「ゼロの使い魔」のルイズが「鋼の錬金術師」のエドを召還してしまいました
他のキャラでもOKです。もうなんでもアリです・・・。
エド「ここは・・・どこだ!?。」
ルイズ「あんた・・・誰?。」
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 02:26:03 ID:p5ORvvbO
2ゲ
オラオラ、たまちゃん様が3getしちゃうぞ〜?
ひれ伏せ無能な糞人間共めが!!!
〜⌒〜⌒〜⌒〜/⌒\〜⌒〜
⌒〜⌒〜⌒〜/ `・ω)ミ
〜⌒〜⌒〜⌒〜 U彡〜⌒〜⌒〜⌒
〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜⌒〜
>>2二足歩行でアザラシより早ぇの当たり前じゃんかよ(プ
>>4気安くたまちゃんなんて呼ぶんじゃねーよ童貞(プ
>>5デブヲタじゃ泳げないかな?(プ
>>6鶴見川より臭ぇぞ(プ
>>7俺をバックに家族で記念撮影なんかしてんじゃねーよ(プ
>>8海に帰れ?てめーが土に還れよキモいから(プ
>>9(俺以外)以下は鶴見川の水でも飲んでろってこった(ゲラ
兄さん!!
ルイズたんが犯されちゃう ><
反動で一流魔道師になったりしてw
ならないならない・・・(汗)
逆にエドがこき使われる
ルールです
アニメ版でも映画版のエドでもOKです
あと荒らしは控えめに・・・
とりあえずエドがルイズの声をアルと聞きまちがえるのはデフォ?
デフォでもいいですよ
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 15:07:59 ID:kRET1Hpl
エドがルイズの声シャナと間違うのはデフォ?
それはちょっと・・・(汗)
あとイラストもOKです
デフォも何でもいいですよ。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 23:15:53 ID:ZxmIhve0
あげます
保留
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 04:52:25 ID:TPjUHC9w
「いよいよ今日は召喚の儀式であります。
これは2年生に進級した君たちの最初の試験でもあり、貴族として一生を共にする使い魔との神聖な出会いの日でもあります。」
キュルケ「楽しみだわぁ〜。あなたがどんなすごい使い魔を呼び出すか」
ルイズ「…ほっといて」
――――
ギーシュ「サラマンダー…キュルケが召喚したのか。」
「最後にして大物を出したものですなぁ、ミス・ゼルプストー。」
キュルケ「私の二つ名、微熱のキュルケの名にふさわしい結果ですわ」
「ええ、これで全員ですかな。」
キュルケ「いいえ、まだ…。ミス・ヴァリエールが。
おおみえ切った以上、この子よりよりすごいのを召喚できるのよね、ルイズ?」
ルイズ「と、当然でしょ…!!」
ルイズ「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!!
私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!!」
チュドーーーーーーーン!!!!!
エド「うわああああああああああああ!!!!!」
とりあえず、AA張ります
あんたって結構ちっさいわね
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_
〃 ` ヽ ,, 、)、、
l lf小从} l / 〃/ハヘヾ / ̄ ̄ ̄
ノハ{ *゚-゚ノハ/ ゞ∽(l|#゚Дノリ <うっさい!
((/} )犬({つ' / 介ヘ \___
/ '"/_jl〉` j /ノ T| ゝ
ヽ_/ィヘ_)〜′ "〜 UU〜゙
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 20:40:13 ID:k5Al8Tzs
光の中にいきなり引き込まれたエドワード・エルリックは気が動転していた。
(ここは…どこだ…)
「あんた誰?」
いきなりそう言われでびっくりした。
「アル!?」
アルに似た声に反応して振り向いて見るとそこには一人の女の子がいた。桃色がかかったブロンドの髪、黒いマントの下に、白いブラウス、グレーのプリーツスカートを着た人形のように可愛い女の子がエドを呆れたように覗きこんでいる。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 20:58:20 ID:k5Al8Tzs
「アルってあんたの名前?」
そう言われて反射的に言った。
「俺は…エドワード・エルリック。国家錬金術師だ」
「国家錬金術師ぃ?なにそれ??あんたもメイジなの?」
腰に両手を当ててルイズはそう言った。
(なんだこの女?メイジ??国家錬金術師をしらないのか???)
何が何だかわからない状況だった。だが周りにはルイズと同じような格好のやつが大勢笑っている。
「ルイズ!平民を召喚しでどうするwww」
「ちょっと失敗したのよ!」
ルイズは顔を真っ赤にして怒鳴っていた。
「コホン!…とにかくミス・ヴァリエール。儀式を続けなさい。」
(儀式?なんのことだ?つーかなんなんだこいつらは)
ルイズは反対したがしかなしにエドワードの前に立った。顔がさらに赤くなっている。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:34:20 ID:k5Al8Tzs
エドは反射的にルイズを突き放した。
「いったぁ〜い」
ルイズはいきなり突き放されて地面にしりもちをついた。
「なんなんだお前は!俺に何をした?…アル!アルはどこだ?」
エドはパニックにおちいって、興奮して錬金術をしようと構えた。
「なにすんのよ!平民のくせに!チビのくせに!」
「な、なんだと…チ、チビ!?」
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:48:46 ID:k5Al8Tzs
この一言にエドは完全にキレた。いきなり知らない場所にきて、さらに詳しい説明もないまま勝手に話が進んでいき、さらに一番気にしていることを言われ完全に理性が飛んだ。
パンッ!!
エドは両手を叩き、自らの右手を剣に変えてルイズの前に剣を付き出した。
「!?」
辺りが一瞬で静かになる。
「へ?」
(何これ??)
周りにいた他の生徒も息を飲んだ。両手を叩いたと思ったら右手が剣になったのだ。
(どんな魔法を使ったんだ、あいつは?)
「俺の質問に答えろ!ここはどこだ?お前は誰だ?…アルは…アルはどこにいるんだ?それに…俺はチビじゃねぇ!!」
明らかに頭に血が登っている。最後の方は明らかに叫んでいた。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:09:31 ID:k5Al8Tzs
「あの…え…はえ…」
ルイズはいきなりのことに取り乱していた。自分が召喚した使い魔。しかもメイジではない金髪の少年に。いきなり右手が剣にかわりそれが目の前に付きつけられている。
「俺の質問に答えろ!俺は鋼の錬金術師だ!」
エドはさらにそう叫んだ。いかにも刺そうとしているようすだった。
「鋼?錬金術師?なにそ…!?」
「俺の質問に答えろ!」
右手を突き出し声を押し殺して言った。それには明らかに殺気が込められていた。その時
ゴゥ!
「!?」
エドの目の前に一つの火の玉が通り抜けていった。
「そこまでよ!使い魔くん!」
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:24:49 ID:k5Al8Tzs
「そこまでよ!使い魔くん!」
〜ファイアーボール〜
炎の魔法を得意とする魔法使い『微熱』のキュルケが長い赤い髪をかきあげそう言った。
エドは反射的に避けて、赤い髪をした女の方を向いた。
(今のはなんだ?火の玉を練生した?)
軽い衝撃を受けながらもエドは口を開いた。
「お前もこいつの仲間か?錬金術師なのか?」
「錬金術師?なにそれ?私はメイジ。『微熱』のキュルケ。貴族よ」
キュルケはその大きな胸を揺らしながら言った。
「メイジ?貴族?」
(なんだこいつは?とにかくここから逃げて早くアルを探さないと)
そう考えていると先ほど自分剣を付きつけていた女の子が口を開いた。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:42:35 ID:k5Al8Tzs
「なんなのよ!あんたは!せっかく呼ぶのに成功したと思ったら急に変なチビの平民が…!?」
パンッ!
エドは両手を叩き地面に両手をついた。するとそこに地面からルイズを囲むように土の壁現れ、ルイズは最後まで喋れないまま土の壁に囲まれてしまった。
「チビじゃねぇ…」
(これで静かになったな)
エドはルイズの声が殆ど聞こえなくなるともう一度キュルケに方を向いた。
「ここはどこであんた達はなんなんだ?俺はなんでこんなトコにいるんだ?」
エドはキュルケの方が話がしやすいと判断し、質問をした。
「ここはトリスティンよ。かの高名なトリスティン魔法学院。私達はメイジ。貴族よ。まぁ魔法使いだけどね。そしてあなたは壁の中で叫んでるルイズにサモン・サーヴァントで召喚された使い魔なのよ」
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:56:38 ID:k5Al8Tzs
「ま、魔法使い?メイジ?貴族?サモン・サーヴァント?召喚?使い魔?」
エドはさらに混乱した。
(意味がわからない。何を言っているんだ?)
「ところで貴方は誰なの?」
キュルケが考え事をしているエドに言った。
「お、俺はエドワード・エルリック。国家錬金術師だ!」
「エドワード?じゃぁエドでいいわね。私はキュルケよ。
ところで錬金術師って何なの?」
「わからないのか?それは…!?」
チュドーン
いきなりエドの横にあった壁が内側から爆発した。ルイズの失敗魔法である。ルイズの二つ名は「ゼロ」。いつも失敗している魔法が役に立ったのだ。
「あ、あんたね!いい加減にしなさいよ!……あれっ???」
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 23:13:01 ID:k5Al8Tzs
いきなりの爆風にエドは吹っ飛び気を失った。
「いきなり何するのよ!ゼロのルイズ!!エドが飛んでいっちゃったじゃないの!」
「な、な、な、何よ!だってこいつ!いきなり私に…」
「いい加減にしなさい。ミス・ヴァリエール。」
ケンカを始めたルイズとキュルケを見かねてコルベールが言った。
「ミスタ・コルベール!」
「なんだね?ミス・ヴァリエール?」
「もう一度召喚させてください!」
「それはダメた。学院のきまりなのだよ。さぁ儀式を続けなさい。」
「しかし!ミスタ」
「しかし…なんだね?これは伝統なのだよ。」
ルイズは諦めたように目をつむる。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ」
ルイズは気絶したエドの口にキスをした。そしてその左手にルーンが刻まれた。
とりあえず出会いまでで、何か感想くらはいm(__)m
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 00:28:30 ID:BDdBgZIY
うはっ、ツンデレ同士ww
↑のどす
続きもお願い
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:33:00 ID:pjiHjycL
>>27ども
今は夜中。窓の外には二つの月が輝いていた。まるでエドのこれからを生暖かく見守るように………
―朝になりいくらか冷静さを取り戻したエドはベッドで寝ているルイズを見つけた
(なんなんだ?この子は?メイジっていったい…つーかこの変な文字はなんなんだ??)
エドがそんなことを考えていた時
「う〜ん…このクックベリーパイおいし〜〜…」
(こ、こいつ〜何のんきにねてんだよ!)
「おいっ!起きろ!…お・き・ろぉ〜〜〜!!!!」
ガバっとルイズが寝ているベッドのふとんをはいでエドは叫んだ
「…ん〜…!?キャァァァ〜〜〜!!!あ、あんた誰よ!き、貴族でありメイジのへやに〜〜jpdTIBIふじこ」
あまりにも抜けたことを叫んでるルイズにエドは怒ったが言い返せばさらに面倒なことになるのでガマンを
「昨日アンタに呼び出された使い魔だよ!」
…………しそこなった。しかし朝が苦手なルイズはぼぉ〜〜っとしていた
「……あぁ!…昨日私が呼び出した使い魔いたんだっけ…」
「おい…」
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:48:01 ID:pjiHjycL
「と、とにかく!俺に詳しい説明を頼む」
「説明ぃ〜(めんどくさいなぁー)そうねぇ〜とりあえず着替えを手伝いなさいよ!使い魔なんだし♪♪」
「なっ!?」
「手伝ってくれないとぜっったいに教えてあげないからね!!」
「わ、わかった……」
―数分後―
汗だくになったエドと着替えが終わったルイズは、朝食をするために食堂へ向かっていた
「etcetc…つまり、こうゆうことだから」
「…………俺は帰れないのか?」
「もうっ!さっきから言ってるじゃない!むりよ、む・り!!」
食堂に行くまでの間、エドはいくらかの情報と大きな失望を味わっていた…
「…アル…みんな…(くそッ!なんで俺がこんなメに…)……わかった」
「?何がわかったの?」
「俺は帰れないってことがわかったんだ」
「分かればいいのよ。あんた、エドだっけ?エドは私の使い魔なるだから♪」
上機嫌なルイズと動揺が隠せないエド。対象的な二人が食堂に着いた
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:00:06 ID:pjiHjycL
―偉大なる始祖ブリミルの女王陸下よ。今朝もささやかな糧を我に与えたもうたことを感謝いたします―祈りの声が、唱和される。
「特別にエドはこの食堂で食べさせてあげるから感謝しなさいよ」
そういってエドに出されたのは黒パンと麦スープだった…床に置かれた
「ちょっ…おまっ!?」
「何よ?文句あるの?」
「…いただきます…」
(だいたいの事はわかったな…何とかして早くアルのところに帰らないと)
たいしてうまくもない食事を終え、授業が始まった
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:14:55 ID:pjiHjycL
―おい見ろよw
―ホントに平民を使い魔にしてるぜww
―さすが、『ゼロ』のルイズだよなwww
今日は各々の使い魔のお披露目があり、教室のなかには様々な使い摩がいた
「色んな動物がいるなぁ。すごいな」
「あんたもその中の一匹なんだからね!」
「………(泣)」
何やら機嫌が悪いようだ。確かにこの教室にはルイズを笑う者ばかりで、エドも嫌な感じがしていた
「みなさん静かに!いいですか?今日みなさんには練金をしてもらいます。この石をこうやって…」
シュヴルーズ先生が杖をふり、短くルーンを呟くと、石が光だした
「ゴゴ、ゴールドですか?ミセス・シュヴルーズ?」
キュルケが身を乗り出して言った
「違います。ただの真鍮です。ゴールドを錬金できるのは『スクウェア』クラスのメイジだけです。……私などただの…『トライアングル』ですからwww」
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:31:20 ID:pjiHjycL
(錬金?)
錬金という単語に反応してエドは反射的に立っていた
「!?なんですか?いきなり!」
エドは石が置いてある机まで歩いて行った。ルイズが止めるのを聞かずに
パンッ!!
「!!な、な、な、jpdふじこ?!!」
ミセス・シュヴルーズを始め、多くの生徒が絶句した…キュルケをのぞいて
「ゴゴ、ゴールドだわ!ゴールドよ!」
(なんなの?この使い魔は?たしか…ミス・ヴァリエールの使い魔でしたわね)
エドは何食わぬ顔でただの真鍮をゴールドに変えたのだ。
(力はそのままのようだな!これなら何とかなるか)
「…ん?あぁ、すまない。別に授業の邪魔をしたつもりはなかったんだ。ただ、少し確かめたかったかけだから」
そう言いながらエドはルイズの後ろに戻って行った。
「ゴールドよゴールド!あぁ…なんて美しいの!」
キュルケはまだ興奮していた。しかし教師のミセス・シュヴルーズは顔を真っ赤に染めて何か言いたそうだった。彼女の二つ名は『赤土』だった………
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:38:06 ID:pjiHjycL
おk、また頼むよ!
イイヨイイヨー、続き待ってるよー
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 07:48:52 ID:a8OFKEE/
これは勃起もんの良スレだわ
続きがすげー楽しみ
おもしろいです!
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 19:22:09 ID:pjiHjycL
コホン!
「と、とにかく、じ、授業を続けます!…ミス・ヴァリエール!貴方が錬金をやってみなさい」
「先生!!やめた方がいいと思います」
と、キュルケ
「危険」
と、タバサ
他の生徒たちも反対をしている
「やります!!」
「「!?」」
ルイズはそう言って前に出て、杖を振った……
チュドーン
いきなりただの石が大爆発を起こし、机やら椅子などを吹き飛ばした…ミセス・シュヴルーズも一緒に。彼女は一番近くにいたため、廊下まで吹き飛ばされピクピク痙攣している
「…てへっ…ちょっと失敗したみたいね」
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 20:21:30 ID:pjiHjycL
「なんで私がこんなことをしないといけないのよ…ブツブツ…」
「なんで俺まで…」
ルイズとエドは何とか回復したミセス・シュヴリーズに散らかった教室を片付けるように言われたのだ。ルイズは魔法を禁止さるている。……全く使えないのだがww…
「全く、面倒だな!」
パンッ!
「えっ?!?」
ルイズは目の前で起こったことが理解できなかった。エドが両手を叩いて、両手を地面についたと思ったら、散らかった教室が一瞬で元に戻ったのだ
「なな、何なのよ!その力は!!」
「これが錬金術だ。そして俺は『鋼の錬金術師』エドワード・エルリックだ!何回も言っただろ?」
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 20:59:56 ID:pjiHjycL
「だから何なのよ?錬金術師?ぜんっぜんわかんない!!」
さっきからルイズはこの調子である。エドの話すことを一つも聞こうとしない
「なんでわからないんだ?さっきの授業で練生してただろ?あの先生が!」
「だから、あれは『錬金』!『練生』なんかじゃないわよ!あんた、ばかぁ?」
この一言でルイズに対しての不満が爆発した
「ばば、ばかだと!?おとなしくしてれば図に乗りやがって!ばかはお前だっ!なんで練生するだけで爆発を起こすんだ?ゼロのルイズ!」
完全に売り言葉に買い言葉で二人が言い争いをしていた。すると急にルイズが静かになり
「…わかったわ…」
「何がわかったんだ??」
「あんたが私に対しての、貴族に対しての口のききかたがまだわからないようね。…今日のお昼ご飯ナシね!」
「なんだと!?」
「それが嫌ならあやまりなさいよ!「ご主人様、わたしが悪かったです。すみませんm(__)m」ってね」
「なっ!?だ、誰がお前なんかにあやまってやるか!」
「だったらそこにずっといれば!!」
そう言ってルイズは食堂の方へ一人で歩いて行った
『練成』だったような気が。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 21:20:45 ID:pjiHjycL
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 21:24:00 ID:pjiHjycL
「なんなんだあいつはぁ〜〜〜!!!」
「キャッ!?」
ガッシャーン!
エドが叫ぶと、不意に後ろで小さい悲鳴が聞こえ、何かが割れる音がした。振り向くとそこには一人の少女がいた。メイドの格好をして、黒い髪が印象的な可愛らしい少女が、顔を青くしている。
「「……………」」
気まずい空気が流れて、エドは自分がやってしまったことを理解した
「ご、ごめん。ケガはないか?」
メイドの格好をして、顔を真っ赤にしている少女にエドは心配になり、声をかけた。メイドの格好をした少女。シエスタは顔を真っ赤にして
「だだ、大丈夫、大丈夫です…」
「でも…」
「本当に大丈夫ですから。し、失礼しました」
そう言ってシエスタは厨房の方に走っていってしまった。一人残されたエドは割れてしまった食器を見つめていた―
エドは錬金術で練成して直した食器を持って厨房に入っていった
ここで謝らないのがエドである
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 21:28:15 ID:ccWO1nCm
そこまで傲慢なキャラじゃないと思うが
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 21:40:33 ID:ccWO1nCm
そうか。スマン
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 21:41:12 ID:pjiHjycL
エドこっそり厨房の中を覗く、とそこには忙しそうに動くコック達がいた
「見つけた!」
エドはメイド姿のシエスタを見つけて、シエスタに近づいていった
「あの〜…」
「キャッ!」
シエスタはいかなり声をかけられて、また食器を割ってしまった
「「…………」」
気まずい空気がながれた…
「パンッ!」
エドは先程やったように食器を練成して元に戻した
「これでよし。さっきはごめんな。」
シエスタはびっくりした顔をしていた
「あなたは…」
「俺はエドワード・エルリックだ。エドって呼んでくれ。」
「もしかして、ミス・ヴァリエールの使い魔になったっていう…」
「…そうだけど…君もメイドなのか?」
「いいえっ!!私はただの平民ですから」
「あの…これ…さっきは驚かしてごめん」
エドはシエスタに練成で直した食器を渡した
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 21:55:43 ID:pjiHjycL
「!?ありがとうございます。ありがとうございます。」
シエスタは何度もエドにお礼をした
ぐぅ〜〜〜〜〜〜
その時、エドの腹が鳴った…けっこう大きな音だ…
「あははははwwww」
シエスタはいきなりのことで笑ってしまった。自然に緊張がとけていった
「お食事ならありますよwあっ!私はシエスタと申します」
「本当に!ありがとう。シエスタ」
エドはシエスタの優しさに感動していた。こちらに来て初めて優しくされたのだった。シエスタが天使に見えた
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 22:09:52 ID:pjiHjycL
「ごちそうさま。ありがとな、シエスタ。美味しかったよ」
エドは出された食事を全部残さず食べた
「ww本当にお腹が減ってたのですね、エドさん」
「どっかの貴族様がご機嫌斜めなんでな」
エドはここぞとばかりにシエスタにルイズの愚痴はなした。
二人はいつの間にか打ち解けていた
「そうだ!食事のお礼に何か手伝わしてくれ」
「そんな…」
「いいからいいから」
そう言うとエドはお盆を持った
「…わかりました。お願いしますね」
そう言って二人はお盆を持って、食堂に入っていった
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 23:02:09 ID:c3Uk0owK
ルイズってここまで馬鹿だったっけ?
さすがにあんな術使えばどんな小学生でも平民どころかタダ者ではないと思うが。
今気づいたんだがエドってルイズより小さ…なんでもない。
金を錬成した時点で、スクウェアクラスの土系統のメイジだと勘違いされてもおかしくないよな。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:04:32 ID:JDT7KDYY
>>53 ルイズはプライドが邪魔して…みたいな感じで見てください
続き↓
エドがデザートを運んでいると一人のメイジから小さな瓶がポケットから落ちた。エドはその小瓶を拾いそのメイジに声をかけた
「おい!ポケットから小瓶が落ちたぞ」
「それは僕のじゃない。何を言っているんだ君は?」
「お前のポケットから落ちたからそう言っただけだ」
「おいギーシュ!それはモンモランシーの香水じゃないのか?」
ギーシュと呼ばれたメイジの周りの友人達が騒いでいる
ガタッ
「ギーシュさま…」
「違うんだ、ケティ!」
「その香水が何よりの証拠ですわ!さようなら!」
そう言うとケティと呼ばれた少女はギーシュの頬をひっぱたいた。
すると遠くで見ていた一人の見事な巻き髪の少女がギーシュに近づいて来た
「やっぱり、あの一年生に、手をだしていたのね?」
「違うんだ!モンモランシー…」
「うそつき!!」
そう言って香水をギーシュの頭にかけてモンモランシーは怒鳴って去っていった
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:24:10 ID:JDT7KDYY
エドがその場を離れようとするとギーシュに呼び止められた
「君が余計な事をしたせいで、二人のレディの名誉が傷ついた。どうしてくれるんだね?」
「知るか!全部お前のせいだろ!!」
「どうやら君は貴族に対する礼を知らないようだな。…よかろう。ヴェストリの広場で待っている。君に礼儀を教えてやろう!」
そう言うとギーシュは体をくるりと翻した
「なんだあいつは??」
シエスタの方を向くとシエスタは顔を真っ青にしてどこかへ走り去っていった。すると遠くで見ていたルイズが駆け寄って来た
「あんた、なにしてんのよ?いいからギーシュに謝りなさいよ!!」
いかにも怒った口調で言っている
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:31:29 ID:JDT7KDYY
「俺の勝手だろ!」
「よくないわよ!」
「?なんだ…心配してるのか?」
「心配とがじゃなくてね…聞いて?平民はメイドに絶対に勝てないの!だからやめなさい」
「ヴェストリの広場はどこだ?」
「こっちだ、平民!」
エドはギーシュの友人と一緒に歩きだした
「あぁもう!!」
ルイズはエドの後を追った
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:35:23 ID:JDT7KDYY
「俺の勝手だろ!」
「よくないわよ!」
「?なんだ…心配してるのか?」
「心配とがじゃなくてね…聞いて?平民はメイドに絶対に勝てないの!だからやめなさい」
「ヴェストリの広場はどこだ?」
「こっちだ、平民!」
エドはギーシュの友人と一緒に歩きだした
「あぁもう!!」
ルイズはエドの後を追った
―ヴェストリの広場―
「逃げずにきたようだね。」
「うっさい!早く始めやがれ!」
「ふっ…短気だね、君は。そんなんだから背が伸びないのだよ」
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:37:03 ID:JDT7KDYY
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:51:13 ID:JDT7KDYY
「なっ!!!!」
ギーシュはエドが一番気にしていることを言ってしまった。エドの中で何が音を立ててキレた
「僕の名はギーシュ。二つ名は『青銅』。この青銅のギーシュがお相手いたそう」
ギーシュは薔薇の花を振った。するとそこに甲冑を着た女戦士の形をした、一体の人形が出てきた。
ギーシュの操る青銅のゴーレム『ワルキューレ』である
「さぁ!いくよ、ワルキューレ!」
ゴーレムがエドに向かって一直線に突っ込んで来た
パンッ!!
エドが両手を叩き、自らのの右手を刄に練成したのだ。そして、一直線に突っ込んで来るワルキューレを簡単に切ってしまった。
「なっ!?」
支援
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 05:03:01 ID:Xlv3YeSe
確かエドは「チビ、豆粒、小さい」とか言われると「だぁれが○○どチビだぁぁああ!」
って言うのだけど・・・
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 06:34:09 ID:JDT7KDYY
>>61 把握した
ハガレンの本とか今は持ってなくて、勢いでやってるのでdクス
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 07:49:11 ID:cetluMAa
召喚されたのが無能でも面白いかもしれない
あと先生
先生は確かに面白い。アームストロングでも面白い。
アームストロングも面白いがギーシュが死んじゃう!ちんじゃう!
スカーなんて呼んだ日には目もあてられない
ルイズに「アンタ何者よ?」と言われ
力強く
「主婦だ!」
と答える先生萌えw
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 15:59:02 ID:Xlv3YeSe
続きが楽しみだ
ついにエドの機械鎧が出てくる!
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 16:42:55 ID:7L9aZAkY
そりゃ青銅じゃ鋼鉄には勝てねえよなぁw
>>65 終盤にはギーシュの女癖が改善されて、代わりにムキムキになっているかもしれない。
貴族同士だし、二人とも「そもそも我がアームストロングorグラモン家は・・・」とかいう話が好きそう。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 22:36:44 ID:Xlv3YeSe
それでは、続きお願いします!
>>69 つまりギーシュがいきなり上着脱いで杖を持った手で地面をぶん殴ってワルキューレ出して
「我がグラモン家に代々伝わる以下略!」
とか言うんだな?
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 23:12:59 ID:JDT7KDYY
「誰が…誰が豆で、どチビだあああああ!!!!!」
エドは心の底から叫び、ギーシュのワルキューレをこま切りにした
「ひぃぃぃ」
ギーシュは急いで薔薇を振り、新たなゴーレムを六体呼び出した。全部で七体のゴーレムが、ギーシュの武器だ。七体のゴーレムがエドを襲う…
―所変わって、ここは学院長室―
ミスタ・コルベールは泡を飛ばして、オスマン氏にエドのルーンについて説明していた
「…と、いう訳で、あの使い魔の少年は、始祖ブリミルの使い魔『ガンダールヴ』なのですよ!!」
「ふむ…。確かに、ルーンが同じじゃ…ルーンが同じということは、ただの平民だった少年は、『ガンダールヴ』になったということになるんじゃろうな」
「ですから!いまから…」
コンコン!
ドアがノックされ、ミス・ロングヒルが慌てて入ってきた
「なにごとじゃ?」
「ヴェストリの広場で、ギーシュ・ド・グラモンとミス・ヴァリエールの使い魔が決闘していて、大騒ぎになっています!
教師たちは、『眠りの鐘』の使用許可を求めております」
「アホか。たかが子供のケンカくらいを止めるのに、秘宝を使ってどうするんじゃ!放っておきなさい」
「わかりました」
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 23:27:52 ID:JDT7KDYY
―ヴェストリの広場―
七体のゴーレムがエドを襲いかかった
パンッ!!
エドは両手を叩き、地面に両手をついた
シュワッ
一瞬光ったかと思うと、エドの前から巨大な、30メイルもある鋼鉄の巨人が現れ、ギーシュのワルキューレ達をなぎ払った。…一瞬のうちに………
「ひぃっ」
ギーシュはしりもちをついて脅えている
「誰が豆で、どチビだぁぁぁぁぁ!!!」
エドが叫ぶと、巨人の拳がギーシュに降り下ろされた
ズシ〜ン!!
辺りは、静まりかえった……そんな中、エドの叫び声が響く
「誰が豆だって?誰がどチビだって?」
「ま、まいっ…」
ズシン!
左の拳も振り下ろされた
「誰が…」
「すまない!謝る…いや!訂正する…します。君はチビなんかじゃない…ありません。…だから…だからもうやめてくれ。僕の敗けだよぉ」
「ふんっ!」
エドは巨人を元に戻し、ルイズの部屋へ向かい、歩いてった
「ちょっと!待ちなさいよ!」
ルイズも慌てて後を追う。残されたギーシュはまだ恐怖で震えていた……
エドは銃とか普通に作れそうだな
土系統のトンデモメイジに見える。これじゃ平民扱いさせるのは難しそうだ。
オートメイル壊れたら修理がきかなそうではあるな。
そこでゴルベール先生の出番ですよ。
オートメイルに興味を持って壊れた時には部品を研究して修理しようとしてさすがに駄目でしたという。
ダメまで決定かw
続き読みてぇ
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 17:06:18 ID:DBeg2lLJ
あげあげ
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 19:47:07 ID:y++QpxTB
「ちょっと、待ちなさいよ!ま、待ちなさい!…エ、エド!待ちなさい」
急にエドはルイズの方を振り向いた。その顔は、少し笑っているようだ
「なっ!?何よ!」
「…やっと、名前で呼んだな。エドって」
「べ、別に、呼びたくて呼んだんじゃないからね!…あんたが…いくら呼んでも止まらないから、し、仕方なくよ!!」
「プッ!はははは」
「何がおかしいのよ!」
「別に…あはは(素直じゃないな。…まぁ、認められたってことか)」
ルイズはエドが急に笑ったことに怒って、顔を膨らませている。ほんのり頬が赤くなっていた
「何か用か?」
「い、今の力は何なのよ」
「?だから…さっきから何回も言ってるだろ?錬金術だよ」
「錬金術?それは何回も聞いたわよ!問題はそこじゃなくて、あんたはメイジなんじゃないの?しかも、土の『スクウェア』クラス」
「??俺はメイジじゃない。錬金術だ」
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 20:05:44 ID:y++QpxTB
「そう…だったら…」
「??だったら?」
「さっさと、部屋の掃除と洗濯、その他雑用しなさいよ!!!」
ルイズは、エドが反論する暇なく一気にまくしたてる
「いい?あんたがこっちに来てから何にもしないもんだから、散らかりっぱなしなのよ!!平民でしょ!私の使い魔なんでしょ!早くやりなさい!!」
「なっ!」
「いいから、やりなさい!い・そ・い・で!!」
「ちょっ…」
「返事!」
「は、はい!」
エドはルイズの迫力に負けて、ルイズの部屋へ走っていった
「まったく!」
ルイズは、なぜこんなに自分が怒っているのか分からなかった。
―次の日から、エドの食事には、パンが一つ増えていた―
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 20:30:35 ID:y++QpxTB
―ある日の夜―
エドが雑用を終えて寝ていると、ドアの外に気配を感じた
「なんだ?」
ドアを開けると、底には一匹の動物がいた。キュルケの使い魔、サラマンダーのフレイムだった
「お前は…確か、キュルケの使い魔…フレイムだったっけ?」
「きゅるきゅる」
フレイムはエドの上着の袖をくわえると、キュルケの部屋にエドを引っ張っていった
「なんなんだいったい?」
フレイムに引っ張られ、エドはキュルケの部屋に入っていった
さっそく拉致られたかw
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 22:38:48 ID:y++QpxTB
入ると、そこは真っ暗だった
「そんなところに突っ立ってないで、いらっしゃいな」
キュルケの声が聞こえると、部屋に立てられたロウソクが、一つずつ灯っていく。するとそこには、ベッドに腰掛けたキュルケの悩ましい姿があった
「な、何の用だ?」
キュルケはエドの近づき、優しくささやいた
「あなたは、あたしをはしたない女と思うでしょうね?でも、あなたは許してくれるわ。」
「な、何を…」
「恋してるの。あなたに。あなたがギーシュを倒した時の姿…。かっこよかったわよ。あたしね、それを見て痺れたのよ。あたしの二つ名は『微熱』。あなたがわたしの微熱を情熱にかえたの…」
「キ、キュルケ?な、何を…」
「安心して。怖くないわ。あたしが教えてあげるわよ」
そう言って、キュルケはエドをベッドに押し倒した
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 22:53:09 ID:y++QpxTB
キュルケがエドの唇に、自らの唇を合わせようとしたその時―
バーン!!!
キュルケの部屋のドアが、今にも壊れそうな勢いで開いた
「何をやってんの!あんた達はぁぁ!!」
ルイズだ。ルイズが顔を真っ赤に染めて、鬼の形相でそこに立っていた
「ル、ルイズ!?」
「あらぁ、取り込み中よ。そうねぇ…二時間後に来てくださる?ヴァリエール」
「ツェルプトー!だれの使い魔に手を出してんのよ!」
「しかたないじゃない。好きになっちゃったんだもん」
「来なさい。エド」
ルイズは、怒っていた。その怒りの凄まじさに、エドは反射的に生命の危機を感じた
「は、はい!」
エドが部屋を出ようとしたとき―
「エド」
キュルケに呼ばれ、反射的に振り向いたエドは、いきなり唇を奪われた。
―それは長い、情熱的なキスだった。
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 23:11:53 ID:y++QpxTB
満足したのか、キュルケは唇をエドはから離した
「しゃあね。ダーリン」
投げキッスをしてキュルケはドアを閉めた
―ルイズの部屋―
「ん〜〜っ。何なのよ、あいつはぁぁ!盛りのついた野良犬じゃない!!あんたもあんたよ!なんでノコノコついていくわけ?ばかじゃないの!!」
ルイズはそう叫びながらエドを鞭で叩いている
「いだっ!や、止めてくれぇ!」
エドは半泣きになりながら何とか耐えていた
「いい?だいたい、あの女はちょっと胸が大きいからって(中略)しかも、あの女はゲルマニアの貴族で、私の実家の領地は(中略)というわけで、キュルケはだめ!禁止!わかったわね!!」
エドはルイズの長話を、正座で、しかも時々鞭に打たれながら耐えていた
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 23:24:14 ID:y++QpxTB
「しかも、最後なによ!キ、キス!?何してんのよあの女もあんたも!!」
鞭で打たれながらエドは思った。つい思ったことを口に出して言ってしまった
「やいてんのか?」
「だ、誰が、あ、あんたなんかに、や、やきもちなんかぁぁぁ!!」
ルイズは、鞭を振るった。この時、エドは自分が余計な事を言ってしまったと後悔した
「私は…そうよ!自分の使い魔が、あ、あんな女に、と、取られたくないだけなんだからぁぁぁ!!!」
「わ、わかったから。もう止めてくれ!!」
「はぁ…はぁ…わ、わかればいいのよ…わかれば」
エドには、鞭で叩かれた痛々しい痕が残っていた
さすがに一方的で理不尽な暴力にはエドの反撃の余地なしか
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 00:24:09 ID:/bV6X+FX
これで絵を描いてくれる人はgjと言いたい
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 00:38:13 ID:DDDR3p6W
「ところで、聞きたかったんだけど、アルって誰なのよ?」
「アルは、俺の弟だ」
「ふ〜ん。そうなの。じゃあ、その右手は何なの?」
「これは、機械鎧―オートメイル―だ。鋼の義肢。だから俺の二つ名は“鋼”なんだよ」
「へぇ〜。良くできてるわね」
「腕のいいやつがいたんでな」
「エドは、弟と二人で何をしてたの?」
「…」
エドは、黙り込んでしまった…そして、ルイズの方を向いた
「何よ」
「俺達は…『賢者の石』をさがしてるんだ。ある目的のために…」
「賢者の石?なにそれ?」
「賢者の石―それは、『完全な物質』。どんな代価をも必要とせず、どんな物でも練成できるものだ」
「どんな物でも?すごいわね!でも、エドも練成だっけ?してたじゃない。あの巨人とか」
「あれは違う。あれは地面を練成して作った。錬金術は等価交換なんだ。無からは何も作れないし、色々な法則も無視できない。俺に言わせれば、魔法の方がどうかしてると思うけどな」
「そうなの。エドは賢者の石を見つけて、何をしようと思ってるの?」
「…」
一番聞かれたくないことだな。
でも最初に疑問に思うってこれ
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 21:52:21 ID:/bV6X+FX
またエドの悪夢が出るかもね
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 23:21:30 ID:DDDR3p6W
「…」
「ち、ちょっと!」
エドはうつ向いて、床の一点を見つめている―そして、その重い口を開いた…
「俺は…アルと、俺の体を取り返す。そして…」
エドはまた、うつ向いてしまった
「えっ?体を…?」
ルイズを無視して、話を続けた
「俺とアルは、禁忌をおかしたんた。絶対にやってはいけないことを…」
「…」
「俺達は、人を練成しようとした。母さんを…死んでしまった母さんを…その為に、錬金術を学んだ。師匠には禁止されていたけど、やってしまった。」
「…」
ルイズは、ただ黙ってエドの話を聞いている
「理論は完璧だった。だけど…練成されたのは……。……その時に、俺は左足を。アルは、体ごと持ってかれた。何とかアルの魂はこっちに呼び込めたけど、その代償に右手を持ってかれた。だから俺は、賢者の石を見付けたいんだ………」
エドは、今にも泣きそうな声で話をした。
ルイズは黙って、その話を聞いていた。
―二つの月だけが、二人を見守っていた―
ワルドの腕ってオートメイルなん?
あれっ?
金の錬成ってダメじゃなかったっけ。。。
エドは元々結構規則を破り気味。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 00:45:49 ID:nvsFgJR3
うっしゃー100ゲトー
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 06:37:16 ID:A3tWI35U
「…もう寝る」
「う、うん。…おやすみ」
エドは力なくそう言うと、床に藁をひいつあるいつものところで、毛布にくるまって寝てしまった
(私…聞いちゃいけないこと聞いちゃったかな…)
ルイズも、布団に入って寝ようとした。しかし、エドのさっきの話を聞いて、なかなか眠れなかった。すると、エドがうなされていた
「…うっ…アル…母さん…ご、ごめ…」
ルイズは、汗だくになるエドの方を向いた。その時、
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
エドが急に叫んで、起きた
「きゃっ!!何よっ!?」
「はぁ…はぁ…な、なんでもない…(くそっ!)」
エドはそう言うと、また寝てしまった。ルイズは、エドが心配になっていた。自分のせいで、エドの辛い過去を聞いてしまったのだ…
(そうだ!)
ルイズは何かを決心して、深い眠りにはいった
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 06:42:44 ID:dcqaIuI2
続きが凄ぇ気になる!!
普通にこのレス面白いよ!!
べっ別にこんなスレ最初から読んでるわけじゃないんだからね!
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 07:38:48 ID:A3tWI35U
―翌朝―
「エド!おきなさい!朝よ!…エドっ!!」
「なんだぁ〜?」
ルイズが珍しく朝早く起きていた。しかも、きっちりと服を着ている
「早くおきなさいよ!まったく、ご主人様より早く起きるのが使い魔でじょ!」
今日のルイズは、なんか元気いっぱいだ。エドがモソモソと服を着て椅子に座った
「いい?今日は虚無の曜日だから、町に買い物に行くわよ!用意しなさ〜い!」
「…お前」
「べ、別に、あんたが元気ないからとか…その、そ、そんなのじゃないからね」
(良いとこあるじゃん。素直じゃないけど)
「わかった。馬を借りてくる」
トントン
その時、ルイズの部屋のドアが叩かれた
ルイズに重なる弟の面影?wktk
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 19:54:44 ID:nvsFgJR3
そういえば、エドは肉体を鍛えるのはどうすんだろ?
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 21:35:30 ID:Z++uMsLd
年齢も近いしいいコンビだな
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 00:25:03 ID:7BvNIs2T
「誰?」
エドがドアを開けると、そこに一人のメイドがいた。シエスタだ
「あの…エドさん。昨日は、急に逃げだしてしまってすみませんでした!」
「えっ?いや…別にいいよ。なんともなってないし。俺が勝手にしたことだから。」
「で、でも、逃げだしたのは私で、エドさんが、決闘してしまったのも私のせいだから…」
「大丈夫だって。シエスタが気にすることないから」
そんな二人の会話を、ルイズは黙って聞いていた。
―何気にいいムードである
「とにかく、シエスタが気にすることはないからな」
「わかりました。ありがとうございます。エドさんを見てると、なんか勇気が持てました。これからもよろしくお願いしますね」
シエスタはそう言うと、笑顔で部屋を後にした。
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 01:03:36 ID:7BvNIs2T
シエスタが出ていった後、なぜかルイズは機嫌が悪くなっていた
「さっさと行くわよ!」
「?じゃあ、馬を二頭…」
「一頭で十分よ!あんたは使い魔でしょ!手綱を持ちなさい!手綱を!」
「わ、わかったよ…(なんでだ?さっきまでニコニコしてたのに…わけわかんねぇ)」
こうして二人は街へと出かけていった
―とある部屋―
タバサは、一人で本を読んでいた彼女は虚無の曜日が好きだった。自分の世界に好きなだけ浸っていられるからである。すると、どんどんとドアを叩く音が聞こえた。タバサはとりあえず無視をした。
しかし、叩くのを止めない。タバサはめんどくさそうにルーンを呟き、『サイレント』を唱えた
(これで静かになった)
すると、視界の端に真っ赤な髪が見えた。タバサは魔法を解き、キュルケの話を聞いた
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 06:25:28 ID:b48Ht8oJ
ついに剣を買いにいくのか
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 08:56:49 ID:CZOW5avq
良スレ乙
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 12:50:59 ID:7BvNIs2T
つまり、キュルケが言うにはこうだ。
ルイズがエドと一緒に何処かへ行ってしまった。キュルケはエドに恋をしていて、二人で一緒に出かけたのがきにくわないから、タバサの使い魔で追いかけて欲しい
(…面倒だけど、キュルケの頼みだから…)
「…わかった…」
「ほんと!ありがと、タバサ!愛してるわよ!!」
二人はタバサの使い魔のウィンドドラゴンのシルフィードに乗って、ルイズ達の後を追いかけた
―トリスティン城下町―
「ちゃんと財布持ってなさいよ!」
「わかってるよ」
「まったく…こんな所に来たくないのに…ブツブツ…」
そうこうしてる間に、ルイズ 達は目的の店に着いた。そこは、武器屋だった
「今日は特別に、私があんたに剣を買ってあげるわよ!と、特別だからね!」
「いや、別に俺は…」
「なにっ?」
「…なんでもないです」
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 12:53:28 ID:NNQr9BCF
この武器屋にアルと同じ形の鎧が売ってるとか
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 13:10:37 ID:2lwu8fvM
エドは剣無しでも、十分に戦えると思うが・・・
右手を剣にすればいいんだから必要性皆無だよな。
そもそもその辺で適当に錬成すれば剣も作り放題な訳だし。
ギーシュには圧勝してるし剣を使った描写も無いからサイトみたく剣士と勘違いされる訳でもなし。
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 17:52:30 ID:b48Ht8oJ
>>116 いや・・・さすがにルイズには逆らえんだろ・・・
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 18:13:56 ID:2lwu8fvM
>>117 それって、左手に刻まれたルーンのせいで?
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 18:23:41 ID:b48Ht8oJ
そうかもしれん・・・・
そして、この小説を書いてる氏はGJ!
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 19:18:31 ID:2lwu8fvM
しかし、このエドはズルイなぁ・・・
ルーンの力と錬金術の力があるんだろ?
最初から最強じゃん!
何かリスクが欲しいなぁ・・・
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 20:36:06 ID:7BvNIs2T
「いらっしゃい…だ、旦那。貴族の旦那。うちはまっとうな商売してまさぁ。お上に目をつけられるようなことなんか、これっぼっちもありませんや」
「客よ。私の使い魔にぴったりの剣を探しにきたの。適当に選んでちょうだい」
そう言うとルイズは、珍しそうに店内を見ている。
エドといえば、ダルそうに店内を見ている
「旦那。これなんてどうで…」
「却下。もっと立派なのがいいわ!」
店主が持ってきたレイピアを見ずに、ルイズは言った
「じ、じゃあ、これなんていかがでしょう?」
店主が持ってきた剣は、1.5メイルはある大剣だった。見事な装飾、鏡のように両刃の刀身が光っている
「エド!これにしなさいよ!これならメイジの使い魔として十分な威厳があるわ」
ルイズは、目を輝かせて言った
「そんな剣はいらない。実用性がないからな」
エドは、ルイズの意見を無視して、一本の剣を持った
「これでいい。店主、あと剣の材料…鉄もくれ」
エドが選んだ剣は、錆の浮いたボロボロの剣だった
「そんなのでいいの?」
「まぁ、後で練成し直すからいい」
そう言うとエドは、その剣と鉄鋼石を持って、店を後にした
エドいい勘してるな、練成できるのか?
錬成で精錬・・・悪い、聞かなかったことにしてくれ
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 21:11:40 ID:7BvNIs2T
―その頃―
「見つけた!…ん?な、なによあれ!エドが、私のエドが剣を持ってるわ!ルイズが買ってあげたのね!…まぁいいわ。私がもっと、エドにふさわしい剣を買ってあげるんだから」
そう言うと、キュルケとタバサは、ルイズ達が出てきた店に入っていった
「いらっしゃい。…!?また貴族の旦那か」
「この店で一番立派な剣をくださいな」
「へ、へぇ。わかりました。…これなんていかがでしょう?これは、かの有名な(中略)なんでさぁ」
「いただくわ。おいくら?」
「(やった!)エニュー金貨で3000、新金貨で4500でさぁ!」
「ご主人…ちょっとお高いですわね?」
そう言うと、キュルケは店主にせまりだした。
キュルケの“誘惑”を使った値切りで、その剣を新金貨1000で買ってしまった
「ま、まいどありぃぃ〜」
店主は、泣いていた
「これで、エドは私のものね!」
キュルケは買った剣を持って、タバサと一緒に帰っていった
なるほど、エドに必要か不要か、ではなく、貴族に仕えるのだから持っておけ、と。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 21:43:53 ID:7BvNIs2T
エドは買ってきた剣を机の上において、早速練成をしようとした
パンッ!
いつものように両手を叩き、剣を練成しようとした。しかし、その剣は練成できなかった
「な、なんでだ??」
パンッ!
隣に置いていた鉄鋼石は、きちんと練成できた
(できない理由じゃない。じゃあなんでだ??)
エドが悩んでいると、どころからか声が聞こえてきた
「おい!手前ぇ!なにしようとしてるんだ!」
「ん?誰だ!」
エドは辺りを見たが、誰もあない
「どこ見てんだよ!ここだ、ここ!」
エドが、机の方を向くと…さっき買ってきた剣がしゃべっているではないか
「な?」
「なに驚いてるんだ!インテリジェンスソードがそんなに珍しいかよ」
「…(確かに、この剣がしゃべってる…この剣は、誰かが、魂の練成をしているからしゃべるのか?…だったらどこかにあるはずだ…練成陣が!)」
エドはその剣を、隅々まで調べた
「ちょっ、おまっ」
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 22:05:28 ID:8tPxLv8o
エドは頭いいから魔法とかもできそうだな。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 22:12:18 ID:2lwu8fvM
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 22:33:08 ID:7BvNIs2T
「なぜだ?なんで練成陣がないんだ!」
「なにいってんだ?お前?俺は、意思を持つ剣さ!名前はデルフリンガー様だ」
「意思を持つ剣?魂の練成で、剣に魂を定着させたんじゃないのか?」
「だから、俺様は魔法で作られた魔剣さ。まぁよろしくな!相棒!」
「ああ……ん?まてよ。じゃあお前は誰に作られたんだ?」
「さぁ、覚えてねぇなぁ。なんせ長いこと生きてんだからよ」
「じゃあ、どうやってお前は作られたんだ?」
「わからねぇ」
「そうか…」
「?なんかわかんねぇが、すまねぇな」
「別にお前のせいじゃないさ。気にするな」
原作のサイトがあまりにも弱くて惨めだったからせめてこれでは圧倒する使い魔見たいね。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 22:52:31 ID:7BvNIs2T
二人?が話していると、ルイズが部屋に入ってきた
「あれ?まだその剣は汚いままなの?」
「汚くて悪かったな!貴族っ娘!」
「ひゃっ!?…なんよ、その剣インテリジェンスソードだったの?」
ルイズはそう言うと、ベッドに腰をかけて、楽にしついた。
その時、ルイズの部屋のドアが開かれた
「エド!貴方にプレゼントがあるの!受け取ってくれるわよね?というか、欲しいわよね!」
「キュルケ!なに勝手に人の部屋に入ってきてんのよ!」
「ルイズ…いたの?」
「ここは!私の部屋なの!出ていきなさい!!」
「私はエドに会いにきたの。貴方には関係ないことよ」
「な、なんですって!」
このままでは面倒なので、エドは口をひらいた
「で、俺になんのようだ?」
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 23:11:59 ID:2lwu8fvM
この世界にはホムンクルスやダンテ、父は登場するのかなぁ・・・?
登場したら、相当強そう
ゴーレムとか秒殺しそう
面白くない
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 23:43:12 ID:b48Ht8oJ
↑面白くない言うなよ・・・
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 00:06:41 ID:kLGvsJUu
>>133 どこが面白くないんだ?どうなれば面白くなる?
指摘も無いという事は個人的趣旨に合わないという事でよろしいな
しかしそれならば言う前に無言でこのスレを立ち去れば良かろうて
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 00:46:25 ID:ovLKI7rX
わざわざ反応せずともいいだろうさ、「面白くない」というのは
>>134のただの個人の感想なんだからさ。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 00:49:15 ID:Sw41UWOG
とりあえず、続きが楽しみだ
>>132 さすがにホムンクルスはでないだろ、世界が違うから
>>136 一応読んだなら一言感想を残すのが礼儀
面白くないと言われたくないなら職人も投下しないはず
面白くない訳じゃないが表現が稚拙
暇潰しにはなるがなwww
まぁ頑張れよ
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 02:02:50 ID:Sw41UWOG
あげあげ
うほほん
>>132に対して面白くないと言ったんじゃないのか?
エド以外のキャラも出てきて原作キャラ秒殺しまくったら確かに面白くないだろう。
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 07:11:51 ID:K1xyZnTm
とにかく続きを頼む
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 16:19:53 ID:Sw41UWOG
あげときます
>>142 そ れ だ
アンカーは正確にどうぞ・・
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 16:45:44 ID:kLGvsJUu
「そうそう。貴方にプレゼントがあるの!受け取ってね!」
そう言うとキュルケは、立派な剣をエドの前に置いた
「その剣…」
「私がエドの為に買ってきたのよ。エド!受け取ってね」
「えっ?」
「ち、ちょっとやめなさいよ!エドには、私が買った剣があるんだから!」
「ふ〜ん。でも、ボロボロじゃない!私の剣の方がいいに決まってるわ!」
二人はまた、口喧嘩をはじめた。エドは我間せずという具合に、デルフリンガーを見ていた。すると、急に静かになった
「「エド!どっちがいいの!!」」
結局二人は、エドに決めることにしたらしい
「えっ?……」
エドは迷っていた。どちらにしろ自分には不要なものだからだ。二人はエドを見ている
「え〜と、…両方ってのは?ダメか」
「「なんですって!!」」
(´-`).。oO(・・・・・・・・・キュルケが持って来た方を自分の使いやすいように練成すればいいじゃまいか)
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 19:06:39 ID:Sw41UWOG
モットーと戦う時には槍を練成するのか!?
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 21:47:59 ID:Sw41UWOG
続きをお願いします
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 21:59:06 ID:K1xyZnTm
これは面白いね〜大佐とキュルケを共演させても面白いかもね
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 22:19:54 ID:kLGvsJUu
二人は、また口喧嘩をはじめた。エドは、冷や汗をダラダラ流している。すると、急に静かになった
「ねぇ、ルイズ。そろそろ決着をつけましょう」
「そうね。…キュルケ。決闘よ!」
「いいわ。もちろん魔法でね」
「望むところよ!」
―トリスティン魔法学院・本塔―
本塔に、一人の者が立っていた。『土くれのフーケで』ある。
トリスティン中の貴族のお宝を、盗んでまわっている盗賊。その犯行は大胆かつ巧妙で、誰もフーケの姿を見たものはいない
。犯行現場の壁に『秘蔵の〇〇、確かに領収いたしました土くれのフーケ』とだけ残していく。
男か女か、誰も知らない
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 22:29:08 ID:kLGvsJUu
「さすが、トリスティン魔法学院の宝物庫ね。冗談じゃないわ。強力な魔法で守ってるのね」
フーケはそう呟くと、壁を器用に歩いていく
「いくら、物理的衝撃が弱点といっても…私のゴーレムでも無理みたいね」
その時、気配を感じて下を見ると…ルイズ、キュルケ、タバサとなぜか縄でぐるぐる巻きにされたエドがそこにいた
「あれは…まったく、平和ね」
フーケは、そう言うと壁に立ったまま下を見ていた
「や〜め〜ろ〜!」
エドが、ぐるぐる巻きにされて、塔に吊られている
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 22:45:00 ID:kLGvsJUu
「いい?ルールは簡単よ。先にエドの縄を切った方が勝ちね」
「わかったわ。…じゃあ、私からいくわ!」
そう言うと、ルイズは杖を降った
ちゅど〜ん!
エドのすぐ横の壁が、爆発した。壁にヒビがはいった
「殺す気かっ!」
エドは心の底から叫んだ
「さすが、ゼロのルイズね。…今度は私の番よ。」
そう言うと、キュルケは杖を振った。すると、見事に縄が切れた
「お〜ち〜る〜」
エドは、落下する間になんとか両手をだし、壁に手をついた。しかし、錬金術が発動しない
「なんでだぁ〜」
落下するエドが、何かに当たり落下が止まった。
タバサだ。タバサの使い魔のシルフィードが、落下するエドを受け止めたのだった
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 23:07:08 ID:kLGvsJUu
「あ、ありがとな」
「…いい…」
エドがタバサのシルフィードに乗って降りてきた
「私の勝ちね!」
キュルケは大きな胸を突き出し、ルイズに向かって誇らしげに言った
「…」
「さぁエド!私の部屋にいらっしゃいな。貴方にプレゼントをお渡しするわね」
―その頃―
「なっ!?あの壁にヒビが!(あの魔法は、何なのかしら?)…まぁいいわ。」
そう言うとフーケは、仕事にとりかかった。フーケの前に、30メイルはあろうかという巨大なゴーレムが現れた
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 00:12:28 ID:y6sLUXun
流石のエドも学院の魔法には敵わなかったか・・・・
だからチ「だぁれが虫眼鏡で見なきゃわからないほどのどチビだぁぁああ!!!」
エドならきっと破壊の杖を連射式に改造してくれるはず!
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 03:41:45 ID:y6sLUXun
フーケに「おチビさん」って言われるだろうね、エドって
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 13:03:25 ID:y6sLUXun
続きが楽しみスww
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 20:35:56 ID:WiBM88GS
「な、なによあれ!?」
「ゴ、ゴーレム!?」
「…」
ルイズ、キュルケ、タバサは、ゴーレムの大きさに驚いていた
がんっ!
ゴーレムが本塔を殴り、塔の壁が崩れていく
「何やってんだ!早く逃げろ!…!?ルイズ!!」
「へっ?なっ!?」
ルイズの上に壁の破片が落ちてきた。
(間に合え!)
エドは走った。夢中に走り、ルイズを突き飛ばした。
ドンッ!!
ルイズがいた場所に、破片が落ちた
「「……」」
「相棒ぉ」
…………………………
「いったぁ〜い」
一瞬の沈黙の後、ルイズの声が聞こえた。エドは何とか間に合ったようだ
「あははははは」
ゴーレムの上で、フーケは笑っている。自分の仕事が成功したことと、逃げることしかできないルイズを笑っていた
「ありがとうね。貴方達。おかげで仕事がやりやすくなったわ。そこの、小さな使い魔君もよく頑張ったわね」
フーケがそう言って、立ち去ろうとしたとき―
パンッ!
「だぁれが、どチビだぁぁぁぁ!!」
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 21:00:54 ID:y6sLUXun
おっおっいいぞいいぞ〜www
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 22:45:10 ID:y6sLUXun
続きがすっげー楽しみww
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 00:07:43 ID:QHny3IPw
あげときます
ハガレンのエドじゃなくfateの衞宮士郎だとどうなるのだろうとか言ってみる。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 07:32:56 ID:QHny3IPw
今の読んでいると声が聞こえる
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 07:45:17 ID:fspn1eSg
エドはそう叫ぶと、地面から何本もの槍が、ゴーレムに向かって伸びている
ドド、ドス!
(やった!)
エドがそう思った時、突然ゴーレムがただの土くれに変わり、辺りに土埃がまった
「に、逃げられた…?」
フーケは見事に、エド達の目をくらましたのだ。
そして…穴が空いた宝物庫の壁には、
『破壊の杖、確かに領収いたしました。 土くれのフーケ』と、文字が刻まれていた
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 08:49:00 ID:ssjWUtUr
そのうちまとめサイトかなんか作った方がいいかも
ハガレンにジョジョか 他にこういうの何かある?
今はダースベイダー召喚したの読んでる
>>168 阿部さんがスレ立ってすぐに撃沈してたな
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 16:41:13 ID:ssjWUtUr
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 17:36:48 ID:QHny3IPw
佐山・御言が召喚されたらマロくなるんだろうな・・・。
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 20:58:53 ID:zcjiqGPX
昔ベジータが召還されたのたらみたなw
漫画版スクライドのカズマが召還されたという電波を受信しましたが、まだ書いてません。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 21:38:10 ID:QHny3IPw
続きを早く見たい
>>171 見られた。強くてさりげないベイダー卿がかなりいい。
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 21:47:39 ID:fspn1eSg
翌日、破壊の杖が盗まれて学院は大騒ぎになっていた。すると、ミス・ロングヒルが部屋に入ってきた
「ミス・ロングヒル!どこへ…」
「フーケの居所がわかりました」
コルベールを無視して、ロングヒルは言った
「いったい、誰に聞いんじゃね?」
「はい。オールド・オスマン。近所の農民に聞き込んだところ、近くの森の廃屋に入っていく黒ずくめのローブの男を見たそうです」
「そこは近いのかね?」
「はい。徒歩で半日。馬で四時間といったところでしょうか」
「なるほどの…。では、捜索隊を編成する。我と思う者は、杖を掲げよ」
誰も杖を掲げない
(まったく…誰も、おらんとは…)
すれと、ルイズがすっと杖を顔の前に掲げた。それを見てキュルケが。キュルケが杖を掲げたのを見て、タバサが杖を掲げた
「君たち!君たちは生徒じゃないか!!」
コルベールが驚いて声をあげた
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 22:15:07 ID:9XOfylHU
私怨
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 22:34:21 ID:fspn1eSg
「いいではないか」
「しかしですね…」
「彼女達は、敵を見ている。その上、ミス・タバサは若くしてシュバリエの称号を持つ騎士だと聞いているが?」
教師達は驚いたようにタバサを見ている
「ミス・ツェプストーは、ゲルマニアね優秀な軍人を数多く輩出した家系の出で、彼女自身の炎の魔法も、かなり強力と聞いているが?」
キュルケは得意げに、髪をかきあげた
「ミス・ヴァリエールは…その、なんだ…数々の優秀なメイジを輩出したヴァリエール公爵家の息女で…その…将来有望なメイジと聞いているが?」
そう言うと、エドの方を見て
「その使い魔は、平民ながらあのグラモン元帥の息子である、ギーシュ・ド・グラモンと決闘して勝ったという噂だが」
「そうですぞ!なにせ…」
オスマン氏は慌ててコルベールの口を押さえた
「とにかく!この三人で決まりじゃな」
周りは、誰も口を開かない
「では、馬車を用意しよう。ミス・ロングヒル!手伝ってやってくれ」
「わかりました。もとよりそのつもりです」
こうして、フーケ探索隊は出発した
錬金術師とは言ってくれないのな。
鋼の錬金術師という2つ名あるのにぃ。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 22:43:07 ID:CVGFuA3B
支援
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 23:07:24 ID:fspn1eSg
馬車は深い森に入っていった
「ここから先はま歩いて行きましょう」
ミス・ロングヒルがそう言って、全員が馬車から降りた
「なんか、暗くて怖いわ…」
キュルケがエドの右手に手をまわしてきた
「あんまりくっつくなよ」
「だって〜こわいんだもの〜。あれっ?エドの右手、すっごく固いわね。なんで?」
「いいから、離れて歩いてくれ!」
ルイズが機嫌悪そうに二人を見ている
「…」
タバサは…いつも通り無言だった
「私の聞いた情報だと、あの中にいるという話です」
ミス・ロングヒルが廃屋を指差して言った。
廃屋は、誰もいない様子だ
「誰が、あの廃屋を見てくるの?」
「俺が行く」
「「えっ?」」
「…」
「誰もいないようだし、何かあったら錬金術でなんとかするから」
エドはそう言うと、廃屋の中に入っていった
―数分後―
「エドは大丈夫かしら…」
ルイズがそう呟いた時、エドが廃屋から出てきた。その手には、何かを持っている
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 23:20:54 ID:fspn1eSg
「「破壊の杖!」」
ルイズとキュルケは、エドが持ってきた物を見てそう言った
「なっ!?これが『破壊の杖』なのか??」
「そうよ。私、宝物庫で見たことあるわ」
キュルケがそう言った時
「…来た」
タバサがそう言ってきた
「ゴーレム!」
ルイズが叫んだ。タバサがゴーレムに向かって呪文を唱えた。しかし、ゴーレムはびくともしない。
キュルケも得意の炎の魔法をくりだした。ゴーレムは炎に包まれたが、まったく効いていない
「無理よこんなの!」
キュルケが叫んだ
「退却」
タバサが呟く
その時、ゴーレムの背後にいたルイズが魔法を唱えた。ゴーレムの表面で何かが弾けた
「どけ!ルイズ!!」
エドがルイズの周りの土を練成し、ルイズの視界は、またしても壁に遮られた
「よくもこの前は、バカにしてくれたな!」
パンッ!
エドは再度両手を叩き、地面に手をついた
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 03:36:33 ID:5I1jGmKp
きっとルイズに大佐の話もするんだろうか?(大佐の悪口だけど)
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 11:45:47 ID:l+bome77
亀レスだけど携帯でみれるベイダー使い魔教えて
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 12:00:11 ID:P3TB5ikZ
189 :
188:2007/05/24(木) 13:11:55 ID:XCGzsBkU
よく見たら一番上にもあった
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 15:03:27 ID:5I1jGmKp
支援
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 18:08:38 ID:P3TB5ikZ
保守
なんらかの影響で向こうの世界の軍が攻めてこないかな?
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 21:13:43 ID:P3TB5ikZ
他にもルイズに誰かが召喚される系のやつリストアップしてくれないか?
ベイダー卿のもあるな
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 00:02:01 ID:tMYp4cYD
この先の続きがすごく気になる!
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 00:47:03 ID:36DvB5eE
エドが地面を槍に変えて、フーケのゴーレムに襲いかかった
ドドド!
ゴーレムに槍が…刺さらなかった。
ゴーレムの表面が滑らかなものに変わっていた。フーケが練金で、ゴーレムの表面を鋼に変えたのだった
「だめ…通用しない…」
ルイズが力無く言った
「へっ!ここからが本番だ!」
パンッ!
エドが更に、槍を練成した。槍が粘着質なものに変わった。ゴーレムの動きが大幅に制限された
「すご…」
「…」
キュルケとタバサは、エドの戦いを見ていた
「ルイズ!『破壊の杖』をこっちに!!」
「えっ?…え、えぇ」
パンッ!
エドが、『破壊の杖』と自らの右手を練成してくっつけた。
「キュルケ!タバサ!離れていろ!!」
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 01:11:58 ID:36DvB5eE
エドは自らの右手と破壊の杖を練成でくっつけ、それを発射した
バン!
破壊の杖から発射された弾丸は、綺麗な弾道をえがいて、ゴーレムに当たった
ドッカーン!!!
ゴーレムの巨大な上半身を吹き飛ばし、粉々に砕けちった。
エドはゴーレムが崩れるのを確認して、破壊の杖を右手から外した
「な…や、やったわね!エド!!」
「さすが私のダーリンだわ!」
「…すごい」
ルイズ達はエドの元に集まり、勝利に喜んでいた
「そういえば、フーケはどこにいるの?」
ルイズが、唐突に聞いてきた。
すると、茂みからミス・ロングヒルが姿を表した
「フーケはどこにいるかわかりますか?」
キュルケがミス・ロングヒルに尋ねたが、彼女は首を振り、わからないと言った。
(なんでコイツがこの世界に?)
ミス・ロングヒルが考え事をしているエドのてから、『破壊の杖』を取り上げた
「へっ?」
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 01:23:50 ID:36DvB5eE
エドは自らの右手と破壊の杖をくっつけ、それを発射した。
見事な弾道を描きながら弾丸がゴーレムに吸い込まれていき、ゴーレムの上半身を吹き飛ばした。
ドッカーン!!
下半身だけになったゴーレムは、瞬く間に崩れ落ち、ただの土くれに変わった
「やったわね、エド!」
「さすが私のダーリンだわ!」
「…すごい」
三人は、エドの元に集まった
「いや…別に」
「フーケはどこ?」
唐突にルイズが尋ねた
その時、茂みからミス・ロングヒルが姿を表した
「フーケは!フーケはいましたか?」
キュルケが尋ねたが、しかし、ミス・ロングヒルは首を横に振った
(なんでコイツがこの世界に?…)
エドが考え事をしていると、不意にミス・ロングヒルがエドから『破壊の杖』を取り上げた
「えっ?」
「「ミス・ロングヒル?」」
「…?」
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 01:26:29 ID:36DvB5eE
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 01:40:02 ID:36DvB5eE
「ご苦労様」
そう言うと、ミス・ロングヒルはエドがしたように『破壊の杖』に右手を突っ込んで、四人に『破壊の杖』をむけた
「な、なんで?」
「ふふふ。フーケは私なの。助かったわ!これの使い方がわからなかったのよ。…さぁ、杖を置きなさい」
三人は、杖を放り投げた。これでこの三人は、何も出来ない
「そうよ、いい子ね。貴方は、両手を上に挙げてね」
エドは言われた通りに、両手を挙げ……なかった
「勇気があるのね。そんなに死にたいの?」
「別に、死ぬ気なんてないさ。」
「じゃあ、なんで私に逆らうの?」
「一ついいか?」
「なぁに?」
「そいつは、もう使えないぞ」
そう言うとエドは、両手を叩いた。
「!?」
フーケはエドがしたように、右手を付き出した。しかし、何も起きない
「な、どうして?」
「そいつはな…単発なんだよ。だからもう打てない。しかも…」
エドの話が終る前に、フーケは『破壊の杖』をほうり投げて、杖を握ろうとした
シュワ!
フーケ滑稽すぎだな、手に突っ込んだってw
(なんでコイツがこの世界に?)ってのは誰の思考なんだ?
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 08:35:07 ID:tMYp4cYD
支援
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 08:42:41 ID:36DvB5eE
地面から拳が生えて、フーケの腹と顔面に叩き込んだ
「しかもそいつは、オートメイル内蔵型の『カンバリン砲』なんだよ。それに神経が繋がってないと発射できない(まぁ、違法的にサイズがでかいんだけど)」
フーケは崩れ落ち、気絶した。エドは『破壊の杖』を拾い上げて言った
「フーケを捕まえて、『破壊の杖』を取り戻したぞ」
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 08:45:19 ID:36DvB5eE
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 09:58:01 ID:tMYp4cYD
カ「ル」バリン砲な
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 15:27:54 ID:tMYp4cYD
支援
練成→練成
間違えてるよ
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 16:31:38 ID:S3ugWyew
「錬」成な
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 20:30:17 ID:tMYp4cYD
あげあげ
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 22:39:14 ID:tMYp4cYD
破壊の杖の正体は機械鎧(武器用)のことかー!!
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/25(金) 23:26:54 ID:36DvB5eE
フーケを捕まえた帰り道―
「ルイズ、なんで逃げなかったんだ?」
「魔法が使える者を、貴族と呼ぶんじゃないわ。敵に後ろを見せない者を、貴族と呼ぶの!それに…」
「それに?」
「エドが…使い魔が戦ってるのに、ご、ご主人様が戦わないでどうするのよ」
「そうなのか?」
「そ、そういうものなの!」
そんな会話をしながら、トリスティンに帰っていった。―相変わらず、キュルケはエドにべったりだった―
―トリスティン魔法学院―
学院長室にて、オスマン氏が四人の報告を聞いていた
「ふむ…ミス・ロングヒルがフーケじゃったのか…美人じゃったから、何の疑いもなかったわい」
「「「「…」」」」
「とにかく、四人ともご苦労じゃったな。フーケを捕まえて、『破壊の杖』も取り戻してきてくれた」
オスマン氏は、満足気に言った
「今宵は『フリッグの舞踏会』じゃ。存分に楽しむがよい。今宵の主役は君らじゃ」
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/26(土) 00:30:04 ID:TTMRUjpf
オスマン氏にそう言われ、三人は部屋を出た。しかしエドは、部屋に残りオスマン氏に話しかけた
「あの…『破壊の杖』はどこでてに入れたんですか?あれは、俺がいた世界にあった武器なんですよ」
「あれは…三十年前のこどじゃ…森を詮索していたワシは、ワイバーンに襲われた。その時助けてくれたのが、『破壊の杖』の持ち主じゃ。彼に、命を救われたのじゃ」
「その人は…」
「もう、死んでしまった…じゃからワシは、彼が使っていた武器を『破壊の杖』と名づけ、宝物庫にしまいこんだ。恩人の形見としてな……」
「誰がその人を、この世界に呼んだんですか?」
「それは、わからんよ」
「くそ!せっかく手がかりを見つけたと思ったのに」
エドは嘆いた。せっかくの手がかりが、あっという間なくなってしまった
「…そういえば、おねしのルーン…」
「へ?あぁ…これが何か?」
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/26(土) 00:41:30 ID:bytzNwBn
wktk
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/26(土) 10:54:27 ID:IO9A8Lot
保守
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/26(土) 12:18:11 ID:TTMRUjpf
「…それは、ガンダールヴの印じゃ。伝説の使い魔の印じゃよ」
「伝説の使い魔の印?」
「そうじゃ。その伝説の使い魔はありとあらゆる『武器』を使いこなしたそうじゃよ」
「…どうして、俺がその伝説の使い魔なんかに?」
「すまんが、わからん。ただ、もしかしたら、おぬしがこっちの世界にやってきたことと、その印は、なにか関係しているのかもしれんな」
「はぁ…(使えねぇ)」
「とにかく、ワシはおぬしの味方じゃ。なにかあったらワシに言うんじゃぞ」
「…はぁ。なにかわかったら、お願いします」
「ふむ。今宵はおぬしも楽しむんじゃぞ」
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/26(土) 13:54:16 ID:IO9A8Lot
そういえば、エドの銀時計が出てこないな
国家錬金術師のやつなのに
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/26(土) 14:27:02 ID:bytzNwBn
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/26(土) 18:15:48 ID:IO9A8Lot
そろそろまとめサイトを作らないと
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/26(土) 22:30:35 ID:IO9A8Lot
保守
続きが早く見たい
まとめサイト作ってくれる人いませんか?
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
あげます