アニメ最萌トーナメント2007 支援補助スレ

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112名無しさん@お腹いっぱい。
<<一ノ瀬野乃@ひとひら>> CV:川澄綾子 支援 プレストーリー紹介その1

        ,. -‐ '¨ ̄ ̄` ヾ二ヽ  \      『ひとひら』の本編は、麻井麦ちゃんが入学する所から始まります。
      /              \    .   しかし、野乃さんのストーリーは、それよりも前から始まっているのです。
    /                 \  ヽ   そう、彼女が一年生の頃から……。
   /                       ヽ  |    
.  /    /  /             \  i |   一年生の野乃さんは友達もおらず、一人黙々と勉強をする暗い子でした。
 /    /  / /       ヽ     ! | /   そんな彼女の学生生活を変えたのが、同級生の榊美麗でした。
 |    | ! !  i i i   ハ   i i   i | |    既に演劇部に所属していた榊さんは、野乃さんを演劇部に誘います。
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    V|:ハ  ゝ-ソ       ゝ-'ソ / レ.| .i |    
     | 八 :::::::   i   :::::::  / |/ ! |     緊張の初舞台を終え、カーテンコール。
     | i|ヽ            人 |  / /     達成感に満たされた野乃さんは、演劇にのめり込んで行く。
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    /  ム.__> 、   . イ | .!|   i..       . 
  /  /⌒ヽ\_ノ  ` ´  トレ'レV  ハ     
                          
親友と共に一つの事に打ち込む日々。
毎日が充実感にあふれた、幸せな時間だった。
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ひたすらに演劇に打ち込む野乃さん。その甲斐もあってか、
演劇部伝統の新入生歓迎公演『プリマヴェーラ』の主役の座を射止めた。

しかし、ハードなトレーニングが祟ったのか、野乃さんは、
「声帯麻痺」と言う、役者にとって死刑宣告にも等しい病を負ってしまう。
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   美麗「声帯麻痺!? それ、どう言う事?」
   野乃「使いすぎだって……。酷くなれば、声を失うかもって」
   美麗「……し、しょうがないよね。プリマヴェーラは代役を立てて、体の事を第一に…」
   野乃「いやよ!」
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   野乃「何のためにあなたに話したと思ってるの。私は降りない」
   美麗「今、無理して一生声が出なくなったらどうするの!? 私は認めない」
   野乃「あなたに決める権利なんて──」
   美麗「あるわ! これは部長命令よ!」
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   野乃「なによそれ!」
   美麗「うるさいっ! そんなにやりたきゃ、完治してから出直して来い!」
113名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/29(日) 23:46:37 ID:fiOI5mc50
<<一ノ瀬野乃@ひとひら>> CV:川澄綾子 支援 プレストーリー紹介その2

榊部長から降板を言い渡された野乃さんは、
親友と口論した事もあって落ち込んでしまいます。
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同じ演劇部の桂木くんに声を掛けられた野乃さんが
顔を上げると、その目には大粒の涙が。
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   野乃「私、演劇部辞めるかもしれない」
   桂木「えっ! 主役が決まって、あんなに張り切ってたのに」
   野乃「たぶん…降りる事になると思う」
   桂木「……だったらさ、自分で部活作っちゃうとか?」
   野乃「えっ……?」

桂木くんの何気ない一言。これが全ての始まりでした。

ある雨の日。野乃さんは退部届けを手に演劇部に向かいます。

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   野乃「ごめん…ごめんね……。今この時を…この想いを止めたくないから…」

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   野乃「私、辞めるわ、演劇部」
   美麗「…な、何も辞めなくても。休部って手もある訳だし。ちゃんと治して、戻って──」
   野乃「戻らない」
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   野乃「治すのなんて待ってらんない。私の高校生活は、もう半分も無いもの。
       あなたが反対するのなら、その場は自分で作る!」

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こうして野乃さんは演劇部と袂を分かち、彼女と同じように榊部長と意見がぶつかって
演劇部を飛び出した西田理咲、言いだしっぺの桂木くんと共に研究会を立ち上げたのでした。

そして、4月。野乃さんは、麻井麦と言うかつての自分と出会う事になるのです。