第2回アニメ男さいもえトーナメント 投票スレ・Round32

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120名無しさん@お腹いっぱい。
>>11,12,16,17,18,53-54,87,96,110,119
G-04<ブランドン・ヒート(ビヨンド・ザ・グレイヴ)@GUNGRAVE> 支援-12

8話(>>53-54で紹介)でシドを撃った後のモノローグ。
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マリアに会いたかった。無性に会いたかった。
だが、会えない。会える筈が無かった。

ブランドンは次第に、殺し屋である自分はマリアの傍に居るべきでないと思うようになる。

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「ブランドン。先月の、マリアの誕生日パーティー。どうして来なかったのかね」
「仕事がありました」
「プレゼントは届けたようだね。彼女の最近のお気に入り、ブランドもののドレスを」
「執事の方に聞きまして」
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「会ってあげなさい。彼女は、とても気にしている…君のことを」
「それは、組織のボスとしてのご命令ですか?」
「そういう考え方をしていると、私のような一人者になってしまう」
「後悔を?」
「今は、するようになった」

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「ブランドンが、組織を継ぐのね…」
「組織…?一体、何を…」
「気を遣ってくれてありがとう。でも分かってる…おじさまがしてること、ジェスターおじさまがしてたこと。
 そして、ブランドンとハリーが今、何をしてるのかも…。
「そうか。知っていたのか…」
(中略)
「彼が組織に入ったのは、友人のハリー、そして君がきっかけだったのだろう。
 守りたかったのだよ。守るための力も求めていた。たとえ、人の道を踏み外してでも。
 そんな彼を、私は組織に入れた。恨むかね?私を…」
首を横に振るマリア。
「あの人は、ブランドンは揺るがない。自分が決めたことを、頑ななまでに押し進めて行く人。
 この3年会いに来てくれないのも、きっとそうする理由があるから…」
「不器用なんだよ。人の道を踏み外した自分では、君を幸せに出来ないと思っている。
 なのに、誰よりも君の幸せを願っている。そういう男だ、彼は…」
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「ブランドン…ブランドン……!」
「すまない、マリア。哀しい想いをさせて、すまない。君が望むなら私は、力を使ってでも彼を…」
「いいんです。彼が私の幸せを望んでいるなら、私は彼の為にも幸せになります。
 それが、あの人への気持ちの返し方なら…。あの人への…」