<<レイジングハート@魔法少女リリカルなのはA's>>縦読み支援
風変わりな出場キャラだが、レイジングハート(以下RH)は魔法の杖である。
はっきり言って、作品を見てない人にとっては「杖なんかに萌えるのか?」と
そう言う人もいるかもしれない。確かに、RH単体では萌える点はあまり挙げ
られないが、RHは「杖」という、人にとっての「道具」だということをまずは頭
に置いてほしい。
ほんらい、道具というものは人が使うからこそ意味を成すものである。
したがって、RHの魅力も、その点を抜きにして語ることは出来ない。
はじめにRHの簡単な紹介を。作中でRHは「インテリジェントデバイス」と言っ
て、意思を持った魔法の杖、というものに分類される。このタイプの杖にはど
んなメリットがあるのかと言えば、意思を持っているので、自らその場の状況
に合わせて魔法を自動発動させたり、主の性質に合わせて自らを調整、形を
かえることが出来る、などである。更に主との意思疎通によって魔法の威力
が向上したり、主との同時魔法行使が出来たり、というメリットもある。しかし
やはりデメリットもあり、主の能力が低く杖を使いこなせなければ力が足りな
くて杖に振り回されるだけになりかねない。事実、作中ではなのはとの連携が
光るRHだが、元の持ち主だったエロネズミ野郎はRHを使いこなせていると
は言い難かった。しかし、前作の第1話でRHがなのはの手に渡ってからは、
これまでに見たことのない形状に変形出来るようになるなど、RHは最大限
の力を発揮出来るようになった。そして、出会ってから様々な戦況を共に戦
うことで二人の間には信頼関係が生まれていった。そのことは今作の戦闘中
での二人の会話からも感じることが出来る。第2話において、なのははピンチ
に陥る。なのはもRHもボロボロにやられてしまい、二人はもうほとんど戦闘
不能の状態になってしまう。そんなボロボロで壊れそうな状態にも関わらず「不
屈の心」の名を冠するRHは、そこでなのはに最大呪文を使うように促す。そ
の呪文は負担が大きすぎるため、RHが壊れてしまうことを危惧するなのはの
心配に対し、RHは「私はあなたを信じています。だから、私を信じてください」と
はっきりと答える。これこそ、これまで様々な戦いをくぐりぬけて来た戦友だから
こそ言えるセリフだろう。確かに、RHは普通のキャラクターではない。しかしこ
のように、RHは道具だからこそ、人とは違う魅力を感じる点があるということを
胸に留めてほしい。もし、そんなRHに魅力を感じてもらえたならば、投票の際
に<<レイジングハート@魔法少女リリカルなのはA's>>の名前をお願いします!
レイジングハート、セットアップ!
こちらは、なのはA's第2話のRHとなのはの会話部分
ttp://sorn.sakura.ne.jp/up/i/ex0364.mpg