アニメ【裏最萌】トーナメント2006 投票スレRound27
「あるクラスメイトからの手紙」 [[URA21-giYPnS/k-BP]]-00039
なんて言えばこの気持ちが伝わるんだろう。
溢れ出して止められない想いは確かにあるのに、うまく言葉にできない自分がもどかしいです。
あの日、木陰で独りたたずんでいたあなた。
そしてハッと気づいたように向けてくれた笑顔。
残念ながらその笑顔はわたしへのプレゼントじゃなかったけど、
そのとびっきりの笑顔にわたしの心は鷲づかみされてしまいました。
あの子が来て、あなたはすごく変わりましたね。
物静かでやさしいおねえさん、後輩たちの憧れ、そんな風にしか見えなかったあなたが
すごく嬉しそうに無邪気にあの子と接しているのを見て、たくさん妬いたりしました。
どうしてわたしじゃないんだろう、わたしがあなたの笑顔の元になれないんだろう、って。
わたしと違って、あの子はあの方にひどくご執心なのに。
でも、あの子だからなんですよね・・・やっと最近わかるようになりました。
エトワール選、見ました。
あなたはいつにも増して美しくて、気高くて、そして誰よりも眩しかった。
あの方が扉を開けて叫んだとき、わたしは何が起こったのかわかりませんでした。
でもあなたの仕草のひとつひとつでエトワール選の終わりだって理解できました。
あなたもわたしと同じだったんですね。
あなたに背中を押されたあの子が、弾けるような笑顔を浮かべてあの方と出ていったのを見て、そう確信しました。
わたしもあなたと一緒で、大切な人の笑顔だけが望みなんです。
あの子の本当にかわいい笑顔とあなたの寂しげな表情。
出ていってあなたをギュっと抱き締めてあげたいと思いました。
でもわたしはあの子じゃない。あの子の代わりにはなれない。それがとてもくやしかったんです。
あれから数日がたち、あなたはまた元通りあの子と過ごしていますね。
でも、まだあなたの笑顔は帰ってきてない。あなたの内心を思うと心配でたまりません。
いつか、また、あなたが心から笑ってくれる日が来ることを祈らずにはいられません。
わたしがその手助けをできたらいいのに・・・。
こんな下手な文章で伝えたところで、何も変わらないのは分かってます。
きっとあなたの心はどこまで行ってもあの子の、あの子だけのもの。
だけど、これだけ言わせてください。
好きです、<<玉青ちゃん>>。