アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound41

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149吉永さん家のガーゴイル支援
第1話「吉永さん家の石っころ」ストーリー解説。

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美森の父は視覚障碍者で、外を歩くときは盲導犬のエイバリー少尉を連れています。
少尉は名犬として有名な存在で、ガーゴイルはその噂を聞き、その存在が気になっていました。

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ある日、小野寺家に泥棒が入り、泥棒に見つかった美森は捕まって拘束されてしまいます。
助けてと訴える美森の心の声もむなしく、エイバリー少尉は吼えようとも闘おうともしません。
そんなエイバリー少尉をバカ犬よばわりする泥棒たち。
その頃、ガーゴイルは美森の家に侵入者が入ったことを感知していました。
吉永家を守る任務のため小野寺家を放置しようとしているガー君に双葉の怒りのキックが飛びます。

「バッキャロー早く助けにいけっ!」

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結局泥棒たちは、双葉に命じられて助けにきたガーゴイルによって撃退されますが、
美森はその後、ショックで学校も休み、すっかりPTSD(心的外傷後ストレス障害)状態。
心配して様子を見に来た双葉は、エイバリー少尉に当り散らす美森を目の当たりにします。
吼えちゃいけない、人に噛み付いちゃいけない、と訓練されている盲導犬。
それが判っていても、信頼していた少尉に裏切られた美森の気持ちはおさまりません。

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犬の言葉を理解できるガーゴイルはエイバリー少尉に事の次第を確認します。
盲導犬だから吼えられないというだけではなく、美森に危険を及ぼさないためには
下手に逆ったりせず金品を渡してそのまま逃がすのが最善だと判断したという少尉。
その強盗対策の基本でもある見事な深い考えに感動するガーゴイル。
その話を聞いた双葉は美森にそのことを伝え、誤解を解きます。

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その夜。エイバリーをもう一度信じたい美森は、ある考えを実行に移します。
それは目を閉じた暗闇のなか、父のようにエイバリーだけを信じて道を歩くこと。
「ゴー」「ライト」「ストレート」暗闇の中、エイバリーの導きだけを頼りに歩く美森。
何も見えない真っ暗な世界を歩くことの恐怖。
だけど、父はいつも笑顔で歩いている。それはエイバリーがいるから…
美森とエイバリーのわだかまりが真にとけた瞬間です。

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「グッド、グッドだよ。少尉」
そこに通りかかったのは、盗賊退治に出かけたガーゴイルを追いかけてきた双葉。
双葉と美森がお互いの事情を話しながら歩いていると、目の前で民家に忍び込もうとする泥棒が。
ガーゴイルに知らせに走る双葉。置いていかれた美森は、足がすくんで動けません。
それを見たエイバリー少尉は、ひとり走り出し民家に飛び込みます。

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響き渡るガラスの割れる音。
吼えることを許されない盲導犬であるエイバリー少尉は、ガラスを割ることによって
周りの住民たちに異常を伝えたのです。
逃げ出そうとした泥棒もやってきたガーゴイルによって退治され、ひとまず一件落着。
傷ついたエイバリー少尉を抱きしめる美森。

「エイバリー少尉は一番の盲導犬だもん」

ガーゴイルは、言葉が通じずとも信頼関係を築き上げている美森と少尉の姿に、
言葉を話せながら、いまだ双葉の信頼を得られぬ自分のいたらなさを感じるのでした。

以上。<小野寺美森@吉永さん家のガーゴイル>支援のストーリー解説でした。