アニメ【裏最萌】トーナメント2006 投票スレRound14

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626名無しさん@お腹いっぱい。

<<ケイミィ@錬金3級 まじかる?ぽか〜ん>> ∴ 支援(今回書き下ろし)

やあみんあ! ビートルズって、何人(なんにん)だか知ってるかい?
「え、4人でしょ? ジョンにポールにジョージにリンゴ」
はい正解! 間違ってません!

でも、ビートルズのサウンドは、この4人で作り出したものじゃない。
もうひとり、ビートルズサウンドが成立するために、決して欠かせなかった人物がいるんだ。

オノヨーコじゃねぇぞ!

彼の名は、ジョージ・マーティン。デビュー当時から、ビートルズを支えてきたプロデューサーだ。
単にバンドとしての活動方向を示唆しただけじゃなく、その演奏やアレンジに、深く関わってきた。

みんなに、ジョージ・マーティンの偉大さを知ってもらうために、
ちょっとしたmp3データを用意した。聞いてくれ。

ttp://saimoe2006.dip.jp/up1/src/up0050.mp3 (keyとか不要)

おなじみの名曲の導入部が、異なるバージョンで、2回繰り返されている。
1回目は、別人の手によるアレンジ。そして2回目が、ジョージ・マーティンのアレンジによるものだ。

ね! ぜーんぜん違うでしょ! 絶対、2回目のほうがいいでしょ!?
これ、演奏はまったく同じソースだ。
でもマーティンが手をつけるのと、別人がやるのでは、こんなにも違ってしまうんだ。
他にも、楽曲の構成に対して意見を出したり、時にはピアノなんかを弾いたりして、大活躍したんだ。

では、ビートルズは実質、5人組だったのか? マーティンを含めた5人が、ビートルズだったのか?
そう言う人もいる。でも俺は、それもちょっと違うと思うんだな。

ビートルズってのは、ものすごい「才能」と「やる気」に満ち溢れた集合体だ。
ほったらかしにしておくと、どこに暴走するかもわからない。そんな危険性も秘めていた。
そんな彼らに対して、「メンバーではない」という一歩引いた立場から、
客観的かつ的確な意見を言えたのがマーティンだったんだ。

5人組ではダメだった。4人だけでもダメだった。
「4+1」という構成があったからこそ、
ビートルズは、迸る才能を暴走させずに、多くの人に愛される音楽を作ることができたんだ。

で、

ワザとかどうかは知らないが、このビートルズのメンバーと、
まったく同じキャラクター構成のアニメがある。

それが『錬金3級 まじかる?ぽか〜ん』だ。

行動力に富み、でもちょっと無軌道で、ほっとくと何をやらかすかわからない、4人のメインキャラクター。
そんな4人から、ほんの少し離れた位置で、彼女たちを常に見守る「5人目」がいたんだ。
決して目立つ存在ではない。ディスク(DVD)のジャケットに顔が出ることもない。
でも、やっぱりとても重要な、欠かせない存在だ。
もしメインの4人だけしかいなかったら、あんなに面白い作品にはならなかった。
そして、メインキャラクターが、あんなに愛されることもなかった。俺はそう思っているんだ。