Bsf-4
<レイ・ザ・バレル@機動戦士ガンダムSEEDシリーズ>支援
レイの魅力は声をあてたこの人の存在もあると思います。
□関俊彦のインタビュー抜粋
―1年演じてきて、レイはどんなキャラだったと思いますか?
ああいう運命の元に生まれてきちゃったレイですが、
それを最初からわかった上での人生でしたよね。
他の選択肢を選びようもなかったんでしょうけど…
もしギルがいなかったら彼には、ラウの道しか残されてなかったの
かもしれません。
そういう意味では、破壊ではなく建設の人生を歩ませてもらったギルには、
感謝してると思います。
確かに決められた人生ではあったけれども、ああいう形でギルに
導かれたってことは、彼にとっては幸せだったんじゃないですか。
タイトルじゃないけど、彼の進むべき運命として…ベストじゃない
けどベターな道だったと思います。
―関さんから見て、レイにとってのラウとはどういう存在ですか?
自分の憎しみの身代わりになったもうひとりの自分ですかね。
―では、レイにとってのデュランダルとは?
自分の命に存在の意味を知らしめてくれた、一筋の光です…唯一の。
―レイはデュランダルの思想をどう考えていたんでしょうか?
人の理想が作り出す殺し合いと、希望のない統制社会が作り出す平和
だったら、殺しあわない統制社会の方にむしろ正義がある。そんな
ふうに理解しようとしたんじゃないかな。
―なぜレイはあそこまでデュランダルを信頼できたんでしょうか?
ラウとレイのDNAデータが同じだからかもしれません。
ラウとデュランダルの間には、一口では説明できない信頼関係が
あった気がしまうす。心の中に混在する綺麗な部分や汚い部分、
憎しみも悲しみも全部ひっくるめたものがどういうものなのかを
ギルだけが説明できた。彼がDNAの専門家だから。レイを納得させる
に足るものの伝え方を、ギル以外の人間ではできなかったんじゃ
ないでしょうか。
関俊彦氏とレイ
ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_012337.jpg ○君に届けたい言葉
『関俊彦からレイ・ザ・バレルへ
レイくん、あっという間の短い時間でしたが、最後まで付き合ってくれてありがとう。
悲しい結末になってしまったけれど、最後まで真っ正面に自分の運命と向かい合って
戦った貴方に私は心からの敬意を表します。
最初の頃の君は、演じ手の私にさえ一線を引いて背を向けた遠い人でした。
でも今はそんな君に少しだけ近づけたかもしれないな、とも思っています。
毎週ED曲が聴こえてくると必ずレイの顔が浮かんでくる。
君にはいつもそんな不思議な存在感がありました。』