あの作品のキャラがルイズに召喚されました part68
初孫めでたいな支援
投下完了です。
深夜なのに、支援感謝です。
後顧の憂い無く爆睡しますです。
次は水曜日、くらいに。
支援します
ゼロの守護者の作者の人〜。
「ゼロの守護者」って名前が小ネタで既に使用されていたため、まとめwikiで同名ページ作成ができず
現在wiki登録上は仮の名前として「ゼロの皇国の守護者」としてあります〜。
以上、避難所にも書きましたが連絡まで…
ふと、リンディさんと同期のはずのレティ提督も若いままなんだろうかと疑問がわいた支援
おやすみなさい作者さん
夢も見ないくらいゆっくりと…
一本投下してよかですか?
道は開いている。行くが良い。
そういやクロノとエイミィが結婚して子供二人いるんだから提督もおばあ・・・ん、誰か来た様だ
>>861 レッツ・ゴー
ここはトリステイン魔法学院。
今日は二年生進級のための神聖な使い魔召喚の日だ。
そんな神聖な日に合わないゴーカイな爆発音が鳴り響く。
桃色髪の少女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは焦っていた。
まずい、このままでは本当に召喚ができないかもしれない。
そうなれば進級はおろか、もしかしたら退学になるかもしれない。
それだけは絶対にダメ!
気合を入れ直し精神を統一、改めて杖を振った。
それまでより一層大きな爆発が起こった。
周りの生徒たちがボヤいている。
「ゴホゴホ、また派手にやったな・・」
「ルイズー、もう諦めたら・・アレ?」
爆発の煙が晴れるとそこには一人の青年が倒れていた。
その青年にルイズは近づく。
「何コレ、平民?」
ルイズは青年を観察する。
身長は高いがどちらかというと華奢な体つき、髪は長く少し茶色掛かっている。
顔はなかなかの美形だ。ちょっと嬉しい。
しかし杖も剣も持っていない。やはり平民か?
「スゲーよルイズ!サモン・サーヴァントで平民を呼び出しやがった!」
その声で皆がドッと笑う。
恥ずかしさで顔が真っ赤になるルイズとは対照的に教師コルベールは冷静に声をかけた。
「何をしているのです?早くコントラクト・サーヴァントを」
「ええっ!こんな得体の知れない、しかも平民に!?」
「しかし一度呼び出した使い魔は変更できない。彼が君の使い魔です」
「ううー、もうサイアク・・」
倒れたまま動かない青年にルイズは歩み寄り、上体を抱える。
そして契約の儀式である口付けを行った。
青年は唇に妙な感触を覚えたので目を覚ました。
それと同時に左手に激痛が走る!
「痛て!痛たたたたたた!何なのよ、コレ!」
「大げさなのよ!すぐ収まるから心配しないで!」
その言葉通り痛みはすぐ引いた。
目覚めた青年は状況を整理しようとした。
えーと、俺何してたんだっけ?
たしかいつものお得意さんの犬を探してて・・
いや、ダークザイドの大群に一斉に攻撃されて死に掛けたんだったか・・
とりあえず目の前にいるピンク髪のコに聞いてみるか。
「ねえ、君」
「何よ」
「俺何やってたんだっけ?」
「知るわけないでしょ!」
そんなやり取りを見ていたコルベールは青年の左手をじっと眺める。
「ふむ、珍しいルーンですね。あとで調べておきましょう。
それはともかく、これでサモン・サーヴァントは終了です。みんな教室に戻りましょう」
するとまわりの生徒たちは宙に浮いた。
「な、何だ!あいつ等宙に浮きやがったぞ!?」
「何驚いてるのよ、魔法に決まってるじゃない」
「魔法だぁ?なんつー非常識な・・」
魔法も知らないなんて・・
とんでもないハズレを引いちゃったみたい
ルイズはそう思いながら目の前の青年に尋ねた。
「で?アンタなんて名前なの?」
ルイズが聞くと青年は人懐っこい笑顔を見せながら名乗った。
「俺?俺、涼村暁。ヨロシク!」
しゃ、シャンゼリオン……?
支援を。
王蛇の前世キター!?
「・・で、ここはトリステインという国で魔法を教えてくれる学校っていうわけね」
「そうよ、さっきからそう言ってるじゃない」
ルイズの部屋に戻った二人はお互いのことを知るため情報交換の真っ最中だった。
「なんてこったい・・信じらんねー」
「それはコッチの台詞よ!魔法も知らないしチキューとかトーキョーとか訳わかんない国の事言うし。
ひょっとしてとんでもないド田舎出身なの?」
「だから何度も言ってるでしょーが!俺はこことは全然別の世界から来たの!」
空に浮かぶ2つの月を見ながら暁は叫んだ。
あれを見てしまったらこのように推理するしかないだろう。
納得はしたくはないが、そう理解するよりない。
「信じられないわよそんなこと!・・あーあ、みんなはちゃんとした使い魔を呼び出したのに何でこんな・・」
急にテンションが下がったルイズは悔しそうに呟いた。
「さっきから使い魔使い魔って言ってるけどそれって誰な訳?」
「アンタのことよ!アンタは私に一生仕えるってこと!」
「一生!?冗談じゃねえ!人生は短いんだ、人に仕えて一生を過ごすなんて俺は絶対に御免だ!」
暁はいきなり立ち上がると、外に出ようとした。
それをルイズは大声で呼び止める。
「ちょっと、どこ行くのよ!」
「ここを出てく!俺は使い魔なんぞにならん!」
「何よ、平民が貴族に逆らう気!?」
貴族・・その言葉に反応した暁はルイズに振り返る。
「ん?貴族?君貴族なの?」
「ま、まあ一応ね。どうしたのよ、いきなり」
「そうか貴族、貴族か・・・」
突然暁は真面目な顔になるとしばらく考え込んだ。
そして次の瞬間にはとても邪悪な笑みに変わっていた。
サバじゃねぇ支援
知っているか支援
「もー、ルイズちゃんたら!俺を使い魔として雇いたいなら早く言ってくれればいいのに!」
「ど、どうしたのよ突然。いきなり態度が変わっちゃって・・」
態度を180度変化させた暁を少々不気味に思ったルイズはうろたえた。
「いやいや、平民は貴族に仕えるのが義務にして世の摂理というのが貴方様のお話でよーく理解できましたので」
ルイズは急に従順になった暁を怪しいとは感じつつもとりあえず褒められたようなので気分を良くしたようだ。
「わ、わかればいいのよ。とりあえず明日は洗濯を」
「ええ、ええ!もちろんですとも!洗濯、掃除、身辺警護ぜーんぶ請け負っちゃいますよー!」
「ま、まあいいわ。今日は疲れたから私はもう寝るわね。じゃおやすみ」
そういいつつルイズはベッドに入っていく。
「ははー、お休みなさいませ」
暁は今までしたことが無いくらいの深いお辞儀を行った。
そんな暁の様子を眺めつつルイズは満足そうにしていた。
最初は生意気な平民かと思っていたけど結構素直じゃない
使い魔としてはギリギリ合格点かも
これでもっと強そうだったらいいんだけどな
そんなプラス思考なことを考えつつルイズは眠りに落ちていった。
暁はルイズが目を閉じるのを確認すると再び邪悪な笑みを浮かべて、床の上の藁に寝転がった。
暁の頭に妄想が広がる・・
貴族のお嬢様と私立探偵の恋か・・アリだな!
「アキラ!私、家の財産なんてどうでもいいの。ただアキラさえ傍に居てくれれば・・」
「そんなことを言ってはいけないよ。愛に金があれば鬼に金棒だ!
これから二人で面白おかしく生きていこうぜ!」
「不束者ですがよろしくお願いいたします」
妄想終了。
こんな訳のわからん所に来たときはとんでもない不運だと思ったが
いきなり逆玉のチャンスじゃないの!
これってひょっとして超ラッキー?
こうしてハルケギニアにとんでもない男が召喚されてしまったりしたのだった。
なんという能天気……これがふんわかというヤツか。
投下終了っす
読んでもらってありがとうございました
乙。
リンディさんは妖精モードにはならないのか…
ちと残念。
そういえば、リンディさんは次元転移や次元間の念話はできないのかねぇ。
ボルケンズやプレシアとアルフかフェイトはできた筈だし。
まあ、できても管理局に取って未発見の惑星や世界とかだと帰還は絶望的だけどね。
どっちに行けば管理局の勢力圏に帰れるか解らんわけだし
あれだよ、次元空間が安定してなくて暫く無理なんだよ、一期ラストのユーノのごとく
しかし、今頃ミッドチルダじゃ大騒ぎなんだろうな。
リンディさんって結構偉いんだし、そんな人物が突然消えたんだから誘拐の可能性も含めて管理局は調査しているのかな、今頃?
このリンディさんがstsの前なのか、後なのかでなのは達の動きも変わりますし。
捜索隊にフェイトとかが志願していそうな?
ところで、投下してもよろしい?
反応が無い=予約無し と判断した。投下しまス
覚えてる人いなさそうなので前回分と合わせて。
使い魔召喚の儀式
神聖なものであるこの儀式は、本来厳粛な空気の中で行われるものである。
しかし今、その厳粛であるはずの空気はどこにもない。
タバサを除いた、その場に居る者全員―それは監督役の教師も例外ではない―が爆笑しているのだ。
尤も教師の方はすぐにまじめな顔に戻ったが。
生徒達が爆笑したのは何故か。
それはタバサという少女が呼び出した使い魔が原因である。
その使い魔は以下のような特徴を持っていた。
・小脇に本を抱えている
・鼻の上にはちょこんと乗った小さなメガネ
・知的な瞳
・地味目の服
即ち、召喚主であるタバサに似すぎていたのだ。
それが大きなネズミである事を除けば。
当のタバサは普段の無表情を少々憮然としたものに変えていたが、そのネズミと呼ぶにはあまりにも異質なものが持つ本を見た途端にその表情を一変させた。
それは驚き。
本を持っているということはそれ即ち高い知性を持っているということである。人間の言葉を解するかどうかは定かではないが、恐らく独自の文化形態を持っているであろう。
母が煽った毒は異質な物であった。人間の創造しうる物ではない。
ならば召喚されたこの異質な者が解毒方法を知っている可能性もあるかも知れない。また解毒は出来ないにしても何らかの手がかりは得られるかもしれない。
何せ博識である彼女が見たことも聞いたことも無いのだから。
あまり強そうでないのは少々残念ではある。ではあるが、母の治療が最優先事項である。
なればこそ、この使い魔と確実に契約しなければならない。
そう決心し、一つ頷いてタバサは契約に向かった。
しかしその歩みと同級生の爆笑は使い魔の放った一言によりピタリと止まることとなる。
「ええと、僕は召喚されてしまったのでしょうか?」
その問いに答える者はいない。たっぷり30秒は経った辺りで生徒達がざわめきだした。
「コルベール先生、タバサの呼び出した獣・・・あれは韻獣にござるか?」
「左様」
「左様って・・・」
コルベールとタバサだけの表情だけが変わっていない。そう、ミスターハゲもまた呼び出されたものの特異性に気づいていたのである。
尤も内心は驚いている様で、口調はおかしくなっていたが。
一方のタバサはというと、冷静にこれを分析していた。
一般に韻獣と呼ばれる存在は総じて知能が高い。また先住魔法を操る事も多い。つまり使い魔としては「当たり」である。
その上この韻獣は本を所持していることや、学者のような風体をしていることから特に高い知性を持っていそうなのだ。
思わず顔が綻ぶ。そして再びその歩みを進めた。
そして先程の問いに答える。
「そう」
「え?」
「さっきの質問。貴方には私の使い魔になってもらう」
「使い魔・・・ですか。つまり貴方に仕えろと、そういうわけですね?」
「そう。断ったら実力行使」
「ええええええ、ひどいです!ひとでなし!」
「貴方の力が必要。・・・・・・だめ?」
「・・・・・・・ハァ。わかりましたよ、わかりましたからそんな捨て犬のような目で見ないでください」
「ありがとう」
礼の言葉を呟き、呪文を唱え、キス。
こうして異世界より呼び出されたポケット族の賢者はタバサの使い魔となったのであった。
使い魔との契約を終えたタバサは、使い魔の能力を把握せんとしていたが、背後から聞きなれた爆発音が響くのを耳にするとその開きかけの口を閉じ、召喚を試みている生徒の方へと向き直った。
自らの使い魔と同じくらいその生徒に興味があったのだ。何せ如何なる魔法を使っても爆発という現象が起きるのだ。前代未聞である。
彼女が通う魔法学校に於いて一、二を争う識者である彼女ですらその様な現象は知らない。それがその生徒に興味を持った理由だった。
その生徒の失敗魔法による数回の爆発の後、白く輝く美しい蟲が現れた。これまたタバサの知らぬモノである。
「おや、あれは轟蟲ですねえ。中々珍しい物を…」
どうやらこの韻獣はアレを知っているようだ。
「知っているの?」
「ハイ。あれはですね、轟蟲というとても硬い外骨格を持つ蟲です。産卵直前になるとえらく凶暴になって特定の蟲―鏡蟲というんですが―を捕食するという習性を持ちます。
そしてその鏡蟲を捕食すると外骨格が更に硬質化します。さながら強化外骨かk…ゲフンゲフン。ともかく、とっても硬くなるんです。生息数は大変少ないので、こうして召喚でもされない限りはまずお目にかかれません。また……」
えらく詳しく説明された。やはりこのネズミ、只者ではないと確信するタバサであった。
延々と続く蟲に関する説明を聞いていると
「さて、最後の召喚も終わりましたな。皆さん帰りますぞ」
教師の帰還を促す声が聞こえた。話し込んでいる間に契約が終わったらしい。
さて帰るかと飛行の呪文を唱え、「ちょ、待ちなさい!」という言葉に後ろを振り返ったタバサは目の前の光景を目にし硬直。直後に意識を失った。
何が起こったのか。端的に言えば、桃色の髪を持つ生徒の使い魔が彼女に激突したのである。
ところで貴方は昆虫の腹を見たことがあるだろうか?見たことのある人はわかるであろう、昆虫の腹というのはよくよく見ると実に気味の悪いモノなのだ。
巨大な昆虫ともなればその気色悪さは数十倍(オリコ○調べ)にもなる。
そして衝突の寸前にタバサが最後に見たのは凄まじい速さで迫る昆虫の腹側。あとは言わなくてもわかるであろう。
!タバサの苦手なものに昆虫が追加されました。
シエン
目を覚ますと、見慣れた天上が見えた。どうやら自室のベッドにいるらしい。はて、何故だろう。
体を起こし、無表情のまま首をひねっていると
「やれやれ、やっと目を覚ましましたか。」
飲み物の載ったお盆を抱えた私の使い魔が部屋に入ってきた。
そうだ。私は使い魔を召喚したのだ。そして……どうなった?
使い魔を召喚し、部屋に戻ろうとした。そして…………
ムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイ
ムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイ
ムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイムシコワイ
「蟲はイヤ!」
「はい!?何ですか唐突に」
そうだ。落ち着かなくては。感情を表に出してはいけない。落ち着け、落ち着け。
「なんでもない」
「何でも無いようには見えませんでしたがねぇ。悪い夢でも見たんじゃないんですか?」
ヤレヤレといった様子で肩をすくめるネズミ。少々腹が立ったので、それ以上この話を引っ張るなという意思を込めて睨んだ。
あまりこたえた様子は無かったが黙ったので良しとしよう。
さて。
「状況説明」
「はい?」
「私が気絶した理由と、その後の経過を報告して」
そう、まず原因を究明しなければならない。
「ええとですね、まず貴方が飛行の魔法で空に浮かびました。ここまでは覚えてますよね?」
当然、覚えている。ので、コクリとひとつ頷く。
「その直後に貴方の後ろに居た男子生徒が飛び上がったんですが、その際轟蟲―これも覚えてますか?あの白い蟲です―を召喚した女子生徒を、あの表情から察するに、侮辱したんですね。」
ここまで聞いても未だ予想が付かない。先を促す。
「それを察知したのか、その女生徒の使い魔である蟲の片方が主を侮辱した男子生徒に突進したんです。使い魔同士である為か、その蟲、面倒なので”彼”と呼びますが、彼の怒りが感じ取れましたので、まぁ間違い無いでしょう。」
なるほど。予測がついた。一応確認を兼ねて更に説明を聞く。
「で、かなりの勢いで突進していった彼ですが、その渾身の一撃をかわされてしまったんですね。それで勢い余った彼は、射線の延長上に居た貴方に激突したと。そういうワケです。」
謎は全て解けた。犯人はヤス。
「……その男子生徒の特徴を教えて」
「特徴ですか?えー……そうですねぇ、軽くウェーブした金髪でしたね。それに金属製、恐らくは青銅製の、薔薇の造花を携えていましたよ?」
なるほど。なるほどなるほど。
あのキザ男が全ての元凶らしい。フ、フフ、フ……
「ひっ!」
思わず浮かんだ笑み。それを見たネズミが何やら怯えている。どうしたの?ワタシコワイ?
「いいいいいイイエ、なななナンデモナイデス ヒメイナンテアゲテマセンヨ?エェ。」
そう。ならいい。
……あ。
「何ですか?痛いのは嫌ですよ!?」
「名前。」
「はい?」
「貴方の名前。まだ聞いていない。」
そう、唐突に思い出したが、名前を聞いていなかった。
「ああ。そういえば名乗ってませんでしたね。僕の名はラクシュン。ポケット族の長より『見聞者』の称号を賜っています。」
「私はタバサ。よろしくラクシュン」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。」
何故こんな大事な事を忘れていたのだろう?
……ああそうか。あのキザ男の所為だ。フフ、フフフ…
私に新たな精神的外傷(トラウマ)を与えてくれたあの男。どの様に復讐してやろうか。
「ご主人、怖いです……」
一日目 終了
次の日の朝 ボロ雑巾のようになったギーシュが学園の壁に磔にされておったそうな。
一方、この物語の主人公であるはずのルイズはというと。
幾度か失敗しながらも使い魔の召喚に成功していた。
現れたのは白色の大きな2匹の蟲である。どうやらつがいらしく、お互いに寄り添っている。
しかし姿かたちは全く一緒。見分けは付かない。
どっちがメスなのかしら。やっぱりキスするんだから蟲とはいってもメスの方がいいわよね。
でも全く外見は変わらないし……ひょっとしてアッー!な関係なのかしら。それとも逆アッー?
ハッ!ダメよルイズ、こんなはしたない事を考えてはいけないわ!あぁでもこんなに綺麗な蟲だもの。
擬人化したらさぞかし……はふぅ
この妄想は教師のツッコミが入るまで10分間ほど続いた。
「で、ですね。こういった場合どちらと契約すればいいんでしょう?」
「2匹召喚されたのなら、2匹と契約すればいいじゃない」
「なるほど合点。でもその口調はやめてください先生」
召喚の成功、そして契約。
生まれて初めて魔法の成功を体験した私は幸福感にうち震えながら空を見上げていた。
『諦めたら、そこで試合終了だよ』安○先生、貴方は正しかった……!
と。
『私はバグ夫だ。よろしく頼むよマスター。クハッハッハッハッ!』
『ステキよバグ夫さん!あ、私はバグ美。よろしくねマスター』
いきなり大音量で声が聞こえてきた。
驚いて辺りを見回すが私に声をかけている人物なぞ見当たらない。はてな?
OK、ウェイト。そういえばマスターとか言われた。と、言うことは。
『ここだ、ここ』
『ここよ、ここ』
矢張り私の召喚した使い魔が喋っているようだ。
「あなた達、私の言葉がわかるの?」
蟲のクセに。
ビキビキピキーン
『む、何か侮辱されたような電波を受信した。土下座したまえマスター』
『したまえマスター!』
何でわかるのよ……電波って何よ電波って。
「気のせいでしょ。しっかし、やっぱりわかるのね。」
これは……割ととアリかもしれない。いくら綺麗で見たことも無いとは言え蟲を召喚した時は、それってどうなのかと思ったが。
と、予想外の事に驚きつつも喜んでいると
「さて、最後の契約も終わったところで…教室に帰りますぞ」
帰還を促すMr.ゲーハーの声が。
更に
「ルイズ…お前は這え。俺は翔ぶ」
「のろのろ歩いてこいよ、ゼロのルイズ!」
と言ったおなじみの侮辱の声が降ってくる。こんなのはもう慣れっこ。スルーしつつ歩きだそうとした私なのだが
『マスターへの侮辱は私への侮辱と同義!よくも馬鹿にしてくれたなワカメ頭がッ マッハでヘブンナウー!』
私の使い魔は重く受け取ったようだ。上記の言葉を叫びつつ―尤も私にしかその声は聞こえないのだが―突進していってしまった。
「ちょ、待ちなさい!」
令○の元に命ずる!ってムリ!話違う!
バグ夫の暴虐を もはや何者も 止め得ず
で、どうなったかと言うと。
「うっひょおおお!?」
という間抜けな言葉と共にギリギリの所でキザ男は身を捻ってバグ夫の突進を回避。
バグ夫はその勢いのまま延長線上に居た女子生徒、確かタバサといったか、に激突。
直後にそのタバサの使い魔の魔法によって吹っ飛ばされて帰ってきた。先住魔法でしょうね。羨ましい……
で。
『フ、今日はこの辺で勘弁しといたるわい』
勝手な行動をした挙句無関係な人間を巻き込む人身事故を起こした私の使い魔がこんな事をほざきやがりましたので
「レビテーション」
おしおきとして爆破してあげました。
後でタバサに謝らなくちゃ……ハァ。
一日目 終了
以上、前回分+本日の分ですた。
続き頑張って書いてるけどデーヴ並の遅筆。だめぽ
最近1000行かないで終わるね。
いいことだ
いいことなのか?
>>892 諸君、私はトライフが大好きだ
それだけ投下されてるって事だからいいことなんじゃないか?
スレの密度が濃くなるのは喜ばしい事だ
500kdなら俺にSSを書く勇気がでる。
500Kbならぬるぽ
500kbならガッ
902 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/08(月) 08:35:49 ID:UDiB1waE
500kbならアニメ3期決定
500ならアンとアンアン
俺こそが500kbを取るに相応しいっ