<<長谷川泰三(マダオ)@銀魂>>支援続き
●マダオと奥さんとスーツのエピソード
海辺で立ちションしているところを見られ、出会ったこの二人は次第に愛し合うようになる。
しかしマダオは下級武士の息子、奥さんは高級官僚の娘。
身分の差を反対されるが、マダオが婿入りすると言う事で結婚を許された。
家柄が家柄なのでマダオはあれよあれよという間に入国管理局という立派な職に就くことに。
妻や、妻の実家の七光りでなく、自分の道は自分で決めたいマダオはそれが気に入らなかった。
その上身なりまできちんとしろと嫁が立派なスーツを出してきたところでマダオがキレ奥さんと大喧嘩。
若さゆえか、そこまで自分を捨てたくはないという意思表示か
いつもの汚れた着物で城へと向かってしまう。
当然その格好を見た上層部は怒り、その晩マダオは渋々奥さんの用意したスーツを着て上司の家に謝罪に向かった。
するとそこには自分より先に奥さんがボロを身に纏い、砂利の上で上司に土下座をしていた
「ウチではこれが正装。主人の事を許してやって欲しい」と
自分の実家よりもよっぽど身分の低いマダオの上司に、泣きながら土下座を続けていた。
それを見たマダオは持っていた刀で自分のスーツを引き裂き、奥さんの隣で泣きながら土下座を始めた。
地面に額を擦りつけ、朝まで土下座を続けた。
それからというもの、ここぞというときはその時のスーツを着用している
ぼろぼろになってしまった部分を直しすぎてすっかり丈が短くなってしまったそのスーツを。