<<フェイト・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのはA's>>ストーリー紹介
■第11話「思い出は時の彼方なの」
●アバンタイトル(OP前)ナレーション
それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
信じたのは勇気の心。
手にしたのは魔法の力。
自分で決めた事は、曲げられない気持ち、逃げたくない気持ち。
少しだけど分かるから。
だから今、最初で最後の本気の勝負。
自分の魔法の全てを賭けて!
何度でも伝えるよ、笑顔を見せてほしいから。
●ストーリー
なのはとの戦いが始まる刹那、フェイトは優しかった母の姿を思い出していた。
しかし記憶の中の母は、自分のことを「アリシア」と呼んでいて……
そして、”最初で最後の本気の勝負”が始まる。
一方管理局では、クロノとフェイトが二人の戦いを見守っていた。
フェイトが帰還する際に、その根拠地を、プレシアの居場所を尽きとめるために……
まだ暗い洋上に、二人の魔法が飛び交う。
攻撃し、防御し、互いの次の手を読み合い、フェイントを仕掛ける。
魔力が大きいだけの素人だったなのはは、短い間に驚異的な成長を遂げていた。
迷っていたら負ける。フェイトはそう感じ、最大の攻撃魔法を放つ。
フォトンランサー・ファランクスシフト。無数の光刃がバインドで動けないなのはを襲う。
しかし、その攻撃を耐えきり、ディバインバスターで反撃するなのは。
辛くもそれに耐えたフェイトだが、既になのは、自身の最大の攻撃魔法の準備を終えていた。
「これが私の全力全開!スターライトブレイカー!!」
周辺に漂う魔力の残滓をもかき集めて放つ、全力全開の砲撃の光がフェイトを包む……
非殺傷設定の純粋魔法攻撃により、 魔力をあらかた削られ、失神して海に落ちるフェイト。
自身も大きく魔力を消耗しつつも、海に飛び込みフェイトを助けるなのは。
「私の勝ち、だよね?」「そう…みたいだね…」ジェルシードを排出するバルディッシュ。
その時、プレシアの次元跳躍魔法がフェイトを襲う。
致命的な損傷を受けるバルディッシュ。フェイトのジュエルシードも奪われてしまう。
だが、プレシアの魔法の痕跡からその居場所、時の庭園の位置を突き止める。
捕縛されアースラに連行されたフェイトは、ブリッジでリンディらに引き合わされる。
母親が逮捕されるところを見せるのは忍びないとフェイトを別の部屋へ移そうとする
リンディだったが、その時逮捕に向かった武装局員らの映像に映ったのは……
透明の円筒形のカプセルの中に浮かぶ、フェイトによく似た少女の姿。
そして明らかになるプレシアの過去、フェイトの出生の秘密。
彼女はプレシアの実の娘で、事故で亡くなったアリシアを蘇らせようとして作った、
人造生命体だったのだ。更に追い打ちをかけるように続けられる「母」の言葉。
つくりもの、人形、にせもの。 「あなたが大嫌いだったのよ」 崩れ落ちるフェイト。
プレシアは、死んだ娘を、幸せだった過去を取り戻すため、
9つのジュエルシードを起動、次元震を発生させる。
失われた禁断の秘術が眠る、伝説の忘れられた都「アルハザード」へ向かうために。
クロノはプレシアを止めるべく、時の庭園へと出動する。
茫然自失となったフェイトを抱きしめながら、モニターを見上げるなのは。
そこには狂気の混じった笑い声をあげるプレシアが映し出されていた……
●キャプ詰め *縦横比おかs(ry
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