E-03 <<園崎詩音@ひぐらしのなく頃に>> ラシ補助(2)
〃∩ _, ,_ /) 〃∩ _, ,_ /) 私は横に転がり、さらに地上を目指す。
⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ 頭から。
`ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ.`ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ミ
| 〃∩ .さあ思い切り私の頭を砕いて。
| ⊂⌒ ヽ そして私を見合う地獄に連れて行って。
| ⊂( ⊂) 私はただの鬼だった。地の底の地獄がお似合いなんだ
| ( ,∀、)
| どうして生まれてきたんだろう、どうして生を受けたんだろう。
| 生まれなければ良かった。生まれなかったらこんな思いはしなかった。
| こんな意味の無い生に、誰がどんな意味を求めたんだろう。
| 私が生まれなければ、誰も不幸にならなかった。
| こんな私にやさしくしてくれて、ありがとう。
| こんなわたしに恋を教えてくれて、ありがとう。
| こんな私に、こんな私に、……。
| みんなごめん。 本当にごめん。 ごめんね。
|
| もしね、わたし、悟史くんにもう一度同じチャンスがもらえるなら。
| もう絶対に選択を間違えないから。
| l| |l
| |l| ||l| …本当だよ。
| ∩∩
| /⌒ヽ あ、地面だ。
| (つ⊂)
| ( ,∀, ) じゃあね。
| 大好き。
E-03 <<園崎詩音@ひぐらしのなく頃に>> ラシ補助(3)
今日までの出来事が全て、夢だったらいいのになって何度も思った。 -‐  ̄ヽ ̄>、_ _
だから、書いてみた。書いて夢.になると信じて。 / / V´ ヽ 丶
. / // /∧ /i ! ヽ ヽ
ほら、よく漫画の中の夢.にあるじゃない? イ / / / / / Y | i | |i i ヽ !
私の目の前に食べきれないほどのお菓子が積み上げてあって、 | i / ‐-i | i // ノ ノ i | Yi /ヽ
それに手を伸ばし、まさに食らいつこうというところで、 iハi | iハハ イ了ヽル i |i<_ノ
無粋に起こされて目を覚ますの。 ルハ i i} ´⌒゙, ヽじソノ i /i i iヽ ̄〉
V i! ゙゙゙ r‐- 、゙゙゙ // / レ| ∨
それはとてつもなく長い長い夢で、 ヽリ ヽ. ヽ_ ノ ///レレ 」 ヽ〉
私は1年以上も眠っていたことになっている。 i l ` r‐r‐r‐irレイ i レ´ |
ノ / ハノ i | | |ハハ ハ
そう。 r '´i二二ノ⊃○⊃oo゚゜`‐- __ ハ
i >'´ / / ,' i i__/ Y ヘ
私は、監督の野球チームの試合のあと、有頂天に駆け出して、 | / / / , :! Y | i
赤信号の横.断歩道に踊り出して、バイクにはねられてしまった。 ii ', i : ,' i } | ヽヽ
それでずっとずっと1年以上も意.識が戻らなくて。 |ヽ , i i ; ! ノ i!
ようやく、目が覚めるの。 | iー Yヽ. ,イ | |
i |/ ノ ,' i  ̄/ / ! !
まぶたを開けた時、そこには病院の天井が飛び込んでくる。 / ノ r' 、 l i | | ヽi
それから、ずっと看病しててくれた悟史くんが覗き込んでくれて・・・。 rミミrー‐- ⊥_`i l 」 ! \
あははは。さすがにこれは出来すぎか。 f ヽ_/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:o:7ー-‐'´:.i ヽ -‐ヽ、
〈 ).:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i \/; ; ; ; ;>‐- _ _
でも、いいよね? i Y!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ヽ、/ )
こういうことにしても、いいよね? ヽノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.o./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! { -‐<
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.i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ヽ )
生まれてきて、ごめんなさい。