アニメ最萌 支援補助スレ その7

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33名無しさん@お腹いっぱい。
魔法少女リリカルなのは ストーリー紹介

■第1話「それは不思議な出会いなの?」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 この広い空の下には、幾千、幾万の人達がいて。
 いろんな人が、願いや思いを抱(いだ)いて暮らしていて。
 その思いは、時にふれあって、ぶつかりあって。
 だけど、その中の幾つかは、きっとつながっていける、伝えあっていける。
 これから始まるのは、そんな、出会いとふれあいのお話。

●ストーリー
 人気の喫茶店を経営する両親と兄姉、そして親友に囲まれて暮らしている
 平凡な小学三年生、高町なのは。
 だが、その日、彼女は不思議な夢を見て目覚めた。
 それは暗い森で不気味な影と戦っている?少年の夢……

 その日の学校帰り、自分を呼ぶ声に導かれるように向かった先で、
 なのはは怪我をしたフェレットを見つける。
 獣医にフェレットを預けたその晩、なのはは再び、助けを呼ぶあの声を聞く。

 動物病院に向かうと、そこには夢の中で見た黒い影と、それに追われるフェレットの姿が。
 助けたフェレットは、なんとなのはに話しかけてきた!
 あの呼び声はフェレットのものだったのだ。
 驚くなのはにフェレット、ユーノは語る。
 ある捜し物のために異世界からやってきたこと。
 なのはには魔法の資質があること。
 そして、自分の力だけでは足りないので、なのはに力を貸して欲しいと頼む。

 迫る危機を前にして決心するなのはに、ユーノは真紅の宝石を渡す。
 ユーノに従って呪文を唱えると、宝石−レイジングハート−がまばゆい光を放つ!
 当のユーノですら驚くほどの魔力を放つなのは。
 自らがイメージした「魔法の杖」と「身を守る衣服」を身につけて、
 魔法少女、ここに誕生!

●キャプ詰め   *エンコしくじって縦横比おかしいのはスルーして…orz
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34名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:45:37 ID:yZLmQXCs
魔法少女リリカルなのは ストーリー紹介

■第2話「魔法の呪文はリリカルなの?」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた突然の事態。
 渡されたのは赤い宝石。
 手にしたのは魔法の力。
 出会いが導く偶然が、今、光を放って動き出していく。
 つながる思いと、始まる物語。
 それは、魔法と日常が並行する日々のスタート。

●ストーリー
 襲い来る黒い影からひとまず逃げ出すなのはとユーノ。
 そしてユーノから、あの影が「ジュエルシード」という宝石から生み出されたものであり、
 停めるにはレイジングハートを使って封印するしかない事を聞く。

 そこに再び黒い影が現れ、襲ってくる。
 自分の意志で防御魔法を発動し、その攻撃を退けるなのは。
 そして心に浮かんだ、自らの呪文を唱え、黒い影を封印する。
 「リリカルマジカル!」
 宝石に戻ったジュエルシードを回収し、ユーノと共に家へ。
 ペットとして家に置いてもらえることになったユーノ。

 翌日、学校へ行っている間にユーノと魔法による念話をおこない、
 詳しい事情を説明してもらったなのは。
 ジュエルシードはユーノの世界で発見された古代遺産で、
 遺跡発掘を仕事にしていたユーノが偶然見つけたもので、危険なもの。
 保管のため当局へと移送していた最中に時空航行船が爆発事故を起こし、
 その為に21個のジュエルシードがなのはの世界に散らばってしまったのだった。
 責任を感じてひとりで捜索に訪れたものの、まだようやく2つ。
 魔力が回復したら、また一人でジュエルシード探しをするというユーノに、
 自分も手伝うと告げるなのは。

 放課後、再び近所で新たなジュエルシードが発動。
 現場の神社へとへ向かうなのはとユーノ。
 襲いかかってくる犬型のモンスターを前に、レイジングハートの起動パスワードを忘れた、
 と言い出すなのはだったが、危機に直面してパスワード認証無しに起動に成功。
 戦闘の様子も合わせて、なのはの魔法についての資質の高さに驚かされるユーノ。
 
 「レイジングハート、お願いね」
 レイジングハートと心を通わせ、見事二つめのジュエルシードを回収。
 魔法使いとして頑張っていく決意を固めるなのはだった。

●キャプ詰め
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35名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:46:54 ID:yZLmQXCs
魔法少女リリカルなのは ストーリー紹介

■第3話「街は危険でいっぱいなの?」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた突然の事態。
 渡されたのは赤い宝石。
 手にしたのは魔法の力。
 出会いが導く偶然が、今、静かに動き始めて。
 立ち向かっていく日々に、うつむかないように。

●ストーリー
 ジュエルシード集めは順調に進み、5つめを回収。
 日曜の朝、お疲れ気味のなのはに気を使ったユーノは、今日は休むように勧める。

 その日はなのはの父がオーナー兼コーチを勤める少年サッカーチームの試合があり、
 なのはもユーノを連れ、親友のアリサ、すずかと応援に。
 チームは見事勝利を収め、なのは達はチーム一同と共に両親の経営する喫茶翠屋で食事会。
 やがて解散となったその時、マネージャーの少女に駆け寄る選手の少年から、
 ジュエルシードの気配と思えるものを感じるなのはだったが、
 気のせいだと思い、見逃してしまう……

 家に帰り着くとベッドに倒れ込むなのは。
 連日のジュエルシード探しと慣れない魔法の行使は、彼女を疲労させていた。
 そのことを気に病むユーノ。

 一方、二人で帰宅途中の先ほどの少年とマネージャー。
 綺麗な石を拾ったと少女に手渡したものは、やはりジュエルシードだった。
 その瞬間、暴走したジュエルシードは巨大な樹木となり、街中にその根を広げていく。

 発動を察知したなのはとユーノは現場に向かったが、そこには巨大樹によって
 大きなダメージを受けている街の光景が……
 強い想いを持っている人間が発動させた場合、ジュエルシードはより強い力を発揮するのだ。
 自分が見逃してしまった事が原因と心を痛めるなのは。

 封印のためには元となっている部分を探す必要があるが、広範囲になりすぎてその方法に
 迷うユーノだったが、なのはは探索魔法を発動させ、核を発見。
 更に、レイジングハートを射撃形態シューティングモードに変形させ、
 遠距離射撃魔法「ディバインバスター」で砲撃を加え、封印に成功する。

 気付いていたのに、こんな事になる前に止められたかも知れないのに。
 壊れかけた街や、マネージャーの肩を借りて歩く少年の姿を見て、
 なのははジュエルシード集めに対する考え方を改める。
 ユーノの手伝いではなく、自分の意志で。
 「自分なりの精一杯」ではなく、本当の全力で。
 もう二度と、こんな事が起きないように――。

●キャプ詰め
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36名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:51:10 ID:yZLmQXCs
魔法少女リリカルなのは ストーリー紹介

■第4話「ライバル!?もうひとりの魔法少女なの!」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた突然の事態。
 受け取ったのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 魔法が導くその出会いが、偶然なのか、運命なのか。
 今はまだ、分からないけど……

●ストーリー
 ある週末、友達のすずかに招かれ、兄の恭也と共に月村家へ向かうなのは。
 出迎えた月村家のメイド、ノエルとファリンに案内されて向かったテラスには、
 既にすずかと、友人のアリサ、そしてすずかの姉で恭也の恋人でもある忍が待っていた。

 なのは達は月村家の猫達に囲まれながらお茶会をはじめる。
 すずかとアリサは、最近なのはが元気がないと心配していたのだ。
 心配してくれていたことは嬉しいが、魔法のこと、ジュエルシードのことは話せないなのは。

 そんな時、広大な月村邸の庭で、子猫がジュエルシードをみつけ、起動してしまう。
 気配に気付いたなのはとユーノは、その場をごまかして現場へ向かう。

 巨大化した子猫を封印しようとレイジングハートを取り出すなのは。
 だがその時、飛来した魔法の光が巨大化した猫を襲う!

 魔法を放った主は、黒衣に身を包んだなのはと同年代の少女。
 猫に攻撃を続ける黒衣の魔導師―フェイトと、猫を守ろうとするなのは。
 対峙する二人の魔法少女。

 なのはを自身と同じくジュエルシードを集めている魔導師と判断したフェイトは、
 自らの杖、バルディッシュでなのはに斬りかかる。
 話を聞こうとするなのはだが、フェイトは「意味がない」と取り合わない。
 そして、猫に気をとられたなのはの隙を突いて、
 「ごめんね」のつぶやきと共にフェイトが放った魔法が、なのはを昏倒させる。
 ジュエルシードを封印・回収し、去っていくフェイト。

 なのはが目を覚ましたのは、もう夕暮れ時になってからだった。
 転んで気絶していた、と心配していた兄や友人達に小さな嘘をつくなのは。

 一方フェイトは、自室で使い魔のアルフに今日の報告をする。
 そして、母親らしき女性と共に写っている写真立ての写真に、
 「待ってて、母さん……」と微笑むのだった。

●キャプ詰め
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37名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:54:18 ID:yZLmQXCs
■第5話「ここは湯のまち、海鳴温泉なの」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた突然の事態。
 受け取ったのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 すれ違う思いと、つながらない言葉。
 つなげる為に出来る事は、戦う事しかないんでしょうか……

●ストーリー
 休日に温泉へとやってきた高町家、月村家の一同とアリサ。
 フェイトとの一件以来沈みがちななのはを気遣うユーノ。
 気分を入れ替え、アリサ、すずかと共に温泉を楽しむなのはだったが、
 そこに一般の客を装って、フェイトの使い魔アルフが現れる。

 挑発するかのような、値踏みするかのような言動を見せたあと、
 「人違い」とごまかして去ろうとするアルフ。
 だが、念話でなのはとユーノにだけ警告をして去っていく。

 夜、近くでジュエルシードを発見したフェイトは、アルフと共にそれを封印。
 そこに駆けつけるなのは達。
 昼間会った女性がそこにいることに驚くなのはに、
 アルフは自分がフェイトによって生み出された「使い魔」で、
 自分がフェイトを守る事を告げると、狼のような姿に変身して襲いかかってきた。

 なのはから引き離すため、強制転移魔法でアルフと自分を転移するユーノ。
 なのはは、フェイトに話し合いでの解決を持ちかける。
 しかし、「言葉だけじゃきっと何も変わらない。伝わらない」と
 攻撃を仕掛けてくるフェイト。
 そして、否応なくジュエルシードを一つ賭けた勝負をすることに。

 空中戦を繰り広げる二人。
 そして遂になのはの砲撃魔法がフェイトを捉えたと思った瞬間、
 なのはの直上に回避していたフェイトの斬撃がなのはを襲う!
 光刃をなのはの首ぎりぎりに突きつけるフェイト。
 マスターの危機に、勝手にジュエルシードを放出するレイジングハート。
 驚いているなのはに、「きっと主人思いのいい子なんだ」とつぶやき、
 ジュエルシードを回収し去ろうとするフェイト。

 そのフェイトに名前を問うなのはに、自らの名を告げるフェイト。
 なのはも自分の名を告げようとするが、フェイトは聞かずに立ち去るのだった。

●キャプ詰め
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38名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:57:44 ID:yZLmQXCs
■第6話「わかりあえない気持ちなの?」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
 受け取ったのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 信じた思いが強いほど、譲れない思いは強くなって。
 だけど、伝えあう事は諦めたくないから。
 何も分からないままは、嫌だから。

●ストーリー
 ジュエルシードのこと、フェイトのこと、敗北のこと。ひとりで思い悩むなのは。
 学校でもそれは変わらず、どこか上の空でアリサを怒らせてしまう。

 なのはを怒鳴りつけて教室を飛び出したアリサを追かけ、諭すすずかに、
 なのはが悩んでいるのに自分達に何も言ってくれないことや、
 例え何も出来なくても一緒に悩んであげたいことなどを告げるアリサ。

 バイオリンのお稽古があるすずか、アリサと別れ、一人寂しく家路に着くなのは。

 一方すずかとアリサは、車中でそれぞれの過去と三人の出会いを思い出していた。
 気が弱くて思ったことも言えず、何を言われても言い返せなかったすずか。
 我が儘で強がりで、クラスメートをからかっていたアリサ。
 ある日アリサは、すずかの大切にしていたヘアバンドを取り上げてからかっていた。
 その時二人の間に割って入り、アリサの頬を叩いたのがなのはだった。それが出会い。

 その話をきっかけとして、なのはとの和解を勧めるすずかにアリサは、
 気持ちを分け合えない寂しさと、親友の力になれない自分に、
 ずっと怒りながらなのはを待っている、と話すのだった。

 一方自宅で休憩中のフェイト達。
 フェイトは食事にほとんど手を付けず、ベッドに横たわっている。
 心配するアルフに微笑みかけて、ジュエルシード探索へと出かけていく……

 そして再びジュエルシードを前に対峙することになるなのはとフェイト。
 アリサとすずかとも、始めは分かり合えていなかったことを思い出し、
 改めてフェイトに自己紹介するなのはだが、フェイトは黙って襲いかかってくる。
 結界の中、市街地のビルの谷間で空中戦を繰り広げる二人の魔導師。
 フェイトの機動性に対するため、新しい魔法を生み出したなのは。その戦いは互角。

 なおも言葉にしないと伝わらないこともきっとある、と語りかけるなのはに、
 ジュエルシード集めの理由を語り出しそうになるフェイト。
 しかし、アルフに止められてしまう。

 ジュエルシードを手に入れんと、同時に杖を近づけたその瞬間。
 二人の杖に亀裂が走り、衝撃と閃光が広がって辺りを包んでいく―――。

●キャプ詰め
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39名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:59:02 ID:yZLmQXCs
■第7話「三人目の魔法使いなの?」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
 受け取ったのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 すれ違ったままぶつかり合った思いは、光の中に消えてしまって。
 手探りで進んで行く道が、本当に正しいのかどうか、迷う時もきっとあるけど。
 立ち止まらずに駆け抜けた足跡は、きっと自分のこれからにつながっていくはずだから。

●ストーリー
 ジュエルシードから放たれた閃光と衝撃に吹き飛ばされる二人。
 破損したバルディッシュにかわり、素手で封印を図るフェイト。
 怪我を負い、意識を失いながらも封印に成功する。
 フェイトを抱き上げ、去っていくアルフ。

 夜、こちらも破損したレイジングハートを心配するなのは。

 一方フェイトも部屋でアルフに怪我の治療を受けていた。
 明日は母親に会うから早く治さないと、と微笑むフェイト。

 その頃、次元空間内を航行する船があった。
 なのはとフェイトがジュエルシードを取り合った際に発生した衝撃と閃光。
 それを察知し、調査のために向かっている時空管理局の艦船「アースラ」である。

 母の住まう別次元にある「時の庭園」を訪れたフェイトは、
 持ってきたジュエルシードの数が少ないと、母により鞭と叱責を受けていた。
 邪魔者を排除するように言いつけ、立ち去る母・プレシア。

 傷ついたフェイトに駆け寄るアルフ。
 プレシアの行為に憤るアルフに、フェイトは自分が失敗したのがいけなかったとなだめる。
 そして、改めて強い意志を持ってジュエルシード回収へと向かう。

 夕刻、学校帰りに回復したレイジングハートをユーノから受け取るなのは。

 そして再びジュエルシードが発動する。
 樹木のようなモンスターとなり、周囲に攻撃を加えたり、
 防御魔法を使ったりする今までにないタイプ。
 フェイトとなのはは結果的に共闘するような形で封印に成功する。

 どちらがそのジュエルシードを手に入れるか。
 自分が勝ったら話を聞いて欲しいと申し入れるなのは。
 再び二人の魔導師がぶつかり合うかに見えたその時。

 二人の間に割ってはいる黒髪の少年。
 「時空管理局執務官、クロノ=ハラオウンだ…詳しい事情を聞かせてもらおうか?」

●キャプ詰め
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40名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 01:00:34 ID:yZLmQXCs
■第8話「それは大いなる危機なの?」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
 受け取ったのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 新たな出会いをきっかけに、再び動き出す運命。
 迷いの森を進んで行く、想いを照らす小さな光は、きっと、心の中にある。
 信じて進むと決めたから、行く先は、たとえ暗闇の空でも……

●ストーリー
 時空管理局執務官クロノ=ハラオウンを名乗る少年は、二人に戦闘の停止を要求するが、
 アルフは彼に攻撃を仕掛ける。爆発の中、ジュエルシードを奪おうとするフェイトだが、
 クロノに射撃魔法で狙撃され、気を失いかける。
 なのはがフェイトをクロノからかばおうとする隙に、アルフはフェイトを連れ逃走。
 ジュエルシードを回収したクロノは、事情聴取のためになのはとユーノを伴って
 時空管理局の艦船「アースラ」に帰還する。

 時空管理局についてユーノに説明してもらうなのはだが、今ひとつ判ってない様子。
 そしてクロノに言われてフェレットから少年の姿に戻ったユーノに、驚くなのは。
 知ってるものと思っていたので、焦るユーノ。呆れるクロノ。

 なぜか妙な和風趣味の応接室で待っていたのは、アースラ艦長のリンディ提督。
 なのはとユーノはこれまでの事情を説明する。
 一方、リンディ達からはジュエルシードが「ロストロギア」と言われるもので、
 いくつもの並行世界を壊滅させる危険があることを知らされる。
 そのため、今後ジュエルシードの回収は、時空管理局が担当すると告げられる。
 自分達で集めると決めたことや、フェイトのこともあり、釈然としない二人。
 また明日話をすることとなり、地上に戻るなのはとユーノ。
 ユーノは、普段はこっちの方が便利と、再びフェレットに戻るのだった。

 一方、負傷に苦しむフェイトを見て居たたまれなくなったアルフは、
 母親の命令など聞かず、逃げようと訴えるが、フェイトは母のためだけでなく、
 自分のためにも投げ出せないと……

 夜、なのはとユーノは、リンディらにジュエルシード回収への協力を申し出る。
 指示を守ることなどを条件に、それを認めるリンディ。
 そしてなのはは、魔法のことは伏せつつも、母の桃子に事情を話し、
 「大切な友達と始めたことを最後までやり遂げるため」に、家を空けると告げる。
 心配しつつも、娘の決意の固さを感じた桃子は、なのはを送り出すのだった。

 同じ頃、傷未だ癒えぬフェイトも、アルフを伴ってジュエルシード探索に向かう。

 そして時の庭園でフェイトを待つ母プレシアは呟く。
 アルハザードが、私たちの救いの地が待っている、と……

●キャプ詰め
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41名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 01:01:53 ID:yZLmQXCs
魔法少女リリカルなのは ストーリー紹介

■第9話「決戦は海の上でなの」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
 受け取ったのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 巡り会いは嵐の中。
 ふれあう事のできない想いも、届かない言葉も、願いも悲しみも、分けあいたいと思ったから。
 伝えたい気持ちがあります。
 世界にたった一人だけの、あなたの心に……

●ストーリー
 学校をお休みし、アースラに臨時局員として乗り込んだなのはとユーノ。
 局員達の協力もあり、順調にジュエルシード回収を進める。
 一方のフェイト達も管理局の捜索を避けながらも、ジュエルシードを回収していた。

 アースラ艦内でおやつを食べながら、互いに自分の家族のことを話すなのはとユーノ。
 ジュエルシードの問題が片付いたらもっといろいろ話をしようと約束する。
 しかし、それは同時に、別れの時でもある……
 その時、アラートが鳴り響く。
 フェイトが海中のジュエルシードを強制発動させ一気に封印するために、
 大規模な魔法を使っているのが発見されたのだ。
 狙い通り、残りの6つのジュエルシードが発動。
 魔力が尽きそうになりながらも、封印しようとするフェイト。
 だがそれは、あまりに無謀な計画だった。

 管理局はそれを見越し、フェイトの自滅を待つ作戦に出た。
 現場に行きたいと申し出るなのはだったが、却下されてしまう。
 フェイトが心配ななのはの気持ちを察したユーノは、念話でなのはに
 自分が転送するので行ってと伝える。クロノの静止を振り切って出撃するなのは。

 フェイトの元に向かったなのはは、一緒にジュエルシードを封印することを提案、
 フェイトに魔力を供給する。
 そして6つのジュエルシードはきっちり半分ずつにしようと。

 高い魔力を持つ二人の攻撃とユーノとアルフのサポートで、封印は成功する。

 そんな中、なのはは自分の気持ちに気付き、フェイトに伝える。
 「友達になりたいんだ」

 しかしその瞬間、プレシアの放った次元跳躍魔法がアースラ、そしてなのは達を襲う。
 直撃を受けて落下するフェイトを助けたアルフは、その隙にジュエルシードへ手を伸ばす。
 だが、現れたクロノが素早く3個を確保するのだった。
 爆発を起こし、それに紛れてフェイトを連れて逃走を図るアルフ。
 アースラはプレシアの攻撃の影響でセンサーなどがダウン、逃げられてしまう。

●キャプ詰め
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  ↑の左から3つ、上から3つ目のシーンが例の有名な?AAの元ですw
42名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 01:04:18 ID:yZLmQXCs
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■第10話「それぞれの胸の誓いなの」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
 受け取ったのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 何度も出会って、ふれあっているのに、私達はまだ、何も分かりあえていない。
 答えを聞きたいから、分けあいたいから、真っすぐ立ち向かう事を決めて。
 迷いを振り切って、胸に宿った自分の魔法をただ信じて。

●ストーリー
 リンディから前回の無断出撃について叱られるなのはとユーノ。
 管理局はクロノとエイミィの調査で、事件の黒幕を突き止める。
 違法な実験によって事故を起こし、中央を去って足取りが掴めなくなっていた
 かつての大魔導師プレシア・テスタロッサ。彼女の目的とはなんなのか―――。

 一方のフェイトは、再び母プレシアの厳しい叱責と、鞭を受けていた。
 その脳裏には、白い服の少女の言葉。「ともだちに、なりたいんだ…」
 愛する母によって傷つけられるフェイトの姿に、アルフはプレシアに対して敵意を抱く。

 庭園地下で一人ジュエルシードを眺めながら吐血するプレシア。
 「もう時間がないわ…わたしにも、アリシアにも」

 そこへアルフが現れ、プレシアに襲いかかる。
 バリアを破り、掴みかかるアルフだったが、逆に反撃を受け重傷を負ってしまう。
 とどめを刺そうとするプレシアに、辛くも転移で逃げるアルフ。

 傷ついたフェイトに更なるジュエルシード捕獲を命じるプレシア。
 そして、アルフは怖くて逃げ出したと嘘を告げるのだった。

 なのはの家を訪れ、桃子達に家を空けていたこれまでの状況を説明するリンディ。
 もちろん、真実は語れるわけもなく、見事なまでの嘘八百。
 あっけにとられるなのはにリンディは、ご家族を心配させないための気遣いだと。

 その頃、車で帰宅途中のアリサは、山中で怪我をした大型の犬?を見つけ、保護する。
 それこそ、怪我が元で人間の姿を維持できなくなったアルフであった。
 翌日そのことを聞いたなのはは、ユーノ共にアリサの家を訪れる。

 ユーノを通じ、フェイトを助けることを条件に、クロノらに全ての事情を語るアルフ。
 管理局は、事件の元凶プレシア逮捕へとその任務を変更。
 なのはも改めてフェイトを助けるために協力を申し出るのだった。

 アリサ、すずかと共に久しぶりの楽しいひとときを過ごすなのは。
 決意を固め、吹っ切れた様子のなのはに、友人達も安心する。
 夜、家族との何気ない、でも大切なひとときを過ごしたなのは。

 翌早朝。ユーノ共に家を出るなのは。途中でアルフも合流してくる。
 目指すは臨海公園。そこにフェイトも現れる。
 出会ったあの日のように、対峙する二人の魔法少女。
 アルフの説得にも応じないフェイト。
 なのはは、互いの持つ全てのジュエルシードを賭けた戦いを申し出る。

 「わたしたちの全ては、まだはじまってもいない…。
  だから、本当の自分をはじめるために…。始めよう、最初で最後の本気の勝負!!」

●キャプ詰め
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43名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 01:05:07 ID:yZLmQXCs
魔法少女リリカルなのは ストーリー紹介

■第11話「思い出は時の彼方なの」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
 信じたのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 自分で決めた事は、曲げられない気持ち、逃げたくない気持ち。
 少しだけど分かるから。
 だから今、最初で最後の本気の勝負。
 自分の魔法の全てを賭けて!
 何度でも伝えるよ、笑顔を見せてほしいから。

●ストーリー
 なのはとの戦いが始まる刹那、フェイトは優しかった母の姿を思い出していた。
 しかし記憶の中の母は、自分のことを「アリシア」と呼んでいて……
 そして、”最初で最後の本気の勝負”が始まる。
 
 一方管理局では、クロノとフェイトが二人の戦いを見守っていた。
 フェイトが帰還する際に、その根拠地を、プレシアの居場所を尽きとめるために……

 まだ暗い洋上に、二人の魔法が飛び交う。
 攻撃し、防御し、互いの次の手を読み合い、フェイントを仕掛ける。
 魔力が大きいだけの素人だったなのはは、短い間に驚異的な成長を遂げていた。
 迷っていたら負ける。フェイトはそう感じ、最大の攻撃魔法を放つ。
 フォトンランサー・ファランクスシフト。無数の光刃がバインドで動けないなのはを襲う。
 しかし、その攻撃を耐えきり、ディバインバスターで反撃するなのは。
 辛くもそれに耐えたフェイトだが、既になのは、自身の最大の攻撃魔法の準備を終えていた。
 「これが私の全力全開!スターライトブレイカー!!」
 周辺に漂う魔力の残滓をもかき集めて放つ、全力全開の砲撃の光がフェイトを包む……

 非殺傷設定の純粋魔法攻撃により、 魔力をあらかた削られ、失神して海に落ちるフェイト。
 自身も大きく魔力を消耗しつつも、海に飛び込みフェイトを助けるなのは。
 「私の勝ち、だよね?」「そう…みたいだね…」ジェルシードを排出するバルディッシュ。

 その時、プレシアの次元跳躍魔法がフェイトを襲う。
 致命的な損傷を受けるバルディッシュ。フェイトのジュエルシードも奪われてしまう。
 だが、プレシアの魔法の痕跡からその居場所、時の庭園の位置を突き止める。

 捕縛されアースラに連行されたフェイトは、ブリッジでリンディらに引き合わされる。
 母親が逮捕されるところを見せるのは忍びないとフェイトを別の部屋へ移そうとする
 リンディだったが、その時逮捕に向かった武装局員らの映像に映ったのは……
 透明の円筒形のカプセルの中に浮かぶ、フェイトによく似た少女の姿。
 そして明らかになるプレシアの過去、フェイトの出生の秘密。
 彼女はプレシアの実の娘で、事故で亡くなったアリシアを蘇らせようとして作った、
 人造生命体だったのだ。更に追い打ちをかけるように続けられる「母」の言葉。
 つくりもの、人形、にせもの。 「あなたが大嫌いだったのよ」 崩れ落ちるフェイト。

 プレシアは、死んだ娘を、幸せだった過去を取り戻すため、
 9つのジュエルシードを起動、次元震を発生させる。
 失われた禁断の秘術が眠る、伝説の忘れられた都「アルハザード」へ向かうために。
 クロノはプレシアを止めるべく、時の庭園へと出動する。

 茫然自失となったフェイトを抱きしめながら、モニターを見上げるなのは。
 そこには狂気の混じった笑い声をあげるプレシアが映し出されていた……

●キャプ詰め
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44名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 01:06:02 ID:yZLmQXCs
魔法少女リリカルなのは ストーリー紹介

■第12話「宿命が閉じる時なの」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
 信じたのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 想いが壊れても、願いが遠くても、ずっと、そばにあった優しさを忘れないで。
 支えてくれた心があって、あなたの笑顔を、待ってる人がいる。
 想いを込めて、願いをかけて。

●ストーリー
 フェイトをアルフに託し、クロノと合流して時の庭園へ向かうなのはとユーノ。
 その前に機械仕掛けの傀儡兵達が待ち受けていた。撃破しつつ進むクロノ。

 一方、呆然自失のフェイトに、なのは達を手伝ってくると告げ、立ち去るアルフ。
 入れ替わりで意識を取り戻したフェイトは、いままでの事を回想する。
 母のこと、すっと傍にいたアルフのこと。そして白い服の少女のこと。
 自分にまっすぐ向き合ってくれた少女の言葉が、フェイトの中で蘇る。
 「わたしたちのすべては、まだ始まってもいない」
 ぼろぼろになった愛杖・バルディッシュに語りかけるフェイト。
 「そうなのかな?バルディッシュ。私、まだ始まってすらいなかったのかな?」
 傷ついたバルディッシュが、主の想いに応える。 その姿に決意を固めるフェイト。
 「本当の自分を始めるために、今までの自分を終わらせよう」
 リカバリーを終えたバルディッシュを手に、黒衣の少女も時の庭園へと向かう。

 プレシアを捕縛に向かったクロノと別れ、庭園の駆動炉を目指すなのは達は、
 次々と襲いかかる傀儡兵に苦戦を強いられていた。
 ピンチに陥ったなのは。だが飛来した雷撃が、一撃の下に傀儡兵を破壊する。
 驚くなのは達の前に姿を現すフェイト。 そこへ大型傀儡兵が出現。強敵。
 「だけど二人なら…」フェイトの言葉に笑顔で何度もうなずくなのは。
 二人同時のフルパワー攻撃は大型傀儡兵を吹き飛ばし、庭園外壁をも貫く。
 なのはとユーノは駆動炉へ。フェイトとアルフはプレシアの元へ。

 駆動炉に到着したなのは達を、駆動炉を守る大量の傀儡兵が待ち受ける。
 なのはを守ろうと前に出るユーノになのはは伝える。
 いつも一緒にいて、守ってくれたから。背中がいつも温かいから。だから戦えると。
 敵をユーノにまかせ、駆動炉の封印に入るなのは。

 プレシアに次元震の発生を押さえ込んだことを告げるリンディ。
 伝承にしか過ぎない、あるかどうかも知れないアルハザードを信じるプレシアを
 咎めるリンディに、アルハザードへの道は存在すると返すプレシア。
 そして「こんなはずじゃなかった世界のすべて」を取り戻すと。

 その言葉をプレシアの元に到着したクロノが否定する。
 「世界はいつだってこんなはずじゃないことばかりで、ずっと昔から、誰だって、いつだってそうなんだ!」
 「不幸から逃げるか戦うかは個人の自由だが、他人を巻き込む権利 は誰にもない!」

 そこにフェイトも到着する。
 「もう用はない」と拒絶するプレシアに、フェイトは自分の想いを語りかける。
 私はあなたのアリシアではないが、あなたは私の母親だと。
 そして、あなたが望むなら、私は世界中の全てからあなたを守ると。
 しかし差し伸べられたフェイトの手が取られることはなく。
 「一緒に行きましょうアリシア。今度はもう、離れないように……」
 プレシアはアリシアと共に、虚数空間へと落ちていった。
 エイミィの避難を叫ぶ声が響く中、時の庭園は急速に崩壊していく……

●キャプ詰め
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45名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 01:06:53 ID:yZLmQXCs
魔法少女リリカルなのは ストーリー紹介
■第13話「なまえをよんで」

●アバンタイトル(OP前)ナレーション
 それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
 信じたのは勇気の心。
 手にしたのは魔法の力。
 願ったのは、小さな想いが届く事。
 旅立ちの始まりは、きっといつも悲しくて。
 だけど、想いはきっと通じあえたから……
 だから、「さよなら」はきっと、「はじまり」の言葉……

●ストーリー
 プレシアが落ちていった虚数空間を呆然と見ていたフェイトだったが、
 その周囲にも崩壊が及んでいく。そこへ天井を貫いて現れたなのはが手を差し伸べる。
 一瞬の躊躇の後、手を伸ばして飛ぶフェイト。 二人の手がしっかりとつながれる……

 アースラに収容された一同だが、次元干渉犯罪の重要参考人として
 護送室に隔離されてしまう、フェイトとアルフ。
 フェイトが気になるなのはは、クロノにフェイトがどうなるのかを訪ねる。
 通常なら数百年の幽閉になる罪だが、フェイトの意志ではなかったこと等の
 状況を考えて、罪に問われない方向で上を説得していくので任せろとクロノ。
 「クロノ君ってもしかしてすごく優しい!?」真っ赤になって反論するクロノと、苦笑するユーノ。

 なのはの世界への転移が可能になり、帰宅することになるが、
 ユーノの世界へは次元震の余波が続いており帰れない。
 今まで通り家で暮らせばいいと勧めるなのはと、それを受けるユーノ。
 そして別れの日。クロノやリンディらと再会を約して、帰宅するなのは。
 家族や友人との再会。戻ってくる日常。ただ気がかりは、綺麗な瞳のあの子のこと…

 数日後、なのはの元にクロノから連絡が来る。
 フェイトの身柄は本局に移され裁判を受けること。ほぼ間違いなく無罪になること。
 そしてその前に、少し会えるということ。

 早朝の海辺の公園で、普段着のフェイト、クロノ、アルフと会うなのはとユーノ。
 フェイトとなのはは二人で話をする時間をもらえる。
 そしてフェイトは、いつかの「友達になりたい」というなのはの言葉への返事を伝える。
 友達になりたい、だけど友達になる方法がわからないというフェイトに、
 友達になるのはすごく簡単と微笑みながら答えるなのは。
 「名前を呼んで。はじめはそれだけでいいの」
 君とかあなたとかでなく、ちゃんと相手の目を見て、はっきり名前を呼べばいい、と。
 「なのは…な、の、は……なのは」「うん、うん…」
 微笑み、何度もうなずき返し、フェイトの手を取り、そして泣き出すなのは。
 フェイトは友達が泣いていると自分も悲しいと告げ、抱き合い、そして涙する。
 きっとまた会える。会えたらまた名前を呼び合う。二人は約束を交わす。
 「なのはに困ったことがあったら、今度は私が助けるから」微笑むフェイト。
 その様子を見ていたアルフは、フェイトの微笑みに涙を流す。慰めるユーノ。

 約束の時は過ぎ、別れの時間がやってくる。
 お互いに髪を結わえていたリボンを交換するなのはとフェイト。
 「またね」 手を振りながら転移魔法で消えていくフェイト、アルフ、クロノ。

 かくて、平凡な小学三年生に起こった小さな事件は終わりを告げ、それぞれの日常が続いていく。
 フェイトのリボンで学校に通うなのはと、なのはのリボンを結んでみるフェイト。

    転んだり、迷ったりするけれど、私は笑顔でいます。元気です。

●キャプ詰め
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