こちらスネーク、桃月学園に潜入した!2

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328名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/30(火) 14:51:02 ID:MPPQmi3A
保守しませう
329名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/15(水) 02:28:12 ID:mMcnPURV
ふじよ
330名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/02(日) 18:37:32 ID:isl4g+Ot
浮上
331名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/23(日) 03:11:46 ID:Raa0+WQV
アムザックさん続きやらないかな〜
332SSSS ◆5bvXD5tJBA :2008/11/29(土) 03:13:38 ID:/QvItS7G
お久しぶりです。
暇に前スレをHTML化してみました。
未編集のままですが見れればいい人なら誰でもOKということで。
ちなみに『総集編(仮)』のほうはちょっと・・・。

ttp://www.geocities.jp/peachmoonalternative/anichara_snake_1132496891.html

そういえばアムザック氏も今年は生存確認していたらしいような希ガス・・・。
最近はこっちで忙しいからかな?
333名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/15(月) 18:03:23 ID:WVaHpusf
浮上させまう
334名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/30(火) 00:57:09 ID:TKHE2X2G
浮上
335名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/11(日) 06:33:59 ID:04TUN8pn
age
336名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/03(火) 16:28:06 ID:CsfAr7BU
age
337名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 07:56:30 ID:ZP+ObKlg
AGE
338SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:05:44 ID:nCuqPKkn
SSSSです。大変お待たせいたしました。
METAL GEAR SOLID 〜PEACH MOON ALTERNATIVE〜
今回はクライマックスに向けて初となる総集編の投稿を始めることになりました。

本編の続きについてはいずれは生きている限りWEB版で展開しようと思います。
なので、今はこの総集編を中心にいろいろと展開すればいいのですが、
改めて物語を振り返るのもいいかなと自分自身はそう信じています。
ちなみに次回の総集編はちゃんと決まっているのですが、次々回は本当に正念場だそうですww

では、総集編第1回目を公開します。
339SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:07:11 ID:nCuqPKkn
(ナレーションによる朗読が始まる。)
 
 
20XX年、日本。
 
その頃スネークは学園の恐るべき罠にはまっている・・・。
 
ザ・一条率いる「桃月春の十結集」の陰謀。
 
それに関連するかのように、学園に取り巻く謎の生命体。
 
「M25マタンゴ星人」。
 
彼らこそが後に融合体となって「新型桃月ウィルス」となり、
 
再び平和なこの学園に恐怖と絶望を振わせる悪玉に過ぎない。
 
「宇宙一条祭」という壮大な祭が行われるその時まで。
 
スネークは、生け贄にされようとしている。
 
運命を照らし出す満月の夜に・・・。
 
 
 
METAL GEAR SOLID 〜PEACH MOON ALTERNATIVE〜
 
総集編

 
ACT 1 PEACH MOON ATTACK
 
 
反メタルギア財団「フィランソロピー」。
「シャドーモセス島事件」以降、
次々と世界各地に発生する亜種のメタルギアを廃棄すべく立ち上がった組織。
スネークとオタコンの2人編成で構成されている小規模な団体に、
日本から依頼のメールが届いた。
メールと共に依頼指示をされたのは。かつて「シャドーモセス島事件」で作戦指揮として参加し、
スネークと共に関わりのある旧FOXHOUNDの総司令官。
ロイ・キャンベル大佐。
何故、彼が「フィランソロピー」に入ったのか?
その理由もわからないまま、スネークに任務の依頼を受ける。
340SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:09:36 ID:nCuqPKkn

(第01話より)


大佐「今回君に任務を依頼するのは、珍しく日本からだ。
    しかも依頼してきたのは、若くも11歳の先生だ。」
スネーク「日本に偉いお子様からか?」
大佐「レベッカ宮本。アメリカ在住でありながら、日本人の父とアメリカ人の母を持つハーフ。
    10歳という若さでかのMITで学位を取り、以後、日本にて高校教師として今に至る。」
スネーク「子供にしてはまだ早い方じゃないのか?」
大佐「MITでは今回10代で学位を取得するのは設立後以来だと聞いている。
    しかし、誰もが驚かれるほどではなかったらしい。」
スネーク「で、そのレベッカ宮本の所属する学校というのが。」
大佐「桃月学園。日本国内にある都内の私立高校だ。
    もともとは男子制の高校だったが。共学になった最近では女性のほうが圧倒的に多い。」
スネーク「まさに男子生徒にとっては花園みたいな学校だな。で、そのレベッカ宮本から来た内容は?」
大佐「以前、学園内で「桃月風邪」という見知らぬ病気が発生した。主な感染源はその学園のある桃月市内らしい。」
スネーク「学校から感染するとは珍しいことだな。」
大佐「感染した生徒は脳に刺激を与え、
    無意識に混乱が生じる「ランニング・ハイ」によって悪化するケースが多いという。
    以後、レベッカ宮本はこの風邪の病原体は「桃月ウィルス」と判明。
    各組で学級閉鎖になるなどといった行為が見られたが、規模はそれほどに低かったようだ。」 
スネーク「桃月ウィルス?」
大佐「しかし、今日になって再び学園内に「桃月ウィルス」が発生したらしい。
    しかも、今までとは違うタイプの新型だと確認している。
    今や、新型に成り代わった桃月ウィルスそのものが学園としては悪質な存在になっている。」
スネーク「FOXDIEとは違うのか?」
大佐「われわれがシャドーモセス事件に発覚したFOXDIEとは違う性質だ。
    が、今回レベッカから頂いた情報はFOXDIEとは似た分、違う意味での特徴になっていることだ。」
スネーク「じゃあ、その「新型桃月ウィルス」とはいったいなんだ?」
大佐「その情報についてはレベッカ本人に逢ってみないとわからないらしい。
    情報によると、ウィルスが円満している間は、衛星上の電波を読み取れないことが先程わかったばかりだ。
    むしろ、どんな最新鋭の機器を用意しても情報処理の解析は出来ない。」
スネーク「ということは、自分の目で確認しろと?」
大佐「その通りだ。以後レベッカが送られて来た情報はそれだけだ。
   いずれまた新しい情報は来るだろう。
   それでも仕方ない場合は、君の単独潜入が頼りになる。」
スネーク「じゃあ、レベッカは我らに対して挑戦状を果たしているのでは?」
大佐「それもありだと言えるだろう。
   ウィルスが発覚したという想定でありえる事件ではない。
   必ず裏に何かがある。」
 
 
新型桃月ウィルス。
耳慣れないその病気の名前にスネークは戸惑いを隠せない。
彼がFOXDIEというプログラムウィルスに侵されながらも、
リキッドとの因縁の決着がつかない限り、
この残酷な争いは永遠に終わらないと確信しながら・・・。
 
341SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:11:25 ID:nCuqPKkn
■PM 7:00  日本 東京湾のとある場所。
 

フィランソロピーの主力潜水艦「ディスカバリー」。
かつて「シャドー・モセス島事件」に利用されていたこの潜水艦から、
一隻の小型潜水艦が発射される。
スネークは単独で東京湾から潜入し、学園のある東京都大田区桃月市を目指す。
シビアかつ、極めて耐久力の求められる潜入方法ではあるが。
目的地までにたどり着くにはそれしか無いのだ。
 
 
■PM 7:30  地下水路
 
 
桃月市内のとある地下水路。
初めて日本の地に足を踏み込むスネークに突然、一人の少女が姿をあらわす。
  
 
(第01話より)


???「不幸ですね・・・。」
 
カシャッ

(すぐM9(麻酔銃)を取りだし、声が聞こえた方向に向かって銃を向ける。)

スネーク「誰だ!?」

(喪服姿の少女。スネークが銃を打つ構えを見た瞬間に驚く。)

突然スネークの前に現れたのは、見習い疫病神の幼い少女「妙子」。
彼女がウィルスに侵略された桃月学園から自力で逃げ出した、
最初の被害者である。
 

(第01話より)
 
 
スネーク「なぜ、ここの地下水路に居座っている?」
妙子「ウィルスにやられたくないのでここにいたままです。」
スネーク「ウィルス?この学園にウィルスが巻かれているって本当なのか?」
妙子「はい。本当です・・・。」
スネーク「じゃあ、先生の言っていることは本当なんだな?」
妙子「せ・・・先生って?」
スネーク「ああ。
     俺は新型の「桃月ウィルス」がこの学園で発生したという報告を聞きつけ、
     ここにやって来たその一人だ。」
妙子「じゃあ、あなたは「桃月ウィルス」を駆除ためにやって来た正義の味方なんですね?」
スネーク「正義の味方?」
妙子「あなたは私を守ってくれる正義の味方です。
    私は疫病神の見習いだけど。何か出来ることがあればなんでもします。
    だから今日だけ、あなたの頼りになるかと思い決めました。」
スネーク「おい、いくら正義の味方といっても。
     疫病神の見習いがいる限りは味方でも容赦はしないぞ。」
妙子「妙子は不幸でなければいけない子なんです。それ以上は・・・。」
スネーク「・・・。
     まあ、最初は不幸中の幸いはなったのはいいんだがな。」
妙子「は、はぁ…。」
342SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:16:36 ID:nCuqPKkn
(第02話より)

 
■PM8:10  桃月学園 校舎


(夜。しとしとと雨が降っている桃月学園の校舎。
制服に砲弾ジョッキを装備し、武器に水鉄砲を構え、
頭にキノコが生えている生徒達が学園校舎あたりを見張っている。
スネークと妙子は樹木に隠れて敵の様子を伺っている。
スネークの右肩のポケットから超小型のMP3プレーヤーを妙子に渡す。)

スネーク「さあ、コレを取り付けるんだ。」
妙子「なんですかこれは?」
スネーク「イヤホンを正しく付けたら、再生ボタンを押してみろ。我々の心優しきボスがお待ちかねだ。」
妙子「は・・・はぁ・・・。」

(初めて最新の道具に触れる妙子。少し緊張している。)
343SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:17:54 ID:nCuqPKkn
■無線内


スネーク「こちらスネーク。大佐、無事にスニークポイントに到着。」
大佐「良好だ、スネーク。」
スネーク「大佐、丁度いい客がひとりいる。」
大佐「誰だ、その客は?」
妙子「あ・・・あの・・・はじめまして。」
大佐「誰だこの子は?」
スネーク「妙子という子だ。
      さっきから不幸、不幸とうるさくて、何か俺を不幸呼ばわりさせているらしい。」
妙子「あの・・・この方は不幸なんですか?」
大佐「そんなに私が不幸なのかね?君は。」
妙子「い・・・いえ。」
スネーク「大佐。この子は潜入作戦(スニーキング・ミッション)として参加するのは初めてらしい。
      この子もできれば役に立つと思うのだが・・・。」
大佐「たかが関係のない子供を作戦に参加させるわけにはいかない。
    スネーク、我々の目的は新型の桃月ウィルスを発見し駆除するのことが任務だ。
    直ちにその子を放しておけ!」
スネーク「大佐!」
妙子「あ・・・あの・・・すみません。」
大佐「何かね?」
妙子「私は不幸としてこの世に来ました。
    ウィルスに立ち向かうのはは怖いけど、スネークおじさんのおかげで自分にも勇気が沸いてきました。
    どんな不幸があっても勇気があればそれを貫くことが出来るはずです。
    私もできるかぎりスネークおじさんのお手伝いをしてあげたいです。」
スネーク「妙子・・・。」
大佐「・・・。」
妙子「お願いします!スネークおじさんを不幸にしない様に、私もお手伝いしてください!!」
大佐「・・・。」
妙子「・・・。」
大佐「確かに、その目は偽りではないだろうな?」
妙子「・・・。」
大佐「くれぐれも不幸な行動にならないよう注意してくれ。」
スネーク「大佐。ということは?」
大佐「とりあえず、妙子にはサポートメンバーとして特別に配備してもらう。
    スネークは妙子と共に隠密行動をとってくれ。くれぐれも離れないようにするんだ。」
スネーク「わかりました。」
妙子「ありがとうございます。不幸じゃないおじさん。」
大佐「わたしがか?」
スネーク「妙子。大佐に変な呼ばわりをするんじゃない。」
妙子「どうしてですか?」
大佐「いいんだ。スネーク。」
スネーク「何がですか?」
大佐「私は別に幸せでも不幸でもない普通の人間だ。誰にでもそれはあることだ。
    スネークも過去に不幸な出来事がいくらでもあるはずだ。」
スネーク「俺達は不幸なことでもこれまで生きていた。英雄(ヒーロー)にも災いはある。」
大佐「だが、いくら不幸であってもそこにある幸せとは限らない。
    ただ、その一生を背負ってはいけない罪もあるのだ。
    だから、自然なままで戦ってほしい。」
スネーク「大佐・・・了解した。」
大佐「今回のこの作戦のコードネームを「PEACH MOON ATTACK」と名づける。」
スネーク「では、「PEACH MOON ATTACK」作戦を開始する。」
344SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:24:29 ID:nCuqPKkn
不可能を可能にする伝説の傭兵と見習いの幼き疫病神。
偶然出会った2人は互いに任務を遂行し、未知の存在「新型桃月ウィルス」の脅威に立ち向かう。
その第一歩となるのが、この「PEACH MOON ATTACK」作戦である。
唯一の目的となるのは、日本の首都「東京」にある大田区桃月市唯一の私立校。「桃月学園」に忍び込み。
旧校舎内に設けられた「宮本研究室」にいるレベッカ宮本本人に会い、
新型桃月ウィルスの情報を聞き出し、解決方法を探ること。
そして、ウィルスに侵された学園をこの世から解放することにある。
だが、彼らを待ち受ける者はウィルスだけではなかった。


(第03〜04話より)


■PM 9:15  桃月学園 並木道


ザザザザ・・・


(強風吹き荒れる桃月学園の並木道。どこからしか声が聞こえる。)


???「ひょっとして、君が最初の祭候補か?」
スネーク「誰だ!?」


ザザザザ・・・


(どんどんと吹き荒れていく並木。)


???「ふふふ・・・とりあえず、君がここ桃月学園に招待されたことを祝いたいぐらいね。」
スネーク「ふざけるな!さっきから隠れないで、正体を見せろ!!」
???「正体?つまりこういうことか!」


ザザザッ


(並木に隠れていた声の主が月夜をバックにスネーク達の前に現れた。)


ヒュン!ヒュン!ヒュン!


(声の主からタロットカードが2〜3枚スネークに襲い掛かる。)


スネーク「伏せろ!」
妙子「きゃっ!!」


(妙子を抱きかかえて攻撃をかわすスネーク。)


・・・スタスタスタ


(高速でタロットカードが並木に突き刺さる。)
345SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:26:57 ID:nCuqPKkn
???「さすが伝説の戦士であるがゆえ、反射神経は高レベルか。」
スネーク「貴様は?」
???「我々新生桃月学園最大の勢力、「桃月九人祭」。
     そして、餌食するパートナーとして呼ばれし者。
     それがこの私、橘玲・・・。またの名を・・・。」

     「 7 人 目 の 魔 女 」 ! !   


「桃月九人祭」。
ウィルスとは引き換えに、学園をさらなるカオスに祭り上げる存在。
意外な強敵によって、事態は混迷を際だてる。


玲「お前が伝説の傭兵。ソリッド・スネークか。」
スネーク「なぜ、俺の名前を知っている?」
玲「噂ではな。君の活躍は既に全世界でも伝わっている。
  たった一人で危険に立ち向かう勇気強さはあまりにも有名な話だ。」
スネーク「俺はウィルスをこの世から解放し、学園に平和を取り戻す。
     その為にここに来た。お前なら何か企んでいるようだな?」
玲「さあね。過去に桃月ウィルスは発生したが、残念ながら全てが謎のまま解決したようだ。」
スネーク「謎のまま解決してしまった?」
玲「私にもわからないが、全ての根源は恐らくこの学園のどこかにあるはずだ。
  今、新型のウィルスが発生した以上。
  もう逃げる道は無い。」
スネーク「じゃあ俺達が見たものは・・・。」
玲「確かに、君達が見たものは恐らく新型のウィルスだ。
  多くの生徒達はまだウィルスに感染し始めている状態かもしれないな。
  まして、それを目にした時には既に学園中がウィルスに取り囲まれたのかもしれないね。」
スネーク「ということは、前から既に新型のウィルスが発生した?」
玲「・・・私が感染した新型のウィルスとは今までのものとは違うタイプでね。
  普通では考えられないある特殊な効能が含まれている。
  君は知っているかな?新型の桃月ウィルスは・・・ただの病原体じゃないのよ。」
スネーク「何?」
玲「時間が来ればいずれ新しい情報が入るように設定されている。
  言わば私達、誰かに操られているのかもしれないわね。」
スネーク「操られているだと?」
玲「・・・うっ!!」


ドクン・・・ドクン・・・


(突然、右手で心臓を抱え倒れそうになる玲。ウィルスによって操られている様子。)

スネーク「おいっ、どうした?!」
玲「ハァ・・・ハァ・・・」

(玲の額に「桃」という文字が赤く点滅している。)

スネーク「額の「桃」の文字が光って点滅している・・・これは?」
玲「・・・どうやら・・・君達と話をしている暇はないようだ。
  スネーク、君達に新型の桃月ウィルスのことなどを教えるわけには行かない。」


ヒュン!


(一足先に早く立ち去る玲。)
346SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:34:01 ID:nCuqPKkn
「桃月ウィルス」とは裏腹に「桃月九人祭」という存在によって。
学園の謎がさらに深まる中。作戦はひとまず最初の段階へと走る。


(第05話より)


■PM 10:00  桃月学園旧校舎  1F  ロビー


(旧校舎のロビーでは敵に察知しないよう消灯をしたまま。
ただ、非常口の誘導灯だけが不気味に光っている。)

スネーク「どこも見当たらないな。」
妙子「何か不幸なことが起きるんでしょうか?」
スネーク「まさか。まんまと罠にはめられているのかもしれないな。」
???「さすが、ソリッド・スネーク。伝説の傭兵はまだ健在ね。」
スネーク「誰だ?」
???「伝説の傭兵なら、見破るぐらいのレベルだと思うわ。
     私がステルス迷彩を装着しているならわかると思うけど。」
スネーク「ステルス迷彩だと?」


ビリッ!!


(ステルス迷彩コートを着た者。衣装が自然に破けて下半身に黒いヒラヒラ部分が微かに見える。)


???「あっ・・・衣装が!!」
スネーク「ん?」

サッ・・・

(ステルス迷彩コートを着た者が慌てて黒い部分を隠す。)


スネーク「どうした?」


(ステルス迷彩コートを着た者に近づくスネーク。どうやらわかっている様子だ。)


スネーク「一つ聞いていいか?」
???「何よ。」
スネーク「お前、衣装を着るサイズは合っているのか?何か腰に黒い部分が目立って見えるが。これは?」
???「・・・っ!!」
347SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 01:36:12 ID:nCuqPKkn
パシュン・・・フォーーン


(ステルス迷彩を解除した音。コートを着た者はスネークより身長が低い女子生徒だった。)


スネーク「ほら見ろ。どんな部分でも見えるものは見・・・え?」
???「私のどこが悪いんだよーー!!この変態野郎!!!」


ドガッ!バキッ!ボスッ!ブコッ!


(女子生徒に殴られるスネーク。かなり痛い。)


スネーク「ぬぉわぁあああっ!!」

妙子「女の不幸は怖いですぅ(泣)。」


1年B組。綿貫響。
レベッカ宮本と友に学園の危機から逃れられた。
桃月学園唯一の生徒会諜報部所属の女子生徒であり。
「フィランソロピー」に任務依頼のメールを送った一人でもある。
研究室の予備施設に引きこもっているレベッカ宮本と共に。
桃月ウィルス発生の謎とウィルスを解放する手段を探るため、ウィルスの駆除活動に参加する。
だが、ウィルスに立ち向かうメンバーが揃ったのもつかの間。
また新たな動きが彼らを襲った。
348SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 02:00:56 ID:YBCcJQjX
(第06話より)
 
(予備施設の入り口から妙子が出て来た。)
 
 
妙子「あのー。スネークさん?」
スネーク「妙子。ここにいたのか。何があった?」


(妙子から一通の手紙を渡すスネーク。)


スネーク「手紙?」
妙子「何でしょう?恐らく今は流行らなくなった不幸の手紙の再来ではないでしょうか?」
スネーク「それはどうかな・・・。」


(妙子から届いた手紙をスネークが読む。手紙にはこう記されている。)


     この間、地味な人を用意しました。
     よかったら、一階のどこかに潜んでいると思われます。自力で探してください。

     桃月春の十結集。または、

     あなたのイチ・ジョーかもしれません。     


スネーク「何だこれは?」
レベッカ「恐らく、あいつだ。」
スネーク「あいつとは何だ?先生。」
レベッカ「うちのクラスで学級委員長を担当している一条さんのことだ。」
スネーク「誰だ。その一条さんという人物とは?」
レベッカ「うちのクラスでは特に謎の多い人物だ。
     生徒達のうわさでは、現代には慣れない習慣や知識。
     それに理解不能な言葉も利用している。
     それだけじゃない。彼女には妹もいる。
     妹も同じ性格だが、お互い悪巧みなことを起られなければいいのだが・・・。」
349SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 02:02:07 ID:YBCcJQjX
スネーク「一条には妹もいるのか。」
レベッカ「しかし、問題はその一条さんが企んだ行動だ。
     前に話した姫子もその一条さんの手下になるとすれば・・・。
     「桃月春の十結集」みたいな部隊名がひそかに存在していたのかもしれない。」
スネーク「何だ。その「桃月春の十結集」というのは?」
レベッカ「さあな・・・。初めて目で見る名前だ。
     恐らく、一条さんのとった行動というのはそれの事であろう。
     何かわかったら、後で無線連絡する。」
スネーク「ついでに、手紙に書かれた地味な人っていうのも気にはなるな・・・。」
レベッカ「とにかく、一条さんの仕掛けた罠には気を付けたほうがいい。
     彼女の考えた策略は極めて困難だ。」
スネーク「大丈夫だ。困難な時でも必ず任務を遂行する。それが俺の仕事だ。」


■PM 11:20  桃月学園 1F 科学実験室


(学園内の科学実験室。
  室内は飾り物やテーブルクロスで包まれた実験台などで喫茶店をイメージしている。
  看板には「戦国メイド喫茶桃月 改」が大きく習字で書かれている。
  室内では謎の人物がメイドの格好をしたくるみに服を破かれて悲惨な姿にさらされている。)

くるみ「やめてっ!
    そんなに襲われたら私・・・。」
???「受けてみるがいい・・・
    これがジジイの闘魂注入のイグニッションだぁ!!」
くるみ「い、いやああああーーーっ!!!」


(謎の人物によって淫らな行為をさせられるくるみ。
 入り口付近で黒装束の人がひっそりと覗いていた。)


黒装束の人「スネークさん。早くしてください。
     あなたのお目当ての人が目茶苦茶にされてしまいますよ。
     地味なだけに、ジミ・ヘンドリックス・・・。」
くるみ「もうやだ〜〜この学園!!
    ららるぅぅ〜〜〜・・・(泣)」


 
ACT 1 PEACH MOON ATTACK

END
350SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/03/02(月) 02:03:45 ID:YBCcJQjX
あとがき


お久しぶりです。SSSSです。
今回、書く時間すらない唯一の打開策として「PMA」の総集編を書くことに決めたのですが。
それでも時が経つのって早いような気がするなぁ。
自分では仕事の合間とかこういった休みの日にしか執筆は出来なくなってしまったのですが、
年齢が年齢を重ねた結果これだよ(笑)
まあ、出来るだけこの妄想脚本も完結するように努力をしなければならないし。
忙しい日々をおくっているわけです。
とりあえすマターリがんばってみますです。
それで、今回の総集編では3つに分けて投稿する予定です。
今回書いたACT1では過去の作品をコピペするだけではなく、
総集編には打って付けのナレーションを付けたり、
違和感を無くすためにちょっとだけ台詞を修正あるいは追加したりと、
素直に新鮮な感じで次回以降もこのスタイルで見て頂ければいいなぁと思います。
特に、最後のくるみとジジイのヤリトリの新規台詞のネタ
時代が変わってもやるべき事は変わっていません。
これを機に、今後「PMA」のストーリーがどんな展開を見せるのか?
自分も出来るだけクライマックスに向かって執筆してみようと思います。
最後に、これを見ているアムザック氏に感謝です!
生きていたらご報告をよろしくお願いします。では、また次回。
351名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 08:13:10 ID:8cefvD+Y
アゲトコウ
352名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 20:56:12 ID:ry8T1WTp
だいぶ前に絵を貼った者だけど、またチャレンジしてみていいかな…?
353名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 10:01:48 ID:WUOElP+h
>>352
いいんじゃない?まだ容量たくさんあるし。

エロ書きたいのならこっちで

ぱにぽにエロパロスレッド9時間目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234090249/
354名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/15(水) 08:46:43 ID:UbsVENRC
浮上
355名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/30(木) 08:05:17 ID:3vLvudAl
保守!
356名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/19(火) 10:00:47 ID:sFGqURnV
まさかの浮上
357名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/05(金) 22:37:29 ID:JVSBPVQs
ほっしゅ
358名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/19(金) 10:57:36 ID:vAcb8Cij
 
359名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/06(月) 05:33:38 ID:kby8Pojj
アムザックはどこにいったのやら
360名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/20(月) 09:06:10 ID:D2QRxN7I
保守
361名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/26(日) 21:59:51 ID:pMnPbxHo
保守
362名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/07(金) 06:29:35 ID:4Q0anmvT
任務続行せよ
363名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/15(土) 01:14:44 ID:VMySMyGg
浮上
364名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/06(日) 22:18:58 ID:oFGrphY0
一体何が始まるんです?
365SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/09/20(日) 07:35:55 ID:RjiSkDrm
スネーク「こちらスネーク。大佐、山道の中で遺体らしきものを発見した。」
大佐「気を付けろスネーク。そこは、登山客の訪れる場所として有名だ。
  くれぐれも、その遺体に触れてはいかん。」
スネーク「まってくれ、大佐。」
大佐「何だ?」
スネーク「これは・・・?」
大佐「・・・?」
スネーク「大佐。いろいろ、映画ではお世話になっていたな。」
大佐「まさか!?」
スネーク「ああ、そうだ。俺達は支えになっていた者に感謝をしなくてはならない。」
大佐「スネーク・・・。」


スレとはまったく関係の無いネタですが、臼井氏が無事であることをお祈りします・・・。

366SSSS ◆5bvXD5tJBA :2009/09/20(日) 14:31:16 ID:RjiSkDrm
>>365
追記という名のチラシの裏

予定としてはまだ未定なのですが、総集編第2部はまだかかる見たい・・・。
というか、この間PCデータが完全消去されるトラブルがあって未だに書ける時間が無いみたいです。
来年には出せるという目標にしたいと思います。
それと、体調管理が気になるところですが。いつ完結するかわかりません。
正直死ぬという事は本当に怖いです・・・。
自分がもし山で遭難してこうなってしまえば、そんな感じになるかもしれません。
命というものは一生に一度しか出来ません。粗末にしないで下さい。お願いします・・・。

さて、話はPMAに戻りますが、まだまだ書ける段階にはなっていません。
終わりの構成もちゃんと考えてあるのに。外での仕事は忙しい・・・。
そんな毎日が続いています。
いろいろ長い間待たせて本当にごめんなさいです。
なんとか状況が落ち着かせるように努力する次第であります。

そんなわけで今は収穫時期もラストスパート?になるかもしれないSSSSからのお知らせであった。はぁ・・・orz
367名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/04(日) 17:52:51 ID:/+EDj7CM
保守
368名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 14:19:28 ID:Jw6PBnsL
保守
369名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/12(木) 16:25:40 ID:7RdcFQcV
いまのうちにあげとく
370名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 21:25:21 ID:GcB1F5NZ
保守
371名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/31(木) 06:11:31 ID:CmOzBtXK
大晦日挙げ
372名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 08:56:30 ID:hYXtgyTT
ぷい
373名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 08:02:25 ID:GlDkmRJ6
カキコミテスト
374名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/10(土) 05:02:54 ID:QaQVf/vx
浮上
375SSSS ◆5bvXD5tJBA :2010/04/21(水) 23:42:47 ID:l64Gzy8U
もうひとりになってしまった・・・orz
376名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/06(日) 13:44:23 ID:qWgzZR4t
浮上
377名無しさん@お腹いっぱい。
俺達のぱにぽに熱はまだ終わらない!