アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound23

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81名無しさん@お腹いっぱい。
アリスゲーム。それは7体のローゼンメイデンが互いに戦い、頂点を決する悲しいゲーム。
そこに「ローゼンメイデンではない」にも関わらず、無謀にも乱入した愚か者がおりました。
紫のドレスに純白の髪。片目を覆い隠す薔薇の眼帯。
それが、われらが薔薇水晶です。

しかしその戦績は、本当に輝かしいものでした。
自分以外の、6体のローゼンメイデンを完全撃破!(間接的な謀殺含む)
うち2体は、今に至るも再起不能!
特に最終戦においては、最強の人形とうたわれた真紅を精神面で完全に凌駕。
彼女の胸へ、水晶の刺を打ち込みます。

しかし、名匠ローゼンではなく、その弟子によって作られた彼女の体は、
敗者たちから奪った生命の輝き、ローザミスティカを御することができませんでした。
そして、その体は崩壊をはじめます。

「偽りには、真実の光は眩しすぎたようです……」



薔薇水晶について語られるとき、
贋物、まがいものといった言葉が、多く使われます。
しかし、「薔薇水晶=ローゼンメイデン第7ドール」であるかのように
解釈されたのは、アニメスタッフによるミスディレクションです。
われわれ視聴者は、まんまとそれに引っかかったに過ぎません。

彼女は、ローゼンメイデンの贋物ではありません。
参加資格を持たないにもかかわらず、アリスゲームに勝手に乱入して、
正規の参加者全員を打ち据えた、誇り高き愚者(フール)なのです。

真のローゼンメイデン第7ドールは、『トロイメント』最終話に1カットだけ、
これ見よがしに顔を出しました。
のちに、第7ドールに「薔薇水晶」とは違った名が与えられたことを知り、
私は心から安堵しました。
彼女のことをこれからも、「薔薇水晶(偽)」とは呼ばずに済むのです。



「薔薇水晶」の名は、永遠に彼女のものなのです。
ttp://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_001496.jpg



『ローゼンメイデン トロイメント』は、
『ローゼンメイデン』よりも、はるかに劣った凡作。
贋物。まがいもの。
最終話を見るまでは、そう思ってきました。
しかし、薔薇水晶は認めさせたのです。
『トロイメント』が、真実の光を宿した物語であることを。

キャラ紹介
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1152709559/426/
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1152709559/438/

<<薔薇水晶@ローゼンメイデン トロイメント>>