アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound57

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第6話「もう君の歌は聞こえない」 ストーリー紹介その3

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近くの植物にハナ子のことを聴こうとした双葉。
その耳に聞こえてきたのはあの強化植物オシリスの声でした。
赤い彼岸花の群生の中に立つオシリス。その姿はバイザー越しじゃないのに
人間の姿をしています。特殊な方法で進化したらしいオシリス。
ハッと気がついた双葉は、ハナ子をどうしたと問いかけます。

「あの歌のうまい花か。あれはもうわらわじゃ」

オシリスは、強い植物であるハナ子の因子を取り込んで強化されたのでした。

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前回にくらべ格段に強くなったオシリスは、ガーゴイルと死闘を繰り広げます。
そこへ飛び込んでくる双葉。

「なんでそんなことするんだよ」

邪魔な双葉に向けて光線を発射しようとするオシリス。
しかし一瞬ハナ子の声が聞こえ…攻撃はとまっていました。
何故か双葉を攻撃できずに戸惑うオシリス。

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やられてもやられても再生してくるオシリスの秘密が、ヒッシャムの持つ笛にあると
気づいた和己はその笛を奪おうとします。
折角の見せ場で「僕:喧嘩弱いですけど…」と情けないことをいう和己に対して、
ヒッシャムも「ワタシもケンカ弱いですが」と同レベルの争い。
ガーゴイルたちの戦いとは比べものにならない低レベルの戦いはガーゴイルの
光線で笛が焼かれることで決着します。

そしてオシリスに止めを刺そうとしたガーゴイルを双葉が止めます。
「ハナ子の声が聞こえたんだよ!」

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そんなとき、周りに異変が起こります。
一斉に枯れていく彼岸花たち。
花たちの断末魔の声が聞こえ苦しむ双葉。
慌てて和己は双葉の頭から装置をはずします。
絶体絶命の危機に陥ったオシリスが暴走し、再生のために周りの植物の
生命力を吸い取りはじめたのです。

枯れていく森の木々、根っからの悪人でもなく、彼なりに植物を愛していた
ヒッシャムはオシリスを止めようとしますが、再生を制御するための笛もない今、
オシリスの暴走はもはや彼にも止められません。

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周りの植物の命を吸収し巨大化していくオシリス。
オシリスと戦おうとするも、双葉の静止の声に専守防衛のガーゴイル。
防御の隙をついた光線で傷つく和己。その姿に動揺する双葉。

そんな双葉にガーゴイルの声が響きます。
「ハナ子が他の仲間たち喰らい生きることを望むと思うか。ハナ子が山を町を全てを滅ぼそうとすると思うか」
ハナ子との思い出を噛み締め、双葉はついに決断します。
「あんな奴ハナ子じゃねぇ。やっちまえ!」