第2回アニメ男さいもえトーナメント 投票スレ・Round32

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230名無しさん@お腹いっぱい。
>>11,12,16,17,18,53-54,87,96,110,119,120,147,186
G-04<ブランドン・ヒート(ビヨンド・ザ・グレイヴ)@GUNGRAVE> 支援-15

親友だった。笑い合った。仲間だった。
駆け上がろうと誓い合った。
ハリー・マクドゥエル…。俺は、お前を…
(予告より)

冒頭、ハリーのモノローグ。
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自由になりてぇ。痛みも無い、恐れも無い。
好きなだけ奪い、好きなだけ与えられる。
そんな…そんな場所へ、いつか…。

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「久し振りだな、マリア」
「ハリー、お久し振り。お元気そうね」
「お陰様でね」
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「お久し振り」
「ああ」
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「ごめんなさい…。ごめんなさい、ブランドン。食事、ご一緒出来なくて。ちょっと、気分が悪くなって…」
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「あの人のこと、愛してる。愛してるわ。これで良かった…そう思ってる。ねぇ、ブランドン」
「おめでとう、マリア」

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「どういうことだ?ブランドン。いつの間に、マリアはビッグダディと…。お前、それで良いのか!?」
「ビッグダディは、組織のために全てを捧げてきた。もう、解放されても良い筈だ」
「ブランドン…」
「マリアも、幸せになれる」
「…この、馬鹿野郎が」
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「それに、俺にはやることがある。ミレニオンのボスを、ハリー・マクドゥエルにする。
 二人で上に駆け上る。そうだろ?」
「当然だ…ブランドン」

ミレニオン本部の、会議室。
老いを自覚したビッグダディは、ボスの座を後進に譲ることを決めた。
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誰もが次期トップとしてハリーを予想する中、指名されたのはアルザックだった。
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皆が動揺しざわめく中、黙って拍手をするハリー。その顔には、不穏な表情が浮かんでいた。

会議終了後。
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ボブの仕掛けた盗聴器で、ハリーは偶然、ブランドンとビッグダディの会話を聞いてしまう。
「もしも彼が、ミレニオンの調和を乱すようなことがあるのなら…」
「ハリー・マクドゥエルは裏切りません。絶対に。
 ですが、組織を、鉄の掟を破るものは決して許されない。例えそれが、何者であっても」
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「ビッグダディがそうして生きてきたように、私もそのように生きていきます。
 そして私の仕事は、組織の裏切り者を葬ることです」
激しく動揺するハリー。