アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound67

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510名無しさん@お腹いっぱい。
<<黒田くりや@はっぴぃセブン 〜ざ・テレビまんが〜>>再掲載支援

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亜麻乃ちゃん…支援なんだし泣かなくても…
    V
     _  .   V  . V
   '´  、ヽ  ,.^∞⌒´`∞へ
  ,|ノ(从从))  i ,'.i (((^)))〉 i<聞くも涙
  ノ(|;゚ ヮ゚ノ!| ノノノ.(iTヮTノ l |  語るも涙な物語ですね
  〈(⊂)氷)つ((.( ⊂)水!つノノ   くりやセンパイ…グスン
    く/_|j〉 ζ ` く/_|_〉 ζ
    し'ノ       し'ノ

一次予選再掲載
この子のアニメで語られてない原作の生立ちのエピソードを紹介します

小学1年生の頃、くりやは両親と一緒に2泊3日のバス旅行に出かけた。
紅葉真っ盛りの季節の事である。
旅行の初日山間のドライブインで休憩の時に運転手が気を利かせて渓谷めぐりを呼びかけた
客の半数がその誘いに乗り、その中にくりやの両親もいた・・・
だが、くりやはドライブイン残った。どうしても行きたくないと駄々をこねたからだ
拒む理由は自分でも説明つかなかった。心の奥底で行ってはいけないと誰かが言っているそんな気がした。
ほんとうはパパやママも行かせたくない。だが楽しそうにしてる両親の姿を見たら言い出せなかった・・
色鮮やかな紅葉の中を走るバス。
その時だった。カーブに差し掛かったバスがガードレールを飛び越し崖からまっさかさまに転落したのである。
転落したバスから吐き出される黒鉛の中に禍ツ神が蠢いていた。

父が身寄りのない人のため母の遠い親戚に預けられた
最初のうちは優しくされたが2年ぐらい経ち親戚がくりやの多額の賠償金を手に入れたとたん
冷たい仕打ちをし始めたのだ
親戚達は賠償金で家を建てくりやに当てがわれたのは物置代わりに使われていたプレハブ小屋だった
しかも月に一度食べるにも足りない金が渡されるだけ
くりやが自炊を覚えたのはその頃である。
くりや:「その家にわたしと同じ年頃の女の子が居てね。その子が何時もきれいな洋服を
    着てるのを見るのがイヤだったなぁ。
    だって洋服なんて殆ど買えないんだもん。
    それでもどうにかやり繰りしてね、やっと一枚のブラウスを買ったの。
    そしたらその家の人が鬼みたいに怒り出して・・・」
菊之助:「どうして。」
くりや:「そんなお金を渡した覚えはない。何処で盗んできたんだって・・・
    その夜家を飛び出してきちゃった」
家出をしたくりやを親戚たちは探そうともしなかった。もとより最初っからこうなる事を期待してたのかもしれない。
くりやは正真正銘孤独の身となった。
あてどなく歩き疲れ果ててたどり着いたのがこの黒田神社の境内だった。
自分と同じ名前というただそれだけの理由であったが、それでも心が癒される気がした。
くりやは、なけなしの5円玉を賽銭箱に入れて手を合わせた。
くりや:「ちょっとでいいから明日から幸せになれますように・・・・・。」