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D-07<ハリー・マクドゥエル@GUNGRAVE>支援-7
15話よりキャプ。ブランドンの死後。
ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_007124.jpg 「ブランドン・ヒートは組織を裏切った。組織の金に手を付け、
あまつさえ親友である君に銃を向けた。だから君はブランドンを撃った…。
そうだな、ハリー」
「はい」
「それは…嘘だ!」
「今や私は組織の8割を掌握しています。私に反旗を翻すと言うなら、それでも構いませんが
私としては、ファミリィに要らぬ血を流させたくない」
「ハリー…。私を殺すが良い」
「いいえ。まだ若い私には、あなたの後ろ盾が必要です。勿論、何もする必要はありません。
ただ、居て下さるだけで良いのです」
「何故ブランドンを撃った…」
「彼が、私に銃を向けたからです」
「ハリー・マクドゥエル、ミレニオンのボスだ。これから俺は、ファミリィのために生き、
ファミリィのために闘い、ファミリィのために死ぬ。お前たちはファミリィだ。
だから、ファミリィのために闘い、ファミリィのために死ぬ」
組織の中で、着実に自分の足場を固めてゆくハリー。
ttp://yefzjl.chez-alice.fr/up1/file/ma_007125.jpg 秘密裏に進められていたネクロライズの研究、その起動実験のため研究所へ向かう途中
ハリーは、レストランの店長に叱られている少年を目にする。車を停めさせるハリー。
「よう。生きてるか、少年?…何があった?」
「お店のお皿割って、店長に怒られて…」
「恨むか、その男。憎いか。そうか、ちょっと待ってろ」
頷く少年を見て、ハリーは店内に入り、おもむろに店長を射殺する。
「望み、叶ったな…少年」
少年は慌てて店長に駆け寄り、死なないでと泣きすがる。
「何故泣く。恨んでたんじゃないのか」
号泣する少年を唖然と見つめ、銃を取り落とすハリー。
親友を撃ち殺して以来、表に出すことの無かった感情が爆発する。
「あいつが裏切った!俺より、あのジジイを取りやがった!
俺は裏切られたんだ!許す訳ないだろう、許せる訳がないだろうが!
だから殺したんだよ…俺が、この手で……。ブランドン…」