<<山田あす@貧乏姉妹物語>> ∴ 支援 (2/3)
【作品解説 その2】
続きです。
この『貧乏姉妹物語』の魅力、特徴として、
「視聴者の保護欲を刺激する」という点が上げられると思います。
近年、いわゆる「萌えアニメ」と呼ばれる作品群の中で、
ヒロインたちを擬似恋愛や性欲の対象として描くのではなく、
保護欲や父性本能を喚起するものとして扱っている作品が、増えてきています。
『貧乏姉妹物語』は、そんな作品群の、最たるものと言えるでしょう。
まるで、自分の娘を見守っているような、そんな気分にさせられる作品なのです。
きょうとあすの、亡き母は、その顔と声がはっきりと描かれていますが、
失踪中の父は、家族写真の顔も黒く塗りつぶされ、人物像がはっきりしなくなっています。
もしかしたら、視聴者に対する「貴方が彼女たちの『父』となってください」というメッセージも
込められているのかもしれません。
ttp://hp.jpdo.com/dd02/3/img/338.jpg ◆イントロダクション
>>828 ◆キャラ紹介
>>829 ◆画像+AA
>>832 ◆ピンキーストリート
>>833 ◆作品解説
>>834