アニメ最萌 支援補助スレ その2

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243名無しさん@お腹いっぱい。
TVアニメ「シムーン」舞台設定1(>124-125がリンク切れのため再掲)

遠く離れたある世界に、「宮国」と呼ばれる宗教国家がありました。
宮国では全ての人間は女性として生まれ、思春期になるとみずからの意思か、
さもなくば神の裁定によってそれ以後の性別を選択するきまりになっていました。

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宮国では「テンプスパティウム」と呼ばれる神が崇拝され、その神に仕える巫女たち(=「シヴュラ」)の
中には「シムーン」とよばれる二人乗りの飛行艇で飛ぶことによって神に祈りを捧げる者たちもいました。
彼女たちは「シムーン・シヴュラ」と呼ばれ、彼女たちの飛ばすシムーンの描く美しい航跡「リ・マージョン」は、
見る者の心を魅了してやみませんでした。

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シムーンには「ヘリカルモートリス」と呼ばれる特殊な機関が搭載されていました。
この螺旋の形をした機関は宮国のみで産出され、さまざまな物の動力源として利用され、
宮国の人々の生活を潤していました。宮国の人々はこの「ヘリカルモートリス」を
「テンプスパティウムの恩寵」としてとらえてきたのです。

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しかし「ヘリカルモートリス」を支えにした宮国の安定した発展は、ほどなくして周辺国の
嫉妬と憎悪の対象になり始めます。中でも急激な産業化と引き換えに環境破壊が進行した「礁国」と
経済政策に失敗し、貧困にあえぐ「嶺国」は宮国に対して侵略戦争を仕掛けます。

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続く
244名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 23:46:44 ID:ydyEusUj
TVアニメ「シムーン」舞台設定2 舞台設定1は >243 に

これに対して宮国の指導部はシムーンを実戦に投入することを決意します。
シムーンによって描かれる「リ・マージョン」は人智を超えた破壊力を有していました。
この圧倒的な質的優位を背景に、宮国は国土の防衛に成功したかに見えました。

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しかし、宗教勢力が大きな影響力を持つ宮国では、神の乗機たるシムーンを軍事利用することに
大きな反発が起きていました。結局、シムーンに乗る巫女たちは軍ではなく宗教勢力の統制下にあり、
軍人としての訓練を受けない少女たちが、戦闘機としてのシムーンに乗り続ける状況が続きました。

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そんな中、礁国がその工業力に物を言わせて、宮国に大規模な攻撃を仕掛けます。
小型のプロペラ戦闘機が雲霞のごとく押し寄せる戦場で、宮国のシムーン部隊は
大きな打撃を受け、その不敗神話はついに終わりを迎えることになります。

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「シムーン」の話が本格的に始まるのはここから。この戦いでボロボロになったもと最強部隊こと
コール・テンペストに、主人公のアーエルを含む少女たちが補充要員として配属されてきます。
従来の巫女とはかけ離れた考え方を持つアーエルや新入りの面々に振り回されつつ、
自分たちの存在についてお互いに葛藤しながら成長したり逆戻りしたり、そんな話です。

各キャラの関係図(第10話あたり?)
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 @〃⌒`ヽ@
  ! ノノ、从)))
  ヾリ,,゚ ヮ゚)l  <  あたしは、ここに、戦いに来た
.   (,lヽV/l)
    く/_大ゝ
     ヒヒ
  ↑主人公のアーエル