■第6話「わかりあえない気持ちなの?」
●アバンタイトル(OP前)ナレーション
それは、平凡な小学三年生だったはずの私、高町なのはに訪れた小さな事件。
受け取ったのは勇気の心。
手にしたのは魔法の力。
信じた思いが強いほど、譲れない思いは強くなって。
だけど、伝えあう事は諦めたくないから。
何も分からないままは、嫌だから。
●ストーリー
ジュエルシードのこと、フェイトのこと、敗北のこと。ひとりで思い悩むなのは。
学校でもそれは変わらず、どこか上の空でアリサを怒らせてしまう。
なのはを怒鳴りつけて教室を飛び出したアリサを追かけ、諭すすずかに、
なのはが悩んでいるのに自分達に何も言ってくれないことや、
例え何も出来なくても一緒に悩んであげたいことなどを告げるアリサ。
バイオリンのお稽古があるすずか、アリサと別れ、一人寂しく家路に着くなのは。
一方すずかとアリサは、車中でそれぞれの過去と三人の出会いを思い出していた。
気が弱くて思ったことも言えず、何を言われても言い返せなかったすずか。
我が儘で強がりで、クラスメートをからかっていたアリサ。
ある日アリサは、すずかの大切にしていたヘアバンドを取り上げてからかっていた。
その時二人の間に割って入り、アリサの頬を叩いたのがなのはだった。それが出会い。
その話をきっかけとして、なのはとの和解を勧めるすずかにアリサは、
気持ちを分け合えない寂しさと、親友の力になれない自分に、
ずっと怒りながらなのはを待っている、と話すのだった。
一方自宅で休憩中のフェイト達。
フェイトは食事にほとんど手を付けず、ベッドに横たわっている。
心配するアルフに微笑みかけて、ジュエルシード探索へと出かけていく……
そして再びジュエルシードを前に対峙することになるなのはとフェイト。
アリサとすずかとも、始めは分かり合えていなかったことを思い出し、
改めてフェイトに自己紹介するなのはだが、フェイトは黙って襲いかかってくる。
結界の中、市街地のビルの谷間で空中戦を繰り広げる二人の魔導士。
フェイトの機動性に対するため、新しい魔法を生み出したなのは。その戦いは互角。
なおも言葉にしないと伝わらないこともきっとある、と語りかけるなのはに、
ジュエルシード集めの理由を語り出しそうになるフェイト。
しかし、アルフに止められてしまう。
ジュエルシードを手に入れんと、同時に杖を近づけたその瞬間。
二人の杖に亀裂が走り、衝撃と閃光が広がって辺りを包んでいく―――。
●キャプ詰め
ttp://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_011542.jpg