違った物だった。 「いや……そいつは正確じゃないな」 「あ?」 キョトンとするヴィータ。ここで初めてヴィータに振り向く天道。振り向き様に、右手の人差し指で天を指差しながら。 「俺が偽善者なんじゃない…… 『 俺 が 正 義 』なんだ」 天道は、自信に満ちた表情で、そう告げた。「俺が」を強調しながら、まるで自分が世界の中心とでも言わんばかりに。 ヴィータは、返す言葉を失った。こんな男は初めてだ。こんなにも清々しい表情で、自分を正義と言い張れる男は。 「お前……頭大丈夫かよ?」 「お前こそな」 天道は最後にそう呟くと、再び歩き出した。ヴィータにはただ、黙って見送るしか出来ない。 最後の天道の言葉に込められた意味を、ヴィータは理解出来なかった。 「お前こそな」だと? 自分の何が可笑しいと言うのだ。それこそ、ヴィータには訳が解らなかった。 道の真ん中を堂々と歩き続けるこの男の方が間違い無く頭が可笑しいだろう。そう思ったからだ。 歩き続ける天道の遥か上空を飛び回る、赤い影。カブトムシの姿をしたそれは、主を心配するかの様に天道の上空を飛び続ける。 「……安心しろ」 言いながら立ち止まる天道。 天道は空を見上げ、翼を展開しながら飛び回る「未来」を、真っ直ぐに見据える。 「待っていろ……俺は必ず、お前を再びこの手に掴んでみせる」 それでも、空飛ぶ赤い未来は、「キュインキュイン」と鳴きながら、心配そうに天道を見つめる。 「……だから今は行け、カブトゼクター……! 俺が再びお前を掴むその瞬間まで、ほんの少しのお別れだ」 軽く微笑む天道。しばしの沈黙の後、カブトゼクターも、主との別れを渋りながら、その姿を消す。 カブトゼクターはもう、ベルトを持たない天道の呼び掛けに答える事は無いだろう。だが、天道はそれほど心配はしていなかった。 何故なら、またすぐに出会えるから。すぐにライダーベルトを取り戻し、カブトゼクターと再会する自信があったから。 そして天道がそう思うのには、理由があった。道のど真ん中を歩き続ける事も、その理由の為だ。 そして、その理由とは―― 天道は、再び天を指差し、言った。 「――何故なら俺は、選ばれし者……天の道を往き、総てを司る男だからだ」
支援 ついでにアンデルセンとフェイト(StS)予約します
【一日目 現時刻AM1:37】 【現在地 D-4 ホテル付近】 【天道総司@マスカレード】 [状態]健康・冷静 [装備]ゲキチェンジャー(ゲキチョッパー)@ゲキレンジャークロス [道具]支給品一式・0〜2つ、ランダムに支給品。 [思考・状況] 基本 全ての参加者を救い、主催を倒し、元の世界に帰る 1.待っていろ、カブトゼクター。俺は必ずライダーベルトを掴んでみせる 3.いずれはハイパーゼクターも掴んでみせる 2.相手が襲って来ない限り、こちらから手を出す必要は無い 備考 ※ゲキチェンジャーには、サイブレードが次元圧縮で収納されています ※天道がサイブレードについて知っているかどうかは不明ですが、例え知っていたとしてもよっぽどの状況でなければ使うつもりはありません ※ゲキチョッパーへの変身は不可能と思われます 【ヴィータ@NANOSING】 [状態]健康 [装備]特に無し [道具]支給品一式・ラウズカード(種類・枚数は不明)@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー [思考・状況] 基本 カトリックの敵の殲滅 1.早く新しい武器を見つけないとな…… 2.さっきの偽善者といい、なんでこの戦いに参戦してる天然パーマは変な奴ばっかりなんだ 備考 ※壊れたチェーンソーはD-4のホテル付近に転がってます
変人支援 そして次の人も支援!
752 :
マスカレード :2008/02/17(日) 15:20:19 ID:CqPeAVm3
投下終了です 誰かハイパーゼクターやライダーベルトを書いて欲しいなと願う今日この頃…… 最近、私は本当に天道を上手く書けてるのか疑問に思う事があります(ぇ
ぐっじょぶ。 天道さん……アンタって人はどこにいてもアンタなんですね………っ!! さてさて、ここいらで自分も予約を一丁。ユーノ・スクライアと佐山・御言の予約をさせていただきやす。サウスポーボーイとなった彼に救済措置を。
いや〜参加したい! 参加したいんですけど、あまりに自分の作品の進行が遅くて参加できない……。 ていうか、自分がなのはとトライガンに出会ったきっかけがパロロワなんですよね。だからとても参加したかったんですが……チクショー……。 てことで読み専になってしまいますが、皆様の投下凄い楽しみにしてます!頑張って下さい!
>>752 GJ!
こう思うのも原作知らないからこそなのですが…天道のおばあちゃん、アンタ一体何者なんだwww
さて、時間になったのでキリヤ投下します。
…ってまだ龍騎氏にティアナ使用許可取ってなかった! やっちまったよ…orz
歩いている。 灰色の衣服に身を包み、具足をかちゃり、かちゃりと鳴らす少年が。 日本人の割に色素の薄い髪を持った、キリヤ=カイトが。 「ようやく見えてきた」 視線の先には街がある。 ここを目指して、キリヤは歩いてきた。 どこか適当な拠点を見つけ、そこで夜をやり過ごすために。 彼は幾分か落ち着いていた。 同じようにカラオケボックス行きのバスから飛ばされて、同じように人死にの現場を見せつけられ、 同じようにこの広大な会場に放たれた、あの幼馴染みに比べて。 落ち着いて支給品を確認し、落ち着いて名簿をチェックし、落ち着いて行動方針を決めた。 だからこうして、街を目指している。 「未だに麻痺してるんだろうな、俺も」 自嘲気味に笑った。 あることが原因で、周りのことに無関心な姿勢を続けた、高校入学からの2年間。 シーナによってそこからの脱却を果たし、エンディアスでの戦いで、人と人との心の繋がりの大切さを知った。 それにしては、いやに冷めた反応。 憤りや戸惑いこそ感じるものの、こうして正常な思考を保っている。 いっそパニックになるくらいの方が、人間らしくてよかったのに。 「…ええい、やめだやめ!」 頭を振って、ネガティブな思考を吹き飛ばす。 そんな暇があるなら、現状の再確認の方が先決だ。 今自分が身に纏っているのは、エンディアスでの服を改造したバリアジャケット。 自分とシーナが何故これを着せられていたのかは疑問だったが、どうやら今は、元通りの普通の服に再改造されているらしい。 続いて、支給品。水や食料、コンパスなどはあったが、肝心の武器がいけなかった。 持っていたのはつるはし。これだけ。 どうやら威力はそこそこ高いようだが、こんな物では扱いづらくて仕方がない。 「心剣なんて便利なものがあるならそれを使え、ってか?」 簡単に言ってくれるな、とキリヤはため息をつく。 いずれにせよ、まずはパートナーと合流するのが必要だ。 そしてこんなふざけた戦いを終わらせなければならない。 争う必要のない人々が争うなんてこと、あってはならない。それはあの夢幻大陸で学んだこと。 「シーナ…それから、ティアナを探さないとな」 キリヤは街へ足を踏み入れた。
偶然か、はたまた運命か。 ティアナもまた、数分前に市街地へと入っていた。 不気味なまでに静かな街で、手頃な建築物を探す。 (…また悪夢、ってわけじゃないのが悲しいわね) ティアナは眉をひそめる。 最後の記憶は棺桶の蓋。それに入って眠っていたはずなのだが、気付けばこうして殺し合いの渦中。 以前にも、棺桶の中で妙な夢を見たことがあった。 自身のデバイス・ヤクトミラージュの精霊を名乗る、思い出したくもない中年のオヤジ。 今回のゲームもまたそれと同じならば都合がよかったのだが、生憎とこれは現実らしい。 「あまり気乗りはしないけど…」 ひとまず、今は自分の身を守らねばならない。手にした銃を構え直した。 夜が明けたならば、まずはアーカードを捜すのが先決だろう。 あの凶悪なマスターは、この殺戮ゲームを大いに楽しんでいるはずだ。 ひょっとしたら襲ってくる可能性も考えられたが、それは無視した。 自分は多分、まだあの吸血鬼のお眼鏡にかかることはないだろう。悔しいが、今は新人の未熟さが味方した。 何にせよ、アーカードはこれ以上ないほど強力な用心棒となってくれる。残る仲間達との合流もスムーズになる。 そこから先はどうするか。 それは他の面々と話し合った方がいいかもしれない。今はそこまで考えるのはやめた。 考え事は少ない方がいい。でなければ、集中力を失うことになる。 ティアナはそのまま曲がり角を曲がって、 「――ティアナ!」 少年に出くわした。 「!?」 自分の名を呼ぶ、聞き覚えのない声。 そちらを向くと、見知らぬ少年が自分の方へ駆け寄ってくる。年齢は自分より1つか2つ上か。 間違いなく初対面の相手。 なのに何故、自分の名前を知っている? 「よかった。まさかいきなり君に会えるなんて…」 いずれにせよ、信用に足る人物かどうかは分からない。 不可解な現象は危険信号と取った方が身のためだ。 「近寄らないで」 警告と共に、銃口を向ける。 相手の――キリヤの表情が凍りつく。 かくしてティアナは、そうとは知らずに、自分とは決して因縁浅からぬ相手に敵意を向けた。 同じくそうとは知らず、因縁浅からぬ銃をもって。 「アンタ…どうしてあたしを知っているの?」
【一日目 AM1:20】 【E-6 市街地】 【キリヤ=カイト@SHINING WIND CROSS LYRICAL】 [参戦時間軸]6話終了後。カラオケボックス行きのバスに乗っている頃 [状態]健康・驚き [装備]破壊神のつるはし@なのはのくせになまいきだ [道具]支給品一式 [思考・状況] 基本 このゲームを止める。 1.どうして、ティアナが俺に銃を…!? 2.ティアナ…俺が分からないのか…? 3.夜を街で明かして、朝になったらシーナを捜しに行く [備考] ※心剣は抜けます 【ティアナ=ランスター@NANOSING】 [参戦時間軸]八話中。飛行機で寝ていた頃。 [状態]健康・警戒 [装備]アイボリー@魔法少女リリカルなのはStylish [道具]支給品一式、ランダム支給品0〜2個 [思考・状況] 基本 仲間達と合流し、今後の方針を練る 1.コイツ、あたしの名前を…? 2.何となくだけど…危険かもしれないわね 3.夜を街で明かして、朝になったら仲間達を捜しに行く 4.捜索はまずマスターから。残りは二の次
投下終了。ティアナってこれで大丈夫かな… 誰か! 誰か書けるならシーナの続き書いてぇ! このまま自分が書くと、どうしても城戸がズタボロに…それでいいなら自分が書きますけど…
GJです >>天の道を往く男 やっぱりどこにいても、天道は変わりませんね… しかし、生身でヴィータをあしらえるとは…天道強… >>心剣士の誤算と因縁の少女 ティアナはこれで大丈夫だと思…って因縁多っ! >龍騎氏にティアナ使用許可取ってなかった! 許可など不要ッ!許可を取る暇があるなら、それを執筆に当てていただけると幸いです
GJ! さーてキリヤ君とティアナ君はどうなるかなー? 共闘かなー? それとも潰し合いかなー? と共に、昼頃言ったユーノ&佐山な話が書けたのす。もうちょいしたら投下してみるですよ?
右手に浜辺を、左手に森林を眺め、そして両足は丘陵を踏みしめる。どうにもちぐはぐとした印象を受けるその環境を佐山・御言は横断していた。 ……どういう事態なのだろうな、これは……? 突然の異変だった。夕日の照る中、皇居近くの橋で新庄・運とストロベリートークを交わし、彼女から贈り物を受け取る約束をして、そして学生寮に帰宅した。 なのに気がついた時には、あの暗闇の中で見ず知らずな人間達と共にいた。 そして見た。二人の人間が爆殺される光景を。 ……ドッキリの類ではなかったな、あれは…… あそこで別れた大城達によって拉致され、珍妙な企画に担ぎ込まれたのかと思ったが、どうやらそうではなさそうだ。あの爆音や四散した頭部は、そして周囲の悲鳴は狂言で作れるものではない。 だとすればこの状況は、自分達と敵対する何者かの工作という事か。 ……それも否、か……? 断定はしないが、その線も薄いと佐山は考えている。もしも自分達の殺害が目的ならあの場で殺されていた筈だ。あの男達が言った様に、自分達の同士討ちを狙ったという可能性もあるが。 ……まるでゲームだな…… だとすれば悪趣味この上ないが、と佐山は続けて思う。まあ少なくとも、ゲームに似た仕組みがあるのは事実であるようだった。 背負ったデイバック、この丘陵地帯に飛ばされた時には持っていた物。これが恐らく、“覇王”や“神崎”と名乗った男達のいう支給品なのだろう。 先ほど確認すれば、食糧や地図といった、こうしたゲームには必要な物品が入っていた。中には用途の理解出来ない珍品もあったが、しかし佐山はそれ以上に重要な物を見つけた。 名簿だ。 このゲームに参加した者達なのだろう、数十人の名前が羅列する紙片。その中には幾つかの知人の名もあった。 ……高町、八神、Sf君、ブレンヒルト・シルト…… ハラオウンの名前が二つあったが、おそらく細胞分裂でもしたのだろう、と片付ける事にした。事実、そんな事よりも重要な案件があったからだ。 「――新庄君」 名簿にあった名前、新庄・運切。 自分と正しく対極にある女性と、酷似した名前だ。他人のそら似と片付ける事も出来るが、この状況にあって、その楽観視は危険だった。 「ひょっとしたら、誤認されたのかもしれないな」 或はこちらが本当の名前なのか。 まあそれはさておき、もしもこれが自分の知る新庄であった場合、彼女は非常に危険な立ち場にある。死ぬかもしれない、この状況に。 ……彼女は、引き金を引けない人間だ…… 初めて会った時、そして二度目に会った時、どちらも1stーGの勢力と交戦したが、どちらも新庄は武器の引き金を引く事が出来なかった。この状況でそれは、非常に危険だ。 「助けなければ」 そう思う。彼女には助力が必要だ、と。この才色兼備豪華絢爛完全無欠の代名詞、佐山・御言が。 「待っていたまえ、新庄君……!!」 その意気込みと共に佐山は立ち上がった。デイバックを背負い直し、健脚を立て、丘陵を闊歩する。が、 ……どこへ行ったものか…… 行き先に目星がなかった。ぶっちゃけ新庄の居場所が解らない以上、どこにも目指す場所が無い。 取り合えず遠目に見える市街地を目指して歩き続けてみたのだが、 「……川、か」 丘陵側と市街地側を区切る様に、一本の河川があった。大河という程ではないが、体一つで渡るにしては大きく、また底も深そうだ。横断は断念しざるを得ない。 「何処か、地続きな場所はないものか」 川の一歩手前に立ち、佐山は周囲を見渡してみる。 と、一つの物体を見つけた。 だが生憎とそれは橋でもなければ船でもなく、ましてや浅瀬でもなかった。 「――少年、か」 それは右腕の欠損した少年だった。
● その少年は、半身を水に浸す様にして倒れていた。 意識が無いのか両の瞼は閉じられ、四肢は脱力した様に伸びきっている。 「否、右腕が無い状態では“三肢”か」 川から引き上げてみた少年は重く、また体温や肌色も芳しくなかった。なにより、右腕の断面からの流血が止まらない。 「出血と痛み、それに疲労、か?」 状況から少年が倒れた原因を類推し、だがすぐに無意味な事だと頭を振る。 ……今考えるべきは、如何にして傷を負ったかではなく、如何にして助けるか、だ…… 佐山にはこの少年を助ける理由は無い。だがそれ以上に、助けない理由が無い。 ……出来る範囲で助かるのならば、それに越した事はないからな…… とはいっても佐山は医師ではない。応急処置程度ならばともかく、右腕の欠損という重傷が相手では、それこそ肩口辺りを縛って出血を抑える程度の事しか出来ない。 そして今の自分は包帯も無ければ糸の類も無い。自分の衣服は繊維の固い制服なので裂く事は出来ない。対抗手段がまるで無かった。 「どうしたものか、な」 末期を見取ってやるか、と佐山は思う。それとも解釈をしてやるか? とも考えて、 「……そういえば」 佐山は、先ほど漁ったデイバックの中にあった物を思い出す。思い至ってすぐにデイバックを下ろし、中を僅かに漁ればそれはすぐに見つかった。 取り出された物、それは右腕の形をした大きな手袋だった。が、その中には機械が詰まっており、腕を入れる事は出来ない。義手の類か? とその時はデイバックに戻したが、 「何か、効果はないものか」 失われた少年の右腕、そして右腕までしかない機械の手袋、この符号で何らかの機能は発揮されないものか。 佐山は手袋と少年の右腕、双方の断面を近づける。その瞬間、 「――っ!?」 突如として、手袋の断面から無数の触手が伸びてきた。否、それは触手ではなく、コードや端子だ。それらが右腕の断面へと群がる。 「ぁ……っ!」 断面から体内に侵入される感覚、それによって少年の表情が苦悶に歪む。そして佐山が手袋を引き抜く、その間もなく手袋は佐山の手から抜け出し、そして少年の右腕と完全に接合した。 「……これは………」 そうして完成したのは、機械の右腕が移植された一人の少年だった。接合が功を成したのか出血は収まっている。 「瞬間移植、という事なのか? IAIの……否、UCATの技術か……?」 突如目の前で起きた怪現象に佐山は類推を巡らせる。以前聞いた話によれば、Gの中には機械に生命を与える概念もあるらしい。それを用いた物か、と。 だが悠長に推測している場合ではなさそうだ、と佐山は思考を断った。 「怪我は腕だけではないのか」 右腕の欠損に気を取られて気付かなかったが、少年の胸部にも異常が見られた。肋骨の損傷、過去に修行と称して与えられた怪我は、佐山にとって馴染み深いものだ。 「――治療が必要だな」 胸部の内臓を守る肋骨、だがそれが折れれば、逆に内臓を傷付ける爪となる。今日明日で治る様な傷ではないが、処置は早い方が良い。 「それにおあつらえ向きの場所もある事だし、な」 面を上げる佐山、その両眼が見るのは一つの施設だ。丁度浜辺が終わった辺りに建つそれは、どうやら病院の様に見えた。 ……仮に病院ではなかったとしても、ある程度の処置を施して安静にする事は出来る…… 右腕に取り付いた義手の事もあるし、と理由を付随させ、佐山は立ち上がる。背にはデイバック、両腕には少年の小さな体躯を抱えて。 「行くぞ、少年」 未だ意識を取り戻さぬ少年に呼びかけ、佐山・御言は病院を目指す。――相手を横抱きにした、いわゆる“お姫様抱っこ”で少年を抱えながら。
【一日目 現時刻AM01:45】 【現在地 H-5 川沿い】 【佐山・御言@なのは×終わクロ】 [状態]健康・少年(ユーノ)をお姫様抱っこ [装備]特に無し [道具]支給品一式・不明支給品0〜2個 [思考・状況] 基本 新庄・運切と合流。他の事は後で考える 1.さて、あの病院を目指すか 2.この少年は誰だろうな……? 備考 ※カセットアーム@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダーの機能は“瞬間移植”だと思っています ※ユーノ=スクライアの素性は全く知りません 【ユーノ=スクライア@ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは】 [状態]肋骨二本骨折・衰弱・昏睡・カセットアーム@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダー(欠損した右腕に移植されています) [装備]無し [道具]無し [思考・状況] 基本 主催者を倒し、この殺し合いを止める 1.………うぅ(魘されている) 備考 ※沖田のバズーカ砲@なの魂が、ユーノの右腕と共にI-6に落ちています。 ※この会場にいるフェイトは、未来から呼ばれたのではないかと考えています。 ※フェイトが二人いる事に気付きました。 ※モロボシ=ダンの名前は知っていますが、どんな人物かは知りません。 ※己の魔力と魔法に、制限がかけられている事に気がつきました ※カセットアーム@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダーの移植に気付いていません 【カセットアーム@リリカルなのはStrikerS+仮面ライダーについて】 ※バトルロワイヤルでの支給品化に際して、右腕に限り、双方の断面を向き会わせれば一瞬で移植出来る様に改造されています。尚、カセットは一切装填されていません。単体での性能は、平均よりも多少腕力と握力が強い程度です。
という具合で投下終了。 どげですかね? 満身創痍なユーノ君に愛の手を差し伸べ、ついでに猛獣の檻に放り込んでみました。 そしてユーノ君、まさしく“勝手に改造”。
細胞分裂吹いた支援
GJです 佐山……細胞分裂で人間は増えんわw そしてカセットアームすげえ…これでユーノもライダーマンに… あ、予約してたアンデルセン・フェイト回できたので、7:00頃にでも投下させていただきますね
真っ暗な夜、その森の中。 金の長髪をした女性が、とある人間台風の銃を手に歩いていた。 その赤い瞳には生気が無く、まるで死人のよう。それでも前へと歩き続ける。 「なのは……どこ……?」 その口から出るのは親友の名。先ほどのスタート地点で姿は確認しているので、居るのはわかっている。 ゆっくりとした足取りで、なのはを探しつつ森の中をまっすぐ前進。 スタート地点には万丈目の姿もあった。あの様子だと、どうやら無事だったらしい。 ならばこの会場から探し出さなければならない。そして―――― 「なのはも万丈目さんも……仲間に入れてあげないとね……」 ――――戦いの面白さを教え、自分と同じゾンビにしたい。 彼女―フェイト=T=ハラオウン―は、そう言って口元をつり上げた。 同時刻、同じく森の中。 神父服を着た男が、トチ狂ったかのような笑顔を浮かべていた。 「殺し合え? 殺し合えだと?」 彼はこれまで、イスカリオテの一員として多くの相手と殺し合ってきた。 カトリックに牙を向いた異教徒、反キリストの化け物、そしてHELLSINGの吸血鬼。 殺し合いを日常とし、呼吸をするように闘争を続けてきた彼にとっては、こんな状況など日常と変わらない。 ただ違う点は、首に付けられた爆弾首輪。こんなもので操られるなど、屈辱でしかない。 故に、前述のトチ狂った笑顔には怒りも多分に含まれていた。 「いいだろう、主催者共。貴様らの言いなりになるのは気に入らんが、この殺し合いに乗ってやる」 今回の一件、到底気に入らない。だから蹴ろうかとも考えた。 だが、ここには多数の異教徒もいる。それ故に異教徒をたくさん死なせる好機とも捉えることができる。 そう考えた結果、アレクサンド=アンデルセンは決断した。 「そして、全て殺したら貴様らの番だ」 すなわち、参加者も主催者も全員殺すという選択を。 そしてその結論を出したアンデルセンは、手元に置いていた青い大槍を手に出発した。
そして数分後、この二人は出会うこととなる。 遭遇した直後、先手を取ったのはアンデルセン。 正面に居たフェイトめがけて、槍を思い切り突き出す。 それに対し、フェイトが素早く下がって回避。前方へと銃を構え、そして気付く。 「それは……ストラーダ?」 そう、アンデルセンが使っていた槍の正体は、エリオの扱うインテリジェントデバイス『ストラーダ』だった。 ストラーダは確かエリオが持っていたはずである。それなのに、何故この男が持っているのだろうか―――― 「まあ……どうでもいいか……それより戦おう……」 ――――などという事は、一切考えていなかった。 今のフェイトは、アカデミアでゾンビと化したエリオに倒され、同じく自分もゾンビと化してしまった身。 そして、そのゾンビと化した者達の思考は……戦闘。ただそれだけである。 よって、アンデルセンがストラーダを持っている理由など考えず、自分がバルディッシュを持っていない理由すら考えず、ただ戦う。 そして、相対するアンデルセンもまた、ストラーダを構えて言った。 本来ならば愛用の銃剣(バヨネット)を十字に構えて言う、その台詞を。 「我らは神の代理人。神罰の地上代行者。 我らが使命は我が神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅する事……エィィィィィィィィィメンンンン!!」
【一日目 AM0:23】 【現在地 E-1 森林】 【フェイト=T=ハラオウン@リリカル遊戯王GX】 [参戦時期]第六話 ゾンビ化直後 [状態]健康・ゾンビ [装備]ヴァッシュの銃@リリカルTRIGUNA's [道具]支給品一式・ランダム支給品0〜2個 [思考・状況] 基本:戦いたい 1:目の前の神父と戦う 2:なのは・万丈目と戦い、ゾンビにする 【アレクサンド=アンデルセン@NANOSING】 [参戦時期]第三話 撤退中 [状態]健康 [装備]ストラーダ@魔法少女リリカルなのはStrikerS [道具]支給品一式・ランダム支給品0〜2個 [思考・状況] 基本:参加者・主催者を皆殺し 1:目の前の女(フェイト)を殺す 2:参加者を殺す 3:参加者を全員殺したら、主催者を殺す
投下完遂。うん、短いorz どうやら俺にはマーダー量産機能が搭載されているようです
なのクロさん、龍騎さん、両氏ともGJです! というか、本編より先に使われてしまうとはヴァッシュの銃……。 頑張れヴァッシュの銃!そこに行けない本人の分まで活躍してくれ!
どうも、こんにちわ。 「加速補助を受けてスゴイ速さで動き回る首なし騎士やゴブリンゾンビ」を改めて想像したら、気持ち悪くなった今日この頃w 今頃気が付いたのだがどこぞのバクラさんが出ているので、お礼の書き込みとかしてみる。 まさか出してもらえるとは思わなかったのですが、何だかこっちの方がバクラっぽくて僅かに凹むw 自分はこっちまで書く余裕が無いので読み専門ですが、全ての作者様ガンバ〜レ!
>>773 御本人様にバレたッ!?
>こっちの方がバクラっぽくて
おいおいアンタ何言ってんだ。俺は彼の一人称を全体の半分近く間違えた男だぜ?
それはともかく、素敵な電波をありがとうございました
最後に職人の皆様GJ!
さて、赤字氏とキャバクラ氏の作品がリアルタイムで見れてホクホクの俺が投下しますよ。 かがみんが見たい子寄っといで
支援
街の片隅。 どこかアンティークな雰囲気漂う、広い部屋。 天井では扇風機がくるくると回り、机の上には一昔前の黒電話。 ドラムとジュークボックスが、この緊迫した殺し合いの場では楽しめないのが残念だ。 ついでにご立派なビリヤードの台まで用意されているが、広大なスペースはそれでもなお余る。 ――Devil May Cry。 悪魔は多分泣く、とは一体どういう意味なのだろうか。 ともかくも、そんな風に書かれた真っ赤な看板がある事務所へ、彼女――かがみは転がり込んだ。 すっかり落ち込んでしまった恩人・スザクに連れられて。 ハカランダは、確かに隠れ所としてはいい場所だったろう。 あのままアイスピックなどを拝借できたかもしれないし、ひょっとしたら、探せば食材もあったかもしれない。 しかし、あのままあの場に留まるのは危険だった。 チェーンソーを派手に振り回す幼女との戦いの音は、この静かすぎる街の中ではさぞ周囲に響き渡ったに違いない。 それを聞きつけ、襲ってくる奴も出てくるだろう。 故に、彼女らは急ぎそこを後にした。 たどり着いたのが、この用途不明の変な建物。 事務所、と表現したが、それを示すのは電話の置かれたのと来客用の、2つの机だけ。 広いスペースには他のデスクもなく、いくつかの遊具が置かれているだけ。 部屋の間取りを間違えたとしか思えない。といっても、誰が主かなどは知ったことではないのだが。 「………」 スザクはソファーに座ったまま、俯いて一言も喋らない。 あの幼女の放った言葉は、相当堪えたのだろう。 ――矛盾の塊だよ、お前。 ――じゃあな偽善者。 それがスザクにいかなる打撃をもたらしたか、かがみには知る由もない。 彼が自分とは別の日本出身で、外国の軍隊でロボットに乗っていて、理想のために努力していた。 知っているのはそれだけだ。そこに何があったのか、かがみは知らない。 「…あの、さ…スザク…」 しかし、彼女は声をかけた。 何も知らずとも、かがみには放ってはおけなかった。 目の前で困っている人がいるというのは、どうにもむずがゆかった。 柊かがみは、そういう人間だった。
ブリタニアを内部から変えたかった。 力で他者を押さえ込む侵略国家を、共存できる優しい国にしたかった。 スザクはそれだけを願い、しかし体制に翻弄され続けた。 最後に彼が見た光――皇女ユーフェミア・リ・ブリタニアも、今やこの世にはいない。 世界のために戦いたい。しかし振るう刃は、そっくりそのままブリタニアのためのものになる。 彼の矛盾は解消されなかった。 そして今ですら。 殺しのゲームの打破を願う今ですら、自分は偽善者呼ばわりだ。 ヒーローになりたいわけじゃない。 仇敵ゼロへの殺意を抱えた今ならば、それがよく分かる。 自分は、他人に悪い奴になってほしくない。 自分のように人殺しを願ってほしくない。 ただ、それだけ。 そんなささやかな願いですら、届くことはないのだろうか。 どこまで行っても、自分は偽善者なのだろうか。 ならば、自分は何のために戦えばいい? 「あの、さ…スザク…」 かがみの声がかかったのは、その時だった。 スザクが助けた、1つ歳上の少女。大きな紫の瞳が特徴的な少女。 「………」 その声に、スザクは無言で答える。 鬱陶しいとか、そういうわけじゃない。 今はただ、そちらを向いたり声をかけたりする余裕がない。 「確かに、色んな人がいるからさ…スザクのこと、アイツが言うみたいに…偽善者にしか見えない奴も、いるかもしれないわよ」 それでもかがみは言葉を続ける。 「あたしはスザクのこと、何も知らない。もしかしたら…本当に偽善者なのかもしれない…」 どこかためらいがちに続けられる言葉。 一言一言ごとに、文節が切られていく、たどたどしい口調。 「…でも…」 一拍の間。 「…アンタ、あたしを助けてくれたじゃない」 その後に発せられた声は、はっきりと響いた。
. 「えっ…?」 唐突に発せられた言葉。 思わずスザクの口から声が漏れ、驚きの色をたたえた顔が、かがみの方へと向けられる。 ここに座って初めて、彼は声を発し、表情を出し、身体を動かした。 「確かにアンタのしたことは、見方を変えれば偽善なのかもしれない…でも、その偽善で救われる人もいるのよ」 少なくともかがみはそうだ。 こんな異常事態に放り込まれ、双子の妹とも引き離され、怖くてつらくてわんわん泣いた。 もしスザクがいなければ、あの幼女にも成す術なく殺されていただろう。 もし幼女が来なくとも、スザクに会うことがなければ、それこそ誰も信じられず、結果1人で自滅しただろう。 「あたしは、アンタみたいに力も勇気もない、ただの役立たず…でも、アンタの力と勇気は、人を救える」 そう。 自分を救ったように。 かがみがこうして生きているのが、何よりの証明。 「まともじゃない正義と立派な偽善…どっちが人のためになるかなんて、すぐ分かることじゃない」 だから胸を張れ、と。 あの平穏な学園の日々のように。 ダメダメな級友やドジな妹に向けるように。 世話焼きかがみの笑顔で、そう言った。 「あ…」 スザクはしばし、呆気に取られたような顔で沈黙する。 意外だった。 偽善でいいのだ、と。そんなことを言われたのは初めてだった。 あのユーフェミアも、あくまで自分の行いを「善」だと信じてくれただけ。 そんな風に思われるのも、そんな考え方もあるのだと知ったのも、初めてのことだった。 そして。 「…ありがとうございます、かがみさん」 そうなのかもしれない、と思えた。 いつしかスザクの顔には、初めて2人が会った時の、あの穏やかな笑顔があった。
「――でも」 それでも、彼女の言うことには1つ誤りがある。 そこだけは、きっちりと正しておかねばならない。 故に、スザクは言葉を続けた。 「かがみさんに勇気がない、っていうの…間違ってますからね」 「え?」 今度はかがみが困惑する。 「武器を持たない一般人が殺人者に立ち向かうのは、とても普通じゃできないことです」 思い返されるのは、先ほどの戦闘。 ひどく戦い慣れした幼女のチェーンソーに倒れた自分を、かがみは救ってくれた。 彼女が投げたガラスコップが、今の自分の命を繋いでいる。 「かがみさんの勇気が、僕を救ったんです」 はっきりと。 スザクもまたそう言った。 彼が言った通り、あの時のかがみは、正しく勇者だった。 胸を張るべきは、むしろ彼女の方なのだ。 「あ…えと、あの…」 何だか照れくさくなって、かがみはうろたえる。 ほのかに赤面しながら慌てるその様子は、間違いなく普通の少女のそれだった。 そこに先ほどまでの、壊れかかったかがみの姿はない。 ふっ、とスザクが微笑む。 ――ぱんっ。 「「!?」」 しかし、和やかな空気は一瞬にして引き裂かれる。 鋭い銃声は、南の方から響いてきた。 ここは戦場だ。こうした戦闘があって然るべきの場所だ。2人はそれを再認識する。 そして、またも聞こえてくる銃声。 ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ちゅんっ。 時折跳弾の音が混ざる。 「僕が様子を見てきます」 スザクの行動は素早かった。 戦闘中の連中の動き次第では、この建物すら手離す必要が出てくるかもしれない。 かがみが声をかけるよりも早く、回式・芥骨を掴み、音のする方へと駆け出した。 数分後。 角から顔を出したスザクの視界では。 つるはしを振るう灰色の服の少年と、拳銃を撃つオレンジの髪の少女が戦っていた。
【一日目 現時刻AM1:24】 【E-5 Devil May Cry】 【柊かがみ@なの☆すた】 [状態]健康 [装備]特になし [道具]支給品一式(500mlペットボトル等)、カイザギア一式(カイザフォン除く)@マスカレード [思考・状況] 基本 誰も殺したくない。家に帰りたい 1.スザク、1人で行っちゃったけど…あの銃声は一体… 2.勇気がある…あたしが? 3.何にせよ、スザクが立ち直ってよかったわ 4.これでつかさもいれば言うことなしなんだけど… 【E-6 市街地】 【枢木スザク@コードギアス 反目のスバル】 [状態]健康 [装備]回式・芥骨@リリカルスクライド//G.U. [道具]支給品一式、ランダム支給品0〜2個 [思考・状況] 基本 誰にも人殺しをさせず、このゲームを終わらせたい 1.戦っているのはあの2人か…! 2.ありがとう…かがみさん 3.もう迷わない。たとえ偽善だろうと…僕は、自分の信念を貫く!
投下終了。 キリヤとティアナにスザクが加わり、更にややこしいことになるようです。 …アイボリー出すんじゃなかったぁぁぁ! バランス偏りすぎたと猛省中。 いや、単に誰かさんにビリヤードさせたかっただけなんだけども
皆さんGJです タティアナさんとキリヤは早速このロワの醍醐味?である別作品でのすれ違い そしてウルトラマン世界のユーノはライダーに…… そんでもってフェイトさんはいきなり死亡フラグ……! スザクはまたまた争いに巻き込まれると…… 同時多発的に発生するバトルをどうするか…… 思ったんですが、川沿いとか川の近くのクロノとかは、病院に行く前の草加と出くわす可能性が十分にありますよね…… あと神崎主催ってことはオーディンフラグでは!? さて、取りあえず街の戦闘は天道を介入させるか……それとも北崎みたいな天然マーダーを介入させるか…… 私が天道動かしたら間違いなく他のキャラ皆食っちゃいそうで恐いんですよね…… つかさとかライダーベルトとかハイパーゼクターとかカイザフォンとか色々伏線張っちゃったのはどうしようとか悩んでたり…… それから、天道を動かすためにはひよりというキャラが鍵になるような気がしてきたんですが…… そういうわけで中盤からジョーカーポジションでダークカブト追加とかってダメですよね? もしかしてこのロワの参加職人の皆さんはカブトやファイズを知らないんじゃないかと不安になったり……
ういっす。ぼちぼちとあちらこちらでバトルしてきた今日この頃、段々と位置や時間がこんがらがってきたので、ちょっと整理してみました。 ●各キャラの位置・最新登場話の時間・名前・ランダム支給品(後記の位置地図と合わせて見てね☆) @H-1/00:13(現最先未来までの時間=2時間6分) セフィロス(クロスミラージュ/遊戯王カード「治療の神 ディアン・ケト」) AG-7/00:19(現最先未来までの時間=2時間 02.19) スバル(支給品1〜3) クロノ(エスパーダ・ロペラ/支給品0〜2) BH-5/00:32(現最先未来までの時間=1時間47分) アーカード(支給品1〜3) 01:45(前回から1時間13分後/現最先未来までの時間=15分) 佐山(支給品0〜2) ユーノ(カセットアーム) CH-6/00:35(現最先未来までの時間=1時間44分) 草加(デュエルディスク/拡声器/タイガのカードデッキ/ウェットティッシュ) 城戸(支給品1〜3) DF-6/00:43(現最先未来までの時間=1時間36分) 早乙女レイ(マッハキャリバー/遊戯王カード『バーストレディ』『ウィングマン』『融合』『フレイムウィングマン(融合による発生)』/北高女子用制服) EA-2/00:46(現最先未来までの時間=1時間33分) 小狼(レナの鉈/千年リング) FC-6/01:06(現最先未来までの時間=1時間13分) 新庄(ストームレイダー/CDプレイヤーinロッキーっぽい曲) GC-1/01:14(現最先未来までの時間=1時間5分) Sf(ブーメランブレード/ラウズカード『ハート2 SPIRIT』) HE-1/01:23(現最先未来までの時間=56分) フェイト(ヴァッシュの銃/支給品0〜2) アンデルセン(ストラーダ/支給品0〜2) IE-6/01:24(現最先未来までの時間=55分) スザク(回式・芥骨/支給品0〜2) かがみ(カイザギア一式(カイザギア以外)) キリヤ(破壊神のつるはし) ティアナ(アイボリー/支給品0〜2) KD-4/01:37(現最先未来までの時間=42分) 天道(ゲキチェンジャー・ゲキチョッパー/支給品0〜2) ヴィータ(ラウズカード数枚)
LJ-4/01:38(現最先未来までの時間=22分) シーナ(カノン/ウィルナイフ/遊戯王カード『青眼の白龍』) ※ザフィーラの遺体があります ※H-5/01:45(現最先未来までの時間=15分) 佐山(支給品0〜2) ユーノ(カセットアーム) MD-0/02:10(現最先未来までの時間=9分) バージル(正宗/リインフォースT) NH-4/02:19 ルルーシュ(クラールヴィント/電王用ライダーパス/メス×5、ハサミ、各種薬品、麻酔、包帯 、包丁1本(刃渡り10cm)、おにぎり6つ(鮭味)、水1本(500ml)、両面テープ6つ、病院案内) はんた(グラーフアイゼン・ギガントフォルム、出刃包丁2本(刃渡り35cm)、酒瓶6本(750ml、空)、調理油1本(500g)、タコ糸1束、石鹸2つ、テーブルクロス5枚(1m×1m相当)、 ガラス片1つ、鮭缶6つ、病院案内 ) ●各キャラの現在位置(時間不均一、数字が大きくなる程に未来) A B C D E F G H I J 0丘丘丘M森川森森森森 1丘丘G丘H川森@森森 2E丘丘川川丘森森森丘 3施丘丘丘川丘森森丘浜 4丘丘街K街川丘N浜L 5丘丘街街街丘川B丘丘 6丘丘F街ID丘C森森 7丘川丘丘丘山A川森森 8丘川丘丘丘山山川森森 9川丘丘丘丘丘川森森森 ●地図 A B C D E F G H I J 0丘丘丘丘森川森森森森 1丘丘施丘森川森森森森 2丘丘丘川川丘森森森丘 3施丘丘丘川丘森森丘浜 4丘丘街街街川丘病浜浜 5丘丘街街街丘川丘丘丘 6丘丘街街街丘丘川森森 7丘川丘丘丘山山川森森 8丘川丘丘丘山山川森森 9川丘丘丘丘丘川森森森 こうして見ると、病院(はんたVS草加&城戸VS佐山&ユーノ)と市街地(スザク&かがみVSキリヤVSティアナ)以外に、フェイトVSアンデルセンVS Sf VSバージルの乱戦が発生しそうという新事実。 更にちょっと頑張れば、病院にはクロノやシーナ、市街地には新庄に早乙女、乱闘の方はセフィロスも加えられるかも、という大乱闘フラグ。
786 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/18(月) 09:11:36 ID:bdAPJx7E
作者方が知らないためか、他作品のキャラを避けている気がします このままだと今後の展開がきつくなりそう
い、一部のキャラが登場すらしてない・・・・・・。 外部の人でも書いて良いんでしょうか?
>>787 おkですよ〜。でなければ人手足りないですしw
>>786 原作ほとんど知らずにはんたと小狼書いた俺にあやm(ry
…冗談はさておき、今後はあそこにあの人のキャラのアイツを入れるつもりだったり
名無しさん方も多いに歓迎ですよ ルルーシュと草加の駆け引きってまた凄い事になりそうな気が……
そんじゃま、まだ出てないキャラをここは進んで出していきにかかります。 小狼、風見、モリア予約します ルルーシュとかは目的がアレだから別にして、小狼や本郷は対主催の頭脳になりえるキャラだったり。 とりあえず、バクラよ。 小狼は乗っとれる相手じゃ絶対にないぞ。 (原作読んだら分かるけど、かなり意思が強くて行動力もある&もう一人の小狼の覚醒があるし)
鳥忘れて焦ることってよくありますよねーorz テスト
お、合ってたw シンヤ、ジム、ミライを予約します
皆さんGJ! あの、キャラだけ参加させるのはいいですか?自分は本編だけで手一杯なので。後、時間軸が違う同一キャラを出しても良いですか?
>キャラだけの参戦 おkです。というか、すでに何人かそういう方が… >時間軸が違う同一キャラ これは…どのくらいの違いまでならいいんでしょう? 一応フェイト(StS)とフェイト(A's〜StS)が同時に参戦してはいますが… ついでに質問 バージルの支給品にリインTがあるんですが…参加者の方のリインはこの場合どうなるんでしょう? あ、それと甲児・万丈目・宗介予約します
ぉkですか。それではうちからは、 デデデ大王 ダークメタナイト卿 ワドルディ (星のカービィリリカル次元を越えた出会い) Kキャロ(仮面ライダーリリカル電王sts) 後、龍騎さんの言った例なら大丈夫なので、 ユーノ・スクライア (デジモン・ザ・リリカルS&Fsideofspirit)※ちなみに、STSの方で超人です。
796 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/18(月) 20:04:38 ID:5Fh8d+wb
DEDEDE? ついにカービィ勢から来たか・・・
そろそろ知ってるキャラが減ってきたぜorz 黒鋼とつかさを予約します。 お姉ちゃん達はまた後日…
>>795 ちょっと待ってください。
開始前ならともかく、もうロワは開始されてる今、キャラの追加は反対です。
それを許してしまうと、事態の収集がつかなくなります。
極端な話、キャラが死んだ→追加って流れが起こったりすれば、終わりが見えなくなりますし。
幾らなんでも、パロロワ企画でそれを許す訳にはいきません。
ここは、参加を自重してください。
>>795 流石に、途中参加は止めた方が良いと思いますよ。
始まってからキャラも結構動いてますし。
他の方でも参加して良い位ですし、
出場が決まっているキャラで書かれてはどうでしょうか?
追記。 参加者名簿に関して触れてるSSに関しては、致命的な欠点が生じる可能性もあります。 フェイトだけが二人いることに触れてるSSが幾つかありますが、例えばここに新しくなのはやユーノを加えたりしたら、これまでのSSそのものを破綻させます。 参加したいという気持ちは分かりますが、ここは自重してください。 既存のキャラを使って、お願いします。
部外者がこんな事を言い出して迷惑かもしれないが、 ロワ用のWikiを作っても良いだろうか? 現在の仕様だと、龍騎さんしか編集できず、負担が掛かり過ぎますし。 ありがた迷惑なら、中止します。
仮設して最終編集完了後統合消滅ってのも一案
とりあえず、他ロワWikiをパク、もとい参考にして作っておいて、 必要ないようだったら、こっそり消しときます。
判断する為に聞きたいんですが、乱入あるいはジョーカーはありですか。あと、グリフィスさんでプロローグまでは今は書きます。
806 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/18(月) 21:20:00 ID:5Fh8d+wb
>>804 作るとき、画面の色の設定を黒にしないでいただけませんか・・・
怖いから・・・
おぉ、結構予約が入り始めてる。こりゃ自分も確保に乗り出した方が良さそうすな。 ちゅー訳でフェイト、アンデルセン、Sfを予約させて頂きやす。各地で発生しつつある乱闘の一つを解消するぜー。
!!! …Sf取られたぁ…(泣 どうやら自分に委ねられたらしいかがみルート2〜3話後に使いたかったのに…誰か、街にマーダー連れてきて…
>>805 乱入は、ロワにおいて荒れる要因の一つです。
やめておいてください。
ジョーカーも、既に二名存在している以上不要です。
もう一つ質問です。イマジンの扱いはどうします?支給品じゃないし、参加者とはみなされないだろうし。(モモタロス達です)
>>810 ……はっきり言います。
いい加減に、空気読んでください。
あれ、
>>475 は通っていたのでしょうか?
まとめサイトの方では通っているようですが・・・・・・、
この先、荒れる要因になりそうな気がするのですが。
>>475-484 の流れで、
次のSSが来たためそのまま通っていますが、
大丈夫でしょうか?
一応NGとは言われてなかったようなので…… それなら俺の判断でスルー判定下すわけにもいかなかったので、まとめには掲載しています …今後NG出たら、その時は削除しますが
あれ、なのはさんの名前が二つあるっていわれてるのに、 なのはさんが一人しかいない・・・・・・。 主人公なんだし、大小二人いても良いような気がするが・・・・・・。 とりあえず、話し合いましょう。
はっきり言わせて貰うと
>>475 はNGだと思います。
まず氏はパロロワの特性を理解していない。OPの流れも無視してますし。
それだけならまだしも、プレイヤーキラーとかで二人だけ全く違うルートで書かれても、
他の作者さんはその続きを書くに書けない。
結局地獄兄弟やシザースジャガーを動かせるのは+仮面ライダー氏くらいなんですよ。
それからもうひとつ。以前にも意見が出ましたが、氏は参戦キャラのルールを本当に理解しているのでしょうか?
氏のSSに一通り目を通してみましたが、氏が参戦させているV3・X・ストロンガーがクロスしながら活躍しているものを見た事がありません。
クロス作品からの参戦である以上、そのキャラがある程度なのは達とのクロスで、どのように絡んだのか…等が解らないと書きようが無いと思います。
仮に龍騎氏がストロンガーとかの話を執筆するとして、SS本編で全く活躍しなかったキャラを書けますか?
しかもなのはキャラは一人しか出してませんし。
仮面ライダー氏は
>>475 の修正と、参戦キャラの選出からやり直した方がいいかと思います
氏に関しては自分の力量を客観的に見て書くのは自重してもらいたかったな 自分だけの作品じゃないんだから
>>815 あー、すいません、俺が修正要請出し忘れてたせいです
仮決定時の方のキャラを見たのが原因っす
なのはの部分をフェイトに変えるだけで問題ないしな、と思って、そのまま修正要請忘れたというorz
申し訳ない
よっし、今夜の一番乗り! 空気を読まずにつかさの話を投下してもおk?
>>819 まったくもって構わないと思いますぜ、旦那。
GOGO!
この場所は異質だった。 入り口には猫の看板、道路には猫の足跡のようなマーク、街灯も猫の脚を模した形。 何から何まで可愛い猫尽くしで、そうでありながら、暗い夜空のせいで全く可愛く見えない場所。 まねきねこ商店街は静かだった。 人っ子1人見えず、物音1つせず、自分の足音が闇に消える。 可愛いはずの装飾が、今はとてつもなく不気味だ。 故に。 「…ぐすん…お姉ちゃぁん…」 柊つかさの涙が止まることはなかった。 夕べまではこうじゃなかったはずだ。 双子の姉共々、普通に自室で寝たはずだった。 それが目が覚めたら、自分達は学校の制服姿で、目の前で人が殺されて、そしてこんな怖い所に飛ばされた。 殺し合いをしろ、とだけ言われて。かがみからも引き離されて。 気の弱い部類に入るつかさにはとても堪えられない。 ここに来て、適当にふらついて、結局何も変わらなくて。 こうして彼女は、かれこれ30分弱、商店街の片隅に座り込んで泣いていた。 「――ンだぁ? なに俺のテリトリーで泣いてやがるんだ、ガキ」 びくり、とつかさの肩が震える。 低い男の声が聞こえた気がした。それも、そこそこにドスの利いた調子で。 恐る恐る声のする方を向くと、そこには案の定、1人の男が立っていた。 黒い髪、黒いマント、黒い服。 全身を漆黒に固めた、目付きが悪い長身の男。 手に持った赤いリンゴが、その中ではっきりと個性を放っていた。 そしてそれを口へと運んでいき、粗野そのものな仕草で、かじりつく。 黒豹か、あるいは熊のような男。リンゴを食べる際に覗いた白い歯が、男の雰囲気にそんな印象を付与する。 要するに、獣のような獰猛な空気。 「…ふぇ…」 止まりかけたつかさの涙が再び零れ落ちるのも、無理のない話だった。 「だぁから、泣くなっつってんだろっ!」 誰も最初からそんなことは言っていないのだが、男は苛立った様子で声を張り上げる。 しかし、むしろ逆効果。少女の涙は止まらない。 「チッ…こりゃいきなり面倒なことになっちまったな…」 男――黒鋼はうんざりした様子で呟く。 つかさが平静を取り戻すまでには、更に5分を要した。
「…すると、テメェの姉ちゃんもこのゲームに参加させられてるっつうことか」 「はい…」 目の前で胡座をかく黒鋼の確認に、つかさが頷く。 2人は今、こうして互いの情報を交換しあっているところだった。 泣きじゃくるつかさを、何故か黒鋼が宥める羽目になり、今に至る。 いくら黒鋼と言えども、さすがにそんな少女を無視することには罪悪感があった。 「黒鋼さんは…」 「うん?」 「殺し合いを、するつもりなんですか?」 つかさの問いかけに、黒鋼はまず黙って自分の身体を見回す。 そして、ため息をついた。 (…無理ねぇか) 自分で言うのも難だが、彼の容姿が怖いか否かと聞かれれば、間違いなく怖い方に入る。 一般人からすれば、怖い人=危ない人であり、ここでの危ない人は殺し屋だ。 そんな怖い人認定をされた黒鋼はしばし思考に耽り、ぼうっとした様子で夜空を見つめる。 「どうしたらいいか…本気で悩んでる真っ最中だ」 ぽつりと呟いた。 そして、今度はつかさの方を向く。 「テメェの察し通り、俺は戦うことは好きなんだが…最終的に相手を殺さなきゃならねぇっつうのが悩み所でな」 強敵と刃を交えるのは願ったり叶ったり。 しかし、そこには問題がある。 自分にかけられた「呪」の存在だ。 祖国の知世姫にかけられたこの術は、自分が人を殺める度にその強さを削る。 殺せば殺すほど、せっかくたっぷり時間を注ぎ込んで手にした力が弱まってしまうのだ。 本当の強さを知るためにかけたのだそうで、実際不殺の戦いにも慣れてきたところだが、今は特に鬱陶しくて仕方がない。 「…結局今のところは、自分の身を守ることぐらいしか思いつかねぇ」 その割にはあまり深刻ではなさそうな口調で、黒鋼は締めくくった。
しかし、何もしないわけにはいかない。 誰かが死ななければ自分達は全滅する。 そもそもライバルの数を減らさなければ、自分の身が危険にさらされる羽目になってしまう。 故に、完全不殺など出来はしない。 「ここの食いもん全部独占すりゃ、いずれ全員飢え死にするかもしれねぇな」 そんな思考が脳裏を横切った。 飢え死にとまでは行かずとも、食料供給を断つことができれば、全員のモチベーションが低下する。 その中で自分だけが満腹ならば、戦闘から逃げおおせることも可能だろう。 随分情けないやり方だが、自分の強さを守るためだ。 第一、いちいち追っ手を相手にしていた場合、自分が殺す気にならねばならないような手練れに出会ってしまったらどうするのだ。 「そっ…そんなの駄目です!」 「おわぁっ!?」 突然発せられたつかさの大声。 予想外のボリュームに驚いた黒鋼は、思わず倒れそうになる。 「それじゃみんなが困っちゃいます! 食べ物がいっぱいあるなら、むしろ分けてあげないと…」 先ほどまでのおどおどした様子とは、まるで別人のようだ。 否、普段のつかさと見比べても、同一人物とは思えない。 にもかかわらず、口にするのは世迷い言同然のお友達理論。 拍子抜けした黒鋼は、やれやれといった様子で頭をかく。 この少女は、状況が分かって言っているのだろうか。 …多分、素で分かっていないのかもしれない。 「しかしな…この状況でタダで食いもん配るなんて真似、逆に裏があるかもって怪しまれるぜ?」 それでも、無下に扱ってはまた泣き出されるかもしれない。 黒鋼はつとめて真面目に言葉を返した。 確かに、無償で食料が配られるなんて話はうますぎる。毒が盛られているかも、なんて邪推はいくらでもできるのだ。 「うぅぅ…でもぉ…」 「わーっ! だから泣くなって!」 もっとも、相手に泣かれないようにするための解答にしては、それはあまりに厳しすぎた。 故にまたつかさの大きな瞳は潤み、黒鋼が慌てる。
「…お。ならこういうのはどうだ」 何かつかさを納得させるような答えはないものか、と知恵を搾った結果、黒鋼にある提案が浮かぶ。 皆に困ってほしくないつかさ、他者を不利にして人殺しを避けたい黒鋼、どちらの条件も満たす方法が。 「俺達参加者には、連中からの支給品がある。食いもん以外にも、武器なんかもな。…そこでだ。それで商売するっつうのはどうだ?」 黒鋼の脳裏に浮かぶのは、故郷や他の異世界で何度か目にした、民間の市場の風景。 それを真似る、というわけだが、怪訝そうな顔を浮かべるつかさには理解できていないようだ。 「…つまりだ。俺達がここで集めた食いもんを渡す代わりに、それに見合った装備を出してもらうんだよ」 要するに物々交換だ。 普通の市場では金銭取引がメインだが、生憎この戦場に金の概念はない。 ならばどうするか。食料以外で貴重なものは何か。 思い当たるのは武器だった。 「みんながみんな武器を手放しゃ、戦いも止まる。悪い話じゃねぇだろ?」 「はい。…そっかぁ…すごいですね、黒鋼さん」 「よせよ」 つかさはようやくいつもの純真な笑顔を取り戻し、素直に黒鋼を賞賛する。 黒鋼は何だか照れ臭くなったのか、顔を赤らめてそっぽを向いた。 何せ、自分でもいい案が浮かんだと思っているのだ。 この殺し合いの舞台の中で、商売による戦闘回避の概念は至って先鋭的である。 ついでに言うなら、いざ殺しを覚悟することになった場合、騙し討ちも容易になる。 (いやに冴えてるじゃねぇか、今日の俺) 柄にもなく得意気になり、黒鋼は人差し指で鼻を擦った。 そして立ち上がり、つかさへと声をかける。 「そうと決まりゃ、食いもん集めねぇとな。後は運ぶための荷車も要る。…とっとと行くぜ」 「はい!」 無愛想な大男と、天然な少女。 奇妙な2人組は、並んで歩き出した。
食料を集め、自分達が食べる分はデイバックに詰め、荷車を見つけ、準備の全てが整ったのは数十分後。 既にゲーム開始からは1時間近くが経過していた。 随分時間がかかったが、この努力は無駄にはならないはずだ。食料不足に陥る後半戦では、きっと役に立つだろう。 「よし…これ引っ張って街まで行くか」 黒鋼が荷車へと手をかける。 市街地ならば、外から一方的に狙われない安全な売り場もあるだろう。 何より、客も多い。運がよければ、つかさの姉とやらも見つかるはずだ。 「黒鋼さん、私も…」 「テメェは荷車で寝てな。ガキは寝る時間だ」 手伝おうと寄ってきたつかさの申し出を、やんわりと断る。 非力な彼女では足手まといになりかねないし、何より、力自慢の黒鋼なら1人で事足りる。 「じゃあ…遠慮なく」 つかさはそう言って一礼すると、荷車の上に乗り、そのまますぐに寝息を立て始めた。 相当精神的に疲れていたのだろう。緊張の糸が切れてしまったようだ。 「やれやれ…何で俺が子守りなんざしてるんだか」 だからガキは嫌いだ。 独りごちながら、黒鋼は荷車を引き、まねきねこ商店街の道を進む。 しかし、そう言う黒鋼の表情は、言うほど悪い気はしていないようだった。 「にしても…」 そこで思い出したように、自身の腰へと視線を落とす。 鞘に収められた日本刀。彼が主催者側から渡された支給品だ。 「…いやにピリピリしてやがる」 魔を断つ妖刀の禍々しき気配に、黒鋼は顔をしかめた。
【一日目 現時刻AM1:03】 【A-3 まねきねこ商店街】 【柊つかさ@なの☆すた】 [参戦時間軸]2話終了後。なのは達と仲良くなり始めた頃。 [装備]特になし [道具]支給品一式、ランダム支給品1〜3個。 [思考・状況] 基本 誰も殺したくない。かがみと一緒に家に帰りたい。 1.すぅ…すぅ…(睡眠中) 【黒鋼@ツバサ〜ミッドチルダ編〜】 [参戦時間軸]1話終了後 [装備]閻魔刀@Strikers May Cry [道具]支給品一式、ランダム支給品0〜2個、大量の食料が積まれた荷車 [思考・状況] 基本 殺しを極力避けて生き残る 1.つくづく、思う存分戦えねぇのが残念だ 2.まったく…何で子守りなんざする羽目になったんだ? 3.この刀…気に入らねぇな 4.とりあえず、街に着いたら一商売だな。柄じゃねぇが… 5.そういや、小狼はどうしてるんだ?
投下終了。 本当はこの商売、バクラが小狼に提案する話だったのですが、 メビウス氏に先を越され、結局「こういう組み合わせもオツじゃね?」と思い、黒鋼達に。 …その代わり、黒鋼らしくはなくなったかもしれない…orz かがみん、妹さんは頑張ってるぞー
投下、お疲れさまです。 まあ確かに、黒鋼は初対面じゃ怖い人だわな…… ……ただ、ちと申し訳ないっすが。 スバルさんの悪い予感、見事に的中してしまってます。 書いてもらったところすみませんが……どうも、黒鋼らしくないんすよね。 まず、こいつは呪の存在以前に、絶対ゲームに乗らない性格ってのがあるんで。 それに実際の所、実は人を殺して強さが減る事にあまり拘ってないんですよ。 原作見たら分かりますが、黒鋼ってかなり面倒見もいい、ぶっちゃけ良い人なんです(本人は否定してるけど) 自分の過去を知ってしまった小狼に対して、望んでやったわけじゃないだろって言って、落ち着かせたり。 自分の強さが減るのにも関わらず、小狼達を守る為に阿修羅王や星一郎に戦いを挑んだり。 ファイを救出するために、自分の腕を躊躇わず切り落としたり。 それと、もう一つ。 黒様、武器が無くてもぶっちゃけ滅茶苦茶強いです(ぁ) 石製の壁を拳でぶち破ったり、銃を持ってる相手に体術だけで圧倒したり。 何で、商売のがちと……本当、申し訳ないっすが。
っと、肝心の本題をちょっと忘れてました。 モリア・風見・小狼で予約入れましたが、上の方でライダー勢に関しての問題がありましたので、ちと予約破棄します。 その代わり、新たにモリア・小狼・ダンで行かせてもらいます。
>>830 >商売の話
まず第一に、つかさをなだめるための方便
第二に、やりすぎて強さが減るのを避けるため…だったんですが…
…スンマセン、ツバサはアニメを切れ切れにしか見てなくて…
よし、じゃあ次回の話では説得力を持たそう!
実はつかさの目の届かぬ裏では…って風にして帳尻合わそう!
…自分の技量次第では無理かもしれないけれどorz
って違うんだよ。メビウス氏の話なら黒鋼はゲームに乗ってバッサリタイプじゃないんだよ。 ああもうこんがらがってきた…orz …あ、そうだ。 いっそつかさがゲームに乗らない決意のきっかけになればいいんだ! 次回の課題か…
834 :
マスカレード :2008/02/18(月) 23:18:55 ID:Hq2wfa6V
GJです ツバサがほとんどわからないという……(汗 実は当初私が書く予定だったつかさは、かがみとは対象的に「あれー、ここどこだろー?」みたいな完全天然キャラにするつもりだったんですよね(ぇ それで襲われて始めて恐怖感を感じ始めると…… そんでもって襲う相手は北崎ってのを誰も書かなければ書きたかったんですが、まぁ今になって考えてみれば暗過ぎかw なんでもいいから北崎を暴れさせたい……(ぇ
あれ?参加者ってもう規定人数に達していましたっけ? 規定人数に達していないなら電王氏が作品内からだしてもいいのでは? ただ、すでに出ているキャラは出さない方がいいかも。
>>835 そういう問題ではありませんし、自分も反対です
すでに死亡者が出ているのに後から後から追加していてはキリがありません。
ライダー氏の修正とかを除いて、これ以上の参加は自重した方がいいと思います
>>835 俺もそう思ったんですが、確か、まだ65人ぐらいだったような。
後、グリフィス君を予約よろし?それと龍騎さん。支給品はカードデッキ(仮面ライダー龍騎系)ありですか?
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/18(月) 23:54:37 ID:5Fh8d+wb
>>837 すでにカイザドライバーやらカードデッキやら支給されてるみたいですからOKでしょうね
>>839 分かりました。
真剣に聞きます。『青眼の究極竜』出していいですか?本気で悩んでます。
841 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 00:59:44 ID:tXR7FGcU
単体でもキツいのに究極龍はさすがに自重したほうが・・・
あれ?
確か、まだ追加参加は可能だって聞いたような気がする。
それに参加キャラがまだ全員描かれたわけじゃないのだから、厳密には決まっているわけじゃないでしょ。
過去の投稿内容と矛盾しないようにキャラを選択すればいいのだし。
問題は矛盾しないことと空気を読んで、追加するかしないか慎重に選ぶことだと思う。
>>840 究極は無理じゃないかな?
融合カードもないし、デュエルディスクも持っていない状態だと。
あとそれってあと”二枚”のブルーアイズカードが必要だし。
支給品の内容が他の人間と被るのは考え難い。
ブルーアイズ3枚と融合をバラバラに支給してればいいんじゃないかな。それなら組み合わせ次第で他のモンスターも出せる可能性ができるし。 融合モンスターのアルティメットを直接出すのは反則だと思う。
電王関係はやめとけ ライダーロワ2ndでずっと議論になって荒れる原因にもなってるんだから ブルーアイズはなぁ、融合はすでに出てるからいいとしても、 同じカード、しかもかなり強力な物を三枚も出すというのも……
究極は諦めます。 ではグリフィス君を予約で書きます。
>>475-484 は、結局NGなのか通しなのか・・・・・・、
SSが来るとみんな議論を忘れすぎです。
てか完結目指すなら65人が限界だよな。 80人超えるときつい。 50人死んだら、65人だと後少しだから頑張ろうって気になるが、80人だとまだまだって気がしてしまう。
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 11:59:26 ID:tXR7FGcU
>>846 NGにすべきだと思います。あのままにすると、今後の展開がややこしくなりそうです。
セフィロスが一人、物凄い時間帯にいるw 6時間ごとに放送があるのに、それまでずっと出せない事に。
>>849 ほんじゃ、自分がセフィロス予約します。あと、Dボゥイとゼンガー。
あと黒鋼の件ですが…一応打開案はできましたが、場合によっちゃ前話もろともNGお願いするかもしれませんorz
ところで次スレはどうしましょう?
>>850 いや、セフィロスは放送後にいるんです・・・・・・。
登場時刻が07:13で、一つ前と5時間近く離れてます。
まだ登場してないひとも一杯いますし、
放送後のキャラは控えた方が良いかと。
あと、次スレ立ててきます。
>>850 違う違う違う!
直しましたから! AM0時台に修正しましたからぁ!
>>852 すいません、直ってましたねOTZ
ごめんなさい・・・・・・。
今に至っても見せしめ以外は一人も死んでない。 完結はなかなか大変そうだ
>>856 ザフィーラ忘れてる、ザフィーラw
いやほんと、見事なまでの早期退場・・・・・・。
恐らくこれが、唯一のロワの出場機会なのにw
ザフィーラは意外と早く死んじゃいましたよね やっぱり他人のキャラは殺し難いっていうのはあると思いますが、殺さないと進まないんですよね それと、解決に向かう為には、いつかは首輪の謎を解いたりしなきゃならない…… その為には敵キャラ側も書かなきゃらないんですよね。 思ったんですが、マーダーにはもう少し暴れて貰った方がよくないですか? せっかく浅倉威とかも出てますし あ、天の道にミス発見です 参戦時間軸を、ACT17からでお願いします 立川の話が終わって、アラートが鳴ったあたりです。表記するのを忘れてました……
860 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 16:52:35 ID:j2tPYa3W
青眼にはパーゼクぐらいしか対抗できなさそう・・・
>>842 の夢境学園さんの案はどうなったんでしょうか?
仮面ライダー作品からの登場が16人、 なのはキャラを除いても、13人もいるw あとは、遊戯王GXが主催者を入れると9人、 なのはキャラを除いても7人。 仮面ライダーが、なのはキャラ12人よりも多くいるw
862 :
マスカレード :2008/02/19(火) 17:24:26 ID:dV+1ZzXg
マキシマムハイパーサイクロンでバーストストリームと相殺させたりするんですねw 出したいんですが、アレは最強の最終兵器ですし、本当に支給していいのかどうか…… なんていうかマスカレードからの参戦武器だけ異常に強くなりそうで怖いんですよね…… 私個人の意見としては、途中参戦には反対です というのも、書き手になれば解ると思いますが、現時点で既にいっぱいいっぱいなんですよね 知らないキャラも大量にいますし、書き手は少人数なのに既に色んな場所で戦闘発生してますし…… この状態でもまだ半分くらいしかキャラ出てないというカオスな状況なので、これ以上風呂敷を広げ過ぎると本当に畳めなくなっちゃうと思うんですよね 仮面ライダーは今のところ龍騎さんから2人、マスカレードからは3人……ですかね
数えてみました。 マスカレードからは 天道、始、草加、北崎 リリカル龍騎からは 城戸、浅倉、神崎 +ライダーからは 本郷、一文字 で9人ですかね? とりあえず+ライダーさんのは不確定分のカウントはしてませんが 確かに多いですね……
ライダー氏は本当に全てやり直すべきだと思います みんなで敵サイドも書くなら、アレは尚更やりにくい。 このスレでライダーに一番詳しそうなマスカレード氏や龍騎でも、流石にあれは書けないんじゃないでしょうか? 参戦キャラ的にも、一部のキャラのポジション的にも。 参戦リストも色々とルール無視してますし
風呂敷広げすぎて半年以上続いた事例も珍しくないからな だれる危険性もあるし途中参戦はあんまし好ましくないと思う 初期設定をある程度確定しないと他の人も書きにくい 参加させたいなら第2次バトロワへまわした方がいいかも 第一次も終わってないのに第二次あるかどうかは知らないけどな
>>864 申し訳ありません。龍騎氏の敬称が抜けてました。
867 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 17:47:09 ID:j2tPYa3W
それには、まずライダーさんがここに来てくれないといけませんね
>>859 暴れさせようと思えばできないことはないんですよね。
実際、今書いてるのでセフィロスが暴れますし。
後は恐慌状態&強靭☆無敵☆最強持ち…
1つ聞いておきます。
城戸のアバラ3〜4本は持っていかれる覚悟はOK?
無理そうならシーナルートは他の人にお任せします
>>868 流石に、その位で聞く必要はないような。
テイルズロワ並みの欝グロをやるようなら別として。
というか、あまりネタばれはやめ(ry
870 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 17:52:33 ID:j2tPYa3W
>>862 出すとなると、一体誰の装備品になるんでしょう・・・
青眼を静めるには、倒すかタイムリミットを狙うかになりそうですね。
>>868 Σいきなり城戸が!?
まぁ話的にはOKだと思います
覚悟しておこう……(ぇ
>>870 出来れば中々天道の手に渡らないような相手がいいと思いますね
ただですら激強なので、ライダーベルトもハイパーゼクターも少しずつ手に入って行って欲しいですw
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 18:10:18 ID:j2tPYa3W
>>871 同感です。
時間をかけて、やっと手に入れたものほど歓喜することはありませんw
すみません、やはりカブトゼクターとライダーベルトは別でしょうか?
カイザギアと同じように。
874 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 18:13:12 ID:j2tPYa3W
>>873 言葉の使い方間違えてる・・・
恥ずかしい・・・すまみせん・・・
875 :
マスカレード :2008/02/19(火) 18:29:49 ID:dV+1ZzXg
カイザギアはパーツ毎に分けられたりすることもありますが、カブトゼクターは資格者しか呼び出せないので、多分セット扱いだと思います。 ただカブトゼクターは天道以外は資格者と認めないと思いますから、ライダーベルトは持っていても変身不可でしょうけど…… 天道の「参加者を救う」という願いを受けたカブトゼクターが、変身は出来ないもののライダーベルトを所持する人物を守る…… っていうのは少し考えてます 幼い頃からずっとカブトゼクターを待ち続けた天道。今度はカブトゼクターが天道を待つ番って感じで。 天道が再び自分を掴み取ってくれるその瞬間まで、天道の意志を継いで今の持ち主を守るっていう展開をやってみたい気がします まぁ持ち主がマーダーとかならまた話は変わりますが
ゼクターを「従わせる」ことは可能ですぜ(三島ザビー)
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 18:39:28 ID:j2tPYa3W
>>875 すごくいいと思います!
あー早く見たい!
ライダーベルトは今後出てくるメンバーになりそうですね。楽しみです。
天道の様な尊い意思を持つ他の参加者に一時的に資格者と認めて、 力を貸すのもいいなぁ。
>>877 ちょっと落ち着こうぜw
あと、メール欄に、半角でsageを入れよう。
勝手にユニゾンデバイスを分捕ってる奴もいるし、 主催者がいじって、無理やり使う事ができます。 ただし、認められないと能力ダウン。 とかでも良いような。
よく考えたら、そちらの方がいいかも、じゃないと支給品の意味ないですし。 アニロワ1stでもリインは水銀灯に無理矢理使われてましたし。
皆さん…また私の勝手のせいで迷惑をかけてしまったみたいで… 本当に申し訳ありませんでした。 私が投稿したバトロワの話はNGでOKです。 どうか気にせず話を進めてください もう一つ勝手なことを言ってしまってあれですが、私、このロワから降りたいのですが無理でしょうか? 私生活に理由があって今は本編進めるので手一杯なんです。 誠に勝手ですが…宜しいでしょうか?
>>882 既にプロローグに本郷や一文字が出てますので、指摘されたキャラ(V3・X・ストロンガー)
だけキャラ変えてはどうですか?
幸いまだどの作品にも触れてませんので修正する必要も無いでしょうし。
キャラだけ参戦という職人さんも居ますし。
どちらにせよ、氏が一度参加すると公言したことによってこのような事態になった訳ですから、
全てほっぽり出して降りるのは無責任過ぎると思います。
無理に書けとは誰も言いませんので、せめてルールをちゃんと読んでから参戦キャラを選出し直す等の責任の取り方をしてはどうでしょう?
キャラか… じゃあ、剣崎、キョウキ(京介)、光太郎、悪役は志村に変更…で宜しいでしょうか? それとも光太郎もなのは達と絡んだわけじゃないから無理でしょうか? もし光太郎が駄目ならヒビキさんで…
>>884 キャラを変更するのはいいとして
変更する際の修正部分を提示しておいた方が…
はじまったばかりで絡む部分はまだ少なめですけど
ちゃんと指摘しておかないと他の人が書きにくいと思いますよ?
>>884 それは現在何も問題の無い地獄兄弟達をリセットしての選出でしょうか?
ならプロローグの本郷や風見は全部修正ですね。
なのは枠2人・敵枠1人・普通参戦枠5人の目安で、正確にどのキャラを出すのかを発表して頂きたいです。
光太郎は一応戦闘も地球での戦いも描写されてましたので大丈夫かと
そっか…地獄兄弟の在り方とか変更しなきゃ駄目ですからね… この前予告で、「アウレフヴェイト暴走」「ZO&J登場」と恥ずかしながらかなり詰め込みすぎたのが災いし、 今本編書くのが大変な状態になっててかなり遅くなってしまうと思いますが…宜しいでしょうか?
連投すみません やっぱりキャラだけでも… クロスキャラ 本郷(リリカルリンディで戦闘しているから大丈夫かと…) 光太郎(勿論フォームチェンジも奇跡も不能) 矢車&影山(プロローグ経由で普通に参戦(矢車影山は勿論離れ離れに)お互いとシャマルを見つけ出し、生き残るのが目的ということで…) キョウキ(こちらもプロローグと同じで参戦で…すずかと共に生き残るのが目的…かな?) なのはキャラ シャマル(こちらも普通に参戦。矢車影山と再会して生き残るのが目的ですかね…) すずか(こっちも普通に参戦ですね。キョウキに会うのが目的ってことで。) 悪役 志村 えっと…かなり大雑把に書きました。 すみません…
889 :
マスカレード :
2008/02/19(火) 21:26:02 ID:dV+1ZzXg キャラチェンですか…… 私、RXは大好きなんですが、永久的にフォームチェンジ不可でしょうか? 後半に進むにつれてロボやバイオとかも出せたら面白いと思うんですが…… もちろんRXは最強過ぎるので他ライダー諸共かなりの能力制限かかると思いますが。