このページに関してのお問い合わせはこちら
アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound16
ツイート
78
:
名無しさん@お腹いっぱい。
:
2006/07/11(火) 00:03:13 ID:oybvKkeq
<<セツ@蟲師>> 支援
>>65
>>71
>>76
の続き
その頃、夜中にいなくなったセツを心配し、子供を抱いて竹やぶを歩いていたキスケ。
ふいに竹やぶを抜け、目の前には夢にまで見た里の風景が広がっていた。
ttp://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_001200.jpg
キスケは駆け出し、妹が住んでいる家へと向かう。
だが、突如竹やぶから出てきたキスケ、
そして背におぶった子を不気味がり、里の者はこぞってキスケを拒絶する。
ttp://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_001201.jpg
キスケは落胆し、再び竹やぶの中へ。
それからしばらく、キスケとセツ、その娘は幸せに暮らしたのだと言う。
ttp://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_001202.jpg
しかし、この話には少し続きがある。
それから半年後、ギンコが様子を見にこの夫婦の元を訪ねるとキスケは一人。
ttp://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_001203.jpg
キスケはギンコに懺悔する。「自分が里に戻りたいなんて思わなければ」
あれから、数日後、間借り竹を失ったセツと娘はみるみる弱っていき、
最後は枯れ木のように朽ち果てて死んでしまったのだという。
ttp://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_001205.jpg
今でも竹やぶではキスケが一人、ふたりの墓の前で静かに暮らしている。
ttp://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_001206.jpg