2007/01/11
【アニメ感想】『劇場版 どうぶつの森』
昨日、池袋のテアトルダイヤで観た。ヒジョーに淡々とした生活アニメで、四季の移り
変わりの中で、主人公とどうぶつの森の人々(?)の関わり等を描いていく。派手な映
画ではないけれど、話も映像も丁寧に作られている。プロジェクト的にも力が入ったも
のだった事がうかがえる。脚本は松井亜弥で、彼女の代表作になるのではないだろうか。
同社の劇場『ポケモン』と同様にコンテも、演出も、作画監督も大勢いたけれど、そうい
った部分での破綻はほとんどない。コンテと演出の1人として、高橋ナオヒトが参加して
いるのは、作品の傾向と仕上がりを考えれば納得。元になっているゲームをやっていな
いので、キャラ描写に関して「?」なところもあったけれど、どうやらゲームファンにとって
は納得の描写であるらしい。たてかべ和也のゴリラ役はちょっと和んだ。エンディング最
後に「今度はWiiで会いましょう」といったテロップが出たのは、苦笑。
プログラムは普通に子供向きの作りなんだけど、監督、脚本、総作画監督、美術監督
のコメントが載っていてちょっと感心した。後で公式HPを見たら、同じコメントが載ってい
たけど。
ttp://animesama.cocolog-nifty.com/animestyle/2007/01/post_17ef.html ---
比較のためこっちも転載