アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound56

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第5話「山の歌声」 ストーリー解説その2

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植物を人間化してみせる機能は、使ってはいけないと禁じられていました。
しかし、その歌う花に強い興味を持った双葉は、ちょっとくらいならいいかと、
スイッチを入れてしまいます。

擬人化されたその姿は、どこか古風な、花びらと同じ黄色い和服姿の、
双葉と同い年くらいのおかっぱ頭の少女の姿でした。

その頃、イヨは和己にイーハトーブ式交信装置の危険について話をしていました。
人間が植物と会話する装置の危険性を。
しかし双葉はそんなことも知らず、その花の少女と楽しく会話していました。

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「あたし双葉っていうんだ」
それを聞いてくすくす笑い出す少女。
「だって、双葉って私達にとって赤ん坊のことです」
いわれてみればその通りと笑って納得する双葉。

自分は花だから名前がないというその少女に、双葉は名前を考えてあげます。
うんうんうなって思いついたのは

「ハナ子…」

これ以上はない安直な名前。

「ハナ子…ですか?」
「あ、ああっ。今のなし。なんとなく言っただけでっ」

泣き出してしまった少女に双葉は大慌て。

「ありがとう。すごくうれしいです」

なんと感激の涙だったのでした…。

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気に入ってくれてるならそれでいいかと、その少女の名前はハナ子に決まったのでした。
ハナ子と双葉はすっかり仲良くなり、すっかり日が暮れるまで語り合います。

その後、朝に双葉が出会った変な外人(エジプトの錬金術師ヒッシャム)が、
自ら作った強化植物オシリスでがガーゴイルに挑戦しに来たりという騒ぎが
起きますが、ガー君はなんなく撃退して大事にはならず。あっさり解決。
梨々が連れてきた怪盗百色により、無事、イーハトーブ式交信装置も見事に外れたのでした。

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やっと外れた忌々しかったはずの装置。
その装置を抱えたまま、双葉はハナ子に想いをめぐらすのでした。
この先に待っている悲しい運命も知らずに。

第6話解説に続く