アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound16

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78名無しさん@お腹いっぱい。
<<セツ@蟲師>> 支援 >>65 >>71 >>76 の続き

その頃、夜中にいなくなったセツを心配し、子供を抱いて竹やぶを歩いていたキスケ。
ふいに竹やぶを抜け、目の前には夢にまで見た里の風景が広がっていた。
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キスケは駆け出し、妹が住んでいる家へと向かう。
だが、突如竹やぶから出てきたキスケ、
そして背におぶった子を不気味がり、里の者はこぞってキスケを拒絶する。
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キスケは落胆し、再び竹やぶの中へ。
それからしばらく、キスケとセツ、その娘は幸せに暮らしたのだと言う。
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しかし、この話には少し続きがある。
それから半年後、ギンコが様子を見にこの夫婦の元を訪ねるとキスケは一人。
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キスケはギンコに懺悔する。「自分が里に戻りたいなんて思わなければ」

あれから、数日後、間借り竹を失ったセツと娘はみるみる弱っていき、
最後は枯れ木のように朽ち果てて死んでしまったのだという。
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今でも竹やぶではキスケが一人、ふたりの墓の前で静かに暮らしている。
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