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東映公式HPキャラクター紹介より
海賊狩りのゾロの異名をもつ三刀流の剣豪。
幼い頃の剣士仲間・くいなとの約束で「世界一の剣豪」を目指している。
ルフィと出会い、その不思議な魅力に惹かれて海賊の仲間入りをする。
性格はいたって冷静で、状況判断は抜群。
ちょっと斜に構えているが、実は温情家で照れ屋。
このキャラクターを語る上で外せないのが世界最強の剣士・ミホークとの対決。
前回投票時に掲載されたコメントが秀逸だったので拝借(投票スレRound22の138氏)。
ONE PIECEは原作漫画を一時期読んでただけなので、アニメさいもえに投票するのはどうよと思いつつも、
その「一時期」の頃に読んだゾロvsミホーク戦の鮮烈さは忘れられない。
今まで負け知らずだった剣士ゾロ、しかし世界最強の壁はあまりにも厚く、途方もなく高く、そして遠すぎた。
絶望的な戦いの中、己が井の中の蛙であったことを嫌という程思らされるゾロ。
その胸に飛来するのは、幼い頃にやはり壁だったライバル、一度も勝てないままつまらない怪我で死んでしまい、
永遠に越えられない壁となってしまった幼馴染の少女くいなに誓った、世界最強の剣士になる約束。
ミホークに勝てる勝てる確率は0%、しかしこの相手に一歩でも引いてしまったら、
自分はもう世界最強の夢を見られない。死の覚悟で最終奥義を繰り出すゾロ。
ゾロを雑魚と見下していたミホークも遂にその心意気を認め、敬意を表して本気の一太刀でゾロを切り伏せる。
少年漫画いいじゃないか、と見直すきっかけになった屈指の名エピソード。
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ゾロの性格の一つとして「何事も即決で腹をくくるのが異常に早い」というのがある。
「剣士として最強を目指すと決めた時から命なんてとうに捨ててる」
その言葉の通り、剣士としての信念のみに生きる決意が行動の随所に見られる。
リトルガーデンでMr.3のに捕えられ、体を蝋で固められそうになった際は、
自らの足を斬る事で拘束を逃れ、最後まで敵に立ち向かおうとした。しかも勝つつもりで。
そうと決まれば隣で止めるナミの忠告も一切聞かない。
すんでの所でルフィとウソップ・カルーが駆けつけたものの、ゾロの足は半分くらいいってしまっていた。
結局援護組が苦戦する間に蝋で固められてしまったのだが、それならばこれで、とポーズを決めて固まっていた。
肝の据わり具合が伺えるエピソードだ。