アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound48

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531名無しさん@お腹いっぱい。
<<パトリシア@おねがいマイメロディシリーズ>>支援
>239>271>319>404続き ※キャプ継ぎ接ぎで大きめです

天使から何とか時間を貰い、パトリシアを外に連れ出したセバスチャン。

「この島には、好きな人と一緒に流星を見ると
永遠に一緒にいられるという伝説があるのです」
「それで、天使さまに?」「はい…」
「フフ…小言ばっかじゃなくて、そういうロマンチックな事も言えるのね」
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ふと振り返りパトリシアがセバスチャンを見ると、
そこには剥げ頭の老執事の姿ではなく、50年前パトリシアと一緒にいた頃の
青年セバスチャンの姿がありました。
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「小言を言われるのは、そんなにお嫌いでしたか」

「キライよ!」
「立派なお嬢様にお育てしたいという一心のことでしたが…」
「だって、私は貴方の前ではお嬢様じゃなくて、ただの女の子でいたかったんだもの」
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「ええっ」

「私の写真、持っててくれたのね」
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「これに免じて、許してあげる」
パトリシアはセバスチャンに、初めて満面の笑みを見せるのでした。
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笑顔に答えるかのように、青年セバスチャンもまた微笑みます。
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